Wikipediaに、「神奈川県のゆるキャラ一覧」という項目があるのをご存知だろうか。みうらじゅんさんが名付けて以来注目された"ゆるキャラ®"は、全国各地で今なお次々と微妙なデザインのものが生み出されている。ゆるキャラ®好きな私は、日夜それを調べてはニヤニヤして過ごしている。ところで、wikipediaに項目ができるということは、神奈川県はゆるキャラ®の名産地なのだろうか?真相を確かめるべく、2008年から始まった各県自慢のゆるキャラ®が集結するお祭り「ゆるキャラ®まつりin彦根」主催の荒川さんに話を聞いてみた。――Wikipediaで「神奈川県のゆるキャラ一覧」という項目を見つけました。他の都道府県のものは作られていないようなのですが、神奈川県はゆるキャラ®の名産地なのでしょうか?「うーん、特に名産というわけでもないと思います。鳥取もたくさんおりますし、もちろん滋賀県も、彦根だけで10体とたくさんいますよ。Wikipediaは書きたい人が書けるので、神奈川の人が書いたのではないでしょうか」――そうなんですね。なーんだ。とはいえ、Wikipediaを見る限り、神奈川県はゆるキャラ®が多い県であることは間違いないですよね。今年のゆるキャラ®まつりには、神奈川県からも参加されるのでしょうか?「それが、今年は神奈川県のどのキャラクターとも都合が付かず、1体も参加しないのです。昨年は『たねまるくん』が参加してくれましたよ」――1体も参加できないとはちょっと残念ですね。ところで、当サイト「コブス横丁」にもマスコット的な立場の「コブスくん」がいるのですよ。まったく目立っていませんが。「コブスくん、これは非常にゆるいですね。キャラクターが人気になる近道は、着ぐるみで人前にでること、そして、グッズを作ることです。そういったことをすれば、もう少し存在感が出るかもしれません」――なるほど、ありがとうございました。コブスくんの着ぐるみが実現した暁には、「ゆるキャラ®まつりin彦根」の参加を目指します。実は、以前にもその存在感のなさを憂いて、ゆるキャラ®評論家の方にアドバイスをいただいているコブスくん。そのときは、コブスくんを使った漫画やフラッシュアニメの作成をアドバイスされたが、いわゆる大人の事情により、いまだ着手されていない。「コブス横丁」トップページの右上で、どうでもいいつぶやきを地味に繰り広げるコブスくんがかわいそうでならない昨今。ゆくゆくはWikipediaに「コブスくん」の項目を作っていただけるくらい、ファンを集めたいものである。参考:コブス横丁の(一応)マスコットキャラクター。※「ゆるキャラ®まつりin彦根」は今年は10月23日(金)~25日(日)の3日間、滋賀県彦根市で行われます。(朝井麻由美/プレスラボ)※「®」が多いのは大人の事情です。商標権。読者はあまり気にしないで。(※編集部、梅田)【関連リンク】当サイトのコブスくんのここがダメ!?ゆるキャラ®評論家に聞くダメって言われたのに、直してないんだから、モウ。もうすぐ一周年の「コブス横丁」の運命を占ってみた占い師にも悪い結果を言われてしまったかわいそうなコブスくん。「ゆるキャラ®まつりin彦根~キグるミさみっと~2009」10月23日~開催!合言葉は「ゆるキャラ®で町おこし」。ひこにゃんに代わるアイドル的ゆるキャラ®は現れるのか!?
2009年10月13日昨年、すい臓がんを患っていると公表し、闘病中だったパトリック・スウェイジが14日、ロサンゼルス近郊の自宅で亡くなった。享年57。スウェイジの代理人は「パトリック・スウェイジは過去20か月間の闘病の末、家族に見守られながら安らかに眠りにつきました」と声明を発表した。スウェイジは昨年1月にすい臓がんの4期と診断され、化学療法を受けていた。経過は良く、昨年9月にはガン撲滅運動「Stand Up to Cancer」に参加、今年からスタートしたTVシリーズ「The Beast」(原題)に主演するまで回復した。治療を続けながらの撮影だったが、病状の悪化によりシリーズは13話で打ち切りとなっていた。バレエダンサーとしてキャリアをスタートさせたスウェイジはブロードウェイの舞台からハリウッドへと活躍の場を移し、1983年にフランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』で注目を浴び、1987年の『ダーティ・ダンシング』で人気を不動のものにした。彼にとって最大のヒット作であり代表作『ゴースト/ニューヨークの幻』(’90)で共演したデミ・ムーアは「あなたは多くの人に愛されました。そしてあなたの光は私たちを永遠に照らし続けるでしょう」とコメントを発表。同じく同作の共演者であるウーピー・ゴールドバーグは「私は『ゴースト/ニューヨークの幻』のメッセージを信じています。これからも彼はいつもそばにいてくれるでしょう」と話している。TVインタビューで病に倒れた気持ちを聞かれて「とても怖いし、怒りもある。なぜ僕が?と思っているよ」と正直に答えながら、希望を捨てずに闘病していた彼の冥福を、心よりお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)今年1月、「The Beast」に出演した際のパトリック。© Splash/AFLO
2009年09月16日70年代にTVシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」のジル役で一世を風靡し、先頃より末期ガンで闘病中だったファラ・フォーセットが25日午前中、サンタモニカの病院で亡くなった。享年62。ファラは2006年に肛門ガンと診断されたが、翌年、60歳の誕生日である2月2日にガン克服を宣言。残念ながら、3か月後に再発が見つかったガンは今年5月に肝臓への転移が判明し、手の施しようのない末期にあることが報じられた。彼女は2007年から2年半にわたる闘病生活を、パートナーで俳優のライアン・オニールの協力を得て記録し、5月に「Farrah’s Story」としてNBCで放映された。『ある愛の詩』や『ペーパー・ムーン』で知られるオニールとの交際は80年からスタートした。何度か破局を迎えながらも関係を修復してきた彼らの間には24歳になる息子もいるが、正式に結婚はしていなかった。オニールは、26日に放映予定のABCの番組「20/20」で、病床のファラに求婚し同意を得たと明かし、「彼女が『イエス』と言えるようになったら、すぐに挙式したい」と話していた。その希望は叶わなかったが、彼は臨終のときも彼女の枕元に付き添っていたという。オニールは「目は開いていたけれど、彼女は何も言わなかった。でも、その目からは、彼女が私たちがいることをわかっているのが見てとれた」と、People誌の取材に気丈に応えた。ファラのご冥福をお祈りいたします。(text:Yuki Tominaga)3年前のエミー賞授賞式にて、「チャーリーズ・エンジェル」のメンバー、ケイト・ジャクソンとジャクリーン・スミスと共に登場したファラ・フォーセット(写真左)。© Reuters/AFLO
2009年06月26日