《座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?》10月3日、こうツイートしたのは“ひろゆき”こと西村博之氏(45)。同日は沖縄県に滞在していたのか、「新基地断念まで座り込み抗議不屈3011日」と書かれた看板の隣で、満面の笑みを浮かべたひろゆき氏がピースをしている写真を添えた。9月30日には歌手でタレント・あの(年齢非公表)が青森県でひろゆき氏とロケに臨む様子をTwitterに投稿するなど、現在は日本に帰国しているようだ。ひろゆき氏が投稿した“ピース写真”に、《すごいいい笑顔!!!!》《この笑顔を守りたい》と反響が上がっている。しかし、ひろゆき氏のアップした写真には「辺野古」といった文字も映り込んでいる。そのため、“座り込み抗議する人がいないことを揶揄している”と捉えた人もいたようで、大ブーイングが起こっているのだ。《最低のセンスだな〜久々に腹が立った》《こういうの本当に悪質だよな》《人間のなかに、同じ人間の苦しみと血の滲むような闘いを侮辱して、一欠片の想像力もなく嘲笑することのできる者がいるのだ、という驚きを改めていだく。「確信犯的」と言えばそうだが、笑うということの暴力性がこんなに明白になる瞬間もなかなか珍しいな》《悔しくて涙が出る。ここに座り込み続ける人たちを嘲笑うようなことがなぜできるのか。こんな馬鹿馬鹿しいツイートになぜ何万も「いいね」がついてしまうのか。基地問題の本質は沖縄にあるのではなく、本土のこうした無知と無関心と冷笑にあることを改めて痛感する》《沖縄の反基地運動を冷笑しにやってくる内地からの訪問者は、なぜ工事車両の搬入が行われない台風襲来時や日曜日、夕暮れ時を狙ってゲート前にやって来て「辺野古の座り込み、誰もいなかった」と言い散らかすのか》気軽に投稿したツイートが大炎上したひろゆき氏。だが、それでも強気の姿勢を貫いているようで……。その後、「沖縄大学学生自治会」のアカウントから、《辺野古の座り込み行動は、工事のための車両が来る9時、12時、15時に合わせて行われます。なので、次の日も座り込みをするために、夕暮れごろには誰もいないということはよくあります。辺野古のことを真面目に考え、報道する姿勢がある人なら、こんな無責任な発言はできません》とのリプライが寄せられると、ひろゆき氏はこう返したのだった。《「9時、12時、15時しか居ません」と書いてくれないと、わからないですよ。誤解する人が増えないように、書き足しておいて貰ってもいいですか?》すると、《俺にわかるようにしとけ?って?傲慢すぎる》《誤解であれば先のツイートは削除すべきでは?》と、さらに火に油を注ぐ状態に。「沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する座り込みの抗議行動は、『新基地止めるまで続ける』として継続されています。多くの指摘のツイートにもあったように現在は日時を決めて行われていますが、9月22日には14年7月にスタートしてからようやく3000日を迎えたばかり。さらに、ひろゆきさんが投稿した前日に行われた大規模抗議集会『県民大行動』では、知事選で再選した玉城デニー氏(62)も参加し、『諦めず一緒に頑張っていきましょう』と参加者に呼びかけていました。それにも関わらず、自分が訪れた時に抗議活動をする人たちがいなかっただけで揶揄するのは、揚げ足取りと批判されても仕方がないでしょう」(全国紙記者)
2022年10月04日聴覚障がいと向き合いながら、プロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルにした物語『ケイコ 目を澄ませて』より、場面写真が公開された。今回の場面写真では、岸井ゆきの演じる主人公・ケイコと、彼女のまわりに生きる人物たちの日常が写し出されている。河川敷でのロードワークやシャドーといった、三浦友和演じる会長と二人三脚で練習に励むカット。友人たちとの楽しそうなカフェでの様子、同居する弟とのやりとりが切り取られている。何気ない日常が美しいことを思い起こさせてくれるようなシーンの連続で、ケイコをストイックなアスリートとしてではなく、不安や迷い、喜びや情熱など様々な感情で揺れ動く、どこにでもいるような等身大の女性として描いていく。第35回東京国際映画祭へも出品が決まった本作は、映画人から早くも注目を集めており、「『ケイコ 目を澄ませて』は流れる時間を柔らかにフィルムへと定着させた傑作だ。岸井ゆきのの瞳の輝きと、手と腕の動きとともに渦を巻くような粒子の蠢きを存分に感じるには大画面で見る以外の選択肢はない」(濱口竜介/映画監督)、「岸井ゆきのは、間違いなく天才!」(吉田恵輔/映画監督)、「エモーショナルなパンチが胸に突き刺さる快作」(矢田部吉彦/映画プロデューサー)、「岸井ゆきのが放つ圧倒的熱量に、心が動かされる」(カルロ・シャトリアン/ベルリン国際映画祭アーティスティック・ディレクター)とコメントを寄せている。『ケイコ 目を澄ませて』は12月16日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ケイコ 目を澄ませて 2022年12月16日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2022年09月27日映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』公開記念舞台挨拶が24日、都内で行われ、香取慎吾、岸井ゆきの、市井昌秀監督、劇中に登場するフクロウのチャーリー(本名:マルちゃん)が登場した。本作は、表向きは仲良し夫婦という田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)のゆずらないバトルをコミカルに描いたブラックコメディ。23日に公開を迎え、香取は「映画公開されました! うれしいです。ありがとうございます」と笑顔で感謝した。「言いたかったけど言えなかったこと」についてのトークでは、岸井が「香取さん写真撮ろう」って言えなかったと告白。この日行われた別の舞台挨拶で、香取が「ゆきのちゃんのSNSを見ていたらいろんな人と写真を撮っていて、なんで俺には言ってくれないんだろうと思っていた」という話をしたそうで、その舞台挨拶後に岸井が「写真を撮りましょう」と声をかけ、監督を含めて3人で写真撮影したという。香取が「なんでもっと撮ってくれないんだよ、気楽に言ってくれないんだよって思っていたんですけど、いつの間にか気楽にそういうのを言えないような人になっているっていうのがちょっと寂しくて、ああそうだったのかって」と吐露すると、岸井は「言ったら絶対快く撮ってくださるだろうなとは思っているんですよ。でも、圧倒的香取慎吾さん。やっぱ怖気づいちゃう部分がある」と話した。すると香取は「表舞台じゃないときも(テンション高く)『写真撮ってんの!?』みたいな(笑)。裏だとけっこう静かなほうなので。これからもっと自分からも言っていこうと思います」と宣言。司会者から「これが噂になっていろんな現場で『写真撮りましょう』って声をかけられるようになるかもしれませんね」と言われると、一瞬沈黙があったが「ぜひ言ってください皆さん! いつでも一緒に写真撮りましょう!」と呼びかけた。
2022年09月24日映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』(9月23日公開)で初共演を果たした香取慎吾と岸井ゆきのにインタビュー。本作でケンカを繰り広げる夫婦役を演じ、思っていることをちゃんと言葉にする大切さを感じたという2人に、人とのコミュニケーションで心がけていることを聞いた。市井昌秀監督が脚本も手掛けた本作は、表向きは仲良し夫婦という田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)のゆずらないバトルをコミカルに描いたブラックコメディ。裕次郎は、平凡で情けないダメな夫。そんな夫にイライラする日和は、SNSの「旦那デスノート」に愚痴をぶちまけるように。そしてある日、裕次郎もその存在を知ってしまい、引くに引けない夫婦ゲンカに発展していく。――裕次郎と日和を演じ、夫婦にとって大切なことについてどう考えましたか?香取:声に出して言葉にすることが大切だなと思いました。言わなくてもわかることもあるかもしれないけど、言わなきゃわからないこともあるんだなって。岸井:私は結婚して、2人のようになったら嫌だなって。ちゃんと話し合わなきゃいけないなと思いました。それって頭ではみんなわかっているけどなかなかできない。ずっと言われてきたことが一番大事なんだなと思いました。――話し合う大切さを痛感する作品ですが、お二人が人とのコミュニケーションにおいて大切にしていることを教えてください。岸井:無理をしない。そうしていると、同じように無理をしなくて大丈夫な人しか周りにいなくなる。友達は少ないですが、その一人ひとりとちゃんと向き合え、“狭く深く”を体現しているような感じです。わかっていると思っていた友人のことも、まだまだ知らないことがいっぱいあるなって最近感じたことがありました。1人の人を深く知っていくことはすごく楽しいです。お互い無理をしないから、言いたくなかったら言わないし、聞かれたくないだろうなと思ったら聞かないし。思いやりを持ってその人を理解することを大事にしていると思います。香取:愛していますね、みんなのことを。愛を持って接するようにしています。けっこう本気なんですよ! ステージでもファンの皆さんに「アイシテマース」ってよく叫ぶんですけど、一人ひとりを愛しています。スタッフも友達も家族も。――いつ頃から愛を意識するようになったのでしょうか。香取:僕がステージで「アイシテマース」って言うようになったのは、海外のアーティストが「ジャパン、アイシテマース」って言う真似から始まっていて、だからハッシュタグで書くときもいつもカタカナで書いているんです。最初はドームとかでふざけて「アイシテマース」って言っていて、恥ずかしがりながらでしたが、それを堂々と言えるようになってから本当に愛せるようになってきたのだと思います。――岸井さんは、香取さんと接しているときに愛を感じましたか?岸井:愛、感じますよ! だからかって思いました。ずっと香取慎吾さんでいられるのは愛があるからだってわかりました。――今回の夫婦役はバトルを繰り広げる役でしたので、その“愛”にブレーキをかけられたりしたのでしょうか?香取:(今回の日和のことも)好きになるけど、普通のラブストーリーとは違うかもしれません。恋愛モノとかだとその期間、愛しますけど、今回の2人はちょっと違いますから。好きなのに言葉がないからこんな状態になってしまって、そこから進展がある2人なので、映画のまんまという感じです。■香取慎吾1977年1月31日生まれ、神奈川県出身。1991年にCDデビューし、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。2017年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛と「新しい地図」を立ち上げた。近年の主な出演作は、ドラマ『家族ノカタチ』(16/TBS)、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(21/テレビ東京)、『クソ野郎と美しき世界』(18)、『凪待ち』(19)など。また、スタイリスト・祐真朋樹氏と共にショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」を展開。ルーヴル美術館で個展を開くなど、多岐にわたって活躍。NHK Eテレ『ワルイコあつまれ』、bayfm『ShinTsuyo POWER SPLASH』、ABEMA『7.2新しい別の窓』にレギュラー出演中。■岸井ゆきの1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年女優デビュー。2017年に『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務める。2019年『愛がなんだ』で、第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞ならびに第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。そのほか近年の主な出演作は、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21)、『やがて海へと届く』(22)、『神は見返りを求める』(22)、ドラマ『#家族募集します』(21/TBS)、『恋せぬふたり』(22/NHK)、『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(22/日本テレビ)、『拾われた男』(ディズニープラス/NHK)など。
2022年09月22日香取慎吾主演『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月23日(金・祝)に公開となる。この度、本作より香取演じる裕次郎、岸井ゆきの演じる日和の日常を切り取った本編映像が公開された。本作は香取が『凪待ち』以来3年ぶりに主演、岸井がヒロインを演じる。さらに井之脇海、的場浩司、眞島秀和、きたろう、浅田美代子、余貴美子ら個性豊かな実力派キャストが脇を固め、市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛ける新作映画だ。結婚4年目を迎える田村裕次郎と日和は仲良し夫婦として通っているが、ふたりの間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展。次第に険悪になっていく両者の関係をペットのフクロウ“チャーリー”は、無表情に見つめ続けていた。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」の可笑しさと、市井が描きたかったという“情けない、だらしない、ダメな香取慎吾”に自己を顧みながら笑わずにはいられない。しかし、日和の切実な想いと、お互いに大切な関係を取り戻そうともがく姿に共感できるはずだ。公開された本編映像の冒頭では、自宅でダンベルを片手に筋トレに励む裕次郎の姿が、never young beachの楽曲「明るい未来」とともに映し出される。筋トレが終わるタイミングに合わせ「できたよ」と食卓にプロテインと食事を用意する日和。感謝の言葉もなく、慣れた様子で食卓につく裕次郎は「これ取り寄せるのやめようかな」とプロテインのタンパク質含有量の少なさを得意げに指摘し苦言を呈する。そんな裕次郎に対しても彼女は「裕くんは筋肉重視だもんね」と優しく微笑みかけるのだった。今日の予定を聞かれ「クリーニングに行って、網戸を拭いて、お風呂のカビ取りかな」と家事で埋まった予定を答える日和に対して、裕次郎は「昼はキーマカレーがいいな」と平然とリクエスト。10時過ぎにしっかりした食事を用意したにも関わらず、昼食のメニューまで指定する裕次郎に対して「これブランチでしょ?」と驚きを隠せない日和。その反応を気に掛ける様子もなく「これは朝食。昼ごはんは別。“いい意味で”」と、お得意の台詞をしたり顔で返す裕次郎に「もぉ〜」と笑って返す日和の目は、もう笑っていない……。そんなやり取りを、フクロウのチャーリーは静かに見守っている。ギリギリの忍耐と笑顔で保たれていた平穏な夫婦生活が、この後「旦那デスノート」をきっかけに動き出す。裕次郎と日和が繰り広げる“笑えないふたりの笑えるガチゲンカ”と、個性豊かな登場人物たちが織りなすストーリーの結末に期待しよう。『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月23日(金・祝)より公開
2022年09月21日●香取、岸井との共演は「刺激的ですごく楽しかった」映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』(9月23日公開)で夫婦役を演じた香取慎吾と岸井ゆきのにインタビュー。互いに刺激を受けたという初共演の感想や、本作における挑戦など話を聞いた。市井昌秀監督が脚本も手掛けた本作は、表向きは仲良し夫婦という田村裕次郎(香取)と日和(岸井)のゆずらないバトルをコミカルに描いたブラックコメディ。裕次郎は、平凡で情けないダメな夫。そんな夫にイライラする日和は、SNSの「旦那デスノート」に愚痴をぶちまけるように。そしてある日、裕次郎もその存在を知ってしまい、引くに引けない夫婦ゲンカに発展していく。――今回初共演となりましたが、共演前に抱いていたイメージと、実際に共演して感じたことをお聞かせください。岸井:私はもう、子どもの頃からずっと見てきた方なんです。テレビで見てきた香取慎吾さんというイメージが強くありましたが、実際の香取慎吾さんはそのままの方でした。こういう人、という区分ではなくて香取さんという属性というか、人として“香取慎吾”とでも言えるような部分があるんです。香取:みんなが知っている慎吾ちゃん(笑)岸井:はい! なので、怖い人なのかな、優しい人なのかなという他の初対面の人に対して抱くような身構えた気持ちは最初からなかったです。そして、初めてお会いしたときに「僕、台本覚えてこないから」とおっしゃって、「さすが香取慎吾だ!」って思いました。「本当なの!?」と思いましたが本当でした。香取:僕は気になる俳優さんとして素敵な方だなと思っていた矢先に共演ということになってびっくりして、うれしかったです。ご一緒したら、素敵だなと思っているお芝居を超えてくるくらい。共演できてうれしかったですが、もうちょっと温かくて柔らかい作品でご一緒したかったです(笑)岸井:そうですね(笑)香取:基本ピリついている空気だったので、合間の時間にお話しさせてもらってもどこかブレーキかけないと次のシーン始まったらそんな空気じゃないから、みたいな(笑)。明るくてずっと2人が楽しい作品だったら、合間の楽しさもそのまま延長で平気なものもあるけど、そういう感じじゃなかったので、お互いちょっとブレーキをかける感じでした。――素敵だなと思っているお芝居を超えるくらいだったということですが、どんなところに魅力を感じましたか?香取:自分がもっとこうしたいと思わせてくれる感じでした。あまりそういうことを思わないほうですが、このままじゃ負けちゃうみたいな、ふと我に返って「俺、大丈夫かな?」って思うときがあって。『ドラゴンボール』の孫悟空が「もっと強いヤツに会いたい」って言うような強敵で、強い相手と会えて刺激的ですごく楽しかったです。――岸井さんに刺激されて引き出されたものがあったわけですね。香取:そうですね。岸井:びっくりです。香取:そんな中でも、岸井さんがお芝居のことでちょいちょい思い悩んでいる瞬間があったので、「何を悩んでいるの? 全然素晴らしくてこっちはこんな風に思っているのに、これ以上悩むところなんてある?」って僕は思っていました。岸井:これでいいのかなって思うこともありました。香取さんが台本をその日に覚えるということで、すごく新鮮な、作り込まれていない言葉が飛んでくるので、それに対して、ちゃんと(台本を)読み込んでいる自分がどう返したらいいのか、どうするのがいいのか、すごく考えました。――台本を家では読まず、現場で覚えるという香取さんに凄みを感じましたか?岸井:すごいですよ! その日覚えるなんて、普通できないですよ!香取:今回はそこを楽しみながら、ちょっとタイミングをずらすところもありました。ポンポンいくセリフのいいテンポってありますが、今回は作品のリアリティや僕の役のダメな感じを出すためにも、ちょっと待ってから言うとか、ずらしたほうがいいかなってやっていたかもしれません。岸井:予想できない香取さんの芝居に、どう返したらいいのか悩むこともありましたが、私も楽しんでいたと思います。そこに乗っかってみようと思えたし、香取さんがそういう空気を作ってくださったのですごく楽しかったです。●香取、台本は家で読まない「宿題をやりたくないみたいな…」――香取さんが当日に現場で台本を覚えるようにしている理由を教えてください。香取:苦手なので(笑)。宿題をやりたくないみたいな感じでギリギリまで読まないだけです。――それで覚えられるのがすごいですよね。香取:仕事としてやっていてお金ももらっているので、最終的には覚えられないとダメじゃないですか。でもギリギリまで見たくないっていう感じです。――この覚え方は昔からですか?香取:子供の頃はもう少し読んでいましたが、現場に行ったら違うこともいっぱいあって。座ってセリフを言うって想像していたのに、現場に行ったら「歩いてしゃべって」と言われて、どうしようってなることが子供ながらにあって、現場で監督の指示を受けたり、自分がどういう衣装かわかってから作ったほうがいいなという風になってきたのだと思います。想像の中でポケットに手を入れていたのに、ポケットがない衣装だったり。事前に作り込みすぎると修正が難しくなるので。――本作では、ダンベルを持ち上げる筋トレシーンもあり、体が仕上がっているように感じましたが、事前に準備していたのでしょうか?香取:何もしてないです。(現場で)言われたことをやっただけです。重いのを持ってって言われた通りに。――普段から鍛えているわけではないんですね。香取:何もしてないですね。大嫌いです(笑)。事前の準備は本当にしないので。岸井:本当に持ち上げていてびっくりしましたが、何もやってないんですね。――演じた役との共通点はありますか?香取:我慢してこらえてしまうというか、うまく吐き出せなくて怒ったり涙したりというのは似ているのかなと。我慢できない限界までいかないと感情を出せない。コイツのこと嫌いだって言っていますけど、優しく彼を見て共通点を探したらそこかなと思います。岸井:私はSNSに悪口を書いたりしませんが、ためこんでしまうのはわかりますね。2人は感情をぶつけ合う場面がありますが、私はためこんで出口がわからなくなるタイプです。――吐き出せずにたまってしまったらどうするのでしょうか。岸井:好きな映画を見て発散します。でも、実際には自分自身の問題が解決していないと、消化不良だなと思うときもあります。香取:主人公に投影しているのね。岸井:しているんですけど、根本的な解決にはなっていないなと。●本作での挑戦を語る香取は「カッコ悪くすること」――本作で、ご自身にとって挑戦だったと感じていることを教えてください。岸井:今までにないということでは、肩車ですね。あと、ワイヤーアクションをしていて、初めてでした。香取:見た人は「どこで?」と思うかもしれないですけど、ワイヤーアクションをしているんです(笑)――香取さんにとっての挑戦は?香取:カッコ悪くすること。カッコ悪い役でも、カメラの前だとカッコつけてカッコよく映ろうとしてしまうのですが、それを極限までなくす。やっていて面白かったですし、楽しかったです。――カッコ悪くするために工夫したことはありますか?香取:ちょっと運に任せるところもありました。歩いているときにたまたま足が絡まってコケないかなとか、スマホをポケットから出すとき引っかからないかなとか。でも、いろんな経験値できれいに出しちゃうんですよ。きれいに一番いいところに出してしまうところを、そうじゃなくしようとするのは楽しかったです。――岸井さんは裕次郎のダメ夫ぶりをどう思いましたか?岸井:ムカつきましたが、お互いに問題があるなと。言えばいいのにってすごく思いました。プロテインのことで「成分なんて違わないだろうな」って心の中で思っていて、「変わんなくない?」って言えばいいのにと。でも、「いい意味で」とか言ってくるのが面倒くさいから心の中に留めているんだろうなとも思いました。何かと「いい意味で」って言われたら私も嫌です。香取:監督が演出しているときに「いい意味で」って言った瞬間があって、その瞬間に2人で目を合わせて、監督に「今言ったのマジですか!?」って言ったら「あ……」って(笑)。監督自身が入っている男だから、裕次郎のことをダメって言えば言うほど、監督のことをダメって言っているみたいな。でも実際、口癖みたいです。岸井:それで奥様に怒られているらしいです(笑)――カッコ悪い役への挑戦は香取さんにとってどんな経験になりましたか?香取:これまでカッコいい役や前向きな男を演じさせてもらうことが多かったですが、今回本当にダメなヤツだなって思う男だったので、苦手なお芝居だけど、これで終わりたくないので、もうちょっとちゃんとした男を演じたいなと思いました。――お芝居に苦手意識が?香取:お芝居は一番苦手です。歌やバラエティなどいろんなことやっている中で。ほかのものは自分で作っている部分が……絵も自分で描いていて、バラエティもスタッフと一緒に作っているところがありますが、お芝居は一番作られている中に入っていく感じがするので緊張しますし、セリフも与えられたセリフなので苦手です。でもずっとやり続けているから本当に嫌いではないんだろうなと。――苦手意識を克服したいですか?香取:克服しようとは思ってないです。こんな苦手な僕でも声をかけてくれる人がいるならばと思ってずっとやらせてもらっています。■香取慎吾1977年1月31日生まれ、神奈川県出身。1991年にCDデビューし、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。2017年9月に稲垣吾郎、草なぎ剛と「新しい地図」を立ち上げた。近年の主な出演作は、ドラマ『家族ノカタチ』(16/TBS)、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(21/テレビ東京)、『クソ野郎と美しき世界』(18)、『凪待ち』(19)など。また、スタイリスト・祐真朋樹氏と共にショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」を展開。ルーヴル美術館で個展を開くなど、多岐にわたって活躍。NHK Eテレ『ワルイコあつまれ』、bayfm『ShinTsuyo POWER SPLASH』、ABEMA『7.2新しい別の窓』にレギュラー出演中。■岸井ゆきの1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年女優デビュー。2017年に『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務める。2019年『愛がなんだ』で、第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞ならびに第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。そのほか近年の主な出演作は、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(21)、『やがて海へと届く』(22)、『神は見返りを求める』(22)、ドラマ『#家族募集します』(21/TBS)、『恋せぬふたり』(22/NHK)、『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(22/日本テレビ)、『拾われた男』(ディズニープラス/NHK)など。(C)2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年09月21日芝浦工業大学(東京都江東区/学長:山田 純)は、実業家・著作家のひろゆき氏と在学生による対談・討論イベントの動画を公開しました。YouTube動画サムネイル画像本イベントは「ひろゆきに何でも聞いてみよう&ひろゆきを論破せよ」と題し、昨年度から続く本学の対談・座談会シリーズ「SIT DIALOGUE」の一環として開催しました。前半の質問コーナーでは、在学生が勉強・進路、友達・人間関係、恋愛・結婚といったさまざまなテーマで悩みを語り、ひろゆき氏から「より良い学生生活を過ごすために何をするべきか」のアドバイスをもらいました。後半はチャレンジ企画としてディベートを行い、在学生が事前に用意したテーマから賛成派と反対派に分かれ、白熱した討論が行われました。参加した学生からは「大学生活の悩みが解消できた」「新たな気づきがあった」「就職活動に生かせる知見が多かった」等のコメントが寄せられました。本学は創立100周年に向けた長期ビジョンである「Centennial SIT Action」の中で、「教職協働トップランナー」を拡張した「ステークホルダー満足度向上」という観点で、学生も含めた教職学による大学作りとそれを通じた学生満足度の向上に取り組んでいます。今後も学生との対話を重視し、より良いキャンパスライフを送れる環境づくりに努めてまいります。【SIT DIALOGUE Vol.5:ひろゆき氏×芝浦工大生(YouTube動画)】■芝浦工業大学公式YouTubeチャンネル ・前編:ひろゆきに何でも聞いてみよう編(9月12日公開)・後編:ひろゆきを論破せよ編(9月中旬公開予定)■特別対談・座談会シリーズ[SIT DIALOGUE]とは山田学長や学生らが各界の専門家や著名人とさまざまなテーマについて意見を交わす企画です。2021年度からスタートし、今回が5回目になります。【Vol.1:原田曜平】デジタルネイティブなZ世代がつくる新しい理工系の世界観 【Vol.2:スプツニ子!】女性がつくる、未来とテクノロジー 【Vol.3:ひろゆき】理系学生が持つべき、グローバル視点とデジタルスキル 【Vol.4:吉藤オリィ】起業家マインドに必要な技術よりも大切なモノとは ■芝浦工業大学とは工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科 私立理工系大学で唯一のスーパーグローバル大学(SGU)採択校であり、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。近年は理工系女性技術者の育成にも注力しています。東京都とさいたま市に2つのキャンパス(豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月12日俳優の香取慎吾が主演を務める映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』(9月23日公開)の完成披露舞台挨拶が29日、都内で行われ、香取、岸井ゆきの、井之脇海、的場浩司、余貴美子、市井昌秀監督が登壇した。本作は、結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(岸井ゆきの)の物語。表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、過激なSNS「旦那デスノート」の存在によって引くに引けない夫婦ゲンカに発展していく。ダメ夫の裕次郎を演じた香取は「すごくダメな男でして、僕自身、香取慎吾、すごくいい男なんですね」と笑いを誘い、「演じながらどうにも納得がいかなかったり、何やってんのって思いながらだったり。そんな彼がどう変わっていくのか、夫婦として2人がどう変わっていくのかというストーリーなのですが、『本当にダメですよね』っていう話を監督のそばですると、監督自身を描いた作品でもあるので、監督に対して『本当にダメだな』って言っているみたいになっちゃって、いつも監督が僕に『本当にすいませんでした』って謝ってくれました。ちなみに監督は同い年です」と語った。妻・日和を演じた岸井は「この映画は夫婦のお話ではあるんですけど、夫婦以外にも家族や友人だったり、コミュニケーションの話でもあると思うし、結婚だったり家族の形だったり、システムの話でもあると思うので、いろんな人が共感したり、それは違うと思ったり、考えることができる映画になっていると思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思っています」と本作の魅力を紹介。岸井はまた、香取との初共演について「ずっと見てきた人じゃないですか、見てきたままの香取さんがいらっしゃいました。圧倒的な香取慎吾という、もう揺るがないものをすごく感じました。パワーを……。そこにいてくれるんですよ。なんのプレッシャーもかけないで、でも香取慎吾さんとしてそこにいてくれる」と述べ、隣で聞いていた香取は「圧倒的な香取慎吾」と繰り返していた。
2022年08月29日香取慎吾主演、岸井ゆきのがヒロインを演じる映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』より、新場面写真が一挙に公開された。今回の場面写真では、香取さんと岸井さんが演じる夫婦、裕次郎と日和の日常を覗くことができる。妻がまさか自分の悪口を書いているとは微塵も思わず、他人事のように同僚・蓑山のスマホを覗き込んで“旦那デスノート”を見ている裕次郎。能天気にご飯を食べる裕次郎をどこか冷めた表情で見つめる日和。バツ3の上司・浦島店長(的場浩司)との写真では、裕次郎の顔に絆創膏が。また一方で、出会った当初の仲良しだった裕次郎と日和の仲睦まじく話す様子も。ほかにも、自宅で筋トレに勤しむ裕次郎、不満げな顔でPCを見つめる日和、首根っこを掴まれる若槻(井之脇海)など、“笑えない二人の笑えるガチゲンカ”と個性豊かな登場人物たちが織りなすストーリーの結末に期待高まるシーンが公開された。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 “犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年08月17日10月スタートの日曜劇場「アトムの童(こ)」にて山崎賢人が運命の出会いを果たす重要人物として、松下洸平と岸井ゆきのの出演が決定した。本作は、ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く完全オリジナルストーリー。山崎さん演じる主人公の安積那由他に多大な影響を与える人物役として、松下洸平と岸井ゆきのの出演が決まった。松下さんは那由他の過去を知る重要人物・菅生隼人(すごう・はやと)、岸井さんは老舗玩具メーカー「アトム」のひとり娘である富永海(とみなが・うみ)を演じる。昨年放送の金曜ドラマ「最愛」でヒロインを一途に思う刑事を好演し、大きな話題を呼んだ松下さん。日曜劇場への出演は今回が初めてとなる。本作で演じる菅生隼人は、天才ゲーム開発者である那由他の過去を知る人物だが、その詳細は放送で明らかになる。また、話題作への出演が続き、ますます活躍の場を広げている岸井さん。日曜劇場には「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズや「天国と地獄~サイコな2人~」に出演してきた。今回演じる富永海の実家は、カプセルトイを企画・製造する老舗玩具メーカー「アトム」。いつまでも夢を追い続ける父親に反発して家業を嫌っている海だったが、海外との価格競争などの影響で廃業の危機を迎えていた「アトム」の経営再建のため継ぐ決心をし、一発逆転のために「ゲーム制作」の参入という賭けに出る。資金もノウハウも持たない「アトム」は、“ゲーム業界のバンクシー”と称されていた那由他(山崎さん)とコンタクトを取ろうとする。大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる天才ゲーム開発者の那由他が中心となり、隼人と海を巻き込んで巨大資本の企業を相手に挑戦の旅に出る。「ものづくり」への情熱は、競争の激しいゲーム業界で新たな伝説を生むことができるのか?日曜劇場に初参加となる松下さんは「今はとにかくワクワクしています」とコメント。「ゲームやおもちゃなど、“ものづくり”に人生を懸ける人物が登場する『アトムの童』。登場人物たちに負けないくらい全力で熱くなれる作品を、キャスト・スタッフの皆さまと共に作っていきたいと思っています」と、意気込みを語る。岸井さんは「ゲームが作られる過程や作者の思い、そこに関わる人々の思いを覗き見ることができるドラマになっています。崖っぷちに立たされた『アトム玩具』を救うべく、私が演じる海はゲームの世界に飛び込み、情熱を武器に大企業と戦います」と力強く語っている。日曜劇場「アトムの童」は10月、毎週日曜21時~TBS系にて放送。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(text:cinemacafe.net)
2022年08月07日●スカウトきっかけに大好きな映画をつくる側の人間に近年、主演作含め話題作への出演が続き、高い演技力と異彩な存在感で見る者を魅了している女優・岸井ゆきの。現在発売中の初フォトエッセイ『余白』(NHK出版)では、岸井のありのままの素顔に触れることができる。これまであまり語ってこなかった心の内を明かした岸井にインタビューし、女優業や愛する映画への思いを聞いた。同書は、まっすぐで飾らない言葉で紡がれた53篇におよぶエッセイと、自然体な表情を切り取った撮り下ろし写真、そして本人秘蔵のスナップで編み上げた一冊。仕事にまつわるエピソードはもちろん、子供時代の思い出や、家族・友人への思い、恋愛や子供を持つことについての気持ちも明かしている。「これまで自分で考えていることをあまり外に出してきませんでしたが、こうして本にしてみて 、自分が考えていることを確認できた感じがしました。また、それを面白がってくれる人がいるんだということは再発見でした」とはいえ、自分のことを話すのは苦手だという岸井は、エッセイは「最初で最後です(笑)」と宣言。「もしまた声をかけていただいたら、『それもありかな』って言い始めるかもしれませんが、今はもう最後のつもり。やはり自分のことを話すのは難しいです」と話した。映画にたびたび救われ、「映画が一番の友達」と言うほど映画を愛している岸井。エッセイでは高校卒業直前にスカウトされた当時のことも書かれているが、そのときに映画をつくる人たちの一員になれる可能性があると知り、「そういう道もあるならやってみようかな」と事務所に所属することを決意したという。しばらくは本当に自分のやりたいことなのかわからず模索の日々が続くも、舞台のオーディションで演劇がどのように作られているのか、その裏側を知って感動し、俳優になりたいと思ったのだという。ただ、「覚悟を決めた瞬間というのはあまりなくて、一生役者をやるとは決めつけたくない」と自身の考えを明かす。「先のことはわからないので。この仕事をずっとやるんだろうとは思いますが、もしかしたら別の楽しいことが見つかるかもしれない。そうなったときに、私は言葉にしてしまうとそれに縛られる傾向があるので、『でも私、役者一生やるって言っちゃったしな』ということが起こり得るんです。過去の自分の決断や覚悟が未来の自分に作用してしまうのでそれは避けたいなと。過去の自分も未来の自分もかわいそうだから決めつけないようにしています。もちろん、今はこの仕事が好きでやりたいと思っていて、一つ一つの仕事に対して覚悟を持ってやっていますが、これからもずっと役者をやるとは決めていません」●フィルムでの撮影「本当に幸せでした」 演技にもプラスに自身にとって特に大きな経験になった作品を尋ねると、すべてが大事な経験になっているとした上で、今年公開される主演映画『ケイコ 目を澄ませて』(三宅唱監督)を挙げた。「第72回ベルリン国際映画祭」のエンカウンターズ部門へ出品された本作は、元プロボクサー・小笠原恵子の自伝『負けないで!』をもとにした映画で、岸井は耳が聞こえないプロボクサー・ケイコを演じた。16mmフィルムが用いられた撮影は、岸井にとってとても幸せな時間になったという。「ずっと映画が好きでやってきて、初めて長い映画で16mmのフィルムで撮ったんです。私は主演ですがほとんどセリフがなかったので、カラカラカラって回っているフィルムの音がずっと聞こえているんです。『あ、これを聞くために俳優の仕事をやってきたのかもしれない』って錯覚するほど幸せな時間でした」そして、「現代の映画はデジタルで撮っていますが、これまで見てきた好きな映画はフィルムで撮っている。それをやっと経験できて、私の大好きな映画は、あれもこれもこういう風に撮っていたんだなって。フィルムはデジタルと違ってモニターも全然ないし、フィルムの音が入ってしまってあとから処理したりするのですが、フィルムで撮るという経験ができたのは本当に幸せでした」と目を輝かせながら話し、「早く誰かまたフィルムで撮ってくれ~(笑)」と願った。フィルムでの撮影は演技にもプラスになる部分があったという。「デジタルと違ってフィルムは何回も撮れないんです。なのでとても緊張感があり、みんなを集中させる力があるなと思いました」。また、「照明も現場に入ったときから美しくて、カメラの前だけでなく空間が全部きれいなんです。いろんなことが整っていて、準備万端でないとフィルムでは撮れないので」と続け、「公開が楽しみです」と心を躍らせた。愛する映画に対して、今後どのように関わっていきたいか尋ねると、「できればまたフィルムで撮りたい」と答え、「私はカメラが趣味で、フィルムで撮っているのですが、全然質感が違います。フィルムカメラが流行っているみたいなので、映画も、もう少しフィルムで撮れるような体制ができたらいいなって勝手に思っています」と期待した。●女優業は天職と実感も「一生続けるとは決めつけたくない」今年30歳になった岸井。30代の抱負を尋ねると、やはり「先のことはわからない」と言い、「考えるとしても数カ月先の未来しか考えられない性格で、今日一日をどうするかということを考えて生活しているので、そういう一日一日の積み重ねをしっかりして、気づいたら40代になっていたらいいなと思います」とにっこり。下積み時代に飲食店でアルバイトしていた頃、「(役者として)売れなかったらうちに来ていいよ」と声をかけてくれていた会社があったり、会社員として働いている友人がいることで、「俳優の仕事だけではなく、ほかにも道はある」という思いがあるのだという。「俳優として食べていけなかったら終わりだと思ったことはないです」と話した。すべてにおいて「決めつけたくない」という岸井。「これしかない」ではなく、「ほかにも道はある」という考えは、生きていく上で心の安定にもつながっているという。とはいえ、女優業に関して「天職だなとは感じています」とも。「一生という思いもありますが、やはり一生続けるとは決めつけたくないので、言い切ることはしません!」と笑っていた。■岸井ゆきの1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年女優デビュー。以降映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演。17年、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。19年『愛がなんだ』では、第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞ならびに第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。そのほか近年の主な出演作には、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』『やがて海へと届く』、ドラマ『#家族募集します』『恋せぬふたり』などがある。22年は、映画『神は見返りを求める』、ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』などに出演。現在、ドラマ『拾われた男』が放送・配信中。映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月23日公開予定、『ケイコ 目を澄ませて』が22年公開予定。
2022年08月01日香取慎吾、岸井ゆきの共演、市井昌秀監督・脚本の『犬も食わねどチャーリーは笑う』よりポスタービジュアルが到着した。香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶりに主演を務め、いまや日本映画界に欠かせない女優となった岸井ゆきのと夫婦役で共演する本作。市井昌秀が監督・オリジナル脚本を手掛け、結婚4年目を迎える表向きは仲良し夫婦の2人の間に生まれた綻びが、引くに引けない夫婦ゲンカに発展する様を描く。この度解禁となったのは、全面に作品タイトルが大きく配置され、その隣には、「こちらに、いい意味でそこそこ詳しく載せてます。」という説明とともにQRコードが差し込まれるのみという、シンプルかつ斬新なデザインのポスタービジュアル。上部から覗く、主人公・裕次郎(香取さん)と日和(岸井さん)、2人の飼うペットのフクロウ“チャーリー”のうっすらと見えそうで見えない笑顔が何とも“気になる”1枚だ。細かい文字情報をあえて入れず、映画ポスターではあまり見かけないシンプルさが、いい意味で興味を引くビジュアルとなっている。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022 “犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年07月21日2022年7月15日、絵本作家の、あいはらひろゆきさんが亡くなったことが分かりました。61歳でした。かつて、あいはらさんが代表取締役を務めていた株式会社キャラ研によると、あいはらさんは同年6月27日に亡くなったといいます。あいはらさんが文章を担当した絵本シリーズ『くまのがっこう』は子供を中心に愛され、図書館や学校の図書室でも人気を博しました。くまのがっこう 公式ホームページ スクリーンショット子供が生まれたことをきっかけに、『くまのがっこう』シリーズを作ったという、あいはらさん。絵本に登場するくまのこたちに、笑顔をもらった人は多いようで、「思い出の絵本をありがとうございます」という感謝の声が続々と上がりました。今後も、幅広い世代の子供たちに、『くまのがっこう』シリーズは本を読む楽しさを教えてくれることでしょう。あいはらさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年07月15日強運と縁に恵まれた男が他人に“拾われ”続けることで、夢も恋も掴んでいく、松尾諭のエッセイのドラマ化「拾われた男」。この度、主人公・諭の周りを取り巻く新たなキャスト19名が発表された。仲野太賀演じる、上京して役者を目指す松戸諭は、レンタルショップでアルバイトをしながら、オーディションを受けては落ち続ける鳴かず飛ばずな日々を送っていたが、自販機の下で見つけた航空券を拾ったことから、運命が大きく動き出すことに。持ち主はモデル事務所「FMC」の社長で、諭は彼女に“拾われる”ことに。そんなFMCの社長・山村役を薬師丸ひろ子が務めるほか、諭のマネージャーとなる日立を鈴木杏、事務所スタッフ・相楽を伊勢志摩、諭に演技指導をする平山を北村有起哉が演じる。さらに、ほかにも最強の運と縁に恵まれている諭を“拾う”登場人物、<諭を“拾う”家族>として父・平造を風間杜夫、母・きくを石野真子、祖母・晴子を末成映薫。<諭を“拾う”アルバイト仲間>として映画監督志望の塚本を要潤、フロアリーダー・山下を安藤玉恵、脚本家・荒井晴彦の世界観を敬愛するオタク女子・吉ミラを北香那、お笑い芸人を目指す中田を前田旺志郎が演じ、切磋琢磨していく職場を作り上げる。<諭を“拾う”幼なじみと飲み仲間>として、常連客・有田を六角精児、一緒に住むことになる幼なじみ・杉田を大東駿介、諭が好意を抱いていた幼なじみ・野本を片山友希。<諭を“拾う”ことになる女性陣>として、杉田の彼女・ヨシコを岸井ゆきの、“不思議”キャラで様々な男性を虜にする田畑を松本穂香、諭に想いを寄せる杉浦を田辺桃子、諭と共演する女優を佐藤めぐみ。そして、<諭の物語の読者>として、つづきのお話をプロデュースしていく敏腕編集者・芥川マリを夏帆が演じる。「拾われた男」は6月26日(日)よりディズニープラス「スター」にて見放題独占配信。(cinemacafe.net)
2022年05月19日2ちゃんねるの創設者で実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏が14日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2022 SPRING/SUMMER」にフランス・パリからオンラインで参加した。女性向けのイベントに出るのは約20年ぶりで、「電撃ネットワークと南部虎弾さんと下着のショーに出たことある(笑)」と語った。ひろゆき氏が登場したトークコーナーには、Repezen Foxx(レペゼン フォックス)のDJ社長も活動拠点にしているインドネシアから参加。この日は10代女性から「有名になって大きなステージに立ちたい」という質問が寄せられ、ひろゆき氏が回答した。ひろゆき氏は「かわいいって言われることはそこまで重要じゃない。なぜステージに立てるかと言うとフォロワー数とか“数字”なんです。数字がついていると、スポンサーがついて番組にも出やすくなる。いかにSNSでフォロワーを増やすかなんです」とした。そして「インドネシアに行ってDJ社長の彼女になるとめちゃめちゃ増える(笑)」と語った。コーナーの最後にはDJ社長から「レペゼン フォックスの半生をマンガ化」することと、「マンガを手掛けるマンガ家を公募」することが発表された。ひろゆきは「これでマンガ描くことになったら、このあとの人生が楽になる。DJ社長が嫌いでも申し込んでみましょう」と毒舌を交えてアピールした。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。新型コロナウイルスの影響で過去2年は開催を延期しており、2019年9月以来2年半ぶりの開催となる。今回のテーマは、“女の子はきらきら輝き続ける”という思いを込めて「STAY GOLD ~Keep on girls story~」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開した。撮影:蔦野裕
2022年05月15日ムロツヨシと岸井ゆきのが共演する、『愛しのアイリーン』『空白』の吉田恵輔監督オリジナル最新作『神は見返りを求める』。この度、本作のキービジュアルと予告編、主題歌、場面写真が一挙に解禁となった。この度解禁となった予告編は、前半、疾走感のあるポップな音楽とともに田母神(ムロさん)とゆりちゃん(岸井さん)の出会いから描かれる。田母神は「俺は見返り欲しさにやっているわけじゃないから」と、青春のようなキラキラした時間をゆりちゃんと過ごすが、依然としてゆりちゃんのYouTubeチャンネルは登録者数が増えず…。そんなある日、ゆりちゃんは、ひょんなことから繋がった人気YouTuberのチョレイ(吉村界人)に「(動画を)もっとポップで可愛くした方がいいんじゃない?」という助言を受ける。そこから不穏な音とともに物語が急変。「ゴッドTです。世の中の悪を罰していきます」と優しかった田母神が覆面を被り「見返りを求める男」に豹変、さらにはゆりちゃんも容姿や振る舞いがまるで別人となり「恩を仇で返す女」となる。そこから印象的なカットが怒涛のように映し出され、ラストは田母神の「これ流したら全部晒されるからな。毎日ビクビクして過ごせよ」という強烈なパワーワードで映像は終わる。予告編内で使用されている挿入歌「かみさま」、そして主題歌「サンクチュアリ」を歌うのは、心に刺さる切ない歌声が特徴のボーカリスト・セツコと、ボーカロイドシーンでも活躍するコンポーザー・針原翼とkoyoriの3人で構成された、下北沢発の音楽ユニット「空白ごっこ」。今年、結成2周年を迎える「空白ごっこ」が、初の映画主題歌・挿入歌を書き下ろした。併せて解禁となったポスタービジュアルは、ピンクと黄色のラブ&ポップな背景に、予告編で描かれた<見返りを求める男>と<恩を仇で返す女>に豹変する前の、着ぐるみ・ジェイコブを着た<神のように優しい男・田母神>とひたむきに頑張っていた<底辺YouTuber・ゆりちゃん>のカットを使用。本編では、実際にジェイコブに入って様々なことに挑戦したムロさんの動きにも要注目。だが、よく見ると、ビジュアルの右下が燃えかけている!?2人の豹変を予感させるとともに、本作でも描かれているYouTubeの「炎上」を想起させる象徴的なビジュアルに仕上がっている。『神は見返りを求める』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:神は見返りを求める 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほかにて公開予定©2022「神は⾒返りを求める」製作委員会
2022年04月25日香取慎吾が『凪待ち』以来3年ぶり映画主演、いま引く手あまたの岸井ゆきのと共演する映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』が9月に公開決定。市井昌秀監督が香取さんを主演に当て書きした、大切な人との絆を取り戻すコメディとなっている。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取慎吾)と日和(ひより/岸井ゆきの)。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS「旦那デスノート」をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく――。主演の香取さんと、今年公開される映画だけでも出演作4本(うち主演作2本)と日本映画界に欠かせない存在となり、ドラマ「恋せぬふたり」も話題となった岸井さんは初めての顔合わせ。香取さんと市井監督も映画撮影の現場では初めてタッグを組んだ。岸井ゆきのとはいえ、2人の接点は14年前までさかのぼる。まだ監督としてキャリアをスタートさせたばかりのころ、2008年の「ぴあフィルムフェスティバル」で当時審査員だった香取さんが市井監督の作品を高く評価、結果はグランプリを受賞した。そこで市井監督は、いつか一緒に香取さんと映画の仕事をしたいという強い思いが芽生えたという。その後2020年1月に香取さんのソロアルバムの収録曲「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」のMVを撮ることになった市井監督。それが後押しとなり、MV撮影終了後に市井監督は香取さんを主演に据えた脚本の執筆に取り掛かった。そして完成したのが本作。撮影は2021年9月下旬から10月下旬にかけて、東京都立川ほか埼玉などで行われた。市井昌秀監督また、市井監督は構想の段階で2つのことを思い描いていた。1つは「大切な人との関係性を見つめ直すもの」。もう1つは「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」だった。コミカルな悪口が並ぶ「旦那デスノート」とは対照的に、シリアスなシチュエーションにもがく裕次郎と日和を香取さんと岸井さんがとてもユーモラスに演じているのは、市井監督の狙い。裕次郎が日和との会話で適当に受け流すときによく使う「いい意味で」という劇中のセリフを借用するなら、崩れかけたメロドラマは「ホラーです、いい意味で」。夫婦やパートナー同士で起こりうることを描く、共感できる絶妙のコメディに仕上がった。ちなみに、タイトルにある“チャーリー”とは劇中に登場するペットのフクロウのこと。香取さんと岸井さんが演じる裕次郎と日和が飼っている、チャーリー(3歳/オス)の愛くるしい佇まいにも注目だ。香取慎吾(田村裕次郎 役)「コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。」また、映画に出演させてもらえてとても嬉しいです。初めて市井監督の映画に参加しました。初めて岸井ゆきのさんと共演させてもらいました。笑顔のはじめましてが絡み合いながら、SNS『旦那デスノート』にもがく裕次郎を演じました。恐怖の連続でした!自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分の事を晒している!コメディです。コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。。岸井ゆきの(田村日和 役)「いつかあるかも知れない未来を追いかけるよう」わたしは本当の夫婦の感覚を知らないのですが、両親をずっと見てきて、何もないようで何かある空気、本心を悟られないように諭そうとする威厳、笑いながら諌める態度、不思議な関係だと思いました。そんなことを考えて芝居をするのは、いつかあるかも知れない未来を追いかけるようで面白かったです。そして隣にいる相手が幼少期から拝見している香取慎吾さんだなんて身の引き締まる思い。毎日が優しい光で溢れて、香取さんと楽しくお話させていただいている時間は自分でも不思議でSFみたいで、市井監督と現実的な会話で構築していく物語はファンタジーで。皆様がこの映画をどう感じるのか...私も楽しみにしています!市井昌秀(監督)「香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たい」なんらかのすれ違いで妻に憎たらしさを覚えた後、笑いながら誰かと電話するその背中を見て、「この人は何者なんだ?」と感じる時がしばしばあります。結婚って、夫婦って、男と女って、一体なんなんだろう?なんだか厄介で面倒なものを抱えて、どこへ向かっているのだろう?わからないのその先を、香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで見たいと思いました。平凡で情けなくダメな田村裕次郎、笑顔の片隅で毒を盛る田村日和と一緒に。『犬も食わねどチャーリーは笑う』は9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬も食わねどチャーリーは笑う 2022年9月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定©2022“犬も食わねどチャーリーは笑う”FILM PARTNERS
2022年04月12日映画『やがて海へと届く』の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、岸井ゆきの、浜辺美波、杉野遥亮、中崎敏、中川龍太郎監督が登場した。同作は彩瀬まるによる同名小説の映画化作。突然いなくなった親友・すみれ(浜辺美波)を想いつづける主人公・真奈(岸井ゆきの)が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる物語で、中川龍太郎監督の最新作となる。作品にちなみ、親友はいるかと聞かれたキャスト陣。岸井は「1人います。私たち親友だよねみたいな確認はしないんですけど、ずっと一緒にいられる。散歩して3~4時間一緒にいたり、あとはいくら話しても知らないことがあるのが新鮮で、何年も前から知り合いなんですけど、人間って底がない。話しても話しても知らないことがあるし変わり続けているし、そういうことを話し続けられるのが、なんかこう一緒にいられることなのかなと思いました」と表した。浜辺は「私が一方的に大好きで親友だったらいいなと思っております」という相手がいるようで、「何があっても助けたいと思っていますけど、相思相愛じゃなくてもいいかなという相手で。全然連絡を取らなかったり、会わないのが大丈夫で、逆にそれでも会いたくなってたくさん会う期間もあるだろうという謎の安心感、信頼、結びつきを信じてるような人かなと思います」と語った。親友の定義を聞かれると、2人とも「なんだろう」と悩んだものの、浜辺は「わかりやすいところで言うと、臓器をあげられるとかは……」と言い出し、杉野は「わかりやすくない!」とツッコミ。さらに岸井からは「でも、臓器だったら困ってる人がいたらあげちゃいません?」と大胆発言が飛び出すが、浜辺は「一応大事なものだから。自分でも何かあるかもしれないし」と親友限定の様子。中崎は「親友の定義は代わりに死ねることかなと思ってたので、臓器を上げるというのと似てるのかなと思いました。家族に値すると思うので」と同意していた。
2022年04月02日岸井ゆきの主演映画『やがて海へと届く』より、浜辺美波演じる主人公の親友・すみれが撮影した特別映像と、すみれの写真が公開された。主人公・真奈(岸井さん)は、自由奔放でミステリアスなすみれと出会い、親友になるが、すみれは一人旅に出たまま、いなくなってしまう――。到着した映像は、すみれがビデオカメラを回し、様々な場所を撮影した、本編でも使用されていない特別映像。ひとり旅と歩くことが大好きなすみれが、旅先での景色をカメラに収めており、道端の猫、海の中にはだしで入ってみたり、電車に乗って景色を堪能したりと、すみれの見ていた映像を共有することができる。猫に話しかけたり、独り言を言ったり、楽しそうに旅をしている様子が垣間見え、ミステリアスな彼女の新しい一面を覗くこともできる。また、映像と合わせて公開された写真では、すみれが劇中で様々な髪型に変化する様子が切り取られている。真奈と出会った頃はロングヘア、大学生時代は肩にかかるくらいのボブヘアにメッシュが入り、さらにはショートヘア姿も到着した。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月31日4月1日(金)から全国公開となる『やがて海へと届く』より浜辺美波が撮影した映像を使った特別映像と劇中の浜辺を映し出した新しい場面写真が公開となった。本作は、彩瀬まるによる同名小説『やがて海へと届く』(講談社文庫)を映画化したもの。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語だ。主演は『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その演技力の高さでドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。自分にないものを持つ親友への密かな憧れ、そんな彼女の死を受け入れられずにいる主人公・真奈の繊細な心の機微を、魂のこもった演技で挑み圧倒させる。共演には『映画 賭ケグルイ』をはじめ、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の活躍で『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺美波。自由奔放で不思議な魅力を持つ真奈の親友・すみれを存在感たっぷりに演じている。さらに、いま大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳優陣が集結。監督は、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎が務める。この度、公開された映像は、すみれ本人がビデオカメラを回し、様々な場所を撮影した本編でも使用されていない特別映像。ひとり旅と、歩く事が大好きなすみれが、旅先での景色をカメラに収めている。道端でのんびりくつろいでいる猫を撮影したり、町を歩いたり、浜辺を歩き海の中にはだしで入ってみたり、電車に乗って景色を堪能したりと、すみれだけが見ていた映像を共有できる作りとなっている。時折、猫に話しかけたり、独り言を言ったりと、すみれの声や足元、影が映りこんだり楽しそうに旅をしている様子が垣間見え、ミステリアスな彼女の新しい一面が発見できる。さらに、すみれが劇中で様々な髪型に変化する場面写真も初公開。真奈と出会った頃のロングヘア、大学生時代の肩にかかるくらいのボブヘアにメッシュが入ったヘアスタイル、そしてショートヘアの姿とさまざまな表情を見せるすみれが映し出されている。『やがて海へと届く』4月1日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
2022年03月31日岸井ゆきの&高橋一生W主演「恋せぬふたり」の最終回が3月21日放送。最後の咲子のセリフに「最後に聞けてよかった」「思わず涙が溢れた」などの反応が続出。高橋の“人生の選択”にも「二人は本当の意味の家族になった」などの声が多数寄せられている。他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」であり、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という双方の面を持つ「アロマンティック・アセクシュアル」の2人が同居生活をはじめ、それが友人、同僚、家族らに影響を与えていくというストーリーが展開してきた。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず暮らすなか、高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子を岸井さんが。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会い“恋愛抜きの家族”として同居することになったが、かつての“恋人”と再会することになる高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。また高橋の元恋人で現在はイノファーム社長をしている猪塚遥には菊池亜希子。咲子の同僚で元交際相手でもある松岡一には濱正悟。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の妹で出産したばかりの石川みのりには北香那といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遥から「もっと自由に生きて欲しい」と、今の家を出て地方で野菜を育てる仕事を提案された高橋だが、祖母と暮らしてきた実家を守りたいと申し出を断る。さらにやりたい仕事をやってみたらどうかという咲子の提案にも、“家族”を解消することになると猛反対。遥の提案は魅力的だが、今の生活が変わることへの怖さが勝ったと話す高橋。咲子との“家族(仮)”生活が終わり1人に戻ることを恐れる高橋に、咲子は自分がこの家で暮らし続け、高橋が地方で野菜作りをすればいいと返す。別々に暮らしたら自分たちの関係が終わりになると言う高橋だが、咲子の別々に暮らしても自分たちは家族のままだという言葉で、考えが変わる…というのが最終回のストーリー。1年後、笑顔でキャベツを収穫しながら「生まれて初めて思ってる。こんな人生も悪くない」と思う高橋と、高橋の家で暮らしながら「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私のしあわせを決めるのは私だけ」と思う咲子の姿が映し出され、放送は終了した。最後の咲子のセリフに「今日運転しながら買い物しながら幸せについて考えてもやもやしてたからこれ最後に聞けてよかった」「咲子の言葉が見事に的を射ていて。モヤモヤがスッとなくなり、思わず涙が溢れた」「誰とどんな風に生きるか。恋愛をしようがしまいが、一緒に住もうが住むまいが、自分がよりよく生きることが大切だな」などの反応が続々と集まる。また実家を出て新たな仕事を始めた高橋の“人生の選択”にも「意外なラストでしたが、羽さんの笑顔から、ベストな選択だったのだなと感じました」「畑で作業してる高橋さんの笑顔が幸せそうでよかった」「咲子が帰る場所になったことで本当に自分のやりたかったことに踏み出せた高橋距離は離れていても他愛もない会話を電話でする二人 二人は本当の意味の家族になったんだと思う」といった声が送られている。(笠緒)
2022年03月22日岸井ゆきのと浜辺美波が共演する映画『やがて海へと届く』の冒頭2分半のアニメーションパート映像、イラストが公開された。本作は、突然、消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公・真奈が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。アニメーションパートでは、浜辺さん演じるすみれの幻想的な世界を、水彩タッチの繊細なアニメーションで表現。原作小説のもつ映像化困難と言われた世界観と、人の思いと命の循環が印象的に描かれる。そんなアニメーションパートについて、真奈役の岸井さんは「完成版を観た時に『こんな風に実写とアニメが折り重なっていくんだ』と感動しました。アニメがラストシーンに向かう橋渡しの役割をしていて、実写では伝えられないことをより観客の皆さんの心にダイレクトに届けられていると思います」と話し、浜辺さんも「一番最初の顔合わせのときにアニメーションの映像を見せていただきました。不思議なのですが、腑に落ちた気持ちにもなり、同時にアニメーションの中の女性の姿に必死に涙を堪えたのを覚えています。私にとってあのアニメーションがあったことは役を考える救いになりました。映画全編を通してみるとまた受け取る感情が変わるのではないかと思っています」と明かしている。アニメーションパートを製作したのは、「進撃の巨人」(シーズン1~3)のWIT STUDIO。アニメーション監督を務めた久保雄太郎(『Kicking Rock』)と米谷聡美(『白いうなばら』)は、「アニメーションは、形のないものを象っていく性質をもっています。一つひとつ描いていった輪郭は、彼女、彼らの記憶であり、想いであり、時間であり。大切なものを想い、大切なものに気づかされながら、誰かの代わりに日記を書くように、あるいは記録をするように形を作っていきました」(久保さん)、「あったかもしれない未来や、憧れに胸を焦がし、いつのまにか記憶が混濁していく。儚く移ろい続け、とどまることを知らない水面の反射に、真奈とすみれを重ね合わせながら、あらゆるゆらぎに寄り添いたい一心でアニメーションに挑みました」(米谷さん)とコメントしている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月15日主演に岸井ゆきの、出演に浜辺美波を迎えた、中川龍太郎監督最新作『やがて海へと届く』より本編映像が解禁された。主演を務めるのは、その卓越した演技力の高さで映画・テレビ・舞台と幅広く活躍する岸井ゆきの。親友のすみれは、映画のみならずテレビやCMなど引く手数多の浜辺美波が演じている。さらに、いま大ブレイク中の俳優・杉野遥亮をはじめ、中崎敏、鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研と豪華俳優陣が集結した。監督は、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。彩瀬まるによる同名小説に、詩人としても活躍する監督の世界観と圧倒的映像美が融合されている。この度解禁となった本編映像は、眠っている真奈(岸井ゆきの)をすみれ(浜辺美波)がビデオカメラで撮影するシーンから始まる。グリーンが散りばめられた爽やかな真奈の部屋で、ベッドで熟睡している真奈を「爆睡中~」とビデオカメラで撮影するすみれ。はじめは頬をつついてみたり、手をつかんでみたりとちょっかいを出してみるすみれだが、真奈は全く起きる様子がない。すみれはそんな真奈を撮影しながら、切ない表情を浮かべる。その後、おもむろに真奈の洋服からコーディネートを選び「着たい服がなかったので真奈の服を借りていくねすみれ」と置手紙を残し外出するすみれ。すみれは何を想いながら撮影し、真奈を見つめていたのか。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」というポスターコピーにもあるように、すみれの中にある、真奈からは見えていない片面が気になる映像だ。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月10日主演に岸井ゆきの、共演に浜辺美波を迎えた、国内外で注目を集める中川龍太郎監督の最新作『やがて海へと届く』から、浜辺さん演じるすみれが「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」と語る本編映像&同シーンメイキング映像がWEB初解禁された。この度解禁となった本編映像は、真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の仲睦まじい2人旅のシーン。好晴に恵まれた旅の途中、広大な海が一望できる丘の上に到着した2人。「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」とすみれは真奈に告げる。一方、「わたしは何も考えていない」と恥ずかしがる真奈。すみれが残した言葉の真意とは?その後真奈の前から姿を消したすみれの、ミステリアスな一面が垣間見れるシーンとなっている。そして、合わせて解禁となったメイキング映像は、同シーンの撮影風景。国際映画祭受賞の経験を持つ中川監督から演技指導を受ける岸井さん、浜辺さんの貴重な撮影風景が収められている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年03月05日公開を控えている映画『やがて海へと届く』では、主人公の真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の、大学時代からの友人・遠野を演じている杉野遥亮さん。真奈が、ある日突然姿を消した親友のすみれの秘密を探りながら進むこの物語。原作の幻想的な世界観を、一部アニメーションで表現し、映像とコラボレーションさせる手法も話題になっている。「完成作を観て、切なくて儚い、そんな感情に胸が締め付けられましたが、アニメと実写を組み合わせた表現は、すごく新しくて、映像もとても美しかったです。中川(龍太郎)監督とは、人の本質を探る話をしたことが印象的で、感情の奥深くにあることの方が、表面にあることよりも現実だったりするという、監督の哲学的な考えにもすごく共感できました。僕にとってとても有意義な現場だったし、新たな経験がまたひとつ増えた気がします」遠野のような、ごく“普通”の青年役から、恋に一途な“ヤンキー君”、時には小学3年生男子まで、幅広い役を柔軟に受け入れて演じるという、役者としてのスキルの高さに注目が集まっている杉野さん。この日の撮影でも、カメラの前に立つと、黙々と、そして軽やかにポーズを変えながら応じていた。時折カメラに送る目線には、クールな色気を含んでいる。杉野さんの考える“色気”とは、どんなものか。「色気とは他人が感じるもので、自分で認識するものではないと思っているし、僕が色気について話すなんておこがましいというか…。ただ、色気とは何かを考えると、見た目の作り込みではなく、懐の深さや視野の広さ、誰かを愛し続ける強さを持つような、精神的部分から生まれるものなのかな。そして日々、相手にも自分にも、嘘をつかずに正直に生きること、そんな積み重ねもいつしか色気になるのかもしれないです。ちなみに僕が色気を感じるのは、漫画『ONE PIECE』に登場する“白ひげ”。自分の身をもって経験してきたことから生まれる包容力は、主人公のルフィをも超える色気となって表れていると思います。たくさん傷つきながらも、怯むことなく新たなチャレンジを続ける者だけが、手にした強さには憧れます。だから僕も、先回りして結論を知るより、経験して失敗したことを自らに刻み込みながら、辛くても人生に立ち向かいたいと思っています」一方で、華やかな色気に心を奪われることも。「映画『マイ・フェア・レディ』の、オードリー・ヘップバーンの美しいオーラにはハッとしました。見た目だけではない美しさを感じ、不思議と気持ちが晴れました。並大抵の精神力では保てないであろう、美しい心から放たれる色気は、最強です」役に色気を求められた時は、どのように演じるのだろう。「まず、監督が求めるものと、自分が考えるものを擦り合わせて、どの類の色気なのかを明確にすることから。精神から生まれる色気や、肉体的な色気など、色気の解釈は人それぞれだし、いろいろな種類がありますから」色気の源は、あくまでも自分の内側にあるとしながら、仕上げに身に纏うなら“香水”だという杉野さん。「一つだけ愛用している香水がありますが、でも色気のためにというよりは、お守り代わり。昔の人は香りを、身を守るものとして使っていたと聞き、すごく納得できて。僕も、心の強さを保てなくなった時や、自分に戻るという意味でその香りを大切にしています」すぎの・ようすけ1995年9月18日生まれ、千葉県出身。出演映画『やがて海へと届く』は4月1日より公開。現在放送中のドラマ『妻、小学生になる。』に出演中。ジャケット¥123,420シャツ¥82,060パンツ¥73,700(以上ナヌーシュカ/ヒラオインク TEL:03・5771・8809)パール×シルバーネックレス¥121,000(シンゴクズノ/シアンPR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年3月9日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・Lim Lean Leeヘア&メイク・後藤 泰(OLTA)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2022年03月03日ドラマ「恋せぬふたり」も話題の岸井ゆきの、「ドクターホワイト」の浜辺美波と、いま最も勢いがある世代を代表する俳優の共演が実現した『やがて海へと届く』から、2人の出会いや親友を探す旅を映し出す本予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。この度解禁となった本予告編では、物語の始まりとなる真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の出会いから映し出される。引っ込み思案の真奈は、自由奔放でミステリアスなすみれに惹かれ親友となるが、突然、すみれは真奈の前から姿を消す。すみれは、大切にしていたビデオカメラに “秘密”を残していた。すみれの恋人・遠野(杉野遥亮)から知らされるすみれとの思い出や、天真爛漫にみえた彼女の知られざる想い、旅先の高台ですみれが「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね」という言葉を口にする場面も。身の回りに残された断片的な“痕跡”を辿りながら、真奈は本当の“すみれ”を探す旅に出る。「二度と会えない、あなたの秘密を知った時、愛しさと切なさがあふれ出す」というナレーションとともに、真奈の旅中の抒情的な映像とともに綴られる。また、映像では初解禁となる真奈の同僚・国木田役の中崎敏やすみれの母親役の鶴田真由、中嶋朋子、新谷ゆづみ、光石研の豪華共演陣の姿も映し出されている。合わせて解禁となった本ポスタービジュアルには、間近に見つめ合う真奈とすみれの横顔が映し出される。「ふかく、ふかく、あなたを想いつづける」というコピーから、感情が揺さぶられるラストが待ち受けることを予感させている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年02月28日数々の話題作を撮り続ける、吉田恵輔監督オリジナル最新作『神は見返りを求める』が、2022年初夏に公開されることが決定。併せて、出演者情報と特報、ティザービジュアルが解禁された。イベント会社に勤める田母神(ムロツヨシ)は、合コンでYouTuberのゆりちゃん(岸井ゆきの)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」かの様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。ふたりは、人気がでないながらも、力を合わせて前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていくが、あることをきっかけにふたりの関係が豹変する。主人公・田母神役には、幅広い演技でお茶の間の人気を博すムロツヨシ。そして、ヒロインのYouTuberゆりちゃん役は、現在放送中の話題のドラマ「恋せぬふたり」に出演、主演映画『やがて海へと届く』『ケイコ 目を澄ませて』など今年多数公開作品が控える岸井ゆきのが演じている。また、田母神と同じイベント会社に務める後輩・梅川役に若葉竜也、有名YouTuber・チョレイ役に吉村界人、同じく有名YouTuber・カビゴン役に淡梨、そして新進気鋭のデザイナー・村上役に柳俊太郎と若手俳優陣が総出演。それぞれがクセの強い業界人を好演してる。監督は『ヒメアノ~ル』『愛しのアイリーン』『空白』など人間ドラマからコメディ、バイオレンスまで作品ごとに観客の心をざわつかせてきた吉田恵輔監督が務めており、加速する時代で、“YouTuber”という職業を通して、いまという時代を象徴的かつポップに描く一方、“欲”や“本音と建て前”、“嫉妬”といった、人が誰しも持つ醜さや葛藤をも鮮烈に描き出している。この度解禁になった特報では、合コンで知り合った田母神とゆりちゃんが、ゆりちゃんのYouTube登録者数を増やすために、いろんな事にチャレンジするシーンが切り取られている。この先恋が始まることを予感させるふたりだが、ラストに一転、田母神が叫び狂い、豹変。ふたりの関係がどうなるのか、物語の行方が気になる動画に。また併せて解禁となったティザービジュアルは、YouTuber・ゆりちゃんと着ぐるみ・ジェイコブ(中身ムロツヨシ)が可愛くポージングしているラブ&ポップなビジュアルに仕上がっている。キャスト&監督からコメント到着・ムロツヨシ(田母神尚樹役)今の世相をこんな描き方するなんて。どう演じよう?などと考えていたが、結果、自分ではない自分を観ることになった。“演じている自分”にここまで腹立ってムカついたこともない。無様な姿にここまで憐れんだこともない。笑ってしまうほどに。仕上がりを観た後、監督に感謝し、そして言ってしまいました。「監督、あなたすごいです」この時代にこの役を演じられたことを少しだけ喜べたんです。・岸井ゆきの(川合優里役)久しぶりの吉田組、毎日笑い転げて夢のような現場でした。短くもたのしい時間を過ごした男女が、欲望や嫉妬ですれちがい、いがみ合うけれど心の底からは嫌えない。嫌えないから罵りあう。素直になれたら別の結末があったはずの、ダサくて滑稽な愛憎のお話。誰かとはぐれてしまった人に見てほしいです。みんな必死に生きてます。必死に生きて、この有様です。みんなどこか、身に覚えがあるかも?劇場でお待ちしています。・吉田恵輔監督久しぶりにキュンとする作品を作りました。まあ、私のキュン感覚はだいぶズレてる気がしますが…「恩を仇で返す女」と「見返りを求める男」の心温まりづらいラブストーリーを楽しんでもらえたら幸いです。『神は見返りを求める』は2022年初夏、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月26日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の5話が2月21日放送。千鶴が咲子と突如距離を置いた理由に視聴者からは「泣いてしまった」「しかたなくても辛い」などの声が。両手にカニを持った高橋には「癒された」などの反応も続々寄せられている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を担当する本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、2人が周囲の人々に様々な影響を与えていく姿を描く作品。スーパーまるまる本社勤務、高橋と出会い自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。高橋と同居を始めるが“元カレ”が彼をケガさせたことでなぜか3人で同居することになった咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は乗り気ではなかったが同居を始めるなかで、咲子の元カレ・一にケガを負わされてしまった高橋に高橋さん。咲子と同じアイドルが好きだったことから交際、その後距離を置くが咲子が高橋と付き合ってると思い込んだ結果、高橋にケガを負わせてしまった松岡一には濱正悟。当初は咲子と一緒に暮らそうと言っていたが急遽キャンセルした親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「恋愛抜きの家族になるの、俺でよくね?」と言う一。戸惑う咲子は千鶴に相談しようとするが電話がつながらない。千鶴はいつの間にか電話番号も職場も住む場所も変えていた。高橋と一は落ち込む咲子を気にかけ、三人は旅行もかねて千鶴のいる小田原へと向かう…というのが今回のおはなし。咲子と再会した千鶴は連絡を絶ち距離を置いた理由を“咲子を恋愛的に好き”だと気づいたからだと告白。一緒に暮らす部屋を見に行って咲子を抱きかかえたときに急にわかったと語る千鶴は、恋愛に興味がない咲子に、自分の想いを黙ったまま一緒にいることはできないと感じ、咲子と離れることにしたのだという。「千鶴やっぱそやったんか…初回で考察してた人居たな…嬉しくてしんどいって…離れるしかなかったのね」「千鶴が告白するシーン泣いてしまったー。苦しいよねえ」「同じ思いの「好き」を返してもらえないのて、しかたなくても辛いよね」などの反応が上がる。その後、一との関係も“解散”した咲子は、先に帰京していた高橋の家に戻る。すると手のケガが治りつつあった高橋は帰り道で北海道フェアをやっていたからと言って、購入したカニを両手に持って咲子を出迎える。「傷つけ傷つけられる咲子がしんどい回だったけど、蟹を構える高橋さんが視聴者を癒してくれたわ」「蟹でニコニコの高橋さん可愛すぎ 自分が好きなのもあるだろうけどフザけた感じは咲子に明るく接しようとしてかな」「高橋さんの蟹をほぐす姿に癒された月曜日」など、辛いエピソードが続いた最後に映された、カニを持った高橋の姿に多くの視聴者が癒されていた模様だ。(笠緒)
2022年02月22日かわいくなれるヒントが満載!2022年3月24日、宝島社から、「ゆきりぬスタイルブック 『今日の私が1番好き!!!(仮)』」が発売される。同書は、人気YouTuberゆきりぬ初のビューティースタイルブックで、ゆきりぬ流の「カワイイ」を実現する方法を紹介。ボディラインをきれいに見せるファッションや、気分が上がるメイク術など、おしゃれのヒントがたくさん詰まっている。「カワイイ」に悩んでいる人や、ポジティブにおしゃれを楽しみたい人などにオススメだ。販売価格は2,090円。宝島CHANNELやAmazon.co.jpなどで予約を受け付けている。モデルとしても活躍ゆきりぬは1992年10月3日生まれ。新潟県出身。UUUMに所属し、YouTuberとして活動している。ファッション、旅行、一人飯、勉強などをテーマにした動画を配信する「きゅんチャンネル」のチャンネル登録者数は114万人以上。170cmの長身を生かして、モデルとしても活躍している。2020年3月には美容を中心とした動画を配信する「ゆきりぬ垢抜けチャンネル」を開設。現在は「ゆきりぬきゅんチャンネル」にチャンネル名を変えて、より進化した内容を届けている。(画像はゆきりぬオフィシャルサイトより)【参考】※宝島CHANNEL※Amazon.co.jp※ゆきりぬオフィシャルサイト※ゆきりぬきゅんチャンネル※きゅんチャンネル※UUUM※HONEST株式会社
2022年02月13日岸井ゆきの主演、浜辺美波らを共演に迎えた『やがて海へと届く』。本作は、引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈(岸井さん)が、自由奔放でミステリアスなすみれ(浜辺さん)と大学で出会い、どこか互いに通じるものを感じたことから、徐々に親友関係になっていく2人の物語がベースに描かれている。今回は公開に先駆け、そんな“女性同士の友情”をテーマにした話題のエンタメ作品に注目した。■映画『やがて海へと届く』(4月1日公開/中川龍太郎監督)本作で描かれるのは、ただ何でも話せたり心を許せる関係というだけではなく、それぞれお互いが自分にないものを持っている、どこか憧れを秘めたような友情関係。恋人関係とはまた違い、一番身近であるはずの親友だからこそ、どこか完全には踏み込めない領域が不思議と存在するような女性同士の友情関係は、観る者にとっては“あるある”と頷いてしまう部分も多いにあるかもしれない。監督は、モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をW受賞するなど国内外で注目される中川龍太郎。彩瀬まるによる同名小説を、詩人としても活躍する監督の世界観と圧倒的映像美を融合させて映画化した。■映画『麻希のいる世界』(公開中/塩田明彦監督)『害虫』『さよならくちびる』など、話題作を精力的に発表し続ける塩田明彦監督、元「さくら学院」の新谷ゆづみ(『やがて海へと届く』にも出演)、日高麻鈴によるW主演。『さよならくちびる』でこの2人と出会った塩田監督が、彼女たちを想定して書いたオリジナル脚本を基に製作された。重い持病を抱え、生きることに希望が持てなかった高校2年生の由希(新谷ゆづみ)は、ある日海岸で麻希(日高麻鈴)と出会う。その麻希の勝気なふるまいが由希にとって生きるよすがとなり、2人は行動をともにするようになるが、ふと口ずさんだ麻希の美しい歌声を聞いた由希は、その声で世界を見返すべくバンドの結成を試みる。■映画『Ribbon』(2月25日公開/のん監督)YouTubeオリジナル映画『おちをつけなんせ』で初監督を務めた女優・のんが劇場公開の長編映画として初メガホンをとり、主演・脚本を務めた青春ドラマ。コロナ禍の2020年、美大に通ういつか(のん)は大学の卒業制作展が中止となり、1年かけて制作した作品を持ち帰ることになる。色々な感情が渦巻いて何も手につかないいつかは、心配してくれる家族と衝突し、普段は冷静な親友の平井(山下リオ)もいら立ちを募らせている。そんな中、絵を描くきっかけをくれた友人との再会や、平井とのぶつかり合いにより心を動かされたいつかは、自分の未来を切り開くために立ち上がる。連続テレビ小説「あまちゃん」や『あのこは貴族』でも知られる山下リオが演じるいつかの親友・平井は、いつかにとって“憧れのかっこいい友達”であり、のんさんは山下さんに対するイメージを基に脚本を書いたという。コロナ禍により未来を奪われた美大生が再生していく物語の中に、ときには本音でぶつかり合う学生時代の友情関係も描かれている。■ドラマ「39歳」(2月16日よりNetflixで配信)日本で社会現象を巻き起こした人気ドラマ「愛の不時着」のソン・イェジンが主演を務め、「賢い医師生活」のチョン・ミド、「空から降る一億の星」では強烈な悪女を演じたキム・ジヒョンと、豪華俳優陣が集結した韓国ドラマ。嬉しいことも辛いこともともに乗り越えてきた親友3人組が、40代を目前に友情と恋愛、人生を深く掘り下げることになるヒューマンストーリー。■ドラマ「30までにとうるさくて」(ABEMAにて配信中)それぞれ異なった感性や価値観を持つ、現代の東京を生き抜く29歳独身女性たち4人組の恋、キャリア、性、友情の物語。「30歳までに結婚しないと…って焦るけど、なんで?」「子供を産むなら年齢は気にした方が良い?」「29歳、私たちこのままでいいのかな」など、“30歳”という節目の年齢を意識する女性が一度は感じたことがある悩みや焦り、怒りを抱えながらも、自分たちの意思で乗り越えていく姿を、ユーモラスかつ痛烈に描くオリジナルストーリー。出演は、人気バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーとして活躍しながら、映画『彼女』や『窮鼠はチーズの夢を見る』などで俳優としても注目を浴びているさとうほなみや、『モンスターハンター』にてハリウッドデビューを果たした山崎紘菜、「架空OL日記」など数々のドラマや映画に出演する佐藤玲、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でも話題を呼んだ石橋菜津美が出演する。ときに我を忘れるほど楽しい時間を過ごし、つらい時期に心を寄り添わせることもあれば、切磋琢磨するライバルにもなり、時に憧れや尊敬の念を持つことで互いに励まし高め合える存在にもなり得る女性たち。人生の転換期には、そうした女友達との関係性も大きな鍵を握っている。『やがて海へと届く』は4月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-麻希のいる世界 2022年1月29日より渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館ほかにて公開(c) SHIMAFILMSやがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会Ribbon 2022年2月25日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C)「Ribbon」フィルムパートナーズ
2022年02月11日