娘の通う幼稚園は週2でお弁当です。毎日じゃないのがまだ救いですが、それでも毎回頭を悩ませます…。最初の頃は栄養バランスだとか彩りだとか気合い入り過ぎて、野菜だらけのお弁当になってましたが結局娘が食べないで残すなら意味ないなと思って最低限の野菜を入れてあとは娘が比較的食べてくれるおかずばかりになりました。(相変わらずぎゅうぎゅうですが…)そうして幼稚園生活も落ち着いてきたころデザートが1品だけ解禁に。子供にとっては一番の楽しみ。娘もお弁当の日はワクワクのようです。それからはデザートが追加になり、娘のお弁当はさらにボリュームアップ!大体こんな感じのローテーションが続きました。ちょっと多めかなーとは思ったんですが最近は家でもこれぐらいは食べるし、毎回ほぼ完食してくるので「娘もこのぐらいペロッと食べちゃうんだもんな。成長したなぁ…」なんて感慨深い気持ちに浸ったりしてました。…が!!月に一度の保護者会でそのボリューム満点のお弁当のせいで実は困ったことになっていたことが判明。担任の先生は「ちょっといろいろ行事があって言うタイミングがなかったんですけど…」と前置きしつつ、困惑した表情で一言どうやら、デザートが解禁してから量が増えて、子供たちが食べるのに時間がかかるようになってしまったようなのです。みかん丸ごと一個だと皮をむいてるうちにおかずを食べる時間がなくなっちゃうし、タッパーいっぱいのりんごはそれだけでお腹いっぱいに。ゼリーはうまく蓋をはがせない(切れない)で格闘してるうちに床に落としちゃったり…。先生の話を聞きながらほぼ私のお弁当のことですわ…と小さくなりつつも、「みなさん」てことは他のママさん方も同じような失敗してたんだ~とちょっと安心してみたり。結局お弁当は・ゼリー類は自分でスムーズに開けられるようになってから・フルーツはタッパーでなく、お弁当にちょっと添える程度で・お弁当はお昼ごはんの時間内に食べきれる量をということになりました。言われてみたらそりゃそうか、って思うんですけど親心としてはついつい「あれもこれも…」って入れたくなっちゃうんですよね~。改めて幼稚園は「集団生活を学ぶ場」なんだなと気づかされました。【お知らせ】 第2話 の記事下アンケート「Q1. 保護者会などの集まりは苦手ですか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「ママたちはみんな保護者会が苦手!乗り切るコツはメリットに目を向けること」
2018年12月11日レバノンの首都ベイルートにある難民キャンプで暮らす女性たちが始めた、人気のケータリングサービスがある。その名もアラビア語でキッチンテーブルを意味する「Soufra」(ソフラ)で、キャッチコピーは「A Moving Feast」(移動するごちそう)。パレスチナ、シリア、イラク出身の彼女たちが心を込めて作る料理やお菓子は、どれも好評だ。今回のGOOD CINEMA PICKSでは、女性が就ける仕事が何もなかった同難民キャンプで、クラウドファンディングを用い、人と人とをつなぐ「食」を通じて自らの生活を向上させたソフラで働く女性たちを描いたドキュメンタリー映画『ソフラ〜夢をキッチンカーにのせて〜』を紹介したい。クラウドファンディングに挑戦自らの力で事業を始めるしか方法はなかったと説明するのが、これについては正しいだろう。マリアムは、自らがおかれた状況を改善しようと、まわりの女性たちの得意な料理を使ったケータリングサービスを思いつく。その事業には、厨房だけでなく配達するトラックが必要で、それらを購入する費用をまかなうために、現代的な資金調達の方法であるクラウドファンディングを使った。ドルマ(ブドウの葉で米、挽肉、香味野菜などを包んだ料理で、料理中央アジアから北アフリカまで広く食べられている)同ドキュメンタリーでは、ソフラで料理人を務める女性たちの調理の場面や、それぞれの郷土料理の歴史・ほかの料理との類似性ついて話す様子が映されるが、何よりも彼女たちの表情が生き生きしており、よく耳にする「食が人をつなぐ」という表現も決して大げさではないと思わされる。実際にレバノンの食卓へ味わい深い食事を提供することで、難民に対する見方に変化をもたらすこともあるかもしれない。宗教やアレルギー、思想などへの配慮は言わずもがな必要だが、衣食住の一つである「食」の力は、さまざまな違いを超えて人々をつなげるものではないだろうか。日本では現在のところ、9月7日から始まるUNHCR難民映画祭でしか同作は上映されないため、ぜひこの機会に観てほしい。東京上映のチケットの申し込みは9月4日までだ。予告編※動画が見られない方はこちら『ソフラ 〜夢をキッチンカーにのせて〜』Website|Facebook|Twitter|Instagram9月7日(金)16:00開始イタリア文化会館(東京)<満席>9月8日(土)16:00開始イタリア文化会館(東京)9月29日(土)15:30開始グローバルフェスタ2018(東京)9月29日(土)13:00開始札幌プラザ2・5(札幌)※札幌上映は『君たちを忘れない ~チョン・ウソンのイラクレポート~』を併映10月7日(日)18:00開始名古屋国際センター 別棟ホール(名古屋)UNHCR難民映画祭の映画詳細ページはこちらチケットの申し込みはこちら(※東京は9/4(火)まで)地域 :中東(レバノン)監督 :トーマス・モーガン製作国:アメリカ、レバノン製作年:2017年上映時間:73分カテゴリー:ドキュメンタリー言語:(音声)アラビア語(字幕)日本語、英語エル・グウナ映画祭(2017) Mentor Arabia 賞、 Cinema for Humanity Audience 賞日本初上映
2018年09月03日難民を支援している人の数は、どれほどいるのだろう。もし「難民のおかれた環境について知ること」を支援の一つに数えるなら、その数はあなたが想像するより多いかもしれない。2006年に始まった、日本で唯一「難民」を題材にした作品を集めた映画祭「UNHCR 難民映画祭」には昨年、一万人を超える人々*1が参加。今年は東京、札幌、名古屋の三都市で開催されるが、同様の人数の参加が見込まれるという。(*1)UNHCR難民映画祭で上映する作品の上映イベントを学校が主催者となって開催する「学校パートナーズ」という取り組みを通して鑑賞した人々を含む©UNHCRテーマは「観る、という支援。」昨年は「観なかったことにできない映画祭。」が主題であった同映画祭だが、今年は「観る、という支援。」をテーマに掲げている。上映される作品数は絞られたものの、ラインナップの特徴は、鑑賞者に難民の現状を身近に感じてもらえる作品を厳選していることだ。上映される作品全6本のうち、4本が日本初上映作で、2本が昨年以前のUNHCR 難民映画祭のアンコール上映作。ここでは、そのなかから3作品をピックアップして紹介したい。『ソフラ ~夢をキッチンカーにのせて~』(原題:Soufra)<日本初上映>© Lisa Madisonレバノンの難民キャンプで育ったパレスチナ難民のマリアムが、難民で職のない女性たちとケータリングビジネスを始めようとクラウドファンディングに挑戦するドキュメンタリー映画。食欲のそそられるパレスチナ、シリア、イラクの郷土料理の数々、そして何よりも彼女たちが現代的な手段を使って自らの生活を向上させていく姿が印象的な作品だ。『パパが戦場に行った日』 (原題:The Day My Father Became a Bush)<日本初上映>©Gregg Telussaパン屋を営みながら平穏な日々を送っていた親子の生活が、突然始まった紛争により一変するという、今年上映される作品のなかで唯一のフィクション作。父親は兵士として戦地へ向かい、娘は避難しようと一人で母親を訪ねることとなるが、日本の観客も「もし紛争が勃発したら、どうなってしまうのか?」と難民のおかれた現状を自らに置き換えて考えさせられるだろう。『異国に生きる ― 日本の中のビルマ人』(原題:Life on Foreign Land: Burmese in Japan)<アンコール上映>※名古屋での上映のみ©Masaya NODA1991年に軍事政権の弾圧から逃れるために、ビルマ*2から日本に渡ってきた青年の14年間を追ったドキュメンタリー作。日本で暮らすようになって20年経ち、念願のレストランを開業して生活を安定させた彼だが、祖国の民主化運動を諦めることはなった。祖国に戻って家族と暮らしたいと願う一方、民主化運動をやめるわけにはいかないという彼が何を考えたのか、日本に暮らすとあるビルマ人の現実を知ることのできる作品だ。(*2)日本ではミャンマーと呼ばれることが多い。ミャンマーは1989年に軍事政権がビルマから変更した呼称で、民主化運動に携わる人など軍事政権の正当性を認めていない人々には使われていない学校や企業、団体とパートナーに同映画祭は難民問題に対する理解をより多くの人にしてもらうべく、主催者となって上映イベントを開催する学校を募集する「学校パートナーズ」という取り組みを2015年に始めた。今年からは学校だけでなく企業や団体にもパートナーズの枠を広げており、できる限り直接的に、映画祭に来られなかった人にも難民問題を考えてもらえるきっかけを作っていこうと働きかけている。©Innerspeak Media知ることが、まず第一歩今年のUNHCR 難民映画祭のパンフレットには、こんな言葉が書かれていた。どうぞ、難民映画祭に足を運んでいただき、まずは観ることから、難民支援の輪に加わってください。「『観る』ということが、果たして支援になるのだろうか」と疑問に思う人もいるかもしれない。だが映像を通して当事者の置かれた状況を知るだけでも、少なくとも難民とならざるを得なかった人々に対する「支援の輪」へ加わることができるのだ。そう考えると、あなたが今年のUNHCR 難民映画祭で作品を鑑賞することも、支援への重要な一歩となる。UNHCR 難民映画祭 2018Website|Facebook|Twitter|Instagramパートナーズ募集についてはこちら<スケジュール>東京:2018年9月7日(金)8日(土)9日(日)@イタリア文化会館2018年9月29日(土)@グローバルフェスタJAPAN2018札幌:2018年9月29日(土)30日(日)@札幌プラザ2.5名古屋:2018年10月6日(土)7日(日)@名古屋国際センター※お申し込み、ご入場についてはこちら<主催>国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会<パートナー>独立行政法人 国際協力機構(JICA)
2018年08月17日うちの子どもたちは、おなじ幼稚園の年長と年少です。去年はひとりで幼稚園にいっていたお姉ちゃんに憧れていた息子は、はれてこの春から入園してとても上機嫌です。幼稚園の自由遊びでも、一緒に遊んでいることが多いらしいふたり。家でもずっと一緒なので、一心同体のような気分なのでしょう。そんなある日、娘が熱を出し幼稚園を休むことになりました。あんなに大好きな幼稚園でしたが、幼稚園はふたりで一緒にいくものと思っているのか、自分も休みたいと言い出した息子。いつも一緒だった娘と離れることに抵抗があるのでしょう。準備をしながらもずっとごねていましたが、根負けしたのかしぶしぶながら行くことにしました。いつもは、バス停で子どもたちを幼稚園に送り出したあと、ほかのママたちと幼稚園の話やいろいろな情報交換(結局は井戸端会議)をしているのですが、この日はひとり早足で家路を急ぎました。帰ると、さっきまで寝ていた娘が、不安そうな顔で起きてきました。急いで帰ってよかった…!幼稚園のお迎えの時間になり、ドキドキしながらバスを待ちます(このころには熱の下がった娘も一緒に)。はじめてのひとりぼっちの幼稚園。小さな試練を乗り越えて、また少し大きくなりました。
2018年08月03日料理があまり好きではない私。夕飯などは週の半分は旦那が作っています。…が、お弁当となると別でして、旦那に作ってもらうことはできません。(旦那に朝そんな暇はない。旦那はお弁当を詰めるのが苦手)ってわけで、なるべくラクをする!をモットーに毎朝お弁当作りをしています。幼稚園時代のお弁当はとにかく彩り重視してました。子どもたちはとくに好き嫌いがなくNG食材がないのがありがたかった~。しかし次男のしょうだけはプチトマトが苦手でした(幼稚園時代)。そのおかげか次男はプチトマトが大好物に!現在は次男次女は小学生で給食があるので弁当なし!高校生の長男長女の分だけ作っています。自分の好きなものだけ持っていけるのが嬉しいらしいです。こんな感じでまだまだ続く弁当作り。ゆる~く時々はサボりつつ頑張ります。 ■マンガで読む「みんなのお弁当事情」>>
2018年07月21日こんにちは、はしゆです。2歳8カ月の娘と3カ月の息子の育児に奮闘しています。娘は来年幼稚園入園!ということで、先日プレ幼稚園(満3歳児~入れるクラス)の見学に行ってきました。今回は我が家の幼稚園選び について書いていきたいと思います。●重視するポイントは?「近頃の幼稚園はプレから入れないと、希望する園に入れないことも多いよ~」昨年、園活をしていた知り合いから聞いた言葉です。「え、幼稚園って皆な好きなところに入れるんじゃないの!?」と焦った私はすぐさま地域の園の情報や口コミを調べ始めました。調べてみると思った以上にたくさんの幼稚園が存在し、それぞれ特性が全く違う ことが分かりました。教育方針、大規模園・小規模園、保育料、制服、通園手段等。幼稚園を選ぶにあたり色々なポイントがあり、どう選べばいいのだろうかと、頭を悩ませることとなりました。しばらくぐるぐると考えた結果、第一条件として挙がったのが「自宅から近い」ということ。急病等、何かあった時に自宅から近い方が安心できると考えた為でした。後は雰囲気を見てからかな!ということで、旦那さんに午前休を取ってもらい、いざ見学へ!●初めての幼稚園見学そこは一度親子教室で訪れたことのある近くの幼稚園で、先生たちの人柄は良いなぁと思っていた園でした。特徴としては、大規模園であるということ。そこが私の不安点で、「娘はたくさんの同級生の中でやっていけるのだろうか、園児が多くて先生の目が行き届いていないのではないか…」と感じていました。しかし、見学してみると「見てみないと分からないな~」と思うことが結構ありました。・確かに園児はたくさんいるが、小~中規模人数にクラス分けされていること。・ひとつのクラスを何人かの先生でみていること・園の教育方針に共感できる(自分の意見をしっかり言える子にしたい、子どもの可能性を限定したくない等)・何かあった時、違うクラスの先生全員にも園児の情報が共有されているということ・園内(施設内や運動場)が広く、走るが好きなうちの子も気に入りそう!実際に通わせてみないと分からないこともありますが、園長先生や主任の先生のお話を聞いていると、子どもたちへの愛情や責任感を感じ、自分想像していた大規模園の印象とは全く違っていました。●どこで決めた?~我が家の場合~色々な幼稚園を見学した結果、旦那さんも私も一番最初に見学した幼稚園を気に入ってしまい、とりあえず週1のプレからお世話になろうと思っています。我が家が幼稚園を選んだ決め手 は「自宅から近いこと」「先生方の人柄が良いこと」「実際見学しての雰囲気が良かったこと」。娘にとっても私たち親にとっても新しい世界。不安もありますが、何だかとってもワクワクしています。(旦那さんは楽しそうな幼稚園の様子を見て、何かきゅんきゅんした~~!←?俺が通いたい~~!と言っていました。笑)娘も楽しく通ってくれたら嬉しいな。そして、あわよくばイヤイヤ期と赤ちゃん返り落ち着いてくれ~~~!!なんて、ちょっぴり、いや結構期待しています(笑)今回プレ幼稚園入園にあたり、私自身が娘に「どういう風に育ってほしいのか」という部分を改めて考えることができました。また、夫婦間でもお互いの考えを話たり、共有したりする良い機会に なったと思います。●ライター/はしゆ(イラストライター)
2018年07月19日子どもが育ってくると、考えるのが幼稚園のこと。近年ははじめから幼稚園に通わせるのではなく、入園のある程度前から幼稚園に子どもを通わせる「プレ保育」という制度を採用している幼稚園があります。プレ保育にはどういった目的で通わせるのか、どういった時期に始まるのか、子どもは何をするのか、参加時の準備などについてご紹介します。幼稚園のプレ保育とは「プレ保育」とは未就園の親子を対象にその幼稚園を知ってもらう、園の環境に慣れてもらう、日中の子育ての支援を行うことなどを目的に、一部の幼稚園が自主的に実施している制度です。プレ保育では何をする?プレ保育では実際に入園中の子どもたちが行なっているリトミックやダンス、リズム体操などを体験します。また、英会話や季節ごとの行事などを友達と一緒に体験します。それぞれの時間割や体験内容などは園や場所によって様々で、子どもだけで参加することもあれば、親子一緒に参加する行事もあります。さらに一歩進んだプレ保育だと、ネイティブスピーカーによる英会話の時間やスイミングの体験などがある幼稚園も。参加するメリットとデメリットプレ保育に参加することのメリットとしては、子どもが入園前に園の生活を体験できるため、本入園後の生活をイメージしやすくすることが挙げられます。また、友達を作って集団生活を送ることにより、協調性や社会性が早めに生まれることもメリットです。プレ保育に参加することにより本入園を優遇される場合もあるようです。一方でデメリットもあります。まずは、プレ保育で幼稚園に通園させる場合もお金がかかること。また、子どもは通常の年齢より早めに幼稚園に通うことになるので、環境に慣れることができずストレスになる場合もあります。どのくらいの人が利用している?では、実際にどのくらいの人がプレ保育を利用しているのでしょうか。ベネッセが実施した2〜4歳のお子さまをお持ちの保護者100名を対象としたアンケートによると、29.6%がプレ保育を利用し、25%が利用する予定があると回答しています。合わせると50%を超えており、プレ保育がよく利用されているのがわかりますね。始まる時期は?幼稚園には2年保育と3年保育があります。プレ保育が始まる時期は本入園となる年齢の1年前から始まります。応募受付については年末年始周辺に始まることが多いので、プレ保育に申し込みたい場合は、余裕を持ってリサーチを行い、希望の園に申し込むことが大事です。入学時期は4月になりますが、追加入園を受け付けている場合もあるので、もし時期を逃してしまったとしても情報をチェックしましょう。また、参加できる期間は正式入園前の1年間となります。プレ参加中にママ友を作ったほうがいい?プレ保育で初めてづくしなのは子どもだけではありません。子どものお父さんお母さんも、子どもを預ける経験や行事への参加などの「初めて」をいろいろ経験します。その中でもパパ友・ママ友付き合いは重要です。プレ保育時代にグループが出来上がっている場合があるので、お付き合いは大事にしておいたほうが良いでしょう。 プレ保育の参加方法幼稚園のプレ保育にはどうやって参加したら良いのでしょうか。費用や持ち物、説明会での服装、参加前の面接など気になることを見ていきましょう。費用プレ保育の費用は私立・公立、園の方針などによって違い、金額も大きく異なります。自治体によっては補助金があったり、兄弟が先に入園している場合の減額制度などがある園もありますので、事前に確認をすると良いでしょう。実際の費用ですが、まずプレ保育に参加するために「入園・入室料」が1〜3万円がかかる場合が多いです。逆に無料の園もあれば、5万円ほど必要な場合もあります。次に月謝にあたる「保育料」ですが、こちらも無料から2万円ほどまでと開きがあります。そしてそれ以外にかかる「実費」で、昼食代として500円〜2,000円、交通費で2,000~5,000円、そして保険料2,000円前後が目安になります。事前にある程度確認して月々の費用をあらかじめ計算しておくとよいでしょう。持ち物準備する持ち物は、園によってまちまちです。説明会に参加する前に資料などで確認しましょう。園によっては指定品を購入しなければいけない場合もありますが、それは入園後となります。まず、入園前に必要な最低限のものは、装飾がなく動きやすい上履きです。また、親御さんは携帯用のスリッパを準備しておくと良いでしょう。プレ保育への参加が決まった際に説明会や資料で必要な持ち物が知らされますので、メモを取ったりして確認しましょう。説明会の服装プレ保育の説明会は、子どもだけではなく、パパ友ママ友となるかもしれない人たちとの初めての出会いの場となります。ファーストインプレッションは大事なので、スーツなどフォーマルにしすぎることなく、かといってデニムにスニーカーなどのカジュアル過ぎる服装も避けて、きちんとした服装で参加することを心がけましょう。面接最近ではプレ保育への参加前に面接を行う場合も増えています。緊張するかもしれませんが、幼稚園としても園の雰囲気や行なっていることをアピールする場ですので、リラックスして面接を受けましょう。入園を前提として参加しているので、自己紹介をしっかりするのが重要です。掛け持ちもOK?プレ保育に参加する場合、基本的には入園を前提として参加していると思いますが、プレ保育が行われている曜日などは園によってまちまちのため、掛け持ちされるかたもいます。しかし、園によっては掛け持ちを禁止している場合もあります。もし掛け持ちでプレ保育に参加したいときは、幼稚園のルールを確認して、判断に迷った場合は園に相談しましょう。 参加中の服装や持ち物は?次に、実際にプレ保育に参加するようになってからの子どもの服装や持ち物についてご紹介します。園によっては指定のものを購入しなければならないこともあるので、説明会や資料できちんと確認しましょう。服装資料などで園から説明されますが、子どもが動きやすくて汚れても良い服装がおすすめです。ボタン付きの服は誤飲の恐れがあるため、またヨットパーカーなどは紐で窒息する事故が考えられるため避けたほうが無難です。バッグは両手が使えるリュックなどが良いでしょう。プレ保育に参加する場合、園によっては指定の制服などを購入する必要があるかもしれません。帽子やカバンなども指定の場合があります。制服がない場合は私服にスモックで大丈夫という園もあります。持ち物持ち物も園からの資料を確認することが大事です。まず、上履きの購入を指定された場合は装飾が少なく動きやすいものが良いです。スリッパなどでは子どもの転倒につながる危険があるため、避けたほうが良いでしょう。また、帽子は重要です。熱中症対策のため、後ろに垂れのついた帽子が良いでしょう。また、普段の水分補給に水筒も準備。フタがコップになるタイプは飲み物を飲む際にこぼしてしまうことが考えられるので、水筒から直接飲めるタイプのものがおすすめです。 もしも違うなと思ったらプレ保育はお父さんお母さんが幼稚園が子どもに合っているか、見極める制度でもあります。もし、プレの間に子どもが環境や園の方針に合っていないのではないかと感じた場合は園と相談しましょう。子どもが成長する大事な期間なので、サインを見逃さないよう子どもと一緒にプレ保育に参加しましょう。それでも「違うな」と思う場合は、行っている幼稚園を替えたり、休憩して間を開けたりするのも重要です。 出典・参考:幼稚園プレ保育 プレ保育って?|入園準備幼稚園・保育園インフォ|ベネッセ教育情報サイト
2018年07月13日我が子も来年には幼稚園。そろそろ幼稚園を決めたいなぁと思っている方も多いでしょう。もうすでに、プレ幼稚園と呼ばれる2歳向けの幼稚園のプログラムに参加されている方や、満3歳児入園を検討している方もいるかもしれません。今回は一般的に3年保育(もしくは2年保育)で、幼稚園の入園を考えている方向けに入園までのおおまかな1年の流れと、体験会についてご案内します。幼稚園に入園までの1年間の流れ幼稚園の入園を考えたら、まずはホームページなどで情報を集めたうえで、行きたい幼稚園に「見学」に行きます。いつでも自由に見学できるという幼稚園もありますが、多くの幼稚園では未就学園児向けの体験会を開いていますので、まずはそこを足掛かりに幼稚園に足を運びます。いくつかの幼稚園を見学し、気に入った幼稚園が見つかれば、9月ごろの入園説明会に参加します。入園説明会に来た人で、入園を確約する人にのみ願書を渡すという幼稚園もあるので、実際は9月ごろまでに幼稚園選びをしないといけない場合もあります。その後、10月中頃に願書配布、11月初めには入園申し込みという流れになっており、その後、幼稚園によっては面談があり、正式に入園許可となります。入園が決まれば、1、2月に体験入園があり、そこで制服などの購入などが行われ、4月に入園となります。転勤などで、ギリギリに入園を決める場合もありますが、それは定員に空きがある場合。人気の幼稚園は、これからの体験会や入園説明会から、入園準備がスタートしているのです。体験会では何をするの?はじめての幼稚園選び、そうでなくとも、幼稚園が豊富にある地域では、我が子にあった幼稚園はどこだろうかと悩む場合もあります。体験会には大きく分けて2種類あり、未就園児のみを集めて、プレスクールのように朝の挨拶やお歌、遊びや絵本の読み聞かせ、帰りの会などの幼稚園のプログラムを行う場合と、在園児とともに、日常の幼稚園の一コマを体験する場合があります。どちらもシールを貼ったり、歌を歌ったり、園の遊具で遊んだり、子どもたちが楽しめる工夫がたくさんです。体験会で確認したいことまず大切なのは、幼稚園自体のプログラムや雰囲気を子どもが気に入るかどうか。そのうえで先生方の雰囲気や幼稚園自体の様子、細かいところでは、展示物などもチェックしたいものです。手作りの展示物の有無や、教室の様子、先生の声かけの仕方でも、どのように子どもたちに手をかけているかという園の様子がわかるものです。また、毎日過ごす園庭や園舎、バスルートや給食の対応、制服やお誕生会などのイベントもわかる範囲でチェックするとよいでしょう。いくら幼稚園のプログラムがよくても、毎日の通園や食事、そして過ごす空間のことは後から響いてきます。在園児とともに過ごせるようであれば、子どもたちの様子も要チェックです。すでに通っているママたちと話す機会があれば保護者会や、園での生活の様子を聞くのはとってもおすすめです!体験会はいろいろな幼稚園を知るチャンス!まずは、行ってみないことには、幼稚園の様子や雰囲気はわかりません!子育て支援として、いろいろな幼稚園が未就学児のクラスを開いています。一度入園してしまえば、他の幼稚園を知る機会は少ないもの。このチャンスに存分にいろいろな幼稚園を見学してみるとよいでしょう。幼稚園を決めるのは秋になる前までなので、時間や都合が許せば、いくつかの幼稚園に足を運んでみてくださいね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年06月05日長男が幼稚園に通い始めて1年が過ぎようとしています。この1年、幼稚園までの道のりを一緒に歩いてきた人物…それはうちの次男!お兄ちゃんと一緒に幼稚園に行きたいと訴え続けた次男が、この春からプレ幼稚園(週2日保育)に通うことになりました。そんな次男と入園準備をしていた時のこと…。入園許可をいただきました。子どもたちのいない「1人の時間」に少しの寂しさを感じつつも、「1人の時間」にしかできないスムーズな買い物!平日の美容院!できたての昼ごはんを食べる!などを楽しみにしている私です。
2018年03月07日先日、あまり体調を崩すことのない健康優良児の長男が珍しく風邪をひきました。幼稚園もお休みすることになったのですが、まだ幼稚園に通っていない2歳の次男はというと… 長男を幼稚園に送るときは次男も一緒なのですが、到着するなり長男より先に靴を脱いで教室に入っていくほど幼稚園が好きな次男。熱を出した長男の心配をするよりも「代わりに幼稚園に行きたい」と泣きながら訴えていました。春から幼稚園のプレ保育に通う予定なので、2人で仲良く通ってほしいなと思っています(^_^)
2018年02月28日現在、就職・転職のために資格を取得したものの、資格を活かした職業に就けていない「資格難民」たちが急増している。そこで生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、このたび「資格難民」の実態をレポートした。「資格難民」が資格を取得した経緯とは今回は「資格難民」の20~30代女性500名を対象に、「資格」と「キャリア」に関する意識・実態調査を実地。まず「資格を取得したタイミング」について聞いたところ、「学生時代に取得した」(44%)、「仕事をしながら取得した」(35%)、「退職して勉強に専念し、取得した」(13%)などの回答が上位に。学生のときだけでなく、社会人になってから資格取得にチャレンジしたという人も多いことがわかる。また、医療事務、簿記、ファイナンシャルプランナーと、人によって内容はさまざまだが、「資格取得にあたっての勉強方法」としては、「スクール」(35%)、「独学」(33%)、「通信講座」(26%)と、大きく3パターンに分かれた。「就業を見据えた資格取得」に重要なことは?「資格取得後の就職・転職活動において難しいと感じたのは、どのような点でしたか?」と聞いたところ、「条件にあう募集が少ない」(41%)、「経験者が優遇され、未経験の場合は不利になる」(36%)、「募集人員が少ない」(21%)、「人気の仕事であり、競争率が高い」(21%)などの回答が上位に。せっかく資格を取得しても、さまざまな理由で、就職をあきらめざるを得なかったという人が多いようだ。そこで、「就業を見据えた資格取得にあたって重要なことは、何だと思いますか?」と質問すると、「就業までサポートしてもらえるスクール・講座を選ぶ」(41%)が最も多く、以下、「仕事を続けながら資格の勉強をする」(38%)、「就業の実績が豊富なスクール・講座を選ぶ」(31%)、「資格取得後も相談窓口があるスクール・講座を選ぶ」(23%)などの回答があがった。資格取得だけでなく、その後の就業までを見据えた行動が重要と考える人が多いことが分かった。専門家に聞く「資格難民」に陥らないためのポイントキャリアアドバイザーの藤井佐和子さんによると、特に「資格難民」に陥りやすいと言われているのが、税理士や社労士といった“士業”。市場が縮小している一方で、資格取得者数は増加しており、結果的に競争率が高まっているのだそう。就業を見据えた資格取得の場合、その仕事のマーケットを見ておくのも重要なポイント。例えば、医療事務など医療や介護の分野などは、今後、高齢化が進む日本では拡大傾向にあるため、資格を活かした仕事に就きやすいという。最近は、資格を取得した後、就業相談に乗ってくれる、あるいは就業に直結するスクール・講座なども登場しており、事前に体制を確認しておくとよいそうだ。せっかく取得した資格が無駄になってしまわないよう、スクールや講座のサポート体制もしっかりとチェックしてみてほしい。【参考】※トレンド総研
2018年01月16日私がこの映画で見せようとしたのは、難民のことを哀れな犠牲者か、さもなければ社会に侵入しては仕事や妻や家や車をかすめ取る、ずうずうしい経済移民だと決めつけるヨーロッパの風潮を打ち砕くことですこれは世界的に有名なフィンランド出身の映画監督アキ・カウリスマキが、現在日本でも公開されている「難民」をテーマにした映画『希望のかなた』に込めたメッセージの一部だ。独特なユーモアセンスを持つことで知られる彼は、「難民問題」で揺れる世界にどのようなアプローチをとったのだろうか。※動画が見られない方はこちら難民の直面する現実を盛り込んだストーリー舞台はフィンランドの首都ヘルシンキ。内戦が激化するシリアのアレッポから難を逃れようとして国々を渡り、同地にたどり着いた青年カーリドが主人公だ。ハンガリー国境で生き別れてしまった妹との再会を祈りながら難民認定を待っていた彼だが、トルコへ送還されることになり、不法滞在者として留まろうと決意する。そしてネオナチに襲撃されかけたところをレストランのオーナーに助けられ、彼は風変わりな従業員たちとレストランで働くことになる。実際のところ、難民が初めて入国した国が当人の難民申請作業を行なう責任を負うと定められているのだが、カーリドと同様に多くの難民は、逃れてきた人で溢れかえる地では難民申請をせずなるべく難民に寛容な国を目指すのだという。また、ネオナチが作品に出てくるように、大量に難民が流入してきたことにより、職を奪われてしまうかもしれないという危機感から難民を排斥する人々が存在するのも残念ながら事実である。このように観る者に難民にまつわる現実を見せながら、庶民の哀歓を切り取ったストーリーが展開されていく。過酷な問題にも、いつものようにユーモアで抵抗映画自体はほんの数カ所でしか撮影しないなどミニマルにしながらも、カウリスマキは独自のユーモアを入れることで作品に彼特有の味を出している。本作に関していえば、劇中に登場するレストランになぜかカウリスマキと彼の兄が経営する店にあったジミ・ヘンドリクス*1の肖像画が飾られていることや、同レストランで寿司*2をメニューとして提供しようとする場面の一部始終(日本人なら特に笑わずにはいられないだろう)が挙げられるだろう。(*1)ジミ・ヘンドリクスは「愛国心を持つなら地球に持て!魂を国家に管理させるな!」という発言で知られている(参照元:cinefil)(*2)アキ・カウリスマキは日本好きともいわれ、来日のたびに毎晩老夫婦が営む渋谷の寿司店に通っており、その老夫婦をテーマに映画を作ろうとしていた
2018年01月12日我が家は、実家が遠方で、夫が単身赴任なので、何かの時に子どもを預ける先がありません。ですので、基本的に幼稚園行事などは3歳の息子も同伴させてもらって参加しています。先日も、幼稚園で娘のはじめての音楽会がありましたので、息子連れで参加したのですが…。暑くて暗くて人のたくさんいる会場で、息子が大人のようにまじめに音楽鑑賞なんてできるはずもありませんでした。いったん会場を後にし、次の娘の出番(3時間後)まで、園庭で遊んで待つことにしました。本来は親の事は気にせず行事に集中するべきですが、娘にとってははじめての音楽会だったので、しっかりやっている姿を見せたくてはりきっていたのでしょう。最後まで私の姿を見つけられなかった娘は、もぬけの殻のような顔をして演奏していました。なんだか、娘にも息子にもかわいそうなことをしてしまったなと思いました。これまでは一緒に連れていくしか選択肢がないように思っていましたが、場合によっては一時預かりなどを利用した方が、・娘のためにも(こちらの姿を確認して、演奏に集中できる)・息子のためにも(静にじっとしていなくてもいいし、会場でもみくちゃにならずにも済む)・夫のためにも(しっかりビデオに記録でき、離れていても子どもの成長を感じられる)・自分のためにも(娘の行事に集中できる)よかったのかぁと思いました。ただ、まだ一度も預かり保育を経験したことのない息子なので、またいつか来るであろう「預けた方がいい状況」になる前に、何度かお試しお預けをやっておこうと思いました。また、最後になりましたが、スペースがあるならば三脚があるとすごく重宝しますので、これから発表の場に行かれる方にはぜひとも持って行っていただきたいアイテムです(もちろん、禁止されていない場合は、です)!私は初めての音楽会だったので持っていきませんでしたが、みんな当然のように持参していました。三脚があれば、ビデオの画面揺れのストレスからも開放されるし、下の子にも構えるので、一緒に発表会に集中できますよ。
2018年01月05日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは! おませな5歳娘と、イヤイヤ期真最中の2歳息子と、単身赴任中の夫を持つマイペース母のぺぷりです。5歳の娘は現在幼稚園の年中さんです。幼稚園での生活はとても刺激的で楽しいようで、毎日幼稚園から帰るとその日にしたことを報告してくれます。普段の家では見られない幼稚園での娘が垣間見えて、母としてもとても楽しい時間です。そして、それは息子にとっては楽しくもありうらやましくもあるようで、いつも興味深く聞いています。なんでも真似したいお年頃なのもあるのかもしれませんが、特に幼稚園関係の物事に対して顕著に感じます。体格も大きめで年少さんとも同じくらいなのに(言葉は年相応で拙いですが)、自分だけ幼稚園に行けないのが納得いかないようで…。確かにいつものお見送り時の息子を見ていると心苦しくて、プレ幼稚園に入れようとも考えたこともありました。息子は「皆と同じ幼稚園がいい」と言い張るのですが、その幼稚園のプレは定員オーバーで途中入園ができず。こうなることを予期して、早めからプレ入園に向けて手続きをしていたらよかったのですが…先を見越せず息子にはかわいそうなことをしてしまいました。その分、毎日いろいろな所に出かけていろいろな刺激を与えて、物足りなさを感じないように心がけています。■入園までにできるようにさせたい6つのことそんな息子も来年の4月から晴れて入園予定です。今からすごく楽しみにしているようで、ことあるごとに「息子たんも来年からおーちえん(幼稚園)いくもんね~!」と張り切って言い回っています。ただ、生まれてから二人の母(世話好きの娘と、私)に甘やかされてきて、まだまだいろんなことができない息子。さらに二人目の余裕(というか、母の怠惰)によりあまりお勉強をしてこなかったため、入園までに準備しておかないといけないこともたくさんありそうです。入園を心待ちにしながら、春までにいまから挙げる6つのことを頑張っていきたいと思っています。1.トイレを自主的にいくようにするトイレで用を足すのはスムーズにできるようになったのですが、最近余裕を持ちすぎて、遊びに夢中になっていたりするとずっと我慢し続けたりして、トイレに走るも間に合わない、ということがたまにあるので、ちゃんと自主的に早めに行けるようにしないとと思っています。また、幼稚園では座るタイプでなく立ってするタイプなので、男の子の場合はこちらの練習も必要です。2.お箸を使って自分で食事できようにするまだお箸練習用のくっついたお箸を使っているのですが、幼稚園では通常の離れているお箸なので、そろそろ練習始めたいです。また、食べさせてもらいだがりで、自分で食べるとものすごく時間がかかるので、自分で手早く食べる練習も必要。3.服の着脱をできるようにする脱いで裏返った服を表に返すのが苦手で、いつも「できないーやってー!」と発狂しているのでその練習も必要です。4.人の話を集中して聞けるようにする落ち着きがなくて、話している最中もすぐに他のことに気を取られる息子。じっと座ってお話を聞けるように訓練をしないといけません。のこりの2つは、幼稚園でも教えてくれるかもしれないけれど、理解しているほうが園生活がスムーズにいきそうなお勉強系。5.数字を読めるようにする第一子の娘は、今の息子と同じくらいの年には100まで数えたり読み書きができたのですが、二人目の余裕(という名の私の怠惰)により息子には教えてこなかったので、10まで数えるのも怪しいです。読み書きなんてもってのほか。でも10までくらいは数えたり読んだりできないと園生活で困りそうなので、これから少しずつ頑張ります。6.時計を読めるようにするこちらも娘には入園前にしっかり教えていましたが、息子はまだ全く(そもそも数字が読めないという、それ以前の問題も有り)。先生に「〇時□分まで△△しましょう」といわれたときにわかるように、こちらもそろそろやっていかないとと思っています。春が待ち遠しい息子とともに、今日(娘のお弁当の日)も秋風吹きすさぶ公園でお弁当を食べてきます。急に冷え込んだので、皆さまもお風邪に気を付けてお過ごしくださいね。
2017年11月03日映画『希望のかなた』が2017年12月2日(土)より公開される。「難民問題」に向き合うヒューマンドラマ『希望のかなた』は北欧フィンランドの首都・ヘルシンキが舞台。生き別れの妹を探すシリア難民の青年カーリドは、“いい人のいい国”だと聞いていていたフィンランドで、無常にも難民申請を却下され、ネオナチからのいわれのない暴力にさらされる。そんな中、レストランオーナーのヴィクストロムをはじめとする市井の人々が救いの手を差しのべ、彼らの小さな善意に救われるという物語だ。世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと無償の優しさをもって描いたヒューマンドラマとなっている。なお本作は、2017年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した。フィンランドの名匠がメガホンを握る監督は“フィンランドの名匠”と呼ばれる、アキ・カウリスマキ監督。社会への深い洞察を得意とする彼は、前作『ル・アーブルの靴みがき』で“港町三部作”と名付けたシリーズ名を“難民三部作”に変え、今回の『希望のかなた』で全世界の課題となった「難民問題」に向き合う。シリア人のキャストを起用カーリドを演じるのは、シリア人俳優シェルワン・ハジ。映画初主演ながら、ダブリン国際映画祭にて最優秀男優賞を受賞した注目の俳優だ。そして、サカリ・クオスマネン役のヴィクストロムを始めとする、個性的なカウリスマキ組の常連役者と監督の愛犬・ヴァルブも出演している。ストーリー内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおりか、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランのオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手を差しのべ、自身のレストランに雇い入れる。そんなヴィクストロムもまた行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞれの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始める…。【作品詳細】『希望のかなた』公開日:2017年12月2日(土)監督・脚本:アキ・カウリスマキ出演:シェルワン・ハジ、サカリ・クオスマネン原題:TOIVON TUOLLA PUOLEN / 英語題:THE OTHER SIDE OF HOPE配給:ユーロスペース© SPUTNIK OY, 2017
2017年09月23日子どもを地域にある私立幼稚園に通わせようと考えているお家にとって、9月は幼稚園で開かれる説明会に行かなければならない大事な時期。上の子と同じ園に行かせるなら説明会への出席も不要なケースも多いですが、第一子を通わせるときやはじめて通わせる予定の園へ行くときには、ママとパパもドキドキしますよね。地域に私立幼稚園がいくつもあって、どこにするか悩んでいるときに、“我が家に合った幼稚園”を見つけるコツをご紹介します!通園しているママたちを見ると園の雰囲気がわかるA園とB園で迷っているとき、「どちらもいいところがあるけれど、より我が家に合った幼稚園はどちらなのだろう」と悩んだら、通園しているママたちをチェックしてみましょう。チェックしたいポイントは「服装」と「挨拶の様子」の2つです。ママたちの服装から我が家に合っているかがわかる我が家に合った幼稚園=ママに合った幼稚園とも言うことができるほど、ママにとって居心地がいいかどうかは幼稚園選びのカギとなっています。(送迎やイベントへの参加はパパが中心になる場合には、パパの参加率を見るようにしましょう)“ナチュラルな服装のママが多く自分に合っている”“通園時はみんなキレイめの服装をしているから、園の指定があるのかもしれない”“部屋着っぽい服でも通園できるくらいラフな園なんだな”“働いているママも多いのかスーツっぽい服装をしている人もチラホラ見られる”など、服装をチェックするだけで、園の様子が把握できるのです。できれば数日、時間を少しズラしてチェックすると、いろいろなママの様子が見られるのでおすすめです。挨拶の様子ママ同士や先生との挨拶の様子も見てみましょう。ママ同士で元気に「おはよう!」「どうも~」と挨拶を盛んにしていたり、仲間同士で集まっておしゃべりしていたり、先生とのご挨拶はあってもママ同士はペコリと頭を下げるだけであまり絡んでいなかったりとさまざまなパターンが見られるはずです。挨拶が盛んだからいい幼稚園、ママ同士の挨拶がないから悪い幼稚園、というわけではありません。あくまで、我が家に合っているかどうかの相性を確認する目的で、様子をチェックするようにしましょう。幼稚園の始業時間である9時前後に幼稚園の前を通りかかってみると、今通園している子どもたちやママたちの様子が見られるので、お散歩がてら行ってみましょう!行事の内容をチェックしてみよう幼稚園を選ぶときには、その園がどんな幼稚園なのかをチェックする必要がありますが、教育目標や園の方針などを見ても「本当にどんなことをして過ごしている園なのか」まではわかりにくいところがあります。そこで、説明会などで「どんな行事があるのか」を質問したり、もらった資料に書かれていたりしないかをチェックしてみるのがおすすめです。運動会・お遊戯会・展覧会・おもちつき・クリスマス会などは多くの園でもあるため、できるだけ“その園ならでは”の行事に注目するようにしましょう。たとえば、お泊り保育があるなら「どこでお泊りするのか、どんなことをするのか」を聞いたり、どんな行事なのかイメージがわかない行事名があれば「どんな行事なのか」質問したりしてみます。一歩踏み込んだ質問をすると具体的にイメージが湧き、どんなことをする園なのかがわかってくるはずです。通園している(いた)ママやパパの話を聞いてみよう我が家に合った幼稚園を選ぶときに、もっとも頼りになるのは通園している(いた)ママやパパの話です。もし、身近に通園している(いた)ママやパパがいるときには、実際の様子を聞いてみるようにしましょう。また、近所に知り合いがいなくても、公園などで下の子を遊ばせている現役通園ママに出会える可能性もありますよ。「実は幼稚園選びで悩んでいて…」と勇気を出して話かけてみましょう。幼稚園選びは悩むことも多いですが、過ぎてしまえば幼稚園に通う3年間はあっという間ですし、子どもは環境に馴染むのも早いため、「一生が決まってしまう…」と思い詰めすぎる必要はありません。「できるだけ、我が家に合った幼稚園を選べるといいな」くらいに考えつつ、9月の説明会ラッシュを乗り切り、幼稚園を選んでいきましょう!
2017年09月07日日本に住んでいると、世界に多く存在する「難民」について考えることは少ないかもしれない。しかし、だからといって問題を知らなかったことにしていいのだろうか。そんな難民問題について知る良い機会になるのが、来月末から東京をはじめとする日本各地で開かれる、難民を題材にした映画のみを上映する映画祭だ。12回目を迎える今年のテーマは、「観なかったことにできない映画祭」。これはまさに日本国内の難民問題への関心の低さに対する危機感からつけられたものだと考えられる。※動画が見られない方はこちら9月30日から開催される「国連UNHCR 難民映画祭2017」で上映される作品には、フィクションもあればスマートフォンで撮影した最前線のものまでさまざま。どれも難民が置かれた過酷な状況や行き場のない怒り、絶望、そしてそのなかで見出す希望などが描かれており、注目すべき作品ばかりだ。ここでは、そのいくつかをピックアップして紹介する。『シリアに生まれて』
2017年08月14日2006年より毎年開催されている「国連 UNHCR 難民映画祭」が、9月30日(土)の東京・スパイラルホールでの上映を皮切りに、過去最大規模の全国6都市(東京・札幌・名古屋・大阪・福岡・広島)にて開催される。「国連 UNHCR 難民映画祭」は、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、およびUNHCRの日本における公式支援窓口である特定非営利活動法人国連UNHCR協会が主催し、難民問題啓発を目的に、世界中から集めた難民問題の現状をリアルに感じることのできるドラマやドキュメンタリー映画を日本各地で上映するイベントだ。難民問題は、現在グローバルイシューとして日に日に深刻度を増しており、日本でも連日ニュースで目にする問題だ。しかし、日本にいながらにして難民問題のリアルな現実に触れたり、その状況を実感することはなかなか難しい。本映画祭では世界の各地でいままさに起きている難民の物語を日本にいる人々に紹介することで、難民について知るきっかけのひとつとなることを目的としている。今回の映画祭の目玉作品の1つ『シリアに生まれて』は、シリアを逃れ難民となり新しい人生を生きようとする、7人の子どもたちに密着した日本初上映のドキュメンタリー作品で、4Kカメラで撮影された美しい映像が見どころだ。2011年以来、シリア危機によって故郷を後にした数百万人もの人々、その多くは子どもだ。子どもたちが歩む苛酷な道のりについて、本作をきっかけに思いを巡らせてみてはいかがだろうか。入場は無料。本日8月1日(火)より申込み開始で、抽選となる。申し込みは、「国連 UNHCR 難民映画祭」の公式ホームページより受付中。(text:cinemacafe.net)
2017年08月01日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「難民と日本」です。日本ができる難民支援は大きい。問題は資金不足。世界中で紛争や迫害により家を追われた人の数は、2016年末で6560万人。この数は過去最多で、前年から30万人増えています。そのうち難民の数は2250万人。急増しているのは内戦の続くシリアと南スーダンです。難民の50%は子どもで、半数の子どもたちが学校に行けなくなっています。そこで、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2018年9月の国連総会までに、難民問題解決を各国政府に要求する、500万人の署名を集める運動、「#難民とともに」キャンペーンを開始。「すべての難民の子どもたちが教育を受けられること」「難民の家族が身の安全を確保できること」「仕事や新しい技術を学ぶ機会を通して、社会に貢献できる環境を整えること」を訴えようとしています。署名は日本でも集めていますが、まだ4017名(6月30日時点)しか集まっていません。UNHCRがこのような運動をはじめたのも、トランプ現象やヨーロッパ各国での右派勢力台頭など、よそ者を排斥する流れが強くなっているからなんですね。現在500万人以上といわれるシリア難民のうち、トルコは300万人以上を受け入れ、街の空きアパートを開放したり、難民のための大学を作ったり。ただ、言語も文化も違うため、トルコ人とシリア人の間で不協和音が起こることもあります。そこで活躍するのが日本人です。NGO「難民を助ける会」は、トルコにコミュニティセンターを作り、シリア難民の子どもの言語教育をサポート。また、貧困で学校に行けないトルコ人の子どもたちにもセンターを開放しています。他国の支援団体もありますが、紛争を引き起こした根本原因は、欧米諸国が勝手に線引きしたことによる民族分断。ですから、日本のように中立な立場から支援することが、とても有効なんですね。ヨルダンでは、8万人が暮らすザータリ難民キャンプで、NPO「国境なき子どもたち」が、トラウマを抱えた子どもたちの心のケアをサポートしています。誇るべき日本のNGO、NPOですが、国の支援金が引き下げられてしまい、資金難に。十分な支援が難しくなっているのが現状なんです。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年8月2日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年07月27日日本に住んでいて「難民」に関するニュースを聞くことがどのくらいあるだろうか?日本での難民の状況よりも、シリアの内戦などの影響でヨーロッパに避難してきた人々についての報道のほうが多いかもしれない。2016年に日本で難民の申請をした10,901人のうち、たった28人(わずか0.6%)しか「難民」と認定されておらず、その数は同じG7(主要7カ国)の国のなかでも圧倒的に少ない。ちなみに、G7で日本の次に受け入れた人数の少ないイタリアでは3573人(申請人数に対して5%)、一方最も多いドイツでは138,666人(申請人数に対して59%)を同年に受け入れている。(参照元:難民支援協会)日本の状況については、政府が難民の受け入れに積極的な姿勢をとっていないことが原因かもしれないが、あなたもなんとなく事実を知っていながらも身近に感じられず、問題を政府や専門機関に任せきりになってしまっていないだろうか。そんな人々にも簡単に参加できるツイッターのキャンペーンが2016年の「世界難民の日」に合わせて大きく動き出し、現在も続けられている。
2017年07月25日Lawand Othman|ラワン・オスマンDJ、作曲家、ピアニストaka. DJ Turkman Souljah。イラク出身。これまで世界50ヶ国を渡り歩き、3000回以上のコンサートに出演。デンマークDJチャンピオンシップ3度優勝、スカンジナビアDJチャンピオンシップ5度優勝、世界大会出場経験もあり。ピアニストとして4つのバンドに所属。去年、数千人に4人しか合格しないデンマーク最高ランクの音楽学校に合格。教師として教鞭も執る。オーケストラとDJを共演させた第一人者でもあり、オーケストラのシンフォニーも手がける。※動画が見られない方はこちら難民としてデンマークへ「音楽が僕を救ってくれた。」―デンマークに来て20年以上経っていますが、今はどうですか?今もデンマーク軍がイラクをはじめとする中東地域を空爆したり、イラクからの難民の受け入れを拒否したり、イスラム教徒に対してメディアが攻撃的な態度をとることもあります。それでも、僕がデンマークに来たことに比べて、多様性に対して寛容になってきていると思いますね。―自由かつ寛容な社会が発展すると僕は信じているんですが、この国の音楽業界では何が起こっているんですか? たとえばSpotifyを開くと、デンマークのトップチャートはアメリカとそこまで変わらないですし、デンマーク人のアーティストが英語で歌うことも多いですよね。そうですね。フランスのように「高聴取率の時間帯には、最低40%の音楽がフランスのものじゃなければならない」と規制をかける国もあるんですが、デンマークでそんなことはまずあり得ない。もちろんデンマーク出身の有名なアーティストはたくさんいるんですけど、デンマークの独自の音楽文化ってあまりないんですよね。でもそれって逆に言うと、海外の音楽を取り込むのがとてもうまいってことでもあって。僕も子供の頃からMTVとかを見て、英語の曲を口ずさんでいましたし。それは音楽だけじゃなくて、映画やアートにだって言えることですね。―ものすごくデンマークらしい姿勢ですね。ラワンさんはすでにデンマーク国籍を取得していますが、ある側面では異邦人としてこの国で何を感じますか?「この国いいな」って一番思うのが、タブーが一切ないこと。どんな意見を持っていようと、自由に発言できるし、それを受け入れて話し合える素地がある。「こんなこと言ったらひかれちゃうかも」と他人の目を気にすることなく、何でも思ったことを言えるんですよね。ちょうど最近面白いニュースがあって。デンマークでは、獣姦禁止法案が今年4月に可決されて、7月から執行されるんです。「動物とセックスする」ことは、ヨーロッパの多くの国は違法なので、そういうことをしたい人はわざわざデンマークまで来ていたんですよ。「アニマル・セックス・ツーリズム」といって。「動物とセックスする」なんてイラクなら口が避けても言えませんよ(笑)。きっと日本でもそうでしょう。そもそも今まで違法じゃなかったこともすごいんですけど、ここではそんなことまでまじめに話し合えるんですよ。しかもごく当たり前にね。DJとオーケストラ、異分野の融合がもたらす化学反応※動画が見られない方はこちら―タブーがないと言えば、ラワンさんはDJとしてオーケストラと共演していますよね。僕はYouTubeで見てビックリしたんですが(笑)、あれはどういうことなんですか?ある時、モーツァルトのレコードを見つけて、スクラッチし始めたら、それを見て面白がってくれたある人がいて。「今度一緒にやってみないか?」って誘ってくれたんですよ。で、やってみたところ、これがもう最高で! それから口コミでどんどん広がって、デンマークで最も有名なロイヤルオーケストラとも共演するまでに至りました。最近はオーケストラにDJが共演することは増えてきましたが、僕が始めたのは10年前。当初はそんなことをやる人は僕以外に誰もいませんでしたね。―イノベーターというか、先駆的な存在なんですね。そもそも、クラシック音楽とDJはまったく別ものなんですよ。クラシック音楽はアコースティックな楽器を使うから、再現がとても難しい。でもDJは電気で動く音源を使うので、何度だって再生できる。こんなに異なる世界が混じり合った時、どう転ぶかは2通りだけ。反発し合って何も生まれないか、お互いが化学反応を起こして想像を超える素晴らしいものになるか。
2017年07月03日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。入園早々の「幼稚園行きたくない!」四月。新入園の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?今の時期の幼稚園は、新しく幼稚園に入った小さい子たちの泣き声で溢れていますね(笑)今朝も幼稚園に入ると、ママと離れたくなくて泣いている子があちこちに。その様子を懐かしく、そして微笑ましく眺めていました。思い出します。長男も入園初日から、声高らかに 行かない宣言をしていたことを。とにかくママベッタリで、常に「ママも」「ママも」が口癖だった長男が、一人で幼稚園に行かなくちゃいけないのですから喜んで行くわけがありません。絵に描いたように手こずりました(笑) 親はドンと構えるべき!?入園式では、園長先生からも主任の先生からも、「泣いても喚いても、お母さんは笑顔で『いってらっしゃい!』と送り出してください。」「『可哀想だからおやすみさせようかなぁ…』と心揺るがされないでください。」「そのうち必ず、必ず慣れる時が来ますから安心してください。」要するに、泣こうが喚こうがお母さんはドンと構えて預けてくれ、ってこと。もちろん、私は、自分の子育てに自信があるわけでもないので、一日中私のそばで(ガミガミ言われながら)過ごすよりも、たくさんのお友だち、(私よりはるかに優しい)先生たちに囲まれて過ごすほうが、ちゅんたんにとって良いのは間違いないと思っていました。朝、家から出るのが大変 泣こうが喚こうが先生にドーーンとお任せする気マンマンだったのですが、なんせ、お任せしようにも、そもそも、家から連れ出す第一関門が最大の難関、なんですよね。長男なりに、家の外に出てしまえば、幼稚園に放り込まれてしまうのは分かってるので、そもそも家から出ようとしません。バスの時間が迫っているのに…!! 行かない! と、行こうよ! のせめぎ合いです。あの手この手で説得して、ノせて、アゲて、ヨイショヨイショで外に連れ出すも、これが毎朝のこととなると結構大変で、前の晩「明日はどうなるやら…」とヒヤヒヤしては「頼む! 明日はすんなり行ってくれー!」寝顔に拝みすらしました。 あの手この手でなんとか前向きな気分で行く気にならないかとやってみましたが、 万策尽きる。おやつもぎゅーっも効果なし…日頃身近にあるものは、こういう時、あまり効力がありません。ちゅんたんはおやつが大好きなので、「幼稚園が終わったらおやつ買いにいこう! 」と誘ってみましたが、「いらない」、で終わりました。(敗北)嘘やん…普段おやつ作戦、てきめんに効果あるのに…!え? 抱きしめる? ですって? もちろん。抱きしめまくりましたとも。ぎゅーーー! して、大好きーー! って言って、幼稚園楽しいよーーー! って言って、ぎゅーぎゅーー巻きにしてやりましたが、返ってきた言葉が、「大好きなんだったら一緒にいよう」でした(爆)ちゅんたんの場合、説得するよりも、抱き締めるよりも、もっと人参ぶらさげる的な誘い方が効くはずなんです。なんてったって、単純ですから。(男子!)スペシャル感があって、日頃めったにお目にかからないもので、ちゅんたんが元気になれるアイテムはないかと探しに行ったところ、ピン! と来たんです。 それは、キャラクターの絆創膏!!! 日頃、我が家はこの手の絆創膏を買ったことがなく、めっっったに手に入らないものでした(貧乏か。)しかも、この頃のちゅんたんは寝ても覚めても車の話しかしない車オタク期だったので、これだーーー!! と思い、トミカの絆創膏を手に入れました。そこで登場した「おまじない作戦」そして翌日からは、このトミカの絆創膏をお守りのおまじないとして使うことに決め、実行にとりかかりました。ただ貼ってやればいいってもんではないんです。巧妙な手口と、迫真の演技が求められます。(この戦いに必ず勝たねば…!!)まず、第一条件として、家から連れ出すために、決してこのアイテムを見られてはいけません(笑)そして、「いいおまじないがあるの!」と言って、おびき寄せましょう。(え!)(ただ単に騙してるだけじゃ…) まだ見せちゃいけません! おまじないが何なのか聞かれても、着いてからのお愉しみ! でジラしてください。ジラせばジラすほど、絆創膏の価値が高騰します。バスに乗る直前に…そして、バス停についたら、ジャジャーーーン!と絆創膏を見せてあげます。「…はぁ? 」、みたいな顔されても負けてはいけません! 女優になりましょう。そして、「いいでしょー! これーー! 」とキラキラ輝いた目で見せ、「どれがいい!? 一個だけだよ!! わぁ~~、どれがいいかなぁ~~~(ハート)」と、ひとつ選ばせてあげます。しかし! まだ待ってください! すぐに貼ってはいけません。バスが角を曲がってこちらに向かってくるのを確認した頃にようやく貼ってあげるのです。バスに乗り込む直前に、ちゅんたんの手の甲にペタッと貼ってあげて、絆創膏に念を送り込みます。めったに手に入らない大好きな車の絆創膏を貼ってもらったちゅんたんは、なんだか騙されたような顔でバスに乗り込み去っていきましたとさ(笑) でも大丈夫! 帰ってきた頃には絆創膏はすっかり無くなっていました。絆創膏がなくなっても大丈夫なぐらい、幼稚園についたら案外ケロっと遊んでるのかもしれません。翌朝もまた同じようにギリギリに絆創膏を貼ってあげます。この時期は、もったいない、とか、無駄遣いとか、そういう概念は捨てましょう。ママがおまじないで貼ってくれた絆創膏。寂しくなったときにこれを見て元気が出るなら何枚だって貼ってあげます。きっと大丈夫です。気が付けば、おまじないは不要に我が家も、いつまで続くかな? と思ったけれど、一箱使い終わる頃には、泣かずに登園できるようになっていました。すべての子に参考になるわけではないですし、ご家庭それぞれの方針もあるでしょうから、決しておすすめはできませんが、我が家の場合は、とっておきの絆創膏おまじないで、四月を乗りきりました。コツはこの六ヶ条。 単純、ばんざい\(^^)/今となってはいい思い出です!泣いても、どーーん! と笑顔でいってらっしゃい! そう送り出してあげてください。
2017年04月20日米・トランプ大統領が国内への難民や移民の受け入れを制限する大統領令を出したこと(現在は差し止められている)に対し、反対する企業らが難民のサポートに乗り出している。部屋を貸し出す・借りることを通したコミュニティ作りをポリシーに掲げる企業Airbnb(エアビーアンドビー)が無料で難民を受け入れることを発表し、また大手コーヒーチェーンのスターバックスは1万人の難民を雇用する方針を打ち出した。これらの素晴らしそうなアイデアは実際はどのようなもので、果たしてどんな意味を持つのだろうか。(Photo by Farfahinne)大統領令を受けた“難民に優しくする風潮”トランプ氏が大統領に就任してから、難民やイスラム教徒の多い7カ国からの難民や移民のアメリカ入国を制限するなど強行な姿勢が目立つ。それに反発する国民も多く、空港や街中でデモが多数起きている。また、この情勢に伴い、「企業が難民を助けようという風潮」がアメリカにあると言っても過言ではない。そんな時勢のなかでトランプの政策に反対しないとバッシングされると恐れる企業も存在するかもしれない。(Photo by Eleanor W.)難民や移民の受け入れない大統領令に対するストライキがニューヨークのJFK空港で加熱していたとき、すべてのタクシーがストライキするなか配車サービスのUber(ウーバー)だけが参加せず、さらにUber取締役が「反対意見を述べるのは自由」という真摯さに欠ける発言をしたことから#DeleteUber(ウーバーのアプリを削除せよ)のハッシュタグがSNSで盛んに使われたのだ。(参照元:GIZMODO)たったの一言が、企業のイメージをダウンさせ、ビジネスに大きな影響を与えるのだと物語っている。熊本地震等で部屋の提供経験のあるAirbnb誰もがどんな場所に行っても歓迎されるようなコミュニティ作りを目指し、日本でも利用者の増えてきている空き部屋貸し出しサービスのAirbnbは、無料で難民や移民に空き部屋を提供することを発表した。直近では#weaccept(私たちは受け入れる)をモットーに、多様性を重んじて「どんな人でも受け入れる」というメッセージを込めたコマーシャルを作り、アメリカ国民の視聴率50%近くを誇るアメリカンフットボールリーグの優勝決定戦「スーパーボウル」に合わせて放映するなど寛容な姿勢をアメリカ中にアピールしている。(参照元:NFL Japan.com)※動画が見られない方はこちら今までにAirbnbは熊本地震で自宅に住めなくなってしまった人を無料で空き部屋に泊めるサポートを行なった。このような「緊急災害支援プログラム」は2012年にアメリカ東海岸を襲ったハリケーン・サンディによる災害が起きたあと、ニューヨークに住む1000人のホストが無料で部屋に泊めたり食事を提供したりしたことをきっかけに始められたという。(参照元:Airbnb)(Photo by nomao saeki)個人の所有する「空き部屋」を無料で貸してもいい人やシェルターを探すボランティアを募集するなど、活用されていない資産(この場合は部屋やスキル)を有効に活用するという、シェアリングエコノミービジネスの長所を生かした実行性の高いサポート方法だと考えられる。(参照元:総務省)また、この仕組みがあれば問題に対して何かしたいけれど手段のわからない人も行動に移しやすいかもしれない。この緊急災害支援プログラムの実施の背景には、「排他的でないコミュニティ作り」を目指すというAirbnbの企業ポリシーがある。人を助けるだけではなく、「コミュニティ」を拡大させることができ、ビジネスを発展させるうえでも効果的なプログラムではないだろうか。難民を10,000人雇用すると発表したスターバックス日本国内にも多数の店舗を構える大手コーヒーチェーンのスターバックスは、難民や移民の入国を拒否する大統領令を受け、「現在ビジネスを展開している世界75カ国で1万人の難民を雇う」と発表した。だがアメリカも国内で失業者の問題を抱えており、アメリカ国民ではなく難民を雇うというやり方に賛成できない人々が#BoycottStarbucksのハッシュタグを使い、スターバックスの不買運動を行っている。このようなアメリカ人による反発は予想できるので企業のイメージアップを目的としていたというよりは、大手チェーンとして何らかの社会的な役割を果たさなければならないと考えたのかもしれない。以前はスターバックスで「2013年から5年以内に1万人の退役軍人を雇用すること」を掲げ、現在までに8,800人の退役軍人がスターバックスで働き始めているという。(参照元:Reuters)アメリカでは退役軍人がそれ以外の人と比べてホームレス状態に陥りやすい。また自殺率は男性では2倍、女性では3倍もそれ以外の人よりも高く、軍人時代の経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っている人もいる。(参照元:Newsweek)(Photo by Steve Garfield)トランプ大統領による難民や移民の入国禁止は、司法省や連邦控訴裁判所の働きかけにより、現在は解除されている。そこでスターバックスは難民の雇用よりも先に、国内の退役軍人の雇用問題に取り組むようだ。(参照元:Reuters)国際的な問題よりも先に国内の問題に取り組むことで「国民に寄り添っている」と認識されればアメリカ国内で生き残っていきやすいであろう。しかしながらトランプ大統領は連邦控訴裁判所らの判断に対して全面的に戦う姿勢でおり、今後彼が難民をどう扱うかはわからない。企業の発表することがすべてではないトランプ大統領の大統領令を受け、難民問題に対して真剣でないとバッシングされたUber、難民や移民に無料で部屋を貸し出そうとするAirbnbと、難民を雇用しようとするスターバックスの事例を見てきた。ここで重要なのは企業の発表する「表向きの情報」だけに耳を傾けるのではなく、その背景や今までの取り組みを包括的に見ることで、本当にそれを実施できるのか、それによってどんな影響が起きるのかを考えることだ。もし「イメージアップのために難民を助ける」ような偽善であったとしても、実際の取り組みが苦しんでいる人を助けられるのなら、何もしないより遥かにいいのかもしれない。それぞれの企業が持つ「企業の社会的責任」で、行政には対応できない細かな需要に迅速な対応をしてほしい。—————Text by Shiori KirigayaーBe inspired!
2017年02月15日ハンドクリーム難民は多い2016年10月19日、株式会社ポーラは来年1月10日に「ポーラ ザ ハンドクリーム」を発売することを発表した。このハンドクリームは創業88周年を記念して開発されたもの。実は同社初の化粧品は創業者が自身の妻のために作り上げたクリームなのだ。これからの季節、手荒れに悩む人はかなり多い。特に女性は炊事や洗濯など水に触れる機会が多く、手が濡れることと手が乾燥することを繰り返すうちに皮脂膜が薄くなり手荒れを起こすケースが多い。しかし、なかなか自分に合ったハンドクリームに出会うことができずハンドクリーム難民となる人はかなりの数に上る。1つで2役そんなハンドクリーム難民に試してみて欲しいのが、同社が新発売するハンドクリーム。保湿成分だけでなく美容成分もふんだんに配合し、手荒れからの解放と手肌のアンチエイジングケアを同時に叶える。手肌はエイジングサインが出やすいと言われているが、手荒れに悩む人はエイジングケアよりもまず手荒れを改善したいと考える人が多いだろう。しかし、自分にぴったりのハンドクリームに出会うことができなければエイジングケアができる日はやってこない。この商品がぴったり合えば1つで2つのケアができてしまうのだ。ハンドクリーム難民はポーラへ急げ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ポーラプレスリリース
2016年10月20日働くママの多くが、子どもの預け先として保育園を選びます。でも、最近では預かり保育などの充実もあり、あえて幼稚園を選ぶ働くママも増えてきました。共働き家庭がほとんどの保育園とは違い、幼稚園に子どもを通わせながら仕事をするには、選ぶ際に大切なポイントがあります。働くママが幼稚園を選ぶとき、チェックすべきポイントを知っておきましょう。■幼稚園の預かり保育 費用はどうなっているの?保育時間が9時から14時くらいまで、というイメージのある幼稚園ですが、最近では預かり保育を行っている園も増えています。中には早朝の預かり保育に対応してくれたり、夜も19時頃までOK、という幼稚園も。ただし、このとき気をつけなければいけないのが、預かり保育にかかる費用です。一般的に3歳以降は保育料が安くなる保育園と比べ、幼稚園では通常の保育料に加えて預かり保育の費用がかかります。たとえばフルタイムで、平日全て預かり保育を利用するとなると、かなり費用がかさんでしまうことも。保育園よりも割高になるケースもあるため、トータルでの費用を事前にシミュレーションしておきましょう。■平日開催の行事をチェック幼稚園は平日開催の行事が多いもの。問題は、その行事に、保護者の参加や手伝いが必要かどうかです。バザーへの出品や運動会の準備などのお手伝い、親子遠足、保育参観といった保護者参加行事。そのような平日のイベントがあまりに多いと、仕事に支障をきたしてしまうことにもなりかねません。行事への保護者の参加の頻度は、園によってバラつきがあります。できるだけ事前にリサーチしておくとよいでしょう。■習い事をさせたい場合は課外教室に注目働くママの悩みのひとつが、子どもの習い事問題です。仕事のある平日に習い事の送迎をするのは難しく、かといって休日に習い事を集中させると、家族で過ごす時間が少なくなってしまいます。そんなときに注目したいのが、幼稚園の課外教室です。園によっては外部の講師を招くなどして、通常の保育時間後に課外教室を開催しているところがあります。その内容は、体操、絵画、英語、バレエ、ピアノ、サッカー、習字などさまざま。保育時間終了後にそのまま参加できるので、子どもを送る手間も省けます。子どもの習い事を考えるなら、幼稚園にどんな教室があるのかに注目して、上手に活用してみてはいかがでしょうか。■幼保一体型の認定こども園とは?幼稚園と保育園、両方の機能をあわせもつのが認定こども園です。入園にあたっては3つの認定区分があり、「保護者の就労などにより保育を必要とする子ども」の場合は、2号(3歳以上)または3号認定(3歳未満)という保育認定になります。保育認定の場合は入園手続きも保育園と同じく市役所等の自治体で行い、就労証明書などの書類も必要になります。ただし園によっては直接入園申込みを行うケースもあるため、事前にお住まいの自治体に問合せをしておきましょう。また、「認定こども園は働くママが利用しやすいはず」と安心してしまいがちですが、保育園に比べれば、やはり行事やイベントが平日に行われることは多いようです。園のカラーはさまざまなので、幼稚園を選ぶとき同様、できるだけ事前にリサーチしておきたいですね。
2016年09月23日アンジェリーナ・ジョリーが20日(現地時間)、ワシントンDCのアメリカ国務省を訪問、ケリー国務長官と記者会見した。6月20日は国連が定める「世界難民の日」。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使を務めるアンジェリーナは、現在起きている難民の危機的状況について、ケリー国務長官と語り合った。グレーのスーツで会見に臨んだアンジェリーナは「6,500万人もの人々が紛争によって、退去を余儀なくさせられています。私たちは戦争が起きている世界と直面し、無視したり、背を向けたりすることはできません。そんな行動は世間知らずで無責任、そして危険です」と報道陣に語りかけた。アンジェリーナは「私たちが直面している選択肢は、とてもはっきりしています。このまま、難民と不安が増えていくのを静観するのか、ほかの国々と力を合わせて新たなアプローチを見つけるのか、です。支援や再定住だけではなく、問題の解決と安定、帰還についてのアプローチです」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月22日女優のアンジェリーナ・ジョリー(40)は、毎日のように難民たちのため尽力しているのだという。15年前に国連の親善大使に任命され、現在は国連難民高等弁務事務所の特使であるアンジェリーナは、さまざまな会議やディベートに出席するだけでなく、その裏でもさまざまな活動を行っているようだ。アンジェリーナは「ほとんど毎日のある部分で、国際的な問題に尽力しているの。同僚とニュース、その要因、どのように言及される必要があるか、今携わっている問題の今後について話したり、現地訪問やスピーチの準備なんかでね」「興味深く、私とは反対の視点を持っている人たちに会おうと試みるのよ。そうすることで、私は学べるからね」と話す。また、夫ブラッド・ピットとの間に6人の子供を持つアンジェリーナは、子供たちが難民に関わる仕事をしている自身に興味を持ってくれていることに誇りを持っており、長男のマドックス君(14)の出身国カンボジアのポル・ポト派の政権下を描いたアンジェリーナの監督作『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー』の制作には、マドックス君も参加してくれたようだ。アンジェリーナは、英版ハロー!誌に「マドックスがこの映画を作るきっかけになったの。マドックスは脚本から編集まですべての過程に彼は携わったのよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月05日わが子が初めて集団生活をする幼稚園。ママは不安でいっぱいかもしれません。そこで、現役の幼稚園の先生に聞いた、入園してからのママたちの悩みと、その対処法を紹介します。友だちと遊べている?これまでなら、わが子がひとりぼっちになっていたら、ママが声をかけてあげることができました。しかし、ママの目は幼稚園までは届きません。「子どもが困っていないか? 寂しい思いをしていないか?」と心配でたまらないという思いから、帰宅後の子どもにあれこれと聞き過ぎてしまうママがいるようです。また、入園当初は一日中、子どものことばかりが気になって、外出もままならないことのあるママもいると聞きます。でも、ママがあまり心配し過ぎると、かえって子どもが不安になってしまうことがあります。ママは子どもが幼稚園に行っている間は心配せず、自分のことをするのがよいそうです。どうしても皆の輪に入れない子どもがいたとしても、先生はそんな子どもと一緒に本を読むなどして、過ごしてくれるのだとか。入園シーズンはたくさんの先生が子どもたちを見守ってくれて、1日でも早く幼稚園に慣れるようにと工夫してくれています。ですから、安心しておまかせしましょう。それでも心配なときは、子どもにあれこれと聞くのではなく、先生に直接聞いてみましょう。お弁当が残っているのはなぜ?子どもの好きなものを詰めて、一生懸命につくったママのお弁当。そのお弁当に残りものがあると、「どうしたのだろう?」と心配になるかもしれません。体調不良で残すときもありますが、元気なのに残っているときの一番の理由は、友だちとのおしゃべりに夢中になってしまい、食べきる時間がなくなってしまったとき。だけどその理由を、ママの「どうして残っているの?」という質問に対して答えることは、この年齢の子どもには難しいことです。お弁当が残っていても元気そうであればあまり気にせず、それでも食べ残しが続くようならば、先生に相談してみてください。ほかのママたちと、どうつき合えばいい?子どもの初めての集団生活は、ママにとっても初めての幼稚園ママ友とのおつき合いが始まります。子ども同士の遊びの約束や、情報交換などのためにも、話せる友人をつくることは大切です。けれど、ママ同士が必要以上に仲良くしなければいけないことはありません。小学校に通うようになると、子どもは子ども同士で遊ぶ約束をし始めます。また、学校であったこともある程度は伝えることができるようになります。ママ同士のおつき合いもそれほど必要ではなくなります。したがってこの時期は、子どもがスムーズに幼稚園生活を送れるようにすることが一番大切です。変に意識することなく、ママ同士がほどよい距離感が保てるよう、最初から自分のスタイルをつくっておくこともひとつの方法です。幼稚園ママ友とのつきあい方は難しいという話も耳にしますが、先入観をもたずに、同じ幼稚園に通う子どものママとして、気持ちよくおつき合いができたらよいですね。<のりこ(フォークラス)>
2016年03月23日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「難民」です。* **今年はシリア難民のニュースが連日報道されましたね。難民とは、人種や宗教、政治的な理由などで迫害されて母国の保護を受けられない人。正当な理由により母国では命の危険があり、やむを得ず国を離れなければいけない人をさします。たとえば、自然災害や紛争によって国を追われるケース、独裁国で民主化運動を行い自国に居られなくなるケース、同性愛禁止国の同性愛者など様々なケースがあります。内部告発サイト「ウィキリークス」を立ち上げたジュリアン・アサンジは、命の危険にさらされて他国に亡命しました。そんな亡命者も難民に含まれます。国連が定めた「難民条約」により、難民は保護され基本的人権を守られる権利があります。人道的な立場からも、いきなり自国へ追い返したり拒絶することは禁止されているんですね。シリアでは2011年に紛争が起こり、国民2200万人の半数以上が難民になってしまいました。多くはヨーロッパに向かい、ドイツが積極的に受け入れをしていたのですが、あまりの数の多さに制限をかけなければいけなくなってしまいました。では日本の難民受け入れは?というと、’70~’80年代にアジアの難民を多く受け入れていたこともあるんですが、現在は残念ながら積極的とは言えません。実は日本の難民認定の審査はとても厳しくて、審査が終了するまで5年以上かかることもあるんです。昨年、難民認定申請をした5000人のうち、認定が下りたのは11人のみ。公式に難民と認められるかどうかで待遇に雲泥の差が出てしまうんですね。難民と認められれば住居の支援が受けられ、日本語を教えてもらい、職を探してもらえます。難民パスポートで海外に出ることも可能。ところが、審査待機中の人はパスポートがないので国外に出られないし、アパートの入居も家主に断られることが多い。言葉の問題もあって職を得るのは困難で、生活は苦しく、宙ぶらりんな状態に。元国連難民弁務官の緒方貞子さんは「難民受け入れは積極的平和主義の一部」とおっしゃっています。ユニセフや赤十字、難民支援のNPOに寄付をするなど、私たちにもできる援助をしたいですね。◇ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年12月16日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年12月14日一年をふり返ってみると、日本でも難民に関するニュースが衝撃と共に大きく伝えられることがたびたびあった。そんな中、今年も難民支援として数百万ユーロの支援金を募るために、「イケア(IKEA)」の「難民キャンプに明かりを届けよう」という取り組みが、40か国以上で開催中だ。11月29日~12月19日まで、イケアストアですべての照明製品1つにつき1ユーロが、IKEA Foundationを通して国連の難民支援機関である「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」に寄付される。この寄付金は、「UNHCR」が難民キャンプに明かりと再生エネルギーを届け、そこで多くの家族がより安全に、より快適に暮らせるための活動を支援するもので、これまで計1,850万ユーロが難民キャンプに寄付されてきた。2014年度にスタートした「イケア」の「難民キャンプに明かりを届けよう」は、今年で最後になるが、これまでに数多くの成果を残してきた。その例を挙げると、「エチオピアとヨルダンの28万4,000人を超える難民と受け入れコミュニティーの人々は、5万6,000個以上のソーラーランタンの提供と720本以上の太陽電池式街灯の設置のおかげで、以前よりも夜間に安全に暮らせるようになった」「バングラデシュとチャド、エチオピアでは、3万7,000人以上の子どもたちが小学校へ入学し、学習を継続できるようになり、さらに、これらの国では740名以上の教師に対してトレーニングが行われた」「バングラデシュでは、22のバイオガスプラントが建設され、し尿の15%を処理して、調理用のグリーン燃料を生成している」などがある。「IKEA Foundation」は、2010年から「UNHCR」のパートナーとしてアジアやアフリカ、中東において、難民キャンプとその周辺コミュニティーで暮らす家族と子どもたちにシェルター(仮設住宅)や、さまざまなケア、教育を提供するための支援を行っている。今後も、子どもの生活の基本となる4つの分野(家と呼べる場所、健康な人生のスタート、質のよい教育、継続的な家族の収入)において大きな成果を達成するために、革新的なアプローチに力を注いでいく。島国である日本の人々にとっては、難民問題は差し迫った問題として捉えることがなかなか難しい分野であるかもしれないが、まずは正しい情報を得ることから、自分にもできることを見つけたり、次なるアクションへとつなげていけるはずだ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月09日