●監督のショートヘアへのこだわり数々の映画賞を総なめにし、今や日本映画界に欠かせない存在となった俳優・安藤サクラ。沖縄・慶良間諸島を舞台にした映画『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』(1月21日公開)では、美しく清らかな沖縄の自然を背景に、都会の生活に疲れながらも柔らかく、透明感のあるヴァイオリニスト・北川祐子を好演した。もっとも印象的なのは、切なくなるほど透き通った沖縄の海をバックに、浜辺で潮風に髪を揺らしながらヴァイオリンを演奏するシーン。しっとりと落ち着いた演技を見せながらも、実はビビりで人見知りという安藤が今回の撮影現場でリラックスできた理由とは?○「ヴァイオリンじゃないとダメ」な理由――浜辺では堂々と『G線上のアリア』を演奏していましたが、これまでこの映画を撮り始めるまでは一度もヴァイオリンを持ったこともなかったというのは本当ですか?そうなんです。オファーを受ける前に、自分がヴァイオリンを弾けるかどうか試してみようと音楽教室の体験レッスンに行って、そこで初めて楽器を触ったのですが、音を出すことはおろか、構え方もわからないわけですよ。しかも、ピアノのように鍵盤を押せば決まった音が出るわけでもないし、音色もすごく複雑ですし。他の楽器をやっている方からは異議が出そうですが、ヴァイオリンは演じる上では特別難しい楽器だと思います。1ミリ角度が違えば音色が違う、ひと目見れば"できる"か"できないか"はすぐバレちゃう。ごまかしがきかないんです。さらにヨーロッパ式はこんな構えだとか、いろんなスタイルがある。正直、本気で無理かもしれないと思いました。新藤風監督には、「ほんとにヴァイオリンじゃないとダメですか?」って何度も聞きました(笑)。――でも、ヴァイオリンじゃなくちゃダメだと。風監督の中に、「青い海を背景に、ヴァイオリンを弾く私の横顔」というビジュアルがものすごく明確にあったみたいで、とにかくその絵がきれいに撮れればいいんだ、と。だったら私もヴァイオリンを上手に弾くことじゃなく、ヴァイオリンとともに心地よく"そこに届けること"が一番大事だなって、割り切って練習できました。――それであの印象的なシーンが生まれたんですね。演奏スタイルも自然でしたし、あれだけ綺麗に撮れたら、苦労は報われたのでは?たしかに、すごくインパクトがあるビジュアルでしたよね。監督は、ショートヘアにも相当こだわっていて、「こっち側から撮るから、顎のラインがこう見えるようにカットして……」なんて言いつつ、美容院で何時間もああだこうだやりました。今回の撮影でいちばん難航したのは、私の髪型だったかも。●過去のできごとを「更新できる」仕事の喜び新藤風監督がメガホンをとるのは2006年公開の『転がれ!たま子』以来11年ぶり。その風監督が「ずっと仕事をしたいと思っていた」とラブコールを送った安藤も、2014年撮影の『白河夜船』後、映画の現場に戻るのは1年数カ月ぶり。それぞれタイムラグがあった後の撮影現場はどんな雰囲気だったのだろうか。○見知らぬ土地を素足で踏む――そもそも作品に入るときは緊張されるタイプですか?しますね。新しい現場に入ることが、自分の中で一番緊張する瞬間かもしれない。――知らない環境に入ってくとき、リラックスする方法は?私はすっごいビビりだし、人見知りでもあるので、ガチガチの状況だと自分がすることすべてが不安になるんです。だから、少しでも心を許せたり、逆に許してもらえたりする環境をがんばって作る。知らない土地についたら、思い切って裸足でその土地を踏んでみる、みたいな感じです。今回のロケでは、島の自然や空気のおかげで、心がオープンになっていたんですよね。それで五感を敏感に働かせることができたし、いいバイブレーションを作れていたんじゃないかと思う。そうなると息が楽にできるようになって、身体もよく動く、よく働けるんです。私だけでなく島ではみんな息をしやすそうにしていました。――風監督とは初めてのお仕事ですね。緊張や不安はありましたか?私自身、前の作品からだいぶ期間が空いていましたし、次の一歩を踏み出すにあたって迷っていた部分があったのですが、監督は、そういう迷いや不安定な気持ちまで含めて、この役に合っていると思ってくださったみたい。その時の私の心境と役柄とをきちんと擦り合わせてくれたんです。監督と俳優という立場ですが、ちゃんと人として向き合ってくださっているなと感じられたので、「風監督なら」と安心してインできました。○島の自販機前に集合!――共演した伊東蒼さんは話題作にも出演されて、今注目の子役の一人ですね。みんな蒼ちゃんのことを天才子役というけれど、私は彼女に対して、その言葉を使われるのがすごくイヤで。だって、本当に素晴らしい女優さんですよ。作品や周りの人のことをものすごく深く考えるし、努力するし、集中力も半端じゃない。そういう意味では天才という言葉を使いたくなるのはすごく分かるけれど、子役という枠に当てはめたくないですね。――島のみなさんとも交流されたそうですね。島で買い物ができるのは宿の自販機しかないから、出演者やスタッフだけじゃなくて、島の人がみんな自然にそこに集まるんです。私は3週間くらい島にいましたが、その間にみなさんと顔なじみになって、一緒に時間を過ごして、いろいろ助けて頂きました。いまだに仲良しなんです。――おじい役を演じた金城実さんは世界でも活躍される三線(さんしん)の名手で、作品タイトルとなった『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』などを演奏しながら、深みのある素晴らしい歌を披露されていますね。おじいの奏でる音楽は今も、私の体に振動として残っているような気がします。音楽や声、人の気配はすべて振動、バイブレーションですけど、おじいの音楽はすごくシンプルで、美しくて。素晴らしい振動は、体のすごく深いところまで届くんだと改めて感じました。――沖縄の音楽はお好きなんですか?15歳くらいの頃、沖縄音楽にすごく憧れて、高校に入って最初の夏休みになけなしのバイト代をはたいて、リュックひとつで宮古島に渡って1カ月ちかく過ごしたことがあります。この作品に出てくるおじいみたいな人から三線を習ったりして。――もともと沖縄にはご縁があったのですね。この仕事をしていて幸せなのは、作品の中で、かつて自分と縁があったことに再会できることですね。例えば、高1の夏に沖縄で過ごした時間がそのまま化石になるのではなくて、今の自分の感性や思いをのせて更新できるというか。その頃、みなさんにお世話になった時間や自分の思いを作品に活かせるような気がして、こういう幸せな巡り合わせは本当にありがたいです。――今回の沖縄ロケを経験して、何か変化はありましたか?生き物としての自然な呼吸を取り戻せましたね。今までは撮影が終わるとうわーってお酒飲んで、酔っ払うのが気持ちよかったんです。でもこれからは、生き物がアルコールを求めるくらいの量に抑えようかな、と(笑)。健康的な時間に起きたり、島で水に浮く楽しさを知ったからもっと泳いでみたり。自然の摂理に沿った生き方ができそうな気がしているんです。だから30代のテーマは「健やかに」。健やかに心地よく暮らしていけるようにバランスを整えたら、仕事との向き合い方も変わってくると思います。■映画『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』(2017年1月21日公開)舞台は沖縄・慶良間諸島。耳がよすぎて音のズレに敏感な少女・うみ(伊東蒼)は、コンサートのために島にやってきたヴァイオリニストの祐子(安藤サクラ)と出会う。それをきっかけに、人付き合いが苦手で変わり者扱いされてきたうみは閉ざしていた心を解放してゆく。祐子もまた島の人々との交流で疲れた心を癒す。美しい自然と音楽が人々をつなぎ、自分に向き合う力を与えてくれるひと夏の物語。
2017年01月22日プロフィギュアスケーターの安藤美姫(28)が、5日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『モシモノふたりザワつく女たちの素顔のぞき見スペシャル!』(21:00~23:24)に出演。居酒屋での大開脚写真をインスタグラムに投稿した真意を明かした。安藤は今年5月19日、一升瓶を持って居酒屋で大開脚する写真をインスタグラムにアップ。この投稿に、「ほかのお客さんに迷惑」「ただの非常識な酔っ払い」「話題をねらった炎上商法?」などと非難や疑問の声が殺到した。同局の藤井弘輝アナが「お店の中でこういったポーズっていうのは失礼というか、かなり大胆なポーズ…」と指摘すると、安藤は「営業してなかったですし、知り合いのお店だった。従業員の方も一緒に楽しんでいた」と説明。友人の店で閉店後に撮影したものだと伝えた。そして、「わざとこういった写真を撮って炎上させたんじゃないか」という疑惑について藤井アナが聞くと、安藤は「炎上目的で写真アップする人いるんですか?」と不思議がり、「炎上商法ってすごい書かれるけど、炎上商法の意味がわからなくて」と否定した。さらに、「応援してくださっている方に伝えるときに、自分らしくっていったらフィギュアスケート」と安藤。「応援してくれている人が見ていて楽しいと思ったり、『なにやってるの?』って思ってくれるように」と、居酒屋での大開脚写真など大胆なポーズの写真をアップする理由を明かした。
2016年10月06日女優の安藤サクラが22日、都内で行われた主演ドラマ『ママゴト』(NHK BSプレミアム 毎週火曜 23:15~23:44 全8回)の試写会に共演の臼田あさ美、小山春朋と演出の中田秀夫とともに出席した。松田洋子原作の同名漫画を、ホラー映画の旗手・中田秀夫監督が演出を手掛けた同ドラマ。とある中国地方の街でスナックを営む映子(安藤サクラ)のもとに、旧友の滋子(臼田あさ美)が子どものタイジ(小山春朋)を預けて行方をくらます。残された映子とタイジは、擬似親子のような共同生活を始めるのだった。主演の安藤は「撮影はもう終わっているんですが、こうやって小山くんや中田監督と出会うと温かい気持ちになります。このドラマを撮影して、改めて人が人と出会う温かさ、別れる切なさ、そして誰かを思う大切さを考えました。笑いながらもそういう温かい気持ちが視聴者の皆さんに伝わればと思います」とアピール。演じた映子というキャラクターについては「原作の映子さんを自分では表現できない部分があると思いましたが、中田監督がイメージする映子に近づくように覚悟を持って付いていこうと必死でした」と振り返った。中田監督は「初日に安藤さんとお会いして、目というか集中の度合いを見て、僕が言うことはほぼないと思いました。『用意スタート』の『ス』の時に集中してないともう1回撮るんですが、そういう不安がありませんでしたね。100%映子になりきっていたし、どう演じるべきか冷静に考えていました」と明かした。その中田監督から、臼田が演じる滋子との重要なシーンのリハーサルの後、自主トレと称して居酒屋に行ったことを暴露された安藤は「セリフの方言がとにかく難しくて。これは間に合わないということになり、方言指導の方を呼んで何時間も練習したんです。一通りやってから『すみません緑茶!』とお願いしたんですよ! お酒じゃないんです」と言い、臼田も「居酒屋を選んだ理由もシーンとしているところよりやりやすかったので選んだだけです!」と強調した。また、同ドラマで親子関係を疑似体験したことで母親願望が出てきたのかと問われた安藤は「多分これで母性が芽生え始めたと思います」と回答していた。
2016年08月23日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、「家にいてヒマだったら、とりあえず踊っちゃう♪」というアクティブさがキュートなモデル、安藤ニコさんです。昨年『POPEYE』の表誌を飾り「あの子は誰?」と話題になった注目ガール。「初めての雑誌の撮影だったし、表誌になるとも思っていなかったのでびっくりでした。元々ファッションに興味があったので、スタッフさんたちと一緒にビジュアルを作り上げていく過程が本当に楽しい。ゆくゆくは、ページの企画などもやってみたいんです」。休みの日は何をしてる?とたずねると「ダンス!」というキュートな答え。「お父さんと一緒によく踊っています。お母さんにはあきれられちゃうんですけど(笑)」◇あんどう・にこ2000年生まれ。スカウトされたのをきっかけに事務所に所属し、昨年、富士フイルムのCMでデビュー。『POPEYE』や『GINZA』ほか、ファッション誌を中心に活躍中。◇昔のフランス映画にハマっています。ジェーン・バーキンなど、女優さんのファッションを見るのも楽しい♪◇音楽は私の生活に欠かせないもの!ビートルズ、エレファントカシマシや、‘70 年代ファンクがお気に入り。◇休日はジムでリフレッシュ。体を動かすことが好き。以前、バレエやアメフトをやっていたことも。※『anan』2016年8月10日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年08月09日柔道家の篠原信一、お笑いコンビ・メイプル超合金の安藤なつ、カズレーザーが19日、海外ドラマ『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』のDVD&ブルーレイ(ともに22日発売)リリース記念イベントに出席した。ヒットドラマ『HEROES/ヒーローズ』シリーズ最新作にして完結作となる『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』。そのDVD&ブルーレイのリリース記念イベントが行われたこの日は、柔道家として世界で活躍した篠原信一、そしてブレイク中の超合金が登場し、超能力をテーマにした同ドラマにちなみ、3人が"特殊能力"を披露した。まずはカズレーザーが「Wi-Fi飛んでます!」と場を盛り上げ、安藤の番になると特技でもある「お尻でくるみ割り」を披露して、見事くるみを割った安藤のお尻を嬉しそうに触った篠原は「本当にこのお尻固いですよ!」と驚いた様子。最後の篠原は柔道家ということで130kgを超す安藤のお姫様抱っこに挑戦し、苦しみながらも何とか持ち上げることに成功した。初めてお姫様抱っこされた安藤は「好きになっちゃうかもしれないです。乙女心が動きました。頭の中でチャペルの鐘が鳴ってましたよ」と笑顔を見せ、篠原も「そんなこと言われると好きになっちゃうかも」とすっかりその気に。そんな2人にカズレーザーは「(所属事務所の)サンミュージックにとって久々の明るいニュースですね」とベッキーの自虐ネタを交えながら笑いを誘った。メイプル超合金が所属するサンミュージックのタレントといえば、イベント前日に小島よしおが入籍したばかり。安藤とカズレーザーは「おめでとうございます」と祝福し、入籍前の営業で一緒になったというカズレーザーは「小島さんが最初に『結婚を匂わすこと言ってくるわ』と仰り、ネタの後に『幸せになります』と言って会場は『どういうこと?』となりました」と暴露。また、海の日に入籍した小島の本心を「一生海パンでやっていくという決意かも」と予想しつつ、小島の妻を「奥さんはそんなつもりないから大変ですよね」と気遣っていた。
2016年07月19日旅行に持って行くトランク、ついつい余分なものを入れすぎたり、逆に足りなくなってしまったり、なんて経験がある人もいるのでは?旅慣れている著名人の方に、愛用のトランクやその中身、旅に欠かせないものなどを聞いてきました。デザイナー・舘鼻則孝さん特製のパソコンケース「愛用のパソコンケースは、ファッションデザイナーである友人の舘鼻則孝さんに、5年ほど前に作ってもらったもの。私は旅に出るときも、いつもパソコンを持って仕事をしています。旅先の開放感を楽しみながらも、地に足をつけて自分の仕事をするために、パソコン周りの小物も自分の好きなワクワクするようなものを揃えているので、仕事も気持ち良く捗ります。大人っぽい革のデザインなので合わせやすく、使うほどに味が出るのも気に入っています」
2016年06月29日旅行に持って行くトランク、ついつい余分なものを持ちすぎてしまったり、逆に足りなくなってしまったり、帰りには、入りきらなくなってしまったり、なんて経験がある人もいるのでは? 旅慣れている人たちに、愛用のトランクや、その中身、旅に欠かせないものなどを聞いてきました。液体状のサプリメントで腸内環境を整えて「フルボ酸とケイ素。いずれも、液体状のサプリメントなのですが、旅先では食生活が偏ることがあります。なので、ミネラルウォーターやスープにそのまま数滴づつたらして、自分の体調管理はもちろん、常にミネラル分をとって、自分の体を浄化するように心がけています。飲み始めて半年くらいになるのですが、今まで旅先ではストレスで便秘になりがちだったのが、これをとるようになってから、便秘が解消されて体調がよくなりました。インドでも、体調万全で過ごすことができました」
2016年06月27日建築家の安藤忠雄による展覧会「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」が、8月28日まで東京・銀座のAKIO NAGASAWA Galleryにて開催されている。同展では、「光の教会」「住吉の長屋」「直島プロジェクト」といった、安藤忠雄の手掛けた日本での建築の中でも代表的な7つのプロジェクトにフォーカス。会場では、これらの思考の痕跡を感じさせるドローイング作品や、自作を自身で撮影した写真作品などを展示する。また、1/20スケールの「光の教会」や1/10スケールの「住吉の長屋」など、鉄筋やコンクリートといった実際の建築物と同じ技法で制作された模型作品も展示されている。【イベント情報】「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」会場:AKIO NAGASAWA Gallery住所:東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6階会期:6月24日~8月28日時間:11:00~19:00休廊日:月・火曜日、8月8日~16日入場無料
2016年06月26日旅行に持って行くトランク、ついつい余分なものを入れすぎたり、逆に足りなくなってしまったり、なんて経験がある人もいるのでは?旅慣れている人たちに、愛用のトランクやその中身、旅に欠かせないものなどを聞いてきました。仕事も旅も、偶然を楽しむ「知らない土地を楽しむうえで、大事にしているのが「偶然を楽しむ」こと。私の好きなキャリア理論に「プランドハプンスタンス理論」という、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱された理論があります。アメリカで成功した起業家や、仕事と幸せに付き合っている人たち複数にインタビューした時に、そのほとんどの人たちが、自分の今の成功の過程は偶然によるものだと語っていたという結果があったそうです。例えば、”たまたま”会社が倒産してしまったので、事業を起こすしかなかった、”たまたま”隣に座った人と話が盛り上がって一緒に仕事をすることになった、など。多くの人が、偶然に身を任せていた結果、いつの間にか今の場所に辿り着いていたということを言っていたそうです。この理論は、仕事だけではなく、人生全般に役に立つものだと思っていて、仕事でも、旅でも、その他の場面であっても、偶然を大事にしようと思うようになりました。良い子は真似しちゃいけないこともありますが(笑)、飛行機やレストランで隣になった人や、ふと仲良くなったタクシーの運転手さんなど、偶然の出会いを楽しみ、受け入れることにしています。その場で意気投合して、街を案内してもらったり、お家を訪ねて国際交流に発展したことも。たまたま出会った人や、たまたま思いついた場所に足を延ばすと、また、そこから思いがけないことが広がって、思っていた以上のことが起きるんです」行動範囲を広げてくれる、ヴェルニカのワンピース「そんな偶然の出会いに身を任せていく中で、どんな場所にでも着ていけるワンピースは欠かせないアイテム。ヴェルニカは大好きなブランドで、7~8着持っています。旅に出るときは、できるだけ荷物を最小限にしたいけど、日中歩くのに楽な服装がいいし、でも夜はおしゃれなレストランで食事をしたいという女性のわがままを叶えてくれるワンピースです。旅先での、ふとした出会いや縁から、ちょっと贅沢なレストランに足を運んだり、パーティに招かれたりしたときでも対応できます。日中にリゾートっぽく着たいときには、これ一枚にビーチサンダルを合わせて。夜、お出かけのときは、ヒールやアクサセリーを合わせれば、ちょっと敷居の高い場所にも着ていくことができます。華やかなのに、価格も3万円前後と手ごろで、しかも小さくたためてトランクに収納できるのでかさばらないので、旅には必ず持って行きます」
2016年06月26日旅行に持って行くトランク、ついつい余分なものを入れすぎたり、逆に足りなくなってしまったり、なんて経験がある人もいるのでは?旅慣れている人たちに、愛用のトランクやその中身、旅に欠かせないものなどを聞いてきました。スリランカでハマったアーユルヴェーダ「2014年8月に『女子が旅に出る理由』という書籍を執筆するにあたって、取材のためにスリランカを訪れたんです。そこで滞在中に、世界最古の医療を起源に持つというアーユルヴェーダをずっと受けていました。アーユルヴェーダを通して、人が生き生きと仕事をしていくためにも、夢を追いかけて行くためにも、まず、自分の体が健康であることが大事なんだということに気づき、その魅力に開眼。ただ、その後忙しくしていてスリランカのことを忘れかけていたのですが、今年の初めにお仕事で再び訪問する機会がありました。そこでさらに深く、スリランカとアーユルヴェーダに興味を持って、帰国後も日本でアーユルヴェーダを勉強できる学校を探しました。そして英国アーユルヴェーダカレッジに入校して、初心者の3ヶ月コースに入り、食事療法やセルフマッサージを学び、アーユルヴェーダを日常生活に取り入れる日々を送るきっかけになりました」旅先でも、お気に入りのアロマオイルを「アーユルヴェーダを学んでいることもあって、アロマオイルが大好きです。専用ポーチに5種類くらい入れて持っていき、バスタブに入れたり、ティッシュに染み込ませてベッドサイドに置いたり、セルフマッサージをしたりして使います。長時間フライトに乗ったり、慣れない道を歩いたり、と知らず知らずのうちに心と体に疲れがたまっているので、こうしたケアを欠かしません。また、リフレッシュして仕事をするときにもアロマの香りは集中を高めてくれる効果があると思います。ヴェレダのザクロオイルは、保湿力がすごくて、寝る前に脚やお腹を念入りにマッサージすることで、旅先でもリラックスして眠ることができます。また、10年前から信頼しているセラピストの鈴木サリさんがプロデュースしているアロマオイル『DIVINE BEAUTY』は、『love』や『star』『muse』など、すごくいい香りがして、名前もかわいくてお気に入り。希釈せずに、体に直接そのまま使えて便利。ホテルの部屋のティッシュにちょっとかけて匂いを嗅いだり、自分の足元につけて香水代わりにして香りを楽しんだりしています」
2016年06月25日旅行に持って行くトランク、ついつい余分なものを入れすぎたり、逆に足りなくなってしまったり、なんて経験がある人もいるのでは?旅慣れている人たちに、愛用のトランクやその中身、旅に欠かせないものなどを聞いてきました。「働きながら旅ができる」を実現◎安藤美冬さん/フリーランサー「日本と海外を行ったり来たりしながら、書籍やコラムの執筆、海外取材、講演、商品企画やオンラインサロン主宰など様々な仕事をしています。私にとって旅は、自分の日常の中にとけこんでいるもの。日常でもあるのに非日常を感じられる、すごく身近なものです。私が二十代で働いてきた会社を辞めて、フリーランスで働こうという決断をした時に、何をやるのか、どんな仕事をやるのかという"What"の部分より、いちばん最初に決めたのが、どんな風に働いていくかという"How"の部分。その条件として欠かせなかったのが、『働きながら旅ができる』というライフスタイルでありワークスタイルでした。その時の思いが今、少しずつ現実になって、ちょうど1年ほど前から日本と海外を半分ずつ往き来しながら仕事ができるようになってきたんです。だから、今私にとっての旅は『旅をしながらキャリアをつくる、ワークライフブレンド』。旅するたびに人生の転機がおとずれます。例えば、新しいことを勉強したくなったり、英語へのモチベーションが開眼して人生のフィールドが広がったり……。また人との出会いを通じて、新しい仕事の分野を開拓することもたくさんあります。旅が人生の転機を呼んでいるし、また人生の転機を起こすために、旅に出ているのかもしれません」愛用のトランクは、リモワのサルサエアー「愛用しているのは、リモワのサルサエアー。発売当初は”世界最軽量のトランク”と謳われたものです。大きさは機内に持ち込みできるサイズで、これひとつで2週間は旅行できます。何よりいいのが丈夫なのにとても軽いところ。余計なものを削ぎ落とした結果、何も入れていない状態だと、2kgなくて小指一本でも持ち上げられる軽量さがすごい! 私もモノを持ちすぎないミニマムな暮らしを実践しているので、その理念や哲学に共感します」
2016年06月24日元フィギュアスケート選手の安藤美姫が、29日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『幸せ追求バラエティ 金曜日の聞きたい女たち』(毎週金曜19:00~19:57)に出演する。この番組は、スタジオに集結した"イケてる"独身男たちに、大久保佳代子、いとうあさこ、小島瑠璃子といった、幸せをつかめていない女たちが、さまざまな疑問をぶつけていくというもの。レギュラー2回目となるこの日の放送に安藤は参戦し、持論を展開してイケてる男たちとトークバトルを繰り広げるが、安藤の天然キャラによってスタジオは爆笑に包まれる。イケてる男には、俳優、モデル、医者、アパレル、バーテンダー、弁護士、現役東大生などが集結。イケてる男の職業を紹介する「イケてるギョーカイファイル」のコーナーでは、イケメンのフィットネストレーナーが「まだ間に合う! この夏、モテボディを作る簡単エクササイズ!」などのトレーニングを、スタジオで実践する。
2016年04月26日プロフィギュアスケーターの安藤美姫(28)が、19日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』(20:54~)に出演し、交際中のハビエル・フェルナンデス(25)の演技に感動したことを打ち明けた。2013年にシングルマザーとして出産を経験し、その年のシーズンで第一線から退くことを表明した安藤。「現役辞めたかった」と当時を振り返り、20歳過ぎた頃から「スケーターとして生きるのではなく、その後の人生のために『何が必要で何が幸せなのか』」を考えるようになったという。かねてより子どもを欲しいと思っていた安藤にとって、妊娠は「すごくうれしかったし、それが幸せ」だったことから、出産に迷いはなかった。フェルナンデスが羽生結弦を逆転で破って連覇を果たした世界選手権では仕事で現地入りし、両者を応援しながらも、フェルナンデスの演技を通して「初めて感動した」という。現役時代、自身が「感動を与えていた」という実感はなかったが、フェルナンデスがケガを乗り越えていく姿を間近で見ていた安藤にとって特別な演技だったようで、「こんなに感動するスポーツなんだ」「スケートやっていてよかった」と興奮気味に語った。安藤が出演したのは、古閑美保やいとうあさこらとの「家飲み」企画。手際よく料理を作りながら、フェルナンデスに筑前煮などの日本料理を振る舞っていることや、「Good mornig my love」「My Princess」と愛情表現されていることなどを、幸せそうに明かしていた。
2016年04月20日女優の安藤サクラが、主演映画<a href="">『百円の恋』</a>の上映会&トークイベントで急遽“ハイタッチ会”を開催し、真っ赤に腫れ上がった手のひらの写真を公開した。映画『百円の恋』は、実家にひきこもって自堕落な日々を送る32歳の斎藤一子が、妹とのケンカをきっかけにやけくそで家を出て一人暮らしを始め、深夜に働きだした百円ショップで中年ボクサーと出会い、どうしてもうまくいかない日々の中で衝動的に自らボクシングを始めるというストーリー。安藤さんは同作で、第39回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。その受賞を記念した凱旋上映として2日に東京・テアトル新宿にて上映会&トークイベントが実施された。安藤さんは4日(月)、そのイベントの模様をTwitterでふり返り、集まったファンとともに撮影した写真や動画を公開して「とってもうれしかった」「こころより感謝申し上げます。 ありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。また、「なんだかたまらなくて、名残惜しくて、お見送りしたくなって、ロビー出て咄嗟にはじめてしまった」と、イベント終了後に急遽ハイタッチ会を行ったことを明かし、多くのファンとのハイタッチで腫れ上がった手のひらの写真を公開。「急な事にもかかわらずあたたかく見守って下さったテアトル新宿の皆様、有難うございました。 この真っ赤な右手は宝物です」と喜んだ。(花)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2016年04月04日鬼才・石井隆監督による映画『GONIN サーガ』の完成披露試写会が17日(木)都内で行われ、主演の東出昌大、共演の桐谷健太、柄本佑、土屋アンナ、安藤政信、福島リラ、そして石井監督が舞台挨拶に立った。佐藤浩市、本木雅弘らオールスターキャスト出演のハードボイルド映画『GONIN』、19年ぶりの続編。指定暴力団五誠会系大越組襲撃から19年後を舞台に、襲撃事件で殺された大越組の若頭・久松の遺児・勇人(東出さん)、その幼馴染で大越組長の遺児・大輔(桐谷さん)、襲撃事件を追う富田と名乗るルポライター(柄本さん)、そして五誠会に囲われる元アイドルの麻美(土屋さん)らが、尊厳と復讐のために血の雨を降らせる。劇中で東出さんから“ジュニア”と呼ばれていた桐谷さんは「現場では“勇人”“ジュニア”と呼び合っていたので、撮影後の番宣では(東出さんから)“クンかサンのどちらで呼べばいいですか?”と言われた」と東出さんの礼儀正しい性格を明かしながら「相変わらず優しくてチャーミング。身長が高いだけじゃないぞー」といじりつつ褒め称えていた。また前作から19年後が映画の舞台になっていることにちなみ、19年前の自分自身の様子を聞かれた桐谷さんは「16、17歳くらいで、役者になってやるという意識が強かった。目立とうと思って、スカートをはいていましたね。シースルーのスケスケシャツを素肌の上に着て、学校にも行っていた」と斬新すぎる当時のファッション・センスを回想。さらに「なんで自分が雑誌の表紙にならないんだ?と思って、自分で雑誌の表紙を作ったり、ラジオも友達と作っていました」と若気の至りを明かしていた。また石井監督映画の大ファンという安藤さんは「オファーが来たときはフリーで事務所に入らずにブラブラしている時で」と話し始めると、石井監督が「南極にいたんでしょ?」と不可解なツッコミをしてニヤリ。石井監督が安藤さんをウィキペディアで調べた際に、“南極にいる”と書かれていたそうだが、安藤さんは「監督はそれを鵜呑みにしたらしいけれど、俺は普通に自宅にいた」と苦笑い。すかさず柄本さんが「安藤さんは南極に行ったことはあるんですか?」と聞くと、「ない、ない(どうして書かれたのか)俺の方が聞きたいよ」とウィキペディア情報を否定していた。映画『GONIN サーガ』は、9月26日より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日プロフィギュアスケーターの安藤美姫と教育評論家の尾木直樹が8月19日(水)、都内で行われた「GapKids x ED キャンペーン」のPRトークイベントに出席した。現役選手時代は“ミキティ”の愛称で人気を博した安藤さんは「フィギュアスケートは18歳の頃になると、毎日のように“辞めたい”と思うようになった」と現役を退いた今だからこその衝撃告白。それでも続けて来られたのは「スケートに出会った9歳の頃からの夢は、コーチになる事。それは今も叶えていないので、その夢があったから」と説明しながら「フィギュアスケートを今まで一度も嫌いになった事はなかった。その思いが今に繋がっている」と複雑な思いと共に振り返った。一方、プライベートでも親交があるという“尾木ママ”から「(安藤さんの娘の)ひまわりちゃんは素敵で元気。一生懸命お母さんが面倒を見ているからね」と良き母親ぶりを披露されると、恐縮気味に照れ笑い。ここ2、3年で人生に対する心境の変化もあったようで「出会いや時間を大切にするようになった。スケートの練習も気持ちよく出来ているし、プライベートを持つことで両方が満たされた。悪い時もあればいい時もある。それがライフ」と晴れ晴れとした表情で熱弁していた。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日サッポロホールディングスのグループ企業であるサッポロビールは6月15日頃より順次、三越限定お中元ギフト商品「<サッポロ>歌川広重画 ヱビスビール」を発売する。○昨年のお歳暮に続き、浮世絵のデザイン缶第2弾を発売同商品は、100年以上の歴史を持ち、プレミアムビールの先駆けとして知られるヱビスビールとのコラボで生まれた三越限定デザインのお中元ギフト商品。デザインは、歌川広重画「冨士三十六景 東都駿河町」の浮世絵をあしらった。その絵の中に描かれた越後屋(現三越)の店先を賑やかに歩く門付芸人たちと、その遠景に富士山を描いた粋な浮世絵を愛でながらリッチな一杯を楽しめるという。中味は、通常のヱビスビールと同様となる。セット内容は、350ml缶×12本と350ml缶×20本で、価格はそれぞれ3,240円(税込)と5,400円(税込)。配送は、6月15日頃より順次行う。
2015年05月31日安藤裕子が6月16日(火)に東京・LIQUIDROOMでライブツアー「安藤裕子 LIVE 2015 『あなたが寝てる間に』」の追加公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】3月から4月にかけて4公演行われたツアー「安藤裕子 LIVE 2015 『あなたが寝てる間に』」。同ツアーでは今年の1月にリリースされた最新アルバム『あなたが寝てる間に』の楽曲を中心に披露。今回の追加公演では、同アルバムの楽曲に加え、7月29日(水)リリースのシングルが披露される予定。同曲はスキマスイッチが書き下ろし曲を提供することで話題となっている。チケット一般発売は5月31日(日)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。受付は5月15日(金)午後6時から24日(日)午後11時59分まで。■安藤裕子 LIVE 2015 「あなたが寝てる間に」追加公演6月16日(火)LIQUIDROOM(東京都)開場 18:45 / 開演 19:30料金: スタンディング 5800円 ※ドリンク代別途必要
2015年05月14日安藤証券はこのたび、国内上場株式などを他の金融機関から移管すると、移管元の金融機関に支払った移管にかかる手数料をキャッシュバックする「株券等 ウェルカム ウィンターキャンペーン」を実施すると発表した。○「株券等 ウェルカム ウィンターキャンペーン」の概要対象:安藤証券で取引の顧客実施期間:2月~3月末まで内容:期間中、国内上場株式、国債・国内事業債、国内投資信託を他の金融機関から移管すると、移管元の金融機関に支払った移管にかかる手数料を同社がキャッシュバックする用意するもの:移管にかかった費用を確認できる、移管元金融機関発行の書類(移管依頼書・領収書・計算書など)上記書類が用意できない場合、移管元金融機関の手数料表(移管に係る諸経費が表示されたもの)、移管手数料相当額が表示された顧客勘定元帳・銀行振込依頼書・月次報告書など、移管にかかった費用を証明できる書類を可能な限り提示する。提示する書類の内容で移管手数料相当額を把握することができない場合、キャンペーンの対象外となる場合がある。
2015年01月29日元フィギュアスケート選手・安藤美姫さんが1月6日、自身のInstagramを更新し、1日に愛娘(まなむすめ)のひまわりちゃんと交際中のフィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデス選手との3ショットを公開した理由を説明した。安藤さんは、ハビエル選手との交際の公表などを踏まえ、「私達がいろいろ少しずつ公表している理由として、1つはあまり隠し事をしたくないから」と告白。さらに「もう1つはファンの方への応援に感謝を込めてご挨拶やできるだけいろんな事をシェアしたいと思ったからです」と説明した。安藤さんは1日、「2015年もまた沢山の方と出会えますよう…そして皆様にとっても健康で素敵な1年になりますように」などのコメントと共にInstagramを更新。長女・ひまわりちゃんとハビエル選手に寄り添う3ショットを披露していた(コメントはすべて原文)。安藤さんは2013年にひまわりちゃんを出産。安全面の配慮などから、ひまわりちゃんの顔やその父親をこれまで公に知らしめていなかった。そのため、1日に初めてひまわりちゃんの顔を明らかにしたことにより、「すてきな写真をありがとうございます」「本当の父親の顔も投稿してほしい」などのコメントがインターネット上にあがり、賛否両論となっていた。
2015年01月06日フィギュアスケートの世界選手権大会で優勝するなどの成績を収めた安藤美姫さんが11月26日、自身のInstagramにてスペイン出身のフィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデス選手と交際していることを明かした。安藤さんは、自身のInstagramでフェルナンデス選手と仲むつまじく寄り添っている2ショット写真をファンに披露。英語と日本語で、今の気持ちをメッセージとしてつづっている。安藤さんは冒頭、「今日は私達にとってとても大切な日です。 私達の気持ちを皆様にお伝えしたいと思いましたので聞いて下さい」と、どうしてもファンに向けて報告したいことがあったことを告白。その上で、「私達はお互い【愛】と【家族】を築きあげていきたいと思いました。まだお付き合いさせて頂いたばかりですがあたたかく見守っていただけると幸いです」とつづった。本文の最後には「美姫とハビエルより」と名前を入れ、2人からのメッセージであることを強調している(コメントはすべて原文)。フェルナンデス選手は今年のソチ五輪で4位に入り、世界選手権大会で2年連続3位につけるなどの成績を持つ、男子フィギュアスケート界を代表する実力者だ。フィギュアスケートによって結ばれた2人に、ファンからは「とてもお似合いのカップルですね。お幸せに」「末長くお幸せになってくださいね! 2人が大好きです」「祝福します」などのお祝いコメントが多数寄せられている(すべて原文)。なお、安藤さんは2013年4月に女児を出産しているが、女児の父親が誰なのかは公表していない。
2014年11月26日デビュー作『カケラ』が国内外から高い評価を受けた新進監督の安藤桃子と、出演作ごとに圧倒的な存在感を放つ女優の安藤サクラ。実の姉妹であるふたりは“いつか一緒に映画を”との想いを互いに抱いていたという。その姉妹の想いがこのたび結実した。その他の写真安藤桃子監督の長編第二作にして主演に安藤サクラを迎えた『0.5ミリ』は、監督自身が書き下ろした同名小説の映画化。自身の介護経験に着想を得た物語は、当初から妹を想定して書き上げたという。「私がひとつなにか物語を創作しようとなるとき、いつも主人公はサクラなんです。実はデビュー作の『カケラ』もそう。ですから、小説の段階から“映画化したときの主人公はサクラで”と思っていました」(桃子)「そのことを姉から聞いて、小説はすぐに読みました。以前から姉は“次は一緒に映画を撮る”と決めていたので、それがついに実現できるのがうれしかったです。それにこの主人公は俳優としてもすごく憧れる主人公像。全力で“サワ”という人物を表現して、この作品で姉妹最強タッグを組みたいと強く思いました」(サクラ)安藤サクラ演じるのは、情の厚い介護ヘルパーの山岸サワ。“冥土の土産におじいちゃんと一緒に寝てもらえないか”との依頼を断りきれなかったばっかりに仕事もお金も家も失ってしまった彼女は生活のため、今度は困っている老人宅に居候する“おしかけヘルパー”となる。作品は、そんな彼女と老人たちの織り成す笑いあり涙ありの人情ドラマから、高齢化や格差といった現代日本の問題が透けて見えてくる。「姉はいろいろなところにアンテナを張っている。改めてすごい人だなと思いました」(サクラ)ただ、そういった社会風刺の効いたドラマである一方で、実に魅力的なヒロイン映画でもあるといいたい。196分の長さなど気にしないでほしい。なぜなら、おそらく山岸サワ=安藤サクラから目が離せなくなるから。今まで見たことがないチャーミングな安藤サクラがここに存在する。「私は生まれたときからサクラをずっと見てきた。彼女にはまだ隠された魅力がたくさんある。今回、その一端は引き出せたかなと思っています」(桃子)父・奥田瑛二、母・安藤和津という両親と同じようでいて重ならない、独自の道を歩み始めた安藤桃子とサクラの姉妹。今後のさらなる飛躍が期待されるふたりの互いの感性が存分に発揮された1作に注目したい。『0.5ミリ』公開中※取材・文・写真:水上賢治
2014年11月12日女優の安藤サクラが11月8日(土)、姉・安藤桃子監督と初タッグを組んだ主演映画『0.5ミリ』の初日舞台挨拶に、安藤監督と共演の津川雅彦とともに登壇。エグゼクティブプロデューサーに父・奥田瑛二、フードスタイリストに母・安藤和津、共演に義父母の柄本明&角替和枝と、家族一丸となって取り組んだ渾身作の公開に感激し、こらえきれず涙を流した。「超カッコ悪い。やだー(笑)!」と照れ笑いを浮かべたサクラさんは、「まさかこんなにたくさんの人が来てくださるなんて思いもせず、緊張の糸がブツンと切れた。泣いているブサイクな写真じゃなくて、可愛いの使ってください!」と報道陣に懇願した。本作は、安藤監督が自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説の映画化。ワケありの老人を見つけては介護を買って出る“おしかけヘルパー”サワ(サクラさん)の旅路を描いたロードムービーだ。先日、結婚と妊娠が明らかになったばかりの安藤監督は、「今マラソンを走り切ったような清々しい気持ち。この映画の生命力が光となって東京を飛び出していってくれたら嬉しい」と感慨深げ。司会を務めた奥田さんは、「結婚、妊娠とおめでたい。お父さまにもよろしくお伝えください」と冗談交じりにツッコミ、会場の笑いを誘っていた。津川さんは、初共演のサクラさんを大絶賛。「これまでになかった良い味が出てる。すごい女優だなってつくづく思った。この子の感性、生き様が素敵!」と褒めちぎり、「一人は結婚、妊娠。もう一人は緊張のあまり泣く。青春ですよ」と微笑ましげに姉妹を見守った。本作で新たな魅力を開花させたサクラさんは、「サワちゃんという役は、おじいちゃま方のところにズカズカと入っていかないといけない。緊張したけれど津川さんのことも“ジジイ”と思って接した(笑)。イチ女優としても、イチ生物としても贅沢で貴重な時間を過ごしました」と手応えを語った。『0.5ミリ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月09日Amazon.co.jpは29日、Kindleストアに「Kindle アーカイブ」カテゴリを設置し、国立国会図書館所蔵で、近代デジタルライブラリー上で公開しているパブリックドメインの古書をKindle版として販売を開始した。Kindle アーカイブで販売する作品は、安藤広重の「東海道五十三次」、葛飾北斎の「富嶽百景」などの浮世絵や曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」、芥川龍之介の「羅生門」など、日本の著作権保護期間を満了した作品を1タイトル100円で販売する。取り扱いタイトルは、2014年内に1000冊以上を目指す。なお、kindle アーカイブの作品は、Kindle等の電子書籍リーダー、Fireタブレットシリーズ、Kindle Cloud Reader、iPad、iPhone、iPod Touch Androidスマートフォン・タブレットで無料のKindleアプリで閲覧できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月29日安藤サクラ×新井浩文共演の『百円の恋』が10月25日(土)、開催中の第27回東京国際映画祭にて上映され、安藤さんと新井さん、武正晴監督、脚本の足立紳が上映後のQ&Aに来場した。山口県の周南映画祭に創設された第一回「松田優作賞」グランプリを獲得した脚本を安藤さんと新井さんを迎えて映画化。自堕落な生活を送っていたが妹とのケンカをきっかけに家を出て働き始めたヒロインの一子は、中年ボクサーとの出会いからジムに入門し、サンドバッグを叩くようになるが…。安藤さんは700を超える応募の中からオーディションで一子役を勝ちとったが「戦いたいと思ったから」と本作への出演を熱望した理由を語る。一方の新井さんは「素敵な脚本と、安藤サクラが主演と聞いたから。個人的にいま、日本映画の女優でNo.1だと思っている」と語り、会場は拍手に包まれた。一子は自堕落な女性からボクサーへの変貌を遂げていくが、安藤さんはそれに合わせて体格を大きく変えた。最初に一度太って、その後、体重を落としていったが「金がある映画なら、痩せるための期間があるけど、そんなのなかったから(笑)、撮影が始まって10日くらいで絞りました。自分でも信じられないです。人の体ってすごいです」とふり返る。新井さんもボクサー役ということで同様に減量が課せられたが「うちの場合、(太ったり痩せたりの)変化はなかったので、ただボクサーに見せるというだけ。3か月前から筋トレと食事制限をしました」と明かす。最後の数日は、本物の試合前のボクサーと同様に“水抜き”も行なったそうで「つらかったです。もうやりたくないですね」と苦笑交じりに苦労をのぞかせた。一子がボクシングとの出会いで大きく生き方を変えることになるが、安藤さんは「この作品が私にとってはそういう出来事、出会いであったなと感じています」と本作の経験の大きさ、強い思いを口にする。「仕事がなくて『自分たちで仕事を作るしかない』とシナリオを作り始めた」という武監督と足立さんにとっても本作はもちろん、特別な作品。4年前に書き上げるも、映画化になかなか漕ぎ着けられない中で、映画化を実現するための助けになればとの思いで「松田優作賞」に募集したとのこと。この日は安藤さんらと一緒に作品を鑑賞したが、安藤さんは「私は(一子が)自分なので、笑っちゃうんですが、両隣のおっさんは泣いてました(笑)」と暴露し、会場は笑いに包まれた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『百円の恋』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月26日元フィギュアスケート選手の安藤美姫が9日、都内で行われた「ベストジーニスト2014」発表会に出席し、「協議会選出部門」を受賞した。【写真】へそ出しルックで…抜群のスタイルを見せつけたローラフィギュアスケートの普及活動だけでなく、後進の育成にも力を入れるなど挑戦し続ける姿が、“ジーンズスピリッツ”に通じるものとして評価された安藤。授賞式では「支えてくれるファンの皆さまのおかけで、このような素晴らしい賞をいただくことができました」とファンへの感謝を示した。同賞は2006年に安藤の先輩である荒川静香も受賞しており、「尊敬する荒川さんも受賞されているので、とても光栄です。フィギュアスケートはスポーツの中でもファッションとの関連性が高いので、このようなファッションに関する賞をいただけたことは、後進にも明るいニュースになれば」と業界全体へのメリットになる喜びも語った。この日のコーディネイトは「ストレッチのきいた穿きやすジーンズで、練習に行くときのような楽な感じに、ヒールと胸元のゴールドのアクセサリーで華やかさをプラスしました」と紹介。動きやすさを重視したアスリートらしいこだわりに、女性っぽいセンスを垣間見せた。協議会選出部門は安藤のほか、女優の小池栄子、お笑いコンビのさまぁ~ず、さらにグローバル特別敢闘賞としてニューヨークヤンキースの田中将大投手が受賞。一般選出では男性部門はKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、女性部門はローラ(2年連続)が選出された。
2014年10月09日様々な場面で活躍する女性達の“輝き”の理由に迫る連載インタビュー企画。第6回は株式会社スプリー代表の安藤美冬(あんどうみふゆ)さん。--安藤さんには仕事を完全に切り離した時間はありますか?仕事を自分から切り離すことはないですね。プライベートと仕事の境界線が限りなくゼロに近い感じです。ワークライフバランスという言葉がありますが、私は今のような暮らしを「ワークライフブレンド」と呼んでいます。会社員時代には、フリーランスの人達が「確かに休みはないけど、仕事が遊びみたいなものだから」って言うのを、「どういうこと?」と思っていたのですが、自分がそういう立場になった今は、よく分かります。例えば、先日プライベートでインドネシアのジャカルタへ旅行に行きましたが、それを連載の原稿のネタにしましたし、現地で見聞きすることは全部、「これって、日本に帰ったらどんな仕事にできるかな?」と考えていたりしました。仕事でご一緒するのをきっかけにして、なんとなくウマがあってご飯を食べるようになって仲良くなることもしょっちゅうですし。--では、本当のお休みはないですか?まったく何もしない日は月に1日もありません。でも、この8月、9月は台湾、スリランカ、カタール、ルーマニア、ギリシャ、ロシアなど数カ国をプライベートや本の取材、地球一周の船旅「ピースボート」での仕事でまわってきて、会社員時代よりもより多くの海外や国内をまわっています。現地で仕事をするときもあれば、思いっきり美味しいモノを食べたり買い物をしたり海で遊ぶ事もある。先ほどの質問にお答えしたように、「遊びと仕事」の区別がほとんどない今、完全なオフモードになれるお休みがなくても、お休みを欲しがるほどのストレスは溜まらないのでこれでいいのかなと思っています。--今日の取材には、メイクも入っていますが、普段のスタイルはどんな感じですか?全体的にカジュアルなスタイルですね。好きなコーディネートはTシャツに細身のジーンズ、そしてジャケットスタイル。足下はフラットシューズかスニーカーです。例えば「ミュベール(Muveil)」のTシャツに「アクネ(ACNE)」のジーンズを合わせて、靴は「トムス(TOMS)」とか。ファストファッションでは「トップショップ(TOPSHOP)」が大好きで、「(Milly)」や「ダイアンフォンファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」のワンピースでドレスアップする時もあります。大学での講義や大企業との仕事、クリエイターや書籍編集者との仕事、各種パーティーや取材旅行など様々な仕事を同時並行でやっているので、基本のカジュアルなスタイルは定番として、割と幅広いテイストの服を着ていると思います。メイクについては、ナチュラルメイクですね。基礎化粧品からチーク、リップグロスまでほとんどは「スリー(THREE)」でそろえていて、もともとの顔立ちがはっきりしているであまり派手になり過ぎないように気を付けています。また、メディアに出演する時やここ1番で勝負をかけたい仕事の時などは、つけまつげをすることも多いですね。メイクは完全に門外漢で、自己流に適当にやっていることなので、今日はプロのメイクさんのお仕事からたくさん学ばせてもらいます(笑)そんな安藤さんのメイクを今回手掛けたのは、イセタンミラーガールの岡本智恵さん。普段はブラウン系のメイクが多いという安藤さん。「カジュアルなファッションにもフォーマルなファッションにも使えるブラウンに、ピンクを混ぜて女性らしさをプラスしたメイクがおすすめですね。安藤さんはお肌もすごく綺麗なので、その肌感をより引き立てるメイクにしていきたいです」と、目元はソフトブラウン、頬はナチュラルピンク、潤いのあるリップででナチュラルかつ口元を印象付けるようなメイクを紹介。「普段重視しているのはアイメイク」という安藤さんには、一つのコンパクトでグラデーションメイクが楽しめるランコムのパレットと、ルナソルのパレットを使用。ブラウン、ベージュ、ピンクとグラデーションをしっかり重ねて繊細な目元に仕上げた。アイライナーには書きやすく、落ちにくい便利なものを。下まぶたにはカーキを入れて自然に強調した目元に。チークは、ブラウンアイにもマッチする肌の内側から発色したようなナチュラルピンクを使用し、自然体な安藤さんの魅力が引き出されたようだ。一方で、リップはグロスのようなみずみずしい質感のピンクをチョイス。フェミニンさもさりげなくプラスし、ナチュラルビューティーが完成。主な使用アイテムは、THREE「フローレスエシリアル フルイド ファンデーション 204」、ランコム「イプノパレット ST3」、ルナソル「スリーディメンショナルアイズ 02」、イセタンミラーボーテ「アイライナーペンシル 05」、ローラメルシエ「セカンドスキン チークカラー ラッシュネクタリン」、RMK「イレジスティブル リップスC 25」。【安藤美冬プロフィール】(株)スプリー代表/ノマドライフ実践者1980年生まれ、東京育ち。慶応義塾大学卒業後、(株)集英社を経て現職。ソーシャルメディアでの発信を駆使し、肩書や専門領域にとらわれずに多種多様な仕事を手がける独自のノマドワーク&ライフスタイル実践者。多摩大学経営情報学部専任講師、講談社『ミスiD(アイドル)2015』選考委員、雑誌『DRESS』の「女の内閣」働き方担当相などを務めるほか、商品企画、コラム執筆、イベント出演など幅広く活動中。2014年より、スリランカ取材、講師としてピースボート乗船など海外活動も開始。TBS系列『情熱大陸』、NHK Eテレ『ニッポンのジレンマ』などメディア出演多数。著書に7万部突破の『冒険に出よう』、『20代のうちにやりたいこと手帳』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。【イセタンミラーについて】イセタンミラーは「欲しい時に好きなように欲しいモノだけ買えるラグジュアリーコスメショップ」がコンセプトのコスメショップ。そこで働くのがイセタンミラーガールだ。かつて百貨店でしか買えなかったブランドコスメを、ブランドの垣根を越えてセレクト出来る同ショップでは、アイテムを1人で試して選ぶことも、イセタンミラーガールに相談して選ぶことも可能。現在、国内で9店舗展開している。
2014年09月27日ロンドンのガゴシアンギャラリー(Gagosian Gallery)で、フランク・ゲーリー(Frank Gehry)による照明作品「Fish Lamps(魚ランプ)」シリーズの新作が展示されている。12月21日まで。フランク・ゲーリーは現代を代表する建築家として世界的に知られるが、工業材料などのユニークな素材を使った彫刻も精力的に制作している。同照明シリーズは、1983年に建材メーカーの「フォーマイカ(Formica)」から、Color Coreという当時の最新プラスチック板を素材に作品制作を依頼されたことがきっかけで誕生。制作中にうっかり板を割ってしまい、その破片が魚の鱗に見えたことから着想を得たという。新作では、これまでよりも素材の板が大きく荒削りになり、巨大なサイズの作品を取り入れるなどデザインのスケールを広げた。作品の魚の群れは木製の台座を迂回するように、壁に垂直に、あるいは天井から吊るしてシャンデリアのように、空間全体を使って設置されている。まるで会場を泳ぎまわるかのような躍動感に満ち、貼り合わせられた鱗の間から、柔らな光が溢れる。初日に開催された内覧会では、展示風景に多くの招待客がカメラを向けたが、「この光の美しさは、とても写真に収められない」と感嘆の声が四方から聞かれた。また、ロサンゼルスを拠点に活動するゲーリー自身も顔を見せた。親日家として知られる同氏だが、本シリーズのデザインは、浮世絵師の安藤広重が描いた鯉からも影響を受けているという。同作はこれまでにもカルフォルニアとパリのガゴシアンギャラリーでもオリジナル作品が展示され、次回は香港でも披露される予定。ゲーリーは1987年に、アパレルのワールドが神戸港のメリケンパークに安藤忠雄の設計で建設したフィッシュダンスホールのランドマークとして、全長21mの巨大な魚のオブジェを設計している。また、同氏がデザインした巨大な「Tokyo Bench(東京ベンチ)」はワールドの南青山ビル1階に、現在も来客用のイス(ベンチ)として展示・使用されている。【イベント情報】「FRANK GEHRY: FISH LAMPS」会場:Gagosian Gallery London住所:17-19 Davies Street London W1K会期:11月7日から12月21日時間:10:00から18:00休館日:日曜日
2013年12月02日京都の粋人たちが選ぶ、お洒落な手土産のシリーズ連載。第6回目は関西を地盤とする出版社「京阪神エルマガジン社」別冊編集室・室長、村瀬彩子さん。別冊編集室を統括するほか、書籍の編集も担当。柴崎友香著のエッセイ「よう知らんけど日記」は8月下旬に発売予定。書籍の編集を手がける村瀬彩子さんは、作家やアートディレクターとの打ち合わせの際、手土産にすることが多いとか。そんな村瀬さんのオススメは老舗の昆布専門店の「ぎぼし」の吹よせ。「初めて会う方は甘いものが好きかどうか、好みがわからないので、『吹よせ』を持っていきます。お茶うけだけでなくお酒の供にも使えるので、男性にも喜ばれます。自分用に袋入りをよく買うんですが、油で揚げていないので、後味がよく、ついつい食べ過ぎてしまいます」。ぎぼしは、明治元年創業、とろろ昆布やだし昆布、細工昆布を扱う昆布専門店。創業当初は昆布・付きだし物商としてこのわたなど、酒の肴も販売していたため、『吹よせ』もその一つとして作られたそう。浮世絵師・安藤広重作「京都名所之内 淀川」をあしらった缶のなかには、あられや豆菓子、昆布など、20種類以上の味が詰められている。カレー味やウニ味に仕上げた空豆、海老をプレスして焼いた煎餅、ほいろ昆布など、一つひとつに趣向が凝らしてあり、老舗の仕事を感じる上質なおいしさ。「ぎぼし」京都市下京区柳馬場通四条上ル075-221-2824営業時間/9:00~17:30日曜・祝日休
2013年07月24日三越伊勢丹は、銀座三越8階ギャラリー(東京都中央区銀座4-6-16)で、江戸時代後期から幕末にかけて活躍した浮世絵師・歌川広重の傑作復刻版画、ならびに現代美術家・山口晃氏の新・浮世絵版画を展示する「浮世絵に見る江戸東京今昔 広重 名所江戸百景 傑作復刻版画展」を開催している。同展では、歌川広重の代表作「名所江戸百景」の復刻版画と、山口晃氏の日本橋をテーマにした伝統的木版作品を展示。歌川広重が描いた、江戸時代の日本橋ならびに江戸の風景と、山口晃氏が描いた、現代の日本橋や移り行く東京の風景を紹介することで、その対比を楽しめる内容となっている。展示作品は、歌川広重「日本橋雪晴」、山口晃「新東都名所 東海道中 日本橋 改(にほんばし あらため)」など。開場時間は10時から20時(最終日のみ16時まで)、展示期間は12月31日までとなっている。詳細は、同店ホームページを参照のこと。写真:歌川広重「日本橋雪晴」(アダチ版木版画 約340mm×215mm)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日