2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日歌手の岡本真夜と松室政哉がきょう16日に放送される文化放送の音楽番組『楽器楽園~ガキパラ~for all music-lovers』(毎週金曜 22:00~)にゲスト出演する。この番組は、タレントでサックスプレイヤーの武田真治と“美人すぎるバイオリニスト”岡部磨知がレギュラー出演する音楽番組。きょうの放送では、スタジオを飛び出して文化放送のイベントホールから生放送で、ライブハウスさながらのパフォーマンスが行われる。岡本は代表曲の1つである「そのままの君でいて」を武田、岡部と生セッションする。さらにピアニストとしてリリースした2ndアルバム『Good Time』の制作秘話を語るほか、その収録曲をグランドピアノで弾き語りをする。そして山崎まさよし・秦基博ら豪華アーティストによるスペシャルユニット「福耳」に昨年仲間入りを果たした松室は、メジャーデビュー曲「毎秒、君に恋してる」を武田、岡部と生セッションし、歌だけではない松室のパーソナルな魅力に迫っていく予定だ。
2018年03月16日2月20日にシアタートラムで開幕した『岸 リトラル』。この舞台から発せられる熱量は何なのだろう──。父親の遺体を埋葬するために、旅に出た息子。現実と空想が入り混じり、生と死のはざまで国境も越え、時空をいともたやすく超えてしまう、荒唐無稽な物語の幕がおりたときの客席も巻き込んだ高揚感。『岸 リトラル』は決して万人に喜々として迎えられる芝居ではないかもしれない。が、死してなお息子に悪態をつく父親、息子の空想上の親友である騎士たちも含め、確かにそこには人間が存在する。研ぎ澄まされた深い愛を感じずにはいられない。 刺激的な3時間半の初日の舞台を終えた出演者は言う。舞台『岸 リトラル』チケット情報「旅が始まった!という気持ちです。『お客様が受け止めてくれている』『一緒に旅をしている』という実感が波のように襲ってきました。そして自分たちでは見つけられないゴールに、急に連れて行ってくれた感じがして、とても嬉しかった」と母親ジャンヌと歌う娘シモーヌ役の中嶋朋子。騎士ギロムランと映画監督、盲目の老人の3役をやり終えた大谷亮介は「ほぼ全員が何役も演じるので出ずっぱり、セットも入り組んでいるというハードな芝居をやりきったのは、いろんな感慨があります。特に抽象的なギロムランをどう演じるか、稽古場では苦労しましたが、でも実際に人間には現実だけでなく、頭のなかには空想が常にある。現実をただ辛く描くだけではないこの作品でも、必要な登場人物だと思って演じました」と。ほぼ出ずっぱりの息子役、亀田佳明は「明日またどういう風に挑めるか、ウィルフリードとしては、写し鏡のように相手役の方と向き合うことでしか演じられないと感じています。千秋楽までとにかく瞬間瞬間、高みを目指してウィルフリードとして存在していきたいです」と気持ちはすでに前へ。そして「しゃべる死者」である父、岡本健一は、「いまここに生きている自分たちへのメッセージを、この作品は伝えてくれるような気がしています。この登場人物たちは様々な人との出会いによって人生がいい方向に変わっていく。それと同じように、僕たちも上村くんが船頭となって導いてくれる船に、みんなで全身全霊を込めて信じて乗っかっていく」と、『炎 アンサンディ』でもタッグを組んだ上村聡史の演出力をたたえる。その上村は「難しいか難しくないかでいうと、難しい芝居かもしれないです。でも心地よい爽快感もあって、感覚的に伝わることが大事な作品でもありますので、最後のシーンでのお客様の反応を見て、それを受け取っていただけたのかなと感じています」ほかに、栗田桃子、小柳友、鈴木勝大、佐川和正も時に応じてひとり何役も演じ、レバノン出身の作家、ワジディ・ムワワドの誌的なセリフを劇場に響かせる。果たして父子は、魂の還る場所にたどりつけるのだろうか。3月11日(日)までシアタートラムにて上演、3月17日(土)に兵庫公演。
2018年02月26日声優・鈴村健一が総合プロデューサーを務め、人気声優が多数出演し90分間全てアドリブで紡ぐ舞台劇「AD-LIVE」が、舞台を飛び出し、TVに進出することが決定。2月18日(日)にTOKYO MXで放送後、BS11、MBSでも放送されることが分かった。「AD-LIVE」にはこれまで、櫻井孝宏、岩田光央、宮野真守、谷山紀章、浪川大輔、梶裕貴など錚々たる面々が出演。最新作となる「AD-LIVE2017」は鈴村さんのほかに、てらそままさき、鳥海浩輔、中村悠一、関智一、羽多野渉、豊永利行、森久保祥太郎、高垣彩陽、津田健次郎、蒼井翔太、浅沼晋太郎を迎え、“ヒミツ”をテーマに全12公演、異なる世界観・シナリオという過去にない挑戦作となり、ライブ・ビューイングを含めて約7万人を動員した。そんな常に進化をし続ける本作が、「AD-LIVE TV(アドリブティービー)」としてTVに進出することが決定!総合プロデューサーの鈴村さんが、「AD-LIVE」に縁の深いキャストと共に繰り広げる“AD-LIVEな”トークバラエティとなっており、今回は2014、2015、2016に出演した「AD-LIVE」常連の梶裕貴(「進撃の巨人」エレン・イェーガー役 ほか)をゲストに迎え収録。しかし何やらある人に異変が…!?さらに、まさかのあの人がギターを持って登場?なお、アニプレックス公式YouTubeでは、現在番宣CMが公開中。梶さんが思わず「これはヤバイ」と言ったその訳とは…。そしてギターを弾く“あの人”の姿も!「AD-LIVE TV」は、2月18日(日)20時~TOKYO MXにて、19日(月)23時30分~BS11にて、22日(木)27時15分~MBSにて放送(※放送日時は予告なく変更になる場合あり)。「AD-LIVE 2017」Blu-ray&DVDは2月28日(水)より順次発売。(cinemacafe.net)
2018年02月03日東京・南青山にある岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」の第2期を、2月21日から5月27日まで開催する。「地底の太陽 原寸スチロール原型」プロデューサーとして大阪万博に参画した1967年から、塔内が再生される2018年まで半世紀におよぶ足跡を振り返り、岡本太郎がテーマ館/太陽の塔に込めた思いをすくいあげる。フィギュア界のチャンピオン・海洋堂の全面協力のもと、大阪万博テーマ館のミニチュア立体化を敢行。これまで写真でしか見ることができなかった、芸術的な展示空間を3次元で追体験する過去にも例のない試みだ。第2期では実際に塔内再生工事で使われた原型や模型などを通して、再生の軌跡を生々しく辿っていく。復元される《地底の太陽》の原型も登場。再生プロジェクトの舞台裏に触れることができる。【展覧会情報】太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー会期:2月21日〜5月27日(第1期 2017年10月13日~2月18日)会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)料金:一般620円 小学生310円休館日:火曜日、2月19日
2018年01月30日絵になるなあ……!生田斗真の出ている作品を観るたび、やや日本人離れした立体的な顔立ちに感嘆する。だが、この場合の“絵になる”は、その顔立ちによってひとりだけ際立っているということよりも、作品世界にものすごく馴染んで溶け込んでいるということだ。例えば、心地よさそうな部屋のなかで編み物をする『彼らが本気で編むときは、』(17年)、殺風景な部屋で精神鑑定を受けている『脳男』(13年)、大正末期から昭和初期くらいの日本の風景にたたずむ『人間失格』(10年)等々……彼の出ている映画やドラマのどこを切り取っても、フェルメールやレンブラントの写実画のような、一枚の絵画として成立しそうだ。○自意識を出さずに存在できる生田斗真広瀬すず演じる女子高生・響と、生田斗真演じる高校教師・伊藤の恋を描いた『先生! 、、、好きになってもいいですか?』における生田も、高校の体育館、教員室、屋上……とどこでも露出オーバー気味な画面のなかに、ともすればその光に溶けてしまいそうなほど正しい地味さで収まっていた。地味は褒め言葉である。伊藤先生は、決してイケメン先生ではなく、生徒から変わり者と目され、わりと敬遠されている設定だからだ。にもかかわらず、響は彼に恋してしまう。立場上、最初は距離をとっていた先生だったが、響の一途さに次第にほだされていく。先生は、あくまでもヒロインの想いの丈を受け止める役割であって、彼からことさら何かを発する必要性がなく、よけいな自意識をいっさい出さずにそこに存在することは、何かするよりも技巧的。それこそが、スターやアイドルではなく俳優の仕事である。アイドル事務所というイメージが強いジャニーズだが、アイドル活動をしている者たち以外に俳優活動を主としている者たちもいて、生田斗真はジャニーズ俳優部の代表格である。俳優部というとほかに、風間俊介、男闘呼組というバンド活動から俳優にシフトした岡本健一などがいる。ジャニーズ事務所に入った男子は、まずジャニーズJr.を経たのち、アイドルグループを組んでデビューしていくことがスタンダードななか、生田はグループに所属したこともあるものの、すぐにひとりになって俳優業をやるようになる異端児だった。俳優デビューは、朝ドラ『あぐり』(97年)で、注目されるようになったのは、その10年後の『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス』(07年)。意外と時間がかかったがそれ以降は順調に映画や舞台などで活躍し、2019年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(脚本:宮藤官九郎)に、日本初のオリンピック選手として選ばれたひとり三島弥彦役で出演が決定している。○幅の広さが光る前述したような、文学的な作品や少女漫画原作の作品などに多く出る一方で、宮藤官九郎が脚本を手がける少年ギャグ漫画的な作品や、劇団☆新感線の派手な音楽劇などでも力を発揮する幅の広さをもっている生田。現在は、トニー賞(『コースト・オブ・ユートピア』)やアカデミー賞最優秀脚本賞(『恋におちたシェイクスピア』)などを受賞しているトム・ストッパードの『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(小川絵梨子演出 以下ロズギル)に出演中だ(11月26日まで)。これまた、シェイクスピアの『ハムレット』やベケットの『ゴドーを待ちながら』などを下敷きにした文学的な演劇で、生田の役は、ハムレットの友人のひとりローゼンクランツ。相方がいて、つねに二人組として行動し、名前と見た目を混同されてしまう影の薄いキャラだ。相方ギルデンスターンは菅田将暉が演じている。『ハムレット』では彼らの出番はほんのすこしだが、『ロズギル』は彼らが主役。とはいえ、決して活躍することのないまま死んでしまうことになる不条理な作品だ。様子のおかしいハムレット王子のことを探るという大仕事を任されるのだが、彼らはただ状況に巻き込まれているだけ……。実力と人気を兼ね備えた俳優として、引く手あまたの生田と菅田。ふたりとも、シェイクスピア劇で主役を演じたこともある(生田は『ヴェローナの二紳士』、菅田は『ロミオとジュリエット』)ふたりが、地味な脇役役というのが、この舞台のおもしろさのひとつでもある。意外とこの作品に彼らが合っているんじゃないかと思うのは、生田も菅田も、作品に溶け込み、その人物にしか見えないくらいになるタイプだから。以前マイナビニュースで、“漫画と実写の誤差を見極める正確な物差しを持っている”と、菅田将暉の優れた描写力について書いたことがあるが、描写力では生田も負けてない。トランスジェンダーを演じた『彼らが本気で編むときは、』や、女性役を演じた舞台『ミシマダブル「サド侯爵夫人」』での女性の仕草などもかなり完ぺきだった。数値で正確に製図するような菅田に対して、生田は、例えるなら、お手本を見ながらろくろを回しながら器を作っていくと、かなり同じものができていた! みたいな印象がある。今回の役も、どっちがロズでどっちがギルか、間違えられがちなロズとギルだが、それなりに個性はあって、いろいろ考えるほうがギルで、ロズは深く考えないほう。これは菅田と生田の個性に合っているような気がしないでもない。顔立ちは鋭利なのに、なんだか柔らかそうな身振り、手つきで、役にアプローチする生田斗真。そして、また、一服の絵画が生まれる。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年11月13日南青山にある岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」の第1期が、10月13日から2018年2月18日まで開催中。本企画展は、これまで写真でしか見ることができなかった、大阪万博テーマ館での岡本太郎の芸術的な展示空間を3次元で追体験できるという史上初の試みを実施。大阪万博当時の塔内部を再現したモデルもあわせて展示される他、半世紀前に彼がつくりあげたメッセージ空間をフィギュア界では知らない人はいないであろう海洋堂がジオラマで再現している。また、翌2月21日から5月27日まで開催される本企画展の第2期では、展示の一部を入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトの一端を紹介する。【展覧会情報】太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー会期:第1期 10月13日~2018年2月18日/第2期 2018年2月21日〜5月27日会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00~18:00(最終入館 17:30まで)料金:一般620円 小学生310円休館日:火曜日、2018年2月19日ギャラリートーク:11月16日/12月14日/2018年1月18日/2月14日/3月15日(ともに14:00から20分程度、予約不要。日程は変更する可能性あり)
2017年10月23日「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」展を、東京・岡本太郎記念館にて開催。第1期は、2017年10月13日(金)から2月18日(日)まで、第2期は2018年2月21日(水)から5月27日(日)まで。2018年3月、《太陽の塔》が完全な姿で”再生”する。今まで非公開のままになっていた太陽の塔内の耐震補強工事のついに終了し、展示施設に生まれ変わる。抽象的で真っ白な塔から1歩中に足を踏み入れると、そこにはまるで生き物の体内のような異質な空間が広がっている。無数の襞を打つ真っ赤な壁は「脳の襞」。そして中央にそびえ立つ「生命の樹」は、様々な色の枝をつけた樹木のようであり、一方で血管のようでもある。本展は、この太陽の塔の復活を記念し、「太陽の塔とはなにか」を再び今の時代に問いかける。大阪万博に参画した1967年から塔内が再生される2018年まで、半世紀にわたる岡本太郎と太陽の塔の軌跡を紹介。大阪万博テーマ館のミニチュア立体化も公開する。さらに、当時の展示空間を、”3次元”のリアルな再現で追体験できる企画も用意した。【詳細】「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」展会期:・第1期 2017年10月13日(金)〜2月18日(日)・第2期 2018年2月21日(水)〜5月27日(日)※第2期では展示の一部を入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトの一端を紹介。会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19開館時間:10:00〜18:00 (最終入館17:30まで) 休館日:毎週火曜 ※2018年2月19日(月)は臨時休館入館料:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※( )内は15人以上の団体料金【問い合わせ先】TEL:03-3406-0801
2017年09月23日声優の鈴村健一が、佐藤健主演の映画『亜人』(9月30日公開)に出演することが1日、わかった。作は、桜井画門による同名漫画を映画化。研修医の永井圭(佐藤)はある日交通事故に遭って死亡するが、直後に肉体が復活し、生き返る。絶対に死なない新人類【亜人】と発覚した圭は研究施設に監禁され実験のモルモットとなるが、【亜人】仲間に救出される。しかし、人間でいたい圭は亜人の仲間と対立していくことになる。鈴村は報道センターのアナウンサー・岩清水憲明役で登場。同作にはアニメ版『亜人』主人公の宮野真守がナレーションと、亜人同士にしか見えない黒い粒子による人型のようなIBM(インビジブル・ブラック・マター)の声を担当することがすでに発表されているが、鈴村は本人が出演することとなる。亜人最凶のテロリスト・佐藤(綾野剛)が世間を賑わせた際、熱心に情報を伝える。アニメ版『亜人』で、実写版には登場しない戸崎の後輩・曽我部を演じている鈴村だが、今回の出演はその縁からではないという。アクション監督補佐を務める鈴村正樹が鈴村健一の実弟ということでオファーがあり、出演が決定。2007年に放送されていた『仮面ライダー電王』では佐藤健とも共演しており、10年ぶりの再共演となった。○鈴村健一コメント自分が出演していたアニメーションの実写映画作品に声ではなく出演することになるとは夢にも思いませんでした。この度は私の弟、鈴村正樹が本広組の監督補佐ということで、ありがたいことにお声がけいただきました。出演時間はほぼ一瞬ですが、いつもとはちがうフィールドでの撮影はとんでもなく長く感じました。幸いだったのは弟が別の現場に出ていて、撮影をリアルタイムに見られずにすんだことでしょうか(笑)。以前、主演の佐藤健さんとは僕も思い入れの強い作品で共演させていただいたことがあったりと、沢山のご縁が繋いでくれた今回の出演。素敵な経験の場を頂き感謝しております。少しでも本作の彩りになっていれば幸いです。亜人は深いテーマを内包しつつ、エンターテインメント作品としての楽しめる上質な作品です。今回の映画化でまたこの作品に触れる方々が増えることを喜ばしく思っております!皆様、是非劇場の大スクリーンでご覧ください!
2017年09月01日小川絵梨子演出「CRIMES OF THE HEART -心の罪-」が9月2日(土)に開幕する。舞台「CRIMES OF THE HEART -心の罪-」チケット情報本作は、1981年にピュリツァー賞・ニューヨーク劇評家サークル賞を受賞したべス・ヘンリーの戯曲で、小川演出版の今作には、安田成美、那須佐代子、伊勢佳世、渚あき、斉藤直樹、岡本健一が出演する。開幕を約2週間後に控えた稽古場に潜入した。物語は、三人姉妹の末っ子・ベイブが上院議員の夫を銃で撃ち、朝刊の一面を飾ることから始まる。しかし実は、描かれるのは“事件”ではない。40歳の長女・レニー(那須)、37歳の次女・メグ(安田)、34歳の三女・ベイブ(伊勢)の、可笑しくて愛おしい三姉妹の“絆”だ。この日、稽古が行われたのは三姉妹のシーン。親代わりの祖父が危篤状態になったことを明かす場面だが、最初は病状について真剣に語り合っていたはずが、気付けば徹夜明けのテンションで笑いが止まらなくなったり、靴のかかとの修理を始めたり、姉の恋を応援したり…。いくつもの笑えない状況を抱えたまま気ままに過ごす3人の姿から、不思議なほどに互いへのいたわりや、深い諦めが感じられ、姉妹が歩いて来た険しい道のりを思わずにはいられないシーンとなっていた。暗い雰囲気になってもおかしくない物語だが、自然と笑いが存在し、テンポもよく、観やすいのは、俳優そして演出の成せる技。責任感が強い長女、奔放な次女、無邪気だが爆弾を抱える末っ子…その一見よくある三姉妹の、実はハードな生い立ちや孤独が滲む芝居は見事で、さらに渚や斉藤、岡本が、姉妹それぞれの内に秘めた感情を鮮やかに浮き立たせていた。稽古後、小川に話を聞くと、「稽古は楽しいです。メンバーがみんな素敵な方なのでありがたい」と笑顔。本作は、7月6日に急逝した中嶋しゅうの企画ということで「しゅうさんのおかげでつくらせてもらっている、という感じで。それが一番です。今回のメンバーはみんなしゅうさんと親しい方ばかりですし、しゅうさんの企画なので。そういう意味では本当にしゅうさんと一緒にっていう気持ちで。そしてこのメンバーで楽しくやらせていただけるのは、しゅうさんのプレゼントだなと思います」。「タイトルの印象で重い感じかなと思われるかもしれないですけど、基本的にはコメディなので。気軽に観に来ていただけると嬉しいです!」と小川も言うとおり、姉妹のタフでしなやかな姿に、笑わされ、励まされ、やさしく心を揺さぶられる本作。公演は9月2日(土)から19日(火)まで東京・シアタートラム、9月22日(金)に神奈川・やまと芸術文化ホール メインホールにて。取材・文:中川實穗
2017年08月28日ショーケンこと俳優で歌手の萩原健一(66)が芸能界デビュー50周年記念日にあたる10月25日に7年ぶりニューアルバム「Last Dance」を発売すると、一部スポーツ紙が報じた。 今年は音楽活動を本格始動。5月に東京と大阪のビルボードライブで計4日間8公演を行った。アルバム発売に先立ち、8月2日にはフジテレビ系の音楽特番「FVSうたの夏まつり」で30年ぶりに同局系音楽番組へ出演。9月28日からは自身初のライブハウスツアーを行うなど、精力的に音楽活動をこなす。 「GSバンド『ザ・テンプターズ』のボーカルとしてデビューしたショーケン。同バンド時代から72年に俳優に転身しても“スター街道”まっしぐらでした。90年以降は俳優業が中心で、音楽活動をほとんど行ってきませんでした。そして2000年代に入ってからはあまりオファーがなく、すっかり表舞台から消えていたのです」(映画業界関係者) 04年には交通事故を起こし現行犯逮捕。05年には降板した映画のプロデューサーとのトラブルが発覚。逮捕・起訴され執行猶予付きの有罪判決を受けるなど、“冬の時代”を迎えた。しかしそこから見事に表舞台に復帰。メモリアルデーを華々しく迎えることになった。 「公判で判決が出てから、彼は自分を見つめ直すことに。徹底した食事管理やウォーキングを日課にして体を絞り込みました。11年にはモデルの冨田リカ(55)と結婚。“内助の功”を得て、仕事に集中できるように。そして16年8月には所属タレントと共演したのをきっかけに、所属する個人事務所が大手プロと業務提携。その結果、今の地位を築いたのです。今後ますますメディアへの露出が増えそうだと言われていますね」(芸能デスク) 一部スポーツ紙に対し「気持ち的にはラストダンスではなくてラストスタートにしたい」と、意気込みを語ったショーケン。往年のファンのみならず、全盛期を知らない世代にも存在感をアピールすることになりそうだ。
2017年07月25日アメリカで実際にあった冤罪を題材にしたミュージカル『パレード』が、5月18日(木)に日本初演を迎える。それに先駆け製作発表会見が開かれ、石丸幹二、堀内敬子、岡本健一、武田真治、石川禅、新納慎也、演出の森新太郎が登壇した。ミュージカル『パレード』チケット情報本作は、ある事件の裁判の中で、人種や職業から生まれる立場や思惑が無実の人間を犯人に仕立て上げていく様、それに抗う姿を描いたミュージカル。ピューリッツァー賞受賞作家のアルフレッド・ウーリーが脚本、『マディソン郡の橋』のジェイソン・ロバート・ブラウンが作詞・作曲を手がけ、1999年トニー賞最優勝脚本賞・最優秀作詞作曲賞を獲得した。そんな本作を日本で初めて演出するのは、森新太郎。森は『エドワード二世』『汚れた手』で第21回読売演劇大賞大賞、最優秀演出家賞をW受賞するなど気鋭の演出家で、今回初めてミュージカルを手掛ける。また、犯人に仕立て上げられるユダヤ人レオ・フランク役の石丸幹二、夫の無実を晴らそうと動く妻ルシール役の堀内敬子をはじめ、実力派&個性派キャストがズラリ。石丸と堀内は劇団四季時代を共に過ごし、舞台で共演するのは17年ぶり。森は「“初”という響きに酔いしれながら、楽しく、思う存分、やりたい放題、演出させていただいています」とニコリ。「タイトルが『パレード』ということで、民衆のお祭りの日の熱狂はゾクゾクするほどの迫力でお届けしたい。物語の主人公は言うまでもなくフランク夫妻ですが、もうひとり主役がいるとしたら、それは彼らを追い詰める民衆じゃないかと私は思っております。なので今回は、石丸さんと堀内さん以外の全キャストの皆さんに名もなき民衆を演じてもらっています。その恐ろしくも晴れやかな民衆のエネルギーを生み出すべく、今、一丸となって歌い、踊り、ときには暴れ狂ったりもしながら、ダイナミックな舞台をつくり上げている最中です」と熱く語った。石丸は「今、この作品でこの役を演じる意味がすごくある、と実感しながら日々稽古場で追い詰められております。弱者はいつも肩身の狭い思いをしなくてはいけない。では弱者はどうやって生きていったらいいのかということを、作品を通して皆さんも考えてください」と真摯に語る。堀内は「お稽古のレベルが高い。森さんの熱い演出にみんなが食らいついていくような濃いお稽古場です。早く皆さんにお見せしたいなという気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。さらに、招待されたオーディエンスを前に劇中歌も披露。石丸と堀内の『無駄にした時間』など3曲が披露され、会場を熱く盛り上げた。公演は5月18日(木)から6月4日(日)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスにて。撮影・取材・文:中川實穗
2017年04月26日ニューエラ(New Era)と日本が誇るアート界の鬼才・岡本太郎のコラボレーション第3弾が登場。2017年4月6日(木)に発売される。これまで発売されてきた第1弾では「太陽の塔」「こどもの樹」をモチーフにしたキャップやバケツ帽子を展開、そして第2弾では「天空に我あり」「風」といった作品をフィーチャーしたバッグも登場した。第3弾となる今回は、岡本太郎がロゴデザインを手がけたことで知られるプロ野球球団「近鉄バファローズ」を復刻したアジャスタブル仕様の「9FIFTY Trucker」や、彼が作品に記すサインを刺繍したベースボールキャップ「59FIFTY」など、全9モデルが用意されている。さらにキャップをミニサイズにした可愛らしいキーホルダーも。カラーはモノトーンをメインに、レッドをアクセントに取り入れたものも登場している。暖かくなるこれからの季節に取り入れてみてはいかがだろう。【詳細】ニューエラ×岡本太郎 第3弾発売日:2017年4月6日(木)価格:・59FIFTY 5,500円+税・9FIFTY Trucker 5,000円+税・Cap Key Holder 2,300円+税【問い合わせ先】ニューエラTEL:03-5773-6733
2017年04月09日俳優・山本裕典(29)が21日付でエヴァーグリーン・エンタテイメントから契約を解除されたことを受け、同事務所に所属する女優・岡本夏美(18)が26日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、社長から詳しい事情の説明があったことを明かした。山本のことを兄のように慕っていたという岡本は、「もともと裕典くんは、事務所の中でもお兄ちゃん的な存在で、私が入った時から妹のようによくしてくださった」と感謝し、「お兄ちゃんと呼ぶくらい親しい仲」と回顧。契約解除が発表された日の午前中、社長と山本が話し合いを行った上での結論であると言い、「その後に事務所のメンバーがみんな集められたんです。マネージャーさんとタレントが」。一部では無断で副業をしたことが原因と報じられているが、「副業の問題ではないと聞きましたし、法的なことではないとも聞きました」と報告した。契約解除後、山本と連絡は取っていないという岡本。同番組の現役高校生枠でたびたび出演して注目を集めたが、高校を卒業することから奇しくもこの日が最後の出演に。そのタイミングと山本のニュースが重なり、「ワイドナショーの呪い……」と吐露して笑いを誘った。"ワイドナショーの呪い"とは、同番組の出演者のスキャンダルや災難が続くことからネット上など囁かれはじめたこと。岡本も「まさかの最後の最後に……」と戸惑いの表情を浮かべていた。
2017年03月26日岡本太郎現代芸術賞20周年を記念した企画展「TARO賞20年/20人の鬼子たち」が、3月12日から6月18日まで東京・南青山の岡本太郎記念館にて開催される。岡本太郎を失ってひとりになった岡本敏子が、「太郎を次の時代に伝えるのが私の仕事」という思いで立ち上げたTARO賞。同展では、20周年を迎えたTARO賞にこれまで入選してきた410組の作家の中から、入選後もめざましい活躍を見せる“20人の鬼子たち”による作品を展示。一筋縄ではいかない作家たちが繰り広げる濃密なアート空間を堪能できる貴重な機会となっている。参加作家は、宇治野宗輝、梅津庸一、大岩オスカール、オル太、風間サチコ、加藤翼、加藤智大、金沢健一、キュンチョメ、斉と公平太、サエボーグ、関口光太郎、天明屋尚、東北画は可能か?、ながさわたかひろ、西尾康之、村井祐希、山口晃、吉田晋之介、若木くるみの20名。また、3月17日、4月14日、5月18日、6月15日にはギャラリートークが開催される。【イベント情報】「TARO賞20年/20人の鬼子たち」会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19会期:3月12日~6月18日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般620円、小学生310円休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
2017年03月09日ニューエラ(New Era)と日本が誇るアート界の鬼才・岡本太郎によるコラボレーションコレクション第2弾が登場。2017年3月9日(木)より、全国のニューエラ取り扱い店舗にて発売される。2月に発売された第1弾では、名作「太陽の塔」をモチーフにしたキャップを展開。今回は、岡本太郎が提唱する対極主義を表現した油彩画「天空に我あり」や「風」をフィーチャーした。対極主義とは全く「対極」にあるものをそのままにぶつけ、1つにまとめ上げるという芸術思想だ。コレクションからは、力強い画風とカラフルな色彩で描かれたアートが落とし込まれた鮮やかなキャップやバッグのほか、東京・渋谷のこどもの城にメインモニュメントとして設置されていた「こどもの樹」をモチーフにしたキッズモデルなど、全15アイテムがラインナップする。さらに、これまで限られた機会にしか世に出ることがなかった、岡本太郎のスケッチ画を全面プリントした特別なヘッドウェアも販売されるので是非チェックしたい。【詳細】岡本太郎×ニューエラ コラボコレクション第2弾発売日:2017年3月9日(木)取り扱い:全国のニューエラ取り扱い店舗価格:・59FIFTY 5,800円+税・9FIFTY 5,000円+税・9TWENTY 3,800円+税・Bucket-01 4,600円+税・Kid`s 9FIFTY 3,600円+税・Rucksack 11,000円+税【問い合わせ先】ニューエラTEL:03-5773-6733
2017年03月07日「ニューエラ(New Era)」が、日本が誇るアート界の鬼才・岡本太郎とコラボレーション。2017年2月9日(木)より、全国のニューエラ正規ディーラーにて順次展開される。数か月に渡ってリリースされる岡本太郎とのコラボレーションコレクション。第一弾には、1970年に大阪万博で発表された岡本太郎の代表作「太陽の塔」をモチーフにしたアイテム群が用意されている。展開されるのは、ニューエラのアイコン「59 FIFTY」 キャップや、59FIFTYと同様のフォルムながら、アジャスタブル仕様でサイズ調整が可能な「9 FIFTY」、カジュアルにコーディネートできる「Bucket(バケット)」など。帽子の裏には、鮮やかなプリントが施されているところもポイントだ。デイパックには、大きく太陽の塔をデザインしインパクト大。PCを入れられたり、ペットボトルをサイドに収納できたりと、機能性も十分だ。この「太陽の塔」シリーズを皮切りに、太郎のスケッチ画や油彩画をフィーチャーしたモデルや、「こどもの樹」をモチーフにしたキッズモデル、そして太郎がロゴデザインを手がけたプロ野球球団「近鉄バファローズ」のモデルなどが順次リリースされる予定となっているので、目が離せない。【概要】岡本太郎×ニューエラ発売日:2017年2月9日(木)~発売場所:ニューエラ直営店、全国のニューエラ正規ディーラーアイテム:・59FIFTY 各 5,800円+税・9FIFTY各 5,300円+税・Bucket-01 各 4,800円+税・Pom-Pon Knit各 4,600円+税・Daypack 各 10,000円+税【問い合わせ先】ニューエラTEL:03-5773-6733
2017年02月04日ロッテのガムをイケメンに擬人化した「ガム彼!」のラジオ公開収録イベントが2月2日(木)開催。キャラクターの声優を務める神谷浩史、鈴村健一、下野紘、逢坂良太が登壇し、学園授業をイメージしたさまざまな企画や書き下ろしミニ朗読劇を披露。さらに、石川界人がサプライズ登場し大いに会場を沸かせた。「ガム彼!」は「ブラックブラックガム」「キシリトールガム」「ACUO」「グリーンガム」「Fit’s」「クールミントガム」「グラマティック」「フルーティオ」がイケメンとなり、ある日突然 “歯”になってしまった主人公の女子高生と繰り広げる学園恋愛ストーリー仕立ての擬人化企画。現在は、公式サイトにて第4弾企画となる「ガム彼!タイリープ修学旅行」が公開中だ。この日は、イベントタイトル「ガム彼!2017 クラスメイトになろうよ!」にちなんで、学園風のセットのなか授業形式でコーナーが進行。冒頭20分間はAbemaTV FRESH!にて動画生中継が実施され、「ガム彼!」の変遷をふり返る「歴史」の授業を開始。神谷さんは「『ガム彼!』の企画の意味自体が分からない!ロッテ売り方間違えてるぞ!」と訴え、鈴村さんも「“新撰組”に扮した企画では、いよいよどうなるんだ…と思いました」と心境を告白。そんな様子を見て、AmebaTV FRESH!ではリアルタイムでコメントが寄せられ、「『ガム彼!』はほんと、どうかしてる。いい意味で」など率直な意見が寄せられた。そして「音楽」の授業では、双子のアイドル「ジェミニカ」の果実てぃお&果実ふるうを演じる逢坂さんと石川さんが歌った「一粒イノセント」についてトーク。逢坂さんは「(石川)界人くんは歌苦手だって言ってたのに、これで解禁したんだ!って思って」と明かし、神谷さんは「めっちゃいい曲じゃん!」と絶賛。歌詞については、相変わらず(?)のハチャメチャな内容に会場からも笑いが起きたそして、石川さんのビデオメッセージが流れると「僕、これから行くから!」とサプライズ発言!会場の喜びの声に神谷さんは思わず「目当ては俺たちじゃなかったんだー!」とヤキモチを焼く素振りを見せ、さらに黄色い悲鳴が飛んだ。「休み時間」では事前に応募した「修学旅行の夜 男子に話してほしいトークテーマ」について討論。「これをすればモテる!と思っていた中二病的考えは?」との問いに、鈴村さんは「世界を制服できるかもって思ってた。僕、左手と右腕にあるほくろが合わさると、地球が滅ぶって、いまでも本気で思ってます」と激白し、周囲を引かせた。そのほか、それぞれの修学旅行先の思い出や、「ガチで4人で旅行に行くならどこで何をしたい?」との質問には、満場一致で「沖縄!」。逢坂さんは沖縄に言ったことがないそうで「実はこれまでも鈴村さんからお誘いを受けてるんです。今年こそは」と語った。そして、とうとう石川さんが到着!5人揃って「体育」と題し体力測定を実施。前屈、垂直跳び、肺活量で競った。垂直跳びでは「おっぱいとかあればもっと必至に飛べるのになー」と神谷さんと鈴村さん。おっぱいを取り合うなどしてはしゃぎつつ、息も絶え絶えに行った肺活量測定では、神谷さんが下野さんの鳩胸を揉みしだいたり、神谷さんが鈴村さんを笑わせたり…さらに大はしゃぎ!会場も大盛り上がりのなか、石川さんが見事優勝。ガム1年分を獲得し喜んだ。最後の挨拶では、初参加となった石川さんが「温かい空気で迎えてくれて嬉しかった」「これからも演じたいので、今後も皆様に愛してほしい」、逢坂さんも「次の機会がもしありましたらキャラクターのことを理解した上で皆さんの前で演じたいです」と今後への意欲満々。下野さんは「3年目ということで…やればやるだけわけが分からなくなりますが(笑)。皆さんが喜んでくださるのが嬉しいです!」と話し、鈴村さんも「なんか楽しければ良いんだ!」とイベントを一緒に楽しんだ様子。神谷さんも「皆さんの笑顔が見られてとても充実感があります」と笑みをみせ、「いつかキャラクター勢ぞろいできたら良いなと思っておりますので、皆様応援よろしくお願いします!」と締めくくっった。なお、本イベントの模様は「文化放送ウェンズデープレミアム<ロッテ presents 「ガム彼!2017 クラスメイトになろうよ!」>」と題して、2月22日(水)21時より文化放送AM1134kHzにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月02日世界的なアーティストとのコラボレーションを展開してきたニューエラ(New Era(R))が、日本が誇るアート界の鬼才、岡本太郎とのコラボレーションコレクションを数ヶ月に渡りリリースする。第1弾となるコレクションは岡本の代表作となる1970年に大阪万博で発表された「太陽の塔」をモチーフとした、キャップ、ニット帽、バックパックなどニューエラを代表する人気モデルの数々に、この象徴的なモチーフが落とし込まれている。「太陽の塔」シリーズを皮切りに、スケッチ画をフィーチャーしたモデルや、「子どもの樹」をモチーフとしたキッズモデル、ロゴデザインを手がけた「近鉄バッファローズ」のモデルなどが順次リリースされる予定だ。
2017年02月02日昨年末で解散したアイドルグループ・SMAPの公式ウェブページが1月31日をもって閉鎖された。SNS上では、ファンから名残惜しむ声が続々と上がっている。ジャニーズ事務所は1月20日に、同社公式ホームページの「SMAP」のページを、同月末で閉鎖すると発表。その通り、2月1日午前0時を回ったところで、同ページは閉鎖された。その瞬間を待ち構えていたとみられるファンからは、TwitterなどのSNSで、「SMAPのページ入れなくなっちゃった……」「きえちゃった… SMAPさん…」など、現実にページがなくなったことに対して寂しさを覚える声が。一方で、「ページが消されても、SMAPはずっとわたしたちの中に生きてます」と気持ちを切り替える人や、「サイトが消えようが SMAPへの愛が消えることはないし 1人ひとりの小さな声がいつか大きな愛になって 彼らを取り戻せると信じてる!!」と復活に望みをつなぐツイートも見られた。昨年末で解散したSMAPだが、年が明けても、彼らのレギュラー番組だった『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、12月26日終了)が放送されていた月曜22時台になると、Twitterでハッシュタグ「#スマスマ」をつけた投稿が多数寄せられ、トレンドワードに上がってくる現象も起きている。ファンの間では、SMAPがまだ大きな存在として続いているようだ。なお、元SMAPメンバーの今後の活動については、ジャニーズ事務所の公式サイト内に5人それぞれのページが開設されており、こちらで情報を掲載していく予定。個人のページは、近藤真彦、少年隊、内海光司(元光GENJI)、佐藤アツヒロ(同)、岡本健一(元男闘呼組)に続き、中居、木村、稲垣、草なぎ、香取の順で配列されている。
2017年02月01日ジャニーズ事務所は20日、同社公式ホームページの「SMAP」のページを、今月末で閉鎖すると発表した。同ページでは、昨年末で解散したSMAPについて、今月1日に「長い間SMAPに温かいご声援を賜り誠にありがとうございました。これからも各メンバーの活動を見守っていただけましたら幸いです」とコメント。同5日には、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の元メンバー5人それぞれからのメッセージを掲載していた。20日付で掲載された「お知らせ」では、「長い間、SMAPへのご声援を賜りまして、誠にありがとうございました。この1月末をもって、本サイトをクローズいたします」とし、「今後とも変わらぬ応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします」と要望した。今後の活動については、5人それぞれのページが開設され、こちらで情報を掲載していく予定。個人のページは、近藤真彦、少年隊、内海光司(元光GENJI)、佐藤アツヒロ(同)、岡本健一(元男闘呼組)に続き、中居、木村、稲垣、草なぎ、香取の順で配列されている。
2017年01月21日俳優の萩原健一が、フジテレビのトーク番組『かたらふ~ぼくたちのスタア~』(毎週土曜17:00~17:30)に、10・17日の2週連続で出演する。この番組は、小堺一機とゲストが、秘蔵映像を交えながら"憧れのスタア"について語り合うというもの。今年4月にスタートした同番組の初回・第2回で、サンボマスターの山口隆と語り合ったのが"ショーケン"(萩原)で、萩原本人がそのときの放送を見て、2人をプライベートの食事会に誘ったことが、今回の出演につながった。1週目(10日)の放送で、小堺は「ご本人を前に語れる、こんな幸せなことはない」と興奮気味で、山口とともに萩原とのエピソードを披露。萩原も、その時の思い出などを次々に語っていく。そして、2週目(17日)の放送では、未来について語るうちに話がどんどん盛り上がり、サンボマスターへのゲスト参加を萩原本人が約束してしまう。
2016年12月08日Tiny N主宰、「花生師」として雑誌やTV、イベントなどでも活躍する岡本典子さん。小学3年生&1年生の二人のお子さんのお母さんでもあります。前回の「アンティークと花に囲まれた子育てライフ」「岡本さん流、仕事と子育てのバランス術」に続いて、子育て中でもできる “花あしらいのコツ” を伺いました。▼岡本典子さんファミリー プロフィール・家族構成:夫、妻、小学3年生の男の子と、1年生の女の子との4人暮らし・居住エリア:神奈川県・住宅形態:一軒家・Instagram:日々頁 @noriko_okamoto 、花頁 @hanaikeshi ・Facebook: ・HP: ■暮らしの風景に似合う花を「お花を飾る、というと花束やホテルのロビーのような華やかさをイメージする人も、まだまだ多いかもしれません。もちろん、豪華な花の美しさも素敵です。でも、一般的な家庭に似合うかどうかは、また別の話。花は空間や暮らしに沿うことが大切です。そこだけがぐっと目立つのではない、ふと気づけば花がある。風景のひとつでありながら、一輪でも確かな意味がある。そんな形が理想です」そこで、子育て中の家庭でも今すぐ取り入れられる、小さなアイデアをいくつか教えていただきました。▼花器は自由に選ぶ。子どもに倒されない工夫も中に水を入れた容器を忍ばせれば、どんなものも花器になります。花器をそのまま置くと子どもがひっくり返すのが心配という場合も、こうしてカゴなどにいれることで倒れにくくなるという嬉しい効果も。▼賃貸でも大丈夫! 立体ディスプレイ上写真、中央奥の黒い木枠は、ホームセンターなどでも購入できる板材を四角く組み立てた花台。賃貸マンションなどで、棚やフックを取りつけられない家庭でも、気軽に立体的な壁面ディスプレイを楽しめます。玄関では、下駄箱の上に置いて鍵の定位置に。▼照明用のダクトレールを有効活用照明用のダクトレールを利用すれば、ハンギングがより手軽に。S字フックを併用し、壁や天井を傷つけることなく、空間ディスプレイが楽しめます。これからの季節なら、こんなふうにわら細工のヒンメリを吊るすのも素敵です。(照明との距離を保つなど、十分注意の上で設置してください)▼壁にかける、大きな器に飾る壁面にドライフラワーを飾るのも、子育て中にはぜひ取り入れたいテクニック。花を束ねるときは、テーブルなどの平面に置いた状態でドライにすると、平らな部分ができて壁に飾りやすくなります。「水を取り換えるのを忘れそうなら洗面所に飾る、そんなふうに、自分に合った場所を見つけるのもいいですね。花はあくまでも生き物。いわばペットのような存在です。ただインテリアの一部として置くのではなく、しっかり様子を見ながら、お世話する気持ちを楽しんで。枯らすのを怖がって手出しをしないのではもったいない。ぜひ、前向きな気持ちで取り入れてみてください。もし枯らしてしまったら、“勉強させてもらいました、ありがとう”という気持ちで、次に生かせば大丈夫。そうやって、場数を踏んでいけば、だんだんと花と向き合うことが楽しくなってきて、自分のハッピーなエネルギーが伝わり、花ものびのび健やかに育っていきますよ。そしてまた、そこから自分もエネルギーをもらうんです。そうなったらもう、私と同じ『花中毒』ですね(笑)」 ■子どもたちには “生きる力”を身につけてほしいそんな自称 “花中毒” の岡本さんが出版された 「花生活のたね」 。気軽な花の飾り方や、さまになる選び方、ハーブの取り入れ方など、四季折々、一年を通じて花を緑を楽しむ暮らしのヒントが詰まった一冊ですこの本では、自然を通して子育てをする姿、年に何度も行くというキャンプについての話も。「我が家では、もともと夫がキャンピングカーを持っていたこともあり、キャンプは家族みんなが楽しみにしているレジャー。私にとっては、日常をリセットできる大切なリフレッシュでもあります。お勉強ももちろん大切ですが、子どもたちには “生きる力” を身につけてもらいたい。普段、恵まれすぎている環境にいる私たちにとって、キャンプのような限られた条件の中での暮らしは、“どうすればいいか? 何で代用できるか?”の連続です。火を起こしたり、洗い物は自分でやったりを通して、楽しみながら力強く、たくましくなっていってもらえたら嬉しいですね」花や緑に触れている岡本さんにとって、山や森に身を置く時間を大切に感じるのは、ごくごく自然なことにも思えます。しかし、意外なことに子どもたちに「自然を、花や緑を好きになってほしい」という強い思いを持つことはないのだそう。「本当に好きだと感じたら、それこそ親から止められても突き進んでしまいます。まずは興味をもってもらいたい。親が先に導きすぎて、気持ちを削いでしまってはもったいないですから。いろんなことを経験する中で、興味のある方へ進んでくれたらいいなと思っています」花のさまざまな個性を尊重しながら、一番いい表情を見極めいきいきと見せる岡本さんの手。それは、のびのびと育つ子どもたちを広く受け止める、おおらかな母の手でもありました。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂(書籍クレジット写真を除く)
2016年12月01日女優の岡本玲が、29日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『今夜くらべてみました』(毎週火曜23:59~)で日記を公開。その内容に「怖すぎる」と驚きの声が上がっている。今回、「トリオ THE いいね!を押せない女」と題して、SNSで「いいね!」を押せないという岡本玲、横澤夏子、伊藤ゆみ(ICONIQから改名)が出演。「いいね!」を押す気になれない不満を打ち明けた。岡本は、高校2年生の頃から書いているという、心にたまった憤りを吐き出す日記を公開。チュートリアルの徳井義実が「仕上がりはデスノート」と紹介したその日記には、「抹殺」「消えなされ」「死」「地獄」「滅亡」「生への渇望」「南無阿弥陀仏」といった言葉がつづられており、共演者から「怖い怖い」という声が上がった。岡本は「浮かんでくる感じのイメージをただひたすら家で書いていて、自分の中の暗かったり怖かったりする部分を自分で気付く時間」と説明。「安定剤みたいな感じ?」と聞かれると、「うん」とうなずいた。「DEAD or DEAD」という言葉も公開され、「生き死にのことを考えていて、でも生きるって死への道じゃないですか。"生きる=死"だしな…"DEAD"ってなりました」と説明。また、テレビでは公開できないレベルのページを見せられた横澤は、「えっ怖い…。目を合わせてお話しできなくなるくらい」とおびえていた。ツイッターでも、「岡本玲こわいわ」「岡本玲ヤバイやろ」「可愛いのにデスノート怖すぎ」「見た目と違って闇深すぎ」と驚きの声が続出。また、「岡本玲ちゃんおもろすぎ」「岡本玲の言ってることよくわかる」「生きることは死への道って岡本玲の考え方ピッタリ同じすぎて心震える」という声も上がっている。
2016年11月30日花や緑のある豊かな暮らしを提唱するTiny Nの主宰「花生師」として活躍する岡本典子さん。TVや雑誌、イベントなどで活躍中の岡本さんですが、実は小学3年生&1年生の二人のお子さんのお母さんでもあります。前回の「アンティークと花に囲まれた子育てライフ」に続いて、岡本さん流の仕事と子育ての両立についてお話を伺いました。▼岡本典子さんファミリー プロフィール・家族構成:夫、妻、小学3年生の男の子と、1年生の女の子との4人暮らし・居住エリア:神奈川県・住宅形態:一軒家・Instagram:日々頁 @noriko_okamoto 、花頁 @hanaikeshi ・Facebook: ・HP: ■子どと向き合うことでエネルギーは循環される「好き」を仕事にしながら、日々、花に触れ、忙しくもパワフルに飛び回っている岡本さん。しかし、一方では小学生2人の子をもつ、お母さんでもあります。仕事、家庭を居心地良く整える家事、子供たちへの食事作り。目の回るような忙しさは想像に難くありません。仕事と子育て、どのようにバランスを取っているのでしょう。 ■家族はチーム、「ごめんね」より「ありがとう」を仕事が予定よりも遅くなり、子どもたちの待つもとへ、駆け足での帰宅。働くお母さんならではの、日常の一コマです。気持ちばかりが焦って、イライラ、バタバタ。さらには、それが子どもにも伝わり、親も子どももぐったり……そんなことはありませんか?いつでも家族の目に触れる廊下の一角を、思い出を重ねるスペースにしています。写真だけでなく、公園の落ち葉で作った工作なども。小さな足型は、兄妹それぞれがまだ赤ちゃんだったころのもの。シックな色づかいのファブリックパネルなら、こんなふうにインテリアの一部として楽しめます。そこで、子どもたちと顔を合わせた岡本さんが真っ先に伝えるのは、「ありがとう」という言葉。「遅くなってごめんね」ではありません。「『待っててくれてありがとう〜!おかげで、すごくいい仕事ができたよ!』っていうと、子どもたちの顔がパッと華やぐんです。なんなら、『でしょ!?』ってドヤ顔になるくらい(笑)。自分たちも、仕事に参加した気持ちになってもらえるのかもしれませんね」「ママがつらそうだと、子どもも悲しいですよね。私一人ががんばっているわけでは、決してありません」と岡本さんは話します。パパ、ママ、そして子どもたち。誰一人として欠けられないその歯車を、みんなで回しているという自覚。その思いが、家族を「チーム」として高め、より結束した関係になるのかもしれません。そうは言っても、家事や育児の繰り返される日常は、楽しいことばかりではありません。岡本さんにとっての小さなリフレッシュは、大切にしている朝時間のひととき。毎朝、子どもたちが家を出るのは、8時前くらいでしょうか。みんなで早起きの我が家は、子どもも5~6時頃起きだします。週に3度、花の仕入れに行くときは3時起きですが、それがないときは4時半頃起きて、家族が起きてくるまでの間に、やりたいことを少しだけやります。夜は21時頃布団に入ることも多いので、家事もこの時間帯ですね」新しい芽吹きや花のほころびに目をやりながら、庭で飲む一杯のコーヒー。今日一日のスケジュールを思いながら、身体をほぐして温める、朝風呂の時間。ほんの少しの時間ですが、それは岡本さんにとってスイッチを切り替える大切な、ささやかな暮らしの句読点です。「子どもたちが2人とも小学生になり、少しずつ自分の時間がもてるようになりましたが、つい最近までは時間との追いかけっこの毎日でした。夜は疲れて子どもと眠ってしまうこともしばしば、だから自然と朝の時間が不可欠になってきたのかもしれません」ある日息子さんが作ってくれた、家族の役割分担表。母親からお手伝いを強制するのではなく、子どもたちが自然と家族をチームだと感じていることの表れのひとつ。「いただきますをいうひと」という分担があるのも、仲睦まじい家族の食卓が思い浮かぶようで微笑ましい。でも、と岡本さんは続けます。「花の仕事をして、まだまだ手のかかる子どもたちとも全力で向き合って、クタクタに疲れます。でも、そんな私にエネルギーを注いでくれるのもまた、子どもたちの存在なんです。エネルギーを吸い取られるけれど、その何倍ものよいエネルギーを、また私に吹き込んでくれる。生きる力の循環です。子どもたちって、エネルギーに満ちあふれていますから」全力で向き合って、様子をしっかり目で見て、心の声を聞く。それは花も子育ても、共通するものがあるのかもしれません。「仕事中、『あ~、疲れた!』って感じると、だからこそ早く子どもに会いたい!とも思うんですよね、不思議なものです(笑)」次回は、子育て中でも楽しめる「花のあしらい術」を岡本さんに教えていただきます。 取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年11月30日誰しも一度はあこがれる、「花と緑に囲まれた暮らし」。家事や育児、仕事に追われる毎日には難しいことだと考えがちですが、「たった1本からでも始められる」と言われたら、少し興味がわいてきませんか。そんな楽しみ方を提案し、いつしか自然に、花や緑のある豊かな暮らしに導いてくれるのがTiny N主宰「花生師」として活躍する岡本典子さん。雑誌やディスプレイ、イベントなどあちらこちらでご活躍の岡本さんですが、実は小学3年生&1年生の二人のお子さんのお母さんでもあります。仕事に家庭にと、毎日はつらつと走り抜けている岡本さんに、忙しいからこそ暮らしに添えたい花の楽しみ方、そして子育てのお話を伺いました。▼岡本典子さんファミリー プロフィール・家族構成:夫、妻、小学3年生の男の子と、1年生の女の子との4人暮らし・居住エリア:神奈川県・住宅形態:一軒家・Instagram:日々頁 @noriko_okamoto 、花頁 @hanaikeshi ・Facebook: ・HP: ■花とアンティークのある暮らしリビングへ足を踏み入れると、窓辺や棚だけでなく、天井までも、あふれんばかりに飾られたドライフラワーや生花。岡本さんが生み出す作品同様、アンティークカラーのグラデーションが、古い家具と溶け合うことでドラマティックな空間を生み出しています。高台に建つ一軒家を購入し、DIYが大好きなご主人と一緒に、少しずつ手を加えながら暮らしている岡本さん。大好きなアンティークの家具に似合うよう、リビングの壁には家族みんなで漆喰を塗りました。「一人暮らしを始めたころから、変わらずずっと古いものが好き。アンティークの家具が好きなのは、さりげなく自然に、花と調和するからかもしれません」リビングからエントランスへ抜けるドアは、アンティークショップで購入した古いドアを設置。あいた壁にも、建具や脚立を立てかけ、こちらはエアプランツなどのディスプレイに。窓は、一般的なサッシの部分に木枠を取りつけ、はめ殺し窓のようにしています。ガラスははめていないので、すき間からサッシ窓の開閉もOK。クラック加工ペンキ(乾くとひび割れて、アンティークのような仕上がりになるペンキ)を塗り、こちらも時間をかけて育ったような趣に。建具を味わいのある素材に替えると、部屋全体の重厚感がぐっと増すようです。 ■子どもの想い出アイテムもディスプレイに花台にしているのは、お子さんが小さいときに使っていたアンティークのハイチェア。「一時的にしか使わないものなので、いつか花を合わせたいと思って選びました」。まだ子どもたちの身体が小さく、この椅子がぴったりだったころの食卓の風景が、いつでもよみがえります。カウンターにも、古い木箱やショーケースを置き、ディスプレイスペースとして活用。キッチンの生活感とリビングとを、ゆるやかに隔てる効果も。カウンター上の壁面には、植物画を入れたアンティークのフレームを飾っています。黒を基調にすることで、花の甘さをぴりっと引き締めるスパイスにも。また、子どもたちが作ったリースも、壁面を彩る大切なエレメント。「リース作りは、大人と一緒であれば2歳くらいから始められると思います。うちでは、子どもが興味を持ちだしたこともあって、私が先生役となり、リース作りの家族ワークショップを開いたんです。それをきっかけに、子どもたちは毎年作るようになりました」シックな色を選べば、クリスマスだけでなく一年中楽しめるのだそう。ドライフラワーは、子育て中でも楽しめるまるでおとぎ話の森へ迷い込んだような、エントランススペース。ここでも、もう一台のハイチェアを花台として使っています。「子どもがまだ小さいと、花を飾ることに躊躇される方も多いかもしれません。ワイヤーを使って吊り下げたり、壁に飾ることで、子どもの手に届かず、またドライフラワーなら乾燥した状態で下げられるので、一石二鳥です」「ドライフラワーの寿命は約6か月とお伝えすることが多いですが、これはあくまでも目安です。風通しのいい乾燥した場所で、身体が触れたりぶつかったりする場所でなければもっと長持ちします。状態を見てカサカサしすぎていたり、色があせてきたなと思ったら取り換える程度で大丈夫」と岡本さん。次回は、仕事と子育ての両立について岡本さんに伺います。 取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年11月29日シェイクスピアの歴史劇『ヘンリー四世』二部作が鵜山仁の演出により、11月26日(土)新国立劇場にて開幕する。稽古も佳境を迎えた11月中旬、第一部の通し稽古の模様を取材した。舞台『ヘンリー四世』チケット情報同劇場では鵜山の演出で、2009年に『ヘンリー六世』、2012年には『リチャード三世』を上演。この2作にメインキャストで出演してきた浦井健治が今回、父王ヘンリー四世にとっては頭痛の種である奔放な放蕩息子・ハル王子を演じ、同じく過去2作に出演した岡本健一が、王に反旗を翻す“ホットスパー”に扮する。取材したこの日は第一部の後半、まさにこのふたりの見せ場を稽古。反乱軍と体制側が交互に描かれ、異なる立場のふたりが己の運命に向き合い、やがて、一騎打ちに至るまでが描かれる。物語を包む空気をひとことで表すならば、超ハイテンション。浦井は常に陽気で“正”の磁力とスピード感にあふれるハル王子を体現し、舞台上を何度も全力疾走で駆け抜ける。衣裳は当時の時代風俗に沿ったもので、小道具もしかり。ところが、浦井だけヘッドフォンをぶら下げているのが気になる。また同じハイテンションでも、岡本演じるホットスパーはどこか狂気を宿し、自らの言葉に陶酔しているようにも見える。戦いを前にしてのパワフルな演説は、見る者の胸を熱くさせるが、その裏に、王に反抗する男の悲壮な決意、哀しみさえも感じさせる。そんなふたりがクライマックスで激突。高低差のある遊園地のアトラクションのような巨大なセット(稽古場ではあくまで木が組んであるだけで、本番でどのように仕上がっているかは分からない)が目を引くが、浦井と岡本は縦横無尽に駆け巡り、激しく刃を交わらせる。もちろん、このふたり以外の個性豊かな登場人物たちも魅力的に物語を彩る。ヘンリーの“悪友”の大酒飲みで、シェイクスピア作品の中でもひときわ高い人気を誇るフォールスタッフを愛嬌たっぷりに佐藤B作が演じるほか、ホットスパーの叔父で共に王に反旗を翻すウスター伯を演じる下総源太朗、同じく反乱軍に参加する騎士ヴァーノンの今井朋彦など実力派俳優たちが存在感を放つ。そんなベテラン俳優たちも、浦井&岡本の熱気に乗せられるかのように、演技がどんどんヒートアップしていく。シェイクスピア芝居でありながら、ライブ会場か熱狂的なカリスマ政治家の演説会に来ているかのような錯覚、興奮さえ感じる。唯一、落ち着きを持っているのが王ヘンリー四世を演じる中嶋しゅう。周囲があまりに高揚しているせいか、王の静かにつぶやくようなひとことが、まるで“ツッコミ”のように作用し、何気ないシーンでドッと笑いが起こる一幕も。なんとも不思議な空気とリズムが包むシェイクスピア劇になりそうだ。公演は11月26日(土)から12月22日(木)まで「第一部」「第二部」を交互上演(一部例外あり)。チケットは発売中。取材・文・撮影:黒豆直樹
2016年11月23日俳優・佐藤隆太と女優・岡本玲が、今年最もレザーが似合う著名人として「ベストレザーニスト 2016」に選ばれ、11月5日(土)に行われた記者発表会に出席した。「ベストレザーニスト」は、「11月03日=いいレザーの日」にちなんで、国産の皮革および皮革製品の魅力を、より多くの方に知っていただきたいという想いから、一般社団法人日本皮革産業連合会で毎年行われている。この日参加した佐藤さんと岡本さんは、共に黒い革のジャケットを着用して登場。佐藤さんは授賞式ということで、革ジャケットの下はフォーマルなワイシャツ&ネクタイを合わせつつ、ボトムはゆったりしたパンツのコーディネート。「革ってハードなイメージがあると思いますが、僕はどんな素材であっても着るときはいつも自分らしくありたいと思っています。ライダースジャケットは形もきれいで細身でシャープなんですが、ボトムはちょっとゆるくバランスをとりました。ちなみにパンツはフェルトですが、ヒモは革です(笑)」と自分なりのスタイリングを明かしていた。一方、岡本さんは青いワンピースに細身の革ジャケットを合わせたスタイル。「普段からファッションは、“シンプル”を心がけているんですが、レザーのカッコよさを大事にしつつ、女性的でふんわりとした感じを大事に柔らかいワンピースの上にレザーを重ねてみました」とコメントした。今回の受賞について佐藤さんは、「レザーを上手に着こなすという点で、決して自分で自信を持てるところではなかったので…。過去の受賞者のみなさんも普段からお世話になっている伊藤英明さん、山本耕史さんを始め、いつもカッコよく革を着こなされている方々で、僕がそこに名を連ねていいのか?マネージャーに一度『本当に僕でいいのか?と確認してください』と言いました(笑)。まさかジローラモさんと同じ場に立てることになるとは(笑)」と驚きを隠せなかったという。また、岡本さんは「実は私は、こういう賞をいただくのは初めてでして…。25歳にして!それがまさかレザーニストというカッコいい賞をいただけるとは!しかも、佐藤さんは大学の先輩でして、目標とする先輩と同じ舞台に立てて嬉しいです」と興奮気味に語り、レザーに対しては“カッコいい女性”のイメージを持っているという岡本さんは、「(カッコいい女の仲間に)入れましたかね(笑)?つま先だけお邪魔しましたって感じですが…(笑)。これから大人の女性になれたらと思います」と決意を新たにしていたようだ。そして、会場には大きな牛一頭分の革や、鮮やかに染められた色とりどりの羊のレザーなどが用意されており、「スカートを作ってみたいです。柔らかい、女性的なフォルムで作れそう」(岡本さん)、「これを機に台本カバーを作りたいです。長く使えそうですし」(佐藤さん)と、2人ともそれらを手に取ってあれこれと自分だけの革製品を想像していた。(cinemacafe.net)
2016年11月07日展覧会「舘鼻則孝 呪力の美学」が、東京・南青山の岡本太郎記念館で開催される。期間は2016年11月3日(木・祝)から2017年3月5日(日)まで。舘鼻則孝は、展覧会を開催するほか、伝統工芸士との創作などにも精力的に取り組むアーティスト。2016年3月には、仏カルティエ現代美術財団にて人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge」を公演するなどその活動は多岐に渡る。「舘鼻則孝 呪力の美学」は、岡本太郎のアトリエなどを含む館内全てをジャックした舘鼻史上最大規模の展覧会。普段の作風を逸脱し、本展覧会のために制作した「ヒールレスシューズ」をはじめとする新作に加え、2015年12月に和敬塾で限定公開した、自身の骸骨を鋳造彫刻とした「トレーシーズ オブ ア コンティニュイング ヒストリー シリーズ(Traces of a Continuing History Series)」の一部を初公表する。これら舘鼻則孝の作品群に加え、本展では岡本太郎の貴重な過去の映像と舘鼻則孝の作品が共存する空間も。過去と未来が混在する世界へと見る者たちをいざなう。【詳細】「舘鼻則孝 呪力の美学」会期:2016年11月3日(木・祝)~2017年3月5日(日)開館時間:10:00~18:00(最終入館 17:30)会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/28~1/4)及び保守点検日。観覧料:一般 620円(520円)、小学生 310円(210円)※()内は15人以上の団体料金。
2016年10月29日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPとジャニーズWESTが、テレビ東京系スペシャル番組『YOUは何しに日本へ?にジャニーズYOU達がガチ参戦!汗と涙の超本気コラボだよSP』(11月21日18:55~21:00)に出演することが26日、わかった。出演はHey! Say! JUMPから岡本圭人と八乙女光、ジャニーズWESTから桐山照史と中間淳太の4名。2グループは現在、テレビ東京系バラエティ番組『リトルトーキョーライフ』(毎週水曜24:12~)に出演しており、ディレクターが外国人観光客にアポなしインタビューを行う人気番組『YOUは何しに日本へ?』(毎週月曜 18:55~)とSPコラボが実現した。4名は「ジャニーズD」として、それぞれロケを実施。中間が138組(2日間)、桐山が97組(3日間)、岡本が83組(3日間)、八乙女が15組(2日間)と、"ガチンコ"でアポなしインタビューを敢行した。イギリス留学経験があり、成田国際空港でロケを行った岡本は「今までの人生の中でこれほど海外に語学留学をして良かったなと思える事はありませんでした。親には感謝の気持ちでいっぱいです……」と、父親である元・男闘呼組の岡本健一への思いを語る。さらに「是非、YOUは何しに日本へ? SPをCheck it out!!」と得意の英語で締めた。くじ引きで選んだ日本の島や村を訪ねる「YOUは何故秘境に?」ロケに参加した八乙女は「地道で過酷なロケで修行のような時間でしたが、地域のひとの優しさで最後は心が癒やされました。バラエティーの新たな一面に注目して下さい!」とコメント。また、子供の"リトルYOU"をターゲットにした桐山は「『今叶えたい夢はありますか?』この質問をリトルYOUにすると大体の子が将来の夢を答えてくれるんです。その点が大人とは違ってインタビューの仕方に苦労しました」とロケを振り返った。そして「果たして僕が今叶えたい夢を叶えてあげる事ができたのか、そしてリトルYOUが持ってるユーモアやシャイな一面を楽しんでもらいたいです」と見どころを示した。関西国際空港でインタビューロケを行った中間は「スタッフはほんとーーーーに大変なことを毎週してらっしゃるんだなと身をもって思い知りました。笑」と、心の底からの実感を語った。「3日間ずっとインタビューをしていたので、今でも海外の方を見ると、何しに日本に来たんですかと聞きたくなります」と過酷ロケの影響を説明しつつ、「日本人では気づきにくい日本の良さを発見できる番組だと思うので、皆さんぜひご覧下さい!」と番組をアピールした。23日には『リトルトーキョーライフ』が20分拡大版となり、YOUは何しに日本へ?コラボSPを実施。Hey! Say! JUMPの中島裕翔、有岡大貴、高木雄也、薮宏太が出演する。高木&中島は格闘家・把瑠都とともに「YOUと日本三大鍋を一日で食べる旅」へ、また薮&有岡はパンツェッタ・ジローラモとともに「YOUと日本三大ラーメンを一日で食べる旅」に出かける。
2016年10月26日