●面接官から「何でその格好なんですか?」宮沢りえ、綾瀬はるかなどが出演していたことから「女優の登竜門」と称されるポカリスエットのCM。2015年、水原希子ら所属の芸能事務所・エイジアクロスが初めて開催したオーディションで7,851 人の中からグランプリに選ばれた八木莉可子は、その翌年にポカリのブランドキャラクターに抜てきされ、ポカリCM史上最多出演者数となる学生たちの中で“ガチダンス”を披露して話題となる。2017年からはプロトコーポレーション・グーネットのCMにも起用され、ここでもキュートなダンスを披露。放送後、ネット上では「かわいすぎる」と絶賛の声があふれた。東京で仕事の際は、地元・滋賀から通うことにこだわる八木。ダンスで多くの人を魅了する16歳の美少女は、一体どのような人物なのか。定期テストを終え、滋賀から来てくれた八木の本質に迫った。○IKKOさんみたいになりたい――現在高校1年生。デビューから3年ほど経ちましたね。そうですね。お仕事の時は地元の滋賀から新幹線で通っているんですが、富士山ぐらいになると「よし! がんばろう!」みたいなスイッチが入って、地元に帰ると「普段の八木莉可子」に戻ります。中学からこのお仕事をはじめたんですが、小学校からの友だちがほとんどなので「あの子が!?」みたいな驚きがあったそうです(笑)。高校では良い意味で芸能人扱いされずに、みんな普通に接してくれるのでありがたく思っています。――中学では生徒会長をやっていたそうですね。自分の学生時代では率先してやる人は少なかったように記憶していますが、そこには何か思いがあったんですか?もともと立候補することが好きなんです。生徒会に入った時に生徒会長を務めていた人が公約を掲げて、みんなを引っ張って行く姿がすごくカッコよくて。私もそうなりたいと思って立候補しました。――そんな経緯があったとは! 生徒会長を務めながら事務所のオーディションに応募。以前から憧れがありながら、なかなか実行に移せなかったと聞きました。そうなんです。幼稚園の卒園文集で「たくさんお洋服を着たり、お化粧ができたりするモデルさんになりたい」と書いていて、その時はIKKOさんに憧れてたんです。美容に関してのスペシャリストで、ファッションもすごくオシャレで。IKKOさんみたいにたくさんの女性に憧れられるようなモデルさんになりたいと思いました。それからしばらく経っても、なかなか踏み出す勇気が湧かなくて。小さい頃から「モデルさんになりたーい!」とは言ってたらしいんですけど(笑)。――実行に移すのは難しいことですよね。でも、お母さんのお友達がオーディションを勧めてくれたそうですね。はい! でも、新幹線の乗り方すら分からない頃だったので、何よりも「東京行けるかなぁ……」と不安しかなくて。そこから家族と話し合って、親から「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」と言われて、応募することにしました。――オーディションでは、どのような審査があったんですか?写真とウォーキング、面接の審査でした。写真は家で撮った簡単なもので(笑)。二次審査は自分の中でのコンテストのイメージというか、シンプルを意識してタンクトップとショートパンツ。でも、周りを見るとみんなかわいらしい格好で、焦りました(笑)。面接では「好きな映画は?」みたいな普通の質問もありましたし、やっぱり「何でその格好なんですか?」と聞かれてしまって、「シンプルイズベストだと思って」と答えました(笑)。グランプリにまさか選ばれると思ってなかったので、本当にうれしかったです。家族全員、「信じられない」みたいな感じで(笑)。オーディション終わってお母さんと会ったんですけど、ポカーンとしていました。それから、受賞直後に囲み取材があることを知らなくて、私は私で「どうしよう!」とパニック状態。あの時の映像はあまり流してほしくないと思うくらい、すごく硬い表情だったと思います(笑)。○ポカリオーディションでソーラン節披露――受賞後、初登校の日は覚えていますか?自転車通学でいつも一緒に通っている友だちがいて、さすがに知らないかと思いきや、自転車こけるんじゃないかと心配になるくらい猛スピードで近づいて来たことを覚えています(笑)。――相当ビックリされたんでしょうね(笑)。ポカリスエットやグーネットなど、出演CMはダンス系が多いですね。小学校の頃に新体操を6年間習っていましたが、ダンスはまた別物というか。ポカリスエットのオーディションではダンス審査があって、「好きなダンスを踊ってください」と言われたので、中学の伝統行事にもなっているソーラン節を披露しました。生徒会がメインとなって体育祭のいちばん最後にやる出し物です。マネージャーさんからは「控室に聞こえるくらい全力で踊って来て!」と言われて、しっかり声を出して踊りました。その頃、自分の携帯を持っていなくてお母さんのを借りてたんですよ。そこにソーラン節の音楽を入れていたんですが使い方をきちんと分かっていなくて。再生を押して、構え! ……で音が流れず。それを何回か繰り返していると、審査員の方が操作してくださいました(笑)。●欅坂46・平手友梨奈との共演秘話――それは焦ってしまいますね。ポカリスエットのキャッチコピーにもなっていましたが、八木さんはデビューしてから想像を超える出来事ばかりですよね。私自身、こんな世界にいさせてもらえるのは考えてもみなかったことです。事務所に入ってすぐにポカリのCMに出させていただけて「私がポカリ?」と周りの状況に追いついていない状態でした。今までがすごい方ばかりなので、「本当に私でいいのかな」とすごく不安でした。――そういえばTwitterに書いてあったんですが、ポカリダンスを学校でやることになったんですか?たまたま私がリーダーになったクラスマッチがあって、持ち時間3分で出し物は自由。何人かが「ポカリのダンスを踊りたい」と言ってくれて、最初は冗談だと思っていたんですが、「踊れる人がいるからやろう!」と盛り上がって。ある子が「めっちゃがんばろう! 最高の3分間にしような!」と言ってくれたんです。それはすごくうれしかったです。こんなふうに思ってくれているんだって。○平手友梨奈は「とっても優しい方」――みんな温かく見守っているんですね。デビューから3年。「芸能」という仕事に対しての印象で、変化はありますか?いまだに自分が「芸能人」としてやらせてもらってるのはすごく不思議な感覚があって。お仕事現場に入るとスイッチが入って、地元の友だちはいろいろ感想を言ってくれるんですが、「あれは違う八木莉可子」「私が知ってるリーコは、今まで通りのリーコやで」と。私にとっては、その言葉が本当にありがたいです。――ACのCMにも出演しましたね。いじめられている子を傍観している側の役でした。最初は見て見ぬふりの傍観者側。途中から真顔で通り過ぎるんですけど、だんだん怒りがこみ上げてきて。最後は本人にLINEを送るストーリーです。監督からは、その怒りが増していく流れを表現してほしいと言われました。今見ると、反省点ばかり(笑)。いじめる側の方々も演技がすごくて、本当に嫌な気持ちになっていったのを覚えています。――欅坂46の平手友梨奈さんがいじめられ役でした。平手さんとお話しする機会はありましたか?とっても優しい方でした。傍観者側といじめられている側なので最初はそこまでお話ししなかったんですが。その頃、平手さんがセンターを務めた「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオをよく観ていたので、「あのダンスすごいですね」とお話しさせていただきました(笑)。――その後、八木さんも激しいダンスを踊ることに。欅坂46は紅白初出場など、以降も躍進が続いています。同世代の活躍ぶりをどのように感じますか。ACのCM以降はお会いできていないのですが、一度だけの共演でもすごく刺激になる存在です。歌からも感情がすごく伝わって来て、演技と歌で表現の仕方は違っていても、通ずる部分があるんじゃないかと感じます。○高校で上京しなかった理由――事前にお送りしていた質問では、「内面から輝ける心を持った女性になりたい」とありました。今は学業とお仕事を両立するようにやらせていただいているんですが、東京の高校を選ばなかったのは、将来の自分を見据えてのことで。私は、素の自分でいられる学校生活が今の私には大切と思って、地元での高校3年間があるのとないのでは私の中で将来的に何かが変わるような気がして。高校生活を充実させることによって、演技の部分でも活かされると思うので、今の地元の高校を選ばせていただきました。――デビューして3年。ご自身の変化はありましたか?モデルさんのお仕事でグラフィックを撮っているときも感情表現を求められる場面があって、そこには演技力が求められるようになります。ドラマ(『時をかける少女』『僕たちがやりました』)も経験させていただいて、感情表現としての演技が好きかもしれないと感じるようになりました。小中時代、仲良し4人組で過ごしていたんですが、昔はよく漫才をしたり、シンデレラをリメイクして作ってみたり。週に1回集まって、そんなところを自分たちで撮影していました。すごくクオリティ低いですし、見返すのも恥ずかしいくらいなんですが、最近も「今度ミュージックビデオ撮りたいね」とかいろいろ盛り上がっています。演技をしていると、その時の楽しさと共通する部分を感じて。私にとっては大切な時間です。■プロフィール八木莉可子2001年7月7日生まれ。滋賀県出身。慎重169センチ。A型。2015年、モデルオーディション「THE NEXT ASIACROSS MODEL AUDITION 2015」で7,851人の中からグランプリを受賞し、モデルデビュー。2016年から『Seventeen』の専属モデルを務めている。また、同年に大塚製薬・ポカリスエットのイメージキャラクターに抜てきされ、プロトコーポレーション・グーネットなどのCMにも出演。『時をかける少女』(16・日本テレビ系)、『僕たちがやりました』(17・フジテレビ系)など、女優としても活動の幅も広げている。2018年7月スタートのTBS系『チア☆ダン』に出演。そのほか、LUMINE 、京都きもの友禅のイメージモデルなど。
2018年05月27日《これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。(中略)どうか、温かく見守っていただけましたら幸いです》 連名でこうコメントしたのは、3月16日に結婚したV6の森田剛(39)と宮沢りえ(44)。16年8月に蜷川幸雄さん(享年80)の追悼公演『ビニールの城』で初共演し、交際へと発展。それから約1年半、2人は何度も「結婚秒読み」と伝えられてきた。 「そうした報道が出るたびに、近い関係者から『いよいよ結婚』と言われてきました。しかし周囲がどれだけ騒いでも彼らはあと一歩、結婚に踏み切れなかった。そこには、理由があったんです」(芸能関係者) それは、りえが愛する長女(8)のことだった。09年4月に実業家男性と結婚し、翌5月に第1子となる長女を出産したりえ。しかし12年に別居を開始すると、16年3月には離婚が成立。りえは女手ひとつで、長女を育ててきた。 「4年に及ぶ離婚協議中の14年9月、りえさんの母・光子さんが肝腫瘍のためこの世を去りました。失意に暮れる彼女を支えたのは、たった一人の肉親である娘さんでした。だからこそ彼女は『娘が認めてくれるまでは結婚しない!』と、固く誓っていたといいます。もし娘さんが森田さんのことを認めてくれなかったとしたら、事実婚状態を続けてもいいとさえ思っていたそうです」(前出・芸能関係者) 交際発覚当初から、長女は森田によくなついていたという。そして森田もまたりえの自宅近くへ引っ越すなど、仲を深めようとしてきた。だがそんな“家族同然”生活でも、りえの中でひっかかっていたことがあった。 「娘さんが森田さんのことを『剛くん』と呼んでいたんです。どれだけ仲良くなっても『パパ』とは言ってくれませんでした。娘さんは8歳で、精神的にも微妙な年ごろ。りえさんは『やっぱりこのままのほうがいいのかも』と考えていたようです」(前出・芸能関係者) そんななか、りえの心を揺さぶるような出来事がおきていた。 「りえさんが悩んでいたある日、娘さんが森田さんのことを『パパ……』と呼んでくれたそうなんです!あまりの嬉しさに、りえさんと森田さんは声をあげて喜んだといいます。そして2人は話し合った末、結婚を決意したそうです」(前出・芸能関係者)
2018年03月21日「日本中が驚いた今回の電撃婚ですが、西田ひかるさん(45)や桃井かおりさん(66)などの友人には『3月に結婚する』と伝えていたそうです」(芸能プロダクション関係者) 3月16日、V6の森田剛(39)と宮沢りえ(44)がついに結婚!この日、2人は連名でコメントを発表。《本日3月16日に私共は結婚いたしましたことをご報告させていただきます》と、喜びをつづっていた。 16年8月に上演された蜷川幸雄さん(享年80)の追悼公演『ビニールの城』で初共演し、意気投合。同年10月にはりえの自宅に森田が“お泊り”する様子を『週刊新潮』が報じた。 交際発覚から約1年半。これまで何度も「結婚秒読み」と伝えられてきた森田とりえ。実際、ふたりの仲睦まじい様子はたびたびキャッチされてきた。交際発覚直後の16年11月には、本誌が沖縄旅行へ出かける2人の姿をキャッチ。機内ではりえが森田にもたれかかり、到着後も手をつなぐなどラブラブだった。 「昨年2月には、箱根への旅行デートが報じられました。また昨年8月には森田さんがりえさんの自宅マンション近くへ引っ越していたことも明らかに。着実に、距離を縮めているようでした」(スポーツ紙記者) 昨年12月30日には、都心にあるゴルフ練習場に姿を見せた森田とりえ。りえがドライバーを打つ間、森田は後ろから厳しい目でチェック。“愛のレッスン”のお陰もあってか、りえのドライバーから快音が。りえは森田のもとへ駆け寄ると、唇を重ね合わせていた。そして当時、本誌はりえの左手薬指に指輪が光っていたことを報じていた。だが実はこのとき、森田の左手薬指にも同じ“お揃いの指輪”が輝いていたのだ。 そんなビッグカップルの電撃婚に、日本中が沸いた。りえと長年の親交がある瀬戸内寂聴さん(95)は「今ちょうど『おめでとう!』のメールを打っていたところなの!」と祝福。りえへの思いをこう語った。 「最近のりえさんのお仕事を見ていると、最高に充実しているなと思っていたんです。それは、森田さんとの相性がいいからなのでしょう。りえさんは、本物の女優ですからね。相手は彼女に仕事をさせてくれる男性でなければだめなのです。女優としてはもちろんのこと、女としても幸せになった。これ以上めでたい話はないです。もし私が去年死んでいたら、こんなにおめでたいことに出会えなかった。ああ、生きてて良かった!」
2018年03月21日宮沢りえ(44)が森田剛(39)との連名のファックスで3月16日、結婚を発表した。昨年末に森田と同じV6に所属する岡田准一(37)が結婚したばかりとあり、今回の報道には驚きの声も上がった。さらに別の“驚き”も生まれている。宮沢の文字が「うまくなった」のだ。 宮沢の文字は14年9月、最愛の母・光子さん(享年65)の訃報の際も話題となっていた。宮沢は光子さんが亡くなったことを直筆の署名入りのファックスで報告したが、個性的な文字での署名に「ギャル文字みたい」「美文字書きそうなのにショック」と揶揄する声が上がっていた。しかし今回の結婚報告での署名は筆跡が大きく変化した。個性的な文字から、丁寧な楷書に“モデルチェンジ”。新しい家族のため、襟を正した様子も伝わってくる。 Twitterでも《りえ文字のクセが治ってる》との声が上がっており、変化に気づいたファンも多いようだ。また《宮沢りえさんは、ギャル文字ではなく丸文字の世代だったのでは?》《昔のセブンティーンに宮沢りえ文字練習帳があったなぁ》と、宮沢の文字は「“時代の名残り”だった」という意見も。 「りえちゃんが、いろいろやっている中で その屈託のなさが出てるのは『絵』と『字』だよね」 これは14年11月、宮沢と対談した糸井重里(69)による発言だ。糸井は、宮沢が10代のころから多くの仕事を共にしている。そんな糸井に「劣等感があり、ずっと考え込んでしまう」と打ち明けた宮沢。それでも「自信をもって、『ねー!いいでしょーー!』って言ってみたい」と発言したときに、糸井は宮沢に「もっと屈託のない姿を見せてほしい」と示唆するように上記の発言をした。さらに糸井は光子さんの訃報の際の、宮沢の“文字”についても触れた。 「喪服を着ている文章のはずなのに、屈託のない文字で『宮沢りえ』と書いてあって、あれを見たときに、この子やっぱりこういう子だと思った」 自身が思い描いていた宮沢と、本来の宮沢との“ズレ”を再認識した糸井。宮沢の文字が「漫画っぽくて『ああ、いいな』」と思ったといい、その“屈託の無さ”を魅力と感じていたようだ。襟を正すのは勿論だが、ときには“いい文字”をまた見せてほしい。
2018年03月19日俳優の本木雅弘(52)、女優の宮沢りえ(44)、元SMAPの草なぎ剛(43)が18日、都内で行われたサントリー緑茶「伊右衛門」の新テレビCM先行記者発表会に出席。ジャニーズ事務所から独立して新たなスタートを切った草なぎと、V6の森田剛(39)と結婚した宮沢について、本木が「そちらもこちらも剛(GO)! 剛(GO)!」とコメントし、爆笑をさらった。"伊右衛門夫妻"役の本木、宮沢に加え、今回草なぎが伊右衛門CMシリーズに初参加。発表会では、CMディレクターの中島信也氏を加えた4人でトークを繰り広げた。V6の森田剛(39)と16日に結婚した宮沢にとって、結婚後初の公の場。トークの途中に、CMのテーマである"こころのざわつき"にからめて、"夫"役の本木が「このたび私の妻が世間を相当ざわつかせておりまして」と宮沢の結婚に触れ、「おかげさまで多くの祝福をいただきまして、妻に代わりましてお礼を申し上げます」と祝福に感謝した。また、草なぎが「新しいスタートを切ったので、そういった面では不安というのか、どうなるのかなっていうのはあったんですけど、そういうのもいい意味で楽しんでいた。だからすごくいいタイミングです」と話すと、本木は「今回新しいことがいろいろね、そちら(草なぎ)の新しい旅立ちも、こちら(宮沢)の新しいスタートも、そちらもこちらも剛(GO)! 剛(GO)!で」と草なぎと森田の名前をいじり、トークを盛り上げた。SNS上でも、「GoGoで!!笑もっくんさすが~」「そちらもこちらも剛 剛もっくんナイス」「そちらも こちらもgo!go!でwもっくん天才」「そちらもこちらもGO GOもっくん上手い(笑」「本木さんうますぎでしょ」「もっくん上手いなぁ~~~」「そちらもこちらも剛剛wwモックン上手い」などと本木のぶっ込みを絶賛する声が多く上がった。
2018年03月18日アイドルグループ・V6の森田剛(39)と結婚した女優の宮沢りえ(44)が18日、都内で行われたサントリー緑茶「伊右衛門」の新テレビCM先行記者発表会に出席した。16日に森田と結婚し、結婚後初の公の場となった宮沢は、CMで夫婦役を演じる俳優の本木雅弘(52)、今回伊右衛門CMシリーズに初参加した元SMAPの草なぎ剛(43)と共に出席。CMディレクターの中島信也氏を加えた4人でトークを繰り広げた。その途中に、CMのテーマである"こころのざわつき"にからめて、本木が「このたび私の妻が世間を相当ざわつかせておりまして」と宮沢の結婚に触れ、「おかげさまで多くの祝福をいただきまして、妻に代わりましてお礼を申し上げます」と祝福に感謝。宮沢も「ありがとうございます」と頭を下げた。新CMは「"こころのざわつき"を抱えた現代人が、本木と宮沢演じる"伊右衛門夫妻"の江戸時代の茶屋を訪れ、お茶を飲んでホッとして心が軽くなり、新たな決意で現代へ帰っていく」というストーリー。新加入の草なぎが、"こころのざわつき"を抱えた現代人を演じる。
2018年03月18日アイドルグループ・V6の森田剛(39)と女優の宮沢りえ(44)が3月16日に結婚したことを同日、ジャニーズ事務所を通じて連名で正式に発表した。 宮沢は09年4月に実業家の男性と結婚し女児をもうけたが、16年3月に離婚成立を発表。その後、2人は16年8月に上演された舞台で初共演し交際へと発展。同年10月には週刊誌で交際が報じられ、その後も順調に愛を育みゴールインとなった。 「りえさんの娘さんも、森田さんのことが大好き。2月にりえさんは娘さんと2人でファミリータイプの高級マンションにお引っ越ししたそうです。着々と森田さんとの結婚準備を整え、晴れて再婚となりました」(芸能記者) 今や日本を代表する女優の1人となったりえ。直近の主演映画「湯を沸かすほどの熱い愛」(16年公開)では主人公を熱演し、映画賞を総なめにした。これ以上ないタイミングでオファーを受けていたというのだ。 「同作の中野量太監督は商業用長編映画で初メガホンとあって、ダメ元でオファーしたそうです。当時は離婚発表前とはいえ、りえさんは1人で子育てに励んでいました。同作の主人公は、夫が失踪して銭湯を切り盛りしながら1人で子育てする役。りえさんはそんな主人公に猛烈に共感。自分の境遇とオーバーラップしたこともあって、迫真の演技につながったようです」(映画業界関係者) 今後、りえは森田と子供とすっかり幸せな家庭を築くことになる。演技の幅がまた一段と広がりそうだ。
2018年03月16日V6の森田剛(39)と女優の宮沢りえ(44)が結婚すると16日、分かった。同日、森田がファンクラブ会員向けに結婚報告の封書を送付。会員がネットへ投稿したことで、話題となっていた。その後、2人は連名のコメントをマスコミ各社へ送付。正式に結婚発表した。 V6はこれまでに井ノ原快彦(41)、長野博(45)、岡田准一(37)が結婚しており、森田は4人目の既婚者メンバーになる。 森田と宮沢は、’16年8月に舞台『ビニールの城』での共演をきっかけに交際をスタート。その後も代官山デートや沖縄旅行など、仲睦まじい様子が報じられていた。 本誌も’17年12月、都内にあるゴルフ場でデートを楽しむ2人をキャッチ。りえがソファに座る森田へ駆け寄り、キスする場面も。さらに森田のフォームをスマホで撮影するりえの左手薬指には、指輪が光っていた。 かねてから“結婚秒読み”と言われていたビッグカップルのゴールインにネットでは、「おめでとう!」「V6めっちゃ結婚するじゃん!」「本当に結婚する日がくるなんて」といった反応が上がっている。 森田は初婚。りえは’09年4月に元プロサーファーの実業家男性と結婚、翌月に女児を出産。その後、’16年3月に離婚成立を発表しており、再婚となる。
2018年03月16日3月14日、元SMAPの草なぎ剛(43)が、Twitterを更新。俳優の本木雅弘(52)と女優の宮沢りえ(44)との3ショット写真を公開し、ファンから歓喜のコメントが殺到し反響をよんでいる。 草なぎはTwitterに「今日はホワイトデー!スペシャルな、3ショット!」と画像とともにコメント。 投稿した画像には、着物姿の本木と宮沢がピースサインをしている姿が。草なぎは着物を着ておらず、洋服姿で集合写真に写っている。 続けて「さて、一体、コレは何でしょう!近日、乞うご期待!」とファンに向けて質問を投げかけ、新たな情報公開があることを示唆した。 現在、本木と宮沢はサントリーの緑茶「伊右衛門」のCMに出演中であるため、ファンは「え!なに?なに?この3ショット!もしかしてもしかする~CM?期待してまってますよ~つよしくん」「つよぽんの声って良いからナレーション!?」「江戸時代にタイムスリップしてきた人役?なんだろう、近日ご期待していますー」など、草なぎもCMに出演するのではないかと憶測の声が多く寄せられている。
2018年03月14日鋭くもピュアな目線をカメラに向けたかと思えば、不意に外したり。その動きや表情には、惹きつけられるばかり! 人気モデルであり、注目の若手俳優でもある、宮沢氷魚さんの背景に迫ります。撮影当日、はにかみながら、静かにスタジオに入ってきた宮沢氷魚さん。とはいえ、184cmの身長に長い手足、透き通ったブラウンの瞳とくれば、自ずから目立ってしまう。現在、ファッション誌『メンズノンノ』の専属モデルとして活躍しています。歴代のメンノン専属モデルといえば、阿部寛さん、谷原章介さん、坂口健太郎さんなど、人気俳優として活躍する人が多いことで知られていますが、モデルデビューから3年目でドラマ『コウノドリ』で俳優デビューし、続けて1月スタートのドラマ『トドメの接吻』に出演する宮沢さんも、まさに期待の星!実は元THE BOOMのボーカル・宮沢和史さんのジュニアなんです!――まずは、この道に進むまでの背景から聞かせてください。宮沢:実は僕、子供のころ芸能界が嫌いでした。父はツアーに出てしまうと家に戻らないし、運動会にも来てくれなくて、それは全部芸能界のせいだと思ってて。でも高1の時、父のライブで父の歌を聴いた何千人もの人が感動しているのを見て、父を誇らしく思いました。僕も人に影響を与える仕事がしたい、と思ったのを覚えています。――その後、アメリカの大学に留学されたんですよね。宮沢:はい。高校時代に、父の知り合いから「モデルやってみない?」と誘われてはいたんですが、いまひとつ芸能界を目指すことに踏み切れなかったので、高校卒業後にアメリカへ。母がアメリカと日本のハーフで、僕は生まれがアメリカだったので、自分が生まれた国を知りたいと思ったんです。そこで初めて親元を離れ、一人で考える時間ができたので、この先自分は何がしたいんだろうと真剣に考えて、やっぱり芸能界に入りたいと思いました。――音楽の道を考えたことは?宮沢:僕、あまり歌が上手くなくて…(笑)。お父さんが歌手だから上手いでしょ、ってよく言われるんですけどね。音域が狭すぎるのか、サビの高い声が全く出ないんです。――では、名曲「島唄」は…。宮沢:Aメロまでしか声が出ません!(笑)それで、いろいろネットで調べていたら、当時新人モデルを募集していた今の事務所を見つけて、履歴書をフェデックスの速達で送りました。A4サイズで70ドルもしてびっくりしましたけど。でも、国内郵便が多い中、海外からの郵便物はすごく目立ってたみたいで、すぐに目に留めてもらえてラッキーでした。その後、大学2年の終わりに日本の大学に編入したので、そのタイミングで数回面接をして、事務所に入りました。――最初からモデル志望だったんですか?宮沢:俳優に一番興味があったんですが、当時は若かったので、モデルもタレントも何でもやりたかったんです。事務所に入ったら仕事がもらえると勝手に思っていたんですが、甘かったですね。毎週3~4回、オーディションを受けては落ちての繰り返しで、一回も受かったことがなくて。そんな時、メンノンのオーディションがあると知って即エントリーしました。というのも、留学時代に日本が恋しくて日本の雑誌をよく読んでいたんですが、メンノンもそのひとつで。でもまさか、僕が専属モデルになれるとは思わなかったし、初めて受かったオーディションがメンノンだなんてうれしくて、事務所から電話で合格を知らされた時、電話を切ってからめっちゃ跳びはねました。――その長身でめっちゃ跳びはねたら、天井に頭ぶつけそうですね。宮沢:あははは。でもとにかくうれしくて、実家の2階から1階までダッシュで下りて両親に報告したら、すごく喜んでくれました。当時、同じくメンノンモデルの坂口(健太郎)くんが映画やテレビに出ることが多くなっていて、僕もいつかは俳優になるという夢が叶うかも、という希望も見えて。――その夢が、わりと早く叶うなんて、すごいですね!でも、ご両親が有名人、というのはやはりプレッシャーもありますか?宮沢:ジュニアならではの苦悩もあるんですよ。最初から期待の目で見られているから、できなかった時の相手の落胆ぶりを見ると悔しいし、期待に応えないと、という想いは子供のころからいつもありました。でも、モデルを始めて2年間で、最初は怖かったカメラの前に堂々と立てるようになったし、自信もついた。そして、モデルで培った技術はすべて、俳優業に役立つこともわかって。――俳優デビュー作が人気ドラマ『コウノドリ』でしたね。宮沢:はい。ただ、主演の綾野剛さんはじめ吉田羊さん、先輩の坂口くん、星野源さん、大森南朋さんと、大先輩から今をときめく方々までが集結していたし、しかも前作があるから、すでにキャストやスタッフのチームワークが出来上がっていました。そこに芝居経験ゼロで入っていくのは怖かったですね。それで、父も昔ドラマに出演したことがあったので相談してみたら、「今失うものはなにもないんだから、全力で堂々とやれば周りが必ず助けてくれる」って言われて、励みになりました。それに、現場ではみなさんがすごくあったかく迎えてくれて、感動しました。みやざわ・ひお1994年4月24日生まれ、米・カリフォルニア州出身。大学在学中に受けた『メンズノンノ』専属モデルオーディションで見事グランプリを獲得し、2015年にモデルデビュー。ドラマ『コウノドリ』第2シリーズの赤西吾郎役で、俳優デビューを果たす。日曜ドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)に出演中。ニット¥28,000(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL:03・3473・7007)パンツ¥45,000(サイ/マスターピースショールーム TEL:03・5414・3385)靴¥65,000(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688)女を弄ぶナンバーワンホストの堂島旺太郎(山崎賢人)は、個人資産100億円といわれるホテル王の令嬢をターゲットに、彼女に迫る。ところが、死の接吻を受けて死んでしまい、気がついたら7日前に戻っていた…。日曜ドラマ『トドメの接吻』(日本テレビ系)は毎週日曜22:00より放送中。出演は山崎賢人、門脇麦、新田真剣佑、新木優子ほか。※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・秋山貴紀インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年01月12日昨年12月30日の夕方。都心のゴルフ練習場を訪れていた宮沢りえ(44)と、V6の森田剛(38)。練習場ではりえがソファに座る森田のもとへ駆け寄り、そっと唇を重ね合わる一幕も。森田が打つ際には、りえがスマホを取り出して撮影を始める。握りしめる左手の薬指には指輪が。2人の仲が報じられてから1年、今も変わらずラブラブな様子だった。 こうして森田との距離を縮めてきていたなか、りえに“異変”が訪れていた。実は、りえはひそかに舞台降板を要請していたというのだ。 「今年4月に寺島しのぶさん(45)主演の舞台『ヘッダーカブラー』が上演されますが、当初の主演はりえさんだったんです。この舞台はシスカンパニー主催で、昨年11月中旬にポスター撮影が予定されていました。しかしその直前に、彼女が突然降板を申し入れてきたそうです。りえさんは1月10日から同じくシスカンパニー主宰の舞台『近松心中物語』にも出演します。よっぽどの理由じゃない限り降板しないはずです」(舞台関係者) 昨年12月初旬、りえは公式インスタグラムのアカウントを突然閉鎖した。かねてよりインスタには森田のファンからの批判コメントが寄せられており、りえの最後の投稿には《不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね》との言葉が綴られていた。 それからしばらくたった12月23日には、同じくV6の岡田准一(37)と宮崎あおい(32)が結婚を発表している。08年公開の映画「陰日向に咲く」で夫婦役を演じたことをきっかけに出会い、15年春ごろから交際をスタートさせたと報じられていた。 「りえさんは4年に及ぶ別居の末、16年3月に元夫との離婚が成立。14年には最愛の実母を無くしており、以来、女手ひとつで長女を育ててきました。男性アイドルとの交際には、多くのハードルがあります。ゴールまでに時間がかかることもあるでしょう。彼女は今、44歳。子どももいることを考えると、交際を続けたいけれども未来のことも考えないといけない。そんな複雑な“乙女心”を抱いているのではないでしょうか」(音楽関係者) だがそんな悩める彼女を支えたのはやはり、ほかならぬ森田だったようだ。ふたりだけのゴルフデートは、あっという間に終了。だが練習時間終了のアナウンスが流れても、森田はスイングをやめなかった。 「終了時間からしばらくたってから、ようやくふたりが出てきました。森田さんが何か言葉をかけると、りえさんが笑顔を浮かべていました。彼女は夕飯の相談でもするかのように、森田さんに『どうする?』と話しかけていましたね」(居合わせた人) 練習場から出てきたころには、すっかり辺りは暗くなっていた。待たせていた車まで歩く間、ふたりはすっかりラブラブ。ときおり大笑いしながら帰路につくりえは、すっかり元気を取り戻しているようだった――。
2018年01月05日吐く息が白くなるほどの寒さとなった昨年12月30日の夕方。都心にあるゴルフ練習場に意外なカップルの姿があった。宮沢りえ(44)と、V6の森田剛(38)だ。 ともにモノトーンコーデで揃えている2人。りえがドライバーを打つ間、森田は後ろからフォームをチェック。気になる点があるとアドバイスを入れていく。しばらく繰り返した後、練習場に快音が。りえがドライバーを振り抜くと、ボールはきれいな放物線を描いて飛んでいった。 「キャー、やったー!」 嬉しさのあまり飛び跳ねると、りえは後ろのソファに座っていた森田のもとへ駆け寄る。少しかがむと、2人の顔が近づいていく。森田が目を閉じると、りえはそっと唇を重ね合わせた。一連の動作はあまりにも堂々としていて、大人の恋の香りに満ちあふれていた――。 2人の仲が公となったのは、16年10月のこと。りえの自宅に森田が“お泊り”する様子を「週刊新潮」が報じたのだ。翌11月には、本誌が沖縄旅行に出かけるふたりの姿をキャッチ。機内ではりえが森田にもたれかかり、到着後も手をつなぐなどラブラブ状態だった。 「2人は、この年の8月に上演された蜷川幸雄さん(享年80)の追悼公演『ビニールの城』で共演して意気投合。ほどなくして、交際へと発展したといいます。また“お泊りデート”翌日に森田さんが登場したイベントにも、りえさんは長女(8)をつれてかけつけていたようです。森田さんは彼女の娘さんからも慕われているようです」(芸能関係者) その後も、たびたび仲睦まじい様子が報じられてきた。昨年2月には、箱根への旅行デート報道が。また昨年8月には、森田がりえの自宅マンション近くへ引っ越していたことも明らかに。「“夫婦”生活スタート」と報じられていた。 冒頭のゴルフデートに向かう前、りえは午後から都内にある『近松心中物語』の稽古場を訪れていた。3時間ほどで稽古を終えると送迎車に乗り込み、いったん自宅へ。すると、待ち合わせていたかのように森田がすぐ近くのマンションから合流。すばやくゴルフバッグを積み込むと、そのまま急いで練習場へと向かった。 車が到着すると森田が右手で2人分のゴルフクラブを持つと、空いた左手にりえが腕を絡ませ半歩後ろをついていく。常連のようで、支配人らしき男性がエスコートしていた。フォーム修正の際には森田がりえの後ろについて、抱きつくような恰好になることも。当然りえも嫌がることなく、彼のアドバイスに聞き入っている。しばらくすると、りえはコートを再び羽織って席に座る。森田はそのまま練習を続け、ひたすらクラブを振り続けた。 すると、そのプロ並みのフォームに感動したのだろうか。りえがスマホを取り出して、撮影を始める。握りしめる左手の薬指には、指輪がキラリと光っていた。
2018年01月05日宮沢りえ主演で2016年秋に公開され、第40回日本アカデミー賞で優秀作品賞ほか6部門を受賞、報知映画賞をはじめとした国内の映画賞を総なめ、海外の映画祭でも絶賛された『湯を沸かすほどの熱い愛』が12月20日(水)今夜、テレビ東京にて地上波初放送される。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬ることを決意する……。余命2か月を宣告されたものの、持ち前の明るさで残される家族を再生させていく“母親”幸野双葉を宮沢りえが演じ主演。宮沢さんは本作で第40回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。『たそがれ清兵衛』『紙の月』と本作で計3度の最優秀主演女優賞に輝いた。双葉の娘、安澄には「とと姉ちゃん」や『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』『無限の住人』などの杉咲花。杉咲さんも本作でアカデミー最優秀助演女優賞、新人賞を受賞。“親子”受賞は当時話題となった。また双葉の夫・一浩には「時効警察」や『オーバー・フェンス』のオダギリジョー。さらに『秘密 THE TOP SECRET』や『真田十勇士』などの松坂桃李らが共演。監督は自主制作映画『チチを撮りに』がベルリン国際映画祭ほか国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太が手がけ、商業デビュー作品ながらアカデミー優秀監督賞、優秀脚本賞を受賞する快挙を達成。さらに「報知映画賞」「日刊スポーツ映画大賞」「ヨコハマ映画祭」など国内の主要な映画祭で軒並み作品、監督、主演女優賞を受賞、「第90回米国アカデミー賞外国語映画賞部門」「モントリオール世界映画祭」「釜山国際映画祭」にも出品され、世界で高い評価を受けた。幸野一家と彼らを取り巻く人々の、熱い愛をひしひしと感じられる『湯を沸かすほどの熱い愛』は12月20日(水)21時~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2017年12月20日芸能人のSNSアカウント閉鎖が相次いでいる。 11月30日、宮沢りえ(44)がInstagramで「不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね」とコメント。12月5日にはアカウントを削除した。 11月1日には満島ひかり(32)がInstagramで「思っていたよりも長く続きました。終わりますね。どうもありがとう!」とコメント。こちらもアカウントを閉鎖している。記憶に新しいところでは、真木よう子(35)も 8月29日にTwitterのアカウントを削除。ここへきて、大物芸能人がSNSと決別し始めているのだ。 「宮沢さんがコメントしているように、芸能人のSNSアカウントは一般人よりも多くの人から注目されがち。そのぶん、荒らしや批判にも晒されやすくなります。結果として”SNS疲れ”を感じてしまい、続ける意味を見出せなくなるのでしょう」(IT関係者) こうした”SNS疲れ”は芸能人に限った話ではない。 昨年5月にはピッツバーグ大学医学部の研究チームが「SNSの利用頻度が高ければ高いほどうつ病になりやすい」という趣旨の論文を発表。また13年8月にはミシガン大学の研究チームが「フェイスブックの利用が若者の主観的幸福度を低下させる」という研究論文を発表している。 「多くの人はSNSに投稿する際、“充実した自分”を演出する傾向があります。そのため『みんなはキラキラしているのに、自分は偽りの人生をアップしている。いったい何をしているんだろう』と孤独を感じてしまうようです」(前出・IT関係者) 15年4月13日には、千秋(46)が「SNS全部やめたい」とのタイトルでブログを更新。Blog、Twitter、Facebook、Instagramについて「楽しいしマメだからどんどん更新しちゃうんだけど、iPhoneばかり触ってるのがやだ。SNSばかりの生活を見直したい。やめたい、せめて減らしたい、だけど面白いから辞められないジレンマ」と告白し話題を呼んでいた。 かつては「依存しすぎ」と指摘されるほど、SNSにのめり込んでいたという千秋。現在もSNSを続いてはいるものの、かなり投稿数を減らしているようだ。 「いいねやシェアの数が気になってしまい、依存状態になってしまう人も多いです。SNSが普及したいまだからこそ、その適度な付き合い方も大切になってきているといえるでしょう」(ウェブメディア関係者)
2017年12月17日舞台『近松心中物語』(作・秋元松代)が2018年1月、いのうえひでのりの演出によって新国立劇場 中劇場にて幕を開ける。1979年に蜷川幸雄演出で初演を迎えた後、幾度も上演を重ねてきた現代演劇の至宝とも呼べる作品である。「クライマックスの、降りしきる雪のシーンは今も脳裏に焼きついています」と語るのは、今回、遊女・梅川に扮して忠兵衛役の堤真一との哀しき道行きを演じる宮沢りえ。稽古の始まりを前に「憧れの作品」に懸ける思いを聞いた。舞台『近松心中物語』チケット情報「蜷川さん演出の初演で、梅川を演じた太地喜和子さんと忠兵衛役の平幹二朗さんのペアによって作られた、伝説ともいえる作品ですよね。当然プレッシャーは大きいです。でも私自身、高く飛躍したいという目標を掲げて、今あえてこの作品に挑もうと思いました」近松門左衛門による世話物『冥途の飛脚』とほか二篇を下敷きに、劇作家・秋元松代が独自のストーリーを盛り込んで構成し、書き下ろした戯曲である。忠兵衛(堤)と梅川(宮沢)、与兵衛(池田成志)とお亀(小池栄子)の、ふた組の男女を中心に展開する悲恋物語だ。宮沢は、蜷川演出による舞台『元禄港歌』(16年)に出演した際に、秋元文学の、民衆の息吹を鮮やかに描き出す魅力に触れている。「秋元さんの言葉はすごくストレートなので、性格的に変化球を投げたがる私としては(笑)心構えが必要です。相当体にパワーを溜めていないと、直球は投げられない。『元禄港歌』の時は市川猿之助さんの存在がとても大きくて、私たちを引っ張っていってくださいました。今回は、自分がそういう存在になれたら…と思います」演出のいのうえひでのりとも、『今ひとたびの修羅』(2013年、原作・尾崎士郎、脚本・宮本研)ですでに共作済みだ。ダイナミックな“いのうえ美学”によって立ち上げられた情念渦巻く人間模様。その劇空間を、「自分の殻を破るのに、ものすごくエネルギーが必要だった」と、息を深く吐いて振り返った。「今回もそういう経過をたどるのだろうな…と思いますね。正直に言うと、いのうえさん独特の“魅せる”表現の仕方を、恥ずかしいな~と思う時が稽古場ではあるんです。ええ~、そんな正面を切ってその台詞を言うの!?って思ったり(笑)。でもそれを重ねていくと、本番では、恥ずかしがっていた自分を懐かしむくらいになっているんですよね」すでに何作も息を合わせている堤については「その役として誠実に存在できる、心のきれいな人。この人を愛さなければ!なんて頑張らなくても、湧き出るものに身を委ねているだけで成立すると思います」と信頼を寄せる。新たな伝説の始まりを予感させる顔合わせに、期待せずにはいられない。「楽なほうではなく、あえて茨の道を選んでいく。そんな人間の覚悟が描かれた作品です。舞台の上で生身の人間が惜しみなく生き、惜しみなく死ぬ姿に、何か響くものがあればいいなと思っています」公演は2018年1月10日(水)から2月18日(日)まで。取材・文:上野紀子
2017年11月22日女優の宮沢りえが14日、都内で行われたパペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』(12月2日公開)のジャパンプレミアに登場した。フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによるムーミンの物語の映画最新作となる同作は、冬のムーミン谷を舞台に、ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描く物語。主役のムーミントロールの声を演じた宮沢は「小さなときから大好きなムーミントロールの声をやらせていたき、すごく興奮しましたし、すごく幸せな時間を過ごしました」とうれしそうに話し、「いろんなイメージのムーミンがいると思いますが、新しいムーミンの魅力を感じていただけたらうれしい」と呼びかけた。また、「ムーミン谷にムーミンでいる気持ちを考えるとすごく気持ちよかった」と言い、「表情がシンプルなんですけど、その中にイマジネーションを膨らませる表現があり、そういうところが国境、時代を超えて愛される理由だと思った」とムーミンの魅力を熱弁。そんなムーミンを演じ「ドキドキしました」と話し、ムーミンが男の子であることについて「性別に関して考えすぎると作り過ぎた声になっちゃうと思ったので、ピュアな心、冒険心に満ちあふれているところ、穏やかに生活を考えて演じようと思った」と明かした。宮沢は、声を演じたムーミンと共にイベントに登場。途中、宮沢のひじがムーミンの顔に直撃する場面があり、宮沢は「ごめんなさい。ひじが当たっちゃった」と謝りながら優しくなでなで。微笑ましいやりとりに会場から笑いが起こり、温かい空気に包まれた。イベントには、ムーミンパパなど5役を演じた森川智之、ムーミンママなど13役を演じた朴ロ美(ロは王に路)、主題歌を担当したサラ・オレイン、さらにスナフキン、リトルミイも登場した。
2017年11月14日女優の宮沢りえが11月14日(火)、都内で行われた『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』のジャパンプレミアに出席。挨拶中、隣に立つムーミンに“ひじ鉄”をお見舞いしてしまい、「ごめんなさい」と平謝りするほのぼのハプニングがあった。“ムーミン役”として、12年ぶりに劇場版アニメの主演を務めた宮沢さん。「小さな頃から大好きなムーミントロールの声を演じられるなんて興奮しましたし、すごく幸せな時間を過ごせました」とふり返り、「とてもシンプルですがその分、イマジネーションを膨らませる表現があって、時代と国境を超えて愛される理由がわかりました」と魅力を再確認。「新しいムーミンとして、受け入れていただければ」と期待を寄せていた。ジャパンプレミアには宮沢さんをはじめ、人気声優の森川智之と朴ロ美、主題歌「ウィンターワンダーランド」を担当したシンガーのサラ・オレインが出席。森川さんは「以前、別のムーミン作品のオーディションに落ちたことがある」と明かし、本作での起用に感無量の面持ち。ムーミンパパ、スナフキン、ヘムレン、郵便配達員、めそめその5役に挑み、演じ分けの苦労を語った。森川さんの1人5役にも驚かされるが、朴ロ美さんはなんとムーミンママ、リトルミイ、ミムラねえさんら1人で13役を演じることに!台本を手にした際には「どこもかしこも朴ロ美、朴ロ美ばかりで誤植かと思った(笑)」そうで、「こんなにおったまげたことはないですよ。一体、誰が思いついたんですか?」と思わず苦笑。それでも、アフレコ本番では「もう何も考えずに挑むしかなかったですね」とプロ魂を発揮したそうだ。映画シリーズ初となる“冬のムーミン谷”が舞台となった今作。冬眠を前に、冬の到来を感じようと出かけたムーミンは、まもなくやって来るクリスマスに興味津々。「クリスマスさんって誰?」と思い立ち、一家でクリスマスさんをもてなそうと大騒ぎを巻き起こす。『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は12月2日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月14日「実は、結婚したんです。自分の恋愛なんて誰も注目しないだろうと思っていたら、さまざまなところで質問されるので……」 元横綱・貴乃花親方(45)の長男で靴職人の花田優一(22)が10月30日、自身の冠番組『花田優一 First Step』(TBSラジオ)で結婚を発表した。気になるお相手は、1歳年上の一般女性・A子さん(23)。 「彼女は大学時代、ミスコンに選出されたこともある美女。ご両親から厳しく育てられたようで、その礼儀正しさは周囲の友達が驚くほどでした。優一さんとは同じ学校の先輩後輩で、4年前に出会って交際を始めました。今春、A子さんの大学卒業を機に結婚の運びになったそうです」(A子さんの知人) 若い2人の幸せな結婚は、何一つ曇りのないものに見えるのだが――。本人も、「相手は一般人なので」と語るのみ。なぜここまで“箝口令”を敷いていたのか。 「その理由は、結婚相手であるA子さんの父親が元幕内力士の陣幕親方(57)だからではないかと言われています。しかも、陣幕親方は貴乃花親方のライバルである高砂一門の八角部屋に所属しています。昨年3月の理事長選では、貴乃花親方が八角親方(54)に敗れました」(前出・角界関係者) 貴乃花親方にとってA子さんは“宿敵の娘”。つまり2人は、現代の角界によみがえった『ロミオとジュリエット』だったのだ。この“ロミジュリ婚”に、貴乃花親方は猛反対かと思いきや――。 「それはないと思いますよ。そもそも優一くんは相撲界とはまったく違う世界で生きていますから関係ありません。立派な靴職人として独り立ちしている優一くんのことを、親方は一人前の大人として尊重しています。結婚についても、『素敵なお嬢さんと結婚してくれてよかった』と心底喜ばれていると聞いています」(前出・後援会関係者) さらに、貴乃花親方が2人の結婚を認めた背景には“あるトラウマ”も深く関係しているという。 「振り返ってみれば、親方自身が結婚で辛い経験をしていますから。92年、宮沢りえさん(44)との婚約を大々的に発表したものの、記者会見後わずか2カ月で破局。スピード破局の理由はいまだに明らかになっていませんが、双方の母親が原因だったと言われています。りえママは芸能界を引退させたくなくて結婚に反対し、親方の母親である藤田紀子さん(70)は、そんな母親と結婚後も同居したいと主張したりえさんに苦言を呈したという当時の報道もありました」(前出・後援会関係者) 結ばれない恋を経験した貴乃花親方には、我が子に自分の二の舞を踏んでほしくないという思いがあったのだろう。 いっぽうの“ジュリエット側”は――。A子さんの父親である陣幕親方に話を聞こうと、本誌は千葉県にある自宅に向かった。11月上旬の朝10過ぎ、閑静な住宅街に佇む一軒家から自転車にまたがった大柄な男性が出てきた。陣幕親方本人だ。記者が「お嬢さんのご結婚、おめでとうございます!」と声をかけると、自転車を停めて取材に応じてくれた。 ――親方から見て、優一さんはどんな方ですか? 「とっても素直で明るい、良い青年ですよ。彼は、だれにでも気遣いができますし」 嬉しそうに優一をベタ褒めする、陣幕親方。 ――では、違う一門だからといって、結婚に反対されたなんてことはない? 「あはは、全くありませんよ。むしろ、最初から応援していたくらいですから」 ――家族ぐるみのお付き合いもある? 「ええ、結婚式の時はもちろん、もう何度もお会いしていますよ」 実際に会ってみて、親方同士の“確執”がなかったのかどうかも改めて聞いた。 「私たちは、それとこれ(相撲とプライベート)とはまったく別個に考えてますんで。貴乃花親方とは、普通の話をしてますよ。たまに相撲の話になることもあるけどね(笑)」 “角界での遺恨”自体は否定しなかったものの、貴乃花親方とは良い関係が築けているようだ。最後に、男の子の孫ができたら力士を継がせたいか聞いてみると、「それだけは生まれてみなくちゃわかんないね(笑)」そう笑顔で答え、記者に会釈すると去って行った――。 対立していた両家は息子と娘の愛によって劇的に和解する。そして新しい時代が幕を開ける――それが角界版『ロミオとジュリエット』!?
2017年11月08日絵本、コミックス、アニメーションなどで世界中の人々から愛されているムーミンの物語。そのムーミン映画の最新作、映画シリーズ初となる“冬のムーミン谷”を舞台にした『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』が12月に日本でも公開。この度、そんな本作の予告編が公開された。今回到着した予告編では、女優・宮沢りえ演じる主人公・ムーミントロールがついに公開!先日のアフレコ取材で、「研究を重ねた」と語った宮沢さんの少年っぽさを感じられるイノセントな声の響きに注目だ。また、ムーミンパパやヘムレンなどを森川智之が、ムーミンママやリトルミイなどを朴ロ美が担当しており、複数の役を演じ分ける実力派声優2人の名演も必見。さらに、透明感あふれる声で物語を紡ぐ神田沙也加のナレーション、3オクターブを超える“天使の歌声”サラ・オレインの美しい歌声が、物語を鮮やかに彩っている。また、本作の前売り券10月28日(土)より発売開始。通常前売券には、ポストカードサイズのオリジナルクリアファイルが特典に(数量限定、無くなり次第終了)。さらに今回は、数量限定プレミアグッズ付き前売券の発売も決定。プレミアグッズの中身は、「ネックストラップ付きパスケース」。首から下げられるだけでなく、バッグにも付けられるタイプとなっている。『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は12月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月20日女優・宮沢りえが、絵本、コミックス、アニメーションと、世界中の人々から愛されているムーミンの映画最新作となるパペットアニメ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で“ムーミン役”として、12年ぶりに劇場版アニメ主演を務めることが決定した。これまで、岸田今日子(テレビアニメ「ムーミン」1969年、1972年)や高山みなみ(テレビアニメ「楽しいムーミン一家」1990年ほか)、松たか子(「ムーミン パペット・アニメーション」2012年)らによって演じられてきた主人公ムーミントロール。映画シリーズ初となる“冬のムーミン谷”が舞台となる今作では、主人公ムーミントロールを、『紙の月』『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほか各映画賞を総なめにした、日本を代表する実力派女優・宮沢りえが担当!宮沢さんは女優だけでなく、フランス映画『オーシャンズ』のナレーションや、実写版『ジャングル・ブック』の吹き替えも担当しており、劇場版アニメの吹き替えは、人形アニメ監督・川本喜八郎の『死者の書』以来実に12年ぶりとなった。宮沢さんは「ムーミンは子どもの頃、絵本やアニメで楽しませていただいてました。芸術的な絵の色彩やムーミン谷の世界観にドキドキしましたし、キャラクターそれぞれが本当に生き生きしていて、ムーミンの正義感、勇気、おおらかさ、自由さに、心踊っていましたから、今回声という表現で、参加させていただくことをとても嬉しく思っています」とコメント。また「子どもの頃人見知りだった私に母が『ねぇムーミン、こっち向いて…』というフレーズを借りて、私の名前でこの歌を口ずさむことがありました。それがとても好きだったし、大切な思い出です」と自身の幼少期をふり返り、「夢や希望だけでなく現実的なテーマにユーモアをちりばめたムーミンの世界観の魅力をお子さんは勿論、歳を重ねた方々にも、お届けできるように、私自身も楽しみながらムーミンを演じたいと思います」と意気込みを語った。さらに宮沢さんのほかにも、キアヌ・リーブスやトム・クルーズ、ユアン・マクレガーの吹き替えでお馴染みの森川智之と、「鋼の錬金術師」エドワード・エルリック役やルーシー・リューの吹き替えを多く担当する朴ロ美という実力・人気を兼ね備えた声優がそのほかの役を見事な声色で演じ分けるほか、歌手であり『アナと雪の女王』のアナ役の好演で一躍注目を浴びた神田沙也加がナレーションを担当することも明らかになった。『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は12月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月30日女優の宮沢りえが、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによるムーミンの物語を原作とするパペットアニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』(12月2日公開)で、主人公ムーミントロールの声を今回担当することが29日、明らかになった。劇場版アニメの吹き替えは、人形アニメ監督・川本喜八郎の『死者の書』(2005)以来、12年ぶりとなる。宮沢は「ムーミンは子供の頃、絵本やアニメで楽しませていただいてました。芸術的な絵の色彩やムーミン谷の世界観にドキドキしましたし、キャラクターそれぞれが本当に生き生きしていて、ムーミンの正義感、勇気、おおらかさ、自由さに、心踊っていましたから、今回声という表現で、参加させていただく事をとても嬉しく思っています」と喜びのコメント。「子供の頃人見知りだった私に母が『ねぇムーミン、こっち向いて…』というフレーズを借りて、私の名前でこの歌を口ずさむ事がありました。それがとても好きだったし、大切な思い出です」と明かし、「夢や希望だけでなく現実的なテーマにユーモアをちりばめたムーミンの世界観の魅力をお子さんはもちろん、歳を重ねた方々にも、お届けできるように、私自身も楽しみながらムーミンを演じたいと思います」と話している。また、人気声優の森川智之と朴ロ美がその他の役を演じ分けるほか、ナレーションを『アナと雪の女王』(2014)のアナ役として知られる神田沙也加が務める。同作は映画シリーズ初となる、冬のムーミン谷が舞台。木々に降り積もる雪や、一面の銀世界など美しい冬景色とともに繰り広げられるムーミンの喜びと驚きに満ちた冒険劇となる。物語のはじまりは、木の葉が舞い落ちる秋。ムーミンは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在を知り、"クリスマスさん"って誰? どんな人? ムーミン一家はクリスマスさんをもてなそうと大騒ぎ。ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描く。(C)Filmkompaniet / AnimoonMoomin Characters
2017年09月30日女優の宮沢りえ(44)の主演映画「湯を沸かすほどの熱い愛」が9月5日、来年3月4日に米・ロサンゼルスで授賞式が開催される「第90回アカデミー賞」外国語映画賞部門の日本代表に決定した。 同作は昨年10月29日に公開。余命宣告を受けた宮沢演じる母と杉咲花(19)演じる娘の強い絆を描いた感動作だ。「第40回日本アカデミー賞」で優秀作品賞など6部門を受賞するなど、国内の映画賞を総なめ。その評判が海を越えて、世界最高峰の映画賞に参加することになった。 だが同作公開後、宮沢が出演した作品は昨年12月放送のドラマNHK BSプレミアムのドラマ「漱石悶々」のみ。直近の出演作などは発表されていない。 「『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督(44)はダメ元でりえにオファーしたといいますが、意外にも快諾。それまで商業映画を撮ったことがなかった中野監督だけに、異例のケースでした。逆をいえば中野監督の作品みたいに、りえが興味を持たなければ出演は困難。出てくれさえすれば全身全霊で仕事をしてくれるだけに、彼女のキャスティングには“プレミア価値”がついています」(映画ライター) そのため今回の吉報にもかかわらず、業界からは悩ましい声があがっているという。 「りえさんはもともといろんなものに“こだわり”が強く、なかなかオファーしづらい女優の1人でした。今回さらにハクがついたことで、オファーするほうからすれば『さらに“ハードル”が上がってしまう!』と悲鳴もあがっています」(映画業界関係者) よりいっそうりえの次回作が注目される。
2017年09月06日宮沢りえ主演、中野量太監督の『湯を沸かすほどの熱い愛』が、第90回米国アカデミー賞外国語映画賞部門への出品作品に決定したことを、一般社団法人日本映画製作者連盟が発表した。アカデミー賞とは、6,500名以上からなる著名な映画製作者によって組織される「映画芸術科学アカデミー」が毎年主催、2018年3月で第90回を数える、歴史と権威ある映画の一大イベントだ。毎年ハリウッドにて授賞式が華やかに開催され、その様子はあらゆるメディアを通じて世界中に中継される。この度、一般社団法人日本映画製作者連盟(以下、映連)では、第90回米国アカデミー賞の外国語映画賞の出品について、米国の映画芸術科学アカデミー(ACADEMY OF MOTION PICTURE ARTS AND SCIENCES)より「外国語映画賞」に日本映画1本を選考し出品する依頼を受けており、外部委員による選考会を行い出品作を決定したという。2016年の同部門の日本代表には『母と暮せば』が選出。結果受賞したのは、アスガル・ファルハーディー監督の『セールスマン』だった。この度選ばれた『湯を沸かすほどの熱い愛』は、中野量太監督が、オリジナル脚本で描いた家族の物語。余命2か月を宣告された母親が、持ち前の明るさで残される家族を再生させていくストーリーが、国内外から高い評価を受けた。第40回日本アカデミー賞では、宮沢さんが最優秀主演女優賞を獲得。さらに、最優秀助演女優賞を受賞した杉咲花と“親子”受賞としても大きな注目を浴びた。第90回米国アカデミー賞は、2018年3月4日(現地時間)に授賞式が開催される。(text:cinemacafe.net)
2017年09月05日宮沢りえさん、段田安則さんらとともにチェーホフ劇に挑む黒木華さん。豪華なメンバーとの共演や、舞台の裏側についてインタビューで聞きました。登場するのは愚痴っぽい人々ばかり。そこで大きな事件も起きないまま、淡々と会話で綴られていく。そんな表面だけをなぞると退屈にも思えるチェーホフ劇を、丹念に戯曲を読み解き、その演出により、セリフに潜む人間の滑稽さや愛嬌、そして悲哀を舞台上に描き出し、悲喜劇にしてみせたケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんによるチェーホフシリーズ。その第3弾『ワーニャ伯父さん』が上演される。「最初に台本を読んだ時には、閉鎖された空間のなか、皆がどうしたらいいのかわからずにいる…というようなイメージを受けたんです。でもそれが、稽古が始まってみると、悲劇的ではあるのに、皆が苦しめば苦しむほど滑稽で笑ってしまうんです。これまでチェーホフに縁がなかったんですが、自分のなかで作品の印象が変わってきているんですよね」これが初のKERA作品となる黒木華さん。稽古場では、KERAさんから「声のトーンや間合い、ミザンス(立ち位置)まで」、かなり細かな演出がつけられているという。「私の演じるソーニャに対しても、『ここのセリフは大人っぽく見える感じで』とおっしゃる場面もあれば、『ここはもっと子供っぽく』と言われたり。KERAさん自身が音楽もやられているからなのか、流れやリズムを大事にされていて、私からしたら音楽のように演出をつけているようにも感じます。細かなパーツを、まだ私はひとりのキャラクターに落とし込めていない状態なんですけれど、言われた通りにやってみると、こんなふうにも読めるんだって思うことが多くて、少しチェーホフがわかったような気がしています」ワーニャ役には段田安則さん。そして黒木さん演じるソーニャの継母で若く美しいエレーナ役には宮沢りえさんと、豪華な顔ぶれが揃う。「不器用な私は、KERAさんが求めているのはあっちの階段かなこっちの階段かなって悩んで、一段一段踏んで上っていかないと気づけないことばかり。でも、りえさんはどんどん自分の思う階段を駆け上がっていかれる。そこからKERAさんの意見を聞いて1段下がってみたり、別の階段に移ってみたりを軽々とやられていて、すごく自由なんです。他の方々もうまい方ばかりで『ヤバい!』ってなってます(笑)」確かに上り方は違うかもしれない。それでも、いま黒木さんが迷いながら上り始めた一段は、堅実で確実な一歩であることは間違いない。「もちろん私が考えるゴールに近づこうとはしていますけれど、それがはたして面白いのかどうかとも考えるんです。でも、私にはこれしかできないんですよね。だからいまは一歩ずつ上がるしかないのかな、と」そんななかでも、「今回の役は、新しくて面白い」とも。「どんな役をいただいても、たいてい悩んでいるんですけれど、今回に関しては、どう作っていいのか本当にわからないと思うことが多いんです。KERAさんはすごく切ないことをやろうとしているのに、それをどうしたら面白く伝えられるかを考えている。その“面白”に自分がついていけているのか…すごく怖いけれど楽しいです」そんな黒木さんの迷いのない口調が、可憐で控えめだけど芯の強いソーニャ像とぴったりと重なった。長年、大学教授のセレブリャコーフ(山崎)を尊敬し支援してきたワーニャ(段田)だったが、退職して田舎に戻ってきた彼の尊大な態度に失望。平穏だった日々が一変し…。8月27日(日)~9月26日(火)初台・新国立劇場 小劇場作/アントン・チェーホフ上演台本、演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ出演/段田安則、宮沢りえ、黒木華、山崎一、横田栄司、水野あや、遠山俊也、立石涼子、小野武彦S席8500円A席7000円B席5500円*全て税込み当日券ありシス・カンパニーTEL:03・5423・5906(月~金曜11:00~19:00)くろき・はる1990年生まれ、大阪府出身。在学中から舞台で活躍し、野田秀樹作品ではオーディションでヒロイン役に選ばれるなど注目を集める。近作にドラマ『みをつくし料理帖』。出演映画『散り椿』は来年公開。※『anan』2017年8月30日号より。写真・内田紘倫ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年08月28日7月24日(月)今夜放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は女優の宮沢りえにフォーカス。舞台「クヒオ大佐の妻」での宮沢さんにカメラが密着。10代の頃から一線で活躍、いまや日本を代表する女優となった宮沢さんの知られざる素顔と仕事ぶりを明らかにする。本番組はさまざまな分野の第一線で活躍するプロを取り上げ、普段はカメラが入れない仕事の現場に徹底密着。その仕事と生き方の「流儀」に迫るドキュメンタリー。今回登場する宮沢さんは1987年、初代リハウスガールとして注目を集め一躍トップアイドルに。10代だった80年代には映画『ぼくらの七日間戦争』で主演を務め日本アカデミー賞新人賞を受賞したほか、歌手デビューも果たし紅白にも出場。それまでのアイドル像とは一線を画す活躍をみせた。その後海外移住などを経て女優としての活動を本格化。これまで『たそがれ清兵衛』と『紙の月』、そして昨年公開された『湯を沸かすほどの熱い愛』の3作品で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。また『父と暮らせば』ではブルーリボン賞主演女優賞。そのほかにも『紙の月』で東京国際映画祭最優秀女優賞を獲得したほか『湯を沸かすほどの熱い愛』では第26回日本映画批評家大賞の主演女優賞にも輝くなど、いまや日本映画界が誇る名女優となった。そんな宮沢さんだが映画だけでなく舞台、演劇界でもその才能を発揮しており、野田秀樹、蜷川幸雄ら数々の名演出家が手がけた作品に出演してきた。今回番組では今年5月~6月に上演された舞台「クヒオ大佐の妻」での宮沢さんに密着。1970年代から90年代にかけて自らを米軍パイロットと称し女性を騙し続けた実在する伝説的詐欺師「クヒオ大佐」。その“妻”役を宮沢さんが演じ、クヒオ大佐をテーマにした映画『クヒオ大佐』でも監督を務め、『紙の月』で宮沢さんとタッグを組んだ吉田大八監督が今回演出を手がけた本舞台で、稽古の初日から妥協なくひたすら「演じること」に真摯に向き合い続けた宮沢さんの演技との格闘の日々を追った。宮沢さんの演技の神髄にカメラが初密着した「プロフェッショナル 仕事の流儀」は7月24日(月)今夜22時25分~NHK総合で放送。(笠緒)
2017年07月24日俳優の鈴木亮平が6月15日(木)、都内で行われたWOWOW「連続ドラマW宮沢賢治の食卓」の完成披露試写会に出席。若き日の賢治を演じる鈴木さんは「共通点ですか?マニアックなところが似ていると思います」と話していた。「賢治は夢見がちで空想好きというイメージもあると思いますが、実際には世界に対する知識があふれ出ていた人。例えば、石に詳しかったり」と賢治像について語る鈴木さん。自身も世界遺産検定1級に合格するなど、幅広い知識の持ち主として知られており「僕も遺跡が大好きですし、地質や地層を見るのも大好き」と賢治に負けない“マニアック”ぶりを披露していた。魚乃目三太による同名コミックをもとに、「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」などの代表作で知られる国民的な詩人、童話作家の宮沢賢治が食やクラシック音楽を愛した青春時代を描く。鈴木さんは「誰もが知る人物で、皆さんの中にもそれぞれのイメージがあると思いますが、おそらく誰も描いたことがない宮沢賢治が映し出されているはず」と強い手応え。“食”を題材にした内容にも言及し「いま流行のグルメもので、たぶん一番質素な内容だと思います。第1話の主役はコロッケですし(笑)、最終話に至っては雪ですから…。ドラマを通して、身の周りにある食事のおいしさを改めて実感していただけるはず」とアピールしていた。完成披露試写会には、賢治の一番の理解者である妹・トシを演じる石橋杏奈、演出を手がけた御法川修監督が出席した。ドラマには鈴木さん、石橋さんをはじめ、山崎育三郎(女学校音楽教師の藤原嘉藤治役)、市川実日子(賢治の運命の人である櫻小路ヤス役)、神野三鈴(賢治の母・宮沢イチ)、平田満(賢治の父・宮沢政次郎)らが出演している。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月17日(土)、毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日上田晋也、藤木直人、森泉の3人が司会を務め、旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」の5月21日(日)放送回に、女優の宮沢りえがゲストで出演する。1987年に初代リハウスガールとして大きな注目を集めた宮沢さんは、翌1988年には映画『ぼくらの七日間戦争』に主演、日本アカデミー賞新人賞を受賞するなどその才能を高く評価される。さらに小室哲哉プロデュースで歌手デビュー。1990年には紅白出場も果たすなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の幅を広げていった。また、2003年に『たそがれ清兵衛』で、2014年に『紙の月』で、2017年に『湯を沸かすほどの熱い愛』で3度にわたり日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。2005年には『父と暮らせば』でブルーリボン賞主演女優賞に輝き、『紙の月』では東京国際映画祭の最優秀女優賞を獲得。『湯を沸かすほどの熱い愛』では第26回日本映画批評家大賞の主演女優賞も受賞するなど、いまや日本を代表する女優といえる。そんな宮沢さんだけに撮影エピソードについては枚挙にいとまがなく、今回は灼熱、極寒、ピラニア…などこれまでに経験した壮絶な撮影に関するエピソードを披露してくれるほか、2009年に出産した娘に毎朝作るお弁当のコツなど“母”としての顔も披露。そして画伯・宮沢さんがMCの上田さんを描くことに…その出来栄えにも注目だ。人気星占いで意外な恋愛・結婚の未来についてもトークが広がって…宮沢さんの様々な面が見える30分になりそう。映画やドラマだけでなく舞台でも活躍する宮沢さん。そんな宮沢さんが主演する舞台「クヒオ大佐の妻」が現在上演中。本作は『紙の月』でも宮沢さんとタッグを組んだ映画監督の吉田大八が作・演出を手がけた舞台で、自らを「ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐」と名乗って何人もの女性を騙した実在する日本人の結婚詐欺師をモデルにしたストーリー。「クヒオ大佐の妻」は東京芸術劇場シアターウエストで6月11日(日)まで上演。「おしゃれイズム」は5月21日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月21日6月17日(土)より放送スタートするドラマ「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」。この度、本作の主演・鈴木亮平が誰も見たことのない国民的作家・宮沢賢治の新しい姿に挑んだメイキング映像が到着。同時に、いつも懸命に生きる“新しい宮沢賢治“の様々な表情などを切り取った新たな場面写真も初解禁された。大正10年、青年・宮沢賢治(鈴木亮平)は花巻の実家から東京へ家出していた。その間も、心を捉えて離さないのは最愛の妹・ トシ(石橋杏奈)のこと。ある日、実家からトシの大病をほのめかす電報が届く。急ぎ帰郷するが、大事はなさそうなトシ。電報は、家業を継がせたい父・政次郎(平田満)のはかりごとで、母・イチ(神野三鈴)もケロリとしたもの。久々に帰郷したものの打ち込むべきことが見つからない賢治だったが、土産代わりにコロッケを家族に振る舞い喜ばれたことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”こそが自らの理想とする生き方だと気付く。農学校教師の職を得て、その理想を生徒たちに伝えていくことになる賢治。音楽教師の嘉藤治(山崎育三郎)、いとしの君・ヤス(市川実日子)とのかけがえのない出会いにも恵まれる。しかしその一方、回復するかに思われたトシの体調が徐々に深刻な状態になりつつあることを、賢治はまだ知らなかった…。本作は、若かりし頃の天真爛漫な宮沢賢治の青春時代を、彼の愛した食やクラシック音楽を通して、家族や親しい人たちとの関わりを描く感涙物語。主人公・宮沢賢治役を鈴木さんが演じるほか、彼の最愛の妹・宮沢トシ役を石橋杏奈、後に賢治の良き親友となる高校の音楽教師・藤原嘉藤治役を山崎育三郎、次第に賢治に惹かれていく小学校教員・櫻小路ヤス役を市川実日子。そのほか神野三鈴、平田満、柳沢慎吾、おかやまはじめ、竹財輝之助、井之脇海、犬飼直紀らが出演する。今回到着したメイキング映像では、ドラマの魅力と登場人物たちを紹介。また、最愛の妹・トシと真剣な表情で向き合う姿から、揚げたてのコロッケや賢治の運命の女性となるヤスと一緒に食べる焼きリンゴを心から美味しそうに頬張る姿、さらには人目をはばからずに踊ったり、親友・嘉藤治のピアノ伴奏に合わせて農学校の生徒たちと楽しそうに歌を口ずさむ姿など、鈴木さんが表情豊かに演じる青年・賢治の自由奔放な一面が映し出されている。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月17日(土)より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年05月15日宮沢賢治役を鈴木亮平が演じる、連続ドラマW「宮沢賢治の食卓」。この度、本作の新たなキャストとして山崎育三郎、市川実日子らの出演が決定し、オールキャストが発表。また、本作のポスタービジュアルも初解禁された。「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」などで知られる、国民的作家・宮沢賢治。孤高の存在として語られる印象とは裏腹に、実はユーモアに溢れた好奇心の人だった。賢治とは一体どんな人物で、如何なるものを食したのか?賢治の愛した食べ物には、やがて早逝する最愛の妹への深い愛情が秘められてた――。本作では、若かりし頃の天真爛漫な宮沢賢治の青春時代を、彼の愛した食やクラシック音楽を通して、家族や親しい人たちとの関わりを描く感涙物語。主人公・宮沢賢治役を鈴木亮平が演じ、彼の最愛の妹・宮沢トシ役には、モデルで女優の石橋杏奈が決定しているが、今回新たに本作に加わる実力派キャスト陣が発表!自由奔放な賢治にふり回されるが、後に賢治の良き親友となる高校の音楽教師・藤原嘉藤治役に、“ミュージカル界のイケメンプリンス”と称され、現在放送中の「あなたのことはそれほど」や『美女と野獣』では日本語吹き替え版で野獣役を熱演する山崎さん。好きな音楽や文学を通じて次第に賢治に惹かれていく小学校教員・櫻小路ヤス役に、『シン・ゴジラ』や現在放送中の「小さな巨人」などに出演する市川さん。また、おっとりした性格で賢治を含む5人の子どもたちを優しく見守る母・宮沢イチ役に神野三鈴、代々続く質屋を継いでほしいと思いながら作家を夢見る賢治を厳しく育てる父・宮沢政次郎役に平田満が扮する。山崎さんは、「嘉藤治は音楽教師であり、賢治の良き親友です。自由奔放な賢治にふり回されることもありましたが、嘉藤治にとって賢治の天性の才能は憧れでした。音楽家としては嫉妬するときもありましたが、賢治との出会いが嘉藤治の人生を変えていきます」と役どころを話し、「今回、音楽教師・嘉藤治は、ピアノを弾くシーンがとても多く、芝居以外の時間はピアノの猛特訓でした。ピアノシーンも見所です!!」とアピール。また、市川さんは「初めての花巻の言葉は、なんともかわいらしく、難しい」と苦労を明かし、「この作品の賢治さんは、生きていくのに大事なことってなんだろう?という素朴な疑問へ、明るく 軽やかに答えてくれるような予感がしています」とコメント。神野さんは、「足元にころがる石から宇宙まで想像の翼を広げ、すべての命に光と尊さを見つけた宮沢賢治。その賢治を大らかに優しく演じる鈴木亮平さん。私が演じる母イチは、そんな賢治を産み静かに見守る花巻の大地や自然のようなそんな存在でありたいと願っています」と語り、平田さんは、「この温かな心やさしい物語にふさわしく、人間味にあふれた、実在感のある父親像を造形できたらうれしいです。厳しい現実と賢治の求める理想の橋渡しの役目もあるのかな、とも思います。決して大上段に構えることなく心洗われる美しい物語を、共感をもってご覧いただけたら幸せです」とメッセージを寄せている。そのほか、柳沢慎吾、おかやまはじめ、竹財輝之助、井之脇海、犬飼直紀ら個性豊かなキャストも出演する。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月17日より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年04月26日俳優・鈴木亮平が“宮沢賢治”を演じる、6月スタートのドラマ「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」。この度、新たなキャストとして鈴木さん演じる賢治の最愛の妹・トシ役を石橋杏奈が演じることが決定した。大正10年。青年・宮沢賢治(鈴木亮平)は、岩手・花巻の裕福な実家から東京へ家出していた。8か月に及んだ東京暮らしの間も、心を捉えて離さないのは最愛の妹で女学校の教師を務めるトシのことだった。夏の終わりのある日、実家からトシの大病をほのめかした電報が届く。急ぎ帰郷するが、大したことがなさそうなトシ。賢治は家業の質店を継がせたい父・政次郎の策略に引っ掛かったのだった。久々に帰郷したものの、打ち込むべきものが見つからない賢治。そんな中、手作りしたコロッケを家族にふる舞い喜ばれたことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”こそが自らの理想とする生き方だと気付く。そして、その具体的な形として、教師になり子どもたちに幸せを分かち合うことを教えたいと思うように。トシの陰日向からの尽力もあり教師になれた賢治。だがその一方で、トシの体が病魔に侵されていることを賢治はまだ知らなかった――。ドラマは、賢治が愛した食や音楽を切り口とする、“ヤング宮沢賢治、愛と青春の旅立ちの物語”。特に、鈴木さんと石橋さんが演じる、傑作詩篇「永訣の朝」に綴られた最愛の妹・トシとの死別に描かれる兄妹愛は、涙なくして見られない。これまで、「天皇の料理番」やコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」などで共演経験もある2人。ドラマで石橋さんは、後に日本を代表する詩人・童話作家となる賢治の一番の理解者で、その才能を評価していた妹という役どころに挑戦する。また、女学校の教師という役柄で、バイオリンの演奏に初挑戦も。石橋さんは、「バイオリンは触るのも初めてで全く分からないところからのスタートでしたが、特にすごく上手という設定ではないのが幸いでした(笑)」と話し、「トシはヴァイオリンが好きでたまらないという役なので、楽に、楽しく、演奏出来たらなと思います」とコメント。鈴木さんとの本格的な共演は今回が初めてだと言う石橋さんは、「すごく楽しみです。どんな兄妹愛が出来上がるのか、わくわくします」と心境を語り、「このドラマで描かれている亮平さん演じる宮沢賢治が、とにかく素敵なんです。個人的にはヤスさんと賢治さんのシーンが楽しみです。みなさま、ぜひご覧下さい!!」とメッセージを寄せている。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月、毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年04月17日