6月22日に亡くなった小林麻央さん(享年34)。夫・市川海老蔵は23日の会見で「麗禾はずっと麻央のそばを離れませんでした。勸玄は今日の朝も麻央の横になっているところに立って、麻央の顔を触ったり、足をさすったり……」と残された子供たちについて語っていた。 勸玄くん(4)にはこれから、数々の試練が待ち受けている。来月には七月大歌舞伎で史上最年少の宙乗りに挑戦、またその後は数十億円規模ともいわれる襲名披露興行が控えているのだ。 母亡きなかで背負う“梨園の宿命”。だが勸玄くんはすでに、梨園入りのための修行を開始。周囲も驚くほどの“歌舞伎役者としての覚悟”をみせているという。 そして長女の麗禾ちゃん(5)もまた、周囲も驚くほどの成長ぶりを見せている。 「麗禾ちゃんは6月中旬、七夕の短冊に『早くママがよくなりますように』と願いごとを書いたといいます。優しさは麻央さん譲りですね」(歌舞伎関係者) さらに麗禾ちゃんは、すでに成田屋の“型”も体得し始めているという。 「彼女は海老蔵さんを真似て見得を切ったりもしています。麗禾ちゃんが望めば、海老蔵さんの妹・市川ぼたんさん(38)のように日本舞踊の道に進むこともできます。また寺島しのぶさん(44)のように、女優として活躍する道もあります。今から『将来が楽しみだ』と期待する声も出てきています」(前出・歌舞伎関係者) 亡き母が安心できるほど、しっかりと育っている子どもたち。家族もそれを支えていくつもりだ。 「麻央さんの闘病中、海老蔵さんの“梨園妻”としての代役は母親の希実子さん(64)が勤めてきました。今後も親子襲名披露までは、希実子さんがサポートしていくつもりだといいます。また麻耶さんもこれまで、妹の代わりになって子供たちの世話をしてきました。今では2人とも彼女にすっかり懐いています。今後もきっと、彼らの“母代わり”として精神的な支えになってくれると思います」(前出・歌舞伎関係者) 麻央さんが見守る天国まで届く名声を――。海老蔵と子供たちの奮闘は続く。
2017年06月29日22日に妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)を乳がんで亡くした歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が28日、自身のブログを更新。長女の麗禾ちゃんの遊び相手をしてくれた俳優の山田純大(44)に感謝した。海老蔵と長男の勸玄くんはこの日、7月3日より東京・歌舞伎座で行われる「七月大歌舞伎」の稽古へ。家を留守にしている間、『第四回 自主公演 ABKAI 2017~石川五右衛門 外伝~』で共演した山田が、麗禾ちゃんの相手をしてくれたという。海老蔵は、「麗禾」と題した投稿で、麗禾ちゃんと山田がブランコを楽しんでいる写真をアップし、「お願いしました。純大さん。ありがとう涙」と感謝。「すごく嬉しいがってると、本当に優しい方です」とつづった。また、稽古に参加した勸玄くんの写真もアップし、「稽古はまだまだ終わりませんが、今日はカンカンよくやってくれた涙、お疲れ様」と勸玄くんへのねぎらいの言葉も記した。
2017年06月28日歌舞伎俳優の市川海老蔵が29日、自身のブログを更新し、この日退院した乳がん闘病中の妻・小林麻央が長女の麗禾ちゃんと再会したことを報告した。「今日実はまお帰ってきました家に」「おかえり」と麻央の帰宅を明かしていた海老蔵。その後、「ママと麗禾2人とも幸せそう」と、アイスを食べている麗禾ちゃんと麻央の手を撮影した写真をアップし、「麗禾は大興奮中そりゃそうだ涙」とつづった。長男の勸玄くんは、遊び疲れて帰宅後すぐ寝てしまったようで、海老蔵はブログで「目覚めぬカンカン」と明かし、「起きぬ寝るなら朝まで寝んねしてくださいませよろしくお願いいたします」と気持ちよさそうに寝ている勸玄くんの写真をアップした。麻央も自身のブログで「退院致しました」と報告し、「これからは在宅医療に切り替え、自宅で点滴など続けながら、在宅医療の先生、看護師さんそして何より 家族に支えてもらいながら生活していきます」と今後について説明。「子供達はもうすぐ公園から帰ってくるようです。早く 会いたい」と子供たちとの再会を心待ちしている心境をつづっていた。
2017年05月29日モデル・女優として活躍する水原希子とモデルで妹の水原佑果、そして「EXILE/三代目 J Soul Brothers」のNAOTOが、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のブランドの新しいアイコンとなるジュエリーコレクション 「ティファニー ハードウェア」の発表を記念したショートムービーに出演していることが分かった。本ムービーは、「時代の挑戦者たち」をテーマに、LAにて水原姉妹を、NYにてNAOTOさん、東京にてミレニアルズ(岩崎拓磨、Licaxxx、ローレン・サイ)をフィーチャー。自分に限界をつくらずいつも何かに挑戦し続けている、自分の意見を強く信じて行動している、内に秘めた力強さ(=反逆心)を持つ「時代の挑戦者たち」を、それぞれに由縁のある街で撮り下ろしたストーリームービーで表現。それぞれのジャンルで挑戦する彼らの素顔と、ここでしか語られないリアルな言葉と共に撮りおろされた。現在LAにて女優業に挑戦中の姉・希子さん。水原姉妹が登場するムービーでは、日本を離れLAで過ごし、自分に限界をつくらず、常に進化し続ける彼女の日常と、愛すべき妹である佑果さんとの時間を追いかけた。映像では、「いま挑戦していることは、語学、カルチャー、演技。あとは、もっと自分のことを知りたい」と話し、“姉妹”については「鏡みたいな感じ」と語っている。一方、NYで撮影されたNAOTOさんのムービーでは、自身とNYとの出会いから語られる。12年前、ダンス修行で初めてNYの地に訪れたというNAOTOさんは、「そのときに吸収できたことが、いまでもパフォーマーとして活動するなかで活きている」と語る。映像は、ブルックリンのストリートで、力強くそして軽やかに表現されている。なお、希子さん、NAOTOさんが「ティファニー ハードウェア」を纏ったビジュアルストーリーは、発売中の雑誌「ヌメロ・トウキョウ」にて掲載。また公式webサイトでは、ムービーのテーマとなった「挑戦」をキーワードに出演者が語るインタビューも公開されている。(cinemacafe.net)
2017年05月29日歌舞伎俳優の市川海老蔵が24日、自身のブログを更新。"花嫁姿"の長女・麗禾ちゃんとの2ショット写真を公開した。海老蔵は「コーヒー飲んでたら麗禾きて花嫁さんの写真撮ろてさ、、昨日カンカンと撮ってたの知ってたのねカシャ」というコメントを添えて、写真加工アプリを使ってウエディングドレスのベールをかぶった麗禾ちゃんとの2ショット写真をアップ。海老蔵は先日、長男の勸玄くんが"花嫁"に扮した2ショットも公開しており、「麗禾と撮るとなんか、違う感情が……まいったな…今日は早いので風呂でも入って気持ちリフレッシュあはは」と複雑な心境をつづった。海老蔵は23日のブログでは、乳がん闘病中の妻・小林麻央がブログで明かした長女・麗禾ちゃんのお嫁さん願望についてコメント。「まじなのか、、」とショックを受け様子で、「私にはパパのそばにいてあげるからねと言っているのに…やはり、行くつもりなのだとしった」と吐露していた。
2017年02月24日シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートがリニューアル!2016年8月に開業以来最大規模となるリニューアルを終えた、宮崎・シーガイア。そのフラッグシップホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」では、なんと全客室の約96%を一新し、より快適なリゾートステイを満喫できる空間にに生まれ変わりました。さらに36階以上に新しく誕生したワンランク上のプレミアムカテゴリー「クラブフロア」では、自由に方向を変えることができる特注のソファーなどを採用し、太平洋沿いに広がる黒松林のダイナミックなロケーションをもっと堪能するための工夫が随所に盛り込まれています。宿泊者専用の「風待ちテラス」で“旅はじめ”と“羽休め”をリニューアルの目玉はなんといっても、この宿泊者専用のくつろぎ空間「風待ちテラス」。「旅」をテーマに、ブックセレクターの幅允孝(はば よしたか)氏によりセレクトされた本を手にとって、旅のプランを練ってみては。そこには、新しい旅の出会いがあるはず。また、カフェエリアでは、珈琲豆の専門店「なかはら珈琲工場」の厳選された4種の コーヒー豆から選べるハンドドリップコーヒーをはじめ、オーダー式で具材を選べるサンドウィッチや宮崎産の旬の野菜を使ったスープ、旬の素材を活かしたスイーツなども楽しめます。種類豊富なパンが揃う「風待ちベーカリー」も毎日通いたくなる美味しさです。旅の想い出を伝え、残す「レタールーム」宮崎の旅を心ゆくまで堪能した後に、ふと立ち寄って旅の想い出を綴ってみませんか。このノスタルジックな空間「レタールーム」では、特別な万年筆を使って、シーガイアの魅力を表現したポストカードに、旅の想い出を綴ることができます。その場でポストカードを送るだけでなく、未来の自分や大切な人へのメッセージも預かってもらえます。旅の「記憶」や「想い」を、その場で絵はがきにしたためることで、特別な時間を残すことができるはずです。制作協力:宮崎市企画編集:ルトロン編集部
2017年02月22日歌舞伎俳優の市川海老蔵が14日、自身のブログを更新し、乳がん闘病中の妻・小林麻央や長女・麗禾ちゃんたちからバレンタインのチョコレートをもらったことを報告した。海老蔵は「あらーーーうれしい!!!!」というタイトルで更新し、バレンタインのチョコレートを持った麗禾ちゃんの写真を公開。「え?バレンタイン?!初めてだ、麗禾から…うぅありがとううれしい、、、」と感極まった様子をうかがわせた。その後の「まやちゃんやお母様 そしてマオから」というタイトルで、「チョコレートもらっちゃった」と、妻の麻央や麻央の姉・麻耶たちからもチョコレートをもらったことを報告。「うれしい時間かけてゆっくり食べさせていただきます」とつづった。
2017年02月14日•宮崎地鶏の香ばしさがたまらない! 「鶏の炭火焼」宮崎市橘通の和風バル「喜作」は、旬の鶏料理や魚、日本酒が味わえる地元でも人気の居酒屋。“気さく”に来てほしいとの思いからつけられた店名の通り、気さくなマスターのいる居心地のいいお店です。なんといっても名物は、その日の朝に絞めた新鮮な鶏。弾力があって食べ応えのある地鶏に、炭火の香ばしい風味が食欲をそそる「鶏のもも焼」(1,200円)は必食メニューです。•ぷりぷりの「伊勢海老」で、新鮮な海の幸を思う存分堪能日南海岸沿いに佇む「日南水産」は海の家のようなシンプルな店構えで、開放的な眺めで新鮮な海の幸が味わえます。ぷりぷりで身が甘い、特大の「伊勢海老定食」(2人前7,020円~)は絶品! 他にも宮崎ならではの貝類やお魚も味わえます。•いくらでも入りそう! 専門店で食べる「宮崎牛」日本一の宮崎牛が食べられると言っても過言ではないのが、黒毛和牛の最高級・宮崎牛の専門店「ミヤチク」。鉄板焼、焼肉、しゃぶしゃぶ、すきやきなどあらゆる食べ方で存分に堪能できます。鉄板で焼いた牛肉は、パンの上にのせることで、肉に火が通り過ぎず、アツアツの状態で、最後の肉汁まで味わえます。(2,900円)制作協力:宮崎市企画編集:ルトロン編集部
2017年02月14日女優の松井玲奈が24日、自身のブログを更新し、人気ゲームキャラクター・チュンリー(春麗)風のヘアスタイルを公開した。この日のブログは「この1枚」と題し、「昨日撮ったお気に入りの写真。」という特徴的なお団子ヘアスタイルの写真を披露。細く柔らかい髪質のため、子供の頃にヘアゴムをつかってヘアアレンジをすることが難しかったそうだが、「お母さんは女の子である女の子の私を女の子らしく着飾ってくてれました」と、思い出を振り返った。また、「プライベートは楽な格好でメイクはしたくない」と本音をつづりながら、「そういうナチュラルというか、自分自身が常にフリーな状態の方が人の新しいイメージや意見を取り込んだり、組み込んだりしやすくて、イメージチェンジが楽にできるそうで」と、聞いた話に納得した様子。「そいうわけで、昨日のヘアメイクとスタイリングはとても刺激的で新しい一面を引き出してもらったんだなと しみじみと感じた私なのでした。楽屋でチュンリーチュンリーって上機嫌。笑」と、"チュンリー"ヘアスタイルがお気に入りなことを伝えた。コメント欄ではファンから、「カワイイです!! お団子 良いかも!!」「チュンリってる!」「とにかく可愛いです!!」「惚れた!!」「れなチュンリーですね~」など、反響を呼んでいる。
2017年01月25日女優の水谷果穂が22日、東京・新宿の紀伊國屋書店新宿本店で写真集『1819』(発売中 3,000円税抜き ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。昨年NHK総合で放送された『とと姉ちゃん』や『スニッファー嗅覚捜査官』などに出演し、若手女優の有望株として注目を集めている水谷果穂。約1年2カ月ぶりに出版された通算2冊目となる同写真集は、昨年11月に沖縄で撮影され、"10代最後の一人旅"をテーマに様々な衣装を身にまといながら少女っぽい姿から大人な表情まで、水谷の魅力が詰まった1冊となっている。写真集を手にしながら「今回の写真集は18歳の時に行って、滞在中に19歳になったので『1819』というタイトルになりました」と説明した水谷は「黒い水着と泡風呂に挑戦しました。泡風呂はどちらかというと爽やかな感じですが、黒い水着のシーンはメイクをしたり大人っぽい感じになっています。自分の中では大人を意識しながら撮影しました」とセクシーアピール。前回の写真集では「1兆点と言っちゃいました。とんでもない数字でしたよね(笑)」と反省しつつも、「今回は100点満点です!」と胸を張った。水谷にとって今年は10代最後の年となる。「20歳って私にとっては大きな節目の年齡。小学生の頃に自分に宛てた手紙に『格好良い自立した女性になりたい』と書いたのを覚えています。そうなれるようにこの1年は色んなお仕事に挑戦したいと思っています」と意欲を見せた。とはいえ、10代の内にしたいことを「おもちゃ売り場に行くのが好きなので、20歳になるまで行っておきたいかな(笑)」と少女の一面も見せていた。
2017年01月23日ヒガシヤ(HIGASHIYA)が、“チャーチル”サイズの葉巻に見立てた特製和菓子「HIGASHIYA HAMAKI 葉巻果(はまきか)」(5本/5,000円)を数量限定で1月13日より予約販売をする。「HIGASHIYA HAMAKI 葉巻果」は、様々な果実や木の実を蜂蜜で練り合わせ、朴葉で一本ずつ丁寧に巻くことで、まるで葉巻のような見た目に仕上げられたユニークな和菓子。朴葉の香りとともに、無花果やプルーン、レーズン、胡桃などの素材の風味も楽しむことができる。また、焼印と封印帯を施したオリジナルの特製桐箱入に収めて販売され、バレンタインなどの贈り物にも最適な逸品となっている。商品の受け取りは店頭、または配送にて、2月7日から14日まで。
2017年01月04日日本テレビ・辻岡義堂アナウンサー(30)の妻でタレントの鷲尾春果(30)が6日、自身のブログを更新し、第2子妊娠を発表した。鷲尾は「30歳を迎えた今日。私事ではありますが、家族が増えることになりました」と報告。「育児をしながらの悪阻や、体調が落ち着かない日々に、娘の時とは違う戸惑いを感じることもありましたが、今は4人家族になることを楽しみに、毎日過ごしています」と心境をつづった。そして、「お医者様の話だと、赤ちゃんは随分スクスクと育ってくれていて、今の段階ではかなりのビッグベビーだそうです」と明かし、「残り2カ月ほど。。。ビッグベビーが安心して産まれてこられるよう、娘との時間を大切にしながら、家族で準備をしていきたいと思います」とコメントしている。鷲尾は、2011年9月に辻岡アナと結婚。2014年8月に第1子となる長女を出産した。
2016年12月06日邪気を祓い、感謝を伝える“浄化”の場所。そんなパワースポットを教えてくれたのは、G・ダビデ研究所主宰のオフェリア・麗さん。オフェリア・麗さんが大切にしているパワースポットは、幼少から縁の深い場所が多い。「氏神様は当然ですが、この3か所はどこも自分自身の生あることを実感し、感謝できる場所です」子供の頃に受けた印象は鮮烈で、今でも大切に心の奥底にある。「父と歩いた長い長い道のり。祖母や母が神社を訪れるとやっていたこと。今思い返すと、とても深い意味があったのだと思います」訪れた時に心がけるのは、邪気を祓い、日々の感謝を伝えること。「今あることに感謝しながらお参りすれば、清々しい気をもらえ、生きるエナジーが鼓舞されます」そんなオフェリア・麗さんのパワースポットはこちら!■篠栗(ささぐり)のお遍路(福岡県)福岡県の風光明媚な景勝地に広がる八十八ヶ所の札所。「幼稚園に行くか行かないかくらいの頃から、父親とその友人たちに連れられてお参りしていました。今は車でも回れますが、昔は崖下を見て恐れおののきながら通った難所もあり、野中の平坦で単調な長い長い道のりをひたすら歩くなど、子供心に様々な思いをして回ったものです」疲れた体を癒す、冷たい飴湯や、熱々の甘酒は甘露の極み。「あの体験はまるで人生の縮図。無の境地で歩くと、今あることに感謝できます。途中にある、嘘つきは通れないという『はさみ岩』と呼ばれる箇所は、鎖伝いに奥の院に入ると、不思議と心安らぐスポットです」◇「篠栗四国八十八ヶ所」福岡県糟屋郡篠栗町一帯TEL:092・947・1880(篠栗町観光協会)南蔵院を総本寺とする“篠栗霊場”とも呼ばれる。全長約50km。■水天宮総本宮(福岡県)全国にある水天宮の総本宮はオフェリアさんの氏神様。「水天宮は安産祈願で有名ですが、実は水難除けのご利益もあります。恥ずかしながら私も、首から下げるひょうたん形の水難除けのお守りを、小学校に上がってしばらくしてもつるしていた思い出があります」氏神様ならではの付き合い方も。「我が家の成長と繁栄を祈願していますが、境内の水神社にある狛犬は、痛みや病のある場所をさすると治るといわれていて、祖母も母もありがたそうに撫でていましたね」◇「全国総本宮 水天宮」福岡県久留米市瀬下町265-1TEL:0942・32・3207水難除けのひょうたん守りは現在も授与が可能。■八幡総本宮 宇佐神宮(大分県)伊勢神宮同様、皇室にゆかりある宗廟であり、全国の八幡社の総本宮である宇佐神宮。「伊勢神宮はピンと張り詰めた清涼感を感じますが、こちらには賑々しいというか、どこか高揚感を誘う雰囲気が漂っています」ここで間違えずに行いたいのが、二拝四拍手一拝の参拝作法。「本殿でキリッと行えば気が引き締まり、背筋も伸びます。境内を回ったら、上宮に通じる大木が茂る石段へ。不思議な紋様がある箇所があって、見つけるとご利益が」◇「八幡総本宮 宇佐神宮」大分県宇佐市南宇佐2859TEL:0978・37・0001上宮の参拝6:00~21:00(10月~3月※正月期間中を除く)亀山神社も敷地内に。◇オフェリア・麗さんG・ダビデ研究所主宰。占星術を極め、鋭いインスピレーションに満ちたホロスコープ解釈とアドバイスは抜群の的中率を誇る。占いサイトも多数。※『anan』2016年10月26日号より。文・板倉ミキコ
2016年10月21日篠山紀信によって撮影されたポスターを見ても、それが宮崎あおいであるとすぐに認識できないひとも多いのではないか?映画本編ではもっと凄まじい。肉体も精神も“ボロボロ”という言葉以外、思い浮かばない状態に追い詰められ、痛みを、哀しみを、苦しさを、そして愛情を体いっぱいで表現し、獣のように泣き叫ぶ。これまでも、様々な作品で多様な役柄を演じ、高い演技力を評価されてきた。それでも、この映画『怒り』では全くの別人と思えるような姿を見せている。「私も最初『なんでこの役が私に来たんだろう?』って思いました」――。なぜ宮崎あおいがこの役を?失礼ともいえるそんな質問に、宮崎さんは「わかります(笑)。正直、脚本を読みながら、『この役なら私じゃなくて…』と別の女優さんのイメージが浮かんできましたし」と穏やかな笑みさえ浮かべてそう語り、「でも…」と静かに言葉を続ける。「その中で、こうして私にこの役のお話をいただけたということは、きっと何か意味があるんだろうって思ったし、李(相日)監督が私を選んでくださったなら、そこに挑戦してみようという気持ちでした」。原作は吉田修一の同名小説。夫婦惨殺事件の犯人が顔を変えて逃亡を続ける中、東京、千葉、沖縄というバラバラの土地に、同時期に3人の素性の知れない男が現れる。隣人や彼らを愛する者たちは、指名手配の似顔絵を見て「彼は殺人犯なのか…?」との疑いを深め、愛情とのはざまで葛藤する。宮崎さんが演じたのは、千葉の港町で父(渡辺謙)と暮らす愛子。家出して上京し、風俗店に流れ着いていたが、身も心も傷ついて、連絡を受けた洋平が彼女を迎えに来る。地元に戻った愛子は、数か月前に流れ者のように町に来て、洋平の下で働き始めた田代(松山ケンイチ)と出会うが…。いままでやってきた役とも、自分自身ともかけ離れている愛子という役を前に、宮崎さんの心は、覚悟と不安の間で揺れていた。「これまでと違うものに飛び込んでいくんだなという気持ちでしたし、不安も大きかったです。本当にそこまでたどり着けるのか?という気持ちもありました」。純粋無垢で、それゆえに愛する者に、見返りを求めるでもなく過剰ともいえる情を注ぎ込み、傷ついていく。そんな愛子を宮崎さんはどのように見ていたのだろうか?「あやうい子ですよね、正直。それは演じているときも感じていたし、いまもそう思います。もっと上手に生きていくことができるんじゃないか?と思う部分はたくさんあります。でもあやういイタい子だけど、本当はいろんなことをわかってるんじゃないかと思う瞬間もあって…。不器用ながらも彼女が掴みかけているものを手放さないで、奪わないでと思うし、どこかで愛おしさのようなものを感じてるんでしょうね…」。登場シーンは洋平が迎えに来た歌舞伎町の風俗店のシーン。傷つき、すっぴんのままで横たわり、それでも父の姿を認めると「お父ちゃん…」と弱々しくも笑みを浮かべる。「化粧してない顔をスクリーンにさらすとか、役のために体重を増やすとか、正直、自分の中ではたいしたことではないんです。それで愛子ちゃんでいられるのなら、どんなことでも厭わない。でも、化粧をしてないから愛子ちゃんになれたかっていうと、そうじゃない。現場のスタッフさん、共演者のみなさんが私の顔を愛子ちゃんに変えていってくれたんだと思います。追い詰められて、追い込まれて…、そういう環境の中で、メイクだけでは変われない人相みたいなものが作られたのかなと」。そう、宮崎さんは、追い詰められ、追い込まれた。誰に?李相日監督に。そして、自分自身に…。「李さんには実際、精神的にも肉体的にもギリギリのところまで追いやられましたよ(苦笑)。でも言葉じゃないんです。無言の圧力と態度(笑)。付き合いの長い妻夫木くん曰く、李さんの中にも前もって確たる答えがあるわけじゃなく、一緒に探す作業をしてるんじゃないかって。だから、監督の感覚の“何か”にハマったものを見せた時にOKが出る。それは追い詰められますよ!(求めているものが)わからないんですから(笑)」だが、苦しいのはそこじゃなかった。むしろ「追い込んでもらっているのに、監督が求める愛子に到底、達してないんじゃないか?そんな自分のふがいなさがしんどかった」という。「追い込まれるのって必然で、愛子になるために通らないといけない道なんですよね。それこそ、これまでの人生で最も長く感じた2週間でしたし『まだ終わんない…』『明日もあるんだ…』って思ってるんですけど、それでも、愛子として生きるにはそれが必要だったんです。今回、初めて気づいたのですが、私、自分で自分を追い込むのは割と好きだけど、他人に追い込まれるのは得意じゃないんだなって(苦笑)」。なんともしんどい性格である。何より強く求められたのは、感情のリミッターを取り除くこと。それが、現れているのが、獣が吠えるかのような慟哭シーン。「監督には『良くも悪くも感情をセーブできてしまうから、それをしないで』と言われました。人間ですから感情をコントロールできてしまうし、おそらく私は、私生活でも他人よりも感情をセーブしがちなんですよね。すごく楽しんでても『大丈夫?楽しくない?』とか心配されますから(笑)。そのブレーキを全て外してアクセルを全開にして…それがきちんとできていたかはわかりませんが、すごいところに連れて行ってもらったなと思います」。意図したこと、意図せざることを含め「これまでと違うこと」はそこかしこにあった。撮影の前日に脚本をじっくりと読み込むということもそう。「普段はセリフを覚えるために軽く読む程度で、内容を頭に入れて、それで終わりでした。でも今回は、どこかに愛子ちゃんのヒントが落ちてるんじゃないか? って。セリフは完全に覚えてるのに行間に愛子ちゃんがいるんじゃないかと、寝る前にずっと読んでました。初めてのことですね」。いつもと違うことが起こる“予感”はあった。一方で、自分から「何かを変えたい」「新たなステージに進みたい」などと願っていたわけではない。ものすごい熱量を傾けたこの作品を経ても、その意識は変わらないし、いたって冷静である。「ないんですよね…。観てくださった方にこれまでと違うと感じていただけるのは嬉しいですが、『いままでと違うことをやりたい』という気持ちはないです。あんまり先のことを考えてもいないですし、女優としてどうなりたいか?1年、2年、10年先の自分がどうなってるか?といったことよりも、いま目の前にあることを一生懸命やって、穏やかな生活が送れればいいなって思ってるので。特別な変化を求めてはいないです」。ここまで凄まじい姿をさらけ出している女優の口から「穏やかな生活を送りたい」という言葉が出てくるのがなんとも面白いが…。ではいま、女優・宮崎あおいが仕事の中で感じているやりがいは?「今回、この作品に参加して改めて思ったのは『映画って素敵だな』ということ。情熱と時間をかけて丁寧にものを作っていくこと――そこに参加できることに幸せを感じています。だからこそ『自分がどう見られたいか?』とか『新たな挑戦を』というよりも、素敵な作品にかかわり、そこで自分にできるお芝居で役に立てればそれが一番だなと思っています」。最後にもうひとつだけ「これまでと違うこと」を。普段、関係者を集めた初号試写で完成した作品を鑑賞しても「監督やスタッフさんとそこでお話をするのが得意じゃない」ため、上映後はすぐに帰ってしまうことが多いという宮崎さん。本作に関しては「監督やスタッフのみなさんと時間を共有したくて」会場に残り、周囲の会話に耳を傾けていたという。「“いまの時代だから”というのは私にはわかりませんが、これだけむき出しの感情を見られる映画はなかなかないと思います。嘘のない、生の感情に触れて、出演している身でありながら、私自身、動悸が止まりませんでした」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年09月19日橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で競演する映画『バースデーカード』。この度、本作の原作小説が角川文庫、角川つばさ文庫、コミックスが花とゆめコミックススペシャルより発売されることが分かった。誕生日に毎年届く亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。本作はバースデーカードに書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描いた作品だ。キャストには、バースデーカードを通して成長していく娘・紀子役(17-25歳)に橋本さん、紀子が10歳のときに若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵に宮崎さん。家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎にはユースケ・サンタマリア、一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男に須賀健太と個性豊かな実力派俳優が集結している。本作は、『パッチギ』『嫌われ松子の一生』にも参加している吉田康弘が監督&脚本を手掛けたオリジナルストーリー。今回出版されるのは3冊。吉田監督自身が書き下ろした原作小説が9月25日(日)より角川文庫にて発売。そして、家族の絆を描いた本作を大人だけでなく子どもたちにも読んでほしいという想いから、児童書としても角川つばさ文庫より10月5日(水)から発売となる。吉田監督は「子を持つ全ての親へ、親を持つ全ての子へ、想いを込めて書きました。特別な家族ではなく、どこにでもいる普通の家族のお話ですが、普通の人生の中にも、たくさんの煌めきがあるということが読者に伝わればいいな、と思います」と想いを語り、「小説ならではの展開や、映画とは中身が違ったバースデーカードもでてきますので、お楽しみ頂けたら幸いです」とコメントを寄せている。さらには、コミックスも児童書と同じ日に発売。コミカライズは、「みかん・絵日記」など、独特の温かい画のタッチが人気の安孫子三和が担当。なお、安孫子氏が映画のコミカライズ化を担当するのは今回が初めてとなった。今回解禁されたコミックスの表紙は、先日発表されたばかりの映画のビジュアルとリンクしたデザインとなっており、猫のキャラクターも描かれているデザインとなっている。安孫子氏が本作を鑑賞し、そこからストーリーに独自の視点からのアイデアも取り入れつつ描いたという。安孫子氏は「コミカライズのオファーを頂いて、とても光栄でした。映画を拝見して、監督の大事な宝物を壊さずに、かつ自分の味を出せればと思いながら、描きました」と執筆時をふり返り、「私自身とても楽しみながら執筆ができた作品で、話を頂いたときから、どこかに猫は登場させようと思っていました(笑)漫画を読んで、映画にもぜひ興味を持って頂ければと思います」と語っている。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月16日女優・宮崎あおいが、「カゴメトマトジュースプレミアム」新CMに起用されたことが4日、わかった。CM「トマトジュースプレミアム トマト、澄みわたる2016」編は、9日より全国で放映される。同商品は、国産の完熟トマトを使用した季節限定のプレミアム商品。宮崎が夏の陽射しの中でさらっとジュースを飲み干す様子をアップでとらえ、みずみずしさを表現した。昨年に引き続きの起用となった宮崎は「私はトマトジュースが大好きで、普段からよく飲んでいるのですが、このカゴメトマトジュースプレミアムの味は格別です! すっきり飲みやすく、トマトの爽やかな香りが楽しめるので、暑い夏にもぴったりです」と商品をアピールした。CMソングは、1980年代のヒット曲「赤道小町ドキッ」(作詞:松本隆/作曲:細野晴臣)を、歌手のクリスタル ケイがカバーした。クリスタル ケイは「新鮮なトマト本来の味が楽しめる商品とのことで、楽曲もボイスパーカッションとリードボーカルで構成されたシンプルなアレンジに仕上げました」と商品を意識。初めてのボイスパーカッションも「トレーナー に教わりながら、楽しく収録することができました」とレコーディングを振り返った。
2016年08月04日写真家の鈴木芳果による写真展「Invisible Worlds | Tokyo(見えない世界)」が、8月5日から9月1日まで、東京・新宿のエプソンイメージングギャラリー エプサイトにて開催される。同展で展示される作品は、「東京に上京している人のポートレイト」、「その人が今いる場所の風景」、「その人にとっての原風景」の3枚を1組として構成したもの。ここでいう“原風景”とは、他の人にはただの風景であるけれど、その人にとってはその人の眼差しの中で成立している自分だけの場所のこと。制作に取り掛かるにあたりモデル自身に、場所を共有できるGoogle マップのストリートビューで原風景を提示してもらおうとしたところ、「原風景はない」、「原風景はいくつもある」などという意見が挙がり、鈴木はその人にしか見えない世界“Invisible Worlds”があることに気がついた。今回は、その人の眼差しをほんとうに映し出すにはどうすれば良いのだろうか?と問いかけながら表現した作品が展示される。8月6日の16時からは、京都精華大学特任教授の西谷真理子と編集者安藤夏樹、鈴木芳果の3人によるギャラリートークも開催される。【イベント情報】「Invisible Worlds | Tokyo」会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト住所:東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階会期:8月5日~9月1日時間:10:30~18:00(9月1日は15:00まで)休館日:日曜日、8月13日~16日
2016年07月30日女優の宮崎美子が20日、所属事務所のFAXを通じて、タレントの大橋巨泉さんへの追悼コメントを発表した。巨泉さんが司会を務めていたTBS系『クイズダービー』のレギュラー回答者だった宮崎。「デビュー当時から、一昨年の80歳のお祝いのパーティーまで、ずっと私には、変わらずいつも笑顔で接してくださいました。良いところは褒めてくれて、出来ないところは笑顔でさらりと励ましてくれました」と明かし、「本当に寂しいです。ご冥福をお祈り致します」と悼んだ。巨泉さんは今月12日、急性呼吸不全のため亡くなった。82歳だった。『クイズダービー』のほか、『11PM』や『世界まるごとHOWマッチ』など数々の人気テレビ番組の司会を務め、1990年に"セミリタイア"と称してテレビやラジオの番組を降板。2001年には参院選に立候補し当選したが、半年で辞職していた。
2016年07月20日京橋千疋屋から‟ビール”のようなぷるるんゼリー「“乾杯輪果”ビール風ゼリー」が、2016年7月13日(水)より発売。父の日限定で登場していた、人気商品が夏季限定で再販売される。いまにも溢れそうな泡、思わずぐびっと飲みたくなる見た目。そんなビジュアルに反して、ジョッキの中身は、つぶつぶ果肉をふんだんに使用したオレンジゼリー。レモン風味のふわふわの泡ゼリーとあわせれば、柑橘の爽やかな香りとぷるんとした食感が味わえる。アルコール不使用なので、子供やお酒の苦手な方も乾杯シーンで楽しめる、驚きに満ちたスイーツだ。【アイテム詳細】“乾杯輪果”ビール風ゼリー 540円(税込)<数量限定>発売日:2016年7月13日(水)取扱店舗:京橋千疋屋京橋本店・東京駅一番街店・丸ビル店・大丸東京地下1階店・アトレ恵比寿店・渋谷ヒカリエ店・表参道原宿店・小田急新宿ハルク店・小田急新宿地下2階店・東武池袋地下1階店・ルミネ荻窪店・東急吉祥寺店ほか【問い合わせ先】京橋千疋屋 京橋本店TEL:03-3281-0300
2016年07月16日この度NHK宮崎放送局は、地域ドラマ「宮崎のふたり」を制作する事を発表。本作には、柄本明、森山未來、池脇千鶴らが出演することもこのほど明らかになった。定年退職した男・幸彦(柄本明)は、ひとり宮崎にやって来た。悪態ばかりつく、かなり嫌なオヤジである。 幸彦はかつて新婚旅行で訪れて以来、40年ぶりの宮崎のようだ。妻の京子(原田美枝子)から送られてきた謎のハガキを手に旅する幸彦は、宮崎生まれのタクシー運転手・詠介(森山未來)とその彼女・咲耶(池脇千鶴)に出会う。そして詠介・咲耶のふたりと共に、新婚旅行の際に訪ねた宮崎の思い出の地をたどる中で、これまで犠牲にしてきた妻との時間を取り戻そうとするが…。物語の主な舞台は、新婚旅行の定番コースだった宮崎市・日南市。 異国情緒あふれる南国・宮崎の風景は、日本中の若者の憧れだった。1960年代から70年代にかけて、「新婚旅行ブーム」に沸いた宮崎県。全盛期には年間37万組もの新婚カップルが訪れたとか。そして、それから月日は流れ、いま団塊世代をはじめ、当時訪れた夫婦が新婚旅行の地を再び旅する“もう一度、ハネムーン”が人気となっている。そんな本作は、“もう一度、ハネムーン”を題材に、 新婚旅行から40年…連れ添い続ける夫婦の愛が描かれていく。キャストには、定年退職をし宮崎にやって来た男・幸彦役に、「竜馬がゆく」など時代劇ものから『ウォーターボーイズ』のオカマバーのママなど幅い演技を見せつける柄本さん。妻・京子役に『世界から猫が消えたなら』の公開を控える原田美枝子が演じ、地元のタクシー運転手・詠介、その彼女咲耶役に『苦役列車』で「日本アカデミー賞」優秀主演男優賞を受賞した森山さん、『ジョゼと虎と魚たち』『そこのみにて光り輝く』の池脇さんが好演する。そのほか市毛良枝も出演し、5月から宮崎県宮崎市、日南市ほかにてオールロケで撮影される。脚本は、「リッチマン、プアウーマン」「大切なことはすべて君が教えてくれた」などを手がけてきた安達奈緒子が担当。音楽は、 大河ドラマ「篤姫」などの吉俣良が手掛け、また劇中歌には、「NHK紅白歌合戦」にも出演し、宮崎の新婚旅行ブーム時に流行したデューク・エイセスの「フェニックス・ハネムーン」が使用される。「宮崎のふたり」は10月19日(水)22時~BSプレミアムにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月28日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、NHKの朝ドラ『あさが来た』に出演し、モデルとしても活躍中の清原果耶さん。まだ芸能活動を始めて1年しか経たないというから驚き。「撮影現場では怒られることも多いけど、今はそれがうれしい。ヘコむんですけど、『次は怒られないようにやるぞ!』と俄然やる気が出るんです」。さっぱりとした性格ゆえに、モデル仲間には、“イケメン”と言われるとか。「性格はたぶん強いので(笑)、フィジカル面も鍛えたい。役のためにやった殺陣(たて)や乗馬の稽古が楽しかったので、また習ってみたいです!」◇きよはら・かや2002年生まれ。三井のリフォームやアステラス製薬のCMに出演。3月19日から全4回放送のドラマ『精霊の守り人』(NHK総合)では主人公の少女期を演じる。◇おてんばでカワイイラプンツェルが好き!「グッズを集めています。水筒やカップは毎日使っているお気に入り!」◇ミニチュアダックスの愛犬「ちる」と「ここ」。「仕事の疲れも癒してくれます。暴れるから写真がうまく撮れません(笑)」◇ドラマの撮影で行った熱海の景色に感動。「この景色、生で見てほしいです!プライベートでまた行きたいな」※『anan』2016年3月16日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年03月09日女優の橋本愛(20)が10月公開の映画『バースデーカード』で主演し、宮崎あおい(30)と母娘役を務めることが16日、発表された。2人は同作で、初共演を果たす。主人公は、天国にいる母から毎年届くバースデーカードから人生を輝かせるヒントを手繰り寄せ、一生懸命幸せに向かってい進んでいく娘・紀子。17から25歳までの"少女"から"女性"へとなる紀子を橋本が演じる。一方の宮崎が務めるのは、そんな紀子の母・芳恵。明るく気丈に振る舞い、行動的だったが、紀子が10歳の頃に自らの命の限界を悟り、愛する娘にバースデーカードを書き残す優しい母という役どころだ。メガホンを取るのは、『びったれ!!!』(15年)などの吉田康弘監督。2人のほか、紀子の父親役のユースケ・サンタマリア、弟役の須賀健太らの出演も発表された。「王道中の王道を、オリジナル作品として成立させることに大きな意義をもって臨んだ作品でした」と打ち明ける橋本。「昨今では珍しい全編オールロケという恵まれた環境の下、雄大で美しい自然と共に、普通の人々の人生を、大変いとおしく輝かしく切り取ることができたことをうれしく思います」と感慨を口にする。共演の宮崎については、幼少時代のシーンを見学していた際に「宮崎さんの表情、すなわち母の表情を焼き付けようとしていたのですが、そこには絶対的な無条件の愛を感じていました」と内からあふれる母性を垣間見て感動する。実質的な共演シーンは1シーンのみだったが、それは宮崎と橋本が初めて対面する重要な場面。「そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です」と振り返り、「この手で頭をなでられたり、つないだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手」と述懐しながら、「記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えた」とまで語っている。そんな橋本の母役を担った宮崎は、「人の死を扱う作品というのはとても難しいもの」と明言。「それでも、この作品を見てくださった方が前向きな気持ちになってくれたら」と呼びかける。橋本については、「出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました」とその勉強熱心な姿が印象深かったようで、「私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらもすてきな女の子になってくれて安心しました」とまさに"母親"らしい感慨を口にした。映画は、2015年7月12日に長野・諏訪市でクランクイン。諏訪湖を中心とした長野の各地や小豆島、大阪にも移動し約1カ月をかけ、全編オールロケーションを敢行した。(C)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年02月16日ドラマ「ナポレオンの村」や映画『先輩と彼女』で注目を浴びている女優・水谷果穂が映画初主演を務める『バレンタインナイトメア』が1月23日(土)に公開を迎え、水谷さんをはじめ、共演の芋生悠、宮城孔明、安田帆花、草川直弥、今野恭成監督が舞台挨拶に登壇した。人気同名ホラーゲームの映画化。ある高校でひとりの女生徒が1年後の不吉な予言を残して自殺するという事件が起こる。1年後、クラスメイトたちは卒業を迎え、卒業旅行に出るが、そこで1年前の予言の恐怖を味わうことに…。水谷さんは一生に一度しかない初主演映画の初日舞台挨拶に満面の笑みを浮かべて登壇。「みんなで体を張って頑張った作品ですので、楽しんでいただけたら」と語る。内容はホラーでしかも「台本が、もう寝ようと思ってたらパソコンに届いたので、夜中に読んだんです…(苦笑)。妹と一緒に『怖いね』と言いながら読んでたので、映像でも同じように怖がってもらえるようにと思いながらやってました。笑顔のない役は珍しいので、新鮮で楽しかったです」と明かす。撮影は合宿形式で行われたが、水谷さんは「みんなで夜ご飯を作ったり、ひとつの部屋に集まったり、修学旅行のようでした!」と振り返った。また作品にちなんでバレンタインの思い出を尋ねると、水谷さんは「一回だけ男の子にあげたことがあって…」と衝撃の告白!?「実は友達が、好きな男の子に渡したいと言ってたんですが、その人がもう帰っちゃって、友達は『もう渡せない…』と言ってたので、私が『じゃあ渡してくるよ!』と言って、追いかけて『ちょっと待って!これ○○ちゃんから』と渡したんです。後日、その2人は付き合うことになって、私は恋のキューピッドでした!」とニッコリと微笑んだ。最後に改めて水谷さんは、これから映画を見る観客に「『ワアっ!!』っていう怖さではなく、心臓にじわじわくる怖さだと思います。普段味わえない空間を楽しんでください!」と呼びかけた。『バレンタインナイトメア』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月24日ZEエナジーは、同社が運営するギャラリー「EARTH+GALLERY」(東京都・江東区木場)において、陶を素材に造形する現代アーティスト・小松冴果氏による個展「water cycle」を開催する。会期は2月6日~2月21日(月曜休廊)。時間は11:00~19:00(最終日17:00まで)。入場無料。同展では、表情豊かな人物のレリーフをはじめ、淡い色合いと女性のアンニュイな雰囲気を出した立体作品、タイルのような形状の陶に身体モチーフが溶け込んだ作品など、陶を素材にさまざまな造形を制作する小松冴果氏が、「水」をテーマに制作した一連の作品を中心に、展示・販売するもの。それらの作品たちは必然的に"water cycle"(水循環)のように、湖や海、雲、雨と表情を変え、「まどろみ」、「浮き」、「沈み」、「揺れる」などの心の表情を静かに映し出すという。初日の2月6日、18:00から開催されるレセプションパーティーでは、小松氏によるギャラリーツアーが予定されているほか、2月20日には「南蛮屋」銀座店店長・市川永典氏に美味しいコーヒーの入れ方のレッスンを受け、小松氏が特別に作った「冬の星空 マグカップ」に合わせて厳選したコーヒーを楽しみながら、小松氏から作品解説を聞くことのできる「小松冴果のマグカップで楽しむ コーヒーの淹れ方ワークショップ」が開催される。時間は13:00と16:00の2回。定員は各回6名(予約制)。参加費は6,000円(小松氏のマグカップ1つ+コーヒー300g/2~3杯分)。小松冴果氏は、東京都生まれの現代アーティスト。2008年、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2010年、ドイツ Stuttgart State Academy of Art & Design に交換留学。2012年、東京藝術大学大学院 描画・装飾(中島千波)研究室卒業。
2016年01月13日オフェリア・麗さんの最強の占いが、今期も到着しました。‘16年前半は、放置されていた“淀み”が現実のシビアな問題として噴出。後半に待つ好機の大波に乗るためにも、悪しき慣習の改善を!***幸運を司る木星は、’15年後半から引き続き乙女座に。そのため、秩序や常識を重んじて、周囲との和のなかで自らのあり方を考える姿勢が必要とされるという基本的な流れは、‘16年前半も引き継がれます。他の惑星の星座にも変化はなく、根底にある流れは‘15年後半と同様。しかし、年明け早々の1月8日に、木星が逆行を開始。これが様々な問題を引き起こします。これまで小手先でごまかせていた問題は、臨界点に。社会レベルにおいても、また個人レベルでも、もはや“間に合わせ”では解決できない局面が訪れます。シビアな問題を引き起こしているのは、社会全体を取り巻く“現実と夢の混同”です。「どうにかなる」という甘い見通しで計算しても、現実に狂いが出るのは当然。対症療法のように施策を次々講じても、一時しのぎにしかならず、傷は深まるばかり。抜本的な変革を行うときが来たと心得て。一方で、変革とは真逆のように思える、父権的なピラミッド構図や伝統を尊重する態度も重要になってきます。これが、来る‘16年を複雑化させている一因。社会の基盤を築くものに対して何が良くて、何が悪いのか、冷静に判断することです。プライベート面でも、これまでの問題の種が、一気に顕在化の予感。根本と向き合い、解決を達成した人から‘16年後半に待つ、日本全体を包む幸運の潮流に乗ることができます。恋愛面では、愛と平和と美貌の金星がスムーズに動くので、気負わず、従来の自分のやり方を守ればOK。ただ4月中旬から、火星が後方の星座に戻り始めるので注意が必要。パッションに突き動かされた抜け駆けや根回し、SEXなどの行為に、安易に踏み出すのは×。意中の相手に対する、より誠実な態度を模索するなど、内面を深める堅実な努力こそが真の愛への手引きに。◇おふぇりあ・れいG・ダビデ研究所主宰。西洋占星術を中心に多分野の占いを究め、弊誌をはじめ様々な媒体で、30 年以上第一人者として活躍。的中率の高さから、絶大な人気を誇る。gdavide.com※『anan』2015年12月25日号より。監修・G・ダビデ研究所イラスト・シライシユウコ
2015年12月16日島津製作所は11月6日、農産物や食品の残留農薬の受託分析を行う「一般社団法人 食の安全分析センター」を宮崎県と共同で設立したと発表した。宮崎県は「宮崎方式」と呼ばれる独自の検査体制を有しており、同センターはその技術を県内外の農業や食品産業に幅広く活用することを目的として設立された。同センターには最大48検体に対し、50分で農薬約500種類を分析(従来法では約2時間、約300-400種類)できる島津製作所の分析装置「Nexera UC」が設置されている。受託料は県内からの依頼の場合は3万円(税別)、それ以外の場合は10万円(税別)に設定されており、島津製作所は、来年度には年間2200件の受託を見込んでいるとしている。
2015年11月09日宮崎キャビア事業協同組合は11月22日、「MIYAZAKI CAVIAR 1983 Mignon(ミニョン)」「MIYAZAKI CAVIAR 1983 Soiree Ensemble(ソワレ アンサンブル)」「MIYAZAKI CAVIAR 1983 CRYSTAL(クリスタル)」を発売する。「MIYAZAKI CAVIAR 1983」は1983年から30年にわたる研究の末に誕生した、宮崎県産の本格熟成キャビア。2013年の発売以来、本物の味を楽しめる国産キャビアとして、その味、香り、余韻が多くの一流シェフから高い評価を得ているという。フレッシュなチョウザメの卵を岩塩のみでごく薄く味付け、世界基準の熟成工程を経て、濃厚かつクリーミーな味わいを引き出している。○一人向け商品、パーティーセットが新登場「MIYAZAKI CAVIAR 1983 Mignon」(3,500円/税別)は、3.4mm以下のシロチョウザメのフレッシュキャビア6gを瓶に詰めた一人向けの商品。「MIYAZAKI CAVIAR 1983 Soiree Ensemble(ソワレ アンサンブル)」(8,600円/税別)は、パーティーシーンを豪華に演出する2人用キャビアパーティーセット。内容は、「MIYAZAKI CAVIAR 1983 Mignon」(2個)と「カラフルブリニ」(4枚×2)、「高千穂バター」(8g×2)、「シェルスプーン」(2本)、「キャビアンクッキー」(2個)となっている。「MIYAZAKI CAVIAR 1983 CRYSTAL(クリスタル)」(2万円/税別)は、「MIYAZAKI CAVIAR 1983」の最高峰シリーズ。厳選した上質なシロチョウザメの卵20gをキャビアマイスターがじっくり5カ月以上熟成させた長期熟成キャビアで、20個の超限定品となっている。化粧箱、シェルスプーン付き。また既存商品の「MIYAZAKI CAVIAR 1983 Premium」(20g1万2,000円、12g8,000円/税別)、「MIYAZAKI CAVIAR 1983」(20g1万円、12g6,500円/税別)、「MIYAZAKI CAVIAR 1983カラフルブリニセット」(7,500円/税別)なども販売中。販売場所は、同組合ホームページ内ショッピングサイト、「三越伊勢丹」(新宿店、銀座店、日本橋店/東京都)など。さらに、「アンダーズ東京ルーフトップバー」(東京都港区/11月30日まで)、「レストランモナリザ 恵比寿店」(東京都渋谷区/11月19日まで)、「レストランモナリザ 丸の内店」(東京都千代田区/11月19日まで)、「オストレア銀座8丁目店」(東京都中央区/11月30日まで)で「宮崎キャビア 1983 Mignon記念フェア」も開催されている。
2015年11月05日映画、ドラマと活躍の場を広げている新進女優の水谷果穂が11月3日(火・祝)、初の写真集「水谷果穂」(ワニブックス刊)発売を記念して握手会を行なった。公開中の映画『先輩と彼女』、前クールのドラマ「ナポレオンの村」に出演するなど10代の注目女優として躍進が期待される水谷さん。この日がちょうど、18歳の誕生日で、祝福の特製バースデーケーキも用意された。写真集は、水谷さんが現在も暮している地元の浜松でオールロケを敢行!家の中、自分の部屋など、文字通り“素”の水谷さんの姿を切り取っている。初の写真集刊行について水谷さんは「2年前にワニブックスさんを訪れた時に『いつか写真集を出せたらいいね』というお話をしたんですが、まさか本当に出させていただけると思ってなくて、本当に嬉しいです」と喜びを語った。我が家での撮影は、家族の協力もあって実現したが「お仕事している姿を家族に見せるにも初めてで、変な感じでした(笑)」と振り返る。お弁当を作っているカットも掲載されているが「毎朝、お弁当を作ってます。得意料理は卵焼きです」とニッコリ。このほか、実際に普段から使っている自転車に乗っての通学路、所属する「物理化学部」での白衣とメガネを着用してのカットなども掲載している。一番のお気に入りは、シーツにくるまったショット。「早朝に温泉に入って、スッピンの素顔の私です」と胸を張り、「あんなにスーツにくるまったのは初めてでした」と楽しそうに振り返る。自己採点ではこの写真集は「一兆点!」と自信満々。「家族に初めて自分のお仕事を褒めてもらえました」と嬉しそうに語った。水着でのセクシーなショットも撮影したが「普段、プライベートで水着を着ることは少ないので、最初は恥ずかしかったけど、撮影になると開放感があって、全然気になりませんでした。こうして本になると緊張します」と語った。高校卒業後は、進学せずに芸能界1本に絞り、本格的に女優としての活動を開始する予定。「社会人になるので、責任を持って仕事をしていきたい」と意気込む。女優としては「綾瀬はるかさんが憧れ。いろんな作品、経験を積んでも、いつも見ている人に新鮮な印象を与えられる、瑞々しい女優でいたい」と力強く語っていた。写真集「水谷果穂」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日宮崎交通とヤマト運輸、宮崎県、宮崎県西都市、宮崎県西米良村は9月24日、10月1日より、西都市と西米良村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始すると発表した。ヤマト運輸は、全国の自治体や企業と連携し、「見守り支援」や「買い物支援」などのサービスを提供する「プロジェクトG(Government)」を推進しており、その一環として、同サービスを開始する。今回、路線バスに一定量の宅急便を積載できるよう、車両中央部の座席を一部減らして荷台スペースを確保するとともに、客貨混載専用の路線バスとわかるように「ヒト・ものハコぶエコロジーバス」と銘打ったラッピングを行った。配達にあたっては、ヤマト運輸のセールスドライバー(SD)が、両地域の顧客に配達する宅急便を西都宅急便センターから宮崎交通の西都バスセンターに輸送し、路線バスに積み込む。東米良診療所(西都市)と村所(西米良村)のバス停留所で各地域を担当するSDに引き渡す。集荷にあたっては、SDが両地域で集荷した宅急便を、村所(西米良村)と東米良診療所(西都市)のバス停留所で路線バスに積み込み、宮崎交通の西都バスセンターでSDに引き渡す。同サービスにより、西都市東米良地区と西米良村を担当するSDが、西都宅急便センターに戻る必要がなくなるため、両地域に滞在する時間が増え、当日発送の集荷締め切り時間が15時ごろから17時まで延長可能になる。地域住民にとっては、路線バスの路線網が維持されて安定的に利用できることで、病院やスーパーなど多様な施設へアクセスでき、生活基盤の維持・向上につながるという。
2015年09月25日宮崎交通とヤマト運輸、宮崎県、宮崎県西都市(さいとし)及び宮崎県西米良村(にしめらそん)は10月1日より、西都市と西米良村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する西日本初の「客貨混載」を開始する。近年、全国の中山間地域等で過疎化や高齢化が進む中、宮崎県の西部に位置し山林に囲まれる西都市東米良(ひがしめら)地区と西米良村は年々人口が減少し、高齢化率も約40%になるなど、県内でも特に過疎化や高齢化が進んでいる。宮崎県では2011年3月に制定された宮崎県中山間地域振興条例に基づく「宮崎県中山間地域振興計画」(平成23年9月策定、2015年7月改定)により、中山間地域の課題解決や活性化に向けて住民の安全・安心な暮らしの確保などに取り組んでいる。宮崎交通は宮崎県のほぼ全域をカバーするバス路線網を保持し、年間約1,000万人を運ぶ県内最大手のバス会社として、自治体や地域企業と緊密に連携を図りながら効率的で持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて取り組んでいる。また、ヤマト運輸は全国の自治体や企業と連携し、「見守り支援」や「買い物支援」などのサービスを提供する「プロジェクトG(Government)」を推進している。こうした両社の取り組みに対して宮崎県と西都市及び西米良村は相互連携を図り、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始することになったという。路線バスに一定量の宅急便を積載できるように車両中央部の座席を一部減らし、荷台スペースを確保。また、客貨混載専用の路線バスと分かるように「ヒト・ものハコぶエコロジーバス」と銘打ったラッピングを施している。これまでヤマト運輸は西都市東米良地区と西米良村の利用者に宅急便を配達する際、西都市にある西都宅急便センターから約50kmの道のりを約1時間半かけて集配車両で輸送していた。また、両地域の利用者から集荷した荷物は、西都宅急便センターに輸送するため、当日発送の集荷締め切り時間は15時ごろとなっていた。「客貨混載」バスを導入することにより、路線バスの空きスペースで宅急便を輸送することができ、バス路線の生産性が向上するとともにバス路線網の維持につながる新たな収入源を確保することができる。また、西都市東米良地区と西米良村を担当するヤマト運輸のセールスドライバー(以下、SD)が西都宅急便センターに戻る必要がなくなるため、両地域に滞在する時間が増え、当日発送の集荷締め切り時間が17時まで延長できる。さらに、走行距離の削減につながるため、CO2排出量低減にも貢献できるという。地域住民にとっても路線バスの路線網が維持され安定的に利用できることで、病院やスーパーなど多様な施設へアクセスでき、生活基盤の維持・向上につながる。また、SDが西都市東米良地区と西米良村に滞在できる時間が増えるため、利用者からの配達時間の変更などの要望に対して、より柔軟にお応えすることができるようになる。さらに、集配時に利用者の異変に気づいた場合、自治体に連絡する見守り支援を行うことで地域住民の生活サービス向上につながるという。
2015年09月25日