無痛分娩のなかでも「和痛分娩」があるのはご存じですか? 産院によって多少のちがいはあるようですが、私の出産した産院では和痛分娩を行うことができるため、無痛希望だった私は迷わず選びました。今回は、この「和痛分娩」で快適な出産と産後ライフを過ごすことができた私の実体験をもとにレポートします。■私が「和痛分娩」を選んだ理由まわりに無痛分娩をした友人が多かったせいもあり、自然と自分も無痛分娩にしようと考えていました。また、ある友人のひとことも決め手となりました。「病気を患って手術するときに麻酔をしない人なんていないでしょ? それと同じだよ」。というわけで、里帰り出産を予定していた私は、実家から近く、無痛分娩をしている産院を選びました。そこが「和痛分娩」を行っている産院だったというわけです。■陣痛から産院に行くまでの流れは普通分娩と同じ和痛分娩を希望する場合は「バースプラン」をたてる際に選択します。「バースプラン」を提出したら、医師からの説明を受けてから同意書をもらえます。入院時に同意書を提出したら、手続きは完了です。事前入院などはなく、陣痛が開始されてから一般的な普通分娩と同じように産院に連絡。その後、入院セットを持って産院に入院します。陣痛の痛みの自制が効かなくなったころに、麻酔をうちます。予定日を決めて陣痛を誘発する「計画無痛」とちがって、陣痛を感じられる自然の分娩と出産の痛みを軽減する無痛分娩のどちらも経験できました。■多少の陣痛を味わいながらも、リラックスした状態で出産へ 私の出産した産院の「和痛分娩」は自然に陣痛がきてから麻酔をうちます。赤ちゃんのタイミングに合わせての出産となるため、ある程度の陣痛の痛みを伴います。陣痛の感覚が短くなった時点(まだ子宮口は開ききっていません)で、背中に「硬膜外麻酔」を注入。麻酔後はすっかりリラックスして、家族や主人に見守られるなか、普通に会話を楽しめました。子宮口が開いたらいざ、分娩室へ。分娩中は自分でも驚くほど冷静でいられ、いきみはじめてから1時間で出産しました。出産の感覚はありますが、震えるような生みの苦しみはありませんでした。■産後の回復が早く、すぐに子育てをスタートできる麻酔のおかげで体力の消耗が抑えられたことと、体への負担が少なかったことから、出産した翌日には産院を普通に歩くことができました。先輩ママから「産後はとにかくお尻が痛い」と聞いて病院に持参したドーナツクッションも、1回も使わなかったくらいです。出産は産んだらゴールではなく、すぐに子育てがスタートします。体の回復が早いのは本当にありがたいと心から実感しました。私が感じた「和痛分娩」の一番のメリットは痛みを和らげて出産できるという点です。「いつ会えるのだろう」とドキドキしながら待っていたかわいいわが子との対面のとき。人生最大の感動をしっかり味わうことができました。
2016年09月04日東京豊島区池袋にあるサンシャイン水族館で、リニューアルオープン5周年を記念した水中パフォーマンスの新演目「ラグーン・ファンタジー ~海は光に満ちている~」が開催中です。期間は2016年9月30日(金)まで。ダイバーが人魚をイメージしたウェットスーツを着て、水中の世界を魚たちとともに泳ぎます。華麗で幻想的なパフォーマンスは必見ですよ。サンシャイン水族館で、水中パフォーマンスの新演目が開催中!サンシャイン水族館は池袋のランドマークタワー・サンシャインシティの中にある都市型高層水族館です。「天空のオアシス」をテーマに2011年8月4日、全面リニューアルを敢行しました。屋外の“アシカが空を飛ぶ水槽”やエイたちが泳ぐ屋内の大水槽など、ほかの水族館とは一線を画す斬新な展示が人気のスポットです。そんなサンシャイン水族館で、リニューアルオープン5周年を記念して水中パフォーマンスの新演目が行われています。演目名は「ラグーン・ファンタジー ~海は光に満ちている~」。大水槽「サンシャインラグーン」で、11時30分~、14時30分~、16時30分~と1日3回上演されます。「ラグーン・ファンタジー ~海は光に満ちている~」の魅力新水中パフォーマンス「ラグーン・ファンタジー~海は光に満ちている~」は、ダイバーが人魚をイメージしたウェットスーツを着て魚たちとともに泳ぎまわるパフォーマンスです。水槽内に新たに導入されたRGBのLED照明で幻想的な空間を演出。さらに立体的な臨場感溢れる音響を連動させた、神秘的でロマンチックな公演です。なお通常の水中パフォーマンスも10時30分~、13時~、15時30分~、17時30分、18時15分~に実施されています。ふたつのパフォーマンスを見比べてみてください。家族そろって楽しめる!新アシカ・パフォーマンスも開催中また、アシカ・パフォーマンスの新作も期間限定で開催中です。サンシャイン水族館初となる参加型のミュージカルテイストのパフォーマンスは必見。観客とスタッフとアシカが一体となって歌い、踊り、会場全体が盛り上がります。小さなお子様から大人まで楽しめますよ。こちらも併せて鑑賞してみてください。新水中パフォーマンスタイム詳細名称:新水中パフォーマンス「ラグーン・ファンタジー ~海は光に満ちている~」場所:サンシャイン水族館 大水槽「サンシャインラグーン」開催期間:2016年8月4日(木)~9月30日(金)開催時間:11:30~/14:30~/16:30~※10:30~/13:00~/15:30~/17:30~/18:15~は、通常の水中パフォーマンススポット詳細名称:サンシャイン水族館所在地:東京都豊島区東池袋3-1サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上アクセス:池袋駅から徒歩約12分営業時間:10:00~20:00(4月~10月)、10:00~18:00(11月~3月)※最終入場は終了1時間前※夏休み期間など、営業時間が変更になる場合があります入場料金:大人(高校生以上)2,000円、こども(小・中学生)1,000円、幼児(4才以上)700円、シニア(65才以上)1,700円公式サイト:
2016年08月26日日本での無痛分娩の割合は約1割ほど。少しずつ増えてきているもののまだまだ体験している人は少ないのが現状です。筆者の無痛分娩完全レポートをまとめました。2人目は絶対に無痛分娩と決めていました。だけど、無痛分娩ってよく調べないと、完全無痛じゃなかったり、時間帯によって麻酔をしてもらえなかったり、費用が高かったりと吟味が必要です。1人目の出産では40時間あまりの陣痛に苦しみました。おかげで産後はしばらくのあいだ身体中の筋肉痛と痔に苦しみました。産みの痛みは忘れるというのはウソ!あの苦しい記憶ははっきりと覚えていて、赤ちゃんの誕生の瞬間は痛みからようやく解放されたという気持ちでした。まずは病院選びについてレポートします。分娩費用は??筆者は神奈川在住のため、無痛分娩を東京と神奈川で検討しました。都内の無痛分娩の相場は100万円以上はかかります。比較的安い金額で出来る世田谷の成育医療センターなどの国立病院なども無痛分娩を行っていますが、ハイリスクの妊婦さんしか分娩ができません。色々検討した結果、都内は諦め、80万円ほどで受けられる新横浜の母と子の病院というところに決めました。友人も千葉や埼玉で無痛分娩をしましたが80万ほどでしたので都内近郊の相場はそれくらいだと思います。一方、地方ですと60万ほどで受けられる病院もあるようですので、気になる方は直接病院に問い合わせてみてください。健康保険でいくら支給されるか?また、ここでポイントは実費で80万円かかるわけではありません。健康保険に加入していれば42万円は誰でも出産一時金として支払われます。筆者の会社の健康保険では42万を超えた場合は9万円を付加金として請求できました。つまり、51万円は補助がでるので30万円が自腹になる計算です。ここでいう分娩費用とは入院から無痛分娩以外に立会い出産やお部屋の料金などすべて込みの金額で予算内に収まるかどうかです。また、お産はリスクがたくさん伴いますので入院が長引いた際などにどのくらいの費用になるかも最初にある程度把握する必要があります。筆者は最終的に色々な医療処置や輸血が必要になり100万円の請求になりました。あとで後悔しないためにも、しっかりと費用を調べた上で病院選びをしましょう。みみりん
2016年07月01日数千匹の金魚が泳ぐ水中アートの展覧会「アートアクアリウム展」が、2016年7月6日(水)より、大阪・堂島リバーフォーラムを皮切りに、東京・日本橋三井ホール、金沢・金沢21世紀美術館の全国3カ所で順次開催される。期間はそれぞれ、7月6日(水)から9月5日(月)、7月8日(金)から9月25日(日)、9月16日(金)から10月14日(金)まで。東京・大阪会場で展示される金魚は各約8千匹と、これまでに1会場で展示してきた金魚の数では最大数となり、3会場で合計約2万匹の金魚が舞い踊る。そんなパワーアップした「アートアクアリウム展」の東京会場をレポート。新作を含めた数々の作品の中から、特に注目の4つを紹介する。■超・花魁 <新作>メインフロアでまず目に飛び込んでくるのが、10周年の目玉新作として登場する、代表作「花魁」の進化版「超・花魁」。「花魁」の水量の約3倍以上にもなる至上最大の作品だ。高さ2.5mの巨大な金魚鉢と、その周囲を囲む14の水槽が艶やかな照明と音楽に彩られる。何百匹もの艶めく金魚が、優雅に泳ぎ回る姿に目を離せなくなるだろう。■ロータスリウム夏の季語でもある「蓮」をモチーフとした約4mの高さの水槽。中央の花には大きな金魚たちが優雅に泳ぎ、その周りの水槽には、可愛らしい小さな金魚たちが。美しく儚いと言われる「蓮」と金魚が作り出す、可憐で優美な世界観を感じられる。■リフレクトリウム凹レンズ、凸レンズ、二重レンズなど、様々な見え方のレンズが水槽に取り付けられた作品。今回は、2016年7月16日(土)より公開となる映画『ファインディング・ドリー』との特別なタッグが実現し、ドリーとニモのモデルである、ナンヨウハギとカクレクマノミが水槽を泳ぎ回る。覗くレンズによって、拡大されて見えたり、ゆがんで見えたり、角度によって魚の様々な姿を楽しむことができる。■手毬リウム日本に古くからある遊具の一つ、手毬をモチーフにした球体の作品。中を泳ぐ金魚が、まるで色とりどりの手毬の模様のように目に映る。伝統工芸である、三重県・伊賀組紐とのコラボレーション作品だ。なお、大阪会場では“宇宙”をテーマにした空間を披露する。東京・日本橋開催以外では初登場となる「インフィニトリアム」や、大阪初登場となる「華魚繚乱」は必見だ。一方、秋に開催する金沢は水中アート展覧会として初めて公立美術館開催となり、10周年特別コラボレーションとして、画家・俳優の片岡鶴太郎との特別作品も展示される。【開催概要】■日本橋会場『アートアクアリウム誕生10周年記念祭 ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム2016 〜江戸・金魚の涼〜&ナイトアクアリウム』開催期間:2016年7月8日(金)〜2016年9月25日(日)開催時間:11:00〜23:30(最終入場 23:00) アートアクアリウム(11:00〜19:00)/ナイトアクアリウム(19:00〜23:30)会場:日本橋三井ホール住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 5F(エントランス4F)入場料:当日料金 大人 1,000円、子供(小学生以下) 600円、3歳以下 無料※価格は全て税込み。※小学生以下保護者要同伴。問い合わせ先:TEL 03-3270-2590 (7/7〜9/25 10:30〜20:00)■大阪会場<終了>『アートアクアリウム誕生10周年記念 アートアクアリウム展 〜大阪・金魚の艶〜&ナイトアクアリウム』開催期間:2016年7月6日(水)〜2016年9月5日(月)開催時間:日曜日〜金曜日 11:00〜21:00(最終入場 20:30)会場:堂島リバーフォーラム住所:大阪府大阪市福島区福島 1-1-17 ほたるまち入場料:当日料金 一般(中学生以上)1,000 円、こども(4才〜小学生) 600円、3 歳以下 無料※価格は全て税込み。問い合わせ先:ハローダイヤル 050-5542-8600 (6/1〜9/5、8:00〜22:00)■金沢会場『アートアクアリウム誕生 10 周年記念祭 アートアクアリウム展〜金沢・金魚の密〜』開催期間:2016年9月16日(金)から10月14日(金)開催時間:日曜日〜木曜日 10:00〜18:00(最終入場 17:30)金曜日、土曜日 10:00〜20:00 (最終入場 19:30)会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1 市民ギャラリーA入場料:当日料金 大人 1,200円、子供(小学生以下) 600円、3 歳以下 無料※価格は全て税込み。問い合わせ先:TEL 076-269-8826
2016年06月04日高齢出産で仕事をしながらの妊娠生活、里帰りもできない。できることなら出産も産後もラクに乗り切りたい。そのためなら多少費用が掛かっても、やっぱり無痛分娩でしょ! そんなわたしの経験談をお話します。■無痛分娩を選んだ理由わたしが妊娠したのは36歳、出産時は37歳でした。勤務地は東京で、実家は関西です。フルタイムで働き、ウェブ制作のディレクターとして深夜におよぶ撮影や編集作業に追われる日々。零細企業の役員だったため、産前産後の休みはなるべく短く…という状況でした。高齢出産でハードな仕事をこなしながら、実家も遠い…そんな悪条件がそろったなかでの妊娠出産。「里帰りはどうしよう? 仕事はいつから休もう?」「痛いのイヤだー(超こわがり)」「産前産後の仕事に一番影響しない産み方は!?」そんなことをあれこれ考えた結果、里帰りはせずに無痛分娩で出産することを選択しました。決め手は以下のふたつ。・仕事からなるべく離れたくない里帰りのためには、余裕を見て予定日の1ヶ月半に産休に入らざるを得ない。産後も1ヶ月は自宅に戻れないので、合計2ヶ月半も戦列を離れてしまう…。そこで、産前ギリギリまで仕事をし、産後すぐ復帰するには自宅のある東京で産む方がいいと判断。・とにかく痛みに恐怖心があった子どものころから陣痛の痛みが恐怖で、妊娠中ずっとおびえてしまいそう。多少コスト高でも、快適なマタニティライフと出産時の体力消耗を少しでも軽く…(高齢出産なので必死!)と期待して無痛分娩に決定。■無痛分娩をする病院選び無痛分娩ができる病院は都内にいくつかあり、どこを選ぶかとても迷いました。当時は周りに無痛分娩経験者が少なく、「麻酔医が居ない時に陣痛が来て、普通分娩になった」というネットの書き込みを見ておののいたことが決定打となり、24時間365日無痛分娩できる病院を選びました。■通院妊娠初期は近所のレディースクリニックで診察を受け、途中から無痛分娩で有名な病院へ転院しました。待合室はいつも大混雑! 細かい検査の日などは半日近く待たされてグッタリすることも…。検診日は会社を半休したり、午後だけ自宅勤務したりしながら通っていました。ある日主治医に「高齢出産なので、いろいろ心配です…」と白状すると、「大丈夫。当院では、あなたは若い方です(キリッ)」との心強いお返事。たしかに待合室には同年代の女性が多く、年齢のことはほとんど気にならなくなりました。ちなみに診察自体は、無痛分娩でも通常分娩と大きく変わらないようでした。エコーや心音で元気な赤ちゃんの様子を確認し、検診のたびに大きくなっていく姿を見るのが楽しかったのを、いまでも覚えています。■予定日よりも2週間前倒しで出産することに予定日まで約1ヶ月…という時に、「赤ちゃんがすでに大きくなっていますね。このまま予定日まで待つと大きくなりすぎて、分娩自体が大変になります。計画分娩にして、早めに産んじゃいましょう。再来週なら空いてますが、どうですか?」と主治医から言われました。仕事はどうにか調整がつき、そろそろ産休に入れる状況ではありましたが、正直「早すぎる…」と思いました。出産前にベビーグッズをゆっくり準備したり、映画を見たり、レストランでおいしいものを食べたりしたかったのに…!後ろ髪を引かれる思いでしたが、実家の母にも上京準備を整えてもらい、2週間後に計画無痛分娩をすることが決定。ここでふと、「結局計画分娩にするなら、無痛分娩さえできれば24時間365日OKの病院じゃなくてもよかったんじゃ…」と気づいてしまったのですが、時すでに遅し。言われるがままに入院手続きへと進むのでした。
2016年05月05日高齢出産で仕事をしながらの妊娠生活、里帰りもできない。できることなら出産も産後もラクに乗り切りたい。そのためなら多少費用が掛かっても、やっぱり無痛分娩でしょ! そんなわたしの経験談をお話します。■いざ出産! 想像以上に壮絶だった無痛分娩言われるがままに計画分娩となったわたし。午後に入院、夕方にはウワサの痛くて太い注射を打たれ、子宮口を広げるラミナリアという処置をしてもらいました。これがすでにとっても痛い…。この時点でギブアップしそうになるなんて、やっぱり無痛分娩にしてよかった…と心から思いました。その後、陣痛促進剤を入れて「子宮口が5センチになったら、麻酔を入れますよ~」と言われ、しばらくベッドで安静にしていました。当初は余裕で、スマホで実況中継動画を撮ったり、家族と冗談を言いあうぐらいだったのですが、徐々に子宮口が開いてくると、鈍い痛みが襲ってくるように…。そして、ついに生理痛の比ではないほどの痛みが、数分おきにやって来るようになったのです!■子宮口が4センチから開かない!!その病院では、子宮口が5センチになると麻酔を入れることになっていました。しかしなぜか私は4センチから開いてくれず、そこから数時間信じられない痛みを耐えることに…。その間、何度も「ま、麻酔を入れてくれ~!」と叫ぶほどの状態でした。何のために無痛分娩を選んだのかわからないぐらいの痛みだったので、もう耐えられない! と鬼の形相で直訴、ちょっぴりフライング気味に麻酔を入れてもらいました。するとウソのように痛みがすぅっと消えて、無痛状態になりました。■いよいよ分娩台へ!その後もなかなか赤ちゃんは降りてこず、14時間後ついにその状態のまま分娩台へ移動することに。人生初のストレッチャーに乗せられても「痛くない」という安心感のおかげで冷静でいられました。初めての分娩台はドラマで見るような空間。助産師さんから呼吸のリズムやタイミングを教わりながら、あとはひたすら指示通り「エアいきみ」!さすが無痛なだけあって痛みはまったく感じないものの、この「一応いきむ」というのが不思議な感覚でした。おなかに力を入れて、女優気分で何度もいきむ。頭が出てきていることは教えてもらったものの、どこかが引っかかっていたらしく、最終的には吸引分娩になりました。力士級の巨体先生が応援に駆けつけ、わたしのおなかをぎゅうぎゅう押す。同時に主治医が吸引。わたしはひたすら「エアいきみ」。そんな壮絶な状況なのに、全然痛くないという不思議…。間もなく出てきたわが子は、明らかにむすっとした顔をしていました。もっとおなかにいたかったとでも言いたげに…。すべての光景が本当にシュールでしたが、無事に産まれたわが子を見て、安心した気持ちで満たされました。■ナメていた…大変だった産後ヘビーな分娩を終えた夜9時。個室にもどり、ベッドで大仕事を終えた余韻にひたっていました。ところが家族を見送った直後から麻酔が切れはじめ、股に激痛が…。吸引分娩で縫合した痛みか、子宮が収縮してもどっていく痛みか、とにかく信じられない痛みが襲来!あまりに痛みが激しすぎて眠ることもできず、個室でひとり「おかあさ~ん…」と子どものように泣きながら朝を迎えたのでした。■同じ無痛分娩でもこんなにも差が!個人的には「意外と痛い思いをした無痛分娩」でしたが、友人は無痛分娩で産んだ直後に笑顔でエアロバイクをし、お祝い膳をたらふく食べていたので、こればかりは個人差があるようです。また別の友人は、ラミナリアの処置をしても子宮口が開かず、一度ラミナリアを抜いて翌日に再処置をしたにもかかわらず、結局帝王切開となりました。無痛の予定がカイザー…そんな展開もあるようです。お産って本当にわからないものですね。■まとめると…わたしの結論では、高齢出産×ハードワーク×里帰りナシでも、なんとかなりました!里帰りナシについては、産前産後の仕事がスムーズだったこと以上に、パパのスタートダッシュ効果が大きかったです。最初から育児に対して積極的に、主体的に動いてくれると後々とても助かります。無痛分娩でも、確実に計画分娩をするならば、24時間365日OKの病院にこだわる必要はないかもしれません。(もちろん想定外の早産など、いろんなケースを考える必要はありますが)むしろ“どんな状態になったら、麻酔を入れてくれるのか”を確認すべきかも…。無痛分娩だからといって、必ずしもまったく痛みがないとは言えません。正直私はナメていました。友人のように痛みなく余裕だった人もいれば、わたしのように産む前後で想定外の痛みを感じることも。これから検討される方は、いろんな人の体験談を聞いてじっくりリサーチされることをおすすめします!
2016年05月05日岡山大学はこのほど、ロボット制御知能3D-MoS(3 Dimension Move on Sensing)を搭載した「自律制御型水中ロボット3D-MoS/AUV(ももたろう岡大1号)」を開発し、実海域での嵌合実験に成功したと発表した。同成果は同大大学院自然科学研究科(工)の見浪護 教授の研究グループと広和によるもの。ももたろう岡大1号は従来型の遠隔操作型水中ロボット(ROV)に、複眼カメラと3D-MoS制御知能を搭載した長時間潜行/作業対応自立制御型水中ロボット。複眼動画像に対する実時間認識、水中対象物の3次元位置・姿勢自動認識、海底での自動充電、移動対象物の追尾制御を可能とする3D-MoS制御技術により、自動制御化を実現している。同研究グループは、2015年12月に和歌山県の実海域(水深4~5mの港内)での嵌合実験を実施。海流と波による振動を3D-MoS技術で抑制することで自動嵌合に成功した。今後、3D-MoS技術を搭載したロボットの開発が進めば、自動給電による長時間の自律化連続運転作業が行えることから、水中放射線汚染物の回収や深海底資源探査、機雷撤去などへの利用が期待される。
2016年02月09日ゲッティ イメージズは、水中写真の第一人者で同社の所属フォトグラファー ヘンリック・ソレンセン氏のトークセッションを開催する。日時は10月11日 15:30~16:30。会場は東京都・大田区のART FACTORY城南島。参加無料(要・申し込み/定員50名)。このトークセッションは、東京都・大田区のART FACTORY城南島で18日まで開催中の「東京国際写真祭2015」での写真展「Project Everyone」において、10月11日 15:30より開催されるもの。同写真展の展示作家のひとりであるヘンリック・ソレンセン(Henrik Sorensen)氏が、自身の作品を紹介しながら、瞬間の美を見事に捉えるビジョンなどを語るという。トークセッションへの参加は無料で、参加希望者は申し込みページから事前登録のこと(定員50名)。また、同写真展は、国連で採択された「持続可能な開発のための世界目標(グローバル・ゴールズ)」の世界的な認知拡大に向けた取り組みである「プロジェクト・エブリワン(Project Everyone)」の一環でとして行われるもので、東京国際写真祭2015の会場であるART FACTORY城南島の屋外エントランス付近にて開催される。東京国際写真祭2015の開場時間は、9:30~21:30(土日祝日は9:00~19:00)。入場無料。なお、ヘンリック・ソレンセン氏は1967年、デンマークで生まれ。フォトジャーナリズム写真の分野からフォトグラファーとして活動を始め、1986年、コペンハーゲンにスタジオを設立。1990年代は雑誌のフォトグラファーとして活躍し、10年ほど報道分野を経験したのち、ドキュメンタリーから商用写真に活動を移す。現在はGetty Imagesに加え、イギリスでSOHO management社、ドイツでAndrea Heberger社と契約し、ヨーロッパを代表する水中写真家の一人として、水中撮影の高い技術と創造性を駆使した幻想的な作品を生み出している。
2015年10月09日水中ニーソ京都展実行委員会は9月19日~22日、「Division」(京都府京都市)にて古賀学「水中ニーソキューブ」京都展を開催する。デザイナー・作家として活躍する古賀学氏は8月、3冊目の写真集となる「水中ニーソキューブ」を刊行しそれに合わせた写真展を東京都・原宿にて開催した。今回、原宿に続き"芸術の町"である京都でも写真展を開催。会場では写真作品約30点に加え、アクリルキューブの中に水中写真を閉じ込めた立体作品約10点、上下左右すべての映像を記録した「全天球水中ニーソ」の動画を展示する。そのほかにも、 「水中ニーソキューブ」(小売価格2,000円)や「水中ニーソ」(希望小売価格1,800円)、「水中ニーソプラス」(希望小売価格1,800円)といった書籍や「水中ニーソ」ニーソ、「水中ニーソ」缶バッジ、「水中ニーソ」ステッカーといったグッズを販売する。同展の開催時間は13時~19時で、入場無料。また、関連イベントとしてトークショー「ギャラリートーク」(9月21日)やクラブイベント「アニメトロ × UNDERWATER」(9月22日)(いずれも有料)の開催も予定している。※価格は全て税別
2015年09月14日古賀学「水中ニーソ」京都展実行委員会は9月19日~22日、古賀学「水中ニーソキューブ」京都展を「Division」(京都府京都市)で開催する。会期中無休で、時間は13時~19時。入場無料。会場では、新刊『水中ニーソキューブ』から古賀学が切り取る「水の中のかわいい女の子」の魅力が詰まった作品群が展示される。写真作品約30点、アクリルキューブの中に水中写真を閉じ込めた立体作品約10点に加え、上下左右すべての映像を記録した「全天球水中ニーソ」の動画を体験することもできる。書籍やグッズの販売も。また、展示に合わせて同会場でのギャラリートーク(9月21日)と、「京都メトロ」(京都府京都市)でのクラブイベント(9月22日)も予定されている。
2015年09月09日合資会社ペッパーショップは8月21日~9月2日、「水中ニーソニーソ」(各・税込3,000円)を写真展「水中ニーソキューブ」会場の「PATER’S Shop and Gallery」(東京都・原宿)で販売する。水中ニーソニーソは、8月21日発売の写真集「水中ニーソキューブ」(古賀学 著)に登場するオリジナルデザインのニーハイソックス。写真集内でモデルの真縞しまりすさん(しまりすちゃん)と猫守ざーにゃさんが着用している「水中ニーソニーソVer.ライン」「水中ニーソニーソ Ver.ソーダ」「水中ニーソニーソ Ver.スノー」の3種類を展開する。サイズはフリー。古賀学さんがデザインした。写真展は、8月27日休廊。開館時間は12時~19時。入場無料。
2015年08月20日東京都・原宿のギャラリー「PATER’S Shop and Gallery」では8月21日~9月2日、写真展「古賀学『水中ニーソキューブ』展」が開催される。同展は、水中でニーハイソックスを履いた女の子をモデルにした古賀氏の「水中ニーソ」の新作写真集『水中ニーソキューブ』の発売にあわせて実施される。古賀氏は2013年8月に「水中ニーソ」、2014年10月には「水中ニーソプラス」を販売しており、同作は第3弾となる。『水中ニーソキューブ』は、"足し算"をテーマにした前作「水中ニーソプラス」の続編。女の子同士の"掛け合わせ"をテーマに、モデル同士が水の中で互いに影響し合って生まれる関係性を写しだしているという。なお、モデルが着用している衣装はそれぞれ、女性向けブランド・feast by GOMI HAYAKAWA、水着メーカー・REALISE、口枷屋モイラさんとのコラボレーションデザインによるものとなっている。さらに今回、フィギュアメーカー・海洋堂とのコラボレーションで、モデル・真縞しまりすさん(しまりすちゃん)を10分の1スケールでフィギュア化。宮崎駿氏の「鉄砲侍 蛭子八郎太」の原型製作などを手がけた辻村聡志氏が造形と彩色を担当した。フィギュアは、写真集の中でも印象的に登場するとのこと。写真展「古賀学『水中ニーソキューブ』展」では、同書収録写真をプリントした作品や、海洋堂フィギュア、全天球映像制作チームによる映像作品「全天球水中ニーソ」を展示するほか、オリジナルの水中ニーソグッズの販売も行うとのこと。開催時間は12時~19時で、入場は無料。8月27日は休館となる。
2015年08月04日PATER’S Shop and Gallery(東京都・原宿)は8月21日~9月2日、古賀学「水中ニーソキューブ」展を開催する。8月27日は休廊。開館時間は12時~19時。入場料無料。古賀学さんは8月21日、水の中の女の子とニーハイソックスの組み合わせで話題を呼んだ「水中ニーソ」シリーズの新作写真集『水中ニーソキューブ』(税別2,000円/ペッパーショップ)を発行する。「足し算」をテーマにした前作『水中ニーソプラス』の続編である今作のテーマは、女の子同士の「掛け合わせ」。モデル同士が水の中で互いに影響し合って生まれる関係性を写しだしているという。モデルが着用している衣装では、先日初のスイムウェアを発表したシンデレラバストの女の子向けブランド・feast by GOMI HAYAKAWA、フロントジッパー競泳水着で話題となった水着メーカー・REALISE、口枷屋モイラとのコラボレーションを行った。また、フィギュアメーカー・海洋堂とのコラボレーションで、モデル・真縞しまりす(しまりすちゃん)を10分の1スケールでフィギュア化。宮崎駿『鉄砲侍蛭子八郎太』の原型製作などを手がけた辻村聡志が造形と彩色を行っているとのこと。このフィギュアが写真集の中でも印象的に登場するという。今回の写真展では、写真集の収録写真をプリントした作品や海洋堂フィギュア、全天球映像制作チーム・渡邉課による映像作品「全天球水中ニーソ」を展示し、オリジナルの水中ニーソグッズの販売も行われる。
2015年07月30日地球の表面の約70%は水に覆われているという。しかし、地上に生きている人間にとって水中は別世界だ。その異空間での体験を求めてダイビングをする、という人もいるだろう。今回は水中の探検の中でも、特に水に潜っていくその瞬間だけを切り取った世界を紹介! 見ているだけで全身に水を感じそうな美しく涼し気な水中世界を、米国サイト「Bored Panda」よりお届けしよう。○青く輝くクラゲ(ブッシュレンジャーズ・ベイ/オーストラリア)水上に頭を出し、ゆらりとくつろいでいるようにも見えるクラゲ。しかし、水面下ではこんなにも青く光っているらしい。強い毒を持っているそうだが、それでもじっと眺めていたくなる。○笑うワニ(ハルディネス・デ・ラ・レイナ/キューバ)地上からは、目と鼻とゴツゴツした背中しか見えないワニ。そんなワニも、水面下では楽しそうに泳いでいるようだ。水中が心地いいのだろう。○サメの一群(ハルディネス・デ・ラ・レイナ/キューバ)水面をなでるように泳ぐサメ。人が手で水面を触るように、サメも水上の空気を触れてみたくなるのかもしれない。○魚たちの草原(ブッシュレンジャーズ・ベイ/オーストラリア)魚たちにとっては、水のあるところ全てがフィールド。ゆらゆら揺れる水草の草原を眼下に見ながら自由に泳ぎ回るのだろう。○海の花(ポート・ケンブラ/オーストラリア)広大な空の下、海の中で赤く色付くイソギンチャク。イソギンチャクは英語でSea Anemone(海のアネモネ)とのこと。また、一説によるとアネモネの語源は「風の娘」なのだそう。風のように流れる波に揺れる花というわけだ。○銀色の魚(場所不明)水中だからこそ許される銀色のうろこ。キラキラと輝かせて海を泳いで行く。○夕暮れ時(ブッシュレンジャーズ・ベイ/オーストラリア)夕暮れ時のクラゲは2つの顔を持つらしい。水上はオレンジ色の光を受けた氷のようで、水中は青いリボンのような触手を伸ばす。これらの写真を撮影したのは、野生動物や水中の写真家であるMatty Smith氏。Smith氏にとって、ダイビングでもっとも魅了される瞬間は、頭を水面下に沈めてゴーグルが水に覆われていく時なのだとか。水中へと滑り込んでいく、その次に何が待っているのか分からない緊張感はとても魅惑的とのこと。それがこの、半分が水上、半分が水面下という作品を撮るようになった理由なのだそう。これらの作品を眺めていると、海に潜る瞬間の、そのワクワクまで伝わってくるようだ。このほかの「波の下に隠された美しすぎる世界」はオリジナルサイトを参照。※写真/記事提供: Bored Panda※Matty Smithウェブサイト○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年07月28日オリンパスは5月12日、ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1」の新ファームウェア ver.3.1の概要を発表した。提供開始は6月の予定で、水中写真や星景写真の撮影に有用な機能を追加する。OM-D E-M1のファームウェア Ver.3.1における新機能は次の通り。水中撮影に特化したピクチャーモード「水中」を追加星景撮影を行いやすくする機能「LVブースト2」を追加新たなピクチャーモード「水中」では、水中でも絞りやシャッタースピードを操作した本格的な撮影を可能とする。また、水中写真向きの鮮やかな色彩とブルーを再現する。「LVブースト2」では、暗視性能を改善し、星空の下でもライブビュー画面で暗い被写体を確認できるようにする。同時に「OM-D E-M5 Mark II」向けにも、ピクチャーモード「水中」を追加した新ファームウェア ver1.2を提供する。OM-D E-M5 Mark IIは「LVブースト2」をすでに搭載済みだ。
2015年05月12日山形カシオのダイビング向け水中トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)が、東京都・上野の国立科学博物館で開催される「山形から未来を照らすサイエンス - 見る・聞く・感じるイノベーション -」にお目見えする。会期は2015年5月2日(土)~同年5月6日(水)の9時~18時(入館は閉館の30分前まで)、会場は国立科学博物館の日本館1階企画展示室、入場料は一般・大学生が620円(20名以上の団体は310円、高校生以下と65歳以上は無料)となっている。Logoseaseは、レジャーで使用する一般的なダイビング器材と干渉しないケーブルレス構造の水中トランシーバー。超音波・骨伝導・音声処理・防水といった技術を用い、水中で呼吸するレギュレーターをくわえたまま、水中での会話を実現できる。本体は水中マスクに装着するポケットサイズ。ラインナップはいくつかあるが、多機能な「アドヴァンスドモデル」の大きさは89.0×41.0×44.8mm、重さは約107gだ。耐水圧は55m、使用温度は0℃~40℃、水中での最大通信距離は50m~100m(水中の透明度や障害物などによって変わる)。電源の内蔵バッテリーはUSB充電方式で、駆動時間は約3時間(うち10%が送信時間の場合)。Logoseaseの開発にあたっては、地域の産学連携として、山形カシオと山形大学および東北芸術工科大学が協力し、2013年1月に商品化。今回の企画展は、山形大学が取り組む最先端の科学技術を、小中学生にも分かりやすく解説するものだ。Logoseaseは山形大学の研究成果のひとつとして紹介され、小学5年生の女の子がダイビングに挑戦する映像や、実際のダイビングで使う器材を展示する。
2015年04月18日鳥羽水族館では3月31日、同館恒例の「水中入社式」を開催した。○鳥羽水族館恒例、一風変わった「水中入社式」を実施開館60周年を迎えた記念の年に入社したのは計4名で、そのうち「水中入社式」に挑戦したのは、潜水の資格を持っている飼育研究部に配属される女性1名と、営業第一部に配属される男性1名だった。この「水中入社式」は2006年、「せっかく飼育研究部に配属されるのなら記念になる形で」と、先輩飼育係たちの提案がきっかけでスタートし、今年で9回目の開催となった。会場は、いつも入場者でにぎわうエントランスホールと、ホールに面したコーラルリーフ・ダイビング水槽。この水槽は水量約800トン、奥行き15m×横16m×水深5.5mもある、同館で最大の水槽となる。大勢の観客が見守る中、先輩ダイバーに続いてリクルートスーツで正装した新入社員2名が初心者マークを付けたボンベを背負って登場。水中で副館長から辞令を渡されると、だんだん浮き上がってしまいながらも懸命に両手でしっかりと受け取った。続いて、一緒に潜った先輩飼育係からガラス磨き用のスポンジをプレゼントされ、さっそく掃除に挑戦。両手ですいすいとガラスを磨く先輩の隣で、新入社員の2人は水槽に固定された取手をつかみ、バランスをとりながら水中での記念すべき初仕事をこなした。力を込めて一生懸命磨いたあとには、先輩からのサプライズが用意されていた。開館60周年という節目の年の入社式ということで、水中でパネルを組み合わせて大きな「60」という数字を作り、会場を盛り上げてくれた。最後に、新入社員が水中マイクで感謝の気持ちとこれからの抱負を述べると、観客からは大きな拍手が起こった。水中入社式を終えた新入社員2名は4月1日より、飼育研究部の淡水魚チームと営業第一部にそれぞれ配属される予定となる。同館では、「頼もしい2人のこれからの活躍にご期待ください!」とコメントしている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日山形カシオは2月12日から、水中で音声会話できるダイブトランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)の最新ソフトウェアを公開する。市販のダイブコンピューターが発する警告を、音声やブザー音でダイバーに伝える機能を追加した。Logoseaseは、ダイビングで使用する一般的な水中マスクに装着する小型のトランシーバーだ。水中で呼吸するレギュレータをくわえたまま、水中での音声会話を実現する。一方のダイブコンピュータは、ダイビング時の水深と時間を計測し、減圧症を予防するためにダイバーの体内窒素量をシミュレーションする機器。安全なダイビングを目的に、浮上速度の警告や無減圧潜水の警告など、さまざまな警告を表示やブザー音で知らせてくれる。Logoseaseを最新ソフトウエア(Ver. 201029)にバージョンアップすると、対応する市販のダイブコンピュータの警告ブザー音をLogoseaseで受信できるようになる。警告内容は簡単な音声やブザー音によって、ダイバーの耳に直接伝える仕組み。例えば、浮上速度を違反(速すぎる)している場合なら、ダイブコンピュータが発する「ピーピー」というブザー音を検出し、Logoseaseの骨伝導スピーカーを用いて「slow、slow」という音声でダイバーへ知らせる。対応するLogoseaseは、アドヴァンスドモデル「LGS-RG004」とベーシックモデル「LGS-RG005BA」だ。対応するダイブコンピューターは、タバタの「DC-Solor」、ビーイズムの「DIVE DEMO SOLIS TITANIUM」、日本アクアラングの「カルム」となっている。なお、今回の最新ソフトウェアを搭載したLogoseaseを、2015年1月27日(火)・28日(水)に東京都・浅草橋のヒューリックホールで開催されるダイビング業界関係者向け展示会「DIVE BIZ SHOW 2015」(主催:日本スクーバ協会)に出展。Logoseaseの販売代理店である日本アクアラングのブースにて、デモンストレーションを行う予定となっている。
2015年01月13日お産は女性にとってとても大切な一大行事。できるだけ、楽しく幸せなものにしたいですよね。医療の進歩で安全なお産ができるようになってきた一方で、計画分娩、麻酔(無痛)分娩のような管理されたお産が増え、救命措置としての帝王切開も増加しています。分娩の方針は施設によって違いがあり、大まかには「自然分娩を推進しているのか」「計画分娩・麻酔(無痛)分娩を推進しているのか」で分かれます。そのほか、よく聞くワードについて解説します。○自然分娩自然の陣痛が発来するのを待って分娩すること。子宮口が全開になり、赤ちゃんが誕生するまで(分娩第1期~2期)の陣痛が来ている間の医療サポートは施設によってさまざまです。出張助産師による自宅分娩や自然分娩推進のクリニックなどでは、陣痛時間はストレッチやウォーキングなどの運動をしたり、湯船につかったりしたりしながらリラックスできるように過ごします。フリースタイル分娩自然分娩において、陣痛の時間から分娩まで産婦さんが好きな体勢で過ごすこと。横を向いたままの側臥(そくが)位分娩やすわる格好の座産など、産婦さんの産みやすい体勢を探しながら分娩する方法です。水中出産自然分娩において、産婦さんがプールのような設備で、お湯につかった状態で赤ちゃんを産むこと。産婦さんの身体が緩んで産みやすいと言われていますが、衛生管理などが難しく、最近では行う施設が少なくなっています。ソフロロジー法やラマーズ法自然分娩において、以前は陣痛を乗り越えるための方法として流行していました。しかし、本質的には「リラックス」するための呼吸と精神的心構えを身につけることなので、現在では総じてリラックス法などと言われています。大切なのは深い呼吸をすることと、赤ちゃんの出てくる道である子宮と産道を広げてあげようとイメージする心構えです。最近、「ヒプノバーシング(催眠出産)」という方法も聞くことがありますが、これも、本質的には同じです。○計画分娩入院日を決めて陣痛促進剤を使って陣痛を誘発する分娩。麻酔(無痛)分娩は、計画分娩で行うことが多いです。○麻酔(無痛)分娩麻酔を使って痛みを緩和する分娩方法です。ほとんどが硬膜外という背骨の奥の場所に針を刺してチューブを入れ、麻酔薬を注入します。意識もあり、痛みが完全になくなるわけではありません。○LDR自然分娩・計画分娩に関係なく、陣痛(Labor)・分娩(Delivery)・産後の回復(Recovery)を、ひとつの部屋で行うお産のスタイル。一般的な分娩は分娩時に分娩室に移動しますが、LDRなら移動の必要がなく、比較的ストレスなく過ごせます。ただしこの設備を備えた病院は少ないのが現状です。過去の回でも解説してきたように、産婦さんには「産むチカラ」が備わっています。ホルモンで守られていることを理解し、お産が楽しかったと思えるようにしたいですね。産院の分娩方法を知っておき、よいイメージを持ってお産に臨みましょう。ただ命の誕生の場面では思いがけない事態が起こることも多く、医療介入が必要になって希望の分娩方法ができないこともあります。出産で大切なのは、母子ともに安全で、赤ちゃんが無事生まれてくること。理想のイメージにこだわりすぎず、それ以外の可能性に対しても柔軟に心の準備をしておくことが必要です。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月26日スクーバダイビング指導機関であるJCS(日本海中技術振興会)は、山形カシオの水中無線機「Logosease」に関して、JCSのライセンスを持つインストラクターによる講習プログラムを開始した。Logoseaseは、ダイビングで使用する一般的な水中マスクに装着し、レギュレータをくわえたままでも水中会話が可能な小型の無線機(ダイブトランシーバー)。今回の講習プログラム「JCS Logoseaseスペシャルティコース」は、JCSが認定したインストラクターが一般のダイバーにLogoseaseの効果的な使い方を教えるコースだ。ダイビング中の感動や発見、安全の喚起、ダイビングのテクニックなどを会話で伝える方法を、水中でトレーニングする。
2014年12月05日岡山大学は、同大学大学院自然科学研究科の見浪教授の研究グループが、水中探査ロボットなどを手がける広和の協力を得て、「長時間潜航/作業対応自律制御型水中ロボット MOS/AUV(ももたろう岡大1号)」の開発に成功したと発表した。同ロボットは、従来型の遠隔操作水中ロボットにカメラを複眼構成としたロボット制御知能MOS (Move on Sensing)を搭載。同大学が開発したこのMOS制御知能により、水中対象物の3次元位置・姿勢自動認識性能、固定型水中対象物に対する位置安定化制御性能、移動対象物の追尾性能を持ち、自動制御化を実現した。また、自動給電により長時間の自律化連続運転/作業が行えることから、長期間連続航行を要する海底資源探査・回収や海中未確認生物の生物調査のほか、海産物の栽培漁業、人命救助などへの利用が期待されると同大学は説明している。
2014年08月08日山形カシオの小型水中トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)が、山形県などで構成される山形デザインコンペティション実行委員会主催の「山形エクセレントデザイン2013」において、「イノベーションデザイン賞」を受賞した。「山形エクセレントデザイン」は、魅力的で競争力の強い商品づくりとデザインマインド向上を目指す事業として、山形県内で企画・開発・生産されている家庭用品・事務用品・公共用品という3分野の製品を対象としたもの。優れたデザインの製品について、選定・顕彰している。2013年は79社から118点の応募があったとのことで、そのうち15点が受賞となった。山形カシオのLogoseaseは、従来にはない新たなシーンを創造するデザインが特に高く評価され「イノベーションデザイン賞」に選定されている。今回受賞したのは、Logoseaseの初号機となる「LGS-RG004」だ。ダイビングで使用する一般的な水中マスクに装着し、レギュレータをくわえたまま水中で音声会話できる(2013年1月発売)。基本的にはレジャーダイビング向けの製品で、筆談や手信号といった従来のコミュニケーション方法、および特殊な業務用機材とは異なり、手軽に会話を楽しめる斬新な機器として注目を集めている。現在のラインナップは、上記のLGS-RG004(本体カラーはブラックとイエロー)に加えて、2台セットの普及モデル「LGS-RG005BA」、消防・警察向けのレスキュー仕様モデル「LGS-RG004-SAR」、水中のダイバーと交信できる陸上機「LGS-SS001」を展開中。
2013年12月20日