おみくじの順番には2種類の解釈がある結論から言うと、実はおみくじのラッキー順は地域によって異なることもあり、複数のパターンが存在します。つまり……実は正解はないということなんです!スタンダードなおみくじには「大吉から大凶まで」7種類の結果がありますが、順番には2通りのパターンが存在します。パターン1【吉の方が中吉より上】縁起の良い順から、大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶となります。「吉」が2番目で、「中吉」よりも上に来ています。「小吉」は4番目、「末吉」は5番目です。パターン2【吉がなんと小吉の下!?】縁起の良い順から、大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶となります。なんと、パターン1では2番目だった「吉」が、パターン2では4番目までランクを落としてしまっているではありませんか!「小吉」は3番目で、「吉」よりも上に来ています。「末吉」が5番目、「凶」が6番目、「大凶が」最下位の7番目であることは、パターン1と共通しています。「浅草寺」のユニークな序列また、東京・浅草寺のおみくじは、ラッキーな順に、大吉>吉>半吉>小吉>末小吉>末吉>凶となっています。同じ7種類ですが、「中吉」「大凶」はなく、代わりに「半吉」「末小吉」があります。おみくじを引いた時の心構え新年早々に引くおみくじは、この先の一年を丸ごと占っているようにも感じてしまい、結果に一喜一憂することもあるでしょう。しかし、おみくじで大切なのは、吉凶の結果以上に「どんなことが書かれているか」ということ。結果のみにとらわれてしまうのは、実はナンセンスです。どんな結果のおみくじにも、今後の生活指標となり得るアドバイスや戒めが色々と書かれているので、ぜひじっくりと読んでみてはいかがですか?まとめ今回はおみくじの縁起の良い順番について解説しました。実は色々なパターンがあるとは驚きですね!2024年の初詣でおみくじを引く予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。(マイナビ子育て編集部)※画像はイメージです<関連リンク>→【2023年度版】厄年は何歳? 前厄・本厄・後厄の年齢と数え方は? 厄払いのタイミング、封筒の書き方や相場も解説→初夢でタバコは縁起がいい!? 「一富士二鷹三茄子」には続きがあった! 由来と意味を解説→お年玉で1万円はあげすぎ!? お年玉の金額の相場、知ってる?
2024年01月02日2024年1月1日、声優の伊藤かな恵さんがブログを更新。結婚したことを発表しました。この日、伊藤さんは「あけましておめでとうございます!」という新年の挨拶をタイトルにした記事を、ブログで公開。直筆のメッセージを添え、結婚したことを報告しました。元旦ということもあり、阿座上洋平さんと大和田仁美さん、そして内田雄馬さんと日高里菜さんが『声優婚』を発表するなど、声優の結婚発表が相次いだ日。お相手については触れられていないため、伊藤さんの場合は、別の職業の人との結婚なのかもしれませんね。アニメ『侵略!イカ娘』シリーズの長月早苗役や、アニメ『神のみぞ知るセカイ』シリーズのエルシィ役など、数々のアニメやゲームなどに出演してきた伊藤さん。「今後も声優という仕事を通して、多くの人に笑顔を届けていきたい」という熱い想いを明かしています。ファンからたくさんの祝福の声が相次いだ、伊藤さんの結婚発表。これからの人生がより素敵なものであるよう、多くの人が願っていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月01日世界的なピアニストのクリスチャン・ツィメルマンとの室内楽ツアーやエベーヌ弦楽四重奏団への客演など、チェリストとして世界的注目を集める岡本侑也が、プラハ交響楽団の「新世界」1月8日(兵庫県立芸術文化センター)「ニューイヤー・コンサート 2024」の1月12日(ミューザ川崎)、14日(サントリーホール)の公演にてドヴォルザークの「チェロ協奏曲 ロ短調 op.104」を演奏する。公演への思いや20代最後の1年を迎えての抱負を岡本が語ってくれた。「プラハ交響楽団」のチケット情報はこちらチェコの国民楽派を代表する音楽家・ドヴォルザークの楽曲をチェコのオーケストラとの共演で演奏できることを「光栄に思います」と語る岡本。「ドヴォルザークはメロディを作る天才であり、どの曲のどこを切り取っても素敵なんです。押しつけがましさがなく、聴いていても演奏していても自然の豊かさを感じます。以前、チェコのあるオケと共演した際に、チェコの人々の素朴で温かい人柄に魅了されまして、それが演奏やドヴォルザークという音楽家のキャラクターにも通じていると感じました。スラヴの空気感に浸りながら、音楽づくりをできるのが楽しみです」「チェロ協奏曲 ロ短調 op.104」は、2017年のエリザベート王妃国際音楽コンクールにて第2位に入賞した際にも演奏した。「人生で体験しうる様々な感動が1曲の中に詰まっていると思います。第3楽章で印象的なヴァイオリンソロとチェロの掛け合いなど、他の楽器との1対1のパートがありますが、そこは、この曲のキーポイントかなと思っています。もちろん、フルオーケストラで大々的に演奏するのも印象的ですが、1対1の密なコミュニケーションに感情が凝縮されていると感じますし、コンマスやフルート奏者の方たちとの掛け合いを楽しみにしています」2023年はツィメルマンとのツアーに加え、代役で参加したエベーヌ弦楽四重奏団で初めて本格的に弦楽四重奏に取り組むなど、実りの多い1年となった。「クリスチャンさんとのピアノカルテットだと、バスパートがピアノの左手と被ることがよくあるんですけど、エベーヌでピアノなしで自分が音楽の流れや柱を責任を持って立てなくてはいけない場面に直面し、改めてクリスチャンさんにどれほど引っ張ってもらっていたのか、その偉大さを痛感しました。ヨーロッパ各国の主要な会場で演奏する機会もいただき、本当に大きな1年でした」10月に29歳となったが「気持ちは12歳くらいで止まったままなんですが(笑)」と冗談めかしつつ「いろんな経験を積ませていただき、音楽の幅も広がっていると思うので、何が待ち受けているのか、30代も楽しみです!」と力強く語ってくれた。取材・文:黒豆直樹
2023年12月05日「ライティング・コラボレーションかなまち」(東京都葛飾区)のイベントの1つ、「かなまちイルミネーション」(主催:ライティング・コラボレーションかなまち実行委員会/企画制作:株式会社URリンケージ)を2023年12月1日(金)から2024年2月29日(木)の期間、JR常磐線「金町駅」周辺にて開催します。東京理科大学葛飾キャンパス前など計6か所を、19万球超のブルーとゴールドのイルミネーションで金町を彩ります。ライティング・コラボレーションかなまち■イベント概要【イベント名】かなまちイルミネーション【点灯期間】2023年12月1日(金)〜2024年2月29日(木)【点灯時間】17:00〜23:00※点灯時間については状況により随時変更になる場合がございます。【設置場所】・金町駅北口駅前団地広場・JR金町駅北口ロータリー・JR金町駅北口入り口屋根・JR金町駅南口入り口屋根・JR金町駅南口ロータリー・東京理科大学前東京理科大学前JR金町駅北口入り口屋根JR金町駅南口ロータリー金町駅北口駅前団地広場■イベントに関するお問い合わせ先葛飾区役所産業観光部観光課観光担当係TEL:03-3838-5558(担当:立木、林)・URリンケージの取組みについて株式会社URリンケージは、街づくり・住まいづくりの総合支援会社です。地域活力共創部では、地域の方々との共創のもと、持続可能な地域の活性化・賑わいづくりに取り組んでいます。葛飾区から「かなまちイルミネーション設置等業務」の受託をうけ、金町駅周辺への観光客誘客及びまちの賑わい創出に向けたイルミネーションの企画制作等を行っています。株式会社URリンケージ HP: 株式会社URリンケージInstagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月29日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野 暁臣)は、企画展「《明日の神話》と《太陽の塔》」を2023年11月29日(水)~2024年3月10日(日)まで開催いたします。東京・渋谷駅連絡通路に設置されている巨大壁画《明日の神話》の大規模改修「明日の神話改修プロジェクト」が2023年10月に始まり、大きな反響を呼んでいます。同時期に制作され、ともに「太陽」をキーワードにする《明日の神話》と《太陽の塔》。ふたつの作品に焦点を当てた企画展です。メインビジュアル<以下、本企画展挨拶文>2023年10月~11月、15年前に東京・渋谷駅に設置された《明日の神話》に対するはじめての大規模改修が行われました。(※)数年掛かりで実施する改修計画の第1期にあたる本年は、40日間をかけて全14枚のうち右から4枚を修復。この大作を次の世代に継承する取り組みがはじまったのです。この壁画のアウトラインがはじめて形になったのは1967年9月。2ヶ月におよぶ中南米への取材旅行から帰国した直後のことでした。岡本太郎は中南米を旅するなかでアイデアをあたためたわけですが、じつはもうひとつ、まったく別の作品も同時に構想していました。それが《太陽の塔》です。こちらも旅先のメモ用紙にスケッチを重ねながら精度を高め、帰国したときにはほぼ完成形に到達しています。《明日の神話》と《太陽の塔》は、ともに中南米を行脚するなかで誕生したものなのです。その後、両者は現実の制作プロセスに移行し、1969年9月~1970年3月の半年間のあいだに相次いで完成します。かたや幅30mの大壁画、かたや高さ70mの巨大パビリオン。いずれも一般美術のスケールをはるかに超える社会的プロジェクトとして遂行されたもので、岡本太郎のプロデューサーとしての力量がいかんなく発揮された成果でもありました。《明日の神話》と《太陽の塔》は、同時期に制作された“最大の絵画”と“最大の彫刻”というだけでなく、出生から完成まで絶えず併走していたという点においても、まさに「双子」なのです。《明日の神話》改修プロジェクトのキックオフを記念する本展では、岡本芸術を代表/象徴するこの二作品をとりあげ、その関係を概観していきます。さらに、1962年に池袋駅前に出現し、わずか1ヶ月半で姿を消したクリスマスツリー《メリーポール》の1/8モデルもお目見えします。当時の資料をもとに新たに制作したもので、もちろん初登場です。岡本太郎記念館館長 平野 暁臣(※)10月現在、大規模改修実施中■開催概要会期 : 2023年11月29日(水)~2024年3月10日(日)開館時間 : 10:00~18:00(入館は17:30まで)休館 : 火曜日、年末年始(12月28日~1月4日)及び保守点検日。会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分入場料 : 一般 650円/小学生 300円公式サイト : 公式X(旧Twitter): 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月01日劇団ミュ(主宰:岡本貴也)主催、劇団ミュOp.1ミュージカル『Liebe ~シューマンの愛したひと~』が2024年1月27日(土)~2月5日(月)にシアター711(東京都世田谷区北沢1-45-15 TEL:03-3469-9711)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて11月1日(水)10:00より先行販売開始です。カンフェティにて11月1日(水)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 公式X(旧Twitter) このたび、ミュージカル劇団、【劇団ミュ】(主宰=岡本貴也。代表作『朗読劇 私の頭の中の消しゴム』『こえかぶ』など)が発足いたしました!その旗揚げ公演として、ミュージカル『Liebe(リーベ)~シューマンの愛したひと』を、2024年1月27日(土)~2月5日(月)、シアター711(東京都世田谷区北沢1-45-15)にて上演いたします。みどころ○当時最高のピアニストとされ、ドイツマルク紙幣の顔になるほど本国では有名なクララ。『トロイメライ』など、音楽家シューマンの書いた素晴らしき楽曲は、クララへの愛が書かせたともいわれています。○このミュージカルには、シューマン、ブラームスのほか、ショパン、リスト、メンデルスゾーンなども登場。そんなロマン派時代のクラシック楽曲も、この作品を彩ります。○劇場は、生声を届かせるため、あえて小さな劇場であるシアター711を選定。★ミュージカルを(マイクを通さず)生声で聴くことは、全く新しい感動体験となるでしょう。○作・演出は、13年連続上演され続けている朗読劇の金字塔『私の頭の中の消しゴム』を手がける岡本貴也。○作曲を手掛けるのは、ドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学を首席で卒業し、日本人初の《バイエルン文化賞》を受賞した佐藤はるひ氏。全公演にてピアノ演奏も担当する。○振付は、宝塚歌劇団の振付も手がける売れっ子の松本稽古氏でお届けします!劇団ミュOp.1ミュージカル『Liebe ~シューマンの愛したひと~』<あらすじ>19世紀のドイツに実在した、天才ピアニスト〈クララ・シューマン〉は、本当は誰を愛していたのか。シューマンか、あるいは、ブラームスか……?厳格な父にピアノを徹底的に教え込まれたクララは、十代でピアニストとなり、スターダムに登ります。そんな中、父の教え子である音楽家、シューマンと恋に落ちますが、父の猛反対に。父には裁判まで起こされますが、ようやく結婚を勝ちとります。しかし8人もの子育てや夫シューマンの気難しさに、自身のピアニストとしてのキャリアを犠牲にせざるをえません。やがて夫シューマンは精神を病み、病床に伏します。そこへ現れたのが、若くて優しい作曲家=ブラームス。ブラームスはシューマンの弟子であるにもかかわらず、クララの美しさに惚れてしまいます。そして、ほどなくシューマンは亡くなります。未亡人となったクララを長年支えたのは、ブラームスでした……。<出演>ヒロインに声優・歌手の茅原実里を迎え、実力のあるキャストをオーディション等で決定!クララ(主役):茅原実里(♭)、田中海咲(#)シューマン(クララの夫):二葉勇(♭)、二葉要(#)ブラームス(クララに恋をする):卯木祐矢(♭)、岩﨑巧馬(#)エルネスティネ(シューマンの恋人):吉岡花絵(♭)、栗原沙也加(#)ワーグナー:羽鳥翔太(♭)、浅野郁哉(#)リスト:吉川希成(♭)、松本稽古(#)メンデルスゾーン:青木結愛(♭)、竹野留里(#)ショパン:千布幸奈(♭)、平野真友(#)レーザー夫人(クララの親友):井坂茜(♭)、田中里佳(#)ヴィーク(クララの父):大山大輔(♭)、KENTARO(#)♭=チーム♭(フラット)# =チーム#(シャープ)公演概要劇団ミュOp.1ミュージカル『Liebe ~シューマンの愛したひと~』公演期間:2024年1月27日(土)~2月5日(月)会場:シアター711(東京都世田谷区北沢1-45-15 TEL:03-3469-9711)■スタッフ○作・演出:岡本貴也劇作家、演出家。代表作である朗読劇「私の頭の中の消しゴム」は、昨今の朗読劇ブームの火付け役となり、13年連続で上演され続けている。【近年の主な脚本・演出作】ミュージカル「音楽劇 李香蘭 -花と華-」サザンシアター(出演:西内まりや、安寿ミラ、他)脚本・作詞「君の名前で僕を呼んで ~5th anniversary~」恵比寿ガーデンホール(出演:醍醐虎汰朗、阿部顕嵐)脚本・演出フランケンシュタイン-cry for the moon-」サザンシアター(出演:七海ひろき、彩凪翔、他)脚本「私の頭の中の消しゴム 14th Letter」大手町よみうりホール 脚本・演出「朗読活劇 信長を殺した男」脚本・演出「ひとりしばい -断-」(出演:荒牧慶彦)監督・脚本○音楽・演奏:佐藤はるひピアニスト・作曲家。ドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学・大学院共に審査員満場一致の最高点を得て首席で卒業。ドイツ国家演奏家資格(マイスター)を取得。同大学ピアノ科講師を務める。ドイツバイエルン州よりこれまでの功績と将来性を高く評価され、日本人初の《バイエルン文化賞》を受賞。○振付 松本稽古ダンス振付師、女優。明治大学・文学部演劇学卒。宝塚歌劇団の星組『ジャガービート』、『リア王2018』三越劇場、ミュージカル『コードギアス』サンシャイン劇場・京都劇場、舞台『信長の野望・大志』シアター1010他全シリーズを振付するなど、今演劇界で最も注目されるコリオグラファー。○DJ KAGuLABass Musicを軸に様々なジャンルを織り交ぜるスタイルで、ageHaやVISIONなど大型クラブでメインアクトをこなし、他に類を見ない選曲センスを武器に様々なイベントに出演。大物国内アーティストにとどまらず数々の世界TOP DJとも共演を果たしている。○プロデューサー 瀬尾タクヤ■チケット販売◎先行販売(11月1日)¥8,500(特典クリアファイル付き)◎一般発売(12月1日)S席 ¥6,500A席 ¥6,000注釈付きS席 ¥6,500 ※注釈付きチケットは後日発表・発売◎プレビュー公演(1月27日のみ、全席)¥5,000◎販売スケジュール先行発売:23年11月1日(木)10:00~一般発売:23年12月1日(金)10:00~■主催・企画・製作劇団ミュ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月30日シェイクスピア、ダークコメディ交互上演の1つ目の作品『尺には尺を』が、10月18日(水) に新国立劇場 中劇場で初日を迎えた。シェイクスピアの戯曲の中では上演数もそれほど多くはなく、登場人物も屈折したキャラクターが多く、"ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれる『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』。この2作は同時期に執筆されたと推測され、悲劇とも喜劇ともつかない、その結末から「問題劇」とも分類される。『尺には尺を』では、岡本健一演じる「アンジェロ」とソニン演じる「イザベラ」の激しい攻防とそれぞれの葛藤が描かれる。そのほか、浦井健治、中嶋朋子といった面々がキャストとして名を連ねている。なお本日10月19日(木) には、交互上演のもう一つの演目『終わりよければすべてよし』が開幕する。<公演情報>シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』10月18日(水) ~11月19日(日) 新国立劇場 中劇場作:ウィリアム・シェイクスピア翻訳:小田島雄志演出:鵜山 仁【キャスト】岡本健一浦井健治中嶋朋子ソニン立川三貴吉村 直木下浩之那須佐代子勝部演之小長谷勝彦下総源太朗藤木久美子川辺邦弘亀田佳明永田江里内藤裕志須藤瑞己福士永大 宮津侑生チケット情報:公式HP:
2023年10月19日ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』の初日前会見と公開フォトコールが18日に東京・新国立劇場で行われ、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニン、演出を務める鵜山仁氏が登壇した。今回交互上演される“ダークコメディ”2作は、「ベッド・トリック」(男性が期待していた相手とは異なる女性がベッドを共にする仕掛け)が物語のカギを握る表裏一体のような戯曲であり、シェイクスピア作品の中では数少ない女性が物語の主軸となる作品。悲劇とも喜劇ともつかない結末から「問題劇」とも分類される2作を、交互に上演することでシェイクスピアの鋭い視点と同時代性を浮かび上がらせている。○■『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』会見&公開フォトコール初日を迎える心境を「稽古を2本同時にやって、きょう初日を迎えることができるんですけども、正直どういう感じになるのか全体像が全く見えていない(笑)」と話した岡本。「お客さんが入って初めて成立するものなんじゃないかなと思う」と意気込みを語った。『尺には尺を』で演じるアンジェロという役柄について、自分の欲望に忠実に生きた男だと紹介されると、「はたから見ると、パワハラだったり、セクハラだったり権力をかざしている風に見える……ただやっている本人からしてみると、政治的なことには法律に則ってやっているんです」と説明。「ただそこに女性との出会いとか愛が芽生えると、そういったところが本当に簡単に崩れていくんだなぁとか、嘘をつくと取り返しが付かなくなるとか…色んなことを考えています。毎回(演じながら)色んな感情が出てくる」と明かした。2作を交互に上演する同公演だが、2作品を演じ分ける際の切り替えについて聞かれると、岡本は「『尺には尺を』ではこのような格好(黒の法服)ですが、もう一方はフランス王なんです。死にかけの老衰したおじいちゃんみたいな感じなので、衣装を着たら勝手に変わっちゃます(笑)」とコメントし、笑いを誘った。カンパニーとしては14年、シェイクスピア歴史シリーズとしては12年の付き合いがあるという同カンパニー。「絆を感じた部分は?」という質問に、岡本は「すごい信頼している部分がある」と回答する。「人間的な部分や性格とかというよりも作品に対する思いの強さ。難しいと言われるシェイクスピアを人間的で日常的に表現してくれる人たちが集まっている」と力強く語る。「特にこの3人(浦井・ソニン・中嶋)は突出してその部分がすごいので信頼しています。普段の私生活は全然知らない……なにをしているのかわからない(笑)。だけど舞台の上でつながっている」と笑いを交えつつ、3人を絶賛していた。
2023年10月18日新国立劇場の2023/2024演劇シーズンが、シェイクスピアの作品群の中でも“問題劇”、“ダークコメディ”と呼ばれる『尺には尺を』、『終わりよければすべてよし』の交互上演という新たな試みで幕を開ける。初日を約3週間後に控えた9月下旬、稽古場に足を運んだ。この日、行われたのは『尺には尺を』の稽古。旅に出る公爵(木下浩之)の代理でウィーンの統治を任されたアンジェロ(岡本健一)が、法を杓子定規に解釈し、婚前交渉を禁ずる姦淫罪でクローディオ(浦井健治)に死刑を宣告したことから、浮かび上がる様々な人間の欲望や矛盾を描き出す本作。まずは序盤、旅に出たはずの公爵が、修道院の神父(内藤裕志)を訪ね、アンジェロにウィーンの統治を託した理由を説明するシーン。さらに、アンジェロの人間性について「あまりにも謹厳」「血が通っているとも思えず」などと評す。演出の鵜山仁は俳優陣に、公爵の言動や意図について「アンジェロを実験材料に、人間がどういうものかを知りたいんじゃないか。他者を裁く局面で、厳格な人間性が和らぐのではという期待もあるし、それは自分の導きにもなるという思いもあるんじゃないか」と語る。このように俳優陣と解釈について対話を重ねつつ、落とし込んでいくのが、このカンパニーの特徴と言える。この日も、シーンの合間にソニンが鵜山に質問をぶつけ、話し込む姿が見られた。続いて、行われたのは主要人物が一堂に会してのクライマックスのシーン。クローディオの妹のイザベラ(ソニン)が、アンジェロの下劣な振る舞いを公爵に訴え、さらに、アンジェロのかつての婚約者・マリアナ(中嶋朋子)らも登場し、公爵の真の意図が明かされるなどし、物語が結末に向かって動き出していく。鵜山は、気づいたことがあればすぐに芝居を止め、ニュアンスや細かい立ち位置の修正を伝える。俳優陣も即座に鵜山の言葉を咀嚼し、途切れたシーンから迷うことなく芝居を再開する。流れるようなこうしたやりとりも、実力派の俳優陣が揃っているからこそであり、長い時間を共に“劇団”のような深い関係でつながったこのカンパニーだからこそと言えるだろう。稽古場でも本番さながらの熱と気迫のこもった演技合戦が繰り広げられており、どのような完成形を見せてくれるのか楽しみだ。公演は10月18日(水)~11月19日(日)、新国立劇場 中劇場にて。取材・文:黒豆直樹
2023年10月13日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2023年10月スタートのテレビドラマ『大奥 Season2』(NHK)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。伝説のようにカリスマを持ち合わせた人物も、30年程度の経過でその実像がぶれてくる。ましてや100年近く経てば体制が作られた当時の社会情勢や、その時の切迫感も否応なく失われていく。それでも生身の人の喜怒哀楽は、螺旋のように似たものを繰り返していく。※写真はイメージ名将軍・吉宗を慕う孫の代は、既に名君の本質を捉えていない。そして将軍の夫として京から来た皇族の青年は、妻との間に子を得られない寂しさを学問や仲間たちとの友情で癒やす。同じように、かつて京から来て僧から還俗(げんぞく)し、将軍の夫として生きた哀しい青年のように。絶妙な配役、映像化にあたって編集しながらも原作の本質をとらえた脚本、NHKならではの豪華な美術といった魅力でSeason1から大好評のNHKドラマ10『大奥 Season2』(火曜22時)。男子ばかりが罹患する架空の伝染病・赤面疱瘡で、男女の人口比が崩れた江戸時代。労働を担うのは女性となり、一国の主の将軍もまた女が務め、世継ぎを作るために大奥に集められるのは男子であった。名君と謳われた八代将軍吉宗(冨永愛)は、赤面疱瘡の撲滅を願い、蘭学の研究を始めるよう側用人の田沼意次(松下奈緒)に命ずる。田沼がその為に呼び寄せたのは、旧知の本草学者・平賀源内(鈴木杏)と、長崎で蘭学を学んだ混血の青年・青沼(村雨辰剛)だった。※写真はイメージ赤面疱瘡の研究が更に深まる2話は、学問への真剣さが生み出す楽園のような展開だった。将軍家治(高田夏帆)と御台所・五十宮(趙珉和)からの支援を受け、当初閑古鳥だった青沼の蘭学教室は軌道に乗る。生真面目な御右筆助の黒木(玉置玲央)、やんちゃで陽気な伊兵衛(岡本圭人)、お人好しで優しい僖助(新名基浩)といった面々に、源内そして五十宮を加えた教室は身分も才能の有無も、分け隔てのない空間だ。そこに飛び交う言葉は青沼の長崎弁であり、源内の江戸言葉であり、そして五十宮の京ことばであり、真にボーダーレスな集団であることをよく表している。原作の紙面でぼんやりと受け取っていたことを音で改めて実感できるのは、映像化ならではだと思う。だが続くかにみえたその楽園は、五十宮の病死という悲しみを経ることになる。蘭学の教室を守るために病気を隠し続けた五十宮は、将軍の夫として抱え続けた寂しさを学問と仲間たちが埋めてくれたと青沼に礼を述べる。※写真はイメージその姿は、万里小路有功(福士蒼汰)が家光(堀田真由)との愛に苦しみ抜きながらも、総取締として大奥への献身や、春日局(斉藤由貴)の看病で自らの存在意義を見いだしていった姿と重なる。そして自らは子をなせなかったと語る五十宮は、その寂しさゆえに先々まで―いずれ赤面疱瘡を防ぐ人痘接種が完成するまで、間接的に蘭学研究を守り、後の世に大きな財産を残すのである。そして2話では、名君・吉宗の流れを受け継ぐ三人の女が揃う。一人は生前の吉宗の姿を心に刻み、その政治の志を継ぐ田沼意次。鷹揚だが闘争心の薄い女を松下奈緒が上品に演じている。一人は孫として吉宗の正義感や清冽さに憧れる松平定信(安達祐実)。潔癖な優等生を安達祐実が張りつめた糸のような緊張感で演じる。そしてもう一人、同じく吉宗の孫であり、人心を操るモンスター、一橋治済(仲間由紀恵)。優しく語り口も穏やかだが、のっぺりとして見ている者をどこか不安にさせる美しい女を、仲間由紀恵が緻密に演じる。※写真はイメージ根回しに長け政策の実行能力も高い田沼だが、その理性と高い能力ゆえに、理由のない悪意を見抜くことが出来ない。正義感も理想も高い松平定信は、その高さに反比例して視野が狭く、清濁あわせもった判断が出来ない。そして人の悪意や弱みを増幅して味方に引き込む一橋治済の恐ろしい能力、理想も信念もなく、ただ自分の権力を増大させることを目的にした策略が、二人に忍び寄ろうとしている。この三人のもつれ合う運命を、いずれも主演級かつ実力派の女優達が華やかな火花とともに演じる場面はさすがの見応えであり、まさに眼福だった。よしながふみの『大奥』という大作を通して見ても、平賀源内というキャラクターの魅力は際立っているし、その源内に降りかかる運命もまた作中屈指の過酷さである。※写真はイメージその残酷さゆえにドラマは原作通りに描けるだろうかと、ある意味マイルドになっていたらそれはそれでいいのかもしれないと思っていたが、2話のラストを見るかぎり原作通りのようだ。作り手の覚悟に大きな拍手を送りたい。そしてその覚悟に応えるべく、私たちもこのドラマの行方をしっかり目に焼き付けようと思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2023年10月12日公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団(理事長:清水井 敏夫)は、特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構(理事長:西村 友伸)とともに、東京・渋谷駅の連絡通路に設置されている岡本太郎の大壁画『明日の神話』の大規模改修を2023年10月10日より開始しました。大規模改修の一環として、全14枚のうち、今年度は右から4枚の亀裂・剥落・変色などを修復します。修復作業に着手した絵画修復家・吉村 絵美留(よしむら えみいる)は次のようにコメントしています。「ある程度の傷みが生じることを覚悟した上で、こうして無条件に作品を社会にひらくことがパブリックアートの意義であり、岡本太郎の意志だったと考えます。そして、その意志を守り受け継ぐことが今を生きる私たちの宿命であるとも思います。幸い、傷みは進んでいるものの、十分修復可能な状態です」また、本大規模改修プロジェクトへのクラウドファンディングにも多くのみなさまにご参画いただいており、目標額1,800万円に対する達成率は95%(10月10日現在)に達しました。返礼品には、吉村 絵美留が自ら制作する『明日の神話』のレプリカも含まれており、クラファンではほとんど目にすることのない1,000万円という寄付金額に対する返礼品は、ドア大サイズの原寸レプリカです。このレプリカは、東京・南青山の岡本太郎記念館で11月29日から始まる企画展「明日の神話と太陽の塔」で展示される予定です。『明日の神話』修復の様子汚れと付着物の除去■『明日の神話』改修プロジェクトの概要主催 :特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構特別協力 :公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団後援 :渋谷区作業内容 :(1) 汚れと付着物の除去、亀裂・剥落等の補修、保護剤の塗布など(2) 換気設備の強化等による背面空間の環境改善第1期工期(予定):2023年9月24日(日)~11月23日(木)※壁画修復は2023年10月10日(火)~11月20日(月)に実施■クラウドファンディング概要期間 : 2023年9月22日(金)~11月30日(木)寄付金額: 3,000円~10,000,000円返礼品 : 「壁守」メンバーシップカード、書籍『明日の神話1967-2023』特装版、銘板への名前記載、『明日の神話』レプリカ各種などURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月11日約400年前の戯曲ながら、今なお世界中で上演されているシェイクスピア作品。なぜこんなに愛され続けているのか。まさに今シェイクスピア劇に向き合う岡本健一さん、浦井健治さんの対談と、数々のシェイクスピア作品から魅力を探る。2009年に新国立劇場で鵜山仁さん演出により一挙上演された『ヘンリー六世』三部作。三部を通すと上演時間全9時間にものぼる超大作に出演していた岡本健一さんと浦井健治さんのふたり。そこを皮切りに、『リチャード三世』『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』『リチャード二世』など、鵜山演出のシェイクスピア作品の数々に共に出演してきた。そしてこのたび出演するのは、「シェイクスピア、ダークコメディ交互上演」と称しておこなわれる、『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』という2作の交互上演。岡本健一(以下、岡本):過去に鵜山さんともっと大変な企画をやったから、今回の交互上演くらいでは驚きはなかったな。浦井健治(以下、浦井):確かに(笑)。ただ、これまでのような歴史劇じゃなく、シェイクスピア作品の中でも問題作といわれるダークコメディ。どっちもベッドトリック(相手を騙して違う人にベッドの相手をさせる罠)があったり、似たテイストの物語だから、ちょっと…というか結構混乱しますよね。岡本:これまでは歴史劇で戦争ばかりしていたけれど、今回はそういう争いごとは全然ないし、女性を主体とした物語というのも初めてだし。今の時代に、自分たちがこの話をやることに意味がある気はしてて。浦井:どちらの作品も、女性がすごく戦略家なんですよね。岡本:女優陣と話してると、男性側と女性側で全然作品の捉え方が違っているのが興味深いなと。――『尺には尺を』は、公爵の代理でウィーンの統治を任されたアンジェロが、婚姻前に男女の性交渉を禁じる姦淫罪でクローディオに死刑の判決を下したことから起こる物語。そして『終わりよければすべてよし』は、伯爵夫人の息子・バートラムに想いを寄せるが彼に結婚を拒否された侍女のヘレナが一計を案じる物語。岡本:『尺には尺を』とか、登場人物がみんなひどい人たちだよね。浦井:全員ひどいです。岡本:公爵が人に統治を押し付けるとかありえないでしょ(笑)。ただ、法律っていうものをちゃんと見直さなきゃいけないのかもしれないというのは、この作品で思ったかな。あと、ひとりの女性との出会いで、こんなに人間の思想が変わるんだっていうことの面白さとか。浦井:僕が演じるクローディオ側の目線で言うと、政治とか権力側の意向で人間の生死が決まるっていうのが不条理ですよね。クローディオのセリフに「生きようと願うことが死を招くことであり、死を求めることに生があると覚悟しています」っていうのがあるんですけど…。岡本:えっ今の、もう一回言って。浦井:(笑いながら復唱して)死に立ち向かうことが生きることに繋がるって、他のことにも置き換えられる気がするんです。大変なときこそ成長のチャンスというか。生きる意味を考えさせてくれる話だなと。もう片方もまた、生きることの意味をみんなで見つけていくような作品ですけど、こっちのほうがもっと体当たりな感じはありますよね。岡本:『終わりよければすべてよし』で自分が演じる王は衰弱して死の間際なんだけれど、ひとりの女性との出会いで元気になる。一応、薬が効いたってことなんだけど、人間の生きようとするエネルギーがそうさせたと思ってるんだよね。まさに「終わりよければすべてよし」って思うことで、物事が前に向いていくことってある気がして。そう思ってもらえる作品にできたらいいなと。――演出の鵜山さんをはじめ共演者も、これまでシェイクスピアシリーズを一緒に作ってきた面々ばかり。岡本:10年以上、ほぼ同じカンパニーでやってきてるけど、それがすべて鵜山さんの頭の中から始まってるんだと思うとすごいよね。浦井:今回ご一緒してあらためて感じたのは、それぞれの人に寄り添って、その人が理解しやすい言葉を選んで話してくれているんですよね。岡本:人それぞれに説明の仕方が違って、俺には擬音ばっかり(笑)。浦井:僕は『ヘンリー六世』三部作が初めてのシェイクスピアだったんですよね。それまでセリフ劇的なことをあまりやったことがない中、周りは劇団を背負ってこられたような方ばかりで、そのときは、稽古場で毎日自分の不甲斐なさばかりを実感させられる日々でした。岡本:それ、全然楽しくないじゃん。浦井:でもその心理状態が、そのときに演じた役とリンクできた部分はあったんです。鵜山さんからは、役と一緒に道を歩んでいるようなイメージでセリフを体感しながら言って、と言われていて。実際、役の血が体の中に流れているかのようにセリフを言っている諸先輩方と、何作品もご一緒させていただいて学んだことも大きいですし。岡本:ここでご一緒している年配のみなさん、本当にすごいからね。シェイクスピアうんぬんていう次元じゃなく、セリフが話し言葉としてスッと入ってくる。それを見て自分もあそこに追いつこうってなるし、無言の教えがいっぱいあるからね。最初の頃、この人たちに役者として認められたい、認められるにはどうしたらいいだろうってすごく考えてた。俺としては、シェイクスピアだとか話がどうとかは置いといて、このすごい俳優さんたちが頑張っていて、それだけでも感動するから観に来たほうがいいよって思ってるくらい。高尚な劇じゃないよということは言っておきたい。――数々のシェイクスピア作品を経験してきたおふたりに、あらためてシェイクスピアの面白さを聞いた。岡本:いつも言うんだけど、シェイクスピアの戯曲って劇場で演じるために書かれてるから、本を読んだだけじゃ面白くないんだよね。人の声を通してようやく面白さがわかる。浦井:僕もシェイクスピア劇に対して、セリフが難しいってイメージを持っていたんです。でも、実際にそれぞれのキャラクターを理解して聞くと、そんなこともなくて。岡本:劇場で体感して、ようやくその魅力がわかるんだと思う。なんでこんな400年も前の作品を日本で上演するんだろうって思うけど、やってみると、今の自分たちとか今の日本の社会とかに通じるものが、そこに書かれていて、そこにちゃんとメッセージがあるんだよね。今回の舞台も、観に来たお客さんの中に、きっと似たような物語があるし、共鳴する登場人物があると思うし。浦井:イギリスのストラトフォード=アポン=エイヴォン(シェイクスピアの故郷)に行ったときに、街にシェイクスピア作品の登場人物の銅像が立っていたんです。それを見て“人気キャラ”なんだなと思ったんです。人間の中身とか関係性をわかりやすく分類してキャラクターとして描いているから、誰もが自分や周りの人に置き換えて物語を身近に見られるのかなって。しかもそれが未来への教訓にもなる。岡本:政治家こそ観たほうがいいよね。それこそ国のつくり方とか、国を統治する成功例も失敗例もたくさん描かれているから。浦井:シェイクスピア劇っていうと高尚なイメージがありますけど、人間の普遍的なことを、国だったり恋愛だったりに置き換えて面白おかしく書いたものなのかなっていう気がしています。岡本:それを高尚なものとしてやろうとすると、退屈な芝居になるんだよ(笑)。このカンパニーは、壮大なセリフをどうしたら自分たちの生きた言葉として生々しくしゃべるかってことを考えてる人ばかりだから。新国立劇場だから格式高い印象があるかもしれないけど、高尚な劇じゃないよってことは言っておきたいな。シェイクスピア人間の本質をついたセリフの数々が時代を超えて愛される。16世紀後半から17世紀初頭に活躍したイギリス出身の劇作家で詩人。シェイクスピア作として現存する戯曲は全37作品にのぼる。歴史劇、悲劇、喜劇と、そのジャンルは多岐にわたり、現在に至るまで世界各地で上演されている。その多くは古くから残る説話や歴史文献が題材となっているが、物事の本質をついたセリフなどが時代を超えて評価されている。シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』10月18日(水)~11月19日(日)新国立劇場 中劇場作/ウィリアム・シェイクスピア翻訳/小田島雄志演出/鵜山仁出演/岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニン、立川三貴、吉村直、木下浩之、那須佐代子、勝部演之、小長谷勝彦、下総源太朗、清原達之、藤木久美子、川辺邦弘、亀田佳明、永田江里、内藤裕志、須藤瑞己、福士永大S席8800円A席6600円B席3300円2作品通し券(S席のみ)1万5800円当日発売のZ席1650円のほか高齢者割引(65歳以上)、学生割引、ジュニア割引(小中学生)、障がい者割引などあり新国立劇場ボックスオフィス TEL:03・5352・9999岡本健一さん(写真右)1969年5月21日生まれ、東京都出身。俳優として舞台で精力的に活動し、これまでに数々の演劇賞を受賞。また、音楽活動もおこなっており、所属するRockon Social Clubの2ndアルバムのリリースも控える。浦井健治さん(写真左)1981年8月6日生まれ、東京都出身。主にミュージカル、ストレートプレイで活躍。来年3月、ミュージカル『カム フロム アウェイ』が控える。発売中の3rdアルバム『VARIOUS』のタイトルを冠したライブDVDが10月18日発売。※『anan』2023年10月4日号より。写真・小笠原真紀構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年09月30日公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団(理事長:清水井 敏夫)は、特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構(理事長:西村 友伸)とともに、東京・渋谷駅の連絡通路に設置されている岡本太郎作の巨大壁画『明日の神話』の大規模改修を2023年10月10日より開始いたします。『明日の神話』は2008年11月から渋谷のシンボルとして親しまれてきましたが、設置から15年が経過したいま、想定以上に傷みが進行しています。この貴重な作品を次の時代に残すためには現段階での抜本的なメンテナンスが必要であることから、2023年10月から複数年をかけて大規模な改修・修復を行うことにしたものです。本年は、その第1弾として、10月10日より約40日間をかけて、右から4枚の亀裂・剥落・変色などの傷みを修復するとともに、壁画裏の環境改善等の作業を行います。作業エリア全面に足場を掛けて行う大規模な作業はこれまでにないものであり、年に数枚ずつ順次仕上げていく予定です。また、多くの皆さまにプロジェクトに参画いただきたいとの思いから、9月22日よりクラウドファンディングをはじめます。東京・渋谷駅の『明日の神話』(公開当時)『明日の神話』の傷み_1『明日の神話』の傷み_2■『明日の神話』改修プロジェクトの概要主催 :特定非営利活動法人 明日の神話保全継承機構特別協力 :公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団後援 :渋谷区作業内容 :(1) 汚れと付着物の除去、亀裂・剥落等の補修、保護剤の塗布など(2) 換気設備の強化等による背面空間の環境改善第1期工期(予定):2023年9月24日(日)~11月23日(木)※壁画修復は2023年10月10日(火)~11月20日(月)に実施【詳細URL】 ■クラウドファンディング概要期間 : 2023年9月22日(金)~11月30日(木)寄付金額: 3,000円~10,000,000円返礼品 : 「壁守」メンバーシップカード、書籍『明日の神話1967-2023』特装版、『明日の神話』レプリカ各種などURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月21日女優の岡本玲と、7ORDERの長妻怜央がW主演を務める、TOKYO MX(東京エリア・地上波9ch)のドラマ『その結婚、正気ですか?』(毎週月曜22:00〜)の第7話あらすじと場面写真が4日、公開された。同作は電子書籍配信サイト「コミックシーモア」で累計500万DLを突破した、アキラ氏による大人気オリジナルコミックの実写化作。過去の出来事がきっかけで恋愛に憶病になっている“ワケあり物件”の主人公篠原奏音(岡本)に突然プロポーズした年下イケメン城咲真(長妻)。実は城崎は超有名企業の社長だった。性格や趣味、生まれ育った環境、少しズレた2人の新婚生活が幕を開ける。番組は「Hulu」「TVer」などでの見逃し配信も行われる。第7話では、奏音(岡本玲)が元カレ・小美濃(和田雅成)と一緒にいるところを、城咲(長妻怜央)に見られてしまう。疑心暗鬼になってしまった城咲だったが、秘書・高瀬(押田岳)は冷静に「契約結婚だからしょうがない」と言う。ある日、奏音は小美濃に喫茶店に強引に連れて行かれ、そこで城咲と鉢合わせてしまう。加速する三角関係が気になる展開となっている。○和田雅成 コメント7話を先に観させて頂きました。すごく緊張感が漂っている回です。もちろん役の心情もそうですが、自分達自身も長回しが多かったので良い緊張感が走っていて、役と演者がリンクしていてよりリアルな回になっています。共にドキドキしてください。○押田岳 コメント毎週、真くんと奏音さん愛おしくてしょうがないですね。物語も最終局面に入りまして、小美濃との三角関係もどうなるのか...もぅ〜秘書・高瀬心配っ!! 皆さん、ご感想等の報告書、宜しくお願いしますね。では、失礼致します。○第7話「この結婚、白か黒か」あらすじ新婚旅行から帰り、幸せオーラ漂う奏音(岡本玲)。そんな彼女の勤務先に思いもよらない来客があった。元カレ・小美濃(和田雅成)である。悪いことに、奏音はただならぬ雰囲気で小美濃と一緒にいるところを、偶然城咲(長妻怜央)に見られてしまう。ある日の夕食中には、奏音の電話に不審な着信があり、城咲は疑心暗鬼を募らせていく。城崎の秘書・高瀬(押田岳)は冷静で、たとえ好きな人だとしても、契約結婚だからしょうがないと言う。しかし、城咲は納得できていなかった。ある日、仕事の流れを良いことにして、奏音は小美濃に半ば強引に喫茶店に連れて行かれてしまう。と、そこには城咲がいて、3人が鉢合わせになって・・。(C)アキラ/ソルマーレ編集部 (C) TOKYO MX
2023年09月11日岡本ユリ(22)は1歳の娘がいる一児のママ。スーパーでパートを始めるが、お局の佐伯さんに若いというだけで目をつけられ、入って早々何かといびられる日々だった。そんなある日、スーパーにキャッシュレス決済が導入されることに。しかしこのことがきっかけで、ユリと佐伯さんの関係が大きく変わる!?...キャッシュレス騒動の一件で佐伯さんに認められた岡本さん。これからはチーム一丸となって、頑張っていってほしいですね。原作:mamagirlWEB編集部作画:タバタユミ
2023年09月06日女優の桜庭ななみ(30)が1日、所属事務所のスウィートパワーを通じ、一般男性との結婚を発表した。○■交際していた一般男性と結婚桜庭は、「この度、私、桜庭ななみはかねてよりお付き合いをしてまいりました一般男性の方と、結婚する運びとなりましたことをご報告させていただきます」の書き出しから、「心優しく、一緒にいる時は自然な私でいさせてくれるような方です」とお相手の魅力を説明。「そんな彼と新しい家庭を築いていけることに幸せを感じています」と夫婦となった心境をつづった。また、「お仕事を始めて16年目となりましたが、今まで沢山の方々に応援して頂き、素敵な作品や素敵な方々と出会うことができました」と芸能生活を振り返り、「これまで私を応援し、支えて頂きました皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と吐露。「これからも高い目標を持ちながら、女優として新たな自分を表現していけるよう精進してまいります」と決意を新たにし、「今後ともよろしくお願い申し上げます。最後に皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」と結んだ。○■所属事務所のスウィートパワーもコメントまた、所属事務所のスウィートパワーもコメントを出し、「これまで共に歩んできて16年目となりましたが、これからも新たに女優として成長していく桜庭ななみを最大限にバックアップしてまいります」と表明。「結婚後も、これまでと変わらず活動してまいりますので、温かく見守っていただければ幸いです」と呼びかけ、「またお相手の方は、一般の方であるため、名前や写真など具体的なことについては差し控えさせていただきます。皆さまには何卒ご理解いただき、ご配慮をいただければ幸いです」と記している。
2023年09月01日新国立劇場にてシェイクスピアが同時期に執筆した『尺には尺を』、『終わりよければすべてよし』の2作のダークコメディが交互上演される。8月31日、制作発表会見が行われ、演出の鵜山仁をはじめ、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子、ソニンら総勢20名が出席した。この2作は“ダークコメディ”に分類され、同時代に執筆された表裏一体をなす2作とも言われる。シェイクスピア作品には珍しく女性が物語の主軸となっているのも特徴。問題作とも称され、“ベッド・トリック“(相手を欺き、期待した相手とは違う相手とベッドを共にさせる仕掛け)が入っている両作の同時上演について、鵜山は「人間は必ず過ちを犯すけど、愛がそれを救済できるのか? というのが大テーマ」と語る。2009年の『ヘンリー六世』から2020年の『リチャード二世』まで、新国立劇場にてシェイクスピアの歴史劇シリーズを作り上げてきたカンパニーが再結集。キャスト陣はいずれもこのカンパニーで再びシェイクスピアをできる喜びを口にする。岡本は「いろんな権力者や市井の人々が出てきますが、政治家や国を動かす人たちにもぜひ足を運んでいただきたいです。いろんな過ちや発見、何が大切なのか? といったことが詰まった作品になっている」と言葉に力を込める。浦井は2009年に『ヘンリー六世』でこのカンパニーに参加した時のことをふり返り「(亡くなった)渡辺徹さん、中嶋しゅうさん、金内喜久夫さんら諸先輩方と並んで『浦井って誰なの?』という感じで、僕は公開処刑のような形でここに座ったまま何もできずにいました(苦笑)。そういう先輩たちの思いや存在の価値を感じながら、この2作上演という過酷なトライに挑めることを幸せに思いながら演じたいと思います」と語る。中嶋は2作交互上演について「それぞれ単体で読むより、2本をいっぺんに読むと、見えてくる世界が違ってきて、それはマジックだと思うし、それを肉体を使って届けるのが楽しみで仕方ないです」とその意義を強調。ソニンは「読めば読むほどシェイクスピアの描く女性は難しい!」と苦笑い。今回の2作、さらに過去に出演したシェイクスピア作品のいずれでも“貞淑な処女”の役だったことに触れつつ「欲とか人間臭さを秘めて、それが透けて見えるような女性像を作っていけたら」と意気込みを語っていた。『尺には尺を』、『終わりよければすべてよし』交互上演は10月18日より新国立劇場中劇場にて開幕。(文:黒豆直樹)
2023年09月01日モデルで女優の岡本あずさが、俳優の山下智久が主演を務めるHuluオリジナル『神の雫/Drops of God』(9月15日よりHuluで独占配信 全8話)に出演することが30日、明らかになった。○■岡本あずさ&山下智久の対談動画も原作・亜樹直氏、作画・オキモト・シュウ氏による漫画『神の雫』(講談社)を実写化した同作。ドラマ版は原作と異なり、山下演じるワイン評論家・遠峰一青を主人公にストーリーが展開する。遠峰の師であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェの残した膨大なワインコレクションを巡って、アレクサンドルの一人娘・カミーユ(フルール・ジェフリエ)と宿命の対決を繰り広げる。山下の海外ドラマ初主演作としても話題の同作だが、この度新たな日本人キャスト情報が解禁。岡本あずさの出演が発表された。岡本が演じるのは、一青に自らの内面と向き合うきっかけを与える敏腕ジャーナリスト・片瀬百合香。原作には登場しない新キャラクターで、『神の雫/Drops of God』のストーリー展開において、重要なカギを握る人物でもある。また、本日30日より、Huluの『神の雫/Drops of God』ページ内で、山下と岡本の対談インタビュー映像も公開されている。○■岡本あずさ コメント私が演じる百合香は一見、頭も良くて、クールで気が強い面もあるのですが、一青と距離が縮まってからはちょっとユーモアもあって、なかなか面白い子だなと思います。お芝居でもいろんな顔を見せていきたいと思いながら、演じました。山下さんは本当に頼れるお兄さんという感じ。私は英語が全くできないので、現場で通訳さんが間に合わない時など、監督の指示を全部通訳してくださって……本当にずっと頼りっぱなしです。ありがとうございます! 今回、山下さんは役のために体を絞っていらっしゃったのですが、そんな山下さんのストイックさが、命を顧みずワインを追求し続ける原作の一青と本当に重なるところがあるなと思いながら、いつも見ていました。劇中では回を重ねるごとに、一青と百合香の関係性もどんどん変わっていくので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
2023年08月30日演劇のみならず映像分野でも活躍する岡本昌也が、歌舞伎町のビル横にたむろする“トー横キッズ”と呼ばれる若者たちを描いた舞台『怪獣は襲ってくれない』が歌舞伎町に近い新宿シアタートップスにて再演される。キャストの顔合わせと初の読み合わせが行われた7月下旬、主演の新谷ゆづみ、共演の葉月ひまり、岡本に話を聞いた。ニュース記事でトー横キッズの存在を知ったという岡本。気になって調べる中で、若者たちがストロング系缶チューハイを手にはしゃぐ姿を見て「理由はわからないけど泣いてしまった」という。「感情を揺さぶられて、劇を書こうと思ったんですが結局、ニュースを見て感情移入すること自体、大人の目線なんです。実際にリサーチをしてみると、ただ楽しくてそこにいる若者たちのコミュニティがあるだけでした。みんな、明るくそこにいるのに、ニュースではそれが捨象されて“かわいそうな子たち”となってしまう。だからこそ演劇という形でニュースからは聴こえない彼らの“声”を伝えたいと思いました。作家として彼らの“文体”や話し言葉を文字化できるという自信もありました」。スマホと充電器だけを手に歌舞伎町にやってきた15歳の主人公・こっこを演じる新谷は「未成年、思春期という縛りの中で、『自由になりたい』、『でも大人は自由にさせてくれない』という葛藤は誰もが持っていると思うし、彼らの場合、その場所が歌舞伎町だったけど、どこでもありうるし、私も似たような気持ちを抱えていたことがあります。どうすればいいかわからないし、大人になるのを待つしかないから『いま、この瞬間を楽しもう』となる気持ちもわかります」と刹那を生きる登場人物たちの心情を語る。こっこに“界隈”を案内する、性自認が男性の14歳・夢露(めろ)を演じる葉月も「自分が中学生の頃はそこまでSNSもなかったけど、いまは『寂しい』とつぶやけば『話聞くよ』という人たちがいる。時と場所が違えば、些細なきっかけで自分もトー横キッズになっていたかもしれない」と語る。だからこそ、彼らを異質な存在として捉えるのではなく「寄り添って演じたい」とも。再演に当たり、新たに2人の“大人”が登場人物に加わるのもポイント。どこか怪しげながらも子どもたちと積極的に交わり、彼らを導くゼウスとNPO法人の理事として若者たちをケアしようとする畑中。異なるアプローチで子どもたちに向き合う2人だが「大人の視点が入ることで、観客の大人たちも『自分はどう子どもたちを見るのか?』と問われる」(岡本)。歌舞伎町と目と鼻の先の劇場でどんな物語が描き出されるのか。楽しみに完成を待ちたい。取材・文:黒豆直樹
2023年08月15日シチズン クロスシー(CITIZEN XC)のウィメンズ腕時計「ベーシック(basic) コレクション」から、艶やかなブラック文字盤が魅力の新作モデルが登場。2023年8月24日(木)に発売される予定だ。艶やかなブラック文字盤の新作腕時計シチズン クロスシーの「ベーシック コレクション」は、どんなスタイルにも合わせやすいシンプルで小ぶりの腕時計を展開するシリーズ。そんな「ベーシック コレクション」から、艶やかなブラックの文字盤に、立体的なシルバーインデックスを組み合わせた新作腕時計が登場する。ラインナップには、透明感のあるシルバーケースを配した「エコ・ドライブ電波時計 ハッピーフライト」と、シックな印象のオールブラックの「エコ・ドライブ電波時計 ハッピーフライト 限定モデル」2つのモデルを用意。日常生活だけでなくオフィスなど、あらゆる場面でコーディネートしやすいデザインに仕上げている。また、充実した機能面にも注目。電池交換不要のエコ・ドライブや、日本や中国、ヨーロッパ、北米といった世界4エリアで正確な時刻を刻むハッピーフライト、カレンダー修正不要のパーペチュアルカレンダーなど、様々な機能を搭載している。なおハッピーフライト都市表記の東京の位置には、金色ハートマークをさりげなくあしらうなど、キュートな一面にも注目だ。【詳細】シチズン クロスシー「ベーシック コレクション」新作腕時計発売予定日:2023年8月24日(木)価格:・「エコ・ドライブ電波時計 ハッピーフライト」 60,500円・「エコ・ドライブ電波時計 ハッピーフライト 限定モデル」 71,500円 ※1,000本限定。仕様:Cal.H060/月差±15秒(非受信時)/光発電エコ・ドライブ/フル充電時3年可動(パワーセーブ作動時)/パワーセーブ機能/電波受信(日中米欧)/パーフェックス/ワールドタイム機能(24時差)/パーペチュアルカレンダー/サマータイム機能/定時受信機能/強制受信機能/充電残量表示機能/夜光(針)/10気圧防水/第一種耐磁時計※価格、発売時期は予定。【問い合わせ先】シチズンお客様時計相談室TEL:0120-78-4807(受付時間9:30〜17:30、祝日除く月〜金)
2023年08月09日戦慄かなの、KATYによるユニット「悪魔のキッス」が6日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2023 AUTUMN & WINTER」に出演した。2人はチェック柄のへそ出しキャミールにショートパンツ、そしてウサ耳というスタイルで登場すると、「カスタムラブドール」を熱唱。その後は「悪魔のキッス」をパフォーマンスし、2人の歌声をBGMにモデルたちがランウェイを展開。ブランドの世界観に合ったステージで観客の視線を集めていた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。25回目となる今回は、「自分スタイルで進もう」をテーマとし、自分のスタイルを楽しみ、また自分以外のスタイルも受け入れる、認め合う文化を発信する。撮影:加藤千雅
2023年08月06日夏の風物詩の1つである、花火。浴衣を着て花火大会に行ったり、手持ち花火で遊んだり、さまざまな楽しみ方がありますよね。中には、少し変わった花火を楽しむ人もいるようです…。身近なアレで作った、線香花火に驚きの声東京都内で大規模な花火大会が開催されていた、ある夏の日。多くの人が打ち上げ花火の写真をSNSに上げる中、一風変わった花火を投稿した人物がいました。3万件以上の『いいね』が寄せられ、人々を驚かせた1枚がこちら…!写っているのは、線香花火…ではなく、洗濯バサミ!本物の線香花火の美しさや儚さを、洗濯バサミで見事に再現しています。こちらは、洗濯バサミを使ったアートを発信している『洗濯バサミフォトグラファー』の岡本なう(@okaphotoart)さんの作品。パチパチと静かに枝分かれする火花など、細部までこだわって制作されているのが分かりますね。作品には「すごい」「本物の線香花火かと思った」といったコメントが寄せられました。・すごい。本物の線香花火みたいです!・洗濯バサミとは思わなかった!・ちょっと…天才ですか?感動した。・完全に線香花火ですね。心を奪われる美しさ。生活に身近な洗濯バサミから、美しさや風情を感じることがあるとは思わず、発想に驚いた人は少なくないはず。岡本さんの作品に心を奪われたという人は、SNSで他の作品も覗いてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月30日戦慄かなの×かてぃによるユニット「悪魔のキッス」が、初の全国ツアー『お前にシリコン入れてやろうか』の追加公演を発表した。ツアーファイナルとなる追加公演は、9月18日(月・祝) に日比谷野外大音楽堂で行われる。チケット発売開始日程など詳細は後日公式SNSでアナウンスされる。<ツアー情報>悪魔のキッス 全国ツアー2023『お前にシリコン入れてやろうか』※終了分は割愛7月26日(水) Zepp Nagoya8月2日(水) Zepp Fukuoka8月16日(水) PENNY LANE24 ※ソールドアウト各会場ともOPEN17:30 / START18:30【チケット料金】※全て別途1ドリンク代必要VIPチケット(終演後囲みチェキ付き):15,000円1階スタンディングチケット:5,500円2階指定席チケット:6,500円※2階席がある会場のみの販売となります。9月18日(月・祝) 日比谷野外大音楽堂 ※追加公演※詳細は後日発表チケット情報:関連リンク<戦慄かなの>■公式HP / ファンクラブ「隠し子倶楽部」:■Twitterfemme fatale:戦慄かなの:■Instagram戦慄かなの:■Tik Tokfemme_idol:■YouTubefemme fatale公式チャンネル:戦慄かなの公式チャンネル:悪魔のキッス公式チャンネル:<かてぃ>公式ホームページ:::
2023年07月26日岡本ユリ(22)は1歳の娘がいる一児のママ。スーパーでパートを始めるが、お局の佐伯さんに若いというだけで目をつけられ、入って早々何かといびられる日々だった。そんなある日、スーパーにキャッシュレス決済が導入されることに。しかしこのことがきっかけで、ユリと佐伯さんの関係が大きく変わる!?...激怒しているお客様の対応を押しつけられた岡本さん。この窮地をどう乗り切る!?原作:mamagirlWEB編集部作画:タバタユミ
2023年07月25日滋賀県立陶芸の森陶芸館では、特別企画展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」を2023年7月15日より開催します。URL: ※背景の写真提供:川崎市岡本太郎美術館■展覧会概要芸術家・岡本太郎は、「一般大衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術を実現したい」と記し、1952年に初めてのパブリックアートとなるモザイクタイルを手掛けました。1954年には、量産を目指し粘土で≪犬の植木鉢≫を常滑で制作、その後刈谷でも類似の造形を手掛けました。1963年に信楽で制作された≪坐ることを拒否する椅子≫は、人と直に触れ合うアートの在り方を探り、代表作として全国に多数存在しています。戦後、建築家・デザイナー・芸術家による建築陶器が人とアートとの結びつきを強めていくなか、岡本太郎が信楽で手掛けた日本万国博覧会 (大阪万博)の≪太陽の塔≫の<黒い太陽>(1970)は、多くの人々の記憶に刻まれています。このように産地と岡本太郎の出会いのなかで培われた技術力は、大塚オーミ陶業株式会社の大型陶板などに受け継がれます。また、岡本太郎は絵画に比べ「彫刻はより肉体的であり、直接的である。実体がそこにある彫刻の強さ。」と記しています。アニメ・マンガのキャラクター造形は21世紀の大衆が求めたアートのひとつです。クリエイターらの世界観を再現した高精度なフィギュアが生まれています。本展覧会では、<芸術の大衆化>をテーマに、近代の建築装飾陶器、パブリックアートや量産品のデザインを手掛けた岡本太郎らの作品を紹介。またフィギュア造形の世界や壁画の可能性を併せて取り上げつつ、岡本太郎が思い描いた夢の先、21世紀アートの息吹を見つめます。■基本情報会期 :パート1:2023(令和5)年7月15日(土)~9月24日(日)パート2:2023(令和5)年9月30日(土)~12月17日(日)※月曜日休館(7/17・9/18・10/9は開館し、翌日振替休館会場 :滋賀県立陶芸の森 陶芸館観覧料 :一般700円(560円)、高大生530円(420円)、中学生以下無料※( )内は20人以上の団体料金主催 :滋賀県立陶芸の森後援 :滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局、京都新聞協力 :大塚オーミ陶業株式会社、滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場、京セラ株式会社、株式会社カプコン、株式会社ニトロプラス、株式会社グッドスマイルカンパニー、株式会社SUM ART、株式会社フレア(順不同)企画協力:GILL GILL(株式会社ディープケース)、ほっぺふき子■展覧会構成【序章】近代建築と装飾陶器-建築と現代アートの原流19世紀末、ワグネルが創業した旭焼釉下彩装飾タイルを先駆けに、明治から昭和初期に美術工芸化をテーマに近代建築に装飾陶器が組み込まれました。ここ信楽では、滋賀県庁本館の為のレリーフタイルが製作されました。滋賀県庁本館「アカンサス紋レリーフタイル」1939年 製作:信楽糸取鍋合名会社/指導:滋賀県立窯業試験場【シーン1】建築と現代アートの融合戦後1960年代から信楽で制作されたパブリックアートを紹介。特に、岡本太郎が産地の技術力を得て生み出した数々のレリーフ・陶板作品を中心に、熊倉順吉の陶壁や大塚オーミ陶業株式会社が現代作家と手掛けた美術陶板なども併せて紹介します。大塚製薬株式会社Hi-zタワー「いのち躍る」 1983年(2000年改修) 原画:岡本太郎/製作:大塚オーミ陶業株式会社デザイン:岡本太郎/製作:近江化学陶器株式会社 「足」1964年 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立代々木競技場蔵【シーン2】岡本太郎が目指したアートの大衆化1954年に常滑で岡本太郎が制作した「犬の植木鉢」は、その後量産が試みられた。信楽で制作され、全国各地に送られた「坐ることを拒否する椅子」、その他「むすめ」や「歩み」など、陶芸を通して実現させた岡本太郎の量産への想いをたどります。岡本太郎「犬の植木鉢」1954年 滋賀県立陶芸の森陶芸館蔵近江化学陶器株式会社/原型:岡本太郎「むすめ」 1960年代中頃 個人蔵【シーン3】21世紀のフィギュアの世界-新しいアートの息吹二次元のアニメやマンガを三次元に仕上げる仕組や技術は、当初からフィギュア造形が模索されていました。近年では積み上げられた技術に、クリエーターの独自の世界観やデジタル技術を駆使した表現など、多彩な作品が生み出されています。フィギュア造形の世界は、大衆が待ち望んだ21世紀アートの息吹をみせてくれます。石崎紗央里/植田明志/榎木ともひで/大山竜/大畠雅人/九千房政光/さと/竹内しんぜん/塚田貴士/藤本圭紀/真辺菜月(CREA MODE)/吉沢光正/ゆま藤本圭紀「The Garden~Take your time~」 2020年 個人蔵石崎紗央里「DOLLEL retro style - Dressup Custom Color ver」 2023年 個人蔵(C)Ishizaki Saori【シーン4】川田知志「太郎の色とカタチ×パブリック」(パート2の陶芸館ギャラリーにて展示)日本国内で数少ない壁画家の川田知志が、岡本太郎が手掛けた作品とドローイングから、社会に対して公共空間で発信し続けたメッセージや建築とカタチとの関連性を考察し、新たな解釈を描き加えることで、壁画の新境地を探ります。川田知志「ノーサイド」2017年当時 撮影:怡土鉄夫(※参考画像)■関連企画(1) フィギュアの原型師(出品作家)らによるカプセルトイ企画が実現!人気の原型師たちのフィギュアの手のひらガレージキットがカプセルトイに!(2) 対話の森 大山竜(原型師)×館長 松井利夫【要事前申込】・日時:10月8日(日)14時~15時30分・会場:信楽産業展示館信楽ホール(3) つちっこプログラム子ども特別講座【要事前申込】・日時:7月29日(土)、7月30日(日)、8月5日(土)、8月6日(日)各日とも、午前の部10時~12時・午後の部13時~15時・定員:各回16名、抽選制※くわしくは以下HPをご覧ください (4) ギャラリートーク【申込不要】・日時:8月20日(日)、10月15日(日)、11月19日(日)いずれも13時30分~ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月13日女優の岡本玲と、7ORDERの長妻怜央がW主演を務める、東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX)の新ドラマ『その結婚、正気ですか?』(8月7日スタート 毎週月曜22:00〜)の出演者が5日、明らかになった。同作は電子書籍配信サイト「コミックシーモア」で累計500万DLを突破した、アキラ氏による大人気オリジナルコミックの実写化作。過去の出来事がきっかけで恋愛に憶病になっている“ワケあり物件”の主人公・篠原奏音(岡本)に突然プロポーズした年下イケメン・城咲真(長妻)。実は城崎は超有名企業の社長だった。性格や趣味、生まれ育った環境、少しズレた2人の新婚生活が幕を開ける。番組は「Hulu」「TVer」などでの見逃し配信も行われる。この度、奏音が恋愛に憶病になる原因となった元カレ・小美濃匡史役に和田雅成が決定。 ひょんなことから再会した2人と、城咲との三角関係の行方にも注目となっている。また、城咲の良き理解者である敏腕秘書・高瀬春人役には押田岳。奏音と城咲の不器用な恋を陰ながらサポートし、城咲とは掛け合いも。奏音のシェアハウス友達・のんちゃんには、お笑いコンビ・納言の薄幸が決定し、宅飲みトークを繰り広げる。○和田雅成 コメント小美濃匡史役の和田雅成です。今回、年齢設定が自分より上の役なので"大人"についてすごく考えています。検索 「大人とは?」 「大人 基準」普段の生活から大人を意識しています。それが少しでも活きている事を願って。今後も研究していきます。○押田岳 コメント城咲真の秘書、高瀬春人を演じます、押田岳です。恋愛ドラマに久しぶりに参加できて、とても嬉しいです。真サイドから、2人の恋を見守れることがが楽しみです!真と奏音の甘酸っぱい恋愛を、ぜひ一緒に応援してください!○薄幸(納言) コメントのんちゃんを演じます。納言・薄幸です。私自身のんちゃんと年齢が近いこともあり、親近感を感じ、大変演じやすい役柄です。今まで出たことのあるドラマでは、10文字以上のセリフがほとんどなかったので、セリフの多さに驚愕しております。足を引っ張らないように頑張ります。主演の岡本玲さんが飲みに行こうと声をかけてくれましたが、女優さんのいうことは信じられません。本当に行ってくれるのか見ものですね。
2023年07月05日舞台『チョコレートドーナツ』が2023年10月8日(日)から10月31日(火)まで東京・パルコ劇場で上演され、その後、大阪、熊本、宮城、愛知公演が行われる。東京公演のチケット前売発売日は8月11日(金・祝)。東山紀之と岡本圭人が出演し、翻案・脚本・演出は宮本亞門が担当する。映画『チョコレートドーナツ』舞台版を再演監督トラヴィス・ファインが手掛けた映画『チョコレートドーナツ』は、ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子供を育てたという実話に着想を得て製作された作品。社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描いたヒューマンドラマだ。2012年にアメリカで公開されるや否や、全米中の映画祭で感動の渦を巻き起こし、各地で観客賞を総なめに。日本では2014年に公開され、広く支持を獲得した。また、2020年には世界で初めて宮本亞門の演出によって舞台化されたが、当時の社会状況によりわずかな上演回数のまま閉幕。そんな舞台『チョコレートドーナツ』が2023年10月に再演されることに。東山紀之&岡本圭人が出演映画『チョコレートドーナツ』でアラン・カミングが演じた主人公・ルディ役は、初演に続き東山紀之が担当。ルディと共に障がいのある少年マルコを育てようとするポール役は岡本圭人が演じる。ルディ…東山紀之シンガーを夢見ながら、ショーパブの口パク・ダンサーとして日銭を稼ぐ。ポール…岡本圭人検察官。恋人のルディと共に障がいのある少年マルコを育てようと世間と闘う。マルコ…丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人(トリプルキャスト)ダウン症のある少年。ルディが暮らしている安アパートの隣室で薬物依存症の母親と暮らしていたが、ある日母親は男といなくなってしまう。さらに、新たなキャストとして山西惇や、初演から続投する高畑淳子など豪華な面々が集結。70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンや、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜたヒューマンドラマを盛り上げる。舞台『チョコレートドーナツ』あらすじ舞台は1979年、アメリカ・カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーパブのダンサーとして生活の糧を得るルディと、正義を求めながらもゲイであることを隠して検察官として働くポール。ポールはショーパブに客として訪れ、ステージ上のルディとたちまち恋に落ちる。ある日、ルディは騒音を注意しに隣室に乗り込むが、そこには母親の帰宅を待つダウン症のある少年マルコがいた。不憫に思ったルディはマルコを連れ帰るが、ポールに「家庭局に連絡してマルコを施設にあずけろ」と助言される。その言葉に反発するルディだったが、マルコの母親は薬物所持で逮捕され、マルコはお気に入りの人形を抱きしめたまま、強制的に施設に連れて行かれてしまう。しかし2人はポールの法的知識によってマルコを救い出すことに成功。“いとこ”同士と偽り、生活環境の整っているポールの家で、マルコと共に暮らし始める。マルコは初めて学校に通い、ポールはマルコの宿題を手伝い、ルディは毎朝朝食を作り、眠る前にはハッピーエンドの話を聞かせてマルコを眠らせる。まるで本当の両親のようにマルコを愛し、大切に育てるルディとポール。しかし、家族になることを望む3人の前に、差別と偏見の壁が立ちはだかるのだった……。【詳細】舞台『チョコレートドーナツ』原作:トラヴィス・ファイン/ジョージ・アーサー・ブルーム(トラヴィス・ファイン監督映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』より)翻案・脚本・演出:宮本亞門訳詞:及川眠子出演:東山紀之、岡本圭人、八十田勇一、まりゑ、波岡一喜、綿引さやか、斉藤暁、大西多摩恵、エミ・エレオノーラ、矢野デイビット、穴沢裕介、丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人、高木勇次朗、シュート・チェン、棚橋麗音、小宮山稜介、山西惇、高畑淳子■東京公演期間:2023年10月8日(日)~31日(火)場所:パルコ劇場住所:東京都渋谷区宇田川町15-1チケット前売発売日:2023年8月11日(金・祝)■大阪公演:期間:2023年11月3日(金・祝)~5日(日)場所:豊中市立文化芸術センター 大ホール住所: 大阪府豊中市曽根東町3-7-2チケット前売発売日:2023年10月1日(日)■熊本公演期間:2023年11月10日(金)・11日(土)場所:市民会館シアーズホーム 夢ホール(熊本市民会館)住所:熊本県熊本市中央区桜町1-3チケット前売発売日:2023年8月26日(土)■宮城公演日程:2023年11月16日(木)場所:東京エレクトロンホール宮城住所:宮城県仙台市青葉区国分町3-3-7チケット前売発売日:2023年9月9日(土)■愛知公演日程:2023年11月23日(木・祝)場所:日本特殊陶業市民会館 フォレストホール住所:愛知県名古屋市中区金山1-5-1チケット前売発売日:2023年8月26日(土)
2023年06月29日2020年、コロナ禍でわずかな上演回数となった東山紀之主演のPARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」の再演が10月に決定。東山さん演じる主人公ルディの運命の人ポール役に新たに岡本圭人を迎える。舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子どもを育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ』(原題:ANY DAY NOW)は、社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描き、日本でも広く支持を得た。その映画を2020年世界で初めて、宮本亞門演出で舞台化。しかし、折からのコロナ禍で残念ながらわずかな上演回数となり、今年10月に満を持して再演が決定。70年代のアメリカのヒットナンバーを散りばめた華やかなショーシーンと、緊迫の法廷ドラマを織り交ぜつつ、愛と希望、未来を求めて、苦闘する人間の姿を謳い上げる。シンガーを夢見ながら、ショーパブのダンサーとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症のある少年マルコと出逢うことで変わっていく。ゲイのカップルであるルディとポールは、悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かうことを決意するが…。映画ではトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたこの主人公に、舞台版では東山さんがその卓越したダンス、唄、演技で挑み、観客を魅了。そして、ルディと共にダウン症の少年マルコを育てようと世間と闘う検察官ポールには、今回新キャストとして岡本さんが決定。「Le Fils 息子」(21)や「4000マイルズ~旅立ちの時~」(22-23)など舞台での活躍が目覚ましい岡本さんが演じる。またダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人が選出。そして、共演者には、新たなキャストとして山西惇ら、初演から続投する高畑淳子らと、豪華な面々が揃った。(左)岡本圭人、(中央)丹下開登、(右)東山紀之PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「チョコレートドーナツ」は【東京】10月8日(日)~31日(火)PARCO劇場にて上演。以降、11月より大阪、熊本、宮城、愛知にて巡演。(シネマカフェ編集部)
2023年06月26日10月8日(日) よりPARCO劇場にて、劇場開場50周年記念シリーズ『チョコレートドーナツ』を上演する事が決定した。本公演の原作は、ゲイの男性が育児放棄された障がいを持つ子供を育てたという実話に着想を得て製作された映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』。社会的マイノリティが直面する問題を告発しつつ、愛と自由を求める人間の本質を描く。2020年に世界で初めて舞台化した宮本亜門が再び演出を担当する。舞台は1979年のウェスト・ハリウッド。シンガーを夢見ながら、ショーパブの口パクダンサーとして日銭を稼ぐルディ。出口の見えない生活の中、ルディの人生は、運命の人ポール、隣室のダウン症の少年マルコと出逢うことで変わっていく。ゲイのカップルであるルディとポールは、悩み、迷いつつ、手を組んで世の中に立ち向かう。『チョコレートドーナツ』ビジュアル映画でトニー賞受賞俳優アラン・カミングが演じたルディに扮するのは、2020年公演でも同役を演じた東山紀之。ルディと共に障がいのある少年マルコを育てようと、世間と闘う検察官ポールには、今回新キャストとして岡本圭人が参加。また、ダウン症のある少年マルコ役は、初演同様、実際にダウン症のある青年のオーディションを実施し、トリプルキャストで丹下開登、鎗田雄大、鈴木魁人が選ばれた。そのほか、共演者には新たなキャストとして山西惇、初演から続投する高畑淳子など、豪華な面々が揃った。先日行われたビジュアル撮影では、初演時にマルコ役を務めた丹下開登は「楽しかった!」と当時の公演についてコメント。撮影の合間にも丹下が「東山さんかっこいい」と言うと東山は「そういうのは(カメラが)回っている時に言うんだよ」と返したり、岡本と丹下も「カイト!」「ケイト!」と呼び合いハイタッチをするなど、和気藹々とした雰囲気で撮影が行われた。<コメント>■原作:トラヴィス・ファイン『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』がパルコの素晴らしいチームと東山紀之さん、岡本圭人さん、そして才気と想像力あふれる演出家の宮本亞門さんを始めとする最高のキャストとスタッフによって、再び上演されることにとてもワクワクすると同時に大変光栄に思っています。コロナ禍がこの地球上の私たち全員に強いた、張り詰めた静寂と極度の孤立の後、みんなで劇場に戻り、あの神聖な空間に互いに並んで座ることができることは、本当に言葉で表せないほどありがたい贈り物です。私が映画脚本の中で創り上げたキャラクターたちが再び命を吹き込まれる公演初日。そこに立ち会える瞬間が待ちきれません。■翻案・脚本・演出:宮本亞門「家族とは?愛とは?人を思う気持ちとは?」この物語は、1979年の実在したゲイと公言するルディを元に作られました。麻薬患者の母から育児放棄されたダウン症のある子供を、ルディは家族のように育てようと奮闘します。しかしLGBTQ+の人たちが家族を育てることは、当時のアメリカでは計り知れない困難を強いられることでした。今もまだ同性婚が認められない日本で、この再演の意味を深め、これからの「あるべき姿」また「あってはならないこと」は何かを、共に考えつつ稽古できればと思っています。■ルディ役:東山紀之『チョコレートドーナツ』は素晴らしい作品なだけに、たくさんの方に見ていただきたいと思っていたので、もう一度チャンスをいただけて大変ありがたいです。さらに、今回は圭人との共演ということで、赤ちゃんの頃に抱っこしていた子が大きくなって、一つの作品で共演できるというのは不思議な感じがしますが、大きな縁も感じます。昔、森光子さんと岡本健一と共演させていただいたときに、圭人があまりに森さんを好きすぎて、座っている森さんにジャンプで飛び込んで行って……ほぼ飛び蹴りなんですよ。それを見てみんなで青ざめるっていうことがあったんですけど(笑)その子と同じ舞台に出演するというのは僕自身、胸に迫るものがあります。前回、中止となって見ることができなかった方もいらっしゃると思います。これまでよりは生の舞台を安心してお届けできる時期になったので、この普遍的なテーマの作品の魅力を皆様に感じてもらえるよう、時間と場所とを共有できたらなと思います。■ポール役:岡本圭人『チョコレートドーナツ』の映画版を公開当初に拝見しました。美しさの中にある儚さ、人間の強さや脆さ、愛情と優しさ、沢山の感情がちりばめられている作品でした。とても自分の心に響き、そして僕の人生を変えた作品でもあります。東山さんは僕が小さな頃から抱っこしてもらったり……(笑)。自分が生まれた時から成長を見守ってくれていた方なので、自分の心を預けて一緒に作品をつくる事ができるとてもいい環境だと思います。今回は再演ということで、稽古場に入ってどういう化学反応が起きるか今からとても楽しみです。真摯に役と向き合って、自分自身の心に響いたように、お客様にも作品を届けられるよう一生懸命頑張りますので、みなさんぜひ楽しみにしていてください。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『チョコレートドーナツ』【日程】東京:10月8日(日)~31日(火) PARCO劇場大阪:11月3日(金・祝)~5日(日) 豊中市立文化芸術センター 大ホール熊本:11月10日(金)・11日(土) 市民会館シアーズホーム 夢ホール(熊本市民会館)宮城:11月16日(木) 東京エレクトロンホール宮城愛知:11月23日(木・祝) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール【チケット前売発売日】東京:8月11日(金・祝)大阪:10月1日(日)熊本:8月26日(土)宮城:9月9日(土)愛知:8月26日(土)原作:トラヴィス・ファイン、ジョージ・アーサー・ブルーム(トラヴィス・ファイン監督映画『チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)』より)翻案・脚本・演出:宮本亞門訳詞:及川眠子【出演】東山紀之岡本圭人八十田勇一、まりゑ、波岡一喜、綿引さやか斉藤暁、大西多摩恵、エミ・エレオノーラ、矢野デイビット、穴沢裕介丹下開登・鎗田雄大・鈴木魁人(トリプルキャスト)高木勇次朗、シュート・チェン、棚橋麗音、小宮山稜介山西惇、高畑淳子公式サイト:
2023年06月24日企画展「凱旋!岡本太郎」が、神奈川の川崎市岡本太郎美術館にて、2023年7月8日(土)から10月1日(日)まで開催される。岡本太郎の面白さと奥深さを紹介漫画家・岡本一平と小説家・岡本かの子のもと生まれ、絵を志したパリ留学にて、現地の抽象芸術グループで前衛芸術家や思想家と交流を深めた岡本太郎。美術に限らず、パリ大学で学んだ哲学や民族学も、その後の岡本の思想の軸を形成し、制作活動にも影響を及ぼすものであった。また敗戦後の日本で制作活動を再開した岡本は、壁画やモニュメントの制作をはじめ、デザインや建築、日本各地への取材と撮影など、幅広い分野にわたって多面的な足跡を残したことでも知られる。特に、1970年の大阪万博に向けて制作された《太陽の塔》は、日本の高度成長期の時代の象徴でもあり、今なおアイコンとして時代を越えて親しまれている。「凱旋!岡本太郎」は、2022年から2023年にかけて、大阪・東京・愛知の全国3都市で行われた大規模巡回展から帰ってきた岡本太郎コレクションを祝して開催する企画展。子どもから大人まで、幅広い世代が関心を寄せる岡本太郎の面白さや奥深さを紹介する。初公開作品含む約250点を展示展示は、常設と企画両方のスペースを用いて全館で行われる。展示されるのは、人気の代表作《森の掟》や《重工業》、家具やグッズ等のインダストリアルデザイン、制作過程を裏打ちするドローイング、岡本の民族学的視点が投影された写真など約250点の作品。未公開の写真関係資料であるヴィンテージプリントや日本の庭園に関する資料の一部など、初公開資料も目にすることができる。展覧会概要企画展「凱旋!岡本太郎」会期:2023年7月8日(土)~10月1日(日)会場:川崎市岡本太郎美術館 常設・企画展示室住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(7月17日(月・祝)、9月18日(月・祝)を除く)、7月18日(火)、9月19日(火)観覧料:一般 800円(640円)、高・大学生・65歳以上 600円(480円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体料金■出品作品(予定)館内収蔵品より、絵画、彫刻、インダストリアルデザイン、版画、ドローイング、写真ほか 約250点【問い合わせ先】川崎市岡本太郎美術館TEL:044-900-9898
2023年06月24日