千葉県千葉市にある幕張メッセで「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」が開催されます。会期は、2017年7月15日(土)~9月3日(日)まで。会場には、巨大竜脚類ルヤンゴサウルス、ティラノサウルスなど、30点を超える日本初公開の恐竜たちが集合します。ファミリーでのお出かけにもぴったりですよ。この夏、「ギガ恐竜展2017」幕張メッセで開催!幕張メッセ国際展示場11ホールで、2017年7月15日(土)~9月3日(日)までの51日間にわたって、「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」が開催されます。およそ2億3000万年前~6600万年前までの中生代と呼ばれる時代、地球は「恐竜が大繁栄する惑星」でした。しかしながら三畳紀後半に誕生した当初は、まだ他の大型生物に追われる存在だった恐竜が、なぜ約1億6000万年もの長きにわたり、この地球上で絶対王者として君臨することができたのでしょうか。その生物の進化史における重要な謎に、様々な角度から迫ります。本展の見どころをご紹介会場には、30点を超える日本初公開の恐竜たちが登場。中でも、日本恐竜展史上最大となる恐竜「ルヤンゴサウルス」と「ティラノサウルス(愛称:ワイレックス)」の全身骨格は必見です。その大きさに圧倒されること間違いありません。さらに、世界各地から発掘された多数の貴重な実物化石、全身骨格標本、ロボットを通して、「恐竜の大繁栄」を構成した様々な要因を探り、その謎を解き明かします。主な展示とテーマの一部をピックアップ!●変わる地球恐竜が生きていた中生代、地球の姿は現在とは大きく異なるものでした。大陸は分裂と移動を繰り返し、大気の組成や気温なども大きく変化した時代だったことが知られています。こうした大陸移動とそれに伴う環境の変化に大きく左右されながらも、恐竜は世界の各地で大きな繁栄を遂げていくのです。例えば、北アメリカで目覚しい進化を遂げたティラノサウルス類は、地球環境の変化にともない、陸続きとなったアジアと北アメリカの大陸間で「大移動」しながら進化を果たしたと考えられています。●さまざまな形、大きさ1メートルにも満たない鳥ほどの大きさの恐竜から、38メートルを超える地球史上最大の陸上動物とされる竜脚類まで、恐竜の大きさは非常に多彩でした。また、よろいや角で着飾った恐竜、長い首や羽毛を持つ恐竜など、その形についても様々だったことが明らかになっています。そんな多種多様な「姿」が、大繁栄にどのように関係したか、日本初登場の全身骨格や貴重な実物化石を通して紐解いていきます。●ルヤンゴサウルスルヤンゴサウルスは中国・河南省で発見された全長が38メートル、高さは14メートル、重さ130トンにも及ぶ世界最大級の竜脚類です。本展では、組みあがった全身骨格を日本初公開します。また、胴椎や大腿骨などの貴重な実物化石も紹介します。●コンカベナートルコンカベナートルは、スペインで発見された肉食恐竜。胴椎と尾椎にあるこぶ状の極端に長い神経棘が特徴です。さらに尺骨に残る小さな隆起は羽毛の跡と考えられています。●アンキロサウルス類中国で発見された植物食恐竜・アンキロサウルスの全身骨格が日本初上陸。背中が鎧のような装甲で覆われ、尻尾の先にはハンマーのような大きな骨の塊を持っていたということが知られています。●ペレカニミムスペレカニミムスは、ヨーロッパで初めて発見されたオルニトミモサウルス類です。非常に小さな歯や、頭部のトサカ、ペリカンのようなのど袋などの軟組織が奇跡的に発見されました。さらに、近年の発見により、ペレカニミムスは羽毛を持つことも明らかになりました。●ライフスタイル二足歩行の獲得や、肉食・植物食などの食性、早い成長スピード、卵を数多く産む出産方式など、恐竜は実に多様なライフスタイルを持つ動物であることがわかってきました。そんな恐竜の大繁栄に欠かせない要素のひとつ・ライフスタイルについて様々な資料から検証していきます。●ティラノサウルス(愛称:ワイレックス)「ワイレックス」という愛称のティラノサウルスの全身骨格が日本初上陸。「ワイレックス」は保存状態がたいへん素晴らしく、今まで発見されたティラノサウルスの中で唯一、皮膚印象化石を持つ貴重な標本として知られています。尻尾はほとんど残っておらず、その傷跡から別のティラノサウルスに食いちぎられたと考えられています。●フクイベナートルフクイベナートルは、2016年に発表されたばかりの、国内7例目の新種恐竜。CTスキャナを使った脳の復元により、音を聞き分ける能力が非常に高かったと考えられています。本展では、学名がついた7種のうち、福井県勝山市で発見された5種の恐竜を紹介します。●オヴィラプトロサウルス類の卵中国で発見されたオヴィラプトロサウルス類の卵も登場。恐竜の「繁殖」、「子育て」について知る上で、貴重な化石となっています。●数量限定!オリジナルマスコット付き前売券も販売前売券は、2017年5月3日(水・祝)に販売がスタート。公式ホームページ、チケットぴあ、ローソン、e+(イープラス)、セブンチケット、CN プレイガイドなどで購入できます。また、ルヤゴンサウルスをモチーフにしたオリジナルマスコット付きの前売券(1,800円)も登場します。なお、こちらは、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)のみでの販売となっています。イベント詳細名称:ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-会場:幕張メッセ国際展示場11ホール住所:千葉県千葉市美浜区中瀬2−1会期:2017年7月15日(土)~9月3日(日)※会期中は休館日なし(51日間)開催時間:9:30-17:00(入場は閉場30分前まで)入場料:大人(高校生以上)2,200(1,800)円、子ども(4歳~中学生)1,000(800)円※( )内は前売料金。※3歳以下は無料。障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料公式サイト:
2017年04月30日特別展「北斎-富士を超えて-」が、大阪市阿倍野区のあべのハルカス美術館で、2017年10月6日(金)~11月19日(日)まで開催されます。葛飾北斎の晩年30年間に描いた作品と人生に焦点を当て、北斎が追い求めた美の世界に迫る展覧会です。また、近年注目度の高まっている北斎の娘・応為(おうい)の作品も登場するので、こちらも見逃せません。北斎の晩年にフォーカス!特別展「北斎-富士を超えて-」が大阪で開催!《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保元~4年(1830~33)頃 大英博物館© The Trustees of the British Museum. Acquired with the assistance of the Art Fund.あべのハルカス16階にある美術館・あべのハルカス美術館で、江戸時代後期の浮世絵師として世界にその名が知られる葛飾北斎の展覧会「北斎―富士を超えて-」が開催されます。会期は、2017年10月6日(金)~11月19日(日)まで。本展はイギリス・大英博物館との国際共同プロジェクトによるもので、北斎研究の第一人者である、あべのハルカス美術館館長・浅野秀剛氏と、大英博物館の北斎研究者とが協力して実現した企画です。《雲龍図》 嘉永2年(1849) ギメ美術館 Photo ©Musée Guimet, Paris, Dist. RMN-Grand Palais / Thierry Ollivier / distributed by AMF稀代の浮世絵師・葛飾北斎。彼の作品「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、英名「Great Wave」として海外でも広く知られ、世界でもっとも有名な絵の1つに数えられています。このような作品を描いた北斎は、いったいどのような人物だったのか。今回は、これまで行われてきた画業全般を辿る北斎展とは異なり、晩年30年に焦点を当てているのが最大の特徴です。肉筆画を中心とした約200点を紹介すると共に、北斎の精神性や人物像に迫ります。本展の特徴《雨中の虎図》 嘉永2年(1849) 太田記念美術館●大英博物館国際共同プロジェクト大英博物館では、2017年5月25日(木)~8月13日(日)まで、70年ぶりとなる「Hokusai-beyond the Great Wave」が開催されます。世界各国で所蔵されている北斎の作品が、大英博物館とあべのハルカス美術館に集結。2020年に東京オリンピック、パラリンピックを控えた今、世界が日本の北斎に再び注目しています。●晩年の30年にフォーカス!北斎の人となりに迫る「70歳までに描いたものは取るに足らない」など、北斎が晩年に掛けた信念を伝える言葉は少なくありません。70歳を過ぎて「富嶽三十六景」を完成させた後、さらに精力的に作品を生み出しました。今回は、そんな北斎晩年の30年間に焦点を当て、神の領域に至るべく描き続けた、画狂老人・北斎の人となりに迫ります。●肉筆画約60点を中心に約200点が展示!北斎の妥協のない筆遣いがそのまま伝わるのは、やはり肉筆画です。版画とは異なり肉筆画は1点もの。北斎の技量や色彩感覚をそのまま感得できます。森羅万象を描き続けた北斎の1点1点をじっくりと鑑賞してください。見どころをご紹介!●代表作「富嶽三十六景」の展示《富嶽三十六景 凱風快晴》 天保元~4年(1830~33)頃 大英博物館 © The Trustees of the British Museum. 新たに日本のパスポートの顔となる北斎の代表作「富嶽三十六景」。北斎にとって富士山とは大自然の象徴でもあり、超絶なるのものの象徴でした。すなわち、崇高なる神であり、超えるべき目標でもあったのです。そして、いつしか北斎は、富士山に自分自身の人生を重ねていたように思われます。1820年後半、妻の死や、自身の病気、孫の逸脱行為による経済的困窮など、様々な苦境を乗り越えてきた北斎にとって、「富嶽三十六景」シリーズは、画家としてのキャリアを復活させるきっかけとなった大切な作品。その連作の中から、「Great Wave」として海外でも人気が高い「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や、赤富士を描いた「富嶽三十六景 凱風快晴」、「凱風快晴」とペアになる「富嶽三十六景 山下白雨」などが展示されます。●神の領域への軌跡を辿る!《花見》 文政7~9年(1824~26)頃 ライデン国立民族学博物館 © Collection National Museum van Wereldculturen. RV-1-4482-m19歳で浮世絵師・勝川春章の門下となった北斎は、「春朗(しゅんろう)」という名を貰い、翌年、 役者絵「瀬川菊之丞 正宗娘おれん」でデビューしました。それから70年、神の領域を目指し、邁進する北斎の苦難の道を作品と共に辿ります。美人画、浮絵、黄表紙や洒落本などを発表して、一流絵師になろうと努力を重ねますが、春章の没後、俵屋宗理と改名し、勝川派を離脱。その後は、狩野派、琳派などの流派にはとどまらず、中国画や銅板、油彩、西洋画を積極的に取り入れていきました。その後、肉筆画にも力を入れるようになり、70歳になってからは、「富嶽三十六景」や「諸国滝廻り」に代表される風景版画シリーズを発表。そして、75歳で、画狂老人(がきょうろうじん)と改名。以降、90歳で没すまで、肉筆画、絵画、手絵本を中心に画業を展開しました。●北斎の波の集大成!「濤図」小布施北斎館から小布施の祭屋台の天井絵として描かれた「濤図」も展示されます。小布施の豪商・高井鴻山の招きで、娘・応為と共に小布施に旅行し、小布施の祭屋台の天井絵として一対の「濤図」を描きました。この時、北斎は実に86歳。北斎は「富嶽三十六景」を完成させる前から、波の描き方を研究しており、「濤図」は北斎の波の集大成とも言える作品です。この2枚を並べると、道教の陰陽を対比させた「太極図」が浮かび上がって見えます。道教の教えで、全ての根源を意味する「太極」。北斎は、波だけでなく、宇宙の成り立ちも描こうとしていたのではないでしょうか。●88歳から90歳までに描かれた数々の肉筆画が登場!北斎晩年の作品では、龍や獅子、鷹などの生き物、さらに、力強いエネルギーに溢れた伝説上の人物や聖人が生き生きと描き出されており、北斎が信仰と芸術の崇高な領域に達したことが今に伝えられています。また、北斎は亡くなる直前に、「天があと5年命をくれたなら、真正の絵師になれただろうに」という言葉を残したと言われています。死を目の前にしながらも、画家としての道を邁進し、理想を追求し続けた北斎。彼が目指した神の領域とは何だったのか、富士を越えて天へ昇っていく龍を描いた「富士越龍図」や「雪中虎図」など、晩年に手掛けられた肉筆画を通して、北斎の心象風景をじっくりと読み解いていきましょう。●北斎の娘・応為の作品にも注目!北斎に「美人画にかけては応為には敵わない」と言わせたほどの力量を持っていた伝えられる、北斎の三女・応為。応為の肉筆画は少なく、推定作を含めても10点も現存しない貴重な作品です。今回、この特別展のため、東京国立博物館の「月下砧打ち美人図」、クリーブランド美術館の「関羽割臂図」、太田記念美術館の「吉原格子先図」が展示されます。色彩の豊かさや鮮やかさ、女性ならではの細やかさを楽しんでみてください。北斎が追い求めた美の世界に迫る展覧会に、お出かけしてみてはいかがでしょうか。イベント詳細名称:大英博物館国際共同プロジェクト「北斎-富士を超えて-」会場:あべのハルカス美術館住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階会期:2017年10月6日(金)~11月19日(日)休館日:10月10日(火)、16日(月)、23日(月)、30日(月)、31日(火)開館時間:火~金 10:00~20:00、月・土・日・祝 10:00~18:00※いずれも入館は閉館の30分前まで。料金:一般 1,500(1,300)円、大学・高校生 1,000(800)円、中学・小学生 500(300)円※()内は前売りと15名以上の団体料金。※障がい者手帳を持つ方は、本人と付き添い1名まで当日料金の半額。※前売券は7月29日(土)~10月5日(木)まで販売予定。公式サイト:
2017年04月30日展覧会「NARUTO⇒BORUTO museum」が、2017年5月2日(火)から6月4日(日)まで、東京・渋谷modi内の「hmv museum」で開催される。テレビアニメ「NARUTO -ナルト-」「NARUTO -ナルト- 疾風伝」、そしてその続編で現在放送されている「BORUTO –ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」の3作品の移り変わりを再現した空間で、各作品のビジュアルや設定資料などの展示を行う本展。ミュージアム内は、「NARUTOブース」「BORUTOブース」の二部構成になっており、「NARUTOブース」ではアニメの場面写真や歴代のメインビジュアル、キャラクター設定資料を、一方の「BORUTOブース」でも場面写真やメインビジュアル、設定資料を展示する。またミュージアム内のフォトスポットでは、3Dアートで描かれた九尾・九喇嘛と拳を交わして写真撮影が出来るほか、併設のショップでは「NARUTO⇒BORUTO museum」開催記念グッズやオフィシャルグッズの販売も実施する。【開催概要】「NARUTO⇒BORUTO museum」開催期間:2017年5月2日(火)〜6月4日(日)会場:渋谷modi内 6F 「hmv museum」時間:11:00~21:00 ※入場は20:30まで入場料:500円 ※未就学児無料※混雑状況により入場規制を行う場合あり。
2017年04月29日待ちに待ったGWがやってきました!今年はどう過ごそうかな?と悩んでいる人に、この記事ではGW期間中に行ける、東京都内開催の展覧会をご紹介します。歴史ある絵画からポップアートまで、感性を刺激されること間違いなし!アートな休日を過ごしてみませんか?遊びに行きたい!GW開催のイベントまとめはこちら今だからじっくり見たい!芸術・歴史にじっくり触れられる展覧会6選原故郷のスラヴ民族トゥーラニア族の轍とゴート族の剣の間にプラハ市立美術館今年も貴重な美術品が来日中!中でも国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」では、チェコ以外では日本初、「スラヴ叙事詩」全編が公開されています。ファンも多いブリューゲルの「バベルの塔」や、ロシア・エルミタージュ美術館秘蔵の美術品を見られる「大エルミタージュ展」も見逃せません。東京ステーションギャラリーでは、今まで日本ではほとんど知られてこなかったブリューゲルの大規模な回顧展を開催。独特の世界観に引き込まれること間違いなしです。《坂本龍馬湿板写真》慶応2年または3年頃高知県立歴史民俗資料館蔵展示期間:4/29~5/1※3日間限定公開、以降は複製展示幕末好きには「没後150年坂本龍馬」がおすすめ。近年龍馬のものと判明した刀などの新資料で、新たな龍馬の魅力を発見できるかも!?日本の「イマ」を感じる!現代アート・建築展4選国立新美術館では「草間彌生 わが永遠の魂」が開催中。2009年から草間彌生が精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、一挙約130点が日本初公開という、ファンならずとも必見の展覧会です。「世界のKUSAMA」の魅力を存分に味わえます。また、日本の家にフォーカスした珍しい展覧会「日本、家の列島 フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン」も面白い視点。古典である浮世絵をデジタル化して、浮世絵の世界に没入できる「スーパー浮世絵江戸の秘密」展、和食がアートになる「食神さまの不思議なレストラン展」は2施設同時に観るとお得になるチケットが販売されています。自然の魅力にどっぷり!注目の科学展示2選「始祖鳥CG画像」©The Trustees of the Natural History Museum, LondonMuseum Alive 3D, Produced by Atlantic Productions for Sky今までイギリス・ロンドンに行かないと見られなかった、大映自然史博物館の貴重な収蔵品が世界初巡回!上野の国立科学博物館では、「大映自然史博物館展」が開催されています。絶滅した生きものの化石や眼を見張るような宝石など、魅惑的な世界を堪能できます。池袋で開催中の「「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」は、去年好評だった展示がパワーアップ!死に至る毒を持つ!?生きものも展示されますよ。ファンにはたまらない!ポップアート・キャラクターの展覧会8選+1開館から1周年を迎えた六本木のスヌーピーミュージアム。1周年記念展では貴重な原画の公開があり、ファンは必見です。1周年記念のキャンペーンも開催中で、かわいいマスキングテープがもらえます。世田谷美術館で開催中なのは、絵本「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールの展覧会。優しいタッチに懐かしさを覚える人も多いのでは?《蒸気船ウィリー》より 1928年© Disney Enterprises, Inc.その他ディズニーのアートや日本初となるマーベルの大型総合展など、気になる展示が目白押しです。横浜の開催ですが「シルバニアファミリー展 わくわくミュージアム2017」も気になるところです。上野をお得に満喫できるパスポートも!東京国立博物館、国立西洋美術館、上野動物園など、東京・上野地区にある10施設を1回ずつ利用できる共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」が販売中です。2,000円で常設展のみ、3,000円で常設展と特別展1回を観覧できます。GWの機会にいろんな施設をはしごしたい!と思っている人にはおすすめです。
2017年04月28日展覧会「世界の絞り」が、東京・新宿の文化学園服飾博物館にて2017年6月9日(金)から9月4日(月)まで開催される。古くから世界各地で行われてきた絞り染めに焦点を当てる本展。江戸後期から昭和までの絹と木綿の着物、アジアやアフリカの民族衣装、古代インカの裂など約25か国130点あまりの作品を展示し、多彩な絞りの美とその技法を紹介する。絞り染めは、染め残し部分を作ることであらゆる文様を表すもの。染め残しを作るためには「糸で括る、縫い絞める、型で挟む」などさまざまな方法があり、その表情は染料のにじみ具合で偶然に生み出される素朴で抽象的な文様から、染め残しをあらかじめ計算して絵画的文様を表した緻密なものまで様々だ。【詳細】展覧会「世界の絞り」期間:2017年6月9日(金)~9月4日(月)会場:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階時間:10:00〜16:30※6月30日、7月14日は19:00まで、入館は閉館の30分前まで。休館日:日曜日、祝日※ただし、6月11日、8月6日は開館。夏季休館:8月11日(金)~20日(日)。入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円※20名以上の団体は100円引、障がい者とその付添者1名は無料。
2017年04月22日4月22・23日に東京で開催される、おすすめのお出かけスポットをご紹介します。4月20日にオープンした「GINZA SIX」は、早くも話題沸騰中。その他にも気になるイベントがたくさん開催されていますよ。早速詳細をチェックしてみましょう。GINZA SIX(銀座)4月20日にオープンした、銀座地区最大の商業施設「GINZA SIX」。日本初上陸の店舗や、他にはないちょっと特別な店舗など、お出かけ前にぜひチェックしておきたいポイントを取材してきました。東京スカイツリータウン(R)のゴールデンウィーク(東京スカイツリー(R)など)世界のグルメ名酒博や青空ヨガなど、気になるイベントが盛りだくさんの東京スカイツリー。広場では634匹のこいのぼりが泳ぐ「こいのぼりフェスティバル」も開催中です。大人から子どもまで楽しめるので、家族でのお出かけにピッタリですね。『知多』風香るハイボール ミッドパーク カフェ(ミッドタウン・ガーデン)東京ミッドタウンでは、GWに向けたイベントが続々とはじまっています。「ミッドタウン オープン ザ パーク」は、都心にいながら自然を身近に感じられる催しがいっぱい。ミッドタウン・ガーデンでは、「『知多』風香るハイボール ミッドパーク カフェ」が楽しめます。緑あふれる芝生の上で、さわやかなハイボールと料理のマリアージュを堪能しましょう。サンシャイン60展望台1st Anniversary(サンシャイン60展望台)SKY CIRCUS サンシャイン60展望台は、オープン1周年!それを記念して、さまざまなイベントが催されます。VRにリアル謎解きゲームなど、体感型のコンテンツがたっぷり。観るだけでなく体感できる展望台のアニバーサリーを、お祝いしてみてはいかがでしょうか。ピーナッツ・ギャング・オールスターズ!(スヌーピーミュージアム)六本木のスヌーピーミュージアムでは、開館1周年の記念展「ピーナッツ・ギャング・オールスターズ!—ともだちを紹介してよ、スヌーピー。」が開催されます。貴重な原画の公開や限定グッズの販売など、ファンにはたまらないコンテンツが目白押し。限定カフェメニューにも注目です。40th anniversary RASCAL SHOP(東京ソラマチ)人気アニメキャラクター「あらいぐまラスカル」のポップアップショップが期間限定でオープン。東京スカイツリーとのコラボイラストを用いたグッズやラスカルの40周年記念グッズなど、ここでしか購入できないグッズが勢ぞろいします。人気キャラクター「カピバラさん」など、他のキャラクターとのコラボも予定されているとあって、これは気になりますね!
2017年04月21日東京・上野にある東京都美術館で、2017年4月18日(火)~7月2日(日)まで、『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』が開催されています。16世紀のネーデルランド絵画を代表するピーテル・ブリューゲルの最高傑作「バベルの塔」が24年ぶりに展示されるとあって大注目。さらに、奇想の画家ヒエロニムス・ボスの傑作2点も初来日します。「バベルの塔」展が東京都美術館で開催!「バベルの塔」が24年ぶりに来日『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』が、東京・上野にある東京都美術館で開催されます。期間は、2017年4月18日(火)~7月2日(日)まで。今回の展示会の目玉は、16世紀ネーデルラント絵画の巨匠として名高いピーテル・ブリューゲルの代表作の1つと名高い「バベルの塔」。日本で展示されるのは24年ぶりとなります。また、ブリューゲルに影響を与えた奇想の画家、ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩2点も初来日。そのほかにも、同時代の絵画や彫刻など約90点で、16世紀ネーデルラント絵画の魅惑の世界を紹介します。見どころ①ブリューゲルの最高傑作「バベルの塔」日本で展示されるのは実に24年ぶりとなる「バベルの塔」。本展では、なぜこの傑作が生まれたのか、そしてブリューゲルがどのようにしてこの傑作を描いたのかなど、様々な角度から「バベルの塔」を紐解いていきます。●ピーテル・ブリューゲル1世とは?ヨハネス・ウィーリクス 「ピーテル・ブリューゲル1世の肖像」(部分)1600年出版 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands16世紀のネーデルラント派を代表する画家・ピーテル・ブリューゲル。版画下絵作家として頭角を現し、後に油彩画の製作も手掛けました。人々の暮らしや民話、寓話を生き生きと描き、素朴さの中におかしみや批判的視点を織り込んだ作品で知られています。特に、油彩画は世界に40点ほどしかないため、希少価値が高く、日本での公開が最も難しい画家の1人とされています。●「バベルの塔」はここが凄い!「バベルの塔」鑑賞のポイントとして、まず挙げられるのが、その壮大な構図とスケール。他の画家による14〜15世紀の「バベルの塔」の作例が数階建ての塔を建設する人々を描くのに対し、ブリューゲルは地平線まで見渡すパノラマを背景に、巨大な塔を画面一杯に配置。卓越した想像力によって、かつて誰も思いつかなかった壮大なスケールで描くことに成功しました。また、米粒ほどの大きさで実に細かく描かれた人々にも注目してください。その数はおよそ1,400人と伝えられており、割れたレンガ屑の飛び散った様子や、作業員たちが休む飯場など、「実際の塔の建設に何が必要なのか」と、ブリューゲルが想像力をめぐらせて建設現場の細部を書き込んだことがわかります。その細部にもこだわる執拗な想像力と超絶技巧が、実際には存在しない塔にリアリティをもたらしています。●どうしてブリューゲルは「バベルの塔」を描けたのか?伝説の塔を前例にないかたちで描いたブリューゲルには、2つの重要な能力が備わっていると考えられています。ここでは、「バベルの塔」以外の作品からその能力をわかりやすく解説します。ます、1つ目の能力は、ブリューゲルを語る上では外せない、その鋭い観察眼と写実性。ブリューゲルは、農村で働く村人や祭りの様子なども積極的に描き、晩年は“農民のブリューゲル”とも称されました。その観察眼は鋭く、16世紀の人々の風俗が詳細に、且つ写実的に描かれています。「バベルの塔」で描かれた働く人のリアリティは、このような暮らしへの観察眼から生み出されたことがわかります。ピーテル・ブリューゲル1世、彫版:フランス・ハイス アントウェルペンのシント・ヨーリス門前のスケート滑り 1558年頃 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsさらに、ブリューゲルは、以前のボスやパティニールらの伝統を受け継いだ、風景画の名手でもあることが知られています。主題を画面手前で展開させつつ、背景には、遥か遠くを見渡すような広大なパノラマ風景を描写。「バベルの塔」を含め、様々な作品で、遥か遠くを見渡すような壮大な光景を描く技術を発揮しています。見どころ②奇想の画家ヒエロニムス・ボスの傑作2点が初来日また、2016年で没後500年を迎え、ブリューゲルにも大きな影響を与えたと言われる奇想の画家、ヒエロニムス・ボス。現存するボスの絵画は25点ほどですが、今回そのうちの2点、「放浪者行商人」、「聖クリストフォロス」が初来日します。●ヒエロニムス・ボスとは?ヘンドリック・ホンディウス1世 「ヒエロニムス・ボスの肖像」(部分) 1610年 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsヒエロニムス・ボスは、オランダの南部の街・スヘルト—ヘンボスで活動した画家です。ネーデルラント伝統の写実的な細密描写を生かしつつ、地獄の背景やそこの住み着く妖怪たちを想像力豊かに描いた宗教画で、強烈な個性を発揮。16世紀ネーデルラント画壇に一大旋風を巻き起こし、ネーデルランドを治めたブルゴーニュ公フィリップや、スペインのフェリペ2世らも熱心に作品を収集したと伝えられています。また同時代人たちやブリューゲルにも大きな影響を与え、模倣作品や画風を踏襲「ボス風」作品が数多く制作されました。現存作品は、ブリューゲルよりも少ない"約"25点。今もなお作者が議論されている作品もあるため、油彩画数については学説がわかれています。●人生の選択を描いた1枚「放浪者」「放浪者」は、行商の旅人を描いた油彩画。旅人が娼館の誘惑に後ろ髪を引かれる一場面を描いたこの作品は、それまで一般的だった宗教画とは異なる画題を選び、16世紀のネーデルラント画壇に一大旋風を巻き起こしました。誘惑し合う男女や小用を済ます男が子細に描かれており、世俗の営みに対するボスの関心が現れています。貧しい身なりの旅人は、娼館に立ち寄ったことを後悔しているのか、それともただ通り過ぎようとしているのか。全ての人間は人生において、常に選択を迫られているという暗示が込められた作品と考えられています。●成人の物語にちりばめられる奇想モチーフ「聖クリストフォロス」ヒエロニムス・ボス 「聖クリストフォロス」 1500年頃 油彩、板 Museum BVB, Rotterdam, the Netherlands (Koenigs Collection)キリストを背に乗せて川を渡ったという聖人、聖クリストフォロスの物語を描いた作品「聖クリストフォロス」。キリスト教の聖人伝をモチーフにしていながらも、猟師に吊された熊、廃虚にいるモンスターなど、ボスならではの謎めいたモチーフがちりばめられています。見どころ③「ボス・リバイバル」旋風ヒエロニムス・ボスに基づく 「聖アントニウスの誘惑」 1540年頃 油彩、板 Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsボスの死後もその作品の人気は衰えることはなく、数多くの作家が模倣作品を描きました。また、16世紀半ばには、ボスの画風をまねた版画や絵画が人気を博す「ボス・リバイバル」が巻き起こったと言われています。今回は、ボスの全作品の中でも、最も代表的な作品の1つ、「聖アントニウスの誘惑」のコピー作品が展示。作者不詳のこの作品は、ボスの死後約25年後に制作されたもので、最も忠実なコピーの1つとされています。ピーテル・ブリューゲル1世、彫版:ピーテル・ファン・デル・ヘイデン 「大きな魚は小さな魚を食う」 1557年 エングレーヴィング Museum BVB, Rotterdam, the Netherlandsさらに、ボスのモチーフを使用して制作されたブリューゲルの作品「大きな魚は小さな魚を食う」も登場します。ネーデルラントのことわざを版画化したこの作品には、足の生えた魚や空を飛ぶ魚などといったボスのモチーフが至るところに描かれています。さらに、版元によって「ヒエロニムス・ボスの構想による」と書き添えられており、死後40年以上たっても、ボス人気が衰えていなかったことがうかがえます。●奇妙なモンスターたちを探してみよう!ボスが描いたモンスターたちは、ヨーロッパで人気を集め、彼の死後も、ネーデルランドの芸術家たちが、こぞって取り上げるモチーフとなりました。そんなモンスターたちが会場にある「ボス風」版画作品の中に潜んでいます。現代的な感性にも通じる奇妙なモンスターたちをじっくりと鑑賞してみてください。イベント詳細名称:『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』会場:東京都美術館 企画展示室住所:東京都台東区上野公園8-36会期:2017年4月18日(火)~7月2日(日)開室時間:9:30~17:30※金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)。休室日:月曜日※ただし5月1日(月)は開室。価格:一般 1,600(1,400)円、大学生・専門学校生 1,300(1,100)円、高校生 800(600)円、65歳以上 1,000(800)円※()内は前売券・20名以上の団体券。※前売券は2017年1月11日(水)~4月17日(月)で販売。※中学生以下は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者と付き添い(1名まで)は無料。※4月19日(水)、5月17日(水)、6月21日(水)はシルバーデーにより65歳以上無料。※毎月第3土・翌日曜日は家族ふれあいの日とし、18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住、2名まで)は一般当日料金の半額(いずれも証明できるもの提示)で入場できる。特設サイト:東京都美術館 公式サイト:。
2017年04月20日いにしえより日本人に愛されてきた猫。そんな猫を題材にしたアート作品およそ1,000点を集めた「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート が、ホテル雅叙園東京※で開催されます。東京都の文化財にも指定されている歴史ある建物で、独創的な猫アートを楽しみませんか?展覧会の見どころ今回展示されるのは、独創性と技量豊かな9名のアーティストによる猫アート。絵画、立体、陶芸、人形、彫刻、写真の6つのジャンルの作品が、およそ1,000点集められています。なかでも見逃せないのは、日本で初めて猫を神仏像にした猫アーティストのもりわじん氏が手がける「誕生日猫」。1年365日とうるう年の福招き猫366匹に、誕生日を記した作品です。ご自分の誕生日の福招き猫を、ぜひ見つけてくださいね。また、会場である百段階段のなかでもっとも絢爛豪華な「漁樵の間」に展示されるのは、浮世絵師・歌川国芳の作品「猫飼好五十三疋」に描かれている53匹の猫を完全再現した小澤康麿氏の立体陶芸作品です。豪華な部屋のしつらえと、国芳の浮世絵から飛び出してきたような猫たちを堪能できます。ほかにも、着物や帯に日本画の手法で描かれた耽美的な猫、木彫や切り絵で表現された猫、躍動感溢れる写真など、猫づくしを楽しめる展覧会になっています。百段階段とは会場の「百段階段」はホテル雅叙園東京で唯一の木造建築で、けやきの階段廊下が99段あることからこの名があります。竣工は1935(昭和10)年で、2009(平成21)年3月に東京都の登録有形文化財に指定されました。その装飾の豪華さから「昭和の竜宮城」と呼ばれた雅叙園に今も残る唯一の木造建築である百段階段は、通常は非公開です。今回のような企画展は、この文化財を訪ねる絶好の機会でもあります。会期中は作品も建物の内部も撮影できるとのこと。猫アートがお好きな方も、昭和の名建築に興味がある方も、どうぞお見逃しなく!※2017年4月1日に施設名を目黒雅叙園からホテル雅叙園東京に変更しました。イベント詳細展覧会名:「福ねこat百段階段」展~和室で楽しむ ねこアート~開催期間:2017年4月26日(水)~5月14日(日)会期中無休開催時間:10:00~18:00(最終入館17:30)入場料:当日1,500円、前売1,200円、館内前売1,000円(前売・館内前売の販売は4月25日まで)、学生800円※要学生証呈示、小学生以下無料会場:ホテル雅叙園東京東京都指定有形文化財「百段階段」所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1 お問合せ:03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)主催:ホテル雅叙園東京
2017年04月20日ピカソがデザインした陶器作品に焦点を当てた展覧会「Picasso Ceramics 不変の色彩を求めて」が、大阪・NUKAGA GALLERY OSAKAと東京・NUKAGA GALLERYの2会場で開催される。期間はそれぞれ2017年5月10日(水)から5月31日(水)、2017年6月8日(木)から6月29日(木)まで。20世紀を代表する芸術家として誰もがその名を知るパブロ・ピカソ。その絵画作品で広く知られるピカソだが、平面の絵画のみならず立体的な彫刻の分野にも関心を寄せており、1937年の大作ゲルニカで世界的な芸術家としての地位を確立したのち、60歳代のピカソは、南フランスのヴァロリスで陶芸の魅力に出会う。そこでは、油絵具とは全く異なる焼成の加減や釉薬の発色など、初めて扱う素材に苦心しながら、ヴァロリス・マドゥーラ窯の陶工の技術とピカソの大胆な発想によって独自の作品群が生み出された。そしてそれらは、絵画や彫刻といったジャンルを超越したひとつの芸術として確立され、同時代の日本の陶芸家たちにも注目されたという。本展では、1940年から60年代のピカソの陶器など立体作品を中心に、油彩や版画作品を展示。没後40年以上を経た今なお、世界で愛され一層の注目をあつめるピカソの陶器作品を一堂に紹介する。【開催概要】Picasso Ceramics 不変の色彩を求めて会期:2017年5月10日(水)~5月31日(水)/NUKAGA GALLERY OSAKA(大阪)2017年6月8日(木)~6月29日(木)/NUKAGA GALLERY(東京)開廊時間:10:00~18:00 ※日曜のみ休廊入場料:無料<会場詳細>■NUKAGA GALLERY OSAKA住所:大阪市北区西天満5-8-8 2FTEL:06-6362-1038アクセス:JR 大阪天満宮駅 徒歩5分、地下鉄谷町線 南森町駅(1番出口) 徒歩3分■NUKAGA GALLERY住所:東京都中央区銀座2-3-2 3FTEL:03-5524-5544アクセス:JR 有楽町駅(中央口) 徒歩5分、東京駅(八重洲南口) 徒歩10分、東京メトロ 有楽町線 銀座1丁目駅(3番出口)徒歩1分、丸の内線・銀座線・日比谷線 銀座駅(C6・C8・C9出口)徒歩4分、銀座線 京橋駅(2・3番出口)徒歩5分
2017年04月09日東京都千代田区にある三菱一号館美術館で「レオナルド×ミケランジェロ展」が開催されます。期間は、2017年6月17日(土)〜9月24日(日)まで。ルネッサンスに活躍した天才芸術家2人、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナローティの素描、油彩画、手稿、書簡など、約65点が展示されます。「宿命のライバル」とも言われた2人の作品を見比べる絶好の機会です。アートファンの方は必見ですよ。レオナルド・ダ・ヴィンチ《少女の頭部/<岩窟の聖母>の天使のための習作》1483-85 年頃 トリノ王立図書館蔵 ©Torino, Biblioteca Reale「レオナルド×ミケランジェロ展」とは?15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチと、10代から頭角を現し「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。2017年6月17日(土)からスタートする「レオナルド×ミケランジェロ展」は、芸術家の力量を示す上で最も重要とされ、全ての創造の源である素描 (ディゼーニョ)に秀でた2人を対比する日本初の展覧会です。レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《レダと白鳥》 1505-10 年頃ウフィツィ美術館蔵©Firenze, Gallerie degli Uffizi, Gabinetto fotografico delle Gallerie degli Uffiziまた、素描のほかにも、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティが所蔵する油彩画、手稿、書簡など、約65点が一堂に集結します。加えて、2人の「最も美しい」素描とされる、レオナルド作《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》も、この特別展のために揃って来日。イタリア・ルネッサンスを代表する2人の巨匠の作品を間近で鑑賞できる貴重な機会です。●「宿命のライバル」!ダ・ヴィンチとミケランジェロミケランジェロ・ブオナローティ 《背を向けた男性裸体像》1504-05 年カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarrotiイタリア・ルネッサンス期に活躍した2人の天才、レオナルドとミケランジェロ。レオナルドが25歳上ですが、レオナルドとミケランジェロは「宿命のライバル」と言われており、興味深いエピソードが伝えられています。中でも最も知られるエピソードとして挙げられるのが、フィレンツェにあるヴェッキオ宮殿のエピソード。ヴェッキオ宮殿の大会議室で《アンギアーリの戦い》の壁画制作を1503年に執政官から依頼されたレオナルド は、フィレンツェ市民からの期待を背負っていました。数か月後にミケランジェロも、同会議室の隣り合った壁に《力ッシナの戦い》を描くよう依頼され、製作に着手します。その後、レオナルドは彩色を始めてから製作を中止、一方のミケランジェロも下絵の完成後に放棄してしまいます。実現していれば、人々の注目を大いに集めたことでしょう。2人の天才の素描が勢揃い!「最も美しい」とされる素描2つにも注目フランチェスコ・ブリーナ(帰属)《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》1575 年頃 カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarrotiレオナルド、ミケランジェロの弟子や追随者にとって、学ぶべき対象、お手本として扱われたのが絵画、彫刻、そして素描。両者とも、素描、素描を模写することが芸術家にとって、いかに重要であるかを弟子たちに繰り返し説いていたと伝えられています。また、ルネサンス期では、「(自然)を母として、(素描)を父とすると、(建築)(彫刻)(絵画)の3姉妹がいる」という関係が強調されており、自然に則ってデッサンすることは、各芸術の基本中の基本であり、決して軽んじることの出来ない大事なものと位置づけられていました。それだけでなく、素描そのものが作品としての価値を持つほど重要な価値を持っていたと言われています。本展では、そんな芸術家の力量を示す上で最も重要且つ、全ての創造の源である素描(ディゼーニョ)で2人を対比。「最も美しい」とされる素描、レオナルド作《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》にも注目です。●レオナルド作《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》レオナルド・ダ・ヴィンチ《少女の頭部/<岩窟の聖母>の天使のための習作》1483-85 年頃トリノ王立図書館蔵 ©Torino, Biblioteca Reale左利きのレオナルドは左上から右下へのハッチングが特徴的で、斜線の重なりによって濃淡が作られ、陰影が生まれています。左眼の上瞼、目元、左頬、ほうれい線、鼻梁、左頬、口元といったところに鉛白によるハイライトが施されており、光が当たってることを意味しています。●ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》ミケランジェロ・ブオナローティ《<レダと白鳥>の頭部のための習作》1530 年頃カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and FondazioneCasa Buonarroti本作は、ミケランジェロの素描としては最も知られている1点で、モデルは弟子のアントニオ・ミーニという男性と考えられています。右利きであるミケランジェロは、クロスノッチングと呼ばれる、斜線を交差させる技法を使用しています。頭部をよく観察すると、それによって立体感を出し、あたかも「削り取るように」素描を描いています。また、本作では赤チョークが用いられており、濃淡によって凹凸を巧みに表現されています。「レダと白鳥」の模倣作品に見る2人の対比「レダと白鳥」は、スパルタ王テュンダレオースの妻であるレダを、白鳥に化けたゼウスが誘惑したというギリシャ神話の中のエピソード。彫刻や絵画などにおける題材として頻繁に用いられたことでも知られています。レオナルド、ミケランジェロの両者ともに、絵画となっていながらも、現在は失われてしまった「レダと白鳥」。本展では、追随者による2つの模倣作品を通して、オリジナルの姿を明らかにし、比較していきます。●ミケランジェロに基づく《レダと白鳥》フランチェスコ・ブリーナ(帰属)《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》1575 年頃 カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarrotiミケランジェロの失われたオリジナル作品はフェッラーラ公アルフォンソ・デステから依頼されたもの。自身の作品であるジュリアーノ・デ・メディチの墓碑に置かれた《夜》の寓意像の彫刻作品を思わせる、うつむいた女性の優美な横顔が印象的に描かれ、柔らかな雰囲気の中でレダと白鳥が向かい合っています。オリジナル作品は、ミケランジェロの弟子・ミーニの手によりフランスへ渡りましたが、17世紀半ばに焼却。本作はオリジナルの下絵に基づき、後代の画家・ブリーナにより制作されました。●レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《レダと白鳥》レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《レダと白鳥》 1505-10 年頃ウフィツィ美術館蔵©Firenze, Gallerie degli Uffizi, Gabinetto fotografico delle Gallerie degli Uffiziミケランジェロの作品と比べて男性性の強調された白鳥が印象的なレオナルドの《レダと白鳥》。画面左下には「レダには、2 組の双子が卵から生まれた」とするギリシア神話に基づき、大きな卵から生まれたばかりの二組の双子が描かれています。本作は、レオナルドの弟子の中でも筆頭としてあげられるメルツィの作品の可能性もあり、レオナルドが生きた時代に描かれたものと考えられています。左手に花を持つレダのポーズ、子どもに目を落とす様子はレオナルドが本来描いた構図とほぼ同じものとして現在はフイレンツェのウフィツィ美術館が所蔵しています。そのほかの注目作品をピックアップ!素描を中心に、油彩画、手稿、書簡など、約65点が展示される「レオナルド×ミケランジェロ展」。その中でも特に注目の作品をご紹介します。「万能人」と呼ばれた画家・レオナルドと、「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家・ミケランジェロ。2人の作品をじっくり見比べてみましょう。●ミケランジェロの3作品をご紹介●《背を向けた男性裸婦像》ミケランジェロ・ブオナローティ 《背を向けた男性裸体像》1504-05 年カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti本作は、フィレンツェ共和国のピエロ・ソデリーニがミケランジェロに発注したヴェッキオ宮殿の壁画《力ッシナの戦い》のために描かれた習作です。伸び上がるような姿勢の男性の背面には、筋肉の付き方が事細かに描かれており、彫刻家・ミケランジェロの捉え方がうかがえます。レオナルドの《アンギアーリの戦い》の競作としても知られる作品で、ミケランジェロは下描きが終了した時点で、ユリウス2世によってローマに呼び戻されたため、《力ッシナの戦い》は未完に終わりました。●《河神》の習作ミケランジェロ・ブオナローティ《河神》 1525 年頃カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti蝋で制作された彫刻の習作で、主題はイエス・キリストと共に十字架に架けられた盗人であるとされてきましたが、現在はギリシア神話の河の神と言われています。この仮説は、カーサ・ブオナローティが所蔵するより大きな《河神》の作品と比較しても根拠があります。本作は、メディチ家礼拝堂のために作られ、場所を示す役割を与えられる予定でしたが実現しませんでした。なお、このような彫刻モデルは、石材切り出しの職人に手渡され、彫刻の寸法の目安として使用され、鉱山までの輸送に耐える素材で制作されました。●《イサクの犠牲》のための習作ミケランジェロ・ブオナローティ《イサクの犠牲》1535 年頃 カーサ・ブオナローティ蔵©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarrotiこちらの作品は、彫刻レリーフのための素描です。息子イサクに手をかけようとするアブラハムに対し、天使が止めに入っていくシーンを描いています。アブラハムと天使の距離が非常に近いことが本主題を扱う上でのミケランジェロの最大の特徴といえるでしょう。また、イサクの左膝の位置は未決定のためか、複数の膝が動くように描かれています。●レオナルドの3作品+1●《髭のある男性頭部(チェーザレ・ボルジャ?)》レオナルド・ダ・ヴィンチ《髭のある男性頭部(チェーザレ・ボルジャ?)》1502 年頃トリノ王立図書館蔵 ©Torino, Biblioteca Reale軍人チェーザレ・ボルジャの肖像といわれていますが、確実な証拠はありません。同一の肖像を異なる角度から捉えて3つの像を描いた本作品は、他視点性により絵画や素描も「彫刻の様な立体性」に劣らず表現ができるというレオナルドによる表明でもあると考えられています。また、ヴァザーリによれば、ジョルジョーネの作品(現在は消失)にもモデルと鏡面を描いて異なる角度から同一のモデルを描く作品が制作されており、絵画の他視点性が強調されています。 ●《大鎌を装備した戦車のニつの案》レオナルド・ダ・ヴィンチ《大鎌を装備した戦車の二つの案》1485 年頃トリノ王立図書館蔵 ©Torino, Biblioteca Realeレオナルドもミケランジェロも技師として仕事を依頼されることが多く、戦争の多い時代にはむしろそちらが本業であることもありました。本作はレオナルドが考案した兵器ですが実現しませんでした。ここでは馬車で大鎌を回転させ敵兵をなぎ倒していく様子が描かれています。 ●《老人の頭部》レオナルド・ダ・ヴィンチあるいはチェーザレ・ダ・セスト《老人の頭部》1510 年頃/1515 年頃トリノ王立図書館蔵 ©Torino, Biblioteca Reale画家・レオナルドは正面から肖像を捉え、人物の顔を正確に織密に描写する上で、その人の内面をもきちんと捉えることを意識していました。当時、観相学と呼ばれる性格と外見の呼応に目を向ける学問が流行しており、本作においても、口元を固く結ぶ老人からは頑固な性格を思わせます。また、赤い地塗りが施された紙に赤いチョークを用いて描かれているのも特徴です。●《美しき姫君》にまつわることレオナルド・ダ・ヴィンチ(帰属)《美しき姫君 (ビアンカ・スフォルツァ?)》1495 年頃 個人蔵ビアンカ・スフォルツァというスフォルツァ家の子女を描いたとされる《美しき姫君》。近年において作品に残された掌紋からレオナルド作ではないかという議論が起こりました。髪留めや服飾を含めた肖像の正確な描写と左利きを思わせるハッチング、ペン、インク、赤チョーク、黒チョーク、鉛白といった画材、羊皮紙という媒体に関するレオナルドの知識などから真作とする説がありながら、同時代の作家による作とする説、19世紀の模倣者による精妙な贋作とする説まで諸説に分かれています。 イベント詳細名称:レオナルド×ミケランジェロ展会場:三菱一号館美術館住所:東京都千代田区丸の内 2-6-2会期: 2017年6月17日(土)〜9月24日(日)開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)公式サイト:
2017年04月09日展覧会「夢二が描く大正ファッション 〜大和撫子からモダンガールまで〜」が、2017年4月1日(土)から6月25日(日)まで、東京・文京区の竹久夢二美術館で開催される。“100年前のオシャレと流行”に迫る夢二初のファッション展本展は、100年前に竹久夢二が描いたファッションを紹介し、現代においても共感できる大正のカワイイとおしゃれを考察するもの。「着物 〜大和撫子の装い〜」「洋服 〜モダンガールの装い〜」「子供服 〜ノスタルジック&モダン〜」「かわいいデザイン」の4つにテーマを分け、展示総数約200点の作品とともに、当時のファッションの流行に迫る。大正時代のファッションの流行とは?竹久夢二が活躍した大正時代(1912-1926)における女性ファッションの日常着は、伝統的な和服。洋服は同時代の終わりから徐々に着用されていくようになったものの、西洋文化の影響は衣服よりも髪型・小物・アクセサリーに早く現れ、当時の女性はそれらを活かしながら和洋折衷の装いに身を包んでいた。流行の先端をいく夢二のファッション感このような時代に夢二が描き表した和×洋のファッションは、当時の女性にとって時代の最先端をいくもの。加えて姿形を美しく見せる夢二流の着こなし・しぐさは、世の女性たちの心を動かし、その影響は計り知れないものだったという。大正〜昭和初期の和・洋服、写真や広告も展示会場には夢二のイラスト以外にも、夢二が活躍した時代の着物と洋服、竹久夢二美術館でコレクションしている大正時代の婦人雑誌や少女雑誌より、女性や子供たちが被写体となった写真と、掲載された服飾関係の広告記事も展示することで、より深く100年前のおしゃれ事情を浮き彫りにする。開催概要展覧会「夢二が描く大正ファッション 〜大和撫子からモダンガールまで〜」開催期間:2017年4月1日(土)〜6月25日(日)会場:竹久夢二美術館住所:東京都文京区弥生2-4-2TEL:03-5689-0462休館日:月曜日(ただし 5/1 は臨時開館)開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)入館料:一 般900円、大・高生800円、中・小生400円
2017年04月04日タカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」は発売から50年!それを記念して「誕生50周年記念 リカちゃん展」が、松屋銀座8階にあるイベントスクエアで開催されています。期間は、2017年3月22日(水)~4月3日(月)まで。リカちゃんをはじめ、家族、お友達の人形約580体、歴代のリカちゃんハウスや貴重な開発ノートも展示予定です。ファンの方はお見逃しのないようにしてくださいね。リカちゃんは今年で誕生50年!「誕生50周年記念 リカちゃん展」が開催!「誕生50周年記念 リカちゃん展」が、2017年3月22日(水)~4月3日(月)まで、松屋銀座8階にあるイベントスクエアで開催されています。同展は、1967年に誕生したタカラトミーの着せ替え人形「リカちゃん」が、2017年で50周年を迎えるのを記念したもの。これまで4代にわたりモデルチェンジを繰り返し、累計販売数6000万体を超える「リカちゃん」は、時代と共に変化し、女の子の夢や憧れを叶え続け、現在も女児玩具のトップブランドとして、親子3世代にわたって愛され続けています。また、近年、ファンとの交流の場としてスタートしたSNSも大人気。フォロワー数も合計15万人を超え、リカちゃん本人が、発信するおしゃれな日常生活や着こなしが改めて注目を集めています。「リカちゃん展」の見どころをチェック!「誕生50周年記念 リカちゃん展」では、「Licca meets Licca」をテーマに展開。リカちゃんやその家族・友達約580体が当時のファッションと共に紹介されます。様々な時代へタイムスリップしながら、自分が遊んだ頃の“わたしのリカちゃん”を探しましょう。また、誕生時の開発ノートや歴代のリカちゃんハウスなど、貴重な資料約70点が登場。加えて、展覧会のために制作された特別映像で「リカちゃん」の誕生秘話も明かされます。そのほかにも、SWAROVSKIなどの有名ブランドや著名人による「50周年お祝いコラボリカちゃん」の特別展示コーナーも登場します。なお、そのうちの24体は、ANTIPAST、23区など、「松屋銀座」と「銀座インズ〈プチプチマルシェ〉」に出店しているファッションブランドショップとのコラボレーション。いつもと異なる雰囲気の「リカちゃん」も見逃せません。展覧会オリジナルグッズが登場!会場では、展覧会オリジナルグッズ約400種類を販売予定です。中でも注目は、初代「リカちゃん」が着用して人気の高かった商品“ミリタリールック”を、4代目のリカちゃんが、ドレスや髪型までオマージュした「誕生50周年記念 リカちゃん展限定リカちゃん」。着せ替え用の服や小物、そしてブックレット風小冊子を セットにした豪華な記念商品で、展覧会会場のみの限定販売となっています。“ミリタリールック”は、当時のデザインを忠実に再現しながらも、体型の異なる4代目に合わせて、mm単位のディフォルメを施されているのがポイントです。そのこだわりの衣装に合わせ、赤い帽子と赤いブーツが付属しています。また、着せ替えセットの、ノースリーブのハイネックシャツとサイケ調プリント柄のパンタロンは、当時の流行を意識した当商品オリジナルの衣装です。そのほかにも、黒のエナメルバック、黒のサングラス、 赤いビーズネックレス、赤いパンプスがセットになっています。50周年記念グッズも要チェック!50周年を記念したスペシャルグッズも続々と登場予定となっています。ここでは、その一部をご紹介します。●50周年記念・リカちゃん 日めくりカレンダー201750年分の「リカちゃん」の世界を365日の日めくりに凝縮したカレンダーです。パッケージは初代「リカちゃんハウス」をイメージ。さらに、365枚の裏には「リカちゃん」ファンからのメッセージ書かれています。●公式 リカちゃん完全読本 50 th ANNIVERSARY懐かしの「リカちゃん」から最新の「リカちゃん」まで、リカちゃんの50年間の足跡がぎゅっと凝縮された唯一無二の公式クロニクルです。現在で4代目となる「リカちゃん」のトリビア情報も満載で、世代を超えて楽しめる1冊です。イベント詳細名称:誕生50周年記念 リカちゃん展会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:2017年3月22日(水)~4月3日(月)開場時間:10:00~20:00(入場は閉場30分前まで、最終日は17:00閉場)入場料:一般1,000円、高校生700円、中学生500円、小学生300円「誕生50周年記念 リカちゃん展」公式サイト:
2017年03月27日ライゾマティクス(Rhizomatiks)の創立10周年を記念した展覧会「Rhizomatiks 10」が東京・スパイラルガーデンにて開催される。会期は2017年4月19日(水)から30日(日)まで。メディアアート、ライブ公演の技術演出、企業のクリエイティブやコンサルティング、さらにはまちづくりまで、あらゆる分野のクリエーションを手掛けてきたライゾマティクス。 2006年に誕生し10周年を迎えた、ライゾマティクスにはいま、ハードウェア・ソフトウェアのエンジニア、デザイナー、プランナーなどのスペシャリストが在籍し、アイディアから実装まで一手に引き受ける集団として、その活動をさらに拡張している。本展では、これまでにライゾマティクスが手がけてきた、メディアアート作品やアーティストとのコラボレーションによるミュージックビデオ、大規模な広告プロジェクトなど、現在の活動の礎となった過去10年間の軌跡をアーカイブによって紹介していく。また、制作段階の試行錯誤や、制作の裏側なども合わせて公開する。さらに会場では、ビームス(BEAMS)とのともに制作したオリジナルグッズも販売。パーカー、Tシャツ、マグカップ、ステッカーなどどれも限定で展開される。【詳細】Rhizomatiks 10会期:2017年4月19日(水)~30日(日)時間:11:00〜20:00会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)住所:東京都港区南青山5-6-23入場料:無料
2017年03月26日キギ(KIGI)の渡邉良重による展覧会「絵をつくること」が、4月4日から5月20日まで東京・銀座のクリエイションギャラリーG8にて開催される。同展は、グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的に、毎年、年鑑『Graphic Design in Japan』出品作品の中から最も優れた作品とその制作者に贈られる亀倉雄策賞を渡邉が受賞したことを記念して開催されるもの。会期中は、同賞の受賞作品である洋菓子のパッケージデザイン「AUDREY」の他、これまで渡邉が手掛けてきたイラストレーション作品も展示される。物語を紡ぐようにつくり続ける渡邉の繊細で強い絵とデザインの世界を楽しめる機会となっている。なお、渡邉の受賞作「AUDREY」は選考会にて、「渡邉氏の作品が、かつての『個』の表現から、近年、時代を象徴するデザイン表現に変わってきている」、「文字や余白の白を生かしたデザインが氏のイラストレーションの世界観を一層引き出している」などと高い評価を受けた。加えて4月12日から5月7日にて、東京・白金のOUR FAVOURITE SHOP内のOFS galleryでも渡邉による展覧会「渡邉良重 原画展」が同時開催される。【イベント情報】「絵をつくること」会場:クリエイションギャラリーG8住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階会期:4月4日~5月20日時間:11:00~19:00休館日:日曜祝日、4月29日~5月7日入場無料「渡邉良重 原画展」会場:OFS gallery住所:東京都港区白金5-12-21会期:4月12日~5月14日時間:12:00~19:00休館日:月・火曜日(祝日を除く)入場無料
2017年03月26日展覧会「リサとガスパールの絵本の世界展」が、新宿髙島屋と大阪髙島屋にて開催される。期間はそれぞれ、2017年4月5日(水)から4月17日(月)までと、4月26日(水)から5月8日(月)まで。本展は、「リサとガスパール」シリーズから登場する新刊『リサとガスパール とうきょうへいく』の刊行を記念して開催されるもの。会場では約10年ぶりとなる日本がテーマの新刊の内容が初公開され、リサとガスパールの“TOKYO”に迷い込んだような展示コンテンツを楽しむことができる。さらに、作者にゲオルク・ハレンスレーベンとアン・グットマンによる他作品「うっかりぺネロぺ」と、最新シリーズ「こねこのプーフー」を含む、約120点もの原画が展示される。また、会場では新刊『リサとガスパール とうきょうへいく』が先行発売され、いち早くその内容を詠むことができる。【詳細】「リサとガスパールの絵本の世界展」■新宿髙島屋会期:2017年4月5日(水)~4月17日(月)時間:10:00~20:00※4月7日(金)、8日(土)、14日(金)、15日(土)は20:30まで。最終日4月17日(月)は18:00まで。※いずれも閉場30分前までの入場。会場:新宿髙島屋店 11階特設会場住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号TEL:03-5361-1111(大代表)■大阪髙島屋会期:4月26日(水)~5月8日(月)会場:大阪髙島屋 7階グランドホール住所:大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号TEL:06-6631-1101© 2017 Anne Gutman & Georg Hallensleben / Hachette Livre
2017年03月26日今年のGWは親子で絵本の世界を楽しみませんか?4月28日(金)~5月7日(日)の期間中、福音館書店「こどものとも」創刊 60 周年記念イベント「絵本とおともだち」が開催されます。会場は世田谷の玉川高島屋S・Cで、入場は無料。家族のお出かけにピッタリのイベントです。「絵本とおともだち」はどんなイベント?絵本や児童書でおなじみの福音館書店は、1956年から月刊絵本シリーズ「こどものとも」を発行しています。「こどものとも」からは700冊以上の絵本が生まれました。創刊60周年を記念し、今回のイベント「絵本とおともだち」が開催されます。絵本を読むだけでなく、さまざまな角度から体験して楽しめる企画が盛りだくさんです。大人も思わず夢中!見どころをチェック●ふれあい&体験コーナー●絵本の世界体験コーナー誕生50周年を迎える『だるまちゃん』の等身大ぬいぐるみが登場!全長約4mの『しょうぼうじどうしゃ じぷた』の実物大再現車両も展示され、いつも読んでいる絵本の世界に入り込んだ気分を味わえます。「なりきり写真館」では、大人気絵本『グリトグラ』の「たまごのくるま」に乗って撮影できますよ。●読書コーナー親子でのんびり絵本を読めるコーナーです。約500冊もの絵本がそろっていますよ。読み聞かせステージも設けられ、「多言語による読み聞かせ」や本ではなく語り手による「昔話の素話(すばなし)会」がおこなわれます。●ワークショップコーナー●絵本の工作で遊ぼう!会期中は毎日、ワークショップが開かれます。かわいい絵本キャラクターを使い、オリジナルTシャツやバッジを作りましょう。親子で工作をしませんか?※ワークショップは有料です。●ギャラリーコーナー●「こどものとも」の記念原画展示2016年度に出版された、絵本作品の原画が展示されます。原画だから分かる、優しい色合いやタッチを間近で鑑賞できます。●特別書き下ろし色紙ギャラリー人気絵本作家20人が特別に描き下ろした色紙が、作家紹介とともに展示されます。参加する作家は、『はじめてのおつかい』の林明子さんや筒井頼子さんなど。「ありがとう、子どもたちへ」をテーマに描かれた色紙は、作家たちの想いがあふれる貴重なものばかりです。●『ぐりとぐらとすみれちゃん』ものがたりができるまでステキな絵本がどのようにできあがるのか、興味がわきますね。『ぐりとぐらとすみれちゃん』(こどものとも 2000年4月号掲載)のストーリー直筆原稿、ラフ画から製本までの過程をパネル展示で解説します。子どもにも分かりやすい展示なので、親子で一緒に楽しみましょう。●イベントあの絵本作家に直接会えるかも!?人気絵本作家を招き、トークショーやサイン会、ライブペインティングをおこないます。ぜひ日程をチェックして、会いに行ってくださいね。<来場作家と日程>4月29日(土)本館 1F グランパティオ「なかのひろたか トークショー&サイン会」 ※『ぞうくんのさんぽ』の作者4月30日(日)西館1F アレーナホール(絵本とおともだち会場内)「きくちちき ライブペインティング」 ※『もじもじこぶくん』などで知られる画家・絵本作家5月5日(金)本館 1F グランパティオ「西内ミナミ トークショー&サイン会」 ※『ぐるんぱのようちえん』の作者子どもも大人も夢中になれる、絵本の世界が待っています!参加すれば、どこか懐かしく温かい気持ちになるイベントです。開催概要福音館書店「こどものとも」創刊60周年記念「絵本とおともだち」開催日時:2017年4月28日(金)~5月7日(日)10:00~19:00 ※最終入場は閉場の30分前まで)会場:玉川髙島屋 S・C 西館1Fアレーナホール料 金:無料 ※ワークショップは有料主催:玉川髙島屋 S・CURL:(玉川高島屋S・C)
2017年03月26日松屋銀座8階イベントスクエアにて、「誕生15周年記念 くまのがっこう展」が開催されます。会期は、2017年4月19日(水)~5月8日(月)まで。今年、誕生15周年を迎えた人気絵本シリーズ「くまのがっこう」の歩みを、貴重な原画やラフスケッチなどで辿ります。初公開の資料や本展のための描き下ろしイラストなども登場予定です。ファンの方は必見ですよ。人気絵本シリーズ「くまのがっこう」とは?「くまのがっこう」は、あいはら ひろゆきさんの文とあだち なみさんの絵によって 2002 年に誕生した絵本シリーズです。テーマは「LIFE~あたりまえの暮らしを楽しむこと」。おてんばで泣き虫なくまの女の子・ジャッキーを中心とした、12ひきのくまのこたちのあたたかな日常の世界は、子どもから大人までの幅広い層に支持されています。なお、現在までの累計発行部数は210万部以上。外国語にも翻訳されており、フランスやルーマニア、台湾などでも出版されています。また、近年では、映画やミュージカル、さらには企業とのコラボレーション、チャリティー活動など、絵本の枠を超えたキャラクターブランドとしても展開されています。展覧会の見どころをご紹介!今年、記念すべき15周年を迎えた、21世紀生まれの絵本「くまのがっこう」シリーズ。本展では、シリーズ誕生前の貴重なラフスケッチや資料が初公開されるほか、最新作『ジャッキーのしあわせ』(2017 年 1月18日発売)を含むシリーズ全15作品から、選りすぐりの絵本原画約200点が展示されます。さらには、この展覧会のために描き下ろした原画や作家2人の絵本創作過程に密着した撮り下ろし映像なども公開。「くまのがっこう」の世界の「原点と“今”」を余すところなく楽しめますよ。お子様とのお出かけにもぴったりですね。また、期間中は、展覧会オリジナルグッズやコラボレーショングッズなど400アイテム以上が販売される予定です。ぜひチェックしてください。イベント詳細名称:誕生15周年記念 くまのがっこう展会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:2017年4月19日(水)~5月8日(月) ※会期中無休開催時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場)入場料:一般 1,000円(700 円)、高校生700 円(500 円)、中学生500 円(400 円)、小学生300円 ※( )内は前売り料金公式サイト:©BANDAI
2017年03月24日3月25日・26日に行きたい、東京で開催されるイベントをご紹介します。お花見にちなんだイベントから大注目の展覧会まで、気になるスポットが目白押し。早速詳細をチェックしてみましょう。すみだ水族館 春の特別演出(スカイツリータウン内・すみだ水族館)すみだ水族館に春がやってきます!ペンギンプールとクラゲ水槽が、春仕様に大変身。プロジェクションマッピングのショープログラム「ペンギンピクニック」は必見です。MIDTOWN BLOSSOM 2017(六本木・東京ミッドタウン)桜を眺めながら、リッツ・カールトン東京のシェフが考案したメニューを味わえるなんて最高に贅沢!東京ミッドタウンの「MIDTOWN BLOSSOM 2017」で、優雅にお花見なんていかがでしょうか。お花見フェアinサンシャインシティ(池袋・サンシャインシティ アルパ)お花見と桜をテーマの様々なイベントが体験できる「お花見フェアinサンシャインシティ」。バルーンパフォーマンスやお菓子のつかみどりも開催されるので、子どもたちも大喜び。家族のおでかけにピッタリですね。まるっと小動物展(浅草橋・TODAYS GALLERY STUDIO)小動物の“まるっと”したシルエットが最高にキュートな「まるっと小動物展」も注目です。ハリネズミ、リス、ハムスターなどさまざまな小動物の写真が大集合。愛らしい姿がたまりません!大英自然史博物館展(上野・国立科学博物館)モア©The Trustees of the Natural History Museum, Londonイギリスの大英自然史博物館が、初めての世界巡回展を行います。世界的にも貴重なコレクション約370点が大集結。この歴史的な機会は見逃せません。睡眠カフェ(ネスカフェ原宿)コーヒー片手にベッドで睡眠!?カフェではベッドに横になり、なんと最長2時間までお昼寝OK。日ごろの疲れが癒されること間違いなしのスポットですね。ポンタカフェ「Ponjour」(表参道)まるっと可愛い人気キャラクター・ポンタのコラボカフェがオープンしています。パンケーキにラテアートなど、食べるのがもったいなくなるようなメニューが目白押し。日曜までの期間限定なので、気になる方はお見逃しなく!
2017年03月24日国立新美術館と森美術館では、2017年7月5日(水)から10月23日(月)まで、「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」が開催されます。 ASEAN(東南アジア諸国連合)設立50周年にあたる2017年、東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の展覧会です。今回の展覧会は、国立新美術館と森美術館の両館長が発案し、国際交流基金の賛同により実現したもの。3者が総力を挙げ、2年半にわたる現地調査を経てASEAN10カ国より85組(予定)のアーティストを選定、計約180点の作品を2館の会場に展示する、初の共同企画展となります。時代の潮流と変動を背景とした東南アジアにおける1980年代以降の現代アートの発展を9つの視点から掘り下げ、そのダイナミズムと多様性に迫りましょう。ASEAN(東南アジア諸国連合って何?インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(50音順)東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)は1967年のバンコク宣言によって設立されました。原加盟国は、タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5か国で、1984年にブルネイが加盟後、加盟国が順次増加し、現在は10か国で構成されています。2015年に共同体となったASEANは、過去10年間に高い経済成長をみせており、今後、世界の「開かれた成長センター」となる潜在力が世界各国から注目されています。※出典:外務省ホームページ(セクション構成と主な作品を、美術館ごとにご紹介!●国立新美術館 企画展示室2E国立新美術館の展示は5つのセクションにわかれています。地図からみるアジアの成り立ち、厳しい戦争下での芸術作品、そして日常の生活に至るまでを数々の作品でたどりましょう。●■うつろう世界イー・イラン《うつろう世界》(「偉人」シリーズより)2010年Courtesy: Silverlens Galleries, Makati, The Philippines世界のいかなる地域や時代においても、地図には政治的、経済的に多様な価値観や視点が織り込まれています。アーティストが描き出す地図は、単に地理的な特徴を記すのではなく、東南アジアの複雑な歴史と空間を表しています。このセクションでは、異なる視点から土地とその意味を見つめる複層的な地図、人々の移動を記録することで記憶を呼び起こす地図、理想的な社会を求めた想像上の地図などをとおして、東南アジアという空間を考えます。●■情熱と革命ホー・ルイ・アン《ソーラー:メルトダウン》2014年~Courtesy: Maezawa Hideto; TPAM Performing Arts Meeting in Yokohama, 2016東南アジア諸国の多くは、第二次世界大戦後の1940年代から80年代まで、植民地支配からの独立が続きました。その間、独立戦争、インドシナ戦争、ベトナム戦争、カンボジア内戦などが起こり、一方では芸術表現への抑圧や弾圧が続いた国も見られました。そうした環境のなかで、多くのアーティストは民主化や表現の自由、言論の自由に向けた活動を行ってきました。このセクションでは、こうした時代をリアルタイムで体験したアーティストの作品を中心に紹介します。●■アーカイブコウ・グワンハウ《シュ・ティエシェン――アーカイブから見る作家の100年》2014年撮影:Koh Nguang How近年、インターネットの発達によって、それまで発見や入手が困難だった情報へのアクセスが容易になり、それを起点にした調査研究をもとに、美術資料をアーカイブ化しようとする動きが見られます。東南アジアでも、各地で蓄積されてきた資料が公開されつつあり、その一方で、美術資料そのものを素材として作品化するアーティストも増えてきました。このセクションでは、そのうちシンガポールのザ・アーティスト・ビレッジ(TAV)の活動を総覧できるコウ・グワンハウの「シンガポール・アート・アーカイブ・プロジェクト」(2007年)をはじめ、いくつかの例を紹介します。●■さまざまなアイデンティティーアラヤー・ラートチャムルンスック《私たちが若かったころ》(「女性像」シリーズより)1990年所蔵:森美術館、東京脱植民地主義の時代に入り、独立や民主化が人々にもたらしたのは、新しい国家としてのアイデンティティー、民族としてのアイデンティティー、個人としてのアイデンティティーなど、自らを成り立たせているアイデンティティーとは何か、という問いでした。この複雑な問いは、冷戦構造が終焉を迎えた1989年以降、それまでのイデオロギーに替わる新しい価値の基軸を求める世界各地で共有されたものでもありました。この時期に制作された現代美術の作品には、さまざまなレベルでアイデンティティーを問うものが多く見られましたが、これは今日もなお複雑な課題として継承されています。●■日々の生活スラシー・クソンウォン《黄金の亡霊(現実に呼ばれて、私は目覚めた)》2014年パフォーマンス風景:台北ビエンナーレ20141990年代以降、多くのアーティストが毎日の暮らしや日常に目を向け始めました。国際的にもグローバル化や多文化主義が拡がり、世界各地それぞれの平凡な日常のなかに文化的、社会的、歴史的文脈を見出し作品化することが、新しい世代の表現として注目されたのです。そこでは、家族との思い出、毎日の食事や遊び、路上での多様な営みが、絵画、写真、映像、インスタレーションなどのメディアをとおして現代美術の文脈に持ち込まれました。同時期、世界各地で急速に拡張した国際展では、新しい世代のアーティストが注目され、東南アジアのアーティストも世界へ活躍の場をひろげていきました。●森美術館森美術館では4つのセクションから、急激な経済発展に隠された闇や多様に発展した宗教や文化、そしてアートを通して世代をこえた対話を試みます。●■発展とその影ジョンペット・クスウィダナント《言葉と動きの可能性》2013年所蔵:森美術館、東京総人口6億人を超えるASEANは、世界的にも今後の成長が期待されており、自由貿易によって生まれる巨大市場に海外資本も注目しています。成長率は国によって異なりますが、高度経済成長とそれに伴う開発は、都市部の景観を急速に変え、人々の生活にも劇的な変化を及ぼしています。その影で社会には格差が生まれ、伝統的な文化が喪失されることへの懸念もあります。アーティストは、しばしばそうした変化を批評的に見つめています。●■アートとは何か?なぜやるのか?公的な美術館など現代美術のための制度が発展途上にある東南アジアでは、創造活動の目的も現代美術を取り囲む制度内での成功に限定されていません。むしろ、若い世代のアーティストのなかには、環境問題や離散する地域社会などコミュニティーのさまざまな課題へ向けてアートに何ができるのかを問う姿勢が顕著に見られます。コミュニティーに介入し、一般の人たちの参加を求めるソーシャリー・エンゲイジド・アートの実践や、コレクティブ(集団)としての活動は、日本よりも色濃く見られる特徴のひとつと言えるでしょう。●■瞑想としてのメディアコラクリット・アルナーノンチャイ 《おかしな名前の人たちが集まった部屋の中で歴史で絵画を描く3》 2015年Courtesy: Carlos/Ishikawa,London; Clearing,Brussels/New York東南アジア諸国では多様な民族、言語、文化、宗教が共存しており、そこで継承されている年中行事や祭祀は、成長や開発が進む今日においても日々の暮らしに密接に関係し、現世だけでなく死後の世界や超自然界に向けられた関心などにも繋がっています。このセクションでは、古来の自然信仰から特定の宗教まで、より幅広い神秘的で崇高な世界を、伝統的な工芸のテクニックや思想をとおして作品化しているアーティストを紹介します。●■歴史との対話東南アジアの新しい世代のなかには、さまざまな政治的、経済的、社会的な変化を繰り返してきた地域の歴史、とりわけ戦争や抑圧の歴史を訪ね、記憶を継承しようとする動きが見られます。また、現代アートの発展に大きな貢献をしてきた先の世代のアーティストの実践を、現代に継承しようとする意識も見られます。このセクションでは、歴史の再訪や、世代を超えた対話をとおして、今日の社会や現代美術をより大きな歴史のなかに位置づけようとしている作品を紹介します。六本木エリアの2つの美術館での開催となる今回の展覧会。ぜひ足を運んで、東南アジアの今までとこれからをアートをとおして感じてみましょう。【イベント概要】名称:ASEAN設立50周年記念「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」会期 : 2017年7月5日(水)〜10月23日(月)会場 : 国立新美術館 企画展示室2E、森美術館主催 : 国立新美術館、森美術館、国際交流基金アジアセンター一般問い合わせ:ハローダイヤル 03-5777-8600展覧会HP:観覧料:【2館共通】(一般)当日1,800円、前売り1,600円(大学生)当日800円、前売り600円【単館】(一般)当日1,000円、団体800円(大学生)当日500円、団体300円※高校生及び18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は無料。※障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料。※学生は身分証等をご提示ください。※団体券は各館で販売(国立新美術館は20名以上、森美術館は15名以上で団体料金を適用)します。※前売券(2館共通のみ販売)は、展覧会ホームページでお求めください。(販売期間については、後日、展覧会ホームページにてお知らせします。)※サントリー美術館、森美術館、国立新美術館で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、相互割引「あとろ割」(200円引)が適用されます。※森美術館併設の展望台 東京シティビュー、屋上 スカイデッキ、森アーツセンターギャラリーへの入館は別料金になります。■各会場案内【国立新美術館 企画展示室2E】住所〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2開館時間10:00〜18:00(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日毎週火曜日美術館ホームページアクセス東京メトロ千代田線 乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)【森美術館】住所〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53階開館時間10:00〜22:00(毎週火曜日は17:00まで)※入場は閉館の30分前まで休館日会期中無休美術館ホームページwww.mori.art.museumアクセス東京メトロ千代田線 六本木駅 1C出口徒歩0分(コンコースにて直結)
2017年03月23日六本木ヒルズ森タワー52階展望台 東京シティビューで、「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」が、2017年4月7日(金)から6月25日(日)まで開催。MARVEL(マーベル)おなじみの作品やキャラクターだけでなく、日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具など約200点の展示がされ、過去から現在に至るまでのマーベルとその世界観にたっぷりと浸れますよ。MARVEL(マーベル)とは?Marvel Comics(マーベル・コミック) は、ニューヨークに本社を置くアメリカ合衆国の漫画出版社。DCコミックスと並ぶ二大アメコミ出版社のひとつ。その時々の時代背景・社会情勢を反映し、超人的なパワーを持つ個性豊かなスーパーヒーローたちと、エキサイティングなストーリーが世界中で支持されています。また、「スパイダーマン」や「アイアンマン」などの映画作品でも知られており、日本でも高い人気を誇っています。日本初となるマーベルの大型総合展が開催!日本初となるマーベルの大型総合展「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」が、東京シティビューで開催されます。開催日程は、2017年4月7日(金)から6月25日(日)まで。「アベンジャーズ」や「スパイダーマン」など、数多くの魅力的なヒーローや作品を生み出し、多くの文化や人々に影響を与えてきたマーベルの世界観を、日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具など約200点を通して知ることができますよ。ヒーローたちが、ひとりの人間として苦悩や葛藤を抱えながらも、それぞれの正義を背負って戦い、成長する姿を描いた作品として、多くの文化や人々に影響を与えるマーベルの魅力に迫ります。「マーベル展」の見どころ「マーベル展」は、「ヒストリー」、「ヒーロー」、「カルチャー」、「シネマティック・ユニバース」、「アート」の5つの視点から構成。過去から現在に至るまでのマーベルと、多くの人を魅了する作品を生み出し続ける秘密を紐解きます。●MARVEL × HISTORY(ヒストリー)「ヒストリー」のコーナ—では、マーベルの歴史が紹介されます。創成期はコミックブック出版のブームが興隆した1930年代に遡ります。前身であった出版社「タイムリー・コミックス」が1939年にアンソロジー・コミック誌「マーベル・コミックス」の第1号を創刊したのが、事実上のマーベルの始まりだと言われています。その後すぐに「キャプテン・アメリカ・コミックス」が誕生。第二次世界大戦を背景に大変な人気を集めました。戦後に、スーパーヒーロー・ブームが一時的に低下したものの、コミックスの出版は続けられ、スーパーヒーロー・コミックス文化が新時代を迎えた1960年代、1961年の「ファンタスティック・フォー」を皮切りに、現在活躍するスーパーヒーローたちが続々と生み出されていきました。●MARVEL × HERO(ヒーロー)マーベルがつくり出す広大な世界には、数千人にものぼるスーパーヒーローたちが存在しています。その人数は数千人にものぼりますが、 彼らは誰ひとりとして同じではなく、それぞれに違う個性を持っているのが特徴です。このコーナーでは、 そんなスーパーヒーローたちの戦う姿と日常の姿を、コミックならではの SF やファンタジーの要素を含んだ壮大な世界観の中で活躍するヒーローたち、地球を守るために国際的に活躍するヒーローたち、最後に街の住民たちを守る地元に愛されるヒーローたちといった、3つのフィールドから紹介します。●MARVEL × CULTURE(カルチャー)コミックにとどまらず、アニメ・ゲーム・TVドラマ・舞台・アトラクション・映画といったあらゆるジャンルに浸透している、マーベルのパワフルなキャラクターたち。トイ、アニメ、ゲーム、TV ドラマ、舞台、アトラクション、そして映画と、マーベルのスーパーヒーローたちはどの時代においても常に新たなる活躍の場を見いだし、そのたびにさらなる発展を遂げ、ファンを魅了してきました。「カルチャー」では、バリエーション豊かなジャンルへの展開の中でマーベルが創りだしてきた世界と他のカルチャーに与えた影響を紹介。さらに、日本とマーベルとの関係の中で生まれた作品なども展示される予定です。●MARVEL x CINEMATIC UNIVERSE(シネマティック・ユニバース)75年以上の歴史のなかでマーベルが心がけてきたのは、常に時代を反映し、身近な光景の中で繰り広げられる現実味のあるドラマを描くこと。現代においても、その原則が変わることはありません。テクノロジー、世界情勢、人々の考え方など、目まぐるしく変化する現代という時代を反映して、ヒーローたちはどのように変わり、そして同時に、変わらぬ信条をどのように保ったのでしょうか?このコーナーでは、そんなマーベルのヒーローたちの現代における姿を、近年多くの映画作品を制作しているマーベル・スタジオによるマーベル・シネマティック・ユニバースという世界観を通じて紹介します。●MARVEL × ART(アート)マーベル作品の魅力は、なんといっても「ストーリー」。コミックの場合、ストーリーとは文字で書かれた脚本のことだけを指すのではなく、キャラクターたちの心の動きや、華麗なアクションなど、すべてを絵で表現したコミック・アートも含めて「ストーリー」であるのです。マーベルでは大勢の優れた才能を持つアーティストたちが作品を手がけ、日本で“アメコミ風”と呼ばれるようなデザインだけではなく、革新的な表現スタイルが次々と生み出されました。このコーナーでは、有名アーティストたちによる作品をはじめ、日本の漫画家・イラストレーターたちの手によるマーベルのアートを紹介。様々な画風のヒーローたちを楽しめます。イベント詳細名称:マーベル展 時代が創造したヒーローの世界会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー住所:東京都港区 六本木6-10-1会期:2017年4月7日(金)〜6月25日(日)※会期中無休。時間:10:00〜22:00 ※入館は閉館の30分前まで。入場料:一般 1,800円、高校生・大学生 1,200円、4歳〜中学生 600円、シニア(65歳以上)1,500円※展望台、森美術館入館料を含む。公式サイト:©2017 MARVEL
2017年03月21日「パルコミュージアム」(池袋パルコ・本館7F)では、東京、パリ、ニューヨーク、そしてアジア各国を舞台に活躍するレスリー・キーの写真家としての“原点”を綴る展覧会「MODE/MUSE(モード・アンド・ミューズ)」を3月9日(木)~4月2日(日)まで開催する。本展では、台湾版「VOGUE」で17年間にわたって撮影した作品を初めて展示するほか、レスリー・キーが魅了された12組の女神たちの選りすぐりのポートレート約200点が一堂に会する初めての展覧会となる。12組の女神は、秋元梢、AyaBambi、黒木メイサ、沢尻エリカ、知英(Jiyoung)、壇蜜、土屋アンナ、冨永愛、浜崎あゆみ、松任谷由美、最上もが、ローラ。また、映像作家という彼のもうひとつの顔にもフォーカスをあてる。「ファッション写真」と「タイムレスな女性像」をテーマに展開するレスリー・キーの原点を目撃して。会場では、「MODE/MUSE PHOTOGRAPHY LESLIE KEE」が1,000部限定で先行販売される。展覧会終了後、一部書店にて限定販売予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月18日3月18日・19日・20日の3連休に東京で開催されている、おすすめの展覧会をご紹介します。明日からはじまる「大英自然史博物館展」や、早くも大人気の「ミュシャ展」など、気になる展覧会が盛りだくさん。早速詳細をチェックしてみましょう!これは大注目!いまイチオシの展覧会4選●大英自然史博物館展(国立科学博物館)大英自然史博物館外観©The Trustees of the Natural History Museum, London主要所蔵品の貸し出しを控えてきたイギリスの大英自然史博物館が、初めての世界巡回展を行います。8000万点の収蔵標本の中から、世界的にも貴重な「至宝」のコレクション約370点が大集結。歴史的な瞬間を、ぜひ目に焼き付けたいですね。●ミュシャ展(国立新美術館)六本木の国立新美術館で「ミュシャ展」がはじまりました。超大作《スラヴ抒事詩》の全20作が、チェコ国外では初めて公開されています。壁いっぱいに広がる巨大なスケールの作品数々は、圧倒的な大迫力!これは必見です。●大エルミタージュ展(森アーツセンターギャラリー)ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》 1780年代末©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18森アーツセンターギャラリーの「大エルミタージュ美術館展」も見逃せません。エカテリーナ2世が収集した美術品の数々は、どれもが優雅でうっとりしてしまうはず。魅惑的なアートの世界を堪能しましょう。●ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力(Bunkamura ザ・ミュージアム)河鍋暁斎 《三味線を弾く洋装の骸骨と、踊る妖怪》 明治14-22(1881-89)年 紙本淡彩イスラエル・ゴールドマン コレクションIsrael Goldman Collection, LondonPhoto:立命館大学アート・リサーチセンター幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師であり、日本画家でもある河鍋暁斎の展覧会が、Bunkamuraのザ・ミュージアムで開催されています。独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げられた作品の数々を堪能しましょう!その他にも気になる展覧会が盛りだくさん!12選をご紹介●もういちど、はじめましてスヌーピー。(スヌーピーミュージアム)貴重な原画約80点や日本初公開のスケッチを含む「史上最大のスヌーピー展」が、六本木のスヌーピーミュージアムで開催されています。会場でしか買えないオリジナルグッズも販売されるので、ぜひチェックしてみましょう。●まるっと小動物展(TODAYS GALLERY STUDIO)愛らしい小動物の姿にほっこりしそう!浅草橋のギャラリーの「まるっと小動物展」では、小動物の合同写真や物販が楽しめます。先着2,000名にはオリジナルポストカードがプレゼントされるそうなので、気になる人は行ってみては。●250万乙女のときめき回廊 at TOKYO SKYTREE(R)(東京スカイツリー(R))東京スカイツリーの天望回廊で、りぼんの世界観がぎゅっとつまった特別な展示が開催されています。天望回廊に向かう天望シャトルの中も、りぼんの世界一色に。「天使なんかじゃない」、「姫ちゃんのリボン」、「ママレード・ボーイ」など、人気作品の名シーンが再現されたスポットも外せません。●LOVE りぼん FUROKU 250万乙女集合! りぼんのふろく展(明治大学)250万人の乙女が夢中になった少女漫画『りぼん』の、ふろくが一挙に大集合。あの名作のふろく原画も展示されちゃいます。なつかしのふろくに、胸がキュンとしてしまいそうですね。●池田理代子-「ベルばら」とともに-(日本橋髙島屋)不朽の名作「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子さんの作家生活50周年を記念し、半世紀の歩みと多彩な作品が紹介されます。展覧会限定のオフィシャルブックや紅茶専門店TEAPONDとのコラボ商品など、オリジナルグッズも盛りだくさん!ベルばらの世界観を思う存分味わいましょう。●江戸と北京 -18 世紀の都市と暮らし-(江戸東京博物館)『万寿盛典』(康煕六旬万寿盛典図)清時代・1717年(康煕56)中国・首都博物館蔵江戸東京博物館では、18世紀を中心とした江戸と北京のなりたちや生活、文化を展観し比較する展覧会が開催されています。江戸・北京の街並みを描いた絵巻の競演はとても見事。さらに絵巻に描かれるような当時の看板や商売の道具なども合わせて展示されており、当時の風景をより体感できるようになっています。●追悼水木しげるゲゲゲの人生展(松屋銀座)漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」。波乱の生涯を通して描き続けた作品と、独自の哲学からうまれた名言、インタビュー映像などが展示されています。名作の歴史を追いながら、水木さんの人生に思いをはせてみてはいかがでしょうか。●ティツィアーノとヴェネツィア派展(東京都美術館)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《フローラ》 1515年頃、油彩、カンヴァス、79×63cm、フィレンツェ、ウフィツィ美術館© Gabinetto Fotografico del Polo Museale Regionali della Toscana日伊国交樹立150周年を記念した「ティツィアーノとヴェネツィア派展」が、東京都美術館で開催中です。イタリア屈指の美術館が所蔵する数々の素晴らしい絵画を通して、ヴェネツィア派の魅力を存分に堪能しましょう。●DAVID BOWIE is(寺田倉庫G1ビル)2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイの大回顧展が、東京・天王洲で開催中です。音と映像をフルに使った展示は大迫力。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる、デヴィッド・ボウイの50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどりましょう。●オルセーのナビ派展(三菱一号館美術館)モーリス・ドニ《ミューズたち》1893年油彩/カンヴァス© Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF19世紀末にパリで結成された若手芸術家のグループ・ナビ派の作品が一堂に会する貴重なチャンス。フランス・オルセー美術館が誇る膨大なナビ派のコレクションから、油彩約60点、素描約10点など合わせて約70点が来日します。19世紀の一大芸術運動であるナビ派の作品をじっくりと鑑賞できる機会なので、アートファンは必見です!●超・日本刀入門(静嘉堂文庫美術館)国宝 「手搔包永太刀」鎌倉時代(13世紀)静嘉堂文庫美術館蔵【全期間展示】世田谷にある静嘉堂文庫美術館で開催中の展覧会「超・日本刀入門」。「手搔包永太刀」をはじめとする選りすぐりの名刀約30振から、日本刀の主な見どころ―姿・刃文・鍛え肌の鑑賞や、刀剣の歴史や産地、武将が所持した刀の逸話など、めくるめく刀剣の魅力を堪能しましょう。プロによるトークショーも開催されるので、刀ファンは必見です!●マティスとルオー展(パナソニック 汐留ミュージアム)アートファン必見の展示会「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が、パナソニック 汐留ミュージアムで開催されています。20世紀前半のフランスを代表する画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーの半世紀にわたるふたりの厚き友情と芸術の軌跡が、近年発見された往復書簡や作品を通して紹介されています。お出かけスポット情報をチェックするならコチラ!カフェ・グルメ情報をチェックするならコチラ!
2017年03月17日上野の国立西洋美術館では2017年6月20日(火)〜9月24日(日)の期間中、アルチンボルド展が開催されます!世界各地から集めたアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点の出品作品により、ユーモラスでシュールな世界に迫ります。アルチンボルドの芸術を本格的に日本で紹介するのは今回がはじめてということで、注目度の高い展覧会です。ジュゼッペ・アルチンボルド《秋》 1572年 油彩/カンヴァス デンバー美術館蔵©Denver Art Museum Collection: Gift of John Hardy Jones, 2009.729Photo courtesy of the Denver Art Museumアルチンボルドってどんな人?ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。果物や野菜、魚や書物といったモティーフを思いがけないかたちで組み合わせ、寓意的な肖像画を描くことで知られています。逆さにすると何がみえる?魅惑の絵画が集結アルチンボルドの絵画は、遊び心に富んだ仕掛けがたくさん。たとえばこちらの絵画、何に見えますか?お皿に盛られているのは子豚のよう。そしてフタをそっと開けているようにみえますが…。ジュゼッペ・アルチンボルド《コック/肉》 1570年頃 油彩/板 ストックホルム国立美術館蔵©Photo:Bodil Karlsson/Nationalmuseum画像を逆さにして見ると、こちらを向いてにやりと笑う人の顔が浮かび上がってきます!顔が生き物で表現されているという、なんともユーモラスでシュールな作品ですね。このように、一見しただけでは分からない、じわじわくるおもしろさがあるのがアルチンボルド絵画の特徴といえます。ジュゼッペ・アルチンボルド《庭師/野菜》1590年頃油彩/板クレモナ市立美術館蔵Sistema Museale della Città di Cremona - Museo Civico"Ala Ponzone"/ Museo Civico "Ala Ponzone" - Cremona, Italyこれらの逆さ絵はアルチンボルドがミラノに戻った後の作品ですが、彼は同じような絵をウィーン時代にも描いていたそう。肉や野菜の静物画として見た場合、これらはイタリアにおける最初の独立した静物画となります。イタリアの静物画の展開にも画期的な役割を担っていたといえそうですね。見どころをご紹介!ジュゼッペ・アルチンボルド《春》1563年油彩/板マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー美術館蔵© Museo de la Real Academia de Bellas Artes de San Fernando. Madrid今回の展覧会では、《春》《夏》《秋》《冬》が集結して展示され、四季と人間のうつろいを比較して見られる貴重な機会となります。4つの絵画はそれぞれの季節の植物によって上半身が構成され、年若い《春》から老人の《冬》まで、季節が各世代に対応しています。ジュゼッペ・アルチンボルド《夏》1572年油彩/カンヴァスデンバー美術館蔵©Denver Art Museum Collection: Funds from Helen Dill bequest, 1961.56Photo courtesy of the Denver Art Museum《春》には80種もの花々が描き込まれており、生命力があふれるような印象です。主に野菜や果物から構成される《夏》には、大航海時代を経てメキシコからもたらされたばかりのトウモロコシや、アフリカ、アラビア、インドが原産のナスなどの野菜が数多く登場します。ジュゼッペ・アルチンボルド《冬》1563年油彩/板ウィーン美術史美術館蔵©Kunsthistorisches Museum, Wien年代によって変わりゆく植物の構成や、人間の表情にも注目してみてくださいね。ジュゼッペ・アルチンボルド《自画像(紙の男)》1587年鉛筆、ペン/紙ジェノヴァ、ストラーダ・ヌオーヴァ美術館ロッソ宮蔵Genova, Musei di Strada Nuova - Palazzo Rossoまた、アルチンボルドは画業のかたわら、宮廷の祝祭行事の企画演出でも才能を発揮しました。今でいうアートディレクターとしてのセンスをうかがえる素描も展示されます。騎馬試合の企画など、当時のイベントがどのようなものだったかを知るのもおもしろそうですね。レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく《グロテスクな3つの頭部のカリカチュア》ペン、褐色インク/紙大英博物館蔵©The Trustees of the British Museumさらに、独特な世界感をもつアルチンボルド芸術の成り立ちの鍵となるレオナルド派の素描も公開されます。ユニークな芸術がどのように成立していったのか、美術品とともに辿りましょう。見れば見るほど引き込まれる、魅惑的なアルチンボルドの世界をぜひ一度体感してみてくださいね!■開催概要開催期間2017年6月20日(火)〜9月24日(日)会場国立西洋美術館〒110-0007 東京都台東区上野公園7−7アクセスJR上野駅下車(公園口)徒歩1分休館日月曜日、7月18日(火)※ただし、7月17日(月)、8月14日(月)、9月18日(月)は開館開催時間午前9時30分〜午後5時30分(金・土曜日は午後8時まで) ※入館は閉館の30分前まで料金【当日】一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円【前売り】一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円※前売券は2017年3月21日(火)〜6月19日(月)まで販売。国立西洋美術館では6月18日(日)まで販売※中学生以下は無料※団体は20名以上※心身に障がいのある方とその付き添い者1名は無料(入館の際に障がい者手帳を提示)お問合せ03-5777-8600(ハローダイヤル)公式HP
2017年03月15日テキスタイルデザイナー 鈴木マサルの展覧会が、東京の2会場で行われる。ライトボックススタジオ青山で行われる「鈴木マサルのゴールデンウィーク - 傘とテキスタイル - 2017」は、2017年4月29日(土)から5月7日(日)まで。ファミリア銀座本店で行われる「familiar ZOO by Masaru Suzuki」は、2017年5月10日から7月10日(月)まで。どちらも入場は無料。鈴木マサルのゴールデンウィークでは、会期中、鈴木マサル本人が毎日在廊し、会場内で制作を行う。制作範囲は、会場全体。テキスタイルをデザインするように色と形で会場つくりあげていく。空間は、9日間でどんどん変化を遂げるので、何回も足を運びたくなる展示になりそうだ。また、今年も雨傘の新作と2月に発表したファブリック版画をメインに展示、販売が行われる。梅雨の季節に向けて傘を新調してみてはいかがだろう。「familiar ZOO by Masaru Suzuki」では、創立67周年を迎えるベビー子ども服ブランド 「ファミリア(familiar)とコラボレーション。ファミリアのロングセラーアイテムであるデニムバッグのものづくりをベースに、創立年数にちなみ"67種類" の「familiar ZOO bag」限定デザインを提供する。バッグは、専属の加工者が刺繍、アップリケ、縫製と全て手作りで仕上げる" 一点もの"だ。モチーフには、ファミリアオリジナルのはぎれを用いたアップリケで、動物たちが表現されている。このバッグは、1階イベントスペースに展示されるのだが、その様子はまさに動物園。芝生、岩山、砂場、池、空など、バッグに描かれた動物たちが生息する場所に飾られている。1点もののバッグの他にも、よだれかけ、タオル、Tシャツが販売されたり、親子で楽しめるワークショップも予定している。【概要】鈴木マサルのゴールデンウィーク - 傘とテキスタイル - 2017会期:2017年4月29日(土)~5月7日(日)時間:11:00〜20:00※最終日5/7は18:00まで。会場:ライトボックススタジオ青山住所:東京都港区南青山5-16-7入場:無料familiar ZOO by Masaru Suzuki会期:2017年5月10日~7月10日(月)時間:11:00〜19:30※最終日7/10は18:00閉店。会場:ファミリア銀座本店住所:東京都中央区銀座 8丁目8−8 銀座888ビル入場:無料
2017年03月12日4月29日(土)~6月18日(日)の期間中、東京都江戸東京博物館で特別展「没後150年 坂本龍馬」が開催されます!本展では手紙や刀、写真など秘蔵の品々を一挙公開。資料を通じて坂本龍馬の足跡、知られざる素顔を感じられます。展示内容や見どころをチェックしましょう。《梨堂公絵巻)田中光美筆5巻のうち第3巻(部分)昭和8年(1933)京都・梨木神社蔵特別展「没後150年 坂本龍馬」で激動の幕末に思いをはせる1835年に生まれて1867年に亡くなった坂本龍馬は、まさに幕末、激動の時代を駆け抜けました。薩長同盟のなかだちや大政奉還の推進など、近代日本の礎を築いたといっても過言ではありません。本展では全7章にわたり、坂本龍馬の功績はもちろん、生きざまや家族との秘話にも光を当てます。公私両面から坂本龍馬に迫ることで、幕末という時代がおのずと浮かび上がってくるでしょう。坂本龍馬ファンならずとも要注目の展示内容です。●全7章の展示構成と主な展示品をチェック●1章「龍馬の生まれ育った時代」《大日本沿海輿地全図(伊能中図)のうち関東》江戸時代(19世紀)日本写真印刷蔵『大日本沿海輿地全図(伊能中図)のうち関東』江戸時代(19世紀)は、伊能忠敬が測量して制作した日本地図の一部。関東地方のほぼ正確な地形が描かれています。●2章「土佐脱藩と海軍修行」《梨堂公絵巻)田中光美筆5巻のうち第3巻(部分)昭和8年(1933)京都・梨木神社蔵1862年、坂本龍馬は土佐藩を脱藩して江戸に向かい、勝海舟と出会います。『梨堂公絵巻』田中光美筆(1933年)は、そのころ尊王攘夷派の公家として知られた三条実美がクーデターによって朝廷を追われた「七卿落ち」を描いた作品です。●3章「龍馬の手紙を読む」重要文化財《龍馬書簡文久三年三月二十日坂本乙女宛》文久3年(1863)京都国立博物館蔵展示期間:5/23~6/4脱藩した坂本龍馬は、土佐に残る家族へ多くの手紙を記しました。姉に宛てた『龍馬書簡 文久三年三月二十日 坂本乙女宛』(1863年)、兄への『龍馬書簡 慶応三年十月九日 坂本権平宛』(1867年)から、龍馬の人となりがしのばれます。●4章「龍馬の遺品」重要文化財《梅椿図(血染掛軸)》板倉槐堂筆慶応3年(1867)京都国立博物館蔵展示期間:5/23~6/4*左記以外は複製展示1867年11月15日、坂本龍馬は京都の近江屋で暗殺され、31年の短い生涯を閉じます。本章では坂本龍馬襲撃の現場となった近江屋の屏風『書画貼交屏風(血染屏風)』江戸時代(18世紀)、掛け軸『梅椿図(血染掛軸)』板倉槐堂筆(1867年)を展示。重要文化財《書画貼交屏風(血染屏風)》江戸時代(18世紀)京都国立博物館蔵展示期間:6/6~6/18どちらも血痕が生々しく、激しい襲撃を思わせます。さらに2015年、新たに坂本龍馬の遺品だと判明した『刀 銘山城國西陳住埋忠明寿作 坂本龍馬佩用』江戸時代(17世紀)も必見です。※屏風は6月6日~6月18日、掛け軸は5月23日~6月4日までの期間限定展示。●5章「薩長同盟から大政奉還―そして龍馬の死後―」《肥前長崎丸山廓中之風景》歌川貞秀画文久2年(1862)長崎歴史文化博物館蔵展示期間:4/29~5/21『肥前長崎丸山廓中之風景』歌川貞秀画(1862年)と『近世珍話』前川五嶺筆(1867年)では坂本龍馬亡き後、近代化へ突き進む当時の街並みや風俗が描かれています。●6章「瓦版・錦絵からみた幕末維新」《教導立志基徳川慶喜》小林清親画明治19年(1886)個人蔵展示期間:5/30~6/18当時の新聞ともいえる「瓦版」、浮世絵版画の「錦絵」から幕末維新を読み解きましょう。『教導立志基 徳川慶喜』小林清親画(1886年)は、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜を描いた1枚です。※展示期間は5月30日~6月18日●7章「美術工芸からみた幕末維新─近世絵画・刀・甲冑―」《紫糸威鎧》島津斉彬所用江戸時代(19世紀)京都国立博物館蔵薩摩藩主・島津斉彬の甲冑『紫糸威鎧』島津斉彬所用(19世紀)、徳川慶喜の陣羽織『白羅紗葵紋付陣羽織』(江戸時代末期~明治初期)など美術工芸品の数々に目を奪われます。『江戸城明渡の帰途(海舟江戸開城図)』川村清雄画(1885年ごろ)は洋画の手法で描かれました。美術にも近代化の波が押し寄せているのが分かります。※陣羽織は4月29日~5月28日、『江戸城明渡の帰途』は4月29日~5月21日の期間限定展示。特に注目したい3つの見どころ●坂本龍馬の手紙を徹底解析重要文化財《龍馬書簡慶応二年十二月四日坂本乙女宛》(部分)慶応2年(1866)京都国立博物館蔵展示期間:5/23~6/4妻、おりょうとの新婚旅行を書いた『龍馬書簡 慶応二年十二月四日 坂本乙女宛』(1866年)からも分かるように、坂本龍馬の手紙は絵入りでユーモアにあふれています。本展ではたくさんの直筆手紙を分かりやすく展示。坂本龍馬が考えていたこと、妻や家族への細やかな愛情が手紙から伝わってきます。※展示期間5月23日~6月4日●新資料が続々!《刀銘山城國西陳住埋忠明寿作坂本龍馬佩用》江戸時代(17世紀)京都国立博物館蔵本展の4章で紹介した『刀 銘山城國西陳住埋忠明寿作 坂本龍馬佩用』江戸時代(17世紀)のように、ここ10年で新たに龍馬のものと判明した品、関係資料があります。『北辰一刀流長刀兵法目録 龍馬宛 千葉定吉筆』(1858年)も、その1つ。最新の坂本龍馬研究に触れてください。まだ新たな資料が出てくるところからも、坂本龍馬人気の根強さが分かります。●ビジュアル重視の分かりやすい展示《幕府軍艦 第二長崎丸関係資料より砂時計法螺貝遠眼鏡双眼鏡バロメーター》江戸時代末期(19世紀)東京都江戸東京博物館蔵瓦版、錦絵、絵巻物などビジュアルを多用した展示によって、坂本龍馬と幕末の時代がありありと分かります。絵だけでなく『幕府軍艦 第二長崎丸関係資料より砂時計 法螺貝 遠眼鏡 双眼鏡 バロメーター』(19世紀)などの品々も必見。《坂本龍馬湿板写真》慶応2年または3年頃高知県立歴史民俗資料館蔵展示期間:4/29~5/1※3日間限定公開、以降は複製展示坂本龍馬が生きた時代を、本展で疑似体験しましょう!本展開幕から3日間(4月29日~5月1日)は、坂本龍馬のもっとも有名な写真『坂本龍馬湿板写真』(1866~1867年ごろ)も限定公開されますよ。お見逃しなく!開催概要特別展「没後150年 坂本龍馬」開催期間:4月29日(土)~6月18日(日)会場:東京都江戸東京博物館(東京都墨田区横網 1-4-1)時間:9:30~17:30 ※土曜日は19:30まで。入場は終了30分前までです。休館日:毎週月曜日 ※5月1日と5月15日は開館料金:一般1,350円、大学・専門学生1,080円、小学生・中学生・高校生・65歳以上680円問い合わせ:03-3626-9974(東京都江戸東京博物館・代表)URL:
2017年03月11日企業のコラボプロジェクトをプロデュースする株式会社ZEL S運営のMDP GALLERYが、3月24日から4月9日まで中目黒アート花見会「Sakura Pink」展を開催する。今回で2回目の開催となる同展のテーマは、昨年と同様「桜」。同展では「中目黒桜まつり」の開催期間に併せて実力派アーティストらが各々の視点から捉えた桜の美を桜色である「Pink」で表現する。木彫家の田島享央己や、ミクロの折り鶴アーティストである小野川直樹、雑誌「VOGUE」の誌面も飾る切絵アーティスト・riyaなど総勢40名以上のアーティストが参加する。また、同時開催としてカフェギャラリー「SPACE M」(東京都目黒区青葉台1-14-18 地下1階)にて、ポップでアイロニーな作品が注目されている内田有の個展「bloom!」が開催される。【イベント情報】『中目黒アート花見会「Sakura Pink」展』会期:3月24日~4月9日開場:MDP GALLERY住所:東京都目黒区青葉台1-14-18 1階時間:11:00~20:00会期中無休参加費無料
2017年03月10日3月11日・12日の週末に東京近郊で開催されるイベント7選をご紹介します。国立美術館で開催されている「ミュシャ展」や、不朽の名作「ベルばら」の展覧会など、気になるイベントが盛りだくさん!期間限定で人気キャラクターのコラボカフェもオープンしています。早速詳細をチェックしましょう。ミュシャ展(国立新美術館)六本木の国立新美術館で「ミュシャ展」がはじまりました。超大作《スラヴ抒事詩》の全20作が、チェコ国外では初めて公開されています。壁いっぱいに広がる巨大なスケールの作品数々は、圧倒的な迫力です。スラヴ民族の世界観に、酔いしれてみてはいかがでしょうか。ミッフィーレッカーカフェ (西武池袋本店)西武池袋本店に、とびきり可愛いミッフィーのカフェが期間限定でオープンしています。食べるのがもったいないほどキュートなカレーや、パンケーキ、ホットチョコレートなどが味わえますよ。来店者全員にプレゼントがもらえるので、これは是非ともゲットしちゃいましょう。太陽のマルシェ(月島第二児童公園)3月のテーマは「マルシェでお茶会」。マルシェには日本茶のほか、国内外のコーヒーや紅茶が勢ぞろい。スイーツと合わせて楽しみましょう。茶葉手揉み体験や日本茶の飲みくらべなど、ワークショップも行われるので、こちらもチェックです。「ベルばら」とともに(日本橋髙島屋)不朽の名作「ベルサイユのばら」の感動がふたたび!作者の池田理代子さんが作家生活50周年を迎えるのを記念し、代表作「ベルばら」の魅力とともに、半世紀の歩みと多彩な作品が紹介される展覧会が開催中です。展覧会限定のオフィシャルブックや紅茶専門店TEAPONDとのコラボ商品の販売、サイン会も開催されるので、気になる方はチェックしてみましょう。追悼水木しげるゲゲゲの人生展(松屋銀座8階)漫画家・水木しげるさんの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」が、松屋銀座で開催されています。彼の少年時代から、亡くなるまでの作品130点以上、資料含む計約350点が一挙に展示。ファンにはたまらない内容ですね!ぐでたま×デザート王国(クイーンズ伊勢丹横浜)大人気キャラクター“ぐでたま”とコラボレーションした期間限定カフェが、横浜で開催中!「お母さんかもしれない…ぐでチキンドリア」など、パンチのきいた名前のメニューが目白押しです。店内ではキュートな“ぐでたま”のグッズも販売されています。ぐでっとのんびりしたい休日に、ぜひ行ってみては?シルバニアファミリー展(横浜人形の家)あの懐かしい、シルバニアファミリーの企画展が開催されます。細部までこだわった家具の数々や、シルバニアの仲間たちが一挙に大集合。自分がシルバニアの世界に入り込んだかのような「大きなお部屋の撮影コーナー」も!大人も童心にかえって楽しみましょう。
2017年03月10日国立新美術館では、平成29年6月14日(水)〜9月4日(月)の期間中「国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展」が開催されます。20世紀を代表する彫刻家で、細長く引き伸ばされた人物像で知られるジャコメッティ。南フランスにあるマーグ財団美術館のコレクションを中心に、初期から晩年までの作品約135点が展示されます。マーグ財団美術館の中庭に立つジャコメッティArchives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)ジャコメッティってどんな人?スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901〜1966 年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりと言われています。アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを吸収したジャコメッティは、身体を線のように長く引き伸ばしたまったく新しい独自の彫刻スタイルを確立しました。またジャコメッティは、日本人哲学者である矢内原伊作(1918〜1989年)と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。見どころをご紹介!日本で開催されるジャコメッティ展としては11年ぶりの個展となる今回の展覧会。彫刻約50点、絵画約5点、素描と版画約80点と多くの作品が出品される展覧会の見どころをご紹介します。●ジャコメッティの代表的な彫刻が集結アルベルト・ジャコメッティ 《犬》 1951年 ブロンズ マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンスArchives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)ジャコメッティの彫刻には、豊かなヴァリエーションがあります。キュビスムやシュルレアリスムなどに影響を受けた第二次世界大戦前の試み、モデルを前にして制作された彫像、わずか数センチの小さな人物像や複数の人物を組み合わせた群像、そして、細長い人物像まで、あらゆる時代の代表作が一堂に会します。世界的な彫刻家の歩みを辿りましょう。●実現しなかったチェース・マンハッタン銀行のための大作3点アルベルト・ジャコメッティ 《歩く男Ⅰ》 1960年 ブロンズ マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンスArchives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)チェース・マンハッタン銀行からの依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された3点の大作、《歩く男I》《女性立像II》《大きな頭部》がそろって出品されます。このプロジェクトは実現しませんでしたが、最晩年のジャコメッティの挑戦を、壮大なスケールによって体感できます。芸術によって人間の本質を追い求めた稀代のアーティスト、ジャコメッティの生涯にせまる展覧会となっています。ぜひ足を運んでみてくださいね!■開催概要タイトル : 国立新美術館開館10周年ジャコメッティ展会期 : 平成29年6月14日(水)〜9月4日(月)会場 : 国立新美術館 企画展示室 1E開館時間 : 10:00〜18:00 金曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで休館日 : 毎週火曜日料金【当日】一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円【前売り】一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円※前売券は4月1日(土)〜6月13日(火)までの販売。国立新美術館では6月12日(月)まで※中学生以下は無料※団体は20名以上※障害者手帳をご持参の方(付き添いの方1名含む)無料お問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)国立新美術館ホームページ展覧会ホームページ※画像写真の無断転載禁止
2017年03月09日今年2月16日に逝去したディック・ブルーナのデザインの足跡をたどる「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展が、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されます。期間は2017年4月19日(水)~5月8日(月)まで。絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズをはじめとする、ブルーナの作品約500点を鑑賞できますよ。それでは気になる詳細を早速チェックしてみましょう。展覧会メインビジュアルBLACK BEAR © copyright:Dick BrunaDick Bruna(ディック・ブルーナ)とは?世界的なベストセラー絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズで知られるディック・ブルーナは、1927年にオランダ・ユトレヒトで生まれました。デザインを独学した後、父親が経営する出版社でデザインを担当。2000 冊を超す「ブラック・ベア」シリーズのペーパーバックの装丁やポスターなどのデザインを手がけました。1953年には、初の絵本『de appel(りんごぼうや)』を発表し、以来124 冊の絵本を世に送り出しました。中でも、「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズは、日本語を含め多くの言語に翻訳され、アニメ化もされるなど、世界中で愛され続けています。『うさこちゃんとじてんしゃ』原画絵本1982年Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2017 www.miffy.com今年2月16日、故郷のオランダ・ユトレヒトの自宅にて逝去。 享年89歳でした。展覧会のみどころをご紹介!●ブルーナの作品約500点を展示!「シンプルの正体」を紐解く『雪の中の六人のシャドー』 ペーパーバック 1969年© Dick Bruna絵本作家だけではなく、グラフィックデザイナーとしての顔も持つディック・ブルーナは、ペーパーバックシリーズ「ブラック・ベア」の表紙やポスターをはじめとする温かみのある名作を数多く残してきました。それらの作品に共通する特徴は「シンプル」。『ボリスのやまのぼり』より 絵本 1989年Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2017 www.miffy.com同展では、200冊を超えるペーパーバック、約40点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやボリスなどの絵本原画約30点に、ポスターの複製などを加えた約500点を通じて、ブルーナ作品の特徴である独自のユーモアや情感を織り込んだ「シンプルの正体」が解き明かされます。『わたしのくにのどうぶつ』より 絵本 1972年Illustrations Dick Bruna © copyright Mercis bv,1953-2017 www.miffy.com●ブルーナ作品からインスピレーションを受けた新作も登場!さらに、日本のデザイン界で活躍する気鋭の4組(KIGI、groovisions、中村至男、ミントデザインズ)の作品も登場します。テーマは「シンプルの明日」。ブルーナの特徴である「シンプル」をキーワードに、プロダクト、グラフィック、ファッションなどのジャンルで、ブルーナ作品からインスピレーションを受けた新作が発表されます。こちらにも注目してください。ディック・ブルーナが約60年かけて作りあげてきた「シンプルの正体」を解き明かす「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン」展。ファンの方はぜひ足を運んでみてくださいね。イベント詳細名称:シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:2017年4月19日(水)〜5月8日(月)※会期中無休時間:10:00〜20:00(入場は閉場の30分前まで / 最終日は17:00閉場)入場料:一般800(600)円、高校生600(500)円、小中学生400(300)円、未就学児無料※()内は前売り価格公式サイト:
2017年03月08日東京・六本木の国立新美術館で、3月8日(水)から6月5日(月)まで国立新美術館開館10周年・チェコ文化事業「ミュシャ展」が開催されます。超大作《スラヴ叙事詩》全20作をチェコ国外では初めて公開する、大注目の展覧会です。気になる見どころをasoview!編集部が取材を元にお伝えします!アルフォンス・ミュシャって?19世紀から20世紀にかけて活躍した、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家のひとり、アルフォンス・ミュシャ。ミュシャはフランス語読みで、チェコ語での発音は「ムハ」といいます。オーストラリア領モラヴィア(現チェコ)に1860年に生まれ、ウィーンやミュンヘンを経て、27歳でパリに渡って画を学びます。不遇の時代が続きましたが、34歳の時に大女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを手がけ、評判に。一躍時代の寵児となりました。左から「ジスモンダ、「ハムレット」、「ロレンザッチオ」堺市美しく華やかで洗練されたポスターやグラフィックを手がける一方、ミュシャは故郷のチェコや、自身のルーツであるスラヴ民族の文化、歴史をテーマとした作品を多数制作しました。1910年から晩年の約16年をかけて手がけた20作の連作「スラヴ叙事詩」は、そのすべてが巨大な作品。古代から近代のスラヴ民族の苦難と栄光を映し出す、一大スペクタクルです。大迫力!チェコ国外で世界初の全作展示「スラヴ叙事詩」今回の「ミュシャ展」の見どころは、いままでチェコ国外では世界で初めて全20点を展示するもの。1928年に発表され、プラハ市に寄贈された「スラヴ叙事詩」ですが、長らく日の目を見ることがありませんでした。1960年からモラヴィアのモラフスキー・クルムロフ城でひっそりと夏期のみ展示されていたものの、ほぼ見る人はおらずという状態。2012年になってプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)にて全作品がついに公開されました。左から「原故郷のスラヴ民族 トゥーラニア族の轍とゴート族の剣の間に(部分)」「グルンヴァルトの戦いの跡 北スラヴ民族の連帯」「ヤン・アーモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々 希望の消滅」プラハ市立美術館まず部屋に入って驚くのは、その作品の大きさ。縦6メートル、横8メートルという圧倒的なスケールで、見るものをスラヴ民族の歴史の世界に誘います。原故郷のスラヴ民族トゥーラニア族の轍とゴート族の剣の間にプラハ市立美術館最初に目に入るのは「原故郷のスラヴ民族トゥーラニア族の轍とゴート族の剣の間に」。こちらを見ている2人の男女と、絵の右上に描かれた3人の司祭が不思議な対比をかもし出しています。スラヴ式典礼の導入汝の母国語で主をたたえよプラハ市立美術館このように、「スラヴ叙事詩」には下半分に現実や歴史的事実が描かれ、上半分には空想やミュシャの思うことが描かれる、という構図のものが多いです。左から「クロムニェジーシュのヤン・ミリーチ「言葉の魔力」-娼館を修道院に改装する」「ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師「言葉の魔力」-真理は打ち勝つ」「クジーシュキでの集会「言葉の魔力」-ウトラキスト派」プラハ市立美術3つの部屋に渡って展示されている「スラヴ叙事詩」は、見ていくのに年代順などの制約はありません。ふと目についた絵をじっくり見て、また次の絵にうつって…大きな絵なので、絵の中に自分も入り込んでしまうような気分になることも。幻の傑作をじっくりと鑑賞しましょう。音声ガイドを借りて解説を聞きながら鑑賞すると、絵に込められた思いや情景などをより深く理解することができます。おすすめです。「スラヴ叙事詩」が展示されている3つ目の部屋のみ、撮影が許可されています。写真を撮ろうと思っても絵が大きくてなかなか全部が画面に収まりませんが、気に入ったシーンを切り取ってみては。左から「ロシアの農奴制廃止自由な労働は国家の礎」「聖アトス山正教会のヴァティカン」「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓いスラヴ民族復興」プラハ市立美術館Ⅰ ミュシャとアール・ヌーヴォー「スラヴ叙事詩」の展示に続いて、ミュシャがどのような経緯で「スラヴ叙事詩」を書くに至ったかをたどります。パリで雑誌や本の挿絵を描くことで生計をたてていたミュシャ。1894年、34歳の時に大女優サラ・ベルナールのポスターを手掛けたことで人生が一変します。左から「ジスモンダ、「ハムレット」、「ロレンザッチオ」堺市それがこの左「ジスモンダ(1895年)」のポスター。モザイクタイルのような装飾に、丁寧に書き込まれた衣装、そして妖艶な魅力をたたえるサラ・ベルナール。このポスターはたちまち評判となります。サラ・ベルナールの信頼を得たミュシャは、その後6年間にわたりベルナールとの契約を交わし、舞台の宣伝ポスターを手がけました。4つの花「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」堺市こちらは1897年に発表された4つの花「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」。今のマンガの表現にも確実に影響を与えているのでは、と思える美麗なデザインです。ミュシャの作品はリトグラフで発表され、安価で求められたため、民衆の支持がより広がりました。ラ・ナチュール堺市こちらはミュシャの彫刻の中では最も有名な「ラ・ナチュール」。ミュシャの絵に描かれている美しい女性は、立体になっても健在です。Ⅱ世紀末の祝祭1900年パリ万国博覧会「ボスニア・ヘルツェゴビナ館」壁画の下絵堺市19世紀末から20世紀にかけてのヨーロッパは、画期的な発明や技術の進歩により社会が大きく変化した時期でした。1900年にパリ万国博覧会が開催され、ミュシャはボスニア・ヘルツェゴビナ館の壁画を担当するなど多くの作品を出品します。スラヴの連帯プラハ市立美術館また、1910年にはミュシャの故郷・チェコにプラハ市民会館が建設されます。ミュシャはここの天井画と壁画を担当。「スラヴの連帯(1910-1911)など」当時の下絵が展示されています。左から「英知-プシェミスル朝のエリシュカ」、「戦う魂-ヤン・ジシュカ」、「誠実-ヤン・アーモス・コメンスキー」、「自力Ⅲ(犠牲)」プラハ市立美術館美しい壁画が今でも飾られているプラハ市民会館。実際に現地に行ってみたくなりますね。Ⅲ独立のための闘い19世紀から20世紀にかけては、小国が独立を求める闘いの時代でもありました。1910年にチェコに戻ったミュシャの作風には変化が見られます。ヒヤシンス姫堺市スラヴ人である妻・マルシュカの丸顔でふっくらした体型をベースにした女性像が際立つようになります。バレエ「ヒヤシンス姫」のポスターもその一つ。エネルギーに満ちた女性の姿が描かれています。上から10コルナ紙幣、50コルナ紙幣、100コルナ紙幣、500コルナ紙幣OGATAコレクション1918年にチェコスロヴァキア共和国が独立すると、ミュシャは紙幣や切手のデザインを無償で引き受けます。美しい女性像はここでも健在です。Ⅳ習作と出版物『主の祈り』(仏語版)左)装飾ページ、右)挿絵ページプラハ市立美術館ここではミュシャが行った本の挿絵や、ポストカードなどが展示されています。さらに「スラヴ叙事詩」の構想を練っていたミュシャは、スラヴの人々をモデルにした習作や素描も多く残しています。ここまで見てきて「またスラヴ叙事詩が見たい…」と思った方は、「独立のための闘い」の展示の場所からスラヴ叙事詩の展示室に戻れます。スラヴ式典礼の導入汝の母国語で主をたたえよプラハ市立美術館©Prague City Galleryミュシャのことを知ってから「スラヴ叙事詩」を見ると、また違った視点から楽しめるかもしれません。オリジナルグッズもチェック!この展覧会限定のオリジナルグッズが販売されています。今回展示されている全作品を収めた図録は、ミュシャファンならゲットしたいところ。「スラヴ叙事詩」やサラ・ベルナールのポスターをモチーフにしたクリアファイルは、裏面にも絵が描かれている豪華なもの。チェコで大人気のアニメーション「クルテク」とコラボレーションしたグッズも。愛嬌あるモグラの顔が気になります。チェコのデザインを取り入れた小物もたくさん。東欧ならではのデザインはなかなか日本では入手できません。壮大な世界観に引き込まれてしまうこと間違いなしの「ミュシャ展」。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。イベント概要名称:国立新美術館開館10周年チェコ文化事業「ミュシャ展」開催期間:2017年3月8日(水)~6月5日(月)時間:10:00~18:00※毎週金曜日、4月29日(土)~5月7日(日)は20:00まで。入場は閉館の30分前まで。休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館。会場:国立新美術館 企画展示室2F所在地:東京都港区六本木7-22-2料金:大人1,600円、大学生1,200円、高校生800円※中学生以下は無料公式サイト:グッズ企画販売:NHKプロモーション
2017年03月08日