美肌と元気に欠かせないビタミンがこれ1本でコカ・コーラシステムは、同社のブランド「アクエリアス」から新製品「アクエリアス 1日分のマルチビタミン」を2017年10月2日(月)より全国で発売開始した。同製品は、1本あたりレモン50個分のビタミンCと、1日に必要なビタミンB群が手軽に摂取できる健康サポート飲料。美肌効果もあるビタミンCや、炭水化物や脂質などの代謝に働きかけるビタミンB群は美しい体を作るためには摂っておきたい栄養素だ。味は爽やかなレモンフレーバー。クエン酸やミネラルが配合された水分が体に浸透し、一日中元気に過ごすサポートをする。イメージキャラクターは話題の滝沢カレンさんイメージキャラクターは健康的な美しさが魅力の滝沢カレンさん。10月3日(火)より滝沢さんが出演するTVCMが全国で放映。製品のイメージカラーでもあるビタミンカラーと滝沢さんが元気をくれる。TVCM放映と同日よりTwitterでキャンペーンも実施。アクエリアス公式アカウントのキャンペーンツイートを見て回答すると、同製品1ケース(500ml×24本)が当たる抽選に参加することができる。(画像はニュースリリースより)【参考】※日本コカ・コーラ株式会社 ニュースリリース
2017年10月14日低刺激性のボディ洗浄料と保湿クリームコーセーは、低刺激性スキンケアブランド「カルテクリニティ」から、デリケートゾーンにも使えるボディソープなどの新製品を、8月21日より全国のドラッグストア・量販店などで発売する。ボディ洗浄料「デリケートケアウォッシュ」と保湿クリーム「モイストクリーム」の2品種で、「デリケートケアウォッシュ」は、気になるニオイなどの不快感をケアし肌を清潔に保つ、デリケートゾーンにも使えるボディ洗浄料となっている。やさしい使い心地と効果感を実現できる「カルテクリニティ」は、肌のバリア機能に不可欠な細胞間脂質成分、「肌コレステロール」に着目。独自処方の肌コレステロールケアと、厳選成分でつくり上げた低刺激処方で、やさしい使い心地と効果感を実現したスキンケアブランド。整肌美容液「スタビライズ エッセンス」をはじめ、低刺激性のメイク落とし「クレンジング ジェル」や低刺激性保湿化粧水 「モイスト ローション」などを展開する。「デリケートケアウォッシュ」は、ふわふわの泡のやさしい感触でやさしくすっきりと洗い上げる低刺激性ボディ洗浄料。気になるニオイなどの不快感をケアし、肌を清潔に保つ。「モイストクリーム」は、乾燥に悩む肌にも、ふんわりやわらかなタッチで負担感なくのびひろがり、うるおいをしっかりと密封。ふっくらなめらかにみちびく低刺激性保湿クリーム。消炎成分配合で、肌あれを防ぐ。(画像はプレスリリースより)【参考】※コーセープレスリリース※「カルテクリニティ」ブランドサイト
2017年08月05日人気マスカラシリーズの新製品は“ハイブリッド”株式会社資生堂が展開するコスメブランド「マジョリカ マジョルカ」は、マスカラ「ラッシュエキスパンダーリキッドエクステ」を2017年5月21日(日)に発売した。今回発売されたのは、累計売上本数1,400本を誇る、人気のマスカラ「ラッシュエキスパンダー」シリーズの新製品。同製品は、カール&ロング効果と、まつげの密度をアップさせることで一回り大きい瞳を演出できるマスカラだ。汗が気になる夏に嬉しいウォータープルーフ処方ながら、日常使いのクレンジング剤でこすらずに落とすことができる「ハイブリッドタイプ」なのも嬉しい。可愛い玉城ティナさんがマジョマジョの世界観を表現イメージキャラクターには、引き続き「玉城ティナ(たましろてぃな)」さんを起用。SNSや動画などのプロモーションに登場し、可愛くファンタジックな同ブランド世界観を表現する。<製品概要>マジョリカ マジョルカラッシュエキスパンダーリキッドエクステ<マスカラ>6g1色1,200円(税込1,296円)ハイブリッドタイプ(引用:プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂 プレスリリース(PDF)
2017年06月01日2017年3月1日(水)より発売開始資生堂では、展開中のブランド PLAYLIST(プレイリスト)より、第3弾となる新製品の発売を開始する。PLAYLIST(プレイリスト)は、資生堂ビューティークリエーションセンターのアーティスト約40名のノウハウを生かしたブランド。今回の販売は、全5品目20品種となっている。黄色や黒の口紅など遊び心あふれるラインアップだ。PLAYLIST(プレイリスト)同ブランドのコンセプトは、「メーキャップを楽しみながら、新たな自分の魅力を発見すること」。同社のヘア&メーキャップアーティストの発想や経験をもとに商品作りがおこなわれている。新たに追加される商品は、口紅の色調追加、アイシャドー・アイライナーの色調追加、フェースカラー・チークカラーの色調追加、新商品のクリーム(医薬部外品)となっている。商品内容「プレイリスト インスタントリップコンプリート グロッシー」(口紅)には、ピンクと黄色と黒の3色が追加予定。発色はシアーでなめらかな潤いが続き、着け心地は唇に溶け込むようなフィット感でやわらかなものだ。メントール配合、香りはフルーティフローラルとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂PLAYLISTより、トップアーティストによる 第3弾の新色、2017年3月1日(水)発売
2017年02月22日「資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト」全7名が参加資生堂は、「PLAYLIST(プレイリスト)」から、第3弾となる新製品、全5品目20品種を、3月1日に発売する。今回のカラークリエーションには、資生堂を代表するヘア&メーキャップアーティスト「資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト」の全7名が参加し、それぞれの個性や感性を活かしたカラークリエーションによる新色を追加。また、スキンケアシリーズに、美白効果のあるジェルクリームを追加する。遊び心あふれる新色で自分だけの色を彩る楽しさを提案「PLAYLIST」は、“Play Beauty”をブランドコンセプトに、メーキャップをわくわく楽しみながら、新たな自身の魅力を発見していくことを目指すメーキャップ中心のブランドです。資生堂ヘア&メーキャップアーティストが活躍する、クリエイティビティあふれるバックステージから生まれたアイテムを提案するとともに、一人ひとりの顔立ちに合わせて、アーティストが「あなただけのメーキャッププラン」を作成する、有料Webサービス「アーティストキット」など独自施策も展開している。アーティスト厳選カラーが楽しめるコンパクトなリップスティック、「インスタントリップコンプリート グロッシー」から、黄色、黒など、遊び心あふれる3色を追加。また「同マット」から、ベージュ、オレンジなど4色が追加となる。ブラシの角度を使い分けることで、アイシャドー、アイライナー、アイブローとして使える、色の濃淡をアレンジできるリキッドカラー「プレイリスト インスタントアイコンプリート マルチプルカラー」から、白、ベージュ、紫、青など8色が追加され、目もとの表情を変幻自在に彩る。ほかに、肌にとけ込む素肌一体感フェースカラー「プレイリスト スキンエンハンシング フェースカラー」からは4色が追加。薬用美白ジェルクリーム「プレイリスト レディーフォーメーキャップジェル ブライトニング」は、シミができる肌の奥に着目して、メラニン色素の生成を抑制しシミ・ソバカスを防ぐクリームで、美白と保湿をしながら化粧のりがよい、つるんとキメ細かい肌に導く。(画像はプレスリリースより)【参考】・資生堂プレスリリース
2017年02月19日イヴ・サンローラン・ボーテ(YVES SAINT LAURENT) の、大人気のコスメ、ヴォリュプテシリーズより、新製品「ヴォリュプテ ティントインバーム」が、2017年2月3日(金)に全国発売開始。気になる製品の詳細と、発売に伴い開催されるイベント情報を紹介します。新製品「ヴォリュプテ ティントインバーム」アンバサダー:スタッズ・リンデス(使用色No.4)“恋が叶うリップ”ヴォリュプテシリーズに今回新しく仲間入りするのは、「かわいい”だけじゃない、キスでしかけるティントインバーム。」のキャッチが目を引くティントインバーム。色つきリップバームの中央に、キスマークの形をしたティントが入っており、とろけるバームのピュアな透明感と、ティントの血色感とのハーモニーが、クリアで内側から彩度が上がる“ピュアセンシュアル”な唇を叶えてくれます。外側のバームには6種のボタニカル保湿成分をたっぷり配合し、透明感あふれるピュアカラーを叶えながら、高いリップケア効果も同時に実現。唇にのせた瞬間とろけるようになじむ、そのやわらかい極上の使い心地へと導きます。今回の“恋が叶うリップ”は、「見た目の“かわいさ”だけでなく、自ら恋をしかけていく現代女性の攻めの恋愛スタイルを体現した新・恋リップ」というだけあり、これまでのヴォリュプテシリーズよりも「攻め」の印象のデザイン。ティントにより色持ちと発色を、バームにより保湿を叶えてデザインも魅力的であるこちらは、まさにヴォリュプテシリーズの最終兵器と言えるのではないでしょうか。スペシャルイベント開催情報「ヴォリュプテ ティントインバーム」の発売を記念し、2月1日(水)~7日(火)まで伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージでスペシャルイベント”KISS IN TOKYO”を開催します。会場では、・イヴ・サンローラン・ボーテ ナショナルメイクアップアーティストJo Takahashiによるメイクショー(2日・3日・6日・7日ともに14:30~/17:30~)・ヘアメイクアップアーティストのJunJunが1日店長として来店(5日14時~16時)・フォトグラファKouichi Nakazawa(ZENI.)によるスマホ写真撮影(4日・5日13時~18時)など、数々の豪華がゲストによる催しが行なわれる予定。また、ルージュ ヴォリュプテ シャインまたはヴォリュプテ ティントインバームを含むYSLメイク製品8,200円(税抜)以上ご購入の方に、エングレイビングサービス(名入れ)も実施。この日の思い出とともに、あなたのお名前を刻んでみてはいかがでしょうか。プレゼントにもぴったりです。ヴォリュプテ ティントインバーム-“かわいい”だけじゃない、ピュアセンシュアルな全12色-2017年2月3日(金)発売/各4,300円+税あなたの恋を強気に叶える。理想のカラーを味方につけて。
2017年02月02日キヤノンから、ネットワークカメラの新製品として、小型で軒下でも目立たせることなく設置が可能な“VB-S30VE”や、赤外照明により0ルクスの暗闇でも最長60m先まで白黒撮影が可能な“VB-H761LVE”など、計7機種が2016年11月下旬より順次発売されます。フルHDに対応これらの新製品は、いずれもフルHD(2メガピクセル)に対応したネットワークカメラです。小型シリーズとして、軒下設置が可能なドーム型2機種と、光学3.5倍ズームレンズを搭載したボックス型1機種の3機種を発売し、同シリーズのラインアップが拡充します。さらに、屋外モデル4機種が加わることで、オフィスや店舗など小規模施設から、工場や倉庫など大規模施設まで、さまざまな状況下でのモニタリングを可能にします。■ 小型サイズにより軒下でも目立たせることなく設置可能(VB-S30VE)電動のパン(左右の動き)・チルト(上下の動き)・ズーム機能を搭載した屋外対応のドーム型ネットワークカメラとして、直径約132mm、高さ約65mmと世界最小クラス(※1)のサイズを実現し、カメラを目立たせることなく設置することが可能です。また、マイクを内蔵し、映像とともに音声も記録可能です。さらに、耐衝撃性能(※2)や防じん・防水構造(※3)により、店舗の軒下や駅のホームなど風雨を受ける場所でもモニタリングできます。■ 赤外照明を搭載し暗闇の中を60m先まで撮影可能(VB-H761LVE)赤外照明や光学20倍ズームレンズの搭載により、光源がない0ルクスの暗闇でも最長60m先まで白黒撮影が可能です。また、耐衝撃性能(※4)や防じん・防水構造(※3)により、工場や倉庫、発電所などにおいて、屋内外問わず広範囲をモニタリングできます。※1電動のパン・チルト、光学ズーム機能を搭載した屋外対応ドーム型ネットワークカメラにおいて。2016年10月3日現在。(キヤノン調べ)※2CE(ヨーロッパ規格) EN50102に準じた電子機器に対する外部からの耐衝撃保護に関する規格「IK10」に適合しています。※3IEC(国際電気標準会議)によって定められている防じん・防水の保護規格「IP66」に適合しています。※4CE(ヨーロッパ規格) EN50102に準じた電子機器に対する外部からの耐衝撃保護に関する規格「IK09」に適合しています。問い合わせ先:キヤノンお客様相談センター050-555-90074
2016年10月14日「使いやすい!」とスタイリストの折り紙付きヘアワックスシリーズ「MEUVLE(以下、ミューヴル)」は、新製品2アイテムを発売した。「ミューヴル」は、多くの人気スタイリストや一般ユーザーから「使いやすい!」と話題のヘアワックス。その使いやすさは、FacebookやTwitterなどのSNSやファッション誌などでも話題になるほどだ。伸びが良くベタつかない同製品は、ワックス特有のベタつきが少なく、伸びが良いのが特徴。髪への馴染みが良いため、スタイリングがしやすくなっている。また、UVカット成分・ヘアカラー褪色成分を配合しているため、髪へのダメージが気になる女性でも安心して使うことができる。香りはすべて癖のない「アップル&ジャスミン」。どの年代・性別でも支持が高く、好印象を与えることができる香りを採用した。ファイバータイプとクレイタイプが新登場今回発売するのは「F5 フラップワックス」と「D3 アレンジクレイ」の2種類。前者はファイバー特有の伸びで躍動感のある毛束やハネ感を表現でき、後者はくすんだ質感でドライな浮き感を表現できるワックスとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※MEUVLE 公式サイト
2016年06月22日インテグレートから夏季の新製品発売6月21日、資生堂はセルフメーキャップブランド「インテグレート」より、夏季の新製品全6品目14種を発売する。アイテムは、アイブローペンシル、アイブローマスカラ、アイカラー、アイライナー、ネールカラーの5種。同ブランドが、ターゲット女性に対しなりたい顔だちについてのアンケートを実施したところ、上位にあがったのは、凹凸がある、メリハリのある顔、小顔などであった。一方、現在の自分の顔に対しては、凹凸がない、のっぺりしている、顔が大きいと思っている。また、95%の人が小顔になりたいと答えたことからわかるように、ハッキリした顔だちと小顔を理想とする女性が多いようである。光と影のトリックで理想の顔に近づく!この結果を受け同ブランドでは、目鼻立ちゾーンにおける光と影の錯覚で小顔を演出する「ビューティートリックアイブロー」を開発。ハイライトカラー、ノーズシャドウ、濃淡2色のアイブローの4色パレットがナチュラルに小顔を演出する。その他、新色が仲間入りした「アイブローペンシル」と、立体美眉へ導く「グロスアイブローマスカラ」が登場する。目もとを自然にぱっちりと見せたい人には「ヌーディ―グラデアイズ」がおすすめ。こちらはパウダータイプのアイカラー・アイライナーだが、リキッドジェルで夏に嬉しいウォータープルーフの「スナイプジェルライナー」も発売される。さらに、まるでジェルネールのようなぷっくり感がキレイな「ジェルドロップネール」も登場。超速乾タイプなので、指先のおしゃれが手軽に楽しめる。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース(株式会社資生堂)※プレスリリース(株式会社資生堂)PDF
2016年05月29日話題の酵素洗顔とオールインワンスキンケア2製品株式会社東急レクリエーションが展開する流行発信ショップ「ranKing ranQueen(以下、ランキンランキン)」では、株式会社バイソンの自然派スキンケア「ナチュリピュア」シリーズの2製品を2016年5月20日(金)にフライング販売することが決まった。今回発売するのは、「酵素洗顔泡パック」2種類と「オールインワンウォーター」の3アイテム。「酵素洗顔泡パック」は、酵素の働きで素肌力を高める洗顔&パックの1本2役のアイテム。さっぱりタイプの「グリーンスムージー」としっとりタイプの「アサイースムージー」から選ぶことができ、28包入って泡立てネットも付いてくるのは嬉しい。「オールインワンウォーター」は、ブースター(導入)・保湿・リフレッシュナー・引き締め・美容液の1本5役にもなる高浸透美容水。水の3倍もの浸透力が角質までうるおす。フライング販売とサンプルプレゼントも同製品の一般販売は5月23日からとなっているが、「PickUpランキン 渋谷ちかみち」では3日先行のフライング販売を行う。また、ランキンランキンで買い物をした人にサンプルのプレゼントも行うとのこと。自然派スキンケアに興味のある人、流行にいち早く乗りたい人は新製品をフライングゲットするチャンスだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社東急レクリエーション プレスリリース/PR TIMES
2016年05月20日「ロクシタン(L’OCCITANE)」から、フレッシュに華やいだ香りを放つピオニーシリーズの新製品が2016年4月13日(水)より、数量限定で発売中。ピオニー フレッシュペタルミルク容量:250mL / 価格:3,996円(税込)スフレのように軽やかで爽快感溢れるテクスチャーが肌にすっとなじむ。イノセントピオニー ジェリースクラブ容量:100mL / 価格:4,320円(税込)ジェルからオイル、そしてミルクへと変化するユニークなテクスチャーのフェース用スクラブ洗顔料。■イノセントピオニー リップバーム価格:各色 2,808円(税込)UV効果のあるリップバーム。SPF25/PA++で、ナチュラル、プラム、ローズ、べージュの全4色展開。
2016年04月15日Huawei Consumer Business Groupは4月6日(英国時間)、Androidスマートフォンの新製品「Huawei P9」(5.2インチ)と「Huawei P9 Plus」(5.5インチ)を発表した。Leicaと共同開発したデュアルレンズ・カメラ、Kirin 955プロセッサ、最新の指紋認証センサー、3,000mAh/3,400mAhのバッテリーなど、Pシリーズのミニマルデザインにハイエンドのスペックと機能を凝縮した。メインカメラは、RGBセンサーと、よりディテールを捉えられるモノクロームセンサーを備えており、それぞれに適したレンズを搭載した2つのカメラで記録した豊富な情報を、Leicaと開発したPicture Qualityアルゴリズムで処理する。それぞれ12メガピクセルのセンサーはピクセルサイズが1.25umと大きく、薄暗い場所での撮影にも強い。オートフォーカスには、Hybrid Focusテクノロジを採用している。レーザーAF、コントラストAF、深度計算の3つのフォーカス方法をサポートし、撮影環境に応じて最適な方法を自動的に選択することで、高速に正確かつ安定したフォーカシングを実現する。撮影モードには、スタンダード、ビビッド、スムースといった3種類のフィルムモードやモノクローム・モード、各種設定を細かく手動設定できるプロフェッショナル・モードなどがあり、撮影後にボケみを調整できる機能も用意されている。P9、P9 Plusともに、プロセッサのKirin 955(64bit)は2.5GHz×4と1.8GHz×4のオクタコア。本体はアルミニウム製で、フレームの縁にダイヤモンドカットが施されており、カバーガラスには2.5Dガラスを用いている。外部接続端子はUSB-C。OSはAndroid 6.0だ。【Huawei P9】ディスプレイ: 5.2インチFHD(1920×1080)メモリ: 3GB/4GBストレージ: 32GB/64GBカメラ: F2.2の12メガピクセルカメラ×2(背面)、F2.4の8メガピクセルカメラ(前面)。バッテリー容量: 3,000mAhカラー: セラミックホワイト、ヘイズゴールド、ローズゴールド、プレスティージゴールド、チタニウムグレイ、ミスティックシルバーサイズ: 145×70.9×6.95ミリ (重量: 144グラム)【Huawei P9 Plus】ディスプレイ: 5.5インチFHD(1920×1080)メモリ: 4GBストレージ: 64GBカメラ: F2.2の12メガピクセルカメラ×2(背面)、F1.9の8メガピクセルカメラ(前面)。バッテリー容量: 3,400mAhカラー: セラミックホワイト、ヘイズゴールド、クオーツグレイサイズ: 152.3×75.3×6.98ミリ (重量: 162グラム)Huaweiはまた、ウエアラブルリストバンドデバイスの新製品「TalkBand B3」も発表した。ヘルストラッキング機能、スマートフォンと連動する機能を備え、本体をバンドから外してBluetoothヘッドセットとしても利用できる。対応するスマートフォンは、Android 4.3以上、iOS 7.0以上。 ラインナップは、TPUストラップのActive (ブラック、ホワイト)、レザーストラップのClassic (ブラウン、ベージュ)、ステンレススチールストラップのElite(チタニウム)の3モデルだ。
2016年04月07日NECは4月6日、4K映像のリアルタイム処理を実現するコーデックの新製品としてエンコーダ「VC-9700」ならびにデコーダ「VD-9700」を2016年7月に発売すると発表した。新製品は映像符号化方式「H.265/HEVC」を採用し、大容量である4K映像データを約500分の1まで圧縮処理可能なため、伝送するデータの帯域を大きく削減することができる。また、映像の符号化には同社が地上波デジタル放送開始以前から培ってきた高画質アルゴリズムを適用し、色域や輝度の幅をそれぞれ拡大する技術であるBT.2020やHDRに対応した。また、約99ミリ秒という超低遅延で4K映像の圧縮・伸長処理を実現したほか、音声データについては、低遅延圧縮を実現するMPEG-4 AAC ELD規格に対応することで、従来製品よりも音声圧縮に割り当てるビットレートを削減し、映像圧縮により多くのビットレートを割り当てることができる。4K映像に加えHD/SD映像の圧縮・伸長も可能で、映像符号化方式としてエンコーダはH.264に対応(オプション機能)し、デコーダはH.264とMPEG-2にも対応しているため、既存システムとの互換性を確保し、併用運転が可能な効率の良い運用を実現するとしている。さらに、映像や音声信号を暗号化する「スクランブル方式」や、ネットワークでの安定したデータ伝送を実現する「誤り訂正方式」に対応し、衛星やIPネットワークによる伝送も可能だ。
2016年04月07日●Windows 10 Proを搭載したLIVAリンクスインターナショナルは1日、エリートコンピューター(ECS)の新製品として、小型PC「LIVA」シリーズ、組み込み向けボードPC、文教向け2in1 PCおよびノートPCなどを多数発表。4月9日から順次発売する。○ファンレス小型PC「LIVA X2 Pro」まずはファンレス小型PCの「LIVA X2 Pro」。基本的に個人向けLIVA X2と同じだが、法人ユーザーからのリクエストに応えて、Windows 10 Proをプリインストールした。4月9日から発売し、メーカー希望小売価格は48,800円(税別)だ。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.6GHz)、メモリがDDR3L 4GB、ストレージがeMMC 64GB、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。通信機能としては、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0を備える。インタフェース類は、HDMI 1.4a(4K出力対応)、D-Sub、USB 3.0×2、2A出力対応のUSB 3.0×1、音声出力/マイク入力コンボジャックなど。VESAマウント75mmと100mmに対応したマウンタが付属し、同じくVESAマウント対応の液晶ディスプレイ背面などに取り付けることも可能だ。本体サイズはW156×D83×H51mm、重量は約560g。○Qi対応の小型PC「LIVE STATION」続いて「LIVE STATION」だ。ワイヤレス給電のQiに対応した小型PCで、ストレージにSATADOM(組み込み・産業用のSATA)を採用しているのが特徴。本体の上面にQi対応スマートフォンなどを置くと充電できる(出力は5V/1A)。2モデルを用意し、どちらもメーカー希望小売価格は34,980円(税別)。4月9日から発売する。両モデルの主な違いは、メモリとストレージの容量、OSの有無だ。型番「LS-2-32-W10」は、メモリがDDR3L 2GB、ストレージがeMMC 32GBで、Windows 10 HOMEをプリインストール。一方の型番「LS-4-64」は、メモリがDDR3L 4GB、ストレージがeMMC 64GBで、OSはプリインストールされない。そのほか共通の仕様として、CPUがIntel Celeron N2830(2.16GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、通信機能がGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0だ。インタフェース類は、HDMI 1.4a(フルHD出力)、USB 3.0×2、USB 2.0×2、音声出力/マイク入力コンボジャックなど。VESAマウント対応だが、マウンタは付属しない。本体サイズはW116.6×D112×H45.6mm、重量は約536g。●組み込み用の小型PCボード、文教向け2in1 PCとクラムシェル型ノートPC○組み込み用の小型PCボード組み込み用の小型PCボード「BAT-MINI2」は、LIVA Xのメインボードだけを単独で販売するもので、前モデルのBAT-MINIはそれなりの採用例があるという。新バージョンではmSATAを採用したため、UEFIに対応していないOSでも利用できるようになった。出荷は随時対応で価格は個別見積りとなっている。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2808(1.58GHz)、メモリがDDR3L 4GBまたは2GB、ストレージがeMMC 64GBまたは32GB(拡張スロットとしてmSATA)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。通信機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0を備える。インタフェース類は、HDMI、D-Sub、USB 3.0×1、USB 2.0×2、音声出力/マイク入力コンボジャックなど。本体サイズはW135×D83×H40mm、重量は約90g。○文教向け2in1 PC、クラムシェル型ノートPC文教向けに開発されたPCを2モデル投入。10.1型2in1 PCは丸みを帯びたデザインで、落下(70cm)といったやや乱暴な扱いにも耐え、IP52相当の防塵・防滴性能を持っている。事案に応じたカスタマイズに対応し、参考展示の製品にはHUAWEI通信モデムが実装されていた。6月以降の出荷を予定しているそうだが、学期始まりを考えると、現実的には来年度以降の出荷だろうか。価格は未定。10.1型2in1 PCの仕様概要は、SoCがIntel Cherry Trail Type3、メモリがDDR3L 1GBまたは2GB、ストレージがeMMC 16GBまたは32GB、タッチ対応の液晶ディスプレイが10.1型1,280×800ドット。通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を備え、オプションで3G通信に対応可能だ。センサー類は、標準で加速度と照度、オプションでジャイロと電子コンパス、NFCとなる。インタフェース類は、microUSB、microHDMI、microSDスロット、microSIMスロットなど。重量は、PC本体(タブレット部)が795g、キーボードドックが545g。両者を合体したときの本体サイズはW278.9×D193.8×H23.15mm。一方、11.6型ノートPCの仕様概要は、SoCがIntel Braswell-M(Pentium N3700/N3150/N3050/N3000)、メモリがDDR3L 2GB/4GB/8GB、ストレージがeMMC 16GB/32GB/64GBとなる。ストレージは、eMMC+7mm厚2.5インチHDD(320GB/500GB)や、7mm厚2.5インチHDD(320GB/500GB)のみの構成にも対応可能。OSはWindows 10で、11.6型の液晶ディスプレイはTN方式、解像度は1,366×768ドットだ。インタフェース類は、USB 3.0、USB 3.0 Type-C、USB 2.0、microSDスロット、HDMI、音声出力/マイク入力コンボジャックなど。本体サイズはW305×D201.5×H19.9~23.8mm、重量は1,385g(eMMCモデル)。●リンクスとプラネックスが協業製品発表会では、リンクスインターナショナル 代表取締役の川島義之氏があいさつを行い、小型PC製品LIVAについて紹介。二年前に扱いを開始したLIVAは、認知度も向上。最初は小売り向けから始まったが、ソリューション販売や組み込み向けのボード販売でも実績を伸ばした。今回の発表会は、法人向けのLIVAや、ケータイ/スマホと連動した新しい提案、教育用タブレットが中心だ。続いては、日本エリートグループの岡山偉信氏がスピーチ。LIVA X2 Proは、法人からの問い合わせが増え、Windows 10 Proが欲しいという要望に応えた機種とした。LIVE STATIONはIntelのNUCと外見が似ているが、Qi対応であり、スマホの充電にも使える点を強調。名前の通り「生活に密着して使ってほしい」という。教育用タブレットに関しては、これまでIntelのクラスメイトPC製造に携わってきている。過去に数百万台の製造を行っていたが、その経験を生かして今回の製品を発表したと経緯を述べた。ゲストとして、プラネックスコミュニケーションズの藤澤利之氏が登壇。ネットワークカメラのソリューション「スマカメ」をベースとして、簡易性を企業ユーザーにも使ってほしいということで、PC用ステーションソフト「スマカメPro」を発表した。リンクスと協業して、LIVA X2 Proと組み合わせて販売したいと語る。
2016年04月01日米Intelは31日(現地時間)、NVMe対応データセンタ向けSSDの新製品を発表した。ミッションクリティカルなエンタープライズ領域やスケールアップ型の拡張に向けた「Intel SSD DC D3700/D3600」に加え、データ集積や読み取り中心処理に向けた「Intel SSD DC P3520/P3320」をそろえる。このうち、「Intel SSD DC D3700/D3600」は、Intelとして初めてデュアルポートをサポートした製品で、SASストレージのボトルネックを解消するとしている。SASストレージを採用したシステムとの比較では、応答速度とIOPSで最大6倍の性能向上を実現するという。転送速度は、シーケンシャルリードが最大2,100MB/s、シーケンシャルライトが最大1,500MB/s、4Kランダムリードが最大470K IOPS、4Kランダムライトが最大95K IOPS、リード:ライト=70:30の4Kランダム性能は最大213K IOPS。フォームファクタは2.5インチのみで、容量のラインナップは、D3700が800GBと1.6TB、D3600が1TBと2TB。一方の「Intel SSD DC P3520/P3320」は、Intel初となる3D NAND採用SSD。既存のデータセンタ向けSSDから、Business Analyticsでは最大3.45倍の処理速度向上を、SATA SSDとくらべて、シーケンシャルリードでは最大3.2倍の転送速度向上を実現するという。転送速度は、シーケンシャルリードが最大1,600MB/s、シーケンシャルライトが最大1,400MB/s、4Kランダムリードが最大365K IOPS、4Kランダムライトが最大22K IOPS、リード:ライト=70:30の4Kランダム性能は最大65K IOPS。フォームファクタは2.5インチとハーフハイトのPCI Express拡張カード型を用意、容量ラインナップは、450GB(2.5インチのみ)、1.2TB、2TB。
2016年04月01日テクトロニクスは3月23日、USBリアルタイム・スペクトラム・アナライザ(スペアナ)の新製品「RSA5000シリーズ(RSA500)」「RSA600シリーズ(RSA600)」と小型USBリアルタイム・スペアナ「RSA306」のバージョンアップ製品「RSA306B型」を発表した。同社は2月にブランドロゴを一新し、製品中心のハードウェア・カンパニーからアプリケーションにフォーカスしたテクノロジー・カンパニーへと向かっていく方針を打ち出し、同方針のもと、IoTを重要分野の1つとして位置づけている。したがって、今回発表されたRSA500とRSA600は「IoTにおいて製品がどのように使われるのか」ということを強く意識した製品となった。同社によれば、IoTの普及によりさまざまなメーカーがIoT製品に参入している一方で、エンジニアが新しくRF設計の専門知識を身に付ける必要があったり、多くの規格への対応が求められるなどの課題が出てきているという。IoT製品は必ず通信機能を備えていなければならず、その多くは無線で行われるためだ。また、フィールドでの電波管理においても、無線需要の増加による電波環境の悪化や、信号特性評価の多様化などに対応することが必要となっている。IoTがもたらしたこのような状況は、スペアナ市場の低価格化をもたらしている。IoT製品のエンジニアは元々RF設計の知識があるわけではない。そのため、認証済みのRFモジュールを外部から調達してきて製品に組み込むケースが多い。この場合、IoT製品のエンジニアがスペアナで行うのはアンテナとのマッチングや機能チェックなどが中心となり、ハイエンドな機器は必要とされない。一方、RFモジュールを設計するようなエキスパートはハイエンド機器を使用するが、高価な機器を追加導入するのは難しく、市場では低価格帯のスペアナのシェアが増加しているというわけだ。このような市場背景の中でヒットしたのがテクトロニクスが2014年に発売したUSBリアルタイムスペアナ「RSA306」だ。リアルタイムスペアナは掃引型のスペアナと比べて発生頻度が低い信号の検出が容易というメリットがある。しかし、リアルタイム機能を備えたスペアナは高価で、気軽に購入できるようなものではなかった。これに対しRSA306はリアルタイム機能を搭載しながら50万円以下という低価格を実現し、市場から高い評価を得た。RSA500とRSA600はRSA306では機能が物足りないユーザーに向けた開発されており、価格もRSA500が76万8000円~128万円(税抜き)、RSA600が89万8000円~128万円(税抜き)とRSA306よりは高い。ただ、同社によれば同等の性能・機能の他社製品と比べるとRSA500は20%以上、RSA600は約30%低価格だという。RSA500とRSA600は、スペックは同じだがアプリケーションが異なる。RSA500はフィールドでの電波管理や干渉波調査での利用を想定。ベンチトップ型スペアナと同等の性能を備えるとともに、同一チャネルに出る妨害波まで発見可能なDPX表示、妨害波発信源の探索を効率化するマッピング機能などを備える。また、RSA500をバッグに入れて軽量なタブレットのみを手に持つスタイルが実現するため、腕の負担を軽減することができるとしている。一方のRSA600は実験室でのRFテストを想定。IoTで使われる最新の無線規格をサポートし、Bluetooth LE、WLAN認証試験前の事前テストや高度なEMIテストを行うことが可能だ。RSA306B型は上述の通りRSA306のバージョンアップ製品で、スプリアス性能、振幅確度が向上するなどしている。価格は49万8000円(税抜き)。また、無償のSignalVu-PC ソフトウェアもアップデートされる。新バージョンではUIの改善、信号識別データベースやマッピング機能の強化などが図られている。同ソフトは同社のオシロスコープ(MDO4K、DPO/MSO70K)、スペアナ全てで使用可能だ。
2016年03月23日米アナログ・デバイセズ(ADI)は3月17日、低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)の新製品「ADP176x」および「ADP715x」を発表した。同製品シリーズは、無線基地局、有線通信、産業用計測器、高性能オーディオ、医療機器などへの搭載を念頭に設計されており、特にデータ・レートが高く、ノイズに敏感な精密アナログ/RFアプリケーションで、クリーンな電源レールや高速な過渡応答を実現し、高い電源電圧変動除去比(PSRR)を発揮するとしている。ADP176xシリーズの最大出力電流は3Aで、0.5V~1.5Vの出力電圧範囲で動作する。この低電圧出力の動作により、多くの最新アプリケーションの高電流コア・レール要件に対応可能だとしている。また、ADP715xシリーズは1.2V~3.3Vの出力電圧範囲をサポート、10 Hz~100kHzで1.6 µVrmsというノイズ性能を有するほか、この2 µVrms未満(100 Hz~100 kHz)という低いノイズ性能でのLDO出力電流範囲を、最大2Aにまで拡大している。同製品シリーズは現在サンプル出荷中で、2016年4月の量産出荷を予定している。
2016年03月17日米Appleが3月21日にスペシャルイベントを開催する。噂される4インチのiPhoneや9.7インチiPadの新製品、そしてプライバシー保護とセキュリティを巡るFBIとの対立に世間一般の注目が集まっているが、Apple Payを忘れてはならない。iPhone 5s発売から2年半が経過し、iPhone 5sユーザーの2年縛りが終了し始めて機種変更を考えたくなるタイミングである。噂通りにNFCを搭載する4インチiPhoneの新製品が登場し、そしてiPhone 5sが引退したら発売中の全てのiPhoneがApple Payに対応することになる。私はApple Payが米国でサービス開始になってすぐに使い始め、Apple Payを日常的に使うようになって現金を持ち歩くようになった。米国ではクレジットカードで支払うことがほとんどなので、以前はクレジットカード以外にはコーヒー代程度の現金しか持ち歩かなかった。ところが、Apple Payはクレジットカードのようにどこでも使えるわけではない。だから、常に100ドルぐらいの現金を持つようになった。現金は不足することもあるし、銀行から引き出すのも面倒だ。それなら、以前と同じようにクレジットカードで支払った方が便利と言えば便利である。「それって不便になってないか…」と言われることも度々だ。でも、TARGETやHome Depotからクレジットカード情報が大量流出するような事件が続き、磁気ストライプのクレジットカードを読み取らせることに抵抗を感じるようになった。Apple Payは登録してあるクレジット口座の情報を店側に渡すことなく、支払いごとに生成する一時的な決済用の番号をやり取りするので、後で店側からクレジットカード情報が流出する心配がない。その安心感は何ものにも変えがたい。もちろんApple Payでなければならないというわけではない。私はいつもiPhoneを持ち歩いているからApple Payというだけで、Android Payでも構わない。要は、安全な支払い方法を使いたい。NFC決済に関しては「普及するか?」 とか、「どのサービスが市場を制するか?」というような視点の報道が溢れているが、磁気ストライプのクレジットカードをそのまま使うリスクは大きく、その問題の解消は待ったなしである。別にNFC決済でなくとも、クレジットカードが今直面している問題を解決できる方法が普及するべきなのだ。まだ不便も感じるけど、米国ではApple Payだけでも何とかなる程度にまで普及しており、Apple Payが使えない場所を現金で補う方法で不満はない。以前のように「ここでもApple Payが使えない」とApple Payにがっかりするのではなく、最近は安全で便利な支払い方法をサポートしない店側にがっかりするようになった。○ICチップカードのトラブルがApple Payに追い風Apple PayやAndroid Payを使える場所が増えたのは、クレジットカード会社による大胆な改革が昨年実行されたからだ。加盟店がICチップカードの読み取りに対応しない場合、偽造犯罪の損失を加盟店契約会社にも負わせるようにし、それによってEMV対応端末への切り替えが一気に進んだ。EMV対応端末の多くはNFC決済をサポートしており、EMVへのPOS端末のアップグレードと共にNFC決済を利用できる場所が増加したのだ。ニワトリとタマゴのニワトリは着実に増えている。ただ、使ったことがないものへの恐れは根強いようで、NFC決済に対応している店でApple PayやAndroid Payで支払っている人を見かけることはまだ少ない。実際に使ってみたら磁気ストライプのクレジットカードよりも便利なのだが、使ってみないと分からないことを使ったことがない人はメリットとして実感できない。なかなかタマゴが増えないのが現状である。でも、その課題をNFC決済が克服できるチャンスが到来している。カードの更新を迎えてEMVチップを備えたカードが利用者に広まり、米国のスーパーなどでは今、EMVチップがらみのトラブルが頻発している。磁気ストライプのカードに比べると処理に時間がかかり、エラーが起こることも少なくない。長い行列のレジで「値段の確認」になるとイライラするものだが、今はEMVチップのトラブル発生が行列をイライラさせる原因になっている。また、初めてのEMVチップ搭載カードの使い方に戸惑う利用者も多く、不便になったクレジットカードに不満を覚えた利用者が安全かつ便利な支払い方法としてNFC決済に目を向けるようになり始めている。Appleが4インチiPhoneの新製品を投入する理由は様々だと思うが、もしこのタイミングで登場したら間違いなくApple Payユーザーの増加を加速させるものになるだろう。日本においてApple PayやAndroid Payは、日本国内の既存の決済方法と比較した議論になりがちだが、海外に出かけた時に簡単かつ安全に支払いを済ませるための方法というだけでもサポートされる価値は十分にあると思う。
2016年03月17日夏場の毛穴をひきしめるベースメイク常盤薬品工業株式会社は、同社が展開するセルフベースメイクブランド「毛穴パテ職人」から新製品「BBクリームひんやりスプレータイプ」を2016年4月26日(火)より発売する。毛穴が広がり、皮脂でテカリやすい夏場。化粧崩れが心配な人もおおいのではないだろうか。今回発売する「BBクリームひんやりスプレータイプ」は、パフにシュッとスプレーして使うタイプのBBクリーム。-7度の冷感が肌に気持ちよく、毛穴をひきしめる効果が期待できる。1つ7役が時短メイク派に嬉しい機能も、肌ひきしめ効果・化粧下地・毛穴パテ効果・コンシーラー・ファンデーション・UVカット効果・美容液効果と時短メイク派には嬉しい1つで7役となっている。また、ムラなく肌にクリームを叩き込める濃密スポンジパフが付いているのも嬉しい。<商品名>サナ毛穴パテ職人BBクリームひんやりスプレータイプ60g1,200円(税抜)(引用:プレスリリースより)夏場の化粧崩れが気になる人、毛穴の開きが気になる人は要チェックの新製品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・常盤薬品工業株式会社 プレスリリース/@Press
2016年03月12日ダッソー・システムズ(ダッソー)は2月26日、パッケージ製品・小売業向けに特化した新ソリューション「パーフェクト・プロダクション」を発表した。「パーフェクト・プロダクション」は、同社のデジタル製造オペレーション管理アプリケーションを活用し、パッケージ製品 (食品、飲料、消費財、日用品など)の製造に関わるグローバル企業向けに、プラントの効率化、生産性や柔軟性の向上を支援するソリューション。同ソリューションでは実際の事物や現象とコンピューター上の事物や現象をリンクさせる「バーチャル・ツイン」の考え方をパッケージ製品の製造工程に導入することで、プラントとサプライヤー双方の業務プロセスを、リアルタイムで可視化し、制御および同期することができる。これにより、メーカーは共通の作業標準を確立し、それをグローバルで包括管理すると同時に、地域市場と顧客ニーズへの適合、継続的な改善を図ることができるとしている。ダッソーは、今回の新ソリューションについて「パッケージ製品は業界でも最もビジネスが複雑で、市場が変動しやすく、新製品の80%が発売から1年以内で撤退を余儀なくされます。『パーフェクト・プロダクション』の導入により、企業は効率性を高めながらコストを削減し、新製品をより早く市場に投入できるようになります。」とコメント。同社によれば「パーフェクト・プロダクション」を用いたオペレーションの効率化によって、数百万ドルのコスト削減を実現しつつ、さまざまな商品構成を市場に展開し、三桁成長を実現したケースもあるという。
2016年02月26日アナログ・デバイセズ(ADI)は2月23日、超低消費電力マイクロコントローラの新製品「ADuCM302xシリーズ」を発表した。同製品はアクティブ・モードで38μA/MHz未満、スタンバイ・モードで750nA未満の超低消費電力を特長とする。バッテリ交換や再充電までの期間を延長できるため、搭載機器の利便性を高めるとともに、維持コストの削減に貢献するとしている。また、電力効率の向上によりバッテリ個数の削減や小型化によるコスト削減を実現でき、バッテリを頻繁に交換することが難しい分野においても、新たに応用製品を開発できるようになる。シリーズ第1弾製品となる「ADuCM3027(128kBフラッシュ・メモリ搭載)」と「ADuCM3029(同256kB)」は32ビットARM Cortex-M3プロセッサを搭載し、性能と消費電力とのバランスを最適配分できるよう簡単に設定することが可能。また、セキュリティと信頼性に関わる各種機能には設定に関わりなく常時提供される。さらに、スタンバイ・モードでの電圧モニタリング機能やフラッシュ・メモリ上のエラーを自動修正する機能によって、誤作動やシステム障害につながりかねないデータ損壊を予防的に回避できるようになっている。「ADuCM3027」と「ADuCM3029」は現在サンプル出荷中で、両製品とも64ピンLFCSPと54ボールWLCSPパッケージが用意されている。1000個受注時の単価は「ADuCM3027」が3ドル、「ADuCM3029」が3.5ドル。量産出荷は7月を予定している。
2016年02月23日STマイクロエレクトロニクス(ST)は2月22日、6軸センサ・モジュールの新製品「LSM6DSL」および「LSM6DSM」を発表した。新製品は現行品と比べて最大50%の消費電力を削減していると同時に、ジャイロ・センサの精度が大幅に向上し光学式手ブレ補正(OIS)などの性能の向上に貢献する。また、加速度センサにより、歩行運動の検出および歩数計、傾き検出、特定モーション検出などの機能を内蔵しており、携帯端末やアプリケーションの開発を簡略化するとしている。2016年第2四半期より入手可能になる予定で、単価は1000個購入時でLSM6DSLが1.99ドル、OIS機能専用出力付きのLSM6DSMが2.50ドルとなる。同社は同製品について「設計者は、新しい6軸センサ・モジュールの高い精度と集積度を活用することで、デジタル・カメラ、ウェアラブル機器、リモコン、ゲーム・コンソール、ドローン、バーチャル・リアリティなどの機器における、さらに充実したユーザ体験を実現することができるでしょう。」とコメントしている。
2016年02月22日LG Electronicsは2月21日(スペイン時間)、スマートフォンの新製品「LG G5」を発表した。プロセッサにQualcommのSnapdragon 820を搭載。モジュール式の機能拡張や常時オン・ディスプレイ、135度の広角撮影が可能なカメラなどユニークな機能を備える。筐体にはアルミニウムを採用し、7.7ミリの薄さを実現している。スライド式で簡単にバッテリーを取り出して交換でき、またバッテリースロット部分が機能拡張スロットも兼ねたデザインになっている。同社は対応するモジュールを2つ発表した。「LG CAM Plus」はカメラ機能を拡張する。電源、シャッター、録画、ズーム用のボタン、LEDインジケータを備え、装着するとグリップを使って安定してホールドできるようになり、また1,200mAhのバッテリーが追加される。「LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY」は、B&O PLAYと開発したポータブルHi-Fi DACだ。384KHz/32-bitまでのハイレゾオーディオの再生をサポートする。ディスプレイは、5.3インチのQuad HD IPS Quantum。ディスプレイドライバや電力管理機能を再設計し、ディスプレイの一部のみを点灯させることで、メインディスプレイで時計や日付などの常時表示を可能にした。同機能は1時間あたりバッテリー全容量の0.8%しか消費しない。また明るさの自動調整機能が強化されており、周囲の明るさに合わせて最大850nitsまで素早く輝度が変化し、直射日光のような環境下でも見やすい表示が維持される。リアカメラは画角78度の撮影と画角135度の広角撮影を切り換えられる。2つの画角の撮影を組み合わせたポップアウト・ピクチャーというフォト効果も用意されている。オーディオ機能は、Bluetooth経由で24-bitオーディオを利用できるようにするaptX HDに対応。充電機能はQualcomm Quick Charge 3.0をサポートする。G5の主な仕様は以下の通り。プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 820ディスプレイ: 5.3インチQuad HD IPS Quantum (2560×1440、554ppi)メモリー: 4GB LPDDR4 RAM / 32GB UFS ROMカメラ: 背面:16メガピクセル(標準)、8メガピクセル(広角) / 前面: 8MPバッテリー: 2,800mAh (取り外し可能)ワイヤレス: Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、NFCOS: Android 6.0 Marshmallow本体サイズ: 149.4 x 73.9 x 7.7ミリ重量: 159グラムカラー: シルバー、タイタン、ゴールド、ピンクVRゴーグルの「LG 360 VR」、360度カメラ「LG 360 CAM」、ホームモニタリングにも使用できるロボット「LG Rolling Bot」、LG TONEシリーズの最新Bluetoothヘッドセット「LG Tone Platinum」、ヘッドフォン「H3 by B&O PLAY」など、アクセサリも充実している。
2016年02月22日10代に人気の「ウォータータイプ制汗剤」ニベア花王株式会社は、同社の制汗剤ブランド「8x4(エイト・フォー)」から新製品「8x4 BODY FRESH(以下、ボディフレッシュ)」を2016年2月20日(土)に発売する。制汗剤といえばスプレータイプのものが主流と思われがちだが、ウォータータイプの制汗剤は、10代は48%と約半数が使用しているという。人気の秘密は「肌がひんやりする」「いい香り」「さらさらする」という使用感。一方でウォータータイプは、「こぼれてしまう」「持ち運びに不便」という理由で使うのを止めてしまったという声もあったという。ジェルタイプでたれずにすっと肌になじむ今回発売されるボディフレッシュは、たれずに使いやすいジェルタイプの制汗剤。制汗・殺菌成分、Wクール成分、さらさらパウダーを配合し、すっとなじむジェルが、さらっとひんやりした肌を実現する。また、涼感タイプも2種類用意。ボトルタイプで涼感の強い「ウォータージェルクール」とチューブタイプで涼感の優しい「ウォータージェル」から選ぶことができる。香りは「ウォータージェルクール」はフレッシュソープ・フレッシュフローラル・フレッシュベリーの3種類、「ウォータージェル」はライトソープ・ライトミント(微香性)の2種類を展開。(画像はプレスリリースより)【参考】・ニベア花王株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2016年02月17日ヤマハは、アコースティックギターの新製品として、『FGシリーズ』7モデル、『FSシリーズ』4モデルを発表した。2016年3月1日より順次発売。価格は、FG180-50THが税抜11万5,000円、FG850が税抜5万円、FS830が税抜4万2,000円など。「FG180-50TH」は、同社初代モデル「FG-180」のデザインを再現し現代版に進化させた、400本限定のヤマハギター50周年記念アコースティックギター。初代モデル「FG180」のデザインを再現した赤ラベル、オリジナルピックガードとオリジナルロゴを採用する。また、独自の木材改質技術「Acoustic Resonance Enhancement(A.R.E.)」や、新たにデザインされたスキャロップドブレイシングなどを採用し、力強い中低音と素早いレスポンスを実現している。なお、「FG/FSシリーズ」は、新たにデザインしたスキャロップドブレイシングにより中低音を強化した新定番アコースティックギター。豊富なグレードとカラーバリエーションがラインアップされており、全23モデルから好みに応じたモデルが選べる。木材を内側の湿度までコントロールしながら入念に乾燥させることで楽器としての安定性を高めているほか、職人の手作業による美しい仕上げや徹底した品質管理と環境テストなども行われている。
2016年02月15日ザインエレクトロニクス(ザイン)は2月12日、電源モジュールの新製品「THV81800」のサンプル出荷を開始すると発表した。同社にとって電源モジュール市場参入の第1弾となる製品で、2016年第1四半期よりサンプル出荷を開始する。「THV81800」は、容量出力電流に対応しつつ、電源制御用IC、Power MOSFET、インダクタおよびその他ディスクリート部品を1つのパッケージに内蔵しており、通常の関連部品により電子回路基板を構成した場合に比較して実装面積を約半分に縮小することが可能。同製品を採用した場合、電源設計や評価にかかる設計工数を削減できるほか、周辺部品点数の削減によるコスト低減および長期信頼性の向上が期待できるとしている。通常の類似の電源システムでは、電源を取り巻く機器内の負荷が急変した場合、電源電圧がその負荷急変に追随できず、大きな電圧変動(電圧ディップ)が生じ、デジタル回路の誤動作や最悪の場合、負荷を破壊する恐れがある。これに対し、THV81800を用いた場合には、負荷急変に対して瞬時に電源電圧を追随させることで、電圧ディップの発生を最小限に抑制し、上述のような電源トラブルを未然に防ぐことが可能となる。また、消費電力削減に対しても高い電力変換効率を提供でき、例えば4A駆動時の変換効率では、通常の電源システムと比較して約2%程度の向上を実現させることに成功したという。さらに、同製品は電源シーケンス制御技術Powerlinkerを搭載し、複数の電源出力が必要な場合に電源同士をリンクさせることで、各電源レールの立上げや立下げの順番を自由に設定することもできる。同社は、クラウドサーバー、人工知能システム、高速画像処理・認識システム、各種産業機器などのニーズに応えていくため、FPGA、DSP、DDRメモリーなどの負荷をターゲットとした新製品を含めて、さらに製品ラインアップを拡充していくとしている。
2016年02月12日米VAIOは、Twitterの公式アカウントで、VAIO新製品の投入を予告した。米国時間1月26日16時に、米国向けに新VAIOを発表するとみられる。Twitterに投稿された内容は、「Tune in tomorrow at 4pm to find out what VAIO is bringing to the US! RT and LIKE!」。日本時間27日にVAIO製品が投入される予告となっている。合わせて投稿された画像には、クラムシェル型とみられるノートPCのシルエットが写っていた。
2016年01月26日3D Systems Japanはこのほど、米ラスベガスで1月6~9日に開催されたConsumer Electronics Show(CES 2016)で発表した新製品について記者説明会を開催した。幅広い製品がラインナップに加えられたので本稿では発表の中から注目の製品を3Dプリンタと素材に分けてご紹介する。○フラッグシップ製品の新モデルが登場金属3Dプリンタはさまざまな材料が使用できることが特長の1つだが、中には安全性が問われる材料があった。これに対し、金属粉末焼結3Dプリンタ「ProX DMP 320」ではチャンバ内の酸素濃度を低く抑えることで安全性を高め、純チタン、ニッケル、ステンレスの造形を実現。また、着脱可能なプリントモジュールによって生産性を高め、双方向の材料供給方式を採用することによりレイヤリング時間を短縮した。造形サイズは275×275×420mmで、販売代理店であるキヤノンマーケティングジャパンの発表では価格は1億1000万~(税別)となっている。「Projet MJP3600」は同社のフラッグシップ製品であるマルチジェット方式3Dプリンタ「Projet MJP3500」の後継機。造形スピードが前世代機の2倍に向上したほか、ファイル読み込みサイズも2.5倍に増えるなど大幅に機能が向上している。また、100Vの電圧で使用できるため、オフィス環境におけるラッピドプロトタイピングの力強い味方となりそうだ。造形サイズは最大298×183×203mm。出荷は1月下旬を予定しているが、1月25日現在で価格はまだ発表されていない。また、「Projet MJP」シリーズではオフィスサイズの「Projet MJP2500」についても情報が公開された。同製品はよりオフィス・フレンドリーな3Dプリンタを目指しており、ワークサイズはA4くらいとなる模様。現在βテスト中で、発売時期・価格は未定。○伸び率650%の材料が使用可能に材料では「ProJet MJP 5500X」の無償アップグレードにより使用可能となる新エラストマー材料「VisiJetCE-BKエラストマー(黒)」と「VisiJet CE-NTエラストマー(ナチュラル)」が登場した。これまでエラストマー材料は破断しやすい、形状がきちんと出力されないという課題があったが、「VisiJetCE-BKエラストマー」および「VisiJet CE-NTエラストマー」は650%という高い伸び率を持ちながらこれらの課題を克服した。また、エントリモデルである「CubePro」向けには材料に木粉を混ぜたウッドマテリアルがラインナップに追加された。3Dプリンタの導入事例が少ない中小規模の木工加工業での利用を想定しているほか、個人利用でも高い需要を見込んでいるという。同社は今回の新製品追加で、価格・用途ともに隙間ないポートフォリオの構築した。また、3Dプリンタ・素材だけではなく3Dスキャナ製品の強化も図っているため、ユーザーはスキャン、3Dデータの編集、そして造形まで一貫して同社のソリューションを使用することができる。網羅的な3Dプリンタのポートフォリオを持ち、造形プロセスの上流から下流までカバーするようになった同社が今後、どのような戦略を打ち出していくのか注目していきたい。
2016年01月26日富士通は1月20日、企業向けIoTパッケージ「Fujitsu IoT Solution UBIQUITOUSWARE」の新製品10種を発表した。発表会では、新製品の披露とともに、昨年5月に発表された同パッケージの実証実験結果と今後の事業展開についても説明が行われた。ユビキタスウェアは、高度なセンシング技術でデータの収集・解析・分析を行い、価値の高いデータとして提供する製品群。人を中心とした情報を価値あるものとしてセンシングと解析を行う「ヒューマンセントリックIoT」を基本コンセプトとする。富士通 ユビキタスビジネス戦略本部長代理の松村孝宏氏は、ユビキタスウェア製品の特徴として、「すぐに現場で使える、高精度なセンシング、ユーザーの環境・戦略に合わせて自由に選択できる製品群」と説明した。ユビキタスウェアは68種類のセンシングアルゴリズムと49種類の特許に基づいている。ユビキタスウェアのアルゴリズムの具体例として挙げられたのは以下の6種類。身体の姿勢…人が座り込んだり、倒れたりしていないかを検出転倒、転落…意図しない転倒や転落を検出熱ストレス…熱に対する一人ひとりの身体ストレスを検出ジオフェンス…特定エリアへの侵入、エリアからの退出を検出生体反応…生活の気配を検出いびき、せき…人体の変調を検出また、実地環境に基づいたさまざまな検証を重ねて高精度化を実現しており、位置精度30cm、遅延時間1秒での追従が可能で、リアルタイムでの高度の検知・追従にも対応する。発表会では3Dのマップを表示したキャッチボールのロケーションデモが行われた。今回、提供が開始されるユビキタスウェアの製品群は以下のとおり。すでに、「パイロットパック」を活用して、情報・通信、化学、輸送用機器、官公庁・自治体、建設、鉄道などの10業種14社の顧客と、工場内の健康管理や従業員の位置把握・転倒検知などについて、検証・準備が行われている。実証実験の例としては、「住宅メーカーによる現場作業員の熱ストレス検知(熱中症予防)」「農作業中の事故防止(一人作業による発見の遅延を予防する)」「製造現場の工程改善シミュレーター(効率化検証)」「住宅メーカーの高齢者見守りサービス(オペレーションセンター経由での健康監視)」が紹介された。また、昨年5月の発表から現時点にかけて、さまざまな企業から470件の引き合いがあるという。製造分野が195件と最多だが、エネルギー分野(37件)物流分野(25件)など、業種は多岐にわたる。「パイロットパック」では、ユーザーの環境に合わせてパッケージ構成の変更や導入サポートにも対応したうえで、ユビキタスウェアを実用導入するためのIoT環境を2カ月間貸与する。価格は、センサーデバイス10個、ゲートウェイ用スマートデバイス2台、IoTプラットフォーム、導入支援サービスの最小パッケージで80万円~130万円ほどの見込み。ユビキタスウェアは今後、グローバルで展開されることも決定している。欧州では2月、北米とアジアでは3月に販売を開始し、2017年には実地導入を目指す。ニーズの高いデジタルマーケティング・見守りソリューション分野や、富士通が得意とする医療・農業・交通分野を中心に、富士通全体の中のユビキタスウェアソリューションとして、2018年までに500億円、2020年までに1000億円の事業規模を目指すとしている。
2016年01月21日ウォッチガードは1月19日、無線アクセスポイントの新製品「AP300」を発表した。AP300はウォッチガードのUTM製品「Firebox」をコントローラとして連携できることから、無線アクセスとともに、セキュリティも高めることでWi-Fiネットワークの安全を確保できる利点がある。最新のIEEE802.11acに対応しており、VoIP端末との通信品質改善をはかる「高速ローミング」や、クライアントのAP間切り替え接続を低信号で素早く処理する「高速ハンドオーバー」、混雑時に高品質な5GHz帯を利用できる「バンドステアリング」機能などを備える。出荷開始は2月19日から。製品参考価格は1台当たり16万6500円(税別)~で、初年度のメーカー保守料が含まれている。
2016年01月20日