女優の真矢ミキ(52)が15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。15日発売の週刊誌『週刊文春』で30代の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見を開いた歌舞伎俳優の中村橋之助(51)について言及した。10月に歌舞伎の大名跡である8代目・中村芝翫(しかん)を襲名する橋之助。不倫報道を受けて開いた緊急会見では、「恋人関係ということ?」「お認めになったということ?」といった質問に対し、8回も「私の不徳の致すところでございます」と繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。過去に橋之助と共演した真矢は、一緒に食事をしたときのエピソードを披露。「酔えば酔うほど『敦子(三田の本名)は本当にいい女なんだよ』と言っていたので、素敵な夫婦だなっていう印象」と振り返り、「25年…いろいろあるのでしょうか」と複雑そうな表情を浮かべた。そして、「でも、寛子さんの心は越えたくないですよね、こっちサイドで」と意見。「寛子さんはしっかり受け止められている感じがして、私たちが推進することではないというか、『離婚は?』と聞くのもなんかちょっと違う気がします」と話した。
2016年09月15日女優の真矢ミキ(52)が2日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。1日に新ブログ「KOKORO.」を開設した乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)の前向きな姿勢に感動を示した。真矢は「海老蔵さんがメディアやブログを通して麻央さんのことをお話してくださったので知れることもうれしかったんですけど、直接麻央さんがブログをあげてくださると温かさが近く感じますよね」としみじみ。ブログの文章を見て、「すべて力強く、そして、なんていう視点の美しさ」と称賛した。また、「父がガンだったんですけどね」と打ち明けた上で、「部位的にガンなんですけど、全体的に自分は病人なんだって思ってしまう。私たち、風邪をひいただけでもそうなる」と意見。「でも、どんどん心がクリアになって、優しくなって、会話も本音が言えるようになって…麻央さんをこっちに倒していくっていうのは、いかに心が美しく、そして、母という立場って…」と感慨深げに語った。麻央は1日、「なりたい自分になる」というタイトルで最初の投稿を行い、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いを告白。夜にも再び更新し、反響に驚きを示すとともに、感謝の気持ちを伝えた。
2016年09月02日女優の真矢ミキが15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。SMAPの解散について言及した。TOKIOの国分太一とともにMCを務める真矢は、「先日、太一さんが『グループっていうカテゴリーは家族でも友達でもない。また違うカテゴリーなんだ』とおっしゃっていた」と国分の言葉を振り返りつつ、「年数が経てば経つほどみんな大人になっていくし、それぞれの社会ができてきたときに、グループ存続ってすごく努力のいることだと思うし、素晴らしいことだと思う」と語った。また、今年1月の解散・分裂騒動の際に、フジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』で5人が謝罪した会見について、「いったん会見を開いたのは、ファンの方の心を1番にして、お言葉をみんなで発表されたんだと思う」と推測。「自分たちの気持ちを置いてきぼりにしたんだと思う」と加えた。そして、「今回のことってSMAPさんらしい」と言い、「いいことかどうかは、ファンの方たくさん悲しんでいる方が多いからわからないけれども、トップ・オブ・トップってこういうことなんだと思います」と意見。「彼らがやめるっていうだけで社会現象が起きちゃう。これは私たちの想像できない範疇」と語った。
2016年08月15日女優の真矢ミキが25日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。22日に日本での配信が開始となったスマートフォン向けゲームアプリ『ポケモンGO』についてコメントした。番組冒頭で、社会現象となっている『ポケモンGO』を大々的に特集。東京タワー前やスカイツリー前、浅草 雷門前など、都内の観光名所を取材し、ポケモンが出現するのか調査した。千葉県浦安市の舞浜駅前では、東京ディズニーランド帰りの人たちを取材し、パーク内の様子を質問。「けっこう出てきましたポケモン」「みんな歩いている人ずっとやっていました」と多く人が楽しんでいたようで、「危ないと思います。周り見えないのでぶつかったりするから」と心配する人もいた。真矢は「まだ数日ですけど、様子のおかしい動きの男性3人に会いました」と話し、「事故につながらないといいですけど」と歩きスマホを心配。そして、東京ディズニーランドでも『ポケモンGO』をやっている人が多くいる状況について、「ミッキーに専念しなさい」と思うと述べた。番組では、富士山も緊急取材。1日で『ポケモンGO』をやっている14人に会ったという。富士山のガイド担当者は、「手元に気を取られて足を踏み外す危険がある」「雷は怖い。金属類(に落ちる)」などと山でのプレイは危険だと警鐘を鳴らしている。
2016年07月25日TOKIOの国分太一(41)と女優の真矢ミキ(52)が28日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)について言及した。番組では、週刊誌『女性自身』が逮捕直前に高知容疑者に独占インタビューしたときのコメントを紹介。高知容疑者は、妻で女優の高島礼子(51)の父親の介護に専念するとして昨年6月に芸能界を引退したが、インタビューでは介護ヘルパーを雇っていることを明かし、義父を風呂に入れるたりすることは「僕がするわけない」と話していたという。国分は「『僕がお義父さんをお風呂に入れるわけない』と堂々と言っているところ…本当にショックですよね」と衝撃を受けた様子。「介護をするために芸能界を、俳優を引退すると言っていた…」と話した。真矢は「世間でね、介護についての認識の薄さに高知さんのことを腹立たしく思っている方多いと思います」と世間の思いを代弁。「命がけで頑張っているという方多いの」と続けた。国分はまた、「義理の父の介護で引退することに対して、みなさん頑張れと思ったと思うんですけどね」と無念の表情。真矢も「思いましたよね」と同調し、「みんなで応援したいような素晴らしい引退でしたよね」と振り返った。
2016年06月28日コスチュームアクセサリーブランド「アトリエ染花」の作品展示&期間限定ショップ「レペティション」が、日本橋三越本店にて開催される。会期は、2016年12月14日(水)から25日(日)まで。「アトリエ染花」は、"モードの小道具"としてのコスチュームアクセサリーを製作するブランド。1981年より35年間、オリジナリティ溢れるこだわりの花飾りを作り続け、多くの人に親しまれてきた。10種の原色染料を絶妙な配合で組み合わせることによって、無限とも言える色彩を製作。白い布を染め上げ立体的な造形に仕立て上げられる作品は、日本人の感性によって紡ぎ出される、繊細な美しさを放つものだ。本展は、2016年7月に青山スパイラルガーデンで開催された作品展の作品を一部特別公開するもの。「esprit」「design」「mode」「repetition」という4つのシーンによって構成され、ブランド設立当初から変わらないクリエーションの姿を紹介する。会場では、新作コレクションや35周年記念ブローチが販売されるほか、青山スパイラルの展示の際に完売した人気アイテムも再販される。また、コサージュ作りを学べるワークショップも開催。長年愛されてきた「アトリエ染花」の歴史と、未来への活力を是非感じてみては。【概要】アトリエ染花 設立35周年記念 作品展&期間限定ショップ「レペティション」会期:2016年12月14日(水)~25日(日)会場:日本橋三越 本館4階 リ・スタイル レディ住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1料金:無料■ワークショップA フラットローズのコサージュ(60分) 4,320円B ミント×イエロー・ピンクのミニブローチ 2点セット(30分) 2,160円日程:12月17日(土)・18日(日)時間:A 11:30~、14:00~、15:30~/B 11:00~、13:30~、15:00~定員:各回4名予約方法: 直営店へ電話(03-3499-6820)もしくはメール(planche@atelier-senka.com)にて受付。「日本橋三越ワークショップ受講参加」を明記し、氏名、電話番号、希望の受講内容を連絡。または、三越本館 4F リ・スタイルレディ店頭でも受付。 ■販売アイテム例・35周年記念ブローチ 6,800円+税・カメリアコサージュ 11,000円+税【問い合わせ先】アトリエ染花直営店TEL:03-3499-6820
2016年06月07日女優の真矢ミキが7日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。舛添要一都知事の調査結果会見を「茶番」と表現した。番組では、政治資金の公私混同疑惑の渦中にある舛添知事が6日に調査結果を公表した会見の内容を紹介。真矢は「えらい茶番を見せられた」とバッサリ斬り、「結末の決まった劇を、キャスティングを舛添さんがされて、それをただただ見せられる1カ月弱」と納得のいかない表情を浮かべた。TOKIOの国分太一も「都民のみなさんもこういう会見になるんだろうってわかっていたんじゃないかなとは思う」とコメント。「"不適切だが違法ではない"。僕たちが聞きたいことはこういうことではなかったと思う」と言い、「会見を見ていても、第3者の方が入っていろいろ説明はするんですけど、舛添都知事がなぜそうやって使っていたのかという説明はやっぱり聞けなかった」と語った。
2016年06月07日歌手の松田聖子が、7日放送のTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、MCを務める女優の真矢ミキと対談する。松田聖子は1980年、18歳の時に「裸足の季節」でデビューし、永遠のアイドルとして現在も精力的に活動。一方、真矢ミキは、宝塚歌劇団花組のトップスターとして活躍、男役として絶大な人気を誇り、退団後も女優として数々の作品に出演している。ともに今年で芸能生活36周年という2人は、今回が初対面。アイドル全盛時代、松田のヘアスタイルに憧れていたという真矢は、自身の貴重な聖子ちゃんカット写真を大公開する。また、「年齢を重ねる中での美の秘訣」や、「松田聖子が曲を作る時のとっておきエピソード」、真矢が明かす「宝塚時代から今も続く不思議な習慣、爆笑秘話」など、ここでしか聞けない話がめじろ押しの対談に。さらに、松田が出演した『ザ・ベストテン』の秘蔵映像も公開する。
2016年06月06日●初めての経験「私にできるんだろうか」4月の改編で、各局夜のニュースのメインキャスターが大幅に入れ替わった中、NHKの23時台では『ニュースチェック11』がスタートした。これまで放送されていた『NEWS WEB』を発展的に解消し、ウェブやSNSを大胆に活用している点が他のニュース番組と大きく異なる。このメインキャスターとして白羽の矢が立ったのが、桑子真帆アナウンサー。『ブラタモリ』でタモリの横について歩き回り、天然な一面や親しみやすいキャラクターで、一躍お茶の間の人気を集めた期待のアナウンサーだ。ニュース番組のメインキャスター、そして帯番組のメインも初めての挑戦だという彼女に、手応えと意気込みを聞いた――。――『ニュースチェック11』がスタートして2カ月弱がたちました。もう慣れましたか?慣れたんですかねぇ…(笑)。世の中的にはそんなに早い時間ではないのですが、今日はいつもよりちょっと早起きをしたら、「早起きだな」って感覚になったので、たぶん生活のリズム的には遅い方にシフトできたんだなって感じました(笑)――今の生活サイクルはどのようになっているのですか?起きるのがだいたいお昼くらいで、それからNHKに来て、日中から夜にかけてずっと番組の準備をします。24時に本番が終わってその後帰宅しますが、神経が高ぶっているので、すぐには寝付けなくて、お風呂に入ったりのんびりしたりして、だいたい薄ら明るくなってきたくらいに床に就く感じですね。――4~5時くらいになってしまいますね!すぐ寝ればいいんですけど、帯番組の生放送ってこういう感じなんですね。気持ちがなかなか静まらないというか。――『ニュース7』『首都圏ニュース845』を隔週で担当されていた時には無かった興奮ですか?その2つをやっていたときは、同じ生放送でありながら、徐々に"着陸態勢"に持っていけたので、ここまで寝付くのに時間はかからなかったです。『ニュースチェック11』は1日の一番最後にズドーンってあって、そっからワーってハイな状態が続くので、なかなか着陸できないという感じですね。――今回、メインキャスターの話を受け時の心境はいかがでしたか?びっくりしました! NHKでは最初地方局に赴任するんですけど、だいたいのアナウンサーは帯番組を夕方に担当して、1回でも代行などをして経験するんです。でも私は夏休みのメインキャスターの代行も経験したことがないですし、帯番組のメインは本当に初めてなので、「どういう感じなんだろう」「私にできるんだろうか」という感じで、不安は大きかったです。――現在もまだ不安はありますか?不安はもちろん無くなってはないんですけど、自分なりに一生懸命やって、なんとかなっているのかな…?という感じですね。自分は報道のアナウンサーとして経験もないし、スキルも本当に底辺のところから始めているので、今の身の丈にあった最大限のことをしようという感じで2カ月弱やってきて、とりあえずは毎日なんとかなってるのかなと思います(笑)――他のインタビューなどで、『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れているとお話になっていますよね。"メインキャスター"という部分で同じお仕事に就きましたが、1つ夢がかなったという感じですか?国谷さんへの憧れというのは、テレビのメインキャスターということではなくて、国谷さんを小学生の時に見て、1つのテーマに対して真剣に向き合って、ゲストの方の言ったことをさらに深めていくという、その人と向き合う姿勢にすごく感激していて、ああいう女性になりたいというものだったんです。まだまだ、ここからだなという感じですね。●有馬キャスターと至近距離「最初は照れました(笑)」――『ニュースチェック11』は、スピーディーにテンポよくトピックを紹介していく、今までにないニュース番組の印象です。ご苦労している点は結構あるのではないですか?ニュース番組には、1つのテーマをものすごい時間をかけて掘り下げるものと、いろんなニュースをお伝えして"横"の面に広げていくものがありますが、私たちは、どちらかというと後者の"横"の方を重視している番組です。掘り下げる方はそれなりの知識が必要ですが、"横"も全部のニュースをある程度分かった上でお伝えしないと、なにか言うべきことも言えなかったりしますので、楽ではないですよね。――カメラに正対するのではなく、斜めの姿勢で話しかけるというのも、他のニュース番組では無いことですよね。でも、私は今まで帯番組のメインでニュースを経験していないので、先入観がなく、そこは適応できているかな…。楽しみながらやってますね。―― 一方で、1人1人に至近距離の小型カメラもありますよね。あのカメラは有馬さんの解説を聞いた後、視聴者の皆さんに「今の分かりましたか?」って1対1になって話しかけるのを目的にしているのですが、なかなかうまくいかなくて…。――スイッチャーさんとのタイミングが課題なんですね。スタジオがラジオブース風なのも印象的です。ラジオの強さって聞き手に近いというところですよね。リスナーに語りかけるし、お便りも読むし、この双方向性をテレビでできないかということで、視覚的にラジオスタイルで作っちゃおうということにしました。狭く狭く行こうと。2月に1回パイロット版を放送したときに、「もっと狭くしろ、有馬さんともっと近づけ」って言われて(笑)。本当に近くに顔があるくらいで、最初は照れました(笑)。でも、その方がよりアットホーム感も出るし、身近にも感じるし、そこに視聴者の皆さんからのツイートがポンって表示されてくることで、1人でテレビを見てる人もツイートに共感したりとか、みんなで見ている気持ちになれる雰囲気を目指しています。――そのツイートは生放送中にどんどん投稿されてくるのを、タブレット端末でチェックして拾って読んでいますよね。まさにラジオのような、生の双方向のやり取りも新鮮です。うまく双方向できていればいいんですけれど…。番組が終わると、いつも皆さんからのツイートのリストを紙で見るんですけど、「あーこのツイートをご紹介すればよかった!」とか、すごい後悔するんです。――プリントアウトして全部のツイートを見てるんですか! 投稿すれば桑子さんの目に間違いなく届くということですね。もちろんです! 本番中は、自分が回さないといけないですし、有馬さんの解説を受けてそれを理解しないといけないですし、ずっとツイートのモニターを見ているわけにはいかないので、限られた瞬間の中で自分が「これいいな」と思ったものを選ぶのは限界があって、いつも悔やんでます。――日によると思いますが、毎日全部でどれくらいのツイートが来るんですか?番組で紹介するのは250から、多い時には300くらいですが、いただいているのはだいたい4,000から、多い時には5,000を超える時もあります。5月16日は本番前に茨城で震度5弱の地震があったので、5,700くらいありましたね。――印象的なツイートはどんなものですか?地域のニュースに対して「すごく癒やされる」とか「ほのぼのする」という感想を多くいただくので、びっくりしています。NHKは全国に放送局があり、1つの県の中にも支局があって地域に密着して取材しているので、自分の住んでいるところ以外のこんな場所でこんなことがあるんだ!と知ってツイートしてくれるんですね。地元の空気感ってみんな忘れたくないと思うんですが、この番組はそれを思い出させてくれる存在なんですかね。地域のニュースになると「キター!」「癒やされタイム!」というツイートをいただくんです。――Twitterの活用もありますが、『ニュースチェック11』は、ビジュアル面でウェブニュースを意識していますよね。そうですね。今ニュースってテレビで見る人もいらっしゃいますけど、インターネットが重要な情報源になってきています。視覚的にもネットを見ているような感覚になってもらうことで、入りやすくするというのも狙いの1つです。――この番組を始めてから、ウェブニュースの見方も変わりましたか?そうですね。例えばヤフーニュースでは、まずタイトルが見えて、1回クリックするとリード文が読めて、もう1回クリックすると全文が読める3段階になってますよね。私たちのニュース番組は、この2段階目くらいまでを伝えているイメージなんです。だからタイトルで何を伝えて、その次の段階でどこまで伝えるかというのは意識するようになりました。それより詳細を知りたい人は、NHKのウェブサイトで見ることができるという構成もネットっぽいのですが、それがどう受け入れられているのか、気になるところではあります。――このウェブとの親和性は前番組『NEWS WEB』から引き継いでいますよね。担当していたのは先輩の鎌倉千秋アナウンサーでしたが、意識している部分はありますか?やはりTwitterを活用するところですね。『NEWS WEB』では、A・B・Cの意見を全部コメンテーターの方に当てられていたんですが、この番組の場合はそこまでTwitterをきっかけに回すのは難しいので、より共感できるツイートをポッと選ぶことによって、見ている方が「私もそれ思った!」と近くなってくれたらいいなと思っています。あとは私がある考えを思いついて、それをうまく言葉にできないとき、それをきれいに表現されているツイートがあると、「これちょっとお借りしま~す」っていう感じで紹介したり(笑)。私もそこで共感が生まれてるわけなんですけど、見ている人と私たちがより近づけるツールとして、Twitterをうまく使っていきたいなと思ってます。一方で鎌倉さんは、スタジオで話を展開しながら、ツイートからきっかけを探していましたよね。そこのバランス感覚が本当に素晴らしいなと思うんですが、自分がやってみるできないんですよ。有馬さんの解説をちゃんと聞かないと理解できないので、聞き終わった後に「ではツイートを探しますね」と、視聴者の皆さんにちょっと待ってもらうことになってしまうんです。そこが自分の中で不器用だなと思っていて…。――でも、編集長が「解説している人間の脇でツイートを探すのは失礼なので、その部分のムダは仕方ない」と言っていますよね。桑子さんの誠実さが、画面から伝わってきます。そうですか? よかった(笑)●いつもタモリさんが頭の横にいるんです――桑子さんが一躍有名になったのは『ブラタモリ』ですよね。今回『ニュースチェック11』を担当するにあたって卒業されましたが、タモリさんからアドバイスはありましたか?やっぱり私にとって初めての帯番組なので、それを30年以上続けてらっしゃったタモリさんに「どうなんですか? 帯番組」って単刀直入に聞いたんです。そしたら、ひと言「やってみればわかるよ」と。私は意味が分からないので「はぁ~」って言うと、「ま、やってみな」という感じで言われました。――タモリさんらしいですね(笑)はい(笑)。今は「やってみればわかる」っていうあのひと言を、常に頭の片隅に置いて、どういうことなんだろうって思いながら番組に臨んでいます。いつもタモリさんが頭の横にいるんです(笑)。でも、その言葉は今に分かるものじゃないとは思うんですけどね。――『ブラタモリ』では台本も渡されず、まっさらな状態でロケをしていると、いろんな情報が飛び込んでくる形でしたよね。どんどんニュースやツイートが飛び込んでくる『ニュースチェック11』とある種似ていると思うのですが、『ブラタモリ』の経験が生きている部分はあるのですか?生きてると思います! 『ブラタモリ』はそれこそ、インターネット上の情報すら見てくるなと言われるくらい、集合時間にその場にいればいいという状態だったんです。今回も、私は今まで記者でもないし、何かを掘り下げて取材した経験もあんまりなかったので、毎日ほぼまっさらな状態で、今日取り上げるニュースを知って、原稿を見て分からないことがあればネットや新聞で調べてワッって頭に入れ込んで、その中で自分なりに思ったことをまず有馬さんに相談します。「私こう思ったんですけど、どうですかね?」って聞くと「ああいいんじゃない」とか、「その感覚はちょっと違うかもしれない」とか、「個人で持つ考えとしてはいいけど、1アナウンサーとしてだとちょっと偏ってしまう」とか…やっぱりいろんなバランスがあって、そこの難しさっていうのを毎日感じながらやってますね。――タモリさんが有馬さんに代わったという感じですか?ん~どうなんだろう…いや、違いますね。タモリさんは私が添えられるという感じなんですけど、有馬さんはやっぱり自分も主体的になって一緒に番組を作る人です。番組を作っていくという意味では、同じパートナーだけど、そこは全然違います。今話してて分かりました。ありがとうございます(笑)――『ブラタモリ』の桑子さんの最後のロケが熊本でしたよね。今回の地震には心を痛めているのではないでしょうか。つらいですけど、私のつらさなんかよりも、現地で被災された皆さんの方が、比べ物にならないほど大変だ思います。私も、熊本という場所を学んですごく興味を持っていた場所だったので、やはり『ニュースチェック11』でも、本当にたった40秒の1つのニュースかもしれないけれど、そこに自分なりの情報を加えたりできないかなというところを大事にしています。他のニュースもそうですが、それによって後のニュースが落ちることもあるかもしれないけれど、私なりにすごく感銘を受けたり、これは言いたいという気持ちはやっぱり大切にしていて、自由にやらせていただいています。本当に心強いバックがいるので、信頼しています。――桑子さんは広島放送局の勤務時代もありますよね。広島といえば、オバマ大統領が被爆地に米大統領として初めて訪問する予定ですが、このニュースに対する思いはいかがですか?広島には2年間いたのですが、毎日通勤で平和公園を歩いて通っていましたし、被爆された方々に取材して1つの企画を作ったこともあります。広島にいると本当に毎日、核とか平和とか原爆といった言葉を口にするんですよね。そこの東京との温度差をすごく感じましたし、そんな場にいたからこそ、広島の皆さんが抱えているものを少しでも見ていたので、今回オバマ大統領が来るということで、自分なりにこの番組でも注目して、言葉を発していきたいなという思いはありますね。――この4月に、桑子さんも含めて各局夜のニュースキャスターがガラッと変わりました。裏のニュース番組は意識されていますか?そこまで意識はしてないんですけど、私のハードディスクは同じ時間で2番組まで録れるんです。だから自分のところは毎日録って、+1は「今日はここの局を録ってみようかな…」という感じで、ランダムに録画しています。――その中で、気になる番組はありますか?『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のスポーツコーナーって、ラルフ(鈴木崇司アナウンサー)さんの読み方や、映像のテンポなど、すごく引きこまれますよね。私はそんなにスポーツに詳しくないんですけど、なんか見ちゃうんですよ。「あっ、そこ着目するんだ!」と思って見ています。――いろいろお話を伺わせていただき、ありがとうございました。最後にあらためて、番組への意気込みをお聞かせください。ニュース番組なんですけど、情報の内容にしても、量にしても、番組の雰囲気にしても、いわゆる皆さんがイメージするようなニュース番組とは全然違うので、とにかく見ている人が「11時台になったから1チャンネルに合わせてみよっかな」と、無意識に思えるような番組を作っていきたいです。皆さんがツイートを投稿したり、それを見て共感したりして、私も自然体で臨んでいるので、おうちの時間をゆったり過ごしてもらうための1つのツールになれたらと思います。ぜひ、見ていただければうれしいです。■プロフィール桑子真帆(くわこ・まほ)おもな生育地は神奈川県。平成22年NHK入局。これまで『ワラッチャオ!』『ブラタモリ』『ニュース7』を担当。趣味は、旅行(特にイタリア)、映画鑑賞(『ニューシネマパラダイス』『オリバー』『レ・ミゼラブル』)、水泳、ジョギング。特技は、ピアノ(ドビュッシー「月の光」が得意)、クラリネット、サックス、スキー。モットーは「素直でいること、感謝の気持ちを忘れないこと」。○『ニュースチェック11』坪井蘭平編集長に聞く――有働由美子アナと共通する資質――今回、桑子アナを起用した背景を教えてください。私がこの番組を担当するときに、彼女がメインキャスターを務めるというのはもう決まっていたので、実はすごい難しいなと思いました。普通のニュースを作るんだったら指名しませんから(笑)。なので今回は、彼女にアジャストするように番組を作っています。今何を見たいのか、どう感じたのかという感性が常人離れしているので、今やるべきだと思ったら、「予定していた特集はまた来週やります」と言っても構わないと伝えているんです。そうやって本能のままにやらせないと生きないアナウンサーは何人かいて、彼女はその典型。私は『あさイチ』も立ち上げに参加したんですが、有働由美子アナにも同じことを言いました。――打ち合わせなどでの様子はどうですか?頑固ですよ(笑)。周りのスタッフが「これで分かる」と言っても、視聴者の代表という思いで「これじゃ分からない」という雰囲気を出しますね。良い意味で頑固です。――大きく期待をかけられていますね。期待してますよ。だって好きなアナウンサーランキングで、いきなり5位に食い込んだんですから(笑)――桑子アナも、スタッフの皆さんをすごく信頼している様子が伺えます。それは、彼女がとても真面目だからです。本来だったら自分が責任回避していいことも「こうすればよかったな、ああすればよかったな」と反省してるんです。でもそれは大事なことで、他人の荷物を背負える人間だから、他人も彼女の荷物を背負うんです。番組のリーダーなんですね。その資質を持ったアナウンサーはなかなかいないですけど、そこも有働アナと共通する点ですね。
2016年05月26日アトリエ染花の設立35周年を記念したエキシビション「レペティション(Repetition)」が、7月1日から10日まで(好評につき会期延長が決定)東京・南青山にあるスパイラル1階のスパイラルガーデンで開催される。女性たちが花を装いへ積極的に取り入れて着飾ることを楽しんだベルエポック時代に想いを馳せ、日本人ならではの色彩感覚を活かして製作した独自の花飾りを提供しているアトリエ染花。日常の中で目にする様々な美しいものからインスピレーションを得て、これまでに様々な花飾りを生み出してきた。今回開催されるエキシビションでは、これまでの花飾りから新たな表現方法に挑んだ新作まで、35年間で紡いできた技法や感性がつまった約100点の花飾り作品を展示する。なお、タイトルの“レペティション”は“繰り返し”の意味。同じところを行ったり来たりするのではなく、軸となる設立当初から持ち続けているクリエーションへの想いをぶれさせず、さらに深く、未来に向かって極めていくことを意味している。【イベント情報】「レペティション」会場:スパイラルガーデン住所:東京都港区南青山5-6-23会期:7月1日~10日時間:11:00~20:00入場無料
2016年05月26日色にこだわった花飾りを制作するアトリエ染花による「Romantic flower展」が、5月19日から6月12日まで表参道ヒルズのパスザバトン(PASS THE BATON)内にあるPASS THE BATON LITTLE PAVILIONで開催される。1980年代、日本の女の子たちをトリコにしたロマンティックなフリルやレースがついたワンピース、ブラウスの胸元にいつも飾られていたコサージュ。同展では、そんな時代をイメージし、パスザバトン内にロマンチックな花々をいっぱいに集めた空間をつくり上げた。会場では、カラフルなブライダルブーケやヘッドアクセサリー、フラワーかごバックなどのファッション小物を中心に展開。前回の展示で大人気だった花びらを詰め込んだアソートボックスや、デッドストックの花だけを使った花飾りも販売される。また、ウェディングアイテムのレンタル&オーダーショップ・クリオマリアージュ(Cli'O marriage)と共同制作した1点もののフラワーウェディングドレスも特別展示販売される予定だ。【イベント情報】「Romantic flower展」会場:PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:5月19日~6月12日時間:11:00~21:00(日曜日・祝日は20:00まで)
2016年05月15日女優の真矢ミキ(52)が、30日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、女優・堀北真希(27)の引退報道についてコメントした。29日発売の週刊誌『週刊女性』によると、堀北はCMの契約更新を拒否し、日本テレビ系ドラマ『ヒガンバナ』後にほかの仕事を入れていないことから「事実上の引退」と報道。『ビビット』が所属事務所に問い合わせたところ、「CMの契約は一部更新し、4月以降のスケジュールも情報解禁しているものがないだけ」と引退を否定する回答だったという。この日からコメンテーターに起用されたフリーアナウンサー・南美希子の「仕事は裏切らないけど男は裏切る」という言葉に対し、「私ね、仕事に裏切られたことあるわよ」と告白した真矢。「その時は"植物"だと思った。植物は水をあげていたら、ちゃんと育ってて。私はね、"ポトスは裏切らない"と思う」という本音トークで、テリー伊藤をはじめ出演者を笑わせた。一転、今度は「女優という仕事を私もさせてもらっていますけど、経験は宝なんですよ」と真剣な表情。「堀北さんは社長さんとタッグを組んで一生懸命、本当に働いてきましたからね。私はね、今はこれで引退とか引退じゃないとか言っている時代じゃないと思います」とメッセージを送った。この言葉に周囲も共感。共に司会を務めるTOKIO・国分太一は「楽しみですね。今後どういう演技をしてくれるのか」と期待を寄せていた。
2016年03月30日東映アニメーションは『聖闘士星矢』の誕生30週年を記念して車田プロダクションと共催し、「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」を6月18日~29日の12日間、東京・秋葉原にて開催する。本企画展は、『聖闘士星矢』史上初となる、原画・アニメーション・フィギュアなど作品に関連するあらゆるアイテムを集め、展示している。初披露を含む等身大「黄金聖闘士」全12体の展示をはじめ、『聖闘士星矢』の世界に入り込んで体感できる立体的な原画展示エリアや。設定資料集などのアニメーション展示エリアなど、ファンが一緒に楽しめる内容を予定しているとのこと。前売り券の一般販売日は3月5日より開始。また、数量限定のフィギュア付き先着限定チケットも販売され、史上初の仕様となる、アニメオリジナルの初期青銅聖衣(ブロンズクロス)を装着した主人公・ペガサス星矢が、原作の青銅聖衣カラーで再現された「ペガサス星矢(初期青銅聖衣) -ORIGINAL COLOR EDITION-」が入手できるプレミアムチケットとなっている。もちろん、オブジェ形態への換装も可能となっている。○「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」 開催概要開催期間:2016年6月18日~29日営業時間:平日12:00~21:00/土日10:00~19:00会場:秋葉原 UDX 2F AKIBA_SQUARE内容:原画、アニメ、フィギュアの展示及び体験コーナーなどの実施主催:聖闘士星矢 30周年展実行委員会協力:車田プロダクション、集英社、秋田書店、バンダイ企画監修:車田プロダクション企画制作:東映アニメーション●チケット当日券:大人・大学生1,500円/中・高校生1,000円/小学生以下無料前売り券:大人・大学生1,300円/中・高校生800円/小学生以下無料販売日時:3月5日前売り券一般販売開始(C)車田正美 (C)車田正美・東映アニメーション (C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2016年03月05日昨年5月にデビュー15周年を迎えた矢井田瞳が、「この先も音楽を続けていけるように、もうひとまわり自分をタフにしておきたい」という思いから、“チャレンジイヤー”と銘打って節目の年を活動中。その挑戦のひとつが、これまでやったことがなかったという弾き語りツアーだ。【チケット情報はこちら】「バンドの中で音を出すのが大好きなので、単純に寂しそうだなと思って(笑)。でも、先輩たちの弾き語りライブを観ているうちに、その人の魂がすごく感じられるカッコイイものだなと思えるようになった」というヤイコ。いざ蓋を開けてみると、「音楽の一番いいところである“自由”を感じられる瞬間だったんだ」と目からうろこだったという。ツアーを終えてみれば、17公演すべてのセットリストが異なる自由なライブになった。その経験が冬に開催したバンドとのツアーにも影響した。メンバーから「すごく変わったね」と声をかけられて、音楽の捉え方に変化があったことを自覚した。「バンドでやるからこその大きなうねりみたいなものを一番大事にしようと思ったし、その日の音楽をミュージシャンとお客さんと一緒に大きな枠で楽しむっていうふうに変わった」という。3月2日(水)には15周年を記念したニューアルバム『TIME CLIP』をリリースする。「ライブとレコーディングの心の持ちようがひとつになって、ライブで披露することを念頭に制作しました」という本作には、実際にライブで披露していく中で完成した新曲も収録されている。「『MOON』や『YOUR SONG』、『世界と私の間』はお客さんの前で何度も披露してからレコーディングしたんです。お客さんの前で演奏してわかることがいろいろあって、“この曲はこの形が一番いいんだ”ということを先に理解できてよかったです。今作はライブの存在が大きいアルバムですね」。4月16日(土)愛知・Zepp Nagoyaより、アニバーサリーイヤーの締めくくりとして東名阪ツアーを開催。アルバム収録の新曲を中心に、2016年バージョンにアレンジしたヒットナンバーなどバンド編成によるライブとなる。「新曲には“お客さんに歌ってほしいんだろうな”という箇所がある曲もありますので、一緒に盛り上がれると嬉しいです。15周年イヤーの締めくくりですので、最後はパーッと打ち上げ花火のように元気いっぱいなライブにしたいです」。ライブツアー「TIME CLIP」は、4月16日(土)愛知・Zepp Nagoya、4月22日(金)大阪・Zepp Namba、5月2日(月)東京・Zepp DiverCityで開催。取材・文:門 宏
2016年02月29日昨年5月にデビュー15周年を迎えた矢井田瞳が、「この先も音楽を続けていけるように、もうひとまわり自分をタフにしておきたい」という思いから、“チャレンジイヤー”と銘打って節目の年を活動中。その挑戦のひとつが、これまでやったことがなかったという弾き語りツアーだ。【チケット情報はこちら】「バンドの中で音を出すのが大好きなので、単純に寂しそうだなと思って(笑)。でも、先輩たちの弾き語りライブを観ているうちに、その人の魂がすごく感じられるカッコイイものだなと思えるようになった」というヤイコ。いざ蓋を開けてみると、「音楽の一番いいところである“自由”を感じられる瞬間だったんだ」と目からうろこだったという。ツアーを終えてみれば、17公演すべてのセットリストが異なる自由なライブになった。その経験が冬に開催したバンドとのツアーにも影響した。メンバーから「すごく変わったね」と声をかけられて、音楽の捉え方に変化があったことを自覚した。「バンドでやるからこその大きなうねりみたいなものを一番大事にしようと思ったし、その日の音楽をミュージシャンとお客さんと一緒に大きな枠で楽しむっていうふうに変わった」という。3月2日(水)には15周年を記念したニューアルバム『TIME CLIP』をリリースする。「ライブとレコーディングの心の持ちようがひとつになって、ライブで披露することを念頭に制作しました」という本作には、実際にライブで披露していく中で完成した新曲も収録されている。「『MOON』や『YOUR SONG』、『世界と私の間』はお客さんの前で何度も披露してからレコーディングしたんです。お客さんの前で演奏してわかることがいろいろあって、“この曲はこの形が一番いいんだ”ということを先に理解できてよかったです。今作はライブの存在が大きいアルバムですね」。4月16日(土)愛知・Zepp Nagoyaより、アニバーサリーイヤーの締めくくりとして東名阪ツアーを開催。アルバム収録の新曲を中心に、2016年バージョンにアレンジしたヒットナンバーなどバンド編成によるライブとなる。「新曲には“お客さんに歌ってほしいんだろうな”という箇所がある曲もありますので、一緒に盛り上がれると嬉しいです。15周年イヤーの締めくくりですので、最後はパーッと打ち上げ花火のように元気いっぱいなライブにしたいです」。ライブツアー「TIME CLIP」は、4月16日(土)愛知・Zepp Nagoya、4月22日(金)大阪・Zepp Namba、5月2日(月)東京・Zepp DiverCityで開催。取材・文:門 宏
2016年02月29日バンダイの新コンセプトフィギュアブランド「D.D.PANORAMATION」より、2016年5月発売「D.D.PANORAMATION ペガサス星矢 -ペガサス流星拳-」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は3,456円(税込)。「D.D.PANORAMATION」は、アクションフィギュアと豊富なストラクチャーパーツにより作品の世界観を表現するシリーズ。全高約100mmと手のひらサイズのフィギュアを中心に、デスクトップサイズで『聖闘士星矢』の世界を展開することができ、同シリーズのアイテムを集めることでさらにほかキャラクターと連動できる仕組みになっている。「D.D.PANORAMATION ペガサス星矢 -ペガサス流星拳-」は、『聖闘士星矢』の主人公である星矢を初期青銅聖衣をまとった姿で立体化。全高約100mmのサイズながら、高い可動性能とメッキ仕様による高級感あるモデルに。また、同時発売される「ジェミニサガ-教皇の間-」と組み合わせることで十二宮編最後のシーンも再現が可能となっている。セット内容は本体に加え、交換用表情パーツ、マスク無し時用前後髪パーツ、交換用手首(左右)、台座、エフェクトパーツ一式、ストラクチャーパーツ一式(ランナー組み立て式)。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション各ショップでプレミアムポイントがもらえる!?【PR】>
2016年01月12日東京都・秋葉原の秋葉原UDXは、「聖闘士星矢」のすべてが揃う企画展「聖闘士星矢 30周年展 Complete Works of Saint Seiya」を開催する。開催は2016年6月予定。同展は、原画・アニメーション・フィギュアなど、同作品に関連するあらゆるアイテムを集めた企画展。同作品の誕生30周年を記念して、東映アニメーションと車田プロダクションとの共催によって開催することが決定した。「聖闘士星矢」は、1985年12月に週刊少年ジャンプ誌上で車田正美による原作漫画の連載が開始された作品で、1986年よりスタートしたTVアニメーションシリーズを始め、キャラクターフィギュアなど次々に記録的ヒットを飛ばし、一大ブームを巻き起こした。同作品は、聖衣(クロス)と呼ばれる鎧をまとう少年たちの戦いと友情が描かれており、少年漫画に星座やギリシャ神話などの要素を詰め込んだ斬新な世界観が人気となった。現在でも、日本のみならず、アジア・ヨーロッパ等でも多くのファンに愛され続けているという。同展では、初公開となる展示や、ファンが一緒に楽しめる内容が予定されており、詳細は決定次第同展公式Webサイトにて随時告知されるということだ。
2015年12月07日栗駒山を望む宮城県の山間部に暮らす千葉まつ江さん。人間国宝の祖母・千葉あやのさんの教えを頑なに守り、「正藍冷染(しょうあいひやしぞめ)」を、染めの原料である藍葉の種まきから、反物を染めるところまで、一貫して自らの手で行うまつ江さんの四季と共にある暮らしを前編に続き紹介する。■藍と共にある暮らし--初夏・藍立、藍染藍染の原料となる藍玉は、真ん中をくぼませしっかりと乾燥させてある。大きさは、ちょうど白玉くらいだが、固くて軽い。しっかりと乾燥させることで、その年だけでなく翌年も藍玉を使うことが可能になる。藍玉が完成すると、気温が上がりはじめる5月を待って、いよいよ「藍立(あいだて)」という染水を作る作業がはじまる。藍立は染水を作る大きな桶に、藍玉と楢炭(ならすみ)から取った灰汁(あく)、そして長年の経験で培った感覚で、絶妙な温度のぬるま湯を加えていく。この藍立には10日間を要し、その間は朝4時と夕方4時の1日2回、染水の入った桶を力一杯にかき回す作業を行う。力と根気のいる作業で、現在はこの作業をまつ江さんの息子さんが手伝っている。藍立を初めて数日経つと、最初は茶色かった水面に立った泡が、徐々に「藍の華」とも呼ばれる立体感のある藍色に変わってくる。この藍の華が出てきたら、いよいよ染めのはじまりだ。染めの作業は、ハンカチなど小さな布から染めて加減を見ていくという。まつ江さんは「寒いと薄く淡い藍に染まります。でも、暑くても寒くても、かまわないでそのまま染めていきます。淡いのは淡いので、好きと言ってくれる人もいるからね」と微笑む。「正藍冷染」では、藍の染水の温度はいつも自然のまま。どんな時もお天気次第。出来る努力はすべてする、その後のことは自然にゆだねることで、正藍冷染の均一でない美しさを醸し出すのだろう。■正藍冷染を受け継ぐ人まつ江さんと話していると度々「おばあさんがそうやっていたというから」という言葉が出てくる。まつ江さんにとって「正藍冷染」の先生は、いつでもおばあさん。迷った時、困った時、おばあさんだったらどうする?と、自分の胸に、そして藍瓶を今も昔も見守る「藍神様」に尋ねているのだろう。まつ江さんの藍桶がある土間の奥に、織機が2台並んだ部屋がある。「ここに先代と織機を並べて座って、いろんなことを教えてもらったよ」とまつ江さん。それから、当時を思い返して「昔は畑の仕事も、藍の仕事もしなくちゃならなかったから大変だったのよ。雨の日は、畑仕事が出来ないから、少し離れた実家に戻るのが息抜きだったの」と懐かしい思い出も話してくれた。今は、先代の写真と作品が見守るこの部屋で、時折機を織るというまつ江さん。「来年も丈夫でいられるかわからないけど」と言いながらも、次に織りたいととってある藍染の糸を見せてくれた。【編集後記】「正藍冷染」という古くから受け継がれた技法を守る。とてもシンプルな響きだが、そのためにまつ江さんが費やす膨大な時間と労力を思うと、先代たちが守ってきた藍への深い愛情を感じずにはいられない。優しさと強さが共にあるまつ江さんの藍染は、まるで自然のそれを映し出しているようだった。まつ江さんの工房の隣には、栗原市が運営する「愛藍人・文字(あいらんど・もんじ)」がある。ここでは伝統的な藍染の技法を体験したり、学ぶことが可能だ。まつ江さんと先代が藍を育て染めるまでの貴重な動画も、ここで視聴することが出来る。【愛藍人・文字(あいらんど・もんじ)】〒989-5361 栗原市栗駒文字鍛冶屋103電話:0228-47-2141入館料:大人300円子ども150円(※体験をする場合は別途料金が発生)休館日:水曜日、年末年始営業時間:10時から15時まで(※営業時間については要問い合わせ)前編に戻る。
2015年11月21日「正藍冷染(しょうあいひやしぞめ)」とは、平安時代から伝わる技法をそのままに、宮城県栗原市の千葉家で代々受け継がれてきた染織技術。今回は、現存する最古の藍染め「正藍冷染」の継承者である千葉まつ江さんを訪ね、四季と共にある藍との暮らしについてお話を伺った。まつ江さんが暮らす栗原市は栗駒山を望む山間部。そして、家の目の前には、藍染に欠かせない豊かな水を運ぶ二迫川が流れる、水と緑に恵まれた土地。この自然に囲まれた土地で、まつ江さんが藍の種を植えてから、その葉を使い藍染が出来るようになるまで1年余りの歳月を要する。近年、藍瓶を加熱することで、通年染められるようになった藍染だが、まつ江さんは藍染の工程で加熱することをしない。藍の発酵に至っても、季節と共に変化する気温によって発酵させていく。だから、正藍冷染で藍染が出来る期間は5月末から6月末の1ヶ月だけ。1年以上の歳月かけて気の遠くなるような作業を重ね、やっと1ヶ月の間、澄んだ藍色に布地を染められるようになる。まつ江さんが藍と向き合う暮らしは、手をかけ、時間をかけて行う自然との共生そのもの。そんな、まつ江さんの藍と共にある四季折々の暮らしを紹介したい。■藍と共にある四季--春夏の暮らし東北の長い冬が終わり、大地が顔を出す4月にまつ江さんは藍種蒔きを行い、6月になるとは、手のひら程の高さに伸びた藍を畑に植え直す。そして、北国の短い夏、8月と9月には、すくすくと育った藍葉を数回に分け、近所の方々の手伝いももらい、家族総出で刈り取る作業を行う。摘んだ藍葉は天日に干した後、筵(むしろ*1)の上で揉み込む「藍もみ」をして、さらに乾燥させる。まつ江さんは、義祖母にあたる正藍冷染初代の千葉あやのさんの教えを今もかたくなに守っている。今夏は、大雨の影響で、まつ江さんの畑に裏山からの土砂崩れがあり、ちょうど収穫時期だった藍の葉も、地面に近い部分は土をかぶってしまった。多くの藍葉に泥が付いてしまったにも関わらず、まつ江さんは「おばあさんが泥のついた藍は、絶対に入れてはいけないと言ったから」と、葉先の土砂被害を受けなかった葉だけを摘み取ったという。たとえ、生産量が減ったとしても、おばあさんの教えを守る。こうして「正藍冷染」は、昔からの技法をそのままに、受け継がれてきた。■藍と共にある四季--秋冬の暮らし秋の間、夏に刈取り乾燥させた藍は天井裏に置いておく。秋は農家にとって米の収穫という大イベントがある。千葉家でも、長らく藍染と農業を兼業してきたように、農家の暮らしと藍染はこの土地に限らず共にあることが多い。やがて、雪深い1月になると天井裏から乾かした藍を取り出し、冷水でその藍葉を洗いほぐしていく。手足がかじかむ雪深い東北の山間での作業。息を吐けば、真っ白になる冬の寒さの中、藍の葉を冷水でほぐすと、藁(わら)と筵(むしろ)の間にそれを挟み、じっくりと発酵させてゆく「床伏せ」という工程にうつる。あたり一面、雪で真っ白になる1月から3月の間、藁と筵に包まれた藍はゆっくりと発酵を進め、陽射しが戻る4月には、ほとんど葉の原型を止めず粘土質になった「すくも*2 」が完成する。この粘土状になったすくもに僅かに残った茎などの固い部分を石臼と杵で叩き、ペースト状にし、それを丸く団子状に丸めたものが「藍玉」だ。種まきから1年をかけ、やっと藍染の染料となる藍玉が形になる。春夏秋冬と季節が巡るだけの時間を費やし、やっと「正藍冷染」を染めるための原料が完成する。*1)筵(むしろ)--ワラやイグサなどの植物を編んだ簡素な敷物のこと*2)すくも--藍の葉を発酵・熟成させた染料後編に続く。
2015年11月21日東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYは、ポスト3.11を生きる気鋭のアーティストとして注目を集める中島晴矢の個展「ペネローペの境界」を開催する。会期は6月26日~7月5日。開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、創作活動において極めてコンセプトを重視し、映像・絵画・立体など、さまざまな手法により制作するアーティスト、中島晴矢の個展。フクシマの問題やイスラム国の一連のテロリズムの問題を扱い、福島の被災地を訪問し収めた映像および写真を元にした作品、また、アリギエロ・ボエッティの「MAPPA」を下敷きにした国旗のシリーズなどが発表される。中島氏は昨年開催された個展で美術館というこれまでとは異なる領域へと活動を拡げてきたが、展覧会のみならず、前衛演劇への参加や、ヒップホップユニット「Stag Beat」のMCといった現代美術の枠に収まらない横断的な活動は、「美術手帖」(2015年5月号)にて企画された若手作家特集「日本のアート、最前線!!」において、Chim↑Pomを率いる卯城竜太の誌上キュレーションに選出されるなど、オルタナティブな領域から起きつつある日本の現代美術の地殻変動を象徴する作家の一人として注目を集めている。また、同展のコンセプトには、古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」に記された物語「ペネローペの織物」を、現代世界における「境界」の象徴として見立て、今の時代と対峙する芸術としての表現を試みることがあり、これについて、中島氏は本展ステートメントのなかで次のように語っている。「現代は、無数のレヴェルで境界線が引かれ、ほどかれ、また引き直され……という永久運動にさらされています。その上で、様々に偏在する「ペネローペの境界」を、多元的に提示する——それが本個展のテーマです。」また、関連企画として、中島晴矢と黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)によるトーク「フクシマ・IS・普遍主義」が開催される。開催日時は6月27日18:00~20:00。参加費は一般700円、学生500円。参加に際しては予約が必要となる(詳細はWebページにて)。
2015年06月10日フルラ(FURLA)は4月25日、絵本イラストレーターとして活躍する殿内真帆とのコラボコレクションを発売した。このコレクションのために殿内は、4種のアイコンバッグをモチーフとしたイラストを制作。音楽フリークの“PIPER”、ファスナーから目を覗かせるシャイな“ALICE”などのプリントによって、ポップでアーティスティックなアイテムが完成した。ラインアップは、爽やかなペールカラーのナイロンバッグ「ジョリー(JOLIE)」(3万7,000円から)をはじめ、マチの薄さでバッグinバッグに適したビッグポーチ「ロイヤル(ROYAL)」(2万円)、キーリング(8,000円)など。普段はブランドの取り扱いのないヘッドフォンも、カップにフェイスマークを取り入れたモデルが特別に用意される。さらに、iPhoneケース「ハイ テック(HIGH TECH)」では3色、3つの異なる表情で、コレクションの世界観がユーモラスに表現されている。また、コレクションの発売を記念したポップアップショップもオープン。4月29日~5月5日までが伊勢丹新宿店本館1階のハンドバッグ/プロモーションで、5月13日~19日までが大阪高島屋2階のイベントスペースでそれぞれ開催される予定。期間中は会場、もしくは一部店舗、公式サイトでコレクションを含む4万円以上のアイテムを購入すると、イラストをプリントしたオリジナルノートが先着順にプレゼントされる。なお、公式サイトでは現在ショートムービーを公開中。可愛らしいアニメーションを通して、殿内が生み出したキャラクターたちの個性を垣間見ることが出来る。
2015年04月30日バンダイチャンネルほかにて配信されていた人気アニメ「聖闘士星矢」シリーズ最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の再生回数が、4月20日時点で200万回を突破したことが明らかになった。本作は4月11日より計222の国と地域で配信を開始。さまざまな地域の人が視聴できるよう、13の言語の字幕を用意し、アニメコンソーシアムジャパンの運営する動画配信サイト「DAISUKI.net」をはじめ、北米向けで「Hulu」、中国向けで「iQiyi」、北中南米欧州(一部区に除く)で「Crunchyroll」など複数のプラットフォームでの配信を実施。その結果として、海外での試聴回数が国内を上回るなど好調なスタートを切っていた。配信だけではなく、すでにフランスなどではテレビ放送も開始し、さらに世界各国でフィギュアを中心におもちゃ等の商品展開も予定。配信元の東映アニメーションによれば「海外における従来のテレビ放映やパッケージ展開に加え、正規の映像配信による作品展開の拡大を図る」狙いがあるという。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年04月24日4月11日よりバンダイチャンネルほかにて配信される、人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』スペシャルイベントが20日、東京・お台場シネマメディアージュで行われた。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年を記念した完全新作アニメーション。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれる。主人公は獅子座の黄金聖闘士アイオリアとなり、4月11日より隔週土曜日にバンダイチャンネルほかにて、246の国と地域で配信がスタートする。この日のイベントには、シリーズディレクターの古田丈司氏、寺本知資プロデューサー、本作で主題歌を担当するROOT FICEより蛇足、みーちゃん、けったろ、そしてスペシャルゲストとして俳優の細川茂樹が登壇した。まず古田氏によれば、『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』の物語は、原作「冥王ハーデス編」のサイドストーリーという形で進行。星矢たちがエリシオンでハーデスらと戦っている最中に、新たに発覚した地球の危機を救うため、消滅したはずの黄金聖闘士がアスガルドの地で復活するという。さらに古田氏は「原作やアニメでは、ほとんど登場していない黄金聖闘士たちの私服姿、クロスボックスを背負っている姿、聖衣を装着するシーンなどがしっかりと描かれています」とこれまでの『聖闘士星矢』シリーズとは異なる見どころも解説。続く寺本プロデューサーは「第1話でアイオリアとアイオロスの兄弟の絆を描いていますが、12人いる黄金聖闘士の人物像を深堀りしていく作品にしたいと思っています。黄金聖闘士一人ひとりの魅力を最大限に伝えていきます」と話していた。スペシャルゲストの細川は、『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold』の放送に合わせてバンダイより発売されるフィギュアシリーズ『聖闘士聖衣神話EX』のCMに、『聖闘士星矢』ファンのジェミニ部長として出演。細川はCM収録に向け、DVDを見て「ペガサス流星拳」を完全に習得してきたにもかかわらず、一瞬しか使われなかったという。当初はマイクを片手に身振りのみで動きを見せた細川だったが、最終的には、動きのポイントを解説しつつ、完全実演するというサービスも。完成した映像については「新たな一面を引き出してくれました」と満足そうな表情を浮かべていた。主題歌を歌うROOT FIVEは、代表してけったろが「メンバーには、見ている人、見ていない人などさまざまですが、そういった世代を超えながら共通の話題になる作品に関わることができて光栄です。僕たちもコスモを燃やして歌っているので、よろしくお願いいたします」とあいさつ。最後に細川が「『聖闘士星矢』を最初に見たのは中学生くらいだったと思います。そんな作品が、いまや世界中でファンがいる日本を代表する作品になっていると思うと感慨深いです」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。
2015年03月21日人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』のプレミアム先行試写会が3月21日~22日に、東京・お台場シネマメディアージュで開催され、フィギュアシリーズ『聖闘士聖衣神話EX』の新商品が展示された。先日には、劇中で主人公・アイオリアが装着する「獅子座の神聖衣」を完全再現した『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』(2015年6月発売)が発表されたが、会場では同商品に続く『アリエスムウ(神聖衣)』『バルゴシャカ(神聖衣)』も参考出品。それぞれ「聖衣装着形態」「オブジェ形態」が展示され、各黄金聖衣(ゴールドクロス)の原型は継承しつつも、翼や装飾など神聖衣(ゴッドクロス)の名に相応しい、豪華絢爛な仕上がり。商品には、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾が施され、劇中同様の神々しい輝きを再現している。第1弾として6月に発売される『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』は、必殺技のポージングが可能な広い可動域に加えて豊富な表情パーツも付属し、これまでの同シリーズのフィギュア同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」に換装可能。初回生産分には「3大"神"特典」として、必殺技が再現できるパーツ「ライトニングプラズマエフェクト」、そして今後発売する同シリーズに付属するイラスト「聖衣分解装着図(聖闘士聖衣神話版)」をファイルできるバインダー、劇中に登場する「黄金聖闘士(ゴールドセイント)にちなんだ「黄道十二星座」のシンボルプレート(豪華メッキ装飾版)が3枚付属する。この日の展示では、フィギュア、初回特典、あわせて発売される『聖闘士聖衣神話EX 神台座セット』や既存の『聖闘士星矢』関連商品、1/1スケールの「獅子座の神聖衣」や「獅子座の聖衣」などを展示されていた。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年を記念した完全新作アニメーション。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士による新たな戦いが描かれる。4月11日より隔週土曜日に、バンダイチャンネルほかにて配信。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年03月21日2015年4月11日より配信がスタートする人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』より、商品化第1弾として『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』が、2015年6月にバンダイより発売されることが决定した。価格は10,800円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」シリーズは、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博しており、『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』第1弾として「レオアイオリア」が立体化される。『聖闘士聖衣神話EX レオアイオリア(神聖衣)』は、劇中で主人公・アイオリアが装着する「獅子座の神聖衣」を完全再現。必殺技のポージングが可能な広い可動域に加え、豊富な表情パーツも付属し、劇中同様「聖衣装着形態」から「オブジェ形態」に換装可能となる。さらに、ダイキャストパーツに複数回のメッキ装飾を施すことで、「獅子座の神聖衣」の神々しい輝きを劇中同様に再現している。また、『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』の配信を記念して、本商品の初回生産分には、必殺技が再現できるパーツ「ライトニングプラズマエフェクト」、そして今後発売するフィギュアシリーズに付属するイラスト「聖衣分解装着図(聖闘士聖衣神話版)」をファイルできるバインダー、劇中に登場する「黄金聖闘士(ゴールドセイント)にちなんだ「黄道十二星座」のシンボルプレート(豪華メッキ装飾版)が3枚付属する。そして本商品と同時に『聖闘士聖衣神話 EX レオアイオリア(神聖衣)』をディスプレイできるステージセット『聖闘士聖衣神話EX 神台座セット(セイントクロスマイスイーエックス ゴッドステージセット)』も発売。ステージ上面には高級感のある起毛素材を使用し、台座に装着可能な「黄道十二星座」と「アテナマーク」のレリーフプレートが同梱される。『聖闘士星矢 黄金魂-soul of gold-』は、『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年を記念した完全新作アニメーション。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士による新たな戦いが描かれる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年03月17日昨年にティザー映像が公開され話題となっていた人気アニメ『聖闘士星矢』シリーズの最新作『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』が、2015年春に配信されることが明らかになった。『聖闘士星矢 黄金魂 soul of gold』は、車田正美原作で1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載、後にTVアニメ化された大ヒット作『聖闘士星矢』の30周年記念プロジェクトとして始動。昨年バンダイのコレクターズ事業部が展開するハイターゲットトイブランド「魂ネイションズ」公式サイトにてティザー映像が公開され、新たな黄金聖衣(ゴールドクロス)を装着した獅子座アイオリアの姿が大きな話題となっていた。物語では、タイトルのとおり『聖闘士星矢』で絶大な人気を誇り、「冥王ハーデス編」にてペガサス星矢たちを助け、消滅していったはずの12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)による新たな戦いが描かれるという。今回、待望の公式サイトがオープンし、黄金聖闘士12人のキャストとスタッフが発表。獅子座アイオリアを田中秀幸、射手座アイオロスを屋良有作、牡羊座ムウを山崎たくみ、蠍座ミロを関俊彦、牡牛座アルデバランを玄田哲章、水瓶座カミュを神奈延年、乙女座シャカを三ツ矢雄二、山羊座シュラを草尾毅、蟹座デスマスクを田中亮一、魚座アフロディーテを難波圭一、天秤座童虎を堀内賢雄、双子座サガを置鮎龍太郎と、「冥王ハーデス編」のキャストが再集結している。また、監督には『聖闘士星矢Ω 新生聖衣編』で絵コンテを担当し、2014年放送のTVアニメ『ノブナガン』で副監督を務めていた古田丈司氏が担当。キャラクターデザインは、『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』や『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』で作画監督を担当した本橋秀之氏、シリーズ構成は脚本家の竹内利光氏が務める。今後も続々とキャストの発表が予定されている。また、『聖闘士星矢 -黄金魂 soul of gold-』配信開始を記念した試写イベントも予定。配信先や日程も含め、詳細が決まり次第公式サイトでアナウンスされる。(C)車田正美/「聖闘士星矢 黄金魂」製作委員会
2015年02月03日地元堺でリアル催事1月25日、注染手ぬぐいを専門に販売している「にじゆら」のオンラインショップが第4回 くすぶり市に出店することを発表した。くすぶり市堺市のイタリア料理くえろ・くえらでくすぶり市は開催されており、第4回は2015年2月11日(水・祝)だ。このイベントは、こつこつと丁寧な作品を作り続けているにもかかわらず、その良さを伝えきれていない作家や職人のために、くえろ・くえろのオーナーである飯田信也さんが開催している。にじゆら人の温かさが感じられる昔ながらの注染という技術を生かしながら、新たな個性をかけあわせることで現代に合うものを作りたい。注染技術を後世に残していきたい。という思いから生まれた手ぬぐいブランドにじゆら。大阪、堺の注染工場「ナカニ」が運営しており、大阪市内や京都、神戸に直営店を展開している。多方面で活躍する作家やイラストレーターが手ぬぐいのデザインをしており、若い女性にも人気である。手ぬぐいの使い方本来の手ぬぐいとしての使い方だけでなく額に入れて飾ったり、テーブルクロスやベビースタイに加工して使うこともブームになっている。バッグの中に入れておけば、外出先でメイク直しをする際に胸元にかけることで洋服に化粧品がつくことを防ぐ。色や柄が美しい手ぬぐいはスカーフの代わりに襟元に巻いても素敵だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ナカニプレスリリース(ValuePress!)・にじゆらオンラインショップ・くすぶり市
2015年01月27日WOWOW連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲」の第1話完成試写会が19日(月)東京都内で行われ、主演の三上博史と共演のとよた真帆、そして青山真治監督が出席。2002年にとよたさんと結婚した青山監督は、壇上で極貧時代を支えてくれた“愛妻”へ謝罪の言葉を口にした。ドラマのタイトルにちなんで「私生活に関わる“贖罪”したいこと」を聞かれた青山監督は「2011年の『東京公園』くらいまでは仕事が全然なくて、収入がほぼない状態でメシが喰えなかった。その間は迷惑をかけました」とシミジミととよたさんに“公開謝罪”。いきなりの告白に、とよたさんは「リアルな話はやめてくれます?」と大慌てながらも、三上さんから「頑張ったな!」と苦節時代を労われ、さらに「芸術家を支えるということは、そういうことですから」と夫への深い愛情と理解を示して、会場を沸かせていた。原作は、2009年に小説「さよならドビュッシー」で“このミステリーがすごい大賞”を受賞した推理作家・中山七里による同名小説。どんな罪名で起訴されようが、必ず執行猶予を勝ち取る不敗の弁護士・御子柴礼司(三上)の周辺で不穏な死体が発見されたことから、県警の渡瀬(リリー・フランキー)が捜査に乗り出す。死体が御子柴の周辺を嗅ぎまわっていたフリージャーナリストであることが判明すると共に、御子柴が過去に起こった幼女殺害事件の真犯人だったことに気づくーー。青山監督とは映画『月の砂漠』以来約13年ぶりのタッグという三上さんは「青山監督とはあれからご一緒したくて、常々プロポーズをしていたけれど完全無視で。今回やっと実現できた」と念願の顔合わせに喜色満面。本作に出合う直前までは役者業に対するスランプがあったと明かしながら「カチンコが鳴った時に、自分の中からあふれてくるものがなければダメだと思っていた矢先に、ドボドボとあふれて来た。これがあるうちは本当に幸せで、この仕事をやらせていただきたいと思った。話が進むにつれてドバドバと出てくるので、それを皆さんに目撃していただいて『お前、まだやれるじゃないか』と言ってほしい」と熱を込めていた。役者としてのこれまでの長いキャリアの中で、様々な役柄を演じて来た三上さんだが、弁護士役は意外にも初挑戦。役作りのために実際に裁判を傍聴したそうで「弁護士のスタイルとか仕草とか物言いとか、ヒントになればと思ったけれど、参考になることがまったくなかったですね」と苦笑いながらも「小説を100冊読むより、裁判所に行った方が面白い。事件の断片から概要がわかるまで時間がかかって、それはまるでミステリーであり大娯楽作品。今後は趣味のように傍聴しに行きたいと思った」と知的好奇心の面では十分に満たされたようだった。WOWOW連続ドラマW「贖罪の奏鳴曲」は1月24日(土)22:00~スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日芥川賞作家・綿矢りさの小説『夢を与える』がWOWOWで連続ドラマ化されることが13日、明らかになった。2006年に発表された同作は、CMオーディションをきっかけに芸能界入りする主人公・夕子の成長と華々しい成功、その裏にうごめく母親をはじめ彼女を取り巻くさまざまな人間の欲望、そして最後に待ち受ける悲劇を描いた、綿矢にとって3作目の小説。また、連続ドラマ化されるのは本作が初となる。放送日・キャストは未決定。監督を務めるのは、宮沢りえ主演の連続ドラマ『グーグーだって猫である』を手がけた犬童一心。気になるキャストを含め、はたしてどんな映像を見せてくれるのか注目だ。
2015年01月13日●本気の酸欠になってしまう激しい収録現場今年6月に公開されたCGアニメーション映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』のBlu-ray&DVDの発売とデジタル・セル配信が12月5日よりスタートした。本作は、1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載された車田正美氏原作の『聖闘士星矢』をCGアニメーション化した作品。原作・TVアニメともに非常に人気の高い、青銅聖闘士(ブロンズセイント)と黄金聖闘士(ゴールドセイント)の激闘が繰り広げられる「聖域十二宮編」が描かれ、「車田正美・熱血画道40周年記念映画」として車田氏自らがタイトルを命名している。監督は『TIGER&BUNNY』シリーズなどで知られるさとうけいいち氏、脚本は鈴木智尋氏が担当。一新されたキャラクターや聖衣(クロス)のデザイン、豪華な声優陣など大きな話題となった。今回はBlu-ray&DVD発売に合わせて、ペガサス星矢役の石川界人、アンドロメダ瞬役の岡本信彦に、作品の魅力や収録のエピソード、お互いの関係性などについて話を聞いた。──お二人は『聖闘士星矢』世代よりはやや下かと思いますが、作品についてどのようなイメージを抱いていましたか?石川界人:TVアニメは観ていないのですが、王道・熱血というイメージで、少年漫画におけるバトルものの土台を作った作品が『聖闘士星矢』だと聞いていました。岡本信彦:石川さんと同じことを聞いていて、付け加えるなら聖衣(クロス)を装着して、ファンタジー。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で言えば『ドラゴンボール』よりはファンタジー寄りの作品と捉えていました。──『聖闘士星矢』への出演が決まり、上の世代からの反響はありましたか?石川:スタッフさんに「ニュース見たよ!」とか、先輩から「あ、同じ星座だね」と言われたり。期待度、注目度が段違いの作品でしたね。岡本:TVアニメでは大御所の先輩たちが出演されていましたし、とにかく声優業界の注目度は高いです。どこの現場へ行っても「収録始まったの?」「劇場版の調子どう?」と気にかけていただいて。──ファンと業界、ともに注目度が高い作品となりましたが、収録現場での印象的なエピソードは?岡本:とくに星矢(石川)は酸素がね……(笑)。石川:星矢は叫ぶシーンが特に多かったんです。最後にはひときわ長い叫びのシーンがあり、完成した映像では星矢の顔が入れ替わるカット単位で声が聞こえますが、実際の収録ではずっと叫び続けていました。結果、酸欠になってしまい、スタッフさんにご迷惑を……。──「酸欠になりそうでした」ではなく、本気の酸欠になってしまう激しい収録だったと。石川:酸欠になると本当に目の前がブラックアウトというか、暗くなるんだなということを初めて経験しました(笑)。──アフレコで石川さんはOKが出ても、自分で納得できないシーンにはもう一度やらせてほしいと志願していたとお聞きしています。石川:実際のシーンで星矢がふらついていなくても、演じている僕がふらついてしまったわけで……自分の体調やコンディションが星矢に影響を与えてしまってはダメです。自分がふらつかずにやり続けるしかないと思い、そこは妥協せず監督にお願いしました。●岡本「星矢に対する"想い"の部分で爪あとを残そうとした」──舞台あいさつなどでは、そのあたりを山寺宏一さんをはじめとした先輩たちにいじられていましたね(笑)。石川:ええそれはもう! でもいじっていただけないとおいしくない部分もちょっとあります(笑)。岡本:「ほんと界人君は大変でした……」というテンションだとイメージ悪くなるしね(笑)。おいしくいただかないと。石川:おいしかったです(笑)。ネタにしてくれるのが先輩たちの優しさだと思います。──では、岡本さんはどうでしょう。アンドロメダ瞬を演じて印象的なシーンや収録のエピソードなど。岡本:色々とありますが、瞬の見せ場はシーンとしては結構限られてきます。そこを物語が進行するままにさらっと演じてしまうと、印象が薄くなってしまいそうだという感覚はありました。通常の作品なら"役割"を意識して割り切ることも必要ですが、『聖闘士星矢』という作品であるなら、昔からの瞬ファンも大勢います。だから、何か"爪あとを残す"ということは意識しました。感情の入れ方もわかりやすく直情的にして、星矢に対する想いは全面に、強めに出そうと思っていましたね。──具体的にはどのシーンになりますか。岡本:それは明確で、ひとつは倒れたあとに「自分は弱い」と言って立ち上がるシーン。もうひとつは星矢に小宇宙(コスモ)を与えるシーンです。飄々としてさわやかで、辛さを出さずに笑顔で乗り越える普段の瞬をベースにおきつつ、感情をむき出しにする――そんなイメージです。──瞬には、何度も何度も傷めつけられ、その後の一輝がカタルシスを開放するという一種の様式美のような部分もあるので、難しそうですね。岡本:そうなんですよ! だから戦いではなく、星矢に対する"想い"の部分で爪あとを残そうと決めていました。──石川さんは瞬から星矢への想いを感じました?石川:感じましたよ! 普段の信彦さんからも僕への想いというものを感じているので(笑)。岡本:それはあるね(笑)。界人君への想いはある。とってもある。心配になる奴……というのがあるね。いつか(収録中に)死ぬんじゃないかなと思うこともあったり。石川:迷惑ばかりかけて申し訳ないです……(笑)。真面目な話をすると、その想いを僕が肌で感じられていたかといえば、できていなかった部分もあります。というのも、自分のことに必死になりすぎて、周囲が見えなくなってしまう。星矢もアテナを護ることしか頭にないし、周りに諌められるぐらい焦っている。僕自身もこの作品を良い物にするためにどうすればいいのか、今の自分の力が足りていないなら作品の中で成長するしかないという思いが強かった。そういう部分を見た先輩たちも、こいつ焦ってて必死だからフォローしてあげようと思ってくださったのかな……と思います。──役者陣も錚々たる黄金聖闘士たちですが、その中でこいつは勝てないな! と思った相手はいますか?石川:これは非常に難しい質問……。岡本:どの方も本当にすごいですから。石川:唯一戦っていないシャカはどういう強さがあるのかわからないし、あの力を見ていると勝てないんじゃないかな……という感じはありますね。──星矢があれだけ苦戦したアイオリアを簡単に止めましたからね。石川:「目を覚ましなさい」で一瞬ですからね(笑)。岡本:往年のファンに聞くとみんな「シャカはクソ強いから!」って言うんですよ(笑)。後はムウさんでしょう。仲間に近い立ち位置だから良いものの、星矢も軽くあしらわれていました。敵だったら為す術ないなと。石川:アフロディーテを一瞬で葬ったサガは本当に強い。正直サガには勝てないな……と思っていましたが、星矢は勝ってしまいますから。──星矢の力あり、仲間やアテナの力ありの激闘でしたね。石川:そうですね。星矢は仲間たちの力を借り、僕も出演者の力を借りて。それこそ(サガ役の)山寺さんの力も借りていたと思うんです。山寺さんに引き出してもらった力でサガに勝つことができたというか。●二人が収録中や普段の生活で小宇宙を感じる瞬間とは?──アテナはおふたりから見てどうですか?石川:やっぱり女神ですからね、かわいい! そしてまっすぐ。岡本:間違いなくかわいい。守りたくなる気持ちはわかります。蓋を開けてみるとすごく誠実な子で。女神にふさわしい女の子だな、正義の心を持った少女だと思います。石川:いざという時の力もありますよね。アイオリアと対峙するシーンで謎の強大な敵に対して、コスモが溢れ出す。あれだけ自分の想いを筋を通して言うことができるのは、やはり女神の資質でしょう。──石川さんと言えばショートカット好きの印象がありますが、アテナの髪はショートとロングどちらが好きですか?岡本:そう(ショートカット好き)なの?石川:なんですか! 石川=ショートカット好きみたいな! そういう質問は初めてだな(笑)……ショートカットが好きなのは本当ですが! なので、もちろんショートがいいです。しかもその時のアテナは、ショーパン(ショートパンツ)を履いていますからね! 物語の後半で戦闘があって、ちょっとタイツが破れたところの太ももとか、すごいいいなと思います(笑)。よく見ていただけば、沙織さんの体調低下に伴い汗を書いていく描写があるんです。そういう細かい描写も見てもらえたらと思います(爆笑)。岡本:界人君のようなこだわり派はね、是非Blu-rayでコマ送りにして見てもらいたいと思いますね(笑)。──お二人が収録中や普段の生活で小宇宙を感じるのはどんな時でしょう?石川:僕が信彦さんから小宇宙を感じるのは、手押し相撲とか、テーブルゲームをやっている時です。いつもふわっとして包容力があって、色々なフォローをしてくれる先輩ですが、ゲームとかをやる時はサガのように強大な敵になります。岡本:楽しくなってくるというか、ゲームなどの勝負ごとは本気でやった方が絶対楽しい。あ……でも収録の合間でゲームをやると、本気になりすぎて自分のテンションが上昇してしまうので、後の収録を考えて流します(笑)。カメラが回っていない場所の本気ゲームはもう全力ですよ!石川:遊びと仕事をきちんと分ける信彦さんです。──では岡本さんが石川さんから小宇宙を感じるのは?岡本:ディスカッションをしている時ですね。あ、これリアルすぎるかな?石川:リアルすぎるなー(笑)。岡本:監督やディレクターと演じるキャラクターについて議論していて、演技の捉え方が違っていると納得いくまでぶつかっていく姿には小宇宙を感じますね! お互いにいいものを作ろうというパワーが混ざり合うので、普通に収録する時よりもさらに星矢の演技に力を感じたんです。──では最後に、改めて『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』Blu-ray&DVDの見どころを教えてください。岡本:もちろん全部! と言いたくなりますが、ポイントは星矢が何度でも立ち上がるところ。誰もが子供の頃に憧れるヒーロー像というのは、立ち上がり、逆境に向かっていく姿だと思います。大人は子供の頃に描いていたヒーローを思い出し、子供は理想の男の姿を見られると思うので、幅広い世代の方が楽しめる作品に仕上がっています。星矢を通じて皆さんに勇気を届けられたらと思います。石川:この作品で見てもらいたいのは、画の力。細部まで作りこまれていて、たとえば聖域(サンクチュアリ)の街並みもBlu-rayの画質で見るとより精巧なんです。普通の背景として頭の中で処理してしまうものがここまで作りこまれているんだ――これが日本のアニメ技術、CG技術なんだということを知ってもらいたいです。その画に負けないように、我々も全力で熱いものをマイクに乗せていますし、BGMであったり、効果音であったり、相乗効果でよいものになっていると思うので、改めてご自宅でも楽しんでもらえたらうれしいですね。(C)2014 車田正美/「聖闘士星矢」製作委員会
2014年12月05日