『成井豊と梅棒のマリアージュ』が、12月17日(木)に東京・サンシャイン劇場で開幕する。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】バージョンと、台詞を使わずダンスでストーリーを表現するダンスエンターテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作で、一足先に開幕を迎える【plat de 成井豊】の通し稽古を取材した。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、成井にとって約2年ぶりのオリジナル新作で初の連作短編集。約15分×7作のストーリーで、「キャラメルボックス」原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸にした7つの出来事を描く。6作が二人芝居となり、原田×野田裕貴、筒井俊作×林貴⼦や、野田×石森美咲、原田×鍛治本⼤樹、阿部丈二×森めぐみと、組み合わせはさまざま。複数人が登場する1作には、「梅棒」の伊藤今⼈、遠⼭晶司、天野⼀輝、櫻井⻯彦も出演し、コラボレーション企画ならではの座組となっている。全編、15分間の出来事を15分間で描くという作品。セット転換はなく、小道具すらあまり出てこないシンプルな舞台なのだが、雪の両親の姿、雪の高校時代、20代の出来事など、その一作一作が「これで15分!」と驚くほど奥深く、豊かに描かれる。雪の父と母の最後の15分間は一組の夫婦の馴れ初めや今ある愛情が笑いも交えながら描かれ、雪と雪に恋をする和彦(野田)が出会う15分間の会話は「これは運命だ」と観客に予感させる何かがしっかりと伝わってきて、一作、一作、と進むにつれそのすべてが花束のように重なっていく。成井ならではの温かな世界観、「キャラメルボックス」ならではの全身から物語が届く芝居、さらに今回は「梅棒」らしいノンバーバルな芝居シーンも組み込まれ、「観たかったキャラメルボックス」、「観たことのないキャラメルボックス」、さらに「思わぬキャラメルボックス×梅棒」まで加わって、最高の“マリアージュ”が生まれていた。全編で使用される「SPIRAL LIFE」の楽曲も印象的。オープニングダンスは『ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT』に「梅棒」が振付し、成井の世界観を彩るダンスが披露されたが、「SPIRAL LIFE」ファンにも観てもらいたい心震えるダンスだ。一作目の『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』は、「キャラメルボックス」や「梅棒」が出演したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17/6団体が15分の作品を上演した企画公演)で上演された作品。当時の公演を観た人もぜひ注目を。【plat de 成井豊】バージョンは12月17日(木)から、【plat d’ 梅棒】バージョンは12月22日(火)から、共に12月27日(日)までサンシャイン劇場にて上演。12月17日(木)19:00公演はPIA LIVE STREAMでのライブ配信もあり。文:中川實穂
2020年12月17日12月、胸が高鳴るホリデーシーズン。キラキラと輝く街並みを思い浮かべるだけで、つい浮き足立ってしまう。毎年、クリスマスコフレを買い逃す私だけど、今年は自粛の反動で物欲が爆発。宝探しのようにあれこれと雑誌をめくっては買いたいものを吟味し、忙しい日々を過ごしていた。(それこそ華やかなクリスマスコフレのように)物欲にギラついていた私がもっとも心惹かれたのは、意外にもキラキラ系のコスメではなく、Celvokeの「ブルーミング メイクアップキット」だった。■愛情あふれる表情をつくってくれるメイクアップキット目元・口元・頬とマルチに使えるCelvokeで人気のインフィニトリーカラー。今回のクリスマスコフレでは、それが“愛の象徴”であるローズカラーで登場している。4色のパレットに加えて、ラズベリーカラーのグロス、ピンクブーケのカラーライナーがセットになっている贅沢なキット。このキットは今回クリームパレットとパウダーパレットが出ているのだけれど、散々悩んだ結果、私はチークやアイブロウに使うことを考えてパウダーの方を選んだ。インフィニトリーカラーは山吹色のようなブラウンをまぶた全体に仕込んでから、ローズカラーを重ねていくことで奥行きのあるピンクに仕上がる。よくある華やかで可愛らしいモテ系のピンクでなく、ちゃんと感度が高く、それでいてモード感が前面に出ているような威圧感がないのはさすがのCelvoke。ちなみに、左上のブラウンを多めにすればこっくりと深みのある色味に仕上がり、右上のピンクをしっかりとのせるとバラの花束を抱えたような可憐なイメージに変化するので、春先まで楽しめる。ちょっぴり体温が上がったようなその表情は、私の心に灯をともしてくれる。あれこれと気ばかりが焦りがちだった秋を終えて、1年のクライマックスであるホリデーシーズン、あたたかな心で自分を慈しみ、粛々と過ごしたい。■いつもより少しだけ浮き立った心で楽しむ、ホリデーシーズンそう、たとえば、今年一番の寒い日に、湿気で曇るあたたかい部屋でとことん自分のケアをしたり(ただのんびりと、思いのままに。冬の眠気に身を任せて、気が済むまでまどろむのもいい)。短い日差しが差し込む午後、フェルメールの絵画のようなリネンエプロンで、自分好みの自家製シュトーレンを研究してみたり。……なんて考えていると、布団の中から「お母さん、サンタのカレンダー明日もめくるの楽しみだね」という声が聞こえてきた。今年からはじめたアドベントカレンダー。子どもたちはプレゼントが手に入る「その日」を心待ちに、1日1日めくっている。楽しみを胸にかかえ眠りに落ちるその小さな体に触れてみると、いつもに増してあたたかく、心地いい。クリスマス、私もなにかプレゼントがほしいとあれこれ考えてみるけれど、一番望んでいるものはすでにこの手の中にあるのかもしれない、と思う。家族と一緒に眠り、寒い朝を迎えるこの毎日こそ、私にとっての一番の幸せに他ならない。そんないつもの幸せを噛み締め、眠りに落ちようとしたとき、はっと目が覚める。そろそろサンタさんのプレゼントを注文しないといけないのだった!サンタの存在に矛盾を感じつつも、まだまだ信じたい年頃の子どもたち。配送の関係でサンタさんのプレゼントが遅れたらなんとも言い訳がつかない……と苦笑しながら通販サイトを開き、気づけば私は、自分へのプレゼントまで注文してしまっていた。幸せはこの手の中にある、という実感は紛れもない本物だけれど、やっぱり心惹かれるものが目の前にあると、子どものようにそれがほしくなってしまう。まったくもって物欲はしぶとい。粛々と過ごすホリデーシーズンは叶うのだろうか。
2020年12月07日来年春スタート予定の月9ドラマは、刑事裁判官を主人公にした爽快リーガルエンターテインメント「イチケイのカラス」。この度、主演の竹野内豊と共演の黒木華がクランクインしたことが分かった。天気にも恵まれ、幸先の良いスタートとなった本作。まずは、堅物タイプな裁判官・坂間千鶴役の黒木さんがクランクイン。最初の撮影は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)に異動してきた坂間が裁判所に足を踏み入れる、彼女にとってのファーストシーン。髪をまとめ、スーツを着こなした黒木さんは、監督と共に段取りを入念に確認する様子が見られる中、現場はなごやかな雰囲気で、撮影の合間にはスタッフと談笑する姿も。続いて、自由奔放で型破りな主人公・入間みちお役の竹野内さんが登場し、スタッフから紹介され大きな拍手が送られると、黒色の法服に身を包んだ竹野内さんは、爽やかな笑顔で両手を振って応えた。最初の撮影は、みちおが坂間の制止を振り切り、法服のまま昼食を買いに行くシーンだ。2人の掛け合いが見どころとなっているこのシーンでは、今回が初共演となる2人は一緒に段取りを確認。カメラが回ると、軽やかに走ったり階段をジャンプで下ったりと、みちおらしいコミカルな動きで現場を笑わせていたという。「イチケイのカラス」は2021年4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月04日竹野内豊が11年ぶりにフジテレビ月9ドラマに出演する、「イチケイのカラス」が2021年4月より放送決定。竹野内さんと共に月9初出演の黒木華と裁判官を演じる。今作の主人公・入間みちおは、絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官。これまで弁護士、検察官が主人公のリーガルドラマは数多く放送されてきたが、裁判官を主人公として描く民放連続ドラマは意外にも今作が初。馴染みが薄く、冷たいエリートと思われがちな裁判官と裁判所書記官だが、今作では彼らの人間臭く温かみのある活躍に光を当てる。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおを演じるのが、公平さを象徴する黒色の法服に身を包む竹野内さん。自由奔放で型破りなみちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する“イチケイ”メンバーの活躍をコミカル&ビターに描く、全く新しい爽快なリーガルエンターテインメントとなる。みちおはひげを生やし、服装はカジュアル。ゆるい空気をまとい、とぼけた発言をすることもしばしば。お堅い裁判官のイメージとはほど遠いが、しがらみや偏見、先入観に一切とらわれない自由な観察眼と、徹底的に調べ上げる探究心を持ち、弁護士団や検察官たち両方から恐れられているクセ者。一方で、1人あたり常に250件前後の事件を担当する刑事裁判官にとって、迅速かつ効率的に事件を処理することは大きな使命のひとつだが、「そんなことはお構いなし」と言わんばかりに、マイペースで事件を深掘りしていくみちお。周囲のイチケイメンバーたちはいつも頭を抱えている。そんなみちおは、実は元弁護士という異色な経歴の持ち主。裁判官になった背景には、10年前のとある事件が深く関わっているらしく、物語が展開するにつれ、みちおの知られざる過去が次第に明らかになっていく。竹野内さんが月9に出演するのは、上戸彩と共演したラブストーリー「流れ星」(2010)以来実に11年ぶりとなり、連ドラ出演は「義母と娘のブルース」(TBS、2018)以来3年ぶり。これまで教師、刑事、弁護士、タクシードライバーなどさまざまな役どころを演じてきたが、裁判官役は自身初。初めて法服を身にまとったときの感想を「袖が広がっていて、手を広げると本当にカラスのようです」とお茶目に語る。実は入間みちおというキャラクターは、浅見理都による原作上は主人公ではなく、眼鏡をかけた小太りな中年裁判官として描かれているが、原作者の了承のもと、ドラマでは主人公に据え、魂はそのままに風貌を大胆にアレンジ。竹野内さんならではの、新“入間みちお”像が誕生した。そして、そんな入間みちおと真逆タイプの裁判官なのが、坂間千鶴(さかま・ちづる)。男性社会の法曹界において若くして特例判事補(※)になった優秀な女性。東大法学部出身でエリート中のエリートだが、冗談が全く通じない超堅物なタイプで、「裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている」と自負している。そんな坂間がイチケイに異動してきた理由とは、事件の処理件数が信じられないほど少なく、会社なら倒産レベルの赤字状態であるイチケイを立て直すため。迅速さと効率性を求める坂間にとって、現場検証を何度も行い、じっくりと事件の真相を深掘りしていくみちおの仕事スタイルは全く理解ができずイライラが募るばかり…。初めこそ反発してばかりの坂間だったが、事件をただの“案件”ではなく“一人一人の人生”として扱うみちおの信念に気づいたとき、「判決を下すだけではなく、裁判官として何ができるのか」という問いに直面することになる。(※特例判事補…裁判官として実務を5年以上経験し、判事と同等の権限を有する判事補のこと)坂間千鶴を演じるのが黒木さん。恋に人生に悩めるアラサー女子、大島凪を演じた主演ドラマ「凪のお暇」以来2年ぶりの連ドラ出演となり、月9には初出演。また、フジテレビ系連続ドラマへの出演は2013年放送の「リーガルハイ』(第2期)以来8年ぶり。竹野内さんとは初共演となる。黒木さんにとっても裁判官を演じるのは初めてで、原作では男性の坂間真平という堅物な裁判官として登場するが、こちらも原作者の了承のもと、ドラマでは性別を女性にし、坂間千鶴という新たなキャラクターとして描いていく。作品によって全く違う顔を見せる黒木さんが、新たに誕生した坂間千鶴をどのように演じるのか注目。竹野内さんと黒木さんは11月にクランクインし、現在撮影中。原作は浅見理都により2018年に発刊された同名人気コミック(講談社モーニングKC刊)。綿密な取材を重ねて紡がれたリーガルコミックの傑作であり、法曹界の中でもファンが多いという。浅見はドラマ化にあたり「大変うれしいです!ドラマで再び『イチケイのカラス』のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています」と喜びのメッセージを寄せている。竹野内さんは、初共演の黒木さんについて「変幻自在に役を演じられる日本で貴重な女優さんで、いつか共演してみたいと思っていた」と明かし、さらに「人の今後の人生を左右する職業なので、型破りな役ですが、そこは丁寧に演じていかなければと思っています」と意気込みを語る。さらに、「まだ、発表できていないイチケイメンバーの方たちも個性的で、イチケイメンバーがそろった時のオフの会話が本当に面白く、笑いの絶えない現場」と明かし、「イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうな」とコメント。また、黒木さんは「今回初めてご一緒させていただきましたが、みちおさんを独特な雰囲気や、間で、魅力的に演じてらっしゃってすごく楽しいです」と竹之内さんの印象をコメント。「ただ堅いだけでなく、正義に対して熱い坂間を人間らしく演じられたら」と期待を込めて語っている。「イチケイのカラス」は2021年4月、毎週(月)21時~フジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月30日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が12月17日(金)から27日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。稽古場にて、成井豊と、梅棒の遠山晶司、天野一輝、野田裕貴に話を聞いた。【plat de 成井豊】と【plat d’ 梅棒】の2バージョンで上演される本作。共にオムニバス形式で、ベースは成井と梅棒ならではの作品となるが、【plat d’ 梅棒】には一作、成井が書き下ろしの戯曲・演出で参加し、【plat de 成井豊】にも遠山演出・梅棒振付で梅棒スタイルのシーンが挿入されるほか、それぞれに、成井が代表を務める「演劇集団キャラメルボックス」(現在活動休止中)のメンバーと「梅棒」のメンバーが出演し合うなど、まさに“マリアージュ”な公演となる。【plat de 成井豊】について作・演出の成井は「7つのストーリーからなる連作短編集です。そのうちの6本はふたり芝居で、1本に梅棒のメンバーがどっと出てきます。全編通して、雪という女の子と和彦という男の子のラブストーリーになっていて、雪をキャラメルボックスの原田樹里、和彦を梅棒の野田くんが演じ、まさにキャラメルボックスと梅棒が恋をするお話です」と解説。成井のオリジナル新作としては約2 年ぶりとなるが、今作は「初めて短編集をやります。しかもリアリズムなんですよ。僕のお芝居はたいていファンタジックな要素が入ってくるのですが、今回は7話全て現実。さらに一幕ものも初めて書きました」と初めてづくし。出演する野田は「脚本をはじめて読んだ時からグッときています。自分がこんな大事な役に選んでいただけるのもびっくりですし、頑張らなければいけない。今すごく贅沢な時間を過ごさせてもらっています」と意気込む。【plat d’ 梅棒】で指揮を取るのは遠山。「こちらは4本のオムニバスになっていまして、1本は、成井さんと初めてご一緒したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17)で上演した作品です。2本は僕が作・演出を手掛ける新作、そしてもう1本は成井さんに作・演出をしていただいて、梅棒がストレートプレイをします。僕らは基本的に台詞を使わずダンスでみせるスタイルですが、これは台詞を喋ります。他の作品にはキャラメルボックスの方々に入っていただいて、僕ら梅棒の、台詞のない作品を一緒にやります」と、こちらも楽しいものになる模様。普段、梅棒の公演は代表の伊藤今人が総合演出だが、今作で演出を手掛けるのは遠山。天野は「今人はみんなの意見を上手く吸い上げながらアウトプットを決めるのですが、遠山は『これがやりたいんだ!』と引っ張る感じ。そういうやり方の違いがあります。あと、エモーショナルさは遠山のほうが強い気がします」と新鮮なものになりそうだ。文:中川實穂
2020年11月24日「『相棒』では、いまも杉下右京が捜査現場で走り回るシーンがあるのですが、水谷豊さん(68)は全然NGを出さないのです。水谷さんより何十歳も若いスタッフが同じように走って息切れしている姿と比べると、本当に驚かされますね」そう語るのは、ドラマ制作関係者。’00年に単発ドラマとしてスタートした『相棒』(テレビ朝日系)は今年20周年を迎えた。10月14日から放映されているseason19は、10%半ばから10%後半と、高視聴率を維持している。’02年のseason1では45歳という設定だった主人公・杉下右京警部も18年がたち、すでに63歳と、現実世界なら警察官として定年をむかえていることになる。前出のドラマ制作関係者が続ける。「さらに言えば演じている水谷さんは68歳。それだけに水谷さんも“右京の若々しさを保つこと”に腐心されているのです。劇中では右京がゴルフの奥深さについてしみじみ語るシーンがありましたが、プライベートでもゴルフのためのトレーニングを続けていることで、体幹も鍛えているそうです」水谷の努力は体幹強化ばかりではないという。テレビ朝日関係者は次のように語る。「新シーズンの撮影中、うちの社の人間が水谷さんに、『ずっと体形も変わらないですし、お肌もきれいですね』と、話しかけたのですが、そのときのお話がとても印象的でした。『いえいえ、自分でもやっぱり衰えは感じていますよ。最近はテレビの画面も大きいですし、肌のたるみなんかも映ってしまいますからね。でも蘭さんが、“美顔器を使ってみたら”と、勧めてくれたので、借りて使ったりもしています。気持ちいいし、手軽なところがよかったです』肌を褒められたことがうれしかったのか、ニコニコされていましたね。借りているという美顔器については詳しく聞けなかったのですが、最新型のようでした」結婚生活は30年以上となる水谷と伊藤蘭(65)。いまも水谷が妻のことを“さん付け”で呼んでいるのは有名な話だ。“右京は肌が命!”と、考えているという水谷。さらに夫妻の知人はこう語る。「美顔器を夫婦でシェアしている以外にも、蘭さんからは食事面のアドバイスも受けているのです。具体的にはコラーゲンたっぷりのお鍋を食べたり、ベリー系の果物を食べたりしているそうです」“細かいことが気になる”が口癖の右京。その若々しさの頼りは、蘭さんの“きめ細かい美肌指南”だった。「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月12日「芦名さんの突然の訃報に、撮影現場ではスタッフはじめ、水谷さんも憔悴しきっています」沈鬱な表情でこう語るのは放送開始から今年で20周年を迎える人気シリーズ『相棒』(テレビ朝日系)の制作関係者。9月14日に自宅で亡くなっているのが発見された芦名星さん(享年36)。自殺とみられ、18日には親族やごく親しい関係者によるお別れのお花入れの会が開かれ、悲しみのなか見送られた。’17年から芦名さんが週刊誌の記者役・風間楓子として出演していた『相棒』チームも公式HPでこう哀悼の意を示した。《芦名さんにはseason15よりご出演いただき、その印象的な役柄で相棒の世界に多くの彩りを加えて頂きました。 キャスト・スタッフ一同心よりご冥福をお祈り申し上げます》なかでも主演の水谷豊(68)と芦名さんは強い絆で結ばれていた。「芦名さんは当初、単発での出演予定でしたが、本番後にモニターで見た水谷さんが芦名さんの存在感を絶賛。以来、毎シーズン必ず重要な局面で登場するレギュラーとなりました。クールなイメージですが、現場では常に周囲を気遣い、水谷さんをはじめキャストやスタッフからも愛されていました。また水谷さんから演技についてアドバイスを受けた際は、とても真摯に聞き入っている様子でしたし、反町隆史さん(46)と3人で雑談するなどおちゃめな一面も見せていました」(前出・制作関係者)それだけに、水谷の落ち込みようもかなりのものであるようだ。「水谷さんは芦名さんの異変を感じ取れなかったことが心残りだったようで、芦名さんの死後、娘であり女優の趣里さん(30)に『もし悩むことがあったら何でも相談して』と、連絡したそうです。親として気がかりだったのでしょうね」(テレビ朝日関係者)10月からは『Season19』がスタート。新シーズンにも芦名さんは登場するという。「芦名さんは第1~2話に出演し、すでに収録済みでしたが、中盤にもう一度出演する予定だったんです」(前出・テレビ朝日関係者)通例のドラマ現場なら“代役”の話が浮上するものだが、水谷を座長とする「チーム相棒」は芦名さんと寄り添っていく覚悟を決めたという。「芦名さん演じる風間には代役を立てず、後輩記者といった新たな役を登場させる方向で調整するそうです。’18年には初期からレギュラー出演していた志水正義さん(享年60)が亡くなりましたが、その際も代役は立てていません。水谷さんやスタッフは『芦名さんの代わりなんていない』という思いでいるそうです」(前出・制作関係者)芦名さんへの惜別を胸に、水谷は20周年のその先を目指していくことだろう――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが15日、公式YouTubeチャンネル「ジュニア小籔フットのYouTube」の動画に小藪千豊、フットボールアワーと出演。小藪をフジテレビ系バラエティ番組『人志松本のすべらない話』に推薦した経緯を説明した。「【ジュニアの本音】ジュニア東京大阪ドライブ3【後藤と合わない】」と題して公開された動画で、「小藪を初めて面白いと思った瞬間」という話題を振られると、ジュニアは「NGKかなんかのイベントが終わって、飲みに行ってしゃべってて『めっちゃおもろいな~』ってなって、ほんで『すべらない話』に推薦してん」と明かした。さらに「1席、松本(人志)さんも『若手でおもろいやつがおったら』というので、綾部(祐二)とか佐田(正樹)とか黒田(有)とか」と振り返ったジュニア。続けて、「黒田が打ち上げで酒飲んで、めちゃくちゃ暴言吐いて、NG出されるっていう(笑)」と振り返っていた。
2020年08月18日新型コロナウイルスの影響により公開延期していた、志村貴子原作の劇場アニメ『どうにかなる日々』が10月23日(金)に公開される。この度、同作の劇伴音楽をクリープハイプが担当したオリジナルサウンドトラック『どうにかなる日々』が10月21日(水)に発売されることが決定した。クリープハイプが映像作品の劇伴音楽を担当するのは今回が初めて。メンバー自らが全ての楽曲を演奏している。尾崎世界観は主題歌・劇伴音楽を担当するにあたり、「初めてのことで、これが正確か不正解かもわからないまま劇伴音楽に向き合っていました。でもこの作品自体が、正確と不正解だけでは掴めないものを描いているから、きっとそれこそが正解だったんだと思います。『どうにかなる日々』は、ちゃんと目を見て話してくれる物語、ちゃんと目と目が合う映画だと思っています。その中で、観た人の耳に少しでも何かを残せたら幸せです」とコメントを寄せている。『どうにかなる日々』10月23日(金)期間限定劇場公開
2020年08月18日ローマン ハイジュエラー ブルガリの新作ハイジュエリーコレクション「バロッコ/BAROCKO」が誕生しました。「バロッコ」のクリエイションが宿す大胆なアプローチと豊かな創造性により、人生と美を称えます。ブルガリは「バロッコ」に希望と快楽というメッセージを込めました。鮮やかな色づかい、類まれな光の効果、創造性の際立つデザインと精巧なディテールによって喜びや快楽的な感情が世界中へ伝わります。コレクション名に冠された「バロッコ」とは、ローマのバロック期に生まれた偉大なアートや建築物がたずさえる、尽きることのない壮大な影響力とブルガリの大胆かつ独創的な精神の出逢いです。創業から130年以上にわたり、ブルガリらしい優れたクリエイションとは何かを考え続け、ブランド発祥の地であるローマから、これまでにはない、新たなるインスピレーションを得ています。永遠の都 ローマの、華麗なバロック期が遺した不朽の名作が、「バロッコ」の個性豊かなジュエリーが宿す生き生きとした豊かさと共鳴し、絢爛さと時代を超えた洗練さとの完璧なバランスのなかにあるエキセントリックさと精巧さを感じさせます。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ作のアイコニックな彫刻作品として知られる四大河の泉や、フランチェスコ・ボッロミーニ設計のサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会の近くからパラティーノの丘にあるファルネジアーニ庭園、教皇の城塞サンタンジェロ城の頂上にある大天使ミカエルの銅像まで、ローマのバロック期に造られた歴史的建造物が「バロッコ」コレクションのドラマチックな高貴さと優美な軽やかさの融合に影響を与えています。バロック様式のアイコニックな美学は、しなやかなライン、官能的なフォルム、手の込んだ複雑さ、予測不能な魅力によって定義されます。これらが、ブルガリのコンテンポラリーさと革新性のフィルターを通して、贅沢で多角的、かつ、さまざまなシーンで楽しめるジュエリーに表現され、ハイジュエリーのデザインと製造のルールを塗り替えます。文化的かつ美学的なつながりによって、バロック様式とブルガリは強い絆で結ばれています。バロック期の芸術家のように、ローマのジュエラーが生み出す、生き生きと大胆なクリエイションは、人々の畏怖と驚嘆を引き出すためにデザインされ手がけられています。光と陰で遊ぶクリエイションには、ダイナミックな躍動感が注ぎ込まれ、さりげない上品さと高貴な尊さが調和しています。ブルガリのジュエリー クリエイティブ ディレクター ルチア・シルヴェストリが世界中から探し出す希少で最上級のジェムは、ローマにあるブルガリのハイジュエリー工房にて卓説したクラフツマンシップを誇るアルチザンが手を施します。バロック様式の建築的モチーフ、16世紀の装飾品がたずさえる曲線美のみならず、自然界の予測不能な多様性までもが直線的でミニマルな要素と出合い、極大性と不可欠性の間の絶妙なバランスを見出すのです。「バロッコ」の最上級で世界にひとつだけのジュエリーに際立って見られる調和、優雅さ、美しさは、魅力的な万華鏡の生き生きとした色づかいのような感動を覚えます。美と快楽的な喜びに対するブルガリの永遠の誓いを象徴するものです。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月16日声優で歌手の“おざぴゅあ”こと尾崎由香が、6月30日に2nd写真集『OZAKI YUKA』(ワニブックス)を発売することが9日、明らかになった。アニメ『けものフレンズ』のサーバル役で注目を集めて声優として活躍しながら、2018年に歌手デビュー。8月26日には、ミニアルバム『NiNa』を発売することが決定している。約2年ぶりとなる今回の写真集は、「ぴゅあ」と「オトナ」の間で揺れ動く転換期を切り取り、尾崎の「9つの姿」に迫る。下着姿にも初挑戦し、「最上級の可愛いから、これまでに見たことのないオトナの雰囲気」までを余すことなく詰め込んだ。尾崎は、「この度、尾崎由香2nd写真集『OZAKI YUKA』の発売が決定いたしました!」と報告し、「撮影地は、海外旅行大好きな私が今までで一番癒された国“バリ島”です! 私の名前のローマ字が一つ一つテーマになっていて、どれも今の私が写ってます」と見どころを説明。「無邪気に楽しんだり、時には大人な私を見て欲しかったり、癒しの国バリ島を一緒に巡っているような感覚で見て頂けたら嬉しいです」と発売を心待ちにするファンに呼び掛けている。
2020年06月09日人気バンド『ゴールデンボンバー』の鬼龍院翔(きりゅういん・しょう)さんが、2020年5月24日に自身のツイッターを更新。新曲『バブルはよかった』の完成を報告するとともに仮のミュージックビデオを公開し、話題を呼んでいます。ゴールデンボンバーの新曲MVが公開喜屋武豊に「天才かよ…」鬼龍院翔さんはツイッターで「今の現実逃避の気持ちを曲にしました」とコメントし、同ミュージックビデオの製作秘話を明かしています。今の現実逃避の気持ちを曲にしました「バブルはよかった」 映像どうしようかな〜今撮影出来ないしな〜と思った時に喜矢武さんマジで暇だろうしリアルになんもしない人状態になってるだろうから僕が自宅で歌ってる映像だけスマホで撮って送ってあとは編集を丸投げしました— 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー) (@kiryuintw) May 24, 2020 外出自粛で時間を持て余しているであろう喜屋武豊(きゃん・ゆたか)さんに、鬼龍院翔さんは動画の編集を丸投げ。すると、喜屋武豊さんはフリー素材サイト『いらすとや』の画像をふんだんに使った同ミュージックビデオを作ってきたといいます。プロ顔負けのクオリティの高さに鬼龍院翔さんは「さすが喜矢武さん、編集がうまいな」 とべた褒めし、素材を提供してくれた『いらすとや』に感謝を伝えました。さすが喜矢武さん、編集上手いな〜wいらすとや様、素材大量にお借りしました!家に居ながら出来ること、まだまだありそうですね!✨こんな状況から全力で現実逃避するゴールデンボンバーの新曲「バブルはよかった」ファンの皆さん、お聴きください(^-^∩)♪ — 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー) (@kiryuintw) May 24, 2020 すると、より注目を集めたのは作詞・作曲した鬼龍院翔さんではなく喜屋武豊さんの編集センスだったようで、ツイッターのトレンドには『喜矢武豊』の名前だけが登場!鬼龍院翔さんはこのことについて「おい、なんで喜矢武さんだけがトレンド入るんだよ」とツッコみ、嫉妬した様子を見せていました。おいなんで喜矢武さんだけトレンド入るんだよ!笑 #喜矢武さん #バブルはよかった #ゴールデンボンバー新曲 #歌広場さん #樽美酒さん #鬼龍院さん pic.twitter.com/nmBRYumLff — 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー) (@kiryuintw) May 24, 2020 ゴールデンボンバーのすべての作詞・作曲を担当している鬼龍院翔さんでしたが、今回は喜矢武豊さんにいいところを持って行かれてしまったようですね。ファンからは、2人の才能を称賛する声が上がっています。・さすが喜矢武さんです!ありがとうございます!・2人とも天才すぎます!!・また、中毒性のある曲を作っているよ。最高すぎる。バンドとしての実力もさることながら、メンバーの仲のよさがたびたび話題になるゴールデンボンバー。これからも目が離せません![文・構成/grape編集部]
2020年05月27日松重豊が猫の家政婦を演じる現在放送中のミニドラマ「きょうの猫村さん」。5月20日(水)今夜放送の第7話に、ついに安藤サクラが初登場する。第7話は、犬神家で家政婦として働き始めるも気苦労が絶えない猫村ねこ(松重さん)は、ある日の買い物帰りにご近所の奥さんに話しかけられるが、犬神家のよからぬうわさ話ばかりでイライラしてしまうというストーリー。そんなご近所の奥さんを演じるのが安藤さん。役どころは、怖がりの奥さん。猫村さんに何かと因縁をつけてくるご近所さんで、温厚な猫村さんもついつい攻撃的に。そして今後、猫村さんと怖がりの奥さんのバトルが繰り広げられるのが、行きつけの魚屋さん。2人のバトルにいつも巻き込まれてしまい、右往左往してしまう魚屋店主(荒川良々)の姿にも注目だ。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年05月20日現在再放送中の「素敵な選TAXI」が、5月19日から“特別編”と銘打ち、竹野内豊とバカリズムによる対談を盛り込んだスペシャル版を放送することが決定した。2014年に竹野内豊主演×バカリズム脚本という異色の組み合わせで放送された連続ドラマ「素敵な選TAXI」は、竹野内さん演じる過去に戻ることが出来る不思議なタクシー“選TAXI”の運転手・枝分と、毎回登場する“後悔を抱えた乗客”による物語。現在毎週火曜日、本作の再放送が行われているが、今回5月19日から4話分は特別編を放送。連続ドラマ放送終了後の2016年に放送されたスペシャルドラマ「素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~」の撮影以来の再会を果たした竹野内さんとバカリズムさんの2人が、撮影現場のエピソードや裏話、視聴者からの質問について当時をふり返りながらトークしていく。今回の収録後のインタビューでは、再放送について「こういう時期ですが、本当に夢がある作品なので、再放送に“選択”していただいてありがたいですね」(竹野内さん)、「ありがたいですね。それに当時は夜10時でしたから、今回早い時間帯に昇格してるんですよね。当時はガムシャラに(脚本を)書いていたので、客観的に見れていませんでしたが、今見返すと自分が書いた気がしないというか、初の連ドラでよくここまで出来たなと…(笑)」(バカリズムさん)とコメント。見どころについては、竹野内さんは「このドラマはバカリズムさんが作ったおもちゃ箱のような作品です。脚本、演出、衣裳、美術など、さまざまなこだわりが散りばめられていて、箱の底を探れば探るほど新しい発見があります。ぜひ、枝分さんのキャラクターと共に楽しんでもらえたらと思います」とアピール。バカリズムさんも「一話完結ものですが、細かいところに伏線や各話の繋がりなど、遊びが散りばめられています。最終回を見た後に第1話を見ると新たな発見があるはずですし、何回も見れば見るほど味わいが増します」と繰り返し見てほしいと語っている。なお、5月19日は栗山千明、臼田あさ美、三宅弘城をゲストに迎えた第6話「おひとよしの選択肢」を放送。仕事と友情のはざまで悩む女性漫画編集者が、選TAXIで悪戦苦闘する姿を描く。第6話あらすじ週刊「少年ストロング」で人気漫画「おひとよしトレジャー」を担当する編集者の美空(栗山千明)は、締め切り当日になってもあがらない原稿をひたすら待っていた。作者の虫海暗(三宅弘城)がストーリーに悩み、ペンを止めてしまったのだ。編集長からクビを宣告されて失意の美空は、路上に停まっていた選TAXIに乗り込む。美空から事情を聞いた枝分(竹野内豊)は、大ファンの「おひトレ」がまたしても休載になると知り、早速「戻りましょう!」と提案。美空は、虫海が逃げる前に戻って、今度こそ逃亡を阻止しようと奮闘する。するとそこへ、友人の佑香(臼田あさ美)から「彼氏が浮気している」と相談の電話が。虫海から目を離せない美空は「いまから来て」という佑香の頼みを断るが、しばらくすると、警察から佑香が自殺を図ったと連絡が入る…。「素敵な選TAXI 特別編」は5月19日~6月9日毎週火曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月18日TBS系では現在、毎週金曜に綾野剛、星野源らの出演による医療ドラマ「コウノドリ 傑作選」を放送中。5月8日(金)は川栄李奈と「ゴールデンボンバー」喜矢武豊らがゲスト出演したシーズン2の第3話をお届けする。講談社「モーニング」連載の鈴ノ木ユウによる同名ヒューマン医療漫画を原作に2015年と2017年にドラマ化された本作。ペルソナ総合医療センターの産婦人科医と天才ピアニストの2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥サクラに綾野さん。サクラとは同期の産婦人科医・四宮春樹に星野源。また松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、宮沢氷魚、大森南朋、佐々木蔵之介らも参加している。今回のエピソードでゲスト出演する川栄さんが演じる山崎麗子は妊娠39週の妊婦。素直な性格ゆえ親や友人に言われた迷信をすぐに聞いてしまうため、サクラを困らせているという役どころ。彼女は心臓病を抱えており、負担を考えたサクラは無痛分娩を提案するも、麗子は周りの意見に左右され受け入れず…。ペルソナの面々を困惑させる麗子の出産は果たしてどうなるのか?一方、無事出産を終えたキャリアウーマンの妊婦、佐野彩加(高橋メアリージュン)には大きな出来事が。生後2か月半を迎える赤ちゃん・みなみの心室中隔欠損の診察の際、みなみの顔を見ずに自分の仕事復帰の話をする彩加。その後も泣いているみなみをあやすことなく歩く彩加に、サクラたちが心配するなか、みなみを預ける保育園が見つからず思いつめた彩加は、赤ちゃんを病院の受付に残したまま姿を消す…というのが3話のストーリー。本作でも共演した綾野さんと星野さんのW主演による「MIU404」が本枠で近日放送予定。機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく刑事の常識にも欠ける伊吹藍を綾野さんが、常に先回り思考で道理を見極める理性的な刑事の志摩一未を星野さんが演じ、2人が警視庁の働き方改革の一環で作られたという“架空の設定の臨時部隊”「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」で、24時間というタイムリミットのなか、事件解決を目指していくというストーリー。「コウノドリ 傑作選」は5月8日(金)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年05月08日ここは恋愛酒場『泣きっ面にヒロシ』。「ヒロシです…」でお馴染みの芸人・ヒロシさんが、訪れるみなさんからの恋愛相談にお答えします。自虐ネタで人気のヒロシさんですが、ネガティブさの中にほんのり幸せを感じさせる独自の目線で、あなたの悩みに脱出の糸口を見つけてくれるかも!?「こんな状況で辛い」「私の何がいけないの?」などなど、あなたの恋にまつわるネガティブエピソード、悩みを打ち明けてください。■今月のお悩み◎彼氏のために豊胸手術をするべき?(えいみ/女性/30代後半)豊胸について悩んでいます。彼氏が巨乳好きで、自然な胸より作られた大きいフェイクの胸のほうが美しいと断言もしています。(彼は外国人なので巨乳が当たり前という価値観があるみたいです。)それで私は、自分の体がコンプレックスになり、美容外科に手術のカウンセリングに行きました。Dカップはあるのですが年齢とともに垂れてきていることも気になっています。そうやって気にするぐらいなら、いっそ手術すべきだと思います。でも、健康な体にメスを入れる勇気が出ません。美しくなりたい気持ちはありますが、なかなか踏み出せないのです。どうしたらいいですか?■ヒロシさんの回答は…駆けつけ一言 「体にメスを入れるんだから、抵抗を感じるのは当然!」どうも!乳は小さめが好みのヒロシです。彼氏が巨乳好きだから豊胸手術をするか否か悩んでいるとのこと。えいみさんも、豊胸手術をすること自体には前向きみたいですよね。ただ、病気でもないのに、わざわざ体にメスを入れるのは抵抗があるご様子。ごもっともな気持ちだと思います。私は注射でも嫌なので、何もない体にメスを入れることなんか絶対にやりません。現にアソコの皮は長いままですから。こんな案はどうでしょうか? 彼氏の快楽のために、えいみさんの体にメスを入れるのなら、彼氏にもメスを入れてもらいましょう。こう言っておやりなさい。『私、巨根が好きなのよー』と。『あなたが巨根手術をしたら、私も豊胸手術するわよ♡』と。これなら平等に痛みを感じ、2人にとってプラスになるのではないでしょうか。まあ、率直に言うと『知らんがな!』です。えいみさんの好きにすればよいかと思いますよ。**************************プロフィールヒロシ1972年2月14日熊本県生まれ。芸人。2003年「ヒロシです。」のフレーズではじまる自虐ネタで大ブレイク。2015年に出したヒロシの日めくり『まいにち、ネガティブ』(自由国民社)は10万部を突破。2016年には自身のエッセイ『ネガティブに生きる。』(大和書房)を出版。長年の趣味であるキャンプの模様をYoutube動画『ヒロシちゃんねる』にて配信し、多くの人から支持を集める。さらに、ヒロシ著『働き方1.9〜君も好きなことだけして生きていける〜』(講談社)を2018年12月6日に発売するなど、芸人としてだけではなく、幅広い活動を続けている。新刊「ひとりで生きていく」(廣済堂出版)絶賛発売中!※4月下旬『ヒロシのソロキャンプ』(主婦の友社)より発売予定■メディア出演:・BS朝日『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』(毎週火:22時)
2020年04月20日ほしよりこさんが鉛筆1本で描く大人気のコミック『きょうの猫村さん』。猫ながら、家事が万能で家政婦として健気に働く猫村ねこと、彼女が奉公に出された犬神家の人々やご近所さん、村田家政婦紹介所の面々が織りなすほんわかワールドが、テレビ東京でドラマ化されることに。小柄なメスの猫村さんを演じるのは、身長188cmの松重豊さん。この意外性たっぷり、テレ東らしい攻めたキャスティングに、SNS上で「まさか!?」と驚きの声が巻き起こり、放送前から大きな話題となった。松重さんの他にも、原作の熱烈な大ファンの石田ひかりさんをはじめ、全出演者がとにかく芸達者。この奇跡ともいえる豪華なキャストが集まったのも、原作や猫村さんを演じる松重さんの持つ魅力ゆえに違いない。また、本作は1話につき2分30秒のミニドラマで、24回続く。この新しい試みにも注目を。ここでは、猫村さんを演じる松重さんにインタビュー!デカいおっさんでも「猫村ねこです」と言えば猫村さんです。名バイプレイヤーとしてさまざまな作品に参加してきた松重豊さん。これまで演じてきた役は数知れず。それでも、さすがに『きょうの猫村さん』で演じた猫役は、長いキャリアでも初めてのオファー。聞いた時は、どう受け止めたのだろう。「以前に、馬の役はやったことがあるんです。宇宙人やゾンビも何度かやりましたけど、猫は初めてですね。お話をいただいた時は、『あ、猫か』と(笑)。嬉しい驚きがありました。役者というのは、役をいただけて初めて成り立つ職業です。その役者にもいろんな人がいて、同じ役をずっと演じる方もいますが、僕は、いろんな役をやりたいと思うタイプの役者。やったことのない役を演じるほうが、モチベーションは間違いなく上がります。役の数だけ可能性が広がりますし、役は“言った者勝ち”みたいなところもありますしね。おじさんである僕の、この顔、この身長であっても、『猫村ねこです』と言った瞬間に、ドラマの中では猫村ねこになるわけで。それでどう言われようと、最後は『ごめんなさい』と店を畳めばいいのかなと」愛猫家の松重さん。未知の猫役にアプローチするにあたり、愛猫は何かヒントをくれたのだろうか。「うちの猫は超マイペースで、自分のことしか考えてないんです(笑)。猫はだいたいそうでしょうけど、原作から受ける猫村さんのイメージとの乖離が激しくて、まったく参考にはなりませんでした。さあ、どうしたものかと(笑)。でも、目の表情は別です。猫は、興味があるものがあると目だけじゃなくて、顔ごと動くんです。その動きは意識しました。今回、猫村ねこを演じる上で助けられたのは、ビジュアルですね。しっぽやかぶり物の調整で、3~4回衣装合わせにお邪魔したんですけども、扮装して監督やスタッフの前に出ると歓声が上がるんです。お客さんに面白がってもらいたいのが役者の本分ですから、コスチュームをつけて喜んでもらい、だんだんと猫村さんに馴染めました。…脱いだら普通の人間に戻りますよ。ハンドルを握って、家まで運転しなきゃいけないんでね。『ちょっとお魚が見えたから寄っていこうかしら』とか言ってたらおかしいでしょ。『家でも完全に猫だった』といったデ・ニーロ的なアプローチはしていません(笑)」スタッフから歓声が上がったという真っ白な猫姿は、インパクト大!この作品の撮影と知らずロケ中の松重さんに出くわした人は、さぞ驚いたのではないだろうか。「『触れちゃいけないんだろうな』という感じのリアクションでした。黒髪でスーツ着て、飲食店の前にいたら『今度はこの店でやるんだ』ってことになりますけど、一目で飯を食う猫の撮影じゃないってわかりますから(笑)。街の人が見かけても、なかったことにしてそっとしてくれてたのはありがたかったですね」松尾スズキさんら、ドラマを彩るキャスト陣の豪華さも話題!「間違いなく最高のキャストになっています。テレ東の深夜ということで、『予算大丈夫かな』って毎度思うんですけど(笑)、みなさんそういうことではなく、制作側の意気込みを面白がって出演を決めてらっしゃるんだなあと。この作品に出てくる登場人物はみんなステレオタイプの変人ではなく、一人ひとりの歪み方が半端じゃないんですよね。そういう役をどう演じたら面白くなるか、考えながら演じられるのは役者冥利に尽きます。僕も、もし猫村さんでなく、台詞がないと言われても出たい作品。犬のステテコ役でもね(笑)」印象に残っている役者を聞くとあげてくれたのが、猫村さんに因縁をつけてくるご近所の怖がりの奥さんを演じた安藤サクラさん。「怖がりの奥さんの屈折ぶりの裏には何があるんだろうと思わせるところが上手いなあと。難しい役を見事に演じてらっしゃいました」猫コスチュームに対する共演者たちの反応は?「この作品は、いわゆる猫のかぶり物ショーではなく、ヒューマンドラマです。みなさんプロなので、ちゃんとそこを腹に落とした上で、現場にいらっしゃるので、特にこれといって何もなかったですね。自分のことばかり考える人は一人としていなくて、現場の誰もが作品がよくなることだけを考えていましたし、すごくやりやすかったです。松本(佳奈)監督にしても、明確なビジョンを持っていたので、僕はそこに歩調を合わせるだけでよく、現場でストレスはまったくありませんでした」日常が続いていくほしよりこさんの世界。松重さんをはじめとする俳優たちを惹きつけた大きな理由のひとつは、原作の存在。「『きょうの猫村さん』は、ほし(よりこ)さんが、台詞の一つ一つに至るまで手描きされていて、コマ割も1日1コマと、ほしさんだけの世界観が確立されています。起承転結があるわけではなく、日常が永遠に続いていくと言ったらいいのかな。普通のドラマツルギーを拒絶したものを感じるんです。そうしたほしさんの世界や原作の精神を大切にできたらいいなと思っていました」本作は2分半×24回というミニドラマ。極端に短い尺が、原作の世界観を描くのにぴったりだった。「尺があると、見てる側は、最終的な落としどころを見出そうとします。演じる側にしても、お客さんに意味を伝えたくなるんですよね。『このシーンは悲しいんだ』『今、嬉しいんだよ』とか解説しようとしてしまう。それが1回2分半だと、起承転結のどこかに収めなくてもいいんです。この作品は、1時間で作るほうが難しかったと思いますね。ただ、2分半という短さゆえの難しさもありました。確実に2分半でエンドロールがくるので、芝居を10秒短くするといった細かい調整が必要になるんです。でも、いろいろな価値観が多様化していく中で、ドラマは1時間、映画は2時間前後という枠組みも崩れ始めています。テレ東の深夜で2分半、しかもデカいおっさんが猫村ねこを演じるということで、普通のドラマではない気配をお客さんも感じてくれているはず。なので、こちらも堂々と見世物になってしまおうと開き直りました」ミニドラマ『きょうの猫村さん』監督は『デザイナー 渋井直人の休日』の松本佳奈。脚本は、松重さんも出演した『バイプレイヤーズ』や、『デザイナー~』を手掛けたふじきみつ彦。テレビ東京系にて、毎週水曜24時52分~放送中。全24回。放送終了後、Paraviで配信。©テレビ東京まつしげ・ゆたか1963年1月19日生まれ。福岡県出身。2012年、『孤独のグルメ』で連続ドラマ初主演。映画初主演は昨年公開の『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』。また、FMヨコハマ『深夜の音楽食堂』でパーソナリティを務める。ジャケット¥60,000パンツ¥35,000シャツ¥30,000(以上suzuki takayuki TEL:03・5846・9114)シューズはスタイリスト私物『きょうの猫村さん』猫村ねこは、ぼっちゃんとの再会を夢見て、家政婦として犬神家で働くことに。単行本は9巻まで刊行(文庫は6巻まで)。小社刊1~9巻¥1,257~1,320※『anan』2020年4月22日号より。写真・中島慶子スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・佐伯憂香インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年04月15日4月の深夜に放送されるミニドラマ「きょうの猫村さん」の主題歌が決定。主演・松重豊が歌を担当、坂本龍一が書き下ろすことが分かった。同時に1分トレーラー(主題歌 Ver.)も公開された。本作はほしよりこの同名漫画を、松重さんが主人公の猫の家政婦・猫村ねこ役を務め実写化。ほかにも、濱田岳、石田ひかり、市川実日子、染谷将太、安藤サクラら豪華キャストが出演し、深夜に2分30秒のミニドラマとして放送する。そんな本作の主題歌は、日本を代表する音楽家・坂本さんが書き下ろし、タブラ奏者のユザーンが作詞を担当する「猫村さんのうた」に決定。その主題歌で猫役に続き、歌にも初挑戦する松重さんは「坂本龍一さんの偉大なディスコグラフィの、小さなバグのひとつとして僕の名前が残る奇跡に感謝します」とコメント。坂本さんは「『これはやらねば』と思いました。もちろん、原作が『きょうの猫村さん』だということも大きいですが、松重豊さんが演じると聞いて、この奇抜な企画は、参加するみなが真剣に悪ノリをすることに意義があるんだと思いました」とオファーをふり返り、「僕は歌の曲を作るのは苦手なんですが、今回は自分で下手なりに歌いながら、試行錯誤して作りました。覚えやすく、ドラマを見た人も口ずさめるようにと意識しましたが、でも単にホンワカしたものではなく、ひねりもほしい。歌の途中で、Queenのように唐突な転調をして、すぐに何事もなかったのようにパッと戻る。どこか唐突に変なことをしてしまう猫村さんのようじゃないかな」と今回の作曲について明かしている。なお、音楽は坂本さんと、日本アカデミー賞・優秀音楽賞を受賞した篠田大介が担当する。そして今回、初公開となる場面写真が到着。村田家政婦紹介所のメンバー、池田エライザ扮する尾仁子の部屋での一コマ、そして、ネコムライスのビジュアルが公開された。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は4月8日より毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送(全24回)。主題歌「猫村さんのうた」は4月8日(水)深夜0時~各音楽ストリーミングサービスおよびダウンロードサイトで配信開始。(cinemacafe.net)
2020年03月30日累計330万部以上を誇るほしよりこの漫画「きょうの猫村さん」が、松重豊を主演に迎え初実写化決定。テレビ東京にて深夜、2分30秒のミニドラマとして放送する。猫村ねこは、自分を拾ってくれた飼い主・ぼっちゃんとの再会を果たすため、家政婦として働いてお金を貯めるべく、村田家政婦紹介所の門をたたく。家政婦紹介所の長・村田の奥さんも家政婦志望の猫に戸惑うが、その家事能力の高さを認め、犬神家へ家政婦として奉公させることに。犬神家はとてもお金持ちのようだが、何やら問題を抱えているようで…。「孤独のグルメ」シリーズでお馴染みの松重さんが演じるのは、自分を拾ってくれた飼い主と再会を果たすため、家政婦として働く猫村ねこ。本作で初めての猫役に挑戦する。「ほしよりこさんの描く世界観が好きで、安易に実写化など考えて欲しく無いと思うひとりでした。しかし最初にお話を頂いてから何年か経ち、もう立ち消えになったかと思うと淋しく感じたものです」と元々ファンだったという松重さん。本作への意気込みを伺うと、「うちの猫に聞いてみたのですが何も教えてくれません。猫は意気込みを語りません。今日、衣装合わせで鏡をみてるうちに、猫村さんを演じる自分が楽しくなってきました」と語っている。放送決定と同時に、松重さんが猫村に扮したビジュアルも到着。松重さんのほかにも、個性豊かな登場キャラクターたちを演じる豪華俳優陣が決定しているという。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は4月8日(水)より毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京にて放送(全24回)。毎週地上波放送終了後Paraviで配信。(cinemacafe.net)
2020年02月22日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(28)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【小籔千豊さんは神様みたいな人でした】先日、嵐の二宮和也さん(36)の番組『ニノさん』に、『霊感がある人』という枠で出演させていただきました。Hey! Say! JUMPの山田涼介さん(26)をはじめ、そうそうたるゲストの方々の前でお話しさせてもらったんですが、みなさん予想以上におもしろがってくれて。すごく楽しい現場でした。そこで、事務所の先輩である小籔千豊さん(46)とも初めてお会いできて。勝手に霊視させていただいたんですが、いいものばかりがついていて、さすがだなと思いました。ただ、人気がある人って、好意の生き霊がたくさんついてる反面、絶対に一定数はアンチの生き霊がついちゃうものなんです。小籔さんは、そういう“アンチ霊”に対する反応も素晴らしくて。たいていの人は、無視してるか反発してるかなんですけど、小籔さんの霊体は、ちゃんと向き合おうとしているのが見て取れました。自分に悪意を持ってる人のこともないがしろにしないって、もはや神様じゃないですか?僕の小籔さんへのリスペクトは、めちゃくちゃ高まりましたね。ちなみに、ジャニーズのお2人には、ものすごい数のファンの生き霊がついていて。あまりの人数に面食らっちゃいました(笑)。「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月16日「柄本時生が演じるジュリエットは、正直、化け物です(笑)。でも、不思議とかわいく見える瞬間がある。時生の芝居を見ていると女子より女子というか、仕草は可憐だし、ロミオとのやりとりもけなげで応援したくなる(笑)。お客さんは最初ジュリエットが出てきただけで笑っちゃうと思いますが、だんだん見慣れてきて、最後は間違いなく感動します!」そう語るのは、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』(2月8日〜3月4日、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて上演)で、ロミオの親友・ベンヴォーリオを演じる橋本淳(33)。シェークスピアの『ロミオとジュリエット』を題材にしているが、出演者は全員男。戦後の港町を舞台に、対立する2つの愚連隊の抗争と若者たちの純愛を描く。近年は年間3〜5本の舞台作品に出演。かつて戦隊シリーズでヒーローを演じた少年は、舞台人として名の知れた存在に。「10代は、いわゆるイケメン俳優路線だったのかな(笑)。当初は演劇をやることを止められました。演劇に興味を持ったのは、20歳のときにNHKの朝ドラ『ちりとてちん』(’07年)で松重豊さんら舞台人と共演したのがきっかけです。それからは年間舞台を100本以上見て勉強して。演出家さんに顔を知ってもらうために飲み会に潜り込んだりしました」映像とは異なる演劇の魅力は?「舞台は毎日微妙に違うし、反省点をどう改善するかというのをやり続けて千秋楽までいく。それがとても楽しくて、全然飽きない。30代になってまた一段と楽しくなりました」最後に目指す役者像を聞いた。「自分は作品のなかのピースであって、“爪跡を残す”みたいな芝居は絶対したくないんです。将来的には『なぜだかわからないけど、あの人のシーンは印象に残ってる』みたいな、そういう俳優になれたらカッコいいなあと思います」「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月09日1月17日は「今月今夜の月の日」。尾崎紅葉の小説『金色夜叉』の主人公・貫一の台詞が由来となった記念日です。今回は、男性の愛と復讐を描いたこの作品にちなんで、自分を裏切った女性に対する男性の「リベンジ」エピソードをご紹介しましょう。■『金色夜叉』とは?まずは『金色夜叉』のあらすじを簡単に。高等中学校の学生・間貫一には宮という美しい許嫁がいました。しかし、宮は大富豪の跡取り富山唯継に見染められ、愛情よりも富を選びます。裏切られた貫一は宮を恨み、絶望のあまり冷酷非情な高利貸し…いわゆる闇金業者として手広く商売を始めるのです。「今月今夜の月の日」の由来となったのは、宮が富山の元へ嫁ぐことを知った貫一が、彼女に言ったこちらの台詞。「いいか、宮さん、1月の17日だ。よく覚えておくんだ。僕は一生を通して今月今夜を忘れはしない。死んでも忘れないよ。来年の今月今夜になったら、僕の涙で必ず月を曇らせてみせる。もし、月が曇っていたら、貫一はどこかでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思うんだ」いやはや、執念深いというかなんというか…。恋人のことを心から愛し、信じていただけに裏切られたときの憎しみも倍増したのでしょうね。ちなみにこの小説は、執筆中に作者が亡くなったので未完。もし続きがあったら、貫一は最終的に宮を許すのか…非常に気になります。ところで、リアルでも貫一顔負けの恨み深い男たちがいるようで…。さて、現代版・貫一の復讐劇とは?■執念が上下関係を変える!まずは、下着メーカー勤務のアイさん(30歳)が経験した復讐劇。彼女は3歳年下の男性と社内恋愛をしていました。けれど彼女は、取引先のエリート社員に交際を申し込まれたのです。どちらを選ぶべきか、すぐには決められなかったアイさん、二股をかけた挙句、将来有望なエリートを選択して後輩くんはポイ。ここからリベンジの始まり。「俺を捨てた彼女を見返してやりたい…」という一心で、仕事に没頭した彼は、とんとん拍子に出世し、ついにアイさんが所属する部署の部長になったのだとか!それ以降、彼女は仕事がしにくくて困っているそう。宮のように相手の地位や名声に目がくらみ、後先考えない行動をしたばかりに…その代償は計り知れないものになってしまいましたね。■失恋後の変貌は女性だけじゃない続いてはチホさん(27歳)の体験談。彼女には学生時代から6年間交際していた同級生の彼氏がいました。彼は少々ぽっちゃりさんでしたが、チホさんは「それもまた愛嬌」と思っていたそうです。ところが、行きつけのバーでイケメンと出会い、そちらに乗り換えてしまい…。それから1年後、元カレと街でばったり出会いました。チホさんにフラれた後、ストイックに肉体改造に励んでいる…と噂に聞いていたカレは細マッチョに変身!今カレよりも数倍カッコよくなっていたのだとか。思わず「ひさしぶり」と声をかけると「どちらさまですか?」と冷たい返事。「後悔先に立たずとはこのことですね…」とガックリ肩を落とすチホさんでした。交際中にダイエットを促す一言を彼にかけていれば、今頃は違う結末を迎えていたかもしれません。逃がした魚は大きかった!?■後腐れがないのが一番貫一が宮に例の台詞を告げた熱海の海岸には、ふたりの像が立っています。なんと今、この地は恋人たちの恋愛スポットになっているというのですから驚き!自分たちの目の前で愛を語り合うカップルを、貫一お宮はどのような想いで見つめているのでしょう。いずれにせよ、別れはキレイに後腐れなく…といきたいものです。さて、1月17日の月を見て、あなたは何を思いますか?
2020年01月17日宮崎あおい、永山瑛太、松坂慶子、松重豊らが共演する「渡る世間は鬼ばかり」の石井ふく子プロデューサーによる新春ドラマ特別企画「あしたの家族」が1月5日(日)、TBS系で放送される。昨年、宮崎さんと大泉洋が共演した「あにいもうと」に続く石井プロデューサーの特別企画となる本作。小野寺理紗は、4年前の結婚式当日に新郎に逃げられたという過去を持つが、今は立ち直っている。理紗の父・俊作と母・真知子は、娘夫婦と同居するために大きな二世帯住宅を建てるも思惑が外れ、広い家に両親と理紗の3人で暮らす毎日を送っていた。製菓会社の営業部長だった俊作だが人事異動で別の部に配属されることに。そこに兵頭幸太郎が新部長として着任する。かつての俊作の部下だった幸太郎が上司になったことに俊作の心境は複雑だ。ある日理紗がプロポーズされたと言って恋人の兵頭幸太郎を連れてきた。なんと、幸太郎は俊作の職場の元部下で、しかも現在は自分の上司だった…というのが本作のストーリー。理紗役には大河ドラマ「篤姫」で主演を務め、『舟を編む』や『怒り』では日本アカデミー賞に輝いた宮崎さん。幸太郎役には『余命1ヶ月の花嫁』『ディア・ドクター』などの映画から「ハロー張りネズミ」「anone」といったドラマまで幅広く活躍する永山さん。理紗の父・俊作には大人気の「孤独のグルメ」シリーズや大河ドラマ「いだてん」、映画『引っ越し大名!』などの松重さん。母の真知子に『蒲田行進曲』から『人魚の眠る家』まで数えきれないほどの作品に出演してきた名女優、松坂さん。この4人を取り巻く登場人物として一路真輝、六平直政、渋谷飛鳥、近藤芳正、田村健太郎らも共演する。新春ドラマ特別企画「あしたの家族」は2020年1月5日(日)21時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年01月05日水谷豊主演による人気シリーズ「相棒」。現在「season18」が放送中だが、その第11話「ブラックアウト」がテレビ朝日開局60周年記念の特別番組として1月1日(水・祝)元旦に放送される。本作は優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている杉下右京を水谷さんが演じ、右京と“相棒”がともに事件を解決していくという刑事ドラマ。単発ドラマとして放送が始まり2002年に連続ドラマ化され、現在放送中の「season18」まで長きにわたり放送が続いてきたほか、映画化もされいずれも大ヒットを記録している。これまで寺脇康文、及川光博、成宮寛貴が演じてきた“相棒”役を、「season14」より反町隆史が引き継ぎ、現在は反町さん演じる冠城亘が右京とともに活躍中だ。今回は昨秋からスタートした「season18」の第11話を、2時間15分にわたるスペシャル版としてお届け。右京と亘が山奥のゴルフコースで開かれる警視庁主催の親睦ゴルフコンペに“準備係”として駆り出される。コンペには副総監の衣笠(杉本哲太)をはじめとする警視庁上層部のほか、警察庁OBの蓮見恭一郎(長谷川初範)や、その息子で組織犯罪対策3課の係長・蓮見誠司(浅香航大)らが参加。コンペ終了後、参加者たちがそれぞれ帰路につこうとした矢先、ゴルフ場の地下駐車場で大爆発が発生。出入り口が完全に塞がり、居合わせた人間が地下空間に閉じ込められてしまう。さらに爆発に巻き込まれたと思われた“被害者”の一人が突如、持っていた拳銃を発砲。男は暴力団の構成員で、その場にいた人々を人質に「収監されている会長と7人の組員を釈放しろ!」という要求を突きつけてくる。人質になったのは右京と恭一郎のほか、恭一郎の秘書を務める雨宮紗耶香(瀧本美織)ら計8人。男はこの時点ですでに、指示に従わなかった人質の一人を射殺しており、状況は切迫。地上では亘をはじめ警視庁の面々が、人質救出に向けて動き始める。そんななか、地下に閉じ込められている人数と人質の人数が合わないという不可解な状況が判明。人質の中に犯人の仲間がいるのではないかという疑惑が浮上する。そして右京は今回の一件と、5年前に起きたある事故の符合に気づく…というストーリー。今回は「刑事ゼロ」「仮面同窓会」などの瀧本美織。「あなたの番です」『チア男子!!』などの浅香航大、「科捜研の女」「俺の話は長い」長谷川初範がゲストとして参加。スペシャルならではの豪華な布陣で物語を盛り上げる。「相棒 season18」第11話「ブラックアウト」は1月1日(水・祝)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2020年01月01日松重豊主演の人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」が今年も12月31日(火)大晦日にスペシャルをオンエア。2017年、2018年に続き3年連続の大晦日SPとなる今回は福岡と韓国・釜山をまたぎ、2つの都市を舞台にしたグルメの旅が展開する。久住昌之作、谷口ジロー作画による同名コミックを原作に、松重さん演じる輸入雑貨商の主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマとして、2012年1月から放送開始した本シリーズ。この秋からは「Season8」が放送され好評を博してきた。2017年には「食べ納め!瀬戸内出張編」と題して五郎が瀬戸内地方を出張で訪れるスペシャルを放送。2018年昨年は「京都・名古屋出張編生放送でいただきます!」として、生放送も織り交ぜオンエアしたのは記憶に新しい。今回は「成田~福岡~釜山 弾丸出張編!」と題し、シリーズ史上初となる国境を越えた2つの都市を舞台に1つの物語が展開する。12月20日に放送された「Season8」最終話に登場したクリスタルアート店を営む広瀬(浅利陽介)の代わりに、大晦日に福岡へ出張することになってしまった五郎。12月30日、成田にいた五郎は福岡の商談相手から「今日中に来てほしい」という連絡を受け福岡へ向かうがトラブルが発生。大晦日に高速船のビートルで韓国・釜山へ行くハメになる…。しかしどんな緊急事態が発生しようと腹は減る。忙しく時間に追われる中でも美味しい料理を堪能することを忘れない五郎は、福岡と釜山それぞれの街で、どんな絶品ご当地グルメと出会うのか? そして無事トラブルを解決し令和元年(2019年)最後を締めくくる“食べ納めの一品”を満喫することはできるのか…というストーリー。今回はゲストとして成田空港近くの食堂の娘さん役で安藤サクラ、今年最後の商談相手となる美術館員の高橋役で宇梶剛士、福岡での商談後に五郎が飛び込んだ居酒屋の大将役で六平直政が出演。さらに釜山ロケでは韓国観光公社全面協力のもと、釜山のバラエティに富んだ料理の数々や、風情ある港町の風景など見どころたっぷりにお届けする。「孤独のグルメ 2019大晦日スペシャル~緊急指令!成田~福岡~釜山 弾丸出張編!」は12月31日(火)22時~テレビ東京にて放送。(笠緒)
2019年12月31日『卒業』『I LOVE YOU』『シェリー』『15の夜』といった数々の名曲を遺し、26歳の若さで夭折したシンガーソングライター・尾崎豊。そんな彼の姿を追った映画『尾崎豊を探して』が、本日よりTOHOシネマズ 日比谷で先行公開、2020年1月3日(金)より2週間限定で全国公開される。本作は、尾崎のデビュー当時から20代前半までの圧巻のライブ映像と貴重な映像記録で構成された、“ライブ・ビューイング・プレミアム”として上映されるもの。映像は、新宿“ルイード”の初ライブにまで遡り、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、それから彼のなにげない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片を広い集められて作られているのだ。監督、撮影、編集を務めているのは、当時、尾崎のライブビデオなどを手がけていた映像作家・佐藤輝。彼の執念に突き動かされた編集作業を経て、“映像の中の尾崎豊”が初めて陽の目を見ることとなる。本作には、多くの方が知る、「自由じゃなけりゃ、意味がねぇんだよ!お前ら本当に自由か?」と叫びながら自由について問いかける情熱的な姿の尾崎だけでなく、「自分が嫌いになった。嫌で嫌でたまらなかった。毎日のように死にたいと思っていた」と涙ながらに独白する彼の姿も収められている。若者たちが陶酔し、日本中を大熱狂させ、死後20年以上の時を経てもなおあらゆる世代に愛されるカリスマの真の姿とは、一体何なのか。誰かが作り上げたルール、誰かが敷いたレールの上で生きていく苦悩を歌に託し、“優しさ”とは何なのか、“愛すること”とは何なのかを求め、訴え続けた尾崎。その宝石のような輝きは、今でも色褪せることはない。今こそ彼のメッセージを、大きなスクリーン越しに受け止めたい。『尾崎豊を探して』12月27日よりTOHOシネマズ 日比谷先行公開2020年1月3日(金)より2週間限定で全国公開
2019年12月27日松重豊と井之脇海ら若手俳優陣が出演する青春ドラマ「父と息子の地下アイドル」の放送が決定した。ストーリーひとり息子とは疎遠になり、寂しく暮らしていた高校教師・千堂真澄。かつては生徒に昔ながらの熱血指導をしていたが、いまのドライな子どもたちには通用しないと、日々もどかしさを覚えていた。そんなある日、千堂は突然息子の事故の知らせを受け、病室に駆け付ける。すると目の前には植物状態で横たわる息子・勝喜の姿が。呆然とたたずむ千堂の元に、勝喜がプロデュースしている崖っぷちの地下アイドルグループ「オトメがたり」3人の少女が突然やって来る。解散寸前のアイドルの彼女たちの熱意に次第に心を動かされた千堂は、勝喜に代わってアイドルプロデューサーになることを決意。息子が目覚めるまでグループを守ろうと、地下アイドル業界で奮闘することに…。優れたシナリオ作品を発掘し、新人脚本家の育成を目的に創設した「WOWOW新人シナリオ大賞」。2018年度に応募総数413編の中から大賞に輝いた光益義幸の「父と息子の地下アイドル」を今回放送。楽曲にもこだわった本格的なライブも繰り広げられ、エネルギッシュなシーンが満載となっている。松重豊が教師役松重さんが演じるのは、交通事故で植物状態になってしまった息子に代わり、地下アイドルグループをプロデュースすることになる主人公の教師・千堂。「ベテランの作家にない面白さを僕らが拾っていければ」と意気込んだ松重さんは、「地下アイドルについては、ニュースなどでしか観たことがないですし、実際にどういう空気感でやられているものなのか分からないので、役と同じように、地下アイドルというものに新鮮に驚いて尚且つ自分自身が動かされていくところまで面白く感じてみようと思います」とコメント。井之脇海、父・松重豊に「負けないように頑張りたい」また、彼の息子・勝喜役には井之脇さん。父親との確執に葛藤する繊細な音楽青年という役どころだ。「地下アイドルを題材としたポップで疾走感のあるストーリーの中に、しっかりと登場人物の気持ちの揺れや夢への情熱が丁寧に描かれていて読み応えのある本でした」と脚本の印象を明かした井之脇さんは、父親役の松重さんについて「松重さんと初めてお会いした時、とても物腰の柔らかい素敵な方だと感じました。お芝居を一緒にさせていただくのは初めてなので、先輩に負けないように頑張りたいと思います」と意気込む。若月佑美&芋生悠&加藤小夏がアイドルにさらに、アイドルグループ「オトメがたり」のリーダー・椎奈役には元「乃木坂46」若月佑美。怜央役をジュノンガールズコンテストのファイナリストをきっかけにデビューした芋生悠。ひらり役を映画初ヒロインを演じる『踊ってミタ』の公開が控える加藤小夏がフレッシュに演じる。若月さんは「元アイドルという肩書きは誇りでもあり、時には壁として現れてしまったりもするのですが、今回は逆に元アイドルという部分が活かせる役なので説得力とリアルさが良い方に出るように頑張りたいと思います」と語り、芋生さんは「WOWOWのドラマは役者を目指す以前から好きで観ていたので、ひとつ夢が叶ったという感じです」と喜ぶ。そして「私とひらりは対極な気がしたので『何で私を?』とも思いました」と最初は疑問を感じたという加藤さんだが、「人前で踊るという機会が私生活では全くないので、今から楽しみにしています。ダンスの経験はあっても地下アイドルの踊りはまだ未知なので、新しい気持ちで向き合っていきたいです」とコメントしている。そのほか、今井悠貴、遠藤久美子、鶴田真由、瀧本美織、深水元基がドラマをより盛り上げていく。ドラマW「父と息子の地下アイドル」は2020年2月23日(日)22時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月24日松重豊主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」のスペシャルドラマのタイトルが「孤独のグルメ 2019大晦日スペシャル~緊急指令!成田~福岡~釜山 弾丸出張編!」に決定。今回の舞台が福岡県福岡市と韓国・釜山市になることが明らかになった。2017年、2018年と2年連続でスペシャルドラマを放送してきた本作。今年は日本と海外を舞台に、松重さん演じる井之頭五郎の忙しい年末2日間を描く。福岡&韓国、両方とも出張編で描かれるのは今回で2回目(「真夏の博多・出張スペシャル」「韓国出張編」)だが、国境を越えた2つの都市を舞台に1つの物語が展開するのは、シリーズ史上初だ。放送中の「シーズン8」最終話で登場するクリスタルアート店を営む広瀬(浅利陽介)の代わりに、大晦日に福岡へ出張することになってしまった五郎。12月30日、成田にいた五郎に福岡の商談相手から「今日中に来てほしい」と連絡があり福岡へ向かうが、あるトラブルが発生。五郎は、大晦日に高速船のビートルで韓国・釜山へ行くハメに。しかし、どんな緊急事態が発生しようと、腹は減る。五郎は福岡と釜山それぞれの街で絶品料理に出会う――。今回は「シーズン8」最終話から繋がるスペシャルドラマとなっている。なお、五郎が出張先で出会う豪華ゲストは後日発表となるようだ。「孤独のグルメ 2019大晦日スペシャル~緊急指令!成田~福岡~釜山 弾丸出張編!」は12月31日(火)22時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月19日’20年1月に、出演映画『AI崩壊』が公開、また『連続ドラマW頭取野崎修平』(WOWOW)が放映される松嶋菜々子(46)。’20年には女優生活29年目を迎えるが、仕事は順風満帆なようだ。だが、ある芸能関係者は言う。「彼女は’20年から“女優を休業”するのです。実はあるテレビ番組制作会社が、’20年の仕事をオファーしたところ、かなりの好条件であったにもかかわらず、所属事務所に断られてしまったのです。理由は“長女の海外留学先に同伴するので、物理的に難しい”というものでした」松嶋の長女(15)は、現在都内の有名私立中学校に通っており、’20年3月に卒業予定。また次女(12)も、同じ系列の私立小学校の6年生で、3月に卒業予定。いわば松嶋と反町隆史(45)の育児の節目にあたる。夫妻はかねて教育熱心であることでも知られている。「2人のお嬢さんをバレエ教室、英会話教室、スイミングスクールなどに通わせ、自分たちで送迎していました。またお嬢さんたちが小さいころは、“同じ時期に仕事を入れない”ことを夫婦のルールにしていたのです。たとえば松嶋さんが連続ドラマの収録をしている時期には、反町さんは仕事をセーブし、家事や習い事の送り迎えを担当するといった具合です。松嶋さんは仕事現場で、『(夫が)なんでもやってくれるので、本当に助かっています』と、言っていたこともありましたね」(テレビ局関係者)また反町は、本誌のインタビューで次のように語っていた。《これからの時代は、女の子でも自分で決断していかないといけない時代だと思うんです。だから、娘たちにはとにかくやりたいことをやらせてあげて、転んだときも手を差し伸べたくなるところをぐっと我慢しています。思わず駆け寄りそうになってしまいますが(笑)。親の手を借りずに、自分の力で立てるようになってほしいですね》(’13年2月26日号)これまでも“長女の留学計画”については、何度か報じられてきたことからもわかるように、松嶋にとっては長年温め続けてきたプランなのだ。松嶋は女優になってから英会話のレッスンを始め、その大切さについて気付いたという。彼女は“英語を学ぶことで世界が広がる”と、12年前には雑誌のインタビューで熱く語っていた。当時の彼女は、次女を妊娠したばかり。しかしこのときから“子供たちに英語を学ばせるとともに、異なる文化にもふれさせる”ことを考え始めていたのだろう。松嶋は反町といっしょに何年間も情報収集に励んでいたという。夫妻の知人は次のように語る。「反町さんがドラマ『相棒』で共演している水谷豊さん(67)一家とは、いまや家族ぐるみの付き合いです。水谷の長女で女優の趣里さん(29)は中学卒業後に、バレリーナを目指して、ロンドンに留学しています。そのときの趣里さん本人の体験談や、送り出す親たちがすべきことなども、細かく聞いているそうです」情報収集の過程で、留学先もイギリスへと絞っていったようだ。だが熱心な情報収集により、反町・松嶋夫妻の間で考え方の相違が生まれてしまったという。「趣里さんも強い熱意を持って留学にのぞみましたが、得ることも大きかった半面、現地の生活になじめず、かなり苦労したのです。反町さんとしてはお嬢さんを外国で一人暮らしさせることへの不安もあり、15歳での留学には反対だったようです。いっぽう松嶋さんは、自分が大人になってから英語習得に苦労したこともあって、“できるだけ早いうちに海外で生活すべき”という考えでした」(前出・知人)長女もいっしょに3人で話し合いを続けた結果、導き出された解決策が“母として娘に同伴する”ことだったのだ。「確かに女優業は休業せざるをえませんが、日本でずっと不安を抱えているよりはいいのでは、と思いついたそうです。それに松嶋さん自身も英語力を磨くことができますからね」(前出・知人)
2019年12月17日お笑い芸人の小籔千豊が6日、都内で行われた劇場アニメ『サンタ・カンパニー ~クリスマスの秘密~』(公開中)の公開記念舞台挨拶に登場し、声優初挑戦の苦労を告白。声優の花澤香菜は小籔の声を絶賛した。トナカイのルドルフ三世役で声優に初挑戦した小籔。「俺でええんか。演技が下手で池乃めだかさんによく怒られていたので、できるのかなと思った」とオファーを受けたときの心境を打ち明け、「やらせていただくと本当に難しくて、アニメに対してリスペクトの思いが強くなった。これが最初で最後の(声優の)仕事になると思います。今まで挑戦した仕事の中で一番難しかった」と語った。そして、「怒られはしなかったんですが、何回もやり直しさせられて、もう少しやなっていう顔をされたのがトラウマになったので、これを最後にしたいと思います」と再び最後と宣言。「死ぬときにきっと、新喜劇も楽しくできた、テレビも出させてもらった、声優もやらせてもらえたから素敵な人生だったと思えると思います。この機会をいただいたみなさんに感謝したいと思います」とおもしろトークで盛り上げた。声優は最後と宣言した小籔だったが、糸曽賢志監督から「素晴らしかった。ぜひ続けていただければと思います」と言われると、「もしお話があるとしたら、練習して、声優さんたちにコツを聞きながらやりたい」と前向きなコメント。また、主人公のノエルを演じた花澤香菜は「小籔さんすごく謙遜されていましたけど、めちゃくちゃ素敵なんですよ。ルドルフ三世の声を聞いてテンションが上がりました。本当に素敵なルドルフ三世なんです」と絶賛していた。舞台挨拶時には、『サンタ・カンパニー ~クリスマスの秘密~』で二コラ部長を演じた近藤雄介、主題歌を担当した茅原実里、同時上映作品『コルボッコロ』で主役の鈴を演じた西野七瀬、コルボッコロを演じた大森日雅、すいかを演じた原奈津子、美琴を演じた小見川千明も登壇した。
2019年12月06日