出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、記憶力がよく、人を惹き付ける力がある「思い出話が上手な女」になりきり。“この人の話を聞きたい!”と思わせることが大切です。私たちの会話の多くが、「こういうことがあって…」というような思い出話だと思うんです。バラエティ番組や芸人さんのトークライブでも、自分の身に起こったことを披露することが多いもの。私はというと、オチがない話をダラダラとして、「結局、何が言いたかったの?」と言われることが多いんです。あと、話の途中で笑っちゃう人もいますよね。それでは聞いているほうは何のことだかわからないし、面白さのハードルは上がる一方。話の途中で、“これ、笑えるやつかな”“私に何て言ってほしいんだろう…”と、先走って考えてしまうこともあります。だからこそ、思い出話を上手に語れる人ってすごいと思うんです。きっと、客観的に物事を見ていて、記憶力がいい。観た映画のことを、鮮明に絵が浮かぶように話すこともできるはず。キャラクター設定をきちんと教えてくれるから登場人物も状況もよくわかり、たとえ周囲の人と共有していない思い出話だとしても、ちゃんと伝わって誰も置いてきぼりにしません。私はこのあいだ、旦那のお母さんと1時間くらいずーっと膝について話していたことがあったんですけど、旦那は置いてきぼりになっていたようで、ちゃんと興味がわくように話さないといけないなと思いました。わかりやすく説明することが第一段階、そこにいる人に聞きたいと思わせるように話すことがさらに大事。私はそれができる人を見つけると、落語家になればいいのにと思うし、「あの話、しゃべって!」とお願いしちゃうことがあります。落語を聴いてみると、人の心を掴む話し方や、聞く姿勢にさせる枕詞がわかるはず。思い出話はみんなにあるもの。ものの見方や話し方を意識して、話し上手になりましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月23日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、一緒に真剣に怒ってくれる女性、「当事者以上に怒ってくれる女」になりきり。怒りに共感することが相手の心をラクにする。私の性格かもしれませんが、何か腹の立つことがあったとき、自分より怒っている人を見ると怒りが収まるんです。自分より酔っぱらっている人を見ると酔えなくなるように、“人のふり見て我がふり直せ”じゃないですけど、“そこまで怒らなくても…”と冷静になり、気持ちが静まる。共感してくれることで怒りが分散されるし、“私のことを考えて怒ってくれている”“気持ちをわかろうとしてくれている”と感じることが、すごく嬉しいんでしょうね。そうやって、悪者になるというか怒る役をできる人は大人だなと思います。ただでさえイライラしているときに、「でもさ~」などと意見されるとすごく腹が立つもの。“なんでわかってくれないんだろう…”という新たな怒りも生まれるし、共感してくれる人を見つけるまで、ずっと怒りっぱなしになってしまうはずです!そんな性格だとわかっているからか、私のマネージャーさんは歴代、私以上に怒ってくれます。引き継ぎの連絡に、“食い気味で怒りましょう”と書いてあるんじゃないかと思うくらい(笑)。友だちも同じく食い気味で「わかる!」と言ってくれて、何がわかるんだと思うけど、すごく嬉しいし、気持ちがラクになる。また、怒りの話を盛り上げて笑い話にしてくれる人もいて、嫌な気持ちを浄化してくれるスキルは、本当に尊敬します…!怒っている人の話を聞くときには、相手の立場を考えて、一緒に怒る。そのためには、いろんな経験をすることが大事だと思います。すると、「でも、あの人はこう考えていたんだろうね」と、怒っている人にアドバイスができると思うんです。一度一緒になって怒ってくれた味方の意見は、素直に聞けるもの。怒った後の道筋を見せられる人も、大人だと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月17日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月15日ネイキッドは愛媛・道後温泉本館にて、手塚治虫の漫画『火の鳥』をテーマとしたプロジェクションマッピングショー「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」を開催。2019年4月27日(土)よりスタートする。観覧は無料。「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」は、2019年1月よりスタートした重要文化財・道後温泉本館の保存修理工事を機に発足した「道後REBORNプロジェクト」のメインコンテンツとして実施されるもの。明治の改築から125年を迎える道後温泉本館を舞台に、手塚プロダクションが作成したオリジナルアニメーション作品「火の鳥”道後温泉編”」と連動したストーリーを展開する。オリジナルアニメーションは、過去と未来を行き来する"火の鳥"を主役とした内容。道後温泉本館二の湯入口上部に"火の鳥"が設置され、そのオブジェを中心に道後温泉にまつわる歴史絵巻の音と光のプロジェクションマッピングショーが展開されていく。さらに、古事記にも登場し、近年では手塚治虫が自身の作品で新しい表現を生み出すなど、発展し続けてきた擬音表現「オノマトペ」を、コンセプトである"進化"の象徴としてプロジェクションマッピングの演出に盛り込む。【詳細】「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」開始日:2019年4月27日(土)開催時間:19:00〜21:30場所:道後温泉本館住所:愛媛県松山市道後湯之町5番6号料金:無料
2019年04月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、無駄を気にしない余裕のある「行ったり来たりを惜しまない女」になりきり。寄り道や回り道ができる人は、豊かです!私は、できるだけ要領よく生きたいと思っているタイプです。どこかへ行くときも、目的地にたどり着くまでに、道を行ったり来たりするのが嫌。スーパーでも、“あそこであれを買ってからレジに行こう”と、店内の動線を一度も戻ることなくレジにたどり着けるルートで買おうとします。それをゲーム感覚で楽しめる人はいいのですが、私の場合は少しでも無駄に動くと「はぁ…」と落ち込んでしまうからよくないんです。だから、「今日はこっちの道から行ってみよう!」と回り道をする人は、路地裏にあるいいお店を知っていたりして、それが豊かな感じがあっていいなって思うんです。私は、道の途中で通り過ぎたお店が気になっても、戻るのが悔しくて立ち止まりません。でも、そこで戻れる人のほうが人生を楽しめそう。そもそも、人は、朝起きてから寝るまでに“どのチャンネルを見ようか”“何を食べようかな”と約9000回の選択をしているらしいんです。そう考えると、迷ったり行ったり来たりしてこそ人間だと思ったし、それを許せる余裕がある人のほうが素敵だなと感じました。物理的なことはもちろん、人の心も、行ったり来たりがあるほうがよかったりしますよね。私は、恋愛でもすぐに答えを出したいと思うせっかちなタイプですが、それがいいとは限らないなって思いました。ドラマでも、なかなか進展しない恋のほうが、面白くて目が離せませんよね!まずは、無駄な動きをしてもオッケーな、行ったり来たりする日を作ってみましょう。知らない場所に行くときに、迷ったときのことを考えて早く家を出る感覚で出かけてみる。時間に余裕さえあればできるはずです!私も戻ることを悔しいと思わないように、やってみたいと思います。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月10日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月07日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の感情をコントロールできる「マイナス思考から脱出させてくれる女」になりきり。相手に共感することが大事です!人間誰しも、マイナス思考に陥ることってありますよね。私も以前、発する言葉すべてがネガティブだった時期がありました。そのときに、ハリセンボンの近藤春菜さんに相談したところ、「私もよくそうなるけど、マイナス思考になっているんだね」と言われ、そのときに初めて、“私、今マイナス思考なんだ!”と気づきました。自分では、ただやさぐれているだけだと思っていたのでハッとしたと同時に、自分がいる状況がわかったことで、抜け出すことができたんです。そんなふうに、誰かが落ち込んでいるとき、「負のスパイラルに陥っているよ」と分析し、安心させてくれる人って、ありがたいし、素敵だと思うんです。励ましの言葉をかける人が多いと思いますが、落ち込んでいるときにはさらに落ち込ませてしまうこともあり、逆効果ですよね。あと、渡辺直美さんにもよく相談をするのですが、「これ、どっちだと思いますか?」という質問に対して、「昔の横澤ならこの選択肢を選んだろうけど、今だったらこういう考えなんじゃない?」と、私の気持ちや、質問の前段にあるものを理解してくれたうえでアドバイスをくれる。それは同じ職業の先輩ならではだと感じたし、悩みによって相談する相手を変えることも大事だと思いました。相手の辛い気持ちを理解して、受け入れられる人になるには、波瀾万丈な人のドキュメンタリー番組を見たり、瀬戸内寂聴さんなどの本を読んで、さまざまな人生を知ることが大事なのではないでしょうか。そうして人の生き方を知って感化されることで、考え方がワンパターンではなく、豊かになると思うんです。一緒にネガティブになるでもなく、ポジティブすぎることもない、バランス感覚のいい女性を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年4月3日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年04月02日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、美容に意識の高い女性、「美容格言を持つ女」になりきり。自分の体験をもとにした美容情報には説得力あり!「甘酒は飲む点滴」。そういう美容にまつわるキャッチーでわかりやすい言い方を会話の中で次々に繰り出す、“格言メーカー”のような人っていますよね。ほかにも「笑顔は何よりのお化粧」とか、「お肌のシンデレラタイム」もそう。もちろん、美容において“これさえやっておけば必ず美しくなる”ということがないのはわかっています。それでも、格言力のすごさゆえに買ってみたくなるし、実際にやってみようかな、と思わせる。そういう女性は美容のことをちゃんと知っているだろうし、内臓までキレイな感じがするんです。でも、美容雑誌を読みまくる、うるさいタイプではありません。NHKの『ガッテン!』のような、幅広い世代が見ている番組から得た情報を発信。「小松菜はほうれん草の何倍もの鉄分が含まれている」「ビタミンCじゃなくてBが大事なのよ」などとアドバイスをくれます。番組を見ながら一人で「ガッテンガッテン!」と言っちゃうし、いいと言われた食材はすぐに買いに行く。司会をつとめる立川志の輔さんのことを「志の輔さんが~」と、まるで親戚のように話します。とりあえず、『ガッテン!』を見てみましょう。そして、紹介されていたことを実際に試し、やってみて本当によかったこと、自分が心から「ガッテン!」できた内容だけを人に教えるようにしてください。聞いただけじゃなく、ちゃんと実践している人は限られているから、“美容のことはこの子に聞くと間違いない”と思われる存在になるはずです。「水素を飲むと内側からきれいになる」とだけ話すより、「水素はこうだから体にいい」と解説できる人のほうが、説得力がありますよね~。そんな女性には将来、テレビショッピングをやってほしいです(笑)。よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年3月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年03月13日お笑い芸人の横澤夏子(28)が3月7日、自身のインスタグラムを更新。渡辺直美(31)と東京ディズニーランドに行ってきたことを報告し、2人の服装が話題を呼んでいる。横澤はシンデレラ城の前で撮影した渡辺とのツーショットを公開。「直美さんにお洋服借りておソロで行ったのよー」「変装の度が超えちゃってるよー」「逆に変な人って思われてよく見られたよー」「すぐ直美さんバレてたよー」「なんでなのよー」とハッシュタグ風にコメントを投稿。写真を見ると、ミッキーの顔が大きくプリントされたトップスに、キャラクターの口元をモチーフにしたマスク、サングラス、被り物とド派手に変装。2人とも顔は見えていないが、盛り盛りのミッキーコーディネートはかなり目を引いたようだ。ファンからも「変装面白すぎる」「絶対目立つやつ」「バレバレ(笑)」といったコメントが寄せられいる。
2019年03月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、料理に合わせて器を使い分ける「色々な種類の器を持つ女」になりきり。食器の選び方ひとつにも、人のセンスが表れます!インスタグラムにアップされている料理写真を見ることが好きなのですが、料理だけでなく、料理が載っている食器もチェックしています。なかでも、いいなと目が留まるのは、いろいろな種類の食器を持っている人。たとえば和食を作った人が、ちゃんとそれに合う和の食器を使っているのを見ると、“この料理のために揃えたんじゃないか”と思えるし、そこにワンランク上の生活を感じるんです。特に、食器だけでなく蒸し器とか手巻き寿司のときに活躍する木桶のような調理道具を持っている人を見るとすごいなと思います。また、浅いとか深い以前に、丸や四角形などいろいろなデザインや色のものを揃えていて、“中華にはこれ、イタリアンにはこれ”と用途によって使い分けることができる。服やインテリアと同じように、料理に合わせたお皿をコーディネートするセンスがあるというのは憧れますよね。私は、頑なに食器を白で揃えたのですが、あまりおしゃれになりませんでした。食器に気を使ってる人だったら、なかなか出番のない突飛なデザインのものではなく、使いやすそうなものが揃っていると素敵だと感じるし、お気に入りの作家さんの作品なども持っているはず。きっと、そういう人のおうちには、あつらえたような食器棚があるだろうし、その中にお皿たちがきれいに並んでいるに違いありません。“お皿にも命があるはず…”と考え、自身も陶芸を習うし、親戚の引っ越し祝いなどに作品を贈っているのではないでしょうか…!いきなり高い食器を揃えるのではなく、陶器市や東京の合羽橋のようなリーズナブルに買える場所に行くのがよさそうです。100均にも、かわいいものが揃っていました。まずはチャレンジしやすいところから始めましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年3月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年03月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、TPOに合った食べ物を用意できる「マイ手みやげ大賞がある女」になりきり。素敵な手みやげは、話を盛り上げるきっかけにも。雑誌などで「手みやげ大賞」という企画があると思うのですが、自分の中にオリジナルの手みやげ大賞を持っている人って素敵だと思うんです。“このメンバーなら、このくらいの金額でこのくらいの量のものがいいな”“新宿で会うなら、あのお店に寄っていこう”などと、持っていく集まりやTPOに合わせた、ちょうどいい手みやげを瞬時に「これだ!」と判断し、用意することができる。言葉のボキャブラリーが豊富な人のように、手みやげのバリエーションに富んだ人はカッコいいし、集まりがあるときに、すごくラクですよね。それに、自分が食べたことのあるものの場合は、「これ、すごく美味しかったんだけど…!」と、相手におすすめすることができるし、話のネタとして盛り上がりますよね。逆に、何も考えず、相手の家の最寄り駅や近所にあるお店といった近すぎる場所で買ったものをあげるのは、ちょっと失礼な気がします。手を抜いている感じがするし、渡した商品の値段がバレてしまう可能性もあります。いつも誰かにあげることを考えながらアンテナを張って過ごすことが必要なんだと思いました。まずは、もらって嬉しかったものをメモしたりと、ちゃんと覚えておくように心がけるのがよさそう。一回食べて美味しかったら、自分でもう一回買って食べてみると忘れないですよね。私は、雑誌の取材現場などでも食事やお菓子などを用意していただくのですが、それをきちんと網羅できれば手みやげ大賞ができあがるんです。実際、お世話になっているネイリストさんに自分がもらって嬉しかったマシュマロのお菓子を持っていったら、すごく喜んでくれました。自分で雑誌の手みやげ大賞ページを作るような気持ちで、日々、行動しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年3月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、小物使いが上手なおしゃれな女になりきり。マフラーは防寒用ではなくオシャレアイテムです!最近、インスタグラムなどのSNSにマフラーの巻き方を解説する動画をアップしている女性を、よく目にします。それを見て、世の中には、かわいい巻き方がたくさんあったことに気づいたんです。輪っかを作り、その中にマフラーの端を通すものと、首にぐるりと一回巻き付けて垂らすものの2パターンではダメなんだなと。それに、マフラーは首元を守る防寒グッズとしてしか考えていなかったけど、実はおしゃれのアイテムでもあったんだと知り、ハッとしました。動画を見ていると、ヒラヒラがついた部分を前に持ってくるようにしたりブランドのタグをしっかり見せるようにしたり、“そうなんだ…!”と勉強になります。そういう人は、ウールや毛皮っぽいものなどいろんな種類を持っているだろうし、赤や緑などベーシックカラーじゃないものを差し色として使うこともできそう。その色を買う勇気も尊敬するし、チャレンジャーな性格は人生においてもいい方向に働きそう。なかには、顔を埋めて小顔に見せるものなど、モテる巻き方も紹介されていて、マフラーマジックって絶対あるはずなのに、雪国育ちなのに、当たり前のように巻いていて、なぜこれまで研究しなかったのかと後悔しました。ロングヘアの女性がマフラーを巻いたときにできる、ぷくっとした盛り上がりが男性は好きだったりするらしいし、利用しない手はないですよね。まずは、街中でマフラーをうまく巻いている人を探し、観察すると発見がありそう。意外と、サラリーマンの方がおしゃれな巻き方をしていたりと勉強になります。いろんな巻き方を知っていれば、同じマフラーでも違った見せ方ができて、コーディネートの幅も広がるはず。早速、マフラーチェックをしに行ってみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月26日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自然の力を味方にして場の空気を良くする「冬でも風を喜ぶ女」になりきり。風を気持ちよく思えるのは包容力がある証拠。このあいだ、めちゃくちゃ寒い日に、テレビ番組のロケがありました。凍えながら、とにかく暖房の温度を上げて温まっていたのですが、あるスタッフさんが「窓を開けて、空気を入れ替えます」と言って、寒い中、本当に窓を開けたんです。正直、“なんで?嘘でしょ!?”と思ったのですが、部屋にこもっていた嫌な空気がなくなり、結果、すごくスッキリしました。しかも、撮影の合間の少し待たされているタイミングで、“これは一体、何の時間なんだろう…”とぼんやりしていた頭の中までスッキリして、心のスイッチがいい方向に切り替わったのを感じたんです。冬の風は、私からすると針のように刺してくる刺激的なものだけど、窓を開けたスタッフさんのような人は、「気持ちいい」と言えるに違いありません。どんなことでも受け止められる包容力がありそうだし、困難も乗り越えていけそうですよね。しかも、風を敵対視せずに仲間だと思えるのは、プラスの方向に考えられる証拠。自然の力を味方につけることもすごいし、ワンランク上の人だなって思うんです。きっと、“人間関係はあまり密になりすぎず、ちょっとすきま風が吹くくらいのほうがちょうどいい”“風は人生に必要なもの”ということを知っているし、もはや、自分そのものが風となり、人間関係の風通しを良くしていそうですよね!一度、地平線が見える広い場所で、中島みゆきさんのミュージックビデオのように思いっきり風を感じてみると、その良さや、ありがたみがわかりそう。例えば空港だと、飛行機が生み出す風も味わえるし、映画のワンシーンのようにドラマティックに吹かれることができそうで、いいですよね。風の存在をポジティブにとらえられる女性を目指しましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月18日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、お金の管理能力が高い、しっかりした女性、「ワリカンをしっかりする女」になりきり。お金にだらしないのは、イメージダウンにつながる。みんなでごはんを食べたり、友だちへのプレゼントを一緒に買ったりして、ワリカンにすることって多いと思うんです。そんなときに、10円とか1円単位まで割っておつりを渡してくれる女性に会うと、しっかりしてるな~って思うんです。「私だけトクしてたりしないよね!」と言いながら、“この人レジなんじゃないか…”と思うくらいすばやく計算をして、誰一人ソンをしないように整えてくれる。あんまり飲んでいない人や、後から来た人の分は安くする気配りも見せる。“私だけ多く払ってるかも…”と感じる場面があったとしても、なかなか言い出せないと思うんです。そういうときに、こんな女性がいると助かりますよね。金の切れ目が縁の切れ目という格言が身にしみているのかも。それに、お金にだらしがない人は、イメージがよくないですよね。私は、家賃だけは絶対に期日に遅れず払うようにしているんですが、それはもし、私が何か事件を起こして犯人になり、大家さんがマスコミの取材を受けたときに、「やっぱりね。家賃も遅れがちだったのよ…」と言われるのは絶対に嫌だから…(笑)。そのくらい、お金の管理は、大人として大事なことだと思うんです。まずは、結婚式の二次会などの会費制のパーティに出席するときに、会費ぴったりのお金を準備していくところから始めると、意識が変わりそうです。最初から8000円だとわかっているにもかかわらず、1万円しか持っていかないというのは少し迷惑。友だちとの飲み会でも、1000円札や小銭を用意するために事前に崩したり、銀行で下ろすときに両替をしておくと、スムーズなワリカンにつながるはず。少しの意識や気遣いが、ワリカン上手な女性になるための第一歩だと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月13日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年02月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分のことを客観的に見る「次に会ったときに謝れる女」になりきり。人間関係のモヤモヤは裏アカにメモ&発散を!自分でもどうかと思うのですが、私は人を“マルかバツか”で覚えることがあるんです。何も問題がない良い関係の相手はマル、ちょっと気になることがあったり、私が何かをやらかしてしまった相手はバツという感じです。しこりが残っているからか、バツで覚えている人に会うと“この人に何を謝らなきゃいけないんだっけ!?”と焦ってしまうことも(笑)。そんなとき、素直に「このあいだはごめんなさい!」と言える女性になりたいなって思うんです。ごめんなさいと伝えるのは勇気がいるし、なかなか言えていないなって気づきました。やっぱり、きちんと謝ったほうが厄払いじゃないですが、肩の荷が下りますよね。それに、人との関係がこじれたときに、自分を客観的に見ることも大事だと思うんです。すると、“あの人とこうなっちゃってヤバい。じゃあ、こうしよう”と、今後の行動の筋道が立てられる。さらに、相手から見た自分のイメージを壊さず、いいように導くこともできます。そうして、見せ方をコントロールすることも、大人の女性にとっては大切ですよね…!まずは、“この人にこういうことをしてしまった…”という人間関係の出来事をメモして、起こった問題をきちんと覚えておくことが第一歩だと思います。日記などに書き留めるのもいいけど、ツイッターのようなSNSの裏アカウントを作り、そこに起こったことや感情を書き出すと気持ちが整理できます。実際、私もツイッターの裏アカウントを持っているのですが、いろいろ書くだけで気持ちが軽くなったりしますから(笑)。それを見返すと、“次にこうやって謝ろう…”と、シミュレーションもしやすいはず。モヤモヤしている人は懺悔アカウントを作り、世界に発信してみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年2月6日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月30日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、食べ物を大事にする気取らない女性、「テーブルに落ちたものを食べられる女」になりきり。“もったいない精神”がある女性には、親近感がわく!テレビ番組の収録やプライベートなどでごはんを食べているときに、一緒にいる女性がテーブルに食べ物を落とすと、“この人は、どうするのかな?”と、つい見てしまうんです。いいなと思うのは、「あっ、もったいない!」と、気にせずにパクッと食べちゃう人。もちろん、メニューにもよるのですが、たとえばカクテルグラスに入っているエビなど、その料理のメインになっている食材が落ちたときに諦めずに食べる人を見ると、“そうだよね…!”と親近感がわきます。さらに、コーンひと粒まで食べていると、“この人とは気兼ねなくしゃべれそう”と好感度が上がるし、特に、相手が女優さんなどの場合は、“テレビに出ててそれができるなんて飾らない人だな”と嬉しくなってしまいます。テーブルマナーも大事ですが、それはフォーマルな場所で守ればいいこと。普段の席では、気取らずに食べてほしいし、“食材を大事に考えている人なんだな”と感じます。サラダとかを取り分けているときに落ちた具材をパッと食べるのも、お母さんぽい感じがしていいですよね~!まずは、テーブルに落ちたものは気にせず食べてみるのはどうでしょうか。もちろん、衛生上、ヤバそうなところは避けてください(笑)。そういえば、このあいだ、テレビ番組のロケでフルーツパフェをいただいたときに、共演者のひとりが奥のほうにある部分を食べようとして、テーブルの上にボロボロとフルーツをこぼしていたんです。それを見た私は、「落ちてるよ~」と掃除機のように次々とこぼれたものをひたすら食べたのですが、その姿は自分でもどうかなと思ったし、ほどほどにすることが大事だと学びました(笑)。TPOや程度を守りながら、気取らない女性を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、足腰がしっかりした、自分と闘う「趣味は登山の女」になりきり。山に立ち向かう人は、困難を乗り越えられる!私が所属する吉本興業には19歳のマネージャーさんがいるのですが、その女性は昨年新卒で採用された唯一の人なんです。話を聞いてみると、北海道出身で登山部に所属していたことがあり、道内の大会では上位だったとのこと。山に登るというのは、誰かと戦うというより、もはや自分との闘い。“あの山を越えたい”と高みを目指すということは、とてもストイックです。しかも、競技では山を登るだけではなく、途中で一人でも脱落すると負けになってしまうし、機材やテント、食糧など、みんなが使うものを、手分けして持たないといけません。つまり、チームワークが自然と磨かれていくわけです。もちろん、足腰が強いからどれだけ仕事で歩くことがあっても弱音を吐かないし、人生の山や谷にも動じなさそうです。酸素が足りない状況を乗り越えている彼女ならば、きっとトラブルが起こってもあわてず冷静に解決すると思うんです。そんな“大事なことはすべて山から教わった”という姿を見ると、かっこいいし、すごいなと思わずにはいられません…!しかも、彼女に登山の楽しさを聞いてみると、山に登る前日からチームのみんなで宿泊をしてすき焼きを食べたり“明日から山に登るんだ!”とワクワクできるのが好きなのだそう。その、どんな状況でも楽しめるところもいいですよね~。いきなり本格的な登山は大変だと思うので、まずは江の島にある長い石段に挑戦したり、高尾山に登ってみるのがよさそうです。達成感を得られるし、一回行くと“最初に飛ばしすぎたな”“こういう靴のほうがいいな”と反省して次に生かすなど試行錯誤ができ、そういう点でも登山気分を味わうことができますよね。自分との闘いに行ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月20日手塚治虫の生誕90周年を記念した舞台『悪魔と天使』が2019年1月19日からKAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉ほかで開幕する。開幕まで2週間を切ったある日、都内で行われている稽古を取材した。本作は、手塚治虫の幻の作品と呼ばれる『ダスト8』を原作にした、初の舞台作品。物語は、平成から元号が変わる時、豪華列車トワイライトエキスプレス号の大事故という惨事から生き延びた生還者の人生が中心に描かれる。彼らは事故を起こす直前に「生命(いのち)の山」に接触し、その破片である「生命の石」の力で再び生命を得ることができた。人間たちが死と向き合った時、どう生きるかの葛藤やどう対処するのかを問う形で展開していく舞台だ。この日は、2幕の3つのシーンを計3時間にわたって見学した。モトイキ シゲキの演出のもと、立ち位置やセリフの言い回しなどを丁寧に何度も同じシーンを繰り返す。海江田沙月役の観月ありさ、九條小百合役の高島礼子、柏木守役の野村宏伸による緊迫したシーンは、それぞれの思いをぐっと抑えた大人な芝居。視線ひとつで空気をつくることができるのはさすがだった。渋井新役の佐藤B作と、大前田十蔵役のぼんちおさむのシーンは、アドリブが飛び交う。楽しみながら稽古をしている様子がよく伝わり、笑いが絶えない現場だった。岬慎吾役の白石隼也と吉沢エリ子役の黒川智花が出演するシーンでは、白石が積極的にセリフの言い回しなどについて自身の意見を述べている姿が印象的だった。何しろ初の舞台化作品だ。脚本も芝居もまだまだこれから進化を遂げていくはず。どんな全体像になるのか、楽しみだ。出演は観月ありさ、白石隼也、野村宏伸、黒川、鍵本輝(Lead)、矢部昌暉(DISH//)、向山毅(SOLIDEMO)、木全寛幸(SOLIDEMO)、中島早貴、黒田こらん、ぼんちおさむ、松澤一之、佐藤B作、高島礼子ほか。1月19日(土)~2月3日(日)神奈川・KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉、2月9日(土)・10日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホール、3月1日(金)~3日(日)愛知・御園座にて上演する。なお、声の出演を予定していた女優の市原悦子が1月12日に亡くなった。代役は、本作品で“小坂徳子”役の黒田こらんが務める(2役)。取材・文・写真:五月女菜穂
2019年01月17日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いい意味で庶民的なお酒を熟知した女性、「焼酎を飲む女」になりきり。体が冷えず、低糖質。焼酎は女性の味方です。このあいだ番組で共演したきれいなモデルさんに、「お酒は何を飲むんですか?」と聞いたら、「焼酎です」と言われて驚きました。また、あるときはお世話になっているネイリストさんが「芋焼酎にハマってるんですよ。めちゃくちゃ美味しいです!」と話しているのを聞き、“若い子でも焼酎を飲むんだな”と、目からウロコが落ちました。というのも、私のなかには“焼酎=おじさんが飲むもの”という偏見があったんです。居酒屋でおじさんがボトルを入れて、それをみんなで飲むというイメージでした。でも、周りの人たちの話を聞いて、焼酎を飲む女性っていい意味で庶民的な感じがあって魅力的だと、考えが変わったんです。みんなでボトルを入れて酌み交わすのは盛り上がるだろうし、水割りなどを作る姿は大人っぽくていいですよね。それに、焼酎を嗜む人には人生を一周したじゃないですけど、いろんなお酒を飲んで焼酎にたどり着いた感じがあるのもカッコいい。そういう人は、銘柄に詳しく、気になる焼酎を飲むために旅をするなんてこともしてそう。しかも、焼酎は体を冷やさないお酒としても知られているうえに、低糖質。実は、美容を気にする女性にはぴったりのお酒で、モデルさんが飲んでいることも納得ですよね~。私もそうですが、焼酎に慣れていない人は、まず親戚のおじさんなど身近な焼酎好きを探して、一緒に飲みに行ってみるのはどうでしょうか。美味しい飲み方やおすすめの銘柄などを教えてもらうことで、魅力に気づけるかもしれません。また、梅干しを入れて飲みやすくしてみるのも初心者にはよさそう…!私の憧れは、みんなで飲んでいるときに、「一回、焼酎に戻りま~す」と言うこと。早く嗜める女になりたいです!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月09日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人に譲れる、思いやりのある「小走りで道を横切る女」になりきり。小走りすることで誠意が伝わりやすくなる!タクシーや車に乗っていると、道を横切る人を待つことがあります。そのときに、車が待っていることをわかって小走りで渡る人を見ると、周りが見えている人だな~と感じます。なかには、頭を下げながら通り過ぎる人もいます。待たせていることを悪いと思っての行動は、とても素敵ですよね。自分だけじゃなく、人の時間も大事にしている姿に憧れます。逆に、“止まってくれたから”と、急がずにゆっくりなスピードで歩く人を見ると、なんだか、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。少し小走りになるだけで、人の誠意って伝わるんだと思いました。遅刻をしたときも、普通に歩いてやってくるより小走りのほうが相手の気持ちは静まるし、お店で在庫を探してもらうときも、ゆっくりされると“え、休憩にでも行ってるのかな…?”と心配になってしまいます。基本的に小走りで配達している宅配便の配達員さんを見ていると、一生懸命な感じや、荷物を頑張って届けようとしている気持ちが伝わってきますよね~。だからといって、本気走りをするのはNG。大人がドタドタと汗だくで走っているのは見てられないし、顔もブサイクになりそう。それに、道や駅で走るのは危ないですから…!あくまでも軽やかでかわいらしい小走りが、ちょうどいいと思うんです。そんな女性になるには、新幹線や飛行機に乗るときに“お先にどうぞ”と先に行くのをすすめるなど、目の前にいる人に譲ってみるところから始めるのはどうでしょうか。その習慣が身につけば、たとえ相手が車に乗っている場合でも、気が遣えるようになるのではないでしょうか。それと、小走りは軽い運動になるから健康にもよさそう。ほどよい速度を保って、頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2019年1月2・9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2019年01月06日手塚治虫の生誕90周年を記念した舞台『悪魔と天使』が2019年1月19日(土)より神奈川・KAAT神奈川芸術劇場大ホールにて開幕。12月19日、東京都内で製作発表会が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、手塚治虫の幻の作品と呼ばれる『ダスト8』を原作にした、初の舞台作品。物語は、大事故の惨事から生き延びた8人の人生が中心に描かれる。彼らは事故を起こす直前に「生命の山」に接触し、その破片である「生命の石」の力で再び生命を得ることができた。人間たちが死と向き合った時、どう生きるかの葛藤やどう対処するのかを問う形で展開していく舞台だ。主演の観月ありさは、精霊の悪魔キキモラと海江田沙月の2役を演じる。観月は「素晴らしい作品に出演させていただくことになり、本当にありがたいなぁと思っております。まだ稽古に入っていないので、これからどういう風になっていくのか、とても楽しみです」と語る。『ブラック・ジャック』や『鉄腕アトム』、『ジャングル大帝』など子どもの頃から手塚作品に触れてきたという観月は「ぜひ原作の『ダスト8』も、舞台版『悪魔と天使』も、みなさんの心に残るような作品に出来たらいいなと思っています。頑張って最後までやっていきたいと思います」と意気込んだ。精霊の天使キキモラと岬慎吾役の2役を演じる白石隼也は「原作を読んで、人間の欲望の恐ろしさ、そして心からの純粋さというものを感じました。これからみなさんといい舞台を作っていけるように、頑張りたいと思います」とコメントした。不死身の身体を手に入れたらどうしたいかと記者に問われた観月は「いろんな国に行って、生活をしてみたい。ヨーロッパなど、日本とは懸け離れた文化のところに行って生活をしてみたいです。今、いちから語学を勉強するのは大変ですが、これから50年も100年生きられるとなると、語学もイチから勉強できるので、夢が膨らみます」と話す。一方の白石は「暴飲暴食をしたいです。何を食べても、病気になったり死んだりしないと思うので。夜にラーメンを食べたいなと思った時に食べたいですね」と庶民的な願望を語り、笑いを誘った。出演は観月、白石のほか、野村宏伸、黒川智花、鍵本輝(Lead)、矢部昌暉(DISH//)、向山毅(SOLIDEMO)、木全寛幸(SOLIDEMO)、佐藤B作、高島礼子ら。1月19日(土)から2月3日(日)まで、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、2月9日(土)・10日(日)大阪・梅田芸術劇場、3月1日(金)から3日(日)愛知・御園座にて上演する。取材・文・撮影:五月女菜穂
2018年12月25日手塚治虫さんが1970年代に連載していた大人向け漫画『ばるぼら』が、稲垣吾郎さん、二階堂ふみさん主演で2019年末に映画化されることが発表されました。監督は手塚治虫さんの長男である手塚眞さん。手塚治虫さん最大の異色作といわれた作品がどのように映像化されるのでしょうか。映像化不可能といわれた問題作『ばるぼら』1970年代に手塚治虫さんが描いた連載漫画『ばるぼら』は、英語、フランス語でも出版され世界中にコアなファンを持つ怪作です。芸術とエロス、オカルティズムなどを描いた異色の作品で、“黒手塚”全開の世界観が広がっています。その独特な世界観から「映像化不可能」と言われていました。日本、ドイツ、イギリスの共同制作となる本作には、クリストファー・ドイルさんが撮影監督として参加。カンヌ国際映画祭での受賞歴もある彼の、耽美的で退廃的な映像の美しさにも注目です。ストーリー耽美派の天才として名声を得ていた小説家「美倉洋介」は、異常性欲に悩まされていました。ある日、ホームレス同然の自堕落な少女「ばるぼら」と出会い、美倉のマンションで居候させることに。ばるぼらにミューズのような魅力を感じた美倉は、愛と混沌の世界へと落ちていきます。難しい世界観を表現するキャスト・スタッフ稲垣吾郎さん「日本財団パラアリーナ」贈呈式より異常性欲に悩まされる小説家「美倉洋介」を演じる稲垣吾郎さん。愛と欲望に取り憑かれてしまうキャラクターは、稲垣さんにとって新たな挑戦だったそう。愛をむき出しにしていく姿は、今の稲垣さんでなければ演じられない役です。二階堂ふみさん「月刊モトーラ世理奈・夏 写真 二階堂ふみ」より二階堂ふみさんが演じたのは、自堕落だが魔性の魅力を放つ「ばるぼら」。謎多き少女の不思議な雰囲気を見事に演じきっています。『アトム』のようなポップな手塚作品と違い、『ばるぼら』はちょっと怖くなるような感覚になったそうです。手塚眞さん監督として参加した手塚眞さんは、映画監督など映像全般に携わるクリエーターです。父親である手塚治虫さんの作品を「家族みたいなもの」と語っています。原作の中からエッセンスを抽出し、ひとつの作品にまとめたとのこと。予告の10倍はすごい、と作品への強い自信や思いが感じられます。映画『ばるぼら』詳細情報公開日2019年末※詳細日程は未定原作手塚治虫『ばるぼら』キャスト稲垣吾郎、二階堂ふみ渋川清彦、石橋静河、大谷亮介、渡辺えり ほかスタッフ監督:手塚眞撮影監督:クリストファー・ドイル音楽:橋本一子(C)2019 Barbara Film Committee
2018年12月25日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、冠婚葬祭のマナーを間違えない女性、「パールを身につける女」になりきり。パールを身につけることは、大人になるための切符。ダイヤモンドのような華やかな宝石も魅力的ですが、独特の品の良さがあるパールを身につけている女性って憧れてしまいます。そもそもパールには“涙”という意味があるそうで、結婚式にはもちろんのこと、お葬式で身につけることが許されている唯一の宝石です。冠婚葬祭は、人生のなかでも特に大事なイベント。そんな、マナーを間違えるとすごく恥ずかしい思いをするシーンにおいて、“これさえつけておけば間違いない”というアイテムはすごく頼れるし、持っておくべきだと思うんです。私は以前、結婚式につま先部分があいている靴を履いていくというマナー違反を犯し、かなり恥ずかしい思いをしたことがありました…。そういう常識を知っているというのは、大人として大切なことですよね。もちろん、パールは、普段からファッションとして取り入れることもできるアイテム。それが似合う女性は、きっと服装もエレガントに違いありません。とはいえ、アクセサリーを選ぶときには、ついデザイン性の高いものやトレンドを優先しがち。それに、本物を買おうとすると意外と高かったりする…。でも、だからこそパールを身につけることは大人になるための切符であり、資格であると思うんです…!まずは、百貨店などの真珠売り場に行って、実際にどんなものがあるかを見てみましょう。たとえ高くても一生使えるものだし、“次のボーナスでパールを買おう”と決めてしまうと、買う機会を逃さずにすみそうです。また、お母さんやおばあちゃんにねだってみると、「あなたにも必要ね」と買ってくれたり、その家に代々伝わるものを譲ってもらえるかもしれません…!冠婚葬祭は、いつやってくるかわからないもの。今すぐ、行動に移してみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年12月24日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、「テレビの中の人もちゃんと敬う女」になりきり。敬称をつけるのは、日本の素敵な文化です。タモリさんを呼ぶとき、みんな必ず“さん”づけをしますよね。にもかかわらず、私は子どもの頃にテレビを見ながら呼び捨てにしてしまったことがあり、母親に「年上の人には、ちゃんと“さん”をつけなさい」と注意されました。たしかに、街ですれ違った方から「横澤夏子だ!」と呼び捨てにされると、親しみを込めて呼んでくださっていることは理解しながらも、怖い印象があって振り向けなかったりします。逆に、「横澤夏子さんだ」と言われると振り返りたくなるし、そういうふうに呼んでくれる人には素敵な女性が多い気がします。これは、芸能人に限らず、友人や知人同士の会話でも同じことがいえると思うんです。特に、本人がいないところで話題にするとき、「〇〇がさぁ」と呼び捨てにするより、「〇〇ちゃんがさぁ」と言うほうが、マイルドに聞こえますよね。万が一、本人にとってよくない会話を聞かれたとしても、名前の後ろに何かつけていれば、印象が多少はやわらぐのでは。それに、呼び捨てがクセになっていると、本人の前でポロッと言って、“え、そんなふうに呼んでたんだ”ということにもなりかねません。敬称をつけるというのは、日本の素敵な文化。それがちゃんとできている大人になりたいものですよね…!テレビに出ている人を“さん”づけで呼ぶようにすると、ちゃんとクセがついてよさそうです。それに、「梅沢富美男さんが言ってたんだけど…」などと話すと、自分が芸能人と近しい存在になった気分が味わえるのも楽しい。あと、“おうどん”“お野菜”のように、物に“お”をつけて、ていねいに呼ぶトレーニングをするのもいいかもしれません。失礼な人にならないよう、日々、意識して過ごそうと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年12月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年12月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自宅で使うものに気を遣う女になりきり。タオルを替えることで家もきれいになります。私が悩んでいることのひとつが、タオルの買い替え時です。“汚くなってきたかな…”と感じても、一度洗濯して干したらまだいける気がして、しばらくボロボロのものを使ってしまう。家には、お祝いなどでもらった素敵なタオルもあるのですが、“いつかのために…”と置いたままになってしまっています。タオルはお風呂上がりのきれいな体を拭いたりするものだから、きれいなものを使ったほうがいいとわかっているのに、もったいない気がする。ハンカチも同じで、糸くずが出ていても使い続けてしまいます。だからこそ、上質で贅沢なタオルを使っている女性って、自分を大事にしている感じがして、いいなと思うんです。物持ちがいいのは素敵なことだけど、黒ずんだり糸が出るなど、テンションがあがらなくなってきたら、それが替え時。“今日はきれいなタオルだ、ラッキー!”というタオルランキングを作るのではなく、常に人に貸せるくらいいいタオルを使っている人こそ、いい女なのでは。それに、使い込んだタオルは捨てる前に雑巾代わりにして部屋を掃除する習慣をつけると、タオルを替える度に家がきれいになるという嬉しいメリットも生まれて、一石二鳥ですよね。まずは、使うのが楽しみになる、自分の気持ちがあがる“ご褒美タオル”を買ってみるのがよさそうです。今治タオルのような上質なものなど大事にしたいと思えるアイテムを選ぶことで、タオルへの意識が変わるのではないでしょうか。友だちに贈るタオルを見に行ったときなどに、自分のものも一緒に選ぶといいですよね。毎日使うからこそ、使うと嬉しくなるアイテムを選びたいもの。私も勇気を出して、今使っているボロボロのタオルを捨てるところから始めたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年12月12日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年12月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、体型のことを考えて下着を選ぶ女になりきり。姿勢がよくなり自信もわく。下着のパワーは絶大です。みなさんは、サイズがぴったり合ったブラジャーをつけていますか?本当は下着売り場にいるフィッターさんにサイズを測ってもらってから買うといいのでしょうが、面倒くさく、いつもと同じサイズを選んでしまいます。ずっと変わらない体型をキープできているわけでもないのに…!しかも、人にサイズを測られるのが恥ずかしいという気持ちやプライドが邪魔をして、このあいだなんてブラを買いに行ったはずが、気がつけば腹巻きを購入していました(笑)。家でも着替えるときに手にとってしまいがちなのは、伸びてユルくなった、身につけたときに楽なブラ。私のように伸びた下着をつけていると、体型はもちろん、生活リズムや気持ちまで、だらしなくなってしまうと思うんです。というのも、以前、先輩芸人であるシルク姉さんから高級な下着をもらい、つけてみるとサイズもぴったりでした。すると、驚くほどに姿勢がよくなり、自分に自信が生まれ、世界が違って見えたんです。そのときに、下着が持っている威力に気づいたし、お金をかける価値があるものだということ、そして、自分にぴったりのブラをつけることの大切さを理解しました。だからこそ、しっかり下着を選んでいる人を見ると、いい女だな…と憧れてしまいます。まずは、ちゃんとサイズを測ってもらい、今の自分をしっかりと理解するところから始めるのがよさそうです。たとえ、フィッターさんにカップ数を知られることが恥ずかしくても、“ほかに誰も見てない”“ネットニュースに書かれたりしない!”と自分を鼓舞して。それに、サイズを知って等身大の自分を見つめることで、自然と心の器の大きさも見えてきそう。私も勇気を出して、下着売り場に行ってみます!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年12月5日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年11月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ロケ先の料亭で会った心身の柔らかい女になりきり。このあいだ、番組のロケで料亭に行ったときのこと。女将が「ありがとうございました」と、正座で深々とお辞儀をしてくださったのですが、その姿が、まるで折りたたみ携帯電話のように薄っぺらい形になったんです…!思わず「え!」と驚いてしまいました。私も彼女のように真似をしてみたけれど、団子やおはぎにしか見えませんでした…。体が柔らかい女性って、表情や心まですべてが柔らかいんじゃないかと思うんです。物腰が柔らかい人は、本当に腰まで柔らかいんだなと、女将を見て気づかされました。柔軟性は大人にとって大事なものである一方で、年をとるにつれて、だんだん失われていくものでもありますよね。それなのに、あの折りたたまり方ができるというのは、尊敬しかありません。その柔らかさの理由を尋ねてみたところ、クラシックバレエをされていたとか。きっと、それ以外にもお風呂の後に柔軟体操をしたりと、努力をしているに違いありません。そして、ロケでは料亭のご主人がお店を案内してくれたのですが、女将は少し離れたところに花束を持って立っていました。そして、“次は、あの部屋に行くな”ということがわかるやいなや、すっと姿を消し、まるで忍者のように次の部屋に移動して、お花を生けていたんです。そんなふうに、先のことを予見しながら行動する姿にも感動してしまいました…!そんな完ぺきな女性に近づくには、まずは前屈から始めるのがよさそう。そして、体が少しでも柔らかくなってきたら、自分の頑固な部分や石頭を崩すように努力をしてみる。考え方や気持ちが柔らかくなるにつれ、体もつられて柔らかくなりそう。金沢の料亭の女将を目指して、私も日々、柔軟をしてみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年11月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年11月27日稲垣吾郎と二階堂ふみがW主演を務める、手塚治虫原作映画『ばるぼら』の予告編とポスタービジュアルが公開された。手塚治虫生誕90周年を記念して初映像化される本作は、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した問題作。手塚氏の禁断のアダルトマンガが、今回日本、ドイツ、イギリスの国際共同製作でついにベールを脱ぐ!メガホンをとったのは、手塚治虫の実子であり『白痴』『ブラックキス』など独特の映画美学により国際的に評価される手塚眞監督。撮影監督にはウォン・カーウァイ監督作品などの映像美で知られる鬼才クリストファー・ドイル。また、稲垣さんが異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家、二階堂さんが自堕落な性格のフーテン女を演じる。物語は人気小説家の美倉洋介(稲垣さん)が、新宿駅の片隅でホームレスのように酔っ払った“ばるぼら”(二階堂さん)に出会い、一緒に生活するように。奇妙な魅力に惹かれ、ばるぼらにはまっていく美倉だが、ばるぼらの背後には悪魔崇拝の教団の存在が見え隠れする…というあらすじだ。そして先日行われた製作発表会見と合わせて、予告編も解禁!美倉がお色気たっぷりの下着美女と抱き合うも、突然美女がばるぼらに殴られる衝撃的なシーンから始まり、本作の独特の世界観を覗くことができる。『ばるぼら』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年11月21日手塚治虫の禁断のアダルトマンガを初映画化した『ばるぼら』製作発表が11月20日(火)、「手塚治虫生誕90周年記念会」式典内にて行われ、W主演を務める稲垣吾郎、二階堂ふみ、手塚氏の息子である手塚眞監督が出席した。稲垣吾郎、二階堂ふみを絶賛「夢だったのかな」初共演となった両者。二階堂さんについて、「初めてスクリーンで観たときに、衝撃が走りましたし、いつかご一緒したいと思っていた」とした稲垣さん。実際に共演してみての感想を聞かれると、「二階堂さんならではのばるぼらで、存在しているようで、していないような…夢だったのかな、と思わせてくれた」と話し、「もうばるぼらに会えなくなっちゃうのかな…って寂しくなっちゃうような。それもひとつの夢だったかなと、そんな気がします。誘(いざな)ったのは二階堂さんだったのかな、と思った」と初体験となった思いを告げ、二階堂さんのたたずまいを絶賛。二階堂さんは「光栄です」とペコリと頭を下げていた。禁断の愛、エロス、スキャンダル、オカルティズムなど様々なタブーに挑戦した問題作から「映像化不可能」と言われてきた『ばるぼら』が、手塚氏の生誕90周年を記念し、初映像化。人気小説家の美倉洋介(稲垣さん)は、新宿駅の片隅でホームレスのように酔っ払ったばるぼら(二階堂さん)に出会い、一緒に生活するように。奇妙な魅力に惹かれ、ばるぼらにはまっていく美倉だが、ばるぼらの背後には悪魔崇拝の教団の存在が見え隠れする…。稲垣吾郎「愛がむきだしになった僕を、楽しんで!」撮影監督にクリストファー・ドイルが参加するなど、海外のスタッフも参加した本作。二階堂さんは、「初めてのことばかりだったので、勉強させていただきました。すごく刺激的で、スタッフも外国の方が結構いたので、日本語のときもあれば英語のときもあって。言葉でつながっているのではなく、アートは感覚で共有するものなんだなと改めて感じた現場でした」と、その興奮を静かに伝える。手塚監督が「英語、日本語、中国語も混じっていたね」と言うと、稲垣さんも「不思議でしたね。非日常的だった!」と思い出すリアクション。1970年代に連載していた原作が、現代版の映画化となったことについて、稲垣さんは「子どもの頃から拝見させていただいて、ずっと身近に感じてきた手塚先生なので、光栄です。怪作と言ってしまいますけど、自分にとって新しい挑戦で、このタイミングじゃなきゃ演じられない役かな、とすごく感慨深いものがありました」と強い意志を覗かせた。さらに「愛がむきだしになった僕を、皆さんに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と、印象に残る言葉で作品をPRした稲垣さんだった。『ばるぼら』は2019年全国にて公開。(cinamacafe.net)
2018年11月21日漫画家・手塚治虫氏の禁断のアダルト漫画『ばるぼら』を、稲垣吾郎と二階堂ふみのW主演で映画化することが決定。20日、都内で制作発表が行われ、稲垣、二階堂、メガホンをとる手塚治虫氏の実子である手塚眞監督が出席した。禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、さまざまなタブーに挑戦した問題作を、手塚治虫氏の生誕90周年を記念して映画化。異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家・美倉洋介を稲垣、自堕落な性格のフーテン女・ばるぼらを二階堂が演じる。日本、ドイツ、イギリスの製作者が集結する国際共同製作で、手塚眞監督に加え、撮影監督として鬼才クリストファー・ドイルが参加した。手塚眞監督は、『ばるぼら』映画化を決めた理由について「子供の頃から読んでいて、非常に思い入れのある作品。今まで監督として表現してきたことと、父親の作品の接点が感じられたので、自分がやれる作品だと確信して選びました」と説明。時代設定は原作は70年代だが、現代に変えたという。また、稲垣と二階堂の起用について「手塚漫画がすごい似合う」「2人とも魅力的な俳優でいつか仕事したいと思っていて、『ばるぼら』はお二人にぴったりだと思いました」と明かし、「期待以上のことをやっていただいた」と感謝した。稲垣は「(手塚作品を)子供の頃から拝見し、舞台で『七色いんこ』をやらせていただき、手塚作品で育ったようなものなので光栄です」と手塚作品への参加を喜び、「その中でも“怪作”である『ばるぼら』をやらせていただくのは自分にとって新しい挑戦。愛がむき出しになった僕をみなさんに楽しんでいただけるんじゃないかと思います」とコメント。「監督とクリストファー・ドイルさんのコラボレーションによる世界観が本当に美しく、自分の好みにも合っていましたし、そこで演じた時間は夢のようなふわふわしていた時間で、今まで経験したことがないような出来事でした」と撮影時の不思議な感覚を明かした。二階堂は「父親が手塚治虫先生の作品がすごい好きで、『火の鳥』や『鉄腕アトム』を見て、手塚先生はきっとこういう方なんだろうなというイメージがあったんですが、そのあとに『ばるぼら』を読むと難しいというか、どっちの手塚先生が本当の手塚先生なのか謎ができるような感覚でした」と打ち明け、「現場では『これは黒い部分の手塚先生だよね』って話をしながら、みんなで考えながら答えを探している感覚でした」と撮影を振り返った。初共演となった稲垣と二階堂は、お互いの印象も告白。稲垣は「初めて二階堂さんをスクリーンで見たときに衝撃が走り、いつかご一緒させていただきたいと思っていました」と明かした上で、「存在しているようで存在していないような、夢だったのかなと思わせてくれるような、もうばるぼらに会えなくなっちゃうのかなって寂しくなってしまうような…夢を見ていた感じがしました。二階堂さんの演技で表現して引っ張ってくれて感謝しています」と語った。二階堂は「稲垣さんは物心ついたときからずっとテレビで拝見していた方。現場では役で毎日顔を合わせていたので、私自身も不思議な感覚でした」と語り、「稲垣さんは文学を感じる方というか、初めて難しい本を手にしたときのような感覚。知りたいって思うし、でも自分の未熟さや大人になりきれない部分を感じさせられるような感覚の方。どんどん自分の中に眠っているばるぼらを起こされるような方でした」と独特な例えで印象を表現。稲垣は「光栄です」と受け止めていた。
2018年11月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、見栄を張らず、本音を隠さない女性、「素直に高いと言える女」になりきり。「高いね~」をきっかけに話が盛り上がることもある。友だちとごはんを食べたりするときに、“ちょっと値段が高いかも”と思っても言えないことってありませんか?以前、北海道で1杯700円の生搾りメロンジュースを見たときに、私は“高い”と思ったのですが、それを素直に言うのって難しいと感じたんです。「めちゃくちゃ安いよ」は素直に言えるけど、逆の「高い」は、プライドがあると口にしづらいフレーズですよね。言うと相手にどう思われるだろうと気になってしまうし、とはいえ、大丈夫なフリをすると支払いのときにお札を震えながら出す…なんて困ったことになりかねません。だから、見栄を張ることなく、ストレートに「ちっと高くない?」と、自分の生活レベルがわかるような発言ができる人って、潔くて素敵ですよね。それに、「あの路線って何であんなに高いの!?」など、みんなで「高い」を共有することで、会話が盛り上がることもあると思うんです。前に、番組の撮影中に1250円の石けんを見つけて高いと思っていたら、一緒に出演していたアナウンサーさんが「高いですよね~」と言ってくれて。“この人は同じ価値観なんだな”と、嬉しくなったこともありました。周りを気にせず「高い」と言うには、普段のランチや、行く予定のお店の相場を調べておくといいかもしれません。結婚式に包む金額が3万円のように、だいたいこのくらいなどと知っておくと、それより高い金額のときには、遠慮なく言えると思うんです。それに、たとえ高いお店でも事前にそのことを知っておけば、“今日はそういう日だ”と覚悟ができるし、余裕も生まれますよね。お財布に厳しいと思いながらも言えず、だんだんと女子会の費用が上がるのは辛いもの。勇気を出して、言ってみるようにしましょう~!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年11月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年11月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分を癒す方法を知っている女になりきり。チョコは人と打ち解ける便利なツールになる!イライラした気持ちを自分でコントロールできる術を持っている女性は、大人だな~と感じます。私の周りを見てみると、100~200円くらいのミニチョコを持ち歩いている人が、それに当てはまると気づきました…!彼女にとってのチョコレートは、気分を落ち着かせる、いわば処方薬のようなもの。カカオパワーに絶大な信頼を置いていて、ストレス社会に負けそうなときや頭にきたときに食べることで、気持ちや見えている世界がぱっと変わる。どんな名言よりも、ひと粒のチョコレートのほうが効果があると思っています。また、そういう人は、人にも食べてもらおうと勧めてくれるんですよね。実際、チョコレートが嫌いな人は少ないし、ちょっとしたときに“カカオって体にいいんだよ!”と配ることで、コミュニケーションのきっかけにもなってくれる。また、ふとしたときにチョコレートを出す女性は、甘くまろやかな感じがするのもいいところ。アメのように食べるのに時間がかからないし、おせんべいのように音があまりしないというのも、人に勧めるお菓子としては、もってこいですよね~。そんな女性に近づくため、まず、スーパーやコンビニのチョココーナーを覗いてみるのはどうでしょうか。定番だけでなく、毎シーズンいろんな新商品も発売されるので、お気に入りのチョコレートを見つけに行くと楽しいはず。なかには、溶けにくいものなど持ち歩きにぴったりのものもあるのでチェックしたいところ。そして、落ち込んでいる人がいたら、“食べる?”と勧めてみればいいし、また、会議の場にチョコレートを置いて、みんなの疲れを癒すのもよさそうです。“チョコレートが世界を救う”を合言葉に、普段の生活の中に取り入れてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。※『anan』2018年11月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年11月08日