ワコマリア(WACKO MARIA)から、ブランド初となる陶器を使用したお香立てが、パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店で発売。マリア像をモチーフに製作したお香立ては、それひとつだけで、強烈なインパクトのあるインテリアだ。頭の上の設置個所でお香を焚くと、目や背中の穴からじんわりと煙が出で立ち、まるでマリア像を取り込むベールのように白い影が揺れる。フロントにあいた穴は十字架を表し、そして後ろの穴は星型に。他にはない、ワコマリアらしいエッジの効いたデザインとなっている。また、インセンスブランド「クンバ(KUUMBA)」とコラボレーションしたスティックインセンス、エアーフレッシュナー、フレグランスペーパーも登場。"パラダイス"をイメージしてデザインされた香りのこちらも併せてチェックしてみて。【詳細】■MARIA INCENSE BURNER ※発売中取り扱い店舗:パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店価格:20,000円+税カラー:ホワイト■クンバ×ワコマリア取り扱い店舗:パラダイストウキョウ及びワコマリア オンラインストア、ワコマリア 正規取扱店価格:スティックインセンス 1,800円+税、エアーフレッシュナー 3,000円+税、フレグランスペーパー 1,500円+税
2018年02月20日プロサッカー選手の三浦知良、中村憲剛、内田篤人、槙野智章、プロ野球選手の西川遥輝、山崎康晃、ボクシングチャンピオンの村田諒太が侍に扮するスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」のテレビCMシリーズ「#時代を変えろ」が、19日より順次全国で放送される。同シリーズの時代設定は約150年前。出演者は時代の風潮を描写した志士や商人、ペリー提督などに扮して登場し、新時代の幕開けを象徴する黒船来航を現代風に描いたような、時代を切り拓くストーリーとなっている。アスリート7人に加え、お笑いトリオのロバート、サッカー解説者のセルジオ越後氏も出演する。全3編で展開され、「Episode 1:黒船」編、「Episode 2:会談」編は、J1、J2、J3リーグの2018年シーズン開幕直前の19日より全国で放送開始。続くEpisode 3は、3月に公開される。撮影では、コンセプトである明治維新を表現するために、スタジオに天守閣と大広間を作成。セットの中には、サッカーボールや野球のミット、ボクシンググローブ、ダーツの的、乗馬のおもちゃといった「DAZN」で放映されるスポーツコンテンツをほのめかす装飾が散りばめられている。アスリートたちは侍姿に扮し、日本刀を使った動きに挑戦。最初は「殺陣」の動きに戸惑う姿を見せていたが、さすがはアスリート。殺陣師の講義をしっかり聞いてすぐに動きを習得していたという。CM撮影について、槙野は「最初はちょっと恥ずかしさもあったんですが、徐々に場の空気に呑まれて、まったく違う槙野の顔を見せてしまいました」とコメント。村田は「僕の中で小学校の時から観ている三浦知良さんとご一緒させていただいたことが光栄でした。嬉しいですし、みんなと日本のスポーツ界を盛り上げていけたらと思います」と三浦との共演を喜んだ。「Episode 1:黒船」編と「Episode 2:会談」編のストーリーと動画は以下の通り。■「Episode 1:黒船」編(15秒、30秒)城内で怪しげな商談をしている将軍のロバート秋山竜次と商人のロバート山本博。城外から拡声器の音がし、家臣のロバート馬場裕之が望遠鏡を覗くと、艦長のセルジオ越後率いる「DAZN」黒船が。すると突然、志士の三浦知良、槙野智章、内田篤人が続々と集まり、戸惑う将軍たち。■「Episode 2:会談」編(15秒、30秒)城内大広間で艦長と将軍が会談。艦長のセルジオ越後がスマホ片手に「DAZN」について話す。怒りだす将軍のロバート秋山、それに反論する志士たち。戸を開けると光が射し込み、朝日の光の強さに目をつぶす将軍。
2018年02月15日メガネブランドZoff(ゾフ)から、人気モデル村田倫子・柴田紗希・瀬戸あゆみ・中田クルミの4人とコラボレーションしたZoff UVクリアサングラス「ネオモダンガール(NEO MODERN GIRL)」が登場。2018年1月12日(金)よりオンラインストアにて先行予約開始、1月19日(金)から店舗にて発売される。コラボレーションモデルのベースとなるのは「Zoff UVクリアサングラス」。クリアレンズでありながら、シミ・そばかすの原因となる「目からの紫外線」を100%カットすることができる。村田倫子村田倫子がデザインしたのは、スタイリッシュな細めのメタルフレームのメガネ。カラーはヴィンテージライクなボルドーと、クラシックなべっ甲柄の2種類を用意した。柴田紗希柴田紗希のメガネはフレームの模様、色のトーンや素材感にこだわり、ヴィンテージ感と上品さを両立。グレーブラックに寄せたカーキはマットな質感に、肌馴染みの良いベージュは光沢感のあるカラーに仕上げた。瀬戸あゆみ一見挑戦的なキャットアイを、コーディネートに取り入れやすいソフトなシェイプにまとめたのは瀬戸あゆみ。ツヤのあるサックスブルーにシャイニーゴールドを合わせたフレームや、ネイビーのべっ甲柄を取り入れた耳かけなど、華やかなディテールが光る。一方、ツヤを抑えたカーキにシルバーを合わせ、ブラウンのラメ入りべっ甲柄を取り入れたクールな印象のメガネも完成した。中田クルミヴィンテージのメガネにインスピレーションを受けたという中田クルミは、エッジの飾りやネジでレトロ感を演出。初心者でもかけやすいキャットアイを目指し、主張が強すぎないシェイプにこだわった。カラーは定番のブラックと、チャレンジングなクリアをラインナップする。なおZoff UVクリアサングラス「ネオモダンガール」は、2018年1月12日(金)21時からソーシャルライブコマース「Live Shop!」にて先行販売される。コラボレーションした村田倫子、柴田紗希、瀬戸あゆみ、中田クルミが出演し、クリアサングラスを使った春の旅コーデを生配信で紹介する。【詳細】Zoff UVクリアサングラス「ネオモダンガール」価格:7,500円+税 ※度なしUV100%カットレンズ付き※度つきはZoff店舗にて、プラス3,000円+税〜※専用のメガネ拭きがセット発売日:2018年1月19日(金)※1月12日(金)Zoffオンラインストアにて先行予約開始※1月12日(金)ライブコマースアプリLive Shop!にて先行販売
2018年01月14日ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太が「2017年第50回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞」の殊勲賞に選出され20日、都内で行われた受賞式典に出席。式典前に囲み取材に応じ、『第68回NHK紅白歌合戦』のゲスト審査員に選出されたことについて「ただただ恐縮」と話した。村田は殊勲賞受賞に「非常に光栄に思っています」と喜びつつ、「こういった賞をもらうのにふさわしいかどうかわかっていない。大それたことになってるなと恐縮するような気持ちの方が大きい」と打ち明けた。そして、「いい年でした。世界チャンピオンにもなれましたし、いろんなことが経験できた。また来年につなげていきたい」と今年を振り返り、漢字一文字で「いろいろ変わったので『変』」と表現。来年に向けて「防衛戦があるので防衛戦をこなしてもっと大きな舞台に進めるような年にできたら」と意気込みを語った。この日は、紅白のゲスト審査員に決定したことが発表されたが、「ただただ恐縮ですけど、国民的イベントなので楽しませていただきながら、もし何かお手伝いできることがあれば」と心境を告白。楽しみにしていることを聞かれると、「安室(奈美恵)さんの出場が決まり、どんな形で出るのかすごい気になっています」「Superflyさんが大好きなので生で聴けるのが楽しみです」とうれしそうに話した。殊勲賞は村田のほか、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手、レーシングドライバーの佐藤琢磨が受賞した。
2017年12月20日長年の伝統と和の気品が宿った美しい香り「Juttoku.」は、和の香りと歴史を届けるお香の専門店です。置いておくだけでほのかに薫るお香Juttoku.の「印香」は、まるで和菓子のようなルックス。女性らしく季節感があり、部屋に置いておくだけで風情が醸し出されるようなデザインです。日本の縁起物などをモチーフに、和のエッセンスがギュッと凝縮されています。体内に吸い込む香りだからこそ、体に優しい素材を使っているのが「Juttoku」のこだわり。原料には合成香料を使用せず、希少な天然香料の良質な部分だけを厳選しています。インド・東南アジアなどから目利きが輸入した本場の香料による、心に染み入るような香りを楽しみましょう。自分らしい香りを生み出す「お香作り体験」自分好みの香りをブレンドできるお香作り体験は、他ではなかなかできない貴重な体験です。練り合わせて作ったお香を抜型にはめて作る「印香」作り体験(60分)では、9つの香料を組み合わせて世界にたったひとつの香りを作れます。まず、使用する原料と日本のお香の説明を受けます。お香の歴史や基礎知識、使い方まで一通り学べるので、お香をより楽しむためのヒントがもらえます。しっかり知識を吸収したら、お香作りにチャレンジ。自由に原料を選んで丁寧に調合し、自分だけの印香を作ります。道具は全て用意されているので、手ぶらでOK!深い香りに癒されたい時にぴったりのワークショップです。家に帰ってからそのまま焚いて香りを満喫できるので、仕事で疲れている時やリラックスしたい時、家に大切な人を招く時などにおすすめ。半身浴中にかたわらに置いていくだけでも、やさしく濃密な香りで心身が癒されます。文/萩原かおりスポット情報スポット名:Juttoku.住所:東京都 新宿区弁天町 23番地ホワイトキューブ101電話番号:03-6205-5211
2017年12月19日上野の「パルコヤ(PARCO_ya)」にて、パンダの“香香”お披露目に合わせた限定グッズやメニューが登場。パンダをモチーフにしたハンカチやウォッチ2017年11月にオープンした上野の新商業施設「上野フロンティアタワー」内に開業したパルコの新施設「パルコヤ」。上野一の人気者であるパンダの“香香”が上野動物園にて初お披露目されることに合わせて、施設内の各店舗より限定グッズやメニューが展開される。手ぬぐい和小物の「濱文様」では、パンダを描いた手ぬぐいを発売。「どーんとパンダ親子」と名付けられた手ぬぐいには、赤ちゃんパンダの“香香”と抱きかかえるママパンダの“真真”の絵柄が描かれ、見ているだけで心がほっこりする。「オールドファッションストア」からは、よく見るとパンダの顔が現れてくるユニークなデザインのハンカチが2018年2月より発売予定。一見パンダに見えないので、女性はもちろん男性も持ちやすい。ウォッチ専門店の「チックタック」からは、ハンドメイド時計を展開する「クルチュアン」に別注したコレクションが登場。手書き風の数字がソフトな雰囲気を醸し出すデザインに仕上がっている。パンダの“黒”色と、パンダの大好物である笹をイメージした“竹”色の2つのレザーベルトが付属する。パンダモチーフのキュートなメニューグッズ以外に、スイーツやフードのパンダメニューも充実。「うえのやぶそば」では、遊びが大好きな小パンダの日常をワンプレートで表現した「ぱんだそば鼓」が提供される。食材を用いて、小パンダ、ブランコ、タイヤ、お花畑といったモチーフをかたどっている。「ディーン&デルーカ カフェ」では、カプチーノを注文して希望すると、パンダを描いたラテアートのスペシャルトッピングを受けることができる。上野を訪れた記念に、写真を撮って記念に残すのもおすすめだ。詳細「パルコヤ」“香香”公開に合わせたグッズ&メニュー住所:東京都台東区上野3丁目24-6■オールドファッションストア/ハンカチ発売予定時期:2018年2月上旬~下旬■チックタック/時計価格:27,000円■濱文様/てぬぐい・どーんとパンダ親子 1,296円・パンダ西郷どん 1.080円■うえのやぶそば/ぱんだそば鼓価格:1,404円※15時以降の提供。■ディーン&デルーカ カフェ/カフェラテ価格:カフェラテS 389円、M 432円、L 486円
2017年12月19日山下しげのり(以下、山下)「M-1優勝おめでとう!」 村田秀亮(38・以下、村田)「ありがとうございます」 久保田かずのぶ(38・以下、久保田)「なんすか、『女性自身』の記者じゃないですか。ゴシップ探しにきたんですか!」 顔を合わすなりジャブを繰り出したのは、M-1グランプリ2017覇者で、賞金1,000万円を手にした、とろサーモン。じつは本誌記者で元芸人の山下とは旧知の仲。この3人だからこそ語られる、M-1優勝までの苦悩と爆笑エピソードを取って出し! 山下「今まで10大会で9回準決勝に進出しながら、決勝には進めませんでした。今大会で初めて決勝進出して、見事優勝」 久保田「コンビ結成して、15年目にして……。どんどん“石”を積み上げる作業はしんどい。むしろ、積み上げる“意志”のほうが大事なんですね」 山下「(心に響かない様子で)ン、ン……。わかりました」 久保田「わかりましたじゃないよ!チャンピオンなんだから」 山下「(それでもスルーして)村田さんはどんな思いでM-1に臨んだのでしょうか」 村田「千鳥のノブさんと1カ月くらい前にご飯に行って、『今年、決勝に行かれへんかったら、覚悟決めて足洗って、違う仕事しますわ』って」 久保田「オレは聞いてないんですけど。イラッとしました」 村田「それは、相方には言われへんよ」 久保田「ちなみに、何の仕事をしようとしたの。この年で」 村田「実家のある宮崎に帰って、親父のりんびょうを……」 久保田「淋病!?」 村田「かむことくらいありますやん!親父の“林業”を継ごうと思ったんです」 山下「お父さんは喜んだ?」 村田「寡黙で頑固な親父なんですよ。(優勝を報告しても)『おう、よかったな』って感じなんですけど……。後でおかんに聞いたら、『お父さん、めっちゃ喜んでて、ワントーン高い声になってた』らしいです(笑)」 久保田「じつは、ウチのおかんと、村田のおかんが一緒に、ケーブルテレビでM-1を見てたらしいんですよ」 村田「2人で大泣きやったって言ってましたわ。仕事があって、電話で話せたのは優勝の2日後くらいだったんですが、そのときもおかん泣いてましたね。電話した瞬間に」 久保田「あまり知られてないけど、ボク、お母さんっ子なんです。理想の女性は、お母さんみたいな人。宮崎でロケがあったときも、母親が髪の毛をセットしてくれました。そのおかんが、優勝して何時間かたって『早急にごめんやけど、200万円貸して』ってLINEが来て。そのあとに『ごめん、おめでとう』って」 山下「『おめでとう』のほうが、ついでじゃないですか」 久保田「だから、おかんの顔に札束を投げつけてやります」 村田「ちゃんと渡せや!」
2017年12月15日10月22日に"リベンジマッチ"に挑むボクシングの村田諒太選手が、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(11月3日公開)と強力タッグ! 『マイティ・ソー』のポスターにインスパイアされた村田選手のリベンジマッチポスターが制作され、さらに、リベンジマッチマッチを盛り上げる実況予告編も公開された。間近に控えた村田選手とアッサン・エイダム選手のWBA日本ミドル級タイトルマッチ。5月の王座決定戦で、4回に村田の攻撃に対してダウンを喫しながらエイダムが2-1の判定勝ち。その判定が疑問を生んだ。指示したジャッジが処分を受け、WBAのメンドサ会長も「誤審」を認め、再戦指令を出して、異例のリベンジマッチが決まった。このリベンジマッチに際して、本作で最強の敵となる死の女神・ヘラに襲われた故郷を取り戻すためにアベンジャーズで最もアツい雷神・ソーが結成した"リベンジャーズ"と、同じ"リベンジ"の志をもつ村田選手の強力タッグが実現した。村田選手は「僕自身、マーベル映画は好きで、それぞれの信条を胸に闘うヒーローの姿にはいつも胸を熱くさせられ、同時にひとりのアスリートとしてもその戦いにかける思いには共感します」とコメント。そして、最新作のソーについて「自分の大切なもの、譲れないもののために立ち上がっていく気持ちは、まさに今回リベンジマッチに挑む僕自身の思いに重なる部分がありました」と自身と重ね、「どんな窮地に追い込まれても決して諦めないソーのように、僕も今回のリベンジマッチに挑んでいきたいと思いますので、皆さんご声援のほどよろしくお願いいたします!」と意気込んでいる。(C)Marvel Studios 2017
2017年10月20日「新婚間もないとはいえ、2人は一緒に食事や観劇に行ったり、本当にラブラブですよ。だからこそ、結婚を機に仕事でも大きく飛躍しそうだった村田さんが“休業宣言”とは、ちょっと解せないんです」(プロダクション関係者) 9月26日、神田沙也加(30)と5月に結婚したばかりの俳優・村田充(40)が、ブログで無期限の芸能活動休止を宣言した。 じつは本誌は8月に村田の“主夫願望”を報道している。村田が自身の俳優業に未練がなく「沙也加のプロデューサーとして裏方に回ってもいいと考えている」と報じていたのだ。今回、まさに本誌の“予言”どおりの展開に――。 ブログでは「休養と次なる夢の準備期間」と書かれたものの、すでにネットなどでは、「ヒモ夫かよ!」と揶揄する声まで出ている村田の決断。じつのところ、どのようなビジョンがあっての休業宣言なのか。 9月下旬、主演舞台『囚人』の稽古を終えて劇場から出てきた村田を直撃した。だが、村田本人はマスクをしたまま無言。代わりに答えたのは、マネージャーだった。 「すみません、ブログに書いてあることがすべてなので」 記者が「沙也加さんの裏方に回るという話が出ていますが」と食い下がったが、見せたのは笑顔だけ。最後に「ご苦労さまです」とだけ言うと、礼儀正しい会釈を残して去っていった。 実際、村田は俳優業以外にも舞台音楽や作曲、DJなども手がけている才人。だが神田と親しい芸能関係者は「今回の“決断”は、村田さんというより、沙也加ちゃんの希望でしょう」と話す。 「彼女は誰かに“ずっとそばにいてほしい!”という女性なんです。村田さんがプロデューサーやマネージャーになってくれれば、四六時中一緒にいられるわけですからね」 “婦唱夫随”でうまく行っているようだ――。
2017年10月06日「第8回国民的美魔女コンテスト」の最終選考会が29日、都内で行われ、大阪府在住の社会福祉士・村田優美さん(41歳)がグランプリに輝いた。同コンテストは、"年齢を感じさせない外見美と知的美"を競う、真の大人の才色兼備を兼ねる女性を『美魔女』として発掘するコンテストとして2010年からスタート。今年は約1500名の応募者からWEB投票などで選ばれた18人のファイナリストが最終選考に臨み、水着審査、自己PR、ドレス審査を経て、村田さんがグランプリに選ばれた。グランプリを受賞した心境を尋ねられた村田さんは「普通の会社員ですし、普通の主婦でやってきたので全然信じられなくて…。本当に嬉しいと思います」と目を丸くし、グランプリを獲れた勝因はなにか聞かれると「心の中から美しくするということを、特にこの2ヶ月間は気を付けて、誰かのためになること、仕事柄もそうなんですけど、プライベートでもそういう風に考えていました」と自己分析した。また、同コンテストに応募したキッカケを聞かれると、20歳と9歳の娘を持つ村田さんは「20歳の娘が応募してくれまして、2次(審査)が受かったのもビックリでした」と明かし、応募すると娘から聞いた際は「『(応募)しておいて』って言いました。遊びのつもりでやったことが、この結果で…(笑)」と未だに信じられていない様子だった。さらに、美の秘訣を尋ねられると「先ほど(自己PRで)披露させていただいた(ラジャスタン)ダンスです。振付だけではなくて、私の先生は『魂から踊りなさい』といつも言われていて、気持ちから入り込んで踊ったのがよかったんじゃないかなと思います」と胸を張った。なお、グランプリの特典としてオスカープロモーションへの所属も決定したが、今後について聞かれると「私は今、福祉の仕事に携わっていますので、その仕事を大切にしていきたいんですけど、こういう美容のほうも、もちろん興味があるので、福祉とどうつながるのか今は分からないんですけど、頑張っていきたいと思います」と目を輝かせた。このほか、準グランプリに東京都在住の山崎麗子さん(49歳)、WEB賞に神奈川県在住の遠藤陽子さん(47歳)、温美魔女賞に千葉県在住の鈴木久美子さん(40歳)、輝く美魔女賞に愛知県在住の浅川加恵さん(44歳)がそれぞれ選ばれた。また、韓国美魔女グランプリのカン・ウンスさん(33歳)、同準グランプリのキム・シウンさん(34歳)も表彰された。
2017年09月30日俳優の村田充(39)と5月に結婚した神田沙也加(30)。 新婚とはいえ、7月後半からは舞台『ピーターパン』の地方公演で多忙な神田。かたや、夫の村田はというと――。 「村田さんは、マンガやアニメが原作の“2.5次元”舞台で非常に人気がある役者さんです。“ハマリ役”も多く、次の出演作が何になるか、注目されているんですよ」(舞台関係者) ならば2人の未来も安心と思いきや、結婚後、村田はこんなことを周囲に洩らしているという。 「彼はかつて広末涼子との交際が話題になりましたが、もともと“アイドル好き”なんです。沙也加さんのことも、その顔立ちの可愛さ以上に『声が大好き!』で恋に落ちたんだとか。じつは村田さん、“沙也加ファン”が高じて、惚れ込んだ愛妻のプロデューサーとして“裏方”に回ってもいいと考えているというんですよ。究極的には、沙也加さんが仕事している姿を見られれば、自分は“主夫”でも構わないと(笑)」(2人の知人) でも“お姑さん”は怖~いあの人ですが……。
2017年08月09日ダウンタウンの松本人志(53)が4月30日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、大麻取締法違反で逮捕された元女優の高樹沙耶(53)についてコメントした。 高樹は昨年10月、沖縄・石垣島の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻所持の罪に問われ、現行犯逮捕。今月27日に有罪判決が下された。大麻を薬物としてではなく医療目的で使用する “医療用大麻”の合法化に向けて取り組んできた高樹だが、その高樹が大麻所持の罪に問われた形だ。 松本は高樹に対し、「絵に描いたように、ミイラ取りがミイラになった」と、チクリ。さらに「医療用大麻を必要としている人が本当にいるとすれば、その人たちを邪魔しただけ」と痛烈に批判した。 いっぽうの高樹は、逮捕時の会見にて大麻使用の目的を“親知らずの抜歯後の痛み”の緩和のためとして説明している。これに松本は、「(高樹は)“ええおばはん”やねんから、親知らずくらい我慢せな!」とコメントした。 さらに高樹は「逮捕されたことをありがたく思っている」とも話しているが、これに対しても松本は納得いかない様子。「“逮捕されたことがありがたい”って、よくわからないね」と疑問を呈した。
2017年04月30日歌手で女優の神田沙也加(30)が26日、自身のインスタグラムを更新し、俳優の村田充(39)と結婚することを報告した。神田は「この度は私事でお騒がせしてしまい申し訳ありません」とお詫びした上で、「ご報告したかったタイミングではなく心苦しい気持ちもありますが、一部報道にありました通り、わたくし神田沙也加は村田充さんと結婚いたします」と報告。「仕事の面もより一層充実させていけるよう精進してまいります」と誓い、「暖かく見守っていただけたら幸いです」と呼びかけた。村田も自身のブログを更新し、「応援をくださる皆様に、予定と異なるご報告の形となり心苦しいですが、一部報道にあります通り、私 村田充は神田沙也加さんと結婚をいたします」と報告。「共に支え合い、充実した日々を過ごしたいと願っております」とつづり、「何卒、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。暖かく見守っていただけたら幸いです」と締めくくった。神田はインスタグラムで、村田と父で俳優の神田正輝との笑顔の3ショットも公開した。
2017年04月26日女優の神田沙也加と俳優・村田充が結婚することを、それぞれ自身のSNSにて発表。神田さんは自身のInstagramにて、父で俳優の神田正輝と村田さんとの3ショットを公開し、「一部報道にありました通り、わたくし神田沙也加は村田充さんと結婚いたします」と報告し、村田さんはブログにて神田さんとの仲睦まじい2ショット写真を公開した。神田さんは、俳優の神田正輝と歌手の松田聖子の長女として生まれ、2003年に妻夫木聡主演『ドラゴンヘッド』のヒロイン役で本格的に女優デビュー。以降、舞台に・映画・ドラマ・声優と幅広く活躍。2014年には世界的大ヒットを記録したディズニー・アニメーション映画『アナと雪の女王』で王女・アナ役の日本語吹き替えを好演し、その演技力・歌唱力で大きな注目を浴びる。そのほか、ギタリストであるBillyとの新ユニット「TRUSTRICK」を結成しアーティスト活動も進めたが同グループは2016年に活動を休止した。一方、村田さんは2000年にドラマ「二千年の恋」でデビュー。「仮面ライダー響鬼」に童子役でレギュラー出演したほか「仮面ライダーキバ」『GO』『海猿 ウミザル』『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』魚沼宇水役などテレビ・映画に出演。また、舞台「弱虫ペダル」御堂筋翔役をはじめ、舞台「東京喰種」ウタ役や「最遊記歌劇伝-God Child-」舞台「おそ松さん」イヤミ役など、数々の2・5次元舞台に立ち、確固たる人気を誇る。2人は2016年夏の舞台「ダンガンロンパ THE STAGE 2016」で共演。そして本日4月26日、結婚する旨を互いのSNSで発表した。神田さんは「関係者各位・ファンの皆様」と題し、「この度は私事でお騒がせしてしまい申し訳ありません。ご報告したかったタイミングではなく心苦しい気持ちもありますが、一部報道にありました通り、わたくし神田沙也加は村田充さんと結婚いたします」と告白。「仕事の面もより一層充実させていけるよう精進してまいります。暖かく見守っていただけたら幸いです」と今後の活動についても言及。また村田さんも「共に支え合い、充実した日々を過ごしたいと願っております」と、コメントした。Twitterでは「みつくんと神田沙也加結婚うれしすぎる~おめでとうございます!」「神田沙也加ロス。」「まじで!?おめでとうございます」と祝福の声が上がっている。神田さんは現在、舞台「キューティ・ブロンド」が全国公演中。村田さんは舞台「東京喰種」第二弾の公演が6月に控えている。(text:cinemacafe.net)
2017年04月26日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が25日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に出演した。「LIP SERVICE」ステージに登場した香川は、美脚あらわなショート丈のデニムに、デコルテを露出した赤いトップスをあわせたコーディネートで登場。10頭身の抜群のスタイルが引き立つファッションで存在感を放った。香川は、今月12日(現地時間)にハワイ・ホノルルで行われた「ベストボディ・インターナショナル2017ホノルル大会」でグランプリに輝いたばかり。"世界一"となった美ボディで、観客を魅了した。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。24回目となる今回は、"Female Hero"をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開し、会場には約3万1,400人の観客が詰めかけた。撮影:宮川朋久
2017年03月27日ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で、元カレ・涼ちゃん(平岡祐太)のセカンドになってしまっている香(榮倉奈々)。「香!そんなんじゃ東京オリンピックまでに結婚して子ども産めないよ!」と、テレビ越しに思わずツッコんでしまっている人もいるのでは?でも誰がどう見てもダメ男なのに、彼を好きな気持ちが勝ってしまうと「2番目でもいいから・・・」なんて思ってしまうのが恋心でもあります。そこで今回は「セカンドになってしまったときに彼を断ち切る方法」について、20代女性にリサーチしてみました。■1.とにかくシャットアウト!「どんなに元カレからしつこく連絡が来ても、返さないのが一番。だんだん向こうも連絡してこなくなるから、自然と終わらせることができるよ」(29歳/経理)香も一度は涼ちゃんとの連絡を絶ったものの結局返信してしまい、そのままズルズルとふたりで会っていますよね。彼から連絡が来ると嬉しくなってしまう気持ちもわかりますが、いつまでも未来のない恋にしがみついていても意味はありません。感情のままにやりとりを続けるのではなく、自分から彼との連絡を遮断するようにしましょう。■2.それでも本当に彼が好き?「私も元カレのセカンドだったことがあります。彼を何とか断ち切るために、会いたくなったら『彼にされて許せなかったこと』を思い出すようにしていました」(24歳/アパレル)涼ちゃんの部屋でふたり仲良くケーキを食べていた香。それなのに彼女が帰ってくるとわかった途端、涼ちゃんはケーキごと香を追い出してしまいました。そのときはひどくショックを受けた香でしたが、時間が経つにつれてそのツラさも消化されてしまった様子。「彼のことが好き」と気持ちが戻ってしまったときは、セカンド女として彼にされた扱いを思い出してみましょう。たとえ彼と一緒にいて心温まるひとときがあったとしても、それは本物の幸せではないことに気が付けるはずです。■3.誠実な男性は、他にたくさんいる「私も本命がいる元カレと、セフレみたいな関係になっていました。でもこれじゃダメだなと思い、ほかの男性とも会ってみることに。そしたらもっと素敵な人はたくさんいるんだって目が覚めましたね」(26歳/福祉)香はせっかく結婚相談所に登録したのに、相手の男性の顔も見ないまま涼ちゃんのところへ行ってしまいましたよね。彼を好きな気持ちが抑えきれなかったとしても、せめて視野を広げてほかの男性と会っておくべき。そうすることで「ちゃんと誠実な男性と付き合おう」と根本から自分の考えを変えることができるかもしれませんよ。■4.「彼氏ができた」とウソをつく「自分にはカワイイ彼女がいるくせに、平気で『会おうよ』と言ってくる元カレ。彼のことは好きだったけれどこれ以上セカンドを続けたら後戻りできなくなると思い、『彼氏ができたから無理』と断りました」(22歳/大学生)涼ちゃんのように「本命がいるけれど連絡をしてくる男」に振り回されてしまう場合は、最終手段として「彼氏ができた」と言ってしまいましょう。最初は「ウソをつかなければ今でも彼と一緒にいられたのかな・・・」と心が張り裂けそうなくらい苦しくなるかもしれませんが、将来のことを考えたらこのウソは間違っていないはず。ある日突然「俺、彼女と結婚するからもう会わないようにしよう!」と言われるよりも、傷口は何倍も浅く済むのではないでしょうか。■おわりにセカンドから抜け出すためには、自分から変わっていくしか方法はありません。本命彼女にバレて話がややこしくなるのを防ぐためにも、何とかして元カレを断ち切っていきましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月15日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が、現地時間12日にハワイ・ホノルルのハワイアンコンペティションセンターで行われた「ベストボディ・インターナショナル2017ホノルル大会」でグランプリを受賞し、"世界一"に輝いた。香川は、「ベストボディ・ジャパン2015日本大会」で女子総合グランプリを受賞しており、今回の受賞で"日本一"から"世界一"に。「とってもうれしいです、2年前を思い出します! どきどきとわくわくいっぱいです。日本だけではなく、ホノルルの大会も出られて本当に貴重な経験になりました!」と喜び、「これからも女性としてきれいになることを楽しみたいです!!」と話している。同コンテストは健康的で美しく、そして、かっこよさを追求する男女の年齢別ミスター&ミスコンテスト「ベストボディ・ジャパン」のホノルル大会。2013年に世界で初めて開催された「ベストボディ・ジャパン」は、2017年度は全国各地にて全37の大会コンテストを開催予定しており、今回のホノルル大会はその前哨戦&開幕戦として実施された。日本人の父親とフィリピン人の母親を持つ香川は、女性ファッション誌『Oggi』の専属モデルを務め、東京ガールズコレクションなどのファッションショーで活躍している。
2017年03月13日「Mr.Children」の「HERO」MVやNHK Eテレのプチプチ・アニメ「森のレシオ」などで知られる村田朋泰が手がける、児童文学の名作「陸にあがった人魚のはなし」のコマ撮りアニメーション(パイロット版)制作のため、本日2月21日(火)よりクラウドファンディングがスタート。山下敦弘監督ら公式アンバサダーからコメントも到着した。「陸にあがった人魚のはなし」は、米国の詩人ランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。むかしむかし…。離れ小島に1人で暮らす狩人。ある日、海から聴こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人間の世界は、人魚の世界にないものばかり。好奇心旺盛な人魚は、狩人と一緒に暮らすようになる。やがて小熊、山猫、ひとりぼっちになった人間の男の子が、狩人と人魚に出会い、1つの家族となった。違う動物同士、一緒に暮らすといろいろな事件が起きたが、みんながお互いを好きで、理解して愛したいと思っていた。そうして何年も経ち、やがて人魚は、海ではわからなかった感情を知るように。見た目の違いは、問題ではない。これは、お互いの存在と違いを思いやる、ある1つの家族の物語――。今回のクラウドファンディング目標金額は、350万円(税込)。達成しなかった場合は制作をしない“ALL or NOTHING”方式となる。また、支援者へのリターンは共作性を重視。エンディングロールへの名前記載、制作日誌お便り、制作・撮影現場への招待、第1回制作会議への参加など、支援者と一緒に作品を製作する内容となっている。担当者は、現代にも通じるこの物語に「まるで私たちに深い問いを投げてくるようです」と言う。「この可愛らしくかつ斬新な表現で愛の在り方を示唆するファンタジーを、国内外から注目を集める村田朋泰氏によってコマ撮りアニメーション化したいと思います。映像化にあたり内容的にも世界観的にも村田氏のコマ撮りアニメーションほど合っているものはないでしょう」と期待を込める。「しかし、コマ撮りアニメーションは時間もコストもかかり実現が容易ではないため、今回、本プロジェクトに共感していただける皆様とクラウドファンディングを通して、まずはパイロット版を作成することにいたしました。なお、完成したパイロット版を持って本編制作の資金を募っていきますが、もし達成しなければパイロット版の制作はありません…!完成への第一歩を一緒に踏み出しませんか?応援をよろしくお願いいたします!」と語り、支援を募る。さらに、『ぼくのおじさん』『オーバー・フェンス』などで知られる山下敦弘監督や、『チェブラーシカ』『ちえりとチェリー』の中村誠監督をはじめ、応援者からの激励コメントも到着している(順不同)。■山下敦弘(映画監督)2017年、現在において人形アニメーションを作り続けている村田さんは本当の変態だと思う。自分みたいに「映像なら何でもやります!」というスタンスでドラマやCMなど何でも引き受けるチャラ男とは違い、人形を一コマ一コマ動かし、シコシコと撮影する村田さんは生粋の変態だ。“変態、変態”と連呼してるけど、ここで言う変態とは自分にとって最大の褒め言葉だ。作品作りにおいて変態ほど信用できる人間はいない。そんな村田さんが長編を作る。変態が作る長編人形アニメーション。つまらない作品になるはずがない。ただただ楽しみだ。■中村誠(映画監督)村田朋泰さんの作品は、音が少ない。登場人物たちが話さない。音楽も控えめだ。その背景美術の見事な広がりに対して、パペットの作りとアニメーションは言ってみればとてもプリミティブだ。静かで、素朴な作品群。しかし「路」シリーズや「森のレシオ」から伝わってくるこの言葉に出来ない激しい感情は何なのだろう。僕の勝手な憶測なのだが、村田さんはそれをこそ、伝えようとしているのではないだろうか。無理やり言葉にすれば、それはかつて誰もが通過したはずの「記憶」だ。心の片隅に忘れられ転がっているその記憶を村田さんの作品は揺り動かす。そして僕たちはそれが心の片隅にあったことを痛烈に思い出すのだ。静かな作品が揺り動かす激しい感情。それこそが、村田さんの作品の魅力なのだと僕は思っている。「陸にあがった人魚のはなし」で、今度はどんな記憶を揺り動かされることになるのか、僕は楽しみに待っている■秦俊子(アニメーション作家)可愛さの中に哀愁が漂う人形や、感情がうまく表現されている照明、引き画の広々とした空間と美しさなど、村田朋泰さんの人形アニメーションは画面に映るものすべてが魅力的です。また、登場キャラクターの記憶や関係の変化が、丁寧に作りこまれたモチーフを通じて展開していくところにも心を惹かれます。村田さんの作品を観ると、モチーフに込められた思いというものを表現する上で、人形アニメーションは最適な表現方法だと気付かされます。「陸にあがった人魚のはなし」の映像化に大いに期待しております。制作の実現を心から応援しています!■森和美(漫画家)地に弾ける雨粒、風に流され雪上を滑る木の枝、陽射しに揺れる水面、うつろう影、輝く樹液や粘菌、瞬く星、賑やかな森。瞳に花を閉じこめた少 女、毛むくじゃらの優しい生き物、初めて見るのに懐かしい異形のものたち。村田さんのアニメーションは画面の彼方此方に小さな命が溢れています。コマ撮りという作業を思えば、なんという積み重ねかと溜息が出るほどです。彼らはたいてい言葉を発してくれないのですが、目を凝らして彼らと出会う時、私たちは新しい友だちを得る事が出来るのです。知らない筈の世界と人をいつの間にか慕わしく思ってしまうー「陸にあがった人魚のはなし」でも、きっとそんな体験をさせて貰えるのではないでしょうか。■武田一義(漫画家)手作りの風景とキャラクターが、起こる出来事が、みんな可愛くて可笑しくて、ぽーっと見惚れて声出して笑って、ちょっと切なくなって、終わる頃には心の中に愛おしさが溢れている。村田朋泰さんが創る世界が好きです。新たな世界の誕生を心待ちにしています。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(約3分間)制作のクラウドファンディングは2月21日(火)~5月8日(月)まで「Makuake」にて募集。(text:cinemacafe.net)
2017年02月21日近年の女性たちの「結婚観」は、昔と違って実にさまざまですよね。ある意味では、世界の中でも日本人女性は非常に多様な結婚観を持っていると言えるかもしれません。実際、周りを見渡せば、さまざまな形の結婚や同棲が行われています。そして、どのような結婚観を持とうと基本的に自由であり、唯一の"正しい結婚の形"など、誰も示すことが出来ないのが現実です。著名なアラフォー世代の独身女性たちも、そういった周りの状況の中で、それぞれの結婚観を持っているかもしれませんよね。そこで今回は、占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に、そんなアラフォー女性の生き方を占ってもらいました。(波木先生はこの年末年始にTVや雑誌などで野球の大谷翔平選手の足の故障をズバリ予言していたことが話題に!)■ホロスコープに見える「恋愛・結婚」の暗示ここでは、ホロスコープ(生まれたときの惑星の配置図)に示されている「恋愛・結婚」の暗示を紐解きながら、今後どう過ごしていくのが"本当の幸せ"と言えるのか、そもそも結婚に向いているのか、アラフォーを過ぎても結婚できるタイプの人なのか、などを考えていきましょう。もしかすると、そんな著名人の生き方と重なる幸せの見つけ方が、あなたのホロスコープにも潜んでいるかもしれません。ホロスコープから「結婚」を考える場合、「恋愛・結婚」と「家庭」とは別物であり、その両方から結婚というものを捉えないと、良好な結婚運を獲得することは難しいものです。そして、恋愛・結婚にもっとも関係が深い惑星は「金星」。そして家庭・家族にもっとも関係が深い惑星は「月」です。したがって、この2つの惑星からの「ホロスコープの暗示」に、耳を傾けなければなりません。私の研究では、アラフォー女性で恋愛・結婚に「待った!」が掛かりやすい方には、出生時の金星に対して、天王星、海王星、冥王星という3つの惑星がアスペクト(惑星同士の角度のこと)を形成している女性が多いものです。天王星がアスペクトしている場合、すれ違いや遠距離恋愛になりやすいでしょう。海王星がアスペクトしている場合は結婚の約束が流れやすく、冥王星がアスペクトしている場合は浮気問題が浮上しやすいのです。したがって、これらが2つ3つ重なると、どうしても結婚という終着駅が遠くなりがちです。次に、家庭生活の主役は「月」です。その出生時の月に対して、火星、天王星、土星の3惑星がアスペクトを形成している女性は家庭運があまり良くないかもしれません。火星がアスペクトしている場合、性格的にも勝気で私生活における争い事が多くなり、天王星がアスペクトしている場合は"変わった習慣や嗜好"を変えられず、土星がアスペクトしている場合には幼少期の何かしらのトラウマから「独りの時間」を必要としがちです。こちらも2つ3つ重なると、どうしても結婚への扉は重くなるでしょう。■「待った!」が掛かりやすいが、お見合いなら幸せになれるかも…?菊川怜さん…金星アスペクトは「待った」でも、月のアスペクトは良好な家庭運最初にご紹介するのは、女優でありMCとしても定着した菊川怜さんのホロスコープです。金星は海王星と90度、天王星と120度、冥王星と150度で3惑星ともにアスペクトがあります。恋愛・結婚に「待った」が掛かる典型です。ただし、家庭運を表す月は太陽と120度で良好さを暗示しています。また"夫"の象徴である太陽が、知性を示す水星と0度の位置で一体化しているため、知性派の男性とお見合いをすれば良縁が導かれ、良い家庭を築けることでしょう。村田沙耶香さん…金星アスペクトは「待った」でも、月のアスペクトは不可思議な家庭運続いて『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した作家・村田沙耶香さんのホロスコープです。金星は冥王星と60度、天王星と90度、海王星と120度でこちらも3惑星にアスペクト。彼女も恋愛・結婚に「待った」が掛かっていそうです。しかし家庭運を表す月の方は、"前世"とも関わりの深い「ドラゴンヘッド」と120度の位置にあり、不可思議な絆で結ばれています。また"夫"の象徴星である太陽は木星と0度の位置で一体化しており、経済力と包容力を併せ持つ年長者と偶然の縁から結ばれていく可能性を秘めています。*上記のお2人と似た要素を持っているのが、結婚経験を持つ女優の遠野なぎこさんと小泉深雪さんです。どちらも金星と3惑星がアスペクト。ただし、遠野さんは月と土星が90度。小泉さんは月と木星が180度という点が異なっています。■「恋愛・結婚」よりも「家庭運」の方に“危険信号が出ている”女性たち森本智子さん…金星アスペクトは「セーフ」でも、月のアスペクトが危険信号次に、テレビ東京の美女アナウンサー・森本智子さんのホロスコープです。金星は太陽と0度、海王星と120度、冥王星と180度の位置で、言うなれば「吉凶混合型」。海王星の影響が強いので結婚に夢とロマンを求めます。ただし家庭運を表す月の方は天王星と0度で一体化、土星とは90度、火星とは120度の角度を作っており、プライベートでは妥協性が求められる惑星配置でしょう。"夫"の象徴星である太陽は金星と0度で一体に。家庭には無頓着な芸術家を求めるしかなさそうです。aikoさん…金星アスペクト、月のアスペクト、両方ともぎりぎり「セーフ」?最後はこれまでにも恋の噂が多かったシンガーソングライター・aikoさんのホロスコープです。金星は冥王星と0度の位置で一体化。海王星とは60度。2惑星にアスペクトしています。恋愛から半同棲までは進んでも、その後に「待った」が掛かりやすいタイプでしょう。家庭運を表す月の方は火星と0度で一体化、天王星と120度の角度です。つまり、金星も月も「ぎりぎりセーフ」の危うい結婚運を暗示しているのです。ただし太陽も金星も木星とアスペクトしているので、結婚への出逢いは豊富にありそうです。*こちらの2人と似た要素を持っているのが、10年間「事実婚」をしていると噂のタレント・藤崎奈々子さんです。金星は海王星と冥王星の2惑星とアスペクト。月は火星と120度、天王星と150度、土星と135度の角度です。アラフォーで独身という場合は、少々「待った!」が掛かりやすいということなのかもしれません。ですが自分に合う相手を知り、縁を見極められれば、充分チャンスはあるはず。重要なのは幸せになること。遅すぎるなんてことはありません。自分のホロスコープも見てみたいという方、自分の恋愛や結婚についてもっと詳しく占ってみたい方は、波木星龍先生監修の占いサイト『前世からの約束』をぜひご覧ください。本格的な占星術を楽しんでいただけます。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)公式サイト:鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2017年02月16日こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。子育ても一段落し、再び外へ出て働かれているママのみなさん、お疲れさまです。多くのみなさんはいわゆる“非正規”の立場で働いていらっしゃるかと思いますが、 職場で“正社員”の人から理不尽な扱いを受けて嫌な思いをされた経験 はありませんでしょうか。「正社員同士なら、あんな言い方や怒り方はしないはず。パートのわたしを明らかに見下しているようで不愉快」と感じたことはないでしょうか。筆者の野鳥観察仲間でもある精神科医のA先生は、『現在の労働現場にパートやアルバイトの立場で再登板しようというママは、正社員の冷たい態度の問題に、ある程度心の準備をして臨んだ方がいい』(50代女性/精神科医)とおっしゃっています。A先生のお話を参考にし、筆者の実体験と元々の専門である経済思想史の視点も交えながら、職場で正社員からの理不尽な“見下し”に遭ってしまったときの心の持ち方について考えてみることにしましょう。●1990年代後半を境にしてガラリと変わったわが国の“働く現場”の雰囲気わたくしごとで恐縮ですが、筆者が慶応大学の経済学部を卒業して社会に出た1980年代の初めごろ、わが国の“働く現場”に「正社員だから」とか「非正規だから」といったような、雇用形態の違いによる身分の差別というものは存在しませんでした 。最初に就職した企業は通商産業省(現在の経済産業省)管轄の政策銀行だったのですが、支店長も運転手さんも、正職員も用務担当のパートのおじさん・おばさんも、みな同じ職場で働く対等な仲間の関係だったのです。筆者の記憶では1990年代の半ばごろまでは日本の職場はそういう感じでした。80年代の後半に転職して勤務していたメーカーにはパートの工員さんも多く働いていましたが、会議もミーティングも社員と一緒でしたし、飲みに行くときも一緒。また、社員より金額は少ないとはいえ、社長はパートさんにも「気持ち」と言って賞与を出していましたので、今の非正社員の人たちのようにやるせない疎外感を抱くことはなかった かと思います。そして何よりも、パート勤務の20代・30代の工員さんたちが普通に結婚なさっていました。空気が一変したのは90年代の後半です。相対的に国力が落ちるとともに平成不況が長引く中にあって、わが国の企業は社員全体に対して少しずつの我慢を等しくお願いするといった道は選ばずに、同じ会社で働く労働者を安定した身分の“正社員”と雇用の調整弁としての“非正規”に分けることで乗り切っていく道を選んだのです。それまでの「同じ会社で働く人はみな家族のようなもの」という“経営家族主義”の思想を捨て去り、「会社の正式なメンバーは正社員のみである」という考え方に変えたわけです。ちょうどそのころに医療福祉大学の職員を経て健康食品販売の会社を立ち上げた筆者は、取引先のいろいろな企業を訪問する中で、すっかり変貌したわが国の働く現場の雰囲気に違和感を覚えたものでした。こうして1980年代までは勤労者全体の10%台であった非正規労働者は1999年には25%に急増し、2003年には30%を超え今では働く人の約4割が“非正規” という国になりました(総務省統計局『労働力調査』より)。●正社員も精神的には“幸福ではない”ため、ストレスのはけ口を“非正規攻撃”に向ける前置きが長くなってしまいましたが、このような経緯をもって拡大してきたわが国の“非正規”の歴史を見ると、非正規という働き方が今後ますます増えることはあっても減ることはまずないであろうと考えることができます。再就職ママたちもその雇用形態はよほどのことがない限り非正規での有期雇用契約になるでしょう。前出した精神科医のA先生は言います。『会社の正式メンバーである“正社員”の人たちは、その身分こそ安定してはいるもののそれと引き換えにいわゆる“社畜”として会社に忠誠を尽くすことを暗黙のうちに強いられていますので、慢性的なストレスに苛まれることになります。そのはけ口を会社の中でどこへ向けるかといったら、会社自体が自分たちの正式な仲間とは認めていない“非正規で働く人”に向かうのは、むしろ“必然”だといっても過言ではないでしょう』(50代女性/精神科医)●正社員からあまりにも理不尽な扱いを受けることはパワハラに該当するかも……筆者が知っている40代主婦の女性は、ある倉庫業の会社でピッキングのアルバイトとして働いていたとき、正社員の男性から「今日は消防の査察が入る日なんだよ。この線からちょっとでも商品がはみ出てたら俺たち社員が責任を取らされるんだ。アルバイトにいい加減な仕事をされたら迷惑をこうむるのはこっちなんだよ」と怒鳴られたそうです。でも、こんな失礼な話ってあるでしょうか。まず、今日は消防の査察が入るという情報をアルバイトの人たちは知らされていない。情報さえ社員と同じようにもらってさえいればその通りにやっていたのに、です。そして、誰も社員に迷惑をかけようなどとは思っていないのにこの言われよう。『こういったケースは、れっきとしたパワーハラスメントに該当すると考えられます。正社員のこのような心ない言動によって精神的に深く傷つけられたと感じ心身のバランスを崩してしまったときには、精神科を受診していただければ医師が診断書を書くことが可能ですので、それをもって会社のハラスメント担当部署に報告するというのもひとつの方法です。その際、実際の相手が発した言葉の録音などがあればよりベターです』(50代女性/精神科医)●社会が“非正規”を都合よく利用している以上、非正規の人がいちいち傷ついていては損また、別の女性(40代/主婦)は子どもが高学年になったので10年ぶりに事務のパートとして食料品の商事会社で働きはじめたところ、1か月ほど経ったころに同じ部署で事務として働く正社員の女性同士の、概ね下記のような内容の会話が聞こえてしまったそうです。「○○さんのいるところじゃボーナスの話もできないので息が詰まっちゃうのよね」「奥さんの稼ぎが月5~6万程度のパート収入でやっていけるなんて、旦那さんが高給取りか、それとも目指している生活の水準がよっぽど低いかのどっちかよね」「どうでもいいけどさ、努力してなったわたしたち社員に牙をむくような態度をとらないでほしいわよね。あんたが怠け者だから非正規でしか社会復帰できなかっただけのこと じゃない」いやはや、呆れてしまって言葉も出ませんが、A先生は次のようにおっしゃっています。『社会自体が“非正規雇用”というシステムを都合よく利用し放置している以上、このようなとんでもない意識を持つ正社員の人は残念ですがいなくなりません。だとするならこんな心ない言葉を気にしていちいち傷ついていたら損ですので、正社員の心ない言葉や態度に出くわしても気にならなくなる方法を2つ紹介します』(50代女性/精神科医)●正社員の理不尽な言動にカチンときても自分を見失わないための心の持ち方2箇条それでは最後に、A先生による“正社員の理不尽な言動にカチンときても自分を見失わないための心の持ち方”を2つに要約してみましょう。・非正規の人の方がポテンシャルが高いことを肝に銘じること。日本の正社員のサラリーマンが本業以外で一流のプロフェッショナルになることは時間的にきわめて難しいことですが、非正規の人であれば可能性を持っています 。芥川賞作家の村田沙耶香さんは今でもコンビニでアルバイトを続ける非正規労働者です。・自分が非正規なのは「努力してこなかったから」とか「怠けてきたから」とかでなく、「正社員のサラリーマンになることを至上の価値として生きてこなかったから」にすぎないということを思い出すこと。いかがでしたでしょうか。今すぐ収入につながるような“手に職”はなく、家庭の事情から外で働くにしても短時間の勤務しかできないという場合、正規・非正規の区別を撤廃している会社も、探せばあります。職場再登板ママのみなさんの御活躍をお祈りいたしております。●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年02月14日大みそかに放送される『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のゲスト審査員が21日に発表され、20日に最終回を迎えたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で主演を務めた女優の新垣結衣、今年前期の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを演じた高畑充希ら10人が決定した。今年の紅白には、『逃げ恥』で新垣と共演した星野源が白組として出場。同ドラマの主題歌「恋」を歌うことが決定している。ドラマのエンディングで「恋」に乗せてキャスト陣が踊る姿が「かわいい」と話題になり、社会現象にもなった"恋ダンス"での2人の共演も期待される。新垣、高畑に加え、大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸役を演じた草刈正雄、『笑点』(日本テレビ系)の司会に抜てきされた落語家の春風亭昇太も決定。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で知られる漫画家の秋本治氏、『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香氏も選ばれた。さらに、スポーツ界からは、リオ五輪で4連覇を果たしたレスリング女子の伊調馨選手、プロ野球日本ハムファイターズの大谷翔平選手、リオパラリンピック陸上銅メダリストの辻沙絵選手、リオ五輪競泳で金メダルに輝いた萩野公介選手が選出された。
2016年12月21日女優・都知事、メダリスト・・・今年の受賞者も超豪華11月24日、ファッション誌『VOGUE JAPAN』が主催する「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」の授賞式が東京・赤坂で行われ、受賞者の渡辺直美や女優の木村佳乃らが豪華なドレス姿で登場した。「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」は、さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、読者をインスパイアする“VOGUEな女性たち”に贈られる賞。今年の受賞者はほかに、女優の安藤サクラ、競泳選手の金藤理絵、小池百合子東京都知事、バレエダンサーの高田茜、女優の高畑充希、作家の村田沙耶香が選出された。やっぱり目立っていたこの人受賞者たちがゴージャスなドレスで会場を魅了する中、ひときわ目立っていたのは渡辺直美の姿。秋の味覚「あけび」をイメージし、自身でデザインしたという紫色のミニ丈ドレスだ。結構周りの意見を無視して自分のやりたいことをやってきました。それが正しいのか正しくないのかも分からずに、突っ走ってきました。そんな中、この賞のお話をいただいた時、私のやっていることは間違っていなかった、こうやって見てくれている方もいらっしゃるのだなと、本当に嬉しく思いました。(プレスリリースより引用)と、堂々とした表情で受賞の喜びを語った。どの角度から見ても美しい木村のドレスは、ベアトップの黒いロングワンピース。美しいデコルテと首元に輝くジュエリーが、その美貌をいっそう引き立てる。アメリカに住んでいた14歳の頃から『VOGUE』の愛読者だったという木村はこの「VOGUE JAPAN Women of the Year」も毎年素敵だと思っておりましたが、まさか自分が受賞するなんて思っていなかったのでとても嬉しいです。(プレスリリースより引用)と感激の様子だった。(画像はプレスリリースより)【参考】※コンデナスト・ジャパンプレスリリース
2016年11月30日「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」の授賞式が11月24日、都内で行われ、高畑充希、渡辺直美、リオデジャネイロオリンピック女子200メートル平泳ぎ金メダリストの金藤理絵らが出席した。同賞はその年に様々な分野で活躍した女性の中から、スタイル・生き方・美において読者をインスパイアし、今後の活躍が期待される女性に贈られるもの。12回目の今年は女優の安藤サクラ、競泳選手の金藤理絵、女優の木村佳乃、都知事の小池百合子、バレリーナの高田茜、女優の高畑充希、作家の村田沙耶香、芸人の渡辺直美の8人が選ばれた。高畑さんは「ドキドキというかムズムズというか、照れくさい気持ちでいっぱいです。今年はすごくめまぐるしくて、周りはがーっと動いているのに、自分はとても静かで台風の真ん中にいるような感じという、不思議な1年でした。今、こんな華やかな場所に立たせていただいているのも自分のことじゃないみたいです。この賞に恥じない、かっこいい、いい女になりたいと思います」とにっこり。アケビをイメージした自作のドレスで登場したという渡辺さんは「ニューヨークに留学したりワールドツアーをやったり、周りの意見を無視して自分のやりたいことをやってきました。正しいのか正しくないのかわからずに突っ走ってきましたが、この賞を頂いたことで私のやってきたことが間違っていなかったと言ってもらえたようで本当に嬉しい。今後は1人の人間としていろいろな資格を取りたい。今、1番やりたいことは車の免許を取ること。来年も輝いてレクサスに乗りたい」と笑いを誘うとともに「アジアも含めていろいろな国でネタを見せたい」と意気込みを語った。「頑張ってきた証しである背中の日焼け、水着の跡が見えるドレスを選びました」という金藤さんは「普段はドレスを着ることもありませんし、イケメンにエスコートしてもらうこともないので恥ずかしいですし、雪の中でも冷や汗をかきましたが、本当に素敵な時間を過ごすことが出来ました。本当に頑張ってきてよかった。この1年はいろいろなものと戦ってきましたが、今後はこのトロフィーの似合う素敵な女性になりたい」と話した。また、今年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田さんは「小説家というのは地味な職業。コンビニと帰りの喫茶店で地味に書いてきた仕事がこんなにきらびやかな所に自分を連れてきたということは、すごく不思議なことですが、すごく励まされます。これからも女性の苦しみについて真摯に書いていきたいと改めて思っています」と挨拶。安藤さんは「小さい頃から性別に関係なく生き物として生きることにこだわってきましたが、今年30歳になったのを機に女性としてどう変化して生きていけるのかを考えるようになりました。このタイミングで受賞したのは心強いですし背中を押された気持ちです」。木村さんは「ヴォーグとの出会いはアメリカに住んでいた14歳の頃。毎月アメリカンヴォーグを買って読んでいたので、受賞出来てとても嬉しい」と述べた。なお、小池さんと高田茜さんは欠席。ビデオ出演した小池さんは「激動の1年でしたが、小池でよかったと言ってもらえるようにしたい」とコメントした。国内外のファッションシーンで今後の活躍が期待される新世代女性に贈られる「Rising Star of the Year 2016」の授賞式も行われ、ニューヨークやミラノ、パリコレクションなどにも登場したモデルの福士リナさんが選ばれた。福士さんは「モデルになってから3年弱。あっという間で、振り返る間もないぐらいでした。まだまだこれから。これからもいろいろな仕事をしたいし、みんなへの感謝の気持ちを素敵な仕事をすることで返していきたいと思っています」と笑顔で喜びを語った。
2016年11月25日2016年や今後の活躍が期待される女性に贈る「VOGUE JAPAN Women of the Year 2016」の授賞式・記者会見が11月24日(木)、都内で開催され、受賞した高畑充希らが個性豊かなドレス姿で登場した。2016年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインで国民的人気女優となり、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で映画初主演も務め大躍進した高畑さんは、今年一番女性に生まれてよかったと思った瞬間を聞かれ、「『とと姉ちゃん』になったことですかね。女性じゃないと姉ちゃんじゃないんで(笑)」と大きな瞳を輝かせて微笑んだ。今年で12回目を迎えた「VOGUE JAPAN Women of the Year」は、ファッション誌「VOGUE」の日本版である「VOGUE JAPAN」が、さまざまな分野で圧倒的な活躍を見せ、スタイル・生き方・美において読者をインスパイアする女性を称える賞。2016年の受賞者は高畑さんのほか、安藤サクラ(女優)、金藤理絵(競泳選手)、木村佳乃(女優)、小池百合子(都知事)、高田茜(バレリーナ)、村田沙耶香(作家)、渡辺直美(芸人)が選出された。また、今後の活躍が期待される女性に贈る「Riding Star of the Year 2016」は、モデルの福士リナとなった。黒のボックス型ワンピースで登場した高畑さんは、「華やかでちょっとレトロな感じもありつつ鮮やかな色が好きなので、このワンピースを選びました」と、可憐な笑みを見せる。今年については、「すごく目まぐるしくて。自分が台風の目にいるような感じで周りがガーッて動いて、けど自分のいるところはすごく静かでふしぎな1年でした。この先もこの賞に恥じないように、格好いい女になれるように頑張っていきたいと思います」と、抱負も口にしながら、印象的な年だったことを告白した。際立つ個性と演技力で日本映画をけん引する安藤さんは、胸元がざっくり開いたセクシーかつフェアリーなドレス姿を披露。安藤さんは、「今年30歳になりました。いままでは生き物としてどう進化していけるかと考えていたのが、女性としてどう変化していけるのかなとすごく意識しはじめて。ちょっと不安だったり楽しみだったりする中でこの賞をいただけて、ものすごく心強いです」と、ますます素敵な女性に進化するようなコメントを残した。また、2016年を漢字1文字で表すならというリクエストには、それぞれ「受賞きっかけでいろいろな人に出会えたので“会”です」(村田さん)、「新しいことに挑戦したので“新”」(渡辺さん)、「元いた場所に帰った1年、家に帰るの“帰”です」(高畑さん)、「熊本の地震がありましたが、助け合い、支え合うことができる民族だと誇りに思っているので“支”」(木村さん)、「“改”。すごくバキッと改心したので」(安藤さん)、「強い自分を演じることを1年間心がけていたので、化けるの『化』」(金藤さん)と個性豊かな回答が出そろった。この日、会議のため欠席となった小池東京都知事は、「やっぱり都民ファーストを言っておりますので、花の都・東京で“都”はいかがでしょうか」と笑顔のビデオメッセージを送ってくれた。(cinamacafe.net)
2016年11月24日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、驚異の10頭身ボディを持つ、明るいキャラクターが魅力的な香川沙耶さんです。モデルになるために生まれてきたような、完璧なスタイルの香川さん。「ブランド物に疎いし、ヒールは得意じゃない。中身はモデルっぽくないかもって思うんです。でも、人が好きだから、たくさん人に会えるこの仕事ができて幸せ。今秋から『Oggi』の専属になり、夢がひとつ叶いました。次なる目標は…海外進出かな」。美の秘訣は?「食べて、動くこと。私はジャンクフードも我慢しません。運動は義務になると嫌になるから、“やりたい”と感じたらやる。きれいでいたいなら、自然体が一番!」◇かがわ・さや1994年生まれ。Oggi専属モデル。2015年「ベストボディ・ジャパン」グランプリ。レプロエンタテインメントのモデルの美に迫る『モデルール』(大和書房)が発売。◇家で過ごす休日はのんびりDVD観賞「気に入った映画があったらセリフを覚えるくらい繰り返し観ます!」◇ジム通いは生活の一部。「飽きっぽい性格だけどジムは好きで続いてる(笑)。ウェイトを中心に」◇チョコレートに目がないの…♪「なかでもキスチョコが大好き!ちなみに嫌いな食べ物はブロッコリー」※『anan』2016年11月9日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年11月05日"10頭身"のスタイルを誇るモデルの香川沙耶が30日、神奈川・横浜アリーナで開催されたハロウィンイベント「ジャック・オー・ランド」に出演し、『うる星やつら』のラムちゃんコスプレを披露した。香川は、黄色の虎縞模様と緑のロングヘアが特徴のラムちゃんコスプレで登場。大胆に肌を露出したセクシーな衣装で、10頭身の完璧なボディを見せつけた。ランウェイの先端では笑顔でポーズを決め、観客の心をつかんだ。同じステージには、石田ニコルや立花恵理、浦浜アリサ、舟山久美子、八木アリサらも登場。ハーレイ・クインやスパイダーマン、赤デビルなど、それぞれインパクトのある仮装姿を披露し、華やかなランウェイとなった。10月29日・30日の2日間かけて行われた「ジャック・オー・ランド」は、ゲストがハロウィン仮装でランウェイを彩る今年初のハロウィンイベント。親子向けの昼の部「KIDS PARK」では、人気キャラクターやティーンモデルたちが登場し、大人向けの夜の部「CELEBRITY PARADE」では、人気モデルやスペシャルゲストが登場するハロウィンパレードを実施。29日は8,600人(昼:2,600人/夜:6,000人)、30日は9,000人(昼:4,000人/夜:5,000人)の観客が駆けつけた。撮影:蔦野裕
2016年10月31日大麻取締法違反(所持)の疑いで25日に現行犯逮捕された元女優の高樹沙耶(現・益戸育江)容疑者。今回の事件によって、高樹容疑者はどのような刑を受けることになるのか、アディーレ法律事務所所属弁護士の岩沙好幸氏に話を聞いた○使用だけでは逮捕されない――今回、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された高樹容疑者ですが、どれくらいの罪にあたるのでしょうか?大麻所持罪の法定刑は5年以下の懲役です。初犯の場合の量刑は、懲役6カ月、執行猶予3年が相場です。ただし、所持の量が微量であれば不起訴になるケースもありますし、所持の量が多ければ懲役が1年程度になることもあります(執行猶予がつくとは思いますが)。※参考:大麻取締法24条の2 大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は譲り渡した者は、五年以下の懲役に処する。――ブログやツイッターに「大麻の使用経験がある」ととれる文章を書き込んでいましたが、それで逮捕されることはありますか?上記の大麻取締法の24条の2にあるように、大麻を所持したり、譲り受けたりする行為によって罪になりますが、使用するだけでは罪にはならないのが現状です。そのため、Twitterで「大麻の使用経験がある」と書き込みをしていたとしてもそれを理由にして逮捕はできないということになります。現行犯逮捕される要件は、(1)現に罪を行い、又は現に罪を行い終わった者 (2)被疑者が逃亡するおそれ (3)被疑者が罪証を隠滅するおそれのある者の場合です。今回現行犯逮捕に至った要因としては、現に大麻を所持しており(1)、逃亡、証拠隠滅のおそれがある(2、3)と判断されたからでしょう。――『相棒』などのドラマ、映画の再放送や放送が不安視されていますが、高樹容疑者が過去に出演した作品を放送するのは問題なのでしょうか?容疑者出演のドラマを放送しても明確に法律上の問題があるとまでは言えませんが、社会的に反響が大きいため各局の内規などで自粛しているのでしょう。※参考:放送法第4条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。一 公安及び善良な風俗を害しないこと。二 政治的に公平であること。三 報道は事実をまげないですること。四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。取材対象者プロフィール:岩沙好幸弁護士弁護士(東京弁護士会所属)。慶應義塾大学経済学部卒業、首都大学東京法科大学院修了。弁護士法人アディーレ法律事務所。 パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。 動物好きでフクロウを飼育中。近著に『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマドットコム)。『弁護士岩沙好幸の白黒つける労働ブログ』も更新中。
2016年10月27日NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」ミュージックビデオなどで知られる映像作家・村田朋泰氏により、米国の詩人ランダル・ジャレル原作の童話「陸にあがった人魚のはなし」の映像化を目指す、クラウドファンディングがスタートすることになった。離れ小島でひとりで暮らす狩人が、海から聞こえる歌声に引かれ、人魚と出会う。人魚が初めて知った人間の世界は、人魚の世界にはないものばかり。しかし、人魚は、たとえ不便であっても人間の世界を理解し、受け入れていく。やがて、こぐま、やまねこ、ひとりぼっちになった人間の男の子が狩人と人魚に出会い、1つの家族になる。もちろん、違う動物同士が一緒に暮らすと、いろいろな事件が巻き起こる。でも、みんながお互いを好きで、理解して、愛したいと思っている。外見が違うことは大した問題ではない。これは、お互いを思いやる気持ちにあふれた、ある“家族”の物語――。「陸にあがった人魚のはなし」(原題:The Animal Family)は、米国の詩人で文芸評論家、作家のランダル・ジャレルが1965年に発表した童話。ジャレルといえば、「かいじゅうたちのいるところ」のモーリス・センダックの絵による「詩のすきなコウモリの話」「夜、空を飛ぶ」といった作品でも知られている。そして、この物語をストップアニメ-ションで映像化するのは、現在放送中のNHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」や、「Mr.Children」の「HERO」のMVに起用された「白の路」、「Galileo Galilei」の「サークルゲーム」MVに一部使用され、ドイツ・シュトゥットガルド国際アニメーション映画祭にノミネートされた「木ノ花ノ咲クヤ森」などで知られる気鋭の映像作家・村田氏。今回、2017年2月から4月までの予定で、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」にて映像化プロジェクトを実施、配信やDVD化のための資金調達を目指す。支援のコースにより、エンドロールへの名前記載、完成映像のDVDプレゼント、撮影現場への招待、作品原画プレゼントなどのリターンがある。プロデューサーの東映コンテンツ事業部・内藤恵氏は、「50年前に書かれた『陸にあがった人魚のはなし』」のメッセージが、現代に通じる斬新さで愛の在り方を示唆していることに感動し、そしてその表現方法には村田氏のストップアニメーション映像が何よりもふさわしく思い、どうにか制作を実現したいと願うようになりました」と経緯を語る。「まずはパイロット版の制作を目指しますが、原作と映像のコンビネーションの素晴らしさを楽しみにしていただければと思います」と、支援を呼びかけている。「陸にあがった人魚のはなし」パイロット版(3分間)制作のクラウドファンディングは2017年2月~4月、「MAKUAKE」にて募集開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月17日コンビニ店員であることがアイデンティティー、そんな女性の日常を描いた『コンビニ人間』で、第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香さん。なんと、ご自身もコンビニ店員であるという…。――ご自身も、大学生の頃からコンビニでアルバイトしてきたわけですが。村田:そうです。私は小さい頃から何をやらせても不器用で、しかも内気で人見知りなので、家族から「沙耶香は社会に出られるんだろうか」と言われていました。それで大学生の頃、近所にコンビニが建ったので、そこでバイトをしてみようと思って。すでに人間関係ができあがっているところに後から入っていく勇気はなかったのですが、お店がオープンする時から参加できるならハードルが低い気がしたんです。やってみたら、私ほどマニュアルを読み込んだり研修を受けたりする人があまりいなくて「村田さん頑張ってるね」と声をかけられたりして、溶け込めた気がしました。コンビニは男女の扱いの違いもないので、男の子とフランクに喋れたのもよかったですね。いろんな意味で、世界に溶け込めた気がするので、コンビニにはすごく感謝しています。最初にアルバイトしていた時の人たちとはいまだに付き合いがありますよ。結婚している人もしていない人もいますが、たまにその6人くらいで集まって飲んだりしています。グループでLINEもしているんですが、受賞した時は「村田さんがニュースに出ていて笑った」って書いてありました。「普通にすげー」って(笑)。――専業作家にならずにバイトを続けているのはどうしてですか。村田:わりと暇なお店をバイト先に選ぶせいか、私が働くお店は結構閉店しちゃうんです。それを機に専業になろうかなと思うんですが、執筆が進まなくて、またバイトを始める…ということを繰り返してきました。週3日バイトをしているんですが、コンビニで働いている日のほうがめちゃめちゃ執筆が進むんです。原稿を待たせている編集さんにも「コンビニで働く日を増やしてください」と言われます(笑)。バイトもせずにずっと家にいると、ゴロゴロしながら空想に没頭してしまうんですよね。それは小説を書く状態とは程遠くて。コンビニで働くなど、強制的にリアルな世界に自分を連れていかないと執筆できないようです。――あれ、前はお仕事場を持って通っていましたよね。村田:持っていました。仕事場があればもっと働くんじゃないかと思って。でも、「あの部屋に行って小説を書かなきゃいけない」と思うと、出社拒否みたいになってしまって(笑)。結局引き払いました。家賃は安かったんですけれど、あれは人生最大の無駄遣いでした。――小説を書き始めたのは?村田:小3か小4ですね。紙を四つ折りにしてホチキスで留めて、漫画や小説を書いて友達と交換するのが流行っていたんです。私は双子の女の子がバラバラに引き取られる、といった話を書いていました。そこから、だんだん友達に見せる用の小説と自分だけ用のものを書き分けるようになっていきました。でも高校時代に山田詠美さんの作品に出会って、こんな美しい文章に触れるのははじめてだと思って。あまりにも山田さんの文章への憧れが強くて、自分が書くなんて無理だと思って、書けなくなってしまいました。大学も文学部芸術学科という、演劇や絵や小説などの実技が学べるところに進学したんですが、やっぱりスランプのまま。それで、芥川賞作家の宮原昭夫先生が横浜文学学校という小説の講座を開いていることを知って、参加してみたんです。宮原先生が本当に素晴らしくて、参加している人も純粋に書くことを楽しんでいて。私はそれまで小説は素晴らしくて高尚なものと思い込みすぎていたようです。先生が「ヘタでもいいから名刺代わりに作品を出しなさい」と言ってくださって、それでまた書けるようになっていきました。その頃に書いた2作目の小説を『群像』に応募して、卒業後に受賞しました。――それが2003年に群像新人文学賞優秀作となった「授乳」ですね。そしてデビューが決まり、今、作家生活13年目です。初期の頃からセックスや家族に対する価値観を揺るがすものが多く、最近では10人産めば1人殺してもいい社会を描いた『殺人出産』など、テーマや設定に度肝を抜かれるものも多いですね。村田:振り返ってみると、本当に自由に書いてきたんだなと思います。それでここまでお仕事をいただけてきたことが奇跡です。スピルバーグ監督がインタビューで演技について訊かれた時に「笑われることを恐れない勇気を持つことだ」とおっしゃっていて、小説も本当にそうだなと思って。たぶん「また村田がバカなことをやっているな」と笑っちゃう人もいるかもしれませんが。◇むらた・さやか1979年、千葉県生まれ。玉川大学文学部卒業。2003年「授乳」が群像新人文学賞優秀作となりデビュー。'09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、'13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、本年『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した。◇芥川賞受賞作『コンビニ人間』は、コンビニに勤めて18年、未婚、恋愛経験なしの女性・古倉恵子が主人公。本人は現状に満足しているが、周囲からは結婚や就職の心配をされる日々。新人の白羽は婚活目的でバイトを始めたというが、仕事のやる気も見せず言い訳と愚痴ばかり。恵子に対しても、はなから見下した態度をとるのだが…。文藝春秋1300円※『anan』2016年9月7日号より。写真・千倉志野インタビュー、文・瀧井朝世
2016年09月01日こんなに辛いのに、なんで人は恋をするんだろう? と自分を責めたくなったなら、恋とはなんぞや? というところに立ち向かってみるとよいでしょう。それは本が教えてくれます。生きることになぜ恋愛が必要なのかを考える3冊を読書家の著名人がご紹介。教えてくれたのは、演劇作家で劇団「マームとジプシー」主宰・藤田貴大さんと、ライター、ブックカウンセラーの三浦天紗子さんです。≪藤田さんおすすめ!≫■『消滅世界』村田沙耶香人工授精が飛躍的に発達し、生殖と快楽が分離した世界。ここでは夫婦間のセックスは近親相姦としてタブー視され…。未来を予言する衝撃作。「恋愛そのものがなんなのか、悩ましいわけだけれど、これを読むと、恋愛の先の先までわからなくなる。なので、この本はいわゆる恋愛小説よりも恋愛を描いているように思ったし、ここで描かれた性とは、生殖とは。とんでもない真実のようで鳥肌が立った」。河出書房新社1600円■『理不尽な進化 遺伝子と運のあいだ』吉川浩満「絶滅」という観点で生物の歴史を眺め、進化論の秘密を明らかにする“知的エンターテインメント”。「読むたびに、新しい角度を発見して考え耽ってしまう。内容は恋愛のことじゃないし、果てしなく大きなことに打ちひしがれてはグッとくるのですが、読んでいてなぜだか恋愛のことも記されているような気もしてきます。恋愛という未成熟で不完全な機能を人間は持ってしまっている。そして、恋愛をくり返す」。朝日出版社2200円≪三浦さんおすすめ!≫■『白蓮れんれん』林 真理子NHKの朝ドラ『花子とアン』に登場した蓮子のモデル、歌人・柳原白蓮の半生を描く伝記小説。「読みどころは、やはり白蓮が本物の恋を知ると同時に、女性としてどう生きることが幸福かに目覚めていく変化だ。炭鉱王とはいえ野卑な男と結婚した白蓮が、文学に造詣の深い久保博士や、のちに駆け落ち相手となる帝大生・宮崎とのインテリジェンスな愛の交流にどれだけ救われていたかがよくわかる」。集英社文庫667円◇ふじた・たかひろ演劇作家。劇団「マームとジプシー」主宰。8月にワークショップ公演『ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ或いは、泡ニナル、風景』を予定。「本は、日常に立ち止まる時間を与えてくれます」◇みうら・あさこライター、ブックカウンセラー。小誌ほか雑誌やウェブで作家や漫画家のインタビュー、女性の健康などを手がける。著書に『そろそろ産まなきゃ』(CCCメディアハウス)など。ツイッター@asatian※『anan』2016年6月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・熊坂麻美
2016年06月11日