時間のない朝は子どもに朝食を食べさせるのも大変!そこで、子どもが自分から喜んで食べてくれるであろう簡単な朝食レシピを紹介します。餅チーズモチモチ食感と子どもの苦手な焦げ目がつかない工夫で大人もやみつきに!【材料】・切り餅…2個・味付け海苔…2枚・ピザ用チーズ…適量・醤油…少々【作り方】1)オーブントースターにフライパン用魚焼きホイルをしき、その上に餅を置いて膨れる直前まで焼く2)チーズを膨らむ直前の餅にのせて2〜3分焼く3)皿に海苔をのせ、その上に餅をのせたら、醤油を塗って出来あがりり焦げさせない程度の焼き加減にするのがポイントです。簡単玉子丼目玉焼きをご飯にのせる感覚で、玉子丼を作ってしまうレシピです。【材料】・卵…2個・玉ねぎ…1/2玉・めんつゆ(2倍希釈)…50cc・水…100cc【作り方】1)フライパンに、水、めんつゆ、薄切りにした玉ねぎを入れ火にかける2)卵を落として蓋をする3)卵が好みの硬さになったらご飯の上にのせて完成お好みでネギを散らしてもOK。めんつゆの種類で濃さが違うので調整してください。コッペパン卵サンド卵とケチャップは子どもの大好きな組み合わせ!卵を少し甘くしてさらに食べやすくするのがおすすめです。【材料】・コッペパン…2個・卵…1個・砂糖…小さじ1杯・ハム…2枚・ケチャップ…適量【作り方】1)ボウルに卵を割り入れ、白身を切りながら混ぜる2)砂糖を加えて混ぜる3)フライパンに油をひいたら卵を入れて、大きめの炒り卵を作る4)ハムを半分に切る5)コッペパンの半分にケチャップを塗る6)ケチャップを塗った反対側にハムを並べる7)炒り卵を挟んで出来あがりもし、お子さんが大丈夫なら、お好みでマスタードを挟んで辛さを追加してもおいしいです。普段はふざけたりしてダラダラ食べている子どもでも、自分好みのおいしそうなご飯が出て来ればあっという間に完食してくれるもの。いつも朝食で時間が足りなくなるママは、ぜひ試してみてください。(文・姉崎マリオ)
2018年05月08日子どもの心と体の健康を育むために、「食」はとても重要。そこで今回は、食育インストラクターである著者が「子どもの食育」についてポイントを4つに絞って紹介します。即実践できるものばかりなので、早速試してみくださいね。「共食」は3~8歳の数年間が特に重要社会環境が変わり、家族がバラバラの時間に食べる「個食」が増えているといわれている現代。40年前は、年に約700~800回ほど家族そろって食事をしていたのに対して、今では300回ぐらいに減少しているといわれています。あなたのおうちでは、1週間に何回くらい家族そろって食事をしていますか?実は、家族と一緒に食べる「共食」こそが、子どもの人格を養う大切な時間だといわれています。共食は、人と人とのコミュニケーションを深める場であり、楽しいおいしいといった幸せを感じる場でもあります。実際に、1人で食べるよりも、家族や友人たちと食べる方が心もなごみ、食欲も増す…といった経験をしたことはありませんか?さらに面白いのが、単に食べるのと「おいしい」と感じながら食べるのとでは、栄養の吸収率が変わってくるということです。楽しく食事をすることは栄養の吸収力を高め、心も満たしてくれるのです。この「共食」が大きな意味を持つのが、3~8歳です。この時期は1人きりで食事をさせず、テレビを消して一緒に食事をすることが重要です。また、家族そろって同じ物を食べ、正しい箸の使い方や「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつ、マナーをきちんと身につけさせる時期でもあります。というのも、これらの作法や食習慣を子どもに身につけさせるには、8歳までが理想的だといわれているからです。この年齢を過ぎると、他のことへの興味や好奇心が芽生えて身につきにくくなるといわれ、その労力は10倍にもなってしまうのだとか。幼児期のうちに、家族で一緒に食事をしながら食に興味を持たせ、マナーを身につけさせることが大切です。では具体的に、どのようなマナーを身につけさせたらよいのでしょうか。「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつ食事マナーの基本は、食事前後のあいさつです。これは単なるあいさつではなく、感謝の気持ちを表したもの。「いただきます」は、料理を作って出してくれた人たちや農家の人、肉や魚の命をいただくことへの感謝の気持ちを表したものです。また、「ごちそうさま」の「馳走(ちそう)」は、あちこち走り回って食材を用意するという意味があるとか。そのように苦労して食事を用意してくれた人に対して、感謝の意味を込めて「ご」と「様」をつけたことから「ごちそうさま」というようになったそうです。これらのあいさつは「食事に対する感謝の気持ちを表したものなんだよ」と、子どもに伝えることで、食べ物を大切にする心を育むきっかけになるかもしれません。正しい姿勢のポイントは椅子とテーブルの高さ調整箸の持ち方を注意することはあっても、食べる姿勢にはあまり目が行き届かない…という人は多いのではないでしょうか。食べる時の姿勢が悪いと消化にも悪く、だらしがない印象を与えてしまいがちです。何より猫背がクセになってしまっては、後に直そうと思っても簡単にはいきません。そこで大切なのが、体型にあった椅子とテーブル選びです。高さが合っていないと食べにくかったり、足がぶらぶらと動き、落ち着いて食事をすることができません。ヒジをテーブルにつく原因にも。足がぶらぶらする場合には、足元に箱を置くなどして調整しても〇。テーブルが高い場合には椅子にクッションを置いて調整します。<正しい姿勢のポイント>・背筋を伸ばして猫背にならない・椅子の背もたれに寄りかからない・テーブルと体の間は、げんこつ1個~1個半空ける・足はぶらぶらさせない。足の裏は床か、椅子の足載せにつける正しい箸の持ち方レッスンは食事中以外で箸選びのポイントは子どもの手の大きさに合ったものを選ぶことです。基準は、手を広げて親指の先と人さし指の先端の長さを測ります。その長さの1.5倍が、ちょうどよい箸の大きさになります。箸の太さや重さも大切なので、子どもと一緒に箸を買いにいくといいですね。また、食事中に箸使いの練習をすると食事が楽しくなくなってしまうので、それ以外の時間にトライします。ポップコーンや茹でた枝豆などをつまむゲーム感覚で練習すると〇。乾燥した小豆などの小さなものもつまめるように、少しずつ難易度を上げてみてください。<正しい箸の持ち方>1.上の箸を人さし指と中指ではさみ、親指をそえて鉛筆のように持ちます。持つ位置は箸の長さを3等分して、箸先から3分の2の位置です。2.下の箸は、上の箸の下側に差し入れ、薬指で固定します。3.はさむときは、箸の先端がきちんとぶつかるように、上の箸を動かします。いかがでしたか?大切なことは食事のマナーを厳しくしつけることではなく、家族で食事をする楽しさを一緒に体験することです。その中で子どもたちは、食事をする意味や楽しさ、マナーを理解していくことを、親自身が忘れないでいたいですね。笑顔あふれる食事の時間が、少しでも多く増えますように。参考資料:服部幸應の食育インストラクター養成講座<文・写真:食育インストラクター・フリーランス記者岩本亜実>
2018年05月03日余った食パンをおやつタイムに使おうと思うと、定番なのがフレンチトースト。手軽に作れておいしいのですが、あまり頻繁に作っても子どもが飽きてしまいそう…。そこで食パンを使ったスイーツのレシピを紹介します。食パンメロンパン子どももみんな大好きなメロンパンが食パンで簡単に作れちゃいます!【材料】・食パン…2枚・マーガリン…大さじ3杯・砂糖…大さじ3杯・卵…1個・薄力粉…大さじ3杯・バニラエッセンス…適量【作り方】1)食パンを斜めに半分に切って三角形にし、前日より冷凍しておく2)ボウルにマーガリンと砂糖をいれ泡立器ですり混ぜる3)卵を加えて混ぜ、最後に薄力粉を加えバニラエッセンスを数滴加えて混ぜる4)凍った食パンの全体にたっぷりと3の生地をぬる(側面も忘れずに)5)オーブントースターで表面に軽く焦げ目がつくくらいに焼いたら完成余った生地は、そのまま焼けばクッキーになるので、多めに作っておいてもOK。くるみ入りチョコバナナロール小腹が空いたときやスポーツ後のカロリー補給にもぴったりの手軽なおやつです。【材料】・くるみ…50g・食パン(8枚切り)…4枚・バナナ…1本・板チョコ…150g・クリームチーズ…40g【作り方】1)くるみとチョコは粗めにくだいておく2)クリームチーズは耐熱皿に入れ、600Wのレンジで10〜20秒ほど加熱する3)ボウルにくるみ、チョコ、フォークなどで粗めにつぶしたバナナ、クリームチーズを入れて混ぜる4)食パンの耳を切り、ラップをかけて上から手で薄く伸ばす5)混ぜた具材を1/4のせたて、巻いてラップで包んだら出来上がり食パンを10秒ほどレンジで加熱しておくと、巻くときにしっかりくっつきます。食パンベニエホットケーキミックスで、四角いドーナツ「ベニエ」が作れます。【材料】・食パン…お好みの量・ホットケーキミックス…お好みの量・卵…適量・牛乳…適量・揚げ油…適量【作り方】1)食パンの耳を切り落とし、4等分にする2)卵と牛乳、ホットケーキミックスを混ぜ、食パンにからめ、フライパンで揚げ焼きにしたら出来上がりホットケーキ生地は牛乳を多めにして柔らかめにすると作りやすいです。簡単に作れて材料の用意もしやすい食パンスイーツ。おやつのバリエーションを簡単に増やせ、食パンも余らせずに使えるのでとっても便利です。覚えておいて損はないかも?(文・姉崎マリオ)
2018年04月14日「子どもにはバランスの良い食生活を送ってもらいたい」親なら誰しもがそう思うものですよね。「食育」も、普段から目にする言葉になりました。しかしいざ「食育をやろう」と考えても、何から始めたらいいのかわからないかたが多いのはないでしょうか。我が家でできる「食育」について考えてみましょう。 1. 「食育」とはすっかりなじみのある言葉になった「食育」。耳にする機会は増えたものの、実際にどういうことを指すのかはご存知ですか?農林水産省では、食育を以下のように定義しています。生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること(農林水産Webサイトより引用)食育は、単純に子どもが親から出された栄養バランスの整った食事を摂るということではありません。子ども自身が食に関する知識を身につけることも食育のひとつなんです。食育が指導されるようになったのは、子どもたちが摂取する栄養に偏りが見られがちになったこと、朝食を抜く子どもが増えたこと、痩せすぎや肥満といったものが問題視されるようになったため。こうした状況に加え、失われていく地域の食文化を伝えていくためにも、「食」に関する取り組みをする指針が定められたんです。 2. 食育に関するママの悩み2016年、ビースタイルグループ・ネオベジ株式会社では、子育て中のママたちに対して食に関するアンケート調査を行いました。「食育を意識していますか?」という質問には、「熱心に考える」が20%、「考える」が49%と約7割のママが食育について考えているという結果に。日々の食事を担うことの多いママたちにとって、食育は大きな関心事のようです。一方で、意識と知識のギャップも浮き彫りになりました。「何を食べさせればいいのかわからない」と答えたママは、「強く思う」「思う」を足すと半数以上の63%にのぼります。同アンケート調査に寄せられた悩みの声をいくつか見てみましょう。健康的な食事に対する知識がないので、世の中の情報に振り回されやすい限られた短い時間の中で栄養バランスと子どもの好き嫌いまで考慮して料理をするのは至難の業レシピを参考に作るが、食材を買い揃える時間も、毎回食材を買い揃える金銭的な面でも現実的ではない共働きの夫婦では、どうしても毎日似通ったメニューになってしまいがち。また、親自身が栄養に対する知識を持っていないことも多いようです。なんとなく「肉と魚のバランス」「野菜をたくさん食べさせたい」といった考えで献立を考えているため、「これでいいのか不安」になることもあるのではないでしょうか。 3. 食育の始めかた「日本型食生活」を意識したバランスの良い食事「主食」「主菜」「副菜」。見聞きしたことがあるのではないでしょうか。これらが揃うように意識をすれば、バランスの良い食事に近づくといわれています。主食:ごはん、パン、麺類など主菜:魚や肉、卵、大豆製品など副菜:野菜、きのこ、海藻、いもなど和洋食ともに、この3つを意識してみましょう。主菜と副菜を意識するだけでも、栄養バランスはぐっと整いますよ。もともと日本人が食べてきた和食は、ごはん・汁物・焼き魚など、栄養バランスが取りやすい献立が特徴。そのため、農林水産省などではこうした食生活を「日本型食生活」と称し、推進しているんです。和食は一汁一菜でも大丈夫「手間がかかる」といったイメージや、子どもが好きなメニューが影響して、食べる機会が少なくなっている和食。「一汁三菜」という言葉も、用意が面倒くさいという印象につながっているかもしれません。しかし2017年、「一汁一菜でよいという提案(土井善晴)」という本が話題になりました。一汁一菜とは、ごはん・汁物(味噌汁)・漬物。これだけでも心身の健康には十分だという意見です。残り野菜や豆腐、卵など、なんでも入れた具沢山の味噌汁やスープは、それだけでも立派なおかずになります。忙しい子育て期間中でも、これなら続けられるのではないでしょうか。「孤食」にさせない仕事などで忙しいと、つい食事の時間もせわしないものになってしまいがちです。子どもだけで食事をとる「孤食」が続いてしまってはいませんか?なかなか、毎日家族そろって食事をするのは難しいかもしれません。しかし、休日は家族で食べる、平日も親が食事中の子どもと会話を楽しむなど、「食事の時間が楽しいもの」だという経験を積ませてあげたいものですね。収穫体験や家庭菜園で食材から触れる「野菜嫌いの子が、自分で育てた野菜なら食べられた」「スーパーの野菜売り場で苦手な野菜を買うとき、子どもに選ばせてみたらがんばって食べてくれた」など、食材から関わることで子どもが食べられるようになることもあります。収穫体験や家庭菜園で、料理になる前の食材に触れることも大切な「食育」のひとつ。家族のレジャーに収穫体験を入れてみるのもおすすめですよ。親子で一緒に農林水産省のWebサイトでは、子どものためのページが用意されています。クイズやゲーム、調べもののページなど小学生頃から楽しめるメニューがあるんです。親子で一緒に見られる情報も記載されているので、ぜひご覧になってみてください。> こどもページ:農林水産省 食育というと、つい「きちんとしなくては」と力が入ってしまい、かえってストレスになってしまいがち。ですが、大切なのは「食べることは楽しい」と子どもに思ってもらえる機会を作ることと、主食・おかずをバランスよく食べること。忙しければ総菜に頼っても良いでしょう。「ごはんと味噌汁は作って、主菜は買おう」など、親側の意識も「食事は負担だらけで楽しくない」とならないようにしたいもですね。また、子どもの成長に伴って「野菜を洗ってもらう」「切ってもらう」「焼いてもらう」といった調理への参加も、立派な「食育」のひとつではないでしょうか。堅苦しく考えすぎず、食事を楽しいものにしていきたいですね。 参考:子育てママの98%が「食育気にしている」~栄養の摂り方『よくわからない』63%~農林水産省「食育の推進」農林水産省資料「日本型食生活のススメ」農林水産省「こどもページ」日経ウーマンオンライン「人生が変わる、体が喜ぶ「一汁一菜」土井善晴さん」
2018年03月27日「子どもの食事はだしの旨みや素材の甘さを生かして塩分控えめ!」。離乳食のときは真面目にそのおしえを徹底していたのに、幼児食になり、さらに大人と同じ食生活になってからは、塩分への意識が遠のいているわが家。もう一度襟を正して、塩分控えめの食生活を大切にしようと思い立ちました。だしと素材の旨みを生かす調理法に加え、さらなる減塩が目指せるおいしくてありがたい商品をみつけたので紹介します。5種の野菜味がおすすめ!永谷園「減塩ふりかけ」6歳と2歳の息子は、それぞれふりかけが大好き。特に2歳の息子はイヤイヤ期の真っ最中で、ふりかけをかけないとごはんを食べてくれない日もあります。おかずがあるので、ふりかけをかけると塩分が多くなり過ぎるのではないかと心配していました。そんなとき塩分25%カットのふりかけを発見!特に、ニンジン、キャベツ、ゴボウ、カボチャペースト、ホウレン草ペーストを使用した「5種の野菜」は子どもにぴったりです。他にも「すき焼き」と「梅じそ」の味があり、家族みんなで楽しめます。子ども専用しょうゆ!ホシサン「キッズかけしょうゆ」一般的な濃口しょうゆと比較して塩分40%カットした低塩、さらにビタミンB1などの栄養を強化したしょうゆです。パッケージがとてもかわいく、後ろには名前を記入できる部分もあって「ぼく専用」感が子どもにはとてもうれしいようです。自分でしょうゆをかけたがるので、このような子どもしょうゆは、サイズ的にも子どものモチベーション的にも非常に重宝しています。しょうゆがドバドバ出ず、少量ずつ出てくる工夫もポイントが高いです。大人も満足のコク!マルコメ「丸の内タニタ食堂の減塩みそ」毎日使うみそは塩分と素材に気をつけたい食材のひとつです。「減塩みそ」はタニタ食堂で使用しているみそで、だし無し、無添加の粒みそ。マルコメの標準品と比べて100gあたり20%の塩分をカットしているそうです。減塩なのに味がしっかりしているので、おみそ汁だけでなく、肉や魚の調理に使うとヘルシーな一品になりそうです。甘みとコクがあり、子どもも気に入っています。「減塩商品」は、味が薄かったり、パンチがないのかな?と思っていましたが、どの商品も旨みやコクがしっかりあって、「減塩」と感じさせないおいしさがあります。家族の健康のためにも、ぜひ一度試してみてください。永谷園 ホシサン マルコメ <文:フリーランス記者飯作紫乃>
2017年05月30日育児や仕事に忙しいママにとって、毎日の子どもの食事は悩みどころ。子どもの成長を考えると栄養バランスや量、味つけなど、あれこれ気になることがいっぱいです。そんなママたちのお悩みに、ご自身もママで、保育園で働いた経験も豊富な管理栄養士の滝野香織さんが「子どももママも笑顔になれる幼児食」を伝授してくれました。■原田さん(31歳)2歳の男の子、1歳の女の子2児のママ小さい子どもが2人いて、食事の用意は毎日バタバタで定番メニューばかりになってしまっています。栄養バランスが良く子どもウケがいいメニューが知りたいです。■鳥巣さん(37歳)1歳の女の子ママ食欲旺盛なのはありがたいけれど、偏りがあります。魚などをもっと食べて欲しいと思っているけれど、大人と同じメニューだと塩分も気になるし……。子どもの食事の味付けや調味料について知りたいです。まずは基本から! 今日から実践できる「食育」のポイント滝野さん:離乳食が完了して大人と同じ食事ができるようになるまでの「幼児食」は、ぐんぐん成長していくこの時期の子どもの発育にとても大切です。さらに、食生活の基礎をつくる大事な時期でもあります。特に大切にして欲しいポイントとして3つあげました。まず1つ目は栄養バランス。ご飯やパンなどの炭水化物5、野菜3、肉や魚などのたんぱく質2の割合が理想的です。ただ毎食、この割合にこだわり過ぎてしまうと大変なので、数日の間でバランスがとれればいいやぐらいの気持ちでいいと思います。ママが基本の栄養バランスを知っていることは大事ですが「食べること=楽しい!」ということも教えてあげたいですね。2つ目は食経験を増やすこと。できればいろんなものを食べさせてあげたいのですが、この時期の子どもは、大人ほど噛む力も根気もありません。食材は、ただ小さく切って料理するだけではなく、やわらかく煮たり、子どもが好きな味付けにするなどの工夫がいいですよ。唾液は、噛むことの刺激によって分泌されますが、噛む力が弱い子どもは、パサパサ感を感じやすい傾向があります。パンが苦手だったり、魚が苦手だというお子さんがいらっしゃるのは、実は味ではなくて、このパサパサ感が原因のことも。これもちょっとした味付けや食感の工夫で回避できますよ。3つ目は素材や原料にこだわること。新鮮な野菜、旬の魚、料理をおいしくする調味料など、素材や原料にこだわりましょう。子どもと旬の食材についてお話ししながら食事するのもおすすめです。また、味付けと調味料を過度に心配するママもいますが、離乳食期を過ぎたら、味のメリハリも覚えていく時期。メニュー全てが同じように濃い味ではよくありませんが、その食材を食べるキッカケになるような味付けにする調味料は上手に使うべきだと思います。食べなかった食材を食卓に出さなくなるのは良くないです。克服するチャンスをなくさないで欲しいです。保育園でも人気メニュー! 滝野さんおすすめレシピ★ツナときゅうりのくるくるロールサンド鳥巣さんのお子さんは、パンをあまり食べてくれないとのこと。パンが口の中の水分を吸ってしまってパサつきが苦手なのかもしれませんね。そんなときは、しっとり感が感じられて、子どもも食べやすいロールサンドがいいですよ。食パンにマヨネーズを薄く塗るなど調理にちょっと工夫を加えるだけで、食べやすくなります。手軽なので、お子さんが2人いる原田さんにもおすすめですよ。材料(1食分)サンドイッチ用食パン(12枚切り)……1枚ツナ(食塩不使用・ノンオイルタイプの缶のもの)……20g(約3/1缶)スライスチーズ……1/2枚きゅうり……1/2本程度ピュアセレクト®マヨネーズ……小さじ1つくり方1 ツナは軽く水分を切り、マヨネーズ小さじ1/2を混ぜる。2 きゅうりは食パンよりやや短めの長さにカットし、ピーラーを使って薄くスライス。3 ラップの上に食パンをのせ、軽く食パンを押さえて潰しマヨネーズ小さじ1/2を塗る。4 3にスライスチーズ、きゅうり、ツナを均一に乗せて、きつめにくるくると巻き、ラップで固定してしばらくなじませる。5 握って食べるのが好きなお子さんならそのままスティック状で。つかんで食べるのが好きなお子さんなら一口サイズにカットしてできあがり。オススメの献立メニュー・ツナときゅうりのくるくるロールサンド・かぼちゃのポタージュスープ※主食のロールサンドに、ポタージュスープを組み合わせて。野菜がいっぱい食べられる献立です。★鮭のマヨネーズ焼き栄養バランスが良く子どもも喜ぶメニューが知りたい原田さんにおすすめなのが「魚のマヨネーズ焼き」です。今回は、鮭を使っていますが、鮭のほかに、カジキマグロ、さわら、タラ、アジなどでもおいしく作れます。お刺身を使うのも手軽でオススメです。パサつきや生臭いといった、魚を食べない2大要素をマヨネーズが解決してくれます。加熱し過ぎると魚はパサつきまずが、マヨネーズを塗ることで油膜ができて、魚の水分の蒸発を防いでくれます。材料(1食分)鮭……20~30gピュアセレクト®マヨネーズ……小さじ1/21つくり方1 鮭は表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き、アルミホイル、もしくはオーブンシートにのせて表面にマヨネーズを塗る。2 オーブントースター(強)で5~7分焼く。※味付けは、マヨネーズをベースにすれば、パサつきなく、バリエーション豊富に!マヨネーズ小さじ1+パン粉小さじ1で「マヨパン粉焼き」マヨネーズ小さじ1+粉チーズ少しで「マヨチーズ焼き」マヨネーズ小さじ1/2+みそ小さじ1/2で「みそマヨ焼き」マヨネーズ小さじ1/2+みそ小さじ1/2+すり白ごま小さじ1/2+砂糖少々で「ごまみそマヨネーズ焼き」マヨネーズ小さじ1+カレー粉少々で「カレーマヨ焼き」オススメの献立メニュー・鮭のマヨネーズ焼き・ひじきごはん(ひじき、油揚げ、人参を細かく刻んで、醤油と砂糖で煮る。炊いたご飯に混ぜこむ)・味噌汁(大根とえのき)・ほうれん草のゴマ和え※パン食にも合うけれど、和食のメインにしても合うのが「魚のマヨネーズ焼き」です。いざ実食! 子どもたちもパクパク食べました鳥巣さん:ロールサンドは、パンを好まないウチの子も食べれました! 外に持っていっても食べやすそうで、子どもが自分で持って食べることもできそうですね。滝野さん:形だけではなく、きゅうりとマヨネーズでパンのパサつきがおさえられているので、食べやすいですよ!原田さん:この鮭のマヨネーズ焼き。見た目からして、おいしそう!滝野さん:見た目も食育の大切な要素です。味の素のピュアセレクト®マヨネーズは、全卵を使ったマヨネーズなので、焼き色がキレイにつくんですよ。見た目がおいしそうだと、自然と食欲もわきますよね。そばにいる大人が「おいしそうだね」と声かけしながらの食卓は、とても素敵な食育の場になると思います。鳥巣さん:魚料理って、これまではブリの照り焼きかグリルで焼き魚ぐらいでマンネリ化していたけれど、マヨネーズを使うことを今日は学べてよかったです。「ピュアセレクト®マヨネーズ」おいしさの秘密原田さん:つい毎日メニューがマンネリ化してしまうけれど、マヨネーズを使うことで、すごくレパートリーが増えた気がします。鳥巣さん:調味料も、どうやって何を選んで使えばいいんだろう?と迷っていたのですが、素材や原料にこだわることが大事で、何でもかんでも薄味にしておけばいいってもんじゃないこともわかりました(笑)。味にメリハリがあるだけで、食欲って刺激されますもんね。滝野さん:ピュアセレクト®マヨネーズは、酸味が少なく子どもでも食べやすいまろやかな味です。また、とれて3日以内の新鮮たまごだけを使用していて、国産の原料をもとに、国内の工場で作られているこだわりが安心できますよね。お子さんが苦手な食材があったら、マヨネーズを隠し味にしてみるのもおすすめですよ。「ピュアセレクト®マヨネーズ」卵と酢と油。シンプルな素材でできているからこそ、マヨネーズはその素材の良さが大切です。「ピュアセレクト®マヨネーズ」は、契約農場で生まれた、とれて3日以内の国産新鮮たまご、良質なキャノーラ油、コーン油、そして白ぶどう酢・玄米酢・木樽熟成のモルト酢をブレンドした特製「ピュアセレクト®ビネガー」を使用することで、コクのあるまろやかな味わいに仕立てたマヨネーズです。 商品について詳しくはこちら>> [PR]味の素株式会社
2017年05月11日「好き嫌いには味見作戦を! フランス式・好き嫌い克服法とは」 のつづきです。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』という本を読み、「なるほど」と思う方針を取り入れているうちに、意外な効果があったのは、生活全般で子供のわがままや主張に振り回されない、ということでした。本によると、フランス人は食に対しては確固たる考えを持ち、子供がどんなに騒いでもそれが揺らぐことはないようです。この本のなかから、フランス式の食育、おもな3つのルールをご紹介しましょう。■その1: 食べ物は「決まった時間」に食卓で食べるフランス式食育では、食べ物は決まった時間に食卓でのみ食べるもので、時間を決めずにお腹が空いた時にダラダラ食べるようなことはしないようです。基本的には、朝食、昼食、グテ(おやつ)、夕食の4回で、お腹が空いても次の時間まで待たせるのです。筆者の次女育てで一番役立ったのは「子供はお腹を空かせても食事時間まで我慢すればいい」ということでした。食への執着が強かった次女は、保育園から帰宅した6時過ぎから大騒ぎ。前もって夕食を準備しておけばよかったのですが、その余裕もなく、とりあえずパンやバナナを食べさせて静かにさせていました。そうすると、当然夕食の準備ができたころにはお腹も満足し、夕食は食べたい物だけを食べる、という悪循環でした。どう考えても夕食前に重たい食べ物をあげすぎだとわかっていたのですが、仕事を終えて疲れた夕方に次女の主張と戦う気力がなかったのです。そんな時に、「子供がお腹を空かせるのは悪いことではない。お腹が空くと次の食事が楽しみになる」という記述を読みました。そして「お腹が空いても子供は我慢ができる」とも書いてありました。あのうるさい次女に我慢させる、ということを考えたこともなかったけれど、とりあえず本の受け売りを試してみました。次女:「お腹空いたー」(ぎゃーぎゃー)筆者:「お腹が空いたの? よかったねー。あと30分でごはんができるから楽しみに待ってて」次女はいつもとは違う筆者の対応に最初は不満そうでしたが、それでもじょじょに前ほど騒ぐことはなくなりました。「お腹を空かせたらかわいそう」という考えで頭がいっぱいだった筆者も、「子供がお腹を空かせれば次のごはんをしっかり食べるから悪いことではない」と少し気持ちが楽になったのを思い出します。そして、次女はちゃんと空腹を我慢することもできる、という発見もありました。 ■その2: 食べ物の決定権は大人が持ち、大人が子供の食に責任を持つ次に大きく変わったのは、食ベ物の主導権。今まではついつい「何が食べたい?」と聞いて子供の食べたい物に合わせがちでした。今でも子供のリクエストは聞くけれど、基本的に決めるのは大人。「えー! 今日魚?」と言われても気にせず、「今日は魚だよ」と答えています。ここでも淡々と答えるようにしていると、意外と子供もあきらめます。カナダ人著者によると北米では「選ぶ知恵をつけること」はよいこととされ、食べる物を子供が自分の責任で決める機会も多いそう。だけど基本的にフランスでは食べる時間も食べる物も大人が決め、大人が子供の食に責任を持つ、という姿勢が強いようです。子どもに甘い日本は、残念ながらやや北米よりでしょうか? 特に、子供が小学生になると、放課後友達の家や公園で何を食べているかは全く親の管理外になってしまいます。ただ、自分の目が届く範囲では、できるだけダラダラとは食べさせず、なるべく食べる時は食卓につくようさせています。(自分は仕事しながらダラダラ食べたりするし、自分がおやつを食べたい時は、おやつ時間でなくてもつい、「これ食べる?」と食べさせ、全く完璧にはできませんが・・・) ■その3: とにかく「食」を楽しむ正直言うと、子供が生まれてから「食は楽しむもの」ということはすっかり忘れていました。手際が悪いからか、なかなかきちんと食卓を完璧に用意してから「さあ食べよう」とはならず、子供や夫に「先に食べていて」といいながら、自分はもう一品作ったり、足りない物を取りに行ったり…。でも食事は「できるだけみんな一緒に食べて楽しむもの」ということを改めて思い出させてくれたのもこの本でした。今でも家族そろって食べられるのは、休日か慌ただしい朝食くらいだけど、そろう時はできるだけ全員食卓について、そこで子供の話を聞いたり、家族で何かを計画したりと、「食事」や「食卓」を中心に家族の絆を強くするのも悪くないな、と思っています。これは著者が編み出した、フランス式の食事ルールです。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』カレン・ル・ビロン著/まちとこ:石塚由香子、狩野綾子 翻訳(WAVE出版)カレン・ル・ビロン Karen Le Billionブリティッシュコロンビア大学教授。2011年には、40歳以下にして意義深い成功を収めたカナダ人リーダーを称える国家プログラム「Top 40 Under 40 Award」を受賞。オックスフォード大学で博士号を取得。5冊の学術書と、子どもの味覚のトレーニング・ガイド&料理本『Getting to Yum(美味しく食べ始める)』を出版。家族とともに、カナダとフランスを行き来する生活を送る。ホームページは、「ジェイミー・オリバーの今月の食革命ブログ」にも選ばれた。
2017年04月07日従来商品もリニューアル2017年3月13日、大塚食品株式会社は「しぜん食感CHiA 抹茶」を発売した。同社はこれまで「しぜん食感CHiA」シリーズから「しぜん食感CHiA キャラメルアーモンド」「しぜん食感CHiA ココナッツ」「しぜん食感CHiA カカオ」を発売していたのだが、「しぜん食感CHiA 抹茶」の発売に伴い同日からこれらの商品もリニューアル。このリニューアルでは1袋内のビスケットを増量し、価格を値下げする。また、パッケージのデザインも変わるため、これまで愛用していた人は注意が必要だ。ヘルシースナッキングにぴったりここ最近、「ヘルシースナッキング」に注目が集まっている。このヘルシースナッキングとは食事の合間に適度な間食をプラスすることで過度な空腹感を抑えるという考え方だ。この方法は3度の食事で不足している栄養を補給するのにも最適。このしぜん食感CHiAシリーズにはオメガ3が含まれており、食物繊維もたっぷり配合されている。食物繊維は水分を吸収して膨らむため、小腹が空いた時にぴったりのおやつになる。また、スーパーフードとして知られているシアシードが配合されているため、チアシードの栄養も取り入れることが可能に。今回、新フレーバーが登場したことにより選択の幅が広がったため、飽きることなくヘルシースナッキングを続けることができるだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】※大塚食品株式会社プレスリリース
2017年03月13日子どもは甘いものやハンバーグが大好き! と思ったら大間違い!? もちろん個人差はあるけれど、意外と渋い味が好きだったりします。そこで今回は、あまり子どもらしくない食の好みをママたちに調査。変わったものが好きなのは、ウチだけじゃなかった!?■「納豆」は意外と人気!大人でも苦手な人が多い「納豆」ですが、これを好きな子どもは意外と多いようです。・「パックからそのまま食べたがるほど納豆が大好き。食欲がないときでも、納豆のパックを見ればテンションが上がる」(28歳・2歳児のママ)・「納豆のネバネバが楽しいみたい。遊び食べにならないように注意しています」(33歳・3歳児のママ)・「納豆が好きすぎて、お弁当に入れてほしいと駄々をこねられたことも…」(36歳・6歳児のママ)ニオイや食感は、大きくなるほど苦手意識を感じやすくなるものです。先入観のないうちから与えておけば、素直に受け入れやすいのかもしれませんね。■「おつまみ」メニューが好き!いわゆる「おつまみ」系のメニューは大人好みの味付けが多いですが、これを好きだという子どもも少なくありません。・「小さいころから塩辛が大好きで、『ごはんにピンクのやつをのせて』とねだられます。将来は飲兵衛になりそう…」(40歳・小学2年生のママ)・「うちの子は枝豆が好き。夫のおつまみに出しても、気づくと全部食べてしまう」(41歳・小学5年生のママ)・「メンマが好きな息子は、ラーメン店でも待ち時間におつまみ用のメンマを欲しがる」(31歳・小学3年生のママ)・「梅干が好きなのはうちの子だけだと思っていたけど、友だちの子も大好物だと聞いて驚いた」(36歳・小学2年生のママ)・「ファミリー向けの居酒屋に行ったとき、試しにもつ煮込みを食べさせたらハマってしまった」(40歳・小学3年生のママ)子どもがママやパパと同じものを食べたがることはありますよね。大人がおいしそうに食べる姿を見て、子どもも興味を持ったのかもしれません。 ■食通顔負けの子も!舌が肥えているのか、なかなか通な好みを持つ子どもいます。・「息子たちは小さいころから、サケの皮やサンマのはらわたも残さず食べます。身をふっくら、皮をパリッと焼く、新鮮な素材を選ぶなど、工夫すれば子どもも食べやすいのでは?」(45歳・中学3年生と小学6年生のママ)こうした「大人舌」をもつ子どもなら、食事作りも楽になりそう。でも、ママとしては考えてしまうこともあるようで…。・「子どものいる家庭への手土産といえばケーキが定番だけど、うちの子は和菓子が好き。いただいたケーキを見てがっかりすることがあるのでヒヤヒヤする」(34歳・5歳児のママ)・「小さいころから食材や調理法にこだわって、大人と同じような食事をさせてきました。好き嫌いもなく何でも食べますが、ファストフードやファミレスは苦手。外食の選択肢が少なくなるのでちょっと面倒」(39歳・小学5年生のママ)食の好みが大人に近くても、いいことばかりとはいえないようです。とはいえ、味覚は幼少期に決まるといいますし、好みを決めつけないことで味覚が豊かに育つかもしれません。
2016年12月13日毎日一緒に美味しく食べたい!親子で楽しむ幼児食離乳食レシピコラムも完了期を終え、次は幼児食!1さじのお粥から始まり、赤ちゃんはたった1年ほどでほとんど大人と同じものを食べられるようになります。離乳食から幼児食へすすめていく時期は、個人差がありますが1才6ヶ月頃。卒乳をして母乳やミルクで栄養を補うことがなくなるので、成長に必要な栄養バランスのとれたメニューを!と頭を悩ませるママも多いのでは?しかも、この頃は遊び食べや食べムラがピークに達していく時期なので食事の悩みが尽きない…という話をよく聞きます。我が家も頑張って作ったごはんを断固拒否!されたり、遊び食べで食卓がめちゃくちゃになったり(汗)。そんな中、息子が「おいしー!」と喜んで食べてくれたときは踊りだしたいくらい嬉しいものです。食材選びや調味料の使い方は息子に合わせつつ、幼児食にしてからは基本大人と同じメニューの我が家の食事。日々の献立の中から息子に好評だったメニューや食事作りのコツなどをご紹介していきたいと思います。1品で栄養満点オムライスのレシピアイデア♪大人もこどもも大好きなオムライス!黄色い玉子で包むだけで何故にこんなにテンションが上がっちゃうんでしょ笑。息子もオムライスが大好き♪具やソースのひと工夫で、いろんなアレンジができて栄養満点な1品に!スプーンで食べる練習にもGOODですね◎■ 定番!トマトソースオムライス〈基本のトマトソース〉トマト缶 1缶水トマト缶の半量玉ねぎ1/2玉にんにく小さめ1片きび砂糖小さじ1塩小さじ1/4程バルサミコ酢小さじ1(味にコクがでます。省いてもOK)オリーブオイル大さじ1《作り方》① フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れてから火をつけて弱火でじっくり香りを出す② みじん切りや薄切りお好みの方法で切った玉ねぎを加えて弱火〜中火で焦がさないようにじっくり炒める③ 玉ねぎが透明になったらトマト缶と水、バルサミコ酢を加えて一度煮立たせ、火を弱めてとろみが出るまで15分ほど煮込む※ トマトは煮込むことで甘みが増し旨みが引き出されます。少しお水を加えてから時間をかけてじっくり煮込むといつもとひと味違うトマトソースになりますよ!時間が許すなら15分といわずに更にコトコトと煮込んでください♪④ きび砂糖・塩を加えて更に3分くらい煮込む。きのこ類、セロリ、パプリカ、ほうれん草など、冷蔵庫で余っている野菜を入れたり、ツナやベーコンを加えるとご馳走ソースになりますね!写真のソースはツナとアスパラ入り。中身のご飯は、かぶの葉と冷凍コーンをバター醤油で炒めたものです。玉子には1個につき牛乳(または豆乳)を大さじ1程度加えると、玉子のノビが良くなり滑らかで包みやすくなると思います。半熟で仕上げたいところですが幼児にはまだ早い…薄めに全体に火が通るように弱火で焼きます。このオムライス1品で5種類の野菜が食べられます◎ご飯がチキンライスじゃなくてもご馳走ソースで大満足な一品に!■ 和風きのこあんかけオムライス〈きのこあんかけソース〉舞茸・えのき・しめじなど、きのこ類1株分生姜小さじ1/2(すりおろしたもの)出汁300cc程酒小さじ1みりん小さじ1薄口醤油小さじ1/2〜小1片栗粉大さじ1(同量の水で溶いておく)《作り方》① 出汁に生姜・酒・みりん・薄口醤油を入れて煮立たせ、食べやすい大きさに切ったきのこ類を加えて柔らかくなるまで煮る※ ここでほんの少しお酢を加えると味がまとまって美味しくなります。お酢の量は小さじ1/5程度。ごく少量です!② 一旦火を止めて、水溶き片栗粉を加えて混ぜる③ 再び火にかけてとろみが出るまで加熱※写真のあんかけソースは塩茹でブロッコリーを加えています。中身のご飯は、納豆・玉ねぎ・シラスの炒めご飯。味付けは少量のお醤油のみ。あんかけは喉ごしがよいので、食べ進みが良いですね。他にも、余ったひじき煮とご飯を合わせてひじきオムライスや、残ったカレーとご飯をドライカレー風に炒めてカレーオムライスなどなど…残りものアレンジもいろいろできてママ助かる&こども喜ぶオムライス、、、やっぱり大好きです!!時間がないときはコレ!超簡単パスタ!!お仕事をされているママはもちろん、おうちでお子さんと一緒に過ごしているママも外遊びにお出掛けに…時間に追われる忙しい毎日ですよね。でも、お腹を空かせたこども達に待ったはナシです笑。「お腹へった〜!」の声にすぐにこたえられる簡単パスタレシピ♪■ シラスと大葉の冷製パスタ(材料ママと2人分)パスタ 150g程度(1.4mm以下の細いタイプが冷製向き&茹で時間が短くオススメ)シラス大さじ2程度大葉2〜3枚粉末だし我が家は茅乃舎減塩だし使用で小さじ2かぼす・すだち・レモン等の柑橘絞り汁大さじ1薄口醤油小さじ1《作り方》① たっぷりのお湯を沸騰させ塩(分量外)を加えてパスタを茹でる② 大葉以外の材料とパスタの茹で汁100ccほどを合わせて混ぜておく③ パスタが茹で上がったら冷水でしめて水気をきり、②と絡める④ 千切りにした大葉をトッピングして出来上がり!調理時間約10分のスピードメニュー!■ 和風バター醤油パスタ(材料ママと2人分)パスタ150g程度玉ねぎ1/2個しめじ1/2株ツナ1/2缶かつお節1袋にんにく小さめ1片バター10g醤油小さじ1《作り方》① パスタを茹でているお鍋に薄切りにした玉ねぎ・ほぐしたしめじを入れて一緒に茹でる② フライパンにバターとみじん切りにしたにんにくを入れ弱火で香りをだすように炒めておく③ パスタの茹で汁を100ccほど取っておき、茹で上がったパスタと玉ねぎ・しめじをザルにあげ②に投入④ ツナ、かつお節、取っておいた茹で汁、醤油を加えてザッと炒めて出来上がり!⑤ 大葉・青のり・海苔などをトッピングして風味アップ◎調理時間約15分!!こどもはみんな麺類大好き!我が家では時間に追われるお昼ごはんに、パスタがよく登場します。以前は半分に折って茹でていたパスタですが、2才になった今はそのままの長さをズルズルと器用に食べています。大人の真似をして、フォークで一生懸命クルクルしている姿は何とも愛らしい!毎日のごはん時間は五感を刺激する成長の場◎息子は今2才2ヶ月。食事中のお喋りでは、今日の献立や使っている食材の名前、どんな味付けをしているか…などを一通り話します。息子はまだ理解できていないだろうけど「うんうん、ふーん」と聞いていて、美味しい・好き・嫌いに加えて、自分なりに甘い・辛い・酸っぱい・にがいを一生懸命伝えてくれます。絵本でみたもの・スーパーで目にするもの・おもちゃの野菜や魚などと、自分が実際に食べているものとが繋がって「あ!」と発見する様子が見て取れる。ごはんの時間は五感を刺激する大切な時間なんだなぁと、月齢を重ねていくごとにひしひしと感じます。遊び食べや食べムラでキーッとなることもあるし、ダメなことはダメ!ときちんとした躾も大事。だけど、「美味しいね〜!」と笑いあって楽しく美味しく食べることが一番大切なことだと、息子とのごはん時間を通して教えてもらっている毎日です。
2016年10月04日最近は、食育やコミュニケーションのために、子どもといっしょにクッキングを楽しむママが増えているようです。「そろそろチャレンジしてみようかな」と思っているママに向けて、始め方や親子クッキングのメリットを紹介します。■料理に興味が出てくる3~6歳からスタート親子クッキングの始めどきは、子どもが料理に興味を持ち始める3~6歳ごろ。ちなみに我が家では、子どもが3歳のとき、家事を何でも自分でやりたがるようになったため、流れに乗って料理も始めてみました。それより小さい1~2歳の子には、包丁デビューは早いかもしれません。でも、ママが料理をしている様子に興味を示すようなら、プチトマトのヘタを取る、レタスをちぎるなどの簡単なお手伝いをやらせてあげるといいでしょう。■ケガをしにくい子ども用包丁はマスト親子クッキングを始めるにあたって、まず用意したいのは包丁です。3~6歳の幼児には、刃先が丸く、指がスパッと切れない設計になっている子ども用の包丁が安心。ただ、硬いものが切りにくいので、小学校になったら小さめの普通の包丁を買い直すといいかもしれません。それ以外の道具は家にあるものでかまいませんが、かわいいデザインのまな板やエプロンもそろえてあげると、より子どもの意欲が高まります。最初のうちは、子ども包丁でも切りやすい果物を使ったものがおすすめです。我が家では休日の朝食用に、子どもにバナナを切ってもらって、バナナヨーグルトを作っています。子どもが盛り付けまで担当し、「はい、どうぞ」と張り切って家族全員に配ってくれるので、大人の気分も和みます。そのほか、イチゴや缶詰のミカンなど、いろいろな果物を刻んで生クリームと合わせたフルーツサンドを作るのも休日の楽しみ。こねて丸める過程が楽しい白玉だんごや肉だんご、ラップで握って作るおにぎりも、親子クッキングには最適です。■子どもの能力向上と親子のコミュニケーションにつながる親子クッキングは、子どもにさまざまな良い影響をもたらすといわれています。食材の形や種類、料理ができる過程を知ることが食育になるのはもちろんのこと、料理を通して、集中力や表現力、思考力などの能力も高まるのだとか。また、自分で切って調理することで、嫌いだった物が食べられるようになったという話もよく耳にします。そして何より、親と子のコミュニケーションの機会が増えるのが大きなメリットです。忙しいママは、子どもがなかなかうまくできないとイライラしてしまうかもしれませんが、効率より楽しむことを重視して、ゆったりした気持ちで接することが大切。そのためにも、親子クッキングは、気持ちに余裕がある休日に行うのがいいでしょう。一方で、好奇心が強く飲み込みの良い子の場合、すぐに包丁の使い方を覚えてグングン上達し、勝手に火をつけたり大人用の調理器具を使ったりと、大胆なことをやってのけることもあります。幼児とのクッキングの際には、油断して目を離さないようにしたいですね。
2016年07月16日■子どもとの会話に、自然に旬の食材や行事食の話題を取り入れよう突然ですが「二十四節気(にじゅうしせっき)」を知っていますか? 日本には四季があり、それを24等分して、約15日に1回訪れる節目の日に季節を表す名称をつけたもの、それが二十四節気です。正確な時計やカレンダーがなかった時代には、農作業の目安にしていたとも言われています。現代は毎日が慌ただしく、あっという間に過ぎてしまうからこそ、四季の移り変わりを楽しむために、また子どもの食育に、二十四節気を日々の話題に挙げてみるとよいでしょう。そして、節目の日には「旬食材を使って何か1品作ってみる」「子どもと行事について会話してみる」と決めてしまうのもよいかもしれません。子どもにとっても、春夏秋冬それぞれの食材を味わったり、日本の行事の話を一緒にしたりすることで、自然と食の知識と理解を深めることにもつながります。そこで今回は「立夏」について紹介しましょう。■今年の立夏は2016年5月5日5月に入ると、二十四節気では「立夏」の季節。2016年の立夏は「こどもの日」と重なっています。桜が終わり、一気に葉が育って新緑に。夏の気配が感じられ、ツツジ、菖蒲、藤が咲き始める頃でもあります。初夏と混同しがちですが、初夏は6月に入ってからを指す言葉です。立夏は、すがすがしい風がちょうど心地良く感じる季節。田植えや種まきが始まり、秋の豊作を祈って「お田植え神事」「御田植祭」が行われたりします。 ■立夏の日には、何を食べる?春の名残の食材と、夏の走りの食材、新緑をイメージした緑の食材を使うと、立夏らしい献立になります。春の名残の食材だと、筍や菜の花、山菜など。春キャベツや芯玉葱が出回り、グリーンピースやそら豆、スナップエンドウなどお豆類がおいしい季節でもあります。海産物では、ホタルイカやワカメ、ヒジキなどの海藻類も旬を迎えます。こどもの日と合わせて、柏餅や粽(ちまき)を取り入れてもよいですね。なお、こどもの日に柏餅を食べるのは、柏の葉が、次の新芽が出るまで落ちないことから、家督が絶えないことの象徴とされ、縁起の良いものとされているからです。■そのほかの「立夏」前後の行事は?立夏の時期は、ゴールデンウイークの名称が浸透しすぎて、元々が何の日だったのかが薄れている気もしますが、日本の古き良き行事が満載です。 2016年5月1日:「夏も近づく八十八夜~」の歌でおなじみの八十八夜。立春を起算日として88日目、茶摘みなどの農作業がピークの時期です。5月3日:憲法記念日。日本国憲法の施行を記念する日です。5月4日:みどりの日。元々は昭和天皇の誕生日。2006年までは4月29日が「みどりの日」でしたが、現在は昭和の日となっています。5月5日:こどもの日。端午の節句(菖蒲の節句ともいいます)五節句の一つです。日本では端午の節句に男の子の健やかな成長祈願の行事を行う風習があります。 二十四節気をさらに細かく分けた、七十二候というものもあります。気象や動植物の変化を知らせる短文になっていて、立夏の期間ならば以下の通りです。・初候:蛙始鳴(かえる はじめて なく) : 2016年5月5日。蛙が鳴き始めるころ。田んぼに水が引かれると、蛙の泣き声も聞こえるようになります。・次候:蚯蚓出(きゅういん いずる) : 2016年5月10日。蚯蚓(ミミズ)が地上に出てくる頃。畑を耕すとミミズも出てきますね。・末候:竹笋生(ちくかん しょうず) : 2016年5月15日。筍が生えるころ。筍というよりは若竹がズンズン生えてくる頃です。 今回は「立夏」について取り上げましたが、日本の四季を楽しむ節目、お子様との会話や料理の中にちょっとだけ取り入れてみてはいかがでしょうか?
2016年05月01日■目下の悩みは子どもの「食べムラ」と「ながら食べ」子どもとの食事の時間、どのように過ごしていますか?私の娘は、先日2歳になりました。おしゃべりも上手になり、ごはんも自分で食べてくれて、赤ちゃんからすっかり「子ども」という感じになってきましたが、食事の悩みは尽きないものですね。私の目下の悩みは、「食べムラ」と、「食べながらテレビを見たがってしまう」こと。娘は、主食のごはんだけ食べて、おかずを食べないことが多々あります。しかし、日によってはごはんもおかずもしっかり食べてくれることもあり、食べる量や内容にムラがあるのが悩みです。毎食、試行錯誤しながら食事を作っています。そして、その食べムラともつながってくるのが、「ながら食べ」です。食事が始まってすぐは、調子良くパクパクしているのですが、ごはんを食べて終えてしまうと、「テレビ見たい~」と、グズることもしばしば。「テレビは食べ終わってからね~」と言い聞かせてもダメなときは、根負けしてテレビを見ながら食べさせてしまうこともありますます。おそらく、同じような悩みを抱えているママさんは決して少なくないでしょう。そこで今回は、私自身の反省+「少しずつでも良い食習慣を子どもに身につけさせていきたい」という目標の意味を込めて、「心と体のためになる食べ方」についてお伝えします。■「何を食べるか」と同じくらい「どのように食べるか」は重要食事では「何を食べるか」という栄養面と同じくらい、「どのように食べるか」という、食事の仕方も大切です。これは、子どもだけでなく、大人にとっても言えること。「人は脳で食べている」とも言われます。 食べ物を体に取り入れるの、食事の第1段階。そこから、咀嚼して、胃や腸といった消化器官を働かせ、体にとって本当の栄養になるように、しっかり消化吸収していかなくてはなりません。このときに大切なのが、「きちんと意識して食べる」こと。そして、「楽しく、おいしく、豊かな気持ちで食べる」ことです。食べることに意識を集中させると、唾液が分泌されて消化も良くなります。テレビを見たり、スマートフォンをいじったり、考え事をしたりしながら食べると、十分に唾液が分泌されません。また、こうした「ながら食べ」は、噛む回数も少なくなりがちです。しっかり食事に集中して、よく噛んで食べることで、唾液も分泌され、脳も消化モードに入って、食べ物をきちんと栄養にすることができます。■嫌いな食べ物を無理に食べても身にならないさらに、「おいしいなぁ」とか「ごはんの時間が楽しいなぁ」といった、リラックスした豊かな気持ちで食事をすることもポイントです。楽しい気持ちでおいしく食べると、体の消化機能もしっかり働かせることができますし、食事による満足感も得られます。たとえば、いくら「健康に良い」と言われる食べ物でも、食べる本人が好きでなければ、あまり唾液が分泌されず、消化不良を起こしてしまうそうです。無理に食べても、脳と体がしっかり反応して消化し、栄養にするということができないのですね。もちろん、極端な偏食はよくありません。しかし、まだまだ味覚や食経験が発達中の子どものうちは、嫌いなものを無理強いし過ぎたり、食べないことを叱ったりするよりも、食べられたときに褒めてあげたり、パパやママがおいししそうに食べる姿を見せたりして、苦手な食材にも興味を持たせてあげることのほうが大切です。「いろいろな食べ物があっておいしそうだな」とか、「食べてみたいな」という気持ちをなくさないよう、「食事は楽しく味わう!」という習慣をつけてあげられたらいいですね。楽しくおいしく、しっかり味わい、食べ物に感謝する。シンプルで当たり前のことですが、それが何よりも、心と体を強くする食事になります。私も、「せっかく作ったのに食べてくれなかったなぁ…」などと、あまり気に病み過ぎず、娘と一緒にモグモグおいしくごはんを食べよう!と、リラックスして食事の時間を楽しんでみようと思います。
2016年04月05日もうすぐ、新年度を迎えますね。入園や入学を控えているママや子どもたち、春から新しい環境での生活がはじまる方も多いはず。生活のペースが変わり、いろいろなプレッシャーも多くなる時期ですが、そんなときこそ、いま一度、基本となる食生活をしっかり見直したいもの。新年度を迎える前に、子どもたちにも、ママやパパ、家族みんなにとっても強い味方になってくれる「ごはん食」のすぐれたパワーについて、お伝えします!大切なのは、カロリーの「摂取量」ではなく「バランス」子どもの食事には、どんなことが必要でしょう? 「栄養をたっぷり摂る!」とか「3食しっかり食べる!」とか「食事の楽しみを覚える!」など…、どれも大切なことですね。体がどんどん成長し、たくさん運動して、まさに体の基礎作りをしている子どもたち。毎日の食事では、「エネルギーをしっかり摂ること」と、「さまざまな栄養素をバランスよく摂ること」がポイントです。「エネルギー」とは、いわゆる「カロリー」とも言えますが、そのカロリーをどんなバランスで摂るか、実は、その内訳が重要なのです。日本人にとって理想的なカロリーのバランス(内訳)は、・炭水化物=約60%・脂質=約25%・たんぱく質=約15%と言われます。(厚生労働省・日本人の食事摂取基準 2015年版)最近は、ママ世代でも炭水化物を控えめにされる方が多いように思いますが…、これは実はオススメではありません。安易に炭水化物を減らさないほうが良い理由1日の摂取カロリーの内訳で、脂質の比率が高いと、カロリーが燃えにくくなる、つまりエネルギー効率が悪く、代謝が落ちるとされます。カロリーについては、摂取量(何kcal食べたか)を気にされている方が多いですが、実は、カロリーの多少もさることながら、「炭水化物からのカロリーをしっかり摂っているか」が、エネルギーをしっかり燃焼する、つまり“元気に生き生き活動する”のには大切なポイントなのです。ちなみに、現代の日本人の、1日平均の摂取カロリーは、戦後の頃よりも少なくなっています。けれど、肥満や糖尿病、高脂血症など、いわゆる現代病は圧倒的に多くなっていますね。これは、食べる量ではなく、その中での脂質の割合が増えていることも要因のひとつとされています。炭水化物の割合を意識して食べるというのは、健やかな体作りはもちろん、ダイエットにもつながる、重要なポイントです。特に、育ちざかりの子どもたちにとって炭水化物は、脳の働きを促すのにも、運動のエネルギーを蓄え元気に活動するのにも、欠かせない要素です。脂質の少ない炭水化物=ごはん食がおすすめそして、毎日の食事は、「ごはん食」をベースにするのがいちばんです!ごはん(お米)は、9割が炭水化物で、脂質はわずか2%しか含まれていません。肉や魚など脂っこいおかずと組み合わせても、献立全体の脂質の割合を抑えられます。パンやパスタなどは、そのものに塩分や糖分、油が含まれてしまいますが、ごはんにはそれがないのです。そのため、「ごはん食」を基本にすることで、食事での塩分、糖分、脂質の摂り過ぎを押さえ、また、いろいろなおかずとの組み合わせで、栄養バランスもよく、味のバリエーションも楽しめる献立が作りやすくなります。新生活を元気にスタートできる食習慣。子どもたちはもちろん、家族みんなの健康維持に、基本の「ごはん食」をしっかり身につけたいですね!(あまやゆか)
2016年03月08日食事は人が生きていく上で必ず必要なことです。毎日いただくからこそ、食事で運気をアップできたらラッキーですね。ミラクル食風水では、様々な角度から、食風水を通して開運していく方法をお伝えしていきます。なりたい自分をかなえていきましょう。■食風水とはすべての物にはエネルギーがあり、五行で分類することができます。五行とは、「木」「火」「土」「金」「水」。分類方法としては、味覚、色、形でみていきます。必ずしもひとつの食材にひとつのエネルギーと決まったわけではなく、「木」と「土」のエネルギーが混在する場合もあります。さらには、九星で分類をすることも可能なため、自分の生年月日から九星を割り出し、自分の星の持つエネルギーと相性の良いものや、必要なパワーを持つ食材を選ぶことにより、開運していくことが可能なのです。■食風水をする上で大切なことどんなエネルギーがあるかをしっかり意識することが大切です。ただ食べているだけでは、せっかくのエネルギーも半減してしまいます。テレビを見ながらや、新聞を読みながらなどの「ながら食事」にも注意しましょう。いただく前には、手を合わせて「いただきます」と言いましょう。食事はあなたの身となりパワーとなるものですが、食材の命をいただいているのです。感謝の気持ちを込めることにより、食材のパワーも高まります。旬の食材は特にエネルギーが高くなります。日本の四季を感じながら旬のパワーをいただきましょう。■食風水九星分類今回は、カンタンにあなたが食べると開運する具体的な食材を、「普段から積極的に食べておくと良い食材」と、「ここぞという時(受験やプレゼン前、告白前など)食べてから挑むと良い食材」に分けてご紹介します。■あなたの九星は?<ご自身が何年生まれかによって、九星を割り出して下さい>一白水星:昭和29年38年47年56年/平成2年11年20年生まれ二黒土星:昭和28年37年46年55年/平成元年10年19年生まれ三碧木星:昭和27年36年45年54年63年/平成9年18年生まれ四緑木星:昭和26年35年44年53年62年/平成8年17年26年生まれ五黄土星:昭和25年34年43年52年61年/平成7年16年25年生まれ六白金星:昭和24年33年42年51年60年/平成6年15年24年生まれ七赤金星:昭和23年32年41年50年59年/平成5年14年23年生まれ八白土星:昭和22年31年40年49年58年/平成4年13年22年生まれ九紫火星:昭和21年30年39年48年57年/平成3年12年21年生まれその年の節分以前の生まれの方は、前の年生まれとして見て下さい。(例:平成2年1月15日生まれの方の星は「二黒土星」です。)(他の星と重複する場合があります)<一白水星>普段から食べていると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物ここぞという時に食べると良いもの:酢の物、しょうが、にんにく、長ネギ、胡椒、タマネギ<二黒土星>普段から食べていると良いもの:お米、パン、お好み焼き、ごま、小豆、大豆ここぞという時に食べると良いもの:コーヒー、紅茶、緑茶<三碧木星>普段から食べていると良いもの:酢の物、りんご、いちごここぞという時に食べると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物<四緑木星>普段から食べていると良いもの:レモン、オレンジ、みかん、グレープフルーツ、ゆずここぞという時に食べると良いもの:ひじき、海苔、魚の干物<五黄土星>普段から食べていると良いもの:パパイヤ、マンゴー、バナナ(よく熟した物)、熟成肉ここぞという時に食べると良いもの:ゴーヤ、春菊、ごぼう<六白金星>普段から食べていると良いもの:ねぎ、里芋、ずいきここぞという時に食べると良いもの:パパイヤ、マンゴー、バナナ(よく熟した物)<七赤金星>普段から食べていると良いもの:しょうが、にんにく、長ネギ、胡椒、タマネギここぞという時に食べると良いもの:お米、パン、お好み焼き、ごま、小豆、大豆<八白土星>普段から食べていると良いもの:鶏肉、たまご、魚卵、マグロの赤身、甘エビここぞという時に食べると良いもの:ブラックチョコレート、コーヒー、紅茶<九紫火星>普段から食べていると良いもの:ゴーヤ、ブラックチョコレート、ココア、コーヒー、紅茶、春菊ここぞという時に食べると良いもの:酢の物、みかん、レモン、グレープフルーツ■おわりにいかがでしょうか。食風水は色々な運気をアップする方法がありますが、今回は九星別に具体的なラッキーフードをあげてみました。「これを食べたからラッキー!」と意識して召し上がってみて下さいね。(生田目浩美。/ライター)
2016年02月11日ピリッと冷たい風と、ポカポカのお日様。この冬は子どもたちと一緒に、「干し野菜」や「ドライフルーツ」作りにチャレンジしてみませんか?干し野菜にはメリットがたくさん!寒い冬の季節、畑の作物が収穫できなくなる時期に、貴重な栄養源だったのが「保存食」です。塩漬けにしたり、干したり、燻(いぶ)したりと、古くから行われてきた、さまざまな「保存の知恵」があり、そうした保存食づくりは、大切な家仕事のひとつでもありました。中でも、寒い季節におすすめなのが、「干す保存食づくり」。実は、おうちで簡単にできるだけでなく、メリットもたくさんあるのです!「干す」ことによって・野菜や果物のうまみがぎゅっと濃縮されて美味しさが増す・ビタミンDやビタミンB群、鉄分などの栄養価がUPする・かさが減るのでたくさん食べられて、栄養をしっかり摂れる・保存がきき、保存する時の場所もとらないなど、干し野菜やドライフルーツには良い点がたくさんあるのです。なにより、お日様にあてることで少しずつ変化していく野菜や果物の様子を見ながら作るのは、子どもたちにとっても、きっと楽しい発見があるはず!いつものお料理のお手伝いとは、また違った体験になるのではないでしょうか。作り方も簡単、少量から作れる干し野菜作り方もいたってシンプルです。お好みの野菜・果物を、輪切りやいちょう切りなどの薄切りにして、ざるなど、風を通すものの上に並べて、天日干しするだけ。外の風通しの良い日なたで干すのが一番ですが、窓辺などの日当たりの良いところでもできるそうです。数時間で、表面が乾いてきた半ドライの状態で食べることもできますし、1~2日、芯までカラカラに乾かすと、より日持ちがします。たいていの野菜や果物は干すことができますが、子どもたちとトライするなら、おやつにしやすいものを選ぶのもいいですね! ニンジンやカボチャ、サツマイモなどは、野菜の甘みが濃くなっておいしく食べられますし、旬の果物なら、リンゴやイチゴなどが作りやすそうです。みずみずしいフルーツを味わいつつ、「ちょっと干してみようか?」と、残った分など少量から作ってみるものよいのではないでしょうか。いまは一年中いろいろな野菜が食べられて、昔ほど保存することに労を費やさなくてもよくなりましたし、乾物や漬物もお店でいくらでも手に入るのですが、だからこそ、ひと手間かけて、旬の時期の野菜や果物を無駄なく食べられる保存の知恵を、子どもたちと楽しくおいしく学べたらいいですね!(あまやゆか)
2015年12月01日子どもの好き嫌いをなくすアイデア・前編 の続きです。子どもの好き嫌いをなくすために、やはり調理面での工夫は直接的で効果も高いものです。いくつか見ていきましょう。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(4)苦手なものでも食べやすくなるように調理する子どもの好きなハンバーグの中に、細かくみじん切りにした人参を入れるとか、かぶを軟らかく煮てミキサーにかけ、ポタージュスープにするとか。つまり、子どもが抵抗を感じないような大きさにして、好きなメニューに混ぜ込むという方法です。嫌いな食べ物の形がドーンとそのまま表れている料理には、確かに箸をつけにくいもの。ですから最初は、気づかれないほどの大きさにして食べさせ、徐々に大きく切っていくようにして慣れさせるというわけです。この方法は好き嫌いの改善にはかなり有効です。ただし、何のメニューに混ぜ込むか考えたり、細かくみじん切りにしたりするのは、やはり大変なこと。ですからこれは親にとって「頑張ること」であるというのは間違いありません。でも、この方法は、頑張ってやればその努力は報われる可能性の高いものです。ですから「子どもの好き嫌いを何とかしたい」という気持ちがあるのであれば、ここが頑張りどころと思って、取り組んでみましょう。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(5)食材選びはバラエティに富んだものにするスーパーに買い物に出かけると、実にいろいろな種類の食材が売られています。にもかかわらず、ついいつも買うものばかりに手が出ませんか? 「使い慣れているから楽だしな…」「試してみて食べてもらえなかったらもったいないしな…」と思うと、つい同じ物ばかりを買ってしまいがちです。もしも子どもに買わせたら、もっとこの傾向が強まるでしょう。しかしそこはちょっと気持ちを変えて、あまり使ったことのない食材にもチャレンジしてみましょう。実はそれが、子どもの好き嫌いを改善させるコツでもあるのです。子どもは見たことがないもの、食べたことがないものについて警戒心を持ちますが、経験によって食べられるようになることもあるのです。ですから、意識してできるだけバラエティ豊かな食材を使うようにしてみましょう。好きか嫌いかはちょっと隅に置いておいて、これも子どもの教育の一環だと思ってやってみてください。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(6)スーパーでの試食は進んでさせようスーパーでは、その日のおすすめを試食させてくれるところが多いでしょう。本来の目的は、客が買うための判断材料として味を知るというものですが、うまく利用すると子どもの好き嫌いが解消されるかもしれないのです。というのも、スーパーでの試食では、食べ慣れていないものが提供されることも多いからです。それに、いつもの食事の時間や場所ではないところで食べるという特別感も手伝って、普段なら子どもが抵抗感を示しそうなものでも、思わず手が伸びてしまうのです。それが続くうち、「僕はこんなにもいろいろなものを食べられるようになったぞ」という自信につながります。忙しい毎日の中で子どもを買い物に連れていくのも大変かもしれませんが、お手軽に子どもの好き嫌いを改善させる方法ですから、ぜひ機会を見て、子どもと一緒にスーパーに足を運んでみてください。まずはご自分が取り組めそうなものから、チャレンジしてみてください。また、ご家庭の事情に合わせてやりやすいようにアレンジするのもいいですね。<次回に続く>(子育ての達人)
2015年11月29日「好き嫌いなく食べる」のが難しいのはなぜか の続きです。毎日の食事作りに追われる親の立場からすると、子どもの好き嫌いは悩みどころです。作れる料理が限られてしまいますし、何より栄養面で子どもの体が心配になるでしょう。「どうしたら子どもの好き嫌いを直せるのだろう」と悩んでいる方のために、いくつかアイデアをご紹介したいと思います。子どもの好き嫌いの克服というと調理面での工夫などに目がいきがちですが、まずは別の観点からのアイデアを見ていきましょう。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(1)どうして好き嫌いがいけないのかを理解させる大人でもそうですが、自分で納得できないと、嫌いなものを食べようという気にはなれません。体にいい食べ物を食べてもすぐに結果が出るわけではないですから、なおさらです。ですから食べ物の効能を説明し「これを食べることは大事なんだ」と心から思わせるようにするのです。肩こりが改善されるとか、ダイエット効果があるといったようなことを耳にすると、あまり好きではない食べ物でも進んで食べる、というのは大人に良くあるかと思います。これと同じような効果を狙ったものです。心から理解させるには、図や絵、写真、表などのデータが有効です。例えば、野菜を食べないでいると便秘になってしまうということを、お腹の中に便が詰まった絵や画像を見せることで、子どもたちに知らせるのです。これはかなりショックを受けるはずです。また、栄養士や病院の先生など、その道のプロの話を聞くことも効果的です。いずれにせよ、子どもたちが深く納得し、これは食べなければという気持ちにさせることが大切です。子どもの好き嫌いをなくすアイデア(2)苦手な野菜を自分で育てる自宅でも比較的簡単に栽培できる野菜は、意外と多くあります。ミニトマト、ピーマン、ナス…。これらを庭で、あるいはプランターで育ててみませんか? 子どもに世話をさせるのです。自分の手で植えて、毎日水やりをし、時には肥料をやったりわき芽を摘んだりしながら世話をするうち、愛着がわいてきます。苦労して育てた野菜が実を結んだ時の収穫の喜びは格別です。そしてその喜びから子どもたちは、苦手な野菜でも口にすることができることが多いのです。是非お試しを!子どもの好き嫌いをなくすアイデア(3)嫌いな食材を使った料理を自分で作るあえて嫌いな食材を利用した料理を作ることにし、子どもに手伝ってもらいましょう。子どもが自分で作れるなら、なおさらよいですね。料理のお手伝いは意外と大変です。それを手伝うことで子どもには「頑張って作ったのだから」という気持ちが働いて、苦手な食材でも口にすることができるものです。<次回に続く>(子育ての達人)
2015年11月28日子育て中の悩みとして筆頭に挙げられるものに、子どもの食についてのことがあるのではないでしょうか。食が細い、好き嫌いが激しい、食べ過ぎるなど、いろいろな悩みがあるようです。それに、野菜をたくさん食べようとか、肉類に偏らないようにしようなど、子どもの食事についての留意点がたくさんあって、どのように食事のしつけをしていけばよいのか、わからなくなりがちです。ですが、一番大切なことを念頭においておけば、子どもの食についての悩みが少しは解消するはずです。子どもの食について大切にしたいこととは何か、一緒に考えていきましょう。どうして給食の時間に厳しい指導が行われていたのか子どもが食事をするおもな場面には、家と学校(もしくは幼稚園、保育園)の2つがあります。まずは学校や園での食、つまり給食について考えてみましょう。食が細かったり好き嫌いが多かったりする子どもにとっては、給食の時間は楽しく思えないこともあるかもしれません。一昔前はもっとそうだったでしょう。給食の時間に食べ終わることができなければ、昼休みの時間を削って食べ続けなければならなかったり、残すことが禁止されていたため、担任の目を盗んでこっそりと持ち帰ったり、下校途中に捨てた記憶がある人もいるでしょう。厳しい先生が担任になると、苦手な食べ物を口に無理やり押し込められるなど、今なら体罰に当たるようなことも、日常的に行われていました。なぜ、給食時間は、好き嫌いのある子どもにとっては厳しい時間になってしまっているのでしょう。それは、家と違って学校での給食時間というのは、教育の一環として存在しているからです。給食における目標が、学校給食法という法律によってきちんと定められているのです。学校給食法では、「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること」「日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。」など、7つの目標が掲げられています。法律でこれらの目標が定められているのですから、学校ではおもに給食の時間に、これらの目標を達成させるために教育していかなければならない、ということが決められているわけです。昔のように体罰がそれほど厳しくとがめられていなかった頃であれば、なおさら厳しく指導されていたことでしょう。<次回に続く>(子育ての達人)
2015年11月25日将来、子どもに食の楽しさを存分に味わってもらうために、味覚オンチにはさせたくない! と願うのは、私だけではないはず。でも、毎日の食事で細かいことを気にするのはちょっと大変。では、どうしたらいいのでしょうか。そのヒントは「和食」にあるようです。和食は、健康的な食事のスタイルということで、欧米からも注目を集めています。肉や乳製品よりも魚や大豆製品など、ヘルシーな食材が多いのが和食の良さのひとつです。でも、和食の最大のメリットは…「主食がごはんである!」ということ。ごはんが豊かな味覚と食体験を育む!ごはんは、どんなおかずとも相性が良く、栄養バランスのとれた食事がしやすくなります。和洋中の様々な味わいにもマッチしますし、お肉などガッツリ系のおかずでも、漬物や味噌汁などあっさり系のおかずでもいけます。刺身定食なんていうのもありますよね。この懐の深さ…、同じ主食でもパンや麺類にはない、ごはんの魅力です。そしてこれは、ただ栄養のバランスが取りやすいというだけではありません。じつは、ごはんと様々なおかずの組み合わせは、子どもたちにとって大切な「豊かな味覚と食体験を育む」のにとても役立っているんです。子どものころから、ごはんを基本に、いろいろな食材や、濃い味・薄い味といった多様な味わいを楽しみ、経験することで、繊細な美味しさを感じる味覚が養われます。さらに、その味の経験は、大人になってから年代に応じた食事を選ぶのにも役立ちます。たとえば、10代20代の育ちざかりのころは、ボリュームのあるおかずをガッツリ食べたいし、体にもそれが必要な時期です。けれど、中高年になって若いころのように脂肪や糖分をたくさん摂取するのは好ましくないですよね。そんなとき、ごく自然にあっさりした食事を選んでいけるようになります。これは子どものころから、ごはんと一緒に濃い味の旨さもあっさり味の味わいも、どちらもおいしい! と感じられる味覚が育っているから。当たり前のようで、これって素晴らしいことなんですよ!小さいころから育んだ味覚や食習慣は、大人になっても影響するものです。これから体も味覚も育っていく子どもたち。和食=ごはん食を日々の食事の基本にして、「食べること」の美味しさや楽しさを、しっかり伝えてあげたいですね!ごはんソムリエがオススメするお米の通販サイトそんなわけで、私も1歳3カ月の娘をもつママととして、「食べること」の大切さや楽しさを見つめ直しつつ、「食」を通して、体も心も健やかに育んでいけるような話題をこれからお届けしていきますね!ごはんソムリエでもあるので、ごはんの栄養や美味しい食べ方、オススメの銘柄などは、またご紹介したいなと思います。ちなみに、私がよく利用しているのお米の通販サイトは、「スズノブ」と「お米のくりや」の2つ。お好みの味を見つけたり、いろんな銘柄を食べ比べたりすると、ごはん食もますます楽しくなりますよ!・ スズノブ ・ お米のくりや
2015年08月25日日本マクドナルドは、小・中学校の食育授業を支援するウェブ教材「食育の時間」に、食とスポーツを総合的に考える、子どものための“スポーツ食育”を題材にした新コンテンツ「放課後~スポーツを全力で楽しもう!もっと強くなれるヒミツ」を新設した。同社では、2005年7月にNPO法人企業教育研究会と共同で「食育の時間」を制作。未来を担う子どもたちがバランスの良い食生活を送るための知識を身につけ、食を選択する力を養ってもらうことを目的に、ウェブ教材として公開している。今回、取り組みが10年を迎えるにあたってコンテンツを新たに追加。「放課後~スポーツを全力で楽しもう!もっと強くなれるヒミツ」と題して、昨今の授業時間の増加や通塾等で忙しく毎日を過ごしている子どもたちのために、授業以外でも自主的に楽しく考えながら学べることを念頭に教材が開発された。“スポーツ食育”をテーマにした新コンテンツは、練習をより効果的にし、試合で活躍するには、毎日の食事や正しい生活習慣の積み重ねが大切であることを自ら考え、学べる内容。また、読み物スタイルのデジタルブックコンテンツも今秋以降に導入されるという。新コンテンツは、食育授業に45分を割けないことが多いという教員からの声をもとに制作給食の時間や朝の学習時間などの比較的短い時間でも活用できるサブ教材として追加していく予定だ。なお、「食育の時間」は、子どもたちにとって身近で大切な食にまつわる生活習慣や食生活を、テーマ別に時間割で構成されている。また、教材の提供だけでなく、「食育授業支援事務局」を設置し、授業を実施するにあたっての相談や授業用教具の貸し出し、モデル指導案の配布など、教員向けに授業づくりのサポートも行ってきた。2005年の取り組み開始以降、同教材を活用した授業 の受講児童・生徒数は、報告を受けている限りでも延べ13万人にものぼるという。実際に同教材を利用している茨城県鉾田市立串挽小学校 養護教諭の山口真理先生は、「給食時に野菜の栄養について指導した際、いつもは野菜を一口も食べない数人の子供たちがその日の給食の野菜を完食する姿が見られました。」とコメントしている。
2015年07月08日子どもができると、食の安全性が気になり出すもの。「遺伝子組み換え食品なんて、子どもに食べさせたくない」と思うママやパパも多いでしょう。しかし、実はスーパーで売られている加工食品の大半に、「遺伝子組み換え」品種が混入していることをご存じですか?■どこに使われているの? 見えない遺伝子組み換え食品2015年4月現在、日本で流通している遺伝子組み換え品種は全部で8品目290種類あり、大半がとうもろこしと大豆です(注1)。それらは、おもに家畜の飼料やコーンスターチ、食用油や果糖ぶどう糖液糖などの原料として姿を変え、知らないうちに食卓に上がっています。日本では主原料の3位以内、かつ全重量の5%以上混入しているもの以外は表示の対象外で、「遺伝子組み換えでない」と書かれていても5%未満であれば混入が許されているので、表示を見ても完全に避けることはできません。日本における食物の最大の輸入元であるアメリカでは、とうもろこしの93%、大豆の94%が遺伝子組み換え(GM)品種です。日本では家畜の飼料用作物のの自給率は26%しかなく(注2)、「国産牛」であっても、飼料は輸入に頼っているのが現状です(注3)。それはつまり、家畜がエサとして摂取した遺伝子組み換え食品が、回りまわって私たちの体にも確実に入っているということ。遺伝子組み換え食品は、どこに使われているのかが見えづらいところがやっかいなのです。(注1)日本で流通しているおもな遺伝子組み換え品種は、以下の通り。大豆(枝豆、大豆もやしを含む)、とうもろこし、ばれいしょ、なたね、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ( 農林水産省ホームページ より)(注2)出典:ISAAA2014、作付け面積より算出(注3)出典:農林水産省「食料需給表」 ■「遺伝子組み換えってなぁに?」子どもにこう聞かれたら、どう答えますか?そもそも遺伝子組み換え食品(GMO)の何が問題なのかと言うと、いくら安全性が保たれているとは言っても、遺伝子を操作された作物を摂取することで、人体に悪影響がまったくないとは言い切れないことです。現に「GM食品がアレルギー発症の原因になっている」ということが、大きな問題になっています。世界的にGM品種の作付面積は広がっていますが、人体や生態系への影響を懸念する声は根強く、欧州ではGMフライドポテトの不買運動が起きたり、震災があった国ではGM種子の寄付を断ったり、世界各地で強い抗議や反対の声が上がっています。知っているようで知らない遺伝子組み換えのこと。気になってきた方は、4月25日(土)から「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」というドキュメンタリー映画が公開されているので、ご覧になってはいかがでしょうか。この映画の監督のジェレミー・セイファート氏は、アメリカで3人の子を育てるパパであり、子育てを通して「食」について深く考えるようになったといいます。ふとしたことから興味を持った、「遺伝子組み換え作物」について知るため、家族を連れて旅に出るジェレミー。アメリカでは現在、GM食品への表示義務がないため、その存在についてほとんどの国民は知りません(注4)。この映画は、取材を通して遺伝子組み換え食品の実態に迫りながら、「どんな食べ物を、家族で選択していくのか」という答えをみつけるまでの家族の成長物語になっています。「どんな食べ物を選択するか」、それは「どんな未来を選択するか」という問いでもあります。できれば家族と一緒に観て「私たちはどうする?」と話し合ってみてくださいね。<「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」 公式サイト >2015年4月25日(土)より、東京・渋谷アップリンクほか全国順次公開(注4)2014年5月に、バーモント州で米国初となる「GM食品表示義務付け法」が可決され、2016年7月から施行される。
2015年04月28日