ひき逃げの疑いで先月29日に逮捕され、30日に釈放された俳優・伊藤健太郎が主演舞台『両国花錦闘士』を降板したことを受け、ジャニーズJr.の原嘉孝が主演を務めることが9日、明らかになった。原は同舞台で、主人公・昇龍の兄・清史ほかを演じる予定だったが、伊藤の降板を受け、主人公・昇龍役に決定。また、新キャストとして、清史役を木村了が演じることも発表された。原は「急遽、昇龍役を演じることになり、正直最初は戸惑いを隠せませんでした。ですが、カンパニーの全メンバーがより一層、一致団結し、公演を観に来てくださるお客様方に最高な作品をお届けできるよう、日々、稽古に励んでおります。プレッシャーも当然ありますが、自分らしく、お芝居を楽しむ気持ちを忘れずに稽古含め約4ヶ月間完走したいと思います」と心境を明かし、「今だからこそできるエンターテインメント、今だからこそ表現できる僕たちカンパニーの熱量を、是非、劇場で感じていただけたら幸いです。千秋楽を迎える2021 年1月28日(木)まで、応援の程、よろしくお願いします」とメッセージ。木村も「皆様、木村了でございます。この度、青木豪さんより最高に面白そうな作品に誘って頂き、お久しぶりの歌ありダンスありのエンターテイメントに戻って参りました。誠心誠意、表現させて頂きます。素敵なスタッフ・キャストの方達と一緒に、出来うる限りの力を尽くし、脚本段階で面白いこの作品を舞台上で必ず体現させたいと思います。そして、スタッフ・キャストの思いをお客様に届けられるように尽力致します。よろしくお願い致します」と意気込んでいる。本作は、『ファンシイダンス』『陰陽師』などで知られる漫画家・岡野玲子氏の相撲漫画『両国花錦闘士』を初舞台化。力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”昇龍を主人公に、歌あり、ダンスあり、笑いあり、そして、相撲ありのエンターテインメントを届ける。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。
2020年11月09日世界各地の美術館で作品を発表しているテキスタイルデザインスタジオNUNO(ヌノ)のディレクター須藤玲子は、茨城県近代美術館で開催される展覧会『6つの個展』に参加をし、その代表作のひとつである《扇の舞》の国内初の展示を行います。今回の展示では新たな試みとして、京都を拠点に活動をするアート/デザインユニットSoftpad(ソフトパッド)とのコラボレーションによる音響演出を加えた空間体験を提供します。須藤の日本国内での大型作品の発表は、2018年に国立新美術館で開催された《こいのぼりなう!》以来となります。須藤玲子《扇の舞》2017 ジョン F ケネディ舞台芸術センターでの展示風景Photo:Margot SchulmanSoftpadがサウンドデザインを手掛ける《扇の舞》新ヴァージョン須藤玲子がテキスタイルでつくられた巨大な扇が空間を埋め尽くす大型インスタレーション作品《扇の舞》を最初に発表したのは、2017年にワシントンDCのJ. F. ケネディ舞台芸術センター(The John F. Kennedy Center for the Performing Arts)で開催された大統領生誕100周年を記念する展示でのことです。そのダイナミックな空間表現と多彩で豊かなテキスタイルの表情が大きな反響を呼んだ本作は、その後今年前半にスタートしたイギリスの美術館コンプトンバーニーでの展示を経て、本展へと発展を遂げてきました。本展の展示デザイン (C)Tashiro Masafumi Design Room国内初となる今回の《扇の舞》では、204の布製の扇が展示室の床から天井を覆うよう配され、動きのある色彩のリズムとあわせて、波が押し寄せてくるような大きなうねり、流れが感じられる構成となっています。空間デザインはこれまでタッグを組んできたフランスの建築家アドリアン・ガルデールのアイデアをベースにしながら、今回は須藤自身が会場となる美術館に足を運び、そこでの空間体験を踏まえてNUNOのメンバーである上野和広と共に構成しました。また《扇の舞》日本版での初の試みとしてSoftpadによる波をテーマにした音響表現を加え、テキスタイルと音が有機的に響き合う新たな鑑賞体験の創出にチャレンジをしています。この試みはコロナ禍において作品がデジタルで鑑賞されることが日常となった今、リアルな空間展示の可能性を追求するものです。日本文化の多義性を表現する青い扇作品のモチーフである扇は平安時代の日本で考案され、その「すえひろがり」の形状から日本では祝い事に欠かせないかたちです。扇は古くから「あおぐ」という本来の機能に留まらず、狂言では杯に、落語では蕎麦を啜る箸へと姿を変え、お茶席では自らの膝の前に置くことで結界を表すなど様々な役割を担ってきました。須藤はそんな扇を日本文化の多義性を象徴するものとして作品にとりあげ、同じく古くから日本の暮らしを彩ってきた「青」で表現をしています。1890年に来日したラフカディオ・ハーンは後に日本の印象について次のように述べています。「青い屋根の下の家も小さく青い暖簾を下げた店も小さく、青いキモノを来ている人々も小さい。」日本は紛れもなく青い国だったのです。扇に使用されているNUNOのテキスタイル《ティギー》2003扇に使用されているNUNOのテキスタイル《ラメ・ぼたん雪》2017Photo:Masayuki Hayashi扇に使用されているNUNOのテキスタイル《スイング四角》2008Photo:Masayuki Hayashi伝統と最新テクノロジーをつなぐNUNOの仕事扇に使用されているテキスタイルはNUNOのアーカイブから厳選されたもので、そのひとつひとつに須藤が永年にわたり取り組んできた実験的で意欲的な布づくりの成果が表れています。日本各地の優れたテキスタイルの生産者とコラボレーションを重ね、伝統的な技術に深い理解を示しながら、最新のテクノロジーや現在進行系のデザインの世界を縦横無尽に行き来する須藤のクリエイションは、テキスタイルの概念を大きく拡張してきました。今回の作品制作に向けた布を青く染める工程ひとつをとっても、徳島のBUAISOUによる本藍染から岡山のジーンズ産地でのインディゴ染、最新の熱転写まで、新旧の様々な手法を柔軟に取り入れるスタイルを貫いています。徳島の工房に依頼をした本藍染の工程 写真提供 BUAISOU当初、今回の展示はイギリスで発表した作品をそのまま巡回させる予定でしたが、コロナウィルスの流行拡大によるイギリスでの展示スケジュール変更の影響により、一時は作品が間に合わず出品が危ぶまれる事態に陥りました。そんなコロナ禍の中で須藤は短期間での新たな作品制作を決意し、今回の展示が実現しました。そこにはこの困難な状況下にあって、同時代を生きる人々に作品を通じて何かを感じて欲しいという須藤の思いが込められています。展覧会名:6つの個展2020会場:茨城県近代美術館会期:2020年11月3日(火/祝)~12月20日(日)茨城にゆかりのある現役作家を紹介する「6つの個展」。第三段となる今回はデジタル化が進む時代にあって、物質的な素材と向き合い創作活動を行う作家6名を個展形式で紹介します。須藤玲子はその出身が茨城県石岡市であることから選出されています。*本展では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,【日時指定WEB整理券】を導入しています。*展覧会の詳細・最新情報は以下をご参照ください。須藤玲子アーティスト・トーク:11月3日(火/祝)14:00 - 15:00 (事前予約制)作品や制作エピソードについて作家自身が語るアーティスト・トーク。詳細は以下をご参照ください。須藤玲子 Photo Tamura Kosuke須藤 玲子 / Reiko Sudo茨城県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイル研究室助手を経て、株式会社「布」の設立に参加。現在取締役デザインディレクター。英国UCA芸術大学より名誉修士号授与。2019年より東京造形大学名誉教授。2008年より良品計画のファブリック企画開発、鶴岡織物工業協同組合、株式会社アズのデザインアドバイスを手掛ける。2016年無印良品アドバイザリーボードに就任。毎日デザイン賞、ロスコー賞、JID部門賞等受賞。日本の伝統的な染織技術から先端技術までを駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品は国内外で高い評価を得ており、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、東京国立近代美術館工芸館等に永久保存されている。2018年に国立新美術館にて個展「こいのぼりなう!」、2019年に香港のCHAT(Centre for Heritage. Arts and Textile)にてSudo Reiko: Making NUNO Textiles を開催。同展は2021年春にロンドンのジャパン・ハウスに巡回予定。代表作にマンダリンオリエンタル東京、東京アメリカンクラブのテキスタイルデザインがある。www.nuno.comソフトパッド / Softpad京都を中心に活動するアート/デザインユニット(クリエイティブメンバー:粟津一郎、上芝智裕、奥村輝康、竹内 創、泊 博雅、外山 央、南 琢也)インスタレーション、パフォーマンス、サウンド、デザイン分野などジャンルを超えながらそれぞれのメディアの境界線と接点を探る表現活動を行う。扇の舞 サウンドデザイン:南 琢也、外山 央、粟津一郎企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月27日特典「岡野瑞恵監修・大人の肌魅せマスク」11月14日(土)、三越伊勢丹と集英社コンテンツ事業部が主催するイベント『肌魅せマスク付き・大人のアイメイク講座』が開催される。この講座はオンラインにて開催。ヘア&メイクアップアーティストの岡野瑞恵(おかのたまえ)氏が講師を務める。参加費は2,970円(税込)で「岡野瑞恵監修・大人の肌魅せマスク」が参加者特典。申し込みの締め切りは11月8日(日)となっている。大人のベース・マスク時代のアイメイクマスクなどこれからもしばらく必要とされる新型コロナウイルス対策。マスクを着用しての日常が続く中、美容においては露出している目もとのメイクの重要性は増すばかりである。岡野瑞恵氏は女性誌や美容誌、広告、テレビ、映画などで活躍。トップクラスの女優たちから指名され続けているヘア&メイクアップアーティストであり、『大人がきれいに見えるメイク』『大人のMake Book』などの著作もある。この日は「目指すべきは若作りではなく、大人としての健やかさや清潔感、知性」と語る岡野氏から、「大人のベースの作りかた」「マスク時代のアイメイクの勘どころ」「知性が香る、マスクを外した瞬間のリップテクニック」がレクチャーされる予定となっている。日時: 11月14日(土) 14:00~15:30費用: 2,970円(税込)+送料締め切り: 11月8日(日) 23:59(三越伊勢丹オンラインストアのサイトより引用)(画像は三越伊勢丹オンラインストアのサイトより)【参考】※【11月14日(土)Zoomでオンライン開催!】【オリジナルマスク付き】ヘア&メイクアップアーティスト岡野瑞恵の「大人のアイメイク講座」 - Women - 三越伊勢丹オンラインストア【公式】
2020年10月26日『両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)』の制作発表記者会見が行われ、主演の伊藤健太郎をはじめ、キャストの大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう、作・演出の青木豪が登壇した。明治座・東宝・ヴィレッヂのプロデューサー3人による「三銃士企画」の第1弾として上演される本作。1989~90年に連載された岡野玲子の相撲マンガを青木が舞台化し、音楽を和田俊輔、振付を梅棒、主題歌をデーモン閣下が手がける。バブル期だった原作の時代背景に対して、青木いわく今回は「新型コロナ問題が起きなかった架空の2020年」──。荘厳で神秘的な角界が、歌にダンス、そして“相撲”を交えながら「1990年代にフィーチャーしたパラレルワールド的な世界観」でポップに描かれる。伊藤が演じるのは、痩せ型で美形の力士・昇龍(しょうりゅう)。全裸に一本のまわしを抱えた話題のビジュアルをもとに、記者から体づくりについて問われると「まわし姿が舞台映えするような体に仕上げたい」と意気込む。そのため、ジム通いで筋肉痛になっている日常を明かしつつ「このまま筋肉を鍛え、きちんと食事を摂ることで今68kgくらいの体重を72kgまで増やしたい」と目標を掲げた。これに「じゃあ僕は(太って見えるように)襦袢を付けて……」と答えたのは、昇龍のライバルであるぽっりゃり型の力士・雪乃童(ゆきのわらべ)役の大鶴だ。コメントを受け、伊藤は笑いながら「それは話が違うでしょ!」とすかさずツッコミ。好対照の役柄を演じる二人ならではのかけ合いで、報道陣の笑いを誘う。相撲雑誌の記者・橋谷淳子役の大原は、出演に際して実際の取り組みへ足を運んだエピソードを披露。「淳子は相撲が嫌いな設定なのに、(現実の私は)知れば知るほどその世界に魅了されています」と話す大原を、長年の相撲ファンである紺野は「キラキラした若い俳優さんとスタッフ陣が一堂に会して“お相撲エンタテインメント”ができるとは……感無量です!」と嬉しそうに見つめた。昇龍を誘惑する大手芸能事務所の社長・渡部桜子役を演じるりょうは、自身の役どころを「数多くの男性をほしいままにしてきた、力強くクレイジーな女性」と紹介。これから行われる衣裳合わせのアイテムに「歌手のマドンナが身に着けるようなボンテージがあると聞いています」と期待を覗かせ、「見た目のイメージに負けないほどパワフルに演じたいですね」と笑顔を見せた。公演は、12月5日(土)~23日(水)に東京・明治座にて。その後、年が明けた2021年1月5日(火)~13日(水)に大阪・新歌舞伎座、1月17日(日)~28日(木)に福岡・博多座と巡演する。ぴあでは現在、座席指定できる東京公演のチケットを販売中。取材・文:岡山朋代
2020年10月22日俳優の伊藤健太郎が21日、都内で行われた主演舞台『両国花錦闘士』の製作発表記者会見に、共演の大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう、作・演出の青木豪氏とともに出席した。『ファンシイダンス』『陰陽師』などで知られる漫画家・岡野玲子氏の相撲漫画『両国花錦闘士』を初舞台化。“日本一セクシーなお相撲さん”昇龍を演じる伊藤は「お相撲さんと聞いて自分で大丈夫なのかなと思ったんですが、台本を読ませていただいてなるほどなと感じました」とオファーを受けたときの心境を告白。「ダンスや歌だったり、僕もチャレンジになるのではないかなと。初めてのこともたくさんあるのでそれを楽しみにしながら、素敵なキャスト・スタッフの皆さんとこういった時期に舞台ができる喜びを分かち合いながら、しっかりと稽古をしていきたいと思います」と話した。また、「舞台で歌うのも踊るのも初めてですし、歌に対する苦手意識が強いものがあったので大丈夫かなと、いまだに思っている」と歌への苦手意識を明かしつつ、「音楽がすごくかっこよくてロック。僕も個人的にロックな曲が好きなので、自分が歌う歌を好きになれるというのは大きなポイントかなと思いながら、歌稽古やみんなで一緒に歌ったりするのは楽しく稽古させていただいています」と充実した表情を見せた。歌手・女優として活躍しミュージカル経験も豊富な大原が、“歌のプロ”としてコメントを求められ「全然わからない」と答えると、伊藤は「大原さんがわからないって言ったら、俺どうしたらいいの?」と発言し、会場から笑いが。大原は「力士の方と歌う楽曲があって、この間、皆さんと一緒に歌ったんですけど、まだ稽古に入っていないのにその歌だけで力士の方と歌っているという感覚があったので、みなさんもう出来上がっているんだろうなと感じております」と伊藤らの歌の仕上がり具合を称賛していた。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。(C)2020『両国花錦闘士』 撮影:田中亜紀
2020年10月21日俳優の伊藤健太郎が21日、都内で行われた主演舞台『両国花錦闘士』の製作発表記者会見に出席。力士役としての体づくりで体重が4キロ増えたことを明かした。『ファンシイダンス』『陰陽師』などで知られる漫画家・岡野玲子氏の相撲漫画『両国花錦闘士』を初舞台化。伊藤は、力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”昇龍を演じる。伊藤は「最初このお話をいただいた時に、お相撲さんということを聞いて、自分で大丈夫なのかなと思ったんですが、台本を読ませていただいてなるほどなと感じました」とオファーを受けたときの心境を明かし、「ダンスや歌だったり、僕もチャレンジになるのではないかなと。初めてのこともたくさんあるのでそれを楽しみにしながら、素敵なキャスト・スタッフの皆さんとこういった時期に舞台ができることをともに喜びを分かち合いながら、しっかりと稽古をしていきたいと思います」と話した。第1弾ビジュアルでは、“裸セクシー”をコンセプトに、昇龍に扮した伊藤が廻しを肩に担ぎ、土俵に見立てた円形の真ん中で凛と佇む姿を披露。MCの中井美穂から「チラシのインパクトがあまりにもすごくて。駅とかに貼ってある…」と言われると、「ぜひやめていただきたい」と話して笑いを誘い、「友人からも連絡が来てすごいねって言われまして。撮影をしていたときもほぼ全裸なんですけど、顔だけはファッション誌を撮っている顔でいてくださいって言われて。でもいい反応をいただけてうれしく思っています」と撮影の裏話を明かした。廻し姿への抵抗を聞かれると、「全くございません」ときっぱり。「なんでかわからないんですけど、この仕事をしていると感覚がおかしくなっちゃって、恥ずかしいとか抵抗という感覚がなくて、廻し姿で舞台上に立つのは全然抵抗はないです」と話した。出演発表時に「身体づくりはしっかりとやりたい」とコメントしていたが、「もう2、3週間くらいはジムに通ってやっているので、筋肉痛の毎日で大変です」とすでにトレーニングを開始。「徐々に(筋肉は)ついてきていますが、もうちょっとですかね。もっともっと頑張らないといけないので、12月の初日までには、みなさんの前に廻し姿で立ったときに恥ずかしくない体に仕上げたいと思っています」と語った。さらに、「体重は4キロくらい増えました」と告白。本番までにどれくらい増やす計画か聞かれると、「体重というより見た目としてバシッとついていればいいかなというのもあるので。今、68キロくらいなので……ここで言うと絶対やらなければみたいに」と明言するのに躊躇しつつ、「72キロまでいきます」と宣言した。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。製作発表記者会見には、大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう、作・演出の青木豪氏も出席した。(C)2020『両国花錦闘士』
2020年10月21日『Shall we ダンス?』(96)や『それでもボクはやってない』(07)で知られる周防正行監督が、『舞妓はレディ』以来5年ぶりとなるオリジナル作品に挑んだ。成田凌が初主演を務める『カツベン!』は、今から100年前に映画が「活動写真」と称されていた時代、無声映画の上映中にその内容を解説しながら登場人物の声色までを演じる「活動弁士」にスポットを当てている。これまで数々のオリジナル作品を手掛けてきた周防監督は、なぜ本作を通して「活動弁士」に注目することになったのか。そこには日本古来より受け継がれている「語り」の文化が関係していた。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。第11回は、周防正行監督にとって映画化の動機となっている「驚き」を掘り下げる。○■「珍プレー」「神田松之丞」にも通底する“語り”文化――片島章三さんの脚本を読んだことが、映画化のきっかけになったそうですね。『舞妓はレディ』の撮影現場で片島さんから「読んでみてください」と脚本を渡されたのがきっかけです。たぶん、僕の意見を聞きたかっただけだと思いますが(笑)。僕も、片島さんが撮るものとして、「これは面白いね」と感想を伝えて。それからしばらくしてプロデューサーから監督をお願いされたので、「片島さんさえ良ければ」を条件に受けることになりました。自分以外が書いた(脚)本で、初めて「撮りたい」と思った本でした。――これまでそういう機会はなかったのでしょうか?ありましたよ。「この本で監督してくれませんか?」ということが何度かありましたが、なぜか撮りたいという気持ちになれなかったんですよね。「周防は自分で書かないと撮らない」と思われてる節があるみたいですが、全然そんなことないんですよ。「本が面白ければ撮る」がポリシーです。――「面白い」というのは、感覚的なものなんですか?僕自身の「驚き」です。その驚きを世界中の人に伝えたいかどうか。僕の映画で、共通しているのは「驚き」がスタートです。『変態家族 兄貴の嫁さん』(84)は、小津安二郎という人への「驚き」。ワンカットだけで「これって小津さん?」と分かるような映画監督は、世界中でも稀です。ファンとして「何なんだこれは」という驚きがずっとあったので、小津さんについての映画を撮ろうと思いました。大好きな小津さんに対する驚きが始まりです。『ファンシイダンス』(89)は、昨日まで渋谷のセンター街で遊んでいたような若者が禅寺の修行で入山するという現実が実際にあるんだという「驚き」。山に入った若者たちの目は、センター街にいるた若者の目とは違うんですよね。岡野玲子さんの漫画が原作なんですが、それまでのお坊さんのイメージが変わった作品でした。『シコふんじゃった。』(92)は、その日初めて廻しを締めた大学生が、いきなり国技館の土俵に上がるという「驚き」。初めて見た学生相撲の大会で、小手投げをされまいと頑張っている学生がいました。土俵に上がるのは初めての子でしたが、なんと骨折してしまって! 土俵下にいた関係者が「あっ、折れたな……」とつぶやいたんですよ。「なんだこの世界は!」「強豪校ではない学生たちは、こういう相撲を取ってたのか!」という驚きがありました。『Shall we ダンス?』(96)は、本当に映画の主人公のように駅からふと見上げた雑居ビルの窓に「ダンス教室 見学自由」と書いてあって。「そういえば、雑居ビルのダンス教室ってよく見るよなぁ。だけど、そこに通っている人を一人も知らない」と気づいたんです。そんな世間話をしていた時、東宝の方が「一度、東宝ダンスホールに見に来ませんか?」と誘ってくださって。仕事帰りのサラリーマンと思しき人がそそくさと更衣室に消えて出てくると、ピンと背筋を伸ばして、まるで外国人のように女性をエスコートしながら優雅に踊り始めるんです。取材をすると、あのダンス教室の向こうには、ボールルームダンスの聖地、イギリスのブラックプールがあるんだと知り、驚きました。刑事裁判がテーマの『それでもボクはやってない』(07)は、「刑事裁判ってこんなことになっているのか」「嘘だろ?」という衝撃。証拠は全部見ることはできないとか、もう驚きの連続でした。たぶんみんなも知らないことだろうから、映画にしてみんなに知ってほしいという思いがありました。――今回は、活動弁士に驚かれたわけですね。片島さんの本を読んで、僕は活動弁士を無視していたことに気づきました。学生の頃にサイレント映画をよく観ていたんですが、サイレント映画は「サイレント」で観るのが正しい観方だと思っていました。サイレントで観ない限り、その監督の意図は分からないと。以来、活動弁士や生演奏の存在を無視して生きてきました。でも、片島さんの本を読んで、はたと気づくわけです。明治、大正、昭和を通して、サイレント映画をサイレントのまま観ていた人はこの世にいなかった。洋画でいえば、例えばアメリカには音楽の生演奏があったので、やっぱりサイレントではないんですよね。日本ではそこに活動弁士の語りが入る。当時の日本の映画監督は、生演奏や誰がやるか分からない語りを想定して撮っていたという事実に気づかされました。活動弁士を知らなければ、日本映画を観てきたとは言えないのではないか。日本映画の初期、サイレント映画時代を支えたのは間違いなく活動弁士でした。ちなみに、黒澤明監督のお兄さんも活動弁士です。ポール・アンドラさんの著書(『黒澤明の羅生門 :フィルムに籠めた告白と鎮魂』)には、黒澤監督が活動弁士であるお兄さんの影響を受けたことが書かれています。小津安二郎も溝口健二も、どの活動弁士に語られるか分からないことを踏まえて撮っていたんです。稲垣浩監督は当初、「監督になってみると、活動弁士がこれほど邪魔な存在だと思わなかった」と言っていたそうですが、トーキー(発声映画)の時代になると、自分が書くセリフがどれほど活動弁士から影響を受けているかを痛感したそうです。初期の日本映画の監督はそれぞれ違った形で活動弁士に影響を受けたので、それが後の日本映画のスタイルにも大きな影響を与えたのではないか。それがこの映画を撮ってみて、あらためて分かりました。ヨーロッパやアメリカでも、最初の頃はスクリーンの前に人が立って、映画の説明をしていた時期があったそうです。でも職業として確立することなく、字幕と音楽だけで上映されるようになりますが、日本はトーキー全盛になるまで活動弁士がいて発展していきました。世界でも本当に珍しい映画史です。「物語」という言葉からも分かるように、日本人は語りでストーリーを楽しむ人種とも言えると思います。――最近では、講談師の神田松之丞さんや応援上映などが人気なのも、こうした日本人の感性に響いているからでしょうか?日本の「語り芸」の文化を強く感じます。例えば、これは活動弁士ではなくて「語り芸文化」の影響だと思いますが、古舘伊知郎さんのプロレス実況はまさに現代の活動弁士。それから、みのもんたさんの『珍プレー好プレー』のアテレコも。浄瑠璃、能や歌舞伎も「語り」によって人々に受け入れられてきたところがあります。『平家物語』を語る琵琶法師。講談、落語、浪曲、紙芝居……全部「語り」なんですよね。日本にはそうした豊かな「語りの文化」があって、それが活動弁士を生み出した。声色弁士という仕事もあって、スクリーンの横に複数人立って登場人物のキャラクターに合わせて声を演じていました。それはまさにアニメーションのアテレコ。今の声優さんの人気は、実は日本特有の語りの文化の影響を強く受けているからかもしれません。脈々と受け継がれている語りの文化が、今は神田松之丞さんに光が当たっています。そう考えると、日本の語りの文化が腑に落ちるというか。この映画は、語りについての作品なんです。――今回の『カツベン!』は、前作『舞妓はレディ』(14)後にすぐ製作に入ったのでしょうか?いえ。『舞妓はレディ』の後に2年間、別企画の準備を進めていたのですが、流れてしまいました。準備期間は作品やテーマによって違いますが、『Shall we ダンス?』は1年、『それでもボクはやってない』は多くの取材が必要だったので3年ほどかかりました。今回は、活動弁士の語りで映画を観た経験が少なかったので、とにかく活弁付きの無声映画作品を観ることから始めました。○■原作は映画の出来を保証するものではない――周防監督は本作含め、数多くのオリジナル作品を手掛けてこられました。オリジナル作品とは、監督にとってどういう位置付けですか?なるべく、「オリジナルで作りたい」という思いはあります。原作モノがあまりにも多いのは、お金を出しやすいからでしょうか。出資者側の事情もよく分かるんですよ。僕が一般劇場用映画で最初に撮った『ファンシイダンス』は原作漫画がありました。出資者は、どんな映画になるのか、原作があると予測しやすいわけです。「こういうものができるんだ」と想像がつく。『シコふんじゃった。』はオリジナルだったんですが、立教大学はどんな映画になるか不安があったのか、キャンパスを貸してくれませんでした。出資者の判断や撮影許可が取りやすいのが、原作モノの大きなメリットです。でも、そうなると原作モノしかこの世になくなってしまいます。だからこそ、オリジナルを作れる人は、積極的に作るべきです。漫画家は、「漫画として面白いものを」という発想のもと描いています。原作モノは、どんな映画になるのかある程度想像できるので、一定の安心材料にはなりますが、映画の出来を保証するものではありません。だから、オリジナルにお金を出すのも、原作モノにお金を出すのも実は同じなんです。そう思ってもらいたいから、オリジナルで撮れる人……つまり、それだけの説得力を持っている監督はできるだけオリジナルで撮ってほしいと思っています。――監督もその一人ですね。まぁ、今回はお金を出してくれましたからね(笑)。『それでもボクはやってない』なんて、『Shall we ダンス?』があったから撮らせてくれたと思うんですよ。脚本渡してるのに、「とはいえ、監督だからどこかで笑わせてくれるんだろう」とOKする方もいたみたいで。全然、そんなことないんですけど(笑)。シナリオはこうですと伝わっているはずなのに、みんな僕の過去作品にとらわれてしまう。――ということは、『Shall we ダンス?』までが大変だったということですか。そうですね。『シコふんじゃった。』や『Shall we ダンス?』の企画を通す時、「誰がこんなの観るの?」と散々言われましたからね。『シコふんじゃった。』なんて、スタッフも口にするのが恥ずかしそうでしたし(笑)。ある人からは、「ウンコふんじゃった? そんなの受けられない」と断られたこともありました。『Shall we ダンス?』がヒットしたおかげで、その後の話しは通しやすくなりましたよ。出資する側は、何かしらの保険が欲しいんですよね。■プロフィール周防正行1956年10月29日生まれ。東京都出身。1989年、本木雅弘主演の『ファンシイダンス』で一般映画監督デビュー。本木との再タッグとなる1992年公開『シコふんじゃった。』では、第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、1996年公開の『Shall we ダンス?』では、第20回日本アカデミー賞13部門を独占。その後も、『それでもボクはやってない』(07)、『ダンシング・チャップリン』(11)、『終の信託』(12)、『舞妓はレディ』(14)などの話題作を手掛けている。
2019年12月21日これまで2,000頭を超える動物を保護し、新しい家族とのマッチングをしてきた動物保護団体ランコントレ・ミグノン主宰の友森玲子さん。前編記事では、ご自身が幼少時にどう動物と過ごしてきたかを中心に伺いました。後編は、家庭のなかで子どもと動物がうまく共存していくための心構えや注意すべき点について。“動物が先”か“動物が後”か、動物を迎え入れる時期によって、親として考えておくべきことに違いがありそうです。友森玲子(とももり・りょうこ)さん1977年、東京生まれ。東京都動物愛護推進員、トリマー、動物看護士、ペット栄養管理士、サプリメント管理士、リンパケアマスター。動物病院に勤務後、2002年にペットサロンを開業。07年、動物愛護団体『ランコントレ・ミグノン』を立ち上げ動物の受け入れと譲渡を開始、600人に及ぶボランティアとのネットワークを築く。14年、ペットサロン、クリニック、保護施設が一体となった『ミグノンプラン』をオープン。年間何頭の動物を保護できたかを報告する異例の株主総会が話題に。動物の保護活動に楽しく真摯に取り組んでいる。HP: Facebook: rencontrermignon2 Instagram: @petmignon ■動物のいる家庭に赤ちゃんが加わる“動物が先” の場合ママが出産直後は、突然あらわれた赤ちゃんの存在で動物にストレスがかかるといわれているものの、その期間さえ上手に乗り越えれば、基本的にさほど心配はいらないようです。「環境にすでに動物がいると、それが当たり前すぎて、子どもは動物に対して過剰な興味をもたないんです。心配する親御さんもけっこういらっしゃいますが、私がこれまでいろいろな動物を保護してきて感じるのは、精神が安定していればどんな動物も幼い個体に対して優しいということ。守るべき対象だと本能で理解しているようです。だから、子どもとの関係は意外にうまくいくケースが多いですね」ただし、動物と赤ちゃんをいきなり引き合わせるのはNG。まずは赤ちゃんの鳴き声を隣の部屋で聞かせて、動物が興味をもって自分で見にくるまで放っておくのがいいようです。無理やり引き合わせたり、並べて一緒に写真を撮ろうとしたりするのは論外! 犬でも猫でも、一発で子どもが苦手になってしまう可能性大です。その動物なりに新しい家族を受け入れるタイミングがあるので、辛抱強く委ねましょう。■子どものいる家庭に動物を迎える“動物が後” の場合一方、こちらは注意が必要。子どもが動物に干渉しすぎてストレスをかけてしまうことが多々あります。動物を迎え入れる際には、子どもが自制できるかの見極めが重要です。たとえば、譲渡会に訪れて多数の犬猫を前にしたとき、触りたい気持ちを抑えられるかどうか。人間と同じで、犬や猫だって知らない人に突然触られるのは怖いもの。また動物は、一時預かりボランティア宅など普段はそれぞれ別の場所で暮らしているので、触ることで感染症をばらまいてしまう事態にもなりかねません。「そういう理由で、譲渡会ではやたらに動物に触らないようにとお願いしているんですが、それを聞いて納得して我慢できる子もいれば、自分の気持ちが勝って、親の目を盗んで触ってしまう子もいます。でも見ているかぎり、親子関係がうまくいっている人は、子どもに対する説明も往往にして上手ですね。すると子どもはちゃんと納得して、むやみやたらに触ったりはしないんです」まずは動物を前にしての親子でのやりとりが、実際に動物を迎え入れられるかどうかの判断基準になりそうです。そして、動物の寿命が尽きるまで続く彼らとの生活についても事前にイメージしておかなければなりません。いざ動物を迎えたら、子ども天下ではなくなります。ときには動物優先になる場面だって出てくるはず。そんなとき、子どもがきちんと我慢できるかどうか。それによって不満を溜め込むのではなく、動物のためになって良かったなと思えるかどうか。これは言い換えれば、動物と暮らすと、自制心やストレス耐性を養うことにもなる、ということでしょう。■家族みんなが幸せになるために。必要なのは「親自身の理解」愛情も、社会性も、死生観も。動物とともに暮らすことで学べることは限りなくあります。「相手の立場になって、理解する。共感や想像の力がつくので、子どもが動物と暮らすのはとてもいいと思います」と友森さんも言います。ただ、親に理解がないと、子どもが動物にストレスを与える行動をしてしまい、それに動物が反撃して咬んだり引っ掻いたりして、子どものほうも動物を嫌いになって……という悪循環に陥ってしまい兼ねません。だからこそ、なんでも無邪気に欲しがる子どもに対して、親が教えることにしっかり責任をもち、時間をかけられるかどうか。子どもに対してというよりも、親としての自身への忍耐と覚悟が必要なのかもしれません。加えて「子どもは、親のやっていることをしっかり観察しているんですよね。親が動物の世話をていねいにしていても、なおざりにしていても、子どもは見て、真似をします。自分たちが子どもにいいお手本を示す時間的、体力的余裕があるかが大事です」。■最期まで向き合うまた、子どもが小学校に上がったタイミングで、犬や猫を飼おうと考える人も多いのでは? そんなときには、子どもの成長と動物の寿命を照らし合わせて人生設計をしたほうがいい、と友森さん。たとえば犬の寿命が15年ほどだとすると、子どもがちょうど大学受験の頃に、犬が病気になったり介護が必要になったりする齢になります。家庭内で大変なことが同時期に重なってしまう。中年の犬猫を飼うことがおすすめなのは、そうした理由もあるのです。「そうすると、子どもが中高生の思春期に犬猫は寿命を迎える。その頃ならば子どもはまだ実家にいて、最期のときに立ち会うことになりますよね。どうやって動物の病気や介護と向き合うか、どう看取るか。そこまで体験することで初めて、動物を飼ったことによるすべてを学べると思うんです」中年の動物を迎える良さは他にもあります。子犬を飼った経験のある人には自明ですが、いたずらはするわ、粗相はするわ、そのエネルギーの高さといったら想像以上! 投げ出したくなるほど世話が大変なのですから。「ただでさえ子育てで手一杯なのに、子どもも動物も大騒ぎではものすごーく大変(笑)! せめて動物のほうだけでも落ち着いていてもらえれば、ずいぶん楽だと思いますよ」■選択肢があるということ動物を飼いたいと思ったとき、保護動物を迎えるという方法があることを知っていますか? ランコントレ・ミグノンをはじめ動物保護団体は全国にあり、ホームページで保護動物の情報を発信したり、譲渡会を開催したりしています。保護動物には、飼育放棄や迷子だけでなく、被災した子たちもたくさん。あなたが新しい飼い主になることで、行き場を失ったそんな彼らに道が開かれます。 「小学校に出張授業の“いのちの教室”をしにいくことがあるのですが、そこで子どもたちと話すと、病気や老齢の動物に対して理解があって、抵抗なく受け入れてくれるものだなと実感します。子どもが初めて飼う動物だから子犬・子猫がいいに違いないって親は勝手なストーリーを描きがちなんですけど、実際、子どものほうはこだわっていないと思いますよ」我が家の雰囲気と波長が合う子や、ライフスタイルと合う子。個性豊かな動物たちのなかから、あなたのおうちにぴったりな1頭との出会いがきっとあります。そうすれば、あなたも動物も、家族丸ごと、もっとハッピーになるに違いありません。いぬねこなかまフェス2018~動物愛護週間に集まろう~友森さんが代表を務めるミグノンプラン主催による、動物愛護について広く知ってもらうためのイベント。各界の動物好きが集まり、講演やライヴなどが披露されます。チケットの売上利益はランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代に使用されます。日時:2018年9月9日(日)場所:昭和女子大学人見記念講堂出演者:akiko、石田ゆり子、糸井重里、スティーヴ エトウ、坂本美雨、清水ミチコ、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、畠山美由紀、町田康、水越美奈、矢崎潤、渡辺眞子、友森玲子問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)※2018年度イベントは終了しました→ ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 『ミグノンプラン』について動物病院、保護シェルター、ペットサロンを備えたミグノンプランは、東京メトロ北参道駅からすぐ。犬、猫、うさぎの譲渡会は第2日曜日、第4土曜日に開催しています。現在、トリマーとボランティアを募集中!住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-5譲渡会などの詳細は HP をご確認ください。
2018年08月31日動物保護団体ランコントレ・ミグノン主宰の友森玲子さん。幼少時からいつも動物と過ごしてきた体験と、数多くの保護動物と新しい家族とのマッチングをしてきた豊富な経験をもとに、小さな子どもと動物が家庭で共生するコツや意義などを教えてもらいました。友森玲子(とももり・りょうこ)さん1977年、東京生まれ。東京都動物愛護推進員、トリマー、動物看護士、ペット栄養管理士、サプリメント管理士、リンパケアマスター。動物病院に勤務後、2002年にペットサロンを開業。07年、動物愛護団体『ランコントレ・ミグノン』を立ち上げ動物の受け入れと譲渡を開始、600人に及ぶボランティアとのネットワークを築く。14年、ペットサロン、クリニック、保護施設が一体となった『ミグノンプラン』をオープン。年間何頭の動物を保護できたかを報告する異例の株主総会が話題に。動物の保護活動に楽しく真摯に取り組んでいる。HP: Facebook: rencontrermignon2 Instagram: @petmignon なんと幼稚園児のときから、将来は動物と関わる仕事に就きたいと宣言していた友森さん。というのも、友森さんのご実家は3世帯住宅。祖母の家では猫を、叔母の家では犬を飼っていて、物心がついたときから動物が身近にいる環境だったのです。ただそれだけに、自分だけの犬や猫が欲しいと思うようになったのも仕方ないかもしれません。でも、その願いは残念ながら叶いませんでした。「あなただけでも十分に手がかかっているのに無理に決まってるじゃないって、けっこう厳しいことを親に言われたんですよね。動物は赤ちゃんと一緒だからとか、自分で稼ぐようになってから自分の責任で飼いなさい、とも」諦めきれなかった友森さんは、その欲求を少しでも満たすため、小学校に入ると飼育委員になりました。■兆しはすでに「学校にうさぎ小屋があったんです。当時のことですから不妊・去勢手術などはしておらず、どんどん産んでは増えるばかり。ある日、産んだばかりの子を親うさぎが食べるところを目撃してしまって。環境の悪いなかで繁殖しすぎると、そういうことが起こるんですね」それからは子うさぎを引き取り、自宅でミルクをやるなどして世話をしたというから、現在の友森さんの姿とそのまま重なるよう。さらに、ここから先のエピソードもまさに友森さん的アイデアと行動力。放送委員の同級生に協力してもらって、子うさぎの飼い主募集番組を作成、給食の時間に流していたというのです。また、うさぎたちにラビットフードだけを与えていることに疑問をもった友森さんは、近隣の店に直談判し、八百屋からは野菜くずを、豆腐工場からはおからを、決まった曜日にもらいにいっては、それらを背負って登校していたそう。『シートン動物記』や『ファーブル昆虫記』に始まり、学校の図書館にある動物に関する本は読み尽くし、虫もいろいろ捕まえてきては観察・飼育していました。果ては微生物にまで関心をもつようになり、飼っていたメダカの水槽の水や、農大出身の叔母から譲り受けたショウジョウバエのスライドガラスを、おもちゃの顕微鏡で日々覗いていたのだとか。このときからもう、友森さんと動物は切っても切れない関係にあったのでした。■動物はどう思ってるんだろう?自分専用の犬猫が欲しいという願いは聞き入れてもらえませんでしたが、その代わりご両親は、ときには手引きしてくれ、ときには一緒に悩んでくれたりと、友森さんが関わる動物についての協力は惜しまずしてくれていたそう。当時は動物の飼育方法も洗練されていなければ、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の考え方も浸透していません。大人だって動物を上手に飼えていなかったのです。でも、うさぎの飼育環境改善のためにアドバイスをくれたり、学校から病気のうさぎを預かってくれば一緒に看病してくれたり、その子が亡くなればお墓をつくるのを手伝ってくれたり。親や先生などまわりの大人が真剣に付き合ってくれたといいます。「両親も動物好きだったので、知識は十分ではなかったかもしれないけれど、最低限、生き物との向き合い方を知っていたと思います。隣の家で飼われていた犬にはよく吠えられ、その隣の家で飼われていたニワトリにはよく追いかけられてついばまれていたんですけど(笑)。それを親に訴えると、あんたがうるさいから彼らはきっと迷惑してたんでしょう、なんて言われて。そういうことから、動物はどう思ってるんだろうってすごく考えるようになったんです」たとえば、友森さんはこれまで2,000頭以上の動物を保護してきて、“問題行動”のために扱えなかった動物は1頭もいないそう。「いわゆる“問題行動”の問題は、動物ではなく、人間の側にあるんです。はじめは咬んでしまう子がいますが、それは叩かれてきた過去があるなど、必ず何か理由がある。怖くないことがわかれば攻撃することはなくなります。動物って人間よりずっと平和的で、無用な争いを避けますから」“相手の立場になって考えること” は、動物と共生していくうえで最も重要。友森さんの信念は、こんなふうにして育まれていきました。保護活動は決して楽ではありません。でもそれ以前に、友森さんにとっては動物たちといることが当たり前であり、ごくごく自然なこと。それが精力的な保護活動のベースにあるのがよくわかりました。後編では、小さな子どもと動物が家庭で共生する際のアドバイスを伺います。いぬねこなかまフェス2018~動物愛護週間に集まろう~友森さんが代表を務めるミグノンプラン主催による、動物愛護について広く知ってもらうためのイベント。各界の動物好きが集まり、講演やライヴなどが披露されます。チケットの売上利益はランコントレ・ミグノンで保護している動物たちの医療費やシェルターの家賃、ドックトレーナーの人件費、フード代に使用されます。日時:2018年9月9日(日)場所:昭和女子大学人見記念講堂出演者:akiko、石田ゆり子、糸井重里、スティーヴ エトウ、坂本美雨、清水ミチコ、鈴木杏、椿鬼奴、富樫春生、畠山美由紀、町田康、水越美奈、矢崎潤、渡辺眞子、友森玲子問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-19:00)※2018年度イベントは終了しました→ ※2021年度の「いぬねこなかまフェス」チケット情報 >> 『ミグノンプラン』について動物病院、保護シェルター、ペットサロンを備えたミグノンプランは、東京メトロ北参道駅からすぐ。犬、猫、うさぎの譲渡会は第2日曜日、第4土曜日に開催しています。現在、トリマーとボランティアを募集中!住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-5譲渡会などの詳細は HP をご確認ください。
2018年08月30日国立新美術館で、須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一による過去最大級のインスタレーション「こいのぼりなう! 」が5月28日まで開催中。須藤玲子+アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2014年 フランス国立ギメ東洋美術館展示風景日本を代表するテキスタイルデザイナー、須藤玲子と、須藤主宰のテキスタイルメーカー「布」のメンバーがデザインした約300匹のこいのぼりが、展示室の空間全体をダイナミックに泳ぎまわる本展。須藤は、日本の伝統行事に着想を得たこのインスタレーションを、フランスの展示デザイナーのアドリアン・ガルデールとコラボレーションし、2008年にはワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターにて、2014年にはパリのギメ東洋美術館にて発表した。また、今回の国立新美術館のもっとも大きい展示室(2000平方メートル、天井高8メートル)を使った新しいバージョンには、ライゾマティクスの活動で知られる齋藤精一も加わり、日本で初めてのコラボレーションが実現する。展示風景:「こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション」国立新美術館 2018年 / 画像提供: 国立新美術館会場には誰でも参加できる体験コーナーも用意。ワークシートを使い、手軽にこいのぼりの制作が楽しめる参加無料の体験コーナーを会場に併設。また、こいのぼりに使われている布を実際に手に取り、それぞれにつけられているタイトルや産地の情報を知ることができるコーナーも設ける。さらに、トークイベントとして、5月13日の14時から15時半まで、須藤と齋藤によるスペシャル・トークが行われる。4月29日には須藤を講師に迎え、色とりどりの布地の中から好きな色と柄を自由に組み合わせ、世界に一つだけのミニこいのぼりを作るワークショップも開催される。プログラムは同じ内容で2回行われ、第1回は13時から14時15分、第2回は14時45分から16時まで。須藤玲子+アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008年 ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター展示風景その他、本インスタレーションにサウンドを提供するソフトパッド(Softpad)による「アートナイト2018」に合わせたスペシャル・プログラムを5月26日に開催予定。詳細は、ホームページ()にて。色とりどりのこいのぼりが生み出す「なう!」な空間を楽しんでみては?【イベント情報】こいのぼりなう! 須藤玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤精一によるインスタレーション会期:4月11日~5月28日会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2時間:10:00〜18:00(毎週金・土、4月28日~5月6日は20:00まで。5月26日は「六本木アートナイト2018」開催に伴い22:00まで開館。入場は閉館の30分前まで)料金:無料休館日:火曜日(5月1日は開館)
2018年04月18日映画『あさひなぐ』やドラマ「ボク、運命の人です。」「ブラックリベンジ」など話題作が続く注目女優・岡野真也と、実力派の内山理名がW主演を務め、齊藤工初監督作『blank13』でも脚本を務める演劇界の気鋭・西条みつとし原作の舞台を映画化する『ゆらり』。このほど、豪華キャスト陣の場面写真とコメントがシネマカフェに到着した。わずか10日間の公演で2,000人以上を動員した「TAIYO MAGIC FILM」の大人気舞台を、西条さん自らが脚本を手がけて映画化。西条さんは、お笑い芸人から放送作家に転向し、「バイきんぐ」「我が家」「フォーリンラブ」などのコントを手掛ける一方、自身の劇団「TAIYO MAGIC FILM」を主宰。齊藤監督×高橋一生主演『blank13』の脚本や、劇作家競作による話題の深夜ドラマ「下北沢ダイハード」で筆頭を飾り、三谷幸喜、宮藤官九郎、西田征史らに続く演劇界第4の才能として、いま注目を集めているクリエイターだ。今回、池田エライザ主演の「ぼくは麻理のなか」ほか、ドラマやMVなど、数々の映像作品を手掛けてきた横尾初喜が、同作初公演の観劇時に実写化を熱望し、本作で映画監督デビューを飾った。現在、未来、過去の3部構成となる本作。このたび、岡野さん、内山さんを取り囲む豪華キャスト陣の場面写真とコメントが到着した。第1部となる“現在”のシーンでは、石川県の民宿「赤木箱」の31歳の女主人・泉凛香(岡野さん)は、接客中に甘えてくる娘・ゆかり(筧礼)をつい突き放してしまうが、ショックを受けたゆかりと一緒になり、狂言誘拐を計画することになる凛香の夫・孝介役には個性派の山中崇。生き別れた娘がアルバイトをしていると知り、その民宿「赤木箱」を訪れる中年の男・高山役に「TEAM NACS」の戸次重幸、その娘で自分は父親に捨てられたと思っている瞳役に、映画『昼顔』などに出演し『ハローグッバイ』では久保田紗友とW主演も務めた萩原みのり。高山の想いを知り、一緒に民宿までやってくる後輩の保科役に“エンクミ”こと遠藤久美子。第2部である“未来”のシーンでは、凛香の成長した娘で、シングルマザーとして1人息子を育てる木下ゆかり(内山さん)が主人公に。彼女の別れた夫・正樹役を、映画『昼顔』も記憶に新しい平山浩行が務める。さらに、第3部である“過去”のシーン(現在より8年前)で、女優の夢を諦め実家の民宿に戻ってきた23歳の凛香が、東京でうまくいかなかったイライラをぶつけてしまう母・美和役に鶴田真由。それをなだめる父・幸雄役に渡辺いっけい。今回到着したのは、W主演の岡野さんと内山さん、そして萩原さんの涙の演技をとらえたカットや、彼女が演じる生き別れた娘を見守る戸次さんと遠藤さんの姿ほか、娘と狂言誘拐を計画する山中さん、物思いに耽る平山さん、マジックを披露する渡辺さん、温かく包み込む民宿の女主人役の鶴田さん、そして、凛香の娘ゆかりを演じる筧礼の写真。いずれも、「伝えられなかった想い」を抱える人々が家族の絆を取り戻す姿を、笑いと涙で描いた本作の魅力を伝えるものとなっている。本作の魅力について、山中さんは、「当たり前に感じている“いま”は過ぎ去ってしまうもので、もうやっては来ない。だからこそ“いま”を大切にしようと思わせてくれる」とコメント、「妻役の岡野真也さんは、母親役のイメージを掴むために、セリフを話すテンポや仕種などを撮影の合間に色々試されていらっしゃいました。夫役の僕と幼少期のゆかりを大きな心でリードしてくださいました。僕より全然若いのに」と、岡野さんに対して称賛を贈る。また、平山さんは「話が複雑に繋がっているところ」が魅力だと語る。「私が演じた役は一般的に駄目な夫の役ですが、子どもへの愛情や、本来一番大切にすべき妻への反省や後悔といった気持ちを表現することに全てを投じたつもりです。この作品を観ていただき家族への付き合い方が少しでも変わってくれたら」と思いを込めている。「脚本を読んだとき、時間軸の違うストーリーが徐々に重なっていく面白さと最後の“直球勝負”に惹かれました」と語るのは、渡辺さん。「ちなみにマジシャンとしてのキャラは監督のアイデアです。試写を観たとき、自分でも新鮮でした。(笑)横尾監督に感謝です」とコメントを寄せている。時間を巻き戻せる不思議なリモコンによって、現在、未来、過去の3つの家族に変化が生まれていく本作。この秋、感涙必至のヒューマンファンタジーに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2017年10月02日プロのヘアメイクアップアーティストに究極の質問! 「Q. もしも無人島に3つだけコスメを持っていけるとしたら、何を選びますか?」 たとえ無人島だろうと、これだけは最低限欠かせない! と思うリアルな愛用アイテムを教えていただきました。忙しい日々だと、ついつい手を抜きがちなメイク&ケア。プロも愛用するこの3つのアイテムであなたもエイジレスビューティーを手に入れちゃいましょう。■ Vol.5 岡野瑞恵さん岡野瑞恵 Tamae Okanoヘア&メイクアップアーティスト。神奈川県出身。1992年から大手化粧品メーカーでのヘアメイクを経て、2006年よりフリーとして活動。確かなメイク理論とトレンド感のあるメイクで、女優、タレントからの指名も多く 雑誌・広告・テレビなど、第一線で活躍中。Blog: Instagram: @TAMALIN727 Twitter: @tamalin727 数々の女優、有名人から支持されているヘアメイクのスペシャリスト、岡野さんですが、意外にもご自身の美容については、コスメやエステだけに頼らず、睡眠や食事といった生活の基本も同じくらい大切にするタイプなのだそう。幼いころからヘアメイクアーティストになることが夢だったというほど、女性を美しくすることが大好きな岡野さんに、「では無人島に行くとしたら、最低限持っていくコスメは何ですか?」と、究極の質問をしてみました。▼クレ・ド・ポー ボーテ「クレームプロテクションUV」「メイクを担当している複数の女優さんたちから「コレ、いいよ!」と勧められたのがキッカケで使い始めました。さすが、長時間メイクしたまま撮影する女優さんがお勧めするだけあって、とにかく乾燥しないんです。肌につけていても重たい感じがなく、つけ心地もしなやか。それでいてSPF50・PA++++ですから、無人島のように過酷な環境下で使うUVケアコスメとしては、なんの不満もありません。いまはオーガニックコスメがブームですが、私は化学の力できちんと精製されたコスメにも信頼をおいています。私自身、大手化粧品メーカーで働いていた時代があります。大手メーカーは、研究開発や工場の衛生管理を徹底しておこなっています。だからこそ、さまざまな肌質、生活習慣の人が使えるコスメになるのだと思っています」▼SHIGETA「AW ローズウォーター」「日焼け後のクールダウンをしつつ、保湿もできます。私のコスメ選びに、「好きな香り」であることは外せません。美は五感でつくるもの。好きな香りを感じるだけで、癒やされ、女性ホルモンも活性化されます。「早くまた使いたい」と思える香りに出会ったらラッキー!無人島にひとりでいると仮定した場合、気分が落ち込んだりもすると思うんです。ブルガリアの朝摘みダマスクローズの香りをシュッとひと吹きすると、気持ちをリフレッシュできますよ」▼キャンメイク「カラーミキシングコンシーラー」「プチプラですが、ナチュラルなカバー力と絶妙な色合いは、使い勝手バツグンです。ライトカラー・ナチュラルカラー・ダークカラーの3色入り。肌色やカバーしたい場所に合わせ、ミックスして使えます。ヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分もちゃんと配合されていて、SPF50・PA++++。紫外線吸収剤、香料も不使用なので、ソバカスやシミなど、これ以上太陽にさらしたくない場所のためにも、ひと塗りしておきます。無人島といっても他に人がいないとは限りませんから、コンシーラーは持っておいた方がいいかもしれません」取材中、人気や価格よりも、自分に合うコスメを選ぶことの方が大人のメイクには大事と、繰り返し話してくださった岡野さん。「年齢によって、顔の骨格や肌質は変わります。若いころのメイクが似合わなくなったと思ったら、その感覚をきちんと受けとめてください。流行りを取り入れるのはほどほどにして、いったん、盛りすぎ、塗り過ぎになっていないかチェックします。そして、現在の自分の顔、各パーツをもっとも引き立てる意識でメイクをすると、抜け感のある、洗練された大人の顔になれますよ」・クレ・ド・ポー ボーテ ・SHIGETA ・キャンメイク Instagramで大人気!岡野瑞恵さんの愛猫『マッシュ』の写真集 岡野さんといえば、インスタグラムフォロワー数18万人超えの大人気猫・マッシュ! フォトブック「マッシュのぺちゃんこライフ」(宝島社)は、 撮り下ろし写真が満載の癒やされる一冊です。Instagram: @mash1126a (取材: 力武亜矢 )
2016年08月05日元プロボクサーの亀田興毅・大毅や、元バドミントン日本代表の潮田玲子らアスリートたちが、フジテレビ系のゲーム番組『戦闘中2016~アスリート天下統一戦~(仮)』(5月15日19:00~20:54)に参戦することが15日、明らかになった。『戦闘中』は、決められたエリアで制限時間の中、「出演者=プレーヤー」がバトルボールを使って相手を撃破するというドッジボールを進化させたゲーム。今回は「アスリート天下統一戦」と銘打ち、ボクシング王者や五輪メダリストなどのアスリートや、運動神経の優れたタレントがチーム戦に参戦し、真剣勝負を繰り広げる。ゲームを終えた亀田興毅は「作戦は特に立てずにゲームに臨みましたが、全て苦しかったです。忍を見て、仕上がっているなと思いました。ハラハラドキドキ楽しく見てください」、弟の大毅は「ゲームでは焦ってしまってうまくいかなくて、逃げ腰でした」と振り返り、潮田は「ハラハラドキドキする展開なので、どこのチームが優勝するか予想しながら楽しんでください」と見どころを語る。また、リオ五輪水球日本代表の保田賢也は「程よい緊張感でできてよかったです」、野球解説者の槙原寛己は「童心に帰れた気がして楽しかったです」と感想。アスリートたちの中に参戦するお笑い芸人・じゅんいちダビッドソンは「団体戦のにらみ合いが一番苦しかったです。芸人もアスリートも本気の戦いをお見せします!」と自信を見せた。このほかにも、石井一久、小川直也、春日俊彰(オードリー)、加藤優、古閑美保、小島よしお、浜口京子、把瑠都、マック鈴木、室伏由佳といったメンバーが出演する。
2016年04月15日※画像は、潮田玲子オフィシャルブログ「時にはシオらしく…」より体質改善と日々の生活からのリセットに元バトミントン選手の潮田玲子さんが、体調不良の母親と断食施設に入ったことをブログで投稿している。個人での断食は、正確な知識と環境がないと余計に体調を悪くさせかねない。最近では、適切なスケジュールで指導を行ってくれる宿泊施設も増えた。潮田さんは、三洋電機のバトミントン部に所属をし、小学生のころから面識のあった小椋久美子さんとのペアが長く、「オグシオ」の愛称で親しまれた。2010年より、日本ユニシスバトミントン部に籍を置いていたが、2012年に現役生活を引退。同年に結婚をしてからは、キャスターを務めるなどタレントとして活躍をしている。きつくない訳はない、が終わった時には断食には様々な効果があるようで、日頃の過食や邪食により酷使された内蔵を休ませる。毒物や老廃物を排出する。余分な脂肪を落とす。身体の抵抗力が増す。などで、身体に良いそうです。(潮田玲子オフィシャルブログ「時にはシオらしく…」より引用)と、母親の体質改善を目的としながらも、現役時代に酷使していた身体をリセットさせているようだ。入所5日目で、既に慢性的に合った胃痛が改善し、肌の調子も良くなってきているとか。体力的にはキツイが、その分の見返りも十分にあるようだ。【参考リンク】▼潮田玲子オフィシャルブログ「時にはシオらしく…」元の記事を読む
2013年08月17日新雑誌でプロ顔負けのモデル姿を披露昨年9月に現役を引退し、選手生活に別れを告げた、ロンドン五輪女子バドミントン代表の潮田玲子が15日、ファッション誌モデルの撮影に挑戦。新たな一歩を踏み出した。3月7日に創刊される新雑誌「Majesty JAPAN」のゲストモデルに起用されたことによるもので、この日、東京都内で撮影が行われた。発売が楽しみになる「Majesty JAPAN」本格的なモデルには初挑戦ということで、緊張していた潮田だったが、現役モデルの難波サキや高橋真依子らのアドバイスで、徐々に現場にも慣れた様子。リラックスした表情で、モデル顔負けのポーズも決めていたそうだ。潮田は、今回のモデルだけでなく、幅広いことにチャレンジしていきたいそうで、スポーツキャスターなどにも挑戦の意欲をみせているという。なお、彼女の初モデル姿も掲載される「Majesty JAPAN」は、子どもっぽいおしゃれを卒業したい、オーバー25の女性のための新しいファッション誌。ネクストステージに進みたい女性たちを応援する、革新的な内容とすることを掲げており、クオリティの高い大人の“使える雑誌”をコンセプトとしている。リアルハイエンド雑誌として、美フリークならチェックしておきたい新雑誌の予感。潮田の初モデル姿の公開とともに、創刊を期待して待ちたい。元の記事を読む
2013年02月18日バドミントン・潮田玲子&Jリーガー増嶋竜也のアスリート愛7日、写真週刊誌フライデーが8日発売の紙面でバドミントンのロンドン五輪女子代表、潮田玲子(28)J1の増嶋竜也(27)のお泊まり愛を明らかにした。「フライデー」によると、潮田の自宅で2日間の“お泊まり愛”や、潮田の愛犬の“お散歩デート”を報じているという。お笑いの「たむけん」がTELで確認8日、朝日TV「おはよう朝日です」に出演しているたむらけんじが、この日の朝、親しくしている増嶋に直接TELを入れて確認したところ、二人の交際を認めていたとコメント。今年に入って交際スタートしたという二人の事務所は、本人に任せてあるとして交際を否定をしていないことから、美男美女のアスリートカップルが誕生したと考えられる。増嶋竜也2011年より柏レイソル所属でディフェンダーといして活躍。千葉県出身、市立船橋高校卒業。その甘いマスクから女性ファンが多いという。元の記事を読む
2012年06月11日5月5日(土・祝)に東京・Shibuya O-Nestで2マンライブを行う岡野宏典と大知正紘が、Ustreamで生ライブを配信する。大知正紘ライブ情報大知正紘は小林武史プロデュース初の男性ソロアーティストとして、2010年『さくら』でデビュー。昨年は大型フェスに数多く出演し話題の新人アーティストとして注目を集めた。そんな彼が同じストリートライブ出身の岡野宏典と企画したのが、2マンライブ「大知正紘の全力企画「岡野と大知」」。今回、その直前スペシャルと銘打ってUstream 生配信プレライブを行う。配信は4月23日(月)21時より。Ustreamだけの演奏楽曲もあり、プレミアムな内容になるという。■大知正紘の全力企画「岡野と大知」【日程】2012年5月5日(土・祝)【時間】開場17:30/開演18:00【会場】Shibuya O-Nest【出演】岡野宏典/大知正紘
2012年04月20日シンガーソング・ライター大知正紘が5月5日(土・祝)に東京・Shibuya O-Nestで岡野宏典と2マンライブ『大知正紘の全力企画「岡野と大知」』を開催する。大知正紘公演情報大知は2010年春『さくら』(Produced by 小林武史)でデビュー。2011年夏にはapbankfesやSETSTOCK、SWEET LOVE SHOWER、ベリテンライブなど多数の大型フェスやイベントに出演、話題の新人アーティストとして注目を集めた。 そんな彼が企画する岡野宏典との2マンライブ。ともにストリートライブ出身のふたりがどんな熱いステージを繰り広げるか、ご注目を。チケットの一般発売は4月1日(日)午前10時より。一般発売に先がけて現在オフィシャルサイト先行販売も実施中。3月29日(木)午後11時59分まで受付。■大知正紘の全力企画「岡野と大知」【日程】2012年5月5日(土・祝)【時間】開場17:30/開演18:00【会場】Shibuya O-Nest【出演】岡野宏典/大知正紘
2012年03月27日会話するとき、最初はなかなか目を合わせない人がいる。窪塚洋介はその反対。自己紹介から、まっすぐこちらを見る。いい加減な嘘などすぐ見透かされそうなその視線。真剣勝負のような緊張の数分間が過ぎると、笑顔やリラックスした調子になっていく。取材の冒頭の写真撮影で狂気を漂わせた次の瞬間、ふっと柔らかい笑みを浮かべる自在な感じ。それは『源氏物語千年の謎』で演じた安倍晴明を思わせる。「源氏物語」は言わずと知れた、平安朝の宮廷で繰り広げられる恋愛絵巻。絶世の美男、光源氏と女たちの愛憎の物語はこれまで何度も映像化されてきたが、今回は物語の作者・紫式部が生きる現実の世界もパラレルに描かれる。窪塚さんが演じる安倍晴明は、紫式部に物語の執筆を命じた時の権力者・藤原道長が信頼を寄せる陰陽師だ。「『来たー!』と思いましたね」と出演オファーが来たときの気持ちを語る。「興味があったんです、安倍晴明に。台本よりも先に『安倍晴明の役やってくれない?』と言われて。正直言うと、『源氏物語』にはそれほど興味はなかったんですけど、『源氏物語』の中に晴明が出てくるんだと思ったら、ワクワクしたし、台本を読んでみると、物語の中と外の区別がはっきりついてなくて。映像にしたら、きっと面白いだろうと、すごく楽しみでした」。安倍晴明はまさに、物語と現実の世界、その両方を往き来する。「平安の時代って、怨霊とか呪いが強いんですよ。今よりもっと見えない世界のことは大事にされていて。陰陽師は“方違え”といって『今日は家から北の方向には行けないから東に回ってから行って下さい』みたいなアドバイスをするんです。そういうものが信じられていた時代に安倍晴明は2つの世界の橋渡しをしていた。何でもできる存在ですよね。その気になれば、トップ・オブ・トップまで狙えると思うんですよ。だけど、しない。ちゃんと国に仕えるというところが潔いというか、格好いいなと思う」。撮影前の準備について「映画1本撮れるくらいは用意したと思います」と言い、「資料のほかに岡野玲子さんの『陰陽師』を読んだり、神社に行ったり。晴明神社ともう1つ、陰陽師の聖地みたいに言われている大将軍八神社というのがあるんですよ。大将軍というのは北極星のことで…」と陰陽道の知識をわかりやすく解説してくれる。昨秋に京都で行われた撮影時も神社めぐりをした。「撮影で京都に拘束はされているんだけど、自由な時間はすごくあったから、京都の中を自分で運転して、ぐるぐる回ってました。全然違うじゃないですか、東京とは。俺らは、そういう目に見えないものを昔から“気”と漢字で表してきた人たちだから、感じやすい。京都は特に風水で守られているから、そういう安心感もたぶんあると思うんです」。調べていく過程で新たな発見があると、さらに深く掘り下げ、台詞などにも窪塚さんの意見が反映されているという。 「結構自由に『好きにやって』というか、ちょっと放っとかれているみたいな感じだったんで(笑)。今回に限らず、そういうことが多いんです。演出しないで『任すわ』みたいに言ってもらうのは、それはそれでうれしいんですけど、『物足んねえ』みたいに思うときもありますね」と本音もちらりとのぞかせる。全編パリで撮影した主演作『UGLY/アグリー』や園子温監督の『ヒミズ』など、今後も話題作への出演が続く。作品としての規模も物語も全く違う世界に、いつも自然に、しかも、それぞれの作中の異分子として溶け込んでいる。これは相当に面白い現象だ。本人は「どうなんですかね」と照れ笑いしつつ、「ただ、そうありたいとは思っている」と言う。「すごいチープな言い方すると、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロがよく対比で出てくるけど、アル・パチーノって何見ても結構アル・パチーノじゃないですか。デ・ニーロはすごく変わる。その両方が合体したら最強やと。矛盾しているけど(笑)。10代の頃からそう思っていて。うまいこと言葉にできないけど、感覚として、絶対あり得ない存在というのを捉えて、それになろうという。輪郭ぐらいしか見えてない気もするけど、そこを追い求めているようなところがあると思います。芝居という言葉の中に“居る”って漢字が入るじゃないですか。演じる技じゃなくて、居る。そこに居る。道を歩いていて、その角を曲がってそいつが歩いてくる可能性を感じさせたいというか。本当に生きている、そいつがどこかに。と思わせたい」。ミュージシャンとしてのライヴ活動やブログ、Twitterなどで「ダイレクトに世の中と交流できるようになってから、ものすごいストレスがなくなったんですよ」と言う。「映画に関しては、前よりはそんなに自我が強くないと思います。きちんと駒に徹底することに自分の情熱を燃やせるし、そこだけに、よりピュアになってきている」。そう語る窪塚さんは実は今回、安倍晴明のみならず光源氏も演じてみたかったという。「両方やりたかったです、強欲なんで。何なら桐壺もやりたかった(笑)。究極言ったら、全部の役をやりたい。自分自身、役者として、そうありたいから。そういうアクロバティックなことからベーシックなものまで、丁寧にやっていきたいです」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga)■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:愛憎渦巻く、雅な平安絵巻『源氏物語 千年の謎』試写会に100組200名様ご招待田中麗奈が“生霊”となって嫉妬に燃える!『源氏物語』新カット披露中谷美紀、憧れの女優は高峰秀子「輝き続けられるように自分を磨きたい」生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年12月07日