俳優の高橋文哉が、6日発売の女性グラビア週刊誌『anan』(マガジンハウス)2232号で、同誌初登場を果たした。『仮面ライダーゼロワン』で主人公・飛電或人を演じて注目を集め、テレビ朝日系ドラマ『先生を消す方程式。』の藤原刀矢役も話題となった高橋。『anan』では、次なる生き方の提案やトレンドを占う『NEXT』特集に登場。「NEXT BOYS」として紹介され、役作りや出演ドラマなどについて語っている。高橋文哉は、2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。『劇場版 仮面ライダーゼロワンREAL×TIME』が公開中。1月7日よりMBS、tvkほかにて放送されるドラマ特区『夢中さ、きみに。』に二階堂明役で出演する。自身初の1st写真集『架け橋』(ワニブックス )も発売中。
2021年01月06日俳優の高橋文哉が26日、1st写真集『架け橋(かけはし)』発売記念 オンライン取材会を行った。『仮面ライダーゼロワン』で主人公・飛電或人を演じて注目を集め、テレビ朝日系ドラマ『先生を消す方程式。』の藤原刀矢役も話題となった高橋。今年を振り返って、「いろんなお仕事をさせていただいて、たくさんの方に僕の名前を知っていただいて、興味を持っていただく機会が多かった一年。僕自身もいろんなお仕事を通して成長できた一年だなと感じています」と手ごたえを語り、漢字一文字で表現すると「成長の『成』」と発表した。そして、「来年は今年よりも自分を大きく、いろんなものに興味を持ち、いろんなことを吸収して、1人でも多くの方が僕のお仕事を見て元気になってくださったり、少しでも多くの方が興味を持ってくれることを目標に頑張りたいと思っています」と来年の抱負を語った。来年挑戦してみたい役を聞かれると「ヤンキー役に挑戦してみたいなと最近すごく思っています」と答え、「僕自身、ケンカの物語がすごく好きで、ドキドキハラハラするのでよく見るんですけど、逆に自分がドキドキハラハラさせられる側に。来年ご縁があってヤンキー役をやらせていただけたらうれしいです」と期待。「いろんな役に出会って、その一つ一つのキャラクターと出会って、いろんな自分のお芝居をみなさまにお届けしたいなと思っています」とさまざまな役に意欲を示した。1st写真集『架け橋』では、スノーボードに挑戦し、本人念願の雪見風呂で撮影を敢行した冬、プールではしゃぎ、夕暮れの海では大人の表情を見せた夏、そして、制服姿も披露。幼い頃の秘蔵写真とともに綴る、ここでしか読めないロングインタビューも掲載している。仕上がりに大満足のようで、点数をつけるとしたら「342点!」と高得点。「100点以上だなと思っていて、パっと思い浮かんだ100以上の数字が342だったので」と説明し、「高橋文哉がたくさん詰まった1冊になっていて、僕自身感動したり面白いと思えたので、ぜひじっくり読んでいただけたらうれしいです」とアピールした。
2020年12月26日本日12月25日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開となった映画『AWAKE』の主演・吉沢亮が、本作の魅力や撮影の裏側を語るインタビュー映像が公開された。本作は、2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演に決定している吉沢が主人公・英一を演じるほか、共演に31歳にして芸歴30年を誇る若葉竜也、映画やドラマ、舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ。さらに、2019年「第92回キネマ旬報ベスト・テン」で新人男優賞を受賞した寛一郎をはじめ、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことなど、確かな実力を持つ面々が集結した。今回公開されたインタビュー映像では、棋士になる夢をあきらめ、AI将棋のプログラミングに新たな夢を見出す主人公・英一を演じる上で大切にしたことについて、吉沢は「こいつから将棋をとったら何も残らない男だなって感じを出したかった。姿勢とか目線とか。細かい部分を、気をつけながらやってましたね」とコメント。また、「撮影中、寝る前にカップラーメンとビールを飲んで、ちょっと太ろうと思って」と役作りの一端も明かした。本作が棋士VSコンピュータの将棋電王戦に着想を得たことにちなみ、自身を将棋の駒に例えるなら?という質問には「あんまり強いやつ言っても恥ずかしいし、桂馬とか言って斜めにいってる感じもカッコ悪いし…」と悩みつつ、「まぁ、王様かな!」と照れ笑いを浮かべながら回答。さらに、本作のテーマを「英一という人間の成長物語」と断言し、「人として必要なものが色々欠けている男が将棋以外のものに触れて、そういう部分を学んでいく話でもある」と見どころを語った。さらに、自身もすごく好きな作品と公言している吉沢は、「天才と凡人、そこの差もエンタメとして面白く描かれている作品」と太鼓判。そして、昨今の将棋ブームを語る上で欠かせない存在である藤井聡太二冠に会ったら話してみたいことについて聞かれると「あの方の前で将棋のことなんか語れない」と恐縮しつつ、「AWAKEに勝てますか?って聞くと思います」とはにかんだ笑顔を見せる。最後に「将棋ファンの方々にはもちろん、全然将棋のルールがわからない人や将棋映画をあんまり観たことない人でも、楽しめるエンターテイメントになってます!」と本作への自信をのぞかせた。『AWAKE』公開中
2020年12月25日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「脱ハンコ」です。無駄な手続きを省くのが目的。押印否定ではない。菅政権になり、書類に押印をする手続きを簡略化しようと「脱ハンコ」の動きが官民で急速に進んでいます。コロナ禍のなか、テレワークが推奨されながらも、経理部門などでは、押印のためにわざわざ出社しなければいけないというような事態になっていたことも、改革の後押しとなりました。ただ、河野太郎行政改革大臣も話していましたが、政府はすべての押印をなくそうとしているわけではありません。印鑑証明や銀行印、契約書の押印などは残ります。そもそもハンコの問題ではなく、書類申請や申し込みなど、責任を分散させるために何人もの承認印を押させるなど、煩雑だった手続きを見直すことから始まりました。契約書の押印も、実は民法上では必須ではありません。口約束でも証明さえできれば契約は成立します。ただ、たとえば裁判になったとき、「自分で判を押した」ということが本人の承認意志の有無の証明になるため、押印を求められることが常になっているのです。インターネットの登場とともに電子取引が増え、2001年には電子署名法が施行されました。しかし、電子認証の申請手続きのハードルが高く、なかなか利用されませんでした。その後、テクノロジーが発達し、民間企業の方で電子署名の仕組みが進み、2017年以降、電子契約サービス市場は急速に伸びています。2018年に約37億円程度だったのが2023年には198億円になる見込みです。コロナ禍で契約者数が増え、電子契約サービスを導入している日本の法人数は300万社前後にのぼりました。Eメールの登場で、逆に、手書きの文書が特別なものになったように、今後、印を押す行為は文化として継承されていくのではないかと思います。脱ハンコは菅政権の行政改革の「1丁目1番地」。デジタル化の一つとして進められました。安倍政権のころから提案されていた事案。代替サービスもありますし、押印の必要性は法的根拠もなく、なんとなく皆が続けていた古い産業形態だったので、おそらく誰も反対はしない。ここにメスを入れるのは、菅総理にとって、手柄を立てるのにもってこいのテーマだったんです。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年12月23日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年12月24日映画『AWAKE』が12月25日(金)から公開となる。それに先駆けて登場キャラクターの魅力を映し出す特別映像が解禁された。本作は、2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語となっている。主演は、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』主演が決定し、飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優・吉沢亮。共演に、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派・若葉竜也、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ、昨年第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞し注目が集まる寛一郎。更に馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら、確かな実力を持つ面々が顔を揃えている。脚本・監督は山田篤宏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が満を持して商業映画デビューを果たした。『AWAKE』のキャスティングにあたり山田篤宏監督は「将棋は20代の後半ぐらいがいちばん強いと言われている競技なので、凌ぎを削っている20代の感じを出せる俳優がよかった」とイメージを語る。その言葉どおり、若手俳優陣の中でも演技に定評のある魅力的なキャスト陣が集結し、今を生きるドラマチックでリアルなキャラクターを熱演。特別映像でも描かれた、それぞれの登場人物を演じた俳優陣は以下の通り。<吉沢亮 as 清田英一>日本アカデミー賞最優秀助演男優賞の受賞も記憶に新しい吉沢亮が演じたのは、本作の主人公であり最強将棋ソフト「AWAKE」開発者の清田英一。たぐい稀な演技力で観客を魅了してきた吉沢が、内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一役を、動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現し、その演技力の底知れなさを再認識させた。英一が経験する人生の挫折、そして熱中できるものに出会う喜びに誰もが共感するだろう。<若葉竜也 as 浅川陸>ライバルの若手天才棋士・浅川陸を演じたのは、NHK連続テレビ小説「おちょやん」に出演する若葉竜也。吉沢以上に少ないセリフ量にも関わらず、こちらも僅かに歪む表情や佇まい、歩き方などの変化で天才の孤独と葛藤を表現していて息をのむ。さらに、若葉本人は将棋のルールを知らないにも関わらず、“指し手を完璧にする”と片時も将棋の駒を手放さずに練習を重ね、プロが太鼓判を押すほどの完璧な指し手を習得し、棋士の風格を体現した。<落合モトキ as 磯野達也>英一にプログラミングを教える大学の人工知能研究会の先輩・磯野達也役を好演したのは落合モトキ。「英一も陸もあまり動きがないので、磯野は動きがあるキャラクターにしたかった」という山田監督。キャラクターイメージとして監督が落合に伝えたのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)のドク。「変人であって欲しかった」というリクエストを見事に演じ切った。<寛一郎 as 中島透>『菊とギロチン』で俳優として初めての演技が高く評価された寛一郎が演じたのは、奨励会の同期であり、いまは「電王戦」を取材する新聞記者の中島透役。直接言葉を交わすことのないライバル同士の心情を、奨励会で切磋琢磨した仲間だからこそ理解し代弁する重要な役柄だ。<馬場ふみか as 磯野栞>磯野の妹で英一を陰ながら応援する磯野栞役を演じたのは馬場ふみか。「栞と英一は友だちではありませんし、恋人でもありません。近づきすぎず、離れすぎない微妙な距離感に気を使った」という通り、観客に近い存在として将棋世界を見つめる女性を好演した。『AWAKE』12月25日(金)公開
2020年12月24日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「大阪都構想」です。大阪をきっかけに、都市のあり方の再検討が進めば。11月1日、大阪都構想についての住民投票が行われ、反対多数で否決されました。大阪都構想とは、大阪府が「都」になることではありません。大阪市を廃止して、4つの特別区として再編。東京23区のように地域ごとに行政区を割って、地域特性を生かし細やかな地域サービスを実現。広域的な行政は大阪府が行うという提案でした。これまで大阪府も大阪市も同じように権限を持ち、財源もあるため、「二重行政」となって税金の無駄遣いになっていると問題視されていました。たとえば、大阪府で高層商業ビルを建てたのに、同じようなビルを大阪市でも建てたり。あるいは、府がやろうとすることに市が反対し、プロジェクトが進まないというような事例も重なり、大阪の産業の衰退を招いたといわれてきました。それを解消しようと当時、府知事だった橋下徹さんと松井一郎さん(現在の大阪市長)が中心となり、2010年に「大阪維新の会」が立ち上がり、大阪都構想を掲げたのです。2015年に住民投票をしましたが否決。今年2度目の住民投票も再否決され、廃案になりました。大阪維新の会は新自由主義的な政党なので、競争させて無駄は省くという考え方。コストカットの側面から、行政サービスが悪くなるんじゃないか、というのが反対派の見立てでした。廃案になったものの、菅総理は「大都市制度の議論に一石を投じた」と提案については一定の評価を示しました。実際、平成の大合併により、多くの市町村の再編が行われ、同じ市のなかでも中心部は潤うが山間部は廃れるといった格差も生まれてしまいました。逆に、合併を選ばなかった村が地域特性を生かして発展していったケースも。社会的ニーズが多様化し、生活環境が変化に富むいま、暮らしや財政の基盤となる行政はもう少しミニマムにしていったほうが、隅々にまで目が届くのではないかと思います。松井市長は、その後、大阪市を残したまま区の権限を強くする8つの「総合区」を設置する条例案を来年2月に市議会に提案すると表明。大阪に限らず、これを機に地方行政のあり方を再検討する動きが進むことを望みます。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年12月08日女優の川島海荷が初挑戦する2人舞台『PINT』が3日、東京・浅草九劇にて開幕した。同作は川島と新井郁の2人芝居で、脚本・演出を、バナナマンや東京03のコントを手掛ける放送作家のオークラ氏が務める。6日までの8公演で、このあと4日19時公演、6日13時公演はオンラインにて視聴可能だ。川島が5~6年前に知り合い、プライベートで親交を深めてきた仲の良い新井に「2人芝居がやりたい」と話を持ちかけたことがきっかけの同舞台。その経緯を踏まえ、オークラ氏は「今の2人しか出来ない芝居になった」と手応えを見せ、「ニヤニヤしながら観て下さい」と呼びかける。本作の発起人でもある川島は「九劇の舞台も2回目なので、成長した姿をお見せできたらなと思いますし、とにかくオークラさんの脚本の世界にどっぷり浸りたいと思います。そして、私たち自身も楽しんで、本番挑みますので、ぜひ劇場でも配信でもご覧ください!」と意気込みを。『コウノドリ』『下町ロケット』などの話題作にも出演している注目女優の新井は「2人から始まったこの話が、オークラさん、事務所の皆さん、そして劇場の各技術スタッフの皆さんのサポートのもと、ついに皆さまへお届け出来ること、すごく楽しみで仕方ありません! たくさんの方に支えてもらい、舞台に立てる感謝をエネルギーに最高の喜劇を届けます」と感謝を込めたコメントを寄せた。
2020年12月04日●ステイホーム中のインスタライブ「支えに」 すっぴんにも慣れ今年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、人々の生活が一変。自分の生き方を見つめ直すきっかけになったという人も多いが、女優の川島海荷(26)もその1人だ。川島は今だからできることに挑戦し、ステイホーム期間中はインスタライブが話題に。さらに、自ら発起人となって舞台を企画した。川島はステイホーム期間中の2週間、「うみ活」と題してインスタグラムで平日の毎朝8時からライブ配信を実施。在宅生活で生活習慣が乱れがちな中、ファンとともに健康的な日常を取り戻そうという企画で、すっぴん&部屋着というラフな姿も話題となった。「うみ活」は、「自分の中でも支えになった部分があった」と言い、「生活リズムを取り戻せたのもそうですし、ファンの方との交流の場になって、こんなにも見てくれている人がいるとわかってうれしかったですし、朝からみんな頑張っているんだなと感じて、私も今日1日頑張ろうという活力になりました」と振り返る。「うみ活」を経験したことによる変化を尋ねると、「すっぴんをさらけ出せるようになりました」と返答。「もともと童顔で、すっぴんだともっと幼いのかなと思いますが、すっぴんを見せる恥ずかしさ、寝起きを見られる恥ずかしさはなくなったかもしれないです」と笑った。童顔がコンプレックスだったという驚きの告白も。「幼く見られることがコンプレックスだった時期がありました。20歳になっても学生役がすごく多かったり、お会いした方に実年齢を言うとびっくりされるというのが恥ずかしいと思っていました」童顔を受け入れられるようになったのは最近だという。「周りの人から『いいんじゃない?』と言ってもらえることもあって、今は逆に若く見えたほうがいいのかなと思えるように。『まだ学生役もできるのかな!?』くらいのテンションで受け入れられるようになったので、恥ずかしさはなくなりました」また、「最近は『しゃべるとしっかりしているね』と言ってもらえることもあるので、中身だけしっかりしておけばいいのかなという感じで、逆に自分のそういう容姿も武器になるのかなと、プラスに考えられるようになりました」と語る。さらに、「私が思う大人っぽい人は、余裕のある人。なのに、必死に大人っぽくなりたいと思っている自分って全然余裕ないじゃん! と思い、もはやありのままの自分を受け入れることが大人なのではないかという悟りを開きました。自分はこうなんだなと」と笑いながら悟りの境地を明かした。●コロナ禍で意識変化「自分から行動しなきゃ」 舞台開催を決意見た目はまだまだ可愛らしい川島だが、テレビ番組では堂々とした姿が印象的だ。TBS系バラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』では、岡村隆史(ナインティナイン)と田中直樹(ココリコ)とともにしっかりとMCを担当。日本テレビ系情報番組『ZIP!』で2年半、総合司会も務めた経験もある。「アイドルとしてライブをやったり、毎朝生放送でやらせてもらっていたり、ある程度みなさんが怖がることは経験しているのかもしれないです」と振り返り、「『ZIP!』は2年半やらせてもらいましたが、それはとても大きかったですね。初日は、緊張しすぎて体調に影響が出るくらい精神的にやられていましたが、最後のほうは放送開始1分前と言われても落ち着いていられて、そういう慣れはありました」と『ZIP!』での自身の変化を語る。これまで幅広い経験を積んできた“中身は大人”な川島が、コロナ禍において「これから自分は何をしたいんだろう、どの道を進んでいきたいんだろう」と考える中で、「楽しくお芝居がしたい」と女優業への思いを再確認。「自分から行動しなきゃダメだな。積極的にもっと頑張らなきゃダメだなと思うようになりました」と意識の変化も。そして、ステイホーム期間中にドラマや映画に助けられ、エンターテインメントの力も改めて感じ、自ら立ち上がった。友人である女優の新井郁に「2人芝居がやりたい!」と話を持ち掛け、バナナマンや東京03のコントを手掛けるオークラ氏に脚本・演出を依頼。12月3日~6日に東京・浅草九劇で舞台『PINT』を開催する。『ZIP!』での生放送の経験が、女優として立つ生の舞台にも生きているのではないかと思ったが、川島は「そうだといいんですけど、やはり舞台は緊張します」と打ち明ける。今回の挑戦では「舞台を楽しめるようになる」ということを一つ自分の中での目標にしているそうで、「映像とは違う舞台ならではの楽しさを見つけられたらなと思っていますし、その楽しさが見てくださる方にも伝わればいいなと思います」と笑顔で意気込みを語った。■川島海荷1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。2006年7月にテレビドラマ『誰よりもママを愛す』で女優としてデビューし、ドラマや映画を中心に活躍。また、2016年10月から2019年3月まで、日本テレビ系情報番組『ZIP!』の総合司会を務めた。近年は『朝が来る』(2016/東海テレビ・フジテレビ)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(19/NHK)、『イノセンス 冤罪弁護士』(19/日本テレビ)、『僕らは恋がヘタすぎる』(20/ABCテレビほか)などに出演。
2020年12月02日●ステイホーム期間にエンタメの力を改めて実感「助けられた」今年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、人々の生活が一変。自分の生き方を見つめ直すきっかけになったという人も多いが、女優の川島海荷(26)もその1人だ。コロナ禍において考える時間が多くなり、「これから自分は何をしたいんだろう、どの道を進んでいきたいんだろう」と悩む中で、「まずは楽しくお芝居がしたい」と女優業への思いを再確認したという。ステイホーム期間にエンターテインメントの力も改めて実感。「家にいたときに助けられたのが、ドラマだったり映画だったり、私はお芝居だった。それによって楽しい気持ちになったり、いい意味で現実逃避もできたり、やっぱりエンタメって必要だなと感じました」と振り返る。また、「今だからこそできることもあるのかな」と考えるように。「立ち止まって考えたときに、自分から行動しなきゃダメだなって。積極的にもっと頑張らなきゃダメだなと思うようになりました」と意識の変化を明かした。そして早速行動に移し、友人である女優の新井郁に「2人芝居がやりたい!」と話を持ち掛け、さらに、バナナマンや東京03のコントを手掛けるオークラ氏に脚本・演出を依頼。12月3日~6日に東京・浅草九劇で舞台『PINT』を開催する。「自分のやりたいことを言っていこうと思い、マネージャーさんに相談したり、あられちゃん(新井)に声をかけたら、いろんな人が『いいね』とか『やりましょう』と言ってくれて、それに助けられて実現させることができそうです」川島と新井は5、6年前に知り合い、プライベートで親交を深めてきた仲。新井が出演している舞台を見た川島が、「この人すごいかわいい! 仲良くなりたい」と思い、共通の友人にお願いして紹介してもらったという。コロナ禍に「自分から行動しよう」と考えるようになったと言うが、もともと行動力はあり、さらにパワーアップしたようだ。「『やるぞ!』と決めたときの突っ走り方はすごく早いと思います」と笑う。だが、「昔は引っ込み思案で遠慮してしまう部分があった」とのことで、「遠慮して後悔したこともあったので、今は後悔しないように、やりたいと思ったらやりたいって言おうと思うように。素直でいたいなって。自分の気持ちに忠実でありたいなと思います」と次第に変化。積極的になっていったのは、仕事の現場での経験が大きいようだ。「もともと友達が多いタイプではなく、現場でも積極的にコミュニケーションをとれなくて。でも今は積極的にコミュニケーションをとったほうがみんな楽しいというか、いい現場になるのかなと思うようになりました」そして、「ずっとこのお仕事をやってきたからこそ、自我が強くなってしまった部分もあると思いますが、それを周りが受け入れてくれる優しさに助けられている部分もあり、その優しさに感化されて自分も頑張らなきゃと思えているので、すごくありがたい環境だなと思っています」と周囲の人たちに感謝した。●「自分でやると決めたからこそ楽しくやりたいし、楽しんでもらいたい」舞台『PINT』は、川島が新井に2人芝居の話を持ち掛けたという経緯を踏まえた、“2人が芝居をする”というストーリー。オークラ氏らしいコメディタッチの物語となっている。川島は「オークラさんが引き受けてくださったことが本当にうれしかったです。たくさん舞台を見させてもらって、いつかオークラさんの舞台に出たいと思っていたんですけど、まさか自分が誘って引き受けてくださると思わなかったので、本当に私はラッキーな人間だな、ありがたいなと思います」とオークラ氏に感謝。新井やオークラ氏とともに作り上げていく中で、改めて演じる楽しさを感じているという。相手役が友人の新井だからこそのやりやすさも感じているそうで、「相手が友達なので安心感があります。いつもは初めましての方とやるのでお互い探り探りなところがありますが、今回はそういった乗り越えないといけない壁がないので、すごくやりやすいです。安心感があって自分をさらけ出せる環境なので、いつもとは違う私も見てもらえるように頑張りたいなと思います」と語る。そして、「気負いすることなく、自分でやると決めたからこそ絶対に楽しくやりたいし、見ている人にも楽しんでもらいたい」と目を輝かせ、「稽古は、毎日すごく刺激を受けつつ、楽しみながらできています」と充実した表情を見せた。これまで2作品の舞台に出演している川島だが、楽しむまでにはなれず。今回の挑戦で舞台を楽しめるようになりたいという思いもある。「舞台は毎回緊張しながら挑んでいて、積極的に舞台をやりたいとはまだ思えていないんです。舞台が好きだという役者さんは、リアクションがあったり、毎回変わるリアルな感じが好きだと話されていますが、まだ私はそこまでなれていないというか、緊張しちゃってアドリブとか絶対無理ですという感じで……」と打ち明け、「今回の挑戦でひとつステップを上げて、舞台を見ることだけでなく、やることも好きになりたいなと。舞台ならではの楽しさを見つけられたらなと思っています」と自分の変化に期待している。■川島海荷1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。2006年7月にテレビドラマ『誰よりもママを愛す』で女優としてデビューし、ドラマや映画を中心に活躍。また、2016年10月から2019年3月まで、日本テレビ系情報番組『ZIP!』の総合司会を務めた。近年は『朝が来る』(2016/東海テレビ・フジテレビ)、『いだてん~東京オリムピック噺~』(19/NHK)、『イノセンス 冤罪弁護士』(19/日本テレビ)、『僕らは恋がヘタすぎる』(20/ABCテレビほか)などに出演。
2020年12月01日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「新疆ウイグル問題」です。企業のSDGsの意識を強めるきっかけになった。中国の新疆ウイグル自治区では、中国政府がウイグル族の人々を弾圧したり、100万人以上を収容所で強制労働させているなど、非人道的な行為が長年、世界的に問題になっていました。ウイグル族はイスラム教を信仰しており、中国共産党は実質的に宗教の自由を認めていません。特定の宗教は弾圧し、言葉や文化も漢民族への同化政策をとっています。そのことに反発し、一部のイスラム原理主義への回帰思想の人たちがテロを起こすようになり、中国共産党はそれらの過激派をテロ組織と認定し、取り締まりを強化するという悪循環も生まれているのです。今年、新疆ウイグル問題がさらに注目を浴びたのは、3月にオーストラリアの政府系シンクタンクが、世界の82社のサプライチェーン(部品や原材料の調達から製造、販売、消費までの一連の流れ)に、ウイグル族の強制労働が含まれていると発表したからです。そのなかにはアパレル、自動車、電化製品、携帯端末、ITなどの世界の有名多国籍企業や日本の企業も数多く含まれていました。これまでは人権や環境に配慮していると宣言していた企業でも、ウイグルの人たちから搾取するような強制労働に加担していることが明らかになり、各社対応に追われました。いまやESG投資が広まっており、人権や環境に感度が高い企業が投資の対象になり、それらに問題を抱えているとただちに企業価値を損ねます。しかし、サプライチェーンは多岐にわたっているため、メーカー側にしてみれば、まさか自分たちの会社が!と寝耳に水の出来事でもあったのです。トランプ政権は6月にウイグル人権法案を施行。ウイグル族弾圧に関与していることがわかった中国当局の担当者に、制裁を科せるようにする法律です。9月にはウイグル自治区で生産されている綿製品の輸入の禁止を宣言し、対中政策を強化しました。もしかしたら、私たちが普段着ている服や使っているスマホが、ウイグルの人々の強制労働につながっているかもしれません。そういう想像力を欠かさないようにしたいですね。こういう動きをきっかけに、SDGsの取り組みが世界的に進むことを願います。堀潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月25日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月19日お笑いトリオ『ネプチューン』の名倉潤さんが、2020年11月4日にInstagramを更新。52歳の誕生日を迎えたことを明かしました。名倉潤「本当に楽しく幸せな時間でした」同日、京都で大切な友人や家族に囲まれて、誕生日を祝ってもらったという名倉さん。今日で52歳になりました今年も京都にて大好きな家族のような友人家族たちに囲まれ誕生日をしてもらいました本当に楽しく幸せな時間でした感謝ですnagrat1968ーより引用「本当に楽しく幸せな時間でした」と感想をつづり、妻でありタレントの渡辺満里奈さんとのツーショット写真を公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Jun Nagura(@nagrat1968)がシェアした投稿 - 2020年11月月3日午後4時13分PSTぴったりと身体を寄せ合って、笑顔を浮かべる2人の姿からは、幸せな様子が伝わってきますね。名倉さんは、『#東京にいるスタッフ友人メッセージやプレゼントありがとうございます』『#応援してくれてる皆様にも感謝です』とハッシュタグで、周囲の人への感謝の言葉もつづりました。また、妻の渡辺さんもInstagramで夫と京都を観光する様子を公開しています。 この投稿をInstagramで見る 渡辺満里奈 marina watanabe(@funnyfacefunny)がシェアした投稿 - 2020年11月月4日午後7時16分PST夫の誕生日もお祝いしてもらったり、子どもたちもたくさんの経験ができで感謝しかない同じ空間にいることの大切さを噛み締めて。funnyfacefunnyーより引用それぞれの投稿に対し、ネット上では祝福のコメントが寄せられています。・お誕生日おめでとうございます!素敵な1年になりますように。・素敵なツーショット写真ですね。仲のよさが伝わってきます。・夫婦そろっての幸せそうな笑顔を見て、こちらまで嬉しくなりました。名倉さん夫婦の仲睦まじい姿は、多くの人の心を和ませました。[文・構成/grape編集部]
2020年11月05日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「小選挙区制」です。時局により、すぐ体制が変わりやすい選挙制度。安倍前総理の退陣により発足した菅内閣の任期は2021年の9月末までです。支持率の高いうちに衆議院を解散、総選挙を行って、盤石な体制を整えようという声も自民党内から強く上がっています。いま衆議院選挙で取り入れているのは小選挙区比例代表並立制。小選挙区制では、1つの選挙区から1人を選出します。この場合、与党かそれ以外か、ほぼ一騎討ちになるため、時の風によって体制が一気にひっくり返りやすい。民主党政権も、原発や消費税問題で対応を間違い、あっという間に政権が自民党に戻ってしまいました。小選挙区制では少数派の意見を拾いにくいという問題もあります。実は1993年までは中選挙区制でした。同じ選挙区内から3~5人を選べたので、多様な議員を国会に送ることができたのです。ただ、選挙区が広いと選挙運動に金がかかり、地元の有力者や代々政治家家系の候補者が有利になり、汚職も広がりやすい。それを改善しようと小選挙区制になりました。選挙で「支持する候補者はいるが、所属する政党は支持していない。どうしたらいい」という悩みをよく聞きます。僕は、小選挙区制では政治家個人の資質を見て選び、比例代表制の政党は、普段から自分の考え方に近い政党に投票するようにしています。ただ、比例代表制も、党の判断で名簿上位に並んだ候補者が私たちが選んだわけではないのに当選し、その後、汚職にまみれていく問題などが起きています。自民党の青年局が73歳定年制を打ち出したときには、党内でも相当の抵抗がありました。73歳を越えた候補者が比例代表の名簿の上位におり、本当にこの人たちは必要かと切り込んだのです。国民にとっていい政策を実現するには、与党と野党が緊張関係を持ち、多様な意見が飛び交い、慎重に議論できるようにしておくことが必須です。現在、女性議員や女性閣僚の比率はOECD加盟国でも日本は最低レベル。時代にマッチした、新しい感覚を持った議員が活躍できる国会や政府であってほしいですね。そのためにこの選挙制度は最適なのか、あらためてチェックする必要があるのかもしれません。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年11月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年11月03日2020年10月28日、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんと、エッセイストの内田也哉子さんが対談。その内容が反響を呼んでいます。内田也哉子「夫婦ケンカは隠さない」内田さんは俳優・樹木希林さんと、ロックシンガー・内田裕也さんのひとり娘。夫は俳優の本木雅弘さんで、夫婦の間には2男1女の3人の子供がいます。インタビューで家族や子育てについて語った内田さん。夫の本木さんについては「私よりもはるかに気が利く小姑です」と語っていました。私よりもはるかに本木のほうが気が付くし、お母さんのようなきめ細やかさがある。旦那さんというよりも、小姑。お姉さんがいるという感じがしてします。スッキリーより引用普段、本木さんと衝突することがあるかと尋ねられると「しょっちゅうですね」と回答。夫婦がもめていると、長男が「2人とも悪くないから!」と止めに来ることもあるそうです。しかし、子供の前で夫婦のケンカを隠すようなことはしていないといいます。その理由について内田さんは次のように話していました。子供たちの前ではぴしっとしてて、急に影でっていうのではなくて、常にそれはもうもれてしまっているだけなんですけど、そこの中からもう学んでもらうしかない。こうやって、他人の2人は一生懸命すり合わせながら、家庭を築いていくんだなと。スッキリーより引用「夫婦ゲンカを子供に見せてはいけない」とよくいわれますが、時に意見がぶつかったとしても、それを乗り越えようと試行錯誤する夫婦の姿を見て、子供たちも感じるものがあるのかもしれません。また、子育てでは、子供それぞれの個性を尊重するようにしているといいます。若い時の子育てからいろんな試行錯誤の末、今はやっぱり一人ひとりの『持って生まれたたち』っていうのはあるから、それを見極めて、親のやらせたい方向に閉じ込めるのでなく。世の中に迷惑をかけないというのは大前提ですけど。裕也みたいになったら困っちゃう。スッキリーより引用「結局、自分を育ててるということに返ってくる。この世を去る時に1ミリだけ大人になれたのかなって思う瞬間が来たらいいな」と考えを語っていました。ネット上では、インタビューを見た人からさまざまなコメントが寄せられています。・グッときた。『子育てが、自分育て』という言葉、すごく納得です。・内田也哉子さん、言葉選びがとても素敵。話し方とかすごく好きだ。・親の立場を経験してないけど、「1ミリだけでも成長したかな」と思える生き方をしたいと思いました。・夫婦ケンカは子供に見せちゃだめっていうけど、そういう親の姿から学ぶものもあるよね。2018年に亡くなった母・樹木さんの人柄について「母はどんな状況でも、おかしみを拾う人だった」と表現していた内田さん。物事の『面白い側面』を見て、前向きにとらえる樹木さん流のスピリットが、母から子へ脈々と受け継がれているのでしょう。夫婦関係や子育てにまつわる内田さんの考え方は、多くの人の心に響きました。[文・構成/grape編集部]
2020年10月28日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「菅内閣誕生」です。なぜ改革が必要か、目的と理由の情報公開も求む。安倍総理が病気を理由に退陣。9月16日、自民党の菅義偉総裁が、第99代内閣総理大臣に指名され、菅内閣が発足しました。就任の記者会見ではデジタル化強化のために新しくデジタル庁を創設することや、少子化対策として不妊治療の保険適用を実施したいと発言しました。安倍政権の流れを汲み、継承していくのは安全保障政策や自衛隊のあり方、憲法改正など。菅さんは外交経験は少ないため、ロシアのプーチン大統領など、前総理がこれまでに積み上げてきた信頼関係を生かし、体調が回復し次第、安倍さんが外交特使として派遣されるのではないかと注目が集まっています。特にいまは、アメリカと中国が牽制し合っている最中なので、前任者に託すというのは、いい対策なのではないかと思います。一方、内政に関して菅内閣は、積極的に改革を行おうとしています。安倍さんとの大きな違いは、菅さんは世襲政治家ではなく無派閥ということ。会見でも「行政の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打ち破り、規制改革を全力で進める」と断言していました。前政権では、成長戦略が道半ばで終わってしまったので、これからは民間の参入を積極的に打ち出すことになりそうです。政府内でもベンチャー企業が活躍できるかもしれないという期待は、企業家の間に高まっています。また、官邸人事は強化されるでしょう。内閣の方針に沿う人は重用するけれど、抵抗する人は容赦なく切るという傾向は今後も続きそうです。9月には「日本学術会議」が推薦した候補者のうち6名の任命を見送りました。その理由が不明だという声が上がりましたが、明確な説明はなされていません。パンケーキ好きなど、柔らかいイメージのメディアプロパガンダも効いて、就任時には74%と高い支持率を集めました。しかし、改革により、特定の産業や企業、一部の富裕層や企業家にのみ利益がもたらされ、弱者が切り捨てられることになってはいけません。「誰にとっての改革なのか」ということは見失わないでほしいと思います。また、なぜ改革が必要なのか、目的と理由に関するしっかりとした情報公開はぜひ求めたいところです。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月28日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政府事業の民間委託」です。問題点は行政側に。新規民間の参入と育成が課題です。新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」の支給において、経済産業省がサービスデザイン推進協議会に事業委託。そのほとんどを電通に再委託していたことが発覚し、中抜き疑惑が湧き起こり問題になりました。こういう大きな行政事業は、お金の管理、宣伝文句やデザイン、業者への発注など、仕事が多岐にわたります。しかも迅速に実行しなければいけないとなると、ノウハウを持ち安心して任せられるのは大手広告代理店しかないというのも事実です。東日本大震災で、計画停電を急にしなければいけなくなったときも広告代理店がいろいろなプロジェクトを組んで進めていました。前述の問題の決定的なミスは、説明がきちんとなされなかったことでしょう。不透明な関係で、本当は発注に偏りがあるのに、あたかも公平にやっているかのように見せかけた手法が問題。最初から、こういった大事業を頼める業者は限られていることを正直に公表すればよかったのだと思います。ただ、発注先が限られるということは、市場競争が起こらないため、価格が適正なのかどうかも判断がつきません。この状況を変えるためには、日頃から、様々な業界が行政事業に参入しやすくすることではないでしょうか。アメリカではオバマ政権以降、「オープンガバメント政策」を打ち出しており、政府の透明性、国民参加、官民協業を謳っています。地方行政では福岡市がITやデジタル技術を積極的に使った、新たな行政サービスを次々と打ち出しています。交通では配車サービスの「Uber」のライドシェアをいちはやく実験的にスタート。ベンチャー企業の誘致も進め、育成に力を入れてきました。LINEやYahoo!などのテック系、デジタル系新興企業と連携してプロジェクトを動かすなどしており、他県から視察も多く来ているようです。大手広告代理店が悪いという話ではなく、政府はきちんと情報公開をして、民間参入者を増やし、新たな産業を起こしたり企業育成をすること。本当の意味での効率を高めて、先鋭的、前衛的な新陳代謝のいい国になる必要があるのではないかと僕は思います。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年10月14日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年10月12日2020年9月27日、俳優の竹内結子さんが自宅で亡くなったことが分かりました。華やかな美貌と演技力の高さで、数多くの作品に出演していた俳優の突然の訃報は、世間に衝撃を与えています。要潤が「自己肯定感を高めましょう」と呼びかけ同日、俳優の要潤さんがTwitterを更新。「自己肯定感を高めましょう」と周囲に呼びかけました。自己肯定感を高めましょう。自分だけの価値、周りからの必要性を感じる。今はぼんやりとしか見えないかもしれませんが、その輪郭を捉えられるだけで充分です。すでに自分の価値がそこにあります。大丈夫、今僕ともこうして繋がってる瞬間があります。— 要潤 (@kanamescafe) September 27, 2020 要さんは、自分の価値をぼんやりとでもとらえられるだけで十分だとし、「大丈夫、今僕ともこうしてつながっている瞬間があります」と訴えかけます。さらに、次のような投稿をしました。地位や名誉が無くても、お金が無くても、身体一つあれば何者にでもなれる。自己破産や、犯罪歴が例えあったとしても、そこから這い上がることだって可能である。今は暗黒の中でも必ず目線を上げれば光があります。それは歴史が証明しています。— 要潤 (@kanamescafe) September 27, 2020 2020年は、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行や、芸能人の訃報といった暗いニュースが相次ぎ、心が晴れない日々が続く人もいるでしょう。要さんは、不安になりやすい時を過ごす人々に向けて、前を向けば必ず光があることを伝えたのです。【ネットの声】・要さん、前向きなメッセージをありがとうございます。救われる人がたくさんいると思います。・涙が出て、気持ちがすうっと軽くなりました。自分のペースで、ゆっくり生きていきたいです。・自己肯定感を持つことは本当に大切です。暗いニュースが続く今こそ、明るさを忘れないようにします。コロナウイルスのまん延により、私たちの生活は一変しました。先の見えない状況に不安や悩みを抱く一方で、他者との交流が減り、知らず知らずのうちにストレスをためこんでしまうことも。自分の大切にしている人やものを改めて振り返り、周囲の人と想いを伝え合う時間を作っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「日本の防衛」です。攻撃力を高めるより外交、経済政策でリスク回避を。日本の防衛における今年の大きなトピックは、河野防衛大臣が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の秋田・山口への配備を撤回したことでしょう。撤回の理由は、想定されていた安全が確保できないこと。改修に費用がかかりすぎることなどでした。イージス・アショアは、飛んできたミサイルを撃ち落とすシステムです。いま計画を撤廃することで、防衛のためには敵基地に攻撃する能力のあるミサイルシステムが必要なんじゃないかと、話は思わぬほうに進んでいます。そうなると新しい兵器を買わなくてはいけませんし、攻撃能力を持てば、当然攻撃されるリスクも高まります。こうして、際限なく防衛力の拡張にひきずりこまれてしまうことを「安全保障のジレンマ」といいます。2020年度の防衛予算は5兆3130億円と過去最大になりました。2010年くらいまでは5兆円程度でしたが、近年一気に跳ね上がっています。理由の一つは、アメリカが防衛費を見直したこと。自国の経済も疲弊しているアメリカは、日本や韓国から軍を撤退し、自分の身は自分で守ってくれという姿勢でいます。これを受け、これまで空母を持たなかった日本も、空母の機能を持たせるために護衛艦いずもを改修したり、母艦に離発着できるオスプレイを配備したり、宇宙やサイバー関連にも防衛費を投入しました。ただ、安全保障は、軍事力増強だけが方法ではありません。外交政策も大きな歯止めになります。経済的な結びつきを強め、相手国を攻撃すれば自分たちも不利益を被る、という関係を作っておくことはとても有効です。EUが誕生したのも同じ理由です。2つの世界大戦の反省を受け、経済的関係を強めることでEU圏内は戦争を回避してきました。日本も、TPPやRCEPなど、アジア太平洋地域で大きな貿易圏を作り、互いを攻撃しにくくする方法を構築しようとしています。いま新型コロナで、人もモノも行き来しづらくなり、自国第一主義に走りがちです。しかし、各国の連携が薄れれば、リスクも高まります。このなかでどういう防衛協調策があるのか、今後もウォッチしていきたいと思います。ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開中。※『anan』2020年9月30日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年09月23日ABCテレビの日曜深夜に新たなドラマ枠“ドラマ+(プラス)”が登場。この第1弾作品として、川島海荷と白洲迅をW主演に迎えたラブストーリー「僕らは恋がヘタすぎる」を放送することが決定した。電子書籍配信サイト「コミックシーモア」で配信されている同名漫画をドラマ化する本作は、自己犠牲ガール、Mr.正論、セフレ体質女子、影ありチャラ男、健気わんこ系男子といった、それぞれ性格が全く異なる男女5人が繰り広げる濃厚ラブシーンありのオトナの恋愛ドラマ。川島さんが演じるのは、コンビニエンスストアの商品開発部に所属し、スイーツ開発を担当する藤原花。気を使いすぎる性格で、何も言いだせず、残念な結果になることもしばしば…。今作では、川島さんがラブシーンに初挑戦する。そんな花に正論を吐き、本音でぶつかる、経営コンサルタント・成田洋介を、「僕はまだ君を愛さないことができる」「ハル~総合商社の女~」の白洲さんがきめ細やかに演じる。「花の周りに気を遣えるところや、純粋に相手を思いやれるところは、素敵だなと思います」と役柄について語った川島さんは、「成田君に出会ったことによって、花がどうやって変わっていくのか。恋愛だけではなく、友情や仕事に彼女がどう向き合っていくのか、ぜひ見ていただきたいです」とコメント。白洲さんは「成田はとても純粋な男だなと思います。思いやりが強いからこそ、人に対して真正面から正論を言ったり、怒ったり。そんな成田を熱く演じられたらと思います」と意気込み、「男女5人の恋愛、そして友情から見える不器用な人間模様に共感してもらえる部分が必ずあると思います。是非、ご覧ください」と視聴者へメッセージを寄せている。<あらすじ>藤原花(川島海荷)と片山みずきは、小学生の頃からの大親友。彼氏に浮気され、フラれてしまった花は、みずきと一緒に傷心旅行へ。そこで成田洋介(白洲迅)と一之瀬歩に出会う。いきなり正論を振りかざし、性格的に言いたいことが言えない花を叱る成田に、当初は反発する花だったが、これまでの出来事は自分の欠点によるものだと気づく。そこで自分を変えようとするが…。他人に気を遣いすぎて自分を犠牲にしてしまう花。真剣に付き合ったことがなく、愛されたいと強く願うみずき。相手のためにと正論を言って嫌われてしまう成田。心の影のせいか優しくもチャラくもある歩。そして、歩の弟・奏多。それぞれの中に渦巻く友情や嫉妬、裏切り、諍い…彼らが恋愛を通して自分と向き合っていく。「僕らは恋がヘタすぎる」は10月25日より毎週日曜日23時55分~ABCテレビ(関西)にて、27日より毎週火曜日23時~テレビ神奈川にて放送、地上波放送終了後よりHuluにて配信(30分枠全7話)。※ほか地域でも放送予定(cinemacafe.net)
2020年09月15日インタビュームービーやWebコンテンツなどを公開ヤーマンは8月18日、女優の川島海荷をミネラルコスメブランド「オンリーミネラル」のアンバサダーに起用したと発表した。今後は、公式ブランドサイトや公式SNS、店頭などでプロモーションフォトを公開していくほか、インタビュームービーや新作リップを使ったスペシャルWebコンテンツ「UMIKA meets ONLY MINERALS」も、公式ブランドサイトにて公開する。素肌美にこだわる川島海荷がブランドイメージに合致「オンリーミネラル」はヤーマンが手掛けるコスメブランド。ミネラルや天然由来成分を、贅沢に使用しているのが特徴だ。川島海荷は1994年、埼玉県生まれ。2006年にデビューし、現在は女優としてTVドラマや映画、舞台で活動中だ。演技派女優としてさまざまな作品に出演している川島海荷だが、透明感のある美肌でも話題を呼んでいる。コスメ好きとしても知られており、丁寧なスキンケアを心がけ、素肌の美しさを何よりも大切にしているという彼女の思いと、ナチュラルな成分で美肌をサポートしたいという「オンリーミネラル」のブランド理念とが合致したため、今回のアンバサダー起用が決定した。川島海荷はビューティ誌のモデルのお仕事で、メイクによって新しい自分に出会え、内面まで変化することを知り、メイクが大好きになりました。肌がきれいだと自信がつくので、スキンケアにも気をつけています。そんな中でオンリーミネラルのアンバサダーになることができて、とてもうれしいです(プレスリリースより)とコメントしている。(画像はプレスリリースより)【参考】※ヤーマン株式会社のプレスリリース
2020年08月21日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「コロナ禍の災害支援」です。被災地と離れていながらできる、新しい支援に注目。今年も豪雨災害が続いています。7月には熊本を中心に、九州やその他の地域が大きな被害に見舞われました。しかし、このコロナ禍では感染リスクもあり、自由に移動ができません。現地ではやはり人手が足りていないとのこと。とはいえ、県外の方が来ると地元から一斉に不安の声があがり、疑心暗鬼も招いてしまうそうです。そんななか、新しい支援の形が2つ見られました。一つは、被災した当事者がAmazonの「ほしい物リスト」で必要物資を公開し、支援を募るというもの。八代市の水没した保育園では、園児の帽子からフェルトペン、シーツに至るまで具体的に必要なモノと数をリストアップしました。これまでは、被災地で何が必要なのかの情報をリアルタイムに得るのが難しく、物資を送っても自治体の倉庫で管理されて適切に届かないというような問題がありました。その点、この方法は明快で合理的です。もう一つは、熊本地震をきっかけに結成された支援団体「BRIDGE KUMAMOTO」の働きです。広告を手掛けるデザイナーや映像クリエイターらが中心メンバーで、7月の豪雨災害を受け、いち早く基金を創設。これはクラウドファンディングで支援金を募り、被災地支援を行う組織や団体はBRIDGE KUMAMOTOに申請して、助成金を受け取れるというシステムです。全国のクリエイターたちに呼びかけて動画メッセージ集を作るなど、お金以外の支援も行っており、僕もナレーターとして参加しました。このように中間支援団体がSNSを展開して支援に入るというのは新しい動きです。行政では手の回りにくいところを細やかにサポートしています。豪雨や台風災害は今後も起きるでしょう。地震や富士山の噴火の危険もはらんでいます。コロナ禍の複合災害では、外に出られない、外からの支援が得られない状況が続く恐れがありますから、食糧や水、常備薬に加え、マスクや消毒液も適量、備蓄しておいたほうがよいでしょう。これまで避難所ではたびたび、食中毒や感染症の問題が起きていました。コロナにより、衛生面の危機意識が一般的に高まったのは、良かったことかもしれません。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。3月に監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開された。※『anan』2020年8月26日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年08月19日吉沢亮主演の映画『AWAKE』が、2020年12月25日(金)に公開される。実際に起きた将棋電王戦が着想源、“将棋”にかける若者たちの青春ストーリー映画『AWAKE』は、2015年に実際に開催された棋士 VS コンピュータの将棋電王戦(※)をもとに、山田篤宏監督が書き下ろしたオリジナルストーリー。棋士になる夢をあきらめた主人公の内気な大学生が、AI将棋のプログラミングに目覚め、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語を描き出す。(※)2015年4月に行われた将棋電王戦 FINAL第5局、棋士 VS AWAKE戦。開始からわずか49分、21手という異例のスピード決着となった。将棋プログラム・AWAKEの開発者は、元奨励会員という経歴の持ち主、また、棋士の手がコンピュータの習性をついたものであったことから、当時、ネットユーザー、将棋ファンの間で物議を醸した。キャスト主演に吉沢亮主演に抜擢されたのは、『キングダム』『一度死んでみた』など、話題作への出演が絶えない吉沢亮。『キングダム』では、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、高い演技力にも注目が集まる吉沢が、周囲との関わりを持つことが苦手な内気な青年・英一役に挑む。■吉沢亮コメントとにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。人気キャストも集結!また吉沢演じる英一の周りにも、若手注目キャストが集結。英一の将棋のライバルである陸役を若葉竜也、大学のAI研究会で出会う変わり者の先輩・磯野役を落合モトキが演じるほか、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことらといった面々が揃う。第1回木下グループ新人監督賞グランプリ受賞なお映画『AWAKE』は、河瀨直美監督を審査員長に迎えた、2017年の第1回木下グループ新人監督賞の中で、グランプリに選ばれた作品。またこれまで乃木坂 46のミュージックビデオや短編映画を手掛けてきた山田篤宏監督の、商業映画デビュー作でもある。詳細映画『AWAKE』公開時期:2020年12月25日(金)、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー出演:吉沢亮、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まこと監督:山田篤宏脚本:山田篤宏<ストーリー>大学生の英一(吉沢亮)は、かつて奨励会(日本将棋連盟の棋士養成機関)で棋士を目指していた。降格したら奨励会を去らなければならない大一番、同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸(若葉竜也)に敗れた英一は、プロの道を諦め、普通の学生に戻るべく大学に入学したのだった。幼少時から将棋以外何もしてこなかった英一は、急に社交的になれるはずもなくぎこちない学生生活を始めるものの、なかなか友人もできない。そんなある日、ふとしたことでコンピュータ将棋に出会う。独創的かつ強い。まさに彼が理想とする将棋を繰り出す元となるプログラミングに心を奪われた英一は、早速 AI 研究会の扉をたたき、変わり者の先輩・磯野(落合モトキ)の手ほどきを受けることになる。自分の手で生んだソフトを強くしたい―将棋以外の新たな目標を初めて見つけ、プログラム開発にのめり込む英一。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦の出場を依頼される。最初は申し出を拒否する英一だったが、相手がかつてのライバル・陸だと知り―。
2020年08月15日俳優の吉沢亮が、映画『AWAKE』(12月公開)の主演を務めることが12日、明らかになった。同作は、河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中からグランプリに選ばれた。2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局(2015年4月11日に行われた将棋電王戦FINAL第5局、棋士VS AWAKE戦)に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす。吉沢は内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一を演じ、動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現する。また同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸役に若葉竜也が決定。さらに落合モトキ、寛 一 郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら、確かな実力を持つ面々が顔を揃える。脚本・監督を務める山田はニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英で、今回は商業映画デビューとなる。○吉沢亮 コメントとにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。○若葉竜也 コメント将棋に「まぐれ」や「運」での勝利は一切なく、己の実力だけで闘う棋士という方々に、昔からすごく惹かれていたので、オファーを頂いて、嬉しかった反面、大きなプレッシャーもありました。棋士から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい手。将棋の駒も触った事がない一介の俳優が体現するのは、並大抵の事ではない、と強く感じました。将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画というイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない方でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない人も制作スタッフの中にいて、意見を聞きながら撮影したので。そして、矛盾するかもしれませんが、個人的には、将棋映画ではなく、最高の青春映画だとおもっています。期待してください。○落合モトキ コメント「うわ! これは頭がキレッキレの役だなぁ、専門用語多めだな~」というのが最初の感想(笑)。主演の吉沢さんは是非共演してみたかった役者さんでしたし、周りのキャストの方も実力のある役者さん達ばかりでしたので、これは頑張らないとなと(笑)監督がどんな絵を撮るのか非常に楽しみでしたし、この作品は早くみんなに観てほしい! と台本を読みながらクランクインを待ちわびていました。僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっている物という古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!○寛 一 郎 コメントAI将棋対天才棋士というのは、今までの将棋映画とは一味違う、少し突飛な設定だなという印象を持ちました。その中で葛藤や苦悩などをうまくエンターテイメントとして落とし込んだ作品になってると思いますし、脚本を読んだ印象でした。吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。○馬場ふみか コメント私自身これまで全く将棋というものに触れてこなかったので、こんな世界があるんだなと驚きました。将棋がとても注目されている今、私もこれをきっかけに将棋についてすこしでも知ることができるんだなとわくわくしました。とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。○森矢カンナ コメントきっと前世からの因縁なのかまたは友情なのか、(主人公とライバルの)二人の強い結びつきを感じました。そして将棋を詳しく知らない私でもおもしろくて、一気に読み進めた脚本でした。影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。○山田篤宏監督 コメント「長かったなー」というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分。そして、撮影決定したときもそうだったんですが、実際公開するその日まで、何が起こるかはわからないので全く気は抜かないぞと思っています。吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年08月12日吉沢亮主演映画『AWAKE』がこの冬公開決定。若葉竜也、落合モトキ、馬場ふみから共演者も発表された。大学生の英一は、かつて奨励会で棋士を目指していたが、同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸に敗れ、プロの道を諦める。普通の学生に戻るべく大学に入学するも将棋以外何もしてこなかった英一は、急に社交的になれるはずもなく、なかなか友人もできない。そんなある日、コンピュータ将棋に出会い、プログラミングに心を奪われた英一は、早速AI研究会の扉をたたき、変わり者の先輩・磯野の手ほどきを受けることに。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦の出場を依頼される。最初は申し出を拒否する英一だったが、相手がかつてのライバル・陸だと知り――。本作は、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞にて、241本の中からグランプリに選ばれた作品。2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した、将棋電王戦FINAL第5局、棋士 VS AWAKE戦という、<棋士VSコンピュータの対局>に着想を得、「乃木坂46」のMVなどを手掛けてきた山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。今作が商業映画デビューとなる。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が、冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。来年の大河ドラマ「青天を衝け」も注目の吉沢さんが今回演じるのは、内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一。動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現する。かつてのライバル・陸役には、「生徒諸君!」「ごくせん」の若葉竜也。AI研究会の変わり者の先輩・磯野役には、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ。そのほか、寛 一 郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことが出演する。キャスト・監督コメント吉沢亮とにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。若葉竜也将棋に「まぐれ」や「運」での勝利は一切なく、己の実力だけで闘う棋士という方々に、昔からすごく惹かれていたので、オファーを頂いて、嬉しかった反面、大きなプレッシャーもありました。棋士から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい手。将棋の駒も触った事がない一介の俳優が体現するのは、並大抵の事ではない、と強く感じました。将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画と言うイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない方でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない人も制作スタッフの中にいて、意見を聞きながら撮影したので。そして、矛盾するかもしれませんが、個人的には、将棋映画ではなく、最高の青春映画だとおもっています。期待してください。落合モトキ「うわ!これは頭がキレッキレの役だなぁ、専門用語多めだな~」というのが最初の感想(笑)主演の吉沢さんは是非共演してみたかった役者さんでしたし、周りのキャストの方も実力のある役者さん達ばかりでしたので、これは頑張らないとなと(笑)監督がどんな絵を撮るのか非常に楽しみでしたし、この作品は早くみんなに観てほしい!と台本を読みながらクランクインを待ちわびていました。僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっている物という古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!寛 一 郎AI将棋対天才棋士というのは、今までの将棋映画とは一味違う、少し突飛な設定だなという印象を持ちました。その中で葛藤や苦悩などをうまくエンターテイメントとして落とし込んだ作品になってると思いますし、脚本を読んだ印象でした。吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。馬場ふみか私自身これまで全く将棋というものに触れてこなかったので、こんな世界があるんだなと驚きました。将棋がとても注目されている今、私もこれをきっかけに将棋についてすこしでも知ることができるんだなとわくわくしました。とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。森矢カンナきっと前世からの因縁なのかまたは友情なのか、(主人公とライバルの)二人の強い結びつきを感じました。そして将棋を詳しく知らない私でもおもしろくて、一気に読み進めた脚本でした。影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。山田篤宏監督「長かったなー」というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分。そして、撮影決定したときもそうだったんですが、実際公開するその日まで、何が起こるかはわからないので全く気は抜かないぞと思っています。吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。『AWAKE』は12月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:AWAKE 2020年12月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
2020年08月12日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「9月入学」です。コロナ禍では無理。じっくりと時間をかけて再考を求む。学校の入学・始業時期を4月から9月にする案は「今年度・来年度のような直近の導入は困難」と、見送られることになりました。9月入学制度はこれまでにも何度も議題にのぼっています。世界ではアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ベルギー、トルコ、モンゴル、ロシア、中国などの国が9月入学制度を導入しています。日本も明治維新後、西洋の教育を導入した当初は9月始業でした。ところが、国の会計を4月~3月を一年とする年度制を採用したこと、徴兵制の始まりなどから4月始業に変わり、今に至ります。今年、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために学校の休校が続き、授業の遅れが問題になりました。そんななか、高校生のツイートをきっかけに、全国知事会から国へ9月入学の検討要請があり、安倍首相も「有力な選択肢の一つ」とコメント。いったん検討し始めたのですが、実際に導入するとなると、初年度の入学生徒数が半年分増加し、大量の教員不足が生じてしまうこと、また、保育所の入学待機児童数が増大すること、システムやカリュキュラムの再編など、拙速な対応は無理と判断されたのです。このコロナ禍で、ただでさえ問題が山積するなか、大きな改変をしようとしたのは現場の声を無視した行動だったと思います。授業の遅れを取り戻すことが目的なら、感染者数は地域によって差がありますし、全国一律にすること自体がナンセンスなのではないでしょうか。4月でも9月でも、いつ学校が始まっても継続してきちんと教育を提供できる仕組み作りを議論するべきなのではないかと思います。日本は会社も年度ベースなので、学校の始業時期をずらせば就職にも影響が及びます。会社を通年採用に変え、大学も途中入学を許すなど、個々のスタイルに合わせた社会設計が必要になるでしょう。世界の学校制度はもっと柔軟です。イギリスは年に3回、入学の機会がありますし、フランスでは家庭での義務教育の就学も可能になっています。また、海外は飛び級制度も広く採用されていますね。日本もこれを機に時間をかけて議論し、右に倣えではない、多様な学校制度へと見直してみてはいかがでしょうか。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。3月に監督2作目となる映画『わたしは分断を許さない』が公開された。※『anan』2020年7月15日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年07月09日1993年に発売された川島なお美さんの写真集『WOMAN』の電子版写真集が、きょう30日に発売される。ワニブックスでは、創業40周年を記念し、これまでに発売した写真集を電子化した「電子版写真集」を発売。6月30日には、川島さんの『WOMAN』の電子版写真集をリリース。同写真集は、1993年に発売され、世間に衝撃を与えたヌード写真集で、累計55万部を突破し、写真集史に金字塔を打ち立てた作品だ。そのほか、中山美穂 写真集『SCENA』、川口春奈 ファースト写真集『haruna』、大石恵 写真集『eternal』も、同日に電子版写真集として発売される。
2020年06月30日女優の川島海荷(かわしま・うみか)さんが、2020年6月3日にインスタグラムを更新。1年前に撮った自身の写真を公開し、多くの反響が寄せられています。川島海荷、1年前の姿に「幼い!」「今と全然違う」川島海荷さんは「ちょうど去年の今日の写真」とつづり、巨大などんぶりを前に目を輝かせている写真を公開。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 川島海荷 (@umika_kawashima) on Jun 3, 2020 at 2:24am PDT写真の川島海荷さんはかなり幼く見え、本人も「幼っ!」とコメントしています。投稿を見たファンからは「かわいい」という声とともに、現在の川島海荷さんとのビジュアルの違いに驚く声も寄せられました。・今も素敵ですが、この時もとてつもなくかわいいです!・1年で急激に大人っぽくなったね。・髪型と化粧のせいなのかな?幼い感じがしてキュートです!2020年6月現在26歳の川島海荷さんは最近、大人っぽくなったことが話題になっていました。 この投稿をInstagramで見る 川島海荷(@umika_kawashima)がシェアした投稿 - 2020年 4月月20日午前2時56分PDT川島海荷さんがこれからどんな女性になっていくのかが楽しみですね!川島海荷の現在は?『ZIP!』卒業した後の活動に「そんなことを…」[文・構成/grape編集部]
2020年06月04日俳優の要潤が25日、公式YouTubeチャンネル「要 潤【Jun Kaname】」に投稿した動画で、トム・クルーズ主演、渡辺謙出演の大ヒット映画『ラストサムライ』(03)のオーディションを受けていたことを明かした。要はその冒頭で、「今日は、僕がどうしても出演したかった作品の話をしようと思います」と切り出し、「僕も役者を20年やっていますので、いろいろな作品に参加してきました。でも、スケジュールとかのタイミングでどうしても参加できなかった作品も同じように多々あります」と俳優人生を回顧。「実はあるハリウッド映画のオーディションを受けていたんです」「そのハリウッド映画は『ラストサムライ』です」と告白した。そのオーディションは、『仮面ライダーアギト』(01~02/テレビ朝日系)を終え、昼ドラ『新・愛の嵐』(02/東海テレビ・フジテレビ系)の準備に入っていた頃。ハリウッド作品の侍役であることや「殺陣ができる人を探しているらしい」という事前情報をマネージャーから告げられ、「『仮面ライダー』で1年間ずっと殺陣の練習をやってきましたし、武士の役のために道場にも通っていました」と要にとっては絶好の機会だった。気合十分でオーディションに挑んだ要だったが、ある不運に見舞われる。動画ではその真相やオーディションの詳しい内容も赤裸々に語っている。コメント欄には「すごいお話」「まじすか」「初めて聞くお話で、びっくり」など、驚きの声も寄せられている。
2020年05月27日女優の川島海荷(26)が、自身のインスタグラムにて「そろそろ日常を取り戻そう企画“うみ活”」として、平日の毎朝8時からすっぴん&部屋着のラフな姿でライブ配信を実施している。川島海荷のインスタライブ配信より川島が行っている“うみ活”は、在宅生活で生活習慣が乱れがちなため、毎朝インスタライブで一緒にトークすることで早寝早起きに繋がり、健康的な日常を取り戻すことに繋がるというもの。「本当にこれのおかげで、生活習慣が戻った気がする。今は毎日同じ時間に起きてるから健康な気がする」と本人はその効果を実感している。配信中は、ノーメイクでカジュアルな雰囲気の川島が、自作のスムージーや朝食を食べながら、レシピや豆知識なども交えながらトークしていき、最後に自らドリップしたコーヒーを飲んで終了という流れが基本。朝早い時間ではあるが、ファンのコメントも多数寄せられ、コメントを読み上げながら、昨日のエピソードや、今ハマっている映画やドラマの作品、今日1日のスケジュールについてなど、まったりと話している。26日の配信では、緊急事態宣言が解除されたことを受けて「皆さんでかける機会も多いと思いますが、特に東京の皆さんは(感染予防に)気をつけましょう」などと呼びかけたり、前日に放送された出演番組『アイ・アム・冒険少年』(TBS)の放送内容について「フワちゃんがゴールした瞬間とか、グッとくるものがありました。そこまでにいろいろ葛藤があっただろうにって、あの映像以上のことを想像しちゃって」と語った。今回で5回目となる“うみ活”。初回の時には慣れない様子もあったが、徐々に感覚を掴んで饒舌に。フォロワーからは「まってました」「やっぱりスッピンの海荷ちゃん良いですね」「今朝も可愛い」「肌ツヤツヤですよね」「可愛すぎます!」「うみちゃんどんどん美しくなってて素敵です」「肌綺麗すぎ」「スッピンでこの可愛さ!」と、すっぴんを称賛する声が寄せられた。
2020年05月26日女優の川島海荷(かわしま・うみか)さんが、2020年5月24日に自身のインスタグラムを更新。『作り置きおかず』と題して、色とりどりの手作り料理を公開しています。川島海荷の手料理に「レシピ本出してほしい…」川島海荷さんは、午前中に頑張って作ったという『作り置きおかず』を紹介。 View this post on Instagram 午前中はひたすらこれ✋ #作り置きおかず #鮭とエリンギの南蛮漬け #しらたきチャプチェ #野菜たちの白和え #鶏胸肉とクルミ炒め #麻婆厚揚げ豆腐and茄子 #さつまいもの甘煮 #トマトチーズナッツのサラダ #enjoyhome A post shared by 川島海荷 (@umika_kawashima) on May 23, 2020 at 9:31pm PDTメニューは『鮭とエリンギの南蛮漬け』を始め、『しらたきチャプチェ』、『野菜の白和え』、『鶏胸肉とクルミ炒め』など、プロ顔負けの凝った料理7品が並んでいます。川島海荷さんの料理を見たファンは「すごすぎる!」「どれもおいしそう」と大絶賛。「レシピ本を出してー」とリクエストするコメントも寄せられています。・彩りもよくて身体によさそうで完璧!とってもおいしそうです。・本当に女子力が半端ない!レシピ本が出たら、絶対に買います!・うまそう…。よだれが出てきた。川島海荷さんは同月17日の投稿でも、『サバ缶』を使った簡単レシピを公開。料理センスのよさが話題になりました。 View this post on Instagram A post shared by 川島海荷 (@umika_kawashima) on May 17, 2020 at 4:51am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。川島海荷がサバ缶を使った『簡単レシピ』を公開!ファン「ぜひ嫁に…」と絶賛多くの料理に挑戦し、『おうち時間』を満喫している様子の川島海荷さん。さらに料理を極め、その腕前をどんどん披露してほしいですね。川島海荷の現在は?『ZIP!』卒業した後の活動に「そんなことを…」[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日ハッシュタグで芸人仲間を“想像紹介”している、お笑いコンビ・麒麟の川島明のインスタグラム。「タグが面白すぎる」「めちゃくちゃ笑った」といったコメントであふれ、フォロワーは46万人を突破するなど人気を博しているが、このほど『#麒麟川島のタグ大喜利』として書籍化が実現した。仲間をいじりまくる投稿ながら、芸人愛の伝わる“タグ大喜利”はどのようにして生まれたのか、電話インタビューを実施。「欠かせないのは、対象者となる芸人さんへの尊敬の念」と語る川島が、“タグ大喜利”の極意、そして40代における仕事への向き合い方を明かした。○■始めたきっかけは? ノブの写真に驚くほどの「イイね」川島のインスタグラムを開くと、まさに独自の世界観を切り開く“川島ワールド”全開。例えばスーツに身を包んだ千鳥・ノブの写真には、「#金の力で寝返った食パンマン」「#伊調馨さんが強くなるために捨てた甘えの部分」「#ヒルナンデスで取り上げられてから入手困難になった塩大福」といったセンス抜群のいじりが並ぶなど、写真からイメージされる一言がどれも秀逸だ。書籍『#麒麟川島のタグ大喜利』では、インスタ投稿と雑誌『smart』連載作品に、新規を加えた60作品を掲載。川島自身、書籍化には驚いたようで「書籍になるなんて思っていなかったですから。自主練のようにコツコツとやっていたものですが、やっぱりこうして形になるのはうれしいですね」と大喜び。インスタ開設時は「犬やご飯などを載せている普通のインスタだったんです。ファンの方は見てくれるけど、別に面白くもないし『なんやろうな、これ』と自分の中でも宙ぶらりんな感じで」と迷いながら日常を投稿していたが、ある時、変化があったという。「ある日、エアコンの掃除をしている写真に『#ポケモンの対戦画面か』というタグをつけて投稿したんです。すると今までにない『イイね』の数がついて。需要がわかったというか、『あ、そうか。誰も俺のご飯の写真に興味ない(笑)。芸人なんやから、笑えなきゃいけないんだ』と気づいて。その次に、差し歯が抜けたノブの写真に『#ドキュメントの最後のカット』などのタグをつけまくって投稿したら、バーンと『イイね』の数が上がって。ものすごく反応がありました。これなら自分も得意な分野だし、笑いも作れる。やっていこうと思いました」。○■「写真の撮り方にもこだわりがあります」それからはミキの昴生、アンガールズの田中卓志、南海キャンディーズのしずちゃんなどなど、続々と芸人の“タグ大喜利”を展開。やり始めた当初は、「なぜ写真を撮るのか?」と不思議がる対象者も多かったそう。「ちょうどアイフォンの写真機能がものすごくグレードアップした頃で。『ポートレート機能が付いていてすごくいい写真が撮れるから、撮らせて』とお願いしていました。詐欺みたいですよね」とニッコリ。「小杉(竜一)さんにも『ポートレート機能って知ってます?』と写真を撮らせてもらって、その後、好き放題にハッシュタグをつけてインスタにアップして。その投稿に3万もの『イイね』が付いたんです!話題になって、朝のワイドショーでも取り上げられるほどだったので、小杉さんから『どういうこと!?』とすぐにメールが来ました。『でもおもろかったから、ええわ』と言ってくれて、すごくうれしかったですね。それからは対象者となる芸人さんにも、きちんと説明するようになりました」と芸人仲間の間でも認知されるようになった。写真の撮り方にもこだわりがあるという。「真正面のカメラ目線、真正面の目線はずし、ちょっと斜めに構えてもらってのカメラ目線と、目線はずしと、おひとりにつき、まず4枚の写真を撮らせてもらうんです。そして一発目のタグが思い浮かんだ写真を採用します。ここはもう直感。表情は、あまりテレビで見せていないような顔、ストイックでシリアスな顔を撮るようにしています」。これには「真顔からは、“怒り”や“悲しみ”も伝えることができる。喜怒哀楽でいうと、“喜”より“哀”のほうが、笑いにつながりやすいと僕は思っています」と川島ワールドの真髄が込められている。ではタグをつけるときに、気をつけていることは?「みなさんキャラがあって、面白いからこそ売れている方ばかり。それを一回、払拭しないといけない。写真を見ながら、その芸人さんに対して『初めまして』の気持ちで向き合います。タグには、今までにないキャラをつけたいですから」というが、そうすると「ドラマのプロデューサーみたいな気持ちになってきて、『この人にこういう役をやらせたら似合うな』とか思うようになりましたね」と対象者の新たな魅力にも気づくことがあるという。○■対象者は「すべて尊敬している人」 くっきー! への思いも吐露そんな中でも最も大切にしているのが、対象者は「誰でもいいわけではない」ということ。前述のノブならば、いじり倒すハッシュタグの最後は「#嘆きの刀で戦う野武士」、昴生には「#全てのボケに食らいついていける若武者」、しずちゃんには「#相手をなぎ倒す笑いの拳を持つ女帝」といった彼らの凄みを表現するタグで締めくくられるなど、芸人たちへの愛が込められている。「使わせていただいている芸人さんの全員に言えるのは、芸人として尊敬している人ということ。絶対にそれが欠かせません。リスペクトがないと、失礼なだけになってしまいますから。実は、最後のタグが僕の本音だったりするんです」。尊敬する芸人たちと切磋琢磨しながらお笑い道を突き進んでいるが、「タグ大喜利の恩人」でもあり、いつも刺激をくれる存在が、先輩芸人である野性爆弾のくっきー!だと話す。「くっきー! さんはインスタでいろいろなことをやられていますが、『インスタは、自分の人生を変えた。インスタはお笑いとか見てなかった人が見ているから、オモロイこと続けたら絶対に形になる』と言ってくださって。当初の僕は、インスタというと、おしゃれなご飯などを載せるものだと思っていましたが、くっきー! さんはそれをぶち壊していった。インスタだからといって、僕も“借りてきた猫”にならなくていいんだと思わせてくれました」とタグ大喜利をやる上でも、大きく背中を押してくれたという。「人生においても、くっきー! さんから刺激をかなり受けた」と続ける。「いつでもどこでも、自分の“ホーム”にすることが照れ臭い人で、アウェイ、アウェイへと自分を持っていく。だからこそ今、大ブレイクしているんだと思います。そういう姿には刺激を受けますね。くっきー! さんと劇団ひとりさんは、僕と同じ名字。あの二人のおかげで、川島という名字に誇りを持てます」。○■40代の仕事の向き合い方「全力でシュートを打ちにいく!」実力派の芸人として、大喜利力にも定評のある川島。“タグ大喜利”は、「笑いの鍛錬にもなっている」と告白する。「大喜利って普通は、『こんな○○はイヤだ』とか、ゴリラがバナナを持っている写真を見て『写真で一言』をいうなど、お題の中に結構フックがあるんですが、“タグ大喜利”にあるのは、芸人のカッコいい顔だけ(笑)。ロッククライミングでいうと、掴むところがない状況なんです。だからこそ、これをやり続けたことで自分の中では、かなりレベルを上げられたのではないかと思っています」。40代を迎え、司会業やコメンテーター、俳優業でも才能を発揮している。40代のモットーは、「どんな仕事でも、全力でシュートを打ちにいく」こと。「僕にはギャグもないし、体を張って何かやって笑ってもらえるような芸人でもないし。とにかく、どんなものでも、呼んでいただけたら全力でシュートを打ちにいく。いつでも『ここでシュートを決めてこそだ』と思っています。40代を迎えても、置きに行くようなことはしたくないですね」とますます意欲旺盛。これからも川島明の爆発力に、大いに期待したい。『#麒麟川島のタグ大喜利』は5月25日発売。■川島明1979年2月3日生まれ。京都府出身。NSC大阪校20期生。1999年、田村裕とともに漫才コンビ・麒麟を結成。漫才をはじめとし、さまざまなバラエティ番組でも活躍中。「IPPONグランプリ」や「ハッシュタグバトルツアー」でなどでも大喜利のセンスを発揮している。
2020年05月21日