サクラさんの彼氏・ファビ君は、いつもスマホに夢中で、話しかけてもたいてい無視。あまりの彼のひどい態度に激怒したサクラさんは、ある行動を取るようになって……!? 尾持トモさんのご友人の体験談です。 ファビングって? 「ファビング」とは、「phone(携帯電話)」+「snubbing(冷たい態度をとる)」を組み合わせた造語で、スマホに熱中して目の前の人に冷たい態度をとること。相手に意識を向けず、コミュニケーションを取らなくなってしまうことから、ファビングが原因で別れてしまうカップルもいると言われているそうです。尾持トモさんの友人・サクラさんも、この「ファビング」が原因で恋人と別れてしまったのだとか。 恋人のファビ君との関係はどのような様子だったかというと……「今日晩ごはんはどうしようか?」と聞くサクラさんに対し、無言でスマホを触っているファビ君。聞こえていないのかな?と思ったサクラさんは、ファビ君の耳元に近づき「私何か作ろうかっ?何食べたい?」と聞きます。しかし、ファビ君は変わらずスマホを触ったままなのでした。 「ファビング」という言葉に聞き馴染みはあまりないかもしれませんが、相手がスマホを触っていて話を聞いてくれなかった、友だちと遊んでいるのについついスマホに夢中になってしまった……など、経験したことがある人はいるのではないでしょうか。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ
2024年03月09日世間でイクメンが増えている中、私の夫は典型的な昭和の男です。付き合っているときは積極的にリードしてくれて「頼もしい」と感じていたのですが、結婚してからは、夫の「俺の言うことが絶対だ」というような、自分勝手なところが気になるようになり……現在は離婚を検討しています。 子どもとの時間より仕事を優先するなんて!「子どもの送迎はパパがする」という家庭が増えているのに、うちの夫は仕事を理由にして、子どもの送迎をいっさい手伝ってくれません。夫は平日が仕事で土日が休みなのですが、土日でも「これも仕事の一環だから」と接待ゴルフに出かけるなどして、子どもの運動会といった重要なイベントに参加してくれないときがあります。土曜日におこなわれた父親参観で、パパがこられなかったのはわが家だけでした。 夫が「お金は自由に使っていい」と言ってくれるおかげで、わが家では金銭面で困っていることはありません。とはいえ、お金を稼いでくるからといって家事や育児をしなくてもいいわけではありません。家事や育児のことで口論になると、夫は「俺が働かなかったら誰が働くんだ? 育児や家事が大変なのはわかるけど、それは君の仕事だから自分でなんとかして」と声を荒げます。 普段は子どもにやさしい父親なのですが、家のことはすべて私に丸投げしてしまうのです。その背景には、義実家の価値観が大きく影響していました。 専業主婦の母と仕事が忙しい父の間に生まれた夫夫に強い影響を与えたのは義母でした。義母は高校を卒業すると同時に、自営業をしていた義父とすぐに結婚し、なんと専業主婦歴は60年にも及びます。そんな義母は「女性は家と子どもを守るべき」という価値観を持っていて、夫や私にも常々伝えてきます。また、義父は自営業が忙しく、あまり息子(夫)との関わりはなかったそうです。 このような家庭で育ったからか、夫は「女性は働いても結局上にはいけない」「女性にしかできない仕事、それが家事や育児」という変な価値観を押しつけてきます。だからこそ、夫は「お金を稼いでくるのが俺の役割だから家のことは君にすべて任せる」と言って、子どもの父親参観より仕事を優先してしまうのです。 「女性はいくら働いても偉い立場になれない」という価値観を持つ父親のもとで、子どもを育てたくはありません。現在の私は資格取得を目指して勉強に励み、自立と離婚に向けて努力しているところです。 「家事や育児は女性の仕事」という価値観で育ってきた夫を変えるのは不可能でした。男が稼ぐべきという考えは否定しませんが、収入額にかかわらず、家事や育児は結婚したら2人でおこなうべきだと私は考えています。子どもの成長は早いですし、もっと子どもに目を向けてほしいという気持ちも強いです。夫とは価値観が合わないと割り切ることにしました。 著者/米田可奈作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月09日バツイチの私は、やさしくて理解のある彼と知り合い再婚。一緒に暮らし始めてから、夫の知られざる一面にとてもびっくりして……。 夫のお風呂が長い理由夫はとにかく長風呂です。寒い冬に限らず、夏場でもなかなか浴室から出てきません。平日は30分以上、休日は1時間以上も入浴するのです。あまりにも長いので、「そんなに長く入ってのぼせない?」と夫に聞いてみると、なんと「掃除をしている」と返ってきました。夫の趣味はランニングなので、疲れをとるためにリラックスしているのかなと思っていましたが、実は自分がお風呂に入るついでに壁から排水溝までお風呂場の隅々を洗っていたのです。 毎日お風呂に入るたびにすべてを掃除していることがわかり、「そんなに汚れているかな?」と聞くと、「毎日使うところは毎日きれいにしたいから」と言います。夫の極度なきれい好きな一面に驚かされました。 布団の敷き方にもこだわりがある夫わが家の寝室は狭く、ベッドを置かずに寝室に布団を敷いて寝ています。毎日布団にシーツをかけるのですが、そのとき几帳面な夫から毎回ダメ出しが入るのです。私のシーツのかけ方はいたって普通だと思うものの、夫はまるでホテルのベッドメイキングようにシーツをかけます。ピシッと張っていて、まったくシワのない状態のシーツは本当に美しく、寝るのがもったいなく感じるほど。 感心した私が「高級旅館のお部屋みたいだね」と言うと夫は「これが普通だよ。君があまりにもおおざっぱ過ぎるよ」と言います。そんなわけで、私は夫のようにシーツをかけることができないので、できるだけ夫にやってもらうようにしています。 おおざっぱな私は疲れてしまう私はおおざっぱな性格で、極度のきれい好きな夫に疲れてしまうこともあります。考え方の違いで喧嘩になることもありました。けれども、私にとっては二度目の結婚。もう失敗したくありません。それでも毎日完璧な掃除をおこなうのは無理があるので、夫の好きなようにさせることにしました。得意な人が得意なことをやればいいのだと思います。 そして、私が心がけたのはできるだけ家の中の物を減らすことです。部屋に荷物が多くなると、比例して埃が溜まり片付けも大変になります。シンプルな空間は整理整頓もラクですし、掃除もしやすいです。物をあまり買わないようにすると、自然と部屋もスッキリしてきれいに見えるようになりました。こうしてきれい好きすぎる夫とも、うまく暮らしています。ちょっとした工夫や発想転換で、夫婦関係を円滑になると感じています。 きれい好きすぎる夫には驚かされることもありますが、夫婦といえど考え方が100%同じことはありません。それでも、うまくやる方法はいくらでもあります。価値観が違う相手であっても諦めず、じょうずに関係を築き合うことが大切だとわかりました。 著者/上川もと子作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年03月09日2人の息子さんとエコさんの日常は、夫が友人Cちゃんと浮気をし、一変。Cちゃんからは慰謝料をもらい、夫にも慰謝料、養育費をもらい離婚することになりました。本来ならば、第一弾の支払い後、夫が家を出ていくということになっていたものの、夫が出ていく様子はありません。その後、エコさんが指摘したことで夫は物件を見つけ、「今、用意できるMAX金額」とお金を持ってきたのですが、夫の引っ越し費用を抜くこととなり、結局エコさんの手元にはささやかな金額しか残らなくて……。 離婚すること…どう伝える?本来、慰謝料、養育費としてもらえるはずだったお金。しかし、夫は無情にもエコさんの前で「自分の引っ越し代」としてお金を抜きました。エコさんはしかたなく「初回分の慰謝料は減らしてもいい。だから早く出ていって」と突き放すことしかできず……。 改めて家庭が崩壊したことを実感したエコさんは、子どもたちに離婚する事実を伝える決意を固めました。 帰ってきた長男に「話がある」と告げると――。 帰宅した長男に話を切り出したエコさん。しっかりしているとはいえまだ小学校低学年です。「パパは仕事で遠くに行くから一緒に住めない」とやんわり伝えてみると……。長男からは、「離婚でしょ」と冷静な返答が。「ママは重要なときほどごまかす」という鋭い指摘までされてしまいました。子どもの指摘には「とてもビビッてしまった」とこのときを振り返るエコさん。そして、エコさんは彼が理解しているなら真実を言おう、と正面から受けとめることにしました。 7、8歳で離婚を理解していた長男。子どもは親が思うより大人で、世知辛い現実もわかっているものなのかもしれません。これからシングルマザーになるエコさんにとって、長男の成長は心強いと感じた場面でもあったのではないでしょうか。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年03月08日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。しぶしぶ結婚を受け入れていましたが、会社の同僚・横田さんとの不倫がバレ、サトコさんとは離婚。その後、多数の慰謝料請求をされて借金を抱えた横田さんに泣きつかれてしまい、2人は一緒に暮らし始めるように。しかしあるとき、ミチオさんは交通事故に遭い大けがを負ってしまって……。 通帳を渡したところ…?交通事故に遭って体が不自由になってしまったミチオさん。そんな彼を健気に支える横田さんを見たミチオさんの両親は、「ミチオにはこの子しかいない!」と言って結婚を後押しし、2人は入籍しました。それからというもの、横田さんは身の回りのお世話をしてくれますが、「ミチオさん基本家の中だからスマホいらないよね」と、ミチオさんを激しく束縛……。自由がほしいと思ったミチオさんは、横田さんにお金を差し出すことにしました。 ※交流したいだけないんだ…→交流したいだけなんだ 「これで慰謝料とか払っちゃいなよ」と、事故によって得た保険金を横田さんに渡したミチオさん。実は、多額のお金を渡せば、彼女なら持ち逃げして戻ってこないだろうと考えていたのです。しかし、予想は外れ、慰謝料を完済した横田さんはミチオさんの元へ戻ってきました。 さらに横田さんは、実家と絶縁して、「ミチオさんとお義父さんとお義母さんが私の家族だよ♡」と、ミチオさんから絶対に離れないという意思が込められた発言をしてきたのでした。まさかの展開になったミチオさんは、どうにか外との繋がりがほしいとパソコンを手に入れ、昔付き合っていたユリさんにメールを送信しました。 しばらく経ったあと、ようやくユリさんから返信が。「今の奥さんを大事にしてください」と、ミチオさんに忠告する内容だったのですが、どうやらミチオさんには伝わっておらず……。「ユリの返信が冷たい」とショックを受けているだけだったのでした。ミチオさんの様子だと、ユリさんの対応が変わったのは単なる心変わりではなく、愛想をつかしたからなのだと気がつくまでには時間がかかりそうですね。 自由を追い求めるミチオさんが自身の行動を見つめ直すかはわかりませんが、この先同じことを繰り返したりせず、横田さんを大事にしてほしいと願います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月08日日本生まれ日本育ちではあるものの、国籍は韓国となっているおとさん。Kっぷさんと「同棲をしよう」という話になったのですが、おとさんの国籍を理由に、Kっぷさんの両親から同棲に反対されてしまいます。そこで、Kっぷさんに両親を説得してもらうことになったのですが……。本作は著者であるおとさんの実体験を描いたマンガです。※著者のおとさんからのお願い※パーソナルなお話になりますが、誰かを傷つけたり誰かを批判したりするお話ではありません。誹謗中傷や特定の誰かを否定するのは控えてくださいますようお願いします。 前に進まない!彼の両親から国籍のことで同棲に反対されていると知り、仕事中も「彼の両親を説得できなかったら別れるしかないのかもしれない」「結婚後も彼の両親とうまくやれる自信がないし、今のうちに別れてあげたほうが彼のためになるのかもしれない」と、悪い方向にばかり考えてしまうおとさん。しばらくすると、Kっぷさんから「両親と話し合ったよ」と連絡がきたのですが……。 どうにか両親を説得しようとしたものの、頑なに同棲に賛成してくれないと語るKっぷさん。これ以上おとさんを泣かせたくない彼は「つらい思いをさせて本当にごめん」「絶対になんとかするから心配せずに待ってて」と、やさしい言葉をかけてくれます。しかし、おとさんの気持ちは一向に晴れないままでした。 当時のおとさんは毎日のように泣いていたせいで目が真っ赤で、何をしていてもどんよりした気分が晴れなかったそうです。友人に会う機会もなく、彼以外には誰にも相談できず、余計に視野が狭まってしまったのだとか。 たしかに彼は1番の味方ではあるけれど、彼に何を話したところで、状況が変わるわけではない。だからこそ、おとさんの中でフラストレーションは溜まっていく一方だったのかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おと
2024年03月08日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。しぶしぶ結婚を受け入れていましたが、会社の同僚・横田さんとの不倫がバレ、サトコさんとは離婚。その後、ミチオさんの元には、多額の借金を抱えた横田さんが泣きついてきました。「どこにも行く場所がないの」と話す横田さんを、ミチオさんは居候させてあげることにしたのですが……。 交通事故に遭って…数日だけ泊めてあげるつもりだったものの、横田さんはそのまま住み続け、いつしか「私を置いていったり浮気したりしないでね」と束縛をしてくるようになりました。横田さんの束縛っぷりに辟易しながらも、一緒に暮らしていたミチオさん。あるとき、交通事故に遭ってしまってーー。 交通事故で大けがを負ったミチオさんが目を覚ますまでの間、ずっと付きっきりで看ていた横田さん。そんな健気な彼女の姿を見たミチオさんの両親は、「本当にありがとう。ミチオにはこの子しかいないわ……!」と、涙ながらに話し始めます。 その言葉を聞いた横田さんは「私こんなに必要とされたことないかも」と思い、「ミチオさんを支えます!」と宣言。そして、ミチオさんの両親の後押しもあって、ミチオさんと横田さんは入籍しました。それからというもの、横田さんから「ミチオさん基本家の中だからスマホいらないよね。私と共同で使おう?」と言われてしまい、ミチオさんの自由は完全に消えてしまったのだとか。 そこで、自由になりたいと思ったミチオさんは、横田さんにお金を差し出すことにしたのでした。多額の借金を抱える横田さんにとって、お金はとてもうれしいことだとは思いますが、果たしてそれでミチオさんは自由が手に入るのでしょうか。ミチオさんはもっとしっかり、横田さんと話し合ったほうがいいかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月07日本作は、Instagramで女性向けのコミックエッセイを投稿している野花このんさんが、実体験をもとに描いた作品です。交際から4年近くが経ったとき、ミヤさんの自分勝手なところが気になり、2カ月連絡を控えることにしたこのんさん。1カ月ほど距離を置いていたとき、このんさんの誕生日にミヤさんから意外なプレゼントが届いて……? ミヤさんと2カ月ぶりに会うと…!?このんさんの誕生日当日、ミヤさんから宅配便が届きました。中に入っていたのは、このんさんが大好きな漫画の全巻セットでした。「女心はわかってないけど彼らしいな」と、思わず笑ってしまったこのんさん。これがきっかけで、このんさんは「もう一度ミヤさんと向き合ってみよう」と決心して……。 約束の2カ月後を迎え、ミヤさんとの再会を果たすことになったこのんさん。待ち合わせ場所に現れたミヤさんの車に乗り込むと、緊張している彼の第一声は「お久しぶりでぇす!!お元気でしたか!?」でした。大声にびっくりしながらも「何そのテンション!?」と笑ってしまったこのんさん。 その後、「だって今日振られるかもしれないし……どう接していいのかわからなくて」と気弱になるミヤさんに、このんさんは「大丈夫だよ。前みたいに戻ろう?」と返事をします。こうして、2人は以前のような関係に戻ることとなったのでした。 大喜びしているミヤさんを見ていると「よかったね」と言いたくなりますが、どうしても気になるのは、このんさんが距離を置こうと思った原因(ミヤさんの自分勝手な行動)が解決できていないところですよね。関係修復を選んだのであれば、同じところでつまずかないよう、しっかりと話し合いをしたほうがよさそうです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 野花このん
2024年03月07日2人の息子さんとエコさんの日常は、夫が友人Cちゃんと浮気をし、一変。Cちゃんからは慰謝料をもらい、夫にも慰謝料、養育費をもらい離婚することになりました。本来ならば、第一弾の支払い後、夫が家を出ていく……ということになっていましたが、夫はなかなか出て行きません。その後、エコさんが指摘したことで夫は物件を見つけ、第一弾となるお金を持ってきたのですが……? 絶対に許さない「今、俺が用意できるMAXの金額」と、エコさんが提示した金額の半額を持ってきた夫。しかしエコさんから封筒を奪い取り、夫はニヤリと口元を歪ませます。 そして、「ここから引っ越し資金、抜きまーす」とエコさんの目の前で、お金を抜き取りました。やっとお金を持ってきてくれたと思ったら、夫の引っ越し費用にあてられることになるとは……。「話が違う! 引っ越し代は別でしょ」とエコさんが訴えると、「それならお金がないから引っ越せない」と嫌味のように夫は囁いて……。 夫の言葉にエコさんはしかたなく、「初回分の(慰謝料は)減らしてもいい」と夫の主張を受け入れました。しかし、夫への苛立ちは募るばかり。このときは、「もう早く出ていってほしい」――。そんな思いだったと、エコさんは語ります。そして、かつて家族4人で囲んだ食卓の上に無造作に散らばるお札を見て、エコさんは改めて「家庭が崩壊したこと」を実感したのでした。 不倫の果てに自ら離婚を望んだ夫。「お金は言い値を払うから離婚して」とまで言ったこともありました。しかし、いざというタイミングになると……やはりお金を払いたくないのか、このままうやむやにしたいのかエコさんにとって理解しがたい行動が続きました。ただ、このことで、子どもにもしっかりと離婚することを告げようと、エコさんの中で覚悟が決まったそうです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年03月06日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。このことが原因で、当時付き合っていたミサさんとは別れることになりました。それから、サトコさんとの結婚生活を送るようになったミチオさんでしたが、会社の同僚・横田さんと不倫をしてしまい、サトコさんから愛想をつかされ離婚する事態に。離婚後、ミチオさんの元には、多額の借金を抱えた横田さんがやってきて一緒に生活をするようになって……。 メールの内容は…!複数の男性と不倫関係にあった横田さんは、奥さんたちから慰謝料請求をされてしまい、夜逃げをするほど追い込まれていました。そんなとき、偶然会ったミチオさんに泣きつき、居候をさせてもらうことに。すると、横田さんは「私を置いていったり浮気したりしないでね」とミチオさんを束縛するようになりました。この状況に頭を抱えたミチオさんは、昔付き合っていたユリさんに電話で相談するも「自業自得でしょ」と言われてしまい、途方に暮れてしまいました。それから、2年もの月日が経ってーー。 ※ミチオさんが昔付き合っていたユリさん。みっちーはミチオさんのこと。 ミチオさんが電話で相談をしてきた日から2年が経ったころ。ユリさんは、フリーメールの中にミチオさんからのメールが入っていることに気がつきました。メールを読んでみると、ミチオさんが事故で大けがをして体が不自由になったことや、横田さんと入籍して一緒に暮らしていることが書かれていたのです。 体が不自由になったミチオさんは、在宅で仕事をし、自由にひとりで外に出ることのできない閉ざされた生活を送っているのだとか。横田さんの束縛は相変わらずで、借金にかんしてはミチオさんの保険金で返済したようなのでした。 ユリさんがミチオさんとの連絡を絶ってからの間、ミチオさんの身にはさまざまなことが起きていたようですね。2年前は横田さんからの束縛が耐えられないと話していたミチオさんでしたが、入籍したり、自分の保険金を借金返済にあててあげたりと、一体何があったのでしょうか。ミチオさんの心境の変化が気になりますね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月06日Kっぷさんから「おとの国籍が気になるって理由で両親から同棲を反対されている」と聞かされたおとさんは、自分が韓国籍であることを否定されたようで、ひどくショックを受けてしまいます。しかし、彼の両親に反対されたまま、強引に同棲を始めることはできません。そこで、Kっぷさんから再度、両親を説得してもらうことになったのですが……。本作は著者であるおとさんの実体験を描いたマンガです。※著者のおとさんからのお願い※パーソナルなお話になりますが、誰かを傷つけたり誰かを批判したりするお話ではありません。誹謗中傷や特定の誰かを否定するのは控えてくださいますようお願いします。 仮に彼の両親を説得できても…おとさんの希望もあり、Kっぷさんはもう一度両親と話し合いをすることに。そんな中、おとさんは複雑な思いを抱えながら出勤し、仕事中もあれこれと考えてしまいます。もし彼の両親を説得できなかったら、彼と別れることになるかもしれない。その考えが頭に浮かんでからは、どうしてもマイナスな方向にばかり考えてしまって……。 彼に「両親から同棲に反対されている」と打ち明けられた翌日、仕事中もいろいろと考え込んでしまったおとさん。彼は「国籍のことで」とは言うものの、どう反対されているのか具体的な理由はわかりません。自分のことで揉めているのに説明させてもらえる機会も与えられず、おとさんは自分が何も行動できない状況にモヤモヤしてしまいます。 さらには、結婚後のことを考えると彼の両親とうまくやれる自信もなくなってきて……。マイナス思考に陥ったおとさんは、「お互いのために別れを選んだほうがいいのかもしれない」とまで考えてしまいました。 社会人になってから運命ともいえる再会を果たし、交際へと発展した2人。まさかここにきて別れの選択肢が出てくるとは……。彼となら何があっても大丈夫と信じて、今はKっぷさんに任せるしかないのかもしれません。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おと
2024年03月06日2人の息子さんとエコさんの日常は、夫が友人Cちゃんと浮気をし、一変。Cちゃんからは慰謝料をもらい、夫にも慰謝料、養育費をもらい離婚することになりました。本来ならば、第一弾の支払い後、夫が家を出ていく……ということになっていましたが、夫は「いい物件が見つからない」となかなか出て行こうとせず……。 どこまでも…最低…ズルズルと続く現状にしびれを切らし、夫に強く指摘をしたエコさん。 そしてある日、「金、持ってきた」「今、俺が用意できるMAXの金額」と夫は第一弾の慰謝料、養育費を持ってきた……のですが!? 夫はたしかにエコさんが希望した金額の半額を持ってきました。しかし、「ここから俺が次に住む家のための敷金と礼金、抜きまーす」と、あれよあれよとお金が抜かれ……。エコさんが「話が違う、あんたの新居のためのお金は別でしょ!」と訴えると、「なら金がないから引っ越せない。新生活のお金がたまるまで、住んでいてもいーい?」とエコさんの耳元で囁いたのでした。エコさんは夫が新居代のお金を持っていくことを許すしかなく……。 エコさんが言うには、「夫は全額じゃないにしても、そのときに自分が支払えるMAXの金額はたしかに準備してきていました。『MAX金額を用意した』ということを見せつけたかったのかもしれません」とのこと。しかし、エコさんからすると目の前で……というのは嫌がらせにも受け取れますよね。夫も離婚することには納得しているのですから、最後くらい潔い姿を見せてほしい……と思ってしまいます。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年03月05日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。このことが原因で、当時付き合っていたミサさんとは別れることになりました。それから、サトコさんとの結婚生活を送るようになったミチオさんでしたが、会社の同僚・横田さんと不倫をしてしまい、サトコさんから愛想をつかされ離婚する事態に。目まぐるしく変わっていく自身の状況について、誰かに相談したいと思ったミチオさんは……。 電話で相談ミチオさんの不倫相手である横田さんは、ミチオさん以外にも複数の男性と関係を持っており、その奥さんたちから慰謝料請求をされて追い込まれていました。途方に暮れた横田さんはミチオさんに泣きつき、居候をさせてもらうように。すると、横田さんは「私を置いていったり浮気したりしないでね」と、ミチオさんを束縛するようになりました。この状況に頭を抱えたミチオさんは、昔付き合っていたユリさんに電話で相談することに……。 以前ユリさんには、サトコさんに勝手に婚姻届を提出されていたことを相談していたミチオさん。そのため、事情を話しやすく、離婚に至るまでの経緯や横田さんとの現状などについて聞いてもらいました。ユリさんは、あきれたような深いため息をつき、「浮気者同士、横田さんと幸せになったら?」と言います。 さらに「自業自得でしょ。私は何もできないから」とミチオさんを突き放し、電話を切りました。ユリさんに助けてもらえず、落胆している様子のミチオさん。すると、「いまの電話だぁれ?」と横田さんから詰められてしまう事態に。ミチオさん以外の連絡先は全部消したの……と泣きながら話し始める横田さんは、「だからお願い。ミチオさんのアドレス帳見せて?」と言ってきたのでした。 横田さんに恐怖を感じ、アドレス帳を見せることにしたミチオさん。「泣かれるくらいなら……」と携帯を渡している様子から、その場をやり過ごすことしか考えていないように思えます。ユリさんが言っていたように、「相手のことを本気で考える」行動をしなければ、ミチオさんの状況は何も変わらないかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月05日本作は、Instagramで女性向けのコミックエッセイを投稿している野花このんさんが、実体験をもとに描いた作品です。ミヤさんと2カ月ほど距離を置くことになったものの、離れてから1カ月が経過しても、あまり寂しさを感じずに過ごしていたこのんさん。そんなとき、誕生日を迎えたこのんさんが「今年は家族と楽しく過ごそう」と思い、実家でまったりしていると……? 段ボールの中身は?誕生日当日、実家で過ごしていたこのんさんのもとに、ミヤさんから宅急便が届きました。その巨大な段ボールはとても重く、玄関から部屋まで運ぶのもひと苦労。このんさんが「何が入っているんだろう?」と思いながら、段ボールを開けると……? ※依頼→以来 巨大な段ボールに入っていたのは、このんさんが大好きな漫画の全巻セットでした。以前にこのんさんが漫画を持っていないと話したのをミヤさんが覚えていて、誕生日に贈ってくれたようです。 「彼女への誕生日プレゼントに漫画全巻セットはちょっと感覚がズレてるなあ……」と思いながらも、自分が1番喜びそうな物を考えてくれたことに心を打たれ、このんさんは「やっぱりミヤさんのことを嫌いにはなれない」との結論に至ったのでした。 誕生日プレゼントがきっかけで「彼ともう一度しっかり話し合おう」という気持ちになったこのんさん。このときすでに別れのカウントダウンは始まっていたのですが、少なくとも破局の5カ月前、このんさんにはミヤさんへの愛情が残っていたようですね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 野花このん
2024年03月05日2人の息子さんとエコさんの日常は、夫が友人Cちゃんと浮気をし、一変。Cちゃんからは慰謝料をもらい、夫とも離婚をすることに。ただ、養育費の件などが気がかりで、下の子が小学生になるまではエコさんが夫の通帳を管理し、エコさん自身が養育費を振り込むことになりました。あとは離婚届を提出し、夫が出ていくだけ――。そんなとき、夫が突然家族4人での外出を提案してきました。そしてこの日、子どもたちが遊ぶ姿を無言で眺めたのが、夫婦として同じ景色を共有した最後の日となったのです。 私はブレない!しかし「最後のお出かけ」から1カ月。夫は一向に出ていこうとはせず、エコさんは第一弾の養育費などをもらうまで離婚届を出せないでいました。 引っ越し先が決まらないと動く気にならないと言い、居座ろうとしている様子の夫……。ズルズル続く未払いと同居の現状に、しびれを切らすエコさんでした。 感傷的になっていた様子の夫でしたが、突き放したエコさん。そんなこんなでしぶしぶ引っ越し先を見つけてきた彼は、「今俺ができるMAXの金額」と言ってお金の入った封筒を差し出してきました。金額は当初話していた通り、キッチリ半額でしたが、エコさんは「やっとだ……」とため息をつきます。ところがその途端、夫がその封筒を奪い取ったのです! ようやく最初の支払いがされたと思いきや、渡されたお金を奪い取った夫。モラハラ夫を甘く見ていた、とエコさんは回想していますが、彼は彼で何かをたくらんでいる様子です。すべてが口約束の状態のため、とにかく不安が募りますね……。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年03月04日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。しぶしぶ結婚を受け入れていましたが、会社の同僚・横田さんとの不倫がバレてしまい離婚を切り出され、会社も辞めることになりました。一方、サトコさんは離婚後、父の会社を継ぐため常務取締役に就任。ミチオさんの不倫相手でもある問題社員・横田さんに対し、彼女の自由奔放な異性関係が会社に多大な損失をもたらしたとして、損害賠償請求と退職を命じました。多額の支払いに追われることになった横田さんは、とうとう夜逃げをして……。 発言にゾクッ?!会社から損害賠償請求をされたあげく、他の不倫相手の奥さんなどからも多数の慰謝料請求をされた横田さん。夜逃げをし、ネットカフェに身を潜めてミチオさんへの復讐を考えていました。けれど、お金と行動範囲に限界を感じ、断念。そんなときに、町でミチオさんにばったり会い「私行くところないの。ミチオさんの家に泊めて……」と、横田さんは泣きつきます。すると、ミチオさんからは「わかった」という返事がーー。 「ミチオさんの家に泊めて」と泣きじゃくる横田さんを見て、数日くらいならいいかと思い、泊めてあげることにしたミチオさん。しかし、それから数日経っても横田さんは出て行かなかったそうなのです。慰謝料の支払いから逃げている横田さんが、自立して出て行けるようにと、ミチオさんは弁護士を探すことにしました。 その後、弁護士に相談した結果、横田さんは慰謝料の支払いをすることに。反省した面持ちの横田さんは「大切な人を奪われるのが許せないって気持ちがわかった」と話し始め、「私を置いて行ったり浮気したりしないでね」とミチオさんに釘をさしたのでした。 横田さんの言葉に、動揺を隠せないミチオさん。どうやら横田さんの中では、ミチオさんと付き合っていることになっているようですね。付き合っているのか、いないのか、お互いの認識を合わせるために一度ハッキリ話し合ったほうがいいかもしれません。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月04日Kっぷさんから「おとの国籍が気になるって理由で両親から同棲を反対されている」と聞かされたおとさんは、自分が韓国籍であることを否定されたようで、ひどくショックを受けてしまいます。ただ、おとさんとしては、Kっぷさんの両親に反対されたまま、強引に同棲を始めることはできないと思っていて……。本作は著者であるおとさんの実体験を描いたマンガです。※著者のおとさんからのお願い※パーソナルなお話になりますが、誰かを傷つけたり誰かを批判したりするお話ではありません。誹謗中傷や特定の誰かを否定するのは控えてくださいますようお願いします。 もし両親を説得できなかったら?「もう両親の意見は聞かない!今すぐ実家を出る」と憤るKっぷさんに対し、「どうしてそうなるの?同棲を認めてもらえるように説得してよ」と反論するおとさん。話し合いはあまり進まず、「彼の両親に認めてもらうにはどうすればいいの?」「でも国籍のことを言われてもどうしようもできないじゃん」と、おとさんの考えもまとまりません。翌朝、泣き腫らした目で出勤したおとさんは……。 Kっぷさんは「何度説得しても両親が同棲を認めてくれない」と言うものの、おとさんは彼の両親の意見を無視して、強引に同棲話を進めることはしたくないと思っています。そこで、Kっぷさんに再び両親を説得してもらうことに。しかし、国籍の問題となると、彼の両親をどう説得すればいいのか正解がわかりません。彼の両親から同棲を許可してもらえなかったときのことを考えると、おとさんの脳裏には「別れ」の2文字が浮かんできてしまったのでした。 「彼の両親を説得できれば同棲できる」「説得できなかったら別れることになる」と、当時のおとさんは視野が狭まってしまい、この先の未来は2択しかないと思い込んでしまったそうです。だからこそ、おとさんは別れるのが嫌で、Kっぷさんに「諦めないで両親を説得してよ!」と強く訴えたのかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おと
2024年03月04日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。しぶしぶ結婚を受け入れていましたが、会社の同僚・横田さんとの不倫がバレてしまい離婚を切り出され、会社も辞めることになりました。一方、サトコさんは離婚後、父の会社を継ぐため常務取締役に就任。ミチオさんの不倫相手でもある問題社員・横田さんに対し、彼女の自由奔放な異性関係が会社に多大な損失をもたらしたとして、損害賠償請求と退職を命じました。 突然目の前に現れて…会社から損害賠償請求をされたあげく、他の不倫相手の奥さんなどからも多数の慰謝料請求をされた横田さん。多額の支払いに追われ、とうとう夜逃げをしました。ネットカフェに身を潜めている横田さんは、「ミチオさんが私を助けなかったせいだ!」と恨み、ミチオさんの就職活動を妨害するようになって……。 横田さんは、ミチオさんの就職活動を妨害し続けていたものの、お金と行動範囲に限界を感じ、ミチオさんへの仕返しは諦めることにしました。そのおかげか、ようやく就職先が決まったミチオさん。新生活を送り始めたのでした。 そんなある日、仕事帰りのミチオさんの前に横田さんが現れたのです。気まずいな……と冷や汗をダラダラと流すミチオさんでしたが、横田さんのやつれように気がつき「大丈夫?」と声をかけました。すると、鬼の形相だった横田さんの目から涙が。「知っている人に心配されるのいつぶりだろ……」と号泣し始め、「行くところないの。ミチオさんの家に泊めて」とお願いしてきました。 「わ、わかったから泣かないで……!」と、返事をしたミチオさん。横田さんを自分の家に泊めてあげることにしたようです。泣きじゃくる横田さんを見たミチオさんは、手を差し伸べないわけにはいかなかったのかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月03日私はほぼ毎日、夫にお弁当を作っています。子どものお弁当も一緒に作るため、栄養のことを考えてできるだけ冷凍食品は使わず、すべて手作りにしています。朝にお弁当を渡すと「今日もありがとう」とお礼を言ってくれ、毎回お弁当を残さずに完食してくれる夫。「作りがいがあるなあ」とうれしく思っていたのですが……。 魚より肉派の夫魚よりもお肉のほうが好きな夫。魚が食べられないというわけではないのですが、肉料理を出したときのほうが喜んでくれます。そのため、魚料理の日は微妙な反応……。夫の実家では、魚料理が出てくることが少なかったようです。 とはいえ、私はお肉だけの食生活は健康のためによくないと考えています。それになにより、私は大の魚好き! 夫には悪いなと思いつつも、魚料理を作ります。いっぱい作って余ったら、冷凍庫に入れて保存しています。 お弁当に魚を入れたら…ある日、私は朝早く起きることができず、夫のお弁当を作る時間がほとんどありませんでした。どうしようかと悩みながら冷蔵庫や冷凍庫を開けてみると……「魚があるじゃん!」と、昨日の夕飯のときに焼いた魚を発見。 冷凍の焼き魚を解凍し、簡単に作れるおかずを入れて夫に渡しました。おかずの中身を知らない夫はうれしそうにお弁当を受け取り、仕事へ。 「まあ……好きではないとはいえ残さないでしょ」と、このときは思っていました。 いつもお弁当を完食する夫が…しかし、帰宅した夫からお弁当を受け取ると、なんと皮に身がついた状態の魚が残してあったのです! すぐに夫を問い詰めると「ちゃんと食べたよ?」とのこと。はぐらかすわけでもなく、悪意がある様子もありません。 そこで、私は夫の普段の食事中の様子から、とある予想を立てて「もしかして今日お弁当を食べているとき、スマホを見てたでしょ?」と尋ねました。 すると、夫はハッとした様子で「ごめん!」と謝ってきたのでした。私の予想は見事に的中。どうやら夫は食事中にスマホに夢中になっていたせいで、魚をどこまで食べたのか把握していなかったようでした。 あまり魚が好きではない夫は、お肉のときと違って魚を食べるときは食べ方が少し雑になります。そこに『ながら食べ』が相まって、今回のようなことが起きてしまったようです。「皮を残すのはわかるけど身はちゃんと食べて!」「ながら食べも控えて!」と私が注意すると、夫は反省してくれたようで、それからは、ながら食べを控えているそうです。とはいえ、初めてお弁当を残されてショックだった私は「これからはお弁当に魚を入れるのはやめよう」と、思ったのでした。 著者/花山花子作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく
2024年03月03日2人の息子さんとエコさんの日常は、夫が友人Cちゃんと浮気をし、一変。Cちゃんからは慰謝料をもらい、夫とも離婚をすることに。ただ、養育費の件などが気がかりで、下の子が小学生になるまでの3年間はエコさんが夫の通帳を管理し、エコさん自身が養育費を振り込むことになりました。あとは離婚届を提出するだけ。そんなとき夫が突然家族4人での外出を提案してきました。家族として最後のお出かけになる。そのことをエコさんは噛み締めていました。 「最後のお出かけ」から1カ月後…4人で動物園に行ったあと、海に移動し夕焼けを眺めていました。子どもたちの姿を眺めながら、「子どもってかわいい。癒される」と涙を浮かべ呟いた夫。 今さらそんなことを言われてももう遅いのに――。エコさんと夫は、子どもたちが遊ぶ姿を無言で眺め、これが夫婦として同じ景色を共有した最後の日となったのです。しかし、それから1カ月後……。 最後のお出かけから1カ月。本来ならば慰謝料の第一弾の支払いをして夫が家から出ていくはずでした。しかし、一向に夫が出ていく気配はなく、エコさんは支払いを受けるまで離婚届を出せないでいました。夫はトイレとお風呂が別になっている物件が決まらないと動く気にならない、と言うのです。 本当に物件が決まらなかったのかもしれないものの、支払いが嫌なのか、出ていくのが嫌なのか。まさか、最後のお出かけで決心が鈍ったのか……ズルズル続く現状に、エコさんが邪推してしまう気持ちもわかりますよね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター エコ
2024年03月02日25歳まで「彼氏いない歴=年齢」だったメルコパンダさんは、ボランティアサークルで後の夫となる年下大学生のとものりくんに出会いました。すれ違いはあったものの、とものりくんからの「僕と一緒に人生を歩みませんか?」という告白で付き合うことになった2人。幸せいっぱいのまま、順調に交際を進めていきます。 両思いになって…ずっと「推し」だったとものりくんと付き合ったことで、彼氏いない歴=年齢を卒業しウキウキのメルコさん。さっそく、親友にも報告します。 一方で、とものりくんが右手の薬指に指輪をしていることがずっと気になっており、デートで会った際、思い切って指輪の意味を聞いてみること。 ※別れて とものりくんが右手の薬指に指輪をしているのは、「女の子からデートに誘われないよう」にするためとのこと。勉強の支障になる男女交際が面倒で、ずっと彼女はいなかったといった話を聞き、メルコさんは安心するのでした。 そして、付き合って数週間後のデートでは、メルコさんが作ったスパゲッティ弁当を2人で食べることに。両思いのとものりくんと食べるご飯のおいしさに、とても幸せな気持ちになるメルコさんなのでした。 お互いのことを何よりも大切にしていることが伝わってくる、メルコさんととものりくん。末長く幸せでいてほしいですね。 メルコパンダさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター メルコパンダ
2024年03月02日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。しぶしぶ結婚を受け入れていましたが、会社の同僚・横田さんとの不倫がバレてしまい離婚を切り出され、会社も辞めることになりました。一方、サトコさんは離婚後、父の会社を継ぐため常務取締役に就任。ミチオさんの不倫相手でもある問題社員・横田さんに対し、彼女の自由奔放な異性関係が会社に多大な損失をもたらしたとして、損害賠償請求と退職を命じて……。 面接はよかったのに…会社から損害賠償請求をされたあげく、他の不倫相手の奥さんなどからも多数の慰謝料請求をされ、追い込まれた横田さん。払いきれないと思い、なんと夜逃げをしたのでした。そのころ、退職したミチオさんはというと……。 就職活動をしているミチオさん。すぐに次の仕事が見つかるだろうと思っていたものの、なぜか不採用が続いていました。というのも、ミチオさんが面接を受けた会社に「こいつは採用するな」というメールが届いているらしいのです。 どんなにミチオさんの人当たりがよくても、どこかで恨みを買っている人は避けたいと会社側は判断するため、ミチオさんはことごとく不採用になっているのでした。すると、そんなミチオさんを、ギロリと強く睨む横田さんの姿が。 これまでキラキラしていた横田さんでしたが、夜逃げをした今は、身なりを構うお金もなくネットカフェで生活を送っているそう。自身の今の現状はすべて、ミチオさんが助けてくれなかったせいだ!と恨んでいる様子です。他人のせいにしている横田さんは、自分の行動が悪かったと思っていないのかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月02日25歳まで「彼氏いない歴=年齢」だったメルコパンダさんは、ボランティアサークルで後の夫となる年下大学生のとものりくんに出会いました。お互いに好き同士だった2人。すれ違いからなかなか恋人関係に発展しませんでしたが、とものりくんからの告白で、ついにカップルになったのでした。 彼氏らしいって何?ファストフード店でお茶をしながら、「僕と一緒に人生を歩みませんか?」ととものりくんから告白されたメルコさん。OKの返事をし、晴れて付き合うことになります。 付き合った記念にツーショット写真を撮り、「人を好きになるということは、すなわち、相手に支配されるということ」という、とものりくんの重い恋愛観を聞き、彼氏いない歴=年齢だったメルコさんは戸惑ってしまい……。 詳しくはメルコパンダさんのマンガ「結婚まで待ってくれますか?」をご覧ください。 とものりくんが初めての彼氏であるメルコさんは、「彼氏らしい」ことがわからないと打ち明けます。一方、とものりくんは「むしろうれしい」と好意的な反応。 そして、その日の帰り道、とものりくんはいきなりメルコさんに「グーしてください」と言い、メルコさんがグーを出すと、お互いのグーをコツンと合わせて「おやすみなさい」とお別れのあいさつをしたのでした。 とものりくんの手に触れたメルコさんは、うれしさからパニックに! ハグやキスではなく、とものりくんが控え目に触れたのは、異性との交際が初めてのメルコさんを気づかってのことかもしれませんね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター メルコパンダ
2024年03月01日知らない間に、元カノのサトコさんと婚姻関係になっていたミチオさん。サトコさんの父が経営する会社の後継者になれるかもと考え、結婚を受け入れていましたが、会社の同僚・横田さんとの不倫がバレてしまい離婚することに。離婚後、父の会社を継ぐため常務取締役に就任したサトコさんは、横田さんの自由奔放な異性関係が会社に多大な損失をもたらしたとして、損害賠償請求をしました。ほかにも、不倫相手の奥さんなどから多数の慰謝料請求をされ追い込まれた横田さんは、なんと夜逃げをしたのでした。 私バツイチで…横田さんが夜逃げをした数日後、会社前ではビラが配られていました。そのビラには、ミチオさんの不倫やコネ入社、慰謝料をもらって離婚したことが書かれていたのです。すべてのことが明るみになってしまったミチオさんは、会社に居づらくなってしまい退社。それから数カ月が経って……。 「少し時間いい?」と佐野さんを屋上に呼び出したサトコさん。力を入れてきた社内改革が軌道に乗ってきたことや、ミチオさんとの関係にケリがついたことから、自身の素直な気持ちを佐野さんに伝え始めます。 サトコさんの想いを聞いて顔を赤くした佐野さんは、ついに覚悟を決めて「ずっと好きでした!俺と付き合ってください」と告白。バツイチなことを気にしているサトコさんでしたが、佐野さんのアツい気持ちを聞き「もう後悔したくない!」と告白を受け入れたのでした。 こうして、お付き合いをすることになったサトコさんと佐野さん。かねてから想い合っていた2人ですから、どうか幸せになってほしいですね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
2024年03月01日私たち夫婦は結婚5年目です。大きな喧嘩もなく仲よくやってきましたが、お互いにまったく不満がないわけではありません。これは、「夫婦生活というのはこんな小さなことで不満が溜まってしまうものなんだ」とビックリした話です。 ギュッと握って出したい!私は、チューブ状の調味料や洗顔料、ハンドクリームなどを、ギュッと豪快に握って中身を出すのが大好きです。なぜなら、洋画などで外国人がギュッとチューブを握って出しているシーンに憧れがあり、まねしたいから。 アメリカやヨーロッパの映画の登場人物は、自転車を芝生に乗り捨てたり、スケートボードで道の真ん中を疾走したりと、自由かつ豪快なことが多いです。 そんなワイルドなキャラクターが握りつぶして使う歯磨き粉のチューブが、握られた形のままヨレッと洗面所の鏡の前に置いてある様子が、私はとてもおしゃれだと感じています。 夫から注意されてしまい…ある日、夫とスーパーで買い物をしていたときのことです。洋画が大好きな私が登場人物のまねをして、手持ちのカゴにワイルドにポイポイと商品を入れていたところ、夫の不満が爆発しました。「前からすごく嫌なんだけど、その、物をポイッと投げるのやめてくれない?」と言われたのです。 今まで他人から注意されたことがなかったため、見る人によっては嫌な気持ちになることを初めて知り、私は「ごめん」と素直に謝りました。夫の「物をもっと大事に扱ってほしい」という正直な気持ちに「なるほどな」と思ったからです。 妻のこだわりVS夫の不満しかし、家に帰ってからも夫の不満はおさまりませんでした。「調味料とかのチューブがぐにゃっとなってるのも嫌! もっとていねいに出してよ」と、ついにチューブの件で注意を受けてしまったのです。 カゴの件とは違い、チューブの件に関しては、私は簡単に「わかった、ごめん」とは言えません。そこで、私は「チューブ状のものをギュッと握って出したい理由」について、熱弁を始めました。 洋画への憧れ、不格好に曲がったチューブのかっこよさ、そして私がそんな使いかけのチューブの姿を見るのがどれほど好きなのかなど、一生懸命、説明したのです。急に態度が変わった私を見て、夫は驚いて目を丸くしていました。 話し合いの結果、夫は私の意思を尊重してくれ、チューブ状のものは私用と夫用で分けて使うことになりました。 現在、わが家には、至るところにキレイなチューブとグニャッと曲がったチューブが2本並んで置いてあります。お互いの意見を尊重し合って仲よく生活できたらいいなと思っています。 著者/つちやです作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月01日結婚する前、ほんの少しの間だけ一緒に住んでいた私たち。とはいえ、お互いに知らないことはまだまだ多かったようで……。今回は、結婚後に夫と共同生活を始めてから、私が特にびっくりした夫との価値観の違いを3つご紹介します。 トイレの使い方私はトイレが大好きな人間です。トイレで用を足すとき以外にも、トイレにこもってのんびり過ごすことがストレス発散法のひとつなのですが、夫は真逆。トイレはさっさと済ませたいらしく、一瞬で大便を出せる人だったのです。 一緒に暮らし始めたばかりのころ、私が長時間トイレにこもっていると、夫はとても心配して「大丈夫!?」と声をかけてくれました。しかし今では夫も見慣れたのか、私がトイレにこもっていても何も言わず自然に接してくれています。 冷蔵庫の中身私は牛乳が嫌いではないのですが、外出した際にカフェラテを注文して飲む程度。そのため、牛乳を常に冷蔵庫に入れておくことは今までなかったのですが、牛乳が大好きな夫は真逆。「牛乳を切らしておくなんてありえない」という考え方です。 ちなみに、無農薬の野菜やバターが大好きな私は専門店で野菜を買うこともあり、バターは間食として食べたいというこだわりがあります。 食費は夫婦共同のお財布から出しているため、牛乳が好きな夫と無農薬野菜やバターが好きな私、どちらも食を楽しめるよう、話し合ってお互いが納得できる食費の使い方をしています。 病気の治し方私は体調不良のとき、病院に行ったり薬を飲んだりするときもありますが、基本的にはできるだけ薬には頼らず、自然治癒を目指すタイプです。一方の夫は喉がちょっとでも痛くなると、すぐに常備薬に頼ります。 体調が悪くなった私に病院や薬をすすめる夫に対し、夫が体調を崩すと消化にいい食事や症状に合った自宅での対処法をすすめる私。 病気の治し方については考え方が違いすぎたため、無理やり自分の考えを押し付けるのではなく、どちらかが体調を崩したときはお互いに声を掛け合い、そっと見守ることになりました。 今回は、結婚して共同生活を送るようになってから、夫婦の価値観の違いに驚いた話を紹介しました。どちらかが正しいわけではありませんし、夫婦だからといって考え方を合わせる必要もないと思います。お互いの意見を聞いた上で、否定することなく相手の意見を受け入れることが、夫婦円満につながるのだろうと考えています。 一緒に暮らし始めたころは慣れないところもありましたが、今ではお互いの行動も生活の一部となってきて、私も夫も相手に驚くことが少しずつ減ってきています。 著者/松茉莉花作画/おはな ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おはな
2024年02月29日おしゃれな趣味を持っている男性は素敵です。一途に打ち込んで、腕を磨いている姿にうっとり見惚れてしまうことも。しかし私には、自分の趣味に夢中になりすぎて、周りが見えなくなるのはどうなのかと考えさせられた経験があります。 ビリヤードが得意な彼学生時代、イケメンで周りからも人気の高い彼と、帰り道にデートすることになりました。行き先はビリヤード場。真剣な眼差しでキューを構える彼の姿に、私はうっとりと酔いしれてしまいました。 付き合い始めてからも、帰宅中の寄り道デートは毎回ビリヤード。友だちも複数人誘って、みんなでわいわいビリヤードをすることもありました。かっこよく球を突いたり、友だちにビリヤードを教えたりする彼の姿が大人っぽくて、私はいつもうっとり。彼と付き合ってることが自慢で、うれしくてたまりませんでした。 彼に嫌気がさすように…しかし、そんな自慢の彼に対して、だんだんと不満を感じるように。彼だけがビリヤードの上級者なので、最初は楽しんで参加していた友だちも次第に飽きて、誘っても誰も来なくなってしまったのです。 私もビリヤードそのものが好きだったわけではないので、「そろそろビリヤード以外のデートも楽しみたい…」と我慢していました。 それなのに、ビリヤードの腕前を披露することができなくなって、彼は不満そう。友だちに「誰か誘ってきてよ」としつこく言い、それだけでなく「みんなも早く俺みたいに上手くなったらいいのに、これじゃつまらねぇ」と容赦なく見下す発言もしていました。 気がついたことそんな彼を見ていると、彼は私のことが好きなのではなく「ビリヤードをする俺にうっとり見惚れる私」のことを好きなんだと感じるように。同時に私も、本当は彼のことが好きなのではなく「大人っぽくビリヤードをする彼」に憧れていただけだと気がついたのです。 今でもビリヤード場を見かけると、彼のことを思い出します。特技や趣味を披露したい気持ちはわかりますが、夢中になりすぎて、周りの人の気持ちを考えられないのは残念だなと感じた出来事でした。 著者/雪田みゆ子作画/ちえ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月29日お付き合いをしていた彼が、頻繁に誰かと電話をしたりデートをドタキャンしたりと、怪しい行動をするようになりました。気になった私は、彼のスマホを見てしまって……。 彼の行動が怪しくなって…20代前半のころ、同じ職場の男性とお付き合いをしていた私。シフトの休みを合わせていろいろな場所に出かけ、楽しい思い出をたくさん作っていました。しかし、付き合って3カ月が経ったころから、彼はトイレに行くふりをして誰かに電話をしたり、デートをドタキャンしたりするようになったのです。 彼に理由を聞いても「友だちから電話が~、急に家の用事で~」などと言うので、まぁ仕方がないかと私は思うようにしていました。けれど、だんだんと彼の行動を怪しく感じるように……。 そこで私は、あるお泊まりの日に、良くないとわかってはいたものの、彼がお風呂に入るタイミングを狙って彼のスマホを見ることにしました。 彼のスマホを覗いたら…!すると、私たちと同じ職場の同僚女性Aとラブラブなメールをしていることが判明。さらに、職場の先輩女性Bとも毎日電話をしている履歴があったのです! まさか彼が……しかも同じ職場の2人の女性と浮気をしていたなんて、と一気に地獄に突き落とされたような気分でした。 ショックを受けながらも、もしかしたら他にも浮気相手がいるかもしれない!と思い、連絡先をチェックしてみることに。しかし、連絡先に登録してあったのはなんと、職場の上司と彼の両親、私と浮気相手2人の6件しかなかったのです。 友だちの連絡先などが一切見当たらず、びっくりした私。大好きだった彼ですが、浮気をしていたし、何よりスマホの履歴を見て怖くなってしまい、すぐにお別れをしました。 彼の不審な行動から浮気を疑い、スマホの履歴を覗いてしまった私。案の定、浮気の証拠が出てきましたが、それよりも彼が登録している連絡先の少なさに「彼って一体何者?」と不信感が募ってしまいました。彼と別れたことをきっかけに、次は素性がはっきりしている人と付き合いたいと思うようになりました。 著者/りくえま作画/しお ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しお
2024年02月29日おとさんが韓国籍ということに懸念があるらしく、Kっぷさんの両親から同棲に反対されてしまったおとさん。実はおとさんは生まれも育ちも日本なのですが、両親が韓国人で国籍は韓国となっています。Kっぷさんから「親の意見なんてもう聞かない!俺は今すぐ実家を出るから」と言われたおとさんは……。本作は著者であるおとさんの実体験を描いたマンガです。※著者のおとさんからのお願い※パーソナルなお話になりますが、誰かを傷つけたり誰かを批判したりするお話ではありません。誹謗中傷や特定の誰かを否定するのは控えてくださいますようお願いします。 彼が両親と揉めているのは…私のせい?Kっぷさんから「両親に同棲を反対されて数カ月前から揉めてる」「なんとか説得できないか頑張ってきたけど無理そうだから今すぐに実家を出る」と聞かされたおとさんは、自分が韓国籍であることを否定されたようでショックを受けてしまいます。ただ、おとさんとしては「彼の両親に反対されたまま強引に同棲を始めるのは避けたい」「みんなから祝福されながら結婚をしたい」という気持ちが強く……。 Kっぷさんから「おとの国籍のことで両親から同棲を反対されている」と打ち明けられた日、2人は今後どうするのか話し合うことに。「両親の反対を押し切って今すぐ家を出る」と主張するKっぷさんに対し、おとさんは「ご両親に反対されたまま同棲を始めるなんてできない」と反論。 Kっぷさんは「周りに外国人がいないから不安になるのはわかるけど、それでも国籍を理由に同棲に反対する親のことは許せない」と、おとさんを庇ってくれます。しかし、おとさんは自分自身に非がないことを理解しながらも、自分の国籍が原因でKっぷさんの家庭に波乱を起こしていることに、どうしても罪悪感を抱いてしまうのでした。 その後、一晩中泣き続けたおとさんを、彼はずっと見守りながら謝ってくれたそうです。きっと、おとさんは彼に対して思うところもあるでしょうが、こうやって味方でいてくれるのは心強く感じますね。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター おと
2024年02月29日20代後半のころ。「そろそろ彼氏がほしいな~」と思った私は、親友と一緒にマッチングサービスに登録することに。さっそくマッチした男性と食事に行き、いい感じの雰囲気になったのですが……。 マッチングサービスで出会った彼マッチングサービスで出会った男性と食事に行った私。彼のお店を選ぶセンスや、紳士的な振る舞いなどに、とても好印象をもちました。そして、帰り際、私の手をそっと繋いできた彼は「君のことを大切にしたいと思った。大船に乗ったつもりで俺についてきてほしい」と言ってきたのです。「え……何?!プロポーズ?!」と彼の言葉に驚き、ドキドキが止まらないまま興奮気味に帰宅しました。 それから、彼とは何度もデートを重ね、会うたびに「今日もかわいいね。君の隣が似合う男に早くなりたいな」などと、彼はとにかく甘い言葉をかけてくれました。そんな彼に、どんどん惹かれていった私。「彼とこの先もずっと一緒にいたいな」なんて思っていたのですが、半年後にまさかの事件が……。 彼との旅行中に…それは、彼と一緒に旅行をしていたときのことです。もともと仕事が忙しいと話していた彼でしたが、この日は特に、仕事用と言っていたスマホが何度も鳴り続けていました。けれど、彼は電話に出ようとしないため「電話に出なくていいの?」と聞いたところ、彼は「今日は君との時間を大切にする日だから」と言い、電話に出ることはありませんでした。 しかし、その後も鳴り続ける彼のスマホ。ちょうど、彼が旅館で昼寝をしていたときにも電話がかかってきたため、彼にスマホを渡そうと画面を見たところ……画面に「ゆみ(妻)」と表示が出ていたのです! 一瞬、私は頭が真っ白になりましたが、すぐに彼を叩き起こし「どういうこと?!奥さんいるのに私と付き合っていたの?!」と問い詰めました。 すると、彼は「俺、付き合ってとは一度も言ってないよ。俺ら付き合ってないよね?」と言ってきたのです。開き直ったような彼の態度に「はぁ?!」と怒りを隠せず……。しかも、知らない間に自分が不倫相手となっていたことに驚愕し、荷物をもって旅館を飛び出し、彼との関係を終わらせました。 てっきり、彼と交際しているものだと勘違いをしていた私。たしかに思い返してみると、「付き合おう」とはっきり言われたことはなかったのです。あのとき、彼の妻からの着信に気が付かなければ、彼の甘い言葉によって騙され続けていたと思うのでゾッとしました。大きなトラブルになる前に、彼との関係を絶つことができてよかったです。 著者/なかまる あゆみ作画/あさうえさい ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター あさうえさい
2024年02月28日