「お友達が嫌な気持ちになるよ?」と……木村祐一さんと西方凌さんは2012年5月に結婚。2016年11月に長女、2020年2月に長男が誕生しています。今年4月には「沖縄へのプチ移住」を発表しました。5月7日、「最近、これまでで一番の反抗期を迎えている娘。制御不能のティーンエイジャーのような態度と口調に頭を抱えています」と打ち明けた西方さん。「これまでの七年半、反省して悩んで解決策を探り取り組み…を繰り返してきた」という7歳半になる長女の子育てについて、反省を綴っています。最大の反省点は「幼少期に怒り過ぎた事」「人の目を気にし、相手(お友達)の気持ちを尊重し過ぎて娘の心を大切にしなかった」。長女が小さかった頃、「娘は感情を怒りで表す事が多く、気も強く口調がキツいので誤解されることもしばしば。幼少期はトラブルも多かった」ことから、必要以上に怒ってしまう時期があり、「理由だってあったはずなのに、気持ちに寄り添う前に叱るのではなく怒ってしまっていました」と振り返りました。印象的なエピソードとして綴ったのは、長女のお友達が「一緒に帰ろう」と誘ってくれたときのこと。『娘はその時、一人で帰りたい気分だったらしく「どうしようかな…」と答えてその場で動かなくなりました。はっきりしない娘に「一緒に帰りたいって言ってくれてるんだから一緒に帰ろうよ。」と言うと「やっぱり一人で帰ろうかな」と。お友達も相手のお母さんも見ていて一緒に帰るのを待ってくれていたので、私は思わず手を引き半ば無理矢理一緒に帰りました。すると娘は、友達より先に歩いたり 話に返事をしなかったり…「なんだか、ごめんね」と、私はお友達とママに謝り別れました。』(西方凌さんInstagramより)その後、西方さんが長女に「どうしてそんな態度なの?お友達が嫌な気持ちになるよ?」と言うと、「だから私は最初から一緒に帰りたくないって言った」という返事。それでも「でも、一緒に帰ろうって言ってくれてるんだから一緒に楽しく帰れば良かったじゃない?」と重ねて諭そうとしたところ……長女は、「じゃぁ私の気持ちはどうなるの?」と言ったのだといいます。この一言に衝撃を受けた西方さんは、「私は周りにどう思われるかばかりを気にして、娘の気持ちを大切にしていなかった。トラブルを無くすことばかり考えていて、娘の気持ちには何一つ寄り添えていなかったのです」と、自らの過ちに気づいたそうです。過去の様々な出来事を振り返り、「あの時も、この間のあの出来事も。私は娘の気持ちではなく、人の目やお友達の気持ちを優先にしてきたな」とあらためて気づいた西方さんは、教育セミナーを受けて教わったことを実践しますが、「分かっちゃいるけど出来ない…の連続」。ただ、長女自身も成長とともに「自分の怒りっぽいところを直したい」と思うようになり、頑張っているといいます。そんな西方さんがひとつはっきり分かっていることだと断言するのは、「私自身が変わらなければ 娘も変われないと言う事」。『「変わりたい」と泣く娘の為にも今は、娘に寄り添い 全てを受け入れ 厳しく咎めず、心に余裕を持ちたい。(理想は高く)』(西方凌さんInstagramより)長い時間がかかるとしても、まず自分を変えることで娘を、そして親子の関係性を変えていくという西方さんの宣誓に、夫・木村さんはコメント欄で「凄く、しかも真摯に向き合う形。今は多少離れているけど、一番近くで見ているつもりです。私こそ変わります。変えていきます。どうぞ宜しくお願いしますねかーちゃん」と記していました。また、同じような経験を持つ人は少なくないようで、「私も同じように周りに我が子を合わせようとしてしまう事があります」「読みながら涙が出ました。なぜなら、本当に同じ経験をしたからです」「泣いてしまった…私も怒りすぎ、人の目気にしすぎで」と、共感の声が多く寄せられています。2つの反抗期の間にある「中間反抗期」我が子への接し方に悩まない親はいないでしょう。イヤイヤ期を経て小学生になり、ちょっとお兄ちゃん・お姉ちゃんになったと思ったら、すさまじい反抗期が訪れて戸惑う人も少なくないようです。年長さん~小学校低学年頃のお子さんは、素直に親の言葉を聞き入れず反発することがよくあります。「中間反抗期」と呼ばれるものですが、この時期は少しずつ世界を広げて自分を確立しようとしたり、何でも自分で考えてやってみようと試行錯誤しています。頭ごなしに叱ったり親の考えを押し付けたりせず、子どもの意思を尊重してあげたいものですが、親としてどんな心構えで接すれば良いのか考えてみましょう。たとえ失敗に繋がったとしても、先回りして口うるさく言うよりも「自分で決めてチャレンジできた」経験・「失敗を踏まえてどうするかを考えられた」経験のほうがこの時期の子どもには大切です。成長するいい機会だと思い、落ち着いたタイミングでゆっくりと話を聞いてみましょう。少しずつ親離れを始めるこの時期、親側は干渉しすぎず、見守りの姿勢を身につけることが大切です。いじめや犯罪などモラルに反すること、危険なこと、家族の約束事として守ってほしいことは毅然と注意する必要がありますが、友達との秘密や自分だけにしておきたいことを無理に聞き出すのはぐっとこらえましょう。生意気な言動をとる子供に対し、カッとなって激しく怒りたくなることもありますよね。ただ感情に任せてきつく言うことは逆効果です。伝えるべきことを簡潔に伝え、こちらの感情をぶつけないように心がけましょう。たとえ反抗的な態度を取っていても、本当はまだまだ甘えたい気持ちもある子ども。大人に突き放すような態度を取られると、受け入れてもらえない不安や孤独感を感じてしまいます。子どもの頃に育まれる自己肯定感は、主体性を持って人生を前向きに生きる原動力です。未熟なところはたくさんあっても、自分なりに色々なことを考えているのです。他のきょうだいやお友達と比較して責めたり否定したりすると、劣等感を強めて自己肯定感の低い子になってしまうこともあります。「誰と比べてどう」ではなくあくまでも1人の人として「こうしてほしい」「こうなってほしい」ということを伝えるようにしましょう。参照:小学入学前後に来た「中間反抗期」の5つの特徴とは?効果ありの対処法とタイプ別関わりのコツ【心理カウンセラー解説】
2024年05月08日お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢(42)が4月30日、自身のXを更新。TBS系情報番組『THE TIME,』(月~金前5:20)で、同局の安住紳一郎アナウンサー(50)が話した“アンコール”に反応した。森田はこの日、自身のXに『THE TIME,』の番組終盤で行われる安住アナと、『ラヴィット!』MCの麒麟・川島明(45)のリレートークの様子を撮影した写真を投稿。実はこの日の放送で、川島が「安住さん、あなたのためにピアノを弾いた男がいたんですけども、どうしましょうあれ?」と質問。『THE TIME,』24日の放送で、森田は布袋寅泰の「さらば青春の光」をピアノで生披露したが、安住アナは新型コロナ陽性のため不在だったことに言及した。安住アナは、「家で見ていましたけど、もう1回お願いしたいですね」とまさかの“アンコール”を依頼。これには、スタジオから「おおー」とどよめきが起こった。このやり取りへのリアクションと思われる森田の投稿は、「は?もう一回?」と一言。一方で「#とりあえず復帰はおめでとうございます」というハッシュタグも添え、復帰した安住アナへの優しさもにじませた。
2024年04月30日TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が新型コロナに感染。MCを務める同局系情報番組『THE TIME,』(月~金前5:20)のきょう23日の放送で、26日金曜まで欠席することが伝えられた。番組冒頭で宇賀神メグアナウンサー(28)が「安住アナウンサーは新型コロナ陽性のため、今週の『THE TIME,』はお休みです。朝8時まで私たちがお伝えしてまいります」と伝えた。SNSでは「安住さん」がトレンド入りし、「いないなと思ったらコロナ陽性なのか」「お大事に」「気をつけます」「まだ検査やってるのね」といった声が寄せられている。
2024年04月23日お笑いタレントの木村祐一(61)が20日、自身のインスタグラムを更新。近況ショットを公開した。木村は「調子に乗ってまた載せさせてください!」とつづり、先日の投稿から話題になっている“イケオジ”化した近影を投稿。ブルーのセットアップに髭を生やし、髪をオールバックにした姿を見せた。この投稿には「めちゃくちゃかっこいいです!」「キム兄さんすてきですー」「高橋ジョージみたい」「一段とすてきでカッコよくなられて…」「渋い!」といった声が寄せられている。
2024年04月20日フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『50歳ですが、いまさらNISA始めてもいいですか?』(鬼塚祐一 著)を2024年4月11日に発売しました。『50歳ですが、いまさらNISA始めてもいいですか?』(鬼塚祐一・著)詳細URL: チャンネル登録者数11万人超の鬼塚祐一による初著作『50歳ですが、いまさらNISA始めてもいいですか?』は、これまであまり語られてこなかった「50代から始めるNISA」に解説を絞りました。「いまさら積立投資を始めても遅いのでは?」「定年退職したときに大暴落が来たらどうするの?」こうした不安や疑問にズバリ答えました。本書を読めば、投資への不安や恐れが一切なくなり、豊かな老後資金が築けている未来が描けるでしょう。そして、発売を記念して8日間限定Amazon購入キャンペーンを実施中です。期間は2024年4月10日(水)から4月17日(水)23:59まで。キャンペーン参加者全員に特典動画をプレゼントいたします。キャンペーン詳細はこちら 【本書の構成】第1章 50歳からNISAを始めても手遅れではありません!第2章 新NISAって何がお得なの?第3章 なぜ、「50代以降は投資なんてやめておけ!」と言われるのか?第4章 着実に資産が増えていくNISA活用術第5章 リスク管理の王道「債券」を制する第6章 50歳からのNISAの始め方――実践ステップと投資銘柄■著者プロフィール鬼塚祐一(おにづか・ゆういち)お金の運用の専門家である一級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)株式会社鬼塚FP事務所代表取締役大学卒業後、郵政事業庁に入り、ゆうちょとカンポの営業職に従事し5年勤務。その後、女性向けのマネー講座を主催するFP事務所に転職。講師として500回以上、セミナーに登壇する。2015年4月に独立。日本では珍しい、金融商品の仲介を一切しないFP事務所を設立。新聞雑誌の記事監修、テレビ出演多数。YouTubeチャンネル「小学生にも分かる投資の授業」は登録者数11万人超。◎公式サイト1級FP 鬼塚祐一の小学生にも分かる投資の授業 ◎YouTube小学生にも分かる投資の授業 講師:鬼塚祐一 ■書籍概要書名 : 50歳ですが、いまさらNISA始めてもいいですか?著者 : 鬼塚祐一ページ数: 336ページ価格 : 1,870円(税込)出版社 : フォレスト出版株式会社ISBN : 978-4-86680-272-5発売日 : 2024年4月11日URL : ■会社概要商号 : フォレスト出版株式会社所在地 : 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F設立年月日: 1996年4月1日代表取締役: 太田 宏業務内容 : 出版物の企画・制作及び販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月11日2024年1月1日、TBSの安住紳一郎アナウンサーが結婚することが報じられました。産経ニュースによると、お相手は元タレントの一般女性。この日、婚姻届を提出する予定とのことです。まぶしい笑顔がチャームポイントで、仕事に対する真摯な姿勢や、人情味あふれるコメントが多くの人から人気を集める、安住アナ。情報番組『THE TIME,』やバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』をはじめ、TBS系列の番組を中心に、幅広く活躍しています。そんな安住アナのおめでたい報道に、ネットからは多くの人が「自分のことのように嬉しい」「ついに安住アナが結婚か…!」といった喜ぶ声が続出しました。安住紳一郎アナ、結婚相手と出会いのきっかけを明かすこの日放送された特別番組『羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャル』(テレビ朝日系)では、MCを務める羽鳥慎一アナウンサーが安住アナとのLINEのやり取りを紹介。結婚をしたことに自分でも驚きを隠せないという安住アナは、「今回の件については、好き勝手にしゃべってくださいね」と述べ、笑いを取りました。番組では、お相手が元アナウンサーの西島まどかさんであることも発表。羽鳥アナへのメッセージで、お相手についてこのようにつづっています。今は生活のフォローをしてくれることが嬉しいです。ネットの時代で確実に特定されるので、先にいっておきます。でも深堀しないでくださいね。名前は「西島まどか」さんです。羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャルーより引用出会ったのは、15年ほど前。空港で長時間弁当を物色している姿を見て、「面白い人だ」と思い、声をかけたのがきっかけなのだそうです。安住アナの結婚発表は、またたく間に話題に。多くの人から祝福の声が寄せられました。・なんて素敵なカップル!お幸せに!・お弁当を長時間物色って、出会いのきっかけがかわいすぎる。・「好き勝手にしゃべってください」のひと言で笑いを取るところが、さすがは安住アナ。番組を見た人からも反響が上がった、ほほ笑ましい結婚発表。こんなにも祝福されているのは、安住アナの人望あってのものといえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月01日2023年6月22日の早朝、長崎県松浦市のコンビニに強盗が押しかけ、犯人が逃走する事件が発生。この日、情報番組『THE TIME,』(TBS系)では、事件が発生した松浦市から安住紳一郎アナウンサーが生中継を行いました。番組のテロップには「安住アナ出張中に…」の文字が。そう、実はこの現地中継は、偶然によって生じたものだったのです。安住紳一郎アナのかけた言葉に「神対応!」の声この日、同番組は松浦市で食べられる『日本一のアジフライ』について特集する予定だったのだとか。しかし、奇遇にもロケ先の地で強盗事件が発生。中継を急きょ変更し、安住アナやスタッフは事件について中継をすることになったのです。安住アナの姿が番組に映ると、その隣には、本来ならば今日紹介予定だった取材先の相手が。番組視聴者に向けて放送内容に変更が生じた事情を説明すると、安住アナはこのように呼びかけました。いや、なんかね、普段は静かでいい街なんですけど、今日ちょっとなんか残念なことになりましたね。ぜひね、アジがおいしいし、青魚がおいしいところなので、ぜひ遊びに来てほしいと思います。また、よろしくお願いします。THE TIME,ーより引用ちょっとね、今日は予定外のことだったんですけどね、ぜひちょっとね、興味ある方は松浦のアジフライ、アジについて調べてみてください。とっても面白い情報がいろいろ載っています。そして必ずここから、アジフライの中継をしたいと思います番組がそれまであればいいけど…ね?THE TIME,ーより引用きっと取材先の相手も、テレビ番組を通して自慢のアジフライが紹介されることを楽しみにしていたはず。そんな相手方の気持ちを汲み取ったのか、後日改めて紹介する約束を交わすと、安住アナは全国の視聴者に向けて『松浦市のおいしいアジ』をアピールしたのでした。安住アナの真摯な気持ちは、相手方にも伝わった模様。「大変な事態だから仕方がないね」「また会える機会が増えて、嬉しい」と、安住アナに笑顔で返答しました。最後のちょっとしたブラックジョークからも、安住アナの人柄が伝わってくる、素敵な対応。番組放送後、ネットでは安住アナの行動を称賛する声が相次いでいます。・取材先への気遣いも忘れない。これぞプロのアナウンサーの仕事だ!・お相手の「また会える機会が増えて、嬉しい」という言葉も素敵。放送される日を楽しみにしています!・事件の発生現場へ中継に行く判断も、取材席への対応も、まさに『神対応』。取材先の相手を含む多くの人が、今回の事件が無事に解決し、松浦市の誇る『日本一のアジフライ』が紹介される日を、心待ちにしていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月22日・学校へ行く前に見てしまってガチで笑った。リアクションが見事。・このコンビ、大好き。どっちもかわいすぎる。・娘と爆笑しました。朝から元気がもらえてよかったです。・最後で「フフン」って笑うところまでツボ。情報番組『THE TIME,』(TBS系)のTikTokアカウントが投稿した動画に、そんな声が上がっています。注目を集めたのは、2023年6月8日の放送で起きた、ちょっとしたトラブル。安住紳一郎アナウンサーがMCを務める同番組には、オリジナルキャラクターである、鳥のシマエナガちゃんが出演しています。ドアからハトの人形が飛び出して時間を教える『ハト時計』のように、用意されたセットの中からシマエナガちゃんが登場して、安住さんとおしゃべりをしたのですが…。@thetime_tbs♬ オリジナル楽曲 - thetime_tbsシマエナガちゃんが戻った時、扉が半開き状態に!どうやら、セットに不具合があったようです。扉を閉じてあげようと思った安住さんが、手を伸ばすと…同じタイミングで、再びシマエナガちゃんがシュッと出てきたではありませんか!これには安住さんもビックリ。きっとシマエナガちゃんは、反動で扉が正常に閉じることを期待したのでしょう。しかし、その後も扉は半開きのまま。安住さんは、思わず笑みをこぼしながら扉を閉めてあげたのでした。安住さんの優しさや、コントのようなリアクションは、朝から多くの視聴者を笑顔にしたようです。こんなほほ笑ましいプチハプニングなら、たまに見たいですね![文・構成/grape編集部]
2023年06月14日シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.14 安住の地 第8回本公演『凪げ、いきのこりら』が12月16日(金) から18日(日) まで東京・シアタートラムにて上演される。世田谷パブリックシアターが新しい才能の発掘と育成を目指す「シアタートラム・ネクストジェネレーション」シリーズで今回選出された「安住の地」(主宰・中村彩乃)は、2017年に旗揚げし、20代後半~30代前半の若い世代が集う劇団。演劇のみならず映像・写真などを手掛ける個性豊かな14名のアーティストが所属し、京都を拠点に活動していて、東京での単独公演はこれが初となる。岡本昌也と私道かぴが共同脚本・演出を務める今作は、メンバーである森脇康貴、日下七海、山下裕英、沢栁優大のほか、客演として池浦さだ夢(男肉 du Soleil)、古野陽大、金谷真由美が出演。岡本と私道はそれぞれ単独でも脚本・演出を手掛けてもおり、共同脚本・演出はこれが3作目となる。東京での稽古が始まって約1週間の稽古場を取材した。共同脚本・演出の私道かぴ(左)と岡本昌也この日の稽古はホン読み(俳優は台詞だけを読んでいく稽古)。書き下ろしとなる今作の舞台は“はるか未来”。地球の環境は著しく変化し、わずかに残された安全な陸地に、人間、獣人、動物、怪物、妖怪、微生物とあらゆる生き物たちが集まって暮らしている――。彼らが目指すのは「ユートピア」。登場人物はみな異なる種類の生物だが、金谷演じる妖怪ウブメは「あやまちは繰り返しませんから」と繰り返す。この言葉に覚えのある人は多いだろう。過去に日本で起きたこと、いま起きていることと直結する言葉によって、このファンタジーに生々しさが混ざり込んでいくような感覚を味わった。安住の地『凪げ、いきのこりら』稽古風景しかしその平和も、ある登場人物の策略によって少しずつ脆くなっていき、あるきっかけを境に生き残りをかけた争いが始まってしまう。この日はホン読みだけだったが、俳優たちの芝居からそれぞれが背負ったものやその重量まで受け取れて引き込まれた。演じるウブメの役柄について質問する金谷真由美(中央)、左はミドリほかを演じる沢栁優大、右はナナシ役の日下七海ウブメ演じる金谷は、演出家ふたりと「ウブメの居方が定まらない」と話してはいたが、「あやまちは――」の言葉を掲げながら祈り続ける姿に、ウブメの見たものや悲しみを想わずにいられなかった。また、日下演じる猫のナナシは戦争孤児という役どころ。争いの最中に生まれ物心ついた頃にはひとりだったことがその声に表れていて、つい大人として謝りたい思いに駆られる。バッハ役の池浦さだ夢(男肉 du Soleil)がラップを披露する場面ももちろんシリアスばかりではなく、池浦演じる動物バッハはムードメーカーで、彼が動くと稽古場から笑い声が漏れ和ませる。ほかにも沢栁が演じるミドリの計算高さや、古野演じる退役軍人ロッコの信じるもの、森脇演じる獣人リヒテの思想や、山下演じる獣人クロワの深層心理などもどこか覚えがあり、だからこそこの登場人物たちがどこに向かうのか、手に汗握り見つめてしまう。ミドリ役・沢栁優大ナナシ役・日下七海(左)とクロワ役ほか・山下裕英脚本について岡本と私道に尋ねると、最初は岡本の「異種格闘技をしたい」というアイデアだったそう。そこからふたりで脚本について話しているうちに「今起きていることと重なっていった」と言い、そこから私道が広げたり言葉にしていった。脚本の最後には、戦争にまつわる本、災害にまつわる本、暴力にまつわる本など数多くの参考文献が記されている。岡本はSNSで「誰かにとって、今すぐに必要な作品ではないかもしれません。でも、こういう作品をこれからを生きてくぼくたちがやらないとなって思ってます」「戦ってきた人に『大丈夫、伝わってるよ』って言いたい」と記す。岡本昌也ここまでのレポートでは重い物語に感じるかもしれないが、ラップバトル的なシーンや、「安住の地」の手法のひとつである映像の使い方や本筋とは別軸の場面の存在、登場人物のキャラクターが反映された衣装など、新鮮で躍動感のある表現が楽しく、観たことがない人にもぜひ一度味わってほしいとお勧めしたい。左から)ロッコ役ほか・古野陽大、リヒテ役ほか・森脇康貴、ミドリ役ほか・沢栁優大、ウブメ役ほか金谷真由美ホン読み後のノートの時間に、岡本や私道が一方的に話すだけでなく、「皆さんは実際に読んでどうでしたか?」と尋ねるとキャスト陣がどんどん気になったことや思ったことを話していたのが印象的だった。この活発な空気の中からどのような作品が生まれていくのか、期待して開幕を待ちたい。取材・文:中川實穗シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.14安住の地 第8回本公演 『凪げ、いきのこりら』チケット情報はこちら
2022年12月09日12月16日から18日に東京・シアタートラムで上演される、シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回本公演『凪げ、いきのこりら』の詳細が発表された。世田谷パブリックシアターが新しい才能の発掘と育成を目指す「シアタートラム・ネクストジェネレーション」は、公募により選ばれた団体にシアタートラムでの上演機会を提供し、公演実施にあたっては劇場がサポートを行っている人気シリーズ。これまで、快快 -FAIFAI-・FUKAIPRODUCE 羽衣・てがみ座・スズキ拓朗・開幕ペナントレース・泥棒対策ライト・to Rmansion・らまのだ・悪い芝居など、現在演劇界で活躍中の多くの才能を輩出してきた。同シリーズ2年ぶりの上演となる今回は、旗揚げからわずか5年、急成長を見せる「安住の地」が登場。「安住の地」は演劇のみならず映像・写真などを手がける個性豊かな14名のアーティストが所属しており、メンバーは20代後半から30代前半と若い世代が集うフレッシュな集団。関西の劇場や美術館の育成プログラムで選出されたのち、豊岡演劇祭やストリートシアターフェスストレンジシード静岡などのフェスティバルにも参加、京都の急先鋒として頭角を現し、関東においてもかながわ短編演劇アワード2021グランプリ受賞(2021年)、第12回せんがわ演劇コンクールオーディエンス賞(2022年)を立て続けに受賞するなど、活動の幅を全国に広げている。『凪げ、いきのこりら』は、昨今において目にすることが増えている「多様性」という言葉に対して、20代である彼らが抱く違和感や疑念をテーマに、いざこざや奪い合いの先に生まれる“不協和音の先にある共生”を描く。脚本・演出を手がけるのは、岡本昌也と私道かぴ。岡本と私道の共同脚本・演出としては3作目、劇団にとって東京での単独公演は今回が初となる。チケットは11月6日より一般発売がスタートする。<公演情報>シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回本公演『凪げ、いきのこりら』12月16日(金)~18日(日) 東京・シアタートラム主宰:中村彩乃脚本・演出:岡本昌也 私道かぴ出演:森脇康貴 日下七海 山下裕英 沢栁優大 池浦さだ夢(男肉 du Soleil) 古野陽大 金谷真由美※全公演にプレ・ポストトークあり。12月16日(金) 19:00 ポストトーク:山内ケンジ(劇作家・演出家/城山羊の会・映画監督・CMディレクター)12月17日(土) 13:00 ポストトーク:野上絹代(振付家・演出家・俳優/快快 -FAIFAI-)12月17日(土) 18:00 ポストトーク:岩井秀人(劇作家・演出家・俳優/ハイバイ)12月18日(日) 13:00 未定 ※決定次第、公式HPでお知らせします。12月18日(日) 18:00 ポストトーク:白井 晃(俳優・演出家/世田谷パブリックシアター芸術監督)※開催回のチケットをお持ちの方がご参加になれます。※プレトークは開演20分前より開始。【チケット料金】(全席指定・税込)一般:3,500円高校生以下:1,750円ほか各種割引あり※託児サービス、車椅子スペース取扱いあり一般発売:11月6日(日)【お問い合わせ】世田谷パブリックシアターチケットセンターTEL:03-5432-1515(10:00~19:00)
2022年10月21日「新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、ニュース番組の編成も苦戦を余儀なくされています。安住紳一郎アナ(48)が総合司会を務める朝のニュース番組『THE TIME,』(TBS系)も、7月28日の放送は地方への『出張中継』を予定していたのですが中止となり、安住アナがTBS局内を散策する企画に変更されました」(テレビ局関係者)安住アナといえば、最近も“過重労働”が話題になったばかりだ。「安住アナは『THE TIME,』を月曜日から木曜日まで担当しています。しかし7月16日土曜日には特番『音楽の日』で総合司会として8時間生放送を務め、さらにその後も『情報7daysニュースキャスター』にも生出演し、SNS上で『激務すぎる』と、心配の声が上がったのです」(前出・テレビ局関係者)翌日に出演したラジオ番組では、「やったらやったで『働きすぎだ』と言われたりして、どうしたものか」と、長時間労働問題について自ら言及していた安住アナ。局内での評価は高く、数年連続で最高査定を受けているという。「’19年には部次長待遇から、局次長待遇へ“二階級特進”となりました。しかし、それほどの評価を受けていても現在の年収は2千500万円ほどです。フリーアナとして活動すれば、その10倍以上の年収を得ることができるでしょう」(TBS関係者)なぜ彼は、“億超えアナ”を目指さず、TBS局員という立場に甘んじているのか?「現在、TBSの取締役を務めているA氏の存在が大きいようです。安住アナは若いころからA氏に抜擢されていましたからね。また彼は“仲間意識”が強いことでも知られています。5年ほど前ですが、彼が社内改革を提案したことがありました。それまでは同じ番組に携わっていても、TBS社員と、制作会社所属のスタッフでは、名刺やIDカードが異なっていたのです。そのことについて安住アナは、『同じ番組を同じマインドで制作しているのに、所属先によって差があるのはおかしい』と、是正することを上層部に働きかけたのです。特に出世欲が強いタイプでもないのですが、より上の立場にいたほうが社内改革はやりやすいと考えているようですね」(前出・TBS関係者)目指しているのは“億超えアナより社長”ということなのか。『THE TIME,』で急きょ放送された局内散策企画について、「テレビも新しい時代を迎えたんだ、そういうふうに感じます」と、語っていた安住アナ。その発言の真意は定かではないが、彼には“TBSの新しい時代”が見えているのだろう。
2022年08月05日音楽特番『音楽の日』(TBS系)は、タレントの中居正広さんと安住紳一郎アナウンサーがタッグを組み、ともに司会を長年務めている番組です。2022年7月16日放送の『音楽の日2022』でも、中居さんと安住アナが司会を務める予定でした。しかし、中居さんは同月14日に急性虫垂炎のため入院。番組への出演を見合わせ、代役を江藤愛アナウンサーが務めることになりました。突然の変更に安住紳一郎がコメント同番組の冒頭で、国立競技場から中継した安住アナ。改めて中居さんが療養中であることに触れ、次のように語りました。楽しみにされていた方が多いと思います。身体のことなので残念ですが、中居さん、また来年一緒に司会をするのを待っています。中居さん!中居さん?見ていますか?中居さんが11年取り組んできた、この『音楽の日』。そこかしこに、中居さんらしさが散りばめてあります。そんなところもぜひ、みなさんにも見ていただきたいと思います。音楽の日ーより引用また、安住さんは新型コロナウイルス感染症により出演がキャンセルとなったアーティストたちにも触れ、心配する気持ちを視聴者と共有。さらに、同日は全国で大雨が観測されていることから、十分注意するようにも呼びかけました。安住さんの言葉に、多くの視聴者が感謝を表明しています。・安住さん、ありがとうございます!・中居さんもアーティストのみなさんも、早くよくなりますように。・さすがプロのアナウンサー!中居さんも安心して見ているんじゃないかな。・中居さんの不在はさびしいですが、安住さん、江藤さん、どうぞよろしくお願いします。所属事務所によると、中居さんは同月16日現在、回復中とのこと。1日でも早い回復を、多くの人が祈っています。[文・構成/grape編集部]
2022年07月16日「私は8カ月前から朝の番組をするようになってから赤坂に週6回来るんですが…、そろそろ疲れました」6月5日、『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)でそうぼやいたのはTBSの安住紳一郎アナウンサー(48)。昨年10月から早朝のニュース番組『THE TIME,』(TBS系)を担当するようになって以降、疲れが出てきたと吐露したのだ。安住アナは「あっ、いけない!本当のことを言っちゃった」と続け「週に6回、同じところに来ると飽きますね。これまで週2回しか赤坂に来なかったから。最近はスタジオばかりで……」と打ち明けたのだ。安住アナは月曜~木曜は『THE TIME,』、土曜は『情報7daysニュースキャスター』、日曜は『安住紳一郎の日曜天国』のレギュラーを務めている。週6赤坂出勤の安住アナはそのラジオ番組で意味深な発言をーー。「放送局は10月に番組の改編があるので、人の動きのシャフルは7月1日に行われるんですが、この6月はそういう話し合いが各所で行われるので、何か一丁やってやろうかと考えるのですが……。やめなさい!遅い、遅い、もう遅い」何かを匂わせながら、自らに突っ込みを入れていたのだが…。TBS関係者はこう語る。「安住アナは冗談っぽく、激務過ぎてフリー転身も視野にしていることを示唆していたのでしょう。実は、『THE TIME,』は放送開始当初は視聴率5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録することもあったのですが、最近は4%台と苦戦しています。4月には目玉コーナーである“列島中継コーナー”を7時から7時半に移し、テコ入れを図ったのですが、6月8日放送分では6時台3.7%、7時台3.8%とついに3%台を記録してしまったのです」ちなみに同日の同時間帯の『めざましテレビ第2部』(フジテレビ系)は7.9%、『おはよう日本』(NHK)は7.7%、『ZIP!』(日本テレビ系)は7.6%、『グッドモーニング』(テレビ朝日系)は6時台5.9%、7時台8%。現在いわゆる“ニュース情報番組”でほぼ2倍差をつけられる最下位なのだ。制作関係者も言う。「『THE TIME,』は危険水域に入ったといえます。局内でもさすがに安住アナの“神髄力”が消えたか、とショックを隠せません。金曜日は香川照之さんがMCを務めていますが、視聴率的にはほとんど変わりません。安住アナは20年にスピード出世でTBSの局長待遇まで昇進。この番組を軌道に乗せることができれば役員への道も見えてくるといわれていました。一部の代理店関係者からは『ぴったんこカンカン』や『ニュースキャスター』など長年、TBSの“夜の顔”を務める安住アナが“朝の顔”として登場することに、違和感を覚える視聴者も少なくないのではとの声も。即座に打ち切りはないにせよ、また何らかのテコ入れがおこなわれるのではないでしょうか」安住アナのラジオ番組でのぼやきに、別のTBS関係者はこう語る。「フリー転身を匂わせることで、会社側にさらなる待遇改善や、“戦犯”扱いをしないよう暗に訴えているのかもしれません」人気・実力ともに現役最高峰といわれる安住アナとTBSの今後の出方に注視したい。
2022年06月12日「三谷さんにはMCの経験がありません。それでも今回抜擢された背景には、“相棒”安住アナの意向があるんです」(TBS関係者)4月2日の放送から『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)のMCを務めている三谷幸喜氏(60)。前任のビートたけし(75)の後を継ぎ、安住紳一郎アナ(48)と共に番組の進行を担う。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)も手掛けている人気脚本家の三谷氏と、TBSを代表するアナウンサーの安住アナ。異業種の2人だが、実は親交が深いようだ。「2人は’13年の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で初めて共演しました。以来、プライベートでも連絡を取り合う仲になったそうです」(前出・TBS関係者)交流を重ねるにつれ、「信頼関係が生まれていった」と前出のTBS関係者は続ける。「’19年7月放送の『ぴったんこカン・カン』で番組冒頭から“重大発表がある”と言い、後半までその内容を隠して煽っていました。視聴者は安住アナの結婚や退社を予想しましたが、重大発表とは“安住アナが東京五輪のキャスターに就任した”ということ。当時、視聴者として見ていた三谷さんは『ああいう演出はよくない』と安住アナに“クレーム”を送ったそうです。安住アナはそんな本音を包み隠さず言ってくれる三谷さんを頼もしく感じており、MC起用の決め手になったと聞いています」いっぽうの三谷氏がMCのオファーを引き受けたのには、“打算”があると芸能関係者は明かす。「三谷さんの『Nキャス』1本のギャラは80万円だそうです。前任のたけしさんのギャラは180万円から200万円ほどといわれているので、たけしさんの半額以下。それでも、MC初挑戦の文化人枠としては異例の高額なんです。大河の脚本のギャラは約2千万円で、映画は1本800万円から1千万円。大河は約2年間拘束される大仕事なので、三谷さんは収入減を心配していました。そんななか『Nキャス』のオファーは“渡りに船”だったそうです」三谷氏がギャラを重要視するのには、理由があるようだ。「三谷さんは’13年7月、19歳下の一般女性と結婚。そしてその翌年6月、52歳で初めてお子さんが生まれました。その後、前立腺がんが見つかり、’16年に手術することに。改めて『家族をなんとしても守っていかなくては』という気持ちが強くなったといいます」(前出・芸能関係者)『週刊文春』’21年12月30日号で、《(家庭をもつまで)ギャラが幾らかなんて考えたこともなかった。でも今は違う。三谷家のため、仕事を選ぶ基準はまずそこですから》と語っていた三谷氏。『Nキャス』での活躍次第では、“MC転身”で荒稼ぎする日が来るかも!?
2022年04月08日2月20日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)で、安住紳一郎アナウンサー(48)の北京五輪中継をめぐる“ぼやき”が波紋を呼んでいる。番組冒頭、「さて、私の話で恐縮なのですが」と切り出した安住アナ。スタジオで着用していたシャツが破れていることに触れ、突如として「民放テレビ・ラジオ、もうこんな時代ですよ。皆さん」と呼びかけた。そして、やや語尾を伸ばした口調で一気にこう捲し立てた。「フジテレビさんだって50歳以上の人の早期退職を募集してるでしょ。こんな時代が来るなんて思わなかった。嫌だ、嫌だぁ。本当に。私の口から言うのもどうかと思いますけれど。一応、民放では上の方のアナウンサーなんですよ」「人前に出る仕事してるのに、Yシャツに綻び作って仕事してるんだからぁ。皆さんが民放のテレビ・ラジオについてどういう風に評価してるのか知りませんけれども。ひどいもんだよ。こんなボロボロですよぉ」一方、本ラジオの放送時間帯には、北京五輪のカーリング女子決勝「日本vs英国」がNHK総合で中継されていた。勢いが止まらない安住アナの“自虐ネタ”は、この北京五輪にまで及んだ。「得するのはNHKだけだよ。オリンピック(の放送を)一緒にやろうって言ってさぁ、お金出しといて。民放が放送する種目は裏のBS(チャンネル)でやるっていうさぁ。何ていうやり方だぁ」「今日もどうせ皆んなNHK総合チャンネルを見るんでしょう。知ってるんだから。民放テレビなんて潰れればいいと思ってるんでしょ。すぐ、皆んな言うもんね。スポーツはNHKで見た方がいいんだみたいな。見ればいいじゃないの。民放テレビ・ラジオがなくなってからどんな感想を抱くか思い知ればいいわ」■安住アナの発言にネット上では賛否両論昨年の東京五輪に引き続き、北京五輪でもTBSの総合司会を担当した安住アナ。そんな安住アナの意見にネット上では、《安住アナは好きです。言われていることも至極もっともだと思います》《安住紳一郎アナのボヤキわかります。民放はスポンサー頼みで、予算も限界があり番組制作もきついでしょう。そういう意味で可哀想です》と共感する声が上がっている。しかし一方では、批判の声も相次いでいる。《そもそも今回民放はそんなに中継を放送しなかったし、NHKの方が競技自体の面白さを放送してるからNHKを見る。それだけですね》《スポーツでNHKを優先する理由は、余計な演出などがなく、説明・解説が丁寧で、純粋に試合・競技を観戦できるから。タレントのスタジオでの余計な感想とか、関連VTRを延々と流す余計な演出とか、そーいうのを求めていない人が多いということでしょう》《NHKの意義は、受信料によりまさにCMなく公平に解説しながらも日本に着目した放送で、実況解説もわかりやすいことにあると思う。だから視聴者は同じ内容ならNHKを選ぶし、そもそも放映権の分担が民放とは違う。民放がNHKに勝てないと言うのならそれはスポンサーとの関係の問題。だから今回は安住アナの評価を下げる意見だと思う》NHKと民放では五輪競技の中継配分は、放映権料が大きく関係する。テレビ局関係者が言う。「NHKと民間放送で構成するジャパンコンソーシアムは、’18年平昌冬季五輪、’20年東京五輪、’22年北京五輪、’24年パリ五輪の4大会の放映権を共同購入しました。この放映権料は4大会合わせて1,100億円です。夏季・冬季の抱き合わせで購入しなければならず、内訳は平昌・東京五輪で660億円、北京・パリで440億円となりました。ですがNHKが放映権料の約7割を負担しているため、主要な種目を抑えることができるのです。東京五輪では264億円の経費を計上したNHKが高視聴率を叩き出し、1人勝ちとなりました。タッグを組んだ民放5局は視聴率が伸びず、全体の収支も赤字でした」もちろん安住アナも、このことは承知しているという。「安住アナは昨夏の東京五輪の際に、ラジオ内でこの放映権料について解説していました。またパラリンピックが民放ではあまり放送されなかったことについても、“NHKが放映権を独占契約しているため、一部民放がNHKから放映権を購入した上で放送している”と説明していました。今回のラジオでは、様々な仕組みを理解した上での発言だったとは思いますが……」(前出・テレビ局関係者)最後は「いきなり愚痴っぽい話になってしまって申し訳ないなと思ってます。語尾が幼稚園の先生っぽいからギリギリ許せるかなって。これ語尾きつかったら、かなり問題発言ですからねぇ。語尾って大事ですね」と明るく締めくくった安住アナ。冗談混じりの“自虐ネタ”には、果たしてどのような意図があったのだろうか?
2022年02月23日生放送にはトラブルがつきもの。放送に関わるスタッフは肝が冷えますが、中には視聴者を和ませる『放送事故』もあります。2021年10月7日に放送された情報番組『THE TIME』(TBS系)の天気コーナーで起こったハプニングが、朝から多くの人を笑顔にしてくれました。若狭敬一アナウンサーが『びしょ濡れ姿』だった理由三重県伊勢市から『お天気キャスター』として5時50分に中継をしたのは、CBCテレビの若狭敬一(わかさ・けいいち)アナウンサー。田園風景を歩く若狭アナの姿が映し出されると、スタジオからは笑い声が上がりました。なぜか、スタジオにいる安住紳一郎アナウンサーも笑いを堪えきれない様子です。安住アナはなんとか笑うのをガマンすると、若狭アナに「若狭さん、ごめんなさい!準備中に池に落ちたんですって?」と声をかけました。よく見ると、若狭アナの着ているワイシャツは濡れており、肌に貼り付いた状態!若狭アナは雨で濡れたわけではなく、うっかり池に落ちてしまったのです!スタジオの安住アナから呼びかけられ、若狭アナはこのように返しました。そうなんです。3時前後にこちらに着きまして、1人で照明のない中リハーサルをしておりましたら、あの…池に落ちました。21℃前後というふうに気温をお伝えしたんですが、現在のわたくしの体感気温は10℃前後となっております。THE TIMEーより引用自虐ネタを交えながら、びしょ濡れになった姿でお天気レポーターとして自らの体感気温まで伝えた若狭アナ。番組では池に落ちた直後の若狭アナの姿が映し出され、CBCテレビのTwitterアカウントにもその姿が投稿されました。生放送はトラブルがつきもの…今朝の『 #THETIME ,』中継に登場した #CBC #若狭敬一 アナ リハーサルで池に落っこちました。いえ確かめてたんです!現場の様子を!視聴者の皆様に #ニッポンの朝がみえる 。 ようにするため!…のはず。この時期水浴びに縁のある若狭アナ! #thetime_tbs #三重県 #伊勢市 pic.twitter.com/oKPaI7C13p — CBCテレビ5ch【公式】 (@CBC5ch_pr) October 7, 2021 このトラブルには、番組関係者だけでなく視聴者も朝早くから笑ってしまった様子。番組放送後も、CBCテレビや視聴者の投稿はまたたく間に拡散されました。・若狭アナが話題になっていて野球のドラフト関連かと思ったら、全然関係なくて爆笑した。・「あれ?雨に打たれたのかな?」って思ったら予想の斜め上で、こんなんズルいわ。・俺たちの若狭アナがこんな形で注目されるなんて。全国で評価されるべき逸材。若狭アナが数年間にわたり、野球チーム『中日ドラゴンズ』のドラフトの成功を祈願して滝行をしていたことから、「さすが、びしょ濡れに定評のある若狭アナ」といった声も。思わぬトラブルとはいえ、若狭アナは今回も身体を張って活躍をしてくれたようです…![文・構成/grape編集部]
2021年10月07日2021年10月1日から、安住紳一郎アナウンサーと俳優の香川照之さんがMCを務める情報番組『THE TIME,』(TBS系)がスタートしました。同年9月をもって芸能界を引退したフリーアナウンサーの夏目三久さんがMCを務めていた『あさチャン!』(TBS系)の後継番組となる『THE TIME,』。『THE TIME,』放送中、前日に放送された『あさチャン!』で起きた出来事について、安住アナが言及しました。安住アナ、夏目三久さんの挨拶時間短縮を謝罪同年9月30日の放送が夏目さんの最終出演となった『あさチャン!』の放送終了間際に、日本唯一のプロの応援団である『我武者羅應援團(がむしゃらおうえんだん)』がサプライズ出演。約10分にわたって、夏目さんにエールを送るも、その結果、夏目さんの最後のあいさつ時間が短くなるというトラブルが起きてしまいました。安住アナは、『THE TIME,』でこの一件について言及。出演を終えた『我武者羅應援團』と局内ですれ違ったという安住アナは、「少し落ち込んでいらっしゃった」と明かし、さらにこうも続けます。手違いがあって夏目さんの挨拶の時間が短くなったことに対して、本当に申し訳なかったといっていましたので、許してあげていただきたいと思います。THE TIME,ーより引用その後は、香川さんとともに「私たちの謝罪を持って、これにて一件落着とさせて下さい。申し訳ございませんでした」と、改めて視聴者に向けて謝罪した安住アナ。『我武者羅應援團』をフォローし、かつユーモアを交えて場を収める安住アナの姿勢に、多くの視聴者から称賛の声が寄せられました。・生放送にトラブルはつきものですよね!・自分の番組以外にも気を配る姿勢は、「さすが」のひと言。・安住アナの新番組、楽しみです!なお、安住アナが帯番組を担当するのは、1998~2005年の間にメインパーソナリティーを務めていた『ジャスト』以来、16年ぶり。TBSの看板アナともいえる安住アナの久々の帯番組に、多くの視聴者が期待を寄せています。[文・構成/grape編集部]
2021年10月01日TBSアナウンサーの安住紳一郎さんが進行を務める情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)。2021年8月21日に放送された番組の冒頭で、次々と起きたハプニングに安住アナが素晴らしい対応を見せ、称賛の声が相次ぎました。番組冒頭のオープニングで、カメラワークが乱れたことに気付いた安住アナ。すると、視聴者に挨拶をした後すかさず、このようなフォローを入れました。安定感のあるカメラワークが今一瞬乱れましたけれども…何があったんでしょうか。大丈夫ですか。みなさんストレスたまっていますからね。大丈夫でしょうか。私にできることあったらいってください。新・情報7daysニュースキャスターーより引用安住アナは、カメラワークの乱れに「大丈夫ですか」と制作陣を心配。さらに「私にできることがあったら、いってください」とコメントし、生放送ならではのハプニングを上手くかわしました。その後、フリップで説明するための車輪付きのボードを、スタッフが押して安住アナに渡そうとすると、フリップが床に散乱。「いつもスタッフは上手に渡す」として再度やり直しますが、フリップが床に散乱してしまいました。すると、安住アナは「どうしたのよ…!明るく話す話題じゃないんだから…お願いします」と、空気を切り替えて真面目にニュースを伝えだします。放送開始から1分弱で次々に起きたハプニングに対応する安住アナの姿勢に、反響が上がりました。・さすが安住アナですね!・突然のことにも対応できて本当に尊敬する。・ますます好きになった!臨機応変に動ける人ってすごい。同年秋からは新情報番組『THE TIME,(ザ タイム)』(TBS系)で総合司会を務める予定の安住アナ。生放送にハプニングはつきものですが、安住アナなら安心して見られそうですね![文・構成/grape編集部]
2021年08月22日「TBSが社運を懸けて10月からスタートするわけですが、安住紳一郎アナウンサー(47)のアシスタントを務める女性が、まだ決まっていないようです。実は当初、あの“人気女優”に声をかけていたのですが――」あるTBS局員はこう話す。今秋10月に始まる朝の情報番組『THE TIME,』。安住アナがMCを担当するのは月~木曜で、金曜は香川照之(55)が担当することが発表されている。「’14年からスタートした『あさチャン!』は、低視聴率に苦しんでおり、局内では朝の強化が喫緊の課題でした」(前出・TBS局員)こうした事情があってか、安住の“相方選び”には、話題性を求められていたという。そこで、局内で名前が挙がったのが――。「元TBSアナの田中みな実さん(34)です。安住さんも彼女の才能を評価していたと聞きます。しかし、田中さんサイドはせっかくのオファーを、『女優ですから』の一言で瞬時に断ったそうです」(前出・TBS局員)田中の所属事務所の担当者に取材すると、「オファーされた事実はありません。少なくとも私は聞いていません」と答えた。だが、2人の間には、ある“因縁”が横たわっていて――。あるTBS関係者はこう語る。「共演について、水面下で田中さんに打診をしたと聞きました。しかし、そもそも実現する可能性は高くなかったと思います。田中さんが新人アナだった’09年ごろ、番組と番組の間をつなげる、“スポット”と呼ばれる番宣告知のやり方について、先輩である安住さんが厳しく注意したんです。プライドを傷つけられた田中さんは、安住さんを1年半以上も無視するようになったのです。田中さんは、安住さんとすれ違っても挨拶すらしないし、安住さんもまったく歩み寄らない。翌年になって、安住さんが持っていたお煎餅を田中さんが『私にも1枚ください!』と言って、ようやく2人が口をきいた……というエピソードは局内で語り継がれています」しかし、じつはエピソードには続きがあるという。「それからしばらくして、2人が“男女の仲らしい”という噂が局内に出回ったんです。田中さんが当時出演していた番組のタレントたちも、楽屋でよくその噂について話題にしていたくらいでした。自分の仕事ぶりについて注意してきた相手と噂を立てられたことは、不本意だったようです。いまだに田中さんは安住さんに対していい感情を抱けるはずもなく、共演を避けているのです」(前出・TBS関係者)社運を背負う安住アナの共演懇願を田中が瞬殺したのは、女優業への誇りだけではなかったのだ。
2021年07月05日「TBSが今秋からスタートさせる朝の情報番組に、他局からも注目が集まっています。安住紳一郎アナウンサー(47)が月曜日から木曜日までを担当しますが、彼は土日もレギュラー番組を持っています。過重労働を避けるために、金曜日は別の人間が担当するそうですが、人選はかなり難しいでしょうね」そう語るのはテレビ局関係者。満を持してTBSの朝の顔となる安住アナの“相棒”は誰が務めるのか?本誌は取材を進める過程で、極秘資料を入手した。ある広告代理店が10月の番組改編について、民放各局からの聞き取りによって作成したものだ。新番組のМCについて、月曜日から木曜日までは《安住紳一郎》という記載があり、さらに金曜日の予定として《香川照之》という名前が!TBSが白羽の矢を立てたのはアナウンサーではなく、俳優や歌舞伎役者として活動する香川だったのだ。同社の報道番組を手がけている制作会社関係者も驚きを隠さない。「意外な名前ですね。しかし言われてみれば香川さんは東京大学出身で語彙も豊富。『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)での司会ぶりにも定評があります。またTBSの人気ドラマ枠『日曜劇場』の常連です。実は昨年10月にネット上で実施された『ワイドショーのキャスターをやってほしい俳優』アンケートでは1位になっています」■「香川さんなら数字も取れる!」本誌がTBSに香川抜擢の理由などについて質問状を送ると、6月25日午後に次のような回答が。《制作過程については、従来、お答えしていません》だが、強力なパートナーを得ることになる安住アナは喜んでいるという。別のTBS関係者によれば、「『香川さんなら数字も取れる!』と、言っていたそうです。仕事人間の安住アナらしい言い方ですが、彼と香川さんは『ぴったんこカン・カン』などでの共演を通じて、親友のような関係になっているのです。香川さんは安住アナのことを『アナウンサーのなかでも能力がずばぬけているし、嫌みすら相手に悪い感情を抱かせない話術も持っている』と評価しています。2人は“婚活”ならぬ“昆活”仲間でもありますしね(笑)」昆活とは昆虫の魅力を楽しむ活動だという。「大の昆虫好きで知られる香川さんは、’18年に放送された特番『新どうぶつ奇想天外!』(TBS系)で安住アナに“昆虫の奥深さ”を伝授していました。安住アナにとっても忘れられない体験になったようです。2年後の’20年に『日曜天国』(TBSラジオ)で、香川さんから教えてもらったというトンボの捕まえ方や、珍しいトンボをゲットしたときの興奮について熱く語っていたのです」“昆活親友”の絆で期待の新番組も高視聴率を獲得できるか。
2021年06月28日『音楽の力で日本を元気に!』という願いを込めて2011年から始まったTBSの音楽特番『音楽の日』が、2021年も放送されることが決定しました。11年目となる今年のテーマは、人を笑顔にする『Wa!』。繋がる『輪』、笑うの『ワ』、ワクワクの『ワ』と、こんな時だからこそ、日本中を元気にするさまざまな『Wa!』を音楽を通して届けるとのことです。また、『音楽の日2021』の総合司会は、11年連続となる中居正広さんと安住紳一郎アナウンサーが務めることも発表されました。『音楽の日2021』は、2021年7月17日、午後2時から約8時間にわたって生放送予定。中居正広さんと安住紳一郎アナの息の合った司会はもちろん、どんな形で『Wa!』を届けるのか、今から期待が高まります。[文・構成/grape編集部]
2021年06月18日お笑いタレントの木村祐一さんが、2021年3月30日にInstagramとTwitterを更新。新幹線で渡された1枚の紙を投稿しました。「めちゃくちゃ励みになります!ありがとう」という言葉とともに投稿されたのは、木村さんのファンが直筆でメッセージを書いた紙。その内容がこちらです。 この投稿をInstagramで見る 木村祐一(@kimkimni)がシェアした投稿 おそらく、周りに木村さんの存在が気付かれないようにするためや、新型コロナウイルス感染症の対策として少しでも会話を減らすために、このように紙に書いて渡したのでしょう。ファンからのメッセージが、木村さんは嬉しかったようです。投稿には「素敵な人ですね」「なんかいいなあ」「この人の心遣いも素晴らしいし、木村さんも優しい」などの声が寄せられていました。きっとこの紙を渡したファンも、木村さんからのサービスが嬉しかったことでしょうね![文・構成/grape編集部]
2021年03月31日2020年5月8日頃から、検察庁法改正案への抗議を表明する投稿がTwitter上で相次いでいます。芸能人も巻き込んでの一大論争を巻き起こしている検察庁法改正案とは、検事総長以外の検察官の定年を、現在の63歳から65歳に段階的に引き上げるというもの。これに対し、世間からは検察への政府の介入を懸念する声や、新型コロナウイルス感染症がまん延する中での審議に不信感を表す声など、反対意見が多く上がりました。そんな中、情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)での、安住紳一郎アナウンサーの発言が反響を呼んでいます。「これぞ報道のあるべき姿」の声も同月16日放送の同番組では、検察庁法改正案について特集。世の中からは圧倒的に抗議意見が多く上がっている印象の中、安住アナは今回の論争について番組中でこのように語りました。WEBメディアなどを中心に、当初反対意見が非常に注目が集まったということもありまして、バランスのとれた議論ができていないのではと感じています。法案の中身含めてしっかり読んで説明すると2時間近くかかるという問題なんですけれども。私が昨晩ネットサーフィンを4時間ほどしまして、世の中にあふれているさまざまな人たちの疑問をボードにまとめましたので、これで全体の輪郭をつかんでいただければと思います。新・情報7daysニュースキャスターーより引用持ち出されたボードには、検察と政治家の関係性、内閣に対する反応をはじめ、賛成派と反対派それぞれの指摘がまとめられていました。視聴者に対して今回の改正案の論点を、自ら分かりやすく伝えようとする姿勢が伝わる安住アナ。その姿に、視聴者からは「これぞ報道のあるべき姿」との声も上がっています。・ニュース番組は賛否両論、バランスよく取り上げるべき。・報道とはこういうことですね。自身の信念がしっかりされているからこそだと思います。・賛否両論、どちらかの意見しか重視しないところが多い中、両方の意見を出しているのが素晴しいです。過去には、台風の情報をより分かりやすく視聴者に伝えるため、手書きの地図を自ら用意し称賛を浴びた安住アナ。ただ情報を伝えるだけでなく、視聴者の目線に立った解説を心がける姿勢もまた、安住アナが支持される理由の1つなのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月17日稲葉友、大鶴佐助、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)による3人芝居『エダニク』が6月22日(土)に東京・浅草九劇で開幕する。その稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】『エダニク』は横山拓也(iaku)が2009年に書き下ろし、さまざまな演出家、出演者によって再演を重ねられている作品。今作では、鄭義信が演出を手掛ける。とある食肉加工センターを舞台に、そこで働く若者・沢村(稲葉)と同僚のベテラン・玄田(中山)、そして取引先の新入社員・伊舞(大鶴)が休憩室で一緒になり、屠畜という作業への言及や、企業間の駆け引き、立場の保守など、各々のアイデンティティに関わる問題をぶつけ合い議論を白熱させる――。と、あらすじを書くとやや硬質なイメージになってしまうが、稽古場ではとにかく笑わされた。稲葉が演じる沢村は、ラジオから流れる音楽に合わせて激しくカップ焼きそばを作るシーンからおもしろく、けれど戯曲を読んでみると、そんなスタイルで作ることは書かれていなかった。つまりこれが鄭バージョンということだろう。中山演じる玄田のキャラも新鮮。マイペースさと図太さとミステリアスさがごっちゃになったような男を、中山にとって初めてという関西弁で演じている。大鶴が演じる伊舞は、そんなふたりとは一線を画すキャラクター。軽く、ゆるく、おっとりしていて、けれどやや癇に障る話し方が強烈だ。彼が会話に参加すると、ことごとく稲葉と中山の会話のテンポが崩れていくのがおかしい。それぞれの芝居は濃厚で、どこか楽しそう。例えば伊舞が「30歳までニートで、つい最近就職した」と聞いて思いっきり先輩風を吹かせるも、伊舞の秘密を知った沢村は、気が動転して能のような口調で謝り始める。その姿はおもしろいのだが、“急に態度を変える調子がいい若者”というより“家族のために仕事をクビになりたくない父親”に見えるのがさすがだった。また、秘密を知っても特に態度が変わらない玄田にも「こういうふうに生きてきた人なんだろうな」と思わせる説得力があるし、それぞれの反応に対する伊舞の案外わかりやすい表情も見どころ。そういったひとつひとつの積み重ねで、この芝居がどんどん深みを増していくのを感じた。ドタバタでありながらも、そこが屠場、つまり豚などの家畜を殺し、解体し、食肉として整えていく場であることで、話題は「命」「生き物」「食べ物」「仕事」も絡む議論に発展していく。生々しい題材だが、この3人だからこそ何を語るのか聞きたい、と思わされる稽古場だった。『エダニク』は6月22日(土)から7月15日(月・祝)まで東京・浅草九劇にて上演。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2019年06月20日TBSの安住紳一郎アナが、14日に放送されたTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日曜 10:00~)に生出演し、自身の"ピンチヒッター"を務めたMBS毎日放送の福島暢啓アナを絶賛し、嫉妬心を明かした。前回の7日放送回では、安住アナが夏休みだったため、福島アナが代役を務めた。これは安住アナの指名によって実現したもので、9月23日の放送では安住アナは「関西将来性No.1の逸材を先取りして聴いてみるのはいかがでしょうか」とコメントしていた。安住アナは「声がいいですよね、そしてあの落ち着き」と改めて福島アナを称賛しつつ、一方で「当然、福島さんにうまくやってもらいたいという気持ちはありますよ。自分が呼んだんですから。大阪からわざわざ来てもらった福島さんに申し訳ないしね。でも、あんまりうまくやられても困るわけですよ」とも。そして夏休み中だったにもかかわらず、「なんとなく気が気じゃないので、旅先で急きょ、radikoで聴くことにいたしましたね。私はボスニア・ヘルツェゴビナのホテルで、朝5時に聴きました」と明かした安住アナ。福島アナが代役を務めた前回放送について、「やっぱり面白かったですもんね。そしてちょっと混沌としてる、衰退していくテレビ、ラジオのことを考えて、自分の言葉で放送局で働く気構えのようなものを、福島さんはところどころお出しになっていましたよね。そういうものが伝わってきて、聴いてるみなさん以上に、私もこう胸に来るものがありましたね」と明かし、「うれしくて涙が出そうになったときもありました。そして、声がいいです。上手にやりますもんね」と話す。しかし、「うれしい気持ちと嫉妬の気持ち、半々がずっとボスニア・ヘルツェゴビナのバスタブの中であったわけです」という安住アナは、気持ちのやり場が分からずに、右手人差し指のささくれをいじりながら放送を聴いていたという。その結果、「福島アナのラジオの面白さに嫉妬しちゃって、指先の皮をベロベロむいてたの。ビックリするくらい皮がむけてて」と明かした。番組の公式ツイッターでは、皮がむけた右手人差し指の写真も公開。「狂気を感じる」といった声の他、「痛そう…」「お大事に」などと心配する声も見られた。
2018年10月15日TBSの安住紳一郎アナがパーソナリティを務めるTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日曜 10:00~)。7日の放送では、安住アナが夏休みだったため、ピンチヒッターとして、MBS毎日放送の福島暢啓アナが出演した。今回の福島アナ出演は、安住アナからの指名により実現した。9月23日の放送で、安住アナが「関西将来性No.1の逸材を先取りして聴いてみるのはいかがでしょうか。本当のピンチヒッターですよ」とコメントしたこともあり、放送前からリスナーの期待が高まっていた。当日の放送で福島アナは、「右も左もわからないとはこの事で…怖いですよ、不安感しか…」と切り出すも、その後は代打という違和感を全く感じさせない、落ち着きと安定感あるトークを繰り広げた。また、自身が好きな昭和歌謡や民謡を選曲し紹介するなど、31歳とは思えぬ落ち着いたトークと豊富な知識量を見せる場面も。放送中のSNSでは「福島アナは安住アナと同じヤバいポテンシャルの人で面白かった」「これで31歳か...恐るべし、関西からの刺客」など絶賛の声が相次いだ。番組ホームページで福島アナは、「おのぼりさん気分で楽しい時間を過ごしました」と振り返り、「忘れられない思い出を胸に、私は西へと帰ります。これからもMBS毎日放送をよろしくお願いします」とコメントした。そして14日の放送では、安住アナが夏休みから復帰。福島アナについて、なにが語られるのかにも注目だ。
2018年10月13日TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優・天海祐希が、12月30日(土)放送の「第59回輝く!日本レコード大賞」で昨年に引き続き司会者を務めることが決定。また放送に先立ち会見が行われ、各受賞者からのコメントが到着した。2年連続司会に就任した天海祐希「少しでも力になれるよう…」昨年に引き続き、2年連続2回目の本番組司会に就任した天海さんは、「安住さんと一緒に、アーティストの方々のその1年を締めくくる大きなイベントに、少しでも力になれるよう頑張りたいと思います」とコメント。一方、多くの音楽番組の司会を担当し、本番組では2001年から11年間進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務めてきた安住アナウンサーは、「なんとなく1年押し迫る中で、たくさんの方々の熱量を感じられるステージを私自身も楽しみにしておりますし、そのステージを余すところ無く伝えられるように励んでまいりたいと考えております」と意気込み。そんな2人の掛け合いが昨年反響を呼んだが、2年連続の共演となる今回、さらにパワーアップした2人のトークが番組を盛り上げてくれることだろう。欅坂46ら各賞受賞者のコメントもすでに、2017年の日本レコード大賞候補となる「優秀作品賞」には、「乃木坂46」の「インフルエンサー」や「欅坂46」の「風に吹かれても」、「AKB48」の「願いごとの持ち腐れ」と女性アイドルグループをはじめ、三浦大知「EXCITE」、西野カナ「手をつなぐ理由」、「AAA」の「LIFE」、「SEKAI NO OWARI」の「RAIN」などが発表されていた。このほど行われた各賞受賞者の記者会見では、「欅坂46」は「当日は緊張してしまうかもしれませんが、チーム一丸となって最高のパフォーマンスをお届けできるよう精一杯頑張ります」、「乃木坂46」は「本番では素敵なパフォーマンスを皆さんに披露できるように全員で頑張っていきたいと思います」とそれぞれ意気込み。一方、9回目のレコード大賞のステージとなる「AKB48」は、大賞候補に上がっている「願いごとの持ち腐れ」について、「2017年の1月に合唱に初挑戦した楽曲でもあります。そのときも一丸となれましたので、レコード大賞当日のステージでももう1回チーム一丸となって大賞を目指していきたいと思います」とコメントした。また、「AKB48」「乃木坂46」「欅坂46」の三つ巴については、「AKB48」は「秋元康先生がプロデュースしてくださっている3組が一緒のステージに立たせていただけて、改めて秋元先生の楽曲は素晴らしいなと再確認しましたので、それを全国の皆さんにもお届けできるようなパフォーマンスをしたいなと思います」と話し、ライバル視よりも「AKB48」を目標にしてやってきたと言う「乃木坂46」は、「欅坂46たちまで一緒に初めてを経験・共有できるのは本当に奇跡だと思います。ライバルというよりも嬉しいという気持ちがすごく強いです」と心境を明かす。そして「欅坂46」も“奇跡”だと話し、「私たちも先輩方のように素敵なアイドルになれるように、精一杯気を引き締めて頑張って参りたいと思います」と改めて意気込んだ。さらに「AAA」浦田直也は、「今年は初の4大ドームツアーも出来て、8年連続で優秀作品賞をいただき、2017年最高の締めくくりにできるようにメンバー力を合わせて当日パフォーマンスさせていただきたいと思います」と語り、レコード大賞初出場となる三浦大知は、「周りの方への感謝をしっかりパフォーマンスに換えて、当日思いっきり踊りたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします」と述べている。「第59回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(土)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2017年12月21日TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優の松たか子が、最新の生命科学から見えてきた人体の神秘について紹介する「生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識」がゲストに岡田将生、芦田愛菜、古田新太、山里亮太らを迎え、8月14日(月)今夜20時~TBS系でオンエアされる。新たな発見が相次ぐ生命科学の分野では、疫学データ解析が進んだことで“健康・長寿”に関する常識がどんどん変化。従来は不要と考えられていた「盲腸」に大切な役割が発見され、栄養価が低くムダだと言われていた「ある食べもの」が体にとてもよいことがわかるなど従来の「常識」が「非常識」になりつつあるという。本番組では数々の番組を取り仕切ってきた名アナウンサー・安住さんと、TBS系「カルテット」が今年上半期大ヒット、11月からは不朽の名作SFを舞台化する「メトロポリス」にも出演する松さんを司会に迎えるほか、4月クールのドラマ「小さな巨人」も好評のうちに幕を下ろし、現在公開中の映画『銀魂』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がいずれも大ヒット、俳優としてさらなる注目を集める岡田さんと、声優を担当した『怪盗グルーのミニオン大脱走』がこちらも大ヒット公開中の芦田さん、映画から舞台まで幅広く活躍する古田さんらら豪華ゲストを迎え、私たちが生活するうえで気になるいくつかのテーマを取り上げ、最新の研究から導き出された健康へのヒントを探っていく。テーマの1つ「長寿」では長寿の双子として人気者だった成田きんさんと蟹江ぎんさんの子孫を取り上げ、きんさんぎんさん同様皆長生きだという一族の秘密を探る。また“近視大国”と言われる日本だが、従来テレビやスマホが原因などと言われてきた近視の原因が「太陽光不足」だということがわかったという。強度近視のまま歳をとると失明の危険もあるという近視について“近視先進国”中国の実態も取材する。テーマ「肥満」では話題の「糖質制限ダイエット」の効果を検証。血糖値が高くなることで起きる体への影響や糖尿病が特に日本人にとって危ないことなど、そもそも肥満の何がいけないのか、やせれば健康になれるのかについて開設。「脳と心臓」では元気で賢く天寿を全うしたが実はアルツハイマーだったという修道女がなぜ普通に生活できたのかについて迫る。そしてテーマ「がん」では、がん細胞の遺伝子に直接働きかけ自分の免疫力を最大限に発揮させることでがんを倒す最新治療「免疫チェックポイント阻害療法」について、番組がその治療の過程を追う。テーマ「免疫力」ではアマゾンの先住民から“長寿・健康”のヒントを学ぶ。「生命38億年スペシャル人間とは何だ…!?医療革命が始まった!健康・長寿の最新常識」は8月14日(月)20時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月14日TBSが放送する年末恒例音楽番組「輝く!日本レコード大賞」。第58回目を迎える今年の本番組総合司会者に、この度TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優・天海祐希が決定した。今年も東京・新国立劇場から生放送でお届けする「輝く!日本レコード大賞」。今回が本番組総合司会初となる天海さんは、宝塚歌劇団退団後、「離婚弁護士」「女王の教室」「BOSS」「偽装の夫婦」「Chef~三ツ星の給食~」などの数々のドラマに出演し、今年公開された『名探偵コナン 純黒の悪夢』では声優にも挑戦。また、来年には出演作『恋妻家宮本』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開も控え、幅広い世代から支持を得る女優。そんな天海さんが「レコード大賞」の舞台で、初めて音楽番組の総合司会に挑戦。今年、日本で最も輝いた音楽に華を添えていく。一方、本番組総合司会を担当するのは5年連続5度目となる安住さん。バラエティ番組や情報番組はもちろん、「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」「音楽の日」といった長時間の音楽番組も多く担当。本番組では、2001年から11年間進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、毎年相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている存在だ。天海さんは「歴史ある素晴らしい場にお声をかけて頂き、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込み。安住さんは「天海祐希さんとご一緒するのが、いまから楽しみです」と天海さんとのコンビに期待を語り、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります。夜5時30分からの4時間を超える番組ですが、ご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せた。かつて2008年に「ぴったんこカン・カン」のロケ企画で共演したこともある2人。そこで息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送されるほど。8年ぶりの共演となる今回、さらにパワーアップした2人のトークも音楽とあわせてお楽しみに。「第58回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(金)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日12月30日にTBS系列で生放送される『第58回輝く!日本レコード大賞』(17:30~)の総合司会を同局の安住紳一郎アナウンサーと女優の天海祐希が務めることが5日、明らかになった。安住アナは5年連続5度目、天海は今回が初となる。安住アナは、2001年から11年間、『日本レコード大賞』の進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている。初めて音楽番組の総合司会に挑戦する天海とは、2008年に『ぴったんこカン・カン』のロケ企画で共演し、2人の息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送。今回、8年ぶりの共演となる。安住アナは「天海祐希さんとご一緒するのが、今から楽しみです」と期待を表し、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります」としみじみ。天海は「歴史ある素晴らしい場にお声をかけていただき、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込んでいる。先月17日に各賞受賞者&曲が発表。大賞候補となる「優秀作品賞」には、桐谷健太が「au三太郎シリーズ」CMの役柄・浦島太郎名義で歌う「海の声」、朝ドラ主題歌として人気を集めたAKB48の「365日の紙飛行機」、宇多田ヒカルの「花束を君に」など10作品が選ばれた。(C)TBS
2016年12月06日