森山直太朗の新曲「ロマンティーク」が流れる、TVアニメ『オチビサン』のPV第2弾が公開された。「ロマンティーク」は、文筆家の内田也哉子との共作によるアニメのために書き下ろされた楽曲で、来年1月31日(水) にキャリア初となるドルビーアトモス(空間オーディオ)での配信が決定。また、アナログレコード盤でのリリースも予定している。スタジオカラー製作によるPVはどこか懐かしく、愛おしい気持ちを想起させる「ロマンティーク」が流れ、『オチビサン』の春夏秋冬の〈四季〉とアニメーションがリンクしており、まだ放送されていない秋編・冬編のシーンも映し出される。アニメ『オチビサン』PV 第2弾(主題歌「ロマンティーク」ver)<配信情報>森山直太朗「ロマンティーク」2024年1月31日(水) 配信作詞:内田也哉子作曲:森山直太朗<リリース情報>森山直太朗『ロマンティーク』12インチ・アナログ・レコード盤2024年2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)【店舗別先着購入者特典】・Universal Music Store:B2告知ポスター・Amazon.co.jp:メガジャケ・タワーレコード:A3特典ポスター・HMV&BOOKS:ポストカード<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館2024年3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00/開演18:00【チケット代金】アリーナ席12,000円、升席12,000円、2F指定席12,000円、2F指定席8,800円※アリーナ席、升席は限定お土産付き、2F指定席は限定お土産選択式ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中公式サイト:オフィシャルサイト:
2023年12月22日《りつ子さんを演じる上で歌は外せないので、いちから歌うということに向き合ったとのこと。さらに、“歩く”というシーンもスタッフに動画を撮ってもらい、歌手・茨田りつ子らしい歩きかたを研究される徹底ぷりです》12月1日、『ブギウギ』の公式インスタグラムでこう紹介されたのは菊地凛子(42)の演技だ。菊地は“ブルースの女王”と呼ばれた故・淡谷のり子さんがモデルの茨田りつ子役で同ドラマに出演している。「先日の放送で、菊地さんが『別れのブルース』を熱唱するシーンが初披露されました。その際の声色、歌い方だけでなく、佇まいまでもが淡谷さんに生き写しだと絶賛されています」(芸能関係者)再現度を高めるための努力は惜しまなかったという。「菊地さんはデビュー当初からストイックに役を掘り下げるタイプでした。今回、ボイストレーニングはもちろん、淡谷さんの著書を読み込んで内面までとことん追求したそうです」(制作関係者)役作りに余念がない菊地を公私にわたり支えた人物がいた。「夫の染谷将太さん(31)です。菊地さんは『どちらかの仕事が増えたときはもう一人が仕事をセーブしている』と話していました。今は染谷さんが“主夫”として家のことを担当しているのだとか。菊地さんは『夫のサポートのおかげで長期の撮影もこなせる』と感謝していたそうです」(前出・制作関係者)役者としても、お互いを高める関係だという。「2人の年の差は11歳。出会ったとき、染谷さんにとって菊地さんは“ハリウッドで活躍する大先輩”でしたが、徐々に尊敬から愛情へと変わったと聞いています。結婚してからもそれぞれの仕事を尊重していて、染谷さんは『ブギウギ』を毎回チェックして、菊地さんに感想を伝えているそうです」(前出・制作関係者)ただ、その感想は特殊なようだ。「7月、『A-Studio+』(TBS系)に菊地さんが出演した際、染谷さんに『芝居のダメ出しをしてほしい』とお願いしていることを明かしていました。夫妻の知人によれば褒め言葉よりも、“このシーンはもっと大きく笑うべきだった”“あのセリフはもう少し早口のほうが絶対よかった”など厳しいアドバイスを受けるほうが喜ぶそうです」(前出・制作関係者)菊地はかつて自分の演技に対する姿勢を次のように答えている。《乗り越えられないであろうことが多ければ多いほどやりたくなるというか……。意外と自分は女優としてMかもしれないですね》(『週刊朝日』’10年3月12日号)尊敬する夫からの愛情たっぷりの「ドSダメ出し」が菊地の活力になっていた。
2023年12月14日安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー『陰陽師0』のキャストが明らかになり、特報映像とビジュアルも公開された。呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁《陰陽寮》が、政治の中心だった平安時代。呪術の天才と呼ばれる若き安倍晴明は、陰陽師を目指す学生とは真逆で、陰陽師になる意欲や興味が全くない人嫌いの変わり者。ある日晴明は、貴族の源博雅から皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。衝突しながらも、共に真相を追うが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す――。若き日の晴明を演じるのは、山崎賢人。呪術の天才と呼ばれながらも陰陽師になることに全く興味がない彼の学生時代が初めて描かれ、山崎さんが満を持して若き晴明に新しい息吹をもたらす。また、晴明と衝突しながらも、共に事件解決に挑む貴族・源博雅役で染谷将太、物語の発端となる事件に巻き込まれる皇族の徽子女王役で奈緒。さらに、陰陽寮の学生・平郡貞文役で安藤政信。同じく陰陽寮で優秀な学生を意味する得業生・橘泰家役で村上虹郎。晴明に興味を抱く帝役で板垣李光人。晴明の育ての親であり、呪術の師でもある陰陽博士・賀茂忠行役で國村隼。呪術に長けた天文博士の惟宗是邦役で北村一輝。陰陽師たちを束ねる陰陽頭・藤原義輔役で小林薫が出演する。そして、晴明が桜の木に腰を掛け、強い意志が感じられるビジュアル、呪術の天才でありながら陰陽師の道に興味がない変わり者の晴明を見守るような顔、策略を練る顔など、それぞれの思惑が交錯するような登場人物たちの表情が印象的なキャストビジュアルが公開。トレードマークである五芒星を発現させ、呪術を放とうとする晴明の姿から始まる映像では、晴明と博雅の凸凹コンビのような掛け合いも登場。一方、〈狐の子〉と呼ばれる晴明が軽快に身をこなすアクションや、察知能力、空間を斬り裂く呪術なども垣間見え、最強の呪術師としての片鱗もうかがえる。ラストには、帝釈天印を結びながら「安倍益材の子、安倍晴明が命ず―」と唱える様子も見られる。キャストコメント■山崎賢人実在した人物である若き日の安倍晴明の物語を演じることができてとても嬉しかったです。真実だけを見ようとする晴明に共感しましたし、自分が信じているものがたくさん詰まっている作品です。原作者である夢枕獏さんが描いた晴明と博雅の関係性を染谷くんと作り上げれて嬉しかったです。2人の関係は客観的に見て本当に愛おしい!新しい陰陽師、安倍晴明を嗣麻子監督と話しあいながら作り上げれて最高でした!陰陽師を最高のエンターテイメントとして表現することができて良かったです。1000年以上前の日本が舞台ですが現代にも通ずるものが沢山あります。情報で溢れかえっていて、何を信じたら良いか分からない今だからこそ観て欲しい作品です!■染谷将太お声を掛けて頂き本当に嬉しく幸せでした。大好きな夢枕獏さんの素敵な世界をお借りして、大好きな嗣麻子監督が壮大に美しく描き出した新たな陰陽師。賢人くん演じる安倍晴明誕生の瞬間を博雅として共に体現出来たことは最高なクリエイティブの時間でした。私の宝物です。呪術を追い求め、真実にたどり着く為に戦い、そして大きな愛に包まれる。まるで宝石箱のようなファンタジー映画を早く皆様にスクリーンでご覧になって欲しいです。■奈緒"女王"と呼ばれる役を演じるのは初めてで、本当に光栄でした。子供の頃から"呪術"と言う言葉には心を惹きつける摩訶不思議な魅力を感じていました。私自身、佐藤嗣麻子組での幸せな時間の中で、美しく描かれた平安に生きる陰陽師の世界をスクリーンで見れる日が待ち遠しいです。皆さんに劇場で楽しんでいただけますように。■安藤政信佐藤嗣麻子監督の作品への情熱が凄まじく、衣装と所作のこだわり、現場セットの美しさ光の美しさ。撮影現場も近年特に心から楽しかったと思える作品でした。来年の公開が楽しみです。■村上虹郎いつの間にかスッと隣にいて、愛のこもった演出をしてくださる佐藤嗣麻子監督とともに作り上げた特業生・泰家は、爪を隠し切れない癖の強い魅力的なキャラクターです。作り込まれた衣装や身近な生活に残る呪術のかけらから過去に思いを馳せて演じさせていただきました。実在した陰陽師たちへ、ぜひ想像を膨らませながらお楽しみください。■板垣李光人まさか自分が焦がれていた呪術、陰陽師の世界に飛び込む日が来るとは思っていませんでした。 壮大なスケールのセットの中、帝として生きていた時間は今でも覚えています。 雅やかで涼やか、そしてどこか浮雲のような、そんな帝を目指しました。ぜひ、劇場でこの世界をお楽しみいただければと思います。■國村隼先ず、佐藤嗣麻子監督と久しぶりに仕事が出来る事を嬉しく思いました。そして作品は陰陽道の世界。佐藤監督が撮ればそれはもう〈闇とこの世の狭間〉を見事に理解し表現されるに違いないとワクワクさせてくれます。セットに入ればそのスケールの大きさと緻密さにも圧倒されました。さて、どんな作品に仕上がったのか楽しみでなりません。■北村一輝新しい視点からの陰陽師、撮影現場のスケールの大きさに驚かされました。そして、予告スポットの美しい映像美に更に作品への期待感が膨らんでおります。■小林薫映画「陰陽師0」がどんな上がりになっているか、待ちどうしくて今からワクワクしています。呪術によって得体の知れないモノが現れ、動き、呪縛されていくのか、実際の現場で確認できる訳じゃありませんでしたからね。想像はしていても完成した作品を目にしたら、多分、驚きと共に映画に見入っている自分がいるンじゃないですかね。ホントに楽しみにしています。『陰陽師0』は2024年4月19日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年GW公開予定©2024 映画「陰陽師 0」製作委員会
2023年12月07日三池崇史監督映画『怪物の木こり』より、亀梨和也と染谷将太が演じる、狂気のサイコパスと真性のサイコパスの2ショット場面写真が公開された。いよいよ公開を明日に控えた本作は、第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説の実写映画化。登場人物が全員サイコパスというぶっ飛んだ設定でありながら、キャスト一同が「人の温もりってなんだろうな、とすごく考えさせられる」、「こんな感じになるの!?と鳥肌でした」、「何度も何度も裏切られる」、「まさかの感動が来る。サイコパスに泣かされるとは」と口を揃えてその驚愕の結末に自信を覗かせる、まさに先読み不可能なストーリーとなっている超刺激サスペンス。今回公開された場面写真には、亀梨さんが演じる目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない“狂気のサイコパス”弁護士・二宮彰と、その協力者である染谷さん演じるサイコパス外科医・杉谷九朗が登場。3ピースのスーツに身を包む弁護士と、白衣を着こなした医者という、それぞれの表の顔を持ち、一見スマートでスタイリッシュな印象を世間に与える2人だが、裏の顔を突き合わせるシーンでの2人が魅せる独特のバディ感は、どこか不気味で新鮮な、ひと時も目の離せない魅力が漂っている。三池組常連の染谷さんについて亀梨さんは、「現場にも、風の如くといいますか、ふわっと居るんですよ。そして、『切り替え!』ということが無くそのまま本番もその流れで撮影に臨まれていたんです。自然体で、流れの中で『お芝居するぞ!』とか『魅せなきゃ!』ということもなく、表現出来る、魅了出来る。人にある種“掴ませない”、でもすごいものを残して帰られいていました」とコメント。また、染谷さんの撮影日数は、実質2日間ほどしかなかったそうだが、「なのにとても存在感があってすごかったです。この才能はずるい」と絶賛。一方の染谷さんは「亀梨さんはすごくリラックスして現場にいらっしゃるんですが、一方でずっと集中もしているんです。常にアイドリング状態というか、一緒に演じていてすごく心地よかったですね」とふり返る。「僕は裏の二宮しか見ていなかったので、表向きの弁護士としての表情や、外の人と接している二宮を撮影中は見たことがなかったんです。それを完成した本編で初めて見て、その見事な多面性に驚きました。『裏の二宮が怖いな』とずっと現場で思っていたんですが、あの爽やかな、人を優しく包み込むような表の顔の二宮を見た時に『うわ、すごいな』と、思わず劇場で鳥肌が立ちました」と刺激を受けたそう。今回の場面写真の一枚にもある、杉谷が働く病院の中庭でのバスケットボールのゴールを前にしたとあるシーンでは、亀梨さんの身体能力にも驚愕したそうで、「かっこいいなと思いました。すごいです!」と注目ポイントのひとつとしてアピールした。『怪物の木こり』は12月1日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:怪物の木こり 2023年12月1日より公開©2023「怪物の木こり」製作委員会
2023年11月30日アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の場面写真が30日、公開された。○■染谷将太、亀梨和也が見せたキャラクターの二面性に刺激「うわ、すごいな」今回公開されたのは、サイコパスの弁護士・二宮(亀梨)と、その協力者で自身もサイコパスの外科医・杉谷の場面写真。3ピースのスーツに身を包む弁護士と、白衣をしっかりと着こなした脳外科医という、それぞれ表の顔を持つ二宮と杉谷だが、サイコパスである裏の顔を突き合わせるシーンでは、独特のバディ感でどこか不気味な魅力を放つ。亀梨は、三池組常連でもある染谷との共演を「嬉しかったですし、非常に学びがたくさんありました」と振り返る。「現場にも、風の如くといいますか、ふわっと居るんですよ。そして、『切り替え!』ということが無くそのまま本番もその流れで撮影に臨まれていたんです」と話し、「自然体で、流れの中で『お芝居するぞ!』とか『魅せなきゃ!』ということもなく、表現できる、魅了できる。人にある種“掴ませない”、でもすごいものを残して帰られていました」とコメントした。染谷の撮影日数が実質2日間ほどしかなかったことも明かしつつ、「なのにとても存在感があってすごかったです。この才能はずるい」と染谷を絶賛していた。一方の染谷も「亀梨さんはすごくリラックスして現場にいらっしゃるんですが、一方でずっと集中もしているんです。常にアイドリング状態というか、一緒に演じていてすごく心地よかったですね」と亀梨の存在感を高く評価。そして「僕は裏の二宮しか見ていなかったので、表向きの弁護士としての表情や、外の人と接している二宮を撮影中は見たことがなかったんです。それを完成した本編で初めて見て、その見事な多面性に驚きました」と明かす。「『裏の二宮が怖いな』とずっと現場で思っていたんですが、あの爽やかな、人を優しく包み込むような表の顔の二宮を見た時に『うわ、すごいな』と、思わず劇場で鳥肌が立ちました」と、亀梨の生み出したキャラクターの二面性に刺激を受けたことを語る。さらに今回解禁された場面写真の1枚にもある、杉谷が働く病院の中庭でのバスケットボールのゴールを前にしたとあるシーンでは亀梨の身体能力にも驚愕したそうで「かっこいいなと思いました。すごいです!」とアピールした。【編集部MEMO】映画『怪物の木こり』(12月1日公開)は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。
2023年11月30日向井理主演「パリピ孔明」第8話が11月15日に放送。森山未來が演じる小林と、上白石萌歌が演じる英子の衝撃的な過去が明かされるが、ラストの展開に「エモすぎる」「神回」と絶賛する声が上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語セリフを演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來が出演するほか、菅原小春、森崎ウィン、宮世琉弥、ELLY、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。さらに第8話では、田畑智子、東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦、シンガーソングライター・安藤裕子が出演がゲストとして出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。体調が回復し、退院することになった英子(上白石萌歌)はBBラウンジでのアルバイトを休み、サマーソニアに向け新曲作りに専念することになる。どんな曲を作れば良いのか分からず悩んでいる英子に、孔明(向井理)は、久しぶりに多摩川にあざらしのたまちゃんが現れたことを伝える。不在の英子に代わり、あくせく働く孔明とそんな孔明を「働き過ぎだ」と心配するオーナーの小林(森山未來)。そんな折、なんと世界的シンガーのマリア・ディーゼル(アヴちゃん)がBBラウンジを訪ねてくる。…というのが第8話のストーリー。アヴちゃんの再登場にSNSでは「アヴちゃん!」「アヴちゃん出てきたーーー!」「嬉しい!」という歓喜の投稿で溢れた。旧知の間柄の小林とマリアは再会を祝して酒を飲み、酔ったマリアが小林に「あの頃みたいにギター弾いてよ」とリクエストするが、マリアはすぐに帰ってしまう。その後、珍しく酔った小林は、かつて前オーナーの吉永(谷中敦)に雇われ、BBラウンジで働きながらギターを弾いていたことを孔明に明かす。サポートバンドを転々としていた小林は、デビュー前のマリアと運命的な出会いを果たし「ギター弾いてよ」と頼まれたことがきっかけでマリアとバンドを組むことになったのだった。前オーナー役で谷中さんが登場し「谷中さんだ!」「キャスティングすごい」という声が上がった。さらに、小林とマリアのセッションに「たまらん」「鳥肌立つ」「さすが圧倒的アヴちゃん」という投稿で溢れた。小林は、サマーソニアに出演するためのオーディションを通過するため、裏金500万円を渡してしまったこと、それが主催者にバレてオーディションを受けられなかったことを話す。小林は、マリアに「純粋に音楽だけで勝負したかった」と言われ、バンドは解散。その日を最後にギターから離れチンピラになったことを打ち明けた。小林が明かした衝撃的な過去に「切ないな…」「暗い過去」「壮絶すぎる」という声が上がった。一方、多摩川にやってきた英子は、ゴミ拾いをしていたラッパーの赤兎馬カンフー(ELLY)と再会する。英子は、赤兎馬カンフーに母とうまくいかなくて家出したこと、父がかつて音楽をしていたこと、アメリカで音楽をやるチャンスが来て出て行ったこと、今は父が何をしているかもわからないことや、母とほとんど連絡を取っていないことを打ち明けた。そこで赤兎馬カンフーに「いつまでも穴掘ってんじゃねぇぞ」と言われた英子は、ふとタイムカプセルを埋めたことを思い出し、自分のルーツである幼稚園に行くことに。そして、先生の協力の元、タイムカプセルを探し出し、中に入っていたカセットテープを見つけた。急いで東京に戻った英子は再び赤兎馬カンフーの元を訪ね、ラジカセを貸して欲しいと頼む。テープには、父の奏でるギターで幼い頃の英子が口ずさんでいた歌や母の「応援してる」という声が録音されていた。そのテープをキッカケに英子はオリジナル曲の2曲目となる「Time Capsule」を完成させる。英子がタイムカプセルを探すシーンでは「孔明が手まわしたなww」「孔明が連絡済みだなww」という声が上がっていたが、ラストで実は孔明と連携した密偵が事前に京都に行き、先生に根回しをしていたことが明かされた。ラストでは英子が新曲を歌う姿と、孔明がステージに置いたギターを奏でる小林の姿がシンクロする。さらに小林がギターを弾き、英子がBBラウンジのステージで歌う姿が映し出された。小林の過去と英子の曲がリンクしたシーンでは「泣いちゃう」「エモすぎる」「超泣けるじゃん」「いい歌」「演出良すぎる」と絶賛する声が続出し、放送終了後も「神回でした」「別格の面白さだった」という投稿で溢れた。第9話あらすじ前園ケイジ(関口メンディー)がBBラウンジを訪ねてきた。ここに来るのは3回目だというケイジ。どうやらケイジはオーナーの小林(森山未來)に恨みがあるようだ。諸葛孔明(向井理)は、月見英子(上白石萌歌)が大手レーベルに強引に移籍させられそうになったのはケイジの仕業かと問いただす。あっさり認めたケイジは「これで終わりじゃないから覚悟しといて」と言い残して去っていく。そして、超大型音楽フェス・サマーソニアまであと2週間。ついにタイムテーブルが発表された。英子のステージのあとにケイジの名前を見つけた孔明と小林は、嫌な予感がして…。その頃、ケイジの事務所では、ロックバンド、イースト・サウスのメンバー・南房(休日課長)と東山(石崎ひゅーい)がケイジに新曲を聴かせていた。2年前に活動休止したイースト・サウスの二人は、ケイジに誘われ、ゴーストライターをしていたのだ。今回を最後の曲にして欲しいと懇願する南房に、ケイジは違約金がかかると脅す。一方、スタジオで新曲『Time Capsule』のレコーディングをしていた英子は、サマーソニアでの曲について話すイースト・サウスの二人を目撃する。そのことを英子から聞いた孔明は、イースト・サウスについて調べ始める。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日森山直太朗が、アニメ『オチビサン』の主題歌「ロマンティーク」を2024年1月31日(水) に配信することが決定した。「ロマンティーク」は、文筆家・内田也哉子との共作曲。アニメのために書き下ろされた楽曲で、放送と共に話題を呼んでいた。また、キャリア初となる12インチのアナログ・レコード盤として2024年2月28日(水) に発売されることが発表となった。SIDE Aには「ロマンティーク」のオリジナルヴァージョン、SIDE Bには、こちらもキャリア初となるリミックスヴァージョンと、アナログ盤のみでしか聴くことができない“弾き語り”ヴァージョンが収録される。リミックスは、新進気鋭のソングライター/ギタリスト/プロデューサーの岡田拓郎が担当している。<配信情報>森山直太朗「ロマンティーク」2024年1月31日(水) 配信作詞:内田也哉子作曲:森山直太朗<リリース情報>森山直太朗『ロマンティーク』12インチ・アナログ・レコード盤2024年2月28日(水) リリース価格:2,970円(税込)【収録内容】■SIDE A1. ロマンティーク■SIDE B1. ロマンティーク(Takuro Okada Remix)2. ロマンティーク(弾き語り)【店舗別先着購入者特典】・Universal Music Store:B2告知ポスター・Amazon.co.jp:メガジャケ・タワーレコード:A3特典ポスター・HMV&BOOKS:ポストカード<ライブ情報>森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』<番外篇> in 両国国技館2024年3月16日(土) 東京・両国国技館開場17:00/開演18:00【チケット代金】アリーナ席12,000円、升席12,000円、2F指定席12,000円、2F指定席8,800円※アリーナ席、升席は限定お土産付き、2F指定席は限定お土産選択式ツアー特設サイト:<番組情報>アニメ『オチビサン』NHK総合 土曜深夜に随時放送中公式サイト:関連リンクオフィシャルサイト::スタッフX::
2023年11月10日映画『陰陽師0(ゼロ)』が2024年4月19日(金)より公開される。安倍晴明は山﨑賢人、源博雅役は染谷将太が演じる。夢枕獏の小説『陰陽師』シリーズを映像化『陰陽師』は、平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明の活躍を描いた夢枕獏の小説。1988年に刊行され、現在でも定期的に新刊が発売されているベストセラーシリーズだ。シリーズ累計発行部数は670万部を突破している。安倍晴明の学生時代を描く完全オリジナルストーリーそんな夢枕獏による『陰陽師』の物語が、原作・夢枕獏の全面協力の元、映像化されることに。映画『陰陽師0』では、安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を完全オリジナルストーリーで描く。若き晴明と、彼にある事件の解決依頼を持ち掛ける源博雅がバディとして協力しあいながら、平安京を巻き込む巨悪な呪いに挑んでいく様子を、迫力のアクションと壮大なスケールで映し出す。山﨑賢人が安倍晴明、染谷将太が源博雅に映画『陰陽師0』で若き日の安倍晴明を演じるのは山﨑賢人。晴明のバディーとなる源博雅は染谷将太が演じるほか、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫と原作・夢枕獏も太鼓判を押す豪華なキャストが集結する。<主なキャラクター>安倍晴明(あべのせいめい)…山﨑賢人人嫌いの変わり者。陰陽博士・賀茂忠行の弟子として陰陽寮(※)に入った学生。“呪術の天才”と呼ばれながらも陰陽師に興味はなく、授業もサボってばかり。周囲からは“狐の子”、呪術が使えると噂されている。両親を殺したものを探し続けている。いつも冷静沈着で、人嫌い。そんな中、徽子女王に関わる怪奇現象の解決を依頼される…。(※)…天文、暦、時刻などをつかさどる役所源博雅(みなもとのひろまさ)…染谷将太晴明と衝突しながらも共に事件の解決に挑む、“愛されキャラ”の貴族。雅楽家としても有名で、笛や琵琶をはじめ数々の楽器を自由に奏でる。いとこの徽子女王を助けるため、学生の安倍晴明にある依頼を持ちかける。徽子(よしこ)女王…奈緒10歳から伊勢神宮の斎宮(※)を務めていたが、任を終えて京に戻ってきた。いとこの博雅を幼いころから慕う。人には見えないものが見える体質で、琴の弦が切れたことを博雅に相談する。(※)…伊勢神宮に奉仕した未婚の皇女または女王。平郡貞文(へぐりのさだふみ)…安藤政信陰陽寮の学生。農家に生まれた45歳で、里に残してきた母に楽をさせるため、結婚もあきらめ勉学に励んでいる。将来は帝の陰陽師になりたいと、必死に得業生(※)を目指している。(※)…優秀な学生。橘泰家(たちばなのやすいえ)…村上虹郎陰陽寮の学生。成績優秀な得業生として学生たちの上に立つ。教師から信頼される一方、傲慢な性格ゆえにほかの学生の勉強を邪魔したり、努力するものを嘲笑してばかりいる。帝(村上天皇)…板垣李光人醍醐天皇の第14皇子として生まれ、兄の朱雀天皇崩御により即位。いとこである博雅から龍笛を教わっている。多くの女御に囲まれるプレイボーイ。安倍晴明の噂を聞き興味を抱く。賀茂忠行(かものただゆき)…國村隼暦家としても名高い陰陽師。陰陽寮では教師として学生たちに陰陽道を説く。幼いころに親を失った安倍晴明を育て、陰陽師としての才能を見出した。出世欲のない晴明を心配する。惟宗是邦(これむねのこれくに)…北村一輝天文や呪術師としての心得を教える天文道の専門家。学生たちのために熱心に指導を行うが、可愛げのない安倍晴明のことはいけ好かないと思っている。密かに陰陽頭の座を狙っている。藤原義輔(ふじわらのよしすけ)…小林薫陰陽寮のトップであり、さらなる地位である“蔵人所陰陽師(帝の陰陽師)”に一番近いとされる一流陰陽師。陰陽師としてただ一人、清涼殿に入ることができるが向上心はまだ健在。監督・脚本は佐藤嗣麻子監督・脚本には、夢枕獏が『陰陽師』の映画化をするならこの人にと望んだ佐藤嗣麻子を起用。『K-20 怪人二十面相・伝』や『アンフェア』シリーズを手掛けた佐藤が、若き晴明の壮大な物語を描き出す。呪術監修は『呪術の日本史』監修の加門七海また呪術監修は、人気漫画『呪術廻戦』に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した『呪術の日本史』監修の加門七海が担当する。主題歌はBUMP OF CHICKENの新曲「邂逅(かいこう)」映画『陰陽師0』の主題歌は、BUMP OF CHICKENの新曲「邂逅(かいこう)」。BUMP OF CHICKENならではのメロディーラインが、平安時代の雅で壮大な世界観を彩る。映画『陰陽師0』あらすじ舞台は平安時代。政治の中心は、呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁、陰陽寮だった。若き安倍晴明は、"呪術の天才”と呼ばれながらも陰陽師を目指す学生とは真逆で、陰陽師になる意欲や興味が全くない人嫌いの変わり者。ある日晴明は、貴族の源博雅から皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解決を依頼される。衝突しながらも共に真相を追うが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す。アクションあり、ラブストーリーあり、謎解きありの未体験“呪術エンターテインメント”が幕を開ける。【作品詳細】映画『陰陽師0』公開日:2024年4月19日(金)出演:山﨑賢人、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫原作:夢枕獏「陰陽師」シリーズ(文藝春秋)脚本・監督:佐藤嗣麻子音楽:佐藤直紀呪術監修:加門七海配給:ワーナー・ブラザース映画©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2023年11月03日東京・天王洲運河一帯で開催された、国内最大級のアートとカルチャーの祭典「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023」にて開催された森山未來がMCを務めるMEET YOUR ARTの公開収録・トークセッションに、10月9日(月・祝)、イスラエルの振付家インバル・ピントがゲストとして参加した。森山は、インバルが振付・演出を務めた「100万回生きた猫」(2013年)に出演以降、インバルが率いるダンスカンパニーに1年間参加するなど、ふたりは多くのクリエイションを共にしてきた。今回、演出・振付・美術を担当する舞台『ねじまき鳥クロニクル』の稽古のために来日中のインバルと、森山とのトークセッションが実現した。インバルは「母のような人でもあり、大きな愛に溢れた人」であるという森山。インバルへの最初の印象は、「振付家というより総合芸術的に作品を制作する。色々な視点で作品を構築していくところに刺激を受けた」と語ると、インバルも森山を「彼の血管には芸術が流れている」とその稀有な才能を絶賛した。「体をひとつの素材として捉えている」というインバルは、舞台『ねじまき鳥クロニクル』の創作についても、原作である村上春樹の同名小説を初めて読んだ時に、自分の体を駆け巡った衝撃をもとに作り始めたと語った。「主人公は、自分を外に置いて、その自分と対話する必要があると感じたので、ふたりで一役にすると直感的に決めた」とその一例を挙げた。(主人公の岡田トオルは成河と渡辺大知のふたりが演じる)「舞台に限定せず、様々な媒体での表現を積極的に試みてきた」と語るインバルに対し、森山は「アート作品を見せる真っ白な空間をホワイトキューブと呼ぶのに対し、劇場はブラックボックスと呼ばれている」として、「閉鎖空間に観客と演者が対峙し、虚構を共有することを前提とする」舞台芸術は、インバルのやりたい表現に繋がるのではと問いかけた。インバルは「観客は全てを再現しなくても、想像力で補ってくれる。観客と演者の間にある同意。それが舞台芸術の素晴らしさで、美しさ」だと頷いた。「年1で日本に来ているんじゃない?」と森山が話すほど、近年日本でのクリエイションが増えているインバル。日本のクリエイターは「献身的で、芸術と美への理解が深い」と称賛した。さらに「日本にはすでにコミュニティーができていて、例え言葉が通じなくても共通言語を持つ、ものづくりをするファミリー」がいると語った。そして「日本のクリエイターたちのように芸術を大切にすることは、このご時世には特に必要だと感じる」と付け加えた。11月7日(火)から始まる舞台『ねじまき鳥クロニクル』の稽古は、すでに1週間が経過。「再演でも、新たなデベロップメントがあるのでは?」と問う森山に対し、インバルは「再演とは作品を深めること」だとし、「(初演で)やるべきだったことが明確になってきている」と自信を見せた。「原作者に対して忠誠でありつつも、なぜ私がやるのかという意味、新しい側面を届けたい。才能豊かなアーティストたちが一堂に会し、色んなアートの形が結集した世界を、是非体験してほしい」と熱を込めて語った。文:吉田真由子
2023年10月11日NHKは10月5日、東京・NHK放送センターで会見を行い、横浜流星が主演する2025年放送の大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」(つたじゅうえいがのゆめばなし)に、渡辺謙、染谷将太、宮沢氷魚、片岡愛之助が出演することを発表した。本作の主人公・“蔦重”こと蔦屋重三郎は、文化隆盛の江戸時代中期に日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時に“お上”に目を付けられても、面白さを追求し続けた時代の寵児。この日、発表されたのは、そんな重三郎の生涯に多大な影響を与えるキャラクターたちを演じる俳優陣だ。会見には横浜さんをはじめ、計5人が顔を揃えた。渡辺謙渡辺さんが演じるのは、幕府新時代を目指す改革者にして、絶対的権力者の田沼意次。「教科書で習った『お主も悪よの~』のイメージを払拭し、新しい人物像をお届けできれば。文字通り“べらぼうめ”の気持ちで、1年間を駆け抜けたい」と抱負を語り、主演の横浜さんに対しては、「大河ドラマは、相当いろんなことにぶつかりながら、たくさんのことを習得できる時間」だとエールを送った。脚本を手掛ける森下佳子とは、娘で俳優の杏が朝ドラ「ごちそうさん」に主演した縁もあり、「娘がお世話になったので、ご恩返しできれば」。また、同席した染谷さんに対して「驚いたんだけど、染谷、大河5本目なんだよな?俺だってまだ6本目なのに(笑)」と会場を笑いに包んだ。染谷将太その染谷さんは、美人画で江戸に旋風を巻き起こした天才絵師の喜多川歌麿役に挑むことに。「歌麿さんという人物は、あまり史実が残っておらず、諸説あるので想像をかき立てられる役なので、ある種自由に演じていいのかなと。蔦重さんと一緒に困難に立ち向かう姿も描かれると思うので、新しい歌麿を楽しみにしていただければ」と意気込みを語った。宮沢氷魚大河初出演の宮沢さんは、田沼意次の嫡男・田沼意知を演じる。意次の後継者にして、悲劇のプリンスという役どころで、「スマートでチャーミングな意知を演じたい」とコメント。片岡愛之助愛之助さんは、重三郎に本屋商売を教える師であり、業界最大の敵となる鱗形屋孫兵衛で、4度目の大河出演を果たし「蔦重にとっては、兄のような親のような目線で、いろいろなことを教える師匠であり、後にライバルになる。どんな風に追い越されていくのか、(脚本に)どう書かれるのか楽しみ」と期待を寄せた。横浜流星実力派が居並ぶなか、主演の横浜さんは「実感が湧いてきましたし、喜びと責任感を感じ、身が引き締まる」と背筋を伸ばし、「オリジナル脚本なので、自由に想像を膨らませながら、それを飛び越えるような作品を皆さんと共に、作り上げていければ」と話していた。▼「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」物語18世紀半ば、世界有数の大都市へと発展した大都市・江戸。蔦屋重三郎は、江戸郊外の吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れ、引手茶屋の養子となる。貸本屋から身を興して、その後、書籍の編集・出版業をはじめる。折しも、時の権力者・田沼意次が創り出した自由な空気の中、江戸文化が花開き、多彩な文人が輩出。蔦重は文化人たちと交流を重ね、「黄表紙本」という挿絵をふんだんにつかった書籍でヒット作を次々と連発。33歳で「江戸のシリコンバレー」こと、日本橋通油町に店を構えることになり、“江戸の出版王”へと成り上がっていく。蔦重が見出した才能の多くは、のちの巨匠となり日本文化の礎となっていく。しかし、田沼意次は失脚、松平定信による寛政の改革では、蔦重の自由さと政治風刺は問題になり、財産の半分を没収される処罰を受ける。その後も幕府からの執拗な弾圧を受け続けるが、反権力を貫き通し、筆の力で戦い続けるも、病魔が襲う――。2025年大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は2025年1月~NHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日向井理主演「パリピ孔明」第1話が9月27日より放送開始となり、初回からトレンド1位を獲得。菅原小春、アヴちゃんらの圧巻のステージや上白石萌歌、森山未來らとの掛け合いに「面白すぎ」「クセになる」とSNSが盛り上がっている。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の同名コミック。向井さん演じる中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人のアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていく。豪華キャスト陣×多彩な音楽×極上コメディー×ぶっ飛んだ世界観の映像美で贈る、史上最響の音楽青春コメディーとなっている。ディーン・フジオカが諸葛孔明の主君・劉備役として全編中国語セリフを演じ、本編のナレーションも務める。さらに、孔明がアルバイトをすることになるBBラウンジのオーナー・小林役に森山未來、人気インディーズバンドのギターボーカル・RYO役に森崎ウィンが出演するほか、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストがドラマを盛り上げる。本作では、シークレットゲスト含め総勢25アーティストが出演するとのこと。第1話のゲストとして、新日本プロレスの本間朋晃、真壁刀義、RIP SLYMEのRYO-Z、女王蜂のアヴちゃんが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。時は、魏・呉・蜀の3つの国が天下の覇権を争う三国時代。病に倒れた天才軍師・諸葛孔明(向井理)は、薄れゆく意識の中で「次の人生は、命のやり取りなどない平和な世界に生まれ変わりたいものだ」と願う。孔明が次に目を開けた時、そこは2023年ハロウィーンの渋谷だった。見渡す限りのゾンビ、悪魔、モンスター。「なるほど…ここが地獄なのですね」と勝手に納得する孔明。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウス・BBラウンジで、孔明は月見英子(上白石萌歌)のステージを見て、その歌声に魅了される…というのが第1話のストーリー。目を覚ました孔明は、BBラウンジでアルバイトをしている英子に介抱され、ここが地獄ではないこと、自分の姿が若返っていることに気づく。そしてスマホやペットボトル、加湿器などの現代文明に激しい衝撃を受けた孔明は、脅威の理解力でスマホをあっという間にマスターしてしまう。サブスクを「無料だったので」と申し込み、解約方法を英子に聞く姿や自分の歴史をWikipediaでリサーチする姿に「孔明がエゴサww」「孔明が愛おしい」という声や、孔明を演じる向井さんに対し「こんな向井さんみたことない」という声も。BBラウンジのオーナーであり、熱烈な三国志オタクの小林(森山未來)は、出勤直後に孔明の姿を見て驚き、自室に孔明を呼ぶ。そして、三国志の武将カードを取り出し、「街亭(がいてい)の戦い」での馬謖(ばしょく)についての問いを投げかける。「泣いて馬謖を斬る…」「惜しい人材だった…」と涙を見せるも、笑顔で「採用!」「三国志の話ができるアルバイトが欲しかった」と孔明を採用する。そんな小林に対し、SNSでは「オーナー好きすぎる」「オーナー最高」という投稿で溢れた。一方、英子は歌うことをやめようか迷っていた。帰り道、孔明に高校時代に家出をしてきたこと、唯一持ってきたギターを壊されて歩道橋から身を投げようとした英子を止めたのが小林だったことを明かす。そして、小林に店に連れていかれ世界的シンガー、マリア・ディーゼル(アヴちゃん)の歌を聴き、店でアルバイトをしながらいつか自分も誰かを感動させたいと、歌手を目指してきたことを話す。英子に「いかなる夢であろうと、どんな困難な道であろうと、この孔明主力を尽くしてお助けします」と伝えた孔明は、小林に「都内近郊で活動している歌手の情報を知りたい」とお願いし、ミア西表(菅原小春)のイベントに行くことに。ミアに「今度イベントに出してあげる」と当て馬にされた英子だったが、「私のステージを満員にせよ」と英子に命じられた孔明が、見事に「石兵八陣」を実現し、英子のステージを成功させた。孔明が戦略を練る時に頭が煙が出ること、そしてそれは英子たちには見えていないこと、そして現代に順応するというシュールさと英子・小林とのやりとりに「面白すぎ」「クセになる」という声が上がった。さらに、ドラマであることを忘れるほどのアーティストの圧巻のパフォーマンスに「圧倒された」という声や、「完成度が想像を超えてきた」「あっという間だった」「毎週楽しみ!」と絶賛する声で溢れている。第2話あらすじ諸葛孔明(向井理)が月見英子(上白石萌歌)を売り出すべくブッキングしたのは、アートフェスでのライブだった。しかし英子のブースは一番端。しかもその向かいは人気インディーズバンド・JET JACKETのブースだった。不安になる英子だが、孔明は「この戦、勝てますよ」と意味ありげに微笑む。その頃、JET JACKETのギターボーカルのRYO(森崎ウィン)、ドラムのMASA(高尾悠希)、キーボードのTAKU(松延知明)の三人はスタジオで練習していた。しかし、RYOの様子がおかしく、練習を早々に切り上げて、一人で帰ってしまう。それを孔明が近くで見ていて…。その後、孔明は寝泊まりしているBBラウンジの倉庫に引きこもる。オーナーの小林(森山未來)と英子が中をのぞくと、卓上コンロで何か毒々しいものを煮込んでおり、倉庫には異臭が漂っていた。毒ではないかと怪しむ二人だが、孔明は取り合わない。アートフェス当日。RYOに挨拶する英子と孔明の元に、小林が「機材トラブルが起きた」と告げに来る。慌ただしく去っていく三人を見て、余裕の顔になるRYO。そしてJET JACKETのライブがスタートする。果たして孔明と英子は、アートフェスでのライブを成功に導くことができるのか…。「パリピ孔明」は毎週水曜日22時~フジテレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月28日森山直太朗の新曲「ロマンティーク」が、アニメ『オチビサン』の主題歌に決定した。「ロマンティーク」は、作曲と歌唱を森山、作詞を内田也哉子が手がけた楽曲。どこか懐かしく、愛おしい気持ちを想起させる1曲となっている。アニメ『オチビサン』は、安野モヨコによる同名漫画が原作で、10月8日(日) 0時よりNHK総合テレビで放送。鎌倉のどこかにある小さな町“豆粒町”を舞台に、主人公のオチビサンと仲間たちのほのぼのとした日常が描かれる。■森山直太朗 コメントモヨコサンの描く『オチビサン』の世界を拝見して、真っ先にヤヤコサンの紡ぐ言葉が浮かびました。それは淡々と、淡々とした愛とウィットに満ちた言葉たち。その詩の向こうから聴こえてくる、懐かしくて新しいメロディーを音楽にしてみました。自分の中だけにあるミクロな世界。慣れ親しんだ街を散歩するみたいに聴いて欲しいです。■内田也哉子 コメント(C)斎藤浩/講談社直太朗さんから作詞のお声掛けをいただいた時、「あ、新しい扉が開くかもしれない……」という得も言われぬときめきを感じました。「まずは、まっさらな気持ちで也哉子さんの投げてくれる詞を音にしてみますから」と直太朗さんは、とてつもなく大きな懐で受け止めてくださり、『オチビサン』の懐かしくて新しいファンタスティックな世界に泳ぐような気持ちで言葉がこぼれ落ちました。しばらくして、その言葉たちが直太朗さんのたおやかな声に乗ったアコースティックのデモ音源が届きました。その瞬間、見たこともない扉がカチャッと開き、今まで感じたことのないそよ風に吹かれました。ダレかとナニかを創る根源的な喜びに浸り、「ロマンティーク」の船出を見送ることにします。みなさんの待つ港に無事にたどり着くことを願いつつ。<番組情報>アニメ『オチビサン』10月8日(日) 0:00~NHK総合で放送開始アニメ『オチビサン』キービジュアルアニメ『オチビサン』プロモーション映像関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 X:森山直太朗スタッフX:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 TikTok:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:森山直太朗 YouTube:森山直太朗のにっぽん百歌:
2023年09月27日塚本晋也監督作『ほかげ』がヴェネチア国際映画祭にて上映され、森山未來、塚尾桜雅、塚本監督が登壇した。新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に出品されている本作。塚本監督作品がヴェネチア国際映画祭に選出されるのは、『斬、』以来5年ぶりで、9月5日(現地時間)に、レッドカーペット、公式上映、記者会見、フォトコールが行われ、ワールドプレミアを迎えた。今回、現地には、塚本監督をはじめ、物語の狂言回しとなる戦争孤児を演じた塚尾桜雄、片腕が動かない謎の男役の森山未來が参加している。本編の終盤、エンドロールに差し掛かるやいなや、早くも場内からは惜しみない拍手と歓声が巻き起こり、劇場を埋め尽くした観客たちから、約8分間のスタンディングオベーションが巻き起こった。熱気に包まれた会場と超満員の観客からは同作への評価の高さがうかがえた。上映後には、観客とのQ&Aの場が設けられ、塚本監督は「まずは、ありがとうございました!grazie!」と感無量の表情で挨拶。作品について尋ねられると、「今回の『ほかげ』は、実際に戦争に行った人だけではなく、戦争のせいで恐ろしい目に遭った一般の人たちの目を通した物語です。僕自身は歳を取ったので召集されることはないでしょうが、もし今後、戦争に行くとなったら若い人たちです。そういったことが起きないようにという願いを込めて制作しました」と思いを語った。森山さんは、「塚本監督の映画はどれも力強い作品だと感銘を受けていたので、今回、作品に参加させていただけるということを光栄に思っています」と初の塚本作品、そして、本作でヴェネチア国際映画祭に参加できたことへの感謝の意を表し、大きな拍手を浴びた。また、初めての海外映画祭への参加となった塚尾さんは「「Mi chiamo OGA. Ho 8 anni. Piacere!(僕の名前は桜雅です。8歳です。はじめまして!)」と、一生懸命覚えたというイタリア語での挨拶を披露し、会場を沸かせる一幕も。上映を終え、塚本監督は「実は、『ほかげ』は僕自身がとっても好きな映画にできたんです。また、今回、このような大きなスクリーンで上映できて嬉しかったですし、お客さまが皆、息を詰め、集中して観てくださっていて、観終わった後に、祈りの思いが伝わったという感触を非常に強く感じられました。とても嬉しいです」と喜んだ。そして、森山さんは、「ヨーロッパの映画祭に参加したのは僕自身初めて。ヴェネチア国際映画祭という場所にこの作品で来られて、本当に光栄です。監督の込めた祈りやエネルギーがこれからどういう風に観客に届いていくのだろうと楽しみでもあります」と語り、塚尾さんは「自分が出ている映画を多くの方が観てくれていると思うと、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです!」と一生懸命に伝えてくれた。ヴェネチア国際映画祭には9度目の参加の塚本監督だが、今回、初めて観客からのQ&Aの場に立ち会い、「お客さまが的確で実感のこもった質問をしてくれたので、想像以上に大事なことを伝えられた気がします。今の世の中の不安とか、戦争に近付いてきているということを伝えられたし、皆さんが真剣に聞いてくださったので、とても良い時間になりました」とふり返った。『ほかげ』は11月25(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年09月06日森山未來と藤竜也が共演する近浦啓監督作『大いなる不在』が、第71回サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門「オフィシャルセレクション」に選出されることが決定し、場面写真4点も解禁された。「サン・セバスティアン国際映画祭」は、ヨーロッパにおいてカンヌ、ベルリン、ヴェネチアの映画祭に次ぐ重要な映画祭とされており、今年で71回目の開催を迎えるスペイン語圏最大の映画祭。今年、日本からは、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と近浦啓監督の『大いなる不在』の二作品が同部門に選出された。ノミネートされた作品の中から選出される最高賞「ゴールデンシェル」に加えて、監督賞、主演・助演俳優賞等の「シルバーシェル」の対象となっており、映画祭期間中には、監督の近浦啓が映画祭への出席を予定している。現地日程は9月22日(金)~9月30日(土)の開催。本映画祭での上映がヨーロッパ初上映となる。また、本作は、現地日程9月7日(木)から開催される第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門となる「プラットフォーム部門」でのワールドプレミア上映が決まっており、映画祭期間中に、キャストの森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子が、揃って映画祭への出席を予定している。近浦 啓監督コメント世界初上映のトロント国際映画祭に続き、ヨーロッパ初上映をサン・セバスティアン国際映画祭のコンペティションで迎えることができること、大変光栄です。短編映画の頃から自主制作の体制で、右も左も分からず映画制作に取り組んできた中、このような大きな舞台でこの作品を披露できることには感慨深いものがあります。9月は、トロントとサン・セバスティアンで、北米の観客の反応とヨーロッパでの反応の違いなどを実感できると良いなと思います。『大いなる不在』は2024年の公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:大いなる不在 2024年公開予定©︎ 2023 CREATPS
2023年08月25日塚本晋也監督最新作『ほかげ』から、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は主演に趣里、共演に森山未來らを迎えた『野火』塚本晋也監督の最新作。第80回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。この度解禁となった予告編は、盗んだ食べ物を持って居酒屋にやってきた孤児に「ここは、あんたの来る所じゃないんだよ」と吐き捨てる女のセリフから始まる。次第に心を寄せていくふたりの様子が窺えるが…。また、ポスタービジュアルでは、半焼けの居酒屋で暮らす女と、片腕が動かない謎の男の姿が配され、空襲で家族を失った子どものまっすぐな眼差しが印象的。予告編とともに印象的なのは、浮かび上がる『ほかげ』のタイトルと、「戦争が、終わったんだ」というキャッチコピー。塚本監督は本作について、「火と、その揺れに合わせて姿を変える影。その影の中に生きる人々を見つめ、耳をすませます。終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメントを寄せている。人間の中に潜む暴力、分かち難く絡む死と生を描いてきた塚本監督が終戦直後の闇市を舞台に、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々の姿をどのように描くのか。関心が高まるところだ。『ほかげ』は11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2023年08月09日俳優の染谷将太が出演する、日本マクドナルドの新CM「約束のハッピーセット」編が8日より放送される。新CMでは、苦手なスイミングスクールの進級テストに挑む、ある家族のひと夏が描かれる。スイミングスクールで怖くて潜水ができない息子を見た父(染谷)は、帰り道に息子と一緒に頑張る約束を交わし、その日から二人でお風呂や庭先のビニールプールで潜る練習に励む。初めは目をつぶり、鼻をつまんで潜っていた息子だが、父の優しい声かけに励まされ、練習を重ねる毎に顔つけの時間が長くなっていく。そして迎えた進級テストの日。無事合格した息子と父は帰り道にマクドナルドへ。頑張った後は一緒にハッピーセットを食べに行こう、それが父と息子の約束だった。目標に向かって少しずつ成長する息子と、寄り添いながら見守る両親の姿、そして“小さな約束”として食べるハッピーセットと、新CMは多くの親子の日常や思い出とリンクするエピソードとなっている。○■染谷将太 インタビュー――本日の撮影で印象的だったことや大変だったことなどをお聞かせください。晴れてよかったです! 青空で夏らしい絵が撮れてうれしかったです。(子役の)そうくんと楽しく一緒に潜る練習ができ素敵な時間でした。――染谷さんの好きなマクドナルドのメニューは何でしょうか。ビッグマックです! 必ずビッグマックとナゲット、マスタードソース、コカ・コーラ ゼロを頼みます。――染谷さんが最近ご家族とした「小さな約束」はありますか?(ロケ地である宮崎の)お土産を買って帰るね、という約束をしました。あと、今回のストーリーとシンクロしているのですが、我が家でもお風呂場で潜る練習をやっています。5秒、10秒と長く潜れたらいいことあるよ、というのをやっていますね。――染谷さんが幼少時代にしていた約束はありますか? 当時の思い出を教えてください。小さな頃にスイミングスクールに通っていました。進級すると親からご褒美をもらえたので、そのために一生懸命頑張っていたことを今回の撮影で思い出しました。泳いでいる時間は無になれるのでとても気持ちよかったです。――染谷さんがご自身に課している約束(ルール)は何かありますか?頑張って睡眠時間を確保することです。ベッドに入っても仕事のことなどを考えてしまうので、何も考えずに寝ることを自分に課しています。――染谷さんがご自身に課している約束(ルール)を達成できた時にご褒美として決めていることはありますか?自分にご褒美をあげることを忘れてしまうことが多いです。達成したことで満足してしまうタイプなので、今後は自分にご褒美をあげたいと思います。――もし“約束”が1つだけ叶うとしたらどんなことが良いですか。もっと足が速くなりたいです。かけっこ教室に行こうかなと思っているんですけど(笑)。50m走のタイムを上げたいと思っています。――染谷さんにとっての「夏といえば〇〇」を教えてください。(家庭用の)プールに空気を入れている瞬間は夏が来たなと思います。あとはバーベキューをするとか。仕事だと、撮影現場で氷のうなどの暑さ対策グッズが出てくると、夏が来たなと思います。――撮影では、子ども役のそう君が水泳の進級テストに挑戦し、一生懸命練習するシーンが印象的でした。最近、染谷さんが一生懸命練習したことや頑張ったことがあれば教えてください。最近一番練習したのは乗馬です。作品で乗馬のシーンがあったので、乗馬クラブに通い練習しました。おかげで、今までの中で一番上達しました。――染谷さんがこの夏、挑戦したいと思っていることがあれば教えてください。今年こそ、いかに夏らしい夏を過ごすかに挑戦したいです。――30歳という節目の1年を振り返って印象に残ったエピソードがあれば教えてください。30代に入ったことを忘れていました。気づいたら30代になっていたので・・・子役を始めたのが7歳でしたが、ついこの前のことのように感じます。あっという間に30歳という節目を迎えましたが、いい意味で変わらず過ごしていきたいと思います。――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。今回のCMは誰しもが自分の子どもの頃や、親になった時に感じたことのある温度感・空気感・匂いがする素敵な映像に仕上がっています。この夏、CM を見て気分が上がっていただければうれしいです。
2023年08月08日森山未來と藤竜也が親子役で初共演する『大いなる不在』(英題:GREAT ABSENSE)が第48回トロント国際映画祭のコンペティション部門へ選出されたことが発表され、海外版ポスターが解禁。さらにキャストコメントも到着した。本作は、長編デビュー作『コンプリシティ/優しい共犯』(2018)が、トロント、ベルリン、釜山などの名だたる国際映画祭に正式招待され高く評価された近浦啓監督の第二作目。『誰も知らない』『海よりもまだ深く』など多くの是枝裕和監督の作品を支えた山崎裕が『コンプリシティ/優しい共犯』に続き撮影を担当し、本作は全編35mmフィルムで撮影された。サウンドミックス・デザインには、『ドライブ・マイ・カー』などの野村みき・大保達哉のユニット P.A.T Worksが担当。音楽は、これが長編映画初劇伴作品となる新進気鋭の作曲家糸山晃司が担当している。本作は、コンペティション部門にノミネートされた10作品の中から選出される「プラットフォーム・アワード」に加えて、全ての上映作品から選ばれる「観客賞」(ピープルズチョイス・アワード)の対象となっており、映画祭期間中に、キャストの森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子が、揃って映画祭への出席を予定している。トロント国際映画祭は、長らく非コンペティションの映画祭といわれていたが、2015年にコンペティション部門を新設。名匠ジャ・ジャンクーの監督作品名にちなみ「プラットフォーム部門」と名付けられた。芸術的価値が高く、力強く監督のビジョンを示している作品を中心に選出され、過去に第89回アカデミー賞《作品賞》となった『ムーンライト』がこの部門で上映されたことから、アカデミーの前哨戦とも言われるトロント映画祭の中でも特に注目される部門になっている。また、日本人監督としてこのコンペティション部門に招待されるのは、黒沢清監督(『ダゲレオタイプの女』、2016)以来2人目。本作では、森山さん演じる主人公の父親を藤さんが、妻を真木さんが演じる。また、物語で重要な鍵となる父親の後妻を、原さんが演じている。森山さんと藤さんは本作が初共演。森山さんと真木さんは『モテキ』(2012)ぶりの共演となり、藤さんと原さんは、『ションベン・ライダー』(1983)以来40年ぶりの共演だ。キャスト・監督 コメント<森山未來 コメント>この度は『大いなる不在』が評価され、トロント国際映画祭のコンペティション部門という名誉あるセクションに選ばれたことを、心から光栄に思います。ある種の虚構の世界で生きる父にまるで俳優のように寄り添い、やがては世界に溶けていく彼を穏やかに見守る。近浦監督の実体験に着想を得たそんな物語に役者として参画するという、不可思議なレイヤーの海の中で揺れていた北九州での記憶が甦ります。トロントでの上映を経て、多くの方にこの作品を観ていただけることを願っています。森山未來<藤竜也 コメント>2022年、年が明けて間もないころ、近浦監督から新作のオファーを頂いた。『Empty House』『コンプリシティ/優しい共犯』に続いて3回目のご指名だった。嬉しかった。光栄なことだと思った。でも、期待に応えられるかどうか心配だった。台本を読んだ。読んだ、読んだ。私が演ずる男が好きになった。物理学を研究して、その分野で名を残したが、うんと普通で、煩悩にまみれた男。純粋ばかのおとこ。私は新幹線のように素早く、この男の中の入りこめたように思います。『大いなる不在』の試写を見ました。私の魂のどこかにくらった重い衝撃!これは何だろう?無理に分析したら、大切な何かが行方不明になりそう。この映画は、一人ひとりの見る側と、近浦さんの映画との会話で成り立つのではないかと思った。藤竜也<原日出子 コメント>この度は出演作『大いなる不在』が、栄誉ある映画祭のコンペティションに選出されました。このような素晴らしい作品に出逢えましたこと、心から感謝いたします。そして近浦監督をはじめ映画制作に携わった全ての方たちにお祝い申し上げます。ある種ドキュメンタリーのようなリアリズムと、計算され、完成され尽くした作品作りの中で直美の役を生きた時間は私にとってかけがえのない時間となりました。素晴らしい作品に参加できたことを光栄に思います。是非世界の舞台に羽ばたいていって欲しいです。原日出子<真木よう子 コメント>私は、初めて生きている、歩く芸術に目を奪われた。それが森山未來の仕草であった。なんて美しく、気高く、女の私が敗北をくらった、許すまじ森山未來。台本を頂き、キャストの名を聞き、恐らくその頃からこの様な名誉を頂く作品だという事を疑う事すら愚かな事だと感じた様に思います。だけど、多くの人には共感させない。お目が高い人だけご覧下さい。真木よう子<近浦啓 監督 コメント>この映画は、その名の通り「不在」についての映画です。「ない」何かに向けて目を凝らすことは、その輪郭を形づくる「ある」何かに対して思索を深めることになります。そんな抽象的な考えを具象化し、ミステリー傾向の高いエンタテイメント映画に仕上げたい、という想いでスタートしました。日本が誇る役者の方々、そして、技術者の方々が集まってくれたことにこの場を借りて深く感謝いたします。トロント国際映画祭のコンペティションという大きな舞台でこの映画が船出できることをとても嬉しく思います。いつかきっとこの航海が、日本の劇場に辿り着きますように。心から願っています。『大いなる不在』は2024年公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月03日向井理が主演、共演に上白石萌歌を迎えた水10ドラマ「パリピ孔明」の新たなレギュラーキャストとして、森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーの出演が決定。映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山さんを筆頭に、世界的ダンサーかつ振付師の菅原さん、いまをときめく注目若手俳優である宮世さんと八木さん、そして「EXILE/GENERATIONS」のパフォーマー・関口さんといった各界を代表するバラエティー豊かな顔ぶれが集結する。本作は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井さん)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す少女・月見英子(上白石さん)のために、魔法のような作戦を考えては彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。原作は、累計発行部数160万部突破の「ヤングマガジン」(講談社)にて現在も連載中の大人気コミック。森山未來:オールバック&ヒョウ柄スーツの個性強めのド派手キャラに森山さんが演じるのは、英子が働くライブハウス「BBラウンジ」のオーナー・小林。オールバックで派手なスーツを着こなす強面の人物だが、面倒見が良く、常連客やスタッフから慕われている。また、極度の三国志オタクである小林さんは、三国志について孔明と語り合ったことをきっかけに気に入り、行く当てのない孔明をスタッフとして雇い入れる。森山未來(C)Takeshi Miyamotoそんな小林演じる森山さんがフジテレビ系の連続ドラマにレギュラー出演するのは、2006年放送「役者魂!」以来、約17年ぶり。「僕自身、横山光輝さんの『三国志』にどっぷり漬かってきた人間です。プロデューサーと相談しながら、各物語の要所要所に、三国志ネタを原作より少し濃いめに織り交ぜているので、三国志を知らない方でも、もちろん楽しめますが、知っているとより楽しんでもらえるかもしれません(笑)」と森山さん。「役者だけでなく、ダンサーやミュージシャンなど、多方面の方々が集結した“異種格闘技戦”のような座組」と期待を込めている。菅原小春:民放ドラマ初で人気シンガー役として出演!菅原さんが演じるのは、ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌唱で注目を集め、SNSフォロワー数10万人超えの人気シンガー・ミア西表。美意識が高く、トレーニングで常に肉体を鍛えている。気丈な性格で、それゆえに周囲に弱みを見せることができず、周りの人間を信用することが苦手な不器用な人物。菅原さんといえば、世界的ダンサーとして知られ、振付師としても活躍。2019年に放送されたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や2021年放送のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で存在感を放ち、注目を集めたが、民放ドラマに出演するのは本作が初めて。「民放ドラマに出るのは初めてだったので、不安はありましたが、監督やプロデューサーさんたちとお話をして、スタッフさんたちの熱いパッションを感じて、これは面白いことになりそうだな」と出演を決めた菅原さん。「もともと歌うのは大好きですし、実際にドラマの世界で歌ってみると、楽しみながら撮影できた」と明かしている。宮世琉弥:全身全霊でラッパー役に初挑戦宮世さんが演じるのは、MCバトル選手権3連覇で“無敵のフリースタイラー”という異名を持つ若き天才ラッパー・KABE太人。プレッシャーに弱く、MCバトルで急性胃潰瘍になり倒れてしまう。それ以来、ラップ界から身を引き、表舞台には立たなくなってしまう、役どころ。月9ドラマ「ナイト・ドクター」「君の花になる」、スペシャルドラマ「イチケイのカラス スペシャル」など数々の話題作に出演する宮世さんは、アーティストとしても活躍しており、本作でどんなラップパフォーマンスを披露してくれるのか要注目。「彼の秘めた思いをぶつけるラップシーンでは、僕自身、全身全霊でラップに挑戦しました」と宮世さん。「フリースタイルラップなので、語りを韻を踏んでラップするのがすごく難しかった」とふり返りながらも「初めての経験でしたが、良い刺激になりました」と手応えをのぞかせる。八木莉可子:初のシンガー役で歌&ダンスに挑戦!八木さんが演じるのは、路上ライブで警察に許可書を求められ困っていたところを英子に助けてもらうシンガー・久遠七海。透明感のある歌声で、英子も七海の歌唱力に一目置く。そして、路上ライブでの出会いをきっかけに2人は意気投合し仲良くなるが、実は彼女にはある大きな秘密があって…。八木莉可子七海を演じる八木さんは、日本のみならず各国でヒットとなったNetflixシリーズ「First Love初恋」で満島ひかり演じる主人公の学生時代を演じ、その好演ぶりに“透明感の塊”と話題を呼んだことが記憶に新しい。また、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」にも出演した。八木さんがフジテレビ系の連続ドラマに出演するのは、2017年放送「僕たちがやりました」以来約6年ぶり。上白石さんとの初共演で、本作でしか見られない2人の音楽シーンにも期待が高まる。八木さんは「撮影に向けて、歌やダンス、ギター、ベースを一から練習させて頂いています!特にベースはピック弾きも指引きもあったり、毎日大変ながらも、音楽の楽しさを知る機会をたくさん頂いているな、と感じています」と未経験の音楽に全力で挑んでいることをコメントする。関口メンディー:フジ連ドラ4年ぶりで挑むのは歌って踊れるスーパーアーティスト関口さんが演じるのは、作詞・作曲・振り付けまですべてを自らこなす、歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジ。抜群の歌唱力とクールな踊りで多くのファンを魅了する。しかし、前園には英子が働く「BBラウンジ」のオーナー・小林(森山さん)と切っても切り離せない因縁があり、その因縁をきっかけに、英子の前に“最大のライバル”として立ちはだかる。ドラマ・映画・バラエティーなどでも活躍する関口さんは、フジテレビ系の連続ドラマは2019年放送の木曜劇場「モトカレマニア」以来約4年ぶり。本作でのスパイスに注目だ。「もともと原作も好きで、音楽業界にいる人間としてすごく勉強になる作品だと思っていたので、そんな作品に出演できてうれしいです」と関口さん。インパクトのある衣装を着ると「すごく自信がみなぎっている気がします」と言い、「歌含め日々トレーニングに励んでいます。歌という部分でも新しい自分の扉を開くきっかけになると思っています」と意気込みを語っている。「パリピ孔明」は秋、毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月24日森山直太朗 20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の101本目の公演が、10月23日(月) に東京・NHKホールで開催されることが決定した。自身史上最大の「一〇〇本ツアー」として、“前篇・中篇・後篇”と銘打ち、昨年6月からツアーを行ってきた森山。前篇ではギター1本を携えて、普段なかなか行かないような離島などを弾き語りで回り、中篇ではブルーグラスバンドとともに、ブルーノートやビルボードなどで食事とお酒を楽しみながらのライブ。そして、後篇ではフルバンドメンバーを従えて、全国各地で公演を行ってきた。このツアーの集大成とも言えるこの日の公演では、『素晴らしい世界』<前篇・中篇・後篇>として、これまでこのツアーに関わってきた全バンドメンバーやスタッフが会場に集結し、公演を盛り上げる。チケットは、オフィシャルFC「直ちゃん倶楽部」年額会員を対象とした先行受付を7月24日(月) まで実施中。<ライブ情報>森山直太朗『素晴らしい世界』<前篇・中篇・後篇>10月23日(月) 東京・NHKホール開場16:00 / 開演17:00【チケット料金】指定席8,888円(税込)■森山直太朗オフィシャルFC「直ちゃん倶楽部」年額会員先行:7月24日(月) 23:59まで詳細はこちら:※そのほかの公演はツアー特設サイトをご確認ください。チケット情報はこちら:関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 Twitter:森山直太朗スタッフ Twitter:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 TikTok:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:森山直太朗 YouTube:森山直太朗のにっぽん百歌:
2023年07月13日塚本晋也監督最新作『ほかげ』が、11月25日(土)より全国公開することが決定した。『鉄男』(89)でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた塚本晋也監督。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』(14)、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(18)。本作ではその流れを汲み、戦争を民衆の目線で描き、戦争に近づく現代の世相に問う。本作について塚本監督は、「終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」とコメントを寄せている。趣里主演は、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに抜擢され、活躍が期待されている俳優、趣里。孤独と喪失を纏いながらも、期せずして出会った戦争孤児との関係にほのかな光を見出す様を繊細かつ大胆に演じ、戦争に翻弄されたひとりの女を見事に表現した。森山未來片腕が動かない謎の男を演じるのは、映像、舞台、ダンスとジャンルにとらわれない表現者である森山未來。飄々としながらも奥底に蠢く怒りや悲しみを、唯一無二の存在感で体現している。■塚本晋也監督 コメント『ほかげ』は、『野火』『斬、』の流れを汲む作品になります。研ぎ澄まされた感性の趣里さんと森山未來さん、そして新しい才能と魅力的な俳優さんたちが、終戦直後の火と影の世界を生きてくださったー。終戦企画と銘打って準備撮影を進めた「ほかげ」。世界の動きが怪しくなってきた今、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります。■趣里 コメント憧れの塚本組。一生忘れられない経験をさせていただきました。最高のキャスト、スタッフさん、そして塚本監督と映画作りが出来たことが本当に幸せです。たくさんの心に留めておかなければならないことを教えていただきました。一瞬一瞬の感覚が愛おしく、悲しく、今でも忘れられません。「ほかげ」どうか皆さまに届きますように。■森山未来 コメント戦後の騒乱をさまよう報われない魂たち。そんな生きた亡霊たちを執拗に追い続けるまなざし。荒廃した世界で必死に生き延びようともがく主人公の無垢な瞳を通して見える世界は、塚本監督のまなざしそのものであり、あるいは、あなたの目に映る、私たちが生きるこの世界に対する視座でもあるのかもしれません。このような素晴らしい作品に関わらせていただけたことを、心から嬉しく思っております。『ほかげ』は11月25日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月12日『リベリアの白い血』『アイヌモシリ』の福永壮志監督、山田杏奈、森山未來共演の『山女』より場面写真とメイキング写真が解禁された。柳田國男の名著「遠野物語」から着想を得たオリジナルストーリーで、17歳の凛(山田杏奈)の過酷な運命と自らの意思で人生を選び取るまでを描く本作。この度解禁されたのは、本作で神秘的で圧倒的な存在感を放つ“山男”を体現した森山未來を捉えた場面写真とメイキング写真。山男が血まみれになりながら獣の肉を食べる姿や暗闇の中精霊のように佇むシルエットを捉えた場面写真に加え、血のりやヘアメイクなど、スタッフ総出で山男を作り上げるメイキング写真など、計5点が到着した。18世紀後半、冷害による食糧難に苦しむ村で、17歳の凛(山田杏奈)たち家族は先先代が犯した罪により、人々から蔑まれていた。ある日、凛の父親・伊兵衛(永瀬正敏)が盗みを働いてしまう。家を守るため、村人達から責められる伊兵衛をかばい、その罪を被る凛。自ら村を去り、禁じられた山奥へと足を踏み入れる。漆黒の闇に包まれた夜の山で、凛が遭遇したのが、白い長髪と髭をたくわえた山男(森山未來)だ。人間か、獣か、山の神か。得体の知れないその姿に恐れながらも、その後を追った凛は、山男の住む洞穴にたどり着く。腹を空かせた凛に、山男は自分が食べていた獣の肉を投げて寄越した。山で自然とともに暮らし、山男と焚き火を囲んで心を通わせながら、自らの魂を解き放っていく凛。それは村での抑圧された生活では味わったことのない、生きている実感だった。しかし、穏やかな時間は長くは続かず、凛は過酷な運命へと導かれていく…。森山さんが演じる山男は、一切セリフもなく、表情さえも封印された難役で、SNSなど観客からは、その怪演と変貌ぶりに驚きの声が多数寄せられている。神秘性とずば抜けた身体能力が求められる山男役として俳優界随一の身体能力と表現力を誇る森山さんに白羽の矢が立ったのは頷けるが、起用理由はそれだけではないそうだ。森山さんは2021年3月11日に上演された清水寺奉納パフォーマンス「Re: Incarnation」や脳科学者の中野信子らとともに開催した実験的プロジェクト「Dance of Death(仮称)」など生死がテーマに密接に絡み合うプロジェクトに多く参加しており、福永監督は「森山さん自身が、神秘的なものや生と死といったテーマに対して探求心のある方だと感じていました。山男を演じるには、舞台やダンスで培った身体表現だけでなく、そういったことに対して理解と関心がある森山さんしかいないと思いました」と語り、心技体全てにおいて“山男”を任せられる唯一の存在であることを明かした。森山さんは本作について「社会のあり方、人との関係性など、今に通じるものがたくさんあるので、そんなことを感じ取っていただけたら」とコメント。自分らしく生きること、人間らしさとは、何なのか…。神秘を体現する“山男”の存在から見えてくるものがあるはずだ。『山女』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:山女 2023年6月30日よりユーロスペース、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開©YAMAONNA FILM COMMITTEE
2023年07月06日ニューヨークで映画を学んだあと、世界各地の映画祭などで国際的に評価されて注目を集めている福永壮志監督。柳田國男の「遠野物語」から着想を得て作られた最新作『山女』では、初めてプロの俳優を主人公に起用し、閉鎖的な村社会や同調圧力、格差といったものを臆することなく描いています。そこで、本作で主演に抜擢されたこちらの方にお話をうかがってきました。山田杏奈さん【映画、ときどき私】 vol. 589『樹海村』や『ひらいて』、『17才の帝国』など、話題の映画やドラマに多数出演し、若手の注目株としてさらなる活躍が期待されている山田さん。本作では、先代の罪を背負い、人々から蔑まれながらもたくましく生きる主人公の凛を見事に演じてきっています。今回は、役作りへのこだわりや現場の様子、そして自身が思い描くこれからに語っていただきました。―最初にお話があったとき、どのようなお気持ちでしたか?山田さん台本を読んだだけでも、自然の力強さみたいなものをすごく感じました。そして、そのなかでひたむきに生きている凛という女性の人生を描いているので、そういう作品で大きな役を演じさせてもらえることがうれしかったです。―役作りは難しいところもあったと思いますが、どういったところからアプローチを始めましたか?山田さんまずは、方言の練習から始めました。あとはわらじを編むシーンのために、家にわらを持って帰ってわらじを編んだこともありますが、そのときは家のなかがわらだらけになってしまって大変だったことも(笑)。でも、そんなふうに少しでも凛の生活に触れられるようにしたいと思って取り組みました。ほかにもリップクリームを塗らずに唇をガサガサにさせたり、髪の毛をボサボサのままにしたり、あえてあまりキレイにしないようにもしています。森山未來さんの佇まいと能力の高さはすごかった―劇中では役柄的に追い込まれるシーンが多かったので、精神的にきつい部分もあったのではないでしょうか。山田さん私自身は、もともとあまり引きずるタイプではありません。ただ、ずっと山形に行きっぱなしだったので、そういう意味で家に帰りたいなと思ったことはあったかなと。でも、気分転換に散歩をしたり、道の駅に行ったり、地元のおいしいご飯を食べたりしていたので、山形をすごく堪能させていただきました。―けっこう切り替えが得意なタイプでいらっしゃるんですね。山田さんそうですね、私はわりとすぐに戻れます。ただ、どこかで我慢しているところはあったので、撮影が終わってからはネイルをしたり、髪の毛や眉毛を染めたり、服を買いに行ったり、現代人に戻れることを一通りして、「終わった!」という気分にして役から抜けました。―今回は、山男として森山未來さんが出演されていますが、セリフがないにもかかわらず見事な存在感を放っています。ご一緒されてみていかがでしたか?山田さん本番以外では世間話をしたりと普段の森山さんなんですが、いざ始まると歩き方が変わり、まるで1匹の動物がいるかのような空気感と佇まいになるので、その様子はすごかったです。以前から素敵な役者さんだとは思っていましたが、山男としてその場にいる能力の高さに圧倒されました。みなさんに支えられたおかげで、安心してお芝居ができた―休憩中には、木の上で寝ていたこともあったとか。山田さんただ眠くて寝ていただけなのか、役作りだったのかはわからないのですが、いい意味でいろんなことを気にせずに役へ飛び込んでいける方なのかなと思いました。そういうことをしてしまうマインドは、もはや究極だなと。だからこそ説得力を生んでいるので、森山さんの山男の姿を見ているだけで凛の気持ちになれるだろうと思い、「ついていかせてください!」という感じでした。―そのほかも、若手からベテランまで素晴らしい方々が集結していましたが、印象に残っていることはありますか?山田さん父親役の永瀬正敏さんは、役としてはかなり厳しかったですが、実際はとにかく優しかったので、「大丈夫?」といつも気にしてくださいました。クランクアップのときには映像を撮って、わざわざ送ってくださったりもしたので、本当のお父さんみたいでしたね(笑)。今回はほかにも大ベテランの方々ばかりだったこともあり、背中を見せてもらいつつ、安心してお芝居をさせていただきました。本当に優しくしていただいたので、みなさんに支えられていたと思います。自分のことを評価できるのは、結局自分しかいない―凛を演じるなかで諦めの精神みたいなものを感じられていたそうですが、そこは野望みたいなものを持っていない“さとり世代”であるご自身の感覚と近いものがあったとか。そんななかで、今後についてはどうなりたいというのはありますか?山田さん世代とひとくくりにしていいのかわかりませんが、私は遠い先の目標や夢というのをあまり抱いたことがありません。おそらくそれは、「実現できなかったときが怖い」という気持ちが漠然とあるからではないかなと。だから、目先のことだけを考えてしまうのだと思います。でも、いま22歳になって、少しずつ10年後の計画をふわっとでも立てなきゃいけないのかなと考えることも…。しっかりと自立していたいという目標はありますが、まずは目の前のことをがむしゃらにするしかないとも感じています。若いうちにしかできないこともあるので、とりあえず25歳くらいまでは「まだ若いので!」と言いながらいろんなところに飛び込んでいきたいです。―ある信念を持って生きている凛のように、山田さんにとって支えとなっている思いとは?山田さん自分のことを評価できるのは結局自分しかいないので、何か失敗したとしても、「あのときの自分ができることはすべてやった」と思えるようにしたいなとは考えています。なので、まずはあとで後悔しないようにそのときのベストを尽くすというのはいつも意識していることです。1つの価値観に当てはめようとするのはナンセンス―素晴らしいですね。また、本作では女性差別や同調圧力などについても描かれていますが、ご自身もこれまでにそういう経験をされたことはありますか?山田さん私はそういう場面に出くわしたときは、わりとその場で思っていることを言ってしまうほうですね。いろんな人がいますが、「男女関係なく、各々の考えを大事にしましょう」という風潮のなかで、相手を1つの価値観に当てはめようとするのはナンセンスじゃないかなと。ただ、ケンカはしたくないので、そもそもそういう人とは距離を置くようにしています。―なるほど。ちなみに、落ち込んだりしているときには、どのようにして元気を取り戻していますか?山田さん私の場合は、「とにかく食べて寝る」です(笑)。自分でがんばったなと思ったときは、何もしない日を1日作って、好きなものをいろいろと出前してサボります。「これだけ毎日ちゃんとやったんだから今日くらいいいよね」と。でも、その日が終わると罪悪感が生まれるので、それでまたがんばるというのを繰り返しています。自分も強さのある人になるのが目標―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。山田さん私自身も生きていると悩みごとが多いなと感じています。だからこそ、決して恵まれた環境に生まれたわけではないけれど、自分の幸せのために生きようとする凛の姿をこの映画を通して感じていただきたいです。時代背景は違いますが、私もそういう強さのある人でありたいというのが目標なので、ぜひみなさんにもそういう部分を見ていただけたらと思っています。インタビューを終えてみて…。吸い込まれそうな瞳が印象的な山田さん。柔らかいオーラのなかにも、芯の強さが伝わってきて、劇中の凛とつながっているようにも感じました。これからも幅広い役どころで、さまざまな表情を見せてくれるのが楽しみです。雷に打たれるような衝撃が走る!社会にはびこる理不尽さや息苦しさなど、現代にも通じる感情に訴えかける本作。圧倒的な自然の美しさと俳優陣から放たれる熱量、そして過酷な運命に見舞われながらもそのなかで自分らしさを見つけていく女性のたくましさに心を激しく揺さぶられる必見作です。写真・園山友基(山田杏奈)取材、文・志村昌美ヘアメイク・菅長ふみ(Lila)スタイリスト・武久真理江ブラウス、スカート 参考商品(ともにNATSUMI OKUMURA/)、イヤーカフ(左耳)¥3,600、ブレスレット(左腕)¥6,000、リング(右手人差し指)¥3,000(すべてgraey/)、イヤーカフ(右耳)¥20,900、リング(右手中指)¥52,800(ともにSARARTH/SARARTH カスタマーサポート )ストーリー18世紀後半、冷害による食糧難に苦しむ東北の村で、父と弟と暮らしていた17歳の凛。誰もが忌み嫌う仕事を引き受け、人々から蔑まされながらもひたむきに生きていた。そんな彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、飢えに耐え切れなくなった凛の父親・伊兵衛は、村の蔵から米を盗んでしまう。家を守るため、村人たちから責められる父をかばった凛は、罪を背負って自ら村を去る。そして、決して越えてはいけないと言い伝えられる山奥の神聖な森へと進んだ凛の前に、伝説の存在として恐れられる“山男”が現れることに…。目が離せない予告編はこちら!作品情報『山女』6月30日(金)ユーロスペース、シネスイッチ銀座、7月1日(土)新宿K’s cinemaほか全国順次公開配給:アニモプロデュース(C)YAMAONNA FILM COMMITTEE
2023年06月29日7月スタートの新ドラマ「CODE-願いの代償-」の制作発表会見が横浜のホテルにて開催。主演の坂口健太郎をはじめ、染谷将太、松下奈緒、堀田真由が登壇した。本作は、婚約者を失い絶望の淵におちた刑事・二宮(坂口さん)が、その死の真相を追い求める中で、“どんな願いも叶える”という正体不明のアプリ【CODE】を手にして展開されるノンストップ・クライム・サスペンス。会見にて意気込みを求められた坂口さんは、「挑戦的なことをやろうとしている作品。一瞬で物事が進む作品なので、ながら見ではなく、1時間をCODEのためにください」と語り、【CODE】の真相を探る記者役の染谷さんは、「台本も面白いし本当にノンストップなんです!毎回山場なので演じがいがあります!」と話した。謎の女性役の松下さんは「作品にスピード感があるので、ハラハラドキドキする中に円という女性がエッセンスとして入れられたらいいなと思って撮影しています!」とコメントし、椎名(染谷さん)と共に【CODE】にまつわる事件を追うハッカー役の堀田さんは「自分自身の中のハッカーという役の捉え方にギャップを持たせたいなと思っています!」と意気込んだ。また、スタッフから「坂口健太郎は、一度ツボに入ったら笑いが止まらなくなる」という情報が入り、三浦貴大演じる百田との緊迫した場面でも、笑いが止まらなくなってしまったエピソードが明かされる場面も。染谷さんは「僕との場面でも、坂口さんが笑い出して3~4回撮り直しがありました」と証言し、これに坂口さんは「一通り笑い終わらないと次にいけないんです…」と苦笑い。物語は重厚なサスペンスが繰り広げられる一方、現場は和気藹々とした日々の撮影のようだ。そんな会見は終始、全員が笑顔で進み、座長・坂口さんのもとでキャスト陣が結束している様子が随所に垣間見えた。「CODE-願いの代償-」は7月2日より毎週日曜日22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月27日木村拓哉主演「風間公親-教場0-」の9話が6月5日放送。素行不良の刑事を演じる染谷将太に「ハマりまくりで想像以上に良かった」「人間味溢れる演技」などの声が上がる一方、予告を見た視聴者からは遠野の容体を憂うコメントも寄せられている。シリーズ累計100万部突破ベストセラーの「教場」シリーズ。その主人公、風間公親が刑事指導官だった時代を描く本作。木村さん演じる刑事指導官のもとに送り込まれる様々な背景を抱えた新人刑事と、彼を狙う“千枚通し”の男をめぐる物語は描かれてきた。OJT(On the Job Training:実際の現場で仕事を学ばせる)型の事件捜査で新人刑事を鍛えていく育成法が“風間道場”と呼ばれる、刑事指導官の風間公親を木村さんが演じるほか、周囲が恐れる風間に対しても物怖じしないデスクの伊上幸葉に堀田真由。今回から風間道場に送り込まれる中込兼児に染谷さん。刑事の谷本進一に濵田崇裕(ジャニーズWEST)。谷本のバディである尾山柔に結木滉星。娘・ゆかりを育てながら警察で働く隼田聖子に新垣結衣。風間のもとで教育を受けているなかで、千枚通しで刺され意識不明となった遠野章宏に北村匠海。風間の所轄署時代の後輩で影のバディとでもいうべき存在の柳沢浩二に坂口憲二。15年前に殺人事件を起こし風間に逮捕され、再び“千枚通し”で風間と遠野を刺した十崎波琉に森山未來。警察学校の校長・四方田秀雄に小日向文世といった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。風間と遠野が刺された事件の専従捜査チームが集まっていた。柳沢は風間に十崎が事件後アパートに戻っていないこと、事件現場のビルに出入りしていた者のうち鳥羽暢照(濱田岳)というバイク便ドライバーと連絡が取れていないことを報告。隼田も志願して専従捜査チームに入っていた。そんななか、鉄道線の上を通る歩道橋で加茂田亮(金井勇太)が刺殺される。犯行時が雨だったため被疑者の指紋や足跡は判別出来ず、被害者は顔や指をライター用のオイルで焼かれていた。そこに中込がやってくる。彼は被疑者に暴力を振るうなど素行の悪さが原因で、所轄署から風間道場への異動を命じられていた…というのが今回のストーリー。中込は認知症の母親と妻と暮らしており、妻はもちろん自らも精神的に追い込まれていた。さらに風間は中込が幼少期、誘拐された経験があることを指摘する。そして激しく動揺する中込に「今でもその犯人のことが憎いんじゃないのか?」と問いかける…。「闇を抱えた刑事を演じる染谷将太が凄くいいなあ。木村拓哉との共演が見られて嬉しい」「教場の空気感と染谷将太さんがハマりまくりで想像以上に良かった…」「人間味溢れる演技に息を止めて見入ってしまいました」など、中込を演じる染谷さんの演技に絶賛の声が上がる。また予告で遠野の容体が悪化するカットが挿入されると、「遠野君…考えたくない」「遠野が気になって気になってしんどい」「最後の遠野さんに気持ち持っていかれた…」などといった反応も続出。遠野が目を開けるカットも流されたことから「目開けた!?遠野 目開けたよね!?開けたよね!?」「遠野くん、来週ちゃんと目が覚めてくれるんですよね!?」など、遠野の“生還”を望む視聴者からの数多くのコメントもSNSに投稿されている。【第10話あらすじ】風間と中込は、変死体が発見されたという現場に臨場する。死亡したのは住宅街の一軒家に住む仁谷清香(竹下景子)。発見したのは22歳年下の夫でデザイナーの継秀(岡田義徳)。清香は電話機の近く倒れており調理中だった様子で、彼女は1年ほど前から認知症を患っていた。それを知った中込は妻の明子(大西礼芳)に任せっきりにしている認知症の母・ふき(余貴美子)のことを思い出す…。「風間公親-教場0-」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年06月06日森山直太朗の楽曲「泣いてもいいよ」のMusic Videoが公開された。「泣いてもいいよ」は、20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の会場のみで発売されている弾き語りベストアルバム『原画Ⅱ』の収録曲。本日6月2日(金) に公開されたドキュメンタリー映画『共に生きる 書家金澤翔子』のエンディングテーマとなっている。MV監督を務めるのは、異例の48分越えの長編「原画」、鳥取砂丘を舞台に幻想的な世界観を表現した「さもありなん」などを手がけた映像作家の番場秀一。MVは鳥取市の国指定重要文化財 仁風閣で撮影され、鳥取市役所の職員8名がエキストラとして参加するなど、3月に配信リリースされた「さもありなん」のMVと同様に、鳥取市全面協力のもと撮影が行われた。なお弾き語りベストアルバム『原画Ⅰ』『原画Ⅱ』は、会場限定発売CDにも関わらず、発売日の1月17日から現在まで、手売りで15,000枚を突破。前篇追加および前篇追加の追加の弾き語り公演終演後には、CD購入者へ本人によるお渡し会を開催。また後篇のフルバンド公演で販売しているCDには、中に直筆サインが入っている。森山直太朗「泣いてもいいよ」MV<リリース情報>森山直太朗 弾き語りベストアルバム『原画Ⅰ』価格:3,000円(税込)※20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』会場限定発売森山直太朗『原画Ⅰ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅰ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅰ』パッケージデザイン【CD収録内容】1. 人間の森2. さもありなん3. 金色の空4. 花5. レスター6. 声7. ラクダのラッパ8. 君は五番目の季節9. 今10. いつかさらばさ11. 生きてることが辛いなら12. さくら13. 土曜日の嘘森山直太朗 弾き語りベストアルバム『原画Ⅱ』価格:3,000円(税込)※20thアニバーサリーツアー『素晴らしい世界』会場限定発売森山直太朗『原画Ⅱ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅱ』パッケージデザイン森山直太朗『原画Ⅱ』パッケージデザイン【CD収録内容】1. 日々2. 泣いてもいいよ3. アルデバラン4. 青い瞳の恋人さん5. 愛し君へ6. 素晴らしい世界7. papa8. あなたがそうまで言うのなら9. カク云ウボクモ10. 生きとし生ける物へ11. どこもかしこも駐車場12. 夏の終わり13. 群青<ツアー情報>『森山直太朗 20thアニバーサリーツアー「素晴らしい世界」』※終了分は割愛■<後篇>(フルバンド)6月3日(土) 宮城・東京エレクトロンホール宮城6月4日(日) 福島・喜多方プラザ文化センター せせらぎホール6月10日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA6月17日(土) 山形・荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)大ホール6月24日(土) 福井・敦賀市民文化センター6月25日(日) 石川・白山市松任文化会館 ピーノ7月2日(日) 沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと7月9日(日) 神奈川・ハーモニーホール座間7月16日(日) 大阪・ラブリーホール(河内長野市立文化会館)7月30日(日) 広島・呉信用金庫ホール8月5日(土) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール8月6日(日) 佐賀・鳥栖市民文化会館8月11日(金・祝) 鹿児島・霧島市民会館8月19日(土) 茨城・ザ・ヒロサワ・シティ会館8月26日(土) 愛知・安城市民会館8月27日(日) 岐阜・バロー文化ホール(多治見市文化会館)9月2日(土) 奈良・なら100年会館 大ホール9月9日(土) 高知・高知市文化プラザかるぽーと9月10日(日) 香川・ハイスタッフホール9月14日(木) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)■<前篇追加の追加>(弾き語り)6月18日(日) 秋田・あきた芸術劇場ミルハス 中ホール7月15日(土) 和歌山・和歌山城ホール7月22日(土) 山梨・東京エレクトロン韮崎文化ホール7月28日(金) 島根・安来市総合文化ホール アルテピア 大ホール8月13日(日) 大分・さいき城山桜ホール9月16日(土) 北海道・根室市総合文化会館9月24日(日) 静岡・菊川文化会館アエル※ツアースケジュールは随時更新されますので、ツアー特設サイトをご確認ください。※チケットのお申込み方法・詳細はツアー特設サイトをご確認ください。ツアー特設サイト:チケット情報はこちら:関連リンク森山直太朗 オフィシャルサイト:森山直太朗 Twitter:森山直太朗スタッフ Twitter:森山直太朗 Facebook:森山直太朗 TikTok:森山直太朗 UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト:森山直太朗 YouTube:森山直太朗のにっぽん百歌:
2023年06月02日坂口健太郎主演、染谷将太共演の「CODE―願いの代償―」が読売テレビ・日本テレビ系にて7月2日(日)より放送されることが分かった。婚約者を失い絶望の淵におちた刑事が、その死の真相を追い求める中で、「どんな願いも叶える」という謎のアプリ【CODE】を手にして展開される物語。果たして、恋人の死の真相とは?謎のアプリの背後に潜む陰謀とは?幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻く、ノンストップ・クライム・サスペンスが幕を開ける。本作は、台湾で大ヒットした「浮士徳遊戲(英題:CODE)」(2016年)、「浮士徳遊戲 2(英題:CODE2)」(2019年)が原作で、日本版としてオリジナル要素がふんだんに盛り込まれた展開が繰り広げられる。坂口健太郎主演を務める坂口健太郎が演じるのは、恋人の死という大きな悲しみを背負いながら、静かにも熱く秘めた想いで真実を追い求める刑事・二宮湊人(にのみや・みなと)。二宮は謎のアプリ【CODE】を手にするが、そのアプリを使う先には大きな代償が待っていた。坂口さんは、そんな二宮の魅力を「目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です」と語っている。坂口さんは4月期日テレ系土曜ドラマ「Dr.チョコレート」に続いて、異例の同局2クール連続の主演を務めることでも話題に。2クール連続で主演を務めることについて、クランクイン前のインタビューでは「ただただ大変です!(笑)でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな」と語り、ハードな撮影も明るく笑い飛ばし、作品の始動を楽しみにする笑みを垣間見せた。染谷将太共演として決定した染谷将太が演じるのは、CODEの謎を追うフリーの記者・椎名一樹(しいな・かずき)。物語の中で、CODEを使用する二宮の行動を監視し、二宮の行く先々に姿を現して不穏な立ち回りを見せるという役どころ。染谷さんは「何が起こるかわからない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした」と作品への期待を語る。2023年に入り、「ブラッシュアップライフ」、「風間公親-教場0-」と話題作への出演が続き、コミカルな役からシリアスな役までこなす染谷さんが、本作ではどのような表情を見せるのか注目が集まる。脚本には酒井雅秋(「レッドアイズ 監視捜査班」「アバランチ」)、山田能龍(「全裸監督」「新聞記者」)が決定。そして、演出には森淳一(『見えない目撃者』「ミス・シャーロック」)と木村ひさし(「警視庁アウトサイダー」「99.9%-刑事専門弁護士-」)が務める。重厚なサスペンスが期待できる制作陣からも、本作への期待が高まる。■坂口健太郎(二宮湊人役)コメントQ.今回の作品への意気込み「どんな願いも叶えるアプリ」と、それだけを聞くとファンタジーのようには聞こえるのですが、それをしっかり裏付けるようなストーリーがあるので、現実にありそうな物語だな、と思いました。二宮は、目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です。静かに見えるけど実はもっと熱いんだよ、みたいな。そんな男が、色々なところでもがいていくことになるので、自分自身とリンクするかと言われたら難しい部分もありますが、僕自身の中でも共鳴率を上げていきたい、と思っています。染谷さんも含めて、周りのキャストは意外とはじめましての方々が多そうなので、良い相乗効果を生み出して、良い作品にしていきたいです!Q.2 クール連続主演を務めることについてちょっと働きすぎですよね?なかなかこのスケジュールで弱音を吐かない役者はいないぞ、と(笑)…そんなふざけた話もありつつ(笑)。でも、2作品ともキャラクター、性質は全然違う2人なので、「敢えて演じ分けをしよう」ということは思っていません。それぞれの衣装を着て、メイクをしてもらって、キャスト、スタッフの方々に囲まれたら、自然と出てくるものがあるかと思っています。でもやっぱり、ただただ大変です!(笑)でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな、と。「CODE」は緊張感ある場面が多くなってきますが、僕自身が緊張して、焦りに繋がっていくことはよくないので、この作品では余裕をもってやる、ということは心がけて頑張ります!■染谷将太(椎名一樹役)コメントQ.今回の作品への意気込み何が起こるかわからない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした。坂口さんはとても包容力があり、凄くリラックスした状態で楽しく一緒にお芝居をすることが出来ました。とても感謝しています。坂口さん演じる二宮がCODEにどう立ち向かって行くのか?一番近くで目撃出来ることが楽しみでなりません。誰もが思わず見入ってしまうであろうドラマの世界感を必死に生き抜き、視聴者の皆さんの日曜夜が楽しみになるよう頑張りたいと思います!■中間利彦プロデューサー(ytv)のコメントどんな願いも叶うアプリ【CODE】とは、いったい何なのか?そして、誰しもが持つ【欲望】の先にある「人間の性」とは何なのか?を描きたいと思い企画しました。次から次に怒涛の展開が押し寄せる極上のノンストップクライムサスペンスをお届けします。主人公の二宮は、婚約者の死の真相と【CODE】の謎に立ち向かっていく、不屈の闘志を持つ刑事です。そんな二宮を、唯一無二の空気感と芝居の幅を持つ坂口健太郎さんに演じて頂きます。約7年前にご出演されていた舞台(「かもめ」)を観劇して以来、いつか絶対にご一緒したいと切望していました。坂口さんなら、強くも切ない、熱さと憂いを併せ持つ魅力的な二宮を演じてくれると確信しています。そして、飄々としていて掴みどころが無いが、秘めた想いを胸に【CODE】の謎に迫るフリーの雑誌記者・椎名は、どんな役もリアリティある説得力で観ている人を魅了する染谷将太さんに演じて頂きます。染谷さんの底のしれない存在感が、椎名というキャラクターを目が離せない存在にしてくれるはずです。この二人が共演するドラマが面白くないはずがありません!私自身、二人の芝居合戦が楽しみで仕方ないです。是非ご期待ください。「CODE―願いの代償―」は7月2日(日)より毎週日曜22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2023年05月23日5月7日(日) まで群馬・太田市美術館 図書館で行われていた展覧会『なむはむだはむ展「かいき!はいせつとし」』の巡回展が、5月20日(土) から6月4日(日) まで兵庫・バイソンギャラリーで開催されることが決定した。「なむはむだはむ」は、岩井秀人、森山未來、前野健太の3名によるプロジェクト。「子供たちのアイデアを大人たち(プロのアーティスト)がなんとか作品にする」というコンセプトのもと、子どもたちとともにワークショップを実施し、そこで生まれたアイデア(物語)を見つめ、解釈し、身体表現、音楽表現を伴う舞台作品や映像作品としてアウトプットしている。バイソンを設営・運営している廃屋リノベーション集団「西村組」と同展のキュレーターを務める森山は、2022年度に神戸市経済観光局が主催となって行われたアートイベント『KOBE Re:Public Art Project』などさまざまな形で協働しており、太田市美術館 図書館での個展に際しては、西村組が保存していた廃屋から出る様々な残置物を使って作品を制作・展示していた。『なむはむだはむ展「かいき!はいせつとし」〜ミニ巡回展もしくは凱旋展! in KOBE〜』と銘打った今展示は、太田市美術館 図書館での展示を一部抜粋した“ミニ”巡回展として、さらには西村組の協力によって生まれた作品群の“凱旋展”として行われる予定だ。■キュレーター 森山未來 コメント2023年2月18日より5月7日まで太田市美術館・図書館(群馬県)にて開催された『なむはむだはむ展「かいき!はいせつとし」』の巡回展を、神戸市兵庫区梅元町に2023年5月より新たに開設されたアーティスト村「バイソン」にて開催します。バイソンを設営・運営している廃屋リノベーション集団「西村組」となむはむだはむメンバー・森山未來は2022年度に神戸市経済観光局が主催となって行われたアートイベント「KOBE Re:Public Art Project」など、さまざまな形で協働しています。さらに今回の太田市美術館・図書館での個展に際しては、森山は西村組が保存していた廃屋から出る様々な残置物を使って作品を制作・展示していました。今展示は、太田市美術館・図書館での展示を一部抜粋した“ミニ”巡回展として、さらには西村組の協力によって生まれた作品群の“凱旋展”として、大人から子供まで、鑑賞者の皆様に楽しんでいただければと願っています。<開催情報>なむはむだはむ展『かいき!はいせつとし』〜ミニ巡回展もしくは凱旋展! in KOBE〜5月20日(土) ~6月4日(日) 兵庫・バイソンギャラリー11:00~18:00(入場は17:30まで)観覧料:投げ銭方式アーティスト:岩井秀人(作家・演出家・俳優)、森山未來(俳優・ダンサー)、前野健太(シンガーソングライター)、金氏徹平(美術家・彫刻家)なむはむだはむ 公式サイト:
2023年05月16日木村拓哉主演「風間公親-教場0-」第6話が5月15日放送。風間の眼を千枚通しで突き刺した犯人役で出演した森山未來に驚きの声が上がるとともに、ゲスト出演した筒井道隆の出演でTwitter上には“あすなろ白書”がトレンド入りを果たす状況になっている。「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得したシリーズ累計100万部突破ベストセラーシリーズを原作に、木村さん演じる刑事指導官がOJT型の事件捜査で新人刑事を鍛えていくストーリーが展開する本作。“事件現場自体が教場”となるOJT型(On the Job Training:実際の現場で仕事を学ばせる)事件捜査で新人刑事を鍛えていく、通称“風間道場”を行う刑事指導官・風間公親を木村さんが演じるほか、「どうしても刑事にならないといけない」という強い意志を持って“風間道場”へやってきた遠野章宏に北村匠海。風間の指導官室のデスクを務める神奈川県警本部捜査一課事務員の伊上幸葉に堀田真由。“風間道場”にやってきた刑事に風間との接し方を教える谷本進一に濵田崇裕(ジャニーズWEST)。谷本のバディをしている尾山柔に結木滉星。遠野を“風間道場”へ推薦した四方田秀雄に小日向文世。“風間道場”の考案者である眞堂丈史に小林薫といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。熊之背山の登山口近くで頭部と両手首が切断された変死体が発見される。現場に向かった風間は遠野に死体の絵を描くよう指示する。遠野は右肩が左よりも下がっていることに気づくが、その理由まではわからなかった。風間は遠野に、科捜研がDNA型を調べて行方不明者との照合を終えるまでに犯人を仕留めろと告げる。幸葉が現場近くに住んでいることを知った遠野は、彼女に協力を求め、現場に集まっていた野次馬の写真の中から近隣住民とハイキング客を除外する。そこからギャラリーを経営している画家の向坂善紀(筒井さん)という男に注目する…というのが6話の展開。視聴者からは木村さんと筒井さんの共演に「筒井道隆と木村拓哉、あすなろ白書だ」「あー!あすなろ白書の2人が対峙!」「あすなろ白書リアタイ世代には嬉しすぎるって…」といった声が上がるとともに、Twitterでは“あすなろ白書”がトレンド入りを果たす。向坂の自首で事件は解決するがそこに張り込みの応援要請が入り、風間と遠野は現場に車を走らせる。そして物語はSPドラマ「教場II」のラストシーンへと繋がっていくのだが、今回のオンエアではSPでは明かされなかった、千枚通しで遠野をめった刺しにしたうえ、風間の眼を突き刺した犯人の正体が明かされた…。「重要な千枚通しの犯人役、森山未來さんでしたか!」「いや、待て待て犯人森山未來やったやん!!!」「犯人は森山未來さんだったとは…」など、犯人役で出演した森山さんにも驚きの声が上がっている。【第7話あらすじ】15年前に殺人事件を起こし風間に逮捕された男が、風間と遠野を襲い遠野は意識不明の重体となる。風間も右目を刺されていたが事件現場での実況見分に加わる。そこには隼田(新垣結衣)の姿もあり、別の日、風間たち、舞台俳優の元木伊智朗(前原瑞樹)が死亡したというアパートへ臨場。そこに新人刑事の鐘羅路子(白石麻衣)もやってくる…。「風間公親-教場0-」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年05月15日演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務める『ほつれる』が9月8日(金)に公開されることが決定。監督と、主演の門脇麦らキャストよりコメントが到着し、ティザービジュアルが解禁された。綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき綿子と木村の関係を揺るがす決定的な出来事が起こってしまう。平穏に見えた日常の歯車が、徐々に狂い始める…。過去を振り返るうち、綿子は夫や周囲の人々、そして自分自身と向き合っていくことになる。本作を監督するのは、「もはやしずか」「ザ・ウェルキン」で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞、「ドードーが落下する」で第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也。「平成物語」(18)、「俺のスカート、どこ行った?」(19)、「きれいのくに」(21)など話題のテレビドラマの脚本も手掛けている。本作は、昨年公開され、そのリアリティ溢れる台詞まわしで観客の心を揺さぶり、演出家としての手腕を見せつけた初長編映画『わたし達はおとな』を経て臨んだ、オリジナル脚本・長編監督映画2作目。ある出来事をきっかけに、夫や周囲の人々、そして自分自身とゆっくりと向き合っていくひとりの女性の姿を捉える。門脇麦(綿子役)主演を務めるのは、『あのこは貴族』(21)、「リバーサルオーケストラ」(23)などに出演、まもなく『渇水』(23)の公開を控える門脇麦。その高い演技力で、目の前の現実に揺れる主人公の心の機微を繊細に演じ上げる。田村健太郎(文則役)綿子の夫・文則役には、映像・舞台とマルチに活躍する俳優・田村健太郎。映画・ドラマシーンでも欠かせない存在感を見せる田村さんだが、綿子との関係に苦悶する文則の緊張感あふれる演技に注目だ。染谷将太(木村役)さらに、その存在が大きな鍵を握る男・木村を演じるのは、『ヒミズ』(12)で第68回ヴェネチア国際映画祭、日本人初となる最優秀新人俳優賞を受賞し、以来出演作で圧倒的な存在感を放ち続けている染谷将太。黒木華(英梨役)綿子の親友・英梨を『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)、『せかいのおきく』(23)の黒木華が演じる。公開情報と併せて解禁されたのは、「心がゆれる――。」のことばとともに、主人公・綿子が、光の差す部屋で佇む姿が映し出されたティザービジュアル。綿子の心の揺らめきを感じさせる表情と、何かを見つめる眼差しが印象的だ。彼女の視線の先には一体何が…?《キャスト&監督コメント》■門脇麦(綿子役)人生には誰しも何かを選択せねばならない瞬間が何回かあって、その瞬間は点でもさまざまな過程が入り混じった線があるからこその今に至る、その繰り返しが人生なのだと思います。この物語は1人の女性のとある時期の点と線を描いた物語です。物語というより観察、記録、にも近い感触が残るのではないかと思います。映画のメッセージも答えも全て観てくださる方に委ねられている作品です。是非劇場に足をお運びください。■田村健太郎(文則役)目の前には門脇さん演じる綿子がいて、ガラス細工のような台本があって、『やってみましょう』と加藤監督がポツリと言って始まり、役者、照明、撮影の歯車を変えてもう一度やってみる。その繰り返しでした。そうやって静かに淡々とひとつに向かう、皆が職人のような、工房のような現場でした。とても幸せでした。組み上がったものを思い出すと、人間を不思議に思ったり、生々しさに後ろめたくなったり、また雲間からのぞく三日月みたいな業に不覚にも見とれてしまう瞬間もあったりで…この作品に今だに掻き乱されてます!■染谷将太(木村役)自分を見つめる事ほど難しい事はありません、様々な関係性の視線の先に自分が居るとするならば、自意識も1つの視線でしかない、綿子が1歩踏み出した自分を求める旅路を加藤監督は細部まで見事に映画に落とし込んでいて圧巻でした。加藤監督の書くセリフはとても繊細な言葉達で、会話を作り上げるのがとても楽しい作業でした。皆様にはスクリーンであの緊張と緩和の空気に揺さぶられて欲しいと願っております。■黒木華(英梨役)加藤さん演出の舞台に出演させていただいてから、この人とは必ずもう一度仕事をしたい、と思っていました。それからあまり日を待たず、今度は映画という場でご一緒することができ、大変嬉しく思います。「ほつれる」という単語を皆さんがどう捉えられるか、映画を見ていただけるのが楽しみです。■加藤拓也監督この作品では当事者性を感じることができない、またはしないで、向き合うことを諦めているある一人のもつれが描かれています。それが小さなことから大きなことまで、いかに繰り返されているのかということが、私にとって二本目の映画になりました。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年05月15日現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』より、池松壮亮、柄本佑、森山未來というトリプルライダーが集結した、30分超えのスペシャル鼎談映像が公開された。興行収入は、歴代の「仮面ライダー」映画史上最高記録&初の興行収入20億円を突破した本作。今回の映像では、本郷猛/仮面ライダー役の池松さん、一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本さん、ルリ子(浜辺さん)の兄・イチロー役の森山さんが、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きが決定するまでの話や、話題となっているクライマックスの激闘についてなど、ファン必見の超貴重なエピソードを明かしている。クライマックスの3人のバトルシーンは、演者自身が中心に考案されたが、庵野秀明監督から「泥仕合」という差し込み原稿(※現場で追加される台本)も入ったそう。柄本さんは「その日に撮りたいとなって段取り(※本番前に行う動きの確認)が始まったら『変えたい』となって現場で調整するための待ち時間が発生し、3・4時間経って『1回持ち帰って明日にしましょう』となりました」とふり返る。森山さんも「『ドキュメント「シン・仮面ライダー」~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~』で描かれたように、アクション監督の田渕景也さんとアクション稽古をしたり絵コンテやアクション映像を作って……というやり取りは撮影スタジオに入るまでずっと続いていましたね」と明かした。また、チョウオーグ/仮面ライダー第0号の動きについて森山さんは、「本編では使われなかった部分が多いのですが、変身前の基本的な動き方は瞑想や、『プラーナ』というキーワードから考えていきました。プラーナはサンスクリット語で『大気中に存在しているエネルギー』といったような抽象性のある言葉ですが、プラーナを呼吸なのか、体内に取り込んで循環するという考えで動きを作れたら面白いんじゃないですか、という提案はしました」と考案の過程を語っている。『シン・仮面ライダー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・仮面ライダー 2023年3月18日より全国にて公開©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2023年05月01日