■前回のあらすじ反抗期の娘との関係に悩んだ楓は、塾の室長に相談することに。「受験期の反抗期にもいいことはある」とアドバイスをもらったものの、自分の中にあるイライラをどう処理すればいいのか、そして、娘のためには何をすべきなのかかわからなくて…。 >>1話目を見る 塾の室長からのアドバイスを参考に、私は娘の“できないこと”ではなく“できたこと”に目を向けるように意識しようと心がけていました。でも、そううまくはいかなくて…。私はもちろん娘のことを思っているし、娘だってきっと受験のことをちゃんと考えているはず。それなのに、どうしても面と向かうとトゲのある会話になってしまうのです。どうすればお互いの本音が話せるのか、どうすれば前向きに話ができるのか。私は、そればかりを考えていました。そんなとき息子の毅が話しかけてきて…。気づくとため息ばかりついていた私は、息子に心配をかけてしまったうえに、「優とどう話せばいいのか」と、悩みまで相談してしまったのです。優と毅は性格も違い、優は私が声をかけなければ自ら勉強するとも思えず…。そう簡単にはいかないよ…と思いながらも、息子の意見には納得できるところもあったのも、また事実。そこで私は、少しでも気分転換になればと思い、優をカフェに誘ってみることにしました。しばらくふたりでお出かけなんてしていなかったので、「行かない」と言われるかも?とドキドキでしたが、思いがけず娘は大喜び。その無邪気な姿を見て、たしかにこの年齢の時に「勉強しなさい」と言われたら、私も「今やろうと思ってた!」と言っていただろうな…と思うようになりました。うまくいかないことだらけで私もカリカリしていたけれど、娘はまだ小学5年生。たったそれだけのことで、なんとなく娘との距離が近づいたような気がしました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月14日■前回のあらすじ思春期を迎え、ことあるごとに反抗的な態度を取る娘。とくに勉強の話になると、ピリピリしてばかり…。何を言っても口答えする上、まったく勉強に集中しない娘の態度に、楓はストレスが溜まっていく。 >>1話目を見る 勉強の話になると、すぐにカッとなってしまう娘。私は私で、娘とどう接していいのかわからず、お互いに距離を感じながら悶々とした日々を過ごしていました。そんなある日…。「私の苦しみがわかってない」「うざい」などと書かれたノートの裏表紙には、吐き出せずにいる娘の本音が詰まっているような気がして、ショックで胸が張り裂けそうでした。受験のストレスなの? それとも、私がそんなにうるさく言っていた…?反抗期と、受験のストレス。きっとそれらを同時に迎えているであろう娘に、どう声をかければいいのかわからず、私はますます悩んでしまいました。高校生の兄・毅は勉強が得意なタイプで、わかりやすい反抗期もなかったため、ここまで苦労することがありませんでした。そんな中やってきた、娘のどストレートな反抗期。ちょっとのことでスイッチが入ったように怒るので、一体どこに地雷があるかがわからず…。何か言えば反抗的な態度を取るけれど、受験のためには勉強をしないで済ませるというわけにもいかず…。そもそも、親が娘の態度にビクビクしながら過ごすってどうなの?と、私の中で堂々巡りをしていました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月11日現在、小学校では35人学級や教科担任制の導入など、大きな転換期を迎えており、多くの都道府県で小学校教員が不足している状況があります。また、2000年前後は、採用倍率が12倍と高い水準だったのに対し、年々倍率は下がっていき、現在は3倍を下回っています。本学は、より良い教員養成を行い、すぐに現場で活躍できる実践力のある教員を輩出したいと考えおります。本セミナーでは、小学校の校長経験もある本学教員の大隅心平教授から、今求められる能力や教員像、そして本学の教員養成についてお話しします。本学には、毎年多くの小学校教諭免許状取得希望者が入学されており、その授業内容やレポートの添削指導は、学生アンケートにて多くの高評価をいただいております。学生と教員との距離が近く、学生に近づいていく星槎大学での学びの検討材料としてぜひご参加ください。■日時2021年10月23日(土) 14:00~15:30■対象小学校の先生を目指したい高校生・大学生・社会人の方など■講師大隅心平 (星槎大学大学院教授)専門分野:学校・学級経営/特別活動/道徳教育/現代社会におけるこども論担当科目:道徳の理論・指導法(初等)/生徒・進路指導論(初等)■参加費用無料■参加方法【STEP1】以下のURLまたはQRコードより申込フォームにアクセスして必要事項を入力して送信。登録されたメールアドレスに案内メールが届きます。申込フォームURL: 【STEP2】メールに記載された「参加URL」をクリック。「Zoom」アプリのインストールができます。詳細はメールにご案内いたします。※すでにインストール済みの方は不要です。【STEP3】参加日当日に「参加URL」を再度クリック。続いての画面で、名前(ニックネーム可)を入力し、「ミーティングに参加」をクリック。その後、音声確認の画面が出るので、「オーディオに接続して参加する」をクリック。これで、受講準備完了です!■星槎大学について本学は2004年に文部科学省の認可を受け開学した通信制大学です。学部は共生科学部のみで、学部内には共生科学、初等教育、福祉、スポーツ身体表現、グローカルコミュニケーションの5専攻を開設しています。「人と人との共生」「人と自然との共生」「国と国との共生」の観点から分野の枠を超えて教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現などの専門科目を横断的に学ぶことが可能です。また、学生は全国に在籍し、年齢層も幅広く10代から90代の方が共に学んでいます。科目総数は300科目以上で、ライフスタイルに合わせて学び方を自由にカスタマイズできるので、自分らしく学び続けることが可能です。■充実した学修サポート体制以下のように皆さんが安心して学べるようにさまざまな学修サポートを実施しています。また、各学生に合った個別の相談ができる環境を整えています。●専門のカウンセラー等が教職員と連携「総合キャリア支援センター」●教員養成に関わる相談・サポート「教職総合支援センター」●一人ひとりに各教員がつく担任制「マンツーマン指導員」●通信での学び方や学修の進め方を案内「学修相談会」●1対1で相談「個別履修相談(学修相談)」●オンラインで教員や学生同士が繋がる「LMS(学修管理システム)」●一人でも学修がすすめられる科目ごとの攻略本(学修指導書)■目指せる教員免許状・資格●幼稚園教諭免許状●小学校教諭免許状●中学校教諭免許状(社会・保健体育・英語)●高等学校教諭免許状(地理歴史・公民・保健体育・英語)●特別支援学校教諭免許状○社会福祉士国家試験受験資格○社会福祉主事(任用資格)○支援教育専門士(履修証明プログラム)○福祉スポーツ指導員(履修証明プログラム)○ピアヘルパー/教育カウンセラー○自閉症スペクトラムサポーター○小学校外国語活動指導者○日本語教師○児童指導員(任用資格)■お問い合わせ2021年10月生としてご出願受付中。入学前のご相談は、随時受け付けております。問い合わせ先星槎大学 横浜事務局 広報部TEL:045-979-0261E-mail: info@seisa.ac.jp 星槎大学HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月02日■前回のあらすじ受験にかかる膨大なお金に不安を感じていた遥。まわりの動きに合わせるのではなく、子どもの状況に応じて、取捨選択していけばいいのだと分かり…。 >>1話目を見る 最近、仲良しだった友だちが塾を辞めたこと、家庭のトラブルを聞かされたことなどがあって、あまり明るく塾から帰ってくることがなかった輝。しかし久しぶりに明るい笑顔で帰ってきました。輝が受験をどう考えているのかいまひとつわからなかったのですが、塾の友だちの影響で少しずつ輝も考え始めたようです。公立中高一貫校については、費用面を考えると確かにかなり魅力的でした。授業内容も、かなり個性があって面白そうで、私も学校についてもあらためて勉強しないといけないんだなと感じています。私立の学費も学校によって大きく異なりますが、それでも中学受験はお金がかかります…。やはり始める前にある程度の覚悟は持っておくべきだと、いまさらながらに痛感しています。中学受験をどういった受験にしたいのか、どこまでお金をかけられるのかは、夫婦で共通の認識が大事だと思いました。次回は、中学受験に反抗期が重なってしまった家族のお話です。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月20日■前回のあらすじ受験が近づき足りない偏差値がみえてくると、我が子を志望校に入れるために親の熱意も増してくる。そして家庭教師や個別指導を頼む親たちがいると先輩ママから聞かされて…。 >>1話目を見る 塾代だけでも高いと思っていた私でしたが、中学受験でお金がかかるのは塾だけではないという話を知り、ただただ驚くばかり。中学受験開始する前には「入れるところが一番縁のあるところ」と思っていましたが、始めてしまうと「やっぱり少しでも良い学校に」といった気持ちになることがあります。実際のところ輝自体の成績は、塾でも一番下のクラス。「あと偏差値が10高かったらこの学校も志望校になるのにな」と思うことがあり、ママたちがお金を注ぎ込んでも子どもに期待したくなる気持ちはすごくわかります。だからこそ、そんな気持ちがより強くなるだろう来年。輝が6年生になったときに私自身がどう変化していくのかが少し怖くなってきました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月18日■前回のあらすじ息子と同じ塾の友だちが、高額な塾代に憤慨した自分の父の姿を見てしまい、悩んでいると知った遥。同じようにお金のやりくりに不安を感じている遥には共感できる部分もあり…。 >>1話目を見る 輝と同じ塾に通う子のトラブルを聞いて、夫の和也は「聡くんの家は、何を大事にしたいのか夫婦で話し合えるといいけどな…」と言っていました。そして私は…聡くんの家の問題は「私自身にも問いかけられたような気持ち」に。しかし翌日の会社帰りに、今年中学受験を終えたばかりの同じ会社の美咲さんから中学受験にかかるさらなる実態を聞かされることに…。「我が子を志望校に合格させてあげたい」中学受験する親のみんなの願いです。でも親がしてあげられることなんて本当に少なくて、そのひとつがお金に関すること。だから美咲さんから話が出た個別指導や家庭教師も気にならないといえばウソでした。親が子を追い詰めないためにもクッションとしての役割で家庭教師を頼むこともいい気がすると話す美咲さん。でもその金額は驚きのもので…。次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月17日■前回のあらすじ中学受験する場合の3年間の塾代が約200万円かかると知り、家計は大丈夫なのかと急に不安を感じ始めた遥。家計管理もしっかりしている夫に任せ、安易に中学受験を始め過ぎたと後悔しそうになり…。 >>1話目を見る 「年収2,000万円あっても中学受験はできない家庭がある」と夫は言うけれど、それだけの年収があれば学費には困らないのではと思うのですが…。確かに、それぞれの家庭によって支出額は大きく違う気がします。海外旅行に年数回行くという家庭もあれば、バレエ、ピアノ、英会話と習い事をいくつも掛け持ちしている人もいます。あれもこれもやりながら、さらに「私立中学」と考えるのは、家庭によっては大変になるかもしれません。でも「学費に重点を置く」と決め、お金がかかる趣味がない我が家は、私立中学という選択肢はそこまで無謀な考えではないのかも…!?それでも教育費の考え方については、夫婦の意思疎通が大事だということを私たちもこの後思い知らされることになるのですが…。あまり趣味にお金をかけない夫が唯一購入するのが漫画。そして夫に影響されて、輝もこっそりと読んでいるのを知っていた私は、この漫画を輝の勉強に役立てていました。仲が良かった樹くんが塾を辞めることで落ち込んでいた輝。私は、理科の成績がダントツに良かった樹くんが、なぜ中学受験から撤退するのか気になりました。と同時に、一度はじめた受験を“途中で辞める”という選択もあるのだと、初めて実感することになったのです。次回に続く(全8話)毎日8時更新!樹くんの話は コチラ <子どもを追い詰める親・由井家の場合>原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月15日■前回のあらすじ中学受験を決めた息子のために、週に3回「塾弁」を作るようになり、一緒に食事をとれないことに寂しさを感じる遥。そんななか、高額な夏期講習の料金表を突きつけられ…。 >>1話目を見る 夫は、息子を自分の母校に行かせたいと思って準備していただけあって、中学受験システムのことはしっかり理解しているようでした。そして我が家の家計管理は夫に任せていたので、夫が大丈夫というのであれば…と、私はお金の心配をしてなかったのです。でも、毎月の塾代だってかなりの金額がかかり、さらに季節講習の金額を考えると、深く考えずに中学受験に賛成してしまったのではないかと後悔しそうになります。ネットでも「中学受験するならどれくらいの年収が必要か」などが話題にのぼっていますが、夫は年収はあまり関係ないと言い始めて…。次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月14日私は自分が公立中学だったため、中学受験は考えてなかったのですが、夫・和也の「息子を母校に入れたい」という言葉をきっかけに、ゲーム漬けだった息子・輝が、私立中学を目指すことになりました。小学4年生から、夫と相談して決めた中学受験塾の「桜咲アカデミー」に入塾。今は小学5年生になり、週に3回、お弁当持参で塾通いをしています。夫が率先して始めることになった中学受験。私も賛成したのですが、まさか夜お弁当を持ってまで塾通いするとは思ってもおらず…。小学生が家庭で夕飯を食べられず、遅くまで塾で勉強するなんて、私にはまったく未知の世界でした。そんな、ある日の朝…。結局、その日は輝はコンビニでお弁当を買うことに。私は塾で勉強を頑張る息子にお弁当を作れなかったことに罪悪感がいっぱいだったのですが…。料理が好きで我が家でも料理担当でもある私は、栄養バランスのある食事を子どもには摂らせてあげたい。家族一緒で楽しく食事したい。そんな風に思っていました。だからこそ「塾でのお弁当はかわいそう」と思いこんでいました。でも夫や息子の話を聞くと、どうやら楽しみの時間のようで、勝手な思い込みを反省しました。ただ家族みんなでご飯を食べられないのは寂しいことには変わりなく、これまで以上に家族一緒の食事時間は楽しみの時間となりました。そして、夏期講習の料金が予想以上の高さに衝撃を受けてしまい…!次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月13日大人気マンガシリーズ、今回はくずゆ@カップルエッセイ(@_kuzuyu_)さんの投稿をご紹介! 「母の母役がうんざりなので娘をやめることにしました。」第9話です。自立への第一歩!として大学を目指すくずゆさん。受験勉強が本格的になってきたようですが…?本格的に受験勉強を…出典:instagramストレス発散法は?出典:instagramひたすら勉強漬けの日々…出典:instagram受験勉強に励む間もお母さんの愚痴は相変わらず。とうとう試験1週間前に…。毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@_kuzuyu_)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年08月27日■前回のあらすじひとりで抱え込んでいた中学受験の問題を夫と相談することに。そして私は、悩んだ末に出した結論「中学受験を辞めようと思っている」と夫に伝えたのですが…。 >>1話目を見る それまで私は、夫が小学校から私立に通っていたものだと思い込んでいました。そして、このタイミングでようやく、夫は高校までは公立で、大学から私立であるOK大学に入学したという事実を知ったのです。つまり、私の勝手な思い込みと義母の独りよがりの結果が、樹を私立中学受験へと駆り立ててしまったことに…。「だったらもっと早く教えてよ!」と夫をうらむ気持ちと、夫と話し合うことを避け続けた自分の変なプライドの高さにげんなりしました。何より息子のことなのに夫婦できちんとコミュニケーションが取れていなかった私たちが、結果的に息子を苦しめてしまったという事実に二人とも反省しました。そして、一番大事な樹との話し合いでは…。私は樹の笑顔を久しぶりに見た気がしました。中学受験については、夫が樹と話し、正式に辞めることに。こうして我が家は中学受験のレールから外れることを選びました。受験のための勉強より、今は樹のワクワクを大事にすることに決めたのです。正直、「これまでの頑張りは何だったんだろう」という気持ちはあります。でも、息子にとって、そして私自身にとっても、今、大切にすべきことに気づけてよかったと思っています。最近では、夫がノリノリで樹に海外の昆虫の図鑑を渡したり、2人で昆虫博物館に行ったりしています。義母のプレッシャーの理由は、夫が子どもだった頃、お金がなく学校でもトップクラスの成績だったのに満足な勉強をさせてあげられなかったことを悔やんだ経験から「孫だけはそんな思いをさせたくない」と思ったことが原因だったそう。私と義母はどちらも自分の悔いを子どもに託そうとしていた…。これこそあの公園で知り合った彼女に言われた「私の問題」だったんです。義母については、夫から話したことで、多少プレッシャーは減ると思っています(それでも孫に期待をかける気持ちは止められないかもしれませんが…)。今後は義母の件は、全面的に夫にお任せ。そして私自身がもし今後また方向性にグラグラと悩んだ時には、夫や息子に相談しながら決めていきたいと思います。中学受験はここで区切りとなりましたが、私たちが今の息子の笑顔を失わないことを選んだことは後悔しないと思います。次回は、中学受験のお金についてのお話です。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月05日■前回のあらすじ「子どもの人生は子どものもの」と話す見ず知らずの女性。不安を漏らす私に「好きなものに熱中できる息子を育てたから自信もっていい」と言ってくれて…。 >>1話目を見る 中学受験塾に通っても成績が上がらないどころか、勉強にまったく興味を示さない息子。そんな状況にずっとイライラしていた私。でも偶然公園で立ち話をした初対面の先輩ママと話をしたことで、気持ちが落ち着き、私が考えなければいけないことが見えてきました。樹を傷つける発言をしてしまった私。何度も塾の宿題やテスト勉強をさせようと、衝突を繰り返してきました。その度に、うまく樹を導けない自分に落ち込み、そしてまったく勉強にやる気をもってくれない息子にガッカリしていました。自分が息子の教育に失敗したかのような気持ちになっていて夫にも相談できなかったのですが、ようやくこの抱えきれない問題を夫と話し合おうと決意しました。もともとは私から「樹を私立中学に行かせたい」と言って始めた中学受験でした。その時も夫は反対はせずに、「ムリするな」と言いました。しかし私は、「大丈夫!絶対、樹を合格させてみせるし、樹にも受験してよかったと思えるように頑張る」と宣言してしまっていました。その後も夫は「『勉強って楽しい』と思えれば伸びていくから」と、樹があまり宿題しないことも気にしている風はなく、そんな姿に私はどちらかというと「あなたが協力的じゃないから樹がやる気を出さない!」と憤慨してしました。私たち、家族が出す結論は…!?次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月04日■前回のあらすじ塾の宿題をやらない息子・樹に「これ以上落ちこぼれてもいいの!?」と言ってしまった母。すると樹からは「どうせ僕は落ちこぼれだよ、中学受験なんてしたくない!」と言われてしまい…。 >>1話目を見る 樹に言ってはいけない言葉を浴びせてしまった私。出て行ってしまった樹を探しに外に出たのですが…。小さい頃から昆虫が大好きで、この公園には毎日のように散歩に来ていました。そしていつも私がそばにいるのも忘れるぐらい昆虫に魅入られて、何時間でもみている樹。そんな幼い頃を思い出しながら、樹のそばにあるベンチに座っていると…。これまで誰にも相談したことがなかった中学受験。塾とのかかわり方、家庭学習の方法、何より子どもたちを親はどうフォローすればいいのか…書籍やネットからの情報収集を日々行っていました。役に立つ情報もあったし、自分の行動に反省する面もありました。でも、だからといって樹に「これぞ!」という有効なものがなく、私もまたイライラして怒ってしまうの繰り返し…。まったく見も知らぬ人に声をかけられた瞬間、私は不安や弱音を吐露する相手がいなかったのだと気がつきました。誰でもいいから話を聞いてほしいと私はずっと渇望していたのだと…。そして思わず本音がこぼれていき…。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月02日私は、小学5年生の息子・樹を育てる華。夫は一流大学を卒業し、現在は大学の准教授をしていますが、私は短大出身。夫とは、夫が務める大学に事務職で働いていた時に、出会いました。そんな夫は、息子の進学について何も言いません。でも、義母や友人からは、樹が赤ちゃんの頃から何かとプレッシャーをかけられ続けてきました。夫の大翔はOK出身。だからか義母からはOK小学校入学を薦められました。あまり勉強が得意ではなく、学歴コンプレックスを抱えていた私は、「男の子は母親似」とよくいわれる言葉が気にかかっていました。「あの頃もっと勉強しておけばよかった…」と就職活動では何度も悔やみ苦労した経験は、樹にはさせたくない。でも、もし私に似ていたら…。その不安から、私は、小学校受験について夫に相談することに。私立小学校への受験は、義母の勧めもあり受験に強いという教室に通わせましたが、合格とはなりませんでした。義母から嫌味を言われましたが、樹自身はあまり落ち込むことがなく、深い傷を負わせなくて本当によかったと思っていました。しかし、樹が小学生になると、またも義母から「中学はOK中学受けるんでしょ?」とプレッシャーをかけられるように…。ただ、私自身が短大出身で就職に苦労した経験があることから、息子には同じ思いをさせたくないという気持ちが強くありました。だからこそ私立中学でリベンジを果たしたいと私も思っていたのです。しかし小さな頃から昆虫が大好きな樹は、蟻がエサを運ぶ様子を1日中眺めていたり、蝉の羽化する瞬間を見るために夏休み中早起きしたり…。自分の好きなことに集中する力はすごいのですが、興味のないことにはまったく意識が向かないので、教科によって成績の差が激しくて…。もちろん、昆虫に興味があるのは悪いことではないとはわかっています。ですが、受験のことを思うと、そうも言っていられませんでした。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年07月30日■前回のあらすじ絵に描いたような優等生だった母。娘の教育に対する意識も高く、幼稚園の入園が決まってからも、まるで難関校の受験生のような生活が続いたが…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。今回は、前回から時が進み、私の小学校編をお送りいたします。■ゲームの話は友だち作りに大いに役立ったつらかった小学校受験期を終え、どうにか母の希望通りの小学校へと進学することになった私。母の希望に添うことはできましたが、依然として私と母とゲームの関係性に変化はありませんでした。しかし、まだゲーム全盛期だった小学校時代。ゲームの話は友だち作りのきっかけに大変役立ちました。それまでA君とはクラスが違ったので、関わりがありませんでした。ですが、いざ会話をしてみると非常に大人っぽい子で、彼と話すきっかけになったゲームのことは今でも忘れません。そこから再び時は流れて、小学校の卒業式での出来事。ここで母と私に転機が訪れます。 ■A君のお母様から感謝された卒業式の合間に、私の母とA君のお母さんが初めて対面しました。A君のお母さんは、A君と私がゲームのおかげで意気投合して友だちになり、卒業まで仲良くしていたことに、とても感謝してくださりました。今思い返すと、A君はクールな一匹狼タイプで、ギャーギャー大騒ぎする子どもっぽい私とは真逆のタイプでした。A君は遠足や学校のイベントも一人で過ごすことが多かったように思います。A君のお母様が涙ぐみながら、母にお礼を言ったことで、母の「ゲームなんて悪いものだ!」という意識は、ここから徐々に変わっていきます。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月18日天明麻衣子さんは東京大学文学部を卒業後、NHK仙台放送局契約キャスターとして活躍。スペインに1年弱移住しながら、一般企業勤務を経て2014年に結婚。帰国後はフリーアナウンサーとして幅広い活躍をおこなっています。また、2021年の4月からは東京大学の大学院に入学し、現在は第一子を妊娠中。7月にご出産を控えています。前回は、ご自身の妊娠や不妊治療について伺いました。今回はコロナ禍の妊娠についてや、妊娠中に東大の大学院院を受験したときのお話などを取材させていただいています。また、現在妊娠中でありながら、大学院に通っているという天明さん。コロナ禍のリモート大学院生活についても、いろいろとお話ししてくださいました! コロナ禍の妊娠は、思ったほどデメリットはないと感じた画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー妊娠が分かってから、気を付けていたことは何かありますか? 天明さん:朝早い番組を担当していたこともあり、睡眠時間がわりと短くていつも5時間くらいしか寝られていなかったんですけど、なるべく6時間弱くらいは寝られるように工夫したりしていました。あとは、年末年始の時期だったので、食べすぎて体重を増やしすぎないように気を付けていました(笑)。 ー妊娠が分かってから、パパがサポートしてくれていると感じることは何かありましたか? 天明さん:重い物を持ってくれたり、家事をやってくれたりとか。あとは、私自身が結構階段とかで転びやすいんですけど、一緒にいるときには注意を促してくれたりするなど、物理的な面でサポートしてくれています。 ー天明さんご自身は妊娠してから、心境の変化などはありましたか? 天明さん:安定期に入るまでは、健診のペースとかも間隔が空いていたりとかして、普段あんまり意識することはなかったですね。ただ、安定期に入ってくると健診のペースも短くなったりとか、おなかのなかで赤ちゃんが動いたりすると、「あぁ、自分のなかに赤ちゃんがいるんだな」と実感するようになりました。 ー天明さんの場合ですが、不妊治療をされていたタイミングがコロナ禍と重なったという認識で合っていますか? 天明さん:そうですね。自分の年齢を考えて治療に取り組んでいたタイミングが、たまたまコロナ禍であったという感じです。 ー「コロナ禍だから、妊娠するのを辞めよう」と思う方もいるそうです。天明さんはコロナ禍の妊娠についてどう思いますか? 天明さん:コロナ禍であるからこそ、逆に周りも気を付けていて、よっぽど例年より衛生面にみんなが気を付けている気がします。私はどちらかというと、コロナ禍だからどうせ出歩けないし、妊娠してもいいかなぁとは思いましたね。 ーそれではコロナ禍の妊娠は、不安や葛藤は特になかった感じでしょうか? 天明さん:はい。私は思ったほどデメリットもなかったかなという感じでした。 ーそうでしたか。とはいえ、初めての妊娠ということで、メンタル的につらかったことなどはなかったでしょうか? 天明さん:安定期に入るまでは、妊娠したことを言わないほうがいいのかなぁというのがあって、言いたいのに言えないという時期がつらいなと感じました。例えば、ほかの人の妊娠や子育ての話のときに「実は、私も妊娠しているんです」と言いたいのに言えないというか、まだタイミング的に言わないほうがいいよなと思ったり……。その時期は歯がゆいなと感じましたね。うちの親とかにも言わず、妊娠のことは夫と私だけで共有していました。 妊娠中に受験! 合間に健診へ行き、さらにお仕事と多忙な日々画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー今年の4月から、東大の大学院の東大の公共政策学教育部に入学されたのですよね。妊娠しながら受験勉強をして、さらにお仕事もされ、クリニックにも通い……となると、かなり多忙な印象なのですが、当時を振り返るといかがでしたか? 天明さん:そうですね。クリニックにiPadとか持って行って、待ち時間に勉強したりはしていました。肉体的にはレポート書かなきゃいけなかったりとか、いろいろ大変だったのですが、複数のことを同時進行でおこなうことで気が紛れていたというか……。気持ちが分散していたという面ではラクだったなと思います。 ー 複数のことを同時進行にとなると、いっぱいいっぱいになってしまいそうに思うのですが……? 天明さん:妊活のことばっかりを考えるのも、個人的にはしんどいかなと思っていたので、ほかに意識が向けられるものがあって良かったと思っています。また、今回はコロナ禍ということもあり、大学院の入学試験もオンラインに変わったりとか、その場に行かなくて良かったので、時間の調整とかもしやすくて助かりました。 ー受験勉強をしながら、お仕事もされて、合間に通院していたときのスケジュールってどんな感じだったのでしょうか? 天明さん:朝の番組を担当していたのですが、それが朝9時くらいに終わるので、その後病院に行ってすき間時間に勉強をしているという感じでした。仕事のメインが朝の時間帯だったので、病院の時間帯と重ならなかったので、良かったなと思います。 ー4月から大学院生活が始まったと思うのですが、いかがでしょうか? 天明さん:コマ数的には結構取っているんですけど、私が取っている授業は全部オンライン授業なので、家で講義を受けられるのは助かっています。 画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー実際に大学院の講義を受けられてみていかがでしょうか? 天明さん:一緒に講義を受けている人と友達になるというのはなかなか難しいんですけど、スラックというSNSでグループを作って、課題で分からないことがあったら相談したりすることはできています。ほかには、海外の交換留学的な感じで、インドや中国など海外の大学の方も参加しているので、そういう人たちが受講できるのはメリットがあるのではと思いました。 ーリモート講義を受けていて、問題はない感じですか? 天明さん:そうですね。グループ作業が必要な場合は、「今週何曜日何時から空いてます」みたいなアンケートを取って、zoomでみんなでグループワークをしています。その際、Miroというオンライン上でホワイトボードに付箋を貼って作業できるツールがあるんですけど、それを使って最近はわりと作業をしている感じです。いろいろ便利なツールがあるので、結構リモートでもできちゃうじゃん! といった感じですね。 ーコロナ禍で経済政策を勉強するために大学院に入られたということですが、今学んでいることを今後どのように活かしていきたいと思いますか? 天明さん:経済番組を今仕事でやっていて、スタートアップの取材をさせてもらったりとか、経営者の方を番組に招いていたりするんですが、まだスタートアップが頑張っている領域って、規制が多かったりするんですよ。例えば仮想通貨だったり、遺伝子の研究とかだったりいろいろあるんですけど、行政の対応が遅い影響により、ほかの国が先に追い越してしまうというのがあるので、スタートアップの環境をどうやって整えていけるのか、ということを考えていけたらなと思っています。 天明さんは「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」など、効率を重視した書籍を出版されていますが、ご自身でも同時進行でいろいろなことにチャレンジしていて、とてもバイタリティのある方だなと思いました! さて、配信3回目となる次回は、いよいよインタビュー最終回! 血液検査で判明したという橋本病についてや、出産の方法などを伺っています。ぜひ最後までお付き合いください! PROFILE:天明麻衣子さん東京大学卒業後、NHK仙台放送局契約キャスター、大手外資系金融機関といった経歴を持つフリーアナウンサー。著書として「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」「東大・NHK・外資系金融で学んだ、ビジネスで成果を出し続ける本物の勉強法」「時短勉強術」などを出版。2021年4月から東京大学の大学院に入学。第一子を妊娠しながら大学院生活を送っている。
2021年07月09日私の娘は、口唇口蓋裂という先天異常を持って生まれてきました。今回は、今まで受けてきた治療と就学後の治療についてお伝えしたいと思います。 これまでの治療と現在の治療口唇口蓋裂の治療におけるメインの診療科は形成外科でした。生後5カ月ごろ、唇を閉じ、鼻の形を整える手術を受け、1歳過ぎに口蓋裂を閉じる手術を受けました。それから6歳の現在まで、半年から1年毎に定期的に受診しています。 歯茎の裂があり、上の歯並びが悪いため、4歳ごろから矯正歯科に毎月通っています。また、鼻にかかった話し方のため、耳鼻科での聴覚検査をしたあとに、毎週近所の学校で開催している言葉の教室に通っています。そして、中耳炎になりやすいため、耳鼻科も定期受診しています。 多くの場合、唇再形成の手術が必要娘の場合、口唇裂手術後、最初は唇が少し引きつっている様子でした。手術した部分はピンク色で、痕が少しわかる状態が2歳ごろまで続いていました。けれども、成長とともにきれいな形になってきており、よく見ると多少違いがわかりますが、周りの人からは「まったくわからない」とよく言われます。 多くの場合は、小学校入学前に唇の形を整える手術が必要になるそうです。ただ、娘の場合は幸い、「見た目に問題がないから手術は必要ない」と主治医の先生からお話がありました。 口蓋裂の状態に応じて、骨移植が必要口蓋裂手術は、両脇の皮を縫い合わせておこなわれるため、手術後に上あごに穴が開いてしまう場合があるそうです。そのような場合、その穴を塞ぐ手術が必要になります。 また、娘は歯茎にも裂があり、当初は「小学校中学年くらいに腰の骨を移植する手術が必要になるかもしれない」とのお話でした。ただ、成長とともに歯茎の裂がどんどん狭くなり、今は歯茎の隙間がなくなりました。そのため、手術は必要ないかもしれないと言われています。 娘の場合、口唇口蓋裂ではあるものの、ありがたいことに経過は順調です。今後も主治医の先生と相談しながら、できるだけ娘に負担がかからないよう治療していけたらと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2021年07月05日今回は娘さんが1歳のころのお受験や習い事についてのお話です。まだ先のこと、のんびり構えていたら周りはもうすでにいろいろ考えていて、びっくりだったそうです。娘が1歳になる前後に、久々に妊娠中に知り合ったママ友たちと集まりました。話題は相変わらずほぼ育児の話。でも今までなかったトピックも出てきて……。 ママたちの会話に呆然 1歳になったとはいえ、当時私にとって娘はまだ「赤ちゃん」に毛が生えた程度のイメージ。ひどい便秘をどうするか、いつ歩くのか、託児所を利用するか……考えることといえば、そのくらいでした。 しかし、ママ友たちのあいだではもう習い事や進学についてのリサーチが始まっていて、「え! もうそんなことまで考えてるの!?」と、ものすごくびっくりしました。 同時に、少し寂しいような気もちになったのを覚えています。今までは、おむつや授乳、寝かしつけなど、みんな共通の話題があったけれど、これからは教育方針や家庭環境、子ども自身の興味や才能などで話題が変わっていくんだな、と気づかされたからです。 その後、数人が旦那さんの転勤等で遠方へ引っ越してしまい、集まることはなくなってしまいました。年賀状やメッセージのやりとりも徐々に減り、今では会う機会もありません。でも妊娠中から産後の、一番心細くてしんどかった時期に支えてもらったことは、今でも本当に感謝しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年06月23日■前回のあらすじ娘の中学受験のために家族一丸となってサポート!…となるはずでしたが、家庭での学習はまったく進まず…。>> 1話を読む 家族でサポートして中学受験に挑んだのですが、すぐに娘にイライラする毎日がしんどくなってしまいました。そこでやはり中学受験塾に通わせようと思い、偏りのある娘のようなタイプを受け入れてくれる塾を探すことから始めることに…。中学受験塾は大手・中小の集団塾、そして個別指導の塾があります。御三家や難関校に多くの生徒を合格させる塾、ある難関校への進学に顕著な実績を出す塾、中堅校に強い塾と特色があります。さらに家庭との付き合いについても、子どもが自習をどれくらいできるかが肝となる塾、面倒見がよく塾のフォローが行き届いた塾と親の負担にも違いが…。集団塾は、カリキュラムが整っているし、これまでの実績から過去の入試データや情報が豊富にあり、やはり親としては安心。そしていろいろと情報を集めた結果、もっとも惹かれたのは、発達に偏りのある子どもにも寄り添ってくれると評判の集団塾でした。そこは1週間の体験入学があり、さっそく娘も通ってみることにしたのですが…。多くの子が熱心に授業を受けるなか、ひとりだけ集中できていない優。すでにお子さんが通っているママさんには、つい「子どもが楽しく通えれば…」なんて理解ある親のような言葉を言ってしまいましたが、心の中では「どうしよう…」と思っていました。面倒見が良い集団塾ではありましたが、生徒の数も多く、ひとりひとりにまで目が行き届くのは難しそう。娘もストレスを感じるのか、勉強への理解度を深めることが難しかったようです。個別指導塾に切り替えると、以前と比べて楽しそうに勉強するようになりました。けれども、肝心の成績がまったく伸びません。そして、その原因は意外なところにあったのです。次回に続く(全5話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月18日■前回のあらすじ発達に偏りがある娘の中学受験を夫に打診すると「公立の方が支援が手厚いのでは?」と言われてしまう。しかし私立高校に進んだ息子の勧めもあり、娘に中学受験を打診してみると…。>> 1話を読む 「今の学区ではない中学がいい」という優の気持ちを知ると、夫も中学受験について前向きに検討するようになってくれました。そんな中、「グレーゾーンの子の進路」という勉強会が行われているとの情報を入手。夫を誘って、さっそく参加してみることにしました。勉強会に参加したことで、私も夫も、優に合った学校があるかもしれないと思うようになりました。そして…。意気込んで中学受験をスタート!!…したのはよかったのですが、すぐに勉強でつまずいてしまいました。ネットで評価の高いテキストを取り寄せても、娘はまったく解くことができず…。さらにはお気に入りの文房具を眺めたり、本の整理を始めたりと、興味があることに没頭してしまい、まったく勉強が進みません。一緒に勉強しようとしても、理解が遅かったり、集中できなかったりする娘を見ていると、私の方がイライラしてしまい、お互い感情的になるばかり。家庭学習のみでの受験を考えていましたが、早々に壁にぶつかってしまいました。親がその気にさせておいて、親の方が先にくじけてしまうなんて…。やっぱりうちの娘には中学受験は向いてないのかしら。次回に続く(全5話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月17日■前回のあらすじ「息子には俺と同じ私立中学を受験させたい」と突然宣言した夫。しかし毎日ゲーム漬けの息子には、「俺に向いてない」と一刀両断されてしまい…。夫の和也から「息子を俺の母校の私立中学へ」という突然の宣言からまだ日も経っていないある日のこと、私の職場で思いがけず中学受験が話題に…。2月に入ってすぐにお休みを取っていた同じ部署で働く美咲さんが久しぶりに出社しました。1月頃からかなりプライベートが忙しそうなことには気づいていましたが、これまで連続で休みを取ることが少なかったので、退社直前に声をかけてみると…。美咲さんの息子さんが中学受験していることを知らなかった私。そして受験するのは子どもなのに、「親に戦略が必要」という意味すらもよく理解できないし、さらに「全落ち」というあまりに怖ろしすぎる言葉が出てくることにも驚きました。まだたった12歳の子どもが受験するだけでも驚きなのに、不合格という経験まで受け止めなければいけないという事実。いつも明るい美咲さんがこれほど深刻な表情をする中学受験の世界が、私には衝撃的すぎました。しかし…。美咲さんに聞いた中学受験の情報は私の知らないことばかりでした。東京では2月1日から受験が開始されること、本命校やチャレンジ校は2月1日に受ける子が多く、また複数回受験できる学校もあること、合格発表は受けた当日にネットで発表され、不合格だった場合にはすぐ他の学校に受験出願ができることなど。そして志望校に合格できなかった子、また1校も合格できなかった子は、2月1日から3日間、4日間と連続で受験するという事実。高校受験からしか経験がない私にとって聞いたことがないほどの過酷な挑戦。「合格できなかったらどうしよう…」という不安を親も子も抱えたまま挑む日にちを想像するだけで、胃が痛くなりそうでした。さらに受験会場に付き添うために親が休むということも中学受験の特徴のひとつの気がします。今の上司は美咲さんが言うとおり理解あるけれど、働く親にとっての難題のひとつになりそう。というよりも中学受験って親の出番はどれぐらい必要なんだろう…どうしてそこまで大変な想いをして中学受験をさせるのだろう。そう思っていた私に美咲さんが言ったのは…。中学受験の成功失敗は第一志望校に合格すること、そう単純に思ってきましたが、美咲さんの話から家族にとっての成功は別のものなのかもしれないと思いました。小学生に不合格という体験を味わわせることは、正直させたくないと思ってしまう私。でも美咲さんの話す「濃い時間」という言葉が、なぜだか心の中に刺さったままでした。子どもの時期は大切と思いながらも、実際にはだらだらとした時間を過ごす輝を見て見ぬふりしてきただけなのかも。もしかしたら中学受験を考えることも、1つのきっかけになるのかもしれない。こうして美咲さんとの会話によって、私たち家族の未来も大きく変わっていくことになるのです。次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年05月19日「老後資金も不安だし、今年こそパートに出よう」と思ってはや幾年……。専業主婦にとって、社会復帰は怖いものだ。勇敢にもパート復帰した主婦が語る体験談からは令和の“寛容”な職場事情が見えてきたーー!「最近カルチャーセンターでは講座を開いても、平日の昼間だと50〜60代の方が集まらないのだそう。その理由は、パートを始めた人が多いからなんです」こう語るのはファイナンシャルプランナーの寺門美和子さん。アラフィフ女性の相談者や友人、知人からも「パートに出たい」という声を聞くようになったという。だが、いざ働こうと思っても、「何年も働いていないのに、ちゃんとできるかな」と、最初の一歩を踏み出せない人も多いそう。「昭和の時代は、学校や職場で、完璧じゃないものを見せると怒られました。そのため、50代女性は世代的に完璧主義の傾向が強い。そして、その“完璧でなければ”という思い込みから、パートへの応募を躊躇しがちなのです」だが、過度に不安に思う必要はないという。「今の社会、特に若い世代は、最初から完璧を目指さず、トライ&エラーを繰り返し、修正しながら完璧を目指していきます。わからないことがあれば聞けばいいし、失敗したら学べばいいんです。働いてみて自分に合わなければ、すぐに辞められるのがパートのいいところでもあります。重く考えず“とりあえずやってみよう”という軽い気持ちでまずは飛び込んでみてほしいです」先輩パート主婦たちの声にも耳を傾け、一歩踏み出してみよう。■「お客様に怒られ涙。でも周囲が支えてくれた」介護ヘルパーCさん(53)/ブランク:19年「社会的なつながりが欲しくて、チラシやスマホで求人を探していました。求人チラシを切り抜いてはおくのですが、“本当に私にできるの?”って不安が勝って、なかなか電話できないんですよ。近所の介護施設に電話するまでに半年もかかってしまいました(笑)」当初希望していたキッチンの仕事は別の人に決まっていたが「介護ヘルパーは募集しています。どうですか」と声をかけられた。「近所に住む母も、要介護1の状態。“もしかしたら母の介護に役立つかも”と考えて、思い切って介護職に飛び込んでみたんです」最初は週4日のうち、2日は仕事で、残り2日は介護職員初任者研修を取得するための学校通い。「学校では友達ができて楽しかったんですが、実際の介護現場は授業とは違います。初めて送迎のお仕事をしたとき、利用者さんを車いすに乗せることができず、ご家族から『できないヤツをなんで連れてくるんだ!』と怒られて、その場で泣いてしまいました」ここで支えとなったのが、施設スタッフからの『ごめん、まだ早かったね』『あのお宅に行かなくていいから』というフォローだった。「それに職場の同年代のパート仲間とも仲よくなりました。お昼休憩のときにお弁当を食べながらおしゃべりするのが楽しくて。『○○さんはこうしたほうがいい』『××は大変だったね』と会話すると、ストレス発散にもなるし、対応の仕方も勉強できました」体調を崩してしまい、2年ほどでその職場は離れることになった。母親の介護にはパートの経験が生きているという。「体調が戻ったので、今は新しい職場で働いています。今回は求人を見て、すぐ応募できました」「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月19日瀬戸康史主演で、現役コピーライターによる育児休業(以下「育休」)体験記「男コピーライター、育休をとる。」(大和書房刊)を映像化したハートフルコメディがWOWOWにて放送・配信されることが決定した。「男コピーライター、育休をとる。」はコピーライターの男性会社員が体験した不安や奮闘、波乱に満ちた育休の6か月を、笑いと涙で綴る。育休取得への道のり、育休中の生活、職場復帰の問題という、会社員が直面する諸問題について、言葉を巧みに操るコピーライターがユーモアあふれる文体で洞察した原作を、満を持して連続ドラマ化。主人公の魚返洋介役を演じるのは、映画やドラマ、舞台と多岐にわたり活躍し、最近では映画化もされるドラマ「ルパンの娘」や舞台「23階の笑い」などに出演し、公開待機作も多く控えるなど、俳優として新たな境地を見せている瀬戸康史。瀬戸さんは本作でWOWOW初主演をつとめ、男性の育休取得が全く当たり前ではない日本社会において、保活(子どもを保育園などに入れるための活動)・パパ友づくり・育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公を熱演する。「育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました…笑」と瀬戸さん。「この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います」と明かす。「演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です」と言い、「支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです」と改めて語った。脚本は、映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』で話題と共感を呼んだ細川徹が手掛ける。監督は、斬新な映像表現でコミカルの新感覚を生み出す山口淳太(ヨーロッパ企画)。各界の才能の融合によるアンサンブルにも注目だ。ストーリー魚返洋介(瀬戸康史)は広告代理店に勤めるコピーライター。妻・愛子から妊娠を告げられ喜びに浸るも、ふとしたことがきっかけで6か月の育休の取得を決意する。半年という長期間の育休は社内では未踏の領域。綿密な移行プランを設計し、不安を胸に上司の浜崎に育休取得を申し出るが…。そして娘の誕生に感激するのもつかの間、波乱の日々が幕を開ける。後輩のサポートも、労働時間のルールもない限界ギリギリの育休。混沌とした日々を送る中で、次第に現実と妄想の境界を見失っていく。しかし同時に、それはいままで知ることがなかった新しい世界との出会いでもあった。保活、パパ友づくり、育児分担など、次々と襲い掛かってくる難題。不器用な苦闘を経て、育休を終えた魚返の前に広がっていた景色とは…?WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」は7月9日(金)23時より全6回で放送、同日、第1回放送終了後よりWOWOWオンデマンドで全12話を一挙配信。※WOWOWオンデマンドでは6月25日(金)にいち早く第1話、第2話を配信する。(text:cinemacafe.net)
2021年04月28日春も深まり、卒業・入学シーズンに突入ですね。今回は高校受験にまつわるほっこりする話を紹介します。県外へ入学する息子を心配する母親に先生がかけた言葉今回子供が受験したときの話をInstagramにアップしていたのはy keikoさん。y keikoさんは、息子が県外の学校を受験することになって、いろいろな不安を抱えていました。そんな中、受験日に会場へ送って終わるまで待ち時間ができました。校内を散策していると、学校の先生が話しかけてくれました。先生は丁寧に悩みを聞いてくれ、このようにアドバイスをくれたのです。親御さんの心配は当然です。ですが、その心配で手を離せずにいたら子供さんの可能性を潰してしまうという事もあります。子供さんを信じて送り出すことも大切なことだと思います。心配する気持ちを汲んでくれつつも、それでも受験をして通わせるという決断をしたy keikoさんに強い後押しをしてくれる言葉でした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る y keiko(@keh349)がシェアした投稿 あの時の息子の決断を応援できて良かったと思ってる。y keikoさんのこのひと言にすべてが詰まっているあたたかいエピソード。この春、親元を離れる子供を持つママたちにも届いたのではないでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年03月23日コロナ禍に受験を迎えたお子様をお持ちの方は、例年よりも大変な思いをされたのではないでしょうか。学校法人高宮学園代々木ゼミナールは、300名の元受験生への調査をもとに、ショートムービー『緊急事態宣言に飲み込まれた私の受験』を、代ゼミ公式YouTubeチャンネル等にて公開しました。本ショートムービーの作成には調査の他に、元代ゼミ生約50名が企画段階から脚本段階まで協力。予備校としては異例の高卒生の皆さんに向けた動画で、新型コロナウイルスにより、“いつもとは違う環境”で受験に立ち向かってきた皆さんを応援するショートムービーです。元受験生300名からの調査結果をもとに、受験期の「いつも通り」を描く大学受験は、受験生の努力だけでなく、サポートする家族の存在があってはじめて乗り越えられるもの。今回のショートムービーでは、「コロナ禍の受験」という非日常的な生活の中での母親からのサポートと、孤独を感じながらも受験に挑む娘の姿が描かれています。なお、今回の制作に際して実施した独自調査で、過去3年の間に大学受験を経験した元受験生300名に調査したところ、全体の9割以上が「受験期間中、家族や友人、先生のサポートのおかげで受験を乗り切ることができた」と回答しており、人と人とのつながりは、受験生にとっても大きな活力となっていたことがわかります。親子それぞれの受験について~「いつも通り」が選ばれる~今回、直近3年間に大学受験を経験した、親/子ども各300名ずつ、計600名を対象に独自調査を実施しました。その結果を公開します。◆親も子も「いつも通り」の日々を求めている親と子どもそれぞれに大学受験期間中に心がけたこと/嬉しかったことを聞いたところ、ともに「いつも通り」の環境がトップとなりました。今年の受験生は新型コロナの影響で、「いつも通り」な状況が少なかった中、家で過ごす時間の長かったであろう受験生は、家族からの「いつも通り」のサポートによって、支えられていたことがわかります。約8割の親が、子どもの大学受験のために「時間や労力をいとわない」という想いをもっている78.7%の親が「子どもの大学受験のために時間や労力をいとわない」と回答しています。受験生だけでなく、受験生の子どもをもつ親もまた、受験に対する思いが強いことがわかりました。コロナ禍で大変な状況だったからこそ、「いつも通り」を大切にした1年となりました。親子でショートムービーを視聴して、受験の思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。【参考】※『緊急事態宣言に飲み込まれた私の受験』ショートムービー※「代ゼミオンラインコース」紹介ページ
2021年03月17日■前回のあらすじ娘には自分の「好き」を追求して深堀できる学校に行ってほしい。費用面などもクリアでき、はたして夫の出す結論とは…!?私が中学受験を意識し出してから一貫として「反対」という立場を通してきた夫。私がいろいろな情報をシェアしても、相談しようとしてもずっと逃げ回ってきました。でも私は夫が反対のまま進めるわけにもいかず…。今回の話し合いでも反対されたら、どうしようかなと…と不安になっていたのですが…。小学3年の9月から考え始めた中学受験。夫と意見交換ができたのは、もうすぐ12月になろうとする頃でした。共働きの私たちがどう中学受験に挑めばいいのかはまだまだ手探りの状態です。まずは塾選びから。これから娘が勉強でぶち当たるだろう壁、子どもの成績で一喜一憂するであろう私たち、そして塾の送り迎えなどのスケジュール。いろんなハードルがこの先に待ち構えているのだろうと思います。それでも中学受験が終わったときに「やってよかったね」と家族で笑えるといいなと思っています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月12日■前回のあらすじ娘と話をして中学受験についてあらためて考えた結果、私が私立中学に惹かれる理由は、「学校を選べる」ということに思い当たり…。何度か娘の葵の進学や今後について夫婦で話し合いたかったのですが、いつも「話し合いするぞ!」という私の気迫を恐れをなすのか逃げてしまう夫の健太。普通に話しかけたことで、そのまま会話に参加してくれました。私と夫は小遣い制にして、家計は私が管理していました。健太には貯金額は都度伝えていたのですが、大雑把な夫はあまり貯金額を意識していなかった模様。葵の学費については、葵が産まれてからすぐに娘用の口座を作って、毎月定額を貯金し続けていました。また児童手当もすべて貯金してきたので、特別贅沢をしなければ塾の費用や私立中高の学費はなんとかなることを説明しました。そして何より私が私立中高を調べていて、一番驚いたのが授業内容の面白さ! 最近の公立小学校の授業でもディベートを取り入れたり、企業に手紙を送って研究を深めたりと、私たちの子どもの頃とは大きく変化してきています。公立の中学も私たちの時代とは大きく違ってきているのかもしれません。それでもまだ画一的な授業が多いのも事実。葵には「知らないことを知ることは楽しい」と思って欲しい。だから葵に合った教育環境を選べるのであれば…「学校」を選んであげたいと思ったのです。はたして夫の出す結論とは…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月11日■前回のあらすじ中学受験に失敗した話を聞いて、改めて覚悟が必要だなと思った私は…。私はいろんな体験談を読むようになりました。体験談には、親子喧嘩が増えたり、受験することを途中で辞めたり、さらに離婚した家庭もあるなどいろいろな親子の姿がありました。もちろん親子の絆が深まった話や、受験をして良かったという意見もたくさんありました。そして文化祭シーズンとなり学校見学に行く季節となった頃、我が家はいまだに夫とは中学受験の話はできないでいました。そこでまずは娘と話しをしてみることに…。まだまだ子どもだと思っていたけれど、結構いろんなことを考えていることにビックリ。そして中学受験は誰が主役なのか、その原点に立ち返ることに…。どうして私立中学に魅力を感じるのか。公立にないメリットとは何なのか。ずっと考え続けてきてようやく自分の気持ちが見えてきました。中学受験をするのか、しないのか? 私たち家族の決断とは…!?次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月10日■前回のあらすじ塾に行かせてダメなら公立中学に行けばいい…そんな考えを持っていた私に先輩の紘子さんから「中受するならどこかの学校には入れてあげて」と言われて…。同じ大学で会社でも頼もしい先輩である紘子さん。息子さんも私立中学に通っているので、「中学受験のアドバイスは紘子さんにお願いしよう」と安易に考えていました。そんな紘子さんが「私の過去の話…聞いてくれる?」と言って話し出したのは、ご自身の体験談でした…。紘子さんの話は、親子の壮絶な中学受験の闘いの記録でした。そして紘子さんが「地獄だった」と語るのは…。紘子さんの話は、私にはとても重くのしかかってきました。大学時代、紘子さんの実家に遊びに行ったことがあり、紘子さんのお母さんにも会ったことがあります。紘子さんに似てとても柔らかな笑顔をするステキな方でした。紘子さんの辛かった体験談を聞いて、中学受験の怖さを垣間見たような気がしました。私も葵を傷つけてしまうことがあるんだろうか…。そして安易に流されて取り組むことではないなとあらためて思いました。そして私がしたことは…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月09日■前回のあらすじ夫は「中学受験は親のエゴだ」というけれど…。友だち付き合いが苦手で本が好きな娘に親としてできることを考え始めて…。夫の健太の言葉に「何も調べたりしないで反対するのもエゴなのでは?」と思ってみたものの私自身も知らない世界。そう思った私は出社前に本屋に寄ったのですが…。中学受験の本を読んでいたら先輩の紘子さんから声をかけられました。そして私は、自分の考えがとても浅いことを痛感することに…!中学受験についてはまだ考え始めたばかりの私。受からなければ「公立中学」でいいじゃんと思っていました。落ちたらどこにも行くところがない高校や大学と違って、公立に進むという手がある中学受験はそこまで覚悟をする必要があるという印象がなかったのです。しかし紘子さんのツラい過去の話を聞いて…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月08日