最強の脇役俳優。これは、安田顕さんが主演を務めた映画『俳優 亀岡拓次』の役のこと。お呼びがかかればどんな役でもどんな現場でも駆け付け、どんな監督のどんな要望にもきっちり応える。そんな職人的な姿勢は、どこか安田さん自身にも通じている。記憶に新しいのは、昨年末のドラマ『下町ロケット』の一本気な技術部長役。しかし『問題のあるレストラン』ではゲイ役で女装姿を披露、その美しさと女子度の高さで話題に。一方、ホームグラウンドのTEAM NACSでは脱ぎキャラが定着していたりもする、変幻自在俳優。容姿は間違いなく二枚目。ではその素顔は二枚目?それとも三枚目?――撮影中、シャッターを切る度にシリアスだったりおちゃらけだったり、いろんな表情をしてくださって、サービス精神が旺盛な方なんだなと思いました。安田:人間とは現金なもので、自分が主役となると(プロモーションで)ここまでできるのか、と(笑)。――主演と脇役では、何か違いを感じるものでしょうか。安田:まさにいまのような状況ですよね。プロモーションの出番が多い。現場では、少しでも早く終われるよう、時間のロスを減らせたらいいなとは思っていました。限られた時間のなかでの撮影でしたから、できるだけスタッフさんの傍らで状況を把握して、出番に呼ばれる前に、こちらから「僕は準備できてますよ」って声を掛けるとかね。――安田さんご自身は、そういうスタンスが主演のあるべき姿だと考えていらっしゃるんでしょうか。安田:いや、誰かと比較してではなく、それはあくまで、僕自身がやれることがそれだったっていうだけのこと。言ったことがすべてです。――主演の大変さを感じられる場面はありましたか?たぶん、新入社員よりは課長や部長、そして社長のほうが、会社全体のことを考えているはずなんです。それと同様に、より作品全体のことを考えるのかなとは思いました。役者の仕事を始めた最初の頃は、なぜこんなに時間の押し巻きにこだわるんだろうって思っていたんです。いいものができるのであれば、僕はいくらでも頑張るぞと思っていたんですよね。でも、それは僕が自分のことしか考えていなかったから。あくまでも、今回の僕のスタンスは、ですが、皆がタイトなスケジュールで動いていましたから、少しでも早く終えられるほうがいいんだろうなと。――安田さんは、この亀岡という役をどのように解釈されて演じられたのか伺えますか?安田:いままでトライしてきた役って、声色やセリフが、どこかデフォルメされたものが多かったと思うんです。でも、このキャラクターに大事なのは、何でもない日常をいかに出していくかでした。あまり自分ではやったことのないアプローチだったんで、そこは横浜(聡子)監督に教えていただきました。――具体的に、監督からはどのような指示があったんでしょう。安田:うまく見せないでください、と言われましたねぇ…。――安田さんとしては、その言葉をどう受け止められたんですか。安田:そんなね、考えていないんですよ、普段から。ただ、監督には、声色を使うとか、表情に変化をもたせるとか、目に力を入れるとか、そういうアプローチをすべて排除していただきました。キャラクターを設定する必要がなかったので、どうしゃべろうかより、どうセリフを聞こう、ということは意識していたかな。まあ、できてたらいいな、ってところですけど。◇やすだ・けん‘73年12 月8日生まれ、北海道出身。大学時代の仲間で結成した演劇ユニット・TEAM NACSで活動し、北海道で絶大な人気を得る。現在は活動の幅を広げ、数々の舞台、映画、ドラマに出演。最近の主な出演作に、映画『みんな!エスパーだよ!』、ドラマ『下町ロケット』など。コート¥92,000ベスト¥36,000(共にマンド/マンドLTDTEL:03・5716・6862)シャツ¥14,000パンツ¥13,000(共にステュディオス/ステュディオス 原宿本店TEL:03・5785・1864)靴¥33,000(パドローネ/アドナストTEL:03・5456・5821)◇安田顕さん主演の映画『俳優 亀岡拓次』は、1月23日より北海道先行ロードショー中。全国ロードショーは1月30日より。戌井昭人さんの同名小説を、若くして鬼才と噂される横浜聡子監督が映画化。亀岡が出演する作品は、任侠モノから時代劇までさまざま。それらが劇中劇で展開されるのも見どころ。共演に麻生久美子さんなど。※『anan』2016年2月3日号より。写真・佐山順丸スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・西岡達也(ビタミンズ)インタビュー、文・望月リサ
2016年01月27日安田顕が37歳独身、小さな脇役ばかりを演じ、現場から現場へ渡り歩く日々を送る“最強の脇役俳優”を演じる映画『俳優 亀岡拓次』。彼は、映画の撮影現場を転々とする中で、馴染みのスナックやその現場周辺の居酒屋を渡り歩き、ひとり“お酒”を楽しむことに幸せを感じている。最近は、安田さんが演じた亀岡のような、“アラフォー独身”を描く作品が急増中。“おひとりさま”を満喫する、その極意に迫った。世相を反映するといわれるドラマ界では、香取慎吾主演で39歳独身の“こじらせ男子”を描く「家族ノカタチ」(TBS)が多くの共感を呼び、39歳独身、年収1,500万の開業女医を描く中谷美紀主演「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS/4月スタート)などの放送が控え、過去にも阿部寛主演の文字どおり「結婚できない男」(CX)や、草なぎ剛主演の「独身貴族」(CX)、観月ありさ主演の「おひとりさま」(TBS)など、多くのおひとりさま男女の姿が描かれてきた。本作の亀岡拓次も、そのお手本のような男性として描かれており、原作者の戌井昭人も「亀岡は、結婚しないんじゃないかな」と予言しているほど。恋人や妻がいなくとも、行きつけのスナックやふらっと立ち寄った居酒屋で、ほどよい量のお酒を呑み、友人やお店のお姉ちゃんと何気ない話をして、日々の幸せを満喫している亀岡の姿は印象的だ。また、メガホンを取った横浜聡子監督は、「亀岡はとりあえず、酒と女があれば幸せで、その都度、自分が面白いと思うことや惹かれることに、ただ忠実に向かっているだけ。いまのご時世って、マニュアルをやって達成したら、次のステップにいける自己啓発みたいな社会が基本じゃないですか。そういうところとは、別のところで生きている」と亀岡拓次の“生きざま”を語っており、「不器用かもしれませんが、本当の意味で自由で、愛すべき男なんだろうな、と。これから先もそうやって生きていくんでしょうね」とその“魅力”を明かしている。あくせくすることなく、シンプルな生き方を選んでいるからこそ、亀岡の生き方は、逆に現代の人々にとってより魅力的に映るのかもしれない。亀岡のモデルの一人といわれる、漫画家・東陽片岡のモットー“幸せのハードルを下げよう”は、もちろん本作にも反映されているそうで、「自分の好きなことに全身全霊を賭けていてブレない。それでいて、意固地になって自分のスタイルを守っているのとも違う。飄々とした感じが逆にカッコイイ」と語る戌井氏。原作者でありながら、亀岡の生きざまにすっかり魅了されている様子だ。そんな不思議な彼の魅力に注目してみると、いまを生きる“幸せの秘訣”が見えてくるかもしれない。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月27日漫画家の花くまゆうさく氏や伊藤理佐氏らが映画『俳優 亀岡拓次』(1月30日公開)の主人公・亀岡拓次とそれを演じる俳優・安田顕へ向けたイラストコメントが、このほど公開された。原作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡のうだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。不器用ながらも愛すべきキャラクター・亀岡の脇役人生に、ささやかな転機が訪れる様が映される。シンガーソングライター・YUKIのライブDVD『ユキライブ YUKI TOUR "joy" 2005年5月20日 日本武道館』(06年)をはじめ、アーティスト作品のイラストを担当したり、2005年に映画化もされたコミック『東京ゾンビ』(99年)などの"ヘタウマ系"の画風で知られる花くま氏。イラストコメントでは、「今日もどこかで亀岡拓次」という言葉と共に、自身の手によるキャラクター「アフロとハゲ」の2人を本作の世界に送り込んだシュールな絵を贈っている。伊藤氏からは、『週刊文春』(文藝春秋)での連載作『おんなの窓』をセルフオマージュした"亀岡拓次の窓"と題された1コマ漫画が。イラストでは、劇中で重要な場面の一つとなる長野・上諏訪を"地元"と明かしながら、そこで繰り広げられる亀岡の恋模様に、嘆きも込めつつ思いを馳せる伊藤氏自身の姿が描かれている。このほか、河井克夫氏は亀岡と大女優・松村夏子(三田佳子)とのシーンを切り抜き色付きで、東陽氏は亀岡がムロタで睡魔に負けてしまう姿を色濃い絵柄で、それぞれ表現した。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月20日1月30日公開の映画『俳優 亀岡拓次』の完成披露試写会が19日、東京・新宿のテアトル新宿で行われ、主演の安田顕をはじめ、麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督が出席した。昨年放送された大ヒットドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演するなど活躍中の俳優・安田顕が主演を務める本作は、安田扮する脇役俳優、亀岡拓次の姿を描いたヒューマンドラマ。亀岡がロケ先で恋をする居酒屋の女将を麻生久美子、大女優役を三田佳子がそれぞれ演じている。脇役として人気を集めている主演の安田だが、本作でも何人もの脇役に扮しており、一番印象に残った役柄として「ホームレスの役をやった時に撃たれて倒れたまま待っていたんですけど、スタッフの方から『楽にしてお待ちください』と言われて待っていたら一般の方に本当のホームレスと間違えられました」と笑わせる場面も。そんな安田と初共演を果たした麻生は「私は今回3日間だけの撮影だったんですけど、ほとんど安田さんとのシーンですごい寡黙な方というのが印象でほとんどお話をしませんでした。なのでこんなによく喋る方なんだと初めて知ってビックリです」と驚いた表情を見せると、安田は「舞台あいさつは舞台あいさつ、現場は現場なんです!」と反論。それでも「初めて主演というものをさせていただきまして、設定としては脇役の話なんですが、ずっと脇役をやってきてよかったなと思っています。お陰で主演ができ、こんなにも素敵な女優さんに囲まれて感謝しております」と感激しきりだった。本作では安田が大御所・三田佳子のバストを揉みしだくシーンもある。その話題となり、三田が「私のないおっぱいを揉むエピソードを最後にやったんですが、乳首が台無しよ。『乳首をもっと揉め』という監督が笑ってましたもの」と不満顔。当の安田は「人生でこんなに命がけで胸を揉んだのは初めてです」と恐縮しきりで、三田からの「喜びは胸だけだったでしょ? 私とやったことは大したことないよね」という指摘にも「自分にとっては財産です!」と身を固くしていた。映画『俳優 亀岡拓次』は、1月30日より全国公開。
2016年01月20日人気演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕が映画初主演を果たした『俳優 亀岡拓次』の完成披露上映会が1月19日(火)、都内で行われ、安田さんをはじめ、共演する麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督が出席した。安田さんが演じるタイトルロール・亀岡拓次は、“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れない脇役メインの人気俳優。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れる中、ロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇と恋に落ちる。安田さんと、安曇を演じる麻生さんは初共演で、「現場ではすごく寡黙で、ほとんどお話しすることもなくて…。でも実際には、とてもよくおしゃべりになる方」(麻生さん)、「若干情緒不安定なんで」(安田さん)と息ぴったり。さらに安田さんは、「麻生さんはとても女将役がお似合い。お酒のCMオファーが来てもおかしくない。そのときは、お客さん役で僕も出たい」とラブコールを送った。一方、“大女優”を演じる三田さんは、「安田さんをおもちゃにして、若さを吸い取る。怖い大女優の役なんです」と笑いを交え、貫録たっぷりのコメント。劇中には、安田さんが三田さんの胸をもむという衝撃(?)シーンもあり、「こんなに命がけで女性の胸をもんだのは初めて」と壇上でも思わず冷や汗。三田さんのダンスシーンに話題が及ぶと、「妖艶な迫力がすごい。瞳に引き込まれた」(安田さん)、「本当?なんだかウソっぽい。お上手ねえ」(三田さん)と丁々発止のやりとりを披露した。今年の目標を問われると、「ほどほどに浴びるほど(酒を飲む)」(安田さん)、「肉体改造」(麻生さん)、「木を見て森も見る」(横濱監督)。三田さんは一言「止めて!」と答え、「とにかく休みがほしい。今回もそうだけど、この歳になって、やったことがない役柄のオファーがどんどん飛びこんでくる。現場で邪魔なオバサン扱いされるよりはいいし、とってもありがたいけど」と奔放に語り、最後まで“大女優”として独壇場を演じた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月19日横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)では2月6日~14日、「横浜ストロベリーフェスティバル2016」が横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催される。「横浜ストロベリーフェスティバル」は、イチゴをテーマとしたイベントで、毎年2013年より開催されている。昨年は3日間の開催で、5万9,000人以上が来場したとのこと。4回目となる2016年は、過去最長の9日間に渡って開催される。期間中、広場には特設テント「いちごマーケット」が設置され、過去最多店舗数となる計15店舗が出店。うち、6店舗が初出店の店舗で、「いちごロールケーキ」「プリン・ストロベリー」「いちごチーズケーキ」などを販売する。テントではほかにも、「スカイベリー大福」「いちごカップケーキ」といったイベント限定品を含むスイーツや「いちごカチューシャ」などの雑貨を販売する店舗も登場するとのこと。屋外スペースでは、今期設立20周年を迎えるJA全農とちぎの「とちおとめ」のサンプリング(2月8日~14日)に加え、6日~7日には今年初の試みとして福島県いわき市協力のもと、同県のオリジナル品種「ふくはる香」のサンプリングも実施する。いずれも、なくなり次第終了となる。いずれも11:00よりの開催で、「とちおとめ」は先着250人、「ふくはる香」は先着300人に提供される。また、横浜赤レンガ倉庫内の店舗もいちごメニューやアイテムを用意。「YOKOHAMA BASHAMICHI ICE(ヨコハマ バシャミチ アイス)」ではJA全農とちぎ提供のブランドいちご「スカイベリー」を使用した「スカイベリーのパフェ」を土日限定で販売する。カフェ・レストラン10店舗では、「とちおとめ」を使用したコラボメニュー、レストラン・物販15店舗にて「いちごピアス ショート&ロングタイプ」など、いちごにちなんだメニューやアイテムを販売する。そのほかにも、「THE FLOWER APARTMENT CAFE」では2月6日~8日、プロの職人が使う本格的な材料でいちごパフェの食品サンプルの製作が体験できる企画も予定している。製作体験後は、いちごのスイーツとドリンクも楽しめる。申込み方法や詳細は、横浜赤レンガ倉庫公式サイトにて。
2016年01月18日安田顕主演の映画『俳優 亀岡拓次』が1月12日(火)、東京・有楽町の外国人特派員協会にて上映され、横浜聡子監督が外国人記者からの質問に答えた。『ウルトラミラクルラブストーリー』で注目を集めた横浜監督が戌井昭人の小説を映画化。37歳独身、趣味はお酒で、小さな脇役を粛々とこなしていく俳優・亀岡拓次だったがある夜、ロケ先で入った居酒屋で出会った若女将・安曇に恋をしてしまう。さらに仕事面では、憧れの世界的監督の新作オーディションも舞い込み…。『ウルトラミラクルラブストーリー』はオリジナル脚本だったが、本作は小説の映画化。「プロデューサーから『横浜さんと一緒にやりたい作品がある』と言われて、原作を渡された」という。元々、戌井さんの小説はいくつか読んでいたが、本作は未読だったそうで「いい意味で、メッセージ性がない。こにょんとしたこのご時世に、(亀岡拓次が)自分のリズムで生きているのが珍しい。強いテーマがないのが逆にテーマであり、興味をひかれた」と明かす。亀岡がお酒好きの“呑べえ”として描かれる点について、外国人記者から日本社会、もしくは日本の映画業界にありがちな傾向なのか?という問いが飛ぶと、監督は「お酒を飲むと本音が出るし、飲まないと本音が出ないというのはそうかも。私もそうです(笑)。日本人には(お酒を飲む機会が)必要な場なのかも…」と語る。特に新宿三丁目の映画監督などが集う盛り場に言及し「いまの時代、公の場で相手の作品を『つまらない』と言うのは難しい(笑)。お酒を飲んで、それぞれの意見を戦わせるというのは、新宿三丁目の界隈の面白さなのでは」と語った。特に、自身の経験も踏まえ「映画の現場は緊張するもの」と語り、「映画がクランクアップを迎え、役から解放され、緊張がほぐれる。(お酒は)亀岡拓次に必要な時間なんだと思います」と解説した。キャスティングに関して、安田さんの起用は「最初から決まっていたわけではなかった」と明かし「プロデューサーから『魅力的な俳優さんがいる』と言われ、安田さんの作品を見るようになりました。色がついてない、カメレオン俳優」と評し、亀岡にぴったりだったと語る。若女将の安曇を『ウルトラミラクルラブストーリー』にも出演している麻生久美子が演じているが、麻生さんについては「人当たりがよくて柔和で、相手を緊張させず、リラックスさせる。すごくプロフェッショナルで、台本を信じて、セリフを一字一句変えることなく演じてくださる」と絶大な信頼を口にした。ある記者からは、音楽が70年代のようで、登場人物たちを巧みに運んでいくという言葉も。「あまちゃん」で知られる大友良英が担当したが、横浜監督は「音楽をどうするか、すごく悩みました」と明かしつつ「40代の渋い男の映画なので、ブルースとかいいかな?と思ったこともありましたが、ジャック・タチ監督の『トラフィック』の音楽に通ずるものがあると思いました。ロックではなく小編成のオーケストラで、愉快になる。亀岡の人生を祝福してあげられるものにしたかった。『人生を肯定する』がテーマであり、大友さんにジャック・タチの映画のサントラを渡しました。仰っていただいたように、ロードムービーのように、場所が移っていき、亀岡が音楽に運ばれて世界中の現場を旅しているようにしたいと伝えました」と説明した。『俳優亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月13日俳優・安田顕主演の映画『俳優 亀岡拓次』(1月30日公開)で、安田演じる酒好きの主人公・亀岡拓次の姿を参考にした"お酒マナー講座動画"がこのほど、公開された。原作は、戌井昭人氏が2011年にフォイルより刊行した同名小説。37歳独身で脇役メインの俳優・亀岡(安田)を主人公に、うだつのあがらない仕事風景やプライベートでの出会いを描く。メガホンを取るのは、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(09年)などで知られる横浜聡子監督。本作を鑑賞した作家・石田千氏は「安田顕さんが、あまりに亀岡拓次なので、涙ぐんでしまった。お酒も妄想も濃く、深く。情けなくて、ミラクルな映画」、柴崎友香氏は「見終わった瞬間から、亀岡拓次のことばかり考えてしまっている。今頃どんな町にいて、どんな映画に出て、どんな世界をさまよっているんだろう」とそれぞれ語っているという。動画は、年始の新年会などの酒宴シーズンに「お酒飲み過ぎの方へ」送る企画。"おすすめメニュー"編、"三次会"編、"翌日の仕事"編の全3編で構成されており、劇中の名シーンにのせて、酒をたしなむ上での教訓や格言が提示される。"おすすめメニュー"編では、亀岡がロケ先の居酒屋ムロタで女性・室田安曇(麻生久美子)と初めて出会うシーンを披露。安曇は「寒天は食べました? この辺の名産なんですよ」と口にしながら、それを食べる亀岡に「どうです? なんて事ない味でしょ」と謙遜して尋ねる。「まぁ…そうですねぇ」と率直に感想を述べる亀岡。それに安曇は、「あら、そんなこと言ったら地元の人は皆怒りますよ?」といたずらげに笑う。ここでの教訓は「美人の女将さんや上司におすすめのメニューを出してもらったら、真面目に味の批評などせず、『おいしいおいしい』といただきましょう」だ。"三次会"編は、亀岡が役者仲間の宇野(宇野祥平)としっとりとしたバーで飲む場面。カラオケでの女性の歌唱をBGMにして、亀岡はゆっくりと酒を飲み干す。格言は「来し方行く末に思いを馳せ、素直に歌が心に、染み入るのに任せましょう」。"翌日の仕事"編は、そのバーで酔いつぶれてしまう亀岡と宇野を捉えるも、場面は一転し、二日酔いの吐き気を我慢しながら、次の仕事場へ向かう車中の亀岡が映される。格言は、職業人の基本である「どんなに飲んではしゃいでも、翌日には必ず出社しましょう。いつも通り仕事に取り組みましょう」。終盤では、時代劇の撮影中にやりで腹を突かれ、今にも吐き出しそうな亀岡が描かれたコミカルなものになっている。(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月12日映画『俳優 亀岡拓次』の特別試写会が11月30日(月)に都内で開催。まもなく42歳の誕生日を迎える主演の安田顕のために、共演の麻生久美子、メガホンを握った横浜聡子監督からサプライズのケーキを贈られた。脇役を主にこなす俳優として活動する亀岡拓次。37歳独身の彼がロケ先で出会った女性と恋に落ち、さらには世界的巨匠からも声がかかるなど人生の転機を迎えるが…。横浜監督は主人公・亀岡拓司を「下心はあるけど、欲のない人」と称するが、演じた安田さんは「私は欲のかたまりです」と悪びれることなく堂々と宣言する。麻生さんは、そんな安田さんとの共演に「初めてご一緒しましたが、刺激的でした」とニッコリ。クリスマスシーズン到来ということで、これまでのクリスマスの思い出を尋ねると安田さんは「高校時代、雪の降る夜にカノジョの家の前の公衆電話から『映画を見に行こう』と電話しましたが、フラれました」と苦い思い出を告白。「帰りの雪が冷たかった…」と沈痛な表情(?)を見せた。一方、麻生さんは「子供のころ、おもちゃ屋さんの新聞広告に、ほしいものをサンタさんにお願いしましたが、一度も買ってもらえず…(苦笑)」と2人とも、あまりいい思い出はないよう…。さらに、傷口を広げるかのように今年のクリスマスの予定を尋ねると案の定(?)、安田さんは「仕事を埋めてほしい。黙っていると死んでしまう」とポツリ。負けじと(?)横浜監督は「去年はコンビニで半額ケーキを買いました、ことしはもっといいケーキを買いたい」と語り、笑いを誘っていた。12月8日の安田さんの誕生日を前に、麻生さんと監督は“亀拓”の特製ケーキをサプライズでプレゼント!安田さんは「誕生日は主役になれる日。『亀拓』は脇役が主役の映画です。Wな主役に感謝しています」と笑顔を見せた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年11月30日人気演劇ユニット「TEAM NACS」の安田顕が映画初主演を果たし、第28回東京国際映画祭「アジアの未来部門」に出品された『俳優 亀岡拓次』が10月30日(金)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで公式上映され、横浜聡子監督が観客とのティーチインを行った。安田さんが演じるタイトルロール“亀岡拓次”は、“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れない脇役メインの人気俳優。世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるなか、ロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇と恋に落ちる。 安曇を演じる麻生久美子をはじめ、共演には新井浩文、染谷将太、浅香航大、三田佳子、山崎努ら実力派俳優陣が名を連ねる。「安田さん本人も『この人、見たことはあるけれど…』という名脇役として活躍していて、確かに亀岡みたいですよね。とても個性的で芸達者だけど、何を考えているかわからない怖さや、闇を抱えている気配を感じていた」と横浜監督。実際に仕事をともにすると、「つかみどころがなく、とてもシャイですが、ふたりきりになると核心を突くことを言う俳優さん」だったそうで、「凛とした“華”を出し尽くしてくれて、ありがたかった。映画には誰も見たことない安田さんが映っている」と自負していた。横浜監督にとっては、商業映画デビュー作となった松山ケンイチ主演の『ウルトラミラクルラブストーリー』以来、約6年ぶりの長編映画。戌井昭人氏の同名小説が原作になっており、「初めての原作もの。今回も(6年前同様に)ある意味好きなように作らせてもらったが、プロデューサーや安田さんのご意見もくみ取りつつ、いかに面白いものにするか意識した。結局、自分は自分でしかないという部分に立ち返った」とふり返った。『俳優亀岡拓次』は2016年1月30日(土)より、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2015年10月31日神奈川県・みなとみらいの「横浜ランドマークタワー」にて、イベント「横浜・文明開化祭 in LANDMARK」が開催される。開催期間は9月19日~27日。同イベントは、「文明開化」をテーマに、横浜ならではの食、音楽、芸術などを提供するもの。期間中、国重要文化財「ドックヤードガーデン」で上映される"180度体感型プロジェクションマッピング"では、代表作品「YOKOHAMA ODYSSEY」を1日3回のペース(19:00、19:50~、20:40~)で上映。かつて造船所のドックであった船形の形状を活かした高さ約10m・横幅約29mの会場自体に投影される映像コンテンツで、黒船来航~現代までの横浜の歴史や未来を、空飛ぶ船に乗って駆け巡るタイムトリップ・アドベンチャー的な内容となっている(イベント期間中~11月中旬まで実施 ※10月5日は休止日、発券は当日10:00~各上映時刻の40分前まで)。また、ランドマークプラザ1階 フェスティバルスクエアでは「横浜ランドマーケット」と題し、横浜から全国に広まったと言われているサイダーやカレー、開港当時人気のあった味を再現したビール「横浜エール」など、横浜土産に適した商品を幅広く販売(11:00~20:00)。また、日本のジャズの発祥地といわれる横浜にちなみ、ジャズの音楽イベント「LANDMARK AUTUMN LIVE」を開催する(9月26日、27日/両日とも13:00~13:30、15:00~15:30の2公演)。そのほか、プロジェクションマッピングの会場となっている「ドックヤードガーデン」の歴史や構造を解説するパネル展「ドックヤードガーデンヒストリー展」(7:00~24:00/会場:ランドマークプラザ3階イベントスペース)等が開催されるということだ。
2015年09月16日東京を中心に、個性あふれる映画館&カフェをピックアップし、映画館が持つ歴史や物語、さらに鑑賞後に行きたいカフェ情報などを紹介した書籍「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」が本日31日(金)発売となった。“映画を中心にした街歩き”を幅広く提案するキネマ旬報社の新刊ムック「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」。映画『愛の渦』での体当たりの演技で一躍注目を浴びた門脇麦が、本書ではナビゲーターとして飯田橋ギンレイホールと共に猿楽町のカフェ、アンチヘブリンガンを訪れ、映画館に対しての熱い想いを語っている。さらに、「わたしの、映画とコーヒーのある1日」というテーマで「RHYMESTER」の宇多丸や曽我部恵一、栗原類、小関裕太、華恵、横浜聡子などミュージシャンから俳優、エッセイスト、映画監督まで多ジャンルの著名人が「よく足を運ぶ、お気に入りの映画館」「その映画館で観た思い出の作品」、「その作品にまつわるエピソード」を披露。また安藤サクラの夫でもある俳優の柄本佑による「映画ぶらぶら日記」や、大森生まれ・大森育ちの女優・片桐はいりが30年の付き合いになるというキネカ大森にスポットをあてた「キネカ大森と地元映画館のある町」など読み応えのある内容に仕上がっている。本書ではレトロな喫茶店やカフェだけでなく、映画の後や前に立ち寄りたい恵比寿のバルや新宿の居酒屋、銀座付近の洋食店、神保町のオススメ書店、カレー屋なども紹介。一人でも、友人や恋人と訪れても落ち着く喫茶店・カフェが紹介されているので、映画館に足を運ぶ日には手放せない一冊となりそうだ。「東京映画館 映画とコーヒーのある1日」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月31日いま「日本一チケットが取れない」と言われる5人組の人気演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーであり、『龍三と七人の子分たち』『ビリギャル』『新宿スワン』とヒット作に立て続けに出演する俳優・安田顕の初主演作『俳優亀岡拓次』の公開が、来年1月に決定した。昨今の脇役俳優ブームの中で、いま、最も注目を集める安田さん。そんな安田さんが演じるのは、テレビでも映画でも、現代劇でもドラマでも、見かけたことのある役者。見かけたことはあるけど…それがどこだったか、何という作品だったか、パッと名前が思い浮かぶこともない…という脇役俳優・亀岡拓次。泥棒、チンピラ、ホームレス…演じた役は数知れず。大作(の脇役)から自主映画(の脇役)まで、声がかかる限りどこにでもどんな役でも駆けつける、監督から重宝される俳優だ。趣味はお酒。撮影現場と酒場を行き来する日々を送っている。そんな地味な亀岡の人生が、居酒屋の女将に恋をして動き出す…。五度の芥川賞候補にもなった作家・戍井昭人による著書「俳優・亀岡拓次」の映画化となる本作では、劇団を持ち俳優としても活躍する著者の“業界あるある”が満載。映画や舞台で巻き起こる、ヘンテコな人々によるおかしくて可笑しな事件は実話!?独特な着眼点・発想による演出に定評のある新鋭・横浜聡子監督が手がける、国内外の映画祭で評価が高かった松山ケンイチ主演『ウルトラミラクルラブストーリー』以来6年ぶりの長編映画最新作となる。今回の主演決定にあたり、安田さんは「映画の主演というお話をいただけたことに本当に嬉しく思っております」と喜びを口にすると共に、「戊井先生の原作を読ませて頂き、本当に面白く、その主人公である亀岡拓次を自分が演じられることに嬉しくもありプレッシャーも感じております。職業が俳優の主人公を演じるというのはとても得難い経験だったのと同時に難しかったです」と心情を明かした。「亀岡が出演する映画は、青春もの、コメディ、時代もの…と多岐にわたります。毎日違う映画をつくっているかのような慌ただしい撮影の日々でしたが、振り返ると安田さんはいつも、現場の輪の中にごく自然に立っていて、何を言うわけでもなく、すうっとその世界へ入ってゆかれました。それはまさに俳優亀岡拓次そのもの、でした」と、横山監督は安田さんの確かな演技力に太鼓判を押す。音楽は、「あまちゃん」で注目された大友英良が担当する本作。俳優・安田顕の“名脇役”ぶりを楽しみに待ちたい。『俳優亀岡拓次』は2016年1月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日神奈川県横浜市の横浜港大さん橋ホールで、さまざまなビールを試飲できる「ジャパン・ビアフェスティバル横浜Spring2015」が行われる。開催日は5月23日、24日の2日間。23日は11時から14時30分まで、16時から19時30分までの2部制。24日は12時30分から16時まで。入場料は前売り券4,600円、当日券5,000円。フードは別料金となる。○国内外150種類以上のビールを飲み比べ!同イベントでは、150種類以上の国内外のビールを入場券だけで飲み比べることができる。「足柄ハッピーモルト」、「九十九里オーシャンビール」、「風の谷のビール」、「霧島ビール」、「海軍さんの麦酒」、「伊豆の国ビール」、「富士桜高原麦酒」など、多くのビールが出展する予定。フードコーナーではおつまみも販売。また、来場者全員にテイスティング専用「ベストアロマグラス」がプレゼントされる。各ビールの詳細については、同イベントの情報ページまで。※価格は税込み
2015年05月19日北欧発の雑貨店2015年4月30日、横浜市都筑区のららぽーと横浜に、「フライング タイガー コペンハーゲン ららぽーと横浜ストア」がオープンする。フライング タイガーはデンマークを中心にヨーロッパ16カ国、および日本で約150店舗を展開する雑貨店。家庭用品、文房具、食品などを扱う。北欧特有の高いデザイン性ながら、大変手頃な値段であることから、ヨーロッパを中心に多くのファンがいる。「フライング タイガー」ららぽーと横浜店ストア内には入口から出口まで、毎月数百種類のアイテムが登場し、ユーモアや色彩に富んだスカンジナビアンデザインのアイテムを通じて、エンターテイメントにあふれたショッピングを楽しめる。【店舗概要】フライング タイガー コペンハーゲン ららぽーと横浜ストア住 所:横浜市都筑区池辺町 4035-1 ららぽーと横浜 1Fオープン日:2015年4月30日(木)営業時間:10:00~21:00アクセス:JR 横浜線「鴨居」駅より徒歩7分定休日:ららぽーと横浜に準ずる※混乱を避けるため、入店を制限する場合あり。今回オープンする「フライング タイガー コペンハーゲン ららぽーと横浜ストア」では、オープン当日に先着100名限定で、リミテッドバッグをプレゼントする。【参考】・フライング タイガー コペンハーゲン・ららぽーと横浜
2015年03月09日神奈川県横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜・展示ホールA/Bで、パッチワーク・キルトの祭典「第22回インターナショナル・キルトウイーク横浜2014(IQW横浜2014)」が行われる。開催日は11月6日~8日、10時~18時(最終日は17時)まで。入場料は当日1,600円。○キャシー中島など多彩なゲストが登場今年のテーマは「夢・出会い・感動」。期間中はIQW作品コンテストに出品作の中から、約200点の入賞・入選作品を展示する「IQW作品コンテスト2014入賞・入選作品展」や、装飾アートの第一人者と言われているケイフ・ファセット氏の"キルトの世界"を展示する「ケイフ・ファセットのカラフルワールド」などが行われる。また、キャシー中島氏のハワイアンキルトを展示する「キルトと私とバラの花」、斉藤謠子氏の展示「アメリカンパッチワークの時代」、片桐好子氏の「片桐好子の和心キルト」、飯高グループの制作「キルトでつづる源氏物語」なども展開。全国から人気ショップが集合する「キルトマーケット」のほか、フィリピンのカオハガン島から届いたキルトを販売するコーナーや、徳島県の阿波しじらで制作したウエアのファッションショー「阿波しじらの大人かわいいファッションショー」など、さまざまな催しが行われる。そのほか、ケイフ・ファセット氏や、ウィークス・リングル氏、根岸貞子氏、中山富美子氏、酒匂厚子氏らが講師として登壇する各種講習会(有料)や、小銭入れ、巾着、ポーチ作りなど体験型のオープンレッスンも実施されるとのこと。
2014年11月05日NHKは26、27日の2日間、神奈川県横浜市にて、「宇宙ワンダーランド@横浜赤レンガ倉庫」を開催する。○NHKの番組で製作された「キュリオシティ」実物大モデルなどを展示同イベントは、19日~9月23日の会期にて千葉県千葉市の幕張メッセで開催中の「宇宙博2014」関連イベント。会場には「宇宙博2014」の公式キャラクターである「キュリオくん」の3mを超えるビッグオブジェが登場。JAXA所有の宇宙服やHII-Aロケットのスケールモデル、現在も火星で探査を続ける「キュリオシティ」の実物大モデル機(NHK番組制作モデル)などを展示するほか、宇宙に関連する展示やワークショップなどを通して、宇宙の魅力を体感できる。会場屋外広場に設置された320インチの大型ビジョンでは、ロケットの打ち上げ映像や、日本人初のISS船長を務めた若田光一宇宙飛行士から「宇宙博2014」へおくられた応援メッセージなどを上映。また「横浜星空教室(ミニプラネタリウム)を設置し、直径5.5mの大型エアドーム全天に、迫力あるCGプラネタリウム映像を投影する15分程度の解説員つきプログラムを実施する。さらに、NHKBSプレミアム「宇宙遺産100」(8月30日21時より放送予定)から、番組の収録スタジオで実際に使用した宇宙の絶景写真パネル100枚の中から、厳選した約10枚を展示する。「めざせ宇宙飛行士!訓練体験ワークショップ」では、宇宙飛行士の訓練インストラクターやISSの地上管制官など、宇宙開発の最前線で活躍するスタッフが登場。宇宙の仕事の裏側を聞いたり、宇宙飛行士の選抜テストにチャレンジしたりと、宇宙飛行士候補生になったような気分を味わえる。また、お笑い芸人ネゴシックスがアーティストNEGO6として登場する「NEGO6の"バキバキ宇宙"お絵かきワークショップ」では、参加者が描いた宇宙人のイラストに、ネゴシックスが激しくツッコミを入れながら、ネゴシックスが描く宇宙をテーマにしたオリジナルイラストに好きな色をぬって自由に楽しむぬりえコーナーも登場。描いた作品といっしょにネゴシックスと記念撮影もできる。開催日時は26日、27日。各日11時~18時30分。会場は神奈川県横浜市中区新港一丁目1番横浜赤レンガ倉庫。入場自由、料金は無料。会場内が混雑した際は入場を制限する場合あり。
2014年07月25日「リチウム ファム(LITHIUM FEMME)」が、モデルの宮田聡子をデザイナーに迎えたコラボライン、「リチウム ファム バイ サトコ ミヤタ(LITHIUM FEMME by SATOKO MIYATA)」を発表。2013年秋冬コレクションを8月より販売開始する。「リチウム ファム」は、良質な素材とデザインが特徴のファッションブランド。着る人の個性を重視し、シルエットにこだわったエレガントなスタイルを提案している。2013年秋冬コレクションからは、「ウィズ(with)」や「ジンジャー(GINGER)」などの雑誌でモデルを務める宮田聡子をデザイナーとして起用したコラボレーションライン「リチウム ファム バイ サトコ ミヤタ(LITHIUM FEMME by SATOKO MIYATA)」を発表。同ブランドオリジナルラインのマニッシュな雰囲気に宮田がデザインしたフェミニンさが加わり、より柔らかい女性らしさが特徴のコレクションとなった。このコラボレーションは2012年秋冬コレクションで3型のみの発売でスタートしたが、今回2013年秋冬コレクションでは、型の数を大きく増やし、本格的に展開をすることとなった。同ブランドが外部デザイナーとコラボレーションラインを製作するのは初の試みで、レザーのライダースジャケットやトレンチコートなどのアウターの他、レディーライクなツィードのスカートや背中にリボンをあしらったワンピースなどが揃う。2013年8月より順次発売の予定。【店舗概要】リチウム ファム(LITHIUM FEMME)所在地:東京都渋谷区神宮前6-16-18 SANDO BLDG. 2F電話番号:03-3499-8873元の記事を読む
2013年08月14日江戸コン実行委員会は2013年1月20日、神奈川県横浜市の横浜駅周辺で、街コン「江戸コンin横浜」を開催する。「江戸コン」は、各地の商店街や地域の自治体と協力しながら、男女の出会いの場を提供し、少子化防止や地域の活性化を促す大規模型の交流イベント「街コン」がシリーズ化されたもの。これまでに渋谷、表参道、立川、池袋、川越などで実施し、各回300人~700人の男女を集めた実績があるとのこと。開催時間は14時~17時。参加資格は20歳以上の男女(同性2人1組、または3人1組で参加)。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。定員は男性150人、女性150人。申し込みは「江戸コンin横浜」公式サイトで受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月22日横浜観光コンベンション・ビューローが運営するWEBサイト「横浜観光情報」では、市内11カ所の施設で利用できるスペシャルクーポン付きの特集ページ「恋する横浜~横浜冬時間~」をオープンした。「恋する横浜~横浜冬時間~」にアクセスし、サイト画面をプリントアウトして各施設に持っていくと「特典」を受けることができるというもの。掲載されているのは、「横浜・八景島シーパラダイス」「横浜マリンタワー」「ロイヤルウイングティークルーズ」「星の降る☆カフェシップ(KMCコーポレーション)」「三溪園」「新横浜ラントラクト1階”WFcafe”(ウォーターフォールカフェ)」「ホテルニューグランド(宿泊プラン)」「ホテルニューグランド本館1階ロビーラウンジラ・テラス」「ホテルニューグランド本館1階イタリアンレストランイル・ジャルディーノ」「ナビオス横浜3階”シ―メンズクラブ”」「横浜桜木町ワシントンホテル5階”ベイサイド”」の11の施設。実施期間は2013年2月28日まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日SMBC日興証券と神奈川新聞社は12月5日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで、横浜の人たちに投資を知ってもらおうと、投資戦略を探る! 「日興ファンドセミナー」を開催する。日興証券は日ごろ、神奈川県内にある数店舗を中心にface to faceの営業活動を行っていて、神奈川新聞社とのタイアップした企画は昨年に続いて2回目。「投資」を身近に! をテーマに行う。セミナーは、第一部で、シティグループ証券の藤田勉取締役副会長が、「シェール革命によって期待が高まる米国経済とグローバル投資戦略」と題して講演、第二部で、ブラックロックジャパンの浜田直之取締役が「新たなる世界における投資戦略」と題して講演する二部制となっている。藤田氏によると、シェール革命では、安価な資源の供給により、米国内への製造業回帰と雇用創出が、原油の輸入減により、経常収支の改善がなされる。また、資源の供給地としての中東の地政学的な重要性の低下により、国防費と財政赤字の削減が可能となり、米国の経済成長余地が押し上げられるとしている。浜田氏は、世界最大級の資産運用会社であるブラックロック(ニューヨーク本社)の日本法人の取締役で、資産運用のフローや、とくにアジア諸国に関する経済市場などをメーンに語る。開催時間は13時~15時。入場無料。定員は160人。応募締切は11月30日(申し込みはホームページで)。申込みアドレス( )で申込みできる。または、ファクス045(227)0765「氏名・住所・電話番号・メールアドレス」を明記の上、送る。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日横浜市は、4日より12月10日まで、横浜港大さん橋国際客船ターミナルのリニューアル10周年記念イベントを開催している。客船の玄関口として「横浜の魅力」を生み出している横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、2002年12月1日のリニューアルオープンから10周年を迎える。「リニューアル10周年記念展示」では、大さん橋の歩みを振り返り、リニューアル前の大さん橋の写真、客船模型や初めて入港したときに交換する記念プレートなど、貴重な品々を展示する。また、大さん橋生まれのマスコットキャラクター「スウィンギー」が登場する、飛鳥II「東北復興応援クルーズ」の出港イベントなど、各種イベントも開催する。「リニューアル10周年記念展示」は11月4 日~12月10日。横浜市消防音楽隊アンサンブル「くじらのおなか」特別コンサートは7日9時20分~と10時30分~、各30分間。会場は、大さん橋ターミナル2階出入国ロビー、CIQプラザ。飛鳥Ⅱ「東北復興応援クルーズ」出港イベントは、横浜市消防音楽隊による歓送演奏が7日10時40分より、屋上デッキにて。福島県猪苗代町物産展が7日~9日10時~17時 (7日は8時30分から、9日は12時まで)、出入国ロビーにて。その他、イベントの詳細は横浜港大さん橋国際客船ターミナルホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日30歳の成人式in横浜実行委員会は2013年1月5日、横浜市地域活性化イベント「30歳の成人式in横浜」を開催する。「30歳の成人式」は、30歳をいまの時代の「本当の成人」としてとらえ、その30歳の成人式をそれぞれが生まれ育った「地元」で開催するという、イベントを核とした非営利の地域活性化プロジェクト。同イベントは、横浜市で開催する「30歳の成人式」。1982年4月2日~1983年4月1日生まれの、今年度30歳を迎える「横浜にゆかりのある」人たちが対象となっている。今の30歳が横浜アリーナで迎えた20歳の成人式から、10年の時間がたとうとしている。同委員会は、この10年の中で「同級生のつながり」や「生まれ育った街の思い出」が少しずつ薄くなってしまったことを感じることもあるのではないか、と話す。同委員会によれば、このイベントは「横浜に愛着を持つ30歳による巨大な同窓会・文化祭」。ただし、「30歳の、30歳による」イベントではあるものの、「30歳のため」だけのプロジェクトではなく、自分たちが楽しむことで同級生のつながりを再確認し、「横浜を盛り上げていくこと」も目的としている。開催日時は、2013年1月5日15:00~18:00。会場は「Tycoon(タイクーン)」(神奈川県横浜市中区新山下町3-4-17)。料金は、男性5,500円、女性4,500円。参加条件は、「横浜市にゆかりのある30歳」。横浜で過ごしたことがある人であれば横浜在住でなくてもよい。そのほか、同イベントに関する詳細は「30歳の成人式プロジェクト」ホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日青森県出身の横浜聡子監督が同郷の松山ケンイチを主演に迎え、青森を舞台に津軽弁で紡いだ奇想天外な愛の物語『ウルトラミラクルラブストーリー』。6月6日(土)に本作が全国公開を迎え、都内の劇場で行われた舞台挨拶に、横浜監督に松山さん、共演の麻生久美子が登壇した。麻生さん扮する町子に一直線の主人公・陽人を演じた松山さんは「監督が持っている世界観は、ジャンル分けできない新しさがあり、挑戦する気持ちで演じました」とふり返った。地元・青森へ凱旋を果たしたが「東京にいると土をいじることってなかなかないので、ちょうどマネージャーに『土をいじる役とかないかな』と話していたんです。そんなときにちょうどに今回のオファーが来た」とのこと。「ホームという感じで、だからこそ全てを出し切って最高のものを作りたい、という気持ちで臨みました。実際の撮影ではリラックスして、楽しくやれました」と笑顔を見せた。そんな松山さんに、麻生さんの印象を尋ねると「素朴」という答えが返ってきた。「自然体で(互いの)距離が近いんです。誰でも安心させてくれる空気を持っている方で、今回のお話でも陽人のエネルギーを自然に受け入れました。(俳優の)みなさんが、麻生さんと仕事がしたいとおっしゃる理由がよく分かりました」と大絶賛。さらに現場でのエピソードとして松山さんは「ロケ地から、僕の地元まで片道2時間くらいあるんですが、麻生さんに地元にある僕の好きな定食屋の話をしたんです。そしたら、麻生さんは、自分が休みの日にわざわざ往復4時間かけてその定食屋に行って、しかも撮影中の僕のところにその定食を持ってきてくれたんです」と明かした。「おいしかったですよ。サービスしてもらいました」と笑顔で語る麻生さん。逆に松山さんについて聞いてみると「松山さんこそ素朴な方です。いままでに会ったことのないタイプで、ウソがなく、芝居に入ると人が変わるんです」という答えが返ってきた。さらに、松山さんへ別の質問が投げかけられたが、松山さんが話している最中に、隣りの麻生さんがなぜかモゾモゾと…。「(ブレスレットが服に)引っかかった…(苦笑)」(麻生さん)とのことだが、松山さん曰く、麻生さんが話を中断させるのは3回目。「1回目はくしゃみ、2回目はブレスレットを落として…これで3回目ですよね!素朴なんだから全くもう…(笑)」となぜか愛情たっぷりの口調で突っ込み、会場は笑いに包まれた。横浜監督は、作品に込めた思いについて「両想いになれるか、片想いか勝負っていう感じです」と力強く語った。『ウルトラミラクルラブストーリー』はユーロスペース、シネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:ウルトラミラクルラブストーリー 2009年5月30日より青森松竹アムゼほかにて先行上映、6月6日よりユーロスペース、シネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2009「ウルトラミラクルラブストーリー」製作委員会■関連記事:五月病?ならばコレを観よ! vol.2『ウルトラミラクルラブストーリー』麻生久美子、松山ケンイチの豹変ぶりに驚愕!監督「津軽弁に耳をすませて」幸運!?の“ジリ貧”『インスタント沼』特製マグカップを2名様にプレゼント「出たとこ勝負(笑)!」麻生久美子が30歳を前に迎えた岐路と出会いとは?松山ケンイチ、津軽弁ラブストーリーで故郷・青森へ凱旋!主題歌も100sに決定
2009年06月09日「は?」映画を観はじめて、思わず口をついたのはこの言葉。なぜって、会話がさっぱり聞き取れないから。「この人たち、何の話をしているんだろう?」と、戸惑ったのも当然のこと。青森育ちでない人なら、みんなそう思うはず。この映画は、全編青森ロケなだけでなく、全編にわたって響き渡るのは津軽弁。青森出身の松山ケンイチが思い切り、聞き取り不可能な言葉を連発しているのです。物語は、農業をしながら一人暮らしをしている子供のような青年・陽人が、東京からやってきた保育士の町子に恋をして、徹底的なアプローチを試みるというもの。何がミラクルでウルトラなのかは、陽人のその常識外れな行動が、不思議でヘンテコな結末をもたらすところまで見届けてから自分なりに判断してください。ウルトラでミラクルなこの映画、実は、観ているこちらにも不思議な現象が起きるところに今回のおすすめポイントがあります。冒頭でお伝えした通り、ほとんど聞き取れない津軽弁。最初は、「まるで外国映画を観ているみたいだけれど、字幕もないから、映像だけでなんとか物語を察するか…」と思っていました。ところが、10分、20分するうちに、だんだんと津軽弁が聞き取れるようになってきたのです。聞き取れないから、もう聞き流しておくしかないな、と思っていたのに、ふと気がついてみると、ちゃんと津軽弁の会話を理解している自分がいる。それを自覚したときには、かなり驚きました。外国で暮らしていたら、あまり良く分からなかったはずの現地の言葉が、ある日突然スムーズに理解できるようになったという話を聞いたことがありますが、まさにそんな感じでしょうか。もやもやと雲で覆われていた空が、突然すっきりと晴れ渡ったという趣き。全編津軽弁で通そうと考えた監督で脚本家の横浜聡子氏の企画力、それを許した製作陣にも驚きですが、人間の(自分の)順応性を実感した驚きは大きい。まさに体験型の映画なのです。ここで自分の“語学力”を実感し、「苦手だった語学でも習ってみようかな…」なんて、俄然やる気になってしまう人も出現するかも。かも、じゃなくて、ぜひそうなってくださいませ。そろそろ五月病から復活の兆しが見えてきた…という人ほど、この映画で背中をもうひと押ししてもらってはいかがですか。(text:June Makiguchi)■関連作品:ウルトラミラクルラブストーリー 2009年5月30日より青森松竹アムゼほかにて先行上映、6月6日よりユーロスペース、シネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2009「ウルトラミラクルラブストーリー」製作委員会■関連記事:麻生久美子、松山ケンイチの豹変ぶりに驚愕!監督「津軽弁に耳をすませて」幸運!?の“ジリ貧”『インスタント沼』特製マグカップを2名様にプレゼント「出たとこ勝負(笑)!」麻生久美子が30歳を前に迎えた岐路と出会いとは?松山ケンイチ、津軽弁ラブストーリーで故郷・青森へ凱旋!主題歌も100sに決定
2009年06月03日