くらし情報『残される家族のために…母の初盆を機に始めた「私の終活」【体験談】』

2023年9月5日 21:10

残される家族のために…母の初盆を機に始めた「私の終活」【体験談】

残される家族のために…母の初盆を機に始めた「私の終活」【体験談】


私は、2023年の夏に母の初盆を迎えます。大切な人を亡くした悲しみをかき消すように、今日まで葬儀や忌明けなどの法事をバタバタとおこなってきました。初盆を控え、遺品整理やお墓の問題も浮上。年を重ねて自分が残された家族の立場となったことで、私なりの「終活」を具体的に考え始めました。今後のために、できる限り身の回りの整理をしておかなければならないと感じた、私の終活についてお話しします。

★関連記事:遺品やお墓、遺産について…もうすぐ70歳の両親が始めた「終活」のリアル

遺品整理と掃除の日々

残される家族のために…母の初盆を機に始めた「私の終活」【体験談】


10年ほど前だったかと思います。私が子どものころに習い事で着ていた着物を、母が京都の知人に譲ったことがありました。「着物を必要とし、喜んで引き取ってくれるところに着物を渡せてよかった」と笑顔で私に話していました。家族の本や洋服、そして私が桃の節句で親戚からいただいた博多人形なども、ひとまとめに整理していたのを覚えています。

そのときは、「何で思い出の品を整理整頓しているのだろう」と思いました。今思うと、母なりに身の回りの整理をしていたのだと思います。しかし、母は体調がすぐれなくなるにつれて、物を捨てることが難しくなっていきました。

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