人口減が続く鳥取県にあって、唯一ゆるやかに人口増を続ける自治体がある。これまた県内唯一の村である日吉津村だ。面積は県で一番小さく、村内に鉄道の駅もなければ、中学校もない。そんな村の充実した子育て支援策がいま、ひそかな注目を集めている。○移住者を呼び込み定住させる子育て支援広さわずか4.16平方km、北を日本海、残りの三方を米子市に囲まれた日吉津村。近年では米子市など近隣市町への通勤が可能な立地に新築の集合住宅ができたことや、「イオンモール」があって買い物に便利なことなどを背景に若い世帯の転入が進み、2005年には3,121人だった人口が2014年の3,473人に増加している。これら若年層の定住をはかり、さらなる移住者を呼び込もうと、村は昨年度から「日吉津版ネウボラ」と銘打った子育て支援に力を入れている。ネウボラとはフィンランド語で「アドバイスする場所」を意味し、妊娠期から就学までのさまざまな相談にのり、切れ目ない支援を提供する場所として全国で広がりを見せている制度だ。○全ての親に支援プランを提供日吉津村では、福祉保健課内に相談支援のワンストップ拠点である子育て世代包括支援センターを設置。年間に生まれる子ども30~40人のすべての親を対象に保健師が聞き取り調査を行い、パートナーや就労の有無など親の状況に合わせて異なる支援プランを提供する。内容は検診の案内や両親学級、産前・産後のサポートなど。(1)妊娠~誕生まで、(2)誕生~就園まで、(3)就園~就学までの時期ごとにそれぞれ3~4つのプランを用意しているという。また、情報収集が苦手な人にも情報が漏れなくいきわたるように独自パンフレットの「子育て支援ナビ」を作成。子育て支援施設や医療機関のマップ、各種の経済的支援制度に加え、乳幼児検診や予防接種など時期や回数がバラバラで煩雑な情報が一目でわかるように凝縮して掲載した。○規模の小さい村だからこそ「悩みは何でも受けられる」日吉津村の場合、自治体の規模が小さいために、さまざまな相談事の窓口が一本化できているのも特徴だ。福祉保健課には保健師のほか社会福祉士ら専門職員も常駐しており、同課は「検診など健康に関することから各種の手当やファミリーサポートなどの支援、生活困窮に関する相談まで、子を持つ親の悩みは何でも受けられる」と話す。鳥取県も来年度から「鳥取版ネウボラ(仮称)」として県内の全自治体に相談窓口を整備する予定だ。さらに国の補助事業の要件に合わない市町村独自の子育て支援策に対しても、事業費の半額程度を補助することを検討している。県子育て応援課は、「核家族化や過疎化、地域の関わりが薄くなっている中で子育てに余裕をもって取り組める環境づくりが必要になっている。日吉津村のような行き届いた支援がもっと広がるといい」と話している。※写真と本文は関係ありません
2015年12月24日ほしよりこさんの大人気鉛筆マンガ『きょうの猫村さん』のカレンダーが、今年もお目見えです。仕様はA5サイズの縦置き卓上タイプ。月ごとに猫村さんがさまざまな顔を見せてくれる人気のカレンダーですが、今年はなんと特製シールもついている模様。表紙を飾るのは、猫ならぬサルを被った猫村さん。なんだかとっても楽しげですが、どんな1年が待ち受けているのでしょう。皆様と365日を送る猫村.jpサイトとともに、こちらの猫村さんもお見知りおきを。12月18日発売です。★A5サイズ(ケース入り)・オールカラー・1389円(税別)
2015年11月10日カプコンの人気ゲームタイトル『魔界村』が30周年を記念して、「浅草花やしき」とコラボ! 2015年8月22日(土)から10月22日(月・祝)の期間限定で、コラボイベント「花魔界村」を開催する。■魔界復活! 花やしきへ急げ! アーサー!「魔界村」での戦いから30年後の満月の夜に、復活したサタン率いる魔族の大群が現れ、東京にある老舗遊園地「浅草花やしき」を大混乱に陥れた! その話を聞き、駆けつけたアーサーだったが、目の前に突如現れた魔物によって偶然遊びに来ていたプリンセスが連れ去られてしまう! プリンセスを救い、世界に平和を取り戻すため、アーサーは再び武器を取り、魔界と化した花やしきの中へと向かうのであった。今回のイベントでは、スタンプラリーの実施をはじめ、限定コラボフード&グッズが盛りだくさん!◎花魔界村「プリンセス救出スタンプラリー」開催【ステージ1】アーサーと合流せよ!園内各所に設置された武器のスタンプ4種を集めよう。全てのスタンプを集めたら「オリジナルポストカード」がもらえる。【ステージ2】魔物を倒し、プリンセルを救出せよ!園内4カ所のチェックポイントを探して、スタンプとキーワードを集めよう。全てのスタンプとキーワードを集めたら「オリジナルクリアファイル」がもらえる。・参加受付&景品交換所 / 花やしき園内「カラクリ財宝伝ブース」・参加無料 (入園料、のりもの料金、施設使用料金別途)◎「レッドアリーマーカフェ」オープン園内店舗「バケゾーナ」がみんなのトラウマ?「レッドアリーマー」に乗っ取られた! 魔界をイメージしたコラボフードで皆様をおもてなし!?◎「花魔界村グッズ」発売ここでしか買えない限定コラボグッズが盛りだくさん! このほかにも登場予定!■スペシャル前売りチケット販売入園料+のりもの3回券+魔界村コラボドリンク1品+「オリジナルコルクコースター」付きのスペシャル前売り券を2,000円(税込)で販売。前売り券は、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、ローソンチケット、チケロクなどで販売される。このチケットの「のりもの券」「コラボドリンクチケット」は、「花魔界村」のスタンプラリーで使用する。(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.※写真はイメージのため、実際の商品と異なる場合がある。
2015年08月07日日本旅行業協会(JATA)のTeam EUROPE 観光促進協議会(以下、Team EUROPE)はこのほど、「美しい村30選」を選定した。「美しい村30選」は、日本人が見て美しいと感じ、行ってみたいと思う、新しいヨーロッパのデスティネーションを発掘し、商品化により新しいマーケットを開発していこうとするもの。選定に当たって、ヨーロッパの美しい村をTeam EUROPEメンバーの旅行会社・オペレーター・観光局・航空会社等から幅広く募集を行ったところ、157件の応募があったという。その応募に対して旅行会社社員約300人が、「デスティネーション開発の観点からメディアへの露出度も低く従来商品化されていない」「特定の国・地域に偏ることなく幅広く欧州全体から選定」「旅行会社の視点から消費者にアピールできる魅力がある」「アクセス・インフラが造成上障害とならない」という選定基準をもとに投票を行い、さらに選考会議を経て、27カ国・30村を選定した。これらの美しい村をテーマにしたツアーは、旅行会社によって2016年1月下旬~2月上旬頃に展開される予定となっている。
2015年06月24日日本の原風景を色濃く残す美しい村を舞台にしたドラマ「ナポレオンの村」がTBSにて放送されることが決定。この度、本作の主演・唐沢寿明を含めたキャストが一挙に発表された。限界集落を蘇らせたスーパー公務員・高野誠鮮氏の著書「ローマ法王に米を食べさせた男過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」(講談社刊)を原案に、消滅寸前の限界集落を立て直そうと地元自治体に赴任してきたスーパー公務員の男が巻き起こす改革と彼を取り巻く役所の面々や村人たちとの交流、そして村が変わっていく姿を描く本作。主演を務めるのは、「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS)や、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』などに出演する俳優・唐沢寿明。共演者には、唐沢さん扮する浅井の同僚となる星河市役所農林商工課職員で、浅井の相棒となる岬由香里役に、TBSの連続ドラマ出演が19年ぶりとなる麻生久美子が好演する。そのほか浅井の歳の離れた幼馴染みで一番の理解者・戸川真人役に山本耕史、浅井が推進しようとするプロジェクトの邪魔をしようと画策する市長の腰巾着・山田大地役にムロツヨシ、村民に対して絶大な影響力を持つ長老的な存在の菰田孝三郎役にイッセー尾形、“イケメン市長”と称され浅井が市役所に出向してきたことを快く思っていない福本純也役・沢村一樹ら個性派俳優陣が集結した。以下、出演者コメント■唐沢寿明「過疎化」という、いま現実に起きている問題をテレビドラマで扱うというのが、とても面白いと思いました。僕個人も興味がありますし、ドラマとしてどう表現していくのか楽しみながら演じたいと思います。共演者もみんな個性豊かで何かが起こるか分からない感じで、どうなるか楽しみ。撮影以外のところでも楽しいんじゃないかと思います。■麻生久美子すごく爽快なドラマにあるのではないかと期待しています。唐沢さんとは10年以上前に映画で共演して以来なので、今回共演させていただくことをとても楽しみにしております。■山本耕史大人の方々はもちろん、若い人たちにも興味を持ってもらえると思いますし、ヒーローものを見るように子どもたちにも楽しんでもらえたら嬉しいです。唐沢さんとの共演は実は「愛という名のもとに」以来23年ぶりで、当時から憧れていました。■ムロツヨシ今回、舞台になる村が抱えている問題は大きくて、僕が演じる山田は関わっているのに諦めています。そんな村にひとりの救世主が現れて、元気のない村が元気を取り戻すまでのサクセスストーリーを、ぜひ楽しんで見て頂きたいです。■沢村一樹今回僕が演じる福本は、浅井をあの手この手で妨害する役。浅井がどんな邪魔をされてもピンチをチャンスに変えていく姿は、「自分にも出来るんじゃないか」という勇気をくれると思います。「ナポレオンの村」は7月より毎週日曜21時よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日宮城県白石市の蔵王キツネ村をご存知だろうか?同園は、珍しいキツネや小動物に会える楽しいスポットだ。大自然の中で、かわいい動物たちとふれあえるというこのキツネ村。どんな場所なのかをご紹介する。100頭を超えるキツネが放し飼いにされている大自然の中のキツネ村。ここを訪れると、お馴染みのキタキツネのほか、珍しい種類の銀ギツネ、青ギツネ、プラチナギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの合計6種類が出迎えてくれる。園内を歩けば、後ろからついてくるキツネがいたり、衣服を引っ張るキツネがいたり……。キツネの知らなかった生態を身近に観察できるという。同園のスタッフは、「20~30代の若い方がよくお見えになりますよ! デートで利用するカップルも多いですね」と、その人気ぶりを教えてくれた。そして、「春には赤ちゃんギツネを抱っこできるので、是非来てくださいね!」とPR。キツネ村には、キツネの他にもウサギが約50匹、ヤギが4頭、ミニホースが2頭いるそう。様々な動物とふれあったり、お弁当持参でピクニック気分を満喫したり、同園では1日楽しく過ごせること間違いなしだ。ちなみに売店では、キツネの置物やぬいぐるみなど、たくさんのキツネグッズが販売されている。アクセスは、JR東日本東北新幹線の駅、白石蔵王駅や、東北自動車道のインターチェンジ、白石I.C(宮城県白石市)から蔵王キツネ村までは車で約20分。「皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております」とのことだ。宮城県白石市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。「蔵王キツネ村」住所:宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3TEL:0224-24-8812入場料:大人(中学生以上)1,000円、子ども無料営業時間:9:00~17:00(冬季16:00)営業日:年中無休(ただし、冬季定休有り)
2014年10月03日山口県・下関市立しものせき水族館・海響館(かいきょうかん)のペンギン村において、新しいイベント「ペンギン大編隊」が開始された。海響館にあるペンギン村は亜南極ゾーンと温帯ゾーンの2つにわかれている。「ペンギン大編隊」を見ることができるのは亜南極ゾーンのペンギンプール。その水槽の大きさは水量約700t、水深6mとなっており、水槽内が一望できるアクリルガラス部分や水中トンネルがある。水中トンネル内では360度の視野でペンギンの泳ぐ姿が確認できる。同館において開始された新しいイベント「ペンギン大編隊」は、1日2回(11:00~、15:30~)、亜南極ゾーンのペンギンプールにおいて行われる。大編隊を見せてくれるのはジェンツーペンギン。群れをなして水槽に飛び込み、ダイナミックに泳ぐ姿を確認することができる。ジェンツーペンギンの換羽の時期は、イベントが中止になる場合もある。同館亜南極ゾーンのペンギンプールで展示されているのは、「ペンギン大編隊」を見せてくれるジェンツーペンギンの他、キングペンギンやイワトビペンギン、マカロニペンギン。またホバリング飛行を見せてくれる、インカアジサシというカモメ科の鳥も展示されている。「ペンギン大編隊」では迫力のあるペンギンの泳ぐ姿と、インカアジサシのホバリングも同時に見ることができ、飛べない鳥であるペンギンと、飛べる鳥インカアジサシの生活や、体の秘密についての話も聞ける。同館営業時間は9:30~17:30(夏季は夜間営業あり)。定休日はなし。入館料は大人2,000円。小・中学生900円。幼児400円。3歳未満は無料。詳細は、同館公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月24日山梨県小菅村で「星のヒカリと恋のヒカリ」と題して第2回目となる婚活イベントが開催される。開催日時は12月15日(土)13:00~21:00まで。イベントは山梨県小菅村の大自然や星空を楽しんでもらいながら出会いの場を提供するというもの。小菅村は山梨県だが、最寄駅は東京都のJR奥多摩駅。都心からは2時間弱でアクセス可能だ。多摩川の源流地域で水が澄んでおり、わさび、こんにゃく、じゃがいもなどが名産。標高約700メートルに位置しており、空気もきれいで星空が美しい村だ。当日のスケジュールは、13:00にJR奥多摩駅に集合、13:40に村の廃校を利用した「小菅村源流大学」に到着、14:00からリース作りの体験ができる。16:00~19:00までアウトドア料理、19:10~20:15まで星空観察を行う。その後、21:00にJR奥多摩駅で解散となる。イベント参加資格は20歳以上の独身男女。募集人数は男女とも各9名で合計18名となる。参加費用は男性5,000円、女性4,000円、募集締め切りは12月10日(月)。イベント、申し込み方法の詳細は小菅村観光協会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日ルーツ・スポーツ・ジャパンは、2013年1月26日に千葉県袖ヶ浦市の東京ドイツ村にて「東京ドイツ村駅伝」を開催する。現在、エントリーを受け付けている。同イベントは、ドイツをモチーフにしたテーマパーク「東京ドイツ村」の敷地内にコースを設けた駅伝大会。コース上やイベント会場にはドイツの雰囲気をちりばめ、ランナーを迎えるという。1区間の距離は5km、1チーム4人の駅伝なので、仲間や同僚、家族と一緒にチームを作って走ることも可能。初心者でも気軽に参加できる。1周回2.5kmのコース上には、ドイツゆかりの楽器演奏や補給食を用意し、ランナーを応援する。走り終わった後は、バーベキュー交流会を開催(事前申し込みが必要)。本場ドイツのウインナーやビールを味わうことができる。入賞チームには、ドイツゆかりの豪華賞品をプレゼント。さらに、「ドイツ仮装賞」や「東京ドイツ村賞」など、特別賞も充実している。また、普段はあまりお目にかかれない「ドイツのお菓子屋さんブース」や「ドイツの雑貨屋さんブース」などのドイツブーツを設置。走るだけではなく、買い物も楽しめる。同駅伝のエントリーは、2013年1月7日まで。ランネット 東京ドイツ村駅伝で受け付ける。参加費は12,000円。1.5kmコースは小学生(1,000円)と親子ペア(1,500円)のみ設定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日8月に開催された経産省主催のイベント「福島まごころフェスタ」にて、クリエーターSUZUKIKE(スズキケ)がファッショナブルな桐下駄「Geta」を製作。8月8日から、同商品をオンラインストアにて発売開始した。SUZUKIKE(スズキケ)は鈴木洋平、川越亮、宮村洋一(敬称略)によるデザインラボ。東京から世界へ向け、空間、家具、プロダクト、グラフィックを中心に「驚き」「楽しさ」を発信している。桐下駄「Geta」は8月4~5日に開催された経産省主催の「福島まごころフェスタ」内の「福島見聞隊レポート」という企画から誕生。華道家の假屋崎省吾や料理研究家の森崎友紀、クリエーターSUZUKIKE、写真家のテラウチマサトら4人の芸術家・文化人・がそれぞれ福島をテーマに作品を発表したプロジェクトで、SUZUKIKEは、福島県会津若山が誇る桐下駄をモチーフに選び、新たなデザインを提案。現地の職人の協力を経て現代版ともいえる桐下駄を制作した。同商品は全品国内職人の手作り。会津若山で製作する。黒やピンク、毛皮付き、スタッズ付きなど、豊かなラインナップを発表。ファッションやスポーツなど、現代のライフスタイルに合わせた、オシャレな下駄をデザインし、日本や世界に向けて「これからの下駄」を発信していくという。「Geta」は価格2万1,000円から。SUZUKIKEのオンラインストアから購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日毛穴に蓄積された汚れをクリアにし、濁り肌から透明肌へアウェイク(AWAKE)は、桐炭を配合、毛穴に蓄積された汚れをクリアにし、濁り肌から透明肌へみちびく、“肌純化石けん”「アウェイクミネラルブラック」を、8月3日に発売する。桐炭が皮脂や古い角層、老廃物などの汚れを吸着「アウェイクミネラルブラック」は、ミネラルを多く含む桐炭が皮脂や古い角層、老廃物などの汚れを吸着し、毛穴の目立たない澄みきった肌に磨き上げる洗顔石けん。キメ細かな泡で包みこみ、水溶性保湿成分をたっぷり配合し、つっぱり感のないみずみずしい肌に洗い上げる。洗うたびに透明感を高め、肌の生まれ変わりをサポートするという。サイプレスの心地よい香り。元の記事を読む
2012年07月30日沖縄で、夢に向かう若者たちを応援すべく設立された音楽スタジオ「あじさい音楽村」の実話を映画化した『天国からのエール』の主題歌を、実際にこのあじさい音楽村の出身のガールズバンド、「ステレオポニー」が歌うことが決定した。地元の高校生たちがバンドの練習ができる場所がないことを知り、地元で弁当屋を営む仲宗根陽(なかそねひかる)さんが借金をしてまで作り上げた無料のスタジオがあじさい音楽村。映画では、仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽に阿部寛が扮し、病に冒されながらも、彼が若者たちを熱く応援し、夢を追うことの大切さを伝え続ける姿が描かれる。2008年にメジャーデビューを果たし、2009年2月に発売したセカンドシングル「泪のムコウ」がオリコン週間シングルランキングで初登場第2位を記録するなど、ガールズバンドとして脚光を浴びるステレオポニー。メンバーのNOHANA(ベース)は中学生の頃に県外から沖縄の高校を受験し、仲宗根さんが身元引受人となり、彼の元で練習を積んだ。あじさい音楽村のライヴの常連だったヴォーカルのAIMIは仲宗根さんにスカウトされ、彼女のクラスメイトのSHIHO(ドラム)を加え、あじさい音楽村でステレオポニーは結成された。今回、『天国からのエール』の主題歌となる楽曲は、亡くなられた仲宗根さんへの言葉にならない感謝の思いを込めて書き下ろした「ありがとう」。嘘のないありのままの言葉、切なくも力強さにあふれるメロディが映画のエンディングに“真実の感動”を与える。ステレオポニーからは「私たちステレオポニーの人生を変えてくれ、『音楽』という夢を与えてくれたのがニイニイ(=仲宗根さん)です。この映画を観て、ニイニイに対する感謝の気持ちがまた涙となって溢れました。『天国からのエール』という作品が現実と向き合う機会をくれて、私たちが本当にニイニイに伝えたかったことをそのまま曲にしました。ちゃんと言葉にできたのか私たちにもまだ分からないけど、それでもこの曲をニイニイが空の上で聴いてくれて、きっと笑っているんじゃないかなって信じています」と楽曲に込めた気持ちを明かす。また熊澤誓人監督は「大切な人を想う気持ちが溢れている彼女たちのまっすぐな歌声が自然と胸に響き渡り、いとおしさや優しさで涙がこぼれてしまう。エンディング曲という範囲を飛び越えて、もはやひとつのシーンとなっている」と絶賛。夢の大切さを熱く語った仲宗根さんの思いは、彼が亡くなっても残り続ける。それがこの主題歌で改めて証明されるはずだ。『天国からのエール』は現在開催中の沖縄国際映画祭で上映され、10月に全国にて公開される。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:天国からのエール 2011年10月より全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:桜庭ななみのバンド仲間が明らかに!『天国からのエール』に矢野聖人ら期待の新鋭阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年03月25日