竹野内豊主演の新月9ドラマ「イチケイのカラス」が4月5日スタート。放送後には竹野内さんのイケおじぶりと美声に数多くの反応が集まるとともに、同じ月9、司法をテーマにした「HERO」を思い出す視聴者からの声も多数寄せられている。竹野内豊11年ぶりの月9出演作にして、民放では初となる裁判官を主人公とした連続ドラマでもある本作。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)で絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い事件の真相を明らかにしていく、元弁護士の刑事裁判官の入間みちおを竹野内さんが演じる。そんなみちおが所属する“イチケイ”に赴任してくる、男性社会の法曹界において若くして特例判事補になった東大法学部出身の超エリートで、冗談が全く通じない超堅物な坂間千鶴には黒木華。2人を取り巻く人々として、イチケイで縁の下の力持ちとして裁判官を全面的にサポートする裁判所書記官の石倉文太に新田真剣佑。イチケイメンバーから厚い信頼を寄せられている主任書記官・川添博司に中村梅雀。三つ子の男の子を育てる母でもある姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪に桜井ユキ。イチケイ最年少メンバーの新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子に水谷果穂。イチケイメンバーと共にみちおに振り回される検察官として、みちおのお目付け役として東京地検第3支部に異動してきたクールな中堅検事・井出伊織に山崎育三郎。井出の上司で主任検事の城島怜治に升毅。坂間の司法研修所時代の上席教官で、同じ長崎県出身でもあり、女性初の最高裁判所長官のポストに最も近いと言われている最高裁判所判事の日高亜紀に草刈民代。イチケイの部長で任官してから30年以上刑事裁判官一筋、30件あまりの無罪判決に関わっている駒沢義男に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はイチケイに千鶴が赴任。大学生の長岡誠(萩原利久)が、代議士の江波和義(勝村政信)に全治1か月のケガを負わせた傷害事件を、みちおを裁判長に坂間、駒沢の3人による合議制で取り組むことになる。誠の父、洋一郎は江波の秘書をしていたが2か月前、不正献金疑惑で東京地検特捜部がマークし始めた矢先に電車に飛び込んで亡くなっており、誠が江波を逆恨みして殴ったと思われたが、真実は洋一郎が小さな女の子を救おうとして電車に轢かれた事故で、江波が証人の女性を脅して偽証させていたことが判る…というストーリー。竹野内さんの「ただただ竹野内豊の声がいい」「やっぱり声が素敵です」「優しい声がたまりません」などその“美声”にも多くの反応が。また、「開始10分で坂間さん含めてイチケイのメンバー好きってなった」「キャスト陣がお芝居上手い方ばかりでめっちゃいいバランス」などキャストに対する声や、「小日向さんと勝村さん出てたからHEROの東京地検城西支部のメンバーに会いたくなった」「HEROと共通点あって懐かしい」など、同じ月9枠で放送された「HERO」を連想する視聴者からの反応も寄せられている。(笠緒)
2021年04月06日竹野内豊主演の月9ドラマ「イチケイのカラス」4月12日(月)放送の第2話に、前田敦子の出演が決定。幼児虐待の疑いで起訴された人気料理研究家役に挑む。本作は、竹野内さん演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描く爽快リーガルエンターテインメント。型破りでマイペースながらも人間味にあふれるみちおが、どのように被告人と向き合い判決を出すのか。先が読めない法廷劇の展開に注目が高まる中、第2話の被告人として前田さんがゲスト出演する。第2話でみちおと坂間が合議制で扱うことになる案件は、人気料理研究家の深瀬瑤子(前田敦子)が1歳半の長女を虐待したとして起訴された事件。第1審の有罪判決を受けて被告が控訴するも差し戻され、地裁で改めて審理し直すことに。本件の裁判長であるみちおは、虐待を否定する被告人の説明と、長女にSBS(乳幼児揺さぶられ症候群)の診断を出した専門医の証人尋問に疑問を感じ、真相を明らかにするため裁判官主導の捜査権発動を宣言する、というサスペンスフルなストーリーが展開する。深瀬瑤子を演じる前田さんは、「AKB48」1期生として活躍。グループ卒業後は女優として活動し、主演映画『旅のおわり世界のはじまり』(2019)は、日本史上初となる「第72回ロカルノ国際映画祭」のクロージング作品として上映され、第11回TAMA映画賞最優秀女優賞、第43回山路ふみ子女優賞を受賞した。前田さんが月9に出演するのは「コンフィデンスマンJP」(2018年4月クール)以来約3年ぶりとなる。「とても心が苦しくなる役どころでした」と前田さん。「やらせていただくべきかすごく迷いましたが、新しい挑戦をしてみたく飛び込んでみました。田中(亮)監督の演出と導きにとても救われました」とコメント。ミステリアスな雰囲気をまとった前田さんの演技と、裁判の行方が見逃せない。「イチケイのカラス」は4月5日より毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送。第1話は30分拡大、第2話は4月12日(月)21時~※15分拡大。(text:cinemacafe.net)
2021年04月05日端正な顔立ちと圧倒的な存在感で周囲を惹きつけ、数多くの映画やテレビドラマに出演している、俳優の新田真剣佑さん。俳優である千葉真一さんの息子としても有名ですよね。新田さんは、2021年3月28日にInstagramを更新し、貴重な2枚の写真を披露しました。新田さんが公開したのは、同じく俳優の竹野内豊さんと撮影したツーショット写真です。なんと、20年前に、2人は並んで写真を撮ったことがあるのだとか。20年前と、現在を比較した写真をご覧ください!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 新田 真剣佑 Mackenyu(@mackenyu.1116)がシェアした投稿 20年前に竹野内さんと写真を撮影した際は、なんとわずか5歳だったという新田さん。当時の状況を再現して、笑顔で写る2人の姿からは、仲のよさが伝わってきますね!投稿に対し、ネット上では45万件を超える『いいね』が集まりました。・ポーズを再現しているのに笑った。・竹野内さんが、変わらなすぎて衝撃的…。かっこいい!・5歳の新田さんはかわいいし、竹野内さんも素敵。最高のツーショット写真ですね。2021年4月からスタート予定のテレビドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)で、2人は共演することになっています。竹野内さんは、愛らしい子供だった新田さんと20年後に再会し、テレビドラマで共演することになるとは、想像していなかったかもしれませんね。プライベートでも親交のある、2人が見せる演技が楽しみです![文・構成/grape編集部]
2021年03月29日20代後半、芝居の稽古中に松重豊さんはある演出家から「色気のカケラもない」とダメ出しされた経験があるという。それ以降、「色気なんてなくてもいいやと思ってやってきました」と話す。「日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃ」「色気のことはよくわからないけれど、努力して身に付くものじゃないと思うんです。ただ、年齢を重ねるとともに、身につけるものとか関わる人、仕事に関しても、どんなものが自分に合うのかというのがわかってきますよね。肌に合わない人だなとか、作品だなと思ったら近づかないようになるし。そうして自分が常に居心地のいい空間にいることができるようになると、自然と気持ちに余裕が生まれる。もしかしたらそれが、はたからは大人の安心感みたいなものに感じられるのかもしれませんね」だからこそ日頃から意識しているのは「体が求めるものに正直にいたい」ということ。「寝たい時には寝る、お腹がすいたら自分の体が欲しているものを食べる。ただ、もう暴飲暴食する歳じゃないんで、この季節だから菜の花が食べたいなと思ったら、どこでどういう形で口にするのが一番幸せかを考えます。そうやって、日常の中で自分自身に有機肥料を与えて育てていかなきゃいけないと思うんです。とくに、スクリーンや舞台という場は、役者をはじめとして届けている人自身が作品にモロに出てくるものなので、やっぱり素材は磨いておかないとと思うんですよね」そう言いながら、「いまだに、お店で出されたものに、なんでもソースをかけたくなっちゃうんです。海外に行ってもソースやマヨネーズの味を欲してしまう自分は子供だなと思います」なんて告白も。理知的でありながら、どこかユーモアを感じさせる。俳優として人として譲れないものを伺うと、「逆に、どんな場面でもこれは譲れないということは作らないようにしている」との返答が。「ただ、できるものはできるし、できないものはできない。そこはもう正直にいます。無理はしないようにしているんです(笑)」まつしげ・ゆたか1963年生まれ、福岡県出身。4月開始のドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)に出演。今春、久米繊維とのコラボTシャツ〈mattige〉も発表。ジャケット¥44,000パンツ¥33,000(共にENGINEERD GARMENTS TEL:03・6419・1798)シャツ¥33,000(suzuki takayuki TEL:03・5846・9114)メガネ 参考商品(武田メガネ/武田メガネ 天神中央店 TEL:092・715・1188)サンダルはスタイリスト私物※『anan』2021年3月31日号より。写真・笠井爾示(KATT)スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・林 裕子取材、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年03月28日目に見えるものではないけれど、“音楽”と“色気”は密接な関係にある。音から感じる匂い立つような色気の秘密とは、一体何か?音楽も色気も言葉にしづらいもの。だからこそ相性がいいんだと思います。色気と音楽。その2つに、共通項を見出している尾崎世界観さん。「音は、なかなか言葉にしづらいし、語る必要がないものだと思います。また、色気も言葉にしなくても伝わるもので、逆に言葉にしづらいからこそ、人はそれを色気だと認知する。“これは説明するのが無理だな”という感情をそう表現することで、うまく折り合いをつけているというか。僕は世界観という言葉が嫌いだからこそ、自分に向かって言われないようにあえて名乗っているけれど、どこか、それと近いかもしれません。突き詰めることはできない一方で、すごく必要なことだし、人が感じる感情の中でも貴重なものですよね。だけど言葉にしづらいから、それを音楽で伝えるというのはすごく相性がいいと思います」明確に言葉にはできないけれど、音楽における色気は、「演出できるものだと思う」と話す。「ただ、演出されたものと、そうでないものとの違いはわかります。どちらの良さもありますよね。“こういうふうに思ってほしい”という気持ちがわかりやすく伝わりながらも、それに強く惹かれる場合があるだろうし。逆に、やっている本人は何も気にしていないのに、こちらが勝手に色気を感じ取ることもある。僕は、後者のほうに惹かれます。答えを提示されるより、嗅ぎ取りたいという気持ちがあるのかもしれないですね。完成品が送られてくるより、組み立てる部品が欲しいというか」時に、ライブでの姿を見たファンから、色っぽいと言われることもあるという。でも、それは決して自身の色気ではないと否定。「照明の力だと思います(笑)。光と音の関係はすごく大事で、照明次第で演奏がうまく見えたり、音が大きく聞こえたりもします。こんなことを言ってしまうと元も子もないんですけど、写真を撮ってくれる人や、衣装を着せてくれる人も含めて、スタッフさんの手柄です。だからこそ、そこからライブや映像で演奏をしている人を引き算した時に残っているものの一つが、音楽の色気なんだと思います。楽曲を作る時にも、色気を意識することはないですね。でも、あまりにも無自覚で、まったく気にしていませんというのはダサいし、嘘はつきたくないです。やっぱり、本当に1ミリも気にしていないのであれば、誰かに色気があると言われることもないと思うんです。そう思うと、『色気がある』と言われることは、自分では見きれていなかった部分や、コントロールしきれない表現を、他者に指摘してもらういい機会なのかもしれません。自分を新たに知るきっかけですね」そうして正体を把握できなかったり、これだという明確な答えが見つからないものだからこそ、人に“知りたい”と思わせ、心を惹きつけ続ける。色気はそうして成立している。「ぜんぶを理解しきれなかったり、見えないところにつながってくる感情だと思うので、なんでもネットで調べて見られる今の時代においては、すごく貴重な感情だと思います。きっと色気は、意識的に見なくていいものなんだと思います。だから、ananも追求しすぎちゃだめですよ(笑)。もしこれだという答えが出てしまったら、その瞬間になくなってしまうもの。それこそが色気ですから」おざき・せかいかん1984年11月9日生まれ。東京都出身。クリープハイプのボーカル、ギター。4月2日より全国を巡る「尾崎世界観の日 全国ツアー」を開催。発売中の最新小説『母影』は第164回芥川賞候補に。ブルゾン¥54,000(beautiful people/ビューティフルピープル 渋谷パルコ2F TEL:03・6452・5622)ビンテージのシャツ¥7,900(放課後の思い出)パンツ¥30,000(OLD JOE/OLDJOE FLAGSHIP STORE TEL:03・5738・7292)サンダル¥5,800(SnowPeak TEL:0120・010・660)※『anan』2021年3月31日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・入山浩章ヘア&メイク・谷本 慧取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年03月26日竹野内豊主演で東野圭吾原作の170万部突破のベストセラーをドラマ化した、連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」のポスターと予告映像が解禁。さらに、國村隼、三浦貴大、古舘寛治、瀧内公美、本田博太郎の出演が決定した。妻亡き後、ひとり娘・絵摩までも無残に殺された父親・長峰重樹が、素性を隠して逃亡しながら主犯格の少年に復讐しようとする本作。長峰を竹野内さん、彼の正体を知りつつ手を差し伸べる木島和佳子を石田ゆり子が演じる。そして今回、竹野内さん演じる“復讐者”長峰を包囲する警察、マスコミ、事件関係者を演じるキャスト陣が決定。指揮官として長峰を“追う”捜査一課刑事・久塚耕三には國村隼。経験豊富で冷静な久塚は、過去の経験から少年法のあり方に疑問を持っている役どころ。さらに、娘を持つ父親として長峰に共感にも似た思いを抱く若手刑事・織部孝史には三浦貴大。2009年公開の映画版で竹野内さんが演じた織部を、三浦さんがどう演じるのか。そんな2人と捜査にあたる昔気質の刑事・真野寛治役に古舘寛治。世間を騒がせるために事件を“利用”し、なりふり構わず取材でセンセーショナルに書き立てる週刊誌記者・小田切ゆかり役に瀧内公美。また、石田さん演じる和佳子の父親で、長峰の犯行に手を貸す娘に苦悩する木島隆明役に本田博太郎。そして、警察の捜査、そして長峰の復讐劇に大きな影響を与える少年・中井誠役には井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)が決定している。この度解禁されたポスターは、そんな登場人物たちの“怒り”“悲しみ”“悔やみ”“迷い”などの心の揺れ動きを表現。成人年齢の引き下げ、少年法改正案提出など、未成年を取り巻く環境に注目が集まる中、矛先を求めてさまよい続ける“刃”を印象づけるポスターとなった。予告映像も、少年犯罪をめぐり、様々な立場の人間たちの“罪と罰”への思いが交錯する、キャスト陣の熱演が感じられるものとなっている。連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月15日より毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(第1話無料放送/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年03月16日お笑いタレントの小籔千豊が6日、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。「【真相激白】小籔またもや劇的ヘアチェンジ」と題した動画内で、金髪から黒髪に戻したワケを明かした。昨年10月、同チャンネルで白に近い金髪にしていた小籔。もともと白髪が多く、月2回の白髪染めから解放されると喜んでいたが、この日公開された動画では、突然の黒髪姿で登場。「あつかましくも映画のオファーを受けさせてもらったんですけど。それで、髪の毛を黒に」と事情を明かし、「またこの生活に舞い戻るよ。また2週間に一回白髪染めしなければならないようになってもうて……」とテンション低めだった。カラー剤で染めずに、撮影のたびにスプレーで黒くすることも考えたそうだが、「結構、時間がかかるのよ。撮影してるときに、『ちょっとここ白くなったんで、メイクさん入れます』とかなったら、『誰を待たせとんねん!』ってなるから」と、自身のために撮影が中断することを恐れた様子。映画には本格派俳優ばかりが出演しているそうで、「芸人は俺だけ。そのなかで、『なんで見た目気にしてんねん』って思われたら嫌やなって思って折れてん」と肩を落としていた。
2021年03月11日藤原竜也主演「青のSP」の9話が3月9日放送。暴行事件の被害者である涌井と密かに親しくする尾崎…そこから隆平がたどり着いた香里の死の真相に「尾崎と涌井がラスボスか」「岡部も被害者」など、SNSには様々なコメントが投稿されている。学校内に警察官が常駐、トラブル対応や予防活動を行う「学校内警察(スクールポリス)」が試験導入された赤嶺中学校。赤嶺中で教師をしていた元恋人の香里が謎の死を遂げ、その真相を突き止めるためスクールポリスに志願した主人公・嶋田隆平が、香里の死の真相に迫りながら学校にはびこる悪を成敗していく本作。隆平を藤原さんが演じ、香里と同僚だった3年1組担任の浅村涼子に真木よう子。嶋田の後輩の少年係刑事、三枝弘樹に山田裕貴。生徒を脅迫し香里の死のきっかけを作って逮捕された、赤嶺中学の校長・木島敏文に高橋克実。教育委員長の尾崎賢治に升毅。1年前、生徒に性的暴行未遂事件を起こした岡部に遠藤雄弥。1年前の暴行未遂事件の被害者となった生徒、涌井美月に米倉れいあ(821)。1組のクラス委員長・尾崎香澄に鈴木梨央。自転車のブレーキに細工されたことがきっかけで亡くなった、嶋田の恋人で音楽教師の小川香里に明日海りお。赤嶺中学の教師として柴田透に泉澤祐希、阿部裕亮に音尾琢真、一ノ瀬悟に石井正則、新津清に須賀健太、福島美津子に峯村リエ、水野楓に山口紗弥加らも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。木島が逮捕されたが香里の死にはまだ裏があると考える嶋田は、事件の被害者であるはずの涌井に「化けの皮をはがす」と告げる。そんななか3年生のクラスで高校受験の進路指導が始まる。三者面談の場であるにも関わらず反抗的な態度を取った涌井に暴力をふるう父親。家庭内に問題があると考えた隆平が美月を尾行すると、図書館で涌井が尾崎と楽しげに建築の本を読む姿を目にする。そのことを涼子に話すと1年前の暴行事件の現場に尾崎もいたことを思い出す。尾崎に涌井との関係を問う嶋田。尾崎は涌井に「気を付けて」と連絡すると、その足でレストランへ。そこで待っていたのは教育委員長の尾崎賢治。尾崎は賢治の子どもだった。さらに涌井と尾崎が同じ新設校への進学を希望していることも発覚する。一方、岡部は警察の事情聴取が来たことで予備校の職を辞めさせられ、さらに恋人もネットにさらされる。すべてを失った岡部は手製の銃で釈放された木島を撃つ…というのが今回のストーリー。岡部が木島を撃つ直前「約束が違う」と叫んでいたことや、涌井と尾崎の2人のことを回想した嶋田が口にした「あの2人にだまされていたのかもしれない」というセリフから、「岡部先生と校長は何を必死に隠してるの??涌井さんと尾崎さんは何をしたの…??」「涌井さん尾崎さんが岡部を陥れたってこと…??」「涌井と委員長は岡部をハメたっぽいし岡部も被害者なんだろうね」「尾崎と涌井がラスボスか」など様々な反応が上がる。また母親から希望とは別の進路を強制される井上双葉(唯藤絵舞)、相良恭子(石井薫子)を巡る物語にも「自分の時も思い出しながらしみじみしました」など、自らの体験を重ねて共感する声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年03月10日お笑いタレントの小籔千豊が3日、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。「【楽屋トーク】小籔と後藤【2人きり】」と題した動画内で、流行りの話題作に対する自身のスタンスを語った。『鬼滅の刃』や『キングダム』といったヒット作の話題になり、自宅に漫画が全巻そろっているものの、「まだ読んでない。仕事につながらへんと思ってんのかな? 手に取るタイミングじゃないんやろな。これがおっさんなんやろな」と、食指が動かないことを吐露した小籔。フットボールアワーの後藤輝基が、「薄いなって思われるのが嫌だから、色んなものを見たりしてる」と言うと、「アンテナはある程度必要やね。テレビ出てる人としてルールは守ってるよな」と理解を示しつつ、「俺は興味がなかったら、まったく見る気がせえへん」と断言した。また、小籔は、話題作に触れないことについて、「ちょっとイキってるのか、逆サイドを走る性格なのか分からんけど、昔からそうやねん」とキッパリ。『タイタニック』といった世界的大ヒット作も観ていないそうで、「まあ、みんなが同じものを見る必要はないと思う。『ルビーの指環』みたいに、一つの歌をみんなが知ってたっていうあの時代も良いと思うのよ。ただ別に、全員が全員それを見なあかんのか? っていうと、そうじゃなくていいし。違うところに行った方が、知識量は増えると思うんですけどね」と持論を展開していた。
2021年03月09日お笑い芸人の小籔千豊が3日、YouTubeチャンネル『ざっくりYouTube』に出演。「【楽屋トーク】小籔と後藤【2人きり】」と題した動画内で、YouTuberになりたい子どもたちに向けてメッセージを送った。タレントや俳優、アイドルなど、芸能人YouTuberが急増している昨今について、「YouTubeではねる人は、才能とセンスと。向いてる向いてへんもある」と語った小籔。自身もYouTubeでゲーム実況チャンネル『フォートナイト下手くそおじさん』を開設しているが、「YouTuberの方に来ていただくわけよ。立派なすごい人たち。でも、『毎日更新しようと思ったら、気が狂う』って言ってた。撮って編集して出して、一日ずっとそれで」と、人気YouTuberたちの過酷な裏事情を明かした。自身の息子は、「YouTuberになりたい」と幼稚園のときから言い続けているそうだが、そのことをYouTuberたちに相談すると、「『やめといた方がいいです』って。『いいですね!』って言った人は一人もおらんかった」とも。「(子どもが)『芸人になりたい』って言ったら、もちろん俺らは『あかん』って言う。それと一緒で、YouTuberも、観てる分には楽しそうにやってるけど、ほとんどの人は『あんまりおすすめはしない』っておっしゃいますよね」と語った。また、フットボールアワーの後藤輝基も、「うちも小さいながらに、YouTuberとか動画配信者みたいなことを言うてます。なんのこっちゃ分かってへんのに」と、子を持つ親として小籔の話に共感した様子。小籔は、「コメント欄で褒められたりしてるのを見てて。うらやましいな、格好ええなって言われてるのが、キラキラした憧れの存在に見えるんやろうけど」としつつ、「一筋縄ではいかんということと、ちやほやされるだけが仕事じゃないんだぞっていうことを、子どもには言っていきたいよね」と真剣な口調で話していた。
2021年03月06日最新の豊胸術を独自開発株式会社インフィールの運営するクリニックビューティー恵比寿では、豊胸に特化した美容医療を受けることができる。同医院の院長である山川氏は、メスを使わず注射のみで行う「脂肪再生豊胸」を独自に開発した。既に、日本での特許に続き米国での特許取得が完了している。これまでの豊胸術は、安全性や術後の経過への不安から、豊胸に踏み切ることのできない女性も多かった。「脂肪再生豊胸」はバストに対してコンプレックスを抱える女性にとって、救世主となる次世代の豊胸術となるだろう。無料カウンセリング&モニター価格も新技術として注目される「脂肪再生豊胸」は、は脂肪再生豊胸溶液を注入することで、自身の脂肪細胞を活性化させる豊胸術だ。これまでの豊胸術には、シリコンバッグ、ヒアルロン酸、脂肪注入などがあったが、「脂肪再生豊胸」は体内の脂肪組織を増やす施術により、自然なバストを生み出すことに成功した。切開しないため術後の痛みへの不安がなく豊胸を受けることができ、10分という短時間で、体への負担も少ないことが特徴だ。現在、同医院ではモニター価格を設定し、無料のカウンセリングを行っている。施術方法への不安から、これまで豊胸を諦めていた人も、是非一度チェックしてみてほしい。
2021年02月22日カツセマサヒコ著『明け方の若者たち』が北村匠海主演で映画化され、2022年に公開されることが決定した。原作は安達祐実、村山由佳、尾崎世界観、紗倉まな、今泉力哉、長谷川朗など各界の著名人や書店員から推薦の声が集まり、Amazon日本文芸ランキング1位(2020年5月18日調べ)、王様のブランチのランキング2位(2020年6月27日放送)、Apple Books新人賞受賞など、大ヒットを記録した青春恋愛小説。著者はTwitterの140字で人々を魅了し続け、10~20代の圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコ。『明け方の若者たち』は彼の長編小説デビュー作だ。物語は主人公が下北沢、明大前、高円寺……退屈な飲み会で出会った“彼女”に、一瞬で恋をするところから始まる。世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になった“僕”は「こんなはずじゃなかった人生」に打ちのめされ……。大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤を描き、現代でしか表現できない「エモさ」に共感者が続出した。主人公の“僕”役を務めるのは、ダンスロックバンド・DISH//のリーダーで『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し『東京リベンジャーズ』、『とんび』など数々の公開予定作品でも主演を務める北村匠海。近くて遠い2010年代のリアリティ溢れる青春劇の映像化に挑戦するのは、23歳新進気鋭の松本花奈監督だ。映画、TV、MV、広告、写真と幅広いジャンルで活動をしており、今年公開された映画、実写版『ホリミヤ』でも監督を務めた若手の旗手がメガホンをとる。脚本は『デイアンドナイト』、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督2』などで知られ、『愛はどこにも消えない』(「21世紀の女の子内)一篇)」、『過ぎて行け、延滞10代』でも松本花奈監督とタッグを組んだ脚本家・小寺和久が担当した。作中では「フジロック」や「RADWIMPS」、「ヴィレッジヴァンガード」などの固有名詞が散りばめられ、人生でもかけがえのない「若者だった時間」を描く作品となる見込みだ。主演:北村匠海・コメント『明け方の若者たち』で主演を務めさせて頂ける事になりました。松本監督とは10年前、共演者として学園ドラマで出会い、そして今お互いの道を進んでやっと再会できました。映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の「本物の青春」と重なっていて、もう2度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません。お楽しみに。監督:松本花奈・コメントカツセさんの紡ぐ言葉の、笑顔でいるけれど本当は少し寂しかったりとか、夢を追いかけることをやめたけれど本当はどこかで希望を捨てきれていなかったりとか、決して単純ではない、濁りのある感情の描写がとても好きです。そんな繊細でリアルなこの物語を、北村さんと共につくれることが楽しみです。1カット1カットを大切に、撮影していきたいと思います。原作:カツセマサヒコ・コメント初めて書いた小説が、発売して一年も経たないうちに映画化発表されて、しかも、その主演が北村匠海さん?どこからがドッキリですか。まだ実感が沸かず、フワフワとした気持ちでいます。小説を子供とするならば、映画は可愛い甥っ子といったところでしょうか。松本監督と素晴らしいキャスト・スタッフ陣に全て委ねて、温かく見守ろうと思っています。本当に楽しみです!『明け方の若者たち』2022年公開
2021年02月22日クリープハイプの尾崎世界観が、4月より弾き語りツアー『尾崎世界観の日 全国ツアー』を開催する。2019年に東京と大阪の2都市で開催されて以来、2年ぶりとなる本ツアー。4月2日の広島公演を皮切りに、5月10日の大阪公演まで全9公演が行われる。なお、クリープハイプの有料会員サイト「太客倶楽部」では、2月15日18時よりチケット先行受付がスタートしている。『尾崎世界観の日 全国ツアー』特設ページ:ライブ情報『尾崎世界観の日 全国ツアー』●2021年4月2日(金)広島 JMSアステールプラザ(中)全席指定:4,500円(税込)●2021年4月3日(土)高知 高知県民文化ホールグリーンホール全席指定:4,500円(税込)●2021年4月9日(金)新潟 新潟市民芸術文化会館・能楽堂全席指定:4,500円(税込)●2021年4月13日(火)仙台 トークネットホール仙台(仙台市民会館)(小)全席指定:4,500円(税込)●2021年4月14日(水)福島 キョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)全席指定:4,500円(税込)●2021年4月16日(金)渋谷 Bunkamuraオーチャードホール全席指定:5,000円(税込)●2021年4月22日(木)福岡 ももちパレス全席指定:4,500円(税込)●2021年5月8日(土)名古屋 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール全席指定:5,000円(税込)●2021年5月10日(月)大阪 梅田芸術劇場メインホール全席指定:5,000円(税込)【チケット発売日】<太客倶楽部限定>先行受付期間:2月15日(月)18:00〜2月21日(日)23:59枚数制限:お一人様1公演につき2枚まで(同行者非会員可)関連リンククリープハイプ公式サイト:クリープハイプYouTubeチャンネル:::::
2021年02月16日4月放送予定の月9ドラマ「イチケイのカラス」に新田真剣佑が出演することが分かった。新田さんは同枠初出演、主演・竹野内豊、黒木華と初共演となる。本作は、刑事裁判官が主人公のドラマ。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内さん)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木さん)らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く。今回新たに発表された新田さんが演じるのは、イチケイメンバーであり、みちおら裁判官をサポートする裁判所書記官の石倉文太。裁判所書記官は、裁判の記録や調書などを作成・保管するほか、裁判所主導の現場検証を行う際にはスケジュールを調整したり、検証に立ち会って記録したりと、縁の下の力持ちとして裁判官を全面的にサポートする役割。また、書記官になる前からみちおのファンでを公言しており、みちおをしっかりとサポートしながら、イチケイメンバーとの間で橋渡し役として活躍する。一方で坂間に好意を抱いており、そんなそぶりを見せる場面にも注目。さらに石倉は、元傍聴マニアという一面を持ち、書記官になる前から幾度となくみちおの裁判を傍聴してきた。その中には、みちおがかつて弁護士バッジを捨て、裁判官へと転身するきっかけになった、ある事件の裁判も含まれているようで…。現在公開中の『名も無き世界のエンドロール』にはメインキャストで出演し、今後は『ブレイブ-群青戦記-』、『るろうに剣心 最終章』が公開を控えている新田さん。「撮影現場では、いつも竹野内さん、黒木さんたちと一緒で、とても楽しくやらせていただいています」と撮影現場の様子を明かし、竹野内さんと黒木さんについては「竹野内さんとは子供の頃にお会いしており、それ以来ぶりにお会いでき、こうして共演させていただけることをうれしく思っています。黒木さんとも初めてご一緒させていただくのですが、一度舞台を見させていただき、とても感動したので、今回も勉強させていただけたらと思っています」とコメント。そして視聴者へ向けて「長い期間をかけて皆で大切に撮影しています。放送をぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」と呼びかけている。「イチケイのカラス」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月05日朝方に氷点下を記録した東京。日は昇りきったとはいえ、寒風は厳しかったが、英国紳士然とたたずんでいたのは水谷豊(68)。本誌が新宿で『相棒 season19』(テレビ朝日系)のロケを目撃したのは1月中旬のことだった。「この日は屋外でのロケが続きましたが、水谷さんも反町さんも寒そうなそぶりすら見せませんでした。監督やスタッフとの打ち合わせは入念だったものの、撮影本番となると、ほとんどが一発OK。さすがの集中力です」(ドラマ制作関係者)すでに20周年を迎えている『相棒』の視聴率は好調を続けている。その人気を支えているのは水谷の作品作りに対するストイックな姿勢だという。「プライベートでも体幹を鍛えるためのトレーニングを続けているそうですし、主人公である杉下右京警部の若々しさを保つために、奥さんから“美顔器”を薦められれば、すぐに取り入れる柔軟性ももっています」(映像関係者)水谷の“美容アドバイザー”でもある妻・伊藤蘭(66)は、1月13日に66歳の誕生日を迎えた。水谷一家の知人は言う。「当日は水谷さん、蘭さん、そして一人娘で女優の趣里さん(30)のスケジュールもあったので、久しぶりに食事に出かけたと聞いています。蘭さんはイタリアンがお好きなのですが、その日は和食店で、鍋料理を一家水入らずで楽しんだそうです。水谷さんも上機嫌で、“今後やりたいこと”などについて語っていたとか」すでに“大御所俳優”である水谷が目指しているのは……。「水谷さんは、俳優としても監督としても実績を積み上げ続けているクリント・イーストウッド(90)に、強く影響を受けています。“お気に入り映画”として、イーストウッドが87歳のときに監督した作品『15時17分、パリ行き』を挙げていたこともありました。最近では『もっと演出の腕も磨きたい』と言っており、イーストウッドのように“俳優兼監督としてずっと活動を続けていくこと”が目指している理想なのだそうです。すでに2本、監督作品もありますが、今後も挑戦していくのだと思います」(前出・映像関係者)C・イーストウッドを目指すとなると90歳まで現役ということになる。「水谷さんは『オファーがある限り、俳優も続けていきたい』と言っていますからね。“90歳で杉下右京”ということもありえます。蘭さんの誕生会では、そんな話もしたことでしょう」(前出・知人)伊藤蘭、趣里という強力応援団がついている限り、“90歳まで右京”も夢ではないかも。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月29日田園風景が広がる東京郊外。1月下旬、朝からその寒空の下にいたのは、竹野内豊(50)だ。隣には黒木華(30)の姿もあった。4月スタートの月9ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)の撮影をしているところだった。「昨年11月にクランクインして、すでに収録は折返し点。竹野内さんは積極的に共演者に話しかけるタイプではないと聞いていましたが、今回の現場では共演の黒木さんとよく談笑していて、雰囲気は和やかです」(ドラマ関係者)この日も、体を温めるためだろうか、撮影の合間に2人で反復横跳びを始めたりと、和気あいあいとした様子が伝わってきた。ドラマは人気漫画が原作で、竹野内が演じる主人公は“型破りでくせ者な裁判官”なのだという。「“刑事裁判官が主人公なのは民放連ドラ初”というのに加えて、“竹野内豊が11年ぶりに月9に戻ってくる”というのが宣伝のウリです。竹野内さんといえば『ロングバケーション』(’96年)や『ビーチボーイズ』(’97年)など、月9黄金期の名作に数々出演されていますから」(前出・ドラマ関係者)20代だった当時から圧倒的女性人気を集めてきた竹野内も、今月2日で50歳に。私生活ではいまだ独身で、ここ数年でもメディアで《魅力的だと思う独身俳優》《結婚したい男》などのランキングがあれば、上位に名前が挙がる。■スタッフに漏らした不安「自分はこのまま結婚しないで…」約5年間、交際した倉科カナ(33)と’18年に破局して以降は、浮いた話が聞こえてこないが……。「竹野内さんは、恋愛において意外にも受動的。自分からアクションを起こしたりリードしたりといったことが、あまりできないタイプだと自覚もしているようですよ。2年ほど前、倉科さんと別れた後のことですが、あるスタッフが竹野内さんに『モテるでしょ』と聞いたところ、『そんなことないよ。自分はこのまま結婚しないで独りで死んでいくんじゃないかな』と、漏らしていました」(芸能関係者)“生涯独身”を覚悟しているかのようだが、現在どのようなシングルライフを送っているのか。「コロナ禍の自粛期間中に料理を始めたそうです。もともと庶民的な定食屋さんに行くこともあれば、おいしい店を求めてドライブがてら遠出することもあったり、食べることが好きなタイプ。料理も楽しんでやっているようですよ」(前出・ドラマ関係者)ただドラマの撮影に入ってからは多忙になり、最近はあまり自炊ができていないのだとか。「マネージャーさんが50歳の誕生日祝いに圧力鍋を贈ってくれたそうで、ドラマの現場が一段落したら圧力鍋でいろいろな料理を作ってみようと楽しみにしているようです」(前出・ドラマ関係者)“五十の手習い”で圧力鍋料理を。独身男の悲哀も漂うが、家事までこなせてしまう男もまた魅力的。“最後の大物独身俳優”は、まだまだ世の女性たちを虜にし続けてくれそうだ――。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月27日竹野内豊が、連続ドラマW初登場で初主演を果たすことが決定。原作は、発行部数170万部を超えた作家・東野圭吾の最高傑作のひとつ「さまよう刃」。本作で石田ゆり子と15年ぶりに共演する。社会や法律、全てを敵に回してでも家族のために復讐を果たす…。長峰重樹は妻を亡くしたのち、男手ひとつで娘・絵摩を高校生になるまで育ててきた。ところがある夜、絵摩がバイト先から戻らず、やがて凄惨な遺体で発見される。数日後、長峰のもとに犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。教えられたアパートへ向かい、部屋を物色すると、絵摩が殺されていく映像が残されていた。そして、帰宅した犯人の一人、アツヤを思わず殺害してしまった長峰は、主犯のカイジを追う。また、カイジやアツヤは、現行法上はまだ死刑は適用されない「少年」だった――。世論を二分する長峰の逃亡復讐劇が始まる…。2009年に公開された映画版では、逃亡する長峰を追う刑事を演じた竹野内さんだが、ドラマでは主人公・長峰を演じることに。男手ひとつで育ててきた娘を、未成年の男たちに残虐な手段で殺されてしまった主人公が、良心と罪の意識、法律の壁の間でもがき苦しみながらも復讐に突き進んでいく。「誰かの親になったこともない自分に、娘を失う父親役がどこまで務まるのか、正直戸惑いました」とオファー時の心境を明かした竹野内さんは、「去年、真夏の猛暑の中、限られた時間、ロケ地など、、、なかなか思うようにことが進まない条件で、片山監督に全てを委ねて、スタッフ・キャストが一丸となって、試行錯誤しながら丁寧に作り上げた作品です。一人でも多くの方々に届きますように!」とコメントした。そして共演の石田さんが演じるのは、一人息子を不本意な形で失ったことがきっかけで離婚し、父親が経営するペンションで手伝いをしている木島和佳子。偽名でペンションに宿泊する長峰のことを警察に追われている男だと知るが、家族を思う彼の姿に心を揺さぶられ、思わず手を差し伸べてしまう人物だ。竹野内さんと石田さんの共演は「家族~妻の不在・夫の存在~」以来15年ぶりとなり、「竹野内さんと久しぶりに共演できることが楽しみでなりませんでした」と語る石田さん。「倒れそうなほどの暑さの中走ったり泣いたり叫んだり、芝居をしてるというより役を生きるということの意味を考えさせられました」と撮影をふり返り、「竹野内さんも日に日に長峰さんそのもののようになっていき、役に入ってる時は話しかけるのも憚られるほどでした。素晴らしい作品になっていることは間違い無いと思います。どうぞ楽しみにしていてください」と話している。監督は、ポン・ジュノ監督のもとで助監督を務めたという異色の経歴を持つ片山慎三が務めた。連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」は5月、毎週土曜日22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年01月20日数々の映画、ドラマで活躍してきた屈指の名脇役たちが集う「バイプレイヤーズ」の最新シリーズが1月8日(金)今夜から放送開始。今回は田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一に加え総勢100名以上の豪華俳優陣が本人役で出演する。田口さん、松重さん、光石さん、遠藤さん、寺島進、故・大杉漣さんが本人役で出演、彼らのわちゃわちゃした共同生活を描く本シリーズ。今夜から放送される最新シリーズでは田口さん、松重さん、光石さん、遠藤さんをはじめ、超主演級キャストから超曲者役者まで老若男女合わせて総勢100名以上が本人役で出演。都会からはなれた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この撮影所に各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動の100日間を描いていくという。1話では“バイプレウッド”で撮影が行われている7チャンの刑事ドラマ「チーム7」には濱田岳、柄本時生、志田未来、杉野遥亮、勝村政信、渡辺いっけい、近藤芳正が出演。そんな中、主演が突然降板!? 現場では若手VSベテランの主演争いが始まり、撮影は大混乱!? 前代未聞の事態に…というストーリー。またスタジオ同士の視聴率バトルや、若手、中堅、大御所のぶつかりあいや友情と絆なども描かれ、よりパワーアップした本人だからこそできる自虐やパロディにも注目。“バイプレウッド”では大河ドラマ「宮本武蔵」や「わたしの番です」。「大合併」など、どこかで聞いたような、見たような作品がいくつも撮影中。どのスタジオでどんな作品がどんなキャストで撮影中かは番組公式サイトでチェックできる。そのほか出演者は、相島一之、阿部亮平、安藤玉恵、池谷のぶえ、石丸謙二郎、稲葉友、井上肇、伊武雅刀、宇梶剛士、宇野祥平、柄本時生、大倉孝二、岡田浩暉、岡山天音、小木茂光、小沢仁志、尾上寛之、尾美としのり、勝村政信、加藤諒、金子大地、北香那、木下ほうか、甲本雅裕、近藤芳正、今野浩喜、佐々木希、宍戸美和公、志田未来、渋川清彦、杉野遥亮、菅田俊、醍醐虎汰朗、高杉真宙、高畑淳子、滝藤賢一、竹原ピストル、田中泯、田中要次、玉置玲央、津田寛治、寺島しのぶ、富田望生、波岡一喜、西村まさ彦、野間口徹、橋本じゅん、長谷川京子、濱田岳、浜野謙太、林泰文、速水もこみち、原田龍二、ふせえり、堀内敬子、本田博太郎、本田望結、本多力、前田敦子、前野朋哉、升毅、松尾貴史、観月ありさ、水間ロン、向井理、六平直政、村田雄浩、MEGUMI、本宮泰風、森下能幸、吉田羊、芳根京子、利重剛、りょう、六角精児、渡辺いっけい(五十音順)。ドラマ放送に続き映画版の公開も控える本シリーズの新展開をお見逃しなく。ドラマ24「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」は1月8日(金)深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』は2021年春公開予定。(笠緒)
2021年01月08日松重豊演じる井之頭五郎が各所のグルメを食べ歩く人気シリーズの最新作「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」が12月31日(木)放送。今年の大晦日、五郎が味わうグルメは…!?輸入雑貨商の主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマである本作。2017年から放送されてきた大晦日スペシャルが今年もオンエア。4年目となった今回は東京・埼玉・神奈川を舞台に主人公・井之頭五郎の忙しい年末3日間を描く。12月29日。輸入雑貨商の井之頭五郎に「大晦日のシークレット打ち上げ花火を仕切ってほしい」という無謀な代役依頼が舞い込む。初めは無理だと断るが、押し切られてしまい…。翌日、昼は主催者・森田康介と会うために向かった虎ノ門の西洋料理店、夜は花火師・丸山仁志との打ち合わせで訪れた川崎市の焼肉店、大晦日は秩父で出会った中華料理店へ――という展開。今回のゲストには、五郎の親方花火師・丸山仁志役に先日放送された「当確師」も話題を呼んだ高橋克実。花火イベントの主催者・森田康介役に今年も「妖怪シェアハウス」など数々の作品に出演した大倉孝二。虎ノ門の西洋料理店・女将役に「99.9 -刑事専門弁護士-」などの渡辺真起子。中華料理店の女将役に『朝が来る』の池津祥子。川崎市の焼き肉屋・店長役に「特捜9」シリーズなどの津田寛治を迎える。また本作の放送と連動してシリーズの過去作品も放送中。本作に続けて2021年1月1日(金)9時からは「孤独のグルメ シーズン1」第1話、「孤独のグルメ シーズン8」第7話~第12話、「孤独のグルメ お正月スペシャル!~真冬の北海道・旭川出張編~」「孤独のグルメ お正月スペシャル!~井之頭五郎の長い一日~」もオンエアされる。「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」は12月31日(木)22時~テレビ東京にて放送。放送終了後、ひかりTV、Paraviにて配信。(笠緒)
2020年12月31日「呼吸器系の病気を選ぶ医師が多いという印象を受けました。たばこが原因となることも多く、喫煙者は要注意です」常磐病院(福島県)の乳腺外科医・尾崎章彦さんが感想を述べるのは、医師33人を対象に行った“本当に苦しむ病気”アンケートの集計結果についてだ。ナビタスクリニック(東京都)の内科医・久住英二さんはこう見ている。「予防や治療が困難な病気もありますが、生活習慣の改善や健診でリスクを減らすことができるものもあります。ぜひ健康に留意する機会にしてほしいです」そんな「本当に苦しむ病気」について、久住さん、尾崎さん、そして小泉小児科医院院長の釜萢敏さんに解説してもらった。■食道がん胸部・腹部・頸部の3カ所を一度に手術する食道がんの治療は難易度が高く、肺炎・縫合不全などの合併症も多いとされる。実際に治療を行う医師からは「痛みに苦しむ人がとても多かった」とのコメントが。「アルコール度数の高いお酒を飲み続ける人や、ヘビースモーカーの高齢者に多い病気です。食道を切除する場合、切除した腸で代用することになります。手術後、体力が落ちて、入退院を繰り返す人も少なくありません」(久住さん)■頭頸部がん(喉頭がん・咽頭がん・上顎洞がん)手術により、食事や発声ができなくなることがある頭頸部がん。「上顎洞がんは術後に顔面の変形を生じる場合がある」と治療後の状態に対する精神的苦痛も大きいようだ。「喉頭がんは空気の通り道にできるがん、咽頭がんは食べものの通り道にできるがん。喉頭がんの原因の95%が喫煙とされています」(久住さん)「咽頭がん、喉頭がんの手術では、進行したものでは声帯を取ったり、首に呼吸をするための穴をあけることがあります。一方、早期の場合には声帯を温存することも多いです」(尾崎さん)■脳腫瘍「腫瘍切除後の“高次脳機能障害”により、言葉がうまくしゃべれなくなることもある」など後遺症がつらいとされる脳腫瘍。脳機能を残すために、あえて対話などをしながら行う“覚醒下手術”が行われる場合も。「腫瘍ができる位置によって、体が麻痺したり、人格が変わってしまうことも。喫煙もリスクの一つといわれますが、はっきりした原因はわかりません」(久住さん)■肺がん末期の呼吸困難が非常につらいとされる肺がん。「痛みをやわらげる治療法はあっても、息苦しさはやわらげられない」のだそう。「タイプによって症状は違いますが、呼吸の苦しさ、止まらないせきなど、終末期のつらさが著明です。まず、大事なのは禁煙と検診です」(釜萢さん)「通常の検診などで使用されるレントゲン写真では、早期がんを発見するのは困難。低線量のCTが効果的です」(久住さん)■糖尿病失明や下肢切断につながる可能性もある糖尿病。医師によると「食生活や運動で本来防げたかもしれないと後悔する人も多い」という。「糖尿病で血中の糖分が増えると、血管が傷つきます。目の血管が傷つけば失明、足の血管が傷つけば壊疽を起こしやすくなり、最悪足の切断につながります」(尾崎さん)「健康診断で糖尿病であるかどうかはわかります。早期に生活習慣を改善すれば、悪化を抑えることは可能です」(久住さん)自分がつらいだけでなく、家族の負担も大きくなるのが“本当に苦しむ病気”。病気になってしまった人たちの苦しみはとても大きなものだ。しかし、予防できるものや、早期発見で治せるものもある。日ごろの生活習慣を見直しつつ、自治体が実施する検診などは、積極的に利用したい。「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
2020年12月30日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat d’ 梅棒】バージョンが12月22日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロが行われた。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。12月17日に開幕した【plat de 成井豊】に続き開幕した【plat d’ 梅棒】は4本のオムニバスとなっており、台詞を使わずダンスとヒットソングで物語を表現する梅棒お馴染みのスタイルの作品『BBW~ビッグ・ビューティフル・ウーマン~』『Y』『End ofF Story』、成井が作・演出を手掛けたストレートプレイ『CROSSROADS』が上演される。『CROSSROADS』以外の作品を演出するのは梅棒の遠山晶司。これまで梅棒作品は伊藤今人が総合演出を務めてきたため、一味違う「梅棒」が味わえる。なお、『Y』『End ofF Story』『CROSSROADS』は新作。1作目に上演される『BBW』は、恋をした女の子がきれいになりたくてダイエットに奮闘する物語。主人公の女の子をキャラメルボックスの筒井俊作が演じており、冒頭から、梅棒×キャラメルボックスの“マリアージュ”が楽しい。事前の稽古場取材では、普段はストレートプレイを行うキャラメルボックスの面々が「梅棒のダンスと格闘中」と明かしていたが、“梅棒節”とも言えるオーバー目な芝居と、キャラメルボックスならではの表現力が相まって、より豊かな世界が広がっているのを感じる。【plat de 成井豊】で主人公を演じた原田樹里が謎の役柄でちょこちょこと登場したり、同じくまっすぐな青年を演じた梅棒の野田裕貴が焼きそばを持って踊っているなど、2バージョン間のギャップも楽しい。2作目『Y』はなんと任侠もの。池田遼(「[少年王者舘/おしゃれ紳士」)が演じる女性と、梅棒の桜井竜彦が演じる男性を軸に、普段の梅棒のイメージとは一線を画す大人の世界が描かれる。3作目『CROSSROADS』は成井ならではのSFもの。普段は台詞を使わない梅棒メンバー(+正安寺悠㐀(DACTparty))が台詞を喋り合う姿は新鮮で、「こんな声だったのか」と感じるメンバーもいるほど。成井のストーリーは温かく、たった20分とは思えない時間が広がる。ラストの『End ofF Story』は、遠山が「生まれ変わっても会いたい人」というテーマで描いたという作品。キャラメルボックス阿部丈二が演じる老人の物語で、これまでの作品とも繋がっているようだ。その予感は、言葉を使わないからこそ広がる、梅棒ならではの表現となった。ぜひ両方堪能してほしい『成井豊と梅棒のマリアージュ』は12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月25日松重豊主演の大人気シリーズ「孤独のグルメ」のスペシャルドラマが今年も放送されることが決定。「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」として、東京・埼玉・神奈川を舞台に主人公・井之頭五郎の忙しい年末3日間を描く。12月29日。輸入雑貨商の五郎に「大晦日のシークレット打ち上げ花火大会を仕切ってほしい」という無謀な代役依頼が舞い込む。初めは無理だと断るが、押し切られてしまう。翌日、昼は主催者・森田康介と会うために向かった虎ノ門の西洋料理店、夜は花火師・丸山仁志との打ち合わせで訪れた川崎市の焼肉店、大晦日は秩父で出会った中華料理店へ――。本シリーズは、輸入雑貨商を営む松重さん演じる五郎が、営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いたグルメドキュメンタリードラマ。「孤独のグルメ大晦日スペシャル」は、4年連続。松重さんは「これまでも『密』とは無縁な食生活を送っていた井之頭五郎。でも今年はさすがに堪えたな。テイクアウトや宅配でモノローグを呟いてみても虚しい。試しに自炊に挑戦したらこの世の物とは思えない代物だった。極力外食を控えてきたが、大晦日ついに暴走してしまう。というような彼の2020年が想像されました」とコメント。そして「今年は飲食店の皆様受難の年、そして花火師さんたちにとっても同様。歌もいいし、お笑いもいいし、格闘技もいいけど、井之頭五郎と共に特大の花火観ながら、憂さを晴らす年越しはいかが?」とメッセージを寄せている。さらに、今回のゲストには、五郎の親方花火師・丸山仁志役に高橋克実、花火イベントの主催者・森田康介役に大倉孝二、虎ノ門の西洋料理店・女将役に渡辺真起子、中華料理店の女将役に池津祥子、そして川崎市の焼き肉屋・店長役に津田寛治が決定した。また新作だけでなく、異例の大型リピート放送も決定。2016年から2019年に放送されたスペシャルドラマ4本と、シーズン1第1話、最新シーズン8を計12時間半、一挙放送していく。「孤独のグルメ 2020 大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~」は12月31日(木)22時~テレビ東京にて放送。地上波放送終了後、ひかりTV、Paraviにて配信。大型リピート放送は12月30日(水)10時~、2021年1月1日(金)9時~放送。(cinemacafe.net)
2020年12月21日『成井豊と梅棒のマリアージュ』の【plat de 成井豊】バージョンが12月17日に開幕、それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には、作・演出を手掛ける成井、出演者の原田樹里、阿部丈二、野田裕貴、遠⼭晶司、天野⼀輝が出席した。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】と、ダンスエンタテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、約15分×7作の短編連作集で、キャラメルボックスの原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸に物語を描く。7作中6作が二人芝居となっている。自身にとって約2年ぶりのオリジナル新作の上演に際して成井は「かなりドキドキしています。自信はあるんですよ。リハーサルを見ても非常に面白くて、『いけるな』って自分では思ってるんです。でもこればっかりは蓋を開けてみないとわからないから。何歳になっても安心して初日は迎えられないですね。とにかく今は、お客様がすごく喜んでくれるんじゃないかっていう期待感と、若干の不安があります」とコメント。その全7作について、キャスト陣に1作だけオススメを選んで紹介してもらうと、それぞれ悩みつつも、阿部と原田は3作目『最後の春休み』。高校卒業後の春休みの出来事を描く本作を「今の(大人になった)自分では絶対味わうことのできない時間が流れているのが好きです」(阿部)「役者としても人としても愛嬌のあるおふたりが出ている。懐かしくて、切ないけどかわいい。ずっとニコニコしてお稽古を見ていました」(原田)。野田は6作目『花束』。「全作そうですが、この作品が特にキャラメルボックス感を感じます。呼応していくリズムや掛け合いに、ぐいぐい引き込まれます」。天野は最後の『最後の最後の1秒まで』。「それまでの一作一作が繋いできた力だったりとか、みんなの想いみたいなものをひとつにしてくれている感じがして、グッときます」。遠山は5作目『やっと君に追いついた』。「なんせ梅棒のメンバーがわちゃわちゃ出てくるので!キャラメルの皆さんと一緒につくっている感覚になれます」とそれぞれ語った。キャスト以外にも、オープニングダンスや、劇中のとあるシーンは梅棒が演出を手掛けるなど、新鮮な“マリアージュ”が堪能できる本作をぜひ劇場で楽しんで。【plat de 成井豊】バージョンは現在上演中。【plat d’ 梅棒】バージョンも12月22日(火)に開幕し、共に12月27日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて上演。文:中川實穂
2020年12月21日クリープハイプの尾崎世界観の小説『母影』が第164回芥川賞の候補作に選出された。尾崎世界観は2016年6月に初小説『祐介』を発表。自身の本名をタイトルに冠して、売れないバンドマンを主人公にした作品が話題になり、以降音楽活動と並行しながら、エッセイや対談、小説などの執筆活動を行っていた。その尾崎が初めて文芸誌「新潮」(2020年12月号)に発表した中篇小説が『母影』。今作はデビュー作『祐介』から一転、小学校低学年の少女の視点から見た世界を描いた作品となった。なお、芥川賞を含め尾崎が文学賞にノミネートされるのは初となる。同賞の選考会は2021年1月20日に行われる予定。さらに、本作品を収録した単行本『母影』が2021年1月29日に発売されることも併せて発表された。<『母影』ストーリー>私は書けないけど読めた――お母さんの秘密を。行き場のない少女は、カーテン越しに世界に触れる。小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。お客さんの「こわれたところを直している」お母さんは、日に日に苦しそうになっていく。カーテンの向こうの母親が見えない。少女は願う。「もうこれ以上お母さんの変がどこにもいかないように」。著書詳細尾崎世界観『母影』(おもかげ)2021年1月29日発売仕様:四六判ハードカバー価格:1,300円(税別)URL: 関連リンククリープハイプ公式サイトクリープハイプYouTubeチャンネル
2020年12月18日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が、12月17日(木)に東京・サンシャイン劇場で開幕する。演劇集団「キャラメルボックス」の成井豊が手掛ける【plat de 成井豊】バージョンと、台詞を使わずダンスでストーリーを表現するダンスエンターテインメント集団「梅棒」による【plat d’ 梅棒】という2バージョンが上演される本作で、一足先に開幕を迎える【plat de 成井豊】の通し稽古を取材した。【plat de 成井豊】で上演される『彼女の空に雪が降るまで』は、成井にとって約2年ぶりのオリジナル新作で初の連作短編集。約15分×7作のストーリーで、「キャラメルボックス」原田樹里が演じる主人公・雪の人生を軸にした7つの出来事を描く。6作が二人芝居となり、原田×野田裕貴、筒井俊作×林貴⼦や、野田×石森美咲、原田×鍛治本⼤樹、阿部丈二×森めぐみと、組み合わせはさまざま。複数人が登場する1作には、「梅棒」の伊藤今⼈、遠⼭晶司、天野⼀輝、櫻井⻯彦も出演し、コラボレーション企画ならではの座組となっている。全編、15分間の出来事を15分間で描くという作品。セット転換はなく、小道具すらあまり出てこないシンプルな舞台なのだが、雪の両親の姿、雪の高校時代、20代の出来事など、その一作一作が「これで15分!」と驚くほど奥深く、豊かに描かれる。雪の父と母の最後の15分間は一組の夫婦の馴れ初めや今ある愛情が笑いも交えながら描かれ、雪と雪に恋をする和彦(野田)が出会う15分間の会話は「これは運命だ」と観客に予感させる何かがしっかりと伝わってきて、一作、一作、と進むにつれそのすべてが花束のように重なっていく。成井ならではの温かな世界観、「キャラメルボックス」ならではの全身から物語が届く芝居、さらに今回は「梅棒」らしいノンバーバルな芝居シーンも組み込まれ、「観たかったキャラメルボックス」、「観たことのないキャラメルボックス」、さらに「思わぬキャラメルボックス×梅棒」まで加わって、最高の“マリアージュ”が生まれていた。全編で使用される「SPIRAL LIFE」の楽曲も印象的。オープニングダンスは『ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT』に「梅棒」が振付し、成井の世界観を彩るダンスが披露されたが、「SPIRAL LIFE」ファンにも観てもらいたい心震えるダンスだ。一作目の『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』は、「キャラメルボックス」や「梅棒」が出演したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17/6団体が15分の作品を上演した企画公演)で上演された作品。当時の公演を観た人もぜひ注目を。【plat de 成井豊】バージョンは12月17日(木)から、【plat d’ 梅棒】バージョンは12月22日(火)から、共に12月27日(日)までサンシャイン劇場にて上演。12月17日(木)19:00公演はPIA LIVE STREAMでのライブ配信もあり。文:中川實穂
2020年12月17日12月、胸が高鳴るホリデーシーズン。キラキラと輝く街並みを思い浮かべるだけで、つい浮き足立ってしまう。毎年、クリスマスコフレを買い逃す私だけど、今年は自粛の反動で物欲が爆発。宝探しのようにあれこれと雑誌をめくっては買いたいものを吟味し、忙しい日々を過ごしていた。(それこそ華やかなクリスマスコフレのように)物欲にギラついていた私がもっとも心惹かれたのは、意外にもキラキラ系のコスメではなく、Celvokeの「ブルーミング メイクアップキット」だった。■愛情あふれる表情をつくってくれるメイクアップキット目元・口元・頬とマルチに使えるCelvokeで人気のインフィニトリーカラー。今回のクリスマスコフレでは、それが“愛の象徴”であるローズカラーで登場している。4色のパレットに加えて、ラズベリーカラーのグロス、ピンクブーケのカラーライナーがセットになっている贅沢なキット。このキットは今回クリームパレットとパウダーパレットが出ているのだけれど、散々悩んだ結果、私はチークやアイブロウに使うことを考えてパウダーの方を選んだ。インフィニトリーカラーは山吹色のようなブラウンをまぶた全体に仕込んでから、ローズカラーを重ねていくことで奥行きのあるピンクに仕上がる。よくある華やかで可愛らしいモテ系のピンクでなく、ちゃんと感度が高く、それでいてモード感が前面に出ているような威圧感がないのはさすがのCelvoke。ちなみに、左上のブラウンを多めにすればこっくりと深みのある色味に仕上がり、右上のピンクをしっかりとのせるとバラの花束を抱えたような可憐なイメージに変化するので、春先まで楽しめる。ちょっぴり体温が上がったようなその表情は、私の心に灯をともしてくれる。あれこれと気ばかりが焦りがちだった秋を終えて、1年のクライマックスであるホリデーシーズン、あたたかな心で自分を慈しみ、粛々と過ごしたい。■いつもより少しだけ浮き立った心で楽しむ、ホリデーシーズンそう、たとえば、今年一番の寒い日に、湿気で曇るあたたかい部屋でとことん自分のケアをしたり(ただのんびりと、思いのままに。冬の眠気に身を任せて、気が済むまでまどろむのもいい)。短い日差しが差し込む午後、フェルメールの絵画のようなリネンエプロンで、自分好みの自家製シュトーレンを研究してみたり。……なんて考えていると、布団の中から「お母さん、サンタのカレンダー明日もめくるの楽しみだね」という声が聞こえてきた。今年からはじめたアドベントカレンダー。子どもたちはプレゼントが手に入る「その日」を心待ちに、1日1日めくっている。楽しみを胸にかかえ眠りに落ちるその小さな体に触れてみると、いつもに増してあたたかく、心地いい。クリスマス、私もなにかプレゼントがほしいとあれこれ考えてみるけれど、一番望んでいるものはすでにこの手の中にあるのかもしれない、と思う。家族と一緒に眠り、寒い朝を迎えるこの毎日こそ、私にとっての一番の幸せに他ならない。そんないつもの幸せを噛み締め、眠りに落ちようとしたとき、はっと目が覚める。そろそろサンタさんのプレゼントを注文しないといけないのだった!サンタの存在に矛盾を感じつつも、まだまだ信じたい年頃の子どもたち。配送の関係でサンタさんのプレゼントが遅れたらなんとも言い訳がつかない……と苦笑しながら通販サイトを開き、気づけば私は、自分へのプレゼントまで注文してしまっていた。幸せはこの手の中にある、という実感は紛れもない本物だけれど、やっぱり心惹かれるものが目の前にあると、子どものようにそれがほしくなってしまう。まったくもって物欲はしぶとい。粛々と過ごすホリデーシーズンは叶うのだろうか。
2020年12月07日来年春スタート予定の月9ドラマは、刑事裁判官を主人公にした爽快リーガルエンターテインメント「イチケイのカラス」。この度、主演の竹野内豊と共演の黒木華がクランクインしたことが分かった。天気にも恵まれ、幸先の良いスタートとなった本作。まずは、堅物タイプな裁判官・坂間千鶴役の黒木さんがクランクイン。最初の撮影は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)に異動してきた坂間が裁判所に足を踏み入れる、彼女にとってのファーストシーン。髪をまとめ、スーツを着こなした黒木さんは、監督と共に段取りを入念に確認する様子が見られる中、現場はなごやかな雰囲気で、撮影の合間にはスタッフと談笑する姿も。続いて、自由奔放で型破りな主人公・入間みちお役の竹野内さんが登場し、スタッフから紹介され大きな拍手が送られると、黒色の法服に身を包んだ竹野内さんは、爽やかな笑顔で両手を振って応えた。最初の撮影は、みちおが坂間の制止を振り切り、法服のまま昼食を買いに行くシーンだ。2人の掛け合いが見どころとなっているこのシーンでは、今回が初共演となる2人は一緒に段取りを確認。カメラが回ると、軽やかに走ったり階段をジャンプで下ったりと、みちおらしいコミカルな動きで現場を笑わせていたという。「イチケイのカラス」は2021年4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月04日竹野内豊が11年ぶりにフジテレビ月9ドラマに出演する、「イチケイのカラス」が2021年4月より放送決定。竹野内さんと共に月9初出演の黒木華と裁判官を演じる。今作の主人公・入間みちおは、絶対に冤罪を生むことのないよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくという異端な刑事裁判官。これまで弁護士、検察官が主人公のリーガルドラマは数多く放送されてきたが、裁判官を主人公として描く民放連続ドラマは意外にも今作が初。馴染みが薄く、冷たいエリートと思われがちな裁判官と裁判所書記官だが、今作では彼らの人間臭く温かみのある活躍に光を当てる。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官・入間みちおを演じるのが、公平さを象徴する黒色の法服に身を包む竹野内さん。自由奔放で型破りなみちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する“イチケイ”メンバーの活躍をコミカル&ビターに描く、全く新しい爽快なリーガルエンターテインメントとなる。みちおはひげを生やし、服装はカジュアル。ゆるい空気をまとい、とぼけた発言をすることもしばしば。お堅い裁判官のイメージとはほど遠いが、しがらみや偏見、先入観に一切とらわれない自由な観察眼と、徹底的に調べ上げる探究心を持ち、弁護士団や検察官たち両方から恐れられているクセ者。一方で、1人あたり常に250件前後の事件を担当する刑事裁判官にとって、迅速かつ効率的に事件を処理することは大きな使命のひとつだが、「そんなことはお構いなし」と言わんばかりに、マイペースで事件を深掘りしていくみちお。周囲のイチケイメンバーたちはいつも頭を抱えている。そんなみちおは、実は元弁護士という異色な経歴の持ち主。裁判官になった背景には、10年前のとある事件が深く関わっているらしく、物語が展開するにつれ、みちおの知られざる過去が次第に明らかになっていく。竹野内さんが月9に出演するのは、上戸彩と共演したラブストーリー「流れ星」(2010)以来実に11年ぶりとなり、連ドラ出演は「義母と娘のブルース」(TBS、2018)以来3年ぶり。これまで教師、刑事、弁護士、タクシードライバーなどさまざまな役どころを演じてきたが、裁判官役は自身初。初めて法服を身にまとったときの感想を「袖が広がっていて、手を広げると本当にカラスのようです」とお茶目に語る。実は入間みちおというキャラクターは、浅見理都による原作上は主人公ではなく、眼鏡をかけた小太りな中年裁判官として描かれているが、原作者の了承のもと、ドラマでは主人公に据え、魂はそのままに風貌を大胆にアレンジ。竹野内さんならではの、新“入間みちお”像が誕生した。そして、そんな入間みちおと真逆タイプの裁判官なのが、坂間千鶴(さかま・ちづる)。男性社会の法曹界において若くして特例判事補(※)になった優秀な女性。東大法学部出身でエリート中のエリートだが、冗談が全く通じない超堅物なタイプで、「裁判官が的確かつ速やかに事件を処理することで日本の治安が維持されている」と自負している。そんな坂間がイチケイに異動してきた理由とは、事件の処理件数が信じられないほど少なく、会社なら倒産レベルの赤字状態であるイチケイを立て直すため。迅速さと効率性を求める坂間にとって、現場検証を何度も行い、じっくりと事件の真相を深掘りしていくみちおの仕事スタイルは全く理解ができずイライラが募るばかり…。初めこそ反発してばかりの坂間だったが、事件をただの“案件”ではなく“一人一人の人生”として扱うみちおの信念に気づいたとき、「判決を下すだけではなく、裁判官として何ができるのか」という問いに直面することになる。(※特例判事補…裁判官として実務を5年以上経験し、判事と同等の権限を有する判事補のこと)坂間千鶴を演じるのが黒木さん。恋に人生に悩めるアラサー女子、大島凪を演じた主演ドラマ「凪のお暇」以来2年ぶりの連ドラ出演となり、月9には初出演。また、フジテレビ系連続ドラマへの出演は2013年放送の「リーガルハイ』(第2期)以来8年ぶり。竹野内さんとは初共演となる。黒木さんにとっても裁判官を演じるのは初めてで、原作では男性の坂間真平という堅物な裁判官として登場するが、こちらも原作者の了承のもと、ドラマでは性別を女性にし、坂間千鶴という新たなキャラクターとして描いていく。作品によって全く違う顔を見せる黒木さんが、新たに誕生した坂間千鶴をどのように演じるのか注目。竹野内さんと黒木さんは11月にクランクインし、現在撮影中。原作は浅見理都により2018年に発刊された同名人気コミック(講談社モーニングKC刊)。綿密な取材を重ねて紡がれたリーガルコミックの傑作であり、法曹界の中でもファンが多いという。浅見はドラマ化にあたり「大変うれしいです!ドラマで再び『イチケイのカラス』のキャラクターに会えるのを、今から楽しみにしています」と喜びのメッセージを寄せている。竹野内さんは、初共演の黒木さんについて「変幻自在に役を演じられる日本で貴重な女優さんで、いつか共演してみたいと思っていた」と明かし、さらに「人の今後の人生を左右する職業なので、型破りな役ですが、そこは丁寧に演じていかなければと思っています」と意気込みを語る。さらに、「まだ、発表できていないイチケイメンバーの方たちも個性的で、イチケイメンバーがそろった時のオフの会話が本当に面白く、笑いの絶えない現場」と明かし、「イチケイメンバーの会話のテンポも良く、一人一人のキャラクターが生きているので、これは面白い作品になるだろうな」とコメント。また、黒木さんは「今回初めてご一緒させていただきましたが、みちおさんを独特な雰囲気や、間で、魅力的に演じてらっしゃってすごく楽しいです」と竹之内さんの印象をコメント。「ただ堅いだけでなく、正義に対して熱い坂間を人間らしく演じられたら」と期待を込めて語っている。「イチケイのカラス」は2021年4月、毎週(月)21時~フジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月30日『成井豊と梅棒のマリアージュ』が12月17日(金)から27日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演される。稽古場にて、成井豊と、梅棒の遠山晶司、天野一輝、野田裕貴に話を聞いた。【plat de 成井豊】と【plat d’ 梅棒】の2バージョンで上演される本作。共にオムニバス形式で、ベースは成井と梅棒ならではの作品となるが、【plat d’ 梅棒】には一作、成井が書き下ろしの戯曲・演出で参加し、【plat de 成井豊】にも遠山演出・梅棒振付で梅棒スタイルのシーンが挿入されるほか、それぞれに、成井が代表を務める「演劇集団キャラメルボックス」(現在活動休止中)のメンバーと「梅棒」のメンバーが出演し合うなど、まさに“マリアージュ”な公演となる。【plat de 成井豊】について作・演出の成井は「7つのストーリーからなる連作短編集です。そのうちの6本はふたり芝居で、1本に梅棒のメンバーがどっと出てきます。全編通して、雪という女の子と和彦という男の子のラブストーリーになっていて、雪をキャラメルボックスの原田樹里、和彦を梅棒の野田くんが演じ、まさにキャラメルボックスと梅棒が恋をするお話です」と解説。成井のオリジナル新作としては約2 年ぶりとなるが、今作は「初めて短編集をやります。しかもリアリズムなんですよ。僕のお芝居はたいていファンタジックな要素が入ってくるのですが、今回は7話全て現実。さらに一幕ものも初めて書きました」と初めてづくし。出演する野田は「脚本をはじめて読んだ時からグッときています。自分がこんな大事な役に選んでいただけるのもびっくりですし、頑張らなければいけない。今すごく贅沢な時間を過ごさせてもらっています」と意気込む。【plat d’ 梅棒】で指揮を取るのは遠山。「こちらは4本のオムニバスになっていまして、1本は、成井さんと初めてご一緒したMrs. fictions『15 Minutes Made Anniversary』(’17)で上演した作品です。2本は僕が作・演出を手掛ける新作、そしてもう1本は成井さんに作・演出をしていただいて、梅棒がストレートプレイをします。僕らは基本的に台詞を使わずダンスでみせるスタイルですが、これは台詞を喋ります。他の作品にはキャラメルボックスの方々に入っていただいて、僕ら梅棒の、台詞のない作品を一緒にやります」と、こちらも楽しいものになる模様。普段、梅棒の公演は代表の伊藤今人が総合演出だが、今作で演出を手掛けるのは遠山。天野は「今人はみんなの意見を上手く吸い上げながらアウトプットを決めるのですが、遠山は『これがやりたいんだ!』と引っ張る感じ。そういうやり方の違いがあります。あと、エモーショナルさは遠山のほうが強い気がします」と新鮮なものになりそうだ。文:中川實穂
2020年11月24日「『相棒』では、いまも杉下右京が捜査現場で走り回るシーンがあるのですが、水谷豊さん(68)は全然NGを出さないのです。水谷さんより何十歳も若いスタッフが同じように走って息切れしている姿と比べると、本当に驚かされますね」そう語るのは、ドラマ制作関係者。’00年に単発ドラマとしてスタートした『相棒』(テレビ朝日系)は今年20周年を迎えた。10月14日から放映されているseason19は、10%半ばから10%後半と、高視聴率を維持している。’02年のseason1では45歳という設定だった主人公・杉下右京警部も18年がたち、すでに63歳と、現実世界なら警察官として定年をむかえていることになる。前出のドラマ制作関係者が続ける。「さらに言えば演じている水谷さんは68歳。それだけに水谷さんも“右京の若々しさを保つこと”に腐心されているのです。劇中では右京がゴルフの奥深さについてしみじみ語るシーンがありましたが、プライベートでもゴルフのためのトレーニングを続けていることで、体幹も鍛えているそうです」水谷の努力は体幹強化ばかりではないという。テレビ朝日関係者は次のように語る。「新シーズンの撮影中、うちの社の人間が水谷さんに、『ずっと体形も変わらないですし、お肌もきれいですね』と、話しかけたのですが、そのときのお話がとても印象的でした。『いえいえ、自分でもやっぱり衰えは感じていますよ。最近はテレビの画面も大きいですし、肌のたるみなんかも映ってしまいますからね。でも蘭さんが、“美顔器を使ってみたら”と、勧めてくれたので、借りて使ったりもしています。気持ちいいし、手軽なところがよかったです』肌を褒められたことがうれしかったのか、ニコニコされていましたね。借りているという美顔器については詳しく聞けなかったのですが、最新型のようでした」結婚生活は30年以上となる水谷と伊藤蘭(65)。いまも水谷が妻のことを“さん付け”で呼んでいるのは有名な話だ。“右京は肌が命!”と、考えているという水谷。さらに夫妻の知人はこう語る。「美顔器を夫婦でシェアしている以外にも、蘭さんからは食事面のアドバイスも受けているのです。具体的にはコラーゲンたっぷりのお鍋を食べたり、ベリー系の果物を食べたりしているそうです」“細かいことが気になる”が口癖の右京。その若々しさの頼りは、蘭さんの“きめ細かい美肌指南”だった。「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月12日