タレントの里田まい(さとだ・まい)さんが、2020年5月6日に自身のインスタグラムを更新。「難しすぎる」という立体パズルの写真を投稿し、話題になっています。里田まい変わったルービックキューブに大苦戦!この日、里田まいさんはちょっと変わったルービックキューブを紹介。 View this post on Instagram A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 3:04am PDTしかし、「難しすぎる!」とすっかりお手上げ状態のようです。そんな里田まいさんは、前述の投稿から約1時間後にパズルに挑戦する写真を公開。「パズルを使って動画を撮影している」と報告し、インスタグラムのストーリーズに掲載しました。 View this post on Instagram 2面は揃うんだけどなぁ。。。 A post shared by 里田 まい (Mai Satoda) (@maisatoda_official) on May 6, 2020 at 4:28am PDTするとファンは「難しそう」「初めて見た!」と興味津々。「どこで買えるんですか?」とさっそく購入を試みようとする声も多く寄せられています。・そんなルービックキューブあるんだね!かなり難しそう…。・笑顔が素敵!楽しそうで何よりです。・どこで買ったの?お揃いにしたいです!!新型コロナウイルス感染症によって、外出自粛の取り組みが続いている現在。里田まいさんのように、普段やらないことに没頭してみるのも悪くないかもしれませんね。里田まいの良妻賢母っぷりが「すごい!」と話題に夫・田中将大の不調を受けて考えたことは…[文・構成/grape編集部]
2020年05月07日新作『夜 は お し ま い』について、著者・島本理生さんにお話を聞きました。なぜ傷つき、なぜ罪悪感を抱くのか。苦しむ女性たちが訪れる先は…。「キリスト教と恋愛小説は親和性があると思っていて。神様の愛と人間の恋愛は違うといっても同じ“愛”がキーワード。特に、傷ついている若い女の子は恋愛に見せかけて自分だけの神様を探しているところがあると思うんです」島本理生さんの新作『夜 は お し ま い』は、傷を抱えた女性たちそれぞれの事情と、金井という神父との交流を描く連作集。第1話は、ミスコンに出て劣等感を強め、怪しげな男と交際する女子大生の話。「自分が若かった頃を振り返ると、外部からのジャッジで自己評価が揺らぐことが多かった気がします。それに、自分の探しているものがなさそうな場所にこそ見つけられたら満たされる、という幻想もあって。だからこの主人公も自分が愛されていないと気づいているのに相手から離れられない。自分を大事にするという感覚が後回しになっている」第2話では愛人業の女性が、交際相手から思わぬ提案を受ける。「書き終えた直後はハードな性描写が多くていかがなものかと心配してましたが、時間をおいて読み返した時、人の心がこんなに簡単に反転して上下関係も二転三転する、その危うさを書きたかったんだと気がつきました」女性は、みな、どこか罪悪感めいた気持ちを抱いている。「日本には、自分を優先してはいけないという感覚が根強くある。したくないことをした揚げ句、より罪悪感を抱く方向に行くというループにはまってしまう」女性たちはみな金井神父のもとを訪れ、対話を重ねる。「少しずつ対話が旧約聖書的なものから新約聖書的なものになり、本質へ向かっていくようにしました。最終的に憤りや理不尽さを手放し、赦されている感覚になってもらえたらと思います」違う視野が開けてくる本作。若い読者へのアドバイスをお願いすると、「年齢を重ねるほど、男性より女性に助けられる瞬間が絶対にある。若いうちから同性の友人を大事にしてほしいですね。あとは、“ないところに愛を探しても何もない”。期待させるだけで、無理に探さなきゃいけない関係には本当に何もない。それは自分の経験からも言い続けていきたいです」島本理生『夜 は お し ま い』ミスコンで傷ついた女子大生、お金のために愛人業を続ける女性…。自分を見失う彼女たちが訪ねる一人の神父。彼もまた秘密を抱えていた。講談社1400円しまもと・りお1983年生まれ。2001年「シルエット」で群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。‘18年『ファーストラヴ』で直木賞受賞。長編『Red』が映画化、来年2月21日に公開に。※『anan』2019年12月18日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年12月13日実写じゃできないことを表現できるのがアニメの良さ撮影/奥田耕平宗田理のベストセラー作品であり、宮沢りえ主演で実写映画化もされた『ぼくらの七日間戦争』がアニメーションとなってリブートされる。本日から公開のアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』は、舞台を2020年の北海道へと移し、現代を生きる少年少女たちが大人との“戦い”を経て成長する姿を描いた珠玉の青春ムービーだ。「アニメーションの良さって、実写じゃなかなか表現できないものを表現できるところだと思うんです。今回の作品で言えば、やっぱり大人と戦うシーン。コミカルなところはコミカルに、芯をつくところはしっかり芯をついていて、こういうワクワクするような表現はアニメならではですよね」そう主人公・鈴原守のCVを務めた北村匠海は声を弾ませる。アニメの声優に挑戦するのは、映画『HELLO WORLD』に続いて2度目。だが、前作はプレスコ(台詞を先に収録すること)で、共演者ともほとんど別々に収録したのに対し、今回は2日にわたってみんなと一緒にアフレコを行った。おかげで、本職の声優陣からも貴重なアドバイスをたくさんもらえたのだそう。「たとえば近くの人と話しているシーンならマイクに近づいた方がいいし、声だけで広さや空気を表現しないといけないときはマイクから離れた方がいいとか。マイクとの距離のとり方だけで、リアリティが変わるんだということもみなさんから教えていただきました。普段歌のレコーディングをするときは、マイクとゼロ距離だから、こういうやり方もあるんだって新鮮で面白かったですね」10代の頃は、早く大人になりたいと思っていた撮影/奥田耕平北村は本作を「10代の頃に漠然と抱えていた大人への反抗心を代弁してくれる作品」だと語る。自身も10代だったときは、大人への疑問と戦う時期を過ごした。「大人って『こうしなさい』とか『こうあるべき』っていう自分たちの考えを言ってくるところがあると思うんですよ。それに対して疑問は抱いていたかもしれないですね。たとえば進路ひとつとっても、『大学へ行ったほうが良い』ってよく言うけれど、大学に行って何を得られるかはその人次第。大学に行くことがゴールじゃないだろうと思っていた部分はありました」当時の自分を「勝手に大人びていた」と北村は振り返る。「僕は8歳でこの世界に入って、大人の方と接することが多かったから、自然とそうなっちゃったところはあると思います。そう考えると、僕は僕で『こうあるべき』という枠にはまっていたんでしょうね。10代のときも、本当はカルチャー的なものが好きなのに、世間の目を気にして言えなかったりとか。そういう他の人から見た印象と本当の自分とのギャップにモヤモヤしていた時期もありました」だからこそ当時から強く願っていた、早く大人になりたいと。「自分の現状が嫌だったので、早く大人になって、周りの大人たちと社会的に対等になりたかった。10代の頃から早く20歳になりたかったし、20歳になったら今度は早く30歳になりたいって思っていました」撮影/奥田耕平現在22歳。未成年の枠から外れ、ひとりの成人として十分認められる年齢になった。今、自分のことを「大人になった」と感じることはあるのだろうか。「18で初めて投票に行ったときは、勝手に大人な気分になりましたね(笑)」そう照れ臭そうに笑ってから、そのミステリアスな眼差しに、すっとまっすぐな光が灯った。「僕が最近出会った素敵な方々は、年齢的にも大人だし、言うことも大人なんですけど、子供の頃の気持ちを忘れていなくて、いくつになっても若いなって感じがするんです。そう考えると、大人かどうかなんて世の中が勝手に決めることなのかもしれないなと。自分で自分のことを大人だと自覚する必要もない。だから、あんまり自分で大人とか子供とか決めつけるのはやめにしました」撮影/奥田耕平作中、「大人になるということは、目上の人間の命令に従うことだ」といった台詞が登場する。「この台詞は特にすごいエゴだなって思いました。でもきっとその人にとってはそれが正義というか、ずっとそうやって生きてきた。だから、それを否定する気もなくて。ルールや理性さえちゃんと守っていれば、あとは大人としてのあり方なんて人それぞれなんじゃないかなって」大人になるとは、どういうことか。その問いに対し、北村匠海は考えを整理するように真摯に言葉を編みながら、自分なりの解をたぐり寄せていく。「映画の中で、同級生の6人が自分の想いを吐き出すシーンがあるんですけど、あの瞬間、僕はみんながひとつ大人になったと感じたんです。人それぞれ思うことがあって、生きる人生があって。それぞれの想いは決して重ならないけど、つながり合うことはできる。相手を受け入れて、自分も受け入れてもらうことが、大人になるっていうことなんじゃないかと思いました」他者を否定するのではなく、受け入れる。考えを押しつけるのではなく、異なる価値観を認め合う。多様性の時代を生きる22歳の北村らしい“大人論”だ。17歳で夢を叶えて、17歳で夢を失った撮影/奥田耕平映画の中で、6人の高校生は“本当の自分”を模索する。SNSが発達し、誰もが自由に自分を編集・加工できる現代にふさわしいテーマだ。では、芸能界という華やかなステージに身を置く北村にとって、“本当の自分”を出せる場所は果たしてどこか。「表に出る仕事である以上、架空の自分をつくり上げてしまっているところは確かにあるかもしれないです。誰にでもいい顔をしてしまうというか“本当の自分”を出せずにいたり、自分でつくり上げた架空の自分から抜け出せていないのかもしれないと思う瞬間もあって。そんな中で何も考えずにいられるのは、やっぱり家族と、十数年一緒にやってきたDISH//の仲間たち。自分の世界が広がれば広がるほど、長年自分のことを見てくれる人たちといる時間は大切だし、その大切さを見失いたくないなって思います」守は、父親の仕事の都合で急遽引っ越しが決まった幼馴染みの千代野綾(声:芳根京子)の17歳の誕生日のためにバースデー・キャンプを計画する。北村にとっても17歳は特別な時間だった。「僕、17歳のときにDISH//で日本武道館に立っているんですよ。ずっと武道館に立つことが夢だったからうれしい反面、こんなにも早く立ってしまっていいのかっていう葛藤もあって。まだ子供だった僕らは、武道館という大きなステージを与えてもらっているのに、どこか不安みたいなものを抱えていました」撮影/奥田耕平撮影/奥田耕平夢の舞台に立てるだけの経験値がないことは、誰よりも自分たちがわかっていた。それでも、取り巻く大きな流れをせき止めることなどできるはずもない。17歳の北村は、夢と現実のはざまで戸惑っていた。「武道館に立ったら立ったで、そのあと、これからどうしていこうと……今振り返ると、グループとしては停滞期に入っていたのかなあと。17歳は、夢を叶えた頂点の想い出から苦い想い出まで全部味わった1年でした」北村匠海は、包み隠さない。自分の感じたこと、考えたことを、誤魔化さずに言葉にしていく。こうして17歳の頃の葛藤を明かせるのも、すべてを乗り越え、受け入れた今があるからだ。「初めて武道館に立ったとき、DISH//は楽器を持っているエアバンドだったんです。でもそこからより自分たちのしたいことをやっていこうと決めて。みんなで楽器を練習して、いろんな音楽フェスに出たりした。今はやっと自分たちのことをバンドだって声を大にして言えるようになった気がします」撮影/奥田耕平今年4月に発売したアルバム『Junkfood Junction』では、あいみょんやUNISON SQUARE GARDENの田淵智也など豪華クリエイター陣が楽曲を提供。さらに、11月に配信された新曲『PM 5:30』では北村自ら作詞を担当するなど、充実した音楽活動を行っている。「でももうDISH//のことを何と言われようが僕らには関係ないというか、DISH//はDISH//なんです」そう胸を張れるのは、歩んできた道のりに確かな手応えを感じているからだ。「今、自分たちは好きな音楽をやれている。そして、そこに対して探究心もある。それがすべてで。僕が今、DISH//を続けているのは、これからの自分たちに懸けているから。まだまだ僕らは年齢も若いし、技術もない。その中で、ちゃんとより良いものを目指して戦っていかなくちゃいけない。そういう自分たちに今、期待しているんです」大人への疑問や反発心が渦巻いていた10代。揺れる胸の内と戦うことで、彼はひとつ大人になった。20代の北村匠海もまたいくつもの戸惑いや葛藤と戦っていくことになるだろう。そうやって人は豊かになる。年齢が、人を大人にさせるんじゃない。戦うことで、人は大人になっていく。撮影/奥田耕平撮影/奥田耕平(撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明)
2019年12月13日伊藤万理華の展覧会「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」が、東京・渋谷パルコ、大阪・梅田ロフト、愛知・名古屋パルコで開催。渋谷パルコは2020年1月24日(金)から2月11日(火・祝)まで、梅田ロフトは2月28日(金)から3月17日(火)まで、名古屋パルコは3月31日(火)から4月19日(日)までの期間で開催される。元乃木坂46・伊藤万理華の展覧会が再び人気アイドルグループ乃木坂46の卒業生であり、ファッションやアートにとどまらず、鉱物や苔までをも愛する独自の世界観から、現代のカルチャーアイコンの一人として注目を集めている伊藤万理華。2017年にはその“脳内”に迫る初の展覧会「伊藤万理華の脳内博覧会」が渋谷・福岡・京都の全国3箇所で開催され、累計3万人以上を動員。特に初開催地の渋谷では、展示ギャラリーに入りきれない観客が日に日に増えるという人気ぶりを見せていた。4人のクリエイターとコラボ、写真・漫画・映像・ファッション&ダンスを展示今回の展覧会では、彼女のクリエイター・キュレーターとしての観点に着目し、4人のクリエイターおよび3つのブランドとコラボレーション。彼らと共に製作した作品を会場に展示する。展示エリアは、写真家・前康輔が伊藤万理華のファッションとプライベートを映し出す「写真ゾーン」、漫画家・椎名うみが本展のために描き下ろした短編新作を展示する「漫画ゾーン」、その漫画をベースに監督・柳沢翔が撮影したショートムービーを上映する「ショートムービーゾーン」、振付師・菅尾なぎさが制作した伊藤万理華のファッション×ダンスの映像を衣装と共に披露する「ファッション×ダンスゾーン」の4つ。「ファッション×ダンスゾーン」では、振付師・菅尾なぎさだけではなく、ボディソング(bodysong.)、パーミニット(PERMINUTE)、Tanaka Daisukeの3ブランドとコラボレーション。これに伊藤の母との共作を加えた4つのオートクチュール衣装が映像内で着用されており、会場でも映像と合わせて展示される。ZINEやアパレルグッズなど記念商品も発売また、会場では自身がディレクションに関わったZINEを販売。ZINEにはオートクチュールの衣装や自宅で撮影したフォトグラフィックなど、ファッションとプライベートの魅力を掛け合わせた写真や、椎名うみの新作書き下ろし漫画『おかえり』を収録する。なお、スペシャルエディションにはステッカー・ポスター・パラパラブックの3点を同封する。その他にも、アパレルグッズ、ポストカードといった展覧会記念グッズも発売予定。アパレルグッズでは、ロゴやグラフィックTシャツ、フーディーほかトートバッグなどをラインナップする。ボディソングとのコラボレーショングッズは、タイダイスウェット、ジャガードハット、ジャガードサコッシュ、ソックスを展開。いずれも本展でしか手に入れることの出来ないスペシャルなアイテムとなっている。開催概要展覧会「伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”」■大阪会場開催期間:2020年2月28日(金)~3月17日(火)開催時間:11:00~21:00会場:梅田ロフト 4階 イベントスペース住所:大阪府大阪市北区茶屋町16-7入場料:一般 500円(税込)■名古屋会場開催期間:3月31日(火)~4月19日(日)開催時間:10:00~21:00会場:名古屋パルコ 東館 地下1階 イベントスペース住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1入場料:一般 500円(税込)■東京会場(終了)開催期間:1月24日(金)〜2月11日(火・祝)開催時間:11:00〜21:00会場:渋谷パルコ 地下1階「GALLERY X」住所:東京都渋谷区宇田川町15-1入場料:一般 500円※いずれの会場も最終日は18:00閉場。入場は閉場の30分前まで<グッズ価格例>・展覧会記念商品Tシャツ 4,200円+税、ロングスリーブTシャツ 6,000円+税、フーディー 8,800円+税、巾着 1,000円、トートバッグ 2,000円+税、椎名うみコラボトートバッグ 1,500円+税、ピンバッジセット(3個入) 1,800円+税、ポストカードセット(5枚入) 1,000円+税、ZINE ノーマルエディション 1,500円+税/スペシャルエディション 3,500円+税・ボディソング×マリカイトウタイダイスウェット 20,000円+税、ジャガードハット 12,000円+税、ジャガードサコッシュ 12,000円+税、ソックス 2,700円+税
2019年12月08日企画展「柳宗理デザイン 美との対話」が、2020年1月24日(金)から3月23日(月)まで、島根県立美術館にて開催される。戦後日本を代表するプロダクトデザイナー、その全貌戦後日本を代表するプロダクトデザイナー、柳宗理。生活のなかに美を見出す“民藝運動”の指導者・柳宗悦の家庭に育った彼は、第二次世界大戦後、本格的にデザインの仕事を始め、柳工業デザイン研究会を設立。日本におけるプロダクトデザインの確立と発展に大きく貢献した。生活用品から公共の構造物までいたる多彩なデザイン「柳宗理デザイン 美との対話」では、代表作である《バタフライスツール》をはじめ、柳宗理がデザインを手掛けた家具、食器、キッチンツール、グラフィックデザインなど600点以上を展示する。また、東京オリンピックの聖火トーチや、東名高速道路の防音壁といった公共構造物の写真、そして実現は到らなかった建築物の模型なども展示。小さな生活用品から大型の構造物にいたるまで、生涯にわたり幅広い分野で活躍した仕事の全貌へと迫る。山陰の民藝との関わりさらに、柳宗理がとり結んだ山陰の民藝との関わりも紹介。島根出身で、やはり民藝運動を先導した陶芸家・河井寬次郎の窯でつくった《黒土瓶》などを展示する。概要企画展「柳宗理デザイン 美との対話」会期:2020年1月24日(金)〜3月23日(月)休館日:火曜日(ただし2月11日(火)は開館)、2月12日(水)開館時間:1月・2月 10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)、3月 10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)会場:島根県立美術館住所:島根県松江市袖師町1-5料金:一般 1,000円(800円)、大学生600円(450円)、小中高生 300円(250円)※( )内は20名以上の団体料金※ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者、およびその付添の方は観覧無料【問い合わせ先】島根県立美術館TEL:0852-55-4700
2019年11月23日俳優・向井理が、12月25日(水)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演、2本のコントに挑戦することが分かった。12月26日(木)放送の「LIFE!」チームが贈る忍者アクションコメディードラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」への出演がすでに決定している向井さん。それに先立ち、番組初出演となる今回は、「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。ラーメン店の店主役に扮するコント「ラッキーチャンス」では、「久しぶりに緊張した」という向井さんだが、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを披露。収録では、アドリブ連発でスタジオは笑いに包まれたという。そして、コント「幸せの約束」は、臼田あさ美の婚約者役で出演。彼女の父親役を演じる内村光良との息の合った二人芝居に注目だ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)22時~NHK総合にて放送。「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」は12月26日(木)22時~NHK総合、12月31日(火)15時~BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月19日宮沢りえが1988年に公開された実写版『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った“中山ひとみ”役として、アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』に出演していることが分かった。1985年から絶え間なくシリーズ出版が続き、累計発行部数は2,000万部を突破する物語を、アニメ映画化する本作。宮沢さんが演じた主人公・中山ひとみが廃工場に立てこもり、大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開。北村匠海と芳根京子という、日本を代表する若手実力派俳優2人が初共演・W主演を果たす。宮沢さんといえば、『たそがれ清兵衛』『父と暮せば』『紙の月』『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本の各映画賞において主演女優賞を総なめにしてきた実力派。今回、その華々しいキャリアをスタートさせた女優デビュー&初主演作品の『ぼくらの七日間戦争』で演じた中山ひとみの約30年後のキャラクターを演じることになった。中山ひとみは、実写映画『ぼくらの七日間戦争』で仲間たちを鼓舞して大人たちに反抗した学級委員で、戦車とともに「七日間戦争」のアイコンとなり、「ぼくら」ファンの心に深く強く刻まれている。2020年のひとみはどんな姿をしているのか?新しい「7日間戦争」に向き合う少年少女たちとの交流はあるのか?期待が高まる。宮沢さんは、「ささやかな出演ですが、中山ひとみ役として参加させていただきました。私のデビュー映画『ぼくらの七日間戦争』が当時観てくださった方の記憶に刻まれたように、時代を超えて新たに息吹を与えられたアニメーション『ぼくらの7日間戦争』も皆さんの心を揺さぶる事が出来ます様に。是非映画館の大画面でお楽しみ下さい」とコメント。また、本作の監督を務めた村野佑太は、宮沢さんの起用について「原作でも映画でも、大人達はインチキなだけではない存在でした。そこには必ず子どもの味方に立ってくれる、大人側の良心を映し出した素敵な女性の姿がありました。かつての映画で中山ひとみを演じられた宮沢りえさんが、まさにそういった役柄で『7日間戦争』に戻って来てはくれないだろうか…それは脚本段階からの一番の関心ごとでした」と明かす。「快諾してくださった宮沢さんは、実写とアニメの垣根を越えて、時代を越えて、中山ひとみとしてスクリーンに戻ってきます。時代が変わり子ども達を囲む環境に変化が訪れたとしても、きっと変わらぬ何かがあるはずーーー決して色褪せない永遠の少女像である中山ひとみは、それを誰よりも説得力のある言葉で伝えてくれます。そしてそれこそが、『7日間戦争』から『七日間戦争』へ贈る最大限の敬意になると考えています」と、監督は思いを込めてコメントしている。『ぼくらの7日間戦争』は12月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくらの7日間戦争(2019) 2019年12月13日より全国にて公開©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年09月30日俳優の向井理が26日、都内で行われた「マルホン胡麻油」新CM発表会に出席した。9月27日から放送される同CMに出演する向井は、CM出演のオファーをもらった際の心境を聞かれると「ちょっといやらしい話、もともと使っていたんです。ごま油自体、ほぼ毎日使っているくらい、よく使っているので、うれしいというよりびっくりしました」と打ち明け、完成したCMはこの日初めて見たそうで「自分で見るのは恥ずかしいですけど、ごま油のCMだとわかりやすくて、僕はこういうストレートのCMのほうが好きなので、こういうCMに出させていただけて光栄です」と笑顔を見せた。また、CMを撮影するにあたり、意識した点を尋ねられると「CMとなると香りはもちろん伝わらないですし、会社のイメージなどもありますが、それを決められた秒数の中で伝えるのはすごく難しいので、そういうところは気をつけて演じるようにしました」と明かし、「ブランドのイメージを大切にしたいというのと、会社自体、とても歴史があって、奇をてらったものではなかったですし、正面から取り組むというのがこの会社のイメージだったので、実直にやるということを心がけました」と語った。料理上手で知られる向井だが、ごま油を使ってどんな料理をするか聞かれると「今朝はごはんに明太子を乗せて、ネギを切って、そこにごま油をかけました」と明かし、さらに「キャベツをちぎって塩とごま油だけとかでも、見た目はそんなに変わらないですけど、味はまったく別のものになるので、料理が苦手とか面倒な人もいらっしゃると思いますけど、ごま油をかけるだけで料理になるくらい劇的に変わるので、手軽で使いやすいです」とオススメした。イベントでは、向井がカンタンごま油料理の体験と試食を行う一幕もあり、塩がかかった大盛りのざくぎりキャベツが登場すると「あまり絵にならないかもしれないんですけど(笑)」と苦笑しつつ、「僕は(速水もこみちのように)こんなに高くからはやらないですけど」とコメントして笑いを誘い、キャベツにごま油をかけた。そんなキャベツを試食した向井は、普段どんなときに食べるのか尋ねられると「僕は晩酌俳優という異名を持っているくらい、晩酌が好きなんですけど、夜にお酒を飲みながらつまみとして食べますね」とニッコリ。さらに、同社専務がオススメするパーティーメニュー・クリームチーズのごま油がけを試食した向井は「チーズなので洋風なんですけど、ごま油をかけるとグッと和風になりますし、チーズの酸味がごま油のもともと持っている甘みを包むので、酸味からだんだん甘みが出て、複雑な味わいになって面白いですね」と目を丸くし、パーティーでの一品としてオススメされると「あまりパーティーをやったことがないんですけど(笑)、あったときには出させていただきます」と語った。
2019年09月26日川崎市市民ミュージアムでは、漫画家・田河水泡の生誕120年を記念した展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>」を、9月18日から11月24日まで開催する。『少年倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に1931年1月号から連載開始し、瞬く間に大人気となった田河水泡の代表作「のらくろ」。その成功はマンガだけに留まらず、演劇やアニメーション映画、レコード、人形やお菓子のおまけなど多方面にわたり、「のらくろ」は時代を代表する文化的なアイコンとなっていった。田河のもとには、杉浦茂や長谷川町子といった漫画家を志す才能豊かな弟子たちが集まり、また他の出版社もマンガ分野に参入し始めたことで新進の漫画家たちが台頭し、大量の子供向けマンガが市場に登場。このなかで醸成された、豊潤な子供向け物語マンガの潮流は戦中も絶えることなく続き、戦後に手塚治虫などの新たな才能を育む土壌として、マンガ文化を大きく躍進させる原動力となった。本展では、明治から始まる子供向けマンガの歴史をふまえ、田河水泡が戦前期のマンガやその他の分野に残した足跡と影響を軸に、「のらくろ」とともに昭和戦前期に花開いた、知られざる「子供マンガ」の豊かな世界を、当時の貴重な原画約180点と書籍から再発見する。田河水泡「のらくろ武勇談」原画(『のらくろ武勇談』収録 1938年)講談社蔵(C)田河水泡/講談社、提供・株式会社講談社現在、私たちが日常的に読み親しんでいる長大な物語を表現したマンガ、いわゆる“ストーリーマンガ”の成立には、田河水泡と「のらくろ」が大きく関わっている。はたして田河水泡は自身のマンガにおいて何を表現し、それらはのちの世代にどのような影響を与えたのだろうか。田河水泡がマンガ表現に起こした改革に迫る。そして1936年12月より刊行が始まった絵本のシリーズ「講談社の絵本」。毎月刊行されるラインアップの中には、マンガを特集した号が毎回用意されており、多色刷りの大変美しいマンガがたくさん掲載された誌面に、当時の子供たちは夢中になった。本展では、新関健之助や、長谷川町子といった選りすぐりの作家たちの原画を多数出品。また「のらくろ」だけではない、多くの雑誌に連載を持つ人気作家であった田河水泡が生み出した魅力的なキャラクターたちを紹介する。「のらくろグッズと田河夫婦」(1934年)個人蔵(C)田河水泡関連イベントも多数開催。9月22日の14時から行われる「のらくろ・アニメーション・マニアックス講座」では、村田安司、瀬尾光世という一流のアニメーション作家によるアニメ化に留まらず、無名の作家たちによる海賊版が沢山作られた「のらくろ」アニメを大公開し、戦前期アニメのディープな世界を担当学芸員が案内する。また10月13日の14時からは、高澤路亭新作落語会「猫と金魚」を開催。田河水泡の知られざるもう一つの仕事、新作落語作家・高澤路亭の作品「猫と金魚」他を、柳家喬之助、柳家小はぜが口演する。10月17日の11時45分からはベビーカーツアー、毎月第1・3土曜日の14時からはギャラリーツアーも開催予定。川崎市市民ミュージアムは、1988年に日本の公立美術館で初めてマンガ資料の収集、調査研究、保存を行う施設として設置され、これまで様々なマンガの歴史を掘り下げる企画展を開催してきた。本展は、川崎市市民ミュージアムが満を持して開催する大規模展覧会となる。【展覧会情報】のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地<ワンダーランド>会期:9月18日~11月24日会場:川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1時間:9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:毎週月曜日(ただし9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月23日、11月5日料金:一般700円(560円)、65歳以上・大高生500円(400円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金、障害者手帳等をお持ちの方およびその介護者は無料
2019年08月08日日本と韓国で活躍している次世代女優・唐田えりかさんが自身が目指す役者像について話してくれました。日本×韓国。2つの国で活躍する国際派。「もともとモデルに憧れてこの世界に入ったのですが、お芝居をしたいと思ったことはありませんでした。デビューしてからずっと、演技には苦手意識を持っていたので、『20歳になったら辞めよう』と思っていたほどです」2018年、初めてヒロインを演じた映画が「第71回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に出品され、一躍注目女優の仲間入りを果たした唐田えりかさん。ブレイクする前の10代の頃を振り返ってもらうと、「常に女優としての自分に自信がなかった」と語る。そんな彼女が大きく変わるきっかけとなったのが、前述した映画『寝ても覚めても』への出演だった。「何も考えずに、自分の役の瞬間瞬間を生きられたのは、この作品が初めて。演じているうちに自分の内側から何かが湧き出る感覚があって、『お芝居をするってこういうことなんだ!』と思ったんです。そこでようやく女優としての覚悟を決めたというか。やっとスタート地点に立てた気がして、『ここからが勝負だ』と強く思いました」さらに唐田さんの転機は続く。映画の撮影が終了後に韓国の芸能事務所と専属契約し、日本と韓国の2つの国で活動することに。「昔からK-POPなど韓国文化が大好きなので、『いつか韓国でお仕事がしてみたい』と思っていました。今では、韓国でもファンの方に『エリカ!』と声を掛けていただいたり、憧れの俳優の方と一緒にお仕事させていただいたり、夢みたいな経験をたくさんさせていただいています。それに、同じドラマの現場でも、日本と韓国では雰囲気がまったく違うので、2つの国を行き来することが自分の中で刺激になっているんです。いい具合にリフレッシュもできるので、これからもこのスタイルを続けていきたいです」日本では、7月スタートのドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』に出演が決定する。今後がますます楽しみな21歳の彼女に、これからの目標を尋ねた。「具体的な目標は…。とにかくたくさんの作品に出ること。尊敬する韓国の俳優ヤン・イクチュンさんとお仕事でご一緒すること。できれば30歳までに結婚すること。写真を撮るのも好きなので、自分で作品を作ることにも挑戦してみたいですね。10年後の自分がどうなっているかはわからないですが、21歳の今の時点でもこんなにたくさんの人に出会って刺激をいただいているのに、30代の自分を想像したら、幸せすぎて倒れてしまいそう(笑)。そのくらい、自分でも楽しみにしています」からた・えりか1997年9月19日生まれ。千葉県出身。人気コミックを実写化したドラマ『凪のお暇』(TBS系)に市川円役で出演。7月スタート。ニットトップス¥28,000レース切り替えワンピース¥39,000アシンメトリーワンピース¥46,000スカート¥36,000(以上レキサミ TEL:03・3373・7493)ピアス¥25,000リング、右手¥39,000左手人さし指¥20,000左手中指¥20,000(以上モイル)※『anan』2019年7月3日号より。写真・三宮幹史スタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・秋鹿裕子取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年06月26日アニメ映画『ぼくらの7日間戦争』が、2019年12月13日(金)に全国公開される。宗田理のベストセラー『ぼくらの七日間戦争』が再びスクリーンへ「ぼくら」シリーズの第1作『ぼくらの七日間戦争』は、1985年に刊行され、これまで多くの読者をとりこにしてきた宗田理の書き下ろし小説。親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”は、中高生を中心に人気を呼んで大ベストセラーを記録。また1988年には宮沢りえ主演で実写映画化されたほか、TM NETWORKが歌う主題歌「SEVEN DAYS WAR」もまた、その人気に拍車をかけた。あれから30年。「ぼくら」シリーズの累計発行部数は、2,000万部を突破した。それを企画の発端とし、91歳となった今なお現役でシリーズの新作を書き続けている宗田理が、シリーズのテーマである「大人への挑戦」と「ユーモラスな戦い」を描くことを条件に再映画化を快諾。昭和の名作実写映画が、アニメーション映画として再びスクリーンに蘇ることとなった。舞台は2020年にアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』は、原作のスピリットを受け継ぎながらも、少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年の北海道が舞台。主人公はいつも一人で本ばかり読んでいる鈴原守。幼馴染の千代野綾に片思いしているが、綾は父親の転勤の都合で東京に引っ越してしまうことに。“17歳の誕生日はこの街で迎えたい”という綾の願いを叶える為、守やその仲間たちは綾を連れて、古い石炭工場を秘密基地に7日間を過ごすことになる。大人に隠れる為だけに企画したバースデー・キャンプ。しかし守たちは、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会うことで、その運命は思いもよらない方向へと動きだすー。キャラクター/声優キャスト物語を彩る個性豊かなキャラクターを紹介。主人公の守に『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』の北村匠海、ヒロイン役の綾に、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」や『累-かさね-』の芳根京子が声をあてるほか、実写映画の『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った宮沢りえが、“2020年の中山ひとみ”役として当時とキャラクターを演じるなど、豪華な声優キャストにも注目だ。鈴原守(声:北村匠海)主人公の高校二年生。おとなしく、学校ではいつも一人で本を読んでいる目立たない存在。歴史マニアで、戦術に詳しく、同じ趣味を持つ仲間が集うチャットが唯一の拠り所となっている。隣の家に住む幼馴染の千代野綾に片想いしているが、学校で喋ることはほぼない。千代野綾(声:芳根京子)主人公・守のクラスメイトかつ、幼馴染。育ちの良いお嬢様で、文化祭のミスコンで優勝するほどの美人だが、お高く留まらず、誰に対しても心優しい少女。17歳の誕生日を迎える1週間前に、父の仕事の都合で強制的に東京に引っ越しさせられることになってしまう。※写真左から山咲香織(声:潘めぐみ)守たちのクラスメイト。陸上部で活躍する、曲がった事の大嫌いな体育会系少女。親友の綾のことをいつも気にかけている。父親は建築会社の社長。緒形壮馬(声:鈴木達央)守たちのクラスメイト。ノリが軽く、クラスの中心的な存在で、女子からもモテる。「面白そうじゃん!」と守たちのバースデーキャンプにも参加することに。阿久津紗希(声:道井悠)守たちのクラスメイト。物事を深く考えず、ノリだけで生きているような少女。「パーッと盛り上げよ♪」と、綾の誕生日を祝うため、バースデーキャンプに参加する。<その他メインキャラクター>中山ひとみ(声:宮沢りえ)かつて大人たちを相手に“七日間戦争”を耐え抜いた人物。本作で繰り広げられる新しい“7日間戦争”にどのように関わっていくか要注目だ。本庄博人(声:大塚剛央)守たちのクラスメイト。幼馴染の紗希に無理やりバースデーキャンプに連れてこられた為、乗り気ではない。マレット(小市眞琴)守たちより先に石炭工場に潜んでいた、11歳のタイ人の子供。不法滞在の摘発から逃げる際にはぐれてしまった家族を探している。本多政彦(櫻井孝宏)綾の父の秘書。一見やる気がなさそうに仕事をこなすが、実は頭の切れる男。監督は村野佑太、脚本は『コードギアス』の大河内一楼監督を務めるのは、テレビアニメ「ブレイブビーツ」で監督デビューし、「ドリフェス!」などの話題作を手がけてきた村野佑太。本作が映画デビュー作となる。脚本は、映画『ブレイブストーリー』『コードギアス』などのアニメ大作を執筆してきた大河内一楼が手掛ける。過去に映画脚本を書いたこともある原作者・宗田も、“ワクワクする”と期待を寄せる仕上がりになっているという。実績のあるアニメストリーテラーと新鋭の監督が率いる制作チームによって原作のスピリットを受け継いだ、新たなストーリーが紡がれる。<ストーリー>いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、一週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、尐年たちの精一杯の反抗。だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。丌法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――。2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。 守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!【詳細】『ぼくらの7日間戦争』公開日:2019年12月13日(金)原作:宗田理『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA刊)監督:村野佑太脚本:大河内一楼キャスト:北村匠海 芳根京子、宮沢りえ(特別出演)、潘めぐみ、鈴木達央、大塚剛央、道井悠、小市眞琴、櫻井孝宏キャラクター原案:けーしんキャラクターデザイン:清水洋制作:亜細亜堂配給:ギャガ KADOKAWA製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年06月14日本格派博多うどん「はし田たい吉」が2019年6月17日(月)、新橋にオープンする。「はし田たい吉」は、惜しまれつつ2018年に閉店した「はし田 本店」のセカンドブランド。「はし田 本店」は、2012年に六本木ヒルズにオープンして以来、ミシュランガイドブックで3年連続ビブグルマンを獲得した。本格派の博多うどんが愉しめる、知る人ぞ知る名店として愛されていた。その味を受け継ぎ、より手頃な値段で昼も夜も"本格派博多うどん"を楽しめるのが「はし田たい吉」だ。新橋のオフィスワーカーはもちろん、"女性のひとり飯"も気兼ねなくできるような、カウンターがメインの清潔感ある店内となっている。こだわりのうどんは、麺に福岡県産の貴重な小麦を使用。スープは、鹿児島県産の上質な鰹節と長崎県産のあごだしをブレンドして"透き通る黄金色"に仕上げた。メニューは、博多っ子の定番と言われる「博多ごぼう天うどん」や、麺に相性抜群の特製豆乳スープの上にピリ辛の挽肉がのった「冷やし豆乳坦々うどん」、「鶏白湯カレーうどん」などを展開する。【詳細】本格派博多うどん「はし田たい吉」オープン日:2019年6月17日(月)住所:東京都港区西新橋 1-15-7営業時間:11:00~22:00休業日:土・日・祝日店内座席数:14席TEL:03-6257-3009※麺がなくなり次第終了。メニュー価格例:・博多ごぼう天うどん 600円・冷やし豆乳坦々うどん 880円・鶏白湯カレーうどん 900円・かけうどん 450円・肉うどん 750円・とり天うどん 690円(とり天2枚)※全て税込価格
2019年06月10日「台所道具」を選ぶ時に、大切にしていることはありますか?私の場合は、使い勝手、収まり心地、見た目の美しさ。「毎日使う日用品こそ美しいものを」というふうに思っています。使う人によって「台所道具」を選ぶ視点はいろいろ。そんな中、暮らし上手さんの台所で多く目にするのが柳宗理のキッチンツールです。お野菜を洗って、切って、菜箸で混ぜて…。そんな誰しもがやる調理作業がなぜか手際よくすすむ、日本の逸品。柳宗理のキッチンツールが愛され続けている理由を探ってみます。ステンレスボウルとパンチングストレーナーわが家が柳宗理を愛用し始めたのは、15年前。とある友人から結婚のお祝いにステンレスボウル3点をいただいたことから。かねてより憧れていたキッチンツールを手にすることができ、その使い心地に驚いたこと! すぐに虜になり、それからは少しずつ買い揃えていきました。■重ねた時の見た目の美しさ柳宗理のステンレスボウルは全部で5サイズ。フルラインで揃えても、重ねた状態はなぜかコンパクトで、見た目もすっきり。計算されたシンプルで無駄のないデザインが、重ねることで規則正しい余白を生み出してくれます。このシンプルな曲線美! 眺めているだけで、清々しい気持ちになります。■使い手の視点に立った使い心地13cm、16cm、19cmの小さなステンレスボウルたちは、底が絞られたデザイン。玉子を割ってミキシングする時など、菜箸や泡だて器が滑り込むように、使いやすい形にデザインされています。ステンレスボウル23cmは、ヘラで大きくかき混ぜても中身が溢れない、深く大きなフォルム。ステンレスボウル27cmは、たくさん酢飯や混ぜご飯を作る時に大活躍。用途に応じ、計算された曲線美は、一度使い心地を味わうと納得。こだわって作られたものには理由があるのですね。■調理が手際よく進むかたちステンレスボウル23cmは、ハンバーグを作る時。ステンレスボウル19cmは、添える野菜を洗う時。ステンレスボウル16cmは、スープの中に入れる具材をカットして入れる時。こんなふうに1日の夕飯メニューが自然と手際よくすすむように。毎日のごはんづくりの段取りがスムーズ。パンチングストレーナのサイズ展開は3つ。16cm、19cm、23cmにそれぞれ合わせて使えるようデザインされています。野菜を洗って、パンチングストレーナーを合わせたボウルに一時置きしておくと、勝手に水切りをしてくれる。さらに優秀なのは、油っぽい料理を油切りした時も、簡単に油汚れが洗い落とせること。プラスチック製品では時間がかかってしまう作業も、ステンレスだと手際がよいのです。フルラインを揃えれば、まさに一生モノ。■手入れのしやすさ使い終わってからの手入れは、食洗器もOK!18−8ステンレス製なので、耐久性に優れ、15年経った今も変わらず使い続けることができます。洗いやすく衛生的なパンチングと、汚れをためにくい縁の部分は、小まめな手入れも必要なし。洗剤を付けたスポンジでサッと洗い流すだけで、清潔な状態を保つことができます。日常に使う、日用品にこそ美しさを求めた柳宗理のこだわり。料理研究家や主婦に愛され続けるわけです。■取り出しやすさと片づけやすさ取り出しやすさにも注目。自分の台所に立つようになって、引っ越しの度に、いろんな形の台所をこの柳宗理ステンレスボウルと一緒に渡り歩んできましたが、やっぱり収まり心地が最高。引き出しタイプのキッチンでは、スライドするように取り出し、片づける時も滑り込ませるようにお片付け。片手がふさがっていても、無敵。ステンレスボウルを重ねた時に鳴るカシャン!という音まで、プロ仕様。毎朝毎晩、キッチンに立つのが楽しく思うようになったのです。買い足していく度に感じる魅力もともと憧れだった柳宗理ステンレスボウルの使い心地を知ってからは、ますます虜に。とりあえず買ってしまっていたプラスチックの100円ボウルを手放し、少しずつ買い揃えていったものが、今ではフルライン勢ぞろい。世代を超えて愛される定番品だから、いつでも買い足せることも魅力なのかもしれませんね。家族が増え、子供たちがますます食べるようになり、お料理に勤しむ私の毎日。最近はステンレスボウルを同サイズでいくつか買い足して、生産性をアップしようかと企んでいるところです。柳宗理のステンレスボウルなら、積んでもかさばらないですもの。柳宗理が提唱する「用の美」。それはきっと日用品であるからこそ、日々感じる心地よさ。暮らしを楽にすること、心地よくすることは、道具選びから始まっているのかもしれませんね。人々の「暮らし」にこだわり続けた柳宗理の逸品を、「わが家」の台所にぜひ。【ご紹介したアイテム】⇒ 柳宗理ステンレスボウル27cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル23cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル19cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル16cm ⇒ 柳宗理ステンレスボウル13cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー23cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー19cm ⇒ 柳宗理パンチングストレーナー16cm ■食のはなし nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2019年06月09日フランスを拠点に世界で活躍する建築家・田根剛の西日本での初個展「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination」が、2019年1月19日から3月10日まで、福岡・三菱地所アルティアムにて開催される。フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として〈エストニア国立博物館〉の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっている。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた〈古墳スタジアム〉は幅広い層に知られるきっかけとなった。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げている。場所の記憶から未来を発想する「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」の手法で進められる田根のプロジェクト。そのリサーチは、個人や歴史上の事実にとどまらず、時間や場所に蓄積する記憶、それらの断片が結びつき生まれる記憶を対象としている。「Image & Imagination」と題した本展では、眼に見えるイメージを手がかりにリサーチを行いながら、まだ見ぬ建築へのイマジネーションへと飛躍させる田根の思考と考察のプロセスを、数々の資料や模型、映像を通して紹介する。「記憶は現在を動かし、未来をつくる」という信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人一人にとって建築のもつ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるだろう。初日の1月19日には、田根が登壇するトークイベント「Archaeology of the Future 未来の記憶 Image & Imagination」を、九州大学大学院芸術工学研究院 准教授・池田美奈子を聞き手に迎え、福岡アジア美術館内のあじびホールにて開催。要予約、先着120名、料金は500円。申し込みは、電話(092-733-2050)にて受け付けている。【イベント情報】田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the FutureーImage & Imagination会期:2019年1月19日~3月10日会場:三菱地所アルティアム住所:福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階時間:10:00~20:00休館日:2月19日、20日料金:一般400円(300円)、学生300円(200円)、高校生以下無料、再入場可※()内は前売料金、チケットぴあ・10名以上の団体料金。アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD(イムズカード)会員は無料
2018年12月28日タレントのうつみ宮土理が漫才コンビ・ナイツ(塙宣之と土屋伸之)らと共に16日、東京の中目黒キンケロ・シアターで、ラジオ番組『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』(ニッポン放送/毎週月曜~金曜10:35~10:40)の公開収録を行った。うつみとニッポン放送の垣花正アナウンサーが軽快なトークを繰り広げる同番組。公開収録前には記者会見が行われ、番組初の公開収録にうつみは「最高にうれしいです」と喜びを露わにした。うつみはナイツのお笑いライブを観に行ったことを明かし、「なんて面白いのかしらと思いました。ず~っと笑えたんですよ」と、その実力を手放しで絶賛した。その上で、「『M‐1グランプリ』に優勝したのは何年ですか?」と質問し、ナイツが「あ、僕ら優勝してないです(笑)」と返す場面も。続けて、今年の『M‐1』で塙が審査員を務めていた話になり、うつみが「とろサーモンとか出てたでしょ?」と言うと、土屋が「出てないけど話題になってます(笑)」とツッコミ。この掛け合いを見た垣花アナからは「ナイツの漫才みたいですね」と指摘されていた。2015年に亡くなったうつみの夫・愛川欽也さんが設立したキンケロ・シアターでの公開収録については、「キンキンが喜んでいると思います」とコメント。愛川さんが亡くなってからの1年間はあまりのショックで「何も覚えていない」としながらも、「今はやっと落ち着きました」と告白した。「いつも見守ってくれてるなって感じがします」と明かした。公開収録では、うつみと垣花アナウンサーのトークをはじめ、ゲストの演歌歌手・三丘翔太のライブコーナー、うつみの生歌、ナイツの漫才などが披露された。収録の模様は31日の17:00~18:00に放送される。
2018年12月17日DIYで壁に棚や収納を作り、まるでコックピットのようなキッチンで料理を楽しむ奥平さんのお部屋。 調理器具のおすすめは、柳宗理のミルクパン。 少しずらすと蓋を閉めたまま蒸気の穴を作ることが可能なデザインが特徴です。 「この穴がポイントで、麺を茹でて湯切りするときや、レードルを入れたまま蓋をするのにも便利で、気に入っています」とのこと。 同じデザインで、18cmの片手鍋もあり。ロングライフデザインで、ひとり暮らしの食卓にもちょうどいいサイズのシリーズ、ひとつあると、毎日の料理に役立ちます。 奥平さんのお部屋はこちらヴィンテージアイテムとDIYでつくる、変幻自在のワンルーム【プチDIY女子達のお部屋案内】 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2018年12月17日転機があったからこそ今がある。初のヒロイン映画がカンヌで大絶賛された、女優・唐田えりかさんの運命が動いた瞬間とは?今年公開された映画『寝ても覚めても』のヒロイン・朝子を好演。その吸い込まれそうな透明感で、「第71回カンヌ国際映画祭」でも注目を浴びた唐田えりかさん。――唐田さんにとって、最大の転機とは。『寝ても覚めても』で濱口竜介監督に出会ったことです。ちょうどその頃、モデル志望だったこともあり、お芝居なんてできないと思っていた暗黒時代で(笑)。オーディションに落ちるたび、自分を否定されているような気がして自信も失ってしまって。『寝ても覚めても』のオーディションがあったのは、「もうこの仕事辞めたい」って、事務所の方にも母にも伝えた直後でした。――オーディションではどんなお話を?監督に「お芝居はどうですか?」って聞かれたので、「全然楽しくないです」って正直に言ってしまって(笑)。でも後日、脚本を読ませていただいた時、初めて号泣してしまうくらい感情移入できたというか。今までは役になりきらないといけない、と思っていたのに、朝子の場合は役が自分の中にすんなりと入ってきた感覚だったんです。そんな経験が初めてだったので、これは絶対にやりたいと思いました。受かったっていう知らせを聞いた時は、嬉しかったと同時に、直感で「これで変われる気がする」って思えたんです。――濱口監督から何かアドバイスは?クランクイン前に、「役作りがどういうことなのかわからないんです」って言ったら「何もしないでください。相手の芝居をちゃんと見て、聞いてください。ただそれだけでいいです」と。最初の本読みの時も、感情を一切入れず、「相手の心の中に鈴が垂れていると思って、その鈴を揺らすように読んでください」と言われて。最初は何を言っているんだろうって思ったんですけど、やっていくうちに少しずつわかってきたんです。濱口さんが言いたいのは、“ちゃんと聞いて、ちゃんと届ける”ということなんだなって。そういうレッスンを続けていくうちに、相手の声をちゃんと聞いていたら、何も考えずに自分の中からセリフが自然と出てくるような感覚になって。お芝居ってこういうことなんだと、その基盤を濱口さんに教わったような気がします。――苦手意識はなくなりましたか?やっぱりまだ、お芝居って難しいなって思うんですけど、前は「できないから辞めたい」だったのが、「できないから知りたい」に変わりました。今は『寝ても覚めても』の頃の自分を超えることが目標です。唐田えりかさんの運命が動いた瞬間年表10歳:お年玉で初めてデジタルカメラを買い、写真を撮り始める。写真が好きでファッション雑誌をよく読んでいて、モデルへの憧れを抱くようになる。17歳:マザー牧場で今の事務所にスカウトされる。直感で“この事務所なら、ちゃんと見てもらえそう”と感じ、芸能界入りを即決。18歳:事務所の寮に入り、東京で活動を始める。最初の3か月は楽しめたものの、その後、演技の壁にぶち当たり、“暗黒の時代”に突入。雑誌『mini』の連載が始まる。昔から大好きだった雑誌で連載が決まり、“夢を見ているような気分”だった。19歳:映画『寝ても覚めても』のオーディションに合格。クランクイン。←ターニングポイント濱口竜介監督との出会いをきっかけに、苦手だったお芝居に対する意識が変わる。20歳:韓国の大手芸能事務所「BHエンターテインメント」と契約。韓国での活動開始。K‐POPが好きで、“いつか韓国と関わる仕事がしたい”と考えていた夢が現実のものに。雑誌『MORE』専属モデルになる。小さい頃からずっと憧れていた、ファッションモデルとしての活動も本格化。韓国版『ハーパース バザー』の撮影にて、カメラマンのチェ・ムンヒョク氏に出会う。ゆっくり動きながら瞬間を切り取るという撮影方法で、写真にも感情がのるようになる。21歳:雑誌『週刊文春』の「原色美女図鑑」でカメラマンの横浪修さんと撮影。撮影中に感情が入りすぎて大号泣。写真でも“演じたい”という気持ちが一層強くなる。からた・えりか1997年9月19日生まれ、千葉県出身。女優、モデル。ヒロインを演じる映画『覚悟はいいかそこの女子。』が上映中。来春公開の映画『21世紀の女の子』にも出演。ワンピース¥87,000(ナンバーシックス/シティショップ TEL:03・6696・2332)※『anan』2018年12月12日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・Georgeインタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年12月09日フランス・パリを拠点に活動する気鋭の建築家・田根剛の展覧会「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Digging & Building」が、東京オペラシティアートギャラリーで10月19日から12月24日まで開催。連携企画として「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research」を、乃木坂のTOTO ギャラリー・間で、10月18日から12月23日まで開催する。〈新国立競技場案 古墳スタジアム〉東京 2012image: courtesy of DGT.フランスを拠点に世界各地でプロジェクトを進め、現在幅広い注目を集める気鋭の建築家・田根 剛。20代の若さでドレル・ゴットメ・田根(DGT.)として「エストニア国立博物館」の国際設計競技に勝利し、選出から約10年の歳月を経た2016年秋に同プロジェクトが竣工を迎えるなど、国内外の注目がさらに高まっている。また、2012年に行われた新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)に参加し、11人のファイナリストに選ばれた「古墳スタジアム」は幅広い層に知られるきっかけとなった。2017年のDGT.解散後はAtelier Tsuyoshi Tane Architectsをパリに設立し、活動の場をさらに広げている。本展は、「Archaeology of the Future— 未来の記憶」を共通のテーマにしながら、田根の密度の高いこれまでの活動と、建築は記憶を通じていかに未来をつくりうるかという挑戦を、ふたつの会場で紹介。東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」と題して、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法と、そこから生み出された「エストニア国立博物館」や「古墳スタジアム」といった代表作や、最新プロジェクトを大型の模型や映像などによって体感的に展示する。〈エストニア国立博物館〉タルトゥ 2006-16photo: Eesti Rahva Muuseum / image courtesy of DGT.本展の冒頭、“gallery 1”では田根がどのプロジェクトにおいても実施するイメージとテキストを使ったリサーチの手法を、天井高6mの空間を使って展示。場所から連想される膨大なイメージを壁面に貼り、分類/調査を繰り返すことで思考を整理していくこの方法を田根は「Archaeological Reseach(考古学的リサーチ)」と呼んでいる。本展では、「記憶」という概念そのものを、リサーチする実験空間として体験できる。“gallery 2”では、「エストニア国立博物館」や「新国立競技場案 古墳スタジアム」をはじめ、現在進行中のプロジェクトなどを含む7つの作品を、展示室全体を使って空間的に展示。各プロジェクトは1/10から1/100のスケールの大型模型で紹介され、全長10mにおよぶ「エストニア国立博物館」は、身体的な空間体験を可能にする。いずれのプロジェクトにも「Archaeological Research」の過程で集められたさまざまな資料やオブジェクトが伴い、ひとつの建築ができあがるまでの思考をたどる手掛かりとなる。また「エストニア国立博物館」については、設計競技に提出された模型の実物が展示される他、短いながらも密度の高い2004年以降100作品以上の田根の全活動を、30mのコリドールを使ったタイムラインとして総鑑できる展示も登場する。そして「建築は未来の記憶をつくること」という田根の思想に共鳴したアーティストの藤井光が、各プロジェクトの映像制作で参加。歴史や記憶の生成に着眼し、現代社会の諸事項を再検証する作品で知られる藤井が、竣工プロジェクトおよびパリの田根のアトリエを訪問し、撮影を行った。「エストニア国立博物館」は、2画面の大型プロジェクションで展示。場所の記憶を継ぐ建築とそこに住まう人が、あらたな記憶を重ねながら未来をつくっていく姿を見ることができる。〈Archaeological Research〉 2018TOTO ギャラリー・間においては「Search & Research」に基づき、建築における思考と考察のプロセスが展開され、「Archaeological Research」の方法論を展観。ふたつの展覧会は、場所の記憶をさまざまな角度から分析することで新たな系をつくり、未来につながる建築へと展開させていく、田根の探求と実践のプロセスを総合的に提示しようとするものとなる。「記憶は現在を動かし、未来をつくる ——」 この信念にもとづいた田根の創造は、都市の担い手である私たち一人ひとりにとって建築の持つ力や使命、未来への可能性を考えるきっかけとなるだろう。【展覧会情報】田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Digging & Building会期:10月19日〜12月24日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00、金・土11:00〜20:00(最終入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(12月24日は開館)料金:一般1,200円(1,000円)、大・高生800円(600円)、中学生以下無料 ※()内は15名以上の団体料金、障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料、割引の併用および入場料の払い戻し不可 ※同時開催「収蔵品展064 異国で描く」、「project N 73 中村太一」の入場料を含む ※収蔵品展入場券200円(各種割引は無し)あり田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research会期:10月18日〜12月23日会場:TOTO ギャラリー ・ 間住所:東京都港区南青山1-24-3 TOTO 乃木坂ビル3F時間:11:00〜18:00休館日:月曜・祝日(11月3日、12月23日は開館)料金:入場無料
2018年09月28日『映画刀剣乱舞』(2019年公開)の第1弾ビジュアルとして、鈴木拡樹演じる三日月宗近のビジュアルが31日、公開された。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案に映画化。スマホアプリは500万ダウンロードを突破し、アニメ2本、ミュージカル、舞台など数多くのメディアミックスを成功させてきた。耶雲哉治監督がメガホンを取り、小林靖子が脚本を務める。この度明らかになった第1弾ビジュアルは、2.5次元舞台で圧倒的な人気を誇る鈴木拡樹演じる三日月宗近が、鋭い眼差しで前を見据えたものに。舞台『刀剣乱舞』でも同役を演じる鈴木は、他の共演陣と共に驚異的な身体能力を駆使し、殺陣やワイヤーアクションに挑戦してきた。撮影現場での過酷な戦いの日々が収められた作品となっている。同作には他、荒牧慶彦(山姥切国広役)、北村諒(薬研藤四郎役)、和田雅成(へし切長谷部役)、岩永洋昭(日本号役)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、椎名鯛造(不動行光役)、廣瀬智紀(鶯丸役)が出演する。(C)2019「映画刀剣乱舞」製作委員会(C)2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus
2018年05月31日読み手をたちまち虜にする、奇抜で可笑しくて冴えたアイデア。その土台に新人離れした筆力と巧みな比喩を積み重ねて、壮大な“うそばなし”の城を作り上げる。石川宗生さんの『半分世界』は、度肝を抜かれること間違いなしの傑作短編集だ。収録されているのは4編。「吉田同名」は、吉田大輔という人物が突如、大量発生してしまい、そこから派生する奇妙な情景が描かれる。「この作品の着想について、解説のところでは、〈『開門神事福男選び』という正月に大勢の男性が神社を走って一番を競う行事をテレビで目にしたとき〉とさらっと嘘をつきました。本当はなんでも大量発生すると話題になるなと思ったことでした。プランクトンでもエチゼンクラゲでもいいんですけれど、いちばん面白そうなのは人間だなという話です」表題作では、家の道路側が消失し、ドールハウスのように中が見える家があり、そこに住む藤原家4人の暮らしと、それをウォッチングする人々の様子が描かれている。「手の内を明かすようで少し恥ずかしいんですが、イタロ・カルヴィーノの『まっぷたつの子爵』という小説が好きで、頭の中でいろんなものを縦にまっぷたつにするというブームがあったころに思いつきました」「白黒ダービー小史」では、サッカーを彷彿させる「白黒ダービー」という競技に取り憑かれた町を舞台に、ロミオとジュリエットのような恋物語が繰り広げられる。「バス停夜想曲、あるいはロッタリー999」は、999の路線がある巨大なバス停で、いつ来るかわからない自分のバスが来るのを延々待ち続ける人々のサバイバルが描かれる。諧謔ずくめのものすごい大ボラの中に、大真面目に、哲学や歴史考察、文明批評などを滑り込ませてくる。「書いていて行き詰まると憑依芸ではないですが、この作家さんの気持ちになったつもりで…と頭を切り替えてみるとうまくいったりします。ひとりの作家だけではなく、何人もが入り交じっています」筒井康隆や円城塔の作風と比較されることもあるが、著者によれば、エンリーケ・ビラ=マタス、カート・ヴォネガット、リチャード・ブローティガン等々、石川さんの小説の土壌は主に海外文学にあるようだ。本当に本当に、次回作が待ち遠しい。いしかわ・むねお1984年、千葉県生まれ。米大学卒業後、イベント営業、世界一周旅行、スペイン語学留学などを経て、作家、フリーの翻訳家に。収録作「吉田同名」で創元SF短編賞を受賞。帰宅途中の吉田大輔氏は、1万9329人に増殖してしまい…。巻末に著者インタビューを含む作品解題付き解説あり。作品世界がより身近に。東京創元社1900円※『anan』2018年5月23日号より。写真・土佐麻理子(石川さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年05月22日乃木坂46第3期生のメンバー8人が出演する舞台『星の王女さま』が4月6日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、伊藤理々杏、岩本蓮加、梅澤美波、阪口珠美、佐藤楓、中村麗乃、向井葉月、吉田綾乃クリスティーが登壇した。【チケット情報はこちら】本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作「星の王子様」をモチーフに、脚本・演出を「監獄学園」などの畑雅文が手掛けたシニカルSFファンタジー。飛行機の故障で砂漠に不時着した宇宙飛行士リンドバーグと王女さまが出会い、飛行機を直すために必要な部品を探すために「偽装キラキラ女子の星」や「キャリアウーマンの星」などさまざまな惑星を一緒に旅していく物語を、歌やダンスで綴る。自身の役柄について、王女さま役の伊藤は「自由奔放で明るくて周りを巻き込んでかき回してく王女さまは自由で、私がなりたい像。今回演じることができて嬉しいです」バラ役の岩本は「王女さまが大切に育てているバラの役です。王女さまとは私のせいで離れ離れになってしまうのですが、そこからの展開にぜひ注目して欲しいです」リンドバーグ役の梅澤は「惑星の住人や王女さまに振り回されたりする役どころで、ツッコミ的なポジションでもあります。周りが濃いぶん、どうしていいか迷走し、キャラクターを掴むのに苦労しました」偽装キラキラ女子さなえ役の阪口は「今までにやったことがないし、これからも恥ずかしくてできないぐらいのぶりっ子を演じます。そこに注目してもらえたら嬉しいです」流れ作業をする紀伊国坂役の佐藤は「暗めな役で感情を表に出さないのですが、後半にキッカケがあってガラッと変わるので、そこが見どころです」キャリアウーマン・ナオミ役の中村は「唯一強めなキャラクターなので、この物語のなにか刺激になれればなと思います」引きこもりのオタクどれみ役の向井は「演じるために自分の殻を破らないといけない部分がありました。他の役とはちょっと違う、おどおどした感じに注目してほしいです」潔癖症のマヤ役の吉田は「王女さまと出会って潔癖症を克服していく役どころです。自分にも刺激があったので、観ている人のなにかのキッカケになれば」と、それぞれコメントした。現代を生きる人々を映した各惑星の住人たちが個性豊かで、歌やダンスなどの見どころに加え、笑いどころもある本作。王女さまとバラの記憶を通し見えてくるものも印象的だ。最後に王女さまが行き着くのはどこなのか、ぜひ劇場で確認してほしい。『星の王女さま』は4月15日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、26日(木)から28日(日)まで愛知・春日井市民会館にて上演。取材・文:中川實穗
2018年04月10日さまざまな経験と卓越した感性を持つ方々が、そっと語る、官能の本質とは?今回は、作家・島本理生さんに投げかけてみました。台風のように訪れる、官能をつかむ悦び。つかみどころのない異性との、不安定な関係に官能的なものを感じて、惹かれていたころがあります。友達に紹介しても「いい人だね」「お似合いだよね」と応援してもらえない危険なタイプ。作家としての好奇心もあったのかもしれないです。彼が次に何を言うか、何をするかがわからなくて、ハラハラすればするほど、気持ちを持っていかれていましたね。ところが、自分も年齢や経験を重ねてくると、何を考えてるかわからない人って、案外何も考えていないのかもとわかってきた(笑)。若いころは刺激だけでドキドキできても、軸がない人の魅力はだんだん頭打ちになるように思います。いつまで経っても心がぶつかり合わないとしたら、不安定な関係は、ただ不安を煽るだけで、何かが深まる気がしません。がっぷり組み合う関係性の中でこそ、深くなっていく官能もあると思うようになってからは、もっと、骨のある男性に惹かれるようになりました。若さが削られていくにつれ、見た目や体つきが色っぽいというよりも、その人自身が生きてきた積み重ねがモノをいうからでしょうね。たとえば、学生時代、同じ教室にいたときには、みな似たようなただの男の子だったのに、社会人になって再会すると、いい色気が出てくる男性がいます。仕事や家庭など社会的な責任を持つ年齢になれば、成熟していかざるを得ないわけだけど、それが垣間見える瞬間は官能のアンテナを刺激されます。物語の中の有名な美男子といえば光源氏ですが、助川幸逸郎さんの『光源氏になってはいけない』という解説本の中に、象徴的なエピソードがあります。若き日の光源氏は、それはもう輝くような美しさだったんですよね。ある宴会に出たときも、あえて普段着に近い、気張りすぎない服装で現れ、逆にその生まれの良さや美しさでまわりを圧倒します。一方、源氏と仲がいいけれどライバルのような関係でもあった頭中将は源氏に比べればパッとしなかった。ところが十年以上経って二人が祝いの席に出てみると、年齢相応の貫禄を身につけた頭中将のほうが魅力的に書かれているというのです。というのも、光源氏は相変わらず若いころの自分を引きずっていて、悪い意味で青年にしか見えないんですね。いまこの瞬間に対して、しっかりと向き合って生きようとしていると、たぶん自分の年齢に合わせた魅力にシフトしていける。そういう人には成熟した色気も自然と備わってくるのかな、と感じます。官能というのは、台風みたいなものかもしれません。突然訪れるときもあれば、待てどもまったく来ないこともある。いざやって来たときは、家の中でじっとしていれば避けることができるけれど、それに身を任せるかは自分次第。楽しく戯れられる台風なのか、出ていったら取り返しがつかないほど大変なことになる台風なのかは、ドアを開ける前に多少なりとも見分けたいですよね。一つ気を付けたいのは、せっかく煮詰まった官能の瞬間を散らかしてしまうことでしょうか。「自分には色気がない」と悩む女性の中には、照れくささや緊張から、ばーっと一方的にしゃべったり、茶化したりしてしまう人が多いように感じます。色気を扱うのが得意な人に共通するのは、沈黙の使い方が上手いということ。黙るべきときに黙る。次のステップへ促すべきときに促す。いま何を言うかより、いま何を言わないかの取捨選択が上手い人は、官能とは何かをも知っているように思います。しまもと・りお作家。2005年刊行の『ナラタージュ』で恋愛小説の旗手に。‘15年、『Red』で島清恋愛文学賞を受賞。最新刊は『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』(幻冬舎)。※『anan』2018年3月14日号より。文・三浦天紗子(C)TwilightShow(by anan編集部)
2018年03月07日東京・渋谷にあるギャラリースペースCASE TOKYOでは、写真家・鈴木理策の展覧会「Water Mirror」を1月20日から2月24日まで開催する。© Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery鈴木理策は1987年に東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年に故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵されている。展覧会では、昨年日本芸術写真協会と刊行した鈴木理策の作品集『Water Mirror』に焦点を当て、オリジナルプリントの鮮やかな色調が印刷によってどのように再現されたのか明らかにする試み。作品集はライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続く、水面を主題とするシリーズ「水鏡」46点を収録。なお、1月27日の17時には鈴木理策と作品集のデザインを手掛けた田中義久によるトークイベントも開催される。【展覧会情報】Water Mirror会期:1月20日~2月24日会場:CASE TOKYO住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1時間:11:00~19:00休館日:月曜日、日曜日、祝祭日【書籍情報】『Water Mirror』出版社:CASE Publishingハードカバー/112ページ、作品46点/260×330mm発刊:2017年デザイン:田中義久
2018年01月10日TSUTAYA・CCC代表取締役社長の増田宗昭氏が16日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」の最終審査会に出席し、同コンテストと映画への思いを語った。プロ・アマ問わず映像クリエイターと作品企画を発掘するTSUTAYA主催プログラム。今年で3回目を迎え、最終的に採用された3作品にそれぞれ5,000万円以上の製作費が用意される。今年は268企画の中から7企画に絞り込まれ、ファイナリスト7人のプレゼンテーションを経てグランプリ1作、準グランプリ2作、特別賞1作が選ばれた。受賞作発表後に登壇した増田社長は、「35年前に大阪の枚方でTSUTAYAを始めた時はビデオが700本しかありませんでした」「35年前は映画会社はありましたが、ビデオメーカーはありませんでしたのでアメリカのビデオレンタル店で使われていたVHS700本を買ってはじめた」と回顧。「昨年、(カルチュア・エンタテインメント代表取締役社長)中西(一雄)に聞きましたらTSUTAYAでビデオを借りていただいた方は2億数千万人、貸出しは6億枚を超える」と感慨深げに語る。そして、「映画は人の生き方にすごくインパクトを与えるし、2時間の中に一生のことを詰め込んだような作品だと思います。本も作家の渾身の作品でありますし、音楽もアーティストの渾身の作品」と敬意を表し、「今日はみなさんの本当の渾身の心を感じさせていただいた。僕も元気が出ました」とファイナリスト7人に感謝の言葉も。最後に、「来年も応募いただきたいですし、またみなさんぜひご参加いただいて、日本の世の中が楽しくなるような作品を応援していきたいと思います」と呼び掛け、今年のTCPを締めくくった。なお最終審査の結果は、グランプリが針生悠伺氏(任天堂・スプラトゥーンCMなど)の『2/1イチブンノニ(仮)』、準グランプリはウエダアツシ氏(映画『リュウグウノツカイ』監督・脚本・編集など)の『モータープール(仮)』と片岡翔氏(映画『1/11じゅういちぶんのいち』監督・脚本など)の『ザ・ドールハウス・ファミリー(仮)』、特別賞には土橋章宏氏(映画『超高速!参勤交代』脚本など)の『水上のフライト(仮)』。
2017年11月16日渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて、乃木坂46のメンバー・伊藤万理華の脳内に迫る「伊藤万理華の脳内博覧会」が10月15日まで開催中。本企画は、ファッション、アート、カルチャーにとどまらず鉱物や苔までをも愛し、独自の視点で世界を見つめる伊藤万理華のやりたいことをとことん追求した脳内博覧会。生駒里奈、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美など乃木坂46メンバーを伊藤万理華が撮影した「犬会」や、フォトグラファー前康輔、間仲宇がが伊藤万理華をファッションシューティングした写真展示を始め、「脳内ROOM」、オリジナルショートフィルムなども公開される。さらに、会場限定グッズの販売も。【展覧会情報】乃木坂46 伊藤万理華「伊藤万理華の脳内博覧会」会期:10月5日~15日会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川町13-17時間:10:00~21:00(最終日のみ18:00閉場)料金:500円(入場特典ポストカード付)
2017年10月08日小学生でモデルデビューし、その後、現役女子高生にしてWEBマガジンの編集長に抜擢された久間田琳加さん。その仕事ぶりに迫りました。雑誌『ニコラ』の人気モデルとして4年半活躍し、今年『セブンティーン』の専属モデルに抜擢。WEBマガジン「EMMARY」の編集長としても奮闘中。「“JKが発信する、JKのためのWEBマガジン”がテーマのメディアなんです。編集長も編集部員も女子高生!企画を出したり、気になるカフェに取材に行ったり、楽しく作っています。『ニコラ』時代から企画を考えるのが好きで、30ページほどの別冊付録を監修したことも。大変だったけど、自分で考えて手を動かして誌面を作る楽しさを知りました。その付録ができあがった時、編集の方に『プロデュース力があるね』と褒められたのが、嬉しかったなあ」ふわりとした雰囲気が魅力の久間田さんだけど、実は結構な仕事人気質。「リサーチ魔なんです(笑)。たとえば自分の私服を紹介する企画があったら、雑誌を読み漁ってどういう見せ方をするか徹底的に考えるし、新鮮な情報を届けたいから、新しいお店のチェックは日々欠かせません。読者の方に喜んでもらいたいし、自分でも納得したいから、とひとつひとつの仕事を丁寧にやらないと気が済まなくて。常に全力で駆け抜けたいんです」「EMMARY」の会議中。女子高生ライターさんとの打ち合わせ風景です。自分もそうですが、リアルな読者世代の声を聞ける貴重な機会。勉強になります!発信者としての心がけ。SNS は絵文字まで気が抜けません。どれがいいか考えているとどんどん真剣になって、もはや「つぶやき」ではないかも(笑)。情報感度はいつも高く!「EMMARY」のネタになりそうなショップやカフェは常にチェック。これはNY発のカフェ、『セレンディピティスリー』で。くまだ・りんか2001年生まれ。小学6年生でモデルデビューし、『ニコラ』では度々表紙に。今年9月号より『セブンティーン』の専属モデルに加入。バラエティ番組やCMなど、テレビでも活躍。トップス¥52,920(シー ニューヨーク/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)パンツ 参考商品(トゥエンティミリオン・フラグメンツ/ガスアズインターフェイスTEL:03・5775・0825)イヤリング¥15,120(ドレスアップエブリデイ/イー・エム ピクチャレスTEL:03・6264・5185)リング、人さし指¥17,280中指¥14,040(共にイー・エム/e.m.表参道店TEL:03・5785・0760)※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・GOTO KANAEヘア&メイク・宮本由梨取材、文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月01日俳優・向井理自らが7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作『いつまた、君と ~何日君再来~』。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と向井理の2ショットほか、劇中の展開を予感させる場面写真が到着した。芦村朋子は不慣れな手つきでパソコ俳優・向井理自らが7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作『いつまた、君と ~何日君再来~』。この度、本作で夫婦役を演じる尾野真千子と向井理の仲睦まじい2ショットほか、劇中の展開を予感させる場面写真が到着した。芦村朋子は不慣れな手つきでパソコンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることの無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。映像化にあたり、監督には『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋、脚本は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみが参加。主演の尾野さんが芦村朋子役を、夫・吾郎役を向井さんが演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、成田偉心、野際陽子がキャスティング。また本作の主題歌で、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を、高畑充希が歌い上げる。そしてこのほど到着したのは、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじい2ショットなど、劇中の展開を予感させる場面写真。たき火を前に、草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子の仲睦まじい写真は、困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚。また、理がまとめた朋子の手記をきっかけに、過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”のワンシーン、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)が会話する場面のほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶ場面や、息子2人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子、松葉杖をつく吾郎、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子の姿といった、2人の周囲の人物が切り取られている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。ンに向かい、亡くなった夫・吾郎との思い出を手記として記録していた。しかし、朋子は突然倒れてしまう。そんな朋子の代わりに、孫の理が手記をまとめていくことに。そこに綴られていたのは、いままで知ることの無かった、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖父・吾郎と祖母・朋子の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語だった――。原作は、向井さんの祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」。向井さんが大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿を迎えた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。監督には、『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋、脚本は連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の山本むつみ。主演の尾野さんが芦村朋子役を、夫・吾郎役を向井さんが演じるほか、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、成田偉心、野際陽子がキャスティング。また本作の主題歌で、朋子と吾郎の思い出の曲「何日君再来」を、高畑充希が歌い上げる。そしてこのほど到着したのは、戦後の混乱期を懸命に生き抜いた朋子と吾郎の仲睦まじい2ショットなど、劇中の展開を予感させる場面写真。たき火を前に、草笛を吹く吾郎と寄り添う朋子の仲睦まじい写真は、困難にぶつかっても笑顔を絶やさず乗り越えようとする象徴的な一枚。また、理がまとめた朋子の手記をきっかけに、過去の思い出が蘇る感動的な“現代パート”のワンシーン、81歳の朋子(野際陽子)と娘・真美(岸本加世子)が会話する場面のほか、困難な場面で度々夫婦を救う、吾郎の先輩・高杉(駿河太郎)と吾郎が固く手を結ぶ場面や、息子2人を両手に笑顔で天を仰ぎ見る朋子、松葉杖をつく吾郎、朋子の父(イッセー尾形)に小包を渡しながら沈痛な面持ちで頭を下げる朋子の姿といった、2人の周囲の人物が切り取られている。『いつまた、君と ~何日君再来~』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年03月31日ホリデーシーズンのホームパーティーや季節のご挨拶、そして年末年始の帰省と何かと手土産を用意する機会が多い12月。手土産に思いを巡らせているのなら、FASHION HEADLINE編集部がオススメする手土産リストも参考にして欲しい。仕事のご挨拶や親戚への手土産など、きちんとした場でお渡しする手土産のアイデアとしてオススメしたいのが、大阪の海産問屋として天明元年(1781年)に創業した神宗の「塩昆布」と「ちりめん山椒」がセットになったギフトセット(2,100円)。縁起のよい松の絵柄に品よく結ばれた深紅の組紐がきりりとした佇まい。熨斗にも対応してくれるから、目上の方への手土産に困った時にも重宝です。化学調味料は一切っていないから、素材や出汁の香りがじんわりと広がる塩昆布とちりめん山椒。北海道道南産の上質な天然真昆布と青山椒を一緒に炊き上げた塩昆布は、爽やかな山椒の香りがアクセントに。白いご飯にのせても、お茶漬けに合わせてもしっくりくる味です。ちりめん山椒は数あれど、神宗のちりめん山椒は本当に優しい味わい。京都のちりめん山椒と作り方が違うそうで、ふっくら大きめのじゃこを山椒と煎るのではなく、出汁と醤油や砂糖などの調味料と合わせて炊き上げるのが神宗流。なるほどふんわりとした味わいの中に、ピリっと山椒が効いていてご飯が進みます。年末年始の宴でちょっと疲れた胃腸をいたわりたい朝に、ついつい手をのばしたくなる逸品です。【店舗情報】神宗淀屋橋本店大阪府大阪市中央区高麗橋3-4-10営業時間:9時30分~18時(平日)、9時30分~16時(土曜日)定休日:日曜・祝日 ※2016年12月29日~2017年1月3日は年末年始休業TEL:06-6201-2700>> 他の手土産をもっと見る
2016年12月24日俳優の向井理が、きょう12日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』に出演し、新クイズに「あれ?あれ?」とパニックに陥る。向井は、過去の正解率89%と同番組が得意。ホラン千秋に「昔と変わったな…」と放ち、意外な関係性が明らかになる。そんな中、小・中学校の教科書から出題される穴埋め問題を音読して解答するという新クイズに挑戦。向井は「小・中学校時代はずっと外で遊んでいた。家の中でゲームをしたことがない」と当時のエピソードを披露しながら、肝心の回答では「え?なんだっけ?あれ?あれ?」とパニックに陥ってしまう。また、今年都知事選に立候補して話題を集めた鳥越俊太郎が初参戦。「数あるクイズ番組の中でネプリーグだけは出たくなかった!」と弱気で、最終ステージ挑戦を前に「いつもテレビで見ているんだけどまさか自分がここに立つとは…」とプレッシャーを語る。
2016年12月12日あなたは自分の体がもうひとつあれば…と思ったことはないだろうか。山田宗樹さんの新刊『代体』は、その技術が実現した世界の話だ。ご本人にお話を聞きました。「以前、自分が病気になって、お金で健康な人を雇って肉体を交換する、という夢を見たんです。これは面白いと思い、のちに他人の肉体ではなく人工身体に意識を転送するという設定に変えて短編を書いたんです。その時、長編でもいけるかもしれない、という手応えがありました」大病や大怪我の際、一時的に意識だけを代体と呼ばれる人工身体に移し、日常生活を続けられるシステムが成立した世界。代体メーカーに勤める八田は、代体を使用中の顧客の失踪事件に直面。はやく見つけなければ、顧客の意識は消失してしまう。「代体が人間よりも強固であれば、人は永遠の命を持ってしまう。そうではなく人造だけど人間よりも弱く、長持ちはしない設定にしました」倫理的にギリギリセーフといえるルールの中で代体を活用する人間たち。しかしルールを犯す人間が現れた時、巨大な陰謀の存在が見え隠れし、警察や省庁までもが動きだす。「プロットを決めず、その場その場で話が大きくなるように、ベストな展開を選びながら書き進めました。私自身は、肉体と意識を切り離すなんて現実的ではないという考え。あくまでもフィクションとして面白い設定を選んだんです。意識転送の理論も、ストーリーの幅を広げるためにハッタリで作ったものです(笑)」やがて代体の生みの親、麻田という研究者の存在が浮かび上がる。「最初はマッドサイエンティストをイメージしていたんです。でも書いているうちに、もう一人の存在を出したほうが面白いだろうと思って」明かされる真相に、読者は驚愕するに違いない。スピード感を増す展開のなかで、肉体とは、意識とは、魂とは、さらには神とは何かという、究極の問いかけが突き付けられる。「でも実は、これは一人の少年の物語でもある。そのセンチメントはきっと、共感してもらえるはず」心を揺さぶるエンタメ小説である。◇『代体』 代体メーカーの営業マン、八田が担当する患者が失踪。後日、代体だけが無残な姿で発見され、患者の意識は消失していた。しかし…。KADOKAWA1700円◇やまだ・むねき作家。1965年生まれ。『直線の死角』で横溝正史ミステリ大賞を受賞してデビュー。2013年に『百年法』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ジバク』『ギフテッド』など。※『anan』2016年6月22日号より。写真・土佐麻理子(山田さん)森山祐子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2016年06月21日