今日の夕飯何にしよう?冷蔵庫には中途半端な野菜しかない。あるものでパパっと片付けたい…そんな時に便利なのが、野菜やお肉を入れて焼くだけの「グリル焼き」。時短なのにごちそう風!そんないいことづくめの料理は陶器のダッチオーブン「グリラー」を使えばとても簡単。カットした野菜と鶏肉やソーセージを一緒に詰めて焼くだけで、とってもジューシーなグリル焼きに大変身です。ダッチオーブンで焼いたような、ホクッホクの仕上がり陶器のダッチオーブンをイメージして作られたグリラー。オーブンはもちろん、ガスコンロの魚焼きグリルにも入りやすいように、薄型につくられていて蓋があるのが特徴です。蓋をして魚焼きグリルで焼けば、全体から食材にじっくりと熱が伝わり、素材を生かした美味しいグリル料理に仕上がります。天板いっぱいに具材を敷き詰めて焼く「ぎゅうぎゅう焼き」も、グリラーなら2〜3人にちょうどいいサイズで焼き上がります。グリラーのすごいところは幅広い熱源に対応しているところ。レンチンで下ごしらえしたら、魚焼きグリルで火をいれ、仕上げに直火で。なんてことも可能。この秋冬食べたい「チーズタッカルビ」もグリラーを使えばちょうどいいサイズで仕上がります。ヘルシーに仕上げたい時は電子レンジを活用して。豚肉を野菜にくるくる巻いてレンチンすれば、あっという間に一品おかずが完成します。いつものグラタンもグリラーで焼けばごちそう風。オーブンから取り出したらそのままテーブルにサーブできるルックスなので、できたて熱々を楽しむことができますね。スイーツ作りにも活用できます。フレンチトーストや、焼きリンゴが魚焼きグリルで仕上がれば、お菓子作りももっと身近になりますね。一番人気の限定カラーが復活登場!使い勝手もルックスも◎なグリラー。窯元さん手作りのため生産数が限られており、なかなか手に入りにくい状態が続いていました。「追加でもう一個買いたい」と複数使いされるリピーターさんも多い中、なかなか全カラーが揃わずご迷惑おかけしていました。この度、一番人気の限定カラーも復活登場して、久々にグリラーが全色揃ってご案内となりました。まだ暑い日の時短メニューに、秋冬にかけてのパーティーメニューに。どうぞお役立て下さい。⇒ GRILLERグリラー ⇒ GRILLERグリラー×ウッドボードセット【送料無料】 = 文:大西佳葉 = ■食のはなし グリラーで作ろう 【ご紹介したアイテム】 オーブンや直火はもちろん、ガスコンロの魚焼きグリルにも入りやすいように、薄型につくったグリラーです。イメージは、陶器製のダッチオーブン。蓋をすれば全体から食材にじっくりと熱が伝わり、おいしい蒸し焼き料理が作れます。⇒ GRILLERグリラー 3,240円(税込)
2018年09月30日伊藤丈浩さんによる作品。色、柄、フォルムが美しいポットやカップ&ソーサー。 巧みな職人技術で魅せる、現代を代表するスリップウェア/伊藤丈浩さん それまで“柄もの”があまり得意ではなく、うつわは無地のシンプルなものばかりを選んできた筆者が、初めて柄ものに惹かれたのが、伊藤さんの作品でした。英国発祥の伝統的な技法である「スリップウェア」という言葉を知ったのも、伊藤さんの作品がきっかけでした。 独学でスリップウェアを習得したという伊藤さんは、2006年に益子で独立。以来その人気は拡大し、全国各地で個展を開催するまでに。 繊細で緻密、時にダイナミックな模様が描かれた作品は、いつまででも眺めていられる“美術品”と言っても過言ではありません。それはまるでテキスタイルのようでもあり、高度な職人技術に唸らされます。そして伝統技法を用いながらも、古臭さをまったく感じず、とても現代的な空気をまとっています。うつわに料理を盛り付ければ、一皿がぐっと格上げされ、食卓が華やぎます。スリップウェアに限らず、マグカップやピッチャーなどはフォルムも美しいので、植物を生けたり、ただ飾っておいたりするだけでもインテリアとして楽しめます。 陶器市では「G+OO」での取り扱いがメイン。常設もされているので、陶器市以外の機会にも出会うことができます。 端正で凛々しい、洗練された佇まいに心酔/田代倫章さん いわゆる“益子焼らしい”、素朴な雰囲気のうつわばかりを所有していた筆者にとって、田代さんの作品との出会いは一目惚れでした。例えるなら、それまで好みのタイプが一貫していたはずなのに、全然違ったタイプの人に出会って恋に落ちてしまった、といったところ。 2002年に大学の陶芸専攻科を卒業後、益子にて今成誠一氏に師事。2007年に独立された田代さん。これまで毎年のように都内と益子を中心に展示を開催している人気作家の一人です。 作品から漂うオーラには品があり、無駄を削ぎ落とした洗練された佇まいは「凛々しい」という言葉がしっくりきます。一見シャープながらも、曲線の一つひとつが優美で、質感にもそれぞれ繊細な技法が駆使されているのがわかり、柔らかな表情も持ち合わせています。マットと艶のコンビネーションも絶妙で、すべての作品にどこか色気を感じます。基本は白と黒のモノトーン展開というのも潔くてかっこいい。 食器として使うのを躊躇ってしまうほど美しいのですが、料理を盛り付けるとまるで高級料亭の一皿かと思えてしまうほど、見栄えがランクアップします。 陶器市では「組合広場」の道を挟んで向かい側(共販センター近く)に出店しています。 木のぬくもりと丁寧な手仕事が、日常を豊かにしてくれる/木工房玄 益子の陶器市では多数の木工作家が出店しています。その中でも、ここ何年も隅々まで陶器市を巡ってきた筆者のお気に入りが「木工房 玄」の作品です。 代表の高塚和則さん率いる「木工房 玄」は、栃木県塩谷郡塩屋町に工房を構え、手作業で家具や食器、小物などを製作しています。原木を仕入れ、製材、自然乾燥させ、プロダクトごとに適した木を選び、一つひとつ丁寧に作っています。使用している木材は主にクルミ、栗、桜、ナラ、トチ、タモなど国産の広葉樹。仕上げには木の風合いを生かすよう、天然のオイルを使っています。時が経つほどになじみ、風合いの良さが出てくるのも無垢材ならではの良さです。 筆者も愛用している、表面に手彫りで細かい凹凸の表情をつけたクルミのカッティングボードは見た目も素敵で、使い勝手も抜群です。凹凸のない裏面で食材をカットでき、パン皿としてや、ワンプレート皿として、おもてなしにチーズや前菜を少しずつ盛りつけたりと、大活躍。ほかに花形のコースターやパン皿、オーバル皿も人気のようです。 また製品の取り扱い方やお手入れ法についても親切に教えてくださるので、気軽に相談できます。 陶器市では「遺跡広場」に出店しています。 ナチュラルな色と気泡がノスタルジックな再生ガラス/伊藤亜木さん 陶器にハマると自然とガラスにも惹かれるもので、その第一歩として初めて購入した作家ものが伊藤亜木さんのガラスでした。東京生まれの伊藤さんは、某ファクトリーにて吹きガラスを始めた後、硝子会社に入社。その後2006年に栃木県茂木町にガラスの窯を構え現在に至ります。 再生ガラスを用いた作品の特長のひとつは、優しく自然な色合い。水色のものは窓ガラスから、透明のものは蛍光管から作られているそうです。もうひとつの特長は、気泡。ガラスの中にキラキラと現れる大小のつぶつぶがなんとも涼しげで、ソーダ水を思わせます。 また、ぽてっとした厚みと丸みも可愛らしく、再生ガラスならではのナチュラルな雰囲気と相まって味わいが増します。 ラインナップはグラスをはじめ、お皿、フラワーベース、箸置き、ポット、アクセサリーなど、バラエティ豊か。特にこれからの暑いシーズンには、ガラスのうつわと箸置きを食卓に並べれば、たちまち夏らしく涼しい雰囲気に。こんな風に季節に応じて食卓も衣替えすると、日々の暮らしがより楽しく、豊かに感じられます。 陶器市では「KENMOKUテント村」に出店しています。 以上、益子春の陶器市レポート【作家編】パート2でした。すてきな作家さんが多すぎてここで紹介しきれないのが心苦しいですが、いつかまた別の機会に紹介できればと思っています。春の陶器市は閉幕しましたが、次は秋の陶器市(11月2日〜11月5日)が待っています!このレポートを参考に、ぜひ益子へ訪れてみてください。 text : Yu Konisho
2018年06月14日阿久津忠男さんの瑠璃釉面取そば猪口 吸い込まれそうなほど美しい瑠璃に魅せられて/阿久津忠男さん 1975年に益子に築窯し、約40年に渡り代表作である「瑠璃」シリーズを創り続けている阿久津忠男さん。初めてその深い藍色を見たとき、あまりの美しさに引き込まれ、気づいたら手に取ってじっと眺めていました。それが忠男さんの作品との出会いで、完全に一目惚れでした。 独自に編み出した瑠璃釉から生まれるブルーは、深海のような、真夜中の空のような……言葉で表現するのが難しいほど奥行きがあり艶めいています。筆者もすっかり虜になり作品をいくつも所有していますが、使い込むほどに表情が変わって味わいが増していくのも魅力です。それはインディゴデニムを穿き込んだときの経年変化にも通じるものがあります。それだけでなく、どんな料理も引き立ててくれて、食卓が“きちんと”見えるのです。 春の陶器市では息子さんである雅土さんとの展示が「もえぎ」で開催されていて、特にリム皿は大人気で完売必至なので、早いうちに訪れるのがおすすめです。 釉薬の美しさを主役にした、丁寧な作品づくり/阿久津雅土さん 前出の阿久津忠男さんの息子さんである阿久津雅土さんも、陶器市の初日にチェックしておきたい作家のひとりです。1999年に窯業指導所伝習生を修了した翌年に、釉薬科研究生も修了したとあって、釉薬への強い探究心、こだわりを感じます。 ずらりと並んだ作品群の中で、まず目に飛び込んでくるのが飴釉の作品です。「茶色」の一言では言い表すことのできない、美しいグラデーションと深い色味が印象的。ほかにも白とブルーのグラデーションが涼しげな呉須シリーズや、白磁、伝統的な柿釉など、益子焼らしい素朴さがありながらも、現代の暮らしになじむ洗練さも漂います。形はシンプルで使いやすいものが多く、それだけに色味と質感の美しさが際立ち、妥協のない丁寧な仕事ぶりがうかがえます。 春の陶器市では、親子で合わせて約1500点もの作品が並ぶという圧巻の展示。ぜひ実際に目で見て、触れてみて、その素晴らしさを感じてください。(ちなみに秋の陶器市では茶屋雨巻での展示を開催予定です。) 暮らしに、食卓に寄り添う、やさしいうつわ/田尾明子さん 筆者のうつわ所有数で言ったらナンバー1かもしれない、田尾明子さん。1985年に愛媛県砥部で修行した後、92年に益子で修行、96年に築窯、独立されました。 田尾さんの作品は、手が込んでいるのに、素朴であたたかな佇まいで、益子焼らしい包容力があると言うのでしょうか。そこに女性作家ならではの繊細さも持ち合わせていると感じます。 織部や藁灰釉、粉引など、確かな知識と技術なくして生み出せないであろう多彩な表情の作品が並び、どれも色味と質感が美しく、まず目で見て楽しめます。それでいて手にするとなじみが良く、軽すぎず重すぎず、ちょうど良いのです。もちろん料理も映え、使い勝手が良く日々の暮らしに溶け込みます。それに加え、良心的な価格設定にも驚かされます。素人の筆者にもわかるほどコストパフォーマンスが高く、そういったところにも毎度感動し、つい手に取りたくなってしまうのです。 陶器市では「古窯いわした広場」で出店しています。 成井恒雄さんの意志を継ぐ、素朴で無骨な作品たち/成井窯 2012年に亡くなられた陶芸家・成井恒雄さんは、多くの陶芸家に影響を与えた方で、生前何人もの弟子を育てたことでも知られています。筆者が益子で暮らしていた子ども時代から、我が家には当たり前のように成井さんのうつわがありました。 とても大らかで、あたたかく、自由で、多くの人から慕われていた成井さん。彼が残してきた作品にもその人柄が表れているように感じます。そんな成井恒雄さんの意志と作風を、ご家族3人で受け継いでいるのが「成井窯」です。特徴のひとつである蹴轆轤と、生前から使われてきた登り窯を継承しながら作られる作品は、益子焼らしい無骨で素朴な佇まいと、やわらかな曲線、ぬくもりを感じる心地よい重みが魅力です。そして「普段使いするものだからこそ、手に取りやすい適正価格で提供する」ことを当たり前のように貫くその姿勢にも、寛大な成井イズムが宿っています。 陶器市ではメインストリートから少し離れた「陶芸村」で出店しています。 ダイナミックでアーティスティック、詩的な世界観/能登実登利さん 前出の成井恒雄さんに1973年に師事、その3年後に独立・築窯された能登実登利さん。その作風は、師匠である成井さんに通じるものがあるように感じます。 能登さんの作品は、自由で大胆。民藝というよりも、アートに触れているような感覚があります。独自の発想を落とし込み昇華させたダイナミックな作品は、歪みや雑味を含んだトータルの存在感に圧倒されます。もちろんそこには豊かな感性と熟練の職人技術が集約されているのは言うまでもありません。かと言って使いにくさは無く、暮らしに寄り添ってくれる懐の深さのようなものも感じます。 個人的には「月」や「空」、「風」、「雨」などの漢字が描かれたシリーズがお気に入り。どこかロマンティックで詩的な世界観に浸れます。 陶器市では「じゃりん小径」で出店しています。 以上、益子陶器市でおすすめしたい【作家編】パート1でした。今回ご紹介した作家さんたちの作品は、どれも手に取りやすいリアルプライスなのが魅力のひとつでもあります。そういったところも益子焼が人々の生活になじみ、長く愛される理由なのだと思います。パート2では陶芸家だけでなく、ガラス作家や木工作家もご紹介します。お楽しみに。 text : Yu Konisho
2018年06月10日自分好みの作品がきっと見つかる、ギャラリーショップ メインストリートとなる城内坂の、手前(坂の下)の方に位置するギャラリーショップ、「もえぎ」。22年前に開店して以来「作家と共に成長する店」として、若手から大御所まで、幅広い層の作家たちとの厚い信頼関係を築きながら営業を続けています。 こちらでは益子焼が約6割、笠間焼が約3割、その他北海道から九州まで全国の作家による作品を取り扱っています。魅力は何と言っても多種多様な品揃え。色使いや絵付けが印象的なものや、素朴なもの、スタイリッシュなもの、無骨で男性的なものなど、実に多彩な作風がラインナップ。陶器だけでなく、ガラスや漆器なども並びます。来店する人の好みは様々ですが、ここなら誰もがお気に入りの作家や作品に出会えるのではないでしょうか。 そして個人的にいつも魅了されるのが、陳列の美しさ。什器のセレクトや照明の使い方も含め、フロアごとにとても見やすく、作品が映える陳列となっています。 店内で扱っている作家の中には、陶器市で個人のテントを出店している人も多いので、気になる作家を見つけたらその足でご本人のいるテントへ行ってみるのも、陶器市ならではの楽しみ方です。 また陶器市期間中は店内の商品が1割引になるので、お買い得なこの機会にお気に入りを見つけてください。 【もえぎ 城内坂店】栃木県芳賀郡益子町城内坂150 TEL : 0285-72-6003 営業時間 : 陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は10:00〜18:00 不定休 「可愛い!」に出会える、陶器と雑貨のセレクトショップ 城内坂のちょうど真ん中あたりに、グリーンのウッディな店構えが可愛らしいセレクトショップ「G+OO(ジープラスツーノウツ)」があります。2002年4月にオープンした当時、「益子にこんなにおしゃれで可愛いショップができた!」と、町が少しざわつきました。あれから気付けば16年目を迎え、今では益子を代表する人気ショップのひとつとしてすっかりおなじみに。 店内には陶磁器と雑貨が約半分ずつの割合でラインナップ。うつわはもちろん、木工品やカトラリー、キッチングッズも人気で、生活が楽しくなるようなアイテムが集まっています。ほかにもベビーグッズやステーショナリー、手芸作家による作品等も揃い、プレゼントとして購入していく人も多く、地元の人も日常的にお買い物を楽しんでいるようです。またG+OOがオリジナルで作家に依頼して製作してもらっているという特注アイテムにも注目です。入口が広く段差もないため、ベビーカーを押しながらでも入店することができ、明るくクリーンな店内は広々とした作りで見やすいのも嬉しいポイント。 そして大人気作家の伊藤丈浩さんの作品はこちらでの取り扱いが随一なので、全国から多くのファンが購入しに訪れます。 【G+OO - G plus two naughts -】栃木県芳賀郡益子町城内坂115TEL:0285-72-0098営業時間:陶器市期間中は8:00〜18:00、通常は11:00〜17:00 (平日)/11:00〜18:00 (土日・祝祭日)定休日:水曜日(祝日は営業) 少し足を伸ばして、懐かしくもモダンな人気の古家具店へ 益子には骨董店や古家具店が点在し、その数は把握しているだけでも10軒弱あります。その中でも特に若者や遠方からの来訪者に人気なのが「仁平古家具店」です。陶器市のメインストリートから少し歩くと、「陶芸村」というエリアがあり、その道を挟んだ向かいに店を構えています。 店の外にも商品がずらりと並び、店内に入るとオーナーの審美眼によってセレクトされたセンスの良いアイテムの数々に出迎えられ、思わず胸が躍ります。取り扱う商品は日本製の古家具が中心で、そのほとんどが大正〜昭和時代に使われていたもの。中にはヨーロッパで買い付けたものも少しあるようです。買い付けられた商品は、きれいにリペアをしてから店頭に並ぶので、状態は良好なものばかり。昭和の鉄製家具などを古材と組み合わせてリメイクしたオリジナル商品も好評です。古家具ならではの味わい深さはもちろんのこと、現代の暮らしにフィットするのも魅力的。さらにどの商品も比較的リーズナブルな価格帯なのも人気の理由のひとつかもしれません。 また系列店として、町内に「pejite」と、益子からほど近い真岡市にも「仁平古家具店 真岡店」があるので、こちらとあわせてハシゴするのもおすすめです。 【仁平古家具店 益子店】栃木県芳賀郡益子町益子3435TEL : 0285-72-6007営業時間:11:00〜18:00定休日:木曜日 古本・古道具好きにはたまらない! 宝の山に囲まれた異空間 益子にある古家具店の中で、もう一軒紹介したいのが「内町工場」です。オープンしたのは7年前の2011年。もともとは工場の資材置場だったという、80年程前からある建物をリノベーションして造られました。店内には所狭しと古家具・古道具・古本が並び、まるで秘密基地に足を踏み入れたかのような高揚感に包まれます。少し薄暗い店内の照明も手伝って、昔の時代へタイムスリップしたような不思議な感覚を味わえます。 商品は江戸時代から昭和にかけてのものを取り扱い、その9割が日本のもの。価格帯はだいたい1000円から高価なものだと10万円くらいまでと幅広く、中でもガラス製品が特に人気とのこと。はじめは古家具や古道具が多かったものの、オーナーが本好きということもあり古本がかなり増え、今では約半分の割合を占めるほどに。その本のラインナップも、文庫や絵本、アートブック、写真集などバラエティーに富んでいます。本を見ているうちに、あっという間に時間が経っていた、なんていうことも。 また陶器市期間中(3日間限定)には、さいたま市の古道具店「nest」が店内の一角で出展しているのも見どころのひとつです。 内町工場ならではのおもしろい品揃えと異空間を堪能しに、宝探しをするような気持ちで扉を開けてみてください。 【内町工場】栃木県芳賀郡益子町益子897TEL : 0285-81-7840営業時間:11:00〜18:00定休日:水曜日 懐かしくてやさしいコッペパンが人気の、可愛いパン屋さんふんわりモチモチ食感のコッペパン。 (左)あんこ&バター¥170、(右)いちごジャム¥200 陶器市のメインエリアから少し外れた自然に囲まれた場所に、完売必至のパン屋「えみぱん」があります。お店を代表する人気商品は、コッペパン。オーナー兼パン職人であるえみさんが、子どもの頃から「コッペパン屋さんになりたい」という夢を持ち、それを叶えたお店です。9年前にオープンすると、あっという間に人気店となり、4年前に現在の場所に移転リオープンしました。 コッペパンは素朴でシンプルだからこそ、味の追究が難しいもの。試行錯誤を経て、原料は北海道産の小麦粉にこだわり、ふんわりモチモチの食感を実現しました。コッペパンを購入する際には、中に挟むジャムやバターなどを選んでオーダーできます。ほかにもいくつかのパンメニューがあり、中でもオレンジブレッドが人気。その他、お土産にぴったりな焼き菓子も数種類揃います。また手作りの「季節のジャム」も好評で、この時期は「とちおとめ」を使用した いちごジャムが並んでいました。 地元の人からも愛される、どこか懐かしいコッペパン。一度食べればそのやさしい味にほっこりするはずです。 豊かな木々に囲まれた可愛らしい佇まいのお店。 店主の佐々木絵美さんと、スタッフの大塚小都さん、杉山亜紀子さん。 【えみぱん】栃木県芳賀郡益子町益子3018-1TEL : 0285-81-6525営業時間:11:00〜17:00(パンが売り切れ次第閉店)定休日:月・火曜日(祝日は営業) 益子焼モチーフのプリントTシャツやトートバッグが人気! 前出の「もえぎ」の向かいのテントで、思わず目を引く益子焼プリントのTシャツやトートバッグが販売されています。それらは「益子まちづくり 友愛作業所」に勤める1人のスタッフによって、3年ほど前に誕生しました。製作に至った経緯は、「好きなバンドのTシャツを着るような感覚で、益子をアピールするアイテムとして身につけてもらえるものを作りたかった」という想いから。 オリジナルデザインの絵や文字は手描きによるもので、それを消しゴムハンコで彫り、シルクスリーンでプリントしています。1点1点すべて手作業で刷っているため、物によっては擦れたりと味のある仕上がりになるのも魅力的。 はじめに作ったTシャツとトートバッグが好評で、陶芸家を中心に徐々に口コミで広がり、デザインやアイテムの展開を増やしていったようです。今では様々なデザインが登場し、手ぬぐいや巾着、エプロンなどもラインナップ。モチーフとなっている益子焼は、オーソドックスなものにはじまり、複数の作家の実在する作品を模した新バージョンも。 なおテントが出店されているのは陶器市限定で、それ以外では「もえぎ」、「道の駅ましこ」でも販売されています。友愛作業所でも電話によるオーダーを受け付けているとのこと。 【益子まちづくり(株)友愛作業所】栃木県芳賀郡益子町上大羽7090285-81-8086営業時間:8:30〜17:30定休日:土・日・祝 まるでアート作品!美しすぎるブーケを創るセンス抜群の花屋 陶器市で、とても素敵なブーケを抱えた人を何人も見かけます。その花のあまりの美しさに、振り返る人もチラホラ。筆者のその1人で、引き寄せられるようにその花屋を見つけたのが数年前のこと。ブーケを創っているのは、福島にラボを構え活動する「カタル葉」というフラワーアーティストです。以前は「ハヤシラボ」という名前で活動していましたが、今年の2月から現在の名前に変わったとのこと。 陶器市では「かまぐれの丘」に出店していて、まず目を奪われるのが花々の彩りの美しさ。なんとも言えない独特な色合いと造形美の花が多く、異国情緒が漂っているのです。クラシカルでエレガント、だけどとても今っぽい。そして生花にこだわっているのも特徴的。生だからこそ味わえる、旬の花の瑞々しい美しさを楽しんでほしいという想いが伝わってきます。 オーダーは1人につき1束まで、5,000円から受けていて、客が伝えるイメージや色、花の種類など、様々なリクエストに応じてブーケを創作してくれます。束ねる手さばきも実に見事で、まさに職人技。ブーケが出来上がっていく様を見ているだけでも充分に楽しめます。朝から行列が絶えないほどの人気ですが、一見の価値あり!です。 【カタル葉】陶器市では「かまぐれの丘」に出店(オープンラボ所在地)福島市庄野字台ノ田8-3定休日:水曜日+α 以上、益子陶器市でおすすめのショップ編でした。もちろんここで紹介した以外にも、素敵なお店は数え切れないほどあります。次回以降の陶器市へ行く際に、参考にしていただければ幸いです。 TEXT : Yu Konisho
2018年05月31日5月6日まで春の陶器市が開催中! この春は4月28日〜5月6日までの9日間に渡って開催されている陶器市。今回で101回目を数え、回を重ねるごとに来場者数は上昇し続け、昨今のうつわブーム・ライフスタイルブームを物語っているようです。普段はひと気の少ない小さなこの町も、陶器市開催期間になると朝から渋滞が発生し、町の様相が激変すると言っても過言ではありません。日本全国はもとより、海外からの来訪者も多く見られ、益子焼の注目度の高さがうかがえます。また県外(例えば東京から)電車で行くとなると乗り換えが多く、交通の便が良いとは決して言えない益子に、数年前から直行便のバスが運行されるようになり、とても便利になりました。 メインストリートの「城内坂」。両サイドにお店がずらりと並び、朝から多くの人で賑わう。 城内坂から外れた脇道にも、全国から集まった作家のテントが軒を連ねている。 若手から大御所まで、全国から職人が大集結陶器市では約50店舗の販売店のほか、約500のテントが並び、益子焼はもちろん、ガラスや木工、漆、シルバー、革製品、染物など、多種多様な作品を見ることができます。益子に窯を構える陶芸家以外にも、全国から様々なジャンルの作家たちが出店しています。そうした作家と直接触れ合えるのも陶器市ならではの楽しみのひとつ。人気の作家ともなると、早朝から整理券を求めて大行列ができるほど。ファンにとって陶器市は、作品の争奪戦となる戦場でもあると言えそうです。陶器市の会場一帯はかなり広く、隅々まで見て回るには一日かけて歩いても回りきれないほど。すでに予習済みでお目当の作家がいる人は、まずは一目散にその作家のテントやお店へ行くのが通例。最近ではSNSを駆使して、あらかじめリサーチしておいてから陶器市に臨むケースも多いようです。また町内の随所で「陶器市MAP」を配布してくれているので、それを頼りに回ってみるのもいいでしょう。 自然豊かな町に溶け込む、作品と植物山々に囲まれ、豊かな自然が魅力でもある益子は、歩いているだけでもマイナスイオンを感じられるスポットが至る所にあります。そしてそんな町に溶け込むように、陶器市では花やグリーンなどの植物の販売も目を引き、多くの人で賑わい熱気溢れる会場にフレッシュな彩りと癒しを与えてくれます。おしゃれな花屋さんもいくつか出店していて、ブーケやスワッグをその場で作成してくれます。しかも値段が東京よりも良心的ということもあり、個人的にはかなりおすすめです。 充実したフード&ドリンク地元の農産物や特産品をはじめ、各地から集まったフード類も大充実!フードトラックやテントでの販売も多く、食べ歩きをするだけでも楽しく、お腹も満たされます。ゆっくり座って味わいたい方は、テーブル席のある屋内のお店も多数あるのでご安心を。中でも無農薬や減農薬、無添加にこだわったヘルシーなメニューを提供するお店がいくつかあり、ナチュラル志向の人には嬉しい限り。ちょっと休憩がてら昼間からお酒を、なんて人にはアルコールを提供してくれるお店もあるので、ほろ酔い気分で陶器市を楽しめちゃいます。 まだまだ続くゴールデンウィーク。益子陶器市もいよいよ後半戦に突入します。うつわ好きにとってはきっとパラダイス。そうでない人も、益子の澄んだ空気と大自然に癒されること必至です。この活気に満ちた雰囲気だけでも充分楽しめるはず。この大イベントのために、作家さんたちはかなりの数の作品を丹精込めて創作してくれています。人の手によって作られるうつわは、同じものがふたつとなく、「うつわは出会い」と言う人もいます。G.W後半は、運命のうつわに出会いに、ぜひ益子陶器市へ! 【INFO:第101回益子春の陶器市】期間:2018年4月28日(土)~5月6日(日)場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)時間:9:00~17:00(店によっては18時頃まで営業) text : Yu Konisho
2018年05月02日「春うらら豆皿・箸置き市」が始まりました。色とりどり、表情とりどり。春の食卓にリズムをもたらし彩ってくれる、豆皿と箸置きたちが揃っています。豆皿にちょこんと盛り付けたおかずは、たとえ前日の残りものやお惣菜でもとっておきのご馳走に早変わり。また、箸置きでお箸の居場所を作ってあげることで、少し背筋が伸びるようなキチンとした食卓風景になりますよ。春うらら。小さなお気に入りを並べた食卓と、新しい季節を始めてみませんか?■今ならアンジェだけ。ここだけでしか手に入らない豆皿と箸置きを手に入れよう!<古谷製陶所 古谷浩一さん・今ここにしかない「りんご豆皿」>信楽の古谷製陶所・古谷浩一さんから届いたのは、 「りんご豆皿」 。古谷さんにお願いして、今までのものと比べてさらにひと回り小さなものを今回作っていただきました。菓子皿やアクセサリートレイとして活躍するのはもちろんのこと、たくさんの豆皿をお盆にのせた「豆皿御膳」に大人の遊び心を加えてくれるひとさら。古谷さんファンの方なら、きっとご自宅の食器棚の中のコレクションに加えたくなるりんごの豆皿です。▼ご紹介した商品⇒ 「古谷製陶所古谷浩一りんご豆皿」 <松尾直樹さん・アンティークな趣きのカトラリーレスト>京都で作陶をされる、松尾直樹さん。どこか趣きのあるモノトーンの輪花のうつわが人気の作家さんです。今回松尾さんにお願いして作っていただいたのはこんな、箸置き/カトラリーレスト。まるでアンティークのような佇まいで、テーブルに凛とした風格が生まれますよ。丸型と楕円型に作っていただいた箸置き/カトラリーレストは少し大き目だから、クチポールなどのフォーク/ナイフセットやスプーンなどを置くとよりマッチ。色違いで、形違いでと、いくつも揃えたくなってしまうアイテムです。▼ご紹介した商品⇒ 「松尾直樹箸置きカトラリーレスト」 今日から始まったアンジェの「春うらら豆皿・箸置き市」。人気のものはすぐになくなってしまうかもしれないので、気になるものがあったらぜひお早めに手に入れてくださいね。【春うらら豆皿・箸置き市はこちら↓】 食のはなし 器のはなし 作り手さんのはなし
2018年03月16日ワコマリア(WACKO MARIA)から、ブランド初となる陶器を使用したお香立てが、パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店で発売。マリア像をモチーフに製作したお香立ては、それひとつだけで、強烈なインパクトのあるインテリアだ。頭の上の設置個所でお香を焚くと、目や背中の穴からじんわりと煙が出で立ち、まるでマリア像を取り込むベールのように白い影が揺れる。フロントにあいた穴は十字架を表し、そして後ろの穴は星型に。他にはない、ワコマリアらしいエッジの効いたデザインとなっている。また、インセンスブランド「クンバ(KUUMBA)」とコラボレーションしたスティックインセンス、エアーフレッシュナー、フレグランスペーパーも登場。"パラダイス"をイメージしてデザインされた香りのこちらも併せてチェックしてみて。【詳細】■MARIA INCENSE BURNER ※発売中取り扱い店舗:パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店価格:20,000円+税カラー:ホワイト■クンバ×ワコマリア取り扱い店舗:パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店価格:スティックインセンス 1,800円+税、エアーフレッシュナー 3,000円+税、フレグランスペーパー 1,500円+税
2018年02月20日新しいメイクに挑戦できる春のメイクイベント2月24日、大阪府大阪市都島区東野田町にあるビューティーセレクトショップ、フルーツギャザリング京阪モール京橋店において、メイクイベント「春のトレンドメイクアドバイス会」が開催される。このアドバイス会では、メイクアップアーティストのTommy氏が参加者一人一人に似合う春の新色によるメイクを提案。現在、参加者を募集中で、8,640円(税込)以上購入した人にはプレゼントが進呈される予定となっている。多方面で幅広く活躍するTommy氏美容師でメイクアップアーティストのTommy氏は芸能事務所の所属タレント、モデルの宣材写真や、アイドルグループ東京女子流、仮面女子などのカタログ、取材撮影にも関わり、メンズファッション雑誌「Samurai ELO」で広瀬アリス氏などのヘアメイクを担当している。そのほか、ファッションショーでヘアメイクアーティストとして活躍し、講師としてはプロのメイクアップアーティストや個人メイクレッスンなども行っている。「春のトレンドメイクアドバイス会」当日は、Tommy氏が参加者1人当たり約30分間のアドバイス、提案を行うことになっている。日時: 2月24日(土) 11:00~19:00(1人約30分)場所: フルーツギャザリング 京阪モール京橋店大阪府大阪市都島区東野田町2-1-38京阪モール京橋店1階申込: 受付中(フルーツギャザリングのサイトより引用)申し込み方法など、詳しい情報は以下URLのフルーツギャザリングのサイトで確認を。(画像はフルーツギャザリングのサイトより)【参考】※【京阪モール京橋店】2月24日メイクアップアーティストTommy氏による「春のトレンドメイクアドバイス会」
2018年02月07日パスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)では、12月28日から2018年1月21日まで「有田焼・波佐見焼 デッドストック陶器市」を開催する。陶器市では、日本を代表する産地のひとつ波佐見を拠点に、約400年に渡り九州・肥前地区の陶磁器を扱っている「西海陶器」の倉庫に眠る、1980年代後半から1990年代に生産された「有田焼」や「波佐見焼」の和食器をメインに、デッドストック品を蔵出し。肥前地区の磁器が海外や全国に流通した最盛期は、日本経済バブル期の1980年代後半。この最盛をもの語る華やかな絵付や金彩、近年なくなりつつある網目加工などの技術を駆使した、上質で豪華絢爛な和食器が並ぶ。当時は業務用の取り扱いが多く、個人では入手することが難しかったものばかり。現在では生産体制、技術、コストなど、あらゆる面で再生産ができない貴重な一点ものから、在庫限りのものまで多数ラインアップ。お気に入りの一品を探しに出かけてみては。【イベント情報】有田焼・波佐見焼 デッドストック陶器市会期:12月28日〜2018年1月21日会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00~21:00(日曜祝日は20:00まで)
2017年12月23日パスザバトン(PASS THE BATON)は、「有田焼・波佐見焼デッドストック陶器市」を2017年12月28日(木)から2018年1月21日(日)まで、表参道のPASS THE BATON GALLERYにて開催する。出品されるのは、主に1980年代後半から1990年代に生産された「有田焼」や日本を代表する陶器の産地の一つである長崎・波佐見の「波佐見焼」の和食器。約400年の歴史を誇る九州・肥前地区の陶磁器を扱う「西海陶器」の倉庫に眠るデッドストック品を蔵出しする。今回出品される陶器が生産された1980年代後半当時は、割烹料理店などの業務用として流通しており、個人では入手困難であった。さらに現在は、生産体制、技術、コストなど様々な理由から、再生産することができない貴重な陶器が、一点物も含めて店頭に並ぶ。色鮮やかな絵付や金彩、近年なくなりつつある網目加工などの技術を施した、上質で華やかな和食器が勢揃いする。【詳細】有田焼・波佐見焼デッドストック陶器市会期:2017年12月28日(木)~1月21日(日)場所:PASS THE BATON GALLERY住所:渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内TEL:03-6447-0707営業時間:月~土 11:00~21:00(日祝 11:00~20:00)
2017年12月08日〔salut!(サリュ)〕で見つけた冬らしいアイテム。ニットと思いきやなんと陶器なんです。陶器なのに冬らしい、ニットの温かみを感じるアイテム。ぜひチェックしてくださいね♪〔salut!〕のニット柄シリーズ♪〔salut!〕で見つけたニット柄のアイテムたち。今回は3つご紹介します!まずは《ソープホルダー》。ブラウンカラーのニット柄で、冬らしい温かみの感じるアイテムです♪生活感が出てしまいがちの洗面台。でもこのソープホルダーを使えばおしゃれな空間になりますよ。続いてご紹介するのはソープホルダーとぜひ一緒に置いて欲しいアイテム、《歯ブラシスタンド》です!こちらはライトグレーでかわいらしい印象。歯ブラシ2本と歯磨き粉も立てられちゃいますよ♪ソープホルダーと合わせて購入して冬らしい洗面台にしてみてはいかがでしょうか。そして最後は冬に欠かせない《マグカップ》です。赤のニット柄に、淵の色がブラウンと冬らしいカラーリングですよね!温かいココアにマシュマロを乗っけて、おいしいお菓子と一緒に……。想像するだけで幸せです(笑)。食器洗浄器、電子レンジにも対応しているのがうれしいですよね!まとめリーズナブルな値段で、かわいいアイテムが手に入る〔salut!〕。今回は冬にぴったりなニット柄アイテムをご紹介いたしました!ニット柄アイテムをそろえて、温かみのあるインテリアに変えてみてはいかがでしょうか♪
2017年11月27日宮田竜司(みやたりゅうじ)さんのうつわと再会したのは、今年5月の益子の陶器市。陶器市エリアの端っこでバスを降りて、いつもとは異なるルートでまわってみようと思った時でした。思えば2016年の秋の陶器市でも見たことのあるうつわ。その時は私にとってどこか遠く感じたそのうつわが、5月のその時には「ちょうどいいかも」と思えたんです。うつわとの出会いにも、きっとある気がする「タイミング」。9月21日(木)と29日(金)と2週間に分けて公開されるアンジェの「あきいろ作家市」から、今日は、少し背伸びをして使いたい宮田竜司さんのうつわについてご紹介しますね。■宮田竜司さんのこと宮田竜司さんは気さくなお兄さん。もともともの作りが好きだったというものの、焼きものを選んだきっかけはお父さまだったといいます。焼きもの好きなお父さまは、著名な作家さんを追いかけて東京から埼玉へ引越しをしてしまうほど。そんなお父さまのそばで様々な焼きものを見ながら育った宮田さんも、様々な産地をまわり最終的に今の拠点、栃木県益子町に拠点を構えたのだそうです。大きなお庭のある宮田さんのご自宅兼作業場。お庭にはご自身で作られた香炉が。「年上の方に遊んでもらっていて・・・」茶道をたしなんでいるという宮田さん。ご自宅の本棚にはたくさんの茶道の本も。本棚の上にはアボカドの種。芽はきちんと出るそうですよ。しとしとと雨が降る中お邪魔したのは、大きなお庭のある宮田さんのご自宅兼作業場。豊かな自然環境の中に建つ宮田さんの作業場で、今回お願いしたうつわの制作風景を見せていただきました。どこか凛とした雰囲気を持つ宮田さんの作業場。その理由は竜の絵かも?お名前からとった竜の絵は、上はお客さまからいただいたもので、下はなんとご本人が描いたもの。地元の原料を使うようにしているという宮田さん。作り出すうつわたちの土には益子の陶土をベースに磁器土を混ぜたものを使い、釉薬は益子の伝統釉である「並白(なみじろ)※白に見えるもの」「灰釉※緑色に見えるもの」「飴釉※こげ茶に見えるもの」を使っているといいます。宮田さんが作るうつわにどこか品が纏うのは、宮田さんが仕上げに緊張感を持たせたくて手で作業を行うようにしているから。宮田さん「もちろんロクロをまわした後に型にはめて成形することもしますが、特にこの花の形のうつわは型にはめて削るようなやり方では均一になって面白くなくなってしまうんです。形に勢いがつくので、どんなうつわも最後はなるべく手で仕上げてうつわに緊張感を持たせるようにしているんですよ。」ロクロで成形した後に、赤い筆で花びらとなる「あたり」をつけて。型にはめて削るのではなく、フリーハンドで花びらを形作る宮田さん。その道具は陶芸用のものではなく、自分で作ることも多いのだとか。使っていて馴染むようなうつわもいいけれど、使いながらも程よい緊張感を持てるうつわもまたいいもの。そのタイミングが来た時に、まるでパートナーを選ぶような感覚で手に取りたい、背伸び気分で付き合える宮田竜司さんのうつわです。=文・写真:宮城= 食のはなし 作り手さんのはなし 器のはなし
2017年09月16日東京・松屋銀座にて「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」が開催される。期間は2017年9月13日(水)から25日(月)まで。北欧を代表する陶器家リサ・ラーソン。今回の展示では、60年以上にわたる彼女の作陶の歴史を計190点以上の作品とともに振り返ることができる。初期の代表作や、近年の一点ものの作品に加え、初展示となる夫・グンナルの作品など幅広い作品が展示される予定だ。リサ・ラーソンのキャリアはスウェーデン最大の陶芸製作会社、グスタフスベリ社で始まった。コケティッシュな表情が愛らしい動物モチーフや北欧らしいシンプルで洗練された色使いによって人気を得た彼女はその後独立し、80歳を超えた現在でも精力的に作品を作り続けている。【詳細】「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」期間:2017年9月13日(水)~25日(月)会場:松屋銀座8階イベントスクエア時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場)入場料:一般1,000(700)円、高校生700(500)円、中学生500(400)円、小学生300(300)円※かっこ内前売り料金【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2017年07月15日東京・南青山にあるコトモノミチ(coto mono michi) at TOKYOで、5月25日から28日まで「青山陶器市」を開催する。岐阜や京都など全国の焼きものの産地から、たくさんの陶器を集めた同イベント。アウトレット品やサンプル品、ワケあり品、デッドストック品などがお得な均一価格で購入できる。ワケありの1点ものがお気に入りの食器になる大好評のイベントとなっている。なお、同店では「土岐、窯元おかみの陶器たち~美濃焼おかみ塾展」も同時開催中。【イベント情報】「青山陶器市」会期:5月25日~28日会場:coto mono michi at TOKYO(コト・モノ・ミチ)住所:東京都港区南青山5-2-16 青山フレックスA時間:11:00~19:00(5月28日は17:00まで)
2017年05月18日ゴールデンウィーク3日目に息子が連休に飽きてしまうという予想外の事態が起こった。そして迎えたGW4日目の5月6日、家族で益子の陶器市へ出発。今回の旅行は日程も何もかもを妻に任せていた。息子は「早く旅行行こー!」とテンションを持ち直している。このタイミングで旅行を計画していた妻のファインプレーに助けられた。旅行の目的は陶器市で食器を買うこと。陶器市に行くのは2回目、初めて行ったのはちょうど3年前で息子が0歳の時だった。その旅行が初めての3人旅行、家族で揃いの食器を買った。それから3年で主に息子が「お手伝い」という名の元に食器を洗ったり運んだりする際に割ってしまい、食器は不揃いになってしまった。そこで今回の旅行で引越記念も兼ねて食器を新調しようという計画を立てた。「旅行」というワードに心を躍らせる息子は車で2時間半の道のりを全く寝ずに過ごした。車中で「旅行はどこ〜?」と何度も叫んでいた。予定時刻に陶器市会場に到着。早速、会場入口に展示販売された「幸福を呼ぶ」という巨大ふくろうの陶器の置物に興味を示す息子。それを両手で掴んで戦いごっこを始めようとしている。全く幸福な結末を迎えられる予感がしないので早々にやめさせて移動する。たくさんの露店に並べられた陶器に胸が躍る僕と妻。「陶器??はあ?」と全く楽しめない息子。この温度差のまま3人で行動するのは難しいと判断して、僕と妻が30分交代で食器を探すことにした。初めに僕が露店に繰り出す。息子と妻はまた置物を見て待っている。ゆっくり陶器を味わいたいところだが、脳内にはタイムリミットを示すデジタル時計が浮かんでいる。獣のような目で真剣に素早く必要な食器を吟味していく。しかし、後から妻も見て回ることを考えるとなかなか一人で決定が出来ない。家族用の食器は目星だけ付けて自分用のコーヒーカップと茶碗を買った。その後、妻が良い食器達を発見したので作戦は成功だった。妻と交代して、僕と息子はお祭りのようになっている露店エリアを散策したが「旅行はどこ?」と未だ手応えを得られない様子の息子だった。手分けして食器を手に入れた僕たちは、昼食をとってから宿泊予定のペンションに向かった。この移動でようやく息子は眠りに落ちた。良いタイミングで寝たので宿に着いてすぐに部屋に寝かせようと建物の中に入ると、チェックインの予定時刻は1時間以上過ぎているというのにまだ部屋の準備が出来ていないというトラブル発生。宿のおばさんが「あと5分!」と言うので、森の木々に囲まれた駐車場で鳥のさえずりを聞きながら待つこと5分。ようやく準備が出来たので僕は急いで部屋の布団に息子を寝かせた。妻は部屋に入ろうとしたところを突如現れた宿のおじさんに「タケノコ採る?」と呼び止められた。息子にもタケノコ掘りを体験させたいと思った妻は嬉しそうに「明日の朝できますか?」と尋ねたけれど、マイペースなおじさんは「すぐそこだから」とそのまま妻を竹やぶに連れ去った。その後も妻が一向に部屋に入って来ないので様子を見ようと部屋から出る。すると窓越しに、庭でおじさんにタケノコ料理の指導を受けている妻の姿を確認。明日の朝を希望していた人が手荷物もそのままで、収穫から皮を剥いてさばいて煮るところまでがっちり教わっている(やらされている)。突然農家を訪れて採れたて野菜で調理を始める旅番組の様な状況の妻を見て、吹き出しそうになるのを抑えて僕もリビングを通って外に出てみた。リビングの棚やデッキのテーブルにはたくさんの益子焼の器が並べられている。このペンションはおじさん・おばさん夫婦2人で切り盛りされている。おばさんの夕飯準備を待つ間、デッキでおじさんも採りたてのタケノコを調理しながら色々な話を聞かせてくれた。「タケノコは薄皮も旨い」だの「芽もツマミにいける」だの「皮のまま大きな鍋で煮た方が旨いという人もいる」だのとタケノコうんちくが止まらない。タケノコを鍋で煮る間、デッキに並べられた益子焼の器を見ていたら宿のおじさんが「気に入ったのがあったら一つ差し上げます」と言ってくれた。「え~いいんですか?」と驚いていると、おじさんは大きなプラスチックのかごに無造作に放り込まれている器の一つを取り出して「これなんか〇〇さんの作品でいい値段しますよ」と雨ざらしになった名作をゴミのように拾い上げた。。。なかなかにガサツなおじさんはタケノコを煮始めて10分が過ぎようとしている時、おもむろにスマホを取り出してどこかに電話する。「ああ、お忙しいですか?ああそうですか。いや、タケノコはどれぐらい茹でるといいんですか?」耳を疑う僕と妻。タケノコうんちくを語る得意げなおじさんの姿が走馬燈のようによみがえった。電話の最後には「え?そんなに茹でるんですか?」と驚いちゃったおじさんの姿にこらえきれず妻と爆笑してしまった。夕食前に目覚めた息子は見覚えの無い暗い部屋に戸惑っていたけれど、「今日はここに泊まるよ」と伝えると「まだ帰らない?」と嬉しそうにしていた。夕飯のタケノコは息子の大好物なのでたくさん食べた。 5月7日(GW5日目最終日)。昨日の陶器市で旅行の目的を果たしたため、この日はノープランだった。チェックアウトを済ませると、妻が気になる森林公園があるので行ってみたいと言う。昨日はあまり息子向けのスポットが無かったので、歩いたり走ったりしたくてムズムズしていることだろうと思って行き先に選んだ。辿り着いたその場所は公園と言うよりもほぼ山だった。さほど期待せずとりあえず登山道を少し歩いてみて帰ろうということになった。歩いていると登山道の途中途中に丸太を組み合わせた無骨な遊具が出現するが、大人でもクリアが難しいと思われるスケール感にほぼスルーして行く。なかなかストイックな登山の様相。僕と妻はお互い何となく「これどこまで行って引き返す?何も無いし、そろそろかな…」という空気を醸し出す。その時足元でガサガサという音。音がした方向を見ると茶色のトカゲがいた。僕はトカゲを妻と息子に見せてやりたくてすぐにカメラで写真を撮った。本当はサッと手づかみで捕まえたかったけれど、逃げられたら元も子もないのでまずは写真で見せた。写真を見た2人が驚いて「どこどこ?」と興味を示したので、僕は嬉しくなってトカゲを捕まえようと手を伸ばす。しかしトカゲはガササっと一瞬で姿を消してしまった。息子はまだ実物のトカゲを見たことが無いのでどうしても見せたいと思い、2匹目を探すべく歩みを進めることにした。生き物を探すことで3人の登山は楽しくなった。足元に注意して歩き始めるとトカゲ以外にもクモ・イモムシ・トンボ・ちょうちょ・ハチなど様々な虫が目に入って来た。普段見ることが出来ない虫たちを見て僕は急にエンジンがかかって見つけた虫の名称を息子と妻に教え始めた。「コモリグモ」「イトトンボ」「モンシロチョウ」「コメツキムシ」ここぞとばかりに田舎育ちの本領発揮。虫の名前を口に出すのは十数年ぶりだろうと思うけれど、案外覚えているものだなあと嬉しくなった。「いろいろ知っててスゴイね〜」と妻。こんなにストレートな言葉で褒められたのはいつぶりだろうか。僕は調子に乗ってタケノコうんちくおじさんの様に「この虫はね…この虫はね…」と語り続けた。そうしてしばらく歩いていると登山道は下りになり、またしばらく歩くと水の流れる音が聞こえてきた。その先は小川が流れる湿地になっていて、小さな水たまりのような池が点在していた。その水たまりにはうじゃうじゃと大量のオタマジャクシが泳いでいたので両手ですくって3人で観察。妻は「気持ち悪〜」と一歩下がって見ていたけれど、息子は小さな足が生えかけているオタマジャクシを凝視していた。ここまで来たらカエルも見せてやりたいなあと思い、めぼしい草むらを探索。足を踏み入れるや否やアマガエルが跳び上がった。ポケモンはよく知らないけれどカエルなら捕まえる自信がある。アマガエルの観察を最後にパパの臨時生物教室は終了した。サッと立ち寄る予定の森林公園で思わぬ収穫があり、気が付くと2時間以上も歩いていた。春のフィールドワーク、充実感は格別だった。ゴールデンウィークの話「もう遊ばない…」連休を持て余した息子~前編~は こちら !
2017年05月16日GWは、いかがお過ごしですか?今日はすこーんと抜けた青空の下で、ぶらり益子陶器市さんぽ。先月末から始まっている益子陶器市は、5/7(日)まで行われています。まだまだ間に合う益子陶器市。GWの終わりに、ゆるり陶器市さんぽはいかがですか?■2017春の益子陶器市春と秋と、年に2回行われるこの陶器市。毎年この時期に行われる春の陶器市は初夏を感じる青い空ときらきらと目に映る新緑が心地良く、毎年ピクニック気分でついつい足を運んでしまうおでかけスポットです。東京では散ってしまった八重桜も、益子ではまだまだお花見も楽しめそう!SNSなどの影響か、訪れるごとに人出は多くなり、最近のその賑わいぶりはちょっぴりひるんでしまうくらい。ある作家さんによれば、初日は朝3時頃から人が並んでいたテントもあったのだとか!B品などがお手頃価格で手に入る初日は確かにおすすめですが、作家さんとゆっくりお話しやすいのは2日目以降。作家さんとお話をしながら選んだうつわは、とっておきのひとさらになりますよ。ただあまり遅いと人気作家さんはいなくなってしまう可能性もあるので、そこはご注意。そんな時は次回の陶器市できっとお会いできると考えて、今回は今回の出会いを楽しんでみてくださいね。益子陶器市は、最近お花屋さんも人気です。お花屋さんが少し個性のあるお花をまとめながら花束やスワッグを作っている様子は、ちょっぴり劇場型。花束が出来上がるたびに並んでいるお客さんから小さなため息がもれる、青空の下のお花屋さんです。益子エリアは水はけが良いことから、そば粉の産地という側面も。おしゃれなカフェも素敵だけれど、お昼は地元のお母さんたちが茹でてくれるこんなおそばもいいですよ。初日はものすごい人出だったそうですが、夕方の急な雷と雨でお客さんも作家さんも皆さん捌けてしまったんだとか。少し天候が乱れがちな今年のGW。日焼け止めや帽子はもちろんのこと、小さな傘も忘れずに!【他にもいろいろ益子陶器市情報はこちら!過去記事ですが参考にしてみてくださいね。】・【おさんぽ手帖】2016秋益子陶器市■2017春私たちの益子陶器市戦利品こちらも恒例・私たちの益子陶器市戦利品!今回も素敵な出会いに恵まれました。<スタッフ平山の戦利品>下から左回りに:・シモヤユミコさんのうつわ・辻紀子さんのお猪口たち・辻紀子さんの黒いスープカップ・icuraさんのスプーン・若菜綾子さんのプレート・高塚和則さんの菓子きり・吉田麻衣子さんの一輪挿し・うだまさしさんの壁掛けさんかく早速、辻さんの黒いカップのうつわを使って朝ごはんを。うだまさしさんの壁掛けさんかくは時計の横のポイントに。<スタッフ宮城の戦利品>下から左回りに:・Johnny’s studioさんのミニピッチャー・後藤奈々さんの一輪挿し・宮田竜司さんの輪花小皿・梅本勇さんの流れる釉薬がきれいな鉢たち後藤奈々さんの一輪挿しをベランダのテーブルに置いてのんびり過ごす朝時間。益子の陶器市は5/7まで!益子の大きな青空の下で、とっておきの出会いを見つけてみてくださいね。=写真:平山・宮城文:宮城=暮らしのはなし おさんぽ手帖
2017年05月05日爽やかな風が通り抜ける、気持ちの良いこの季節。そろそろGWに向けてソワソワ、なんてことはありませんか?今日はそんなGWお出かけ先にぴったりな、アンジェおすすめの陶器市をご紹介。今年のGWは大きな青空の下で、作り手である作家さんたちとお話をしながらお気に入りのうつわを見つけてみませんか?■ 滋賀県信楽作家市日本の代表的な産地の中でも最古のひとつと言われる信楽の町で、10年前から行われている「信楽作家市」。今年も、芝生が広がるランドスケープが美しい滋賀県立陶芸の森で行われます。アンジェの陶器市でも人気の作家さん、古谷浩一さんも参加されるご様子。ピクニック気分でお出かけしたくなる陶器市です。【信楽作家市】期間:5/2(火)〜5/5(金)開催場所:滋賀県甲賀市信楽町滋賀県立陶芸の森太陽の広場■ 石川県九谷茶碗まつり九谷焼で知られる石川県能美市で行われるのは「九谷茶碗まつり」。人気の作家さんのうつわが並ぶのはもちろんのこと、作る工程で出たB品など使用するには支障のない「訳あり商品」がお手頃価格で並ぶこともあって、毎年たくさんの人で賑わいます。昨年は強風のため途中で中止になってしまったということもあり、今年意気込まれている方も多いのでは?アンジェでも人気のある九谷青窯さんのテントも毎年大賑わい。人気作家さんのうつわを手に入れるには、初日の午前中がおすすめです。【九谷茶碗まつり】期間:5/3(水)〜5/5(金)開催場所:石川県能美市九谷陶芸村特設会場■ 栃木県益子 春の陶器市アンジェスタッフも足繁く通うのは、東京からほど近い栃木県益子町で行われる「益子 春の陶器市」。若い作家さんたちのテントも多く、うつわのテントの他にも、その場でスワッグを作ってくれるお花屋さんやガラス作家さんのテントなども散りばめられた楽しい陶器市です。陶器市周辺に点在するアンティークショップや、SLも走るローカル線・真岡鐵道は、GWのお出かけを更に旅情溢れるものにしてくれますよ。【益子春の陶器市】期間:4/29(土)〜5/7(日)開催場所:栃木県益子町内各所もうすぐ待ちに待ったGW。今年のGWはお近くの陶器市まで、お気に入りの作家さんを見つけに行ってみませんか?= 文・写真:宮城 =おさんぽ手帖 【陶器市でも人気の作家さんのうつわはこちら】・古谷浩一さんのうつわ・九谷青窯さんのうつわ
2017年04月17日ピカソがデザインした陶器作品に焦点を当てた展覧会「Picasso Ceramics 不変の色彩を求めて」が、大阪・NUKAGA GALLERY OSAKAと東京・NUKAGA GALLERYの2会場で開催される。期間はそれぞれ2017年5月10日(水)から5月31日(水)、2017年6月8日(木)から6月29日(木)まで。20世紀を代表する芸術家として誰もがその名を知るパブロ・ピカソ。その絵画作品で広く知られるピカソだが、平面の絵画のみならず立体的な彫刻の分野にも関心を寄せており、1937年の大作ゲルニカで世界的な芸術家としての地位を確立したのち、60歳代のピカソは、南フランスのヴァロリスで陶芸の魅力に出会う。そこでは、油絵具とは全く異なる焼成の加減や釉薬の発色など、初めて扱う素材に苦心しながら、ヴァロリス・マドゥーラ窯の陶工の技術とピカソの大胆な発想によって独自の作品群が生み出された。そしてそれらは、絵画や彫刻といったジャンルを超越したひとつの芸術として確立され、同時代の日本の陶芸家たちにも注目されたという。本展では、1940年から60年代のピカソの陶器など立体作品を中心に、油彩や版画作品を展示。没後40年以上を経た今なお、世界で愛され一層の注目をあつめるピカソの陶器作品を一堂に紹介する。【開催概要】Picasso Ceramics 不変の色彩を求めて会期:2017年5月10日(水)~5月31日(水)/NUKAGA GALLERY OSAKA(大阪)2017年6月8日(木)~6月29日(木)/NUKAGA GALLERY(東京)開廊時間:10:00~18:00 ※日曜のみ休廊入場料:無料<会場詳細>■NUKAGA GALLERY OSAKA住所:大阪市北区西天満5-8-8 2FTEL:06-6362-1038アクセス:JR 大阪天満宮駅 徒歩5分、地下鉄谷町線 南森町駅(1番出口) 徒歩3分■NUKAGA GALLERY住所:東京都中央区銀座2-3-2 3FTEL:03-5524-5544アクセス:JR 有楽町駅(中央口) 徒歩5分、東京駅(八重洲南口) 徒歩10分、東京メトロ 有楽町線 銀座1丁目駅(3番出口)徒歩1分、丸の内線・銀座線・日比谷線 銀座駅(C6・C8・C9出口)徒歩4分、銀座線 京橋駅(2・3番出口)徒歩5分
2017年04月09日日本各地からうつわの作家さんが集まった、アンジェの陶器市が始まっています。普段店頭では知ることのできない作り手のお人柄や想いといった「うつわの向こう側」を知ることで、まるで体温を帯びたかのように温もりを感じるうつわたち。自然と湧く特別な愛着に、心もほっこりと温まります。今日は、アンジェの陶器市にご参加いただいた作家さんたちの毎日の暮らしをご紹介。作家さんたちの暮らしの中に溶け込むうつわたちには、なんだか知っているあの人へ対するような親しみを覚えます。■古谷浩一(ふるたにひろかず)さん:古谷さんのバレンタインデー「バレンタインのチョコ!やっぱり貰えると嬉しいものですね」そんなエピソードとともにインスタグラムにUPされた冒頭の写真は、信楽にある古谷製陶所の古谷浩一さんのもの。りんご皿に乗っているのは手作りチョコレート?砕いたナッツがざっくりと入ったチョコレートバーの後ろに見え隠れする小さな赤いハートがなんとも微笑ましい1枚です。■su-nao home(スナオホーム)さん:Today’s Specialは、特製中華プレートsu-nao homeさんの大き目のリム皿に乗っているのは、チャーハンに、揚げたての春巻きに、冷蔵庫の常備菜たち。キッチンに立つのが好きなsu-nao homeの松本さんの手にかかれば、今夜のメニューもお手のもの。おかずがちょこちょこ乗ったボリュームたっぷりワンプレートは、松本家の今夜のご馳走です。■赤地径(あかじけい)さん:仕事の合間にひと休み・・・張り詰めた空気の作業場で、毎日進められているうつわ作り。午後のおやつの時間にはふっとこめかみも緩まって、ついつい笑顔がこぼれます。そんなある日の赤地さんのおやつは、ワッフルとブラックのコーヒーで。美味しいおやつでひと休みをすると、午後の筆運びがちょっと違います。■松尾直樹(まつおなおき)さん:お誕生日は奥さま手作りケーキでいちごのケーキは、お誕生日の松尾さんのために奥さまが作った特製ケーキ。松尾さんがロウソクの火を消す前に先にお子さまにふっと消されちゃったのも、お誕生日の楽しい思い出。そんな楽しい思い出のケーキが残っていたから、今日はひと切れ、仕事の合間のおやつにして。作り手である作家さんたちの、うつわのある暮らし。それぞれのうつわに、それぞれの物語を乗せて、何気ないシーンがとっておきに思えるそんなひと皿です。=写真:作家さんご提供文・宮城=暮らしのはなし 作り手さんのはなし 【アンジェの陶器市はこちらから。お散歩気分でどうぞいらっしゃいませ。】
2017年02月24日「九州陶器市」が、セレクトショップ・CPCM(シー・ピー・シー・エム)にて、2017年2月10日(金)より開催される。九州には、佐賀県有田町の有田焼、福岡県の小石原焼、長崎県の波佐見焼など、日本を代表する陶器の産地が多く存在する。そんな九州地方で生産された注目の窯元の作品を集め、個性豊かな陶器を一堂に見られる期間限定ショップが開催される。中でも注目なのは、有田・波佐見焼の産地商社として400年の歴史をもちながら現代の生活に合わせた商品を作ることで知られる「キハラ」、モダンなデザインが人気で海外でも評価が高い波佐見焼の「マルヒロ」など。また、ヨーロッパ産地の顔料を使った鮮明な色味や個性豊かなデザインが人気な、波佐見地方「京千」の新作も登場する予定だ。普段使いに適した丈夫さも九州陶器の魅力の一つ。日常をちょっとだけ楽しく彩ってくれるうつわを探しに、是非立ち寄ってみては。【詳細】九州陶器市開催日時:2017年2月10日(金)開催場所:CPCM住所:東京都渋谷区神宮前6-12−22 秋田ビル 1F&2F
2017年02月12日イケア(IKEA)は、北欧を代表するガラス・陶器デザイナー、インゲヤード・ローマンとコラボレーションした限定コレクション「ヴィークティグト(VIKTIGT)」を発表。2016年6月16日(木)より順次、全国のイケアストアで発売する。本質だけが残るまでひたすら削ぎ落していくことを基本とするのがインゲヤード・ローマンのスタイル。そこから生まれるデザインは、時代を越えて使い手の心と体に呼びかけるだけでなく、機能性と素材の良さを兼ね備えている。「ヴィークティグト」は、落ち着いた佇まいのガラス器や陶器セットのほか、時と共に表情をかえる天然繊維を使った家具、バスケット、ラグなど、職人とデザイナーの共同作業から生まれた約40のアイテムで構成される。また、彼女のデザインのほか、イケア専属のデザイナーであるヴィッケ・ブラーシュとニケ・カールソンの力作もラインナップに。いずれもタイムレスな美しさを放つ仕上がりが魅力だ。【詳細】ヴィークティグト発売日:2016年6月16日(木)販売場所:全国のイケアストアアイテム(一部):・ヴィークティグト 水差し 1.0L 1,299円 ※7月初旬・ヴィークティグト ボウル(2個) 13cm 1,899円 ※7月初旬・ヴィークティグト サービングプレート 3点セット 3,699円・ヴィークティグト 皿、竹 Ø37cm 1,499円・ヴィークティグト カラフェ グラス 1個付き 1,999円 ※7月初旬
2016年06月18日日本各地から集めたうつわの祭典「青山陶器市」が、6月23日から7月5日まで東京・青山のコト・モノ・ミチ アット トウキョウ(coto mono michi at TOKYO)で開催される。会場には、愛知県瀬戸市で活躍する窯元や作家の作品を中心に、数百点ものうつわが集結。普段使いにちょうどいいカトラリーレストやカップ、皿などから、インテリアにぴったりのアイテムまで幅広く展開される。黄瀬戸、織部、貫入などうつわの種類や技法も様々。同イベント限定の特別品も登場する他、500円、1,000円、1,500円、2,000円、3,000円、5,000円均一コーナーや、ワケあり品を含んだ掘り出し市も開催される。【イベント情報】「青山陶器市」展会場:コト・モノ・ミチ アット トウキョウ住所:東京都港区南青山5-2-16 青山フレックスA会期:6月23日~7月5日時間:11:00~20:00(6月23日は19:00まで、7月5日は17:00まで)
2016年05月30日「陶器肌」。「透明感」と並び、良く耳にする、美肌の象徴のような言葉ですよね!?けど、陶器肌とは一体どんな肌なの?「透明感のある陶器肌になりたい」と言う方もいらっしゃいますが、透明感と陶器肌は、まったくの別物です。透明感=ツヤ肌文字通り「透けるような肌」を指します。ツヤがありみずみずしく、可憐で若々しい印象になりますね。対して陶器肌=マット肌呼んで字のごとく、「陶器のような肌」を指し、肌表面に薄い膜を張ったような、毛穴などの欠点のない上品な肌を指します。では、今回は知っているようで知らない、陶器肌の作り方を教えます。コントロールカラーやコンシーラーで肌色を整えたり、欠点をカバーするのは当たり前!!これから教えるのは、ファンデーションを塗る際の、ちょっとした裏技です①下地後、クリーム状やリキッド状のファンデーションをブラシで顔にのせる。ブラシを使うことで、ムラがなくキレイに塗ることができます。②ブラシでのせたファンデーションを手で伸ばす。コレ!実はポイントです。手で伸ばしたほうが、乾燥しにくいって知ってました?マット肌は、乾燥が目立ちやすいので、こういった部分にもこだわりましょう 。③お粉を乗せる前に少し乾かす。最近のファンデーションは、サラッとた感触で、肌にのせてもベタベタが残らないタイプが増えています。そこで、「余分な油分をティッシュオフ」しちゃうのはもう古い!保湿に大切な油分をオフすることなく、ベタベタを回避するには時間をおいて乾かすのが1番です。④お粉をブラシでさらっとのせるマットにしたいからと言って、お粉をのせすぎるのはNG。「厚塗り」になってしまいます。⑤崩れやすいTゾーンと、引き締めたいフェイスラインのみ、少量お粉をつけたパフで抑える。ここでも厚塗りはNG!!あくまで粉は「気持ち分」。パフで抑えるのみのつもりでかまいません。このとき、毛穴も一緒に抑えます。以上です!!陶器肌を作ろうとすると、ついつい欠点を隠すのに捕らわれすぎて、カバーに力を注ぎがちですがより、キレイに見せるテクは・乾燥させない。・マットしたいからと厚塗りしない。がポイントになります。使うコスメはアナタのお気に入りのものでOKなので、ぜひ実践して見てください!!!
2015年06月27日ミリー(MILLY)の新作ビーチウェアはまるで陶器のようなコバルトカラーのプリントが個性的なビキニ(トップ 1万9,000円、ボトム 1万7,000円)。ミリーはアーマンとフェミニン、エッジィがMIXしたN.Y.ブランドで、キャメロン・ディアス、ケイト・ミドルトンなどセレブにも愛されている。全面に施されたアラベスク調のフラワー柄は、ミリーオリジナルのグラフィック。ハンドペイントのように濃淡のあるネイビーがアーティなムードを出している。ハンドクラフト調の胸元のパーツにあわせて、バングルやピアスをコーディネートして。ホルターネックとウエストのリボンは着用感に合わせて調整可能。同柄で色違いのピンクで、トライアングルビキニのタイプも展開されている。<問い合わせ先>コロネットTEL:03-5216-6517ジェットン ショールームTEL:03-6804-1633シェイスビー伊勢丹新宿店TEL:0120-62-4377ドウシンシャ お客様相談室TEL:0120-104-481
2015年06月08日時を越えて愛される京都の老舗約70店が集う催物「京都歴代のれん市」が、3月25日から30日まで伊勢丹新宿店本館6階催物場で開催される。この春は、京都の老舗「桜」をテーマにした和菓子や花見弁当がそろう。創業100年を越えるフレンチの老舗「開晴亭」からは、ヒレビーフカツバーガー(1,500円)が初登場。厚みのあるビーフカツに特製のデミグラスソースを添えたボリュームたっぷりのカツバーガー。また、創業以来350年東山五条で京料理屋を営む「はり清」が本催事に初登場。京都の味を再現した季節の折詰「福」(1,500円)を伊勢丹新宿店限定品として新たに用意。錦糸卵やいくらを乗せ、春の芽吹く様子を折詰の中に表現した。また、桜をモチーフにしたこの時期ならではのスイーツも充実。生麩であんを包んだ「半兵衛麸」の「さくらもち麸」(5個入り/1,100円)や、桜あんを包んだ「笹屋伊織」の桜色のお餅「さくらさくら」(250円)など、春らしい味わいがそろう。イートインスペースでも同期間限定の「家伝京飴 祇園小石」による「舞妓はんのお気に入りパフェ」(1,250円)が楽しめる。春の味覚である苺を使った黒糖練乳と、サクサクとした食感が楽しめる柚子黒蜜グラノーラが添えられた限定メニューだ。担当バイヤーは「のれん市の弁当やスイーツと共に、会社帰りに夜桜を楽しんで頂くシーンをイメージして品ぞろえを行った。まず見た目から、続いて味覚から春を感じてもらえたら嬉しい」とコメントする。
2015年03月24日原作、アニメ終了後もなおも愛され続けている『ローゼンメイデン』より、「真紅」の陶器フィギュアが登場。発売は2015年8月下旬~9月上旬の予定で、3月9日(月)より通販サイトおよびグルーヴガレージのAmazonショップにて予約受付開始となる。価格は18,000円(税別)。伝説の人形師ローゼンが作ったとされる幻のアンティークドール・真紅だが、この陶器フィギュアは、アメリカでDisney SHOWCASEのオフィシャルアーティストとして活躍している前田康彦氏が製作。鞄の中で眠る神秘的な真紅は、陶器の質感も相まってアート作品とも言える仕上がりになっている。陶器製造はジャシア、販売はグルーヴガレージ。なお、本作は完全受注生産となっており、予約の締め切りは5月15日となっているので、興味のある人は早めにチェックしておきたい。■ローゼンメイデン真紅 陶器フィギュア【価格】18,000円(税別)【サイズ】W200mm×D180mm×H80mm【重量】約2kg【材質】陶器【発売予定】2015年8月下旬~9月上旬※陶器(製品)の性質上個体差がある。(C)PEACH-PIT・集英社/ローゼンメイデン製作委員会
2015年03月09日新生活に向けて欲しいものリストがまた増えました! というのも、全面多層構造鍋で有名なアメリカ生まれの「ビタクラフト」が、初の陶器製品「CCL」を発売するのです。デザインを手掛けたのは岡崎裕子さん。りんごやさかな、とんぼをモチーフにし、モダンにパターン化したレリーフデザインで北欧風の表情を見せています。もともと「ビタクラフト」を使用していた岡崎裕子さんは、デザインと品質のたかさ両方を求めて取り組みました。彼女自身、オーブン料理が好きでもあり、自分が使いたい器をイメージしたところもあると言います。岡崎裕子さんは、和食にも洋食にもなじむ「CCL」を使うことで、“器が変わると食が豊かになる”ことを感じていただきたいと考えてるそうです。実際、「CCL」にはさまざまな楽しみ方があるので、食卓が豊かにいろどられ、食事の時間がいっそう楽しい時間にかわりそうです。例えば、グラタンや肉や野菜のロースト、マフィンなどのスイーツづくりに。器ごとオーブンに入れてオーブン料理ができます。蒸し器に直接入れて茶碗蒸しなどの蒸し料理に。「ビタクラフト」の鍋と組み合わせて使うこともできます。バーニャカウダや石焼きビビンバには直火にかけて。肉や魚のグリルにグラタンなど焼目をつけたいときは、魚焼グリルで調理すれば簡単です。そして、調理した後に器ごとテーブルへ出せるのはとてもうれしいところです。シンプルで洗練されたデザインだから、食卓もおしゃれに。加熱調理以外に、器としても活躍します。サラダボウルやスープボウルに、薬味やピクルス入れにも。和食や洋食、中華やエスニックなど多彩な料理にしっくりなじむので、調理器具が減らせるかもしれません。コンパクトに重ねられるので、すっきり収納できるのも助かります。これまで「ビタクラフト」はステンレス製品として親しまれてきました。ビタクラフトジャパン40周年の節目に、土のあたたかさに着目し生まれた「CCL」。その名前は、Cooking(料理で美しい食卓を創造する)、Creative(料理から生活を創造する)、Life(豊かな暮らしを料理で創造する)を意味します。「CCL」の特徴としては5つ挙げられます。1.温度差350℃をクリアした耐熱陶器であるこれは耐熱検証を行った確かな品質で、JIS規格にも適合しています。2.国産陶土を使用している安全性の高い純国産にこだわっています。3.直火で調理が可能直火はもちろんオーブン、電子レンジ、魚焼きグリルなどでさまざまな調理ができます。4.調理したままテーブルへ出せるおもてなしのテーブルにも映える飽きのこないデザインがほどこされています。5.すっきり収納できるコンパクトに収納でき、場所をとりません。「CLL」は、コンティ、フタ付きコンティ、グラティーニ、と形や色(白、青、茶)を変え、さまざまな種類がそろうので、自分にぴったりなものがみつかりそうです。新生活のスタートに、揃えてみるのもいいかもしれません。・ビタクラフト 公式サイト
2015年02月20日ベトナムを代表する陶器「バッチャン焼」。トンボや菊などのモチーフがのびのびとした筆遣いで描かれた陶器と聞けば、その姿を思い浮かべる人もいるのではないだろうか。ホーチミン市で創業20周年を迎えたバッチャン焼の専門店「AUTHENTIQUE(オーセンティック)」のマネージャー・Vy(ヴィ)さんにバッチャン焼の魅力について伺った。1.バッチャン焼とは?©ASEAN-Japan Centreバッチャン焼(Gốm Bát Tràng)は、首都ハノイから車で30分ほどの場所にある人口約5,000人の村「バッチャン村」で作られる陶器。14世紀頃から始まったといわれ、600年以上の歴史を持つ。中国陶器の影響を受けながらも、自由でのびのびとした独自の作風を確立。「バッチャン焼はろくろを回すのではなく、粘土を型に流し込み、上から圧力をかけて成形します。身近にある自然を描いた素朴なデザインが特徴です」(Vyさん)2.絵柄の意味©ASEAN-Japan Centre「絵付けは竹のスティックとブラシを使い、一つ一つ人の手によって行われています」(Vyさん) 伝統的な絵柄はトンボ、菊、蓮、竹、金魚など自然をモチーフにしたもの。特によく見かけるトンボ、菊、蓮の絵柄は次のことを意味しているのだそう。〇トンボ(写真左)・・・幸運〇蓮の花(写真中)・・・純粋〇菊の花(写真右)・・・金運3.どんなアイテムがあるのか?茶碗、皿、レンゲ、箸置き、薬味入れ、カップ、急須と湯呑のセット、編んだ藤と組み合わせたコースターなどがある。素朴で温もりのあるデザインは和食にも合いそうだ。たくさんのアイテムからお気に入りの一枚を見つけたい焼き魚に合いそうな角皿青磁や白磁のシンプルな陶器もある4.お店のおすすめ今回、お話を伺ったVyさんから「AUTHENTIQUE」のおすすめを教えてもらった。「今一番のおすすめは新作の“Bac to the Origin”シリーズです。有名なトンボや菊の絵柄は17世紀頃のものなのですが、バッチャン焼が始まった14世紀頃の絵柄はさらにシンプルなものでした。バッチャン焼の新しい魅力を発見していただけたらと思います」。“Bac to the Origin”シリーズは二種類。こちらはシンプルモダンな“Traditional”繊細な描写が特徴の“Nature”。お土産に人気のアイテムたち。やさしい色合いの器が素敵。どこか懐かしさを感じさせる、レトロでやさしい風合いのバッチャン焼。毎日の食卓に取り入れれば、料理の美味しさを一層引き立ててくれるだろう。(text:グッチ)
2015年02月20日みなさん、ベースメイクは普段どのように行っていますか? 日本人女性は特に肌作りにおいてファンデーションに重きを置いている方が多いのではないでしょうか?女性なら毛穴やシミのない美しいつるんとした陶器肌に憧れますよね。しかし、ただファンデーションを塗ればきれいな肌になるという訳ではありません。トラブルを隠そうとファンデーションを厚塗りしてしまい、さらに肌ダメージを受けている方も多いのが現実。そしてファンデーションを落とす時のクレンジング剤で、肌トラブルを招きやすくなっている方も多く見受けられます。ファンデーションを落とす時、しっかりクレンジングしないと肌にファンデーションが残ってしまいます。かといって強い洗浄力のあるクレンジングを使ってしまうと肌のバリア機能を壊す原因となってしまうのです。だからといって毛穴や肌のアラを隠せる、ファンデーションを塗らないわけにはいかないですよね。そんな肌のアラを隠してくれるのに、肌に優しいという素敵なファンデーションがあるのでみなさんにご紹介したいと思います。■肌に優しい石けんで落ちる優秀なファンデーションとは?それはクレンジング要らずの『 エトヴォスのミネラルファンデーション 』。石けんなどの洗顔料だけでスルンとメイクが落ちるため、肌に必要な水分や油分を落としてしまう心配がないのです。クレンジングや過剰な洗顔なしで落とせるので肌に優しく、乾燥する冬の時期には重宝します。時間がない方や、クレンジングするのが面倒な方にとってもオススメです。また、『エトヴォス』のファンデーションは、肌への負担を軽減するため、主成分はミネラルで防腐剤やタルク、香料、ワックス、合成着色料などの添加物を一切含んでいないというのも嬉しいところ。他のメーカーと違って国産なのも日本人の肌に合うポイントです。つけたまま眠ることができるくらい優しい成分で、赤ちゃんがいる方も安心して使えます。忙しくてなかなか自分の美容に時間をかけられないママにもぴったりなアイテムですね。肌に優しい上に、SPF30あるので普段使いには問題なし!将来、シミ予備軍を作らないようにケアできるのも良いところ。そして精製度の高い天然の鉱物マイカを使用しているので、皮脂を含んでも変色しないので、メイクしたての色味をキープできるのです。しかし、何と言ってもこのエトヴォスのミネラルファンデーションは、石けんで落ちるという快適さ! 乾燥肌に悩んでいる人は、クレンジング剤で肌の必要な皮脂を奪ってしまい自ら乾燥肌に導いている可能性があります。保湿美容液も大事ですが、クレンジングをやめると劇的に改善したりすることもありますよ。■肌にミネラルファンデーションをキレイに塗るコツエトヴォスのミネラルファンデーションは、とても粒子が細かいのでヴェールがかかったような肌に仕上がります。でも毛穴や肌の色むらはしっかりカバーしたいですよね?そこで今回は、ミネラルファンデーションをよりキレイにナチュラルに仕上げるためにコツを伝授します。パウダー系のファンデーションは、使い方次第で毛穴落ちがしやすいこともあります。そこで大切なのがブラシの使い方です。肌をなでるように優しく塗っていくのではなく、肌に押付けるようにしっかりと密着させてクルクルのせるのがポイントです。またお粉をたくさん含まないで、少量ずつ足してつけていくといいでしょう。そしてこの エトヴォスのスターターキット(はじめての方限定ですが) に付属しているフェイスブラシは人工毛とは思えないくらいのコシがある高級タクロン製のブラシ。さらにふんわり柔らかいので肌当たりも優しいです。このブラシで少しずつ重ね付けをすると、気になるくすみ部分もばっちりごまかせますよ!ブラシの使い方を変えるだけで、仕上がりも変化するので試してみてください。肌にも優しくて、メイクの仕上がりもキレイに導く『 エトヴォスのミネラルファンデーション 』。ぜひ使ってみてくださいね。エトヴォス ミネラルファンデーション ・商品詳細をチェック!
2013年01月31日雑貨のオリジナルブランドを展開する株式会社sorani(ソラニ)は、好評を得ているオリジナル陶器シリーズの「torori(トロリ)」より新色の「ブラック」を発売。ほどよい厚みで丸みを帯びた形状と、陶器ならではのつるっとした表面は口あたりもやさしく、電子レンジでも使用可能。独自の「吹き掛け」という技術により、黒い釉薬を重ねて塗色することでどこから見ても真っ黒な仕上がりとなったtororiの陶器は、キャンドルの灯りにぴったり。この冬はキャンドルのやわらかい光とともにtororiの陶器でディナーを楽しんでみてはいかが。問い合わせ株式会社sorani tel.03-3713-6803商品の詳細は Webストア まで
2011年11月08日