女優の松岡茉優(23)が昨年11月12日に都内で追突を起こしていたと、2月6日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じた。同誌によると松岡はプライベートで車を運転していたところ、都内の交差点でブレーキを踏む足がゆるんで信号待ちしていた前の車両に突っ込んだという。記事中で所属事務所は「ブレーキ不適による物損事故を起こしたのは事実」と事実関係を認めている。ただケガ人はおらず示談ではなく通常の保険処理で済んだため、発表は控えていたという。また昨年発表された「タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター調べ)によると、松岡のCM契約は9社。今後のCM契約への影響も懸念されている。「松岡さんはかつて熱愛発覚時に自転車の2人乗り写真が報じられたことがあります。そして今回の事故ですからね。プライベートで“危うい”とみられると、お堅いクライアントから敬遠される傾向にあります。事務所が発表を控えていたこともあり、イメージ悪化は避けられないでしょう」(広告代理店関係者)同日、助演女優賞を受賞した「第61回ブルーリボン賞」の授賞式に出席した松岡。女優業が順調だからこそ、普段の運転にはくれぐれも気をつけてほしい。
2019年02月07日歌手で俳優の松岡充が主演する舞台『絶唱サロメ』が、10月に東京・紀伊國屋ホールと大阪・サンケイホールブリーゼで上演されることが29日、明らかになった。この舞台は、フジテレビ系月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』第1話の犯人役でインパクトを残した俳優・池田純矢が劇作・演出を担い、2015年に立ち上げた『エン*ゲキ』シリーズの第4弾。1893年にオスカー・ワイルドによって書かれた戯曲「サロメ」に着想を得て、「歌をちゃんと歌として歌う、これまでにない演劇と音楽の融合を考えています」(池田)という。300人によるオーディションからキャストに抜てきされたのは、ミュージカル『アニー』で主演・アニー役を演じた豊原江理佳。さらに、舞台『刀剣乱舞』シリーズをはじめ、『七つの大罪』など数々の舞台で主演を務める注目の若手俳優・納谷健。俳優でありながら、『R-1ぐらんぷり2008』準優勝、ダンサーとしても活躍する小浦一優(芋洗坂係長)。声優・女優・アーティストとしても活躍する吉田仁美。池田とは今作で通算12作目の共演となる鈴木勝吾。ミュージカル界を牽引するシルビア・グラブという俳優・女優陣を迎える。松岡は、池田について「クリエイターとしてもプロデューサーとしても面白いアイデアを持って実行していることがわかり、『いくつ顔を持ってんねん!』と興味が湧いてきて。彼の魅力に惹きつけられていたところ、今回のオファーを頂いたので、タイミング的にも口説かれ方においても、『やります』と言うしかない状態でした(笑)」と告白。「純矢がやろうとしていることは、ある意味パンク。面白くなるはずです!」と目を輝かせながら、期待を示した。その池田は「松岡さんと出会って以来、どうしてもこの人を主人公に作品を描きたいと思っていました。なぜなら、歌も芝居もビジュアルも性格も、どうしようもなく人を惹き付けるパワーがあって、こんな“この世のものじゃない感”のある魅力を持った人は他にはいないと思うからです。そこで僕は勝手に企画を立て、台本を書き、劇場を押さえ、松岡さんにオファーをしました」と経緯を紹介。「この戯曲の古典ならではの言葉の美しさは、音楽の歌詞にも似ている。これも松岡さんの歌の魅力を存分に活かせると思いました」と『サロメ』を題材にした理由を説明している。公演は、東京・紀伊国屋ホールが10月5~13日。大阪・サンケイホールブリーゼが10月下旬。チケット一般発売は7月を予定している。
2019年01月29日女優の松岡茉優が、今年活躍したクリエイターをたたえる「Pen クリエイター・アワード 2018」に選出され3日、都内で行われた授賞式に出席した。出演映画『万引き家族』が「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞するなど注目を集めた松岡。「日本のキャスト・監督の映画を、海外の方もとても新鮮に受け取ってくださったのが印象的で、言語やカルチャーの壁を越えて気持ちや人間同士のつながりが映画で表現できると痛感した年だった」とカンヌを振り返った。そして、「テレビも大好きだからドラマもバラエティも頑張りたいんですが、来年も映画という分野で世界の方々といろんな交流ができるような女優さんになっていきたい」と世界を意識。だが、GUCCIを「ジューシー」と読み間違えて「グッチです」とツッコまれたエピソードを明かし、「私が世界に羽ばたくには英語力が足りないようで、グッチって読めるようになってから行かなくちゃなと思っています」と話して笑いを誘った。クリエイティブな人々に注目している雑誌『Pen』による同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々をたたえる賞。2回目の今年は、松岡のほか、稲垣吾郎(俳優)、吉田鋼太郎(俳優)、チームラボ(ウルトラテクノロジスト集団)、名和晃平(彫刻家)、石上純也(建築家)が受賞した。『Pen』12月15日号(12月1日発売)では、「Pen クリエイター・アワード」を特集している。
2018年12月04日TOKIOの松岡昌宏が、18日に放送されたラジオ番組『TOKIO WALKER』(NACK5/毎週日曜7:00~8:00)で、嵐の櫻井翔を「翔」と呼んでいる理由を明かした。普段ジャニーズの後輩を苗字で呼ぶことが多い松岡。そのことについてリスナーから「嵐の櫻井翔さんのことだけ『翔』と呼んでいるところをよく見ます。名前で呼ぶ人と苗字で呼ぶ人の違いは何ですか?」と問うメールが紹介された。これを受けて松岡は「あぁ、これ良いとこ突いてますね!」と言い、「『櫻井』とは最初の頃しか呼んでない。なんか『翔』なんだよね、俺の中で」と、何となく感覚的に名前呼びしていることを告白。続けて「たしかに、ニノじゃん? 相葉、大野、松本でしょ?」と、他のメンバーは苗字呼びのほうがしっくりいくことを明かした。また、「他で名前呼びしているメンバー」として、関ジャニ∞・大倉忠義を挙げ、「『ちゅう』って呼んでる」とも。どうやら松岡は、「V6の森田剛→剛」「三宅健→健」のように、2文字の名前は比較的名前呼びする傾向があるようだ。それ以外は基本「苗字呼び」だと言いつつ「でも、木村さんは、『智也』『准一』って呼ぶもんね、『長瀬』『岡田』とは呼ばないよね」と、先輩・木村拓哉の後輩の呼び方についても言及した。
2018年11月21日女優の松岡茉優が17日、東京・パルテノン多摩 大ホールで行われた第10回TAMA映画賞授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。松岡は安藤サクラとともに、最優秀女優賞に輝いた。現在NHK連続テレビ小説『まんぷく』主演の安藤はメッセージで登場。出演した『万引き家族』について、「私にとっては、宝物です。今回は『万引き家族』が作品賞で、茉優ちゃんと同じ賞(最優秀女優賞)を受賞できたことが本当に本当に嬉しいです」と語る。さらに「個人的には自分もとっても思い入れのある『君の鳥はうたえる』で、三宅(唱)監督と、数少ない友人の一人である松坂桃李くんと一緒に受賞できたこともとっても嬉しいです。またこれから頑張っていこうと思います」と、周りの受賞者も祝った。一方、松岡は「もしこの映画祭が、他の賞と同じように、主演女優賞が1名だったら、私は確実にここにはおりません」と微笑む。「自分で言うのもおこがましいんですけど、完全な2位だと思っています。『万引き家族』を観てくださった方にはお分かりでしょうが、安藤サクラさんの、海外でも話題になったあるシーンがあります」と凄みさえ感じさせるスピーチを披露。「初号試写で、リリー・フランキーさんがあのシーンを見て、『安藤サクラは、あのシーンだけで8個、賞が取れるよ』と。8個ってどれのことを言ってるんだろうと思いながら、そうだなあと思いました」と心境を吐露した。松岡はさらに「私はあのシーンを見て、悔しいと思いました。ただ、2年前、TAMA映画祭で"新進女優賞"をいただいてからの1番の成長は、あのシーンを見て悔しいと思えたことです。それまでの私だったら、あのシーンを見て、ただ感動していただけだったと思います。サクラさんにいつか追いつきたい、追い越したいと思えるようになったのは、ここで俳優として認められたからだと思います」と語る。「自信とあたたかい気持ちと、たくさんの人から映画を観ていただけたんだと言う心強い後押しで、これから飛躍していきたいと誓います。次の作品につなげていきます」と改めて宣言した。また、大きな話題となった『勝手に震えてろ』については、「全部出し切った」と表現し、『万引き家族』については「今までの全てじゃ敵わない現場でした。十数年はなんだったんだろうかってくらい、今までの私のすべではOKが出ない」と表した松岡。「是枝さんがニコニコしながら、『もっかい、もっかい』というのが現場に響きましたね」と振り返りつつ、現在撮影中の『蜜蜂と遠雷』について触れ、次に授賞式に来るのは「来年ですかね!」と会場を沸かせるなど、圧巻のスピーチ力を見せた。■最優秀作品賞『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同 (『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『カメラを止めるな!』)■最優秀男優賞東出昌大 (『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李 (『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)■最優秀女優賞安藤サクラ (『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優 (『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)■最優秀新進監督賞今泉力哉監督 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督 (『きみの鳥はうたえる』)■最優秀新進男優賞吉村界人 (『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮 (『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)■最優秀新進女優賞深川麻衣 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉 (『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)
2018年11月18日女優の松岡茉優が、15日に公開される「ROPE PICNIC(ロペピクニック)」のWEB動画「どんなときも。 song by 松岡茉優」で、槇原敬之の名曲「どんなときも。」と熱唱している。この動画では、「ロペピクニック」のアイテムを着用した松岡が、槇原の名曲「どんなときも。」を歌唱。歌詞にのせながら、彼との別れを経験した女性が少しずつ自分と向き合い、前に進んでいく姿を演じる。塞ぎ込んだり、迷ったり、前向きな気持ちになったりと、松岡の繊細な演技が見所となっている。また、同日には、撮影現場での様子を捉えたメイキング動画と、撮影の裏話や松岡のプライベートなどについて聞いてインタビュー動画も公開される。松岡は、今回の撮影を振り返り、「PV調で撮るということでいろいろな場所で撮っていって、いろいろな場所に合わせてお洋服をたくさん変えていったことが印象的です」とコメント。歌については「周りもそうだし自分も歌ったことのある、誰もが知っている日本の名曲だと思うので、歌わせてもらって『すみません、ありがとうございます』という気持ち」と心境を明かし、「もし槇原さんが聞く機会があったら、まあまあ良かったよくらいに思ってもらえるように、歌の上手さは歌手さんではないから出来ないんですけど、俳優として“歌の心”みたいなところを理解したいなと努めました」と語った。また、「最初はいろいろあって落ち込んでいる女の子が、だんだんと元気になっていく時間になっておりますので、落ち込んだことがあったりとか、仕事の休憩時間とか、リフレッシュに(MVをみる)時間を使ってもらえたらうれしいなと思います。そして、たくさんの暖かくて着心地の良いロペピクニックのお洋服がたくさん出てきますので、カタログとしても楽しんでもらいたいなと思います。それでは、MVをよろしくお願いいたします」と魅力をアピールしている。
2018年11月15日女優・松岡茉優が出演するファッションブランド「ROPÉ PICNIC(ロペ ピクニック)」のウェブ動画が、11月15日(木)より公開。本動画では、松岡さんが槇原敬之の名曲「どんなときも。」を歌い上げている。■PVみたいなウェブ動画「どんなときも。 song by 松岡茉優」本動画で松岡さんは、失恋から立ち直る女性の姿を好演。仕事をしていても、帰り道でも、楽しかった“あの頃”に思いを馳せる姿や、家で映画を観て気持ちを紛らわそうとするも、寂しさが消えず涙してしまう切ない姿が映し出される。そして、「どんなときも。」の歌詞にのせながら、彼との別れを経験した女性が少しずつ自分と向き合い、前に進んでいき、ラストは笑顔で締めくくられる。塞ぎ込んだり、迷ったり、前向きな気持ちになったりと、松岡さんの繊細な演技、そして繊細な歌声に注目だ。■松岡茉優、落ち込むのは「毎日」!? <インタビュームービー>ウェブ動画と併せて、撮影の裏話などを話すインタビュー動画も公開。今回の撮影で難しかった点については、「このお洋服が一番よく見えるのはどうかなと考えるのは難しかったです。見ていただいた方に、『この服欲しい』とか『この服真似したい』って思ってもらえるような角度とか、触れている感じを心掛けました」とコメント。また、名曲「どんなときも。」をカバーしたことについては、「歌わせてもらって『すみません、ありがとうございます』という気持ち」と話し、「もし槇原さんが聞く機会があったら、まあまあ良かったよくらいに思ってもらえるように、歌の上手さは歌手さんではないから出来ないんですけど、俳優として“歌の心”みたいなところを理解したいなと努めました」と込めた思いを明かした。さらに、インタビューでは「割と毎日落ち込んでますけどね」と笑顔を見せた松岡さん。「特に、仕事で自分に納得できなかったり、言わなければいいこと言ってしまったなあというときとか」と意外な告白も。そして「最初は色々あって落ち込んでいる女の子が、だんだんと元気になっていく時間になっておりますので、落ち込んだことがあったりとか、仕事の休憩時間とか、リフレッシュに時間を使ってもらえたら嬉しいなと思います」とメッセージを寄せている。■レコーディング風景も! <メイキングムービー>さらに、撮影現場での様子、レコーディング風景も捉えたメイキング動画も公開されている。松岡さんの声を収録する様子、ドラマができるまでの過程はこちらからのぞいてみて。ロペピクニック ウェブ動画「どんなときも。 song by 松岡茉優」は現在公開中。(cinemacafe.net)
2018年11月15日アニメ化に実写映画化、さらには宝塚歌劇団での舞台化と、様々なメディアでヒットを飛ばし続けている人気コミック『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(和月伸宏作、集英社ジャンプコミックス刊)。その宝塚版で原作ファンもうならせた元雪組トップスターの早霧せいなが、退団して女優になった現在、舞台浪漫活劇「るろうに剣心」において、再び主人公の緋村剣心を演じている。ヒロインの神谷薫役に、テレビドラマ『義母と娘のブルース』で人気急上昇の上白石萌歌、舞台版オリジナルの敵役・加納惣三郎役に松岡充と、華やかな顔ぶれでの上演。10月11日に行われたゲネプロに足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は江戸末期、まだ“人斬り抜刀斎”と恐れられていた剣客・緋村剣心が、新撰組と立ち回りを繰り広げるシーンから始まる。花道から現れた早霧剣心は殺気を漂わせ、小柄だが俊敏な動きで10余人の隊士を次々に斬り捨ててゆく。殺陣の後、息も切らさず端然とたたずむ早霧がなんとも魅力的だ。その後、舞台は明治時代の東京へ。ある事件から“不殺”の誓いを立てて過ごす剣心は、偶然、神谷道場を守る少女・薫と出会う。“人を活かす剣”を信じて生きる薫を、上白石は強い眼差しと明瞭なセリフ回しで好演。どこか虚しさを抱えたまま、ニセの“人斬り抜刀斎”にも飄々とした態度を崩さない剣心が、薫と過ごすうちに少しずつ素の穏やかさを見せていく。宝塚版から続投の小池修一郎の演出は、剣心が“人斬り”から“不殺”に至った葛藤を、より深く描く。コミカルなシーンは宝塚版より少ないものの、だからこそ剣心がふと見せる、和らいだ表情が印象的だ。剣心と因縁の元新撰組隊士で、今は貿易商として暗躍する加納役の松岡は、よく響く低音の歌声と安定感のある殺陣で貫録の存在感。同じく元新撰組で、現在は警視庁警部補となった斎藤一役の廣瀬友祐も、クールな表情に長身の制服姿がよく似合い、ハマり役だ。その他、アヘンを売る悪徳実業家・武田観柳を演じる上山竜治の達者ぶり、武田の用心棒を務める四乃森蒼紫役・三浦涼介の妖しさ、剣心の仲間となる相楽左之助役・植原卓也の屈託無さなど、それぞれの個性が際立つ。囲み会見では、早霧と上白石、松岡、そして小池も登壇。早霧が「やはり(男性との)立ち回りはスピート感とパワーを感じますね。自分も元男役としての誇りをかけて(笑)、戦いに挑む気持ちでやっています」と意気込みを吐露。小池も「稽古は大変だったと思いますが、より芝居が濃く深くなった早霧を見ていただければ」と話した。「小池先生が妥協を一切しないので、稽古では心の動きに殺陣を付けるということをみっちりやりました」と松岡が話せば、「(宝塚版は)女性のみの輝きを感じましたが、今回は男性もいるので、よりパワーアップした部分があるのでは」と言いかけた上白石。続けて「そんな男性陣は素敵ですが、私は早霧さんしか見えていません!」と告白し、早霧がヨシヨシとうなずいて、取材陣から笑いが漏れるひと幕も。芝居に殺陣にと、千秋楽に向かって進化し続ける舞台。その行方を、ぜひ見届けたい。取材・文:佐藤さくら
2018年10月22日『忘却のサチコ』が連続ドラマ化。主演・高畑充希さんにお話を伺いました。ドラマを見て、お腹がすく人が増えたら嬉しいです(笑)。原作は阿部潤さんの人気グルメ漫画。以前、ドラマスペシャルとして放送された『忘却のサチコ』が、テレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化。ついに放送がスタートした。主演を務める高畑充希さんは、もともと原作漫画の大ファンだったそう。「ドラマのお話をいただく前から、『この漫画を連ドラにしたら面白いだろうな』と勝手に思っていたので、いざ自分が演じると決まった時はとまどいましたね。『幸子さん役ならもうちょっと身長が欲しいな』とか、見た目に関しては自分とは全然違うイメージだったのですが、これも何かのご縁ですし、少しでもお芝居で近づけたらいいなと思って挑戦させていただきました」演じる主人公の佐々木幸子は、出版社に勤める文芸誌編集者。完璧な仕事ぶりと感情を見せない冷静な性格で周囲から“鉄の女”と称されるが、自分の結婚式当日、新郎に失踪されるという災難に見舞われる。その存在を忘れるため美食に目覚める幸子だが、ふとした瞬間に彼のことを度々思い出してしまう。「我慢強い性格で、辛いことがあってもあまり人に言わない。そういう不器用なところが幸子さんの可愛らしいところだと思います。私自身は悩んだらすぐに身近な人に相談してしまうので、幸子さんにはあまり似ていないかも。ただ、ごはんが好きなところはすごく共感します」普段の自分とは真逆の役を演じる苦労は、演技にも表れているそう。「幸子さんは動きが常にテキパキしていて姿勢もいいので、意外とインナーマッスルが必要なんです。そしたら先日、別のCMの撮影があったのですが、監督から『姿勢が良すぎる』と怒られてしまいました(笑)」連ドラでは、妄想で繰り広げられるコスプレやミュージカル風の演出など、単発ドラマ版以上のはじけっぷりが楽しめるとのこと。そしてもちろん、毎回出てくる幸子の美食シーンも見どころの一つだ。「先日、食べ方の大先輩の松重豊さんと現場が一緒で、松重さんに『食べるシーンのコツを教えてください』と聞いたんですけど、『絶対内緒』って(笑)。でも昔から周りの人に『美味しそうに食べるね』と言われることは多いので、あまり難しいことは考えずに目の前のメニューと向き合いたいと思います。深夜0時を過ぎてからの放送ですが、ドラマを見ながらお腹がすく人が増えるといいなと思います(笑)。美味しそうな料理の数々を見て、テレビの前でぜひのたうち回ってください!」たかはた・みつき1991月12月14日生まれ、大阪府出身。猫の声を担当する映画『旅猫リポート』が10月26日に、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が12月28日に公開。11月に、2019年度版カレンダーが発売。シャツ¥37,000パンツ¥43,000(共にPONTI/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)その他はスタイリスト私物『忘却のサチコ』くせ者ぞろいの作家たちや、空気の読めない新入社員など、個性豊かな登場人物にも注目。共演には早乙女太一さん、葉山奨之さん、吹越満さんなど。毎週金曜24時12分より放送。※『anan』2018年10月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・杉山まゆみヘア&メイク・市岡 愛インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年10月22日女優の松岡茉優が9月25日(火)、都内で行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のラインナップ発表会に出席し、今年の同映画祭アンバサダー就任を発表した。■松岡茉優さん「熱量はカンヌに負けていない!」昨年のTIFFで主演作『勝手にふるえてろ』(大九明子監督)が観客賞に輝き、松岡さん自身も期待の若手俳優に贈られるジェムストーン賞を受賞しており、「この1年で、いいルートができている」とTIFFとの強いつながりを噛みしめていた。今年は出演作『万引き家族』(是枝裕和監督)が第71回カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、自身も現地入り。「寒さと緊張でガタガタだった」とふり返り、「映画好きが肩を組む熱量は、カンヌに負けていない!」とカンヌを経験したからこそ実感したTIFFの魅力を熱弁。東京生まれの松岡さんにとって、TIFFは「地元の映画祭ですといえるもの」だといい、「私にとって遊びの場であり、カルチャーを学ぶ場である六本木ヒルズが“お祭り”になりますからね」と声を弾ませていた。■アンバサダー就任、故樹木希林さんが知ったら、何て言う?『万引き家族』で共演し、今月15日に亡くなった樹木希林さんに対しては「たくさんの思い出があり、私にとっては宝物です。(映画の中で)1度お別れはしているので、2度目のお別れというか、かなしいなという気持ちはあまりなくて……」としみじみ。「樹木さんと同じ時代を生きられたことが誇りですし、ご一緒させていただいた身として、次の世代につないでいければ。私も樹木さんのようになりたい」と思いを新たにしていた。司会者から「もし、今回のアンバサダー就任を樹木さんが知ったら、何て言うと思うか?」と問われると、「きっと『また、髪型とかこだわるんじゃないの?』『見てくれを気にするんでしょ!』って言われそうですね(笑)」と生前のエピソードを交え、答えていた。■今年のベネチア国際映画祭、金獅子賞&銀獅子賞(審査員グランプリ)作品がいち早く上陸!会見には松岡さんをはじめ、コンペティション部門に出品される『半世界』の阪本順治監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明の世界」から湯浅政明監督が出席した。コンペティション部門には、109の国と地域、1829本の応募から厳正な予備審査を経た16本(うち日本映画が2本)が出品され、『ローサは密告された』で17年の米国アカデミー賞のフィリピン代表になったブリランテ・メンドーサ監督が、国際審査委員長を務める。また、特別招待作品として、今年のベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた『ROMA ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督)、銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した『女王陛下のお気に入り』(ヨルゴス・ランティモス監督)がいち早く日本上陸することも決定している。(text:cinemacafe.net)
2018年09月25日友だちのリア充アピールを鬱陶しく感じてしまったり、匿名をいいことに平気で他者を“口撃”したり、過去の恥ずかしい発言を後悔したり、嫌いな人からフォローされてしまったり…。ネットでモヤモヤした感情を抱いた経験は、大なり小なりあるはず。そんな複雑化しすぎたコミュニケーションに疲れてしまった人のために存在するのが、「もしもし堂」という携帯電話会社だ。マンガ『もしもし、てるみです。』について作者の水沢悦子さんに話を聞いた。ネットに疲れた人に贈る、つながりの物語。「アンチネットというつもりではないのですが、人と人の距離感についていろいろ思うところがあり、時代にも合っているので、この設定がちょうどいいと思いました」もしもし堂の営業所で働く販売員のてるみさんは、ネットを毛嫌いしている古風でおっとりした大人の女性。そんな彼女に恋心を抱いているのが、過去にスマホでいろんな失敗をやらかしてしまった、中学2年生の鈴太郎だ。「ミライフォン」が普及し、SNS「トモッター」や「ニャイン」を駆使する同級生を尻目に、ネットから遠ざかる人生を選んだ鈴太郎は、「もしメカ6号」という時代遅れ感たっぷりの携帯電話(ただし、通話相手の心拍数を計測するセンサー付き!)に乗り換えて、てるみさんの元へ足繁く通うように。「もしもし堂周辺のスマホのない空間は、どうしても昭和っぽくなってしまいますよね。自分もある程度昭和を生きましたので」と、著者が言う通り、クロスワードパズルや電話相談、間違い電話など思わず懐かしさを覚えてしまうようなアイテムや出来事がたくさん。「自分が電話で商売するならこんな感じがいいっていうのが、もしもし堂なんだと思います。女子たちが電話でお客様の相談に乗ったり、話し相手になったりする、もしもし堂サポートセンターの存在は、今の時代に絶対に必要だと思っていて、国が運営してほしいくらいです。大きな雇用も生まれるし、おしゃべりをするだけで楽しく働けて、人も癒せるなんて、素晴らしいですよね」1話2ページで展開していく物語は、笑いはもちろん、エロや癒しの要素が満載なのだけど、知らず知らずのうちにネットに振り回されている現代人に対するメッセージが、さりげなく潜んでいたりもいる。今の時代、てるみさんのようにネットを完全に遮断することは難しいかもしれないが、もしもし堂で繰り広げられる血の通った温かいやり取りには、ストレスを軽減するためのヒントがたくさんあるはずだ。「いまやネットは、どうしようもなく存在するもの。上手に使えば素晴らしいツールですし、共存していくしかないので、批判だけにならないようにして、功罪の功の部分もちゃんと描いているつもりです。もしもし堂の社訓『君子の交わりは淡きこと水の如し』が伝わればいいですね」『もしもし、てるみです。』2 『花のズボラ飯』の著者がネット全盛の時代に放つ、超アナログな世界観。個性的なデザイン&機能のもしメカ1~6号にも注目!アニメBeansでも配信中。小学館972円©水沢悦子/小学館みずさわ・えつこマンガ家。デビュー作『花のズボラ飯』(原作:久住昌之)が大ヒット。近未来を描いた「ヤコとポコ」を『エレガンスイブ』(秋田書店)で不定期連載中。※『anan』2018年9月5日号より。写真・大嶋千尋インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2018年08月29日9月29日から公演される舞台『新・6週間のダンスレッスン』の制作発表会見が21日、都内で行われ、松岡昌宏、草笛光子、演出家の鈴木勝秀が出席した。同舞台は、2001年にアメリカ・カリフォルニアで産声をあげ、2006年に日本で初演された、美しいダンスとウィットに富んだ会話劇。公演終了から何度も再演を重ね、2014年には通算194回の公演で幕を閉じた。そんな同舞台の再演となる今回は、初演からリリー役を演じて第14回読売演劇大賞優秀女優賞、第29回松尾芸能賞演劇大賞を受賞した草笛光子、その相手・マイケルを松岡昌宏が務める。6週間のダンスレッスンを通じて出会う2人は、年齢も生き方も違い、お互いをなかなか認めることができない。反発しあいながらも次第に心を通わせていき、現代で大切なものは何かを問いかける。初演からリリーを演じている草笛は「10年近くやらせていただきますと、どこか演技に垢が出てきちゃうというか、垢落としと言ったらアレですが、今回は、違う『新・6週間のダンスレッスン』になると思いますよ。前の残像が残っていますので、それを払拭して新しい自分に生まれ変わりたいですね」と何年も演じ続けている役柄とはいえ、新たなキャラクター作りに意欲。その相手役となる松岡は前回の舞台を草笛の招待で鑑賞したといい、「松岡らしいマイケルを演じられたらと思っています。色んな諸先輩方がマイケルをやられていますが、俺の色に染めてみせます!」と力強く語った。草笛が松岡にラブコールを送って共演が実現した同舞台。2013年公演の舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』で親子役として共演した2人は、それ以来、松岡は草笛のことを「ママ」と呼んでいる。草笛が「もう親子じゃないですから! ママと呼ばれると困ってしまう。これからは"ママ"と言うな!」と"ママ"禁止令も。一方の松岡は「ずっとこの5年間は"ママ"だったので、急に変えると言われるのも……」と困惑した表情を見せつつ、「リリーと呼びます!」と宣言。また、前回の親子役から今回は心を通わせる男女役を演じるにあたって草笛の心を掴む方法を問われた松岡は「顔じゃないですか」と回答し、草笛も「もう掴まれてました。情け容赦なく」と笑いを誘っていた。舞台『新・6週間のダンスレッスン』は、9月29日~10月21日(10月4日・10日・15日・18日は休演)に東京・大手町 よみうり大手町ホール、10月26・27日に石川・金沢 北國新聞赤羽ホール、10月30・31日に福岡・福岡 ももちパレス 大ホール、11月3・4日に大阪・梅田 サンケイホールブリーゼにてそれぞれ上演される。
2018年08月22日KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』が開幕、それに先がけマスコミ向けに一部シーンの公開と囲み会見が行われ、会見にはトリプル主演を務める中山優馬、松岡充、中村雅俊と、作・演出の鴻上尚史が登壇した。【チケット情報はコチラ】本作は、作家で演出家の鴻上尚史が書き下ろし、森雪之丞が作詞・音楽監修を手掛けた新作オリジナル音楽劇。夢に翻弄される20代・40代・60代という三世代の男たちを、中山、松岡、中村が演じる。公開されたのは3つのシーン。まずは元バンドマンで父の納豆の会社を継いだ雅生(松岡)が、母親(久野綾希)から「結婚しようと思うの」と実は結婚詐欺師の小笠原(中村)を紹介されるシーンだ。久野と中村による『恋をしたの、私』の歌唱では、雅生を置いてけぼりにして熱唱するふたりがチャーミング。鴻上が「雅俊さんの役は結婚詐欺師ですが、本人、非常に楽しそうです」と明かし、さらに松岡についても「作業ジャンパー姿で、髪を切り、黒くしていただきました!ありがとうございます!」と紹介した。次に公開されたのは、娘(森田涼花)に頼まれ、雅生が良雅(中山)と会うシーン。3人のテンポのいい会話、コミカルな芝居は観客の笑いを誘う。中山・松岡・森田によるポップな楽曲『夢と才能』では、20代と40代が描く“夢”の変化を歌う中山と松岡のハーモニーも印象的だ。そして最後に公開されたのは、小笠原が良雅に「僕が20代のときはこんな歌に助けられた」と歌い励ますシーン。楽曲は、鴻上が「雅俊さんとやるときに、この曲を歌ってもらいたいとリクエストした」「歌詞がこの作品のテーマと合致している」と語った中村の『あゝ青春』。全7曲中唯一の既存曲となる名曲を、中村と共に中山も熱く歌い上げた。囲み会見で中山は念願だったという鴻上作品への出演に「本当に楽しいです」と笑顔。今回、ギター初挑戦だが「優馬がギターを弾き出すとふたり(松岡・中村)が寄ってくる」(鴻上)という稽古場だったそうで、松岡に「食べてしまいたい」と溺愛されるなど和やかな空気が漂う。松岡は作品について「自分の人生がもうひとつあったら、こういう作業服を着て一生懸命現実の事情を背負いながら生きる男になっていたかもしれないと思う。(芝居のなかで)新たな人生を歩ませていただいてる」と語った。最後に中村が「どんなに素敵な舞台も歌も、観てもらわないと聴いてもらわないと始まらない。ぜひ足を運んでいただきたい!」と言い、賑やかに会見を後にした。公演は9月2日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演後、9月5日(水)・6日(木)に福岡・久留米シティプラザ、9月14日(金)~16日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼを巡演。取材・文:中川實穗
2018年08月14日中山優馬(24)が松岡充(47)や中村雅俊(67)とともに“トリプル主演”を務める音楽劇「ローリング・ソング」。8月11日に記者会見が行われたが、そこで話題になったのが中山の並々ならぬ努力だ。各スポーツ紙によると、同作で中山はギターに初挑戦。この日、松岡は「まじめで努力される」と中山の努力を評し「すごいうまいです、びっくりすると思います」と技量を絶賛。続けて中村も「初めてとは思えないほどうまい」と太鼓判を押したという。Twitterでも観客から《優馬くんは前髪上げててワイルドで、ギターもしっかり弾けていて歌も本当上手で最高!》《今日も優馬くんは素敵でした。最後の歌ギター弾きながら歌うのカッコいいから何処かで披露してくれないかなぁ~》といった声が上がっていた。「中山さんの努力家な一面は、業界でも定評があります。同じジャニーズ事務所に所属する堂本光一さん(39)も17年のミュージカル『Endless SHOCK』で共演した際、アクションシーンに打ち込む中山さんの姿に一目置いていたそうです」(舞台関係者)中山は17年3月に主演を務めたドラマ「北斗-ある殺人者の回心-」(WOWOW)にまつわるインタビューで、本誌にその努力家な素顔を明かしている。作品監督から10キロの減量を言い渡された中山は、なんとそれを上回る約12キロの減量に成功。さらに「普通の環境にいたら、北斗(中山の役名)を演じられる自信がなかったので」として、テレビや冷蔵庫だけでなく携帯電話も使わない生活を送っていたという。同インタビューでは「ジャンルを問わずいろんな作品に出たいですね」と語っていた中山。そのタフさがある限り、期待できそうだ。
2018年08月13日公演初日を迎えた舞台 KONAMI@network vol.16『ローリング・ソング』の公開稽古と記者会見が11日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで行われ、トリプル主演の中山優馬、松岡充、中村雅俊、演出の鴻上尚史が登場した。本作は、作家で演出家の鴻上尚史が書き下ろし、森雪之丞が作詞・音楽監修を手掛けた新作オリジナル音楽劇。夢に翻弄される20代(中山優馬)、40代(松岡充)、60代(中村雅俊)という三世代の男たちの物語を描き出す。鴻上演出の舞台に念願叶って出演が決定したという中山は「このような役をいただいて本当にうれしいです。早く皆さんに見て欲しいですね」と公演が待ち遠しい様子で、「稽古はスピード感というか、圧倒されました。でも本当に楽しくて、稽古場に行くのが楽しみでした」と演出の鴻上や松岡、中村らキャスト陣と共有した時間に充実した表情を見せた。そんな中山について松岡は「終わったらすぐ帰ってたよね。普通、稽古終わったら話したりするんですけど、稽古以外全然喋ってくれないんですよ」と指摘すると、中山は「よく言いますわ! 全然嘘ですよ!」と必死の形相で否定する場面も。そのやり取りに鴻上は「この2人、(出身が)大阪なので無駄に盛るんですよ。この盛り方は止めてもらいたい」とたしなめるも「優馬は自分の手作り弁当を持ってきて稽古前に食べてました。帰りはマネージャーさんが大切にしている虎の子ですから、そのまま連れて帰ってましたよ」と明かしていた。夢をテーマにした同舞台。自身の夢を問われた中山は「今回は初めてこういう役をいただいたので、もっともっと色んな役に挑戦してきたいです」と俳優としてさらなる活躍に意欲。現在67歳の中村は「夢を語るほど年齢的にいい年齢なので」と自虐的に語るも「この『ローリング・ソング』というタイトルのように、まだまだ年齢関係なく続けるというか、まだまだアクティブでいたいという気持ちがすごくあるので、"~し続ける"ということをテーマにして夢になっている感じですね」と意気盛んだった。舞台 KONAMI@network vol.16『ローリング・ソング』は、8月11日~9月2日(8月14日・20日・27日・30日は休演)に東京・新宿の紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、9月5・6日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、9月14~16日に大阪・サンケイホールブリーゼにてそれぞれ公演される。
2018年08月12日今年の夏もお茶の間を騒がせている朝ドラヒロインたち。16年上半期の『とと姉ちゃん』でヒロインをつとめた高畑充希(26)は、その“恋の行方”に注目が集まっている。「16年11月、『とと姉ちゃん』でも共演した坂口健太郎(27)との熱愛報道が浮上。その後も坂口さんが彼の自宅に通う姿や、同じマンションに引っ越していたことなども報じられました。2人とも、互いの価値観や波長が合っているようですね」(前出・芸能プロダクション関係者)10月からは『忘却のサチコ』(テレビ東京系)で主演をつとめる高原。さらに実は、9月19日には『過保護のカホコ』(日本テレビ系)のドラマSP放送が決定しているという。そんな彼女の憩いのひとときは、やはり“食”だった。「最近の高畑さんはスーパーでお酒とつまみを買うのが日課。坂口さんと宅飲みしているそうです。2人とも呑兵衛なので、大盛り上がり。お陰で、外に出る機会が減ったそうです(笑)」(2人の知人)そうした生活が、女優奮闘の原動力となっているようだ。
2018年08月10日作・演出が鴻上尚史、作詞・音楽監修が森雪之丞の豪華タッグで贈る新作舞台「ローリング・ソング」。転がり続ける人生の中で、胸の中に鳴りやまない音楽への夢を、三世代の男達があがきながら歌い上げていく物語だ。20代のミュージシャン役にはジャニーズの中山優馬、40代の元ロッカーにして現在は納豆売りの男役にはロックバンドMICHAELの松岡充を各々キャスティング。そして、60代の結婚詐欺師役を演じるのが、日本を代表する俳優&歌手の中村雅俊だ。【チケット情報はコチラ】中村が鴻上の舞台に出演するのは約10年ぶりだという。「お互いの舞台やライヴをよく行き来して、一緒にやろうとずっと言っていたので、遅いよという感じ(笑)。鴻上さんの舞台は、前回の『僕たちの好きだった革命』もそうでしたが、実にきめ細やか。台詞にふさわしいキーの高さ、メロディ、ニュアンスなどが細部まで的確なんです。さらに全体を見渡し、観客を一瞬たりとも飽きさせない構成力を備えているのも素晴らしい。今回は稽古の度に台詞に直しが入っていて、鴻上さんの真剣さがひしひしと伝わってきますね。詐欺師役はこれが初めてですが、俳優の演じる仕事と共通する部分もあり、台詞を本音か嘘かわからなくなる瞬間があるのが面白い」今回は音楽劇ということで、歌が重要な役割を果たすが、歌謡界の大御所・森が手がける音楽の聴きどころを尋ねると、「舞台全体で7~8曲あって、僕が歌うのは2曲。1曲目は、自分が口説く納豆売りの母親・久野綾希子さんとのコミカルなデュエットです。彼女との共演は久々ですが、さすがは劇団四季の出身で歌がお上手。もう1曲は、『あゝ青春』。43年前に松田優作さんと共演したドラマ『俺たちの勲章』のテーマ曲でした。どちらも百戦錬磨の森さんらしい、鴻上さんの舞台の流れに合った巧みな作詞と選曲だと思います」音楽への夢を持ち続けることへの喜びや不安を描いた今回の舞台。過去に多くのヒット曲を残してきた中村だが、自身の20代と40代を振り返りながら、共演の中山&松岡に対する印象を次のように語る。「プロになるのも売れ続けるのも難しい音楽の世界で40年以上やってこられた自分は、本当に幸せでした。20代は膨大な時間があって、将来なんて全く考えなかった。その後、場数を踏んで得たキャリアを周りにどう還元するかを意識したのが40代。60代はそれがもっと熟成するけれど、今度は体力の問題が出てきて(笑)。この点、優馬も松岡君も、僕とは音楽的にも俳優的にもタイプが違う。優馬は稽古段階から台詞をひとつもとちらない集中力の高さが凄いし、松岡君は台詞の喋り方も“ミュージシャンそのもの”なのが魅力だと思います」公演は8月11日(土・祝)から9月2日(日)まで、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。その後、福岡、大阪を巡演する。取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年07月27日海外の演出家と組んだ主演舞台『ドリアン・グレイの肖像』や大竹しのぶ主演音楽劇『にんじん』出演など、近年演劇界でもその名を目にする、歌手で俳優の中山優馬。この夏、鴻上尚史作・演出の新作オリジナル音楽劇『ローリング・ソング』に出演。松岡充、中村雅俊とトリプル主演を務める。公演に先駆け中山と鴻上が取材会で意気込みを語った。KOKAMI@network vol.16「ローリング・ソング」チケット情報ある日、元バンドマンで今は納豆売りの男(松岡充)の前に、「あなたの息子です」と名乗るミュージシャンの青年(中山優馬)が現れる。しかし、納豆売りの男の記憶は曖昧だった。そんな“父親”の姿に失望した青年の前に、今度は「夢を諦めるな」と60代の男(中村雅俊)が現れる。男は夢を売る結婚詐欺師だった…。不思議な縁に導かれるように相見えた男たち。そこへ納豆売りの母親と娘までが加わり、物語は思わぬ展開へ。見る時期に終わりはあるのか――。そんな命題に、三世代の男たちの姿を借りて挑みたいという作・演出の鴻上。「20代で夢を諦めるヤツもいれば、60代で夢見るヤツもいる。夢は年齢じゃないんだということを伝えたい」。それゆえ、世代間で夢に対する熱量が片寄らないように配慮したとも。「なるべく三者ががっつり同等に組んで、なおかつ60代と20代の女優たちの存在も突き刺さるような、女たちの闘いもある。三世代の話ですが、五角形がちゃんと拮抗するようには仕上げたい」。昨年、鴻上が手掛けた舞台『ベター・ハーフ』を観劇し、その作風に強く惹かれたと話す中山。「物語の面白さ、客席を巻き込む展開、セリフのスピード感など、どう稽古したらこんな風に表現できるんだろうって引き込まれました」。出演が決まり「今までにない役」と気を引き締める。「エネルギッシュな純真さで周囲を引っ掻き回していく、普段の僕とも正反対な“発散型”の役。挑戦だなって」。鴻上も「笑いをさらってほしい」と発破をかける。「真剣だから可笑しい。本人にとっては深刻でも、他人から見たら滑稽だし。人生ってそういうもの。人生を描くなら悲劇も喜劇も両方存在させたい。その両方を優馬は持っているんじゃないかな」。劇中歌は全7曲。中山は3曲を担い、うち1曲は松岡との親子バトル曲。熱い歌声にも注目だ。「僕は役と同世代なので20代に共感するけど、観客の皆さんはどの世代の目線で見るのかも気になります。男女問わず楽しんで」と中山。鴻上は初観劇にもぴったりとアピールする。「間違いなく、芝居ってこんなに面白いんだ!と思ってもらえる自信がある。普段僕の重い芝居を見慣れた方も今回は身構えずに、体力がなくても楽しめると思います(笑)」。公演は、8月11日(土)から9月2日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、9月5日(水)、6日(木)まで福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、9月14日(金)から16日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年07月18日現在公開中のアニメーション映画『未来のミライ』で主役の4歳男児の声を務め、声優に初めて挑戦した18歳、上白石萌歌。10歳の時、第7回「東宝シンデレラ」オーディションに挑戦、見事当時の最年少記録を更新してグランプリに輝いた期待の若手女優だ。モデル、歌手など活動の場を広げる彼女が今秋、小池修一郎脚本・演出のヒット作、舞台『るろうに剣心』でヒロインを演じる。取材会で上白石は、「舞台は私の原点。小池先生との出会いで女優として成長できそう」と、胸弾む心境を語ってくれた。浪漫活劇「るろうに剣心」チケット情報明治11年、東京。泣く子も黙る“人斬り抜刀斎”としての過去を棄て、今は不殺を誓い流浪する伝説の剣客、緋村剣心(早霧せいな)。心に罪を抱えた男が「人を活かす剣」を志す少女・神谷薫(上白石萌歌)と出会う時、物語が動き出す――。原作はシリーズ累計発行部数6千万部を誇る、和月伸宏の同名漫画。TVアニメ化、実写映画化を経て2016年、小池修一郎脚本・演出により宝塚歌劇団雪組で初舞台化された。当時主演した元雪組トップスター早霧せいなが、今回再び男女の枠を超えて緋村剣心役に挑む異例の注目作だ。早霧と初対面した上白石は「この方についていけば大丈夫」と一瞬で心奪われたという。「普段は女性らしく柔和な印象ですが、製作発表やポスター撮影の現場でひとたび衣装を身に着け殺陣を披露すれば、漫画から抜け出たように剣心そのもの。誰よりもかっこいい!作品に費やされてきた時間や愛情が目に見えて伝わってきて、惚れぼれしました」。原作で感じた神谷薫の第一印象は「なんて美少女なんだ!」。凛として恐れを知らない反面、剣心と出会ったことで女の子としての顔ものぞかせる。「可愛らしく繊細な心の移ろいを丁寧に演じたい」。また、アクションシーンでは殺陣が動いて見えるほど臨場感溢れる画力にも圧倒されたと言い、「舞台ではもっと迫力を出さないと」と気を引き締める。歌も「どんどん強化していきたい」と、大劇場の隅々にまで感情を届けるべく猛特訓中だ。殺陣、和装と初めて尽くしのプレッシャーもあるが、それ以上に「舞台は自分を一番解放できる場所」として、「自分らしく自由に楽しみたい」とは、頼もしい。共演には松岡充、廣瀬友祐、三浦涼介、上山竜治、植原卓也、愛原実花、松岡広大ら今をときめく人気俳優がずらり。花道を使った新演出にも期待が高まる。「場内に提灯がある感じとか、劇場も作品世界にぴったり。客席との距離も近く、より密な空気を感じていただけるはず。新しい“るろ剣”が届けられると思うと、私も今から胸が高鳴っています。ぜひ秋まで楽しみにお待ちいただければ嬉しいです」。公演は、10月11日(木)から11月7日(水)まで東京・新橋演舞場、11月15日(木)から24日(土)まで大阪松竹座にて上演。チケットは7月28日(土)10:00より発売。一般発売に先駆け、7月28日(土)9:30まで先行先着プリセール実施中。取材・文:石橋法子
2018年07月07日スキンケアブランドのSK-IIは、女性が本来持つすっぴん素肌の美しさを大胆かつありのままに表現する「#すっぴん素肌プロジェクト」を6名のアンバサダーらと共に6月8日に開始。時代を象徴する写真を撮り続ける、世界で名高いフォトグラファー集団のマグナム・フォトとタッグを組み、最後にすっぴん素肌を魅せたのは、女優・松岡茉優。この撮影に向けて、SK-IIのフェイシャル トリートメント エッセンスとともに挑んだ軌跡を収めた動画を7月6日に公開しました。SK-IIのプロジェクトに初めて参加した彼女にとって、肌へのメークを施すことのない状態で撮影に挑むことは、女優人生の中で初めての経験。撮影に挑むことへの不安を抱えていた彼女の撮影を担当したのは、時代を象徴する写真を撮り続ける、世界で名高いフォトグラファー集団、マグナム・フォトの精鋭クリストファー・アンダーソンと、アレッサンドラ・サンギィネッティ。彼らによって、大胆かつありのままの松岡茉優の素肌美が写し出されています。今回公開した動画の中では、ありのままの素肌美だけでなく、初めてのすっぴん素肌での撮影に向けて感じていた不安や、フェイシャル トリートメント エッセンスでケアを続けたからこそ得られた撮影に挑む自信など、自然体で飾らないさまざまな表情をお楽しみいただけます。■松岡茉優の言葉初めてすっぴん素肌でのぞんだポートレイト撮影、その経験を通して感じた想いを松岡茉優は次のように語りました。Q.肌へのメークなしのすっぴん素肌で撮影ということを初めて知らされた時は、どう思われましたか。役者のお仕事では、次は警察官、次はお医者さんと、その上結構いろんなことがあって、ちょっとのことでは驚かない耐性はついていたと思っていたのですが、まさかここまで本当にすっぴんになるとは思っていなかったので、正直かなり驚きました。今でもドキドキしています。Q.松岡さんにとって肌へのメークをせず、すっぴん素肌で撮影に臨むことはどのような意味がありますか。固定概念を捨てるということなのかなって思いました。今まですっぴんで撮影をしたこともなかったですし、こうじゃないといけない、この角度が苦手などありましたが、その縛りを捨ててみようと思わせてくれましたし、もっと楽に考えたらいいことあるかなって気持ちにもなれました。Q.撮影に向けてどのような準備をされましたか?また、SK-IIのフェイシャル トリートメント エッセンスでケアをされたことは、松岡さんにとってどのような意味がありましたか。撮影の後やプライベートのときにすっぴんになると、まるでメークをしてる感じのようなツヤ感のある素肌だなって思えるんです。きっと肌のキメが整うことでつるっとするし、そのことがツヤをもたらしてくれているんだろうと感じています。どちらかというと私の肌は乾燥しがちなのですが、フェイシャル トリートメント エッセンスで毎日丁寧にお手入れをすることが、自信をもたらしてくれたと思います。(お問い合わせ先)SK-IITEL 012-002-1325
2018年07月07日浪漫活劇『るろうに剣心』の製作発表会見が27日に都内で行われ、早霧せいな(緋村剣心役)、上白石萌歌(神谷薫役)、廣瀬友祐(斎藤一役)、三浦涼介(四乃森蒼紫役)、植原卓也(相楽左之助役)、愛原実花(高荷恵役)、松岡広大(剣心の影・緋村抜刀斎役)、松岡充(加納惣三郎役)、小池修一郎(脚本・演出)、木村有祐(梅田芸術劇場 代表取締役社長)、安孫子正(松竹 取締役副社長・演劇本部長)が登場した。司会は中井美穂が務めた。原作は、漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミック。アニメ化、実写映画化もヒットした同作を、2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初めて舞台化、今回は小池の新演出による上演となる。宝塚版で主人公・緋村剣心を演じた早霧が、男女の枠を超えて再び同役を演じることとなる。製作発表では、劇中衣装を身につけた出演者陣による殺陣のパフォーマンスも行われ、会場内はヒートアップ。小池は、東アジアで盛んな性別を超えた演劇、日本が世界に送り出す最大の文化である漫画をベースにした”2.5次元”など、これまであった文化が融合し「新しい文化のエンターテインメントが生まれたらいいんじゃないか」と、同作への期待を熱弁した。早霧は「男性キャストの皆さんのいる中で、男性を演じるのはどうなのかと悩んだこともありましたが、人を演じるという意味では変わりはないんじゃないかという境地に行き着いて、ここに立っています」と葛藤を吹っ切った様子。一方で、久しぶりの男役に「堂々と足を広げて座っていられる。やっぱり楽なんだなって。染みついた感覚はなかなか抜けないと思い、男役を17年間勤めてきた自分としては喜びでもありました」と心境を明かした。松岡は「芝居を始めてからはまだ浅く、15年になるんですけど、僕がお芝居を始めた当初に小池先生に一度お声がけいただいたことがありました」と振り返る。「今回お声をかけていただいて、すごく光栄でしたが、初めてお会いした時に『松岡くん、結構年いってんだね!』と言われて」と訴えると、小池は頭を下げて謝罪していた。実際に"早霧剣心"に会った上白石は「好きになってしまいそうです」と笑顔を見せ、「日本のみならず、世界中の人に愛されてる漫画原作。お客さんと密に同じ空間に入れることや、その場の空気で感じる臨場感があると思うので、原作ファンの方にも感じていただきたいです」と意気込んだ。また、「彼の中での正義があって、信念がある。そういったものも、自分なりに舞台の中でできたらなと思います」と語る廣瀬や、映画版にも出演していた三浦、宝塚時代に色気が足りずに小池に怒られたという愛原など、個性豊かな出演者陣がそろう。"体を大きくする"という使命のある植原は「ご飯もいっぱい食べて、人生における中で体重が一番重い状態まで来ていて、ここから稽古を通して本番どうなるかな」と期待。松岡は「伝説の人斬り役、刀を使う殺陣は初めてで、役者としてすごく成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を見ていただけたらと思います」と見どころを明かした。東京公演は新橋演舞場にて10月11日〜11月7日、大阪公演は松竹座にて11月15日〜24日。
2018年06月27日枠にとらわれない松岡亮の作品が集結!20代より世界各国を巡り、独特の世界観で人々を魅了し続けるアーティスト“松岡亮”さんの展覧会『あなたの空だ。人の空にするな。』が銀座 蔦屋書店のGINZA ATRIUMにて開催されます。繊細な指先の動きを利用して紙に刻みつけるよう描かれた絵画作品や、感覚・感情の赴くままに縫い込まれた刺繍作品、ライヴペインティングなどで注目を集め続けている松岡さん。ヨウジヤマモトとのコラボレーションやパリ「L’ECLAIREUR Rue Herold」での個展をはじめ、近年では2018年に韓国「gallery meme」での個展を開催するなど、活動の域は日本を飛び越え、国内外問わず活動を続け多くの人たちに感動と驚きを与えています。見るものすべてを圧倒する大型作品も登場。今回開かれるこの展覧会では、東京初の発表となる5m×4mの大型新作を中心に、初夏に差し込む自然光のもと、作品たちの魅せるさまざまな表情を楽しめる内容となっています。天井から吊るされた5m×4mの大型新作は、自分の身長よりも遥かに大きく、見上げなければ作品全体を視界に入れることができません。作品の前に立ち間近で見上げたとき、目の前に大きく広がる作品は圧倒的な存在感で見る人すべてを魅了するでしょう。『あなたの空だ。人の空にするな。』は、2018年5月22日(火)~6月19日(火)まで開催予定。興味のある方はぜひ、足を運んでみてください。イベント情報イベント名:松岡亮展覧会『あなたの空だ。人の空にするな。』催行期間:2018年05月22日 〜 2018年06月19日住所:東京都中央区銀座6-10-1 「GINZA SIX」6F 「銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM」電話番号:03-3575-7755(代表)
2018年05月21日5月15日に本誌が報じた松岡茉優(23)の事務所移籍について、さまざまな反響が巻き起こっている。 松岡は昨年、所属していた「ヒラタオフィス」から「ヒラタインターナショナル」に移籍。両者は同系列だが、仕事の方針が異なるという。 19歳のころ、「FRIDAY」に俳優とのツーショットを撮影された松岡。公共機関のCM出演が決まっていたが、この件により同CM出演はご破算に。当時のマネージャーは激怒し、数時間にわたり罵倒。マネージャーが変わった後も、松岡のパワハラへのトラウマが消えることはなかったという。 同じく宮崎あおい(32)と多部未華子(29)も先に「ヒラタインターナショナル」へ移籍していたことを、本誌は4月に報じている。宮崎もまた、松岡と同じく「ヒラタオフィス」の“人間関係”を理由に移籍したという。 今年1月に移籍を果たした松岡だけでなく、宮崎と多部の移籍も公表されていなかった。しかし本誌が10日に問い合わせた直後、両事務所のHPが更新。3人の移籍が初めて公表される運びとなった。 15日、ヒラタオフィスの公式サイトには「エンターテインメント界へのさらなる寄与とグループの発展を目的」とした組織再編と共に、3人の移籍を改めて報告。そして、こう呼びかけている。 「これを機にグループ全社社員一同、社業の新たな発展に努力して参ります所存ですので、今後とも変わらぬご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます」 だが、ネットでは松岡を心配する声が上がっている。 《体調悪かったの、原因これかな?大好きだから、のびのび仕事して欲しいよ》《芝居大好きな茉優ちゃんがそこまで言ったのだったら相当辛かったんだろうな》《こんなことがあったなんて茉優ちゃん辛かったろうな……》 そして新たな門出を迎える3人へのエールも。 《事務所変わったと言っても、大きく変わるんじゃないからね。普通に今まで通り応援するよ》《何があっても大丈夫!むしろこの3人で映画撮ってほしい》《松岡茉優が移籍したヒラタインターナショナル、在籍してる女優がたった3人だけっぽいんだけど、この3人で天下取れますぜ》
2018年05月15日「初主演映画の『勝手にふるえてろ』の演技も好評で、日本映画プロフェッショナル大賞も受賞した松岡茉優(23)ですが、“先輩女優”たちに続いて所属事務所を移籍しました」(芸能プロダクション関係者) 松岡といえば、映画『ちはやふる』やドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)にも出演した若手有望株だ。 この芸能プロダクション関係者が“先輩女優”と呼ぶのは、宮崎あおい(32)や多部未華子(29)のこと。彼女たちは昨年、長年所属していた『ヒラタオフィス』から『ヒラタインターナショナル』に移籍している。松岡もその後を追うように、ヒラタインターナショナルに移籍したのだ。関係者が続ける。 「ヒラタオフィスとヒラタインターナショナルは、系列としては同じということになっていますが、仕事の方針はかなり異なります。宮崎は今年3月にヒラタオフィスの新社長に就任したA氏に昔から不信感を持っており、移籍を決めました。松岡の移籍理由も同じような“人間関係”ですね」 問題が発生したのは3年前だという。発端は当時19歳だった松岡が写真週刊誌『FRIDAY』に、俳優とのツーショットを撮影されたことだった。 「掲載されたのは自転車に二人乗りしている写真でした。間が悪いことに松岡は当時、ある公共機関のCM出演が決まっていたのです。しかしその二人乗り写真が問題となり、CM出演はご破算になってしまいました。そのことに彼女のマネージャーだったB氏は激怒し、数時間にわたって罵倒し続けたそうです」 彼女も売出し中の大事な時期にとった自分の軽率な行動については反省していたそうだが、B氏の数時間もの罵倒による精神的ショックは大きかったという。B氏がマネージャーから外れた後も、松岡のパワハラ・トラウマは消えることはなかった。そして昨年12月、ヒラタオフィスの当時の社長のもとを母といっしょに訪れ、嘆願したという。 「ほかの事務所に移らせてください。無理なら、女優を辞めてもかまいません」 結局今年1月に彼女は移籍を果たしたが、その事実はずっと公表されていなかった。 「看板女優が3人も移籍するのは大ごとで、ほかの所属タレントたちへの説明も必要ですが、それが進んでいなかったのです」(前出・関係者) だが本誌が5月10日に松岡の移籍について問い合わせた直後、両事務所のHPが更新。初めて移籍が公表されることになった。 5月9日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では楽し気にトークも披露していた松岡。しかし、その笑顔の陰で“女優人生の転機”もむかえていたのだ。
2018年05月15日5月13日、TOKIOの松岡昌宏(41)がパーソナリティを務めるラジオ番組「TOKIO WALKER」(NACK5)がスタート。同ラジオの前身番組は元TOKIOの山口達也(46)がパーソナリティを務めており、山口の不祥事を受けて終了となった。 松岡は番組冒頭にて「毎週この時間を担当していた山口達也がみなさまに多大なご迷惑、ご心配をおかけして大変申し訳ございません」と謝罪。「本来ならば、本人から謝罪すべきところでございますが、ただいま山口達也本人はその状態にございません」と説明した。 パーソナリティへの抜擢については「急きょということもあり、僕が“代わりに”というのはおこがましいところもある」と語り、「いろんなご意見もおありになるでしょうし、みなさまのお気持ちもあると思いますが、自分も勉強させてもらいたい」と決意を新たにした。 番組では、寺尾聰(70)の『ルビーの指環』などを選曲。最後は、松岡が主演を務めるドラマ『家政夫のミタゾノ』の主題歌である島茂子(47)の『戯言』で番組を締めくくった。 同ドラマの裏話として松岡が女装メークのために右目用と左目用で2種類のビューラーを使用していることや、「塩分を控えると目がむくまないので、マスカラのノリが良い」といった話も。これにはリスナーからTwitterで《女子力高い》といった声が上がった。 冒頭の謝罪については《番組冒頭の謝罪?挨拶?しっかりしてるなぁ~》と感心する声や、《松岡くん、硬いな》という声も。それでも中盤からは《松岡君はっちゃけとるなー》という感想も見られた。 また、リスナーからは松岡への応援メッセージが上がっている。 《松岡さんこれからがんばってください》《ファンではないが、応援したい。パーソナリティが自然体で聴きやすい》 なお、NACK5は埼玉県を対象としたFM放送。前身番組にあたる「山口達也 TOKIO WALKER」では埼玉県出身の山口がパーソナリティを務めていた。山口の強制わいせつ容疑が4月25日に報じられたのを受け、4月29日と5月6日は放送を休止。5月2日に終了が発表された。
2018年05月13日アイドルグループ・TOKIOの松岡昌宏がパーソナリティーを務めるFMラジオ局NACK5の新番組『TOKIO WALKER』(毎週日曜7:00~8:00)が13日、スタートした。元TOKIOの山口達也が強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、山口がパーソナリティーを務めていた『山口達也 TOKIO WALKER』が終了。その後番組を松岡が担当することとなった。冒頭、「おはようございます。TOKIOの松岡昌宏です」とあいさつした松岡は、「毎週この時間を担当していた山口達也が多大なご迷惑そしてご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「本来ならば本人が謝罪すべきところですが、ただいま山口本人はその状態にございません」と説明した。そして、「僕が代わりというのはおこがましところがあるんですけど、このラジオを聞いているみなさんにもっともっとこのラジオ『TOKIO WALKER』を楽しんでいただきたいということで、とりあえず私、松岡がこの番組を担当させていただくことになりました」と伝え、「いろんなご意見もおありになるでしょうし、みなさまのお気持ちもあると思います。自分も勉強させてもらいたいと思います。これから1時間毎週私が担当させていただきますので、ぜひ最後までお付き合いいただけるとうれしいです」と呼びかけた。
2018年05月13日FMラジオ局のNACK5は6日、TOKIOの山口達也がパーソナリティーを務めていた『山口達也 TOKIO WALKER』の後番組として、TOKIOの松岡昌宏がパーソナリティーを務める『TOKIO WALKER』(毎週日曜7:00~8:00)を13日から放送開始すると、同局の公式サイトで発表した。サイトでは、「5月13日(日)から毎週日曜日AM7:00~AM8:00は『TOKIO WALKER】<パーソナリティー:松岡昌宏(TOKIO)>を放送致します」とアナウンスした。『山口達也 TOKIO WALKER』は、山口が強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったことを受け、番組終了。事件発覚直後の4月29日は放送を中止し、5月2日に終了が発表された。
2018年05月06日女優の松岡茉優が14日、都内で行われたアフラック「生きるためのがん保険 Days1」新商品発表会に、嵐の櫻井翔、俳優の西島秀俊、お笑い芸人の渡辺直美と共に出席し、バレンタインのエピソードを語った。この日がホワイトデーということで、司会進行役のフリーアナウンサー・徳光和夫が女性陣にホワイトデーのエピソードを質問。松岡は「ホワイトデーは返ってきてないんですけど」と前置きしてから、「バレンタインデーって恋心ももちろん素敵だなと思うんですけど、日頃伝えられない感謝を伝える日でもあるかなと思っていまして、今年は妹と一緒に父と母に手作りのチョコを焼きました! カップケーキとクッキーを」と家族のほんわかエピソードを披露した。すると徳光が「あっそうなんだ。差し障りのない…」とツッコみ、松岡は「すいません! いま大事な時期で、若手女優なんで!」とすぐに反応。2人のやりとりに笑いが起こった。また、徳光は「お返ししていいのかどうかわからない人からもらったんですけどね。マツコ・デラックスとミッツ・マングローブ」と自身のエピソードも話して笑いを誘った。渡辺は「なんの思い出もないなー。あげるタイプの人間じゃなかったので」と言い、「唯一、小学校のときの思い出で、同級生の男の子にチョコレートをあげて、ホワイトデーにお返しをくれたんです。開けたらふりかけが入っていて、斬新なお返しと思って。ふりかけ食べようかなと思ったら、また男の子がきて『ごめん間違えた』って言ってアメをくれたんです」と唯一のエピソードを明かした。
2018年03月14日TOKIOの松岡昌宏、歌舞伎俳優の中村獅童、女優の松岡茉優らが2日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『江戸は燃えているか』(3月3日開幕)の初日前会見に出席。松岡(昌)が松岡(茉)をいじり、笑いが起こる場面があった。同作は、三谷幸喜が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。松岡(昌)は「いろんなジャンルの方がいらっしゃるので、存在感、セリフの言い方、笑いの間、みんな違う。それが一緒になるからこそおもしろい」と見どころを語り、「うちの姫、松岡茉優が天真爛漫。その良さがゆめという役に出ていると思う」とアピール。松岡(茉)が「大変恐縮ではございますが…」と言うと、松岡(昌)は「うそつけ!」とツッコみ、会場から笑いが起こった。また、松岡(茉)が「三谷さんに言いたいことが一つあったんです! ここ初舞台立たせていただくことになったので、花道を歩きたかったです」と花道を歩く場面がないことを残念がると、三谷氏と松岡(昌)が「今、じゃあ」「ムービーの人たちが待ってるんじゃない!?」と歩かせようとし、松岡(茉)は「今は歩かないです!」と拒否。再び会場から笑いが起こった。さらに、中村と松岡(昌)の共通点の話題になった場面でも、松岡(昌)のいじりが炸裂。勝の妹の夫・村上俊五郎役の田中圭が「机がきれい」と明かすと、松岡(昌)は「俺がきれいなんじゃなくて松岡茉優が汚い」と暴露し、松岡(茉)は「違う!」と反論した上で、「お二人とも声をかけてくれる。舞台をたくさん知ってらっしゃるから気にかけてくれる。優しい兄貴が2人いる感じ」と2人に感謝した。勝海舟役の中村は「見どころは全部。笑っていただきたい。セットが本物かって思うくらいリアルで、見る場所によって見え方が違うと思うので、一度とは言わず、二度、三度見ていただきたい」とアピール。また、「稽古中に我が家で鍋をさせてもらって、そこでみなさん仲良くなって」と自宅で共演者と鍋パーティーを行ったことを明かし、「初日始まってから松岡さんのおうちで鍋をやるのでそれが楽しみ」と、松岡(昌)の家でもやる計画があると話した。会見には、松岡(昌)、中村、松岡(茉)、田中、三谷氏のほか、八木亜希子、高田聖子、藤本隆宏、中村蝶紫、磯山さやか、飯尾和樹、妃海風、吉田ボイスが出席した。
2018年03月02日TOKIOの松岡昌宏、歌舞伎俳優の中村獅童、女優の松岡茉優らが2日、東京・新橋演舞場で行われた舞台『江戸は燃えているか』(3月3日開幕)の初日前会見に出席した。同作は、三谷幸喜氏が書き下ろした幕末群像喜劇。江戸城明け渡しの交渉のため、勝海舟と西郷隆盛が江戸で会談をすることになるが、喧嘩っ早い勝が西郷と会談したら戦が始まってしまうと心配した勝家の人々は、庭師の平次に勝のフリをさせ、和平交渉をしてしまおうとするが――という物語だ。会見では、勝海舟役の中村と、勝の"替え玉"となる庭師・平次役の松岡(昌)の共通点の話になり、勝の妻・たみ役の八木亜希子は「獅童さんと松岡さんが似ている。お二人とも脚がきれい。そこも見られると思います」と2人の美脚を見どころとして紹介。勝家の女中頭・かね役の高田聖子は「肌がきれい」と話した。勝の妹の夫・村上俊五郎役の田中圭が「机がきれい」と明かすと、松岡(昌)は「俺がきれいなんじゃなくて松岡茉優が汚い」と松岡(茉)をいじり、会場から笑いが。松岡(茉)は「違う!」と反論した上で、「お二人とも声をかけてくれる。舞台をたくさん知ってらっしゃるから気にかけてくれる。優しい兄貴が2人いる感じ」と明かした。また、三谷氏は「僕から演出の注文をしても絶対にできないって言わないし、瞬時に考えて論理的にやってくれる。本当にやりやすい」と演出家の目線で2人の共通点を語った。会見には、松岡(昌)、中村、松岡(茉)、八木、高田、田中、三谷氏のほか、藤本隆宏、中村蝶紫、磯山さやか、飯尾和樹、妃海風、吉田ボイスが出席した。
2018年03月02日