映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』でも共演し、息ぴったりの2人。「初日を迎えちゃったので、戸田さんと過ごす時間もだんだん終わりに近づいているということなので、皆さんを置き去りにして楽しみたいと思います」と言っていた永野だが、印象に残っているシーンを聞かれると「私がルミ子さんに『ママ、手伝うよ』と言ってバケツを取る時に『触らないで!』と言われるところ」と明かす。永野はさらに「まだ戸田さんとの撮影日数を重ねていなくて、けっこう初めでまだちゃんと会話もできていない状況だったので、ちゃんと距離もあってのあのシーンだった。本気でグサッてきたのを覚えてますね。『触らないでって言われた!』みたいな感じで」と語る。「そこからちょっとずつ戸田さんとお話ししよう、戸田さんの懐に入りたい、と思って挑んだ日々だったと思います」と振り返った。
2022年11月23日映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。作品にちなみ、どんな母親になりたいかという問いに、戸田は「(母親役の)大地(真央)さんを通した母を見ていて、いつでも笑顔でいるお母さんってやっぱり素敵だなと思ったんです。なので自分も笑顔で過ごせるために心のゆとりを持てるようになりたいし、穏やかな家庭を築きたいなと思いました」と語る。一方永野は「自分が母親になるイメージがまだまったくできないんですけど」と悩みつつ、「自分が母と仲良いいので、その日の出来事だったりいいことも悪いこともなんでも共有できる母になりたいなとは思います」と答える。司会から「本当に仲が良いんですね」と声をかけられると、「仲良しなんです。えへへ」と照れ笑いを浮かべていた。
2022年11月23日娘を愛せない母と、母の愛を求める娘の関係を描く映画『母性』。親子を演じた、戸田恵梨香さんと永野芽郁さんに、作品について伺いました。――現場の雰囲気はいかがでしたか?戸田恵梨香:仲のよくない母と娘役だから、役作りで話をしないようにするとかはお互い皆無で(笑)、ずっと話していましたね。永野芽郁:私はこの作品で初めて戸田さんとご一緒できる嬉しさで、撮影が始まったばかりの頃は「うわ~、戸田さんだ!」って感じでしたが(笑)、すごく気さくに話してくださったので、ずっと楽しく笑って過ごせました。戸田:本当にずっと笑ってたね。芽郁ちゃんは明るくてキラキラしてるなって思いながら見てた。――それぞれ、演じた役について教えてください。戸田:母のルミ子は、メイクや服装といった外見から、喋り方、考え方まですべて、ルミ子の母の世界で生きている人です。だからこそ、母がいなくなり、絶望の淵に落とされてしまいます。永野:娘の清佳は、お母さんに気に入られたくて頑張るんですが、お母さんの心ここにあらず…。虚無感を抱きながら生きていて、救われるポイントが全然ないんです。――同じ出来事でも母と娘の記憶が全く異なることを際立たせるために、それぞれの視点で2パターンのシーンがあります。演じ分けは大変だったのでは?戸田:演じ分ける難しさは感じませんでした。ただ、清佳を思い通りにできなかった時のルミ子は、彼女自身がどうなるかわかっていない。娘側の回想シーンで、そこはすごく考えながら演じました。清佳の子供時代の回想が多かったので、芽郁ちゃんと2パターン撮ったのは最後くらいだったよね?永野:そうですね。私は、お芝居しながら、清佳のように笑うことが全くない人生って寂しいなと思いながらずっと演じました。――食事シーンが多いですね。戸田:ルミ子にとっての実母と義母との関係性を差別化するうえで、食事シーンの持つ意味はとても大きかったと思います。美しい家庭を求めるルミ子にとっては、どれだけ家族が破綻していたとしても、形だけでも食卓を囲み続けることが大事だったんでしょうね。永野:私はずっとおばあちゃんを睨んでたので、演技中は全くごはんがおいしくなかったです(笑)。戸田:ずっと怒ってたもんね。私はおいしくいただいてたけど(笑)。永野:カットがかかってから、一緒にバクバク食べましたよね(笑)。そしたら、すごくおいしかったです!――anan世代にとって、母性とは何かを問う本作には、考えさせられることがたくさんあります。戸田:母になること、人の命を預かることはどういうことなのか、問う作品ですよね。子供が欲しいかどうかは考えても、自分が母性を持ち合わせているのか、子供を愛せるのかまでは、あまり考えないと思うんです。そんな中で、この作品が、母性について考えるきっかけになるかもしれません。永野:正直、私にはまだ難しくて、「母性って何かな」というところまで辿り着いていないです。戸田:なかなか辿り着かないよ。永野:なので、タイトルは『母性』だけど、「母性を理解しましょう」という話ではないですし、みなさんそれぞれ、この作品を受け止めてもらえたらと思います。戸田:そうだね。そのうえで、どんな選択であっても、自分自身が幸せになる道を選ぶべきだってことが伝わるといいな。とだ・えりか(写真右)1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』シリーズや、NHK連続テレビ小説『スカーレット』など話題作に多数出演。コート¥609,400パンプス¥138,600※参考色(共にロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス TEL:03・6215・6116)タイツはスタイリスト私物ながの・めい(写真左)1999年9月24日生まれ、東京都出身。映画『そして、バトンは渡された』(’21年)で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞。来年、Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』が全世界配信。ジャケット¥836,000ワンピース¥440,000トップス¥117,700パンプス¥167,200※すべて予定価格(以上プラダ/プラダ クライアントサービス TEL:0120・45・1913)『母性』湊かなえの大ヒットミステリー小説を映画化。女子高生が遺体で発見された事件を機に、娘を愛せない母・ルミ子と母に愛されたい娘・清佳がそれぞれの記憶を辿っていく。食い違う二人の告白を通じて衝撃の真相が明らかになっていく。11月23日全国公開。※『anan』2022年11月23日号より。写真・宮﨑健太郎スタイリスト・大浜瑛里那(戸田さん)鴇田晋哉(永野さん)ヘア&メイク・松井里加(A.K.A./戸田さん)吉田美幸(Bside/永野さん)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年11月22日本作で描かれる母と娘の姿に抱かずにいられない、この違和感はいったいなんなのか?戸田恵梨香と永野芽郁が親子役で共演を果たしている映画『母性』。実年齢は11歳しか離れておらず、昨年放送された連続ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』で10歳差の先輩・後輩の間柄を演じたふたりが母娘を演じることが大きな話題を呼んでいるが、違和感の正体は、そこ(=ふたりの年齢差)ではない。『告白』、『Nのために』、『白ゆき姫殺人事件』のベストセラー作家・湊かなえによる、120万部突破の同名人気小説を映画化した本作。今もって本作や登場人物たちの感情について「理解できていない」と語るふたりに話を聞いた。はじめは違和感があったけど……――ドラマ『ハコヅメ』で先輩・後輩関係の警察官を演じたおふたりですが、本作『母性』ではそれとは全く異なる“母と娘”という関係性での共演となりました。永野『ハコヅメ』より先に『母性』を撮っていたので、初めて戸田さんにお会いしたのはこの作品でした。目の前でお芝居されている姿を見て、自分のイメージしていた戸田さんと全然違っていて、いつも刺激を受けながら過ごしていました。戸田私は既に『母性』にクランクインしていたタイミングで『ハコヅメ』の情報解禁用の写真撮影があって、そこで初めて顔を合わせたんです。永野あ、そうでしたね!戸田「(『母性』の)現場、どうですか?」って聞いてくれたときのテンションや、一緒に写真を撮っている感じが、なんか気さくで、溌溂としてて、お互い気負うことなくできそうだなって印象を与えてくれました。『母性』――2作続けて共演されて、お互いにどういったところに頼もしさを感じましたか?戸田『母性』は私たちだけでなく、キャストのみなさんが悩みながら試行錯誤して撮影していたので、みんながすごく柔らかな雰囲気でお互いをフォローしながら進んでいる感じでした。私自身、当時32歳で、子どもがいるわけじゃない。最初に脚本を読ませていただいたとき、「私だと若いんじゃないですか?」と問い質したくらい違和感がありました。それをどう成立させればいいのかな?と試行錯誤している中で、撮影中に“母の日”があって、芽郁ちゃんが「母の日に」ってプレゼントをくれたり、ちゃんと私に対して“母”として対応してくれたんですね。そうやって“母”として見てくれているんだなって安心感が生まれて、あまり考えすぎなくていいのかなと思わせてくれて、自然に気負いなく現場にいれました。『母性』で苦楽を共にしたので、『ハコヅメ』のときは互いに楽しくやれましたし、「関西人ですか?」ってくらいのギャグのセンスもお持ちなので(笑)。永野え~、そうですか(笑)?戸田年の差を全く感じない存在で、(一緒にいて)ラクです。長く芸能界にいて、苦労とかしんどいことをたくさん知っているはずなのに、いつも笑顔でいるから、そこがまたすごいなと思います。現場を良い雰囲気に保ってくれるので頼りにしています。私は真顔になるタイプなので(笑)。永野いらっしゃると絶対的に「大丈夫」と思わせてくれる方なので、頼もしさしか感じていないです。佇まいがパワフルで、周りのこともすごく見ていて、サッと支えてくださるんです。私は戸田さんにくっついていくみたいな感じでした。(戸田が演じた母親役も)すごく大変な役であったと思うんですけど、それを私たちに見せることもなく、一緒に乗り越えてくださったので、先輩ですけど「ずっといて!」「離れないで」と思っちゃいます。戸田去年は、半年くらいずっと一緒だったから、いるのが当たり前になってたんですよね。半年という期間は大きかったですね。理屈で詰めていかないと成立しない今の自分の能力勝負に賭けてみた――先ほど、戸田さんはオファーに対して当初「私にできるんだろうか?」と感じたとおっしゃいましたが、出演を決めた理由、決め手になったポイントは?戸田脚本を読んで「これ、(戸田へのオファーは娘の)清佳ですよね?」って聞いたら「いや(母親の)ルミ子だよ」って。「私がルミ子なんですか?」というくらい、まさかでした。清佳をやるには歳が上過ぎるし、ルミ子をやるには若いし……私はどこに立ってるんだろう?という感じで、大学生とか結婚して間もない頃であれば演じられるかもしれないけど、清佳が高校生になった頃のルミ子は、私にはお芝居できないのではないか?と思ったんです。ただ、プロデューサーの谷口(達彦)さんが、“なぜ私なのか?”ということを長い時間語ってくれたんです。お世話になっている谷口さんという存在になにかお返ししたいという気持ちと、ここまで言ってくれるのであれば、なにかを見出せるかもしれないという想いでした。今まで、脚本を読んであまりにイメージできない役はお断りさせていただいてきたんですけど、それを毛嫌いするだけでなく、久しぶりに挑戦するべきだなと思って、自分を奮い立たせるために挑戦させてもらったというのが正直なところですね。――出演を決断される上で、心を動かされた言葉などはあったんでしょうか……?戸田基本的に私をずっと褒めてくれていて「恵梨香の芝居だったら絶対にできる!」、「恵梨香以外、できる人が見当つかない」と。本当に褒めてくださるんですけど、私の中では私とルミ子が一致しないから、どうしても「なるほど!」とはなれなくて……。もし私が実際に子どもを産んでいて、子どもを持つことへの葛藤や愛情を考えることがあったり、きっかけや経験があったなら、心理的に表現できることはあるかもしれない。愛犬に対しては母性は出まくってるんですけど(笑)、人間の子となると違うし、明らかに経験不足だろうと。容姿に関してもどこまで(高校生の娘を持つ母親の姿に)持っていけるのか?という想いもありました。加えて、感情移入することも決してできない役柄だったので、これは感情でお芝居するのではなく、理屈で詰めていかないと成立しない作品だなと思って、今の自分の能力勝負に賭けてみたという感じでしたね。――永野さんが出演を決めた理由は?永野主演が戸田さんで、原作が湊かなえさんという2点で私は決めました。戸田すごい!永野出演を決めてから脚本を読んだので、この役は「難しいな」って(苦笑)。でも戸田さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、ついていけばいいんだと思っていました。戸田さんが“母”の視点も交えて相談に乗ってくださった――完成した作品を観ての率直な感想を聞かせてください。戸田正直「分からない」というのが素直な感想ですね。お芝居していても、かなり頭で考えながらやっていたので、それが成立していたのか?と心配な気持ちもあり、客観的に見ることができなかったんです。だから「感動しました」という声を聞くと「感動するところはどこなんだろう?」と気になりましたし、良い評価を聞くと「そうなんだ」とどこか遠いところにいるような感覚に陥るんですよね。その違和感っていったいなんなのか?まだ分からないけど、この作品によって、誰かのモヤモヤした気持ちがハッと導き出されるようなきっかけになったらいいなと思っています。永野(完成作を観て)最初に脚本を読んだときと同じ難しさは感じました。実際に撮影しているときも「これで合ってるのかな?」「これってこういうことなのかな……?」という感じで、自分の中でも「これだ!」と思えるものがなかなかなかったんです。それは完成作を観ても感じましたし、観てくださるみなさん、それぞれ思いを馳せる作品になっているのかなと思います。――現場に入ってから役柄を掴んだ瞬間や手応えを感じた部分はあったんでしょうか?戸田廣木(隆一)監督はセッションの時間をすごく取るような監督ではないし、「このシーンをこう見せたいんだ」「こうしてほしい」とおっしゃるようなタイプでもないんですよね。基本的には役者に任せてくださって、それをどのアングルから撮るか?というのを監督が考えてくださるという感じで。脚本にも携わっていたプロデューサーの谷口さんにあらためて“答え合わせ”をして、確認しながら、間違いがないように進めていました。一番難しかったのが、(ルミ子が教会の告解室で神父に対して言う)「私が間違えていたのです」というセリフでした。というのは、ルミ子は、本当に自分の育て方や娘に対してかけてきた愛情が「間違っていた」とは思ってないはずなんです。自分の美学を押しつけてきたので。じゃあなぜ、あのとき、彼女が「私が間違えていたのです」と言えたのか?それは、彼女は母(大地真央)に対して、こういうふうに言ってあげるのが正解なんだ、こういうふうに言うと喜んでもらえるんだということを考えてずっと生きてきて、娘にも「おばあちゃまになんと言ったら喜ぶのかを考えて発言、行動するのよ」とずっと教えてきた人だから、あそこで神父様と向き合ったとき、「ここで私は“間違えた”ということを認めないといけないんだ(=間違いを認めることが正しいことなんだ)」と、ある意味で、神父様にこの言葉を言わされたんだ、と。その説明を受けたとき、「なるほど」と思ったんです。そうじゃないとこのセリフを理解できなかった。そのときに、あらためてルミ子という人を理解することができたなと思いました。神父様とのシーンは早い段階で撮ったんですけど、序盤で腑に落とすことができたのはよかったと思いますね。永野母を守るために怒ったり、泣いたりするのはすごく理解できるんですが、それを取り巻く環境が理解しがたいところもあったりしました。そこで疑問に思うことを戸田さんに相談すると戸田さんが“母”の視点も交えて相談に乗ってくださり、すごく助けていただきました。――戸田さんがいないシーンはいかがでしたか?清佳が、飲食店で隣の客のマナーについて、わざわざ問い詰めるシーンは強烈でした。ああいう行動原理などは理解できましたか?永野清佳はルミ子さんと性格が全然違うじゃないですか。なぜこの性格になったんだろう?と最初は疑問に思っていましたが、監督ともいろいろお話をしながら進めていく中で、監督から「育った環境がすごく複雑だったから、ひと筋縄でいく女の子ではない」という説明をいただいたんです。ルミ子さんから育てられたと思うと、(清佳の性格や言動に)違和感しかなかったんですが、ルミ子さんとはまた違うふうに成長していっているということで、理解ができました。母親からもらった分の愛情は私も子どもにつないでいきたい――この作品に出演したことで結婚観や家族の在り方、男女の違いなどについて、気づかされたり影響を受けた部分はありましたか?戸田結婚とか家族ということに関しては、以前に出演させていただいたある映画が考えるきっかけになったことがあって、血がつながっているから家族なのではなく、血がつながっていなくても家族になる場合もあるじゃないですか?家族の形に対して決まった正解というのはなく、形式上の“家族”となった人たちがそこからどうやって、本当の意味で家族になるための関係性を育んでいくのか?というのが大事なんだなと思ったんですね。その意味で、今回の『母性』で描かれているのは、それを育めなかった家族であり、育みたくても育めない人と、育む気がない人がいて、みんなが哀しみを背負うような選択をしてしまっている。果たしてそれで本当にいいのか?と思いつつ、そうやって過ごしていく中で、いつか彼らが正解を見つけることができたらいいのにな……とは思いましたね。永野私はただただ、幸せな家族がいいなと思いました(笑)。幸せの感じ方も人によって違うと思いますが、私自身、純粋に「幸せだな」と思える家族の下で育ってきたので、自分もそういう家族を作りたいなと思っています。――母親になったとき、こうありたいと考えていることや、ご自身が親から受け取って、自分の子にも伝えていきたいと思うことはありますか?そこに関しても、本作に出演したことで意識が変わった部分があれば教えてください。戸田私自身の理屈や感性で、この作品に影響されたことは恐らくないと思います。ただ、やっぱりちゃんと“愛”というのは伝えたいし、ちゃんとハグをしたいなと思います。永野自分が母親になるということをまだ想像できないので、分からないところばかりですが、私が母親からもらった分の愛情は、私も子どもにつないでいきたいなとは思いました。――最後になりますが、今「母性とはなんですか?」と聞かれたら、どう答えますか?戸田“ホルモン”という物質(笑)。――科学的な答えが……。戸田(笑)。やっぱり、子どもだったり、恋人だったり、もしかしたらそれはペットだったり……“なにか”に対して、それを見たときに自分が「幸せだなぁ」と感じる感覚なのかな?と思いますね。――永野さんは“母性”ってなんだと思いますか?永野今はまだ分からないです(笑)。戸田理屈じゃないもんね。ホルモンですから(笑)!永野ホルモンです(笑)。『母性』11月23日(水)公開(C)2022映画「母性」製作委員会取材・文:黒豆直樹撮影:川野結李歌スタリング(永野):Shinya Tokita衣装協力(戸田):ニット/rito structure、スカート/Harikae、ピアス/MISTY、リング/RATHEL & WOLF、シャツ/スタイリスト私物衣装協力(永野):トップス・スカート/YOHEI OHNOぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント戸田恵梨香、永野芽郁のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年11月22日二宮和也主演『ラーゲリより愛を込めて』の公開を記念して、2008年に放送されたドラマ「流星の絆」がParaviほか各種配信サービスで初配信されることが決定した。本ドラマは、東野圭吾による本格ミステリーを原作とした感動作。脚本家・宮藤官九郎が得意とする青春ドラマの要素を加え、きょうだいの絆を描いた。2008年にTBS金曜ドラマ枠で放送されたヒット作だ。物語の中心は、小学生のときに洋食店を営む両親を何者かに殺された、有明功一、泰輔、静奈の3人兄妹。二宮さんは、高校卒業後、父と同じ調理師の道を志すが挫折し、現在はスタンドカレー店で働いている長男・功一を演じる。功一は、3兄妹の中で最も両親が殺された事件の影響を受けており、家族への執着と社会に対する不信感を抱いている。両親を殺害した犯人を見つけることだけでなく、血がつながっていない妹・静奈を守ることにもこだわる責任感の強い人物だ。バイトをしながら自分のやりたいことを探している次男・泰輔役を演じるのは錦戸亮。行動力はあるが無計画な性格の泰輔は、功一が事件と向き合おうとしているのに対し、その呪縛から逃れようとしている。兄2人とは血縁関係にない末っ子・静奈役は戸田恵梨香。兄2人からの精神的な自立を意識しはじめた矢先、自分が2人とは血がつながっていないことを知ってしまう…。そのほか、3兄妹に対して遺族と刑事という関係を超えた感情を抱く刑事役で三浦友和、彼らと深く関わることになる洋食チェーンの御曹司役で要潤も登場する。世帯最高視聴率22.6%を記録し(ビデオリサーチ調べ・関東地区)、第46回ギャラクシー賞で「第3回マイベストTV賞グランプリ」を受賞、主演・二宮さんは同賞で「個人賞」を受賞するなど、当時大きな反響を呼んだ。「流星の絆」は11月22日(火)0時より2月19日(日)までの期間限定で、Paravi、TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!にて順次配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年11月21日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)のファイナルトレーラーが18日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。公開された映像では、のどかで美しい風景と対照的にミステリアスなメロディが響くなか、娘を愛せない母・ルミ子(戸田恵梨香)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野芽郁)との歪な親子関係、義母(高畑淳子)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境…と、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。「なんで…!」とベッドの清佳を叩くルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける「自殺したって本当なの?」という意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま目を瞑り横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫びと、緊張感が溢れ出るな様々シーンから謎が膨らみ、映像の締めくくりには、清佳を愛情たっぷりに強く抱きしめるルミ子と、かたやルミ子に首を絞められる清佳という、同じ出来事のはずなのに180度記憶が食い違った姿が捉えられている。娘を愛せない母と、母に愛されたい娘、“母性”に惑わされる非常に複雑なこの母娘関係を見事に演じきった戸田と永野の2人には、原作者・湊かなえも「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押しているが、役作りにはかつてない苦労を味わっていたという。これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返っている戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」と語り、対して永野も役への理解を深めていくにあたり戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ! じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせませした」と明かす。本作で初共演を果たした2人が互いに支えいながら見せつけた熱演によって、母と娘の想いのすれ違いがより鋭さを増して映し出されている。
2022年11月18日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、11月23日(水・祝)より公開となる。この度、緊迫のシーンが次々と映し出されるファイナルトレーラーが解禁された。『告白』など数々の傑作を生み出してきたベストセラー作家・湊かなえの同名小説を、『月の満ち欠け』の公開も控える廣木隆一監督が映画化。ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』の戸田恵梨香と永野芽郁が母と娘役で共演し、繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開く。第41回バンクーバー国際映画祭や第35回東京国際映画祭で大反響を巻き起こし、先日発表された報知映画賞で作品賞や女優賞など4部門5ノミネート、日刊スポーツ映画賞でも監督賞にノミネートを果たすなど、公開前から注目を集めている本作。この度、衝撃的なセリフの応酬や緊迫シーンの連続に目が離せなくなる、ファイナルトレーラーが解禁された。東京国際映画祭のレッドカーペットに登場したドレス姿の戸田と永野や、バンクーバー国際映画祭に登壇した湊かなえの様子から始まる映像では、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野)との歪な親子関係や、義母(高畑淳子)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境など、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。清佳を叩くルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫び……。映像の締めくくりには、清佳を抱きしめるルミ子と、ルミ子に首を絞められる清佳という、180度記憶が食い違った姿も。まばたきする間もなく挿し込まれる緊張感溢れるシーンから、謎が膨らみ、何が“真実”なのか、惑わされてしまうような映像となっている。『母性』湊かなえは「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押しているが、これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返る戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」とコメント。対して永野も、役への理解を深めていくにあたり戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ!じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせました」と明かしている。ふたりが互いに支え合いながら作り上げていったという母と娘。その想いのすれ違い、そして食い違いが引き起こす180度逆転する事件の真相とは?その結末は劇場で目撃していただきたい。映画『母性』ファイナルトレーラー『母性』11月23日(水・祝)公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年11月18日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)に対する現役女子高生たちのコメントが17日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく先日、映画をいち早く鑑賞した中村高等学校の現役女子高生たちのもとを戸田と永野が電撃訪問し盛り上がりを見せたが、今回はイベントでも紹介しきれなかった女子高生たちの感想が届いた。歪んだ愛の上に立つ複雑な母娘関係に焦点を当てた本作には、生徒たちも「自分のことのように話にのまれた」「街中で見かけるさまざまな親子を見るたびこの映画を思い出します。そのくらい衝撃的な映画でした」「ラストに鳥肌」と“母性”に惑わされる物語にダイレクトな衝撃を受けた様子。さらに「本で感じた苦しさより、もっとグサグサが増した苦しさを感じました」「映画を見て泣いてしまったのはこの映画が初めて」「戸田恵梨香さんと、永野芽郁さんの演技が上手で、見入ってしまいました。とても泣けました」と、実写映画としてインパクトアップする仕上がりが胸を強く打っていることが窺える。自身の家族関係に置き換えながら思いを巡らせた生徒も多かったようで「私も家では大人の顔色を伺いながら生活してしまう事が多いのでそこは(清佳に)共感できる」といった意見や、「見終わった瞬間、今すぐにでも母に会いたい! と思った。母の強さ、偉大さを感じられた」「女性の強さ、母の強さを感じ、女性として生まれてきたことがとても誇らしかった」と人生を好転させるような前向きな感情も多く見られた。いつも自分が主人公なヒロイン母・ルミ子、正義を振りかざし余計な一言を放ちがちの空気読めない娘・清佳と、母と娘もそれぞれに尖った特徴が前面に出てくる本作だが、その周囲にも、目に焼きついて忘れられない存在感たっぷりの怪演バトルや、強烈なセリフの応酬を繰り広げるクセ強キャラクターが多数登場する。特に粗暴な扱いでルミ子を追い詰め、清佳ともバチバチの関係になっていくことから女子高生から「乱暴な言葉使いや義娘へのイジメは許せません」との感想もあった高畑淳子演じる口悪義母には、バンクーバー国際映画祭、東京国際映画祭での上映後も多くの反響が寄せられている。しかし、女子高生たちの間でもっとも憎まれていた登場人物は、ルミ子の結婚相手であり清佳の父である無関心夫・田所哲史(三浦誠己)だった。「家族間のトラブルがあっても何も口出ししなかったので腹が立ちました」「クラスで一番ヤバイ! と話していたキャラクターです」との声が多く寄せられている。哲史は自分の世界に浸り続け、家族には関心を見せずすべてのことは妻任せ、あげく妻も娘も裏切る行動で、女子高生たちにとって許しがたい男として声を上げずにいられない様子。一方で、憎まれる性格とは裏腹に「彼が自分の抱える孤独や葛藤を表に出さなかったのは、妻と娘を思ってのことなのだと思います。自分の思いの内を隠し、哀愁を漂わせながら生きる田所にとても惹かれてしまいます」「田所さんの喋らないアクションによって、よりルミ子の心情や表情が際立ち魅力的でした」と惹かれている層も一定数あらわれていた。また女子高生たちは、親と意見が食い違ったときの解決法として「両親側の意見や考えを聞いた上で自分の意見を言うようにしています」「互いの思惑、解釈の違いを話し合う」「第三者からの意見も聞く」と大多数が大人な意見を寄せ、「大人しく寝ました」「一旦寝て、お互い落ち着いてから話し合う」「寝て忘れる」とクールダウンに寝るようにしている家庭も多いようだ。なかには「同じ事でも感じる事が同じではない事をお互い知ること」と、この作品をすでに自分に落とし込んだという生徒も。原作者・湊かなえの「自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損」という言葉の通り、女子高生たちの意見にはそれぞれの体感が詰まっている。
2022年11月17日映画『母性』(11月23日公開)の公開直前イベントが東京・中村中学校・高等学校で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。2人の登場に女子高生たちは興奮で、戸田は「こうやって生の声聞くと本当に嬉しいです」と喜ぶ。2人のちょっとした仕草にも思わず「かわいい」という声が漏れ、あまりの反応に2人も顔を見合わせて笑っていた。イベントでは生徒たちが映画の感想と2人に聞きたいことを発表し、中には「両親と性格や考え方が合わない時があって、理解されてないと愛されてないように感じてしまう。どう行動したらいいのか」といったものも。2人は「難しい」と悩み、戸田は「親に限らず、自分以外は他人なので、他人同士考え方が違うのが当たり前だし、価値観も違うし、今これだけ多様性と言われてるけど、なかなかそれが浸透しづらい世の中、それがすごく難しいことなんだというのは如実に出てるのかなと感じるんですけど」と言いながら、「今自分がどうしたいのか、心地いいと思うもの、好きだと思うもの、心躍るものを選択していってほしいなと思います」とアドバイスする。永野も「実際どういう風に向き合って過ごされているかわからないから簡単なことは言えないけど、理解してくれてないから愛していないというわけではないと思うので、理解されるように努力するか、理解するように努力するか、私だったらそうする」と自身の目線で語りながら、「あくまでもご自身のしたいようにすればいいんじゃないかなと思います!」と真摯に答えた。
2022年11月15日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、第41回バンクーバー国際映画祭に正式招待作品され、廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地での舞台挨拶に登場した。本作は『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』の公開も控える人間ドラマの名手・廣木隆一監督が、『告白』など数々のベストセラーを生み出してきた湊かなえの同名小説を映画化したエンタテインメント作品。繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開いた戸田、永野をはじめ、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオら実力派キャスト陣が集結し、ひと際キャラの濃い母娘たちを熱演している。先日、北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭にて、正式招待作品として華々しくワールドプレミアが行われ、湊かなえと共に、廣木隆一監督が現地での舞台挨拶に登場。2018年『ここは退屈迎えに来て』以来4年ぶりのバンクーバー登場とあって、新作を心待ちにしていた現地の観客から拍手喝采で出迎えられた。左から)廣木隆一監督、湊かなえ廣木監督といえば下積み時代、世界最大のインディペンデント映画祭として有名なサンダンス映画祭に見出されアメリカに留学後、2003年の『ヴァイブレータ』で国内外40以上の映画祭で大きな注目を浴びた。今ではヴェネチア、トロント、ロッテルダム、上海、釜山、香港など、世界各地の映画祭でその名を轟かせており、世界が新作を待ちわびる監督のひとりだ。今回バンクーバー国際映画祭では、観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的に今年から新設され、最優秀賞を争う対象となる「ショーケース」部門からの出品となった。映画祭のプログラミングチームは「今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です」と選出理由を語っている。さらに「監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました」と、女性の繊細な心情を描くことに定評のある廣木監督の手腕を絶賛した。「戸田恵梨香の狂気がすごかった」第41回バンクーバー国際映画祭の様子満員御礼となった上映会場では、ところどころで笑いが起きたかと思えば、終盤にはすすり泣きが響くなど、目の肥えた観客たちからもリアクションは上々だったようで、「とても深いストーリーで心が揺さぶられた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声や表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった」との声が寄せられた。『母性』の制作について廣木監督は「ナレーションで全てを説明するようなことはしたくなかったので、役者さんのリアルな芝居を引き出すことに注力しました。戸田さんも永野さんも、それぞれのキャラクターの感情とリアルな芝居というものを一生懸命に追求してくれて、脚本に書かれていることを基に、毎回素晴らしいものを組み立てて撮影に臨んでくれたので、それを見るのが楽しみでした」と振り返った。また観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と問われた際は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭に置いて作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と自身の信念を明かした。その言葉に頷くように、湊かなえも「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情も違うんだと見て分かる、廣木監督だから撮れた奇跡の映画だと思います」と太鼓判を押した。なお『母性』は、10月24日に開幕した第35回東京国際映画祭でも、特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。廣木監督の新たな代表作として、日本国内でも話題を集めそうだ。『母性』11月23日(水・祝)公開(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月28日女優の永野芽郁が27日、都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた主演映画『母性』(11月23日公開)の完成報告会に、主演の戸田恵梨香、廣木隆一監督とともに登壇した。本作は、湊かなえ氏による同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、母・ルミ子を戸田、娘・清佳を永野が演じた。ショートパンツからすらりとした美脚がのぞくブラックコーデで登場した永野は、本作出演が決定したときの心境を「戸田恵梨香さんが主演だと聞いて、戸田さんだったらやりますっていうくらい、いつかご一緒したかったのでうれしかったです」と語り、「スイッチが入ったときの戸田さんは怪物みたいな。恐ろしいんですよ! 誰も声をかけられないくらい入っていくので、それを間近で見させていただけたのはすごく貴重な経験になりました」と振り返った。自身の親子関係を聞かれると、永野は「私、いい娘だと思うんですよ! お母さんが喜ぶことをしたいと常に思っているので、行きたい場所に連れていきますし。運転手するので。いい娘ですね~私」と満面の笑み。「月1くらいでお母さんとどこかお出かけしたりご飯食べに行ったりします。出演作は初日に絶対お母さん見に行ってくれるんです。仕事があっても。母もいい母ですね~」と続け、本作も「すごく楽しみにしています」と明かした。また、タイトルにちなみ、母性を感じる瞬間を聞かれると、永野は「実家で犬を飼っていて、実家に帰ると、私が歩き回るとくっついてずっと歩いてくるんです。胸がぎゅ~ってなって……それが母性ですか!?」と答えた。
2022年10月27日湊かなえ原作映画『母性』に出演する戸田恵梨香と永野芽郁、監督の廣木隆一が、10月27日(木)本日、「第35回東京国際映画祭」において完成報告会を実施した。先日開幕した「第35回東京国際映画祭」にて、特別招待上映作品(ガラ・セレクション部門)に出品されている本作。用意された座席数を大きく超える取材申請を受けていた『母性』完成報告会。ブラック基調のエレガントな装いで登場すると、大きな拍手に包まれた。本作が初共演となった戸田さんと永野さん。母と娘の視点が交錯して描かれ、一つのシーンでも180度違った演技を要するという難役を演じきった2人は、劇中ではそれぞれの愛情がゆがんでスレ違ってしまう関係性ながら、戸田さんが「親子ほどの歳が離れているのか調べたくらい、永野芽郁さんの母なんて演じられるのか?と最初は心配もありましたが、私が演じた母・ルミ子が“(理想の)母になれなかった”人であるものの、現場では芽郁ちゃんが私のことを母として見てくれていたので、私もなんとか成立させられたなと思っています」と感謝を伝え、「永野さんはとにかく涙がポロポロ流れてくるので、どうやって泣いているんですか?と初めて役者さんに訊ねました。すると永野さんからは、“悲しいと思ってお芝居しています”と返ってきました(笑)」と明かす。永野さんも「戸田恵梨香さんが主演だと最初に聞いていたので、脚本も開く前に、戸田さんだったらやります!と決めたくらい、いつかご一緒したかったので純粋に嬉しかったです。スイッチが入った時の戸田さんは、“怪物”というか(笑)、おそろしいぐらいに誰も言葉がかけられないような感じでグワっと(役に)入っていくので、間近でそれを見させて頂けたのはすごく貴重な経験になりました」とふり返った。娘を愛せない母と、母を愛せない娘。それぞれどのように役づくりをしていたのか問われると、戸田さんは「役についてや、そのシーンをどうやって成立させようか、という話はしていたと思います」と言い、永野さんも「“これはどうしたらいいんでしょうか?”わたしからたくさん相談ばっかりさせていただいてました」と続け、廣木監督は「2人がとても良い感じで、かなりハードなシーンも距離をしっかりとってそこにいてくれたので、僕はすごくやりやすかったです」と讃えた。また大変だった撮影について、戸田さんは「火事のシーンは大変でした。私の目線と、娘の目線、そしてそこにある事実の3つの視点があって、自分の中でしっかり理解しながらその時々のお芝居をしなくてはいけないし、火事の演出も加わる。スタッフの皆さんとももちろん、大地真央さんや(子ども時代の)娘役の役者さんとも意思疎通を取ることをすごく大事にしました。ここだけは視点が3つあるので作品全体を通してみても面白いと思います」と語る。一方、永野さんは「落ち葉の上に倒れるシーンが、本当に虫がすごくて…動いちゃいけないのに耳のあたりで音がすると勝手に体が動いてしまう…(笑)。動きたいけど動けない葛藤が大変でけっこうドキドキしました」と明かすと、戸田さんは「顔の近くをちらちら飛んでるのを払ってました(笑)」と和やかな裏話を披露した。9月に開催された「バンクーバー国際映画祭」でのワールドプレミアをふり返り、湊さんと共に現地参加した廣木監督は、「現地の観客の反応が結構面白かったんですよ。ここで笑うのか!とか。高畑さんは、出てくるだけで観客が笑う準備をしているし、(祖母、母、娘の)3人で歩くシーンでも意外な笑いが起きていた。やっぱり親子関係のあり方は少し違うのかなと感じました」と生で体感してきた観客の熱を伝えた。このあとに迎える日本での初上映・ジャパンプレミアのチケットは即完。戸田さんは「私が作品を観て感じたことと、皆さんが感じる世界のギャップがある作品だろうと思い、皆さんの感想を聞くのがとても楽しみです」と心境を語り、永野さんも「私自身も、(演じていて)これで合っているのかな、と色々感情を駆け巡らせて挑んだ作品なので、皆さんがどう見てくださるかとても楽しみです」と上映にむけて期待を寄せた。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月27日女優の戸田恵梨香が27日、都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた主演映画『母性』(11月23日公開)の完成報告会に、共演の永野芽郁、廣木隆一監督とともに登壇した。本作は、湊かなえ氏による同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、母・ルミ子を戸田、娘・清佳を永野が演じた。戸田は、出演が決定したときの心境を「永野芽郁さんの母親にはなれないだだろうって思いました。嘘でしょ!? って。親子ほど年が離れているのだろうかって調べたくらい心配になっちゃって、成立させられるのかなって不安だった」と明かし、「現場に入っていろいろ考えていると、私が演じたルミ子自身が母親になれない人だったというのもありますし、芽郁ちゃんが私のことを母として見てくれていたので、私の精神的にはなんとか成立させられました」と語った。また、自身の実生活での親子関係について、戸田は「箱入り娘じゃないですけど、すごく大事に大事に守られてきていたなと思います」と述べ、「幼少期はいつもプリンセスに憧れて、ドレスなんか着てそこらへんを走り回ったりしていましたけど、学生になると早く自立したくてしょうがないと思っていました」と明かした。さらに、タイトルにちなみ、母性を感じる瞬間を聞かれると、「愛犬を飼っているので毎日母性を感じます。寝ている姿を見ると、もうやられますね」とにっこり。最後に、「『母性』という作品ではありますが、実は父性のほうもやばいというお話になっておりますので、ぜひお父さんも見ていただけたらと思います」と笑顔でアピールした。
2022年10月27日「第35回東京国際映画祭」(TIFF)の「ガラ・セレクション」部門に選出された映画『母性』(11月23日公開)の完成報告会が27日、都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督が登壇した。本作は、湊かなえ氏による同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、母・ルミ子を戸田、娘・清佳を永野が演じた。戸田は、出演が決定したときの心境を「永野芽郁さんの母親にはなれないだだろうって思いました。嘘でしょ!? って。親子ほど年が離れているのだろうかって調べたくらい心配になっちゃって、成立させられるのかなって不安だった」と明かし、「現場に入っていろいろ考えていると、私が演じたルミ子自身が母親になれない人だったというのもありますし、芽郁ちゃんが私のことを母として見てくれていたので、私の精神的にはなんとか成立させられました」と語った。本作では学生時代から母まで、20年以上の年齢幅を演じたが、戸田は「そこに関しては運よく朝ドラを経験させてもらっていて、15歳から50代前半まで、40年近くの人生を体験させてもらって、一つの引き出しはあったので、その引き出しを今回開かせてもらいました」と、ヒロインを演じたNHK連続テレビ小説『スカーレット』が生きたという。一方、永野は「戸田恵梨香さんが主演だと聞いて、戸田さんだったらやりますっていうくらい、いつかご一緒したかったのでうれしかったです」と笑顔を見せ、「スイッチが入ったときの戸田さんは怪物みたいな。恐ろしいんですよ! 誰も声をかけられないくらい入っていくので、それを間近で見させていただけたのはすごく貴重な経験になりました」と振り返った。
2022年10月27日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)の場面写真が25日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。戸田恵梨香と永野芽郁がみせるヒリヒリした掛け合いに注目が集まっている同作。さらには強烈な義母や謎めいた夫などクセの強いキャラクターが多数登場するなかで印象に残るのが、"母に愛されたい娘"清佳の幼少期を演じる、子役の落井実結子(おちい・みゆこ)だ。戸田演じる母、大地真央演じる祖母に愛されたくて、聞き分けのよい“理想的な子ども”を見事に体現。ルミ子の“母である私はこうあるべき、そして娘もこうあるべき”という抑圧に対して、絶妙な苦笑いで素直に応じる様は見る者が心痛むほどで、実力派のベテラン俳優との共演でも引けを取らない名演技を見せている。落井は映画・ドラマ、数々のTVCMに出演し、活躍の場を広げているが、現在放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、源頼朝(大泉洋)と政子(小池栄子)の愛娘・大姫の子ども時代役で出演していた。源義高の助命嘆願を熱演した回では、その名演技に心打たれる人が続出し、SNS上では「演技が素晴らしかった! 8歳なのは信じられない」「名演技すぎて泣いてしまった」「これからの活躍、将来が楽しみ!」など絶賛の声が溢れ、話題をさらった。また、NHKの夜ドラ『カナカナ』(2022)では時代劇から一変、父親を心から尊敬するお嬢様・英子役で出演し、幅広い演技力に驚きの声が上がっている。本作では、母・ルミ子と娘・清佳の関係性を描く重要な幼少期時代で登場し、同情を誘うほどの絶妙な“苦笑い”で、清佳の育った特殊な環境、そして母・ルミ子の残酷さが一層際立つシーンとなっている。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月25日女優の戸田恵梨香と永野芽郁が24日、東京・日比谷で行われた「第35回東京国際映画祭」(TIFF)のレッドカーペットに登場した。「ガラ・セレクション」部門に選出された映画『母性』で母娘役を演じた戸田と永野。戸田はロングドレスで視線を集め、永野はシャンパンゴールドのドレスで輝きを放った。そして、代表して戸田が「本日はこのような映画祭に参加させていただき本当に光栄です。ありがとうございます」と挨拶した。「東京国際映画祭」は、日本で唯一の国際映画製作者連盟から公認を受けた国際映画祭。日比谷・有楽町・銀座エリアに会場を移して2年目となる今年は、10月24日から11月2日まで開催する。今回、丸の内ピカデリーや丸の内ピカデリーなども会場として加わり、主要9部門の上映本数も昨年の86本から110本へと増加。海外ゲストの招へいも本格的に再開した。撮影:蔦野裕
2022年10月24日恵泉女学園大学(東京・多摩市)では11月6日(日)に学園祭「恵泉祭」を開催いたします。今年は在校生と招待卒業生以外は高校生や受験生のみの来校受付となります。恵泉祭主なプログラム・ハローキティSDGsスペシャルステージ・インターナショナルファッションショー・ハンドベルクワイヤ演奏・クラブ・サークル活動発表、展示・メイポールダンスメイポールダンスオープンキャンパス同時開催!恵泉祭同日に高校生や受験生対象にオープンキャンパスを開催いたします。オープンキャンパスプログラム・2023年度入試概要説明・SDGs講座~指定校&公募推薦対策講座・一般・特別スカラシップ入試対策講座(国語・英語)・キャンパスツアー・教育農場ツアー・授業体験「東アジアの中の日本語・日本文化」「韓国若者の兵役問題と東アジアの平和ーB.T.Sの兵役免除、あなたは賛成ですか反対ですか?」★注目プログラム★特別企画!プロのマンガ家から学ぶキャラクター講座講座内容:形が与える印象というものは、無意識に私たちの脳にインプットしてきます。私達がかわいいと感じたり、カッコいい、面白いと感じるキャラクターは、いったいどういう形をしているのでしょう?また、このまる・さんかく・しかくという図形を用いて、さまざまなキャラクターを作ってみましょう。【詳しい説明とご予約はこちら】 アクセス京王多摩センター、小田急多摩センター、多摩都市モノレール多摩センター駅よりスクールバス(無料)で約10分 地図 : 特典来場者全員に恵泉女学園大学オリジナルグッズ(消毒スプレー、スケッチブック、ワイルドストロベリー栽培キット等)をプレゼントオープンキャンパスに参加し、アンケートに回答した方は入学検定料が通常3万円のところが1万円に割引にさらに、個別相談に参加した方はAO入試前期の入学検定料が無料恵泉女学園大学について東京都多摩市にある女子大学人文学部(日本語日本文化学科・英語コミュニケーション学科)人間社会学部(国際社会学科・社会園芸学科)の2学部4学科がある。学園創立当初から、他の学校では見られない「聖書」「国際」「園芸」を正課に取り入れてきた恵泉女学園。人間の基本的なあり方を学び、広い視野をもつ自立した女性の育成を願った創立者・河井 道の信念は、恵泉女学園の誕生から90年近くたった今日でも、脈々と受け継がれている。お問い合わせ先恵泉女学園大学入試広報室TEL:042-376-8217FAX:042-376-8604email: nyushi@keisen.ac.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月22日2022年10月21日、音楽バンド『いきものがかり』のメンバーである吉岡聖恵さんが第1子を出産したことを、ウェブサイトを通じて発表しました。この度、メンバーの吉岡聖恵が第一子を出産いたしました。母子ともに元気に過ごしておりますことをご報告申し上げます。今後の活動につきましては、本人の心身の健康と育児の状況を考慮しながら続けてまいります。今後ともあたたかく見守っていただけたら幸いです。いきものがかりウェブサイトーより引用吉岡さんは、2020年に一般男性と結婚。2022年6月には、妊娠したことを明かしていました。吉岡さんの出産に、同じく『いきものがかり』のメンバーである水野良樹さんは、「よかったよかった」と、安堵とともに祝福しています。✨祝✨よかった、よかった。皆さん、あたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。今後とも、グループともどもよろしくお願いします。by 水野 — 水野良樹(HIROBA / いきものがかり)official (@mizunoyoshiki) October 21, 2022 水野さんだけでなく、ファンからも吉岡さんの出産を祝う声が上がりました。・おめでとうございます!子育てが落ち着いてきたら、子供が生まれた幸せも歌にしてほしいですね!・嬉しいニュースに、心が明るくなりました!・『いきものがかり』の曲が、子守唄になるかもしれませんね!吉岡さん、ご出産おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年10月21日俳優の神尾楓珠とお笑い芸人・とにかく明るい安村が出演する、損害保険ジャパンの新WEB CM「かけがえのない人生に、たしかな安心を。」編が、20日から公開される。新WEB CMは、「かけがえのない人生に、たしかな安心を。」をキャッチコピーに、神尾を主人公とした男女4人組のドライブ旅行で生まれる恋模様を描いたストーリー。安村は、若者たちの「安心」をこっそり見つめる「見守り役」として登場する。また、同WEB CMは通常速度に加え複数のテンポで編集し、公式SNS上では、Z世代が最も見やすい1.5倍速含む5種類の速度の動画を公開。各速度に合わせて違った結末が用意されており、通常速度でも、注意しないと見つからない安村が、倍速バージョンではさらに登場時間が短くなっており、どこにいるかわからない仕様になっている。さらに、速度ごとに余った秒数を埋めるため、神尾が安村に無茶ぶりをするシーンが追加されている。■神尾楓珠&とにかく明るい安村インタビュー――お二人は初共演ということですが、互いの印象はいかがですか?安村:まつ毛が長くて男前ですね。神尾:元々テレビで見てたので、高校生くらいのとき。安村:いちばん、裸でテレビ出てたときですね笑神尾:めちゃめちゃ流行ってましたよ!――オファーを受けての感想については?安村:やっと!いつか安心を届けるような仕事が来るんじゃないかと“安心”と言い続けて7年、初の“安心”をキーワードにしたお仕事です。いつも(安心に関連したCMを見て)俺だろ! って思っていました。神尾:2回目のオファーで、前回の反響もあり呼んでいただけました。今回は同世代で人数も多かったので、撮影はわちゃわちゃして楽しめました。――若い世代が動画を倍速視聴していることや、テンポの速い動画が増えていることについてはいかがですか?神尾:短い動画をどんどん視聴することは僕も経験がありますし、世代特有のものだと感じています。今回は、それにCMを合わせるのは新しいなと思いました。安村:僕の裸のネタは1.5倍速ぐらいの方がちょうどいいと思います笑。(若い人の動画視聴については)うちの子どもも小学生なんですけどYouTubeを流し見しながら、同時に他の動画を探していたりしてびっくりしますね。――俳優・お笑い芸人の立場から倍速視聴されることについてはどうお考えですか?神尾:本音ではスタッフさん達がしっかり考えて作ったものなので、僕は映画とかドラマを見るときは早送りにはしないですね。間も大事にしてもらいたいなという思いもあります。安村:僕はネタ時間が短ければ短いほどいいですね笑。■神尾楓珠コメント今回、初めて倍速再生を想定した撮影でした。良い経験になったのはもちろんですが、伝えることを生業としている身としてZ世代がどのような価値観で普段映像を見ているのか、ということに向き合う非常にいい機会でした。「Z世代映像研究課」の課長として、調査を基に撮影を監修させていただきましたが、調査結果に共感したのはもちろん、自分自身も短くテンポの速い動画をたくさん見ることもありますし、世代特有の特徴だと改めて感じました。撮影自体はテンポが速く、各シーンも短かったのですが、その中で恋模様や男女の距離が縮まっていくところを表現できるように意識して演じました。今回のプロジェクトを踏まえて、視聴者のみなさんに伝わりやすい芝居を、これからも探求していきたいと考えています。■とにかく明るい安村コメント7年くらい“安心“を言い続けてやっと、安心を届ける広告に採用していただけました。ただ、撮影した感じガッツリ映っているシーン? が少ない気がしています(笑)。1.5倍速とかで見ると「あれ安村いた?」ってなってしまうかもしれないですね。ゲーム感覚で僕を探して楽しんでいただけると嬉しいです。特に、見てほしいシーンは、CMの最後の「安心してください。見守ってますよ。」の一言ですね。いつもより僕の大人な部分が出た、やさしい「安心してください」になっています。あとは、僕の衣装が、とんでもなく似合っている点ですね。水族館・観覧車の係の人から甚兵衛も、こんな体型なのになんでも似合う僕の素晴らしい部分も見ていただきたいですね。
2022年10月20日デザイン知育絵本の草分けであり、ジャンルにとらわれず「心を動かすモノ・コト」を発信する戸田デザイン研究室が「一冊の本からインスパイアされる展覧会を行う書店」として注目を集める森岡書店との共催で、時代に埋もれた裸婦の画家・戸田吉三郎回顧展「これは裸婦か、哲学か。」を開催いたします。2022年11月15日(火)~11月20日(日)に銀座 森岡書店、11月24日(木)~11月29日(火)に神田神保町 文房堂ギャラリーにてそれぞれ作品を展示します。また、回顧展に先立ち、宮本武典氏(キュレーター/東京藝術大学准教授)と森岡督行氏(森岡書店 店主)の特別対談を無印良品 銀座にて行います。世間のものさしで物事をとらえる危うさと格闘し、裸婦を通して真理を追求しようと試みたひとりの画家が問いかけるものとは?本・出版の枠を超え、さまざまな発信を行う森岡書店と戸田デザイン研究室が、時代を超えたメッセージを届けます。戸田吉三郎回顧展を開催■コメント・・戸田吉三郎 回顧展に寄せて・1950年代、パリの留学生会館にお互い居住していて親しくなった。あれほど交歓した歳月。描きなぐったような裸婦の素描や油絵。たどたどしい筆あと。土くさい彩色。ぼくは好きだった。(一部抜粋)洋画家/東京藝術大学名誉教授 野見山暁治・それは有限な人生と、芸術の永遠とを行きつ戻りつできる、絵描きだけに約束された豊穣な場所。戸田吉三郎とはその渚のような絵画空間を、存分に愛し、遊び尽くした人であったと僕は思う。(一部抜粋)キュレーター/東京藝術大学准教授 宮本武典・戸田吉三郎の裸婦を見ることは、もしかしたら鏡を見ることに近いかもしれません。そこに写っているのはある女性の姿であるようでいて、鑑賞者自身の心情に他ならない。戸田吉三郎は自身の絵画をそう考えていたような気がしてなりません。(一部抜粋)森岡書店 店主 森岡督行・何が善で、何が悪か。本質はどこにあるのか。裸婦を通し真理を追い続けた彼の生き方は、今の私たちの支えや希望や何かのきっかけに繋がるかもしれない。まさに今、回顧展を行うことは必然とも感じるのです。(一部抜粋)戸田デザイン研究室 代表 戸田靖※回顧展の詳しい情報はこちらから。 ■画家・戸田吉三郎とは。戸田吉三郎(1928−2016)は「真理を追求する絵を描く」と言う信念のもと、生涯にわたり裸婦を描き続けた洋画家です。東京美術学校(現 東京藝術大学)を卒業後、将来を嘱望されフランスに留学。洋画家・野見山暁治氏らと共にパリで学びました。帰国後は画家として華やかな道を歩んでいくように見えましたが、美術界の潮流や評価に背を向けるように創作に没頭。山小屋に籠もり、哲学書を読み、黙々と裸婦を描き続けました。自ら作品について語ることを好まず、作品の制作年号を追うことも難しい画家ですが、一部の美術関係者から確かな評価を得ていたことも事実です。福島コレクションでも名高い福島繁太郎氏の目に留まり、福島氏が亡くなるまでフォルム画廊(福島氏開設の画廊)で毎年個展を開催。美術評論家の米倉守氏は戸田吉三郎の裸婦について「媚態がない」と評し、その本質を高く評価しました。山々のように雄大な空気を帯びた裸婦から漂う静けさと温かみ。粗い線で描かれた女たちから立ち上る生と死の気配や痛み。戸田吉三郎は世間のものさしで物事をとらえる危うさと格闘し、裸婦を通して真理を追求しようと試みた求道の画家でした。※戸田吉三郎についての詳しい情報は、公式Webサイトよりご覧ください。 ■回顧展開催のきっかけ森岡書店と共に回顧展を企画した戸田デザイン研究室。創設者である戸田幸四郎(1931-2011)は、戸田吉三郎の実弟です。兄・吉三郎から多大な影響を受け、デザインの道に進みました。自身の絵画の道を極める兄・吉三郎。デザイナーから51歳で絵本作家へと転身した弟・幸四郎。近しいようで異なる道を選んだ兄弟は絶交と和解を繰り返し、それぞれの人生を歩んでいきました。現在、戸田デザイン研究室の代表を務めるのは、戸田吉三郎の甥である戸田靖。戸田吉三郎氏のご遺族が数年前から遺作展の開催を考えていることを知り、出版社でありながらも出版の枠にとらわれず「心を動かすモノ、コト」を届ける会社として戸田デザイン研究室がサポートすることを決意。戸田吉三郎の作品を客観的な視点で捉え、共に作品の魅力を届けていくパートナーとして森岡書店 店主 森岡督行氏をお迎えしました。■回顧展情報・森岡書店会期 :2022年11月15日(火)~11月20日(日)場所 :東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階回廊時間:13時~19時(最終日のみ18時まで)※入場無料 ・文房堂ギャラリー会期 :2022年11月24日(木)~11月29日(火)場所 :東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル4F回廊時間:10時~18時半(最終日のみ17時まで)※入場無料 ■関連イベント特別対談「画布と裸婦:戸田吉三郎が遺したもの」宮本武典(キュレーター/藝大准教授)×森岡督行(森岡書店 店主)日時 : 2022年11月9日(水)19時から ※参加無料場所 : 無印良品 銀座 6階申込み: 以下よりお申込みください。(事前申込み定員制。定員になり次第、締め切りとさせていただきます。) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月13日戸田恵梨香と永野芽郁が、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる湊かなえ原作の映画『母性』。2021年7月から放送され人気を獲得したドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」では先輩・後輩役として息の合った掛け合いを見せた戸田さんと永野さんが、本作では母・娘役として残酷なほどに毒を含んだセリフを浴びせ、これまでのイメージを覆す役どころに注目が集まっている。実は本作は、「ハコヅメ」で“愛され最強コンビ”を演じる以前の共演だったという。先日、証言が180度異なりすれ違う、戸田さん演じる娘を愛せない母・ルミ子と永野さん演じる母に愛されたい娘・清佳の様子を収めた予告編が解禁となり、お互いに投げかける「気持ち悪いのよ」「頭おかしいんじゃない」といったセリフが衝撃を与えた本作。2人が、本作で娘を演じることが発表された際にもSNS上では「ハコヅメと役柄はガラッと変わりますが、演技がとっても上手なおふたりなので、すごくすごくワクワク」「戸田&永野ペアあんなガチ可愛かったのに母性ぜんぜん違う人みたい…スゴ…」「湊かなえ原作、戸田恵梨香×永野芽郁というハコヅメ以来大好きなWキャスト、この世でいちばん胸焼けしそうな二字熟語『母性』がタイトルってなトリプルパンチで興味のど真ん中ぶち抜かれた」という声が上がるほど。本作の撮影は「ハコヅメ」撮影開始前に終了しており、実は撮影時初共演だった2人。戸田さんは「永野さんの透き通る肌や目、心には『支えてあげたい』『守ってあげたい』と思わせる力があり、私個人の母性が邪魔をしてとても苦労しました(笑)」と当時をふり返り、「真っ直ぐな目からは、清佳を彷彿させる強さと説得力があり、私を勇気づけてくれました。本当に頼れるペアです」と永野さんを称賛。戸田さん自身、“理解し難く共感の難しい女性”とルミ子を表すほどの難役に挑む中で、永野さんの存在が心の支えとなったことを明かしている。一方、「戸田さんがルミ子を演じている時の雰囲気は、普段のお人柄とは全く違い、間近で見て圧倒されました」と語る永野さん。“戸田さんと共演できること”がオファーを受けた決め手とも明言しており、「私が疑問に思うことまでも一緒に解消してくれる心強すぎる方で、戸田さんが役に向き合う姿に私自身とても影響を受けました。共演させて頂けてとても嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。お互いにそれぞれのキャラクターの感情が複雑に絡み合う役を追求していく中で、役柄とは正反対に支え合っていた信頼関係。最強のコンビネーションによる、新たな化学反応には期待が高まっている。本作は北米最大級の映画祭のひとつ、カナダ・第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定。戸田さん、永野さんの迫真の演技には早くも海外映画祭から絶賛の声が上がっている。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月04日女優の戸田恵梨香が29日、都内で行われた「『ランコム 美肌菌ステーション』POP UP イベント開催記念 ~日本のランコム ミューズ 戸田恵梨香さんとの5年間の軌跡~」に出席した。透明感あふれる純白のドレス姿で登場した戸田。同ブランドのミューズに就任して5年目を迎えるが、就任当時の映像が流れると「表情が違いましたね。びっくりしました」と驚き、同ミューズのオファーを聞いた際の当時の心境を尋ねられると「本当にびっくりしました。ランコムという世界的なブランドのミューズに選んでいただけるなんて夢にも思っていなかったので、まさか私がそんなチャンスをいただけるとは思っていなかったですし、舞い上がるような気持ちになりましたね」と回顧した。また、今回、開催されるPOP UPイベントでは戸田の過去5年の写真が見られるエリアがあるそうで、一足先に会場に訪れたという戸田は「5年ってあっという間だと思っていたんですけど、実際にさまざまな写真を見てみると、"あのときあんなことあったな"、 "こういう顔をしていたんだな"って、自分自身の顔で歴史を感じたというか、感慨深いなと思いました」としみじみと語り、「自分の過去の写真を改めて見る機会ってなかなかないんですけど、こうやってランコムと一緒に歩んできたんだなって思うと感慨深いですね」と吐露した。そして、同ブランドが、より多くの女性がポジティブに暮らせるような支援活動をしていることにちなみ、自身がポジティブに過ごすための秘訣や意識していることを尋ねられた戸田は「好きなことをするというのが大事だと思いますし、自分が選択していくことを信じることなのかなと思いますね。自分が自分のことを信じてあげることで、前向きに過ごすことができますし、より選択が広がっていくのかなと思います」と力強く語った。さらに、普段、健康的な肌を保つために意識していることを聞かれた戸田は「お風呂に入るときとか、すっぴんになったときに自分の肌をよーく見るようにして、ちょっと乾燥しているかなって思ったら化粧水を多めに塗ってみたり、ジェネフィックをさらに足してみたりしながら、その日その日のコンディションに合ったスキンケアをするようにしています」と明かした。
2022年09月29日戸田恵梨香が娘を愛せない母親、永野芽郁が母に愛されたい娘を演じ、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」コンビの新たな挑戦が話題の映画『母性』。この度、母が娘に衝撃のひと言を放ち、さらに大地真央、高畑淳子という母たちも登場する本予告が解禁。大人気声優の梶裕貴がナレーションを担当した。9月下旬からカナダで開催される北米最大級の映画祭の1つ、第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している本作。本予告編は、戸田さん演じる娘を愛せない母:ルミ子の「私が間違えていたのです…」という懺悔ともとれる告白の後に、女子高生死亡事件の映像が映し出されるところから始まる。女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。果たして事故か、自殺か、殺人か?JUJUが書き下ろしたエモーショナルな主題歌「花」にのせ、すれ違う母と娘の180度違う証言が紡がれていく。やがてルミ子(戸田さん)の口からは「気持ち悪いのよ…」「私の努力をあんたが台無しにしてるのよ」と娘・清佳(永野さん)へ向けられるひと言が!さらに清佳からも「頭おかしいじゃないの?」との言葉が放たれる。予告の最後には、清佳を抱きしめるルミ子の姿が「私は娘を強く抱きしめて言ったのです」という戸田さんのモノローグに乗せて映し出されるが、一転して清佳の首を絞める姿に切り替わってもいる。果たして、どちらが真実なのか?また、大地さんが演じるルミ子の母親は、「まぁ!素敵ね!」が口癖で理想の世界に生きるママ。無償の愛を娘に注ぎ育て、ルミ子と異常なまでの強い絆で結ばれている、物語のカギを握るキャラクターだ。高畑さんが演じる口が悪すぎるルミ子の義母は「文句があるなら出ていけばいいだろ?」「それでも、お前は母親か!!」などルミ子へきつく当たる一方で、自分の娘には過剰な優しさで接する一面を持つ、クセの強さ満点のキャラクター。この2人の母親が物語をどうかき乱していくのかにも注目。【母】【娘】【ママ】【義母】それぞれの役どころを4人の実力派女優が熱演を見せる予告編。梶さんによるナレーションが、“母性”に狂わされ180度逆転する物語を一層盛り上げる。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年09月15日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)の本予告が15日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。本予告では娘を愛せない母ルミ子(戸田)の「私が間違えていたのです……」という懺悔ともとれる告白の後に、女子高生死亡事件の映像が映し出され、JUJUが書き下ろしたエモーショナルな主題歌「花」にのせて、すれ違う母と娘の180度違う証言が紡がれていく。ルミ子の口から「気持ち悪いのよ」「私の努力をあんたが台無しにしてるのよ」と娘:清佳(永野芽郁)へ向けられる衝撃の一言が。さらに清佳からも「頭おかしいんじゃないの?」という言葉が投げられ、真っ向からすれ違う母娘の様子が描かれる。予告の最後には、「私は娘を強く抱きしめて言ったのです」という戸田のモノローグに載せて清佳を抱きしめるルミ子の姿が一転して清佳の首を絞める姿に切り替わるという衝撃の映像が映し出された。さらにルミ子の母親(大地真央)は「まぁ! 素敵ね!」が口癖で理想の世界に生き、無償の愛を娘に注ぎ育てルミ子と異常なまでの強い絆で結ばれているという物語のカギを握るキャラクター。口が悪すぎるルミ子の義母(高畑淳子)は「文句があるなら出ていけばいいだろ?」「それでも、お前は母親か!!」などルミ子へきつく当たる一方で、自分の娘には過剰な優しさで接する一面を持つ、クセの強さ満点のキャラクターで、2人の母親が物語をどうかき乱していくのかにも注目となっている。ナレーションは声優の梶裕貴が担当し、“母性”に狂わされ180度逆転する物語を一層もりあげている。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年09月15日映画『母性』が11月23日(水・祝)に公開となる。この度、北米最大の映画祭のひとつ、第41回「バンクーバー国際映画祭」正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、廣木隆一監督と湊かなえ(原作)が現地での上映に参加することが決定した。さらに、第35回「東京国際映画祭」において、特別招待上映(ガラ・セレクション部門)・ジャパンプレミアが行われることも発表されている。2010年に映画興行収入38.5億円を記録した『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を突破した『母性』(新潮文庫刊)が映画化。ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。さらに物語に登場するひと際キャラの濃い母娘たちを大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが熱演。監督を務めるのは人間ドラマの名手・廣木隆一。そしてJUJUが歌う「花」が主題歌として作品を彩る。物語は愛せない母と愛されたい娘、ふたりぞれぞれの視点で語られるひとつの事件を中心に展開。“母性”に惑わされるのは母か、娘か。2つの告白で180度逆転した先に明らかになる衝撃の真実とは。期待が高まる国際映画祭への上映決定で、本作は早くも2022年下半期の映画シーンで見逃せない映画となっている。「バンクーバー国際映画祭」では世界各国から集められた約18本の長編映画によって構成され、バンクーバーの観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的とする、今年新設の「ショーケース」部門からの出品。湊かなえ原作の映像作品は海外の映画祭で熱烈な支持を集めており、中島哲也監督作『告白』が第63回「カンヌ国際映画祭」のスクリーニングで大喝采を浴び、黒沢清監督作『贖罪』が第69回「ヴェネチア国際映画祭」に正式招待されるなど、各地の観客を沸かせてきた。そして、昨年よりポスタービジュアルの監修をコシノジュンコが務め、会場が日比谷・有楽町・銀座エリアへと移し進化を続ける第35回「東京国際映画祭」では「ガラ・セレクション / Gala Selection」として特別招待上映が決定。続報に注目だ。<廣木隆一:監督・コメント>バンクーバー国際映画祭の皆さんに新設部門「ショーケース」の1本として、本作を選んでもらえて感謝です。世界でも通じるテーマだと思っているので、ここから発信できることも嬉しいです。<湊かなえ:原作・コメント>海外の方々に映画『母性』を観ていただけることを、心から光栄に思います。「母性」という世界に共通する普遍的なテーマの作品を、観客の皆さんがどのような表情で観て、どのようなリアクションをされるのか、とても楽しみであり、それを会場で体感できることに緊張と喜びを感じています。原作者としては『母性』上映中、スクリーンを見守りたいけれど、小説家としては客席の観察をしていたい。国際映画祭への参加も、バンクーバーの訪問も初めてです。熱気があふれているだろう会場で、エンターテインメントの魅力や力を、受け止め切れる限り吸収し、日本に持って帰りたいと思います。<「バンクーバー国際映画祭」プログラミングチーム・コメント>廣木隆一監督の新作を再びバンクーバーの観客に届けられることを嬉しく思います。1995年の『魔王街 サディスティック・シティ』から2018年の『ここは退屈迎えに来て』まで、監督の作品を多数上映してきました。今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。湊かなえさんの小説を映画化した『母性』は、母を愛しながらも同じ感情を娘に抱くことができない女性の物語です。 ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です。監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました。『母性』11月23日(水・祝)公開■イベント情報第41回「バンクーバー国際映画祭」9月29日(木)~10月9日(日)開催※現地時間開催地:カナダ・バンクーバー公式サイト: 第35回「東京国際映画祭」10月24日(月)~11月2日(水)開催開催地:日本・東京日比谷・有楽町・銀座エリア公式サイト:
2022年09月08日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)の主題歌が17日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。主題歌は、JUJUが鮮やかに歌い上げる新曲「花」に決定。穏やかなバラード調のメロディの中に、劇中で戸田恵梨香演じる母・ルミ子、永野芽郁演じる娘・清佳の「一緒に歩んできた出来事を回想しているはずなのに、次第に食い違っていく二人の語り」や「母に懸命に愛されたいと願う娘の心情」を綴る歌詞が力強く歌いあげられる。JUJUは「人の数だけものの見方があるだろうし、考えることも感じ方も違うだろうということは何となくわかっていた筈なのに、この映画を観ながらずっと私の中にあった感情は『どきりとする』でした。観終わってからもずっと続いている『どきり』と共に、これから先ずっと大切に『花』を歌っていきたいと思います。素晴らしい映画に携わることができ、本当に光栄です!!」と語る。本作の製作陣は、JUJUへの起用オファーへの決め手について「誰の人生にもままならないことが多かれ少なかれあると思う。それを受け入れ、人生を誰かの意志に委ねることなく、自分自身で心の居場所を見つけることが幸せになるきっかけであって欲しい。そういう願いを込めて、自然体で自分らしく生きることを体現されているJUJUさんにオファーしました」と明かしている。主題歌「花」について、主演の戸田恵梨香は「清佳の応援ソングのようでルミ子の母の歌のようにも聴こえ慈愛と美しさを感じます。また、JUJUさんの強さと包み込むような歌声からこの曲を聴き終わってようやく『母性』という作品が完成するのだと実感しました」、永野芽郁も「『母性』という作品の登場人物それぞれの気持ちを代弁し、背中を一押ししてくれる強さを感じました。本編を見終わった後に『花』という主題歌で全ての人の心が救われるはずです。劇場の、良い音響でJUJUさんの歌声に涙してください! 笑」とコメントを寄せた。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年08月17日戸田恵梨香と永野芽郁が、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる湊かなえ原作の『母性』。その主題歌がJUJUの新曲「花」に決定した。愛せない母と愛されたい娘、2人ぞれぞれの視点で1つの事件が語られる本作。その主題歌としてJUJUさんが鮮やかに歌い上げる新曲「花」は、穏やかなバラード調のメロディの中に、劇中で戸田さん演じる母・ルミ子、永野さん演じる娘・清佳の“一緒に歩んできた出来事を回想しているはずなのに、次第に食い違っていく2人の語り”や“母に懸命に愛されたいと願う娘の心情”を綴る歌詞が力強く歌いあげられ、愛憎渦巻く親子の物語をドラマティックに彩る珠玉の1曲として完成した。JUJUさんは「人の数だけものの見方があるだろうし、考えることも感じ方も違うだろうということは何となくわかっていた筈なのに、この映画を観ながらずっと私の中にあった感情は『どきりとする』でした。観終わってからもずっと続いている『どきり』と共に、これから先ずっと大切に『花』を歌っていきたいと思います。素晴らしい映画に携わることができ、本当に光栄です!!」と語る。本作の製作陣は、JUJUへの起用オファーへの決め手について、「誰の人生にもままならないことが多かれ少なかれあると思う。それを受け入れ、人生を誰かの意志に委ねることなく、自分自身で心の居場所を見つけることが幸せになるきっかけであって欲しい。そういう願いを込めて、自然体で自分らしく生きることを体現されているJUJUさんにオファーしました」と明かしている。また、この主題歌「花」について、主演の戸田さんは「清佳の応援ソングのようでルミ子の母の歌のようにも聴こえ慈愛と美しさを感じます。また、JUJUさんの強さと包み込むような歌声からこの曲を聴き終わってようやく『母性』という作品が完成するのだと実感しました」とコメント。永野さんも「『母性』という作品の登場人物それぞれの気持ちを代弁し、背中を一押ししてくれる強さを感じました。本編を見終わった後に『花』という主題歌で全ての人の心が救われるはずです。劇場の、良い音響でJUJUさんの歌声に涙してください!笑」と語っている。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年08月17日俳優の神尾楓珠がこのほど、都内で行われたABEMAオリジナル恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』(8月14日22:00配信開始)の合同取材会に出席。「初めて友達の前で泣きました」と明かした。プライベートで涙したエピソードを問われて、フジテレビ系ドラマ『ナンバMG5』に言及。「この間終わったんですけど、クランクアップした後にロスになっちゃった。友達とご飯に行ったんですけど、『いい現場だったんだよ~』としゃべっているうちに涙が出てきた。初めて友達の前で泣きました」と述べた。同じ質問に横澤夏子は「この間私が誕生日だったんですけど、帰ったらうちの夫がカレーを作っていてくれたんですよ。『カレーなんか作れたの~!?』と思って泣けてきました。でも私は朝から麻婆茄子を作っていた。『それなら朝言ってよ~』と思ったけど、『32歳、絶対言わないぞ!』『大人になったぞ……!』と言い聞かせながらそのカレーをおいしくいただきました」と笑った。神尾はまた、夏の思い出を質問されて「近所の子どもたちが皆同世代だったので、何をするわけでもないんですけど、うちの駐車場にテントを張って野宿をする、という遊びをしていました。皆で集まってDSやったり、カードゲームをやったりした記憶があります。外で一泊するワクワクがありましたね」と明かし、会場を和ませた。取材会には、同じスタジオMCのメンバーとして滝沢カレン、飯豊まりえも出席した。『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』は、最高の恋を手にするために集まった男女が、デートや共同作業を通して、“真実の恋”を叶えようと奮闘する恋愛番組。今回は、シリーズ初となる「“嘘つき”オオカミちゃん」が女性側に1人以上、「“嘘つき”オオカミくん」が男性側に1人以上潜んでいる。女性ならではの甘い誘惑や、男性ならではの積極的な行動に惑わされることなく、10人のメンバーたちは最高の恋と真実の相手を見つけられるのか。
2022年08月09日戸田恵梨香と永野芽郁が母娘を演じ、ベストセラー小説家・湊かなえの同名小説の映画化『母性』。この度、娘を愛せない母を演じた戸田さんと母に愛されたい娘を演じた永野さんの場面写真が解禁、さらに、原作者・湊さんから激賞コメントも到着した。ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で先輩・後輩役として息の合ったユーモラスな掛け合いを見せた戸田さんと永野さんが、本作では一転、“母性”に翻弄される母娘に挑戦。ドラマとはまた違った迫真の演技を披露する2人の熱演はもちろんのこと、母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわる2人の視点の違いととも描かれるのも映画の大きな見どころのひとつ。母の証言では「娘を強く抱きしめた」というシーンがある一方で、その同じ場面を娘は「母に首を絞められた」と証言をする。このたび解禁となったのは、そんな180度真逆の証言に終始惑わされるであろうことを予想させる場面写真。“母性”を巡る〈1つの事件〉と、母と娘〈2人の食い違う証言〉によって浮かび上がる物語の全貌が気になるものとなっている。すでに完成した作品を鑑賞した湊さんは、「完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地(真央)さん、高畑(淳子)さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います」と、その仕上がりはもちろん、豪華俳優陣が魅せる迫真の演技にも感激した様子だ。湊かなえ(原作者)コメント全文・多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。その二人の物語であることをきちんと汲み取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。・完成した映画を見て俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年08月05日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)の場面写真が5日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。公開されたのは、母と娘の緊迫した様子が浮かび上がってくる場面写真。作中では母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわる2人の視点の違いととも描かれ、母の証言では「娘を強く抱きしめた」というシーンがある一方で、その同じ場面を娘は「母に首を絞められた」と証言する。完成した作品を鑑賞した原作者・湊かなえによる絶賛コメントも届き、公開に先駆けてはムビチケ前売券が、全国の劇場・オンラインにて8月11日より発売開始となる。○湊かなえ(原作者) コメント全文・多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。その二人の物語であることをきちんと汲み取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。・完成した映画を見て俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年08月05日