ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「女性看護師さん」です。今年最後となる舞台『今、出来る、精一杯。』の稽古がはじまりました。この作品は自分の車椅子時代の話を書いたり、当時の実体験をそのまんま書いていたり、かなり自伝的な要素が強いお芝居で、過去2度上演しているんですが、久々にまたこの戯曲と向き合い、当時の気持ちを思い出してえぐられる毎日です。向き合っている作品によって生活ががらりと変わるとまではいかないのですが、「わー!いえーい!!」みたいな作品やっている時は、元気モリモリ!たくさん食べよう!となるし、「うおりゃー」と地の底から這い上がるような精神力で創る芝居の時は20代前半みたいな暮らしに戻ったりと、生活にも変化が多少あるため、今回は何となく家にこもって悶々と考える日々が続いています。ベッドからなるべく出たくないみたいな気持ちになるかなあとも思っていたんですけど、とにかく稽古が楽しくて、さらにそこに清竜人さんの音楽があり、大変贅沢な稽古時間を送らせてもらっています。ヘビー級の台本を扱っているが、幸せな気持ちだから、いい人について考えてみた。この間持病の検診に行った時の看護師さんが「レントゲン、気をつけて行って来てくださいね」と優しく言ってくれた。妄想スイッチオン!(尊敬スイッチです、今回)看護師さんという職業は本当に大変な仕事です。私が入院していた病院ではわがままを言って看護師さんを困らせるおばあちゃんや、看護師さんのおしりとか触る困ったおじいちゃんなどがいました。それでも笑顔でうまく対応していく看護師さんの能力や人間力、本当にすごいです。もちろん患者さんは病気と闘ってますから、当たり前でしょと思われるかもですが、それだけでは飲み込めないいろんなことが、看護師さんたちにはあるはずで。今回の看護師さんも、めちゃくちゃ病院混んでいるし、クレーマーも多いのに、すべての人に同じように接するマリアみたいな看護師さんで。私は些細なことでイライラしてる自分の小ささが悲しくなりました。はー、常に笑顔でいたいもんだ!ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』を12月に新国立劇場中劇場で上演。※『anan』2019年11月27日号より。(by anan編集部)
2019年11月21日9月26日放送『VS嵐』(フジテレビ系)に、声優の神谷浩史さんが登場!「チームいい声」として嵐チームと対戦しました。「いい声」の通り、持ち前の美声で数々のキャラを演じ、女性たちの心をつかんできた神谷さん。その魅力を占星術の視点から徹底分析!占いサイト「ダーリン完全マニュアル」の監修者であるフォーチュン・ナビゲーターの阿雅佐さんに解説していただきました。■神谷浩史さんってどんな人?今、アニメ&2,5次元がアツい!「おそ松さん占い」で知られる占い界イチのアニヲタ・阿雅佐が独自の視点で語る占いコラム。今回は声優・神谷浩史さんにフォーカスします。9月26日放送のバラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)、皆さんはご覧になりましたか?対戦ゲストとして登場したのは声優の神谷浩史さん。押しも押されもせぬ、声優界のトップランナーです。先々週のOA後に予告映像が流れた時からTwitterは騒然。26日の番組スタートと共に再びトレンドを席巻し、その人気と影響力を見せつけました。神谷浩史さんは『夏目友人帳』夏目貴志役や『おそ松さん』チョロ松役をはじめ、数々の作品で主役を演じる人気声優です。アニメファンならずとも、『進撃の巨人』リヴァイ兵長や『ONE PIECE』トラファルガー・ローの声の人、と言えば伝わりますよね。また声優アーティストとしても活動しており、ご自身のライブはもちろん、アーティストレーベル『Kiramune』のメンバーとしてさいたまスーパーアリーナやメットライフドームでライブを行っています。番組では“声優人気ランキング6年連続1位”と紹介されていましたが、実はこれ、『声優アワード』という声優界のアカデミー賞での結果。しかも「5年連続で受賞し神谷さん殿堂入り。でもやっぱり勢い止まらず、その後名前を変えて当該賞が新設されまたまた受賞」という“神谷無双”状態が継続中です。さらには今年1月、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演…と、その活躍は枚挙にいとまがありません。要するに、神谷さんのプロフィールは“業界初”づくしなのです。前例のないことをことごとく実現させ、声優界を牽引している神谷浩史さん。その“革命力”の秘密はどこにあるのでしょう?神谷さんは1975年1月28日生まれの水瓶座。「変革、自由」などを表す星座です。今回は、そんな水瓶座男子の“革命力”を、生年月日をもとに探ってみましょう!■水瓶座男子の魅力を解説◎革命力その1:活動がボーダーレス水瓶座男子は好奇心旺盛で先進的。「こうじゃなきゃダメ」と決めつけるのを嫌い、新しいことにチャレンジするフットワークの持ち主です。大事なのは「うまくいくかどうか」ではなく(もちろんうまくいくに越したことはないけれど)惹かれるかどうか。「楽しい」でもいいし「ドキドキする」でもいいし「ヤバイ気がする」でもOK。心の針が振れるかどうかがポイントです。あなたの近くにも、「事務職だったはずなのにいつの間にかイベント企画のプロジェクトリーダーに」とか「“あるようでなかった”ネタで動画配信してみたら大人気。副業でyoutuberをやることになった」なんて人はいませんか?そういう、仕事や肩書きの垣根を超えて活躍している人は水瓶座を主要天体(注:太陽のみならず月・水星・金星・火星など)に持っている可能性が高いのです。神谷さんのボーダーレスっぷりを示す好例が、同じく人気声優の小野大輔さんと共にパーソナリティを務めるラジオ番組『神谷浩史・小野大輔のDear Girl ~Stories~』。“劇場版ラジオ”と銘打ち番組から実写映画が誕生したり、番組のライブイベントをさいたまスーパーアリーナで行なったりと、まさにメディアの垣根を超えた快進撃を続けています。◎革命力その2:セルフプロデュース力がすごい水瓶座男子はクールでクレバー。どんなに人気が出ても決して驕らず、冷静に自分の立ち位置を見定める俯瞰力を持っています。自分のウリは何か。足りないものは何か。どこをどう伸ばし、どう調整すれば期待に応えられるか。それらを感情ではなく、システマティックに算出しているのです。演技、歌、トーク。それぞれのスキルが素晴らしいのは言うまでもありませんが、神谷さんの場合、その統御力、バランス能力が巧みです。イベントなどでは、時におちゃらけたり毒舌を吐いたりと場を盛り上げた後で、最後は必ず深々とお辞儀をされる。今やトップ声優と言われる神谷さんですが、ご自分では微塵もそう思っていないのでしょう。それどころか、声優としての職人気質と、要求されるタレント性とを絶妙に配分し、使いこなしているように見えます。◎実は、嵐のあの人も水瓶座!?最後に一言。『VS嵐』を見た後でこれを読んでくださっている人はお気づきかもしれませんが、嵐の櫻井翔さんも神谷さんと同じ水瓶座です。しかも二人とも血液型がA型。はっきり言って似ています。占星術で観て、性質的共通点も多いようです。クレバーな優等生で、コメント上手。全体をよく見ていて、的確に気配りや場の切り回しができる。ジャニーズ事務所のアイドルからニュースキャスターへという“ボーダーレス革命”を起こしたのもまさに水瓶座的だし、冷静なプロデュース能力があってのこと、というのも然りです。…いやあ、本当に占いって面白いですね!■水瓶座男子をオトすには?そんな水瓶座男子と恋に落ちるには、いったいどうしたら…?そう思ったそこのあなた。もちろん、作戦ご伝授いたします。ご参考あれ!(1)個性をアピール水瓶座男子はオリジナリティに惹かれるタイプ。変わった趣味や経歴の持ち主だったり、人に流されず堂々としていて芯があるなど、“自分らしさ”を持った女性を好みます。「最近アフリカの民族楽器にハマってるんだ」と言いつつバッグから妙なものを取り出す…くらいやってみる価値アリ。(2)礼儀はきちんとじゃあ、ぶっ飛んでる子がいいのかと言うと、これが違うんですね。一番のツボは、一見トンデモ系に見えて実は古風、みたいなギャップ。どんなに変わり者っぽい経歴やコーデをしていても、敬語がきちんと使える、食べ方がキレイ…といった礼儀を押さえていることはマスト。(パッと見)非常識のパッケージに常識を入れる、というこの黄金図式を忘れずに!魅力的だけど、一筋縄ではいかなそうな水瓶座男子。そんな彼と恋愛をしたいと思ったら、あなたもぜひ、トライしてみてくださいね。******************************監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多くの著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。阿雅佐著『おそ松さん占い』TVアニメ『おそ松さん』公式ファンブック「われら松野家6兄弟!」を発行したPASH!編集部より、『おそ松さん』の占い本を発売♪阿雅佐の完全書下ろしによる本格占い本です。メインの占い以外にも、『おそ松さん』式心理テストや行動心理学コラムなども充実。
2019年09月26日人気声優・神谷浩史が、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原案にした新感覚学園ミステリー『超・少年探偵団NEO -Beginning-』で怪人二十面相の声を担当していることが明らかになった。高杉真宙、佐野岳、堀田真由、板垣瑞生ら若手俳優が出演する本作。今回明らかになったのは、「君が欲しいよ、芳狼くん」と、妖しく不気味、そして妖艶な声で本作の重要な役割を担っている怪人二十面相役。その声の正体は、「進撃の巨人」のリヴァイ役や「しろくまカフェ」のペンギンさん役、「おそ松さん」のチョロ松役、「斉木楠雄のΨ難」の斉木楠雄役など、数々の人気アニメ作品に出演する神谷さんだ。現在公開中の映像では、怪人二十面相も登場しており、「怪人二十面相の声がどう聞いても神谷さんで見たい」「怪人二十面相、ほんと神谷さんの声っぽいなあ」「怪人二十面相の声がどう聞いても神谷浩史にしか聞こえなくて辛い」などと映像を見た人たちからすでに正解が飛び出していた。今回神谷さんは、この非現実的なキャラクターを見事に演じ、彼の存在により本作を本格的なミステリー作品として押し上げている。神谷さんは「少年探偵団の中で、とりわけ妖しい魅力を放っている二十面相の声をこの僕に任せていただけるとは!そして個人的には高杉真宙くんや佐野岳くんと共演できてとても嬉しい!」と出演を喜び、「芦塚監督が生み出したNEOの名に相応しい、新しい二十面相にお力添いできるよう精一杯アフレコさせていただいたので、劇場に足を運んでいただけると有り難いです!」とコメントしている。さらに今回の発表に合わせて、「久しぶりだね…」と怪人二十面相が怪しげに登場する第2弾となる予告編も到着。怪人二十面相と芳狼との関係性によりフォーカスした映像となっている。『超・少年探偵団NEO -Beginning-』は10月25日(金)より新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:超・少年探偵団NEO −Beginning− 2019年10月25日より全国にて公開©2019 PROJECT SBD‐NEO
2019年09月05日女性アイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)と磯村勇斗がW主演し、根本宗子が作・演出するPARCOプロデュース2019『プレイハウス』が、8月25日に開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、ギャンパレの楽曲を全編に散りばめたミュージカル。劇中では『GANG PARADE』『sugar』『Jealousy Marionnette』『LAST』といった既存曲に加え、新曲の『Wake up Beat!』を含めた14曲が歌唱され、口数の少ない風俗嬢・ヤママチミキと歌舞伎町No.1のカリスマホスト・一ノ瀬聖夜(磯村)を中心とする群像劇が展開される。なお今回、ギャンパレは全員が活動名と同じ源氏名の風俗嬢に扮する。開幕を前にした会見には、ギャンパレ全メンバー、磯村、根本の12人が出席。初めてのミュージカル演出に、根本は「ギャンパレの音楽と芝居がうまくリンクする、今までのパルコ作品にない“お祭り感”満載のジュークボックスミュージカルがつくれたと思います」と胸を張る。ギャンパレを「10人全員が仲良くてバカみたいに体力がある」と紹介すると、メンバーから口々に「部活みたいだったよね!」「マラソンの成果かも」と声があがった。ヤママチは、東京ゲゲゲイのMARIEが手がけた振付に言及。いつもは自分たちでダンスを考案している点と比較して「普段のライブとは異なる姿に注目してください」と“遊び人(ギャンパレファンの総称)”にメッセージを送った。歌い踊るシーンが用意されている磯村は「初ミュージカルで芸劇プレイハウスの大きさに触れ、表現方法に悩みました」と正直な思いを打ち明けつつ、「夏フェスに行くような感覚で楽しんでください」と笑顔を見せる。歌舞伎町のニュー風俗“プレイハウス”で聖夜から指名されたミキは、定期的に自宅へ招かれる関係になりながらも、男女の一線を越えようとしない彼に不安を募らせる。そしてある出来事がきっかけで、抱えた思いが一気に膨れ上がって──。根本の戯曲によく見られる、キャラクターが感情を爆発させ嘆き崩れるシーンは本作にも登場。ギャンパレは力強い歌声とパフォーマンスで観客を圧倒するだけでなく、芝居においても根本の要求に応えていた。またミキが本音をぶつける、脳内の“リトル”を演じる猫背椿のコミカルな存在感にも注目したい。公演は9月1日(日)まで、東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演される。チケットぴあでは平日公演の当日引換券を発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月26日脚本家、演出家、女優などいくつもの顔を持つ“ねもしゅー”こと根本宗子が、PARCOプロデュースのもと、以前からファンだったという異色のアイドルグループ、“ギャンパレ”ことGANG PARADEの楽曲でミュージカルを創作する。ギャンパレの10人自身と今をときめく磯村勇斗が主演を務め、栗原類、鳥越裕貴、富川一人、ブルー&スカイ、猫背椿が共演。さらには振付を東京ゲゲゲイのMARIEが手がけるという、なんとも濃いメンツによる公演だ。小さな頃から引っ込み思案で、隠し事が癖になっているミキがついた職業、それは歌舞伎町の風俗嬢。一方、幼少期からチヤホヤされたことしかない聖也は、時を経て歌舞伎町一のカリスマホストとなっていた。みんなの遊び場、歌舞伎町=プレイハウスで真逆のふたりの人生が交錯する時、ミキは人生最大のウソをつく……。「夏フェスを超えるエンタテインメント」、「この夏、最高に気持ちイイ“快感ミュージカル”」を標榜する『プレイハウス』は、本日8月25日より東京芸術劇場・プレイハウスで上演される。文:町田麻子
2019年08月25日池田秀一、神谷浩史、三石琴乃、桑島法子、緒方恵美ら超豪華実力派声優たちが“怪談”を朗読する「声優×怪談」が、8月14日&15日の2夜連続で放送。夏にピッタリの怖くて切ない、新感覚エンターテインメントとなっている。喋りのプロ、声優が怪談に挑むという今回の新企画。古典から現代ホラーまで、多彩な話を取り上げ、その語りを様々な映像を加えて演出していく。2夜に分けて放送される今回。まず第1夜は、「赤の怪談」と名付け、復讐劇をラインアップ。そして第2夜は「黒の怪談」、亡霊の物語を取り上げる。本企画に参加するのは、誰もが一度はその声を聞いたことがある豪華声優陣。第1夜では、「夏目友人帳」「進撃の巨人」など数々の人気アニメ作品に出演する神谷浩史が「呪怨」を。高港基資の「恐之本」より、「轢(ひ)いた女」を「機動戦士ガンダム」シャア役でお馴染み池田秀一、「元カノ」を「美少女戦士セーラームーン」セーラーウラヌス役や「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役の緒方恵美。第2夜では、「美少女戦士セーラームーン」セーラームーン役や「新世紀エヴァンゲリオン」葛城ミサト役の三石琴乃と「薄桜鬼」「ハートキャッチプリキュア!」の桑島法子が「青い目の人形」(緑川聖司「呼んでいる怪談 青い本」より)を。「死を呼ぶ大観覧車」(ひよどり祥子「死人の声をきくがよい」より)を「けいおん!」の竹達彩奈。「リング」を「ポケットモンスター」タケシ役などのうえだゆうじが語る。ほかにも、いしかわえみの「絶叫学級」から2つのストーリー(緒方さん&竹達さん/桑島さん)や、「佐賀の化け猫」(三石さん)、「恐之本」より「最期の夢」(池田さん)、あずみきし「死役所」より「自殺ですね?」(緒方さん)、「菊花の約(ちぎり)」(うえださん&神谷さん)がラインアップされている。「声優×怪談」第1夜は8月14日(水)22時50分~、第2夜は15日(木)22時50分~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月12日パルコと初タッグを組み、根本宗子が作・演出を手がけるPARCOプロデュース2019『プレイハウス』。本作でアイドルグループ・GANG PARADE(以下ギャンパレ)とW主演を務める磯村勇斗に、稽古前の心境を聞いてみた。【チケット情報はこちら】新宿・歌舞伎町を舞台に、ギャンパレ演じる10人の風俗嬢を中心とする群像劇が繰り広げられる本作。磯村は物語の主軸となり、全体をつなぐ役割のカリスマホスト・一ノ瀬聖也を演じる。初主演、初めてのミュージカル出演を「楽しみであり挑戦の場」と捉えつつ、台本の到着を前に作品について思いをめぐらせている段階だという。出演が決まって根本と会った折に、自らの生い立ちをヒアリングされた磯村。公演フライヤーに記されている「人からちやほやされることしか経験せずに育った」聖也のキャラクターには、1列に並ぶ女子へひとりずつキスした幼稚園時代の“モテ期”エピソードが反映されているのでは、と類推する。当時からカリスマホストの片鱗が?……と筆者が尋ねると「昔とは違いますよ」と笑顔で謙遜。同時に「人を惹きつける力を演技でどう見せるか、実在するホストの方と友人になって密着してみたい」と役づくりに対して積極的な姿勢を見せた。一方で、聖夜(也)はクスリが手放せない“影”のあるキャラクターとして描かれる。磯村は「影があるからこそ輝ける聖夜(也)の二面性を、バックボーンを設定して使い分けるように演じていきたいですね」と現段階での構想を明らかにした。ギャンパレが自身の楽曲に乗せて風俗嬢の切実な思いを歌い上げるなら、芝居パートでメインを張る磯村はどのようなパフォーマンスを展開するのか。最後まで見届けよう。また磯村は本作を「これまでのミュージカルとは異なる、ライブに近い新感覚の作品になりそう」と予想。その要素となるギャンパレの野音ライブに足を運んだ時の感想を「カワイイというよりクールでエネルギッシュ。本当にパワフルでしびれました!」と熱く語り、MVを観て楽曲に親しむなど“遊び人(ギャンパレファンの総称)”として彼女たちを応援している日常を覗かせた。『プレイハウス』は、8月25日(日)から9月1日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、9月28日(土)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。取材・文:岡山朋代
2019年07月08日アイドルグループ「GANG PARADE」(以下ギャンパレ)を主演に、彼女たちの楽曲でミュージカルを!劇団旗揚げ10周年を迎えた根本宗子が、そんな熱い企画でパルコ・プロデュースの舞台に初登場する。もともとギャンパレのファンで彼女たちを知り尽くした根本はどんな世界を生み出そうとしているのか。次世代の演劇界を担う作・演出家に聞いた。【チケット情報はこちら】「みんなの遊び場 」をキャッチフレーズにし、ファンを「遊び人」と呼んでいるギャンパレ。その精神を魅力に感じた根本は、そこから発想を膨らませて、今回の『プレイハウス』を作ろうとしている。始まりは、「ギャンパレで遊び場を表現しようと思ったときに、こんなにたくさんの人数がいるグループとお芝居が作れる機会もないので、バーレスクっぽいものがやってみたいなと思った」ことだったと語る根本。そこから、近未来の新宿歌舞伎町を舞台にした、“歌舞伎町プレイハウス”にいる10人の謎めいた風俗嬢の物語が立ち上がっていった。そこで描くのは、「普通の作家はここまで書かないだろうというところまで書くのが、自分の芝居の色だと思っている」という根本だから見せられる「それぞれの女の子の切実な思い」だ。しかもそれが、ギャンパレの楽曲のカッコよさを活かしながら歌って踊って描かれる。「私の芝居は基本的に、何を思っているかっていうことを全員がものすごくしゃべるんですけど、歌ったほうが伝わることも大いにあって、音楽は自分の演劇を広げてくれるなと思っているんです」。また、もともとある楽曲を使いながらも、「無理やりストーリーにした感がまったくないように(笑)、かなり考えていますし、そうならないような楽曲をギャンパレは歌っているので。ストーリーと自然につながっていくのをぜひ楽しみにしていただければ」と強調する。ギャンパレが作り出す世界でうごめく人物には、男性主演として、朝ドラ『ひよっこ』で一躍注目を集めた磯村勇斗が登場。磯村を取り囲むギャンパレの姿はまたカッコよさを増すだろう。「彼女たちはパフォーマーとしての意識が高いので一緒に作っていくことが楽しみですし。今回は彼女たちにエモーショナルなものを求めていて、そこは役者が本業じゃない彼女たちだからこそ、技術ではなく熱量で出せるものがあると期待しています」。根本とギャンパレの魅力がふんだんに盛り込まれるミュージカル。面白いことになりそうだ。公演は8月25日(日)から9月1日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは現在、チケットぴあにて抽選先行プレリザーブを受付中。取材・文:大内弓子
2019年06月05日4月2日(火)放送の「ありえへん∞世界」は3時間SP。この度、梶裕貴、神谷浩史、小松未可子、杉田智和、水樹奈々、悠木碧と豪華人気声優がボイスオーバーを担当することが明らかになった。梅沢富美男、福澤朗、丸山桂里奈をゲストに迎えた今回は、“本当にあった!世界の衝撃事件&衝撃映像”を3時間にわたって放送。衝撃映像&衝撃事件の再現ドラマでは、今回もボイスオーバーにTVアニメや洋画の吹き替え、ナレーション、さらに歌手としても活躍する人気声優たちが集結!“世界のありえへん衝撃映像”にて、注目の「ある日突然、男なのに1000万円かけてマドンナそっくりに整形した男」という内容のドラマでは、「進撃の巨人」「七つの大罪」「アオハライド」など多くの作品で主要人物を演じる梶裕貴と、歌手として海外公演も行う水樹奈々。「お尻周り約2m50cm!世界一の巨大尻を持つ女性」では、現在公開中の『バンブルビー』で吹き替え版に参加している悠木碧。「365日コルセットを巻き続けるありえへんクビレを持つ二児の母」では、「HEROMAN」「ニセコイ」「亜人」の小松未可子。“本当にあった!世界のありえへん衝撃事件”では、「一人旅に来ていた中国人男性、まさかの勘違いから起きたありえへん悲劇」に「涼宮ハルヒの憂鬱」「銀魂」「SCORPION/スコーピオン」(吹替)の杉田智和、ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」への出演も話題となった神谷浩史、そして梶さんが担当。そのほか、“世界のありえへん衝撃事件・動物編”や“世界の意表を突く〇〇”など多数の再現ドラマが登場する。「ありえへん∞世界 3時間SP」は4月2日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月01日ふいに聞こえてきたセリフから妄想を展開する、劇作家の根本宗子さん。今回の妄想主役は「妄想させてくれないふたり」です。ファミレスで隣の席に座っていた、23歳のギャルと25歳のギャル男のカップル。12月20日に開幕した『愛犬ポリーの死、そして家族の話』。台本を手直しするため、久しぶりにファミレスで半日くらい過ごした。昼食と夕食を同じファミレスでとるくらい長時間滞在したので、気づいたら隣の席が5回転くらいしてた。最後に隣になったカップルの会話が本当に凄まじ過ぎた。ギャル「妹がデキ婚するかもしれないけど、しないかもしれない」から始まり、ギャル「あんたといても先が見えない」とデキ婚話から自分達のこの先まで話が広がっていった。彼氏のギャル男のほうは呑気に食べている。彼女の怒りは増すばかり。ギャル「あんたどんだけ食べるの?話聞いてんの?」「結婚」というかなり深刻な話題中もオムライスをばくばく食べ、その後パンケーキを食べ、唐揚げを食べ、スープを飲み、さらにアイスを食べると言い出すギャル男。妄想スイッチオン!一向に黙らないこの二人。妄想スイッチを入れたいセリフがたくさん出てくるのに全然スイッチを押させてくれない。しかもずっと聞いているのに、何故その話からその話に展開したのかが全く理解できない。さっきまで結婚について怒っていたギャルは、「サーティワンに行きたい」と言い出すし、それなのに、ギャル男はファミレスでアイスを頼んでいる。この二人の会話はどんな終わりを迎えるのだろう。最後まで聞いていると、ギャル「サーティワンでソルベ食べて、TSUTAYAで映画借りて、それ観て1時までに寝るよ。わかった?行くよ」という一言で二人はファミレスを出て行った。なんだろうこの掴めなさ…。そして、私はずっとこのカップル、彼氏をひもだと思っていた。しかし違ったのだ、ファミレスで4000円近く食べた会計は全て彼氏が彼女がトイレに行ってる間に支払い、それに対して彼女はしっかりと「ありがとね」とにっこり微笑みお礼を言っていた。ちゃんとしている二人だ。ねもと・しゅうこ1989年、東京都生まれの劇作家。月刊「根本宗子」公演『愛犬ポリーの死、そして家族の話』が、下北沢・本多劇場で上演中。※『anan』2019年1月2・9日号より。(by anan編集部)
2019年01月08日「夏目友人帳」夏目貴志役や「進撃の巨人」リヴァイ役など、声優として第一線で活躍し続ける神谷浩史。来年1月7日(月)放送のドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、これまで数々の作品に声で魂を込めてきた神谷さんに密着、その模様を放送する。神谷さんと言えば、「<物語>シリーズ」阿良々木暦役、「黒子のバスケ」赤司征十郎役、「ONE PIECE」トラファルガー・ロー役、「おそ松さん」松野チョロ松役、「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」クラウス・キーマン役…などなど、多彩なキャラクターを演じ分ける実力派。声優アワードでは殿堂入りも。また、ラジオ「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」、「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」ではパーソナリティを担当。さらに、歌手としてもユニット「KAmiYU」や個人でも活動しており、その活躍の幅は声優業だけに留まらない。様々な分野の第一線で活躍中の一流のプロの「仕事」を徹底的に掘り下げる本番組では、“声優ブーム”といわれる昨今、「オファーがなければ収入ゼロ」という厳しい世界で、現場からの絶大な信頼を得、圧倒的な存在感を放っている神谷さんに5か月間密着。新たに挑む新感覚の朗読会の模様や、「声優は、作品やキャラクターがいないと存在できない」と語る神谷さんが己の声だけで生き抜くその覚悟など、“声優・神谷浩史”の闘いの日々に迫る。神谷さんの出演をキャッチした声優ファンからは、早くも驚きと歓喜の反応が。「見るっきゃない!!」「ヒロCがプロフェッショナルに!???ヒロCがプロフェッショナルに!???」「何としてでも見る!!!」「正座して見ます。」「楽しみすぎてやばい~!」「完全な永久保存版」と放送を待ちわびる声が溢れている。プロフェッショナル 仕事の流儀「答えを求めて、声を探す~声優・神谷浩史~」は2019年1月7日(月)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月07日12月25日(火)放送の「ありえへん∞世界」は、3時間スペシャル。ボイスオーバーには内田真礼、神谷浩史、杉田智和、中村悠一と、目だけでなく耳でも楽しめる夢の共演が実現する。今回は、「世界のありえへん衝撃映像」&「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」のスペシャル放送。これまでも様々な声優陣が参加してきた同番組のボイスオーバーに、今回は「アオハライド」「ノラガミ」などに出演、歌手としても活躍する内田さん、「夏目友人帳」「進撃の巨人」の神谷さん、「銀魂」「ヲタクに恋は難しい」の杉田さん、「マクロスF」「曇天に笑う」の中村さんと超豪華声優陣が参加。同番組の衝撃事件&衝撃映像ボイスオーバー初参戦となる内田さんは、“夢中で〇〇〇をおろしたい子犬”という「世界のありえへん動物映像」や、“初めて歩いた赤ちゃんが倒れそうになったとき…”という「世界のありえへん衝撃映像」などに登場。さらに、「世界のありえへん衝撃事件“九死に一生編”」「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」では、内田さん、神谷さん、杉田さん、中村さんの4人が共演!ほかにも、「世界の意表を突く〇〇」にて、指名手配犯を次々逮捕する日本では絶対にありえへん衝撃の捜査方法、突如スケートパークで起きた意表を突く展開、絶叫マシーンで意表を突く気絶をする少年など、様々な内容の映像を実力派声優たちが盛り上げる。「ありえへん∞世界 3時間SP」は12月25日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年12月24日劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年の根本宗子さん。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。――演劇を始められたきっかけは、松尾スズキさんの舞台をご覧になったことだそうですね。いまもファンだと公言されています。一般的に、松尾さんのような作品を作りたい、と考えそうな気がしますが、作風は全然違いますね。根本:演劇を始めた最初の理由は、完全に、松尾さんに会ってみたい、話してみたい、松尾さんの芝居に出てみたい、でした。でも、いまさら大人計画に入るのは難しいだろうし、入れたとして、下積みからやるのは性格的に合わない。それなら、別の近道を行こう、と。でも、中学生の時に大怪我をして以来、動きに制限もあるので、役者として使ってもらうのは難しい。消去法で“自分で書く”ってことになったんです。だから最初は、何か訴えたいものがあって書き始めたわけじゃないんです。演劇を始める時、自分の立ち位置みたいなものをすごく考えたんです。当時、しっかりとしたストーリーラインがわかりやすくある芝居を作っている人があまりいなくて、自分が出ていくには、そっちをやった方がいいんだろうなって思ったんです。「若いんだから、好きなものを書け」って言われることが多かったんですが、そういう若手はたくさんいる。敢えてその逆を行った方が、早く上手くいくって信じていました。演劇自体が好きだったので、どんな形でも、自分が演劇をやれていることが楽しかった、というのもあります。いまは、そこはクリアできているんで、自分の芝居に飽きないように、劇団公演ではできるだけ新しいチャレンジをしていこうとしています。――そうなんですね。根本:ただ、演劇を始めた時から、別の選択肢を考えたことはなかったです。怪我をした時点で、モーグルという一番やりたいことは絶たれましたから、さらに新しい道なんて余裕もなかったです。じつは、怪我をして二度と競技には戻れないとわかって、一発目に観たのが松尾さんの『ニンゲン御破産』だったんです。その時、物語は全然理解できなかったけれど、松尾さんが私の気持ちをわかってくれているって、勘違いしちゃったんですよね(笑)。舞台を観に行っているのに、まるでカウンセリングを受けに行くような感覚。それまでも演劇はたくさん観ていたけれど、そんな気持ちになったのは初めてで、演劇は観て楽しむだけじゃなく、人の人生に訴えかけることができるものなんだとも思いました。作品を作る時、つねに考えるのは、あの時の私が客席にいたらどう思うかということ。その感覚は、ずっとなくしたくないなと思っています。――いま演劇をやっているモチベーションは何ですか?根本:自分じゃない話を書くのが楽しくなっている、というのがひとつ。そしてもうひとつは、自分が作ったものに対して、お客さんのリアクションが返ってくるということでしょうか。うちの芝居の最大の面白さは、男女でリアクションが全然違うこと。あるシーンで男性のお客さんが笑っていると、女性のお客さんが「ここは笑うところじゃない」って怒ったり。いまだに私が予想もしない反応がお客さんから返ってくることがあって。――戯曲を書かれる時は、役者さんにアテ書きされるんですか?根本:私のなかで、見た目の説得力ってすごく大事なんですね。昔から、小劇場の舞台で、さほどキレイじゃない人が、すっごいキレイでモテる役を演じていたりするのが嫌で仕方なかったんです(笑)。それは、キレイじゃないといけないということではなく、例えば、周りから可愛いともてはやされているけれど、自分ではそこまで可愛いとは思えなくて、周りの言葉をストレートに受け止められない女性…という役だったら納得できるのに、ということです。――ご自身にもアテ書きですか?根本:小劇場で活躍する女優さんって、ちょっと個性が強いというか、普通の会社員はやってないよな、って思わせる人が多いんです。そのなかで私は、普通に会社員をやっていそうにも見える。一時期は、自分も奇抜な服を着て、個性的なキャラクターに見せていたんですけれどやめました。いまは、この普通の感覚を大事にしていこうと思っています。――来年には30歳を迎えます。この先、人生のステージが変わっていくかもしれませんが、演劇を一生続けると思いますか?根本:続けていくと思います。それは、自分が演劇に救われた経験があるから。あの時の自分が客席にいる限りは、やめないと思います。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月23日弊誌で「妄想スイッチ」を連載中の根本宗子さん。劇作家・演出家として活動を始めて来年10周年。演劇界のみならず、ミュージシャンやアイドルなどからも支持される、その創作の泉とは。演劇は、人の人生に訴えかけることができるものなんだ。友達だと言いながら、格付けしたり、マウンティングしたり。恋愛に対する執着から、とんでもない行動に出たり。女子の嫌な部分や痛々しい“あるある”を、ポップな演劇に仕立てる根本宗子さん。いまその作風が幅広い年齢層に支持され、自らの名前を冠した劇団、月刊「根本宗子」は、年々観客動員を増やしている。―― 19歳で劇団を立ち上げ、2年前には本多劇場に進出。近年はドラマや映画の脚本を手がけたり、活動の幅を広げていますね。根本:よく“いま話題の”とか、“ノリに乗っている”と紹介していただくんですが、私自身は極めて自己評価が低い人。ただ、以前は出演をオファーしてもなかなか叶わなかったのが、いまはやりたいと思った俳優さんとお仕事ができる状況にはなっています。あと、一昨年に事務所に入り、それまで完全にひとりでやっていたのが、いまは私が企画したことをどう実現させ、規模を大きくしていくかを一緒に考えてくれる人ができました。ただ、クリエイティブの部分を担うのはあくまで私で、そこは変わっていません。逆に、外部のプロデュース公演で作・演出をさせていただく機会が増えたので、自分のなかでは月刊「根本宗子」では劇団公演でしかやれないことを意識するようになっています。――実際に、創作する上でどんな違いがあるんでしょう?根本:自分のなかでは作品の組み立て方から違うんです。戯曲を書く時って、いつでもお客さん視点を入れて書くんです。それは私の強みでもあり、弱点でもあるんですけど…。例えば、昨年、KAT-TUNの上田竜也さんが主演の『新世界ロマンスオーケストラ』という舞台をやらせていただきましたが、その時に考えたのは、上田さんのファンの方々が何を観たいかでした。私がファンなら、舞台から1秒たりともハケてほしくない。それなら…というところから物語を作っていったんです。でも劇団公演に関しては、劇団についてくださっているお客さんに向けて書いています。主役の人ありきで書くのがプロデュース公演で、自分の視点で書くのが劇団公演、というのが大きな違いだと思います。――以前は、主人公を取り巻く恋愛を主軸にした物語が多かったですが、ここ最近は、家族や外の世界も描くなど、作品のテーマも広がっているように感じます。根本:単純に、以前は自分や自分の周りで起きたことを書いてきたんです。まったくそのままではなく、何かに置き換えることはしていますが。でも、昨年手がけた『皆、シンデレラがやりたい。』で書いたのは、若いアイドルにハマる40代の女性たち。自分もアイドル好きなので、反映されている部分はありますけれど、自分のことじゃない話を書いたのは大きな変化でした。いま、自分の視点から見た40代、50代の人を描くことに面白さを感じています。――次回作『愛犬ポリーの死、そして家族の話』も、そんな近年の根本さんの変化を感じられる作品になっているんでしょうか。根本:今回は、昔自分が思っていたことと、いまの自分が思っていることの両方を交ぜて書いています。若い青山美郷さんが演じるキャラクターには、昔の自分が考えていたようなことを、50代の村杉蝉之介さんには、いまの自分から見たその世代を描かなければいけない。お客さんからどんなリアクションが返ってくるか想像がつかない部分が多い公演なので、私自身、どうなるか楽しみなんです。――根本さんにとっては挑戦的な公演でもあるんですね。根本:今回、3組の夫婦が登場しますが、それぞれ夫婦の関係性も、空気感も違うんです。私は結婚したことがないので、自分ではわからないけれど、実際にあるさまざまな夫婦のケースを投影させました。いままでは、この人のこの時の感情はこうだろうというのが自分のなかに明確にある形で書いてきて、演じる役者に対しても、こう演じてください、とはっきり言えたんです。でも今回は、書いている私にもわからない…私の物差しでは測れない感情とか思考回路というものも描いている。役者さんに委ねる部分もあるだろうし、お互いに稽古場でコミュニケーションをとりながら作っていく部分が多くなるのかなと思っています。――役者に委ねられるようになったのは、なぜなんでしょう?根本:役者さんを信じてなかったわけじゃないけれど、全部を自分で決めていないと不安だったんです。それが年々変わって、少しずつ自由度が増してきています。とはいえ、アドリブをどんどん入れてください、ということではなく、役者さんが、私が考えていたものと違う芝居を提示してきた時、それもありと思えるようになったというか。私のキャパシティが広がったということなんでしょうね。今回、村杉さんに出演をお願いした理由もそれなんです。これまで村杉さんがやられてきた芝居とは全然違うタイプの作品ですし、この時に村杉さんならどう演じるかを、作品のなかに反映させていけたらなと思っているんです。ねもと・しゅうこ1989年生まれ、東京都出身。‘09年に劇団・月刊「根本宗子」を旗揚げし、すべての公演の作・演出を手がける。女優としても、自作のほか岩松了さんや赤堀雅秋さんの舞台などにも出演。現在、毎週月曜日の深夜にOAされているラジオ『根本宗子と長井短のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)に出演中。月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』は、12月20日(木)~31日(月)下北沢・本多劇場にて上演。物語のキーとなる“愛犬ポリー”を演じるのは、大人計画の村杉蝉之介さん。「村杉蝉之介が、犬になるまでの過程」を、気鋭の映像ディレクター・山岸聖太監督が完全密着した映像が公式サイトにて公開中。※『anan』2018年12月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月20日舞台だけにとどまらずニッポン放送「オールナイトニッポンゼロ」のパーソナリティを務めるなど、若手劇作家として活躍する根本宗子。今年12月の本公演「愛犬ポリーの死、そして家族の話」で出演をオファーしたのが大人計画の村杉蝉之介だ。根本は本作を「ずっとやりたかった作品。新しく家族になる人と、元から家族だった人たちとの家族の話」と話す。ふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】物語は4姉妹の4女(青山美郷)が溺愛している愛犬ポリー(村杉)が死ぬところから始まる。その後、その4女が親交を深めていくのが村杉だ(犬と2役)。「今回は役の設定ありきでお声がけしたんです。仮に自分が24歳の青山さんの家族だったとして、村杉さんを突然連れてきたら、歳の差もありますし、何だろうな?って思うじゃないですか (笑)。でも、村杉さんって優しそうだし、女性の気持ちもわかってくれそう。物語上もふたりの関係は歳の差以外は理想的で、何も非の打ちどころがないように見せたいなと。でも、姉妹たちから理解されるわけがない。姉妹たちもまたみんな難ありの夫婦ばかりなのに」(根本)。若いながら根本は”対立”を描く名手だ。すでに火種を感じるが「女3人っていう構図が大好きなんです。今回の姉妹も4女を除くと3人。4女に票を入れなきゃいけないときに2:1とかになりますから、絶対にうまくいかないじゃないですか」とさらなる対立のやりとりを期待させる。そんな根本の作風について村杉は「笑いの入り方がすごく好き。いくらでも嫌な展開にもっていけるのに、どろどろしないですし、笑いがちゃんといい具合に入っていてすごいですよね」と評価する。今回のオファーについても「若いひとの作る新しいものに出てみたい気持ちがあったので普通にうれしかったです」と率直に話す。「今回は村杉さんは理想的な優しい男性の役。ある意味私の理想像を描いてる部分があります。ずっと大人計画やグループ魂での村杉さんを拝見してきましたけど、がっつり恋愛ものをやってる村杉さんを観たことがなくて」という根本の言葉に「そうかもしれないですね、いつも変な役が多いので(笑)。こういう普通の役も珍しいですし、今まで観たことがない大人計画とはちがう村杉蝉之介を引き出してもらえるのでは。楽しみだし怖いしいろいろありますが、新しい僕を観てほしい(笑)」と最年長ながら、あくまで謙虚に意気込む。また、ラストにある大きなカタルシスを生む仕掛けも根本作品の醍醐味。「やっぱりエンタメが好きなんです。お客さんには最終的にスカッとして帰ってもらいたい。しかも今回は年末ですし(笑)あー…スカッとするかな…まあそれは観ていただいて(笑)」(根本)とサービス精神旺盛な最後の大仕掛けも楽しみだ。公演は12月20日(木)より東京・本多劇場にて。千秋楽の12月31日(月)は終演後にカウントダウンイベントあり。チケットは発売中。
2018年11月27日7月10日(火)放送の 「ありえへん∞世界」は、2時間のスペシャル版を放送。緒方恵美、小野賢章、神谷浩史、谷山紀章、浪川大輔、平田広明、三石琴乃、悠木碧と、人気実力派声優陣が再現ドラマのボイスオーバーを務めることが分かった。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」「事件です!〇〇人の生態調査&意表を突く大調査」を放送する今回。これまでも本番組では様々な人気声優陣がボイスオーバーを担当。今回は、緒方恵美(「新世紀エヴァンゲリオン」「カードキャプターさくら」)、小野賢章(「黒子のバスケ」黒子テツヤ役)、神谷浩史(「夏目友人帳」「進撃の巨人」)、谷山紀章(「うたの☆プリンスさまっ♪ 」シリーズ)、浪川大輔(「ルパン三世」「機動戦士ガンダム00」)、平田広明(「ONE PIECE」サンジ役)、三石琴乃(「美少女戦士セーラームーン」「新世紀エヴァンゲリオン」)、そして悠木碧(「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役)と、誰もが一度はその声を聴いたことがある声優陣が務める。「本当にあった!世界のありえへん衝撃事件」にて、指名手配犯が次々逮捕される事態発生!その裏に隠された衝撃の事実に迫るドラマには、平田さん、神谷さん、谷山さん、小野さん、悠木さん、浪川さん、緒方さんが。幼い息子が脳腫瘍に…一家が迎えた衝撃の結末を描くドラマには、浪川さん、三石さん、緒方さん、神谷さん、悠木さん、谷山さん。さらに、浮気現場に直接乗り込む海外の番組「チーターズ」にて、「お父さんが病気で看病するから無理と誘いを断るようになり、浮気を疑い番組に依頼!ありえへん衝撃の修羅場が!」に三石さん、平田さん、小野さん、悠木さん。「妻が自分の親友と仲良くしているのを不審に思い番組に依頼!衝撃的な修羅場に!」に浪川さん、緒方さん、神谷さん、谷山さん、悠木さんが出演する。(※声の配役については変更の可能性有)ほかにも番組では、埼玉県ふじみ野市、隣の「富士見市」と名前が似すぎてややこしい事件の調査、様々な地域で出会った人々の自宅の価値をガチで調査など、盛りだくさんな内容となっている。「ありえへん∞世界 2時間SP」は7月10日(火)18時55分~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月09日春から初夏にかけてのこの季節は髪の毛の乾燥が気になる時期。とくに、妊娠・出産をきっかけに抜け毛・薄毛・パサつき・うねりなどの髪悩み続発で「正直おしゃれから気持ちが遠のいている(涙)」……なんてママたちも少なくないのでは?そこで、体質・体調・季節の変わり目に陥りがちな髪悩みをあらゆるアプローチでケアしてくれる、選りすぐりのヘアケア情報をお届けします。ダメージ補修&時短で“ふわ艶スタイリング”「dear mayuko」 ヘアオイル繭から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」配合頭からつま先までを“素肌”と考えて、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア、ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」。子どもと一緒に使えるバスミルクやベースメイク、メンズスキンケアアイテムのほか、ハンドタオルなどの雑貨など、ギフトにも最適なアイテムが揃う。パサつき、ごわつきなど、春から夏にかけて真っ先に悩まされる髪トラブルの原因は、空気の乾燥や紫外線、ヘアカラー、アイロンなどのダメージ、ホルモンバランスの変化など、外的要因と内的要因が重なり合っておきるケースが多いそう。そんなとき、いつものケアにプラスしたいワンアイテムが“ヘアオイル”。ヘアオイルとひとことで言っても、さまざまな商品があふれるなかでどれを選べばよいの? という方におすすめしたいのが、“繭”(まゆ)から生まれた保湿成分「ピュアセリシン™」をキー成分に、スキンケア/ヘアケア/ボディケアライン等を展開するビューティーブランド「dear mayuko(ディアマユコ)」から、この春誕生したヘアオイルです。「dear mayuko ヘアオイル」 50mL 3,200円(税抜)“一生モノのキレイを作る” ため、常に心地よく美容効果を発揮してくれる繭由来の保湿成分「セリシン」を、高純度で精製した希少な「ピュアセリシン™」を配合したヘアオイル。 外からと内からのダメージ要因に対し、高い浸透力をもつ「ピュアセリシン™」がすばやくアプローチ。キューティクル接着や内部補修に加えて、うるおいやツヤを与え、気になるパサつきも抑えてくれます。繊維メーカー「セーレン株式会社」が世界初の技術により、繭から抽出精製した高純度なセリシン「ピュアセリシン™」を配合した「dear mayuko(ディアマユコ)」ヘアオイル 50mL 3,200円。写真奥は、頭皮をケアしながらハリのある髪に洗いあげる「スカルプ&ヘア シャンプー スムース/モイスト」300mL 3,800円 と「スカルプ&ヘアトリートメント」200g 4,800円。ついついラインでバスルームに飾っておきたくなる美パッケージ。 ※すべて税抜価格入浴後、タオルドライした髪全体にオイルをなじませ、ドライヤーで乾かすシンプルステップ。翌朝の髪のコンディションは整いやすくなり、ふわ艶スタイリングをスムーズにしてくれます。また、このワンステップケアで、キューティクル補修、枝毛予防、静電気予防、褪色予防など、髪外部のダメージ補修も兼ねてくれるので、使い続けるごとに傷みにくい髪に導いてくれる点も嬉しい。何ごとも時短マストなママたちにとって、手放せないアイテムとなりそうです。【お問い合わせ】Dear Mayuko 株式会社 Tel. 0120-115-177 お手頃価格の本格オーガニックヘアケア「THE PUBLIC ORGANIC」シャンプー&トリートメントバスタイムで髪も心もケアする “ホリスティック精油美容”“ホリスティック精油美容”がコンセプトの「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のシリーズ。シャンプー&ヘアトリートメントは本格オーガニック基準に沿った100%精油調香でありながら、500mL 1,544円(税抜)というリーズナブルな価格帯も魅力。昨夏発売のヘアパック(右上)と、続いて発売されたボディシャンプー(右下)もおすすめ。季節の変わり目、とくに春は環境の変化も多いことからホルモンバランスが崩れがちです。ストレス社会で奮闘する現代女性はもとより、妊娠・出産などでホルモン値のアップダウンを繰り返したママたちの多くは、産後の抜け毛や薄毛、うねりやパサつきなど、とくに内側からのダメージ要因で悩んでいる人が多いと言います。そんなママたちにおすすめしたいのが、「THE PUBLIC ORGANIC(ザ パブリック オーガニック)」のヘアケアプロダクト。精油の生理活性作用に着目した “ホリスティック精油美容” をコンセプトに開発されており、根本アイデアは “バスタイムを有効活用しながら、ホリスティック精油美容を毎日の暮らしに取り入れる”というもの。右:スーパーリフレッシュ シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円 左:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円オーガニックオリーブオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。たっぷりうるおいを与えながら、しっとりまとまりのある洗い上がりに。ヘアトリートメントは、オーガニックホホバオイルとシアバターの濃厚オイルでダメージ毛をしっとり保湿。※すべて税抜価格ほどよい湿度を保ったバスルームで、100%精油調香されたシャンプーやコンディショナーでヘアケアすることで、効率的に「嗅覚器」「皮膚」の2つの経路から精油の力を取り入れて心と体を包括的にケアするという画期的なアイテムです。左:スーパー リラックス シャンプー 500mL 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円右:スーパーリラックス ヘア トリートメント 1,544円、詰替価格 400mL 1,090円シャンプーは、オーガニックヒマワリオイルと植物由来アミノ酸系濃密泡で地肌をやさしく洗浄。うるおいを与えながら、さらさらふんわりとした洗い上がりに。ヘアトリートメントは、アプリコットオイルの軽やかな保湿オイルがパサつく髪にうるおい補給。髪一本一本をなめらかな指通りにしながら、さらさらふんわりとした髪に。※すべて税抜価格ラインは「スーパーリフレッシュ」(うるおいを保ちながら保湿洗浄。オレンジ精油&ユーカリ精油で“自律神経のバランスをリフレッシュ状態に導く”)と、「スーパーリラックス」(パサつく髪に浸透保湿。ラベンダー精油&ゼラニウム精油で“自律神経”バランスをリラックス状態に導く)の2種で、計6アイテム。毎日の疲れを癒したいバスタイム中は、本格的な精油の香りでとことんリラックス&リフレッシュを。お手頃価格なので継続しやすいのも嬉しいポイントです。【お問い合わせ】カラーズ株式会社 Tel. 050-2018-2557 医学発想の新技術で髪質改善を提案「FLOWDIA」アウトバス トリートメントダメージ集中ケアでもベタつかず髪本来のサラサラ自然な質感「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」。本来の髪質と求める質感を4つのタイプに分類し、タイプ別に提案されるフローディア シャンプー / トリートメント(トリートメント(各50mL 800円 / 400mL 5,600円 / 350mL(詰替)3,100円)※すべて税抜価格 ※サロン専売品。取り扱いサロン店はHPを参照「何を試してもいまひとつ」。出産を機になかなか抜け出せない毛髪トラブルのスパイラル。その原因のひとつに、カラーリングや紫外線などの影響で毛髪内にできる大きな空洞「メラニンクラック」があることに着目し、「医学発想の新技術で髪質改善を提案」するのが、デミ コスメティクスが展開するヘアケアブランド「FLOWDIA(フローディア)」です。デミ コスメティクスでは、この新たなダメージ「メラニンクラック」をケアするため、7年の歳月をかけ、これまでにない毛髪ケアシステムを開発。 “ダメージ部分だけに反応” して補修成分を定着させる「バルネイドシステム」が、不自然なギラつきやベタつきのない “髪本来のサラサラとした自然な質感” を実現してくれます。「FLOWDIA(フローディア)」の全ライン(各4種のシャンプーとトリートメント、3種のアウトバストリートメント)のなかでも、とくにおすすめしたいのが、乾燥から髪を守り、求める質感を叶えた艶髪に導いてくれるアウトバス トリートメント「コート ミルク スムース」と「コート ミルク モイスト」です。左:サラサラ感、なめらかさを求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク スムース右:まとまり感、しっとりうるおい感を求める髪におすすめな「FLOWDIA(フローディア)」アウトバス トリートメント/コート ミルク モイスト(各95g 2,800円)※すべて税抜価格入浴後、タオルドライで水分をよく拭きとった髪に1~2プッシュ分を(髪の先端から全体にかけて)まんべんなく塗布。その後ドライヤーで乾かすだけの簡単ステップで「やわらかくなめらかな/しっとりとうるおいのある」仕上りを叶えてくれます。シャンプー、トリートメントを含むライン共通のフローラルブーケの香りも、心地よく五感を刺激。風になびく艶髪とともに香りが楽しめる点も魅力です。【お問い合わせ】デミ コスメティクス お客様相談室 Tel. 0120-68-7968 いかがでしたか? ハリ、コシ、うるおい、艶、を諦めちゃうなんてもったいない! と思えるほど、秀逸なヘアケアアイテムやサロンケアが続々登場するこの季節、ポジティブマインドで春のおしゃれ&お出かけを楽しんでくださいね。
2018年04月23日日本テレビにて毎月1回放送されている、2次元キャラ育成バラエティー番組「アイキャラ3」が、11月30日(木)深夜に放送。この度、人気声優の神谷浩史、竹達彩奈、八代拓が、番組が展開するコンテンツに参加することが明らかになった。永遠に理想の姿を保ち続け、世界中に愛と笑顔をふりまく2次元キャラクター「アイキャラ」を生み出すプロジェクトを展開中の本番組。バカリズム、小出祐介(「Base Ball Bear」)、夢眠ねむ(「でんぱ組.inc」)の3人がMCとなり、視聴者と共にたっぷりの情熱とフェティシズム、そして斬新なアイデアでキャラを生み育て、現実世界でのデビューを目指していく。■「2次元アイドル育成プロジェクト」清楚キャラ“佐々木のりこ”は竹達彩奈に決定番組では、「2次元アイドル育成プロジェクト」を展開しており、視聴者から送られてきた500枚以上の原画から、前回までに5人のキャラクターが選ばれた。しかし、色々な人が書いた原画はそのままだとテイストがバラバラ。そこで、「サイボーグ009コールオブジャスティス」や「楽園追放」のキャラクターデザインを手掛けてきた齋藤将嗣が手直しすると…「めちゃめちゃ洗練されてる!これは売れましたな!」(小出さん)、「はい、売れる!この子たち。アニメ化見えたね!アニメ化しましょう!この子たちのサクセスストーリーを見てみたい」(バカリズムさん)と2人ともその出来栄えに興奮気味。そしてこのほど、その5人中のひとり、清楚キャラ“佐々木のりこ”の声優を「けいおん!」「だがしかし」の竹達彩奈が担当することが決定。さらに、今後この5人組のグループ名をツイッターで募集することも発表。■ひらがなの擬人化「ひらがな男子」、新たに「ふ」神谷浩史&「よ」八代拓が担当また番組では、世界中の女性を笑顔にするプロジェクト「ひらがな男子」も展開中。バカリズムさん原案のひらがな一文字一文字が擬人化したキャラクターで、ひらがな男子が登場するアプリゲーム「いつらのこゑ」は、約20万ダウンロードのヒットとなっている。そんな「ひらがな男子」、すでに最初の「あ」の声を「進撃の巨人」シリーズのエレン役などでお馴染みの梶裕貴が務めるほか、「た」を鈴木達央、「ぬ」を杉田智和など人気声優たちが務めることが決定。さらに、番組MC陣3人も「ひらがな男子」として登場しており、小出さんは「こ」(CV:村瀬歩)、夢眠さんが「ね」(CV:緒方恵美)、バカリズムさん「ば」(CV:下野紘)と、こちらも人気声優たちが声を担当。そして今回、新キャラ2人の声優が発表!不幸を体現したような姿の「ふ」の声を担当するのは、「夏目友人帳」(夏目貴志役)、「進撃の巨人」(リヴァイ役)、「おそ松さん」(チョロ松役)など多くの作品に出演する神谷浩史。妖狐の姿をした「よ」の声を、「KINGS OF PRISM」「アイカツスターズ!」の八代拓に決定。■「いつらのこゑ」とは?ある出来事がきっかけで文字が失われてしまった世界。書家であるあなたは、人として生まれ変わった「ひらがな男子」を探し、離れ離れになった仲間を探して旅を続ける――。文字どうしを繋げて言葉を作る爽快なひらがなパズルと、番組から生まれた個性的な「ひらがな男子」たちとのコミュニケーションが楽しめるゲームアプリだ。声はおろか、現在募集中のキャラクター原画が多数となっている「ひらがな男子」。今後どんなキャラクターがでてくるのか、そして誰が声をあてるのだろうか?「アイキャラ3」は11月30日(木)24時59分~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月30日人気声優の神谷浩史と小野大輔がパーソナリティを務めるラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」(通称:DGS)の劇場用映画第3弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE3the United Kingdom of KOCHI』が、初の前後編二部作で公開されることが決定。あわせて2人が写るポスタ―ビジュアルも到着した。ある日、今年の小野大輔聖誕祭を「海外ロケ」で行うと言われて、パスポートも持たないままに神谷浩史に連れ出された小野大輔。飛行機に乗ってたどりついた先は「KOCHI RYOMA AIRPORT」。海外にやってきたと言う神谷に対し、高知は海外じゃないと言い張る小野。意見の一致をみないままに、高知龍馬空港のイミグレーション(入国審査)を龍馬パスポートと、片言の高知語(土佐弁)で無事通過した2人は、真実を明らかにすべく、ロケバスに乗って高知シティーに向かうのであった――。2007年4月に放送スタートしたラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」は、「ラジオの前のたったひとりの<アナタ>のために」をコンセプトに、様々なストーリーを携帯サイト「アニメロミックスDear Girl」と連動して展開。またこれまでにも多彩なメディアミックスを展開し、番組発のコミック化、ノベル化、ゲーム化、お菓子メーカーとのコラボレーションなどを行っており、2014年の「第9回声優アワード」において「パーソナリティ賞」に神谷さん、小野さんの両名が選ばれたほか、番組としては2016年の「第2回アニラジアワード」で「RADIO OF THE YEAR 最優秀ラジオ大賞」「BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞」を受賞している。映画化においては、ラジオ番組ロケの模様をリスナーみんなで見る=“劇場版ラジオ”として、2010年に第1弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE』が公開され、茨城県・牛久市で行われた番組初の外ロケ「小野大輔聖誕祭in牛久」の模様を収録。また、2014年には第2弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2ACE OF ASIA』が公開。番組の海外進出の第一歩として、香港を舞台に番組から生まれた6ピースエアバンド「MASOCHISTIC ONO BAND」(通称・MOB)の新曲PV撮影を敢行し、新曲PV撮影のほか、香港観光を行うDGS一行の珍道中を完全収録。国外でも上映された。そして劇場版第3弾となる今作では、香港に続く海外ロケ(?)として小野さんの誕生日を祝うために、「the United Kingdom of KOCHI」こと小野さんの故郷・高知国(?)に向かった番組パーソナリティの2人の旅の模様収録!羽田空港から飛び立ち、「KOCHI RYOMA AIRPORT」に降り立ったところから始まる2日間に渡る高知国漫遊記。今回は10周年記念として初の前後編となっており、前編は「六人の龍馬編」、後編は「蒼の継承編」というサブタイトルに決定。果たして、「六人の龍馬編」の意味とは?これまでラジオでも明かされなかった謎に満ちた高知の旅の全てが明らかになる。『Dear Girl~Stories~THE MOVIE3the United Kingdom of KOCHI』前編「六人の龍馬編」は11月25日(土)、後編「蒼の継承編」は2018年1月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月04日2016年5月より、声優・神谷浩史が声を担当することで復活を遂げた、「クレヨンしんちゃん」の人気キャラクター“ぶりぶりざえもん”。この度、今年放送26年目に突入した長い番組の歴史の中でついに「ぶりぶりざえもんのえかきうた」が誕生。もちろん神谷さんがレコーディングを行い、自らえかきうたのポイントを語るコメントが到着した。ぶりぶりざえもんは、野原しんのすけのおえかきから生まれた“救いのヒーロー”。だが、ヒーローでありながらたった3時間しか稼働できない上、毎回高額な“おたすけ料”を請求。さらに「私は常に強い者の味方だ」と言ってあっけなく敵に寝返ってしまうという、清々しいほどの卑怯者な一面も。そんなナンセンスな設定が人気を集め、原作はもちろんのことテレビアニメや映画で大活躍。しかし2000年、ぶりぶりざえもんの声を務めていた塩沢兼人さんが不慮の事故により他界。以降、ぶりぶりざえもんはセリフなしでの登場となっていたが、昨年5月より「ONE PIECE」トラファルガー・ロー役や、「夏目友人帳」夏目貴志役、「進撃の巨人」リヴァイ役、「おそ松さん」松野チョロ松役で知られる実力派声優の神谷さんが声を担当することとなり、見事復活を遂げた。今回発表された「えかきうた」は、「クレヨンしんちゃん」のテレビアニメの監督・ムトウユージが作詞を担当。ぶりぶりざえもんのチャームポイントである大きな鼻をめだまやきに例え、「ふたごのめだまやき~ラッキー皿からはみだした~」というフレーズから始まる覚えやすい歌に。神谷さんは、「子どものころよく見ていたアニメ番組には、必ず“えかきうた”がありました。この歌も子どもたちに覚えてもらえるのかなと思うと、本当に夢のようです」と話し、「レコーディングではぶりぶりざえもんらしく、気取った感じを意識しながら歌いました」とコメント。また、えかきうたのポイントについて「2つのめだまやきをイメージして鼻を描くこと!少しぐらい間違えてもOKですので、口ずさみながら思い思いのぶりぶりざえもんをいっぱい描いてくれたらうれしいです!」とアピール。そして、ぶりぶりざえもんの声優に就任した直後は「偉大な先代の後を継ぐというプレッシャーの中、まるで平均台の上を歩いていくかのような感覚で堅苦しく役作りを考えてしんどかった」と思いを明かす神谷さん。しかしいまは「1年間かけて少しずつしんちゃんのキャラクターと触れ合い、視聴者の皆さんにも受け入れていただく中で、楽しみながら“神谷版ぶりぶりざえもん”というものに挑戦していけるかなと思えるようになりました。『クレヨンしんちゃん』という素晴らしい作品のキャストのひとりとして名前がクレジットされるなんて、本当に役者冥利に尽きるなと感謝しています!」と語っている。なお、この「ぶりぶりざえもんのえかきうた」は、8月4日(金)の放送から番組内でオンエア。放送に先立ち、7月15日(土)に開幕される「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」内の「クレヨンしんちゃんオラのRAKUGAKI部屋」で一足先にお披露目される。さらに、この部屋には壁一面に子どもたちが自由にらくがきできるスペースが用意されており、なんとレコーディングを終えた直後、神谷さんが自ら歌いながら初めて描いてみた、貴重なぶりぶりざえもんのイラスト色紙も展示される。「クレヨンしんちゃん」は毎週金曜日19時30分~テレビ朝日にて放送。※「ぶりぶりざえもんのえかきうた」は8月4日(金)の放送からオンエア(cinemacafe.net)
2017年07月07日ロッテのガムをイケメンに擬人化した「ガム彼!」のラジオ公開収録イベントが2月2日(木)開催。キャラクターの声優を務める神谷浩史、鈴村健一、下野紘、逢坂良太が登壇し、学園授業をイメージしたさまざまな企画や書き下ろしミニ朗読劇を披露。さらに、石川界人がサプライズ登場し大いに会場を沸かせた。「ガム彼!」は「ブラックブラックガム」「キシリトールガム」「ACUO」「グリーンガム」「Fit’s」「クールミントガム」「グラマティック」「フルーティオ」がイケメンとなり、ある日突然 “歯”になってしまった主人公の女子高生と繰り広げる学園恋愛ストーリー仕立ての擬人化企画。現在は、公式サイトにて第4弾企画となる「ガム彼!タイリープ修学旅行」が公開中だ。この日は、イベントタイトル「ガム彼!2017 クラスメイトになろうよ!」にちなんで、学園風のセットのなか授業形式でコーナーが進行。冒頭20分間はAbemaTV FRESH!にて動画生中継が実施され、「ガム彼!」の変遷をふり返る「歴史」の授業を開始。神谷さんは「『ガム彼!』の企画の意味自体が分からない!ロッテ売り方間違えてるぞ!」と訴え、鈴村さんも「“新撰組”に扮した企画では、いよいよどうなるんだ…と思いました」と心境を告白。そんな様子を見て、AmebaTV FRESH!ではリアルタイムでコメントが寄せられ、「『ガム彼!』はほんと、どうかしてる。いい意味で」など率直な意見が寄せられた。そして「音楽」の授業では、双子のアイドル「ジェミニカ」の果実てぃお&果実ふるうを演じる逢坂さんと石川さんが歌った「一粒イノセント」についてトーク。逢坂さんは「(石川)界人くんは歌苦手だって言ってたのに、これで解禁したんだ!って思って」と明かし、神谷さんは「めっちゃいい曲じゃん!」と絶賛。歌詞については、相変わらず(?)のハチャメチャな内容に会場からも笑いが起きたそして、石川さんのビデオメッセージが流れると「僕、これから行くから!」とサプライズ発言!会場の喜びの声に神谷さんは思わず「目当ては俺たちじゃなかったんだー!」とヤキモチを焼く素振りを見せ、さらに黄色い悲鳴が飛んだ。「休み時間」では事前に応募した「修学旅行の夜 男子に話してほしいトークテーマ」について討論。「これをすればモテる!と思っていた中二病的考えは?」との問いに、鈴村さんは「世界を制服できるかもって思ってた。僕、左手と右腕にあるほくろが合わさると、地球が滅ぶって、いまでも本気で思ってます」と激白し、周囲を引かせた。そのほか、それぞれの修学旅行先の思い出や、「ガチで4人で旅行に行くならどこで何をしたい?」との質問には、満場一致で「沖縄!」。逢坂さんは沖縄に言ったことがないそうで「実はこれまでも鈴村さんからお誘いを受けてるんです。今年こそは」と語った。そして、とうとう石川さんが到着!5人揃って「体育」と題し体力測定を実施。前屈、垂直跳び、肺活量で競った。垂直跳びでは「おっぱいとかあればもっと必至に飛べるのになー」と神谷さんと鈴村さん。おっぱいを取り合うなどしてはしゃぎつつ、息も絶え絶えに行った肺活量測定では、神谷さんが下野さんの鳩胸を揉みしだいたり、神谷さんが鈴村さんを笑わせたり…さらに大はしゃぎ!会場も大盛り上がりのなか、石川さんが見事優勝。ガム1年分を獲得し喜んだ。最後の挨拶では、初参加となった石川さんが「温かい空気で迎えてくれて嬉しかった」「これからも演じたいので、今後も皆様に愛してほしい」、逢坂さんも「次の機会がもしありましたらキャラクターのことを理解した上で皆さんの前で演じたいです」と今後への意欲満々。下野さんは「3年目ということで…やればやるだけわけが分からなくなりますが(笑)。皆さんが喜んでくださるのが嬉しいです!」と話し、鈴村さんも「なんか楽しければ良いんだ!」とイベントを一緒に楽しんだ様子。神谷さんも「皆さんの笑顔が見られてとても充実感があります」と笑みをみせ、「いつかキャラクター勢ぞろいできたら良いなと思っておりますので、皆様応援よろしくお願いします!」と締めくくっった。なお、本イベントの模様は「文化放送ウェンズデープレミアム<ロッテ presents 「ガム彼!2017 クラスメイトになろうよ!」>」と題して、2月22日(水)21時より文化放送AM1134kHzにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月02日表面ケアではなく根本ケア鈴木ハーブ研究所が発売中の「アンデコール高機能美容オイル」で、肌の土台を作る「根本ケア」を提案している。ハーブの力により肌をうるおいで満たし、肌の悩みを解消してくれる。化粧品を変えてみても解消されない肌の悩み。冬の乾燥によるトラブルや、加齢にともなう肌の衰え、化粧ノリが悪くなったなど、女性なら誰でも感じることのある肌トラブル。実はそれらは表面ケアだけに頼ってしまったことによる肌の土台が崩れてしまったことによるもの。そのため、肌自身で美しい肌を作るためには「根本ケア」で肌の土台を作ることが重要だ。「根本ケア」とは肌が自らうるおい、化粧品などによる外からの栄養がなくてもハリや弾力を作り出すことができるように導いていくものだ。年齢肌だからとあきらめていた人でもこの「アンデコール高機能美容オイル」で土台を作り美しい肌を育てていくことができる。簡単なのに肌改善「アンデコール高機能美容オイル」は洗顔後にすぐ化粧水の前に使用する。ハリや透明感などの肌が持つ本来の力を呼び覚ましてくれる効果的な成分が分子サイズで配合されているので角層にすみずみまで染みわたる。使い心地はさらっとしているが、なじませた後はしっとりとした肌に仕上がる。内容量は15mlで、価格は税込8,424円となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※鈴木ハーブ研究所プレスリリース(ValuePress!)
2017年01月26日森見登美彦の累計売上120万部を超える同名ベストセラーを映画化する『夜は短し歩けよ乙女』。この度、本作の新たなキャストとして、花澤香菜、神谷浩史、中井和哉ら豪華声優陣、さらにお笑い芸人「ロバート」の秋山竜次も出演することが分かった。クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は、今日も「なるべく彼女の目にとまる」ようナカメ作戦 を実行する。春の先斗町で、夏の古本市で、秋の学園祭で、乙女に近づこうとやっきになるも空回りの連続。 京都の街で個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、不思議な夜がどんどん更けてゆく。外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか――!?第20回山本周五郎賞受賞や、2007年本屋大賞2位に選ばれ、また大学生が選ぶ本第1位にも選ばれ続けるなど、森見登美彦作品の中でも最もファンの多い作品の一つ「夜は短し歩けよ乙女」。京都を舞台に描かれる、どこかファンタジックな青春恋愛物語であるこの物語を、今回満を持してアニメーション映画化。主人公の“先輩”を歌手で俳優の星野源が務めることでも大きな話題となっているが、今回新たに豪華キャストが発表!先輩が思いを寄せるヒロイン、“黒髪の乙女”には、『言の葉の庭』や「orange」、現在放送中の「3月のライオン」にも出演する花澤さん、先輩の学友である“学園祭事務局長”に「進撃の巨人」(リヴァイ役)や「夏目友人帳」(夏目貴志役)、「おそ松さん」(チョロ松役ほか)など数々の人気作でメインキャラを演じる神谷さん、先輩の学友で、ある“願いごと”が叶うまでパンツを穿き替えないというユニークなキャラクター“パンツ総番長”には秋山さんが決定。本好きでも知られる花澤さんは、「大学生のとき、森見先生の文章がとても好きで、原作のあの語り口に笑いながら、あっという間に読み終えてしまいました」と原作について話し、「“乙女”というキャラクターは、面白いことに夢中になって色んなこと体験して吸収するタイプ。そんな彼女が“恋愛”をしたら、どうなるんだろうというところを、ぜひ見守っていただけたら」とキャラクターについて説明。美形で女装癖があり、幾多の男性を無謀な恋路へと翻弄してきた先輩の数少ない友人役を演じる神谷さんは、「事務局長は原作のエッセンスを膨らませていただき、相当に愛すべき人物になっていると思います!その部分に苦労 させられましたが…」とふり返り、秋山さんは「役作りは大変でしたが、意外にも僕が演じ た“パンツ総番長”はとても一途で、 ロマンチストで、愛嬌のあるキャラだったので、演じていて、凄くやりがいはありました」とコメントしている。さらに、「四畳半神話大系」にも登場する、常に浴衣を着込んで悠然と構え、「天狗」を自称する神出鬼没の男“樋口師匠”に、「ONE PIECE」のロロノア・ゾロ役でお馴染みの中井さん、同じく「四畳半神話大系」にも登場する羽貫さんは引き続き甲斐田裕子、古本市の神様には声優だけでなくナレーターや歌手としても活躍する吉野裕行が担当。台本を読み、難しい役柄だと感じたと話す中井さんは、「世俗から解き放たれているようで、割合しっ かり現実を生きてる。不思議な天狗を演じているようで、ただ の学生のような気もしてきました」とキャラクターについて語り、「四畳半神話大系」では現在休養中の藤原啓治が務めていたこともあり、「藤原啓治さんの樋口なんか見なきゃよかった。あれ最高ですから。でも、悪戦苦闘はしましたが、監督が辛抱強く導いて下さった私なりの樋口なので、 完成を楽しみにしたいと思います」と話している。そのほかにも、諏訪部順一(ニセ城ケ崎役)、悠木碧(プリンセスダルマ役)、檜山修之(ジョニー役)、 山路和弘(東堂さん役)、麦人(李白さん役)と人気声優たちが大集結。また大河ドラマ「真田丸」の出演が記憶に新しい新妻聖子(紀子さん役)も参加する。なお、本作の劇場前売券が、2月3日(金)に発売されることが決定。前売り特典には、数量限定で4月始まりのオリジナルカレンダーがついてくる。さらに、本作に続き湯浅政明監督の最新作『夜明け告げるルーのうた』が、5月19日(金)に公開されることも決定している。『夜は短し歩けよ乙女』は4月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月26日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が、舞台『新世界ロマンスオーケストラ』に主演することが24日、わかった。作・演出を根本宗子が務める。同作は、劇団『月刊「根本宗子」』主宰の根本が手がけたオリジナル作。間もなく30歳を迎えるインディーズバンドのボーカルを・拓翔(上田)に、メジャーデビューの話が舞い込んできたが、実は拓翔は複数の女性に何股も掛け、誰が自分にメリットがあるのか天秤にかけている……というコメディーとなる。シェイクスピアの名作『ロミオとジュリエット』、故・蜷川幸雄さんの『冬眠する熊に添い寝してごらん』、岩松了の『青い瞳』など実力派話題作に出演してきた上田は、今回が3年ぶりの舞台となる。上田は現在、日本テレビ系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』(毎週日曜夜22:30~)に出演しているが、同作に続いて「こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています」と喜びのコメントを寄せ、「KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います」と意気込んだ。また、根本は「男性が中心にいて、周りに女子が群がっているハーレムな感じで、でもラブシーンなし、な作品をいつか作ってみたい、そんなことが成立する男性はめったにいない! 今回がチャンス」と意欲は十分。共演には清水くるみ、早織、青山美郷、長井短といった女性陣の他、宮崎吐夢、西田尚美の豪華キャスト、作・演出の根本が名を連ねる。「グローブ座の温度をガンガン上げたいと思います」という根本は、「毎日劇場に足が向かってしまうような中毒性溢れる作品になるようなワクワクが止まりません」と心境を吐露し、「この舞台、本当にはわたしが一番客席で観たいです!」と期待を語った。東京公演は東京グローブ座で4月30日~5月21日。大阪公演はシアター・ドラマシティで5月26日~28日。■上田竜也コメントまずは2017年の初めにファンの皆様へ、こうして素晴らしい報告を出来ることを嬉しく思います。3年ぶりに主演をさせていただくのですが、その間に中村獅童さんをはじめ色々な方の背中を見て、座長の姿を勉強させていただきました。その経験をいかして、良い意味でステージで派手に暴れ、このカンパニーを引っ張っていきたいと思います。またドラマ『視覚探偵 日暮旅人』に続き、こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています。しっかりと1つ1つ全力で向き合い、拓翔というヤンチャなキャラクターを追求しようと思っています。何股も?! かけるという恐ろしくヤンチャな拓翔ですが、現実では決して出来ないことを芝居だからこそ体験できるという事にどういう感情になるのか? など、今からとてもワクワクしています。演出家の根本さんは、見た目は小柄で可愛らしい方なのですが、内にとてつもないパワーと熱意を持っていらっしゃるので、とにかく台本が待ち遠しいです。おそらく女性だらけの舞台という事で、こちらも新しい世界観の舞台になるのではと思います。ドラマに引き続き舞台ができるという事で、自分の演技という部分が1つ1つしっかりレベルアップする事により、KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います!
2017年01月24日~人間力をつける・・・全ての根本は“俯瞰”にあり〜“人間力”をつける上で一番必要なことは、世の様々な出来事を“俯瞰して見る”ことです。例えば、父親を見る時、お父さんとしての部分だけで見るのではなく、一人の人間として観るのです。乳幼児のころから、青少年時代、その家庭環境、家族関係、才能、容姿容貌、成績、トラウマ、知識教養、仕事の内容、能力、経済力、生まれてこれまでの時代背景、喜怒哀楽の出来事、そして先祖代々の経験等々、それら全体を見知った上で、一人の必死で生き続けてきた人間として観れば、単純な愛憎のみで接することなく、大きな敬愛や同情心や慈悲の心や感謝の心で接することが出来るようになるのです。それが人間力の一つです。※美輪明宏公式サイト「美輪明宏 麗人だより」より
2016年12月02日神谷浩史をはじめ、浪川大輔、吉野裕行、入野自由ら人気男性声優が所属するレーベル「Kiramune(キラミューン)」の公式冠番組「Kiramuneカンパニー」。この度、放送開始から1周年を迎えた感謝企画として、4月のレギュラー化以降に放送したすべての回を一挙放送することが決定した。「Kiramuneカンパニー」とは、神谷さん(「進撃の巨人」リヴァイ役ほか)や、入野自由(『聲の形』石田将也役ほか)、柿原徹也(「天元突破グレンラガン」シモン役ほか)、岡本信彦(「青の祓魔師」奥村燐役ほか)、江口拓也(「俺物語!!」剛田猛男役ほか)、木村良平(「黒子のバスケ」黄瀬涼太役ほか)、代永翼(「おおきく振りかぶって」三橋廉役ほか)ら人気男性声優のレーベル「Kiramune」の冠番組。社長を浪川さん、秘書を吉野さんが務め、毎回「Kiramune」所属声優がゲストに登場。スタジオでの公開収録形式で収録が行われ、声優ならではのトークや企画に挑戦、人気声優の裏話や一流の声のスキルを拝めるファン垂涎のプログラムとなっている。2015年11月から3本のパイロット版が放送され、その反響の大きさに応えて、2016年4月よりレギュラー化。この度、放送開始から一周年を迎え、ファン(顧客)感謝企画として、4月のレギュラー化以降に放送したすべての回を一挙放送することが決定した。12月22日(木)には、「KiramuneカンパニーL」(ダイジェスト+未公開映像30分版)の8話分を4時間にわたってフジテレビTWO ドラマ・アニメにて放送。12月29日(木)には「KiramuneカンパニーR」(レギュラー90分版)の9話分とパイロット版「Kiramuneカンパニー3.0」をフジテレビNEXT ライブ・プレミアムにて14時間30分放送。さらにMCを務める「Uncle Bomb」のイベントに密着したドキュメンタリー番組をおまけして計15時間30分、2チャンネル合わせると合計19時間30分に及ぶ大ボリュームで「Kiramuneカンパニー」をお届けする。さらにフジテレビTWOsmart/NEXTsmartではサイマルストリーミング配信され、PC・スマホ・タブレットでも視聴可能。一挙放送に際して、キャストからコメントが届いた。■浪川大輔初めて観る方も観たことある方も是非観て下さいませ!!新たな発見があるかもです!!よろしくお願い致します!!■吉野裕行いつも浪川社長がお世話になっております。秘書の吉野です。一挙放送…いや~これは有難いですね。有難迷惑ですね~。この一挙放送見たらみんな私の引き出しの少なさに気が付いちゃいますね。我が社のウイークポイント、見つけてしまうんじゃないでしょうか?でもですね、わかってます。社長は必ず大船に乗った気にさせてくれるコメントをしてくださるんですから、私、何も心配しません!!どうぞ、今年を締めくくるに相応しいかどうかは定かではありませんが、顧客の皆様の熱い応援とご協力のおかげで、無事2016年を走り抜けられましたことに心より感謝いたします。今後もKiramuneカンパニーをどうぞ宜しくお願い致します。「Kiramuneカンパニー」では、今後のゲストに「Kiramune」メンバーはもちろん、「Kiramune」にゆかりのある男性声優も出演予定。新企画も続々と登場し、2017年以降もパワーアップした放送が期待できそうだ。レギュラー放送最新話は、「KiramuneカンパニーL」9回初回放送は12月25日(木)23時30分からフジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartにて放送。「KiramuneカンパニーR」9回初回放送は12月16日(金)午後10時からフジテレビNEXT ライブ・プレミアム/フジテレビNEXTsmartにて放送。「KiramuneカンパニーL」一挙放送は12月22日(木)午後7時30分~フジテレビTWO ドラマ・アニメにて放送。「KiramuneカンパニーR」一挙放送は12月29日(木)午前9時~フジテレビNEXT ライブ・プレミアムにて放送。「Kiramuneカンパニー3.0」は12月29日(木)午前8時~フジテレビNEXT ライブ・プレミアムにて放送。「ドキュメント Uncle Bomb 1st EVENT “1チャンネル”」は12月29日(木)午後10時30分~フジテレビNEXT ライブ・プレミアムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月21日自身の劇団「月刊、根本宗子」が注目を集めている劇作家・演出家の根本宗子が、本格的なプロデュース公演に進出する。『皆、シンデレラがやりたい。』と題して描くのは、アイドルの追っかけで結びついた3人の40代の女たちの生態と、そこに若い女が出現することによって起きる修羅。根本作品には初参加で、40代の女性のひとりを演じる劇団☆新感線の高田聖子は、この根本ならではの悲喜劇をどう演じるのか。高田と根本が語り合った。舞台『皆、シンデレラがやりたい。』チケット情報ずっと噂に聞いていながらなかなか足を運べず、去年初めて『超、今、出来る、精一杯』で根本作品に触れたという高田。「噂通り面白かったです。福原充則さんがプロレスを観てる感覚に近いとおっしゃってたんですけど、妙に納得するものがあって。終わって暗転した途端、みんなわーって高く手を挙げて拍手してるとか、演劇ではあまり見ない光景が広がってました」とその面白さを表現する。確かに、日常の切実さを笑いとエンターテインメントに昇華する作風が根本の真骨頂。今回のプロデュース公演でも、高田のほか猫背椿、新谷真弓が揃い、キャリアも実力もある女優陣によって、その昇華の見事さをたっぷり楽しめそうである。根本も言う。「今回の企画は、劇団ではあまり書くことのない年上の女性の話を書いてみないかという提案をいただいたのが始まりでした。何を振っても大丈夫という方々と一緒に、もっと緻密に、大人の芝居が作れるんじゃないかと、私自身も楽しみにしているんです」。大人の女性を描くにあたりアイドルの追っかけを題材にしたのは、「等身大の年上の女性は私以上に書ける人がいるので、私から見て危ないなって思うくらい(笑)、面白い人を書きたかったから」という根本。「自分たちがアイドルを支えているんだと結束している3人の女性の思いも、その結束が崩れたときの関係もすごく面白そうだなと。あと、この豪華な、それも普段は口数が少なそうな女優さん3人が、ずっとしゃべってるのが見てみたくて(笑)。女性特有の、人の話には一切興味なく自分の話しかしないっていう状況を作りたいなと思っているんです」。それに応えて高田も、「決して人の話を聞かないタイプではない3人が、人の話にかぶせるように話すっていうのが楽しそうですし。かわいかったり怖かったり、女の面白さを演じられれば」と期待を高める。もしかしたら、自分の痛いところをも突かれるかもしれない。が、だからこそ、この演劇は、現実のキツさを笑い飛ばす力になるはずだ。公演は2月16日(木)から26日(日)まで東京・本多劇場にて。チケットの一般発売は12月10日(土)午前10時より。チケットぴあでは現在、11月17日(木)午前11時までぴあ特別席(5列目まで)も対象の有料会員向けインターネット抽選先行「いち早プレリザーブ」を、11月21日(月)午前11時まで無料会員向けインターネット抽選先行「プレリザーブ」をそれぞれ受付中。取材・文:大内弓子
2016年11月16日フジテレビ・ノイタミナほかにて10月より放送が決定しているTVアニメ「舟を編む」。この度、本作に人気声優の櫻井孝宏と神谷浩史、そして坂本真綾が出演することが決定。併せてキービジュアルやメインキャラクターの最新ビジュアルも到着した。「まじめもいいけど、もう少し空気を読めってコト」「西岡さんの仰る『空気』は【呼吸する】ものではなく、【場の状況、雰囲気】を表す際に用いる『空気』ですね…」。口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然街中で出会う。中型国語辞典「大渡海」の刊行計画を進める出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに…。「人をつなぐ―言葉を編む」。伝わらない言葉。伝えられない想い。これは、そんな不器用な人間たちの物語――。原作は、累計発行部数120万部の大ヒットを記録した三浦しをんの同名著書。2012年には本屋大賞を受賞、また翌年には松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎え実写映画化され、今年、満を持してアニメ化される。このほど発表されたのは、物語の中心人物となる3キャラクター。「亜人」「ジョーカー・ゲーム」などの話題作に出演するほか、永野芽郁や竜星涼ら若手俳優が勢ぞろいするドラマ「こえ恋」に声の出演もしている櫻井さんが演じるのは、玄武書房・第1営業部に所属する馬締光也役。営業マンではあるが、口下手で自分の想いをうまく相手に 伝えられない。西岡との出会いをきっかけに、言葉に対する能力を開花していく役どころだ。偶然にも馬締と出会う西岡正志役には、「おそ松さん」や「デュラララ!!×2」ほか人気作に出演し、「クレヨンしんちゃん」の2代目ぶりぶりざえもんに抜擢されるなど話題が絶えない神谷さん。玄武書房・辞書編集部に所属しており、見た目通りのチャラ男でコミュニケーション能力は高いが、 辞書編集に興味はないようだ。そして、馬締が下宿している「早雲荘」の大家・タケおばあちゃんの孫娘で板前修行中の林香具矢役には、「黒執事」「アルスラーン戦記」などのアニメ作品をはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズのパドメ・アミダラ役や海外ドラマなどで吹き替えとしても活躍する坂本さんが担当。それぞれ世の中を生きていく上で想いをうまく伝えられないでいる、不器用な人間たち。そんなキャラクターを豪華キャスト陣が熱演する。また今回、本作の本格始動に併せて原作者の三浦氏と、「昭和元禄落語心中」の作者で本作ではキャラクターデザイン原案を手掛けた雲田はるこからコメントが到着。三浦氏は「シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです !」と期待を語る。また雲田さんと共にアフレコに立ち会ったという三浦氏は「登場人物に声を吹きこむとは、まさに命を吹きこむことなのだなと実感し、感激しました。いまの段階でこんなに素晴らしいということは、完成品をテレビで拝見したら、私はどうなってしまうのでしょうか。感激死しないよう気をつけます」と興奮気味に語る。雲田さんも「冒頭の、荒木さんと松本先生がそば屋で語り合うシーン。後のお話を知っているからなのか、ムネアツだからか、声優さんの演技があまりに素敵だからか、涙がにじんで止まりませんでした」と思わず感極まってしまったと明かし、「これから絵も動いて、色もついて、我が子…というにはおこがましいですが、我が孫も同然のキャラクターたちが動いて行くこと、楽しみにしております。ぜひ、皆様もご期待ください。世界一のファンから見ても、すごく良いアニメになりそうです」と絶賛した。さらに本日8月18日(木)25時5分からフジテレビにて放送されるノイタミナにて、最新プロモーションビデオが放映。初公開となるTVアニメ「舟を編む」アニメーション映像とキャラクターボイスが披露される。「舟を編む」は10月よりフジテレビ・ノイタミナほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年08月18日声優アワードで殿堂入りを果たした、押しも押されぬ超人気声優の神谷浩史が、森アーツセンターギャラリーで開幕するルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」の音声ガイドに決定。この度、本展の音声ガイドの収録を終えた神谷さんからコメントが到着した。2005年にスタートした「ルーヴル美術館BD プロジェクト」。漫画家たちが“ルーヴル美術館”をテーマに自由に作品を描く企画で、荒木飛呂彦(「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ)、谷口ジロー、松本大洋ら日本の漫画家を含むフランス内外の著名な漫画家が多数参加。本展では、それらプロジェクトから300点以上に及ぶ原画や資料、映像などを一挙公開。さらに五十嵐大介、坂本眞一、寺田克也、ヤマザキマリらが展覧会のために描き下ろした作品も展示されるという。美術&漫画界の超豪華競演が見逃せない本展の音声ガイドを務めたのは、「クレヨンしんちゃん」ぶりぶりざえもんの2代目を務めることでも大きな話題となった声優の神谷さん。「ワンピース」トラファルガー・ロー役、「進撃の巨人」リヴァイ役、「おそ松さん」チョロ松役、「黒子のバスケ」赤司征十郎役…と代表作は数知れず、様々なキャラクターを持ち前の透明感のある声で演じる実力派声優のひとりだ。『ハンガー・ゲーム』シリーズではジョシュ・ハッチャーソン演じるピータ役の吹き替えを担当。さらに声優業だけでなく、ラジオパーソナリティやアーティストとしても大活躍している。音声ガイドの収録を終えた神谷さんは、「とても楽しく収録できました。展覧会の音声ガイドだからと、特別な気負いはせず、20年の声優人生のキャリアをかけて打ち込みました」とふり返り、「展覧会の案内役だったり、漫画の中の人物になったりといくつもの声を演じました」と内容についてコメント。また、「芸術だからと構えて考えすぎずに、楽しんで欲しいです。会場では充分に作品に触れていただき、さらに作品の見識を高める、そのきっかけが自分の音声ガイドだったらとても光栄です」と本展をアピールした。神谷さんの音声ガイド付き前売チケットは、7月21日(木)までローソンチケット限定で発売中。ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」は、森アーツセンターギャラリーにて7月22日(金)から9月25日(日)まで開催。(※会期中無休)(text:cinemacafe.net)
2016年07月07日●製作費を「5,000万円以上」に増額した狙いTSUTAYAが主催し、プロ・アマ問わず映画の企画を募るコンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」(以下TCP)が今年も行われる。第1回となる昨年は474作品の企画が集まり、グランプリ・準グランプリ計3作の映像化が決まった。作家・北方謙三が、『週刊新潮』の連載で「よくぞ映画のためにひと肌脱いでくれた」「百倍の賛辞を捧げたい」と絶賛したTCP。他の映画コンテストとの大きな違いは、受賞作にはそれぞれ「最低5,000万円の製作費(※2016年度から)」が保証されること。つまり、選び抜いた作品は責任をもって観客まで届けるという"気概"が、他と一線を画している。このコンテストの発案者が、株式会社TSUTAYA取締役・根本浩史氏。2014年、東京国際映画祭のトークイベントに招かれ、邦画界で悲鳴を上げる作り手たちを目の当たりにする。「映画を作りたい」と願う才能の芽をいかにして救えばいいのか。そこには、宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」を立ち上げた根本氏ならではの、「やりたくてもできない人々」に向ける"優しい眼差し"があった。企画の締め切りとなる6月13日を目前に控え、根本氏のエンターテイメント愛に触れた。○TCP誕生のきっかけはクリエイターの"叫び"――今年で第2回を迎えるTCP。前回は474作品が集まりました。1回目は何も分かりませんでした。果たして、どれだけ集まるんだろうと(笑)。テクノロジーが発達して誰でも手軽に映像が撮れるようになったので、「映画を作りたい」と思っている人は増えているはず。そんな仮説はありましたが……2カ月募集して、1カ月半は全然来ない(笑)。大丈夫か? 世間に伝わっているのか? と不安だらけでしたが、締め切り3日前に一気に集まりました。みなさん、やっぱりクリエイター。ぎりぎりまで時間を掛けて、少しでも良いものにしたいんですね。意外だったのは、思った以上にプロが多かったこと。助監督、CMクリエイター、ゴールデンタイムのテレビ番組のつくり手など、映像業界の第一線で活躍している方がたくさんいらっしゃいました。映画監督になることをずっと目指している人もいれば、それに近いところで働きながら映画への思いを抱いたまま働いている人もいる。前回を通して、映画を作りたい人がそれだけいるということを実感できました。――最終審査のプレゼン用の映像を作るために、数百万円の身銭を切った方もいたと聞きました。すごい熱意ですね。ものすごい人間がたくさん動いています。「すでに映画は完成しているんですか?」と思ってしまうほどのクオリティーの予告編でした。作品を温め続けて来た方が多く、周辺では応募者に共感して「お前のためなら」と協力してくれる人もいたそうです。――人生が懸かった474作品から、3作品の映像化が決まりました。それだけ絞るのは至難の業だと思いますが、「良い作品」「求める作品」の基準とは?本当に大変なことです。映画プロデューサーに審査に入っていただいて、一次審査にはTSUTAYAの編成を担当しているスタッフが100人参加しています。映画界の"川上"にいるプロデューサーさんから、店舗でお客様に映画を届けている"川下"のスタッフまで、全員総出で選んだという点において「TSUTAYAらしい」審査だったと思います。もう1つ。クリエイターを表彰するプログラムはほかにもありますが、「それで終わり」がほとんど。われわれは「製作面でバックアップし、プロモーションした上で、お客様に評価してもらうまで」を一貫して行うプログラム。映画に携わる人とみんなで作り上げたいという思いがありました。以前は映像化となると、パッケージにして店舗に並べなければならなかったのでそれなりのコストがかかりました。時代は変わり、われわれのTSUTAYA DISCASでネットを使って宅配したり、TSUTAYA TVだとデジタル作品をローコストでお届けすることができる。これまでは採算が見込めるものしか対応できなかったものも、環境自体がクリエイティブ方面に変化していることによって実現可能になったのです。――なぜそれが昨年だったのでしょうか。2014年の第27回「東京国際映画祭」のトークイベントで、スピーカーとして呼んでいただたことがありました。「映画が完成したものの」という少しさびしいテーマで(笑)。観客は、「作品を完成させても、それをどこに出せばいいのか分からない」という悩みを抱えた作り手の方々でした。劇場で公開できる作品は限りがあり、大作ばかりなのでハードルが高い。そういう議論の中で、「ネットから発信して、お客さまに評価していただいた上で広めていく作品があってもいいのでは」みたいなことを話しました。最後に質問コーナーが用意されていたのですが、あっという間の1時間半。皆さん、映画に対する思いや情熱はすごいんですが、マーケティングが苦手だったり、資金をなかなか集められなかったりすることが壁となっている方がたくさんいらっしゃいました。自分の作品をDVDに焼いて、ミニシアター系の劇場を回って売り込んでいる方もいて、時には映画館のカウンターにホコリをかぶったDVDが積み上がっていたこともあったそうです。すごくもったいないと思いませんか?その中に ひょっとしたら、映画『セッション』のように、ショートムービーから商業映画化されたような、すばらしい作品が眠っているかもしれない。ただ、最後にある方からこんなことを言われました。「だったら、僕はどうしたらいいんですか?」「僕の作品をTSUTAYAに置いてもらうためには何をすればいいんですか?」。確かに、当時その"道"はなかった。誰でもオリジナル映画を販売できるサービス「TSUTAYA TV INDEPENDENT FILM PROGRAM」は、そういったきっかけもあって生まれたものです。これは作品として形になったものの受け皿ですが、形にすらなっていないものを見つけ出すためにこのTCPを企画しました。――最終審査がプレゼンテーションというのも、映画コンテストでは珍しいですよね。映画に携わっている方はあまりプレゼンテーションをする機会がないと聞いていたので、少しだけ心配だったんですが、みなさんうまい上に、熱量がすごいのでかなり引き込まれました。見ていて楽しかったですし、「TSUTAYAがこれをやるべきだった」と実際に開催してみて再認識しました。――製作費として支援する「5,000万円」。かなり高額ですが、この金額にはどのような意味が?映画は数百万円で面白いものができることもあるし、数億円かけてその逆もある。適正な額かどうかは企画によっても変わりますので一概には言えませんが、TSUTAYAの店頭に並べたり、TSUTAYA TVで配信したりしてお客さまからお金をいただくので、ある程度のクオリティーは求めていました。その"目安"となるのが、5,000万円でした。――映像化が決まった3作品は、どれも映像として観てみたいと思う物語でした。これから撮影に入るそうですが、楽しみですね。そうですね。500近い作品はどれもいいものばかりで。今年は、締め切り間際じゃなくて、できれば満遍なく送ってほしいです(笑)。それから、昨年の製作費は「5,000万円まで」でしたが、今年は「5,000万円から」。――攻めましたね。10億の企画が来たらどうしましょう……(笑)。――可能性ありますよ(笑)。『スター・ウォーズ』のような作品(笑)? 前回送っていただいた作品を見て、やはり「ドラマ」系が多かった。金額に縛られず、自由な発想の企画が増えればと思い、下限を5,000万円とさせていただきました。――作家の北方謙三さんが、『週刊新潮』の連載でTCPを絶賛されていました。やはり反響はありましたか。そうですね。これで作品が完成し、お客様に観ていただいてビジネスとして成立したら、「新しい映画の作り方になる」というご意見は多くの方からいただきました。それから、プレゼンテーションという審査形式を褒めてくださる方もいました。映画化は密室で決まる。そんなイメージありませんか? 漫画の実写化、続編もの。現在のマーケットで回収が見込めるものとなると、そういうところに寄っていってしまう。だからこそ、純粋に「面白いもの」という基準で選び、みんなで作っていくことに意義がある。これを気に「自分も作ってみよう」というクリエイターが一人でも増えればと思います。●映画監督を諦めた過去、DISCAS誕生秘話○刻々と変化する映像業界の今――今の映像業界に対して、何か思うことはありますか?これからはさまざまな形態の作品が増えていくと思います。インターネットができたことでYouTuberといわれる人々が現れた。昔だとクリエイターになれなかった人が、今は簡単にクリエイターになることができます。劇場の回転を考えて映画は1時間半が主流とされていて、ドラマはCMを抜くと40~50分でそれが十数話分。これが映像作品のフォーマットでした。それが今ではYouTubeのほかにもタテ型動画まで登場し、1話15分の海外ドラマが増えたようにデジタルに合わせてコンテンツも変化しています。映像においては、いろいろなコンテンツがこれからも必ず生まれてきますので、映像作りにおけるチャンスは広がり続けると思います。――最近は動画配信サービスも熾烈ですね。TSUTAYAならではの強みがあれば、お聞かせください。TSUTAYAを30年やってきて、当初お店が少なかった時からすべての商品をコンピューターで管理していました。この「単品管理」は、たとえば10枚仕入れたDVDのうち何枚レンタルされたのかがすぐに本部で分かるようなシステムです。わざわざ店舗に足を運んで目的の商品がない場合が一番の機会損失。だから、商品が不足している店にはすぐに補充します。これは目利きのプロがやるわけでもなく、データをもとに動くわけですから誰でもできること。各店舗の品揃えの判断基準にもなります。何事もすべてはデータからです。このほかに映像作品の製作に関わり、版権にも出資する。ニーズを見ながら、廃盤になった作品も復刻させてきました。そういった映像に関するあらゆるデータが30年分蓄積されているので、それを駆使しながらいろいろな提案をさせてもらっているというのがTSUTAYAです。アメリカの大手レンタル店「ブロックバスター」はそれをやってこなかったのが、倒産してしまった原因の1つだと思います。その点、われわれはライフスタイルの提案。映画はデータを使ってマーケティングをし、本や音楽もそろえてお客さまに話していただくためにカフェをやる。データを基盤とし、サードプレイスを提供するのがTSUTAYAの特色だと思います。これからもいろいろなコンテンツが必ず出てくる。だからこそ、スマホを持ったらスマホで観たい、雨が降ったら家で観られるようにしたい。そういったニーズには全部答えていくべきだと思います。映像配信サービスのTSUTAYA TVや宅配レンタルのTSUTAYA DISCASはそのためのもの。今はサービスの過渡期なので、配信で好調のところでもまだまだ新作は少ない。大阪と埼玉の2カ所にあるTSUTAYA DISCAS配送センターには、日本で発売された音楽、映像素材がすべてそろえてあります。アーカイブにストックされていく、国会図書館のようなものだと思います。○宅配サービス誕生秘話――TSUTAYA DISCASがスタートしたのは2002年10月。根本さんが立ち上げに参加されています。店舗経営全盛の時代に、なぜ宅配レンタルをしようと思ったのですか?お店に来られる方の属性を見ていると、35歳ぐらいから少しずつ減っていくのが分かりました。レンタルは店に行って借り、返さないといけない。忙しいビジネスマンの中には、行けない人もいるのではないかと。通勤の導線に店がある人はいいんですけど、郊外になると行けない。たとえば、入院してしまった人も借りることはできません。お子さんが小さくて自由に出られない方もいます。そういう方々に向けてインターネットを使って宅配し、さらにレンタル期限もなくしてしまおうと。だからこそ、品揃えは"国会図書館並"であることが大切だったんです。実際にはじめてみると30~40代を中心に会員が増えていきました。――社内で反発はありませんでしたか? 来店人数が減るので、そういったことを危惧する声もあったのではないかと。確かにありました。やっぱり、新しいことはじめる時はみんな分からないから不安。もちろん、やろうとする時に仮説はありますが、実際のところどうなるのかは誰にも分からない。ところが、スタートしてデータを見てみると、店舗に来ている方の多くがTSUTAYA DISCASに入ったわけではなくて、今までご利用になられていない方が大半でした。それだけ店に来たくても来られない方が潜在的にいたということです。また、店舗に置かれていない商品を取り寄せる役目も果たすので、宅配レンタルは脅威ではなく、「武器」としてお客様により良いサービスを提供することができる。これはイノベーションのジレンマで、どのような業態でも新しいことをやろうとすると、必ずこういったことが生じます。途中でやめることもできるわけですから、まずはやる。そして動向をきちんとチェックし、理解することが大事なんだと思います。○根本氏の映画愛とTSUTAYAとの出会い――なるほど。あえて聞いてみたい質問があるのですが。好きな映画は何ですか? 人生に影響を与えた作品はありませんか。そういう質問、久しぶりです(笑)。一番最初に観てハマったのが、小学校5年生の時に観た『E.T.』でした。劇場に3回くらい行ったなぁ。あの頃の、"王道アメリカ映画"が結構好きなんです。スケールの大きさをスクリーンを通して感じ、以来、日曜洋画劇場などテレビでも映画を観るようになりました。そんな映画好きが周りに3人ぐらいいて、クリント・イーストウッドやスティーブ・マックイーンの話で盛り上がって。『ダーティーハリー』は15回ぐらい観ました(笑)。小学校のころ、ビデオデッキは裕福な家庭にしかなくて、レンタルビデオ店の入会金も数千円だったと思います。中学生ぐらいの時には普及しはじめて、家にビデオデッキが来た時は感動しましたね。好きな時間に、家で映画を観ることができる。テレビだと途中で寝てしまうこともあったので(笑)、レンタルビデオの普及は本当に感動しました。――そこから現在まで映画熱が続いているんですか?大学生の時に一度、映画監督になろうとしたことがありました(笑)。8ミリを回してみたんですが、2日ぐらいで「絶対向いてない」と確信。才能がないのはもちろんなんですが……たとえばビジネスに関する話だと1つずつ話せば周りも分かってくれる。でも、映画の魅力は完成した映像の中にあるものだから、話してみたところで周囲を引っ張っていくことはなかなかできない。自分のイメージを作るために多くの人を動かすことがどれだけ大変なことか。そのためには特殊な能力とか、映画への情熱とか何か抜きん出ているものがないとできないと思いました。だから、8ミリを折りました(笑)。――映画監督を諦めて、次は何をやろうと思ったんですか?京都木屋町出身で、好物はお酒。バイトをして終わったら朝までお酒を飲んで、貯めたお金で世界を放浪するバックパッカーでした。そんな生活だったので、仕事をするなら愛着のあるもの……旅行、酒、映画、この3つの業界に絞ってみましたが、どれもピンと来ないというか決め手に欠けていて。そんな日々の中、CCCというワケの分からない会社の説明会に行って(笑)、増田宗昭(現CCC代表取締役社長兼CEO)という人物の言葉を聞いて「ここに入ろう」と決めました。「レンタルだけをやる会社ではなく、企画会社であって、ライフスタイルの提案をする会社」という説明を受け、他社では聞けない方向性でした。なんか、CCCの宣伝みたいになってますね(笑)。今では珍しくないベンチャー企業ですが、当時は「なんだこの会社!」と衝撃を受けたのを覚えています。――2日で映画監督を諦めた根本さんが、まさかTCPを企画する立場になるとは(笑)。不思議ですね。私としては役割分担と考えています。だからこそ、クリエーターの方々が熱い思いでスピーチされているのを見ると期待すると同時に、責任も感じます。そして、その方々がうまくいくことによって、これからの若い層の刺激にもなる。これからも動画の需要は伸びて行くと思いますが、そこにはやはり良質なコンテンツが必要不可欠です。人の心を引きつける物語に才能豊かなキャストを当てる。そこを追求していくと映画は間違いなく進化しますし、これこそTSUTAYAがやる意義があるのだと思います。――根本"監督"として、TCPでリベンジしてみては?超優秀なスタッフを集めて……あっ……超優秀で優しいスタッフを集めることができたら(笑)。「お前は何も分かってない!」って言われるとすごくヘコんでしまうタイプなので(笑)。優しく褒めながら協力してくれるスタッフがいたら、考えたいと思います。■プロフィール根本浩史(TSUTAYA取締役)1996年4月カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、2006年10月ツタヤ・ディスカス取締役、2008年10月ツタヤオンライン執行役員、2012年4月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ執行役員、2016年4月より現職。
2016年06月06日