河瀬直美が監督を務めるオリンピック公式映画『東京2020オリンピック(仮)』が、2022年6月に公開される。河瀬直美監督のオリンピック公式映画映画『東京2020オリンピック(仮)』は、1年の延期を経て、57年ぶりに開催された東京2020オリンピックを、河瀬直美が映したもの。2年にわたりカメラを回し続けた壮大な記録から、見えてくるものとは。監督を務める河瀬直美は、樹木希林を主演に迎えた『あん』や、オリジナル脚本による『光』、ジュリエット・ビノシュを迎えオール奈良ロケで挑んだ『Vision』、直木賞作家・辻村深月の小説を実写化した『朝が来る』などを手掛けてきた人物。世界的にも高い評価を得る河瀬が、東京2020オリンピックをどのように切り取るのか、注目したい。【詳細】映画『東京2020オリンピック(仮)』公開時期:2022年6月総監督:河瀬直美製作・著作:International Olympic Committee企画:東京2020組織委員会制作:木下グループ
2021年12月19日東京都と公益社団法人東京都障害者スポーツ協会は、障害者スポーツの魅力をより多くの方々に知っていただくため、「チャレスポ!TOKYO」を開催します。チャレスポ!TOKYO バナー東京2020パラリンピックが開催された今年度は、車いすバスケットボール、ボッチャなどのパラリンピック競技の体験に加え、大会で活躍されたメダリストの顕彰式やトークショーなどを行います。また、お笑い芸人の「しずる」さん、「ハイキングウォーキング」さんらと一緒に楽しめるクイズ大会をはじめ、障害のある人もない人も一緒に楽しめるプログラムが満載です。また、オンライン上でも、一部のステージや体験の様子を生中継します。(YouTube生配信)Zoomで参加できるオンラインイベント等、おうちにいても楽しめるコンテンツが盛り沢山です。なお、オープニングにて知事のビデオメッセージを放映いたします。■出演ゲスト一覧<お笑い芸人ゲスト>・しずる さんしずる東京NSC9期生の池田一真と村上純が2003年に結成。2008年より「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)に出演し、“青春コント”で人気を博す。「キングオブコント」では2009年、2010年、2012年、2016年に決勝進出しており、最高順位は2009年の3位。・ハイキングウォーキング さんハイキングウォーキング鈴木Q太郎と松田洋昌によるお笑いコンビ。2001年結成。コーラ一気飲みのギャグや、「Mr.スズキックスのスーパーイリュージョンショー」で一躍有名に。「M-1グランプリ2007」(テレビ朝日系)では、準決勝に進出している。そのほかのゲストについてはこちら ■東京2020パラリンピック関連の取組(1)東京都在住メダリスト顕彰式(公益団法人東京都障害者スポーツ協会実施)東京2020パラリンピックで活躍された東京都在住のメダリストに顕彰を行います。≪対象者≫・澤田優蘭 選手(陸上競技)・塩川竜平 選手(陸上競技 競技パートナー)・鈴木朋樹 選手(陸上競技)・藤原大輔 選手(バドミントン)・山崎悠麻 選手(バドミントン)・杉浦佳子 選手(自転車競技)・小川仁士 選手(車いすラグビー)・長谷川勇基 選手(車いすラグビー)・菅野浩二 選手(車いすテニス)(2)スペシャルステージ女子100mや走り幅跳びに出場し、ユニバーサルリレーでは銅メダルを獲得した澤田選手、澤田選手を競技パートナーとして支える塩川選手、自転車競技で2つの金メダルを獲得した杉浦選手をお迎えし2020大会の振り返りや今後の抱負等についてお聞きします。≪登壇者≫〇メダリスト・澤田優蘭 選手(陸上競技)・塩川竜平 選手(陸上競技・競技パートナー)・杉浦佳子 選手(自転車競技)〇パラ応援大使・上原大祐 さん(パラアイスホッケー)・二條実穂 さん(車いすテニス)・三浦浩 選手(パワーリフティング)(3)聖火リレートーチなどのアーカイブ資産展示より多くの人が大会の感動と興奮を分かち合い、身近に感じてもらえるよう、聖火リレートーチをはじめとした東京2020大会のアーカイブ資産の展示を行います。≪展示予定≫・聖火リレートーチ聖火リレートーチ・大会プラカード大会プラカード・競技用具競技用具(イメージ)このほか、大会中の写真を投影するとともにミライトワとソメイティのマスコットも来場します。【『チャレスポ!TOKYO』開催概要】日時:令和3年12月19日(日)10時~17時場所:東京国際フォーラム ロビーギャラリー・ホールEJR有楽町駅[国際フォーラム口]より徒歩1分、[中央口]より徒歩1分東京メトロ有楽町線有楽町駅[D5出口]より徒歩1分★オンラインでも同時開催!詳細は以下よりご確認ください。 体験・展示ブースやステージプログラムのタイムスケジュールはこちら(PDFリンク添付)主催:東京都、公益社団法人東京都障害者スポーツ協会「チャレスポ!TOKYO」公式HP: 【一般の方からのお問い合わせ先】<チャレスポ!TOKYO運営事務局>担当:松井電話:03-6272-4151FAX :03-3239-3170(10:00~17:00 ※土・日・祝日は除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月10日「TOKYO VR Racing 2021」参加受付中東京2020パラリンピックのマラソンコースを、VR(仮想現実)空間で体験できるバーチャルスポーツ大会「TOKYO VR Racing 2021」が、2021年12月12日(日)に開催されます。同イベントは、バーチャルスポーツを通して東京の新たな魅力を伝えようと、東京都主催で開催されるもので、現在特設サイトでは参加者を募集中です。パラリンピックのマラソンコースを走破!イベントの注目ポイントは、東京2020パラリンピックで実際にランナーが走ったコースを、バーチャル映像で忠実に再現していること。「ROUVY」というアプリを利用し、日本代表が辿った東京の軌跡を、アバターを通じて体験することができます。開催場所はメイン会場の東京体育館、サテライト会場のスポーツクラブNAS協力店。オンラインでも参加できます。気軽に楽しめる3kmランから本格レース気分を味わえる42.195kmバイクなど、5つのコースが用意されています。大会の詳細確認やエントリーは、公式サイトから可能です。(画像はプレスリリースより)【参考】※「TOKYO VR Racing 2021」公式サイト※「TOKYO VR Racing 2021」エントリー
2021年11月16日東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で実際にアスリート達が使用したテクノジム社の機器約75台が、東北地域のフィットネスクラブに導入されることが決定しました。東京2020オリンピック・パラリンピックオフィシャルサプライヤー日本は、新型コロナウイルスの影響で、東京2020オリンピック・パラリンピックに合わせて東日本大震災から復興した姿を世界に発信していくことは、とても厳しい状況下でした。そのため、テクノジムは社会的責任(CSR)の取り組みとして、実際にアスリート達が使用した機器を東北地域の人たちが気軽に利用出来ることによって、東北地域社会の活性化、健康長寿社会と、次世代を担う若者へオリンピックのレガシーを継承していく仕組みを創出していきたいという想いから、当プロジェクトが実現しました。宮城県仙台市の雅称および愛称である「杜の都・仙台」をイメージした色空間スポーツの力は、さまざまな魅力や感動によって人や社会を動かします。テクノジムは、震災復興の一助として地域のスポーツ環境整備をサポートしていく方針です。導入される機器は、プロ標準の仕様で、快適性、安全性、そして実用性に長けております。特にフリーウェイトとダンベル、ラックは、好みに応じてトレーナーと行うセッションにも、セルフトレーニングにも対応し、トレーニングを完璧に補完し、ジムの開設時においてはフィットネスアクセサリと併用するのに最適です。また、テクノジムの全製品には、全世界を対象とするアフターサポート体制が用意されており、世界のどこで、どの様なトレーニングに使用されていても、業界最高のコンディションを維持することが可能です。ジェクサー・ライトジム&スパ24 仙台店ジェクサー・ライトジム&スパ24 仙台店【Technogymについて】1983年に創立されたテクノジムは、ウェルネスとフィットネス業界において、優れたデザイン及び技術を有する製品とサービスを提供する世界的なリーディングカンパニーです。世界有数のスポーツチームやトップアスリートのパートナーとして、長年にわたってサポートしています。また過去7大会に続き、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の「フィットネス機器」カテゴリーにおけるオフィシャルサポーター、サプライヤーに決定し、選手村のフィットネスセンターや、競技会場、練習場の約30カ所において、オリンピック及びパラリンピックの開催期間中にわたり、選手にトレーニング・フィットネスの場を提供し、多くのアスリートをサポートいたしました。WEBサイトはこちら 【Technogym機器導入店舗:ジェクサー・ライトジム&スパ24 仙台店(11/18開業)】大手フィットネスクラブ「ジェクサー」(JR東日本スポーツ株式会社)が運営するジェクサー・ライトジムは、仕事の行き帰りや、少し時間ができた際など、いつでも気軽に通え、思う存分フィットネスを楽しめるコンパクトジムです。現在、首都圏を中心に10店舗を展開し、スパを併設した「ジェクサー・ライトジム&スパ」としては、東小金井店(東京都小金井市)に続き仙台店が2店舗目となります。また「ジェクサー」ブランドとして、仙台への出店は今回が初となります。ジムエリアは24時間利用可能です。WEBサイトはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月15日今年も『オリンピックコンサート2021』が、10月12日に東京芸術劇場 コンサートホールにて開催された。コロナ禍で昨年は中止され、2年ぶりの開催となった今回は、今年東京オリンピックで金メダルを獲得した阿部一二三(柔道)、東京パラリンピックで金メダルを獲得した鈴木孝幸(水泳)をはじめとするアスリート29名が参加。「勇気をありがとう、感動をありがとう」をテーマに、東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京2020)にまつわる映像と、縁のある楽曲のフルオーケストラ演奏で、この夏の熱がよみがえる内容となった。コンサートの指揮は粟辻聡、オーケストラはTHE ORCHESTRA JAPAN、歌唱は二期会とNHK東京児童合唱団。ナビゲーターはオリンピアンでもある俳優・藤本隆宏。一曲目は、大会以外では初演奏となる、東京2020のためにつくられた表彰式楽曲「TOKYO2020 VICTORY CEREMONY」。オーケストラの美しい演奏が響く中、会場にオリンピアン・パラリンピアンが胸にメダルをかけて入場し、観客たちは大きな拍手で迎えた。中盤のトークコーナーに参加したのは、オリンピックのメダリストである向田真優(レスリング) 、梶原悠未(自転車・トラック)、見延和靖(フェンシング)、阿部一二三(柔道)、 野中生萌(スポーツクライミング)、パラリンピックのメダリストである佐藤友祈(陸上競技)、瀬戸勇次郎(柔道)、鈴木孝幸(水泳)、山口尚秀(水泳)、池崎大輔(車いすラグビー)。東京2020を振り返り、一様に語っていたのは感謝の気持ち。さらに「(野口啓代と)ふたりで表彰台に立つことができて本当に嬉しかった」(野中)、「」日本フェンシング界にとって新しい歴史のページの幕開けになった(見延)と話したほか、「オリンピック4連覇が最大の夢。まずはパリ大会での2連覇を目指す」(阿部)、「パリ大会では出場種目すべてで世界記録を更新したい」(佐藤)、「パリ大会で金メダルを獲得するために(自身の保持する世界記録を更新して)1分2秒台を出す」(山口)と既にパリ大会を見据えた発言が飛び出した。コンサート後にアスリートたちは、「オーケストラコンサートを初めて聴いて、すごくきれいな音で感動しました」(乙黒拓斗)、「昔、エレクトーンで弾いた「組曲『惑星』から木星」がオーケストラの生演奏で聴けてうれしかったです」(宇山賢)、「東京2020の映像と共に演奏してくださって感動しました。癒しの時間になりました」(池崎大輔)、「音楽によって、今までの想いや、自転車・トラックは唯一の有観客だったので沢山の声援が背中を押してくれたこと、母が最前列で見守ってくれている表情を思い出して、いろいろな感情が込み上げてきました」(梶原悠未)など熱く感想を語り、笑顔を見せた。「オリンピックコンサート2021」感想コメント乙黒拓斗(レスリング)「オーケストラコンサートを初めて観たのですが、すごくきれいな音で感動しました。自分の試合はオリンピックの中でも最終日だったので、他の競技を見ることができなかったぶん、今回の映像で初めて見るシーンがたくさんありました。自分が勝つシーンも流れたのですが、改めて、すごく苦しい試練や乗り越えてきた時間がガッツポーズの瞬間に込められてるなと思いましたし、自分の中で価値のある金メダルだと感じました」宇山賢(フェンシング)「僕は楽器が好きですし、ジャンル問わずに音楽を聴くので、今日は久石譲さんの曲をはじめ好きな曲が演奏されていて嬉しかったです。ホルストの「組曲『惑星』から木星」は特に好きで、昔エレクトーンで弾いたことがあるので、それをオーケストラの生演奏で聴けたのもよかったです。やっぱり生音はいいですね。映像も気にしつつ、今日はプロの皆さんの素晴らしい演奏をしっかりと聴きました」池崎大輔(車椅子ラグビー)「いつもは自分たちのプレーで人を感動させるような立場ですが、今日のコンサートはすごく心に響くものがありました。生の音というのは本当に心に響くんだなということを実感し、癒しの時間になりました。東京2020にまつわる映像と共に演奏してくださっていることにも感動し、自分たちももっともっと心に届くようなプレーや結果を出していきたいと改めて思いました。3年後のパリでは、東京以上の結果を出していきたいです。今回、東京大会が開催されたことは、自分のアスリート人生の中で一番幸せなことだったなと思います」濵田尚里(柔道)「東京2020の映像とオーケストラの演奏にとても感動しました。オリンピックのことを思い出しましたし、その時は見られなかった競技も流れたので、見ることができてよかったです。オーケストラの生演奏を聴いたのは初めてでしたが、生の良さみたいなものをすごく感じたので、機会があったらまた聴きたいです」梶原悠未(自転車・トラック)「コンサートにすっごく感動して、途中からは涙を堪えるのに必死でした。初めてプロの演奏を聴いたのですが、音楽によって、今までの自分の想いや、自転車・トラックは唯一の有観客だったので沢山の声援が背中を押してくれたこと、二人三脚でいつも一緒にがんばってきた母が最前列で見守ってくれている表情を思い出し、いろいろな感情が込み上げてきました。今日、コンサートに参加させていただいて本当に嬉しかったですし、すごく幸せな時間を過ごさせていただきました。特別な時間になりました」「オリンピックコンサート2021」ステージ上でのコメント見延和靖(フェンシング)「まずは皆さんに感謝をお伝えしたいです。開催してくれたことに感謝しています。オリンピックというような大舞台を経験する度に、スポーツというものは社会の人たちの努力や想いのうえに成り立つものだということを強く感じます。だからこそアスリートの私たちは感謝する気持ちを忘れてはいけないと改めて感じさせていただくような大会でした。日本フェンシング界にとっても、新しい歴史のページの幕開けとなった思いがあるので、これからもがんばっていきたいです」阿部一二三(柔道)「(兄妹揃ってメダルを獲得したことは)まず一番はホッとしたという気持ちですし、よかったなと思っています。(憧れの野村忠宏選手はオリンピック3連覇という話から)いまだ4連覇した選手はいないので、僕の最大の夢はオリンピック4連覇することです。まずは3年後のパリオリンピックで2連覇することを目指してがんばっていきたいです。これからも応援よろしくお願いします」野中生萌(スポーツクライミング)「素晴らしい演奏と映像と共にこの夏を振り返って、いまだに心臓がバクバクします。スポーツクライミングは今回初めてオリンピック種目に選ばれたこと、日本での開催だったとなど、いろんなことが重なって、(同じスポーツクライミングの銅メダリスト野口啓代と)ふたりで『メダル、とりたいね』と言って切磋琢磨してきたので、ふたりで表彰台に立つことができて本当に嬉しく思っています」佐藤友祈(陸上競技)「僕はロンドンパラリンピックを見て『リオパラリンピックで金メダルをとる』と競技を始め、リオでは銀メダルに終わり、そこから『東京パラリンピックでは2種目で金メダルを獲得して世界記録を更新する』と決めてやってきました。今回の東京パラリンピックは自分にとって価値のある結果が出せたと思います。でも“世界記録”ではなく“パラリンピックレコード”の更新にとどまってしまったので、次のパリ大会では、出場する種目すべてで世界記録を更新して金メダル獲得を達成します」鈴木孝幸(水泳)「東京パラリンピックは私にとっては5回目のパラリンピックになりました。前回のリオ大会では初めてメダルを逃してしまったので、今回は『もう一度表彰台あがる』というのを目標にがんばってきました。ですので、今回、出場種目すべてで表彰台にあがることができたこと、100M自由形で金メダルをとれたことを嬉しく思っています。(IPC=国際パラリンピック委員会に日本人で初めて選出されたことについて)競技だけでなく違う側面からもスポーツに貢献していきたいなという気持ちも強くなり、これからはそちらの方面でも、特にアジアのパラスポーツの発展のためにも、活動していきたいなと思っています」山口尚秀(水泳)「東京でパラリンピックが開催されて、平泳ぎで金メダルを獲得し、自分が持つ世界記録を更新したということへの驚きは、今でもまだ忘れてはいません。今回、1分3秒77(世界記録)という記録を出したのですが、海外の選手のレベルもすごく上がってきているので、パリ大会で金メダルを獲得するためには1分2秒台を出す必要性があるんじゃないかなと思っています。パラリンピックでの応援には感謝の気持ちでいっぱいです。今回はありがとうございました」取材・文:中川實穗(C)JOC
2021年10月14日《第100代岸田文雄総理大臣のもとで、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、ワクチン接種推進担当大臣を拝命しました。ワクチン接種については、厚生労働大臣はじめ関係大臣と緊密に連携しつつ、自治体や医療従事者の皆様方と信頼関係を築きながら、引き続き安全な接種を着実に進めてまいります》10月5日、こうツイートしたのは堀内詔子大臣(55)だ。今回初入閣となった堀内大臣。『NHK WEB』によるとその前日、新型コロナウイルスのワクチン接種について「非常に重い責任を感じている。国民のなかには、ワクチンを2回受けられていない人がまだいる。希望する人が2回の接種を完了できる体制をつくりたい」と意気込んでいたという。’12年12月に初当選を果たし、現在3期目となる堀内大臣。実は大久保利通の子孫という正真正銘の“お嬢様”だ。また夫は『富士急行株式会社』代表取締役社長を務める堀内光一郎氏(61)。山梨県の有力者である。「堀内大臣は学習院大学の在学時、秋篠宮さまと同級生でした。かつて“天皇陛下のお妃候補”と報じられたこともあるんです。いっぽう公式サイトには『人生の最後に食べたいものはペヤング』とあり、“庶民派”な一面も話題となっています」(全国紙記者)そんな堀内大臣だが、初入閣にあたり過去の行動に注目が集まっている。それは’18年5月のこと。高度プロフェッショナル制度(以下、高プロ)などの「働き方改革」関連法案が衆院厚労委で強行採決されたとき、ぴょんぴょんと跳ねて舞っていたのだ。「高プロは『労働時間に多様性を持つ高度な専門職に就いているひとたちの、労働時間の制限をなくす』というもの。聞こえはいいですが、この制度によって『労働時間の枠がなくなり、長時間労働が合法化される』といった懸念が指摘されています。過労死を引き起こす可能性も指摘され『残業代ゼロ法』などと呼ばれては、成立前から問題視されていました」(前出・全国紙記者)■遺族の前で強行採決。堀内大臣はぴょんぴょんと「賛成」さらに高プロを通して、政府の“問題点”も浮き彫りとなった。「過労死遺族でつくる『全国過労死を考える家族の会』が制度成立を危惧し、当時の安倍晋三首相(67)に面会を求めました。しかし政府は『応じない』と表明したんです。それでも『家族の会』は首相官邸前で座り込みをしてまでも、高プロに反対の声を挙げていました。さらに当時、裁量労働制をめぐる調査データの不備や異常値といった“でたらめ”も多数見つかり、政府への不信感が増大することに。疑念が払拭されないなかでの強行採決となり、安倍政権の不誠実さが非難されていました」(前出・全国紙記者)そんななか行われた強行採決。その場には過労死遺族も傍聴していた。そして野党は採決を阻止するため委員長席に詰めかけた。そして場内が騒然とするなか、堀内大臣は“賛成”を意味する起立を議員に煽るため、委員長席に背を向け両手を広げてぴょんぴょんと舞ってみせたのだ。そのダンスは当時、強い印象を与えることとなった。堀内大臣の入閣に際し、社民党の副党首・大椿ゆうこ氏はTwitterで強行採決時を回想している。大椿氏は自身も就職氷河期を経験し、雇止め解雇されたこともある人物だ。《堀内詔子さんって、2018年の高度プロフェッショナル制度を含む「働き方改革」関連法案の時、祭囃子みたいにぴょんぴょん飛び跳ねて強行採決促した、あの人だよね?》《過労死・過労自死した労働者の遺族が傍聴する中での強行採決。飛び跳ねる堀内詔子議員を見た時、「私たち、この人たちに殺される」って本気で思ったんですよね。私たちの命のこと、これっぽっちも考えてないって。飛び跳ねるあの姿、あまりに醜悪過ぎて忘れられないし、忘れちゃいけない》■本人は「明るい日本の未来のために」と豪語そしてネットでも、堀内大臣の初入閣に対して“遺族の前で大はしゃぎ”したことを思い出す人たちが続出。Twitterには、こうつづられている。《過労死ダンスの堀内のり子がワクチン大臣?!》《過労死の遺族が遺影持ってる目の前で残業代ゼロ法案を強行採決する音頭を取ってダンスしていた人》《政権による「働かせ方改悪法」ともいわれた法案を、厚生労働委員会で強行採決する時に委員を煽りご奮闘される堀内のり子さん。こんな方がワクチン行政の責任者ですか…》《搾取する法案に躍り上がって賛成する会社社長夫人》《市民の生命に直接関わる役職というのは非常に不安》高プロ成立の余波はいまだ止んでいない。今年5月にも『FRIDAYデジタル』が「コロナ禍での過労死の実態。リモートの裏にある『見えない残業』」と題し「若い世代で過労の末に自殺する人たちが増えているのは、高プロの影響もあるのでは」と推測する専門家の声を紹介している。ぴょんぴょんダンスから約3年。厚労省によると昨年度、仕事の強いストレスなどが原因でうつ病などになったとして労災が認められたのは608人とのこと。’83年の調査開始から最も多い数字であり、そのうち81人は「過労自殺」に追い込まれた人たちだという(未遂も含む)。先月30日、堀内大臣は《岸田文雄新総裁のもと、コロナ対策や財政再建など、さまざまな課題を乗り越え、明るい日本の未来のために頑張ってまいります!》とツイートしていた。しかし、堀内大臣の思い描く“明るい日本の未来”とはどんなものだろうか?
2021年10月07日10月12日に東京芸術劇場コンサートホールにて開催される「オリンピックコンサート 2021」に出演する日本代表選手が発表された。本公演は、日本オリンピック委員会(JOC)が、オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、オリンピズムに掲げられたスポーツと文化の融合をかたちにした、オリンピック映像とフルオーケストラが競演するコンサート。今年は東京2020大会に出場した日本代表選手たちを迎えて開催する。来場メダリストは、柔道から同日金メダルを獲得した阿部一二三、阿部詩兄妹や髙藤直寿、陸上競技の競歩で銀メダルを獲得した池田向希、レスリングのフリースタイルで金メダルを獲得した向田真優や乙黒拓斗、フェンシング男子団体エペで日本初の金メダルを獲得した山田優、見延和靖、加納虹輝、宇山賢ら。さらに、パラリンピックで金メダルを獲得した陸上競技の佐藤友祈、水泳男子平泳ぎの山口尚秀らも参加する。今年のコンサートのテーマは、“勇気をありがとう、感動をありがとう”。来場メダリストを代表して、数名のメダリストたちが、ステージに登壇し、改めてオリンピック、パラリンピックへの想いを語り、日本中から寄せられた声援に、感謝の気持ちを伝える。またコンサートで演奏されるのは、クラシック音楽の名曲のみならず、東京2020大会の表彰式楽曲、オリンピック開会式選手入場に使用された人気ゲーム音楽といった東京2020大会ゆかりの曲や、ポップスの珠玉の名曲など、ジャンルを超えた多彩なプログラム。オリンピアンで俳優として活躍する藤本隆宏がナビゲーターとして、コンサートの案内役を務め、声楽の名門・二期会に所属するソリストたちや、NHK東京児童合唱団の歌声が華を添える。大スクリーンに鮮やかに蘇る東京2020大会迫力の映像と、オーケストラの壮大な響きのコラボレーション楽しめる、一夜限りの貴重なコンサートをお見逃しなく。「オリンピックコンサート 2021」日時:10月12日(火) 18:00開演会場:東京芸術劇場 コンサートホール
2021年10月04日株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査を実施し、インサイトデータ7,295件をユーザーから収集。回答の男女比較、年代比較を行い、自由回答については「ITAS」による分析を行いました。以下、結果をご報告いたします。■ ■分析結果詳細1:男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図1、図2)・「オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。・年代別で見ると10代、60代以上では60%近い割合で関心が高くなった競技が「ある」と回答しています。・他の年代でも50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しており、テレビやインターネットなどメディア観戦を通じて、今まであまり知らなかった競技に関心を持った層が多数いたことが分かりました。【図1】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。【図2】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。2:男女ともに「スケートボード」への関心が最も高くなったと回答。 (図3、図4)・オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「スケートボード」となりました。・男性は2位が「バスケットボール」、3位が「卓球」。女性は2位が「卓球」、3位が「バスケットボール」でした。・東京オリンピックから採用された新しい競技や、日本人選手がメダル獲得や入賞など活躍した競技が上位3位となった状況です。・他の新しい競技では、「スポーツクライミング」が男性の6位、女性の7位、「サーフィン」が女性の10位となりました。・年代別で見ても、「スケートボード」「卓球」「バスケットボール」は上位となっています。・40代、50代で10位となった「自転車競技」をさらに細かく確認すると、40代の「自転車競技」の回答25件のうち「BMX」が12件、50代の「自転車競技」の回答19件のうち「BMX」が10件を占めており、この内容からも新しい競技への関心が高くなったことが分かりました。【図3】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。【図4】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。3:男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図5)・「パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。・年代別で見ると20代は関心が高くなった競技が「ある」の回答は38.5%となりましたが、その他の年代は40%以上が「ある」となっており、特に30代以降は年代が高くなるにつれて「ある」の割合が高くなりました。・60代以上では55.1%が「ある」と回答しています。【図5】あなたはパラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。4:男女ともに「ボッチャ」への関心が最も高くなったと回答。 (図6)・パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「ボッチャ」、2位は「車いすバスケットボール」、3位は「競泳」となりました。・「ゴールボール」「5人制サッカー」など、パラリンピックのみで実施される競技も関心が高くなったことが分かりました。・年代別で見ても、「ボッチャ」「車いすバスケットボール」は上位となっています。・20代、60代以上では「シッティングバレーボール」が10位以内となっています。パラリンピックの各競技を多くの人が観戦し、関心を持った様子が分かりました。【図6】あなたがパラリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。5:男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回った。 (図7)・「オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか」を伺うと、男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。・男性の方が女性よりも「開催してよかった」の割合が高い結果でした。女性は「どちらとも言えない」が最も高い結果でした。・年代別で見ても、すべての年代で「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。しかし約30%から約40%は「どらとも言えない」と回答しており、開催後も賛否が分かれる状況であることが分かりました。【図7】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか。6:「開催してよかった」の理由では「勇気をもらえた」「感動をもらえた」といった内容が多い。「開催しないほうがよかった」の理由では「コロナ感染者が増えた」「感染が拡大した」といった内容が多い。(図8)・オリンピック・パラリンピックを開催したことについて「開催してよかった」または「開催しないほうがよかった」とした回答者に「なぜそのように回答したのか」を伺うと、「開催してよかった」の理由からは、「勇気をもらえた」「感動をもらえた」「元気をもらえた」といった内容が見られました。選手が頑張っている姿から、勇気や感動、元気をもらえたことがよかったと評価していることが分かりました。・逆に「開催しないほうがよかった」の理由からは、「コロナ感染者が増えた」「医療が逼迫している」「緊急事態宣言が出ている」といった新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う医療現場への影響を心配している内容が見られました。コロナが落ち着いてから実施してもよかったのではないか、という意見も見られました。【図8】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、なぜそのように回答したのか教えてください。※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。※詳細は「 」をご参照ください。7:またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、「北海道」で開催して欲しいの声が多い。(図9)・「もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか」を伺うと、男女ともに1位「北海道」、2位「東京都」、3位「大阪府」となりました。・「北海道」や「東京」と同様に過去にサミットを開催した「沖縄県」や、過去にオリンピック・パラリンピックを開催した「長野県」も上位となりました。・東日本大震災の震災地である「福島県」や「宮城県」も上位となっており、震災復興を世界に届ける機会として、開催してほしい地域として選ばれているのではないかと考えられます。【図9】もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか。【調査概要】■調査方法:インターネットによるアンケート■調査対象:「不満買取センター」( )を利用するユーザー■調査期間:2021年9月7日■有効回答数:7,295件 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月16日世界の次はアジアだ。『東京2020オリンピック』で銀メダル獲得の快挙を成し遂げたバスケットボール女子日本代表チームが9月27日(月)・ヨルダンで行われる『FIBA 女子アジアカップ 2021』へ参戦する。『アジアカップ』5連覇へ向けて、日本代表候補選手は第9次強化合宿を実施している。今回は『東京五輪』で躍動した高田真希主将をはじめ、町田瑠唯や宮澤夕貴などは選ばれていない。8月24日~9月3日の第8次強化合宿のメンバーから渡嘉敷来夢、田中真美子、平末明日香の3名が離脱。林咲希、赤穂ひまわり、オコエ桃仁花、宮崎早織、東藤なな子の銀メダリスト5人に馬瓜ステファニー、山本麻衣、西岡里紗の3×3日本代表3人が融合。平均年齢は22・8歳という若手中心の構成になっている。第9次強化合宿メンバーは以下の通り。下記13名からヨルダンへ向かう12名が選出される。【日本代表選手 第9次強化合宿 メンバー表】1林咲希(SG/ENEOSサンフラワーズ)2根本葉瑠乃(SG/三菱電機コアラーズ)3宮崎早織(PG/ENEOSサンフラワーズ)4西岡里紗(C/三菱電機コアラーズ)5永田萌絵(PG/トヨタ自動車アンテロープス)6中田珠未(PF/ENEOSサンフラワーズ)7赤穂ひまわり(SG/デンソーアイリス)8宮下希保(SF/トヨタ自動車アンテロープス)9馬瓜ステファニー(PF/トヨタ自動車アンテロープス)10オコエ桃仁花(PF/富士通レッドウェーブ)11山本麻衣(PG/トヨタ自動車アンテロープス)12奥山理々嘉(SF/ENEOSサンフラワーズ)13東藤なな子(SG/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)9月14日に恩塚亨HCがオンライン取材に対応。去就未定で現在休養中のトム・ホーバス監督に代わって暫定的に指揮を執る恩塚HCは「優勝以外考えていない」とキッパリ。「『オータムカップ』を経て、70%くらいの仕上がりになったという手応えを持っている。まず自分たちがやるべきこと、ここを強みにして戦い抜くというビジョンの共有ができ、その強化を具体的に始められる段階にきている。あとはやり込んでいく中で成果を上げるだけ。残りの30%をこの2週間弱で仕上げていきたい。全員が3ポイントシュートを狙うバスケはこれからも日本が目指していくべきスタイル。ただ今の段階では、期待値の高いシュートを打つことを優先している。世界一のアジリティを追求したい。相手シューターにチャンスを与えないよう、強固な守備ができるかどうかが勝利の鍵。目標は優勝。それ以外考えていない」翌15日には選手たちがメディア対応に登場。日本代表選手たちは以下のように意気込みを口にした。林「もちろん5連覇を目指して練習している。若い選手と新しいバスケを見せられるよう練習に励んでいる。今は3Pにそんなこだわっているのではなく、足の速さを生かしたバスケをやろうとしている。このバスケをするには練習量が大事だが、ポイントは個人の判断、一瞬一瞬の判断。『五輪』から1か月経って、新しいスタイルなので最初は混乱もあったが、今練習を重ねつつ、みんながここがチャンスだとわかってきている。『五輪』と同じことをしないのがキーポイント。同じ戦いをしていたら、相手にアジャストされる。少しずつ引き出しを増やしていきたい」宮崎「優勝を目指してやっている。今回はガードでも年齢的に上の方なのでしっかりやっていきたい。自分の持ち味はスピードなので、アジアでは存分に出していきたい。でもスピードだけではなく、出ている5人で日本らしいバスケをできればと思っている」赤穂「チームとしては4連覇しているので、しっかり5連覇へ向けてがんばりたい。個人としては『五輪』で一緒に戦った先輩方が休んで若いチームで行くことになり、代表経験は多い方になったので、『五輪』で先輩方に見せたようなリーダーシップを少しでも出せていければと思っている」オコエ「個人としては3Pだけではなくドライブも積極的にやりたい。若いチームなので、『五輪』を経験した選手が率先してやっていくこと。これまで先輩方が築いた4連覇があるので、しっかり5連覇できるようにしたい。チームからは3Pとドライブを求められている。高田選手を近くで見ていて、つらい状況の時に点を取っていたので、自分もそういう役割をしたいし、代表でも求められている。やっぱり3Pだけでは守られた時に次がない。Wリーグに戻っても日常から世界レベルを意識していて3年後の『パリ五輪』を迎えたい」東藤「5連覇がかかっているので優勝。自分の得意な1対1が今やっているバスケにマッチしていると思うので、そこはアピールしていきたい。カウンター、1対1が求められているので、そこに加えてディフェンスを引き続きやっていきたい。得点力をアップするために1対1もそうだが、外角からのシュートも精度を上げていきたい。将来像は日本の得点源としてシュートまで持っていったり、視野を生かしてアシストを増やしていったりしていきたい」西岡「チームでは5連覇というのが大きな目標があり、『ワールドカップ』にもつながる。日本の弱点である大きさを自分がフィジカルを生かしてカバーしたい。大きな中国の選手とかを止めていきたい。オフェンスの崩しからの流れを練習しているが、センターが次のプレーを発信することが求められているので、私も率先してプレーを作られるようにしていきたい」ステファニー「チームとしてはやっぱり5連覇を念頭に置いている。個人としては久々の5人制でなかなかつかめていないが、自チームでやってきたプレーをしっかり代表でも出せるようにしたい。コーチ陣からは『もっとドライブでリングへアタックしろ』と言われているので、少しは迷わずアタックできているのかなと思っている」山本「チームとしてやっぱり先輩方が4連覇というすごい成績を残しているので、しっかり結果を残して金メダルを取りたい。個人としては小さい選手でもしっかりできることを示したい。ピックを使ってズレを作った状態からオフェンスを組み立てるのが自分の役割だと思うのでしっかりやっていきたい。自分は得点力があるポイントガードだとも思っているので、そこは得点力を発揮して、周りも生かしていければと思っている」『アジアカップ2021』グループAで日本は9月27日(月)にインド、28日(火)・ニュージーランド、29日(水)・韓国と対戦する。グループBはオーストラリア、中国、チャイニーズ・タイペイ、フィリピン。各グループの上位3チームが決勝トーナメントに進む。1位チームはそのまま準決勝へ、2・3位は他グループの2・3位と対戦。準決勝進出を決めた4チーム(ホスト国の豪州を含む)は『2022FIBA女子ワールドカップ』出場権も獲得する。
2021年09月16日東京都は、今夏開催した東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、“人権尊重都市・東京”の実現を目指し、人権施策を推進しています。その一つとして、幅広い都民の方に人権の大切さについて考え、理解を深めていただくため、人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」を開催します。今回のメインテーマは『インクルーシブシティ東京』。東京で暮らす誰もが、違いを認め合いながら交わり、支え合う共生社会の実現について、様々なプログラムを通じて伝えてまいります。そしてそのテーマ(私達の想い)を共に伝えていただくPRパートナーに、モデル・タレントとしてメディアほか幅広い分野で活躍中の井手上漠さんに務めていただくことが決定。10月10日(日)のトークショーにご出演いただくほか、ご自身のSNSでも「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」に関する情報を発信いただく予定です。更に今回は、一部プログラムについてオンラインでのライブ配信も実施します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。井手上漠1. イベント概要(1)主催 :東京都(2)日時 :2021年10月10日(日)・11日(月) 各日11:00~17:00(3)会場 :「東京国際フォーラム」ホールD7ほか (4)参加費:無料(5)メインテーマ:『インクルーシブシティ東京』東京2020大会のビジョンに掲げられた<多様性と調和>東京で暮らす誰もが、違いを認め合いながら交わり、支え合う共生社会の実現を目指し、メインテーマを『インクルーシブシティ東京』としました。(6)事前予約:下記URLの「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」公式ホームページ、または事務局あてのFAXにてお申し込みください「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」公式ホームページ (7)問い合わせ先:ヒューマンライツ・フェスタ東京2021事務局[TEL]03-5823-2118[FAX]03-5823-2110[受付時間]平日10:00~18:00(8)その他●新型コロナウイルス感染症への対応として、感染防止対策を徹底するとともに、一部プログラムは会場入場を事前予約制(一部先着順)とした上で実施いたします。●今後の感染拡大状況によって、イベント内容を変更または中止させていただく場合があります。●イベント内容の詳細や、変更が生じた場合のご案内については、イベント公式ホームページでお知らせいたします。2. 主なプログラム井手上漠さん(ヒューマンライツ・フェスタ2021 PRパートナー/モデル)、立石諒さん(オリンピアン/競泳)、安達阿記子さん(パラリンピアン/ゴールボール)によるトークショーをはじめ、様々なプログラムをご用意して皆様のご参加をお待ちしております。※当日予定スケジュールは画像参照※詳細については、決定次第、イベント公式ホームページでお知らせします。当日予定スケジュール3. その他◎事前予約制のプログラムについては、9月下旬よりイベント公式ホームページ及び事務局FAXでのお申し込みを開始する予定です。日程・申込方法等の詳細については、決定次第、イベント公式ホームページでお知らせします。◎プログラムは時間・内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。4. 「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」PRパートナーご紹介井手上漠(いでがみ ばく)[プロフィール]2003年生まれ。第31回ジュノン・スーパーボーイコンテストにてDDセルフプロデュース賞を受賞。2019年「行列のできる法律相談所」、サカナクションのミュージックビデオ「モス」に出演。同年、「第36回ベストジーニスト2019」次世代部門賞を受賞。2020年・2021年「マイナビ東京ガールズコレクション」には立て続けに出場。2021年4月20日に初のフォトエッセイ「normal?」を発売。発売の発表翌日にはAmazonランキングで1位に。常に自然体で自分らしくを標榜し、容姿のみならずそのアイデンティティにも多くの支持を集めている。井手上さんコメントこの度、「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」のPRパートナーを務めさせていただく事となりました。このイベントへの参加を通じて、“インクルーシブシティ東京”の実現にむけて、皆さんと考えていければと思います。5. 主な出演者プロフィール立石諒(たていし りょう)1989年6月12日生まれ 神奈川県藤沢市出身 182cm 70Kg S29cm湘南工科大付属高校を経て、2013年慶応義塾大学 環境情報学部 卒業4歳より祖父の勧めにより平泳ぎを始める。2012 London五輪日本代表として出場。200m平泳ぎ決勝では、北島康介選手を0.06秒でかわして、銅メダルに輝いた。ロンドン五輪後、一時は引退も考えたが、目標をもって過ごすことの楽しさを痛感し、現役続行を決意。競泳界をより盛り上げていく為、練習の傍らスイムイベントも行う。また、スポーツ番組のみならずバラエティやクイズ番組においても、遺憾なく非凡なトーク力を生かし、活躍中。立石諒安達阿記子(あだち あきこ)生年月日:1983年9月10日 出身地:福岡県14歳のときに右目に、黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)を発症。20歳のときに左目にも症状が出たことにより、視野の中心部が見えにくくなり、視覚障害になる。2006年に国立福岡視力障害センターへ入所した際、ゴールボールと出会う。その翌年にはブラジルでの世界選手権、2008年には北京パラリンピックに出場。2012年ロンドンパラリンピックの日本代表選手として選出され、本大会で悲願の金メダルを獲得(パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初の快挙)2016年リオパラリンピックにも出場し5位入賞。2016年以降、代表チームから離れたものの、2019年に強化指定選手として復帰し、2021年に強化指定選手を引退。現在は埼玉ゴールボールクラブに選手兼コーチとして在籍し、競技だけでなくゴールボールというスポーツを通して活動の場を広げている。また、競技外では2015年に女性リーダー・コーチアカデミーを受講し、2018年から順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科で学び、2020年に博士前期課程を修了。2021年6月より日本知的障害者チアリーディング協会の理事に就任。安達阿記子辻井いつ子(つじい いつこ)1960年、東京生まれ。東京女学館短大卒業後、フリーのアナウンサーとして活躍。86年、産婦人科医の辻井孝と結婚。88年に生まれた長男・伸行が生後まもなく全盲とわかり、絶望と不安のなか、手探りで子育てをスタート。持ち前の積極性と行動力で伸行の才能を引き出す。つねに子どもの可能性を信じ、よく見て、ほめる「親ばか」の子育てで、生後8カ月で伸行の音楽の才能を見つけ、プロのピアニストへと二人三脚で歩む。その結果、2009年6月、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、伸行は日本人初の優勝を果たす。自身の子育ての経験をもとに「子どもの才能の引き出し方」「明るく、楽しく、あきらめない生き方」などをテーマに各地で講演活動行う。辻井いつ子村崎太郎(むらさき たろう)1978年17歳で初代次郎とコンビを組み、日本に途絶えた猿まわしを復活させる。上京後、銀座数寄屋橋交差点で大道芸を披露し話題に。その後、フジテレビ「笑っていいとも!」出演をきっかけに反省ポーズが社会現象になる。1992年には、アメリカ合衆国に進出。NYリンカーンセンターでの公演やテレビ番組に出演。中国公演も成功させる。平成3年度文化庁芸術祭賞を受賞。自身の活動の他にも後進の育成にも力を入れ、多くの猿まわし芸人を育てた。2015年に、新生「日光さる軍団」をオープン。テレビ番組出演や全国公演のほか、講演会や執筆活動も行っている。現在は、伝統芸能保存の観点から後継者の育成にも力を注いでいる。村崎太郎木下航志(きした こうじ)1989年5月8日鹿児島に生まれる。2歳の時に、お母さんが買ってくれたおもちゃのピアノを弾き始め、5歳よりクラシックピアノを始める。1996年鹿児島盲学校に入学、翌年より鹿児島にてストリートライブをはじめる。このライブでの歌唱力・キーボードの演奏力に多くの熱い視線が向けられ、1999年~2000年当時10歳にして、NHK「みんな生きている・かがやくメロディー」ほか、NHKドキュメント番組にて木下航志を放送する。2003年当時14歳で「HARMONIX」として鹿児島在住のオーストラリア人カイロン・ハウエルとのミニアルバムを完成。ネット上だけで3,000枚以上の販売を記録。2004年中学2年生にて今まで木下航志を綴ってきた、NHK総合にて「響け僕の歌 木下航志14歳の旅立ち」92分版を放送。一挙大反響を得る。同年アテネパラリンピック2004のNHKテーマソング「チャレンジャー」を担当。2005年4月にはバンド編成にてホールクラスのライブを行い、彼の持つ独特の世界観は確実に多くのファンの心をつかんだ。また本年6月には愛・地球博 EXPOドームにてジャパンウイーク第一部にてライブを行う。現在は高校に通う傍ら、8月の夏休みを利用し、8月22日大阪CAT、8月24日東京DUOにて8人編成のソロライブを行った。今秋、10月5日には九州限定シングルCD「通り雨」をリリース。木下航志HANDSIGN歌、ダンス、手話という新しい表現方法で伝える手話パフォーマー。HANDSIGNは他にはないオリジナルスタイルで観客にメッセージを伝え、音楽やダンスで全ての人達に笑顔になってもらえるように、老若男女問わず楽しめるようなLIVE空間を追求し続けている。2009年~10年にニューヨークのアポロシアターにて開催されている「アマチュアナイト」で優勝を重ね帰国。その後、アーティスト活動以外に、聴者とろう者の架け橋となりボーダレスな社会実現するため、全国各地の小中高・聾学校、そしてカンボジアやフィリピンなど貧困地域を訪問し、普及及び支援活動を行う。実話を基に制作した「僕が君の耳になる」のMVはYouTubeで再生回数1,000万回を突破し、映画化が決定。最近では、ポロラルフローレン製ランドセル約500個を聴覚障害を持つ子供たちに寄贈するプロジェクトのアンバサダーに起用され実施。HANDSIGN 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月14日沖縄県 文化観光スポーツ部 スポーツ振興課では、今年8月に開催した「東京2020 パラリンピック聖火フェスティバル沖縄県集火・出立式」の式典の様子を、沖縄県公式YouTubeで公開中です。沖縄県公式 YouTube チャンネル「東京2020 パラリンピック聖火フェスティバル沖縄県集火・出立式」 沖縄県の採火地域紹介YouTubeでは、8月12日~14日の間に沖縄県内各地で採火を行った様子の他、14市町から集められた火をひとつに集火し、開催都市である東京都へ送り出した集火・出立式の様子が配信されています。見どころは、沖縄ならではの採火方法。それぞれの市町が趣向を凝らして火を集めました。パラリンピックの意義であり、沖縄の特徴でもある「多様性」をテーマにし、豊かで平和な社会を共に創っていこうという願いを込めて、沖縄の魅力を演出しています。那覇市では、伝統工芸 やちむん(焼き物)が作られていた、国指定重要文化財「新垣家住宅 東ヌ窯」で採火を行いました。糸満市は、平和祈念公園内にて「平和の火」を採火し、宮古島市では御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地に立てた線香の火を集めたりと、伝統性や平和への祈りが感じられます。また、古くから伝わる道具を使った火おこしで採火した久米島町、創業約70年の赤瓦工場の窯に点火するバーナーでランタンに火を灯した与那原町など、地域に根差した産業を感じさせる採火も。八重瀬町では、旧石器時代の沖縄島に住んでいた港川人に扮した人が、弓切り式で火を採ったユニークな採火方法が見られました。どの市町も「パラリンピックが成功するように選手を応援したい」と、ハンディキャップを持った人たちがメッセージを寄せ、コロナ禍において直接応援することはできなくても想いはひとつなのだと気づかされます。沖縄県は地域の特性や想いが詰まった火を発信し、より豊かで平和な沖縄を創っていきます。地域性豊かな沖縄の採火、沖縄の想いがひとつになった集火・出立式の様子を、ぜひアクセスしてご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月07日A代表に『東京2020オリンピック』を戦ったU-24日本代表が融合する。『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選に臨むメンバー24名が発表された。8月26日、日本サッカー協会・反町康治技術委員長と日本代表・森保一監督がオンライン記者会見に出席、最終決戦を前に意気込みを語った。反町委員長「いよいよ『W杯』本大会へ向けた最終予選がスタートする。コロナの状況がよろしくなく、厳しい中での最終予選となる。でも我々は日本で初戦をスタートできることをうれしく思う。最終予選は今まで行ってきた2次予選とは全然違うものになると思う。初戦の重要性やアウェイの過酷な環境、そしてコロナ禍の大変な状況で行われる。そんな中でも日本の良さを前面に出していきたい」森保監督「いよいよ最終予選を戦うことになる。厳しい戦いの連続になると思うが一戦一戦最善の準備をして、厳しい最終予選を戦い、『カタールW杯』へ駒を進めたいと思う。我々はホームでスタートすることができる。コロナ禍でたくさんの地域が緊急事態宣言の制限があり、国民は大変な生活を強いられている。選手のがんばりを見て、励ましのエールとなるような戦いをしたいと思うので、応援をよろしくお願いします」9月2日(木)・オマーン戦、7日(火)・中国戦に臨むSAMURAI BLUEのメンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ストラスブール/フランス)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)【DF】長友佑都(-)、吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(浦和)、山根視来(川崎F)、室屋成(ハノーファー/ドイツ)、植田直通(ニーム/フランス)、中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、冨安健洋(ボローニャ/イタリア)【MF】原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)、柴崎岳(レガネス/スペイン)、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)、伊東純也(ヘンク/ベルギー)、南野拓実(リバプール/イングランド)、守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、板倉滉(シャルケ/ドイツ)、堂安律(PSV/ドイツ)、久保建英(マジョルカ/スペイン)【FW】大迫勇也(神戸)、古橋亨梧(セルティック/スコットランド)オーバーエイジを除いた『東京五輪』組は久保や堂安をはじめ、冨安に板倉、中山、谷の6名にとどまった。U-24世代からの昇格の少なさについて指摘されると、森保監督はこう答えた。「メンバー招集に関して、『東京五輪』から『カタールW杯』最終予選への流れもあるが、今回谷だけがA代表の経験を持っていなくて最終予選に臨む。多くの選手はA代表ですでに活動していたので、そういう印象になるのかなと。『東京五輪』のメンバーでこの中に選ばれてもおかしくない選手はいる。ただ本人のコンディションであったり、クラブでの日常も考え、それが本人のため、日本のため、クラブのためになると考え、今回の選考につながった点はある」オマーン、中国に対する分析、戦い方などを問われると、指揮官はこのように返答した。「これまでのオマーン、中国の2次予選を見た時、個々の良さを生かしながら、かつ組織的に戦える2チームと思っている。オマーンは(欧州での事前合宿で)1か月、中国は(すでにドーハ入りし)2週間、戦術の上積みがあり、我々に対する対応策を持って試合に臨んでくると思う。アタッカー陣はゴールへ向かって推進力があり、ゴールに絡む選手も多い。守備陣は個の力で止められる、組織的にも守れる、洗練した戦術も持っているという印象。(オマーン戦について)過去のデータの部分ではポジティブに受け止めたいが、最終予選に出てくるチームは難敵ばかり。オマーン代表とは私が監督になってから『アジアカップ』で戦ったことがあるが、監督も選手も代わっている。チーム力は非常に上がっていると分析している。どの試合も難しい戦いになると思うが、選手の持っている力を100%発揮できるよう準備したい。難しい試合ばかりだと思うが、我々が勝つんだという強い気持ちで臨みたい。(中国代表の帰化選手について)今把握している中では4名の帰化選手と理解している。アタッカー陣、帰化選手を中心に攻めてくるので準備していかないといけない」『東京五輪』を経て、森保監督はチーム作りについて次のように手応えを口にした。「五輪は五輪で目標を持ちながら戦ってきた中で、これまでの五輪代表の活動、A代表の活動すべてが日本のサッカーのためになると考えながら1チーム2カテゴリーで戦ってきた。五輪代表は守備の選手がオーバーエイジで加わり、五輪メンバーをそのままA代表に移行しながら、また融合しながらチームのレベルアップにつなげていきたいと考えている。『五輪』をどう生かすかというよりA代表のさらなる強化のために2チームで活動していたので、違和感なく融合してチーム作りを進められるのかなと思っている。どれぐらい前進したかはみなさんに評価していただければ。『五輪』に出た選手は間違いなく全員がレベルアップにつながる経験ができたと思っている。日本代表を目指している選手は『五輪』の戦いを見てくれたと思っている。計6試合世界の強豪と戦った中で日本代表の強みと最後に足りなかった部分が出てきた。そこは一人ひとりが感じて、選手個々の成長につなげてくれると思う。準決勝、3位決定戦と勝利することはできなかった。スペインは6名A代表の経験があり、そこにオーバーエイジ3名が入り、A代表に準ずるチームで臨んでくれた。我々はこれを基準に世界で戦うためにレベルアップしていきたい」2020年11月の欧州遠征以来の招集となる柴崎岳についてはこうコメントした。「このタイミングでの招集だが、これまでも3・6月と招集しようとしたが、所属クラブの状況を見ながら様子を見ていた。所属クラブで結果を出し、1部昇格してもらった方が本人のため、日本のため、クラブのためになると思っていた。ただケガもあり招集できなかったことが現実としてある。スペインでの新シーズン、レガネスでも中心としてやってくれている。コンディション的にも非常にいいということで招集させてもらった。ボランチとしてチームの勝利に導いてくれるよう攻守に貢献してほしいと思っている。彼は『ロシアW杯』でも中心として戦ってきた。世界で戦うため、世界に勝つために我々がやらないといけないことを彼は把握している。目の前の試合に勝ちにいくとともに高い基準を持ってチームを引っ張っていくようプレーしてもらいたい」さらに森保監督は新天地セルティックで活躍する古橋、所属クラブが決まっていない長友について言及した。「まず古橋から。セルティックへ移籍して得点という形でもチームの勝利という形でも、セルティックというスコットランドの強豪の中で力を発揮している。素早い動きからゴールを奪う、チームメイトと連携しながらチャンスを作るという彼の良さを生かしている。長友は現在所属クラブがなく、一般的に不透明なところがあると思われ、コンディションもわからないところがあるかもしれないが、彼の所属先の道筋も聞いているし、コンディションも把握して招集している。メンバーに選んでいるので、試合に臨んでもらうつもりでいるが、トレーニングでコンディションを確認し、起用法を考えていきたい」日本代表は『FIFA ワールドカップカタール2022』アジア最終予選グループBでオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと上位2枚のキップを争う(3位はプレーオフに進出)。初戦のオマーン戦は9月2日(木)・市立吹田サッカースタジアム、中国戦は7日(火)・カタール・ドーハにてキックオフ。抽選販売において引き換えられなかったオマーン戦のチケットはチケットJFAにて8月28日(土)午前10時より追加販売。オマーン戦はテレビ朝日系列、DAZN、中国戦はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年08月27日back numberのニューシングル『黄色』に収録される新曲のタイトルが「勝手にオリンピック」に決定した。9月29日にリリースされる今作は、2019年2月の『HAPPY BIRTHDAY』以来2年7カ月ぶりのシングルとなっており、表題曲「黄色」は8月1日よりオンエアがスタートしているABEMAの恋愛番組「オオカミ」シリーズ最新作『虹とオオカミには騙されない』の主題歌に起用されている。シングルの初回限定盤付属のBlu-rayおよびDVDには、映像作品化が熱望されていた昨年10月25日の配信ライブ『back number live film 2020”ASH”』が密着ドキュメンタリー映像も含めて完全収録される。さらに同ライブの模様を収めた54ページにおよぶ撮り下ろしフォトブックも封入され、三方背ケース仕様としてリリースされる。なお、今回の発表に合わせてback numberの最新アーティスト写真も公開された。<リリース情報>シングル『黄色』9月29日リリース●初回限定盤【CD+Blu-ray】7,700円(税込)●初回限定盤【CD+DVD】6,600円(税込)『黄色』初回限定盤ジャケット【CD】※全形態共通1. 黄色(『虹とオオカミには騙されない』主題歌)2. 勝手にオリンピック3. 黄色(instrumental)4. 勝手にオリンピック(instrumental)【Blu-ray / DVD共通】■『back number live film 2020”ASH”』2020年10月25日に行われた配信ライブの模様を完全収録01. SISTER02. 瞬き03. 僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい04. 黒い猫の歌05. わたがし06. 君がドアを閉めた後07. MOTTO08. エメラルド09. あかるいよるに10. 高嶺の花子さん11. ハッピーエンド12. HAPPY BIRTHDAY13. 花束14. 水平線15. 青い春16. 大不正解■making of back number live film 2020”ASH”(密着ドキュメント映像)【仕様】・54P フォトブック(back number live film 2020 ”ASH”撮り下ろし)・三方背BOXトールケース仕様(縦:195mm / 横:138mm / 高さ:22mm)●通常盤【CD Only】1,100円(税込)『黄色』通常盤ジャケット●one room limited edition【CD+2Blu-ray】(ファンクラブ限定盤)11,000円(税込)●one room limited edition【CD+2DVD】(ファンクラブ限定盤)9,900円(税込)【Blu-ray / DVD共通】<DISC1>■『back number live film 2020”ASH”』2020年10月25日に行われた配信ライブの模様を完全収録01. SISTER02. 瞬き03. 僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい04. 黒い猫の歌05. わたがし06. 君がドアを閉めた後07. MOTTO08. エメラルド09. あかるいよるに10. 高嶺の花子さん11. ハッピーエンド12. HAPPY BIRTHDAY13. 花束14. 水平線15. 青い春16. 大不正解■making of back number live film 2020”ASH”(密着ドキュメント映像)<DISC2>■『back number live film 2020“MAHOGANY”』2020年9月22日にFC限定のみで行われた配信ライブの模様を完全収録01. オールドファッション02. fish03. 黒い猫の歌04. 花束05. 光の街06. わたがし07. 雨と僕の話08. SISTER09. だいじなこと10. sympathy11. 大不正解12. one room■making of back number live film 2020”MAHOGANY”(密着ドキュメント映像)【仕様】・168P フォトブック(back number live film 2020 ”ASH”&“MAHOGANY”撮り下ろし)・7inchBOXケース仕様(縦:181mm / 横:181mm / 高さ:47mm)back number「水平線」配信中back number「水平線」ジャケット配信リンク: number「水平線」関連リンクback number official HP number Official YouTube Channel number Twitter number LINE number Instagram
2021年08月26日東京2020パラリンピックが24日に開幕。同日、パラリンピック応援の輪を広げることを目的にした東京都と香取慎吾とのコラボレーションによるSNS企画「NURIE de ART」がスタートした。世界で初めて2回目の夏季パラリンピックを開催する都市となった東京。「NURIE de ART」は、パラリンピックへの思いや感動をぬりえに込めて応援するSNS企画で、東京都と国際パラリンピック委員会(IPC)の特別親善大使の香取がタッグを組んだ。香取は、東京2020パラリンピック大会やパラアスリートの応援をテーマにした“ぬりえ”を作成。「パラリンピックへの僕の愛をたくさん込めたぬりえを作ってみました。みなさん、カラフルな色に塗って、みんなのカラフルなパラリンピックへの思いをSNS上にたくさん咲かせましょう。是非一緒に楽しんでください!」と呼びかけている。参加希望者は、東京都と香取のTwitterアカウントで公開されている香取の絵に色をつけたぬりえを、「#NURIEdeART_パラ応援」「#東京2020パラリンピック」のハッシュタグを付けて投稿。大会終了後、投稿作品の中から、香取がセレクトしたぬりえがデジタル上で発表される。実施期間は9月5日24時まで。
2021年08月25日「それぞれのパートナーのトップが直接あいさつする場は今の社会の慣習においては適切な範囲内」こう語ったのは東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の高谷正哲(43)スポークスパーソン。各メディアによると、組織委は23日夜、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長や理事を招き、都内のホテルで非公開の”歓迎会”を実施。組織委の橋本聖子会長(56)が主催し、菅義偉首相(72)や小池都知事(69)、丸川珠代五輪相(50)ら約40人が出席したと報じている。さらに翌日の定例会見で「(今回の歓迎会が)人が集まることがリスクを高めることではないのか。社会へのメッセージとして適切なのか」と記者から問われた高谷氏はこう返答したという。「質問の意図するところが分からないが、大変な状況で海外から来た皆さまに、できる限り簡素な形でも歓迎の意を示したかった。あいさつする場を設けさせていただくのは、社会の慣習では適切な対応であると強く考えている」“歓迎会は必要”と強調した組織委だが、小池都知事は今月19日、都立の小・中・高校に対して都と県をまたぐ修学旅行などについて中止や延期を要請している。さらに、21日に行われた定例記者会見では、「デルタ株はもう皆さんのすぐそばにいるという意識をもってほしい」「人と人との接触を可能な限り減らしていけるかということを、人ごとではなくて自分ごととしてお考えをいただきたい」と、発言していたばかり。そんななか約40人規模の“歓迎会”を敢行した権力者たちの矛盾だらけの行動には批判の声が殺到している。《酷すぎる。緊急事態宣言中ですよ。4人以上は集まるな!って言ってた当事者たちががん首揃えて40人……しかも非公開でコソコソと。。。。》《この状況で歓迎会している場合?今する事は歓迎会でもパラでもない。すぐに入院出来る病床の確保と治療薬の承認を!何人、犠牲にすれば気が済む?いい加減にしろ!》《リモートワークしろだの修学旅行中止だの言っておきながら自分達はパーティー楽しむとか無神経すぎる!医療従事者を何だと思ってる!!》《40人も集まれるなら、修学旅行だって、クラス単位でできるだろ》《修学旅行はダメでこの変な歓迎会がOKな根拠のある説明をしてね。子供たちが納得するような説明を》全国で新型コロナウイルス感染による重症者が12日連続で最多更新しているなか、果たして40人規模の“歓迎会”は「不要不急」ではないと断言できるのだろうかーー。
2021年08月25日東京2020パラリンピック、2021年8月24日(火)~9月5日(日)開催Upload By 発達ナビニュースいよいよ2021年8月24日(火)から9月5日(日)までの13日間にわたり、障害のあるトップアスリートたちの国際競技大会、東京2020パラリンピックが開催されます。今回の東京2020パラリンピックでは、新競技としてバドミントンとテコンドーが加わり、22競技539種目が実施されます。日本代表選手は、過去最多の252人。(2021年7月21日現在)アスリートたちの活躍が楽しみですね!日程・代表選手については東京2020パラリンピック競技大会特設サイトをご覧ください。感覚過敏の子どもが安心してスポーツ観戦ができる空間をつくるプロジェクトの展示も。「SDGs×ARTs」展、東京藝術大学の大学美術館にて開催。8月31日(火)までUpload By 発達ナビニュース東京藝術大学の学生・卒業生・教職員たちによる「SDGs×ARTs」展が2021年8月31日(火)まで東京藝術大学の大学美術館で開催されています。「SDGs* (Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」をテーマに、社会課題と芸術を掛け合わせた、さまざまなプロジェクトが展示されています。展示の一つにあるのは、発達障害や感覚過敏の特性がある子どもが安心してスポーツ観戦ができる空間をつくるプロジェクト。発達障害のある子どもにとって、大きな音や、明るい照明などのスポーツの試合会場は「苦手」と感じることも多く、観戦の機会を持てない子どもや家族がたくさんいます。この展示では、観戦が難しい人の困りごとにアートの視点から向き合い、安心してスポーツ観戦できる空間を提案します。障害者の困難な体験環境をアートで解決する センサリールームプロジェクト〈詳細〉【日時】:2021年7月22日(木)~2021年8月31日(火)10:00〜17:00*休館:月曜日、8月10日(火) ただし、8月9日(月・祝)は開館【会場】:東京藝術大学大学美術館本館展示室3・4(東京都台東区上野公園12-8)【観覧料】無料【予約】不要※今後の状況により、変更、入場制限を実施する可能性があります。入場に関する詳細は以下の東京藝術大学大学美術館ホームページからご確認ください。〈主催者より〉*新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、作品にはお手を触れぬようお願いいたします。小さいお子さまは保護者の方と一緒にご鑑賞ください。障害のある方のための特別鑑賞会「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」東京都美術館で10月11日(月)に開催。事前申込は8月9日(月・休)からUpload By 発達ナビニュース東京都美術館では、「障害のある方のための特別鑑賞会」を開催しています。この特別鑑賞会は、特別展の休室日に事前申込制で行われるため、普段、美術館は行きづらいと感じている人もゆったり過ごせるので安心です。また当日は、とびらプロジェクトで活動するアート・コミュニケータ(とびラー)が受付や移動のサポートをします。※とびらプロジェクトとは、美術館を拠点にアートを介してコミュニティを育むソー シャルデザインプロジェクトです。2021年10月11日(月)の特別鑑賞会は、「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」。オランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵する、ゴッホの世界最大の個人収集家ヘレーネのコレクションを中心に、ゴッホ作品 52点をはじめ72点が展示されます。事前申込の期間は、2021年8月9日(月・休)から2021年8月30日(月)まで。〈詳細〉【日時】2021年10月11日(月) 10:00~16:00【対象】【対象】療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳・愛の手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方 400 名とその介助者(1 名まで)※対象人数を超過した場合は抽選【会場】東京都美術館(東京都台東区上野公園8−36)【観覧料】無料(介助者を含む)【申込期間】2021年8月9日(月・休)~2021年8月30日(月)【申込方法】申込フォーム、メールまたは郵送企画展「やわらかくなってみる」福島県のはじまりの美術館で開催中Upload By 発達ナビニュース福島県にあるはじまりの美術館では、2021年7月31日(土)から企画展「やわらかくなってみる」を開催しています。障害のある作家を含む7組の作家による「やわらかな強さ」をテーマにした展示会です。この1 年半ほどで、少しずつ変化していった私たちの日常。新しいルールや生活様式が生まれる中で、自分以外の人の考え方や違いを知る機会もあったかもしれません。そんな今、少しだけ必要なのは「やわらかくなってみる」ことではないか、という思いから今回の企画展がうまれました。既存の枠にはめず発想を転換したり、知らないものに出合うことで気持ちがはずんだり、体を動かすことで心がほぐれたり…。「やわらかくなってみる」をテーマにした絵画、立体作品、映像作品など、五感を刺激するさまざまな表現の作品が並び、ヨガやアートのワークショップイベントも開催されます。(イベントによっては予約が必要な場合があります)〈詳細〉【期間】:2021年7月31日(土)~2021年10月24日(日)※火曜休館【会場】:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)【観覧料】:一般500 円、65 歳以上250 円、高校生以下・障害者手帳などを持っている人および付き添いの人 (1名まで ) 無料【予約】不要(イベントによっては事前予約が必要な場合があります)※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後実施内容等が変更になる可能性があります。障害者就労支援事業所「ケアフィットファーム」がつくる山梨県勝沼産のナチュラルワイン10種、新発売Upload By 発達ナビニュース山梨県にある障害者就労支援事業所ケアフィットファームが運営する「ケアフィットファームワイナリー」でつくられた天然酵母を活用した10種のワインが2021年7月に発売されました。障害のあるスタッフたちが、山梨県勝沼で50年間葡萄づくりをしている農家夫婦の指導を受け、ワインに使用する葡萄の土づくりから収穫までを手作業で行い、自然派にこだわりをもった醸造家と共に1本1本丹精込めて醸造しています。ケアフィットファームの取り組む、さまざまな人が働きがいの持てる環境づくりと地域の農産品を育て消費していく生産プロセスは、地域創生につながるモデルとしても注目されています。「ケアフィットファームワイナリー」のワインは、山梨県甲州市にある「勝沼ぶどうの丘」の店頭か、ケアフィットファームのオンラインショップから購入することができます。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年08月09日8日に閉幕を迎えた東京オリンピック。約2週間の開催期間中、SNS上では「マツケンサンバ」待望論があふれ、関連グッズが完売する事態となった。7月23日に行われた開会式前後から注目を集め、一時はTwitterのトレンドに「マツケンサンバ」が急上昇。世界に誇る日本の武士をモチーフにしたキャラクターということもあり、「早くマツケンを呼んでくるんだ!」「松平健にマツケンサンバ踊ってもらおうよ!」などの投稿が相次いていた。そんなマツケンフィーバーに呼応するように、“マツケングッズ”への注目度が一気に上昇。19年1月9日にリリースされた「マツケン・アスレチカ」の記念グッズとして数量限定で販売されていた「マツケン・アクキー(アクリルキーホルダー)」へのアクセスが急増し、瞬時に完売となった。完売後も購入できなかったユーザーから2,000件以上の再入荷希望が寄せられる事態となり、この反響を受けて販売元の徳間ジャパンストアでは急きょ期間限定で予約販売の追加受付を13日18時まで受け付ける対応を取ることになった。商品の発送は、9月上旬以降を予定しているという。
2021年08月09日「女性の話は長い」などの発言が“差別的”と世界中で非難され、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を辞任することとなった森喜朗前会長(84)。8月2日に配信された記事で「後任を考えた」と自身に人事権があったことを仄めかし、疑問の声が相次いでいる。『読売新聞オンライン』によると森元会長は当時について「辞めるので、後任の人選を考えました。大会まで時間がなく、すぐに決める必要がありました」と回想。そして菅義偉首相(72)の意向も組み、「もう橋本聖子さんしかない」と思ったという。そして橋本聖子現会長(56)は涙を流しながら受け入れたという。「会長を決めたのは私」と堂々と語り、「橋本会長は泣いていた」と美談のように話している森元会長。しかし彼はさかのぼること2月、JOCの臨時評議員会で元JOC会長の竹田恆和氏(73)や現会長の山下泰裕氏(64)の“話し方”を絶賛したのち、「女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね」「組織委の女性はみんなわきまえておられる」などと発言。そうして「女性差別だ」と国内外問わず非難されたが、辞任会見では記者に「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と凄むなど傲慢な振る舞いを連発。そのため“逆ギレ会見”とも揶揄されていた。そんな森元会長が人事権を持ち、後任を任命するとはーー。ネットでは森氏を非難する声がこう上がっている。《「辞めるので、後任の人選を考えました」だって?辞めさせられる人間に人事権なんかあんの?》《自分の発言がどれほど酷いかということを今もわからないのか。しかも、その後の人事まで握っていて、それをあっけらかんと公表ですか》《後任人事を決めてる時点で、あまりにもクレイジーなんだけどな》■いまだ組織内では、森会長の“力”が保持されている?また組織委のガバナンスを疑問視する声も、こう上がっている。《だからさあ不祥事で辞任した人が自ら後継を選べるってどんな組織ガバナンスなの?》《不祥事で辞めた人が堂々と後任考えるって、組織委のガバナンスどうなってんの?》《誠実さや透明性やガバナンスを尊重するまっとうな組織であれば、トップが森喜朗みたいな辞め方をしたら、少なくとも建て前のうえでは組織に一切近づけないようにするところだけど、オリパラ組織委員会の幹部は森喜朗を無観客の試合に堂々と招いたりと、むしろすがすがしいくらいの開き直りっぷり》森元会長は辞任した1ヵ月後、自民党・河村建夫元官房長官(78)の政治資金パーティーで「(河村事務所に)大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにもお年ですが」とコメント。当時ネットで《年寄りに成ると女性扱いしなくても良いって事を元総理大臣が言った訳ですね……》《女性には若さが伴わなければ性自認さえ否定するのか》との声が上がるなど、再び“渦中の人”となっていた。さらに現在、彼が組織委の名誉最高顧問になる可能性が浮上している。先月、その件について問われた組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「大会開催に貢献された方々への役職等については、必要に応じて対応することとしているが、個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」と定例会見で言葉を濁していた。組織委は大量の税金が投入されている公的組織である。それでも、いまだ組織内では森元会長の“力”は保持されているようだ。
2021年08月03日性差別発言で辞任することとなった、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗元会長(84)。そんな経緯にも関わらず組織委が彼を“名誉最高顧問”に就任させる可能性を示唆し、ネットで非難轟々となっている。今年2月、JOCの臨時評議員会で男性の話し方を「理路整然」と評したのち「女性の話は長い」などと発言した森元会長。世界中から「差別的だ」「五輪憲章に反している」と非難され、会長を辞任することとなった。しかし五輪開幕直前になって組織委の名誉最高顧問になる可能性があると一部メディアによって報じられていた。そんななか24日、組織委の高谷正哲スポークスパーソン(以下、SP)は定例会見に出席。『日刊スポーツ』によると、同件について問われた高谷SPは「大会開催に貢献された方々への役職等については、必要に応じて対応することとしているが、個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」と返答。そして食い下がる報道陣に対しても「先ほどの回答が全て」と繰り返したという。「差し控えたい」といい、否定しなかった高谷SP。しかし、組織委には税金が大量に投入されている。「組織委は大会の準備と運営を目的に14年1月に設立されました。その際、東京都は1億5,000万円を供出しています。また『毎日新聞』によると大会経費は1兆6,440億円で、そのうち9,230億円は国と東京都の負担だといいます。国内外問わず非難された森元会長が名誉職に就くことだけでなく、『コメントは差し控える』との回答も公的組織のあり方として疑問が残ります」(スポーツ紙記者)そのため、ネットではこんな声が上がっている。《税金が投入されてる組織なのに「個別の人事についての回答は差し控えたい」っておかしいだろ 公表しなきゃダメだろ》《税金を食い物にした、何の反省もしない組織だということはわかった》《身内同士で勝手にやるのいいけど、無駄に使いまくってる税金返せ》《もうふざけるの止めて 税金を自分の為に使いたい 返せ》森元会長は、今年3月にも「(自民党・河村建夫元官房長官の事務所に)大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにもお年ですが」と政治資金パーティーで発言。再び《若さが伴わなければ性自認さえ否定するのか》《男性も女性も、年齢で性別が決まる訳ではない》と厳しい声が相次いでいたがーー。それでも組織委は“名誉最高顧問”とするのだろうか?
2021年07月26日携わるスタッフの“不祥事”が次々と明らかになり、開会式直前とは思えないゴタゴタ続きの東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、運営の最前線に立つ組織委員会の開会式を巡る“姿勢”が強く糾弾されている。事の発端は、開閉会式制作・演出チームのディレクターである元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)の解任劇。お笑いコンビ・ラーメンズ時代のコントで、「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言していた動画がネット上で拡散し、アメリカのユダヤ人人権団体も非難声明を発表するまでに発展。事態を重くみた組織委は22日、小林氏の解任を発表した。開会式の開催そのものも危うくする、前日の“トップ”の解任劇。各メディアによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任後に行った22日の会見で、「入場行進、聖火の点火だけにする考えはあるか」という質問に対して否定をしなかったという。しかしその会見から数時間後の22日21時ごろ、組織委は次の声明を発表した。「開会式の演出内容を精査しましたが、演出内容は様々な分野のクリエーターが検討を重ねて制作したものであり、小林氏が具体的に一人で演出を手掛けている個別の部分は無かったことを確認しました。開会式については、予定通り実施する方向で現在準備を進めています」小林氏が個別で手掛けた演出がないということで予定通り開会式を“強行”するというのだ。個別の演出箇所はないものの、小林氏が統括を手掛けていたのは紛れもない事実。小林氏を解任はしたが、式は予定通り行うという組織委の“都合のよい”姿勢にはSNS上で疑問が相次いだ。《なんのための解任なのかな表の体裁を整えるためだけの形だけのやつなのかな》《こんな屁理屈は通用しないでしょ》《あと解任しておいて開会式ではそのまま演出使いますってのも都合よすぎでは?って思う。》
2021年07月23日7月22日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は開閉会式のディレクターを務める元お笑い芸人小林賢太郎氏(48)を解任したと発表。小林氏は、ラーメンズ時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言した動画がインターネット上で拡散し、批判が集まっていた。突然の解任劇に大きな影響を与えたとされているのが、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(以下SWC)だ。21日、SWCは小林氏の発言に対して「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」といった非難声明を発表。また日刊スポーツなどによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任の経緯について会見で、22日未明から人権団体の抗議などの情報が入り、協議し始めたことを発表。さらに「これは外交上の問題もあると思っている。早急に対応しないといけないと、解任の運びとなった」と語っていた。実はSWCに、小林氏の問題となった発言を“通報”したとみられる人物がいるという。自民党衆議院議員の中山泰秀防衛副大臣(50)だ。事の発端は22日午前1時過ぎ、Twitter上で一般人が中山氏に小林氏の問題発言の報告。するとこれを受ける形で午前2時過ぎ、すぐさま中山氏が《早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました》と投稿。そして午前3時過ぎに、同団体から得たというコメントを掲載していた。毎日新聞によると、解任発表後の記者会見で、橋本会長は「関係者からの指摘を受けて、早朝に確認した。すぐに協議するように指示したが、それまでは申し訳ないが全く情報が取れていなかった」と発言。「中山氏からの指摘か」と問われると、「違います」と否定した上で「情報の共有を図っていかなければいけない問題だったと思う」と述べたという。五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。《なぜ中山氏は防衛副大臣という国の要職にありながら、国を飛び越えてサイモン・ウィーゼンタール・センターに真っ先に報告したのか?》《与党の副大臣が海外の団体に通報ってどういう事だろ?》《日本政府高官としての振る舞いですか。政府すっ飛ばして進めるって大丈夫なんでしょうか。》《こんなのが防衛副大臣とか怖すぎ。》中山副大臣は今年5月にも、Twitter上に日本政府が中立の立場を示していたイスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関して「私達の心はイスラエルと共にあります」などと記した内容を投稿し、物議を醸していた。
2021年07月22日21日から女子ソフトボールなどの一部競技始まり、いよいよ開幕した東京オリンピック・パラリンピック。開会式も迫るなか、菅義偉首相(72)の発言が“現実が見えてなさすぎる”と物議を醸している。20日にアメリカの有力紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』のインタビューに答えた菅首相。そのなかで、近しい関係者たちから、五輪の開催中止を複数回提言されたと明かした上で「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ」と発言。「挑戦するのが政府の役割だ」と開催するに至った理由を強弁していた。また菅首相は、日本政府には五輪を中止する権限がなく、一部で“IOC(国際オリンピック委員会)の人質”と揶揄されていることについて「そこは全くない。日本は手を挙げて、日本でオリンピックをやりたいと招致してきた」とも主張。IOCは契約により、五輪中止を決定する唯一の権利があるなかで、「(IOCに中止を)押し付けられるようなことだったら、跳ね返す」と力強く答えた。新型コロナウイルスで国民の健康が危険にさらされているなかでの、菅総理による“挑戦”発言。SNS上では批判が相次いだ。《やめるのは簡単なら今すぐ五輪中止にしてください!政府の役割は五輪に挑戦することじゃないです!》《人々の命と健康を賭けて望んでいない挑戦されたらたまらん。簡単なら今すぐ止めて欲しい》そんななか、21日の東京都の新型コロナの新規感染者数は1,832人を記録。2,000人超えも目前に迫り状況が緊迫するなか、菅首相からはさらなる“驚きの発言”が飛び出した。各メディアによると21日に行われた記者会見で菅首相は「国民の皆さんには自宅でテレビなどで声援を送っていただきたい。テレワーク、交通量の抑制にも協力をいただきたい」と五輪への協力を要請。そして、こう続けたという。「パラリンピックまでに感染状況が変わったら、(政府・組織委員会など)5団体で対応を考えることになっている。ぜひ有観客の中でと思っている」1週間前よりも新規感染者が680人以上増えているなかでの“楽観的”とも言える主張にSNS上では、非難する声が殺到した。《乖離しすぎて違う星の人に住んでるのかな?ってくらい現実感ないな》《逆の方向に変わって来てるのが判らないんだな、この首相は。》《何言ってるか分からない。今日東京1,800人超。オリンピックやるのは、東京……》《菅さんには一貫して現実が見えていない。早く引きずり降ろさないと国民の命が危ない。》
2021年07月22日開催直前にも関わらず、不祥事が相次ぐ東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、7月14日に発表された開閉会式のコンセプトにも、批判が集まっている。今回発表された五輪パラ4式典の共通コンセプトは「Moving Forward(ムービングフォワード)」、五輪開会式は「United Emotion(ユナイテッドエモーション)」、五輪閉会式は「Worlds we share(ワールズウィシェア)」。なんと、ここには今大会の理念の一つとして招致の時から掲げられてきた「復興五輪」の言葉が見当たらないのだ。’13年9月、ブエノスアイレスで開かれたIOC総会で、招致演説に臨んだ安倍晋三首相(当時)は、福島第一原発の汚染水漏れに対し「アンダーコントロールされています」と安全を約束。また、’18年に福島市の野球・ソフトボール会場を訪れた際には「復興五輪と銘打って、復興した姿を世界に発信したい」と発言していた。そんな“前提”がまるでなかったかのように発表された今回のコンセプトにはSNS上で批判が相次いだ。《オリパラ開閉会式のコンセプトに復興五輪の文字がなくなったって、ちょっとそりゃねぇーんじゃねーかい、って感じなんだが》《発表された東京オリパラ開・閉会式コンセプト。本当にもう復興五輪という言葉は消え失せたんだな》さらに式典の制作進行を管理するエグゼクティブプロデューサーの日置貴之氏(46)の“言い訳”も物議を醸している。コンセプト発表当日、日刊スポーツのインタビューに応じた日置氏。「復興五輪」という言葉をコンセプトに盛り込まなかった意図について、《省いたつもりはない。たまたま書いてないだけ。演出には復興の観点もあり、1ミリも忘れていない》と釈明。またどのように岩手、宮城、福島の方々にメッセージを届けるのかとの質問には《見てもらえば分かる》。さらに、コンセプトが全て英語であることについては《コンセプトの日本語は用意していない。世界に分かってもらいたいということで英語のみになった》と答えていた。この日置氏の“言い訳”に対してもSNS上では批判が殺到。《復興五輪をたまたま書いてなかったとか見ればわかるとか、そんな言い方あるか?》《書いていないけど見てわかれと》《復興五輪は忘れてた説》同インタビューで「受け手の気持ちになって考えることが唯一、コミュニケーションの今後のあり方だ」と発言していた日置氏。しかし、このインタビューを読んだ人の気持ちに思いは巡らなかったのだろうか。そして復興五輪としての実情も厳しいと言わざるをえない状況だ。今年3月11日の「東日本大震災10周年追悼式」での式辞で、菅義偉首相から「復興五輪」への言及はナシ。また東京新聞によると、一部の国から福島県産食材への懸念が示されたことから、選手村の24時間営業の食堂の食材には産地の表示がないという。五輪を通じて東日本大震災から復興しつつある被災地の姿を世界に伝えることを、理念の一つに掲げていた東京五輪。開閉会式を見ればわかるという“復興”は、果たして世界中の視聴者の胸に届くのだろうか?
2021年07月20日《この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております》7月19日の午後7時ごろ、公式サイトにこう声明を発表したのは東京五輪の開会式で楽曲制作に起用されていた小山田圭吾氏(52)。90年代に複数の音楽雑誌で“いじめ告白”をしていたことが問題視され、自ら辞任を表明したかたちとなった。小山田氏が辞任を表明する直前の同日午後には、組織委員会のスポークスパーソンである高谷正哲氏(43)が会見で小山田氏の留任を強調したばかり。だが一転し、組織委員会は小山田氏の辞任を受理したのだった。14日に起用が発表され、わずか5 日で辞任した小山田氏。五輪開幕4日前にして混迷を極めるなか、Twitter上では“奇妙なお祭り”が起こっている。なんと「開会式の代替楽曲に!」と、松平健(67)の代表曲「マツケンサンバ」を推す呟きが広がっているというのだ。《え、五輪の曲まじでマツケンサンバでいいじゃん!!!!その方が盛り上がりそうだしそれなら開会式見るわ》《開幕式マツケンサンバがいいって見かけたけど、マジでそれがいい。マツケンとサムライズで踊ってくれ》《オリンピック開会式では爆音でマツケンサンバを流してほしい》■“空白の4分”は「マツケンサンバIIのショートバージョンで」「マツケンサンバ」がトレンド入りするなど、思わぬ盛り上がりに発展するなか、ここでさらなる追い風が。同日午後10時すぎに各メディアが、小山田氏が手がけたのは「オープニング映像とともに流れる4分の音楽」だったと報道。また組織委員会の武藤敏郎事務総長(78)は小山田氏が辞任を表明した直後の会見で、「小山田氏の楽曲は使用しない」とも明かしたという。実は’04年にパフォーマンスが注目され、大ヒットした『マツケンサンバII』(ショートバージョン)も約4分の楽曲。“小山田氏が担当した4分”と重なることから、《マツケンサンバIIのショートバージョンでぴったり埋まる》《某氏が参加した曲は使用しないとの事。4分程度の枠が空いた!マツケンサンバshort ver.でいけるな》など一層期待の声が広がった。同時間帯には「#新しいオリンピックの音楽担当候補」もトレンド入りし、「マツケンサンバ」以外にも様々な案が続出。《小山田圭吾とバッハに対抗できる逸材はやはり現代のベートーヴェンこと佐村河内守しか…》や《20世紀少年の春波夫こと古田新太さんとかどないやろか》など大喜利状態となった。思わぬ方面で盛り上がってしまった東京五輪。開幕当日は、どのようなパフォーマンスとなるのだろうか。
2021年07月20日これ以上ない相手である。U-24日本代表は『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』前最後のテストマッチでU-24スペイン代表に挑む。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペインは『UEFA ユーロ2020』ベストイレブンに選出されたペドリことペドロ・ゴンザレス、同じくA代表でプレーするGKウナイ・シモンにDFエリック・ガルシア、FWダニ・オルモ、さらにオーバーエイジのMFダニ・セバージョス、ミケル・メリノ、FWマルコ・アセンシオら豪華メンバーが顔を揃える。1992年『バルセロナ五輪』以来となる金メダルを獲得するために本気の布陣でやってきたのだ。文句なしの優勝候補の筆頭であるスペインは、金メダルをターゲットにする日本としては避けて通れない相手でもある。7月16日、『キリンチャレンジカップ2021』前日記者会見に臨んだ森保一監督は本番直前にV候補と当たるメリットを口にした。「我々も『東京五輪』の金メダルを目指しているので、選手たちには同じ目線で戦ってほしい。日本の力をしっかり出し切れば世界の強豪としっかり戦えると思っているので、選手たちにはしっかり自信を持って試合に臨んでほしい。強い相手との親善試合の中でスピード感やテクニック、世界のトップレベルとの戦いにいい刺激を受けて、『東京五輪』へ向けて自信となる準備をしてほしい」金メダル候補との距離を測るゲームとなるが、森保監督は勝利を譲るつもりはさらさらない。「日本のホームで戦うし、サポーターにもスタジアムに応援にきてもらえる中で、勝つ可能性は十分にあると思っている。選手にはどんな相手にも勝ちにいこうと伝えているし、試合の中で成長につながる課題を感じながら進んでいこうと言っている。勝つ確率がいくつかはわからないが、十分勝つ可能性があると思っている。選手たち一人ひとりが100%持っているものを出し、チームとして組織力を発揮すれば十分勝てると思っている。チャレンジする気持ち、勝ちにいく、掴み取りにいくんだという気持ちを試合で見せてほしい」指揮官は選手起用にも言及した。「スペイン戦は交代枠11人ということで少しでも多くの選手を起用していきたいと考えている。理由はいくつかあるが、ひとつはこれまでの積み上げてきた練習、大学生とのふたつのトレーニングマッチ、ホンジュラス戦でゲーム体力は上がってきたと思うので、より多くの選手に経験させてあげたい。もうひとつは世界のトップトップのチームと戦えることによって選手たちがいい刺激を受けて、彼らの成長につながると思う。と同時に『東京五輪』で我々の目標を達成するために世界のトップに勝っていかないといけない。選手にはその指標を掴んでほしい」7月15日から全体練習に合流したFW上田綺世、別メニューが続くMF三笘薫のコンディションを問われると、森保監督はこのように答えた。「まずは上田については全体練習に合流し、昨日の練習を受けてメディカルから今日のリバウンドはないと聞いている。スペイン戦に向けて十分プレーできる状況だと思っている。三笘も足の張りが残っているが、回復するために別メニューで調整しつつ、本大会では問題なくプレーできると思っている」スペインで育ち、成長してきた久保建英の評価について改めて求められると、監督はこう語った。「まず彼が常に成長している、進化しているのは代表活動、所属クラブでの活動から感じさせてもらっている。いい指導者に出会い、本人の努力もあり、スペインへ渡り、非常に厳しい環境で成長してきた。また日本へ帰ってきて、競争に勝ち抜くことが自然に身に付いている。サッカーが好きなのはもちろん、競争を勝ち抜くメンタリティは自然に備わっている。昨季は難しいシーズンだったが、攻撃やフィジカル、守備、総合的に彼のスキルは伸びている。攻守が必要な現代サッカーの中、インテンシティが高い中、彼の持つスキルを生かしている」監督だけではない。選手たちも本大会直前のスペイン戦を歓迎した。吉田麻也「欧州王者であり、優勝候補。来日して間もないが、間違いなく実力がある。自分たちの立ち位置もわかる。いい準備をして本大会へつなげたい。個々の実力差も把握できるのはいい機会。引き続きいいゲームの入りをすること、ゲームを支配すること、決め切る時に決めて試合を決める、その三つが大事だと思う。相手の得意な形を出させないのが大事。相手の良さを消さないといけない。個としても組織としても、世界のトップトップとやるには泥臭くやらないといけない。理解しないといけないのはまだまだ差はある、自分たちはうまくないという気持ちで戦わないといけない。全員がハードワークをしないといけないと、この試合で理解するのではないかな」酒井宏樹「コンディションや試合勘を合わせていくいい親善試合かなと思っている。勝つことで自信につながるし、いい雰囲気になるので、勝つことを前提に戦いたい。五輪の準備としては負けた方がいいと思われるかもしれないが、勝ちながら修正していくのが強いチームには必要だと思うので勝っていきたい。でも本大会ではないので特別スカウティングしているわけではないし、自分たちもスペインも90分フルで出る選手はいないと思うので、五輪へコンディションを高めていければと思っている」旗手怜央「対戦相手はどこであろうと、僕自身試合できることは毎回楽しみ。ましてや今回優勝候補のスペイン。『東京五輪』、『東京五輪』後のサッカー人生を含めて大事な試合になると思うので、僕の持てる力を発揮したい。正直、すごい楽しみ。もうすぐ五輪が始まるというのもあるが、スペインとやれるのは本当に楽しみ」遠藤航「チームとしてはホンジュラス戦の前半のような試合を90分することが理想だが、本番は連戦がある中で、全員が力になる必要がある。スペイン戦はどういうメンバーでやるかわからないが、全員がいい準備をするために大事になるし、相手は優勝候補だし単純に腕を試すという部分もある」田中碧「僕が今までやってきた相手の中で一番技術も頭の中も目もスピードも速いチームだと思う。その中で守備や攻撃でどれだけ通用するか楽しみ。自分たちが圧倒的に押し込める相手ではないが、その中で何ができるか。でも大事なのは本大会。すべてを出し切って勝ちにいくかというと、自分たちのやるべきことをやり続けることが大事。手を抜くわけではないが、ホンジュラス戦の反省を生かしながら、チームとしていい方向に持っていく試合にしたい」久保建英「最後の試合なのでいい感触で終わりたいというのがあるし、そのために残りいい練習をしたい。(バルセロナでともにプレーしたガルシアについて)昔のチームメイトや知り合いと対戦するのは試合が終わったら有意義だが、今は五輪。勝つことだけに集中している。本番前に強いところと組めないというイメージがあったが、優勝候補の筆頭とやれる。勝つか負けるかわからないが、自分たちの立ち位置がわかるメリットしかない。連携面も大事だが、押し込まれる展開が多くなる中、自分個人で何ができるか試したい」本番へ向けてポジション争いでアピールするか、チームの和を優先するか、難しい対応が求められる選手たちだが、左ウイングのポジションを争う相馬勇紀と三笘はこうコメントした。相馬「自分が試合に出て活躍することは選手の誰もが目指すと思うが、チームスポーツの難しさとしてチームの勝利を第一に考えないといけない。日々の練習、試合で結果を残して、選んでもらうようプレーするが、普段から(三好)康児とも、薫とも仲がいい。自分が試合に出たら相手のサイドバックのスタミナを消耗させてバトンタッチするとか、チームのことを考えてやっていきたい。僕と薫とかでどんな話をしているかというと、タッグでがんばろうと。僕が先に出たら相手のスタミナがヘロヘロになるまでがんばると、普段からそういう話をしている」三笘「大学から知っているし、ふたりの中でそういう話をしている。相手も嫌がるだろうし、強度の部分でもチームの助けになるし、信頼してやっている」初戦・南アフリカ戦をターゲットにコンディションを上げてきた上田はこのように胸中を明かした。「(コンディションは)順調としか言えない。自分の目標に順調に向かっている。焦りはないが、僕だけの問題でもない。選んでもらっている中ケガをして、自分が何を残さないといけないかが重要。僕が出たいというのではなく、リハビリさせてもらって感謝している。1戦目からいいパフォーマンスをする準備をすることが大事」U-24日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】1大迫敬介(広島)、12谷晃生(湘南)、22鈴木彩艶(浦和)【DF】5吉田麻也(サンプドリア/イタリア)、2酒井宏樹(浦和)、4板倉滉(マンチェスター・シティ/イングランド)、3中山雄太(ズヴォレ/オランダ)、20町田浩樹(鹿島)、13旗手怜央(川崎F)、14冨安健洋(ボローニャ/イタリア)、15橋岡大樹(シントトロイデン/ベルギー)、21瀬古歩(C大阪)【MF】6遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)、16相馬勇紀(名古屋)、8三好康児(アントワープ/ベルギー)、11三笘薫(川崎F)、10堂安律(PSV/オランダ)、17田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)、7久保建英(レアル・マドリード/スペイン)【FW】19林大地(鳥栖)、9前田大然(横浜FM)、18上田綺世(鹿島)U-24スペイン代表の来日メンバーは以下の通り。【GK】1ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、13アルバロ・フェルナンデス(ウエスカ)、22イバン・ヴィジャール(セルタ)【DF】5ヘスス・バジェホ(レアル・マドリード)、4パウ・トーレス(ビジャレアル)、18オスカル・ヒル(エスパニョール)、2オスカル・ミンゲサ(バルセロナ)、20フアン・ミランダ(ベティス)、12エリック・ガルシア(バルセロナ)【MF】8ミケル・メリノ(レアル・ソシエダ)、10ダニ・セバージョス(レアル・マドリード)、14カルロス・ソレル(バレンシア)、15ヨン・モンカジョラ(オサスナ)、3マルク・ククレジャ(ヘタフェ)、6マルティン・スビメンティ(レアル・ソシエダ)、16ペドロ・ゴンザレス(バルセロナ)【FW】7マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)、11ミケル・オジャルサバル(レアル・ソシエダ)、9ラファ・ミル(ウルヴァーハンプトン/イングランド)、19ダニ・オルモ(ライプツィヒ/ドイツ)、17ハビ・プアド(エスパニョール)、21ブライアン・ヒル(セビージャ)U-24日本代表は7月17日(土)・ノエビアスタジアム神戸での『キリンチャレンジカップ2021』U-24スペイン戦を経て、『東京五輪』へ突入する。『東京五輪』では7月22日(木)・東京スタジアムでU-24南アフリカ、25日(日)・埼玉スタジアム2002でU-24メキシコ、28日(水)・横浜国際総合競技場でU-24フランスと対峙し、上位2枚のノックアウトステージのキップを争う。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年07月17日オメガ(OMEGA)から新作ウォッチ「シーマスター アクアテラ 東京2020 ゴールド エディション」が、2021年7月より発売される。「東京2020 オリンピック」に捧げる新作ウォッチ「シーマスター アクアテラ 東京2020 ゴールド エディション」は、1932年よりオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを担当するオメガが、2021年7月23日より開幕する「東京2020 オリンピック」に捧げるウォッチ。オリンピックにおけるトップを示す“金メダル”の栄光に敬意を表した、特別なデザインに仕上げている。公式エンブレムをレーザー加工したダイヤルケースは、“金メダル”を思わせる上品な18Kイエローゴールド素材を採用。ポリッシュ仕上げによるブルーのセラミック製ダイアルには、「東京2020 オリンピック」のエンブレムからインスピレーションを得たパターンがレーザー加工によって施されている。ケースバックにはオリンピックのロゴをカラーでキャリバーの動きを目視できる透明の裏蓋にも注目。美しいポリッシュ&ブラッシュ仕上げのケースには、「東京2020 オリンピック」のエンブレムがカラーで配されている。また、ストラップは、ダイヤルカラーとリンクするブルーのアリゲーターストラップを組み合わせた。41mm&38mmの2サイズ展開サイズは、ケース径41mmと38mmの2サイズを用意。なお、ウォッチは「東京2020 オリンピック」をモチーフにした特製のボックスに収納される。【詳細】「シーマスター アクアテラ 東京2020 ゴールド エディション」発売時期:2021年7月価格:・41mm 2,178,000円・38mm 2,101,000円■スペックムーブメント:Cal.8901(41mm) 39石、パワーリザーブ 60時間 / Cal.8801(38mm) 35石、パワーリザーブ 55時間・共通自動巻き、毎時 25,200 振動(3.5Hz)、コーアクシャル脱進機、COSC認定クロノメーター取得、スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター取得、15,000ガウスの超耐磁性能、18Kセドナゴールドのローターとブリッジにジュネーブウェーブ装飾 ※5 間の国際保証ケース:径41mm・38mm、防水性150m、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げの18Kイエローゴールド製ケース、ベゼル、円錐形のリュウズ、両面に無反射加工を施したドーム型強化サファイアクリスタル、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げのケースバックに東京 2020 のエンブレムと転写し“AQUATERRA”の文字と防水性能をエングレーブディスプレイ:センター時・分・秒針、6時位置に日付窓ダイヤル:ポリッシュ仕上げのブルーのセラミック製ダイアルに東京 2020 オリンピックのエンブレムから着想を得たパターンをレーザーエングレーブハンズ:ダイヤモンドポリッシュ仕上げの18Kイエローゴールド製の針に、ホワイトスーパールミノヴァを塗布ストラップ:ブルーのアリゲーター ストラップパッケージ:東京2020 特製ボックス付属【問い合わせ先】オメガお客様センターTEL:03-5952-4400
2021年07月12日2021年7月23日~8月8日まで東京オリンピックが開催される予定です。新型コロナウイルスの影響もあり、観客の有無や関連イベント等は決まっていない部分もありますが、すでに決まっていることで、東京に住んでいなくても影響を受ける可能性のある事柄がいくつかあります。 今回は東京オリンピック開催に伴う変更点について主な事柄をお伝えします。 祝日が例年と異なる東京オリンピック開催期間に合わせて、特例で祝日が移動します。変更前に印刷されたカレンダーや手帳などの場合、祝日の変更が反映されていない場合もありますので注意が必要です。2021年は以下の3つの祝日が変更となりました。この祝日は東京だけでなく日本全国で適用されますので、保育園や病院、官庁、銀行等も原則お休みとなりますので、ご注意ください。 ⚫︎海の日(例年は7月第3月曜日)は、7月22日になりました。⚫︎スポーツの日(例年は10月第2月曜日・旧称は体育の日)は、7月23日になりました。⚫︎山の日(例年は8月11日)は、8月9日になりました。 本来の休日である、7月19日、8月11日、10月11日は平日となります。カレンダーや手帳にこちらの日付が祝日となっている場合でも、今年は平日ですのでこちらもご注意ください。 首都高の料金が上がるオリンピック開催時期・前後の7月19日~8月9日、パラリンピック開催時期の8月24日~9月5日の間は、首都圏の日中の交通量増加に対応するために、首都高速道路の夜間利用の促進を目的とした夜間割引があります。 0時~4時の間は、首都高全線の利用料金がETCを搭載した全ての車種については5割引になる一方で、6時~22時は、ETCを搭載している軽・二輪、普通車のうち自家用乗用車とETCを搭載していない(現金支払)のすべての軽・二輪、普通車についての首都高都内区間の利用料金に1000円の上乗せされます。 その他の注意点東京以外で開催する競技があります一例を挙げますと、セーリングは神奈川県、ゴルフや射撃は埼玉県、マラソンは北海道、サッカーや野球等は複数会場で実施されます。東京以外でも会場付近等で交通規制が実施される場合もありますので、ご自宅や勤務先、外出先付近に競技会場がある場合は事前の確認をお勧めします。 郵便物等の配達が遅れる可能性があります日本郵便では、オリンピック期間・パラリンピック期間の東京都内の競技会場周辺の郵便物・ゆうパックの配達について、半日~1日程度の遅れが見込まれるとの公表がありました。また、東京都内以外の会場周辺も遅れが生じる可能性があるとしています。期日の指定がある場合や急ぎで郵便物等を送る場合には、余裕をもって発送・投函をしましょう。 新型コロナウイルスの感染状況に注意選手団の行動範囲や観客数の動向は決まっていない部分もありますが、今までとは異なる人の流れになるエリアもあると思います。感染予防は引き続き必要と思われますが、生活圏の新型コロナウイルスの感染状況に変化がないか確認するといいでしょう。 開催に当たって紆余曲折を経た東京オリンピック・パラリンピックですが、始まってしまうとよほどのことがない限り中止・中断になる可能性は低いのではないでしょうか。楽しみにしている人もそうでない人も、祝日の変更や交通事情で影響を受けざるを得ないこともありますので、上記でお伝えした点はご注意いただければと思います。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2021年07月09日7月6日、『32回オリンピック競技大会(2020/東京)』日本代表選手団結団式および壮行会がオンラインで行われた。本来ならば総勢1000名を超える日本代表選手団の多数が一堂に会し、盛大に行われるイベントであるが、新型コロナウイルス感染症対策のため、日本オリンピックミュージアムで開催された式典に出席したのは日本オリンピック委員会(JOC)山下泰裕会長、日本選手団・福井烈団長、尾縣貢総監督、陸上・山縣亮太主将、卓球・石川佳純副主将、旗手のレスリング・須崎優衣ら6名のみ。ほとんどの選手・役員はオンラインで参加した。結団会ではJOC・山下会長がこのようにあいさつした。「コロナ禍において結団式を挙行する意味を関係者とともに再認識したのは大切な時間であり、無事この日を迎えられるのは感慨に耐えません。日常生活が一変しました。アスリートにとってのトレーニング環境も大きく変化しました。スポーツに携わる者としてスポーツのある日常に感謝し、目標があること、未来があることの大切さ、自分たちとスポーツの重要性を感じた1年でした。新たな環境に順応し、自己の工夫により競技力を高め日本代表に選ばれたことに心より敬意を表します。選手を支えサポートし続けた監督・コーチのみなさまに感謝します。約半世紀ぶりに東京で行われる五輪がいよいよ始まります。コロナ禍で5万3000人が集う国際スポーツ大会は世界中の注目が集まります。1964年の『東京五輪』、私はずっとテレビに釘付けになり、日本選手が活躍し、日の丸が掲げられた姿を見てこめかみがじんとしたのを今でも覚えています。今回の日本代表選手の活躍で私のような体験をする子供たちがいると思うと胸が高鳴ります。夢や希望を伝えることができる瞬間だと思います。分断された世界で、スポーツは人と人をつなぎます。不要不急と言われたスポーツの価値が今、問われている。次の世代に五輪、未来へつながる五輪、さまざまな意味を持つ大会になります。選手たちはこの1年間逆風に揺れ、練習や試合ができない困難を乗り越え、それでも最善を尽くそうとしてきました。感謝と誇りを感じつつフィールドで思う存分、輝いてほしい。そして、1年待った思いを胸に自己を十二分に表現していただきたいと切に願っています」1000名超の日本選手団をまとめる福井団長は以下の通りあいさつした。「日本で開催される特別な五輪に参加する日本代表選手団の団長を拝命し、身に余る光栄と同時に、その責任の大きさに改めて気持ちが引き締まる思いです。我々日本代表選手団は選手582名、役員476名、総勢1058名で編成します。選手・役員のみなさんとともにチームジャパンとして心をひとつにして全身全霊で臨みます。日本代表選手はホスト国を代表する選手団としての誇りと責任を持ち、行動規範を順守し、人間力、日本の力を大いに発揮してください。日本代表選手団にご支援ご尽力をいただきました関係各位に心より感謝を申し上げますとともに、大会期間中も引き続き温かいご声援をお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます」日本選手団主将の大役を担う山縣はこう決意表明をした。「私たちは自国開催である『東京五輪』の日本代表選手に選ばれたことに誇り、自覚と責任を持って大会に挑みます。コロナ禍で開催の意義が問われる中、常に自分たちに何ができるのか、スポーツの意義について考えてきました。今、自分たちにできることは真摯に競技に向き合いベストを尽くすことだと思います。スポーツの力を信じ、チームジャパンの一員として全力で戦い抜くことを誓います」また結団式をオンラインで視聴した秋篠宮皇嗣殿下より日本選手団へお言葉を述べられた。結団式の後には壮行会を実施。菅義偉総理大臣からはビデオメッセージを寄せられた。応援パフォーマンスでは人気デュオ・ゆずが2004年『アテネ五輪』NHKテーマ曲となった「栄光の架橋」を熱唱し、LEDを駆使した色鮮やかなリボンや旗を持ったダンサーたちによる光のパフォーマンスも披露された。パフォーマンスを見届けた石川は「本当に元気と勇気をいただきました。今度は私たちがプレーで元気と勇気を日本のみなさんに届けたいと改めて思いました」と語り、応援フラッグを受け取った須崎は「全国からたくさんの応援メッセージをいただけて本当にうれしいです。本当に力になります。五輪では私たちが応援メッセージを胸に力いっぱい戦って、少しでも元気や勇気を届けられたらと思います」と決意を口にした。オンラインで参加したバドミントン・桃田賢斗も「本当にたくさんの方々のメッセージがうれしかったし、応援は本当に力になります。あと数日間悔いの残らないようにしっかり練習して、本番でみなさんに感動を届けられるようにがんばっていきたいです」と思いを新たにした。壮行会後には個別のメディア対応がオンラインで実施された。4回目の五輪で4個目の金メダルを狙う体操・内村航平は式典を終えた率直な感想を口にした。「最近取材もオンラインなので、慣れてきていますが、ちゃんとした式典がオンラインだと物足りない気がしました」『アテネ五輪』体操団体金メダル獲得となる冨田洋之の鉄棒の着地が思い出される「栄光の架橋」を聞いた感想を問われると、「コロナ禍でなかったら、リオの時のように生で聞けたのかなと思いながら聞いていました。あの曲を聞くと体操、アテネという感じなので、体操選手はみんなやる気になるんじゃないかなと思います」と笑顔を覗かせた。昨年11月の「できないではなく、どうやったらできるかに考えを変えてほしい。なんとかできるやり方は必ずあると思うので、どうかできないとは思わないでほしい」というメッセージについて改めて問われると、内村はこのように返答した。「昨年11月にああいうことを言った時と今では状況が違います。ちょっと落ち着いていた時期だったと思うので、僕の中では『できなくはないのではないか』と思って、そのまま自分の気持ちを素直に伝えました。そこから状況が二転三転し、本当にできるのだろうかと思いながら選考会をやりながらも、(先を)考える必要もないかなと。目の前の試合を一つひとつやることしか僕にはできることがないので。ああいうことを言ったことで開催してもらえたとは僕は思っていません。選手が何を言おうと世界は変わらない。選手一人ひとりがやれることをやって、日本に勇気や感動を届けることしかできないのかなと思います」さらに内村は自身の性格に言及しつつ、日本代表選手たちへエールを送った。「僕は正直、周りの声とかには一切左右されない性格なので。自分のやるべきことを今までやってきましたし、変わらずにできるだろうと思っていますが、全アスリートがそうではないと思います。自分自身のために五輪を戦い抜いて、一人ひとりができることをやって、いいプレーをしていけば、日本中に明るいニュースを届けられるのではないかと思う。みんな自分のために精いっぱいやってほしい」個別の取材対応にはウエイトリフティング・三宅宏実、柔道・大野将平、レスリング・川井梨紗子も出席し、次のようにコメントした。三宅「五輪がいよいよ始まるんだなと引き締まった気持ちになりました。1年延びたことで体力の低下もあり、調整することが難しいと痛感しました。それが30代の戦い方なのかなと。五輪を通して初めて夢ができました。最後の役目になると思いますので、前進していきたいです。24日(土)から試合が始まりますが、そこに向けて精いっぱい全力を出し切れるようにしっかりがんばりたいです。それぞれのとらえ方、感じ方になりますが、何かのきっかけになったり、勇気だったり元気だったりを伝えていけるような試技ができたらと思います」大野「改めて多くの方のご尽力があって『東京五輪』が開催されるということを感じました。我々アスリートにできることは全身全霊をかけて、最高の結果を出せるようにパフォーマンスすることに尽きます。日本武道館で戦えることを誇りに感じて、自分のスタイルを存分に発揮したい。古き良き日本柔道を思い出せるような柔道を、日本武道館の畳の上で体現できればと思います。言葉にする以上に連覇は難しいことだと自分自身が一番理解しています。勝ち続ければ勝ち続けるほど、勝負とは簡単ではないということが再確認できます。防衛的悲観主義という言葉もありますが、試合ギリギリまで自分を疑い続けてやっていきたい」川井「五輪本番に向けて初めてのことも多くありますが、日本代表の役割を果たすために、いつも通りベストのパフォーマンスを出すことが一番大事だと思います。出るからには金メダル。それが結果として2連覇につながってくると思います。あまり2連覇は意識せずに、初めて臨むような気持ちで、優勝を目指してがんばりたい。延期が決まった時には気持ちが不安定になったこともありますが、家族、コーチ、妹のお陰で持ち直してここまでくることができました」最後に日本選手団の記者会見が行われた。団長以下5名は改めて抱負を口にした。福井団長「言葉では言い表せないほどのご協力を得て選手団を代表して御礼申し上げたい。競技以外でも日本代表の誇りを持った日本選手団を作りたいと思います」尾縣総監督「選手たちには思う存分力を発揮していただきたい。世界中の心にいつまでも残るような五輪になることを願います」山縣「今回の五輪ではこの場に立てることへの感謝の気持ちを忘れずに、100mのファイナル進出とリレーの金メダルを目指し、主将として引っ張っていければと思います」石川「副主将という大役を大変光栄に思います。日本代表選手は素晴らしい選手ばかりだと思うので、副主将としてあまり意識せずに最高のプレーをしていきたいと思います」須崎「八村(塁)選手と旗手を務められて大変光栄に思います。8年間『東京五輪』を目指して練習をがんばってきました。初めての五輪で8年間の思いを、一生懸命戦う姿を、金メダルを獲得する姿をお見せできればと思います」それぞれ主将、副主将、旗手をオファーされた時の心境を尋ねられると、選手たちはこのように答えた。山縣「まず最初に自分でいいのかという思いもありましたが、ありがたいことなので、一生懸命プレーする姿を見せることが意味あることだと思い、お話を受けました。(迷いはなかったか?)悩むこともあったのですが、開催されるにあたり、たくさんの方がサポートしてくださったので、サポートを信じて、選手として競技に集中するということでお受けしました」石川「お話を受けた時は本当にびっくりしました。『東京五輪』というのは本当に特別な舞台、副主将という大役をいただくことはたいへんありがたいことなので受けさせていただきました」須崎「本当にびっくりしました。この旗手という大役を全うし、少しでも明るいニュースを届けられればと思いお受けしました。(憧れの吉田沙保里も『ロンドン五輪』で旗手を務めたが) ずっと憧れの吉田選手がやられた旗手は大変光栄だし、大変ありがたいです。旗手は私のイメージでは日本選手団を国旗を持って先導し、かっこいいイメージがあります。開会式は『東京五輪』が始まる合図なので、明るく堂々と歩いて日本がいいスタートを切れるようにしたいです」かつて目標に定めた金メダル30個について質問されると、福井団長はこのように説明した。「山下会長と各競技団体としっかり話し合い、1年かけて30という数字を出しました。ただ前提状況が変わってしまいました。30個という数字は残っていますが、選手たちには今持っている力を全部出し切ってもらうことが目標に変わりました。選手に最大の力を発揮して元気にプレーしてもらうのが最大の目標。その結果30という数字が付いてくるかもしれませんが」改めてスポーツの意義について問われた主将は「自分にとってのスポーツの意義は競技人生であり、人生豊かにすることです。代表が決まるまでケガもあり、なかなかうまくいかないこともありましたが、競技を楽しいと思い続けることができた。見てくださる人々にとって気持ちが明るくなるキッカケになればいいなと思います」とキッパリ。『32回オリンピック競技大会(2020/東京)』は7月23日(金)に開幕。開会式に先立ち、21日(水)からサッカー競技がスタートする。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年07月07日東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が、東京オリンピック・パラリンピックの開催気運を高めることを目的とした“Tokyo Tokyo Festival”の一環として「トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展『A Scoop of Light』」を実施する。トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、2006年よりレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」を開始。東京や海外の派遣先を舞台に、ヴィジュアル・アート、デザイン、キュレーションなど、さまざまな分野で活動するクリエーターたちへ滞在制作の機会を提供している。2020年度は新型コロナウイルスの影響で海外への移動が困難となったことで、レジデンス・プログラムも延期や中止が相次ぎ、TOKASでは初めてとなるオンライン・レジデンスを実施した。本展では2019年度、2020年度にレジデンス・プログラムに参加した国内外5名のクリエーターによる成果を紹介する。筑波大学大学院芸術研究科修了のクリエーター、船井美佐は当初計画していた「ドイツの視点から日本を考える」ために、これまで蓄積してきた思考の断片を、さまざまな素材を用いてインスタレーションに表現。武蔵野美術大学空間デザイン学科卒業の菊地智子は、過去のトラウマや、それを乗り越えどう生きるか、他人の苦しみをどう分かち合うかを主題に、韓国在住の北朝鮮人や、北朝鮮人と中国人の両親のもとに生まれた子供たちの物語をとおして考察するマルチスクリーンの映像作品を展示する。韓国やベルリンを拠点に活動するYujuは、アジア人権団体「Metoo-Asians」をとおして、ドイツ国内で表面化するアジア人差別問題にスポットを当て、その差別の現実を社会に訴えかける映像作品を展示。美術とパフォーマンス・アートが交差する独自の作品制作を 行っているヴェーバーは、「地球外生命体に向けた求愛ダンス」というテーマに取り組み、撮りためたビデオ・クリップをもとにフェイク・ドキュメンタリーを発表する。パリ国立高等美術学校卒業後もパリを拠点に活動するダルルは、東京在住のアラブ圏出身者へのリサーチや、異邦人としての視点から見えてくる表象としての日本や祖国をもとにした作品シリーズを展開した。社会のはざまに埋もれていたかもしれない現実にフォーカスを当て、今世界で起きていることや、様々な課題に対峙していく方法を探り出そうとしている。そんな彼らが作品を通して紡ぎ出す、見えていなかった事実を目の当たりにしてほしい。【開催情報】「トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展『A Scoop of Light』」会期:2021年7月3日(土)~8月9日(月・祝)会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷 2-4-16)開館時間:11:00〜19:00(最終入場は30分前まで)休館日:月曜日(7月26日、 8月9日は開館)入場料:無料クリエーター:船井美佐、菊地智子、Yuju、ユリアン・ヴェーバー、バディ・ダルル主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース提携都市 / 機関:クンストラウム・クロイツベルク / ベタニエン、ベルリン市(ドイツ、 ベルリン)、セマ・ナンジレジデンシー(韓国、ソウル)ウェブサイト:
2021年06月25日「国民の間で不安の声があるなかで、ご自身が名誉総裁をおつとめになるオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながらないかご懸念されている、ご心配であると拝察をいたします」6月24日、宮内庁の西村泰彦長官は定例記者会見でこう述べた。五輪に関する質疑の中で「天皇陛下は現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を、大変ご心配されておられます」と言及。そして冒頭のように、陛下の五輪開催の受け止めについて、長官は見解を示したのだ。異例とも言える発言だが、西村長官は「陛下の懸念」について「直接そういうお言葉を聞いたことはない」としつつも、「日々陛下とお接しする中で、私が肌感覚として受け止めている」と語った。そして「感染が拡大するような事態にならないよう、組織委員会をはじめ関係機関が連携して感染防止に万全を期していただきたい」と強い懸念を示したのだ。陛下はオリンピック・パラリンピック両大会の名誉総裁に就任している。そのため、開会式のご臨席、そして陛下による開会宣言も検討されている。一方で、開幕まで残すところ1カ月となった現在も、国内の新型コロナウイルスの感染状況は深刻な状態が続いている。’13年に東京五輪の開催が決まって以来、陛下は誕生日会見で毎年のように東京五輪について言及されてきた。しかし今年2月の誕生日会見では、陛下がその話題にふれることはなかった。代わりに何度も言及されたのは、コロナ禍に苦しむ国民への心配だった。今月21日に皇后雅子さまと出席された日本学士院賞の授賞式でも、陛下は次のようにコロナ禍に言及されている。「現在、我が国を含め世界各国は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大変に厳しい試練に直面しています。この試練を乗り越えるためには、国内外を問わず、私たちが、なお一層心を一つにして協力していくことが大切です」国民の生命と生活を心配され続けてきた陛下。西村長官が伝えた「陛下の懸念」に、Twitter上では賛同を示す声が相次いでいる。《これが国民の心に寄り添うということだろう》《政府よりも国民のことを真剣に考えてくれてるよね、天皇陛下》天皇陛下は、象徴天皇として政治的な発言をすることはできない。そんな中、「拝察」という微妙な表現で陛下のご懸念を伝えた西村長官には《長官の感想ですよね?》《陛下の政治利用》との批判がある一方で、称賛の声も上がっている。《宮内庁長官は、とても慎重に言葉を選んで発言されている》《政府は、これを発信した意味を、重く受け止めて判断して頂きたいですね》
2021年06月24日