小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。そんな中、今度は算数の教科書を紛失! すると、隣の席のニコちゃんが教科書を見せてくれ、明るく励ましてくれたのです。 しかし、そんな2人の様子を友だちのゴウくんがとても険しい顔で見ていることに気づきます。ゴウくんがニコちゃんに好意を抱いていることを察したイチくんは、「ゴウくんをあまり怒らせないようにしないと……」と思ったのでした。 その翌日、さらに国語の教科書までなくなってしまい、あまりにも多すぎる忘れ物に、今まで控えめに注意してくれていた先生に、ついに怒られてしまいました。 なぜ教科書がなくなってしまったのか、まったく身に覚えがないイチくんは、どうしていいのかわからなくなってしまい……。 こんなに悩んでいるのに!ふざけるな!! 友だちのゴウくん・サンちゃんに呼び出されたイチくんは、ニコちゃんと一緒に教科書を見るためにわざと教科書を忘れているのではないかと言われてしまいました。この数日間、教科書のことで悩み続けているイチくんにとって、友だちからあらぬ誤解を受けて、とてもショックだったのでしょう。いつもは穏やかなイチくんでしたが、心の中で「何も知らないくせに! ふざけんな!!」と怒りが湧いてきます。 自分の心に余裕がないとき、周囲からの何気ない一言で傷ついたり、怒りを覚えたりすることってありますよね。怒りがこみ上げてきそうになったときの一般的な対処法として、深呼吸をしたり、その場から離れたりすると怒りの気持ちがおさまりやすいと言われています。皆さんは怒りがこみ上げてきたとき、まずはどのような行動をとりますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月08日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。そんな中、今度は算数の教科書を紛失! 算数の教科書も理科の教科書と同様、机の中に入れたままにしていたはず……。しかし自分の記憶に自信がなく、「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めてしまうイチくん。 すると、隣の席のニコちゃんが教科書を見せてくれ、明るく励ましてくれたのです。嫌な気分が一瞬で吹き飛んだイチくんでしたが、そんな2人の様子を友だちのゴウくんがとても険しい顔で見ていることに気づきます。 ゴウくんがニコちゃんに好意を抱いていることを察したイチくんは、「ゴウくんをあまり怒らせないようにしないと……」と思ったのでした。 そして帰宅後、算数の教科書を探してみると……。 不安と悲しみ、情けなさに襲われ… やはり、家にも算数の教科書は見当たりません。それどころか、次の日には国語の教科書も紛失してしまいました。理科だけでなく、算数や国語の教科書までもどこかにいってしまったイチくん。「どこにやったっけ?」「どうして?」「怖い……」と、いろいろな感情が押し寄せます。 あまりにも多すぎる忘れ物に、今まで控えめに注意してくれていた先生に、ついに怒られてしまいました。なぜ教科書がなくなってしまったのか、まったく身に覚えがないイチくんは、どうしていいのかわからなくなってしまったのでした。 お母さんに心配をかけたくない一心で、ここまですべてをひとりで抱え込んでしまったイチくん。しかし、この状況はさすがにお母さんに相談したほうがいいかもしれませんね。皆さんは、大切な人に心配をかけたくないという思いから、困っていることを相談せずにひとりで悩んでしまった経験はありますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月07日当時小学校1年生だった主人公のネギマヨさんは、隣に住んでいる小学校5年生のアイちゃんによく遊んでもらっていました。その日、アイちゃんの家のチャイムが鳴っていることに気づいたネギマヨさん。ところが、アイちゃんは習い事に行っており留守です。そのことを伝えようと家から顔をのぞかせると、アイちゃんの家の前にいたのは“呪われた子”として噂になっているノゾミちゃんでした。ノゾミちゃんにかかわってからろくなことがないネギマヨさんは、これ以上まわりに誤解される前に「なんとかノゾミちゃんから離れよう」と決意。「最後にする」という約束で、ノゾミちゃんが秘密基地と呼んでいる場所についていきます。ノゾミちゃんに連れられて着いた場所は「ため池」。ネギマヨさんは子どもだけで入ってはいけないことを知っていましたが、ノゾミちゃんに逆らうことはできません。案の定、危険な場所で足をすべらせてしまい……?もうダメ…!ため池に落ちる…! ため池にネギマヨさんの足がつかりかけたとき、運よく2人の前に大人が現れました。 その後おじさんに連れられネギマヨさんは無事に帰宅しますが、すっかりノゾミちゃんのことがトラウマに。 それからノゾミちゃんから隠れるように生活を続けていたある日のこと、ノゾミちゃんが小さな子と一緒にいるのを見てしまったネギマヨさん。 かつての自分の姿と重なり、その子を助けるために思い切ってノゾミちゃんに立ち向かいます。 結局それ以降ノゾミちゃんとかかわることはなくなりましたが、ネギマヨさんは大人になった今でも鮮明にノゾミちゃんのことを覚えているのでした。 結局ノゾミちゃんの問題行動の原因は明らかにはなっていないものの、ネギマヨさんが推測するように両親との関係があまりよくなかったのかもしれませんね。ネギマヨさんは今回ノゾミちゃんからたくさんの被害を受けましたが、ノゾミちゃんもきっと心のどこかで傷ついていたのではないでしょうか。ノゾミちゃんがその後、信頼できる大人と巡り会えていることを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年12月06日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。そんな中、今度は算数の教科書を紛失! 算数の教科書も理科の教科書と同様、机の中に入れたままにしていたはず……。しかし自分の記憶に自信がなくなったイチくんは、「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めてしまいます。 すると、隣の席のニコちゃんが教科書を見せてくれて……。 あまり怒らせないようにしないと…… 隣の席のニコちゃんに明るく励ましてもらったイチくんは、嫌な気分が一瞬で吹き飛びまます。しかし、そんな2人の様子を友だちのゴウくんがとても険しい顔で見ていることに、イチくんは気づいてしまいました。 これまでのやりとりからも、ゴウくんがニコちゃんに好意を抱いていることを察したイチくんは、ゴウくんをあまり怒らせないようにしないといけないと思ったのでした。 友情と恋愛。これは大人になっても難しい問題ですよね。自分にはまったく悪気はなくても、いつの間にか誰かを怒らせたり傷つけてしまったりすることも。仲良しのゴウくんに険しい表情で見られて、イチくんはとても驚いたことでしょう。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月06日当時小学校1年生だった主人公のネギマヨさんは、隣に住んでいる小学校5年生のアイちゃんによく遊んでもらっていました。その日、アイちゃんの家のチャイムが鳴っていることに気づいたネギマヨさん。ところが、アイちゃんは習い事に行っており留守です。そのことを伝えようと家から顔をのぞかせると、アイちゃんの家の前にいたのは“呪われた子”として噂になっているノゾミちゃんだったのです。「近づくと不幸になる」という噂どおり、ノゾミちゃんといることでさまざまトラブルに見舞われるネギマヨさん。その日、ノゾミちゃんが小さな商店からお菓子を盗んだことに気づいたネギマヨさんは、「おなかが空いているなら家に来る?」と提案。するとノゾミちゃんは突然怒り出し……?「うるさいうるさい!」と叫びながらネギマヨさんに手をあげるノゾミちゃん。あまりの恐怖に、ネギマヨさんは必死で謝ります。ノゾミちゃんから離れたい… ネギマヨさんの謝罪を聞いて「大丈夫だよ。怒ってないから。」というノゾミちゃんですが、表情からはその本心が読めません。 そんな2人のやりとりを遠くから見ていたのは、ノゾミちゃんの噂を知る近所の子どもたち。 それ以来、ネギマヨさんはクラスメートにもノゾミちゃんと仲良くしていると誤解されてしまいます。 「なんとかしてノゾミちゃんから離れなければ」と考えたネギマヨさんは直接本人に思いをぶつけることに。 ところが「最後」という約束で連れてこられた「秘密基地」で、ネギマヨさんはうっかり足をすべらせてしまうのでした。 ノゾミちゃんへの不信感がつのり、ついに「もう遊ばない!」と強い意思を表明したネギマヨさん。 上級生に自分の意見を伝えるのは勇気がいることですが、ネギマヨさんにとってはそれ以上にノゾミちゃんと離れたい気持ちが強かったのでしょう……。 とはいえ、ノゾミちゃんに言われるがまま危険な場所へ立ち入ってしまったのはよくなかったかもしれませんね。 どんな状況でも、困ったときは信頼できる人に相談することが大切。足をすべらせたネギマヨさんを、ノゾミちゃんがしっかりと助けてくれることを祈るばかりです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年12月05日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望するイチくんですが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。教科書をなくして思い悩んでいたイチくんですが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。 そんなある朝、寝坊してしまったイチくん親子。イチくんが急いで家を出ようとすると、お母さんが来週使う予定の習字道具を「忘れないように」と、早めに持たせてくれました。 無事、遅刻せずに学校に到着し、いつも通りの1日がスタートすると思っていたのですが……。 なんてだらしないんだ…! 理科の教科書に続いて、今後は算数の教科書が見当たりません!算数の教科書も理科の教科書同様、机の中に入れたままにしていたはず……。しかし、自分の記憶に自信がなくなったイチくんは、「ぼくはなんてだらしがないんだ!」と自分を責めてしまいます。 先生に報告すると、「次は絶対忘れないようにね」と忠告され、胸が痛みます。算数は理科よりも授業数が多い教科。理科に加えて算数の教科書を失くしたとなると、さすがに周囲に隠し通すことは難しくなるかもしれませんね。 何か困りごとや悩みがあったとき、1人で抱え込んでしまっていては胸が苦しくなるばかり。相談することは勇気がいるものですが、思い切って信頼できる大人や親に相談することも大切です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月05日当時小学校1年生だった主人公のネギマヨさんは、隣の家に住んでいる小学校5年生のアイちゃんによく遊んでもらっていました。その日、アイちゃんの家のチャイムが鳴っていることに気づいたネギマヨさん。ところが、アイちゃんは習い事に行っており留守です。そのことを伝えようと家から顔をのぞかせると、アイちゃんの家の前にいたのは“呪われた子”として噂になっているノゾミちゃんでした。ノゾミちゃんに誘われて「秘密基地」で遊ぶことにしたネギマヨさんですが、散々連れ回されて疲れ切ってしまいます。ネギマヨさんの態度が気に入らなかったのか、ノゾミちゃんは怒って帰ると言い始め……?条件をのむしか家に帰る方法はない…! ノゾミちゃんとの関係を誰にも打ち明けられず、いいなりになるほかないネギマヨさん。ある日、ネギマヨさんがノゾミちゃんに連れてこられたのは、年配の女性がひとりで営む小さなお店でした。 そこでネギマヨさんは、自分がトイレに行っている間に、「ノゾミちゃんがお店のものを盗んだのでは……」という疑いを持ちます。 そんな彼女を心配し、「おなかが空いてるなら家にくる?」と提案するネギマヨさんでしたが、突然ノゾミちゃんは声を荒げて怒り出します! その強い口調やまなざしに怯え、ネギマヨさんは泣きながら必死で謝るのでした。 ネギマヨさんの兄が言っていたノゾミちゃんの噂は本当のようです……。彼女の異常さを理解できる高学年の子は、近づかないようにしているのでしょう。 同学年の友だちが少ないからこそ、ノゾミちゃんはネギマヨさんともどう関わればいいのかわからないのかもしれませんね。とはいえ、友だちに手を出して良い理由にはならないはず。 正しく導いてくれる大人が、今後ノゾミちゃんのそばに現れることを祈るばかりです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年12月04日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望するイチくんですが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。思い悩んでいるイチくんを心配して声をかけてくれたのは、同じクラスのシズちゃん。そしてその様子を見ていた友だちのゴウくん・サンちゃんに冷やかされてしまいます。冷やかされるのが大の苦手なイチくんが友だちと言い合いになりそうになると、クラスのマドンナ的存在のニコちゃんが助け舟を出してくれ、結局みんな笑顔に。教科書はなくしてしまったものの、イチくんは少し元気を取り戻しました。 そんなある日、お母さんに理科の教科書がなくなったことを打ち明けてしまおうかと思ったイチくん。しかしお母さんの笑顔を見ると結局、言葉をのみ込んでしまうのでした。 ある朝、親子で寝坊してしまい… 親子で寝坊をしてしまい、イチくんは走って学校へ行きます。その途中で偶然シズちゃんに会い、一緒に話しているところを見られ、また友だちに冷やかされてしまいました。 そしてそんなイチくんの手には、習字道具が握られています。これは、おっちょこちょいで少し強引なところもあるお母さんが、近々ある習字の授業に忘れてはいけないからと持たせてくれたものでした。 絵の具セットや習字道具など、専用の道具がなければ授業中に困ってしまうものは、忘れていないか心配になりがちです。イチくんのお母さんのように、早め早めの行動を心がけておくと、忘れ物をすることも少なくなりそうですね。 イチくんにとって今回のお母さんの行動はお節介なのかもしれませんが、早めに準備をする習慣を身につけておくと、大人になっても役立つことでしょう。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月04日当時小学校1年生だった主人公のネギマヨさんは、隣の家に住んでいる小学校5年生のアイちゃんによく遊んでもらっていました。その日、アイちゃんの家のチャイムが鳴っていることに気づいたネギマヨさん。ところが、アイちゃんは習い事に行っており留守です。そのことを伝えようと家から顔をのぞかせると、アイちゃんの家の前にいたのは“呪われた子”として噂になっているノゾミちゃんでした。そんなノゾミちゃんと秘密基地で一緒に遊ぶことにしたネギマヨさん。ところが、その道中からノゾミちゃんに対する不信感を覚え始め……?ノゾミちゃんに近づくと不幸になるという噂の真相は… ネギマヨさんが考え事をしているうちに、先に行ってしまったノゾミちゃん。横断歩道の向こうから「ネギちゃん、早く来てよー。」と呼んでいます。 ところが、その横断歩道は交通量が多いにもかかわらず信号機がありません。ネギマヨさんが渡れずにいると、ノゾミちゃんは「早くしてよ!! 置いていくよ!?」と怒り始めました。 あまりの剣幕に驚いたネギマヨさんは、慌てて道路へ飛び出します……。そして、車にぶつかりそうになりながらも、無事に道路を渡り切ったのでした。 その後も「トイレに行きたい……。」というネギマヨさんを脅かすなど、高学年とは思えない行動をとるノゾミちゃん。 ですが、家から遠く離れた場所で頼れるのはノゾミちゃんだけです。ノゾミちゃんについていくしか、ネギマヨさんには選択肢が残されていないのでした。 ノゾミちゃんの言動は、からかうにしては少し度が過ぎているのではないでしょうか。 ネギマヨさんは運よく車にひかれなかったものの、いつ事故が起きてもおかしくない状況でした。 一緒に遊ぶと決めた以上は、ノゾミちゃんには自分より年下のネギマヨさんのことをしっかり守ってほしいものですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年12月03日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの、理科の教科書が見当たりません。隣の席のニコちゃんに見せてもらって事なきを得たものの、家に帰って教科書を探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望するイチくんですが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。 思い悩んでいるイチくんを心配して声をかけてくれたのは、同じクラスのシズちゃん。そしてその様子を見ていた友だちのゴウくん・サンちゃんに冷やかされてしまいます。冷やかされるのが大の苦手なイチくんが友だちと言い合いになりそうになると、クラスのマドンナ的存在のニコちゃんが助け舟を出してくれ、結局みんな笑顔に。教科書はなくしてしまったものの、イチくんは少し元気を取り戻しました。 次の時間は、理科だ… 教科書をなくしてしまったこと以外、イチくんは普段通りの日常を送っています。教科書がないため、理科の授業があるたびに心配になりますが、イチくんは何とか乗り切ろうと思っていました。 そんなある日、お母さんと話していて、理科の教科書がなくなったことを打ち明けてしまおうかとも思いましたが、お母さんの笑顔を見ると結局、言葉をのみ込んでしまうのでした。 小さなころはどんなことでもお母さんに話していたのに、大きくなるにつれ「心配をかけてしまうのでは」と考えて、イチくんのように言葉をのみ込んでしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 仕事や家事で忙しい日々の中、イチくんに学校の話を聞いて明るくサポートするお母さんは素敵ですね。思春期に入る子どもを見守る親としては、イチくんのお母さんのように適度な距離感で接することが大切なのかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月03日当時小学校1年生だった主人公のネギマヨさんは、隣の家に住んでいる小学校5年生のアイちゃんによく遊んでもらっていました。その日、アイちゃんの家のチャイムが鳴っていることに気づいたネギマヨさん。ところが、アイちゃんは習い事に行っており留守です。そのことを伝えようと家から顔をのぞかせると、アイちゃんの家の前にいたのは“呪われた子”として噂になっているノゾミちゃんだったのでした。隣りに住むアイちゃんの家を訪ねてきたのは、噂のノゾミちゃん。ノゾミちゃんは、アイちゃんが留守だとわかると、ネギマヨさんを遊びに誘ってきて……?ノゾミちゃんに近づくと不幸になる…? ノゾミちゃんの噂は知っていたものの、ネギマヨさんは「秘密基地」や「たくさん仲間がいる」という楽しそうなワードに心惹かれ、母親に行先をごまかしてまで、ノゾミちゃんについていくことにしたようです。 ところが、ノゾミちゃんと一緒に秘密基地へと向かう道中で、ノゾミちゃんの態度になんとなく不安を感じます。 そして30分ほど歩いたころ「疲れてきたなぁ~。」とぼやくネギマヨさんに、「じゃあ帰れば?」と言い放つノゾミちゃん……。 ですが、すでに帰り道などわからなくなっている状況に、ネギマヨさんはのぞみちゃんについてきたことを後悔し始めるのでした。 「アイちゃんの友だちだから」という理由でノゾミちゃんを信用してしまったネギマヨさん。 まだ小学1年生ということもあり、「知らない人についていってはいけない」ということはわかっていても、「友だちの友だちについていってはいけない」とは思わなかったのでしょう。 ですが、母親に行先をごまかしたのはよくなかったことかもしれません。 ネギマヨさんが無事に家に帰れることを祈るばかりです……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2023年12月02日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れたままのはずの教科書が見当たらなくて……!?机の中にもランドセルの中にも、イチくんの理科の教科書はなく、隣の席のニコちゃんに見せてもらうことに。その日、家に帰って探しても、教科書は見つかりませんでした。 なくしてしまったと絶望するイチくんですが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。 そして翌日……。 なんでそうなるんだよぉぉぉぉ 一生懸命仕事をしているお母さんにバレないためにも、「理科の教科書をなくしたことを誰にもバレないようにしなければいけない」とイチくんは決心しました。 思い悩んでいるイチくんを心配して声をかけてくれたのは、同じクラスのシズちゃん。そしてその様子を見ていた友だちのゴウくん・サンちゃんに冷やかされてしまいます。冷やかされるのが大の苦手なイチくんが友だちと言い合いになりそうになると、クラスのマドンナ的存在のニコちゃんが助け舟を出してくれ、結局みんな笑顔に。教科書はなくしてしまったものの、イチくんは少し元気を取り戻しました。 小学校中学年にもなると、イチくんたちのように、男女で話しているだけで冷やかされてしまうことってありますよね。楽しくもあり、もどかしくもあり。これも成長の証なのでしょう。 ニコちゃんのように、誰を傷つけることもなく笑顔で助け舟を出してくれる存在は、とても心強いですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月02日小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れたままのはずの教科書が見当たらなくて……!?小学4年生のイチくんは、朝ごはんを自分で用意するようなしっかり者。充実した小学校生活を送っています。 しかしある日……。 机に入れていたはずなのに! 学校の机に入れっぱなしにしていたはずの、理科の教科書が見当たらない……!隣の席のニコちゃんに見せてもらって事なきを得たものの、家に帰って教科書を探しても見つかりません。 なくしてしまったと絶望するイチくんですが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。 小学生時代に忘れ物をしてしまって、とてもハラハラしたことがある方も多いのではないでしょうか?「先生に怒られるかな」「見つからなかったらどうしよう」など、いろいろと心配になってしまいますよね。しかも高学年になれば周囲のこともよく見えてきて、なかなか状況を言い出せないことも……。 こんなにもお母さんのことを思って責任を感じてしまう、心やさしいイチくん。無事に教科書が見つかるといいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年12月01日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言うように強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 そんなとき、偶然スーパーで大学時代の友人エミさんと遭遇したライコミさん。ここはエミさんの地元で、ライコちゃんが通っている小学校はエミさんの母校だということが判明しました。 ライコミさんはエミさんに、リアムちゃんのことを相談してみることに。「◯田リアムちゃんの親御さん、どんな人かわかる?」その名前を聞いた瞬間、エミさんの顔色が変わったのです。 リアムちゃんのお母さんは地元で有名なヤンキー四姉妹のひとりで、中学生でピアスをあけたり髪も染めていて、悪い意味で目立っていたのだそう。 母親の過去を知り、焦るライコミさん。そこへ、参観日のお知らせが舞い込んで……。“元ヤン”という言葉に怯えるママ エミさんにリアムちゃんの母親に連絡先を渡したこと、リアムちゃんを怒鳴ってしまったことなど、今までの出来事をすべて話しました。必死でフォローするエミさんを見て、ライコミさんは苦笑いするしかありませんでした。 一方リアムちゃんは、怒鳴った日以降ライコミさん宅に遊びに来なくなっていました。平穏な日々を過ごしていると、小学校から参観日のお知らせが。 「リアムちゃんママに遭遇してしまうのでは?!」「土下座で謝れ!って怒鳴られるかも!?」などと、ネガティブな妄想をしてしまい気分が沈んでいました。 そして参観日当日。小学校へ行くと、娘とリアムちゃんを発見!ライコミさんがリアムちゃんに声をかけようとしましたが、彼女は無言でライコミさんの横を通り過ぎて行きました。 娘に初めてできた友だちと気まずい雰囲気になってしまい、ライコミさんはとても落ち込んでいるようですね。ですが、学校ではライコちゃんと変わらず仲良くしているようで安心しました。ライコミさんとリアムちゃんの関係が修復できるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月25日旦那さんの転職がきっかけで、引っ越ししてきたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができたのですが、ちょっと変わった子で、ライコミさんは困惑していました。家に遊びに来ても娘ではなくライコミさんに話しかけ続けたり、娘に自分と泊まりたいと言うように強要したりと、不審な言動ばかりのリアムちゃん。母親は遅い時間でも家におらず、話すこともできずにいました。 リアムちゃんを家まで送り届け、ライコミさん親子が自宅へ戻ろうとすると「ライコー! 戻ってきてー!」と、リアムちゃんが大声で叫んでいました。彼女の異常な行動に怖くなったライコミさんは、娘の手を引いて急いで帰宅。 その夜、リアムちゃんの一件を夫に相談したライコミさん。夫はリアムちゃんの親御さんと話して、良い方向に導いてあげようと意見してくれました。 そんな娘の友だち関係に悩んでいるとき、ある人物に出会ったのです。友人に悩みを打ち明けるとまさかの事実が発覚! 近所のスーパーで、大学時代の友人に遭遇したライコミさん。実はライコミさんが引っ越してきたところはエミさんの地元で、子どもも近くの学校に通っているのだそう。ライコミさんはすぐ近くにあるエミさん宅にお邪魔することに。 ライコちゃんが通っている小学校は、エミさんの母校だと知り、娘の交友関係で悩んでいることを相談してみることにしました。 「◯田リアムちゃんって子のことなの。親御さんどんな人かわかる?」その名前を聞いた瞬間、エミさんの顔色が変わったのです。 リアムちゃんのお母さんは地元で有名なヤンキー四姉妹のひとりで、中学生でピアスをあけたり髪も染めていて、悪い意味で目立っていたのだそう。 「お姉ちゃんのときも他の保護者と結構揉めたみたい」「私だったら付き合いたくない」という友人の言葉を聞き、動機が止まらないライコミさん。 リアムちゃんの保護者はまさかの元ヤンでした。地元で有名なヤンキーと言われると、怖いと思ってしまうのも仕方がありませんよね。リアムちゃんのことを相談したいと思いつつも、いまだ一度も母親に会えていないライコミさん。余計なトラブルに巻き込まれないといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月24日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんが小学校に入学したときのお話。入学式の翌日、制服に刺さっていたマチ針でポン子ちゃんがケガをしてしまいました。幸いにもポン子ちゃんは軽傷でしたが、なんとお友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明したのです。学校に駆けつけたサヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、制服の販売店の店主から一方的な謝罪電話が。改めて連絡すると伝えても店主は話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てほしい」と自分本位な発言を連発! サヤさんはあぜんとしてしまいます。その日の夕飯時、制服販売店の店主から再び電話があり、「袖上げをした新しい制服を用意しました」「こちらがお届けに上がります」とのこと。 先ほどの言動と一変して深く反省している様子の店主ですが、「今から行ってもいいですか?」と言い出し、しかも「あと5分で到着する」という相変わらずの身勝手さ……。怒り心頭のサヤさんでしたが、仕方なく受け入れることに。 自宅に訪れた店主に言いたいことを伝え、店主からの謝罪も受けたため、これ以上責めることはしないと心に決めたのでした。 そしてもう1人、制服にマチ針が混入していたお友だち・レイちゃんの名前を、レイちゃんのお母さんに了承を得て、店主に伝えたサヤさん。しかし店主は、書くものも携帯電話も持っておらず、レイちゃんの名前をすぐに忘れてしまいそうな様子。見かねたサヤさんは名前を書いたメモを渡し、レイちゃんは同じマンションに住んでいる旨を伝えてあげたのですが……。 そこまで面倒見る義理はない!! なんと店主は笑顔で「(レイちゃんの家に)今から行くって電話してもらえまへんか?」と言ってきたのです!あまりの図々しさにがくぜんとしたサヤさんが断ると、「じゃあ、自分はどうしたらいいでしょう?」と困惑して質問してくる始末。本当にあきれてしまいますね。 今回の一件から「人間も機械も完璧ではないから、子ども服を購入したときには針が混入していないかチェックしている」というサヤさん。 「あれから2年経ちましたが、今でもこのお店は元気いっぱい営業しています。制服の買い替えのときにまたお世話になることでしょう。お店の対応に賛否はありますが、やはり子どもが身につけるものは特に気をつけていただきたいです」と振り返ります。 服に針が混入しているということは、そう起こるではないかもしれません。しかし、滅多にないことだからこそ、油断してケガをしてしまわないように意識しておきたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月20日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんが小学校に入学したときのお話。入学式の翌日、制服に刺さっていたマチ針でポン子ちゃんがケガをしてしまいました。幸いにもポン子ちゃんは軽傷でしたが、なんとお友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明したのです。学校に駆けつけたサヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、制服の販売店の店主から一方的な謝罪電話が。改めて連絡すると伝えても店主は話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てほしい」と自分本位な発言を連発! サヤさんはあぜんとしてしまいます。その日の夕飯時、制服販売店の店主から再び電話がかかってきました。すると、「袖上げをした新しい制服を用意しました」「こちらがお届けに上がります」と、先ほどの言動とは180度変わっていたのです。 深く反省している様子の店主ですが、「今から行ってもいいですか?」と言い出し、しかも、あと5分で到着するとのこと!「私、ナメられてるの?」と怒り心頭のサヤさんですが、戦闘力を上げるために急いでフルメイクをし、店主を待ち受けることに。 結局、店主が訪れたのは15分後でしたが、サヤさんは言いたいことを伝え、店主からの謝罪も受けたため、これ以上責めることはしないと心に決めたのでした。 しかし、店主はその後……!? 店主の信じられない態度にあきれて もう1人、制服にマチ針が混入していたお友だち・レイちゃんの名前を、レイちゃんのお母さんに了承を得て、店主に伝えたサヤさん。 しかし店主は、書くものも携帯電話も持っておらず、レイちゃんの名前をすぐに忘れてしまいそうな様子……。見かねたサヤさんは名前を書いたメモを渡し、レイちゃんは同じマンションに住んでいる旨を伝えてあげたのでした。 ちょっとしたミスや忘れ物は、プライベートでは笑って済まされることもあります。しかし、今回はプライベートではなく仕事で、しかも謝罪訪問という重大な局面。子どもにケガをさせてしまうという大きな過失をおかしたにもかかわらず、店主からはあまり緊張感や責任感がうかがえません。 どうして制服にマチ針が混入してしまったのか、再発防止のためには今後どのような対策を講じるのかなどを明示して、サヤさん一家やレイちゃんのご家族、そして小学校へも、しっかりと対応してほしいものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月19日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんが小学校に入学したときのお話。入学式の翌日、制服に刺さっていたマチ針でポン子ちゃんがケガをしてしまいました。幸いにもポン子ちゃんは軽傷でしたが、なんとお友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明したのです。学校に駆けつけたサヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、制服の販売店の店主から一方的な謝罪電話が。改めて連絡すると伝えても店主は話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てほしい」と自分本位な発言を連発するのでした。軽傷とは言え、子どもがケガをしてしまった今回の事件。しかも店側のミスによるケガなのに、取りに来させるなんて……!?と、あぜんとしてしまったサヤさん。 そして夕飯時、制服販売店の店主から電話がかかってきました。折り返しの連絡を入れることをすっかり失念していたサヤさん。恐る恐る電話に出ると、「袖上げをした新しい制服を用意しました」「こちらがお届けに上がります」と、先ほどの言動とは180度変わっていました。 深く反省している様子の店主ですが、「今から行ってもいいですか?」と言い出し、しかも、あと5分で到着するとのこと! 「私、ナメられてるの?」と怒り心頭のサヤさんですが、戦闘力を上げるために急いでフルメイクをし、店主を待ち受けることに。結局、15分後にようやく店主が訪れて……。 あー無理!!無理無理無理!! 謝罪に来たのは、想像とは違い威圧感のない店主。玄関に出てきたポン子ちゃんに謝りながらも頭をなでたり、手を握ったり……。感染症流行の真っただ中ということもあり、サヤさんは嫌悪感が募ります。 そして、「下手したら深く刺さっていたかもしれない」と伝え、「同じクラスに2人も針が混入していたけれど、故意ではないのか」を確認。サヤさんは言いたいことを伝え、店主からの謝罪も受けたため、これ以上責めることはしないと心に決めたのでした。 今回のことを踏まえ、店側も二度とこのようなことが起きないよう、原因の特定と徹底した検品に努めてもらいたものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月18日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんは小学校に入学したときのお話です。夢に満ちた入学式の翌日、小学校から「ポン子ちゃんがケガをした」との連絡が入りました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?急いで学校へ駆けつけたサヤさん。幸いにもポン子ちゃんは軽傷でした。制服を確認すると、どうやら縫製の段階で、マチ針を取り忘れたままになっていた様子。さらに、お友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明したのです。教頭先生が制服の販売店に電話してくれることになり、サヤさんも帰宅してから電話をすると伝言をお願いしました。しかし、サヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、販売店の店主から一方的な謝罪電話が。改めて連絡すると伝えても店主は話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」と頼んできました。マチ針混入のもうひとりの被害者・レイちゃんの家の連絡先を勝手に教えるわけにもいかず、確認してから電話すると伝えたところ、「ご連絡はできれば午後5時(閉店時間)までにお願いします!」「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てください」と自分本位な発言を連発。 軽傷とは言え、子どもがケガをしてしまった今回の事件。しかも店側のミスによるケガなのに、取りに来させるなんて……!?と、サヤさんはあぜんとしてしまったのでした。 そして夕飯時、制服販売店の店主から電話がかかってきました。折り返しの連絡を入れることをすっかり失念していたサヤさん。恐る恐る電話に出ると、「袖上げをした新しい制服を用意しました」「こちらがお届けに上がります」と、先ほどとは言動が180度変わっていて……!? い、今から届けに来るの!? 深く反省している様子の店主は、「今から行ってもいいですか?」と言ってきました。しかも、あと5分で到着するとのこと……! どこまでも自分勝手ですね。 自分に自信をつけるためにも、サヤさんは急いで化粧をして待つことに。しかし、5分待てども10分待てどもやって来ません。そして15分後、ようやく訪れた店主。 「言ってやりたいことをちゃんと言うんだ!」と決意して、サヤさんは扉を開けたのでした。 SNSのコメント欄には、「化粧で戦闘力が上がるのすごくわかる! だけど、最近自分のすっぴんを見ると、これで出てこられるのが一番怖いんじゃないか?て思う……」 「メイクで戦闘力アップわかりみ深すぎるー!!! ここぞというとき、普段しないフルメイクで臨むぞ! そう、それはすべて思い込みです」 「戦闘力が上がる気がするの、わかります!! 強い女になれた気がして、いろいろ言えそう」 など、“メイク=戦闘力アップ”の表現に共感の声多数!気持ちを奮い立たせるためにメイクをするという方がたくさんいらっしゃいました。 たった数分の簡単なメイクでも、自身に繋がり、気持ちに大きな変化をもたらすことがあるのかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月17日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんは小学校に入学したときのお話です。夢に満ちた入学式の翌日、小学校から「ポン子ちゃんがケガをした」との連絡が入りました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!? 急いで学校へ駆けつけたサヤさん。幸いにもポン子ちゃんは軽傷でした。制服を確認すると、どうやら縫製の段階で、マチ針を取り忘れたままになっていた様子。さらに、お友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明したのです。教頭先生が制服の販売店に電話してくれることになり、サヤさんも帰宅してから電話をすると伝言をお願いしました。しかし、サヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、販売店の店主から一方的な謝罪電話が。改めて連絡すると伝えても店主は話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」と頼んできました。>>次の話マチ針混入のもうひとりの被害者・レイちゃんの家の連絡先を勝手に教えるわけにもいかず、確認してから電話すると伝えたところ、「ご連絡はできれば午後5時(閉店時間)までにお願いします!」などと時間指定してきた店主。 「知らんがな!」と怒り心頭のサヤさんをよそに、店主は続けて、「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てください」と言ってきました。 軽傷とは言え、子どもがケガをしてしまった今回の事件。しかも店側のミスによるケガなのに、取りに来させるなんて……!?と、サヤさんは耳を疑ってしまいます。 しかし、そうこうしているうちに子どもたちを見失ってしまい焦ったサヤさんは、とっさに「わかりました! 取りに行きます!」と答え、電話を切りました。 無事に子どもたちと合流し、帰宅したあとのこと……。 先ほどの態度とは一変! 子どもたちと夕飯を食べようとしていたところに、制服販売店の店主から電話がかかってきました。折り返しの連絡を入れることをすっかり失念していたサヤさん。 また勢いのある声が飛んでくるはず、そう身構えて電話に出ると……声ちっちゃ!! 電話での態度が先ほどと一変し、「袖上げをした新しい制服を用意しました」と連絡をくれました。その上、「こちらがお届けに上がります」と、先ほどと言っていることが180度変わり、サヤさんは思わず「ホント、どーした?」と困惑するのでした。 たった数時間で相手の言動が一変すると、逆に不安になってしまいますよね。レイちゃんのお母さんの話によると、この制服販売店の店主は客への対応が適当らしく、一方で奥さんはしっかり者なのだそう。ひょっとすると、店主は一連の騒動について奥さんに注意され、対応の仕方を改めたのかもしれません。初めから誠実に対応してもらいたいものですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月16日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんは小学校に入学したときのお話です。夢に満ちた入学式の翌日、小学校から「ポン子ちゃんがケガをした」との連絡が入りました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?慌てて小学校の保健室へ向かい、元気そうなポン子ちゃんを見て安心したものの、ケガの原因であるマチ針を実際に見て、驚愕するサヤさん。どうやら縫製の段階で、マチ針を取り忘れたままになっていた様子。さらに、お友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明。1学年に2人も被害者が出てしまったのです。教頭先生が制服の販売店に電話してくれることになり、サヤさんも帰宅してから電話をする旨を先生から伝えてもらうことにしました。 しかし、サヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、販売店の店主から一方的な謝罪電話が。サヤさんが改めて連絡すると言っているにもかかわらず話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」と頼んできたのです。 さらに、「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てください」と言ってきました。 軽傷とは言え、子どもがケガをしてしまった今回の事件。店側が謝罪に来るレベルだと感じていたサヤさんは、あぜんとしてしまい……。 客への対応が適当な店主…? 店主の電話に対応している間に、集団下校の列は出発。いつの間にか子どもたちを見失ってしまい大慌てするサヤさん。幸いにもなんとか2人を見つけだし、また、針混入のもうひとりの被害者・レイちゃんのお母さんにも会うことができました。 レイちゃんのお母さんによると、今回制服を購入した販売店の店主はいい加減なところがあるとのこと。「店主よりもしっかりしている奥さんが対応してくれたらよかったのにね」というレイちゃんのお母さんは話すのでした。 販売店は何かのついでに行ける場所ではなく、サヤさんたちの普段の生活圏から離れた距離のところにあるそう。販売店側のミスでケガをしてしまったのに、新しい制服を取りに来させるなんて耳を疑ってしまいますね。 ライバルがいない制服販売店だからといって、お客さんへの対応に問題があれば、近所ですぐに話は広がってしまうのではないでしょうか? 毎年、新小学1年生が気持ち良く、安心して制服を着るためにも、『小学校制服の販売店』という立場に甘えることなくきちんと対応してほしいものです。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月15日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんは小学校に入学したときのお話です。夢に満ちた入学式の翌日、小学校から「ポン子ちゃんがケガをした」との連絡が入りました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?慌てて小学校の保健室へ向かい、元気そうなポン子ちゃんを見て安心したものの、ケガの原因であるマチ針を実際に見て、驚愕するサヤさん。どうやら縫製の段階で、マチ針を取り忘れたままになっていた様子。さらに、お友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことが判明。1学年に2人も被害者が出てしまったのです。教頭先生が制服の販売店に電話してくれることになり、サヤさんも帰宅してから電話をする旨を先生から伝えてもらうことにしました。 しかし、サヤさんが集団下校する子どもたちと一緒に帰ろうとしていたときに、販売店の店主から一方的な謝罪電話が。サヤさんが改めて連絡すると言っているにもかかわらず話し続け、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」と頼んできたのです。 なんとも身勝手な電話に困惑したサヤさんは……。 え!?私が取りに行くの? 「相手の許可なく教えることはできませんので、確認してからお電話します」とサヤさんが伝えたところ、「できれば5時までに」と時間の指定をしてきました。さらに、「新しい制服を用意するので、明後日、店まで取りに来てください」と言ってくるではありませんか! 軽傷とは言え、子どもがケガをしてしまった今回の事件。店側が謝罪に来るレベルだと感じていたサヤさんは、あぜんとしてしまいます。サヤさんは「その場で強く言えなくて、いつもあとで『こう言えばよかったかな』とモヤモヤしちゃう……」と振り返ります。 自分に非がないにもかかわらず、強く言いだせないことってありますよね。相手の立場に立って考えたり、相手にも事情があるのかもしれないと想像を巡らせたりするうちに、自分の言いたいことを飲み込んでしまうことも。 しかし、人の気持ちや状況を察することが苦手な相手の場合、こちらがため込んでいる気持ちはなかなか伝わりません。勇気がいることですが、違和感を抱いたときには冷静に自分の気持ちを伝えることも大切です。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月14日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:シイダ主人公が小学生のころ…出典:愛カツ違和感を覚えた出典:愛カツここでクイズその後、居間で主人公は何を見つけた?ヒント!主人公は恐怖で家を飛び出しました。[nextpage title="N;NQl0L0_00n0o"]居間を覗くと…出典:愛カツ正解は…正解は「男性の人影」でした。帰宅して玄関を開けた瞬間「何かがいつもと違う」と感じた主人公。居間に向かい、扉をそっと開けてみると…。そこには男性のような人影が座っていたのです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月14日サヤ山サヤさんの双子の娘・ポン子ちゃんとコン子ちゃんは小学校に入学したときのお話です。夢に満ちた入学式の翌日、小学校から「ポン子ちゃんがケガをした」との連絡が入りました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?慌てて小学校の保健室へ向かい、元気そうなポン子ちゃんを見て安心したものの、ケガの原因であるマチ針を実際に見て、驚愕するサヤさん。どうやら縫製の段階で、マチ針を取り忘れたままになっていたようです。制服のジャケットの肩部分に入っていた針が指先に刺さり、少し出血したため保健室で手当てを受けたポン子ちゃん。 実はサヤさんは学校に向かう途中、お友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことを耳にしました。幸いレイちゃんはケガをしなかったそうですが、こんなにも身近にもうひとり被害者がいたことが判明。 そのことを教頭先生に伝えると、すぐに制服の販売店に電話してくれることになったのですが……。 お願いだからしゃべらせて…!! サヤさんは帰宅してから電話をかけると先生に伝えたにもかかわらず、制服店から一方的な謝罪電話がかかってきました。それも、下校する子どもたちと合流しようとしてた、バッドタイミングで……。 子どもたちを見失わないように、サヤさんはすぐに電話を切りたかったのですが、一方的に話し続ける店主に困惑。サヤさんが改めて連絡すると話しているにもかかわらず、「もう1人、針が入っていたお子さんの名前を教えてほしい」と言ってきたのです。 かけてくるタイミングも悪く、おまけに自分の用件だけ済ませようという、なんとも身勝手な電話。「店主の嵐のような勢いに圧倒され、口を挟む間もなく、電話を切るタイミングも与えられず……。ただただ相手のペースに巻き込まれてしまいました」とサヤさんは振り返ります。 制服に針が混入していたことですでに動揺している中、このような一方的な電話がかかってきたら、どう対応すべきか困ってしまいますよね。お友だちの名前を勝手に教えていいものかどうかも気になるところ。皆さんがもしサヤさんの立場だったら、店主にどのような対応をしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月13日旦那さんの転職がきっかけで、引っ越ししてきたライコミさん一家。人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができたのですが、ちょっと変わった子で、ライコミさんは困惑していました。リアムちゃんを家に送り届けると、娘の腕を力強く掴み脅すような言動をするので、ライコミさんは「お友だちの嫌がることはしちゃいけないのわかるよね?」と、強く注意してしまいました。 リアムちゃん宅を出ると、アパートの踊り場から「ライコー! ライコーー! 戻ってきてーーー!」と、リアムちゃんが大声で叫んできたのです。 そんなリアムちゃんに、驚いてしまって……。 娘の名前を叫ぶ友だちに怖さを感じて…… リアムちゃんの異常な行動が怖くなったライコミさんは、急いでライコちゃんの手を引いて帰宅しました。 家に帰ると、ライコちゃんがあるものを見せてきました。それはリアムちゃんからもらった文房具。これをあげる代わりに「ライコも遊びたい。お泊まりしたいってママに言って」と言われたとのこと。 ライコちゃんは断りましたが「あげたんだから約束守ってね」と圧をかけられ、仕方がなかったと素直に話してくれました。 それを聞いたライコミさんは、今後リアムちゃんと遊ぶときは門限の5時を守ること、そしてリアムちゃんの母親から連絡が来たら遊んでもいいことなど、改めて約束を交わしました。 ライコミさんはリアムちゃんの一件を夫に相談。ライコちゃんを脅してきたこと、大声で叫んできたことなど小学2年生とは思えない異常な行動が不安であることを伝えると、夫はリアムちゃんの親御さんと話して、良い方向に導いてあげようと意見してくれました。 家庭環境や育児環境はそれぞれなので難しい問題ではありますが、これからお互いが良い付き合いをしていくためにもまずはリアムちゃんの親御さんと会って、ちゃんと話すことが大切なのかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月13日サヤ山サヤさんの双子の娘、ポン子ちゃんとコン子ちゃんの小学校入学時のお話です。夢いっぱいの入学式翌日、ポン子ちゃんがケガをしたと小学校から電話がありました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?小学校からポン子ちゃんがケガをしたとの連絡を受け、サヤさんは慌てて保健室に向かいました。 元気そうなポン子ちゃんを見て安心したものの、ケガの原因であるマチ針を実際に見て、驚愕するサヤさん。どうやら縫製の段階で、マチ針を取り忘れたままになっていたようです。教頭先生の説明によると、ポン子ちゃんが椅子の背もたれに掛けていたジャケットを羽織ろうと、肩の部分をつかんだところ……。 他にも被害者が…!? 針がポン子ちゃんの指先に刺さり、少し出血したため保健室で手当てを受けたそうです。 実はサヤさんは学校に向かう途中、お友だちのレイちゃんの制服にも針が混入していたことを耳にしました。幸いレイちゃんはケガをしなかったそうですが、こんなにも身近にもうひとり被害者がいたことが判明したのでした。 SNSのコメント欄には、「子どもに制服を着せるときがきたら、隅々までチェックするようにします!」 「人がしていることだからミスがあるのは仕方ないのかもしれないけど、1学年に2人は多いよ」 「子どもが着るものだからしっかり検品してほしい。これを読んで、うちの子の制服を確認しました」 など、子どもが身につける衣類をよく確認しようと再認識した方の声が寄せられました。 サヤさんの実体験から、たとえ学校の制服であっても、絶対に安心というわけではないことがわかりますね。新しい衣類を購入する際は、「汚れがないか」「縫製はきれいか」といった確認だけでなく、「針などの異物が混入していないか」をチェックするようにしましょう。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月12日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさんは、家に遊びに来たのに娘ではなくライコミさんにずっと一人語りをしてきたり、自宅まで送り届けると遅い時間にも関わらず「うちで遊ぼう」と強引に誘ってくるリアムちゃんの言動に違和感を覚えていました。 この日も家に遊びに来たリアムちゃんを家に送り届けたライコミさん。去り際にリアムちゃんは娘・ライコちゃんの腕を力強く掴みヒソヒソ話しをしたあと、ライコちゃんの口から予想外言葉が出てきました。 「ライコ、リアムちゃんちにお泊まりしたい……」 リアムちゃんに腕を強く掴まれ、下を俯いている娘を見て、リアムちゃんが言わせているのだと察しました。そして、つらそうな表情を浮かべるわが子を見て思わず大声で注意してしまったのです。友だちの異常な行動に恐怖心が…… ライコミさんは腕を強く掴まれて痛がっている娘を守り「お友だちの嫌がることはしちゃいけないのわかるよね?」と、リアムちゃんにしっかりと注意しました。 ライコちゃんと帰宅しながら「小さな子どもを怒鳴ってしまった……」と後悔するライコミさん。何気なくうしろを振り返ると、アパートの踊り場でライコミさんたちを見ているリアムちゃんの姿がありました。 そんな彼女に「リアムちゃーん、また明日ね〜!」と大きく手を振るライコちゃん。すると、「ライコーーーーー!ライコーーーーー!戻ってきてーーー!」と、大声で何度もライコちゃんの名前を叫んできたのです。異様な様子に、怖さを感じずにはいられないのでした。 手跡が残るまで強く腕を掴んだり、名前を大声で何度も叫んだりと、リアムちゃんの異常な言動が垣間見えるようになり、怖さを感じたライコミさん。娘に初めてできた友だちを大切にしたい気持ちもありますが、こういった行動をされてしまうと、親としてとても心配ですよね。トラブルが起きないようにしっかり見守ってほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月12日サヤ山サヤさんの双子の娘、ポン子ちゃんとコン子ちゃんの小学校入学時のお話です。夢いっぱいの入学式翌日、ポン子ちゃんがケガをしたと小学校から電話がありました。ケガをした原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針……!?ドキドキワクワクの小学1年生! 子どもたちの成長を喜ばしく思う反面、「2人とも学校に着いたかな」「泣いてないかな」とそわそわした気持ちで家で過ごしていたサヤさん。 お友だちのレイちゃんのママと一緒に、子どもたちを途中まで迎えに行く約束をしていたところ……。 入学早々、学校から電話が…!? 小学校からポン子ちゃんがケガをしたとの連絡を受け、サヤさんは慌てて保健室に向かいました。 元気そうなポン子ちゃんを見て安心したものの、教頭先生によればケガの原因はなんと、制服に刺さっていたマチ針!!どうやら縫製の段階で忘れられたままだったようです。 サヤさんは「入学式のときも、初日の登校のときも、このジャケットの上にランドセルを背負っていたのですが、まったく気が付きませんでした。もしも、重いランドセルを背負った勢いで肩に刺さっていたら……と思うと、怖いですよね」と振り返ります。 毎日着る制服に針が混入していたなんて、考えただけで恐ろしいですね。子どもたちの安全のためにも、新しい服を着る際には、必ず事前に点検することが大切かもしれません。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター サヤ山 サヤ
2023年11月11日旦那さんの転職がきっかけで、住み慣れた街を離れて暮らしていたライコミさん一家。見知らぬ土地で人見知りな娘・ライコちゃんに「リアムちゃん」という初めてのお友だちができました。ライコミさんはリアムちゃんの言動に少し違和感を覚えていました。家に遊びにきたのに娘ではなくライコミさんにずっと一人語りをしてきたり、自宅まで送り届けると「ライコのママもうちで遊ぼう」と強引に誘ってきたり……。 ある日、また遊びに来たリアムちゃん。ライコちゃんの部屋で遊ぶというので、その間に家事を済ませ、娘の部屋におやつを持って行くと、娘の様子に違和感が……。怯えているような、曇った表情を浮かべていたのです。 その後17時になり、帰宅準備をしていると「今日もおうちまで送って。ライコも一緒に送ってほしい」とリアムちゃんからお願いをされました。 ライコミさんは、リアムちゃんを家に送り届けることにしたのですが、この日もリアムちゃんの家には誰もいない様子で……。 娘の口から予想外の言葉が! ライコミさんは、いつ行っても家を不在にしているリアムちゃんの母親のことが気になります。話を聞くと、リアムちゃんは姉弟と母親の4人暮らしをしていることがわかりました。 リアムちゃん宅へ到着し、インターフォンを鳴らしますが、この日も家には誰もいない様子。ライコミさんが「また明日ね!」と言って家を離れようとしたとき、リアムちゃんがライコちゃんの腕を強く掴んできたのです。 「ライコ言ってよ。約束したじゃん」2人でボソボソとしたあと、ライコちゃんの口から予想外の言葉が出てきました! 「リアムちゃんとリアムちゃんちで遊びたい」「リアムちゃんちにお泊まりしたい」 俯き腕を掴まれたままのライコちゃんの様子は、明らかに自分の意思で言っているとは思えませんでした。リアムちゃんが言わせているのだと察します。 つらそうな娘の表情を見ていたら、ライコミさんは怒りが湧き「いい加減にしなさい!」と注意してしまいました。 娘の様子に違和感を感じていたライコミさんは、リアムちゃんが原因だと分かった瞬間強い言葉を投げてしまいました。娘のつらそうな顔を見たら、母親であれば心配になってしまいますよね。これ以上迷惑をかけるようであれば、リアムちゃんとの付き合い方を考えた方がいいかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年11月11日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話で、ゆあが保育園に来ていると知り…。「徒歩で20分はかかるのに…」 家から保育園までいつも車で送り迎えをしていた春山。大雨の中、そんな距離をまだ小さいゆあちゃんが自力で辿り着けたの?とものすごく心配に。 すぐさま仕事を早退して保育園へ直行し、先生に促され教室へ行くと…。 「ママ!」泣きながら叫ぶゆあちゃんの姿が ゆあちゃんと再会できた春山さん。ゆあちゃんは不安の糸が切れて大泣きします。保育園の先生が防犯カメラをチェックした際にゆあちゃんの存在に気づいたそう。 ゆあちゃんは家に入れず不安になりながらも、保育園に行こうと考えたのが賢いですね。 みなさんは緊急時にどこで集合するか、お子さんと話し合っていますか?もし子どもが家に入れなかった際、どう対応するのがいいか共有していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月10日