「水森亜土原画展」が、東京・三鷹のアートサロン和錆(わさび)で開催。期間は、2019年9月4日(水)から16日(月・祝)まで。期間中は、水森亜土による描きおろしの新作原画をはじめとする作品の数々を展示。水森亜土ならではの、ちょっぴりレトロでガーリーな雰囲気を閉じ込めた、キュートな世界観を楽しむことができる。また会場に併設されている、水森亜土の人気キャラクター“ネコのミータン”をモチーフにしたコラボカフェには、新メニューが登場。にっこりスマイルを浮かべる“ミータン型”ライスが印象的なプレートメニュー「ネコのミータン おめかしタコライス」を味わうことができる。さらに店内には、ミータンのデコレーションを飾った見た目にもキュートなかき氷パフェや、あんみつといったデザートメニューも用意。食後のデザートやカフェタイムに是非オーダーしてみてはいかがだろう。そのほか会場には、亜土ちゃんパッケージのオリジナルスイーツシリーズ「トンシャーム」の新作がラインナップ。ポップな色合いがキュートなキャンディや金平糖は、ちょっとした手土産にも喜ばれそうだ。【詳細】「水森亜土原画展」会期:2019年9月4日(水)~16日(月・祝)場所:アートサロン和錆 東京店住所:東京都武蔵野市中町 2-26-4TEL:0422-57-4130時間:11:00~18:00入館料:無料<関連情報>・ネコのミータン おめかしタコライス 1,000円+税・Ton Charme<カラフルキャンディ> 550円+税・Ton Charme<金平糖> 550円+税
2019年08月26日範宙遊泳の山本卓卓が、KAAT 神奈川芸術劇場のキッズ・プログラムに初登場。岡田淳原作の『二分間の冒険』を、8月17日から、同劇場の大スタジオで上演する。山本とキッズ・プログラム、意外にも思われるこの組み合わせ。だがKAATについて山本は「とても良い劇場」と語り、両者の良好な関係がこの企画を後押ししたことを明かす。「KAATの人たちはちゃんと“人”でつくっている感じがするんですよね。流れ作業ではなく、そこにしっかりと血が通っている。またアーティストとどう関わろうかを考えてくれますし、さらに地域のことも考えている。キッズに力を入れているところも魅力的ですし。だからお話をいただいた時はぜひ!って感じでした」『二分間の冒険』に関しては、KAATの方から提案があったとのこと。山本は上演台本と演出を担うが、劇団公演を始め、これまで手がけた舞台はほぼオリジナル。原作ものへの抵抗はなかったのだろうか。「まったくないですね。逆に僕、得意だと思いますよ。というのも、原作者の考えていることっていうのは上演台本を書きながらもすごくためになりますし、そこからどう自分なりのものに置き換えていくか。それを思案するのはすごく楽しい作業で。自分の中から絞り出して書くオリジナルよりも、ずっと楽しかったです」原作は小学校高学年以上を対象にした長編冒険小説。だが舞台では4歳から入場可ということで、わかりやすい表現へと意識的に書き換えたのかと思いきや……。「子供目線ということを強調したくないと思ったんです。だから平易な言葉にする、みたいなことはまったくやっていませんし、多少難しくてもそのままでいいかなと。難しいってネガティブに捉えられがちですが、つまりは考えるきっかけになるということ。そして今伝わらなかったとしても、何時間、何日、何年か後に伝わる可能性はある。それを僕は“ディレイ”と呼んでいて、特にこの作品ではそのディレイに期待しているんです」本作には主要なキャストが7人登場するが、それ以外に公募された10人がエキストラ=”みんな”役として参加している。「先日初めて、”みんな”勢も加わって稽古をしてみたんです。メインと言われるメンバーはかなり細かい段階まで仕上がってきているんですが、そこにみんな勢が入った時に、お芝居がさらに立体的になったのを見てすごくワクワクして。これからもっと荒々しくて初々しいものになっていくはずなので、その駆け引きが今から楽しみですね」すでに来年にはツアーも予定されている本作。“みんな”役は各都市でそれぞれ新たに公募される。「だから地方によってバージョンが変わるわけで、それこそ僕がやりたかったことなんですよね。地域の人たちと経験を共有することが出来ますし、演出家としてももうちょっとキャストのボリュームを出したいって時にそれが可能になる。これがフォーマットとして演劇界に定着していけば、演劇の可能性をもっと広げられるんじゃないか。そのひとつの可能性として提示したいって気持ちもあるんです」その第一歩はまず8月の横浜から。そして山本はこの舞台にこんな想いを込める。「人は最終的には“個”、“私”であるということですね。もちろん最初から最後まで“私”では、ただ我が強いだけでダメですけど。まず“私”から始まって、次に“あなた”の存在に気づき、そこから“私たち”になって、さらに“みんな”になる。でもそこからちゃんと“個”があることが認識出来ると、“私”から“私”までの過程がものすごくぶ厚くなるはずで。それを感じ取ってもらえたら嬉しいですし、ディレイしていつか届くといいなと思います」取材・文:野上瑠美子
2019年08月15日7月の参議院選挙で躍進した山本太郎氏率いる「れいわ新選組」。支持者の切実な声に応えて、山本代表は政権奪取を宣言した。その目的を緊急インタビュー。「早ければ衆議院選挙が1年以内、3年後に参議院選挙があります。なるべく早く与野党をひっくり返したい。生活が苦しくて日々クビが絞まっていっている人たちを、もう放っておけません。国が壊れていくスピードは待ってくれない。だから政権をとりにいきたいんです。そのためには、次の衆院選で100人の擁立を目指します」そう決意を語るのは、「れいわ新選組」の代表で前参議院議員の山本太郎氏(44)。秋から、全国を2カ月くらいかけて回り、候補者選びにつなげたいと意気込む。山本代表は、俳優だった’13年、参議院選で東京選挙区から無所属で出馬し、初当選。その後、「自由党」の共同代表として活動してきたが、今年4月1日、政権をとるため、たった一人でれいわ新選組(以下、れいわ)を旗揚げした。7月の参議院議員選挙では、派遣切りにあったシングルマザーなど、さまざまな問題の当事者9人の候補者を擁立。〈消費税の廃止〉〈最低賃金1,500円〉など社会的弱者に寄り添う政策を打ち出し、2議席を得る大躍進をとげた。「生産性で人の価値を測られない社会にしたい」という思いから、政党が優先して当選者を決められる特定枠に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦さん(61)と、重度障害者の木村英子さん(54)の2人を指定。両名とも当選を果たした。結果的に「れいわ」は、得票率4.55%で政党要件を満たす。ネットを中心に支持を集め、4月から約3カ月間で4億円を超える寄付も集めた。山本代表は比例で99万票を得ながら議席を失ったが、党代表として活動することに。“れいわ旋風”を巻き起こし、政権を取ると宣言した山本代表は、何を目指すのだろうか。「6年前に議員になってから、街頭で話すことをずっとやってきました。いちばん興味を持って聞いてもらえたのが、生活に直結する“雇用”や“税金”の話だった。反応が、飛び抜けてちがうんです。それだけ厳しい状況に置かれている人が多いんだ、と実感しました」(山本代表・以下同)最終的には、首相になって実現したいことがある。「まず消費税を廃止します。日本は、デフレが続いた結果、経済規模が縮小し、そのしわ寄せは労働者に。この負のスパイラルから抜け出すには、消費税をゼロにして消費を喚起し、景気を上向かせるしかありません。そうすれば賃金も上がってきます」財源はどうするのか。「国は、所得税と法人税を下げて、足りなくなった財源を補填するために消費税を上げました。これを元に戻せばいいだけ。税金はあるところから取れって話なんです」しかし、現実には、「そんなの夢物語」という声も聞こえてくる。「自分の生活もままならない状況に置かれていたら、『自分が世の中を変える力を持っている』ってことを忘れてしまいますよね。なぜ、法人税が下がったかというと、大企業は組織票を固め、自分たちの言うことを聞いてくれる議員を当選させて、政治を動かしてきたからです。でもこの国のオーナーはこの国に生きる人。おかしいと思ったら、皆さんの力でこんな社会は変えていけるんです」貯蓄ゼロ世帯が20代から50代まで40%を超えているというデータもある(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査金融資産の有無」より。’18年に調査の際の聞き方を変えたので、山本代表は’17年のデータを使用している)。「これだけ数が多いということは、本人の努力不足とかっていう問題じゃない。国の経済政策に翻弄されてきた人が、それだけ多かったということ」山本代表も、国の政策に翻弄された当事者だという思いは強い。「そこそこ順調だった役者人生が180度変わりましたからね。原発事故でおかしなことがたくさんあることに気づいて発信したら、仕事がどんどん減っていって」当時は明日の生活がどうなるかわからない不安を感じたという。「自業自得だという向きもありました。しかし、なんでも自己責任だという社会は地獄です。首相になったら、『生きているだけで価値がある』って思える社会にしたいですね。そういう自己肯定感と経済状況は密接にかかわっています。やはり消費税を廃止にして、すべての人の暮らしを底上げすることが大事だと強く思います」
2019年08月08日女優の松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜が28日、東京・池袋の三省堂書店池袋本店で写真集『理咲』、『愛紗』、『玲亜』(発売中 各3,000円税抜 東京ニュース通信社刊)の発売記念イベントを行った。黒木メイサや桐谷美玲といった人気女優が在籍するタレント事務所・スウィートパワー所属の若手女優、松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜の3人が、ソロ写真集を同時リリース。10代の弾ける笑顔や無邪気な姿はもちろん、ちょっと背伸びした表情を切り取るなど、彼女たちの魅力が詰まった写真集となっている。同じ日に同時発売したということで、この日の発売イベント前に3人が揃って制服姿で報道陣の取材に応じた。松風が「私の写真集は昭和レトロ、ノスタルジックをテーマにして撮りました。全体的な統一感がすごくあって、自分自身も色んな表情が出せたと思うので満足のいく1冊になりました」と自信を見せれば、竹内は「私はいつも役を通して色んな方々に知っていただいていたので、今回は素の表情をたくだん出るような1冊にしました。大人っぽい表情から子供っぽい無邪気な表情まで、スタッフさんと色々と会話しながら撮影しました」と回顧。3人の中で一番ファッション的要素が突出しているという長見は「私はメイクやヘアアレンジとか背景をこだわって、私の意見や理想をたくさん聞いてもらったので、自信を持って皆さんにお見せすることができる1冊になりました」とアピールした。今回の写真集では、3人とも水着にもチャレンジしている。中学生の時以来だったという松風は「私はスクール水着でしたが、懐かしさもあって若返った気分で撮影することができました。楽しかったです」と振り返り、長見も「すごい雰囲気が好きな1枚になったので恥ずかしいとかあまりなかったです」とやりきった様子。そんな彼女たちの写真集は、同日に発売されたが、竹内は「同日に発売と聞いて年齢も近いですし嬉しかったですね。完成した写真集を見て、1冊1冊全員の個性が出ていて、全く違って面白いなと思いました」とプライベートでも仲が良いということもあって満足そうだった。
2019年07月29日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の米子、ドラマ『獣になれない私たち』の松任谷さん…。彼女が演じれば、ちょっとヘンで困った役も、妙に憎めないかわいい役に。“伊藤沙莉マジック”の秘密とは。薄暗い地下駐車場。そこに古いコピー機や工事用のカラーコーンが雑然と並ぶ。カメラマンに促されるまま、その乱雑なラビリンスに足を踏み入れた伊藤沙莉さん。あちこち観察しては、驚いたりニヤリとしたり。きっと普段も、こんなふうに楽しんで撮影現場にいるんだろうなと思ったら、ますます伊藤さんという人のことを知りたくなった。――ドラマに映画にと引っ張りだこですよね。ちょっと前まで、次の作品が決まっているってことがほとんどなく、次のオーディション頑張んなきゃっていう状況でした。だから、ひとつの仕事が終わってすぐに次の作品の準備に取りかかれるのが、いますごく幸せなんです。――さすがにもう、オーディションはなくなりました?いまも全然ありますよ。受けるし落ちるし(笑)。――得意なのかと思っていました。めちゃくちゃ苦手です。「どうせ」とか「私なんて」って思っちゃうタイプなんです。直そうと思っているんですが…。だから、たとえば“クラスのマドンナ”的な役のオーディションに呼ばれたりすると、なんで私が呼ばれたんだろうって疑心暗鬼になっちゃって…。もちろん、受けるからには受かりたいとは思うけれど、マドンナというのを読み替えて人気者ってことでやったらいいのかなとか考えすぎてしまって、集中できないまま終わっちゃったりして。――意外です。何気ない短いシーンでも面白くしてくれる女優さんというイメージがあったので。そう言っていただけると嬉しいです。昔から、妥協されることへの恐怖があって、「ま、いっか。OKで」とか、「伊藤でいいか」と思われるのが本当に嫌なんです。だから、つねに役を演じる時に、自分がやる意味を考えています。――でもやりすぎない。引きどころをわかっているというか。台本を読んではいくけれど、どっちかというと現場の雰囲気を読んでやってみるほうで、そこまで計算していたりはしないんです。ただ、私は性格的に「どうぞどうぞ」って後ろに下がっていくタイプだから、前に出てやってくださいって言われる時以外、そんなにグイグイいかないのがいい塩梅に見えているのかもしれません。――俳優さんって、基本的に、前に出たいと思っているものだと…。リアクションとかびっくりした時の顔がちょっと変だったり、声がこんな感じ(ハスキー)なので目立っちゃう時はありますが、普段からひっそり静かに過ごしているつもりなんです。子役時代からそうで、学園ものの集合シーンで私の前に誰かがかぶっていても言えなくて、「ま、いっか」って肩越しに目だけ出す、みたいな(笑)。――学校ではどうでした?クラスの人気者のイメージなんですが。普通ですよ。スクールカーストの超真ん中。学級委員とかはやっていましたけどね。学級会をまわすのにハマっていた時期があって、自分の番組のMCくらいの感じでクラスメイトをイジりながら進行してました。その時期は、しゃしゃってましたよ(笑)。でもそれも、千葉の普通の公立高校で、普通の子たち相手だからできたこと。結構、トイレでごはん食べたりもしてましたし。…いじめられてた、とかじゃないんですけど。――子役から活躍されていましたし、学校で注目されたのでは?そういうのって、ピークは入学して1週間くらいなんです。私、寝起きで登校してくるようなタイプで、キラキラした感じもなかったんで、みんな見慣れるというか。――そういうキラキラした世界への憧れはなかったんですか?ありますよ。ただ、いまだに心はただの千葉県民なんで、人のインスタを見ながら、「誕生日パーティにこんなに人が集まっててすごーい」って言ってるくらいがちょうどいい。経験として、そういう世界を覗くことはありますが、基本的には性に合わない。憧れて、夢を見てるくらいがいいんです。届かないからこそいいものってありますよね。たとえば、好きなアイドルには会いたくないんです。こういう仕事をしているからこそ、同じ部屋にはいたくない。向こう側の世界の人でいてほしいんです。いとう・さいり1994年5月4日生まれ、千葉県出身。’05年の『女王の教室』などで子役として活躍。’17年の連続テレビ小説『ひよっこ』や’18年のドラマ『獣になれない私たち』、映画でも’18年『寝ても覚めても』、’19年『21世紀の女の子』など話題の作品に引っ張りだこで、7月26日公開の映画『ペット2』では日本語吹き替えも担当。出演ドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK総合)は、7月26日(金)22時スタート。伊藤さんは、主人公・森若沙名子(多部未華子)の経理部の後輩・佐々木真夕を演じる。「経理部の面々ってみんなどこか変わり者で、真夕が一番普通なんです。そこをへんに面白くしないで、よくいるゆとりOLにと心がけています」ワンピース¥76,000中に着たタートルネック¥19,000(共にKOH’S LICK CURRO TEL:03・6427・1405)ネックレス¥4,200(イロリエール/ロードス TEL:03・6416・1995)サンダル¥5,900(CHARLES&KEITH/CHARLES&KEITH JAPAN TEL:03・4405・4420)※『anan』2019年7月31日号より。写真・佐野方美(KiKi inc.)スタイリスト・吉田あかねヘア&メイク・aikoインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月25日昨年ドームツアーも行ったGENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。白濱亜嵐さんが、グループの一員としてこれから挑戦していきたいことについて語ってくれました。グループと曲の作り手の懸け橋になれれば。東京ドームでライブをして、アーティストとしての自信がつきました。昔、東京ドームにある野外ステージでライブをして、“いつか…”と言っていたので嬉しかった。願いが叶ったのは、ありがたい環境はもちろん、僕らが本気で信じていたからだと思います。一番後ろの人までパフォーマンスを届けたい気持ちが、より強くなりました。デビューしてからしばらく、目指す方向性を模索していた時期がありました。でも、今思うと、いろんなスタイルに挑戦してモノにしていくことが僕たちらしさであり、強みなのかなって。表現の幅も広がるし、やりがいがあります。メンバー同士は年を重ねるにつれて、たくさん話し合いをするようになりました。責任感や、いい意味での自尊心が出てきたのかもしれません。今は曲を作るのが楽しくて、パフォーマーとしてはもちろん、トラックメーカーとしても頑張りたいです。譜面が読めないことが今さら恥ずかしいと思ったし、音楽理論を一から勉強しています。メンバーと曲の作り手にはそれぞれに意見があり、やっぱり100%伝え合うのは難しいから、僕が知識をつけることで、両者の懸け橋になれたらいいなって思っています。しらはま・あらん1993年8月4日生まれ。愛媛県出身。パフォーマー。主演映画『10万分の1』が今年公開予定。家の音響設備を整えてから楽曲制作や映画観賞がより楽しくなったそう。ジャケット(セットアップ)¥360,000カットソー¥50,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)スニーカー 参考価格¥81,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月25日7月21日の参議院議員選挙を前に、れいわ新選組の山本太郎氏(44)が注目を集めている。山本氏が演説をすると人だかりができ、その様子はSNSを中心に拡散されるのだ。20日の産経ニュースによると、立憲民主党の関係者が「枝野幸男代表の10倍以上の聴衆が集まっている」と語るほどだという。YouTubeにアップされた山本氏の演説動画を見ると、その熱量がうかがえる。Twitterでもこんな感想が上がっている。《選挙なんか行っても変わらんから適当でいいって考えやったけど、それが変わったのは山本太郎さんの演説見たから》《山本太郎の街頭演説がすごく盛り上がってる。田中角栄の演説も聴衆がすごく集まったらしいけど、こんな感じなのかな》《れいわ新撰組に大きなうねりを感じる。これだけ心に響く演説は聞いたことがなかったし、山本太郎にかけてみたいと思う。ウソやごまかしはもうたくさん》れいわ新選組の擁立する候補者が個性豊かな点も、人々を惹きつけているようだ。元拉致被害者家族会副代表の蓮池透氏(64)や元派遣社員の渡辺照子氏(60)、また難病であるALSの当事者・舩後靖彦氏(61)や脳性まひで重度障害者である木村英子氏(54)といった顔ぶれが揃っている。れいわ新選組はホームページに「政権とったらすぐやります」「今、日本に必要な緊急政策」とつづり、政策を紹介。「安い家賃の住まい」「奨学金チャラ」「最低賃金1,500円」など17個の政策が並んでいる。そのなかで特に注目を集めるのは、他の野党が10月に予定されている消費税率10%への引き上げに「反対」「凍結」といった姿勢を示すなか、「廃止」を打ち出している点だ。5月、山本氏は本誌に登場。安倍晋三首相(64)について「深刻なデフレ下で、消費税を増税するなど、経済オンチでしかありません」と揶揄。「景気が低迷している今、まず手をつけるべきは人々の生活を底上げすること。そのために、消費税廃止を目指し、まずは5%に減税すべき」と話していた。続けて山本氏は「消費税は、89年に3%で始まって以来、97年、14年の2回、上がりました。そのたびに、法人税や所得税は減税されています」と指摘する。かつて消費税が導入された89年には19兆円あった法人税の税収だが、16年には10.3兆円に。89年を基準とする法人税の減収額は累計192.5兆円にのぼる。そのいっぽうで、消費税の税収の累計は263兆円だ。「この2つの数字を比較すると、消費税収の73%が、法人税の減少分に割り当てられていると見ることができます」(山本氏)つまり、法人税の減税で足りなくなる税収を消費税で穴埋めしている形となる。山本氏は「法人税は利益に対してかかりますが、消費税は家計が赤字であっても、消費をする限り払わなければならない“罰金”です。金持ちを、もっと金持ちにするために消費税がある」と語り、こう続けていた。「税金は“ないところから取るな、あるところから取れ”が基本です。日々の生活に苦しむ人たちが犠牲になっていいわけはありません」14年4月、消費税を3%増税する際に政府は「引き上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われます」と約束した。しかし山本氏は「完全な形で“社会保障の充実”に使われたのは、3%の増税で増えた約8兆円の税収のうち16%ほどに過ぎません。残り84%の使途について、詳細を要求しても、『出しません』の一点張り。説明責任を果たす気もない」と批判。そして、こう結んでいる。「しかも、この7年で社会保障費は4兆円以上カットされています。消費税は社会保障のため?だまされてはいけません」果たして、有権者はどんな結論を出すのだろうか。
2019年07月21日元女子レスリング日本代表の吉田沙保里(36)が下着モデルに初挑戦し、話題を呼んでいる。ワコールのインナーウェアブランド「Date.」のモデルに起用された吉田は7月1日、《本日解禁!シンクロブラのモデルに初挑戦!撮影に向けて身体作りをしたり、気合いを入れて挑みました》とツイート。ブラを着用した写真を披露した。このツイートに《ブラ、とっても似合っててキレイです!》《健康的な美しさに、惚れ惚れしてしまいました》と、絶賛のリプライ(返信)が数多く寄せられた。一方で《なにを血迷った》《きつい》《世間とずれてる》といった陰湿なリプライや、男性によるセクハラまがいのツイートも目立った。この事態に、女性たちからは怒りの声が上がっている。《そもそも女性の下着広告は男性の為ではなく、女性のものでは???》《吉田沙保里さんに興奮しないとか言っている男性がいるみたいだけど、自分がお金を出してブラジャーを買うわけではないのに、知ったこっちゃないわな》《下着もそれを身に付ける人もお前のご機嫌とる為に存在してる訳じゃねぇんだわ》また、女性からは《華奢さが良いとされる文化のなかで綺麗の幅を広げていて勇気付けられる》《いろんなことにチャレンジされて、なにより生き様が素敵です》といった、吉田を応援するリプライも相次いで寄せられている。
2019年07月04日中島美嘉と古屋敬多(Lead)がW主演を務める『イノサンmusicale』の製作発表が行われ、演出の宮本亜門、脚本の横内謙介、音楽監督・作曲の深沢桂子、楽曲提供のMIYAVIのほか、キャスト5人が登壇した。坂本眞一のマンガ『イノサン』『イノサンRougeルージュ』を原作とするこの舞台。18世紀のフランス革命下で国王ルイ16世らを極刑に処した実在の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンと、その妹マリー=ジョセフ・サンソンの壮絶な生き様が描かれる。宮本は、原作を「マンガを超えたアート」と評する一方で「残虐で生々しく、目を覆いたくなるものまで見せる大変チャレンジ精神の強い作品」と紹介する。オファーを受けるにあたって原作者の坂本と対話を重ね、彼の抱える“現代日本における女性差別への怒り”が中島演じるマリーへ投影されていることに触発されたというエピソードを披露。「舞台でもフランス革命のリアルな裏側を立ち上げ、現代人に通じるメッセージを送れたら」と意気込み、これを受けた横内も「原作を再現する2.5次元作品を超えた何かが込められる」と賛同した。MIYAVIは「当時の“生きる”ことに渇望する人々のパッションを自分のギターで表現したい」とコメント。劇中における音楽の役割を問われた深沢は「差別されながらもバンバン男性を斬ったマリーのたくましさが音楽の中で描ければ」と述べ、楽曲はロックが中心になるという構想を覗かせた。ここでシャルル役の古屋、アラン・ベルナール役をWキャストで演じる梶裕貴と武田航平、ルイ16世役の太田基裕、アンヌ=マルト役の浅野ゆう子が壇上に呼び込まれ、それぞれが作品に対する思いを語る。古屋は緊張の面持ちながら、主人公を演じる上で「リアルさを追求すると同時に原作の持つ“美しさ”を意識したい」と真摯にアピールした。会見を欠席した中島からは手紙が届き、表紙に惹かれた原作を“全巻買い”し、対談番組で坂本と共演するなど作品との縁を強調。「初めてのミュージカル挑戦で不安も大きく緊張していますが、全力でがんばります」と気合を見せた。映画『NANA』をはじめとする出演作から受ける中島の印象を、宮本は「音楽を通じてドラマを伝えられる方」と評価。「マリーは本当にぴったりのキャスティング」と話し、笑顔を見せた。公演は11月29日(金)から12月10日(火)まで、東京・ヒューリックホール東京にて。6月27日(木)から7月2日(火)まで、オフィシャル先行二次抽選受付中。取材・文:岡山朋代
2019年06月27日映画『ザ・ファブル』(6月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、宮川大輔、江口カン監督が登場した。同作は南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。首元まで隠された上品なワンピースで登場した山本だが、実はスカートの右側に大きくスリットが入っており、時折現れる美脚で客席を魅了。共演した柳楽について「役がすごい激しいんですけど、カットがかかった瞬間めちゃくちゃ優しいんですよ。切り替えがすごくてハッとします」と紹介する。山本が「カーディガンを脱がすシーンで、脱がせたあと、すごい優しい」と柳楽の様子を明かすと、岡田は「すごいエロいコメント。そこだけテレビで使われたらやばいよ」と驚いた様子に。山本は「照れ混じりのところがすごい優しい」と語り、岡田も柳楽について「僕も、耳にナイフをつきつけられる時、なめまわすようにやった後『大丈夫ですか、大丈夫ですか? あたってないですか? ってすごい優しかった」と納得していた。また江口監督が「山本美月さんの変顔のシーンでここまでやってくださいという指示で顔を触ったら、骨格が小さすぎた」と振り返ると、岡田も「スーパーに行って豆腐買ってください。あれくらいの大きさですから。豆腐一丁くらい」と説明。山本は「豆腐って! もっとかわいいものにしてほしい」と抗議していた。
2019年06月22日映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』(7月19日公開)のTOKYOプレミアが11日に都内で行われ、窪田正孝、山本舞香、松田翔太、鈴木伸之、白石隼也、知英、マギー、柳俊太郎、川崎拓也監督、平牧和彦監督が登場した。同作は、石田スイによる累計発行部数3700万部を誇る同名コミックを実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。胸元がセクシーに開き、黒と赤で2つにわかれたアシンメトリーな形の個性派ドレスで美脚を見せていた山本、プリンセスのように豪華なスカートを翻して登場した知英、抜群のスタイルで華奢な肩と背中、美しいデコルテをあらわにしていたマギーと、三者三様に存在感を放っていた女優陣。イベントでは、生年月日を基に計算された「変態度診断」の結果が発表されることに。続いて「変態度70%」と診断された知英は「好きな相手のためなら何でもしてしまうタイプ」と言われ、苦笑していた。最も変態度の高い90%と診断された山本とマギーだが、「真面目そうに見えて隠れド変態の可能性を持ち、完璧主義で正義感が強い反面、破壊衝動を内に秘めたタイプ」「「よほど心を許した相手にしかその事実を明かすことはない」という結果に、「合ってる!」と納得の様子を見せた。
2019年06月11日ステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、自身がプロデュースする「Hibiya Festival」オープニングショー(4月26日・27日)の稽古前に囲み取材に応じ、演出家としての思いを改めて語った。宮本氏は「自分に自信がない男で、自分こそ生きる価値がないと思って自殺するべきだと思っていたくらい自信がなくて」と打ち明けた上で、「演出家になって、みなさんが喜んでくれたり、感動したと言ってくれると、『ああ、俺は生きている価値があるんだ』ってやってきた30年間があった」と演出家になって生きている価値を感じられたと告白。だからこそ「今ここで終わらせたくないという思いがあります」と語った。また、2年前に受けた検査の結果でPSAの数値が高く、「もしかしたら前立腺のがんなどの可能性もあります」と書かれていたことを告白。だが、緊急を要するものではないと思い、「稽古の始まりのほうで中断したら舞台が上演されなくなるんじゃないか」と舞台のほうが心配だったという。「3年先まであって、いつも演出のことを考えていて、病院に行く時間は僕にはないと思っていた」と話した。がんと診断されてからも演出家として大忙しの宮本氏だが、「全然大丈夫」ときっぱり。「みなさんに救われて演出家をさせていもらってきたなとわかったので、その恩返しをますますしないといけない」と言い、「でも検査はちゃんと受けます」とにっこり。さらに、「人生二度なし。こんな幸せな国に生まれて、僕みたいなものが演出家になれて、人が喜んでくれるなんて、こんな幸せない。死ぬ瞬間まで演出をしたい」と演出家としての強い思いを語った。宮本氏は、TBS系『名医のTHE太鼓判!』で受診した人間ドックで前立腺がんが発覚した。番組では、前立腺の全摘出手術を受けることに合意、5月下旬を予定しているが、会見では、セカンドオピニオンを検討していることを明かした。
2019年04月12日ステージ2の前立腺がんを患っていることを公表した演出家の宮本亜門氏(61)が12日、自身がプロデュースする「Hibiya Festival」オープニングショー(4月26日・27日)の稽古前に囲み取材に応じ、心境を語った。TBS系『名医のTHE太鼓判!』で受診した人間ドックで前立腺がんが発覚した宮本氏。「緊張するな~」と笑顔を見せながら会見場に登場し、報道陣が元気な姿に驚くと「落ち込んでいる場合じゃない。1人でいるときは落ち込むときもあるんですが、だからってプラスになることはないので元気に。むしろ今まで以上に充実しているというか生きている感じがします」と語った。そして、「まさか、腫瘍があると聞いたときの驚きと、それが自分の耳に入ったときに『えっ』という感じで、先生の深刻な顔、そのあとにがんだと言葉にしたときに、きたかーと思いました」と告知されたときの心境を告白。「番組でやっていたこともあって、表情を絶対暗くしないぞという気持ちがあった」と言い、「心の中は一瞬めまいがするような。思わなかったですからね、自分がね」と振り返った。また、転移していなかったと聞いたときの心境も「なんて幸せ者なんだって。自分なんかがまだ生きていていいんだと言われたみたいな」と告白。「がんになったというよりもそれ以上にもっと幸せで、いろいろ感じることができた。感謝しかない」と語った。番組では、前立腺の全摘出手術を受けることに合意。5月下旬を予定しているが、会見では、セカンドオピニオンを検討していることを明かした。
2019年04月12日演出家・宮本亜門(61)が4月2日、前立腺ガンであると公表した。勇気ある発表にネットではエールが上がっている。宮本は自身のTwitterで《先日、人間ドックで前立腺ガンと診断されました》と報告し、《宣告されたとき「なんで自分が」と目の前がクラっときました。この年齢で演出がますます面白くなり、100歳まで続けると考えていただけにショックでした》と心情を吐露。いっぽう《仕事に影響無く治療できるようです》と明かし、《僕を支えてくれた全ての人に感謝しつつ、生きている喜びを噛み締め、日々精一杯生きていきます》とつづった。宮本の発表にTwitterでは《うちの父も同じ前立腺ガンになりましたが、重粒子線治療で完治しました!めっちゃ元気になりました!応援してます!》《無理なさらずに、どうか亜門さんらしく、日々ご自愛ください》といった声が上がった。また先月30日に千秋楽を迎えたミュージカル「プリシラ」に出演したLead・古屋敬多(30)からも《亜門さんとの出会いは僕にとっての宝です。いつも明るくエネギッシュな亜門さんが大好きです。回復を心よりお祈りしております》と応援のリプライが。他にも宮本にゆかりのある俳優たちから多数エールが上がった。「宮本さんは俳優たちからの信頼が特に厚い。というのも『そういうキャラクターじゃないから』と、稽古場で宮本さんは絶対に怒らないんです。かつてある俳優に叱ってほしいといわれたそうですが、『悪いけど、僕は最後まで怒らないよ』といったほど。ギスギスした雰囲気のなかでの稽古より、1人1人とのコミュニケーションを大事にしたいと考えているそうです。宮本さんの舞台には演技経験の少ない俳優も出演します。ですが、そうした“宮本メソッド”に触れることで皆さん最終的には『参加してよかった』といいます」(舞台関係者)宮本といえば01年バンコクで交通事故に遭ったこともあった。16年11月に出演したテレビ番組では当時を回想し、頭を50針縫ったと発言。さらに「パッカリ頭割れて血を噴いて……。完全に意識なくなって、すごいキレイな白い世界を見た」「こんなに悩みがなくて幸せならこのまま逝っちゃおうかと思った」とも明かしていた。「事故から生還した宮本さんは『なんで僕は生きてるんだろう』と自問するようになったといいます。しかし仕事で訪れたチベットで仏教徒の少年の祈り続ける姿や美しい自然に触れ、『生きていていいんだ。生きている全ての人に価値があるんだ』と悟ったそうです。前立腺ガンも当然ショックが大きいでしょうが、彼ならきっと新たな生きるヒントを見つけてくれるはず。そしてそのヒントを、また素晴らしい舞台作りへと繋げてくれると思います」(前出・舞台関係者)4月26日に開幕する「Hibiya Festival」のプロデュースや、7月の「氷艶 hyoen2019―月光かりの如く―」と10月のオペラ「蝶々夫人」の演出を控えている宮本。自分のペースで体と向き合ってほしい。
2019年04月03日元レスリング選手の吉田沙保里が30日、東京駅丸の内中央広場で行われた東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアーファイナルイベントに登場した。2016年10月から3年間にわたり、都内62区市町村や被災地(岩手県・宮城県・福島県・熊本県)を皮切りに、全国の道府県を南北2ルートでオリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグを巡回し、3月3日の山梨県をもって全国を一巡。スペシャルアンバサダーとしてTOKIO、吉田沙保里がイベントに登場した。主催の東京都知事・小池百合子は「吉田沙保里さん、どんどんきれいになっちゃって、どうしたの」と笑顔に。吉田は「オリンピックは4大会参加して、国民の皆さんの応援が背中を押してくださり、力を発揮することができました。皆さんで日本を明るく元気に盛り上げていけたらと思います」と意気込んだ。この日はテコンドーの山田美諭選手、パラテコンドーの星野佑介選手が登場し、吉田は山田選手の"本気の蹴り"を受けることに。「いくら霊長類最強とはいえ……」「大丈夫ですか?」とTOKIOも心配する。ミットをつけて蹴りを受けた吉田が軽く吹き飛ぶと、会場からはどよめきが上がっていた。国分太一は「飛ばされた、吉田さんが!」とショックを受け、長瀬智也は「吉田さんじゃなかったら大変なことになってたよ!」と驚く。吉田は「鳩尾に入りました。ちょっとすごかったです。びっくりしました」と蹴りを受けた感想を語った。
2019年03月30日毎年恒例の「AKB48選抜総選挙」が今年は見送りになったことを受け、SKE48の須田亜香里が13日、ツイッターを通じて心境をつづった。昨年の「第10回AKB48世界選抜総選挙」で15万4,011票を獲得し、自己最高の2位になった須田。ツイッターでは、見送りが発表された公式ブログを引用しながら、「皆!今年選抜総選挙ないって!」と呼びかけた。そして、「AKB48選抜総選挙がないアイドル人生は初めて」と明かし、「賛否の声もあるイベントだったかもしれないし私は選挙シングル以外はライトの当たらないポジションにいる期間も長くてファンの方を何度も悲しませたはずなのにそれでもよじ登ろうとする私を見て投票で力を貸してくれた全ての方へ改めて感謝しています!」とファンへの思いを記す。「では皆様、心置きなくもう一年 AKB48世界選抜総選挙2位の須田亜香里です!って言わせていただきますね!笑」と明るく振る舞い、「私たちアイドルに出来ること 私がしたいことは前向きに頑張る姿を見せる。それだけです」と一連のツイートを締めくくっている。須田の思いはファンにも届き、「流石の心構え」「強い心のメッセージ」「これに尽きる」「いつも元気をもらってます」「言葉の重みが違います」「それしかねえよな!」「ファンはそれを応援する!」など感動の声が寄せられている。
2019年03月14日困や飢餓、環境保全、さまざまな不平等や子どもの教育、エネルギー問題…。今の世界は問題が山積みだ。世界でおこなわれている愛のある活動をご紹介します。世界中の人と一緒にグローバルなキャンペーンに参加しよう!人種や民族などの違いを超えて、グローバルに展開される社会的なキャンペーンが注目を集めている。「『EARTH HOUR』は、世界中が同じ日・時刻に消灯することで、環境保全の意思を示すプロジェクトです。環境問題を身近に感じながら理解を深めるだけでなく、世界中の人とつながり、社会を変えていくといったやりがいも得られます」と、「EARTH HOUR」広報の山本亜沙美さん。他にも持続可能な未来の実現や難民問題など、地球規模の課題に向き合うキャンペーンが数多く行われ、どれも明かりを消したり、歩くだけといった簡単なアクションで参加できるのが魅力。世界中の人々との思いを一つにして、地球の未来を未来変えるきっかけに。「EARTH HOUR 2019」エッフェル塔やビッグベンなど世界中の1万以上のモニュメントが、同時刻にライトダウン。180を超える国と地域が消灯のバトンをつなぎ、地球温暖化防止・環境保全への意識を高める。今年は3月30日20:30~21:30に開催。日本では、東京スカイツリーや原爆ドームなどの施設の照明が一斉に消える予定。東京、横浜、広島ではイベントも。「SDGs ハッピーアースパレードin渋谷」SDGs(持続可能な開発目標)の実現を目指す人たちが渋谷の街を歌って踊って歩く。被爆者や障がい者らが参加した昨年に続き、今年もあらゆる多様性を認め合う社会を目指し、さらに言葉や文化の枠を広げてパレード。4月21日開催。参加者は100円以上の寄付が必須。「難民と進む20億キロメートル~命を守るワンステップ」世界中の難民が安全を求めて1年間に歩いた総計20億kmを体感し、難民問題を考える、世界27か国で展開中のキャンペーン。参加者が毎日歩いたり走った距離をサイトに登録し、20億km到達を目指す。フィットネスアプリ「Fitbit」「Strava」と連動すれば、自動的に距離が加算される。山本亜沙美さん環境保全団体「WWFジャパン」コミュニケーションズ&マーケティング室 メディアグループ長。2014年から「EARTH HOUR」の広報を担当する。※『anan』2019年3月13日号より。取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2019年03月10日アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催されたファッションイベント「神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER -ガールズフェスティバル-」に出演した。雑誌『CanCam』のステージに登場した松村は、淡いピンクのチュールスカートに黒のキャミソールをあわせたコーデで、美しいデコルテと美背中を披露。花を手に持ち笑顔でランウェイを歩き、歓声に手を振って応えた。同ステージには、まい(chay)、石川恋、宮本茉由、トラウデン直美も出演。華やかな5ショットを披露した。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。今や国内で数多く開催されている「ガールズファッションショー」の先駆けで、毎シーズン、豪華ゲスト、アーティスト、モデルがランウェイに登場し、毎回約1万3,000人もの来場者を魅了し続けている。
2019年03月04日アイドルグループ・乃木坂46の松村沙友理が3日、神戸・ワールド記念ホールで開催されたファッションイベント「神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER -ガールズフェスティバル-」に出演した。今回、3月31日より放送される浜辺美波主演のMBS・TBSドラマ『賭ケグルイ season2』と『映画 賭ケグルイ』(5月3日公開)とのコラボステージを開催。夢見弖ユメミ役を演じる松村は、ピンクを基調としたチェック柄の衣装で登場し、ランウェイを笑顔で歩いた。そして、「私が演じる夢見弖ユメミちゃんは学園の生徒会役員でもありカリスマ的人気を誇るアイドルです」と役どころを説明。「個性あふれるメンバーが、浜辺美波ちゃん演じる蛇喰夢子ちゃんにギャンブルを挑むんですけど、ユメミちゃんと夢子ちゃんがギャンブルでだまし合いとかして手に汗握る心理戦になっています」とアピールした。「神戸コレクション」は、阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いのもと、2002年にスタート。今や国内で数多く開催されている「ガールズファッションショー」の先駆けで、毎シーズン、豪華ゲスト、アーティスト、モデルがランウェイに登場し、毎回約1万3,000人もの来場者を魅了し続けている。
2019年03月03日宇多田ヒカル(36)の「歌姫ってなんなん」というツイートを受け、元レスリング選手の吉田沙保里(36)が2月17日に「霊長類最強女子ってなんなん」とツイートした。Twitterでは「霊長類のトップでは物足りないのか」と意見があるいっぽうで、「たしかに女性に対して失礼」として次のような声が相次いでいる。《吉田沙保里さんの「霊長類最強女子ってなんなん」に対して「物足りないのかwww」とかネタとして捉えてるのにすごく違和感ある。》《吉田沙保里氏についたキャッチコピー(?)は、付いた当初から失礼だなぁと思ってたぞ》《ずっと思ってたけど、霊長類最強女子ってすっごい失礼だよね。 私絶対言われたくない笑 大抵の女子がそうじゃないかな?》《さおりちゃんに失礼だ 言われて嬉しい言葉を考えられないんだろうなぁ インパクト重視とかでさ》オリンピック3連覇を果たし、国民栄誉賞も受賞した吉田。こうした強さを物語るうえで、「霊長類最強女子」という言葉が使われてきた。今年1月に現役生活を引退したが、その会見では今後について「女性としての幸せを絶対に掴みたいと思っている」と語っていた。そうしたなかで吉田がつぶやいた投稿には、大きな反響が。現在11万リツイート、34万いいねを超えている。
2019年02月18日宇多田ヒカル(36)がTwitterで「歌姫ってなんなん」とつぶやき大反響のなか、2月17日に吉田沙保里(36)も関連ツイートを投稿し話題となっている。宇多田は15日にTwitterを更新。「歌姫ってなんなん」とつぶやいた。これには13万5千を超える「いいね!」と3万近いリツイートが。さらに4,000のコメントがつき、ネットニュースになるなど話題となった。そして今日17日には、吉田がTwitterで「霊長類最強女子ってなんなん」と投稿。武井荘(45)の「百獣の王ってなんなん」という投稿をリツイートする形でコメントした。この吉田の投稿にはコメントは900と少ないものの、本家の宇多田を凌ぐ25万近い「いいね!」と8万5千のリツイートの大反響となっている。コメント欄には、「皆便乗してるなー」「沙保里さんまで」「コーヒー吹いた(笑)何故に今頃(笑)」「センスしか感じないですwww」と宇多田や武井のつぶやきに便乗した吉田に対し称賛の声が届いている。
2019年02月17日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が4日、東京・渋谷ヒカリエで開催された「Samantha Thavasa 25周年キック・オフプレ発表会」に出演した。白濱は、白いスーツ姿で登場し、大歓声を浴びながらさわやかな笑顔を見せながらランウェイ。その後のトークでは、CMソングに「Love You More」が起用されたことがきっかけでスタートしたGENERATIONSとサマンサタバサのコラボレーションを振り返り、「ハートのステージでパフォーマンスをしたのが印象に残っています」と話した。また、MCから夢を聞かれると「GENERATIONSのリーダ―をやらせていただいているので、日本を代表するアーティストになって、さらに世界でも活躍できるようなアーティストにしたいというのが僕の一番の夢です」と力強く語った。同イベントは、今年3月にサマンサタバサが25周年を迎えることを記念して開催。抽選で選ばれた1,000人を招待し、25周年イヤー特別プロジェクトの発表をはじめ、豪華ゲストによるトークショーやライブパフォーマンス、ファッションショーなどを実施した。撮影:蔦野裕
2019年02月05日2017年の東京・すみだ北斎美術館における朗読劇に続き、ロンドン・大英博物館でのリーディング公演も好評だった宮本亜門演出の『画狂人 北斎』。その後、東京・曳舟文化センターでの凱旋公演を経て、いよいよストレートプレイ版が、新国立劇場 小劇場で上演される。12月5日、宮本と葛飾北斎役の升毅らキャストを迎え、スタート地である、すみだ北斎美術館にて制作発表が行われた。《冨嶽三十六景》など約3万点もの作品を遺し、ゴッホら海外の画家にも影響を与えた北斎。一方で、「30回もの改名」「93回の引っ越し」など“奇行の人”としても知られる。会見では、まず宮本が「世界中で人気の絵師なのに、なぜ北斎がそんな奇行をしたのかについては、あまり知られていないんですよね。人間・北斎は何を考えていたんだろうというのを、(初演からの上演を通して)探っているところです」と熱を込めてあいさつ。主演の升は、「北斎を調べていくと、本当に面白い生き様の人だったんだなというのが分かります。今回は、(88歳で死んだ)北斎の70歳からの物語ということで、さて、どう“生きようか”と。魂を込めて演じたいですね」と、4年ぶりの舞台出演に手ごたえを感じている様子。宮本も「北斎の内面を描くにあたって、今回は雄弁にセリフを語るようなことはしません。升さんなら、葛藤をグッと内に溜め込んで、観る人に“この人は葛藤し続けたことで、こういう言葉が出てきたんだな”と感じさせる北斎になるのでは」と期待を寄せた。物語は、現代と江戸時代を行き来しながら展開。キャストは北斎の娘・お栄に黒谷友香のほか、北斎の孫・柳川時太郎に玉城裕規、現代の北斎研究家・長谷川南斗に津村知与支、長谷川の助手・峰岸凛汰役に和田雅成。さらに北斎の友人で戯作者の柳亭種彦を、水谷あつしが演じる。「幕府の圧力のもと反抗心をもって描き続けた北斎に比べて、現代の日本人は、僕も含めて“小さくなったな”と感じるんですよ。モノを表現する人間として、役者さんたちもきっと、北斎に感化されながらの稽古場になると思います」という宮本の言葉が印象に残った。『画狂人 北斎』は、1月10日(木)から20日(日) まで新国立劇場 小劇場にて上演。取材・文:佐藤さくら
2018年12月06日ジャニーズJr.の安井謙太郎が23日、都内で行われた主演映画『ニート・ニート・ニート』(11月23日公開)の公開初日舞台挨拶に、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生、宮野ケイジ監督とともに登場した。同作は、三羽による同名小説を実写化。現在知英主演『殺る女』も公開中の、宮野ケイジ監督がメガホンを取った。レンチ(安井)・タカシ(山本)・キノブー(森田)という3人のニートと、1人の少女・月子(灯)が、北海道の大自然の中で右往左往する青春ドタバタロードムービーをコミカルに描く。北海道を3,300km旅しながら撮ったという同作に、森田は「常にロケバスで、スタッフさんもぎゅうぎゅう詰めで、足伸ばせない」と振り返る。安井は「山本くんには、特等席があるんですよ」と明かし、森田も「山本くんは一番足を伸ばせるところを確保。見てわかる通り、一番良いところに置かなきゃいけない」と、長身でモデルとしても活躍する山本の足の長さを示す。さらに森田は「まあ、次は僕もなるべく楽な場所を使わせていただいて」と、こちらも長身による"足の長さ問題"が勃発した様子。最後に森田が「で、安井さんは……」と振ると、小柄な安井は「俺、どこでも大丈夫だった!」と胸を張り、「そもそも、ロケバスで足伸ばして寝れない、というのも、やまもー(山本)から聞いて、初めて気づいた」と告白。「『足、けっこうしびれません?』って言われて、『……ああ、しびれるね!』」と強がってしまったことを明かした。また安井は、山本について「本当に食いしん坊だから! 北海道の"ミニお母さん"たちが、毎朝ケータリングで暖かいご飯を作ってくれるんですけど、山本くんのごはんの盛り方だけ『日本昔ばなし』みたいな。そりゃおっきくなるわ!」としみじみ。「おいしいから、特に食べちゃった」と語る山本が、「牛乳は安井くんの方が飲んでた」と指摘すると、安井は「「北海道の牛乳飲んだらでかくなれるんじゃないかと思って、1日6本くらい飲んじゃった」と語る。効果を聞かれると「0.2mmくらい」と答えていた。
2018年11月23日●映画『ニート・ニート・ニート』で好きなシーンはジャニーズJr.の安井謙太郎が主演を務め、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生といったフレッシュなメンバーが集まった青春映画『ニート・ニート・ニート』(11月23日公開)。三羽省吾による同名小説を実写化した同作は、3人のクズニートとワケあり家出少女が北海道を駆け巡る、ロードムービーとなっている。他の2人から憤りをぶつけられるほど倫理観のないキャラでありながら、人を惹きつける魅力も持っているところが厄介なレンチ(安井)、地道に働いていたはずなのに日常から外れて楽しそうなタカシ(山本)、繊細さのために傷つき引きこもりとなってしまったキノブー(森田)という、今作に出演する3人のニートたち。今回は、物語の中心となる安井、山本、森田にインタビューし、作品についての印象から、実際には社会で働いている3人の仕事観など、様々な話を聞いた。○みんなで並んで観た――撮影は1年前になると思いますが、完成した作品を見ての感想はいかがでしたか?安井:みんなで、横並びで観ました。森田:3人並んで、クスクス笑ったよね。安井:自分のシーンや発言で笑ってくれると、めっちゃ嬉しくなった。でもあまり試写の経験がないから不安すぎて……現場でも急に「主演の安井さん、ごあいさつお願いします」と振られることが結構あったから、やまもー(山本)に「試写の時って、挨拶ないよね」と聞いたら、「あ、ないっすないっす。試写はみんな観て帰るって感じなんで」と言ってて。「良かった〜」と思って座ってたら、「それでは、主演の安井さんから一言どうぞ!」と言われて、「このやろう、騙したな!」と(笑)。山本:僕も初めてだから、びっくりした(笑)。安井:僕が一番びっくりした!(笑) 本当はないらしいです。結局、みんな挨拶したんだけど。山本:僕は撮影が去年の夏で、完成を観たのが1年後だったので、撮影の時を思い出しました。思い出がある分、普通に観ている人は笑わないであろうシーンで笑っちゃったりするんですよね。森田:僕が好きだったのは、レンチとタカシのバス停のシーン。安井:あれはね、俺も好き(笑)山本:北海道でバスが1日6本しか来ない……というシーンがあって。森田:「まじか〜」のやつ!安井:あのリアクションはもう、二度とできないよ(笑)。森田:やっぱり、レンチの行動に笑うことは多かったですね。最北端の宗谷岬のシーンでは、カメラが3人それぞれの観光地での過ごし方を映すんですけど、レンチは銅像(間宮林蔵)の刀を抜こうとしていて、「バカすぎる!」と思って、驚きました(笑)。安井:やばかったね(笑)。森田:個人的に、すごく好きなボケでした。● SNSでトレンド4位に? 注目について「嬉しい」――3人ともすごく仲良しな感じですが、仲良くなったきっかけなどはあったんですか?森田:やまもーに、壁がないんだよね。安井:美勇人の言う通り、やまもーには、なんの気も使わせない”波動”が出てる。でもやっぱり、撮影中の銭湯での裸の付き合いが1番だったのかな。仕事に関係なく、なんてことのない話をできたのが、仲良くなれたきっかけだったんじゃないかと思います。撮影の合間は仕事の延長線上の話をすることが多かったんですけど、銭湯では本当に等身大の、ただの男どもの会話でした。山本:いや、壁はありましたね。安井:……裸だったのに?山本:うそうそうそ! 全然なかったです、最初から(笑)。気を使わず、楽な状態でいることができました。美勇人くんは同い年だし、安井くんはテレビで見て知ってたし。「あれ、テレビに出てた人だ」みたいな感じでした。もともと共通の知り合いがいたので、どういう人かも聞いてて。安井:きっと、悪口言われてるよ(笑)森田:なんて言われてたの?山本:美勇人くんは、「むちゃくちゃダンスがうまいし、ファッションが好きだから、話が合うと思うよ」と。安井:俺は?山本:「面白い人」(笑)安井:浅っっい!!(笑) しかもさ、そんなに面白くないから!森田:面白い感じでやってないじゃん(笑)山本:「会話が弾む人」という意味かな? だから、「全然気を使わなくていい」って。安井:そういう意味だったら、わかるかも。森田:「面白い人」だと、めちゃめちゃハードル上げられてるからね(笑)――実際の安井さんはどうでしたか?山本:いやあ、面白かったですね〜。森田:それ、全然面白くなかった時の言い方じゃん!(笑)安井:「面白い」って、時にはナイフよ? グッサグサ刺さるから!森田:怖い言葉だよ!――じゃあ、山本さんから見て、実際の森田さんは?山本:想像通りでした。おしゃれですし、俺は撮影のときはジャージでいることが多いんですけど、美勇人くんは毎日違う服を着て、ちゃんと気を使ってるな、と。森田:おしゃれするの、楽しかったです。でもちょっと疲れて、途中、中学の時のジャージ着てました。振り幅がエグいんですよ。安井:胸に「森田」と書いてある(笑)。でもあれは、「こんなやつでもどうすか? どうすか? 胸に『森田』でもこの仕上がりでっせ?」のやつだから、みんな騙されちゃダメですよ!森田:(爆笑) いや、中学のジャージとか、着ちゃったんですよね(笑)○ファン以外の方にも広げられたら――この作品は、公開日が決まった時にTwitterのトレンド4位になったりと、かなり話題を呼んでいますが、そういう反響に対してみなさんはどう感じられていますか?山本:注目されているということが、シンプルに嬉しいです!安井:僕らの仕事って、なんでもそうですけど、求めてくださる方がいなかったら成り立たないものなので、それがあるということが、幸せで。その期待に見合うものを提示して行かないといけないな、と思います。森田:僕は嬉しい! 4位って聞いて、すごく嬉しいです。安井:でもそう言われると、1〜3位がめっちゃ気になりますね(笑) SNSもやってなくて、あんまり見ないから……「巨人」とか!?山本:「横浜」?森田:「広島」もあるよ!山本:野球ばっかりじゃない?(笑)安井:話題になるのって、スポーツのイメージがあるから(笑)。でも本当にありがたいですよね。僕たち3人のファンの方も楽しみにしてくださってると思うんですけど、同時に、そうじゃない方にも観ていただけたら嬉しいな、という思いもあります。みんなで、力を合わせて広めていけたらと思います。――ちなみに安井さんは初主演映画ということで、周囲の反響はいかがでしたか? ご両親や、友達など。安井:親は、めちゃめちゃあっさりしてて! 一応、主演だから、もうちょっとあるのかな? と思ったんですけど、「撮影は北海道なの? どれくらい行くの?」という感じでした。友達の方が逆に、いろんなリアクションがありました(笑)。――今回結構過酷な撮影だったと思いますが、3人だけでお疲れ会をするとしたら、どんなところに行きたいですか?山本:銭湯に行きたいですね。安井:ブレんなあ〜。山本:銭湯、大好きなんで。疲れがとれるじゃないですか!安井:サウナは?山本:あんまり行かないかな。安井:なのに、北海道であんなに入ってたの!? 「サウナマスター」みたいな顔して入ってたじゃん!山本:サウナ初心者!(笑) いろんな湯があるところが好きだね。森田:スーパー銭湯だ!――実際に「どこかに行こう」という場合は、誰が言い出すんですか?森田&山本:……。(無言で安井を指す)安井:いや、僕のバックにいるんですよ、監督が! だいたい監督発信で、4人でごはんに行って……すごく愛があるんです。山本:こっちに連絡来ないですから!(笑) 安井くん経由で来るんですよ。安井:それは「みんなに言っといて」ということで(笑) 唯一「座長の責任」感じてるもん! 1番感じてる! 監督から言われたら、4人の日取りを決める。山本:託されてるね!安井:「頼むぞ」と。●チャレンジできる時代だからこそ、やりたいことを――最後に、今回「ニート」を題材としたお話ではあると思うんですけど、弊社が働くことについて考える会社でもあるので、ぜひ皆さんのお仕事観についても伺えると嬉しいです。安井:みんな、いくつから仕事してるんだっけ?山本:僕は、16歳。森田:10歳かな。――10歳ですか!?安井:美勇人が一番古株なんですよ。僕も16歳くらいからです。山本:大ベテランだね。森田:働くことって、意識したことがないかもしれません。無意識の頃から働いてて、サッカーと仕事、同じ感じでやってました(笑)。でも責任感はあって、自分のやらなければいけないことを全うしたいという気持ちは強かったです。――それはいつ頃からなんでしょうか?森田:事務所に入った頃から、だと思います。僕の場合はバックダンサーのようなお仕事だったので、振りを覚えることが大事だったんですが、責任を持ってやっていました。「わけもわからず」じゃなくて、「求められたことをやりたい」と思っていて。意識したことはなく、もう、習慣みたいになってました。――山本さんはいかがでしたか?山本:働くことに関してもちろん責任感もあります。でも芝居が好きだし、モデルの仕事も好きで楽しくて、それが1番の原動力だと思います。頑張って働いたお金で好きな服も買うのも楽しみの一つです。でも僕自身すごく楽しんで仕事をしているので、全然苦ではないし、好きなことを仕事にさせていただけているの、すごく幸せなことですね。だからあんまりマイナスなこと考えずに、ポジティブに考えるということが、大事なのかな、と思います。安井:その通りだな、と思います。特に僕らなんて恵まれてる環境で、おそらく実際に自分たちが思っている「働いている」感覚って、世間の方の働く感覚とはずれがあると思っています。でも例えば、昔はゲームばかりやってたら「ダメだ」と言われていたのが、「eスポーツ」として職業になったりとか、自分の力でなんでもできる世の中になってきていて、恵まれた時代だと思うんです。僕はちゃんと働いたことはないけど、今の時代だからこそ……自分が何をして食べていきたいかを選択できて、チャレンジできる時代だからこそ、やりたい時にやりたい職業につけるというのは、すごく素敵だと思います。確か、転職のサイトなどもされてると思うんですが(笑)。――いま、『マイナビ転職』CMのキャッチコピーに使えそうだな、と思って聞いていました。安井:勝手に思ってるだけなんですけど!(笑) 素敵なことだな、と思います。■安井謙太郎1991年7⽉21⽇⽣まれ、神奈川県出⾝。2007年からジャニーズ事務所で活躍、以来ドラマ『49』(13)、『SHARK〜2nd Season〜』(14)、『黒服物語』(14)、バラエティ、ドラマなどで活躍する。映画出演では今回が『劇場版BAD BOYS J -最後に守るもの-』(13)、『ホーンテッド・キャンパス』(16)に次ぐ3本⽬にして初主演作。現在、NHKラジオ第1『らじらー! サタデー』(毎週土曜21:00〜)MCとして出演中。■山本涼介1995年5月15日生まれ、奈良県出身。ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』でデビュー。『仮面ライダーゴースト』(15)の仮面ライダースペクター役で注目を集める。現在『MEN’S NON-NO』専属モデルとしても活躍している。主な出演作に映画『好きっていいなよ。』(14)、『神さまの言うとおり』(14)、ドラマ『理想の息子』(12)、『あすなろ三三七拍子』(14)、『陸王』(17)、『インベスターZ』(18)、舞台『家庭教師ヒットマンREBORN! the STAGE』(18)などに出演。現在、映画『旅猫リポート』が公開中。■森田美勇人1995年10⽉31⽇⽣まれ、東京都出⾝。2005年よりジャニーズJr.として活動を開始。以来、舞台、コンサート等で活躍し、ドラマ『BAD BOYS J』(13)、『49』(13)、『魔法★男子チェリーズ』(14)、『お兄ちゃん、ガチャ』(14)などに出演。映画出演は『劇場版BAD BOYS J -最後に守るもの-』(13)以来2作目となる。
2018年11月18日女優・山本美月の待望のファースト写真集「Mizuki」から、惜しくも本誌には掲載されないアザーカットが初公開された。2009年から雑誌「CanCam」専属モデルとして活動を始め、11年に女優デビュー、翌12年には映画『桐島、部活やめるってよ』でスクリーンデビューを飾った山本さん。今年は「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」や映画『去年の冬、きみと別れ』『友罪』などで、女優としての新境地を次々に開拓。2019年には、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」やWOWOW連続ドラマW「孤高のメス」、岡田准一(V6)主演の映画『ザ・ファブル』など注目の作品が控えている。今回の初写真集は約14,000枚から厳選した全144ページ、渾身の1冊が完成。撮影は、ドラマチックな美しい国・トルコにて2018年秋に敢行。カラフルなイスタンブールの旧市街や世界遺産・ブルーモスク、カッパドキアの美しい景色の中、すっぴんも初公開。無邪気な子どものような姿から、27歳の大人の女性を感じさせるシーンまで、幅広い魅力を詰め込んだファン待望の1冊となっている。今回到着したアザーカットにも、すっぴんカットはもちろん、艶っぽく大人っぽいカットまで様々。写真集の編集担当者は「27歳の美月ちゃんのありのまま、等身大の姿を切り取りたくて、彼女にとって初めての国・トルコで撮影しました。ピュアで無邪気な自然体の美月ちゃんから、ハッと息をのむような圧倒的な美しさでたたずむ美月ちゃんまで、今の彼女が持つ幅広い魅力を表現できたと思います。何より、全カットがあまりにも可愛すぎて…本当に写真セレクトに苦労しました!」とコメント、悩みに悩みながら選び抜かれた写真集となったことが伺える。山本美月の待望のファースト写真集「Mizuki」は12月15日(土)より全国にて発売。(text:cinemacafe.net)
2018年11月16日映画『ニート・ニート・ニート』(11月23日公開)の公開直前イベントが14日に都内で行われ、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生、宮野ケイジ監督、三羽省吾(原作者)が登場した。同作は、三羽による同名小説を実写化。現在知英主演『殺る女』も公開中の、宮野ケイジ監督がメガホンを取った。レンチ(安井)・タカシ(山本)・キノブー(森田)という3人のニートと、1人の少女・月子(灯)が、北海道の大自然の中で右往左往する青春ドタバタロードムービーをコミカルに描く。北海道での撮影となった同作だが、主演の安井は「結構雑誌でも話してたけど、僕ら男3人衆は、銭湯に。『お前らどんだけハマってんだ』と言われそうなくらいハマって」と振り返る。さらに森田が「北海道の銭湯の本出せるくらい」と自信を見せると、山本が「そんなに行ってない。そんなに盛るな」と冷静につっこみ、チームワークの良さを見せていた。安井が「東京の撮影だったら、一緒に入ることもないから。(銭湯で)山本くんのありとあらゆるところを……」と含みを持たせると、山本はまた「隠してたから」とツッコミ。安井が「そうだね、隠すタイプでしたね。隠すタイプなんですよ、意外と!」と観客に山本の銭湯の入り方をアピールすると、客席からも笑いが起こっていた。山本は「隠すでしょ、そりゃ」と苦笑しつつも、「露天風呂で、美勇人くんが、素っ裸で蜂と戦ってた」と森田の行動を暴露。自分のところへ矛先が来た森田は、爆笑しつつ「山本くんが入ってることを知らなくて。露天風呂で大自然に囲まれて『気持ちいいな』と思ってたら、北海道の大蜂がブーンって!」と、状況を説明する。とっさに温泉用の網を持ったという森田は、「全裸の俺が、『!!』と(振り回して)やってるのを、やまもん(山本)が爆笑しながら見てた。怖かった〜!」と語った。また、安井が「山本くんは、僕より全然お芝居の経験があるので、本当に頼りになりました。常に落ち着いてるので」と明かすと、森田も「焦った瞬間って、見たことない」と同意。山本は「でも、露天風呂に入ろうとしたら蜂が来たから、『あ、やば』と思って部屋に戻ってお風呂に入った。その時が一番焦った」とまさかの"蜂"エピソードに回帰する。森田は「でも、対応がスマートだもんね」と山本に感心し、安井は「片や……」と苦笑、森田が蜂と戦う様子を2人で息ぴったりに再現していた。
2018年11月14日アイドルグループ・NMB48のキャプテン・山本彩(25)が27日、大阪・万博記念公園で卒業コンサート「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」を開催。2016年8月に卒業した渡辺美優紀も駆けつけ、久しぶりの“さやかちゃん”呼びにファンから大歓声が起こった。NMB48のライブでは初となる野外会場での開催、そしてNMB48史上最大規模のスペシャルライブとなった卒業コンサート。約3万人のファンが熱い視線を注ぐ中、卒業シングル「僕だって泣いちゃうよ」などアンコールを含む全36曲を披露した。後半には、卒業した1期生が続々とサプライズ登場し、ファンは大興奮。小笠原茉由、三秋里歩、岸野里香、山口夕輝は「俺らとは」を、百花は「プライオリティー」を、そして、山田菜々は「太宰治を読んだか」を、それぞれ山本と共に披露した。さらに、山本彩とともにWエースとして活躍した渡辺美優紀の卒業シングル「僕はいない」が流れ、渡辺が登場。山本&渡辺の約2年ぶりの共演が実現し、歌唱中にハグする場面ではひと際大きな歓声が起こった。その後のMCで、山本、渡辺、山田が並び、山本が「めっちゃ久しぶりじゃないですか」と話しかけると、渡辺と山田は「ドキドキする」「緊張した」と吐露。そして、渡辺が「こうしてさや姉と…さや姉って言ってないか(笑)。さやかちゃんとこうして・・・」と久しぶりの“さやかちゃん”呼びをすると、ファンは「キャー!」と大喜び。渡辺が話の続きをしようと「さやかちゃん」ともう一度言うと、再び「キャー!」と歓声が上がり、渡辺は「“さやかちゃん”って言うたびに『キャー!』って」とおもしろがり、「(さやかちゃんとこうして)ステージに立つと思ってなかったので、個人的にすごくうれしかったです」と笑顔を弾けさせた。山本も「うれしかった」と渡辺との久々共演を喜び、続けて、「開催が決定した時点で山田は行きたいって言っていて、一番初めに決まった卒業メンバー」と明かすと、山田は「うれしい」と照れ笑い。そして、「私も“さやかちゃん”のために」と渡辺の真似をすると、山本が「気持ち悪い」と突っ込み、山田自身も「『キャー!』ってならない」と残念そうにして笑いを誘った。
2018年10月28日アイドルグループ・NMB48の山本彩(25)が27日、大阪・万博記念公園にて卒業コンサート「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」を開催した。約3万人のファンが駆けつけた会場で、後方のステージに白い衣装で現れた山本は、歓声が沸き起こる中で前方のステージに移動し、1曲目でNMB48初のオリジナル公演『ここにだって天使はいる』に書き下ろされた「初めての星」を披露。山本のアカペラからスタートし、徐々にほかのメンバーが加わっていき、最終的には全メンバーがステージ上に勢ぞろいした。続いて、「転がる石になれ」「ワロタピーポー」「イビサガール」「ナギイチ」を披露した後、最初のMCで「SAYAKA SONICへようこそ~! 心配だった雨も見事に上がり、めちゃくちゃうれしい! みなさんの応援のおかげです。本当に今日はお集まりいただき、ありがとうございます」とあいさつし、「始まる前は最後ですし緊張していたんですが、いざステージに立つと楽しいです」と笑顔を見せた。そして、バンド形式で「ジャングルジム」「抱きしめたい」を披露し、「孤独ギター」からは山本もエレキギターをかき鳴らし、迫力あるパフォーマンスで会場を沸かせた。また、朝ドラの主題歌として人気を集めた「365日の紙飛行機」も披露。美しい歌声を響かせた。後半には、1期生が続々と登場し、山本、小笠原茉由、三秋里歩、岸野里香、山口夕輝で「俺らとは」を披露。山田菜々も駆けつけ、さらに、山本とともにグループをけん引し、2016年8月にグループを卒業した渡辺美優紀が登場すると、ひと際大きな歓喜の声が。渡辺は、自身の卒業曲「僕はいない」を山本らと歌った。アンコールでは、山本は「NMB48での8年間は一日一日、一瞬一瞬が色濃くて、夢中で走り続けてきたら気が付いたら8年経っていました」と振り返り、「この8年間はNMB48にすべてを捧げてきました。NMB48が大好きで大切で何よりも頑張りたかったからです」と思いを告白。メンバー、スタッフ、そしてファンへの感謝も伝え、「NMB48に入って本当によかったと心から思っています。これからの人生、NMB48人生より大変なことがあるかもしれませんが、今いるメンバーの道しるべとなれるように、私もあきらめずに挑戦し続けていきたいと思います」と決意を語り、「これからも山本彩、そしてNMB48に期待してください。よろしくお願いします」と呼びかけた。そして、ソロ曲「忘れて欲しい」を披露。続いて、白間、吉田、川上礼奈の現役1期生3人と上西恵、門脇佳奈子ら7人の1期卒業生と共に「卒業旅行」を、さらに7人の1期卒業生が加わって「三日月の背中」を披露した。1期生大集合の後、現役メンバーとともに、山本の卒業シングル「僕だって泣いちゃうよ」を、最後は「青春のラップタイム」で締めくくった。なお、卒業公演は11月4日にNMB48劇場にて開催。卒業後も芸能活動は続け、音楽活動に専念することを明かしている。
2018年10月27日女優の山本舞香が25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。特別招待作品に選出された映画『ギャングース』(11月23日公開)で、キャバ嬢ユキを演じた山本。チェック柄のロングワンピースにジャケットをあわせたファッションで登場し、深いスリットから美脚を披露した。俳優の高杉真宙、加藤諒、渡辺大知がトリプル主演を務める同作は、『週刊モーニング』で連載されていた同名漫画を実写映画化。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉)・カズキ(加藤)・タケオ(渡辺)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした窃盗“タタキ”稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいくというストーリーだ。レッドカーペットには、山本のほか、加藤諒、渡辺大知、伊東蒼、菅原健、入江悠監督が登場。大階段では、加藤が山本をエスコート、また、ステージ降壇時には、菅原が山本をエスコートし、山本は照れ笑いを浮かべていた。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。左から菅原健、山本舞香、加藤諒、渡辺大知、伊東蒼、入江悠監督撮影:蔦野裕
2018年10月25日