商店街を歩いていると、店先で小さな黒板を見かけたことはありませんか。例えば、飲食店のランチや新メニューなどが書かれています。何気なく見かけますが、じっくりと眺める機会は少ないですよね。読者から寄せられた話を描いている、漫画家のババレオ(@babareo2)さんがInstagramに投稿した、店先の黒板に関する話をご紹介します。店長あてに届いた手紙に書かれていたのは…美容室の店長が集客のために書いていた、黒板への署名入りメッセージ。結婚を機に苗字が変わってからも続けていましたが、「店先に置いた黒板なんて、誰も読んでないよね…」と思い始めていました。すると、普段から黒板を目にしていたという近所の住民から、1通の手紙が店長あてに届きます。苗字が変わったことに気付いた住民。「これからの結婚生活が幸せになりますように」と祝福していました。手紙に感動した店長は、送り主に向けて「ぜひともご来店ください!」と黒板上で返信。反応した送り主は、ペンネームにちなんだ手作りキーホルダーをプレゼントしました。書き続けることで、新たな交流が生まれるのですね。心温まる話に、感動する声が上がりました。・私も美容師で、カフェボードを置いていました。近所の保育園児が楽しそうにしてましたね。直接集客につながらなくても、意味があるんだなと思ってました!・カフェの黒板に、私もイラストを描いています。始めて4年が経ち、次第に好評の声が増えてきました!継続することって大切ですね。・デジタル時代だからこそ、アナログを通じた交流に温かみを感じますね!これまで素通りしていた人も、気になっていた黒板に反応したくなる話ですね。ババレオさんは、Instagramのほかに、Twitterやブログでも作品を投稿しています。興味を持った人は、ぜひご覧ください!Instagram:babareo2Twitter:@babareoyomekoブログ:世にも奇妙ななんかの話[文・構成/grape編集部]
2021年06月10日郵便配達員をしているエリザベス・ララさんが、TikTokに投稿した動画に反響が上がっています。毎日同じルートで配達をしているという彼女には、仕事を遂行するのが困難な家があるのだそう。『郵便配達員の奮闘』という動画には、エリザベスさんがある家の郵便受けに郵便物を入れようとする様子が映っています。郵便物を入れる作業自体は何も難しいことはないはず。ところがその直後、彼女の『奮闘』の理由が明らかになります。答えはこちらをご覧ください。@lizlara07The struggles of being a mail lady he really doesn’t like the mail ##mailman ##cat ##mademyday ##fyp ##foryoupage♬ Spongebob - Dante9k絶対に入れさせニャい!郵便受けから手が出てきて、郵便物の受け取りを拒否!手の主は、この家で飼われている猫のマイロ。ウェブメディア『The Dodo』によると、エリザベスさんはほぼ毎日、マイロとこんなやりとりをしているといいます。「いらないっていってるニャ!」というように、郵便物を押し戻したり、エリザベスさんの手を叩くマイロ。しかし、マイロはただ遊んでいるだけで、決して彼女の手に爪を立てたりはしないそうです。この動画を見た人たちは爆笑!たくさんのコメントが寄せられています。・大笑いした!この猫は毎日、あなたが来るのを楽しみにしているに違いない。・私なら毎日この家の配達に30分かけるわ。・彼は単に請求書を受け取りたくないんじゃないかな?たまにマイロと遊んでいるところを近所の人に見られて、恥ずかしい思いをするというエリザベスさん。それでも彼女は「マイロは私の1日を100倍幸せにしてくれる」とつづっています。これまでのところ、どんなに阻止されても、エリザベスさんは最後にはちゃんと郵便物を入れることに成功しているのだとか。いつの日かマイロが勝利する日まで、エリザベスさんとマイロの闘いは続くことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年05月19日「幼い頃、願いごとを書いた紙を風船につけて飛ばしたことがある」という人はいるのではないでしょうか。アメリカのカンザス州に住む4歳の双子の姉妹、ルナちゃんとジアネッラちゃんも、そんな夢をもった女の子たち。2人は2020年のクリスマス前に、北極にいるサンタクロースに宛てた手紙を風船につけて飛ばしました。Posted by Leticia Flores-Gonzalez on Tuesday, December 1, 2020Posted by Leticia Flores-Gonzalez on Tuesday, December 1, 2020海外メディア『Good Morning America』によると、姉妹の母親であるレティシアさんは「風が強い日だったし、風船はどこかでなくなるか、木にひっかかるだろう」と思っていたといいます。少女が飛ばした風船を拾ったのは…レティシアさんたちはメキシコでクリスマス休暇を過ごしたのだそう。そして休暇後、自宅に戻ってくると、ルナちゃんの風船の写真がFacebookでシェアされていることを知ります。写真の投稿者はルイジアナ州に住むアルヴィン・バンバーグさん。そこには「この風船を森で見つけました。いつ飛ばされたものかを知りたいのです。約9653以上を旅してきたようです。ご自由にシェアしてください」と書かれていました。New Update:I’ve talked to the mom! What we decided would be best is for anyone who would like to send gifts, send me...Posted by Alvin Bamburg on Saturday, January 2, 2021New Update:I’ve talked to the mom! What we decided would be best is for anyone who would like to send gifts, send me...Posted by Alvin Bamburg on Saturday, January 2, 2021この投稿は200回以上シェアされ、レティシアさんのところまで届き、彼女とアルヴィンさんは電話で話すことができました。アルヴィンさんはルナちゃんの手紙を読んで「姉妹の願いを叶えてあげたい」と思ったのだそう。そこで自らが『サンタクロースの使い』の役目を果たすことに決め、家族や友人たちと協力してルナちゃんの『欲しいものリスト』に書かれていたものを買い集めます。こうしてそろったプレゼントを姉妹の家に送ったのです。しかし1つだけ、郵送できないものがありました。それは『子犬』。そこでアルヴィンさんは、自分で車を運転して子犬を姉妹の家に届けることにしたのです。大喜びのルナちゃんとジアネッラちゃんを見てアルヴィンさんは、こう語っています。もしあなたが誰か1人を笑顔にできるなら、それは彼らにとって助けになるだけでなく、あなたの気分をものすごくよくしてくれるんですよ。Stranger who found 4-year-old girl’s balloon containing wishes gifts her a puppy l GMAーより引用(和訳)Posted by Leticia Flores-Gonzalez on Wednesday, April 28, 2021Posted by Leticia Flores-Gonzalez on Wednesday, April 28, 2021レティシアさんは「あなたは永遠に私たち家族の一員です」とアルヴィンさんへ感謝を伝えました。この出来事以来、アルヴィンさんとレティシアさんたちは友人となり、よく連絡を取り合っているそうです。もし風船が落ちてもいても、気にせずに通り過ぎてしまう人もいるでしょう。または風船を拾っても、見ず知らずの子供が書いた手紙に対して行動を起こす人は多くないかもしれません。顔も知らない幼い姉妹の願いごとを全力で叶えたアルヴィンさん。彼はルナちゃんとジアネッラちゃんにとって、まさしく『サンタクロースの使い』だったに違いないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年05月09日Tkg(@Tkg34192947)さんがTwitterへ投稿した写真が、「笑った」「うらやましい!」と多くの人を笑顔にしました。投稿したのは、姉に作ってもらったというお弁当の写真。ある日、お弁当にはこんな手紙がついていました。我が愚弟よ、本日のお弁当はほとんど昨日の夕飯と同じだ、どんまい。だかしかしお優しいお姉さまがキャラ弁にして差し上げた。感謝したまえ。そこにはぶっきらぼうな口調ですが、愛を感じる内容が。そして、実際のお弁当の様子がこちらです。今日の弁当さすがに心が痛んだ pic.twitter.com/xmRDYizYLG — Tkg (@Tkg34192947) April 22, 2021 お弁当に入っていた焼き鮭には『サンリオ』のキャラクターである、『KIRIMIちゃん.』のような顔がついています!残り物をアレンジしてさらに手紙まで添える、姉の優しさをひしひしと感じますね。ちなみに、投稿者さんは焼き鮭のお弁当を、『KIRIMIちゃん.』の顔から食べたようです。さらに別の日のお弁当には…。味を占めた姉貴 pic.twitter.com/DxHWKKH71M — Tkg (@Tkg34192947) April 20, 2021 我が愚弟よ、本日の卵やきは普段とはひと味違うのだ。ソースとマヨをかけるのです。そう、お好み焼き風なのだ。絶対仲いいッ…!やはり上から目線な文面ですが、『お好み焼き風』にするための、マヨネーズの使い方が細かく書かれています。投稿には、「ほほ笑ましい…」「こんなお姉さん欲しい」「『マヨだ』にめっちゃ笑った」などの声が寄せられました。姉弟ならではの癖の強いやりとりに、クスッとしてしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月23日お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太さんがパーソナリティを務める、ラジオ番組『JUNK山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)。2021年4月7日の放送では、同年3月26日に情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)を卒業した水卜麻美アナウンサーと、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんに宛てた手紙について明かしました。山里亮太、自身の手紙を振り返り「吐きそう」番組内の『クイズッス』というコーナーで、通称『天の声』を務める山里さん。これまでお世話になったという2人に、贈り物と手紙を用意したといいます。手紙を清書する前に、自身の携帯電話に下書きをしていた山里さんは、そのメモを見返してあることを思ったそうです。あの…めちゃくちゃ感動的な別れをした日の夜に手紙って書いちゃだめだなって思う。俺は今手元にメモ帳あるんだけど、この手紙を渡された人はどんな気持ちになるんだろうって。めちゃくちゃ、暑苦しいというか…。『クイズッスを盛り上げてくれて、ありがとうございました』みたいなことから始まっているんだけど、それぐらいならいいじゃん。『盛り上げたなんかという言葉じゃ足りない、僕は救ってもらっていたんだ』って。これ1行目よ。『水卜ちゃんたちが全力でニュースに向かっている中、ふざけることしかできない愚かな男です』って。JUNK山里亮太の不毛な議論ーより引用感動的な放送を終えた日の夜に、手紙を書いた山里さん。気持ちが高ぶり、手紙にも熱がこもってしまったようです。これさ、どう思う?クソ滑ってるんじゃない?別にさ、「お手紙読みました」みたいなこともないわけよ。だからそれって困っているんじゃないかなって、水卜ちゃん。締めの言葉なんかすごいよ。『共に朝、最高の時間を作りましょう』って。これは…吐きそうです。これを見て。よくいうもんね、ラブレターとかも夜に感情的に書いちゃいけない、朝1回読み直せって。これと似たようなテイストが春菜ちゃんにも行ってるからね。JUNK山里亮太の不毛な議論ーより引用山里さんからの熱い手紙に、水卜さんと近藤さんからは特に反応がなかったのだとか。後から、手紙を見返して山里さんは恥ずかしくなってしまったようです。ネット上では、山里さんの手紙に反響が上がりました。・手紙ってそういうものですよね…。・これは、ちょっと重いかもしれない。・いやいや、最高な言葉だと思いますよ!きっと、2人にも山里さんの熱い思いは伝わっていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年04月08日海外の掲示板『Reddit』に投稿された一通の手紙の写真が話題になっています。手紙の差出人は向かいに住むエイミー・ジャクソンさんという女性で、最近新しい家に引っ越しをした投稿者さんの車のフロントガラスに、挟んであったのだそう。引っ越し先で見知らぬ人からの手紙が置いてあると、「何かの苦情かもしれない」と思ってしまいそうですが、手紙の内容はまったく違うものでした。Found this under my windshield yesterday. from r/HumansBeingBrosおそらくお気付きかと思いますが、お宅の裏庭にオレンジと白い色の猫がいて、エサ入れが3つ置いてあります。彼の名前は『クジョー』で、私たちは前の家主さんから許可をいただいて彼に食事を与えています。16年前、私の両親が捨て猫の子猫だったクジョーの世話をし始めました。私の母は彼の去勢手術や最初のワクチン接種も受けさせました。クジョーはいつもこの近所で過ごしています。3年前に両親が引っ越しをすることになったため、彼を一緒に連れていこうと思い、ワナを仕掛けてクジョーを捕まえようとしました。しかし彼はとても賢く、ワナにかかったのはアライグマやポッサム、キツネだけでした。あなたの前にこの家に住んでいた紳士は、私たちが庭でクジョーに食事を与えることを快く許可してくれました。クジョーの歯はもろく、自力で食べ物を捕まえることはできないため、彼は私たちが毎日置いていく食事が頼りなのです。どうかお願いです。保健所に連絡をしないでください。彼は高齢なので残りの日々を住み慣れた環境で過ごさせてあげたいのです。クジョーは臆病なので、彼に向かって手を叩けば怖がって逃げて行きます。どうもありがとう、そしてこの地域へようこそ。NeverVarsityーより引用(和訳)「保健所に連絡しないで」野良猫の身を案じる優しい女性手紙には、投稿者さんの新居の庭で長年かわいがられてきた野良猫について書かれていました。エイミーさんは、ずっと野良猫として生きてきたクジョーを最後までこの地域で見守ってあげたかったのです。そんなエイミーさんの優しさに感動した投稿者さんが手紙を投稿すると、たくさんのコメントが寄せられました。・なんて素晴らしい女性だ。・あなたの家には猫がついてきたんだね!・クジョーを主役にしてこの話をディズニーで映画化してほしい。投稿者さんはクジョーに近付こうとしましたが、エイミーさんのいうとおり彼はすごく臆病ですぐに逃げてしまうのだとか。しかし翌日、やっと撮れたというクジョーの写真をシェアしました。Follow up post: Friends, I proudly present to you, Cujo! from r/HumansBeingBros投稿者さんはクジョーを決して追い出すことはせず、温かく見守っているそうです。16年間も野良猫として生きるのは簡単ではないはず。でもクジョーはエイミーさんや彼女の家族の世話と愛情のおかげで元気に生きてこられたのでしょう。クジョーがこれからも住み慣れた場所で、1日でも長く幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月17日鼻がむずむずする、くしゃみが止まらない、目がかゆい…。2月は花粉が飛び始め、花粉症の人にとってはつらい季節の始まりともいえます。花粉症の父親が心配で…?娘の手紙がかわいすぎ4歳の女の子、ほのちゃんの母親であるhonochannoeさんは、娘さんが描いた絵をInstagramに投稿しています。ある日、ほのちゃんの父親は、花粉症の症状が酷く、鼻水やくしゃみが止まらないため、いつもより早く就寝したそうです。そんな父親の姿を見て、ほのちゃんは心配になったのでしょう。翌朝、玄関には、ほのちゃんが書いた手紙が貼ってありました。手紙は、父親の勤める会社宛てに書いたもの。かわいすぎる内容がこちらです。いつもおせわになていますあしたおやすみします2がつ21にちみかんパパだいすきほのちゃんは、前日の夜、母親に「明日もパパの具合が悪かったら、お休みさせてもいい?」と聞いていたのだとか!夜のうちに、父親のことが心配になり、いてもたってもいられなくなった結果、会社宛てに「明日お休みします」という手紙を書いたのでしょう。「いつもお世話になっております」という、大人の言葉を覚えていたことにも驚きです。父親が電話する時のセリフなどを覚えていたのかもしれませんね。ほのちゃんからの、かわいすぎる休暇申請に、会社側も休みを認めざるを得ないでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月27日漫画家の宮川サトシ(@miyagawa_sato)さんには、5歳の娘さんがいます。ある日、帰宅するとポストにこのような紙が入っていたのだとか。はなえゲームが始まるよ。どうやら、娘さんが考えたゲームの開始を知らせる手紙。宮川さんは、「人生で帰宅してポストを覗いて、こんなにワクワクしたことはないんだが…」とつづり、Twitterを更新しながらゲームに参加することにしました。まず、最初の指令は1階の窓へ行くように書かれています。さっそく向かったところ…。窓にはもう1枚の紙が貼ってありました!紙には、また指令が書かれています。次は、娘さんの花瓶に向かうよう書かれていました。「あった…あったけど何だっていうんだ…」と戸惑う宮川さんをよそに、娘さんの指令はまだ続きます。平仮名とカタカナが混ざった字で、次はティッシュケースの裏を見るように書かれていました。宮川さんがこのゲームに参加をしている時、すでに娘さんは就寝中。宮川さんは「眠りながらにして、お前は俺をコントロールしているぞ…」と、娘さんの指令の通りに動いていきます。ティッシュケースの裏に貼ってある紙に書かれていたのは…。まだ終わらない…!一体最後は何が待っているのでしょうか。本の裏には、また紙が貼ってあります。続いての娘さんの指令は、リビングの階段でした。「一番最初に見つけられてたかもしれないだろ…大胆すぎる…。が、実際ここまで気付かなかった」と娘さんの作戦に引っかかる宮川さん。そろそろ終わりかと思いきや…。あまりの数の多さに、宮川さんも驚き!そして、ようやく最後の指令にたどり着きました。鍋の中に入っているのは何なのでしょうか。おそるおそる開けてみると…。約30分の宝さがしゲームの行く末は?ゲームの始まりを知らせる手紙を投稿してから約30分。娘さんの指令で家の中をあちらこちら移動したことでしょう。2重のふたを1枚ずつ開けていくと、中に入っていたものは…。宮川さんの大好物『わさびのり』が登場!娘さんは、父親の好きなものを隠してゲームにしようと思ったのでしょう。宮川さんは、「素晴らしいエンターテイメントだったぜ…1本の映画を観たぐらいの満足感が得られたよ」と絶賛しました。娘さんは、手紙で宝さがしゲームをする絵本『きょうはなんのひ?』を読んだようで、さっそくやってみたかったようです。また、以前宮川さんが娘さんに同じようなゲームをして遊んだこともあり、1日かけて計画していたのだとか。皆さまがご指摘された通り、娘は昨日たまたま喫茶店で林明子さんの『きょうはなんのひ?』を読んだそうで、それが以前私が仕掛けたこの宝探し手紙ゲームとリンクして、自分も仕掛け人がやりたくなって一人で一日かけて計画を練っていたのだそうです。…やるじゃん! — 宮川サトシ@新作『ワンオペJOKER』連載中 (@miyagawa_sato) February 7, 2021 投稿には「見ているこっちまでわくわくした」「素敵な親子関係」「目頭が熱くなる」などの声が寄せられていました。就寝中の娘さんは、父親がここまで翻弄されていたとは知らなかったでしょう。温かい家族のエピソードに、ゲームを追っていたこちらまで思わず笑顔になってしまいますね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月07日自分がつづった手紙やメモに、相手から反応があると嬉しいものですよね。そんな嬉しい出来事は、意外なところでも起こるようです。ココアが好きな息子、自販機へメモを貼ると…?m.obonaiさんがInstagramへ投稿した、エピソードをご紹介します。投稿者さんの息子さんは『ココア』が大好きです。よく通りすぎる自動販売機の温かい飲み物には、大人向けのものしかなくいつも「ココアがあればいいのに」と思っていたといいます。そしてある日、思い切って自動販売機に「ココアを入れてほしいです」と書いた手紙を貼ってみることに。すると、その数日後…! この投稿をInstagramで見る m.obonai(@m.obonai)がシェアした投稿 導入しました。よろしくお願いします。なんと、この自動販売機にもともとはなかった、ココアを入れてくれたのです!かわいらしい客の要望を知って、すぐに行動へ移しメモに返事まで残した補充員。投稿者さんは「ココアを入れるだけでなくお返事までもらい、とても心温まる出来事でした」と振り返りました。顔も知らない相手との自動販売機を介したコミュニケーション。それはきっと息子さんと投稿者さんの心を「あったか~い」気持ちにさせたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年02月04日2021年2月3日、俳優の水嶋ヒロさんがInstagramを更新しました。子煩悩な父親としても知られている水嶋さん。水嶋ヒロの『今』の活動に驚き!仮面ライダーでの活躍や、妻・絢香や子供との関係は?娘さんからもらった手紙に思わず泣きそうになったのだとか。その内容に、ファンからは「かわいすぎる」「感動した」といった声が寄せられています。その手紙がコチラです。 この投稿をInstagramで見る Hiro Mizushima(@hiro_mizushima_official)がシェアした投稿 ぱぱのすきなところぱぱのこころなんでかしってる?だってねやさしいからだよあとぱぱのきらきらしてるとこがすきぱぱがはっぴーなとこがすきいもうとにしゃべるこえがすきだいすきhiro_mizushima_officialーより引用娘さんが描いた家族のイラストやメッセージから、水嶋さんへの大好きな気持ちがあふれています。子供がこんなに素直に「大好き」と伝えてくれたら、多くの親は感極まって泣いてしまうでしょう。ファンからはさまざまな声が寄せられました。・素敵なお手紙に感動しました…!父親として、これは嬉しいですね。・大好きなパパの姿をよく見ているんだなあ。かわいすぎる。・なんていい子なんだ…。私も我が子からいつか、こんな温かい手紙をもらえたらいいな。互いに、大切に想っている気持ちを伝えあえる関係は素敵ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月04日子供は家でも外でも元気いっぱいに楽しみます。また、生まれたての赤ちゃんは夜泣きをするなど、集合住宅で子供を育てていると近所迷惑になっていないか心配になってしまいますよね。幼い子供が泣いたり騒いだりするのは昔から「お互い様」とされてきましたが、時には「子供の声がうるさい」といった苦情が入ることもあるようです。2歳の男の子を育てている、母親のみい(@hs2ms2)さんは、マンションに住んでいるため2人目の子供が生まれる前に手紙と粗品入れた紙袋を近所に配りました。うちマンションだから赤ちゃん生まれたら一層騒がしくて迷惑かけるだろうと思って下の階の部屋と隣の部屋の方に手紙と粗品入れた紙袋をドアノブ引っ掛けておいたのが無事に回収されてた— みい®︎@2y+30w (@hs2ms2) January 25, 2021 配った紙袋は無事に回収されており、近隣住民の手に渡ったようです。すると、下の階に住む住人から返事の手紙が入っていたのだとか。感動したというメッセージがこちらです。下の階の方からお返事の手紙がポスト入ってた優しい感動 pic.twitter.com/DAKn4voMKy — みい®︎@2y+30w (@hs2ms2) January 26, 2021 手紙には「気にせず、のびのびと子育てを頑張ってください」というエールとともに、これから生まれてくる赤ちゃんへの気遣いの言葉も添えられていました。わざわざ返事の手紙を寄せるだけでなく、子育てへの理解も示した住人の手紙に、みいさんは「優しいし、感動した」とつづっています。投稿には、「素敵すぎる」「これは嬉しい」といった声が上がっていました。この返事を見て、みいさんも心が少し軽くなったことでしょう。言葉で伝えるという大切さを改めて感じますね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月03日高校3年生のセスナ(@sesuna160930)さんは、2021年1月25日が高校生活最後の弁当の日でした。セスナさんが高校に通う3年もの間、一度も休むことなく弁当を作ってくれた母親。セスナさんは感謝の手紙を書き、最後の弁当の中身の写真とともにTwitterに投稿しました。弁当に文句をいったこともあったという、セスナさんがつづった手紙がこちらです。お母さんへ3年間毎日かかすことなく弁当を作ってくれてありがとう。毎朝、俺よりも早く家を出ているのにそんな忙しい中で作ってくれたことにとても感謝しています。もう、お母さんの弁当はほとんどないと思うと、とってもさびしく感じます。たまに量やおかずについて、文句をいってしまった時もありました。せっかく作ってくれたのに生意気をいってごめんなさい。おかずの中では何度もいいましたが、甘い玉子焼きが大好きでした。最後に、直接伝えるのは恥ずかしくて文字にしているので、これを見ても何もいわずにそっとしておいてください。今まで本当にありがとうございました。高校生活最後の弁当だった3年間1度も休むことなくつくってもらったから感謝の気持ちをこめて手紙を書いてみたもう1枚は最後の弁当の中身です! pic.twitter.com/0MHW5mco46 — セスナ (@sesuna160930) January 25, 2021 最後の弁当にも、セスナさんが大好きだという甘い玉子焼きが入っていました。感謝の想いとともに、文句や生意気なことをいってしまったことに反省をしたセスナさん。投稿には、「絶対、お母さん泣いちゃう」「ウルっとした」「あれ、涙が…」といった声が上がっていました。手紙を受け取った母親は、きっと静かに嬉しさをかみしめたことでしょう。感謝の言葉を伝える大切さに気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月31日アイドルやミュージシャン、作家、スポーツ選手など、子供の頃、誰もが将来の夢を持っていたはず。憧れの人を思い浮かべ、未来の自分の姿を重ねたものです。しかし、夢を叶えるには努力が必要不可欠。努力をするも挫折してしまい、いつの間にか夢をあきらめていた…というパターンは珍しくありません。10年前の自分から届いた手紙2021年に新成人となった、ぐしこ(@RHTY_5780)さんは、2020年の年末に1通の手紙を受け取りました。差出人は、自分。『10年後の自分に手紙を書こう』という企画は小学校などで行われています。ぐしこさんの手紙は、10年前の自分が書いたものなのです。中には、このようにつづられていました。10年後の自分へしょうらいは、マンガ家になるっていう夢をかなえようとしてるの?もしそれだったら、前、頭の中で作った物がたり、覚えてる?それ、かいてみて、ママも言ってたけどぜったい夢はかなうよ!10年前のぐしこさんは、漫画家になる夢を持っていたようです。文面からは、「絵を描くことが好き」という熱い想いが伝わってきます。当時描いたかわいらしいイラストの隣には「昔の絵、比べてね!」というメッセージが。ぐしこさんは、10年前の自分からのメッセージに応え、今の自分が描いた絵と比べてみることにしました。晴れて新成人になった、ぐしこさんの絵がこちらです。十年前書いた手紙が今届いて震えてるんだが‥今こうなってます pic.twitter.com/FdyQCW2RbE — ぐしこ (@RHTY_5780) December 31, 2020 デッサンや色塗りのスキルが上達し、見違えるほど画力が上がっていることが分かります。手紙を出した後も、10年間絵を描き続けたという、ぐしこさん。現在はイラストレーターという新たに見つけた夢に向かって、努力をしているといいます。いくら自分の好きなことでも、時には壁にぶつかり、心が折れそうになることがあるもの。何かに向かって努力した経験のある人は、そのことがよく分かるはずです。投稿は拡散され、多くの人が凄まじい変化に驚かされました。・努力の結果ですね!夢は異なるけど、自分も頑張ろうと思えた。・「10年間好きであり続ける」って実は難しい。努力と才能を感じます。・感動して胸が熱くなった。10年前の投稿者さんが「今より成長してる」「夢は叶う」と信じているところも素敵。投稿に寄せられた18万件以上の『いいね』は、イラストに対する称賛であるとともに、10年間の努力を称えたものでもあるでしょう。「夢は叶うよ」というメッセージに、投稿を通して多くの人が勇気付けられたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年01月12日俳優の久保田磨希さんが、2020年12月25日にInstagramを更新。娘さんがサンタクロースのために用意した手紙についての投稿をして「素敵」と話題になっています。思いやりにあふれた手紙寒い中、あちこちの家にプレゼントを届けているサンタクロースのことを想った娘さん。クリスマスツリーの前に、いろいろな物を用意していたそうです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 久保田磨希(@maki_kubota1973)がシェアした投稿 「よそのお家で甘いものをもらっていると思うから」ということで用意されたローストチキンのほか、寒さをしのぐためのカイロも置いてあります。サンタクロース宛の手紙も用いされていて…。こっそり読んだ娘からサンタさんへの手紙には「私にはいいので、ママとお父さんにプレゼントをあげてください」って書いてあったmaki_kubota1973ーより引用プレゼントの催促はなく、両親想いな言葉がつづられていました!投稿を見た人たちからは、「なんて優しいんでしょう!」「泣いちゃう」「かわいすぎる!」などのコメントが多数寄せられています。娘さんの無垢な願いに、心が浄化されたクリスマス。この優しさを、ずっと持ち続けてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月28日2020年11月22日、メキシコで動物保護施設を運営しているマルセラ・ゴールドバーグさんは、市民から「ベンチにつながれた犬がいる」という知らせを受けました。急いで現場に向かうと、そこには生後7か月ほどと思われる子犬が鎖でベンチにつながれていたのです。マルセラさんが到着した時、子犬の周りには数人の人が集まっていて、子犬に水や食べ物を与えていました。しかし誰も、子犬のすぐそばに近付くことができませんでした。なぜなら子犬が人間に対してひどくおびえて、攻撃的になっていたから。そしてその理由はすぐに分かりました。子犬のそばに手紙が置いてあり、こう書かれていたのです。Posted by Mascotas Coyoacán on Sunday, November 22, 2020Posted by Mascotas Coyoacán on Sunday, November 22, 2020こんにちは。僕の里親になってください。マックスより。お願いです、このかわいい犬の里親になって、大切に世話をしてください。私の犬をここに置いていくのはすごくつらいけど、私はこうすることにしました。なぜなら私の家族がこの犬を虐待し、そんな状況を見ているのがつらいからです。もしあなたがこの手紙を読んで、心が揺れ動いたなら、どうかこの犬を引き取ってください。それが無理なら、どうかこの手紙をここに置いておいてください。ほかの誰かがこれを読んで、里親になってくれるように。ありがとう。Mascotas Coyoacánーより引用(和訳)『マックス』という名前のこの子犬は虐待されていて、それを見かねた家族の1人がここに置いていったのです。虐待されていた子犬が再び人に心を開く人を信じられなくなっている犬にむやみに近付くのは危険です。マルセラさんは噛まれてもケガをしないように防護用の手袋をつけて慎重に近付きます。しかしマックスが警戒心を解く様子は見られません。Historia de hoy, parte 2.Cuando llegamos había varios vecinos reunidos, le habían puesto agua y comida pero nadie podía acercarse, porque estaba aterrorizado y agresivo.Posted by Mascotas Coyoacán on Sunday, November 22, 2020Historia de hoy, parte 2.Cuando llegamos había varios vecinos reunidos, le habían puesto agua y comida pero nadie podía acercarse, porque estaba aterrorizado y agresivo.Posted by Mascotas Coyoacán on Sunday, November 22, 2020ウェブメディア『The Dodo』によると、困ったマルセラさんは攻撃的な犬の扱いに慣れているドッグトレーナーに連絡を取り、ビデオ通話でマックスの様子を見せながら助言をもらったのだそう。それから彼女は食べ物をたくさんあげながらゆっくりと時間をかけ、ようやくマックスにリードをつけて鎖を切ることに成功しました。すると彼女が鎖を切った直後から、マックスの態度が変わったのです。まだおびえてはいるものの、もううなり声をあげることはありませんでした。そして車に乗って保護施設に到着する頃にはすっかり落ち着いていたといいます。マルセラさんは「マックスが新しい犬生を送れるように」という願いから、『ボストン』という新しい名前をつけることにしました。一度虐待を受けた動物は、再び人を信頼できるようになるまで時間がかかる場合があります。マルセラさんはボストンに根気よく愛情を与え続けました。すると彼は思ったよりも早く心を開き始めたのです。保護されてからわずか6日後のボストンの姿がこちらです。Boston, puro amorPosted by Mascotas Coyoacán on Saturday, November 28, 2020Boston, puro amorPosted by Mascotas Coyoacán on Saturday, November 28, 2020お腹を見せて嬉しそうにマルセラさんに甘えるボストン。保護された時とはまるで別の犬のように人懐っこくてかわいい犬になりました。これが彼の本来の性格だったのでしょう。Boston vino a ayudar con las empanadasPosted by Mascotas Coyoacán on Friday, December 4, 2020Boston vino a ayudar con las empanadasPosted by Mascotas Coyoacán on Friday, December 4, 2020マルセラさんがSNSにボストンのことを投稿すると、その直後から里親希望者から続々と問い合わせが寄せられました。そして保護されてから2週間もかからずに、新しい家族が決定したのです!ボストンのストーリーは多くのメディアでも紹介されました。彼をベンチに置いていった飼い主も、ニュースを見て安心しているかもしれません。つらい過去を経験したボストンが、これからは愛情をたっぷりと受けて幸せに生きていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月09日レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのセクシュアルマイノリティ(性的少数者)を表わす、LGBTQ。日本では、ひと昔前に比べるとLGBTQに対する認知が進んでいるようですが、周囲の人からの偏見や差別に苦しむ当事者はいまだ多くいます。ゲイの少年がサンタへ『願ったこと』アメリカに住む、ゲイの少年がサンタクロース宛てに書いた『手紙』が反響を呼んでいます。USPS(アメリカ合衆国郵便公社)が毎年クリスマスの時期に行っている、サンタ宛ての手紙を子供たちから募集するイベント、『オペレーション・サンタ』。『ウィル』というゲイの少年は、このオペレーション・サンタに1通の手紙を送ります。そこには、少年からサンタへの切実な思いがつづられていました。USPS Operation Santa®スクリーンショットサンタさんはLGBTQを支持してくれる?もしもサンタさんが神様と話すことができたら、「僕は神様を愛している」と伝えてくれますか。そして、僕が『ゲイ』でも神様は愛してくれるのか、聞いてもらえませんか?USPS Operation Santa®ーより引用(和訳)おそらく少年は、ゲイであることに孤独を感じ、神様へ聞くことで『ありのままの自分でも愛されること』を確かめたかったのでしょう。その後、手紙を偶然見つけた女性が「この手紙は、私の心を揺さぶりました」というコメントとともにTwitterへ投稿。すると、投稿はまたたく間に拡散され20万件以上の『いいね』がつき、このような声が多数寄せられました。・今すぐこの子をハグしてあげたい。誰と戦えば、この少年を守れるのかしら…。・もちろんよ。サンタさんはきみのことを愛しているし、神様だってきみを心から愛しているよ。・一番心が痛むのは、この子が必要とする愛情を受け取れていない可能性があること。僕たち大人はこの問題を見逃しちゃいけない。幼い少年の抱えていた『偏見や差別への不安』に、多くの人が考えさせられました。誰が誰を愛そうが、それは個人の自由。本当は、そこに多数派も少数派もないはずなのです。少年と同じ想いの子供たちが、もう二度とサンタへこんなお願いをしなくてもいいような社会を、私たち大人は目指していきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年12月03日Twitterで「感動した」「世の中捨てたものじゃない」と反響を呼んだ投稿をご紹介します。ある日、宅配ピザを受け取った投稿者(@gi_gi_87)さんの元に、配達をした青年が血相を変えて戻ってきました。ただごとではないと投稿者さんは外へ出ると、そこには側溝にはまり立ち往生する青年の車が。投稿者さんは青年と協力して脱輪した車を救出し、なんとかその場は収まったそうです。その数日後、投稿者さんの元へ『あるもの』が届きます。突然のお手紙すいません。11月20日金曜日21時頃、車のタイヤが側溝にはまり、抜け出せなかった時、一緒になって助けてくださり、ありがとうございました。食事中にも関わらず、また夜の遅い時間にも関わらず、すぐに駆け付け泥まみれのタイルなど持ち上げ、細かく指示を仰いでくださったこと、本当に胸が熱くなりました。本当に感謝をしています。(投稿者さん)のように、私も困っている人がいたら、すぐに助けようと思いました。今回くださった恩を直接返すことは難しいかもしれませんが、いつの日にか返せればなと思います。この度はお騒がせしてすみませんでした。そして、本当にありがとうございました。ピザ届けて帰ってったはずの宅配の兄ちゃんが血相変えて助けを求めて来たのを助けたらさっきこんな手紙が届いて、ほっこりした若い子もこんな時に手紙を書くんやな。素敵やん。 pic.twitter.com/PaRvKffxB0 — やや凪ピ (@gi_gi_87) November 25, 2020 送られてきたのは、救出した車に乗っていたピザを配達した青年からの手紙だったのです。丁寧に書かれた手紙には、ピンチを助けてもらったことへのお礼と「今度は自分が困っている人を助けたい」という思いがつづられていました。青年はきっと、脱輪してパニックになっている時に助けてくれた投稿者さんへどうしてもお礼がしたいと思い、この手紙を送ったのでしょう。青年が書いた手紙の内容に、多くの人が心打たれ、たくさんのコメントや『いいね』が寄せられました。・素敵なお手紙。しあわせのおすそ分け、ありがとうございます…!・字がすごくきれい。きっとお兄さんの心もきれいなんだろうな…。・ネットの時代だからこそ直筆の手紙が心に刺さりますね。きっといっぱい考えて、用意したんでしょうね。・読んでいて目頭が熱くなりました。手紙だからか、感謝の気持ちが真っ直ぐ伝わってくるように思います。メールやSNSの普及によって、手紙を書くよりも手軽に相手へメッセージを送れるようになりました。しかし手紙は、言葉だけでは伝わらない『想い』までも届けられるものなのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日アメリカの歴代大統領であるバラク・オバマさんのモノマネで大ブレイクした、お笑いコンビ『デンジャラス』のノッチさんが、2020年11月11日にブログを更新しました。タレントとしてだけでなく、2児の父親としても日々奮闘しているノッチさん。12歳になる長女は、中学受験に向けて勉強中だといいます。ノッチが受験生の娘からもらった手紙高校受験を経験したノッチさんは、陸上部推薦として特待生で入学をしたため、従来の受験を経験したことがないのだとか。受験に関する具体的なサポートはできないと思い、ひたすら娘さんにエールを送っているそうです。そんなある日、ノッチさんは娘さんから手紙をもらいました。それでも、じゅくに通わせてくれて本当にありがとう。感謝でいっぱいです。私が、お父さんに出来る事は、来年の春、受験に合格して、お父さんに喜んでもらう事!!そして、私の夢である化粧品開発の研究員になって、新商品を作り、いっぱいかせげるようになったら、お父さんと、たくさん外国へ旅行へ行きたいです。その夢を叶えるために、勉強がんばります。「何かつらい事はないか?大丈夫か?いつでも聞くからな。」デンジャラス ノッチオフィシャルブログーより引用最後のセリフは、きっと普段からノッチさんが娘さんにかけていた言葉なのでしょう。我が子を想う、ノッチさんの父親としての温かさが伝わってきます。娘さんからの熱意と愛の手紙を受け取り、ノッチさんはこのように想いをつづりました。お受験は、お父さんの為ではなく自分の為にチャレンジするんだよ。そう言ってアドバイスしました。正解か?不正解か?まだ良くわからないですねお父さんになったのは初めてだから。一緒に頑張ります。感謝します。デンジャラス ノッチオフィシャルブログーより引用子供を育てる誰もが『親初心者』であり、子育てに正解はありません。愛する我が子に寄り添い、試行錯誤をしながらともに歩んで行くノッチさんは立派な父親といえるでしょう。親子の二人三脚によって、娘さんが夢をかなえられるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月12日私の祖母が他界したのは、息子が生まれる2週間前のことでした。いつもやさしくしてくれた祖母に、ひ孫の顔を見せてあげられなかったことの他に、もう1つ私には心残りなことがありました。 大好きな祖母は筆まめな人でした「元気にしていますか」。祖母からの手紙の書き出しには、いつもこう書いてありました。祖母は周囲への気配りがじょうずで、私のことを気づかいながらもこちらからの返信を求めるようなことはなく、「おばあちゃんのボケ防止だから、お返事はいいのよ」と言ってくれました。 私はその言葉に甘えて、電話したり遊びに行ったりはするものの、手紙を出すことはほとんどなく、妊娠してつわりが出始めてからは一度も書きませんでした。 元気だったのに…祖母との突然の別れ出産間近となり、私たち夫婦は子育てしやすい環境へ引っ越しをすることになりました。そのことを伝えると祖母は荷解きの手伝いを買って出てくれ、昼食まで用意してくれたのですが、まさかこのときの「きんぴら」が、最後の祖母の手料理になるとは……。 引っ越しから1週間ほどたち、祖母と同居する叔父から「祖母の具合が急に悪くなった」と知らされ、病院に運ばれたときにはすでに昏睡状態。祖母は二度と目を覚ますことはありませんでした。 祖母への最後の手紙すでに臨月を迎えていた私は、葬儀への参列は家族に止められてしまいました。せめて手紙だけでもと、たくさんの想いを込めて手紙を書きました。このときに感じた後悔は今でも忘れることができません。 それからというもの、私は手紙をたくさん書くようになりました。身近な人へのちょっとしたお礼のメールから、大好きな作家さんへのファンレターまで。手紙を書くうちに、祖母の気持ちがだんだんとわかるようになりました。大切な人にいつでも感謝を伝えられると思いがちですが、実際はそうではなく、相手と疎遠になったり、祖母のように突然亡くなることもあります。おそらく、祖母は自身が高齢なことを感じて、伝えられるうちにと私に手紙を書いてくれていたのだと思います。 育児で忙しいと友人と疎遠になることがあったのですが、祖母の手紙で得た教訓から、少し手があいたときになんてことのないメールを送ったりしています。字を書いたり、メールの文面を考えることで自分自身の息抜きにもなりました。これからも周囲の人への感謝の気持ちを忘れずに、手紙を書き続けていきたいと思っています。 監修/助産師REIKO著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年11月03日家族の一員であるペットを亡くす悲しみは計り知れません。なかには『ペットロス症候群』になり、日常生活に支障をきたす人もいます。イギリスに住む5歳のネヴァちゃんには大親友である愛猫の『タンタン』がいました。そのタンタンが病気のため、空へと旅立ってしまったのです。タンタンがいなくなって以来ずっと、ネヴァちゃんは悲しみに打ちひしがれて眠れない日が続いていたのだそう。また彼女は天国にいるタンタンがひとりぼっちでさびしい思いをしているのではないかと、心配していたといいます。そこでネヴァちゃんは、天国にいるタンタンに手紙を書くことにしたのです。天国にいる愛猫へ手紙を書いた少女海外メディア『Mirror』によると、母親のタマラさんはネヴァちゃんに「天国は手紙を送るには遠すぎるかもしれないよ」といいましたが、彼女はどうしても書きたいといったのだとか。こうして親子はタンタン宛てに手紙を書いて、郵便ポストに投函しました。Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020宛先の住所は『天国の雲の中の1番明るい星』。ネヴァちゃんはこの手紙がタンタンのもとに届くことを信じていました。それから約1週間後、ネヴァちゃん宛に小包が届きます。中にはなんとタンタンからの返信と猫のぬいぐるみ、また猫が出てくる絵本が入っていたのです。Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020僕の親友ネヴァへ手紙と僕たちが一緒に写っている写真を送ってくれてありがとう。とても嬉しくて、ここ天国でふわふわのベッドのそばに飾ってあるよ。僕は元気で、友達もできたよ。ティブルスっていう猫がいるんだけど、昼寝をする時にすごく大きないびきをかくんだ。天使たちが僕のごはんなど世話をよくしてくれているよ。僕がそばにいないことでさびしいと思うけど、どうか悲しまないで。僕にちょっと似た猫のぬいぐるみを送るから、さびしくなったらその子を抱きしめてね。僕と話したくなったら、夜空を見上げて1番明るい星を探してね。僕はそこで聞いているよ。きみの永遠の親友タンタンよりTamara Loweーより引用(和訳)Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020Posted by Tamara Lowe on Friday, August 28, 2020天国から返信をくれたのは…?この思いがけない贈り物に感激したタマラさんは写真をFacebookに投稿し、差出人の情報提供を呼びかけます。すると手紙を書いたのは郵便局員の男性であることが分かり、その男性の妻と話をすることができたのだとか。ネヴァちゃんの手紙を偶然見つけたその男性の家では猫を飼っていて、「ネヴァちゃんの気持ちがよく分かる」と話していたのだそう。タマラさんの投稿は450件以上シェアされ、幼い少女のために『天国から返事を書いた男性』には称賛の声が上がっています。タンタンが天国で元気にしていることを知ったネヴァちゃんは夜もよく眠れるようになり、少しずつ笑顔が戻ってきているそうです。元気になったネヴァちゃんを見て、星になったタンタンも喜んでいるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月09日岩井俊二監督が自身の小説「ラストレター」を原作に、初めて中国でメガホンをとった映画『チィファの手紙』。この度、すれ違いの文通が始まるきっかけとなるシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが共演し今年1月に公開された岩井監督『ラストレター』と同じく、岩井監督が自身の小説を原作に中国で描いたもうひとつの“ラストレター”。今回到着した本編シーンは、ある日、犬の散歩から帰ってきた従姉妹同士のムームーとサーランが、ポストに届いたムームーの亡き母チィナン宛の手紙を発見した後の場面。2人はその手紙を読み出すが、まるで母がいまも生きていて文通をしているかのような内容に困惑する。「この人、霊界と文通してる?」「知らないのかな? 亡くなったこと」とサーランは不思議がり、何か分かるかもしれないから、自身の母親でチィナンの妹・チィファに聞いてみようと言うが、ムームーは「それじゃ面白くない、返事書いてみない?」と無邪気な提案するのだった…。『ラストレター』ではムームーに当たる役を広瀬さんが、サーランに当たる役を森七菜が演じ、注目の若手女優の演技が話題になったが、岩井監督は『チィファの手紙』での少女たちの演技も絶賛。ムームーを演じるダン・アンシーは本作での透明感のある魅力が話題を呼び、また、サーランを演じるチャン・ツィフォンは『唐山大地震ー想い続けた32年ー』(10)で「金鶏百花映画祭」新人賞を受賞した実力派。物語を彩る中国の若き才能にも注目だ。『チィファの手紙』は9月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:チィファの手紙 2020年9月11日より新宿バルトほか全国公開© 2018 BEIJING J.Q. SPRING PICTURES COMPANY LIMITED WE PICTURES LIMITED ROCKWELL EYES INC. ZHEJIANG DONGYANG XIAOYUZHOU MOVIE & MEDIA CO., LTD ALL Rights reserved.
2020年09月06日就職の最終面接は誰もが緊張するもの。面接会場まで遠いと、緊張する時間も長くなるでしょう。数年前、福岡県から愛知県へ最終面接を受けに行った、みき(@mikilife618)さん。当時はリーマンショック直後で就職活動は難航していたといいます。CAからの手紙が就活の後押しにみきさんは、緊張した面持ちで愛知県に向かう飛行機に乗りました。すると近くでキャビンアテンダント(以下、CA)がみきさんの様子を見ていたようで、食べていたホットケーキのお弁当箱を洗ってくれるなど親切にしてくれました。そして最後に、揺れる機内の中でこのような手紙を書いて渡してくれたそうです。お客様の第一印象は『ホットケーキのように優しくて温かいお人柄』でした。面接などでは緊張されることと存じますが、お客様のお人柄と笑顔を武器に頑張ってください。お客様にとって最高の仕事に出会われますことをお祈り申し上げます。前職の最終面接で福岡から愛知に行く機内でCAさんからいただいたお手紙。短い時間で私を見て下さり、食べていたホットケーキの弁当箱を洗って下さり、帰り際にこの手紙をもらった。内定がなかなか決まらなかった私への一番の励まし。出会いを大切にし、行動で気持ちを表す大切さを教えていただいた。 pic.twitter.com/2Pbuh8W51B — みき|ハッピーあふれるメモ魔女 (@mikilife618) August 23, 2020 緊張するみきさんを見て、手紙で応援をしたCA。みきさんは、「出会いを大切にし、行動で気持ちを表す大切さを教えていただいた」とコメントしました。みきさんによると、就職活動ではこの時に受けた会社が、唯一内定をもらえた会社だったとのこと。きっとCAからの手紙は、みきさんに大きな力を与えて励ましてくれたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年08月29日「おばあちゃんの手紙読も」そんなひと言とともに、三好涼(@Behogenic)さんがTwitterに投稿した、祖母からの手紙に反響が上がっています。ノートにつづられた手紙は、新世紀になった2001年1月1日に書かれたもの。投稿者さんが実際に祖母から贈られた内容が、こちらです。始めに涼くん元気で生まれてくれてありがとう。じいちゃんもばあちゃんも、そしてお父さんお母さんもとても嬉しかったよ。きみのことみんな大好きだよ。きみがどんな小学生になるかな、中学生になるかな、大人になるかな…ととても楽しみです。大きくなるまで見ていたいと思うけどそんなに長生きできないよね。涼くんは優しい、かしこい子だからきっと立派な大人に育ってくれると思います。どんなことでも自分でよく考えて、自分で正しいと思うほうに進んでくれるよね。人のいうことはじっと聞かなくてはいけないけれど、自分の思うこともはっきりいわないと人には伝わらないよ。本当に優しい子は心の強い子でなければね。おばあちゃんの小さい頃は女の子は優しく、男の子は強く泣かない子がいい子と思われていました。でもおばあちゃんは女の子も男の子も同じ。悲しい時は泣けばいいし強く優しくなってほしい。自分が悲しいことはほかの人だって悲しいのだよ。優しさって相手の心の悲しさやしんどさが分かるってことだと思います。強さって力があることではなく、してはいけないことをやらない、嫌なことをはっきり断れることだと思います。この便りを涼くんがいつ読んでくれるか分からないから少しむずかしいかな?おじいちゃんもおばあちゃんもきみのことをいっぱい愛してるし大好きだよ。2001年新しい世紀を迎えて何年後かのきみへ書きました。おばあちゃんの手紙読も pic.twitter.com/Sg66KBelUm — 三好涼 (@Behogenic) August 16, 2020 想いが込もった、祖母からの手紙。人生の教えを説きつつも、三好さんを心から愛していることが伝わってきます。そして、手紙を受け取った22歳の三好さんは、立派に成長した姿を76歳の祖母に見せることができたのです。投稿はまたたく間に拡散され、感動の声が寄せられています。・出社前に涙をこらえながら読みました。僕ももっと強くなろうと思います。・文字と言葉の美しさに、お祖母様の生き様と人柄が表れていますね。感動しました。・30年以上生きてきましたが、優しさと強さをこんなに分かりやすく言語化してくださっているのを初めて見た気がします。素敵な手紙を見せてくださり、ありがとうございました。「大きくなるまで見ていたい」とつづった祖母は、その言葉通り、大人になった三好さんを間近で見れて嬉しかったことでしょう。祖母の願いや想いが詰まった3ページの手紙は、三好さんだけでなく、たくさんの人の心に刻まれました。[文・構成/grape編集部]
2020年08月17日配達員の心温まるエピソードや、ユーモアのある出来事などが話題になってきたヤマト運輸(通称:クロネコヤマト)。ヤマト運輸に関する記事はこちらTwitterユーザーのミストラル(@rarumisuto)さんの息子さんは、クロネコヤマトが大好きだといいます。いつもクロネコヤマトの車を見ると「にゃんにゃんカーだ!」と喜び、営業所の前を通ると「にゃんにゃんカーのおうちだー」と大興奮するのだとか。そんな息子さんは、ある日配達員に手紙を書いて渡しました。手紙を受け取った配達員も、渡した息子さんも大喜びだったといいます。すると後日、配達員が再びミストラルさんの自宅に荷物を届けに来ると、このようなプレゼントを息子さんにしてくれたのです。以前息子がクロネコヤマトのお兄さんにお手紙書いて渡したらお兄さんがとても喜んでくれて息子もお手紙貰ってもらえて喜んでいた事があったんだけど、そのお兄さんが今日荷物届けてくれて息子にクール便のミニカーをくれました息子めっちゃおお喜びでした✨お兄さんありがとうございました pic.twitter.com/dDYRKX5cQF — ミストラル (@rarumisuto) July 15, 2020 ミニカーのクール宅急便!実は、このミニカーは非売品で、ポイントを利用して手に入るオリジナルグッズなのです!配達員からのプレゼントに大喜びだったという息子さん。ミストラルさんも感謝の言葉を投稿していました。きっと、配達員は息子さんからの手紙がとても嬉しかったのでしょう。返事の代わりに特別なプレゼントを持ってくる配達員の優しさを感じますね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月13日2020年7月21日に、ファッションデザイナーの山本寛斎さんが急性骨髄性白血病のため亡くなりました。持ち前のエネルギッシュさと類まれなるセンスで、ファッション業界をけん引してきた山本さんの訃報に、国内外から悲しみの声が上がっています。冨永愛が、山本寛斎さんから届いた手紙を公開同月27日に、モデルの冨永愛さんがInstagramを更新。同日発表された山本さんの訃報を受け、次のようなコメントをつづりました。山本寛斎さんがお亡くなりになった一つの時代を作った偉大なデザイナー一点の曇りもなく創造していくことに人生をかけたai_tominaga_officialーより引用冨永さんは、山本さんの病気が発覚した頃に、本人から送られてきたという手紙を公開。山本さんが長崎県でショーをした際の写真を、自ら切り貼りし、メッセージとともに送ってきた手紙がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 冨永愛(@ai_tominaga_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月27日午前6時39分PDT手紙の中で、山本さんは「愛さんをテレビや雑誌で見る機会が増え、とても嬉しく思っております」と明かし、冨永さんの活躍を喜んでいることをつづっています。冨永さんは、山本さんの訃報について、このような言葉で投稿を締めくくりました。一つの時代の終わりを告げられたような、虚無感を覚えます心からご冥福をお祈りしますai_tominaga_officialーより引用投稿に対し、ネット上では「さびしい気持ちでいっぱいです」「素敵な手紙ですね」「きっと空の上から応援してくれているはず」といったコメントが寄せられています。デザイナーとして見守り続けた山本さんと、モデルとして活躍することで応えた冨永さんの深い絆が伝わってきますね。冨永さんの想いは、きっと山本さんにも届くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月28日いまや他人とのコミュニケーションもデジタル化が当たり前となっている時代ですが、手書きにしか出せない良さがあるのも忘れたくないところ。そこで、手紙が生み出す感動のストーリーをご紹介します。その映画とは……。おかしくて温かい『ぶあいそうな手紙』【映画、ときどき私】 vol. 312ブラジル南部に位置する街ポルトアレグレ。78歳の頑固な独居老人エルネストは、隣国のウルグアイから来て46年が経つ。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなっていたため、人生はこのまま終わるだけだと思っていた。そんなある日、彼のもとに届いたのは、ウルグアイ時代の友人の妻からの手紙。自らの目で読むことができないエルネストは、偶然知り合った若い女性のビアに手紙を読んでくれるように頼むことに。そして、この出会いが彼の人生を変えることになるのだった……。ラテンアメリカの各映画祭で大絶賛され、高く評価された本作。地球の反対側であるブラジルからいよいよ日本にも上陸します。そこで、こちらの方にお話をうかがいました。アナ・ルイーザ・アゼヴェード監督!物語の舞台であるポルトアレグレ出身のアゼヴェード監督は、映画界で35年以上のキャリアを誇る女性監督。今回は、本作が生まれたきっかけや作品に込めた自身の思いなどについて、語っていただきました。―まずは、このような映画を作ろうと思った経緯から教えてください。監督現在、私には高齢の両親がいますが、本作の共同脚本家も同じような状況にいるので、自分の周りに高齢者が多いから、という理由がまずは挙げられると思います。そのため、彼らがどういう生活をしているか、といった問題については非常に身近なことだと感じていましたし、彼らの状況を理解するのは、さほど難しくはありませんでした。とはいえ、この主人公は78歳で、私よりもかなり年上なので、考え方は明らかに自分とは違いますよね。だからこそ、彼がどういうふうに物事を見るのか、ということについてはきちんと考えなければいけませんでしたし、視力を失いつつあるという設定に関しては細心の注意を払って描きました。―ちなみに、この主人公にはモデルがいるそうですが、その方のどのようなところにインスパイアされたのでしょうか?監督これは私の知り合いの父親でポルトアレグレに住んでいたイタリア人写真家ルイージ・デル・レの生涯から触発されたものですが、彼から感銘を受けたのは、長年会えずにいる妹に対して抱いていた思いでした。そのほかにも非常に印象的だったのは、ずっと独立心を持って1人で生活していた人が年を取るにつれてだんだんとその独立心を失い、自分の息子に依存していくようになってしまう姿。そういったことについて本人がどう考えているのか、というのも興味をひかれたところです。典型的なブラジルとは異なる魅力を見せたかった―なるほど。そのほかには、舞台となったポルトアレグレも大きな役割をはたしていると感じました。監督そうですね。今回の映画を作るにあたり、入れたかった要素のひとつはブラジル南部についてでした。なぜなら、そこにはウルグアイやアルゼンチンが軍事独裁政権だったときに迫害から逃れた人たちがたくさん住んでいるから。彼らは自主的に亡命した人たちではありますが、それでも自分たちの生まれた国の文化をずっと保ち続け、自身のルーツを大事にしながらいつかはきっと祖国に帰れると信じているのです。―そういった背景があるからこそ、ポルトアレグレは日本人が思い描く典型的なブラジルのイメージとは違うんですね。監督自身にとっては地元でもある大切な場所だと思いますが、どのようなところが魅力ですか?監督おそらくみなさんがブラジルと聞いて思い浮かぶのは、リオデジャネイロやサンパウロなどのトロピカルで楽しくてオープンないわゆる“ステレオタイプのブラジル”ですよね。でも、ポルトアレグレは、どちらかというと内省的で詩的でメランコリック。しかも、先ほども話したようにウルグアイやアルゼンチンの文化が交じり合っているので、ブラジルのイメージとはまったく違うものがあると思います。劇中でもそういった部分を見せたかったので、あえてアルゼンチンやウルグアイの曲を使うなどして、音楽や映像の色彩によって違いを出すように意識しました。人生にある興味深い瞬間を描いている―テーマに関する話に戻りますが、監督はこれまでにも“老い”を題材として作品をすでに2本制作されています。老いることに興味を持たれている理由とは?監督最初にも話したように、みな健在ではありますが、94歳の父、88歳の母、さらに113歳の祖父が近くにいるということが、私にとってはこういったテーマに目を向ける大きなきっかけになっていると感じています。それだけでなく、人には「自分がどういう老後を過ごしたいのか」ということを決めなければいけないときが必ずやってきますよね。何かを決定しなければいけないときやさまざまな制約と向き合ったときにどう対処しなければいけないかなど、人生においてはいくつもの興味深い瞬間がありますが、この作品ではそういった瞬間を見ることができると思います。―確かに、誰もが老後についてはそれぞれの思いを抱えているところですよね。監督そうですね。考慮しなければいけない条件や肉体的な問題も出てきますから。そのなかで死ぬまで適当に過ごしていくのか、もしくは残された生を精一杯生きるのか、という2つに大きく分かれますが、この映画では、そういった選択を迫られた状況で主人公が若者と過ごすうちにいろいろなことを発見する姿を描いています。つまり、自分でつくったルールだけを守って生活していた人が、「それだけが人生じゃない!」ということに気がつくわけです。とはいえ、老いと一緒に生きるというのは簡単なことではないですけどね。大切なのは、つねに前向きな気持ちでいること―一般的に年を重ねることに対してネガティブになりがちな女性が多いですが、年を取ることの素晴らしさを日本の女性たちに語るとしたら、どんなことでしょうか?監督まずは、「年を重ねることの素晴らしさ」についてですが、あるといいなと私も思っています(笑)。当然のことながら、年を重ねるなかではいろいろな制約が増えていくこともありますから。ただ、それだとしてもいいことはもちろんたくさんありますよね。そんなふうに、「いいことをたくさん味わいながら生きよう」という考えを持てるかどうかは、大きいんじゃないかなと。でも、まだ自分の番が来ていないのに、死ぬことを考えすぎてしまったりするようなことはしたくないですね。どうしたら楽しくいろんなことを経験できるか、というのを考えることが大事だと思います。―そういう考えを持っていられるかどうかが、大きな違いを生みそうですね。監督実際、私の両親は高齢ですが、どうすれば一番幸せに生きられるかを実践している人たちなので、そんなふうに前向きでいることは大切なことだと感じています。生きていれば嫌なこともたくさんあるかもしれないですけど、いいこともいっぱいありますから。そういう気持ちをみなさんにも持ってほしいですね。いくつになっても、人生には可能性がいっぱいある!年齢や環境による制約があったとしても、人生が続く限りいつでも新たなスタートを切ることはできるもの。「最後の最後まで人生はわからない」という生き方を体現する人生の先輩から、その喜びを感じてみては?美しい予告編はこちら!作品情報『ぶあいそうな手紙』7月18日(土)よりシネスイッチ銀座、7月31日(金)よりシネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座ほかにて全国順次ロードショー配給:ムヴィオラ© CASA DE CINEMA DE PORTO ALEGRE 2019
2020年07月17日「手紙の代読と代筆」からストーリーが動き出す、ラテンアメリカから届いた可笑しくて温かい物語『ぶあいそうな手紙』。映画マスコミから絶賛評が続々、オンライン試写会でも好評を受けている本作から、この度、2人の主人公、78歳のエルネストと23歳のビアという年の差コンビの未公開写真が解禁、各界の著名人からもコメントが到着した。加齢で目が見えなくなってきたエルネストが、ある日届いた手紙の読み書きを、ひょんなことで知り合った23歳のビアに頼むことから動き出すストーリー。年齢も性格もまったく違う2人の主人公のユーモアあふれるやりとりや、しだいに心が近づく様子は、本作の見どころのひとつ。今回解禁の場面写真では、なぜかベッドでビアがエルネストに手紙を読むシーンや、スマホなんて縁のないエルネストが、ビアのすすめで孫へのメッセージ動画を撮影してもらう姿。映画の舞台ブラジル・ポルトアレグレのご当地バーガー「ハツバーガー」を2人で食べるシーン、若者たちに混ざって路上のポエトリー・スラム(詩のバトル)に参加する姿などが写し出されている。そして、「素晴らしい脚本は映画をこんなに面白くする」と評判の本作には著名人たちからもコメントが到着。日本を代表する映画俳優であり、先ごろ「映画館に行こう!」キャンペーン 2020 アンバサダー就任がニュースになった役所広司は「静かに、ゆっくりと、深~く感動しました。物語も演出もキャストも自然で、一切外連味がない。言葉の力を改めて感じる素晴らしい映画です」とコメント。また、「ちゅらさん」「ひよっこ」『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など数多くのヒット作を手掛けてきた脚本家・岡田惠和は「人も言葉も美しい。ずっと観ていたくなるそんな映画です」、「なつぞら」の脚本家で映画監督でもある大森寿美男も「秀逸な脚本」と絶賛。『愛がなんだ』の今泉力哉監督は「途中からずっと泣いていた。この映画に流れる優しさに」とコメント。また、ビアと同じ23歳の女優たち、黒島結菜は「老いも若さも素敵で、助け合う、愛に溢れたこの映画をみて、より多くの人に幸せを感じてほしいです」、小芝風花は「無機質な文字に溢れている今の時代だからこそ、想いのこもった愛を伝える“手紙”に心が暖かくなりました」、美山加恋は「温かくてユーモアたっぷりで、愛おしいという言葉がよく似合う作品」と感動の声を寄せている。『ぶあいそうな手紙』は7月18日(土)~シネスイッチ銀座、7月31日(金)~シネ・リーブル梅田、伏見ミリオン座など全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶあいそうな手紙 2020年7月18日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開
2020年07月10日子どもからの手紙。たとえ読めないようなたどたどしい字だったとしても、初めてもらったときの喜びは、筆舌に尽くしがたいですよね。どんなものよりもうれしくて、宝物にしているパパやママもいることでしょう。今回は、子どもたちからの手紙について、その内容や返事の仕方など、考えてみたいと思います。■子どもから手紙をもらったことある?アンケートでは、子どもから手紙をもらったことがあるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が95.3%となりました。多くのパパやママたちは、園や学校のイベントでもらう、家でもらうなど、さまざまなタイミングで子どもから手紙をもらっているようです。Q.子どもから手紙もらったことある?園や学校のイベントとしてもらったことがある 27.1%家でもらったことがある 21.6%学校、家のどちらからももらったことがある 46.6%もらったことがない 3.8%その他 0.9%■子どもからの泣ける手紙子どもからの手紙には、並んだストレートな言葉に、読んだ瞬間不意打ちをくらい涙を止まらなくする力があります。「『いつもお休みが少なくても頑張ってるママ。くたくたで疲れてるママも怒っちゃうママも大好きだよ。 私もママのお仕事を大人になったらやりたいな。 そのときはおしえてね! 大好きだよ』 これを6歳のときにもらいました。涙がとまりませんでした」(静岡県 30代女性)「子どもが保育園に通っている頃、『お父さんいつもお仕事お疲れさまです。土曜日までお仕事してくれてお休みの時は一緒に遊んでくれてありがとう、お父さん大好きだよ』と書いた手紙を渡されて読んだ時には涙が止まりませんでした」(千葉県 60代男性)「反抗期の娘に中学卒業する頃、手紙をもらいました。『いつも八つ当たりをしてごめんね。どうしてかわからないけど、イライラして怒ってばかりでごめんね。本当はママの事が大好きなのに素直じゃくてごめんね。ママが私のママでよかった』…と。三年経った今でも私の一番の宝物です」(青森県 40代女性)「小学校の卒業の際にもらった手紙が1番感動しました。娘が2歳の頃に離婚し、縁があって小学5年に再婚。半年くらいたって妊娠し弟を出産。手紙の内容は、私に家族をくれて弟を産んでくれてありがとうと書いていました」(岩手県 30代女性)■子どもからの「大好き!」と書かれた手紙日常生活の中で、子どもたちが「大好き」とか「いつもありがとう」という手紙をもらう人も多いのではないでしょうか。なによりうれしいのは、子どもたちが自ら「気持ちを伝えたい」と思って筆をとってくれることですよね。「息子が4歳のときに、すごく長いラブレターを書いてくれました。要約すると『おかあさんだいすきだよ。いつもごはんおいしくてうれしい。怒って怖いときもあるけどだいすき』。うれしい、だいすきオンパレードでA4の紙に小さな文字でビッチリと書いてくれて…。もうお母さんはメロメロです。いつかクソババアと言われた時に読み返そうと大切にしまってあります」(神奈川県 30代女性)「上の子は字を覚えたころ、何度も何度も『パパ、ママだいすき』と書いてくれました。高校生になった今も飾ってあります!」(神奈川県 40代女性)「昨日、私の誕生日に息子から手紙をもらいました。『ママがいてしあわせです』と書いてありました。私も幸せです、ありがとう」(神奈川県 40代女性)「長男から、覚えたての字で「うんでくれてありがとう」と 書いたカードをもらいました。感動でした」(宮崎県 40代女性)子どもが小さいときにくれる「まま だいすき」の手紙。子どもが大きくなってくると、そんな手紙はなかなかもらえなくなります。だからこそずっと取っておいて、何度も見返したくなりますよね。■子どもからの笑える手紙「これは、ギャグなのか?と思うような間違いがいろいろ。『お母さんへ いつもありがとう だいすけ?(だいすき) ぼくのだいすきなカレイをつかんでくれて(カレーをつくってくれて)ありがとう ぼくのすきなばけもん(ポケモン)のおべんとうをつくってくれてありがとう』。文字を覚えたての時ですが、他にもいろいろな間違いがありました。国語力は大切だとしみじみ思いました」(兵庫県 40代女性)「覚えたてのひらがなで一生懸命書いてくれた手紙の語尾がなぜかすべて『だす』で、喜び以上のものをもらいました」(静岡県 40代女性)「長男の高校卒業の時、手紙をもらい、感動的な言葉が書かれているのかと、泣く準備をしていました。でもふたを開けてみれば、『まだまだ家を離れる気はありません。お金、ヨロシク!』でした」(福島県 40代女性)「息子が幼稚園の頃、『おかあさん、ドラえもんにならないでね』と、書かれた手紙をもらったことがあります。体型のことか…?」(茨城県 40代女性)どのエピソードからも、親子のやりとりが想像できて、ほっこりと温かい気持ちになりました。子どもならではのかわいらしい間違いから、ちゃっかりとしたところなど、いろいろな子どもの姿を垣間見られるのも、手紙ならではの楽しみ方と言えそうです。■イベントでもらう子どもからの手紙「娘はよくお手紙をくれます。つい先日も、『早めの母の日』と言って、折り紙の花束とお手紙をくれました。普段は鬼婆のごとくしかっているママでも、好きと言ってくれてうれしいです」(神奈川県 30代女性)「小学校の卒業式の日に普段は言ってくれないことを手紙に書いてくれて、泣いちゃいました。特に、『産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう』という文字に感動しました」(茨城県 40代女性)「今年のクリスマスに、『お母さんにはサンタさんが来ないからかわいそうだ』とお手紙をもらいました。『いつもおいしいごはんありがとう、家事をたくさんありがとう』ってサプライズをしてくれて、本当にうれしかったです」(北海道 50代女性)「年長最後のお弁当の日に、手紙をもらいました。覚えたてのひらがなで『3ねんかんおべんとうつくってくれてありがとう』と。涙が止まらなかったです」(神奈川県 40代女性)そのほか、パパからは「父の日に、手紙と自分の小遣いで缶コーヒー1本買ってくれる」というコメントも寄せられていました。母の日や父の日、そして誕生日などの記念日は、子どもたちが手紙をくれる一つのタイミングになっているようです。こういったイベントのときは、保育園や幼稚園が主体となって、パパやママへの手紙を企画してくれることも多いように思います。筆者も、長男が幼稚園に通っているとき、私や夫への手紙をたくさん持ち帰ってきてくれました。幼稚園から帰宅後、手提げカバンから出てくる手紙をみて、不意に喜ばせてもらったことが多くあります。■手紙が親子の大切なコミュニケーションに親子での手紙のやりとり方法や保管方法についてもコメントが寄せられました。▼親子での手紙のやりとり「イベント時は、お互いに家族全員で寄せ書きみたいなカードを書きます」(神奈川県 50代女性)「小4の息子から『ママに手紙を書くね』と始まったのが交換日記です。ノートにたいしたことは書いていませんが…。いつまで続くかわかりませんがしばらく続けようと思います」(北海道 40代女性)手紙だけではなく、日記だと日々の思いを都度言葉にして伝えられてよいですね。▼手紙の保管方法や返信についての工夫も「学校のイベントで書いてくれました。紙にぎっしり書いていて、うれしくて額縁にいれて飾っています」(山口県 30代女性)「私の誕生日に兄弟で書いてくれました。『ママの子どもでよかった』って書いてあって、泣きながら読みました。手紙はカバンに入れて持ち歩いています」(宮城県 40代女性)「命の授業で親宛てに書いてもらいました。それ以外でも日常で書いてくれていますが、毎回うれしいし、涙ものです。その分、返事を書いて渡します」(青森県 30代女性)「手紙を飾る」ことによって、いつでも手紙をもらったときの感動を思い出すことができそうですよね。また、子ども自身にとっても、自分が書いた手紙を喜んでもらえたと実感することができるかもしれません。そして、「返事を書いて渡す」ということは当たり前のようで、親から子へ手紙を書いたことがある人は意外に少ないのではないかと感じました。筆者自身は、子どもから手紙をもらったとき、それに対して口頭では感謝を伝えても、返事を書くことは、これまであまりできていないことに気付きました。■手紙が親子の思い出を彩る「子どもたちが書いた手紙をたくさんとってあります。仕事から帰宅した私に、たびたびミニレターをくれました。私の似顔絵に『まま、すき』と書いたものや、『けさはママのことキライっていってごめん』などと汚い字で一生懸命書いた反省文があり、読み返すたびにおかしくなります。子どもたちは覚えていないかもしれませんが、大切な宝物です」(神奈川県 40代女性)「小さい頃は、感謝の言葉など、たくさんお手紙をもらいました。それから数年たった今は、私に対しての意見、例えば『いつまでも子どもではないので、子ども扱いしないでください』などと言われて、成長を感じます。手紙の最後には『大大大好きです』と書いてくれているので、意見を真摯(しんし)に受け止めてもっと子どもの気持ちになって発言しようと思いました」(兵庫県 40代女性)「息子の20歳の誕生日に時計を贈りました。すると、息子から主人と私宛てに『20年育ててもらってありがとうございます』と、感謝の気持ちがびっしりと書かれていました。ぶっきらぼうで、普段あまりしゃべらないので、涙目で文字が読めないくらい感動しました」(大阪府 50代女性)これらのコメントからは、手紙が思い出を彩っていたり、子どもの成長を実感させる証となっていたりと、家族によっては非常に大切なものになっていることがわかります。手紙の内容が、たとえうれしい内容ばかりではなくとも、そこに書かれた本音、本心が、親子の関係をよりよくする上で重要な役割を担っているようにも感じられました。9割以上のパパやママがもらったことがある子どもからの手紙。その手紙はパパやママにとっては特別な思い出の一つとなっていることでしょう。また日々のコミュニケーションだと、親もつい口調がキツくなってしまったり、言いすぎてしまったりすることがあります。そんなときは親からも子どもに手紙を送り、普段は言えない本音を伝えるのもいいかもしれません。親が手紙をもらってうれしく感じるように、子どもにとっても親からの手紙はうれしいはずですから。いまはSNSで親子間の会話も成り立つ時代です。気軽な会話や連絡、「ごめんなさい」の言葉も、すぐに思い立ったら送れる便利さは、親子の会話のひとつのツールといえます。そんななかでも手紙は、親子それぞれに記憶や思い出として、大きく残るもの。手紙を書く行為には、もしかしたら互いに思いやる気持ちも込められているのかもしれませんね。筆者も早速おしゃべりが苦手な長男と、最近ひらがなを読めるようになった次男にお手紙を書いてみたいと思います!Q.子どもから手紙もらったことある?アンケート回答数: 6814件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年06月23日手紙は、どれほど時間をかけて作ったLINEの文章よりも、カレの心に温かみを残してくれるはず!ふたりの仲を深めていくには、相手に親しみを感じてもらう必要があります。カレに「ほっこり体験」をしてもらって、心の距離を縮めましょう。そこで今回は、男性を喜ばせるために手紙で伝えるべきメッセージ内容をご紹介します。■1.カレの好きなところ「男の人には『オレのどこが好きなの?』と聞いてくる人が多いですよね。それなので、手紙ではカレの好きなところを3つ以上挙げるようにしています。普段から思っているポジティブな気持ちがカレに伝わって、喜んでくれているみたいです。」(大学生/22歳/女性)カレが手紙を読むのは、おそらく「ひとりで居るとき」になるはずです。誰もいない環境でじっくりと手紙を読めば、恋人の気持ちを実感できるもの。カレが「嬉しさを噛みしめながら手紙を読める」ように、カレの好きなところを直接手紙に盛り込んであげましょう。■2.「好き」という言葉「カレへの『好き』を言葉にする機会ってそれほど多くないと思うんです。照れくさくてなかなか言えないという人も多いですからね。でも、手紙なら言えるはずです。」(大学生/22歳/女性)数えきれないほどにある言葉の中で、最もカレに伝えるべき言葉は何でしょう?それは、「好き」です。なぜなら、ふたりが愛し合っているからこそ生まれる感情が「好き」という気持ちですし、恋人同士はお互いにそれを求め、確認し合ってこそ安心できるものだからです。きっと照れくさくて普段は言えないことも多いはず。どうぞ、しっかりと心を込めて、カレに「好き」と伝えてあげてください♪■3.感謝の言葉「普段は『あまり感謝の言葉を伝えられてないな~』と思う人は、手紙で『感謝』を伝えるのも良いと思いますよ。感謝を伝えられて、心が温まらない人はいないと思いますからね。」(大学生/22歳/女性)不思議なもので、「ありがとう」と言われると、「次もしてあげたい」と思いますよね。感謝の気持ちを伝えると、「相手のための行動」が連鎖していくものです。手紙だけでなく、一緒にいるときに「ありがとう」を言葉にするようにしてくださいね。■4.これからのこと「これが一番大事だと思うのが、『これからのこと』を手紙に書くことですね。『もっと仲良しなふたりになろうね♪』とか、『これからはもっと好きって伝えるようにするね♪』とか、『こうなっていきたい!』というビジョンをカレに示してあげるようにしています。」(大学生/22歳/女性)交際が長くなって「結婚とか言い出せない」というカップルをよく見かけます。付き合いが長くなっていくにつれて、「これからどうなっていきたいか」というものがあいまいになっていくものですよ。その主な原因は、ふたりの未来予想図を共有する機会がないことだと思います。ですから、「こうなっていきたい!」という気持ちを手紙に盛り込んでみてください。■おわりにおそらく、カレに手紙を書く機会のある女性はそれほど多くないのではないでしょうか。好きな人から手紙をもらって嬉しくない男性はいないと思うので、ぜひ心を込めた手紙を書いてみてくださいね♪(ともしど/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月22日人気イラストレーターのしばたまさんが、フォロワーのみなさんから募集した実話のエピソードを漫画化!今回は…「ほっこりするお話」です!家事やお仕事をこなしながら、子どもと向き合うのって本当に大変なんですねでも愛情をもって接していると、子どもにもちゃんと伝わるものなんですね~byしばたま 『1万人がいいね!した 心ゆさぶる本当の話』 イラストレーターしばたまさんのInstagramに集まった、ほんわかゆるーいストーリーから衝撃的なオチや深く考えさせられる話が書籍化。日常の中で起こる心揺さぶられる珠玉のドラマたち!▼前回の記事を見る 【ゾッとする話】夜中、彼のお母さんが部屋に! 衝撃すぎる展開に誰もが戦慄する恐怖体験 【キュンとする話】妊娠中の夏バテで寝てばかり…呆れた夫に意見したのは! 【スカッとする話】「片親の子はしつけされてない」先生の暴言…偏見に負けそうになったとき 【感動する話】将来の夢を叱る先生…バカにされても夢を変えなかった切なくて勇気ある理由 \「しばたまさん」の記事が動画になりました!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年06月04日