女優の宮沢りえが7年ぶりの主演映画『紙の月』で、第28回山路ふみ子女優賞を受賞した。平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロイン役で新境地を開拓。宮沢が同賞を受賞するのは『父と暮せば』(2004年)以来2度目で、2度の女優賞は吉永小百合に続き、史上2人目の快挙となる。その他の写真吉報が届いた15日、メガホンを執った吉田大八監督がアップルストア銀座で行われたトークショーに出席。日本映画として唯一、第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されており、同映画祭のコンペ部門プログラミングディレクターを務める矢田部吉彦氏を聞き手に、「僕が求めるもの、映画が必要とすることのために、100パーセントの仕事をしてくれた」と本作で宮沢が見せた“女優魂”を振り返った。映画はベストセラー作家・角田光代の同名小説を原作に、夫と暮らす銀行の契約社員・梅澤梨花(宮沢)が、年下の恋人のため顧客の金を横領し、その犯行をエスカレートさせる姿を描いた。吉田監督は「だんだんプロセスが大胆になるなかで、彼女が見せる表情の変遷が、作品の大きなよりどころになった。現場では常にプロフェッショナル。監督としての僕を信頼してくれた」と宮沢への感謝を表した。吉田監督はCM業界で20年のキャリアを積んだ後、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(2007年)で長編監督デビュー。『クヒオ大佐』(2009年)『パーマネント野ばら』(2010年)を発表し、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)では第36回日本アカデミー賞で最優秀監督賞を受賞した。「毎回違ったことをしようと心がけるが、いい意味で『監督らしいですね』と言われることも。長年CMをやってきたからか、なるべく自分を消して、誰が撮ったかわからないと思ってもらえるのが理想」と話していた。山路ふみ子賞は映画人の育成、功績を称える目的で毎年開催している。『紙の月』11月15日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月16日少女漫画界の巨匠・大島弓子の自伝的コミックエッセイ『グーグーだって猫である』が宮沢りえ主演で連続ドラマ化され、WOWOWで今秋に放送されることが14日、明らかになった。『グーグーだって猫である』は、1人の女性が飼い猫と過ごす愛おしい日々を綴ったもので、コミックは累計80万部発行、2008年には小泉今日子主演で映画されヒットした。主人公の小島麻子役に宮沢、監督は映画版と同じく犬童一心。脚本は『婚前特急』などの高田亮によるオリジナルストーリーで、愛猫を失い失意の日々を送っていた少女漫画家・麻子(宮沢)が、井の頭公園で病気の子猫を連れたホームレスと出会うところから始まる。主演の宮沢りえは「普段あまり漫画は読まないのですが、大島先生の作品を読ませて頂いて、小説を読むように物語が進んでいく漫画というのは初めてだったので、とても新鮮でした。大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたいですね。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたらいいなと、思っています」とコメント。映画版に続いて監督を務める犬童監督も「毎日宮沢さんの演技を見て、驚き楽しみ感動しています。彼女の演技にはいつもしっかりアイデアがあり、誠実で、でもそれでいながらあけっぴろげで大胆です。見ていると心がいっぱい揺れてしまいますね。そして、美しい。生涯そう出会うことのない息をのむ美しさです」と、宮沢の演技を絶賛している。
2014年04月14日「バツイチ」という言葉に、みなさんはどんな印象をもたれますか?「彼、いい人だけどバツイチなんだよね・・・」と、敬遠してしまう人も多いですよね。でも実は、「バツイチ男性」との結婚にはメリットも沢山あるとか。確かに、バツイチになった理由はそれぞれだと思いますが、一度、結婚を経験しているということは、これから初婚を迎える男性よりも、結婚に対して現実的な考えを持っていそうですよね。そこで今回は、実際にバツイチ男性と結婚した女性にインタビューを敢行。その魅力について語ってもらいました。■1.人生経験が豊富「旦那さんは、バツイチだけど、そのぶん、人生経験が豊富で、会話が楽しいの。離婚という人生の失敗を笑い飛ばせる心の余裕もあるから、一緒にいて楽だよ。離婚から得た学びがたくさんあるんだと思う」(27歳/経理)離婚をひとつの人生経験として捉え、その後の自分の人生に上手に生かしていければ一番でしょうね。この旦那さんのように、離婚を笑い飛ばせるようになるほど、心の器が大きくなったバツイチ男性は、確かに魅力的だと思います。■2.同じ失敗をしないために努力をする「私の旦那は、前の結婚生活では、奥さんに家事をすべて任せていたんだって。だけど、共働きだったから、奥さんの不満が爆発して、家を出ていってしまったの。それが離婚のすべての原因じゃないみたいだけど、私と再婚してからは、家事を積極的に手伝ってくれて嬉しいよ」(30歳/広告)同じ失敗を繰り返さないためにも、自分が過去に犯してしまった間違いを正そうとするのは、バツイチ男性ならではかもしれませんね。離婚という辛い経験を自分の成長につなげている点が非常に魅力的ですよね。■3.慎重でありながらも、結婚願望が強い「10代の頃、学生結婚した旦那さん。最初の結婚は勢いでしちゃって、たった2年で離婚。そのため、私と出逢った当時は、とにかく結婚に対して慎重だったよ。だけどね、結婚願望は結構あって、最初から結婚を考えながら付き合ってくれたから、とても安心感があったな」(25歳/家事手伝い)バツイチの男性は、一度結婚に失敗しているぶん、結婚に対して慎重でしょうね。ただ、同時に結婚の良さも覚えているはず。だから、慎重でありながらも、結婚願望は、意外と強かったりします。結婚したい女性にとっては、そこも魅力のひとつとなるでしょうね。■4.結婚に夢を見すぎていない「結婚の現実を知っているから、どんなときでも冷静な対応ができるのね。私の旦那さんはバツイチだけど、お互いの両親への挨拶から結婚まで、それから、今の生活においても、冷静なんだよね。やっぱり、一度経験しているから、結婚に夢を見ないんじゃないかな。一方の私は、初婚で、色々なことに、アタフタしちゃうことが多いから、すごく助けられているよ」(28歳/アパレル)結婚の一通りの流れを経験しているというのは、強いですよね。結婚に対して夢を抱きすぎていると、絶望が待っている場合があります。でも、それがなければ、冷静に対応できるでしょう。バツイチ男性となら、結婚後の生活のストレスも少ないかもしれませんね。■最後にバツイチ男性だからといって敬遠せずに、付き合ってみるといいでしょうね。バツイチ男性にしかない魅力を発見できる可能性がありますよ。(羽音/ハウコレ)
2013年08月19日宮沢賢治『銀河鉄道の夜』『風の又三郎」』を原作とした映画、『グスコーブドリの伝記』が7月7日より全国公開される。『あらしのよるに』の杉井ギサブローが監督、声の出演は小栗旬、忽那汐里、佐々木蔵之助など実力派が勢ぞろい。その『グスコーブドリの伝記』とコラボして絵本を制作したのが清川あさみ。「Zipper」「CUTiE」などで人気雑誌のモデルを務めながら、女優たちに刺繍をほどこし動物に変身させる「清川あさみの美女採集」など、アーティストとして人気を博している彼女。その華麗で繊細な世界観が、若い女性を中心に大きな支持を集めている。今回、映画を清川あさみ流に絵本にした「宮沢賢治作『グスコーブドリの伝記』」は、彼女の第五作目にあたり、6月27日(予定)に発売される。これを記念して、絵本の原画を展示した“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”が同時開催されるので注目したい。“清川あさみ展Another World~宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」~”では、清川の絵本の原画だけでなく、映画の原画も公開される。また、清川は映画をイメージした限定コラボビジュアル『budori』も制作。美しい繊細な刺繍が、映画の世界をより魅力的に引き出してくれる。映画『グスコーブドリの伝記』を観て、清川は次のコメントを寄せた。「この物語はひとりの小さな勇気あるブドリという男の子が立派に成長していくお話。自然というものは最も美しく、最も厳しいという事をこの物語に教えられました。このようなタイミングで日本の美学を表現出来た事を嬉しく思います。イーハトーブの森と幻想的な美しい日本の風景を愛に溢れるブドリと一緒に体感して下さい」【ストーリー】イーハトーヴ森の木樵りの息子として両親と妹と穏やかに暮らしていたブドリは、森を襲った冷害のため家族を失くし、一人ぼっちに。それでもブドリは、生きるために一生懸命働き、やがて成長し火山局に勤めるようになる。そこに再び襲ってきた大きな冷害。あの悲劇を繰り返さないため、ブドリは決心する。みんなのために、自分ができることを行いに―。作品情報声の出演:小栗 旬、忽那汐里、柄本 明ほか原作:宮沢賢治監督・脚本:杉井ギサブロー主題歌:小田和正「生まれ来る子供たちのために」公開:7月7日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 映画公式サイト
2012年05月25日すれ違い生活が原因か女優の宮沢りえが元プロサーファーで実業家の夫と離婚することが分かった。2人は2009年4月に結婚、子どもも設けていたが、その生活は3年でピリオドが打たれることとなったようだ。近しい関係者の証言によると、互いに多忙な生活を送っていたため、すれ違いが生じたことが原因という。夫はサングラスメーカーの責任者として、ハワイを拠点に活動しており、女優活動を行う宮沢とのあいだには、互いに距離が生じてしまったとみられる。(出演中の舞台「THE BEE」より参考画像)新たな一歩で前向きに女優業へ所属事務所は、離婚報道について否定しなかったものの、8日昼現在のところ正式なコメントは出していない。近く本人による会見があるのではともいわれている。長女出産後、CMに、ドラマに、舞台にと、積極的に女優として再び活躍している彼女。現在も舞台「THE BEE」で警官、リポーター、ストリッパーというそれぞれ大きく異なる3役を体当たりで演じている。変わらぬ美しさはもちろん、その演技力には定評がある。離婚は彼女から提案したとも報道されており、ひとつの節目となる決断として、新たな一歩を踏み出したのではないだろうか。女優として、前向きに挑み続ける今後の彼女に期待したい。元の記事を読む
2012年05月09日松山ケンイチ、「ウイダーinゼリー」の新CMキャラクターに19日、俳優の松山ケンイチ(27)が森永製菓の「ウイダーinゼリー」の新CM発表会に登場した。小学校の頃から「ウイダーinゼリー」を飲んでいたと話す松山の新CMが全国オンエアーされるのは25日、「走る男篇」。撮影では200回も走ったと言い、車の速度に合わせて走るのに必死で過酷な撮影だったと振り返った。松山の健康の秘訣スポニチによると「なんだかんだと肉体労働なので、ちゃんと食べないとダメですね。朝ご飯も食べてますし、偏りなく食べることかな」と話し、現在撮影中のNHK大河ドラマ「平清盛」の現場でも、食べる間も無いスタッフにゼリーを配っているという。また、新米パパのイクメンぶりを尋ねられると「仕事の方が大変」と答えイクメンの方は「何とか」と笑顔で答えた。面白くなってきたと評判の大河ドラマ「平清盛」だが、先は長い。「ウイダーinゼリー」の力も借りて、イクメンも仕事もしっかり一年間乗り切れるように頑張って欲しい。編集部日野涼香元の記事を読む
2012年03月21日みなさんは過去に「バツイチ」、「子持ち」といわれる、離婚暦のある男性とお付き合いをしたことがありますか? 18歳から20歳前半、よく既婚者や離婚歴のある男と噂になる女の子がいたように恋愛の形のひとつとして「バツイチ」「バツイチ子持ち」と付き合った経験のある方も多くいるようです。今回は「バツイチ」「バツイチ子持ち」にスポットを当ててみました。人によって抱くイメージはさまざま。付き合っている時はいいのですが、結婚ともなれば「バツイチや子持ち」が障害にも発展していく可能性もあります。1、経済的な問題2、元妻との接点はあるのか3、なぜ離婚したのか4、また繰り返すのではないか両親からすると、「子供には幸せになってほしい」、「経済的に安定していてほしい」など、結婚について上記のような条件は、気になっても仕方がないところ。しかし、付き合っている立場からしたら、法律上ではなく約束なので、以下が成立していればよいのです。1、お互い必要としている2、お互い最良の状態でいること3、金銭的問題はちゃんと話し合って二人で解決すればいい4、好きである現在、海外では離婚率が48%にもなり、過去では考えられないデータとなっています。「結婚ラッシュ」という言葉があるように最近では「離婚ラッシュ」という言葉も対抗して出てきている現状。私たちの親の世代では受け入れられなかったことが、今では現実になっているのです。そう考えると離婚暦や子供がいるというバックグラウンドもいずれ障害にはならなくなってくる日もあるのかもしれません。大事なのはお互いの気持ち。過去に引きずられることなく、「今」の二人をお互い大事に思うことが最重要っていうことですね。そして、いずれは、過去を受け入れて未来の2人が見えたときに結婚という2文字となるのでしょう。
2011年12月01日