野木亜紀子脚本、綾野剛主演で贈る『カラオケ行こ!』。大ヒットドラマ「MIU404」に続いてのタッグに大きな期待が寄せられている。和山やまの同名マンガを映画化した本作。変声期に悩む合唱部の中学生と歌に悩むヤクザがカラオケを通じて交流する姿を描く。人気コミックの実写化ということでハードルが上がる中、「野木亜紀子×綾野剛」のタッグが発表された際には多くの期待の声が上がった。綾野さんは、映画公式ビジュアルブック内で、「野木亜紀子さんの魅力的な脚本をどう解いていくのか――それぞれの見方や感じ方でこうも作品のテイストが変わるのかと驚きました」と、野木さんの脚本を自身なりに解釈し、作品へ向き合ったことを語っている。野木さんはヤクザである成田狂児役に挑戦した綾野さんについて、「綾野さんはこの映画における狂児、「綾野剛の狂児」をきっちり作り上げて演じてくれました。今までやっていそうでやっていないキャラクターですよね。狂児のもつユニークさと、哀愁や色気を存分に、魅力的に見せてくれたと思います」と信頼の思いも語っており、その詳細は発売中の映画公式「ビジュアルブック」で確認してほしい。原作者の和山氏もかねてよりファンだったと公言する、スピード感ある描写の緻密さが魅力の野木脚本。綾野剛とタッグを組んだ「MIU404」も根強いファンが多く、本作で祭林組・組員の小林を演じている橋本じゅんも、綾野さんと同チームの隊員役として出演しており、「MIU404」のキャストが再集結する形となっている。さらに、2024年夏には野木ファン待望の「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線が交差した映画『ラストマイル』が公開予定。年末年始にはTBSにて『「アンナチュラル」「MIU404」一挙放送SP』の放送も決定しており、本作を前に野木亜紀子の魅力を再確認する絶好の機会となりそうだ。原作の和山やまが織りなす“和山ワールド”にどのように野木亜紀子の脚本が溶け込んでいくのか。野木さんが描く、原作にはない映画オリジナルシーンにも注目したい。『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年12月31日ヴァイオリンの服部百音が自ら企画して2021年にスタートしたコンサート・シリーズ「STORIA(ストーリア)」。その3回目が、共演に指揮者・井上道義を迎えて開催される。2024年12月限りで指揮者引退を表明している76歳のマエストロと24歳の注目ヴァイオリニスト。繰り返し共演を重ねて、絆を深めてきたふたりだ。「井上道義先生と初めて共演したのは17歳の時。2017年のNHK交響楽団とのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でした。それ以来、いろんな面白い曲でご一緒させていただいたことが私の財産になっています。引退されると聞いてすごくショックですが、でもそのご決心を受け止めたうえで、音楽で恩返しをしたいという気持ちで私のコンサートにお招きしました。最後に何か一緒にやりたい。やれたら素晴らしいなというのが動機です。初共演から6~7年の間に、音楽的にもすごく深いやりとりをさせていただきました。コンチェルトのステージで先生とご一緒している時、背中から痛いほどの刺激が伝わってくるのはもちろんなのですが、芸術家として人間として、先生のぶれない生きざまにもすごく感銘を受けています。私にとって、なかばメンターのような存在でもあるのです。ある時、道義先生から、人間・服部百音として自分の人生をどう生きたいか、音楽以外で自分の心が求めると感じているものは何かと問われて、『・・・』と答えに詰まってしまいました。私はずっとヴァイオリン10割で生きてきた人間なので、楽器が弾けないという現実に直面するとパニックになって、自分が消滅したみたいな感覚になっちゃうんです。もちろん、バレエは大好きだし、映画も演劇も美術館巡りも好き。でも、それってすべて芸術に関連することで、どうしても仕事脳で見てしまうんですね。心身を休めるという意味では違うものが必要なんじゃないか。先生はそういうことをおっしゃっていたんだと思います。今年、腱鞘炎とか盲腸とか腸閉塞とかが続いて、しばらく楽器が弾けずに弱りきっていた時、やっとその意味がわかった気がしました。探そうと思って探せるものではないと思いますが、それを今、無理矢理にではなく、適度なアンテナを張って探し始めたところです」ふたりをつなぐショスタコーヴィチ愛服部百音と井上道義を結ぶキーワードとして“ショスタコーヴィチ”に触れないわけにはいかない。幼い頃からショスタコーヴィチに目覚めていたという服部。2016年のデビュー・アルバムにもショスタコーヴィチの協奏曲を選んだ。新人の初CDとしてはきわめて異例なことだ。一方の井上はショスタコーヴィチのエキスパート。2007年に日比谷公会堂で行なった交響曲全曲演奏会は、日本のショスタコーヴィチ演奏史に残る大プロジェクトだった。「子供の頃から、同世代の普通の子とは全然違う、24時間をヴァイオリンに費やすような生活で、ずっと孤独を感じていました。孤独は、演奏の時には良いほうに作用するので、芸術家にとっては必要不可欠な要素だと思うのですけど、やはりときには苦しみになることもあるわけです。ショスタコーヴィチの音楽からは、彼の孤独が痛いほど伝わってくる。そこにいたく共鳴してしまって、沼にハマっています。私の気持ちをわかってくれる!ではないですけど(笑)。もちろん道義先生がショスタコーヴィチを熟知していることは、ずっと前から知っていたので、いつか教わりたいなと思っていました。先生とショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を弾いたのは2022年。読売日本交響楽団の演奏会で、コロナの影響で中止になったオペラ《エレクトラ》の代わりの急遽のプログラムでしたが、生涯忘れることのできない演奏になりました。先生にはショスタコーヴィチのシンフォニーのスコアを見せていただいたり、裏の裏のようなエピソードを聞かせていただいたり。教わったことは数え切れません。いつもわりと同じベクトルを向いてお話しさせていただいて、先生がショスタコーヴィチを人間的な存在として愛しているのだということもどんどんわかってきました。ショスタコーヴィチの性格は道義先生に似ていたんじゃないかなと思うんです。たとえばベートーヴェンとショスタコーヴィチって、時代も音楽も全然違うんですけど、私は彼らの持つ精神性は同じだと思っているんですね。『ベートーベヴェンがショスタコーヴィチの影響を受けた』という、哲学的な見方もあるぐらい。だとすれば、ベートーヴェンを井上道義にスイッチすることもできるのではないかと。演奏からもそう感じる部分があります。タクトに込めた、わかる人にはわかるような裏の意味があったり。リハーサルと本番で真逆のことをやったりもするけれども、普通にすごく素直なところもあったり。そのまぜこぜなところがショスタコーヴィチの気質と共通するのではないかと」元首相もYouTuberも。多彩な顔ぶれのコンサート現時点で発表されているプログラムは、エストニアの現代作曲家アルヴォ・ペルトの《タブラ・ラサ》とバーンスタインの《セレナード》。このコンサートのために結成されたオーケストラ「Storia Special Orchestra」との共演だ。「もちろんこれから発表して、もっとたくさん弾く予定です。まだ先生と一緒に演奏したことがない曲を弾くことを“しばり”にしようと相談しています。バーンスタインは私の、ペルトは道義先生の発案で決めました。オーケストラのメンバー集めは先生にお任せしていますが、小規模な編成なので、それを生かした選曲です。ペルトの《タブラ・ラサ》は2台のヴァイオリンとオーケストラのための作品。私とコンサートマスターの方がソロを弾きます。初めて弾くのですが、道義先生に音源を聴かせていただいていたら、突然記憶が蘇ってきて。じつは一度だけ聴いたことがあったんです。私の恩師のザハール・ブロン先生の門下生の演奏会。入門したばかりの8歳の私はそれを聴きに行っていたのですが、そこで姉弟子のユン・ソヨンと、アンドレイ・ローゼンデントという兄弟子がふたりで弾いていたのを思い出したんです。ああ、私はついにあの曲を弾くことになったんだと考えると感慨深いですね。しかも、記憶って面白いなと思うんですけど、すっかり忘れていたのに、一度思い出したら次々にフラッシュバックしてくるんです。譜面を読んでいても、あの時のふたりの細かい表情だとか、ここで目配せしていたなとか、いろんなことが鮮明に思い出されてきます」3回目を迎える服部の「STORIA」。2021年は亀井聖矢(ピアノ)、2022年は佐藤晴真(チェロ)と藤田真央(ピアノ)、そして今回の井上道義と、これまでは期せずしていずれも音楽家との共演になっているが、必ずしも音楽家に限らず、さまざまなジャンルのゲストを招こうという、楽しげな企画だ。「芸術という共通点で交われる場を作りたいんです。共演のみなさんとお話しする時間を設けて、ステージ上の演者が、何を考えて生きてきた人間で、今どういう思いでこの場に立っているかを伝えたい。それがわかるだけで、音楽の捉え方も変わって、まったく違う表情が見えてくることがあると思っています。黙って上から音楽を投げかけるのではなく、客席とステージの垣根を、良い意味でやわらかくできる場所があったら面白いかなというのが発端で生まれた企画です」今回は井上以外に、元内閣総理大臣の小泉純一郎氏を特別ゲストとして招く。「子供の頃にヴァイオリンを弾いていたそうで、ほんとうにお詳しいんですよ。お話ししていると、混じり気のない、子供のように純粋な音楽愛に、いつも感銘を受けています」イタリア語の「STORIA」は「物語(Story)」の意味だ。「道義先生とのステージはいつも120パーセント非現実。どこか異次元に連れて行かれるような感覚です。今回の一夜限りのストーリーがどんなものになるのか、私も想像がつきませんけれども、お客さまにも未知の世界を体験していただける、面白い舞台になると思います。客席のみなさまにも、いろいろなご自分なりのストーリーを作っていただけたらうれしいです」物語を紡ぐのは、それを見つめる私たち聴き手の一人ひとりでもあるのだ。新しいストーリーが生まれ瞬間を見逃せない。司会はクラシック系人気YouTuberのnacoさん。取材・文:宮本明撮影:源賀津己Storia III12月12日(火) 18時30分開演東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル■チケット情報出演:服部百音(ヴァイオリン)井上道義(指揮)特別ゲスト:小泉純一郎司会 naco (厳選クラシックチャンネル)演奏:STORIA SPECIAL ORCHESTRAプログラムペルト「タブラ・ラサ」バーンスタイン「セレナード」 他
2023年09月26日株式会社TONE(本社:東京都中央区、代表取締役:前田将吾)は、服部有菜から登録した電話番号に直接電話がかかってくるサービス「YunaPhone」を2023年9月1日に提供開始しました。服部有菜●YunaPhone概要YunaPhoneは、登録した電話番号に直接電話がかかってくる月額制のサービスです。特別なアプリは必要ありません。また、発信元の電話番号は固定のため、電話帳に登録することも可能です。かかってきた電話に出て、自由に会話をお楽しみいただけます。●サービス概要サービス名 : YunaPhone対応端末 : 電話回線契約の携帯電話および固定電話価格 : 月額6,000円~提供元 : 株式会社TONEサービスURL: ●服部有菜について2001年3月30日生まれ。岐阜県出身。●会社概要名称 : 株式会社TONE所在地 : 東京都中央区銀座1-15-4 銀座一丁目ビル7階代表取締役: 前田将吾事業内容 : “あなたとわたしをつなぐ”コミュニケーションサービスの開発・運営Webページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月05日ヴァイオリニスト服部百音が新しい視点で発信する演奏会「STORIA III」が12月12日(火)に東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルで開催されることが決定した。本公演では服部百音が音楽で深い信頼関係を築いてきたマエストロ井上道義を迎え、今企画のために編成された STORIA SPECIAL ORCHESTRAと共に一夜限りのコンサートが行われる。また 特別ゲストとして、小泉純一郎氏が登壇。服部百音、井上道義との対談を行う予定だ。また、当日の進行は厳選クラシックちゃんねるでお馴染みのnacoが務める。井上道義は来年に引退することをを表明しており、本公演も特別なものになりそうだ。服部百音コメント井上道義マエストロとは17歳の時に初めて一緒の舞台を踏ませて頂いてからありとあらゆる事を教わり、その後も真向勝負の舞台を何度も何度もご一緒させて頂く中で先生の音楽観を間近で観て、感じる事が出来たことは生涯の宝です。当時から今に至るまで芸術家として憧れの存在、音楽家としての鏡、人間の暖かさ優しさを教えて下さった道義先生には言い表せない感謝があります。悲しい事に我々の世代にとって大きすぎる痛手である引退を24年末に決められた事を受けた時、打撃を喰らいながらも”ならばそれまでに今の私に出来る限りの先生への恩返しを音楽でしたい”と強く思った事がきっかけとなり、この度第 3 回目のストーリアのゲストとしての出演を”俺そんなのやなこった”と言われる覚悟で先生に伺った時、にっこり”やる”と快諾して下さった時の実感の伴わぬ歓びは筆舌に尽くし難いものでした。時を延長する事は出来ずとも一瞬を拡大したような空気と音で心のど真ん中にぶつかって行きその時その舞台でしか見る事が出来ない忘れない何かが生まれるのがマエストロとしか出来ない音楽の魅力と思っています。東京で、12月12日に先生と作ります。不死鳥という言葉がぴったりの道義先生がお元気にこのステージに舞い降りて下さるよう祈りも込めながら、最後の最後まで皆様に見届けて頂ければ、本望です。服部百音2023.7Storia III12月12日(火) 18時30分開演東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル■チケット情報出演:服部百音(ヴァイオリン)井上道義(指揮)特別ゲスト:小泉純一郎司会 naco (厳選クラシックチャンネル)演奏:STORIA SPECIAL ORCHESTRAプログラムペルト「タブラ・ラサ」バーンスタイン「セレナード」 他
2023年07月14日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の服部樹咲さんです。意志が強く、動じない。バレエで培った度胸が武器!表情も話し方も、16歳とは思えないほど大人っぽい。「4歳から習っているバレエで私の性格は作られたんだと思う。公演やコンクールを経験していくうちに、動じなくなったのかもしれません」。映画『ミッドナイトスワン』で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したことも記憶に新しい。「初のお芝居でしたが、あの作品があって、俳優になろうと決心しました。あの頃はまだ幼くて余裕がなかったけれど、最近は撮影時に周りの人とコミュニケーションをとるのが楽しい。現場にいる時間が幸せです」心地よい音に癒されます。暖炉のようにパチパチ音がするキャンドル「ウッドウィック」を愛用。甘党じゃないけど、フレンチトーストは別!しょっぱいものが好きですが、フレンチトーストはあれば頼んじゃう。韓国語を勉強中!日常会話は話せます。韓ドラと、韓国の人と会話できるアプリで勉強していたら上達しました。はっとり・みさき2006年生まれ。NTTドコモの短編映画プロジェクト「KAZE FILMS」や「明治」のCMなどに出演。今年配信予定のドラマ『EVOL』(DMM TV)で主演の一人を務める。※『anan』2023年3月29日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年03月28日ホットペッパー クチコミランキング6部門1位を獲得したトゥールモンド名古屋店が監修!日本に初めてマツエクを持ち込み美容業界のカリスマとして第一線で活躍している服部由奈が、今年7月に自身直営のエステサロン「トゥールモンド東京店」を新宿3丁目にオープンしました。現在、年末キャンペーンを実施中。トゥールモンドは㈱トゥールモンド代表取締役である服部由奈が心血を注ぎ特許を取得した「ハイパーエナジービヨンド」が堪能できる直営サロンです。その機械を使った「エナジーセラピー」は疲労や首・肩こり、ダイエットなど様々なお悩みを持つお客様から絶大の評価をいただいております。オールハンドに微弱電流を組み合わせた施術は東京では類似点も少なく、希少価値のあるサービスとなります。背景これまでのエステサロンンというのは、癒しの要素が大きかったとは思います。40代以上の女性が女性の人口比率に占める割合が多くなっている今、求められるのは「年齢を重ねても美しく健康でいつづけたい」というお客様の声に対応できるサービスです。更年期障害を含め、40代~50代からの女性の様々な身体上のお悩みを解決すべく、このエナジーセラピーは誕生しました。男性のご予約も承ります。エナジーセラピーが選ばれる理由1. 世界初!技術も機械も特許を取得。・生体の生理機能に関わる生体電流をコントロールする独自の電流と周波数・生体の水分子をコントロールする独自の電流と長波の周波数2. 一般社団法人国際微弱電流協会が監修した新技術微弱電流を流す事で、身体の弱かった体内電流を整え、細胞から調整し回復させるという根本的な改善が期待できるサービス概要エナジーセラピーダイエット、むくみ、肩・首のコリ、肌荒れ、ホルモンバランスの乱れを改善させる効果が期待できます。●サービス名称:エナジーセラピー●年末までの特別キャンペーン価格①エナジーセラピー×リンパケア30分(ボディ)¥3,900(税別)②エナジーセラピー×リンパケア60分(ボディ)¥6,900(税別)※上記以外にも多数のメニューをご用意しております。●キャンペーン期間:2022年12月末まで●取扱い店舗:トゥールモンド東京店●URL: 会社概要商号:株式会社トゥールモンド代表者:代表取締役服部 由奈所在地:愛知県名古屋市中区錦2-16-1アベニューフシミ1601ビル4FURL: お問い合わせ先株式会社トゥールモンド担当:平田 清浩電話番号:070-7576-7778E-mail: kihira0207@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月28日「MIRAI WOMEN SUMMIT」12月15日に始動総合美容事業を行う株式会社トゥールモンド(所在地:愛知県名古屋市中区、代表取締役:服部由奈は、女性就労者を対象にキャリア支援を目的とした「女性経営者団体:MIRAI WOMEN SUMMIT」開設記念セレモニーパーティーを12月15日(木)に開催します。「MIRAI WOMEN SUMMIT」詳細URL: 背景第2次安倍政権時(2012年~2020年)では、女性の就業率が飛躍的に伸びたが、離職後の女性の正規採用は2012年から改善されていない状況である。女性人口の約半数は、50代以上という状況の中、第2キャリアとしての活躍の場を作るための取り組みが必要とされている。MIRAI WOMEN SUMMITが目指す事長年美容業界のトップリーダーとして牽引してきた服部由奈がMIRAI WOMEN SUMMITを創設した理由は「人生のUターンという年齢に到達した今、多くの諸先輩方から学ばせていただいたことに対して、今度は私が若い世代に向けて、恩返しをするため。雇用と言うスタイルに拘らず女性らしい感覚と自らの力で新たな市場(収入を得る仕組み)を開拓できる女性起業家を育成する事で、日本経済をリードする令和の女性リーダーの活躍の場を増やしていきたい。今後はMIRAI WOMEN SUMMIT会員のための定例会をオンラインで配信していく中で、リアルなビジネスマッチングの場を提供していきたい。イベント概要【イベント名称】MIRAI WOMEN SUMMIT開設記念セレモニーパーティー【開催日時】2022年12月15日【参加費】20,000円(税込)【主催】㈱トゥールモンド【URL】 会社概要商号: 株式会社トゥールモンド代表者: 代表取締役服部 由奈所在地: 〒460-0003名古屋市中区錦2-16-1アベニューフシミ1601ビル4F事業内容: 総合美容事業URL: お問い合わせ先株式会社トゥールモンド担当:平田 清浩TEL:070-7576-7778MAIL: kihira0207@gmail.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月27日沖縄を舞台に性的暴行事件の真相を追う、野木亜紀子新作オリジナル脚本の連続ドラマW「フェンス」。この度、追加キャストとして青木崇高、與那城奨(JO1)、光石研の出演が発表された。松岡茉優と宮本エリアナがW主演を務める本作は、東京から来た雑誌ライター・キーこと小松綺絵と、沖縄で生まれ育った桜がバディを組み、ある性的暴行事件の真相を追う物語。青木さんは、沖縄県警・渉外警ら隊所属の警察官・伊佐兼史。初の連続ドラマ出演となる與那城さんは、桜の元交際相手で米軍基地従業員の仲本颯太。光石さんが、キーの上司で「月刊BOWOW(バウワウ)」編集長・東諭吉を演じる。青木さんは「完成したこの『ドラマ』が、現在ある複雑に絡み合った問題を解きほぐす何かのきっかけになってくれれば」と願い、與那城さんは「僕も今まで沖縄で過ごしてきた中で見ることのなかった側面などを、今の若い世代、僕と同じ世代の方々に、見て気付いて頂けたらなと思います」とコメント。光石さんは「重いテーマを軽やかに。でもしっかりビターな作品に仕上がるのでは。僕自身、出演させてもらうのですが、イチ視聴者として、楽しみで仕方ない!」と完成に期待を寄せた。そのほか、在沖米軍の海兵隊員・ジェイ役でド・ランクザン望、アメリカから来た小児科医・ホリー役でReina、米軍の上官・ハリス役でダンテ・カーヴァー、桜の友人で基地従業員のミッキー役でニッキーと、国際色豊かなキャストが集結。さらに、沖縄出身キャストの役どころも明らかに。颯太の妹・仲本琉那役に比嘉奈菜子、伊佐の後輩で相棒の警察官・上原光栄役に佐久本宝、ジェイの婚約者・山城実結役に松田るか、伊佐の上司で刑事の平良清巳役に志ぃさー、老人ホームで暮らす桜の祖母・大嶺ヨシ役に吉田妙子ら、総勢50人を超える沖縄出身のキャストが、本作のリアリティを高めていく。比嘉さんは「沖縄本土復帰、50周年。私が今まで目を背けてきた沖縄の影の部分、その数の多さにこの作品を通して何度も気付かされ辛くなり引きちぎられる思いでこの作品に向き合っています。"沖縄"の問題だけじゃない、差別、偏見、いじめ、性的暴力、誹謗中傷、誰もが一度は無くなってほしいと考えたことがあるはずです。今この時代だからこそ多くの人に見て欲しい、届けたい。沖縄のフェンスを通して今"何か"に悩んでるあなたに、少しでもその"何か"に対して前を向いて、向き合えるメッセージを伝えていきたいです」と思いを語る。吉田さんは「私事ですが、私の娘は米軍人と結婚し、今、娘と孫たちはアメリカに住んでいます。孫たちのことを思うと、桜の気持ちが痛いほど分かります。沖縄のこと、桜のことを考えて、一生懸命、演じさせて貰いました」とコメントした。連続ドラマW「フェンス」は2023年3月、WOWOWにて放送・配信予定(全5話)。(cinemacafe.net)
2022年11月22日「アンナチュラル」「MIU404」、映画『罪の声』などを手掛けてきた脚本家・野木亜紀子による待望の新作オリジナルドラマとなる連続ドラマW「フェンス」が、WOWOWにて2023年春に放送・配信。松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持つ宮本エリアナがW主演する。今回、野木さんが描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、いまも世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。W主演を、映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同・優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つWOWOW初主演の松岡茉優、そして2015年にミックスルーツとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見をなくすための活動を続けるWOWOW初登場にして初主演の宮本エリアナが務める。松岡さん演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本さん演じる沖縄で生まれ育った“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う。ジェンダーや人種、世代間、沖縄と本土、日本とアメリカなど様々なフェンスを乗り越えていく人と人との物語を、日本を代表するヒットメーカー・野木さんが描き出す。野木亜紀子「たくさんの闘う女性たちに励まされた」2020年の夏に初めて本作の企画を打診されたという野木さんは、「とてもじゃないけど背負えない」と一度断ったそう。「翌年に普天間出身の高江洲(義貴)Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、『こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか』と幾度も挫けました」と言う。「この『複雑で重い荷物』 は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェン スに挑む話です」と語り、「今、多くの人に見てもらいたい」とコメントする。小松綺絵役:松岡茉優「もれなく私も野木さんの作品のファンです」「いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました」と語る松岡さんは、「今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたい」と力強く語る。そして、「もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプ レッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています」と明かし、「相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたら」と意気込みを語った。大嶺桜役:宮本エリアナ「自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山ある」「松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います」と語る宮本さん。「野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です」と本作を語る。そして視聴者に向け、「SNSが当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか? どんな現実があるのか? 何が正しくて何が間違いなのか? そして、私達には何が出来るのか? 様々な視点から考えさせられる作品になっている」とアピールした。連続ドラマW「フェンス」は2023年春、WOWOWプライム・WOWOW 4Kにて放送・WOWOWオンデマンドにて配信(全5話/第1話無料放送・無料トライアル実施中)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月24日ドラマ『アンナチュラル』、『フェイクニュース』、『MIU404』、映画『罪の声』等、社会派エンターテインメント作品を数多く手がける脚本家・野木亜紀子の待望の新作オリジナルドラマ『連続ドラマ W フェンス』が、WOWOWにて2023年春に放送・配信されることが決定した。今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。東京から来た雑誌ライター“キー”と沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディがダブル主人公の連続ドラマだ。W主演を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』で同賞の優秀助演女優賞を獲得するなど、確かな演技力で圧倒的な存在感を放つ、WOWOW 初主演の松岡茉優と、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見を無くすための活動を続ける、WOWOW 初登場にして初主演の宮本エリアナ。雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。一方でキーは、都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”に辿り着く。キーが見つけた事件の真相とは……?さらに、比嘉奈菜子、佐久本宝、志ぃさー、吉田妙子らの出演も決定。地元・沖縄出身のキャストが集結し、本作のリアリティを高めていく。撮影は物語の舞台となる沖縄で10月上旬よりスタートしている。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、様々なフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を、日本を代表するヒットメーカーである野木がエンターテインメント・クライムサスペンスとして描き出していく。<コメント全文>脚本:野木亜紀子かつて報道記者として沖縄に住んでいたという北野Pから「沖縄が舞台のクライムサスペンスを作りませんか」と言われたのが2020年の夏。そのときは「とてもじゃないけど背負えない」と断りました。翌年に普天間出身の高江洲Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、「こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか」と幾度も挫けました。この『複雑で重い荷物』は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話です。今、多くの人に見てもらいたいです。WOWOWの無料トライアルをぜひご活用ください。小松綺絵役:松岡茉優【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】難しいテーマや描きにくいことにチャレンジさせていただけるイメージがあり、いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました。今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたいと思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】もれなく私も野木さんの作品のファンですが台本を拝読したのは初めてで、今まで楽しく見ていた作品の諸先輩方はこのプレッシャーを乗り越えてお芝居されていたのか、と唸っています。野木さんからの俳優に対しての信頼が、ぎりぎりと音を立て詰まっていました。努めて、務め上げたいです。【視聴者の皆様へメッセージ】この度、WOWOW『連続ドラマ W フェンス』にて小松綺絵ことキーを演じさせて頂きます。松岡茉優です。相棒となる宮本エリアナさんと共に知らない人には知ってもらう、知ってる人は傷つけない作品を作れたらと思っています。見守って頂けたら嬉しいです。大嶺桜役:宮本エリアナ【WOWOW初主演(W主演)を演じられることについての意気込みや本作に出演されるお気持ち】WOWOWの作品に出演できる事が決まり、凄く嬉しい気持ちと共に、今回は松岡茉優さんと一緒にW主演ということで、とてもいいプレッシャーを感じています。初ドラマ、初WOWOW、初主演という私にとって初めて尽くしで、こんなに素敵な機会を頂けてとても光栄に思います。【野木亜紀子さんの脚本を読まれた際の役や作品の印象】野木亜紀子さんらしいテンポの速さと、ストーリーの展開に流石だなと思いました。私が演じさせて頂く大嶺桜は、ミックスの子ならではの自身の悩みや葛藤があり、脚本を読みながら自分の幼少期の気持ちとリンクする部分が沢山あるなと感じました。また、沖縄の抱える問題や、女性の抱える苦悩がギュッとこの作品に込められている印象です。【視聴者の皆様へメッセージ】SNS が当たり前の現代、そのSNSやメディアの裏ではどの様な出来事が起こっているのか?どんな現実があるのか?何が正しくて何が間違いなのか?そして、私達には何が出来るのか?様々な視点から考えさせられる作品になっていると思います。是非皆様に見て頂きたいです!『連続ドラマW フェンス』2023年春放送・配信スタート脚本:野木亜紀子(「アンナチュラル」「MIU404」『罪の声(塩田武士原作)』)出演:松岡茉優 宮本エリアナ / 比嘉奈菜子 佐久本宝 志ぃさー 吉田妙子 ほか監督:松本佳奈(『きょうの猫村さん』『パンとスープとネコ日和』『マザーウォーター』)音楽プロデューサー:岩崎太整プロデューサー:高江洲義貴 北野拓製作:WOWOW NHK エンタープライズ番組特設サイト:
2022年10月24日5月1日(土)、大阪・服部緑地野外音楽堂にて『GREENS presents 百歌繚乱 - NO LIVE , NO GREENS -』が開催される。「GREENS presents 百歌繚乱 - NO LIVE , NO GREENS -」チケット情報せっかくのゴールデンウィーク、どこか遠出したいけどなかなか難しいなぁと思っている方!美しい新緑に囲まれた服部緑地野外音楽堂に色とりどりの歌をうたうバンドマンが集結!!出演は、黒川侑司(ユアネス)、佐々木亮介(a flood of circle)、柴田隆浩(忘れらんねえよ)、千野隆尋(GOOD ON THE REEL)、伊丸岡亮太(GOOD ON THE REEL)、寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)、PON(ラックライフ)、Yurin(サイダーガール)。MCはテッペイマツイ。素敵な思い出を作りに出かけてみては。チケットは、4月10日(土)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、3月19日(金)10:00から25日(木)11:00までオフィシャル先行受付中。
2021年03月19日「両親も祖父も音楽家でしたから、幼いときは、人間というのは大人になれば、みんなが楽器を弾くものだと思っていました(笑)」そう話すのは、服部百音さん(21)。10代で幾多の国際コンクールで優勝するなど、今最も注目されるヴァイオリニストの一人だ。父の服部隆之さん(55・隆は旧字)は、『王様のレストラン』『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)といった名作ドラマやNHK大河ドラマ『新選組!』、そして映画『HERO』などのテーマ曲を手がけた、当代きっての作曲家・編曲家だ。曾祖父は「日本歌謡界の父」とも称された服部良一さん。祖父は、『ミュージックフェア』(フジテレビ系)の音楽監督や『ザ・ベストテン』(TBS系)のテーマ曲はじめ生涯に6万曲以上を手がけた服部克久さん。つまり、百音さんは、「華麗なる作曲家ファミリー」である服部家の4代目だ。99年9月14日、服部家の4代目として誕生した百音さん。幼いころ、ヴァイオリンを教えたのは、母親のエリさんだった。「先生に習ったあと、家では母が自ら演奏してくれながら、おさらいしました。まさに、マンツーマンのコーチでしたね」やがて8歳で、国際的なヴァイオリン奏者で、カリスマ教師でもあるザハール・ブロン氏に才能を認められ、日本と欧州各国を行き来する生活が始まる。さらに10歳で初めて海外コンクール(リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール)に参加して、いきなり史上最年少での優勝。以降も数々の賞を総なめにし、世界的に名を知られていく。「まさしく母との二人三脚で、海外遠征し、帰国したら演奏会と学校という超ハードな日々を乗り切りました」母親のエリさんは、当時をこうふり返る。「主人からは一点だけ、『子育てでは“服部家なんだから”ということは意識しないでいこう』とくぎを刺されました。『この子が本物なら、自然に世に出るから』と。娘との旅の生活は10年が30年にも感じるほどで、ある年は1年のうち182日が海外でした。 娘も私も、そんな過酷な生活の支えは、帰国すると必ず父母と夫が開いてくれた食事会と、『おかえり、頑張ったね』という温かい言葉でした」百音さんは、曽祖父、祖父、父と受け継いできた大切なものについて、現代っ子らしくこう語った。「4代目?正直、ピンと来てないところもあります。ただ不思議なのは、祖父が亡くなってから、今まで以上に存在を身近に感じるんです。演奏家は孤独なものですが、不安になったときも、曽祖父や祖父たちがいつもうしろから見守ってくれているような気持ちになって、頑張る一つの原動力になっている。感謝しなくてはいけないと思います」娘の言葉に、隆之さんもうなずきながら、「七光りの話で、仕事でのメリットにふれましたが、むしろ、うまくいかないときに強く感じているのに気づくんです。『僕には、これだけ濃い音楽家の血が流れているんだ。ダメなはずはない、きっとなんとかなる』と。祖父や父から脈々と受け継いできたのは、そんな音楽を敬い、信じる気持ちだと思います」百音さんは、このコロナ禍のなか多くのカベを乗り越え、今秋発売予定の2枚目のアルバムの収録を終えたばかり。笑顔で隆之さんのことを語ってくれた。「父の曲は、きちんと作者の主張が感じられて大好きです。演奏家としても、弾いてみたいと思わせる血が騒ぐメロディなんです。新曲ができると父は、まず私と母に聴かせてくれます。正直に『すごくいい!』と答えるのですが、父はいつも『家族だから、身びいきだよね』と、絶対に信じない。これは、音楽一家あるあるですかね(笑)」音楽の第一線で活躍を続ける夫と娘の家庭での素顔について、エリさんも語ってくれた。「もともと気の合う2人ですが、最近はなぜだか、玩具コマのベイブレードに凝ってます(笑)。忙しい者同士でもありますが、『じゃ、次の休みに対戦ね』なんて。コロナで家にいることも多い昨今、主人は得意の手料理を作ることも多いです。定番は、明太子パスタ。すると、娘も影響を受けてホットケーキを焼き始めたり。音楽一家と言われますが、ふだんはそんなふうにワイワイやっています。百音には、これからプロの演奏家として、音楽と誠実に向き合っていってほしい。その誠実さこそが、服部家のおじいちゃまたちから受け継がれた宝物だと、嫁いできた私は感じています」隆之さんは、最後に自身の将来プランをこう語った。「祖父、親父の晩年を考えても、頭と体の元気な50代のうちに、グランドオペラをやりたい。何げない日常を描いた喜劇で、すでに青写真もあります。あとは、ときどき娘と共演できたら、うれしいかなぁ」「音楽は楽しい!」という信条が服部家のDNA。心を慰め、落ち込んだり、迷ったときに前へ一歩進ませてくれる音楽の力。それを信じて、父と娘は、今日もまた、日がな譜面と向き合う――。(撮影:田山達之)「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月23日俳優の小栗旬と星野源が映画初共演することで話題を呼んでいる、映画『罪の声』(10月30日公開)。塩田武士氏の同名小説の実写化作である同作は、日本中を震撼させた未解決事件を追う新聞記者の阿久津英士(小栗)と、父の遺品の中にあるカセットテープを発見し、その事件の脅迫テープに幼いころの自分の声が使われていたことを知った曽根俊也(星野)の人生が交錯していく。実際にあった事件をもとに映画化した本作。今回は野木亜紀子氏にインタビューし、脚本化するときに感じた難しさや、原作もの/オリジナル作品の脚本を書く時に共通する矜持などについて話を聞く。○■実在する事件を扱う際に気をつけること――映画を観させてもらって、勝手に野木さんらしい作品だなと感じました。そう言われる意味がわかる気がします。塩田武士先生の書かれていることと、私が書いてきたことが、非常に親和性が高いと感じるので。塩田先生には1、2回しか会ったことがないんですが、私と塩田先生は過去に同じタイミングでフェイクニュースに関する話を発表していたりするんですよね。だから、ちょっと似たようなことを考えているのではないかと勝手に思っています。――野木さんも『フェイクニュース』をテーマにずばりのタイトルでオリジナルドラマを書かれてますもんね。野木さんが、原作のあるものを映画化するときって、何か軸のようなものを見つけて脚本化するのかなと思っていて、今回も報道する側の矜持のようなものがそうなのかなと思いましたが、実際にはいかがでしょう?原作自体、子供の未来をテーマにした話ではあるんですが、同時に警察の縦割りの構造が生んだ歪みへの批判、メディアへの批判が通底してあるので、そこをいかに粒立てていって、映画にしたときに目に見えるようにしていくかということを考えていました。その中で、記者の阿久津英士がなぜ社会部から文化部に移ったのかということを描いていかないと、単なる狂言回しで終わってしまう。主人公として機能させるためにも、記者としての矜持の部分を掘り起こしていきました。――阿久津のある部分が、完全にオリジナルの言葉で書かれていて、その部分が個人的にはぐっときてしまったので。阿久津の帰結の仕方みたいなところを「野木さんっぽい」と言われるとそうかもしれないですね。ただあれを書いたのは、あくまでも阿久津で、原作のト書きに潜んでいた心情を記事として起こしたという形ですね。――それとやっぱり、報道とかマスコミに関わるものとしては、「他人の人生に踏み込む」ということを考え出すと、どこまでやっていいことなのだろうかとドキっとするところがありまして。野木さんは、脚本を書いていく上で、そういう影響力とか責任みたいなものを感じることはありますか?脚本は基本的にはフィクションなので、というところはあります。ただ『MIU404』でも、実際の事件や、外国人労働者のことなんかも書いたので、現実にあることだし、現実に波及するものだということで、すごく気を使いました。例えば、いろんなフィクションで、実際の事件を元に書くことってありますよね。でも、被害者がまだ生きていたりするのに、元の事件を連想させる形のままで好き勝手に物語化していくというのは、どこまで許されるんだろうと。何十年も前の話で、すでに遺族もいないような事件であったり、都市伝説化してしまったようなものならばいいと思うんですけど、モデルとなった家族や被害者を直接連想させるようなものは、フィクションの名を借りて他人に踏み込みすぎているし、一種の暴力にもなりうるんじゃないかと思うんです。自分が実際の事件を扱う際には、そうならないように、あえていろいろ混ぜて、固有の事件そのものにならないようにしています。――それって、ルールが明文化されてもいないですし、その事件によっても、どこまで踏み込んでいいかの基準があいまいだから、すごく難しいですよね。最終的には、実際に傷つく人がいるということを繊細に想像するしかないですよね。書く側のある種の肌感覚というか、倫理観の世界なんですけど、そこはちゃんとしないとと思ってます。ただ、実在の事件を扱う意義がある場合もあるので、少なくとも加害者と被害者が逆転するような表現だけはやめようとか、ケース・バイ・ケースで難しいですよね。○■原作があるからこその難しさ――今回の原作は、塩田先生がものすごく取材をされていたということで、そこは安心があったんじゃないですか?それがまた難しかったんですよ。塩田先生がフィクションとして肉付けした部分と、ノンフィクションの部分との境が、すぐにはわからない。だから今回、映画を作るにあたって、まず1個1個、これはどこがフィクションでどこが事実なのかということを確認していきました。もう一段難しいのが、ノンフィクションの部分も「世の中で一般的に知られている事実」と、「塩田先生が独自に取材して『これは事実であろう』と認定して書いている部分」があって、さらに、それとはまた別に「完全なノンフィクションの部分」があるんです。映画を作るにあたっては、フィクションの部分だけは変えてもいいと思うんですけど、やっぱり、事実の部分は変えないようにしたいので、その境目を見つけるのが大変でした。細かいことをひとつひとつ、本打ち(脚本の打ち合わせ)のときに、みんなで確認していって、気づいたら12時間が経っていたということがありました。原作の中では地の文になっている箇所を、台詞に起こしたりする部分もあったんですけど、そこに関しても検証が必要だったりするので、かなり大変な作業でした。――『MIU404』でも、かなり取材を重ねて書いたそうですけど、それともまた違うものなんですか?違いましたね。オリジナルだと、映像としてベストなところで進めていけばいいんですけど、原作ものは、どこまで変えていいのだろうということがあるので。そういう意味ではオリジナルの方が楽なんですよね。――確かに、以前もまた別の意味でオリジナルが楽だということは言われてましたもんね。『罪の声』の原作は、映画を観た後でもぜひ読んでほしいです。臨場感があって入れたかった場面も、本筋を描く中では枝葉になってしまうところがあって、やむなく入れられなかったんですけど、そういう部分が面白い小説でもあるので。当時の警察の動きのあれこれや、新聞記者の取材技術が知れる部分など、見どころがたくさんあります。○■「巨悪」を描いても社会は変わらなかった――脚本を書かれた時期と、放送や公開の順番は逆になってしまいましたが、『MIU404』を見ていた私たちは、少しだけ『MIU404』と『罪の声』と地続きみたいな感覚がありまして。野木さん自身は、2つの作品が地続きのような感覚はありますか?同じ人間が書いているので、価値観は同じだし近くなることはあると思います。塩田先生もわりと近いことを考えてる人だろうなという点もあるし、『MIU404』の後半ではメディアやSNSに翻弄される人々のことを書きましたけど、『罪の声』も、SNSではないけれど、同じなんですよね。当時、マスコミや新聞が犯人によって踊らされ、それを読んだり見たりして興味を持った人が、世の中の空気を作ってしまったというところが共通していて、単なる過去の話ではないなと思いました。実は『MIU404』のSNSにまつわる後半は、『フェイクニュース』のリベンジでもあったんですよ。諸事情で放送終了後にお蔵入りしてしまったので、だったらもう一度違う形でやってやろうと密かに(笑)。だからつながっていると言えば、すべてつながってますね。――それとやっぱり地道に生きている人々の声をないがしろにしてはいけない、というところも共通しているなと。一方で『MIU404』の伊吹や志摩は地道に生きている人ですが、公権力の側の人でもあるので、もっと権力の側を疑う目線も必要なのではという意見も見たんですが、そこに対してはいかがですか?『MIU404』は結局、ドラマとして「巨悪」をやりたくなかったんですよ。それは、日本の刑事ドラマって、最後はすべて巨悪に向かっていくということが多くて。なので、自分が刑事ドラマをやるときは、やりたくないと思っていたんです。実はオンエアでは尺が足りずカットになってしまったんですが、ディレクターズカット版の最終話で志摩が「確かに警察は組織もデカいし、悪いやつらもいるかもしれないけど、末端の自分たちはルールの中で出来る限りのことをやってるんだ」という話をしています。『MIU404』は、末端の刑事たちを描くことで、「こうあるべき」という姿を見せるドラマにしようと思っていました。今までの刑事ドラマで「巨悪」を描いてきて、結果どうなったかというと、社会は変わらなかったし、権力側の不祥事を見ても「ああそんなもんか」といつの間にか慣れてしまってたんじゃないかと。それよりも、ルールは絶対に守る、公文書は破棄しないという、本来あるべき姿を描いていれば、それが当然だという空気になるかもしれない。もし実際の社会に、ルールを破る警察が出てきたり、公文書を破棄する官僚が出てきたら、「それはダメでしょう」という空気になるだろうと思うからこそ、私は、そっちの方を描いたし、むしろ今はそのほうが意義があると思ったんですね。――やっぱり、そういう視線は『罪の声』にも通じるところがありますね。そうですね。マスコミにもそうあってほしいですしね。■野木亜紀子1974年生まれ、東京都出身。主な作品に映画『図書館戦争』シリーズ(13・15年)、『アイアムアヒーロー』(16年)、ドラマ『空飛ぶ広報室』(13年)、『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』(16年)、オリジナル作品にドラマ『アンナチュラル』『獣になれない私たち』『フェイクニュース』(18年)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(20年)、『MIU404』(20年)など。(C)2020 映画「罪の声」製作委員会
2020年11月11日服部金太郎生誕160周年記念限定モデル SBGZ005セイコーウオッチ株式会社は<グランドセイコー>から、セイコーの創業者である服部金太郎の生誕160周年を記念した限定モデル1モデルと、セイコー創業140周年を記念した限定モデル1モデルを2021年1月22日に発売いたします。希望小売価格はそれぞれ1,155万円(税込)(税抜1,050万円)、330万円(税込)(税抜300万円)です。《セイコーの歴史》創業者服部金太郎は、1860年10月9日(旧暦。新暦では11月21日)、現在の銀座に生まれました。少年期に時計店の様子を見て、「販売だけでなく修理でも利益が得られ、客足の少ない日でも大切な『時』を無為に過ごさなくともよい。」と考え、時計商になろうと決心しました。その後、時計店で時計の修理や販売を学んだ後、1881年、21歳の時、「服部時計店」(現在のセイコーホールディングス株式会社)を創業しました。当初は輸入時計の販売や修理を主体としていましたが、時計の自社製造を目標としていた金太郎は、1892年、時計の製造工場「精工舎」を設立し、掛時計の製造を開始しました。精工舎ではその後、部品の製造から組立まで一貫して自社で行うことによって、精巧で品質の高い製品を世に送り出しました。3年後には、当時需要が高まっていた懐中時計の製造を開始し、1913年には、やがて腕時計の時代が到来することを先見し、国産初の腕時計の製造にこぎつけました。以降、服部金太郎の先見の明と独自の経営理念により、服部時計店は日本の時計産業の礎を築きました。日本の時計産業を牽引し、「東洋の時計王」と呼ばれた服部金太郎が残した下記の言葉や経営理念は、グランドセイコーのブランド思想やものづくりにも脈々と受け継がれています。・常に時代の一歩先を行く(革新)「すべて商人は、世間より一歩先に進む必要がある。ただし、ただ一歩だけでよい。何歩も先に進みすぎると、世間とあまり離れて預言者に近くなってしまう。商人が預言者になってしまってはいけない。」・急ぐな休むな(進化)「向上心はどこまでも持っていて、一歩一歩少しずつでも急がず休まずに働いていった方がよい。」「急げば休まなければならぬ。休まず進まんとすれば急いではならぬ。」・良品は必ず需要者の愛顧を得る(高品質)服部金太郎は精工舎の設立時から「精巧な時計を作ることで成功を収める」ということを固く決意しており、製造会社を「精工舎」と命名したことにも並々ならぬ決意が見て取れます。そして、良品こそが顧客の信頼を得ることができ、事業が成り立つという強い信念を持っていました。《商品特徴》服部金太郎生誕160周年記念限定モデル稜線の際立つプラチナケースと、それに呼応するカーブを描く風防ガラス冷間鍛造でつくり出された稜線の際立つプラチナケースは、セイコーの持つザラツ研磨(※1)の技術を結集し、平面も曲面も歪みなく磨き上げられています。また、風防ガラスは、複数のカーブ形状を歪みなくつなぐことで、全体に柔らかい印象を与えつつ、ダイヤルの隅々まで見える視認性の高さを実現しています。新しい技法を取り入れた、繊細な放射を放つ多層ダイヤル初代グランドセイコーのダイヤルでは叶わなかった放射模様から発想を得た多層ダイヤルは、現代の加工技法を結集するとともに新たな技法を取り入れることでつくられています。繊細な放射模様にブランドロゴ、SDマーク(Special Dialマーク= 金無垢のインデックスを採用したダイヤルに入れられるマーク)、そして秒目盛が浮かび上がり、印刷によらず立体の陰影のみで美しさと視認性を実現しているのが特徴です。また、特別に14Kホワイトゴールドでつくられたインデックスと時分針は、切削で成形した金無垢の質感が活きたシャープな形状です。3日間を優に超える約84時間の持続時間を持つスプリングドライブ(※2) ムーブメントを採用本モデルに搭載されているムーブメントは、高級時計の専門工房「マイクロアーティスト工房」(※ 3)(セイコーエプソン株式会社 塩尻事業所内)で手がけられ、「デュアル・スプリング・バレル」(※4)と、「トルクリターン・システム」(※5)の組み合わせによって約84時間の持続時間を持つスプリングドライブ「キャリバー9R02」です。ムーブメントの受には「Micro Artist」と彫刻された18Kイエローゴールド製のワッペンが取り付けられており、このプレートを、お客様の希望される言葉を彫り込んだプレートと交換してお渡しすることもできます。セイコー創業140周年記念限定モデル SBGW260初代グランドセイコーの復刻デザイン初代グランドセイコーのデザインを18Kピンクゴールドの素材で華やかに復刻したモデルです。また、永続的な美しさを放つ18Kゴールドをケースとインデックスに採用しました。12時位置の「Grand Seiko」ロゴは浮き出し加工で仕上げ、立体的に輝きます。裏ぶたから見ることのできるムーブメントの受には、服部金太郎が精工舎を設立した当時に商標として使用された丸角Sマークを刻印しています。最新の技術を駆使したクラシカルな手巻キャリバーを搭載ムーブメントには、機械式の手巻キャリバー9S64を搭載しています。キャリバー9Sは、動力ぜんまいとひげぜんまいにセイコー独自の耐久性の高い素材「スプロン」を採用しています。また、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems 微小電気機械システム)によって製造される、高精細かつ表面平滑度の高い部品を脱進機に採用しています。【商品仕様】<グランドセイコー>マスターピースコレクション服部金太郎生誕160周年記念限定モデルその他仕様【ムーブメント仕様】スプリングドライブムーブメント キャリバー9R02巻上方式 手巻時間精度 平均月差± 15 秒(日差± 1 秒相当)(気温5℃~ 35℃において腕に着けた場合)パワーリザーブ 約84 時間(3.5 日)石数 39石<グランドセイコー>エレガンスコレクションセイコー創業140周年記念限定モデルその他仕様【ムーブメント仕様】メカニカルムーブメント キャリバー9S64巻上方式 手巻時間精度 平均日差+5~-3秒(静的精度)※携帯時の精度目安は日差+10秒~-1秒パワーリザーブ 約72時間石数 24石振動数 28,800 振動/時間(8振動/秒)(※1)ザラツ研磨円形の定盤を回転させ、そこにケースを押し当てて面をならし、歪みのない平面を生み出す下地処理技術です。(※2)スプリングドライブ機械式時計と同様にぜんまいのほどける力を動力源としながら、IC と水晶振動子により正確に精度を制御するセイコー独自の駆動機構です。電池が不要であること、温度変化や衝撃・振動など外部環境の影響をほぼ受けない安定した時間精度、さらに、流れるように滑らかな秒針の動き(スイープ運針)が特徴です。(※3)マイクロアーティスト工房マイクロアーティスト工房は、「信州 時の匠工房」を構成する主要工房の一つで、2000 年に時計の技能を継承する目的でセイコーエプソン株式会社 塩尻事業所内に設立されました。現在「技能五輪金メダリスト」、「黄綬褒章」受章者を含む「現代の名工」らが所属し、高い技術・技能を活かして複雑時計を手がけています。(※4)デュアル・スプリング・バレル1つの香箱車(バレル)に薄く長い2 本の動力ぜんまいを並列に重ねることにより、持続時間を向上させています。(※5)トルクリターン・システムトルクの大きいスプリングドライブの特性を最大限に生かし、限られたエネルギーを有効に使い時計の持続時間を延ばす独創的な機構です。「キャリバー9R02」ではトルクが大きいフル巻き上げの状態から約48 時間の間は、動力ぜんまいのエネルギーを活用して、ぜんまい自らを巻き上げます。その結果、持続時間はデュアル・スプリング・バレルと合わせて約84 時間(3.5日)を実現しています。セイコーウオッチ(株) お客様相談室 0120-061-012(通話料無料)<グランドセイコー>の公式Web サイトアドレス企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年11月10日俳優の小栗旬と星野源が映画初共演することで話題を呼んでいる、映画『罪の声』(公開中)。塩田武士氏の同名小説の実写化作である同作は、日本中を震撼させた未解決事件を追う新聞記者の阿久津英士(小栗)と、父の遺品の中にあるカセットテープを発見し、その事件の脅迫テープに幼いころの自分の声が使われていたことを知った曽根俊也(星野)の人生が交錯していく。脚本を務めたのは、数々のヒット作を世に出す野木亜紀子で、本作には『逃げるは恥だが役に立つ』や『MIU404』の星野源、『アンナチュラル』の市川実日子、松重豊、尾上寛之、『コタキ兄弟と四苦八苦』の古舘寛治、『MIU404』の橋本じゅんと、過去の野木作品で魅力を放った役者陣が数多く出演している。今回は野木にインタビューし、完成した映画で彼らをどんな風に見たのか、話を聞いた。また、脚本を書くときに共通する矜持などについて語ったインタビューも後日公開する。○■たまたま縁のある俳優が多かった――野木さんは、書いている時には、どなたが出演するのか知っているんですか?この話を受けたときは、監督が土井裕泰さん(『空飛ぶ広報室』『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』を演出)だという座組を聞いたのと、面白そうな企画だなということでお受けしました。主演2人はすでに決まっていましたし、他のキャスティングにも口は出してないんです。たまたまご縁のある方が多かっただけで。どなたも素晴らしい役者さんなので、引っ張りだこというだけなんじゃないでしょうか。――映画をご覧になって、俳優の方に感じたことを聞きたいです。この9月まで『MIU404』の志摩役をやっていましたし、『逃げるは恥だが役にたつ』でも、平匡さんを演じていた星野さんですが、本作のテーラーの曽根俊也という役はいかがでしたか?源さんは、志摩を演じる以前の源さんって感じでしたね。実際に、撮影のタイミングも『MIU404』の前でしたが、どちらかというと平匡さん寄りな部分がありました。出来上がりを見て、やっぱり普通に生きている人を演じるのがうまいなと思いました。実際の本人はポップスターなわけで、大きなステージで「星野源でーす!」と言ってる人なんだけど、どう見ても素朴に地道に生きているテーラーに見えたし、そういう普通の人が巻き込まれていく様子をうまく演じられていたなと。――対して、新聞記者の阿久津英士を演じた小栗旬さんはいかがでしたか?野木さんの作品は初めてということですね。阿久津は狂言回し的な役割なんですけど、それだけでは主人公として機能しないので、なぜ社会部から文化部へ来たのかなどの理由を描いてます。実際観てみると、演技に過剰なところがなく、それでいてちゃんと存在感があるのが見事だなと思いました。存在感があるのに、さりげなくいる感じがあります。だけどクライマックスでは静かな熱が伝わる。――『MIU404』で機動捜査隊の一人の陣馬を演じた橋本じゅんさんも、続けて出演されているということで、公開前から期待が高まっていますね。小料理屋の板長を橋本さんにお願いしたと聞いて、「大丈夫? やりすぎない?」なんて冗談で言っていて。あがりを見たら、すごく良かったですよね。あの役って「うかつ」な役じゃないですか(笑)。そういう「うかつ」な役を、うかつに演じていて面白かったですね。妙な説得力がありました。――シリアスな場面の多い映画の中で、くすっとできるのが橋本さんのシーンでしたよね。『罪の声』は、キャスティングにほとんど口出ししてないとのことですが、本当に野木さんの作品で活躍してた人が演技しているのがうれしくて。市川さんもそうですもんね。市川さんに関しては、「誰がいいと思う?」と意見を求められて私が推した気がします。やっぱり、今、星野源さんの妻の役って難しくないですか? 『逃げ恥』のイメージも大きかった中で、誰が演じたらすんなり見られるのだろうと思って。実際見てみて、市川さんの「すんなり力」が発揮されていたし、自然でリアリティのある芝居が本当にうまいなと思いました。――ほかにも、『アンナチュラル』所長の松重さんと、『コタキ兄弟と四苦八苦』の古舘さんが、同じ新聞社の記者でしたね。この2人も、キャスティングされてから知って、特に松重さんは福岡出身なので「関西弁大変じゃない?」なんて言ってたんですが、さすがお見事でしたね。――特に、古舘さんが後半に入って言う台詞にすごくぐっときまして。意義の問答ですかね? それは良かったです。最後の因数分解のところは原作でいい台詞だなと思って、おそらく塩田武士先生ご自身の矜持だと思ったので入れたかったんです。古舘さんは、『コタキ兄弟と四苦八苦』監督の山下敦弘さんの『マイ・バック・ページ』でも、ちょっと似た部分のある新聞記者を演じられていたんですけど、うまく演じ分けてましたね。でも、そういう意味でいうと、個人的に面白かったのは、尾上寛之さんですよね。――『アンナチュラル』を見ていた人からすると、尾上さんって、めちゃめちゃ悪い人としてインプットされてますもんね。「これは何かあるんじゃないか」って、『アンナチュラル』を見ていた方にとっては地味なミスリードになってますよね(笑)。でも朝ドラの『カーネーション』では純情で素朴な役柄で素晴らしいお芝居をされていたし、今回のような役もとても素敵だと思うので、早く『アンナチュラル』のイメージが抜けるといいなと勝手に心配しています。■野木亜紀子1974年生まれ、東京都出身。主な作品に映画『図書館戦争』シリーズ(13・15年)、『アイアムアヒーロー』(16年)、ドラマ『空飛ぶ広報室』(13年)、『重版出来!』『逃げるは恥だが役に立つ』(16年)、オリジナル作品にドラマ『アンナチュラル』『獣になれない私たち』『フェイクニュース』(18年)、『コタキ兄弟と四苦八苦』(20年)、『MIU404』(20年)など。(C)2020 映画「罪の声」製作委員会
2020年11月07日●オーディションで存在感「放っているものがありました」俳優の草なぎ剛がトランスジェンダー役に初挑戦した映画『ミッドナイトスワン』(公開中)で、演技未経験の中学生・服部樹咲(14)がオーディションでヒロインを射止め、女優デビューを果たした。『全裸監督』を手掛けた内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親からネグレクトされてきた少女・一果(服部)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。バレエダンサーを夢見る一果役は、バレエ経験を前提としたオーディションで、服部がその座をつかみ取った。初挑戦ながら堂々とした演技を見せ、大先輩たちに劣らぬ存在感を放つ服部。草なぎも「一果にしか見えなかった」と称賛し、服部によって自然と湧き出る母性があった話している。そんな原石を見つけ出した内田監督、そして服部本人を直撃。オーディションを振り返るとともに、どのように一果を作り上げていったのか語ってもらった。内田監督は「オーディションで何百人と見ましたが、服部さんは1組目にいました。目の前に立った時、(服部さんにしようと)ほぼほぼ決めた気がします」と説明。『全裸監督』で黒木香役に起用した森田望智も、オーディションで最初に目に入ってきたときに直感が働いたそうで、「演技ではなく存在感が重要」と語る。そして、服部について「放っているものがありました」と言い、「最初、どこかの島で育った田舎の子かなと。そんな雰囲気でしたが、実際は東京のど真ん中に住んでいて、東京でもこういう子がいるんだなと思いました」と第一印象を述べた。服部は「オーディションを受けたとき、あんまり手ごたえがなかったんですけど、受かりました」と振り返り、「ナチュラルな演技を求めていることはなんとなくわかっていたので、私に演技経験がなかったから自然さが出たのかなと思っています」と分析した。4歳からバレエを始め、さまざまなコンクールで入賞する実力を持つ服部だが、「バレエの道に進もうと決めていたんですけど、少し前に女優になりたいという思いが芽生えました」と将来の夢が変化。「ドラマなどを見て、『自分だったらこうやって演じたい』と考えていて、だんだんやりたい気持ちが大きくなっていきました」と女優に興味を持ったきっかけを明かした。そして、「そう思っていたときにこのオーディションを見つけて、バレエもできるし演技もできるし、と思って応募しました」と挑戦を決意。これまでのバレエ経験も生かせる一果役について「運命かなと感じました」と言い、「絶対にこの役をやりたいなと思いました」と強い思いを持って臨んだ。バレエの経験は、バレエシーンもある一果役には当然生かされているが、演技にもつながる部分があると感じているようだ。「バレエで自分を表現することが好きで、鏡の前で表情や手の動きを研究していたので、演技においても表情や動きに生かされているのかなと思います」内田監督も「いろいろな世界がありますがバレエは別格に厳しい。芸能界よりもバレエの世界の方が厳しいですから、そこでやっていたというのは役者の世界でめちゃめちゃ生かされると思います」と太鼓判。「ぽけっとしたいまどきの子に見えるけど、バレエの競争社会にいたから内面はアグレッシブ。芝居に対しても。役者も役を勝ち取っていかないといけないですから、そういう部分はすごく強いですよね」と話した。●バレエでの経験と重ねながら感情表現を特訓現場での服部への演出を尋ねると、「『余計なことをしないで』。それだけです」と内田監督。「現場に何日もいると、どんどん役者になって、だんだん作ろうとする。見ていてわかったので、『余計なことしないでね』と言いました」とはいえ、感情表現の練習は行ったようで、「泣いたり、笑ったり、気持ちを高ぶらせるところがあるので、彼女が持っている悔しい部分や悲しかったことを使って感情表現できるような練習を何回かやりました」と説明。「最初はなかなかできませんでしたが、バレエで苦しかったことなどを使うとうまく感情表現できる。役者は自分の経験と重ねながら芝居をしますが、彼女の場合はそういう特別な思い出はだいたいバレエなので、バレエに結びついていく」と、感情表現においてもバレエ経験が生かされという。内田監督はまた、「彼女は感情の出し方が個性的だから、最初は物足りないなと思ったんですけど、完成した映画を観ると、すごくリアリティがある」と服部の演技を称賛。演技未経験だからこそできた一果役でもあると言い、「1回限定なので。次の仕事のときはもう女優。1回こっきりのチャンスをうまく作品が拾ってくれたのかなと思います」と語った。服部は「『ネグレクトを受けるとどういう精神状態になってしまうのか』など、内田監督や母と一果についてたくさんお話して、一果に近づけるように頑張りました」と説明。「最初は涙がポロっとしか流せなくて、それじゃダメだって言われて、泣きわめいたり叫んだりする練習をしました」と感情の爆発に苦労するも、「練習をやっていくうちにだんだんできるように。1回殻を破けば、恥ずかしさはなくなるのかなと思いました」と感情の出し方をつかんだようだ。演技の楽しさを感じたか尋ねると、「表情をどうするかなど、細かいところまで考えるのは楽しい」と答える服部。内田監督曰く、「演技が楽しいと感じるのは2、3年後くらいらしい。それくらい経つと他人になりきる快感をつかむそうです」とのことで、服部が演技の本当の面白さを感じるのはまだ先のようだが、本作出演によって女優業への思いが強まったか質問すると、「はい。現場が楽しかったので」と即答した。●「リアルな演技ができる女優さんになりたい」また、本作に込めた思いを内田監督に尋ねると、「トランスジェンダーなどを扱っていて社会的なメッセージ性が強いと思われがちですが、娯楽映画として作ったので、娯楽映画としてたくさんの人に観てほしいという思いが一番強い」と説明。社会性と娯楽性のバランスは「難しかった」と言い、強い社会的メッセージがありながら娯楽作品に見えるためには「リアリティが大事。リアリティが圧倒的に娯楽につながる」と語った。だからこそオーディションはバレエ経験を前提に。「通常であれば人気女優さんを起用して、踊りをちょっとだけやってもらって、あとは吹き替えでうまい人の足元や手元を見せるというのが普通ですけど、そういうのはやりたくなくて。演技経験がなくても踊りのリアリティを持っていることが重要だと思いました。そして、この方が応募してきて今こうなっているわけです」リアリティを追求する内田監督に見いだされ、一果役として強烈な女優デビューを果たした服部。今後の女優としての目標を尋ねると、「役者っぽいというか、やりすぎなお芝居は見ていてあまり好きではなくて、自分ならこうしたいなと思っていたので、リアルな演技ができる女優さんになりたい」と、明確に目指している演技があるようだ。内田監督は「そういうところはしっかり考えているんです。自分なりのこだわりが意外にある子なんだなとわかってきました」と温かい眼差しを向け、「本人が40歳くらいになったらまた仕事がしたい。もちろんそれまでにもご一緒したいですけど。せっかくこの世界に足を踏み入れたわけですから、一過性の女優ではなく、40歳になった女優の彼女を見てみたい。どんな風になっているのかなって想像しながら生きていこうかな」と期待を込めた。最後に内田監督は「いろいろなドラマや映画に出演してきた草なぎさんという本当にナチュラルな俳優が、演技をしたことのない樹咲ちゃんという女優を目の前にしたときの、2人の変な心地よい演技をぜひ観ていただきたい」とメッセージ。服部は「凪沙と一果の関係性や愛の形の変化がすごく美しくて、すごく切なくて、私も観たときに涙が止まらなくなってしまって、それくらい感動します。そのほかにも、バレエのシーン、素敵な音楽や風景、ほかの登場人物のがむしゃらに生きる姿、すべてが美しい素敵な作品だなと思います」と本作の魅力を伝えた。■服部樹咲2006年7月4日生まれ、愛知県出身。4歳からバレエを始め、「第76回NAMUEバレエコンクール名古屋」第1位、「平成29年・30年ユースアメリカグランプリ」日本ファイナル進出、「NBAジュニアバレエコンクール東京2018」第1位など輝かしい成績をおさめる。演技未経験ながら、本作のオーディションで数百人の中からヒロインの座を射止めた。■内田英治ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。週刊プレイボーイ記者を経て、1999年に『教習所物語』(TBS)で脚本家デビュー。『グレイトフルデッド』(2014)は「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」、「ブリュッセル・ファンタスティック映画祭」(ベルギー)など多くの主要映画祭で評価され、続く『下衆の愛』(2016)はテアトル新宿でスマッシュヒットを記録。「東京国際映画祭」、「ロッテルダム国際映画祭」(オランダ)をはじめ、世界30以上の映画祭にて上映、イギリス、ドイツ、香港、シンガポールなどで配給もされた。近年はNETFLIX『全裸監督』(2019)の脚本・監督を手がけた。(C)2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2020年09月26日先日大好評のうちに終了したドラマ『MIU404』を執筆していたのが、脚本家の野木亜紀子さん。いま最も響くセリフを書く野木さんの魅力を、ライターの西森路代さんに聞きます。野木亜紀子の書くセリフがなぜ、いま私たちに響くのか。’16年から4年間、優れたテレビ番組を選ぶ「ギャラクシー賞」の選考委員を務めていたライターの西森路代さん。以降、それまで以上に熱心にドラマや映画を見るようになったそうで、当時まず目に留まったのが、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(’16年)。「テレビはわかりやすさが重要と思われているので、原作ものも、わかりやすく再構築されることが多いのですが、『逃げ恥』の場合は、原作の持つ主題を読み込み、ドラマを通じて言いたいことをより深めている、そんな印象を持ちました。このドラマの中に、石田ゆり子さん演じるキャリアウーマンの百合ちゃんの手掛ける化粧品の広告ビジュアルが、会社の上層部の判断で商品コンセプトに合わないピンク色に改悪されているというシーンもあり、それは原作にはない。でもこのシーンによって、見ている視聴者は自分たちと地続きの感覚も得ました。もしこの作品をほかの脚本家が作ったら、みくりと平匡さんの間の性別による役割分業の話なんかも薄くなったかもしれない。『逃げ恥』のときの野木さんの脚本には、原作にある問題意識を掘り起こし、かつ視聴者との距離を縮める力を感じました」いま野木さんの作品に支持が集まる理由の一つに、彼女が持つ“社会への批評的な眼差し”が脚本に反映されており、本質をつくようなセリフがあること、と西森さん。「例えば一番最近の『MIU404』は、それが顕著です。月収14万円で暮らす女性や日本で働く外国人労働者といった、社会からこぼれ落ちてしまいそうな人たちの問題を描いている。しかも、耳触りの良い癒し的な言葉ではなく、厳しい現実に気づき、はっとさせられるセリフを書く。問題に蓋をし目をそむけるのではなく、見ている側も他人事にしないで考えていこう、という野木さんの意志を感じました」一昨年の秋に放送された『獣になれない私たち』では、日本の若い世代の働き方や恋愛のリアルを盛り込んだ脚本が、大いに話題に。「主人公の晶(新垣結衣)の恋人・京谷(田中圭)の家には、前カノの朱里(黒木華)が住み着いていて、出ていかない。晶と朱里が、お互いに自身の思いや葛藤を吐露し合うシーンで、恋人を挟み反目し合う関係にもかかわらず、晶は相手も生きづらさを抱えていることに気がつき、“私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね”というセリフをつぶやきます。そのひと言によって、見ている日本の女性たちにも、“自分が思うままに生きてこられなかったのではないか”“これでいいんだろうか”と気づかせたのではないでしょうか。また同じ年の春のドラマ『アンナチュラル』は、殺伐とした日常の中でも“食べること”が随所に描かれるのですが、“食事”が、主人公・ミコト(石原さとみ)の絶望を救う小さな鍵になっている。なんでもないシーンなんですけど、妙に刺さるんです。これら3作の脚本からもわかるように、野木さんのセリフには、懸命に生きているのにままならない自分たちや、弱い立場の人たちへの眼差しが、確実にある。そこが、いま多くの人の心に響く大きな理由ではないでしょうか」絶望してる暇あったら、美味いもん食べて寝るかな『アンナチュラル』(2018年)法医解剖医のミコトを中心に、UDIラボで不自然な死を解明していくドラマ。このセリフは第2話、ラボのメンバーである夕子(市川実日子)に「絶望しないのか?」と問いかけられたときの、ミコトのセリフ。悟ったような諦めたような表情が印象的。私たち、誰の人生を生きてきたんだろうね『獣になれない私たち』(2018年)第7話、部屋に転がり込んできた朱里と、晶が夜中に語り合うシーン。仕事や恋など、これまでの経験をお互いに口にする中で、朱里の言葉を聞いた晶が口にするセリフ。本当に、自分たちは主体的に生きているのか、それを自問自答する言葉が、私たちの胸にも響く。ジャパニーズドリームは全部嘘だ『MIU404』(2020年)警視庁機動捜査隊に属する伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)の刑事バディドラマ。第5話、ベトナムから来日し日本で働く女性が登場。借金を負い日本語学校で事務員をする男(渡辺大知)が、日本における外国人労働者の過酷な状況に絶望し、叫ぶセリフ。にしもり・みちよフリーライター。ドラマや映画など、エンタメにまつわる批評を数多く手掛ける。『ユリイカ』(青土社)9月号、「女オタクの現在」特集にも寄稿を。※『anan』2020年9月23日号より。写真・中島慶子イラスト・石山さやかサイトウユウスケ(by anan編集部)
2020年09月21日セイコーウオッチ株式会社は、世界初のGPS ソーラーウオッチ<セイコー アストロン>より、セイコーの創業者である服部金太郎の生誕160 周年を記念する数量限定モデル1 機種を金太郎の誕生日(旧暦)である10 月9日より国内、海外で順次発売いたします。希望小売価格は44万円(税込)(税抜40万円)です。本年2020 年は、創業者である金太郎の生誕160 周年という記念すべき年にあたります。セイコーはこれまで、金太郎の「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、数多くの革新的な製品を生み出してきました。その中でも、世界初のGPSソーラーウオッチ<セイコー アストロン>は、バッテリーを気にすることなく、地球上のどこにいてもGPS 衛星からの電波を受信して、すばやくその場所の正確な時刻を表示するという究極の実用機能を備え、1969 年にセイコーが世界に先駆けて発売した<クオーツ アストロン 35SQ>に次ぐ第二の革命ともいえる腕時計です。先進のテクノロジーで腕時計の新しい在り方を提示する<セイコー アストロン>は、まさに金太郎の理念を最も体現するブランドと言えます。≪商品特徴≫重厚な存在感を放つ、威風堂々としたデザイン本作は、創業者を記念するモデルに相応しい威厳ある堂々とした佇まいをイメージした「黒」と「金」を基調としたモデルです。ベゼルには硬く、耐擦傷性に優れたジルコニアセラミックスを採用し、160 周年にちなんだ16 面カットを施しています。豊かで立体的な光の表情と、その光沢感のある輝きがいつまでも味わえる特別な仕上げとなり、ブラックをベースとした立体的なダイヤルを際立たせています。1900 年に登録された商標「丸角S マーク」を裏ぶたに施した特別仕様裏ぶたの中央部には、金太郎が1900 年(明治33 年)に登録した商標「丸角S マーク」を鍛造で浮き立たせ、ゴールドカラーで仕上げました。その周囲には金太郎が掲げた理念「常に時代の一歩先を行く」の英訳“ONE STEP AHEAD OF THE REST” と“KINTARO HATTORI” をマーキングしました。「丸角S マーク」の特製ピンバッジとメッセージカード、付け替え用ストラップが入ったスペシャルボックス裏ぶたと同じ「丸角S マーク」の特製ゴールデンピンバッジに加え、金太郎を曾祖父とする、現在のセイコーウオッチ代表取締役会長 兼 CEO 服部真二からのメッセージカードと付け替え用のクロコダイルストラップをスペシャルボックスに収めた限定パッケージです。服部金太郎略歴1860 年 銀座に生まれる。1881 年 服部時計店(現セイコーホールディングス)創業。1892 年 精工舎を設立し、掛時計の製造に着手。1901 年 東京時計商工業組合頭取就任。1902 年 このころより時計王と呼ばれるようになる。1913 年 国産初の腕時計を製造・販売。1923 年 関東大震災後、焼失した修理預かり品の時計をすべて新品で返済。1924 年 時計類にSEIKO の名称を使い始める。1930 年 私財を投じて学術の奨励援助を目的とした財団法人服部報公会を設立。1934 年 永眠。≪商品仕様≫品番 SBXC073希望小売価格 44万円(税込)(税抜40万円)ケース チタン(スーパー ブラックダイヤシールド(※1))バンド チタン(スーパー ブラックダイヤシールド)付け替え用のクロコダイルストラップつき防水性能 日常生活用強化防水(20 気圧防水)ケースサイズ [外径] 42.8mm(りゅうず・突起部含まず) [厚さ] 15.6mm販売数量 世界限定:2,500本発売予定日 10 月9日(金)Comfotex(※2)【その他仕様】【ムーブメント仕様】GPS ソーラームーブメント キャリバー5X53時間精度 : 平均月差±15 秒(受信できない状態で、気温5℃~35℃において腕に着けた場合)受信機能 : GPS 衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能(※3)スーパー スマートセンサー(自動時刻修正機能)(※4)強制時刻修正機能※「5X シリーズ」では、タイムゾーン修正(手動を除く)に成功すると、その地域のDST(サマータイム)の実施情報を反映した時刻を表示します。(※1) スーパー ブラックダイヤシールド従来の硬質コーティングと比べ約1.5 倍、セイコー独自の表面加工技術「ダイヤシールド」と比べても約1.2倍の実用硬度(処理膜と素地を含めた硬度)を備え、傷つきにくいのが特徴です。また、剥脱にも強く、色むらのない漆黒の輝きを実現しています。(※2) (コンフォテックス)ガラスの存在を感じさせない「スーパークリア コーティング(※5)」と、時計を傷から守る「ダイヤシールド」により、腕時計に求められる快適性(見やすい、傷つきにくい)を実現する、セイコー独自の快適技術です。(※3) 掲載商品に内蔵されているタイムゾーンおよびDST(サマータイム)のデータは、弊社ウェブサイトにてご確認ください。(www.seikowatches.com)。タイムゾーン・DST(サマータイム)の導入情報が変更となった場合には反映されません。手動タイムゾーン選択や、手動DST(サマータイム)設定が必要となります。(※4) スーパー スマートセンサー1 日に最大2 回の自動時刻受信を行うセイコー独自の技術。外出時などに、ダイヤルに太陽光が当たると自動で受信タイミングを調整し、GPS 衛星電波受信を開始。また、前回強制受信に成功した時刻を記憶していて、同時刻に自動で時刻修正します。(充電量が不足しているときには受信を行いません。タイムゾーンを移動した際にはタイムゾーン修正が必要になります)(※5) スーパークリア コーティング光の反射を99%以上抑制する透明被膜を、ガラスの表裏両面に施したセイコー独自の無反射コーティング処理です。太陽光や照明がまぶしい環境下でも、ガラスの存在を意識させません。また、表面の防汚膜により汚れがついても簡単に拭き取ることができます。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月09日現在放送中の綾野剛&星野源W主演ドラマ「MIU404」の主題歌を担当する米津玄師と、脚本を担当する野木亜紀子の対談模様が、8月23日(日)TBSラジオにて放送されることが決定した。綾野さんと星野さん演じる伊吹と志摩のバディをはじめとする警視庁刑事部・第4機動捜査隊の活躍を描く本作。ドラマも終盤に差し掛かる中、主題歌「感電」を手掛けた米津さんと、脚本家・野木さんの2人の対談で構成する特別番組が放送。TBSラジオで2人の対談を放送するのは、「アンナチュラル」が放送された2018年3月以来。今回番組では、「アンナチュラル」から「MIU404」への変化や、「感電」の制作秘話、野木さんの感想に端を発した米津さんのニューアルバム「STRAY SHEEP」を巡る話などが展開される。「米津玄師×野木亜紀子『MIU404』対談」は8月23日(日)20時~TBSラジオにて放送。「MIU404」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年08月17日TBS春の金曜ドラマは、綾野剛&星野源W主演で「MIU404」を放送することが決定。脚本家・野木亜紀子が、警視庁“機動捜査隊”(通称:機捜)を舞台に1話完結の物語を描く。タイムリミットは24時間、架空の設定の臨時部隊が舞台本作は、警察内部で“何でも屋”と揶揄されながらも、犯人逮捕に全てを懸ける初動捜査のプロフェッショナル「機動捜査隊」が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す物語。警視庁には現在、3つの機動捜査隊が存在するが、本作では警視庁の働き方改革の一環で作られたという“架空の設定の臨時部隊”「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」を舞台に描く。「コウノドリ」コンビがガチンコバトル!? 会話劇が見どころ「コウノドリ」以来、2年半ぶりの共演となる綾野さんと星野さん。正反対な性格ながら、心から信頼し合う産婦人科医役をしっとりと優しく演じた2人だが、本作では一転、破天荒な“機捜バディ”としてガチンコバトルを繰り広げる。綾野さんが演じるのは、機動力と運動神経はピカイチだが機捜経験がなく、刑事の常識にも欠ける伊吹藍。考える前に身体が動いてしまう“野生のバカ”。一方、星野さんは、常に先回り思考で道理を見極める志摩一未を演じる。観察眼と社交力に長けているものの、自分も他人も信用しない理性的な刑事という役どころ。2人はその第4機捜に所属し、第1~3機捜のヘルプだけでなく、捜査1課などの各部署のヘルプも行う。普段は覆面パトカーで地域をパトロールし、110番通報があれば事件現場に急行、迅速に初動捜査を行う。また、勤務は24時間制で、次の当番勤務は4日後。継続捜査は行わず、街中で勃発する各事案に対し、24時間でできうる限り対処するのが彼らの仕事となっている。タイトルの“MIU”とは、「Mobile Investigative Unit(機動捜査隊)」の頭文字であり、“404”は綾野さんと星野さんが演じる機動捜査隊員の2人を指すコールサインだ。隊長から伊吹とバディを組むことを命じられた志摩は、隙あらば暴走する伊吹に振り回されながら、犯人を追う羽目に。また、2人が車内で繰り広げる軽快な会話劇も大きな見どころのひとつとなっている。綾野剛「ワクワクが止まらないぜ!」&星野源「今までにない自分を出せそう」今回の出演に関して綾野さんは「ブレーキ無しのトップギアでお届けします。乞うご期待! やばいよ、攻めてますよ、ワクワクが止まらないぜ!」と高めなテンションでコメント。星野さんも「僕が演じる志摩 一未は、刑事としてとても優秀なのに他人や正義というものを全く信じていない。野木さんと打ち合わせした時、『いい人じゃない星野源が見たい!』と言われ、自分もそう思っていたのですごくうれしくて。今までにない自分を出せそうで、ワクワクしています」と撮影を楽しみにしている様子。さらに「剛くんとの共演は、『コウノドリ』で培ったものをまた別の形で表現できそうだと感じ、うれしく思います。人間ドラマであり、コミカルなドラマであり、サスペンス溢れる機捜エンターテインメント。ぜひ楽しんでください」と話している。「逃げ恥」野木亜紀子のオリジナル脚本この1話完結のオリジナルドラマの脚本担当するのは、「逃げるは恥だが役に立つ」が大ヒットとなった野木亜紀子。また、プロデュースは「中学聖日記」「わたし、定時で帰ります。」の新井順子、監督は「中学聖日記」「グランメゾン東京」の塚原あゆ子。野木さん、新井さん、塚原監督は、「アンナチュラル」以来の再タッグとなる。野木亜紀子コメント刑事モノが乱立するドラマ界にこれ以上刑事ドラマを増やしてどうするんだ。しかし新井Pがどうしてもやりたいのだという。幸いこのチームには塚原あゆ子という名演出家がいて、素晴らしい二人の役者が参戦してくれた。私にできることは、みなが安心して打ち込める、脚本という名の設計図を用意することだけだ。56年ぶりの東京オリンピックを前に、活気あふれるどころか、解決しない憂鬱な事象がミルクレープのように重なって、今にも崩れ落ちそうな2020年の日本。事件が起こるところには必ず、人がいて、社会がある。その中で「機捜」の二人は何を目撃し、どう対処するのか。なんて小難しいことはさておき、本作は機捜エンターテインメント。しょうもないやりとりに笑いながら、少しの切なさと、少しの希望を持ち帰っていただければと思います。ストーリー警視庁の働き方改革の一環で、刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊が3部制から4部制に変更となった。臨時部隊として新設された“第4機捜”の隊員として招集された志摩一未(星野源)だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むよう命じられる。伊吹がどんな人物なのか、不安になった志摩は情報を集めるが、「とにかく足が速い」というだけで、短期間で次々と部署を異動していたり、かつての同僚刑事たちが「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」といい、調べれば調べるほど不安になる。そして、ついに迎えた第4機捜任務初日。初対面の伊吹は意外にも礼儀正しく、好印象を抱く志摩だったが――!?金曜ドラマ「MIU404」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月13日古舘寛治と滝藤賢一がW主演し、「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が描く愛すべきダメおやじ2人の人間賛歌コメディドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」が来年1月期に放送決定した。兄・一路は予備校の英語講師だったが、現在は無職でつつましい暮らしをしている。楽しみと言えば、喫茶シャバダバに通うこと。可愛いアルバイト店員のさっちゃんに話しかけようと試みるが、いつもうまく行かず空振りに終わっている。そんなある日、兄の家に突然転がり込んできた弟・二路。兄弟の再会は8年ぶりで、兄が弟に勘当を言い渡して以来のことだ。突然の来訪をいぶかる兄だが、弟が来る直前に事故を起こしていたことを知り、慌てて現場へ。そこで出会った被害者の男・ムラタから、自分の代わりに待ち合わせ場所へ行ってほしいと頼まれる。待ち合わせ場所に現れた女を見て、兄弟は絶句する――。「逃げるは恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」「アンナチュラル」など数々の人気作品を手掛けた野木氏のオリジナルドラマ、テレビ東京作品初参加となる本作は、真面目すぎてうまく生きられない兄とちゃらんぽらんにしか生きられなくなった弟が、ひょんなことから“レンタルおやじ”を始めることに。依頼内容はどれもひとクセある案件ばかり。生きるのが下手な兄弟が、レンタルおやじを通して孤独な依頼人たちと関わり、様々な無茶ぶりに“四苦八苦”しながらも、どうにか生きていく様を描いていく。そんな兄弟を演じるのが、名バイプレイヤーの古舘さんと滝藤さん。コタキ兄弟の兄を「リーガルハイ」「宮本から君へ」の古舘さん、弟を「探偵が早すぎる」「東京独身男子」の滝藤さんが演じ、正反対な性格の兄弟の絶妙な掛け合いが本作の見どころのひとつだ。今回の企画は、2人が「自分たちがW主演のドラマを立ち上げよう!」と意気投合したところからスタートし、3年近い月日を経てようやく日の目を見たプロジェクトだそう。古舘さんは「こんな夢のようなことはないのです。自分が主演!ありえない!しかも滝藤くんという素晴らしい売れっ子俳優とのダブル主演!その上に今や飛ぶ鳥を落とす勢いの野木亜紀子さんがこれ以上ない素晴らしいオリジナル脚本を書いてくださり」と喜びを爆発させ、「これはもう必死にやるしかありません。なんとしてもスゴオモな(すごく面白い!)作品にするのです。みんなで!どうかドッキリでありませんように~!」と意気込み。そして「本当に夢のようです(泣)」と語った滝藤さんは、「脚本の野木亜紀子さんとは【重版出来!】でご一緒して以来2度目。毎回あがってくる台本が信じがたい面白さ。お見事でございます!しかも当て書き…もはや、言い訳のしようもありません(汗)」とコメントしている。なお、監督は『苦役列車』『味園ユニバース』の山下敦弘が務める。ドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」は2020年1月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定(※テレビ大阪のみ、翌週月曜0時12分放送)。毎週地上波放送終了後、ひかりTV&Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2019年11月06日『きみと、波にのれたら』の湯浅政明が監督、「ピンポン」「鉄コン筋クリート」の松本大洋がキャラクター原案、「アンナチュラル」「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が脚本を担当する長編アニメーション映画『犬王』の製作が決定した。後世日本の文学や演劇などに大きな影響を与えた軍記物の名作「平家物語」。その現代語訳を手掛けた古川日出男により「平家物語」に連なる物語として、南北朝~室町期に活躍し、世阿弥と人気を二分した能楽師・犬王の実話をもとに新たに生まれた「平家物語 犬王の巻」をミュージカル・アニメーションとして映画化。犬王は、同時代を生きた観阿弥、世阿弥の父子と同様に三代将軍・足利義満の愛顧を受けて、むしろこの二者よりも贔屓にされていたと伝えられる。600年以上の歴史を誇り、現存する世界最古の舞台芸術と言われる “能楽”を題材とする本作の映像化にあたり、日本を代表するトップクリエイターたちが集結。監督を務めるのは、国内外から注目を集め、最新作『きみと、波にのれたら』が6月21日に公開されるアニメーション監督・湯浅政明。本作では自身初の“能楽”のアニメーション化に挑戦する。また、湯浅監督と「ピンポン THE ANIMATION」以来5年ぶり、2度目のタッグを組み、キャラクター原案を手掛けるのは6月12日より新連載「東京ヒゴロ」(ビッグコミックオリジナル/小学館)がスタートしたばかりの漫画家・松本大洋。原作「平家物語 犬王の巻」の装画を務めた松本氏が初めて小説原作のキャラクター原案となる。そして脚本には、数々のヒット作を世に送り出している野木亜紀子。ドラマ・映画と活躍し、今年、向田邦子賞(「獣になれない私たち」)、市川森一賞(「アンナチュラル」)をW受賞した彼女が自身初めてとなるアニメーション映画脚本に挑む。歴史に消えたポップスター・犬王が現代に再び姿を現すとき、どんな物語が謳われるのか。続報にも期待していて。原作・古川日出男コメント私が書いたのは芸能についての小説だ。芸能とは歌であり演奏であり、感情、感動である。私は文字だけでその物語化を成し遂げようと試みた。今回、それらは一冊の本の内側から解き放たれる。すなわち音が、声が、色彩が。それから感情が、もちろん感動が。その監督やその脚本家やそのキャラクターの設計家や、音楽家や、その他その他によって、それらはついに放たれるのだ。監督・湯浅政明コメント歴史にはわずかにしか書き記されていない、「犬王」という猿楽師を大胆に解釈された古川さんの物語。野木さんの脚本。松本さんのイメージ。・・・これは面白くなるしかないですね。楽しみにしててください!キャラクター原案・松本大洋コメント湯浅監督はじめ作品に関わる人間が楽しんで作ることができたら、きっとすごいアニメーションになると期待しています。僕も邪魔にならないように、少しでも力になれたら嬉しい。脚本・野木亜紀子コメント古川さんが著した『平家物語 犬王の巻』を読んだときの高揚と切なさをどう脚本に落としこむのか、地の文からどう世界をすくい上げるのか、難しくもやり甲斐のある仕事でした。アニメ表現は無限であり実写の何倍も出来上がりの予想がつきません。松本さんのキャラクターと湯浅監督が織りなす『犬王』がひたすらに楽しみです。映画『犬王』は2021年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年06月12日モデルとして世界で活躍する服部恭平が、写真家として初めてギャラリーでの個展「Kyohei Hattori『everyday』」を開く。会場は、表参道 ROCKET。会期は、5月10日から15日までの6日間。大阪出身で、2013年に上京しモデルとしてのキャリアをスタート。その傍で2018年より、写真家として本格的に活動を開始した。「everyday」と題された本展では、彼が日常の中で感じた美しさをとらえた写真作品の数々や、その場で持ち帰れるミニプリント、写真集などを展示・販売する。“毎日の日常に美しさが溢れている。美しい瞬間はそこらへんに転がっている。写真にはそれがよく写る。劇的だったり決定的な出来事が起こるわけではないが、これば僕にとっての毎日であり、美しさであり、これがずっと続けばいいなと思っている。”(服部恭平)5月11日には、ゲストに彼と親交の深いkotohayokozawaのデザイナー横澤琴葉、司会にファッション・ライターのYoshiko Kurataを、5月12日には、ゲストに写真家の嶌村吉祥丸、司会に菊池まことを招いたトークセッションを行う。詳細は、服部恭平、ROCKETの公式SNSで告知される予定だ。【イベント情報】Kyohei Hattori「everyday」会期:5月10日〜15日会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00〜21:00(5月12日〜20:00、5月15日〜18:00 )会期中無休、入場無料
2019年05月08日北川景子がNHKドラマ初主演を務め、「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が脚本を手掛ける「フェイクニュース」の前編が10月20日(土)今夜放送となる。強烈な個性を放つ主人公を演じた「家売るオンナ」や天璋院篤姫役を演じた大河「西郷どん」、そして超人気アイドル・「欅坂46」平手友梨奈との共演も話題を呼んだ『響 -HIBIKI-』などでいまや老若男女から幅広く支持される国民的女優となり、11月には『スマホを落としただけなのに』の公開も控える北川さん。『図書館戦争』や「掟上今日子の備忘録」「重版出来!」などを手掛け、新垣結衣主演「逃げるは恥だが役に立つ」が社会現象となるほどの大ヒットを記録、今年に入ると石原さとみ主演の「アンナチュラル」や、新垣さんと再びタッグを組んだ現在放送中の「獣になれない私たち」も注目される野木さん。本作はこの両者がタッグを組んで、今世界中で社会問題となっている“フェイクニュース”をテーマにオリジナルストーリーで描く社会派エンターテイメントだ。大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川さん)は、編集長の宇佐美寛治からインスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。樹の前に現れたのはSNSに青虫混入の投稿をした男。この男は嘘をつぶやいたのか。一体、何が目的なのか。青虫混入の投稿をきっかけに事態は思わぬ方向へ拡大。企業間の争いにまで発展し、やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ。何が本当で何が嘘かも分からない世界の中で、樹は記者としてフェイクニュースにどう立ち向かうのか。一連のフェイクニュース騒動の果てに樹が見つけた真実とは――。北川さんのほか樹が出向するネットメディアの編集長・宇佐美寛治役に新井浩文、SNSに青虫混入の投稿をした男に光石研、樹の元同僚で同期の新聞記者・西剛役に永山絢斗、樹の同僚となる若手記者・網島史人に矢本悠馬、SNSでフェイクニュースを拡散させる大学生に金子大地。老舗お菓子メーカーの社長・八ツ峰航平に岩松了、元官僚で県知事選に立候補する最上圭一に杉本哲太といったキャストが並ぶ。土曜ドラマ「フェイクニュース」前編は10月20日(土)21時~NHK総合にて放送。後編は27日(土)21時~NHK総合で放送。(笠緒)
2018年10月20日女優・北川景子が、10月に放送される土曜ドラマ「フェイクニュース」でNHKドラマ初主演を務めることが決定。「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子によるオリジナルドラマで、前後編2本で構成される。■ストーリー大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川景子)。ある日、樹は編集長の宇佐美寛治(新井浩文)からインスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。樹の前に現れたのは、SNSに青虫混入の投稿をした男(光石研)。この男はうそを投稿したのか。一体、何が目的なのか。青虫混入の投稿をきっかけに、事態は思わぬ方向へ拡大。企業間の争いにまで発展し、やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ。何が本当で何がうそかもわからない世界の中で、樹は記者としてフェイクニュースにどう立ち向かうのか。一連のフェイクニュース騒動の果てに、樹が見つけた真実とは――。■“NHKドラマ初主演”北川景子&“NHKドラマ初執筆”野木亜紀子のタッグ!「逃げるは恥だが役に立つ」「空飛ぶ広報室」などを手掛けてきた野木氏のオリジナルストーリーとなる本作は、現在、世界中で話題のフェイクニュースを切り口に、「真実とうそ」、「分断」、「人は何を信じるのか」という普遍的なテーマを描いた、現代社会に警鐘を鳴らす社会派エンターテイメントドラマだ。大手新聞社からネットメディアに出向、フェイクニュースに立ち向かっていく女性・東雲樹を演じるのは、『響 -HIBIKI-』『スマホを落としただけなのに』が公開を控え、また先日、スペシャルドラマ「指定弁護士」にて初の弁護士役に挑戦することが発表された北川景子。「何が真実で何が嘘なのか、あふれる情報を取捨選択する力、何を信じるべきなのか判断する力が、現代を生きる私たちには必要」と語る北川さんは、「今回のドラマでは、真実をあぶり出すことをテーマに熱く演じたいと思います」と意気込み、「野木さんとも初めてご一緒させていただきうれしく思います。私個人としましては土曜ドラマも初となります。ネット社会の今だからこそみなさんに見ていただきたい作品です」とコメントしている。■光石研&永山絢斗&矢本悠馬らも出演さらに、SNSに青虫混入の投稿をした男を光石研、編集長・宇佐美寛治役を新井浩文が演じるほか、永山絢斗、矢本悠馬、岩松了、杉本哲太ら豪華キャストたちが出演する。土曜ドラマ「フェイクニュース」前編は10月20日(土)、後編は27日(土)21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2018年08月15日味噌・醸造製品メーカーのハナマルキが、2017年秋の新商品として、服部学園の理事長・服部幸應先生監修、液体塩こうじでつくる「鶏むね肉の香草パン粉焼き」・「塩から揚げの素」を9月1日より発売します。服部幸應先生監修、家庭で本格洋食の味が楽しめる「鶏むね肉の香草パン粉焼き」が誕生「鶏むね肉の香草パン粉焼き」・「塩から揚げの素」は、鶏むね肉のメニュー用調味料を液体塩こうじでつくるシリーズとして、服部学園の理事長である服部幸應先生監修の元、発売されます。「鶏むね肉の香草パン粉焼き」は、液体塩こうじと香草パン粉が同封されており、同社の人気商品である「液体塩こうじ」の酵素の力で、鶏むね肉がしっとり柔らかく仕上がります。また9種のハーブを使うことで、本格洋食の味が実現。手軽に家庭で本格的な香草パン粉焼きが楽しめます。「鶏むね肉の香草パン粉焼き」「塩から揚げの素」商品概要商品名:鶏むね肉の香草パン粉焼き発売日:2017年9月1日商品内容量:50.0g容器形態:袋希望小売価格(税抜):オープン価格(参考200円)商品特徴:服部幸應先生の監修の簡単調理キット。液体塩こうじの酵素のチカラでパサつきがちな鶏むね肉をしっとり仕上げ、9種のハーブで本格洋食の味を再現。商品名:塩から揚げの素発売日:2017年9月頃(自然切替)商品内容量:110.0g容器形態:袋希望小売価格(税抜):オープン価格(参考200円)商品特徴:服部幸應先生の監修の簡単調理キット。液体塩こうじの酵素のチカラで、柔らかく、ジューシーな塩から揚げに。今回デザインリニューアルを実施しました。服部幸應先生 プロフィール学校法人服部学園理事長・服部栄養専門学校校長/医学博士東京都出身。立教大学卒。昭和大学医学部博士課程修了。テレビでもおなじみの食の探求者。「食は人の心と体を育むものである」という精神のもと、長年に渡り、「選食能力」、「しつけ」、「食糧問題」の3つの柱から成る“食育”の必要性を説き、実践している。また、食育を通じた、生活習慣病や地球環境保護の講演に関しても精力的に取り組んでいる。
2017年08月28日緑の芝生と松林の中でくつろげる、リゾート風のレジャープールが大阪の豊中市にあります。都会にいながら自然を感じゆったり遊べる「服部緑地ウォーターランド」は、今年も例年通り8月31日までオープンしています。ここでは、「服部緑地ウォーターランド」の魅力に迫ります。服部緑地ウォーターランドの魅力日本の都市公園100選に選ばれている服部緑地の西側に位置する「服部緑地ウォーターランド」は、毎年7月1日から8月31日の夏季限定でオープンします。府下で最大級の広さを誇る服部緑地の自然を、最大限に生かしたプールです。●迫力のスライダーや流水プールで楽しめる「服部緑地ウォーターランド」のイチオシは、凹凸のある谷川をイメージしたスライダーを滑り降りる「スライダープール」です。スライダーにはロケット (直線)、ロデオ (上下の動き)、スラローム (左右の揺れ) の3コースが用意されており、それぞれ違ったスリルと快感が味わえると評判です。また、木々に囲まれた1周250mの「流水プール」では、ぷかぷかと癒しの時間を過ごせます。●親子連れに人気のプール服部緑地ウォーターランドには、小さな子どもが安心して遊べる楽しいプールも揃っています。カメの形の滑り台がある水深50㎝の「幼児プール」は、水遊びに最適。貝の形で広々とした遠浅の「なぎさプール」では、売店の屋根から流れる滝のシャワーに子どもたちの歓声が上がります。子どもを見守りやすいよう工夫されていたり、オムツがはずれていない子どもでも入れるプールが用意されていたり、親子連れへの細やかな配慮がされている点が人気です。また、公営プールならではのリーズナブルな入場料も人気の理由の1つ。家族で出かけても負担が少なく、お得に楽しく過ごすことができます。服部緑地ウォーターランドへのアクセス公共機関利用ですと、北大阪急行緑地公園駅が最寄り駅になります。駅から徒歩約15分です。阪急宝塚線曽根駅からもアクセス出来ますが歩いて約25分かかりますので、駅からタクシーを利用することをオススメします。 車ですと、名神高速道路豊中IC から約15分です。駐車場は時間制で、最初の1時間は420円、以降1時間毎に料金加算が加算され、1日最大1,030円です。■スポット詳細名称:服部緑地ウォーターランド所在地:大阪府豊中市服部緑地1-8営業期間:2017年7月1日(土)~8月31日(木)営業時間:午前9時30分から午後6時。※ただし、入場は午後5時、遊泳は午後5時30分まで。※7月16日以降の夏休み期間中の日曜日・祝日とお盆期間(8月13~16日)午前9時開場。料金:大人:1,030円、小人: 510円(4歳~中学生)電話番号:06-6868-1357 (開催期間中のみ)公式サイト:
2017年07月26日4月15日(土)より公開される、「名探偵コナン」劇場版最新作『名探偵コナン から紅の恋歌』の公開を記念して、人気キャラクター服部平次が、名台詞「もろたで工藤!」になぞって本作にまつわる重要なものを“もらっていく”企画が原作コミックス&TVアニメ&劇場版最新作との連動で実施されることが分かった。大阪府警本部長を父に持つ“西の高校生探偵”服部平次。コナンの正体を新一だと知る数少ないひとりで、これまで数々の難事件を解決に導いてきた。今回の企画は、そんな「名探偵コナン」の人気キャラクター平次が大活躍!現在放送中のTVアニメでは、アニメ公式Webサイトを平次がジャック!「名探偵コナン」のロゴが、まさかの「名探偵ヘイジ」に。また、本企画のために特別に作られた平次の映像は必見。平次がヒーローとなる、1日限りのエイプリルフール特別企画。番組最後のエンドまでぜひお楽しみに。4月1日(土)放送のTVアニメでは、和服美人の静華から中学時代の同級生・柴田を捜してほしいと依頼される小五郎。小五郎やコナンたちは見つけ出した柴田の自宅マンションを訪ねるも、柴田は撲殺されていた。横溝刑事は部屋の状況や証言から、撲殺されたのは朝8時から45分の間と睨んでいた。この時間、ゴルフに行っていた妻の恭子の犯行は不可能。同じマンションに住む柴田の友人・吉川は家で寝ていたという。横溝は柴田が右手に握っていた静華の写真をダイイングメッセージと考えて…という展開をみせる。TVアニメ「名探偵コナン」は毎週土曜日18時~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。『名探偵コナン から紅の恋歌』は4月15日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン から紅の恋歌 2017年4月15日より全国東宝系にて公開(C) 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2017年03月31日アーティストで俳優の福山雅治が主演し、是枝裕和監督がメガホンをとる映画『三度目の殺人』(9月公開)の出演者が21日、明らかになった。同作は、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『そして父になる』以来2度目となる福山×是枝監督タッグのオリジナル脚本作品。福山は勝利にこだわる弁護士・重盛を演じ、役所広司演じる殺人犯・三隅と対峙することになる。今回発表された出演者は、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功の7名。是枝監督の『海街diary』(2015年公開)で「第39回日本アカデミー賞新人俳優賞」「第89回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞」を受賞した広瀬は、再び是枝作品に出演することとなる。『海街diary』の際、広瀬には台本が渡されず、現場で是枝監督の口述によりセリフを入れるという子供への演技指導の手法がとられたが、今回は女優として台本を持って挑戦する。物語の鍵を握る、被害者の娘・山中咲江という役を演じることとなるが、広瀬は「どんなシーンでも咲江が見ているもの、感じている事を私と同じ感覚で感じてくださって、言葉をくれる監督はやっぱりとても心強く、凄く気持ちがいいです」と語った。一方、是枝監督は広瀬について「女優としての成長を作品ごとに感じているのでもう一度きちんと自分の作品の中で向き合ってみたいと思いました」と起用の理由を明かした。広瀬が演じる咲江は「背負ってるものが多いにも関わらず、人のせいにしない、被害者としてではないあり方をする、今の時代に希有な強さをもった少女」であり、広瀬の「芯の強さ、何者にも寄りかからず自分の足で立っている感じ」に期待を託した。斉藤は、咲江の母親であり被害者の妻である山中美津江を演じる。是枝監督は斉藤について「30年前から部屋にポスター飾るほど憧れた女優さん」と熱い思いを明かした。是枝監督は「念願叶って映画に出演いただきます」と喜び、撮影では斉藤の「役がおりてきたときの入り込み方と、その一方でご自身の演技を冷静にみている姿」にすごみを感じたという。そして「斉藤さんと広瀬さんはよく通る、少し影のある声質が似ていて、母娘役に選んだ理由のひとつです」と2人の共通点を語った。また、吉田は福山演じる重盛と司法修習で同期だった弁護士・摂津大輔役としてともに事件解明に奔走し、満島は重盛の事務所に所属する若手弁護士・川島輝役で福山と初共演する。さらに松岡は重盛の弁護士事務所の事務員・服部亜紀子役、市川は事件の担当検察官・篠原一葵役、橋爪は重盛の父で元裁判官の重盛彰久役に決定した。
2017年02月21日関西テレビ新人の服部優陽アナウンサーが4日、ひとり芸ナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり2017』の1回戦に臨み、2回戦への進出を決めた。服部アナは「中二病」をテーマに、RPG風にお風呂掃除をするというネタを披露。当日朝4時まで調整をしたという念の入れようで、アナウンサーとしての声量を存分に生かしセリフを発すると、会場から温かい拍手が送られる場面もあった。ネタを終えて「もう少し笑いを取れるかなと思ったんですけど、全く反応が無くて(笑)。でも逆に、斬新で楽しかったです。快感に変わりそうでした」と感触を語った服部アナだが、同日21時30分過ぎに審査結果が公式ホームページに掲載され、見事2回戦へ進出決定。この日は、宿直勤務中で、1回戦突破を知らされると、「え!? うれしいです! まだ受け止められないです! うわ、またネタを考えなきゃ(笑)」と、喜びと不安が一気にやってきたようだった。次の2回戦は、今月18日と19日に大阪で行われる。『R-1ぐらんぷり2017』は、今春に関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで決勝が生放送される。
2017年01月05日