映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成報告会が29日に都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子、山田洋次監督が登場した。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。 若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。新型コロナウイルスによる肺炎のため2020年に死去した故・志村けんさんが、菅田とともにW主演を務める予定だった同作は、志村さんの遺志を受け継いだ沢田が同じ役を務めるに至った。山田監督は「本読みをした後に主役(志村けん)がお亡くなりになってしまうという出来事は初めての経験で、その時のことを今でも思い出します。混乱してしまい、どうすればいいか不安にもなってしまいましたが、色々な考え方をして新たな魅力のある作品になったと思います」と振り返る。新たに主演となった沢田について、山田監督は「志村さんとの友情があったから、快く引き受けて下さいました。表には見せないけど、緊張していたと思います。菅田さんも沢田さんも二枚目だから共通点があって良かったと思いますし、彼(沢田研二)がダメな男・ゴウを鮮やかに演じてくれました」と感謝。同じ役を演じた菅田は「沢田さんのゴウは、僕の演じているゴウよりもたくさん動き回っていて、パワフルで、チャーミングな、ダメ父親だけど色気のある魅力的なゴウだと思いました」と表した。イベントでは今回初めての山田組に挑戦した永野が「毎日緊張と勉強の連続で、今までになかった経験ができました」と明かすと、山田監督は「本当に緊張していた?(笑)」とツッコミ。野田は「山田監督はアイデアが豊富で、その場でスタッフも瞬発的に演出作業をしていた」と裏の様子を明かし、劇中にあるギターを弾くシーンも「3日前くらいに言われたんです」と、監督による突然のアイデアだった事を暴露。現代の同じ役を演じた小林とは“そっくり”だと試写を観た関係者の中では話題となっているが、小林も「嬉しいですね。野田さん演じるテラシンの演技を見た時に、(演技に対する)気持ちは僕と一緒だと思いました」と野田の演技を絶賛した。また、寺島が「(山田組への出演は)待ち望んでいた出来事だったので、何が何でも出たいという思いを伝えましたね」という一方、宮本は50年ぶりの山田組に「50年は長いですよね。最初にお会いした当時はすごく怖かったのですが、本作で久しぶりお会いして長い年月が経ったのだと思いました」とそれぞれの思いがある様子。菅田は「まさか山田洋次監督作品の真ん中に立たせていただけるとは思ってもいなく、本来であれば……という出来事がたくさんありましたが、『今、完成しました』ということを一番に伝えたいです。思い出の詰まった作品になりましたし、たくさんのメッセージが込められている映画になっていますので、どうぞよろしくお願いいたします」と心境を吐露した。
2021年03月29日志村けんさん(享年70)がこの世を去ってから今日で1年。ドリフターズの最年少メンバーであった志村さんの死は日本中に大きな悲しみをもたらした。一周忌を迎えるということで、3月28日にはフジテレビが局の垣根を超えた異例の特別番組を放送。4月3日には志村さんがMCを務めた『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)が一夜限りの復活を果たす。その存在の大きさはますます際立つばかりだ。68年にいかりや長介さん(享年72)へ弟子入りする形で芸能生活をスタートさせた志村さん。74年に荒井注さん(享年71)がドリフを脱退すると、正式メンバーに昇格。「東村山音頭」で脚光を浴び、押しも押されぬドリフの人気メンバーとなる。ドリフ解散後も“バカ殿様”などであらゆる世代からも愛された志村さんの歩みを、貴重な秘蔵写真とともに改めて振り返りたい――。■中島みゆきとの幻の対談相葉雅紀(38)や千鳥の大悟(41)、優香(40)など数多くの芸能人から慕われていた志村さん。そんな志村さんには、憧れていた女性歌手がいる。中島みゆき(69)だ。11年、志村さんはブログで中島みゆきのコンサート「夜会」を訪れたことを明かしたうえで、こう綴っていた。《三十年前から中島みゆきさんのファンでコントでも曲使わせて貰って今日は楽屋にお邪魔して握手求められて ドキドキ》実は41年前、本誌で志村さんと中島みゆきが対談を行っていたのだ。食事をしながら対談を行うというもので、憧れの中島との対面ともあって取材は大盛りあがり。しかし、対談しながらの食事にはあまり集中できなかったようで、中島は当時のオールナイトニッポンで「対談の時って、物、食えるもんじゃないな。今度、タッパ持っていこうと思った」と述懐していた。■美女とデート&愛犬同伴の誕生日パーティ優しく紳士な人となりで知られる志村さん。しかし、時には“やんちゃ”な一面も。また生涯独身を貫いた志村さんだが、数多くの女性と浮名を流した。かつてはいしのようこ(53)との交際がたびたび報じられ、以降も恋の噂は後を立たなかった。本誌も数々の現場に遭遇。11年9月に高級飲食店に美女とデートする姿や、19年2月には都内のバーで仲間に囲まれて愛犬同伴で自身の誕生日パーティを楽しむ姿を目撃している。今年8月には、志村さんが出演予定だった映画『キネマの神様』が公開され、代役を盟友の沢田研二(72)が務める。志村さんの“遺志”は、これからも決して消えることはない――。
2021年03月29日お笑いタレントの志村けんさんが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による肺炎で亡くなってから、2021年3月29日で1年が経ちます。多くの人にショックと悲しみを与えた訃報。また、改めてコロナウイルスの恐ろしさを知ったニュースだったでしょう。70歳で生涯に幕を閉じた志村さん。ネット上では「いまだに信じられない」「フラっとテレビに出てきてくれそうな気がする」などの声が上がっています。志村けんさんへのメッセージを受け付け志村さんの出身地である東京都東村山市では、2020年5月に、志村さんへのメッセージをウェブサイト上で募集し、遺族へと届けていました。また、同年8月には東村山市の存在を全国の方に知らしめた恩人などとして、志村さんを名誉市民に選定。2021年3月で志村さんの一周忌を迎えるにあたり、東村山市は、再びウェブサイト上でメッセージの受付を開始しました。コロナウイルスの感染防止のためにも、来訪や献花、供物は遠慮するよう呼び掛けています。多くの皆さんの志村さんへの尽きることのないお気持ちに何らかの形でお応えできればと市のホームページで皆さんの「お気持ち」を再び3月31日(水曜)までお受けし、ご遺族にお届けさせていただきます。緊急事態宣言につきましては昨日をもって解除されましたが今後の再拡大が危惧されているところです。市といたしましては、引き続き感染拡大への警戒を怠らずに市政運営を続けております。皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症再拡大防止、駅・グリーンバス利用者等通行者の交通安全確保等の観点から、「志村けんの木」付近への来訪、献花・供物等につきましては何卒ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。東村山市ーより引用メッセージは、東村山市のウェブサイトで2021年3月31日まで受け付けているとのこと。寄せられたメッセージが、遺族を通して志村さんへと届くといいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月28日長い緊急事態宣言中、おうちでできる手芸やハンドメードが一大ブームになりました。そんななか、ワンちゃんオーナーの間で流行しているのが手の込んだコスプレ。手作りしたり既製品を組み合わせたり、工夫とユーモアがあふれた作品がいっぱい!2カ月におよぶステイホーム期間があったからこそ生まれた“努力のたまもの”をご覧あれーー!■犬視庁が家宅捜査だワン!ワンちゃんのイベントでも大人気だったという犬視庁のメンバー。細部まで本家そっくりにするのは至難の業だワン。(@nicorui99さん)■サンバ踊るわよ〜ハロウィンコンテスト用に製作したクジャクの衣装に、旦那さま手作りのメガネをかけて。ご夫婦の愛の力作です♪(@mauna.moanaさん)■実は全部私の手作りなの「もう忙しいわ〜!明日までにお裁縫終わらせなきゃ!」と言いだしそうな“見返りドヤ顔”があざとかわいい!(@mauna.moanaさん)■志村さんへ届け志村けんさんの芸をイメージして作ったという白鳥のチュチュ。命日の3月29日、白鳥ワンちゃんたちが追悼します。(@mauna.moanaさん)■私はだれでしょう?ヒントは水玉模様フレンチブルドッグの黒潮くんがなりきっているのは、世界的デザイナーの草間彌生。赤いウイッグも重要!(@buchandekoさん)■僕って犬なのかリスなのか……手作りのリスのかぶり物をしてきょとん顔。毛の色とかぶり物の色がなじんで、全然違和感がありません(笑)。(@pekosandesuさん)■お茶摘み娘です♪本格的な衣装と背景のあるスタジオで撮影した一枚。こんな看板娘がいるお茶屋さん、行ってみたいです♪(@mikutan_hinatanさん)■カロリー1/2ですベビー用のハンドメード服を、ワンちゃん仕様にリメークしたそう。なんとも言えない表情がナイスです♪(@tetsuwantobiさん)■特注の浴衣でおめかしモデル犬のような見事なポージングのコロンちゃん(左)とドラえもんちゃん(右)。さすがの着こなしです!(@collon0131さん)■血だらけのナイフがリアル!フレンチブルドッグの画像をリポストする「ブヒブヒ倶楽部」からは、ちょっと不気味なチャッキーをお届け。(@buhibuhi_officialさん)■濃い眉毛がチャームポイント♪セーラー服は既製品だけど、イモトアヤコ風の濃い眉毛や襟元のリボンなどの装飾品は愛情こめた手作りです♪(@meg._.chan._.meg._.chanさん)「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月27日2021年3月20日に、お笑いタレントの山田花子さんがブログを更新。「親ばかです!」というコメントとともに公開された写真に、反響が上がっています。山田花子の本名が話題に2児の母親である、山田さん。ある日、4歳の次男が吉本新喜劇の台本である紙の裏に、ローマ字を書いていたといいます。息子さんが書いたのは、両親の名前です。山田さんが褒めたという、息子さんの字がこちら!とても上手に書けていますね。息子さんのほほ笑ましい行動に心が和む人が続出する一方で、注目をあびたのは、山田さんの本名でした。そう、山田さんは『花子』ではなくて…。KYOKOとは、私の本名です山田花子オフィシャルブログーより引用『きょうこ』がどんな漢字を書くのかは明かされていませんが、山田さんの可憐なイメージにピッタリの名前ですね。ちなみに、書いてあったローマ字を山田さんが褒めると、息子さんは喜んで「先生に見せる!」といいながら、園の連絡袋に入れようとしたとのこと。仕事の台本を持って行かれそうになった山田さんは「やめて!」と抗議したのでした…。【ネットの声】・本名を初めて知りました。かわいい!・親ばかでいいと思います。我が子にこんなことをされたら、嬉しいですもん!・4歳でこんなに書けるのはすごいですね。両親を大好きなことが伝わってきます。山田さん親子の、ほのぼのとしたやり取りにクスッとさせられた人が多かったようです。息子さんにとって、山田さんは世界に1人しかいない、大好きな『きょうこママ』なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年03月24日2021年3月16日に、お笑いタレントの平野ノラさんがブログを更新。初めての子育てについて感じたことをつづりました。平野ノラ「感謝の気持ちを忘れないように」同月2日に、第1子を出産したばかりの平野さん。夫に子供を預けて病院へ行き、1人で過ごす間、慌ただしい育児の日々を振り返り、こんなことを感じたそうです。この2週間、バブ子の成長と同じ位ハズバンドの成長も目を見張るものがあります!バブ子の存在はすごいですね私たちを親に成長させてくれます平野ノラオフィシャルブログーより引用平野さんは、我が子の存在によって、自分たち親も成長していることに気付かされたのだとか。さらに、自分の課題として「子供と同じように、夫に対しても優しく接するように気を付けたい」とつづりました。私も私で課題がありますバブ子と同じようにハズバンドにも優しく接する!笑ついついバブ子の事になると雌ライオンの様に牙を剥いてしまいます笑元々、ストロングスタイルなのに子を産みさらに千代の富士級に強くなっている!平野ノラオフィシャルブログーより引用子育てをしていると、必死なあまり、夫など周囲の人に強くいいすぎてしまうことはあるものです。子育てには「これ」といった正解がないため、夫婦間で意見が分かれてしまう場合もあるでしょう。平野さんは、子供のためにも夫婦ともに笑顔で過ごすことを忘れず、夫に『自分と同じレベルの振る舞い』を求めすぎてしまわないよう、感謝の気持ちを持ち続けることを誓いました。夫婦がニコニコ笑顔で子育てする為にも感謝の気持ちを忘れないように自分と同じレベルをハズバンドにもついつい求め過ぎないようにありがたい精神で穏やかに過ごそうと思います平野ノラオフィシャルブログーより引用平野さんらしい、ユーモアに富んだ文章でつづられた考えは、多くの人の共感を呼びました。・すごく分かります。子育てをしていると、ついイライラして、夫に強くいってしまうので…。・自分に当てはまりすぎて、胸にグサッと刺さりました。反省です。平野さん、ありがとうございます。・我が子への愛情だけでなく、夫への思いやりもしっかり忘れないよう、自分を見つめ直す平野さんは素晴らしいと思います。慣れない子育てに対し、戸惑ったり悩んだりするのは、妻だけでなく夫も同じです。不安な時こそ、お互いに思いやる心を忘れず、二人三脚で乗り越えていけたら素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月18日死ぬときに後悔はないほうがいい……というのが通説だが、下重さんは「後悔が残る生き方もいい」と語る。一体なぜ?その思いと、悔いを残して死ぬコツを聞いたーー。「それまで元気だった友人を、このところ立て続けに亡くしました。ライターの女性は、最後のメールのやり取りから4日後に突然、パートナーから連絡があって『永眠しました』と。旅仲間の男性は、血液のがんにより入院後わずか1週間で亡くなった。『人間は、いつ死んでも不思議ではない』とつくづく痛感させられる出来事でした」こうかみしめるように話すのは、ベストセラー作家の下重暁子さん(84)。志村けんさんや岡江久美子さんの訃報に触れ「コロナ禍で多くの人が、死を自分ごととして感じるようになったのでは」と投げかける。そんな下重さんは、新著『明日死んでもいいための44のレッスン』(幻冬舎新書)のなかで《明日死んでもいいためには、今日しっかり生きておかなければならない》と語る。そのうえで、私たちが元気なうちにしておくべき44項を示しつつ、こんなことも綴っている。《後悔はあった方がいい……いつ死んでも後悔する生き方がしたいというのも、アリだと思う》一見、《明日死んでもいい》と《いつ死んでも後悔する》とは、相反する思いのようだが、その真意はどこにあるのだろうか。「満足して死んだなんて嘘っぽいでしょう。思いを残して道半ばで死ぬ、一緒にいたい人と死に別れる。後悔する生き方とは、死ぬときまで、なにかに情熱を持ち続けている生き方だと思うのです。『今日』に情熱を傾けて生きるからこそ、死んだら後悔が残る。けれど、それもいい死に方ではないでしょうか」’59年、NHKに入局し、アナウンサーに(故・野際陽子さんは1期先輩にあたる)。’68年、31歳でフリーとなり、以後もともとの夢であった文筆業も並行して行い始めた。そして50代に入る前から「後半生をどう生きるか」を考えるようになったという。「幸い仕事に恵まれた私でしたが、『好きなことをなにもしてこなかったなあ』と強く思ったんです。大好きな音楽も“見る”専門で。そこで48歳のとき、子どものころから好きだった『クラシックで踊るバレエ』を思い立ったように始めました」最初は友人が通っていた近所のバレエ教室に連れて行ってもらい、1年間のレッスンを受けて、発表会に出場。その経験で自信をつけると、かの松山バレエ団のビギナーズ・クラスに入団した。「私のモットーは、『仕事は楽しく、趣味は真剣に』。バレエは、運動というより音楽なんですね。運動神経がいいことよりも、音を体で表現することができるかが大事。好きこそものの上手なれで、発表会の舞台には10年間出て、踊りました」このように、本業でオファーが舞い込む傍らで、趣味にも「真剣に」打ち込んできた下重さん。しかしながら、これは多芸多才な彼女だからこそ、できたことなのでは?と誰もが思うのではないだろうか?「いえ、本当に好きで、やってみたいことだったら、誰にでもできるはず。好きなことなのに、トライもしないで『明日死んでもいい』とは思えないはずですから」確かに、そう言われればそんな気がするけれど、私たちにとってなかなかつかめそうもないのは、その“やってみたいことは何か”を見つけることなのである……。そこへ下重さんが、とっておきの“発想のヒント”をくれた。「中学、高校生のころに戻ってみることですよ。あのとき何に感動し、何が大好きだったのか。特に、好きだったのに大人に反対され、あきらめてしまった淡い夢ーーそれが『後悔の原体験』のはずです。私の場合はオペラ。じつは若いころは音大に進んでオペラ歌手になりたかったんです。けれど、習っていた声楽の先生に『あなたの小柄な体では、オペラ歌手は無理』と言われ、諦めた。みんな忘れているだけで、そういう体験が『ない人はいない』はず」下重さんにとってバレエであり、オペラであったように、ある人には、それが料理や絵画、ファッションであってもいいのだ。その際に心がけたいのは「トライすること」と同時に「考えていたことをアウトプット(=表現)すること」だという。「中高生のころの気持ちを忘れてしまっていたように、いまやりたいことを『思っている』だけでは、必ずいつか忘れてしまいます。私だって忘れる。けれど、文章を書くというアウトプットがあるから、やりたいことを思い出すことができるんです」何かに挑戦するための大きな示唆をくれる下重さんだが、前述のように、「明日死んだら後悔は残るだろう」とも話している。「これまで100冊以上の本を書いてきましたが、私自身が『自由になれた』と思えるようになったのは最近のことです。80代になってやっと『本当に書きたいことを書ける』と思えるし、依然『書きたいことが書けていない』とも思う。ある種後悔とともに生きているし、それでいいんだと思います」死に方を考える、というのは日々の生き方を考えるということ。コロナ禍は“自分と向き合い、やりたいことを見つける”いい機会になるかもしれない。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月14日「それまで元気だった友人を、このところ立て続けに亡くしました。ライターの女性は、最後のメールのやり取りから4日後に突然、パートナーから連絡があって『永眠しました』と。旅仲間の男性は、血液のがんにより入院後わずか1週間で亡くなった。『人間は、いつ死んでも不思議ではない』とつくづく痛感させられる出来事でした」こうかみしめるように話すのは、ベストセラー作家の下重暁子さん(84)。志村けんさんや岡江久美子さんの訃報に触れ「コロナ禍で多くの人が、死を自分ごととして感じるようになったのでは」と投げかける。そんな下重さんは、新著『明日死んでもいいための44のレッスン』(幻冬舎新書)のなかで《明日死んでもいいためには、今日しっかり生きておかなければならない》と語る。そのうえで、私たちが元気なうちにしておくべき44項を示しつつ、こんなことも綴っている。《後悔はあった方がいい……いつ死んでも後悔する生き方がしたいというのも、アリだと思う》一見、《明日死んでもいい》と《いつ死んでも後悔する》とは、相反する思いのようだが、その真意はどこにあるのだろうか。「満足して死んだなんて嘘っぽいでしょう。思いを残して道半ばで死ぬ、一緒にいたい人と死に別れる。後悔する生き方とは、死ぬときまで、なにかに情熱を持ち続けている生き方だと思うのです。『今日』に情熱を傾けて生きるからこそ、死んだら後悔が残る。けれど、それもいい死に方ではないでしょうか」下重さんに半生を振り返ってもらうと、現在の境地に至ったゆえんが見えてきた。「私は小学校2年生と3年生の2年間で、たった1日しか登校できませんでした。結核で隔離療養を強いられたんです」“感染症による闘病”を丸2年、少女期に経験していた下重さん。「1日4度検温し記録をつけて、寝ているだけの生活。何もすることがないものだから、父の本棚から抜き出した本をながめては、想像を膨らませるのが日課でした。そこで『自分と向き合う』習慣が身についたんだと思います」当時は致死率が高く“死の病い”とされていた結核。部屋で一人思いを巡らせるなか、否が応でも「死」を意識することになった。’59年、NHKに入局し、アナウンサーに(故・野際陽子さんは1期先輩にあたる)。’68年、31歳でフリーとなり、以後もともとの夢であった文筆業も並行して行い始めた。そして50代に入る前から「後半生をどう生きるか」を考えるようになったという。「幸い仕事に恵まれた私でしたが、『好きなことをなにもしてこなかったなあ』と強く思ったんです。大好きな音楽も“見る”専門で。そこで48歳のとき、子どものころから好きだった『クラシックで踊るバレエ』を思い立ったように始めました」最初は友人が通っていた近所のバレエ教室に連れて行ってもらい、1年間のレッスンを受けて、発表会に出場。その経験で自信をつけると、かの松山バレエ団のビギナーズ・クラスに入団した。「私のモットーは、『仕事は楽しく、趣味は真剣に』。バレエは、運動というより音楽なんですね。運動神経がいいことよりも、音を体で表現することができるかが大事。好きこそものの上手なれで、発表会の舞台には10年間出て、踊りました」さらにこの時期から、少女時代に習っていた歌唱を、再び専門家について指導を受けるようになったという。60歳のときにはフランス料理店を自腹で借り切ってリサイタルを敢行した。「フルコースをご馳走して、その後で私が歌う。食べた後では逃げられないだろうと思って(笑)。アナウンサー時代から、どんな大舞台でも、しゃべりでは緊張しなかったのに、歌ではアガりましたね」下重さんが伝えたいのは「やらないで後悔して死ぬ」より「やって道半ばで後悔して死ぬ」のを選ぶべきだということ。「過ぎ去った時間は取り戻せないけど、前にある時間は、手に入れられる。後半生が残り少ないと思うなら、前を見つめて生きる!そうすればきっと『後悔を残して死ぬ日を迎えられる』はずです」「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月14日昨年3月、新型コロナウイルスによる肺炎のためこの世を去った志村けんさん(享年70)。その銅像が故郷の東京都東村山市に設置されることが3月9日に発表された。各メディアによると銅像は「アイーン」のポーズをしており、7月上旬にはお披露目される予定だという。志村さんが亡くなって早1年。ネットでは《いろんな世代から愛され、みんなに笑いを届けてくれた志村さんが大好きです。銅像出来たら見に行きたいと思います》《まさか銅像になるとまでは本人も思わなかっただろう。それほどに偉大な存在となったということ》と改めて、生前の功績が讃えられている。そして、このニュースの2日後に迎えたのが3月11日。東日本大震災の発生した「3.11」から10年目という節目の年を迎えた。志村さんのブログをひもとくと、11年3月13日の記事に震災当日のことがつづられている。志村さんは「高速道路走ってて地震あいまして」「こんな怖い思いは人生で初めて本当に怖かったよ」といい、さらにこう続けている。「それよりテレビで映像見て私なんかより想像絶する言葉がありません津波の怖さ」「何も出来ない涙が出ます」同年3月27日のブログには、福島県いわき市にロケで行った思い出が記されている。「海岸の店でおばちゃん達にしらす丼食べさせてもらい楽しく会話したのを覚えてます」と回想したものの、「その店は流されて無いそうです辛いです」と無念さを滲ませている。「志村さんはその年の4月、募金活動を行いました。1日で213万円もの大金を集め、被災地に寄付。『自分には何もできない』と思っていた志村さんは、募金してくれた人たちにしきりに感謝していました」(スポーツ紙記者)■「少しでも震災を忘れてくれたらいいな」震災後、ブログで何度も「合言葉はだいじょぶだぁ」「明日はだいじょぶだぁ」とのメッセージを送っていた志村さん。13年4月に放送された番組「志村けんと行く!勝手にドッキリ感動旅!」(テレビ東京系)で三陸鉄道の旅に出ている。そして当時、三陸鉄道・吉浜駅の非常勤駅長に任命され話題となった。「なぜ“非常勤”なのかというと、『そのほうがタイミング次第でいつでも現地に行けるから』と志村さんが考えたためだそうです。また志村さんは等身大パネルや、志村さんへの意見箱『志村箱』を吉浜駅に設置することを提案。そんな『少しでも被災地に寄り添いたい』という気持ちを街の人たちは嬉しく思い、『元気付けられた』と語る人もいました」(全国紙記者)また志村さんが愛されたのは、誰にでも気さくで優しかったからだという。「『バカ殿』で震災を特集した際、現地の曲芸師に『じっくり芸を見せてくださいね』と紳士的に挨拶。その姿に感激する声が上がっていました。さらに志村さんは、被災地の子供たちをたびたび楽しませては笑顔に。子供が大好きな志村さんは『少しでも震災を忘れてくれたらいいな』と話していました」(前出・スポーツ紙記者)この次の10年、そしてその先もーー。志村さんは、被災地のことを天国から見守っていることだろう。
2021年03月12日2021年3月現在、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、外出時のマスク着用が一般的になりました。マスクを着けていると、周囲からは目元しか見えないため、パッと見て顔が判別しにくいですよね。カーリー(carly_japance)さんは、電車に乗っている時に、いつもスマートフォンでInstagramを見ているといいます。かわいい動物が写っている投稿をチェックしていると…。マスクがあるので、にやけていることは誰にも分からないだろうと思っていたカーリーさん。しかし、『目は口ほどに物をいう』ということわざもあるように、ニヤニヤとした目元は、バッチリと窓越しに映し出されていたのです…!さらに、背後に立っていた男性も、カーリーさんの手元を見てニヤニヤしています。きっと、男性もスマートフォンの画面に映し出されたキュートな動物の姿に、心を癒されていたのでしょう。クスッとするエピソードに、読者からは「オチに笑った!」「マスクをしていても意外に表情ってバレるよね」「後ろにいた男性も絶対に動物好きだな」といったコメントが寄せられました。たとえマスクをしていても、自分で想像している以上に、相手には表情が伝わってしまうものなのかもしれませんね。カーリーさんは、日常にまつわる実録漫画をブログに投稿しています。気になった人はチェックしてみてください!カーリーの日記[文・構成/grape編集部]
2021年03月12日自身のInstagramやブログで綴る、育児マンガが大好評のイラストレーター・モチコさん。そんなモチコさんが、6歳のイチコちゃんと4歳の二太郎くん2人のお子さんとの愉快な日常を切り取る大人気4コマ連載。今回は、ひな祭りといえば思い出すエピソードを教えてくれました!入院生活、上げ膳据え膳でめちゃくちゃ楽だった……!新生児をお預かりしてくれる産院だったので、夜はベッドで1人伸び伸び寝れて(授乳で細切れ睡眠でしたが)、昼間も授乳や調乳指導や退院指導以外は好きに過ごせてマイペースに動けて……ほんと楽でした!あれから4年、今年のひな祭りは、昼間は二太郎も幼稚園なので気ままなひとり時間!これまた最高!あ、ちなみに4年前の退院後は、実家に里帰りして、夜もちらし寿司を食べてイチコのひな祭りのお祝いをしました。嬉しそうなイチコを見ると「やっぱり今日退院できて良かったな」と思った記憶があります。[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録は、毎月第1水曜日に更新です! 次回もお楽しみに♡LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中![4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録の記事一覧[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.30「 ひな祭りといえば思い出す」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.29「年末年始」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.28「我が家で流行った歌」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.27「二太郎のダンス教室、習い始めて約2ヶ月」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.26「先生とのやりとりで親の知らない顔が…」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.25「コスパの良いおやつ」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.24「はじめてのwithコロナの夏」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.23「新生活で心がけていること」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.22「太った〜」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.21「遊びのアイデア」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.20「習いごと」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.19「入園準備」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.18「こわいもの」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.17「2020年」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.16「あったかご飯」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.15「子どものアウター事情」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.14「さつまいも掘り」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.13「リビング」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.12「暑さ対策」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.11「七夕」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.10「薄着の季節」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.9「動物園」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.8「新学期」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.7「いちごの季節」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.6「バレンタインの準備」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.5「お正月」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.4「クリスマスの準備」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.3「七五三」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.2「芸術の秋」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.1「秋ファッション」モチコ娘イチコ(2014.3生)と息子二太郎(2017.2生)に毎日ツッコミながら生きている関西人主婦です。基本親バカ。子育てや家族にまつわる4コマをInstagram(@mochicodiary)とブログ(かぞくばか~子育て4コマ絵日記)で公開しております。書籍に「育児ってこんなに笑えるんや!」(ぴあ株式会社) 、新刊『育児ってこんなに笑えるんや! 二太郎誕生編』も好評発売中! Amazon & text/モチコ
2021年03月03日「あたしなんか色気もなんにもないのにいいんですか。先日、直近の記事(シリーズ人間)を拝見したら、ハリス副大統領で。あたしはその枠に入る人じゃないですよ。いやぁ、驚いた」伊東四朗(83)は身を乗り出してこう切り出すと、丸い目を見開いたおなじみの表情で、所属事務所のソファにその身を沈めてみせた。こうしてインタビューは、笑いとともにスタート。主演舞台『伊東四朗生誕?! 80+3周年記念「みんながらくた」』(2月26日~)の初日を1カ月後に控えた1月25日のことだ。「へへへ、80+3なんて区切りでもなんでもないですよ。たくさんセリフのある芝居ですね、はい」応接セットのテーブルには、透明のアクリル板と消毒用アルコール、伊東の顔には全面を覆うフェースシールドにマスク……。厳重なコロナ対策が施されている。コロナ禍での舞台開催は気苦労が絶えない。稽古時も、関係者全員、PCR検査を受け、陰性証明を持って稽古場入りするそうだ。「このあと、あたし、PCR検査、受けます。ちょっと戦々恐々としてますよ。1人でも出たら、もう(舞台は)終わりだから、はい。あたしみたいな年寄りは罹ったら一発だっていわれてますからね」フェースシールドは、息子さんが調達してくれたものだという。後輩・志村けんさんの訃報はショックだったと、顔をしかめた。「けんちゃんの雰囲気というのは、勉強しても作れるものじゃなくて。持って生まれたものなのか、努力して作り上げたものなのか、わかりませんけど、特異な人ですよ。『アイ?ン』でもなんでも、やった後、ちょっと照れる。そういうところが好き。100分の1ほど照れてるのがすごくいい。親しみを感じる。その彼が死んじゃうってことが、あたしのなかでの彼のイメージとはイコールでないですからね。ただただ、呆然としてしまいました」後輩の急逝もあってか、伊東は昨春以降、仕事以外の時間は基本的に“巣籠り”に徹している。「ステイホームって全然、苦にならない。退屈がないんですよ。うちにいるときが、いちばん時間がたつのが早いです。本でも読んでみようか、自分が出ている昔のドラマでも見てみようかって、『読もうか』『みようか』と言っているうちに、日が暮れます、ハハハハ」伊東には、喜劇人としての確固たる矜持がある。かつて、評論家で作家の小林信彦氏は、そんな伊東を「最後の喜劇人」と評した。「東京の笑いが浅草の軽演劇からっていうね、もし、そういうスタンダードがあるんだとしたら、あたしはやっぱりそこへ滑り込んだ人だと思ってますから、はい。間に合ってよかった。セーフ!」喜劇人の友は次々と逝ってしまった。時代は移り、人も、笑いも変わっていくが、それでも変わらない喜劇の神髄は確かにある。「喜劇は、時代のドキュメント」というのが、伊東の持論だ。「喜劇は、いまをいちばん映しているメディアだと思うんですよ。名画といわれる昔の喜劇をいま見ると、面白いけど、どこか欠けている。現代がないんですね。喜劇は芝居ができたその年、その時に見ないと面白くない。だから、喜劇は難しいんです」芝居の幕が上がる前、伊東には、毎日、毎回、必ずすることがある。「開演前に客席の様子や客層を必ず見ます。若い人が多いか、年寄りが多いかで、ちょっと変えないと、不親切だと思っていますから。喜劇って、毎日、同じやり方じゃダメなんです。笑い声のなかに、今日のお客さんの傾向を感じ取って、そっちに傾いてやらないと。笑いはタイミング。いわゆる間が命です。実は、これ、お客さんの間なんです。幕が開いて5分ぐらいで、その日のお客さんの間をつかむ。それができないと負け。毎日が真剣勝負です」それが老け込まない秘訣にもなっている。今回の新作舞台は、コロナ禍にあって、観客数は定員の半数、観客はマスク着用になるという。「やむを得ずとはいえ、お客さん半分でやるのは、どーもイヤなんですけどね。大勢のお客さんで、わ~っと笑ってほしいって気持ちはありますから。お客さんの相乗効果ってのもあるのでね。笑い声も、マスクしてたら、くぐもるでしょうしね。『大声で笑わないでください』ってアナウンスするのかな。おいおい、やめてくれよ、なんて思うけど、仕方ない。ほんと、コロナめ!ですよ」おどけた表情でそう言うと、姿勢を正して記者を見つめた。「大変なときに、見に来てくださるお客さんが本当にありがたいですね。クスッと笑って、ちょこっとでもコロナを忘れてもらえれば。そういう仕事だろうと思っていますから、われわれの仕事は。今日というものを背中にしょって……。そう、まだもう少し、この仕事をやっていたい。そういう心境ですね」「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年03月01日「志村さんが亡くなられたことは理解しているんですが、今でもコント番組以外での志村さんを見られないんです」そう語るのは昨年3月29日、新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)の付き人を’94年から7年務めた、弟子の乾き亭げそ太郎さん(50)だ。『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)での眼鏡をかけた家来の姿は記憶している人も多いだろう。死から1年近くたったいまも、コントの役に扮装していない、トーク番組などでの志村さんの映像を目にすると、悲しみがぶり返してくるのだという。鹿児島県出身のげそ太郎さんは17歳のときに家出同然で東京に出た。23歳のときに、子どものころからテレビで見ていた憧れの志村さんの弟子になることを決意した。ちょうど、志村さんの運転手を募集していたこともあり、付き人に採用された。「いちばんの仕事は志村さんの送迎です。自宅までリムジンで迎えに行って、収録現場まで送ります。現場では食事の手配や、小道具の確認もします」志村さんの収録が終わっても、げそ太郎さんの仕事は終わらない。「志村さんはほぼ毎日飲みに出かけるので、その送迎です。お店から出てくるまで、何時間でも車の中で待機して、自宅まで送ったら付き人の仕事は終わりです」げそ太郎さんは車中での待機中に、リムジンの運転席でコントのネタを書くようにした。志村さんの番組のスタッフにお願いして、志村さんも出席する“ネタ会議”に提出させてもらった。「いちばん最初に僕がネタを出したときは志村さんが目を通したのか通してないのかわからないぐらいの速さで不採用になりました」しかし、めげずに何度もネタを出した。「ある日、僕が書いた家族コントを『これいいな』と採用してくれて……。そこから何回かネタが採用され始めたころ、『こいつ頑張ってるんでバカ殿様の家来役で使いませんか?』とディレクターさんが志村さんに提案したんです。『そうだな』って志村さんも賛同してくれました」その夜、麻布十番のイタリアンのお店に呼んでくれた志村さん。2人きりの食事だった。「『頑張ればできるだろう。もしかしたら(放送)作家の誘いがあるかもしれないが、芸人をやりたいんだったら、芸人をちゃんとやっていけよ』と言っていただきました」昨年3月下旬、志村さんが新型コロナに感染し重篤な状態になっているというニュースが流れてすぐに、げそ太郎さんは当時の付き人に連絡をした。「正直ギリギリのところです」そんな返事だったが、げそ太郎さんが住む鹿児島県は当時1人も感染者が出ておらず、どこか楽観しているところもあったという。だが、5日ほどたって志村さんの専属メークから電話があった。「志村さんが亡くなった……」げそ太郎さんは激しく動揺し、すぐにテレビをつけると「志村さん死去」というテロップが目に飛び込んできた。「全く整理がつかないまま僕とメークさんは声を上げて泣きました」志村さんが亡くなった夜、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(60)からビデオ電話がかかってきた。「上島さんが泣きながら『あのハゲ死んじゃったな』って言ったんですよ。それが僕の胸にすごく刺さってボロボロ泣いちゃいました」げそ太郎さんには、多くの番組で共演し、20年以上酒を酌み交わしてきた上島さんの悲しみが、その一言に集約されているように思えたという。(取材・文:インタビューマン山下)「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月26日「志村さんが亡くなられたことは理解しているんですが、今でもコント番組以外での志村さんを見られないんです」そう語るのは昨年3月29日、新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)の付き人を’94年から7年務めた、弟子の乾き亭げそ太郎さん(50)だ。『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)での眼鏡をかけた家来の姿は記憶している人も多いだろう。鹿児島県出身のげそ太郎さんは17歳のときに家出同然で東京に出た。23歳のときに、子どものころからテレビで見ていた憧れの志村さんの弟子になることを決意した。ちょうど、志村さんの運転手を募集していたこともあり、付き人に採用された。「いちばんの仕事は志村さんの送迎です。自宅までリムジンで迎えに行って、収録現場まで送ります。現場では食事の手配や、小道具の確認もします」志村さんの収録が終わっても、げそ太郎さんの仕事は終わらない。「志村さんはほぼ毎日飲みに出かけるので、その送迎です。お店から出てくるまで、何時間でも車の中で待機して、自宅まで送ったら付き人の仕事は終わりです」’01年に付き人を卒業。’11年、鹿児島のテレビ局からの誘いを受けて、げそ太郎さんは活動の拠点を故郷・鹿児島に移した。’15年には鹿児島の仕事に専念するために『バカ殿様』と『志村魂』を卒業。会う頻度は減ったが、客として舞台を見に行ったときにはあいさつに行ったり、東京に行くときは会いに行ったりと、志村さんとの交流は続いていた。これからも続くと思っていたそんな日々は、新型コロナウイルスによって突然断たれてしまった。■「師匠がくれた仕事」背中を押した上島竜兵2月26日、げそ太郎さんは志村さんとの思い出をつづった『我が師・志村けん僕が「笑いの王様」から学んだこと』(集英社インターナショナル)を出版する。亡くなった直後、メディアからの取材依頼が多数きた。しかし気持ちの整理がつかなかったげそ太郎さんはそれを断っていた。「そのことをダチョウ倶楽部の上島竜兵さんに伝えたら、『バカ野郎!それは師匠がお前にくれた仕事だから受けないとダメだろ』って怒られたんです」舞台や番組と、何度もチャンスをくれた志村さん。鹿児島に拠点を移してからも、志村けんの弟子という肩書に何度も助けられた。亡くなってなお仕事をくれる師匠に応えようと、げそ太郎さんは取材や書籍のオファーを受けるようになった。志村さんが亡くなってからしばらくして、げそ太郎さんは自室の一角に志村さんの祭壇を作った。志村さんが生前好んで飲んでいた焼酎を供えて、傍らには水着の女性のポスターを貼った。「志村さんの写真の周りをとにかく寂しくさせたくなかったんです。せっかくなら水着の女性のほうが喜ぶと思って」げそ太郎さんは祭壇に毎朝あいさつし、夜寝る前には志村さんの写真を眺めながら晩酌するのが日課になっている。「志村さんに『お疲れさまでした』と言って飲んでいます。でも僕はお酒が弱いので焼酎1にお湯9で割って飲むのです。そんなのを志村さんに見られたら『酒がもったいない!』って間違いなく怒られますよね(笑)」希代のコメディアンをそばで見てきた者の1人として、げそ太郎さんはその軌跡をこれからも語り継いでいく。(取材・文:インタビューマン山下)「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月26日今も、喪失感は消えない。まもなく、志村けんさんの一周忌を迎える。7年にわたって国民的なコメディアンを誰よりも近くで見守っていた、元付き人で弟子が語るその優しき素顔ーー。「志村さんが亡くなられたことは理解しているんですが、今でもコント番組以外での志村さんを見られないんです」そう語るのは昨年3月29日、新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)の付き人を’94年から7年務めた、弟子の乾き亭げそ太郎さん(50)だ。『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)での眼鏡をかけた家来の姿は記憶している人も多いだろう。鹿児島県出身のげそ太郎さんは17歳のときに家出同然で東京に出た。23歳のときに、子どものころからテレビで見ていた憧れの志村さんの弟子になることを決意した。ちょうど、志村さんの運転手を募集していたこともあり、付き人に採用された。「いちばんの仕事は志村さんの送迎です。自宅までリムジンで迎えに行って、収録現場まで送ります。現場では食事の手配や、小道具の確認もします」志村さんの収録が終わっても、げそ太郎さんの仕事は終わらない。「志村さんはほぼ毎日飲みに出かけるので、その送迎です。お店から出てくるまで、何時間でも車の中で待機して、自宅まで送ったら付き人の仕事は終わりです」■「おふくろの前でいいところ見せようと」毎年、お盆と正月に必ず実家の母・和子さんのもとに帰っていた志村さん。もちろん、げそ太郎さんの運転だ。和子さんはいつも大好物だった厚揚げを作って、息子の帰りを待っていた。「家にあげていただくこともあるんですが、志村さんだけ出かけてしまったことも。2人になると、お母さんが『けんさん、どうなの?』と聞いてこられて。答えづらいですよね(笑)」国民的スターだった志村さんも母の前では一人の息子に戻った。志村さんが’06年から毎年主宰し、ライフワークになっていた舞台『志村魂』に、和子さんは欠かさず訪れていた。「毎回、志村さんは三味線を弾くんですけど、お母さんが見に来ていた日はかなりの確率で失敗していましたね。『おふくろの前でいいところを見せようと思って緊張する』って笑っていました」開演前、まだ客が入る前のグッズ売場で、母の車いすを押しながら「どれが欲しい?」と聞いている母子の姿がげそ太郎さんのまぶたに焼き付いているという。〈私の一番のファンの母親が亡くなりました〉志村さんのそんな言葉に見送られ、’15年11月に和子さんは96歳で旅立った。きっと天国では、厚揚げを用意して、息子のことを迎えたに違いない。■リハーサルでドリフの一員に’01年に付き人を卒業したが、弟子であることは変わらない。人手が足りないときは、志村さんのもとに駆け付けることもあった。ザ・ドリフターズが『思い出のメロディー』(NHK)に出演したときには、こんなサプライズが。「生放送だったこともあって、お手伝いに行ったのですが、仲本工事さんが舞台の仕事で遅れるということで、急きょリハーサルで代役を務めることになったんです」「仲本」と書いたボードを首からぶら下げて、憧れのドリフターズの“一員”になった。「僕が仲本さんのボケをやると、ツッコミ役の志村さんが激しく蹴ってきたんです。加藤茶さんが『お前、自分の弟子だからそうやってるけど、本番は仲本だからな』と言うと、志村さんはもう一度、僕のことを蹴ってきて」“自分の弟子だから”という加藤さんの言葉に、それを肯定するようにとんできた志村さんの蹴り。弟子として認められたような気がして、げそ太郎さんはこのうえなく幸せな気持ちになった。一流のコメディアンとして、芸事に厳しかった志村さん。番組や舞台では怒られてばかりだった。「『志村魂』で、列車に飛び込んで自殺しようとする志村さんを、駅員の僕が止めるというコントがありました。僕の演技に対して、志村さんは『お前は俺が飛び込んだら、列車も止まる。いろいろな迷惑がかかる。本当にそんな演技でいいのか?』とおっしゃって」酔っ払い役であれば、この日はなんで飲んだのか、どんな気持ちで酔っぱらったのかなど、キャラクターの背景まで考え抜いて演じていたという志村さん。当然、弟子に要求する水準も高かった。駅員の芝居はそのレベルに達していないと飲みの席でダメ出しされ、「お前が俺の弟子で恥ずかしいわ」とまで言われてしまった。「一方で、本当に優しい方でした。『志村魂』の福岡公演で、鹿児島から僕の両親をはじめ、親戚が見に来たときのことです。例のコントで、列車に飛び込もうとする志村さんを止めるやり取りは通常1回だけなんですが、この日、志村さんは何度も列車に飛び込もうとしたんです。戸惑いながら止め続けているうちに、両親や親戚の前で僕の見せ場を作ろうとしてくれていることに気づいて。楽屋に戻った後、涙が止まりませんでした」舞台の終了後、お礼に行くと、志村さんはニヤリと笑っただけで、何も言わなかったという。(取材・文:インタビューマン山下)「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月26日「親になった」と実感する瞬間は、子育て中に多々あるもの。2児の父親である、お笑いコンビ『トレンディエンジェル』の斉藤司さんも、しみじみと感じる瞬間があるそうです。『何ができたのか』は不明2021年2月21日にブログを更新し、『父親になったなぁと思う瞬間』についてつづった斎藤さん。なかでも、いつの間にか子供にシールを貼られていることに気付いた時、親になったことを実感しつつ、心和んでいるようです。シールは見境なくあちこちに貼ってあるようで、こんなハプニングも…。この間も私服ファッションを取るというロケの時に、何個か持って行った服ほとんどに。シール貼ってあって。ドラマとかでは見たことあるけど、本当にこんなことあるんだって。wコートとかパーカーとかほとんどにシール貼ってあったなぁ。トレンディエンジェル 斎藤司オフィシャルブログーより引用子供にいたずらされて、私服がシールだらけ!また、なぜかヒザに『できたね!』とプリントされたシールを貼られてしまった日もあった様子。一体、斉藤さんのヒザは何ができたのでしょうか…。貼られた理由について、「パパのヒザが笑ってるからかなぁ」と斉藤さんは冗談交じりでつづっています。そんな斉藤さんのことを笑った、妻のスカートにもシールが貼られていたとか!子供のいたずらは自由で、対象に垣根がありませんね。子供がシール好きなことは、子育て中の親の間ではよく知られている話。SNS上には、子供とシールについてこんなコメントが投稿されています。・子供は本当にシールが好き。もらうと一瞬で大人しくなる。・私は娘の手で、シールをほっぺに貼られました。・剥がしにくいタイプのシールは、貼りまくられないように気を付けないと!・シール好きな子供を見ると、「自分もそうだったな」と思い出す。子供に貼られたシールを片付けるのはひと苦労。ですが、夢中で貼っている姿は愛らしいものです。温かく見守っているだろう斉藤さん夫婦の子育てに、こちらまで心和みますね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月23日●中心にあるのは父からの教え「この前とある取材の際にこのブログを読んで下さった方がいて、私はこの大晦日に書く言葉っていうのは私の事が好きで追いかけてくれるようなそんなファンの方にだけ届く言葉だと思ってこっそり綴っていたので少し恥ずかしくて、そしてなんだかとっても嬉しかったんです」(2020年12月31日、越智ゆらのオフィシャルブログより)モデルの越智ゆらの(22)は、必ず毎年大みそかにブログを更新する。タイトルは「感謝と振り返り」。その年に起こった出来事を挙げ、支えられた人々に向けて丁寧に記していく。2011年12月31日、ファッション誌『Popteen』モデルに応募して自ら運命を切り開いたあの日。その翌年から続けている、年末恒例の大切な儀式だ。昨年12月15日、Twitterドラマ『はつ恋とビー玉~10の約束~』(現在配信中、毎週月・水・金18:00配信 全12話)に主演する越智を取材する機会があり、この“大みそか投稿”について聞いてみると、「これ初めて言うんですけど」と秘話を打ち明けてくれた。ツイッター42万、インスタグラム21万のフォロワーを抱える彼女にとって、数ある情報発信ツールの中での「ブログ」、そして“大みそか投稿”の位置付けとは。そこには、「特別な人」と語る父の存在も大きく関係していた。○■上京した16歳当時の記憶――今回のドラマは、大学生の優希(越智)と優希が思いを寄せる武流(小南光司)の恋物語が描かれています。品川区が舞台だそうですね。私は何より品川区が好きで……決して媚びているわけではないですよ(笑)! 実は、上京したての頃から4年ほど品川区の近くに住んでいました。だから、品川区のお仕事であれば「ぜひ!」という感じで。でも、近くに住んでいたにもかかわらず、知らないスポットがこんなにもあるんだと今回のドラマを通して知ることができました。――特に印象に残っているスポットは?天王洲アイルの第二水辺広場です。そこにつながるふれあい橋も大事なシーンが多くて、最終日に撮る予定だった重要なシーンが急きょ初日に変更になって、すごく不安だったんですけど監督にはそこを一番褒めてもらえました。すごくロマンチックな場所で、景色も支えになったんだと思います。胸を張れるほどの演技経験を重ねてないので、毎回自分の作品を見るのが怖くて……。でも、今回は監督やカメラマン、スタッフの方々にも支えられながら、品川区のきれいな風景の中に自分が収まっていたので感動しました。――上京されたのは結構前ですよね?そうですね、上京したのは16歳の頃。今でも仕事とかで近くを通ると、すごく懐かしくて。今回の撮影でも、また住んでみたくなりました。当時はまだ高校生でしたが、ホームシックにすらならなくて(笑)。14歳からこの仕事を始めて、上京するまでは大阪から通って月の半分はホテル。その生活がすごくストレスだったので、一人暮らしを始めて「やっと自分の家だ!」という嬉しさの方が勝っていました。○■「良いことは周りのおかげ」――越智さん演じる優希は武流を「特別な人」と表現していました。越智さん自身にとっての「特別な人」とは?私にとっては、父がずっと「特別な人」です。一番尊敬しているのも父。私は母子家庭で育ったので、会う頻度も多くなくて互いの距離もありました。今も定期的に会って、お仕事面でも刺激を与えてくれる存在です。生き方とか人生観とか、すべてにおいて私の中心にあるのは父からの教えだと言えるくらい大切な人。「特別な人は?」と聞かれて、父が真っ先に浮かびました。――掛けられた言葉で、心に残っていることはありますか?「自分の身の回りに起こる悪いことは、全部自分のせい。良いことは周りのおかげだから、周りの人に感謝しなさい」と言われてから、お仕事をする上で大切にしています。初めて言われたのは上京したての頃、確か食事をしている時だったと思います。やっぱり幼いと、悪いことは周りのせいにしてしまうこともあると思うんですけど、周りのせいにしたところでどうにもならない。それよりも自分を見つめ直した方が、絶対に良い方向になる。その言葉があったお陰か、良いことが起こると感謝の気持ちを心の底から伝えるようにしています。――仕事をしていくうちに、その言葉が正しいと思えるようになったと。いえ、根っからのパパっ子だったので、パパの言葉をすべて信じているんだと思います。いろいろな出来事に直面した時に、ふと「あっ、これもパパの教えだ!」と気づくというか。――仕事の話もされるんですか?私が伝えなくても、絶対に全部チェックしてくれてるんです(笑)。雑誌の表紙になった時は何十冊も買って、会社に配ったりとか。私のことをしっかりと見てくれているので、遠くであまり会えない状況ではあるんですけど、心で繋がっているなといつも感じます。悩みって、包み込んでほしい時もあるじゃないですか? そういう時はお友達とか、周りの人に頼って、悩みで解決したいポイントが明確な場合は父に相談しにいくことが多いです。ただ慰めてほしいだけの悩みだったら、ズバズバと正論を言われてしまうので(笑)。――越智さんにとっては頼もしい存在ですね。今回のドラマでは、「約束」もテーマになっています。実はブログを読んできたんですが……うわっ! 恥ずかしい(笑)。●ブログには忘れていった感情があふれている――2012年から始めて、毎年大みそかに「振り返りと感謝」のタイトルで欠かさず投稿されてますよね。ご自身にとってのルール・約束事のような気がしたのですが、そこにはどのような思いが込められているんですか?2012年は……まだ変な言葉遣いの時ですね(笑)。このお仕事をしていると、今後の目標だったり、将来の夢だったり、未来や先のことを聞かれることがすごく多いんですよね。でも、今まで私が築いてきた“道”はファンの方が作って下さった大切な“道”。私は年始ではなく、その年の感謝はその年のうちにきちんと振り返って伝えることが大事だと思っています。最近はYouTubeやTikTokのように映像で伝えることが当たり前になっていますが、私は文字にその人の言葉の重みを感じるので、私なりの感謝の伝え方として毎年の大みそかにブログを更新するようになりました。確かにこれは、自分の中での約束事かもしれないです。――毎回力作なので、ファンの方もきっとうれしいでしょうね。言葉遣いがぶりっ子だった時期もあって(笑)。――ありましたね(笑)。でも、その時はそれが本心なんです。そのこと自体は恥ずかしいとは思わないんですけど、好きになってくれるかもしれない人がそれを見て引かないかなという心配はありますね(笑)。でも、ブログってすごいなと思うのが、そんな過去の自分に勇気をもらえたりすることもあるんです。「こんなにも頑張ってたんだ」とか、「そういえばつらかったな……」とか、「めちゃくちゃ良いこと言ってる!」とか。今でも残しているのは、そのためでもあります。大人になるにつれて、学んだことや身につくことよりも、忘れてしまうことの方がすごく多いと感じて、身につけることは時間があればいくらでもできますが、なくしてしまったものはもう取り戻せない。2016年に出したスタイルブックのタイトルを「一生少女」としたのは、「一生少女のような心を忘れない」という意味を込めて。これは今でも胸に刻んでいます。ブログには忘れていった感情があふれているので、私にとっては日記みたいなものです。○■“大みそかブログ”を更新し続ける思い――情報発信のツールが増えるとブログを更新しなくなるタレントさんも多いですが、越智さんはこれからも続けていく予定ですか?そうですね。アクセス数を見る限り、ブログを読んでくれる人は少なくなっていて。というのも、コンテンツがたくさんありすぎて、ブログを読む時間が割けなくなってると思うんです。インスタとかTikTokとか短い時間で見ることができるものが普及するようになって、もちろんそこではたくさんの方に見ていただきたいですが、ブログは私の内面の部分をファンの方に届けたいと思って更新しているので、見たい人だけが見てくれればいいなと。むしろ、見てくれる人が少ない方が書きやすいかもしれないですね。――今年の大みそか(取材は2020年12月15日)に投稿する内容もこれから考えるんですか?考えます! ちなみに、これ初めて言うんですけど、「振り返りと感謝」のブログを書く時、いつも泣いちゃうんですよね。毎年、幸せだけの年ってないじゃないですか。大きな幸せもあれば、大きな悲しみもあって。幸せに涙することもあれば、「よく乗り越えられたな」「今年もがんばった」と涙することも。そんな涙を流しながら、毎年更新しています(笑)。――結構、気合いのいる作業ですね(笑)。そうなんです! 毎年、大みそかの1~2週間ぐらい前になったら「そろそろ書かなきゃ……」とはなるんですけど、きちんと言葉にできる脳みそにならないと書けないので、「今書けそう!」という瞬間にメモして。だいたいは夜中に一気に完成させることが多いです。――楽しみに待ってます。うれしいです。ありがとうございます!■プロフィール越智ゆらの1998年10月18日生まれ。大阪府出身。2012年、ファッション雑誌『Popteen』に登場し、中学生では異例のモデルに抜擢。2016年にはスタイルブック『一生少女』(角川春樹事務所)を発売し、2018年まで『Popteen』専属モデルを務めた。近年は、映画『兄に愛されすぎて困ってます』(17)、YouTubeドラマ『ゴードン探偵事務所』(20)など、女優としても活躍の場を広げている。
2021年02月19日おしゃれで可愛い高感度ママ『ハグマグブロガー』たちの日々のブログやInstagramの投稿から、編集部が気になったトピックをピックアップ! 今回は、ママたちが購入した春色のアイテムやスタイリングをご紹介♪●contents●01Rinoさん<韓国ムード満載の春色アイテム>02ミチさん<プチプラアイテムで春を先取り>03上條裕美子さん<春色カラーで組む技ありコーデ>01韓国ムード満載の春色アイテム紹介者ハグマグブロガーRinoさん第一次韓流ブームのときに興味を持ち、どっぷりハマり出して4年。Instagramに投稿する韓国ファッションやインテリアは、とにかく世界観が徹底されており、日本に住んでいるとは思えないほど。そんな韓国好きのRinoさんが購入した春色アイテムをご紹介。ブログ: : @rino0420春色アイテム #1“アイスブルーのニットカーディガン”Rinoさんが大好きな韓国通販『MAYBE BABY(メイビーベイビー)』で購入したカーディガン。ニット素材なので、まだ肌寒い今の時期から使えるのが嬉しいところ。ボタンまでアイスブルーで統一されており、フェミニンなムードがたっぷり。春色アイテム #2“ピンクのバニティバッグ”『thevirgins(ザヴァージンズ )』と『Kitty(キティ)』のコラボ商品「バニティバッグ」。コンパクトなサイズ感にふさふさのファーがなんとも可愛く、コーデのポイントに◎。フェミニンなピンクは取り入れるだけでパッと明るい印象になるので、冬の重いコーデに合わせても、一気に春らしく昇華してくれる♪春色アイテム #3“ラベンダーカラーのレースマスク”『....』のリボンタイプのマスク。ラベンダーカラーはもちろん、レースの素材も春らしさ満点。Rinoさんはマスクが必須の日常になってから、服を選ぶ時にマスクも一緒にコーデしてるんだとか。マスクで春を先取りするのも一つの手かもしれない。02プチプラアイテムで春を先取り紹介者ハグマグブロガーミチコさんオン眉×切りっぱなしボブがトレードマークのミチさんは、インスタに投稿するプチプラコーデが大人気。あまりのセンスの良さに、プチプラで完成させているとは思えないほどの仕上がり。そんなミチさんが購入した、プチプラな春色アイテムをコーデとともにお披露目♪ ブログ: :@amigo.amigo.5205春色アイテム #1“淡~いイエローワンピ”『ユニクロ』のレーヨンジョーゼットフレアワンピース。バッグやシューズ、タイツなどはホワイトに揃えて、全身淡いトーンでまとめ。春の陽気にぴったりの柔らかいムードが漂うコーデが完成。春色アイテム #2“ミントグリーンのミニバッグ”このミントカラーに一目惚れして購入した『ジーユー』のバッグ。上品なキルティングや絶妙な色味は、プチプラとは思えない。刺しゅう入りのニットにもお似合い♪03春色カラーで組む技ありコーデ紹介者ハグマグブロガー上條裕美子さん1月からハグマグブロガーに仲間入りした、2歳・男の子のママ。元アパレル海外PRの上條さんは、ファッションセンスが抜群で、ハグマグの人気スナップランキングでも常に上位にランクイン。そんな上條さんの技あり春コーデをピックアップ! ブログ: : @odekora春色アイテム #1“ペールトーンでまとめ”『ビューティフルピープル』のボトム、『ユニクロ』のトップス、『イートウツ』のシャツの3点全てをペールトーンに揃え、春らしさ満点コーデに。シャツにふわっと風がはらみ、軽さを演出してくれるところも◎。キッズとはピンクシャツを仲良しリンク♪春色アイテム #2“春の陽気を彷彿とさせる柔らかイエロー”『ジャンティーク』の淡いイエローパンツを主役に抜擢。お団子ヘア&スニーカーで、とことんラフにまとめて大人のカジュアルコーデに仕上げ。キッズの帽子もお揃いイエロー♪
2021年02月13日「私の経験を通して新型コロナウイルスの実態を知ってほしい」、そう話す彼女。感染するとどういう生活になるのか、いまだに消えない後遺症の恐怖とはーー。「昨年3月、親交のあった志村けんさん(享年70)が新型コロナで亡くなりました。それまで、どこか遠いところの出来事だと思っていたコロナを、急に身近に感じるようになったのです。それから、うがい、手洗い、マスクなど、一般的な感染対策に加え、次亜塩素酸水を使った加湿など、対策には気を使ってきました。しかし、そんな生活が長引くにつれて、気の緩みもあったのかもしれません。マスクを外して食事しているときに、スタッフと会話してしまったり……。会食もともにしていた近親者より、11月4日に『発熱した』と連絡があったときも、単なる風邪だと思っていました」こう語るのは、昨年11月に新型コロナウイルスに感染した女優の川上麻衣子さん(55)。その翌日、彼女は主演ドラマの撮影のため、大阪へ移動した。「夜に到着しましたが、なんとなく体がだるくて、食事もしないでそのまま寝てしまったんです。ここでも“移動の疲れかな”と考えていたんですね」(川上さん・以下同)だが、心に引っ掛かりはあった。撮影初日となる11月6日の朝、体温計を買って検温をした。「平熱でしたので安心して、夜まで撮影をしました。体調の変化はなかったんですが、ロケ弁当がひどく塩辛く感じたんです。いま振り返ると、コロナによる味覚障害だとわかりますが、そのときはコロナで味がなくなることはあっても、過敏になることはないと思っていました」その晩から発熱し、体の節々の痛み、悪寒、疲労感におそわれた。プロデューサーに体調を報告し、7日の撮影を休みにしてもらった。ホテルで待機しているタイミングで、東京の保健所から「濃厚接触者なので、2週間、外出を控えてください」と連絡があった。発熱を伝えてきた近親者の陽性が先に確認されたのだ。「起きていると熱が下がって、横になると上がる感じ。39度は超えませんでしたが、38度をいったりきたりでした」11月11日、数回の再検査を経て、陽性が確定した。芸能人ならではの悩みもあった。感染を公表するか否かだ。「テレビ局側から『出演者から感染者が出たため撮影を中止したことを発表します。川上さんの名前は仮名にもできます』と言われました。でも、いずれわかることですから、公表することにしました」SNSを通じてコメントも発表したが、その際に気をつけたのは“謝らないこと”だ。「撮影が中止になり、“申し訳ございません”という気持ちはありました。でも、芸能人である私がそれを表明すると、ますます感染者の方が“言いづらい”雰囲気を作ってしまうのではないかと思ったのです」11月14日、3日連続で発熱せず、発症から10日たっている(大阪の基準)ことで、3泊4日の療養施設での生活が終了。ようやく東京の自宅に戻ることができた。その後、嗅覚障害の回復までには1カ月も要した。後遺症の不安はいまも消えない。1月20日、爆笑問題の田中裕二(56)がくも膜下出血、脳梗塞で救急搬送された。田中は8月にコロナに感染しており、後遺症への懸念をさまざまな場所で語っていた。たとえ軽症でも、血栓などによる後遺症の可能性があることがさまざまな報告から明らかになりつつある。「コロナは本当におそろしい病気です。私が原因で感染したと思われる50代の知人女性は、基礎疾患の自覚がなかったんですが、感染後に糖尿病や血栓が見つかり、脳梗塞も起こして重症化。2回も危篤状態に陥りました。幸い脳の障害もなく、現在、リハビリで回復してきています。主演予定だったドラマは、すでに代役で撮影が終わっているはずです。病気で役を失うのは、芸能生活40年で初めてのことでした。多くの人が油断せず、感染対策をしてくださるように、自分の経験を語ることにしました。みなさんも気をつけてください」「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月12日「発症当時よりもいまのほうが、コロナの後遺症の恐怖が強くあります。血栓による脳梗塞の話など、さまざまな情報が更新されてきましたから……。私自身は軽症で終わったため、薬も出ず、直接、医療機関での診療を受けていません。コロナの感染が落ち着いたら、肺のCTを受けるなどして、自分自身の体の状態を確認したいと考えています」そう語るのは、昨年11月に新型コロナウイルスに感染した女優の川上麻衣子さん(55)だ。「昨年3月、親交のあった志村けんさん(享年70)が新型コロナで亡くなりました。それまで、どこか遠いところの出来事だと思っていたコロナを、急に身近に感じるようになったのです。それから、うがい、手洗い、マスクなど、一般的な感染対策に加え、次亜塩素酸水を使った加湿など、対策には気を使ってきました。しかし、そんな生活が長引くにつれて、気の緩みもあったのかもしれません。マスクを外して食事しているときに、スタッフと会話してしまったり……。会食もともにしていた近親者より、11月4日に『発熱した』と連絡があったときも、単なる風邪だと思っていました」(川上さん・以下同)その翌日、川上さんは主演ドラマの撮影のため、大阪へ移動した。「夜に到着しましたが、なんとなく体がだるくて、食事もしないでそのまま寝てしまったんです。ここでも“移動の疲れかな”と考えていたんですね」だが、心に引っ掛かりはあった。撮影初日となる11月6日の朝、体温計を買って検温をした。「平熱でしたので安心して、夜まで撮影をしました。体調の変化はなかったんですが、ロケ弁当がひどく塩辛く感じたんです。いま振り返ると、コロナによる味覚障害だとわかりますが、そのときはコロナで味がなくなることはあっても、過敏になることはないと思っていました」その晩から発熱し、体の節々の痛み、悪寒、疲労感におそわれた。プロデューサーに体調を報告し、7日の撮影を休みにしてもらった。ホテルで待機しているタイミングで、東京の保健所から「濃厚接触者なので、2週間、外出を控えてください」と連絡があった。発熱を伝えてきた近親者の陽性が先に確認されたのだ。「私もPCR検査を受けたかったのですが、発熱していたので、受け入れてくれる病院がなかなか見つかりませんでした」ようやく探し当てた医療機関でPCR検査を受け、大阪の滞在先ホテルで結果を待った。「起きていると熱が下がって、横になると上がる感じ。39度は超えませんでしたが、38度をいったりきたりでした」11月11日、数回の再検査を経て、陽性が確定した。保健所の車が迎えにきて、陽性者が療養するための別のホテルに移動となった。ホテル内は、大量の陽性者で“密”な状況だったという。「さまざまな場所で人とすれ違うことがありましたが、互いに気を使って、顔を見ないようにうつむいていたり、『おはようございます』のあいさつもありません。部屋も狭く、誰とも会えず、孤独でした」保健所から電話があり、過去2週間に、誰と会い、どのような距離で話したかなど、2時間に及ぶ疫学調査を受けた。「対策していたつもりでしたが、撮影中にマスクなしの状態でメークさんと会話していたり……。『そのときマスクはしていましたか?』という質問を何度もされ、マスクの大切さが身に沁みました」一方、発熱はあったものの、ほかの症状は軽かった。「ただ、深く息をするとせき込んでしまうので、深呼吸できない状態でした。そーっと、気をつけながら呼吸をして……。施設の受付に1個だけおいてあったパルスオキシメーターでときどき血中の酸素濃度を測って、その結果にほっとしていました」味覚異常のために、食事が塩辛く感じて、ほとんど食べることができなかった。「水すら塩っ辛いんですね。シャンプーの匂いがしないことで、嗅覚の異常にも気が付きました」11月14日、3日連続で発熱せず、発症から10日たっている(大阪の基準)ことで、3泊4日の療養施設での生活が終了。ようやく東京の自宅に戻ることができた。「味覚が戻ってきたのは、東京に戻って3日目くらい。シャインマスカットを食べたときの、みずみずしさと甘さが忘れられません」その後、嗅覚障害の回復までには1カ月も要した。後遺症の不安はいまも消えない。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月12日・懐かしい!・自然と笑顔になってしまうのだから、すごい。・こんな時代だからこそ、胸に響く。2021年1月29日、YouTubeで公開された1本の動画が大きな反響を呼んでいます。動画は、コーヒーの『BOSS』と『ザ・ドリフターズ』がコラボしたキャンペーンによるもの。バラエティ番組『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)の中でも、特に人気のギャグや名作コントをはじめ、動きや表情、メイク、衣装など、瞬間的におもしろさが伝わるシーンが、キャンペーン動画の至るところに使われています。さらに、動画に使われている曲は、今も高い人気を誇る『いい湯だな』。歌詞が、仕事にまつわる内容にアレンジされ、現代のさまざまな職業の人たちに届く内容となっています。「つぎ、いってみよう!」という、今は亡き、いかりや長介さんの決め台詞が胸に響く今回のコラボ動画。新型コロナウイルス感染症の影響により、いまだかつてない苦境に立たされている人は多いことでしょう。だからこそ、「明日は今日より、笑えるはずさ」という言葉を信じ、笑顔と明るさだけは忘れないでいたい…そう思わされます。[文・構成/grape編集部]
2021年01月29日次長課長・河本準一が22日、YouTube公式チャンネル『河本じゅんちゃんねる』でダウンタウン・浜田雅功について語った。「【BAR】ダウンタウン浜田雅功を語るじゅんちゃんバー<至極の一品いかがですか?>」と題した動画内で、河本は浜田について「『優しいお兄ちゃん』なのよ」とキッパリ。「そういうイメージがないんだったら今すぐ変えてください」と呼びかけた。相方・松本人志については「やっぱりお兄ちゃんであり師匠であり」と“師匠”の感覚も強いといい、浜田に関しては「むちゃくちゃよく話してくれるお兄ちゃん。もうこのイメージしかない」と繰り返す。浜田といえばどんな相手であっても臆せずツッコむスタイルが印象的だが、「何で師匠の方とか、色んな人を叩いたりできるのかって言ったら、浜田さんが一番最初に礼儀正しく挨拶してるから」と説明。事前に番組の流れを把握し、共演者に対して段取りを説明したり共有することで、ツッコミ芸が失礼なく成立しているという。その例として、志村けんさんが「俺の頭を叩いたのは浜田だけ」と発言していたと明かし、「事前の挨拶含めて、リスペクトがあって、先輩として崇拝してて、『お前なら許す』って言わせたってことでしょ」と改めて浜田への敬意を表す。また浜田の安定した司会の裏側には「何で浜田さんが慌てることなく回すことができるかって言ったら、やっぱり松本さんが最後に落としてくれるから」と、必ず大きな笑いを取れる松本の存在が大きいことを挙げ、「こんな安心安全な機械ないじゃない。ポンって押したらバーンって笑い取ってくれる」と表現した。
2021年01月26日2021年1・2月に上演される「よみがえる明治座東京喜劇 -ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』全力応援!!-」。高田文夫の企画によって、舞台作品と寄席演芸(ゲスト日替わり)の2本立てで構成される本公演のうち、第一部の喜劇『こちとら大奥様だぜぃ!』の脚色・演出を手がけ出演する宅間孝行と、主演の田中美佐子が取材に応じた。高田の敬愛する三木のり平が打ち出した“笑い”を現代に蘇らせ、「東京喜劇」として観客に差し出そうと企画された本作。この東京喜劇を体現する者として高田が白羽の矢を立てたのが、笑って泣かせる人情喜劇を得意とする宅間だった。宅間は今回、のり平劇団の作家・小野田勇による『俺はお殿様』を大胆にアレンジ。主人公をとある藩主の“奥方様”に翻案し、放蕩三昧の夫(前川清)に愛想を尽かして城を飛び出した彼女の行く末をドタバタコメディーとして描き出す。落語から派生したストーリーには、のり平らしさが覗く。宅間は、本作のモチーフである「らくだ」や「松曳き」といった古典落語のおかしさを、どうやって現代人に伝えようか試行錯誤。その結果、「今の時代に江戸のエッセンスを乗せて爆笑をかっさらう噺家さんのスタンスを見習って、古典の中にあるオーソドックスな笑いをきちんと伝えたい」という境地にいたる。宅間作品のファンで長年彼の舞台を鑑賞してきた田中は、その魅力を「楽しく笑いながら観て、最後は泣ける」と捉え、宅間主宰のタクフェス『流れ星』(2019年)に主演した。演出家としての宅間は、笑いへの飽くなき探究心を覗かせる厳しい一面があるという。その姿勢は萩本欽一や志村けん、翻ってのり平にも通じるらしく「お笑いの師匠方ってしっかりとした“芝居”を求めるんです。その中で生まれる笑いはトレーニングを積み重ねた結晶なんですよ。だから奔放なアドリブのように見せることだってできるの。宅間さんの現場も同じでしたね」と振り返る。師匠方の近くで笑いの真髄を目の当たりにしてきた田中に宅間は絶大な信頼を寄せ、再び主演の座を託した。「美佐子さんは最初から全力で“アホ”に徹してくれるから、他のキャストも引っ張られてどんどんよくなるんですよ」「特に“顔”がね」と目配せすると、田中は「表情筋がどうなろうと構わないくらい必死ですから!」「でも実際はイヤよ?だって女優だもの」と即答し、報道陣の爆笑をさらった。公演は、2021年1月29日(金)〜2月14日(日)に東京・明治座にて。ぴあでは、座席指定できるチケットを販売中だ。取材・文:岡山朋代
2021年01月22日教育番組『おかあさんといっしょ』(NHK)で、『うたのおにいさん』を務めた今井ゆうぞうさんが、脳内出血で急逝した2020年12月21日。10代目の『うたのおにいさん』として多くの子供たちに歌や笑顔を届けてきた今井さんの突然の死に、多くの人から悲しみの声が寄せられました。あれから約1か月の時が経った2021年1月18日、『おかあさんといっしょ』で『ぼよよん行進曲』が流れたことで、改めてファンから追悼の声が上がっています。今井ゆうぞうさんと、はいだしょうこさんが歌う『ぼよよん行進曲』『ぼよよん行進曲』は、2005年から今井さんと、はいだしょうこさんが歌い、現在も高い人気を誇る1曲。今井さんの命日から約1か月が経ったタイミングで『ぼよよん行進曲』が流れたことに、元・うたのおにいさんである、横山だいすけさんは自身のブログで感慨深げに自身の心境をつづりました。ぼよよん行進曲は2011年の東日本大地震以来、特別な曲になりましたが、今日みて改めて意味を持った特別な曲になったんだ。と感じました。ゆうぞうお兄さん・しょうこお姉さんからおかあさんといっしょのバトンを引き継いで最初のコンサートで、ゆうぞうさんとしょうこさんがゲストで出演してくださり歌ってくれたぼよよん行進曲。今では後輩たちも歌い継いでくれて、沢山の親子のみなさんにとって特別な曲に。今日の放送を見た人はきっと思い出やいろんな感情で見たのかなぁと思いました。でもぼよよん行進曲の歌詞がきっとゆうぞうさんからのメッセージでもあるのかな、と僕には感じました。僕にとってもあなたにとっても大切な一曲。ゆうぞうさん、これからも大切に、大切に歌い継いでいきます。横山だいすけオフィシャルブログ ーより引用「大切に歌いつないでいく」という横山さんの言葉からは、今井さんとの絆、そして歌に対する強い思いを感じます。『おかあさんといっしょ』視聴者の反響も大きく、「泣いた」「本当に元気が出るいい歌ですよね」とさまざまなコメントが寄せられました。・ゆうぞうおにいさんが亡くなってから、もう1か月経つんですね…。まだどこかでさびしく感じてしまいます。・『ぼよよん行進曲』に、元気をもらいました。番組を見ていて涙があふれてしまいました。・ゆうぞうおにいさんの意思を継いで、これからも歌いつないでいってほしい!反響の大きさは、それほど今井さんが視聴者に愛されていたことの証明なのでしょう。きっと、今井さんも空の上から『ぼよよん行進曲』を歌ってくれているはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年01月20日「今のところ結婚の予定は御座いません。家族や友人たちに相談しつつ、たくさんの協力を受けながら過ごしております」昨年11月12日、ブログでこのように第1子の妊娠を報告したのは最上もが(31)。世間からの反響も大きく、新年には「これからも、自分のことに関しては自分が伝えたいことはちゃんと伝えて守りたいものはちゃんと守って貫きたいことは貫いて生きていきます!」と決意を表明していた。またモデルのMEGBABY(38)も、三代目 J SOUL BROTHERSのELLY(33)との間に男児が誕生。こちらも入籍はせず、今後は互いにパートナーとして子育てをしていくという。彼女たちのように、結婚せず母親になることを選ぶ「選択的シングルマザー」。芸能界でも注目を集めたように、国内では増加傾向にあるという。彼女たちの背景には、一体どのようなものがあるのだろうか?選択的シングルマザーの事情にも詳しい、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんに話を聞いた。「選択的かそうでないか以前に、『両親2人ともそろっていることが正義』といった価値観は古くなっています。今の時代、離婚があったり、ステップファミリーがあったりというのが広まってきたなかでの流れだと思います。大切なのは両親がそろっていることではなく、それぞれの関係性のなかでしっかり子どもに愛情を注いでいくことでしょう」また離婚したシングルマザーとの違いについて、おおしまさんはこう指摘する。「世間のイメージとして、選択的シングルマザーと離婚したシングルマザーが混同されている印象があります。ただ、同じシングルマザーでも心理的な部分が異なります」おおしまさんの知る選択的シングルマザーの多くは、30代前半から中ごろの女性。意外にもポジティブな女性が多く、ひとり親で辛さを感じているといった印象はないという。「離婚したシングルマザーは、パートナーシップがうまくいかなかったことからマイナスな気持ちで再スタートを切っている人も少なくないでしょう。いっぽうで選択的シングルマザーは、『自分ひとりでやっていく』というベースでスタートしています。そのため、ポジティブな人が多く見受けられます」そんな選択的シングルマザーの大前提として、「経済的に自立していること」が共通しているという。キャリア的にも自営業や管理職レベルの会社員など、時間的に融通が利かせられる立場の人が多いようだ。社会生活に自信を持つ彼女たちだが、「『自分ですべてやっていく』という気持ちの面での責任と、経済的な面での責任はワンセット」だという。その子育てぶりについて、おおしまさんはこう語る。「本当に楽しそうです。自分が子育てを全部やらなくてはいけないことは、良くもあり悪くもあるそうです。ただ頼る人がいないからこそ、『まずは自分でなんとかする。ダメそうであれば他の人にお願いする』といったことを割り切ってされています。家事代行やベビーシッターといったサービスも、積極的に利用している印象です」そういった姿に、おおしまさんは“タフさ”を感じるという。「スタート時がひとりだからなのか、『なんでも頼ろう』といった感覚の強い人が多い気もします。すごくタフだなと思いましたし、大切な感覚です。『ひとりで育てなければいけない』といった覚悟からくる強さなのかもしれません」また彼女たちが毅然とした態度をとることで、世間のまなざしも変わるという。「もともと自立心が強いというのもあると思いますが、彼女たちが差別されたり批判されたりするシーンはあまりないそうです。また彼女たちは、『選択的シングルマザーでごめんなさい』とへりくだった態度は取らないようにしているそうです。自分を卑下してしまうと、『やっぱり両親がそろっていたほうがいいよね』といった不要な批判を受けることにもなりかねません。そのため、『自分で選んだことだから』と堂々とするよう意識しているそうです」多様化する家族のかたち。選択的シングルマザーたちは、自信と覚悟を持って子育てに励んでいるのだ。
2021年01月20日家族や友達と一緒に参加OK!2021年1月15日(金)、一般社団法人 日本ソイフードマイスター協会の代表理事を務める池上沙織は、ブログを通じて「味噌レッスン&発酵レクチャー」をオンラインで実施することを発表。2月11日(木)に、発酵や腸活などについて学べる『オンライン味噌づくり』を実施する。開催時間は10:30から12:00まで。最少開講人数は1名。ZOOMを使用したオンライン講座となり、参加費は正規料金(非会員)が6,000円(税込み)、会員が5,100円(税込み)。参加費にはキット(自然栽培大豆、生麹、塩、味噌づくり専用袋)と送料が含まれており、キットの追加は、送付先が同じ場合のみ3,500円(税込み)で申し込むことができる。1レッスンの料金で、子どもや友達との参加もOK。講師は、同協会講師の鈴木葉子氏が務め、池上沙織氏は進行役として登場する予定だ。2kg分の味噌が手づくりできる同レッスンでは長野県の「自然栽培 maison KOIWAI」の大豆を使用。事前に出来上がり2kg分の味噌づくりキットが送られてくるため、レッスン全日に大豆を浸水し、茹でておく必要がある。申し込みは、一般社団法人 日本ソイフードマイスター協会のホームページにて受け付けている。(画像は池上沙織オフィシャルブログ「楽しく 豆豆しく」より)【参考】※池上沙織オフィシャルブログ「楽しく 豆豆しく」※一般社団法人 日本ソイフードマイスター協会
2021年01月18日コストコには大人気のグルメがたくさんあって、どれを買えばいいのか迷いますよね。そんな方向けに買った商品を紹介しているのが、人気ブログ「コストコ通」を運営する、コストコ・スペシャリストのコス子さん。コストコが大好きな彼女がずっと愛し続けている商品って、気になりますよね……。今回はそんな《コスコさん的ロングセラー商品》について伺いました!あえてベスト3をつけるとしたら!その商品とは?第3位国産鷄肉さくらどりもも肉&むね肉 この投稿をInstagramで見るコストコ&業務スーパー&料理(@tastytime2019)がシェアした投稿ジューシーかつ柔らかな肉質で品質の高い国産鶏肉さくらどりが第3位にランクイン!100gあたり46円のむね肉と、100gあたり94円のもも肉共にリピ買いの商品とのこと。火を通してもパサつきがなく硬くならないので、どんな料理にもお使いいただけるところが嬉しいですね。第2位カークランドシグネチャースターバックスローストハウスブレンド この投稿をInstagramで見る コストコ購入品紹介ichico(@costco__1)がシェアした投稿2位はスターバックスのコーヒー豆!907g入って1498円の商品です。ペルー原産で本格的な味わいがこのお手頃価格で手に入るのは、まさにコストコならでは。第1位ディナーロール この投稿をInstagramで見る コストコ購入品紹介ichico(@costco__1)がシェアした投稿第1位は誰もが知っている大人気商品、ディナーロール!36個入り458円の商品です。「やっぱり!」「私も大好き!」といつもSNSで共感を呼ぶ皆納得の定番グルメですね。それらのおすすめの食べ方or使い方は?(以下、コス子さん)第1位ディナーロール半分にカットして好きなスプレッドを塗ったものを朝食にしたり、スリットを入れてソーセージやミニハンバーグを挟んだり、夕食のシチューに合わせたりしています。第2位スターバックスローストハウスブレンド基本ブラックですが、牛乳を入れてカフェラテにすることも多いです。この商品のおかげで自宅で気軽にスターバックスのコーヒーを楽しめてとても助かっています!第3位国産鷄肉さくらどり濃い旨味と柔らかな肉質でどんな調理をしても美味しいです。シンプルに塩コショウだけのチキンソテーで味わうのもおすすめです!保存するときのコツがあったら教えて!!コストコの商品は高品質低価格ですがどれも大容量なので、新鮮なうちに小分けして早めに冷凍保存することを心がけています。ただ、冷凍庫のスペースには限りがありますので、常温で保管できる商品を上手に活用するのもポイントです。コス子さん家族の必需品的ロングセラー商品は?オーガニックルイボスティ この投稿をInstagramで見る コストコ購入品紹介ichico(@costco__1)がシェアした投稿我が家では夏は冷やして、冬はホットで。うちの子は赤ちゃんの頃からずっと飲んでいます。家族みんなで1年中愛飲しています!果実堂おいしい発芽大豆未開封であれば賞味期限は半年くらい先まで保管できるのと、150gずつ3袋に分かれているのが便利です。無くなる度にコストコで買い足しています。残念ながらベスト3入りしなかったけど、ぜひ紹介したい商品は?!よつ葉北海道特選3.6牛乳有名乳業メーカー「よつ葉」の牛乳です。コストコでは1L☓12セットというまとめ買いにはなるのですが、常温で2ヶ月間保管することができるロングライフ紙パックが使用されている為、無駄に冷蔵庫の保管スペースを取ることがなくストックすることができる安心感があります。うちは子どもたちが牛乳をよく飲むのですが、こちらのおかげで牛乳だけを買うためにスーパーへ行く必要がなくなりました。こっくりとした甘味がある牛乳で、そのまま飲むのはもちろん料理やスイーツ作りにもピッタリの商品です。これでもう迷わない!まさに“コストコ通”のコス子さん的ベストセラーをご紹介いただきました!コス子さんのお墨付きならば、是非試してみたいですね。毎日の食事に活躍すること間違いなしなので、コストコへ行った際に是非チェックしてみたください。(恋愛jp編集部)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。内容量・価格・原産国などは時期により異なります。在庫切れの場合がありますので、店舗をご確認ください。2020年12月4日現在
2021年01月17日’19年の取材時に「2020年は破綻と崩壊の年になる」と、コロナ禍による混沌を予言するかのように警鐘を鳴らした江原啓之さん。その混迷の先にたどり着いた’21年はどんな年になるのか。どう生きれば、幸せをつかめるのか。気になる問いに、優しくほほ笑みながら答え始めた江原さん。迷えるいま、必要な言葉がここにありますーー。苦難の連続だった’20年を振り返ると、数々の悲しいニュースが思い浮かぶ。なかでも、新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった志村けんさん(享年70)や岡江久美子さん(享年63)ら有名人の訃報は日本中に悲しみをもたらした。「確かに、あまりにやるせない出来事でした。ただ、それでも悲しむだけではなく、そこから何を学ぶかが大切。病気の残酷さを前に、私たちはウイルスとどう向き合うべきか明らかになりました。まずは医療崩壊を防ぐために、個々ができることをする。感染しない、させないためにマスクをつける。その際、『自分と家族さえ守ればそれでよい』という利他愛のない尺度は最も恥ずべきもの。『誰かの大切な人を守る』という、共感力と利他愛を尺度とした行動を選択することが大切です」また、昨年は東出昌大(32)、渡部建(48)、瀬戸大也選手(26)といった有名人の不倫が次々と報じられ、そのたびにネットを中心に激しいバッシングが巻き起こった。「彼らの行動に問題があることは明白ですが、私が憂うのは“一億総モラハラ時代”とでもいうべき世間の風潮です。自分のことは棚に上げ、正義を振りかざし、相手が立ち上がれないほど叩くネットの世界の住人は、想像力が欠如した不幸な人たち。もし、そんなバッシングにより自死を考えるほど悩んでいる人がいるとしたら、“放念”することの大切さを伝えたい。だって、幸せな人は意地悪しませんから。ネットにそんな書き込みをするような不幸せな人には関わらなくていいのです」そして、三浦春馬さん(享年30)、竹内結子さん(享年40)らの命を絶ったニュースも、世間に大きな衝撃を与えた。このことについて問うと、江原さんはひと呼吸置き、静かに語り始めた。「『彼らはなぜ死を選んだのか』と釈然としない思いを抱え、自らのたましいを悪いほうへ向けてしまう人もいると思います。そうした方々のためにあえて言いますが、私は『お2人はつらくて追い詰められて死を選んだのではない』と思うのです。何が原因とか誰が悪いとかではない。一生懸命に生きている人ほど、魔が差すことがあるものなのです。くたくたに疲れ、自分を見失い、“もういいかな”とふと思った瞬間に思ってもみない行動に出てしまう。他人や社会に対して常に誠実であろうとするあまりに起きてしまった不幸であり、逆に言えば、お2人の誠実なお人柄が私には強く印象に残りました。いずれにせよ、混沌のなかでは“もういいかな”は連鎖しやすい。責任感が強く、ひとりで抱え込んでしまいがちな方は、特に深刻な状況に陥りやすい。アメリカのようにもっと気楽にカウンセリングを受けられる環境づくりも必要だと思います」「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
2021年01月16日おしゃれで可愛い高感度ママ『ハグマグブロガー』たちの日々のブログやInstagramの投稿から、編集部が気になったトピックをピックアップ! 極寒の今、着ているコートは? 春に向けて新投入したアイテムは? ママたちの最新のおしゃれ事情を紹介します。今着たい「白ダウン」と春気分の「フリル襟」寒波襲来で厳しい寒さのなか、おしゃれなママたちが着ているのが暖かい「ダウンコート」。なかでも、可愛くも着られる“白”が人気のようです。また、昨年に引き続き「フリル襟」もブームの予感。大胆な大きさがポイントです。ハグマグブロガー 01三井亜希さん「極寒にはダウンコートで対応」<div「寒すぎて選択肢はダウンしかない」という三井亜希さんは『ユニクロ』の白ダウンを愛用中。兄妹の子どもたちと公園で遊ぶときもダウンが重宝しているのだとか。この白ダウン以外にも、ダウンベストや黒のロングダウンも大活躍。「寒さ対策に子どもたちのダウンも買いに行って……この冬みんな風邪を引かずに乗り越えたいな」ブログ: : @7_aki_7ハグマグブロガー 02ミチコさん一目ぼれした白ダウンコート♡」「ダウンコートって可愛いデザインがなくて毎年探してるんだけど、ようやく見つけた」と言うのは、8歳と2歳姉妹のママ、ミチコさん。「首元にリボンを結べて可愛い♡」と、ネックラインのデザインが決め手のよう。防寒&可愛いルックスが抜群のダウンコートがあれば、この冬も乗り切れそう!「黒のフリル襟なら大人にぴったり」甘いフリル襟ブラウスも黒なら大人に似合うシックなアイテムに。ミチコさんはビッグシルエットのスウェットチュニックに重ねて、ビッグ襟をコーデのポイントに。ベージュのロングブーツとサングラスも装いにマッチ。ブログ: : @amigo.amigo.5205622ハグマグブロガー 03谷垣マヨさん「フリル襟をメンズスウェットに重ねて」<div3人姉弟ママの谷垣マヨさんは、旦那さんのスウェットを拝借し、フリル襟ブラウスをレイヤード。メンズのスウェットに甘いフリル襟のバランスがおしゃれ。黒デニムとドクターマーチンのブーツで他もメンズライクにまとめると、よりフリル襟が引き立ちます。ブログ: : @_iammayo_
2021年01月12日自身のInstagramやブログで綴る、育児マンガが大好評のイラストレーター・モチコさん。そんなモチコさんが、6歳のイチコちゃんと3歳の二太郎くん2人のお子さんとの愉快な日常を切り取る大人気4コマ連載。2021年あけましておめでとうございます!皆様、どんな年末年始を過ごしましたか? 今年もモチコさんの連載でクスッと一息ついて、笑って育児を楽しみましょ〜これを書いている現在、2020年12月半ばです。この記事が公開される頃には、紅白を観たい気持ちと、睡魔との戦いの結果が出ているのか……!ぶっちゃけ勝てる気がしないよ!ここ数ヶ月で副鼻腔炎が悪化したからなのか眠くて仕方ない……。マジで子どもと同じ時間寝てます。9時に寝て、6時半起き。9時間半睡眠。2020年の紅白……まあ観れてないやろな!おやすみなさい![4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録は、毎月第1水曜日に更新です! 次回もお楽しみに♡LINE公式アカウントお友達登録で、育児マンガの新着情報をお届け!さらに、毎月応募できるプレゼント企画実施中![4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録の記事一覧[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.29「年末年始」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.28「我が家で流行った歌」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.27「二太郎のダンス教室、習い始めて約2ヶ月」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.26「先生とのやりとりで親の知らない顔が…」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.25「コスパの良いおやつ」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.24「はじめてのwithコロナの夏」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.23「新生活で心がけていること」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.22「太った〜」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.21「遊びのアイデア」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.20「習いごと」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.19「入園準備」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.18「こわいもの」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.17「2020年」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.16「あったかご飯」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.15「子どものアウター事情」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.14「さつまいも掘り」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.13「リビング」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.12「暑さ対策」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.11「七夕」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.10「薄着の季節」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.9「動物園」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.8「新学期」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.7「いちごの季節」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.6「バレンタインの準備」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.5「お正月」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.4「クリスマスの準備」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.3「七五三」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.2「芸術の秋」[4コマ連載]モチコのツッコミ育児備忘録Vol.1「秋ファッション」モチコ娘イチコ(2014.3生)と息子二太郎(2017.2生)に毎日ツッコミながら生きている関西人主婦です。基本親バカ。子育てや家族にまつわる4コマをInstagram(@mochicodiary)とブログ(かぞくばか~子育て4コマ絵日記)で公開しております。書籍に「育児ってこんなに笑えるんや!」(ぴあ株式会社) 、新刊『育児ってこんなに笑えるんや! 二太郎誕生編』も好評発売中! Amazon
2021年01月06日