半崎美子が昨年8月にリリースしたミニアルバム『うた弁4 you』のリード曲「途」のMusic Videoが、自身の母校でもある北海道石狩南高等学校とのコラボムービーとして公開された。彼女が歌手を志すきっかけとなったのが、学園祭でDREAMS COME TRUEの「すき」を歌ったことであり、体育館のステージで再び歌手として後輩たちと自身の楽曲を歌った時は、涙があふれて撮影が一時中断したという。公開された映像では、生徒や先生たちが授業や部活に真剣に取り組む日常の風景とともに、それぞれの夢の種が成長していく様子が映し出されている。撮影を終えた半崎は「誰が何と言おうと今は進むべき途へ。という歌い出しは、当時の自分へのお手紙でもあり、数々の学校公演のあとにいただいたお手紙のお返事のような気持ちで書いた歌です。学校の皆さんの協力あって実現した撮影でしたが、一緒に歌った石狩南高校の生徒さんたちのパワーに満ちた歌声と明日を見据えるまなざしは希望そのものでした。その種は孤独の中でそっと芽吹く未来であると、私自身が再確認させてもらったような有難い時間でした」と語っている。半崎美子「途」MV(石狩南高等学校Ver.)<リリース情報>半崎美子 ミニアルバム『うた弁4 you』発売中半崎美子『うた弁4 you』通常盤ジャケット●通常盤(CD):2,500円(税込)●特別盤(CD+DVD):5,500円(税込)【CD収録内容】一通目:途二通目:雪の消印三通目:この文字が乾く前に四通目:大家さんと私のブルース ~困った時はお互い様~五通目:リンドウ六通目:涙の記憶七通目:星を伝って追伸:地球へ with Anointed mass choir【DVD収録内容】※特別盤のみ■半崎美子『うた弁3』発売記念集大成ツアー2022 〜地球の歩み方〜5周まわって立ち止まる〜 @ 中野サンプラザ1. 帰途2. 空の青3. 色彩4. タンチョウの夢5. 蜉蝣のうた6. お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~7. 母へ8. 桔梗の咲く頃9. 地球へ10. ロゼット~たんぽぽの詩~11. 赤色のヒーロー12. 道の上で13. サクラ~卒業できなかった君へ~14. 足並み15. 明日へ向かう人EN1. あとがきEN2. 布石<ライブ情報>半崎美子 ピアノライブ in 国指定重要文化財 八千代座(熊本県)2月16日(金) 熊本・八千代座半崎美子with仙台フィルメンバーズfeat.稲垣潤一 心の復興コンサート Supported by 産電ホールディングス株式会社(宮城県)2月25日(日) 宮城・名取市文化会館 大ホール半崎美子『明日へ拓くコンサート2024』@湧別町(北海道)3月2日(土) 北海道・湧別町文化センターさざ波半崎美子『明日を拓くコンサート2024』@金沢公演(石川県)3月9日(土) 石川・北國新聞赤羽ホールBSN愛の募金 能登半島地震・東日本大震災チャリティコンサート BSNラジオ公開生放送(新潟県)3月15日(金) 新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場半崎美子 デビュー記念日コンサート with 武部聡志 〜ありがとう道新ホール〜(北海道)4月5日(金) 北海道・道新ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年02月16日2024年1月5日、写真家の篠山紀信さんが同月4日に逝去したことを受けて、俳優の宮崎美子さんが追悼の言葉を寄せています。以下、所属事務所より出されたコメント全文です。篠山さんとの出会いが無ければ今の私はありません。あのくりくりした茶目っ気あふれる瞳と、笑顔で周りを明るく照らす方でした。4年前のカレンダー撮影の後、「10年後のデビュー50周年の時もお願いします」という私の申し出に、「それは無理でしょ」と大笑いされていたのが楽しい思い出です。感謝の気持ちともうお目にかかれない寂しさでいっぱいです。篠山さんは、宮崎さんがデビューするきっかけとなった『週刊朝日』の表紙を撮影していました。また2020年に、宮崎さんがデビュー40周年を記念してカレンダーを発売した際には、ビキニ姿の写真を篠山さんが撮影し、大きな話題にもなっています。宮崎さんは、長く親交のあった篠山さんとの思い出を振り返り、「さびしさでいっぱい」と心境を明かしていました。数々の俳優や著名人を撮影してきた篠山さん。別れを惜しむ人は、後を絶たないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月05日2023年11月6日、指揮者の山脇幸人さんが亡くなっていたことが明らかになりました。31歳でした。山脇さんが所属する、株式会社パシフィック・コンサート・マネジメントがウェブサイトで伝えています。弊社所属の指揮者 山脇幸人は、令和5年11月2日急逝いたしました(享年31歳)。故人が生前賜りました皆様のご厚情に深く感謝いたしますとともに、茲に謹んでお知らせ申し上げます。パシフィック・コンサート・マネジメントーより引用山脇さんは『新時代の旗手』と活躍が期待されていた、若手指揮者の1人。東京藝術大学音楽学部指揮科を卒業しています。ロンドン・クラシカル・ソロイスツ指揮者コンクールで第1位を、第1回マスタリング・ヨーロピアン・マスターズ国際指揮者コンクールでは第2位を受賞。大学卒業後は、ドイツ・ミュンヘンに渡り、名門バイエルン州立歌劇場研修生として研さんを積みました。これまでに、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などを指揮するほか、多方面で活躍。「最も勢いがある指揮者」として、注目されていたといいます。訃報に際し、ネットでは「あまりに早すぎる」「才能にあふれる人だった。残念だ」など、悲しみの声が上がっていました。山脇さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年11月07日半崎美子と南こうせつの対談インタビューが、日本クラウンのレーベル公式サイトで公開された。半崎にとってレーベルの先輩で憧れの存在でもあるという南。半崎のアルバム『うた弁4 you』が8月2日に発売されたことを記念した今回の対談は、『うた弁4 you』と11月3日(金・祝) にリリースされる南のアルバム『三日月のセレナーデ』のコンセプトや共通点、オーディエンスが数人しかいなかった時代のライブエピソードなどが語られている。半崎美子、南こうせつコメント動画■半崎美子×南こうせつ対談インタビュー<リリース情報>半崎美子 ニューアルバム『うた弁4 you』発売中●特別盤(CD+DVD):5,500円(税込)半崎美子『うた弁4 you』特別盤ジャケット●通常盤(CD):2,500円(税込)半崎美子『うた弁4 you』通常盤ジャケット【CD収録内容】※全形態共通一通目:途二通目:雪の消印三通目:この文字が乾く前に四通目:大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~五通目:リンドウ六通目:涙の記憶七通目:星を伝って追伸:地球へ with Anointed mass choir【DVD収録内容】※特別盤のみ■半崎美子『うた弁3』発売記念集大成ツアー2022〜地球の歩み方〜5周まわって立ち止まる〜 @中野サンプラザ1. 帰途2. 空の青3. 色彩4. タンチョウの夢5. 蜉蝣のうた6. お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~7. 母へ8. 桔梗の咲く頃9. 地球へ10. ロゼット~たんぽぽの詩~11. 赤色のヒーロー12. 道の上で13. サクラ~卒業できなかった君へ~14. 足並み15. 明日へ向かう人EN1. あとがきEN2. 布石配信リンク:南こうせつ ニューアルバム『三日月のセレナーデ』11月3日(金・祝) リリース南こうせつ『三日月のセレナーデ』CD盤ジャケット●アナログ盤:5,500円(税込)【収録内容】■Side-A1. 君しかない(2014)作詩:渡辺なつみ作曲:南こうせつ編曲:こうせつバンド2. 通り雨(1995)作詩:荒木とよひさ作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文3. 神田川(1973)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:木田高介4. 雪が降る日に(1973)作詩:伊勢正三作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ5. 道(2011)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ■Side-B1. 夢一夜(1978)作詩:阿木燿子作曲:南こうせつ編曲:石川鷹彦2. 風の竪琴(1983)作詩:松本隆作曲:南こうせつ編曲:水谷公生3. 恋のゆくえ(2003)作詩:南育代作曲:南こうせつ編曲:河合徹三4. Summer♪Angel(1995)作詩:松本一起作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文5. 三日月のセレナーデ(1991)作詩:岡田冨美子作曲:南こうせつ編曲:斎藤毅●CD盤:3,300円(税込)【収録内容】1. 君しかない(2014)作詩:渡辺なつみ作曲:南こうせつ編曲:こうせつバンド2. 通り雨(1995)作詩:荒木とよひさ作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文3. 神田川(1973)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:木田高介4. 雪が降る日に(1973)作詩:伊勢正三作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ5. 道(2011)作詩:喜多條忠作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ6. 夢一夜(1978)作詩:阿木燿子作曲:南こうせつ編曲:石川鷹彦7. 風の竪琴(1983)作詩:松本隆作曲:南こうせつ編曲:水谷公生8. 恋のゆくえ(2003)作詩:南育代作曲:南こうせつ編曲:河合徹三9. Summer♪Angel(1995)作詩:松本一起作曲:南こうせつ編曲:徳武弘文10. 三日月のセレナーデ(1991)作詩:岡田冨美子作曲:南こうせつ編曲:斎藤毅~ボーナス・トラック~11. 加茂の流れに(2001)作詩:南こうせつ作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ12. 春に想えば(2001)作詩:南こうせつ作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ13. あの夏の二人(2019)作詩:南育代作曲:南こうせつ編曲:南こうせつ配信リンク:関連リンク■半崎美子オフィシャルサイト:::各配信サイト:■南こうせつオフィシャルサイト:各配信リンク:
2023年10月13日株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2023年5月に『それよりこわい』(村中李衣/近藤薫美子)を発刊いたしました。あなたのこわいものはなんですか?学校の帰り道、2人の男の子が「こわいもの」を言い合っています。病院の屋上、のぼりだけのエスカレーター、つりばし……。それよりもっとこわいのは――?2人の想像は宇宙の果てから地底まで広がります。自分の頭の中にあるものが、いちばん怖い。こんな絵本、見たことがない!想像力を刺激する絵本です。『それよりこわい』表紙【本書の特色】1) 帯コメント「こわがりの人も こわいもの知らずの人も ほら、よく考えて」帯には、京極夏彦氏からコメントをいただきました。2) 著者ふたりのタッグが実現児童書業界で長く活躍する村中李衣氏と近藤薫美子氏、初の共作。お互いに怖いものを言い合ううちに、空想をふたりで分かち合いよりつながりを深めたことから、この絵本が作られました。3) 読みあい著者の村中李衣氏は、子育ての場やお年寄りの施設、病院、刑務所などで、絵本を介してその場にいる人の心がつながりあう体験「読みあい」を実践。本書を使った「読みあい」の場では、読後に自分のこわいものを打ち明ける人、「だいじょうぶ」と声をかける人の姿が見られ、その場はあたたかい空気に包まれます。中面見開き1中面見開き2【著者紹介】村中李衣(むらなか・りえ)/山口県生まれ。児童文学作家、ノートルダム清心女子大学教授。0歳から100歳までのあらゆる人とあらゆる場所で絵本の読みあいを続けている。作品に『チャーシューの月』(佐藤真紀子・絵/小峰書店、日本児童文学者協会賞)、『こくん』(石川えりこ・絵/童心社、JBBY賞)、『あららのはたけ』(石川えりこ・絵/偕成社、坪田譲治文学賞)、『はだしであるく』(石川えりこ・絵/あすなろ書房)など多数。編著書に『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』(かもがわ出版)などがある。近藤薫美子(こんどう・くみこ)/大阪府生まれ。製菓会社企画室勤務を経て絵本作家となる。作品に『かまきりっこ』『のにっき-野日記-』『たねいっぱいわらったね』(以上 アリス館)、『もりへぞろぞろ』(村田喜代子・作)『はじめまして』(共に偕成社)、「むしホテル」シリーズ(きねかわいつか・文)『くぬぎの木いっぽん』(共にBL出版)、『まよいが』(柳田国男・原作、京極夏彦・文/汐文社)、『せかいかえるかいぎ』『かなしみのぼうけん』(2022年版ホワイトレイブンズ選出、共にポプラ社)など多数。【原画展/トークイベント ご紹介】「りえとこんのそれよりこわい!? ~イメージの冒険に出かけよう~」下記2か所で、原画展と著者ふたりのトークイベントが開催されます。●「京町屋えほん館むむむ」(京都市中京区 電話 075-366-6169)原画展示 6月1日(木)~7月3日(月)トークイベント 6月10日(土)14:00~15:30●「ブックハウスカフェ」(東京都千代田区 電話 03-6261-6177)原画展示 7月19日(水)~8月1日(火)トークイベント 7月22日(土)14:00~16:00 ※オンラインあり【本書の概要】書名 : 『それよりこわい』発売日 : 2023年5月16日販売場所 : 全国書店・インターネット書店定価 : 1,540円(税込)体裁 : A4変型判/32ページISBNコード: 978-4-333-02898-6URL : 【会社概要】社名 : 株式会社佼成出版社代表者: 代表取締役 中沢 純一所在地: 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月25日千眼美子(本名:清水富美加・28)が’17年2月に宗教団体「幸福の科学」に出家してから約6年経って、再び近況に関心が集まっている。出家以降、教団製作の映画で主演を務めるなど“教団の広告塔”として活動している千眼だが、近年は主役ではない作品もあり、出番が減りつつあった。そんななか3月2日に宗教法人「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法氏(享年66)が急逝。幸福の科学に注目が集まると、3月15日に現在は脱会しYouTuberとして活動する隆法氏の長男・宏洋氏(34)が千眼についてのYouTube動画を公開した。動画の冒頭で「新しい情報が入ってきました」と宏洋氏はいい、さらに「清水富美加の過去世が、おかめの妖怪ということに変更されていたみたいですね」と明かした。宏洋氏は「(清水富美加の元の)過去世が徐庶って言ったかな」と、千眼の前世は以前まで中国の三国時代に活躍した軍師・徐庶だったと話し、今回“おかめの妖怪”に変更されたことで、「過去世を変えられるってことは、宗教の中ではものすごいあれなわけですよね。あの終わりに近いというか。宗教職員としての生命は終わりに近いんで。清水富美加はこれ以上、その主役とかで映画に出たりすることはなくなる」と千眼の置かれている状況を彼独自の視点で分析したのだ。宏洋氏が動画を公開する少し前からSNS上でも、過去世が変更されたという投稿が。《千眼美子(清水富美加)がおかめの妖怪に認定されたらしい》《まさかの千眼美子さんおかめ》「3月9日発売の『週刊文春』では、隆法氏の長女・咲也加氏が副理事長兼総裁室長の職を外されたと報じられていました。記事によると、咲也加氏の過去世が天照大神とされていましたが、職を外されるタイミングで妖怪“お多福”に変更されたというのです」(スポーツ紙記者)はたして千眼の過去世の変更は事実なのだろうか。本誌が「幸福の科学」広報部に尋ねると、「事実ではございません。宏洋さんはTwitterにあがっている情報を見たのではないでしょうか」と回答。千眼がまたメディアに華々しく姿を現す日は来るのか――。
2023年03月27日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミナール(専門:多文化共生論)と中央大学、東京女子大学、法政大学、留学生チームの大学生5チームが参加する「ダイバーシティ・プレゼンコンテスト」が、11月20日(日)に東京国際フォーラムで実施されます。東京都が主催する「ヒューマンライツ・フェスタ東京2022」の一環として、上記5チームの企画・運営によって開催されます。当日は、様々な背景や価値観を持つ人が、違いを認め合いながら共に交流し、支え合う共生社会「インクルーシブシティ東京」を実現するために効果的な取り組みについて、上記の5チームがプレゼンを行います。ダイバーシティ・プレゼンコンテスト日時: 2022年11月20日(日)13:30~16:45 (13:00開場)会場: 東京国際フォーラム ホールD5 [東京都千代田区丸の内3-5-1]テーマ: ダイバーシティ&インクルージョン ー大学生が考える東京の未来ー主催: 東京都企画・運営: ダイバーシティ・プレゼンコンテスト実行委員会協力: 電通ダイバーシティ・ラボ参加費: 無料対象: ダイバーシティに関心のある学生や社会人、行政や市民活動関係者参加チーム:留学生チーム明治大学 国際日本学部 山脇啓造ゼミ法政大学 キャリアデザイン学部 松尾知明ゼミ東京女子大学 現代教養学部 松尾慎ゼミ中央大学 総合政策学部 李里花ゼミ審査員: 吉村幸子(東京都総務局人権部長)、相川浩太郎(BBCグローバルニュースジャパン株式会社代表取締役マネージング・ダイレクター)スティーブ・ソレイシィ(英会話コーチ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミナール(専門:多文化共生論)は、11月12日(土)に中野セントラルパークにて、ゲームを通じて出会った仲間との「協働」をテーマにしたイベント、「ちえるあるこオリンピック」を開催します。11月12(土)・13(日)に開催される中野区のイベント「中野にぎわいフェスタ」のプログラムの一つとして参加します。「ちえるあるこオリンピック」は山脇ゼミ12期生のメンバーと東京近辺に住む外国にルーツを持つ多国籍メンバーとが、一つのチームとして協働して企画運営を行っていることが特徴です。「ちえるあるこ」とはエスペラント語で虹という意味で、国や文化の異なる多様な人が集まって、それぞれの色を出し、たくさんの色を合わせて虹を作ることを目標としています。本イベントも交流を超えた協働に取り組むことで、多文化共生を目指しています。当日は「卵とスプーンのレース」など、出会った仲間と協働してゴールを目指す三種類のゲームを用意しています。参加費は無料です。皆様のご来場をお待ちしております。「ちえるあるこオリンピック-国際交流の先の多文化共生を目指して-」■日時:2022年11月12日(土)10:00~16:00 (10:00受付開始)■会場:スターバックスコーヒー 中野セントラルパーク店前 [東京都中野区中野4-10-2]※雨天時:13日(日)に延期。13日(日)も雨の場合、中野区立中野中学校体育館[東京都中野区中野4-12-3]にて開催。■主催:ちえるあるこ実行委員会(明治大学山脇ゼミ&多国籍メンバー)■後援:明治大学国際日本学部、一般社団法人アクラス日本語教育研究所、株式会社グローバルトラストネットワークス、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、一般社団法人中野区観光協会、株式会社丸井グループ■ゲームの内容:卵とスプーンのレース~egg and spoon race~・ボールあて・みんなでお絵かき■本イベントリハーサルの様子(国際日本学部HP): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月04日2022年10月6日、画家の山脇百合子さんが亡くなったことが分かりました。80歳でした。絵本『ぐりとぐら』シリーズや絵本『そらいろのたね』など、いろいろな絵本の挿絵を担当してきた、山脇さん。中でも、姉であり絵本作家の中川李枝子さんとのコンビから生み出された『ぐりとぐら』シリーズは、1963年に発表されて以来、多くの人から愛されています。2013年には、文化分野において業績をあげた個人や団体を表彰する菊池寛賞を、中川さんとともに受賞しました。ぐりとぐら|福音館書店 スクリーンショット温かみのある絵を通し、たくさんの人に笑顔を届けてくれた、山脇さん。『ぐりとぐら』シリーズをはじめ、山脇さんの挿絵を見て育った人たちからは、「素敵な絵をありがとうございました」という感謝の声が上がっています。今後も、山脇さんが描いた数々の作品は残り続け、絵本の素晴らしさを伝えてくれるでしょう。山脇さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年10月06日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミナール(専門:多文化共生論)は、社内のインクルーシブなコミュニケーションを推進するために「やさしい日本語」を積極的に活用している企業・株式会社メルカリと協力し、2022年10月13日に中野区職員を対象とした「やさしい日本語」研修を担当します。研修の冒頭では、山脇教授とメルカリの言語教育チーム担当者が短い講義を行い、その後、ゼミの学生たちにより、実際の行政文書を「やさしい日本語」で書き換えるワークショップを実施します。山脇ゼミはこれまでもメルカリと協力し、2022年7月には「話し言葉」に焦点をあてた「やさしい日本語コミュニケーション研修」を実施しました。今回は、「書き言葉」に焦点をあてた研修を行い、外国人住民の多い中野区において、日本語を母語としない人にも分かりやすい行政文書の普及を目指します。大学と企業が連携し自治体職員の言語教育研修を担当することは、全国的にも珍しい取り組みと言えます。●「やさしい日本語」とは日本語を母語としない人にも分かりやすいように配慮し、易しい語彙や構文で表現する日本語のことです。2010年代前半以降、全国で外国人住民が大きく増加しました。コロナ禍によって現在、外国人住民はやや減少していますが、2021年12月末現在では約277万人となっています。特に多いのが東京23区で、その中でも中野区は、区民全体の5%を占める約1万7000人が外国人住民です。コロナ禍では、外国人住民への情報提供や相談体制の整備は喫緊の課題となっています。●山脇ゼミの取り組み山脇ゼミでは、2018年度から「やさしい日本語」の普及啓発の活動を行っています。2020年度に豊島区職員を対象とした研修を担当し、2021年度には同区と中野区でも職員研修を担当したほか、これまで、小中高校生や学校教員向けワークショップの開催、「やさしい日本語」学習のためのアプリの開発、「やさしい日本語」ラップのミュージック・ビデオの制作などに取り組んできました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月03日芝浦工業大学(東京都港区/学長 山田純)と山脇学園高等学校(東京都港区/校長 西川史子)は、教育連携協定を締結し「探究型教育プログラム」を構築します。芝浦工業大学は2027年度に女子学生比率30%を目標とし、この協定を通じて女子校との連携強化と、女子生徒が探究活動を通じて理工系分野へ進学する意欲を喚起します。山脇学園高等学校は今回の教育連携により、芝浦工業大学女子学生による学びの分野別講演会、山脇学園高等学校教員を対象とした研究室見学、生徒が希望する研究室でのサマーインターンシップなどを実施して、探究型学習を深化させます。■ポイント●高大連携による専門性の高い探究型教育プログラムを構築●高校生のうちから、大学での研究活動を体験できるインターンシッププログラム●女子生徒に対して理工系分野への興味関心を喚起する仕組みづくり▲協定締結式の様子(左 西川史子校長、右 山田純学長)■芝浦工業大学とは工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科 日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都とさいたま市に3つのキャンパス(芝浦、豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。■山脇学園中学校・高等学校とは東京都港区赤坂にある私立中高一貫校。女子校。 1903年(明治36年)の創立以来、社会で活き活きと活躍する女性の育成を目指して教育を行っています。教育目標として「自ら求め、深く学ぶ」「志を抱き、未来を拓く」「お互いに思いやり、仲間とともに創る」を掲げています。イングリッシュアイランド、サイエンスアイランド、リベラルアーツアイランドという3つのユニークな施設を活用して、理系研究者やグローバルに活躍する人材の育成に力を入れています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月17日一般社団法人日本化学連合主催「化学コミュニケーション賞2021」において、四天王寺大学(大阪府羽曳野市、学長:岩尾 洋、以下 本学)教育学部 教育学科 佐藤 美子教授が「審査員特別賞」を受賞しました。教育学部 教育学科 佐藤 美子教授化学コミュニケーション賞は、我が国において化学・化学技術に関連する啓発・普及活動を通じて、化学・化学技術に対する社会の理解を深めることに貢献している個人および団体に授与される賞で、佐藤教授は『個別実験で共に楽しみ科学の芽を育む地域活動』の功績が認められ、個人部門での受賞となりました。佐藤教授は「これまで長年にわたり、小さな子どもたちから高校生まで、様々な年齢の子どもたちと実験講座で接してきました。「できた!」「わかった!」「おもしろい!」そんな参加者の声を聴くと、私も一緒に活動する本学学生たちも幸せな気持ちになります。子どもたちの科学の芽を育み、将来さまざまな分野で活躍してくれることを願って、これからも続けていきたいと思います。」と受賞の喜びを話しました。なお、表彰式は2022年3月8日(火) 13:00~13:50にオンラインで開催されます。(参考)一般社団法人日本化学連合とは、公益社団法人日本化学会、公益社団法人化学工学会など我が国の化学および化学技術関連学術団体の連合体として、化学と化学技術の振興を通して社会に貢献することを目的に設立された団体。個人会員約8万人。【本件のポイント】●一般社団法人日本化学連合主催「化学コミュニケーション賞2021」において、本学教育学部 教育学科 佐藤 美子教授が化学・科学技術に対する社会の理解を深めることに貢献したとして、「化学コミュニケーション賞2021」審査員特別賞を受賞●佐藤教授は「個別実験で共に楽しみ科学の芽を育む地域活動」の功績が認められ、個人部門での受賞●表彰式は2022年3月8日(火) 13:00~13:50にオンラインで開催【関連リンク】一般社団法人日本化学連合 化学コミュニケーション賞2021 佐藤 美子教授のプロフィール・研究分野 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミナールが、2021年12月20日に豊島区職員を対象とした「やさしい日本語」研修を担当します。研修の冒頭に山脇教授が講義を行い、その後、学生たちが実践的なワークショップを担当します。山脇ゼミでは、2018年度からやさしい日本語の普及啓発活動に取り組んでいます。2020年11月には、「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」の内容をわかりやすく解説する動画を制作しました。その動画制作に豊島区の多文化共生担当者から助言をいただいたことがきっかけとなり、昨年12月に豊島区職員を対象とした研修を初めて担当しました。前回は書き言葉についての研修でしたが、今回は話し言葉に焦点をあてます。なお、今回の研修にあたっては、出入国在留管理庁にもご協力をいただいています。■ 「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」とは2020年8月、出入国在留管理庁と文化庁が、多文化共生社会に向けたやさしい日本語の活用を促進するため、「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」を公表しました。山脇啓造教授はこのガイドライン策定の有識者会議の座長を務めました。「やさしい日本語」とは、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のことです。ガイドライン策定の背景には、2010年代前半以降、全国で外国人住民が大きく増加したことがあります。コロナ禍によって現在、外国人住民はやや減少していますが、2021年6月末に約282万人となっています。特に多いのが東京23区で、豊島区では外国人住民の数は約2万4000人で、住民の9%を占めています。コロナ禍の中で、外国人住民への情報提供や相談体制の整備は喫緊の課題となっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミ(多文化共生論)は12月8日(水)に、第9回なかの多文化共生フォーラム「多様性のあるやさしいまちを目指して」をオンラインで開催します。参加無料。東京を始めとする日本の外国人住民の数は新型コロナウイルスの影響によって若干の減少が見られるものの、依然としてたくさんの外国人住民が日本に暮らしています。今後も多文化共生の重要性はより高まっていくことでしょう。山脇ゼミでは今年度も多文化共生をめざした活動を多数行ってきました。中野区長と外国人留学生の懇談会や小学生や高校生向けワークショップ、さらにやさしい日本語学習のためのアプリ開発ややさしい日本語ラップのミュージック・ビデオの制作にも取り組みました。今年で9回目となる今回のフォーラムでは、第一部で今年度の山脇ゼミの活動報告を行い、第二部では、多文化共生を考えるトークセッション&パネルディスカッションを行います。身近な文化の違いから「多文化共生」について学び、理解を深める企画となります。第二部のパネルディスカッションには、外国人住民の多い芝園団地自治会事務局長の岡崎広樹さん、全国で多文化共生ワークショップを開いている株式会社Culmony CEOの岩澤直美さんにご登壇いただきます。今年度も昨年に引き続き酒井直人中野区長をお招きし、講評をいただきます。参加者の皆様にはオンライン(Zoom)でご参加いただき、「多様性のあるやさしいまち」をどのように目指していくか共に考えていただける場をつくります。■ 第9回なかの多文化共生フォーラム「~多様性のあるやさしいまちを目指して~」■日時:2021年12月8日(水)18:15~20:15■会場:Zoom■プログラム第1部 山脇ゼミ活動報告第2部 「身近な暗黙のルールから考える多文化共生」前半:参加者とゼミ生のトークセッション後半:有識者によるパネルディスカッション■主催:明治大学国際日本学部 山脇ゼミ■協力:中野区■参加方法:下記URLよりお申し込みください(締切:12月5日18時) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月24日明治大学国際日本学部 山脇啓造ゼミナール(テーマ:多文化共生)は12月12日(日)に、中学生を対象とした多文化共生ワークショップをオンラインで開催いたします。このワークショップでは、日本の多文化共生において重要な「やさしい日本語」について学びます。「やさしい日本語」とは外国人、子どもや高齢者、障害を持つ方々にも分かりやすいように配慮し、簡単にした日本語のことです。ワークショップ内では、この「やさしい日本語」の必要性や使用方法を理解し、実践していきます。活動を通し、参加する中学生の皆様に多様な背景を持つ人々が共に生きる現代で、相手の立場に立ち会話・行動できる力を身につけていただきます。ぜひ、ご参加ください!山脇ゼミでは、これまで小学生から高校生まで、様々な学年を対象に「多文化共生ワークショップ」を開催してきました。参加者が楽しみながら学べるよう、毎回改善を重ね、対象学年にあわせたプログラムを用意しています。<小学5・6年生対象ワークショップに参加した保護者の方のコメント>「異文化への関心が高い子が参加している中で、自分の当たり前が当たり前ではないこと、相手を知ることの大切さを改めて感じることができたのではないかと思います。大学生の皆さんの細やかさや熱い思いが伝わる1時間でした」多文化共生ワークショップ~やさしい日本語を学ぼう!~■日時:2021年12月12日(日)10:30~11:30■会場:WEB会議システムZoomにより開催■対象・定員:中学生 25名■主催:明治大学国際日本学部 山脇啓造ゼミナール■申込・詳細:下記URLより申込受付(先着順)。締切:12月11日12時 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月12日独立行政法人国際交流基金と明治大学国際日本学部山脇啓造ゼミナールが協力し、国内外の日本語学習者を対象に、「やさしい せかい(※)」の替え歌ビデオの公募を10月25日(月)に始めました。参加者は自由に歌詞をつけて歌ったビデオに、#やさしい日本語ラップ とハッシュタグをつけ、YouTubeまたはTikTokで公開します。国際交流基金では、24カ国にある海外拠点を活用して、世界中の日本語学習者に呼びかけます。応募したビデオ作品を山脇ゼミナールが審査し、優れた10作品を選んで、グローバル・ミックス動画を制作する予定です。応募の締切は2021年12月15日(水)です。1月にはオンライン表彰式も予定されています。※「やさしい せかい」・・・山脇ゼミナールが、電通ダイバーシティ・ラボ「やさしい日本語ツーリズム研究会」に協力して制作されたミュージック・ビデオで、YouTubeで9月30日(木)に無料で公開されました。このビデオは「やさしい日本語」をテーマにラップで歌ったもので、すでに再生回数は17,000回を超え、各方面から高い評価を得ています。ミュージック・ビデオ「やさしい せかい」(3分28秒) 「やさしい日本語」は、簡単な語彙や文法、構文を用いた、誰にとってもわかりやすい日本語です。山脇ゼミナールでは、2018年度以来、やさしい日本語ツーリズム研究会の協力を得ながら、中野区内外で「やさしい日本語」の普及活動に取り組んできました。最近では、中野区や豊島区の職員を対象としたやさしい日本語のワークショップも担当しました。今回の楽曲の作詞には山脇ゼミナールが参加し、ゼミ生や外国人留学生が歌い、視覚障害・聴覚障害のある方々も出演しています。また、ビデオの撮影は、すべて国際日本学部のある明治大学中野キャンパスで行われました。コンテストの詳細は国際交流基金のホームページをご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日明治大学国際日本学部の山脇啓造ゼミナールと中央大学、東京女子大学、法政大学、早稲田大学の計5つのゼミナールが企画・運営を行う「ダイバーシティ・プレゼンコンテスト」が、10月10日(日)に東京国際フォーラムで開催されます。この催しは、東京都が主催する「ヒューマンライツフェスタ東京2021」の一環として行われます。コンテストではさまざまな背景や価値観を持つ人々が違いを認め合いながら支えあい、多様性に富んだ都市「東京」を実現するために効果的な取り組みについて、5つのゼミによるプレゼンテーションを行います。■ダイバーシティ・プレゼンコンテスト・日時:2021年10月10日(日)13:30~16:45 (開場13:00)・会場:東京国際フォーラムホールD5(東京都千代田区丸の内3-5-1)・テーマ:ダイバーシティ&インクルージョン -大学生が考える東京の未来-・主催:東京都 ・企画・運営:ダイバーシティ・プレゼンコンテスト実行委員会・協力:株式会社電通 電通ダイバーシティ・ラボ・対象:ダイバーシティに関心のある学生や社会人、行政や市民活動関係者 ・参加費:無料・参加方法:会場参加及びオンライン(WEB会議ツールZOOMを使用して実施予定)詳細はヒューマンライツフェスタ東京2021公式ホームページで随時ご案内しますURL: ※会場での参加のみホームページから事前申し込み(9月21日開始予定)が必要となります・参加大学・ゼミ:明治大学 国際日本学部 山脇啓造ゼミ中央大学 総合政策学部 李里花ゼミ東京女子 大学現代教養学部 新居みどりゼミ法政大学 キャリアデザイン学部 松尾知明ゼミ早稲田大学 文化構想学部 山西優二ゼミ・審査員:吉村幸子(東京都総務局人権部長)田中延広(一般財団法人東京都つながり創生財団常務理事)相川浩太郎(BBCグローバルニュースジャパン株式会社代表取締役マネージングダイレクター)・FacebookページURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月15日日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の新たなキャスト3名が発表された。風吹ジュン、比嘉愛未、宮崎美子がそれぞれ“母”役で出演する。本作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」を原作に、大きくアレンジを加えて新たに制作。原作でも描かれていた環境問題を、2021年バージョンとして鮮明に描き出し、登場人物をオリジナルキャラクターにすることで、2023年の東京を舞台にした、いまだからこそ描くべき物語を展開。沈没という危機が迫る中で、見出していく希望をテーマに描いていく。今回新たに発表されたのは、危機に直面し奮闘する登場人物たちのパーソナルな一面を見せてくれる、母たちを演じるキャスト。風吹さんが演じるのは、主人公・天海啓示(小栗旬)の母・天海佳恵。故郷に一人で暮らしており、夫を亡くしてからは漁港の女性リーダーとして強く明るく生きてきた人物。そんな天海の妻・香織を演じるのが、比嘉さん。一人娘・茜の持病を気にかけ、娘を第一に考える母でもある。天海との関係は悪くはないが、家庭を顧みてこなかった天海と向き合うために別居中だ。そして、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「リコカツ」と母親役が続く宮崎さんが演じるのは、天海に対し政府と企業の癒着疑惑を突きつける、サンデー毎朝記者・椎名実梨(杏)の母・椎名和子。本作は、最も視聴者に近い視点で描かれる、未曾有の危機に立ち向かう母たちの思いも見どころのひとつとなっている。▽キャストコメント<風吹ジュン>国難のコロナ禍にあってさらに怖いあの“日本沈没”。主演として熱量上昇が止まない小栗旬さんと心ときめく実力のある俳優陣が大集結となればモチベーションは自然に上がります。希望の人とは? 環境省の官僚・天海の動向、そして彼のルーツは?私が過ごした漁港や海の景色とそこに生きる人々の姿も皆さまに見ていただきたいです。頼もしく成長した息子を見上げる母親役を力強く演じました。このドラマが放つエネルギーが視聴する皆さまの希望になることを祈りながら・・・。<比嘉愛未>“日本沈没”という想像を絶する困難に直面した時、私たちはどうなるのか・・・。決して起こってほしくはないけれど、今のこの混沌とした状況とどこか通ずる部分も感じ、この現代だからこそ生き抜く強さを、諦めない心を改めて感じてもらえる作品になると確信しています!その中で私は主人公・天海の妻であり、一人娘の茜の母・香織を演じさせていただきました。どんな時でも、普遍的に変わることない親子愛を精一杯表現したつもりです。どうかたくさんの方々の心に届きますように。<宮崎美子>まず、お話をいただきました時に『希望のひと』というタイトルに惹かれました。災害や病気の出口が見出せない中、このドラマの希望はどんなものを見せてくれるのかと。コロナ禍で、避難所や大勢の人のバスターミナルのシーンなど気を遣いながら撮影を行いましたが、まさに、実際に災害に遭ったら自分が体験するかもしれないことを、このドラマの中で体験しました。一番、一般的な市民感覚の人物を演じています。仕事への情熱を持って働く娘を置いて避難するのも大変辛いですし、複雑な気持ちですが、そんな状況を、見てくださる皆さんも共感いただける役柄だと思います。是非、皆さん、共感しつつ、この先にどんな希望があるのか見届けてください。日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」は10月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月30日2021年1月、とどまるところを知らない、漫画『鬼滅の刃』の人気ぶり。幅広い世代から支持され、多くの芸能人をもとりこにしています。俳優の宮崎美子さんも、『鬼滅の刃』のファンの1人なのだとか。2020年12月には、作中に登場する藤の花の家紋の一族である『ひさ』というキャラクターのコスプレを披露し、注目を浴びていました。宮崎美子の『鬼滅コスプレ』が話題に「そこにいくのか…!」「チョイスが素晴らしい」宮崎美子、コスプレ姿で『無限列車』に乗車!2021年1月7日、宮崎さんは自身のInstagramを更新。映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』とJR九州がコラボした臨時列車『SL鬼滅の刃』に、『珠代』のコスプレ姿で乗車したことをファンに報告しました。宮崎さんが扮した珠代は、鬼でありながら医者でもあり、主人公の竈門炭治郎 (かまどたんじろう)を手助けするキャラクターです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 宮崎美子(@miyazakiyoshiko.official)がシェアした投稿 今回乗車した『SL鬼滅の刃』は、観光列車『SL人吉』を利用したもので、熊本県出身の宮崎さんにとってはなじみ深い列車なのだそうです。また、2020年7月に熊本県を襲った豪雨災害の前日、宮崎さんは『SL人吉』に乗車していたのだとか。そのため、「無事に走れていてよかった」と、『SL人吉』に再び乗車できたことを喜んでいました。無限列車であり、SL人吉。7/3熊本駅から人吉駅まで、私達を運んでくれた100歳近い蒸気機関車です。雨の中、人吉駅の転車台で見送って以来です。再会できて良かったです。無事に走れていて良かったです。miyazakiyoshiko.officialーより引用さらに、宮崎さんは自身のYouTubeチャンネルにも、『SL鬼滅の刃』に乗車した様子を投稿。ほかに『鬼滅の刃』のコスプレをしていた乗客と一緒に記念撮影をしたり、限定グッズを譲り合ったりして、「仲間になれたような意識があった」と嬉しさをにじませていました。楽しい列車でしたよ。なんかね、見ず知らずというか、その場に居合わせただけなんですけれども。仲間になれたような意識があって、珍しい体験でした。本当にありがとうございました!よしよし。【宮崎美子ちゃんねる】ーより引用宮崎さんの投稿に、ファンからはさまざまな声が寄せられています。・珠代さんの姿、とても似合っています!『SL人吉』の復興も嬉しいですね。・乗車している宮崎さんが、少女のように目をキラキラさせて楽しんでいる姿に、こちらも笑顔になりました。・コスプレには見えない、自然体!でも、珠代さんだとひと目で分かりましたよ!本当に素敵。・宮崎さんのはしゃぐ姿がかわいくてきゅんとしました。本当に大好きなんだなというのが伝わってきて嬉しくなります。1人のファンとして、心から『SL鬼滅の刃』を楽しむ宮崎さんの姿に、多くの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年01月08日2020年12月26日現在、社会現象を巻き起こしている、漫画『鬼滅の刃』。同年10月に公開された映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が歴代興行収入が第2位にランクインしたり、単行本の最終巻が全国の書店で売り切れたりと、幅広い世代から人気を博しています。タレントの叶美香さんや俳優の中川大志さんなど、『鬼滅の刃』に登場するキャラクターのコスプレ姿を披露する芸能人も多いようです。叶美香『鬼滅の刃』コスプレが話題に!愛が強すぎる2枚がコチラ!ハートを狙い撃ち…!中川大志のガチすぎる『鬼滅の刃』コスプレが、こちら宮崎美子の『鬼滅コスプレ』が話題に同年12月24日、俳優の宮崎美子さんがInstagramを更新。宮崎さんも、『鬼滅の刃』に登場するあるキャラクターのコスプレ姿を披露しました。「そこにいくのか…!」「チョイスが素晴らしい」などの声が上がる、その写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 宮崎美子(@miyazakiyoshiko.official)がシェアした投稿 なんと宮崎さんが挑戦したのは、藤の花の家紋の一族である『ひさ』というキャラクター!負傷した主人公たちに無償で尽くしてくれる存在として登場する人物です。宮崎さんのコスプレを見た人々からは、絶賛の声が上がっています。・目の付け所がファンですね!最高!・本当に素敵…。こんなに若いおばあちゃんいません。・『嘴平伊之助(はしびらい・いのすけ)』のぬいぐるみを抱っこしているのもかわいい。芸能生活40年目を迎えた同年、InstagramやYouTubeチャンネルなどを開設している宮崎さん。映画やテレビ番組といった枠にとらわれず、マルチに活躍する宮崎さんの今後から目が離せませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月26日シンガーソングライター半崎美子が、9月5日(土)、マイナビBLITZ赤坂より「半﨑美子 上京20年記念配信ライブ〜感謝の念 赤坂BLITZ最終章!!」と題した、無観客生配信ライブを開催すると発表された。半崎美子は、2014年、2015年、2016年の3年連続して、自身で会場をブッキングし、チケットの販売、会場の設営、ライブの演出など全てセルフプロデュースで赤坂BLITZでのワンマンライブを成功させた。その2016年のライブをきっかけにミニアルバム「うた弁」でのメジャーデビューが決まった。そんな半崎美子の転機ともなった、思い出深いライブハウスからの生配信となる。2020年は、半崎美子はこの春に上京20年記念シングル「布石」をリリース。初の全国ツアーも予定していたが、コロナ禍で全公演中止が発表されていた。思い出の場所、赤坂BLITZが9月22日で閉館することも重なり、このタイミングでファンの皆さんに、そして赤坂BLITZに感謝の気持ちを届けたいという思いから、今回の生配信ライブ開催が決定した。生配信ライブ開催について、半崎美子は、「思い出がぎっしり詰まった赤坂BLITZが9月で閉館になってしまうと知り、残念な気持ちが拭えません。個人で活動していた頃、3年連続で公演を開催し、挑戦と学びと出会いを頂きました。初めてステージの下見へ行った日の事、貯金をはたいてこの会場を借りたこと、チケットの束をもらい、座席表と共に常に持ち歩いていた毎日、何よりステージから見た景色、それは鮮やかな記憶のまま、今も私を支えてくれています。今にして思うと、メジャーデビューのお声がけをいただいたきっかけも2016年の3度目の赤坂BLITZ公演でした。今年は私が上京してからちょうど20年。上京20年記念の集大成コンサートツアーは全て中止となりましたが、私自身の転機となった赤坂BLITZから、配信でライブをお届けできることはとても意味深いです。オープニングからエンディングまで、赤坂BLITZというライブの聖地からの発信を、ぜひ見届けていただけたらと思います。お別れを惜しみながら、思い出を振り返りながら、ステージはもちろん、客席、ロビー、楽屋、隅々まで皆さんと分かち合えるような配信ライブを考えています。記憶に、心に、大切に刻みながら、感謝の念を送ります」とコメント。当日の生配信では、赤坂BLITZでの3年連続ライブの軌跡を振り返る演出も予定されているとのこと。配信ライブのチケットは8月14日(金)正午よりチケットぴあにて販売スタートする。<【動画配信】半﨑美子 上京20年記念配信ライブ〜感謝の念 赤坂BLITZ最終章!!>配信日程:9/5(土)OPEN/19:30START/20:00END/21:30(予定)※アーカイブ配信あり:生配信終了後〜9/13(日)23:59チケット:視聴券+Tシャツ付き 6500円 他
2020年08月14日ショッピングモールの歌姫と呼ばれる歌手・半崎美子(38)。ひとたび彼女が歌いだすと、買い物客がこぞって足を止め、その歌声に聞きほれる。しかし、10年以上ショッピングモールで歌い続けてきた彼女も、初めから多くの人を魅了できたわけではない。「せっかく立ち止まってくれた人が、途中で席を立ったり、携帯電話を見始めたり。初めはそういうのが気になって、なかなか集中して歌えなかったんです。でも“私の歌を聞いて!”ではなくて、“どうすれば届いてくれるかな?”という意識に変わったら、ふっと自分の歌に入り込めるようになって。そのころから少しずつお客様も増えてきたんです」(半崎・以下同)彼女のライブはサイン会も盛況だ。一人ひとりと丁寧に対話するため、長蛇の列が途切れるまでに、6時間かかったこともある。「切実な胸の内を私に明かしてくれる方もいらっしゃいます。思わず涙で声をつまらせる方や、亡くなった家族の遺影を持って来てくださる方も。そういう対話のなかで、心と心が通い合っているのを、いつも実感しています」ショッピングモールでの経験が、自身の歌手活動の糧になっていると彼女は語る。「やっぱり自分の原点だと思います。5,000人が集まるホールでコンサートをしたときも、一人ひとりのお客様と対話しているような気持ちでした。コンサート会場のような非日常の空間ももちろん素敵ですが、人の生活に根付いた歌を、日常の空間で届けたいという気持ちもあるので、これからもショッピングモールでのライブは続けていきたいと思っています」そんな彼女の最新曲『母へ』(発売中)は、自身の母を思い、その生き方を歌い上げたもの。「母は仕事を3つ掛け持ちしていて。歌詞のとおり、ソファに座っているのも見た記憶がないくらいなんです。いつも子どものことが最優先で、歌手になるために周りの反対を押し切って上京したときも、母だけは応援してくれました。初めてこの曲を歌って聞かせたとき、母がずっと泣いていたのを覚えています」母へのまっすぐな思いがこもった歌は、きっと多くの人の共感を呼ぶはずだ。「ふだん伝えられない感謝を言葉にしたり、もう会えないお母さんとの記憶に思いをはせたり。この歌が少し素直になるきっかけになってくれたらうれしいです」観覧無料のミニライブ&サイン会を6月30日に千葉県・茂原ショッピングプラザアスモにて開催。そのほかライブ情報は半崎美子HPにて。
2019年05月27日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。▶︎山脇 耀平インタビュー記事はこちら今回紹介したいのは、矢部 亨(やべ とおる)さん。宮城県塩竈市(しおがまし)で、日本茶や急須の魅力を伝えながら販売している「矢部園茶舗(やべえんちゃほ)」を3代目として営んでいます。情熱を持って仕事に取り組む彼に、日本茶の奥深さや塩竈のことを伺いました。矢部 亨さん日本茶を語る上で欠かせない急須「良い急須は立つんです」。インタビューが始まって早々、矢部さんはそう口にした。急須の取っ手部分を地面と垂直に立たせた時、倒れずに立つのが良い急須の証拠であるという。作り手の個性によって一つひとつ形が違うとされる急須は、矢部さん曰く「日本茶を語る上で欠かせない存在」である。日本茶をいれる道具である急須は、ヨーロッパのどんな有名な陶芸家にも作れないと言われている。それはなぜか。ヒントは網の部分にあります。急須の作り方は簡単に言うと、粘土を形づくり、素焼きし、表面を塗装する工程からなるのですが、急須の内側にある、茶葉をこす網部分は、素焼き前の粘土に穴を開けることで作るんです。実はこの穴が、素焼きによって2割ほど縮んでしまう。なので、あらかじめ縮みを計算した上で穴を開ける必要がある。この技術は実に難しく、熟練した職人でないと作れないと言われている所以です。「手が覚えている」という言葉にあるように、1gも違わずに想定の分量だけ粘土を持ち上げられる職人の手。彼らの技能を駆使して作られる急須にはさらに、日本茶を美味しくする上での化学的な裏付けもあるという。急須の色といえばよく黒を想像すると思うのですが、実は焼く前の色は赤。黒くなっているのは、”還元焼き”という酸素を締め出した状態で焼いているからなんです。この焼き方は、釜を痛める代わりに急須の粘土を酸化鉄にしてくれる。酸化鉄は日本茶に含まれるタンニンと化学反応することで、まろやかな味わいにしてくれるという効果があり、すなわち黒い急須というのは非常に理にかなった姿なんですね。誇りを持って一流に認められることインタビュー中、お店にあるさまざまな種類の日本茶をいれてくれた矢部さん。なぜ美味しいのか説明とともにいただくお茶は本当に絶品だった。2月4日の立春から数えて88日目、5月2日が「八十八夜」。その前後から茶葉の収穫をはじめます。茶の樹の新芽が萌芽してから一定の期間で新芽を見極め、1芯2葉(新芽の茎の先端部分に2枚の葉がついている状態)を手摘みするのが一番美味しい葉の摘み方。茶の新芽は摘んだ瞬間から酸化(発酵)がはじまるので、丁寧に取り扱うのが鉄則です。摘んだ後は、生葉を速やかに高温のスチームで蒸して発酵を止めます。そして形を整えながら段階的に乾燥をさせていき、旨みと香りを引き出していく。このように、茶農家が渾身の栽培をほどこした珠玉の茶葉を紡いで、最上の状態に仕上げていくことが、僕ら茶匠として茶農家への恩義なんです。お茶の面白さや奥深さを軽やかに話し続ける彼のルーツは、祖父が茶農家を始めた静岡。矢部園の創業は、矢部さんの祖父の代にあたる。静岡の相良(さがら)という町の畑でお茶づくりをしていた彼は、訳あって宮城県塩竈にたどり着いた。そこで6畳間の軒下を借り、自分が作ったお茶の行商をスタートさせたのが矢部園の始まり。昭和9年の創業から現在まで85年間、親子3代にわたって美味しいお茶づくりと、そのお茶を人々の元に届け続けてきた。僕も学生時代はアルバイトとして家業を手伝っていたものの、正直その頃は「日本茶なんてどれも同じじゃない?」なんて思っていた。でもやっぱり、農家だった爺さんの背中はずっと見てたんだろうな。結局継ぐことになって、しかも爺さんがよく口にしていた言葉をいつしか自分も話してるんです。大学卒業後一度は就職したものの、家業とともに祖父や父の想いを継いでいくことになった矢部さん。日本茶の魅力を届けるという仕事について、関わる人たちのことも自分ごととして考えている。僕はお客さんにお茶をおいれするときに、農家さんの背中が見えるくらい言葉を使って説明する。なぜこのお茶が美味しいのか。どんな工夫がされていて、誰が作っているのか。 それをきちっと伝えた上で、お客さんに喜んでもらって、喜んでもらえたということを、農家さんにも伝えに行く。生産者と消費者どちらか片方でなく、両方が満足できるように。 生産者が疲弊してしまって、作り手がいなくなってもだめ。消費者が日本茶にこだわらなくなって、良いお茶が求められなくなってもだめ。両方、大切なんです。矢部園のお茶は、JR東日本の寝台列車「トランスイート四季島」に採用されている。様々な旅程の中でシーン別に振る舞われるお茶として矢部園のお茶が飲めるのだ。四季島といえば、超一流シェフが腕を振るう高級列車。味覚に優れた日本人が誇りを持って提供する食事とともに矢部園のお茶が振舞われているという事実は、生産者の人たちにとっても同じく誇れることだろう。そういうふうに、日本茶の美味しさ・魅力を伝え、一流に認められる努力をすること。それが自分の仕事だと、矢部さんは語ってくれた。生産農家の目標になる夢をつくるのが僕の仕事。四季島での採用が決まった時は、正直涙が止まりませんでした。そしてすぐ生産者さんに電話したんです。「俺たちの努力が認められたぞ」って。美味しいお茶をつくるだけじゃなくて、ナンバーワンのところに認められないといけない。矢部さんからはそんな気概が感じられる。生産農家の確かな技術を持って、地方にいながらにして挑戦を続けている彼の目標は、四季島で矢部園のお茶を飲んでくれたお客さんが「来てよかった」と思い、塩竈のお店にも足を運んでもらうこと。「お茶しよ」ってコーヒー飲んでない?日本茶の美味しさをきちんと伝えるためには、お茶そのものにとどまらず、いれ方や出し方も大切にする必要があるという矢部さん。塩竈にある矢部園というお店が何よりのメディアとなって、矢部さんの暖かい人柄とともに、日本茶を魅力的に発信している。そんな矢部さんが考える日本茶の課題とこれからの展望とは何なのだろう。みんながお茶に期待をしていない。それがまず悲しいことです。「お茶で良いや」とか「とりあえずお茶」とか、お茶に対して使われるのはそういった言葉がほとんど。飲食店や休憩所にいけば無料で飲めますし、とにかく、みんながお茶をそんなもんだと考えている。生産農家さんが人生を賭けてお茶を作っていることを、僕は知っている。そのお茶の新鮮で希少な部位のみを使い、最も美味しくお茶が摘まれていることを、僕は知っている。そして何より僕自身が誰よりも誇りを持ってお茶を届けている。「ぜひお茶をお願いしたい」って言ってもらえるように、「ちょっとお茶しよ」って言ってコーヒーが飲まれないように、ただお茶を売るんじゃなくて、魅力を伝える。そんな生き方を僕はこれからもしていきたいです。正直な話、日本茶の生産量も消費量も減っている。インタビューの中で出た話は、決して明るいものだけではなかった。矢部園がある宮城県塩竈市は、東日本大震災で被害を受けた地域でもある。しんみりした話を聞く中で、泣きそうになりながら、それでも最後に笑えたのは、紛れもなく矢部さんの人柄があったからだ。明るくエンタテイナーで、お茶を飲む人を楽しませようとするその姿勢に、僕と同じく誰もが惹かれているのだろう。間違いなく一番前を向いていたのは矢部さんだった。グリーンて、Peace(ピース、平和)の色だよね文字起こしなんて必要なく、心に突き刺さっていたこの言葉。日本茶を愛することを通じて人を愛する。確かな覚悟を持った矢部さんの生き様は、今の僕にとって学ぶことが多すぎた。矢部 亨 / Toru Yabe株式会社矢部園茶舗代表取締役社長。1968年生まれ。塩釜市立第三小学校卒業。その後、東北学院中・高を経て東北学院大学経済学部へ進学。大学卒業後はイトーヨーカドーに就職。95年より株式会社矢部園茶舗に入社。現在は同社代表に就任し、美味しいお茶とその文化を地域に伝えている。お茶に関する資格試験「茶匠」取得。キャンピングカーで巡る47都道府県の旅のスケジュール第5回:2018年9月7日(金)〜9月12日(水)行き先:青森・岩手・秋田現地でのイベント情報は随時更新していきます!詳しくはTwitterをご覧ください。▶︎これまでのEVERY DENIM山脇の「心を満たす47都道府県の旅」・#004 「何よりこれが一番自然な選択だった」。東京からUターン、宮崎で藍染師への道を歩む男の目指す場所・#003 「暮らしの延長に存在する仕事」を生み出す。“グルテンフリーの麺”で地域に貢献する29歳の男の思想・#002 「次世代に温泉を残すため」。1000ヶ所以上の温泉を巡った28歳の若女将が、“業界の問題”と闘う理由・#001 大阪生まれ、ヒップホップ育ち。ジモコロ編集長が「自分のため」に“誰かの地元”を愛情持って全国に届ける理由▶︎オススメ記事・「ホンモノの日本茶を飲んでほしい」。日本で世界へ向け「オーガニック日本茶の魅力」をクリエイティブに届ける若者。・日本人が知らない「お茶に潜む毒」の真実All photos by Eru AkazawaText by Yohei YamawakiーBe inspired!
2018年08月20日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。思い立ったら即行動が信条の二上さん、さっそく帰省し工房を見学させてもらうことに。そこで見たのは、糸から生地まですべて人間の手によって丁寧に作り上げられていく工程。伝統的に受け継がれてきた手紡ぎ、手織り、染めを目の当たりにし興奮が冷めやらなかった。長い経験の中で削ぎ落とされた、シンプルな所作を美しいと感じた。こんなにも人がなめらかな動きをすること、その風景を人から人へ継承しずっと残してきたこと。その事実にただ心を打たれたという。そんな工房を主宰する秋山氏とも対面。彼が見せてくれた数々の染物作品。その表現の豊かさはやはり圧倒的だった。ただそれ以上に、二上さんは秋山氏のユーモア溢れる素敵な人柄に心を奪われたという。初めて会った時僕は緊張でガチガチだったんですが、秋山さんはとにかく気さくで面白く、素人の僕に対しても丁寧に接してくださいました。ものづくりのクオリティもさることながら、彼の人柄に惹かれてしまって。そのとき直感的に「この人についてったら面白そう!」と思ったんです。大学卒業後、どのように生きていくか。モヤモヤしていたところから、一気に道が拓けた気がしました。現場の工程を一通り経験し、現在は糸や生地の藍染めを主な担当とする4年目。とにかく若手が少ないと言われるものづくりの職人世界において貴重な人材でもある彼は、業界に入ったという決断を「自然な選択」だと語った。「東京から宮崎に戻って工房で働く」と周囲に話した時は、とても驚かれましたし止められました。突発的すぎるだろうと。なんでそんな道を選ぶんだと。でも自分にとっては、何よりこれが一番自然な選択だった。秋山さんも当時72歳。彼から技術を継承するには急がなければという気持ちもありました。自分の心に問いかけ、納得する道に踏み出すこと。きっとうまくやっていけると自信を持つこと。すべて根拠のないことかもしれませんが、大きな決断をする上では大切な考えだと思っています。二上さんが働く「綾の手紬染織工房」のように、手紡ぎ、手織り、手染めなど、手仕事を生業とする工房は、生産効率だけを追求すれば機械に頼るのが正解であるいまの業界において、これからどうしていくべきなのか。どこの工房も「自分たちの基準」を設けることが必要だと考えています。特に僕たちが関わるこの和装業界では、昔からずっと人から人へと受け継がれてきた技術や技能がある。その中で、何を大切に思い、どこを残していくのか。逆に何を残さなくていいのか、それをしっかりと考えないといけない。考えるためにはいま、僕たちの何が価値として世の中に提供できているのかをもう一度見つめ直す必要がある。「人の手でつくられている」というのは、その手段でしか到達し得ないクオリティのモノを届けているからなのか、はたまた、希少性にこそ価値があるのか。二上さんは僕と同じ1992年生まれ。同世代の人間がこれほどまでに国内の手仕事と向き合い、哲学を深めていっていることに、とても大きな刺激をもらいました。大きな変化を生まなければ生き残っていけない業界の中で、それでも変わらない良さを探そうとしている。持ち前の好奇心を目いっぱい使って、自らの心のうちに、美しさとは何かを問いかけながら。「僕が秋山さんと出会い、一緒に働きたいと思ったように、僕と出会ったことで、ともに働きたいと思ってもらえる人間になりたい」。インタビューの最後でポロっとこぼした二上さんの夢。彼の願いはそう遠くない未来に叶えられるだろうと確信しています。二上 拓真Twitter|Instagram1992年生まれ。東京の大学在学中に藍染め師・秋山眞和との出会ったことから地元宮崎県の染織工房へと就職を決意する。本藍染めを軸に、養蚕から染織まで絹織物産業の担い手、伝え手として活動している。キャンピングカーで巡る47都道府県の旅のスケジュール第5回:2018年8月14日(火)〜8月21日(火)行き先:8月14日(火)徳島8月15日(水)徳島8月16日(木)高知8月17日(金)香川8月18日(土)香川8月19日(日)高知8月20日(月)愛媛8月21日(火)愛媛現地でのイベント情報は随時更新していきます!詳しくはTwitterをご覧ください。▶︎これまでのEVERY DENIM山脇の「心を満たす47都道府県の旅」・#003 「暮らしの延長に存在する仕事」を生み出す。“グルテンフリーの麺”で地域に貢献する29歳の男の思想・#002 「次世代に温泉を残すため」。1000ヶ所以上の温泉を巡った28歳の若女将が、“業界の問題”と闘う理由・#001 大阪生まれ、ヒップホップ育ち。ジモコロ編集長が「自分のため」に“誰かの地元”を愛情持って全国に届ける理由▶︎オススメ記事・30代で東京の商社を辞めて、和紙職人になった女性の「急がば回れな人生」・目的は「他のプレイヤーよりも強く生きる」。ある若者が“絶対的な勝利条件がないボードゲーム”を作った理由All photos by Eru AkazawaText by Yohei YamawakiーBe inspired!
2018年07月31日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。奥が兄の山脇 耀平、手前が弟の島田 舜介▶︎山脇 耀平インタビュー記事はこちら今回の旅は6月7日〜12日。広島県、山口県、島根県を巡りながら、たくさんの人に出会ってきました。システムエンジニアとトマト栽培を兼業する新しい形の農家さん。オーダーメイドの家具をつくりながら、人が集う場所づくりまで手がける山口の職人さん。漁師の街で地域に愛される大漁旗を生み出しつづけてきた工房の6代目。そんなたくさんの出会いの中から今回紹介したいのは、グルテンフリーの玄米麺を通じて耕作放棄地の再生に取り組むという、地域に対して、社会に対してポジティブなインパクトを与えようとしている小倉 健太郎(おぐら けんたろう)さん。彼の原動力とビジョンについてお話を伺いました。小倉 健太郎さん様々な暮らしを巡る中で実感した食の大切さ島根県松江市の出身で、大学進学を機に上京した小倉さん。環境問題や持続可能な社会に関心を持っていたことから、在学中にソーシャル・ビジネスを行う企業で働いた。その後大学を休学し、ニュージーランドに滞在。日本とは異なる人々の暮らしを肌で体感する。2011年の東日本大震災をきっかけに帰国した後は、東北にて復興支援に携わった。ニュージーランドの生活では「命の使い方」についてじっくりと考えました。一生に一度しかない自分の人生を何に捧げるべきなのか。そんなことに思いを巡らせていたとき、日本で震災があって帰国したんです。東北で復興の支援に関わる中で、出会った人々のたくましさにとても影響を受けました。困難な状況にあっても自分の頭で考え、生きるための食糧をつくり、文字通り“自分の足で立っている人”たち。小倉さんはそんな彼らの力強さに惹かれると同時に、食べ物が地域内で持続的に生産されることの大切さを痛感した。食に関わる分野で生きていくことを決めた小倉さんは大学卒業後、新卒で京都の豆腐屋に就職。2013年に地元の島根に帰郷し、のちにパートナーとなる小倉 綾子(おぐら あやこ)さんとともに、合同会社宮内舎(みやうちや)を立ち上げることになる。宮内舎とは、島根県雲南市という中山間地域でグルテン(小麦)フリーの“玄米麺”を製造販売している小さなカンパニーです。僕らが暮らすこの大東町(だいとうちょう)という町は、年々耕作放棄地が増えています。理由は、町民の高齢化や近年の米の買取価格の低下により、農家さんが仕事を維持できなくなっているから。この状況をなんとかしようと考え始めたのがすべての始まりでした。宮内舎が玄米麺とともに展開する白米麺大東町のような中山間地域は、山から流れる新鮮な水を一番に手に入れられるという環境もあって米作りには適しているそう。そんなお米を農家さんから相場より高い価格で買取り、食品として製造販売することで地域に貢献する、というのが小倉さんの想いだった。グルテンフリーの玄米麺の着想に至ったのには、綾子さんが小麦アレルギーだったというのもある。小麦アレルギーである綾子さんも食べられるような、麺を開発して世の中に届けていきたい。そんな2人の夢は形となり、2015年6月の販売から4ヶ月で販売1万食を突破。現在では取引先を40社以上に広げている。地域の暮らしの延長を考える玄米麺を通じて届けたい“関係性”田を耕し、育て、稲を収穫する。農業を営む中で保たれる美しい景観と、暮らしの根幹である食糧をつくる農家という生き方。大東町という一つの地域の中で生産と消費の循環を維持していくこと。そんな玄米麺づくりという形で未来にチャレンジしていく小倉さん。最後に、これからの展望について伺った。僕らが玄米麺を通じて届けたいのは「人と関わり合う物事の関係性」です。この土地で人々が農業を続けてきたという歴史。農業を行う上での自然との共生。動物・植物の存在。霊への信仰。さまざまな関係性をきちんと理解した上で事業を行いたいし、その関係性の大切さ、豊かさを発信していきたいと言う想いが根幹にあります。これからこの地域を訪れる多くの人たちと、たくさんの関係性を共有したい。そして未来に向かって関係性を耕していきたい。玄米麺という形あるモノが、そんな関係性づくりのきっかけになれば嬉しいです。山脇 耀平 / Yohei YamawakiTwitter|Instagram1992年生まれ。大学在学中の2014年、実の弟とともに「EVERY DENIM」を立ち上げ。オリジナルデニムの販売やスタディツアーを中心に、生産者と消費者がともに幸せになる持続可能なものづくりの在り方を模索している。繊維産地の課題解決に特化した人材育成学校「産地の学校」運営。2018年4月より「Be inspired!」で連載開始。クラウドファンディングで購入したキャンピングカー「えぶり号」に乗り全国47都道府県を巡る旅を実践中。
2018年07月01日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。「源泉掛け流し」「循環ろ過」。この言葉を初めて耳にするという読者もいると思う。源泉掛け流しとは、地中から湧き出た温泉をそのまま浴槽の湯として常に利用している状態のこと。循環ろ過とは、浴槽の湯を循環器によって洗浄し再利用する方式のことである。源泉掛け流しの温泉は、科学的に健康に良いとされている温泉の効能を活かせる一方で、常に新鮮な湯を使い続けるぶんコストもかかる。逆に循環ろ過方式は、一定量の温泉を繰り返し使用するので資源を有効活用できるぶんコストがカットできる。ただし、循環ろ過に使用する塩素系薬剤は、温泉本来の効能を低下させてしまう。効能だけを考えれば源泉掛け流しの方が好ましいが、資源の確保や施設経営の面を考慮すると、循環ろ過に頼らざるを得ない一面もある。そんなジレンマを抱えたまま、源泉掛け流し、循環ろ過、またはその中間など、様々な施設が混在しているのが国内温泉業界の現状である。そんな中、とにかく良質な温泉を無くさないようにと奮闘する1人の若い女性が水品沙紀(みずしなさき)さん。栃木県日光市にある施設「中三依温泉 男鹿の湯(なかみよりおんせん おじかのゆ、以下、男鹿の湯)」を経営する28歳である。「お湯はいいけれど経営が続けれられなくなっちゃった温泉をとにかく救いたいんです」と語る彼女、20代にして温泉施設を経営することにした決意はどこから来たのだろうか。水品沙紀さん1000ヶ所以上を巡って抱いた温泉経営への想い千葉県出身の水品さんは小さい頃から家族でよく日帰り入浴をしていたのがきっかけで温泉に愛着を持って育った。本格的に温泉巡りを始めたのは大学生の頃。これまでに訪れた施設は全国1000ヶ所以上にのぼる。大学卒業後、温泉施設の運営を手がける「株式会社温泉道場(以下、温泉道場)」に就職。当時新卒を採用していなかった同社だが、温泉業界の改善に取り組みたいという彼女の熱い想いが届き、初の新卒社員として入社する。水品さんはその配属先だった埼玉の温泉で施設を経営するノウハウを学んだそうだ。勤め先だった埼玉の温泉施設は、地元の人が気軽に入りに来れる良い雰囲気の場所でした。施設運営のコンサルティングや再生を手がける温泉道場で働く中で「お湯は良いけど経営がうまくいっていない施設をどうすれば立て直せるか」についてどんどん関心が湧いてきました。想いは徐々に膨らみ、「いつか自分で温泉を経営したい」という強い願いへと変わってゆく。そして温泉道場に勤めて2年半、男鹿の湯との出会いをきっかけに退職。2014年7月から経営不振により休業していた男鹿の湯を再建をすることを決意し、開業に向けてスタートを切った。男鹿の湯は、経営を引き継げさせてもらえそうな施設を調べている中で見つけました。前職で勤めていた埼玉の温泉と水質が似ていたから親近感もあってここに決めたんです。男鹿の湯が位置する栃木県日光市の中三依という地域は、北の福島県会津地方と、南の日光市街を結ぶ交通の要衝だった。栃木県日光市にありながら、気候・風土は会津のよう。はっきりした四季の移り変わりや豊かな山々に恵まれ、最寄り駅である「中三依温泉駅」は浅草から電車で一本と、アクセスもしやすい。地球が語りかけてくるような自然に溢れた温泉大学の卒業論文では「地球と人をつなぐメディアとしての『温泉』」について論じたという水品さん。現代社会において温泉が果たす役割は、人が自然の中に生きることを感じられる点にあるという。湯治(とうじ)という言葉もあるように、古くから温泉は心身のメンテナンスとして機能してきた歴史があります。私自身も毎朝仕事初めの前に必ず入浴してコンディションを高めています。ただし、今の温泉業界の現状では、「温泉」と名がつくからと言って必ずしも効能が期待できるとは限りません。 温泉の定義とは「25℃以上の地下水」と曖昧であり、源泉掛け流しという言葉も濫用され、実態は不確かな施設があることも事実だと教えてくれた水品さん。一経営者として施設を続けていく難しさを承知している彼女は、そのような状況を仕方ないと理解しつつも、自分自身は温泉の質にこだわっていくと熱く語ってくれた。私が良いと思う温泉は山奥であったりと、大体アクセスの不便な所にあって、たくさんの人に知られているとは言えません。その代わりに岩場からすぐ近くで湧いた源泉を掛け流していてお湯も新鮮だし、環境を維持するために地域で大切に守られてきた歴史もあって、とても豊かな場所ばかりです。まるで地球が「はい、できましたよ!」と語りかけてくれているような、本物の自然を味わえる温泉に入り続けること、そしてそんな温泉の存在を広めていくことが、埋もれてしまっている良質な温泉を失わないために、今の私ができる地球と人への何よりの貢献だと思っています。恥ずかしながら筆者は水品さんに出会うまで、温泉業界の現状や源泉掛け流しという言葉も知らなかった。このように新たに興味を持ち、知識を得ようとしていく人にとって、一番の壁は「何が正しい情報なのかわからない」ということだろう。特に健康と名のつく分野においては科学的に裏付いた知識や情報を正確に手に入れることが必要になってくる。しかしそのハードルはなかなか高い。そんな中、水品さんの優しく、力強い語り口は、あっという間に僕を魅了し、もっと温泉について詳しくなりたい、温泉を楽しみたいと思わせてくれた。自分のことはとても謙虚に話す。けれど温泉のこととなると止まらなくなるくらい言葉に溢れ、自信に満ちた表情で楽しい話をしてくれた水品さんを見て、彼女がこれからたくさんの良い温泉を後世に引き継いでくれるんだろうと確信した。中三依温泉 男鹿の湯公式サイト|Facebook2016年4月リニューアルした栃木県日光市の日帰り温泉。温泉をこよなく愛し全国1000件以上を巡った水品沙紀が手がける。「Reborn(生き返る)」をテーマに、温泉の他にも食堂やタイ古式セラピーを併設。EVERY DENIMWebsite|Facebook|TwitterEVERY DENIMとは2015年現役大学生兄弟が立ち上げたデニムブランド。なによりも職人さんを大切にし、瀬戸内の工場に眠る技術力を引き出しながらものづくりを行う。店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、ゲストハウスやコミュニティスペースを中心にデニムを販売している。
2018年05月25日現在放送中の「TOKIO」の松岡昌宏が主演を務める、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」に謎の新人女性歌手・島茂子の出演が決定した。松岡さん扮する、女装した家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマ「家政夫のミタゾノ」。そしてその主題歌に抜擢された謎の新人女性歌手・島茂子。昨年8月に「TOKIO」53枚目のシングル「クモ」のカップリング曲として収録された「女の坂道」が注目を集めた茂子は、同ドラマの主題歌「戯言」で5月16日(水)に待望のデビューを果たす。「TOKIO」の城島茂にそっくりだと巷でうわさされる彼女(?)が歌う「戯言」は、ちょっぴり昭和の香りも漂うキャッチーな歌謡ロック。切ない女心を表現した歌詞と茂子の情感溢れる歌声は、「家政夫のミタゾノ」の世界にもぴったり。ドラマの内容も相まって、まさに視聴者の胸に響く一曲となっている。そんな、デビューを間近に控えた茂子が5月11日(金)放送の「家政夫のミタゾノ」第4話に登場!三田園さんとは“ちょっとしたご縁”があるという茂子が、その“ご縁”をフルに活用し、新人歌手ながら女優業にも進出するようだ。ドレスに身を包み、某所で熱唱する島をバックに、今週も颯爽と三田園が登場する。貴重なツーショットが、ついに「家政夫のミタゾノ」でも実現する。コメント到着島茂子まさか歌手デビューだけでなく女優デビューまでできるとは、とドキドキしております。もちろん歌を一番に、と考えておりますが、今回のドラマ出演はいい親孝行になりました。『戯言』がドラマのエンディングで流れているのを聴くのは、なんだかくすぐったい感じですね。なかなか慣れないですが、嬉しいものです。私の周りにもドラマのファンが多く、そういった方々から「あの曲は誰が歌っているんだろう」という声がありました。「茂子さんが歌ってるのねー」と驚かれた覚えがあります。『家政夫のミタゾノ』は、ドラマの中にちょっとした家事のアイデアなども盛り込まれていて、タメになりますよね。松岡昌宏松岡昌宏として島茂子に会うのは2回目なのですが、まぁ今回ご出演いただけたのは良かったんじゃないかな(笑)。女性だから“華”があるといっても、彼女は“造花”(造り物)ですからね!(笑)『戯言』は、女性の気持ちを歌う、古き良き歌謡曲という感じで、ドラマにもぴったり。すごくいいと思います!第4話あらすじ大ヒット商品「もぐもぐソープ」を販売する美容界のカリスマ・山脇美子(黒田福美)からの依頼を受け、山脇家の屋敷を訪れた三田園薫(松岡昌宏)と五味麻琴(剛力彩芽)。しかし到着早々、秘書の沢口真奈美(天野はな)から美子が昨晩亡くなったことを聞かされる。美容と健康を訴え続けてきた自分が病気で死んだ、ということを世間に知られたくないという美子の遺志を汲み、家族葬を執り行うことになった山脇家。今回の依頼は、その一切の仕切りを三田園たちに頼みたい、というものだった。しかし屋敷に顔を揃えた美子の家族たちは、沢口の存在を快く思っていない様子。しかも長女の千香(遠山景織子)は、精進料理を用意しようとする三田園に「わたしはお肉が食べたいから外で食べてくるから」と身勝手な発言をする。そんな千香のために、冷凍豆腐をサイコロステーキに見立てた料理を振る舞い、ひとまずその場を収束させた三田園。その夜、千香たちに代わり線香の番をしていた三田園と麻琴は衝撃の事実を知ることになる…。なんと、死んだはずの美子が棺桶から出て、洗顔…つまり生きていたのだ!なぜ、うその葬式を行ってるのか…莫大な遺産を巡る一族の裏の顔が次々と明かされていく。「家政夫のミタゾノ」は毎週金曜夜11時15分~テレビ朝日系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年05月10日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。2018年4月からはキャンピングカーで47都道府県を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会いたいと考えています。初回の旅は4月5日〜10日。同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんともに、茨城、栃木、群馬県を巡りながら、8日(日)夜には茨城県つくば市のコワーキングスペース「Tsukuba Place Lab」で洋服の販売&トークイベントを開催する予定です。また4月14日(土)には東京で旅の報告会を行います。報告会では旅の途中に仕入れた素材を使用した食事会も併せて行います。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。山脇本人とキャンピングカー▶︎山脇 耀平インタビュー記事:『日本中に心を満たす生産と消費を。国内生産率3%のデニムに、誰もが愛着が持てる社会を作る25歳の起業家』今回は旅の始まりを4月に控え、地方にいる様々な人の話を記事にし発信する上で、先人から心構えを聞いておきたい、ということで今回は、ウェブマガジン「ジモコロ」で編集長を務める徳谷 柿次郎(とくたに かきじろう)さんにお話を伺いました。「ジモコロ」とは、地元にまつわる様々な話題を取り上げ、明るく楽しく伝えることで読者の地元愛を掘り起こすウェブマガジン。編集長として全国各地に自ら足を運び、取材を通じて地域の魅力を発信し続けてきた彼は、なぜ自分の地元でもない「誰かの地元」を愛情を持って届けられるのか。そして、それをなぜ東京の人たちにも届けようとするのか。その理由を聞いてみました。山脇本人とあしたのジョーと柿次郎さん地方のモノサシをもっちゃった大阪が地元の柿次郎さん。今から9年前の26歳の時に上京し、編集プロダクション勤務を経て2011年にwebコンテンツ制作を得意とする「株式会社バーグハンバーグバーグ(以下、バーグ)」に転職。上京して数年はまったく地方に興味がなかった彼は、バーグに勤めてちょうど3年目を迎える頃、長野県に旅行したことが「ジモコロを立ち上げよう」と思った最大のきっかけだったという。バーグで働きだしてから3年目くらいのころ、長野の松本へ一人旅しました。やったことのないことがしたくて、唐突に「薪割りをしたい!」ってFacebookに投稿したら「ウチでできますよ」って長野に住む知り合いからコメントがきて、本当に薪割りをすることになったんです。その体験が楽しくて、社内でみんなに報告したり、いろんな所へ旅行するようになりました。この頃から自分が経験した面白いことを経験してない人へ伝えて面白がってもらう楽しさを感じはじめました。それが「ジモコロ」を立ち上げるきっかけでしたねそして2015年5月に「ジモコロ」を立ち上げ、本格的に地方取材をスタートした柿次郎さんは、東京では出会えない人やモノ、文化を知ったという。取材のモチベーションは「自分のため」ジモコロの記事を読むと、話し手の口調や感情がいきいきと伝わってくる。まるで自分も聞き手と同じ場で話を聞いている感覚になるのだ。「取材相手への徹底的な愛情」がなければ書けないこのような記事を生み出す原動力は、自分が経験した面白いことを経験してない人へ伝えて面白がってもらう、という「他人のため」だけではなく、「自分のため」でもあると柿次郎さんは話す。人の話を記事にする上で、究極のモチベーションは相手と仲良くなること。つまり「自分のため」なんです。仲良くなりたいから面白い記事を読みやすく作り、世の中へ広める努力を徹底的にする。記事きっかけでたくさんの人に興味を持ってもらえた、という結果こそが取材相手に対する貢献であり、喜んでもらえる理由だと思う。「自分のため」といっても自己満足で終わるのではなく、まずは目の前の人をどう喜ばせるか。それを何より大切にするのが結果的には聞き手と話し手と読み手みんなのためになると考えています「誰かの地元」を愛情持って届け続ける柿次郎さんがジモコロを通じて、自分の地元ではない“誰かの地元”を愛情持って届け続けられるのには2つの理由があった。1つは、彼が自分の楽しみを第一に考え、その上で関わる相手に対して価値を出すという生き方を貫いているから。もう1つはかつて自分をフックアップしてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに持っているから。生きる上で一人一人に本気で向き合ってきたからこそ得られた柿次郎さんへの信頼は、彼がこれから進む道において大きな力になるのだろう。徳谷 柿次郎 / KAKIJIRO TOKUTANITwitter|Facebook|Email|Website株式会社Huuuu代表取締役。おじさん界代表。ジモコロ編集長として全国47都道府県を取材したり、ローカル領域で編集してます。趣味→ヒップホップ / 温泉 / カレー / コーヒー / 民俗学EVERY DENIMWebsite|Facebook|TwitterEVERY DENIMとは2015年現役大学生兄弟が立ち上げたデニムブランド。なによりも職人さんを大切にし、瀬戸内の工場に眠る技術力を引き出しながらものづくりを行う。店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、ゲストハウスやコミュニティスペースを中心にデニムを販売している。
2018年04月05日千眼美子(清水富美加)が出演する青春恋愛ストーリー『さらば青春、されど青春。』が、2018年初夏に公開されることが決定、併せてティザービジュアルが解禁された。■あらすじ昭和50年代の東京。朴訥とした真面目な努力家の中道真一は、故郷を離れ、名門大学に進学、やがて大手商社に就職する。将来を嘱望され、エリートの道を進んでいたが、真一には誰にもいえない秘密があった。学生時代に霊的覚醒を体験してから、神々とのコンタクトが続いていたのだ。そんなある日、運命の出逢いが訪れる。同じ会社に勤める都会的で洗練された女性・額田美子。惹かれあう2人には、ある試練が待ち受けていた。現実と霊的現象の葛藤のなかで、真一が最後に選びとった答えとは――。■ヒロインは千眼美子に!崇高な運命を運命づけられた主人公・中道真一を演じるのは、『君のまなざし』の大川宏洋。そして恋人・額田美子を清水さんが演じる。また、田原俊彦・野村宏伸出演の「教師びんびん物語」や、社会現象を巻き起こした反町隆史・松嶋菜々子出演の「GTO」などのヒット作を数多く手がけ、『君のまなざし』を大ヒットさせた赤羽博監督が再びメガホンを取り、懐かしい昭和を背景に、それぞれの運命と真摯に向かいあう姿を儚くも美しく描きだす。さらに、2人の周りを固めるキャスト陣も決定。『君のまなざし』にて大川さんと共演し話題を呼んだ梅崎快人や、『天使に“アイム・ファイン”』にて主演を務めた雲母。ビートきよしや木下ほうか、野久保直樹ほか、石橋保、芦川よしみ、山田明郷、日向丈、長谷川奈央、伊良子未來、大浦龍宇一、高杉亘がクレジットされている。今回併せて解禁されたティザービジュアルには、恋人に愛しいまなざしを向ける主人公・中道真一と優しく微笑む額田美子の間に、“あなたを信じて、ほんとうによかった。”とのコピーが配され、どこか昭和のレトロ感も感じさせるビジュアルとなっている。■キャストコメント大川宏洋今回、映画の初主演を務めさせていただきました。大学1年生から30歳までという、幅のある年齢を演じており、とてもやりがいのある役でした。私としては、「その時その時の中道真一の年齢にしっかりと寄り添えているか」「ストーリーの進行と共に変化・成長していけているか」をとても大切にしました。悩みや葛藤の先に、真一は何を掴むのか。真一の“変化”を楽しんでもらえると嬉しいです。千眼美子額田美子という役はとても難しい役でした。何とか役のイメージに近付けようと頑張りました!!愛しているからこそ、自分にとって辛い選択ができる、そんな健気な姿を見て欲しいです。この役を演じてみて、自分の青春を振り返りつつ、そこから旅立って一歩ずつ進めていくことが、過去も現在も未来も輝かすことになるのかなぁ、なんてことを思いました。『さらば青春、されど青春。』は2018年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月01日北海道出身のシンガー・ソングライター、半崎美子(36)が6日、北海道・札幌市内で開催された「みんわらウィーク」でライブを行った。大学在学中に音楽に目覚め、19歳で大学を中退して上京、パン屋に住み込みで働きながら曲を書き続けたという半崎。どこにも所属することなく個人で、東京・赤坂BLITZの単独公演を2014年から3年連続で開催し、完売させた実力の持ち主で、17年の下積みを経て今年4月にミニアルバム『うた弁』でメジャーデビューを果たした。圧倒的な歌唱力とメッセージ性に富んだ歌詞で、歌うと会場のどこかで必ず涙を流す人がいるとも言われている半崎がこのたび、地元札幌で行われた吉本興業と北海道によるイベント「みんわらウィーク」に登場。命の尊さを歌った1曲目の「種」から観客の心をわしづかみにし、会場は感動的な空気に包まれた。2曲目は、「お弁当作りはお手紙のようなやりとりで、非常に尊いコミュニケーションだなと思ってこの曲を書きました」と説明を添えて、『NHKみんなのうた』4-5月の放送曲「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」を歌唱し、続いて「稲穂」、「サクラ~卒業できなかった君へ~」と全4曲を披露。目に涙を浮かべて歌う場面もあり、心に響く歌声と歌に込められた思いに会場からは大きな拍手が。さらに、「ブラボー!」という声が響いた。半崎は、2日前に母親の出身地である利尻島を訪れ、利尻富士町の観光大使に任命されたことも報告。「全国いろんなところにライブに行っているので、利尻島の魅力、北海道の魅力を発信していけたらと思っています」と笑顔で意気込みを語った。
2017年08月10日