高橋一生が主演し橋爪功と本田翼が共演する、2023年に放送された土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編となる『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(毎週土曜後11:30初回1時間SP)が4月13日から放送されることが決定した。同作は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)が舞台となり、橋爪演じる四代目の父・望月航と、高橋演じる息子・星太郎をめぐる物語を描く。「すまん…」という一言を残して、航が亡くなり、星太郎はひとり途方に暮れることになるが、その数ヶ月後、死んだはずの父親が、当たり前のように日常に現れて…というホームコメディーファンタジー。本田は、人生の岐路に立ち、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかりを演じる。前作では、航が幽霊となって現れた真の目的や、星太郎とひかりとの関係性の行方などが、時にミステリアスに、時にエモーショナルに描かれた。続編の舞台となるのは、前作から1年後。コロナ禍も落ち着き、ようやく花火大会が行われ、星太郎もひかりもあわただしい日々を送っていた昨年の夏だが、それ以降、ある理由から、航から5代目を継いだはずの星太郎は自堕落に過ごして自室に引きこもってしまい、望月煙火店は開店休業状態に。星太郎をよそに、ひかりは他店を手伝い、花火職人としての技術をより磨いていたが、そんな最中、2人の前に久しぶりに航が現れる。星太郎と航は口げんかがきっかけとなって、望月煙火店は廃業の危機に。ピンチに直面する望月煙火店に、突然、謎の女性・野口ふみかが訪れる。ふみかは星太郎に弟子入り志願をするばかりか、唐突にプロポーズ。やがて、独身花火師×美女2人、そして再び現れた父の幽霊がひとつ屋根の下で暮らすことになる。野口ふみか役は、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)や『大病院占拠』『新空港占拠』(日本テレビ系)などの話題作に出演していた宮本茉由が演じる。■高橋一生(望月星太郎役)コメント『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編のお話をいただき、「ありがとうございます」という気持ちになりました。というのも、前作の最後に望月煙火店のセットを崩す際、ほとんどの皆さんがセットの中で写真を撮っていて。思い入れを持って、作品を作ってくださっていたんだなと痛感したんです。スタッフの皆さんが作品を愛してくれているということが分かっていたので、またあの場所に戻れるのは、素直にうれしかったですね。橋部敦子さんの脚本には、引き続き今回も何気ない日常の中にある生きる意味のようなものが書き込まれています。それを着実に拾いながらも、いかに、何でもないように見せるかという芝居を再度、ヅメさん(橋爪)、本田さんとできるということも楽しみで、喜びを感じます。また、そんな3人の関係性に、今回から宮本茉由さんが演じられる野口ふみかという女性が加わります。宮本さんとは『東京独身男子』(2019年/テレビ朝日系)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020年/関西テレビ・フジテレビ系)以来の共演となりますが、ある程度、完成された3人の関係の中に入ってこられるわけですから大変だと思います。ですので、ヅメさん、本田さんには、くれぐれも失礼のないように!と、強く言っておきたいと思っています(笑)。何気ない日常がいかにかけがえのないものなのかということを、前作ではとても大事に描いていたと思います。なんでもない一日が、後になってとても大事に感じられる…。そういった空気感や、失われつつある日本の原風景を感じながら、楽しんでいただければと思います。地方都市のある花火店の日常をこっそり覗いている感じで、肩ひじ張らずにクスッと笑っていただければうれしいです。■橋爪功(望月航役)コメント最初に今回の話を聞いた時は「またか…」って感じでした(笑)。また一生、翼と一緒に演技する…どこか、同窓会みたいなものも感じます。同窓っていうと、若い2人からは怒られるかもしれませんが(笑)。今作も、好テンポのセリフ劇となりそうです。僕も、そのテンポを壊さないように、頑張ってセリフを覚えなきゃと思っています。今回から、宮本さんが加わりますが、なるべく早く慣れていただければいいですね。翼も最初は緊張で楽屋に近づきもしなかったし(笑)。僕も一生も不愛想なんでね。初対面で嫌われないようにしないと(笑)。今回も前作と同様、すべてを一生に任せます。そうすれば、間違いないと思っているので。いい緊張感を持って臨もうと思っておりますので、視聴者の皆さんには、またお付き合いいただければと思います。今回も、航のミニコーナーはあるのでしょうか?そちらもお楽しみに。■本田翼(水森ひかり役)コメント前作を撮っている時から、「もし続編があったらどうする?」という会話は、高橋さん、橋爪さんとしていたんです。でも、本当に戻ってこれるとは思っていませんでした(笑)。前回の現場はアットホームで、学ぶこともすごく多かったので今回もとても有意義な時間になりそうで、ワクワクしています!さらに、宮本さんが演じられるふみかちゃんの存在も大きいですよね。望月煙火店の3人をいい意味でかき乱して、今までになかった価値観をぶつけてくださると思うので、物語にさらに奥行きが出そうです。前作の撮影で学んだことは「失敗を恐れるな!」。今回も会話劇の応酬が見どころのひとつですが、前作よりもさらに日常会話に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです。失敗を恐れずに臨みたいと思います!前作にもあった、温かい雰囲気やクスッと笑える展開に加えて、新たなスパイスも入り、より楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!■宮本茉由(野口ふみか役)コメント前作を拝見していて、お三方のセリフ回しのテンポ感がすごいなと思っていました。今回、その関係性の中に入れていただけるということで、喜びよりも先に緊張感と不安感が押し寄せてきました。台本をいただいて読み込むことで、演じる野口ふみかのイメージを私の中で広げていったのですが、衣装合わせや監督とのお話の中で、また、どんどんふみかの印象が変わることがあって。今は、彼女の持つ背景なども加味しながら、役を膨らませていく作業にワクワクしています。現場の空気感や、ポイントとなるようなセリフを意識しながら丁寧に演じられればと思っています。ほっこりとしながらも、登場人物それぞれの人生のドラマもしっかりと描かれていて、大好きな作品でした。そんな中に、野口ふみかというちょっと奇抜な、でも、芯をしっかりと持った女の子の役で出演できて光栄です。作品に新たな風を吹かせられるよう、頑張ります!
2024年03月06日高橋一生、橋爪功、本田翼が出演し、昨年放送されたドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」が、今春、「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」として帰って来ることが決定した。地方都市で代々続く煙火店(=花火店)を舞台に、この世を去った四代目の父・望月航(橋爪さん)が、なぜかその後、幽霊となって跡を継ぐ息子・望月星太郎(高橋さん)の前に現れる。そこに、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかり(本田さん)がやってきたことで、男と女、そして幽霊という、奇妙な共同生活が開始。航が幽霊となって現れた真の目的や、星太郎とひかりとの関係性の行方などが、時にミステリアスに、時にエモーショナルに描かれた。今回の舞台は、前作から1年後。星太郎もひかりもあわただしい日々を送っていた昨年の夏だが、それ以降、ある理由から、航から継いだはずの星太郎は自堕落に過ごして自室に引きこもり、望月煙火店は開店休業状態に。星太郎をよそに、ひかりは他店を手伝い、花火職人としての技術をより磨いていたが、そんな最中、2人の前に久しぶりに航が現れる。星太郎と航の口げんかがきっかけとなって、廃業の危機に。そんなピンチに直面する望月煙火店に、突然、謎の女性・野口ふみかが訪れる。彼女は星太郎に弟子入り志願をするばかりか、唐突にプロポーズをし、独身花火師×女性2人、再び現れた父の幽霊と、ひとつ屋根の下で暮らすことに。そんな野口ふみかを演じるのは、「大病院占拠」「新空港占拠」に出演した宮本茉由。脚本は、前作に続いて橋部敦子が手掛ける。キャストコメント・高橋一生『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編のお話をいただき、「ありがとうございます」という気持ちになりました。というのも、前作の最後に望月煙火店のセットを崩す際、ほとんどの皆さんがセットの中で写真を撮っていて。思い入れを持って、作品を作ってくださっていたんだなと痛感したんです。スタッフの皆さんが作品を愛してくれているということが分かっていたので、またあの場所に戻れるのは、素直に嬉しかったですね。橋部敦子さんの脚本には、引き続き今回も何気ない日常の中にある《生きる意味》のようなものが書き込まれています。それを着実に拾いながらも、いかに、何でもないように見せるかという芝居を再度、ヅメさん(橋爪)、本田さんとできるということも楽しみで、喜びを感じます。また、そんな3人の関係性に、今回から宮本茉由さんが演じられる野口ふみかという女性が加わります。宮本さんとは『東京独身男子』(2019年/テレビ朝日系)、『竜の道二つの顔の復讐者』(2020年/関西テレビ・フジテレビ系)以来の共演となりますが、ある程度、完成された3人の関係の中に入ってこられるわけですから大変だと思います。ですので、ヅメさん、本田さんには、くれぐれも失礼のないように!と、強く言っておきたいと思っています(笑)。何気ない日常がいかにかけがえのないものなのかということを、前作ではとても大事に描いていたと思います。なんでもない一日が、後になってとても大事に感じられる…。そういった空気感や、失われつつある《日本の原風景》を感じながら、楽しんでいただければと思います。地方都市のある花火店の日常をこっそり覗いている感じで、肩ひじ張らずにクスッと笑っていただければ嬉しいです。・橋爪功最初に今回の話を聞いた時は「またか…」って感じでした(笑)。また一生、翼と一緒に演技する…どこか、同窓会みたいなものも感じます。同窓っていうと、若い2人からは怒られるかもしれませんが(笑)。今作も、好テンポのセリフ劇となりそうです。僕も、そのテンポを壊さないように、頑張ってセリフを覚えなきゃと思っています。今回から、宮本さんが加わりますが、なるべく早く慣れていただければいいですね。翼も最初は緊張で楽屋に近づきもしなかったし(笑)。僕も一生も不愛想なんでね。初対面で嫌われないようにしないと(笑)。今回も前作と同様、すべてを一生に任せます。そうすれば、間違いないと思っているので。いい緊張感を持って臨もうと思っておりますので、視聴者の皆さんには、またお付き合いいただければと思います。今回も、航のミニコーナーはあるのでしょうか?そちらもお楽しみに。・本田翼前作を撮っている時から、「もし続編があったらどうする?」という会話は、高橋さん、橋爪さんとしていたんです。でも、本当に戻ってこれるとは思っていませんでした(笑)。前回の現場はアットホームで、学ぶこともすごく多かったので今回もとても有意義な時間になりそうで、ワクワクしています!さらに、宮本さんが演じられるふみかちゃんの存在も大きいですよね。望月煙火店の3人をいい意味でかき乱して、今までになかった価値観をぶつけてくださると思うので、物語にさらに奥行きが出そうです。前作の撮影で学んだことは《失敗を恐れるな》!今回も会話劇の応酬が見どころのひとつですが、前作よりもさらに《日常会話》に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです。失敗を恐れずに臨みたいと思います!前作にもあった、温かい雰囲気やクスッと笑える展開に加えて、新たなスパイスも入り、より楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!・宮本茉由前作を拝見していて、お三方のセリフ回しのテンポ感がすごいなと思っていました。今回、その関係性の中に入れていただけるということで、喜びよりも先に緊張感と不安感が押し寄せてきました。台本をいただいて読み込むことで、演じる野口ふみかのイメージを私の中で広げていったのですが、衣装合わせや監督とのお話の中で、また、どんどんふみかの印象が変わることがあって。今は、彼女の持つ背景なども加味しながら、役を膨らませていく作業にワクワクしています。現場の空気感や、ポイントとなるようなセリフを意識しながら丁寧に演じられればと思っています。ほっこりとしながらも、登場人物それぞれの人生のドラマもしっかりと描かれていて、大好きな作品でした。そんな中に、野口ふみかというちょっと奇抜な、でも、芯をしっかりと持った女の子の役で出演できて光栄です。作品に新たな風を吹かせられるよう、頑張ります!土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」は4月13日より毎週土曜日23時30分~テレビ朝日系にて放送。※初回1時間SP23時~(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日高橋一生と橋爪功、本田翼が共演した「6秒間の軌跡」最終回が3月18日放送。3人の会話劇に“終わり方”に「もっともっと見たい」などの声が多数寄せられているほか、意外な“終わり方”にも驚きの声が送られている。本作は「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」で脚本界最大の栄誉である向田邦子賞を受賞した橋部敦子がオリジナル脚本を手がけ、世代を超え互いにリスペクトを送り合う高橋さんと橋爪さんの“2人で一緒にドラマをやりたい”という思いを実現させた作品となる。亡くなった先代で父親の航が幽霊となって現れるがそれは自分が作り出した幻覚で、本物の航の幽霊が現れ、自分の知らなかった父と母の秘密を明かされ、母の理代子と和解する望月星太郎を高橋さんが演じる。また望月煙火店の四代目で理代子と結婚し星太郎を授かるも離婚。その後理代子と“出会い直し”愛人関係を続けた星太郎の父・望月航を橋爪さんが。望月煙火店に住み込みで働きたいと現れ星太郎を変えていく女性で、霊が視える体質ゆえに、星太郎が作り出した航が本物の幽霊ではないと見抜いた水森ひかりを本田翼が。30年間星太郎とは会っていなかったが、航から星太郎の画像を見せられていたために再会した彼をすぐに抱きしめ、そして赤いマフラーをプレゼントした母の理代子を原田美枝子がそれぞれ演じた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。理代子と和解した星太郎を見て、航は「星太郎は本当に花火師で良かったのか」と、狭い世界しか見せてやれなかったことを後悔しているとひかりに吐露。一方、ひかりには友人からある連絡が入り、眠れない夜を過ごすことに。「悩んでるの?」と聞く星太郎にひかりは、元カレが事故で入院し弱気になって、私に会いたがってるからお見舞いに行けって友達が言ってくるがどう思うか?と質問。「会ってあげたほうがいいんじゃないの」と星太郎が答えると、ひかりは不機嫌になってしまう…というのが今回のストーリー。翌朝、ひかりは“お見舞いに行かなくていいって言って欲しかった”と星太郎に怒りをぶつける。すると星太郎は「言われなきゃわかんねえよ!」と言い返し、ニヤりと笑う。その後部屋に戻った星太郎は枕元に現れた航に、今まで女性に怒られると何も言えなかったことを告白したうえで、「でもさっき、言い返した、言い返してやった」と嬉しそうにほほ笑む…というのが最終回のストーリー。高橋さん、橋爪さん、本田さんの会話劇をメインに展開された本作に「たわいもない話なんだけど、この3人の会話が本当に面白い」「何気ないお茶の間会話が愛おしく思えた」「毎週この会話見たかったな」「望月親子の会話をもっともっと見たいよ…!」などの声が上がる。そしてラスト、本物の幽霊の航が消えたあと、縁側に座った星太郎を正面から撮っているカメラが引いていき、撮影に使用されたセットが映し出されていく。すると星太郎を演じていた高橋さんが立ち上がり歩き去っていく…。この終わり方にも「終わり方に気持ち全部持っていかれた。終わっちゃったんだなって実感がもの凄くて今もずっと泣きそう」「セットを映すエンディングも、空想だけどどこかにいる人の物語って感じが好きでした」「不思議な世界観に引き込まれどっぷり浸かった全10話」などといった感想が送られている。(笠緒)
2023年03月19日高橋一生と橋爪功、そして本田翼が加わった土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」が、まだ寒さの残る夜の山梨県にて無事にクランクアップ。サプライズ花火も打ち上げられ、夜空を駆け巡った。星太郎(高橋さん)、航(橋爪さん)、ひかり(本田さん)の3人がそろって花火を打ち上げ、夜空を見上げるという、このドラマのハイライトとも呼べるエモーショナルなシーンとなった。全ての撮影を終えた高橋さん、橋爪さん、本田さんは安堵の表情。まずは、スタッフから花束を渡された本田さんが「お疲れさまでした!大先輩の高橋一生さん、橋爪功さんとご一緒にお芝居ができて、本当に楽しい現場でした、ありがとうございました!!」と語ると、橋爪さんが名残惜しそうに近づいて、なにやらアイコンタクト…。「そんな目で見ないでください(笑)」と本田さんが言うと現場に笑いが起こり、撮影で培ったチームワークの良さを改めて見せることに。続いて挨拶を促された橋爪さんは、「翼くんが喜んでくれてほっとしました(笑)。そして、一生さん、本当にありがとうございました!以上です!!」と語り、笑いの渦はさらに大きなものに!彼らとともにタフな撮影を駆け抜けたスタッフも皆が笑顔となった。そして、座長を務めた高橋さんは「思い返せば一昨年、プロデューサーさんと『コロナ禍でお祭りや花火が少なくなりましたね』とお話しさせていただいて…まさか、このような作品につながるとは思ってもいませんでした」と回想。「本来、花火というのは鎮魂のために始まったと聞きました。なんだか寂しかった、この2、3年が、少しでも報われるといいなと思いお芝居をしてきました」と、今作に込めた思いを改めて語った。また、高橋さんが「花火監修でご協力いただいた丸玉屋小勝煙火店の皆さんが喜んでくださったのが、僕としては本当に良かったと思っています。記憶に残る花火を作っていただきまして、心から感謝いたします」と労うと、もう1人の主役とも呼べる花火が、今作にとって最も重要であったことを演者、スタッフ全員が再認識。感謝の意を込めた大きな拍手が巻き起こった。さらに、手締めの代わりに丸玉屋小勝煙火店からの粋なプレゼントとして、今作らしい打ち上げ花火で締めることに!劇中で高橋さん、本田さんはスイッチをすでに押していたため、この日は橋爪さんが発射のスイッチを初体験。これには橋爪さんも思わず「やった!」と少年のような表情に。夜空に見事な花火が打ち上がり、クランクアップを彩った。物語もいよいよ佳境!星太郎と理代子がついに再会するも、まさかの事態に!?望月航・星太郎の、花火師親子の不思議な日常と、彼らと接して、影響を及ぼしていく女性・水森ひかりの心の成長を圧倒的な会話劇で描き出す、ひと筋縄ではいかない心温まるファンタジーである本作。第9話では、航(橋爪功)が別れた元妻で、9歳の自分を置いて家を出た母親・理代子(原田美枝子)と愛人関係を続けていたことを知った星太郎(高橋一生)が激昂。ひかり(本田翼)に共犯を持ちかけ、現在の理代子の夫に全てをぶちまける計画を立てるが、その計画は、誰もが予想だにしない方向に…!?やがて、理代子と約30年ぶりの再会をはたした星太郎だが、彼女の思わぬ行動に衝撃を受ける。いったい、星太郎の身に何が起こったのか?そして、理代子からいったい何が語られるのか、見逃せない。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」第9話は3月11日(土)23時30分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月10日高橋一生と橋爪功が共演する「6秒間の軌跡」の8話が3月4日放送。航と理代子の“真実”に「星太郎があまりに可哀想」といった反応とともに、高橋さんと橋爪さんの会話劇にも「間やらテンポも絶妙」「お二人やっぱり魅せるなぁ」など絶賛の声も送られている。本物の航の幽霊が現れたことで、今まで航の霊だと思っていた存在が自分の思い込みだと判った花火師の望月星太郎を高橋さんが演じるほか、星太郎の父親で「すまん」という言葉を遺し旅立ったが、幽霊として舞い戻ってきた望月航には橋爪さん。望月煙火店に住み込みで働いており、前回幽霊が視える体質だと告白した水森ひかりには本田翼といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回、星太郎は本物の航の幽霊から、航と母・理代子との“真実”を聞くことになる。星太郎が小学校に上がる頃、航の勧めで理代子は陶芸を始めるようになる。すると彼女はどんどんきれいになっていき、ある日急に別れてくれ、と航に告げたという。「俺にも悪いことがあるなら直す」と話す航だったが、理代子は「こっちの世界とあっちの世界を行き来してたけど、なんだかこっちに戻れなくなっちゃったみたいなの」と話し、航は「ただ受け入れるしかなかった」と当時を振り返る。離婚して5年が経ったある日、たまたま入った喫茶店で理代子と再会した星太郎は、ますますきれいになった彼女を見て「俺と一緒になったのが間違いだったんだなって思い知らされた」といい、「2人は出会い直した」と話す航。さらに話題は航と理代子のなれそめにも及び、理代子が花火大会のスポンサーの娘で、向こうの家族には結婚を反対されたが、彼女のために花火を上げて口説いたことも明かされた。そんな航の告白に星太郎は、9歳の時、理代子が出て行って寂しかったが、そのことを航に話してはいけないと思っていたことや、航についていったことで自分もまた母親を捨てたが、同時に航と暮らすことで「親父を騙してるみたいな罪悪感」を抱き続けてきたこと。結婚しなかったのも相手が、理代子のように目の前から消えてしまうかもと不安を抱いていたから…と告白する。この2人のやり取りに「航さん墓場まで持っていってくれたらよかったのにw星太郎があまりに可哀想だ~!」「今回ほど星太郎がひかりちゃんと暮らしてて良かった… と思った回はなかったなぁ。父と母のあんな話を聞いた後でひとりなのは辛すぎる」などの感想とともに、「ほぼほぼ高橋一生さんと橋爪功さん2人の会話劇だったけど、間やらテンポも絶妙でめっちゃ面白かった」「橋爪さんと会話劇、お二人やっぱり魅せるなぁ」と、両者の会話劇を堪能した視聴者からのコメントも。その頃ひかりは理代子のもとを訪れていた。帰宅したひかりに星太郎は理代子の夫に彼女と航との関係をバラそうと語り、“復讐計画”に協力するよう頼み込む。この星太郎の言葉には「星太郎が復讐したいって頭回ってない感じが虚しくて悲しい」「復讐ではなくちゃんと両者が和解出来ることを願います」「星太郎が母の呪縛から解放されるのかひかりちゃん頼み」といった反応が送られている。【第9話あらすじ】星太郎は現在の理代子の夫にすべてをぶちまける計画を立てる。理代子の営む喫茶店に出向いていたひかりは、陶芸家である夫の個展が開催されていることを知り、乗り込むタイミングはそこしかないと言うが、星太郎はなにかと理由をつけて渋り始める。やがて意を決した個展会場に出向くもなかなか店内に入ることができずにいた星太郎だが、理代子とばったりと遭遇し…。「6秒間の軌跡」は毎週土曜23:00~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2023年03月05日鈴木亮平が主演、共演に宮沢氷魚、阿川佐和子らを迎えて高山真の自伝的小説を映画化した『エゴイスト』。この度、『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などを手掛けてきた松永大司監督が、本作のキャストの魅力について語るメイキング&インタビュー映像が解禁となった。第35回東京国際映画祭でコンペティション部門に出品され、いち早く映画祭で観た観客からは「言葉も無用なほど純愛に満ち溢れた傑作」「この映画の記憶を反芻しそうだ」「キャスティングがぴったり」「すべてよかった。文句がつけられない」「惹かれ合うこと、求め合うことの美しさが投影されていた」「あの世界の中に永遠に、い続けたかった」など、キャスト陣たちの演技や本作の世界観にハマる人が続出。劇場公開後も感動の声や絶賛の声が数多く飛び交い、すでにリピーターも現れており、パンフレットや物販が完売する劇場が出るなど「エゴイスト現象」が巻き起こっている。今回解禁となった映像では、松永監督が、若い勢いのある宮沢さんが、鈴木さんにすごくいい影響を与えたことや、鈴木さんが皆に支持されてる魅力を語り、そして阿川さんの演技には「圧巻だ」とコメント。それぞれの役者としての魅力について2分間語られ、貴重なメイキングが収められている。続いて2月19日(日)には、キャストそれぞれが撮影や役柄について語る動画が解禁される。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月17日高橋一生と橋爪功、本田翼ら出演「6秒間の軌跡」5話が2月11日放送。ひかりは星太郎に「航は本当に“幽霊”なのか」問いかける。この言葉に視聴者からも「幽霊じゃなくて星太郎のイマジナリーな存在」「想像とかそう言うことある?」などの反応が上がっている。第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど実力、人気を兼ね備えた高橋さんと、俳優生活60年を迎えた日本俳優界を代表する名優の橋爪さん。世代を超え互いにリスペクトを送り合う2人の“2人で一緒にドラマをやりたい”という熱き思いを、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」で脚本界最大の栄誉・向田邦子賞を受賞した橋部敦子がオリジナル脚本を担当し実現した本作。父の航が勝手に作ったチラシを見たひかりから花火を受注。その後ひかりが住み込みで働きたいと押しかけてきたことで、同居することになる花火師の望月星太郎を高橋さんが演じる。また、煙火店の四代目で30歳の時に理代子に一目惚れし結婚、星太郎を授かったが星太郎が9歳の時に離婚。それからは星太郎と共に暮らし、他界した後も幽霊となって彼の前に姿をみせる望月航に橋爪さん。航が作った個人向けオーダー花火のチラシを見て望月煙火店に花火をオーダー。その後住み込みで働き、花火作りを学ぶ水森ひかりに本田さん。星太郎の幼なじみで近所で工務店を経営している若社長の田中勇人に小久保寿人といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。田中が訪ねてきて、小学校の恩師が定年になるのでクラス会を催すから、星太郎も参加し花火を打ち上げてほしいと頼む。断る星太郎にひかりはクラス会に出ないで花火だけ打ち上げるっていう選択もある、と提案する。その後、改めて「やっぱやめる、花火断る」と言い出す星太郎。予算が足りなくてもいい花火を上げることを強要され、上手く行かない場合、自分が悪者になる可能性もあると話す星太郎に、ひかりは「色々理由をつけてごねてるようにしか思えない」ときっぱり返す。横から「本当は何が気に食わないんだよ」と言ってくる航…2人の圧に思わず星太郎は「うるせえって言ってんだろ!」と叫んでしまう。ひかりから「子どもじゃないんですから!」と怒られ、納得いく説明を求められた星太郎は、思わずその場から駆け出す…するといきなり少年が現れ、星太郎と並走。そして突然姿を消す…というのが今回のストーリー。あくる日、花火を作っていると、ひかりは星太郎に突然「お父さんは本当に幽霊なんでしょうか?」と問いかける…視聴者からも「航さんがヅラかぶって風呂に向かおうとしてる廊下のシーン、星太郎さんはなぜ体に触れられたのでしょうか?」「あ~、やっぱりそうか。お父さんは幽霊じゃなくて星太郎のイマジナリーな存在なんだね…」「星太郎の知っていることしか答えてないから、星太郎の想像とかそう言うことある?」などの声が上がる。星太郎と並走した少年についても「あの少年は星太郎の心の中(目の前にだけ)現われると思うけど」「坊主頭の少年が気になります。急に消えたんで幽霊ですかね。服装が昭和チックなんで相当前に亡くなった?」といった推測をする視聴者からの投稿がSNSに上げられている。【第6話あらすじ】星太郎は田中に花火を打ち上げた後、クラス会に顔を出すと告げる。ひかりから母親の写真が見たいとお願いされた星太郎は手元にあった母親の写真をひかりに見せる。するとひかりは「お父さんの秘密を知っちゃったかもしれません」と言い出す。結局、星太郎はクラス会に顔を出さずに帰宅。実は別れた恋人・由紀子(安藤聖)もクラス会に出席してして、顔を合わせるのが気まずかったようで…。「6秒間の軌跡」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2023年02月12日高橋一生が花火師を演じる「6秒間の軌跡」の第3話が1月28日放送。橋爪功演じる航が視聴者からの質問に答える「航さんに聞いてみよう」のコーナーに大きな反響が巻き起こっている。2021年上演の舞台『NODA・MAP 第24回公演 フェイクスピア』で、第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど実力、人気を兼ね備えた高橋さんと、俳優生活60年を迎えた日本俳優界を代表する名優の橋爪さん。世代を超え互いにリスペクトを送り合う2人の“2人で一緒にドラマをやりたい”という熱き思いが実現した本作。代々受け継がれてきた望月煙火店という花火師の家に生まれ、9歳から2人暮らしをしてきた父親の航が突如他界。その後ひかりが住み込みで働きたいと押しかけてきた花火師の望月星太郎に高橋さん。煙火店の四代目で、個人向け花火のビジネスを息子に提案。その後亡くなるが、幽霊となって星太郎の前に姿を見せるようになる望月航に橋爪さん。そして航が作った個人向けオーダー花火のチラシを見て望月煙火店を訪ね、花火をオーダー。その後住み込みで働かせてもらうことになる水森ひかりに本田翼。星太郎の幼なじみで近所で工務店を経営する若社長の田中勇人に小久保寿人といった顔ぶれが出演。星太郎は航の幽霊が見えていることをひかりに知られる。そんな星太郎に航は偶然ひかりに裸を見られてもいいように、大胸筋を鍛えておくことをアドバイスする。その後ひかりは弟子として星太郎から花火作りを学ぶことになる…というのが今回のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ひかりに影響を受けた星太郎はそれまで散らかっていた部屋を片付ける。その後、ひかりと食事を取り始めると、電話で仕事依頼の電話が来る…というラストだった。そしてラストシーンからいきなり画面が切り替わると、画面には「航さんに聞いてみよう」というテロップとともに縁側に座った航の姿が。航は「皆さまからのお便りに、私、望月航がお答えします…」と切り出し、視聴者から届いた「すぐ緊張してしまいます、何かいい方法はありますか?」という質問を読み上げ、それに航として回答する。SNSでは「最近のドラマでは見ない企画だったので新鮮で、周りの笑い声も入って和みました」「突如として始まった「航さんに聞いてみようのコーナー」最高ですね、橋爪さんアドリブかな?」「最後の「航さんに聞いてみようのコーナー」も、こういうゆるっとしたのを入れてくるのもいいな」などの反応が。航によると来週は回答者が「高橋一生に替わる」とのことで「来週は星太郎に聞いてみよう、ですか?」「来週は 一生さんが,お便りを読むのね」など、次回に期待する声も上がっている。【第4話あらすじ】個人花火の依頼人である片山貴広(高井佳佑)がやってくる。1か月前、パートで会社に来た神谷佐和(牛尾茉由)に花火の下で告白をしたいという。神谷を「運命の人」だと語る片山だが、星太郎とひかりは顔見知り程度の女性に招待状を送り、来てくれることを前提に花火を依頼した片山の告白が成功するとは思えなかった…。「6秒間の軌跡」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2023年01月29日田中みな実が、有吉佐和子の名作長編小説を現代に置き換えてドラマ化した「悪女について」に主演する。スキャンダルにまみれた実業家、富小路公子は、高校中退で無一文だったが数字に強く、すぐに商才を発揮する。独特の言葉使いは高貴を演出し、人懐っこさと回転の速さを武器に、猛スピードで資産家へと駆け上がる。男社会を逆手にとって男たちを翻弄しながら、だまされた男たちにもそれとは気づかれないような奇想天外な手口で、欲しいものは必ず手に入れる。関係者たちの口から語られるその実像は真っ二つ。「素晴らしい女性」なのか、「悪辣非道の女」なのか――。いまなお読み継がれる名作を田中さん主演でドラマ化。バブル期の混乱から現在まで続く景気低迷の時代を舞台に、昭和・平成・令和をまたいで、社会のシステムや人間の情を巧みに操り、堂々と生き抜いた「悪女」と言われる女性の一代記を生々しくも爽快に描き、その実像に迫る。脚本・演出は、『いのちの停車場』(脚本)、『あの日のオルガン』(監督・脚本)などを手掛けてきた平松恵美子。共演は木竜麻生、吉沢悠、戸田恵子、橋爪功ら。田中さんは「原作は広く愛され、過去に映像化もされています。気負いはありましたが、あらゆることに捉われず、計算高くも屈託のない公子を日々楽しく演じています」と撮影中の本作についてコメント。「“公子を類稀な愛しいキャラクターに”平松監督のその言葉に背中を押され、どんな生き方をしていようと、公子をとことん愛し抜こうと心に決めました」と明かしている。あらすじ富小路公子の謎の死から半年。彼女を取り巻く悪い噂は後を絶たない。小説家の梶谷亜弥は、悪女小説を書こうと奮起。富小路公子と関係のあった男たちなどに会い、証言を集めて、「悪女」の実像を追い始める。16歳からラーメン屋と宝石店で働きながら、株を学び、土地にも興味を持つ。どの人にも彼女なりの真心と愛をもって接し、誰もが自分だけと信じて疑わず、妊娠に逃げ腰の男たちには平然と「一人で産んで育てる」とそれを実行する。そして5年後、2人の息子を連れ戸籍謄本を手に、ある男の実家に現れる。慰謝料で土地を手に入れ、数年後には富小路ビルが建つまでに。その鮮やかすぎる変遷に複雑な思いの亜弥だったが、やがて、公子の虚飾の人生に隠された心の在り処にたどり着く――。4Kドラマ「悪女について」は3月13日(月)21時~NHK BS4Kにて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年01月17日高橋一生、橋爪功、本田翼が共演する「6秒間の軌跡」が1月14日から放送スタート。高橋さんと橋爪さんの演技に「自然で迫真の演技が素晴らしい」「舞台っぽくもあって良い」など絶賛の声が集まっている。舞台からドラマ、映画と引っ張りだこの高橋さんと、俳優生活60年を迎えた日本俳優界を代表する名優・橋爪さん。世代を超え互いにリスペクトを送り合う彼らが抱いていた“2人で一緒にドラマをやりたい”という熱き思いが実現。地方都市で代々続く煙火店(=花火店)を舞台に、花火師親子の不思議な日常を描き出す、一筋縄ではいかない《心温まるファンタジー》が繰り広げられる本作。代々受け継がれてきた望月煙火店という花火師の家に生まれ、9歳の時に両親が離婚して以降は父親の航と2人暮らしをしてきたが、ここ数年は新型コロナの影響で大規模な花火大会や競技会が中止になり、花火を打ち上げる機会がほぼなく経済的な不安を感じている花火師の望月星太郎役に高橋さん。望月煙火店の四代目で30歳の時に理代子に一目惚れし、彼女の両親に反対されるも結婚し星太郎を授かったが、ある理由から結婚生活10年で離婚。理代子との間には息子の星太郎も知らない事実がある望月航役に橋爪さん。実家暮らしの29歳で4年間付き合っている彼氏がいるが、離れてはくっつきを何度か繰り返している。“あなたのためだけの花火を打ち上げます”というチラシを見て望月煙火店を訪ね、花火をオーダーする水森ひかり役に本田さん。星太郎の幼なじみで数少ない友人でもあり、近所で工務店を経営する若社長の田中勇人役で小久保寿人も出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2022年夏、新型コロナが収束しないため夏の花火大会は中止となるなかで、航は個人がオーダーする花火を始めたいと星太郎に提案する。個人向けの花火となるとHPで宣伝、打ち上げる場所の許可取り…などと色々とやらないといけないことがあり、客と事前に綿密なコミュニケーションも必要であることなどから、星太郎は乗り気ではなかった。そんななか航が倒れ「すまん」という言葉とともに息を引き取る。そして、冬――。1人となった星太郎のもとに“あなたのためだけの花火を打ち上げます”と書かれた手書きのチラシを手にしたひかりが訪ねてきて、花火を上げてほしいと星太郎に頼む。さらに死んだはずの航が突然、星太郎の前に現れる…というのが1話の展開。「ドラマの最初の橋爪功さんとの二人芝居が、高橋一生さんの自然で迫真の演技が素晴らしい」「開始数分の親子の会話で、この二人が一緒に生きてきた時間をちゃんと感じたのがすごく良かった」「ドラマでありがちなモノローグがなくて視点が固定されないので舞台っぽくもあって良いドラマ」など、高橋さんの橋爪さんの演技に絶賛の声が集まる。またひかりについて「ひかりさん、もしかして星太郎さんのお母様だったりする……?見た目若くなって幽霊として出てきたとか…?」「ひかりちゃんも謎だらけだけど幽霊説ありだと思う」「水森ひかりも幽霊だったりして?お母さんとか?!」といった声も。本田さん演じるひかりの“素性”にも注目が集まっている模様だ。【第2話あらすじ】個人オーダーの花火を依頼してきたひかりが、今度は望月煙火店に住み込みで働かせてほしいと頼んでくる。ひかりからは姿の見えない航は大喜びするが星太郎は困惑。ひかりは自分が客を集めて困っていることはなんでもすると、半ば強引に望月煙火店の従業員となり、奇妙な“3人暮らし”が始まることになる…。「6秒間の軌跡」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2023年01月15日高橋一生と橋爪功が互いのリスペクトを胸に共演を熱望し、本田翼をヒロインに迎えた土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」が、2023年1月にスタートすることが発表された。2021年上演の舞台「NODA・MAP第24回公演 フェイクスピア」で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど、舞台からドラマ、映画と引っ張りだこの高橋一生。そんな彼と「フェイクスピア」でも共演、俳優生活60年となる日本俳優界を代表する名優・橋爪功。世代を超え、互いにリスペクトを送り合う彼らが抱いていた2人のドラマ共演が実現したのが本作。舞台は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)。高橋さんと橋爪さんは、四代目となる父・望月航(こう)と、その息子・望月星太郎(せいたろう)を演じる。やがて、父親が亡くなり、1人取り残された星太郎はひとり途方に暮れることに…。しかし数か月後、死んだはずの父親が、当たり前のように日常に現れる!?高橋一生「橋爪さんがやりたいと言ってくださっているというのが嬉しかった」と感動高橋さんが「橋爪さんがやりたいと言ってくださっているというのがとても嬉しかった」と語れば、橋爪さんも「(高橋)一生は『面白い役者だな』と思っていました。ドラマなどでも、見かけるたびに違う面を見せていますから」と、お互いに役者として尊敬の念を抱いている2人。その関係性に加わるのが、ヒロインの本田翼。今作が、テレビ朝日ドラマへの初出演となり、人生の岐路に立ち、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかりを演じる。高橋さん、橋爪さんとの共演は「私からすると《別次元の存在》。ずっとテレビで拝見していたので、ご一緒できるのがとても光栄ですが、まだ実感がないというのが今の正直な気持ちです」と語り、この3人での芝居の化学反応にも期待がかかる。本田翼向田邦子賞受賞作家・橋部敦子による、好テンポの会話の応酬に期待本作の見どころのひとつが好テンポで繰り出される会話劇の応酬。脚本は、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(2021年/テレビ朝日系)で向田邦子賞を受賞した橋部敦子によるオリジナル。この脚本に高橋さんは「演劇の脚本を読んでいる印象」と“ライブ感”を存分に感じ、橋爪さんも「後半に行くほど、どんどん話が広がっていく」と絶賛。本田さんは「人間味のある、日々の小さなことが光り輝いている」とコメント。さらに高橋さんは、「ある意味で、忘れ去られてしまったのか、一周回って新しいのか…『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』のような、古き良き時代のドラマを彷彿とさせながらも、今の人にも時代にも合って、楽しめる会話劇、人の機微をちょっと風変わりな視点で見せていくホームドラマになっていると思います」と語る。高橋一生コロナ禍でイベントが減り、大打撃を受けた花火業界を舞台にした本作。打ち上げ花火は、実は個人でもオーダー可能で、様々な依頼が星太郎のもとに舞い込むことでストーリーはさらなる広がりを見せる。花火を打ち上げたくなるほどの、人生の節目を迎えた人々にはどんなドラマが待っているのか。劇中では、実際に夜空に花火が打ち上げられ、もう1人の主役とも呼べる演出となっている。第1話あらすじ2022年・夏。新型コロナが収束しないため、夏の花火大会は中止となり、望月星太郎(高橋一生)と航(橋爪功)の花火師親子は今年も暇になりそうだ。大規模な花火は上げられないものの、個人がオーダーする花火を始めようと、航は星太郎に何度か提案してきたが、星太郎は個人花火となると、料金設定、HPの宣伝…色々とやらないといけないことがある。そして、特定の個人に満足してもらうためには、客との事前の綿密なコミュニケーションも必要であることなどから乗り気ではなかった。やがて、星太郎はいつものように、朝食の片づけを終えてから作業場に向かった。すると、航が倒れており、「すまん」という言葉とともに、息を引き取るのだった。そして、冬――。1人となった星太郎のもとに、「あなたのためだけに花火を打ち上げます」と書かれた手書きのチラシを手にした水森ひかり(本田翼)が訪ねてくる。彼女は花火を上げてほしいと星太郎に頼むのだった…。土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は2023年1月、毎週土曜23時30分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月02日anan美容部員の橋爪佐和子さんがお試し!今週のマストバイ。SABON色鮮やかな装いの限定コレクション。右から、ボディジュレ トーキョー 200㎖¥4,620シャワーオイル トーキョー 300㎖¥2,750 共に6/24~8/18限定発売(SABON Japan TEL 0120・380・688)日本の古今の融合を表現。「クリアシトラスグリーンの香りに包まれながらのボディケアは最高。ギフトにも」。KISSME BASE&C余分な皮脂を吸着し サラサラ肌に。オイルコントロールパウダー¥1,870 6/28一部店舗先行発売、7/12 一般発売( KISSME〈伊勢半〉TEL 03・3262・3123)ツボクサエキスやヒアルロン酸など、3種の天然由来美容液成分を配合。「クリアカラーのパウダーで、透明感のある美肌に仕上がります。メイク直しにも便利」。Eyeputti大人っぽくも愛らしい赤みブラウン。ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ ダークチェリー ¥1,320 6/25一部店舗先行限定発売、7/9全国限定発売(イミュ TEL 0120・371367)カールキープ力の高さとにじみにくさに定評のあるマスカラから、限定色が登場。「トレンド感たっぷりの色みで、ひと塗りで旬顔に!」。※『anan』2021年6月30日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩
2021年06月23日anan美容部員の橋爪佐和子さんがお試し!今週のマストバイ。ARMANI beauty自信を与える7色が新登場!リップマエストロ オリジナル420¥4,620(ジョルジオアルマーニ ビューティTEL0120・292・999)「口元から旬の色みが顔全体を華やかに。塗りたてのツヤ感が続きます」。マットとツヤのいいとこ取りをした仕上がりが魅力のリキッドルージュ。ピンク系を含む全7色がラインナップ。DEW“泥とろ”感触と自然の香りがクセになる!DEW クリアクレイフォンデュ 90g¥3,080*編集部調べ(カネボウ化粧品TEL0120・518・520)「顔全体の汚れが吸着される感覚が心地よく、リラックス感溢れるクレイ状マスク。明るくなめらかな肌に」。美容オイルとスクラブ配合で、くすみやザラつきを優しくオフ。6/16発売。BOTANISTすっきり&ひんやり。夏のヘアケアを快適にボタニストボタニカルリフレッシュシャンプー 490㎖¥1,540同トリートメント 490g¥1,540(I-neTEL0120・333・476)「ホワイトティーの香りが初夏にマッチ!汗ばむ地肌はクリアに、髪全体はツルツルに」。ひんやりクールな洗い心地で髪と頭皮をケア。期間限定発売中。※『anan』2021年6月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄
2021年06月12日anan美容部員の橋爪佐和子さんがお試し!今週のマストバイ。NOV理想のなめらかな肌にアプローチ!ACアクティブ フェイスローション モイスト[医薬部外品]135㎖¥3,300 5/13発売(常盤薬品工業 ノブTEL:0120・351・134)ニキビ予防だけでなく、テカりやベタつきにも働きかけてくれる高機能化粧水。「使い続けるうちに肌全体の透明感と清潔感がアップしてきました。コスパもいい」DECORTÉ AQシルクタッチのサラツヤ髪に接近。右から、リペア スムース シャンプー 250㎖¥3,850同 トリートメント コンディショナー 250g¥4,400 共に5/16発売(コスメデコルテ TEL:0120・763・325)うねりやクセがある髪の毛が洗うだけで毛先までするり。「うるおいで満たして、ダメージも補修。しなやかな指通りに」。REVLONレフ板効果で映え美肌が叶う優秀下地。フォトレディ ローズ グロウ トーンアップ クリーム SPF30・PA+¥1,650 5/13発売(レブロン TEL:0120・803・117)くすみをカバーしながら透明感をアップする淡いピンクの下地。「CICA配合でトリートメント効果が期待できるところもマスクで肌が荒れがちな今にマッチ」※『anan』2021年5月19日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2021年05月20日2021年3月27日の放送で最終回を迎えた、トーク番組『サワコの朝』(TBS系)。番組のMCを務めるタレントの阿川佐和子さんが、最後に残したコメントが、ネット上で反響を呼んでいます。最終回ラストに放った阿川佐和子の『ひと言』が話題に最終回のゲストとして招かれたのは、俳優の米倉涼子さんでした。阿川さんはいつも通り、ゲストの話をメインに番組を進行。番組の最後に、米倉さんから「長い期間されていた番組でしたよね、お疲れさまでした」と労いの言葉をかけられ、阿川さんは「9年半くらいだったと思います」と返します。そして、ラストの場を借りて、次のような挨拶をしました。みなさま、すでにご承知のことと思いますけども、この『サワコの朝』、今日限りに終わることとなりました。私の力足らずとは思いますが、でも総合で473回見てくださった方々に、まずはお礼を申し上げたいと思います。そして、この番組を支えてくれたスタッフの、全スタッフのみなさんに「本当にありがとうございました」と申し上げたいです。ありがとうございます。だいぶ歳を取りました、私も。『徹子の部屋』に負けました。サワコの朝ーより引用始終笑顔のまま、時折丁寧に頭を下げて、想いを述べた阿川さん。最後には、黒柳徹子さんが司会を務める長寿トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)を引き合いに出し、笑いを誘ったのです。阿川さんのコメントに、ネット上では「本当にお疲れさまでした」「終わってしまうのがショック」といった声が、多数寄せられました。・最後のセリフにちょっと吹き出してしまった。番組が終わるのがさびしい。・「徹子の部屋に負けました」と笑いながらいえる、潔い人柄が素敵で憧れる。・予告を一切せず、普段通りに番組を進めて、最後の最後にコメントするところが、阿川さんらしいなあ。9年半という長い期間にわたって、土曜日の朝を盛り上げてきた阿川さん。さっぱりとした人柄と物おじせずに切り込むトーク力で、さまざまなゲストの素顔を引き出してきた姿は、多くの人の心に残るでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月27日「‘21年春のモテコスメ大賞」の季節です。美容のプロたちが愛する「これがないとムリ!」「買わずにはいられない」など、熱量高めの偏愛コスメをヒアリング。鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さんの偏愛コスメは「こんにゃくコスメ」です。5・2・9がつく日は、こんにゃくアイテムDAY!和食材としてはもちろん、スムージーやスープなどにしてこの8年間、毎日1枚以上必ず食べているこんにゃくラバーです。食材としてだけではなくコスメとしても優秀で、天然成分だから安心して使えてお肌がつるつるに。こんにゃく愛は深まるばかり。【しっとりもちもちの吸いつく肌に 賞】マンナンジェリー ハイドロウォッシュ新感覚の潤いたっぷりこんにゃくゼリー洗顔。肌をやさしくほぐしながら、毛穴の汚れをオフ。「柔らかいマンナンジェリースクラブは、ぷにぷに感も気持ちよく、スクラブは痛いから苦手という人にもおすすめ。顔色も良くなる」。120g¥3,500(PLUEST)【真珠のように肌がきらめくで 賞】純粋こんにゃくスポンジ(真珠)お湯に浸すと1.5倍に!膨らむ様子も楽しい!群馬県産こんにゃく芋100%使用。「いつものケアだけだとどうしても素肌に汚れがたまりがち。そんなときの特効薬がコレ。毛穴汚れが落ちるだけでなく、顔全体のトーンアップもできる」。¥1,000(ヤーマン)【体のすみずみまでつるんと磨く 賞】こんにゃく美肌たおる130年以上続く伝統製法で手作り。敏感肌の人も低刺激で肌を洗える。「ゴニョゴニョしたこんにゃく天然純植物繊維のタオルは、素肌を傷めることなく汚れを落とせて、洗い上がりはさっぱりなめらか」。約17×22cm¥800(畑中義和商店)※『anan』2021年3月3日号より。写真・さとうしんすけ取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2021年02月26日今年も「‘21年春のモテコスメ大賞」の季節がやってきました。みんなが気になるお悩みの解決策を、美のプロが推す実力派コスメと共にご紹介します。Q.朝、時間がなく、ついスキンケアが手抜きになってしまう…。A.高機能な潤うオールインワンコスメでケアを!「1品で何役も果たす、オールインワンに頼るのがオススメです。正直、数年前までは時短コスメのイメージが強く、あまり効果を期待していなかったのですが、今は保湿だけではなく、+αのケアができる、高機能なものが多く、1品で満足度も高いです。私は、マスクで乾燥しやすい日中の保湿や、お風呂上がりのプレケアとして使用することも。さまざまな使い方ができるので、持っていて損はナシ!」(日中美容研究家・濱田文恵さん)(写真右から)【潤いたっぷりのハリ肌が叶うで 賞】リバイタライジング 濃密ジェルケールのパワーで肌本来の潤う力を活性化。ベースに水を一滴も使わず、肌に潤いを与えるケール葉エキスなどの美容成分を97%以上配合した濃密処方。保湿ジェル、乳液、美容液、クリーム、美容パックの5機能を搭載。「のびのいい濃密なテクスチャーが心地よく、肌が贅沢な潤いで満たされます」(トータルビューティプロデューサー・猪熊真理子さん)。50g¥4,100(キューサイ)【シワ&シミ対策ケアでもっちり美肌 賞】モイスチャライザーシワ改善・シミ抑制・保湿ケアを1本で実現。シワを改善し、シミを予防する有効成分ナイアシンアミドを配合。独自成分で保湿ケアも同時に叶える高保湿液。「ブースターからクリームまで5役も果たすのに、化粧水のようなみずみずしい使用感。さまざまなケアができるのも嬉しい」(濱田文恵さん)。〈医薬部外品〉150ml¥6,546(ニコリオ)Q.マスクで肌の水分が奪われがち。どんなケアが有効?A.落とすケアも与えるケアも、保湿力にこだわるべし。「マスクで隠れているからと素肌のままでいると摩擦などの刺激を受けやすく、より水分を奪われやすい状態に。どんな時でも、スキンケアパウダーなどをまとい、肌とマスクの間に膜を作ってガードしましょう。その上で与えるケアはもちろん、落とすケア=クレンジングも保湿力が高いものをチョイスして。バームタイプは、テクスチャーに厚みがあり、肌への摩擦も軽減できますよ」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん)(写真右から)【つるんと滑らかなすっぴん美人 賞】クレンジングバームメイクはもちろん頑固な毛穴汚れもすっきりオフ。プロテオグリカンなど、美容液級の成分をリッチに配合。メイクや毛穴汚れをオフしつつ、大人女子の肌をケア。「肌にのせた途端、とろんととろけ、毛穴の奥までバームが行き届くので、こすることなく汚れをオフできます。後肌のしっとり感も」(鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さん)。90g¥3,400(MEGUコーポレーション)【年齢サインに負けないヘルシーな輝き肌 賞】OG ハイドレーティング セラムハリと透明感に満ちたエイジレス肌へ。肌老化の大きな要因である、糖化・酸化・乾燥にアプローチする、美容皮膚科医と共同開発の美容液。「蜂蜜のようなトロッとしたテクスチャーなのに、するするのびて、ジワッと浸透。肌にぷるっと厚みが出るので、しぼみ感が気になる人にオススメ!」(美容エディター&ライター・風間裕美子さん)。30ml¥4,850(PLUEST)【洗うたび素肌力を底上げしてくれるで 賞】バームクレンズクレンジングしながら大人の肌トラブルをケア。毛穴汚れや古い角質もするんとオフしつつ、美容成分の導入も叶える、新感覚のクレンジングバーム。8つの無添加で肌に優しい処方。「肌にのせると、とろりと柔らかくなり、心地よく洗えます。肌負担なく、メイクや汚れをすっきりオフでき、乾燥する心配もナシ」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん)。90g¥3,620(MELLIFE)濱田文恵さん日中美容研究家。一般社団法人日本セルフ美容協会代表理事。毎日のセルフ美容に、自身のルーツである東洋と西洋を組み合わせた独自の“美養法”を提唱し幅広く活躍。高松由佳さんヘア&メイクアップアーティスト。年齢にとらわれない女性の内面的な美しさを引き出すメイクを得意とし、本誌をはじめ、数々の美容・ファッション誌で活躍中。※『anan』2021年3月3日号より。写真・さとうしんすけスタイリスト・大島有華取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2021年02月25日anan美容部員が実際に試したアイテムを紹介する「マストバイ」。今回は鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さんのおすすめコスメです。ひとはけでハッピーオーラ全開に。肌に溶け込むように頬を紅潮させてくれるチーク。「ナチュラルなローズピンクとヌーディなコーラルはヘビロテ必至。カメオのパッケージにも心ときめく」。パウダー ブラッシュ(右から05、13)各¥5,300 1/2発売(レ・メルヴェイユーズ ラデュレ TEL:0120・818・727)ガブリエル シャネルを全身に纏う喜び。ローズやジャスミン由来の保湿成分を配合したほんのりパーリーなボディクリーム。「クリーミーな塗り心地でずっと触れていたくなるほどなめらかな肌に。上品な香りに毎晩心酔」。ガブリエル シャネル ボディクリーム150g¥12,000 1/8発売(シャネル TEL:0120・525・519)フレッシュな肌にまた出合える名品。2016年、日本初の薬用シワ改善化粧品としてデビューした美容液がバージョンアップ。「シワが気になる部分が日ごとにふっくら。顔全体のハリ感までアップしてくれる」。リンクルショット メディカルセラムN[医薬部外品]20g¥13,500 1/1発売(ポーラ TEL:0120・117111)※『anan』2020年12月30日‐2021年1月6日合併号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2020年12月30日anan美容部員が実際に試したアイテムを紹介する「マストバイ」。今回は、鍼灸あんまマッサージ指圧師の橋爪佐和子さんのおすすめコスメです。秋の夜長の“ご褒美ケア”に指名したい。しっとりクリアな肌へと整えながら引き締まったボディラインが叶うオイル状美容液。「オイルインなのにベタつかないのが快適。アロマの香りでリラックス」。ハーバル ボディ オイル ジェル 145g¥3,500 数量限定(マリークヮント コスメチックスTEL:0120・53・9810)セミマットな“肌魅せ”ルージュ、誕生。100%天然由来だからこそ実現できる絶妙なくすみカラーがお洒落なルージュ。「リッチなバーム処方で保湿力もたっぷり。塗っていると『それどこの?』とたびたび聞かれます!」。モイストバーム ルージュ(右から07、04)各¥3,200(ネイチャーズウェイTEL:0120・060802)濃密コラーゲン泡の実力にゾッコン。肌をトリートメントしながら汚れだけを優しくオフしてくれる洗顔料。「コラーゲンたっぷりの濃密な泡が気持ちいい。不要な角質もオフして肌色をトーンアップ。洗い上がりのしっとり感も一度使うと病みつきに」。なめらか泡洗顔 300ml¥2,400(ニッピコラーゲン化粧品TEL:0120・30・3232)※『anan』2020年9月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2020年09月10日anan美容部員が実際に試したアイテムを紹介する「マストバイ」。今回は鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さんのおすすめコスメです。内から光を放つようなツヤ肌に。潤いと自然なツヤを叶えるグロータイプ。「肌に吸いつくようにフィットするから、毛穴もキュッと引き締まるような感覚。簡単に健康的なツヤ肌が完成します!」。アンリミテッド グロー フルイド SPF18・PA+++ 35ml全24色 各¥5,400 8/19発売(シュウ ウエムラ TEL:0120・694・666)テクニックフリーで印象的な唇にメイク。リップペンシル&リップスティックの2wayタイプ。「マットな質感なのに重くならない!細めのクレヨンタイプだから、理想のフォルムが簡単に完成します」。ジョリルージュ クレヨン(上から705、757C、742C)各¥3,000 8/7発売(クラランス TEL:03・3470・8545)どこまでもモダンでシックな眼差しに。パレット左下の鈍い光を放つクロムカラーを最初に仕込むことで、奥深く、吸い込まれるような眼差しに。「研ぎ澄まされた旬色が堪能できるパレット。4色使いはもちろん単色でも楽しめます」。アイカラーレーション 07¥6,200 8/7発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2020年08月14日「2020年春のananモテコスメ大賞」。ここでは選考委員イチオシの“ツヤリップ”をご紹介します。みずみずしさで魅了するツヤ質感は、より軽やかに、鮮やかになって登場!1、うるおい溢れる唇が周囲を魅了 賞江原道「マイファンスィー リップ グロス PK02」洗練ムード漂うツヤめきに恋。トリートメントタイプでありながら美発色。フィット感が心地よいリップグロスは「うるおいたっぷりで快適。デート中どんなにおしゃべりをしても乾きにくい」(モデル・栢まり子さん)。「カラーを楽しみながらうるおいパック、角質ケア、ビタミンサポートまで。自信を持って彼の前に立てそう」(鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さん)。¥3,000(Koh Gen Do)2、ワンストロークでセンシュアルに 賞コスメデコルテ「リップオイル 05」唇から放つ、上品な色気。ベリーパープルの色みが品よく妖艶なオイルリップ美容液。「オイルのツヤが唇に光を集めて、パープルの色みが透明感をアップ。ベタつき知らずでサラッと仕上がるから簡単にキマる」(ヘア&メイクアップアーティスト・KUBOKIさん)。「大きめの起毛チップでひと塗りするだけ!一秒で肉厚なモテ唇が完成」(コスメコンシェルジュ・小西さやかさん)。¥2,700(コスメデコルテ)3、可憐に染まる唇が恋の導火線 賞レブロン「キス グロウ バーム 004」唇をピュアに咲き誇らせて。シアバターをはじめ保湿成分をリッチに配合したバームタイプのリップ。「透け感のあるビビッドレッドが肌色のトーンアップにも一役。リップクリーム感覚で塗れるからデートにもうってつけ」(ヘア&メイクアップアーティスト・野口由佳さん)。「唇のpHに反応する処方でオンリーワンのカラーを楽しめる。ピーチの香りも」(美容エディター&ライター・石橋里奈さん)。¥1,200 3/19発売(レブロン)4、大人女子専用デリシャスリップ 賞ロクシタン「デリシャス&フルーティー リップオイル 030」ジューシーな発色にときめいて。プロヴァンスのフルーツの恵みをぎっしり詰め込んだリップオイル。「見た目だけじゃなく塗り心地もフレッシュでなめらか。ピンクコーラルのトーンが大人の可愛げを演出」(ヨガインストラクター・渡辺由布子さん)。「適度な透け感があるので手持ちのリップに重ねてツヤと色のニュアンスを足すのもオススメ」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん)。¥2,800(ロクシタンジャポン)※『anan』2020年3月4日号より。写真・さとうしんすけスタイリスト・中根美和子取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2020年03月02日美のプロたちが選んだ「2020年春のananモテコスメ大賞」。のべ3日間にかけて行われた選考会で「ガチモテ」コスメとして選ばれたアイテムの中から、ベストコスメ部門「ベストリップメイク」をご紹介します。本能に訴える血色とツヤを纏った唇に。モテリップの王道、「ツヤツヤ&ぷっくり」を完璧に演出する『ディオール アディクト』のリップが多数の票を獲得!『シャネル』のマットリップは、血色感とフィット感が高評価だった。『RMK』は、手持ちのリップに重ねるとニュアンスチェンジできるうえ、肌の透明感も上げてくれ、大活躍する逸品。ぷっくり色っぽリップ 賞ディオール アディクト「リップ グロウ オイル 012」ひと塗りで輪郭を美しく整え、ツヤめく唇に。「ぷっくり感が増してセクシーな唇に仕上がります」(ヘア&メイクアップアーティスト・Georgeさん)。「くすんだカラーが今っぽくてかわいい」(ヘア&メイクアップアーティスト・河嶋希さん)。「色づきはほんのりなのに、色気がすごい。これぞセクシーカラー!」(鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さん)。¥3,800(パルファン・クリスチャン・ディオール)ふんわりやわらかマットリップ 賞シャネル「ルージュ アリュール インク フュージョン 830」鮮やかなコーラル。唇にフィットして、ウルトラマットな仕上がりに。「ウォータリーな質感で軽やかにのびるマットリップ。内側から発色しているように色づき、唇に彩りを与えてくれます」(メイクアップアーティスト・nagisaさん)。「ふわっとした質感なのに、発色はしっかり。やわらかそうな唇になれます」(歯科医師・関有美子さん)。¥4,200 3/6発売(シャネル)リップに重ねて透明感アップ 賞RMK「リップスティック コンフォート エアリーシャイン 06」大粒のブルーパールの入った透け感のあるブルー。手持ちのリップに重ねれば、アクアニュアンスに。「どんな色に重ねても相性が良く、肌の透明感までアップ」(ヘア&メイクアップアーティスト・AYAさん)。「唇がより立体的になります」(ヘア&メイクアップアーティスト・pakuchanさん)。「ニュアンスチェンジのため、ポーチに入れておくと重宝します」(美容エディター&ライター・安井千恵さん)。¥3,500(RMK Division)※『anan』2020年3月4日号より。写真・さとうしんすけスタイリスト・中根美和子取材、文・古屋美枝(by anan編集部)
2020年02月29日唐沢寿明主演「あまんじゃく元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む」の続編「あまんじゃく元外科医の殺し屋 最後の闘い」がこの春放送決定。木村多江や橋爪功の出演も明らかになった。2018年9月にテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャルとして放送され、Twitterでも日本トレンド入りした「あまんじゃく元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む」。唐沢さん演じる元外科医の殺し屋・折壁嵩男が、法で裁けない悪人を成敗しながら、生死を懸けた闘いを繰り広げ現代医療の狂気を鋭くえぐるクライム・サスペンス。今回の続編では、引き続き唐沢さんが折壁嵩男を演じるほか、彼の元恋人で内科医の梶睦子役の木村さん、正体不明の弁護士で、折壁に殺しの仕事を仲介するエージェント・横倉義實役の橋爪さんも続投。監督も前作同様、木村ひさしが務める。続編制作について正直驚いたと話す主演の唐沢さんだが「今回も話の展開はかなりシリアスなのですが、シリアスだけではなく、CGを駆使したトリック満載で結構笑えるところもあって、パート1以上におもしろい仕上がりになっていると思います」と自信を見せ、「真面目にやっているからこそ、笑えるところがある。そこが見どころです。前作よりもさらに色々な意味でパワーアップした大人のエンタメを、是非楽しんで見ていただきたいです!」と呼びかける。また木村さんは「前回の『あまんじゃく』ではアクション面など新しい自分を発見できてとても面白かったので、また睦子を演じることができてとても嬉しいですし、楽しみでした」と言い、「多面的な要素のあるドラマなので、それを皆さんに深い懐で大いに楽しんでいただけたらいいなと思っています」とコメント。驚いたという唐沢さんの一方、「再びスペシャルドラマとして帰ってくると聞いて、まったく驚きませんでした」と語ったのは橋爪さん。「監督の手腕を信じていましたから。撮影現場では、唐沢さんがいろいろと工夫している姿がステキでした。駐車場や韓国料理店など、多少コメディタッチのシーンなどお気に入りです。楽しみにご覧いただきたいですし、みなさんがどんな印象をお持ちになったのか気になるので、ご覧になった方々の感想、あるいはメッセージをうかがいたいです」と視聴者の反応を楽しみにしていると明かした。ストーリー折壁嵩男(唐沢寿明)は、元は優秀な外科医だったが、いまは相棒の弁護士・横倉義實(橋爪功)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。この日の依頼人は元料理人・宗村将史。ターゲットは三波正昭という悪徳料理評論家。三波はかつて、宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し、自殺に追いやった過去がある。嵩男は宗村の依頼を受けることに。そんな中、世間では優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれるという、奇妙な事件が立て続けに起きていた――。一方、三波の暗殺計画を進める嵩男のもとに、さらなる殺人依頼が来る。嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村多江)の紹介だという椙山絵麻が、DV夫・啓介を殺してほしいというのだ。さらに嵩男は難病の妻に悩む恩師・名和潤造とも偶然に再会。運命の糸に手繰り寄せられるように予期せぬ出来事が続く。そしてそれは、やがて思いもかけない巨悪の存在に繋がってゆく…。「あまんじゃく元外科医の殺し屋 最後の闘い」は春、テレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月18日anan美容部員が実際に試したコスメを紹介する「マストバイ」。今回は鍼灸あんまマッサージ指圧師、橋爪佐和子さんのおすすめコスメです。極上のリラクセーションが毎晩自宅で。「オーガニックラベンダーの甘い香りに包まれながら湯船に浸かり、スクラブで体磨き。毎晩のバスタイムがエステのように」。右から、リラクサセンス ボディスクラブ 240g¥3,200 2020年1/15発売同 バスオイル 140ml¥3,200(メルヴィータジャポン TEL:03・5210・5723)光を味方に明るく澄んだまなざしに。まぶたに陰影をもたらしながらくすみを払拭。「上品なパール感のクリームアイシャドウはどの色も今っぽさ満点。まぶたにフィットして時間が経ってもヨレない」。グロウアイカラー(右からBR01、PK01、BE01)各¥3,000 11/20発売(ケサランパサラン TEL:0120・187178)寒暖差に負けない美肌を育みキープ。肌荒れの原因の一つ“寒暖差”に着目した美容液。「洗顔後のまっさらな肌に投入。使い続けるほど肌が安定。サラサラのテクスチャーでメイクする前に使っても邪魔になりません」。dプログラム カンダンバリア エッセンス 40ml¥3,000(資生堂インターナショナル TEL:0120・81・4710)※『anan』2019年11月20日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2019年11月13日阿川佐和子(65・以下、阿川)「うちはいま、認知症の母(91)をきょうだいとお手伝いの方とローテーションを組んで、在宅介護しています。その合間にショートステイで外泊サービスを利用しているんです」ヤマザキマリ(52・以下、マリ)「私の母(86)は北海道の実家の近くに住む妹が、在宅介護をサポートしてくれていました。それが、認知症に加え、パーキンソン病も併発して……。足元がおぼつかなくなり、今年1月、部屋で倒れているところを妹に発見されて、入院しました」阿川「高齢者専門の施設なの?」マリ「専門ではないですが、認知症患者が多い病院なんです。我が強い母ですから、同室の人と合うわけがないと思っていたのに、4人部屋で和気藹々と過ごしています。お互い、会話はまったく成立していないんですけど、ワイワイ楽しそうでした」小説家、エッセイストの阿川佐和子さんの母親は、昭和2年生まれで、現在は91歳。父は作家の阿川弘之さん(’15年没、享年94)。外では温厚だが、家庭内では絶対君主で、専業主婦だった母親は振り回されていたという。漫画家のヤマザキマリさんの母親は、昭和8年生まれの86歳。北海道に渡り、札幌交響楽団のビオラ奏者として、2人の娘を女手一つで育て上げた。親の介護が始まったのは、阿川さんが57歳、ヤマザキさんが49歳のときだった――。マリ「佐和子さんは、どうやって親の認知症がわかったんですか?」阿川「8~9年くらい前かな。あるとき、長年、実家で働いてくれた家政婦さんが電話で『こんなこと、私から申し上げるのも何ですが、奥さまがヘンです』って。もともとトボけてるからなあって言ったら『そういう問題じゃありません』って、ピシッと言われたんですね。それで“ついに来たか”と」マリ「母は、80歳を過ぎたあたりから、物忘れが目立ってきたんです。でも、犬の散歩も欠かさず、毎日、元気そうでした。あるとき、北海道の実家に帰ると、母が外に立って青ざめた顔で『変な外人さんがうちに来ちゃって!』って。あわてて家に入ると、外国人が出ている料理番組が放映されていて、それを見て、うちの台所に外国人が来たのだと勘違いしたようなんです。そうした症状が増えて、ようやくレビー小体型認知症(症状の1つに幻覚がある)だと診断されました」阿川「うちの母は、いまだに、自分でできることはいっぱいあるんです。お医者さんに行って、勝手にパソコンをのぞいたとき“アルツハイマー”という文字を見て、『誰のこと?』って聞いたりね」マリ「本人も認知症だって認めたくないですよね。母も『一過性のもの』『疲れているだけ』と抵抗していましたから」阿川「いままで、自分を見守ってくれていた親が、だんだん壊れていく姿は、子どもとしてもつらいもの。だから、初期のころは特に必死になるよね」マリ「グレープフルーツの匂いが認知症に効くと聞いて、アロマを嗅がせたり(笑)」阿川「私も最初は何でも真面目に、完璧にこなそうとしていました。母は心臓病も抱えていたから“薬を必ず飲ませないと危ない”って、神経ピリピリさせてるの。だから薬袋ごと、どこかにしまって見つからなかったりすると、叱りつけちゃうんですよ。『どうして!』って。すると母も泣きだしちゃったり。マリちゃんも、やりすぎたことってない?」マリ「ありました。北海道に帰ると“わー”っていろいろ言ってしまうから、そばで介護してくれている妹から『お姉さんが来ると、お母さんがビクビクする』って言われました。こうなるとお互いが疲弊しますよね」阿川「仕事も、通わないとダメなようなものは辞めて、ある程度自分のペースでできる原稿の仕事しかできないかなって、ほんの一瞬だけ考えました」マリ「1対1になると、周りが見えなくなってきますよね」阿川「そんなとき、昔なじみの友人と会う機会があって、彼女たちに救われました。『アガワさ、介護は1~2年でなんとかなると思ってるでしょ。10年かかるかもしれないんだよ』って言われて。“え!10年、冗談じゃない”って」マリ「今から必死になっても、そんな長期戦、戦い続けることはできないですよね」阿川「10年ですまないかもしれないし。だからできる限り、手を抜けるところは抜いて、自分1人で背負わない。これを聞いて、すごく心が楽になって。友人との井戸端会議もバカにならない」マリ「夫の実家のあるイタリアでは、みんな井戸端会議好き。普通に高齢のおばあちゃんを車いすに乗せて連れていったり。それは当たり前に受け入れられ、『シニョーラ(おばさま)、元気そうで』って歓迎されます」阿川「そうやって、介護する側、される側も外につながることって大事。この間、取材である主婦の方の質問を受けたんです。『お姑さんの介護が始まったので、週に1回の習い事をやめたほうがいいでしょうか』って。周りの家族は“習い事なんてやってる場合じゃないだろう”という空気になるかもしれませんが、私は『やめちゃいかん』という答え。私だって、母を置いて、好きなゴルフをやることもありますが、“悪かったな”という後ろめたさを持っていると、次に“ようし、やってあげようじゃないの”とやさしくなれるもの」マリ「そうね、滅私奉公はいけないと思う。北海道で母をそばで見てくれる妹も、一時期、介護でいっぱいいっぱいになって。髪はボサボサだしストレスで太ってしまって。“やばい”と思って『もういいよ、お母さんのことはいいから出かけておいでよ』と、コンサートのチケットを買って送ったりしました」阿川「自分にとって、リフレッシュできるものを最低1つ持っていないと、逃げ場がなくなります。逆に自分のためだけの時間を持つことで、介護をするエネルギーが湧いてくるものですよ」現在でも、認知症の症状は少しずつ進んできているが、母たちは平和で穏やかな日々を過ごしている。マリ「最近は、イケメンの青年介護士さんに『リョウコさん』と下の名前で呼んでもらって、ポッと頬を赤らめています」阿川「認知症になると、女がよみがえってくる説もありますよね。フェロモンって大事」マリ「入居者が集うホールでダンディな男性がいたら、『あそこにすごく寡黙で、ハンサムな人がいるんだけど』って。いまでは私と女友達のような会話もしています」阿川「私も母が認知症になったばかりのころは、お風呂に一緒に入ったりしていましたから。すっぽんぽんになって、何十年ぶりかしらね。1回、お風呂で倒れて以来、1人では入れられなくなって」マリ「1人でのお風呂は怖いです。うちは3回、救急車を呼んでいます」阿川「一緒にお風呂に入ると『あんた随分おなか出てるわね』っておなかを突かれたり、こっちも突き返して『イヤン』と言われたり。そんなことをしながら、全身チェックもできるんです。湿疹を見つけて『かゆい、かゆい』と言っているのはこれが原因か、とか、巻き爪が痛そうだなとか」マリ「監視されるよりも、一緒にお風呂に入ったほうが母も安心しますよね。私も、今年の冬、母と妹と一緒に、温泉に行ったんです」阿川「あら、えらい」マリ「貸し切りのお風呂に入れて、みんなですっぽんぽんの状態になって。そのとき、また一段と心を許してくれたというか、恥ずかしがらなくなりました」阿川「甲冑を脱いでくださったのね。一緒にお風呂に入るのは、母と娘だからできること。一方で、最近では、認知症が進んで、だんだん、私のことを、母の姉だと勘違いするようになりました。『誰だかわかる?』って、指を私のほうに向けると、指先にある鼻を見て『お鼻ちゃん』と言ってみたり。そういう知恵の回り方がすごいんだけど」マリ「私も、名前を忘れかけられています。マリじゃなくて、『娘』って言われることも」阿川「『さ』がつくでしょって、ヒントを出しても、ウフッと笑ってごまかしたり。でも娘ってわかるから『娘子ちゃん』と言ってみたり。深刻になることも多いけど、そのあと必ず笑いがあるんです」マリ「介護を通して、親子の距離がぐっと近くなった、新しい母娘関係を築けているような気がしますね」
2019年06月30日anan美容部員が実際に試したコスメを紹介する「マストバイ」今回は鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さんのおすすめコスメです。あの小顔美容液がパワーアップ。CLARINSむくみや脂肪へのアプローチのほかリフトアップにも働きかける処方に。「洗顔後になじませるだけで顔がシュッとしてきた気が!保湿力も高いので、素肌のモチモチ感やキメ細かさもめきめきアップ」。V コントアセラム 50g¥9,100 6/7発売(クラランス TEL:03・3470・8545)ダイヤモンド&真珠の輝きをオン。ESPRIQUE透明感の高いダイヤモンドパウダーに加え、上質な光沢を放つ真珠パウダーを新配合。「洗練されたきらめきで目ヂカラもアップ」。セレクト アイカラー N(右からGD005、PU103、BR302)各¥800*編集部調べ 6/16発売[PU103のみ限定](コーセー TEL:0120・526・311)夏にうれしいパウダーハイライター。rms beautyサラサラの微粒子パウダーが素肌と一体化し、繊細な輝きでメリハリ顔を実現。「メイクがヨレやすくなる夏はパウダーが重宝。すべすべ肌をキープしたまま、つやめきを演出してくれます」。ルミナイジングパウダー¥5,000 限定発売(アルファネット TEL:03・6427・8177)※『anan』2019年6月12日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・安井千恵(by anan編集部)
2019年06月07日平成も残りわずか。そこで振り返っておきたいのが、我々ニッポンの女子の肌をサポートしたコスメたち。平成の美容業界をざわつかせた美のキーワードを、化粧品のプロ、コスメコンシェルジュの小西さやかさんに解説いただきました。30年続いた平成も、いよいよ今年で終了。この間、日本の美容事情は大きく変化し、スキンケアコスメも大いなる発展を遂げました。「化粧水や美容液などスキンケアの基本になる製品がほぼ登場したのが、昭和の終わりごろ。その処方や浸透技術が大幅に進化したのが、平成の特徴だと思います」と、小西さん。「幹細胞由来の成分が開発されたり、角質ケアが手軽になったり。成分や浸透技術がめざましく進化し、より細かな悩みに対応できるようになりました。結果、美白やエイジングケアなど、平成を通じてコスメは様々に細分化されてきました。次の時代も新しい成分や技術がどんどん開発され、私たち女性の多種多様な美容欲を満たしてくれると期待しています」プラセンタ一度は消えかけたものの根強い人気で再ブレイク中。「プラセンタとはもともとヒトの胎盤から抽出される成分を含む薬品で、医療に役立てられてきました。化粧品に応用されるようになったのは、おそらく昭和55年くらいのこと。豚の胎盤から抽出したプラセンタを配合したコスメはコラーゲン増殖やターンオーバーの正常化などの美容効果に注目が集まり、ブームになりました。ところが平成13年以降、狂牛病の蔓延から四足動物由来成分の安全性が問題視され、豚プラセンタを使った化粧品は下火に。しかし優れた美容効果を持つプラセンタへのニーズは衰えず、植物プラセンタなどの代替成分が開発されたことも。現在はやはり動物由来のほうが効果的といわれ、豚や馬のプラセンタの人気が高まっています」【すっぴんをアップデート 賞】ホースキン『馬プラセンタ原液美容液』エイジングケアに効果を発揮。熊本の農場で育てられた馬のプラセンタを使用。飼育から抽出、製造まで一括で管理しているから安心。独自製法で抽出した高濃度成分配合。「プラセンタなのに化粧水並みにライトなテクスチャーで、使いやすい。使った翌日から肌がしっとりツヤやかになって、とても感動しました」(日中美容研究家・濱田文恵さん)。20ml¥9,800(シエル)スリーピングパック忙しい女性の増加を受けて寝ながら美容が大ヒット。「スリーピングパックとは、眠っている間中、肌になじませておくコスメのこと。たっぷりのうるおいと美容成分による“湿潤治療”ともいえるケアをすることで、翌朝の肌に、もっちり吸いつくようなハリを感じることができます。昭和から平成にかけて働く女性が増えるにつれ、リラックス、リフレッシュ、ダメージケアへのニーズが増加。さらに平成に入るとサーカディアンリズムの認知が進み、睡眠美容、時計美容といった、肌の活動リズムに合わせたケアへの関心が高まりました。そんな背景を受け、人気に拍車がかかったと考えられます。スリーピングパックには様々なテクスチャーがありますが、心地よいジェル状のものを愛用する人が多いようです」【朝、キレイが目覚める逸品 賞】ピアベルピア『ナイトパック』睡眠中の肌を美容成分で密封。しぼみやすい目元、口元はユズ果実エキスが。ゆるんだ毛穴はアーチチョーク葉エキスがケア。エイジングサインの出始めた肌を、健やかなハリ肌に導く。「美容液のようなつけ心地。たった一晩で、キメの整ったうるおいあふれる素肌にバージョンアップできます」(鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さん)。30ml¥3,900(ビューティサポー)角質ケアお手入れの効果を高める縁の下の力持ちとして普及。「角質ケアというと、主に古い角質を酸の力で取り除くピーリングタイプと、保湿や柔軟成分の力で角質を柔らかくする角質柔軟タイプがあります。ピーリングの始まりは、平成16年頃。角質を取り除くふきとり化粧水が登場し、肌がツルスベになる即効性で多くの消費者を魅了しました。結果、角質ケアの概念が広く浸透することに。その後ピーリングコスメの主流は、エステ関係を中心に普及していた刺激の強いものから、クエン酸などマイルドなものへと変化。角質柔軟タイプともども、毎日使える肌への優しさや、乾燥でゴワついた肌を柔らかく整えて、あとから使うコスメの浸透を助ける効果などが支持され、今やスキンケアに欠かせない要素に」【なじませるだけでたまらない女 賞】pdc『キュチュラ ピールケア美容液』ツルツルたまごのようなモテ肌に。乾燥でゴワついた角質やザラついた毛穴にうるおいを与え、肌の調子を整える。フルーツ由来の柔軟成分も配合。「洗顔後の肌になじませるだけで、化粧水の浸透が高まるような使い心地。一度のお手入れで、デートのときの接近戦に差がつきそうなツルンとなめらかな肌になれる」(美容エディター&ライター・松原彩さん)。50ml¥1,200*編集部調べ(pdc)オイル美容精製技術の進化からスターアイテムへと昇進。「椿油や馬油など、日本では昔から、保湿効果の高いオイル美容液が愛用されてきました。しかしオイルには独特のベタつきがあるため、乳液やクリームの登場以降は、マイナーな存在になってしまいます。平成になると精製技術が進化し、サラリとした使用感と安定性を実現。オイル美容が、再び脚光を浴びるようになりました。まず髪にノンシリコンのオイルやココナッツオイルを使うケアがブレイクし、その流れがフェイシャルにも到来。今や多種多様なオイル美容液が店頭に並び、シートマスクやオールインワンゲルなどにもオイルを配合した“オイルインコスメ”が登場するように。オイルをカプセル化して配合した美容液も、注目を集めています」【肌をリペアする健やかな一滴 賞】バイオイル『バイオイル』オイル美容液の先駆け的存在。傷痕や妊娠線などのケアに、世界中で愛されているロングセラー品。ベースオイル×植物エキスで、肌をすみずみまで保湿する。「日本上陸時から愛用しています。ニキビ痕につけたり、足の傷痕につけてマッサージしたりと万能。サラッとしてすぐ服を着られるところも重宝しています」(美容エディター&ライター・安田光絵さん)。60ml¥1,600(小林製薬)幹細胞コスメ再生医療から生まれた平成の最先端コスメ。「幹細胞とは細胞を生み出す細胞の総称で、幹細胞コスメとは幹細胞を培養するために浸していた液体、つまり培養液を配合したコスメのこと。あるいは肌の幹細胞に働きかけるコスメも、幹細胞コスメと呼ぶことがあります。幹細胞培養液には、細胞からアミノ酸や成長因子など様々な成分が溶け出しています。その成分が肌に働きかけ、保湿や肌再生、炎症の抑制などたくさんの美肌効果を発揮するのです。幹細胞コスメが最初に登場したのは、平成18年ごろ。リンゴの幹細胞を利用したもので、再生医療を応用した画期的コスメとして注目を集めました。現在は植物に限らずヒト幹細胞を用いたコスメも登場。これから、さらなる進化が期待できる分野です」【リンゴのようなふっくらツヤ肌 賞】LITS『モイスト エッセンス』大人の毛穴悩み解消に活躍。リンゴをはじめとする3種類の植物幹細胞に由来する成分と、大小2種類のコラーゲンを配合。内側から持ち上がるようなハリ感を与え、毛穴の目立たない肌に。「手に取るととろっとしているけれど、のびがよくスーッと肌になじむ。肌の中が水分で満たされて、柔らかく」(コスメコンシェルジュ・垰智子さん)。30ml¥2,760*編集部調べ(ネイチャーラボ)小西さやかさんコスメコンシェルジュ。一般社団法人日本化粧品検定協会代表理事。美容を科学的視点から探究。毎週200以上の製品を評価する。※『anan』2019年3月27日号より。写真・五十嵐 洋取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
2019年03月24日アスレチック(運動競技)とレジャー(余暇)を組み合わせた造語であり注目トレンドの「アスレジャー」が、美容業界へ。スポーツの過酷な環境下でも美をキープする機能性と、洗練されたルックスを兼備するのが特徴です。ここでは、数ある「アスレジャー」アイテムの中でも、特にチェックしておきたいネクストスターコスメを発表!1、スポーツ後1本で美人にリセット 賞ラックス『アスレジャー ヘルシーシャイン 全身シャンプー』【スポーツ後の爽快感がひとしお!】毛先までサラッとしたツヤ髪&なめらかな肌へ、1本ですっきり洗い上げる。清々しいボタニカルローズマリーの香りで、カレとのペア使いや旅行にも。「肌も髪もパサつかず、いい香り。ボトルも可愛く、バスルームに置くだけでハッピーに」(鍼灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さん)。150g オープン価格(ユニリーバ・ジャパン)2、絶対焼かない派のマストアイテム 賞スポーツ ビューティ『サンプロテクト ミルク』【アスリートも納得の本格派UV。】汗、水はもちろん、こすれや動きにも強いパワフルなUVカット膜が持続する処方へバージョンアップ!アスリートによる使用テストでも9割以上が満足と回答した乳液タイプの日焼け止め。SPF50+・PA++++。「塗ったのに日焼けしていた人こそ、ぜひ使ってほしい!」(ヘア&メイクアップアーティスト・中山友恵さん)。60ml¥2,400*編集部調べ(コーセー)3、ムラ&うっかり日焼けから卒業できる 賞ビオレUV『アスリズム スキンプロテクトエッセンス』【極薄膜で長時間鉄壁ブロック!】ミクロレベルの隙間まで入り込み、塗りムラを防ぐウォーターベースの日焼け止め。これまで以上に薄くて軽いつけ心地なのに高温多湿な環境でも落ちにくく、スポーツ中の大量の汗やこすれにも強い。SPF50+・PA++++ 。「肌がうるおって引き締まって見え、美女アスリート感アップ」(美容エディター&ライター・安田光絵さん)。70g オープン価格(花王)※『anan』2019年3月27日号より。写真・久々江 満スタイリスト・山本遥奈文・北川真澄(by anan編集部)
2019年03月21日anan美容部員が実際に試したコスメを紹介する「マストバイ」。今回はこんにゃく研究家、鍼灸あんまマッサージ指圧師の橋爪佐和子さんおすすめコスメをご紹介します。温感の貼る“お餅”が肌を明るく、つるん。パウダーとリキッドを混ぜて作る新感覚のDIYマスク。「作るのも楽しいし、もちもちぬくぬくと素肌に吸着して心地いい。気になる部分をピンポイントでケアできます」。ワソウ シルキー スムース もちマスク 1回分¥1,000 数量限定発売中(資生堂 TEL:0120・81・4710)いきいきとした目元がクイックに手に入る。目元のクマやくすみを補正してくれるウォームピンクのコンシーラー。「寝不足の翌朝も肌の色がふんわり、元気な印象に。美容成分たっぷりでメイクしながらケアも」。アンブリオリスアイコレクティングケア¥2,300 1/11発売(アンブリオリス・ジャパン TEL:0120・838・747)すれ違う誰もが見惚れるまなざしに。目にするだけで心が浮き立つカラフルなアイシャドウパレット。「繊細なキラメキで大人っぽい陰影を演出。濃淡がつけやすく、オールシーズン使えそう」。デザイニングカラー アイズ(写真上から12、124〈限定色〉)各¥6,800 1/18発売(SUQQU TEL:0120・988・761)※『anan』2019年1月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2019年01月10日anan美容部員が実際に試したコスメを紹介する「マストバイ」。今回は針灸あんまマッサージ指圧師・橋爪佐和子さんのおすすめコスメをご紹介します。肌も心もポジティブになれる魔法のオイル。ホリデーシーズンにふさわしいボディオイル。「フレッシュな香りとキラキラ感にテンションアップ。さらっとしたつけ心地なのにしっかりうるおしてくれます」。アウェイク トゥインクル ミー ハッピー ボディオイル 50ml¥3,000 限定発売中(アウェイクTEL:0120・586・682)誰よりロマンティックに唇を保湿。繊細なカメオのケースに油分と水分を閉じ込めたリッチなリップバームをイン。「発色も鮮やかで、メイクの仕上がりをワンランクアップしてくれる。クリスマスプレゼントにも最適」。リップ バーム(右から03、02)各¥3,000(レ・メルヴェイユーズ ラデュレTEL:0120・818・727)まるでまぶたに飾るアクセサリー。濡れたようなツヤめきと輝きで魅了するクリームアイカラー。「ババロアみたいなぷるぷる感が新鮮。濃淡の加減がしやすいのでニュアンスチェンジが簡単。重ねるほどに深みが増します」。スパークリング ジェム(上から14、13)各¥2,500(DAZZSHOPTEL:0120・952・438)※『anan』2018年11月14日号より。写真・市原慶子スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈(by anan編集部)
2018年11月10日