俳優の早乙女太一が、5日に都内で行われたゲキ×シネ『天號星』(公開中)の初日舞台挨拶に古田新太、久保史緒里、山本千尋とともに登壇した。同作は、座付き作家・中島かずき氏による新作公演で、江戸の町を舞台にした“あっ”と驚く入れ替わりの物語。世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す引導屋の主人・半兵衛を新感線の看板俳優・古田新太が演じ、その半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次を早乙女太一、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り・朝吉を早乙女友貴が演じる。○■早乙女太一、乃木坂46 久保史緒里が小顔すぎて「見えないくらい」今作で弟・友貴との共演となった早乙女は、弟の成長について聞かれると「やっぱり合わせるのがうまいなと思いましたね。普段から僕がガンガン攻めていく方で、友貴はそれをさばいていくことが多いので、人に合わせるということに関してはものすごく長けている」と話す。「今回は僕は強い役じゃないので結構(殺陣が)荒かったりとか、間合いもいつもと違かった。友貴だからできたなと思います」と絶賛していた。また、ゲキ×シネとして映像作品化した同作の注目ポイントについて聞かれると、早乙女は「僕はこのゲキ×シネでやっと久保さんの顔が見れた」とコメント。「通し稽古とかゲネとかを観れるところは観ていたんですけど、もう顔が小さすぎて客席から観ていると顔が見えないくらい(笑) やっとゲキ×シネでこういう表情をしていたんだ……とわかった」と明かす。さらに「歌のシーンとか、隣に右近(健一)さんがいるから顔の大きさが(違いすぎて)……本当にすごかった(笑)」と笑いを誘い、山本から「本当失礼だよ~! それ言っちゃダメでしょ!(笑)」とツッコまれていた。
2024年04月05日中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想らが出演する前代未聞の穴ドラマ「滅相も無い」のナレーションを、声優・津田健次郎が務めることが決定した。日本に突如現れた、7つの巨大な穴。様々な調査が行われたが、その正体は不明。人々は穴とともに暮らし始め、穴に入る者もいたが、帰ってきた者はまだ誰もいない。そんな中、穴を神とする小澤(堤真一)は、「穴の中には救済がある」と説く。リゾート施設に集まった川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)は、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならない。そして1人目、川端が話を始める――。そんな穴の登場をきっかけに語られる8人の密やかな人生を、ナレーションの津田さんと共に巡っていく。津田さんは「ある日空中に穴があく。その穴を巡る8人のドラマで…この物語は…えっと…面白さは…このドラマにコメントしろと?いや、無理。だってこの面白さは観て貰わないと伝わらないのですから」とコメントしている。また主題歌は、「クリープハイプ」の書き下ろし楽曲「喉仏」に決定。尾崎世界観によって私的でありながら清々しさも感じるアップテンポなナンバーが完成。「物語に寄り添いつつも、ちょうどいい距離感を保ちながら、必要な時にパッと作品を照らし出す。そんな音と言葉を意識しました」とコメントも寄せている。そんな楽曲も流れる本予告映像も到着。場面写真も併せて公開となった。第1話あらすじ日本に突如現れた、7つの巨大な“穴”。3年余りの歳月を費やし様々な調査がなされたが、その正体は何も分からないまま。やがて政府は調査を打ち切り、穴への立ち入り制限も撤廃した。穴に入る人間は多く存在したが、未だに帰ってきた者はいない。そして、穴を神として、「穴の中には救済がある」と唱える者が現れた。名前は、小澤(堤真一)といった。12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。話す順番は、入る予定が早い順となった。そして一番早いのは、12月6日に入る予定の川端(中川大志)。川端の話を岡本(窪田正孝)がメモし、菅谷(染谷将太)ら6人も耳を傾ける。川端は、自分の小学生時代から語り始める。幼い頃から怒ることができなかったこと。そして、怒れないまま大人になっていったこと。「そんな時に、穴が現れたんです」川端の物語の先にあるものとは――。「滅相も無い」は4月16日より毎週火曜日24時59分~MBS、毎週火曜日25時28分~TBSほかにて放送(全8話)。TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間。Digital Single「喉仏」は4月17日(水)リリース。(シネマカフェ編集部)
2024年03月27日高橋一生が主演する「ブラック・ジャック」に、井之脇海、早乙女太一、宇野祥平、山中崇、橋爪功が出演することが分かった。法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描きながら、《医療の在り方》や《人の生き方》に深いメスを入れてきた手塚治虫の医療漫画「ブラック・ジャック」。連載開始50周年記念を迎えたこの名作を、高橋一生主演で24年ぶりにテレビドラマ化。この度第2弾キャストが発表され、作品にさらなる深みを与えてくれること必至の頼もしいキャストたちの面々が明らかとなった。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)や「義母と娘のブルース」(2018年ほか)などでも話題を呼んだ井之脇海をはじめ、自らが座長を務める劇団朱雀をはじめ劇団☆新感線などの舞台や、「六本木クラス」(2022年)ほか数々の映像作品で無類の存在感を放ち続ける早乙女太一、これまで170本以上の映画に出演し、朝ドラ「ブギウギ」(2023~2024年)にも出演した宇野祥平、大ヒットドラマ「VIVANT」(2023年)のアリ役も大反響を呼んだ山中崇が顔を揃えた。さらに、主演の高橋さんと互いにリスペクトし合う名優・橋爪功の出演も決定。舞台共演を経て、2023年放送のテレビ朝日系・土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」では、念願のドラマ共演が実現している。4月13日(土)からはその続編となる「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」もスタートするなど、密な交流を続けている高橋さんと橋爪さんが、「ブラック・ジャック」ではどんな掛け合いを見せてくれるのか、注目だ。また、劇中には手塚漫画には欠かせないキャラクター「ヒョウタンツギ」が登場することも明かされた。「ブラック・ジャック」はもちろん、様々な手塚作品に登場し、名バイプレーヤーとしてその名を馳せてきたヒョウタンツギ。この謎キャラは今回、どのようにひょっこり姿を現すのか。「ブラック・ジャック」ファン、そして手塚漫画ファンは見逃せない実写出演となりそうだ。テレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」は6月30日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月21日篠原涼子とバカリズムがW主演する新ドラマ「イップス」に、染谷将太が出演することが決定した。本作は、書けなくなったミステリー作家・黒羽ミコと、解けなくなった警視庁捜査一課刑事・森野徹の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディー。染谷さんが演じるのは、ミコ(篠原さん)の弟であり、弁護士としてエリート街道を突き進む黒羽慧。心の葛藤による影響などでできていたことができなくなってしまう心理的症状=イップスを抱えた絶不調コンビが事件を解決していく物語において、慧は人権派弁護士として活躍する“イップス知らず”のエリート。ミコや森野徹(バカリズムさん)とは正反対なキャラクター像になりそう。そして、2人のイップスの鍵を握る存在でもある。小さい頃からミコとミステリー作品を読み漁り、ミコと一緒にトリックを予想したり、オリジナルのトリックを考えたりもしていた。大人になったいまでも、ミコとはたびたび連絡を取り、小説が書けなくなってしまった姉を応援する良き相談相手となっている。「思わずクスッとしてしまう軽快な会話劇を繰り広げながら事件を解決し、その謎の真相には重厚な人間ドラマが隠れているストーリーで、あっという間に読み終わってしまいました」と台本を読んだ印象を明かした染谷さん。初共演の篠原さんとバカリズムさんについて「篠原さんは、いつも作品毎に違う印象があり、この作品でまた違う篠原さんが見られる気がしていて間近で見られるのがうれしいです。ミコの良き相談相手になれるように頑張ります!そしてバカリズムさんが書かれたドラマに出演させていただいたのですが、一緒にお芝居をさせていただくのは今回初めて。役者バカリズムさんと現場でお会いできるのがうれしいです。このお二人の愛おしいコンビと早くお会いしたいです!」とコメントしている。「イップス」は4月12日より毎週金曜日21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日映画『陰陽師0』のキックオフイベントが、本日2月19日(月)仁和寺にて行われ、山崎賢人、染谷将太、奈緒、監督の佐藤嗣麻子が登壇した。イベントの舞台となった世界遺産・仁和寺は、本作のロケ地であり、映画のイベントが行われるのは初だという。京都三大門のひとつとも数えられ、玄関、正門にあたる、“二王門”が開かれキャストが登場し、深紅のカーペットを練り歩き、二王門を背に五芒星が記された特設ステージに揃った。“若き”安倍晴明役の山崎さんは「昔から残っていて、世界遺産となる場所はパワー、エネルギーがすごいと思うので、そのような場所で晴明を演じたことで、エネルギーが満ち溢れる映像となりました。金堂の中も研ぎ澄まされた空間で、静寂に包まれていました。完成した作品にも映し出されているので注目してほしいです」と通常は非公開となっている国宝・仁和寺金堂での貴重な撮影をふり返った。また、貴族・源博雅役の染谷さんは「歴史を刻んできた場所に立って、演技するというのは賢人くんが言うように、エネルギーや場所の力を借りて演技をさせていただきました」、事件に巻き込まれる徽子(よしこ)女王役の奈緒さんは「(私の撮影は)夜のシーンが多く、東京にはない暗闇を感じました。没入感のある中での撮影でした。また、とても美しい衣装も着させていただきました」と世界遺産の大覚寺や岩手の歴史公園えさし藤原の郷に組まれた大規模なセットなどを挙げ、本作のスケールの大きさを感じさせた。完成した作品については「率直にとても面白かったです。現場では想像でしかなかった呪術を使うシーンやVFXの部分を完成した作品で観られて、嬉しかったです」(山崎さん)、「想像を超えて面白かったです。壮大なエンターテイメントでずっとスクリーンに釘付けでした」(染谷さん)、「誰かと語り合いたいと思う作品でした。とても美しくて、誰も見たことがない作品が国宝と呼ばれる場所で撮影されて、それがスクリーンに閉じ込められてる。そんな今だから出来る奇跡みたいなものが集まった作品です」(奈緒さん)とそれぞれ感想を述べた。さらに、山崎さん演じる晴明について染谷さんは「かっこよさの中に繊細さがあった。安倍晴明もひとりの人間なんだなと思いました。それにすごく感動しました」と語り、奈緒さんも「完全無欠にみえるが、実は弱い部分があって、それを乗り越えた人なんだなと思いました。作品を見ることで安倍晴明という人物を心から愛することができました」と絶賛。そして、最後に山崎さんから「日本の呪術はここから始まります。是非スクリーンで楽しんでください」と挨拶があり、神秘的な雰囲気を感じながらキャスト陣は降壇し、イベントは終了した。『陰陽師0』は4月19日(金)より公開。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年02月19日元日本テレビアナウンサーで、同志社大学のハリス理化学研究所で専任研究所員を務める、桝太一さん。2024年1月23日に、自身のX(Twitter)アカウントで、学生主催の『お疲れさま会』に参加したことを報告しました。桝太一、大学生の言葉に困惑この日は、桝さんが初めて1年間担当した講義の『お疲れさま会』。個性豊かな学生たちと楽しい時間を過ごしたようですが、会話の中で気になったことがあったといいます。初めて1年間 担当した講義の学生さん主催お疲れさま会に。京田辺生と今出川生 混合、本当に仲良くて個性豊かな素敵な 一期生たちに恵まれましたしかしサイエンスコミュニケーションをサイコミって略してるのはギリ分かるけど「モバジュウある?」って何のことか先生わからなかったよ‥ pic.twitter.com/EfHqKs7kOr — 桝 太一 (@masu_asari) January 23, 2024 桝さんが気になったのは、学生が発した「モバジュウある?」という言葉。『モバジュウ』が何を意味するのかが分からず、困惑したようです。ネット上のコメントによると、桝さんが聞いた『モバジュウ』とは、スマートフォン用のモバイルバッテリーのこと!『モバイル充電器』を略しているのでしょう。桝さんの投稿には『モバジュウ』が気になった人たちから、さまざまなコメントが寄せられました。・『モバジュウ』…モバイルバッテリーのことかなぁ?・そうやって略すんだ…。・私もこの前、渋谷で若い子が使っていたのを聞いて、初めて『モバジュウ』と略すのを知りました。学生生活で多くの人と関わったり、SNSなどによく触れたりする若者は、新しい略語や流行語を知る機会も多いもの。若い世代の人と話していると「今はこんな言葉を使うんだ…」と、新鮮な気持ちになれそうですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月27日2023年12月1日、脚本家の山田太一さんが亡くなったことが分かりました。89歳でした。サンケイスポーツの報道によると、山田さんは同年11月29日に、老衰のため神奈川県川崎市の施設で息を引きとったといいます。テレビドラマの脚本家として活躍した、山田さん。1977年に放送された『岸辺のアルバム』(TBS系)や、1983~1997年にかけて放送された『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)など、数々の話題作を生み出し、多くの賞を受賞しました。また、小説家としても活動し、著書の『異人たちとの夏』は、山本周五郎賞などを受賞し、映画化もされています。山田さんの訃報に際し、ネット上では「記憶に残る素晴らしい脚本ばかりでした。ゆっくり休んでください」「山田さんの才能が生み出した素晴らしいドラマを、これからも心に留めて楽しんでいきたい」など追悼の声が続々と寄せられていました。山田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年12月01日三池崇史監督映画『怪物の木こり』より、亀梨和也と染谷将太が演じる、狂気のサイコパスと真性のサイコパスの2ショット場面写真が公開された。いよいよ公開を明日に控えた本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説の実写映画化。登場人物が全員サイコパスというぶっ飛んだ設定でありながら、キャスト一同が「人の温もりってなんだろうな、とすごく考えさせられる」、「こんな感じになるの!?と鳥肌でした」、「何度も何度も裏切られる」、「まさかの感動が来る。サイコパスに泣かされるとは」と口を揃えてその驚愕の結末に自信を覗かせる、まさに先読み不可能なストーリーとなっている超刺激サスペンス。今回公開された場面写真には、亀梨さんが演じる目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない“狂気のサイコパス”弁護士・二宮彰と、その協力者である染谷さん演じるサイコパス外科医・杉谷九朗が登場。3ピースのスーツに身を包む弁護士と、白衣を着こなした医者という、それぞれの表の顔を持ち、一見スマートでスタイリッシュな印象を世間に与える2人だが、裏の顔を突き合わせるシーンでの2人が魅せる独特のバディ感は、どこか不気味で新鮮な、ひと時も目の離せない魅力が漂っている。三池組常連の染谷さんについて亀梨さんは、「現場にも、風の如くといいますか、ふわっと居るんですよ。そして、『切り替え!』ということが無くそのまま本番もその流れで撮影に臨まれていたんです。自然体で、流れの中で『お芝居するぞ!』とか『魅せなきゃ!』ということもなく、表現出来る、魅了出来る。人にある種“掴ませない”、でもすごいものを残して帰られいていました」とコメント。また、染谷さんの撮影日数は、実質2日間ほどしかなかったそうだが、「なのにとても存在感があってすごかったです。この才能はずるい」と絶賛。一方の染谷さんは「亀梨さんはすごくリラックスして現場にいらっしゃるんですが、一方でずっと集中もしているんです。常にアイドリング状態というか、一緒に演じていてすごく心地よかったですね」とふり返る。「僕は裏の二宮しか見ていなかったので、表向きの弁護士としての表情や、外の人と接している二宮を撮影中は見たことがなかったんです。それを完成した本編で初めて見て、その見事な多面性に驚きました。『裏の二宮が怖いな』とずっと現場で思っていたんですが、あの爽やかな、人を優しく包み込むような表の顔の二宮を見た時に『うわ、すごいな』と、思わず劇場で鳥肌が立ちました」と刺激を受けたそう。今回の場面写真の一枚にもある、杉谷が働く病院の中庭でのバスケットボールのゴールを前にしたとあるシーンでは、亀梨さんの身体能力にも驚愕したそうで、「かっこいいなと思いました。すごいです!」と注目ポイントのひとつとしてアピールした。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月30日山田太一の長編小説『異人たちとの夏』を再映画化した『異人たち』が、2024年4月19日(金)に公開される。監督は、アンドリュー・ヘイ。山田太一の長編小説『異人たちとの夏』を再映画化『異人たちとの夏』は、1987年に出版され、第1回山本周五郎賞を受賞した山田太一の長編小説。とある男とこの世を去った異界の人々とのひと夏の出来事を美しく幻想的に描いた作品だ。1988年には監督・大林宣彦によって、風間杜夫、名取裕子、片岡鶴太郎、秋吉久美子の出演で映画化。2003年には英訳され海外でも刊行された。監督はアンドリュー・ヘイ、現代のイギリスを舞台にそんな『異人たちとの夏』を、『荒野にて』『さざなみ』などを手掛けてきた監督・脚本家のアンドリュー・ヘイが再映画化。山田太一のオリジナリティ溢れたストーリーに、アンドリュー・ヘイならではの感性あふれる脚色と演出を加え、現代のイギリスを舞台とした英語作品として再び映画化する。本作は、第81回ゴールデングローブ賞においてドラマ部門主演男優賞にアンドリュー・スコットがノミネートされるなど、映画賞レースにおいても圧倒的な存在感を示した。愛と喪失の物語映画『異人たち』で描かれるのは、死別した両親との交流、ミステリアスな隣⼈との恋の⾏⽅。愛と孤独、喪失と再⽣、さらにはセクシュアリティーといったテーマも内包されており、観る者の奥底にある記憶や郷愁を呼び覚ますだろう。『1917 命をかけた伝令』のアンドリュー・スコットなど出演には、『1917 命をかけた伝令』や『007:スペクター』に出演したアンドリュー・スコットをはじめ、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイらイギリス・アイルランドが誇る名優たちが名を連ねる。アダム…アンドリュー・スコットロンドンのタワーマンションに暮らす、ゲイ男性の脚本家。12歳の頃に死別した両親の思い出を軸に、脚本を執筆している。30年前に負ったそのトラウマゆえに誰かを愛することさえ忘れていたが、思いがけない両親との交流によって⼦供時代に回帰していく。ハリー…ポール・メスカルアダムと同じマンションで暮らす謎めいた住人。どこか儚げな空気が感じられる⼀⽅で、少年のような無邪気さも併せ持っている。アダムと互いの孤独を感じ取り、次第に距離が近づいていく。アダムの両親…ジェイミー・ベル、クレア・フォイアダムが12歳の時に交通事故で亡くなった。映画『異人たち』あらすじロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳の時に交通事故で両親を亡くした40代の脚本家。それ以来、孤独な⼈⽣を歩んできた彼は、在りし⽇の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。そして幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した⽗と⺟が当時のままの姿で住んでいた。その後、アダムは⾜繁く実家に通って⼼満たされるひとときに浸る⼀⽅、同じマンションの住⼈である謎めいた⻘年ハリーと恋に落ちていく。しかし、その夢のような愛おしい⽇々は永遠には続かなかった…。【作品詳細】映画『異人たち』公開日:2024年4月19日(金)監督:アンドリュー・ヘイ原作:『異人たちとの夏』山田太一著(新潮文庫刊)出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン原題:ALL OF US STRANGERS©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月18日俳優の染谷将太が出演する、日本マクドナルドの新CM「約束のハッピーセット」編が8日より放送される。新CMでは、苦手なスイミングスクールの進級テストに挑む、ある家族のひと夏が描かれる。スイミングスクールで怖くて潜水ができない息子を見た父(染谷)は、帰り道に息子と一緒に頑張る約束を交わし、その日から二人でお風呂や庭先のビニールプールで潜る練習に励む。初めは目をつぶり、鼻をつまんで潜っていた息子だが、父の優しい声かけに励まされ、練習を重ねる毎に顔つけの時間が長くなっていく。そして迎えた進級テストの日。無事合格した息子と父は帰り道にマクドナルドへ。頑張った後は一緒にハッピーセットを食べに行こう、それが父と息子の約束だった。目標に向かって少しずつ成長する息子と、寄り添いながら見守る両親の姿、そして“小さな約束”として食べるハッピーセットと、新CMは多くの親子の日常や思い出とリンクするエピソードとなっている。○■染谷将太 インタビュー――本日の撮影で印象的だったことや大変だったことなどをお聞かせください。晴れてよかったです! 青空で夏らしい絵が撮れてうれしかったです。(子役の)そうくんと楽しく一緒に潜る練習ができ素敵な時間でした。――染谷さんの好きなマクドナルドのメニューは何でしょうか。ビッグマックです! 必ずビッグマックとナゲット、マスタードソース、コカ・コーラ ゼロを頼みます。――染谷さんが最近ご家族とした「小さな約束」はありますか?(ロケ地である宮崎の)お土産を買って帰るね、という約束をしました。あと、今回のストーリーとシンクロしているのですが、我が家でもお風呂場で潜る練習をやっています。5秒、10秒と長く潜れたらいいことあるよ、というのをやっていますね。――染谷さんが幼少時代にしていた約束はありますか? 当時の思い出を教えてください。小さな頃にスイミングスクールに通っていました。進級すると親からご褒美をもらえたので、そのために一生懸命頑張っていたことを今回の撮影で思い出しました。泳いでいる時間は無になれるのでとても気持ちよかったです。――染谷さんがご自身に課している約束(ルール)は何かありますか?頑張って睡眠時間を確保することです。ベッドに入っても仕事のことなどを考えてしまうので、何も考えずに寝ることを自分に課しています。――染谷さんがご自身に課している約束(ルール)を達成できた時にご褒美として決めていることはありますか?自分にご褒美をあげることを忘れてしまうことが多いです。達成したことで満足してしまうタイプなので、今後は自分にご褒美をあげたいと思います。――もし“約束”が1つだけ叶うとしたらどんなことが良いですか。もっと足が速くなりたいです。かけっこ教室に行こうかなと思っているんですけど(笑)。50m走のタイムを上げたいと思っています。――染谷さんにとっての「夏といえば〇〇」を教えてください。(家庭用の)プールに空気を入れている瞬間は夏が来たなと思います。あとはバーベキューをするとか。仕事だと、撮影現場で氷のうなどの暑さ対策グッズが出てくると、夏が来たなと思います。――撮影では、子ども役のそう君が水泳の進級テストに挑戦し、一生懸命練習するシーンが印象的でした。最近、染谷さんが一生懸命練習したことや頑張ったことがあれば教えてください。最近一番練習したのは乗馬です。作品で乗馬のシーンがあったので、乗馬クラブに通い練習しました。おかげで、今までの中で一番上達しました。――染谷さんがこの夏、挑戦したいと思っていることがあれば教えてください。今年こそ、いかに夏らしい夏を過ごすかに挑戦したいです。――30歳という節目の1年を振り返って印象に残ったエピソードがあれば教えてください。30代に入ったことを忘れていました。気づいたら30代になっていたので・・・子役を始めたのが7歳でしたが、ついこの前のことのように感じます。あっという間に30歳という節目を迎えましたが、いい意味で変わらず過ごしていきたいと思います。――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。今回のCMは誰しもが自分の子どもの頃や、親になった時に感じたことのある温度感・空気感・匂いがする素敵な映像に仕上がっています。この夏、CM を見て気分が上がっていただければうれしいです。
2023年08月08日シンガーソングライターの向井太一が、10月25日(水) にベストアルバム『THE LAST』をCDと配信同時にリリースする事を発表した。本作には、これまでの約7年のキャリアでリリースした楽曲の中から楽曲総再生回数が3,000万回を突破している代表曲「リセット」や「道」「SLOW DOWN」「空 feat. SALU」など国内外から特に聞かれている楽曲13曲と、向井太一がこれまで楽曲提供をした作品のセルフカバー2曲と新曲1曲を含む全16曲が収録される。新アーティスト写真(3種)とアートワーク(2種)、そしてTeaserも公開。向井太一のメジャーデビューアルバム『BLUE』を手掛けたチームが本作の為に再集結し、カメラマン・ムービーはSANG-HUN LEE、グラフィティは内田洋一朗が手掛けた。また、Ayano Imai (aimai) がデザインを担当するブックレットは、初回生産限定盤と通常盤でデザインも使用されている写真も異なり、初回生産限定盤はスリーブ付き仕様に。併せて、本日から9月3日(日) 23時59分までに本作の初回生産限定盤の予約をした人全員に、この為にデザインされたアナザージャケットに向井太一の直筆サインが入る早期予約特典が付く事も決定した。さらに、10月27日(金) より全国4カ所で『THE LAST TOUR』を開催する事も決定。本公演は、BAND EDITIONとDJ EDITIONに分かれており、初日10月27日(金) の大阪公演と、最終日11月26日(日) 東京公演はBAND EDITION、11月15日(水) の名古屋公演と11月24日(金) の福岡公演はDJ EDITIONとなる。BEST ALBUM & TOUR『THE LAST』(Teaser)<リリース情報>BEST ALBUM『THE LAST』10月25日(水) CD&デジタルリリース●初回生産限定盤【CD+スリーブケース】3,850円(税込)初回生産限定盤ジャケット●通常盤【CD only】3,300円(税込)通常盤ジャケット【収録内容】※収録順未定(全16曲収録予定)・リセット ※TVアニメ『風が強く吹いている』第1クールエンディングテーマ・道 ※TVアニメ『風が強く吹いている』第2クールエンディングテーマ・SLOW DOWN・I Like It・Siren・僕のままで ※ロート製薬「ロートジー デジタル MV フェス」コラボレーションソング・FLY・HERO・Break up・Love Is Life・Bravest ※TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』オープニング主題歌・Celebrate!・空 feat. SALU・セルフカバー(新録)・セルフカバー(新録)・新曲【早期予約特典】「向井太一直筆サイン入りアナザージャケット」※早期予約特典対象期間:9月3日(日) 23:59まで※特典は商品お渡し時の付与となります。※一部対象外の店舗もありますので、特典の有無に関しては直接各店にお問い合わせ下さい。※通常盤は早期予約特典の対象外となります。【店舗別予約・購入者特典】■楽天ブックス:アクリルキーホルダー■セブンネットショッピング:2L判ブロマイド■HMV全店(HMV&BOOKS Online 含む/一部店舗除く):L判フォトカード■Amazon.co.jp:メガジャケ ※初回生産限定盤、通常盤のどちらをご購入いただいても初回生産限定盤のジャケット絵柄のお渡しとなります。■TOY’S STORE:A4クリアファイル■全国CDショップ&オンラインショップ(※一部店舗除く):B2サイズポスター ※対象店舗は後日発表※特典の内容はショップ毎に異なります。※詳細やデザインは後日発表します。※特典は無くなり次第終了となります。※イベント・ライブ会場等でのご購入分には上記特典が付きません。※特典は一部取り扱いの無いCDショップもございますので、対象店舗発表後にお買い求め予定の店舗までお問い合わせ下さい。※ネット販売につきましても、一部取り扱いの無い場合もございますので、各オンラインショップの告知をご確認下さい。予約リンク:<ツアー情報>『THE LAST TOUR』10月27日(金) 大阪・BIGCATOPEN 17:45 / START 18:30 ※BAND EDITION11月15日(水) 愛知・ボトムラインOPEN 18:30 / START 19:00 ※DJ EDITION11月24日(金) 福岡・DRUM SONOPEN 18:30 / START 19:00 ※DJ EDITION11月26日(日) 東京・豊洲 PITOPEN 16:00 / START 17:00 ※BAND EDITION関連リンクHP::::
2023年08月04日俳優の早乙女太一と女優の山本千尋が20日、都内で行われた2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』(てんごうせい)の製作発表に出席した。『天號星』は、座付き作家・中島かずき氏による新作公演で、江戸の町を舞台にした“あっ”と驚く入れ替わりの物語。世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す引導屋の主人・半兵衛を新感線の看板俳優・古田新太が演じ、その半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次を早乙女太一、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り・朝吉を早乙女友貴が演じる。劇団☆新感線に初参加となる山本は、半兵衛の女房で裏では藤壺屋の表稼業と裏稼業を取り仕切っているお伊勢の実の娘・早風のいぶきを演じる。山本は「私は上京して一番最初に見させていただいた舞台が、劇団☆新感線さんの『髑髏城の七人 Season鳥』で、そのときの衝撃というか、本当に感動しまして、それ以来ずっと、どこの取材でも劇団☆新感線さんに出たいと言い続けていたんですけど、ようやく叶えさせていただいたという形でこの場に立たせていただいております」と劇団☆新感線への思いを語った。また、山本は太一について「一番最初は、『Season鳥』の蘭兵衛を見させていただいて、そこから半分ファンぐらいな感覚でいろいろ見させていただいています。『封刃師』で共演させていただいたときに、本当に速くて、色っぽくて、普段は宇宙人みたいに変わっているところがあったり、そのギャップが魅力だなと思っています」と熱弁。太一も「中国武術がとてつもないです。僕も2度ほど教えていただいたのですが、生で見ると迫力がとんでもなくて、美しくて」と山本を称え、「そういった面が今回の劇団☆新感線でも見られたらいいなと思いますし、僕も戦わせてもらうので楽しみです」と期待感。「宇宙人かはよくわからないですけど」と笑っていた。同作は、9月14日より10月21日まで東京・THEATER MILANO-Zaにて、11月1日より20日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演。この日の製作発表には、古田新太、早乙女友貴、久保史緒里、高田聖子、粟根まこと、池田成志、作・中島かずき氏、演出のいのうえひでのり氏も登壇した。
2023年07月20日俳優の早乙女太一と早乙女友貴が20日、都内で行われた2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』(てんごうせい)の製作発表に出席した。『天號星』は、座付き作家・中島かずき氏による新作公演で、江戸の町を舞台にした“あっ”と驚く入れ替わりの物語。世のため人のため、生きていてはならない輩に引導を渡す引導屋の主人・半兵衛を新感線の看板俳優・古田新太が演じ、その半兵衛とひょんなことから中身が入れ替わってしまう冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次を早乙女太一、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り・朝吉を早乙女友貴が演じる。太一が劇団☆新感線に参加するのは7回目、友貴は5回目。古田との共演は、太一が19年の『けむりの軍団』以来、友貴が22年の『薔薇とサムライ2』以来で、兄弟そろって古田と共演するのは今回が初。ここでしか見られない古田×早乙女兄弟の奇想天外チャンバラ時代劇となる。兄弟での殺陣とほかの役者との殺陣の違いを聞かれると、太一は「弟の場合は当たってもいいと思っているので。ほかの方には十分気を付けています」と答え、友貴も「僕も同じなんですけど、めちゃめちゃ当ててくるんですよ。兄弟なので遠慮しないというか、ほかの方とやるときはケガをさせてしまったらダメなので、兄貴とやるときは全く遠慮せずに当たってもいい距離感でやっている。本当に当たりますけど、それでもいいやという感じなので、あれだけのスピードでやれるんじゃないかなと思います」と語った。さらに友貴は「やりやすいですね。何も考えないでやっているので」と言い、太一も「考えなくても呼吸感がなんとなくわかる。特別な感じはあります」と語っていた。同作は、9月14日より10月21日まで東京・THEATER MILANO-Zaにて、11月1日より20日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演。この日の製作発表には、古田新太、久保史緒里(乃木坂46)、高田聖子、粟根まこと、山本千尋、池田成志、作家の中島かずき氏、演出のいのうえひでのり氏も登壇した。
2023年07月20日元日本テレビアナウンサーで同志社大学助教の桝太一氏が14日、東京・国立科学博物館で行われた特別展「海 ―生命のみなもと―」報道内覧会に出席した。同所で7月15日~10月9日に開催される同展では、「海」の誕生から現在について、多様な生物や人と海の関わりを紹介するとともに、海と歩む未来についても考える。同展の公式ナビゲーター、そして音声ガイドのアナウンスを担当した桝氏は、監修を務めた研究者とともに登場。「海が大好きな人間の1人として、今回お声がけをいただいたこと、そして今日こうやってそうそうたる研究者の皆さんの横にいられることが本当にうれしくて幸せです。うれしいあまり深海ザメのラブカのネクタイを締めてきてしまったんですけど、本当に今日ここにいられることがとってもうれしい気分です」と喜びをあらわに。「私はもともと国立科学博物館の展示には家族でプライベートでも毎年のようにお邪魔していましたので、今年はお父さんが携わっているんだぞということを娘に言えることも今から楽しみです」と笑顔で語った。続けて、「大学で科学を伝えるサイエンス・コミュニケーションの研究をしているんですけど、まさに博物館は科学を伝える代表的な存在だと思っていますので、そこに少しでも貢献できればと思いますし、僕自身も今回の展示に携わることで学べることがあると思っています」と研究者としてコメント。さらに、「今回の展示は見たから海のことがすべてわかるというものではないと思っています。むしろ海ってまだまだわからないことがいっぱいあるんだなと、そして研究者の皆さんがまさに今その謎を解き明かす真っ最中なんだなということが伝わると思います。この展示を見た後で、もっと知りたくなって実際に海に行きたくなる、展示の出口が海への入り口になるような展示になってくれると思っています」と同展の魅力をアピールした。桝氏のほか、監修者の田島木綿子氏、谷健一郎氏、藤田祐樹氏、藤倉克則氏、野牧秀隆氏、川口慎介氏も出席した。
2023年07月14日TOKIOの城島茂と国分太一が出演する、ふくしまプライド。の新CM「桃」編、「夏野菜」編が、14日から福島、関東・関西エリア、北海道で順次放送される。新CMでは、城島と国分が福島の大自然を背景に「夏だ! ふくしまウマイぞ!」というセリフと共に全速力で駆け寄りながら登場。「桃」編では、城島が両手に福島県産の桃を手にし、「会いたかったよ! 桃!」と愛おしそうに頬に寄せる。がぶりと丸かじりすると、「ウマイのよ、それしか言えないのよ!」と言い、「農家の皆さん、今年もがんばったね!」と生産者へ労いの言葉を投げかける。一方、「夏野菜」編は「今年もふくしまの夏野菜は絶好調!」と話す国分が、今朝採れたばかりのきゅうりとトマトを頬張り、「きゅうりウマっ! トマトもウマっ! ってか、アマ!」と堪能する。そして、その感動的なおいしさに「お店で出会ったら即買いです!」と思わず声をあげてしまう。また、今秋には松岡昌宏が出演する新CMも公開される予定だ。
2023年07月14日7月15日(土)より国立科学博物館(東京・上野)にて開幕する特別展「海―生命のみなもと―」にて公式ナビゲーターを務める、元日本テレビアナウンサーの桝太一。学生時代は海洋生物を学び、現在はサイエンス・コミュニケーションを研究している桝が同展の魅力について熱く語ってくれた。今回の特別展について桝は「そもそも海って何だろう? というところから始まり、知れば知るほど本当に人間って海から生まれてきているだということを実感してもらえると思う」と語る。巨大なシロナガスクジラや“幻のサメ”とも言われるメガマウスの標本など、楽しみな展示をいくつか挙げてくれたが、その中で桝が、自身が想像もしない角度で海に焦点を当てた展示として驚きを感じたのが「丸木舟」の展示。「確かに日本に人が入ってくるとき、舟を使って海を渡ってきたんだなと。かつて飛行機もなかった時代は、海って世界の終わりだったわけで最近、宇宙関係の方ともお仕事でご一緒するんですが『かつての海がいまの宇宙なんだろうね』ということをおっしゃっていて、そう考えると、海を渡る丸木舟が宇宙船のように見えてきました」桝がそもそも生物に強く惹かれるようになった“原点”は、子ども時代を過ごした千葉の自然。砂浜ではなく、生物が多くいる磯を遊び場に駆け回ったという。その後、仕事や趣味を通して、国内外の多くの海を目にしてきたが、忘れられないのが学生時代、「異性と知り合うという不純な動機で(笑)」始めたダイビングのため訪れたという小笠原諸島の海。「日本にいても普段『海に囲まれている』なんて意識しないじゃないですか? でも小笠原って本当に絶海の孤島なんです。世界は陸地が本体で、周りに海があると思いがちだけど逆なんだ――自分たちは海の中のわずかな陸地で暮らしているんだというのを実感しましたね」時間を見つけては博物館などの展示に足を運ぶという桝だが、子どもたちにサイエンスに興味を持ってもらうためにどうすればよいか? という問いに対し「僕は、子どもたちは大人が楽しそうにやっている姿に心惹かれるものだと思います。だから、うちの娘もたぶん、この特別展「海」にはあまり興味ないと思うんだけど(笑)、『お父さんはすごく楽しみで行きたいから、一緒に付いて来て』とお願いしようと思っています」と語り「博物館の展示は観終わって『満足した』で終わるんじゃなく、『もっと知りたい!』と思ってもらって初めて成功。今回の展示もぜひその“先”を大事にしてほしいですね」と言葉に力を込める。取材・文:黒豆直樹特別展「海―生命のみなもと―」7月15日(土)~10月9日(月・祝)国立科学博物館 (東京都・上野)チケットは好評発売中※音声ガイドは会場レンタル・アプリ配信
2023年07月03日●海は「人間の想像をとんでもない角度から超えてくる」元日本テレビアナウンサーで、同志社大学助教の桝太一氏が、7月15日~10月9日に東京・国立科学博物館で開催される特別展「海―生命のみなもと―」で公式ナビゲーターを務める。「子供の頃からずっと好奇心が欲しいタイプ」と自身のことを語った桝氏。知らないものへの探求心は、大人になり、家族をもっても衰えることがないという――。同展は、地球上のあらゆる生命のみなもととなる海を「海と生命のはじまり」、「海と生き物のつながり」、「海からのめぐみ」、「海との共存、そして未来へ」という4つの章から迫った特別展で、桝氏は公式ナビゲーターという役割を果たす。「もともと博物館に行って音声ガイドをいつも借りているような人間だったので、まさか自分がそちら側に回るとは思ってもいませんでした。僕のなかでは、国立科学博物館の特別展に関われたというのは、夢が一つ叶ったような感覚なんです。しかも僕が最も好きで、人生で関わってきた海というテーマの特別展だったので、お話を聞いたときは、本当に『ありがとうございます』という気持ちでした」ずっと好きだったという海。その理由について「人間の想像をとんでもない角度から超えてくる」と語った桝氏。「今は情報が簡単に手に入る時代になってきているので、全部わかった気でいることが多いと思います。例えば世界中のことも検索したり、Googleマップを見れば行った気になれるし、映像を観れば知った気になれる。でも海というのは、いまだに『嘘でしょ』と思うことが多々あるんです。ダイオウイカやデメニギス、メガマウスなんて、ちょっとびっくりしますよね。地球は僕らの想像の外にあるということを一番強く認識させてくれるのが海なんです」桝氏の原動力となっているのが、「知らないこと」を「知りたい」と思う心。それはこれまでの人生に一貫しているというのだ。「僕はずっと好奇心が欲しい人というか、知らないことがずっとあってほしいタイプなんです。それは子供の頃からまったく変わっていない。以前『ザ!鉄腕!DASH!!』という番組から子供の頃の映像を貸してほしいと言われて、母親に頼んで出してもらったんです。それを見たら、自分でも悲しくなるぐらい、いまと同じテンションで生物を探しているんです(笑)」そして自身のこうした思いは、家族にもしっかりと伝えたいと思っているという。「個人的に僕は娘にも『好奇心があればたいがい人生は最後まで楽しいよ』とずっと言い続けています。今は突拍子もない考えは蓋をしてしまうことが多いと思うんです。でも、そのなかから、疑問に思ったことを『知りたい』と思う気持ちは、自分でも大切にしていることですし、この特別展でも、子供たちがはじめて海に触れて、感じたことを大切にしていただけたらと思っています」●アナウンサー出身者&研究者として海の魅力を発信疑問に思うこと、知りたいと思う気持ちの入り口になってほしい……と桝氏は特別展への思いを語る。だからこそ、自身が務める公式ナビゲーターというのは、大きな役割を担う。「今回このお仕事に携わることになったとき、日本って海に囲まれた国にも関わらず、あまり海のことを知らないし、恐怖を持っている人が多いのかなと思いました。だからこそ、しっかりと海を可視化することが大切だなと。また個人的にアナウンサーという前職があるので、いかに海の魅力や奥深さを言葉で表現できるのか……というのは、すごく意識しています。分かりやすくワクワクするような言葉を使って、特別展に貢献できればと思っています」言葉のプロとしての経験は、今回の公式ナビゲーターという仕事には生きていたのだろうか――。「アナウンサー時代は、用意された原稿を読むことが多かったのですが、今回ももちろん原稿はあるのですが、僕のなかではナレーションをしているというよりは、皆さんについて一緒に回っているような感覚でした。もしかすると、聞いてもいないことまで言っているうるさいおじさんがずっとついてきている……みたいに思われるかもしれませんが、そう感じていただければ何よりかなと。僕は多分娘と一緒に行くので、どんな反応をするのか楽しみです。スッと途中でイヤホンを外したら、ちょっと反省します(笑)」音声ガイドを収録して、海について新たに感じたことも非常に多かったという。「僕自身、海のことはある程度人より知っているのかなという思いもあったのですが、実際全然知らない単語もたくさん出てきました。単純に僕の知識が狭いこともありますが、すごく研究がアップデートされているのだと思いました。僕が研究していたのは20年も前なので」「終わらない追いかけっこみたい」と海への探求心を言葉にした桝さん。今回の仕事をきっかけに「アナウンサー出身者として、またサイエンス・コミュニケーションの研究者として、どうやったら海を魅力的に伝えられるのかを追求していきたいです」と未来に思いを馳せていた。■桝太一1981年9月4日生まれ、千葉県出身。同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員(助教)。大学ではアナゴ、大学院ではアサリを研究。東京大学大学院農学生命科学研究科を修了後、日本テレビに入社。アナウンサーとして、『ザ! 鉄腕! DASH!!』、『真相報道 バンキシャ!』などを担当。2022年3月に日本テレビを退社。現在は同志社大学でサイエンス・コミュニケーションについて研究・実践を行っている。
2023年07月03日坂口健太郎主演、染谷将太共演の「CODE―願いの代償―」が読売テレビ・日本テレビ系にて7月2日(日)より放送されることが分かった。婚約者を失い絶望の淵におちた刑事が、その死の真相を追い求める中で、「どんな願いも叶える」という謎のアプリ【CODE】を手にして展開される物語。果たして、恋人の死の真相とは?謎のアプリの背後に潜む陰謀とは?幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻く、ノンストップ・クライム・サスペンスが幕を開ける。本作は、台湾で大ヒットした「浮士徳遊戲(英題:CODE)」(2016年)、「浮士徳遊戲 2(英題:CODE2)」(2019年)が原作で、日本版としてオリジナル要素がふんだんに盛り込まれた展開が繰り広げられる。坂口健太郎主演を務める坂口健太郎が演じるのは、恋人の死という大きな悲しみを背負いながら、静かにも熱く秘めた想いで真実を追い求める刑事・二宮湊人(にのみや・みなと)。二宮は謎のアプリ【CODE】を手にするが、そのアプリを使う先には大きな代償が待っていた。坂口さんは、そんな二宮の魅力を「目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です」と語っている。坂口さんは4月期日テレ系土曜ドラマ「Dr.チョコレート」に続いて、異例の同局2クール連続の主演を務めることでも話題に。2クール連続で主演を務めることについて、クランクイン前のインタビューでは「ただただ大変です!(笑)でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな」と語り、ハードな撮影も明るく笑い飛ばし、作品の始動を楽しみにする笑みを垣間見せた。染谷将太共演として決定した染谷将太が演じるのは、CODEの謎を追うフリーの記者・椎名一樹(しいな・かずき)。物語の中で、CODEを使用する二宮の行動を監視し、二宮の行く先々に姿を現して不穏な立ち回りを見せるという役どころ。染谷さんは「何が起こるかわからない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした」と作品への期待を語る。2023年に入り、「ブラッシュアップライフ」、「風間公親-教場0-」と話題作への出演が続き、コミカルな役からシリアスな役までこなす染谷さんが、本作ではどのような表情を見せるのか注目が集まる。脚本には酒井雅秋(「レッドアイズ 監視捜査班」「アバランチ」)、山田能龍(「全裸監督」「新聞記者」)が決定。そして、演出には森淳一(『見えない目撃者』「ミス・シャーロック」)と木村ひさし(「警視庁アウトサイダー」「99.9%-刑事専門弁護士-」)が務める。重厚なサスペンスが期待できる制作陣からも、本作への期待が高まる。■坂口健太郎(二宮湊人役)コメントQ.今回の作品への意気込み「どんな願いも叶えるアプリ」と、それだけを聞くとファンタジーのようには聞こえるのですが、それをしっかり裏付けるようなストーリーがあるので、現実にありそうな物語だな、と思いました。二宮は、目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です。静かに見えるけど実はもっと熱いんだよ、みたいな。そんな男が、色々なところでもがいていくことになるので、自分自身とリンクするかと言われたら難しい部分もありますが、僕自身の中でも共鳴率を上げていきたい、と思っています。染谷さんも含めて、周りのキャストは意外とはじめましての方々が多そうなので、良い相乗効果を生み出して、良い作品にしていきたいです!Q.2 クール連続主演を務めることについてちょっと働きすぎですよね?なかなかこのスケジュールで弱音を吐かない役者はいないぞ、と(笑)…そんなふざけた話もありつつ(笑)。でも、2作品ともキャラクター、性質は全然違う2人なので、「敢えて演じ分けをしよう」ということは思っていません。それぞれの衣装を着て、メイクをしてもらって、キャスト、スタッフの方々に囲まれたら、自然と出てくるものがあるかと思っています。でもやっぱり、ただただ大変です!(笑)でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな、と。「CODE」は緊張感ある場面が多くなってきますが、僕自身が緊張して、焦りに繋がっていくことはよくないので、この作品では余裕をもってやる、ということは心がけて頑張ります!■染谷将太(椎名一樹役)コメントQ.今回の作品への意気込み何が起こるかわからない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした。坂口さんはとても包容力があり、凄くリラックスした状態で楽しく一緒にお芝居をすることが出来ました。とても感謝しています。坂口さん演じる二宮がCODEにどう立ち向かって行くのか?一番近くで目撃出来ることが楽しみでなりません。誰もが思わず見入ってしまうであろうドラマの世界感を必死に生き抜き、視聴者の皆さんの日曜夜が楽しみになるよう頑張りたいと思います!■中間利彦プロデューサー(ytv)のコメントどんな願いも叶うアプリ【CODE】とは、いったい何なのか?そして、誰しもが持つ【欲望】の先にある「人間の性」とは何なのか?を描きたいと思い企画しました。次から次に怒涛の展開が押し寄せる極上のノンストップクライムサスペンスをお届けします。主人公の二宮は、婚約者の死の真相と【CODE】の謎に立ち向かっていく、不屈の闘志を持つ刑事です。そんな二宮を、唯一無二の空気感と芝居の幅を持つ坂口健太郎さんに演じて頂きます。約7年前にご出演されていた舞台(「かもめ」)を観劇して以来、いつか絶対にご一緒したいと切望していました。坂口さんなら、強くも切ない、熱さと憂いを併せ持つ魅力的な二宮を演じてくれると確信しています。そして、飄々としていて掴みどころが無いが、秘めた想いを胸に【CODE】の謎に迫るフリーの雑誌記者・椎名は、どんな役もリアリティある説得力で観ている人を魅了する染谷将太さんに演じて頂きます。染谷さんの底のしれない存在感が、椎名というキャラクターを目が離せない存在にしてくれるはずです。この二人が共演するドラマが面白くないはずがありません!私自身、二人の芝居合戦が楽しみで仕方ないです。是非ご期待ください。「CODE―願いの代償―」は7月2日(日)より毎週日曜22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2023年05月23日●大衆演劇の魅力は“お祭り感”否定していた過去も明かす俳優の早乙女太一が二代目座長を務める劇団朱雀の公演「祭宴」が、5月19日より開幕する。大衆演劇の劇団員だった両親の間に生まれ4歳で舞台に立ち、17歳で劇団朱雀の二代目座長に就任、近年は『カムカムエヴリバディ』や『六本木クラス』など数々のドラマにも出演し注目を集めている早乙女。幼少期から表舞台に立ち続け、31歳の今、どのような思いで俳優業や劇団朱雀と向き合っているのだろうか。ともに劇団を盛り上げている弟・早乙女友貴との変わりつつあるという関係性についても話を聞いた。劇団朱雀以外の経験も踏むため、2015年に早乙女の意思で解散し、約5年の時を経て2019年に復活した劇団朱雀。2020年12月の「劇団朱雀 ぎふ葵劇場幕引き公演」以来、約2年半ぶりとなる今回の公演「祭宴」では、一部は早乙女による女形の舞踊ショー、二部は日替わり芝居、三部は全員出演による舞踊ショーという、三部構成で大衆演劇を届ける。早乙女は、大衆演劇、そして劇団朱雀の魅力について“お祭り感”を第一に挙げる。「舞台を見に来てもらうというよりお祭りに遊びに来てもらうという感覚のほうが大きいです。昔だったら芝居小屋でおでんを食べながら、お酒を飲んだりして見ていたような感じ。今回の会場はホールなのでそういうことはできませんが、そういった一体感のある空間にできればいいなと思っています」コロナがようやく落ち着き、ライブやコンサートでの声出し解禁の動きが進み、観客も一体になって楽しめる雰囲気が戻りつつあるが、早乙女も久しぶりの一体感を楽しみにしている。「久しぶりに見に来てくれる皆さんとお祭りのように遊べたらいいなと。声を出しちゃいけないとか、人との距離感などが、気づかない間に自分たちの体に染みついてどこか心が動きにくくなっていると思うので、今回の公演で思いっきりみんなの心が湧き出るようになったらいいなと願っています」また、一度解散し再集結したことで、劇団朱雀の大切さを改めて感じているという。「特別な場所だということはものすごく思いましたし、ここでしかできないことがあると感じました。いろんな舞台に出演させてもらっていますが、朱雀は特殊な空間なんです。日替わりのお芝居もあったり、そのときそのときで作っていく感じが強い。もちろん稽古はしますが、一回一回の舞台でしかできないことが多くて、それも特殊だなと思います」劇団朱雀への思いを熱く語る早乙女だが、「もともと僕は大衆演劇のことを否定していました」と告白。「ずっと受け入れられなくて。自分が育った環境から抜け出して違うところに行ってみたいという気持ちが強く、反発していました」と明かす。「シンプルにかっこいいと思えない。思春期の反発みたいな感じですが、『なんでこんなちょんまげつけて……』と。でもその反発のエネルギーのおかげで、ほかの舞台などをやらせてもらったときに、そこで認めてもらいたいと思って頑張れたエネルギーにもなっているので、活力として生かされていた部分もあります」俳優ではない道に進みたいという思いがずっとあり、「バンドをやりたい」と言っていたことも。とはいえ、絶対にこれがしたいというほどの夢はなかったという。俳優として覚悟が固まったのは「22、23歳頃」。第1子が誕生して父親になったことで確固たる軸ができ、2児の父親になった今も家族が原動力になっている。「家族ができたことがすごく大きかったです。父親になって核ができたような感じがしています。仕事をしたり生活を送ったりしていく中で、心が崩れてしまう瞬間は誰しもあると思います。家族ができる前は、灰のようになって地に足がついてない状態に何度も何度もなっていましたが、そういうことがなくなりました。自分の何かが壊れても核があるから絶対によろけないというか、踏ん張りがきく。骨が太くなったような感覚があります」同時に劇団朱雀に対する思いも変わっていった。「家族ができて初めて自分の人生を生きることを考え、そうなったときに自分が今までやってきたことを無駄にしたくないという意地みたいなものも出てきました。この環境に長い間苦しみましたが、そのおかげで今があるので、過去の自分のためにも、自分が認められる場所にしたいと思っています」●変わりつつある弟・友貴との関係性「兄弟2人が朱雀の先頭に」ずっともがきながらも続けられた理由を尋ねると、「気がついたらとんでもない数の方たちが周りにいたというのも大きかったです」と答える。「14、15歳ぐらいでガラッと環境が変わり、大きな劇場でやらせていただいて、お客さんもたくさん来ていただいて、とてもありがたい状況なのですが僕自身が頑張れなくなってしまって。でも結局、たくさんの方が携わってくれていて、もちろんお客さんも応援してくださって、すべてを裏切ることはできないと踏み止まることができました」今では、劇団員の長男として生まれたことに感謝しているという。そして、大衆演劇に反発していた時期があったからこそ、自分が心から納得できるものを目指している。「自分が認められる場所にしたいし、お客さんはもちろん、自分も含め役者たちが楽しめる場所にしたいという思いが大きいです」早乙女が大事にしているのはやはり観客との一体感。復活公演のときにもその手応えを感じたという。「お客さんと一体になってその瞬間を作り上げていくという、お祭りをみんなで一緒に作っているような感覚。それは復活公演のときに感じましたし、少しずつ自分の理想を形にできていっている感覚はあります」一体感やお祭り感を生み出すためには何が大事なのだろうか。早乙女は「舞台に立つ役者一人ひとりが命を懸けて今をしっかり生きるということをやってくれているから、より人間のエネルギーがそこに生まれるのだと思います」と語る。「祭宴」のメインビジュアルは、赤を基調にしたデザインで、早乙女と弟・友貴の目力が印象的だ。早乙女は「僕たちだけではなく見てくださる方たちにもしっかり血が巡るような、心が元気になる公演になったらという思いでこういうビジュアルにしました」と説明する。また、弟・友貴との2ショットにしたことについて「最初の頃は僕が完全に先頭でやっていましたが、少しずつ友貴が隣に来るようになって、今回はより僕たち兄弟2人が朱雀の先頭になってやるときかなと。僕だけではなく弟も一緒になって朱雀の形が作られていったので改めてそれを形にしてみました」と語る。将来的には「僕ら兄弟のどっちかがいれば朱雀になるというのが理想」だと言い、「そうなると僕も楽になりますし、弟に気づかれないように少しずつ責任を負わせるようにしています」と笑った。兄弟の関係性も少しずつ変化してきているという。「弟の立場で考えると僕は邪魔というか、どうしても前にいるので。そんな中で僕も友貴に『自分の色を見つけたほうがいいから僕の真似はするな』とよく言ってきました。弟も1人でいろいろチャレンジできるようになって、挫折したり自信がついたりして、ありのままを素直に受け入れられるようになってきている気がします。一緒にやることに対して反発もあったと思いますが、すべて認める時期というか、認めた上で戦うし一緒に作るしというように変化してきていると思います」そういった気持ちの変化を昨年、友貴から初めて打ち明けられたという。「一緒に飲んだときに『面倒くさかったわ。どうしても前にいるし、比べられるし』ということを言っていて、それを言えるということは、そういった自分も否定せずに認められたという、また次のステップに入ったんだなと感じました」そして、「2人でなきゃできないことは絶対ある」と言い、友貴への思いは「親目線に近いかもしれません」と語る。「頑張れという思いです。もっと挑戦してほしいし、教えられることは教えたいです。今までだったら僕に言われるのは嫌だろうなというのがありましたが、今だったら普通に言えることもあると思うので。一緒に舞台をやるときはなるべく刺激を与えたいと思っていて、それによってもっと頑張ろうと思ってもらえたら」●目指すは“旅一座”「地域と一緒になってお祭りを作りたい」近年はドラマへの出演も話題となった早乙女。『カムカムエヴリバディ』では人気ミュージシャンのトミーを好演、『六本木クラス』の長屋龍河役では悪役ぶりに絶賛の声が上がるなど、映像の世界でも多くの視聴者を魅了している。さまざまなドラマに出演したことで多くの学びがあったと早乙女は言う。「舞台では会えない方たちと一緒にお芝居させてもらってすごく刺激を受けました。舞台との表現方法の違いを感じ、舞台でできないことができて楽しかったですし、それぞれの良さを感じることができました」また、テレビに出演することで劇団朱雀に興味を持ってもらいたいという思いも。「ドラマで興味を持ってくれた方たちが朱雀の公演を見に来てくれたらうれしいです」と期待を寄せる。今後については、舞台と映像のバランスなどあまり決めていないというが、作品を作ることにより力を入れていきたいという。「自分のやらないといけないことと、チャレンジしたいことができたらと思っていますが、その中で自分が作りたいものを作る作業をもっと増やしていきたい。舞台でも映像でも何か作品を作っていけたら。朱雀でも違った形の公演を作ってみたいです」そして、「自分自身のことは行き当たりばったりなところが多いですが、朱雀は自分の中で最終目標が決まっています」ときっぱり。目指しているのは、「旅一座」だという。「大衆演劇は本来、旅一座だと思うので、全国を巡ってお芝居や踊りを届けに行きたいと思っています。そして、ただ公演するだけではなく、その土地の人たちとお祭りを作りたいなと。その土地の人たちに出店を出してもらったり、地域と一緒になってお祭りを作って、ほかの土地からも遊びに来てもらえるようになれたらいいなと思っています」今回の公演「祭宴」も早乙女が目指す理想に向けた第一歩。「一つ一つの公演でお祭りを目指し、全国にどんどん広がっていければいいなと。全国に届けて、大衆演劇の根本である旅一座に戻りたいです」と力を込める。そして、改めて今回の公演「祭宴」について「気楽に見に来てほしいというのが一番です。舞台というと格式が高いと思われる方もいるかもしれませんが、お祭りにいろんな出店が並んでいるように、舞台にいろんな出し物がどんどん並べられていく公演なので、いろんな要素を楽しんでもらいたいと思います。そして、役者たちのエネルギーも感じてもらいながら一緒にお祭りとして楽しめたらうれしいです」とメッセージを送った。■早乙女太一1991年9月24日生まれ、福岡県出身。大衆演劇 劇団朱雀の二代目として4歳で初舞台を踏み、全国で公演を行う。2003年に北野武監督の映画『座頭市』に出演したことで、“100年に1人の天才女形”としてその名が広まる。2015年の劇団解散以後は、舞台やドラマ、映画出演など活躍の幅を広げている。2019年に二代目座長として5年ぶりに上演された劇団朱雀の「復活公演」で総合プロデュース・振付・脚色・演出を手掛けた。昨年は『カムカムエヴリバディ』、『六本木クラス』、『親愛なる僕へ殺意をこめて』などへの出演で注目を集めた。■劇団朱雀公演「祭宴」東京公演は5月19日~31日にかめありリリオホールにて、大阪公演は6月7日~11日にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、福岡公演は6月16日~18日にキャナルシティ劇場にて、沖縄公演は6月24日~25日にアイム・ユニバースてだこホール 大ホールにて上演。
2023年05月18日2019年劇団朱雀(すじゃく)の復活公演を見事に果たした、2代目座長早乙女太一。2022年はNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演など、テレビドラマでの活躍が目立った。コロナ規制が緩んだ今、前回の公演から2年半振りの公演『祭宴』で劇団朱雀が2023年始動する。総合プロデュースと演出を担う早乙女が仕掛ける「今、僕たちの感覚で作る大衆演劇」。その思いを乗せた今回の公演について、内容と意気込みを早乙女に聞いた。劇団朱雀 チケット情報大衆演劇とは「もともとは、家族構成の旅回りでお寺や神社を巡って届けていき、その地域の人たちと一緒に作っていく公演」と早乙女。今もいろいろな劇団があり、各地に大衆演劇場もある。「大衆演劇の良さを大事にしながら、今の曲を使ったりダンスと日舞など両極端なものを掛け合わせたりして、今の人たちの感覚で入りやすいものを演目に取り入れて作ります」。演目は3部構成。1部は女形の舞踊から。「古典的な女形の踊りから、今の音楽と表現方法で作ったもの。僕としては昔から今につながる流れのようなものができたら、と。今回は多分、今までで一番いいものが作れると思う」。早乙女のため息が出るほど美しい女形や剣舞は必見。2部は日替わり芝居。コメディや悲劇など約9本の時代劇の中から、何をやるかは当日のお楽しみ。「前の日に稽古して次の日に本番やって、また稽古して次の日本番。大衆演劇のこういうおもしろさは残していきたいと思う。でも今回、これだけ大きい劇場でこれだけ演目を変えるのは初めてなので、チャレンジですね」。そして3部はお祭。「最初はいつもお客さんと一緒に歌うところから。でも単純に楽しくワッショイ!だけでなく、最後の最後は今回の僕のテーマとして舞の原点である“奉納”に立ち返り、祭から祀りごとへつながっていく。コロナ禍を経てこれからまたよみがえりますように、人の心に活気が取り戻せるように、そんな思いを込めて祈れたらいいなと思っています」。復活や再起の象徴の鳥、それが朱雀だ。「僕の中で、舞台はただ観てもらうだけではなく、一緒にその空間を作っていくものだと思っています。僕が今まで培ってきた芸事を全部詰め込んであるので、玉手箱のようにいろいろな出し物が出てきます。お祭に行くような気持ちで気楽に楽しんでいただけたらうれしいです」。全編アナログの舞台、祭はサイリウムなしの拍手と声援で参加を。公演は5月19日(金)から31日(水)まで、東京・かめありリリオホール、6月7日(水)から11日(日)まで、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、その後、福岡・沖縄公演あり。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2023年05月15日シンガーソングライターの向井太一が、ミニアルバム『CANVAS』を6月28日(水) にリリースすることが決定した。約1年2カ月ぶりのCD作品となる『CANVAS』には、本日4月26日(水) に配信リリースされたTVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』エンディングテーマ「Cosmos」や、アニメ『TIGER & BUNNY 2』(パート2)エンディングテーマ「Pilot」、新曲「Young & Free」「TRUE YOU」「Shut It Down」の全5曲を収録。またフォトグラファーに久坂宙、ペインターに以前から向井と親交のあった幸喜周平を迎え、撮り下ろし写真などで構成された12ページのブックレットが付属する。<リリース情報>向井太一 ミニアルバム『CANVAS』6月28日(水) リリース価格:1,650円(税込)向井太一『CANVAS』ジャケット【収録内容】1. Young & Free2. TRUE YOU3. Shut It Down4. Cosmos ※TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』2年目エンディングテーマ5. Pilot ※アニメ『TIGER & BUNNY 2』(パート2)エンディングテーマ【先着購入者特典】・楽天ブックス:A4クリアファイル・セブンネットショッピング:缶バッジ・HMV:L判フォトカード・Amazon.co.jp:メガジャケ・TOY’S STORE:ポストカード・全国CDショップ&オンラインショップ(一部店舗除く):B2告知ポスター ※対象店舗は後日発表予約リンク:向井太一「Cosmos」配信中向井太一「Cosmos」ジャケット配信リンク:関連リンクHP::::
2023年04月26日一ノ瀬ワタル、染谷将太、忽那汐里、小雪、ピエール瀧ら出演、ドン底な若者たちが土俵で人生の大逆転を狙う、Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」より、キャスト陣の熱が共鳴する本予告映像と、メインキーアートが公開された。本作は、借金・暴力・家庭崩壊…と人生崖っぷちで荒くれ者の主人公・小瀬清(一ノ瀬さん)が、若手力士・猿桜として、大相撲界でのし上がろうとする姿を、痛快かつ骨太に描く人間ドラマ。そんな猿桜を筆頭に、相撲愛に溢れながらも体格に恵まれない清水(染谷さん)、相撲番に左遷された新聞記者・国嶋(忽那さん)ら、ドン底でもがく若者たちの番狂わせが始まる――。映像では、頭突きに噛みつき、ガン飛ばしと、何でもありのヤンキー力士・猿桜と、彼を取り巻く個性豊かなキャラクターたちが次々登場。体格に恵まれず、力士としての芽が出ないことに悩む清水は、挫折を経験し落ち込む猿桜に「君は土俵に生きるべき人間だ!」と涙ながらに叱咤し、猿桜の心に再び火をつける。全く興味がない大相撲の伝統に反発しながらも、猿桜の破天荒な相撲に惹かれていく国嶋は、あらゆる思惑がうごめく角界に切り込もうとする。さらに、稽古や礼節を軽んじる猿桜に喝を入れ、さらなる高みへと連れていこうとする猿将親方(ピエールさん)や、猿桜を目の敵にする日本大相撲協会の犬嶋親方(松尾スズキ)など、実力派豪華キャスト陣による熱量が共鳴する。Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」は5月4日(木)より世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年04月15日入学式や入社式がある4月。先輩たちからすると、初々しい新人の姿はほほ笑ましいものです。人によっては、新人を導く立場となったことを意識し、次世代を育てようと意気込んでいることでしょう。桝太一が次世代のために考えていること元日本テレビアナウンサーで、同志社大学のハリス理化学研究所にて専任研究所員を務める、桝太一さん。2023年4月4日にTwitterを更新し、自戒を込めた考えをつづりました。先人は、後人の至らぬところや、自分たちと異なる点などを批判してしまいがち。SNS上ではことあるごとに、著名人を含め多くの人々が、次世代に批判的なコメントを投稿しています。ですが、それでは一時的に自分たちが気持ちよくなれても、未来のためのプラスにはなっていないと、桝さんは感じているそうです。自戒をこめて‥どんなに優れた経験や知識を得られたとしても、それを根拠に他人、特に次世代への批判として世に出してしまっていては、自分達の気持ちは良くとも未来を前に進める力には なれていない。同じ内容でも、公開でつぶやくならば、「一緒に前に進もう」という形を意識したいです— 桝 太一 (@masu_asari) April 4, 2023 桝さんは未来のために、同じ内容のコメントを発信するとしても、『一緒に前に進もう』という「前向きなメッセージにしていきたい」と思っているとのこと。批判的なメッセージよりも、そのほうが心にスッと入っていくことでしょう。桝さんの考え方に、ハッとした人たちから反響が上がりました。・仰る通り。次世代には、いい形でバトンを渡していきたいですね。・とても大切な考え方だなと思いました。・「一緒に前に進もう」という言葉、心に響きました。・耳が痛い…つい先日、批判的な投稿をしてしまいました。私も自戒します!次世代と対峙し、潰すようなことは未来のためになりません。後輩にとっての『厄介な先輩』にならないよう意識し、ともに未来を切り開いていけるような人物を目指したいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月05日公共交通機関では、他人と隣の席になる場合があります。2023年3月19日、俳優の早乙女太一さんは、新幹線に乗った時の写真をTwitterに投稿しました。早乙女太一隣の席の乗客が号泣?早乙女さんが公開したのは、新幹線の座席での写真。隣の席に座る女性とのツーショットです。投稿には、その女性について「パニック状態で涙が止まらなくなっていました」とつづられています。「何か悲しいことがあったのでは…」と思った人も多いかと思いますが、そうではありません。隣の席になった女性は、なんと早乙女さんの大ファンだったのです!10歳からファンクラブに入って15年間応援してくれてる女の子が、たまたま帰りの新幹線の途中から隣でした!パニック状態で涙が止まらなくなってました。笑はぁ面白かった笑仕事がんばれよー! pic.twitter.com/Q0T4gV3aNe — 早乙女太一 (@taichi_saotome) March 19, 2023 写真に写っている女性は、15年も前から早乙女さんのファンクラブに所属しているのだとか。長い期間応援している相手が、新幹線で偶然隣の席になっただなんて、夢のような出来事ですね…!この投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・すごい奇跡!そりゃ泣きますよ!!・きっと、日頃から行いがよかったんだろうな。・少女漫画みたいな出来事!早乙女さんの優しさにも感動。・どれだけ徳を積んだらそんなミラクルが訪れるの!?・隣の席の女性に対して「よかったね」ってほほ笑むことができるファンが多いって素敵。ずっと応援している早乙女さんと偶然隣の席になった、ファンの女性。写真を撮ったり歓談したりと、その喜びは、何ものにも代えがたいはずです。羨望するのみでなく、誰かの果報を一緒に喜べるファンが多いのは、早乙女さんも嬉しく思っていることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年03月20日木村拓哉主演の新月9ドラマ「風間公親-教場0-」に、染谷将太が出演することが分かった。月9ドラマへの出演は今作が初、木村さんとも初共演となる。木村さん演じる風間が、教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く本作。そこは「風間道場」と呼ばれ、若手刑事が突然、風間とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学んでいく。今回出演が明らかになった染谷さんが演じるのは、新人刑事・中込兼児。所轄署の強行犯係で刑事をしていたが、被疑者に対して平手打ちをする暴力や素行の悪さが原因となり、「風間道場」への異動を命じられることに。常にイライラしており、捜査現場でたばこを吸う態度が悪い中込は、周りの警官に対しても威圧的な態度を取り、風間に対しても変わらず、周りの刑事が注意するが、風間は「かまわん、礼儀は問わない」と中込に対してあくまで刑事としての能力を問う。また、妻と母との3人暮らしで、母は若年性認知症になっており、妻と2人で介護をしていた。ご飯を食べたことも忘れ、息子のことも忘れている認知症の母の介護に疲弊しきっており、そのストレスのせいか仕事中も常にイライラしている。中込の抱えていた闇はそれだけではなく、心の奥深くに追いやっていた過去のトラウマを風間に見抜かれてしまう。「ポスター撮影をしているときにも“ドッキリの看板を持った人が現れるんじゃないか?”と思うくらい驚いているとともに、『教場』は見ていた作品で、好きな作品だったので、そこに参加できて本当にうれしいです」と本作への出演を喜んだ染谷さんは、「大人になって、しかもこんなにすてきな座組で、すてきな役で参加できるのは本当にうれしいです。初月9が木村さんとの初共演というのはすごく光栄です」とコメント。さらに「あの木村さんのたたずまいに自分はどう立ち向かって行こうかというのを、今すごく考えていますし、緊張と楽しみが入り交じっています。木村さんであり風間さんを前にして、自分から何が出てきて、どうなっていくのかというのは、ものすごくドキドキしています。おもいっきり飛び込んで行きたいと思います」と意気込んでいる。「風間公親-教場0-」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月27日安藤サクラ主演、バカリズム脚本「ブラッシュアップライフ」第6話が2月12日放送。染谷将太演じる福ちゃんに訪れるまさかの展開に視聴者が沸くなか、SNSには「染谷将太の贅沢な使い方(笑) 」「一流俳優の下手な演技の演技大好き」等の反応が上がっている。お笑いタレントとしてだけでなく脚本家としても「ウレロ☆シリーズ」や「架空OL日記」「黒い十人の女」など数多くの作品を手がけてきたバカリズムさんが壮大なスケールを持て余し、不思議な日常を描くタイムリープヒューマンコメディとなる本作。人間に生まれ変わろうと“徳を積むため”、現在3周目の人生を歩んで、日本テレビでドラマのプロデューサーをしている近藤麻美を安藤さんが演じ、3度の人生で常に麻美の親友となってきた門倉夏希には夏帆が。同じく3度の人生でずっと親友でいる米川美穂に木南晴夏。ミュージシャン志望の福田俊介(福ちゃん)には染谷将太。麻美と小・中学校の同級生でドラマの現場で再会する丸山美佐(ごんちゃん)に野呂佳代。麻美が1周目と3周目の人生で交際した田邊勝には松坂桃李。謎の女性に水川あさみ。麻美が出会う死後の世界の案内人にバカリズムさんといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。麻美がプロデューサーとして企画したドラマ「ブラッシュアップライフ」がクランクインする。かつて一緒に仕事をした臼田あさ美(臼田あさ美)を主演に迎え、自分の人生を題材にしたドラマだが、内容は全くの別物。そんななか福ちゃんが上京、麻美の元を訪ねて来る。成人式以来9年ぶりに再会した福ちゃんは事務所を辞め、フリーで音楽活動をしているという。福ちゃんは今後は音楽と並行して俳優活動もしていきたいようで、名刺やプロフィールをわたし「なんかあったらいつでも連絡して」と売り込んでくる。そんななかドラマに出演する前野朋哉(前野朋哉)が北海道から戻れなくなり、急遽後ろ姿が似ている代役を探す必要に迫られる麻美。その時、福ちゃんのプロフィール資料が目に入る…というのが今回のストーリー。福ちゃんに巡ってきたまさかのチャンスに「福ちゃんチャンス到来www」「後ろだけの出演wwwwww」「後ろ姿だけでいいのwwwwwwwwwww」などSNSが沸くなか、撮影現場で緊張のあまりガチガチになる福ちゃんを演じる染谷さんに「染谷将太の贅沢な使い方(笑) 」「染谷将太(福ちゃん)がまさかスタンドインになるとはww」「一流俳優の下手な演技の演技大好き」といった反応も。やっと完成した1話がついにオンエアされる直前、麻美はトラックに轢かれまたも死亡してしまう。「うそだろwww初回放送を観ずして」「自分が作ったドラマ観れずに4周目か」「あーーーこの展開は気の毒過ぎる」などの感想が送られるなか、死後の世界の案内人から提示された“来世”は北海道のムラサキウニ。結局麻美は4周目の人生を歩むことになる。4周目の人生で麻美は保育園の洋子先生の不倫を止めるため、これまでの方法に代えて“直接説得”を試みる。保育園児とは思えないトークで洋子先生に不倫をやめさせようとする幼少期の麻美に「どストレート!!!麻美!!!!」「幼い麻美がすきすぎる爆笑爆笑爆笑」「こんな子供いたら怖すぎるwww」など、ネットは爆笑の嵐に包まれている。【第7話あらすじ】人生4周目に突入した麻美は勉強に打ち込んだことで、成績は学年トップになるが夏希、美穂とは疎遠に。真里から声を掛けられ2人でプリクラを撮ると真里は実は気さくで話しやすい子で、「あーちん」「まりりん」と呼び合う仲になり、2人で生徒会をやりながら優等生として中学を卒業した麻美は、県内トップの高校を出て国立大の医学部に入学する…。「ブラッシュアップライフ」は毎週日曜22:30~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月13日TOKIOの国分太一が、2月18日・19日に東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催されるアウトドアイベント「SOTOWAKU PARK 2023」のオフィシャルサポーターに就任したことが25日明らかになった。国内のアウトドアブランドによるブースや、ソニーグループが持つ「OUTDOOR×テクノロジー」の最新技術を用いた“ちょっと未来”のソトアソビ体験や展示、親子で楽しめる盛りだくさんなワークショップを開催する同イベント。先日発表されたバイきんぐ西村瑞樹に続きオフィシャルサポーターに就任した国分は、TOKIOのメンバーであり、株式会社TOKIO-BAの社長。トークステージに出演するほか、会場では福島県西郷村に立ち上げた「TOKIO-BA」プロジェクトの一端を来場者に感じてもらうため、モニュメントやTOKIOが手作りした看板を展示。TOKIO-BAの開拓作業で使用するウッドタイル装飾の参加型企画も準備中だという。前売り入場券は現在発売中で、一般入場券が2,500円、先行入場券が3,500円、グッズ付きのチケットも。小学生以下は入場無料となる。詳細は「SOTOWAKU PARK 2023」公式サイト参照。
2023年01月25日バカリズムが脚本を手掛ける、平凡な人生をもう1度やり直す、平凡な女性の物語「ブラッシュアップライフ」。この度、松坂桃李、染谷将太、黒木華、臼田あさ美、鈴木浩介、そしてバカリズムさんも本作に出演することが分かった。本作は、地元の市役所で働く近藤麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる、地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。今回発表された6名が演じるのは、安藤サクラ扮する主人公・麻美の人生に関わる重要なキャラクター。松坂さんが、麻美の元カレ・田邊勝。染谷さんが、麻美の同級生・福田俊介を演じる。そして、黒木さん、臼田さん、鈴木さんが演じる役は、後日発表。バカリズムさんは、物語のキーマンとして登場するという。キャストコメント・松坂桃李まず、安藤サクラさんと再び共演できる事、元カレ役として新たな関係性を構築できる事、嬉しく思います。今回、サクラさん演じる麻美は少しずつキャラクターが変化していくので、そのテイストの違いを僕自身も楽しんでいけたらと思っています。そして脚本のバカリズムさん。バカリズムさんは人間の生態というジャンルに強い興味がある方なんじゃないかと、脚本の節々から感じました。バカリズムさんの世界観の中に入れるというだけでワクワクします。今回のようなゲスト的な出演経験もこれまであまり無かったので、視聴者の方に新鮮かつ、楽しんでいただけるようなドラマ作りを目指していきたいと思います。皆様楽しみにしていてください!・染谷将太(安藤)サクラさん×バカリズムさんという組み合わせを閃いた方に感謝です、そして声をかけてくださり感無量です!バカリズムさんの書いた巧妙な本にサクラさんのエネルギーが加わる、こりゃ見た事ないドラマになる事必至です。個性豊かで素敵な皆様とブラッシュアップする人生はどうなるのか?とても楽しみでなりません。現場を楽しみ、オンエアを楽しむ、今回のテーマはどっちも楽しむでやっていきたいと思っております!キャストの皆様がどんな役で出てきて、どんなストーリーになるのか!?予想もつかないストーリー展開に乞うご期待です。・黒木華バカリズムさんと主演の安藤サクラさん、おふたりともとても好きな方なので、このチームの作品に参加できることを大変嬉しく思います。タイムリープのコメディーという題材がどのような形になっていくのか、今から楽しみです。素晴らしい役者さんばかりなので、台詞の掛け合いが楽しみですし、自分が出演していない場面もどのようになっているのか早く観たいです。観てくださる皆さんに楽しんでいただけるよう、思い切り楽しんでやりたいと思います。・臼田あさ美とにかく脚本がおもしろくて、演者の皆さんがどんな風に演じて映像に変化するのか、想像しただけでわくわくします!ただただ楽しみです!安藤(サクラ)さんとお芝居をするのが久しぶりなので、嬉しい気持ちと楽しみな気持ちでいっぱいです。私的には、非常に難しい役どころなのですが、、、楽しみながら、演じたいと思います。・鈴木浩介安藤サクラさんとは、初めての共演からずいぶんと日が経ち久しぶりに現場でお会いでき嬉しく思います。そして、バカリズムさんの書かれる脚本はとにかく面白いので、この作品に関われることができて光栄です。バカリズムさんの書く台詞は、とてもリアルで説明台詞が少ないのに状況が全てわかっていく。しかも、物語の色んなところに伏線がちりばめられ、それが次々に解き明かされていく見事な脚本だと思います。バカリズムさんの書かれる言葉を大切に、丁寧に演じたいと思っています。僕自身も放送を楽しみに見ようと思っています、もの凄く面白いので、ぜひ観てください!「ブラッシュアップライフ」は2023年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年12月06日宮藤官九郎脚本で贈る染谷将太主演正月時代劇「いちげき」の新たなキャストとキャラクタービジュアルが公開された。本作は、小説「幕末一撃必殺隊」を原案にしたコミック「いちげき」を原作に、幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く物語。そして今回、ウシ(染谷さん)たち百姓集団「一撃必殺隊」の世話をする飯炊き娘、ドラマオリジナルキャラクター・キクを、『獣道』『ちょっと思い出しただけ』などに出演、12月には『月の満ち欠け』の公開を控える伊藤沙莉が演じることが明らかに。さらに、ウシやイチ(町田啓太)と共に、島田(松田龍平)に集められた一撃必殺隊メンバーとして、神通力が使える癒やし系キャラ・ワサこと和三郎役を塚地武雅、ひょうひょうとしたお祭り男センこと仙太役を岡山天音、ウシの弟分で心優しき大男ヨネこと米吉役を高岸宏行、お調子者の女好きウメこと梅吉役を細田善彦、仲間思いで隊一番の韋駄天マツこと千代松役を上川周作が演じることが決定した。<キャストコメント>・染谷将太こんなに喜怒哀楽を感じる撮影は初めてでした。一撃隊の皆と笑って泣いて戦い続けました。丑五郎は実直で説教くささのない真のヒーローだと思い演じております。個性的な一撃隊も各々が確固たる正義を持っています。それは綺麗事だけではなく、人間臭い信念であり、自分の胸に突き刺さりました。旨みを凝縮した濃厚スープ、でも後味スッキリ、思わず笑顔になってしまう作品です。新年からこの作品のエネルギーを貰って欲しいです!・町田啓太侍への強い憧れを抱く農民、市造を演じます。時代と力に翻弄されながらも、それぞれが決められた運命を自ら変えようとするエネルギー溢れる作品になると思います。今の時代を生きている自分にも、ヒリヒリとしたものが芽生えました。是非ご期待ください。・伊藤沙莉人生で一度だけファンレターを書いたことがあります。その宛先が宮藤官九郎さんでした。念願の宮藤作品で時代劇デビューができたこと、本当に心底歓喜致しました。一撃必殺隊の皆様は、とにかく個性豊かで面白くて優しい方ばかりで、現場に行くのが毎度楽しみでした。カメラが回っていないところでも、皆様のやりとりを見聞きしているのが、本当に楽しかったです。新春のお茶の間で、視聴者の皆様とお会いできるのも、とても嬉しいですし、楽しみです。・塚地武雅僕自身アクションスターに憧れ、中高剣道部だったので、殺陣をやりたいとずっと思ってたのですが、今まで時代劇に出演しても代官、公家、家老、あるいは百姓、使用人と、どちらかに振れてて殺陣をすることがなく…。今回、武士役でとうとう念願の殺陣を!ワサは神通力がある男ですが、使い方が分からず天気くらいしか当てれない男。愛すべきキャラクターになってたら幸いです。百姓が武士に選抜され、攻めしか教わらずに隊を組む。その危うさ、荒々しさ、儚さを是非ご覧ください。原作の面白さ、宮藤さんのキャッチーな脚本、絶妙です!良い正月になりますよう是非。・岡山天音かねてより原作者である松本先生の作品が大好きだったので、今作に参加できた事は、とても嬉しかったです。時代劇と聞くと身構えてしまいますが、原作を読んでいた時から、その斬新な設定にワクワクしていました。それぞれ色合いの異なる共演者の皆様と、隊として一つの共同体を織り成して行く日々は、とても刺激的な時間でした。幕末を舞台にした一撃必殺隊の物語が、「今」と呼応する新年を、心から楽しみにしております。・高岸宏行正月時代劇「いちげき」米吉役のティモンディの高岸です!一撃必殺隊の仲間を熱く想いやる絆や、果敢に挑戦をしていく姿から勇気をもらえる作品となっていると思います!「いちげき」を観て 2023 年の最高のスタートを切れる活力として頂けるように、僕も全身全霊でチャレンジさせていただきました!「いちげき」を観て素敵な一年にしよう!みんなならやればできる!・細田善彦「侍は嫌いだ!」と口にするけど、なれると言われたら、「なりたい!」と素直に答えてしまう愛らしい百姓たちは、現代に生きる我々にも共感しやすいキャラクターたちだと思います。しかし、いざ夢の侍になってみると、青く見えていた隣の芝は…。染谷さんを中心とした一撃必殺隊と過ごした時間は、常にアイデアが求められる刺激的な時間でした。“いちげき“よろしくお願いします。・上川周作今回僕が演じた千代松は、農民を集めて構成した特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の中でも並外れた足の速さを持つ役です。一度も武器を持って戦った事がない農民がどうやって武士と互角に戦っていくのか、手に汗握る展開にハラハラドキドキしました!「悪いヤツら」を成敗しようと奔走する一撃必殺隊が、幕末を舞台に闘った数日間のお話です。是非ご覧ください!・松田龍平ドラマいちげきに参加させて頂きました。僕の役所は島田という男で、百姓を侍に仕立てて隊を組むという面白い役所です。時代が大きい音をたてて変わろうとする幕末に、刀を握ったこともない百姓が侍になろうと夢みる姿にぐっとくるものがあるのではないかと思います。ぜひご覧下さい。正月時代劇「いちげき」は2023年1月3日(火)21時~総合/BS4Kにて(89分)放送。(cinemacafe.net)
2022年10月31日TOKIOの国分太一が出演する、ジャパネットホールディングスの新CM「プロスポーツクラブ運営ってイガイ?」編、「グルメってイガイ?」編が、2日から放送を開始した。新CMは、国分演じるイガイ・ジャナイ氏が、同社の意外な事業に驚く人々の前に現れるCMシリーズ最新作。「プロスポーツクラブ運営ってイガイ?」編ではホイッスルを吹き鳴らし、レッドカードを持ってリビングへ乱入、「グルメってイガイ?」編では、バーベキューを楽しむ家庭の庭先に突如出現するなど、予想外な登場の仕方に注目だ。撮影は気温35度を超える中で行われ、冬物スーツ衣装の国分は「Tシャツでやりたい……」と本音をもらす場面も。また、家族団らんのシーンでは、エキストラキャストの「りんごとメロンが似ている……」というアドリブに、すかさず「そりゃ無理があるでしょ(笑)」とツッコミを入れ、笑いを誘った。■国分太一インタビュー――ジャパネットのTVCMに出演した13年間を振り返っていかがですか?13年前は通信販売事業だけだった会社が、今回のグルメやスポーツ事業のように、こんなにいろいろな事業に挑戦するとは思ってもいなかったですね。――今回の「イガイなようで、イガイじゃない」CMシリーズ6編のうち、一番イガイだった事業・取り組みは?イガイといえば全て。小さい会社をどんどん大きくしていった明社長も、受け継いで新しいビジネスを始めている旭人社長も、ジャパネットはいつでも挑戦者なんだなと感じている。挑戦するスタイルや、ずっとファイティングポーズを取り続けるところに尊敬と憧れを持っていて、自分もそういう人間でありたいと思ってジャパネットという会社を見ています。――国分さんの13年はいかがでしたか?35の頃はグループとして5人で活動していて、変化を繰り返しその後3人になって会社を立ち上げた。変化がある時にアクションをかけるというのはジャパネットも僕も一緒だったと思う。その中で、「変化を楽しもう」というのは13年間ずっとあったように思います。――国分さんのイガイな一面は?もうイガイな一面もないほど、さらけ出してきた13年。テレビに出ている自分も、普段の自分も、さらけ出しています。――今後チャレンジしたいことは?会社を立ち上げ、TOKIO-BAというフィールドを地域に合ったコミュニティの場所としてゼロからみんなで作って行こうとしています。5年10年先に、仮に僕たちがなくなったとしても、TOKIO-BAという名前だけが残ればいいと考えているし、地方を盛り上げる・活性させるということを、色々な方向から日本を元気にできるようなチャレンジをずっとやっていきたいです。
2022年09月03日