indigo la Endが、単独公演『トウヤノマジック vol.1』を12月1日(日) に神奈川・横浜アリーナで開催することが決定した。今年活動14年目を迎え、過去最大規模となるツアー『藍衆』を開催中のindigo la End。彼らが横浜アリーナで単独公演を行うのは今回が初となる。併せて、スタイリスト兼“服部プロ”代表の服部昌孝によって集められたクリエイティブチームが監修したindigo la Endの新たなアーティスト写真が公開された。<ライブ情報>indigo la End『トウヤノマジック vol.1』12月1日(日) 神奈川・横浜アリーナ開場16:30 / 開演17:30indigo la End『トウヤノマジック vol.1』告知画像<ツアー情報>indigo la End TOUR 2023-2024『藍衆』※終了分は割愛4月13日(土) 長崎・長崎ブリックホール4月21日(日) 沖縄・ミュージックタウン音市場チケット情報:()オフィシャルサイト:
2024年04月03日アイドルグループ・美 少年のアリーナツアー「美 少年 Arena Tour 2024 Gates+」横浜アリーナ公演が30日に開催され、メンバーである藤井直樹、那須雄登、浮所飛貴、岩崎大昇、佐藤龍我、金指一世が、新曲「魔法の夜」をはじめ全26曲を熱唱し、ステージ上を駆け巡った。3月16日の愛知・Aichi Sky Expoからスタートした美 少年アリーナツアー。過去最多となる5都市をめぐるツアーの2都市目となる横浜アリーナ3dayの中日となった30日。メンバー6人の個性を存分に発揮できる6つのゲートを開くというコンセプトのコンサートは、モノクロのスタイリッシュな映像のあと、オープニングは「Cosmic Melody」や「Beautiful love」など美 少年の楽曲Mixバージョンでスタート。那須や浮所が「横浜アリーナ! 俺たちが会いに来たぞ!」「待たせたな! 横浜アリーナ! 愛し合っていこうぜ!」と会場を煽ると、大歓声がこだまするなか、メンバーたちがさまざまな楽曲を会場全体に足を運び、歌い踊る。前半最後には新曲となる「魔法の夜」がファンに初披露されると、今後グループの代表曲になっていきそうな楽曲にファンからは大歓声が上っていた。ソロステージでは、それぞれの個性を生かしたパフォーマンスを披露する。那須はKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔のソロ曲「Think u x.」を華麗なダンスで歌い上げると、最後は上裸でフィニッシュ。金指はステージ上で華麗なキックボクシングを披露すると、King & Princeの「ichiban」を歌い上げる。さらに藤井は嵐の二宮和也のソロ曲「秘密」をキュートに、佐藤は自身のソロとなる新曲「To You」をピアノの弾き語りで聴かせる。岩崎は自身が作った新曲「We’re gonna be a star」をアカペラからスタートして情緒たっぷりに歌い上げると、浮所はSixTONESの「Mad Love」をスタイリッシュな格好良さで表現した。MCでは那須が「最初ははだけるつもりはなかったのですが、テンションが上がって最後はだけてしまった」と上裸になった理由を照れくさそうに語ると、佐藤は「今回のツアーはメンバーのソロも見どころとしてアピールしようということで、僕はピアノをやらせてもらいました。新しいことをするのが苦手だったのですが、ピアノをやってみたらとても楽しくて、今後も続けていきたい。一歩踏み出すことって怖くて勇気がいるけれど、失敗してもいいから踏み出してみよう!」とメッセージを送っていた。岩崎は自身が披露したソロ曲について「会場のみんなが一つになるために心を込めて作りました」と語っていた。さらにこの日は浮所の髪の色にも注目が。昨日まで黒髪だった色が赤に変わっていたことにメンバーがツッコミを入れると浮所は「浮所レッドです」と笑い「今朝4時に起きて、5時に美容師さんに来ていただいて、3時間で染めたんです」と説明する。すると岩崎が「横アリ昨日から始まったのに、なんで(中日の)今日なの? 初日なら分かるんだけど」と疑問を投げかけると、浮所は「本当は横アリ初日に間に合わせたかったんだけど、用事があっていけなくて。それはちょっと悔やまれますね」と理由を述べる。そんな浮所に金指は「でも黒と赤の両方が見られたから二日間来た人はうれしいですよね」とフォローしていた。またブログで大学卒業を発表していた浮所は「僕が卒業を伝えたら“卒業”がトレンドに入っていて。みんなのパワーに驚きました」とファンに感謝すると、同じく今年大学を卒業した那須は「やっとだね」と喜びを分かち合っていた。6つのゲートが開いてコンサートが終了すると、ファンに向かって「こうしていまこの場に立てているのは応援してくださった皆さんのおかげです」と6人がそれぞれの言葉で感謝を述べると「最高で素敵な時間を過ごすことができました。ファンタジーな世界観を一緒に楽しんでいただけてうれしい」(藤井)、「今回のアリーナツアーは6人の魅力が出せればとソロを頑張りました。やってみて改めて誰一人個性が被っていないなと思いました。これからも6人がそれぞれレベルアップしていきたい」(金指)、「『魔法の夜』いかがでしたか?みんなとの宝物のような曲になればいいなと思っています。ソロ曲は5~6年前からやりたいと思っていて、ダンスを一生懸命練習しました。これからは学生という肩書きが亡くなるので、ビシバシアイドルしていきます!」(那須)、「この1年間正直苦しいときや不安なこともありましたが、それでもついてきてくださったファンの方に感謝します」(岩崎)、「マスクをしていない方もたくさんいらっしゃって、皆さんの笑顔を見ることができて本当にうれしい。横浜アリーナも2年連続のステージですが、こういうことは当たり前ではない。皆さんがいるからこそ輝けるんだと思います」(佐藤)、「赤髪似合っていますか? 最初は小さな解除から始まって8年。こんなに大きな会場にたくさんのお客さんが集まってくれて、言葉に表せないぐらいうれしい。これからは一人一人が世界に通用するスターになるために頑張っていきたいです」(浮所)と熱い思いを語っていた。
2024年03月31日羊文学の横浜アリーナ単独ライブ「羊文学 LIVE 2024 “III”」が、2024年4月21日(日)に開催される。羊文学の横浜アリーナライブ「羊文学 LIVE 2024 “III”」新曲「more than words」がTVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」のエンディングテーマに採用、同曲を含む12曲を収録した新作アルバム『12 hugs(like butterflies)』のリリースを12月に控えるなど、今さらなる注目を集めている羊文学。アルバムのリリースと共に開催が発表された今回のライブは、バンドのキャリア史上最大規模となる初のアリーナ公演。チケットは10月3日(火)より、オフィシャル一般先行1次とファンクラブ先行の受付がスタートする。開催概要羊文学 横浜アリーナ単独ライブ「羊文学 LIVE 2024 “III”」開催日:2024年4月21日(日)会場:横浜アリーナ時間:開場 17:00 / 開演 18:00全席指定:前売 7,800円<チケット>・オフィシャル一般先行1次受付日程:10月3日(火) 21:00〜10月22日(日) 23:59チケット受付:チケットぴあ・ファンクラブ先行受付日程:10月3日(火) 21:00〜10月22日(日) 23:59【問い合わせ先】スマッシュTEL:03-3444-6751ホットスタッフTEL:050-5211-6077
2023年10月07日音楽フェス「バズリズムライブ 2023」が、2023年11月3日(金・祝)・4日(土)・5日(日)の3日間、神奈川・横浜アリーナにて開催される。音楽フェス「バズリズムライブ」とは「バズリズムライブ」は、日本テレビ系の音楽番組「バズリズム02」が贈る、スペシャルな音楽ライブイベント。今回もバズリズムらしい視点で選ばれた“今観るべきアーティスト”が集結し、全3日間の日程で会場を盛り上げる。注目の出演アーティスト初日は、「バズリズムライブ」初登場となるTHE RAMPAGE、Novel Core、MAZZEL、M!LK、ONE N’ ONLYの5組が出演。2日目には、初参加のano、女王蜂、乃木坂46に加え、2021年以来2度目の参加となるNiziUの4組が参戦する。また、最終日には「バズリズム02」の新春恒例企画「2023年コレがバズるぞ!BEST10」の第1位に選出されたChilli Beans.が出演。3回目の出演となるSUPER BEAVERや5回目の出演となるsumikaなど、常連となっているアーティストの参加も明らかになっている。出演者一覧MC:バカリズム■11月3日(祝・金)THE RAMPAGE / Novel Core / MAZZEL / M!LK /ONE N’ ONLY / XY(※)■11月4日(土)ano / 女王蜂 / ちゃんみな / NiziU / 乃木坂46 / UNLAME(※)■11月5日(日)SUPER BEAVER / sumika / Chilli Beans. / BE:FIRST / 龍宮城 / ブランデー戦記(※)(※)=オープニングアクト開催概要「バズリズムライブ 2023」開催日:2023年11月3日(金・祝)・4日(土)・5日(日)開場 / 開演(各日):開場16:00 / 開演17:00(予定)会場:神奈川・横浜アリーナチケット各公演チケット価格:9,900円チケット一般発売:10月14日(土)12:00〜※チケットに関する詳細はイベント公式WEBサイト(より。
2023年09月07日アンジュルムが、6月21日(水) に神奈川・横浜アリーナで『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』を開催した。今回グループ初となる横浜アリーナでの単独公演をもって、2代目リーダーとしてアンジュルムを牽引した竹内朱莉がグループおよびハロー!プロジェクトを卒業。ライブはタイトル通り大きな愛に包まれた内容で、メンバーの念願でもあった単独でのアリーナ公演という夢を叶えた瞬間でもあった。ソールドアウトとなった今回のメモリアル公演には約1万2,000人のファンが来場したほか、CSテレ朝チャンネル1での生中継及び、全国47都道府県と台湾・香港の映画館にてライブビューイングも実施(83スクリーン約1万4,000人動員)。全18公演で展開されたツアーのラスト、そしてグループを卒業する竹内を贈るのに相応しいフィナーレとなった。開演前から竹内のメンバーカラーである青一色に染まった会場。ステージ上には紗幕がセッティングされ、ライブは最新アルバムに収録されている「ぶっ壊したい」というエネルギッシュな楽曲でスタートする。曲に合わせて紗幕に映像が映し出される特別な演出で、2曲目の「出すぎた杭は打たれない」がはじまると紗幕が下り、竹内のメンバーカラーである青色を取り入れた衣装を着たメンバーが姿を現す。続けて「マナーモード」「人生、すなわちパンタ・レイ」とアップチューンを続けて披露していく。MCの冒頭で竹内は「横浜アリーナにお集まりの皆さん、ようこそ! アンジュルムです」と挨拶すると、「卒業の実感がないんですよ」と素直な気持ちを吐露。そして「今日は(チケット)完売だ! 最強アンジュルムをお見せしたい!」と意気込みを語り、再びライブのターンへ。ここからは、アンジュルムのライブ定番曲のオンパレード。「赤いイヤホン」「愛されルート A or B?」「次々続々」「悔しいわ」「ドンデンガエシ」とたたみかける。中でも、「次々続々」の間奏で魅せる竹内のソロダンス後のファンによる「た〜け!」の定番コールは、これまでにない大声援。ファンの声を聞くためにイヤモニを外した竹内は、この声援に思わず笑顔。この瞬間は、心に響くシーンとなった。一度メンバーがはけるとステージ上のスクリーンには、卒業公演の場所を告知した映像やスマイレージオーディション時の映像など、竹内の歴史を振り返るメモリアルVTRが流れ出す。始まったばかりのライブだが、すでに最高潮ともいえる一体感が横浜アリーナを包む。ただ、天井知らずが今のアンジュルムの強みの一つだ。勢いは止まることを知らず、さらにライブはヒートアップしていく。このターンの一曲目は会場のファンをメンバーが煽りまくる「私、ちょいとカワイイ裏番長」でスタート。竹内がリーダーとなってから加入したメンバー5人(橋迫鈴、川名凜、為永幸音、松本わかな、平山遊季)が会場を煽ると、メンバーとファンの「ちょいカワ!」のコール&レスポンスの応酬へ。その後、「ミステリーナイト!」を挟み、メンバーは横浜アリーナ公演のために用意された新衣装で登場。ここから、竹内がスマイレージの2期メンバーとして活動していた、スマイレージ時代の楽曲を抜粋したメドレーへ突入する。メドレーのはじまりは、竹内のソロによる「タチアガール」。同曲は竹内がサブメンバーとしてスマイレージの楽曲に初参加し、発売記念イベントで当時のプロデューサーであったつんく♂から正式メンバーに昇格することが発表された思い出の楽曲だ。彼女のアイドル人生のはじまりを告げる楽曲でメドレーはスタートし、その後は竹内とシャッフルメンバーによる「ええか!?」「ねぇ 先輩」「エイティーン エモーション」「「良い奴」」「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」とパフォーマンス。メドレーの最後は、ファンがメンバーの名前と“スキちゃん”を合わせたコールが印象的な「スキちゃん」。「たけちゃんがスキちゃん!」「みんながスキちゃん!」とメンバーとファンが一緒になって歌い上げていた。スマイレージ時代の楽曲を知る竹内のラストツアーということもあり、竹内自身も春ツアーのMC「歌い継いでいってほしい」という思いがあると語っていた。メドレーの後は、アンジュルムの卒業公演では欠かせない楽曲「交差点」。毎回、歌唱中にメンバーの涙腺を崩壊させる同曲で、毎度涙を流してしまうのがリーダーの竹内。しかし今回は竹内が涙ながらに歌うメンバーを優しく見つめ、時に励ます姿が印象的だった。しかし、ラストでメンバーが竹内を囲うように歌い出すと、彼女の目にも光るものが流れていた。卒業ムードはさらに続く。竹内をデビュー時から見守ってきたつんく♂提供による最新シングル「同窓生」を披露。同曲は竹内のラストシングルということで、「スマイレージ時代からお世話になっているつんく♂さんに最後はお願いしたいという気持ちがあった」という思い入れの強い楽曲だ。パフォーマンス中はメンバーが風船を持って花道を周回。その後MCで竹内は「泣けたねー。交差点やばいわ」と懐古。今回はリハーサルでも泣かずにいたそうで、このMCでも「私、泣きませんでした!」と言う予定だったという。しかし、いつも通り涙を流してしまった結果に「ちゃんと泣いたよね(笑)」と竹内は笑顔を見せていた。ライブはいよいよ後半戦へ。最新シングル「アイノケダモノ」でスタートし、「Survive〜生きてく為に夢を見んだ」を歌い、ラストスパートは「46億年LOVE」「愛すべきべき Human Life」「大器晩成」と、アンジュルムのライブのトリを飾ってきた定番曲のオンパレード。竹内が前日のブログに記していた「今の10人の集大成の最強アンジュルムをお見せするので皆さん覚悟して来てくださいね!!!」という言葉通りの内容で本編は終了した。アンコールでは会場が竹内のメンバーカラーである青色に染まり、「たけちゃん!」コールが巻き起こる。このファンからの声援に応えるように、赤と青のチェック柄のドレスを着た竹内が登場。この衣装は竹内本人のリクエストによりスマイレージ時代のメンバーカラーの赤色と、アンジュルムのメンバーカラーの青色を組み合わせたデザインだ。竹内はソロで、グループの大ファンを公言しているシンガーソングライター、堂島孝平が手がけた竹内の卒業ソング「行かなくちゃ」を初披露。堂島が「竹内さんを通して、新しい一歩を踏み出す人にもちゃんと響くものにしたい」という思いを込めたという歌詞を竹内が一つ一つ丁寧に歌いあげていく。そして竹内は、ファン、スタッフ、メンバーに向けて感謝のメッセージを語る。「アイドル人生の最後、こんなに素敵な景色を見せてくれてありがとうございます。こんなに長い間やっていると思わなかったので、私が一番びっくりしています。どんな時でも暑苦しいくらいの応援、大きすぎる愛を皆さんからいただいたから、今日まで駆け抜けて来ることができました。アンジュルムとしてステージに立っている時が、一番自分が輝いていると思うし、そんな自分が一番好きでした。私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございました」と時折り涙をこらえながら、感謝のメッセージを贈る。竹内は、かわいい後輩たちにも言葉をかける。「加入したときは不安そうにステージに立っていたこともあったのに、気づいたら、こんなにカッコよくて、かわいくて、頼もしい存在になっていました。だから、私はこれからのアンジュルムがとっても楽しみです! みんなの信じた道を突き進んで、新しい形を作り上げて欲しい。いろんな壁もみんなでぶっ壊して、最強アンジュルムをこれからも更新してください!」とエール。そして、自身の卒業後にも言及。「これから書道で世界を目指します。不安がないと言ったら嘘ですが、すごくワクワクしています。竹内最強だなって思ってもらえるように頑張るので、頭の片隅に存在を置いておいてくれたら嬉しい」と語り、「私、これからも歌います! 踊ります! またステージに戻ってきます!」と、歌って踊れる書道家宣言をしていた。その後、竹内以外のメンバーも登場し、再び10人でパフォーマンス。全員で竹内の門出を祝うかのように「旅立ちの春が来た」を歌い、最後はメンバーから感謝の言葉と、ライブの感想が語られた。「竹内さんは、嬉しい言葉をたくさんかけてくれた。信頼してもらえて、大好きでいてくれて嬉しかった」(平山遊季)。「加入してから、竹内さんの優しさとか愛に救われた。竹内さんがリーダーだから頑張ろうと思えた」(松本わかな)。「とっても幸せな空間になったと思います。竹内さんから愛をたくさんいただきました。私の個性も竹内さんのおかげで見つかりました」(為永幸音)。「竹内さんはいつでも笑顔。最後の最後まで笑顔にしてくれる竹内さんがカッコいい」(川名凜)。「竹内さんがリーダーになって初めての新メンバーとして入った。不安とかあったと思うけど、そんな時でも私を気にかけてくれた」(橋迫鈴)。「竹内さんは昔から変わらずにお姉ちゃんのような存在でいてくれた。このグループを大きくしていきたいし、大きくするだけじゃなく、愛情深いグループをこれからも大事にしていきたい」(伊勢鈴蘭)。「竹内さんはメンバーのことを守ってくれたり、心を温めてくれるヒーローみたいな存在。私のアンジュルムの思い出には竹内さんの笑い声が響いていた。これから先のアンジュルムも、もっと最高なグループになるように楽しんでいきたい」(川村文乃)。「横浜アリーナ公演はアンジュルムに加入してからの夢。大好きなメンバーと一緒に立てて幸せだった。竹内さんの明るさに何度も救われてきた。今のアンジュルムのあったかいグループの雰囲気を完成させてくれたのは竹内さん。それはこれからもなくしたくない。竹内さんからもらってきたものは守って、新しいアンジュルムにしていきたい」(上國料萌衣)。「竹さんのリーダー、まじ最高でした! 私もアンジュルムを引っ張っていけるように、竹さんが残してくれたものを大事に育てていきたい」(佐々木莉佳子)。ラストを飾る竹内は「最高でしたー!」と大絶叫。そして「アンジュルムが横浜アリーナに立てるなんて思ってなかった。ライブハウスが埋まらなかったりすることもあったから、横浜アリーナを目指すなんて口が裂けても言えなかった。信じられないです、この光景。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもっとアンジュルムはすごいところに行くと思っている。みんなでもっと大きいところを目指していきましょう! 本当に12年間、幸せな時間をありがとうございました!」と感謝の気持ちを述べた。ラストは「夏将軍」と、「友よ」をパフォーマンス。竹内の卒業、そして2人の新メンバーの加入と、3代目リーダーとなる上國料とともに新時代へと突き進むアンジュルム。自分たちの背中を押すように、そして竹内の未来が輝かしいものになるようにというメンバー同士の愛や絆が感じられるラストとなった。<公演情報>ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE『アンジュルムより愛をこめて』6月21日(水) 神奈川・横浜アリーナセットリストM1. ぶっ壊したいM2. 出すぎた杭は打たれないM3. マナーモードM4. 人生、すなわちパンタ・レイM5. 赤いイヤホンM6. 愛されルート A or B?M7. 次々続々M8 悔しいわM9. ドンデンガエシM10. 私、ちょいとカワイイ裏番長M11. ミステリーナイト!M12. メドレータチアガール /竹内ええか!? /竹内、川村、上國料、伊勢、為永、松本ねぇ 先輩 /竹内、佐々木、川名、為永、松本、平山エイティーン エモーション /竹内、佐々木、伊勢、橋迫、川名、松本「良い奴」 /竹内、川村、上國料、橋迫、川名、為永プリーズ ミニスカ ポストウーマン! /竹内、川村、佐々木、上國料、伊勢、橋迫、平山スキちゃんM13. 交差点M14. 同窓生M15. アイノケダモノM16. Survive〜生きてく為に夢を見んだM17. 46億年 LOVEM18. 愛すべきべき Human LifeM19. 大器晩成EN20. 行かなくちゃ /竹内EN21. 旅立ちの春が来たEN22. 夏将軍EN23. 友よ
2023年06月22日音楽フェス「トーキングロックフェス(Talking Roc! FES.)2023」が、神奈川・横浜アリーナにて開催される。日程は2023年7月8日(土)、9日(日)の2日間。音楽フェス「トーキングロックフェス」「トーキングロックフェス」は、音楽雑誌『トーキングロック(Talking Rock!)』が主催する毎夏恒例の音楽フェス。2023年は約2年ぶりの横浜アリーナでの開催となる。注目の出演アーティスト2023年に出演する注目アーティストは、最新EP『mixtape』で注目を集めたChilli Beans.(チリビーンズ)や、My Hair is Bad(マイ ヘア イズ バッド)、クリープハイプなど。そのほか、キュウソネコカミ、ヤバイTシャツ屋さん、フレデリックなど豪華アーティストも会場に集う。出演アーティスト一覧■7月8日(土)キュウソネコカミ/go!go!vanillas/ハルカミライ/Hump Back/04 Limited Sazabys/ヤバイTシャツ屋さん■7月9日(日)クリープハイプ/Kroi/SHISHAMO/Chilli Beans./ハンブレッダーズ/フレデリック/My Hair is Bad※2023年4月上旬時点での第一弾発表アーティスト開催概要音楽フェス「Talking Rock! FES.2023」開催日:2023年7月8日(土)、9日(日)時間:開場 10:00 / 開演 11:00会場:横浜アリーナ住所:神奈川県横浜市港北区新横浜3-10チケット詳細価格:全席指定 9,999円※3歳以上要チケット※発売は電子チケットのみ■オフィシャル先行受付受付期間:2023年4月10日(月)15:00〜4月23日(日)23:59販売場所:ローソンチケット■チケット一般発売日: 2023年6月10日(土)10:00
2023年04月14日声優でアーティストの伊藤美来、小倉唯らが出演した「ANIMAX MUSIX 2022」横浜アリーナ公演が、26日(12:00)からdTVで見逃し配信される。「ANIMAX MUSIX」は、“アニメミュージックの魅力を世界へ!”をコンセプトに2009年からスタートしたアニメミュージックのライブイベント。19日に神奈川・横浜アリーナで開催された今回は、Part1にウマ娘 プリティーダービー、オーイシマサヨシ、Part2に伊藤、小倉ら総勢23組が出演し、ライブパフォーマンスを披露した。さらに、様々な企画コーナーに加え、シークレットアーティストの登場や、豪華なアーティストたちによるコラボも実現し、横浜アリーナを盛り上げた。見逃し配信は、12月4日(23:59)まで。また、同公演の見逃し配信視聴者の中から抽選で、Part1とPart2各公演出演アーティスト全員のサイン入りTシャツが、それぞれ1名ずつに当たるキャンペーンも実施される予定だ。
2022年11月21日レキシが、東阪アリーナ公演『レキシアリーナツアー2022 レキシの七つのお祝いに』を9月25日に神奈川・横浜アリーナで開催した。7月20日の東京国際フォーラム ホールA公演で幕を閉じた『レキシツアー2022 土偶サスペンス劇場〜消えたレキシ男爵〜』の熱気が冷めないなか、そのプレミアムな東阪アリーナ公演『レキシアリーナツアー2022 レキシの七つのお祝いに』が開催。しかし、満員御礼完売で初日を飾るはずだった9月19日の大阪・大阪城ホール公演が台風14号の影響で公演が中止。その無念を乗り越えて迎えた横浜アリーナ公演は、レキシの音楽とライブとファンへの感謝が詰まった圧巻のファイナル公演となった。レキシの横浜アリーナ公演は、2019年2月にビッグ門左衛門(三浦大知)ら豪華ゲストが客演した2DAYS公演以来、約2年7カ月ぶり。お馴染みの“袴Tシャツ”とオフィシャルグッズ“稲穂”を持ったファンで埋まった会場が暗転すると、オーディンエンスが手にする人気グッズ“光る稲穂”で会場が照らされる中、ステージ上にはツアータイトル「レキシの七つのお祝いに」をテーマにこれまでのレキシの歴史を辿った映像が上映され、映像が終わるや否やステージ花道の先に狼煙があがり、打ち上げ音が鳴り響くと花道に突如レキシが登場。満場の“光る稲穂”と手拍子のなか「SHIKIBU」でライブがスタート。オーディエンス総立ちで会場の熱量を一気にあげると、間髪入れずに「ギガアイシテル」を披露。「久々の横浜アリーナ!どうもケビンコスナーです!」とお決まりの自己紹介で会場から大きな拍手が湧き上がるなか、「Let’s FUJIWARA」がスタート。立て続けに「大阪公演をできなかった思いを寄せて」のMCで「真田記念日」を披露し、会場一体となる振りでライブを盛り上げていった。続いて、「早速ですけど、本日一人目のゲストを呼びたいと思います、あ、たぎれんたろう!」の一声と共に本日最初のゲスト “あ、たぎれんたろう“(atagi from Awesome City Club)がステージに登場。「れんたろうと一緒に明治に想いを寄せて」のMCからNewアルバム『レキシチ』のシングルカット曲「たぶん Maybe 明治 feat. あ、たぎれんたろう」のファンクナンバーをダンスも交えながら披露した。さらに、レキシの「もう1曲やってほしいんだけど」の投げかけに応えて「年貢 for you」も共演。“俵”の小道具を抱えながら、曲の中盤ではレキシのリクエストにatagiが応える流れで洋楽邦楽の枠を超えたさまざまな脱線曲を披露。最後は自身Awesome City Clubの人気曲「勿忘」の美しい歌声で脱線パートを締めくくり、最後はきっちりと「年貢 for you」に舞い戻って約25分の共演を果たした。ライブも中盤戦に差し掛かり、「Let’s 忍者」「古墳へGO!」「妹子なぅ」を立て続けに披露し、レキシのキーボードソロやコール&レスポンスで会場のボルテージも上昇。鳴り止まない拍手のなか、「本日2人目のゲストをお招きしたいと思います」のMC。レキシバンドの演奏でステージに豪華な駕籠が担ぎ込まれると、駕籠から上品な和装を纏った “にゃん北朝時代”(カネコアヤノ)がステージに登場。初共演の初々しいやりとりで会場が和むなか、『レキシチ』の1stシングルカットとなった荘厳なバラード曲「マイ草履 feat. にゃん北朝時代」を披露。カネコアヤノの切なくも強い歌声とレキシの熱い掛け合いが見事に調和したパフォーマンスの余韻が冷めぬ中、レキシによる「だって伊達」で立て続けにバラードを披露し魅了した。その余韻を打ち消すドラムイントロから、「salt&stone」がスタート。曲の途中では手練のバンドメンバーによるソロとメンバー紹介で堪能させると、間髪入れずに「KMTR645」へ。この曲では定番のイルカの“ヨシオ”も無事参戦し、花道での振りやコール&レスポンスで会場を盛り上げた。そして、本編最後はライブ定番曲「きらきら武士」。稲穂の光が満場に灯る中、ピアノイントロをバックに、「ライブってこんなに楽しかったんだね」「ライブでこうやって皆さんと楽しむ喜びを感じています」「また元気でお会いしましょう!」とオーディエンスに感謝を伝えると、金銀のテープが派手に打ち上げられ最高潮のなか「きらきら武士」を披露し、本編の幕を閉じた。オールラインナップで迎えたダブルアンコール新撰組カラーの法被を着たレキシが再度ステージに登場し、アンコールがスタート。「今夜、最後のゲスト ぼく、獄門くん です!」の呼び込みで、同じく法被姿の ぼく、獄門くん (打首獄門同好会)のメンバーがステージに登場。ステージ上では、生演奏による二択クイズも織り混ぜ、レキシのリクエストに応える形で打首獄門同好会の人気曲「日本の米は世界一」を披露。続いて「次はじゃあ、コラボ曲いきましょうか」のMCをもってアルバム収録のコラボ曲「鬼の副長HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん」を披露。途中で「肘、肩」の振りで会場が一体化するなど濃厚でカオスな共演を終えた。続いて「I’ll Be Back」の言葉を残し、レキシがステージから姿を消すと、ステージのスクリーンに某CM風に仕立てた「狩りから稲作へ」の曲紹介VTRが流れ、オーディエンスは稲穂を光らせてスタンバイ状態に。映像が終わると「狩りから稲作へ」のイントロが鳴り響き、七色に輝く鳥風の衣装を纏ったレキシがステージ花道の先端からせりあがってダブルアンコールがスタート。曲中では、本日登場したゲスト あ、たぎれんたろう(atagi from Awesome City Club)、にゃん北朝時代(カネコアヤノ)、ぼく、獄門くん(打首獄門同好会)もステージに登場、オールラインナップで曲の大団円を迎えて、約2時間半以上にわたった横浜アリーナ公演は大盛況で幕となった。Photo:聖徳太郎(田中聖太郎)<公演情報>レキシアリーナツアー2022 レキシの七つのお祝いに9月25日(日) 神奈川・横浜アリーナセットリスト01. SHIKIBU02. ギガアイシテル03. Let’s FUJIWARA04. 真田記念日05. たぶん Maybe 明治 feat. あ、たぎれんたろう06. 年貢 for you w/あ、たぎれんたろう07. Let’s 忍者08. 古墳へGO!09. 妹子なぅ10. マイ草履 feat. にゃん北朝時代11. だって伊達12. salt & stone13. KMTR64514. きらきら武士15. 日本の米は世界一 (打首獄門同好会)16. 鬼の副長 HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん17. 狩りから稲作へ【ゲストアーティスト】あ、たぎれんたろう(atagi from Awesome City Club)にゃん北朝時代(カネコアヤノ)ぼく、獄門くん(打首獄門同好会)【バンドメンバー】Gt:健介さん格さん(奥田健介 from NONA REEVES)Piano&Cho:元気出せ!遣唐使(渡和久 from 風味堂)Ba:ヒロ出島(山口寛雄)Ds:伊藤に行くならヒロブミ(伊藤大地)Sax & Flute:TAKE島流し(武嶋聡)Trumpet:元妹子(村上基 from 在日ファンク)<リリース情報>レキシ 7thアルバム『レキシチ』Now On Saleレキシ『レキシチ』ジャケット●秀吉風金文字手書きジャケット付きFC限定盤(CD+DVD+レキシ男爵切手風シールシート+レキシ襲名披露風アクリルスタンド):5,700円(税込)●手書きジャケット付き完全生産限定盤(CD+DVD):4,180円(税込)●通常盤(CD+DVD):4,180円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)【CD収録内容】01. ギガアイシテル02. たぶんMaybe明治 feat. あ、たぎれんたろう03. だって伊達04. つれづれ05. 縄文ロンリーナイト06. マイ草履 feat. にゃん北朝時代07. いきなり将軍08. Let’s FUJIWARA09. 鬼の副長HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん10. フェリーチェ・ベアト【DVD収録映像】レコーディングドキュメンタリー「ザ・レキフィクション〜こじらせアフロのレコーディング奮闘記〜」レキシ「鬼の副長HIZIKATA feat. ぼく、獄門くん」MVレキシ「たぶんMaybe明治 feat. あ、たぎれんたろう」MVレキシ「マイ草履 feat. にゃん北朝時代」MV特設サイト:関連リンクオフィシャルサイト:本人Twitter:オフィシャルTwitter:本人Instagram:オフィシャルInstagram:楽曲配信リンク:
2022年09月26日BiSH(ビッシュ)のワンマンライブが、2022年9月21日(水)に大阪城ホールで、10月25日(火)に横浜アリーナで開催される。BiSHのワンマンライブが大阪・横浜で2023年をもって解散することを発表している“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。12ヶ月連続リリースや、約7か月間にわたる大規模ツアーの開催など、次々と大型企画を発表していることでも話題だ。そんなBiSHが、大阪と横浜の2都市で単独ライブを実施することを発表した。本公演は、大阪城ホール公演が「And yet BiSH moved.」、横原アリーナ公演が「TO THE END TO THE END」というタイトル。これは、2019年に開催された大阪城ホールでのライブ「And yet BiSH moves.」と2018年に横浜アリーナで開催されたライブ「BiSH “TO THE END”」のタイトルをオマージュして名付けられたものだ。過去開催のライブは両公演、チケットが即日完売した人気ライブだっただけに、今回の2公演にも注目が集まる。【詳細】BiSH ワンマンライブ2022開催日時:2022年9月21日(水) 大阪・大阪城ホール OPEN 18:00/START 19:0010月25日(火) 神奈川・横浜アリーナ OPEN 18:00/START 19:00■チケット情報BiSH FC 先着先行1次:8月24日(水)22:00~8月25日(木)22:00※1人1枚まで。チケット料金:指定席 8,500円※未就学児入場不可。※全て電子チケット。
2022年08月27日6月1日(水) に発売したアルバム『ザ・ハイライト』を引っ提げた、Sexy Zone初のサマーツアー『セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ』の横浜アリーナ公演が開催。『ザ・ハイライト』は80‛s、90‛sを意識して制作された1枚で、本ツアーのセットや演出もそのコンセプトに基づいたレトロな世界観。今までにない新たなチャレンジとアプローチで会場を大いに盛り上げた。横浜アリーナ最終日の8月14日(日) 昼公演は、開演定刻に中島健人、菊池風磨、松島聡の3人がツアーTシャツを着用し歩いてステージに登場。11日(木) から佐藤勝利が新型コロナの療養・経過観察期間に入り、以降は佐藤を除くメンバーで公演を行っており、そのことをまず自分たちの言葉で説明する。メンバー同士で話し合い、佐藤の想いの分までしっかりとステージに込めると話す3人は、拳を突き合わせて円陣を組み、「頑張っていきまショウリで、行きマリウス!」と不在メンバーの名前も盛り込んで気合い入れ。温かい拍手に見送られて一旦裏に戻り、その後、ライブ本編がスタートした。メインステージ上部には、往年の音楽番組で使用されていたタイトル表示方法を現代風にアレンジした“セクシーフラップ”を設置。公演を通してすべての楽曲タイトルがそこに表示される仕組みだ。鮮やかな原色が目を引くスタイリングで登場し、「SUMMER FEVER」で客席をクギヅケにすると、その後もセクシーかつスタイリッシュな楽曲で畳み掛けるSexy Zone。〈昭和アイドルコーナー〉では、デビュー曲「Sexy Zone」などのヒットシングルを80‛s風にアレンジしてお届け。ノースリーブに短パン、ハチマキなどで80‛sアイドルに扮した彼らは、途中、ローラースケートのパフォーマンスも。しかし、不慣れなへっぴり腰に場内から笑みがこぼれ、アクロバットの大技をやりそうでやらない……というユニークなフェイントでも楽しませた。コンサート裏から中継をつないだ早着替えを挟み、次は裸にキラキラと光るシルバージャケットを羽織った衣装で登場。『ザ・ハイライト』のリード曲「THE FINEST」、センターステージの天井から紗幕を垂らした「君がいた夏に・・・」など夏らしい曲を洒落たムードでパフォーマンスする。ファンにクラップのリズムをレクチャーして始まった「ROCK THA TOWN」は、声が出せない状況の中でも手拍子のリズムで会場の一体感を作り上げた。MCはジャニーズJr.時代の懐かしいエピソードで盛り上がり。先輩のバックでも大胆に投げキッスをしていたという中島を菊池が再現したほか、ダンス中にとにかく腰を振りがちだったという若かりし日の松島のエピソードも。トークが一旦落ち着くと、暗転した場内のモニターに“緊急速報”と浮かび、“さぁ行こう次のSTAGEへ”の文字が。そして、息を飲んで見つめる会場の目に飛び込んだのは“ドーム公演決定”の特大ニュース。ファンが歓喜のどよめきに包まれる中、3人は自然と抱き合い、「やったー!!」とガッツポーズ。さらにそのまま肩を組んで花道の奥までダッシュし、中島と菊池は感無量の表情を、松島は大きな瞳を潤ませた。ドームの発表後は一人ずつ今の思いをコメント。「11年間いろいろありましたけど、Sexy Zoneはずっと“挑戦し続ける”という選択をしてきました。そして今回また“挑戦し続ける”というきっかけを、このような形で作ってくださったのは皆さんです。改めてお礼を伝えさせてください。本当にありがとうございます」(松島)、「(東京ドームは)僕たちの一つの夢でした。10年、11年、皆さんにはちょっとお待たせし過ぎちゃったかなとも思いますが、こうしてここで発表できることを誇りに思います。Sexy Zone第二章、皆さん、ついてきてください」(菊池)、「(しみじみと)お待たせ。10年越しの片思いがようやく実ったよ。10年待った、10年経った、10年願ったそのドーム公演にオレたちSexyがたどり着きました!オレたちは最高のコンサートを作ります。なのでSexy Lovers(ファン)は最高の思い出をドームで作ってください。オレたちは、Sexyドームを盛り上げます!」(中島)。佐藤からのメッセージを預かった松島は、涙声で代読。「ドーム、決まったよ!10年以上かかったけど、デビュー当時からの夢が叶ったよ。みんなを待たせちゃった分、命を懸けて幸せにするよ。横浜アリーナにいれなくてごめんね。すぐ元気になってステージに戻るね。ドームで待ってるよ」。改めて、会場中が割れんばかりの拍手に包まれた。念願のドーム公演決定の発表で、会場中が沸く中、バラード曲をしっとりと歌い上げて突入した後半戦。バーカウンターのセットがステージに現れ、ジュークボックス、アーケードゲーム用シューティングゲーム機などレトロアイテムが脇を彩る。ファージャケットでゴージャスに決めた3人は、EDMナンバーでノリノリにダンス。センターステージの床に水が張られ、その中で踊った「Freak your body」はメンバーが躍動する毎に、勢いよくしぶきが上がる夏らしい演出で魅了した。80‛s女性アイドルに変身してチャーミングに歌うブロックではメンバーが初期の箱型携帯電話を下げて歌うユニークなシーンが登場。ビジネススーツに眼鏡で登場した〈サラリーマンコーナー〉は再びステージ上での生着替えで沸かせ、ラストスパートはグリーンのセットアップで華やかに。水の演出で魅せた「Forever Gold」、力強い「RUN」のステージは圧巻で、本編ラストソングとなった「Dream」はSexy Zoneの絆を感じることが出来る演出で、壮大な景色が胸に焼き付いた。最後の挨拶では、「一生に一度しかないドーム公演の発表。たどり着いたその大きなステージに、Sexy Loversと一緒に愛情をたくさん持って突き進んでいきたいと思います」(中島)、「今日は勝利のファンもマリのファンも一緒に盛り上げてくれてありがとう。生きづらい世の中かもしれないけど、うれしいこと、幸せに感じることもあると思います。その幸せに感じることを僕たちと一緒にシェアしていきませんか?今日はみんなの愛、たくさん届きました。それをたくさん返していけるように、これからもこのステージで輝き続けたいと思います」(松島)、「一つの夢をみんなで共有できたこと、それが僕はうれしく思いますし、誇りに思います。“今”が一番大事だと思います。明日から普通の日々がまた始まりますが、そんな普通の日々に僕たちSexy Zoneが寄り添えるような、そんな活動をまた明日からできたらいいなと思っています」(菊池)と、それぞれに感謝とドーム公演への意欲を語った。サマーソングやレトロポップを中心に、“8変化”の衣装やバラエティ富んだ企画・演出で盛り込んだ約2時間半。一瞬も飽きさせない秀逸な構成でアリーナツアーを盛り上げた次なる一手は、いよいよ悲願の初ドーム。“夢の場所”に向かって勢いを増し続けるSexy Zoneを、今、見逃す手はない。『セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト』は、12月16日(金)・17日(土) に東京ドーム、12月24日(土)・25日(日) に京セラドーム大阪で計4日間にわたり開催される。Text:川倉由起子Top J Records 公式サイト:
2022年08月15日ゆずが、全国アリーナツアー『YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE -ALWAYS with you-』の最終公演を8月3日に地元である神奈川・横浜アリーナで開催。約4年ぶりに同会場でライブを行うとともに、彼らが最多記録を持つ同会場での公演日数を更新した。ゆずは3月に発売したオリジナルアルバム『PEOPLE』を引っさげ、3月末より10カ所24公演を巡る同ツアーを開催。2020年に行う予定だったアリーナツアーが新型コロナウイルスの影響で全公演中止となったため、ゆずにとっては2018年の『YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL』以来、約4年ぶりの全国アリーナツアーとなった。NY在住の現代美術家・松山智一氏が今回のツアーのために制作した全長12メートルの女神像「Mother Other(マザー・アザー)」をステージに設え、最新曲「君を想う」からライブ本編がスタート。「NATSUMONOGATARI」「風信子」「公私混同」など、アルバム『PEOPLE』収録曲を軸にしながらも、今回のツアーは25周年記念ライブという側面も持っていることから「サヨナラバス」「からっぽ」「虹」「夏色」など、歴代のヒット曲も惜しみなく披露。会場に集まった超満員となる1万3000人を熱狂の渦に巻き込んだ。北川悠仁岩沢厚治また、この日時点でゆずの横浜アリーナでのライブ公演日数は累計“77日目”となり、以前より保持していた同所での歴代公演日数の音楽アーティスト単独1位記録を更新(※)。北川悠仁は「77日目だって!すごいね」と笑顔を浮かべ、最多記録更新に「(公演日数)1位、本当に嬉しいです。皆さんのおかげです」とファンに感謝を伝えた。なお8月6日からは、最新アルバム『SEES』収録曲を中心に本公演からセットリストを大幅に変更した追加公演『YUZU ARENA TOUR 2022 SEES -ALWAYS with you-』がスタート。8月18日の福岡・マリンメッセ福岡 A館公演まで、全3カ所6公演を敢行する予定だ。※横浜アリーナの公演利用本番日数として算出。公演回数ではカウントしておらず、本番日数=公演数として公表。撮影:中島たくみ / Masanori Naruse<公演情報>YUZU ARENA TOUR 2022 SEES -ALWAYS with you-セットリスト0. Overture~PEOPLE~1. 君を想う2. NATSUMONOGATARI3. 歩行者優先4. 手暗がりの下5. 贈る詩6. 六角形7. 風信子8. あの手この手9. 花咲ク街10. 奇々怪界-KIKIKAIKAI11. LAND12. サヨナラバス13. からっぽ14. 虹15. イロトリドリ16. 公私混同17. 夏色18. ALWAYS with youセットリストプレイリスト:<ツアー情報>『YUZU ARENA TOUR 2022 SEES -ALWAYS with you-』8月6日(土) 横浜アリーナ8月7日(日) 横浜アリーナ8月13日(土) さいたまスーパーアリーナ8月14日(日) さいたまスーパーアリーナ8月17日(水) マリンメッセ福岡 A館8月18日(木) マリンメッセ福岡 A館特設サイト:チケット購入リンク:<リリース情報>ゆず ニューアルバム『SEES』Now On Saleゆず『SEES』通常盤ジャケット●初回生産限定盤(CD+Blu-ray):6,380円(税込)●初回生産限定盤(CD+DVD):5,280円(税込)●通常盤(CDのみ):2,420円(税込)【CD収録内容】01. 君を想う02. RAKUEN(楽天モバイル タイアップソング)03. 明日の君と(Netflix リアリティシリーズ『未来日記』シーズン2 主題歌)04. ゆめまぼろし05. むき出し06. AOZORA(YZ ver.)07. イセザキ08. Long time no see09. ゴールテープ(TEAM JAPAN 公式応援ソング)10. Endroll~SEES~【Blu-ray / DVD収録内容】※初回生産限定盤のみ■「Talk about “SEES” -Making & Document-」オリジナルアルバム2作品のコンセプトやリリースへの想い、そして4年ぶりとなる全国アリーナツアーに向かうまでの心境を語った、ゆず撮り下ろしインタビュー&秘蔵メイキング動画で構成されたドキュメントムービー。■『ゆず 冬至の日ライブ 2021 in ノエビアスタジアム神戸』1. 嗚呼、青春の日々2. 日だまりにて3. 「バイバイ」4. イコール5. SEIMEI6. 夏色7. 栄光の架橋8. そのときにはゆず『SEES』ティザー映像ゆず「君を想う」MVゆず「RAKUEN」MV購入リンク:配信リンク:特設サイト:ゆず オフィシャルサイト:
2022年08月04日TVアニメ『マクロスΔ』の戦術音楽ユニット“ワルキューレ”が、2017年に開催した「LIVE 2017“ワルキューレがとまらない”at 横浜アリーナ<Day-2>」のライブ映像が3月25日(金)から4月24日(日)まで、JOYSOUNDの「みるハコ」で配信されることが決定した。「みるハコ」は歌うだけでなく、観て楽しめる多彩なジャンルの映像コンテンツを配信。身近な生活圏にあるカラオケボックスで、大音量・高音質のライブ映像を少人数でも楽しめる「新しい生活様式」に対応したサービスだ。配信が発表された「LIVE 2017“ワルキューレがとまらない”at 横浜アリーナ」は、2017年1月28日、29日に横浜アリーナで開催され、2日間で2万2千人を動員したプレミアムライブ。この2日目の映像を「JOYSOUND MAX GO」を導入のカラオケルームにて無料(別途室料)で楽しむことができる。さらに美雲・ギンヌメールの歌を担当しているJUNNAの限定コメント映像も視聴可能。本配信は「みるハコ」にて、4月10日(日)幕張メッセで開催される『ワルキューレ LIVE 2022 ~Walküre Reborn!~』を全国のカラオケルームにライブ・ビューイングすることを記念したもの。こちらを視聴するためのチケットは、3月30日(水)から1名あたり2,500円(税込・別途室料)で一般販売予定。チケット購入者を対象としたプレゼントキャンペーンも展開される。カラオケルームならではの音と映像で、実際のライブさながらの臨場感を堪能してほしい。■配信情報ワルキューレ「LIVE 2017“ワルキューレがとまらない”at 横浜アリーナ<Day-2>」3月25日(金)~4月24日(日)対象機種・店舗:「JOYSOUND MAX GO」を導入している対象店舗※対象店舗は、みるハコWEBサイトの特設ページをご確認ください。料金:無料 ※別途室料再生時間:2時間22分 ※3時間以上の予約推奨視聴方法など詳細: チケット購入・詳細:
2022年03月24日岡崎体育が、自身2作目となる映像作品『岡崎体育ワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」@横浜アリーナ』の全収録楽曲、ジャケット写真、特典内容を公開した。今作は、昨年11月23日に横浜アリーナにて開催されたワンマンライブ『めっちゃめちゃおもしろライブ』の模様を完全収録。ニューアルバム『FIGHT CLUB』からの全曲披露に加え、THE FIRST TAKEで話題となった「なにをやってもあかんわ」、ライブでおなじみの「FRIENDS」「エクレア」など人気曲のパフォーマンスのほか、ライブの裏側を追いかけたメイキング映像も収められている。販売形態は通常盤Blu-ray、通常盤DVD、完全生産限定盤の3種類で、完全生産限定盤はカラー28ページの大判フォトブックとオリジナル組み立て式立体カレンダーを付属した豪華LPサイズBOX仕様でリリースされる。<リリース情報>『岡崎体育ワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」@横浜アリーナ』2022年3月2日(水) リリース●完全生産限定盤【BD+グッズ】9,790円(税込)※LPサイズBOX仕様特典付属:LPサイズ大判フォトブック / 組み立て式オリジナルカレンダー『岡崎体育ワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」@横浜アリーナ』完全生産限定盤ジャケット完全生産限定盤 商品画像●通常盤【BD】7,590円(税込)『岡崎体育ワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」@横浜アリーナ』通常盤BDジャケット●通常盤【DVD】5,280円(税込)『岡崎体育ワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」@横浜アリーナ』通常盤DVDジャケット【収録内容】※全形態共通M01. Okazaki Little OperaM02. ChampionshipM03. Quick ReportM04. YesM05. おっさんM06. FRIENDSM07. キミの冒険M08. ふしぎなふしぎな生きものM09. 湖M10. Eagle幕間映像「Fight on the Web」M11. XXLM12. OpenM13. R.S.PM14. Voice of Heart 2M15. なにをやってもあかんわM16. 普通の日M17. 八月の冒険者M18. HoroscopeM19. エクレアM20. The AbyssEN1. HospitalEN2. 鴨川等間隔『めっちゃめちゃおもしろライブ』ダイジェスト映像【FC会員限定CD購入特典】■スナップマルチケース【CD購入特典】■Amazon.co.jp:トートバック※特典ご希望の方は特典付き商品をご予約・ご購入いただくようご注意ください。■楽天ブックス:アクリルキーホルダー■セブンネットショッピング:スマホスタンド■全国のCDショップ / オンラインショップ:巾着ポーチ『岡崎体育ワンマンライブ「めっちゃめちゃおもしろライブ」@横浜アリーナ』特典一覧予約リンク:<ライブ情報>『岡崎体育ワンマンライブ「実写版 クッキングばぁば」』【日程】2022年3月4日(金) 愛知・Zepp Nagoya開場18:00 / 開演19:002022年3月05日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside開場17:00 / 開演18:002022年3月11日(金) 福岡・Zepp Fukuoka開場18:00 / 開演19:002022年3月21日(月・祝) 北海道・Zepp Sapporo開場17:00 / 開演18:002022年3月24日(木) 東京・Zepp Haneda開場18:30 / 開演19:302022年3月25日(金) 東京・Zepp Haneda開場18:30 / 開演19:30【チケット料金】全席指定席:5,500円(税込 / ドリンク代別)※未就学児童の入場不可※4歳以上1人1枚チケット必要となります。<配信情報>Digital SingleヤバイTシャツ屋さんvs岡崎体育「Beats Per Minute 220」配信リンク: Single「深夜高速」配信リンク:ヤバイTシャツ屋さんVS岡崎体育 「Beats Per Minute 220」MV関連リンク岡崎体育 Official HP岡崎体育 Music岡崎体育 Official YouTube Channel岡崎体育 Twitter岡崎体育 Instagram岡崎体育 TikTok
2022年02月07日5人組男性グループ・関ジャニ∞が、約1年9カ月ぶりとなる全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」の神奈川・横浜アリーナ公演を、26日から28日にかけて開催した。最新の「オリコン週間アルバムランキング」で1位を獲得したアルバム『8BEAT』を引っ提げて、20日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ公演を皮切りにスタートした同ツアー。「KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ! 全員集合」以来、13年ぶりに横浜アリーナで開催され、1万2,000人が集まった。同公演は、感染防止安全計画を神奈川県に提出し、コロナ禍でのコンサート開催においてジャニーズ事務所の感染予防対策の取り組みが認められ、特例で1万2,000人を前に有観客ライブが開催された。Eighter(ファンの総称)が期待を膨らませる中、ツアータイトルにもなっている「Re:LIVE」からライブがスタート。同曲は、Eighterと共にメンバーが歌詞を紡いでおり、メンバーが「Eighterの前で披露して初めて完成を迎える一曲」と語るほど、絆が込められた1曲。さらに『8BEAT』収録の最新曲や「ズッコケ男道」などヒット曲を披露し、会場を盛り上げた。また、クリスマスの定番曲「君の歌をうたう」では、アニメーションとメンバーの動きをリアルタイムで連動させたモーションキャプチャー演出でファンを驚かせた。終盤には、関ジャニ∞LIVE恒例のBANDセットへの転換時にステージが観音開きに回転。ステージ上部に横山裕と安田章大が登場し、高さ12mから「8beat」、「NOROSHI」、「象」等の人気曲に続き、「勝手に仕上がれ」では事前にファンから募集した歓声と共にバンド演奏でパフォーマンスをした。MCで横山は「この景色を見るために、この1年9カ月頑張ってきたんだなと、全てが報われた気がします。やっぱり関ジャニ∞はステージに立っている時が一番かっこいいと本当に思います。まだまだかっこよくなるつもりなので、応援よろしくお願いいたします」とファンに気持ちを伝えた。会場の各所には、メンバーを模したキャラクターによる、感染予防対策の注意喚起も。混雑緩和のために早くに入場したファンに向けて、メンバーのグループチャットのやりとりをリアルタイムでモニターに映し出すなど、関ジャニ∞流のエンターテインメントが詰まった公演となった。また、全てのEighterとツアーラストを迎えたいという思いから、ツアー最終公演となる2022年1月23日(18:00~)の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を生配信することが発表された。28日から視聴チケットの販売がスタートしており、関ジャニ∞ファンクラブ会員限定のチケット購入者は、メンバー全員のソロ曲を収録した特別映像も視聴可能。各メンバーセルフプロデュースの上、こだわり抜いた演出で自らのソロ曲をスペシャルパフォーマンスで披露する。翌1月24日(20:00~)は、アルバム『8BEAT』通常盤購入者対象の生配信イベント「Road to Re:LIVE後夜祭」が開催される。
2021年11月29日WANIMAが、10月24日横浜アリーナにてツアー『Cheddar Flavor Tour Final 2021』を開催した。5月にスタートし、京都大作戦の出演予定だった2週目の開催中止(延期)を受けて急遽決定した「京都編」も含め22公演を開催してきたWANIMA『Cheddar Flavor Tour 2021』。その「Final」が、この横浜アリーナ2デイズ『Cheddar Flavor Tour Final 2021』である。タイトルはツアーに引き続き昨年9月にリリースしたミニアルバム『Cheddar Flavor』のタイトルを冠しているものの、WANIMAはこのツアーが始まる直前の4月には6thシングル『Chilly Chili Sauce』、USEN STUDIO COASTでひとまずツアーがひと段落した後の8月には7thシングル『Chopped Grill Chicken』をリリース。横浜アリーナを貸し切ってのこの2日間は、WANIMA初となるこれら「3部作」を提げて行われる、この1年の総決算であるともいえる。このライブに先駆けて彼らはサブスク限定で3部作の楽曲を収録し、本ツアーのSEである新曲「Brand New Day」を加えたアルバム『Fresh Cheese Delivery』を配信。もともとフルアルバムを作るつもりだったところにコロナ禍となり、開催中だった『COMINATCHA!! TOUR 2019-2020』も多くの公演の中止を余儀なくされるなか、受け取る人に未来を楽しみにしてもらえるように、楽曲を小分けにしてリリースすることにした――という3部作の背景を考えると、「ひとつ」の作品となったこのアルバムは2020年から2021年にかけて曲を作り続け走り抜けてきたWANIMAの集大成でもある。そして、この『Cheddar Flavor Tour Final 2021』もまさしくそういうものだった。苦しい時期をWANIMAの音楽のもとに集ってともに乗り越えてきたメンバー、スタッフ、そしてもちろんファン、全員で再会を祝し、ここから先の未来を一緒に歩んでいくことを誓い合うような、強い思いに満ち溢れていた。『Cheddar Flavor Tour Final 2021』10月24日公演より Photo by 瀧本JON...行秀横浜アリーナを埋めたオーディエンスによる熱い手拍子が巻き起こるなか、「Brand New Day」をバックにステージに登場したKENTA、FUJI、KO-SHINの3人。FUJIがドラを力強く打ち鳴らし、1曲目「Cheddar Flavor」から分厚いサウンドが繰り出される。KENTAはさっそく笑顔で客席を見渡している。ここから3部作のタイトルトラックを3連打。「Chilly Chili Sauce」ではオーディエンスのジャンプで横アリが揺れ、「Chopped Grill Chicken」ではKENTAがハンドマイクでステージの端から端まで闊歩する。わずか3曲、だがこれだけでWANIMAの3人がいかに気合を入れてこの日に臨んでいるかがわかる。髪の毛を真っ赤に染めたKO-SHINのギターリフはずっしりとした量感を持ち、FUJIのドラムは目の前の壁を叩き割るかのようなテンションで鳴り響き、KENTAの歌は湧き上がる高揚感と興奮を隠さない。「とうとうやってまいりました、Cheddar Flavor Tour Final、2日目。我々が東京都在住熊本県出身、WANIMAでございます!」。そんな挨拶とともに、少し話をするため観客に椅子を勧めるKENTA。「昨日よりいい椅子使ってます!」とその舌も絶好調だ。「みんなができんことは全部代わりに、責任持って我々WANIMAがやります!」。客席のあちこちに目を向けながらKENTAが語る。「今日1日くらい、気を遣わんと、ゆっくりして帰ってください」。とはいえ、当然ながら「ゆっくり」はしていられないのがWANIMAのライブだ。と、ここでFUJIのドラムソロが聞こえてくる。雷鳴のようなタムに機関銃のようなスネア、電光石火のシンバルにサンプリングパッドに仕込んだ声素材(FUJIによるモノマネ声)も駆使しつつ、カメラに向かってポーズを決める。気合一閃ドラを叩くと、KENTAとKO-SHINも帰ってきて「JUICE UP!!のテーマ」へ。3人の声が合わさり、そこに嵐のような手拍子も重なっていく。『Chopped Grill Chicken』からの「Get out」でますますバンドのサウンドはヒートアップ。3人の呼吸もばっちりで、ツアーを重ねてきた手応えが音に宿っているようだ。3人だけではない。鮮やかな照明、どっしりとしたスケールの大きな音、チーム一体で培ってきたものが、ここ横浜アリーナで特大の花を咲かせている、そんな印象である。そこから彼らのライブの鉄板曲「いつもの流れ」へ。KO-SHINの鋭いギターが空気を変え、KENTAはお立ち台に乗ってベースを弾く。観客は全力で手を掲げ、その熱い音に応えている。そのテンションのまま突入したのは『Chilly Chili Sauce』収録の「月の傍で」。音源の何倍も激しい音が、かえってこの曲にこめられた切なさを爆発させる。喉を振り絞るようにして歌うKENTAの声に込められた感情は、次の「THANX」でさらに大きなものになる。「こんな大変な時期にWANIMAに会いに来てくれてありがとう心の中で歌ってくれ!」。そんな言葉とともに披露されたこの曲、歌うKENTAはいい笑顔だ。そんななか歌われたのがWANIMAにとって、KENTAにとってとても大事な曲「1106」だった。このツアー、STUDIO COASTで観たときも思ったが、この曲の位置付けは大きく変わった。もともとKENTAが亡き祖父に向けて書いた曲、その思いは今ももちろん変わっていないが、そこに、このコロナ禍で彼が感じてきた苦しみ、悔しさ、喪失感、そういったものが重なることで、この「1106」はより普遍的で強い曲に生まれ変わった気がする。「コロナになって、彼氏、彼女、家族、友達、ペット、なんでもいいけど、今大事なものはなんですか?って訊かれたとき頭に思い浮かぶ人やったり、ものやったり、そういうのがおったらいいなって思います。もしそれが見当たらん人がおるんやったら、目の前の俺らWANIMA、イメージしてよ。いつだっておるやんか。メンバー、スタッフ、目の前におるみんなはもう失いたくないなって思う。やから、キツい時とかあったらいつでも頼って欲しいんよ。それだけは今日言おうと思ってた。俺はじいちゃんに向けて歌うけど、みんな大事な人を思い浮かべて聴いて欲しいなって思います」。歌に入る前に彼が語った言葉はそれを物語っていた。そして実際、横浜アリーナで鳴り響いた「1106」は、KENTAの思いとそこにいる全員の思いが共鳴・増幅して、どこまでも広がっていくような感覚になる曲だった。俺らの出す音でみんなの小さな何かが変わればライブも後半に差し掛かり、KO-SHINがブルージーで繊細なギターのソロ演奏を披露すると、そこから『Cheddar Flavor』の「Faker」へ。鍛え上げられた3ピースのアンサンブル、早口で言葉を重ねていくボーカルとコーラス、構成している要素は力強いのにどうしようもなく繊細で切ない、WANIMAの真骨頂である。最後のロングトーンが空気を振るわせると、かき鳴らされるギターに合わせてKENTAが再び口を開く。「この音は、このライブは、このライブは、俺らにとって欠かせないものやから、ないとダメやから。目の前におるおまえたち、俺にとって必要なものやから、ないとダメやから。となりに、となりに、となりにおってくれよ!」。となりに、となりに、と連呼されるなか始まった「となりに」。腕を掲げる人、両手を広げる人、体をに動かす人、ただじっとステージを見つめる人、それぞれのやり方でKENTAからのメッセージを受け取ろうとする人々の姿が客席にはあった。FUJIがドラムをかき回し、KO-SHINがガシガシと弦をかき鳴らすフィニッシュまで、息を呑むような圧巻のパフォーマンスだ。ここから、堰を切ったようにKENTAの思いが溢れ出していく。「横アリ!なあなあ、明日って晴れるかなあ?おい横浜、明日晴れるかな、晴れるといいなあ!この心のモヤモヤが取れるといいよね。早くコロナなんか明けるといいな。この心のモヤモヤが晴れますように!」。そんな言葉から始まった「エル」では3人の声が本当だったら起きているはずの客席での大合唱をカバー。「1106」と同じく、この「エル」も今鳴らされることで新たな意味をもち、さらに強くなった楽曲のひとつだろう。FUJIによる「横浜!」コールも飛び出し、KO-SHINがソロを弾く横にはKENTAが寄り添う。続く「つづくもの」ではマイクを手にしたKENTAがステージの端、お客さんのすぐ近くまで走り寄る。《生きている限りソレはつづくもの》という歌詞、そして「ライブってやっぱサイコーやな!」と言ってWANIMAコールを繰り出す彼の姿には、こんな時代でも、いやこんな時代だからこそ再確認した、音楽を作り鳴らす意志がメラメラと燃える。そんな思いにオーディエンスとの信頼関係も加わって凄まじい熱狂を生み出したのが次の「オドルヨル」だった。いうまでもなくWANIMA屈指のライブ定番曲。だがそんな「予定調和」をはるかに超えた空間が横浜アリーナには生まれていた。ステージ後方では巨大なミラーボールがぐるぐる回り、色とりどりのライトがステージも客席も眩く照らし出し、FUJIの叩き出すビートとKO-SHINのヘヴィなリフがアリーナ一面のジャンプを誘う。KENTAの「飛び跳ねろ!」の声に応えて、横浜アリーナが揺れる揺れる!「オドルヨルに、なりました!」。声も絶え絶えにそう宣言するKENTAの顔には満面の笑みだ。「みんな見えとるよ!」。ステージ中央にあぐらをかいて座ったKENTAが改めて客席に声をかける。「24本、全国いろんなところを周ってきました」。地域ごとに異なるコロナの状況、街の空気感を感じながら、そんな中でもWANIMAとみんなで作り上げ、成功させることをテーマに掲げて敢行してきたツアー。「WANIMA史上、今までで一番気合が入ったツアーでした。今の俺らが信じる音楽、今のWANIMAを観てほしくてさ。こんな時代でも、俺らおるよ、変わらずに音出しよるよって。だから今かなりホッとしてるのと、今日来てくれてありがとうという気持ちでいっぱいです」という正直な気持ちに大きな拍手が送られる。そんなツアーの中、みんなが飛び跳ねる姿や手を叩く姿に多くのものをもらったというKENTA。「みんなの毎日の生活の事情はわからないけど、たぶん、毎日楽しくて幸せでいっぱいなんですっていうやつはおらんと思う。毎日苦しくてさ、毎日ちょっとの小さな幸せ見つけてさ。そこは俺らもみんなも何ら変わりないと思っとるんよ。やからこういう楽しい1日、俺らが楽しいなって思う1日をみんなと一緒に共有したくて、ともに音を出したくて。俺らこんな音しか出せんけど、俺らの出す音で、みんなの小さな何かが変わればいいなって思って、信じて、デビューした頃と変わらず音出してます。これから先は腐らずに、信じたやつが勝つ時代やって俺は思うからさ。これから先もいろんなことがあると思うけど、こんな俺らでよかったら、いつでも音出すし、いつでもライブするけん、また気が向いたらWANIMAに会いに来てよ」。彼らがまさに「腐らず」「信じ」て、音楽を作り続けてきたこの1年は、このKENTAの言葉によって、ここから先の未来へとつながった。それを証明したのが本編ラスト2曲、「離れていても」と「ネガウコト」だった。3部作のなかでも、一際率直なKENTAの思いが感じられる曲たち。「これからもよろしく愛しとるよ」という言葉とともに優しく語りかけるように歌われた「ネガウコト」は、その美しい照明も相まって、暗闇に最後に差し込んできた光そのもののようだった。ステージ両脇のスクリーンに、まっすぐ前を見つめて歌うKENTAの表情が映る。その表情は、このライブを改めて噛み締めているようにも、歌詞に込めたメッセージを自分自身に言い聞かせているようにも見えた。『Cheddar Flavor Tour Final 2021』10月24日公演より Photo by 瀧本JON...行秀いったんステージを去ったものの、鳴り止まない拍手に応えて再び戻ってきた3人。「拍手はアンコールってことで受け止めていいですか?」と笑うKENTA。今出てくるときにKO-SHINだけ遅かったことをツッコみ、そこから3人で雑談を繰り広げると、「今のWANIMA、最強やから。そして、今のおまえたちも最強、最高やからな!」とおもむろに胸を張る。そして披露されたのは、「(『Fresh Cheese Delivery』の)18曲の中でもWANIMA、とくに俺が大事にしてる曲」だという「最後になるなら」だった。そこから「夏の思い出を作っていない」と「花火」を演奏すると、最後は明るいギターサウンドとともに「いつかきっと」。《はみ出すくらいのはじまりを歌う / 悲しみに耐えて生きるワケを探す》と歌うこの曲が、ここからまた始まっていくWANIMAと我々の日々を照らし出した。なお、本公演の模様は11月28日(日) 20時30分よりWOWOWにて放送、配信される。文・小川智宏<公演概要>『Cheddar Flavor Tour Final 2021』10月23日(土)・24日(日) 横浜アリーナ■10月24日(日) 公演セットリストSE Brand New Day01. Cheddar Flavor02. Chilly Chili Sauce03. Chopped Grill Chicken04. JUICE UP!!のテーマ05. Get out06. いつもの流れ07. 月の傍で08. THANX09. 110610. Faker11. となりに12. エル13. つづくもの14. オドルヨル15. 離れていても16. ネガウコトアンコールEN1. 最後になるならEN2. 花火EN3. いつかきっと<番組情報>WOWOW『WANIMA Cheddar Flavor Tour Final 2021』初回放送:11月28日(日) 20:30より番組HP:<配信情報>『Fresh Cheese Delivery』(ヨミ:フレッシュチーズデリバリー)配信リンク:【収録曲】01. Brand New Day ※新曲02. Call03. LIFE04. 枯れない薔薇05. SHADES06. Cheddar Flavor07. 春を待って08. Faker09. となりに10. Milk11. Chilly Chili Sauce12. 最後になるなら13. 月の傍で(ヨミ:ツキノソバデ)14. ネガウコト15. Chopped Grill Chicken(ヨミ:チョップドグリルチキン)16. 離れていても17. Get out(ヨミ:ゲットアウト)18. いつかきっと『Fresh Cheese Delivery』特設サイト部作開催コード詳細(特設サイト)×WANIMA特設サイト「Cheddar Flavor」購入リンク:「Chilly Chili Sauce」購入リンク:「Chopped Grill Chicken」購入リンク: オフィシャルHP:
2021年10月25日坂本真綾が、6年ぶりの映像作品『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』を10月27日にリリースすることが決定した。今作は3月20、21日に横浜アリーナにて開催された25周年記念ライブから3月21日(Day2)の模様を完全収録。デビュー曲「約束はいらない」から、大ヒットした『Fate/Grand Order』のナンバー、内村友美(la la larks)や堂島孝平、土岐麻子らをゲストに迎えた最新アルバム『Duets』からのナンバー、そして代表曲を集めた16分を超える「25th Anniversary Medley」など“坂本真綾史上最高のLIVE”と絶賛された新旧ファン納得の内容となっている。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』より特典には、原昌和(the band apart)が出演した3月20日(Day1)のゲストパートに加え、Day1、Day2のバックステージに密着したドキュメンタリー映像を収録。初回生産分のみスリーブケース仕様となり、ライブ写真集と実際に「プラチナ」の演出で使用したもののレプリカとなる坂本真綾メッセージ入りフライングハートが封入される。なお坂本真綾は本日8月1日に配信特番『Fate/Grand Order 6th Anniversary Special Live 〜Maaya Sakamoto Unplugged〜』に出演し、FGOシリーズの主題歌である「独白」「逆光」「躍動」の3曲を歌唱。「独白」では扇谷研人演奏によるパイプオルガンとともにパフォーマンスを披露し、FGO6周年に華を添えた。<リリース情報>『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』10月27日(水) リリース●Blu-ray:7,920円円(税込)●DVD:6,930円(税込)※初回生産分のみ、ライブ写真集、スリーブケース仕様、坂本真綾メッセージ入りフライングハートを封入。【収録内容】01. M25〜Introduction02. 約束はいらない03. CLEAR04. MC105. スクラップ〜別れの詩06. ユーランゴブレット07. オールドファッション08. MC209. いつか旅に出る日10. 独白11. 躍動12. 色彩(Duet with 内村友美)13. MC314. sync(Duet with 内村友美)15. あなたじゃなければ(Duet with 堂島孝平)16. MC417. レコード(Duet with 堂島孝平)18. ひとくちいかが?(Duet with 土岐麻子)19. MC520. DOWN TOWN(Duet with 土岐麻子)21. gravity22. 序曲23. birds24. MC625. 25th Anniversary Medley(ループ〜ヘミソフィア〜逆光〜奇跡の海〜Private Sky〜トライアングラー〜マジックナンバー〜指輪〜光あれ)26. MC727. 誓い28. プラチナ29. Ending【映像特典】1. Day1ゲストパート「Be mine!」〜MC〜「でも」(Duet with 原昌和)2. ドキュメンタリー映像 “Maaya Sakamoto 25th Anniv. LIVE「約束はいらない」Behind the Scenes”出演:坂本真綾(Vo)/ 北川勝利(G / Band Master)/ 佐野康夫(Dr)/ 千ヶ崎学(B)/ 奥田健介(G)/ 扇谷研人(Key)/ 毛利泰士(Per)/ 稲泉りん(Cho)/ 高橋あず美(Cho)ゲスト:内村友美(la la larks)/ 堂島孝平/ 土岐麻子/ 原昌和(the band apart)【オリジナル特典】■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。■オフィシャルライブレポート公開中!周年記念ライブ『約束はいらない』セットリスト配信中坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』発売中2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾『Duets』リリックビデオ完全版【購入特典】坂本真綾コンセプトアルバムコースター(全4種ランダム)4枚のコンセプトアルバム「イージーリスニング」、「30minutes night fligt」、「Driving in thesilence」、「Duets」のジャケット絵柄の紙製コースター(全4種)の中からランダムで1枚をプレゼント!※一部、取り扱いの無い店舗もありますので、ご予約、ご購入の際は各店舗にご確認下さい。■『Duets』楽曲試聴ページ:■『Duets』配信リンク:関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年08月01日マカロニえんぴつが、全国ホールツアー『マカロックツアーvol.11 〜いま会いに行くをする篇〜』5月23日横浜アリーナ夜公演より「眺めがいいね」のライブ映像を公開した。マカロニえんぴつ史上最大規模で開催された本ツアーは全箇所でチケット即完となり、ツアーファイナルの横浜アリーナ公演は初のアリーナワンマンとして多くの期待が寄せられていた。公開された映像では、ルールを守りながらファンと一緒に盛り上がっている様子に加え、当日のリハーサルの模様なども垣間見ることができる。また、7月24日21時からはテレ朝チャンネル1にて『マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.11〜いま会いに行くをする篇〜」<完全版>』が放送される。番組では横浜アリーナ夜公演の模様に加え、メンバーへの独占インタビューや舞台裏の緊張の瞬間を映した密着映像もオンエアされる。マカロニえんぴつ「眺めがいいね」ライブ映像<番組情報>マカロニえんぴつ「マカロックツアーvol.11~いま会いに行くをする篇~」<完全版>放送チャンネル:テレ朝チャンネル1放送日時:7月24日(土) 21:00~23:30※スカパー!オンデマンドでは、7月31日(土) 23:59まで見逃し視聴可能番組公式サイト:<ライブ情報>『マカロックツアーEXTRA in 春日部 〜しんちゃんも遊びに来るゾ!オラたちとおしり合いになってクレヨン♡篇〜』日時:8月24日(火)会場:埼玉・春日部市民文化会館 大ホール【チケット料金】全席指定:6,000円(税込)※ステッカー付き親子席 おとな:6,000円(税込)※ステッカー付き親子席 こども:3,500円(税込)※ステッカー付き※グループ最大5名まで(おとな2名、こども3名まで)一般発売日:8月7日(土)<ツアー情報>『マカロックツアーvol.12 〜生き止まらないように走るんだゾ!篇〜』9月28日(火) 新潟・新潟LOTS10月1日(金) 岡山・岡山CRAZYMAMA KINGDOM10月2日(土) 香川・高松festhalle10月7日(木) 北海道・Zepp Sapporo10月8日(金) 北海道・Zepp Sapporo10月14日(木) 福岡・Zepp Fukuoka10月15日(金) 福岡・Zepp Fukuoka10月18日(月) 大阪・Zepp Osaka Bayside10月19日(火) 大阪・Zepp Osaka Bayside10月23日(土) 宮城・チームスマイル・仙台PIT10月24日(日) 宮城・チームスマイル・仙台PIT10月26日(火) 愛知・Zepp Nagoya10月27日(水) 愛知・Zepp Nagoya11月1日(月) 東京・Zepp Tokyo11月2日(火) 東京・Zepp Tokyo【チケット料金】全自由 4,800円(税込・1ドリンク代別途必要)※6才以上チケット必要。5才以下入場不可※チケット発売詳細は後日発表予定【チケット最速先行】マカロニえんぴつ ファンサイト「OKKAKE」受付期間:7月20日(火) 20:00~8月2日(月) 23:59受付URL:<リリース情報>マカロニえんぴつ メジャー1stシングル『はしりがき』EP発売中価格:1,364円(税抜)『はしりがき』通常盤ジャケット<CD収録内容>01. はしりがき(『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』主題歌)02. listen to the radio(JFL presents FOR THE NEXT テーマソング)03. 裸の旅人(コールマンWEB CM「灯そう」テーマソング)04. メレンゲ(JR SKISKI 2020-2021 キャンペーンテーマソング)05. はしりがき(カラオケVer.)マカロニえんぴつ「はしりがき」MVマカロニえんぴつ「裸の旅人」MVマカロニえんぴつ「メレンゲ」MV配信リンク:関連リンクマカロニえんぴつ Official Websiteマカロニえんぴつ 公式Instagramマカロニえんぴつ 公式Twitterマカロニえんぴつ 公式LINEマカロニえんぴつ 公式TikTok
2021年07月20日SixTONESが、6月3日、5日、6日、7日の4日間7公演に渡ってライブツアー『on eST』(読み:オン エスト)の横浜アリーナ公演を開催した。6人がお客さんのいる横浜アリーナのステージに戻ってきたのは、デビュー直前に立った『TrackONE-IMPACT』ツアー以来1年5カ月ぶり。オープニングナンバー「Mad Love」は、予想外の演出で始まった。映像が映し出される紗幕の内側で姿を見せないまま6人が歌い踊る。シルエットと歌声だけで楽曲の世界観を表現するパフォーマンスで客席を沸かせた。紗幕が落ちるとレーザーと炎が降り注ぎ、マネキンのようにポーズを決めた6人が登場。近未来感漂うスペイシーなセットでクールなロボットダンスを見せる。メンバーたちがさらりとサングラスを外すと「NAVIGATOR」冒頭のストリングスが響く。エッジィなメロディーと田中樹のラップが効いた楽曲に、森本慎太郎のアクロバットが彩りを加えた。次々と表情のちがう楽曲を繰り出すオープニングに観客のボルテージも上がるばかり。会場が釘付けになった色っぽいダンスナンバー「Telephone 1ST ver.」では、松村北斗の振り向きざまの表情に会場中が息をのむ。ここでメンバーが順に挨拶を。髙地優吾が「今日はみんなに笑顔になって帰ってもらいたい」、田中が「会いたかった?俺らも会いたかった」と会場に呼び掛けると、声援の代わりにペンライトが大きく揺れた。3組のユニット曲も今ツアーの見どころ。高地と森本の「My Hometown」はサーフ系サウンドと真っすぐで優しい彼らの声がマッチ。ふたりが会場を散歩するように歩きまわりほっこりした時間を作り出した。一転、文学的な香り漂う切ないバラード「ってあなた」を聞かせたのは、京本大我と松村のユニット。ステージの左右でそれぞれがチェアに座り感情たっぷりに歌い上げる。ときに向かい合い、ときに背を向け、ふたりならではのハーモニーを響かせた。そしてジェシーと田中が披露したのは「EXTRA VIP」。アリーナに浮かび上がるアクリルボックスの中に登場したふたりは、ボーカルとラップでクールな掛け合いを聞かせる。行き交うレーザーの演出によってまるでクラブのような空間に。MCでは、5枚目のシングル『マスカラ』を8月11日にリリースすることを発表。合わせてKing Gnuの常田大希が作詞・作曲を手掛けることが告げられると、会場のファンは驚きと喜びの表情を見せ、大きな大きな拍手でその思いを表現した。このあと、常田からビデオメッセージが流れるというメンバーも知らなかったサプライズが!6人はモニターに見入ってメッセージに耳をかたむけたのち、驚きのあまりしばらく放心状態に。「ビックリした」「(ファンだけでなく)俺らも落ち着かないと!」と言いながら全員で深呼吸。メンバー、ファンともに興奮が冷め止らぬまま、2月にリリースされた「僕が僕じゃないみたいだ」でライブ後半がスタート。イスとグラスを使ったパフォーマンスで楽しませる「Coffee & Cream」や「Lemonade」、「Strawberry Breakfast」とドリンクやフードにかけた楽曲を3曲連続で披露する遊びゴコロも。そして「NEW ERA」から怒涛のラストスパートが始まった。和のサウンドにロックの疾走感などさまざまな音がミックスされた楽曲で、6人にしか作り出せない独自の世界観を表現。さらにデビュー曲「Imitation Rain」では頭上から激しく“炎の雨”が降り注ぐ演出の中、しっとり熱く歌い上げるメンバーたち。ジェシーの柔らかく力強いボーカルと、京本の艶っぽい高音が楽曲を盛り上げた。「ST」では情熱的な歌を存分に聞かせる。空間に橋がかかるように天井から降りてきた稼働式の花道をメンバーが行き交う。やがて花道が上下に動き、派手な特効とともに熱量の高いパフォーマンスを届ける6人。最後は壮大なバラード「Lifetime」を力の限り真っすぐ会場に届けた。2021年1月の横浜からスタートする予定だった今回のツアー。新型コロナウイルスの影響で延期となったライブがリスタートしたのは、奇しくもツアーラストを予定していた北海道の公演だった。そして幕明けの地であった横浜での待ちに待った公演。4枚のシングル含む全25曲を披露したライブは、声を出さずとも会場から伝わってくる熱い思いに6人が全力で応えるエモーショナルな空間になった。<リリース情報>SixTONES 5thシングル『マスカラ』2021年8月11日(水・祝) リリース●初回盤A(CD+DVD):1,760円(税込)【CD収録曲】1. マスカラ2. タイトル未定A3. マスカラ -Instrumental-【DVD収録内容】1. マスカラ -Music Video-2. マスカラ -Music Video Making-3. マスカラ -Music Video Solo Movie-●初回盤B(CD+DVD):1,760円(税込)【CD収録曲】1. マスカラ2. タイトル未定B【DVD収録内容】内容未定●通常盤(CD):1,100円(税込)【CD収録内容】1. マスカラ2. タイトル未定B3. タイトル未定C4. タイトル未定D※初回仕様:スリーブケース+フォトブック20P『マスカラ』商品情報:関連リンクSixTONES オフィシャルサイト: Gnu オフィシャルサイト:
2021年06月08日熊本出身のロックバンド・BLUE ENCOUNTが、4月17日・18日の2日間に渡り、神奈川・横浜アリーナでのワンマン公演『BLUE ENCOUNT ~Q.E.D : INITIALIZE~』を開催した。コロナ禍以降、エンタメ業界へ寄せられた声もしっかりと受け止め、初の横浜アリーナ公演に臨んだBLUE ENCOUNT。そんな彼らがこのライブへ持って来た答えは、このステージに矛盾なく体現されていた。“証明終了”という意味を持つ、昨年11月にリリースされた最新アルバム『Q.E.D』。本来、単語の末尾にピリオドがついているが、このタイトルにはピリオドが無い。そのピリオドが無い未完成なのか、自由さを持て余しているのか、ありのままなのか、未知の部分もオーディエンスはよく知っているようで、アルバムタイトルのロゴが青く浮かび上がったステージセットをバックに大きなハンドクラップで田邊駿一(Vo&G)、江口雄也(G)、辻村勇太(B)、高村佳秀(Dr)の4人を迎えたオーディエンスの熱量は、スタートからとてつもない信頼関係を見せていた。待ち望んだ横浜アリーナでの公演は、好評につき急きょ2日間の開催。ここでは、現在示せる力をふり絞りバンドが提示した、ワンマン公演の初日のレポートをお届けする。無数に重なり表示される数式やCGのグラフ映像がテンポ良く入れ替わる中、《What is LIVE in your life?》との問いかけの文字がヴィジョンに焼きつく。そこへ、全力でステージに想いを投入した、始まりを告げるにふさわしい「STAY HOPE」がひと塊に音を放った。歴史に「もし」があったならーー。解けない数式にいくら公式を当てはめて解こうとしても、天災を前にそれを解くことは難しいことかもしれない。しかし、目の前のあなたを音楽で幸せにすること、笑顔にすること。それを音楽で証明する姿勢は、これまであらゆる苦境も目の当たりにしたBLUE ENCOUNTだからこそ辿り着けた、シンプルな幸せの方程式なのかもしれない。オーディエンスを肯定するための、その音が生み出すエネルギーが初っ端から広がった。田邊駿一(Vo&G)ちなみに、昨年7月の豪雨災害など、彼らが音楽の力で地元・熊本を支えてきた功績は大きいが、「STAY HOPE」は彼らがこれまで行ってきた熊本支援プロジェクト名にも掲げられており、その想いも音楽にのせて響いていた。そんな熊本出身のロックバンドとして人気を博す一方で、この日のライブで特筆すべきことは、新たなホームを生むような、これまでもこれからもひっくるめて未来へ向かう、彫りの深い情感溢れるステージとなったことだ。ライブ中盤のMCでも語られていたが、横浜アリーナ近郊にある「スタジオ02」は、彼らがインディーズ時代から利用していた場所であり、横浜は結成当初、辻村以外のメンバー3人がルームシェアしていたこともあるゆかりの地。当時の関係者がライブに駆けつけたこともそうだが、横浜は辻村の地元ということで、この横浜アリーナで成人を迎えた彼のエピソードも含みライブへの喜びもひとしおだった。「ここにいる全員で、最高なハッピーエンドを」辻村勇太(B)ブチ上げられた、辻村の“かかって来いやー!”と調子の良いかけ声を合図に奇怪なギターが響き、TVアニメ『銀魂』ポロリ篇のOPテーマ「VS」が演奏され、燃え上がる魂の叫びを序盤からヒートアップした会場に響かせ歌い終えると、田邊が口を開いた。“みんな元気にしてたかい?はじめての会場でどうかと思ったけど、みんなのワクワクしている表情がよく見えます。今日はここにいるあなたの為だけに歌えたらいい。貴重な1日を僕らに下さい!”と、充分にチャージされた気持ちを連れ、身体中に言葉が響くような「FREEDOM」、実直な想いを込めた「ポラリス」、テクニカルなギターが怪しげなムードを掻き立てる「棘」と最新アルバムからの渾身の楽曲が次々とドロップされた。「ポラリス」では、地面からアリーナの天井に広がるミラーボールの光を田邊が感慨深い表情で見上げる。しかし、スタートから一貫して伝わったのは、そんなメンバーの想いだけではなかった。オーディエンスのヴォルテージも、止むことが無い。その想いが共鳴する様子は輪郭が見える程にハッキリと分かった。ハンドクラップは360℃、ぐんぐんと音を立て大きく伝播する。江口雄也(G)「幻聴」では、《誰かの価値を満たして無難に死ぬよりあなたの勝ちを探して派手に生きてやれ》とパンチのあるメッセージに加え、江口のギターと辻村のベースが上手くリズミカルに交差し、初期のBLUE ENCOUNTらしいギター・ロック要素が詰まったサウンドが鳴り響く。自分に言い聞かせるようなメッセージは、しっかりと観る者の背中を押す。嘘偽りなく、無理に答えを出すこともない自然体な姿が清々しい。MCでは、横浜に前乗りするもホテルで自分の予約名が見当たらず、フロントのスタッフにかけあった結果、予約名が田邊駿一でなく、「Vo 田邊(ヴォ・タナベ)」で入っていた話など、本編とは真逆の緩んだトークで進んでいくも、いつも通りの自分たちらしいMCができることを、いつも以上に噛み締めていた。そして、結成当初から呼びかけているライブでは人が嫌がることはしないというルールを改めて伝えると、心地よいチームワークが場内にも生まれた。コロナ禍の中での注意事項も伝えられ、安全な体制をとって、“ここにいる全員で、最高なハッピーエンド出すからな!“と、笑顔をさらに広げるライブに温かさと強かさを感じた。高村佳秀(Dr)「HAPPY ENDING STORY」に続いて、「NEVER ENDING STORY」とポップでカラフルに彩られた空間をリズムに合わせて楽しむメンバーが印象的だったが、自分の殻を明るいサウンドにあわせて破って前へと進み出せるような空間に、一体感も、開放感も一気に高まる。声が出ないのに、声が聞こえるような不思議な空間に田邊も笑顔で足を大きくあげ、ひたすらにオーディエンスとアリーナ空間を一緒に楽しむ様子も微笑ましい。演奏後は思わず、演奏に負けないオーディエンスの反応に悔しそうな表情を見せた。“不思議なんだよ。きちんと届いてるんだよ!”。シンガロングはできずとも、確かにそれは必要以上に大きく届く。「SUMMER DIVE」では、さらにエンターテインメントのど真ん中へ連れ込むような音が駆け回り、掲げられたタオルがアリーナをフェスティバル状態へ導く。辻村のスラップベースも弾み、共有された空間は多幸感に溢れ、続く「ANSWER」でも4人の力強いサウンドがこだまし、アリーナを沸かせた。サプライズで"ONAKAMA"登場!そして、ここでさらにファンも歓喜のサプライズが。ライブも折り返し地点に差し掛かったところで、“初横アリ祝いに、仲間が来てます!”と、貴重なライブをさらに盛り上げようと、04 Limited SazabysからGEN(Vo&B)とTHE ORAL CIGARETTEの山中拓也(Vo&G)がステージへ登場した。同世代の同じ釜の飯を食った3人の仲間・ONAKAMAとしてツアーも回ったメンバーが揃う。"ONAKAMA 2021"の文字がヴィジョンに映されたところで、演奏されたのは「灯せ」。このメンバーで名古屋、大阪、福岡のみのツアーだったこともあり、想いを同じく集った3人の念願のステージには、ファンも両腕を上げ歓喜した。さらに、“大切な宝物が見つかりますように”という優しいメッセージが込められたストーリー仕立てのイラスト映像が流れると、映像の終わりに手のひらへと1枚の桜の花びらが舞い落ちる。そこへ、シンプルなバンドサウンドの上に届けた「ユメミグサ」がエモーショナルに届けられた。7年前に誕生していたというエピソードを持つ曲が、ここ横浜アリーナに響きわたったのも感動的だったが、インディーズ時代からの関係者も、はじめて会場に訪れたファンも、誰ひとり取りこぼすことなく笑顔にしたいというサービス精神にも通じた熱さも伝わり、より一層、心の距離を縮めてくれた。“昨日より1秒でも長く、あなたたちにちょっとでも笑ってもらいたいからここに来た”という不確かな世界の中でも証明できる、唯一の真実を持って自分たちの居場所に帰って来たBLUE ENCOUNTの姿は逞ましい。これまでの月日が重なり、息がぴったりあったファルセットの美しい「バッドパラドックス」。燃え上がる炎の中、さらにオーディエンスをヒートアップさせた「VOLCANO DANCE」では、江口が大きく踊るようにギターを弾ませて、タッピングのギターソロから辻村のソロへと繋ぐバトンも秀逸だった。「#YOLO」(=人生は一度きり、“You Only Live Once”のスラング)では、ヴィジョンに歌詞も映し出され、メロディの展開にあわせ、言葉遊びの海が観る者の心を揺らす。ギターのサウンドが鳴り響くライブチューンは続き、「DAY×DAY」と前のめりにエモーショナルなライブは続いた。“歌じゃないと伝えられないから歌ってるんだよ!”と田邊が思いの丈をぶつけた歌は、それぞれに、それぞれの光を照らす。“もっと来てくれよ!”とさらに焚き付けて贈られた「もっと光を」では、その届けたい力が、求心力となり傍観者を当事者へと変えていくフェーズが伺えた。これほどまでに人を惹きつける彼らのライブは、喜びも悲しみも包み込む優しさがある。“生きることはしんどい”そんな本音も隠すことなく、それでもこのコロナの中で感じた自身の経験から“生きていればたまにやっちまった失敗も、別れの悲しさも超えられる日が来るから楽しくやり直せる日もある。何度も辞めてやろうと思ったけど、これだけは俺は自信を持って言える。これからも俺たち4人の音楽は、俺たちはあなたの味方です”と強く届けた田邊は、“俺らが誰かの幸せになればいいんだよ”と胸を張ってステージに立っていた。「ハミングバード」では、メンバーが全員口ずさんで歌い、これまでの辛さをも超え、努力の先にある綺麗な想いがカタチになっていく様を、自身の姿で証明するかのようだった。その景色は、メンバーから見ても、オーディエンスから見ても最高に綺麗だったに違いない。アンコール前には、来月5月から10月27日の神奈川・KT Zepp Yokohama公演まで全国36公演を巡るライブハウスツアーの発表。そして、情熱大陸を模した高村の本人曰く世界初の高村が物販隊長を務めるワンマン物販ショーが繰り広げられた。演奏もトークもどちらも抜かりない。最後は、“全てのあなたに感謝です”と愚直さはそのまま、全身全霊で「あなたへ」、“また会いましょう。今日の続きはその時にとっとこう”と、「喝采」で締め括られた。バンドのモードは最高潮のまま、次を約束した実にBLUE ENCOUNTらしい躍進的な姿に、これからも楽しみは尽きない予感を確信した。取材・文 / 後藤千尋写真:浜野カズシ-SET LIST-1. STAY HOPE2. VS3. FREEDOM4. ポラリス5. 棘6. 幻聴7. HAPPY ENDING STORY8. NEVER ENDING STORY9. SUMMER DIVE10. ANSWER11. 灯せ12. ユメミグサ13. バッドパラドックス14. VOLCANO DANCE15. #YOLO16. DAY×DAY17. もっと光を18. ハミングバードENCOREEn1. あなたへEn2. 喝采<ツアー情報>『BLUE ENCOUNT tour 2021 ~Q.E.D : INITIALIZE~』5月19日 千葉LOOK開場 18:00 / 開演 18:305月21日 水戸LIGHT HOUSE開場 18:00 / 開演 18:305月22日 西川口Hearts開場 17:30 / 開演 18:005月26日 岡山CRAZYMAMA KINGDOM開場 18:00 / 開演 18:305月27日 高松DIME開場 18:00 / 開演 18:305月29日 米子AZTiC laughs開場 17:30 / 開演 18:005月30日 周南RISING HALL開場 17:30 / 開演 18:006月2日 旭川CASINO DRIVE開場 18:00 / 開演 18:306月3日 札幌PENNY LANE24開場 18:00 / 開演 18:306月8日 浜松窓枠開場 18:00 / 開演 18:306月9日 豊橋club KNOT開場 18:00 / 開演 18:306月11日 京都MUSE開場 18:00 / 開演 18:306月14日 盛岡Club CHANGE WAVE開場 18:00 / 開演 18:306月16日 秋田CLUB SWINDLE開場 18:00 / 開演 18:306月17日 石巻BLUE RESISTANCE開場 18:00 / 開演 18:306月22日 富山MAIRO開場 18:00 / 開演 18:306月23日 金沢EIGHT HALL開場 18:00 / 開演 18:306月26日 熊本B.9 V1開場 17:30 / 開演 18:006月28日 小倉LIVE SPOT WOW!開場 18:00 / 開演 18:306月29日 鹿児島CAPARVO HALL開場 18:00 / 開演 18:307月2日 沖縄 桜坂セントラル開場 18:00 / 開演 18:309月9日 Zepp Osaka Bayside開場 18:00 / 開演 19:009月10日 Zepp Osaka Bayside開場 18:00 / 開演 19:009月15日 Zepp Fukuoka開場 18:00 / 開演 19:009月16日 Zepp Fukuoka開場 18:00 / 開演 19:009月23日 サッポロ ファクトリーホール開場 17:00 / 開演 18:009月27日 Zepp Tokyo開場 18:00 / 開演 19:009月28日 Zepp Tokyo開場 18:00 / 開演 19:0010月2日 新潟LOTS開場 17:30 / 開演 18:0010月9日 BLUE LIVE広島開場 17:00 / 開演 18:0010月10日 高松festhalle開場 17:00 / 開演 18:0010月18日 Zepp Nagoya開場 18:00 / 開演 19:0010月19日 Zepp Nagoya開場 18:00 / 開演 19:0010月24日 SENDAI GIGS開場 17:00 / 開演 18:0010月26日 KT Zepp Yokohama開場 18:00 / 開演 19:0010月27日 KT Zepp Yokohama開場 18:00 / 開演 19:00<チケット料金>5月19日から7月2日の公演:前売 5,300円(税込 / 1drink別)9月9日から10月27日の公演:前売 5,800円(税込 / 1drink別)関連リンクBLUE ENCOUNT HP ENCOUNT Twitter ENCOUNT LINE公式アカウント ENCOUNT Instagramアカウント
2021年04月29日BLUE ENCOUNTが本日4月17日横浜アリーナで行ったワンマンライブにて、5月より全国ツアーを開催することを発表した。BLUE ENCOUNTは昨年11月にアルバム『Q.E.D』をリリース。同アルバムをタイトルに掲げた『BLUE ENCOUNT tour 2021 ~Q.E.D : INITIALIZE~』ツアーは、5月19日の千葉LOOK公演を皮切りにファイナルとなる10月27日のKT Zepp Yokohamaまで全36公演のライブハウス・ツアーとなっている。チケットはファンクラブLIVER’S CREWの先行受付がスタートしている。<ライブ情報>『BLUE ENCOUNT tour 2021 ~Q.E.D : INITIALIZE~』LIVER’S CREW先行:受付期間:4月17日(土) 18:00〜4月25日(日) 23:59結果発表:4月29日(木) 18:00頃<チケット料金>5月19日から7月2日の公演:前売 5,300円(税込 / 1drink別)9月9日から10月27日の公演:前売 5,800円(税込 / 1drink別)<スケジュール>5月19日 千葉LOOK開場 18:00 / 開演 18:305月21日 水戸LIGHT HOUSE開場 18:00 / 開演 18:305月22日 西川口Hearts開場 17:30 / 開演 18:005月26日 岡山CRAZYMAMA KINGDOM開場 18:00 / 開演 18:305月27日 高松DIME開場 18:00 / 開演 18:305月29日 米子AZTiC laughs開場 17:30 / 開演 18:005月30日 周南RISING HALL開場 17:30 / 開演 18:006月2日 旭川CASINO DRIVE開場 18:00 / 開演 18:306月3日 札幌PENNY LANE24開場 18:00 / 開演 18:306月8日 浜松窓枠開場 18:00 / 開演 18:306月9日 豊橋club KNOT開場 18:00 / 開演 18:306月11日 京都MUSE開場 18:00 / 開演 18:306月14日 盛岡Club CHANGE WAVE開場 18:00 / 開演 18:306月16日 秋田CLUB SWINDLE開場 18:00 / 開演 18:306月17日 石巻BLUE RESISTANCE開場 18:00 / 開演 18:306月22日 富山MAIRO開場 18:00 / 開演 18:306月23日 金沢EIGHT HALL開場 18:00 / 開演 18:306月26日 熊本B.9 V1開場 17:30 / 開演 18:006月28日 小倉LIVE SPOT WOW!開場 18:00 / 開演 18:306月29日 鹿児島CAPARVO HALL開場 18:00 / 開演 18:307月2日 沖縄 桜坂セントラル開場 18:00 / 開演 18:309月9日 Zepp Osaka Bayside開場 18:00 / 開演 19:009月10日 Zepp Osaka Bayside開場 18:00 / 開演 19:009月15日 Zepp Fukuoka開場 18:00 / 開演 19:009月16日 Zepp Fukuoka開場 18:00 / 開演 19:009月23日 サッポロ ファクトリーホール開場 17:00 / 開演 18:009月27日 Zepp Tokyo開場 18:00 / 開演 19:009月28日 Zepp Tokyo開場 18:00 / 開演 19:0010月2日 新潟LOTS開場 17:30 / 開演 18:0010月9日 BLUE LIVE広島開場 17:00 / 開演 18:0010月10日 高松festhalle開場 17:00 / 開演 18:0010月18日 Zepp Nagoya開場 18:00 / 開演 19:0010月19日 Zepp Nagoya開場 18:00 / 開演 19:0010月24日 SENDAI GIGS開場 17:00 / 開演 18:0010月26日 KT Zepp Yokohama開場 18:00 / 開演 19:0010月27日 KT Zepp Yokohama開場 18:00 / 開演 19:00<ご注意事項>※未就学児入場不可、小学生以上チケット必要※営利目的の転売禁止※チケットは体調不良なども含め、公演が延期・中止となる場合を除きいかなる理由に関わらず払い戻しや再発行は行いません。※他のお客様のご迷惑・怪我の原因となりますような危険行為は禁止とさせていただきます。自己、あるいは他者の責任においての行為により負傷した場合、応急処置は行いますが、主催者・出演者・会場は一切責任を負いません。また、上記行為により第三者に対する事故、傷害等を負った場合も当事者間で問題を解決して頂きます。尚、主催者側協議等問題解決には一切関与致しません。※出演アーティストの撮影・録画・録音等はいかなる場合も禁止致します。携帯電話による撮影・録音も一切禁止致します。※会場内において、他のお客様の迷惑になる行為を行ったり、係員の指示に従わない等の方は強制的に退場して頂く場合がございます。その際のチケット料金、ご来場交通費等の払い戻しは一切行いません。※会場内への危険物、火薬物、その他危険と思われる物品のお持ち込みは禁止させて頂きます。※当日の状況によって席種が変更になる可能性がございます。※情勢次第で開場/開演時刻を変更する可能性がございます。その際のチケット払い戻しは致しませんのでご了承ください。<リリース情報>BLUE ENCOUNT 4th Album『Q.E.D』2020年11月18日(水) リリース●完全生産限定盤(CD+DVD+GOODS)価格:4,700円(税抜)●初回生産限定盤(CD+Blu-ray)価格:4,700円(税抜)●通常盤(CD)価格:2,800円(税抜)<CD収録曲>01. STAY HOPE02. バッドパラドックス03. ポラリス04. FREEDOM05. 棘06. VOLCANO DANCE07. HAPPY ENDING STORY08. あなたへ09. ユメミグサ10. ハミングバード11. 喝采<DVDおよびBlu-ray収録曲>※ライブにはメンバーによる副音声も収録【MUSIC VIDEO】01. LAST HERO02. さよなら03. VS04. FREEDOM05. バッドパラドックス06. ポラリス07. ハミングバード08. ユメミグサ【LIVE HISTORY】09. HANDS(TOUR2014 DESTINATION IS "PLACE" 2014.07.05 at SHIBUYA CLUB QUATTRO)10. MEMENTO(TOUR2014 ROOKIE’S HIGH FINAL 2014.12.13 at SHIBUYA O-EAST)11. HALO(TOUR2014 ROOKIE’S HIGH ENCORE SHOW 2015.01.28 at EBISU LIQUIDROOM)12. DAY☓DAY(TOUR2015 GRAB THE LIGHT 2015.06.12 at Zepp DiverCity(Tokyo))13. はじまり(TOUR2015-2016「≒U」FINAL 2016.01.17 at Zepp Tokyo)14. だいじょうぶ(LIVER’S BUDOKAN 2016.10.09 at Nipponbudokan)15. Survivor(TOUR2017 break“THE END” 2017.03.20 at Makuhari Messe)16. もっと光を(HALL TOUR 2019 apartment of SICK(S) 2019.06.21 at Nakano Sunplaza Hall)17. ANSWER(「STAY HOPE」2020.07.10 at SHIBUYA O-WEST)【BONUS TRACK】18. Road to Yokohama Arena■BLUE ENCOUNT 4th Album『Q.E.D』購入URL:■LINE MUSIC BLUE ENCOUNTアーティストページ:関連リンクBLUE ENCOUNT HP ENCOUNT Twitter ENCOUNT LINE公式アカウント ENCOUNT Instagramアカウント
2021年04月17日3月20日・21日の2日間、横浜アリーナにて坂本真綾25周年記念LIVE『約束はいらない』が開催された。本記事ではそのオフィシャルレポートをお届けする。坂本真綾今回の公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のためのガイドラインに沿った形で行われ、イレギュラーなことがいくつかあったが、2日間共に混雑なく開演時間を迎えていたのが、まず素晴らしかった。人数制限(上限5,000人以下)のため座席は余裕を持って配置されており、その間を埋める空席にはフライヤーが貼られ、坂本真綾の自筆で「来てくれてありがとう。私は今日あなたを幸せにするためここに来ました。一緒に楽しもう。」というメッセージが可愛らしいイラストと共に書かれていた。アリーナにはセンターステージが設置され、それを8面LEDと呼ばれる鳥かごのような装置が覆い、左右には長い花道が伸びている。LEDにはライブやCDジャケットなど過去の写真が次々と映し出されて気持ちが高鳴る中、2日間だけの特別なライブが、いよいよ幕を開ける。1曲目はライブのタイトルにも冠されているデビュー曲「約束はいらない」。今回のバンドメンバー、北川勝利(Band master&G)、佐野康夫(Dr)、千ヶ崎学(B)、奥田健介(G)、扇谷研人(Key)、毛利泰士(Percussion&Manipulator)、稲泉りん(Cho)、高橋あずみ(Cho)が丸いステージを中心に向かって取り囲むように演奏し、その中心で坂本が伸びやかな声で歌う。25周年の歩み、その始まりを祝福するようなオープニングだが、まだ全貌は見えない。2曲目の「CLEAR」でセンターステージを覆っていた8面LEDが天井に登っていくと、ショートカットにパープルのドレスを纏った彼女が現れ、キラキラとした表情で歌う姿を頭上のスクリーンが映し出した。その瞬間、会場中に広がった華やかで夢のような景色に胸がいっぱいになる。この日のために切った髪、スタイリストと用意したドレス。彼女がこのステージにかけた「みんなを楽しませたい!」というシンプルな気持ちが伝わって来た。「みんな、よく来たね!会えて本当に嬉しいです。今日は最高の1日にするから最後まで宜しく!」と挨拶。そこからタイトなリズムとノイジーなギターが交差するカオティックな「スクラップ〜別れの詩」を、モノクロの映像と赤いレーザーが印象的な演出で披露。続く「ユーランゴブレット」ではセンターステージの内側から彼女の動きを追うカメラワークとカメラ目線のパフォーマンスが抜群のカッコ良さ。昨年からのコロナ禍でオンラインライブも新たな主流となった中、リアルタイムで届ける映像美は格段に進化しており、それがこうして有観客でのライブでも生かされるという新たなエンタメの在り方にワクワクさせられた。他にも「独白」ではエモーショナルな曲調に合わせてセンターステージに大迫力の火の玉が何度も上がったり、「躍動」では左右に伸びた花道上にブルーのLEDがゆらゆらと揺れていたりと、演出面でも見逃せない場面が次々と繰り広げられていく。衣装チェンジを経て、お待ちかねのゲストコーナーへライブの序盤から「みんなこの1年間、すごく気を張っていた日々を過ごしていたと思います。この時間は心置きなく楽しんで行ってください」と話していた。この日、久しぶりにコンサート会場に足を運んだという人も多かったことだろう。そして「2020年、家にいる時間が長かった時に心に思い浮かんだことを曲にしました」と「いつか旅に出る日」を披露。自身が過去に訪れたクロアチアの景色を思い浮かべながら、今はまだ制約の多い生活を送っている私たちの「いつか」に希望を灯すような優しいメロディが、旅先での写真と共に届けられる。今回の2日間のライブの中で「どんな悪いことも永遠には続かないよ」と話してくれたことも、心に残った。「自分の結婚式でもこんなドレス着てないわよ!」とか「歩くとルンバみたいでしょ?」と笑いながら言っていた豪華な衣装から、いつの間にかピンクのパンツスタイルがキュートな衣装にチェンジしたら、お楽しみのゲストコーナーへ。そう、今回の25周年記念LIVEではリリースしたばかりのアルバム『Duets』で共演したアーティストがゲストでお目見え。まずは内村友美(la la larks)が登場すると、一緒に「色彩」を歌う。言わずもがな「色彩」はla la larksが提供した楽曲なので、ふたりで歌うと更に最強。センターステージの中央部分はせり上がるようになっていて、背中合わせになって歌う姿にはユニット感が漂う。デュエット曲「sync」は難しい旋律をふたりで軽やかに駆け上がる美しさ。MCではふたりで向き合い坂本が「あなた綺麗ね」としみじみ言うと、内村が「そんなディズニープリンセスみたいな真綾さんに言われても!」と返したシーンが面白かった。坂本真綾×内村友美1日目、2日目の共通ゲストとしてもう一人、とびきりのエンターテイナーぶりを発揮して会場を盛り上げたのがポップの貴公子、堂島孝平。花道の端っこから「真綾さんもうちょっとです〜!」とか言いながら走ったり転んだりしながら登場するだけで何でこんなに面白いのだ、この人は。デュエット曲「あなたじゃなければ」では、喧嘩しながらじゃれあうようなカップルをコミカルに、時にアドリブも交えて披露すると坂本のパフォーマンスもいつも以上にハイテンション。その後で堂島がアコースティックギターを奏でながら、彼が作曲を手がけた「レコード」を一緒に歌う場面も。インタビューでも坂本が堂島のことを「本当に何でもできるんですよ!」と絶賛していたが、それを目の当たりにするような客演だった。堂島孝平×坂本真綾ここからは「今日だけのあの人が来ますよー!」と、日替わりのゲストを招く。1日目は原昌和(the band apart)がにこやかに登場し、そのままセンターステージで一人せり上がり「Be mine!」で華麗にベースを弾き倒す。デュエット曲「でも」では、原いわく「高級すぎるスナックに来てる気分」と心底楽しそうにふたりで歌ったが、アルバム『Duets』の制作を通じて「原さんと私の声の相性が本当に良いんですよ!」と言っていた通り、抜群のハーモニーを生で聴かせてもらった。原昌和(the band apart)2日目に登場したのは土岐麻子。デュエット曲「ひとくちいかが?」を、誰もが一聴して「素敵!」と心踊るような声で披露すると、お洒落でポップなムードが会場いっぱいに広がる。坂本も「幸せだな〜!」とうっとり。土岐に対し「私、見つめ合うと何だか女性の方が緊張します」と高揚した表情で言っていたが、1日目に汗だくの原にお水やタオルを手渡すサービスをしながら「使ったタオルは自分で何とかして!」と最後に雑にあしらっていた姿を思い出して笑ってしまった。2曲目は土岐もカバーしている「DOWN TOWN」をふたりでチャーミングに披露すると華やかなサウンドと共に幸せいっぱいのハイライトとなった。土岐麻子これまでの軌跡を巡るようなセットリスト、25周年メドレーもまるでお祭りのようなひと時が終わると、再び8面LEDがセンターステージに降りてきて25周年の軌跡をランダムに辿るように「gravity」「序曲」「birds」と続けて披露し、じっくり聴かせた。「気付けばこの25年の間に200曲以上リリースしてきました。ライブで全てを網羅することはできなくてもみんなが好きな曲がひとつでも入っていたら嬉しいです。限られた時間の中で1曲でも多く聴いてもらいたくて、この日のためにメドレーを作ってきました」と始まった25周年メドレーでは自身のキャリアの中でも節目の一歩を踏み出した「ループ」や、数々のライブを彩ってきた「Private Sky」や「マジックナンバー」、「ヘミソフィア」や「トライアングラー」などの人気曲まで聴かせた。オーディエンスは、時に懐かしくなって心がキュンとすることもあったのではないだろうか。坂本真綾の25周年は、彼女を応援してきたみんなの25周年でもある。ファンとしての歴史がいつ始まったとしても、大好きな曲と思い出を共有しながら、みんなが2日間ここに集まったことが意義深い。メドレー最後の「光あれ」では彼女の、歌手としての風格すら感じさせる神々しさだった。〈もしも今この声が誰かに届いてるなら/手を振ってくれないか〉のフレーズで観客が手にしたLEDバンドが白く光り、みんなで彼女に手を振った。音と光のコール&レスポンスはひときわ美しい名場面だった。声を出せなくても、拍手をして、手を振って、拳を振り上げて、みんなでステージに想いを伝えた。それはステージから坂本真綾が溢れんばかりのたくさんの想いを伝えてくれたからだ。「今回のライブは満席というわけにはいかない形で開催しましたが、みなさんがここに来てくれたことが本当に嬉しいです。ステージがせり上がったり、火が出たり(笑)、私自身お祭りだと思って準備してきました。空席に貼ってあるメッセージは、実は2日分の枚数を印刷したんですが、1日目のお客さんはほとんど持って帰らなかったそうです。きっと2日目も使うだろうからとみなさんが気を遣ってくださったんだと思います。いつも人を想いやる方達に支えられているなとあらためて感じました。よろしかったら今日は持って帰ってください」。そんなエピソードにも坂本とファンの関係性をしみじみと感じた。そして今回のライブは映像収録されて後にリリースすることを発表し、「少し先の未来でこの映像を見る人へ」向けたメッセージをライブ中に話してくれたので、参加できなかった人も楽しみに受け取ってもらいたい。そんな風に坂本真綾自身がいつだってファンへの思いやりを忘れずに活動してきたからこそ、人を思いやり、マナーを守るファンばかりなんだと思う。25年という長い歳月の中でそうやってひとつひとつ、築き上げてきたからこそ、観客全員がマスクをして歓声を上げられなくても楽しい祝祭空間を生み出すことができるのだ。ラストは幸せ最高潮で締めくくるナンバーでいよいよ終わりが近づいてくる。たくさんのシャボン玉の中で熱唱した「誓い」は、「10年前に世の中が大変だった時に作った曲です」と紹介された。〈何を失っても僕は生きていくだろう〉という歌詞に、また新たな今とこれからへの想いを込めて歌われている気がした。そして最後は活動初期から愛され続けてきた人気曲「プラチナ」を披露して幸せ最高潮の状態で締めくくる。「また会う日まで、元気でねー!」と笑顔で最後の挨拶をすると、会場内には「ポケットを空にして」のインスト・バージョンが流れ、バンドのメンバーとみんなでステージの周りや花道をゆっくりと歩きながら別れを惜しんだ。いくつものライブでアンコールを彩ってきた「ポケットを空にして」だが、今回は坂本も観客も全員が心の中で歌っていた。今は歌うことができなくても、私たちには記憶の中のピースフルな大合唱が胸に響いていた。2日間でそれぞれに2時間半強、途中でステージを去っての衣装チェンジも、アンコールもなしで、しかし曲数はたっぷり、という構成にも工夫が感じられた。坂本真綾のキャリアにおいて、これまでにもライブで様々な挑戦やコンセプトがあったが、今回はシンプルに「みんなを楽しませたい!」という気持ちが伝わってきて、それが25周年記念公演だったことも何だか感慨深い。様々な困難を乗り越えて実現した、この2日間のステージはいつか振り返った時にもきっと忘れられないものになるはず。そしてタイトルの「約束はいらない」は、ファンと坂本真綾の絶大なる信頼の上に成り立つ、「またいつか会おうね」を意味する合言葉なんだ。文:上野三樹セットリストM01. 約束はいらないM02. CLEAR-MC-M03. スクラップ〜別れの詩M04. ユーランゴブレットM05. オールドファッション-MC-M06. いつか旅に出る日M07. 独白M08. 躍動M09. 色彩(with 内村友美)-MC-M10. sync(with 内村友美)M11. あなたじゃなければ(with 堂島孝平)-MC-M12. レコード(with 堂島孝平)【Day 1】M13. Be mine!(with 原 昌和)-MC-M14. でも(with 原 昌和)【Day 2】M13. ひとくちいかが?(with 土岐麻子)-MC-M14. DOWN TOWN(with 土岐麻子)M15. gravityM16. 序曲M17. birds-MC-M18. 25周年メドレー・ループ・ヘミソフィア・逆光・奇跡の海・Private Sky・トライアングラー・マジックナンバー・指輪・光あれ-MC-M19. 誓いM20. プラチナこのセットリストのプレイリストはこちら:リリース情報坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』2021年3月17日(水)リリース2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾 - 4th Concept Album『Duets』 Lyric Video【購入特典】坂本真綾コンセプトアルバムコースター(4枚のコンセプトアルバム『イージーリスニング』『30minutes night fligt』『Driving in thesilence』『Duets』のジャケット絵柄の紙製コースター全4種の中からランダムで1枚)※一部、取り扱いの無い店舗もありますので、ご予約、ご購入の際は各店舗にご確認下さい。【配信】3月17日より、音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信スタート※対応ストリーミングサービス:Apple Music、Amazon Music、Unlimited/HD、AWA、KKBOX、LINE MUSIC、mora qualitas、RecMusic、Rakuten Music、Spotify、YouTube Music、ANiUTa関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年03月24日いきものがかりが3月14日(日)に横浜アリーナで無観客配信ライブ「いきものがかり デビュー15周年だよ!!! ~会いにいくよ~特別配信ライブ」を開催することを発表。さらに4月14日(日)から「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! THE LIVE 2021!!!」を開催することも決定した。デビュー15周年を迎えるいきものがかり。結成20周年イヤーだった2020年、4月からは 2015年以来約5年ぶりとなる全国ツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2020 ?結成20周年だよ!! WE DO!!!?」、9月からはアリーナツアー「いきものまつり2020 ~結成20周年だよ!! お祝いしまSHOW!!!~」の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全公演中止となった。それでも、 記念すべき年にファンの皆様への感謝の気持ちを今できる形で届けたいというメンバー・スタッフの想いから、9月にはいきものがかり初となる「デジタルフェス」(「いきものがかり結成20周年・BSフジ開局20周年記念 BSいきものがかり DIGITAL FES 2020 結成20周年だよ!! ?リモートでモットお祝いしまSHOW!!!?」)を開催するなどの挑戦を続けた。今なお予断の許さない状況の中、デビュー15周年を迎える2021年、どうにかいきものがかりの音楽を届ける方法はないかと協議を重ね、デビュー記念日前日の3月14日に横浜アリーナからの無観客配信ライブを開催する運びになったという。さらに2月24日(水)にはシングル『BAKU』、そして3月31日(水)にはアルバム『WHO?』のリリースも控えている。いきものがかりデビュー15周年イヤーの活動から目が離せない。いきものがかり・コメントこのたび「いきものがかりのみなさん、こんにつあー!!THE LIVE 2021!!!」公演の開催を発表いたしました。昨年、いきものがかりは春と秋の2回にわたって予定されていたツアー公演を全て中止しました。少しでも事態を打開できないか。感染予防対策がとりやすい大きな会場で、なおかつ公演数を絞ることでライブを実現できないか。公演中止を発表しながらも、一方で諦めずに昨年秋頃より、わずかな可能性をチームで模索していました。当初はきたる3月14日にも、地元神奈川県の横浜アリーナにて公演を行う予定でした。いきものがかりは3月15日がデビュー日で、今年はデビュー15周年の節目を迎えます。その前日に地元会場にてライブを行い、ファンの皆様にご挨拶をしたいと考えておりました。しかしその願いに反して年末に至るに連れ状況は悪化し、各地域で緊急事態宣言が再び発令され、ご存知の通り、現在も予断の許さない状況が続いています。結果的には、3月の横浜公演については未発表のまま断念するような状況となっておりました。今回の「THE LIVE」公演には4月以降の日程も予定されていました。数ヶ月後の日程とはいえ、この状況下で新たなライブ公演の開催を発表することが果たして適切なのか、メンバー・スタッフ一同、苦しい逡巡がありました。ですが、事態が改善した場合の公演実施にはまだ望みがあります。行政機関、関連業界団体が発表するガイドラインにのっとって適切な感染対策をとり、もし開催が実現できるのなら、そこに望みをつなぎたい。そのうえで決断し、ライブが実現されることへの決意と願いを込めて、この「THE LIVE」公演の日時を皆様にお伝えすることにいたしました。そして新たに3月14日の横浜アリーナでは無観客配信ライブを行うこととしました。皆さんをお呼びしての有観客は叶いませんでしたが、だからこそ、またお会いしたいという願いをこめて、デビュー15周年を迎えようとするこの日にステージから楽曲を届けたいと思います。皆様におかれましては何卒ご理解いただけましたら幸いです。公演当日、そしてそれに至る準備期間も含め、感染予防対策をチームで徹底することはもちろんですが、政府をはじめとする行政機関の指示・要請を遵守し、公演中止を含め常に適切な判断をできるよう最善を尽くしますことを重ねてお伝えいたします。この「THE LIVE」公演も状況が悪化すれば、中止・延期となる可能性があることをご理解いただけましたら幸いです。さまざまなエンターテイメントが大変な苦難のなかで、日夜厳しい判断を迫られています。どうか少しでも明るい兆しが戻ってきますことを祈っております。いきものがかりメンバー・スタッフ一同■配信情報「いきものがかり デビュー15周年だよ!!! ~会いにいくよ~特別配信ライブ」3月14日(日)開場16:00 / 開演17:00見逃し配信:~03月21日(日)16:59チケット発売期間:2月20日(土)10:00~3月21日(日)12:00チケット料金:3,915円(税込)※サンキュー15周年価格<視聴プラットフォーム>Streaming+: : ※詳細はいきものがかりオフィシャルサイトをご覧ください。■公演情報「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! THE LIVE 2021!!!」4月14日(水)、15日(木)開場16:30 / 開演18:30(両日)会場:大阪城ホール[大阪]4月24日(土)25(日)開場14:30 / 開演16:30(両日)会場:日本ガイシホール[愛知]チケット料金:全席指定 9,350円(税込)<チケット販売スケジュール>2月10日(水)18:00~「1年2組」会員先行受付開始2月27日(土)12:00~「いきもば」有料会員先行受付開始4月03日(土)10:00~一般販売開始※詳細はいきものがかりオフィシャルサイトをご覧ください。■リリース情報いきものがかり『BAKU』2月24日(水) CDリリース●通常盤(CD):1,200円(税抜)・『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』描き下ろしアニメ絵柄仕様・ピクチャーレーベル仕様(初回仕様のみ)・いきものカード056封入(初回仕様のみ)<CD収録内容>1. BAKU(テレビ東京系アニメーション『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』オープニングテーマ)2. ブルーバード (2021 Remastered)3. ホタルノヒカリ (2021 Remastered)4. ブルーバード (Slushii Remix)5. BAKU -Instrumental-予約URL: ●完全生産限定盤(アナログ盤):2,100円(税抜)・『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』描き下ろしアニメ絵柄仕様・いきものカード056封入<アナログ盤 収録内容>Side A:1. BAKU(テレビ東京系アニメーション『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』オープニングテーマ)2. BAKU(Anime Ver.)3. BAKU -Instrumental-Side B:1.ブルーバード(2021 Remastered)2.ホタルノヒカリド(2021 Remastered)3.ブルーバード(Slushii Remix)予約URL: <購入者特典>いきものがかり『BAKU』購入者特典・Sony Music Shop:オリジナルスマホサイズステッカー・楽天ブックス:オリジナル缶バッジ・Amazon.co.jp:メガジャケ・いきものがかり 応援店:オリジナルB5サイズクリアファイルいきものがかり応援店特典対象店舗はこちら:※数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。※上記店舗以外での配布はございません。ご了承ください。いきものがかり『WHO?』3月31日(水)発売●初回生産限定盤(CD+DVD):3,800円(税抜)・スリーブケース・デジパック仕様・いきものカード057 / 058封入・購入者限定配信ライブ視聴可能シリアルコード封入・購入者限定配信ライブ会場VIP席観覧抽選応募券封入<初回生産限定盤DVD収録内容>・『BSいきものがかり DIGITAL FES 2020 結成20周年だよ!! ~リモートでモットお祝いしまSHOW!!!~』ライブ映像・メンバーインタビュー、未公開映像を含むスペシャル映像予約URL: ●通常盤(CD):2,700円(税抜)・いきものカード057封入(初回仕様のみ)・購入者限定配信ライブ視聴可能シリアルコード封入(初回仕様のみ)・購入者限定配信ライブ会場VIP席観覧抽選応募券封入(初回仕様のみ)予約URL: <CD収録内容>※初回生産限定盤・通常盤共通・生きる(『100日後に死ぬワニ』テーマソング)・きらきらにひかる(テレビ朝日系木曜ドラマ『未解決の女警視庁文書捜査官』主題歌)・BAKU(テレビ東京系アニメーション『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』オープニングテーマ)・からくり・チキンソング・わたしが蜉蝣・もう一度その先へ他、全9曲収録(順不同)<購入者特典>・Sony Music Shop:オリジナルポストカード・HMV全店(HMV&BOOKS online含む / 一部店舗を除く):オリジナルA5サイズノート・楽天ブックス:オリジナルマスクケース・Amazon.co.jp:メガジャケ・タワーレコードおよびTOWERmini、タワーレコード オンライン:オリジナルA5クリアファイル・TSUTAYA RECORDS(一部店舗を除く) / TSUTAYAオンラインショッピング(予約のみ):オリジナルカレンダーポストカード・WonderGOO / 新星堂全店(一部店舖を除く)および新星堂WonderGOOオンライン:オリジナルA4クリアファイル・山野楽器CD / DVD取扱い店舗およびオンラインショップ:オリジナルアナザージャケット・いきものがかり 応援店:オリジナルスマホサイズステッカー※数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。※上記店舗・オンラインショップ以外での配布はございません。ご了承ください。※特典絵柄は追って発表となります。※いきものがかり応援店の対象店舗は追って発表となります。※各オンラインショップに関しまして、カートが上がるまで時間がかかる場合がございますので、予めご了承ください。
2021年02月10日THE YELLOW MONKEYが30周年ライブの2本目となる『30th Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL-』を横浜アリーナで開催した。先日の東京ドームに続き、会場では新型コロナウィルスの感染対策はしっかりと取られていた。入場時にはお客さんの間隔を空け、規制入退場、接触確認アプリ「COCOA」のチェック、検温、消毒を徹底。座席は1席ずつ空け、政府のガイドラインに準じた会場の半分のキャパシティである6,000人のお客さんが集まった。菊地英昭(Photo by 横山マサト)THE YELLOW MONKEYにとって横浜アリーナは、1997年に開催した初のアリーナツアー『FIX THE SICKS』の幕開けの地であり、全国113本をまわった伝説のロングツアー『PUNCH DRUNKARD TOUR 1998/99』のファイナル4Daysを飾るなど、バンドのライブ史を語るうえで欠かせない会場だ。MCで吉井和哉(Vo/Gt)が「今日は“懐かしの横浜アリーナ”みたいなナンバーを用意してまいりました」と語ったこの日は、幾多の思い出を積み重ねてきたバンドの聖地に新たな歴史を刻む一夜になった。「ロッキーのテーマ」をSEに登場すると、菊地英二(Dr/以下アニー)のパワフルなドラムを皮切りに、廣瀬洋一(Ba/以下ヒーセ)のベース、菊地英昭(Gt/以下エマ)と吉井のギターがひとつずつ重なり、「パンチドランカー」からライブが幕を開けた。燃えるような真っ赤な照明が会場を染めた「BURN」、「楽園に行きましょう!」という吉井の高らかな宣言から、開放的なムードを作り上げた「楽園」へと、序盤から熱いステージが展開する。「今夜は俺たちのホームグランド、大好きな横浜アリーナでございます」と最初のあいさつ。新型コロナ感染拡大防止に配慮して歓声を出せないお客さんに、「声はいらないから、体でください!」とレスポンスを求めると、99年の横浜アリーナのセットリストを踏襲するように、「TVのシンガー」と「ゴージャス」を続けて披露。アニーのカウントで突入した「O.K.」では、4人の姿をリアルタイムで合成したスクリーン映像でも魅了した。菊地英二(Photo by 横山マサト)演奏が一息つくと、会場は長い拍手で包まれ、横浜アリーナという会場は、90年代後半にバンドがロンドンでレコーディングを行なっていた思い出とも密接なつながりがある会場だとMCで語った吉井。当時の「淡い切ない空気感を感じていただけたらいいなと思っています」と伝えると、「NAI」のエバーグリーンなサウンドが会場を優しく包み込んだ。エマとヒーセがステージから伸びた左右の花道へと広がり、吉井が宇宙空間を遊泳するようなパフォーマンスを見せた「HOTEL宇宙船」、両手を大きく振って盛り上がった「SHOCK HEARTS」で会場が一体になった中盤。吉井が激しくギターをかき鳴らしたイントが口火を切り、圧倒的な混沌を作り上げた「天国旅行」は、この日のハイライトのひとつだった。廣瀬洋一(Photo by 横山マサト)エマが発光するギターに持ち替えたダンサブルな「MY WINDING ROAD」に続き、会場の隅々まで踊らせた「甘い経験」へと、声を出せないハンデを忘れさせるように、体で参加できる楽曲を次々に繰り出した終盤。キーボードの鶴谷崇が奏でるピアノにのせて、吉井が語りかけた。「人が集まって生のロックンロールをやるっていうのは、自分たちにとっては絶やしてはいけないことで。批判もあるとは思うんですけど、エンターテイメントの火を消してはいけないということで、やらせてもらっています」。さらに、昨年バンドが30周年を迎えたことに触れ、「40周年、50周年も、みんなとギンギラギンの恰好をして盛り上がりたいと、そのときは大きな声で叫び合えたらいいなと思っています」と伝えた。そして、「みんなが届けてくれた声と一緒に歌わせてもらいます」と言うと、事前にアプリやカラオケで募集したファンの歌声を会場に流した「バラ色の日々」へ。会場では歌声や歓声があげられないという状況下でも、お客さんと共にライブを作り上げる演出が大きな感動を生んだ。ラストを飾ったのは「悲しきASIAN BOY」。上手から下手へと猛ダッシュで駆け抜けた吉井が、「Are you No.1 Rock’n roll asian!!! THE YELLOW MONKEY!」と全力の叫び声をあげ、大きな拍手に包まれて本編は幕を閉じた。「見てないようで見てる」から始まったアンコールでは、「横浜、負けるなよ!」と力強いエールを届けた「パール」のあと、メンバー紹介へ。「オン・ドラムス、ザ・イエロー・モンキーのエンジン、菊地英二、アニー!」、「オン・キーボード、職人、鶴谷崇!」、「リードギター、吉井和哉の永遠の恋人、菊地英昭、エマ!」、「オン・ベース、俺の兄貴、みんなの兄貴、廣瀬洋一、ヒーセ!」と、吉井が一人ひとり名前を呼び、最後はヒーセが吉井を紹介。「この人のおかげで、イエローモンキーは……日本のロックはまた光を取り戻すでしょう! 吉井和哉、ロビン!」と言うと、ひときわ大きな拍手が湧いた。全21曲、2時間にわたるライブの最後は、99年の『PUNCH DRUNKARD TOUR』のファイナルの横浜アリーナでもラストナンバーとして披露された「SO YOUNG」。会場が美しい光に包まれるなか、三大ドーム編とは異なる、横浜アリーナだけの30周年ライブを完成させた。この日の模様は「Huluストア」「ニコニコ生放送」にて11月10日(火)23:59までアーカイブ配信が行われる。Photo by 横山マサトTHE YELLOW MONKEYの30周年ライブは、次回12月7日の国立代々木競技場第一体育館 を経て、バンドの結成日である12月28日の日本武道館でファイナルを迎える。さらに、20年ぶりのライブ・アルバムが来年2月3日にリリースされることが決定。収録曲は昨年12月28日のナゴヤドーム、今年2月11日の京セラドーム、11月3日の東京ドームの3公演からセレクトされ、現在ファン投票が受付中だ。THE YELLOW MONKEY -『Live Loud』特設サイト: Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL-アーカイブ配信:11月10日(火)23:59までライブストリーミングチケット:税込4,000円Huluストア・ニコニコ生放送にて販売中ライブ情報2020年12月7日(月) 国立代々木競技場第一体育館30th Anniversary LIVE -YOYOGI SPECIAL-▼チケット情報10月17日(土)10:00〜11月8日(日)23:59 チケットぴあにて先行販売中受付URL: 年12月28日(月) 日本武道館30th Anniversary LIVE -BUDOKAN SPECIAL-▼チケット情報11月2日(月)18:00〜15(日)23:59 オフィシャルファンクラブ「BELIEVER.」最速先行受付【2公演共通】※入場制限 / 6歳以上チケット必要(6歳未満入場不可)※枚数制限 / 2枚※オール電子チケット ※座席番号表示は公演2日前商品情報ライブ・アルバム『Live Loud』通常盤(1CD)価格: 税別2,800円初回盤(2CD)価格:税別3,000円予約受付:11月3日(火・祝)21:00〜予約リンク: 楽曲投票参加期間:11月7日(土)〜12月13日(日)23:59まで収録内容発表:12月28日(月) 日本武道館公演後
2020年11月08日SUPER BEAVERが12月8日(火)から2日間、横浜アリーナで2デイズ公演を開催する。SUPER BEAVERは10月3日、日比谷野外大音楽堂で「SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP~ラクダビルディング&ビルディング~」を終えたばかり。結成15周年を迎え、メジャー再契約第2弾シングル『突破口/自慢になりたい』を10月21日にリリースするなど、話題を欠くことがない。1日目となる12月8日(火)は「SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP〜特大のラクダ、イッポーニーホーサンポー〜@横浜アリーナ」。先日中止を発表した、同名公演のチケット払い戻しを希望しなかった人に向けた限定ライブだ。2日目は「SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP〜全席空席、生配信渾身〜 @横浜アリーナ」と題し、Official YouTube Channelにて、無観客による無料の生配信ライブとして開催される。■公演情報「SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP〜特大のラクダ、イッポーニーホーサンポー〜@横浜アリーナ」日時:12月8日(火)会場:横浜アリーナ※限定ライブの為、詳細は、該当者にのみ通達。「SUPER BEAVER 15th Anniversary 都会のラクダSP〜全席空席、生配信渾身〜 @横浜アリーナ」日時:12月9日(水)開場19:00/開始20:00URL: 価格:無料
2020年10月03日フラワーカンパニーズが8月27日(木)に横浜アリーナからリモートライブを開催することが決定した。フラワーカンパニーズが横浜アリーナに立つのは初。2015年に自身最大の舞台となった日本武道館公演を超える大舞台で、会場の中は無観客ながら、オンラインという形で全国各地から人数制限なくライブを視聴することができる、ある意味最大キャパの観客を想定したワンマン公演を実施するとのことだ。ライブ、ツアーや夏フェス、夏祭りなどが中止になるなどいつものような夏を堪能できない状況に、何か思い出になるワクワクする企画を!というメンバーの妄想から始まった今企画。グレートマエカワは、「5年前の日本武道館公演以来の挑戦です。ひょんなことから急遽決まった企画だけど、ぜひ見ていただけたら幸せです」とコメントしている。配信は「uP!!!」および「PIA LIVE STREAM」にて。●グレートマエカワコロナ禍における世界中に閉塞感が続いている状況の中、いつでもライブがスタートできる準備をしていますが、なかなか思うように行かない日々が続いています。リハに入ったり、新曲を作ったりしながら、何か自分たちにとってもお客さんにとっても明るい話題を作れないかと考えていたところ、横浜アリーナで配信ライブができるよという話を聞き、メンバー・スタッフにすぐ相談、全員一致で面白いね!という話になり、今回の企画を決断しました。この企画を発表して、少しでも楽しい、ワクワクした気持ちで当日までの時間を過ごし、この配信を見てくれる人がたくさんいてくれたら嬉しいなと。僕らもみんなでワクワクしながら準備をしていきます。5年前の日本武道館公演以来の挑戦です。ひょんなことから急遽決まった企画だけど、ぜひ見ていただけたら幸せです。■「フラカンの横浜アリーナ ーリモートライヴ編ー〜生き続けてる事は最大のメッセージ!〜」配信日時:8月27日(木)OPEN18:30/START19:00※視聴チケットのご購入者を対象とした期間限定のアーカイブ事後配信を予定しております。アーカイブ事後配信期間:生配信終了後〜8月30日(日)23:59視聴チケット受付:8月6日(木)18:00~ 2020年8月30日(日)19:00●uP!!!・auスマートパスプレミアム会員 2300円(税込) ・一般 3300円(税込)受付URL : ●PIA LIVE STREAM・一般 3300円(税込) 受付URL: ()
2020年08月06日矢沢永吉の「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2019『ROCK MUST GO ON』」横浜アリーナ公演の映像の配信開始時間が、8月6日(木)20時に決定した。この映像は矢沢永吉の未公開のものを含む、未発売ライブ映像3本を有料配信する「3 BODY’S NIGHT(サンバディーズナイト)プロジェクト」の第2弾。2019年は矢沢永吉が古希を迎えたアニバーサリー・イヤーで、7月には自身初となる音楽フェス「ONE NIGHT SHOW 2019」を幕張メッセにて開催し、9月4日には7年ぶりのオリジナル・アルバム『いつか、その日が来る日まで...』をリリースしている。11月からスタートした「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2019『ROCK MUST GO ON』」は中盤に喉の不調のため47年間のキャリアで初めて公演を中断。今回の配信映像は矢沢が不安と葛藤を乗り越え、超満員のオーディエンスを前に完全復活した感動のステージだ。セットリストは代表曲やバラードの名曲に加え、新アルバム収録曲まで網羅。現時点での矢沢永吉の最新のライブ映像をノーカットで見ることができるこの機会を逃す手はない。なお有料配信の収益の一部は新型コロナ感染症の治療や研究開発にあたる医療機関に寄付され、映像は8月9日の23:59までアーカイブ視聴が可能となっている。■配信概要「3 BODY’S NIGHT配信」第2弾『EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2019「ROCK MUST GO ON」』2019年12月4日横浜アリーナ公演(初公開作品/全曲ノーカット)配信日時:8月6日(木)開場19:00(配信媒体により異なる場合がございます)/開演20:00視聴価格:3,800円(税込)視聴チケット販売期間:受付日時:2020年7月20日(月) 4:00~8月8日(土) 23:59
2020年07月20日THE YELLOW MONKEYが4月に開催予定だった東京ドーム2daysに替わる4公演が発表された。バンドの結成30周年の日である2019年12月28日、ナゴヤドームを皮切りにスタートしたTHE YELLOW MONKEYのドームツアー。2月11日に京セラドーム大阪で開催された2月11日の公演後、4月4日・5日にはファイナルとなる東京ドーム2daysを控えていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、東京ドームの公演は延期に。その後も振替日程の協議を重ねた結果、新規公演としてバンドにとっての聖地とも言える4会場でのライブが決定した。待望の東京ドーム公演の開催は、いくつものドラマが生まれた横浜アリーナ、再集結後の初ライブとなった国立代々木競技場第一体育館、結成日に何度も開催してきた年末恒例の日本武道館と、バンドに縁が深い会場で、結成30周年を締めくくる特別な4公演になる。公式サイトでは「現時点では0%から100%の間のキャパシティ設定」と案内されているが、少しでも多くのファンが生のライブを楽しめるように準備が進められている。なお、4月4日・5日公演の払い戻しに関しても詳細が発表されているので、そちらもチェックしてほしい。●「30th Anniversary LIVE-DOME SPECIAL-」2020年11月3日(火・祝)東京ドーム●「30th Anniversary LIVE-YOKOHAMA SPECIAL-」2020年11月某日横浜アリーナ●「30th Anniversary LIVE-YOYOGI SPECIAL-」2020年12月7日(月)国立代々木競技場第一体育館●「30th Anniversary LIVE-BUDOKAN SPECIAL-」2020年12月28日(月)日本武道館※各公演の詳細および横浜アリーナ公演の開催日程は後日ご案内いたします。特設サイトURL: 月公演払い戻しに関する詳細: (払い戻し手続き:7月1日(水)10:00〜)オフィシャルサイト:
2020年06月30日サザンオールスターズが、デビュー42周年を迎える2020年6月25日(木)に、横浜アリーナから"感謝"の無観客配信ライブを開催!!PIA LIVE STREAMで配信します!!【チケット情報はこちら】今回のライブは、いつも応援してくださるファンの皆様はもちろんのこと、常日頃音楽活動を支えてくださっているスタッフの皆さんに向けて、サザンオールスターズが“感謝”を届けるライブです。また、新型コロナウイルスの影響でまだまだ生活に不自由が続く中、医療をはじめとするエッセンシャルワーカーの方々や、今なおこの困難な状況を乗り越えるためにご尽力いただいている方々への“感謝”の気持ちも込めて、ライブの収益は一部、アミューズ募金を通じて、現在最前線で新型コロナウイルス感染症の治療や研究開発にあたっていらっしゃる医療機関の皆様のために役立てられます。「いつも心に音楽を」、そして「音楽を通じて皆さんが笑顔でいられますように」というサザンの想いが、無観客での配信ライブというかたちとなって開催されます!サザンと画面越しに繋がって、みんなで大いに盛り上がりましょう!!サザンオールスターズ 特別ライブ 2020 「Keep Smilin’ ~皆さん、ありがとうございます!!~」視聴券販売配信日:6月25日(木) 20:00~ (開場 19:30~)チケット代:3,600円■チケット一般発売受付期間:6月9日(火) 4:00~6月24日(水) 12:00※予定枚数終了次第、販売終了となります。
2020年06月09日フレデリックが本日2月24日、横浜アリーナで「FREDERHYTHM ARENA 2020~終わらないMUSIC~」を開催する。キャッチーでユーモアあふれる楽曲が魅力のロックバンド、フレデリック。結成10周年イヤーだった昨年は2ndフルアルバム『フレデリズム2』のリリースに始まり、それを引っさげたコンセプチュアルなツアー「FREDERHYTHEM TOUR 2019-2020」を開催、さらに10月にはEP『VISION』も発表した。発売11年目となる彼らの動向にも目が離せない。「FREDERHYTHM ARENA 2020~終わらないMUSIC~」は、前述した「FREDERHYTHEM TOUR 2019-2020」の一環。SEASON1から4までテーマを立て、約1年越しで歩んできた、最終シーズンが本日となる。新木場STUDIO COAST公演、そして数百人規模のライブハウスをめぐるツアー、Zeppツアー。それを経た自身初の横浜アリーナのステージはどのようなものになるのだろうか。チケットはすでにソールドアウトになっているが、現場は熱気に包まれることだろう。きっと多彩なセットリストで千秋楽に華を添えてくれるはずだ。■公演情報「FREDERHYTHM ARENA 2020~終わらないMUSIC~」日時:2月24日(月・祝)開場17:00/開演18:00場所:横浜アリーナ
2020年02月24日GLAYが本日1月25日、神奈川・横浜アリーナで「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25th HOTEL GLAY」をスタートさせる。GLAYは昨年の5月25日にデビュー25周年を迎えた。記念すべきアニバーサリーイヤーは「GLAY DEMOCRACY」のテーマのもと、海外でのライブを成功させるなど充実した活動を展開。10月に発売した15枚目のアルバム『NO DEMOCRACY』はオリコン2位を獲得し、グループによる「アルバムTOP10入り作品数」でTUBE、B’zに次ぐ歴代単独3位(29作品)となった。さらに今年は1997年以来となるベスト盤『REVIEW II』の発売、海外ロングツアー及びドームツアーを開催が予定されていおり、2020年もリスナーを楽しませてくれるだろう。「HOTEL GLAY」は2009年、2012年に「感謝の意を込めてファンをおもてなしする」という思いで行われたライブ。今回の「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25th HOTEL GLAY」は全国9カ所17公演、18万人動員を動員する大型のアリーナツアーである。本日からの2デイズはサンドーム福井を起点に巡ってきた旅の終着点。各場所を熱狂させてきたパフォーマンスの集大成となるはずだ。■公演情報「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25th HOTEL GLAY」1月25日(土)横浜アリーナ開場16:00/開演17:001月26日(日)横浜アリーナ開場15:00/開演16:00
2020年01月25日