オープンキッチンから届けられる、音や香りも醍醐味フランス人をも魅了する四季折々のジャパニーズフレンチ一日二組までの予約制。大人も子どももゆっくりフレンチを堪能オープンキッチンから届けられる、音や香りも醍醐味ふんわりと立ち上る香りに、ジュワッとあがる炎……。【m-u.paysage】は、シェフの技をオープンキッチンで愉しめるフレンチレストランです。「お好み焼き文化のある広島だからこそ、調理の様子も愉しんでもらえたら」とオーナーシェフの中村氏は話します。ビル8階にある隠れ家的な空間同店では、日本人の味覚に合わせられるようフランス料理の技法を駆使。普段あまりフレンチに親しみのない方や子どもでもおいしく召し上がっていただけるよう、味付け等に創意工夫を凝らしています。さらに、日本の旬の食材をふんだんに取り入れ、シェフの感性で華やかな逸品に仕上げます。フランス人のお客様からは、「日本でしか味わえないおいしさ!まさにジャパニーズフレンチ」と言われるそう。特等席はカウンター席。オープンキッチンなので料理ができあがっていく様を目の前で楽しめますフランス人をも魅了する四季折々の「ジャパニーズフレンチ」を、五感で味わう贅沢な時間は、会話も楽しく弾むことでしょう。フランス人をも魅了する四季折々のジャパニーズフレンチ料理の内容は月ごとに変更するため、訪れるたびに季節の味わいを楽しむことができます。それでは同店の料理一例をご紹介しましょう。『パテをキャベツに包んで濃厚なトマトソースと佐東町の枝豆の香り』上質な肉でつくるパテを、フレッシュトマトを凝縮したソースで味わいます。トマトと合わせることで肉の旨みがさらに引き出され、至福の味わいに。香り高い枝豆がアクセント旬を愉しむ『月ごとのスペシャリテコース』彩りもゆたかに、季節感を愉しめるシェフのスペシャリテコース。旬の食材をふんだんに使い、日本ならではの「ジャパニーズフレンチ」を存分に堪能できます。旬素材を使用したスペシャルコース『市場からの魚と車海老サフランの白ワインソース』白身魚のふんわり感に、瑞々しいかぶや、魚卵のプチプチとした食感がアクセントになった愉しい季節の一皿です。8月は夏の日差しや向日葵を思わせる、鮮やかな黄色をテーマにしたコース仕立てで。色鮮やかな食材、それを引き立たせる器、こだわりの盛り付け。味覚だけではなく視覚でも楽しめます一日二組までの予約制。大人も子どももゆっくりフレンチを堪能料理と一緒に楽しみたいワインは、各国からシェフ自ら厳選し入荷しています。中でもカリフォルニアの「TATEDOG(テート・ドッグ)」は、そのおいしさに感動したシェフが業者に依頼し輸入している人気の銘柄です。料理とのペアリングも自在同店はなんと一日二組までの予約というから驚くばかり。親子二世代、三世代など、大人から子どもまで、ゆっくり本格フレンチを満喫してほしいとの、シェフの心がうれしい限りです。料理人プロフィール:中村政司(ナカムラマサシ)さん1970年、広島県生まれ。一般企業に就職し様々な仕事をする中で、お客様との距離が近くダイレクトに喜びを共有できる食の仕事に興味を持つようになり転職。27歳で、リーガロイヤルホテル広島にて、コーヒーショップ、メインダイニング、宴会と料理の修業を開始。その後、フランス料理店や会員制レストランでも腕を磨き、料理長として活躍。50歳までに自身の店をとの夢を叶え、2017年6月【m-u.paysage】をオープンさせる。m-u.paysage【エリア】流川/薬研堀【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】12000円【アクセス】胡町駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年07月04日2020年11月にオープンして以来、モダンフランス料理を艶やかな雰囲気の中で味わえると人気を博してきた丸の内の〈THE UPPER(アッパー)〉。そんな同店10階にて、2022年5⽉17⽇(⽕)よりパートナーシェフである⼤阪・本町〈La Cime(ラ シーム)〉⾼⽥裕介シェフの原点である、フランスのブラッスリーメニューの提供がスタートしました。“TOKYO CLASSIC RESTAURANT”を掲げる〈THE UPPER〉。〈THE UPPER〉10階店内席の様子。店内のインテリアは「Luchetti Krelle」が担当。10階には太陽の光が振り注ぐ開放的なテラス席も。〈丸の内テラス〉内の9階と10階に位置し、“TOKYO CLASSIC RESTAURANT”をコンセプトに掲げる〈THE UPPER〉。〈Asia’s 50 Best Resaurant 2022〉で6位にランクインし、『ミシュランガイド関西』では2016 年度からは4年連続で2ツ星に選出されている大阪〈La Cime〉の高田裕介シェフとパートナーシップを組んでいます。サーモンマリネやリヨン風サラダなど、ブラッスリーメニューが新登場。上質なサーモンをスパイスや塩胡椒をはじめ、⿂介と相性が良いハーブ、ディルでマリネした「サーモンのマリネ」1,700円。「サラダ・リヨネーズ-リヨン風サラダ-」1,650円。「パテ・ド・カンパーニュ」1,600円。そんな〈THE UPPER〉の10階にて2022年5⽉17⽇(⽕)より提供開始されたのが、ブラッスリーメニュー。⽇本⼈好みにアレンジを加えることなく、⾼⽥裕介シェフの原点であるフランスの現地さながら、⼤衆的かつカジュアルな料理が約50種類登場しました。冷前菜には「サーモンのマリネ」や、ベーコン、レバーコンフィ、卵を使った「サラダ・リヨネーズ-リヨン風サラダ-」などがラインナップ。豚肉や鳥レバー、ピスタチオを網脂で包んだ「パテ・ド・カンパーニュ」など、ブラッスリーらしいボリューム満点なメニューが魅力的です。「ムール・マニエール」2,100円。温前菜には、地中海に面した南仏を思わせるムール貝の白ワイン蒸し「ムール・マニエール」や、伝統的な豚⾁を使⽤したソーセージにチーズでたっぷりと⾵味をつけたジャガイモのピュレを添えた「トゥールーズソーセージとアリゴ-チーズ⾵味のジャガイモピュレ-」、ブラッスリーの定番スープとも呼べる「オニオングラタンスープ」などが並びます。ブイヤベースやカスレなど南仏郷土料理にも注目!「鮮⿂のムニエル・ブールノワゼット」3,500円。「シュークルート・アルザス⾵」3,200円。さらに、メイン料理にはカスベの淡⽩な味わいとともに、⾹ばしい焦がしバターとケッパーの酸味を効かせたソースで構成する「鮮⿂のムニエル・ブールノワゼット」や、豚バラ⾁のコンフィと酸味の効かせたシュークルートを合わせた「シュークルート・アルザス⾵」、柔らかく下茹でした⽜タンをシンプルにグリルするボリューム満点の「⽜タンのグリエ・グリビッシュソース」などが登場。「カスレ・ド・マ・グランメール」3,900円。「ブイヤベース マルセイユ風」3,300円。個人的に印象的だったのが南仏の郷土料理である「カスレ・ド・マ・グランメール」。大ぶりの鴨モモ肉や、ソーセージ、白インゲン豆をトマトペーストなどとともに焦げ目がつくまでオーブンで焼き上げていて、野趣あふれる味わいにグイグイと赤ワインが進んでしまいました。このほか、世界三大スープの一つにも数えられている「ブイヤベース マルセイユ風」も、魚介だしの風味の奥深さが素晴らしいので、チェックしていただきたいところ。アルコールのほか、ノンアルコールドリンクも豊富に揃う。ドリンクもボジョレーヌーボーで知られるフランスのボジョレーにて、ガメイ100%で作られた赤ワイン「ポール・ボーデ ボジョレー」など、他ではあまりお目にかかれないワインや、カクテルなど種類豊富に揃います。ブラッスリーということで、どのメニューもシェアすることを前提としたボリュームなので、ワインもボトルで注文し、複数人で楽しくワイワイ楽しみたいところです。9階も7月上旬に新たなプロジェクトが始動!“活気”溢れる開放的なテラスのある空間の中、よりカジュアルに、そして気軽に⽴ち寄ることができる〈THE UPPER〉のブラッスリーメニュー。また、9階も2022年7⽉上旬に新たなプロジェクトとしてさらなる進化を迎えるそう。〈THE UPPER〉の今後の動向にも注目したいところです。〈THE UPPER〉東京都千代田区丸の内1-3-4 丸の内テラス9・10F03-5962-990911:30~23:00(火〜土ランチ15:00LO、ディナー21:30LO、日11:30〜17:30)月休公式サイト
2022年05月24日野菜を愛するナチュラルフレンチ季節を五感で満喫できる、幸せなフルコース地域との絆を大切に、この土地だからこその味を野菜を愛するナチュラルフレンチ半地下に位置する、隠れ家的な名店地下鉄西28丁目駅から徒歩3分。【RestaurantMiYa-Vie】は、日本の心と北海道の旬食材が織りなす、繊細で優雅なフランス料理店です。レストランの顔とも言うべきロゴマークは、シェフの横須賀 雅明さんの愛する野菜をモチーフに。曲線の部分は葉野菜と根野菜を意味し、ふたつの楕円は、実野菜を意味しているのだとか。その愛を裏付けるように、すべてのコース料理は季節の葉野菜・根野菜・実野菜を用いた前菜からスタートします。白とベージュを基調とした、ナチュラルでくつろげる店内白とベージュを基調とした店内は、趣の違う2つの空間に分けられていて、訪れる度に異なる雰囲気を満喫できます。カウンター席は、ラグジュアリーで落ち着けるムード。一方、白一色の板壁に囲まれたテーブル席は、明るくナチュラルな空間です。季節を五感で満喫できる、幸せなフルコース店内には、大切な人との食事や記念日に選びたい、上品な雰囲気漂う個室も完備。ミシュラン星付き店で修業したオーナーが手がける和のエッセンスが加わったフレンチは、「食べるだけで幸せな気分になれる」と評判です。ここからはその中でも、お店オススメの3つのメニューをご紹介します。『衣を纏った穴子、根セロリのピューレ、胡瓜のソース、エゴマとラディッシュ、青梅の酸味』夏の到来を五感で感じられる、彩り豊かで爽やかなひと皿揚げたアナゴにマリネしたきゅうりやラディッシュなどを合わせ、爽やかなソースで仕上げられたひと皿。和の食材を活かした、日本の夏を感じられる逸品です。『江別産黒豚肩ロース、新にんにくと豆乳のクリーム、赤紫蘇を纏ったズッキーニ、苦瓜』旬のズッキーニと赤じそのコラボが目にも爽やかなひと皿夏においしさを増すズッキーニと赤じそを合わせ、日本ならではの夏の味わいが表現されています。旬の素材の味と香りのバランスがよく、イキイキとした旨みをたっぷりと感じられる一品です。『イルフロッタントをイメージに烏龍茶のクリームに浮かべたメレンゲ、ピンクグレープフルーツのコンフィ』烏龍茶の香りを移した爽やかなクリームが魅力の「イルフロッタント」風デザートフランスでは定番のデザート「イルフロッタント」ですが、一般的に使われるアングレーズソースとはひと味違い、烏龍茶の香りをクリームに移し、爽やかな風味に仕上げられています。地域との絆を大切に、この土地だからこその味を食材は地元北海道産、さらに国産に強いこだわりが地域との絆を大切にし、この土地だからこその食材の魅力を、最大限引き出すことに情熱を注ぐ横須賀シェフ。「生産者と近い関係にあることで、素材を最上の状態で調理して提供できる」と断言する、食へのひたむきさはその料理からひしひしと伝わります。料理人プロフィール:横須賀雅明(ヨコスカマサアキ)さん1972年、埼玉県出身。幼い頃から“食”に関心が強く、14歳の時に雑誌に掲載されたフランスの三ツ星シェフの特集を読み、食の世界へ憧れるように。東京のホテルオークラで修業を開始し、その後フランスの三ツ星店など複数のレストランで修業。帰国後、北海道「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の【ミッシェル・ブラス トーヤ・ジャポン】で料理長を経験。2006年に【RestaurantMiYa-Vie】を独立開業。RestaurantMiYa-Vie【エリア】円山公園/西28丁目【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】西28丁目駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年05月20日空間をあたたかく彩る地元作家の器や家具自ら捌き、加工するこだわりのジビエワインセラーには富山産ワインも勢揃い空間をあたたかく彩る地元作家の器や家具木々の温もりが感じられる店内はゆったりとくつろげる非日常の空間JR「富山駅」から車で山道を走ること1時間以上。自然豊かな利賀村で静かに迎えてくれるのが【レヴォ(L’evo)】です。料理を構成するのは、シェフ自らが捌くジビエ、毎日漁港に足を運んで見つける旬魚、山から採ってきた野草や山菜……。前菜からデザートまで、オール富山の料理には谷口氏の富山愛が詰まっています。食器や内装にもこだわり、木々の温もりあふれる店内は非日常の時間が流れています。空間をさりげなく彩るのは、地元作家の手による器の数々シンプルながら存在感のある器や家具やカトラリーも、地元でつくられたものが中心。それは地元作家を応援するという意味合いではなく、一緒に地元を盛り上げるチームとして、ゲストに富山の魅力を伝えたいから。随所に谷口シェフの真摯な思いが感じられます。自ら捌き、加工するこだわりのジビエシェフ渾身のジビエを楽しみに足を運びファンも多い専属の猟師から仕入れるジビエを、このために食肉処理業の免許も取得したというシェフ自らが解体。料理に合わせた適切な下処理と熟成を経て、最高の状しょくにく態で提供します。それでは、ここでしか味わえない逸品の中から、シェフおすすめの3品をご紹介します!『日本鹿』自ら解体、加工するこだわりの品。熟成で旨味を増した『日本鹿』併設の熟成庫で1ヶ月ほど熟成させた『日本鹿』。薪火でやさしく火を入れ、バターや生クリームを使用しない澄んだソースとともに。富山の山奥に来たことをしみじみと実感できるメニューです。『水蛸』包丁の入れ方ひとつで未知なる食感を生み出した『水蛸』サッと炙ったミズダコの足を縦に薄くスライスすることで、噛みごたえがありながら、口の中で溶けたと錯覚する不思議な食感に。大葉オイルと梅の爽やかな味わいともベストマッチ。『大門素麺』富山特産を大胆にアレンジ。アルデンテで楽しむ『大門素麺』富山県砺波市大門地区に伝わる大門素麺は、寒さの中で仕込むことで生まれる弾力が特徴。この素麺を半生に特注し、アルデンテに茹であげて黒部のヤギのチーズのスープともに味わう一品です。ワインセラーには富山産ワインも勢揃い選りすぐりのワインや日本酒にも、シェフの富山愛が感じられるでしょう酒も富山県産が中心。大規模なワインセラーには、常に100種類を越えるストックが並んでいます。さらに日本酒なども富山県産を中心にラインナップ。ここでしか味わえない料理に合うワインや日本酒など、ぜひ気軽にシェフにたずねてみて。決して便利とはいえない場所にありながら、訪れるだけの価値と魅力がある、富山の山奥に佇むオーベルジュ【レヴォ(L’evo)】。理想の地産地消を追求した富山フレンチは、シェフのあふれる富山愛に満ち満ちています。料理人プロフィール:谷口英司さん1976年、大阪府生まれ。和の料理人だった父親の背中を見て育ち、高校卒業後は板前を目指し、宝塚のホテルに入社。そこで洋食の魅力に惹かれ、神戸でフレンチを学んだ後に渡仏し、フランスの三ツ星レストランで修業。帰国後、富山のホテルのレストランのシェフに抜擢され、2014年【レヴォ】を立ち上げる。2020年、自らの理想を形にしたオーベルジュ【レヴォ】を利賀村にオープン。レヴォ(L’evo)【エリア】砺波/五箇山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】25000円【ディナー平均予算】25000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2022年05月16日フランス料理店「ビストロ・パ・マル」に訪れる人々の様々な人間模様が描かれるドラマ「シェフは名探偵」。昨年、テレビ東京で放送され毎回OAを楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。商品画像出典: Amazon シェフは名探偵【テレビ東京オンデマンド】極上の料理と自家製のヴァン・ショー(ホットワイン)が売りの小さなフレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』。 ここの料理長である三舟忍(西島秀俊)は冷静沈着で穏やか、一見すると何を考えているか分からない。でも実は… 「シェフは名探偵」をAmazonで視聴する 「ビストロ・パ・マル」のシェフ三舟役は、ドラマ「きのう何食べた?」やアカデミー賞を受賞した話題の作品「ドライブ・マイ・カー」で主演を務めた西島秀俊さん。「きのう何食べた?」の節約上手で家庭的な料理も良いのですが、コックコートがキリッと似合うシェフの西島さんがつくる、ビストロ料理もどれもとてもおいしそうでした。今年のゴールデンウィークは、のんびりおうちでドラマ「シェフは名探偵」を鑑賞し、「ビストロ・パ・マル」のようなビストロ料理を作ってみるのもいいですね。E・レシピから、おすすめのビストロ料理のレシピをご紹介します!。■まずはこれ、ホッと一息「ホットワイン(ヴァンショー)」のレシピドラマの中で必ず出てくる西島さんのセリフ「ヴァンショーはいかがですか?」辛いことや悩みがあった時ビストロのカウンターでホッと一息ヴァンショーを飲む時間に救われる人たち。あんな空間が近くにあったら通っちゃうなと思いながら観ていました。西島さんに作ってもらいたいという夢は叶いませんが(笑)、自分でもヴァンショーを作ってみましょう。気疲れした時はシナモンをたっぷり効かせて心も体も温めてゆっくり眠ってくださいね。レシピ制作:井手田 幸<材料(2人分)>赤ワイン 260mlグラニュー糖 40gオレンジ(皮) 3~4枚レモン皮(国産) 3~4枚シナモンスティック 1/3本クローブ 1個オレンジ(スライス) 2枚<作り方>1、鍋に赤ワイン、グラニュー糖、オレンジの皮、レモンの皮、シナモンスティック、クローブを入れ、沸騰直前まで火にかける。2、火を止め、オレンジの皮、レモンの皮を取り出し、20~30分置いておく。3、温めなおし、オレンジスライスを加える。グラスに注ぐ。■フランスの伝統料理「カスレ」ドラマではガチョウの肉を使っていましたが、ソーセージがあればおうちでカスレが作れます。レンズ豆は長時間煮込む必要がありません。タンパク質豊富で栄養価も高いのでたくさん作っておくと重宝します。■お店の味を盗みたくなる!「簡単ブイヤベース」魚介の旨味を凝縮させたブイヤベース。スープが残ったらご飯を入れてリゾットにしたりパスタを入れてペスカトーレにしたり色々楽しめます。■心に染み込む「牛肉のワイン煮込み(牛肉のドーヴ)」ドラマでは「牛肉のドーヴ」という名前で登場した「牛肉のワイン煮込み」。「ドーヴ」とは土鍋のような大きな鍋で作る料理という意味だそう。フランスビストロの再現レシピ。心も体も温まります。■フランス版王様ゲーム?「ガレット・デ・ロワ」新年のお祝いに欠かせないフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」。ケーキの中に隠した陶器の人形「フェーブ」が当たった人はその日王様になれる、アーモンドクリームがたっぷり入った贅沢なケーキ。冷凍パイシートがあればおうちでも作れます。生地の中に人形を忍ばせて…王様が誰になるのか楽しみながら切り分けてくださいね。■「シェフは名探偵」の原作、レシピ本を読んでみよう「シェフは名探偵」の原作は近藤史恵さんの人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」。ドラマのレシピ本も販売されているので、ゆっくり休める日に「ビストロ・パ・マル」をおうちで再現して下さいね。商品画像出典: Amazon タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)近藤 史恵 (著)客たちの巻き込まれた不思議な事件や謎を解くのはシェフ三舟商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。 Amazonで詳細・購入 楽天で詳細・購入 商品画像出典: Amazon ビストロ・パ・マルのレシピ帖: ドラマ「シェフは名探偵」(原作:近藤史恵)公式レシピ・ブック小川 奈々 (著)ドラマの料理監修者が原作およびドラマ内に登場するビストロのフランス料理を家庭でも再現できるように、レシピ化。オールカラー。アミューズ、前菜、メイン。デセールが、まさに再現可能になった素敵な一冊。 Amazonで詳細・購入 楽天で詳細・購入
2022年04月23日優美な雰囲気に包まれて、特別感あふれる時間を「ジョエル・ロブション」の集大成を味わう希少な味も楽しめる、2万5000本のワインセラー優美な雰囲気に包まれて、特別感あふれる時間をルイ15世様式の古城を思わせる優美な外観JR恵比寿駅より徒歩5分、恵比寿ガーデンプレイス内にひときわ目を惹く優美な建物に心奪われます。ここが、フレンチエレガンスの神髄を体現するグラン・メゾン【ガストロノミー “ジョエル・ロブション”】。落ち着いた大人のデートや大切な接待などに自信をもって選びたい、憧れの名店です。貴族の邸宅を移築した建物は、内装も華麗でエレガンス華麗な建物の最上階には、「サロン」と呼ばれる優雅な個室が用意されてます。最大4名、8名、16名用の計3室があり、接待や会食、デートなど目的に応じた柔軟な対応が可能。料理はもちろん、特別感あふれるおもてなしが、心に残るひとときを演出してくれます。「ジョエル・ロブション」の集大成を味わう「20世紀最高の料理人」と評されるフレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏の薫陶を受けた関谷健一朗総料理長が生み出す美しき料理の数々。宮廷料理に端を発するフランスの伝統的なスタイルを受け継ぐ味を、コース料理で存分に堪能できます。その中から、オススメの3品をご紹介しましょう!『帆立貝のターバン仕立て』ビスクソースで鮮やかさを添えた『帆立貝のターバン仕立て』ル・テタンジェコンクールでもテーマになったターバン仕立て。丸い型の底にスパゲティを敷き詰め、帆立貝のムースを加えました。周りにビスクソースを流し入れ、エスペレットペッパーと白トリュフのスライスが添えられています。一口ごとに違った味わいが楽しめる、贅沢な一皿です。『牛フィレ肉 フォアグラと抱き合わせローストにし“ロッシーニ”風に仕上げて』牛とフォアグラの食感が絶品『牛フィレ肉 フォアグラと抱き合わせローストにし“ロッシーニ”風に仕上げて』牛フィレ肉の中でも、特に柔らかいシャトーブリアンを使い、フォアグラと共に低温調理。周りを香ばしく焼くことで牛とフォアグラの食感を合わせ、とろけるように仕上げた逸品です。バルサミコソースが、おいしさをより深みのあるものにしてくれます。『キャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム』ジョエル・ロブションを象徴する料理『キャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム』ロブション氏のシグネチャーとも言えるのが、この『キャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクレーム』。白いお皿の中央にカニのサラダを丸く盛り付け、その上にキャビアを贅沢に飾って。周りに甲殻類の柔らかいジュレを敷き詰め、カリフラワーのクリームとパセリのピュレでドットを描いた、斬新なデザインも印象的です。希少な味も楽しめる、2万5000本のワインセラーワインセラーには2万5000本のワインが揃う料理の味をより一層引き立ててくれるワインにも、名店ならではのこだわりが光ります。地下には、専用の空調システムで温度・湿度ともに管理する、約80平米のワインセラーが。2万5000本のワインは9割がフランス産で、大手だけでなく、希少なメゾンのワインも揃っています。15年間、ミシュランガイド東京で三つ星を獲得し続ける【ガストロノミー“ジョエル・ロブション”】。フレンチの伝統、ロブション氏の世界観を映しながらも、常に新たな進化を続ける名店で、大切な人と大切な時間をお過ごしください。料理人プロフィール:関谷 健一朗さん専門学校卒業後、ホテルでの経験を経て、2002年に渡仏。パリにある【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】で、26歳でスーシェフに。2010年より東京の【ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション】のシェフを務める。2018年パリで行われた「<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール」で優勝。2021年11月、国内のロブショングループを統括する総料理長に就任。ガストロノミー“ジョエル・ロブション”【エリア】恵比寿【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】30000円【ディナー平均予算】60000円【アクセス】恵比寿駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年04月21日重厚感とモダンさを兼ね備えた上質な空間日本とフランスの食材が見事に融合落ち着いた個室で極上のワインを重厚感とモダンさを兼ね備えた上質な空間【フランス料理 レ セゾン】は帝国ホテルが誇るメインダイニングJR有楽町駅から徒歩5分の地に立つ、帝国ホテル。超一流のレストランが集うホテル内で、随一の品格を誇るメインダイニングが【フランス料理 レ セゾン】です。フランスの伝統に日本らしさを取り入れた、現代のフランス料理が味わえる至福の空間。大切な人との語らいや、素敵な思い出を紡ぐ場にふさわしいお店です。さまざまなシーンを華やかに演出するモダンな店内2005年にフランソワ・ル・グリによって内装が一新され、上品な華やかさが光る洗練された空間に。重厚感とモダンさを兼ね備えながらもリラックスできる雰囲気は、接待や記念日など、どんなシーンでも間違いなく特別な時間を演出してくれます。日本とフランスの食材が見事に融合フランス・シャンパーニュ地方の三つ星レストラン【レ クレイエール】で料理長を務めたティエリー・ヴォワザン氏が来日し、2005年から【フランス料理 レ セゾン】のシェフに就任。クラシックなレシピをもとに、日本ならではの季節感や食材を融合させ、ここでしか味わえない新しいフランス料理を生み出しています。その中から、【フランス料理 レ セゾン】を代表する3品をご紹介します!『鱧とジロール すだち』日本の食材・ハモを使った新感覚の一皿『鱧とジロール すだち』フランス料理のクラシックな組み合わせ“魚ときのこ”を、日本ならではの食材・ハモで表現した一皿。ハモは日本料理同様に骨切りし、皮目から焼いてふっくらと仕上げています。ハモときのこのだしをベースに、すだちの果汁を加えたほどよい酸味のソースとのハーモニーも絶妙です。(※季節により提供のない時期があります)『トリュフのパイ包み焼き』ナイフを入れた瞬間立ち上る香りがたまらない『トリュフのパイ包み焼き』シェフのヴォワザン氏が師事したフランスの三つ星シェフ、ジェラール・ボワイエ氏直伝の贅沢な一品。フォアグラを塗ったトリュフを丸ごとパイで包み、軽く焼き上げています。黒トリュフをたっぷり加えたソースペリグーとともにいただくと、さらに幸せな気分になれるでしょう。ぜひ、アラカルトでご注文を。『マスのアラミニッツ』富士のマスを使ったオリジナルメニュー『マスのアラミニッツ』フランス・シャンパーニュ地方の三つ星レストラン【レ クレイエール】のスペシャリテ、『スモークサーモンのアラミニッツ』を日本風にアレンジ。サーモンを富士のマスに置き換え、1分ほどさっと燻してスモークし、キャビアクリーム、みかんのチャツネ、クミンのビネグレッドを添えました。(※季節により提供のない時期があります)落ち着いた個室で極上のワインを13カ国600種類のワインを最高の状態で提供600種のワインのうち、422種がフランス産。なかでも87銘柄から選べる、シャンパーニュの品揃えは圧巻です。ワインに詳しくなくても、ソムリエが料理や好みに合うワインを提案してくれるのでご安心を。グラス一杯から頼めるので、気軽に相談してください。どんなシーンでも安心して使える個室も完備より落ち着いて食事を楽しめるよう、2~12人まで利用できる個室を完備。通常のコースメニューはもちろん、杉本東京料理長が一日一組をもてなすオートクチュールコース「アンティミテ」も開催されます。家族のお祝い事や、大切な接待などにもオススメです。店名が示す通り、季節感を大切にしている【フランス料理 レ セゾン】。季節ごとの素材がもつおいしさを最大限に引き出すため、トリュフなどフランスから取り寄せるものもあれば、日本ならではの食材を用いることも。600種類を超えるワインと合わせ、これぞフランス料理という極上の味を、存分に堪能してください。料理人プロフィール:ティエリー・ヴォワザンさんフランス・シャンパーニュ地方の名店【ボワイエ・レ・クレイエール】のオーナー、ジェラール・ボワイエ氏に師事し、その後【レ クレイエール】のシェフに就任。2005年1月より、帝国ホテル 東京【フランス料理 レセゾン】のシェフを務める。食材の四季を大切にし、卓越したセンスで織り成す料理は高い評価を得ている。フランス料理レセゾン【エリア】新橋/汐留【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8500円【ディナー平均予算】21000円【アクセス】有楽町駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年04月14日イタリア料理やフランス料理で使われるケッパー。ケッパーは、地中海沿岸に自生しているフウチョウボクという植物のつぼみを酢漬けしたもの。料理の味を引き締め深い風味を添える小粒ながら本格的な味の決め手になる名脇役。「ケッパーは何かと使えるので常備するとよい」とフレンチのシェフの知り合いにも強くすすめられました。ケッパーはたまに買っても持て余しがちと思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はぐっとおしゃれに本格風味に仕上がる名脇役ケッパーを効かせた「よそ行きレシピ」をご紹介したいと思います!■大根ステーキケッパーソースいつもの大根ステーキにケッパーをプラスするだけで一気にフレンチ風に仕上がる驚きのレシピ。バターしょうゆにケッパーを加えたこの簡単ソースはカジキマグロやサーモンのムニエル、チキンソテーなど肉や魚にも使える万能ソースです。■オイルサーディンのポテトサラダスライスした玉ネギとケッパーとオイルサーディンが効いた大人のポテトサラダ。ケッパーの塩気と酸味があるのでレモン汁と塩胡椒だけでしっかり味が決まります。オイルサーデインはサッと炒めると臭みが消え香ばしさがプラスされます。覚えておきたい裏技です。■ナスとズッキーニのトマト煮夏野菜のズッキーニとナスを炒め、刻んでケッパーとアンチョビをトマトソースで和えるように軽く煮込んで完成。バケットに乗せたり、パスタに絡めても◎隠し味で砂糖を少し加えると酸味と甘味のバランスが取れてコクが出ます。■アサリとキャベツのケッパー蒸しケッパーの酸味とアサリから出る出汁が絶妙なバランスのキャベツの蒸し物は、柔らかい春キャベツが旨味をグングン吸い込んで無限に食べられる旬のレシピです。白ワインとの相性が抜群なので、作る前に冷蔵庫でしっかり冷やすのを忘れずに。■根菜の豆腐ドレッシング和えゴボウとニンジンといえばキンピラですが、ちょっと趣向を変えて洋食の副菜に豆腐とケッパー、マヨネーズで和えた洋風白和えはいかがですか。根菜類がたっぷり摂れるうれしいレシピです。ケッパーを使いこなせるようになるとちょっぴりよそ行きでおしゃれな食卓が演出できます。週末のブランチや特別な日のディナーにケッパーを使えば、一気にお料理上手になれちゃいます!毎日のご飯作り、楽しみながら頑張っていきましょう。
2022年04月09日グルメイベント「2022 伊勢丹フランス展」が、2022年4月6日(水)から4月11日(月)まで、伊勢丹新宿店 本館6階 催物場にて限定開催される。フランスのおいしいグルメ集結「伊勢丹フランス展」「伊勢丹フランス展」は、フランスのおいしいパンやスイーツが勢ぞろいするグルメイベント。産地の個性が楽しめるワインや、手土産にもぴったりな焼き菓子、自宅ごはんをレベルアップさせてくれる調味料など、フランスの魅力がいっぱい詰まったアイテムが展開される。イートインで味わう出来立てスイーツ中でもイチオシは、会場でしか味わえないイートインの出来立てグルメ。イートインコーナーには、<ラボラトワール ローブ ショウコ ヒラセ><エンメ><スフレ コウジ オオサワ><セイスト>の店舗が参加し、各店自慢のデザートを提案する。<ラボラトワールローブ ショウコ ヒラセ>の「柑橘とハーブのバシュラン」は、ハーブソルベと軽やかな味わいのクレームダンジュを合わせたデザート。さまざまな柑橘を散りばめることで、風味豊かに仕上げている。<スフレ コウジ オオサワ>からは、山椒でアクセントを効かせた「山椒とショコラのスフ」が登場。ショコラのソースや実山椒のエスプーマなどを添えているので、自分好みに“味変”して楽しめる。日本初上陸<ミトロンベーカリー>のレモンパネトーネまた、販売コーナーでは、日本初上陸スイーツを含む、こだわりのメニューを展開。ミシュラン3つ星のレストラン「ミラズール」が手掛ける、ミトロンベーカリーの「レモンパネトーネ」は、中でも日本初登場の注目品。上質なレモンピールを贅沢に練り込んで焼き上げた、“しっとりふわふわ”の焼き菓子・パネトーネは、一度味わうとやみつきに。店舗を持たない<セイスト>のクッキー缶店舗を持たないチョコレートブランドと知られる<セイスト>からは、アマゾンカカオ、フランス産小麦、マダガスカル産のバニラなど、厳選食材を使用した「クッキー缶」が数量限定で発売される。他にも、<レ・ジニシエ>のパンやフランス菓子、<セイスト>と日本酒ブランド・鷹の目(TAKANOME)がコラボレーションしたボンボンショコラや和テイストパフェなどがラインナップする。【詳細】「2022 伊勢丹フランス展」開催期間:2022年4月6日(水)~4月11日(月) 10:00~20:00※イートイン営業時間:10:30~、イートインラストオーダー 各⽇終了30分前。※最終日18:00終了。会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場住所:東京都新宿区新宿3-14-1<メニュー例>■イートイン「サロン・デュ・デセール」・<ラボラトワールローブ ショウコ ヒラセ>柑橘とハーブのバシュラン 各日30点限り1,870円・<スフレ コウジ オオサワ>山椒とショコラのスフレ 各日40点限り2,420円※4月6日(水)〜4月8日(金)・<セイスト×鷹の目>苺とTAKANOME 4,400円※2022年4月9日(土)~11日(月)■販売アイテム・<ミトロンベーカリー>レモンパネトーネ 100点限り 9,396円・<セイスト>Journey 200点限り 3,240円※4月6日(水)〜4月8日(金)
2022年04月04日4月6日~4月11日 、「2022 伊勢丹フランス展」を開催します。パティシエによるアシェットデセールの競演。世界で活躍する日本人によるフレンチやパン。ご自宅での食事やおやつの時間を格上げしてくれる惣菜や食材、調味料、お菓子、産地の個性が楽しめるワイン。そしてお洒落な生活雑貨たち。この春もフランスの魅力がいっぱいの一週間がやってきます。「2022 伊勢丹フランス展」一般会期:4月6日(水)~4月11日(月) 各日午前10時~午後8時[最終日午後6時終了]イートイン営業時間:午前10時30分~ イートインラストオーダー:各日終了30分前会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場目の前で作られる芸術的皿盛りデザート「アシェットデセール」を愉しめる大型集合イートイン「サロン・デュ・デセール」<ラボラトワール ローブ ショウコ ヒラセ>、<エンメ>、<スフレ コウジ オオサワ>(4月6日(水)~4月8日(金))、<セイスト>(4月9日(土)~4月11日(月))、大人気の4店のアシェットデセールやパフェが競演する集合イートインが初登場。フルオープンキッチンでのパティシエたちの技にも魅了されます。■<ラボラトワール ローブ ショウコ ヒラセ>【イートイン】<ラボラトワールローブ ショウコ ヒラセ>柑橘とハーブのバシュラン 各日30点限り 1,870円(1人前/日本製)メレンゲのカップの中には、清々しく豊かな香りのハーブソルベと、軽やかな味わいのクレームダンジュを合わせました。オレンジワインの2種類のジュレと、旬のさまざまな柑橘を散りばめた、爽やかな味わいの一品です。■4月6日(水)~4月8日(金)限定<スフレ コウジ オオサワ>【イートイン】<スフレ コウジ オオサワ>山椒とショコラのスフレ 各日40点限り 2,420円(1人前/日本製)ショコラのスフレに山椒を加え、アクセントのある味に仕上げました。ショコラのソースやアングレーズソース、実山椒のエスプーマで、いろいろな味の変化を。花わさびのアイスとともに。フランス・ボルドーで活躍する実力派シェフの技が光るイートイン<レクスキ>ボルドーワインとともに、和の要素を取り入れたフランス料理と、世界に誇る日本のサービス「おもてなし」を提供している<レクスキ>のイートインが登場します。【イートイン】<レクスキ>「ボルドーの春を味わう」レクスキシェフおすすめコース 5,500円(前菜:白アスパラとコンテチーズのパートブリック包み、メイン:バザス牛サーロインステーキ フリットメゾン/1人前/日本製)フランス・ボルドーで活躍する実力派シェフの技が光るスペシャルコース。ボルドーの豊かな食材の魅力を余すところなく引き出した料理を会場で再現。本場ボルドーの味をご堪能いただけます。フランスで活躍するパティシエールとブーランジェのパンやフランス伝統菓子 <レ・ジニシエ>品田麻衣×<Mei Narusawa>成澤芽衣フランスで活躍するパティシエ・品田麻衣氏とブーランジェ・成澤芽衣氏が、フランスで出会ったことをきっかけに誕生した<レ・ジニシエ>。2017年、フランスで最も権威のあるバゲットトラディションコンクールで、日本人として、また女性として、初優勝を飾った成澤氏のレシピを忠実に再現し、品田氏がていねいに粉から仕込み、焼き上げています。<レ・ジニシエ>×<Mei Narusawa>上:バゲットトラディション 各日200点限り 371円(1個/日本製)左:クロワッサン・オ・ブール 各日100点限り 368円(1個/日本製)右:サンドイッチ・ジャンボン・カマンベール・アブリコ 各日30点限り 1,210円(1個/日本製)2017年フランスのバゲットトラディションコンクールで優勝したレシピそのままに、小麦・塩・水などのすべての材料をフランス産にこだわり、伝統的な製法で作っている「バゲットトラディション」に、ノルマンディ製の香り高いバターをたっぷり使用し、幾重にも折り込んだ「クロワッサン・オ・ブール」。フランス産小麦100%使用のバゲットに、カマンベールチーズ、御茶ノ水のワインビストロ「レピック」の佐藤紘子シェフ特製ロースハムを挟み、アクセントにドライアプリコットを入れて、優しい味に仕上げた「サンドイッチ・ジャンボン・カマンベール・アブリコ」。品田氏と成澤氏のお互いを信頼し、深いリスペクトから生まれた美味しさです。<ミトロンベーカリー>の日本初上陸のレモンパネトーネイタリアとフランスの国境に位置する、レモンが名産のコートダジュールの小さな町マントンにあるレストラン「Mirazur(ミラズール)」。世界各国のガストロノミストたちが世界最高峰と称賛するレストランで、フランス版「ミシュラン2019」で三つ星、2019年版「世界のベストレストラン50」で1位、2020年版「世界のベストシェフ100」で1位と、世界のガストロノミー界の三冠を獲得。2019年~2020年に行われた「COOK JAPAN PROJECT」にも参加。<ミトロンベーカリー>は、その「ミラズール」が2020年にオープンしたベーカリーです。<ミトロンベーカリー>レモンパネトーネ 100点限り 9,396円(500g/フランス製)<ミトロンベーカリー>のシェフブーランジェ・福田大輔氏が、2021年フランスパネトーネ選手権クリエイティブ部門で優勝した際の受賞作品。新鮮で上質なレモンピールを贅沢に使用した、爽やかな味わいのレモンコンフィをふんだんに練り込んだ、しっとりふわふわのパネトーネです。店舗を持たないチョコレートブランド<セイスト>のクッキー缶世界大会優勝ショコラティエで、アルノーラエール日本初出展店舗のシェフを務めた瀧島誠士氏が2021年に立ち上げた店舗を持たないブランド<セイスト>。日本の食材にフォーカスした風味豊かなショコラをお届けしています。<セイスト>Journey 200点限り 3,240円(日本製) ※4月6日(水)~4月8日(金)限りの販売※4月9日(土)~4月11日(月)はイートイン出店になります。奇をてらわずに美味しさを突き詰めたクッキーは、静岡の朝霧乳業で大切に作られたバターをはじめ、風味豊かなアマゾンカカオ、フランス産小麦、マダガスカル産のバニラなど、選びぬいた食材を使い、丁寧に作りあげています。会場では、ワイン銘醸地の多彩なワインも豊富にご紹介いたします。また、ソムリエによるワインセミナー(有料/予約制)や 毎日異なるテーマで楽しめるバーカウンターご用意。日替わりで地方ごとのワインが楽しめる有料試飲バーで、産地ごとの個性を存分に味わっていただけます。特設サイトで詳細をチェック!※価格はすべて税込です。※イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。予めご了承ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年03月31日第40回”ダイエット中もデザート必須”なフランス人達の「置き換えデザート」3月はダイエット・チャンス?クリスマスや大晦日のご馳走を食べ、その後も1月はガレット・ド・ロワ、2月初旬にはシャンドルール(聖母マリアのお清めの日)でクレープ。2月末はマルディ・グラ(カーニバル)で揚げ菓子……と、どうしても、祝い菓子を食べ続けてしまうフランス人。しかも4月初旬からは復活祭。どこもかしこもチョコレートで溢れる。唯一、祝い菓子がないのが3月。つまり「薄着になる春夏に向けてダイエットしておくには3月が最適!?」ということで、多くのフランス人達が3月になると大慌てで節制に挑む。でも和食と違い、料理に砂糖や味醂といった甘味がないフランスでは、食事の最後にデザートを食べることでバランスをとり、締めくくる習慣がついている。そこがフランス人にとってのダイエット難関ポイント!それを克服するために、近年人気なのが、卵やバター、砂糖の代わりに他の食品で作る「置き換えデザート」。日本にも生クリームの代わりに豆腐を使うヘルシー・スイーツなどがありますが、フランスでは何を使うのか。今回はそのフランス版をお楽しみください(左上)1月はガレット・ド・ロワ。(左下)2月初旬のシャンドルールにはクレープ。(右上)2月下旬(今年は3月1日)はマルディ・グラ(カーニバル)で揚げ菓子やワッフル(地方による)。(右下)4月初旬は復活祭チョコ・・・と、キリスト教のカレーム(節食時期)風習により、3月だけ、菓子を食べる祝事がない。ダイエット中、精神安定のためにも、ショコラ(チョコ)は必須!ダイエット中に限らず、健康上&味覚上も最も推奨されているのが、カカオ分70%&85%のチョコ。90%以上になると苦味が強く精神的にも満足感を得られなくなってしまうといわれている。ダイエット中の「置き換えデザート」にはチョコ系レシピが多いが、その際にも一般の菓子用板チョコ(カカオ分50%前後)ではなく、70%や85%が勧められている。「チョコに含まれるポリフェノールやマグネシウムは健康にいい」は、日本でも周知のこと。でも栄養効果よりも何よりも、フランス人にとってチョコは「欠かせぬもの」。コーヒーにもブラックチョコが添えられ、それをかじりながら飲み、「食後にチョコをひとくち食べるだけで落ち着く」という人も多い。「気をつけるべきはカカオの含有量。カカオ分が高ければ糖分は少なく、害はない」ともいわれ、スーパーでも写真のようにカカオ分の高い板チョコを気軽な値段で、自分の好きな%を選んで買うことができる。卵アレルギーにも重宝。「卵白」の代わりに、ヒヨコ豆の煮汁日本でも最近、ベジタリアン料理に最適として注目されている「アクア・ファバ(乾燥豆の煮汁)」。プロテインやファイバー(繊維)も多く含むので腸内環境を整えられ、悪玉コレステロールを下げ、良玉コレステロールを上げるなど健康効果も謳われているが、フランスでも「ヒヨコ豆」の煮汁が人気。煮汁は冷えると化学反応が起き、泡立てるとメレンゲのようになるので、卵アレルギーやヴィーガンの人達もケーキ作りに愛用。ヒヨコ豆の缶1つで、前菜&メイン&デザートヒヨコ豆は、フランス人の大好物。健康食としても知られているけれど、何よりもホクホクと甘く、ボリューム感があり、満足できるのが魅力。ヒヨコ豆の水煮缶を常備している家庭はとても多い。その水煮缶は「中身すべてを使えて捨てるものなし!」の優れモノ。缶1つで、おつまみからメイン料理、デザートまで、簡単に作れてしまう。ポイントは、煮汁をメレンゲに使用するためには事前に冷やすことが必要なので、「ヒヨコ豆の水煮缶は買ったら冷蔵庫で保管してしまう」こと。ヒヨコ豆1缶で作る3つの料理※ボールとザルを用意。豆と煮汁を分け、まずはデザートから着手【ムース・オ・ショコラ】ボールに入れた煮汁に塩を少々。泡立て器でメレンゲ状に泡立てる。卵白メレンゲほど固くはならないが、それでOK。板チョコ200gに水50gをふりかけ、電子レンジで溶かす(一気に溶かさず、10秒ごとに止めて焦げないように確認。徐々に溶かす)溶けたチョコにを少しずつ加え混ぜていくそのままでも、1人分ずつ小さな器に分けても。冷蔵庫で2時間以上冷やせば出来上がり卵白自体は低カロリー。でも通常のムース・オ・ショコラには卵黄も入れるので、結果的にはこのひよこ豆の煮汁・使用の方が、かなりカロリーカットになる。卵アレルギーやコレステロール調整には便利なレシピ。卵使用との味の違いを感じないのが魅力。【フムス】好みの量の豆に水少々、オリーブオイル、ごま油、練りごま(なくてもいい。好みで)、クミンやカレーパウダーなどスパイスを加える。マッシャーや電動ブレンダー、ミキサーなどでミックスする。好みの滑らかさにオイルなどは調整。そのままでも、キュウリやニンジン、セロリなどスティック野菜を添えても。【ヒヨコ豆のカレー風味】フライパンでオリーブオイルとニンニクのスライスを熱し、そこに豆を加え、胡椒やクミン、カレーパウダーなどスパイスを加え炒める。好みでパセリのみじん切りもふりかける。ビールにも合い、ライスにもパンにも合うので、大人も子どもも楽しめる。「バター」の代わりに、ズッキーニ山芋が手に入らない海外在住の日本人達からは「お好み焼きに、山芋の代わりに入れるとフワフワになる!」と愛用されているズッキーニ。ダイエット中やヴィーガンのフランス人達には、バターの代わりに使われている。バターの代わりには、他にもアボカドやサツマ芋もOK。でも95%が水でありながら、ファイバー(繊維)が多いズッキーニが、値段の安さもあってダントツの人気らしい。ズッキーニの風味は皆無。水分が多いお陰で、バターのしっとり感は出る。ただしバター使用より全体の濃厚さは減り、物足りなさはある。【バターなし! ズッキーニの「ガトー・ショコラ」】チョコ200gに50gの水を加え、電子レンジで溶かす(ムース・オ・ショコラと同様、一気に加熱せず、10秒ごとに様子を見ながら)ズッキーニの皮を取り除き、おろす(フランスには大根おろしはないのでチーズ用おろしで以下の写真のような形。日本では大根おろしのようにおろしても、または刺身のツマ状におろしても)溶かしたチョコにズッキーニを混ぜる。卵2個を加える。小麦粉80g(更にライトにしたければコーンスターチでも)とベーキングパウダー10gを加える。味見をして、甘味が足りなすぎれば好みで砂糖を加える。型にクッキングシートを置き、生地を流し込み、160℃のオーブンで40分焼く。「砂糖&バター」の代わりに、熟れすぎ真っ黒バナナ「バナナを長持ちさせる保存法」などがよくSNSでもテーマになっているけれど「置き換えデザート」には黒くなってしまったバナナこそが重宝。砂糖もバターも不要のケーキを作れるからだ。バナナが熟れすぎてしまったり、黒いバナナが安売りになっていたりしたら、作ってみてもいいかも!?【熟れ熟れバナナのガトー・ショコラ】鍋にバナナ3本を入れ、フォークで潰しながら温める。そこに板チョコ200gを加える。ボールに小麦粉80gとコーンスターチ80gとベーキングパウダー10gを混ぜる。に、卵1個を加えて混ぜる。型にクッキングシートを置き、を流し込み、180℃のオーブンで25分焼く。温かい出来立てと、冷やした後の味の違いも楽しい日本女性は「スリムで綺麗」?!「痩せメソッド〜スリムで綺麗な日本女性の秘訣」などという本があったり、「日本人が痩せているのは、ワカメを食べているから。脂肪を燃やし、空腹感を抑える海藻サプリがオススメ!」などという広告もあったりする。サプリではなく、ワカメがフランスにも普及して、お醤油のように、どこのスーパーでも手軽に買える日が来るのかもしれませんね(最近は自然食品店などでは見かけるようになってきているけれど、まだ少量で高値)。
2022年02月22日熱海の高台にある別荘地。静謐なロケーションの隠れ家的フレンチ伊東港や三島などの地元食材を中心に取り入れ、四季折々を表現料理の味が映えるワインを、専属ソムリエがチョイス熱海の高台にある別荘地。静謐なロケーションの隠れ家的フレンチ西熱海別荘地。まさに、隠れ家的なロケーションに胸が高鳴る熱海駅から車で10分ほどの場所にある西熱海別荘地。野鳥がさえずる自然豊かな立地、店内の窓から眺める相模灘と初島の景色は大きな魅力のひとつです。ここで楽しめるのは、シンプルながら手間暇かけた仕事をしっかりと落とし込んだフランス料理。伊豆の山海の幸を取り入れたフレンチは、ここでしか楽しめない、記憶に残る食体験を演出してくれます。最高のロケーションを誇るレストランは、特別感に満ちた非日常の空間西熱海別荘地にある、知る人ぞ知る一軒家レストラン【Le Proust MIURA】。店内からは海に浮かぶ初島や、四季折々の表情を見せる伊豆の自然を一望できます。食後は風が気持ち良いテラス席で、くつろぎのひとときを過ごせます。忙しい日常を忘れ、ホッと癒やされる極上のひとときをぜひ。伊東港や三島などの地元食材を中心に取り入れ、四季折々を表現地元の食材を中心に取り入れ、素材そのものの旨みを引き出すように調理している魚介類は、おもに東伊豆にある伊東港から仕入れています。野菜は三島や富士宮などの近郊にある、提携農家より仕入れるものもさまざま。届く食材の季節感、彩り、素材の旨みを引き出すよう調理し、お客様に提供しています。それでは、ここでしか味わえない逸品の中から、シェフおすすめの3品をご紹介します!『牛フィレ肉とトリュフのソース』牛フィレ肉の旨みを、芳香なソースとともに楽しむ『牛フィレ肉とトリュフのソース』こんがりと焼き目をつけ、中は低温で火を通してしっとり柔らかく仕上げた牛フィレ肉には、トリュフの芳醇な香り漂うクラシカルなソースを。付け合わせには季節の新鮮な野菜を使用し、華やかさを演出します。『サザエのベニエズッキーニとシャンピニオン エスカルゴバターソース』鮮やかな色合いに魅せられる『サザエのベニエズッキーニとシャンピニオン エスカルゴバターソース』カリカリのべニエ生地を纏ったサザエは、旨みが凝縮された食感が楽しい。エスカルゴバターでソテーした甘み溢れるズッキーニや、鮮やかな色合いのアスパラソバージュを添えることで旬を表現しています。『アカハタのポワレ』脂がのったアカハタを、2種の繊細な味わいのソースとともに噛み締める『アカハタのポワレ』皮目はパリッ、中はふわっとなるよう火を通したアカハタは、塩のみで味付け。じゃがいもやアンチョビを使用した甘みと鋭角な塩味を持つピューレ、バジルを使ったソースがアカハタの濃厚な旨みを引き立てます。料理の味が映えるワインを、専属ソムリエがチョイス専属ソムリエおすすめの多彩なワイン70種類がそろう専属ソムリエこだわりのワインを70種類ほどオンリスト。産地はこだわらず、シェフがつくる料理が際立つよう厳選。ペアリングコースも用意し、多彩なワイングラスでソムリエおすすめのワインが楽しめます。シンプルながら手間暇かけた仕事をしっかりと落とし込んだフランス料理は、彩り豊かなキャリアをもつオーナーシェフの三浦賢也の心意気そのもの。豊かな伊豆の山海の幸をふんだんに取り入れたフレンチは、ここでしか楽しめない記憶に残る食体験を色鮮やかに演出してくれるでしょう。料理人プロフィール:三浦賢也さん1973年、北海道伊達市生まれ。高校時代に料理人を志し、大阪あべの辻調理師専門学校へ。卒業後、札幌にあるイタリアンレストランで修業した後、23歳で上京。フレンチ【ラ・ロシェル】にて坂井宏行氏に師事。その後【ひらまつ】に入社し、本場フランスでの修業やひらまつグループでの料理長を経て、2020年、熱海に【Le Proust MIURA】を開業。「いかにお客様の喜びや笑顔に繋げられるか」を日々模索しながら料理と向き合う。LeProustMIURA【エリア】熱海【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】20000円※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年02月07日「プライドが高く、絶対に謝らない」と、世界でも悪名高きフランス人達。でも「絶対に」は、ちょっと言い過ぎ。本当に悪いと思えば、彼らもちゃんと謝る。ただ、「とりあえず謝っておこう」や「負けるが勝ち」的な考えや教育はないので、私達日本人に比べると謝る頻度はとても少なく、それで「滅多に謝らない」ように思われるのかもしれない。そして子ども達には「パルドン(ごめんなさい)は?」と幼少期から謝ることを教えるので、その辺は日本と同じ。そんなフランスが、2020年、初等&中等教育で新しく「ケンカ仲裁法」プロジェクトをスタートさせた。小学校勤務の私も習い、実践する度に「ナルホド。これって効果あるかも」と感じることが多いので、今回はそれについてリポート。家庭での兄弟喧嘩にも効果あるかどうか、ご興味ある方は是非、試してみてください第39回イジメ(ハラスメント)が46%減少!新「ケンカ仲裁法」プロジェクトNonviolent Communication「非暴力コミュニケーション」新しい「ケンカ仲裁法」プロジェクト作成の前に、まずフランスが参考にしたのは、1960年にアメリカが導入したという「非暴力コミュニケーション・メソッド」。子どもに限らず、大人でも、人間関係にトラブルが生じた時、まずは何が起こったのか、状況を把握しなおそう。自分の気持ち(怒りや悲しみ、嘆きや憤りなどの感情)に気づき、見つめよう。相手のせいにする前に、まずは自分がそれら感情を抱いたという事実を確認、認めよう。その上で、その感情を抑え込んだり我慢するのではなく、解消するために、相手にして欲しいことを率直に、ただし訴えたり非難するのではなく、できるだけポジティブに、クリアに伝えられるように言葉を選んで表現しよう。というもの。要は「覚えていること(起こったこと)の明確化」そして「できるだけ乱暴ではないポジティブな言葉に言い換える」その訓練を奨励するメソッドだ。とはいえ「こんなことができれば世話は要らない」「綺麗ごとだよね」というのが、辛辣なフランス人達による見解。そこでフランス教育界は、これを参考に独自の新たなプロジェクトを2019年に作成。それが「Médiateur à l’Ecole(学校での仲介者)」メソッドだ。「Médiateur à l’Ecole(学校での仲介者)」メソッド(写真上)日本の小学校同様、フランスでもクラスの日直制度(「朝、黒板に日時を書く」係、「出席の点呼」係、「プリントの配布&回収」係など)がある。(写真下)そこに2020年から「ケンカの仲介」係も加わった。SNSの普及により、近年、フランスでも中高生の間でのハラスメント(いじめ)が増えていて、社会問題になっている(いじめの90%はSNSによるもの。 France Mediation2021)。その対策として2020年、全国255の中学に、プロとして養成されたMédiateur (調停者。仲介者)130人が派遣され、7万7000人の中学生を対象に活動。とりわけ、中学では最年少学年という弱い立場であり、小学校とは異なる大規模な集団生活にもまだ不慣れな中学1年生の男子を対象にアンケートをとったところ、「身の回りでのハラスメント(いじめ)が明らかに減ったように感じる」と43%が回答。わずか1年で好成果が得られたという(France Mediation2021)。国の予算上、小学校へのプロ派遣はされていないが、教師&補助職員の希望者は研修を受けられるので、私も受けてみた。「非暴力コミュニケーション」よりも、実際に何をどうしたらいいかが明確。実用的なメソッドだ。「ケンカ仲介者」メソッド例えば、2人の子どもがケンカをしたとする。その場合、写真のように2人を背中合わせに座らせ、間に「仲介者」を立たせる(「仲介者」は教師や補助職員、家では親でもいい)。そして「仲介者」はあくまでも「聴き役」であること。善悪のジャッジ(判断)はせず、例えば「1人が一方的に殴った」など、明らかにどちらかが間違っている時でも、それを責めず、まずはひたすら双方の話を聴くことから始めることを肝に銘じる。そして最初に「何があったか」。状況を双方から聴く。食い違いがあってもいい。(それぞれ言い分があるので、ほとんどの場合、食い違う)できるだけ詳細を述べさせ、何度でも、双方、言い尽くすまで発言させる。そうすることにより、どこが食い違っているのかを言っている当人達も次第に把握していく。(しかし自分が正しいと思っているので、把握はするが理解はせず、自分の非は認めない。それでも構わず、双方、事情説明について言い尽くしたら、食い違いはそのままにしてに進む)次に怒りや悲しみ、憤り、不満など、抱いている感情も、それぞれから聴く。「そっちが悪い!」「嘘だ!」「私はそんなこと言っていない(していない)」など言い合いにもなるが、それを極力、激しい口論にさせず、どちらからも交互に述べさせるのが仲介者の役目。とにかく宥めながら、しかし押さえ込まず、それぞれの不満をすべて言葉で表現させる。相手が喋っている時には、それを中断させず、1人ずつに順次喋らせることも仲介者の重要な役目。続けているうちに次第にトーンダウンしていくはず。激しさが残っているうちは「まだ言い尽くしていない。不満を出しきれていない」と仲介者は解釈。根気強く聞き出し続ける。もう言い尽くし、言うことがなくなった状態まで来たところで「では、どうしたらいいと思う?」と、これも仲介者の意見は一切入れずに、それぞれに希望や願望、あるいは仲直りへのアイデアなど、各自の考えを尋ねる。「とにかく、どちらからも言い分をすべて聴く。思っていることをすべて言ってみて!」と説得し、どちらの言葉にもきちんと耳を傾ける「仲介者の態度」が最も重要。最初の頃は激して叫んだり、罵声を発している子どもも、思いを外に放出し続けてるうちに次第に落ち着いてきて、の頃には、当人達がもうくたびれていたり、面倒くさい様相になったりしてくる。「くたびれたり、面倒くさかったりするからもういいや、となるのなら、解決にならないのでは?」と思われるかもしれないが、小学生の日々の小さなケンカは「他愛のない」「どちらにも非がある」ものがほとんど。解決よりも大切なのは「後腐れ」や「わだかまり」「ヒガミ」や「ねたみ」などを内心に宿させないこと。解決のためにジャッジされれば「どうして自分ばかりが責められたり、叱られなければいけないのか?」など納得がいかず、恨んだり根にもったりしてしまいがち。不満の根を心の深い部分に残してしまう。この方法は親の呼び出しにまで発展したケンカの場合も採用。教師と親達が「仲介者」となり、決して意見を挟まずジャッジもせず、当事者である子ども達の聴き役に徹するのだが、親達にも「事情や感情の詳細を知ることができる」と好評。親が謝る必要がないことでも、「滅多に謝りたくないフランス人」にとっては好ましいやり方なのかもしれない。近年の「叱り方」メソッド補助職員用に教わった「叱り方」の新メソッドというのもあるので触れてみますね。「それ、やっちゃダメ!」と叱ったり、集合の時「すぐ来なさい! 急いで!」と召集したり、「3数えるまでにやらなかったら、罰を与える!」などは、これまで教師も職員も親達も口にしてきた叱り方。しかし近年「それらは逆効果」とされ、フランスの小学校では、新メソッドが提唱されている。まず、やってはいけないことを子どもがしている時、「ノン!」や「ダメ!」は口にせず、遠方からでも上の写真のように手で「ストップ!」を明示。同時にその子どもの名前を呼ぶ。そうした後で子どもに近寄り、「〇〇してはいけない」「それは危険」などと説明する。名前を呼ばれることで、叱られている対象が自分であることを「即座に耳で」、そして手のジェスチャーで「ノン!」や「ダメ!」を「瞬時に目で」、子どもは察知。従来のようにまず「ノン!」を言えば、名前を呼ぶのは、その後になるので、誰に向かっての注意なのかの伝達がその分、遅れる。いち早く、行為をストップさせたければ、まず名前とジェスチャーで伝えることが先決。実践してみると、確かにその通り! と実感。シンプルで簡単なことなのに、私にとってはかなり「目からウロコ」の新メソッドだった小学校のポスターも変化そういった叱り方への変化は、小学校の校内の壁に貼られるポスターにもあらわれ始めている。例えば「電気のつけっ放し禁止!」だったポスターは「ここの電気は消さなければいけないって、知ってる?」になった。ゴミの分別用ポスターも「ここに紙を捨ててはダメ!」が「僕(ゴミ箱)は紙以外を食べるよ。リサイクルするんだ」に。
2022年02月06日JA全農福島は、福島県産「あんぽ柿」を使った新作メニューを、フランス料理「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」、「ミクニ マルノウチ」、江戸前料理「神田明神下みやび」のご協力で、2022年2月1日(火)~2月下旬まで提供いたします。県内の一大産地でもある、伊達地区は、山々に囲まれた福島盆地。昼と夜の寒暖差が大きい盆地特有の気候を生かし、他県の産地より半月以上長く乾燥させることでより甘みを引きだすことができます。柿の皮を剥き、ヒモに吊るして下げ、天日干しにするなどの手間暇掛けて作る古くからの製法に、アメリカの干しぶどうの生産で盛んだった「硫黄燻蒸」を取り入れて、表面は乾燥したきれいな飴色、中はとろりとした口当たりに仕上がります。当初は、天干柿(あまほしがき)と呼び、それが転じて1922年(大正11年)「あんぽ柿」と呼ばれるようになったそう。日本ならではの伝統的なデザート「あんぽ柿」を幅広い方に召し上がっていただきたく、フランス料理「ミクニ マルノウチ」、江戸前料理「神田明神下みやび」、そして今年度はフランス料理「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」のご協力も得て、3店舗独自の“あんぽ柿のメニュー”を合計4種類展開していただくことになりました。あんぽ柿の市場出荷時期は、12月~2月頃(収穫状況により異なります)※コロナの影響で内容が変更になる場合があります。■ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座(住所:中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1 10F)「あぶくま三元豚ロース肉のロティ 福島県産あんぽ柿とクリームチーズのクルートをのせて」あぶくま三元豚ロース肉のロティ 福島県産あんぽ柿とクリームチーズのクルートをのせてあんぽ柿の奥深い甘みと爽やかなクリームチーズをジューシーなあぶくま三元豚に合わせました。あんぽ柿の自然な甘みが全体の味を優しく引き立ててくれます。冬の終わりの兆しを感じる一皿です。期間:2月1日(火)~28日(月)予定料金:¥2,750ランチコースのメインディッシュ(税込み)■神田明神下みやび(住所:千代田区外神田2-8-9) ※営業日時ご確認くださいませ「あんぽ柿のフォアグラ最中」あんぽ柿のフォアグラ最中あんぽ柿の上品な甘味を引き立てるのは、低温調理でしっとり仕上げたフォアグラの西京漬け。サクッとした最中の食感との対比も楽しい一品。味わいのハーモニーをお愉しみ下さい。料金:¥1,100(税込み)「あんぽ柿大福」あんぽ柿大福あんぽ柿に、柚子入りの白餡と、軟らかな求肥をまとわせました。誰もが笑顔になる和のスイーツです。料金:¥660(税込み)■ミクニ マルノウチ(住所:千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア アネックス(別館)2階)「ロックフォールと福島・あんぽ柿のコンポジション」ロックフォールと福島・あんぽ柿のコンポジション一昨年から展開の大評判のメニュー。お客様のリクエストに応えての展開です。1月15日~展開世界三大青カビチーズ「ロックフォール」と、あんぽ柿をキルシュで洗って風味をつけたマーマレードにしてミルフィーユ状にサンドしました。あんぽ柿の甘さとチーズの塩味が相性抜群の逸品です。ソーテルヌワインとのマリアージュをお楽しみください。料金:¥900(税込み・サービス料別)≪今シーズンの生産状況≫令和3年産の原料柿は、春先の好天に恵まれ生育が進み開花が平年より4日早かったですが、凍霜害の被害により、十分な花数が確保できず着果数が少なく不作の年となりました。よって、原料柿を加工する“あんぽ柿”も今年は少ない状況となっております。≪品種&特徴≫果実が大きく縦長てふっくらとした形の蜂屋柿(はちやかき)を中心に、小ぶりで種がない平核無柿(ひらたねなしかき)を使って生産しています。半生のようなジューシーな食感と、とろりとした味わいが特徴です。≪女性に嬉しい豊富な栄養:免疫力アップ・アンチエイジングに!≫柿はもともと栄養価に優れており、「あんぽ柿」に加工することで、さらに栄養成分がアップします。あんぽ柿には皮膚や粘膜の保護、眼精疲労やドライアイ防止など、免疫力のアップにつながる栄養素ビタミンAが多く含まれています。また、ごぼうより多くの食物繊維を含んでいるので、美容にも大変いいと言われています。女性に嬉しい栄養素がたっぷりのため、アンチエイジングの強い味方です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月31日今年のお正月。日本の子ども達は、お年玉をたくさん貰えたのでしょうか?「お年玉」に似た風習があるのは、中国やベトナム、インドなどアジアが主流。フランスにはなく、それでも10代後半になると、クリスマスプレゼントに祖父母や親戚からお金を貰う子も多々。つまり、日仏問わず、子ども達の懐(ふところ)が潤うのは、年末年始の時期なのかもしれませんね今回はフランスっ子達のお財布事情。主に「お小遣い」について調べてみました(データ:Pixpay 2021 &; Sondage opinion way pour fortuneo2021)。第37回フランスの子ども達のお小遣い事情村の小学生52人のうち、お小遣いをもらっているのは1人だけまずは、私が勤務している村の小学校で、6〜10歳の子ども達52人に尋ねてみたところ、毎月、お小遣いを貰っている子は、たった1人。9歳のイギリス人の男の子だけだった。彼が貰っているのは、毎月5ユーロ(約650円)。主にボンボン(キャンディやチョコ)など駄菓子に使い、残ると貯金箱に入れているそう。でもこれは、村に1軒だけしか駄菓子を売る店がない居住地ならでは、の事情。通学途中も、あちこちに売店やファーストフード店がある都市部になると、状況は全く違う。全国調査では、フランスの小学生(6〜10歳)の25%が親から毎月お小遣いを貰っている。「中学入学の9月」が、お小遣いスタート時期それでも、お小遣いを貰っていない都市在住の小学生もかなりいる。お小遣い開始時期についての全国調査では11歳が最多。ちょうど中学入学の年で、中学生(11〜14歳)になると51%がお小遣いを貰っている。また「高校(15〜17歳)からお小遣いをあげる」という親も多く、「親元を離れ、寮生活になったから」「カフェや映画など、友達との付き合いが始まり、事前に予測できない出費機会も増えるから」というのが主な理由。相場はいくら?都市部では、「毎月のお小遣いの目安や相場は、年齢と比例」という説も強い。7歳ならば7ユーロ(910円)。11歳(中学1年生)ならば11ユーロ(1430円)。15歳(高校1年生)ならば15ユーロ(1950円)。「高校生からは年齢の倍」、15歳(高校1年生)は30ユーロ(3900円)。17歳(高校3年生)は34ユーロ(4420円)という風に、やはり年齢を目処にしている親も多いという。また「ご褒美」や「お駄賃」制度がある家も多く、「ゴミ出しや皿洗い。洗車や庭仕事。暖炉の薪割や雪かきなどの家事手伝い」「学期末の成績が20点満点中、平均14点以上だった場合」などが、その具体例。しかしこれについては、児童教育学者達は「それをすることにより、親は即効性を感じられるかもしれない。しかし長期的データによれば、褒美がなければ手伝わなかったり、ボランティア精神や貢献心も育まず、探究心や好奇心からの自発的勉強をしない思春期を迎えやすい」と、雑誌などで懸念&指摘もしている。国や地域(温暖)による違いヨーロッパ内での国による違いは上の表の通り。別のデータ(AXA IM)では、ヨーロッパ諸国よりもシンガポールや香港の方が、額は高いという(8〜15歳が毎週もらうお小遣い額・平均:フランス1010円スペイン1480円イタリア1540円イギリス1880円シンガポール2050円香港2530円)。フランス国内でも、北部ほどお小遣いの額は低く、南に行くほど高いという傾向が強い。暑い地域ほど、ジュースやアイスクリームなど外で買い食いする機会が多いからだろうか。パリよりもニースやマルセイユなど南の街の方が、お小遣いの額は高くなっている。未成年者向けクレジットカード銀行では一定額以上は使えず、親がネットバンクで使用明細を随時確認&管理できる「未成年者向けのクレジットカード」も発行。それを利用している親子も多い。我が家も小遣い制にしたことは皆無。子ども達が寮生活を始める高校入学時から、カードを持たせ、常に一定額を入金しておくようにしていた。また村の小学生達にも「お小遣いは貰っていないけれど、銀行に自分の口座はあって、そこにパパとママは毎月貯金をしてくれてる」と言う子が多かった。中学からは携帯電話などにお金がかかることは確実なので、子どもが小学生の頃からそれに備え「小遣いではなく貯金」という親も明確に増えている。ネズミがくれる臨時収入日本では乳歯が抜けると、上の歯なら縁の下に。下の歯なら屋根の上に投げるけれど(今もこの風習は続いているのでしょうか?)、フランスには「枕の下や、専用の小箱に入れておくと、夜、ネズミがきて、その歯を運び去り、替わりにコインを置いていってくれる」という言い伝えがある。そのため、給食中に歯が抜けると、子ども達はその歯をナフキンに包み、大事にポケットに入れて家に持ち帰っている。そして翌日「ネズミ、いくらくれた?」と尋ねると、「綺麗な歯だったから2ユーロくれた」「虫歯だったから5サンチームだけだった」などという答えもよく聴く。そんな風に「歯磨き教育」の一環にしている家庭も多いらしい。日本で屋根の上や縁の下に乳歯を投げる古くからの風習も「ネズミのように丈夫な永久歯が生えますように」と願うためだとか。英国などでは妖精がコインに替えてくれるけれど、フランスやスペインは日本と同様にネズミ。 遠く離れた国同士でも、こんな風に意外な共通点があるなんて、なんだか楽しいですよね
2022年01月06日第36回イブの夜は家族みんなでディナー。でも意外! 「出来合い料理を購入」の家が多い。日本のお節料理と同様、フランスも「クリスマス料理は購入」という家が増えていて、スーパーマーケットや冷凍食品会社、街の惣菜店や菓子店の「書き入れ時」とも言われている。料理を手作りしない理由はディナーに参加する人数の多さフランスのクリスマスは、日本のお正月のようなもの。祖父母から孫まで一斉に集まり祝うことが多く、かなりの人数になるため。プレゼントの調達だけで精一杯大人も全員、プレゼントのやりとりをするので、直前まで、その調達に右往左往。料理まで頭も時間もまわらないため。主催する家がすべて用意普段の会食は、料理の持ち寄りで催されることが多いけれど、クリスマスは主催する家がアペリティフ&前菜&メイン&チーズ&デザート、加えてシャンパンやワイン、食後酒&ショコラ&コーヒーやハーブティまで準備することが通常。料理をすべて自家製にするとなると、かなり大変な作業になるため。大手スーパーマーケットの前菜からデザートまでのメニュー例・広告。値段は1人分。X’masといえば「フォアグラ」「牡蠣」エコロジー&動物愛護が加熱しつつあるフランス。市長もエコロジストのリヨン市では、今年「クリスマスと大晦日の料理からフォアグラをなくそう!」と発令も出し、話題になっている。それでもまだフランス人の4人中3人は、クリスマスにフォアグラを食べるという。(左上)牡蠣(左中&左下&右上&右中)フォアグラ(右下)スモークサーモン他に定番の食材といえば、牡蠣。ホタテ貝。サーモン。そして、キンカンやライチ、ホウズキやオクラなど、エキゾティック系の野菜や果物も、12月になると市場やスーパーに大量に並ぶ。オクラは主に南米やアフリカ産。普段はアジア食材店などでしか売っていないので、私は大喜びでこの時期に1年分を購入。冷凍保存しているが、フランス人はどのように食べているのかといえば、煮込み料理に使ったり、グリルして肉料理の付け合わせにしたり。日本人のように「ネバネバ感」を楽しんではいないらしい。メニュー例クリスマス は、とてもプライベート。よその家庭のディナーは覗けないので、ここ数年の我が家の クリスマス メニューだけを載せますね。アペリティフ(食前酒用つまみ)(上)「リース風・盛り合わせ」中央はイチジク&クルミ入りパン・デピス(蜂蜜パン。フランス人はフォアグラを載せて食べる)。周りにアボカド&シュリンプ。サラミ。うずらの卵&イクラ。サーディンペースト詰め乾燥トマト。ホウズキなど(下)モッツアレラ&生ハムやサラミ、オリーブを刺した田舎パン前菜アボカドとフレッシュ・サーモンのタルタルメイン(上)サーモン&ビーツ(赤テンサイ)&温野菜&イクラ(下)サーモン&バジルソース&燻製サーモンうずらのグリル&鳥カゴ・パイ。市販のパイ生地をボールを使って鳥カゴ風に(ボールのまま。あるいはボールから外して、中にアルミホイルやクッキングシートを詰めて、オーブンで焼く)。子どもとも楽しく作れる。市販のチキンを入れても、ちょっとだけ手作り風に演出できるかも?チーズデザートブッシュ・ドゥ・ノエル幼稚園&小学校の給食・X’mas メニュークリスマス・バカンスが始まる、1学期最後の日の給食は クリスマス メニュー。料理は微妙に毎年違うけれど、前菜にはサーモンやホタテ。メインには鶏肉か七面鳥が使われ、デザートはブッシュ・ドゥ・ノエルというのが定番。メインは毎年、鶏肉か七面鳥のグリルやクリーム煮&付け合わせの野菜やキノコ。このメインの前に前菜にサーモンやホタテ入りのサラダを食べる。デザートの定番はブッシュ(丸太型)。この年はブッシュ型アイスケーキ。外側のメレンゲを切り分ける直前にバーナーを使い、炎で焦がす。子ども達もバーナー初体験にドキドキ子どもとも一緒に楽しく作れる、簡単レシピ4点ツリー型パイ市販のパイ生地2枚を用意。1枚目にバジルやトマトなど好みのソースを塗り、ピザ用チーズなどものせ、2枚目を重ねる。ツリー型に切ったら、捻っていき、オーブンで180〜200℃。20分(オーブンによる)。プチトマトなどを飾ってテーブルに。同じ手順でチョコレートペーストなどを塗ればデザートにも。おしゃべりしながら、各自ちぎって食べていくのが楽しい、大人同士のパーティにも便利なレシピ。切り落としたパイ生地にも好みのソースやチーズ、チョコなどを入れ、ミニクロワッサンに。翌日の朝食やおやつにもどんな肉料理とも合うソース醤油を使用。でも、フランス人の猟師が鹿肉と一緒にくれたレシピ。鶏肉や豚肉、牛肉など、どんな肉とも合い、子どもはパンやご飯にもつけてモリモリ食べる、万能ソース。ケチャップ&醤油&オリーブオイルを同量混ぜ、その半量のビネガー(ワインビネガーでもりんご酢や米酢でもOK)も混ぜる。好みでニンニクのすりおろしやタイムを加える。トリュフ・チョコレートトリュフ・チョコレートクリスマスの定番「トリュフ・チョコレート」はフランスが発祥のチョコレート菓子。チョコレート店などで売っているので、高級感もあるけれど、実は簡単。しかも材料も4つだけで作れます。(材料)ブラックチョコ200g・バター100g・グラニュー糖 スープスプーン1杯・無糖ココア1)鍋にお湯をはり、それより小さな鍋かボールに小さくしたチョコとバターを入れ、中火にかけ湯煎する2)木べらで滑らかになるまでかき混ぜ3)グラニュー糖を加える4)湯煎から外し、鍋やボールごと1時間、冷蔵庫で冷やす5)スプーンですくって小さなボール状に丸め6)たっぷりめにココアを置いた皿の上で転がす7)1時間冷蔵庫で冷やせば出来上がり砂場のお団子づくりのように子ども達とも楽しめます。子ども向けにミルクチョコにしたり、また大人用にアルコールを効かせたり、抹茶にしたりとアレンジも多々。ミント・ビスケット(材料)ミントの葉15g・グラニュー糖50g・玉子1/2個・バター50g・小麦粉100g ・ベーキングパウダー6g1)ミントの葉とグラニュー糖、玉子、バターをボールに入れ、ミキサーなどでしっかり混ぜる2)小麦粉とベーキングパウダーを加え混ぜ3)丸めて真ん中を押し、少し平らにし4)180℃で15分
2021年12月22日ここ数年、人気が高まっている「大人の塗り絵」。毎年10万部が世界で販売されている。その発端は、2012年にフランスのアシェット社が作った「アンチ・ストレス。塗り絵100」。日本でも「大人の塗り絵」は、ブームを超えて一ジャンルとして定着している。ただ謳われている目的は少し違って、日本は「脳の活性化」がメイン。そのため高齢者に愛好者が多い。一方、フランスは、もっぱら「アンチ・ストレス」や「リラクゼーション」のため。仕事&子育てに忙しい30〜40代の女性達に人気がある。今回はその「大人の塗り絵」の効果、そして、それとはまったく異なる「子どもにとっての塗り絵の効能」についてリポートします。第34回大人と子どもでは違う「塗り絵」の効能「大人の塗り絵」効果2012年にフランスで発刊されたアシェット社の「アンチ・ストレス塗り絵100」。「フィガロ」や「エル」など多くの女性誌で取り上げられたこともあり、まずはパリで働く女性達の間で話題となり、徐々に全国に浸透。その後、エルメスが高級「大人の塗り絵」本を発売。スカーフのモチーフを自分の好みで色づけできる楽しみが脚光を浴びたこともあり、世界中に「大人の塗り絵」人気が広まっていった。大人が塗り絵をすると、どんな効果があるか。フランスで言われているのは1)「リラクゼーション」集中し、創造神経を刺激することで、人はリラックスできる。2)「オン&オフ効果=瞑想と同じ効果」その間だけ日常から別の小さな世界にワープでき、雑多なことから気持ちを離れさせられたり、遠ざかること、また後ろに一歩、退き、直面している問題や悩みを客観視することができる。これらは瞑想と同じ効果。「瞑想は慣れや訓練が必要で少し難しい」と言う人が多いが、塗り絵に訓練は不要。その気軽さが最大の利点。3)「集中力&忍耐力のアップ」短時間、別の作業に没頭することで、その後の仕事に集中しやすくなる。また忍耐力&持続性も増す。本の購入も不要。無料ダウンロードで、すぐに試せる特にアンチ・ストレスに効果ありと人気なのが「マンダラ」模様。なぜマンダラがいいのか、その理由は「対称性やリズム、透明性が心地よさを与え、精神的な絡まりをゆっくりと解いていってくれる」など、様々。無料でダウンロードできるサイトも多いので、「本当かな?」と気軽に試してみてもいいかもしれない。子どもへの「塗り絵」の効能スーパーにも幼児用(2〜6歳)の塗り絵が数多く売られている。高速道路のサービスエリアにも多く、バカンス中、車の中やキャンプ場で塗り絵をさせる親が多い。「子どもの塗り絵」は、楽しみながら、遊び感覚で、様々なことを身につけさせてくれるとフランスでは強く推奨されている。1)身体機能トレーニング肩・腕・手首・指先までの各部位の繋がりが、幼児はまだバラバラ。滑らかに連動させることができない。それを「運動」ではなく卓上で、クレヨンやペンを使い、疲れや迅速さを問われることなく、遊びながら訓練できる。2)目と手の連動トレーニング手の動きのために目を使う。これも幼児には不慣れなこと。その連動性に塗り絵で慣れていくことができる。3)指の細かな運動技能クレヨンやペンを「震えなしに強く握る」ことや「常に同じ強さで扱える」ことを字を書く前にできるようになっておくと、文字学習が始まる際、書く作業は自然にでき、それに神経を使わずに済む。字を覚えることだけに集中できるので、スムーズに文字学習を進めることができる。4)自信1枚の絵を「仕上げる」ことで達成感を得られたり、自分への自信が宿る。5)「ルールを守る」大切さを身につけられるはみ出さないことなどに気を配ることにより、ルールを守り、勝手さ&わがままさを減少できる。また字をノートの線に沿って書けるようにもなりやすい。6)創造性&意欲を育む自分の好きなものを描くことよりも先に塗り絵をさせることで、「自分だったら何を描きたいか」という想像&創造が生じ、「意欲」につながる。7)集中力8)知識色の種類を自然と知る。また絵により、例えば動物や花、車の種類。山、海、太陽、雨など自然について。中世の城や教会など歴史的なことにも目で触れることにより知識を増やし、世界を広げていける。9)計画性どこから塗っていこう。どの色を使っていこう。空の色と家の壁の色を同じにしないようにしよう、など計画性を育める。9)テレビやタブレットなどから離れる時間をつくれる10)お金がかからないクレヨンや色えんぴつ、ペンさえあればOK。塗り絵の本がなくても、無料ダウンロードのサイトは多種多様。プリンターがない場合は、サイトの絵を大人が写し描いてあげればいい。小学校での「塗り絵」活用法フランスの小学校での授業は、個別方式。ワークブックやプリントに各自、取り組み、できると先生に見せに行き、理解できていない部分を確認。できるようになるまでやり直し続ける……という方法が多く、そのため、授業内の学習速度は個人によりバラバラ。早く終わった子は時間を持て余すことも多い。そのために教室には読書やパズルをできる多目的スペースも設けられていて、静かに一人で遊べば着席していなくてもいいようになっている。なかでも子ども達が好きなのが「塗り絵ファイル」。塗り絵のプリントがファイルされていて、好きなものを選んで自分の席や、多目的スペース・デスクで塗り絵で余った時間を過ごす子どもが多い。その塗り絵プリントには、文字や言葉、算数を覚えさせるものも多く「結局、勉強を早く終えられる子は、遊びでも学習能力を伸ばしていけるのだな」とも感心させられる。このように削ると色が出てくるようなタイプもあって、大人にも子どもにも人気。また子どもには、寝る前に塗った1枚を壁や天井に貼ると、それが真っ暗な中で光るものもあり、就寝前の精神安定に愛用している親もいる。いかがでしたか?「たかが塗り絵」的に思っていた私は、子どもの塗り絵に外遊びと同じくらい身体の機能発達効果までがあるとは知らず、ちょっと驚きでした。また、子どもが塗り絵をしている間、親も大人用の塗り絵をすれば、子どもも「一緒の時間を楽しんでいる」共有感のようなものを得られ、ますます精神的に安らげるかも?お天気の悪い日など、塗り絵ブックがなくても、子ども用と大人用、1枚ずつダウンロードして一緒に塗り絵を楽しんでみても「芸術の秋」風でいいかもしれませんね
2021年11月22日肩ひじ張らない空間で、大人の遊び心を加えた「大人のフレンチ」を世界中から厳選した高級食材を、独創的な一皿に料理のおいしさを後押しするワインを選ぶ楽しみも肩ひじ張らない空間で、大人の遊び心を加えた「大人のフレンチ」を明治通り沿いから路地を入ったビルの合間に立つ【AIGNON】。1976年にオープンした福岡県田川市の洋食レストランが発祥です。父が作った店の名を受け継いだ、オーナーシェフの本田フトシ氏が展開するのが、大人の遊び心を加えた「男のフレンチ」です。気の置けない仲間と、おいしい酒とビストロ料理を満喫できる空間テーブル席はあえてクロスをひかず、肩ひじ張らずに食事ができます。カウンター席は、シェフとの会話と達人技が楽しめる臨場感あふれる究極の特等席。厨房は炎が見えない造りで、熱気が伝わらない配慮がされています。洗練された内装と食通をも唸らせる料理がビジネスシーンにも活躍オーナーシェフの本田フトシ氏が非日常的な高級食材でつくり出すのは、幾重にも重なる旨みを堪能できる肉料理。思い切り口に頬張って、旨みが口に残っているうちに、ワインをゴクッと流し込む醍醐味を味わう。男性が「こんな店を待っていた」と膝を打つような一軒です。世界中から厳選した高級食材を、普段使いしやすい独創的な一皿に世界中から集まる食材は料理の生命線。カナダで水揚げされたフレッシュオマールは生きたままを直送。食感と味の濃さは別格の静岡・長谷川農産ジャンボマッシュルームや、ベルギー産セルーリ・ラヴなどの珍しい食材で、輝きに満ちた独創的な一皿をつくり出します。では同店で食べてほしい3品をピックアップしてご紹介しましょう。弾力ある歯ごたえが醍醐味『コヒツジカブレ』仔羊をひき肉にして焼き固めた後に、ミントの香りのパン粉を乗せて色づけた料理です。弾力のある歯ごたえで、噛みしめると仔羊の旨味とスパイスを多用したオリエンタルな風味が、口の中一杯に広がります。クレソンのソースや、青トマトと青トウガラシのサラダで、爽やかな余韻も楽しい一品。クレソンのソースで目にも鮮やか!柔らかな『和牛ほほ肉のロースト』和牛のほほ肉を白ワインで煮込んで焼き上げました。じっくり煮込まれたお肉はとても柔らかく、ほろほろととろけるような口当たり。ホクホクとした柔らかな食感も楽しめるレンズ豆と、福岡の名産・八女茶の香りを移したオイルとのコンビネーションも抜群です。迫力満点のビジュアル!ライブ感たっぷりに供される『本日の温かいタルト』料理の最後を締めくくるのは、旬のフルーツを使った『本日の温かいタルト』。アーモンドクリームとタルト生地の上に、イチジクの赤ワインコンポートとペルノーとミントのアイスクリームが載せられています。甘酸っぱさの後に爽やかな余韻が広がります。あたたかなタルトの上でアイスがとろ~り料理の美味しさを後押しするワインを選ぶ楽しみもガラス扉開きの上質なワインセラーに並ぶのは、フランスのボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュの希少ワインや格付けの高いワインなど300種類。料理やデザート、好みに合わせてスタッフが選んでくれます。料理を引き立てる、フランス各地の高級銘柄を揃えたワインリスト木目を基調にしたシンプルな空間でいただく、非日常な高級食材を使った料理。男性ひとりの普段使いで極上の一品とワインに慣れ親しんだ先は、大人のデートや記念日に女性をエスコートできる場としても利用できます。料理人プロフィール:本田フトシさん1971年生、福岡県田川市出身。工業大学卒業後、ホテルでフロントマンになるも実家がレストランというのもあり、両親の影響を受け料理の道に。29歳でフランス料理の世界へ。【ビストロ・ミツ】にてオープン時から修業、姉妹店【アルピーヌ】のシェフを任され2008年、父親より譲り受けた屋号【AIGNON(アニオン)】にて“男のフレンチ”OPEN。2014、2019年にはミシュランでビブグルマン獲得。AIGNON【エリア】天神【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】天神駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年11月19日関西の食通やワインマニアをトリコにする元町のカウンタービストロ伝統的なフランス料理を基本に、無性に食べたくなる味を追求骨太ビストロ料理に合うワインを豊富にラインナップ関西の食通やワインマニアをトリコにする元町のカウンタービストロ居心地のよい空間に、おいしい料理とお酒をそろえ、さらに話し相手もしてくれる素敵なお店があったら…。そんな奇跡のビストロが神戸の元町にある【Bec】です。神戸はもとより、関西中の食通や無類のワイン好きをトリコにしている。飲み比べができるほど豊富なワインはマニアも納得のクオリティで、そんなワインとの相性抜群の料理も忘れられないほどのおいしさがあると評されています。路地裏に佇み、神戸らしさ漂う小さな実力店店内は肩ひじ張らずに過ごせるカウンター席で、ゆったりくつろげる雰囲気なのも、ファンが通う大きな要素になっています。日が暮れて店に明かりが灯る頃から、店の光量は最小限。「明るいところが落ち着かないんです」と岸本さん。バーのような雰囲気は女性客に好評です。光量を最小限に抑えた空間は、ゆったり楽しみたい女性に好評料理の技法はトラディショナル。例えば、最低でも10日は寝かすという『田舎風お肉のパテ』は、脂と豚、鶏のレバーが中心のスタンダードなレシピ。通常の2倍ほどの塩分濃度ですが、それを感じさせない、むしろワインの相手にちょうど良い塩梅。ワインのお供として、メニュー全てが、「無性に食べたくなる、呼ばれる味」になればうれしいと岸本さんは思っています。伝統的なフランス料理を基本に、無性に食べたくなる味を追求それでは、すべてを1人でこなす店主が繰り出す骨太ビストロ料理から、おすすめの2品をご紹介しましょう。だしは一切使わない、でもしっかりと味がする『豆と野菜のスープ』フランス産の白インゲン豆とトマト、赤玉ねぎなど7種の野菜のスープ。だしは使わず、豆と野菜の旨みを丁寧に引き出したやさしい味わいです。やさしい味わいがお腹の芯まで染み渡りますワイン→パテ→ワイン…を永遠に続けたくなる『田舎風お肉のパテ』噛むほどに肉の旨みが広がって美味。おおよそ通常の2倍の塩分量にしたのは、ワインのお供として、最後まで美味しく楽しめるための選択です。しっかりとした味付けで、ついついワインが進む!骨太ビストロ料理に合うワインを豊富にラインナップワインは100種300本ほどをラインナップ。全てフランスワインですが、岸本さんがワインをおぼえたときにおいしいと思ったローヌのものが中心です。ワインリストはないので味の好みでオーダーを味わい深いビストロ料理と、料理に合う極上のお酒、ついくつろいでしまう店主や店の雰囲気に魅了される【Bec】。ゆるっと肩の力を抜く第3の場として、通いたくなる一軒です。料理人プロフィール:岸本達哉さん1975年生まれ。神戸出身。この世界に入るまで、実はお酒が飲めなかったという岸本さん。神戸や東京、本場フランスの店で研鑽を重ねるうちに鍛えられ、4年前に【Bec】をオープン。スタッフを雇わず、全てをひとりで切り盛りする信念の人。Bec【エリア】神戸元町【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】元町駅 徒歩8分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年11月15日ヨーロピアンスタイルのレトロ空間宝石箱を開けるようなサプライズを込めて晴れた日は心地いい風を感じるテラス席へヨーロピアンスタイルのレトロ空間特別な記念日にぴったりの、洗練された雰囲気が何よりの魅力JR平塚駅から徒歩7分。【湘南平塚フランス料理マリー・ルイーズ】は、地元の新鮮な食材を使い、彩り鮮やかで伝統的なフランス料理を提供するレストランです。多彩なコース料理はもちろん、アラカルトも豊富に用意されているので、シーンや気分に合わせて楽しめます。ケータリングやテイクアウトなどにも対応しており、自宅でお店の味をそのまま楽しめるのもうれしいポイント。ヨーロピアンスタイルのレトロな店内。店内は、ヨーロピアンスタイルのレトロで落ち着いた空間。心からリラックスして、シェフ渾身のひと皿をゆったりと楽しめます。記念日や会食には個室も用意されており、個室のパーテーションを外すと、着席で20~30名様、立食で30~40名様の貸切りも可能。他のゲストに気兼ねせず、プライベートで温かな時間を過ごすことができます。宝石箱を開けるようなサプライズを込めてシェフが「宝石箱」をイメージして腕を振るうカラフルなコースの一例店で使う食材は、相模湾や伊豆半島で水揚げされた魚介をはじめ、契約農家から届く有機野菜、フランス直送の素材など、高品質な旬のものを厳選。料理へのこだわりを「宝石箱を開ける時のようなサプライズを込める」と語る尾鷲幸男シェフが、それらに伝統の技法を施し、極彩色の馳走へと変えて提供します。ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『楽しみのアシェット グルメ風オードブル盛合わせ』旬食材のオードブル『楽しみのアシェット グルメ風オードブル盛合わせ』季節の食材を惜しみなく使用した特製オードブル。色とりどりの宝石のようなカラフルさで、季節の訪れを五感で感じられます。旬の食材を使っているため、訪れる度にまた異なるおいしさに出合うことができるのも魅力です。『アワビのポトフ風柔らか煮根菜とのアンサンブル』柔らかく滋味深い旬のアワビが主役『アワビのポトフ風柔らか煮根菜とのアンサンブル』相模湾や伊豆半島で捕れる魚介類は新鮮そのもの。こちらはその中でも人気の、旬のアワビを地元産の根菜と一緒に煮込んだひと皿『アワビのポトフ風柔らか煮根菜とのアンサンブル』。このうえなく柔らかなアワビの食感と、旨味が染みこむ根菜のハーモニーがたまりません。※旬の食材をつかっているため、時期により提供できない場合もあります。『フォワグラの厚切りステーキ季節のフルーツや野菜と共に…ソースペリグー』シェフのスペシャリテ『フォワグラの厚切りステーキ季節のフルーツや野菜と共に…ソースペリグー』シェフのスペシャリテである『フォワグラの厚切りステーキ季節のフルーツや野菜と共に…ソースペリグー』は、世界三大珍味の1つであるフォアグラを、厚切りステーキに。特別な日にこそふさわしい贅沢なひと品です。季節ごとに、旬の味わいが華を添えます。※旬の食材をつかっているため、時期により提供できない場合もございます。晴れた日は心地いい風を感じるテラス席へ天気の良い日には、開放感あふれるテラス席がおすすめ店にはお洒落なテラス席も用意されているので、晴れた日にはそちらを選ぶのもおすすめです。心地いい風と太陽の光が、特別な時間をいっそう素敵に演出してくれるに違いありません。料理人プロフィール:尾鷲幸男(オワシユキオ)さん1956年静岡県生まれ。漁師町で生まれ育ち、「自分の店を持ちたい」という夢を叶えるために、学校を卒業後に地元のレストランへ就職、料理の修業を開始する。その後、上京しフランス料理と出合う。1984年、平塚で【湘南平塚フランス料理マリー・ルイーズ】をオープン。地域の人々に愛される料理とサービスを日々提供している。湘南平塚フランス料理マリー・ルイーズ【エリア】平塚/大磯/二宮【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】平塚駅 徒歩7分
2021年11月10日プリミティブで、クラシックで、新しいフランス料理「様々なものに光をもたらす者たち」。フランス語でそんな意味を持つ瀟酒なグランメゾンが、2021年9月、静かに幕をあけた。場所は代官山。オーナーは田熊一衛シェフ。白金高輪のパティスリー&フレンチレストラン【リーブル】で腕をふるっていた奇才と言えば、あゝと頷く食通も多いことだろう。白を基調とした店内は、こじんまりとしていながらも、清廉とした品の良さが漂う。奥には個室も用意されている。八幡通りから一歩入った裏路地。店の前に続く石畳が、いわばこの店のエントランス。こじんまりとした扉を開ければ光に溢れた世界が広がる。白を基調とした店内は、ファッショナブルかつエレガント。決して華美では無いが、床に特殊樹脂を敷き、水に濡れた感じを演出するなどどこか光を感じさせる眩さの中、優雅なひとときを約束してくれる。だが、そんなモダンなインテリアとは裏腹に、田熊シェフが選んだのは、最もプリミティブな火入れである薪の火だった。田熊一衛オーナーシェフ40歳は、福岡出身。「超ベジタリアンな母親に育てられた」そうで、肉デビューは高校生になってから。そんな環境もあり、自然と食に興味を持つようになったとか。「“唯一無二”。これがこの店のテーマであり、目指すべきものと考えています。クラシックだけれど、そこに僕なりのアレンジを加え、様々な方向性からアプローチする。でも、ナチュラルさは大切にしていきたい。原点回帰という思いもあって薪に挑戦してみようと思ったのです。それに、薪焼き料理って単純に美味しいでしょ」とは田熊シェフ。10年近い渡欧生活では、【ベルナール・ロワゾー】、【ダヴィッド・トゥダン】等々、パリを中心にクラシックからモダン系まで様々なレストランで修業を重ね、ニュー・ノルディックキュイジーヌ華やかなりし頃には、北欧でも1年間研鑽を積んだ経歴を持つだけに、発想の豊かさ、引き出しの多さは推してしるべし。パリのパラスホテルの三つ星レストランでスー・シェフまで務めあげたそのスキルを、今は、薪火で表現しようとしている。薪とモダンフレンチの融合。確かにこれまでに類を見ないスタイルだろう。店内奥に設えられた薪焼きの炉窯。テーブル席からも、肉が焼かれていく様子などを見ることができる。薪には楢木を使用している。厨房にはガスもオーブンも無く、あるのはIHのみの潔さ。肉はもとより、魚介も野菜も全て火入れは薪火という徹底ぶりに驚いていると、「薪火でも、ある程度までの温度調整はできますよ。炉窯の中の温度は、場所によって変わって来ます。薪の炎が上がっている右側は260℃ぐらいになりますが、左側の熾火の方は160℃前後。10cm毎に段がついているので火加減の調整も自在。ここに網を置けば、プランチャ代わりにもなるんです。」との声が返ってきた。あっけらかんとした口ぶりは、いかにも田熊シェフらしい。コースの最初に登場するアミューズ3種。本来は、一品づつ登場する手前から、『秋鮭のマリネパルメザン卵黄』、『フォアグラのムーストマトハイビスカス』、『巨峰のモザイクライチシトロン』。巨峰に似せているのは、ライチとレモンのクリームをカカオバターとカシスのジュレで覆ったもの。例えば、アミューズの秋鮭。周りはカリッとさせつつも、中はしっとりミキュイに焼きあげるには、左側に置き熾火に網をかざしてプランチャの要領で火を入れる。一方、メインの仔牛のように大きな塊肉を焼く際は、まずは右側に置いて炎の先にかざし、遠火でじっくり肉の周りを焼き、次に左側へと置き換え、中までじんわり火を通すーといった作業を10015分ほど繰り返す。甲イカのピペラード。3日間熟成させたイカを薄くスライスし、トマトのタルタルとピーマンエスプレッドなどを巻き込んでいる。薪料理は全て肌感覚。データ化のできない勘と経験だけがものをいう極めて原始的な調理法ながら、皿への盛り付け自体は実にスタリッシュ。その対照的とも言える組みあわせがなんとも新鮮。これまでにない革新的な料理を創り出している。先の仔牛も然り。まずはそのまま口にすれば、薪の香りを纏ったワイルドな風味が鼻腔を抜け、続いてフランス産仔牛ならではの質感のあるデリケートな旨味がしっとりと舌に浸潤していく。だが、添えてある藁とコーヒーのソースと共に味わうと味わいは一変。全く異なる世界観の味が広がる。藁とコーヒーの芳香が薪の薫香と見事な香りのマリアージュを見せ、薪焼き料理ながら、ガストロノミーにふさわしい一皿に昇華されているのだ。取材日のメインは、フランス産の仔牛。写真は500gで約4人前。塊のまま薪の炎にかざし、周りを焼いてから左側の熾火に移す。この他、放牧豚や黒毛和牛、フランスはロゼール産の仔羊などを焼くことも。ある日のメニューを紹介してみよう。『巨峰のモザイクライチシトロン』『フォアグラのムーストマトハイビスカス』『秋鮭のマリネパルメザン卵黄』『熊本馬刺ヘーゼルナッツ昆布水』『屋久島の車海老自家製リコッタとキュウリ』『ウニ発酵バターを使ったコーヒームース鹿児島じゃがいも』『鹿児島シャポン鶏松茸の香りとブイヨン』『甲イカのピペラード脱水したトマトのタルタル』『スープ・ド・ポワソン』『フランス産仔牛藁のソースと熟成させたコーヒーkombucha』『レモンクリームマスカルポーネオレンジヴァシュラン』又は『クレープシュゼット』『エスプレッソとミニャルディーズ』『フランス産仔羊藁のソースと熟成させたコーヒーkombucha』薪の薫香と藁の薫香、そしてコーヒーの芳香が三味一体となった独創的な一皿。薪とモダンフレンチが見事に融合した一皿と言えよう。以上で税込み16500円。今時の少量多皿コースながら、グランメゾンとしてはかなり良心的な値段設定だろう。田熊シェフ曰く「東京が高すぎますよね。それに、僕、あんまり高い料理って好きではないんです。」李荘窯特注の器を駆使した前衛的な盛りつけの皿の数々は、一見、その華麗さに目を奪われるが、当節ありがちな高級食材のオンパレードでは決してない。フランス料理には欠かせない“フォアグラ”や高級食材の代表格“うに”を要所要所に用いつつ、旬の素材の最もベストな状態のものを取りいれようとしている。また、“甲イカのピペラート”のような薪を全く使わない一品を途中に挟み、薪の香りに疲れ気味になった舌をリセットさせるなど、コース運びも至妙。最後まで心を弾ませてくれる。お客の目の前でデモンストレーションするゲリドンサービス。グランメゾンでも、最近では廃れてきたこのスタイルをあえて敢行。サービスの手捌きの鮮やかさもご馳走。そして、そのワクワク感のオーラスがワゴンでサービスするデザートのクレープシュゼットだろう。客席の前で、オレンジを剥き、グランマニエとコニャックでフランベ。青い炎がオレンジの皮をつたってクレープの鍋に落ちて行く様を目の当たりにするゲリドンサービスは、グランメゾンなればこその醍醐味だろう。オレンジ果汁とグランマニエやコニャックと言った洋酒がじんわりとしみたクレープは、もちもちの食感の中、味わうほどにバターの風味が舌に香る。クラシックなクレープ上に振りかけているのは、液体窒素で固めた牛乳のアイスの粉雪。もちろん、ワインも充実。面白いのはその区分の仕方だ。よくある産地別、値段別ではなく、比較的飲みやすい“EASY TO DRINK”、ちょっとユニークな“CRAZY”、銘醸ワインの“THE LEGENDS“というように、ワインの特徴ごとに並べられている。その日の気分に合わせて、ボトル一本を選ぶもよし、ペアリングも5500円0から用意。ノンアルコールペアリングもある。軽やかな田熊シェフの料理に合わせ、シャンパーニュも豊富に揃う。グラス2200円0。グラスワインは、白1650円0、赤1980円0。
2021年11月09日世界三大料理をご存知ですか?フランス料理、中華料理そしてもう一つはなんと「トルコ料理」なんですよ。フランス、中国と共にトルコも宮廷料理から世界三大料理に発展したのではと言われています。あまり馴染みがないと思われがちなトルコ料理ですが、トルコ料理には、ナスやトマト、ピーマンなどの野菜をはじめ、ヨーグルトにお肉にお米など、日本人になじみのある食材を使うことが多いので、普段の食卓にも取り入れやすいんですよ。最近SNSでも話題になった、ナスにトマトと玉ねぎを炒めたものを挟んだお坊さんが気絶するほどおいしいといわれている「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」もトルコ料理なのでより身近に感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、美食の街であり、世界三大料理といわれている「トルコ料理」をご家庭でも楽しむための、おうちで世界旅行シリーズトルコ料理編をご紹介します。■ミートソースとナスを重ねて作る「ムサカ」ミートソースとナスを重ねて作ったトルコのグラタン「ムサカ」は文句なしのおいしさです。ナスとひき肉は黄金の組み合わせ。大皿で食卓にドーンと出しても盛り上がりますよ。止まらなくなる美味しさを召し上がれ。■大人気のひよこ豆のディップ「フムス」ひよこ豆をディップ状にした「フムス」はコストコやカルディでも取り扱いがあるので身近に感じている方も多いのではないでしょうか。クラッカーやバケットに乗せて頂けば、白ワインのお供にピッタリの一品に仕上がりますよ。■キュウリとヨーグルトで作る「ジャジュク・トルコ風サラダ」キュウリとヨーグルトで作るスープの様な涼やかなサラダは、夏の暑い時や病中病後や、胃腸が疲れているときにもオススメです。ヨーグルトとオリーブオイルを組み合わせることで、手軽に異国の地トルコを感じられます。普段のカレーの副菜にも良いですね。■ガラムマサラを効かせて「ひとくちエスニック風ハンバーグ」いつものハンバーグにガラムマサラをたっぷり入れて作るエスニック風ハンバーグは、トルコの人気料理キョフテのような味わいに。香菜とオニオンスライスを乗せて異国情緒たっぷり演出して召し上がってみてくださいね。■赤ワインのお供にも「ラム肉のトマト煮込み」お肉の中でもタンパク質が豊富で低カロリーなラム肉。トルコ料理はお肉をたっぷりの野菜で煮込む料理が豊富です。その中でもラム肉をトマトで煮込んだヘルシーな一品は赤ワインのお供にもぴったりですね。シナモンを効かせることで独自の臭みも抑え美味しく食べやすくなりますよ。■話題になった「グリル野菜とオープンサンド(サバサンド)」本場トルコでは「バルック・エクメーイ」と呼ばれ、バケットのようなパンに焼きサバとレタスなどを挟んで頂く「サバサンド」。以前タモリさんがオリジナルのサバサンドレシピを公開し、日本でも話題になりましたよね。こちらのレシピは、カレー粉を使うのでサバの独自な臭みはなく食べやすい仕上がりになっていますよ。簡単なので忙しい日のランチにもオススメです。おうちで世界旅行トルコ編いかがでしたか?普段のお買い物でも手に入りやすい食材で再現できるのが嬉しいですよね。特にヨーグルトとオリーブオイルと塩のコンビネーションは驚きのおいしさです。週末におうちでトルコ料理をじっくり味わうのはいかがでしょうか。
2021年11月01日インディゴが映えるオシャレで居心地のいいビストロ美食家もうなる!食材にとことんこだわった料理の数々家に帰ってきたような居心地の良さにホッと一息インディゴが映えるオシャレで居心地のいいビストロお店の前に立てば、まるでフランスに来たような気分に。オシャレな雰囲気に料理への期待も高まりますおいしいフランス料理をゆっくり楽しみたい人にオススメなのがこちらのお店。弘明寺駅から歩くこと4分、鎌倉街道から一本入れば、【BISTRO Indigo jam】にたどり着きます。目印は晴れた空や広い海を思わせるインディゴ色のエントランス。ウッディな趣と相まって、オシャレな雰囲気を醸し出しています。計12名が座れる店内。カウンター席もあるので、一人でも気兼ねなく入れます店内に一歩踏み込めば、外から見た印象と変わらない空間。壁やクロス、ナプキンなどはインディゴで統一。木製の家具からはぬくもりを感じ取ることができます。オープンキッチンに面したカウンター席に座れば、調理の音や匂いを体感でき、待ち時間も臨場感を楽しめます。美食家もうなる!食材にとことんこだわった料理の数々港から直送される活魚は自ら神経〆を行い、料理を彩る野菜は地元のものを中心に使用。「岩中豚」は、開店当初から継続して同じ取引先から半頭買いを続けており、生産者との関係を大切にしているのもお店のこだわりです。厳選食材からなる料理はどれも絶品ですが、特にお店オススメのメニューを3つを紹介します!『平目のエンガワのフリット』コース料理の一例『平目のエンガワのフリット』は、キャビアとライムのエスプーマが添えられた贅沢なアミューズその日の仕入れによってメニューが異なることからも、こちらのお店が食材にこだわっていることがわかります。この日提供されたのは、『ヒラメのエンガワのフリット』。平目の希少部位を使用したフリットで表面はサクッとした食感を、中はエンガワのコリコリした歯ごたえと品のよい甘みを楽しめます。『パテ・ド・カンパーニュ』コース料理の一例『パテ・ド・カンパーニュ』に使用されるプレノワールはフランス農務省お墨付きのブランド鶏パテはシェフの個性が出るフランス料理の一つです。こちらのお店ではオードブルとして岩中豚と国内で生産されている希少な鶏、プレノワールを合わせたパテを提供。岩中豚のコクとプレノワールのまろやかさと風味が一つになり、濃厚ながらあっさりとした後味を楽しめます。『岩中豚シンタマのロティ』コース料理の一例『岩中豚シンタマのロティ』の岩中豚は半頭買いをし、店内で必要な部位を切り分けながら使っていますメインを飾るのは『岩中豚シンタマのロティ』。内もも下部にあたるシンタマは脂肪が少ない赤身です。硬めの仕上がりかと思いきや、柔らかくてジューシーに。フライパンで軽く焼き色を付けたのち、オーブンで加熱していますが、シェフの絶妙な火入れのおかげで程よい噛み応えと柔らかさを実現。家に帰ってきたような居心地のよさにホッと一息ホッとできる癒やしの空間を求めて、さまざまな層のゲストが訪れますオシャレなインテリアやおいしい料理はすでに紹介したとおり。こちらのお店は自然体でいられる居心地のよさも魅力なんです!お店に入ればキッチンに立つシェフが笑顔で出迎えてくれます。肩肘張らずにいられる家庭的な雰囲気を求めて、ランチや仕事帰りに一息つきたい一人客も多く訪れるとか。店名にもあるとおり、インディゴを基調としたお店でした。色が演出するさわやかさと木製の家具が醸し出す雰囲気のおかげで、店内は居心地のいい空間に。選りすぐりの食材を使用した料理を通じてのおもてなしにも癒やされるでしょう。気になった方は、ぜひ一度【BISTRO Indigo jam】を訪れてみてください。料理人プロフィール:藤岡宜仁さん1975年生まれ、横浜市出身。大学生時代に飲食店でアルバイトをしたことがきっかけで、料理に興味を持つ。大学卒業後に設計職に就くものの、料理好きの母親の影響を受け、飲食業へ転職。修業を積んだのち、【BISTRO Indigo jam】を開店。BISTRO Indigo jam【エリア】上大岡/弘明寺【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】2000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】弘明寺駅 徒歩4分
2021年10月25日上質な料理の味を引き立たせる洗練された空間今までの概念をくつがえす素材の旨み、食感に感動食材、ワイン、器の一つ一つにもストーリーが上質な料理の味を引き立たせる洗練された空間オブジェが一つかかるだけのシンプルさが美しい空間神宮丸太町駅から西へ徒歩3分。細い路地を入ったところに凛と佇む一軒が、京都有数のフレンチとして知られる【レーヌ デ プレ】です。素材×火入れ×シンプルをコンセプトに、ものごとの本質を浮き上がらせる美意識と力強さが宿った名店だからこそ体感できる、究極の味が堪能できます。特別な空間を求める大人な二人にオススメ素材を極限まで生かしたシンプルでアーティスティックな料理を楽しむ空間も、まさにシンプルでアーティスティック。個室はないものの、テーブルが置かれた店内は落ち着いた大人の雰囲気に満ちています。周囲を気にすることなく、大切な人と親密な時間を過ごせるでしょう。今までの概念をくつがえす食材の旨み、食感に感動例えるなら、色を重ねていく油絵ではなく、白と黒の濃淡で表情を感じさせる墨絵のような美しさ。【レーヌ デ プレ】の料理は、シンプルであるからこそ一層の奥深さが感じられます。中原シェフが表現するのは、食材が本来持つ旨みを引き出した、ここでしか味わえない一皿ばかりです。そんな料理の中から、オススメのメニュー3つを紹介しましょう。『モネの睡蓮』美しい絵画をお皿の中で再現『モネの睡蓮』絶妙な火加減で調理したオマール海老を、アルガンオイル、レモンのコンフィなどで味つけし、オクラのシャーベットを添えて。お客さまの目の前で、透明な冷たいトマトスープを注いで完成という演出も洒落ています。お皿の中がモネの名画「睡蓮」のように見えることからその名をつけたという、お店のスペシャリテです。『14日間熟成させた、九絵』香ばしさとジューシー感が絶妙マッチ『14日間熟成させた、九絵』長崎五島列島の漁師さんが、放血神経〆で締めた九絵(クえ)を使用したこだわりの料理です。しっかり旨みを引き出すように、14日間、毎日様子をうかがうように手をかけて熟成。絶妙な火加減と独自の焼き方で、丁寧に仕上げていきます。皮目の香ばしさと、中心のレアに近いジューシー感が幸せを運ぶ一皿です。『フランス、シストロン産仔羊の低温ロースト』旨味や脂身のおいしさを堪能『フランス、シストロン産仔羊の低温ロースト』淡い色の乳飲み仔羊を食べ頃になるまで熟成させ、2時間以上かけてゆっくり&じっくり低温で調理。仔羊独特の臭みはなく、旨味や脂身の美味しさが堪能できます。フランスや京都の修行時代に得た低温ローストの技術も楽しめる、中原シェフ渾身の一皿。心躍る贅沢な味わいに、思わず笑顔がこぼれます。食材、ワイン、器の一つ一つにもストーリーが使われている器の意味に思いをはせて楽しむのも粋料理や空間だけでなく、器やカトラリーにも中原シェフのこだわりが光ります。器の製作は、清水焼のトキノハ代表・清水大介氏をはじめ、信楽焼や有田焼などの同年代の作り手さんに依頼。素材、形、用途、色、デザイン性など、何度も話し合いを重ねながら、店オリジナルの器が完成します。シェフ自らが選んだ、フランス産ワインを提供料理をつくる中原シェフ本人が、その料理に合うと太鼓判を押すワインのみを取り揃えています。フランス産のみに限定し、シャンパーニュ・白は約3種、赤も5種ほどをストック。グラスでも提供しているので、料理とともにいろいろな味を楽しんでみるのもオススメです。素材×火入れ×シンプル、というコンセプトが、料理はもちろん店の隅々にまで行きわたっていると感じさせてくれる【レーヌ デ プレ】。無駄な装飾を一切省き、本質のみで勝負する。その凛とした姿勢と、心のこもったアットホームなもてなしに包まれながら、幸せな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。料理人プロフィール:中原文隆さん1977年、滋賀県生まれ。大阪の調理師専門学校を卒業後、ホテルに就職。雑誌で見た滝本将博氏の料理に感動し、彼のもとで7年間研鑽を積む。パリのレストランで1年働いた後、2012年に【Reine des pres】をオープン。2013年以降、ミシュラン1つ星をキープし続けている。Reine des pres【エリア】四条河原町周辺/寺町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年10月25日本来、ハロウィーンはアイルランドやイギリスなどケルト人のお祭り。それがアメリカなどプロテスタント信者が多い国に広まったものなので、カトリックが主流のフランスでは無縁の行事。でも今では日本と同様、すっかり浸透。今回は、フランスでのハロウィーンの楽しみ方をリポート!第32回カトリック国のフランスでもハロウィーンは人気!今年のハロウィーンは、10月31日の夜フランスのハロウィーンと日本との違いは、楽しむのは子ども達のみという点。Toussaint(トゥッサン。キリスト教の祝日。年ごとに日はズレ、今年は11月1日)の前日の夜、子ども達は魔女やお化けなどに仮装。ボンボン(キャンディ)を貰うために近所を練り歩く。子どもだけで夜道を歩けるのは、毎年、この日だけ。小さい子には兄や姉、いとこなど年長の子が親に依頼されて同行することが多く、そのため年齢バリエーションに富んだグループが続々と玄関をノックしにやってくる。治安の良い小村でさえ、普段は昼間でも子ども達は親同伴での行動がほとんど。(友達の家に遊びに行くのも、親が送り迎えすることが一般的)塾もないので、夕方、暗くなってから外を歩くことは皆無。そんなフランスっ子達にとって、ハロウィーンは「1年で唯一、子どもだけで夜道を歩ける超特別な日!」その「非日常感」だけでもドキドキ。しかも仮装や化粧もし、さらにはボンボンもたくさん貰えて、ワクワク感たっぷりの楽しい行事だ。それぞれ、貰ったボンボンをたくさん入れられるカゴや袋を手にしてやってくる。「諸聖人の日Toussaint(トゥッサン)」は、先祖を供養するためにお墓参りをする、日本のお盆のような祝日。墓地にはたくさんの菊の花が供えられる。そしてハロウィーンはその前日の夜。「翌日の学校への登校に悪影響しないから」というよりは「祝日の朝くらいはたっぷり寝坊をしたい。そのためには子ども達にも寝ていて欲しいから、前の晩に夜遊びさせちゃおう!」という親の都合による設定。フランス人は仮装が大好き2月のマルディ・グラというカトリックの祭り(いわゆるカーニバル)では、中世の時代から貧しい人は王様に、男性は女性に仮装。そんな古くからの習慣もあり、もともとフランス人は仮装が大好き。そのため、いつもならアメリカン・ブームには批判的でノリの悪いフランスが、珍しくハロウィーンは歓迎。あっという間に浸透した。10月になると、どのスーパーでも仮装グッズが売られる。ただ、あくまでも子ども用。大人はハローウィンに仮装して祝ったりはしない。でも内心では仮装したいと思っているフランス人も多いらしく、渋谷のハロウィーンは「大人も楽しめるんだぁ」「この時期に日本に行ってみたい」とフランスでも有名。コロナ前はよくテレビのニュースでも取り上げられていた。子どもから大人まで大好物。ボンボン。ハロウィーン用のボンボンをうっかり買い忘れると、その夜、ドアをノックされても居留守を使わなければいけないことになるので要注意。子ども達の襲撃から逃れるために慌てて外出したり、息を潜めて奥の部屋に隠れて過ごすフランス人もいたりする。多めに購入し、こうしてカゴに入れて待機する。フランスでは1秒間に6.8kgものボンボンが食べられているという。年間1人あたりの消費量は3.3kg。それでもヨーロッパでは10位。1位のスエーデンでは1人が1年に7.7kgものボンボンを食べるという(2位デンマーク。3位ドイツ&フィンランド。5位ノルウエー。6位イギリス。7位ベルギー。8位オーストリア。9位スイス。データObisco)。日本の消費量はこれらに比べてどのくらいなのだろう?(検索したけれど見つからなかった)日本のような口の中で長い間、溶かしていく飴よりも、グミやヌガーのように軟らかく、噛むタイプのものが多い。また一口サイズのチョコも「ボンボン」と呼ぶので「キャンディ」よりも広義。「糖菓」すべてがボンボンとよばれる。ボンボンが入っているハロウィーン用パッケージ。窓辺や玄関にも飾れ、翌年以降も使えるので重宝。ハロウイーン時期の窓辺ジェラニウムなど夏の窓辺を彩った花は枯れ、12月のクリスマス用デコまでの間、色合い的にも寂しい窓際を補ってくれるのがハロウィーン! と、近年は高齢者達も楽しんで飾るようになっている。80歳のおばあちゃん(一人暮らし)の家の玄関脇。西洋カボチャの魅力栽培も簡単。水やりは最初の頃だけで手間要らず。ベランダでのプランターでも栽培可能。西洋カボチャが売られていたら1個購入。食べる時、その種を乾燥させて保存。来春蒔けば、来年の今頃には窓辺にオレンジのカボチャが並び、明るい色合いの秋を楽しめるかも?ハローウィンのイラストにも描かれるオレンジ色のカボチャ。日本のカボチャとの一番の違いは「硬さ」。水っぽいので、中をくり抜いて目や口も型取り、キャンドルにするのも簡単。10月末になると村のあちこちの家の窓にはカボチャ・キャンドルが灯る。味は日本のカボチャとはまったく違い、煮物などには不向き。スープにしたり、チーズとの相性はバッチリなのでグラタン向き。フランスではアメリカやイギリス、日本のようにパイやプリンなどデザートにすることは少なく(最近は徐々に伝わり始めてもいる)、もっぱら主食用。水分が多く繊維が豊富なので、大量に食べるほどデトックスになり、クリスマスや大晦日などご馳走続きの12月前の胃休め&体重調整にも重宝。うちで作る簡単なレシピを書きますねピュレ(マッシュポテトのカボチャ版)&スープ1)皮やワタ、種を取り除き、適当な大きさに乱切り。2)オリーブ油で炒める。3)ブレンダーやミキサーでマッシュすればピュレの出来上がり。4)その後、ブイヨンいりの水を好みの量、加えて再度温めればスープに。5)ピュレもスープも、好みで塩胡椒、タイムやローズマリーなどのハーブ、クミンやカレー風味のスパイスを加えると子どもにも喜ばれる。グラタン乱切りや角切りにしたらグラタン皿に並べ(好みでその前にオリーブ油で炒める)、上からチーズや好みでナッツ類(ひまわりの種、クルミなど)をかけ、最後にオリーブ油を回しかけ、オーブンで焼く。※グラタンというと日本ではベシャメル仕立てが多いけれど、フランスではチーズのみの方が主流。ライトでヘルシー。何より簡単でオススメ。ファルシー(詰め料理)くり抜いた中に、くり抜いた果肉と他の野菜や肉、キノコ類、米など好きな具を詰め、チーズも混ぜ、オリーブ油を回しかけ、カボチャの蓋をしてオーブンで低温(100〜150度ほど)で長時間(1時間ほど)焼く。我が家では酵素玄米&チーズを詰めてデトックス料理に。お腹いっぱいになるのに翌日には胃腸がスッキリ
2021年10月22日アート鑑賞も楽しめるシックで上質な空間本場フランスで腕を磨いたシェフによるクラシカルな料理国内屈指のワイン貯蔵数を持つ正統派レストランアート鑑賞も楽しめるシックで上質な空間洗練された空間に落ち着いた時間が流れるすすきの駅から徒歩6分、繁華街の喧噪から少し離れた通り沿いに店を構えるフレンチレストラン【LEGENTILHOMME】。国内有名ホテルや本場フランスの一流レストランで修業したシェフの生み出す料理は、伝統的かつ正統派。現地のグランメゾンで受け継いだフレンチの真髄を、札幌の地でゲストに届けています。南側のテーブル席は最大10名まで個室利用できるシックな店内には、フランス在住の洋画家・山崎修氏の絵画が飾られていて、プレミアムな空間が広がります。ゆったりしたテーブル席のうち南側は、最大10名までの個室としての利用も可能。会食や顔合わせといった大切なシーンで落ち着いた時間を過ごせます。本場フランスで腕を磨いたシェフによるクラシカルな料理ホテルニューオータニを経て、1974年に渡仏したオーナーシェフの大川さん。本場で磨いた伝統の技法で、北海道の四季の食材を活かすクラシカルな料理を生み出します。渡仏時代の経験とシェフの感性が冴えるメニューのなかから、特にオススメを3つ紹介します!重めの赤ワインがぴったり『蝦夷鹿のロースト赤ワインソース』シェフの伝統へのこだわりと北海道への愛を感じる正統派メニュー蝦夷鹿は丸ごと一匹を仕入れて骨付きロースで提供。カシスのジュレと赤ワインのソースに、鹿の血を少し入れるのがポイントです。ぐっと深みを増したソースはローストした鹿肉によく合います。海の旨みを凝縮『北海道産花ズッキーニのファルシに海の幸を添えて生姜の香るホタテのコンソメと共に』北海道の海の恵みが詰まったオススメの一皿花ズッキーニの中に海老やホタテのムースを詰めて、白ワインで蒸したタラバガニやハマグリと合わせる彩り豊かな一品です。北海道ならではの魚介類の旨みを味わえます。ロゼ色を大切に焼き上げた『北海道産青首鴨のローストトリュフのソース』秋冬のシーズンにはジビエ料理(蝦夷鹿、青首鴨、山鳩など)が登場季節ごとのジビエ料理も自慢の【LEGENTILHOMME】では、青首鴨に鴨のだしのソースを合わせます。大川シェフの感性によって、トリュフのソースが鴨の味を引き立てます。国内屈指のワイン貯蔵数を持つ正統派レストランオールドヴィンテージは事前の予約がオススメフランス料理と切っても切れない関係にあるワインにも【LEGENTILHOMME】のこだわりが見えます。800種8000本の収蔵数は国内でも指折りのスケールです。カジュアルに飲める物からワイン通を唸らせるヴィンテージまで、クラシカルな料理に合わせる銘柄が揃っています。料理人プロフィール:大川正人さん1953年、北海道生まれ。法政大学卒業後、料理の道を目指す。ホテルニューオータニを経て、1979年渡仏。【ギー・サボア】【ヴィエイ・フォンテーヌ】【トロワグロ】で修行の後、1983から東京赤坂【ビストロ・ボンファム】のシェフに就任。その後1988年に【LEGENTILHOMME】を開店。現在に至る。LEGENTILHOMME【エリア】すすきの【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】すすきの駅 徒歩6分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年10月18日個性的なビストロが集う東銀座にニューオープン姉弟の絆が生んだ最強のレストラン本場でパリジャンが認めたフレンチを提供個性的なビストロが集う東銀座にニューオープン席はカウンターのみ10席(当面8席で営業)名店がひしめく東銀座。その路地裏に、注目のフランス料理店【LES FRERES AOKI(レフ アオキ )】が誕生しました。ロケーションは歌舞伎座裏手。ひっそりとした隠れ家のようなお店のアンティークの木製ドアを開けると、そこはオープンキッチンスタイルの、カウンター10席の空間が広がります。アンティークな木製の扉が目印店名にもある「LES FRERES」はフランス語で「きょうだい」の意味。13年強、オーナーとしてパリでレストランを営んできた青木三代子氏と、弟の誠氏が帰国して誕生させたのがこの【LES FRERES AOKI(レフ アオキ)】なのです。姉弟の絆が生んだ最強のレストラン左からオーナーシェフ・青木誠氏、姉がオーナーマダム・青木三代子氏姉弟のルーツは銀座の鮨店【銀座 鮨青木】にあります。名人と謳われた父の跡を継ぎ、現在は長男の利勝氏が、銀座の名店としての輝きを守り続けています。三代子氏と誠氏はともにフレンチの料理人の道へ。2人は2006年に、パリ8区のシャンゼリゼの裏通りに【Restaurant Makoto AOKI(レストラン マコト アオキ)】をオープン。以来2019年10月まで、舌の肥えたパリジャンたちが認める人気店として営業を続けてきました。そしてこの度、2人の故郷でもある銀座の地で、新たな一歩を踏み出します。本場でパリジャンが認めたフレンチを提供『仔鳩のロースト』ディナーは、スモールポーションで8~10品を提供するおまかせの1コースのみで、ランチは3皿・5皿のプリフィックス。得意料理は、フランス人が高級食材として愛する『仔鳩のロースト』。ロゼ色に輝く胸肉は、弾力がありながらしっとりやわらかく、もも肉は歯切れよく濃密な味わいです。バルサミコソース、以下と花豆のラグーを添えた『近江牛ハツのコンフィー』なども人気です。『ババ』楽しみは食後にも続きます。南仏の友人の庭から届くヴェルヴェーヌやリンデンのハーブティー、そしてパリ時代からファン多数の、ラム酒を利かせたスペシャリテ『ババ』は必食。大きなリング型で焼き上げたババは、たっぷりのクレームシャンティと共に。好きなだけ切り分けてくれます。目指すは何を食べたかが明快に印象に残る料理。シェフの心意気を感じる味を堪能してみては。レフ アオキ / LES FRERES AOKI【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】「東銀座駅」
2021年09月26日余計なものを排除して、ゲストの期待を高める色彩と香り、そして美味。いづれ劣らぬ感動を呼ぶひと皿非日常な美味をテイクアウトでも提供余計なものを排除して、ゲストの期待を高める計算し尽くした空間設計により、極上の居心地を演出する店内地下鉄天神南駅から徒歩7分。“サービスマンの視点”で、究極の居心地と、美味へのこだわりを目指したグランメゾンは、余計なものを排除することで、ゲストの期待を募らせる一軒。例えばメニューはなく、ワインも基本はおまかせ。席へ辿り着くまでのアプローチも、余計なものを排したつくりで、厨房やワインセラーなど、一般的なレストランでは見えてしまう光景が、全て隠されています。ラグジュアリーな雰囲気に浸りながら、ワインと会話を満喫できる店の一角にワインバーを併設していることも、こちらの特徴の1つ。食前酒や食後酒を楽しむことができるうえ、バー利用のみもOKとあって、知る人ぞ知る隠れ家的存在に。入り口もレストランとは別になっているので、ワインだけを気兼ねなく楽しみに訪れるリピーターも多いのだとか。色彩と香り、そして美味。いずれ劣らぬ感動を呼ぶひと皿原色のソースがアートのように目に飛び込んでくるメインのひと皿料理は、数々の星付き店で腕を磨いた加治佐尚樹さんが担当。石井さんの想いに共感したという加治佐さんの料理は、自ら生産者と対話を重ねることで「農家の想いを料理にのせる」という考えから生み出されています。香りを届け、旬を感じてもらう。それこそが真骨頂-。その魅力を熟練のサービスマンにより丁寧に説明することで、ひと際特別な時間を演出します。ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『活オマール海老のサラダ仕立て』活オマールと旬野菜が色鮮やかにコラボする『活オマール海老のサラダ仕立て』カナダ産活オマールを3分塩茹でし、絶妙の火入れ加減で仕上げる『活オマール海老のサラダ仕立て』は、皿の中に色とりどりの花が咲いたよう。旬野菜と、オマール海老の味噌を使ったコライユパウダーの豊かな味わいが、活オマールの旨みをひと際高めます。『金目鯛のヴァプール緑とスープドポワソンの2種のソースで』緑の野菜とスープドポワゾン、2種のソース使いが巧みな『金目鯛のヴァプール』『金目鯛のヴァプール緑とスープドポワソンの2種のソースで』、玄海灘で獲れた金目鯛を90℃で3分蒸しあげ、緑の野菜ソースと、朝倉の葛で濃度をつけたスープドポワソンの2種のソースでカラフルに。それぞれのソースで金目鯛の味わいがガラリと変化する、驚きのあるひと皿です。『黒毛和牛ランプ肉のロティ赤ワインソースで』『黒毛和牛ランプ肉のロティ赤ワインソースで』旬の野菜と野菜のピューレでスタイリッシュに盛り付けた『黒毛和牛ランプ肉のロティ赤ワインソースで』は、ファンの多いメインのひと皿。おもに九州産の黒毛和牛のランプを厳選し、180℃でオーブンで時々休ませながら1時間ほどゆっくり火入れすることで、極上のやわらかさとジューシーな味わいを引き出します。香り高い赤ワインソースとの相性も抜群。非日常な美味をテイクアウトでも提供フォアグラ入りパテ・ド・カンパーニュやフランス産鴨胸肉のスモーク、鹿児島産黒豚の肩ロースハムなどを詰め合わせたテイクアウトの『オードブル』(内容は日替わり)大切な家族や友人の集いにぴったりのテイクアウトメニューも好評なこちら。フォアグラ入りパテ・ド・カンパーニュやフランス産鴨胸肉のスモーク、鹿児島産黒豚の肩ロースハムなどを詰め合わせたオードブルや、和牛頬肉の赤ワイン煮込みとジャガイモのグラタンなど、手間暇かけた贅沢なラインアップが揃います。器にもこだわりがあり、バカラのアンティークデキャンタを筆頭に、ワイングラスやカトラリーも最高級ブランドのアイテムをラインナップ。これは「ゲストが目にする物、手にする物は、すべて上質でありたい」という石井氏の思いによるもので、訪れれば、すみずみまで行き届いたゲストへの想いに、心を動かされるに違いありません。料理人プロフィール:加治佐尚樹(カジサナオキ)さん1985年鹿児島県生まれ。高校の調理師科を卒業後、故郷鹿児島のフレンチ【ミディ・ソレイユ】の名シェフ上柿元氏のもとキャリアをスタート。その後、福岡のオテルグレージュ【ロルキデ・ブランシュ】や古湯温泉おんくり内のレストラン【セブリ】で腕を磨く。2019年より【レザンドール】料理長に。※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2021年09月05日アットホームなムードが自慢のカジュアルなビストロ石川県産の新鮮な食材をシンプルな調理法で堪能特別な日を演出するデザートプレートもアットホームなムードが自慢のカジュアルなビストロ石川県野々市市にあるビストロ。アットホームな雰囲気が自慢【ル・ベルジェ】は、石川県野々市市にある気軽に楽しめるビストロです。ゲストが満足できるように、食材選びから調理法まで細部にこだわった料理ひとつひとつが絶品。ランチ時は女性客でにぎわい、ディナー時はカップルや夫婦連れが多く訪れ、ゆったりとくつろぎながら過ごせます。こぢんまりとした店内はシンプルで落ち着ける雰囲気店内は、木をふんだんに使った落ち着ける雰囲気が自慢です。ウッディな雰囲気の中、くつろぎながらカジュアルにフレンチを楽しめます。自然派ワインを傾けながら会話を楽しむ久しぶりの女子会や、普段使いのランチまで、さまざまなシーンで立ち寄りたくなるレストランです。石川県産の新鮮な食材をシンプルな調理法で堪能シンプルながらも食べる人の心を満足させるのが【ル・ベルジェ】のフレンチここでは、店名でもある「ル・ベルジェ」(羊飼い)という言葉にちなんだ、羊をテーマにしたメニューが並びます。料理一皿の味の構成をシンプルにし、おいしさがわかりやすく伝わる料理を追求。食材は、隣の白山市をはじめ、石川県産を中心に質のよいものを厳選して仕入れています。その中でも、お店オススメの料理などを3点ご紹介いたします。『仔羊のロティ』質の高いラム肉を使った人気メニュー『仔羊のロティ』『仔羊のロティ』は、仔羊の表面の脂をしっかりと焼き、オーブンで加熱、さらに休ませるという工程を何度か繰り返し、じっくり時間をかけて火入れすることで、柔らかな肉質と味わいが楽しめる一品。丁寧な火入れにより、質の高いラム肉のシンプルな味わいに旨みが引き出されます。『羊飼いのサラダ』店名にもなっている人気のサラダ『羊飼いのサラダ』シェーブルチーズのおいしさが堪能できる『羊飼いのサラダ』も必食。シェーブルチーズは焼くことで、とろりとコクのある味わいが広がり、バゲットとの相性が格別。酸味が強いシェーブルチーズは、香ばしいクルミのサラダと合わせることで、チーズの塩気も中和され、濃厚かつサッパリとした味わいを堪能できます。『自然派ワイン』優しい味わいで料理に合う『自然派ワイン』ドリンクは、フランス産の自然派を中心に、料理と共に楽しめるラインナップに。自然派ワインの優しい飲み口が、【ル・ベルジェ】の有機野菜を使ったビストロ料理に寄り添います。自然派ワインとともに料理を楽しめば、よりおいしさを感じることができるでしょう。特別な日を演出するデザートプレートも普段使いから特別な日までさまざまなシーンに寄り添うディナー時には、通常のメニューのほか、パーティーコースも用意。たくさんのメニューがある中、特に女性客から人気が高いデザートも絶品です。さらに、事前予約があればデザートプレートのサービスも。誕生日や記念日に訪ねれば、思い出に残る一日を過ごすことができるでしょう。結婚記念日や誕生日など、特別な日に立ち寄るのはもちろん、普段のちょっとした食事でも気軽に足を運びたくなる【ル・ベルジェ】。大切な人とおいしさを分かち合いながら、上質なひとときを過ごすことができます。料理人プロフィール:東章裕さん1976年、石川県生まれ。学生時代に飲食店のアルバイトを経験し、料理の道を志す。金沢市や神戸のビストロなどで料理の腕を磨き、2011年「日常使いできる雰囲気と価格帯で上質なお料理を」をコンセプトに【ル・ベルジェ】を独立開業し、現在に至る。ル・ベルジェ【エリア】野々市市/白山市【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】2500円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】野々市駅 徒歩15分
2021年09月04日都会の喧騒から切り離された落ち着きのある空間技量の高さを感じる手の込んだ料理の数々ママ友の集まりからデートまで幅広いシーンで活躍都会の喧騒から切り離された落ち着きのある空間比較的新しいお店ながら、早くもリピーターが続出する人気店に。訪問時は予約をすることがオススメです千葉駅で下車し、繁華街を抜けて歩くこと5分、飲食店がひしめくこの地域のビルの2階にあるのが【トラント・トロワ】です。2019年に創業したこちらのお店では、フランスのミシュラン三つ星店で修業を積んだシェフが腕を振るう本格的なフランス料理を楽しむことができます。8人が座れる半円形のカウンター席。一人で訪れたゲストにも居心地のいいお店です店内に一歩踏み込めば、都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いた空間が広がっています。茶色を基調とした店内はカウンター席とテーブル席を合わせて計24席。お祝い用のデザートプレートがあったり、希望をすれば調理前のロブスターを客席で見せてもらえたりと、シェフのサービス精神があふれるお店です。技量の高さを感じる手の込んだ料理の数々素材が持つ本来の旨みや食感を大切にするのがシェフのこだわりです。基本を大切にしたフランス料理の中に、独自のアレンジを探すのも楽しみ方の一つです。器や盛り付けなど見た目までもが美しい料理はどれも絶品ですが、そのなかでも特にオススメのメニュー3つを紹介します!『スモークサーモンと鮪のテリーヌサラダ添え』『スモークサーモンと鮪のテリーヌサラダ添え』のテリーヌとサラダは、それぞれに合ったソースで食べることができますひき肉や魚のすり身、細かく刻んだ野菜などの食材を型に入れ、焼いて成型するテリーヌ。アレンジが自由自在なことから、シェフの個性が見える料理でもあります。『スモークサーモンと鮪のテリーヌサラダ添え』は魚介を中心としたヘルシーな仕様。額縁に収まった絵画のような美しさには目を見張るものがあります。『リードヴォーのブレゼ人参と豚の耳のパネ添え』『リードヴォーのブレゼ人参と豚の耳のパネ添え』は一皿で二度おいしいシェフのオススメ料理ですフランス料理の定番食材であるリードヴォーとは仔牛の胸腺で、ブレゼは食材を蒸しながら煮るという調理法です。張りのあるリードヴォーを一口齧れば、素材の持つ旨みと柔らかな食感に出合えます。添えるのはにんじんと豚の耳を揚げたパネ。こちらは歯触りのよさが特徴です。『チョコレートのグルマンディーズコーヒーソース』ソースを吸うことで濃厚さが増す『チョコレートのグルマンディーズコーヒーソース』「食いしん坊」を意味するグルマンディーズは、名前のとおりお腹がいっぱいでも食べられるデザートです。チョコレートケーキにフォークを入れれば、中からは香り高いコーヒーソースが。甘みと苦みが互いを引き立てる大人向けの逸品で、食事を締めくくるのにふさわしい上品さがあります。ママ友の集まりからデートまで幅広いシーンで活躍どんなシーンにも馴染む装飾からは、シンプルながらも品のよさが漂います料理がおいしいのは言うまでもありませんが、ゲストの満足感をより高めているのが、幅広い客層を受け入れ、どんなシーンでも活用できるお店の雰囲気です。ランチタイムの営業とお子様メニューの提供は子ども連れのママ友会にぴったり。夜は女子会やデート、特別な日をお祝いするのにふさわしい大人のための空間になります。料理人プロフィール:伊藤克美さん1958年生まれ、千葉県出身。料理人だった父親の姿を見て、ゲストを笑顔にできるこの仕事の楽しさを知る。調理師学校卒業後、日本のホテルに勤務し、腕を磨く。フランスのミシュラン三つ星店での修業経験を持つ。2019年に【トラント・トロワ】を創業。トラント・トロワ【エリア】千葉駅【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】千葉駅 徒歩5分
2021年08月31日