OKIセンサデバイス(OSDC)は4月6日、2016年4月4日付で本社をこれまでの東京立川市から山梨県甲府市に移転させたことを記念する式典を開催。併せて3月末に完成したばかりの新社屋や工場の様子などを報道陣に公開した。同社が本社移転を決定したのは、もともと甲府市にリードスイッチの生産工場を有していたことに加え、本社機能を地方に移転した企業の税制を優遇する改正地域再生法が後押ししたことによるもの。山梨県における同法の適用第1号企業となる。同社代表取締役社長の牛田祐生氏は、式典に際し、「甲府市は今後、リニアモーターカーの駅ができるなど、未来がある都市。今後、OSDCが甲府市を拠点に成長していくことで、そうした未来の発展に少しでも貢献していきたい」と、山梨県の企業として世界で活躍していくことを宣言。今後、本社機能と開発、生産部門の一体化により、現在以上の製品開発速度の向上や、従来ラインアップにない高電圧分野向け製品や、ユニット化した製品などの開発を推し進めていき、「現状の40%程度の世界シェアを50%程度に高めることを目標にする一方で、新市場の開拓を進めることによる売り上げの拡大を図っていきたい」(同)と2つの成長に向けた方向性を示した。また、式典には山梨県知事の後藤斎氏も参加。「(OSDCの新本社が設置された)甲府市の甲府南部工業団地の中核企業として発展していってもらいたい。新体制により、リードスイッチの世界シェアのさらなる拡大が期待できることもあり、山梨を代表する企業としての活躍を期待したい」とし、山梨県としてもバックアップを行っていくことを約束した。同社が開発、生産を行うリードスイッチは、磁界を近づけることで、ガラス封止管の中の2つのリードを接点させることでON状態とOFF状態を制御するというもの。センサ部品としての活用を中心に、自動車や産業機器を中心に採用されている。2015年の世界シェア39%は、世界トップといえ、出荷数別では自動車関連が4割、産業機器向けが3割、民生・その他が3割といった内訳だが、今後、IoTの進展などや、水銀が利用できなくなることによる水銀スイッチの代替など、変化していく市場ニーズに対応する製品などを開発、提供していくことで、さらなる成長を目指すとする。なお、生産部門も含めた新本社地区の従業員は協力企業の社員も含め200名超。営業部門については、20名弱ほどを新たに東京都新宿に開設した東京営業所に配置しており、顧客ニーズの早期把握や販売拡大などを進めていく計画だという。
2016年04月07日山梨大学や北海道大学、熊本県立大学などの研究者で構成される研究チームは2月11日、野生の竹がなぜ節をもつのか、その謎を科学的に解明したと発表した。同成果は、山梨大学 環境科学科の島弘幸 准教授、北海道大学の佐藤太裕 准教授、熊本県立大学の井上昭夫 教授などによるもの。詳細はアメリカ物理学会発行の学術雑誌「Physical Review E」に掲載された。竹は中身が空洞で、ところどころに節を持つことが知られているが、多くの植物の中で竹だけがこうした特徴を有していた。今回、研究チームは、野外調査で得た測定データと、構造力学理論に基づく数理解析を活用して調査を行った結果、互いに隣り合う節と節の間隔が、ある一定のルールに従うよう絶妙に調節されており、結果として、野生の竹が「軽さ」と「強さ」を併せ持つ理想的な構造を「自律的に」形成していることを突き止めたとする。なお、今回の論文は、同誌の注目論文(Editor’s Suggestion)に選ばれているが、島准教授によると、「同じような推論は過去にも提案されたことがあったが、竹林の測定データと、理論的な考察をもとに、『定量的に』その推論を検証したのは我々の成果が初となるはず」とのことで、そうした研究の視点のユニークさと、物理学・工学・森林科学を跨ぐ学際的な研究手法が高く評価された結果によるものだといえる。
2016年02月13日山梨県は平成28年度から、所得税によって定められている国基準保育料額の第5階層(推定年収640万円)までにあたる子育て世帯を対象に、第2子以降(3歳未満児)の保育料を無償化する方針を固めた。今回の政策立案の背景には、県のどんな意図があるのか。担当者に聞いた。○平均世帯がすべて対象になるように同事業は、国基準保育料額の第5階層までにあたる子育て世帯を対象に実施するもの。推定年収640万円未満の世帯が該当するとされ、議会で承認されれば平成28年度から第2子以降で3歳未満児の保育料が無料になるという(認可保育所利用者のみ)。政府も今年4月から、年収約360万円未満の世帯を対象に第2子の保育料を半額、第3子以降の保育料を無償化する方針を固めている。しかし、同県の事業では政府の補助以上に対象者を広げ、さらに第2子から無償化を進めるなど支援が手厚くなっている。なぜこのような事業を進めようと考えたのか。事業の趣旨について、後藤斎・山梨県知事は「小さい子どもを持つ両親が、安心して預けられるのが保育の趣旨。そこに財源を充当し、社会全体で若いお父さん、お母さんの第2子以降の子育て環境の充実をしたいというのが一番の強い思いです」と語っている。さらに対象世帯の推定年収を政府より高く設定したのにも、深い理由があった。県によれば、国の調査や同県の調査では、子どもを持つ30代夫婦共働き世帯の平均年収は約600万円と推定されているとのこと。この上限設定であれば、第2子がいる約8割の世帯が対象になるという。子育てと仕事の両立を支援するため、平均世帯がすべて対象になるようにしたいという県の思いが込められている。○「2人以上子どもが欲しい」という希望に応えたい「第2子以降」の保育料を無償としたのも、子育て環境に対する県民の要望を色濃く反映させてのことだ。平成27年5月、50歳未満の既婚者あわせて2,518名を対象に県が行った調査によれば、夫婦にとって理想的な子どもの数は「2人」(46.4%)が最も多く、次いで「3人」(42.2%)と続いている。一方で、「理想的な子どもの数」より「実際に持つつもりの子どもの数が少ない」と回答した人を対象に行った調査では、全体の約半数を占める理由として「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」(51.4%)という回答があがっている。県の担当者は、「人口減少対策として、また子育て支援策として、2人以上子どもが欲しいという希望に応えたい」と語ってくれた。同調査では人口確保対策のために行政が取り組むべき施策として、55.0%の人が「子育てしやすい環境づくり」をあげている。県によれば、第3子以降の有無にかかわらず、第2子から保育料が無料となる取り組みは全国で初めて。子育て世帯の要望に真摯に向き合った取り組みが他の自治体でも広がっていくことを願いたい。
2016年01月19日フジヤマ・クオリティは1月1日、山梨県忍野村で同社が運営する忍者テーマビレッジ「忍野 しのびの里」に、忍者アトラクション「忍術皆伝の道」をオープンした。「忍術皆伝の道」は、楽しみながら忍者修業を体験できるアスレチック。同施設の既存の「忍者からくり屋敷」「忍野手裏剣道場」に加え、3つ目の忍者アトラクションとなる。忍者のように壁をつたって進む「つたい壁」や、鳴子のついたロープをかいくぐる「鳴子地獄」、随所に仕掛けが潜む「からくり迷路」など、忍者に必要なさまざまな能力を鍛える7つのエリアで構成されている。なお、同アトラクションの利用料金は大人(中学生以上)500円、子供(3歳以上)400円となる。入園料は別途必要で、大人700円、子供400円(庭園入園料+アトラクション1回利用券付き)。営業時間は9:00~17:00(最終入場16:30)。※価格は全て税込
2016年01月04日大自然の中、効能豊かな温泉に抱かれながら日の出を拝む。山梨県には、そんなぜいたくな時間を楽しめる「ほったらかし温泉」なる名所がある。ネーミング通り、自然をありのままの状態で堪能できるのが最大の魅力。一体どんな温泉なのだろうか。○あっちとこっちに温泉あり!JR中央本線「山梨市駅」からクルマで約10分。ほったらかし温泉があるのは、眼下に甲府盆地を望む海抜700mの高台だ。目の前には富士山が悠然とそびえ、頭上に広がる青空は夜になると神々しい星たちのまたたきを見せてくれる。敷地内には、「あっちの湯」「こっちの湯」というこれまたしびれるネーミングの2つの湯処が存在する。どちらに入浴しても、神経痛や冷え性、疲労回復に効果が期待できる、強アルカリ性の柔らかな手触りの湯を堪能できる。ちなみに、「あっちの湯」から「こっちの湯」までは歩いて1分もかからないが、完全に別棟別料金(800円)となっているため、あっちもこっちも入っていく人は少ないのだとか。「ぬるめのため長湯できることもあり、片方だけに入る人が多いですね」と運営者が教えてくれたが、一度腰を落ち着かせるとちょっとやそっとじゃ動きたくないくらい気持ちがいいことも理由に違いない。しかも、見ごたえのある絶景に囲まれているとあればなおさらだ。○始まりは「温泉しかありませんが良かったらどうぞ」それにしても、どうしてあっちとこっちの2カ所に分かれているのかと不思議に思い尋ねてみると、「もともとは『こっちの湯』のみで開場し、サービスする人間もほかの施設も整っていなかったので、『温泉しかありませんが良かったらどうぞ』という気持ちから『ほったらかし温泉』と名付けたんですが、徐々に口コミなどでお客さまが増えたので、従来のものの2倍の大きさがある浴場を新たに造ったんです」とのこと。さらに、新設した浴場を「あっちの湯」、元々の湯を「こっちの湯」と命名して、現在に至っているんだとか。「あっちの湯」「こっちの湯」では、自社保有の源泉を毎日総入れ替えしている。さらに、来場者が多い日には循環式を併用することで浴槽内の汚れを直ちに浄化。湯口から注がれる新しい湯は淵からあふれさせる放流式の掛け流しとしているため、露店風呂、内風呂ともに常に清潔だ。○営業は日の出の1時間前からさて、冒頭にお伝えした日の出の件である。ほったらかし温泉から日の出を眺めたいなら、当たり前だが早朝に来場する必要がある。もちろん、営業時間は日の出より前。なんと、日の出の時刻に合わせて月ごとに開場時間を変えているのだ。12~2月は6時前後、3月は5時半前後、4月は4時半前後、5~7月は4時前後、8~9月は4時半前後、10月は5時前後、11月は5時半前後と、いずれの月も日の出1時間前にオープンする。ちなみに、日の出時刻に開場する浴場は「あっちの湯」のみ。というのも「あっちの湯」は、右手に富士山、そして左手に大菩薩嶺を望み、眼下に甲府盆地東部を見下ろせる抜群のロケーションなのだ。○朝風呂の後は絶品朝ごはんを「日の出前からの営業はなかなかないサービスのためか、みなさんに喜んでいただいています。地元の常連さんだけでなく、他県からも足を運んでくださる方が多いですね」とのことだが、来場者が喜んでいるポイントはほかにもある。なんと、敷地内の食事処「気まぐれ屋」で朝ごはんを提供しているのだ。営業は日の出から朝9時まで(ただし、食材がなくなり次第終了)炊き立ての魚沼産こしひかり、滋養たっぷりの生たまご、温かい味噌汁がセットになって500円。日の出を見ながらの入浴の後なら、その味も格別であるに違いない。幸い、今はちょうど1年の内でもっとも日の出が遅い時期。早起きが苦手という人も、「早起きは三文の徳」どころではない、一生の宝物となる経験をぜひ味わってみてほしい。ちなみに、ほったらかし温泉では現在、番台係を募集中とのこと。絶景に感動したら、そのまま居座ってマスコットガールになるのもありかも!?※記事中の情報・価格は2015年12月取材時のもの。価格は税込
2015年12月15日寺田倉庫と山梨大学は11月20日、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行する温度を明らかにしたと発表した。同成果は同社と山梨大学ワイン科学研究センターによるもので、11月7日の「日本ブドウ・ワイン学会2015年度上越大会」で発表された。両者は2014年4月よりワイン熟成に有用な温度帯を検証する共同研究を行ってきた。同研究では、赤ワイン、白ワインの各3銘柄をそれぞれ4つの条件別に4℃、14℃、35℃、常温で12カ月間保管し、年3回定点分析を実施。一般成分、色調、有機酸、香気成分の分析および味認識装置、ソムリエの官能検査による評価の結果、ワインの熟成効果による味の複雑性や広がりが最も進行するのは14℃の温度環境であることが明らかとなった。寺田倉庫は、今後もさらなるワイン保管技術の向上を目指し、山梨大学ワイン科学研究センターと共同研究を継続していく、としている。
2015年11月20日NECは9月14日、山梨県甲州市から、社会保障・税番号制度(以下、マイナンバー制度)を扱うすべての住民基本台帳システム端末約160台のセキュリティ強化に向け、顔認証セキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor V2」を受注したと発表した。甲州市は2016年1月のマイナンバー制度運用開始に合わせ、同ソフトウェアの利用を開始する予定。「NeoFace Monitor V2」は、顔認証エンジンをベースに、顔認証によるPCログオン、ログオン中の利用者の常時監視を可能とするソフトウェア。端末を複数の職員で共有する場合でも、利用者を個人単位で認証し、いつ誰がアクセスしたという利用履歴が確実に残るため、職員の不正利用への心理的な抑止効果も期待できる。常時監視機能により、端末利用者の離席をすぐに検知して自動で画面をロックするとともに、ログオン中に未登録ユーザーが着席した場合も検知して画面をロックする。これにより、未登録ユーザによる不正利用を確実に防ぐ。
2015年09月15日自由が丘スイーツフォレスト(東京都目黒区)は9月10日まで、山梨県産ぶどうとコラボレーションした期間限定イベントを開催している。○旬を迎える"山梨産ぶどう"の魅力をオリジナルスイーツで夏から秋にかけて旬を迎えるぶどうは、爽やかな甘酸っぱさと芳醇な香り、みずみずしい歯ごたえが魅力のフルーツ。山梨県は甲府盆地の朝晩の急激な寒暖差と、日本一の日照時間など、ぶどうの栽培に最適な環境で、生産量、裁判面積ともに日本一を誇る。今回は、山梨から届けられる、プレミアムな旬の山梨産ぶどう・シャインマスカット、ピオーネ、巨峰をリッチに使用した限定スイーツを期間限定・個数限定で販売。山梨のぶどうの魅力を広く伝えるという。「山梨産シャインマスカットとベリーのブランマンジェ」(ベリーベリー)は、山梨県産シャインマスカットとベリーが浮かび、色のコントラストが美しい宝石箱のような限定ヴェリーヌ。価格は580円(税別)。「山梨産シャインマスカットと巨峰の宝石ジュレ」(HONG KONG SWEETS 果香)は、2種のブランドぶどうが香りがぎゅっと詰まった、さわやかに味わう、大人の限定ジュレ。価格は496円(税別)。「山梨巨峰パンケーキ(ドリンク付)」(ハワイアンスイーツカンパニー)は、ポイの優しく甘い香りと山梨県産巨峰のジューシーな果汁を堪能できるオリジナルパンケーキ。価格は1,280円(税別)。「三種の山梨産ぶどうのロールクレープ」(メルシークレープ)は、巨峰、ピオーネ、シャインマスカットの3種のブランドぶどうを一人占めできる、リッチな旬のクレープ。価格は1,000円(税別)。「山梨県産シャインマスカットのタルト」(イリナ)は、話題のシャインマスカットの香り高い爽やかな味わいと、はじけるような食感が楽しい限定タルト。価格は420円(税別)。
2015年08月31日コカ・コーラシステムは10月6日、「い・ろ・は・す」の新フレーバーとして、「い・ろ・は・す もも」を、全国のコンビニエンスストアで販売する。○山梨県産の桃をそのまま食べているような味わい同商品は、厳選された日本の天然水に、幅広い年代に人気の果物・桃のエキスを加えたフレーバーウォーター。桃エキスには、全国1位の生産量を誇る山梨県産の桃を使用し、桃をそのまま食べているような芳醇な味わいと、飲みやすくすっきりとした後味が特徴となる。パッケージにはみずみずしい桃のビジュアルと、水滴をモチーフとした背景やブランドロゴを大きくあしらった。風車のアイコンなどには桃色を使用し、「い・ろ・は・す」ブランドの他製品との識別をしやすくしている。「い・ろ・は・す」が大切にする「楽しさ」「遊び心」「クール」といったイメージを印象づけているという。555mlPETで、希望小売価格は130円(税別)。
2015年08月30日自由が丘スイーツフォレスト(東京都目黒区)ではこのほど、山梨県産桃とコラボレーションしたイベント「山梨ももスイーツまつり」を開始した。8月17日までの期間限定。山梨県は、甲府盆地の朝晩の急激な寒暖差と日本一の日照時間から桃の栽培に適しており、日本一の生産量を誇る。同イベントでは、山梨県産桃の優しい甘さや上品な香り、みずみずしさが伝わるように各店のパティシエが開発したという限定スイーツが登場する。「ベリーベリー」では、「山梨県産 丸ごとピーチベリー」(税別720円)を1日5個限定で販売。湯むきした桃を丸ごと1個使用し、中に苺のコンポート、クリーム、クラムを入れた。シンプルな仕上がりで、苺の甘酸っぱさが桃本来の甘さを引き立てるという。「HONG KONG SWEETS 果香」からは、「山梨産 桃豆腐」(税別496円)が1日10個限定で登場。桃のピューレを使用したオリジナル特製「桃豆腐」に桃のコンポートを重ねたデザートで、桃豆腐の食感とコンポートの味わいが調和した1品とのこと。「ハワイアンスイーツカンパニー」では、「100%山梨産白桃スムージー」(税別880円)を1日10杯限定で提供する。山梨県産の桃をスムージーに仕上げ、フレッシュな桃と生クリームをトッピングした。果肉とクリームが混ざり合い、シャリシャリとした食感が楽しめるという。そのほか、「メルシークレープ」では「山梨 ピーチセゾン」(1日10皿限定 / 税別1,000円)、「イリナ」では「山梨県産 桃のタルト」(1日6個限定 / 税別420円)、「ミキシンミクスリーム」では「山梨桃のコンポート アイスワッフル」(1日5個限定 / 税別667円)を販売する。
2015年08月10日シャトレーゼはこのほど、「ダブルシュークリーム白桃ゼリー」(税込108円)を期間限定で発売した。販売は9月末頃まで。同店では、山梨県や長野県などの自社工場近隣の農家や牧場と契約を結び、菓子作りに使用する素材を毎日調達している。同商品では、山梨県産の白桃を使用。うみたて卵で作ったシュー皮の中に、シロップ漬けにした桃の果肉と果汁を使用したゼリー、しぼりたて牛乳で作った生クリームを入れた。さっぱりとしたキレのよい味わいで、暑い季節にも楽しめるとのこと。
2015年07月19日楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて「山梨県を旅した人が選ぶ!山梨県・旅めしランキング」を発表した。同ランキングは2014年4月30日~2015年4月30日の期間中、同サイトで山梨県の宿泊施設に宿泊した人(山梨県居住者は除く)を対象に行ったアンケートの投票総数905票の結果をもとに算出した。1位は山間部の郷土料理として知られる「ほうとう」(430票)だった。農林水産省による「農山漁村の郷土料理百選」のひとつに選ばれている「ほうとう」は、太めの麺を季節の野菜とともに味噌で煮こんだもの。麺とともに煮込む具材はさまざまだが、カボチャを使用することが多いという。2位は「甲府鳥もつ煮」(87票)。砂肝、レバー、キンカンなどのニワトリのモツを砂糖と醤油で味付けし、汁気がなくなり照りが出るまで煮詰めて作る。2010年に神奈川県厚木市で行なわれたB-1グランプリでは1位を獲得しており、近年はB級グルメとしても人気がある。3位には春の味覚である「山菜のてんぷら」(82票)がランクインした。山菜の特産地として知られる南巨摩群早川町では毎年春に「南アルプス山菜祭り」が行われる。春の時期を狙った旅行客も多く、「山菜の天ぷらがいただけ、春に来て良かったと思いました」といったコメントも寄せられている。4位は「甲府ワインビーフ料理」(73票)、5位は「吉田うどん」(68票)だった。詳細なランキングは楽天トラベルの特設サイトで公開している。
2015年07月10日銀座コージーコーナーはこのほど、山梨県産「桃」を使ったメニューをカフェ・レストラン併設24店舗にて期間限定で発売した。三鷹コラル店および草加店はデザートメニューのみ販売。同店では季節のフルーツを使ったメニュー「旬のフルーツ直行便」を期間限定で販売している。今回の素材は、桃の栽培面積・生産量ともに日本一の山梨県で生産した「桃」。旬の桃を用いた料理とデザートを3品発売した。「山梨県産桃のパフェ」(税込1,280円)は、みずみずしく甘い桃の果肉と、バニラアイスと生クリームのミルク感、ベリーの甘酸っぱさの組み合わせが楽しめるという。ヒアルロン酸ジュレ入り。「山梨県産桃のミルクフラッペ」(税込820円)は、かき氷に上品な甘みと香りのピーチシロップをたっぷりとかけ、みずみずしい果肉を添えた。練乳のコクが、桃の味わいとよく合うという。「山梨県産桃と生ハムの冷製パスタ」(税込1,180円)は、トマトクリームソースと桃を組み合わせたフルーティなパスタ。トマトの酸味と桃の甘み、イタリア産生ハムのうまみと塩味が調和した味わいが楽しめるとのこと。販売は8月下旬頃までを予定している。販売店舗は、赤坂店、赤坂見附店、ビーンズ赤羽店、飯田橋ラムラ店、イトーヨーカドー大井町店、王子店、お茶の水店、銀座1丁目本店、五反田店、新小岩店、巣鴨北口店、西友清瀬店、田町店、光が丘店、三鷹コラル店、LIVIN田無店、有楽町店、四谷店、海老名店、川崎アゼリア店、鶴見東口店、藤沢OPA店、北浦和東口店、草加店。
2015年07月07日PARLAYは4月28日、「THE THIRD PARK KAWAGUCHI-LAKE&MEATMAGIC」を、山梨県の「清水国明の森と湖の楽園」内にオープンする。同施設は、キャンプ場にレストランを併設した複合レジャー施設で、東京都・豊洲の都市型アウトドアパーク「WILDMAGIC-THE THIRD PARK-」の国内2カ所目の施設となる。施設内には、東京都・六本木の本格熟成炭火焼レストラン「KITCHEN TACHIKICHI 旬熟成」とのタイアップによるレストラン「MEATMAGIC」がオープン。キャンプ場にいながらも、レストランで本格的な料理が楽しめるという。同店では、熟成庫内で最低4週間以上寝かせて発酵させたという熟成肉を提供する。また、食材は調味料を含めすべて国産および日本製にこだわったとのこと。メニューは、モーニング(1,500円)と2つのコース(5,000円コース・6,500円コース)を用意。「THE THIRD PARK KAWAGUCHI-LAKE」は大型キャンプ施設。施設内の建築、文字のフォントや備品の1つ1つまでアメリカンディテールにこだわり、ヴィンテージ感のある雰囲気を演出するという。「アメリカン・スモーク・ステーキ」(約100g)や「シュラスコ・ポーク」(約100g)、旬野菜などが味わえる「日帰りBBQ」(1名4,500円~ / 4名から利用可能)を提供。宿泊施設は、グループごとにドームに宿泊する「BREEZE DOME AREA」(1名1万5,000円~)と、全てのキャンプ用品をそろえる「FOREST CAMP AREA」(1名1万1,000円~)の2種類がある。いずれも4名から利用可能となっている(4名分の料金を支払った場合は1名でも利用可能)。※価格は税込
2015年04月17日東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランド(千葉県浦安市)は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのパーク内で使用するトマト、ミニトマト、パプリカについて2017年度以降、自社生産を目指すことを決定した。それに伴い、千葉県袖ヶ浦市の農園に続いて、山梨県北杜市の約3haの土地に新たに野菜農園を設立するという。山梨県の北杜市は非常に長い日照時間と昼夜の寒暖差で知られ、高品質な野菜類の生産にとって最適な地域。当該農園では、室温、湿度、二酸化炭素濃度などの環境を制御するシステムを駆使した太陽光利用型の植物工場を併設することで、トマト、ミニトマト、パプリカなどを季節や天候に関係なく安定的な生産を目指す。年間約250tの収穫を予定する。すでに株式会社オリエンタルランドは千葉県袖ヶ浦市において野菜類の自社生産を行っており、今回の山梨県北杜市の農園と合わせたトマト、ミニトマト、パプリカの総生産量は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー両パークの飲食施設における年間使用量を十分に満たすという。パークで提供する野菜類は、すべて自社生産のそれになる予定だ。山梨県北杜市は舞浜に比較的近いため、完熟状態の高い鮮度の野菜類を断続的に供給可能な立地的なメリットも。また、同社は今後、東京ディズニーリゾートで使用する野菜類などの自社生産の研究開発を推進し、食体験を通じた価値の向上に努めていくとしている。<山梨県北杜市の野菜農園概要> ※写真は千葉県袖ケ浦市の農園のものです場所 :山梨県北杜市敷地面積 :約3ha栽培品目 :トマト、ミニトマト、パプリカ年間生産量 :約250t生産方法 :太陽光利用型の養液栽培生産開始 :2017年度(予定)※千葉県袖ヶ浦市の農園は、0.5haの土地にて約100tのトマト、ミニトマトを自社生産しており、パークの一部の飲食施設で使用を開始しています※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日東京都渋谷区神宮前のBA-TSU ART GALLERYで、山梨県のワイナリーが選んだ約40種類のワインをテイスティングできる「山梨ワインフェスタ2015」が行われる。期間は3月21日と22日の2日間。1日3部制で、各部定員200名の完全入れ替え制となる。チケットは前売り3,600円、当日4,600円(税込)。○約40種のワインを自由に試飲同イベントは、地理的表示「山梨」が規定する厳しい基準をクリアしたワインの中から、山梨県の地域を代表して10のワイナリーが選んだ約40種類を自由にテイスティングできるもの。「地理的表示」とは、原産地の特徴と結びついた、特有の品質や高い評価を備えている産品についてその原産地を特定した表示をすることで、有名なところでは、「ボルドー」、「シャブリ」、「コニャック」、「シャンパン」などがある。今回のイベントには、日本固有のぶどう「甲州」から世界に通ずるワイン造りを追求している「勝沼醸造」、自社農場生産葡萄だけを使用したワインを提供する「敷島醸造」、自社の葡萄畑に数十種類のワイン専用品種を育てるなどぶどう栽培にも力を注ぐ「スズラン酒造工業」、江戸時代から醸造業を営んできた技術と経験を生かしたワイン造りを求める「盛田甲州ワイナリー シャンモリワイン」も参加する。会場ではソムリエの田崎真也氏などのスペシャルゲストを迎えてワークショップも開催。21日10時30分~11時30分までは、田崎真也氏や山梨県ワイン酒造組合会長の齋藤浩氏によるワークショップ「地理的表示『山梨』について」を実施する。また、13時30分~14時30分まで田崎真也氏による講演「山梨のワインと和食」も行われる。翌22日には13時30分~14時15分まで、明治学院大学教授・蛯原健介氏による講演「地理的表示の意義と可能性~なぜワイン産地を保護する制度が必要なのか~」が行われる予定となっている。
2015年03月12日セブン-イレブン・ジャパンはこのほど、長野県、山梨県内のセブン-イレブン全店にて、長野県で今年秋に収穫されたそばを使用した「信州ざる蕎麦(信州産新そば粉使用)」を期間限定で発売した。○今年収穫した長野県産"新そば"を使用長野県は山間部が多く、そばの栽培に適した冷涼な気候のため、昔からおいしいそばの産地として知られている。同商品は、今年収穫した長野県産の"新そば"を使用。石臼挽きそば粉を使用することで、より風味の感じられる仕立てとなっているとのこと。蕎麦つゆも地元のユーザーの好みに合わせ、ダシは鰹節や宗田鰹節、鯖節、昆布から抽出。かえしには甘めの醤油、みりんを合わせて仕上げた。蕎麦は約300gで、薬味には長ねぎと大根おろしを別添にしている。価格は398円(税込)。
2014年11月13日山梨県甲州市大和町の日川渓谷レジャーセンターで、山梨県を代表する郷土料理「ほうとう」を味わえる「第34回武田陣中ほうとう祭り」が行われる。開催日時は11月2日、11時30分~14時30分。○500円で「ほうとう」が食べ放題に!同イベントでは、地元で採れたきのこや旬の野菜を入れた山梨の郷土料理で、武田信玄の陣中食としても知られる「ほうとう」を味わえる。料金は、ほうとう食べ放題で500円(無くなり次第終了)。また、会場では甲斐大和天目山勝頼公太鼓の演奏を楽しめるほか、地域特産品の出店なども行われる。
2014年10月31日星野リゾートが展開するワインリゾート「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」(山梨県北杜市)は11月22日と23日、「ワインリゾートフェスタ2014」を開催する。同リゾートは、 世界的な建築家マリオ・ベリーニ氏が手掛けたデザインホテル。イタリアの山岳都市を思わせるショッピングゾーンやジャグジー&プール「イルマーレ」、イタリア料理が楽しめるメインダイニング「OTTO SETTE」などで、リゾートライフを満喫できるサービスを提供している。ショッピングゾーンの「ピーマン通り」には、八ヶ岳周辺<山梨・長野>のワイナリー自慢のワインをテイスティングできる「八ヶ岳ワイン回廊」が登場。勝沼醸造・中央葡萄酒・サントリー・シャトー酒折など、計15ワイナリーが日替わりで出店する。また、焼きたてピザやチーズ、焼き野菜など八ヶ岳の恵みを使ったおつまみを提供する「フードマルシェ」や、ワインを取り入れたライフスタイルを提案する「ワイン雑貨マルシェ」も同時開催する。その他、八ヶ岳ならではのワインを楽しむためのマリアージュレッスンも開催。ワインハウスでは、24種類すべてのワインを少量ずつ楽しめる「ワインハウスパス」も販売する。宿泊者限定のイベントとしては、八ヶ岳南麓の斜面に広がるブドウ畑「ドメーヌ ミエ・イケノ」の見学ツアー(11月23・24日の10時~)、チャペルZONAで行う「ガーデンチャペルコンサート」(11月22・23日/22:00~)を予定している。
2014年10月27日JR甲府駅からタクシーに乗りこんだ。いかにも地方都市の郊外らしいファミリーレストランや大きな駐車場のついたコンビニエンスストアなどが点在するバイパスを通りながら、車は快適なスピードで北西に進む。しかしここは日本屈指の山々を有する山梨。地方都市の郊外的な風景はいつまでも続くわけもなく、突如として目の前に山道の入り口が現れた。道なりに上っていくと醸造所らしき建物が見えてきたが、ここが終点ではなかった。ここから先が長い。ハンドルを右に左に回しながらクネクネと上っていき、タクシーの運転手さんが「名物」と教えてくれたスイッチバックを経て、標高600mの丘にたどり着いた。醸造所から200mも上ってきたことになる。○100年以上の歴史を持つ「登美の丘ワイナリー」サントリー登美の丘ワイナリーの歴史は1909年(明治42年)までさかのぼる。時の鉄道参議官、小山新助が「登美農園」を開園。名前は当時の地名「登美村」に由来する。1936年(昭和11年)にサントリーの前身である寿屋が経営を継承し、「寿屋山梨農場」とした。同時に長野県にも「塩尻ワイナリー」を開設(1934年に新潟の「岩の原葡萄園」に資本参加していることからも、寿屋がワイン造りに力を注いでいたことがわかる)。2001年(平成13年)、名称が「サントリー登美の丘ワイナリー」となり現在に至っている。そんな歴史を紐ときながら、醸造所の見学やテイスティングができる「ワイナリーガイドツアー」に参加してきた。ちなみに同ワイナリーは、多い日は1日1,000人、年間6万人もが来場する。受付を済ませ、ゲストハウスでイントロダクションのVTRを見たら、ほど近くにある自社畑を見学。この畑の前方には富士山やアルプスの山々の大パノラマ、麓に広がる甲府盆地が一望できる。晴れていれば、である。取材当日は朝からあいにく雨が降っていて、見学中は日もさしてきたものの、富士山も盆地も拝めずじまい。残念。気を取り直して畑に目を向けると、黒いブドウが垣根にたわわに実っていた。敷地の中には11種類のブドウが植えられているが、この区画はカベルネ・フランという品種だった。メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、プティ・ヴェルドとともにブレンドされて「サントリー登美の丘ワイナリー 登美の丘 赤」になる。真南を向いた畑で収穫されるカベルネ・フランは糖度が24度にもなるという。食用のブドウは20度を超えるとかなり甘いと言われているから、これはかなりのものだ。つまみ食いしそうになる衝動をグッとこらえ、次なる見学場所へ。今度はバスに乗り込んで200m下ったワインセラーの見学。山を掘って作られた貯蔵庫内はひんやりと冷たい。年間を通して15℃前後に保たれているらしい。そして樽と熟成中のワインの香りが相まって、えも言われぬ高揚感が高まってくる。ズラリと並ぶフランス製のオーク樽の数はここだけで200。他の貯蔵庫のものも含めると全部で400はあるとのことだ。「一体、樽だけでいくらになるんだ? 」。頭の中で電卓を叩いたのは私だけだろうか。お次は瓶熟庫の見学。これから世に出るワインもたくさん貯蔵されているが、その奥には1964年に発売された本格辛口ワイン「シャトーリオン」の1966年や良年しかリリースしない希少な貴腐ワインなど垂涎のコレクションが並ぶ。生まれ年のワインを見つけてみるのも楽しいかもしれない。さて、貯蔵庫の見学が終わったらいよいよお待ちかね、テイスティングタイム。再びバスに乗ってワインショップへ。ここでは登美の丘ワイナリーで造られた赤白2種類のワインがテイスティングできる。私が参加したときは「サントリー ジャパンプレミアム 甲州 2013」と「登美の丘 赤 2010」だった。日本を代表する甲州種で造られた白ワインは柑橘系の香りがさわやか、登美の丘の赤は黒い果実と木樽の香りが複雑に絡みあうエレガントなワイン。どちらも食事と合わせたくなる。ツアーはこれにて終了。60分間があっという間に終わった。このあと、食事とのマリアージュを楽しみたくなったら、ワインショップに隣接するレストラン「ワインテラス」へ。試飲したワインも含め、登美の丘で造られたワインに合う料理を提供してくれる。今回参加したワイナリーガイドツアーのほかにも、日本ワインセミナーや特別ワイナリーツアーなども行っているので好きなコースを選んで予約しよう(詳細は、サントリーサイト内「サントリー登美の丘ワイナリー」ページ)。行楽の秋、収穫時期のワイナリーへ大人の遠足はいかがだろうか。価格はすべて税込
2014年10月17日山梨県の「ドッグリゾートwoof」にて、WEB連動型のドッグファッションショーが行われる。世界初となる、WEB連動型のドッグファッションショーが10月25日、26日に開催される。主催はレッドハート、会場は山梨県の「ドッグリゾートwoof」。○ワンコの様子を世界中に放送審査は「ウォーキング」「決めポーズ」「ファッション」によって評価され、マナーの良い飼い主と犬ならば参加OK。最高賞金は10万円。ランウェイを歩く愛犬の姿はプロの映像カメラメンにより撮影され、出演者の中から選ばれた映像は「PremierAllNipponDogCollection」として世界中に放送される。今回のエントリー受付は終了しているが、「ドッグコレクション」への出場を夢見てステージで練習してみたい方のために、「一緒にトコトコステージ」も用意されている。参加費は1頭3,000円。「ドッグリゾートwoof」は、山中湖よりほど近くにある。出場ルールなど詳細は、「ドッグリゾートwoof」ホームページにて。
2014年10月16日山梨県甲州市勝沼町のワイナリー、シャトー・メルシャンで、日本のブドウ100%で造る「シャトー・メルシャン」シリーズ各種を味わえる「シャトー・メルシャンハーベスト・フェスティバル2014」が行われる。開催日時は10月11日~13日、10時~16時まで(台風など雨天の場合は中止)。○数量限定のワインも登場同イベントはブドウ収穫の恵みに感謝するとともに、来場者に日本のワインを気軽に楽しんでもらうことを目的に実施される。期間中は「シャトー・メルシャン」シリーズ各種をグラス1杯から試すことができるほか、ワインに合わせたさまざまな料理も提供。今回は六本木にオープンしたコンセプトショップ「シャトー・メルシャントーキョー・ゲスト・バル」が出張出店し、フェスティバルのために手がけた特別メニューを用意している。また、ワインメーカーやブランドアンバサダーによる「ワインセミナー」(有料)では、ワインの製造工程や日本ワインの歴史などを試飲とともに説明。ワインに関する知識を深めることができるという。そのほか、12時30分~13時まで「ワイン娘」が登場し、素足で樽のブドウを踏む伝統的な風習、「ぶどう踏み」を実施。来場者も実際に体験することが可能とのこと。なお、「穂坂のあわ2013(100円)」、「勝沼のあわ2013(100円)」、「長野メルロー2012(200円)」、「穂坂マスカット・ベーリーA2011(200円)」のほか、数量限定ワイン「エサンス・ド・甲州2013(600円)」、「城の平カベルネ・ソーヴィニヨン2009(900円)」などのワインが出品される。
2014年10月10日「青春のトマト焼きそば」というステキなネーミングのご当地グルメが注目を集めている。これは、山梨県中央市の完熟トマトとブランド豚を使った一品。なぜ「青春の~」という甘酸っぱい名前がつけられたのか。一体どんな味が楽しめるのか。人気と知名度急上昇中のご当地グルメ「青春のトマト焼きそば」に迫ってみた。その焼きそばの始まりは今から40年ほど前。当時、山梨県内の洋菓子店の喫茶コーナーなどでは「ミート焼きそば」というメニューが提供されていた。これは、普通のソース焼きそばにミートソースをかけたもの。「焼きそば+ミートソース」という組み合わせに違和感を覚える人もいるかもしれないが、地元ではおなじみのメニューとして親しまれていたという。しかし、その後「ミート焼きそば」は時代の流れとともに姿を消してしまった。その焼きそばの復活と深い関わりがあるのが、前述した「中央市」である。2006年に周辺の町や村が合併して発足したこちらの市は、山梨県のほぼ中央に位置することから、こう名付けられるに至った。緑に囲まれた自然豊かな中央市の特産品はトマトだ。農家の皆さんが愛情を注(そそ)いで作るトマトは抜群のおいしさ。そんな絶品トマトを市内外に広くアピールするべく、中央市商工会青年部が思案。「地元のおいしいトマトを使って、かつて人気を集めた山梨独特のメニューを再現しよう!」と、誕生したのが「青春のトマト焼きそば」なのだ。再現に当たっての条件は2つだけ。まず、中央市産の完熟トマトを使うこと。そして同じく中央市産のブランド豚 フジサクラポークを使うこと。こうして復活した焼きそばは、昨年から市内の飲食店で提供され始めて話題を集め、今ではレストランや食堂から中華料理店、日本料理店など19の店舗で提供されている。2つの条件さえ満たせばアレンジOKなので、お店の個性が表れた味が楽しめ、各店をめぐる市民も多いという。例えば、「日本料理 三ツ橋」では、トマトソースに甘えびから取ったダシを使用。トマトの酸味を抑えたコクのある味が楽しめる。中華料理レストラン「四川菜館(サイカン)」では、焼きそばに牡蠣(かき)ソースを使い、中華店らしい味に仕上げている。味はかなり本格的だ。お店にもよるが、ソースは2~3日しっかり煮込んでいるため、コクのある奥深い味が楽しめる。「焼きそばとの相性はどうなんだろう」と思う人もいるかもしれないが、焼きそばは薄味に仕上げてあるので、意外なほど相性ピッタリだ。この懐かしの味の再現に、まず反応したのは40~50代の大人たち。子供のころに食べたあの味がよみがえったということで、「思い出の味が楽しめる」と好評だ。「青春のトマト焼きそば」のネーミングの由来は、まさにこの部分。大人にとっては青春時代を象徴する味ということで、こんな甘酸っぱい名前が付けられたのだ。一方、今の子供たちにとっては食べたことのない新しい味だが、「大好物のミートソースと焼きそばが一緒に楽しめる」と評判は上々だという。今、青春時代を過ごす彼らは10年20年経った時、「青春のトマト焼きそば」を青春の味として思い出すのかもしれない。現在、県内のイベントに出張して焼きそばをふるまうなど、市民を中心に「青春のトマト焼きそば」のおいしさを伝える動きが広がっているという。中央市の皆さんの思い出と素材と情熱が詰まった「青春のトマト焼きそば」、気になる人は是非味わってみていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月22日山梨県で話題のB級グルメ「甲府鳥もつ煮」。2010年のB-1グランプリで、応援団体「みなさまの縁をとりもつ隊」がゴールドグランプリに輝き、今や甲府の新しい名物になりつつあるという。今回は2013年こそ食べたいローカルフード、「甲府鳥もつ煮」を紹介しよう。甲府鳥もつ煮は、砂肝、ハツ、レバー、きんかんなどの鳥もつと濃厚なタレを合わせた煮物。もつ煮というと長時間煮込んだものが一般的だが、甲府鳥もつ煮は、少量のたれを使って短時間で照り焼きにしているのが特徴だ。その始まりは昭和25年(1950)。食べる習慣がなく捨てられるもつを見た市内のおそば屋さん「奥藤本店」の店主が、「みんなが安く食べられるものはできないのか」と言ったのをきっかけだったという。試行錯誤しながら、もつ煮のアクを取っていたところ、偶然、汁があめのようにトロリとなったことから、「これならおいしそう」と甘辛く煮込んだ甲府独特のもつ煮を作りだしたのだ。その味は、分かりやすくいうとうなぎのかば焼きのよう。甘辛いタレと歯ごたえのあるもつの相性が抜群だ。「これはビールにピッタリだ」と思ったのだが、甲府では独特の食べ方があるという。それは、そばの前菜として食べるという方法だ。もともとおそば屋さんが作り始めたということで、そばを待つ間に食べるのが一般的だったそうなのだ。そばの前にもつ煮とは、なんとも乙な光景だ。しかし、甲府の人たちにとってはこれが当たり前。県外のおそば屋さんに入って、もつ煮がないと「なんでないの?」と不思議に思ってしまうらしい。この鳥もつ煮、元祖の味を試してみたいという方には、発祥店の奥藤本店がおすすめだ。味はもちろん作り方にも注目!強火で素早く調理するため、小さな鍋をペンチでつかんで調理する独特の方法をとっている。一番人気は、そばともつ煮のセット。本場の味が体感できる。ちょっぴり大人っぽい食べ物なので、年配者を中心に食べられているのかと思いきや、子どもたちや若者も大好きだという。新鮮なもつが手に入ったら手作りする家庭も多く、甲府のおふくろの味でもあるそうだ。味付けはしょうゆと砂糖だが、地元では「甲府鳥もつ煮のタレ」が市販されているので、自分で作りたいときはこのタレを活用してもいいだろう。甲府鳥もつ煮は、最近では全国的に知られる存在になっている。2010年の第5回B-1グランプリで、甲府鳥もつ煮を応援するまちおこし団体「みなさまの縁をとりもつ隊」がゴールドグランプリに輝いたからだ。甲府鳥もつ煮への熱い思いと地元を愛する心を大切に、今日も甲府鳥もつ煮でつながる縁を拡大中だ。地元では、B-1グランプリ受賞によって「甲府の誇りがまたひとつ増えた」と大盛りあがりだという。特に若い人たちは、「鳥もつ煮を全国に広めて、町を活性化したい」と意気込んでいる。山梨県を代表するグルメになりそうな「甲府鳥もつ煮」。地元の人たちの「おいしい料理を提供したい」「おいしい料理を広めたい」という思いが重なり合い、今そのおいしさが全国にじわじわと伝わっている。●informationテンヨ武田【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月29日山梨県甲府市に本社をおく山梨交通では、中央高速バス「甲府~新宿線」、「身延・身延山~新宿線」、「北杜・白州~新宿線」の3路線で12月16日(日)~12月27日(木)までの乗車分で利用できる、特別割引「年末2回回数券」を販売する。笹子トンネル天井板落下事故による中央自動車道の一部通行止めに伴い、中央高速バスは、一部区間で迂回(うかい)運行を行っている。このような状況の中での利用に感謝し、特別割引を設定したもの。回数券は「甲府~新宿線」は2枚つづりで2,000円(1枚あたり1,000円)で、通常片道運賃1,950円から50%近い割引。「身延・身延山~新宿線」および「北杜・白州~新宿線」は、2枚つづりで3,800円(1枚あたり1,900円)で提供される。なお、土曜休日も利用できるほか、1名での往復としても、また、2名の片道分としても使用可能だ。詳細は山梨交通を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日八ヶ岳観光圏(山梨県北杜市、長野県富士見町・原村)では、2012年12月21日(金)~2013年3月3日(日)の期間で、「八ヶ岳天空博覧会」を開催する。これは、冬の八ヶ岳ならではの様々なイベント、体験プログラムを8つのパビリオン(テーマ)に分けて行うものだ。企画されているパビリオンのテーマは、「オーロラ」「湯」「かまくら」「星」「雪」「食」「光」「イベント」。「光のパビリオン」は、すでに原村で「イルミネーションフェスティバル」が開催されている。八ヶ岳美術館前の高さ約20mの大木、ドイツトウヒに大イルミネーションが灯っているほか、原村ペンションビレッジから鉢巻道路までのペンション通りで、連日17時00分~22時00分まで、イルミネーションを点灯。終了は来年1月14日(月)。このほか、清泉寮でも「ウィンターライトアップ」として、12月1日~1月3日(木)までは毎日、それ以降、1月31日(木)までは土日祝日にライトアップを行なう。時間は日没時間によりかわり、だいたい17時00分頃~20時00分頃までだ。12月21日(金)からスタートするのは、「湯のパビリオン」の八ヶ岳観光圏エリア全域の温泉施設スタンプラリーや「森づくり体験でストレス解消・体力アップ」のプログラム。「森づくり体験でストレス解消・体力アップ」のプログラムでは、曹洞宗徳泉寺または、増富の湯裏山で木こり体験し、その後入浴指導があるというもの。事前予約が必要で、料金は5,000円(消費税込み)。そのほか、「星のパビリオン」では「星空観賞会(八ヶ岳ロイヤルホテル)」「満天の星空の下で星空観察会」(八ヶ岳グレイスホテル)、「星空案内ツアー(清里高原ホテル)」など。また、「食のパビリオン」では「味噌作り体験(増富の湯)」、「バームクーヘンづくり(名水公園べるが)」、「雪のパビリオン」では「スノーシュートレッキング(富士見パノラマリゾート)」などが予定されている。各パビリオン、プログラムの詳細は、八ヶ岳天空博覧会で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日山梨県南都留郡富士河口湖町の河口湖では、12月1日に「光のナイアガラ&ウェーブ」がスタート。2013年1月31日まで行われる予定だ。会場となるのは河口湖北岸の大石公園。澄んだ冬の夜を幻想的なイルミネーションで彩るのが「光のナイアガラ&ウェーブ」だ。全長280m、高さ3mの光の滝と、ラベンダー畑を覆う電球により、波を連想させる幻想的な光のモニュメントが出現する。会場までのアクセスは、車の場合は東京方面からは国道139号線経由で河口湖大橋を渡り河口湖北岸道路を大石方面へ。関西方面からは東名高速道路御殿場ICより東富士五湖有料道路経由で河口湖大橋へ。大橋を渡り河口湖北岸道路を大石方面へ。電車の場合はJR中央線大月駅で富士急行線乗換え河口湖駅へ。駅前よりレトロバス河口湖線で大石公園下車。バスの場合は富士急行線河口湖駅で下車し、レトロバス河口湖線乗り換えで大石公園下車。帰りの最終は路線バス「河口湖駅」行きが8時20分ごろ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日山梨県市川三郷町の大塚地区で、毎年収穫時期に行われる「大塚にんじん収穫祭」。今年は12月15日(土)に「みたまの湯」で行われる。開催時間は9時15分から正午まで。雨天時は決行で、荒天の場合は中止となる。大塚地区は「のっぷい」と呼ばれる、肥沃できめが細かく、火山灰土で石がほとんどないエリア。この「のっぷい」台地の恵みではぐくまれた細長いにんじんが「大塚にんじん」だ。収穫時には80センチ前後にもなり、甘みが強く、香りも高い。にんじん本来のしっかりとした味が大きな特徴。一般的なにんじんに比べカロチンが1.5倍、ビタミンCは2.5倍と栄養価も高い。この「大塚にんじん」の収穫の喜びを味わう「ふるさと冬まつり」として、大塚にんじんと町の魅力をPRし、地産地消による農業振興、農村活性化、ふれあいの町づくり推進のためにはじまったのが「大塚にんじん収穫祭」だ。当日は、大塚にんじん、大塚ごぼうの直売や大塚にんじん品評会、にんじんめし、にんじんみそ汁、おもちの無料配布が行われほか、会場近くの畑で、大塚にんじんの収穫や、市川三郷町の地場産業である印鑑の篆刻ができる。大塚にんじん、大塚ごぼう以外の農産物も、併設されている農産物直売所で購入することができる。なお、会場が「みたまの湯駐車場」となるため、収穫祭の後は温泉でゆっくりくつろいでいただくことも可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日レジャー・サービス業などを行っている富士急行は、富士五湖の1つである本栖湖(もとすこ)に程近いエリア「富士本栖湖リゾート」(山梨県 南都留郡 富士河口湖町本栖212)で、来年4月20日より、80万株の芝桜と富士山を楽しめる「2013富士芝桜まつり」の開催を予定している。芝桜(シバザクラ)は、ハナシノブ科の多年草。4月から5月に、赤、桃、白、紫などの、直径1.5cmほどの小さな花を咲かせる。花の形が”サクラ”に似ているのが特長で、芝生のように地面を覆って育つことから芝桜と呼ばれているという。今年開催された同祭りでは、芝桜の一部に生育不良が見られた。同社では、2013年の開催に向けて、これまで培ってきたノウハウをもとに、土壌改良や排水改良工事を実施。37.5万株を新たに植栽している。さらに、養生シートをかぶせて雪や寒さから芝桜を守るなど、地域特性や自然環境を踏まえた育成を行い、来年の春に再び「美しいピンク色のじゅうたん」を見せるべく準備をしているという。なお、開催期間は、2013年4月20日から6月2日の計44日間を予定(期間中無休)。開花状況によって変動がある。営業時間は8時から17時。入園料金は、大人(中学生以上)500円、小人(3歳以上)200円、団体料金(15名以上より適用)は、大人450円・小人180円とのこと。詳細は、同イベント公式サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日山梨県富士河口湖町で11月25日(日)に実施される「第1回富士山マラソン」により、河口湖、西湖周辺道路の交通規制が実施される。交通規制日時は11月25日(日)07:00~15:00まで。規制箇所は「全面通行止め」となるので注意。なお、エリアにより規制時間が異なる。富士山マラソン(旧名・河口湖日刊スポーツマラソン)は、東日本最大級のマラソン大会で、去年までとコースを変更し、フルマラソンと河口湖1周コースの2つが行われる。フルマラソンのスタート時間は08:15。制限時間は6時間30分(14:45まで)。河口湖1周コースのスタート時間は08:00。距離は17.2kmで制限時間は2時間30分(10:30まで)となる。交通規制詳細は富士河口湖総合観光情報サイトで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日