黒木華主演、高橋一生、中村倫也ら豪華キャストが共演する新金曜ドラマ「凪のお暇」。この度、本作に武田真治が出演することが決定。「砂の器」以来、15年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる。本作は「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中のコナリミサトによる同名漫画の実写ドラマ化。口コミで話題となり累計250万部を突破している人気作だ。主演の黒木さんが、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を、凪の元カレ・我聞慎二を高橋さん、人生をリセットした凪の新たな生活先の隣人・安良城ゴンを中村さんが演じるほか、市川実日子、片平なぎさ、吉田羊、三田佳子ら豪華俳優が集結している。今回新たに出演が決定した武田さんは、タレント、サックス奏者、俳優として幅広く活動し、近年の筋肉ブームの火付け役として注目を集めている。今作では、スナック「バブル」の個性的なママとして出演。「バブル」は、慎二の行きつけのスナックで、凪への思いを上手く伝えることができない慎二に、ママと店員の杏(中田クルミ)が優しくも厳しくアドバイス!慎二にとって、素になり本音で話せる唯一の場所なのだ。出演にあたって武田さんは「僕が演じるママという役は、なかなか思い切ったキャラクター」とキャラクターについて明かし、「主人公たちの背中を押せるように丁寧に演じていきたいと思っています」と意気込んでいる。「凪のお暇」は7月19日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。※初回は15分拡大(cinemacafe.net)
2019年07月12日映画『Diner ダイナー』(7月5日公開)の公開初日舞台挨拶が5日に行われ、藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、真矢ミキ、奥田瑛二、蜷川実花監督が登場した。同作は平山夢明による冒険小説『ダイナー』を実写映画化。殺し屋専用のダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまったオオバカナコの前に現れたのは、元殺し屋で天才シェフの店主・ボンベロ(藤原)。極限状態のブッとんだ世界が繰り広げられる。舞台挨拶前には、狭い楽屋に登壇者たちが待機していたようで、蜷川監督は「本当に濃くて、このメンバーが6畳くらいのところにギュッといて」と苦笑。藤原は撮影について「大変でしたよ、僕は。ずっと長時間雨に打たれて」と振り返り、「真矢さんがいらして立ち回りすると現場で拍手が起こる。俺、12時間くらい雨に打たれて拍手の一つもない」とぼやく。蜷川監督は「竜也の大変なところは、できるに決まってるって思われてるところ」と弁解していた。また本郷は、「窪田さん演じるスキンのビジュアルがめっちゃかっこいいんですよ。傷だらけなのも色んな過去があってああなってると思うんですが、耳がちぎれてるのははどういう設定なのかな」と質問。「僕の予想では、大きいピアスをして、セーターを着るときに『あっ』てやっちゃったのかなと思って」と大胆予想を繰り広げる。蜷川監督は「ノリで、耳も欠けてたらいいんじゃない? って、途中でいきなり欠けた」と明かしつつ、「セーターです。引っ掛けちゃった」と本郷の案にのっかる。窪田も「正解です」と頷いていた。この日、終始周りからいじられていた武田は、「(撮影中に)隠し撮りしてたんですよね。それを今後随時アップしてっていいですか? けっこうアーカイブあるので」と許可を求める。さらに武田は藤原が最後のあいさつをしている時もスマホを取り出し、藤原は「いっつも撮るんですよ!」と苦笑。その後も武田は藤原や窪田、周囲の様子などを撮り続けていた。
2019年07月05日監督:蜷川実花×主演:藤原竜也の運命の初タッグで、映像化不可能といわれた小説を映画化する『Diner ダイナー』。この度、窪田正孝演じる“スキン”と武田真治演じる“ブロ”の筋肉美に満ち溢れた場面写真を独占入手した。先日行われたジャパンプレミアの後、「豪華キャストで控えめに言っても最高な作品!個性豊かな殺し屋たちに終始圧倒されっぱなし!」「超ドSな藤原竜也(ボンベロ)さんだけでもコース料理の最後に近いのに、続々とキャラの濃い殺し屋たちが出てきて最初から最後までメインディッシュみたいな映画でした」「豪華キャストを1人も無駄にしない、考えられた配役にして、演劇的、殺陣も見事!」など絶賛の声が届いている本作。贅沢なキャスト陣が演じる“殺し屋”のひとり、窪田さん演じるスキンは、全身が凄まじい傷跡で覆われ、近寄りがたい雰囲気を醸し出す凄腕。ツギハギの傷だらけの容姿は、ほかの殺し屋たちから「雑巾男」などと揶揄されるが、傷の影には端正な顔立ちと、誰よりも繊細な心を持っているという役どころ。ジャパンプレミアでもそのキャラの濃さが話題になっていたが、同時にその肉体美も話題に。ジャパンプレミアでひと足早く本作を鑑賞した方からは「とにかく窪田くんの襟足と筋肉がエロ過ぎてヤバい…スキンさん優しくて可哀想で救われなさすぎて愛おしさ半端なかった心奪われまくりました…」「劇中の武田さんは、セクシーな筋肉を披露しまくりだったけど、窪田正孝くんのたくましい腕も、本当に素敵ですっ」と、窪田さんの肉体美を絶賛する声が多数。また、武田さんは筋肉自慢の荒くれ者で、4人組で行動する殺し屋集団のリーダー的存在。肉や酒と同じくらい女も大好きな、ハイテンションな奇人・ブロを演じている。武田さんといえばNHKで放送された「みんなで筋肉体操」で一躍筋肉キャラとしてブレイク!実は本作の撮影は「筋肉体操」以前。その後のブレイクを見越していたかのような蜷川監督の慧眼には驚きだ。武田さんは先日行われたジャパンプレミアで、自身の“筋肉”をいち早く見出した蜷川監督に感謝を述べつつ、自身のキャラクターについて「早めにジャケットを脱ぐんですよ。脱いだタイミングとかよく分からない、気づいたら脱いでるんです」と“筋肉”トークを炸裂。窪田さんもイベントでその筋肉を絶賛していた。今回入手した画像では、両者共にキレッキレの“筋肉”を披露しているが、劇中ではさらに“デカく”、“キレて”、“仕上がった”ナイスバルクを披露しており、その美しさとエロさは劇場の大スクリーンでこそ映えるに違いない!『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Diner ダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年06月26日6月24日、武田真治(46)がインスタグラムを更新。最新シングル「Fight for Love」の配信リリースを報告した。武田のシングルリリースは、1996年に発売された「Bitter Sweet Party」以来となる。23年ぶりのリリースに《朝一でダウンロードしました》《発売おめでとうございます》《いっぱい聴かせてもらいます》とファンから歓喜の声があがった。同曲は「有吉ゼミ」(日本テレビ)の番組企画「武田真治の筋肉ダイエット」で紹介された「筋肉リズム体操」のため、武田が作曲と体操を考案。7つの筋肉を1分半で効果的に鍛えることができ、1日2セット行うことでジョギング30分ほどのカロリー消費が見込めるという。番組公式サイトでは24日の放送に先行して武田本人による「筋肉リズム体操」の動画が公開された。昨年放送された「みんなで筋肉体操」(NHK総合)で一躍注目を浴びた武田だが、現役サックス奏者としても活発に音楽活動に励んでいる。23日に更新されたインスタグラムでは、前日に名古屋で開催されたライブの様子を報告。《新曲『Fight for Love』振り付け踊って頂き嬉しかったです》とファンに感謝するとともに、「筋肉体操」を披露したことも明かした。さらにファンからは《お触りTimeも設けていただくというネ申対応》《マッチョな身体を触れて幸せでした》といったコメントも寄せられた。筋肉と音楽を最大限に活用してファンを楽しませる武田。そんな彼に《サービス精神旺盛で、益々ファンになりました》《真治が言った幸せとは健康であること。同感です》と絶賛の声が寄せられている。
2019年06月25日映画『Diner ダイナー』(7月5日公開)のジャパンプレミアが6日に都内で行われ、藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、 斎藤工、金子ノブアキ、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛士、蜷川実花監督が登場した。同作は平山夢明による冒険小説『ダイナー』を実写映画化。殺し屋専用のダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまったオオバカナコの前に現れたのは、元殺し屋で天才シェフの店主・ボンベロ(藤原)。極限状態の最高にブッとんだ世界が繰り広げられる。ファイヤーボールを背に登場したキャスト陣。故・蜷川幸雄さんに見出された藤原は、「監督が蜷川実花さんですから、何かの縁を感じる。実花さんからお話がきて断る理由って何ひとつ見つからない」としみじみ。「本当に大変だったんですけど、何か感慨深いというか。僕の人生にとって貴重な時間を過ごさせてもらいました」と振り返った。様々なキャラクターが出てくるため、その場で「誰が一番ぶっとんでいたか」を一斉に指差すことに。藤原を始め、真矢を指すキャストが続く中で、窪田は「武田さんです」ときっぱり。「なんていうか、エロい。エロいし美がすごい」と絶賛すると、武田は「僕も真矢さんだったんですけど、窪田さんにご指名いただいてちょっとしたときめきを……そんな目で見てたなんて」と胸をおさえる。本郷も「自分も武田さんです。セクハラをしてるか、筋肉を見せつけてるか、イタリア語を叫んでるかのどれかだったので」と武田の役を表すと、武田は「そんなに簡単に要約するなよ、俺の役作りを」と抗議。武田は改めて「筋肉体操はじまる前に撮影しているんですよ。筋肉体操より前に私の筋肉に注目してくださってた」と蜷川に感謝し、「筋肉を返しに着ました。実花さんに」と賞状のように何かを返していた。
2019年06月06日株式会社新谷酵素が女性の悩みに耳を傾け開発“活きている酵素”にこだわった製品作りを行う「株式会社新谷酵素」から、女性特有の悩みを解決するためのサプリ「WOMEN’S 新谷酵素」シリーズが誕生した。女性の悩みに耳を傾け、自然由来にこだわって作られたサプリメントだ。漢方やハーブを中心とした自然の力で解決「WOMEN’S 新谷酵素」シリーズとして新たに発売されたのは、「こころとからだの雨降りにさよなら」と「ゆうがたクツきつなんとかしてよね」の2種。いずれの商品とも、自然の力を高めるために「新谷酵素」を配合。「こころとからだの雨降りにさよなら」は、乱れた女性のバランスを整えるハーブ「チェストツリー」と、「ローヤルゼリー」、「イソフラボン」も配合し、バランスを穏やかに整え、女性の“月イチサイクル”をサポートする。夜になると足がむくむという悩みにこたえる「ゆうがたクツきつなんとかしてよね」は、めぐりを良くすることで、体の水分量をコントロール。すっきりを促す栄養素を豊富に含む「コーンシルク」の他、女性の悩みにアプローチする植物「シシウド」、「メリロート」を配合した。価格は税込みで、「こころとからだの雨降りにさよなら」の84粒入りが3,218円、30粒入りが1,598円。「ゆうがたクツきつなんとかしてよね」は、56粒入りで2,030円となっている。(画像はWOMEN’S 新谷酵素シリーズブランドサイトより)【参考】※WOMEN’S 新谷酵素シリーズブランドサイト
2019年05月23日5月16日、資生堂のサンケアブランド「アネッサ」が公式サイトとYouTubeにCM動画を公開。「みんなで筋肉体操」(NHK総合)で話題となった俳優・武田真治(46)、庭師・村雨辰剛(30)、弁護士・小林航太(31)の3名がイメージキャラクターに抜擢された。動画では武田らが素肌にサスペンダー姿で日焼け止めクリームを塗り、筋トレに励む様子を披露。早くも話題となっている。同ブランドCMが男性をイメージキャラクターに起用するのは初めてのことだ。今や「筋肉キャラ」が定着している武田だが、デビュー当初は華奢だった。20代のころに顎関節症を患い、予防策として医師から勧められた筋トレを始めたという。40歳になるまでは筋トレをしていると周囲には明かしていなかったが、昨年出演した「みんなで筋肉体操」で大々的に披露。するとネット上で《すごい筋肉ーーー》《ホントにフィギュアみたい》《異空間にいる真治さんの美しさが斬新で新鮮》など、武田の想定外の出演が大きな反響を呼んだ。以降はCMやテレビ出演など各メディアから「筋肉要員」として引っ張りだこ。そして今回の抜てきとなったようだ。武田のCM出演に、インスタグラムではファンから絶賛のコメントが続々と寄せられた。《シンディーかっこいいわ~!!》《マネキンみたいなボディ!凄すぎる》《釘付け!》《永遠に見ていられる》《目が覚めました》意表を突く今回のキャスティングに「筋肉は裏切らない」だけでなく、《期待も裏切らない》とファンからは歓喜の声が上がっている。
2019年05月17日俳優の武田真治が10日、都内で行われたパフォーマンスショー「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」製作発表記者会見に出席。同ショーのスペシャルサポーターを務め、さらに、8月20日の東京公演初日に特別出演することが発表された。魅せる音楽集団「ブラスト!」がディズニー音楽で贈るエンターテイメント「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」。2016年、2017年に続き、今年7月より3度目の全国ツアーを開催する。この日の会見には、ブラスト!メンバーの石川直、米所裕夢、リサ・ライザネック・チャペル、そして、スペシャルサポーターを務める武田と小島瑠璃子が登場。サックス奏者としても活躍し、最近では筋肉キャラとして人気を集めている武田は、冒頭から「音楽は筋肉の叫びだと思っています」と筋肉キャラを炸裂させ、「ブラスト! は情熱が最も凝縮されたライブパフォーマンスができる集団。今回サポートさせていただけることにとても興奮しております」と気合十分にあいさつし、「とりあえず筋肉というワードを言っておくことでわりと記事に取り扱っていただけるので」とぶっちゃけた。8月20日の東京公演初日に特別出演することが発表されると、「これはすごいことなんですよ!」と強調。そして、「僕は昨年、NHKの紅白歌合戦で天童よしみさんのステージにお邪魔し、まさかの腕立て伏せから始まり、サックスもソロを吹かせていただく経験を積んでおります」と紅白での経験をアピールしてから、「今回は筋トレと演奏を同時にいきます」と予告し、「涙が出る思いです。ブラスト!のみなさんに胸を借りて世界の壁を思いっきり肌で感じ、世界のライブパフォーマンスを学ばさせてもらいたい」と意気込んだ。また、事務所の後輩・小島から「武田先輩は今は本当に大人気タレントですから。筋肉も武田先輩の一つの良さというかトレードマーク。見る方も待っていると思うので、筋肉もサックスも観客の方に届けてください」と激励されると、「わかりました。では露出高めで東京初日伺いたいと思います」と宣言した。最後に、「僕はブラスト! の魅力を世の中に広めるお手伝いをさせていただけるだけでも本当にうれしかったんですが、ダメ元でお願いしてみたら東京公演で1日ライブパフォーマンスも参加させていただくことになり、この上ない幸せです。そして今から興奮しています」とあらためて喜びを語り、「世界の基準を僕のせいで下げることのないよう一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
2019年04月10日俳優の武田真治とタレントの小島瑠璃子が10日、都内で行われたパフォーマンスショー「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」製作発表記者会見に出席。武田の最近の“筋肉キャラ”について、事務所の後輩である小島が「突然の斬新な路線に後輩びっくりしております」と打ち明け、武田も「僕もここ最近の筋肉キャラクターどう受け止めていいかわからない」と本音を吐露した。魅せる音楽集団「ブラスト!」がディズニー音楽で贈るエンターテイメント「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」。2016年、2017年に続き、今年7月より3度目の全国ツアーを開催する。会見には、ブラスト!メンバーの石川直、米所裕夢、リサ・ライザネック・チャペル、そして、スペシャルサポーターを務める武田と小島が登場。サックス奏者としても活躍している武田は、冒頭から「音楽は筋肉の叫びだと思っています」と筋肉キャラを生かした発言で笑いを誘い、「ブラスト! は数あるエンターテインメントの中でも、情熱の部分が最も凝縮されたライブパフォーマンスができる集団。今回こういった形でサポートさせていただけることにとても興奮しております」と気合十分にあいさつ。進行を務めた笠井信輔アナが「やはり冒頭から筋肉というキーワードは入ってくるわけですね」と突っ込むと、「とりあえず筋肉というワードを言っておくことでわりと記事に取り扱っていただけるので」と打ち明けた。小島は、中学生時代に吹奏楽部に在籍し、小学生時代もブラスバンドに参加していたことを明かし、「ブラスト! はその最高峰。公演が見られるのが今から楽しみです」と興奮気味にコメント。また、今夏で石川のツアー出演が最後になることに触れ、「こういう大切なときにサポーターとして関わらせていただいて本当にうれしいです」と語った。好きなディズニーの作品&音楽の話題になると、武田は「『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽が好きですね」と話し、小島が「映画に出てきそうですね」と反応すると、「ありがとうございます。もっと褒めていいよ」と上機嫌に。すると、小島は「先輩の突然の斬新な路線に後輩びっくりしております」と筋肉キャラに言及し、武田も「僕もここ最近の筋肉キャラクターどう受け止めていいかわからない。ドキドキしている」と本音を明かした。会見では、武田が8月20日の東京公演初日に特別参加することも発表され、武田は「涙が出る思いです」と喜びを語った。
2019年04月10日武田真治(45)が8月27日から4夜連続放送される『みんなで筋肉体操』(NHK総合)に出演。その異色さが注目を集めているという。わずか5分の番組だが、武田に加えて庭師、弁護士という異色の3名がただ黙々と腕立て伏せをし続ける。そんな昨日の放送回が、大きな話題を呼んだのだ。ネット上でも《武田さん何してるんですか…》《謎の3人がただ腕立て伏せしてるだけなのに目が離せない!!》など、困惑と驚きが入り混じった声があふれている。自身のインスタグラムでも筋トレの様子や自慢の筋肉を度々披露している武田。実は、肉体改造を始めた陰には“ある切実な理由”があったという。女性自身08年2月5日号で、武田はこう語っている。「(96年ころから)病気をしたんです。『顎関節症』といって、顎が固まってしまう病気です。力を入れるとき、人はまず顎にグッと力が入るでしょう。その力を別のところに分散させるために、体を鍛えないといけない。(中略)徐々に筋トレをやるようになって。最終的にはナイナイの岡村隆史さんの影響で本格的にボクシングを」今年3月のめちゃイケ卒業後も、その肉体を活かして飛躍する武田。今夜も放送される番組も注目を集めそうだ。
2018年08月28日俳優の武田真治(45)が25日、自身のインスタグラムを更新。この日結婚したお笑いコンビ・よゐこの濱口優(46)とタレントの南明奈(29)を祝福した。武田真治今年3月末で終了したフジテレビ系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』で濱口と共演していた武田。インスタグラムで、濱口との2ショット写真を添えて「2018.5.25. (祝) 濱口優兄さん、明奈さん、ご結婚おめでとうございます!!!!!!!!!!」と祝福した。そして、「僕の知る限り誰よりも優しくて、己れに向き合う強さと厳しさもあって、遊び心に溢れた紳士 触れる全ての人を笑顔にする太陽のようなハマグチさん 明奈さんと末永くお幸せに」とつづり、「盛大にお祝いさせて下さいね! これからも仕事はもちろん、いっぱい遊んで下さい」とメッセージ。最後にあらためて「本当に本当におめでとうございます」と祝福の言葉を送った。濱口と南は、25日に結婚したことを双方のインスタグラムで同日発表した。
2018年05月25日俳優・ミュージシャンの武田真治が12日、都内で行われたミュージカル『ビューティフル』の製作発表記者会見に、水樹奈々、平原綾香、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、剣幸とともに登場した。同作は世界的シンガーソングライターであるキャロル・キングの反省を数々の名曲とともに描いたミュージカル。2013年にブロードウェイで幕を開け、今も世界中で上演されているヒット作で、今回が日本初演となる。声優・歌手・ナレーターとしてマルチに活躍する水樹と、デビュー作「Jupiter」がミリオンヒットとなった平原がWキャストで主演を務める。プロデューサーのドニー・カーシュナーを演じる武田は、出演者陣とともに「ユーヴ・ガッタ・フレンド」を披露。「今ちらっと聞いていただいただけでも本当にそれぞれ、7人7様の歌声がある」とアピールした。また、「歌の割り振りで気づいていただいた通り、(自分の歌は)少なめです。そこは期待されていないんだろうなと思うんです」と冗談交じりに語り、「27年間で培ってきた人柄で、カンパニーに溶け込んでいきたいと思います」と笑いを誘った。同作は7月26日~8月26日、帝国劇場にて上演される。帝国劇場には2008年出演のミュージカル『エリザベート』振りに立つことになる武田は、「当時は自分にとってもちろん厳粛に受け止めていたつもりですけど」と前置きしつつ、「帝国劇場に舞台に上がるということの意味は、上がるたびに深まっていくのかなと思います」と経験を振り返る。「個人的に9年ぶり。そしてまた、9年後にならないよう、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んだ。また現在、ミュージカル『王家の紋章』で帝国劇場に立っている伊礼は、「『王家の紋章』の妹役がキャロル。今回は妻の名前がキャロル。4月から8月末までキャロルって人名を言い続けるという思い出ができるかと思うと幸せです」と語った。
2017年04月12日オトナの土ドラ「リテイク時をかける想い」の制作発表会見が12月1日(木)、都内にて開催され、出演の筒井道隆、成海璃子、浅野温子が出席。浅野さんが、ドヤ顔で爆笑トークを繰り広げた。同作は、未来からやってきたタイムトラベラーを専用の居住区に隔離し、保護観察下に置くことを極秘任務とする法務省民事局の戸籍管理課メンバーたちの奮闘を描く。筒井さんが戸籍管理課の課長・新谷真治を、成海さんが戸籍管理課職員・那須野薫を、浅野さんが戸籍管理課パート職員のパウエルまさ子を演じる。1話完結の構成で、ハラハラドキドキのちょっと泣けるストーリーを撮影しているという同作。浅野さんが演じるまさ子は、主に現場に出掛けて行く新谷と那須野を後方支援する役割。浅野さんは、自身が2人よりも年上で、同作がヒューマンドラマと聞いていたため、「落ち着いた芝居をしようと思った」と述懐。しかし、撮影が始まると、演出家から「ボス感が出過ぎちゃうので軽くやって下さい」と注意されたエピソードを明かした。クランクインしてから当初は、筒井さんと成海さんが外出先で調査を進める場面を撮影し、その後、浅野さんを加えた3人で管理課の部屋の中でのシーンを撮ったそうだ。成海さんは、浅野さんとの共演の感想を「役柄もそうですが、すごくパワフルで、私と筒井さんが衝撃を受けました。廊下で、『私たちって地味なのですね』と話したのです。それをすごく憶えています」とにっこり。会見では、ドラマの内容にちなんで、3人が写真で過去をふり返る企画が行われた。浅野さんの過去の写真は、25年前に連続ドラマ「101回目のプロポーズ」(1991年)でヒロインを演じた際のウエディングドレス姿のもの。ウエディングドレス姿の写真について、筒井さんは「おきれいです」と感想を言葉にした。が、浅野さんから腕をバシッと叩かれるとあわてて、「いまもおきれいです」と付け加えた。成海さんも「おきれいです」と続き、そんな筒井さんと成海さんに向かって、浅野さんは、“ボス感”丸出しのドヤ顔で「あとで私の部屋にいらっしゃい!」と一喝。一連のやり取りが笑いを誘った。オトナの土ドラ「リテイク時をかける想い」は毎週土曜日23時40分~フジテレビ系で12月3日(土)よりスタート(全8回予定)。(竹内みちまろ)
2016年12月01日俳優・筒井道隆が、12月3日(土)から放送されるオトナの土ドラ「リテイク(仮)」で主演を務めることが決定。筒井さんが連続ドラマで主演するのは、2009年放送のNHKドラマ「再生の町」以来7年ぶりとなる。主人公は運命に翻弄され、輝かしいキャリア、家族、友人、全てを失った男・新谷真治。彼の現在の役職は法務省民事局戸籍監理課課長。戸籍監理課は、同僚から「やってもやらなくてもいい仕事をしている課」と陰口を叩かれているが、彼らの本当の職務は、「未来からやってくるタイムトラベラーを、専用の居住区に隔離し、保護観察下に置く」という、法務大臣政務官からの極秘指令を遂行することだった――。近い将来、タイムマシンが開発され、現代には様々な目的を持ったタイムトラベラーがすでに来ているという。そんなタイムトラベラーが現代に影響をおよぼすのを未然にくい止め、その存在が国民に知られ混乱を招くのを防ぐべく、新設されたのが、戸籍監理課。物語は、そんな新谷たち戸籍監理課の奮闘を、1話完結形で描いていく。主人公・新谷を演じるのは、90年代トレンディドラマの代表「あすなろ白書」で脚光を浴び、その後ドラマ「王様のレストラン」、NHK大河ドラマ「新撰組!」に出演。11月19日(土)には出演映画『聖の青春』の公開を控えている。新谷は東大法学部を卒業し、法務省へ入省。その後、大学教授の娘と結婚し一女を授かり、順調にキャリアを築いていたが、2年前のある日、通勤列車内で痴漢容疑で逮捕。後に嫌疑不十分で不起訴処分とはなったものの、その出来事をきっかけに、家族、キャリア、友人など全てを失ってしまう。そして、現在は法務省の地下で、閑職と言われる戸籍監理課に勤務しているという役どころだ。筒井さんは「この話は、未来から来た人たちと交流する設定ですが、あまり“未来”という設定にとらわれすぎないように、出来るだけ普通にしつつ、少しだけ未来的なものを入れていければ」と語り、「おそらく、もう一度過去に戻ってやり直せればと考える人はけっこう多いのではと思います。この新谷という男も過去に戻れるなら戻りたいと思っていますが、たくさんの未来人や現代人と関わることによって、少しずつ考え方が変化し成長していくので、その辺りを楽しんでもらえればと思います」とコメント。さらに、新谷演じる筒井さんのほかにも、戸籍監理課の職員で新谷と行動を共にする那須野薫役に成海璃子、新谷の元妻・紗栄子の弟で刑事の柳井研二役に敦士、法務大臣政務官秘書・大西史子役におのののか、衆議院議員・法務大臣政務官の国東修三役に木下ほうか、大学時代の同級生である国東に頼まれ、パートの職員として戸籍監理課で働いており、イギリス人の夫を持つパウエルまさ子役に浅野温子がキャスティング。成海さんは「少し不思議な設定のドラマですが、楽しんで演じたい」と意気込み、「筒井さんとのコンビも楽しみ」と期待を語る。最初に台本を読んだときから面白い作品になりそうと思ったという浅野さんは「設定や内容でコミカルな部分もありますが、毎話しっかりとした人間ドラマが描かれています。また、私が演じさせて頂く、戸籍管理課のパウエルまさ子とほかのメンバーの掛け合いも楽しんで頂けると思います」と本作について話し、「楽しめる要素がたくさん詰まった作品ですので、私も視聴者の皆さまと一緒にこのドラマを楽しんでいきたいと思います」とコメントを寄せている。オトナの土ドラ「リテイク(仮)」は12月3日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全8話)。(cinemacafe.net)
2016年11月10日俳優の筒井道隆が、12月3日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『リテイク 時をかける想い』(毎週土曜23:40~24:35、全8話)で主演を務めることが9日、明らかになった。連ドラの主演を務めるのは、2009年のNHK『再生の町』以来、7年ぶりとなる。筒井が演じるのは、運命に翻弄され、輝かしいキャリア、家族、友人、全てを失った男・新谷真治。法務省の戸籍監理課課長という閑職で働いているが、本当の職務である、過去をやり直そうとして未来からやってくるタイムトラベラーを、"専用の居住区に隔離し、保護観察下に置く"という、大臣政務官からの極秘指令を遂行する姿を描く「SFの皮をかぶったヒューマンドラマ」(後藤勝利プロデューサー)だ。筒井は、「沢山の未来人や現代人と関わることによって、少しずつ考え方が変化し成長していくので、その辺りを楽しんでもらえればと思います」と見どころを紹介。部下役として成海璃子が出演するが、「成海さんは昔から好きな女優さんでした。自然体な人で、既成の枠にとらわれない感じがするので、一緒に仕事をするのが楽しみです」と期待を語っている。その成海は「筒井さんとのコンビも楽しみです。愛されるドラマになるよう、頑張ります」とコメントしている。ほかにも、新谷の元妻・紗栄子の弟役で敦士、法務大臣政務官秘書役でおのののか、法務大臣政務官役で木下ほうか、戸籍監理課で働くパート職員として役で浅野温子も出演。浅野は「設定や内容でコミカルな部分もありますが、毎話しっかりとした人間ドラマが描かれています」と作品への自信を示した。
2016年11月09日●「こわいと思われても仕方がない」ベッキー、川谷絵音、ショーンK氏(ショーン・マクアドール川上氏)、甘利明大臣(当時)、宮崎謙介議員(当時)、読売巨人軍の笠原将生・松本竜也・高木京介選手(いずれも当時)……彼らに共通するのは「それまでひた隠しにしてきた"秘密"が『週刊文春』によって白日の下にさらされ、人生が激変した人」である。文春砲、文春無双、センテンススプリング……異名が増え続ける約55人の精鋭部隊を引っ張るのが、2012年から編集長に就任した新谷学(51)という人物。「なぜスクープ連発?」などの取材が殺到したことから、すでにご存知の方も多いはず。しかし、個人的に気になっていたのはその「人柄」である。きっと能面のごとく心理状態を明かさないような、とんでもなく不気味なオーラをまとった人物に違いない。衝撃的なスクープの数々に引っ張られ、記事を読むたびにあらぬ妄想が膨らんだ。実像を確かめるべくアポを取ったところ、その先入観はあっさり覆されてしまう。そして、その「人柄」こそが「スクープ連発」の原動力につながっていたと知ることに。注目を集める人物に会いに行き、その人柄と言葉に触れるインタビュー連載「話題の人」の第1回。以下は当初の予定を超えてまで語った(最後は立ち上がりながら、去り際のギリギリまで話してくれた)、約1時間15分、約9,000字の記録である。※本記事に収まりきらなかった内容は後日、約7,000字の特別編として掲載。――取材が殺到していますね(Yahoo!ニュース特集、ダイヤモンド・オンライン、編集会議、AERA、IT mediaなど)。英国のエコノミストや米国のウォールストリート・ジャーナルからも来ました。同じ話を何回もしているので、今日は新鮮で面白い話をできるといいんですが。――過去にここまで注目されたことは?いえ。取材を受けたことは何回かありますが、1月からこれだけ立て続けなのは初めてです。――「来る者拒まず」ですか?すべて受けているわけではないですが、『週刊文春』のことを今まで知らなかった方にも知っていただけるチャンスではありますからね。「思ったよりも真面目に作っている」ということも含めて、週刊誌に対する偏見を取り除いて、本来の姿を伝えるチャンス。みんなが注目してくれている今は貴重な機会でもあるので、生かすべきだと思っています。――編集長就任が2012年。どのあたりから風向きが変わった印象ですか。今年の1月3日に復帰したんですが、劇的な変化を感じているのはそれ以降です(※休養の経緯は後述)。編集方針は大きくは変わっていないんだけれども、それまでは一進一退というか、スクープで売れることもあれば、思ったより売れないこともある。いずれにしても部数が徐々に下降している状況でした。他誌も同じですが、昨年は落ち幅が大きかったのでかなり危機感を抱いていました。それが1月になってこんなふうに転換できるとは思ってもみなかった。今はもちろんいい。大切なのは、「これをどこまで持続させて行けるか」です。○警戒されることの長所と短所――『週刊文春』の影響力に注目が集まっています。周囲の警戒心も高まっているのでは?確かに警戒されますね。それには良い面と悪い面があって。「文春には正直に話さないとマズイ」という空気が出てきているので、そういった意味で雑誌のクリエイティビティは上がりました。でも、近寄りがたい存在になってしまうとなると話は変わってきます。そうならないように、なるべく皆さんに親しんでいただける媒体でありたい。こういうインタビューを受けるのは、その一環でもあるんです。編集長ってどんな人間なんだろう。みなさん、きっと思われると思います。「人権を無視し、首狩り族のように次々といろんな人の人生をめちゃくちゃにして、金儲けして喜んでいる人間」だと。私自身はそんな人間ではないつもりなんですが。――正直に言います。こうしてお会いする前は、そういう近寄りがたいようなイメージでした。ですよね(笑)? やっていることだけ見ると、こわいと思われても仕方がないのかもしれません。――そんな編集長でも、人付き合いの中から生まれた仕事は?ジブリの鈴木(敏夫)さん、ドワンゴの川上(量生)さんと食事に行った時のことです。当時の局長が鈴木さんと仲が良くて、私も連れて行ってもらいました。すごく面白い方々だったので、一緒に組むと何か面白いことができるんじゃないかなと何となく感じて。特に川上さんは感覚が編集者っぽいというか、「逆張り」を意識されている。みんなが「右」という時にあえて「左」を見ようとするのは編集者にとってすごく大事なセンスだと思っているんですが、そういう「常識のウソ」に囚われない方と感じたので、こういう人と組むと面白いかもなという印象が漠然とありました。食事の後にすぐに連絡して、2人の時間を作ってもらって、その場で連載を打診しました。「考えてみます」とおっしゃっていたんですが、編集部に戻ったらすでにメールが届いて「1回分書いてみました」と(笑)。それですぐに連載をはじめたことがありました。川上さんとはデジタル展開についても話をして、当時はじまったばかりの「ブロマガ」で「週刊文春デジタル」をスタートしました。『週刊文春』のコア読者とドワンゴ会員は両極というか、年齢層が全然かぶらないところにもすごく可能性を感じたんです。もともとの週刊文春読者の会員も今はかなり増えましたが、ドワンゴの読者が中心だったころは、AKBやジャニーズなどアイドル系のものを取り上げると一気に入会が増える。コア読者とは全然違うリアクションが、すごく面白かったですね。乃木坂の時とか特にすごかった。乃木坂目当てで読んだ人が、他の記事を読んで「意外と面白いな」と思ってくれる。そんな流れを少しずつ積み上げていければ、というかなり先行投資的な試みでした。――どちらも決断が早いですね。その点でいうと川上さんはすごいですよ。佐村河内さんのゴーストライター問題を取り上げた後、新垣(隆)さんがよく編集部に来ていたことがありました。新垣さん、うちに来てよく出前とか食べてたんですよ(笑)。彼はすごく親しみやすい人なんです。その頃、周りに「新垣さんに文春のテーマ曲を作ってもらいたいなぁ」「曲名は『交響曲HARIKOMI』」と冗談っぽく言っていて(笑)。川上さんと会った時も同じようなことを話したら、「それいいですね! うちでやらせてください!」と興味を持ってくれて。ドワンゴの23時間テレビの目玉企画にしたいと言われて、オーケストラの費用も持ってくれると。即決だったので、私も急いで佐村河内さんばりの"指示書"を書きました。「張り込みをしている記者の焦燥感と高揚感を表すような超絶かっこいい曲を」というイメージを伝え、映画『仁義なき戦い』のサントラと一緒に新垣さんに渡しました(笑)。完成したのはそれから2週間後。イメージ以上に素晴らしい曲でした。すごい再生数だったみたいですよ。「交響曲HARIKOMI」(笑)。●部下と飲まない信頼関係――出会いって大切ですね(笑)。毎日誰かに会うようにされているんですか。無理に心掛けなくても、日々いろいろな方から誘っていただいています。やっぱり、人と会うのが面倒くさくなると、編集者としては失格でしょうね。「未知の人と会うこと」を面白がれないと。人と会うことが億劫になったらダメです。――最近はいろいろな方が近づいてくるんじゃないですか? 怪しい方含め。まぁ……いろいろ来てます(笑)。でも、なるべく門戸は閉ざしたくない。幅広い人と付き合うようには心がけています。情報は人から人にもたらされるものなので、人が寄ってくれば情報が集まってくる。そういう求心力は、意識しています。個人としてもそうありたい。花田紀凱さん(元『週刊文春』記者で現在は月刊『WiLL』編集長)も『週刊文春』をよく「磁石のような雑誌」とおっしゃってましたが、かくありたい。「一緒にいると面白いことができそう」と思ってもらえることが大事です。○復帰3号目の完売で涙――編集部内の空気はいかがですか。毎週木曜日に次号のプラン会議が行われていると聞きました。今まで以上に盛り上がっているのでは?やっぱり明るいですね。雑誌って分かりやすくて、売れていると当然活気が出てくる。やっぱり売れ行きは最高の燃料です。現場がいちばん盛り上がるのは、やっぱり自分たちが作った雑誌が世の中に評価してもらうこと。そして、たくさん売れること。これ以上にうれしいことはないです。――こうした反響は、社内でどのように共有されているんですか。例えば、「完売」は編集長自ら発表を?そうですね。デスク陣には数字は共有していますが、現場の記者にはデスクから伝わったりとか。完売すると営業部の担当者が、墨で「完売御礼」と書いた紙を持って来きます。「平成」の発表みたいに、「完売になりました!」と私が声を張り上げると、みんな「おー!」と拍手をして盛り上がります(笑)。――2年ぶりの完売でしたよね(1月28日号 甘利大臣の金銭授受疑惑)。そうです。それは盛り上がりますよ。正直言って涙が出ました。2年4カ月ぶりの完売。復帰してから3号目での完売だったので、思わず涙が出た。本当にうれしかった。今まで苦労をかけた現場の仲間と一緒に、もう一度、世の中に評価してもらえる雑誌を作れた。その喜びは言葉にできませんでした。――つまらない質問で申し訳ないのですが、「完売」打ち上げみたいなものは?特にないですが、編集局長賞はもらっています。局長のポケットマネーです。今年に入って、ベッキー取材班、甘利取材班、野球賭博取材班が表彰されました。それで取材班ごとに、飲みに行ったりご飯を食べに行ったりしています。これだけ立て続けに受賞したことは今までないですね。ASKAさん、佐村河内さんのスクープでももらいましたが。――ほかのインタビューを読むと、とても部員や記者のモチベーションを重視なさっていると感じます。スクープをとった人がそのまま書き手になるそうですね。経験の浅い新人でもですか?そうですね。経験が浅いとスクープをとれないのが現実なんですけど。ただ、そのルールは崩したくないんですよね。やっぱり「自分たちが何で飯を食っているのか」ということを肌身で感じてほしい。とっておきの良いネタをとってくれば、原稿を書くことができる。話題性がありそうな話であれば、優秀な取材班を自分の下につけてもらえる。それで4ページ以上、右トップ、左トップを書くことができる(広告・中吊りなどで左右にある見出しのことで、その号の目玉となる記事)。うちは社員と特派記者と分かれてるんですが、共存関係です。特派記者の場合は、固定給とは別に、スクープを書いたら原稿料を極力多めに出します。それもモチベーションになりますよね。社員は人事異動で3~4年で変わりますが、特派の場合は専属契約。毎年私と契約更改するわけです。そこで一年間の働きについて意見交換した上で、昇給とか現状維持とか、そういう話をします。そこでは1対1で、率直に具体的にその記者に対して、どこを評価しているのか、さらに何を期待しているのかを話します。最近よく聞かれる質問が「文春はなぜスクープをとれるのか」。ほかのインタビューでも答えていますが、それは「狙っているから」です。スクープは狙わないとなかなかとれないものなんです。うちの記者たちはみんな野心をもって、情報のアンテナを高く掲げて日々走り回っています。――総合週刊誌で実売部数11年連続1位を走り続けています。現場のモチベーションがその原動力になっていると思いますが、なぜこれだけトップの座を維持できていると思いますか。たぶん、うちが一番「戦い方」を変えてないんだと思います。私が記者として原稿を書いていた頃、あるいはデスクの頃と基本的には変わっていません。私が編集長になって急にスクープ路線になったわけではないんです。体制をより強固にしたとは言えると思いますが。他誌はヘアヌードブームに乗って一気に上がって、下がっていった。『ポスト』と『現代』は「死ぬまでセックス」という高齢層をターゲットとした企画で盛り返しましたが、それも一時的。企画もの、頭で考えたプランは、どうしてもそういう波ができてしまう。うちの場合はスクープ路線なので、常に目の前の生ネタを追い続け、それをフルスイングしてうまくジャストミートすればホームランになる。そんな戦い方を続けています。○部下を差別せず、現場とネタにフェア――編集長になられたのが2012年。編集部に入ったのはいつですか。1995年、地下鉄サリン事件があった年でした。普通、新入社員は『週刊文春』に配属されることが多いんですが、私はスポーツ雑誌『Number』に4年間在籍しました。大学の時にヨットをやっていたんですが、スポーツ経験者は『Number』に配属されることが多かったんです。その後は『マルコポーロ』という雑誌に2年間。入社7年目、30歳で『週刊文春』に入りました。だから、すごく遅い週刊誌デビューだったんです。『週刊文春』に配属されて思ったのは、「編集者」と「記者」の違い。週刊誌でもデスクや編集長になると「編集者」的な仕事になってきますが、デスクになるのは36~7歳ぐらい。それまでは一記者なので、編集者としての仕事とは全く違いました。とにかく目の前の相手にどうすれば話してもらえるか、の連続です。――『週刊文春』で初めて編集長を経験されたわけですね。編集長として心がけていることは何ですか?1つはとにかく「明るい」こと。編集長が暗くなると、編集部が暗くなる。売れようが売れまいが、仕事がうまくいこうがいくまいが、常に明るくすることが大事。レッツポジティブです。編集長は明るくないとダメなんです。疲れ切って暗い顔した上司なんか嫌だと思いませんか? 編集長は常に明るく、門戸を開いて。だから、できるだけ席にいるようにして、みんなが気軽に話せる雰囲気作りを心がけています。それからもう1つは、現場に対してフェアであること。ネタをとった人間が記事を書くというのは分かりやすい例ですが、人間の好き嫌い、キャリアが長いとか短いとか、性格が良いとか悪いとか、そういうことに目を向けるよりも、ネタに対してフェアであるべき。特定の人間ばかりを重用することもありません。特定の人間とばかりご飯に行ったり、飲みに行ったりとか。そういうことは一切しないと決めています。だから、特別なことがない限り、現場の人間とは食事に行きません。1人と行ったら、ほかとも行かないといけなくなるので。ただ、社員とは、入社年次ごとや異動の時期に1人最低1回は食事に行きます。全部同じ店と決めていますが。特派の記者に関しては「特派会」という懇親会が年に最低でも1回はあるので、そこには必ず顔を出して、なるべく多くの人間と話をします。毎年の契約更改時には、1人最低でも30分は話します。そうやって、信頼関係を築く努力をしています。編集長は大きな力を与えてもらっているわけです。編集長が「行け」と言えば、どこまでも行くのがうちの武器。そういう権限を持っている人間が恣意的な、組織を私物化しているような動きをすることは絶対に許されないと思うし、そういう風な疑いを持たれることだけでもダメだと思う。そこにはすごく気を使います。55人もいますからね。偏ったところがあると、不満分子が生まれる原因にもなります。●"かわいい仲間"のもとに「必ず戻ってやる」――足並みが揃わなくなると雑誌にも影響が出始めると。ええ。やっぱり、疑心暗鬼になるじゃないですか。私の周りを固めてくれているデスク陣にも、差が出ないように気をつけます。うちのデスクはみんな優秀。そして、これは全員に言えることですが、みんな僕にとっては本当に「かわいい」存在。人として大好きです。だからこそ、差があると思われるようなことはしたくない。――それは歴代編集長のカラーなんですかね。どうでしょうか。今の話は、私の考えです。デスクになった時に考えていたのは、どうしたら、いいデスクになれるか。現場から力の入った報告があったら、薄い反応は絶対にせず、「おー!そうか!」と明るく返す。そうしたらきっとみんなうれしいですよね? よく書けている原稿には、「今週はいいぞ!」と褒める。もちろんなんでもかんでも「いいぞ!」ではバカになってしまいますから、ダメな時はきちんと「ここがダメだ」と指摘する。原稿に対して、真剣勝負してくれるデスク。自分が記者だった頃も、本腰を入れて向き合ってくれるデスクは好きでした。自分の中での理想のデスク像、編集長像というのがあって、できるだけそこに近づきたいと思っています。――"明るさ"を心がけているとのことですが、新谷編集長の仕事、やっぱり楽しいものですか(笑)?もちろん楽しいですよ(笑)。仕事は楽しくないとダメですよ。やらされ仕事ほど辛いものはないので。「なんで俺はこんなことをやっているんだ」と思いながらやる仕事はつらくてしょうがないですよ。張り込みでも、そこには大きな意味があってやっているわけですから。現場のモチベーションを重視しているのは、まさにそこ。一人ひとりが当事者意識を持って、雑誌づくりに参加することがすごく大事です。そのもととなるのは、私はきめ細かいコミュニケーションしかないと思っている。デスクにできるだけ具体的に、記事のテーマ、ポイント、報じる意義をしっかり分かりやすく伝えて、デスクは原稿を書く"カキ"に伝える。カキは、サポート役となる"アシ"に。指先まで神経が行き届いているような指揮命令系統が、大事なんです。ついでに言うと、私がデスクを越えて現場の人間に指示するのは絶対にNG。デスクがカキを飛び越えてアシに指示するのもダメです。重要な指示を飛び越えてするのは、絶対にやってはいけないことです。少なくとも、自分はデスクの頃から肝に銘じていました。それが崩れてしまうと、デスクの言うことを現場が聞かなくなって、「編集長に直接言えば話が早い」となってしまいますからね。――例えが正しいのか分かりませんが、新選組もそんな感じでしたよね。そうですそうです。戦闘集団であればあるほど、そこは大切だと思います。昔、新選組を研究したことがありました。戦闘集団はどのように指揮すれば機能するのか。デスク時代、新しい編集長が来た時に「お前を中心にやる」と言われたことがあって、自分が期待されているのが「土方歳三なのか、沖田総司なのか」と聞いたら「両方だ」と言われたことがありました。現場を引き締めた上で、ネタをとってくるのかと(笑)。それを全うできたか自分では分かりませんが、新選組という組織は参考になりました。『週刊文春』の55人を指揮するというのは、やっぱり大変なんです。フェアじゃなければならないとか、指揮命令系統を崩してはいけないとか、そういう破ってはいけないルールが自分の中にはあるんです。これは突然思いついたようなことではなくて、この仕事をしていると、「ここは犯すべからず」という部分が自然と分かってきます。○休養を経て気づいたこと――『AERA』(3月7日号)のインタビューに「3カ月の休養で心身ともにリフレッシュできました」と書いてありました。休養の前後で心境の変化は?※『週刊文春』10月8日号で6ページにわたって春画を掲載。文藝春秋は「編集上の配慮を欠いた点があり、読者の信頼を裏切ることになった」として、新谷編集長に3カ月の休養を取らせた。現役編集長への「休養」命令は異例のことで、新聞など多くのメディアが取り上げた。いちばん変わったのは、ものすごく元気になったということ(笑)。もともと元気だったのに、3カ月も休んだらものすごく元気になりますよ。一切仕事はせず、人と会ってばかりいました。旅行は一度一人で行きました。熊野三山。熊野詣は楽しかったなぁ。みんな心配して連絡くれたんですよね。200人近く会ったのかな。新聞に名前が載ったりしたので、仕事関係の人以外にも小学校、中学校、大学、友達、恩師、野球部の監督、バイト先の仲間。懐かしい人も含めて、すごくいっぱい連絡くれたんですよ! 「今は時間があるだろうから会おう」みたいな人がたくさん(笑)。一人でも多くの人に会いました。それはすごく楽しくて、リフレッシュにもなった。今、私は51歳です。働きざかりの年齢でこれだけ休めることはなかなかありません。そんな機会ができたことで、自分の人生を見つめ直すことができた。いろいろな懐かしい人も含めて会うことによって、自分がどんな人間なのか、昔から私のことを知る人たちの話を通して自分がどのような存在なのか客観的に見られるようになります。それにくわえて、彼らの目に『週刊文春』がどのように映っているのか。よく読んでくれている人、そうではない人も含めて話を聞くことで、どんな雑誌と思われていて、何を期待されているのかを知ることができました。マスコミ業界外の目を通して『週刊文春』と「自分」を見つめなおす。そういう意味での"リフレッシュ"でもありました。――そして、復帰早々の完売。ええ。元気になって戻ってきたら『週刊文春』のかわいい仲間たちが迎えてくれた。このメンバーと一緒にバッターボックスに入ってまたフルスイングできる。それはうれしくてしょうがなかった。絶好球が来たら打つぞ! って(笑)。完売になってますます元気になるし、ますます情報提供は増える! それはイケイケどんどんになりますよ(笑)。――報道で休養を知った人もいたとはいえ、わざわざ連絡をくれるのは、そういう人間関係が築けていたということじゃないんですか?いやぁ。ただ、面白がってくれてるだけですよ(笑)。何が起こったんだろうって。僕はすごくポジティブな人間なんです。3カ月暗くなってても、つまらないじゃないですか。せっかくだから今しかできないことをやろうと。あとは「必ず戻ってやる」と。やっぱり現場に対して、すごく申し訳ないという思いがありました。去年は現場が特につらかっただろうから。本当につらい戦いだった。そういう時期に現場を放り出す形で、自分一人だけ戦線から退いてしまう。3カ月後に絶対戻るからそれまでなんとか耐えてくれ。その思いはずっと抱き続けていました。――休養中、『週刊文春』は読んでいたんですか。もちろん読んでいました(笑)。
2016年04月14日フジテレビ系スペシャルドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」の制作会見が29日(金)都内で行われ、主演の武田真治と共演の笛木優子、中村ゆりが出席。武田さんはなぜか、ベッキー不倫騒動やSMAP解散騒動に敏感になっていた。幕末の名古屋に生まれた一人の破天荒な日本男児が、世界に誇るヴァイオリンを生み出すまでを描く実録ドラマ。2人の妻と同居し、9男4女をもうけた型破りな男・鈴木政吉が、三味線作りの世界からヴァイオリン製造に乗り出し、栄光と挫折を繰り返しながら、日本に空前のヴァイオリン・ブームを巻き起こすまでを描く。政吉の不倫愛について武田さんは「タイムリーな話題ですね。ここはさっぱりいきますか、それともニュースの見出しのチャンスですか?ここでどう振る舞うかで宣伝効果が生まれる」とコメントに熟考顔。さらにSMAPの「世界に一つだけの花」をBGMにサプライズで笛木さんと中村さんが“世界に一つだけ”のチョコで作ったヴァイオリンを持って登場すると「“世界に一つだけ”以降の話は控えさせていただきます。何はともあれBGMは止めて」とチョコのヴァイオリンよりも、渦中の音楽が気になる様子だった。両手に花状態の武田だったが、笛木さんと中村さんの出席は知らされておらず「ご時世柄、三角関係はまずいし、お二人の出席はご遠慮いただいたという話を聞いていた」と明かしつつ「私一人だと(ニュース的に)弱いなと思っていたし、それに週刊文春も発売したでしょ?皆さん、そっちが気になるはずだから」とニュースとしての掲載率に気を揉んでいた。それでも武田さんは「60歳を過ぎてもなお、さらなる音の高みを目指して努力する姿はカッコイイ。そんな政吉を演じたのは身が引き締まる思い。私自身、今後の音楽活動や芝居の活動で政吉の魂を持ってやっていきたい」と得たものも大きかったようだ。フジテレビ系スペシャルドラマ「日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語~」(東海テレビ制作)は、2月14日(日)16:05~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月29日2016年1月29日に発売される『BRIGADOON まりんとメラン Blu-ray BOX 特装限定版』のウェブCM完全版とロロ役の新谷真弓のインタビューが公開された。『BRIGADOON まりんとメラン』は、2000年7月~2001年2月までWOWOWスクランブル枠で放送されていたTVアニメーション(全26話)。誰もが知っている過去とは違う、1969年の東京を舞台に、主人公の浅葱まりんが、紺碧の銃剣士メラン・ブルーとの出会いをきっかけに、モノマキアと呼ばれるさまざまな刺客たちとの戦いに身を投じていく姿を描く。11月20日より先行公開されているウェブCMは、米たにヨシトモ監督がナレーション原稿を担当。さらに、当時次回予告を担当していたロロ役の新谷真弓がナレーションを務めている。本CMは、12月より地上波版が放映予定となっている。また、アニメの公式サイトでは、新谷真弓のインタビューを掲載。インタビューで新谷は、本作は"あなたの力でBD化プロジェクト=BDA(ブルーレイ・ディスク・アソシエーション)"の投票では1位を取ったことがなく、「Blu-ray BOXにならないと思っていた」と告白。「作品の根底にあるのは"愛情"」と前置きしつつ、「愛情の裏側には憎しみとか恨みとか、愛情と対になっている感情もありつつ、誰でも体験するような思いとか生きててぶつかる壁みたいなものも作品中で描かれている」と力説している。続けて新谷は、「途中でまりんはすごく悲惨な目にあったりとかもするんだけど、結局誰かの愛情に助けられる所が印象的で、見ていて辛いこともあるけど、でも、やっぱり見ちゃう!」と作品が持つ魅力に触れる。今回のCMで15年ぶりにロロの声を演じたことについては、「ファンの皆様をがっかりさせてはいけないな」と迷っていたことを明かし、「でも、やっぱり演じられてうれしいです」と喜びを語った。そして今回、BD-BOXの裏面イラストも初公開された。イラストは、本作でアクションマスターを務めたまさひろ山根氏の描き下ろし。さらに、米たにヨシトモ監督編集による新規PV2バージョン「風の蒼、海の翠【full size】~碧き銃剣士の記録~」「出逢いをア・リ・ガ・ト・ウ…。【full size】~にじいろ少女の日記~」(各約1分30秒)のほか、放送当時に制作された「店頭上映用作品紹介PV」(約16分)が映像特典として収録される。加えて、「サンライズフェスティバル2015」で展示された色紙をイラストカードにした「祝15周年!お祝いイラストカードセット(木村貴宏、まさひろ山根、中谷誠一、西田亜沙子、糸島雅彦、阿部宗孝、寺岡巌)」(全7枚)が新規追加特典として封入されることが発表された。『BRIGADOON まりんとメランBlu-ray BOX特装限定版』は2016年1月29日にバンダイビジュアルより発売。価格は36,720円(税込)となる。なお、本商品は、「Amazon」とバンダイビジュアル公式通販サイト「バンダイビジュアルクラブ」のみで販売となる。(C)サンライズ
2015年11月22日dビデオ&BeeTVで配信中の恋愛オムニバス・ドラマ「最上のプロポーズ」のEpisode4「ウェディングベール」編に主演した向井理と同作を手がけた青山真治監督が、プロポーズという日常的なモチーフをリアルとファンタジーの狭間を目指して表現したことを明かした。『EUREKA〈ユリイカ〉』(00)、『東京公園』(11)などで数々の賞を受賞、世界で活躍する青山監督が描く“プロポーズ”にまつわる4人の男女の物語。プロポーズが叶うというジンクスの花屋マリエッタを舞台に、向井 理、斎藤工、金子ノブアキ、小出恵介が各々主演した4種類のオムニバス・ストーリーが展開する。向井の「ウェディングベール」は、突然出て行ってしまった彼女を探し出して、“二度目のプロポーズ”を試みる青年の話だ。プロポーズという題材を表現することについて、「等身大でいければいいなと思いました」と向井。「自分だったら、どうする? というアプローチのほうが生々しくていいと思いました。僕の役柄は変わっているので、あそこまでのことはしないとは思いますけれど(笑)」。プロポーズが叶う花屋などシチュエーションにこそファンタジック要素があるものの、多くの登場人物たちの心情は極めてリアルで、共感必至のセリフや表情が多いことに気づく。青山監督によれば、「キャストたちが撮影に入る前に作ってくるリアルから、ワンステップ上がったくらいの夢心地みたいな感覚を切り取るように心がけていました」と、ある種、恋愛における“理想”の描出を試みたことを明かす。自分以外のエピソードを観た向井も至極納得して恋愛ドラマを観ていたそうで、「たとえば工君主演のエピソードは、王道かなって思いますね。初恋って、好きな女の子にいじわるすること、みたいな(笑)。世の男子なら誰でも胸に覚えがあるはずだと思いますね」と太鼓判を押す。実は今作、“イケメンたちの恋の告白が観たい女子のための恋愛”がコンセプトだが、向井が指摘するように男子も共感するエピソードが多いのだ。この点、青山監督は、「ふわっとしたリアル(笑)」がポイントだと補足する。「ファンタジーという言葉が早いかもしれませんが、映像、色味、衣装などを含め、ちょっと現実から浮いている感じを出そううとしました。それは男女問わず、恋愛経験者であれば分かっていただけるのではないでしょうか」。ドラマ「最上のプロポーズ」dビデオ&BeeTVにて好評配信中(1話約10分、全12話)(アクセス方法)ドコモのスマホ・タブレットから「dマーケットアプリ」搭載機種⇒dマーケット>dビデオ powered by BeeTV「dマーケットアプリ」非搭載機種⇒dメニュー>dマーケット>dビデオ powered by BeeTV※spモード(315円/月)の契約が必要です※別途パケット通信料がかかります取材・文・写真:鴇田 崇
2013年06月28日第64回ロカルノ国際映画祭で、金豹賞<グランプリ>審査員特別賞を受賞したことでも話題となった『東京公園』のDVD発売記念トークイベントが開催され、監督の青山真治が登壇した。その他の写真青山監督にとって前作『サッド ヴァケイション』から4年ぶりの長編作品となる本作は、カメラマンを目指す青年(三浦春馬)が、ある依頼をきっかけに周囲の女性たちと向き合い、自分を見つめ直していく姿を描いた物語。幼なじみの女性を榮倉奈々が、主人公の義理の姉を小西真奈美が、一切セリフがないというミステリアスな女性を井川遥が演じている。長編映画デビュー作『Helpless』以降、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』など地方を舞台にした作品を多く撮ってきた青山監督にとって「東京を撮るのは10年ぶり」で、「一昨年の秋に撮影したが、天気が良くて、素晴らしい光がたくさん収められた。それだけでもこの映画を誇らしく思える」と振り返る。また、本作では劇中の音楽を自ら担当しているが、「高校時代、パンクバンドのラモーンズに憧れてずっとマッシュルームヘアだった」という過去を明かし、会場の笑いを誘った。主演に起用した三浦春馬にも大満足だったようで、「とても繊細でプロフェッショナルな方。あれほど正確にやりたいことが決まっている人は珍しい」と絶賛した。「4年ぶりに撮影したことが嬉しすぎて、その嬉しさをひとりで噛み締めていた」という青山監督。これから挑戦したいことは?という質問には「今まで恋愛映画を撮ってきていないと思っているので、増村保造監督の『暖流』のような大恋愛映画を撮ってみたい」と回答。さらに「これからテレビドラマの撮影が始まる」と、新たなチャレンジについても報告した。『東京公園』DVD 3990円(税込)発売中発売・販売元アミューズソフト(C)2011「東京公園」製作委員会
2012年02月10日映画監督の青山真治が6月11日(金)、東京・神宮前の表参道ヒルズで開催中の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」の新設部門「ミュージックShortクリエイティブ部門」に特別参加した短編映画「DOWN」の上映に合わせ、観客とのティーチインに参加した。同部門は、公式にエントリーされた楽曲を基に、各クリエイターが映像を制作した作品を集めたもの。青山監督はアーティスト、マルカートのアコーディオンインストゥルメンタル「マロニエ通り」を基に、人々がDOWN=倒れる姿を通じ、生きる中での様々な感覚を描く物語を描いた。男性の観客が「映画の原点であるサイレントを意識した?」と質問。青山監督は「そうですね、サイレント映画として撮ったと言っていい。この作品を上映する最良の形は、スクリーンの横で、マルカートさんがアコーディオンを弾いてくれることですね。由美かおるさん、アコーディオンが好きだそうで、秋山仁さんもアコーディオンが好きだそうですね」と先ごろ、女性週刊誌にアコーディオンをきっかけに生まれたという熱愛を報じられた2人の名をあげてニヤリ。「3人で演奏していただければ、ハッピーで殺伐として空間が展開するのでは」と話し、会場の笑いを誘っていた。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月10日(木)から13日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、16日(水)から20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿にて開催。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:“エロ男爵”沢村一樹「ショートショート」オープニングでも奔放トークを炸裂!『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待忽那汐里が新部門の審査員に!桃井かおり&サトエリ…審査員で見るショートショート日本発の国際短編映画祭「SSFF&ASIA」鑑賞券を25組50名様プレゼント猫ひろし人生初のイケメン役にのぼせあがる「ハリウッドを目指す猫に」
2010年06月12日