東急百貨店本店は、創業80周年記念企画として、イラストレーターの永井博氏の個展「HIROSHI NAGAI EXHIBITION 永井博アート展」を開催する。会期は10月23日~28日、開場時間は10:00~19:00(※最終日は17:00閉場)。会場は東急百貨店本店 3階 イベントサロン。入場無料。同展は、故・大滝詠一氏の名盤「ロング・バケイション」のジャケットイラストレーションなどで知られる、イラストレーターの永井博氏の個展。同氏自身がセレクトした作品の原画をはじめ、永井氏をリスペクトしている次世代のクリエイターとのコラボレーションアイテムなどを展示する。また、同展のために特別に描き下ろされた「渋谷」をモチーフにした新作原画の展示とともに、約70点の原画や複製版画などを展示・販売。加えて、Tシャツやクリアファイルといった雑貨やステーショナリーなどの新作グッズも先行販売される。そのほか、永井氏が来場し、展示作品を解説しながら展観するギャラリーツアーを開催。実施日時は10月25日 15:00~/16:30~(計2回/各回20分程度)。作品が描かれた背景やモチーフ、当時のエピソードなどが本人から語られるということだ。なお、永井博氏は1947年生まれのイラストレーター。グラフィックデザイナーを経て、1978年よりフリーのイラストレーターになる。大滝詠一氏のアルバムジャケット「A LONG VACATION」や AORコンピレーションCD「breeze シリーズ」などのジャケットイラストレーションをはじめ、デザインや音楽評論、FM ラジオのパーソナリティーなど多岐にわたり活動している。
2014年10月15日東急百貨店創業80周年記念企画として、東京・渋谷の東急百貨店本店「3階イベントサロン」にて、イラストレーター・永井博氏の展覧会「ヒロシナガイ エキシビション(HIROSHI NAGAI EXHIBITION)永井博アート展」が10月23日より開催される。大滝詠一氏『ロング・バケイション』のジャケットやイラストレーションでも知られる永井がこれまでのキャリアの中から自身でセレクトしたお気に入り作品の原画を始め、近年永井をリスペクトする次世代のクリエーターとのコラボレーションアイテムなどを展示。本展のために特別に描きおろされた「渋谷」をモチーフにした新作原画を展示し、約70点の原画や複製版画を展示・販売する。Tシャツやクリアファイルなどの雑貨やステーショナリー等の新作グッズも会場先行販売。1947年徳島市生まれの永井は、グラフィックデザイナーを経て78年よりフリーのイラストレーターとして活躍。大瀧詠一のアルバムジャケットやAORコンピレーションCD等のジャケットイラストレーションを始め、デザイン、音楽評論、FMでのパーソナリティー、DJなど幅広く活動している。【イベント情報】永井博アート展会場:東急百貨店本店3階イベントサロン住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1会期:10月23日から28日時間:10:00から19:00(最終日は17:00まで)入場無料
2014年10月12日●縁台将棋を楽しんでいる大人ではまず勝てないレベル8月23日、東京の将棋会館で「第3回 J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」の全国大会が行われた。大会は7月20日に行われた仙台大会を皮切りに、全国7都市で地区大会が開催され、成績優秀者16人が将棋会館に集結し将棋の腕を競う。この大会は、その名のとおり羽海野チカ氏の描いた大ヒット将棋漫画『3月のライオン』(白泉社=大会協力)とコラボレーションした大会で、主催はケーブルテレビ局のジュピターテレコムと、番組制作会社の囲碁・将棋チャンネル。大会の模様は10月4日20:00~21:38まで囲碁・将棋チャンネルで放送。また、J:COMテレビでも10月13日17:00~18:45に放送される。共催は日本将棋連盟で、全国大会および各地区大会には審判長や指導者として多数のプロ棋士が参加。子供たちへの指導対局などを行い、将棋の普及に努めている。○プロを目指す子どもたちの熱い戦い出場者は全国の小・中学生たちだ。だが、子供だからといって、なめてはいけない。全国大会の上位者ともなると、段位で言えば四段、五段クラス。これは縁台将棋を楽しんでいる大人ではまず勝てないレベルで、大人向けの大会に出ても、ときに県の代表になるほどの実力を持っている。また、大会の成績上位者の中には、プロ棋士の養成機関である「奨励会」を受験する者もいる。合格すれば、小・中学生のうちからプロになるための道を歩み始めることになり、実際、現在プロの第一線で活躍している棋士には、こうした子供大会で活躍した人が多い。まさに、将来の夢を懸けた戦いなのである。それでは、大会の模様を準決勝から振り返ってみよう。○準決勝は大阪地区代表と仙台地区代表の勝負準決勝の組み合わせは以下の通り。田淵光祐くん(大阪大会代表)-伊東恒紀くん(仙台大会代表)上野裕寿くん(大阪大会代表)-堀川将生くん(仙台大会代表)ご覧のとおり、関西対東北という構図だ。どちらの地区も将棋熱が高いことで有名で、まさに地区の威信をかけた勝負となった。対局場は将棋界の総本山でもある将棋会館の特別対局室で行われた。この対局室は、プロ棋士でも特に段位の高い一流棋士たちが使用する部屋で、公式棋戦の決勝やタイトル戦なども行われる、まさに"特別"な部屋。(囲碁・将棋チャンネルのサイトにも特別対局室にまつわるエピソードが掲載されており、見ていただければいかに"特別"なのかわかるだろう)。対局室では多くの父兄や関係者が見守り、テレビカメラも入るという大人でも緊張するような状況で行われたが、選手たちは臆することなく、堂々と戦っているように見えた。結果は、仙台地区代表のふたりが決勝に勝ち進んでいる。関西と東北の勝負は、今回は東北に軍配が上がった格好だ。○全国大会の高いレベルに挑んだ選手たち決勝戦の前に、当日出場した他の選手たちの声を紹介する。高田明浩くん(千葉大会代表):1回戦で負けてしまったので、ちょっと悔しいです。内容は、序盤から相手にうまく指されて不利になったので、家に帰って研究したいと思います。武沢涼介くん(札幌大会代表)::がんばって指したんですけど、なかなかうまくいきませんでした。もうちょっと自分の力を出せる形に持っていきたかったんですけど……、やっぱり全国は大変だと思いました。これからも奨励会を目指してがんばって行きたいと思います。伊藤広郎くん(東京大会代表):全国大会は初めて出場しました。強いとは分かっていたんですが、予想以上のレベルでした。将棋は自分なりにがんばって指せたのですが、相手の攻めが強くてかないませんでした。これからもずっと将棋を続けて行きたいと思います。永井大くん(東京大会代表):今日は1回勝って、自分らしい将棋が指せたので良かったです。他の選手はみんな強かったです。これからも詰め将棋や実戦などで勉強していきたいです。優勝を夢見て東京に集結し、そして夢破れた選手たち。だが、みんな前向きで夢のあることを語っている。彼らの夏が充実したものであったことがうかがえる。●勝って奢らず、敗れてなおうつむかず○いよいよ決勝戦決勝に勝ち進んだのは、堀川将生くん(仙台地区代表)と伊東恒紀くん(仙台地区代表)。仙台大会を勝ち上がった、東北の代表選手同士の対決だ。まずは、決勝に臨むふたりの談話を紹介する。互いに他の大会で対戦した経験もあるふたりは、「以前に対戦したときは内容的に押され気味でしたので、今日は決勝戦で勝てるようにがんばりたいです」(堀川くん)、「(堀川くんは)正統派の将棋だと思います」(伊東くん)とそれぞれに相手の印象を語っている。子供大会の全国クラスともなると、各地のいろいろな大会で顔を合わせていることが多い。ふたりは同じ東北地区でもあるため、これまでにも対戦したことがあるという。現在プロの将棋界のトップに君臨する羽生善治名人と森内俊之竜王も、子供時代からのライバルであったことが知られている。堀川くんと伊東くんも、互いを好敵手と認めるライバル関係になっていくことだろう。決勝戦は将棋会館の地下にある、囲碁・将棋チャンネルのテレビスタジオで番組収録しながらの対局となった。盤側には公式な記録係と読み上げも付き、別室では審判長の佐藤康光九段が解説も行う。プロの対局とまったく同じ環境である。さすがに両選手とも緊張の色は隠せず、駒を並べる手つきが少しぎこちない。だが、このような経験が彼らの将来の糧となっていくはず。○堀川くんが鮮やかに寄せ切って優勝決勝の戦いは、画面下の堀川くんが中飛車と呼ばれるプロの戦いでも頻繁に登場する戦型を採用。相手の伊東くんは、居飛車と呼ばれる作戦から、銀を中央に繰り出す積極的な構想を見せてくれた。これは、解説の佐藤康光九段が以前プロの公式戦で採用した形だと言う。これには佐藤九段も驚くとともに、うれしそうに解説していた。ただ、積極的な作戦にはリスクがともなう。堀川くんが終始冷静に指し回したことも功を奏して、形勢は次第に堀川くんに傾いていく。しかし、伊東くんも最後まで粘り強く指し続け、一歩間違えれば逆転してもおかしくない熱戦が続く。最後は自玉が安全なことを読み切った堀川くんが、鮮やかに相手玉を討ち取って優勝を決めた。テレビスタジオという慣れぬ舞台で、両者ともに堅くなっていたところはもちろんあっただろう。しかし、対局が始まり勝負どころを迎える頃には、ふたりともに盤上没我で、カメラのことなど忘れて存分に実力発揮して好勝負を見せてくれた。ふたりは対局後に以下のように振り返っている。堀川くん:今まで優勝することはできなかったので、とてもうれしいです。悔いのない将棋を指そうと思っていましたが、うまく指すことができました。次は高校の大会になりますが、高校でも全国大会で優勝を目指してがんばりたいと思います。伊東くん:序盤で読み負けしてしまった感じで悔しいです。来年は優勝できるようにがんばります。これまでは実戦が中心でしたが、棋譜並べを増やして勉強したいです。また、伊東くん(準優勝)のお父さんは「準決勝までは良く戦えていたと思います。決勝はちょっと力が出せなかった感じでしたが、昨年は3位でしたから、それよりひとつ上回ったので、最後は残念でしたけど褒めてあげたいと思います」と、堀川くん(優勝)のお母さんは「中学生で最後の大会でしたから、悔いの残らないように戦って欲しいと思っていましたが、ここまで勝ってくれるとは思わなかったので感無量です。これからはいったん受験勉強に専念してもらって(笑)。高校に入ったら、また思う存分将棋の勉強をしてもらいたいです」とそれぞれに我が子の健闘を称えている。決勝前の両家の様子も見ていたが、どちらの両親も和やかな雰囲気で、子供に対して過度のプレッシャーをかけている様子はまったくなかった。勝っても負けても精一杯戦うことが大事という温かい目線で、静かに子どもを見守っている感じだ。こうした親の心がけが、子供の才能を伸ばすことになるだろう。堀川くんが優勝者として話を始めたとき、伊東くんは最初うつむいていた。しかし、近くにいたお父さんがそっとうながすと、顔をあげて堀川くんの言葉をしっかりと受け止めていた。そして堀川くんもまた、謙虚な姿勢でインタビューに応じていた。勝って奢らず、敗れてなおうつむかず。今大会に出場した若き選手たちの前には長く険しい人生が待っているが、この姿勢を忘れぬ限り、彼らの夢はきっとかなうことだろう。■J:COM杯 ~3月のライオン 子ども将棋大会~放送概要解説:佐藤康光九段/聞き手:鈴木環奈女流二段(初)10月4日 (土)午後8:00~9:36(再)10月6日 (月)午後2:00~3:36(再)10月12日(日)午後10:00~11:36※J:COMテレビでは10月13日17:00~18:45に放送
2014年10月04日「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」が、グラフィックデザイナーの永井一正とのコラボレーションによるシリーズを発表した。三宅一生が、永井の個展を見たことがきっかけで始まったこのコラボレーション。動植物を愛らしく時にユーモラスに手描いた「LIFE」シリーズのポスターをモチーフに、白い生地に色鮮やかな転写を施した「LIFE」シリーズ、動物からインスピレーションを受けた色を配した「LIFE-JOY-」シリーズ(路面店限定)、横向きにプリーツが掛けられているため動きに合わせて動物の表情が変わる「LIFE BOUNCE」シリーズなど3シリーズが登場。ワンピース(2万9,000円から3万4,000円)やトップス、パンツなどのウエアに加え、バッグ(1万8,000円から2万5,000円)やスカーフなどがそろう。本シリーズは、4月19日より富山県立近代美術館で開催される「永井一正ポスター・ライフ1957-2014」においても作品として展示され、館内ミュージアムショップで一部販売される。また、展覧会の情報や各デザインなどを紹介するスペシャルサイトもスタートしている。PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMAで4月17日から5月8日まで、ELTTOPB TEP ISSEY MIYAKE / GINZAで4月17日から5月7日まで、ウェブストアで4月17日から、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBAで5月10日から30日まで販売し、6月5日より全国のPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEショップでも取り扱う予定。永井一正は1929年大阪生まれ。東京藝術大学で彫刻を専攻後、51年に中退してグラフィックデザイナーとして活動を開始。これまでに、東京ADCグランプリ、第1回ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、紫綬褒章など数多くの賞を受賞している。
2014年04月16日国民的TVアニメ『サザエさん』の磯野波平役などで親しまれた声優の永井一郎さんが27日に亡くなったことを受け、生前に永井さんと親交のあった声優、俳優から続々と死を悼む声が寄せられている。声優、俳優の三ツ矢雄二は、28日付のブログで「永井一郎さんが亡くなられました。僕を声優界に導いてくれた大恩人です。業界の父の様な存在でした」と、永井さんに勧められたことをきっかけに、以降声優としてのキャリアを積んでいったエピソード(『超電磁ロボ コン・バトラーV』のオーディションを勧められ、主人公・葵豹馬役に抜てきされる)を綴り、「とても残念で悲しいです。ご冥福をお祈りします」と哀悼の意を表した。『宇宙戦艦ヤマト』や『YAWARA』、『ゲッターロボ號』をはじめ、さまざまな作品で永井さんと共演してきた声優の神谷明も28日にブログを更新し「ボクの心には、大きな穴が空いてしまいました。今は、どんな言葉を尽くしても、気持ちを表現することが出来ません。謹んでご冥福をお祈りするとともに、これまでのご厚情に感謝いたします」と惜しみながら、「見ていてわかるのですが、台詞(言葉)、そして、演技を大事にしていらっしゃる方でした。ですから、永井さんの口からは綺麗な日本語が、美しいメロディーとともに溢れてきていました」と、共演時に立ち返るようにその想いを綴った。『機動戦士ガンダム』や『ゲゲゲの鬼太郎』などで共演した女優の戸田恵子は、28日付のブログで「もちろん、言わずと知れた波平さん。私が声優としてド新人だった頃にご一緒した『機動戦士ガンダム』でのナレーション。私の代の『ゲゲゲの鬼太郎』での子泣き爺。思い出に残る素敵なお仕事をご一緒させて頂きました」と当時を懐かしみ、「永井さんは我が父と同じ年なんです。いつもそんな話題をしてました。いつだったか、数年前、街でバッタリお会いしたんです。『活躍してるねー!』って言ってくださった。『身体に気をつけてね』って言ってくださった。心よりご冥福をお祈り致します。このフレーズ、もう言いたくないよね…」と死を悼んだ。なお、Twitterでも哀悼メッセージが続々と寄せられており、永井さんの所属事務所・青二プロダクションの後輩にあたる古川登志夫は「謹んで哀悼の意を表します、幾重にも……幾重にもショックです。新年会でお話したばかりなのに…そんな…」と哀悼の意を表し、同じく同事務所の後輩・森田成一は「あまりの驚きに唖然として、わけがわからない」とショックを隠せない様子だった。また、アニメーション監督・演出家の難波日登志は「永井一郎さん ご冥福をお祈りいたします。富山敬さん 納谷悟朗さんと 酒盛りしてるかな。・・・合掌。」のツイートと共に、「お疲れさま 佐渡先生」「やっと艦長や古代と一緒に飲めますなぁ~」と『宇宙戦艦ヤマト』の古代進、沖田十三艦長、佐渡酒造のイラストを掲載。そのほかにも、多く関係者や親交のあった声優、俳優から、追悼メッセージが寄せられている。
2014年01月28日国民的TVアニメ『サザエさん』の磯野波平役で親しまれた声優の永井一郎さんが27日、広島市内の病院で死去した。82歳だった。所属事務所・青二プロダクションの公式サイト上で発表されている。青二プロダクションによれば、永井さんは26日午後に広島市の放送局にて仕事をし、市内のホテルに宿泊。本日午前中にホテルの部屋の浴槽で倒れているのを従業員に発見され、病院に搬送後死亡が確認されたという。通夜および告別式は、後日執り行われる。永井さんは、1969年より『サザエさん』において波平の声を担当し、「バカモ~ン!」と叱る声は多くの人に親しまれた。そのほか『ゲゲゲの鬼太郎』の子泣き爺、『宇宙戦艦ヤマト』の佐渡酒造と徳川彦左衛門、『じゃりン子チエ』の小鉄、『未来少年コナン』のダイスなどの声を演じ、人気を博した。また『機動戦士ガンダム』では、冒頭の有名なナレーションをはじめ、デギン・ソド・ザビ、マッシュ、ティアンム、デミトリー、ドレン、エルラン、赤鼻、ゴップ、コンスコンといった数十人におよぶ役柄を担当。特撮作品においては、『秘密戦隊ゴレンジャー』の野球仮面、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のマスター・シャーフー、『美少女仮面ポワトリン』のおまじない博士などの声を演じ、アニメ、特撮、吹き替えなど幅広いジャンルで活躍していた。2009年には、「第3回声優アワード」功労賞を受賞している。
2014年01月27日オーストラリアの魅力を紹介する番組PRで登場人気ファッションモデルで、ブランドプロデュース活動やタレント活動も力を入れる、押切もえ。彼女が24日、東京都内で行われたBS朝日の「みんなが選ぶとっておき!オーストラリア~BEST10」(27日より4週連続放送予定)のPRイベントに登場した。永井大とともに登場し、番組の魅力をアピールした押切。シドニーの最新アクティビティーや話題のスポットなどを多数訪れ、絶景・美食と堪能したそうで、とくにシドニーのウォルガンバレー・リゾートの素晴らしさには魅入られたそう。ハネムーンにもぴったりな、愛し合う2人で訪れると良い場所と、そのロマンティックな魅力を語った。プロポーションの美しさはさすが!自身のアピールの方は……?!“愛”という言葉が出たことを受けて、取材陣から自身のロマンスについて尋ねられる場面もあったが、そこにはやや言葉に詰まりつつ、自分のアピールは下手なのでと、はにかみながら答えたそうだ。18日に結婚を発表した西山茉希をはじめ、モデル仲間も多く結婚にいたってきているが、押切にはまだ先の話なのかもしれない。この日は明るいイメージカラーのオレンジを基調にしたスタイルで登場。ショート丈のボトムから美脚も披露し、リゾート感たっぷりに表現した美しさをみせた。オフィシャルブログでも、オーストラリアでのオフショットが掲載されているが、そこでみせる各写真のファッションセンスやプロポーションの美しさはさすが。美しい景色にひけをとらない力のある魅力をみせている。番組の放送も楽しみだ。元の記事を読む
2013年04月26日俳優の西村雅彦率いる「ドリス&オレガコレクション」の第6弾公演『地球の王様』が、10月26日、東京・シアター1010にて開幕した。初日前日の25日にはマスコミ向けに公開リハーサルが行われた。『地球の王様』チケット情報脚本を手がけるのは、「ドリス&オレガコレクション」への参加はこれが4度目となる金子茂樹。また映画『沈まぬ太陽』やドラマ『やまとなでしこ』などで知られる若松節朗が、初の舞台演出に挑戦している。物語はウィルスの感染により、世界中の人々が死に至る事件が勃発したことからはじまる。生き残った6人の日本人たちは、時に衝突しながらも、富士山の山小屋で穏やかな日常を過ごしていた。そんなある日、宇宙飛行士を名乗るひとりの男が山小屋に現れる。彼はウィルスが蔓延する前に宇宙へと旅立ち、地球に戻ると、生命反応が確認出来るのは今この場にいる7人だけになっていたと言う。人類存亡の危機に直面した7人。彼らは残された人類のリーダーとなるべき、“地球の王様”を決めようとするのだが……。“人類再生”という壮大なテーマを掲げながらも、そこに登場するのは食品会社の社員と清掃員という、いわゆるフツーの人々。だからこそ彼らは、嫌味な上司に対して愚痴をこぼすこともあれば、恋愛を巡ってすったもんだも巻き起こす。とても“地球の王様”に選ばれる者とは思えない、身勝手で情けない、でも妙に愛おしい、小市民たちの実像が浮き彫りになっていく。しかしそこに一石を投じるのが、“宇宙飛行士”というトップレベルの肩書きを持つ男の存在。ウィルスさえ無ければ、彼とほかの6人の人生が交わることは恐らく一生なかったであろう。しかし地球上に残された人類は、この7人の男女のみ。そんな状況のなかで彼ら彼女らがどんな決断を下すのか、非常に興味深いラストが待っている。カンパニーを引っ張るのは、やはりベテランの西村。クセのある中年男のなかに見え隠れする、悲哀とかわいらしさを体現させたら、この人の右に出る者はいないだろう。宇宙飛行士役の永井大は、自尊心の強い男ならではの表と裏の顔を使い分け、真骨頂を見せる。ほかに岡田義徳、大塚千弘、浅利陽介、高橋ひとみといった実力派が脇を固め、清掃員役の片桐仁が、独特の空気感と間で客席の笑いを誘っていた。近年の世界の状況を考えれば、この物語が現実になる日もいつか来るのかもしれない。だがそんななかでも生きていく、人間の図々しいほどのたくましさを、この舞台に見た気がした。公演は兵庫、宮城、大阪、福岡と各地を巡演する。なお、東京公演は11月14日(水)から25日(日)まで紀伊國屋サザンシアターにて上演。チケットは一部を除き発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年10月26日永井大が時代劇に初主演するBS時代劇「新選組血風録」が収録されている神奈川・緑山スタジオで1月27日(木)、土方歳三に扮する永井さんをはじめ、近藤勇役の宅間孝行、沖田総司を演じる辻本祐樹、芹沢鴨役の豊原功補らが取材に応じた。原作は司馬遼太郎さんの同名小説。幕末を舞台に、武士であることに異様ともいえる情熱を捧げた男たち「新選組」の激しく切ない生き様と、彼らを見守る女たちの姿をエネルギッシュに活写。4月3日(日)からBSプレミアムで全12回放送される。現在はロケ収録を終え、この日スタジオ収録初日を迎えた。永井さんは「誰もが知る歴史上の人物。緊張やプレッシャーもあった」と語るが、撮影前には土方がその最期を迎えた北海道・函館を訪れ、「一本木関門でご挨拶させていただいた。背中を押された気がしました」といまは背筋を伸ばし、撮影に日々邁進中だ。「まずは怪我がないように。そしていま、僕たちに何ができるのか、どんな気持ちで演じるのかが勝負」と永井さん。ちなみに函館ではタクシー運転手に「土方役が似合いそうだね」と太鼓判を押されたといい、より気持ちも高まった様子だ。局長・近藤勇を演じる宅間さんは「彼らは成り上がり。武士以上に武士らしく生きる姿が、いまも多くの人を惹きつけるのだと思う」。現場にはスタッフや関係者も含め“近藤さん”がおり、撮影中は宅間さんのことは“局長”と呼ぶルールがあるのだとか。「決まりを破ったら、罰金10円」と早くもリーダーの風格漂う宅間さんだった。一方、豊原さんは「芹沢は酒好きで女好きのムチャクチャな男。品行方正で汚れのない僕がどう演じたらいいのか。まぁ、僕はどうせ死にますので」と後ろ向きな発言!?沖田総司をフレッシュに演じる辻本さんは、「殺陣も含めて僕はまだまだで、訓練の余地が有り余る。ひとりでできるものではないので、みなさんと息を合わせて、沖田らしい殺陣をやっていきたい」。ここで会見に同席したNHKの後藤高久プロデューサーから「辻本さんの殺陣が終わった後、スタッフから拍手が起こった」と明かされると、照れくさそうな表情を見せた。また、前田亜季が土方に想いを寄せる料亭の一人娘・お美代、井上和香が芹沢の娼婦・お梅を演じる。「とにかく現場は熱いの一言。新選組のみなさんは思わず応援したくなるし、殺陣は近くで見ていても壮観」と前田さん。井上さんも「必死に生きて、命に代えても志を貫く姿は尊敬できる」と新選組にメロメロの様子。今回は初の京都弁セリフに挑むが「母が京都なので、半分、京女の血が入ってる。それをどうにか引き出して、魅惑の女を演じた」と気合十分だった。「新選組血風録」は4月3日(日)よりBS時代劇にて放送開始。
2011年01月27日