統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母は、治療のため入院。その後、退院した母は、陽性症状(妄想や幻覚)がおさまり、陰性症状(元気がない、意欲低下など)が出ていました。甘えたい盛りの幼少期、母親とまともに意思疎通できない状況に、つらい思いをしてきたわたしちゃん。クラスメートとの家庭環境の差を実感したり、素直に気持ちを吐き出せない生活に、ストレスが重なります。 小学校高学年のころは、太っていること、歯並びが悪いこと、肌が荒れていること、分厚いメガネをしていること……。見た目に劣等感を持つようになり、「家庭環境も悪い上に、醜いなんて不幸!」と感じ、「世の中は不公平だ」という気持ちが強くなっていったわたしちゃんは……。 少女の淡い期待は… 母が退院後しばらくすると、以前までケンカばかりしていた父と普通に会話し、メソメソはするものの怒鳴ることもなく、家事もするようになります。 穏やかな母の様子に、「もしや……このままよくなって普通のお母さんになるかも……?」とわたしちゃんは、期待していました。 しかし、淡い期待もつかの間。「こうしないと地震が起きるんだ」と、険しい表情でテーブルを叩く母の姿を目にします……。 服薬を続けられなかったせいか、妄想などの症状があらわれ、病状が悪化した母。期待していた分、ショックも大きかったわたしちゃんは、期待すること自体が怖くなってしまいます。 このころわたしちゃんは、人は誰しも、“幸せのコップと不幸のコップ”を持っていると感じていました。 「わたしの不幸のコップは満タンなのに、幸せのコップは空っぽだ。他の人は逆なのに!」 誰かが請け負わなければならない不幸があるとするなら、「他の人の不幸のコップに入ってね」と思い、自分が見舞われた小さな不運に対しても、「他の人の不幸のコップがもう少し増えたっていいじゃない!?」と、考えるように。 大人になったわたしは、「毎日つらい気持ちを我慢してたから、自分だけが不幸で損をしている気分がしちゃうよね」と、当時のわたしちゃんに寄り添います。 「どんなふうに感じる気持ちも、わたしちゃんの気持ちだからね」 やさしいわたしちゃんも、黒い感情を抱くわたしちゃんも、どれもわたしちゃんの気持ち。 「そんなふうに思っちゃダメ!」と思わずに、認めてあげることでラクになったと、大人になったわたしは感じるのでした。 幼少期の経験から、黒い感情にも目を背けず、認めてあげることで気持ちがラクになったと話す、大人になったわたし。過去を振り返ることでさまざまな気づきを得て、自分を責めず、自分らしく生きていく糧を身につけていきます。 皆さんは、幼少期の苦い思い出から学んだことはありますか? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月08日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母。夏休みに父とふたり、父の実家に帰省すると、静かで普通の生活を“天国”と感じるほどでした。母の病状が悪化していると感じたわたしちゃんは、「病院に行ったほうがいいのでは」と父に相談します。しかし、父は家族と向き合おうとせず、外で女の人を作り、あまり家に帰ってこない状況が続いていました。 夫婦ゲンカも増え、母の異様な絶叫が響くわたしちゃんの家。 「お父さんにどうにかしてほしい。でも信頼できない。母の病気だけではなく、頼れる大人がいないことがつらい」 わたしちゃんが自身の状況に絶望していると……。 突然、状況が一変…!? ある日、家に帰ると母の姿はなく、父方の祖母に迎えられたわたしちゃん。 「お母さんに入院したよ。わたしちゃんも今まで大変だったな。悲しいだろうけど、頑張ろうな」 祖母にイラッとするわたしちゃん。母が入院したと聞き、なんとも言えない複雑な心境でした。 「驚き、心配、安心、喜び、不満、嫌悪……」 母がいない平和な生活をうれしく思ってしまったり、病気がよくなるのか期待したり、さまざまな感情が渦巻きます。 「『悲しい』のひと言で済ませないでよ」 大人になったわたしが振り返るように、複雑な心中のわたしちゃんは、やさしくしてくれる祖母に素直になれずにいました。 小学校高学年になると、積み重なったつらい境遇は、わたしちゃんの考え方に影響を及ぼします。 テレビや友人の家庭での不幸話に、まったく共感できず、「病気だろうが、離婚だろうが、ちゃんと母親と意思疎通できることがうらやましい。かわいそうとか思えない」と、自身の不幸と比べるようになります。 「それくらいずっと我慢してたし、つらかったんだね」 大人になったわたしが、当時のわたしちゃんに寄り添いますが、成長しても他人と比べてしまう気持ちは残っていました。しかし、大人になった今は、その気持ちごと認めるしかないのだと、わかったのです。 周りの不幸話を聞いても、「うちよりマシでしょ」と感じてしまうほど、長くつらい状況が続いていたわたしちゃん。甘えたい盛りの幼い子どもにとって、近くにいる母親と心が通じ合えないというのは、子どもが追い詰められてしまうほど苦しいことですよね。 母の入院や、家を手伝いに来た祖母の助けにより、状況が少しでも改善し、わたしちゃんの心が軽くなることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月04日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。被害妄想からお隣さんを攻撃したり、自分の服をハサミで切り刻んだり、日常的に奇行が続いていた母。そんな母に、嫌悪感を抱きはじめていたある日、わたしちゃんは友人宅で初めてホットケーキを食べます。夢中で頬張りますが、ホットケーキを初めて食べるのは自分だけだと気がつき……。「恥ずかしい……うらやましい……ずるい……もっと食べたい……うちのお母さんと違う……」「キレイななお家も、やさしそうなお母さんも、全部うらやましい」と、みじめな気持ちにさいなまれていました。友だちの家に行くたびに、友だちの家庭が羨ましくて仕方ない気持ちになっていたわたしちゃんは……。 娘の気持ちに気づかないふりをする父 ※訂正:(誤)わずらわわし→(正)わずらわしい 毎年夏休みには、父と2人、父の田舎に1週間ほど帰っていたわたしちゃん。 生活の中に、突然の大声がなく、奇行をする人がいないとうだけで、天国のように感じていました。 平和な生活は、現実のみじめさを実感する時間でもあり、「家に帰るの嫌だな」とわたしちゃんは、夜な夜な涙を流してしまいます。 「なんでうちは平和じゃないんだ?」 泣いているわたしちゃんに気づく父ですが、無言のまま。わたしちゃんは、父から反応がないことに、がっかりしていました。 「お父さんになんで泣いているかわかってほしかったよね」「ずっと、周りの大人になんとかしてほしかったよね」 大人になったわたしが振り返るように、当時のわたしちゃんは、「わたしが毎日つらい気持ちでいることをわかってほしい」と期待しながら生活していました。 そして、いよいよ母の病状が深刻になっているように思えてきたころ。病院にかかる必要性を感じ、父に相談しますが、「行こうとしないんだよな〜」と父は、のん気に構えていました。 母から「お父さんは女の人のところに行ってるから帰ってこないんだよ」と言われたわたしちゃん。 いつもの妄想なのか、事実なのか、わからずにいるものの、わたしちゃんの心に暗い影を落とす言葉でした。 夫婦ゲンカが増え、母の異様な絶叫を耳にしながら、「お父さんにどうにかしてほしい」と思っていたわたしちゃん。しかし、「他に女の人がいる」と耳にしたわたしちゃんは、お父さんを信頼できず、悲しみに包まれます。 「ちゃんと自分たち家族と向き合ってほしかった」「お父さんには逃げる場所があるけど……ひとりぼっちのような気分で本当につらかった」 わたしちゃんが“つらい”と感じていた原因は、母の病気のせいだけではなく、家族に向き合わない父や、ケンカが絶えない両親、なんとかしてくれる大人がいないこと……さまざまな状況に、絶望していたのです。 精神疾患の母がいる家庭で、「自分や家族と向き合ってほしい」と父に求めるのは当たり前のこと。わたしちゃんと同じように、父もつらい思いをしていたかもしれませんが、大人と違い逃げ場がない子どもをフォローできるのは、周りの大人だけです。最も身近な父親が、子どもからも目を背けているようで、わたしちゃんを思うと胸が痛みますね。 「なんとかしてくれる大人が必要でした」と大人になったわたしが回想していますが、家庭環境に悩みを抱えている子どもに、外の人間が何かできることがないのか、考えさせられます。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年10月03日皆さんは、不思議な経験をしたことはありますか?今回は、説教中に不思議な体験をしたエピソードを紹介します。門限は19時だと怒る母お説教LINEをされていたが…目が覚めてから母に連絡娘を心配していた母家につくなり突然倒れてしまった娘。その間に見ていたのは、なんだか不思議な夢でした。母がついていてくれてたおかげで、無事に目覚めてよかったですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月03日皆さんは、家族との関係に悩んでしまったことはありますか? 今回は「母がお金を横領していた話」とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:進撃のミカアルバイトで生活費を稼ぐ主人公は、幼いときに病気で母を亡くします。それから数年後、父が再婚して新しい母ができました。そんな状況のなかでも主人公は成長し、大学へ進学するために1人暮らしを始めます。進学直後、母からお金がなく生活が厳しいと連絡が入りました。そして「生活費は自分でバイトして稼いでほしい」と言われる主人公。「わかったよ、母さんも無理しないでね」と了承し、アルバイトに励むことになります。そんな生活を送っていたある日、父から電話がかかってきました。そして「20万円の仕送りは足りてるか?」と衝撃の言葉を放ったのです。出典:進撃のミカ父の言葉を聞いて「20万!?貰ってない…」と驚く主人公。なんと母が、父から受け取った仕送りを自分のものにしていたのです。しかも、そのお金は浮気相手に貢いでいることが判明し…。主人公は父と一緒に母を問い詰め、縁を切ることにしたのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?お金を返してもらう母から生活費が足りないと言われると信じてしまう気持ちはわかりますが、20万円も持っていかれていたというのはショックですね。今まで使い込まれてしまったお金はすべて返却してもらい、アルバイトではなく学業に専念できるようにしたほうがよいでしょう。(30代/女性)今後の関係を見直す今後のためにも、お金の横領をされたら話し合って関係を考え直すべきだと思いました。もし反省してないようであれば、縁を切ることも視野に入れますね。(20代/女性)今回は母がお金を横領していたときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月03日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。テレビに出ている有名人を指差し、「夜になるとお母さんの首を絞めにくるんだよ」とわたしちゃんに話す母。「そんなことないと思う」とわたしちゃんが言い返すと、「本当に苦しいんだから」と、わたしちゃんの首を絞めるマネをしてきました。現実離れした母の被害妄想。わたしちゃんは、母と心を通わせることを諦め、どこか満たされない、寂しい気持ちを抱えるようになっていました。 母の奇行に心を閉ざし… 学校で運動会の玉入れに使用する玉を家庭で作ることになったとき。 病気のせいなのかは不明ですが、家事能力が低い母が作った玉は、俵型ではなく四角いものでした。 提出するのも恥ずかしさを感じていたわたしちゃんは、運動会当日、四角い玉が自分のものだとバレないかヒヤヒヤ。 「うちは、みんなと違うのかなぁ……って思うことがちょっとずつ増えたんだよね」 大人のわたしが、当時のわたしちゃんに語りかけます。 わたしちゃんは、自分の家は劣っている、恥ずかしい、知られたくないという感覚が強くなっていきました。 奇行を続けていた母の元へ、ある日、お隣さんが訪ねてきました。 「毎日毎日、いいかげんにしてください」 お隣さんからの苦情を受け、言い争いを始める大人たち。 「目の前で大人が言い合っていたら、それだけでも怖いよね。自分も含めて責められているような気がしちゃうよね……自分の家が迷惑をかけている罪悪感も、つらいよね」 大人のわたしが当時を振り返るように、わたしちゃんは、周りから非難される恐怖に常におびえるようになりました。 大人同士の口論に恐怖を覚え、「自分の家は周りに迷惑をかけている」と罪悪感を抱いたわたしちゃん。母は精神疾患を抱えているため、仕方のないことも多いのかもしれませんが、わたしちゃんは何ひとつ悪くありません。幼い子どもに罪悪感を抱かせてしまう状況に、心が痛みますね。このようなとき、周りの大人が、子どもの心をどのようにフォローすべきなのか、考えさせられます。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月29日皆さんは家族関係の悩みはありますか? 今回は「母の浮気を父と追い込んだ話」を紹介します!イラスト:進撃のミカ『母の浮気を父と追い込んだ話』幼いころに母を亡くし、寂しい思いをしていた主人公。数年後、父が再婚して新しい母ができましたが、父は仕事で海外に行ってしまいました。その後、主人公は大学生になり一人暮らしを始めます。しかし母に「父さんからの仕送りが少ないから、生活費は自分で稼いでほしい」と言われ、了承したのですが…。怪しい母出典:進撃のミカ数ヶ月経ったころ、家に違和感を抱くようになった主人公。母がたまに来て掃除をしていると言っていましたが、母のものではない髪の毛が落ちていたり、香水の匂いしたりするのです。そしてある日、父から連絡がきて「仕送りは足りているか?20万円」と聞かれ…。主人公は仕送りを受け取っていないことや母に対する不信感を、父に打ち明けます。母にだまされていたことを知って激怒した主人公は、母を調査することに。すると母は浮気をしていて、主人公が不在の間に主人公の家に浮気相手を連れ込み、父からの仕送りも浮気相手に貢いでいたことがわかったのです。そして帰国した父と一緒に母を問い詰め、母との縁を切ったのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月29日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。唯一の理解者である、“今のわたし”が当時のわたしちゃんの気持ちに寄り添います。母の病状で特に目立っていた被害妄想により、毎日のようにお隣さんを攻撃していた母。あるとき、物干し竿に、「◯◯◯◯(お隣さん)出ていけ!」と書いた紙を吊るし、母は警察から注意を受けていました。「お母さんも自分も捕まっちゃっうんじゃないかと、怖かったんだよね」当時を振り返る、今のわたし。 警察に注意された出来事は、わたしちゃんの記憶に鮮明に残っており、母の言動は他の人から非難されることだとはっきり認識しました。 周りの目を気にするようになったわたしちゃんは……。 母の現実離れした被害妄想 現実離れした被害妄想も多かった母。 テレビに出ている有名人を見て、「寝てるときにお母さんの首を絞めに来るんだよ」と、わたしちゃんに話します。 「この人、すごく有名な人だよ。うちに来たりしないと思う」 あるとき、どう考えてもおかしいと思い、言い返したわたしちゃん。 すると母は、「わたしちゃんはまだ小さいからわからない! こうやってお母さんの首を絞めてくるんだよ」と言って、わたしちゃんの首を絞めるマネをしました。 「お母さんには話が通じないと思って、悲しかったよね」 大人になったわたしが振り返るように、わたしちゃんはこのころから、母と意思の疎通や心を通わせることを諦め始めました。 小学生に上がる前の記憶。 「お母さんのおっぱいを触ってみたい」 母に甘えたい気持ちから、母のおっぱいを頻繁に触っていたわたしちゃん。 「ちょっと! しょっちゅう胸を触りに来るのやめて!! うっとうしい」 わたしちゃんは、母の言葉にショックを受けます。 「お母さんに甘えたい」という当たり前の欲求が満たされないことが多く、わたしちゃんは、常に寂しい気持ちを抱えるようになっていました。 幼い子どもにとって、「母親と触れ合いたい」と感じるのはごく当たり前のこと。拒絶されてしまったわたしちゃんですが、大人になった彼女が振り返るように、このような出来事は、子どもの自己肯定感の低さにつながるのかもしれません。 家事、育児、仕事と忙しく動き回ることが多く、余裕がなくなってしまうことも多いですよね。しかし、幼い子どもとのスキンシップの時間は、何ものにも代え難いものであることも事実です。そのことを忘れないようにしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月28日統合失調症の母に育てられた“わたしちゃん”。思い出せる一番古い記憶は、幻覚や妄想で騒いでいる母の姿。病気のせいもあり、家の中は汚く、自分で食事を作り食べることもしばしば。母の病状で特に目立っていた被害妄想により、毎日のようにお隣さんを攻撃していて……。統合失調症の母。被害妄想から、いつも騒いでいる母の元で育った、わたしちゃんの日常は……。 毎日お隣さんに攻撃する母 わたしちゃんが物心ついたころにはすでに、統合失調症を患っていた母。幻覚や被害妄想で騒いでいる姿が、思い出せる一番古い記憶なのだそう。 母の病状で目立っていた被害妄想により、お隣さんへの攻撃が日常的におこなわれていました。毎日、風呂場の窓からお隣さんに向けて大声で怒鳴る母。 「誰にもわかってもらえない、助けてもらえない」 そう感じていたわたしちゃん。唯一の理解者といえる、大人になったわたしが当時のわたしちゃんにやさしく寄り添います。 「つらかったね。平和に静かに暮らしたかったよね」 さまざまなかたちでおこなわれる母の攻撃。物干し竿に、「◯◯◯◯(お隣さん)出ていけ!」と書いた紙を吊るした日、母は警察から注意を受けていました。 「おまわりさん来てる! お母さんが注意されてる! え、お母さん捕まるの?」 わたしちゃんの記憶に鮮明に残っている出来事です。このことで、母の言動は他の人から非難されることだと、はっきり認識しました。 そしてわたしちゃんは、周りの目を気にすようになるのでした。 幼少期の記憶をたどり、大人になった自分が当時の感情に寄り添う、わたしちゃん。「唯一の理解者である、今の自分」という言葉があるように、本当の意味で自分のことをわかってあげられるのは、自分しかいないですよね。 幼少期のつらい記憶にはフタをしてしまいがちですが、大人になった今、振り返り、当時の気持ちに寄り添ってみることも大切なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター HiKARi
2023年09月27日皆さんは家族との関係に悩んだことはありますか? 今回は「浮気疑惑の母を追い込んだ結果」を紹介します!イラスト:進撃のミカ生活費のためにアルバイト幼いころに病気で母を亡くした主人公。それから数年後、父が再婚して新しい母ができました。その後、父は海外赴任になり、主人公は大学へ進学するため一人暮らしを始めます。しかし進学直後、母から「家計が厳しくて仕送りができない」と連絡が入りました。仕方なく毎日アルバイトに励んで生活費を稼いでいた主人公でしたが…。父からの電話出典:進撃のミカあるとき、父から電話がかかってきて「仕送りは足りてるか?」と聞かれました。その言葉に「貰ってない…」と驚く主人公。なんと母は父から受け取った仕送りを自分のものにして、浮気相手に貢いでいたのです。怒った主人公は母への復讐を決意し、浮気の証拠を集めます。そして一時帰国した父と一緒に母を問い詰め…。無事に縁を切ることができたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月25日子供には「おやつはもうおしまい!」と伝えたものの、自分は食べたいという時がありますよね。子供に見つかると「ズルい」「食べたい」といわれてしまうので、隠れて食べるのは子育て中の『あるある』ではないでしょうか。アイスの食べ方をレベル別に紹介!Instagramにアイスを食べる自分の姿を投稿したAMI(ami_haba)さん。子供に見つからないように、こっそり食べる様子が「分かる!」と反響を呼んでいます。AMIさんはこっそりアイスを食べる方法をレベル1~3に分けて紹介。一体、どんな方法でアイスを食べたのでしょうか…。※動画はInstagram上で再生できます。 この投稿をInstagramで見る (はばあみ)(@ami_haba)がシェアした投稿 レベル1は物陰に隠れながら食べる食べ方です。これは多くの親が経験したことのある食べ方ではないでしょうか。レベル2はキッチンにある野菜で巧妙に隠していますね。切った野菜や捨てる予定の皮を使って料理中に実践できそうな方法です。レベル3になると、何も使わずに自分の髪の毛で隠す食べ方に!まさか髪の毛の陰に隠れてアイスを食べているなんて、子供は思わないでしょうね。動画には子育て経験のある人からのコメントが多数寄せられました。・食べ終わったアイスの棒は、ゴミ箱の底のほうに隠します。・子供に見つかる前に、チョコアイスの『PARM』は3口で完食です。・分かりすぎて爆笑しちゃいました。・バレないためにはスピードも重要ですよね。日々子供に隠れて食べている人がなんと多いことでしょう。大人が隠れてアイスを食べているところを客観的に見ると、思わず笑ってしまいますね。「どこの家庭も同じなんだ…」と、共感が止まらないAMIさんの投稿。アイスを食べるタイミングをつかめず、困っていた人は試してみてはいかがでしょうか![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年09月19日棒アイスは、カップアイスとは違い、食べ始めたら食べ終わるまで手が離せません。途中で手を離すことを前提に食べることは少ないと思いますが、もし食べている最中に玄関のチャイムが鳴ったら動揺してしまうのではないでしょうか。お皿を用意してそこに置くか、それともアイスを持って玄関へ向かうか、ある意味究極の選択ともいえるでしょう。しかし、このピンチを一瞬で解決してくれる方法があります。ネットで話題になっている驚きのライフハックを実際に試してみました。使用するのは、まさかの洗濯ばさみ!洗濯ばさみでアイスの棒を挟み、立てるだけという、シンプルながらも画期的なアイディアです。洗濯ばさみがしっかりアイスを支えてくれるので、食べ始める前でも食べている最中でも、安心してその場を離れられます。ワンルームに住んでいる場合はお皿をすぐに出せるかもしれませんが、複数の部屋がある、2階にいるとなるとすぐにお皿を用意できません。アイスのためだけに、お皿を部屋に置いておくのもナンセンスです。文房具などと一緒に洗濯ばさみを1つ置いておけば、いざという時の救世主になってくれるでしょう。注意しなくてはならないのが、布団やソファーなど柔らかくバランスが取りづらい場所への設置です。万が一倒れてしまうと、本当の意味で洗濯ばさみを使わなくてはならなくなります。お茶のお供に洗濯ばさみ!ティーバッグの紅茶やお茶を入れる時に、ティーバッグが紐もろともカップの中に引きずり込まれることがあります。この地味ながらも切実な問題を解決すべく、アマンダ@次は11月氷奏(@amanda_ri26)さんのアイディアを試してみました。ティーバッグの持ち手に洗濯ばさみを挟むと、洗濯ばさみが重りの代わりになり、ティーバッグを一定の位置でキープできます。手放しで待てるのは大きなポイントです。旅行にだって洗濯ばさみ!旅行やお泊まりに行く時は、できるだけ荷物を少なくしたいものです。特に、化粧品類はボトルが大きかったり種類が多かったりと、荷物を増やす要因となります。1泊用のスキンケアセットや試供品を持っていく場合、開けた後にどう保管するかが問題です。洗濯ばさみは、そのような悩みさえも解決してくれます。袋の封を洗濯ばさみで閉じると洗濯ばさみが汚れますが、袋の下を洗濯ばさみで挟めば洗濯ばさみが汚れません。それどころか、壁や鏡にもたれかけさせることなく自立できます。中身がこぼれる心配もありません。洗濯ばさみを使った3つのライフハックを試しましたが、どれもかゆい所に手が届くものばかりでした。いざという時のために、洗濯ばさみを1つ部屋に常備しておいてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年09月14日私の父は冷蔵庫や食品が入っている棚を開けてお菓子を勝手に食べるため、母にいつも怒られています。母がいいかげん何か対策をしなくては……と考えていたところ、またしても父がお菓子を食べてしまいました。しかし、そのお菓子は母にとって特別なお菓子だったようで……。その後、母が父におこなった思いも寄らぬ行動をお話しします。★関連記事:「妻にこうあって欲しい」夫の勝手な思いで夫婦関係が悪化!大喧嘩の末、たどり着いた夫婦のカタチとは勝手にお菓子を食べる父私の父は冷蔵庫や食品が入っている棚を開けて、中においしそうなお菓子を発見すると、誰の許可も取らずに勝手に食べてしまいます。母は自分専用のお菓子を購入して冷蔵庫や食品を入れる棚に保管していますが、事あるごとに父に勝手に食べられていることがあるそうです。その出来事があるたびに母は「なんで勝手に食べたの!?」と父に怒りますが、父は「あったから食べた」と何食わぬ顔でケロッとしているのが日常茶飯事。勝手にお菓子を食べた上に謝ることをしない父に、母はさらに怒る始末……。言っても聞かないのであれば、何か別のいい対策を取らないといけないなと母は思い始めていました。もらい物のお菓子を父に食べられ母大激怒ある日、父がまたしても母が棚に入れていたお菓子を勝手に食べました。しかし、そのお菓子は母が自ら買ってきたお菓子ではなかったのです。そのお菓子は、県外に住む母の姉が母のためにわざわざ送ってくれた老舗のえびせんべいで、母はそれを食べるのをとても楽しみにしていたそう。またしても父に勝手に食べられた上に、自分の姉が送ってくれたえびせんべいを食べられたことで母は大激怒。「私が買ったお菓子ならまだしも、お姉ちゃんが送ってくれたせんべいを食べるなんて許さない!! 絶対に買って返してよ!!」と父に猛抗議したそうです。母の激しい怒りにさすがの父もたじろぎ、今回ばかりは返さなくてはいけないかなと思ったそう。しかし、そのえびせんべいのお店は他県にあるので、県外の人が購入するにはネットショッピングで購入しなければなりません。父は結局ネットショッピングでの購入の仕方がわからず、母にえびせんべいを返すことができませんでした。母の激辛せんべい反撃作戦えびせんべいを勝手に食べられた事件から数日。ネットショッピングでの買い方がわからないからとえびせんべいを弁償してもらえなかった母はとてもイライラしていました。しかもそんな母に追い打ちをかけるように、先日のことをすっかりと忘れた父が、またしても冷蔵庫や棚の中にお菓子がないかと扉を開けるようになったのです。その様子に母は怒りが頂点に達し、とある計画を行動に移します。あくる日、母が用意したものは唐辛子たっぷりの激辛せんべいでした。それも見た目が普通の醤油せんべいとさほど変わらない色をしていているので、初めて見る人は激辛せんべいとは思わずに食べてしまうのではないかと思うようなものです。母はそれを別の袋に移して棚の中にしまうと、何事もなかったかのように洗濯かごを持って洗濯物を取り込み始めました。しばらくして、母の企みに誘われるかのように父が帰宅してきます。父は母が洗濯物を取り込んでいて部屋にいないことをいいことに、冷蔵庫や棚の中をのぞき始めました。そして棚の中に、母が仕掛けた激辛せんべいを見つけ「おっ!なんかおいしそうなのがある~」と言いながら手に取ります。母の企てを見ていた私が「また勝手に棚あさってる。どうなっても知らないよ~」と忠告の意味を含めて言いますが、父は「何が~?」と何食わぬ顔でその激辛せんべいを口にしてしまいました。食べた直後は何ともなさそうに食べていた父ですが、少しして「ん!?うわ~~!! 辛い~~~!!」と叫び始めます。「ほらね」とぼやく私をよそに、父は麦茶を大量に飲み始めましたが激辛せんべいの辛さはそれでも和らぐことはできなかったようです。父はしばらくの間、辛さのあまり「辛い~!!」と言いながら家の中をうろうろしていました。その事のてんまつを母はドア越しから聞いていたようで、外から笑いを必死に抑え込んでいる母の声が聞こえてきます。洗濯物を取り込み部屋に戻ってきた母は、父の情けない様子に大爆笑。その様子を見た父が「何笑ってるんだよ~!!」と辛さに苦しみながら逆ギレしますが、「許可も取らずに人の食べ物を勝手に食べるからこんなことになるんだよ、身から出たさびじゃん。反省したらこういうこと二度としないように!」ときっぱりと言い返しました。まとめその後、自分の行動を反省した父は私の協力を得てえびせんべいを取り寄せ、母に弁償しました。仕返しでスッキリできたのと、一応えびせんべいを弁償してもらったことで、母は怒りを鎮めることができたようです。母は「激辛せんべい騒動」の後、自分のお菓子の袋に「母の名前」と「食べるな」の文字をびっしり書いて対策を取るようにしています。今回痛い仕打ちを受けたこともあって、父はさすがに勝手に袋を開けて食べるようなことはなくなりました。ですが、父はこれまでの習慣で冷蔵庫を開けて食べ物を探す癖が相変わらず残っているため、母は父が冷蔵庫を開けるたびに勝手に人の食べ物を食べないか引き続き監視しているようです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/へそ著者/サクラアニメ、イラスト、ゴルフが好きなのんびり屋。自閉症スペクトラムとADHDを持っており人間関係に苦労しがちだが、克服しようと奮闘中。
2023年09月06日祖父母ともに要介護状態となったとき、3人きょうだいのうち唯一祖父母と同じ町に住んでいた母が、自身も苦しみながらも祖父母を献身的に支えてきました。そんな母が、祖父母ともに他界した今、振り返って感じる介護をしている中でやっていてよかったこととは。★関連記事:父の介護で外出できない日々にひと筋の光が!憂うつな気持ちを軽くしてくれたものとは母が直面した介護のある生活私の母は、3人きょうだいの末っ子。生まれ育った田舎に残り結婚し、私を含む3人の子どもを育ててきました。やがて、祖母が認知症を患い始めたことにより、母に訪れた介護問題。祖母のサポートをしながら慣れない家事を頑張る祖父に、母も全面的に協力していました。そんな中、祖父がある日、外出先で突然倒れ、そのまま寝たきり状態に。そのときには既に介護施設で過ごす時間が多くなっていた祖母と、突然入院した上に祖母とは別の介護施設で過ごすこととなった祖父。母は祖父母の入所後も、祖父母の寝具や衣類の洗濯、各施設との打ち合わせ、祖父母宅の管理など、母自身もフルタイムで働きながら懸命に祖父母のサポートをする日々でした。末っ子の私は当時高校生でしたが、母は私の負担が大きくなるような手伝いはさせず、私が学校や部活に集中できるよう配慮してくれていたのだろうと思います。そんなふうに毎日祖父母のために忙しくしている母を間近で見ていたため、少しでも力になれるよう、祖父母の面会にだけは私も一緒に連れて行ってもらっていました。祖母はどんどん私たちのことを忘れていくし、祖父はほとんど声も出せません。それでも、大好きな祖父母が少し反応してくれるだけで母も私もうれしいものでした。そのころから10年以上たち、祖父母ともに他界した今、母には介護をしているときにやっていてよかったと思うことがあるそうです。介護中にやっていてよかったこと母が教えてくれたのは、次のような内容でした。・介護にかかった費用、収支の記録をつけておく母が祖父母の通帳を管理していたのですが、パジャマや毛布などの生活用品から、施設の利用料金まで細かく収支をつけ、祖父母のお金の動きがわかるようにしていました。それが親戚など周りからの信頼につながったと言います。「何にどのくらい費用がかかったのか」「計算は合っているのか」とわざわざ親戚が見返すことはないのですが、しっかり管理しようとする母の姿勢や、実際にきちんと記録してきた事実に、これなら信用できると親戚にも安心してもらえたのでしょう。・自分のきょうだいと情報共有をする大きな金額が動くときや、入所先が変更になったとき、体調に変化があったときは遠くにいるきょうだいにも母は情報をシェアするようにしていました。叔父や叔母からすると、離れているからこそ、今の祖父母がどんな状態なのか把握できるだけで安心するとのこと。さらに、きょうだいと連絡を取り合うことで、母自身もひとりで悩みを抱え込むのを回避できたそうです。距離があるため、物理的に助けることが頻繁(ひんぱん)にはできない叔父と叔母は、母のこまめな連絡や金銭管理に安心して任せることができ、「あなたに助けられた」と母の頑張りにとても感謝したと言います。一番大事なのは自分自身も大切にすること忙しい介護の中で、疲労やストレス、不安に恐怖などさまざまなものと闘っていた母。祖父が入院してからも、毎日仕事帰りに各施設を訪ねてから帰宅し、夕飯作りやその他の家事をしていました。 そんな生活が続き肉体的にも精神的にも疲れ果てている中、母の友人から、「自分の時間も作っていいんだよ」という助言が。それからは、意識して自分の趣味に費やす時間を増やしていったことで、自身の心の健康を守ることができたと母は言います。その体験があったからこそ母も、知人がかつての自分と同じような境遇だと知ったとき、「自分のことも大切にしてあげてね」ということを伝えたそう。その知人もまた、母のその言葉に救われたのか涙を流したと言います。介護で悩む方はたくさんいて、やるべきことをしていたら1日が終わってしまった……という多忙な毎日を過ごしている方も少なくないのだと思います。そういった境遇の方一人ひとりが、意識して自分をいたわる時間を作っていけたらいいよね、とよく母と話しています。まとめ祖父母の介護を通じて、寂しさや焦り、不安などさまざまな葛藤を抱えながら、とても苦しい思いをした母。自分のきょうだいが近くにいないならなおさら、しっかり金銭管理をし、きょうだいとこまめに連絡を取り合うことが重要だと言います。 身内間のトラブル防止になるのに加え、厳しい状況を理解してくれる人がいるだけで、介護する側の精神的な安定にもつながるのだと教えてくれました。そして何より重要なのは、自分自身をいたわる時間を作ること。精神的にも肉体的にも大きな負担がかかる介護。私も介護問題に直面したときには、自分のできる範囲で、周りにもうまく頼りながら、サポートしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/RIka.航空業界に勤めた後、3人の子どもをのびのび育てるべく田舎にUターン。子どもたちと一緒に、実家の採れたて野菜でピザを作ることに夢中なライターです。
2023年09月06日私は、2023年の夏に母の初盆を迎えます。大切な人を亡くした悲しみをかき消すように、今日まで葬儀や忌明けなどの法事をバタバタとおこなってきました。初盆を控え、遺品整理やお墓の問題も浮上。年を重ねて自分が残された家族の立場となったことで、私なりの「終活」を具体的に考え始めました。今後のために、できる限り身の回りの整理をしておかなければならないと感じた、私の終活についてお話しします。★関連記事:遺品やお墓、遺産について…もうすぐ70歳の両親が始めた「終活」のリアル遺品整理と掃除の日々10年ほど前だったかと思います。私が子どものころに習い事で着ていた着物を、母が京都の知人に譲ったことがありました。「着物を必要とし、喜んで引き取ってくれるところに着物を渡せてよかった」と笑顔で私に話していました。家族の本や洋服、そして私が桃の節句で親戚からいただいた博多人形なども、ひとまとめに整理していたのを覚えています。そのときは、「何で思い出の品を整理整頓しているのだろう」と思いました。今思うと、母なりに身の回りの整理をしていたのだと思います。しかし、母は体調がすぐれなくなるにつれて、物を捨てることが難しくなっていきました。私は、今年に入ってから現在に至るまで毎週のように実家に通い、母の遺品整理と掃除をしています。片付けても、片付けても、次から次へと家族の思い出の品が出てきます。思いが詰まった遺品の整理は涙が出てきて手が止まることもあり、心身共に大きな負担となっています。私は今回、遺品整理の大変さを実感したことで、身の回りの物について生前整理をする「終活」を始めました。捨てるかどうかを迷う物は、写真を撮り「ありがとう」と言って‟さよなら”しています。できるうちにしておかないと、体が思うように動かせなくなったときには物を捨てられなくなってしまうかもしれません。生前の母の姿を思い出し、そう思ったのです。お墓の管理と今後の不安も…今後のお墓の管理も、私の悩みの一つです。実家のお墓には先祖代々の親族が埋葬されています。しかし、私以降はお墓を継ぐ者がいないので、先々のことを考えると、永代供養(遺族の方に代わって、霊園や寺院が遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法)についても検討しなければなりません。また、実家のお墓は山の中腹にあり、歩いて坂を上り下りします。年齢のことを考えると、「いつまでお墓に足を向けることができるのだろうか」と不安を感じます。ゆくゆくは墓じまい(墓石を撤去し、墓所の使用権を返還すること)をして、永代供養にするかもしれませんが、それに伴う費用の問題も浮上します。また私自身、自分の葬儀にかかる費用だけは、残される家族の負担にならないように、できるだけやりくりしておきたいと思っています。母の葬儀後に親族で集合写真を撮影したのですが、全員、生気のない表情で写っていました。大切な人を亡くして、心身共に疲れ果てています。そんなときに、葬儀やお墓にかかる多額の費用の悩みも出てきてしまうと、想像もできないほどの大きなダメージになると感じたからです。私の代で、できる範囲でお墓の供養を済ませておき、残された家族に心身的・金銭的負担のかからない葬儀をおこなってほしいと思っています。お墓に関する「終活」もしておきたいと思いました。いざというときの「終活ノート」も私の暮らす街には、初盆にお墓へ提灯(ちょうちん)を供え、花火や爆竹を鳴らして精霊船を流す伝統行事(死者の魂を弔う行事)があります。初盆に用意する物などを私が教えてもらう前に、母は病に倒れてしまいました。私は姑や親戚、そしてご近所の方にいろいろと教えてもらいながら、どうにか初盆の準備をしました。初盆に用意する提灯だけでも、お迎え提灯・仏壇の前に置く行灯・送り提灯・お墓の提灯があります。また、精霊船を用意し、お盆に海に流しに行き、翌日、後始末までします。その他にも、初盆に向けてお坊さんと連絡を取ったり食事の手配をしたり、準備しなければならないことがたくさんあります。私は、残された家族が、故人を送るためにどうしたら良いのかわからなくて困らないように、初盆では何を準備すれば良いのか、どういうふうに親族などに連絡をしたら良いのかなど、「終活ノート」のようなものを作って少しでも書き留めて残しておこうと思いました。今回、わが子と一緒に初盆の提灯の組み立てをおこないました。いつか「こうするんだったな」と初盆の風景を思い出してくれると良いなと思いながら。まとめ母の初盆を機に、身の回りを整理する「終活」を始めました。また、お墓や仏事など、手間や準備の大変な行事に関して、どのようにしたら残された家族に負担をかけないで済むか、「終活ノート」にまとめておこうと思っています。私ひとりでは解決できない問題でもあります。もうすぐ迎える初盆で、家族そろって故人を懐かしみながら、今後についていろいろな話ができるといいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年09月05日皆さんは家族の結婚式に出席したことはありますか? 今回は「妹の結婚式でトラブルになった話」を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『妹の結婚式でトラブルになった話』幼いころに父を亡くし、母と妹と力を合わせて暮らしてきた主人公。そんな妹が結婚することになり、主人公は幸せな気持ちで結婚式に出席していました。しかし結婚式が始まると、新郎側の親戚が「ビール出せ!」と文句を言い出して…。自分勝手な親戚は…出典:エトラちゃんは見た!親戚はその後も大声で文句を言い出し、主人公たちのこともバカにしたのです。主人公は耐えられず、親戚に注意したのですが…。親戚の顔を見て、あることを思い出した主人公。実はその親戚は、主人公が就活中に面接した企業の面接官だったのです。しかしひどい圧迫面接だったため、主人公はその場で辞退していたのでした。親戚も主人公のことを思い出し「あのときのことを謝れ!」と激怒。主人公につかみかかり、トラブルになってしまいます。しかしそのとき親戚の母親がやってきて、親戚のことを厳しく叱り…。親戚は会場から連れ出され、主人公は母親から謝罪されたのでした。非常識な親戚妹の結婚式で、迷惑行為をする新郎側の親戚。そんな非常識な態度に唖然としてしまった主人公のエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年09月01日3歳の息子とお弁当を買いに行った時のお話です。当時偏食気味で肉も魚も野菜もあまり食べてくれなかった息子が、肉と野菜たっぷりのお弁当に飛びつきました。肉や野菜を食べてくれるなら! と私は期待を込めてそのお弁当を買いました。しかし、息子がこのお弁当を選んだ理由を知り、私は衝撃を受けるのでした……。 中華3点盛りを選んだ衝撃の理由 肉・魚・野菜をひと通り受け付けない時期に息子が自分で選んだお弁当は中華3点盛でした。この偏食の多い時期に食べるわけがない、とわかっていつつも、自分で選んだのだから食べるのでは……? という淡い期待を抱き購入。しかし、お目当てはまさかのレモンだったのです!! 母の期待が見事にへし折られた出来事でした。著者:マンガ家・イラストレーター そら
2023年08月31日「ママー、なんか食べに行こうよー!」ある日、我が子たちからそんな提案を受けたのは、3児の母親であるトリッシュ(@torish935)さん。外食は、料理の手間が省ける上にリフレッシュできる楽しいひと時です。子供たちの提案は、親にとっても魅力的なものといえるでしょう。しかし、そのためにはお金が必要。人数が多いほど金額はかさむため、3人を連れての外食は、家計的に結構な痛手となってしまいます。子連れの外食で負担を軽減する『ライフハック』「子供たちの願いは叶えてあげたい。でも、できるだけ出費を抑えたい」…そう思ったトリッシュさん。そこで、ある作戦をとることにします。キラキラとしたまなざしを向けてくる我が子たちに、このように告げたのです。「いいね、アイス食べに行こっか!じゃあ、その前にお茶漬けを食べておこうね!」トリッシュさんの作戦…それは、事前にお茶漬けを食べさせて、少しだけお腹を満たしておくこと!子供たちに「店に着いたらすぐにアイスを注文できるよ!」と伝え、お茶漬けを出すと、子供たちは喜んで食べるのだそうです。おいしいお茶漬けを食べた後に、店ではスイーツを食べられるので、子供たちは満足する模様。そして、家計的なダメージも減り、親であるトリッシュさんも安心できるのだとか。思わず「お見事!」と声が出そうになる作戦は拡散され、反響が上がっています。・その手があったか!子供って急に外食を提案してくるもんね…!・子供はお目当てのものをちゃんと食べられるし、ガマンをさせていないのに出費を抑えていて賢い。・親と子供どちらも満足できて、まさに『win-win』。自分も節約したい日はマネする!もちろん、自宅で出す一品はお茶漬けでなくても構いません。子供が好きな食べ物を選ぶのがいいでしょう。トリッシュさんの『策士』ぶりに、幼い子供を持つ全国の親が膝を打ったようです![文・構成/grape編集部]
2023年08月28日結婚して初めての母の日のこと。私が2人になった母親にカーネーションの鉢植えを贈ると、すぐに義母から電話がかかってきました。お礼の電話かと思ったら、文句の電話だったのです。結婚前に義父母から「家族になるのだから、何でも言い合える仲になりましょう」と言われたのはたしかですが、まさかプレゼントにケチをつけられるとは……。しかも、その年だけではなく、文句の電話は3年続いたのでした。★関連記事:「家事してって意味?」「造花は飾れない」義母に否定され続けたプレゼント。ストレスで眠れないように義母からの文句の電話が3年続き…鉢植えの花が枯れていた?結婚して3カ月目、初めての母の日を迎えようとしていました。実は結婚前は、実母にも母の日のプレゼントを贈ったことがなく、何をプレゼントすべきか迷いに迷っていたのです。最初だし、母の日といえばカーネーションだろうと思い、オンラインで鉢植えを発注し、それぞれ遠方に住む両家の母たちに送る手配をしました。 すると届いてすぐに、義母から電話がかかってきたのです。お礼の電話かと喜んで出てみたところ、前置きなく、「届いた鉢植えの花が枯れていたから、取り換えるように電話して!」という文句だったのです。慌てて、発注元に電話して事情を話し、取り換えてもらったのですが、「もうお花はいいわ。今回みたいなこともあるし、お手入れも面倒だから、これからお花はやめてね」と。 がっかりして、実母に電話してみると、やはり枯れていたと言うのです。ただ、せっかく娘がくれたものだから、自分で電話して取り換えてもらったわと。来年こそは、失敗しないぞ! と誓ったのでした。フレーバーティーは好みではない?2年目の母の日が近づいてきました。今度こそ、義母を喜ばせたいと思い、事前に夫に確認してみたところ、甘いものが好きだとわかったのです。スイーツとなると、好みが分かれるだろうから、お茶が良いだろうと考え、私がお気に入りのフレーバーティーの詰め合わせを贈ることにしました。気に入ってもらえるはずと踏んでいたのですが、これまた撃沈だったのです。 届いてすぐにきた義母の電話では、「変に香りや味のついたお茶は苦手だから、もう送ってこないで」。ガーンと頭をたたかれたような感覚でした。自分にとっておいしいと思ったものでも、相手がおいしいと感じるとは限らないと学んだ瞬間でした。 またまた実母に連絡してみると、新しい味がいろいろ知れて楽しかったわ、とのこと。2年連続で義母にケチをつけられると、さすがにイライラする気持ちと、いや絶対来年こそは、「すてきなプレゼントをありがとう」と言わせたいという思いの両方がめきめきと湧き上がってきたのでした。緑茶は好みがある?いよいよ3年目の母の日です。今度こそは失敗しないぞと思い、夫に再リサーチをしたところ、義母は何より緑茶が好きだとわかりました。私だけで選ぶのは心配だったので、夫と一緒に見定めることにしたのです。 デパートに足を運び、緑茶専門コーナーに行き、店員さんに話を聞いて、そのとき一番おいしいと思われる産地の緑茶を選び、送る手配をしました。 ところが、義母からかかってきた電話は、「緑茶は自分の味や香りといった好みがあるから、もう送ってこないで」でした。その言葉を聞いた瞬間、足元から崩れ落ちそうでした。もう二度と義母に贈り物なんてしないと怒りで頭がいっぱいだったのですが、実母に電話してみると、「緑茶って難しいわよね。人それぞれ好みがあるし、同じ産地でも年によって出来不出来があるからね」。その言葉を聞いて、冷静さを取り戻したのでした。 ところが翌年、長野に旅行した際に、偶然見つけた栗の和菓子を贈ったところ、義母に大ヒットしたのです! それから14年間、そのお菓子が母の日のプレゼントの定番になっています。 まとめ私の中で、誰かにプレゼントしてもらったものに対して、当人に文句を言ったり、ケチをつけたりしてはいけないものだと思っていました。今でもその思いに変わりはありません。義母に対しても他人様からいただいたものに面と向かってケチをつけることはないとも思っています。ただ、40代も後半になった今、冷静になって考え直せば、義母は私を義理の娘として長く付き合いが続く人だと認めたからこそ、いらないものはいらないと最初に言ってくれたのだと思うにいたったのです。どうでも良い関係の相手なら、何も言わず流してしまうほうがラクでしょうから。私としては、新しいものを贈ってみたいという冒険心はありますが、そっと胸にしまっておくことにします。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/竹みか(46歳)小4男子と高1女子の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンでしたが、半年前に一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!
2023年08月25日大人気マンガシリーズ、進撃のミカさんの『母の葬式で娘が笑った理由』第6話を紹介します。最後に残ったお手伝い券を使って主人公にバイトをするよう迫る母親。入学を祝う言葉もない母親に主人公は呆れてしまいます。そんな母親に対し主人公はついに…。前回のあらすじ出典:進撃のミカ#6母の葬式で娘が笑った理由出典:進撃のミカバイトをしないと…出典:進撃のミカバイトを始めた主人公出典:進撃のミカバイト代の半分は…出典:進撃のミカケンカばかりの高校時代出典:進撃のミカ高校を卒業出典:進撃のミカ周りの同級生は…出典:進撃のミカ自宅に帰ると…出典:進撃のミカ次回予告出典:進撃のミカお手伝い券でバイトをさせようとする母親に怒ってしまった主人公。結局母親の言う通りバイトをすることになった主人公でしたが、バイト代の半分は家に入れさせられました。数年後、高校を卒業することになった主人公でしたが、卒業式に母親は来ませんでした。家で酔い潰れている母親を見た主人公は…。イラスト:進撃のミカ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年08月11日母と担任の先生の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は先生であることがわかりました。母を責めていたすみれさんでしたが、父も浮気をしていたことが発覚。父と母は離婚し、それぞれの道を歩むことになりました。浮気した上、それぞれ別の相手との子どもを作っていた父と母。自分が母の子どもではないことを知ったすみれさんは、迷わず父について行くことを決めました。 一方、先生との間にできた子ども・咲を連れて家を出ることになった母は、先生に離婚を報告します。すると先生は「俺も離婚する」と告げたのです。先生も!? 崩壊する2つの家族 ここにきて、先生の子どもは妻の連れ子であり、実子ではないことが判明。 咲は父の子として育てると決めていたものの、自分の子どもとして育てたいと願っていた先生にとっては、母の離婚は渡りに船のような話。母が咲を妊娠したとき、実は離婚を考えていたものの、さまざまな理由から思いとどまっていたのだと言います。 これまでネックになっていた子どもの年齢や妻のメンタルもクリアになった今なら……というタイミングで離婚を決意したのでした。 父も浮気をしていたとはいえ、すみれさんに多大な苦痛を与えていた母と先生は、このまま幸せな再婚ができるのでしょうか。悪いことをすると、いずれ自分に返ってくると言いますが、罪はしっかりと償ってほしいですね。著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年08月07日皆さんは、両親の手作り弁当を食べたときのことを覚えていますか?今回は「母の作るお弁当エピソード」とその感想を紹介します。イラスト:ちゃい遠足の日に…主人公の母はお弁当作りがあまり好きではなかったようで、たまに作ってくれるお弁当もシンプルなものばかりでした。そんな主人公が小学生の頃、遠足に行ったとき、母はお弁当を作ってくれたのですが…。お弁当の中身は…出典:Grappsお弁当の中身は白飯と漬物のみ…。少し悲しくなってしまいましたが、母が意地悪をしたわけではなく、お弁当作りが好きでないのに頑張って作ってくれたのだということはわかっていました。作ってもらえるだけでありがたいけれど、せめて卵焼きでもあったら嬉しかったなと思う主人公なのでした。読者の感想母に悪気はないでしょうが、子どもからしたら少し寂しいかもしれません。いずれ、いい思い出だと笑って話せるようになったらいいですね。(36歳/会社員)主人公も少しは希望を言ってもよかったのかなと思います。お互いに意見を出し合い、2人が笑顔になれるお弁当ができたらいいなと感じました。(47歳/家事手伝い)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年08月05日■前回のあらすじ医者からは「もしもの時のことを考えおいてくれ」と告げられたと話す母。延命措置をするのか、自然にまかせるか…。「あなたはどうしたい?」と母にたずねられた私は、自分の意見に責任を持つことが怖くて母に丸投げしてしまいます。■「胃ろう」で命をつなぐ…!?■納得できる答えを探す母「延命措置はしない」と決めた母。母の気持ちを思うと、私は何も言えませんでした…。その後、自宅での介護がスタートすることになり、さらに厳しい現実が待ち受けます。次回に続く「若年性認知症の父親と私」(全21話)は22時更新!
2023年07月24日「買った桃が甘くなかった」「かたくて食べられない」こんな経験はありませんか。夏になると、スーパーでよく見かける桃ですが、食べ頃を見極めるのが難しいもの。熟すまで待つのも1つの手ですが、待ちきれないという人は、コンポートにしてみるのがいいかもしれません。かたい桃もおいしくなる!『桃のコンポート』ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社のInstagramアカウントでは、桃の甘みが引き立つ『桃のコンポート』の作り方を紹介しています。【材料】・桃小3個<A>・『ポッカレモン100』大さじ2杯・グラニュー糖120g・白ワイン大さじ1と2ぶんの1杯・水5003桃を縦半分に切り、種を取り除きましょう。<A>の材料を鍋に入れ、煮立ったら桃を入れて落としぶたをします。弱火で10分くらい煮たら、皮をはがしてそのまま冷まし、保存容器に入れて冷蔵庫で冷やしたら完成です!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ポッカサッポロフード&ビバレッジ(@pokkasapporo)がシェアした投稿 また、桃を皮ごと煮てレモン汁を加えると、鮮やかなピンク色になるそうですよ。できあがったコンポートは冷蔵庫で保存し、早めに食べましょう。夏にぴったりの桃レシピには、「おいしそう!」「食べたーい」などの声が続々と寄せられています。暑い時期には、アイスやかき氷にのせたり、少し凍らせて食べたりしてもおいしそうですね!桃の食べ頃に悩んでいる人は、作ってみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月18日■前回のあらすじ母があまりにしつこく聞くので電車の中でのことを話したしろみ。すると母はここぞとばかりに「隙を見せたのが悪い」などと言い、しろみがいやらしい服を着ていたから、誘うそぶりを見せたからなどと言ってきました。思わずしろみは反論してしまいます。小学生の頃から母には色々と報告していたのですが、これからは絶対に何も報告してやらないと思いました。私の反抗期がここでやっと遅れてきたのかもしれません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月16日皆さんは思い出の料理はありますか?今回は「母の味」を食べたがる夫の衝撃エピソードを紹介します。イラスト:漫画アパート皐月荘シイタケご飯を食べたがる夫新婚の主人公は、結婚後態度が変わってしまった夫に悩まされていました。夫は食事の度に「白ご飯じゃなくてシイタケご飯にしてくれ」と言って、怒り出すのです。シイタケご飯が何かわからない主人公が白ご飯を出し続けると、夫は怒鳴りつけました。そんな毎日に疲れた主人公は「そんなに食べたいなら義実家でお母さんに食べさせてもらいな」と言います。すると夫は週末2人で義実家に行こうと言い「もしシイタケご飯があったら離婚だ」と言いました。夫に嫌気がさしていた主人公は、離婚でもいいやと思い、夫と義実家へ行きます。そして義実家で出されたご飯を見てみると…。シイタケではなく虫だった出典:漫画アパート皐月荘これだとおいしそうに食事する夫に、主人公は思わず「アンタ味覚大丈夫?」と言います。夫が食べているご飯に乗っていたのは、シイタケではなく虫だったのです。主人公に言われ初めてそのことに気づいた夫は「うわあああぁぁ!」と絶叫して大泣き。義母は米びつに虫が湧いていることに気がつかずにご飯を炊いていたのです。その後「離婚でいいよね」という主人公に、夫と義母は謝り、夫は泣き疲れて眠ってしまいました。そんな夫をなんだかかわいそうだと思った主人公は、夫を許すことにしたのでした。シイタケご飯の正体慣れ親しんだ“母の味”がまさか虫だったとは…。シイタケご飯の正体に驚愕するエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年07月15日皆さんは普段、お弁当を手作りしますか? 学生時代、親にお弁当を作ってもらっていたという方も多いでしょう。 今回は、そんなお弁当にまつわるエピソードを紹介します!母のお弁当をバカにされ…私が小学校の頃、母が毎日丹精込めてお弁当を作ってくれていました。しかしある日、お弁当を食べていたとき、クラスメイトから「それ、マズいよね?」と言われてしまい、私は傷ついて泣いてしまいました。その日以降、私はお弁当を食べることができなくなりました。母は私がお弁当を食べていないことを知り、心配して私に「どうして食べないの?」と聞きました。母の優しさに…私はクラスメイトに言われたことを話し、涙が止まらなくなってしまいました。すると母は、私を抱きしめて「ママの作ったお弁当は、とってもおいしいんだよ。クラスメイトたちがマズいと言うのは、ただの意地悪だよ」と優しく言ってくれたのです。それからは、母の作るお弁当を食べることができるようになりました。母の温かい言葉と優しさに涙が止まり、心が癒されました。(40代/女性)お弁当の時間はみんなで楽しくどのようなお弁当を用意するかはそれぞれの自由ですが、人が作ったものを見下すような態度は良くないですよね。優劣を争うことなく、ごはんはみんなで楽しく食べたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月26日看護師をしていた主人公の母は、頼られると断れない性格です。ある日、父から祖母と同居することになったと報告された主人公と母。父は、母に祖母の介護をしてほしいと言います…。介護で人生を棒に振るなという父の言葉に衝撃を受けた母。そして、母はある決断をするのでした…。≪HPはこちら≫不幸な人生?出典:エトラちゃんは見た!ついに…出典:エトラちゃんは見た!怒った母出典:エトラちゃんは見た!言葉が出ない出典:エトラちゃんは見た!離婚を切り出した母出典:エトラちゃんは見た!家を出ると宣言出典:エトラちゃんは見た!止める父は…出典:エトラちゃんは見た!自分の老後を心配出典:エトラちゃんは見た!何を言っているの…?出典:エトラちゃんは見た!人生を蔑んだ父に出典:エトラちゃんは見た!母に介護をする人生を強いてきた父に、我慢の限界だった母。母は、離婚し家を出ていくことを決めたのです。父は母を引き留め、父の老後の面倒はだれが見るのかと言い始めます。そんな父に、何を言っているんだと怒鳴りつける母。そんな母に父は何も言えなくなるのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月17日看護師をしていた主人公の母は、頼られると断れない性格です。ある日、父から祖母と同居することになったと報告された主人公と母。父は、母に祖母の介護をしてほしいと言います…。姉の結婚相手が祖父と暮らしていると聞くと、突然結婚に反対し始めた父。なんとその理由は介護をさせられるからだというのです!≪HPはこちら≫介護で人生を棒に出典:エトラちゃんは見た!固まる姉妹出典:エトラちゃんは見た!母は介護で…出典:エトラちゃんは見た!人生を…出典:エトラちゃんは見た!ゾワっとする主人公出典:エトラちゃんは見た!真意を確かめる母出典:エトラちゃんは見た!言い淀む父出典:エトラちゃんは見た!ずっと介護をしてきた母出典:エトラちゃんは見た!姉には老人の介護をさせたくないという父。父は、介護なんてして人生を棒に振るんじゃないと言います。その言葉は長い間介護をしてきた母にとってあまりにも酷なものでした。父の発言に、言葉を失う主人公と姉…。それを聞いた母は、父の親族を長い間介護してきた母の人生はどうだったのかと、父に問います。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月16日さっぱりとして、のどごしのいい『そうめん』は、夏にピッタリな食べ物。大葉やネギ、ミョウガなどの薬味で、さわやかに味わうのが好きな人も少なくないでしょう。そんな薬味をよく使う人が重宝しそうな、ライフハックをご紹介します。大葉入りの氷で、キンキンに冷えたそうめんを食べよう!薬味にまつわるライフハックに挑戦したのは、Rika(@englishcafe225)さん。情報番組『あさイチ』(NHK)でやっていたのを見て、試してみた結果、あまりの便利さに「天才すぎる」と感激したといいます。そのライフハックとは…千切りにした大葉を、水と一緒に製氷皿で凍らせる技!そうめんを食べる際、めんつゆを冷やすために、氷を入れる人は多いもの。写真のように大葉入りの氷を作っておけば、そのままめんつゆに投入するだけで、薬味と一緒に冷えたそうめんを食べることができるのです!一石二鳥の裏技は、瞬く間に拡散され、5万件以上の『いいね』が寄せられました。・これはナイスアイディア!製氷トレーを買ってきます!・はい天才。しそがたくさん採れて困ることがあるから、試してみよう。・なるほど、この発想はなかった。大葉が大好きだから、早速やってみます。濃いめのつゆに、大葉入りの氷を入れて溶かせば、おいしくそうめんを食べられそうですね!このアイディアが気になった人がいたら、夏の暑い時期に試してみてください。[文・構成/grape編集部]
2023年06月12日