今シーズンより新国立劇場バレエ団のプリンシパルの ひとりとしてカンパニーを牽引する速水渉悟が、古典の傑作『ラ・バヤデール』ソロル役に初挑戦する。入団以来、数々の主要な役柄で存在感を示し、つい先頃は芸術選奨文部科学大臣新人賞・中川鋭之助賞受賞で話題をふりまいた。ますますの活躍が期待される彼に、新たな役柄への取り組み、舞台への思いを聞いた。「前回、入団して1年目に上演され他の役で踊ったので、上演が決まった頃から楽しみにしていた作品です。配役を聞いた時は嬉しかったですね」『ラ・バヤデール』は、古代インドを舞台に、寺院に仕える舞姫ニキヤと戦士ソロルの悲恋を描く古典の傑作。主役の踊りはもちろんのこと、エキゾチックかつ絢爛豪華な美術・衣裳、見応えあるソリスト陣の踊り、どこまでも幻想的な群舞、愛憎渦巻くドラマと、様々な魅力がぎゅっと詰まった作品だ。「役柄を自分なりに解釈し、唯一無二の、僕にしかできないソロルになりきれたらと思っています」新国立劇場バレエ団 速水渉悟戦士ソロルは、舞姫ニキヤと燃え上がるような恋の只中にあるにもかかわらず、王侯ラジャーの娘で絶世の美女、ガムザッティとの縁談を断りきれず、恋敵となる女性ふたりの直接対決、ヒロインの命の危機まで招いた末にニキヤは命を落としてしまう。「古典バレエに登場する男性の役というのは、良くも悪くも素直な人が多いのかな(笑)、という印象ですね。『ジゼル』のアルブレヒトもそうですが、リハーサルが始まる前の段階であまり深く考え過ぎず、踊りながら作り上げていくほうがいいのかなと感じています」凛々しい戦士でありながら極めて優柔不断という、複雑な人物像だ。「気持ちは、わかります(笑)」。が、「踊りの部分で大事にしたいのは、力強さ。それがソロル役の魅力の一つだと思うので、そこはしっかりと残しながら、味付けをしていきたい」と、意欲を見せる。「2月の公演、『ホフマン物語』の時、指導に来てくださった大原永子先生(前芸術監督)から、『あなたたちは“演じ”たらダメ。役になりきらないと』という言葉をいただきました。なりきるほうが入りやすいな、と以前から感じてはいたので、大原先生の言葉で再確認、という思いです。また、舞台は自分以外のダンサーと一緒に作り上げるもの。 “自分はこうする”と決め込んでしまうと、他の役の方と噛み合わないところが出てきます。臨機応変というか、パッときたものに返信できるようにしなければいけない。その点、なりきっていたほうがいろいろと視野が広がってくるのかなと思います。もちろん、お客さまに自分が一番綺麗に見えるポジションを、と自分を客観視する意識はあります」舞台経験が多いほど引き出しが多くなる「ポケモンと一緒です」ニキヤ役の柴山紗帆、ガムザッティ役の木村優里というふたりのプリマとのパートナーシップも見どころだ。「これまでも一緒に踊ってきたダンサーたちですから、コミュニケーションもとりやすい。この作品についてはまだ話をしていませんが、スタジオでリハーサルに取り組んで初めて、こういうふうに踊りたいんだな、こう接するのがいいんだな、ということが見えてくるのだと思います」『くるみ割り人形』より、柴山紗帆と(撮影:長谷川清徳)ドイツの名門、ジョン・クランコ・バレエ学校で学んだのち、米国のヒューストン・バレエで活躍。新国立劇場に入団して6シーズン目、プリンシパルとして着実に活躍の幅を広げているが、ここでのキャリアは決して順風満帆ではなかった。本番を翌日に控えた舞台稽古中に負傷、という苦い経験も。「2年目、3年目、4年目と、コロナ禍や怪我で踊れなくなる時期がありましたが、5年目にやっとコロナ禍が終わり、自分の身体もコントロールできるようになった。去年はたくさん勉強でき、レベルアップできた年だったかと思います。やはり、舞台をたくさん経験している人のほうが引き出しは多い。ポケモンと一緒です」ポケモン? と、一瞬耳を疑うが──。「戦えば戦うほど経験値が増えて、レベルアップする。入手困難なポケモンより、すぐに出会えるポケモンでも経験値を上げてレベルアップすればそのほうが強くなる。やはり経験で差が出るのかなと思うんです」エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』より、木村優里と(撮影:鹿摩隆司)舞台経験の重要性を、身をもって知ったダンサーならではの力強い言葉。自身のことを「あんまり悩まないほうです」とも明かす。舞台での姿から、ポジティブなエネルギーを感じるというファンの声もよく聞く。「嬉しいですね! 僕たち、舞台で踊る者は、お客さまに感動していただけるように、と取り組んでいる。そういった感想を聞けるのはすごく嬉しいです」『ラ・バヤデール』の見どころについてあらためて尋ねると──「前回踊らせていただいた黄金の神像のシーンです」。2018年の公演で自身が踊ったこの役は、物語の展開には絡まないが、『ラ・バヤデール』の世界観を象徴する重要な役柄。全身を金色の姿で大技を繰り出すさまが異彩を放つ。「全身金ピカに塗って踊りましたが、肌が弱くて真っ赤になりました。でもテクニック満載の踊りでカッコいい役! 今回も素敵なダンサーたちが踊りますから、本当に楽しみです。僕自身は、まだ誰にも見せていないソロルをお届けしますので、ぜひ、映像では伝わらない、生の舞台を見ていただきたいですね。毎回、期待に応えるだけでなく、期待以上のものをお届けする。ずっとそう思っています」公演は4月27日(土)から5月5日(日・祝)まで、東京・新国立劇場オペラパレスにて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』振付:マリウス・プティパ演出・改訂振付:牧阿佐美音楽:レオン・ミンクス編曲:ジョン・ランチベリー美術・衣裳:アリステア・リヴィングストン照明:アリステア・リヴィングストン/磯野睦出演:新国立劇場バレエ団指揮:アレクセイ・バクラン管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団2024年4月27日(土)~5月5日(日・祝)会場:新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()
2024年03月22日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)のプロジェクト「1412計画」が始動することが22日、公開された。もともと国際犯罪者番号(シークレットナンバー)から怪盗1412号と呼ばれていたが、1412号に興味を持った若き日の工藤優作が「1412」の走り書きを「KID」と読んだことから、“怪盗キッド”という愛称が誕生。今回、「1412計画」と名付けられた同プロジェクトでは、映画公開日である4月12日をXデーとして、キッドが日本中のあらゆるものをジャックしていく。プロジェクトの詳細は以下の通り。○■SHOWTIME:1「全国各地に怪盗キッドからの予告状が!?」今作の舞台である函館をはじめ、全国各地に怪盗キッドからの予告状が出現(期間3月25日~)。○■SHOWTIME:2「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに怪盗キッド出現!」ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも怪盗キッドが出現し、さまざまなアトラクションや限定グッズに登場。○■SHOWTIME:3「金曜ロードショーに怪盗キッドが登場! 2週連続『名探偵コナン』放送決定!」劇場版第23弾『紺青の拳(フィスト)』(4月12日)、劇場版第26弾『黒鉄の魚影(サブマリン)』(4月19日)の放送が決定。○■SHOWTIME:4「『まじっく快斗』7年ぶりの最新話が「うぇぶり」で読める!」怪盗キッドが主人公の『まじっく快斗』7年ぶりとなる最新話が、4月12日からサンデーうぇぶりでも配信。さらにレンタルでも全話配信が決定。○■SHOWTIME:5「コナン×怪盗キッド Hulu限定のスペシャルPR映像!」劇場版5作品の先行配信を記念して、Hulu スペシャルPR映像にキッドが登場。○■SHOWTIME:6「テレビアニメ過去作でも怪盗キッド TVer&公式YouTubeチャンネルにて特別パックを配信!」TVerおよび、テレビアニメ「名探偵コナン」公式YouTubeチャンネルにて、テレビアニメ過去作品を配信。これまで1000話以上放送されているテレビアニメの中から、怪盗キッドの人気エピソードを中心に集めた「月下の奇術師 怪盗キッドセレクション」ほか、3つのパックを順次特別配信する・○■SHOWTIME:7「Spotify 公式プレイリスト始動!」Spotifyで聴ける公式プレイリストが始動。怪盗キッドによる、ここでしか聴くことの出来ない特別メッセージのほか、映像やポッドキャストといった限定コンテンツも多数展開予定。【編集部MEMO】劇場版『探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年03月22日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(読み:みちしるべ)が4月12日(金) に公開されることを記念し、怪盗1412号=怪盗キッドによる「1412計画」(読み:キッドプロジェクト)が始動することが発表された。劇場版第27作目となる今回の舞台は、北海道の函館。とある財閥の収蔵庫に“月下の奇術師”の異名を持つキッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次と江戸川コナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。ゲスト声優は北海道出身の大泉洋、主題歌はaikoが担当することが発表されたほか、事前試写会を行わない代わりに、公開日にはラージフォーマット上映を含めてコナン史上最大規模となる515館での上映も決定するなど、公開前から大きな話題を呼んでいる。「1412計画」は、映画公開日である“4.12”をXデーとして、キッドが日本中のあらゆるものを華麗にジャックしていくというプロジェクト。今回の舞台である函館をはじめ、全国各地に怪盗キッドからの予告状が出現するほか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにもキッドが出現し、さまざまなアトラクションや限定グッズに登場する。またキッドが登場した人気作『紺青の拳(フィスト)』が公開日の金曜ロードショーで放送されるほか、その翌週には、去年公開され、興行収入138.8億円を突破した劇場版第26弾『黒鉄の魚影(サブマリン)』が本編ノーカットで地上波初放送される。さらに、キッドが主人公のマンガ『まじっく快斗』の7年ぶりとなる最新話が、4月12日(金) からサンデーうぇぶりでも配信されるなど、様々なプロジェクトが予定されている。■「1412計画」特設サイト:<作品情報>劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』4月12日(金) 公開公式サイト: 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年03月22日『劇場版モノノ怪 唐傘』の公開日が7月26日(金)に決定し、特報映像が解禁。またメインキャラクターとなる“三人の女中”役も明かされた。2006年にフジテレビの「ノイタミナ」枠にて異例の高視聴率を記録したオムニバス「怪~ayakashi~」の一編「化猫」から派生し、2007年にテレビアニメシリーズとして放送されて以来、根強く愛され続けている「モノノ怪」。その「モノノ怪」を、大奥を舞台に劇場版アニメーション化。過去に「化猫」や「座敷童子」など数々の怪異と対峙してきた薬売りが今回相対するモノノ怪は、【唐傘】となることがサブタイトルで示された。解禁された特報映像第二弾は女性の叫び声から始まり、三人の女中、アサ(CV:黒沢ともよ)、カメ(CV:悠木碧)、歌山(CV:小山茉美)を中心に、大奥の描写が続き、不穏な映像と共に女性たちの苦しみに満ちたセリフが並ぶ。最後は、大奥に渦巻く情念から生まれたモノノ怪に、薬売りが立ち向かう様子が伺える。今回はどのような救済の物語が描かれているか、期待が高まる。さらに、大奥でキャリアアップを図る新人女中のアサ役に黒沢ともよ、大奥に夢を求める新人女中のカメ役に悠木碧、そして大奥の頂点に君臨する御年寄(総取締役)の歌山役を小山茉美が演じることが明らかになった。併せてキャストからのコメントも発表された。【キャストコメント】薬売り役/神谷浩史薬売り役 神谷浩史新たな薬売りの声を担当することになりました。世の中に起こる怪異現象と呼ばれるものの原因は人間で、怪異はその手助けをしているだけ…。人間の思いの強さ、恐ろしさを洗練された美しい映像と音楽で存分にお楽しみいただけると思います。劇場と言う「モノノ怪」を観る為だけの空間にぜひお越しいただき、その全てを体験してくださると幸いです。アサ役/黒沢ともよアサ役 黒沢ともよオーディションで資料をいただいた時、なんとしても携わりたいと強く願った作品でした。念願叶ってとても嬉しいです。アサはとても危うくて痛くて堅くて儚くて、その魅力に、私もこの収録期間ですっかり絡め取られました。劇場版として新たな一歩を踏み出した今回の「モノノ怪」は、テレビシリーズとはまた違う構成で、とても面白かったです。アート作品としてもエンタメ作品としても楽しんでいただけたら嬉しいです。カメ役/悠木碧カメ役 悠木碧カメは悪く言えば注意散漫で空気が読めないんですが、よく言うと自分に正直で天真爛漫な子です。そして若くて可愛い。そんな子が女の園、大奥にやってくる波乱をお察し頂けますでしょうか…。鮮やかにアーティスティックに描かれる世界にも対象的に生々しい人間の描写にも何度もドキッとさせられると思います。お楽しみに!歌山役/小山茉美歌山役 小山茉美TVドラマの中の大奥は“嫉妬の渦巻くドロドロとした女の世界”というイメージが強かったのですが、実は政(まつりごと)の一端を陰で担う2000人の女性官僚機構だったとか。その頂点に君臨する歌山ですよ。うふふ、気持ちよかった~!でも、大変だった~(泣)あでやかで美しく不思議な日本絵巻。実直に生きた人間の残留思念なの?それとも…あれは?また、第一弾ムビチケカード型前売り券(特典付き)が3月22日(金)より販売開始となることも分かった。使用されているビジュアルは、劇中でキーポイントとなる要素を散りばめ、本作の世界観を表現したデザインとなっている。特典の和紙風クリアファイルは、『劇場版モノノ怪 唐傘』の主人公:薬売りや、女中たちの色鮮やかな衣装をモチーフに作られた、和紙のような手触りでこだわった豪華仕様。第一弾ムビチケカードは、全国の上映劇場(一部を除く)と各種通販サイトにて販売される。3月23日(土)/24日(日)に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2024」に『劇場版 モノノ怪』が出展することも発表された。本編の場面写真や美術ボードを中心とした特別展示や中村健治監督が登壇する鼎談ステージなどが行われるという。『劇場版 モノノ怪 唐傘』は7月26日(金)に公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版モノノ怪 唐傘 2024年7月26日より公開©ツインエンジン
2024年03月21日東京・109シネマズプレミアム新宿では、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの劇場版作品を、2024年3月15日(金)から4月11日(木)までの期間で特集上映する。109シネマズプレミアム新宿で劇場版「PSYCHO-PASS サイコパス」特集東急歌舞伎町タワー内のシアターミラノ座(THEATER MILANO-Za)で「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3」が上演されることを記念して実現した今回の企画。故・坂本龍一が極限までリアルな音を追求した音響システム「SAION -SR EDITION-」やプレミアムシートなど、他の映画館にはない上質な鑑賞環境で、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の劇場版作品を楽しめる。劇場版全作品を順次上映期間中は、それぞれの作品を1週間ごとに切り替える形で順次上映。3月15日(金)からは『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』、3月22日(金)からは『劇場版三部作PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』3作品、3月29日(金)からは『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』、そして4月5日(金)からは『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』を上映予定だ。1日限定のオールナイト上映また、初日の3月15日(金)限定で、『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』『劇場版三部作PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』の3シリーズを一挙に楽しめるオールナイト上映も行われる。上映情報アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」劇場版シリーズ作品特集上映上映スケジュール:■『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』3月15日(金)~3月21日(木)■『劇場版三部作PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』「Case.1 罪と罰」/「Case.2 First Guardian」/「Case.3 恩讐の彼方に__」3月22日(金)~3月28日(木)■『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』3月29日(金)~4月4日(木)■『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』4月5日(金)~4月11日(木)料金:・CLASS S 6,500円(シネマポイント会員6,000円)・CLASS A 4,500円(シネマポイント会員4,000円)※3月22日(金)~3月28日(木)『劇場版三部作PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』のみ以下料金・CLASS S 6,700円(シネマポイント会員6,100円)・CLASS A 4,600円(シネマポイント会員4,000円)販売スケジュール:各上映日の3日前0:00より、109シネマズプレミアム新宿公式WEBサイトにて販売開始上映場所:109シネマズプレミアム新宿<オールナイト上映>日時:2024年3月15日(金)21:15~3月16日(土)5:00頃※1時間前からメインラウンジ利用可能。※各作品目終了後に約15分間の休憩あり。※休憩時間も「WELCOME CONCESSION」で自由にポップコーンとドリンクを利用可。上映作品:『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』『劇場版三部作PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』「Case.1 罪と罰」/「Case.2 First Guardian」/「Case.3 恩讐の彼方に__」『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』料金:・CLASS S 12.600円均一・CLASS A 9,200円均一※本上映会はOVERTUREサービス対象外。販売スケジュール:3月12日(火)0:00~ 109シネマズプレミアム新宿公式WEBサイトにて
2024年03月14日3D計測データと「3D骨格診断AI」で、骨格診断からファッションアドバイスまで3Dスキャン画像同サービスは、ワコールとアイシービー、TOPPANが共同で開発。3D計測データと「3D骨格診断AI」により、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプからなる骨格タイプがわかります。ストレート_①診断結果さらに、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプ間でのバランスを示す骨格チャートや、各パーツにどの骨格タイプの特徴が強く表れているか(5段階表示)も明らかに。ストレート_②あなたのからだ分析3D計測データに基づいたアイテムごと(トップス・ワンピースなど、ボトムス、デニム)のおすすめサイズと、骨格タイプに沿ったサイズ選びのポイントもわかります。ストレート_③あなたのサイズさらにファッションアドバイスも!骨格タイプに沿ったコーディネートのポイント、おすすめのサイズ感・シルエット・丈感・素材感をふまえたアイテムの選び方まで教えてくれます。ストレート_④ファッションアドバイス3Dボディスキャナーを用いた3秒のセルフ計測なので、手軽に客観的な診断結果を知ることができるのも魅力。料金は3,500円(支払いはキャッシュレス決済のみ)。一部予約制です。『わたしを知る骨格診断』特設ページでは、それぞれの骨格タイプにおすすめの洋服や、洋服を着こなすためのおすすめの下着もチェックできます。また骨格タイプに沿ったより詳しいアイテム(ドレス、シューズ、バッグなど)の選び方もわかります。『わたしを知る骨格診断』サービス概要実施店舗:[SCANBE]東急プラザ表参道原宿所要時間:約20分(着替えの時間含む)金額:3,500円ワコール(マイナビ子育て編集部)
2024年03月14日新国立劇場が、『トリコロール』三部作(青の愛/白の愛/赤の愛)、『ふたりのベロニカ』で知られるポーランドの映画監督、クシシュトフ・キェシロフスキによる十遍の連作集『デカローグ』を完全舞台化、2024年4月から7月まで連続上演する。3月11日に同劇場で実施された制作発表会見では、総勢43名ものスタッフ、出演者が集結、前代未聞の挑戦的な大プロジェクトであることを印象付けた。旧約聖書の十戒をモチーフに、1980年代のポーランドワルシャワのある団地に住む人々を描くオムニバス形式の作品。それぞれが独立した1時間程度の作品ながら、同じ人物が物語を超えて登場するなど、緩やかに繋がってゆく。元はテレビ映画用に撮影されたが、のちに映画化、スタンリー・キューブリックらが絶賛したことも知られる。はじめに作品への思いを打ち明けたのは、翻訳を手がけた久山宏一。ポーランド留学時代の『デカローグ』との出会いを振り返りつつ、「キェシロフスキは当初、十人の若い監督を『デカローグ』でデビューさせる計画でした。今回の舞台化は、日本の若い才能ある舞台人たちによる脚本の再解釈という意味で、キェシロフスキの意図の実現ともいえるかもしれません」と感慨深げ。また上演台本を手がけた須貝英は「映画ファンの方たちを失望させてはいけないというプレッシャーを感じつつ、舞台の脚本にしなければいけない。試行錯誤もかなりしたと思います」と明かした。翻訳の久山宏一上演台本を手がけた須貝英演出は、新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子と、上村聡史が分担する。「キェシロフスキ監督はたくさんの人々の存在を通して、人間が存在することへの根源的な肯定を書かれた。とても大事なテーマだと思います」という小川。上村は「脚本は、非常に緻密に計算されている。ヨーロッパでは『デカローグ』を演劇化したプロダクションも多く、物語力ある作品だと思います」と語った。共に演出を手掛ける小川絵梨子(左)と上村聡史続いて、各プログラムの出演者たちが、それぞれの物語や見どころ、意気込みを述べた。■プログラムA:4月13日(土)〜5月6日(月・休)、プログラムBとの交互上演プログラムA出演者(撮影:阿部章仁)デカローグ1「ある運命に関する物語」演出:小川絵梨子12歳の息子と暮らすクシシュトフを演じるノゾエ征爾は、「実生活でも息子に対する眼差し、気持ちが変わってきた」。その姉イレナ役の高橋惠子は、「台本を読み終えて、しばし呆然としました。お客さまにも心を動かしていただけるよう稽古を重ねたい」。ノゾエ征爾(中央)デカローグ3「あるクリスマス・イヴに関する物語」演出:小川絵梨子「過去に不倫関係であった男女が、行方不明になった彼女のパートナーを探しに行く。お互いに抱えている孤独を確認し合う話だと思って稽古しています」と語ったのはヤヌシュ役の千葉哲也。元恋人のエヴァを演じる小島聖は、「感情を表面に出すのは簡単ですが、それをいかに出さずにキープしたまま突っ走るか、一生懸命探っています」と明かす。千葉哲也(前列右)■プログラムB:4月13日(土)〜5月6日(月・休)、プログラムAとの交互上演プログラムB出演者(撮影:阿部章仁)デカローグ2「ある選択に関する物語」演出:上村聡史自身が演じるドロタのことを「夫は入院中。愛人の子をみごもっており、大きな選択を前に葛藤している」と前田亜季。医長役の益岡徹は、「大きなプロジェクトですが、スポットが当たるところは小さい。大きな団地に行ってちょっと覗いてみる、という面白さがあると思います」。益岡徹(中段左)デカローグ4「ある父と娘に関する物語」演出:上村聡史娘とふたり暮らしのミハウを演じる近藤芳正。「娘を持つ役を意外といっぱいやっているので、パーフェクトな部分があるかと(笑)」と場を和ませる。娘・アンカ役の夏子は「一通の手紙によって、親子の関係がどう変わっていくのか。繊細なやり取りを楽しんでいただけるよう頑張りたい」と意気込んだ。近藤芳正(前列右)「重ねていくと壮大な絵になる」全篇上演の意義■プログラムC:5月18日(土)〜6月2日(日)プログラムC出演者(撮影:阿部章仁)デカローグ5「ある殺人に関する物語」演出:小川絵梨子「タクシー運転手を殺害してしまう青年・ヤツェクと、死刑制度に反対する新米弁護士。全く出会うはずのなかったふたりが交わってしまう物語。舞台上でヤツェクとして生きることができるのが楽しみ」と話す福崎那由他。弁護士・ピョトル役の渋谷謙人は、「劇中で触れられる死刑制度。少しでも関心を持っていただければ」。福崎那由他(前列左)デカローグ6「ある愛に関する物語」演出:上村聡史「郵便局員の青年・トメクは、向かいに住むマグダを日々望遠鏡で覗いている。見返りを求めない愛を信じないマグダの心は、徐々に変化していきます」と、マグダを演じる仙名彩世。トメク役の田中亨からは、「郵便局にマグダが来て、そこからどんなふうに愛の物語になっていくのか。見応えのある作品だと思います」。仙名彩世(前列右)■プログラムD(6月22日(土)〜7月15日(月・祝)、プログラムEとの交互上演)プログラムD出演者(撮影:阿部章仁)デカローグ7「ある告白に関する物語」演出:上村聡史「(両親と同居している22歳の女性)マイカが生んだ子供を、マイカの母が娘として育てている家庭。マイカはそこから娘を連れてカナダに逃げようとする──。海外の戯曲は初ですが、全力でのぞみたい」と打ち明けたのはマイカ役・吉田美月喜。娘の父親・ヴォイテク役は章平。「“ただ、生きる”を目標に稽古に励みたい」。母を演じる津田真澄は「行く末がすごく気になる家族。緊迫したシーンが多い」とほのめかす。章平(中段中央)デカローグ8「ある過去に関する物語」演出:上村聡史「辛く重い過去を持つ者たちが過去と向き合いながら生きてきて、また改めてその過去と向き合ったり、話したり話せなかったり、という物語。人間は、会って話をすることがすごく大事だなと思います」と、大学教授ゾフィア役の高田聖子。その聴講生・エルジュピタ役の岡本玲は、「十篇の話の、作品の繋がりを大切にしながら演じたい」。高田聖子■プログラムE(6月22日(土)〜7月15日(月・祝)、プログラムEとの交互上演)プログラムE出演者(撮影:阿部章仁)デカローグ9「ある孤独に関する物語」演出:小川絵梨子伊達暁が演じるのは40代の心臓外科医・ロマン。性的不能と診断され、「妻はそれを受け入れるも、妻には若い学生の不倫相手が──。もやもやした内面を、どう舞台上に現出させることができるかがテーマ」と意欲的。妻・ハンナ役の万里紗は、「パートナー同士が相手の弱さや恐れをまるで鏡のように映し出す、その様は滑稽で、リアリティがある」。不倫相手のマリウシュ役・宮崎秋人は「まっすぐに愛していけたら」。伊達暁(前列左)デカローグ10「ある希望に関する物語」演出:小川絵梨子竪山隼太演じる弟のアルトゥルと石母田史朗演じる兄・イェジーは、父の死により久しぶりに再会。「兄と一緒に、父の住んでいたフラットを訪れ、父が膨大な切手のコレクターであることに気づく。切手1枚に莫大な価値があることが判明して、という人たちの話です」と竪山。石母田は「切手の価値を知り、それに固執していく様はものすごく滑稽。興味深く感じています」と語った。竪山隼太(前列左)最後は、ただひとり、全編に出演する亀田佳明。「天使役です。演出は、ごまかしのない表現を要求するという意味では本当に“しつこい”ふたり(笑)。強度のある作品になっていくのではという予感がしています」とコメントした。亀田佳明質疑応答の場で、この作品の「根源的な肯定感」に改めて触れた演出の小川。「1枚1枚の絵が素晴らしい、が、1、2、3……と重ねていくと、また1個壮大な絵にもなるという仕掛けになっていると思います」と、全篇上演の意義をアピールした。開幕は4月13日(土)、東京・新国立劇場小劇場にて。取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場の演劇『デカローグ1-10』2024年4月13日(土)~7月15日(月・祝)会場:東京・新国立劇場 小劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年03月13日広崎うらんプロデュースREVO 公演(ダンス)、 8年ぶりの劇場公演!まもなく、開幕!主要キャストからのコメントが到着!株式会社TBS グロウディア(東京都港区、代表取締役:園田憲)は、 弊社主催のREVO2024『Sea Horse』劇場版”Lost” のキャストコメントを発表した。REVO"(Revolution Dance Performance)は1991年、敷居は低く志の高いアートな舞台を目指し、広崎うらんプロデュースにより活動を開始。蜷川幸雄、ジョン・ケアードなどの演劇作品に数多く携わり、コレオグラファー、また演出家として多彩なフィールドで活動する広崎うらん。ヒューマニズム溢れる演劇的作品と、その中で⽣きるかのごとく役柄を演じ踊るスペシャルなダンサー、また同志とも⾔える強⼒なスタッフ陣による舞台に留まらないコラボレーションが特徴です。これまでもポップかつユニークな視点でありながら社会派のテーマを忍ばせ、様々な⾓度から作品を描いてきました。そして、3⽉26⽇に”REVO”待望の新作、『REVO2024「Sea Horse」劇場版“ Lost ”』が開幕いたします!今作は、ダンスの枠だけに留まらない魅⼒ある⽇本のトップクラスのダンサー達、元さいたまゴールド・シアター、⼩学⽣と幅広い年代で紡ぎ出す “ダンスのような物語”です。熱気あふれる稽古が続く現場より、主要キャストからのコメントが到着いたしました。広崎うらんの⽣き様、情熱を是⾮劇場でご体感ください。<主要キャストからのコメント>◎佐藤洋介今ある私の身体表現の「礎」は、うらんさんの公演で培われた物です。今回も、勉強させて貰っています。久し振りのREVO そして、うらんワールドをご期待ください。<プロフィール>千葉県出⾝。様々な舞台やTV等様々なダンスシーンで活動。4⽉に『MAROワールドvol.50』、6 ⽉に森⼭開次作品「新版・NINJA」の出演を予定している。NHK 朝ドラ「ブギウギ」のダンスシーンに出演。REVO初出演は2003年。以降すべての公演に出演している。更新の育成にも励んでおり、佐藤洋介DANCING STUDIO主宰。◎池⽥美佳今回、一緒に踊るダンサー達とは20 年来くらいの間柄なので、それぞれが別現場を経て来た経験を通して本気で対峙出来る時間がとても愛しく、刺激的で幸せです。REVO の作品の世界に存在する時はいつも、自分の人生の記憶や味わって来た様々な感情を走馬灯のように辿り、えぐり出されていくような感覚なのですが、今回もまさにそれらを洗い出し、もう一度リアルタイムな感情として呼び起こしていく中で、心と身体が嘘なくそこに存在出来るように本番までの時間を過ごして行きたいなぁと思っています。<プロフィール>秋田県出身、明治大学文学部演劇学専攻卒。7歳でモダンバレエをはじめ、全国1位を4度受賞。新人賞、芸術選奨。2019 韓国仁川international contemporary dance festival に招聘され、自作ソロ15min を踊る。安室奈美恵、久保田利伸、スピッツ、UVERworld、Superfly、Uru、LiSA など有名アーティストのMV に多数出演する他、ドコモTVCM、チャコット(株)モデル、米津玄師全国ツアー等。◎宮河愛⼀郎今回、尊敬する広崎うらんさんの天才的想像の大海原のなか、素晴らしいダンサーの皆さんと踊らせて頂いてます。そして元ゴールドシアターの俳優の皆さんの喋る台詞には刻んできた人生の重みが溢れ出ているようで、えも言われぬ感動を覚え、2人の小学生たちの無邪気に笑い踊回る姿には、これからの壮大な未来を感じワクワクします。普段の現場とは違う環境のなか、歩んできた時代もやってきたこともバラバラなメンバー同士、刺激し合い助け合い、お客様に感動を届けられるよう頑張っております。是非劇場に足を運んで体感して頂けたら幸いです。<プロフィール>埼玉県出身。関東国際高等学校演劇科卒業後渡米。ALVIN AILEY SCHOOL でモダンダンスを学ぶ。帰国後、劇団四季やNoism などで活躍。近年、井上尊晶演出『ロミオとジュリエット』『夏の夜の夢』、桜井和寿作曲『雨が止んだら』等、振付家としても精力的に活動。4 月にミュージカル「王様と私」6 月に「ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル」の出演を予定している。短編映画『飛んで、弾けて、消えて』の演技が評され、門真国際映画祭映画部門にて最優秀助演男優賞を受賞。◎平⼭素⼦REVO はまだ知らない私自身に出会える楽しみがあります。久しぶりの参加ですが、今回は小学生の時にうらんさんと知り合っていたら互いに何が起きただろうか?と妄想しながらリハーサルに通っています。彼女は創造という玉手箱の中を循環させてフル稼働ですが、根底には誰もが身近にあるのに見落としている温かさと切なさを身体の力を通して描きだそうとしていると思っています。<プロフィール>名古屋市出身。筑波大学体育系准教授。2006 年にS・ザハロワ(ボリショイ劇場バレエ団)に『Revelation』を提供以降、新国立劇場主催公演やNHK バレエの饗宴などで、演出振付作品を意欲的に発表。受賞作多数。現在EPAD(舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業)にて『POISON リ・クリエイション』(2019)、『「フーガの技法」を踊る』(2023)を全編無料配信中。REVO はこれまで『ランデヴーセカンドエディション』(2006)、『Blue Spring』(2007)、『SESSION 情熱と生活』(2016)に出演。◎柴 ⼀平初めてREVO に参加したのが、17 年前。ご一緒した偉大な先輩達の当時の年齢を超えた自分はいったい何ができるのか? 11 年ぶりに触れた“うらんワールド”は、ユニークさに磨きがかかり、一筋縄ではいかない。持てる身体と思考を使って日々この作品と向き合い、お客様の前に広崎うらんの頭の中を表出させたいと思います。劇場でお待ちしております。<プロフィール>コンテンポラリーダンスを軸に、様々な演出家・振付家の作品にダンサー・俳優・振付家として参加。 主な出演作品に、ローランプティ『ピンクフロイドバレエ』、『エリザベート』トートダンサー、ジョン・ケアード演出『夏の夜の夢』、 長塚圭史演出『イヌビト~犬人~』、鈴木裕美演出『アンドレ・デジール 最後の作品』(振付・出演)などがある。 その他、上島雪夫・北村明子・島崎徹・平原慎太郎などの作品にも参加。REVO には、2007 年より参加し3 作品に出演。◎皆川まゆむ《生きる》 ことを常にテーマに作品に取り組む うらんさん。今回一緒に舞台に立つ元ゴールドシアターの方々の生命力、共演するダンサーの皆の表現することへの執着に圧倒されています。世界中でとてつもない苦しみや悲しみが耐えない今。哀しみや痛みの向こうにある生命の素晴らしさをもっと見ることが出来たら世界はもっと美しく、笑顔に溢れるんではないか。この作品でそんな気持ちが皆様の心に湧き上がることを祈りながら踊ろうと思います。<プロフィール>ダンサー/振付家 イスラエルのInbalpinto&AvshalompollakDanceCompany に在籍。帰国後、日本国内外数々の芸術家達の作品に参加。その独自の身体感覚、音楽性を活かし数々の舞台、映画、MV 等の映像作品などで、出演/振付も担当。2023 年和太鼓集団鼓童の中心メンバーと3 人組ユニットⅲZØ(ミゾウ)を結成、音と身体の新たな可能性に挑戦している。《9/18&19 パルテノン多摩にてⅲZØ 新作公演決定》 公式HP mayumu.netREVO2024「Sea Horse」劇場版“ Lost ”創作・演出・振付・制作 広崎うらん【⽇時】2024年3⽉26⽇(⽕)〜27⽇(⽔)【会場】東京芸術劇場 シアターイースト⟨2⽇間 全4公演⟩3⽉26⽇(⽕)開演:①15時 / ②19時3⽉27⽇(⽔) 開演:③14時 / ④18時※開場は30分前 *上演時間は約75分を予定【チケット】(税込・全席指定)前売り 5500円 /当⽇ 6000円*イープラスにて発売中! 【cast】佐藤洋介 池⽥美佳 宮河愛⼀郎 平⼭素⼦ 柴 ⼀平 皆川まゆむ柿崎⿇莉⼦(映像出演のみ) 川合ロン(映像出演のみ)⽯川佳代 上村正⼦ 百元夏繪 雅章 ⽵居正武 (ex-さいたまゴールド・シアター)遠藤央丞 歩美 松本ユキ⼦【staff】⾳楽:笠松泰洋/かみむら周平/渡辺庸介/ファルコン写真・映像:池⾕友秀⾐装協⼒:suzuki Takayuki/⼗川ヒロコ舞台美術:伊藤雅⼦照明: ⾜⽴恒⾳響:井上正弘舞台監督:⼭⽥潤⼀宣伝写真 ヘアメイク:⽯⽥弥仙美術協⼒:⻑⾕川匠宣伝美術:若⽉淳⼦Webデザイン:⾠本優美⼦REVO部:松本ユキ⼦・⻑野真由美・加藤素⼦制作:広崎うらん 共同制作:TBSグロウディア協⼒:レプロエンタテイメント/井筒東京/スタジオアーキタンツ主催:TBSグロウディア企画・主宰:Revolution Dance Performance 広崎うらんREVO 公式HP: 『広崎うらん』プロフィール3 歳の時、踊る喜びを知る。バラエティタレント、役者として、テレビ、ラジオ、舞台などで活躍。蜷川幸雄演出「ロミオとジュリエット」出演を機に、振付師として初めて演劇の舞台に起用され、蜷川幸雄の舞台に数多く携わる。また、高齢者の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」の立ち上げからダンス指導で携わり、自身が主宰・プロデュースするダンスパフォーマンス「REVO」とのコラボレーションも積極的に行う。演出家ジョン・ケアードに見出され、その後も数多くの多彩な演出家の振付、ステージングを担当。2012 年文化庁新進芸術家海外派遣員として渡欧。演劇、ダンス、オペラ、タンツテアターの現場へと飛び回る。ヒューマニズム溢れる作品創りを特徴とし、卓越したダンサーから、役者、歌手、子どもから高齢者まで、様々な人物の特性を活かした柔軟なステージングを得意とする。現在は、演出家、コレオグラファー、ステージングディレクターとして演劇、ミュージカル、オペラ、コンサート、テレビなど様々なフィールドで活躍中。最近の主な参加作品に、プリンスアイスワールド2023〜2024『A NEW PROGRESS 』(ステージングディレクション&振付)、ミュージカル「アニー」2023、THEATER MILANO-Za「少女年からの呼び声」、横浜アリーナ「テニプリフェスタ2023」、NISSAY OPERA 2023「マクベス」(振付・ステージング)、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2023「ドン・ジョヴァンニ」、堤幸彦演出「西遊記」(振付)、ウクライナ支援室内オペラ「人魚姫」(構想・演出)、など。About 『REVO』→ Revolution Dance performance1991 年 敷居は低く志の高いアートな舞台を目指し、広崎うらん個人プロデュースにより活動を開始!2003 年より新国立小劇場を中心に毎年作品を創作。2008 年よりミニマムな空間でのタンツテアター”neorevo”を始動。その後も、子供も楽しめるMANZAI ライブパフォーマンス"Duo a la?Mode"、多様な人物とのコラボレーション“REVO side B”と、様々なスタイルで作品を発表。蜷川幸雄、ジョン・ケアードなどの演劇作品に数多く携わり、コレオグラファー、また演出家として多彩なフィールドで活動する広崎うらんのヒューマニズム溢れる演劇的作品と、その中で生きるかのごとく役柄を演じ、踊るスペシャルなダンサー、才能溢れるアーティストによる舞台に留まらないコラボレーションが特徴。社会派のテーマを忍ばせ、ポップかつユニークな視点でシュールに描く”うらんワールド”。株式会社TBSグロウディア概要本社所在地:〒107-6112 東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル12階代表取締役社長:園田憲設立:2018年6月29日事業内容:デジタル技術、ITサービス、映像企画制作、コンテンツ販売、TVショッピング、EC、ショップ運営、ラジオ番組制作、イベント制作、文化事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月12日3月8日(金)、9日(土)、10日(日) の全国映画動員ランキングは、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が再び首位の座を奪い返し1位に輝いた。『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は、1ランクダウンで2位へと後退した。3位は、初登場の『映画 マイホームヒーロー』がランクイン。TVドラマ化された原作・山川直輝&漫画・朝基まさしの『マイホームヒーロー』を、青山貴洋監督が劇場映画化。ドラマの7年後を舞台に、娘の恋人を殺した父と、警官になった長女、半グレ組織が睨みあう。主演は佐々木蔵之介。共演は齋藤飛鳥、高橋恭平、津田健次郎、宮世琉弥、木村多江ら。健闘しているのは、公開7週目の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。ほかの作品が軒並み順位を下げている中、先週より順位を上げて4位となった。7位には、『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』が初登場。2023年夏に最終回を迎えたTVシリーズ『仮面ライダーギーツ』の、劇場版のその後を坂本浩一監督が描いたVネクスト版作品。人類滅亡を企てる敵の登場に、世界を守るためライダーが立ち上がる。簡秀吉らTVシリーズのキャスト陣が出演する他、ゲストに萩谷慧悟、松永有紗、碓井将大を迎えた。そのほか初登場組では、『映画しまじろう「ミラクルじまのなないろカーネーション」』が9位に。子供向け教材・こどもちゃれんじ35周年を記念して製作された『映画しまじろう』シリーズ第10弾。不思議な力を持つ男の子としまじろうが、魔法使いに奪われた願いがかなう花を取り戻そうとする。監督は河村友宏。声の出演は南央美、高橋美紀、山崎たくみらの他、オリジナルキャラクターはJO1の木全翔也ら。今週は『デューン 砂の惑星PART2』『変な家』『FLY! フライ!』『恋わずらいのエリー』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』2位『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』3位『映画 マイホームヒーロー』4位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』5位『マッチング』6位『ARGYLLE/アーガイル』7位『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』8位『52ヘルツのクジラたち』9位『映画しまじろう「ミラクルじまのなないろカーネーション」』10位『ゴールデンカムイ』
2024年03月11日新国立劇場2024/2025シーズン演劇のラインアップが発表された。2月28日に実施された説明会には新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子が登壇し、上演作品や新たな取り組みについて説明した。ロシアのウクライナ侵攻が始まった頃にプランを立てた作品が多いと話す小川。「失ったり、不安になったり、傷ついたり、恐怖を感じたり、その中でもなんとか生きて未来への希望を見出したいと葛藤する人々を丁寧に描く物語が、多く集まったと思います」と述べたうえで、各作品の説明に移った。■『ピローマン』(2024年10月8日〜27日)(左から)成河、亀田佳明作:マーティン・マクドナー翻訳・演出:小川絵梨子出演:成河、亀田佳明、斉藤直樹、松田慎也、大滝寛、那須佐代子イギリスの劇作家、映画監督であるマーティン・マクドナーの人気作が登場。日本でも人気の高い作品だ。翻訳・演出は小川絵梨子が手がける。「10年ほど前、新国立劇場ではないところで一度演出していますが、キャストやコンセプトなどを一新した形でのお届けになると思います。ある架空の国で、非常に理不尽な状況などがある中で、ある作家を中心に描かれる物語です。理不尽な世の中で、物語を生み出す作り手の意義、そして責任、物語が紡ぎ出していくべき希望について問う作品になればと考えています」(小川)。■『テーバイ』(2024年11月7日〜24日、新作)(上段 左から)植本純米、加藤理恵、今井朋彦(下段 左から)久保酎吉、池田有希子、木戸邑弥原作:ソポクレス『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』『アンティゴネ』翻訳:高津春繁(『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』)、呉 茂一(『アンティゴネ』)による構成・上演台本・演出:船岩祐太出演:植本純米、加藤理恵、今井朋彦、久保酎吉、池田有希子、木戸邑弥 ほか新国立劇場初登場となる船岩祐太が構成、上演台本、演出を担う。ソポクレスの『オイディプス王』、『コロノスのオイディプス』、『アンティゴネ』を下敷きとした物語だ。「私の任期に始まり、続けている“こつこつプロジェクト”から上がってきた作品です。既に1年以上の“こつこつ”を続け、さらに稽古をしての上演となります。オイディプスの運命や、クレオンが権力者になっていくまでの、そこでの葛藤と、人間のもつ不安、迷い、ある種の自己欺瞞などによる苦難、困難を体験しながら、テーバイの土地で生きていこうとする人々、為政者を描く物語です」(小川)。■『白衛軍 The White Guard』(2024年12月3日〜22日、日本初演)(上段 左から)村井良大、前田亜季(下段 左から)上山竜治、大場泰正、大鷹明良作:ミハイル・ブルガーコフ英語台本:アンドリュー・アプトン翻訳:小田島創志演出:上村聡史出演:村井良大、前田亜季、上山竜治、大場泰正、大鷹明良 ほかブルガーコフの小説を、オーストラリアの作家アンドリュー・アプトンが戯曲化。「ロシア革命直後、ソビエト政権が誕生したときのキーウにいたある一家の物語を描いています。戦争、侵略という、あらゆる正義の名のもとに行われている破壊活動は、人々の人生、家族の生き方、個人の思い、そしてもちろん命というものを潰していってしまう。まさしくいまに繋がっている物語かと思います」(小川)。演出は上村聡史が担当する。■こつこつプロジェクト Studio公演『夜の道づれ』(2025年4月)(上段 左から)石橋徹郎、金子岳憲(下段 左から)林田航平、峰 一作、滝沢花野作:三好十郎演出:柳沼昭徳出演:石橋徹郎、金子岳憲、林田航平、峰一作、滝沢花野三好十郎作品を、新国立劇場初登場の柳沼昭徳が演出する。「元々ラジオドラマとして書かれ、三好さんの作品の中でもあまり上演されていない作品だと思います。主人公のふたりはまさしくこの、(新国立劇場が面している)甲州街道沿いをずっと歩いている。戦後の日本で、夜中の甲州街道をふたりで歩きながら、日本がそれまでどのように歩んできたのか、そしてどのような道を進む選択して歩んでいくべきかというのを問いかける作品です」(小川)。『テーバイ』と同じく第2期こつこつプロジェクトからの作品で、通常より小規模かつ簡素に上演する試演という位置付けとなる。これまでクローズドで展開してきた“こつこつプロジェクト”だが、小川は「料金をなるべく低価格にして、たくさんのお客さまに観ていただき、お客さまとのトークセッションなどを実施し、さらに作品の強度を上げる、“こつこつプロジェクト”の延長の形という新しい試みを始めます」と意欲的だ。登場人物がほぼ家族のみという作品を通して、いまの日本、世界、社会のありさまを映し出すシリーズ「光景─ここから先へと─」■Vol.1『母』(2025年5月〜6月、海外招聘公演)『母』舞台写真提供:ブルノ国立劇場作:カレル・チャペック演出・上演台本:シュチェパーン・パーツル字幕翻訳:広田敦郎出演:ブルノ国立劇場ドラマ・カンパニー■Vol.2『ザ・ヒューマンズ─人間たち』(2025年6月、日本初演)作:スティーヴン・キャラム翻訳:広田敦郎演出:桑原裕子■Vol.3『消えていくなら朝』(2025年7月、フルオーディション7)作・演出:蓬莱竜太登場人物がほぼ家族のみという作品を取り上げるシリーズ。「社会の最小単位ともいわれる家族。さまざまな家族が織りなす光景として、いまの日本、世界、社会のありさまを映し出し、それを手がかりに皆で考えたり、もう一度出会ったりしていこうということを意図とし、お届けするシリーズです」と小川は語る。1作目の『母』は、カレル・チャペックの『母』。日本初演となる。チェコの共和国のブルノ国立劇場を迎えての招聘公演だ。小川自身がチェコを訪れ、演出家や芸術監督と直接話をしてきたという。「それは有意義なことでした。ブルノ国立劇場はレパートリーシステムをとっており、この作品もそのレパートリーのひとつ。近年、テルアビブでも上演し、大きな評判をよんだそうです。演出家、芸術監督もいらっしゃる予定なので、そこでいろんなお話を聞くという国際交流も必ず、やりたいと思っています」(小川)。『ザ・ヒューマンズ─人間たち』も日本初演作品。アメリカ出身のスティーヴン・キャラムによる戯曲を、桑原裕子の演出で上演。「とても不思議な作品で、家族の日常の会話が描かれてはいるけれど、家族であろうと共有し得ない、もしくは打ち明けられない、という人たちが抱えている、そこはかとない不安、果てしないある種の恐怖みたいなものが、会話の中からこぼれ出していくよう」と小川。近年映画化され、高い評価を得ている。3つ目の『消えていくなら朝』は、蓬莱竜太が2018年に新国立劇場のために書き下ろした作品。蓬莱自身の演出、またフルオーディション企画の第7弾として上演する。「いままさに、稽古場で第2次オーディションが行われており、たくさんの役者さん方のご協力を得ながら進めている。当時でも十分に切実だった宗教2世の問題に切り込んでいる作品。2020年代となった今、さらに鮮明な、そして身近な物語として我々に響いていくのではないかと考えます」(小川)。■こつこつプロジェクト─ディベロップメント─ギャラリープロジェクト「作り手が通常の1カ月の稽古ではできないことを試し、作り、壊して、また作る場にしたい」という小川の思いから始まった「こつこつプロジェクト」第3期がスタートする。演出家は第2期から参加の柳沼昭徳に加え、栗原崇、鈴木アツトが新たに参加する。また、一般の人々を対象としたトークセッションやワークショップなどを実施するギャラリープロジェクトも引き続き展開。さらに小川は「視聴覚に困難を持たれている方にも作品を楽しんでいただけるような公演も、積み重ねていきたい」と意欲を示した。また、新しい作り手、若手の登用のほか、力を入れたいと語ったのが、これまでも実施してきたプレビュー公演だ。「全部の公演ではないのですが、2日間のプレビュー公演を行い、お客さまのアンケートをいただき、3日間ほど劇場を閉める、さらに稽古を積み重ね、デザイナーの方々には作品とのマッチをさらに磨き上げていただく。客観的な目を通したうえで初日を迎えるためのプレビュー公演ですが、様々な演劇の作り方、創造の場を、さらに模索、開拓していくことも積み重ねていきたい」、また、世界の国立劇場とのつながり、国際交流について積極的に繋いでいきたいとも述べた。説明会の後に実施された懇談会でも、小川は記者から寄せられる様々な質問にひとつずつ丁寧に答え、ブルノ国立劇場での出会い、経験について、フルオーディション企画の手応えなどに触れた。あらためて質問が寄せられたプレビュー公演については、「作っていると、どんどん主観に入っていってしまう。プレビューというのは、観客の新しい視点を組み入れながら作品を立ち上げていくシステム。プレビューをすることがどういうことなのか、劇場側の我々も体験をして、その意義をこの先も問うていきたい」と、力を込めて語った。実施にあたっては日程調整の難しさがつきまとうが、2024年10月の『ピローマン』では既にプレビュー公演実施が決定。こうした様々な取り組みを通して、多くの人の心に響く、より力強い舞台が実現されることを期待したい。取材・文 加藤智子
2024年03月08日劇場版シリーズ第27作目となる最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の公開を記念して、「Hulu」では歴代の劇場版5作品を3月22日(金)より先行配信することが決定した。青山剛昌によるコミックスは、全世界累計発行部数2.7億部を突破し、昨年公開の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は興行収入138.8億円突破のシリーズ史上最高記録を更新と、子どもから大人まで大人気の「名探偵コナン」。今回Hulu先行配信が決定した5作品は、怪盗キッドと服部平次が劇場版に初登場した『劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師』(’99)、『劇場版 名探偵コナン 迷宮の十字路』(’03)、『劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵』(’15)、『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌』(’17)、『劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(’22)。また、4月以降も順次、過去作や関連作品を配信予定だ。そして、「名探偵コナン」本編の7年前、警視庁警察学校で同期だった降谷零、松田陣平、伊達航、諸伏景光、萩原研二の鬼塚教場での半年を描いたTVシリーズ「名探偵コナン 警察学校編」を4月に配信。怪盗キッドや服部平次にフィーチャーしたTVシリーズの特別パックと、シーズン27も配信していく。▼「Hulu」配信概要●3月22日(金)から先行配信開始『劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師』『劇場版 名探偵コナン 迷宮の十字路』『劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵』『劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌』『劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁』●3月15日(金)から配信開始<名探偵コナン TV シリーズ特別パック>特別パック(月下の奇術師 怪盗キッドセレクション)全32話特別パック(西の高校生探偵 服部平次セレクション)全31話特別パック(想いよ届け 恋愛セレクション)全30話●3月23日(土)から配信開始名探偵コナン TVシリーズ シーズン27●4月から配信開始名探偵コナン 警察学校編『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は4月12日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:名探偵コナン から紅の恋歌 2017年4月15日より全国東宝系にて公開© 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会名探偵コナン 世紀末の魔術師 1999年4月17日より公開名探偵コナン 迷宮の十字路 2003年4月19日より公開名探偵コナン ハロウィンの花嫁 2022年4月15日より全国東宝系にて公開©2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会名探偵コナン 100万ドルの五稜星 2024年4月12日より全国東宝系にて公開©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年03月08日新国立劇場が2024/2025シーズン、バレエ&ダンスのラインアップを発表した。2月28日に実施した説明会では、吉田都舞踊芸術監督が各演目への思いを述べ、同時に2025年7月に実施するロンドン公演についても意気込みを語った。4つの新制作を含む9演目に取り組む来シーズン、芸術監督として5年目を迎える吉田は「With a Sense of Adventure」をテーマに掲げ、「冒険心を持って」突き進むシーズンとし、新たな挑戦にも一歩踏み出す。吉田が冒頭で触れたのは、昨年実現した劇場内の新スタジオのオープンや、東京医科大学と包括連携協定による医療体制の充実化について。これまでグループで実施していたコンディショニングのセッションも、ダンサー一人ひとりのニーズに応じたパーソナル・コンディショニングに変えたという。芸術監督就任以来、ダンサーを取り巻く環境の改善に積極的に取り組んだ成果といえるが、吉田はよりよい環境づくりへとさらなる意欲を見せる。続いて、吉田自身による各演目の紹介が行われた。■こどものためのバレエ劇場2024『人魚姫〜ある少女の物語』(新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演2024年7月27日~30日)振付:貝川鐵夫音楽:C.ドビュッシー、J.マスネほか新国立劇場で22年間ダンサーとして活躍し、振付家育成プロジェクト「NBJ Choreographic Group」でいくつもの作品を発表してきた、貝川鐵夫による新作だ。同プロジェクトから誕生した全幕バレエはこれが初。こどもも大人も存分に楽しめるバレエをと、吉田も期待を寄せる。■『眠れる森の美女』(2024年10月25日~11月4日)振付:ウエイン・イーグリング(マリウス・プティパ原振付による)音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー2014年に新国立劇場で新制作されたイーグリングによる古典全幕作品。「全12回公演になりますので、きっとデビュー・キャストが多くなると思います。私自身楽しみでもあります」と話す吉田。彼女の薫陶を受けたフレッシュな才能の活躍が期待できそうだ。眠れる森の美女(撮影:鹿摩隆司)■「DANCE to the Future 2024」(2024年10月25日~11月4日)「DANCE to the Future 2024」Choreographic Group作品集「NBJ Choreographic Group」で生まれた選りすぐりの作品を上演するシリーズ。小㞍健太をアドヴァイザーに迎え、ダンサーたちが創作にのぞむ。「すでに2回ワークショップをしていただいて、いろいろな身体の使い方、動きに挑戦したり短い振付にアドヴァイスをもらったりと、勉強になります」(吉田)。■『くるみ割り人形』(12月21日~2025年1月5日)振付:ウエイン・イーグリング音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキークリスマスの風物詩として親しまれている作品だが、新国立劇場では近年、年末年始まで公演期間を延長し、ファンを掴んでいる。「次回は全18回公演とチャレンジングなのですが、今シーズンの年末年始は2万6千人を超える方々にお越しいただき、とても嬉しく思います。公演だけでなく、劇場自体を楽しんでいただきました。キャストについては、デビューもあるかもしれませんね」(吉田)くるみ割り人形(撮影:長谷川清徳)2025年7月には『ジゼル』のロイヤル・オペラハウス公演も■「バレエ・コフレ」(2025年3月14日~3月16日)『エチュード』〈新制作〉振付:ハラルド・ランダー音楽:カール・チェルニー編曲:クヌドーゲ・リーサゲル『精確さによる目眩くスリル』〈新制作〉振付:ウィリアム・フォーサイス、音楽:フランツ・シューベルト『火の鳥』振付:ミハイル・フォーキン、音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキーコフレとはフランス語で宝石箱の意味。バレエのレッスン風景へのオマージュである『エチュード』、鬼才フォーサイスの先鋭的バレエ、ロシアの民話を題材としたバレエ・リュスの傑作と、スタイルの異なる20世紀の3作品を同時に楽しめる魅力的なトリプル・ビルが実現する。吉田自身が好きだという『エチュード』は、以前から上演を希望していたが、著作権保有者から上演許可を得られなかった。「どんなレベルのバレエ団なのか、知らないバレエ団には上演許可は出せないと言われ、そのままコロナ禍へ。でもその後、ありがたいことに先方から『ぜひ上演していただきたい』とご連絡をくださった。とても嬉しく思います」(吉田)。火の鳥(撮影:鹿摩隆司)■Co.山田うん『オバケッタ』(2025年3月29~3月30日)作・振付・演出:山田うん音楽:ヲノサトルダンス公演は、山田うん率いるダンスカンパニーによる、大人もこどもも楽しめる作品を上演。2021年3月に新国立劇場でつくられた本作は、「死んだらみんなどこに行くの?」をテーマに、個性際立つダンサーたちが妖怪や怪物になってあの世と小この世を行ったり来たり、人間の生死を優しく温かく描く。Co.山田うん『オバケッタ』(撮影:長谷川清徳)■『ジゼル』(2025年4月)振付:ジョン・コラリジュール・ペローマリウス・プティパ演出:吉田都音楽:アドルフ・アダンステージング・改訂振付:アラスター・マリオット2022年、新国立劇場開場25周年記念公演として新制作。吉田自ら演出を手がけ、好評を得た。「作品は繰り返し上演することで育っていく」と、再演への意欲、その意義を述べた吉田。3カ月後のロンドン公演への前哨戦ともなる、重要な舞台となる。ジゼル(撮影:鹿摩隆司)■『不思議の国のアリス』(2025年6月12日~6月24日)振付:クリストファー・ウィールドン音楽:ジョビー・タルボット英国ロイヤル・バレエで2011年に上演、ルイス・キャロルの世界をバレエ化、色彩豊かな独創的な舞台は、世界各地の劇場で人気を博した。新国立劇場では2018年に新制作。物語のキーパーソン、手品師/マッドハッター役のタップダンスがユニークな魅力を放つ。「タップダンスに興味のあるダンサーを募ったところ、何名か声を上げてくれて既に練習を始めている。タップは向き不向きもあると思いますし、なかなか難しい役柄。誰が役を掴むのか、楽しみにしているところです」(吉田)。不思議の国のアリス(撮影:長谷川清徳)■「Young NBJ GALA 2025」(2025年7月12日〜13日)パ・ド・ドゥ集『O Solitude』振付:中村恩恵音楽:ヘンリー・パーセル福田圭吾による新作(新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演)2023年秋にも実施した、若手ダンサーを中心としたシリーズ公演。若手がクラシックのパ・ド・ドゥに取り組む難しさを感じた前回の公演を、吉田はしみじみと振り返るが、真摯に、また果敢に挑戦する若手の姿に触れる貴重な機会となる。『O Solitude』は、2013年の「DANCE to the Future」にて新国立劇場初演された中村恩恵によるソロ作品。また、かねてから創作にチャレンジしてきた新国立劇場バレエ団ダンサーの福田圭吾による新作も。ダンサーが振付に取り組む場を与えたのは、2010年から14年に芸術監督を務めたデヴィッド・ビントレーだが、「(『人魚姫』の貝川も福田も)ずっと、たくさんチャレンジしてくれていたダンサーたち。今回こうして新作を依頼できてとても嬉しく思っています。ビントレーさんの思いが実を結んできたのかなと思います」(吉田)。続いて吉田は、2025年7月24日から27日に実施予定のロンドン、ロイヤル・オペラハウスでの『ジゼル』公演についても言及。「これまでにも海外公演を実施しているけれど、いずれも招待公演でした。今回は自ら進んで行くので、心配な部分は数えられないほどあります。まずは、作品。サー・ピーター・ライトの『ジゼル』を踊って育った私ですが、その私が演出した『ジゼル』を……、というプレッシャーは大きく、ダンサーたちについても、 “ちゃんと踊る”だけでは足りない。お客さまに喜んでいただけるレベルまでもっていけるのかという不安はありますが、これまで積み上げてきたものがある。私も含め、覚悟を決めて頑張っていきたいと思います」。海外公演は4年ほど前から準備を進めていたというが、彼女自身がロイヤル・バレエのプリンシパルとして数々の作品に主演したロイヤル・オペラハウスの舞台に、ダンサーたちを連れていってあげたいという強い思いがあった。「あの舞台のあの空気、あのお客さまの前で、実際に踊ってみないとわからないことがある。それを経験したあとのダンサーの変化がとても楽しみですし、だからこそ、今後はどんどん自分たちから海外公演を実施していく必要があると思っています」。コロナ禍の厳しい時期を乗り越え、医療分野を含むダンサーたちの環境改善、公演回数を増やすこと、若手活躍の場つくること、さらには海外公演と、ダンサーたちの未来を見据えての芸術監督の取り組みは多岐にわたる。来シーズン、彼らの進化を実感できるシーズンとなりそうだ。取材・文:加藤智子
2024年03月07日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)では日曜よる7時より劇場版アニメや長編アニメに特化した『日曜アニメ劇場』を放送しています。4月7日は「劇場版 ブラック・ジャック」をお届けします。©手塚プロダクション/松竹1.「劇場版 ブラック・ジャック」について4月7日(日)よる7時~その男、メスを握れば‟神“となる。「ブラック・ジャック」は、漫画家手塚治虫の代表作の一つ。今回の作品の監督は出崎統。キャラクターデザイン、作画監督は杉野昭夫。手塚治虫の原作にはないオリジナル・ストーリーを映像化。■ストーリー1996年のオリンピック。10種類以上の競技で驚異的な世界新記録が樹立され、これまでの人間の常識を覆す記録を打ち立てた選手たちは〈超人類〉ともてはやされた。〈超人類〉の出現はスポーツ界のみならず、芸術、科学の分野にも及び、それぞれの分野に異常とも言うべき革新と進歩をもたらしていた。そんな折り、以前治療した少女に新たな病気が併発した事を聞きつけ、ロンドンを訪れたブラック・ジャック。しかし到着時にはすでに手の施せない状態のまま少女は息絶えた。そして少女の病理解剖に立ち会い愕然とする。その14歳の少女の臓器は、まるで90歳の老人のもののように使い古された状態だったのである。誰が、そして何のために?隠された陰謀に気づいたブラック・ジャックの身に、謎の組織からの魔の手が迫る!■キャストブラック・ジャック:大塚明夫ピノコ:水谷優子エリック・カデリィ:星野充昭ベティ・マッコール:井上喜久子ニコラス・ドリス:若本規夫エレン・シュライア:折笠愛リサ・シーゲル:近藤玲子ジョー・キャロル・ブレーン:涼風真世ほか■スタッフオリジナルキャラクター、原作:手塚治虫監督:出崎統製作:奥山和由、松谷孝征企画:清水義裕、古徳稔、石田康男プロデューサー:宇田川純男、久保田稔、秋葉千晴脚本:森絵都、出崎統脚本協力:手塚プロダクション文芸部キャラクターデザイン、作画監督:杉野昭夫医学監修:永井明演出:吉村文宏美術監督:河野次郎キー・アニメーター:内田裕、大下久馬主題歌「Invisible Love」作詞:岡田冨美子/作曲:鈴木キサブロー/編曲:川村栄二/歌:山根麻衣2.「日曜アニメ劇場」とは新作、旧作、隠れた名作まで毎週日曜よる7時は『日曜アニメ劇場』!劇場版アニメや長編アニメを中心に、映画、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)やTV用に編集されたスペシャル版、時には特別編としてアニソンコンサートや2.5次元作品も?!無料放送ではなかなか出会えない貴重なラインアップでお届けします。 3.掲載時のお願い■コピーライト:©手塚プロダクション/松竹■作品紹介画像のトリミングは不可とします。■その他注意事項:宣伝について、視聴者向け作品紹介であれば凡そ問題ありませんが、例えばプラットフォーム/チャンネルが新規顧客獲得・契約を目的として実施する広告/営業ツール等内での当該作品の映像画像の使用は一切不可となっております。■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』をより深く楽しむため、ここまで烏野と音駒の両校がたどってきた道のりを、プレイバック。日向翔陽「バレー好き?」孤爪研磨「別に なんとなくやってる…嫌いじゃないけど…」(1期/第11話)日向と研磨の初の邂逅は、ほんの偶然から。烏野高校バレーボール部に入部してまもなく、ロードワークに出た日向が道端で出会ったのが、座り込んでゲームをしていた研磨だった。そのときは名前も素性も知らず、カバンの中のバレー用のシューズを見て、嬉しくて声をかけただけ。しかしそのすぐ後、練習試合の相手だったことを知り、互いに興味を惹かれるように。いま思えば、人見知りの研磨が見ず知らずの日向と会話してたことがすごい。夜久衛輔「彼だって相当レベルの高いリベロなのに慢心するどころかひたすら上だけを見てる…恐いっスねェ」夜久衛輔「3番さんのレシーブ凄かったっス」(1期/第13話)ハイレベルなリベロ同士だからこそのリスペクト。初めての音駒との練習試合で、その守備力の高さに苦しめられた烏野。試合後、音駒のリベロ・夜久に話しかける機会を窺っていたのは、烏野で同じくリベロの西谷だった。てらいなくまっすぐに称賛の言葉を口にする西谷に、リベロというポジションへの誇りと、バレーへの真摯な姿勢を感じた夜久。この時点ですでに夜久は、西谷が現状に甘んじず、さらに進化していくことを確信していたはずだ。田中龍之介「なんだお前!けっこうイイ奴だな!」山本猛虎「…お前もな」(1期/第13話)烏野女子マネージャーの美しさを通じて一気に親密に。烏野の田中と音駒の山本は、どちらも熱血で硬派で仲間を大切にする一方、血の気が多く、敵となれば威嚇するという似た習性の持ち主。それゆえ当初は何かというと対立していたが、山本が田中に烏野のマネージャー・清水潔子の名前を尋ねながらも、「(本人に)話しかける勇気は無い」と素直にぶっちゃけたことから一気に打ち解け、互いに意気投合。その後、ライバルながらも固い絆で結ばれた友人関係に発展。日向翔陽「次は… 絶対…必死にさせて俺達が勝ってそんで―“悔しかった”とか“楽しかった”とか「別に」以外のこと言わせるからな!!」(1期/第13話)日向と研磨の因縁はまだまだ始まったばかり。初の烏野vs音駒の練習試合は、3戦やって烏野の全敗。たとえ練習でも勝ちたい日向は、圧勝しながらも淡々としている研磨が不思議でたまらない。「今日勝ってどう…思った?」と尋ねると、返ってきたのは「…別に普通…かなあ」と、やっぱり淡々とした様子。それは、烏野がまだ研磨を熱くさせるほどの対戦相手ではないということでもある。ここから徐々に研磨が変化していく姿が興味深い。黒尾鉄朗「君MB(ミドルブロッカー)ならもう少しブロックの練習した方がいいんじゃない?」(2期/第7話)いまいち本気にならない月島を黒尾がわざと皮肉で挑発。インターハイ予選で青葉城西高校に敗退した烏野は、さらなる成長を求めて、音駒高校と梟谷学園高校、森然高校、生川高校がおこなっている合同合宿に参加することになる。陽が落ちるまで練習した後も、みんなが自主練を続ける中、月島だけはひとり冷めたまま。身長にも頭脳にも恵まれながら、あと一歩を踏み出そうとしない月島のことをもったいないと感じた黒尾は、発奮させようと挑発を試みる。月島蛍「僕は純粋に疑問なんですがどうしてそんなに必死にやるんですか?」(2期/第8話)月島が烏野のブロックの要へと成長を遂げるきっかけに。幼馴染みの山口に「頭脳もセンスも持ってるくせに、どうしてこっから先は無理って線引いちゃうんだよ!」と詰め寄られるも必死になれない月島は、自主練中の黒尾らの元へ赴き、「たかが部活」になぜそんなに必死になるのかと疑問を投げかける。そんなやり取りをきっかけに、黒尾からブロックの技術を学ぶようになった月島は、いつしか烏野のブロックの要へと成長を遂げていく。孤爪研磨「根性って多分最終奥義精神と体力を鍛えてきた者が満を持して発動できるもの」(4期/第18話)つねに淡々と冷静な研磨が語るチームへの信頼。春の高校バレー2回戦で、早流川工業と対戦した音駒。早流川の作戦は、音駒の頭脳である研磨を疲れさせるというもの。体力のない研磨は、敵の作戦通り第2セットで疲労のピークに。しかし、じつはそれも敵の策に乗ったと思わせ相手を翻弄する研磨の戦略だった。粘りと集中力を必要とする作戦だが、「できるよ。みんなは根性の使い手だから」との研磨の言葉に、チームメイトへの信頼が滲む。黒尾鉄朗「チームワークがハマる瞬間ってのは多分お前が思ってるよりずっときもちいいぞ」(OVA『ハイキュー!! 陸VS空』「ボールの“道”」)ひとりよがりだったリエーフがチームワークに目覚める。全国大会への出場権をかけた春の高校バレー東京都予選で、自分がいかに活躍するかばかりを考えているリエーフに対して、チームで勝つことの面白さを説いた黒尾。当初はピンときていなかったリエーフだが、3位決定戦の戸美学園との試合中、すべてのプレーがチームメイトとの連携により成り立っていることを自覚。同期の芝山優生との連係が成功したことで、チームワークの大切さと面白さに気づく。いざ、決戦の舞台へ!(4期/ 第25話)激戦を勝ち抜き、ついに訪れた決戦のとき。春の高校バレー2回戦で、優勝候補と謳われた稲荷崎高校を接戦のうえで破った烏野。そして同じく2回戦で、研磨の見事な戦略により早流川工業を倒した音駒。前日に激闘を制した両校が、決戦の朝、会場前で顔を合わせる。ここまで共に切磋琢磨を重ねてきた両校が、ついに約束の地で邂逅する。互いの長所も短所も知り尽くした好敵手。その結末は、劇場でぜひ目撃してほしい。『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』原作/『ハイキュー!! 』古舘春一(集英社 ジャンプ コミックス)監督・脚本/満仲勧キャラクターデザイン/岸田隆宏総作画監督/千葉崇洋アニメーション制作/Production I.G全国公開中©2024「ハイキュー!!」製作委員会©古舘春一/集英社※『anan』2024年3月6日号より。構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年03月04日『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』ついに公開!烏野vs音駒、因縁の行方は?ひたむきにバレーボールに打ち込む高校生たちの青春を描く『ハイキュー!!』。その魅力は勝者に目が注がれがちなスポーツの世界にあって、バレーを愛するすべての人に光が当てられているところ。主人公・日向翔陽が影山飛雄という相棒を得てチームの要になったように、対戦相手や練習試合の相手、マネージャーやOB、応援団…あらゆるものがそのプレーや勝利を支えている。そのあたたかい視点があるからだ。そんな『ハイキュー!!』で、初期から描かれてきたのが、主人公が通う烏野高校と音駒高校との長年の因縁。これまで何度も練習試合を重ね切磋琢磨してきた両校が、今回の劇場版「ゴミ捨て場の決戦」で初めて公式試合で対戦する。制作陣の熱量に圧倒される!劇場版『ハイキュー!!』のここがすごい。たかがバレーの試合。それでも何かに打ち込んだ経験がある人なら、きっと心震わす瞬間があるはずだ。長きにわたる因縁・ゴミ捨て場の決戦がついに開幕。もともと宮城の烏野と東京の音駒がライバル関係になったのは30年前。現在、烏野のコーチを務める烏養繋心の祖父・烏養一繋と音駒の猫又育史監督とは中学時代にバレーでしのぎを削った仲。しかし高校では直接対決が叶わず、母校の監督となってから、いつか全国大会でと約束していた。すでに退任した一繋の志を孫の繋心が引き継ぎ、過去の約束が果たされると思うと、より胸アツ度が増す。劇場版だからこそ描ける大迫力の試合シーンに注目。アニメ『ハイキュー!!』の魅力のひとつは、バレーの試合を動きのある絵で見られること。テレビシリーズでもあらゆる角度から、さまざまな手法で臨場感のある試合を見せてくれていた。そして今回の劇場版はそこからさらにパワーアップ。迫力たっぷりの映像に、手に汗握ること間違いなしだ。研磨と黒尾の出会いから現在までの歴史に泣ける。今回の主人公ともいうべき存在が、音駒のセッター・孤爪研磨だ。子供の頃から他人と関わるのが苦手で家に引きこもりがちだった研磨。しかし黒尾鉄朗と出会ったことで、気が進まないながらもバレーを始め、体を動かすことが苦手なのにもかかわらずここまで続けてきた。今回、ふたりの歴史が回想シーンで描かれることで、多くを語らない研磨の心情に迫ることができ、共感度は一層増すはず。それぞれの努力の軌跡が進化となってあらわれる。今回描かれる試合は、春の高校バレー3回戦。両校とも、ここにたどり着くまでにさまざまなライバルと対戦し、その中で自らの弱点や多くの課題にぶち当たってきた。もっと上を目指すために、それぞれがその課題と真摯に向き合い、地道な練習を重ねてきた成果、その成長の跡が、試合の中で発揮される。あのときのあの悔しさも、進化のためには必要だったんだと思える。それこそが本作の魅力だ。お馴染みのキャラクターたちも多数登場し場を盛り上げる。両校の戦いには、多くのライバルや仲間たちも注目。上段左からシーンごとに、音駒のリエーフの姉・アリサと猛虎の妹・あかね。音駒と東京予選を戦った戸美学園の大将優と恋人の美華。烏野の田中の姉・冴子。烏野や音駒と合宿をおこなった森然高校の千鹿谷と小鹿野、生川高校の強羅。烏野と宮城大会決勝を戦った白鳥沢学園の五色、天童。月島の兄・明光、烏野OBの滝ノ上、嶋田。両校のライバル校・梟谷学園の赤葦と木兎。知ってる顔が登場するだけでアガる。『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』原作/『ハイキュー!!』古舘春一(集英社 ジャンプ コミックス)監督・脚本/満仲勧キャラクターデザイン/岸田隆宏総作画監督/千葉崇洋アニメーション制作/Production I.G全国公開中©2024「ハイキュー!!」製作委員会©古舘春一/集英社※『anan』2024年3月6日号より。構成、取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年03月04日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)の特別描き下ろしビジュアルが4日、公開された。○■“星”をあしらった新衣装の特別描き下ろしイラスト今回公開されたのは、江戸川コナンや服部平次、怪盗キッドをはじめとした9体の特別描き下ろしビジュアル。キャラクターたちが、同作のイメージカラーである深緑を入れたコーディネートに“星”をあしらったデザインの衣装を身にまとっており、本編にも出てこないレアなビジュアルになっている。今回、平次と遠山和葉の恋の行方も見どころとなる同作。この「五稜星(みちしるべ)ビジュアル」では、ボタンが星の形になっている白シャツ・深緑のボトムスを留める白いベルト・星が散りばめられた足元のワンポイントなど、ほぼペアルックのような恰好に。一方で、平次&和葉よりも先に恋を成就させた工藤新一&毛利蘭も、先輩カップルらしく、胸元に同じ星型のネックレスをしているなど、細部までこだわりが詰まった仕上がりになっている。そのほか、正装である白タキシードはそのままに、星のマークがついたトランプを手にして不敵に笑う怪盗キッドや、大人顔負けのクールさでワンピースを着こなす灰原哀、シンプルながらもスタイリッシュなコーディネートを見せる大岡紅葉・伊織無我の姿も見ることができる。また、今作のカギを握る“日本刀”にかかわる劇場版オリジナルキャラクターと声優キャストも解禁。居合いの達人であり、剣道大会の会場で和葉と出会う大学生・福城聖(ふくしろ ひじり)役に松岡禎丞、聖の父親で重い病を患いつつも、刀への造詣が深い、福城良衛(ふくしろ りょうえ)役を菅生隆之が担当するほか、怪盗キッドが刀を盗むために予告状を出した斧江財閥の現当主・斧江拓三(おのえ たくぞう)役には中博史、土方歳三(津田健次郎)が持っていた星稜刀について詳しい巫女・吉永神子(よしなが みこ)役に高野麻里佳。そして、胸に十文字の切り傷をつけられた殺人事件で、捜査線上に浮かびあがった“死の商人”と呼ばれる日系アメリカ人の武器商人 ブライアン・D・カドクラを銀河万丈が演じる。【編集部MEMO】劇場版『探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年03月04日「#つぶやき市長と議会のオキテ劇場版」2024年5月より公開株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)では、約3年半にわたり安芸高田市長と議会をめぐる動きを取材し、ドキュメンタリーを制作してきました。この度、これまでの未公開映像と追加取材を加えた「#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版」を制作し、5月より公開します。「#つぶやき市長と議会のオキテ 」人口26,000人あまりの安芸高田市に、政治経験ゼロ・37歳の新市長が選出された。市長は「政治の見える化」を掲げ、X(旧Twitter)での情報発信を積極的に行い、市民からの期待も高まるが、最初の議会から紛糾する。効率的で持続可能な市政を目指し、忖度なしで進める市長と根回しを重んじる議会では、双方の手法の違いから軋轢が生まれていく。そのいきさつを次々とオープンにする市長の投稿が決定的な亀裂となり、事態は議会、SNSから法廷までをも舞台にした騒動に発展する。新市長の政治改革は、過疎・高齢化が進む小さな自治体の未来へとつながるのか。劇場公開2024年5月ポレポレ東中野にてロードショー全国順次公開 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月04日大河ドラマ「光る君へ」やドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」と話題作への出演が続く井浦新がアメリカ映画に初主演。映画『東京カウボーイ』が6月7日(金)より劇場公開が決定し、3月1日(金)より開催される第19回大阪アジアン映画祭にてクロージング上映(インターナショナルプレミア)に選出。東京にて舞台挨拶付き特別先行上映会の開催も決まった。昨年から今年2024年にかけて、映画『福田村事件』『アンダーカレント』『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』『ゴールデンカムイ』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』、大河ドラマ「光る君へ」などに出演し、キャリア絶好調の俳優・井浦新がついにアメリカ映画デビュー。上昇志向の強い日本人ビジネスマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を繊細かつ、まっすぐに演じた。映画の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。だが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる――。本作のマーク・マリオット監督はかつて日本の巨匠、山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。そのときの異国体験が作家としての原点となったという。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画。日本のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、“異邦人”が経験する様々な感情を普遍的なヒューマンドラマに作りあげた。心の交流をテーマにした本作には、井浦さんのほかにも日米の文化と言語の微妙なニュアンスを表現できる多彩なスタッフとキャストが集結。脚本は、『マン・フロム・リノ』で数々の映画賞を受賞し、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で脚本&監督を務めたことも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作や、オムニバス映画『TOKYO!/インテリア・デザイン』(ミシェル・ゴンドリー監督)主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷さんは井浦さん扮する主人公の上司であり、恋人でもある役柄でキャストにも名を連ねている。さらに日本を代表する国際派俳優・國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、ゴヤ・ロブレス、ロビン・ワイガートらアメリカのテレビドラマに欠かせない名優たちが牧場の人々として出演。プロデューサーは実写版『ジャングル・ブック』『プーと大人になった僕』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン:レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたディズニー・スタジオ所属プロデューサーのブリガム・テイラー。本作が初のインディペンデント映画となる。井浦新よりコメント「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。『東京カウボーイ』は6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。<舞台挨拶付き 特別先行上映会決定>日時:3月11日(月)19:00の回(上映前舞台挨拶予定)舞台挨拶ゲスト(予定):井浦新、藤谷文子、マーク・マリオット(監督)会場:YEBISU GARDEN CINEMA(渋谷区恵比寿4-20-2恵比寿ガーデンプレイス内)(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日2月21日、新国立劇場が2024/2025シーズンのオペラ・ラインアップを発表。会見を開き、大野和士芸術監督が概要を発表した。シーズン・ラインアップは以下のとおり。●ベッリーニ:夢遊病の女【新制作】© Javier del Real | Teatro Real10月3日(木)~14日(月・祝)[全5公演]指揮:マウリツィオ・ベニーニ演出:バルバラ・リュックアミーナ:ローザ・フェオーラ(ソプラノ)エルヴィーノ:アントニーノ・シラグーザ(テノール)ほか新シーズンの開幕を飾る新制作。ベッリーニ作品が新国立劇場で上演されるのはこれが初めて。かねてから大野芸術監督が標榜している、ベルカント・オペラのレパートリーを増やすという狙いに合う選曲。プロダクションはマドリードのテアトル・レアル、バルセロナのリセウ大劇場、パレルモ・マッシモ劇場との共同制作で、すでにマドリードで初演されている。大野「輝かしい愛の歓びで終わるハッピーエンドのオペラ。演出のリュックは俳優出身で、オペラの世界に新しい光を放ちつつある。巨匠指揮者ベニーニとのコンビネーションをぜひ楽しんで。主役二人は説明不要。とくにフェオーラは、まだ若いがMETをはじめ急激に活躍の場を広げている。大スター、シラグーザとの愛の二重唱が繰り広げられる」●ロッシーニ:ウィリアム・テル(ギヨーム・テル) 【新制作】11月20日(水)~11月30日(土)[全5公演]指揮:大野和士演出・美術・衣裳:ヤニス・コッコスギヨーム・テル:ゲジム・ミシュケタ(バリトン)アルノール・メルクタール:ルネ・バルベラ(テノール)マティルド:オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ)ほかロッシーニ最後のオペラ。序曲は有名だが、オペラ全幕を見る機会はなかなかない。約5時間の大作。オリジナルのフランス語台本による上演(「ウィリアム・テル」という名前はフランス語では「ギヨーム・テル」となる)。大野「演出のコッコスは、コロナ禍の2021年に『夜鳴きうぐいす/イオランタ』がリモートでの演出だったので、オペラパレスには初登場。リリックな性格を描き出すのが上手い。苦しみながらも自由を希求する村人たちの内面性が強く浮かび上がるだろう。テルを歌うのは、この役のスペシャリストのミシュケタ。ただ優美なだけでなく、人を包み込むあたたかさを持った声に惹かれて彼にお願いした」●モーツァルト:魔笛(再演・2018年制作)12月10日(火)~12月15日(日)[全4公演]指揮:トマーシュ・ネトピル演出:ウィリアム・ケントリッジタミーノ:パヴォル・ブレスリック(テノール)パミーナ:九嶋香奈枝(ソプラノ)ほか大野「不思議な世界に連れて行ってくれるケントリッジ演出の《魔笛》。タミーノ役のブレスリックはいまや誰もが推す大スター。タミーノは若い頃から歌っているが、レパートリーを変えず、あたまの真ん中からぴーんと美しい線を描くように声を出す技術を維持しているのは素晴らしい。夜の女王に安井陽子さん、九嶋香奈枝さんがパミーナ・デビュー。パパゲーナには新国立劇場オペラ研修所出身の種谷典子さん。研修所で学んだ成果を発揮してほしい」●ワーグナー:さまよえるオランダ人(再演・2007年制作)新国立劇場「さまよえるオランダ人」2012年公演より撮影:三枝近志2025年1月19日(日)~2月1日(土)[全5公演]指揮:マルク・アルブレヒト演出:マティアス・フォン・シュテークマンオランダ人:エフゲニー・ニキティン(バス・バリトン)ゼンタ:エリザベート・ストリッド(ソプラノ)ほか大野「指揮者アルブレヒトに注目してほしい。オペラ指揮者として指折りの存在で、招聘が難しい指揮者の一人。何回もラブコールしてやっと初登場が叶った。オランダ人役には2012年の同役以来の登場のニキティン。威圧感があって、オランダ人の不思議な性格をよく表現することができるバス・バリトン。ゼンタには新国立劇場初登場のストリッド。“ユーゲント・ドラマティシュ”=若く劇的な声で適役。●ツェムリンスキー:フィレンツェの悲劇/プッチーニ:ジャンニ・スキッキ(再演・2019年制作)2025年2月2日(日)~2月8日(土)[全4公演]指揮:沼尻竜典演出:粟國淳(フィレンツェの悲劇)グイード・バルディ:デヴィッド・ポメロイ(テノール)シモーネ:トーマス・ヨハネス・マイヤー(バリトン)ビアンカ:ナンシー・ヴァイスバッハ(ソプラノ)(ジャンニ・スキッキ)ジャンニ・スキッキ:ピエトロ・スパニョーリ(バリトン)ラウレッタ:三宅理恵(ソプラノ)ほか大野「沼尻・粟國 の名コンビで生まれたプロダクション。シモーネに私たちの『マイスタージンガー』でハンス・ザックスを歌ったマイヤー。スキッキ役のスパニョーリは2017年の《フィガロの結婚》でアルマヴィーヴァ伯爵を歌っているが、その頃よりはるかに声が充実している。しかも面白いことができる歌手なので、ぜひにとお願いした」●ビゼー:カルメン新国立劇場「カルメン」2021年公演より撮影:寺司正彦2025年2月26日(水)~3月8日(土)[全5公演]指揮:ガエタノ・デスピノーサ演出:アレックス・オリエカルメン:サマンサ・ハンキー(メゾソプラノ)ドン・ホセ:アタラ・アヤン(テノール)エスカミーリョ:ルーカス・ゴリンスキー(バス・バリトン)ほか大野「2021年の新制作時はコロナ禍で、人と人の距離を離さなければならなかった。演出のオリエは今回、その距離を詰めて、声の交錯が浮かび上がっているようにしたいと、再来日してくれる。ホセ役のアヤンは若手ナンバーワンとして、強い声で将来を嘱望されているテノール。すでにカルメンで世界的に活躍しているハンキーの深い声と、彼の元気に満ちた強い声が、作品をより劇的にしてくれるはず」●プッチーニ:蝶々夫人2025年5月14日(水)~5月24日(土)[全4公演]指揮:エンリケ・マッツォーラ演出:栗山民也蝶々夫人:小林厚子(ソプラノ)ピンカートン:ホセ・シメリーリャ・ロメロ(テノール)ほか大野「蝶々さんを歌う小林厚子さんは、以前に高校生のためのオペラ鑑賞教室ではこの役を歌っているが、本公演ではこれがこの役のデビュー。彼女の大きなデビューになると思う」●ロッシーニ:セビリアの理髪師2025年5月25日(日)~6月3日(火)[全5公演]指揮:コッラード・ロヴァーリス演出:ヨーゼフ・E.ケップリンガーアルマヴィーヴァ伯爵:ローレンス・ブラウンリー(テノール)ロジーナ:脇園彩(メゾソプラノ)フィガロ:ロベルト・デ・カンディア(バリトン)ほか大野「アルマヴィーヴァのブラウンリー、ロジーナの脇園彩さん、フィガロのデ・カンディア、バジリオの妻屋さん。まさに総スター。これだけの歌手が揃った《セビリア》はなかなかないだろう。こんなにもいろんなキャラクターがあるのかというぐらい、登場人物によって歌い方が違う作品。お客さんにもそのキャラクターの違いを心から楽しんでもらええるはず」●細川俊夫:ナターシャ【新制作/創作委嘱作品・世界初演】2025年8月11日(月・祝)~8月17日(日)[全4公演]指揮:大野和士演出:クリスティアン・レートナターシャ:イルゼ・エーレンス(ソプラノ)アラト:山下裕賀(メゾソプラノ)メフィストの孫:クリスティアン・ミードル(バリトン)ほか大野芸術監督による日本人作曲家委嘱作品シリーズ第3弾。細川俊夫は、大野和士がエクサン・プロヴァンス音楽祭で世界初演した《班女》(2004)や、2018年に新国立劇場で上演された《松風》など、オペラ作品での評価も高い。新作《ナターシャ》は細川自身の原案によるオリジナルのストーリーで、しばしばノーベル文学賞候補の一人としても名の上がる作家・多和田葉子がオペラ台本を手がけているのも注目。新国立劇場の本公演としては異例の8月の公演。大野「この日本人委嘱シリーズで、私がずっと胸に抱いていた作曲家が細川俊夫さんです。どこか不思議な国の話。ウクライナ語を話すナターシャと日本語を話すアラトの二人が、なんとなく通じ合いながら旅をする。二人は現代のさまざまな問題で埋め尽くされている地下の世界へ下りていき、驚き、絶望しながらも、この地獄を自分たちの中に据え置いてはいけないのだと確信し、最初に出会った海辺に戻り肩を寄せ合う……。というのは私の想像(笑)。まだそこまで具体的にはなっていなくて、多和田さんの戯曲がほぼ完成して、そろそろ細川さんの作曲が始まるところです」この数年、コロナ禍で邪魔をされた格好ではあったが、大野監督の周到な計画がもう一度軌道に乗り始めたのを感じるラインアップ。古典から現代まで、喜劇から悲劇まで、オペラの魅力をたっぷり味わえるシーズンになりそうだ。文:宮本 明
2024年02月29日4月19日(金) に公開される映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』のより、 TVアニメ第1期での戦いを振り返る「5分でわかる!ブルーロック」特別映像が公開された。原作は、コミックス累計発行部数3000万部突破、2022年にTVアニメが放送されたマンガ『ブルーロック』(講談社『週刊少年マガジン』連載)。無名の高校生FW・潔世一(cv/浦和希)を主人公に、“ブルーロック(青い監獄)”に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームを戦い抜く。本作では、潔がブルーロックで出会う桁外れのサッカーセンスを持つ凪誠士郎(cv/島﨑信長)の視点で描かれる。特別映像では、個性的なキャラクターたちがそれぞれの能力を覚醒させる名場面や印象的な名セリフが多く切り取られ、閉鎖空間で行われる高校生FWたちの生き残りをかけた“デスゲーム”の模様を映し出す。併せて、第2弾ムビチケカード型の詳細も発表。凪、玲王、潔、蜂楽、國神、千切、凛の全7種が3月1日(金) より発売。7枚セットも同時発売される。「5分でわかる!ブルーロック」<作品情報>『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』4月19日(金) 公開【第2弾ムビチケ】■第2弾ムビチケカード型前売り券(凪、玲王、潔、蜂楽、國神、千切、凛/全7種)3月1日(金) より発売凪、玲王、潔、蜂楽、國神、千切、凛(全7種)価格:(一般券のみ全7種)各1,600円(税込)※デザインはお選びいただけます。※数に限りがございます。無くなり次第終了となります。※舞台挨拶等、特別興行にはご利用いただけない場合がございます。※ムビチケカードは第2弾までの販売となります。※画像はイメージです。実際の商品と異なる場合がございます。■【WEB販売限定】(凪、玲王、潔、蜂楽、國神、千切、凛/7種セット)3月1日(金) より発売価格:(一般)11,200円購入特典:特製ムビチケホルダー(A4)&凪・玲王 ムビチケ風カード特製ムビチケホルダー(A4)※セット販売はWEB限定となります。劇場での販売は予定しておりません。※購入制限につきましては、メイジャー販売サイトよりご確認ください。※ムビチケカードが9枚収納できるホルダーです。※第1弾ムビチケは付属しません。※ムビチケ風カードはムビチケとしては使用できません。※数に限りがございます。無くなり次第終了となります。※特典は非売品です。転売目的のご購入はご遠慮ください。※画像はイメージです。実際の商品と異なる場合がございます。※舞台挨拶等、特別興行にはご利用いただけない場合がございます公式サイト:金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
2024年02月26日2月23日(金・祝)、24日(土)、25日(日) の全国映画動員ランキングは、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が首位の座を守り抜き引き続き1位となった。2位は、初登場の『マッチング』がランクイン。土屋太鳳が主演を務めるサスペンススリラー。親友のすすめでマッチングアプリを始めた女性が、マッチングした男性の執拗なアプローチを受け、次第に周囲の人々の裏の顔が明らかになる。監督は、『ミッドナイトスワン』の内田英治。共演は Snow Manの佐久間大介、金子ノブアキ、杉本哲太、片山萌美ら。公開4週目の『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、引き続き3位をキープ。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は2ランクダウンで4位へと後退した。5位は、初登場の『マダム・ウェブ』。『サスペリア』のダコタ・ジョンソンが主演を務める、マーベル初の本格ミステリーサスペンス。原作コミックでは、知性を武器にスパイダーマンを救うマダム・ウェブが、NYで救命士として働いていた若かりし頃を描く。監督は S・J・クラークソン。共演はシドニー・スウィーニー、セレステ・オコナー、イザベラ・メルセド、タハール・ラヒムら。公開6週目の『ゴールデンカムイ』は、先週よりふたつ順位を落として6位に。公開10週を超えている『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』と『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は根強く順位をキープした。そのほか、初登場では『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』が9位に。2023年放送の『ウルトラマンブレーザー』を、TVシリーズを手がけた塚越隆行の監修のもと、田口清隆監督が映画化。銀河からやって来たウルトラマンブレーザーが、特殊怪獣対応分遣隊SKaRDと協力して、首都を舞台に大怪獣との戦いを繰り広げる。主演は、蕨野友也。共演は、搗宮姫奈、内藤好美ら。今週は『52ヘルツのクジラたち』『ARGYLLE アーガイル』『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』2位『マッチング』3位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』4位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』5位『マダム・ウェブ』6位『ゴールデンカムイ』7位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』8位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』9位『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』10位『身代わり忠臣蔵』
2024年02月26日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の公開を記念し、「名探偵コナンカフェ」が東京・神奈川・愛知・大阪・宮城・札幌・福岡の7都市10会場にて2024年3月29日(金)より順次オープン。『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開記念の限定カフェ劇場版は第27作目となる『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が4月12日(金)より公開されることを記念し、開催される今回の「名探偵コナンカフェ」。“ガーデンパーティー”をテーマに、緑に囲まれたガーデンや花咲くガーデンをイメージしたカフェメニューを展開していく。劇場版の舞台となる北海道・函館をイメージしたメニューや、映画のキーマンとなる服部平次と怪盗キッドをモチーフにしたメニューにも注目だ。なお、フードメニューは前半と後半で一部異なる。コナンや服部平次、怪盗キッドイメージのフードメニューフードメニューでまず目を引くのは、「江戸川コナンのワッフルプレート」だ。店舗で焼き上げた江戸川コナン型のワッフルとともに、トマトクリームソースのミートボールやマッシュポテトを乗せた。また、「怪盗キッドのマーベラスカレー」は、怪盗キッドのシルクハットの形をしたライスが目を引く一品だ。劇場版の舞台 北海道・函館をイメージしており、塩辛じゃがバターやホタテ、海老などを添えて魚介風味に仕上げている。一方で服部平次をイメージしたのはクリームスープのうどん。平次が持っている御守りに見立てた春巻きをのせており、そこには和葉から平次へのメッセージがつづられている。ガーデンを表した華やかなサンド華やかなガーデンをイメージしたガーデンサンドは前半と後半で異なる一皿を用意。前半はスクランブルエッグとベーコンにバジルの風味をきかせた「ガーデンサンド~Leaf~」、後半はエディブルフラワーを使用した華やかな見た目の「ガーデンサンド~Blossom~」が登場する。ホイップクリームたっぷりのパフェデザートのラインナップでは、前半と後半で異なるパフェのラインナップに注目したい。前半では、レモン風味の青色ざりーやマンゴーソースを使用した“工藤新一”をイメージした爽やかなパフェと、たこ焼きに見立てたシュークリームが目を引く“服部平次”をイメージしたパフェが揃う。そして後半では、蝶ネクタイ型変声機型のモナカと青色のムースで“江戸川コナン”を表現したパフェが登場。さらに“怪盗キッド”をイメージしたパフェは、ホイップクリームや青色のヨーグルトムース、マントモチーフの求肥、ハット型のマシュマロで仕上げた。ボトル入りドリンクなどドリンクも各キャラクターをイメージしたカラフルなメニューを展開。より気軽に「名探偵コナンカフェ」を楽しみたいという人には、オリジナルのテイクアウトボトルに入ったパッションフルーツ風味のドリンクがおすすめだ。グッズも盛り沢山そのほか、会場ではファン必見のグッズとして、アクリルスタンドやキーホルダー、缶バッジ、クリアファイルなどが並ぶ。【詳細】「名探偵コナンカフェ」■東京 新宿会場:BOX cafe&space 新宿ミロード1 号店期間:3月29日(金)~7月21日(日)住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロード 7階■東京 池袋会場:BOX cafe&space マツモトキヨシ池袋Part2店期間:4月5日(金)~6月2 3日(日)住所:東京都豊島区東池袋1-22-8 マツモトキヨシ 池袋Part2 店 4 階■東京 原宿会場:BOX cafe&space 原宿アルタ店期間:4月1 9日(金)~6月3 0日(日)住所:東京都渋谷区神宮前1-16-4 原宿アルタ 3 階■神奈川 横浜会場:Collabo_Index ルミネ横浜期間:4月19日(金)~6月16日(日)住所:神奈川県横浜市西区高島2 16 1 ルミネ横浜6 階■愛知 名古屋会場:BOX cafe&space グローバルゲート名古屋1号店期間:4月1 2日(金)~7月2 1日(日)愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート1 階■大阪 梅田会場:BOX cafe&space HEP FIVE店期間:3月29日(金)~7月21日(日)住所:大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 7 階■大阪 心斎橋会場:Collabo_Index SHINSAIBASHI期間:4月2 6日(金)~6月30日(日)住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-6-1 2階■宮城 仙台会場:BALLER:S イオンモール新利府店期間:4月1 9日(金)~6月9日(日)住所:宮城県宮城郡利府町新中道3-1-1 イオンモール新利府南館 2階■北海道 札幌会場:コーチャンフォー新川通り店 カフェ インターリュード期間:4月5日(金)~6月30日(日)住所:北海道札幌市北区新川3条18-1-1■福岡 博多会場:kawara CAFE&DINING KITTE 博多店期間:4月12日(金)~6月9日(日)住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街9-1 KITTE 博多 9階※5月20日(月)はメニュー切り替えのため、全店舗休店予定■先行予約対象期間:3月29日(金)~5月19日(日)予約受付期間:2月21日(水)18:00~3月5日(火)23:59■一般予約:前半対象期間:3月29日(金)~5月19日(日)予約受付期間:3月14日(木)18:00~■一般予約:後半対象期間:5月21日(火)~7月21日(日)予約受付期間:5月10日(金)18:00~※予約開始時間は、エリアごとに開始時刻が異なる。各予約期間同時刻より予約開始。原宿/池袋/新宿 18:00~予約開始梅田/心斎橋/名古屋 20:00~予約開始横浜/仙台/札幌/博多 22:00~予約開始【特典】・事前予約者限定カフェ利用特典事前予約(715円/1名)を利用のうえ、メニューを注文した人に「オリジナルステッカー(全6種)」をランダムで1枚プレゼント。・カフェ来店特典カフェを利用し飲食した人に「ナゾトキブック(全1種)」を1枚プレゼント。ナゾトキをクリアすると「オリジナルステッカー(全12種)」を1枚ランダムでプレゼント。・ドリンク注文特典カフェでドリンクメニューを注文した人に「オリジナル紙コースター(全24種)」を1品につき1枚ランダムでプレゼント。©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年02月24日株式会社トムス・エンタテインメント(本社:東京都中野区 代表取締役社長:竹崎忠)は公開40周年を迎える劇場版アニメ『名探偵ホームズ』を3月22日(金)より1984年版、1986年版の2本立て(デジタルリマスター版/宮崎駿 演出話セレクション)で全国上映いたします。本上映は、国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」(運営:株式会社つみき 本社:東京都目黒区大橋 代表取締役社長:鈴木貴幸)主催のリバイバル上映プロジェクトの一環として開催されます。1月24日の上映決定の解禁後は、X(旧Twitter)でトレンド一位を獲得するなど話題となりました。そんな40年経っても色あせない名作の再上映にあたり、新しく作成された予告編がついに解禁!さらに入場者特典として『名探偵ホームズ』のイメージボードを使用したポストカード(ランダム・4種・ブラインド)の配布も決定いたしました。またプレミアムなアイテムのプレゼントキャンペーンの実施も予定しております。詳細は後日ご案内いたします。劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映_ビジュアル (C) RAI・TMS【劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映 予告編】今回の40周年記念上映にあわせて新しく作成された予告編を解禁!予告編は下記よりご確認ください。 ※2月20日 0:00~4月19日 23:59 日本限定公開【劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映 入場者特典】『名探偵ホームズ』のイメージボードを使用したポストカード(ランダム・4種・ブラインド)を先着・数量限定で配布決定!劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映_入場者特典イメージ※画像はイメージです。※お一人様一回のご鑑賞につき1点の配布。※先着・数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となります。※劇場により数に限りがあります、あらかじめご了承ください。※プレゼントは非売品になります。転売はご遠慮ください。【劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映 作品紹介】<上映作品>『劇場版 名探偵ホームズ 青い紅玉の巻/海底の財宝の巻』(46分)『劇場版 名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件の巻/ドーバー海峡の大空中戦!の巻』(47分)<作品情報>『劇場版 名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻/海底の財宝の巻』1984/日本/46分監督 :宮崎駿脚本 :片渕須直作画監督 :近藤喜文、丹内司、友永和秀キャラクター・デザイン:近藤喜文美術監督 :山本二三撮影監督 :高橋宏固録音監督 :斯波重治音楽 :村松邦男キャスト :柴田イ光彦(※1)、富田耕生、大塚周夫 ほか『劇場版 名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件の巻/ドーバー海峡の大空中戦!の巻』1986/日本/47分監督 :御厨恭輔脚本 :片渕須直絵コンテ、演出 :宮崎駿作画監督 :近藤喜文、友永和秀キャラクターデザイン:近藤喜文美術監督 :影山仁撮影監督 :若菜章夫録音監督 :伊達康将音楽 :羽田健太郎キャスト :広川太一郎、富田耕生、麻上洋子、大塚周夫 ほか<あらすじ>コナン・ドイルの有名推理小説に一味加えてアニメ化。霧の都ロンドンのベーカー街にいるのは、パイプがトレードマークの、その名も高き名探偵ホームズ。助手のワトソンとともに、難解な事件を明晰な頭脳で推理・解決する。推理劇の魅力にアクションやコメディの要素も加わり、楽しく斬新な作品に仕上がっている。登場人物が全て犬に擬人化され、その表情もかなりユニークな「名探偵ホームズ」。本上映では宮崎駿演出の『劇場版 名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻/海底の財宝の巻』(1984年版)、『劇場版 名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件の巻/ドーバー海峡の大空中戦!の巻』(1986年版)の二本立てで上映いたします。【劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映 公開情報】公開日 :2024年3月22日(金)より期間限定上映公開劇場:全国130館※公開劇場は順次追加予定です。※劇場により、上映日・上映期間が異なります。詳しくは各劇場HPでお確かめください。<チケット情報>料金:一般1,600円(税込)/高校生以下1,000円(税込)※各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません。※チケットは各劇場にて販売いたします。提供:トムス・エンタテインメント配給:Filmarks【劇場版アニメ『名探偵ホームズ』40周年記念上映 公開劇場】■3月22日(金)~4月4日(木)[北海道]札幌シネマフロンティア[岩手]フォーラム盛岡[宮城]MOVIX仙台、ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原、イオンシネマ新利府[秋田]イオンシネマ大曲[山形]イオンシネマ天童、フォーラム山形[福島]フォーラム福島[茨城]MOVIXつくば、シネマサンシャイン土浦、ユナイテッド・シネマ水戸[栃木]MOVIX宇都宮[群馬]MOVIX伊勢崎[埼玉]MOVIXさいたま、MOVIX三郷、イオンシネマ春日部、イオンシネマ大井、イオンシネマ熊谷、イオンシネマ川口、ユナイテッド・シネマ新座、ユナイテッド・シネマ ウニクス上里[千葉]MOVIX柏の葉、キネマ旬報シアター(3月23日(土)~)、京成ローザ(10)、イオンシネマ幕張新都心[東京]新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズ、グランドシネマサンシャイン 池袋、MOVIX亀有、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、ユナイテッド・シネマ豊洲、ユナイテッド・シネマとしまえん、イオンシネマ板橋、イオンシネマむさし村山、イオンシネマ シアタス調布、MOVIX昭島、シネマサンシャイン平和島、アップリンク吉祥寺(3月29日(金)~)[神奈川]チネチッタ、イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ新百合ヶ丘、MOVIX橋本、シネプレックス平塚、小田原コロナシネマワールド、109シネマズ川崎[新潟]イオンシネマ新潟西[富山]イオンシネマとなみ[石川]ユナイテッド・シネマ金沢[福井]福井コロナシネマワールド[長野]イオンシネマ松本[岐阜]大垣コロナシネマワールド[静岡]MOVIX清水、シネマサンシャインららぽーと沼津[愛知]ミッドランドスクエア シネマ、ユナイテッド・シネマ豊橋18、ユナイテッド・シネマ稲沢、ユナイテッド・シネマ岡崎、安城コロナシネマワールド、小牧コロナシネマワールド、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ大高[三重]イオンシネマ津[滋賀]イオンシネマ近江八幡[京都]MOVIX京都、イオンシネマ京都桂川、アップリンク京都[大阪]なんばパークスシネマ、MOVIX堺、イオンシネマ シアタス心斎橋[兵庫]MOVIXあまがさき、塚口サンサン劇場、kino cinema神戸国際(※2)、OSシネマズ 神戸ハーバーランド[奈良]ユナイテッド・シネマ橿原[和歌山]イオンシネマ和歌山[岡山]イオンシネマ岡山[広島]福山コロナシネマワールド、イオンシネマ広島西風新都、サロンシネマ1・2[山口]シネマサンシャイン下関[香川]イオンシネマ宇多津[高知]キネマM[福岡]ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ももち、ユナイテッド・シネマなかま16、小倉コロナシネマワールド、イオンシネマ福岡[佐賀]イオンシネマ佐賀大和[熊本]熊本ピカデリー[大分]セントラルシネマ三光[宮崎]セントラルシネマ宮崎[鹿児島]シネマサンシャイン姶良[沖縄]ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添■4月5日(金)~4月18日(木)[北海道]イオンシネマ江別、イオンシネマ旭川駅前[岩手]イオンシネマ北上[宮城]イオンシネマ名取[山形]イオンシネマ三川[福島]イオンシネマ福島[茨城]イオンシネマ守谷[群馬]イオンシネマ太田[埼玉]イオンシネマ浦和美園、イオンシネマ越谷レイクタウン[千葉]イオンシネマ市川妙典、イオンシネマ千葉ニュータウン[東京]イオンシネマ多摩センター、イオンシネマ日の出[神奈川]イオンシネマ海老名、イオンシネマ座間、イオンシネマみなとみらい[新潟]イオンシネマ新潟南[石川]イオンシネマ新小松[岐阜]イオンシネマ各務原[愛知]イオンシネマ長久手、イオンシネマ常滑[三重]イオンシネマ東員[滋賀]イオンシネマ草津[京都]イオンシネマ高の原[大阪]イオンシネマ四條畷、イオンシネマ茨木[兵庫]イオンシネマ加古川、イオンシネマ三田ウッディタウン[山口]イオンシネマ防府[徳島]イオンシネマ徳島[香川]イオンシネマ綾川[愛媛]イオンシネマ今治新都市[福岡]イオンシネマ大野城[熊本]イオンシネマ熊本■4月19日(金)~4月25日(木)[大阪]扇町キネマ※上映日や上映時間は各劇場にご確認ください。※チケット販売は、各劇場にて行います。※一般1,600円(税込)、高校生以下1,000円(税込)(各種サービスデーや他の割引サービスはご利用いただけません)。※劇場情報等の詳細につきましては、下記サイトをご参照ください。 (※1)「柴田イ光彦」の「イ光」は「にんべん+光」が正式表記。(※2)「kino cinema神戸国際」の「e」は「アキュートアクセントを付したe」が正式表記。(C) RAI・TMS 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月20日2月16日(金)、17日(土)、18日(日) の全国映画動員ランキングは、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が初登場1位に輝いた。古舘春一原作の漫画『ハイキュー!!』の劇場版2部作の第1弾。バレーボールに青春を懸ける高校生たちを描いた本作の中で、人気のエピソードの“烏野高校VS音駒高校”の因縁対決を描く。監督は、TV アニメ版『ハイキュー!!』を手がけた満仲勧。声の出演は村瀬歩、石川界人、梶裕貴、中村悠一ら。2位は、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』となり、先週取り返した首位の座を再び明け渡すことに。公開3週目の『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は3位、公開4週目の『ゴールデンカムイ』は4位と、それぞれ順位をひとつ落とした。5位には、初登場の『ボーはおそれている』がランクイン。『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター監督が、ホアキン・フェニックス主演でタッグを組んだ冒険スリラー。母親の突然の訃報を受けて、帰省しようとする怖がりの男性が、玄関を開けた途端に日常とかけ離れた不可思議な世界で冒険を繰り広げていく。共演はネイサン・レイン、エイミー・ライアン、パーカー・ポージー、パティ・ルポーンら。6位以降は、全体的に先週よりランクダウンの傾向だが、公開11週目の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のみが順位を上げている。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』と『ゴジラ-1.0』はついにTOP10圏外となった。今週は『落下の解剖学』『マダム・ウェブ』『マッチング』『ネクスト・ゴール・ウィンズ』『ソウルメイト』『コヴェナント 約束の救出』『犯罪都市 NO WAY OUT』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』2位『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』3位『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』4位『ゴールデンカムイ』5位『ボーはおそれている』6位『身代わり忠臣蔵』7位『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』8位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』9位『夜明けのすべて』10位『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』
2024年02月19日4月12日(金) に公開される劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(読み:みちしるべ)の主題歌が、aikoの新曲「相思相愛」に決定した。劇場版第27作目となる本作の舞台は北海道の函館。とある財閥の収蔵庫に“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次と江戸川コナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて――。主題歌「相思相愛」は、『名探偵コナン』の世界に優しく寄り添うような楽曲。今回のオファーについてaikoは「驚きとともにめちゃくちゃ嬉しくて毎日本当に頑張れました」と大喜びの様子で、「工藤(新一)くんが昔“言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ”と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います」と、工藤新一の名セリフも引用しながら、作品への愛にあふれたコメントを寄せている。また、主題歌を使用した新たな予告映像が公開された。“ビッグジュエル”と呼ばれる宝石を追い求めるキッドが今回狙うのはなぜか日本刀。そんなキッドを追い詰めた平次と屋上で繰り広げられる日本刀バトルは、ダイナミックなアクションの中で、いつでも余裕の笑みを絶やさないキッドが初めて見せるような追い詰められた表情が印象的なシーンとなっている。そして明らかになったキッドの素顔を見て驚く平次の表情と「お前……その顔」というセリフは、今回の劇場版で明かされるという“キッドの真実”とどう関係するのか。その後も、街を巻き込んだ爆発や車に追われるコナン、平次と狐面をつけた謎の人物のつば迫り合いなど、劇場版ならではのスケールで描かれるスリリングなシーンの数々が映し出される。さらに、2003年公開の劇場版『名探偵コナン 迷宮の十字路』(読み:クロスロード)を彷彿とさせるような満開の桜の中で、敵に囲まれる平次といったシチュエーションに加え、五稜郭、畳に残された赤い星、キッドが狙う“星稜刀”によって残された星形の血痕と“星”にまつわる謎を匂わせるシーンも。そしてラストには、函館山山頂から見える100万ドルの夜景の前で向かい合って抱き合うような平次と和葉のふたりの姿が収められている。また、本作の前売券が3月1日(金) に発売されることが決定。劇場限定の特典として全国合計15万名に、原作者の青山剛昌が描き下ろしたティザービジュアルとメインビジュアルが両面に印刷されたオリジナルクリアファイルと、5月4日(土・祝) に発売予定の「名探偵コナントレーディングカードゲーム」シリーズより【限定カード 服部平次&怪盗キッド】がプレゼントされる。名探偵コナントレーディングカードゲーム【限定カード 服部平次&怪盗キッド】■aiko コメント昨年のツアー中に主題歌のお話を頂き、驚きと共にめちゃくちゃ嬉しくて毎日本当に頑張れました。制作スタッフの皆さまが「自由に作ってほしい」と言ってくださったお陰でこの曲が生まれました。大切な人を想う一心で書いた「相思相愛」です。工藤くんが昔「言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ」と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います。■プロデューサー:近藤秀峰・汐口武史・岡田悠平 コメントまずは、今作の主題歌をaikoさんに担当して頂けたことが本当にうれしいです!aikoさんの生み出す柔らかくて鮮烈な感情が、名探偵コナンの世界に新たな彩りを与えてくれると確信していましたが、楽曲が完成するとさらに……!この素敵な楽曲「相思相愛」があのシーンでみなさまのお耳に届くことを思うと、今から胸のドキドキが止まりません。一つ一つの言葉、一音一音を大切に届けたいと思います!劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』予告映像<作品情報>劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』4月12日(金) 公開公式サイト: 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年02月15日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)の主題歌情報と新予告映像が、公開された。今回、『名探偵コナン』と初タッグとなるaikoが、同作の主題歌を担当することが決定。新曲「相思相愛」で同作の世界観に優しく寄り添っている。さらに、aikoが歌う主題歌「相思相愛」を使用した新予告映像も解禁。ビッグジュエルと呼ばれる宝石を追い求めるキッドが、今回狙うのはなぜか日本刀。そんなキッドと服部平次が屋上で繰り広げる日本刀バトルは、いつでも余裕の笑みを絶やさないキッドが初めて見せるような追い詰められた表情が印象的なシーンとなっている。キッドの素顔を見て驚く平次の表情と「お前……その顔」というセリフや、街を巻き込んだ爆発や車に追われるコナン、平次と狐面をつけた謎の人物の鍔迫り合いなど、劇場版ならではのスケールで描かれるスリリングなシーンの数々も収録。また、劇場版『名探偵コナン 迷宮の十字路』(03)を彷彿とさせるような満開の桜の中で敵に囲まれる平次といったシチュエーションに加え、五稜郭、畳に残された赤い星、キッドが狙う“星稜刀”によって残された星形の血痕と“星”にまつわる謎を匂わせる映像など、重要なシーンがちりばめられている。そして、ラストには函館山山頂から見える100万ドルの夜景の前で向かい合って抱き合う平次と和葉の姿が。同作で外せないもう1つの要素である2人の恋の行方にも期待が高まる映像となっている。3月1日からは前売り券の発売がスタート。劇場限定の特典として、全国合計15万名に青山剛昌氏が描き下ろしたティザービジュアルとメインビジュアルが両面に印刷されたオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。コメントは以下の通り。○■aiko昨年のツアー中に主題歌のお話を頂き、驚きと共にめちゃくちゃ嬉しくて毎日本当に頑張れました。制作スタッフの皆さまが「自由に作ってほしい」と言ってくださったお陰でこの曲が生まれました。大切な人を思う一心で書いた「相思相愛」です。工藤くんが昔「言葉じゃなきゃ伝わらない事もあると思ってよ」と言っていましたが、音楽じゃなきゃ伝わらないこともあると信じて歌います。○■近藤秀峰・汐口武史・岡田悠平プロデューサーまずは、今作の主題歌を aiko さんに担当して頂けたことが本当にうれしいです! aikoさんの生み出す柔らかくて鮮烈な感情が、名探偵コナンの世界に新たな彩りを与えてくれると確信していましたが、楽曲が完成するとさらに……! この素敵な楽曲「相思相愛」があのシーンでみなさまのお耳に届くことを思うと、今から胸のドキドキが止まりません。一つ一つの言葉、一音一音を大切に届けたいと思います!【編集部MEMO】劇場版『探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第27弾。今作の舞台は北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影が迫り、恋も事件も波乱の展開が待っていること間違いなしの天下分け目のお宝争奪バトルミステリーが開幕する。(C) 2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年02月15日アニメ「マクロス」シリーズの劇場版作品とライブ映像作品を一挙上映する映画上映イベント「マクロス超時空フェスティバル プレミアム映画祭 at109シネマズプレミアム新宿」が、2024年2月23日(金・祝)から4月7日(日)までの期間で開催される。「マクロス超時空フェスティバル プレミアム映画祭」一般的なシネコンの最大約2.3倍の大きさのプレミアムシートや、故・坂本龍一が監修した音響システム「サイオン(SAION) -SR EDITION-」など、他にはない上質な設備を数多く導入したプレミアムシアター「109シネマズプレミアム新宿」。今回はアニメ「マクロス」シリーズの世界観を楽しめる体験型イベント「マクロス超時空フェスティバル」と連動する形で、同シリーズの映画・映像作品を映画館の大スクリーンで楽しめる。「マクロス」全シリーズの劇場作品を上映中でも特に注目したいのは、シリーズ初の劇場版作品である名作『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』と、OVAシリーズを再編集し新作カットを加えた劇場版『マクロスプラス MOVIE EDITION』。この2作品については、国内でも対応する劇場が数少ない35mmフィルムでの特別上映が行われる予定で、フィルム上映ならではの質感と公開当時の空気感にも注目してほしい。このほか、『劇場版マクロス 7 銀河がオレを呼んでいる!』や『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』、『劇場版マクロスΔ 絶対 LIVE!!!!!!/劇場短編マクロス F 〜時の迷宮〜』など、シリーズ全ての劇場作品が上映予定だ。開催概要「マクロス超時空フェスティバル プレミアム映画祭 at109シネマズプレミアム新宿」開催期間:2024年2月23日(金・祝)〜4月7日(日)場所:109シネマズプレミアム新宿料金:■劇場版作品CLASSS 6,500円(シネマポイント会員6,000円)CLASSA 4,500円(シネマポイント会員4,000円) ※通常料金での案内■ライブ映像作品CLASSS 7,500円(シネマポイント会員7,000円)CLASSA 5,500円(シネマポイント会員5,000円)販売スケジュール:各上映日の3日前0:00より、109シネマズプレミアム新宿公式WEBサイトにて販売開始<上映作品>■劇場版作品『超時空要塞マクロス愛・おぼえていますか』(35mmフィルムでの上映も予定)『マクロスプラス-MOVIEEDITION-』(35mmフィルムでの上映も予定)『劇場版マクロス 7 銀河がオレを呼んでいる!』『マクロス FB7 オレノウタヲキケ!』『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』『劇場版マクロスΔ 絶対 LIVE!!!!!!/劇場短編マクロス F 〜時の迷宮〜』■ライブ映像作品「マクロス F ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]〜まだまだふたりはこれから!私たちの歌を聴け!!〜」「ワルキューレ LIVE 2022 ~Walküre Reborn!~ at 幕張メッセ」「ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~ at 東京有明アリーナ(Day1)」「ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ~Last Mission~ at 幕張メッセ国際展示場(Day6)」
2024年02月11日吉高由里子、永山瑛太、松下奈緒、稲垣吾郎らの出演で昨年、NHKBS4K・8Kで放送された特集ドラマの劇場版『風よ あらしよ 劇場版』の初日舞台挨拶が2月9日(金)に行われ、原作・村山由佳と演出・柳川強が上映前に登壇した。吉川英治文学賞を受賞した村山さんの同名評伝小説を原作に、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当。本作の柳川監督は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の波乱万丈の人生を描いたNHK連続テレビ小説「花子とアン」のディレクターも務めており、本作でも主演を演じきった吉高さんとは9年ぶりのタッグとなった。大正の時代、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた女性、伊藤野枝を描いた本作。作品をイメージした着物をまとった村山さんは、「連載をしていた時の気持ちを思い出します。まさかこんな日が来るなんて、皆さんに映像で観ていただける日が来るなんて思ってもいませんでした」と語り、「原作へのリスペクトをこうして映像にしていただけたということが一番の喜びです」と感謝の念を述べた。また、女性解放運動家・伊藤野枝について「いつかこの人たちを映像で描きたいとずっと思っていました。でも虐殺される人の話、あと社会主義者のお話でもあるので、なかなか難しかった。そんな時に村山さんの本に出合えたんです」と柳川監督が述べると、村山さんは「生まれるのが早すぎたというか。でもあの時代に彼女たちが活動してくれたからこそ今があると思ってます」と、100年前の伊藤野枝が生きた時代と今の私たちの生活についてつなげて話した。当時の女性について「大正時代の女性というのは、すごく男尊女卑の世の中だったんですけど自己主張をするようになってきた世の中なんだな、という気がします」と柳川監督。それに続く形で「確かに、ただあの時代に女がものをいうという、まだ参政権がないような時代ですからね。そういう中で彼女が本当にへこたれないんですよね。まわりから何を言われても何をされても。彼女が持って生まれた魂というか、そういったものが野枝の場合は本当に突出していたと思います」と村山さん。舞台挨拶の最後には柳川監督から「役者さんが、魅力です。主演を演じた吉高由里子さん、僕は10年前に『花子とアン』をやりましたけど、存在感がすごく太くなったという感じがします。そして彼女を取り巻く役者のみなさん、みんな魅力的な人物を魅力的に演じてます。魅力的な人物と魅力的な演者さんをぜひ堪能していただきたいです。100年前と今を結びつけて、皆さんにどう結び付けて感じていただけるかすごく興味があります」とコメント。また村山さんは「2時間でこんなに中身の濃いものを作っていただけるというのは驚きでした。初めて観たときは最初から涙がボロボロでました。みなさんにも気持ちの中にズン、と来るものを感じていただけたらと思います」と初日の観客に向けて改めて感謝を述べて舞台挨拶は終了。上映後には会場で拍手が起こっていた。『風よ あらしよ劇場版』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:風よ あらしよ 劇場版 2024年2月9日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開©風よ あらしよ 2024 ©村山由佳/集英社
2024年02月10日新国立劇場でバレエ『ホフマン物語』が上演される。スコティッシュ・バレエを率いた振付家、ピーター・ダレルによる全幕バレエで、新国立劇場では2015年に新たな美術、衣裳で上演、今回が再再演となる。幕ごとに20代、30代、40代のホフマンの物語が語られるが、各幕でホフマンが恋する女性を主役級女性ダンサーたちが競演する華やかさも魅力。本作三度目の取り組みとなるプリンシパル、小野絢子と米沢唯に、役作りや見どころについて聞いた。ホフマン青年時代の恋人は、バレリーナに憧れる女性まず尋ねたのは、ふたりが演じるアントニアについて。第1幕で人形のオリンピアに恋をしたホフマンだが、続く第2幕ではバレリーナになることを夢見る、ピアノ教師の娘アントニアと恋仲になっている。小野 『ホフマン物語』は、プロローグに登場する初老のホフマンが、過去の三人の女性にまつわる物語を振り返ります。アントニアは彼の青年時代の恋人。オペラでは、歌が大好きだけれど心臓が弱く、歌うと死んでしまうという女性ですが、私たちはバレエに置き換えて表現します。(撮影:鹿摩隆司)米沢 ホフマンの人生の中で、たったひとりの、愛が通じ合った相思相愛の恋人です。この第2幕は多分、ホフマンの人生で一番幸せだった時期ではないでしょうか。小野 この幕には、「ザ・」バレエ・シーンといえる場面があるんです。そこでのアントニアは、アントニアではあるけれどアントニアではない──彼女が夢見ていたバレリーナになって踊るのですが、パートナーは、ホフマン!彼女の中ではそこでもパートナーは彼がいい、ということなのでしょう。理想のパートナーとしてホフマンを巻き込んでしまうんですね(笑)。米沢 普通の女の子からプリマ・バレリーナへ、短時間でガラッと印象が変わるのは大きな見どころですし、演じがいがあります。恋人のホフマンに対して、突然「(つんとすまして)私を持ち上げなさい」というような雰囲気の大プリマになるんですから(笑)。小野 ブレることなく好きなものがあるというのは、バレエ作品のヒロインらしいところですね。米沢 命をかけてでもどうしても踊りたいという思いに突き動かされ、ミラクル博士(実は悪魔)に理性のたがを外され、突っ走った先に死を迎える──大好きなホフマンさえも置いて!そんな情熱的なところにぐっときます。三人目の女性ジュリエッタは“非現実的”アントニアは、プリンシパルとして数々のヒロインを演じてきたふたりにぴったりの役柄といえる。米沢はさらに別日程で、第3幕に登場する三人目の女性ジュリエッタも演じる。年齢を重ね、宗教に帰依したホフマンを誘惑する高級娼婦だ。(撮影:鹿摩隆司)米沢 彼女は完全に 、“女王”。ホフマンを連れてくるのはボスのダーパテュート(実は悪魔)ですが、彼女はホフマンの中にある欲望の世界、そのトップに君臨している女王だと私は考えています。どこか非現実的で、アントニアのように血の通った人という感じがしないように思いませんか?小野 彼の中の気持ちの揺らぎみたいなものを象徴しているように思えますよね。まるで『白鳥の湖』で黒鳥が現れたときと同じく、勝手に落ちていくようにも見受けられます。米沢 誘うとすぐついてきますから(笑)。ホフマンが自分で十字架を作って突き出すというシーンも印象的ですが、それは彼が、彼自身の中にある十字架を持って立ち上がる、ということなのかなと思います。ホフマン役の中でもかなりのハイライトではないでしょうか。このシーンはアントニアの話とも繋がっていると思うんです。彼女の死をずっと悼み続けていても、どうしても女性というものに惹かれてしまう。でも最後は、彼が強く立ち上がることによってダーパテュートとジュリエッタは消え失せる──。それは、十字架からダーパテュートとジュリエッタが逃げたというよりも、彼が立ち上がった、ということが重要なのかなと思うんです。その後、エピローグには再び、初老のホフマンの恋人、オペラ歌手のラ・ステラが登場する。米沢 彼女はオリンピア、アントニア、ジュリエッタという3人の魅力の全てを持ち合わせている人。歌を歌い、丈夫な身体も持っているし、可愛らしさも色気もある。全部を兼ね備えた存在なのだけれど、結局ホフマンはともに生きていくことができない。すべて悪魔が邪魔していることになっていますが、多分、彼自身の問題なのだろうなと思います。小野 人間らしさにあふれたバレエですよね。現実というものはが思いきり描かれている感がある。でもだからといって救いがない感じもしない。ホフマンは辛い思い出を拒絶しているようには感じられません。それらを胸に抱きながら、生きようとしている。だからこそ、初老となったホフマンもただの偏屈で嫌なおじさんではなく、人々が寄ってくるような、愛すべき人物なんですよね。ちょっと影があって──。それが、ホフマンの魅力であり、この物語の魅力なのかなと感じます。(撮影:鹿摩隆司)彼は全然ヒーローではないし、駄目なところもいっぱい見せるし、第1幕ではわりと鼻につくところもある(笑)。舞台を観て、ちょっと自分のことも見直して──という人もいるのではないかなと思います。大人の方は、いろいろ深く感じていただける作品ではないでしょうか。ホフマンを悪の道へと引きずり込む“悪女”に意欲今回の公演では小野は日替わりでふたりのホフマン(福岡雄大、奥村康祐)と対峙し、米沢も二つの役ごとに別のホフマン(井澤駿、奥村康祐)と組んで踊る。相手が変わることで、踊り方や表現は変わってくるのではないだろうか。(撮影:鹿摩隆司)小野 それぞれに違うものになりますし、この作品に関してはやはりホフマンが主導してどんどん物語を組み立てていく。ホフマンの舵取りに従っていくことで、一本筋が通ることになりますから、そこは注意深く取り組んでいきたいですね。男性(ホフマン役)にとってはとんでもない難役だと思います。経験、技術、感性、ダンサーというか、アーティストとしての力量が試される。各々がどのようなホフマンをつくりあげてくるのか、私はとても楽しみにもしています。米沢 私の場合は、どちらの役ものびのびと楽しく、です。ジュリエッタ役として(奥村)康祐さんを悪の道に引き込むのはめちゃくちゃ楽しいです(笑)。2018年に一緒に踊った(福岡)雄大さんのホフマンも好きでした。抗いきれない欲望に苦しんで、とても魅力的な顔をするんです。今回、康祐さんがどんな表現をするのか、すごく楽しみです。(撮影:鹿摩隆司)その可憐な容姿からは想像もつかない発言だが──。米沢 ある時期から──『マクベス』(ウィル・タケット振付、2023年4月世界初演)くらいから吹っ切れて、悪女を演じることが楽しくなりました。以前は一所懸命、自分の内面を迷いながら探ってというところがありましたが。“ホワイト”の役も好きですから、両方できるというのはすごくありがたいです。今回の公演では前芸術監督の大原永子も駆けつけ、リハーサルを指導。スコティッシュ・バレエのプリンシパルとしてピーター・ダレルの薫陶を受け、新国立劇場での本作の上演実現を牽引した彼女だけに、ダンサーたちは皆、大きな信頼を寄せる。米沢 大原先生はよく「ダレルさんは手の使い方が独特」とおっしゃっていました。普通のポール・ド・ブラ(腕の動き)よりもう一つ内側、身体の近くを通りなさい、と。また男性と組むとき、両手を繋いで複雑に絡ませて手で体を回すといった動きが多く、覚えるのが大変でした。一見さらっと踊っているように見えて“玄人受け”する振付ではないかと思います。(撮影:鹿摩隆司)小野 今回、大原先生にリハーサルを見ていただくのは久しぶり。この作品に命を、エネルギーを吹き込んでくださいます。先生がこの作品を振付家から直接習われたということはとても大きいこと。スコティッシュ・バレエではオリンピア、アントニア、ジュリエッタを全部踊られていて、この作品に対して強い思い入れもある。もちろん、リハーサルでは苦労することもあるけれど、先生に指導していただくことで方向性がしっかりと決まりますから、安心ですね。(撮影:鹿摩隆司)取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』振付・台本:ピーター・ダレル音楽:ジャック・オッフェンバック編曲:ジョン・ランチベリー美術:川口直次衣裳:前田文子照明:沢田祐二出演:新国立劇場バレエ団指揮:ポール・マーフィー管弦楽:東京交響楽団2024年2月23日(金・祝)~2月25日(日)会場:東京・新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()公式サイト:
2024年02月10日竹内涼真主演『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』よりメイキングショットが解禁された。2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした本作。地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として注目が集まった。劇場版では、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響(竹内涼真)の最後にして最大の戦いが描かれる。この度解禁されたのは、響(竹内さん)と来美(中条あやみ)のカップルショット、そして今作で新たに登場した大和(高橋文哉)と葵(堀田真由)の幼なじみショットをはじめとした、親子愛・恋人愛・家族愛など、様々な愛の物語を描く“きみセカ”ならではのメイキングショット。実は、ゴーレムが蔓延る終末世界になる以前の幸せな時代に偶然にも出会っていた響と来美、大和と葵の4人。今回茅ケ崎の海で撮影された爽やかな4人の“ダブルカップル”のメイキングショットも到着。無精ひげに白髪が生えた壮絶な世界を生き抜いてきた姿と打って変わって、金髪に自動車整備工姿の響と、襟足を金髪に染めたとび職の扮装をした大和の姿も新鮮だ。ゴーレムウィルスに侵される前の時代とあって、キラキラと眩い4人の笑顔に思わずほっこりとさせられる。さらに、劇中では終末世界でサバイバルを繰り広げる地下街組と呼ばれるキャスト陣が見せる撮影合間のメイキングショットも解禁。竹内さんをはじめとする高橋さん・板垣李光人・窪塚愛流・黒羽麻璃央の地下街組キャストが、“まるで部活のようだった”と口々に語る撮影合間の時間を切り取っている。竹内さんを中心として皆がよいものを作り出そうと語り合う姿、インタビューで一番アクションが大変だったと語るシーンで、竹内さんと高橋さんが監督を交えて何度も真剣に相談する姿も。高橋さんと板垣さんが地べたに座りながら談笑する写真もあり、終始雰囲気の良い撮影現場であったことが伝わってくる。さらに、Season3で一躍話題となった首藤の息子演じる須賀健太と、その横には劇中で“最大の敵”として凄みを魅せた吉田鋼太郎が、柔和な笑顔でピースサインをする2ショット写真や初日舞台挨拶で「響を追う謎の女性」と名乗る吉柳咲良の笑顔零れるクランクアップ姿などが収められている。『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 君と世界が終わる日に FINAL 2024年1月26日より全国にて公開ⓒ2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
2024年02月02日