大好きな彼氏が体調を崩したとなると居ても立っても居られなくなりますよね。彼氏がピンチである今こそ彼女としてしっかりとサポートしたいところです。そこで、彼氏が喜ぶ看病のポイントをご紹介するのでぜひチェックしてみてください。1. 最初に!看病の前にすべきこと!いきなり家に行くのではなく、あらかじめできることがあるので覚えておきましょう。(1) どんな様子か連絡を入れるまず今彼氏がどんな状態にあるのか確認するため連絡を入れてみましょう。例えば「だるい」「熱が○○℃ある」など詳しいことを聞いてどんな病気なのか予想を立てます。それによって必要なサポートが出てくるので、まずは体調をどんな風に崩しているか把握してください。(2) 「すぐに行くから」と伝える例えお付き合いをしていても体調を崩している彼氏の元にいきなり行くことはおすすめしません。彼氏も「弱っている姿を見せたくない」「今会える状態ではない」という気持ちがあるかもしれないからです。もし「風邪だったら移ると悪いから」と言うようなら「マスクをするから大丈夫」と言ってまず許可をもらってから駆け付けましょう。(3) 病院のリサーチをする彼氏の状態によってですが、あまり良くないのなら病院へ連れて行くことも考えましょう。そこで、彼氏にかかりつけ医がない場合を想定して家から近い病院をリサーチします。できるようなら病院へ電話をして混み具合や病状の説明などしておくと、すぐに行きやすくなります。もし歩いていけないのならタクシーを利用する手もあるので、タクシー会社のリサーチも一緒にしておくといいでしょう。2. 持って行こう!彼氏の看病の必須アイテム!彼氏を看病するために必要なアイテムはあらかじめ購入しておきましょう。(1) スポーツドリンク体調を崩していると喉が渇いてもなかなか水分補給できなくなります。スポーツドリンクは水分補給ができ、さらにのどごしがいいので彼氏もとても飲みやすいドリンクとなります。多めに買ってきて彼氏の手が届くところに置くことでいつでも簡単に水分を摂れるようにしましょう。(2) 冷却シートもし熱がある場合は、彼氏はすでにアイスノンをして寝ているかもしれません。アイスノンもしばらく経つと冷たくなくなってしまうので、代えのため冷却シートを持って行きましょう。あなたがそばにいる間は冷たいタオルをおでこにおいて、こまめに取り替えることで対応し1人になった時に冷却シートを使ってもらうといいでしょう。(3) ウェットシート今は体を拭く専用のウェットシートがあるので、熱があり寝込んでいるようならたくさん汗をかくので活躍します。自宅にあるタオルを使いながら、それが数少なくなったらウェットシートを使って体をキレイにしましょう。こまめに体を拭くことで体調の回復も早くなるので、効果的なアイテムだと言えます。3. 彼氏のサポートする看病のポイント!彼氏のためになる看病のポイントをご紹介するので、実践してみてください。(1) 消化の良いものを作る寝込んでいる彼氏はとても自分で料理をする力もないので、代わりにおかゆなど消化の良い食べ物を料理しましょう。栄養がしっかりとれることを考えて、1食分でなく何食分か作って置いて少しの間料理をしなくてもいいように気遣います。またフルーツは栄養価が高いので、食べやすいようにカットして冷蔵庫に保管しておくと彼氏も食べやすいでしょう。(2) 替えのパジャマの用意をする熱がある彼氏は寝ている間にたくさん汗をかくので、数回着替えをすることを想定してパジャマを枕元に何着か用意しておきましょう。体がきつくてタンスまで行けない可能性があるためすぐに着替えられるようにしておくととても助かるはずです。他にも下着も数組用意しておくとベストとなります。(3) 彼氏の代わりにできることをする彼氏に「何かしておくことはある?」と聞いてみてください。例えば「リビングの掃除をして欲しい」「○○の振り込みが今日までだからお願いしたい」など本来元気であればやるべきだったことがある可能性があります。彼氏にはゆっくり寝ていてもらってあなたが代わりにできることしておくことで、彼氏も安心して休めるでしょう。(4) 彼氏のそばにいる体調を崩すと誰でも気弱になるものなので「○○くんもうすぐ良くなるよ」「元気になるようにそばにいるね」と優しく声をかけてあげてください。彼氏が眠そうなら「寝るまでそばにいるね」と言って心に寄り添うようにしましょう。もし、彼氏が1人の方が休めると判断したら「私はこれで帰るけど何かあったらすぐに連絡してね」と言って長居をしない気遣いも必要となります。まとめ彼氏がピンチの時はすぐに行ってそばに居たいと考えますが、看病には色々とポイントがあることが分かったと思います。ご紹介したことをしっかり頭の中に入れて、事前にやるべきことや必須アイテムを忘れずにそばにいてあげてください。
2018年07月25日子どもの大好きなプール。もうすぐ、保育園や幼稚園、小学校でもプール開きになり、目一杯水と触れ合って帰ってくるようになります。プールでたくさん遊んだり、水泳の授業を受けたりするためには、しっかりとした子どもの体調管理がカギとなります。水に触れ合う機会が増えてくるこの時期、気をつけておきたい体調管理ポイントをまとめました。■プール開きの体調管理その1:睡眠はしっかりとって体力回復プールに入ると大人でもグッタリ疲れますよね。それは子どもも同じです。暑くなった日にはプールに飛び込みたくなりますが、水を浴びてスッキリすると同時に体はとても疲れてしまいます。「最近、帰ってくると眠そうにしている」「夕飯を食べる前に寝てしまった」…。この時期、子どもがそうなってしまうのは、プール遊びがあることも理由のひとつ。できれば、小学生でも30分ほどお昼寝の時間を取ってあげると、スッキリ目覚めて宿題に向かえるようになります。ここで寝すぎてしまうと夜寝られなくなり、寝不足のまま園や学校へ行き、またプールに入って…となると、睡眠が不規則になってしまい、疲れはたまる一方に。すると、体力が落ちてカゼをひいてしまう…という悪循環に陥ってしまうので、お昼寝は短い時間にとどめましょう。保育園ではお昼寝の時間があらかじめ設けられていますが、それでも、いつもよりは疲れているでしょう。いつもより15分でも早めに寝かせられるように、夕食やお風呂のタイムスケジュールを組んであげると、体調を崩す心配がなくなりますね。 ■プール開きの体調管理その2:「あれ?」と感じたら見学に子どもの様子を見ていて「ちょっと元気がないかな?」「あまり食欲がないのかな…」など、いつもとは違うように感じたら、思い切ってプールは見学にしておくのも一手です。それは、少し体力が落ちていて、まだ熱は出ていないが体調を崩すかものサインかもしれません。プールは子どもの体力を奪うので、そのサインが出ている時に入ると、体調悪化につながるかもしれないからです。「せきをしはじめた」「熱はまだないけどだるそう」…そんな時には、ためらわずに1回プールを見学させて様子を見るのもいいでしょう。■プール開きの体調管理その3:アタマジラミに水イボ…感染症には気をつけてプールのシーズンになると出てくるアタマジラミの話。頭同士がくっついたり、頭をふいたタオルや脱衣カゴを共有することなどで人から人へ感染するそうです。子どもが1人感染すると、家族みんながアタマジラミに悩まされてしまうことも。子どもには、ほかの子のタオルは使わないよう言い聞かせるのはもちろん、家族内でもなるべくタオルは別のものを使いましょう。アタマジラミに感染すると、フケのような白いものが髪の毛の間に見えるようになります。それは、しっかりと髪の毛に生みつけられたアタマジラミの卵なので、フケとは違い、ちょっと触っただけでは取れません。専用のシャンプーを使えば1週間ほどで駆除できるといわれているので、きちんとケアをしましょう。また、プールの時期に注目される感染症として、水いぼ(伝染性軟属腫)があげられます。これも、患部のウイルスが直接ふれることでうつるため、プールサイドや脱衣所で肌が直接当たったり、ビート板や浮き輪などの共有などで感染する可能性があります。園や学校によっては、水いぼが完治するまでプールには入れないので注意しましょう。プールが始まると、普段よりも体調管理に気をつけなければならなくなります。でも、ここで少しだけ用心することで、「熱発で呼び出し!」「子どもがカゼを引いて予定が狂った」という状況になることも防げます。プールの季節は、いつもより休息を大切にし、夏を乗り切りましょう!
2018年06月14日我が子の体調の崩しやすさに、やきもきしていませんか? 子どもの体調不良時、いざという時に役に立つ記事をまとめてご紹介。その1●子どもの重大な病気のサインに気づこううちの子は良く体調を崩すからと油断していたら、実は大病のサインだったという可能性もあります。注意すべき子どもの体調不良とその兆候についてまとめました。▼続きはこちら▼その2●子どもの耳トラブル対処法中耳炎以外にも耳のトラブルはたくさん。もし耳のなかに小さなものが入ってしまったら? 耳掃除はどれくらいの頻度でやればよい? など、身近な部位、耳についてのギモンを解消。▼続きはこちら▼その3●子どもの視力を守るために知るべきことは?目は一生のお付き合い。なるべく視力を保ったまま、大人になってほしいけど、携帯ゲーム機やスマホに夢中な子どもに不安な親は少なくないでしょう。子どもの視力について知っておくべき知識を、詳しくまとめました。▼続きはこちら▼その4●子どもが「胃腸炎」に!ケアはどうする?ノロやロタなど、子どもは感染性の胃腸炎にかかりやすく大人よりも深刻。吐いたりぐったりしている姿に戸惑わないで、まずは知識を身につけましょう。▼続きはこちら▼その5●ママと子どもの痔主問題痔というと大人の病気と思うことなかれ。実は最近子どもたちの間でも痔主が増えているのだといいます。子どもを痔主にしないためにはどうしたらよいのでしょうか? 専門家にお話を伺いました。▼続きはこちら▼その6●お子さんのSOSサインに気づいてますか?おねしょや指しゃぶりなど、癖だと思っているかもしれないさりげない行動の裏に、実はSOSメッセージが隠されているかも。それら行動の裏にある子どもの心理状態について調べました。▼続きはこちら▼
2018年02月26日今年もあとわずか、忘年会などお酒を飲む機会が増えますね。お酒を飲むと食欲が増しますので、飲み会が続くと体重管理も難しくなります。飲み過ぎて体調を崩したり、太ったりする事ない様に、楽しく飲みましょう。肝臓や胃を養う食材肝臓や胃の機能を高める食材を取り入れて、お酒を分解する能力を高めましょう。肝機能を高める作用が高いのは、タウリンを含む牡蠣、シジミ、タコ、イカなどの魚介類や、うこん(ターメリック)、クチナシの実、葛などがあります。海鮮の美味しいお店にしたり、飲酒後の〆にしじみ汁などを飲むのと良いですね。ターメリックが含まれるカレー粉は、胃腸を元気にしてくれますので、おつまみ選びで悩んだらカレー風味にしましょう。葛は、風邪予防にもおススメなので、これからの時期は意識的に摂取したい食材です。春に花粉症などでアレルギーに悩まされる方は、今から肝臓や胃を養生しておくと良いでしょう。お酒を飲む前お酒を飲む前にうこんを飲んだり、お昼にカレーを食べて肝臓と胃腸の機能を高めると二日酔い予防に効果的です。脂肪は、胃に膜をつくるのでアルコール吸収が緩やかになると言われていますので、チーズやナッツを食べてから飲み始めたり、仕事の休憩や待ち時間に牛乳や豆乳、カフェラテなどを飲んだり、ナッツ類、強肝作用のある柿を食べるのも良いでしょう。ダイエット中のお酒の飲み方ビールや梅酒、甘いカクテルなど糖質を含むお酒は、体脂肪が合成されやすくなりますので、ダイエット中の方は、蒸留酒(焼酎やウイスキーなど)がおすすめです。ビールは最初だけにしたり、梅酒などは無糖のソーダや水で割って飲むと良いでしょう。飲酒をすると食欲が増していくので、おつまみの選び方も注意が必要です。揚げ物より、煮物や蒸し物にし、脂肪分の少ない赤身肉や魚、大豆製品を選んで油脂の摂取を控え、ビタミンやミネラルを含み抗酸化作用のある緑黄野菜も忘れずに摂取しましょう。また飲食時間が21時を過ぎると体脂肪が合成されやすくなります。21時を過ぎたら、お酒を控えおつまみを摂らない様に気を付けると良いでしょう。飲んでいる時おつまみや料理をよく味わうようにして、飲酒もゆっくりとしたペースにして肝臓の負担を軽くしましょう。安いワインを何本も飲むより、少し高めのワインにして、お料理や会話を楽しみながら味わうのも良いですね。お酒の質を良くする事は、悪酔い予防にもなります。梅には、浄血作用があるので、梅酒や焼酎に梅干しを入れて飲むのも良いでしょう。飲みすぎたら…柿は酔いを早くさます作用のあるタンニンや、アルコールの代謝を高める糖質やビタミンCが豊富に含まれており、梨にも酔いをさます作用があります。またみかんに含まれるクエン酸は、飲み過ぎた時の頭痛や胸のむかつきを抑えますので、飲酒後のデザートにこれらの果物を摂取すると良いでしょう。カフェインを含む緑茶やミネラルを含むスポーツドリンクなども二日酔い予防に有効ですし、爽やかな香りのペパーミントティーは、二日酔いの胃もたれやむかつきがある時にメントールが消化を促し有効に働きます。気が乗らない飲み会など、断る勇気や休肝日を設けて休ませる事も大切にしましょう。体調を崩したり、太ったりする事ない様に、上手なお酒のお付き合いと賢い飲み方をしましょう。
2017年12月18日こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。親は、子どもの病気を重症化させないために、体調不良の状態を見てあげることが必要です。年齢の低いお子さんは、言葉で症状を説明するのはとても難しいです。また、話せるようになったとしても、子ども自信がうまく説明ができないため、泣いたりだまってしまったりすることもあるでしょう。●子どもは「具合悪い」を具体的に言えない子どもは体調の悪い場所は言えても、「どのように」や「どんな具合に」というところをうまく伝えられません。年齢が低いうちは、言葉のボキャブラリーが少ないことが大きく関係しています。年齢が高くなると、「親に心配をかけたくない」という気持ちが働いて、言わないようになってくることもあります。そのため子どもが「大丈夫」と言ってもどの程度なのか見極めることが『重症化させない』・『早期発見』のポイントになってきます 。●『見る・聞く・触る』で見極める8つのポイント見極めるためには、『見る・聞く・触る』が一番確かな情報となります。その中で、必ず確認したいのは8ヶ所です。1.顔:顔色や表情、顔つき(目がトロンとしているなどいつもと違いがないか)2.熱:体温計を使って測りましょう。3.皮膚:湿疹やただれなどが出ていないか。(皮膚の柔らかいところから重点的に見ましょう)4.呼吸:咳の状態や呼吸音(痰がからむような音やヒューヒューするなど)5.口の中:喉が腫れていたり、口内炎があったり、舌が赤くなっていたりなど6.リンパの腫れ:首筋・脇の下・脚の付け根にコリコリしていないか7.食欲:食べ方や量はいつもと違っていないか8.姿勢:まっすぐ立てるか、立った時にどこかおかしいところはないか子どもが「具合が悪い」と言ってきたときなどに、この8つのポイントをチェックしてみることで、複数の症状が出ていればすぐに受診させることができます。熱を測るだけでは見過ごしてしまいがちなことも見つけられるでしょう。子どもにとって、親に気にして見てもらえること、触れてもらえることは、癒やしにも なります。●自己判断しないで、状態は医師に伝える注意したいのは、チェックをしたあと、おおよその病気を自己判断してしまうことです。母親はホームドクターだと言われることも多いですが、医学を学んだ医師でない限り、自己判断は危険です。受診をしたら、発見したことは、問診や受診の際にしっかり伝えましょう。普段とどんなことが違うのかを伝えることで、医師も診断するのに役立つはずです。----------「熱があって咳をしているから風邪だな」などの判断をしてしまいがちですよね。こういった自己判断をすることが多いでしょう。市販の薬で済ませて大丈夫と思われる方もいるかと思います。ただ、年齢が低かったりケアを間違ったりすることで、重症化してしまうことや長引かせてしまう可能性が高くなることを知っていただきたいのです。親にとって、子どもが病気にかかることは大変ですよね。早い段階で受診や適切なケアができれば、親も子もつらい思いをせずにいられます。また、子どもは親の愛情を感じられると、良いことずくめですので、やってみてほしいと思います。【参考書籍】子どもの病気がよくわかる本著: 大澤真木子●ライター/桜井涼●モデル/赤松侑里
2017年11月15日季節の変わり目は大人も子どもも体調を崩しやすい時期。特に、じめじめとした梅雨時は、気持ちも体調もすっきりしないことが多くなります。そんな時は、ママの手(もちろんパパの手でも!)で触れてあげるケアをすれば、子どもの心も体も元気になるかもしれません。今日からできる「子どもを元気にする」4つの触れ方を、鍼灸師の高橋みど里先生にご紹介いただきました。すきま時間にできるものも多いので、自分たち親子に合う方法を見つけてみてくださいね。■そういえば、子どもに触れなくなっていない?赤ちゃんの時は抱っこしたり、授乳したりする時にいっぱい触れる機会があります。赤ちゃんはママに触れてもらうことが大好き。触れてもらった手のぬくもりから愛されていることを実感し、心も体も健やかに成長するのだそう。でも、子どもが成長するにつれて、意識して触れ合う努力をしないと、子どもとのスキンシップの時間は減りがちです。「そういえばこの頃忙しかったし、あまり子どもに触っていないな」なんてふと思ったりしませんか? ■子どもにとってお母さんの手は魔法の癒し触れられてうれしいのは赤ちゃんだけではありません。大人だって、うれしい時に頭や頬をなでられれば幸せな気持ちになるし、悲しい時に抱きしめてもらえば心がやわらぎます。成長して赤ちゃんではなくなっても、子どもは触れてもらってうれしいはずです。特に原因がないのに子どもがどこか痛がったりする場合は、もしかしたらかまってほしいだけだったり、不安やイライラを抱えていたり、心の問題が関係しているのかもしれません。そのような場合はママの温かい手で触れてあげるだけでも子どもは安心するそう。今回は、触れ方とそのポイントを教えていただきました。■触れ方1:爪もみ 血流をよくして免疫力を高めよう東洋医療では、爪の色や形がその人の健康状態をあらわしていると考えられています。貧血気味の子どもは爪がスプーン状になったり、白っぽくなっていたりする傾向があるそう。爪を一度押してみて、色の戻りが遅い時は指先の血のめぐりが悪くなっていると考えられます。爪の生え際をもむと血流がよくなり、自律神経を副交感神経優位にしてリンパ球を増やし、手軽に免疫力を高められるそうです。5本の指をまんべんなくもんであげましょう。 ■触れ方2:手のひらもみ 手のひらを開くと心も広がる人間は体に力が入ると、つい手をグーにしてしまいます。グーの形は心を閉ざして戦う姿勢の表れ。パッと大きく開いてあげると、余計な「気」が抜けて、心もリラックスできるそうです。手のひらの真ん中には「疲労の館」を意味する「老宮(ろうきゅう)」というツボがあります。ここをもむと、心と体の疲れの解消に役立ちます。■触れ方3:足裏もみ 足裏をもんで疲れをとる「地に足をつけて生きる」というように、足裏をしっかり大地につけて、大地からエネルギーをもらうことは大切。そのためには、足裏の疲労を取り除くのが一番です。お風呂あがりに足裏をもんであげましょう。「湧(ゆう)泉(せん)」というツボは全身の疲労(とくに腰、足などの下半身中心)の回復、冷えやむくみの改善に役立ちます。足の疲れをとって、明日もしっかり足を踏みしめられるようになれば、大地からいっぱいエネルギーを取り入れられます。■触れ方4:背中もみ 背骨の両脇は大切なツボでいっぱい背骨の両脇には内臓へ影響を及ぼす重要なツボが、同じ幅で上から下まで並んでいるそう。そこを指でなぞるようにしてもむと、一度にたくさんのツボが刺激され、手軽に体調を整えられるといわれています。また、背骨の両脇をもむうちに、デコボコや片側だけ上がっていたり硬かったり、という不調にも気付くことができるそう。「いつもほおずえをついているからかな」など生活習慣の気付きや予防に役立てられそうです。できるケアから始めてみるといいですね。雨にもじめじめにも負けず元気に過ごせそうです。子どもにしてあげるだけでなく、たまには子どもにしてもらうのも、良いスキンシップとなっていいかもしれません。ぜひお試しください。取材協力高橋みど里鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師。国家資格取得後、オーストラリアや日本国内で鍼灸マッサージに従事。現在は障がい児向けの訪問医療マッサージ『cocoroll』も手がける。著書に『お灸で冷えとり』『子育てをラクにする魔法のツボ』、共著に『とつきとおかの安心ママ手帳』がある。cocoroll イラスト:すずきあさこ
2017年06月17日「お腹が痛い」「頭が痛い」子どもの訴え、あなたは信じる?出典 : 学校に行けない子どもたちがよく訴えることがあります。「お腹が痛い」「頭が痛い」「しんどい」・・・初めのころはそう言う子どもを心配していても、ずっと続くと「学校に行きたくないから仮病を使ってるんだ」、「やりたくないことがあるとすぐそう言う」と聞く耳を持たなくなってしまうことってありませんか?実は私も娘がひんぱんにそう言って学校を休むようになったとき、小児科の先生に「仮病じゃないんですか?」と聞いたことがあります。でも先生は「喉を見ると本当に風邪をひいた形跡がありますよ」と娘の訴えを否定せず、風邪の薬を出してきました。「先生が本当だというんだからそうなのかな」としぶしぶ納得していたのですが、これは娘からの身体を張ったSOSだったということが後にわかったのです。小さなころから神経質だった娘。時にはこんなことも言いだして…出典 : 娘は赤ちゃんの頃から神経質な子でした。ちょっとした物音や気配でも目を覚まし、ミルクもほんの少ししか飲まずに2時間ごとくらいに泣き…離乳食もなかなか食べてくれずに苦労したものです。3歳になったばかりの頃は、初めて保育園でしたおむつ外しに失敗しておもらしをしてしまいました。先生が「大変、大変」と拭いて回っただけで大ショックを受け、それから1週間家でも保育園でもおまるから離れず、ひきはがすとパニックを起こしたり。他にも娘は、先生が他の子を叱っただけで自分まで顔面蒼白になり、固まってしまいます。先生からは「この子はガラスの心の持ち主ですね。」と言われたほどです。そんな娘は保育園でも泣いてばかりいたらしく、「ママ、みんなりさのこと泣き虫って言うねん」と言ってはまた泣いていました。その頃くらいから「ママ、お腹痛い」「心臓が痛い」「りさ、死んじゃうの?」とよく訴えてくるように。最初はうろたえて小児科に連れて行っては検査を受けていたのですが、心電図は異常なし。胃腸は胃腸炎をおこしていることもたびたびありましたが、どうもそれだけとは思えませんでした。「どうしてそんなことばかり言うのだろう」、いつもつらい訴えを聞かされる私は参ってきていたのです。娘への見方が変わった、看護師さんのある言葉出典 : 娘が通っていた保育所には保健室があり、ベテランの看護師さんが勤務していました。保育所には自閉症のお姉さんと一緒に子どものお迎えに来るお母さんがいたのですが、その看護師さんは一言も発しないその子にいつも「今日も会えたね」って満面の笑顔でハグしていたのです。その様子を見て「この人なら相談にのってくれるかもしれない」と思った私は、ある日思い切って一人で保健室に相談に行きました。「娘がしょっちゅうお腹が痛いとか心臓が痛いとか言うんですけど、なんだか納得できないっていうか…、どう接したらいいのかわからないんです。」そう相談した私に先生は言いました。「お母さん、りさちゃんが『痛い』といったときは本当に痛いんです。たとえ身体に病気がなかったとしてもです。『痛いんやねぇ。しんどいねぇ。』と共感してあげて、痛いところをやさしくなでてあげてください。それだけでずいぶん楽になるはずですよ」「病気じゃなくても本当に痛い」看護師さんのこの言葉は、私の目を覚まさせてくれた言葉でした。身体の痛みは、心の痛み出典 : 先生のアドバイスのおかげで、その後は娘の「痛み」にもだんだん寄り添えるようになってきました。だけど、小学校に入学してから月曜日が来るたびに「しんどい」「お腹痛い」と訴える娘を見ると、また「本当は仮病じゃないの?」という思いがムクムクと湧いてきてしまいました。学校に「今日は休ませます」と電話したらウソみたいに元気になるのですから。だけど、看護師さんの話が頭に残っていたこと、そして私自身が神経症になったとき原因不明の熱が出続け、通勤電車でパニック発作に苦しんだ経験から「そうだ、この子は本当につらいんだ。心がつらいから体もつらくなるんだ」と、次第に心にストンと落ちるようになりました。不登校になるとき、子どもは意外と自分では「学校に行きたくない」という意思を自覚していないこともあります。なんだかわからないけど、学校に行こうとしたら気分が悪くなる、無理に登校したら倒れそうになってしまうという症状が先に出ることが多いのです。大人も会社に行こうとしたら体が動かなくなって、「これはひょっとして」とメンタルクリニックに駆け込み「うつ病」などと診断され、どれだけ自分が追いつめられていたか初めて気づくことがありますよね。先に身体がサインを出すのは大人も子どもも一緒だなと思いました。子どもの言葉を、まずはありのまま受け止めよう出典 : 身体のことだけではありません。娘は不安になると、奇想天外なことを考えて心配になってしまうことがあるようです。最近、「夜になると、なんだかママが他の人と入れ替わっていて、本当はママじゃないんじゃないかって思ってしまう。しゃべっていたら『やっぱりママだ』と思うんだけど、それでもなんだか心配になって。こんなこと思うなんて変なのかな?」と打ち明けてくれました。私にも経験があるので分かるのですが、神経質な人は、不安や精神的負担などが積み重なるといろいろとヘンなことを考えてしまうことがあります。大人でもそんなことが思い浮かぶようになったら不安だろうに、子どもだったらどれだけ怖いことでしょう。口に出して打ち明けることができたらまだいいですが、黙って悩んでいるのならどれだけつらいかと胸が痛くなります。私は、そのときはこういう風に言いました。「誰でも頭の中では変なことを考えてしまうことはある。『そんなことはない』とその考えを打ち消そうとしたり、認めなかったらよけい考えてしまうものなの。『ああ、いま私はこんなことを考えているな』とそのまま認めて、そのまま生活していけばいいよ。ただ、それでどうしても怖かったり、眠れなかったりと生活で困るようになったら病院に相談に行ったほうがいいね。そんな時は『もしかしたらママじゃないママ』に言ってくれてもいいし、そのママが怖かったらおばあちゃんに言ってもいいよ。」これは不安神経症、強迫神経症でさんざん誰にも言えない考えに取りつかれた私の実体験から出た言葉です。不安でいっぱいの子どもに、親ができることは?出典 : もし子どもが「あれ?」と思うようなことを言ってきても、絶対に否定したリ、バカにしたり、笑わないであげて下さい。不安に思うこともあるかもしれませんが、とりあえず「あなたはそう思うのね」と引き受けてから、専門家に相談すればいいと思います。言っている本人も、自分がヘンなことを言っていることはどこかで分かっています。だからこそ、突き放されたらもう立ち直れなくなってしまうのです。そして、心身の不調があまりに続くときは、まずは病院で一通り身体に本当に異常がないか検査を受けたうえで、子どもの心がSOSを出しているのではないか?と考えてみるといいと思います。決して問い詰めるのではなく、「何か辛いことがあったら話してくれてもいいよ」と待っていることを伝えると。子どもも話しやすいかもしれませんね。
2017年02月17日小さな子どもは体調を崩しがちです。なかには“お薬拒否”をする子どももいるため、毎回苦労して飲ませているというママも少なくないようです。ちゃんと飲ませないと体調が回復しにくいのに、拒否される…。薬のたびに泣かれていたら、ママもイライラしてしまいます。今回は、子どもへの薬の飲ませ方を紹介します。■シロップよりも粉末の薬が飲ませやすい!?病院で薬をもらうとき、「子どもにはシロップの方がいい」と思ってはいませんか? じつは、粉末の薬を甘めの味にする「ドライシロップ」というタイプもあるのです。液状のシロップのベタベタ感が嫌いという子もいますが、ドライシロップは水に溶いてもサラサラ。いままで液体シロップで苦労していたママは、一度粉末もチャレンジしてみてください。■粉末の薬は水と混ぜてあげるだけいざ粉末の薬をあげようにも、直接口に入れると嫌がるでしょう。そんなときは小皿に薬を入れて、ティースプーン1~2杯くらいの少量の水を混ぜて、溶いてください。そのままスプーンで飲ませてもいいですし、コップを自分で持てる子だったら、小皿から一人で飲んでもらえるかもしれません。■「薬を飲む」ことを好きになってもらう子どもが小さいうちは、薬の役割がまだわかりません。まずは「薬を飲む」行為を好きになってもらうために、小さなごほうびを用意しましょう。私の息子は喘息もちで、最初は薬を飲めたら一口サイズのゼリーをあげていました。このごほうび作戦を続けることで、2歳をすぎたいまでは、ゼリーがなくても飲んでくれるように。また、きちんと薬を飲んだあとはたくさんほめてあげましょう。ほめることで「何でも挑戦しよう」という心が育まれていきます。■苦くならない薬の飲みあわせをチェック粉末の薬を何種類か与える場合、ひとつひとつは苦くなくても、一緒に水と混ぜてしまうと苦くなる飲みあわせもあるようです。親切な薬剤師は「これとこれを混ぜると苦くなります」と教えてくれるので、もし新しい薬を処方されたときは、飲みあわせも確認しておくといいでしょう。また、「うちの子は液体シロップのほうがいい」という場合は、薬局でもらえるスポイトが便利です。子どもの好きなシールやマスキングテープを貼って、特製スポイトを一緒につくることをおすすめします。そうすると子どもがスポイト自体に愛着を持ってくれて、薬をあげるときもクイっと一口で飲んでくれる確率が上がります。ちょっとした工夫で、ママが楽になれるといいですね。
2016年08月10日きっかけはお医者さんの一言。咳込みがちな娘にマッサージをしてみると…出典 : 発達障害のある子どもは、心に様々な不安やストレスを抱えていると思います。私の娘も発達障害があり、小さいころから心や体に強い緊張を感じている様子でした。そんな娘に、私は小さいころから今までずっとアロママッサージをしてきました。マッサージは身体のリラックス以外にも、さまざまな効果があるようです。私と娘の体験談をご紹介します。最初にアロママッサージを娘にしてみようと思ったのは、接骨院の先生の一言がきっかけでした。「うちの娘、寝入るときに咳き込みがひどくてかわいそうなんです」「咳き込みがひどい子は肩甲骨と肩甲骨の間が固くなっているので、そこをほぐしてあげるとラクになりますよ」なるほど!でもまだ3歳だし、ほぐすといってもどうしたらいいのか分かりません。そんなときにひらめいたのがベビーマッサージでした。ベビーマッサージとは、親子でスキンシップをとる方法のひとつです。マッサージすることで子どものストレスが解消し情緒が安定したり、睡眠時間が長くなって夜泣きが軽減したりすると言われています。またママにとっても、赤ちゃんに触れる事で女性ホルモンの分泌が増え母性が高まったり、ホルモンバランスが改善して精神的に安定したりと、良いことがたくさんあるようです。さっそく娘が寝る前に、手のひらにアロマ専門店でおすすめされたオイルをつけて、滑らすように背中をゆっくりとマッサージをしてみました。するとあんなに咳こんで苦しそうだった娘が、すやすやと眠り始めたのです。マッサージをしている私まで、かすかに香るラベンダーの香りと、娘のぬくもりですっかり癒されて眠ってしまいました。その後娘は大きくなってもずっと、寝る前になると「ママ、アロママッサージして」とねだるようになりました。娘の心の緊張も癒す、アロママッサージ出典 : 娘は後に、アスペルガー症候群と診断されました。とても繊細でいつもどこか張りつめている様子だった娘は、保育所の頃は先生が他の子を叱るだけで自分まで緊張で体が動かなくなったり、「眠るのが怖い」と夜に泣き出したりしていました。そういうときにゆっくりと腰から背中、肩のあたりまでオイルをつけてマッサージをすると、緊張やストレスでゴリゴリとこわばった娘の身体から力が抜けていくのを感じました。また、小学生になると神経性の胃痛がおこるようになりました。ひどいときは「脳に痛さがきて死ぬかと思うほど痛い」そうで、恐怖のあまりパニック状態になることもあります。そんなときにもアロママッサージをすると、娘には効果がありました。背中をマッサージすると、娘はそのまま眠ってしまったり、トイレに駆け込んでお通じがきて落ち着いたりということもよくあります。発達障害の子どもたちは小さなころから傷つくことが多く、ストレスも溜まっていると思います。アロママッサージは、そんな子どもたちの身体だけでなく、心にあるこわばりもゆるめる効果もあるようです。私の実感では、精神的なパニックにもよく効きます。マッサージをきっかけに、思春期の娘とコミュニケーション出典 : 普段は人に体に触れられるのを嫌がる娘ですが、中学2年生になった今でも、時々「アロママッサージして」と言ってきます。3歳のころに比べてすっかり広くなった背中をマッサージしていると、ポツリポツリと今までため込んでいた気持ちを話してくれることがあります。もしかすると娘はただ体をほぐしてほしいだけではないのかもしれません。娘にとってマッサージは、普段はなかなか私に話しづらいことを口にする、コミュニケーションのきっかけにもなっているみたいです。アロママッサージは、高齢者施設や震災の際のボランティアにもよく使われています。人の手のぬくもりと、天然のやさしい香りが人の心をほぐしてくれるのかもしれません。あまり難しく考えず、さすってあげるだけでも十分ですよ。子育てに取り入れてみてはいかがでしょうか?
2016年08月08日「小さい頃、体調を崩した時に、お母さんに作ってもらった思い出の食べものは?」と尋ねられた時、何を思い浮かべますか? おかゆ、雑炊、うどん、中には玉子酒なんて答えも出てくるかもしれませんね。「子どもが体調を崩したら、どんな食べ物をあげる?」と尋ねても、「消化がよいもの」「栄養があるもの」「食べやすいもの」ということで出てくる答えはさきほどと一緒の場合が多いですが、子どもの食欲の度合いや症状によって、推奨される食べ物は変わってきます。今回は、子どもが体調を崩した時の食事についてまとめてみましょう。食欲がない時は無理に食べさせない子どもの具合が悪いと、「何か食べさせて栄養つけないと!」と、つい思ってしまっていますが、子どもの食欲がない時は無理して食べさせず、様子を見ましょう。食欲が回復するまでは、水分を摂取させることを重視します。脱水症状を避けるため、経口補水液(電解質と糖質をバランスよく配合したもの)やスポーツドリンク(小さいお子さんには薄めて与える)がおすすめです。これらの飲み物は、下痢や嘔吐の際の水分補給にも、医師や薬剤師が推奨しています。もしも子どもが水しか口にしない場合は、氷砂糖をなめさせるのもよいでしょう。母乳やミルクしか飲めない赤ちゃんが、それらを飲みたがらない時は、白湯やベビー用イオン水をあげましょう。もし、それすら飲まないという時は、おしっこが出ているかどうかを確認します。出ていないようなら、脱水症状の心配がありますので、ただちに小児科を受診しましょう。のどごしがよく食べやすい、体を温める食べ物がおすすめ子どもの食欲が回復してきたら、消化のよいものを少量から食べさせ始め、だんだんと量を増やしていきます。離乳食のステップを思い出してください。最初は、おかゆやうどん、お豆腐から始めた方も多かったのではないでしょうか? 体調を崩し、しばらく食事をとっていなかった子どもへの食事を再開させる時は、そのイメージで大丈夫です。「のどごし」と「食べやすさ」、そして「体を温める」食べ物をあげましょう。消化を助け、体の回復にもつながります。たとえば、塩少々、だし少々で味付けしたおかゆやうどん、湯豆腐から始め、徐々に野菜(ただし、きゅうりやナス、トマトといった夏野菜には体を冷やす効果があるので避けたほうが好ましい)を加えていくとよいでしょう。果物を食べさせる場合には、断然バナナがおすすめ。胃腸にやさしい上、体の回復に必要なたんぱく質やビタミンA、カリウムなどの栄養素を効率良く摂取できます。リンゴをすりおろしたものも、食べやすく消化が良いのでおすすめです。なお、アイスは、のどごしの良さと食べやすさという意味では良いのですが、添加物を消化することが体への負担となったり、体を冷やしてしまったりするので注意してください。パンや柑橘系の果物は避けましょう小さい子どもでもパンは食べやすく、好きな子も多いでしょう。しかし、パンはごはんに比べ、糖分だけでなく油分が非常に多く使われています。そのため、胃腸への負担も大きくなります。また、さっぱりして食べやすいように感じられる柑橘系果物に含まれるクエン酸は、胃腸が健康な時には消化を助ける作用がありますが、反対に消化機能が弱っている時は消化不良を起こしてしまうことがあるので要注意です。フルーツゼリーも、柑橘系のものは避けたほうが望ましいでしょう。そのほか、牛乳やそばは消化が悪いので避けたほうがベター。乳製品ならばヨーグルト(できれば低脂肪)がおすすめですが、嘔吐や下痢が続く時はこちらもNG。また、具合の悪い時にはあまり食べないと思いますが、お魚や肉も脂っこいのでやめておきましょう。どうしてもお肉を食べたがる場合は、鶏ささみぐらいにしておくのが妥当です。嘔吐や下痢が続く時は、何も口にしなくてもよい小児科の医師から聞いた話ですが、嘔吐や下痢が続いている時は水分も含め、無理に食べ物を口にしなくてもよいそうです。こういう時は、水分すら排出されてしまうことが多々あるからだとか。脱水症状にならないよう、おしっこが出ているかどうかを確認しながら、ある程度症状が収まってきたら、水分をスプーンで少しずつ(舐める→ひと口、ふた口から)与え始めます。その後、1~2時間ごとに様子を見ながら、水分量を増やしていくのがよいそうです。喉が痛い時は、しょうがやハチミツもおすすめ夏風邪の代表、ヘルパンギーナや、今夏に大流行した手足口病など、喉に水疱ができて痛がる場合におすすめの食材が、しょうが、もしくはハチミツです。野菜スープにしょうがを入れると、体も温めてくれて喉にもよいですし、ハチミツには消炎効果があるといわれているので、喉に痛みがある時は摂取するとよいでしょう。ちなみに大根おろしとハチミツを混ぜて食べると、喉の痛みが和らぐといわれています。ただし、ハチミツは乳児には厳禁です。必ず1歳を過ぎてからあげてください。子どもの体調、食欲の有無を確認しながら、離乳食を進めるように、「少しずつ」あげていくことを覚えておくとよいでしょう。(遠藤光恵)
2015年09月05日どの季節が一番体調が悪くなる?「夏の体調不良」に関する役立つ調査結果株式会社ネオマーケティングは「夏の体調不良」に関する調査を行った。調査対象は全国に住む20歳以上~60歳以上の男性女性1000名で、調査方法はインターネット方式だ。最初の質問「体調が悪くなる季節は?」について、【春~夏にかけての季節の変わり目】が最も多く、次に多いのは【夏】だったことから、体調が悪くなりやすいのは、これからのシーズンということが分かる。また「経験した体調不良の症状は?」について、全体では【身体の疲労感および疲れやすくなる】がトップで、以下は【熱中症や夏バテになる】【発熱や喉の痛み、風邪などの症状がでる】【食欲不振になる】【寝付きが悪くなったり、不眠になる】などがランクインしている。年代別では、身体の疲労感および疲れやすくなる割合が最多なのは40代で、年齢層により夏シーズンの体調不良の症状も異なることが示された。夏の体調不良を防ぐ為に、一番実践されているのは?続いて「夏の体調不良の予防策および対処で実践していることは?」とたずねると、【予防策や対処で効果的な栄養素&成分が含有されている飲み物や食べものを体内摂取する】が一番多い。さらに体調不良の要因に【免疫力低下】を選ぶ人が多く、「免疫力に影響を与えると思う、栄養素および成分は?」の質問で一番だったのは、【ビタミンA、E、C、B2】だった。夏に体調不良を起こしやすい人は、夏を元気に過ごす為に、今から調査結果などを参考にして、自身に適した予防策を考えてみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ネオマーケティング プレスリリース「夏の体調不良調査」
2015年05月27日受験シーズンを目前に控え、受験生の子どもを抱える家庭では最後の追い込みの時期となった。これまでの努力の結果を最大限に発揮できるよう、試験本番は体調管理を徹底し、万全の状態で迎えたいものだ。インフルエンザやノロウイルスなどの感染症の流行期でもあるこの時期。受験生本人はもちろん、家庭内に病気を持ちこまないよう家族も十分気を付ける必要がある。ウイルスなどの病原体に感染しないためには、身体の免疫力を高めることが大切。そこで今回は、免疫力を高め、インフルエンザだけでなく、ノロウイルスなどへの感染予防効果が認められるという、“ラクトフェリン”と呼ばれる成分を紹介したい。ラクトフェリンの感染防御に有効と考えられているメカニズムの1つは、体を守る免疫細胞“NK(ナチュラルキラー)細胞”の活性化にある。ヒトを対象に行われた疫学調査では、NK細胞活性が低いグループでは、発がん率や風邪にかかる頻度が高いと報告されている。このNK細胞活性は、ラクトフェリンを摂取することで上昇することがヒトを対象にした臨床試験で判明している。また、健常成人女性を対象に行ったアンケート調査では、ラクトフェリン含有サプリメントを3カ月間摂取したところ、3カ月目に腹痛や下痢などの胃腸炎症状を発症した人は、ラクトフェリン含有サプリメント摂取群において有意に少なかったと報告されている。そのほか、ノロウイルスをはじめ、様々な病原体に対して発症抑制効果を示すことが報告されている。北海道大学の島崎敬一名誉教授によると、「ラクトフェリンは、体がもともと備えている防衛・防御反応を支えている“防波堤”のようなものではないかと考えられます。疲れがたまったりすると、免疫系に“隙”ができます。そんなときには、栄養と十分な睡眠をとるのが有効ですが、ラクトフェリンを摂取するとさらに良いでしょう」と解説。そして、「実際に、ラクトフェリン摂取によって、風邪にかかりにくかったという調査結果も出ています。特に加齢や運動不足、ストレスなど、免疫力が落ちる要因がある人にとっては、ラクトフェリンの常日頃からの摂取が免疫系の補強に作用し、細菌やウイルス感染による病気への備えになると言えるでしょう」と話す。受験生が多く通う学研CAIスクール港中央校では、塾生に対してラクトフェリン入りのヨーグルトを配布して食べさせているという事例もある。ラクトフェリンは、ヨーグルトなどに配合された形で商品が売られている。受験本番に備え、ラクトフェリンを体調管理に取り入れてみてはいかがだろうか。
2015年01月27日マフィンと聞くと、卵が入っているものが多いですよね。卵アレルギーの子どもは現代非常に多いです。卵は、実は1番栄養価の高い動物性タンパク質なので摂りたいところですが、子どもの腸がまだ発達途中だと、卵は消化できずアレルギーとして表れてしまうことが多いのが現状です。また、どんな卵を選ぶかも重要なポイントです。せっかく栄養価の高い食材なので、できるだけ自然に育った鶏が産んだ卵を選ぶようにしましょう。紙パックに入っている赤い卵をできるだけ子どもには食べさせたいですね。卵を2歳前に食べている子どもも居ますが、消化に負担がかかる食べ物なので、様子を見ながら離乳食を進めていく必要があります。体調が優れない時や、普段よりも元気がない時などは、免疫力が低下している時なので、胃腸を休ませるためにも卵は避けたいところ。今回は、アレルギーや体調不良の時でも食べられるマフィンのご紹介です。<材料>(5カップ分)☆全粒粉 100g☆アーモンドプードル 50g☆ココナッツオイル 大2☆塩 ひとつまみ☆豆乳 100ml☆黒糖 50g☆重層 小1/2<作り方>1. オーブンを180度で予熱にかけます。2. 全粒粉とアーモンドプードルを混ぜ合わせます。3. 塩、ココナッツオイル、黒糖、重層を入れて更に混ぜます。4. 豆乳を少しずつ入れながらなめらかにしていきます。5. マフィン用のカップに生地を流し込みます。6. 予熱できたオーブンに入れて20分焼きます。7. 爪楊枝などを指して、生地がくっつかなければ完成です。アーモンドプードルは、ココナッツフラワーに替えてもOKです。グルテンフリーにしたければ全粒粉の替わりに上新粉を使っても美味しくできます。全粒粉を使うならば、オーガニックのものを選びましょう。全粒粉は精製されていないので農薬がついている心配がありますので、注意が必要です。子どもの腸は3歳程度で完成します。個々のスピードはありますが、肌や排便を確認しながら上手に離乳食を進めていきましょう。
2014年06月30日