洗濯槽は日ごろ衣料を洗う部分なので清潔にしておきたいものですが、定期的な手入れは面倒なもの。一般的には「洗濯槽クリーナー」で綺麗にすることになります。今回は、そんな洗濯槽の掃除やクリーナー選びはどうするべきか、またどのように掃除しているのか、主婦50人に聞いてみました。「洗濯」は衣類などを綺麗にする作業ですが、そもそも洗濯槽の内部に汚れがあった場合、洗った衣類が“清潔になった”とはいえません。目に見える汚れは落ちていても、菌などに汚染されてニオイの原因になることもあります。しかし槽内部は自分でゴシゴシと掃除できない部分。「洗濯槽クリーナー」を使ってお手入れをするのが一般的です。今回はそんなクリーナーの使用実態について、20~50代の主婦を対象とするアンケートで調査しました。■目次1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数2.放置しがちな人も意外に多い3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!4.クリーナーを使った結果は…?まとめ1.定期的な洗濯槽掃除をしているのは約半数洗濯槽の汚れがひどいと、剥がれ落ちたカビの塊が洗濯物に付着することも。小さな子供のいる家庭ではこういったものがアレルギーの原因にもなりうるので、槽の内部も洗濯槽クリーナーなどによる正しい手入れが必要となります。はじめに、主婦の皆さんが実際どれくらいの頻度で洗濯槽の掃除をしているのかアンケートをとりました。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから1カ月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。アンケートの結果、洗濯槽を洗うペースは月1回から年1回まで、家庭によってずいぶん異なることがわかりました。中には、「洗ったことがない」という人も数名。■「黒カビや水垢などが目立ってくるのが、洗ってから一か月後くらいだと感じているからです」(40代・主婦)■「1カ月に1回と決めたのは、洗濯槽はカビなどの繁殖がすごいことをテレビで知ったので、いつもきれいに洗濯したいと思い、1カ月に1回がちょうどよいかと決めました」(50代・主婦)■「洗濯槽専用洗剤に、毎月の使用が奨励されているから。悪化してからのほうが対応が大変そうだから」(20代・主婦)「1カ月に1回」の掃除を行っている人は50人中12名。多数とまではいかないものの、洗濯槽をまめにケアしている家庭はそれなりにあるようです。自分の目で汚れを確認している人もいますが、“洗濯槽の汚れが実はヒドい!”という情報をテレビなどで知り、こまめに掃除するようになったという場合がほとんどです。■「つい面倒くさいので、2カ月に1回くらいのペースになってしまいます」(40代・パート)■「本当は1カ月に1回やりたいですが、忘れてしまってこのくらいのペースになります」(40代・主婦)「2カ月に1回」という人は、毎月やるのが理想と思いながらも、実際には1カ月おきになっているという場合が多いようです。綺麗に保ちたいものですが、毎月欠かさず洗濯槽の洗浄をするのは手間もコストもかかるのが現実です。2.放置しがちな人も意外に多いしかしながら、定期的な洗濯槽洗浄を心がけている人は全体の半数を超える程度。洗濯槽の掃除はたまにやるくらい、という人も少なくないことが明らかとなりました。■「きちんと日にちをチェックしているわけではありませんが、だいたい半年に一度ぐらい専用クリーナーで洗います」(40代・主婦)■「もしかしたら半年に1回よりも少ないかもしれないけど、気付いたときに洗うようにはしている」(30代・パート)「半年に1回」という人は、「3カ月に1回」の定期清掃派と並んで12名。期間を決めてやっているわけではなく、テレビCMで不安を煽られたり、クリーナーが特売されているのを見たりと、思い立った時だけ洗濯槽の掃除をしているという人が多くいました。■「1年に1回だけ、年末の大掃除の時に洗濯が全部終わったタイミングで洗うようにしている」(30代・主婦)■「大体1年に1回くらいです。本当はもっと短いスパンで洗いたいとは思っています」(20代・パート)「その他」を選んだ人の中で「1年に1回」ほど洗浄しているという人が4名ほどいました。まさに洗濯槽も年に一度の大掃除となるわけですが、強力なクリーナーを使用しているのでそれくらいで大丈夫と考える人もいました。■「これまでまったく洗っていない。洗濯槽のカビを心配していないので特に洗う必要性を感じていない」(50代・主婦)■「毎日洗濯しながら洗われていると思っていたから洗ったことがない」(30代・パート)■「カビが生えないように蓋を開けているので、洗濯槽は洗っていません」(40代・主婦)■「洗濯槽を洗うことすら知らなくて、去年の夏頃、初めて洗濯槽クリーナーを使いました。それをやると、中から水垢が出て来るので、後処理も大変だなと思いました。余程、洗濯槽が汚れて、洗い物に支障が出ない限り、やらないかな」(30代・主婦)めったに洗わない、または洗ったことがないという人も一定人数います。少なくとも、槽の汚れによる実害がない限りは掃除する必要がないと考えている人もそれなりにいるようです。洗濯そのものの頻度や洗濯する物などによっても槽の汚れは変わるもの。しかし洗濯槽はカビが増えやすい環境なので、ある程度の予防策はあるものの、汚れをゼロに保つことは難しいといえます。そんな中で、こまめに掃除をしている人と、ほとんどほったらかしにしている人の両方がいることがわかりました。3.洗濯槽クリーナー選びはココがポイント!家庭ごと洗濯槽掃除の頻度にはばらつきがありましたが、槽を綺麗にするためには「洗濯槽クリーナー」を使うのが一般的。主婦の皆さんが普段、どんな洗濯槽用の洗剤を使っているのか聞いてみました。■「洗浄力」が最優先!■「やっぱり洗浄力が一番気になります。月に一回のお掃除でお疲れ様の気持ちを込めて洗濯槽を綺麗にしてあげたいと思うので、洗浄力が一番です」(50代・主婦)■「洗濯槽のメンテナンスが年に数回で済むように、洗浄力が強力なものを選びたいと思っています」(40代・個人事業主)テレビCMなどで、洗濯槽にびっしりカビがこびりついたイメージを見ていることもあり、最も重要視されるポイントは「洗浄力」。日ごろ家族の衣料を入れている洗濯機の中があんな状態だったら……と想像しただけで恐ろしくなります。月1回の手入れをする人はそれだけ清潔さを重視しているので、洗浄力が気になるというのは当然のこと。一方で、それほど頻繁に洗浄しない人が洗浄力を求めるのは、溜まってしまった汚れを根こそぎ落とすためであることがわかりました。■「簡単に扱えるかどうか」も要チェック■「簡単でないと、やる気がおきないので。自宅の浴槽洗いコースでできるものを選びます」(30代・主婦)■「時間がかかったり手間がかかるものは、習慣的に掃除するようになりにくいから」(20代・主婦)洗濯槽クリーナーは、お手軽であることもポイント。強力なクリーナーで溜まった汚れを落とすと、大量のゴミが出てきます。アミでその汚れをすくうのはけっこうな手間となります。掃除の後もしばらくは汚れのカスが出てくることもあり、それでは洗濯にも差し障ります。洗濯機を回すだけで綺麗にできれば楽チンですし、それくらいなら定期的な洗浄も苦になりません。■「値段の安さ」や「コストパフォーマンス」も判断基準■「いつも安いのを買うのでメーカーは気にしません。なのでいつも違うのを使ってます」(30代・パート)■「一回で使いきってしまうものなので、できるだけコストパフォーマンスがいいものを選ぶ」(30代・主婦)こちらも定期的にやるなら気になる点。主に値段を見てクリーナーを購入するという人も多いことがわかりました。効果はどれもほとんど変わらないという声もあるほどです。■他にはこんなポイントに着目■「宣伝文句では信用できないので、ネットで口コミ評価を読んで決めました。洗浄効果が高いものを選びました」(50代・主婦)■「やっぱり身近な人の意見が、一番信憑性があって参考になるから」(30代・パート)■「電気屋さんに薦められた、洗濯機のメーカーが出している業務用のものを使っています。少し高いですが、強力だと聞いています」(40代・パート)■「自然と体に優しい成分のものを選んでいます。ただ威力が足りない感じがありますので、1年に一度くらいは強力な洗浄力のものを使います」(40代・個人事業主)実際に使ってみたという、ネットや知人からの情報を購入の決め手にする場合もよくあることがわかります。また、強力すぎるものは衣料に影響を与える可能性があると聞いて、その点を考慮しているという人も数名いました。4.クリーナーを使った結果は…?洗濯槽を清潔に保つためにも、洗濯槽クリーナーは洗浄力があるものを選ぶ人が多く、定期的なお手入れを欠かさずできるよう、手軽さやコスト面も要チェック項目であることがわかりました。そんな洗濯槽掃除に欠かせないクリーナーですが、主婦の皆さんは効果を実感しているのかが気になるところ。使用してみての感想を聞いてみました。■「ゴミがごっそり取れるのでとても満足しています。粉末タイプがよく取れると実感してます」(30代・主婦)■「液体で溶けやすく使いやすいです。汚れも大体落ちているので満足してます」(40代・パート)■「塩素系で効果は強いと思いますが、その効果が持続してくれるとなおありがたいですね。なかなかニオイの根絶は難しいようです」(50代・主婦)■「環境や肌の影響を考ええると、酸素系漂白剤で洗濯槽を付け置き洗いしたほうがいいと考え使用しています」(50代・主婦)洗濯槽クリーナーにはいくつか種類があります。一般的には、「粉末=酸素系」のものと「液体=塩素系」というものです。塩素系のクリーナーのほうが強力で、カビなどの汚れを分解・殺菌する作用があります。一方、酸素系は塩素系よりも弱いのですが、汚れを浮かして落とす効果があります。ゴミがたくさん浮いてきて、いかにも汚れが落ちていることがわかります。主婦の皆さんはクリーナーの種類にはこだわらないという方が多かったです。強いほうがいいかというと決してそうではなく、塩素系を使うとニオイが残る場合があります。洗濯以外の塩素系漂白剤と同じく取り扱いには注意が必要となります。酸素系はその点、比較的安全に槽洗浄をすることができますし、目に見えて汚れが落ちたほうが安心できるという人もいるでしょう。ニオイが残らないのもメリットです。洗濯機によっても使用できるクリーナーが異なりますので、説明書などで確認が必要です。使い方を誤ると有害なガスを発生する場合もありますので、洗濯槽を掃除する際は注意しなければなりません。■「使うと、茶色いカスがいっぱい出ます。これがついていたと思うと怖いのと同時に、きれいに拭き取るのが手間で困ります」(40代・パート)■「綺麗になっているのかは、目視で確かめられないので、成分表示やキャッチコピーにお任せするしかない。でも、安心なのか定期的に使うようにしている」(30代・主婦)■「効果があるのか目に見えてはわからないのですが、ちゃんと使っていれば洗濯物が臭くならないのでとりあえず効果はあるんだろうなと思っています」(20代・主婦)使うクリーナーや汚れの溜まり具合によっても、ゴミが出てくる場合とそうでない場合があります。しかし、ほとんどの人がクリーナーを使うことによって効果があったようだと感じていました。実際にニオイがなくなったというメリットを実感している人もいれば、定期的に槽洗浄をしておけば安心につながるという人もいました。まとめカビや汚れが溜まりやすい洗濯槽ですが、定期的に洗浄している人はおよそ半数。意外にも、こまめに手入れをしている人ばかりではないということがわかりました。一般的に洗濯槽、酸素系・塩素系といった「洗濯槽クリーナー」を使用して手入れします。主婦の皆さんは洗浄力のほか、手軽さや値段に注目して気に入ったものを購入し、何らかの効果を感じている人がほとんどとなりました。最終的に洗濯槽は自分の目で見ることができません。しかし定期的にクリーナーを使うことで安心にもつながりますので、最低でも「3カ月に1回」という頻度を目安にしつつ、気持ちよく洗濯できる環境づくりを実現させてください。
2017年03月24日洗濯の回数を最低限にとどめるためには、洗濯機のサイズが重要なポイントとなります。家族の人数や洗濯物の量、頻度などを考慮して最適な洗濯機の容量を選ぶことで、時間の効率化や節水にもつながります。主婦の意見を参考に、自分の家庭にはどれくらいがベストか考えてみましょう。家庭によって頻度に差はあっても、家事の一部として定期的に行う必要がある「洗濯」。日々のやるべきことであるからには、洗濯機のサイズ選びを誤ると効率が悪いばかりか、水道代・電気代の無駄も生まれてしまいます。一般的にはどんなポイントを重視して洗濯機の容量が決められているのか知るために、各家庭の洗濯する頻度や一度に洗う物の量に着目したアンケートを実施しました。20~50代の主婦の皆さんの意見を参考に、家庭にピッタリな洗濯機を選んでくださいね。■目次1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる2.お洗濯は毎日?それとも1日おき?3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項5.家庭に合ったサイズで節約効果もまとめ1.洗濯機は7~8kgサイズで幅広く対応できる一日の洗濯物は、“1人あたり1.5kg”というのが目安。仮に4人家族で毎日洗濯するなら、洗濯機は1.5kg×4人=6kgの容量が必要ということです。さらにタオルなどを洗うことも考えると、+1kgほどの余裕を持たせるのが最適といわれます。家庭用の洗濯機は4kg~10kgほどの容量が一般的ですが、まず現在使っている洗濯機のサイズについて聞きました。家族の人数に比例して洗濯機のサイズも大きくなるかと思いきや、必ずしもそうではありませんでした。同じサイズでも家族の人数にはばらつきがあります。■「4.5キロの洗濯物が洗える洗濯機を使っている。二人暮らしなのでこれで十分だ」(50代・主婦)■「ドラム式洗濯機を使っている。4人家族で毎日回すので、そんなに容量はいらない」(30代・主婦)二人暮らしでは6kg以下のサイズで十分という意見が多数。中には5人家族で4.5kgのサイズを使用しているという家庭もありましたが、子どもが大きくなるにつれて洗濯物が増えるので、今では苦労しているということです。■「2人家族なので洗濯物はそう多くはないのですが、毛布が洗えるように7kgの洗濯機を選びました」(50代・主婦)■「家族4人だと容量は7kg程度で十分。大きな毛布や布団なども洗える」(30代・パート)■「2年ほど前に購入しました。3人家族なのですが、たまに1日2回ほど回さないといけない日があります」(30代・主婦)7kgのサイズを利用しているのは50人中16人で、最も多い数字となりました。毛布や布団などの大物を洗うとなると、最低でもこれくらいの容量が必要となります。5人家族までは対応できるという人がいる一方、洗濯をする頻度によっては3人分でも足りなくなるという家庭がありました。予算と置くスペースの都合上、7kgが限界という声も挙がっています。■「2人暮らしなので、あまり大きくないものを選んだ。家族が増えても使い続けられるように、中くらいのものを」(30代・自営業)■「子どもが幼稚園に入ってから洗濯する回数が増えたので、前のより大きい物に買い換えました」(40代・主婦)■「家族4人で、このくらいがちょうどいいのでは、と判断したからです。これ以上大容量になると、置くスペースにも困るということも購入する時の目安でした」(50代・主婦)8kgサイズも12人と多め。大きさの感じ方も人それぞれですが、3~4人家族で使っている人が多くいました。子どもの洗濯物が増えてくると、これでも足りないという場合も出てきます。■「5人家族ですが、こまめに洗濯できるように、あまり大きなものは選びませんでした」(40代・パート)■「共働きだった時、一週間分まとめて洗濯したりすることが多かったので」(20代・主婦)洗濯をする頻度が高い家庭では、9kgサイズで5人分まで対応できますが、3人家族でちょうどいいという声も。少人数で大き目のものを使うと、一度にたくさん洗濯ができるというメリットもあります。■「子どもがふたりいて運動部所属なのでそれでも足りないくらいです。また、洗濯は10kgですが、乾燥は6〜8kgが限界なのでそれも困っています」(50代・主婦)■「3人家族で子どもがまだ小さいので、これくらいの容量がないと辛いです。薄めの毛布なら自宅で洗濯したりもするので」(30代・自営業)10kgサイズのユーザーで多いのが、子どもの洗濯物が多いという家庭でした。大家族はもちろんですが、育ちざかりの子どもの洗濯物を片付けるには大型の洗濯機が必要になってきます。ばらつきがあるものの全体の傾向をまとめると、二人暮らしや洗濯物が少ない家庭では6kg以下のサイズを利用し、主に子どもの洗濯物が多い家庭では9・10kgの大型サイズを使っています。中間の7・8kgサイズは、二人暮らしから5人家族まで幅広い世帯で使用されており、その使い方もさまざまでした。2.お洗濯は毎日? それとも1日おき?家族の人数は同じであっても、家庭によって使用する洗濯機のサイズは異なることがわかりました。そこにはそれぞれのライフスタイルの違いが表れているといえます。洗濯する頻度についても、家庭ごとに違いがありました。50人のうち、7割以上となる36人は「毎日」洗濯をしていると答えました。■「子どもがふたりいるので、幼稚園の体操服とか毎日洗濯しないといけないから」(30代・主婦)■「子どもがいない時は2日に一回のペースでしてたけど、子どもが産まれてからは毎日する」(20代・主婦)子どもがいる家庭では汚れものもたくさん出るので、毎日やらなければ追いつかないという意見が多数。子どもが成長して家を出ても、習慣的に毎日やるようになっているという主婦の方もいました。■「洗濯物を放置していると汚れが落ちにくく、雑菌が繁殖しそうな気がするので、少なくても毎日洗濯します」(50代・主婦)■「毎日の生活リズムの中に午前中に洗濯をすると組み込まれているため」(30代・主婦)洗い物の量と洗濯機のサイズの都合で毎日するという人の他には、清潔さを重視しているという声がありました。時間をおくと汚れ落ちにも関わりますし、タオルなどが臭うことがないように日々の洗濯を欠かさないということです。洗濯が好き、または毎日行う家事の一部として洗濯を行っているという人も少数ですがいました。■「二人暮らしだとあまり洗濯物がたまらないし、洗濯機を回す回数が多いと水道代ももったいないから」(20代・パート)■「子どもがまだ小さいので、そこまでかさばる洋服が無いため、節約も兼ねて2日に1度のペースになります」(30代・主婦)「2~3日に1回」を選んだのは22%の11人。二人暮らしや子どもがまだ小さく、毎日やるほどではないという家庭では、1日おきに洗濯する場合が多くなりました。また、水道代の節約も考えてこの頻度、という声も挙がっています。■「我が家は人数が少ないので、この回数で十分にまかなえるからです」(50代・主婦)■「フルタイムで働いているので、洗濯や掃除は週末にまとめてやっているから」(50代・会社員)「3~4日に1回」「1週間に1回」という人は合わせて3人のみ。洗濯物が少ない家庭や、共働きなどで時間がない場合は、洗濯の頻度もずいぶん少なくなっています。3.詰めすぎ注意!やむを得ず目一杯になることも多い洗濯機のサイズと洗濯の頻度は、一度に洗う量にも関わってきます。詰め込みすぎは洗濯機のパフォーマンスが落ちるのでよくないといいますが、実際はどれくらいの量を一度に洗濯する主婦が多いのか聞いてみました。■「何度も洗濯したくないので、一気に洗濯機の最大の量で洗濯している」(20代・パート)■「7kgの洗濯機ですが、毎日満タンの洗濯物があるので、最高水位で洗濯をしますので、7kgです」(40代・主婦)■「洗濯槽がいっぱいになる量を洗濯してしまっています。分けたほうがいいと思うのですが」(30代・主婦)多くの人が容量いっぱいで洗濯していることがわかりました。毎日やってもギリギリという場合も多いですが、1日おきに洗濯物をためて、最大量で洗濯機を回すという場合も多いようです。入れすぎはよくないとは思いつつ、入る分だけ詰め込んでしまうというのが現実です。■「7kgの洗濯機を使用し容量に対して80%の洗濯物を洗っている」(30代・パート)■「洗濯機の真ん中ぐらいになる量を洗濯しています。だいたいタオルと洋服を分けて、毎日洗濯するとそれくらいの量になります」(40代・主婦)ギュウギュウ詰めにならないよう、7~8割の量を心がけているという人もそれなりにいました。できればそれくらいに止めておきたいものの、2回に分けるのは手間になるので、入りそうなら全部入れてしまうという声も挙がりました。■「洗濯槽の半分未満まで。汚れが落ちずに、二度手間になるから余り詰め込まない」少数ではありますが、洗濯機の半分から7割まで、という人もいました。ただし、毎日洗濯すればその程度で収められるという家庭のみとなっています。洗濯はできるだけ回数を少なく、という点のほうが優先される場合のほうが多いことがわかりました。4.洗濯機のサイズ選びは節約よりも手間が優先事項清潔を保つためにも洗濯は毎日行いたいと考える人が多いのですが、一方で洗濯物が少量の場合は2日分まとめて、という家庭も多いのが現状。家庭の生活スタイルによっても一度に洗う洗濯物の量は変わるため、洗濯機のサイズ選びは重要なポイントとなります。そんな洗濯機のサイズに関しては、どういう基準で選ぶ人が多いのでしょうか。■「家族の人数が多いので1日に何度も回さなくて済むように容量が大きいものを選びます。電気代と水道代を節約するためです」(50代・主婦)■「大きめの洗濯機を選んで、3日に一回選択をして節約をしています」(30代・会社員)そもそも洗濯の量が多い家庭では大きいサイズが必要となります。電気代・水道代の節約という観点から、何日分かためてでも一度にたくさん洗濯できるように、基準サイズよりも大きいものをチョイスするという意見が多くありました。何かしらの「節約」を考えて洗濯機の容量を決めるという人は全体の約4割となり、サイズ以外でも節水・節電・時短という機能を考慮していました。■「洗濯機の大きさが大きくなるにつれて、使用する電気も多くなる気がするから」(30代・パート)反対に、節約を意識してジャストサイズを選ぶという意見もわずかにあります。洗濯物が多くなく、毎日洗濯するので大容量は必要ないという家庭では、電力消費の小さいものを選ぶというのもアリです。■「たくさん洗濯するので節約より容量重視で選びました。次は節約で選びたいです」(30代・パート)■「子どもが多く洗濯物の量が多いので、節約というより容量が多く、汚れがきれいに落ちる性能を重視します」(40代・主婦)50人中29人は、洗濯機の容量選びにおいては「節約」を意識していないことが明らかとなりました。洗濯機は何よりも実用性重視で、節約は二の次。子どもがいて洗濯物が多いというような家庭では、特に大型サイズでかつ洗浄力があるものが必要となります。■「節約を意識しすぎて使い勝手の悪い洗濯機を選ぶとストレスが溜まるので、使い勝手のよさを優先します」(30代・主婦)■「洗濯機の容量が大きくても、洗濯物の重さで水の量を調節してくれるので特に節約を考えなくてもよい」(50代・主婦)全自動洗濯機は洗うものの重さによって水量を調節してくれますので、洗濯機そのもののサイズはあまり気にしていない人も多いようです。大は小を兼ねるという通り、置くスペースに問題がない限りは、大きめの容量を選ぶ人がほとんど。手間が増える可能性を考えて、洗濯機には多少の余裕を持たせる人が多いようです。5.家庭に合ったサイズで節約効果も効率を優先させる人が多い中、節約も考慮しながら洗濯機のサイズを選んだという人もいたのは事実。その結果がどうであったかを尋ねてみました。■「洗濯機を買い換えた時に前より大きい容量にしました。洗濯回数が少なく済むし、毛布など今までクリーニングに出していたものも家で洗えるので、大きな容量にしたけど節約になっていると思います」(40代・主婦)■「毎月500円ぐらいは節約していると思う。前よりも洗濯物を増やさないように意識するようになった」(30代・主婦)一度にたくさん洗えるよう大きいサイズに変更した場合、洗濯の回数が減るというほか、毛布・布団やカーペットなども自宅で洗えるようになって節約できているという声がありました。逆に、もともと洗濯物が多くない家庭では、ジャストサイズの洗濯機を使うことで水道代の節約になり、さらに洗濯を最低限に収めるよう心がけるようになった人もいました。■「節約に結びついている実感はありません。他の電気製品の使用によっても、電気代は上がったり下がったりするのでよくわかりません。ただの気休めかもしれないと思いながら使っています」(40代・主婦)■「大は小を兼ねるというが、やはり自分の生活スタイルに合った大きさのものを選ぶことが一番の節約だと思っている」(30代・自営業)一方で、数字としてはあまり節約できている実感はないという人も。やはり洗濯において節約は第一目標ではなく、自分がやりやすいかどうかという点に重点を置くのが一般的のようです。まとめ洗濯機の容量に関しては、洗濯物の量とライフスタイルに応じたサイズを購入することが重要であることがわかりました。ほとんどの家庭では基準サイズよりも大きめのものを使用しており、何よりも手間がかからないことが優先されています。しかし洗濯の頻度に関わらず、洗濯する回数は少ないほうが節水や節電、時短という効果も見込めます。洗濯機のサイズでお悩みの方は、家庭の洗濯量と洗濯する頻度を考えたうえで、いくぶん余裕を持ったサイズ選択が得策といえそうです。
2017年03月24日ひと手間加えるだけで気持ちよく洗濯を済ませることができれば、忙しい中でも洗濯を苦に感じにくくなるでしょう。では、洗濯をもっと効率的に楽しく行える方法はあるのでしょうか?今回は「洗濯ボール」に焦点を当てて、あまり知られていない洗濯のひと工夫について調査を行いました!衣類を洗濯機から取り出す際、服どうしが絡まってしまったり、汚れの落ちがイマイチと感じたりしたことはありませんか?小さなトラブルや不満も、毎日続けば家事のストレスにつながります。そんなストレスを解消してくれる助っ人が「洗濯ボール」です。便利グッズとして販売されているものですが、実際にはどれくらいの人が洗濯ボールを使用しているのでしょう。20〜50代の女性50人を対象に、その使用実態を調査しました。■目次1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?3.洗濯ボールにはどのような種類があるのか4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントまとめ1.洗濯のひと手間に洗濯ボールは使う?8割の女性が「使わない」今回アンケート調査を行ったのは、主婦から正社員まで、幅広いライフスタイルの既婚女性50人。家族の衣類も洗濯するなかで、「洗濯ボール」は使用しているのでしょうか。結果、全体の80%が洗濯ボールを「使用しない」と回答しました。では、主婦の皆さんが洗濯ボールを使用しない理由とは何なのでしょうか?■「洗濯ボールそのものを未だ使ったことはない。使用する効果も知らない」(50代・主婦)■「洗濯ボールを使った時のよさがわかっていないので、使っていません」(20代・主婦)■「持っていないので使った事がありません。使用したらどれだけ楽に洗濯物が取れるんだろうと、気にはなっています」(20代・主婦)■「洗濯ボールを使ったことがないし、洗濯ボールが何かをいまいち理解していない」(30代)洗濯ボールを使用しない理由として、「その他」の回答をされた方のほとんどは、洗濯ボールの存在そのものや使用した時の効果を理解していない、という方でした。世代を問わず、「洗濯ボール」の存在自体があまり認知されていないのかもしれません。■「最初は信じていませんでしたが、使ってみると洗濯物が絡まなくなるので、とても重宝しています」(30代・主婦)■「ネットでおすすめされているのを見つけて買って使ったら、洗濯物の絡まりがなくなって洗濯が楽になりました。今では重宝しています」(30代・主婦)■「以前テレビで見て、一時期流行った時に使ってみてよかったからです。洗剤の節約にもなりエコだと思います。」(30代・主婦)少数ではありますが、一度洗濯ボールを使用してメリットを感じた人は、その後も継続して洗濯ボールを使用しているようです。2.そもそも「洗濯ボール」とは?使うと何が良いの?100円ショップなどにも販売されており、手頃な価格で手に入る「洗濯ボール」ですが、あまり世間には知られておらず、使用している人も少数という実態が明らかになりました。そもそも「洗濯ボール」とは、洗濯機に衣類と一緒に入れることで、取り出す際の絡まりを防いでくれるもの。洗濯槽内における水の循環がよくなるため、汚れ落ちやシワ防止といった効果を感じることもできます。洗濯専用のボールなので衣類に優しい設計になっており、手もみ洗いのような機能も果たします。洗浄力がアップするので、洗剤や水道代の節約にもつながるという評価もあります。主婦の方々の声でも、洗いあがった洗濯物が絡みにくくなった、汚れがムラなくよく落ちるようになったというものが目立ちました。■「洗濯物が絡みにくくなるので使い始めましたが、洗浄力もアップしました。」(30代・専業主婦)■「以前は洗濯の終わったものを取り出す時に、タオルなどの長いものが絡まって大変でしたが、だいぶ解消しました」(30代・専業主婦)■「汚れがムラなく落ちる。洗濯物が絡みにくくなる」(30代・専業主婦)実際に洗濯ボールを使用している人の多くが、汚れがしっかり落ちるという点をメリットとして感じているようでした。3.洗濯ボールにはどのような種類があるのかでは、どのような洗濯ボールを選ぶとよいのでしょうか。洗濯ボールを「使用している」と回答した女性の意見を見てみましょう。洗濯ボールを「使っている」と答えた方の約半数がゴム製の洗濯ボールを使われているようです。またセラミックタイプ・スポンジタイプも半々ほどの結果に。■「ゴム製のものを使います。固さがあるので取り出しが簡単で、さらに乾かすのも早いからです」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。いくつか試してみて、セラミック成分が入っているのが一番効果があった気がします」(40代・主婦)■「100均で安かったのでゴム製の物を買いました。今のところ不満がないので、このままゴム製を使い続けます」(30代・主婦)■「ボールの中にセラミック成分を入れるものを使います。よくCMでやっているポンといれるのがお気に入りです。楽しく使用しています」(30代・会社員)洗濯ボールには主に2種類あり、ゴム製タイプとセラミック入りタイプに分かれています。ゴム製ボールは手頃な価格で入手でき、ほぐし効果が期待できます。100円均一の商品がテレビで紹介されたこともあり、「実は気になっていた」という女性もいるのではないでしょうか。一方セラミック洗濯ボールは、「洗剤いらず」と謳って販売されているものがあるほどで、水溶性の簡単な汚れであれば十分に取り除いてくれるといわれています。実際に使用している人の意見を聞いても、ゴム製・セラミックタイプともに、効果を実感出来ているという人がいました。4.ドラム式には洗濯ボールは必要ない?最近では、ドラム式の洗濯機を使用する人も増えてきています。多機能の洗濯機が多く登場している時代。ドラム式のような先進設計の洗濯機には、洗濯ボールは必要ないと感じる人も少なくないようです。■「縦型洗濯機なら使うかもしれませんが、ドラム式にはそもそも使う発想がないから使っていません」(50代)■「洗濯ボールは使ったことがありません。ドラム式洗濯機を使っていますし、普通洗剤で十分です」(30代)しかし、ドラム式洗濯機でも衣類の絡まりを経験したことがある人は、実際のところ多いのではないでしょうか。柔軟剤やネットを利用する方法もありますが、使用している洗濯機に関わらず、汚れ落ちやシワという点は気になるポイントです。■「ドラム式洗濯機に対応のものが出れば使うかもしれません」(30代)通販などでは、縦型・ドラム式の両方に対応した洗濯ボールが販売されています。ドラム式洗濯機を使用している場合でも、洗濯ボールを使用することで、汚れ落ちや絡まり防止を実感出来る可能性は大いにあるでしょう。5.実は多くの女性が「洗濯ボール」に興味アリ!その実態があまり知られていなかった「洗濯ボール」ですが、今まで一度も使用したことがなかった女性も、効果があるのであれば試してみたいと考えているようです。■「これは良い!と話題にあがったり、CMなどで宣伝されだしたら使ってみると思う」(30代・主婦)■「使用メリットが理解出来れば購入したいと思います。」(40代・主婦)■「小さい子どもがいるので、汚れが酷い時に使用してみようと思います」(30代・会社員)■「洗濯ボールというもの自体知らなかった。買って見ようかな♪」(20代・主婦)6.洗濯ボールを効果的に使うためのポイントいざ洗濯ボールを使おうと思っても、入れるタイミングや個数、取り出すタイミングなど、さまざまな疑問が浮上します。正しい使い方をチェックしておきましょう。■洗濯ボールを入れる個数■「入れるだけなので、特に注意点はありませんが、一個ではなくいくつか入れると効果的です」(30代・主婦)■「いつも3個を洗濯機に入れて、終わったらそのまま洗濯機に入れておいてます」(30代・主婦)洗濯ボールに決められた使用個数はありません。ゴム製のものであっても、衣類を傷めないように工夫されたものがほとんどですので、入れすぎることを極度に心配する必要はないでしょう。初めてなら1個から試すのもアリですが、あまり汚れが気にならない場合は1個、洗濯量が多い時や汚れが気になる場合は2〜3個というように、状況に応じて使用することが一般的です。■洗濯ボールを入れるタイミング・取り出すタイミング■「洗濯ボールは、洗濯からすすぎ、脱水まで入れっぱなしにしています」(40代・主婦)■「もし購入したら、毎回洗濯する度に使用すると思います。面倒なので最初から入れておくと思います」(20代・主婦)洗濯ボールは衣類と一緒に洗濯機に投入し、すすぎ・脱水まで取り出す必要はありません。ただし、ドラム式洗濯機で乾燥まで行う場合は注意が必要です。洗濯ボールの使用説明書に従って使用してください。■洗剤・柔軟剤は使わないといけないの?■「柔軟剤はもともと好きでは無いし、洗剤を使うにしても少量で済むので節約になります」(40代・主婦)■「汚れ落ちはよくなるようですが、洗剤がないと完全には汚れが落ちない」(30代・主婦)■「洗剤や柔軟剤が不要っていわれてるけど、詐欺じゃない?って思う。1日中履いた夏場の水虫の靴下はニオイすら取れないと思う」(30代・会社員)洗濯ボールの中には、「洗剤いらず」という表記のものもあります。あくまでも汚れ落ちをよくしてくれる製品ですので、洗剤が必要か必要でないかは、その都度汚れの程度をしっかりと確認してから使用しましょう。また、柔軟剤についても意見は人それぞれ。「柔軟剤の使用効果を上げたい」「もっとふわふわに洗い上げたい」「衣類が傷むのを防ぎたい」という場合に、洗濯ボールを使用することで効果を実感できます。まとめ洗濯ボールは衣類の傷みやシワ、服どうしの絡み防止に効果があることがわかりました。また、洗剤や水道代の節約にもつながる効果も期待できます。ただし、使用効果の感じ方は人により異なります。使う製品や使い方によっても差があるようなので、まずは試しに一度使用してみて、気に入ったら使用していくことをおすすめします。洗濯ボールは、小さなストレスを解消してくれるとともに節約など期待以上の働きをしてくれる優れもの。今後その効果がさらに知られるようになれば、より多くの女性の間で人気になるかもしれませんね!アンケート期間:2017年2月15日〜16日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年03月24日いつも服を綺麗に洗ってくれる洗濯機。でも、その洗濯機はいつまでたっても綺麗でいる訳ではありません。放っておくと、カビやほこりの巣窟になってしまいます。お気に入りの服を、洗濯槽のカビ臭いにおいから守りたい!そんな方は必見です。今回は、洗濯槽を徹底的に綺麗にする方法にチャレンジしてみました!洗い上がりの洗濯物に黒い物体が付いてくるのはなぜ?洗濯物の臭いが気になる。そんなときは洗濯槽の汚れを疑ってみてください。きれいに見える洗濯機の裏側に汚れがたまっているかもしれません。月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーで洗っているから黒カビなんてない、と安心していてはダメ。石けんカスやホコリなどの残りが蓄積されて、知らないうちにカビのエサになってしまっているかもしれませんよ。それではどのように掃除をすれば、洗濯槽にたまった汚れを一掃できるのでしょうか?実践を交えて見ていきましょう。■目次1.洗濯機の洗浄をおすすめする理由2.簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう3.知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力4.定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?5.最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!6.過炭酸ナトリウムを使ってみよう7.じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果8.カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術まとめ1. 洗濯機の洗浄をおすすめする理由ほぼ毎日使っている洗濯機。洗濯槽のお掃除を最後にしたのはいつでしょう。水や洗剤で洗濯物と一緒に洗っているようなものだから洗濯機自体もきれいなはず、なんて安心していませんか?残念ながら洗濯機の表面も、見えない洗濯槽の裏側もかなり汚れているのです。この汚れの正体は泥やほこり、石けんカス、それらをエサに成長した黒カビなど。このような汚れを放っておくと、洗い上がった洗濯物が臭ったり、小さいわかめのような黒い物体が付いてきたりといった現象が起きてきます。さらに放置しておくと、汚い洗濯機で洗濯した衣服を着ているうちに、体に痒みが出てアレルギー性皮膚炎を引き起こしてしまうことも。そのような事態を避けるためにも毎日使う洗濯機と向き合い、洗濯槽洗浄の方法を見直していきましょう。2. 簡単なのにきれいになる!洗濯槽洗浄をするならこれを準備しよう■今回準備した物過炭酸ナトリウム、ゴミ取りネット、洗濯機洗濯機は新品で買ってから4年、ほぼ毎日使っています。塩素系の洗濯槽クリーナーで1カ月に1度くらいのペースで簡単に洗浄していました。今回調べて分かったことですが、塩素系漂白剤では、カビは高い確率で分解されるものの、石けんかすなどは落ちにくいそうです。こんな時に使えるのが、過炭酸ナトリウム。マイルドな効き目のイメージがある酸素系漂白剤の主原料で、洗濯槽を徹底的に洗浄できるのです。過炭酸ナトリウムを使った方が洗濯槽の汚れを一掃できるということで、初めて挑戦してみました。どれだけスッキリ洗濯槽の汚れを落とすことができるのか、楽しみです。3. 知れば使いたくなる過炭酸ナトリウムの魅力過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主成分です。水に溶けるとph10の弱アルカリ性を示し、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素(水、酸素)に分解されます。発生した酸素が汚れと結合(酸化)すると、汚れを水に溶かしたり、物理的に剥がしたりといった働きをします。この酸化力で漂白、消臭、除菌し、分解された物質は除去されやすくなります。このとき40~50℃のお湯を使った方が発生した酸素が活性化し、汚れを落とす働きが促進され汚れ落ちがよくなります。漂白剤といっても塩素系漂白剤と違い鼻につく臭いはありません。反応は柔らかいので、絹や毛以外の繊維すべてに使え、色柄物や樹脂加工したものの洗濯にも使えます。使った後は炭酸ソーダと水や酸素に分解され、殺菌作用も失われるので環境にもやさしいのです。このように人にも環境にも優しい洗剤なので、赤ちゃんの肌着や衣類の漂白や除菌、消臭にも使うことができます。他にも食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなど、用途の種類は意外と多いのが特徴です。■取扱いの注意点・手を保護する水に溶かした過炭酸ナトリウムのアルカリは、皮膚のたんぱく質を溶かします。手が荒れやすい人はゴム手袋で手を保護してください。・草木染めには使わない過炭酸ナトリウムはステンレス以外の金属と反応します。草木染めの染め液で鉄や銅が使われていると、過炭酸ナトリウムと金属が反応してしまい、変色や繊維の劣化が起こってしまいます。・ふたのある容器に保存、でも密閉状態はNG水分がかかると炭酸ソーダと水や酸素に分解されてしまいます。ふたのある容器に保存し、水がかからないようにしましょう。空気中の湿気程度ではそれほど反応は進まないのですが、密閉状態で長期間保存すると容器が変形したり、破損したりする恐れがあります。・ステンレスの容器はOKステンレス以外の金属と反応するので、金属製の容器での保管はなるべく避けましょう。4. 定番の重曹だって使えるのに過炭酸ナトリウムを選んでほしいのはなぜ?あちこちの掃除に使える万能なイメージがあり、人にも環境にも優しいものといえば、重曹を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。重曹も過炭酸ナトリウムと同じ弱アルカリ性で、洗濯槽に付いた皮脂汚れや嫌な臭いを分解してくれます。ただ、洗浄力が過炭酸ナトリウムに比べて控えめなのです。日々こまめに掃除し、小さい汚れを落としたい方には重曹で十分対応できます。久しぶりの掃除でたまった汚れをしっかり落としたいのであれば、やはり重曹より過炭酸ナトリウムの方が汚れ落ちの満足度は期待できます。5. 最大限効果を発揮するためなら水の温度にもこだわります!いよいよ実践です。過炭酸ナトリウムの力を発揮してもらうためには冷たい水より、熱めのお風呂くらいの温度がおすすめです。実は、洗濯機に入れても良い水温の制限が存在します。汚れ落ちを良くしたいから、と沸騰した熱々のお湯を入れてはいけないのです。洗濯機の水温制限なんて今まで考えたこともなかったので、具体的には何℃なのかメーカーのホームページで確認してみました。すると、「49度以下」という記載が。それぞれのメーカーや種類によっても変わってきますので、きちんと確認してから始めましょう。今回使いたいお湯の温度は洗濯機が受け入れてくれる範囲内でした。うちのお風呂で再加熱できる最高温度は48℃。お風呂の残り湯を再利用し洗濯機に入れました。過炭酸ナトリウムを入れる前に、掃除屋さんのアドバイスを参考にお湯だけで5分程回し、洗濯槽の汚れをふやかしました。すると、写真では見えにくいですが、石けんカスでしょうか?ゴミのようなものがモヤモヤと浮いてきました。6. 過炭酸ナトリウムを使ってみようお湯だけで5分回した後の洗濯槽に、続けて過炭酸ナトリウムを入れました。そのまま粉末を投入する方法と、水で溶かしてから入れる方法があります。今回は、溶け残りの心配がなく粉末の効力を存分に発揮できる後者を選びました。過炭酸ナトリウムの量は10Lの水に100gが目安です。使用する洗濯機は満水時59Lだったので、600gの過炭酸ナトリウムを投入。これで過炭酸ナトリウム粉末の溶け残りの心配もなく、効力を存分に発揮できるでしょう。投入後この洗濯機の洗いのみ最長時間の15分かけて回しました。15分後浮いてきたのは、石けんカスか以前塩素系洗浄剤で漂白されたカビなのか。白い物体の方が多いです。7. じっくり待てば倍増!過炭酸ナトリウムの汚れ落ち効果つけ置き時間については、2時間以上~一晩など様々で今回は8時間置いてみました。つい気になって数時間おきに洗濯機の中をのぞき込むことも。常に炭酸の泡が槽内にあり、見えない裏側もこの泡たちが汚れを剥がしてくれているのではないかと想像しました。8時間後、洗いのみで15分回し浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくうという工程をさらに2回続け、過炭酸ナトリウム入りの水を排水。最後に洗濯機に元々セットされていたゴミ取りネットをもとの位置に戻し、満水で洗い~脱水まで全工程を済ませて終了です。これからの洗濯は安心してできそうだ、と感じるほどスッキリきれいになった洗濯槽。洗濯をするのが楽しみになってきました!8. カビの好き嫌い!?知って活かそう洗濯槽のお手入れ術洗濯槽のカビを防ぐために、先ずはカビが喜ぶ状態から見ていきましょう。高温多湿で汚れた物が出入りする洗濯機は、カビにとっての好条件が見事に揃っています。水を使うため、洗濯機の中は常に多湿な状態です。気密性の良い家ならカビの大好きな温度20~30℃に保たれていることでしょう。また、気密性云々に関わらず、洗濯機置き場といえばお風呂場や洗面所と水回りの近くが多いですよね。つまり洗濯機の置かれている場所は湿度、温度ともにカビにとっては恵まれた環境なのです。さらにその洗濯機に入れる洗濯物に付いた食べ物やほこり、洗剤の溶け残りなどは、カビが喜ぶエサになってしまいます。これらの情報をもとにカビの苦手な状況を想像してみると、洗濯槽のカビを防ぐ手立てが見えてきます。具体的にはお風呂や洗面所など洗濯機置き場の風通しを良くし、洗濯をしていないときは洗濯機のふたを開けておきます。すると湿度も温度も下げられます。カビのエサになる食べ物や、ほこりなどの汚れを洗濯機に入れる前にできるだけ落としましょう。洗剤カスを残さないためにも洗剤は適量を使い、洗濯物を入れる前によく溶かしておきます。ついでに洗濯するとき、少量の過炭酸ナトリウムをいつもの洗剤にプラスしましょう。洗濯物と一緒に洗濯槽もきれいになるので、カビ防止になります。ただ、洗濯槽洗浄をしてからにしないと、過炭酸ナトリウムで落とされた洗濯槽の汚れが洗濯物についてしまうので注意が必要です。これらのことを習慣にしてしまえば、洗濯槽のカビができにくい状態を保てるはず。さらに月に一度くらいのペースで洗濯槽を過炭酸ナトリウムで徹底的に洗浄しておくと、洗濯機を気持ちのよい状態で使い続けることができますよ。まとめ洗濯機の状態は各家庭でそれぞれ違います。あまりにも使用年数が過ぎている、はたまた努力してもどうにもならない、と感じる場合は、洗濯機を買い替えたり、掃除専門業者に徹底洗浄してもらったりする手段もありでしょう。今回は身近に用意できるもので、今使っている洗濯機を気持ちよく使うための方法の一つとして過炭酸ナトリウムを提案してみました。過炭酸ナトリウムで洗濯槽洗浄をしてから、洗濯物の洗い上がりが今までよりスッキリとしています。もちろん微妙な臭いもありません。洗濯槽の裏側は見た目でわからないけれど、洗濯物から大丈夫きれいになったよ、とメッセージをもらっているようです。お財布や自分自身さらに環境にも優しく、用途の多い過炭酸ナトリウム。これからも生活の中に少しずつ取り入れて、幅広く活用していきたいと感じています。みなさんも過炭酸ナトリウムの洗濯槽洗浄をきっかけにして、さわやかで気持ちがよい服で出かけませんか。
2017年03月23日ナチュラル系洗剤のひとつとして、いま注目の「オキシクリーン」。掃除にも洗濯にも使える万能クリーナーとして、「これがあれば、家じゅうがピカピカになる」と評判です。「え、そんなにすごいの?」と気になる方のために、日ごろから愛用している人気ブロガーさんたちの活用法とその感想をご紹介。オキシの魅力を徹底チェックしてみました!■“オキシ” は、人気のナチュラル系洗剤「オキシクリーン」は酸素系漂白剤のひとつで、重曹やクエン酸をはじめ、ナチュラル系洗剤を愛用しているライフスタイル系ブロガーさんの間で話題となっている洗剤です。SNSでも #オキシ、#オキシ漬け、#オキシクリーン などのハッシュタグが急増中。酸素系漂白剤とは、アルカリ性の過炭酸ナトリウムが主な成分で、お湯に溶かすことで酸素の泡を発泡させ、汚れを水に溶かし込む、というものだそう。漂白剤といっても「ツンした匂いがしない!」「家のなかのあらゆる掃除に活躍してくれる」と、その万能パワーが注目を集めています。さて、みなさんはどんな使い方をしているのでしょう。5人の人気ブロガーさんに伺いました。■その1.「キッチンの漂白」で愛用中(Na~さん)まずはキッチンの漂白に使っているというのは、人気インテリア&収納ブロガーの「WITH LATTICE」のNa~さん。Na~さん宅のシンクはすてきなホワイトカラー。汚れをスポンジでごしごししても黄ばみ汚れが気になるときに、オキシクリ―ンが活躍してくれるそうです。エキサイトブロガー Na~さんのブログ『 オキシクリーンで真っ白に!! 放置で何でもかんでもピッカピカ♪ 』より。使い方は、「栓をしたシンクに大さじ1くらいのオキシクリーンを入れ、温水を注ぐだけ!」とNa~さん。オキシクリーンはお湯に溶かして使うのがポイントですが、Na~さんの場合、「温水は60度くらいがいい」といいます。そこに、IHグリルのトレイや網、軽く洗っておいた水切りかごなども投入し、いっしょに漂白。あとは2時間ほど放置するだけ。「放っておくだけですが、すっきりまっ白になる」と愛用しています。ついでに、漬け込み液を含ませたメラミンスポンジで、水栓もごしごし磨けばピカピカに! キッチンまわりはすぐに汚れやすいけれど、これなら週末の空いた時間にささっと「きれい」をキープできそうですね。 ■その2.「洗濯層のカビ汚れ」もすっきり除菌・消臭(chieさん)エキサイトブロガー chieさんのブログ『 オキシクリーンで大掃除 』より。漂白とともに除菌効果もあるオキシクリーンは、洗濯層のカビ汚れにもその効果を発揮するようです。ほかのブロガーさんがこぞって、「酸素系漂白剤で洗濯層がきれいになった!」という話題を目にしたという、エキサイトブログ「おうちのなかみ」のchieさん。そこで、「わがやも洗濯器の掃除にオキシクリーンを使ってみました」といいます。chieさんのお宅の洗濯器はドラム式のようですが、40度のお風呂の残り湯を使って、洗濯コースで10分ぐらい回してから一時停止。2時間放置してドアをあけたらびっくりしたそう。思わず、すごい汚れを想像してしまいそうですが…。出てきた汚れを網ですくい、捨てるを繰り返してから、最後にすすぎ、脱水。汚れをふき取って終了。この一連の作業でとてもきれいになったそうですよ。洗濯層の汚れはふだん見えないだけに、その効果に驚くかもしれませんね。chieさんはほかにも、白いシャツやバスタオルなどを、まとめてお風呂の残り湯に入れて、追い炊きしてオキシクリーン風呂にしているようです。これまた1時間くらい放置して、最後に普通に洗濯機で洗って終了。「これで、除菌・漂白まとめて完了!」といいます。「放置しておくだけで汚れが落ちて、匂いも臭くないから、放置時間も快適に過ごせるので、オキシクリーンは、わが家の定番洗剤になりそうです」とすっかりお気に入りのようです。 ■その3.「食器」も「鍋」もまとめて漂白!(ルーママさん)エキサイトブロガー ルーママさんのブログ『 オキシクリーンでピカピカ 』より。「今日はオキシクリーンで漂白DAY!」と決めたら、いろいろまとめて漂白する、というのは、エキサイトブログ「Dog bless you !」のルーママさん。まずは「ル・クルーゼ」の鍋2つに水とオキシクリーンを入れて、40〜60°のお湯を沸かすそう。火加減は沸騰させない程度でもOKとか。オキシクリーンが溶けたらマグカップを入れ、5~10分くらいたったら指でこすって、茶しぶのチェック。落ちていたら水で洗い、汚れが取れてなかったら再度鍋へ入れて漂白。マグが終わったらガラス類を投入。ガラスはあっという間にピカピカになるので、時間をかけなくてもいいようです。ガラス類が終わったら小さい鍋を大きい鍋に漬けて鍋底も漂白。「10年選手のルクもキレイになったー」と喜ぶルーママさん。最後に布巾も漂白しておわり。ついでに、お湯の温度が上がってくると細かい泡が立ってくるそうですが、この泡を布巾やスポンジに取ってレンジフードや冷蔵庫など油汚れや手垢が気になるところを拭くときれいになるそうです。たしかに、これだけまとめていろいろ漂白できると、「家じゅうのものを、漂白したくなります」というルーママさんの気持ちがわかる気がしてきます。 ■その4.「子どもの靴汚れ」漬けおき+さっと洗うだけ(mkさん)エキサイトブロガー mkさんのブログ『 靴洗いと天日干し 』より。元気な子どもの運動靴はすぐにまっ黒。きれいに洗っても、走り回っているうちに汚れてしまうので、洗うのもひと苦労…。でも、オキシクリーンがあればそんな靴洗いもラクちんなようです。「わが家では汚れた靴はオキシクリーンで漬けおき洗いして、たわしで靴を軽く洗い、洗濯機で脱水した後、お日様の下で干しています」というのは、インテリア収納ブロガーとして人気の「IEbiyori」のiebiyoriさんこと、mkさん。以前は靴洗い石けんで、外でガシガシ洗っていたそうですが、あまりごしごししすぎると靴の劣化が早くなるし、靴洗い石けんだけだと、なんとなく匂いが残っているようで、いまいちな洗いあがりだったとか。でも、「オキシクリーンなら漬けただけで汚れはきれいに落ちてまっ白だし、力を入れてごしごし洗わなくてもいいので、すごくラクしてきれいになります」とmkさん。「漬ける→洗い流す→脱水→干す」の工程なので、お風呂に入ったついでに残り湯で漬けおきしてから、靴洗いしてもよさそうです。晴れた日にお日さまの下に並べて干せば、乾くのもあっという間。「ちょっとめんどうだな」と思っていた靴洗いも、これならさっとできるのでおすすめです。 ■その5.「白カバン、水筒のそそぎ口」も漂白(kakureya-wさん)エキサイトブロガーkakureya-wさんのブログ『 ガラスキャニスター×オキシクリーン 』より。ほかにもたくさんのブロガーさんたちが、思い思いにオキシクリーンを愛用しています。なかには、こんなガラス容器に入れて、日々使っているというのは、エキサイトブログの「HOKKAIDO 緑の中の古物と雑貨の店 かくれ家 4月14日 OPEN」のkakureya-wさん。たとえば、白カバンの漂白、お風呂の浴槽や洗濯機洗いに使ったり。あるいは、オキシクリーンを溶かしたお湯で雑巾掛けもしているそう。ほかにも、ガラスものやお鍋の汚れ落としなど幅広く活用されています。エキサイトブロガーkakureya-wさんのブログ『 今日の掃除1オキシクリーン 』より。写真は耐熱皿に大さじ2杯ほどのオキシクリーンを投入。60℃くらいのぬるま湯を1リットル弱入れて、水筒を分解させて、水筒のそそぎ口のパーツを漂白したそうです。ただし、「長くつけすぎると、素材によっては変色するものもあるので、お気をつけくださいね」とアドバイス。さて、人気ブロガーさんたちがこぞって愛用するオキシクリーン。そんなにすごいのかしら?…と筆者も早速使ってみました。お風呂後の浴槽に40度ぐらいのお湯をはったままオキシクリーンを溶かし、風呂桶やフタ、バスグッズを入れて漂白。キッチンでは子どもの水筒やまな板、ふきんをつけてしばらく放置して漂白・除菌してみたら…。たしかに、別のことをしながら、ラクしてきれいになったので、これなら家事のやる気アップと時間の有効活用に役立ってくれそうです。ほかにも、「毎日の洗濯に少し加えてもすっきりきれいになる」、「ペットがそそうをした床の掃除や消臭にも役立つ」など、いろいろ使えるようなので、ひとつあれば便利かも。日ごろ忙しくて「掃除に手が回らない」というママも、「ちょっとラクして家の中がきれいになるなら、試してみようかな」と感じたら、まずはご自身でその万能パワーを体験してみてはいかがでしょう。今回ご紹介したエキサイトブロガー・「 WITH LATTICE 」のNa~さん・「 おうちのなかみ 」のchieさん。・「 Dog bless you ! 」のルーママさん・「 IEbiyori 」のiebiyoriさんことmkさん・「 HOKKAIDO 緑の中の古物と雑貨の店 かくれ家 4月14日 OPEN 」のkakureya-wさん。※各ブロガーさんの個人的な「使い方と感想」をご紹介しています。洗剤をご利用する際は、商品に書かれている注意書きなどを必ず事前にご確認の上、ご利用ください。
2017年03月21日古き良き「洗濯板」。今時使っている人なんているの?と思うかもしれませんが、今、主婦たちの間で洗濯板が流行っているんです。ガンコな泥汚れがいとも簡単に落ちる気持ちよさ、みなさんも味わってみては?まずはこの記事を読んで、そのメリットを確認してみてくださいね。洗濯機に放り込んだだけでは落ちてくれない汚れに出会ったとき、みなさんはどのように対応していますか?私の場合、部分汚れ用の洗剤を付けて待つ。ブラシで汚れを擦る。もみ洗いなどいろいろな方法を試してきました。それでも、完全に汚れを落とすというのはなかなか難しいものです。とはいえ、やはり洗剤やお湯をジャブジャブ使わなくても、汚れをきれいに落とせる洗濯の仕方があるのであれば知りたい、というのが本当のところ。そこで今回は、「洗濯板」を試してみました。洗濯機のない時代に使っていた道具なのに、なぜか今でも一度使うとハマる人も多数いるというから驚きです。調べていくうちにお洒落なもの、こだわりの逸品、気軽に買えるものなど洗濯板といっても色々あることがわかりました。■目次1.板を使うと楽しくなる!洗濯板のメリット2.えっ!そうだったの?洗濯板で落ちる汚れ3.知っている人は知っている洗濯板の世界4.まずは体験!実際に洗濯板で洗ってみた用意するものはこれ!5.洗濯今昔バトル「板VS機械」泥汚れを落とせるのはどっち?6.末永くおつきあいするための洗濯板メンテナンス法7.まとめ1. 板を使うと楽しくなる!洗濯板のメリットまずは、洗濯板を使ったらこんなに嬉しいことがある!という点をまとめてみました。洗濯機が主流の現代に、なぜ洗濯板が密かに人気を獲得しているのでしょうか。一見面倒に感じる洗濯板ですが、使ってみると意外と簡単で汚れがよく落ちるため、ハマる人が続出しています。その理由が知りたくて、実際に洗濯板で洗濯してみました。それでは使ってみた実感も含め、洗濯板のメリットを見ていきましょう。■節水になる洗濯機を使うと、洗濯物の量に対して必要以上の水を使ってしまいます。石けんと少ない水でも、濃度のある石けん水を作って洗ったり、直接衣類に少量の石けんを付け、洗濯板を使って物理的な力を加えて洗ったりすると、汚れがよく落ちます。すすぎをするにしても、洗濯物の量に見合った水しか使わないので、水を節約できるのです。■節電になる洗濯機を使わないということは、電気を使わないため自然と電気代を節約することになります。例えば、洗いとすすぎに洗濯板を使い、脱水だけ洗濯機を使うとしても、普通に一から洗濯機で洗濯するより使う電気の量は少なくなりますね。■きれいに洗い上がる大きく機械的な力で水流をつくり、洗濯物同士の摩擦で洗う洗濯機に比べ、洗濯板は自分で汚れを見ながらピンポイントで直接力を加えることができます。そのため洗濯機よりも洗濯板で洗った方が繊維の奥まで入り込んだ汚れも落ちやすくなります。■洗剤も節約できる洗濯板を使うと、衣類と洗濯板の直接的な摩擦でよく泡立ち、少ない洗剤量でも汚れを落とすことができるのです。■意外なほどやさしい力で洗える洗濯板といえば、とにかく強い力で洗濯物と板をこすり合わせなければいけないというイメージがありますが、意外にもそうではありません。ゴシゴシ力を入れて洗濯板の上で衣類を擦り合わせるより、肩の力を抜いて洗濯板の上でリズミカルに軽い力で摩擦を起こした方が、泡立ちよく汚れも落ちていきます。■デリケートな衣類も洗える自分で力加減を調節できるので、手洗い表示のあるデリケートな衣類でも傷めず、優しく汚れを落とすことができます。材質にこだわれる場合は、やわらかい木肌の洗濯板を使うと優しさをさらに追及できます。2. えっ!そうだったの?洗濯板で落ちる汚れ洗濯板で落とせる汚れにはどのようなものがあるのでしょうか。先ずは取り扱い表示で水洗いできる衣類かどうか、確認します。水洗いOKであれば、泥汚れに皮脂汚れ、食べこぼしといった身近な汚れはほとんど落とせますよ。さらに洗い上がりをよくするために、簡単な準備をすると洗濯後の仕上がりが格上げされます。その準備とは、服に付いた泥や食べ物など表面的な汚れは、水に浸ける前にあらかじめ落とすということです。皮脂汚れなど染み込んだような汚れには、汚れに直接石けんを付け、なじませておきます。それらの準備を終えてから、石けん水に浸して洗い始めます。すると洗濯板でリズムよく洗っているうちに、汚れがどんどん落ちていきますよ。これなら例えば、子どもが泥遊びを楽しんでいる時にも、食べこぼしをしながらも自分で食べられるようになるのがうれしい時にも、子どもの心を尊重してあげることができます。洗濯したのに汚れが落ちないといった憂鬱を想像して、つい子どもの手を止めてしまいそうな場面でも、おおらかな気持ちで一緒に遊びや食事を楽しめるかもしれません。そうはいっても高機能な家電がたくさんあり、洗濯機も選び放題。ゆとりがありそうなのについ時間に追われてしまう現代です。いろいろ言っても時代は洗濯機を使って洗濯する人の方が圧倒的に多いですよね。それなら、洗濯機に入れる前に洗濯板で部分洗いをしてみるのも、洗濯したのに落ちないといったストレスを軽くしてくれる一つの方法です。そのひと手間で洗濯機での洗い上がりもよくなり、スッキリ爽やかな気持ちで洗濯物を干すことができます。3. 知っている人は知っている 洗濯板の世界ここでは洗濯板について詳しく見ていきましょう。洗濯板といえば昔ながらの道具で、木のまな板のような形をイメージする方も多いでしょう。今は材質、大きさ、柔らかさに加え、値段も幅広くなっています。材質は木、シリコン、プラスチックなどです。その中でもサクラやヒノキ、クスノキ、ナラなど日本らしい、たくさんの種類があります。例えば水に強く反りにくいサクラは木肌が柔らかく、なめらかな洗い心地なので、デリケートな衣類も安心して洗えます。ヒノキは防菌・防カビ・抗菌作用。プラスチックは水切れがよいのが特長です。大きなものを洗濯するときは、大きい洗濯板を使うと便利でしょう。また、洗面台で小さなものを部分洗いするときは、洗面台の曲線にフィットして曲がるものや手のひらサイズのものはいかがでしょうか。このように洗濯物の種類や量によって使い分けられるほど、大小さまざまです。板といっても硬いものから柔らかいものもあります。値段は100円ショップで売られているものから、数千円のものまで多岐にわたります。自分の生活スタイルや使い勝手、考え方、用途に合わせて好きなものが選べるほど、洗濯板には豊富なラインナップが揃っているのです。外国製でも、日本製でも、置いておくだけでうれしくなるような可愛らしいものも。自分のお気に入りを見つけるのが楽しくなること間違いなしです。きっと、末永くお洗濯の相棒として活躍してくれるはず。知れば知るほど深掘りしたくなる洗濯板の世界に、みなさんもぜひ触れてみましょう。4. まずは体験!実際に洗濯板で洗ってみた用意するものはこれ!洗濯板、バケツ、洗濯石けん(今回は液体)、古い歯ブラシを用意しました。洗濯機と洗剤は、家で使っている洗濯機と液体洗濯石けん。水は、常温の水道水を洗濯板のときも洗濯機のときも使いました。もし可能であれば、洗濯物の布の種類にも注意が必要です。湯やぬるま湯などを使うと、汚れ落ちがさらにアップしますよ。こちらは、泥汚れがついた子どもの服1(洗濯機で洗います)泥汚れがついた子どもの服2(洗濯板で洗います)泥汚れがついた子どもの服3(こちらも、洗濯板で洗います)ひざやお尻を中心に泥んこです。さて、どのように汚れが落ちるのでしょうか?5. 洗濯今昔バトル「機械VS板」泥汚れを落とせるのはどっち?洗濯機と洗濯板両方を使って、同じ泥汚れでもどちらがよく落ちるものなのか、実際に洗濯することで確かめてみました。■洗濯機洗い軽く振って泥を落としただけで洗濯機に入れました。洗濯板の実験でも使う液体洗濯石けん、水道水を使いおまかせコースで洗いました。46分かかっています。■洗濯機で洗った結果こちらが、洗濯後の服です。丸く囲った部分を見てください。泥汚れがシミのように残っています。洗濯機に入れる前に泥汚れをほとんど取らず、洗濯機に全てお任せしてみた結果、一晩経って染み込んでいた泥汚れまではきれいに落とせませんでした。■洗濯板洗い泥汚れを古い歯ブラシで、できるだけ落としてから水に浸して洗濯を始めました。一晩おいてしまったので、繊維に汚れが染み込んでいるようです。歯ブラシを使って泥を落としましたが、泥汚れが付いて一晩経った後だからか汚れが服に染み込んでいます。近くで見ると、泥がこびりついています。古い歯ブラシで擦った後やはりこちらも汚れが繊維に染み込んでいるようです。水に浸してから液体洗濯石けんと洗濯板で洗い始めました。このとき石けん液を先に作ってから浸すとより良いものとなっていたかもしれません。洗濯板のカーブが泡をとどめてくれているようです。初めての洗濯板洗いで腕に力が入ってしまいました。使っているうちに軽い力でもちゃんと泡立ち、汚れが落ちていっていることがわかってきたので後半はだんだん肩の力を抜いて軽い力で洗うことができました。■洗濯板で洗った結果染み込んでいた汚れもスッキリ落ちています!感動です。洗っていたのは10分ほどだったでしょうか。どこが汚れていたのか分からなくなるくらい汚れがきれいに落ちました。初めて洗濯板で洗濯してみて、力を入れなくても、洗剤や水が少なくてもどんどん汚れが落ちていったので洗濯が面白くなりました。そこで、先に洗濯機で洗っても汚れが残っていた服も洗濯板で洗ってみることに。なんと、洗濯機洗いで残っていたシミのような汚れも、洗濯板で手洗いするとスッキリきれいに落とすことができました!また、泥汚れ以外にも写真に写らないくらい薄い、以前から付いていた食べこぼしのシミもいっしょに落ちていたことには驚きです。スッキリきれいになり、お日様のもとでゆらゆら揺れる洗濯物を見ているだけで爽やかな気持ちになりました。6. 末永くおつきあいするための洗濯板メンテナンス法洗濯板を末永い相棒として使うにはどのようにメンテナンスするとよいのでしょうか。実は、簡単なお手入れで使い続けることできます。常日頃風通しの良いところに立てかけるなり、吊り下げておくのが理想です。使った後の洗濯板は、洗濯が終わったらすぐに付いている洗剤を洗い落としておきます。使用後時間が経ってしまった場合でも、浸けおきして歯ブラシなどで溝を擦り、水で洗い流せばきれいになります。あとは水分を拭き取って乾かしましょう。天然木を使用した洗濯板は、変形しないためにも日陰で乾かした方が長く使えますよ。まとめ今は洗濯機があるので、部分洗いや洗濯過程の一部から気軽に洗濯板を使い始めることができますが、洗濯機のなかった時代には家族分の洗濯物を手洗いしていたのだなと先人のご苦労を想像しました。そんな中、洗濯板が登場しこの便利さに昔の人たちは感動し、洗濯の苦労が軽くなったのかな、などと思いを巡らせました。意外にも汚れ落ちがよく、お財布にも地球にも優しい、さらに汚れと一緒に気持ちのモヤモヤもスッキリ洗い流せる洗濯板。だからみんなの間に広まり、現代でも使われているのかもしれません。私は先ずお気に入りの洗濯板を探すところから始めてみたくなりました。知れば知るほど使ってみたくなる洗濯板について、使い方や特長を知り気軽におつき合いしてみるのも良いかも。みなさんもご自分のライフスタイルにあわせて、洗濯板を少しずつ生活の中に取り入れてみませんか。
2017年03月17日洗濯物を留めるためだけではなく、さまざまな場面で役立つ洗濯バサミ。プラスチックのもの、アルミ製のもの、木製のものなど、素材や種類、収納や活用方法など、思わず試したくなる情報をまとめました。洗濯を干す以外にも、意外な使い方を見つけましたよ!洗濯物を干すときに使うものというイメージが強い洗濯バサミですが、実は物を挟むというシンプルな形であるからこそ、さまざまな使い方ができるのです。ちょっと目先を変えるだけでも生活が少し便利になったり、楽しくなったりすること間違いなし。今回は改めてその使い方や種類、新しい活用方法まで洗濯バサミの魅力についてお伝えします。■目次1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?4.あなたはどうしている?気になる収納方法5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミまとめ1.洗濯バサミにはどんな種類があるの?■素材1.プラスチック洗濯バサミといって思い浮かぶのは、プラスチック製のものではないでしょうか。色やサイズが豊富で値段も安いものが多いです。白や黒などのシンプルなカラーで統一してもすっきりしますし、カラフルなものは面倒なお洗濯の気分を上げてくれることでしょう。つまみの部分が動物や花、キャラクターの形になっているものは、洗濯物のアクセントになりますし、遊び心があって楽しいですね。始めからフックが付いているもありますが、ばねの部分に紐を通したり引っ掛けたりできるので便利です。2.アルミプラスチックのようにカラフルではありませんが、どこか懐かしさを感じるのがこのタイプ。実際、昭和20年~30年頃はこのアルミが主流で「薄くて軽い、そして丈夫」というところが当時のお母さん達に愛されていたのだと思うと、愛着がわきます。乾燥機付きの洗濯機も普及して洗濯物を干すという作業自体も無くなりつつある今ですが、あえてこのアルミを使うことで実用的かつおしゃれな雰囲気を出してくれます。3.木製プラスチックやアルミのような強度はありませんが、木の温かみを感じられます。閉じたときにつまみの部分が広がらないため、収納時にもかさばりません。使うたびに手に馴染み、徐々に風合いが増してくるのも良いところ。シールを貼ったり、文字を書いたりと自分流にアレンジできるのでお洗濯以外にも用途が広がります。■干し物の種類洗濯バサミのサイズは干すものによっても分けられます。大:いわゆる布団バサミと呼ばれるもの。布団やシーツなどを干す際には欠かせません。中:バスタオルやつなぎ、ジーンズなどの大物を干すときに使います。小:タオルや下着、靴下、ハンカチなど通常の洗濯はこのサイズでOKです。この他、一度に多くの洗濯物が干せる洗濯バサミ付きハンガーがあります。タオルから小物までをまとめて干すことができるので、我が家でも愛用中です。洗濯バサミの部分が取り外し可能で、もし1つ壊れてしまっても洗濯バサミだけを変えれば良いですし、一度に取り込むことができるので急な雨でも慌てずに済みます。■使う場所・屋外通常はベランダに物干し竿があり、そこに洗濯物を干す方が多いですよね。我が家ではバスタオルは物干し竿に直接かけて中の洗濯バサミで上から挟んでいます。よほどの強風でない限り飛ばされることはないです。そのほかタオルや小物は洗濯バサミ付きハンガーでまとめて干しています。・屋内雨などで外に洗濯物が干せないときは、室内においてあるラックにかけて干しています。ただ、バスタオルなどは場所をとるので洋服ハンガーにかけて洗濯バサミで止めています。2.これで解決!洗濯バサミの跡が付かない方法お気に入りの洋服の肩に洗濯バサミの跡がくっきり。アイロンをかけてもなかなか取れない……でも、すぐに着たいのにどうしよう。こんな経験はありませんか?どうやったらこの跡が付かないのか、効果的な方法をご紹介します。まずは洗濯バサミを見てみましょう。跡の原因はギザギザ部分です。洗濯物がずり落ちないためには必要なものですが、服にとっては厄介です。ではこんな方法はいかがでしょうか?1.洗濯物にタオルをかけて、洗濯バサミで止めるタオルは二つ折りにすると、クッション性が高くなるのでおすすめです。濡れているタオルだと、タオルも洋服も乾きにくくなるので、乾いたタオルを使いましょう。1~2枚の場合なら良いですが、数が多いとその分タオルも用意しないといけないので少々面倒です。2.フェルトシール、テープを貼る机やイスなどの脚につけるフェルトシールを切って貼り付けたものと、テープを巻きつけたものです。いくつか作っておけば、すぐに使えるので便利です。ただ、何度も使っているうちに剥がれてしまい、洗濯バサミに粘着部分の跡が残ってしまう可能性があるのが難点。通常のものと比べて、滑り止めの部分を覆ってしまっているので、風の強い日や滑りやすい生地の服には不向きです。3.指サックをはめる洗濯バサミの大きさにもよりますが、女性用Sサイズの指サックをはめてみたところ、ぴったりとはまりました。これならテープを巻く手間もありませんし、ゴムなのでずり落ちることもありません。取り外しが簡単で洗濯バサミを汚すこともありません。ひと手間加えた方法を挙げてみましたが、干し方を工夫してみるのはどうでしょうか?表に出ない部分に跡が付いてもOKであれば干し方を変えてみるだけで解決しますよ。・靴下つま先部分を上にして止めることで、ゴムの部分が伸びるのも防げます。・ズボン1、2箇所で止めるのではなく、洗濯バサミにかかる重さが分散されるようにバランスをみて干す。・キャミソールやタンクトップなどの肩紐のある洋服紐の上から直接止めるのではなく、ハンガーの両サイドに洗濯バサミを付けストッパーにする。3.使っているうちにボロボロになるのはなぜ?洗濯物を止めようとつまんだ瞬間にパキンと折れてしまうことはありませんか?安いものなので、壊れたら新しいものを買えば良いと考える方もいますが、少しでも長持ちさせる方法はないのでしょうか?劣化の一番の原因は紫外線です。紫外線というと人の肌に影響が出るものと感じますが、それはプラスチックでも同じです。一般に使用されているのはポリプロピレンという素材です。軽量で低価格なため、様々な日用品に使用されています。しかし紫外線があたると成分が壊れ、変色やヒビ割れ、破損が生じます。使うときに楽だからという理由で、洗濯バサミを外に出したままにしておくとすぐに壊れてしまいます。屋内で保管するようにしましょう。その他にも、しまう際に投げ入れない、重いものを少ない数で止めない、洗濯物を外すときに引っ張らないなど、少し意識するだけでも劣化を防ぐことができます。また、ポリプロピレンよりも紫外線に強いポリカーボネートという材質のものもあります。頻繁に壊れてしまうことにお困りの方はこちらに変えてみるのも良いですね。4.あなたはどうしている?洗濯バサミの気になる収納方法洗濯バサミを屋内に片付けるのがいいと分かりましたが、どのように収納すればいいでしょうか。我が家では、洗濯バサミ用のかごに入れて収納しています。洗濯物を干す際は物干し竿にかけておき、取り込む際に一緒に取り外して、室内用の洗濯ラックにかけて保管しています。室内に洗濯ラックを置くスペースがある方はこの方法でも良いですが、ラックを置く場所がない、生活感の出る洗濯バサミをなるべく見せたくないという方のためにすっきり片付けられる方法をご紹介します。■さまざまな種類の洗濯バサミを1ヶ所でまとめて収納普段使う洗濯バサミをひとつのかごで整理します。こうすることで、必要な洗濯物に合わせてすぐに取り出すことができます。使ったあともきちんと戻す場所が決まっていれば、いつの間にか無くなってしまうことはありません。洗濯バサミの数や種類に合わせてかごの大きさや素材を変えて、お部屋の雰囲気と合わせることでより生活感が出ずに収納することができます。■生活感を出したくない方に見せる収納洗濯バサミやハンガーが家の中に出ていると、どうしても生活感が出てしまいます。でも入れ物を変えるだけで、素敵なインテリアに変身!これならリビング、玄関、キッチンとお好きな場所に置けてお部屋のアクセントになります。サイズごと、色ごとにまとめるとよりすっきりします。ブリキの缶や麻のバッグなどでも、おしゃれに収納できます。■ヘアゴムに挟むこの方法は手にはめて使えるため、とても使い勝手が良いといえます。洗濯物を干すときにいちいちカゴまで洗濯バサミを取りにいかなくても、ヘアゴムから外して付ければ良いのです。忙しい朝の家事にはぴったりですね。取り込む際も、手にはめたヘアゴムに戻していくだけです。洗濯バサミ同士が絡まることもありませんし、そのままラックにかけて収納できます。5.洗濯物を干すだけじゃない!こんなにも使える洗濯バサミアイデア次第で様々なことに使える洗濯バサミ。普段の使い方以外にも、生活の中で使える新たな方法をご紹介します。■収納アイテムやお部屋のインテリアとして麻ひもに木製洗濯バサミを付け写真や帽子、子どもの工作品などをつるして飾ります。木製の洗濯バサミをつかうことで、お部屋の雰囲気を邪魔することなく壁のアクセントになっています。■子どものおもちゃとして大人が使うものに子どもは興味津々。我が家でもお洗濯の際には必ず洗濯バサミが欲しいと催促してきます。「挟む、外す、つなげる」という単純な動きの中にもいろいろな発見があることが分かり、子どもの発想力を養うことにつながります。つまむことで指先を使う練習にもなり、おもちゃにはぴったりです。なるべくカラフルなものを用意しておき、大人も一緒に楽しめるようなアイテムを作ってあげるとより楽しめます。「これは何色?」「いくつ付けたかな?」と色や数を覚える機会にも。しかし、小さいサイズのものだと誤飲の可能性もありますし、指や顔などを挟んでしまう危険性も!必ず近くで大人が見守ってあげるようにしましょう。■洗濯バサミをデコレーションしてみる木製の洗濯バサミはそれだけでもおしゃれですが、さらに自分流にデコレーションできるので楽しいですよ。マスキングテープを貼ったり、スタンプを押したりするだけで簡単に作ることができます。ラッピングの飾りやふせん、本のしおりなどにも活用できるので手作りの楽しみが広がりますね。まとめ普段何気なく使っている洗濯バサミ。毎日手にするものだからそこ使いやすく、そして気分を上げてくれるアイテムであればお洗濯物を干すという面倒な家事もちょっと楽しくなるかもしれません。そして、少しのアイデアや工夫次第でその使い方は無限に広がります。洗濯バサミなんてなんでも良いと思っていた方も、自分流にアレンジしてみるとひとつひとつに愛着がわいてきますよ。ただ物を干すだけと考えずに、日常生活の中でこんなことにも使えるかもと視野を広げてみませんか?新しい発見があるかもしれませんよ。
2017年03月17日家事のひとつとして日々行っている洗濯ですが、ふと「自分のやり方は果たして正しいのだろうか……」と疑問に思ったことはありませんか。今回のテーマは、シンプルに正しい洗濯の仕方。お気に入りの洋服を長く着続けるために、主婦の皆さんが実践している洗濯の仕方やポイントを聞きました。「洗濯機」は近代日本において“三種の神器”のひとつと謳われ、今となっては生活に欠かせない電化製品となりました。でも全自動洗濯機が当たり前になった現在でも、仕分けから干して取り込むまで、洗濯という作業には何かと手間がかかります。しかも家庭によって、洗濯の仕方や重要視する点は微妙に異なるもの。日頃どんなことに気をつけながら洗濯をしているのか、20~50代の主婦を対象にアンケート調査を行いました。■目次1.「とりあえず洗濯機」には要注意!2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?3.正しい洗濯の仕方4.時には手洗いという選択も5.主婦が実践する洗濯のポイント1.「とりあえず洗濯機」には要注意!洗濯機で洗えるものと、洗えないものがあることは、皆さんご存知ですか。最近の洗濯機は便利で機能性に富み、乾燥機付きのものも数多く販売されています。しかし洗濯をするうえでは、何でもかんでも洗濯機に放り込めばいいというわけではありません。取り扱い絵表示がついていても、どう対応するかは人それぞれ。そこでまずは、洗う前の仕分けについて聞きました。■「デリケートな衣料はクリーニングに出すようにしている。専門家に任せたほうがよい」(30代・主婦)■「おしゃれ着などで、レースがあるものや生地が痛みやすいと思うものは、手洗いをします」(50代・主婦)最近の洗濯機には「ドライコース」や「手洗いコース」というように、デリケートなものを洗えるコースもありますが、なんだか不安。自分の手で優しく洗うか、クリーニングに出してしまうという人は多いようです。レースなどの装飾がついたものも洗濯機で洗うのは危険です。特に高価なものや大切なものは、造りが崩れてしまっては困りますよね。■「買ったばかりの服などの色落ちしやすいものは手洗いにしています」(20代・パート)■「昔マライカやバリの物などを売っているマーケットでスカートを買って、なにもしらずに洗濯機で洗ったら一緒に洗ったものが全滅したトラウマがあるから」(20代・主婦)服を洗う時の色落ちによる失敗談は、“洗濯あるある”ですね。多少は仕方ないと思って洗濯すると、他のものに色移りしてしまうこともあります。経験豊富な主婦の方々は両方のことを考えてそれだけ別で洗うか、手洗い・クリーニングという手段をとる場合が多いようです。■「靴下は洗濯機だけでは汚れ落ちが悪いので、必ず手洗いしています。しかし、手洗いした靴下は他のものと一緒に洗濯機で洗っています」(50代・主婦)■「昔、子どもが小さかった時、思いっきり食べ物がついてしまった洋服は、機械が壊れる気がして洗濯機に入れませんでした」(30代・会社員)■「子どもが幼稚園で汚してくる泥汚れは、さすがに洗濯機に入れられないので手洗いしています」(30代・主婦)靴下や汚れがひどいものは、いったん手洗いをしてから洗濯機に入れるという人が多くいました。特に小さな子どもがいる家庭では、服などが汚れるのは日常茶飯事。汚れた服をそのまま洗濯機に入れるのは、他の服や洗濯機にもよくありません。手洗いをするか、あまりにひどいものは「雑巾にしたり、処分する」という意見もありました。■「下着は一度手洗いします。汚れがひどい時は洗濯します。タイツなどは破れたり毛玉になりやすいため、手洗いします」(40代・主婦)■「形が崩れてしまうので、ワイヤーの入った値段の高いブラジャーは必ず手洗いをしています」(40代・主婦)下着やタイツなどもデリケートなものが多くあります。ネットを使うだけでは心配という声もあり、普通の洗濯物とは別に手洗いをするという人もいました。2.セーターやカーディガンなどのニット製品はどうする?冬は普段から着ることも多く、扱いに悩むのがセーターやカーディガンなどのニット製品。クリーニングや手洗いという選択肢もありますが、洗濯機で洗おうと思えば洗えてしまいそうな気もします。■「セーターなどは縮んだりするのが心配なのでクリーニングに出しています」(50代・主婦)■「繊維がデリケートなものはクリーニングに出してしまうので、洗濯機では洗いません」(50代・主婦)見るからに洗うのが心配なので、安心のためにクリーニングに出すという人がたくさんいました。クリーニングに出してきれいにしてもらえば、また着るのも楽しみになりますよね。■「デリケートなものはクリーニングに出すようにしている。一度、うっかり洗濯機で普通に洗ってしまって縮まった経験があって、手洗いモードを使うのも嫌になったから」(30代・主婦)■「何度も失敗を重ねて、洗濯機で洗ってはいけないと悟ったからです」(50代・主婦)本当は洗濯機で済めば楽なのですが、“やってしまった……”という経験から、大切なものはクリーニングや手洗いで洗濯しているという人は多いですね。お気に入りのセーターがみじめな姿になってしまった時のショックを思えば、クリーニング代も安いものかもしれません。■「セーターやカーディガンは洗っちゃいます(ドライコースで)。洗わないのはスーツ」(40代・主婦)■「主人のスーツは洗濯機で洗いません。セーターなどは余程高価なもの以外は普通に洗います」(50代・主婦)■「セーターも古いものは洗濯機で洗いますが、お気に入りや新しいものはクリーニングに出します」(40代・主婦)スーツなどはやはりクリーニングに出すのが一般的ですが、ニット製品は洗濯機で洗ってしまうという人もいました。まさに自己責任で、ということでしょう。このあたりの基準は家庭によって異なるようですね。3.正しい洗濯の仕方洗濯物の仕分けが済んだら洗濯機をまわすことになりますが、その際にも気をつけることはあります。上手な洗濯の仕方について紹介します。■洗濯機に入れる時は洗濯物がたまってしまったからといって、一度にたくさん詰め込んでしまうのはNG。あまりぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、汚れが落ちなくなってしまいます。しかし逆に少なければきれいになるというわけでもありません。洗濯機の中で服と服がぶつかることによって汚れは落ちるので、全自動洗濯機の場合でも、適切な洗濯物の量と水量があるので、事前に確認しましょう。■洗剤についてかなりバリエーション豊かな洗濯用洗剤が売られていますので、香りなども含め、好みのものを選びましょう。形式としては粉末や液体・濃縮タイプ、ジェルボールなどがあります。弱アルカリ性・中性という点は要チェック。弱アルカリのほうが洗浄力は高いのですが、それだけ衣類にかかる負担も大きくなります。中性のものでも目立った汚れでなければきれいになりますし、素材への負担も軽くなります。特におしゃれ着などは、中性で専用のものを使うのが安心です。また、蛍光剤の有無も重要です。白さを際立たせる効果がありますが、生成りや淡色の服には逆効果となるので、注意しましょう。■汚れを落とすには洗剤を多く入れるとより効果が強くなりそうですが、実は量はあまり関係ありません。特に粉末洗剤は溶け残る場合もありますので、表示通りの用量で使用するのがベストです。「洗い」の時間についても長ければ良いというわけではありません。自動でも設定されている通り、10分程度がちょうどいいのです。長時間まわしても、絡みや衣料を傷める原因となるので、注意してください。目立つ汚れがあるものは、事前に手洗いなどして対応しましょう。手洗いするほどでもないものは、しばらく部分的に洗剤をつけておいてから洗濯するときれいになります。また、洗濯に水ではなくお湯を使うのも有効です。風呂の残り湯を利用すると節約になりますし、水よりもお湯のほうが皮脂汚れなども落ちやすくなります。■柔軟剤の使い方香りが良い柔軟剤も多く、ついつい多く使ってしまうことがあります。ふんわり柔らかくする効果がある柔軟剤ですが、使い過ぎは禁物。自分の好きな香りは心地いいものですが、時には他人にとってきついニオイになることもあるので配慮が必要です。また柔軟剤を使用することで、タオルなどの吸水性が落ちることがありますので、適度な使用を心がけましょう。4.時には手洗いという選択もデリケートなものや汚れのひどいものなどは手洗いをするという意見が多くありました。それでは、どんな手洗いの仕方が良いのか、主婦の皆さんにポイントや道具について聞いてみました。■「洗濯機に入れる前に落としておきたいものは手洗いでもんで落とすようにしている」(30代・主婦)■「オケや、小さなタライを使って手早く手もみで洗っています」(20代・主婦)道具などを使わずに「手もみ」で手洗いするのは、何よりお手軽です。洗面器や洗面台に洗剤と水・お湯を入れれば手もみができるので、たまに手洗いするものがあるという程度ならそれで済みます。■「手洗いするものはデリケートなものが多いので手もみでやさしく洗います」(50代・主婦)■「手もみで洗う。特に道具は使用しない。洗濯機で洗うと生地が傷みそうだし手もみで十分だと思う」(30代・主婦)デリケートなものを洗濯機ではなく手洗いで、という場合は特に手もみの出番。場合によっては押し洗いなど、生地を傷めないように優しく洗うのがポイントのようです。■「手もみで落ちない場合、ブラシを使うときれいに落ちることが多いです」(50代・主婦)■「襟袖洗いには特にブラシがないと汚れが落ちないため。あと、手洗い用のネットも併用する」(40代・主婦)■「衣類を傷つけたくないので、柔らかめの洗濯用のブラシで、軽くこすって洗うことが多いです」(40代・主婦)衣料を気遣いつつ汚れを落とす場合は、洗濯用の「ブラシ」を使うのがおすすめです。素手による手洗いでは不十分という時に、ピンポイントでブラシを使うと汚れがスッキリ落ちます。また、服を保護するためには手洗い用のネットも便利です。洗濯用ブラシの代用として、使い古した歯ブラシを再利用しているという人もいました。ちょっとした汚れなら、それでも十分使えますね。■「洗濯板が一番汚れが落ちやすいと思います。小さいので使い勝手もいいです」(40代・主婦)■「子どもが小さいので、よく服を汚してきます。洗濯板を使ってポイント洗いしてから洗濯機で洗うと、きれいに汚れが落ちるからです」(30代・主婦)昔ながらの道具ですが、ガンコな汚れにはやはり「洗濯板」がおすすめ。小さなお子さんがいる家庭ではもはや必須アイテムです。最近ではシリコン製のコンパクトなものも売られているので、汚れがひどいものや、ゴシゴシと洗いたい靴下などにはぴったりです。5.主婦が実践する洗濯のポイント洗いたいものによって、適した方法を選ばなければならない洗濯ですが、それも家庭によってそのやり方は少し違ってくるということがわかりました。最後に、主婦の皆さんが洗濯をする際に工夫している点や、我が家ではこうしているというポイントについて聞いてみました。洗濯の仕方について悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてください。■「絡みやすいものや毛玉がつきやすい服はネットに入れて洗うようにしている」(30代・主婦)■「下着などは基本的にネットに入れて洗濯をするようにしています。ネットに入れることで生地は保護され、傷つけることなく洗濯できます。大切にしたい洋服もネットに入れて洗濯します。」(40代・自営業)下着やヒモがついているもの、マジックテープがついているものなど、他と絡み合ってしまうものについてもネットを利用するという人が多くいました。毛玉やストッキングの伝線防止にも役立ちます。■「洗濯終了後取り出す時、便利だからネットをよく活用します。また干す時の仕分けにも便利です」(50代・主婦)■「シャツ、パンツ、など種類ごとにまとめてネットに入れて洗う。そうすると干す時に楽だし、取り入れる時もバラバラにならずに楽」(30代・主婦)衣料の保護としてネットを利用するという人が多い一方、干す時の楽さを重要視して、積極的にネットを使うという声もありました。■「子どもの洋服、タオルなどの汚れがひどいので手洗いは基本です」(40代・主婦)■「ワイシャツの襟などは、洗濯前に部分洗いして、漂白剤をかけておく」(50代・主婦)汚れるものは手洗いをしてから洗濯機に入れる、ということを基本として心がけている主婦の方は多いようです。子どもの服やワイシャツの襟は、どうしても汚れてしまうもの。汚れが重なっていく前に、漂白剤なども活用しながらこまめに落としておくことがポイントとなります。■「すすぎの回数が少なくて済む洗剤を使います。節水や衣類のいたみ防止になると思います」(50代。主婦)■「ネットを使うこともしますが、一番は時間短縮と水道代節約のため時短洗剤をいつも使います」(40代・主婦)最近では、洗浄力もありながら1回のすすぎで済むような「時短洗剤」も売られています。特別汚れるものもなく、洗濯機がまわっている時間も惜しいという人は、そういったものを利用するのもアリです。短い時間で洗濯物がきれいになれば、時間だけでなく水の節約や、衣類に与えるダメージも少なくて済むというメリットもあるようです。まとめ全自動洗濯機とはいえ、ボタンひとつですべてが終わるというわけではない洗濯。仕分けの段階から注意すべきポイントが多く、乾いたものを取り込むところまで考えると、意外に手間がかかる作業であることがわかります。かといって汚れたものを放っておくと、簡単には落ちなくなってしまいます。お気に入りの服も長く着るためにも、今回紹介したポイントに注意しながら正しい洗濯の仕方をマスターしてくださいね。
2017年03月17日乾燥機付き洗濯機があれば、雨の日の洗濯もスムーズに。時間のない主婦にとって、洗濯物がすぐ乾くというのは大事なポイントのひとつです。でも、実際に買うとしたら、縦型とドラム式どちらがいいの?実際に両方の乾燥機を使用して、結果を検証してみました。今や私たちの生活に欠かせない電化製品の一つである、洗濯機。洗濯機と一口に言っても、乾燥機能の有無などの機能面や、縦型やドラム型といった形状の違いなどその種類は様々です。家電量販店へ行くと、あまりの多さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。選択肢が多いのはありがたいことですが、滅多に購入するものではないのでいざ必要となったとき、自分に合った洗濯機はいったいどれ?と悩んでしまうかもしれません。家族が多くて毎日洗濯物を干すのが大変、仕事が忙しく何とか家事の時短が出来ないだろうか……今回は、そんな悩みを抱えている人に、洗濯から乾燥までボタン一つでオッケー!という洗濯乾燥機をご紹介。さらに、洗濯乾燥機が欲しいけれど縦型とドラム型どちらを選べばいいの?見た目の違いは分かるけれど、機能面の違いを知りたい!という方のために、縦型洗濯乾燥機とドラム式洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥までおこない、その仕上がりを比較検証してみました。■目次1.きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!2.見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違い3.とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?4.縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?5.ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?6.あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・まとめ1. きっと欲しくなる!便利で時短な洗濯乾燥機を知ろう!洗濯乾燥機とは、ヒーターを内蔵していて洗濯機と乾燥機がセットになったものをいいます。これ一つで洗濯から乾燥までこなしてくれるなんてとっても頼もしいですね!乾燥機能が付いていればこんなメリットがあります。1.雨や雪が降ってもすぐに洗濯物を乾かすことが出来る。天気を気にする必要がないので主婦の味方。2.部屋干しと違って場所をとらないので、生活の邪魔にならない。特に子どもがいる家庭では遊びの邪魔にならないので助かります。3.洗濯物を干す時間と取り込む時間を完全にカット出来る。時短になり主婦や忙しい人に便利。「あら、とっても楽チンね。それなら全部そのまま乾燥させちゃえ~」と思った人は、ちょっと待って!乾燥運転できない洗濯物があるので注意が必要です。洗濯機へ入れる前に、取扱説明書や洗濯物に付いているタグで乾燥運転可能かをしっかり確認しましょう。縮み、しわつき、変色、損傷、風合い劣化の原因になるものは、乾燥運転を控えましょう。例えば、・ゴムやウレタンなどを使用した製品(マットレス、ゴム手袋など)・ウレタン(スポンジ類)を使用した製品(ぬいぐるみなど)・タイツ、レースや刺しゅうなどの飾りや付属品のある製品・濃い色のプリントものまた油が付着したものや、ポリプロピレン繊維の製品(衣料、カーペットなど)は油などの酸化熱による自然発火や引火のおそれがありますので注意が必要です。2. 見た目だけじゃない!縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機の違いおなじみの縦型洗濯乾燥機。この形を見て、何となく懐かしく感じられる方も多いのではないでしょうか。その洗浄方式は底にある羽根を回転させる「かくはん洗い」です。槽が左右に周りこすり洗いすることで、パワフルな洗浄力が生まれ、汚れをしっかり落としてくれます。乾燥方法は「ヒーター乾燥方式」といい、ヒーターで温めた空気を衣類に当て、底にあおる羽根を回転させ衣類を舞い上げながら乾かします。ドライヤーの熱風を、衣類にあて乾かすイメージをすれば分かりやすいでしょうか。ヒーターの温度を上げるためにヒートポンプ式よりも電気代がかかるほか、70℃以上の高温で乾燥させるので、衣類の傷み、縮みはおきやすいです。ドラム型に比べコンパクトなものが多く、設置場所を選ばないのはとっても魅力的。重量も40~50キロのものが多く、引っ越しなどの際に搬送する場合はそこまで負担にならないのも良い点です。一方、ドラム型は縦型の後を追うかたちで平成12年頃から日本で普及しはじめました。ふたが前開きなので出し入れしやすく、上にモノが置ける形状なのがポイント。おしゃれなイメージを持つ人も多いのでは。小柄な方や高齢者には特に洗濯物の出し入れがラクに感じられることでしょう。大きさは縦型よりも幅をとるものが多いので、購入する際は設置条件をきちんと確認することが大切です。場所によっては、スペースが狭く設置出来ない場合も。重量も縦型に対し、70~80キロとかなり重たくなっています。洗浄方法はドラムを回転させ衣類を持ち上げる「たたき洗い」。少ない水で洗えるので縦型に比べて節水になります。乾燥方法は「ヒートポンプ乾燥方式」といい、運転時に発生する熱を再利用するため省エネ効果も期待できます。乾燥中は、ドラムを回転させ衣類を大きく広げ、高速風をビュンビュンと吹きかけてシワを伸ばしながら乾かしてくれます。さらには約60℃以下の低温乾燥なので、衣類の縮み、変形は少なくフワッとした仕上がりに。ドラム型洗濯乾燥機の方が縦型に比べ高価な傾向にありますが、乾燥を頻繁に使うのであれば、長い目でみるとお得になるかもしれません。泥汚れの洗濯物を洗うことはめったになく、乾燥機能は頻繁に使いたい、という方におすすめです。3. とっても大事!洗濯物の量ってどのくらい?1日あたりの洗濯物の重さを計ったことはありますか?実は洗濯機の大きさは一つではありません。容量が大きい程洗濯機の値段は上がりますが、小さすぎると「あれ?洗濯物が全部入らない」なんてことになるかも。毎日の洗濯物量は各家庭の家族構成、普段の生活スタイルによって異なります。購入前にはある程度必要な容量を計算して選ぶようにしましょう。効率よく洗濯機を動かすための大切なポイントでもあります。我が家は大人2人、子ども1人の3人家族。毎朝1回、容量6キロの洗濯機を回しています。洗濯物の中身はその日着た衣類、バスタオルが3枚とフェイスタオル2~4枚が定番です。そのほか、子どもがまだ幼いので、食べこぼしやヨダレなどで汚れた衣類が追加されることも多々。それでも少しだけまだ余裕のある感じです。3人分の枕や布団のカバーなどは定期的に洗っていますが、その際は一度に全て入らないので日常の洗濯とは別に洗っています。一般的に1人の1日分の洗濯物量は約1.5キロです。4人家族で毎日まとめて洗濯するのなら、約6キロ(1.5キロ×4人)が、洗濯量の目安。また、洗濯機の寿命は一般的に約8年といわれています。購入する前に「これから家族が増える」といった予定のある方は、少し大きめを検討してみても良いかもしれません。4. 縦型洗濯機を使って乾燥させてみた!その仕上がりは?いよいよ検証スタートです。縦型洗濯乾燥機の洗濯乾燥コースで実際に洗濯物を洗ってみました。洗濯したものはこちら。バスタオル2枚、フェイスタオル2枚とハンドタオル1枚、ワイシャツ1枚、男性用肌着1枚です。洗濯乾燥コースをポチッ。表示の残り時間は3時間14分。時間は洗濯物の量で変わります。曇りや雨の日だとなかなか乾かないので、天気が悪いときには助かりますね。予定時間通りに乾燥まで終えました!さあ仕上がりをチェックしましょう。一番厚さのあるバスタオルは若干湿り気を感じます。その他は乾いていましたが、天日干しのカラッとした仕上がりとはまた違った感じです。一番大きいバスタオルの厚さをものさしで測ってみました。厚みは約7センチ。少し湿り気があったため、ボリューム感はあまり感じられません。続いてワイシャツです。形状安定型ですが、縦にたくさんの深いシワがついています。やはり洗濯機の形状から、どうしても衣類が絡みやすくシワが出来るようです。アイロンがけが大変そう……。その他の肌着やフェイスタオルはきちんと乾いていました。洗濯機の機種、洗濯物の量などの条件によってもその仕上がりは変わってくると思いますが、薄手の生地でアイロンがけが必要ないものでしたら乾燥に全く問題ないですね!5. ドラム型洗濯乾燥機で乾燥させてみた!その仕上がりは?次にドラム型洗濯乾燥機でも洗濯から乾燥まで運転してみました。洗濯物は縦型洗濯機と同じです。終了予定時間は2時間34分と表示されました。縦型より40分早く仕上がるようです。出来るだけ早く仕上げたい方には嬉しいですね。さあ予定通り終了の合図が鳴って、洗濯物をチェック!すべてしっかり乾いています。タオルは天日干しよりもフワフワになっています。これはとっても嬉しい。毛の一本一本がきちんと起毛しています。厚さは約9センチもありました。縦型洗濯機の場合と比較して2センチもボリュームが増えました。洗濯機によってそこまで変わるなんて驚きです!続いてワイシャツです。こちらは縦横にシワがついていましたが、縦型洗濯乾燥機の結果と比べると薄く、それほど目立つ感じではありませんでした。肌着も多少シワがついているものの、そのまま着ても問題ない程度。全体的にフワッとした仕上がりでした。6. あなたはどちらを選ぶ?自分に合った洗濯機は・・・縦型洗濯乾燥機とドラム型洗濯乾燥機で実際に洗濯から乾燥まで行った結果、その仕上がり具合には大きな違いがありました。縦型の場合は、その形状と乾燥方式により衣類にはシワが出来やすく、全体的にしっかり水分が抜けきっていないのかボリュームダウンしたような仕上がり。厚さのあるバスタオルなどは若干湿り気も感じられたので、厚さや大きさのあるモノの乾燥には向いてないようです。一方、ドラム型の場合は、衣類にシワは出来るものの、すべてしっかり乾燥していました。特に注目したいのはタオル!天日干しよりフワフワの仕上がりで、吸水性も衰えることなく、使用感はバツグン。毎日乾燥させたいくらいに感じました。メーカーごとの機能面によって差はあるかとは思いますが、今回の検証では、このようにドラム型の方が優れているという結果になりました。まとめ誰もが日常生活の中で、時短出来ることがあれば嬉しいですよね。お子さまがいらっしゃれば、「後追いされてなかなか洗濯物が干せない」「部屋干ししていると、子どもが洗濯物を引っ張って落としてしまう」といった悩みがあるかもしれません。私もそのような悩みがある一人です。洗濯乾燥機を使えば、洗濯から乾燥までボタン一つで出来るので、そういった悩みを解決してくれるでしょう。さらには自分の時間や子どもと触れ合う時間を増やせるので嬉しいですよね。特に乾燥機能の優れているドラム型洗濯乾燥機は私の生活スタイルをより快適なものにしてくれそう!と感じました。みなさんはどうですか。ご自身の生活スタイルに合った洗濯機をぜひ見つけてください。
2017年03月17日洗濯洗剤の売り場で見かける「洗濯のり」。ワイシャツなどがパリッと仕上がるというイメージがあるけれど、結局よくわからないのでクリーニングに出してしまうという方も多いかもしれません。今回は、洗濯のりに対する主婦の皆さんの考えと、使い方や効果をまとめました。洗濯物がパリッと仕上がると噂の「洗濯のり」ですが、ウチでも使えるものなのか…と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ワイシャツなども日々の洗濯でクリーニング屋さんのようにできれば、気持ちよく着られて、クリーニング代の節約にもなります。そんな「洗濯のり」について、20~50代の主婦50人の方を対象に、洗濯のりの使い方やその効果を調査。お気に入りのシャツやブラウスなどを洗濯する時に役立ててください。■目次1.「洗濯のり」ってどんなイメージ?2.実際に洗濯のりを使っている人は…3.洗濯のりの使い方4.こんな場面で洗濯のりを使いたい!5.洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!「洗濯のり」ってどんなイメージ?まずは主婦の皆さんが抱いている「洗濯のり」のイメージや、どういう使い方をするべきか聞きました。普段から利用出来そうなら、使ってみるのもありかもしれません。■「洗濯のりを使うことで、シャツを簡単にパキッとさせることが出来る」(30代・主婦)■「そもそも使ったことがないのでわからない。一般的にはシャツの襟をパリッとさせるのに使う印象」(30代・主婦)洗濯洗剤・柔軟剤などの売り場の端のほうに「洗濯のり」が置いてあるのは知っていても、自分には必要ないものと思っている人も多いようです。なんとなく“衣類などがパリッとする”というイメージはあるものの、使ったこともない人もたくさんいました。■「使ったことがないのでわかりませんが、アイロンの手間が省けるのはいい」(30代・正社員)■「使うとしたらアイロンをかけるのが面倒な時ですね」(50代・主婦)シャツなどの衣服をシワなく仕上げるためのアイロンがけが楽になるというのも注目です。忙しい毎日の中では洗濯だけでも大変なので、アイロンはなるべく簡単に済ませたいところ。■「来客用のシーツやワイシャツをきれいに見せるために使っていました」(30代・主婦)■「普段は使わないが、旦那の大事な仕事の案件の時はやはりちゃんと見えるほうが良いと思うので」(30代・主婦)来客時や公的な場面など、いざという時にきれいに見せられたら、それだけで印象が良くなる可能性もあります。特にワイシャツなどはヨレヨレだと格好がつきませんよね。そんな時に使えるのが「洗濯のり」。クリーニングに出さなくて済むなら、家事にも取り入れたいものです。実際に洗濯のりを使っている人は…便利な用途がある洗濯のりですが、まずは日常の洗濯にはどの程度利用されているのかアンケートをとりました。普段から洗濯のりを使うことがあるという人は、なんと50人のうちたったひとり。使った経験がある人もそれなりにいましたが、購入したこともないという人が多いというのが事実でした。■「シャツの洗濯の仕上げに使用すると、仕上がりがひと味違うからです」(30代・主婦)唯一、日常的に洗濯のりを使用している人は、このような意見を持っていました。洗濯のりならではの質感を求めて使用しているようです。しかしながら、ほとんどの家庭において洗濯のりは日常的に使われていません。その理由はいったいどんなものしょうか。■「使ったことは一度もありません。買ったこともないし、使ってみようかと思ったこともないです」(40代・主婦)■「洗濯のりがそもそもどういうものかあまりぴんとこない。面倒そうなものはクリーニングに出してしまう」(30代・主婦)中にはこのように洗濯のりには興味すらない人もいます。実際、普段着の洗濯は洗剤と柔軟剤があれば事足りますし、家で洗濯できないようなものは、お金を出してクリーニングに出してしまえばそれで済みます。■「使い方がわからない、今さら誰に聞けばよいかわからない」(30代・主婦)■「洗濯のりの使い方がわかりません。実家でも使ってなかったのでわかりません」(30代・主婦)使い方がわからないという理由で、手を出したことがないという人もたくさんいます。他人の家のお洗濯を目撃することは滅多にありませんし、実家でも使っていなければ、あえて使ってみる気になる人はなかなかいないようです。■「洗濯のりのゴワゴワ感が苦手なのと、どちらかといえば柔軟剤を使った柔らかな仕上がりが好きだから」(40代・主婦)■「パリッとした感じより、柔らかい感じのほうが好きなので使いたいと思ったことがないです」(40代・主婦)■「特にYシャツを着る機会もいないし、洋服をパリッとさせる必要がないので」(40代・主婦)■「ワイシャツなら必要だと思うが、普段着をハリのある仕上がりにする必要がない」(20代・主婦)これは時代の変化もあるでしょうが、ファッションとしてのりの効いた洋服を着る機会が少なくなり、さらに同じシャツでも洗濯してそのまま着られるようなカジュアル系のシャツや、形状記憶など簡単にはヨレない素材も普及。洗濯のりは、フォーマルな場で着るためのワイシャツやブラウスに使う程度になってきたことも、洗濯のり離れの原因になっているようです。■「家族全員、肌が弱いためです。洗濯のりは肌に刺激を与えますし、固くなって不快です」(40代・主婦)■「皮膚がとても弱いので、のり付けの洋服は襟元が擦れてしまい、皮膚が爛れます」(50代・主婦)このように洗濯のりは敏感肌には向かないといった、体質的に向き不向きがあるという意見もありました。主婦の皆さんの意見をまとめると、洗濯のりはそもそも日常的に使うものではない、と位置づけている人がほとんどでした。普段着には使うことはなく、のりが必要なワイシャツなどはクリーニングに出してしまう人が多いというのが現状のようです。洗濯のりの使い方現在ではあまり使っている人がいない洗濯のり。「そもそも使い方がわからない」といった声が多かったのですが、要領をマスターしてしまえば、いつもの洗濯にひと手間加えるだけで、簡単にのり付け出来るようになります。洗濯のりについて、詳しく説明していきましょう。■洗濯のりの種類洗濯のりには「天然のり」と「合成のり」があります。天然のものはデンプンからできており、いわゆる昔話の「舌切りスズメ」が食べていた、というものです。洗濯のりとしての用途の他に、障子はりや手芸などにも使われます。ハリが強く仕上がりますが、天然のデンプンを使用しているため、のり付けしたまま長期保存すると虫がつく場合があります。現在よく使われる合成のものは扱いやすく、洗濯機でのり付けすることが出来ます。科学的に合成されたものなので、腐食するようなことはありません。特別こだわりがなく、慣れていない場合であれば合成のりを使うのがおすすめです。洗濯のりは服全体をつけ込む液状タイプが基本ですが、最近では便利なスプレータイプのものも販売されています。襟や袖口などをピンポイントでのり付けをしたい場合や、まずはお試しでのり付けにチャレンジするならこちらを使ってみるのもアリです。■のり付けの効果イメージの通りですが、まずは洗濯のりを使うことによって服などをパリッとさせることができます。水で薄めて使いますが、のりの分量で固さが調節できます。夏場は、シャツやブラウスに腕を通した時のシャリっとした質感も気持ち良いですし、ホテルのようなパリッとしたシーツで寝るのも気持ち良いものです。洗濯のりを使うと汚れが付きにくくなると同時に、付いた汚れも落ちやすくなります。のりで繊維がコーティングされるので、次の洗濯の時に汚れがのりと一緒に流れていくという仕組みです。また、繊維の糸が締まることによって通気性が良くなるという利点も。浴衣や夏服のシャツをのり付けすることには、形をキープする以外にそんな理由もあるのです。アイロンがけが楽になるのも、洗濯のりの効果といえます。シワがのびやすく形も作りやすくなるので、洗濯のりを効果的に使って仕上げると気持ちよく、そしてキッチリと見せることができます。パリッとさせるためだけに洗濯のりを使うと思いがちですが、実は柔軟剤と併用することができます。こうすることで、柔らかさを出しつつ、ハリを出して型崩れを防ぐことができるのです。この方法はクリーニング店でも使われる場合があり、ポロシャツやジーンズなどに応用することができます。■洗濯のりの使い方普通に洗濯をしたあと、洗濯槽の中や洗面器などでのりを混ぜた水につけ込み、軽く脱水して干します。そして仕上げにアイロンをかけます。洗濯槽でつけ込んだ場合は、使用後に再び水を入れて洗い流したほうがよいです。ワイシャツを1~2枚というだけなら、洗面器やバケツを使うのがお手軽。のりの濃さはもちろん、つけ込む時間によっても固さが変わります。洗濯機でのり付けする場合は、洗濯機を回すかつけ込むだけかによっても違ってきます。特に厚い生地のものはのり付きが良いので、濃度や時間で調整が必要です。シワになってしまうことがあるので、脱水は軽めに。襟や袖口などをピシッと引っ張って干します。半乾きの状態か、霧吹きで少し水をかけてからアイロンをかけると、綺麗な仕上がりになります。スプレータイプののりは、普通に洗濯して干した後、使いたい部分に吹きかけてアイロンをかけることになります。こんな場面で洗濯のりを使いたい!毎日着るワイシャツをクリーニングに出していると、お金もかかりますし、数日分まとめて出すという場合もあります。汗をかいたものを放置しておくと、シミやニオイの原因になってしまいます。洗濯のりは少し手間がかかりますが、かつては使っていた人もいる通り、自宅でできること。日常的なお洗濯と一緒にワイシャツも洗って、のり付けとアイロンをかけてしまえたら、クリーニング代よりも安く済ませることができます。■「日ごろ、使いませんがとても大事な時に使います。洗濯のりを使った後のアイロンがけはとてもきれいな仕上がりになるので」(30代・主婦)■「緊急でワイシャツをホームクリーニングしなければならなくなった時」(20代・会社員)■「今まで洗濯のりを使った事がないのですが、ここぞという服には使ってみようと思いました」(30代・主婦)■「とっておきのおしゃれ着などに今後、使ってみようと思いました」(30代・主婦)日常的には使用しなくても、洗濯のりのメリットを知っている、または興味を持っているという主婦の皆さんはこのような利用方法を考えていました。いざという時に洗濯のりの準備があれば、クリーニング店を利用しなくても済むというのは、大きなポイントとなりますね。お気に入りの服も、自分で洗ってきれいに保っておくことができたら、着る機会も増えるかもしれません。洗濯のりを使って子どもと遊ぼう!本来の使い方ではありませんが、洗濯のりは実は工作などに使えます。お子さんが小さい家庭では、自由研究や科学実験のネタになるかもしれません。■「子どもが小さいので、シャボン玉はとても喜んでくれます。洗剤だとは思ってなさそう」(30代・主婦)■「子どもがシャボン玉が大好きなので、よく洗濯のりを活用しています。」(30代・主婦)洗濯のり・ぬるま湯・台所洗剤を混ぜると、強いシャボン液を作ることが出来ます。ハンガーなどで作った大きな輪を使うと、驚くほど大きなシャボン玉を作ることが出来るのです。さらに手作り化粧水などにも使えるグリセリンを入れると、“弾むシャボン玉”を作ることが出来ます。■「昔シャボン玉やスライムを作る時に使いました。子どもと一緒に今度作ってみようと思います」(30代・主婦)■「子どもが小さいとき、バザーに出すために、スライムを作るときに使いました」(50代・主婦)感触がなんともいえない「スライム」も、自作することができます。洗濯のり・水・ホウ砂を混ぜるとスライムが生成されるのです。絵具で好きな色のものを作れますが、ホウ砂は口に入れると危険なので注意が必要です。■「スーパーボールを子どもと作ったことがあります」(30代・会社員)■「コサージュを布で作る時に、洗濯のりに布をつけて乾かして、を繰り返し行うと布地にハリが出て既製品のようなコサージュが出来る」(30代・主婦)■「スノードーム作りに使いました。水と洗濯のりを7:3の割合で混ぜ、飾りの入った瓶の中に流し込んで完成です」(20代・会社員)スーパーボールは洗濯のりと食塩水でできますし、コサージュは普通の洗濯のりの使い方を応用したものです。スノードームは、少し粘り気のある透明な洗濯のりを水に混ぜることで、飾りがゆらゆらと雪のように舞う雰囲気を演出する事が出来ます。どれも手作りならでは良さと楽しみが味わえるのが良いですね。洗濯後にシャツやシーツをのり付けして干し、乾くのを待つ間にお子さんと洗濯のりを使った遊びをする、なんて休日を過ごすのも、楽しいかもしれませんね。「洗濯のり」を使いこなして気持ち良い日々を!クリーニングに出さなくてもワイシャツなどをきれいに仕上げられる「洗濯のり」。たまには普段着るシャツをのり付けしてパリッとした仕上げると、新鮮な気持ちになれるはず。つねにきれいなシャツを着こなすのも、素敵な楽しみですよね。また紹介した通り、単に服をきれいに仕上げるだけが洗濯のりの効果ではありません。どんなものかわからずにいた方は、この機会に使い方をマスターして、いざという時に使ってみてはいかがでしょうか。
2017年03月15日今はまだ主流とはいえない「ドラム式洗濯機」。縦型洗濯機に比べてかなり値が張るけれど、洗濯が楽になるなら……と迷っている方も多いのでは。今回はこのドラム式洗濯機をクローズアップ。実際に使っている主婦の方々の意見も聞きながら、そのメリット・デメリットについて紹介します。「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事では、縦型洗濯機のメリット・デメリットについて解説しました。まだまだ主流は縦型であることがわかりましたが、もしもこれから買い換えるなら、ここ数年の間に急速に注目度が高まっている、ドラム式洗濯機の存在はやはり気になるところ。そもそもドラム式洗濯機の魅力とは何か。今回はこれからのさらなる普及が期待されるドラム式洗濯機をクローズアップ。そのメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。■目次1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリット3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!4.水道代・電気代の節約も期待できる5.実際に使ってみてどうでしたか?1.ドラム式は「たたき洗い」。洗浄力は……縦型洗濯機の洗い方は、洗濯槽の底にある「羽」を回転させ水流をつくることで、衣類同士をこすり合せる「もみ洗い」をします。それに対して、ドラム式洗濯機は「たたき洗い」。中のドラムが回転することで、衣類を持ち上げて上から落とすというのが特徴です。一般的に洗浄力に関しては、使用する水の量が多い縦型の「もみ洗い」のほうが、汚れがよく落ちるとされています。それに比べると「たたき洗い」のドラム式は水量も少なく、洗浄力は劣るといわれています。今回のアンケート結果でも、「洗浄力の弱さ」をドラム式のネックに挙げる主婦の方がいました。■「我が家は5人家族だからドラム式だと1回につきたくさん洗えないような気がするから縦型を使用しています」(30代・専業主婦)■「縦型の洗濯機に比べて汚れ落ちがそれほどよくないと聞いたことがある」(50代・専業主婦)■「汚れ落ちが悪いとプロの洗濯業者さんに聞きました。水道代は節約できるようですが、一長一短ですね」(40代・専業主婦)2.見落とし注意!ドラム式洗濯機の意外なデメリットアンケートの回答を見ると、ドラム式のデメリットとして意外と多かったのは「安全性」でした。■「縦型と違いふたが横についているので、幼児にも手が届いてしまい、事故や故障が起きやすいのはデメリット」(30代・専業主婦子ども有り)■「以前はドラム式を使っていましたが、子どもが生まれてから安全性を考えて縱型にしました」(40代・専業主婦子ども有り)■「子どもが興味を持ちやすく、やり方さえわかれば、簡単に中に入れてしまい危険だと思います」(30代?・専業主子子ども有り)■「子どもが中に入ってしまう事故がありましたが、危険なことが縦型より多い気がします」(30代・専業主婦子ども有り)■「小さい子どもがいると、中に入ったりといった事故も多いので不安」(20代・専業主婦子ども有り)■「安全性が不安。ドラム式で子どもの事故のニュースを聞いてから余計に怖い」(30代・専業主婦子ども有り)■「幼い子どもがいるので、安心感のある形を選んだ」(30代・専業主婦子ども有り)アンケートを行った50人中7名がこの問題点を挙げていることからも、特に小さなお子さんがいる家庭にとっては、安全性は無視できないポイントであることがわかります。2015年の6月には、子どもがドラム式洗濯機の事故で亡くなるというニュースが大きく報道されました。この事故を受けてメーカーの安全対策も進んでおり、運転していない時にドアが開かなくなるようにする「チャイルドロック」機能があるものや、万が一閉じ込められても中から開けられるような「閉じ込め防止」機能がついている機種が開発されました。(日立のHPより)ドラム式を購入する際には、必ず売り場に行ってこうしたロック機能の使い方を入念にチェックしておく必要がありそうです。親の予想に反する行動をするのが子ども。その危険性を1%でも不安に思うなら、ドラム式は購入しないほうが賢明かもしれませんね。他に挙げられたドラム式のデメリットとしては「かさばる」というものもありました。■「購入検討時はドラム式を希望していたが、洗濯機置き場の広さにあわず断念」(20代・専業主婦)■「ドラム式は大きくて、今住んでるアパートの洗濯機置き場にはまらない」(20代・専業主婦)■「今使用している洗濯機を購入する時に住んでいたアパートの洗濯機置き場がドラム式を置ける大きさがなかったので」(30代・専業主婦)コンパクトな縦型に比べてドラム式は大きいため、住んでいるアパートやマンションによっては欲しくても家の構造上買えない、というケースがまだまだあるようです。3.ドラム式のメリットはランニングコストと家事の効率化!いくつか課題が残っているとはいえ、ドラム式にも多くのメリットがあります。その中でも「時間」を確保できることは、大きな魅力といえるでしょう。「洗濯」という家事にかかる時間は全自動洗濯機によって、ほぼゼロに出来ました。しかし「洗濯」という行為にはこの他に「乾燥」「折りたたむ」という工程が残っています。この時間が意外とかかることはご存知の通り。もし、戸建てで一階が洗濯機で、二階のベランダに洗濯物を干すというご家庭であれば、ア:洗濯物を取り出すイ:二階まで洗濯物を持ち運ぶウ:絡み合った洗濯物をほどきながら、洗濯バサミやハンガーにひとつずつ洗濯物を干すエ:乾いたらそれを取り込むオ:たたむという作業があるわけですが、ドラム式の乾燥機能を使えば、ア:洗濯物を取り出しオ:たたむで終了。つまりは主婦の時間的な負担はずいぶん減ることになります。共働きの家庭でしたらこの時短は、見逃せない大きな魅力。夜遅く帰ってきても、洗濯物を放り込んでボタンを押すだけで、朝には乾燥した状態で洗濯物が取り出せるのです。想像しただけでも、この効率化は嬉しいものです。面倒臭い家事の負担が少しでも軽減される、という事実は精神衛生的にも非常に大きなメリットを生み出します。ましてや毎日「しなくてはいけない」家事ですから、ここから解放されるとなれば、日々のメンタルに好影響であると考えられます。縦型にも自動乾燥機能が付いている機種がありますが、洗濯が終わると衣類がからみ合って、うまく乾燥しきれずに生乾きのようになってしまうこともあるようです。一方ドラム式であれば、衣類が絡みにくい構造なので、よく風が通って乾きやすいという特徴があります。■「仕事で帰りが遅くなるため、部屋干しになってしまい生乾きのニオイがするのが嫌だったため、ドラム乾燥タイプにしました」(50代・正社員)■「ドラム式はたたき洗いで、少ない水で洗えるのでエコで水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからないのは大きな魅力」(20代・専業主婦)■「ドラム式の良い所は乾燥機能。子どもの洋服などたくさん汚れて雨の日に乾かないと困るので、乾燥機能は本当に助かります」(20代・専業主婦)■「縦型の乾燥機能はとても実用レベルではないが、ドラム式の乾燥機能はその後の洗濯干しの労力軽減に直結すると思う」(30代・専業主婦)実際にドラム式洗濯機を使用していない人でも、「洗濯物を干す」という家事の煩わしさが解消されるのがドラム式のメリットだと感じている人が多くいらっしゃいました。4.水道代・電気代の節約も期待できる「安さと洗浄力が洗濯機の決め手!主婦が認めるメリットは?【縦型編】」の記事でも触れましたが、縦型とドラム式の水道代は、1回につき約2倍もの差があります。1日1回しか洗濯しないご家庭ならまだしも、子どもが多く1日に2回以上洗濯するご家庭や、乾燥機能も積極的に使う場合、長い目で見ればドラム式のほうがコスト的なメリットを享受しやすいといえます。‘’縦型が平均2563.2円/月、ドラム式が平均1096,6円/月になります。となるとランニングコスト全体では82カ月(約7年)で回収できる計算になります。洗濯機の買い替えの時期はおよそ8~9年ぐらいですので、乾燥機能を毎日使う人にとっては、ドラム式のほうがコスト的に良い、という判断になりそうです。’’こちらは1日1回の洗濯で計算されていますので、1日2回の洗濯+乾燥をするのであれば、ドラム式購入の際にネックになる初期コストを、4年ほどで回収できる計算にもなります。そこに「時間」及び洗濯物を干すという労力の削減というメリットも加わるのであれば、決して高い買い物ではないのではないでしょうか。アンケートを見ても、50人中17人が乾燥機能を、19人が水道代の節約をメリットだと回答しています。■「水道代の節約になると聞いたことがあるので、メリットだと思います」(30代・専業主婦)■「少ないと水量できれいになると聞きます。1日に何回もまわすので水道代はかなりお得だと思います」(30代・公務員)■「毎日乾燥機に入れてもヒートポンプ式で電気代があまりかからない」(20代・専業主婦)■「洗濯機のスペックを比較すると、やはりドラム式のほうが水道代を節約できそうでした」(50代・専業主婦)■「結構洗濯をするほうだけれど、ドラム式にしたら水道代が安くなったように思う」(50代・正社員)■「ドラム式は少ない水で洗えるので水道代の節約につながるので良いと思います」(40代・専業主婦)5.実際に使ってみてどうでしたか?最後に、少数ではありますが、「今後、ドラム式の洗濯機以外を購入する予定はございますか?」という質問に対して「ない」と回答した、ドラム式愛用者の主婦たちに、その理由を聞いてみました。■「現在二台目のドラム式を使用していますが、今後もドラム式を選ぶと思います」(50代・主婦)■「ドラム式だと洗濯機の上に多少荷物が置けるから、替えるつもりはありません」(40代・主婦)■「もうすでにドラム式に慣れてしまったので、それ以外はちょっと考えられないから」(50代・正社員)■「今のところは、考えていません。私は身長が低いため、ドラム式のほうが使いやすいと感じているため」(50代・正社員)■「服の出し入れも楽だし電気代も縦型に比べてかからないのでドラム式がいい」(20代・主婦)■「水道代の節約になる上、乾燥機機能が充実していて便利だから」(30代・主婦)■「ドラム式に慣れてしまっているため、今後も他のものではなく、ドラム式を選ぶと思う」(30代・正社員)一度買ったら、もう戻れない。それがドラム式の魅力なのかもしれませんね。使い慣れた縦型から初のドラム式に変更するにあたっては懸念点があるものの、一度使ってしまうとその便利さに納得するという主婦が多いことがわかりました。長期的に見ればお得!ドラム式はやっぱり便利ドラム式洗濯機のメリット・デメリットを主婦の意見とともに見てきましたが、縦型とドラム式、どちらのほうが魅力的に感じましたか?使ったことがないものには不安もありますし、現状、ドラム式は少し値が張るのがネック。しかし長期的に見ると水道代や電気代がお得になりますので、たくさん洗濯をするご家庭や忙しい方にはドラム式がやっぱり便利でお得です。買い換えの際には、ぜひ検討してみてくださいね。
2017年03月15日生活感の出やすい、洗濯ラック。特に洗剤やタオル、洗濯ネットなど、すぐに使いたいものは適当に仕舞ってしまいがちです。そんなイケてない洗濯ラックからは卒業しましょう!最近は、100均にもおしゃれな収納グッズがたくさん。そんな収納グッズたちを活用して、便利でおしゃれな洗濯ラックを作ってみました!皆さんのお宅では、洗濯機はどこに置いていますか?一般的には洗面脱衣所に置いているご家庭がほとんどではないでしょうか。映画やテレビに出てくる欧米の独立した家事室やランドリールームには憧れますが、なかなか難しいというのが現状です。洗面脱衣所は洗面と脱衣と洗濯とさまざまな目的に使われるにも関わらず、充分な広さとは言えません。また、家事ごとのこまごまとしたアイテムも多く、散らかりやすいのも悩みの種。時には来客が使うことも。生活感がでやすい場所でありながら、完全にプライベートな空間として使用できない、家の中でも使いこなすのが難しい場所でもあります。しかし、ここで諦めてしまっては元も子もありません。リビングなどと違い狭い分、整理整頓を始めるにはもってこいの場所。結果が目に見えて変わるので達成感があります。今回は、限られたスペースを有効に使い、さらには急な来客にも慌てずに済む空間を作ってみました。特にごちゃごちゃして生活感がでやすい、洗濯機上のラックに置いてあるものを、身近な100円均一にあるものを使っておしゃれに整理してみましたよ!■目次1.そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?2.さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれ3.ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方4.整理前と整理後のラックを比べてみました!5.オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】6.おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】7.おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】8.おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】まとめ1. そもそも洗濯ラックって何?どういうもの?洗濯ラックは、ランドリーラックとも呼ばれているもので、洗濯機上部のスペースにラック(棚)を設置したものです。といっても色々なタイプのものがあります。洗濯機をまたぐもの、突っ張り棚、壁に備え付けられた棚など。高さや大きさも様々です。また、ハンガーをかけられるものもあり、洗濯物を干す際の一時置きなどに使えるものもあります。我が家の場合、以前はメタルラックを洗濯ラック代わりに使っていましたが、現在は備え付けの可動式の棚を使っています。このように家の間取りや家族構成に合わせて設置できるのが魅力です。2. さあオシャレな洗濯ラックを作ろう!準備するものあれこれまず、使った100円均一商品をご紹介します。・洗濯ラック・トートバッグ・キッチンペーパーホルダー・アンティークワイヤーバスケット・すきま収納ボックスロング・強力瞬間接着剤・両面テープ・インテリアネームプレート・スクエア収納ボックス(小)・スクエア収納ボックス(大)、別売り蓋・PETジャーボトル1000ml・ランチマット・まな板シート・ラベル用紙3. ホワイトでスッキリまとめて。洗濯ラックの整理の仕方まずは、洗剤の容器を詰め替えます。1.PETジャーボトルと詰め替え容器(こちらは自宅で使っている容器で100円均一商品ではありません)を用意します。2.中に入れる普段使いの洗濯用洗剤、柔軟剤などのラベルをラベル用紙に印刷し、貼ります。中身に合わせてご自分で作成してもいいですし、インターネット上の無料のテンプレートを使ってもオシャレになりますよ。3.1にそれぞれ洗剤を入れます。PETジャーボトルはアンティークワイヤーバスケットに入れておきます。4.すきま収納ボックスロングとネームプレート、両面テープ、接着剤を用意します。ネームプレートに両面テープを貼り、収納ボックスにくっつけます。(今回は念のため接着剤を4隅につけましたがなくても大丈夫そうです)ちょっとひと手間加えるだけでおしゃれ度がアップしますよ。5.4にキッチンペーパーを敷き、毎日は使わない、色の主張が強い容器の洗剤やこまごました部分洗い用洗剤を入れます。6.洗濯ラックに置いておくものをスクエア収納ボックスに入れます。7.ランチマット、まな板シートを敷きます。我が家の棚にジャストサイズだったのでカットしていませんが、棚のサイズに合わせてカットしてください。ハサミやカッターで簡単に切れます。8.洗濯機上に置いてあった洗濯ネットをトートバックに入れて、キッチンペーパーホルダーにかけます。9.ラックに3のPETジャーボトル・詰め替え容器、5の収納ボックス、6のスクエア収納ボックスを配置して完成です。4. 整理前と整理後のラックを比べてみました!■整理前■整理後色は、清潔感を出すため白を基調としました。色を統一しただけでもかなりスッキリした印象になりましたね。ラベルを貼ったので同一容器でも洗剤を間違える心配がありません。また、以前は木製の棚に食器棚用のシートを敷いていましたが、ロール状に巻かれているシートを敷くと浮くのでそれを防ぐためテープで止める作業がプチストレスでした。今度はランチマットやまな板シートを敷くだけでとても簡単。しかも以前よりも拭きやすい。ほこりが付いても棚自体は汚れないので安心です。洗濯ネットを入れていた半透明のボックス。これは、ボックス自体を拭いたり洗ったりできるので良かったのですが、やはり柄物などが見えるとごちゃごちゃして煩雑に見えていました。そこでトートバックに入れて隠す収納に変更することに。こちらもスッキリしました。トートバックも洗えるので定期的に洗えばさらに衛生的です。洗剤のストックも以前は別の場所に置いていましたが、1箇所に集めたので管理がしやすくなりました。また詰め替え容器の中身が少なくなったとき、別の場所に取りに行かずに済むようになったので、動線的にもスムーズに。100円均一にあるもので、こんなにも簡単にオシャレなラックを作ることができました!5. オシャレできれいが長続きするポイント【素材選び】でも、せっかくきれいにしたのに、数週間でごちゃごちゃした状態に逆戻りしてしまった、なんて経験はありませんか?きれいにするより、ずっときれいに保つ方が案外難しいのかもしれません。無理なくきれいな状態を保つにはどうしたらよいのでしょうか?日常のお手入れに手間や時間がかからないのはもちろんですが、汚れたときにもサッと掃除することができるというと。これはズボラな私だけでなく、仕事や育児に忙しいお母さんにとってかなり重要ですよね。今回は、普段はホコリなどが入りにくく拭くだけ、汚れが気になったときには洗える材質のものにこだわってみました。使用したものはプラスチック素材や布製のもの、蓋つきのボックスです。キッチン用品コーナーで見つけたランチマットとまな板シートも、掃除がしやすくて意外に便利でした!6. おしゃれできれいが長続きするポイント【詰め替え用の管理】普段のお手入れを簡単にするためには厳選したものを置くことも大切です。しかし、使いかけの洗剤や、試供品など、何かとものが増えやすいのが現実。ものがたくさんあるとごちゃごちゃして煩雑な印象になり、掃除もしにくくなります。毎日使う洗濯洗剤、洗濯ネット、ハンガー、洗濯物ハンガー、洗濯バサミなどをまとめて置いておくと、洗濯時にあちこちに散らばったこれらのものを持ってくる手間が省け、作業効率がグンとアップしますよ。また毎日は使わないけれど、洗剤や洗濯ネットと同じ洗濯用品という観点から、洗濯洗剤のストックも一緒に置いておいた方が便利です。このような場合、そのまま置くと色や形が様々なのでごちゃごちゃ感がでてしまいます。ホコリなども付いてしまうので、蓋つきのボックスに入れて隠すようにするとよいでしょう。そのときのポイントとしては、「買う時は、ここに入る分だけ買う」とルールを決めてまとめておくこと。ものが増え過ぎる心配もなく管理がしやすいです。一方で、使用頻度が高い洗剤などは、そのまま置いておく方が便利ですよ。その場合は洗剤ボトルの色や形を揃えるだけでスッキリした印象になります。それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせて、必要なものと別の場所に置いても困らないものを見極め、そのまま置くものとしまって置いておくものを決めましょう。7. おしゃれできれいが長続きするポイント【掃除方法】我が家の場合、洗面脱衣所に洗濯機があり、さらに洗濯物もそこで干しているので、衣類から綿ぼこりがたくさん出ます。床は毎日掃除機をかけていますが、少し気を抜くと洗濯ラックの上にホコリがたまってしまいます。ラックの上にほこりが溜まってきたら、伸縮性のあるハンディーモップでのこまめなお掃除をするのがおすすめです。伸縮性があるのでラックの奥までお掃除できますよ。意外と見落としがちなラックの裏側も一緒に拭いてしまいましょう。とは言えただでさえ狭い洗濯機周り。特に洗濯機をまたぐタイプの洗濯ラックは、洗濯機との隙間にホコリがたまりやすいものです。洗濯槽の掃除をするときや洗濯機の下を掃除するとき、一緒に掃除機や先の細いブラシを使い念入りにしましょう。8. おしゃれできれいが長続きするポイント【洗剤がたれた時の対処法】また最近は、液体の洗濯洗剤を使われているご家庭も多いでしょう。我が家も液体洗剤を使っています。液体洗剤は、メーカーによってキャップから液体がたれやすいものや、投入した洗剤が少しキャップに残っていてそれがキャップを閉めた時にこぼれてしまったり、液だれに気づかずそのまま棚にもどしてしまって、気がついたときにはほこりまで付いてしまっていてベトベトになってしまったりという、小さなトラブルに見舞われます。気づいた時には大惨事になっており、掃除に時間がかかってしまう。そんな事にならないために、ラックの上にはランチマットやまな板シートを敷いておくことをオススメします。ただ、ラックに洗剤以外のものも一緒に置いている場合は注意が必要です。拭いただけでは落ちないひどい汚れがつき、ものを全て移動させてマットやシートを洗わなければならなくなってしまうこともあります。頻繁にこのような事態になってしまう方は、キッチンペーパーを敷いておくのがおすすめです。生活感が出てしまい、せっかくのオシャレな収納が台無し!という方は、小さなトレイにキッチンペーパーを敷いて液体洗剤のボトルを置くと良いですよ。トレイは縁が低いので、洗剤の出し入れにも影響しません。汚れたらキッチンペーパーを変えればいいので楽ちんです。まとめ今回は、ズボラな私でもきれいな状態を保っていられるような収納を目指しました。こまめにお掃除すればなんの問題もないのですが、そのこまめに気にかけるということが、大変。そんな方でも掃除しやすいアイテムを使っています。かご類や人気の布製ボックスを使うと、今回とはまた違ったナチュラルで優しいイメージの洗濯ラックに。また、ビンテージっぽい加工やブラック、ブラウンの小物もかなり充実しているので、流行りの男前インテリア風にしてもカッコイイですよ。狭い空間ですが家族みんなが毎日使う場所だからこそ、清潔感のあるスッキリとした場所にしておきたいものです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
2017年03月15日毎日の洗濯で欠かせない洗剤。種類はたくさんあるし、ドラッグストアやホームセンターで新商品を見かけるたびにどれを選んだらいいのか悩んでしまいがち。実は汚れの種類によって洗剤を使い分けると、より大きな効果が得られること、ご存知ですか?今回はそんな洗濯洗剤について、いろいろと聞いてみました。洗濯洗剤には、粉末や液体といった王道の洗剤に加え、最近ではカプセルタイプの洗剤なども登場し、注目を集めています。新しいものを見かけるたびに、どれを選んだらいいのか、悩んでしまうという人は多いのではないでしょうか。今回は既婚でお子さんがいらっしゃる主婦50人の方々に、洗濯洗剤の選び方についてアンケートを実施しました。■目次1.主婦は毎日の洗濯でどんな洗剤を使っている?2.洗濯洗剤の選び方3.主婦が抱える服の汚れの悩み4.自分の家族のライフスタイルに合わせて、適切な洗濯洗剤を選ぼう今回、アンケートにご協力いただいた方の9割は主婦の方で、そのうち7割が核家族。2割を占める二人暮らしの方々は、お子さんが成人したり、大学入学を機に親元を離れたりした方などがいらっしゃいました。1. 主婦は毎日の洗濯でどんな洗剤を使っている?■普段使いの洗濯洗剤のタイプは…?アンケートの結果、圧倒的な支持を得たのは液体タイプの洗濯洗剤でした。50人中、33人の方が毎日の洗濯で使っていると回答。■「粉タイプは箱が大きく場所を取るし、液体のほうが水に溶けやすく、冬場は特に使い勝手がいいから。」(40代・専業主婦)■「種類が豊富にある。水の冷たい冬場でも溶け残りがなく、使えるのがいい。」(20代・専業主婦)■「カプセルタイプは子どもが誤って食べてしまいそうだし、粉タイプは洗剤が残る可能性もあるので、自宅では液体タイプを使用しています。」(20代・専業主婦)液体タイプの洗剤を使っている方の声で多かったのは、「粉タイプだと洗剤の洗い残しが気になる」「置くスペースを取ることがない」「冬場でも水によく溶けるから使いやすい」というものでした。洗剤の洗い残しと水に溶けやすいかどうかは、洗濯物の洗いあがりに大きく関わってくるポイントです。また家族が3人以上いる方は、物を置くスペースもできるだけ有効活用したいという意見が多いようでした。次に票数が多かったのは、粉タイプの洗剤。全10票集まりました。■「子どもが外で遊んで帰ってきたときの泥汚れが多く、粉せっけんのほうが落ちるから。」(30代・専業主婦)■「幼稚園に通う子どもが毎日服を汚してくるので、洗浄力の高い粉を使っています。」(30代・専業主婦)■「粉タイプのほうが洗浄力があると、何かのTV番組を見ていた際に言っていたので、液体から粉洗剤へ変えました。」(30代・専業主婦)外遊びが活発な年頃のお子さんがいらっしゃる家庭での使用率が高かったのが、粉タイプの洗濯洗剤。また成人して家を離れたお子さんがいる家庭でも、「昔から使っていて慣れているから」という声もいただきました。そしてわずか2票でしたが、カプセルタイプの洗剤を使っている方も見受けられました。■「洗濯に使うのはジェルボールです。計量しなくても良いし、こぼれる心配もないから」(30代・専業主婦)■「粉タイプは粉末が残る場合があるし、液体は垂れるのでカプセルタイプを使用しています。カプセルは汚れないし、一回分になっているので便利です。」(30代・専業主婦)少数派ではありますが、カプセルタイプを使っている方は、液体・粉を使った結果、カプセルタイプがより使いやすいという結論に至ったようです。■粉末、液体、カプセル。洗濯洗剤の違い洗濯洗剤には主に粉、液体、カプセルの3種類があります。これらの洗剤はそれぞれどのような違いがあるのか、皆さんはご存知でしょうか?アンケート結果にもあった通り、一般的に粉タイプは泥汚れ、液体タイプは皮脂汚れに強いといわれています。たとえば、部活動やクラブでスポーツをやっている育ち盛りのお子さんがいらっしゃる方、または砂場遊びが好きな小さなお子さんをお持ちの方は、普段の洗濯には粉タイプを使うといいでしょう。一方、仕事で毎日スーツを着るご主人のYシャツの襟元が茶色くなって、その汚れがなかなか落ちなくて悩んだことはありませんか。毎回クリーニングに出すのは面倒だし、出費もかさむため、できるだけ家できれいにしたいというのが主婦の本音です。そんなときは粉洗剤より液体洗剤を使うとよいでしょう。そしてここ数年、注目を集まつつあるカプセルタイプの洗濯洗剤。水で溶ける袋に液体が入っているボウル状の洗剤です。使い方は簡単。洗濯物を入れる前の空の洗濯機の中に洗剤をポンッと入れるだけ。そのあとに洗濯物を入れてそのまま通常通り洗濯機を回します。すすぎは1回でいいことから、節水にもなるようです。2. 洗濯洗剤の選び方■どのように見極めればいい?洗濯洗剤を選ぶ基準とはアンケートの回答者は育ち盛りのお子さんがいらっしゃる方が大半です。そのため、「洗剤を選ぶ基準は何ですか?」という問いに対し、「洗浄力が高い洗剤」に重点を置いているという方が3割もいました。■「部活の汗などの汚れをしっかりと落とす、また主人のワイシャツの襟汚れを落とすという洗浄力があるものを選びます。」(40代・専業主婦)■「子どもがどうしても公園で汚すので。だけど洗浄力が強すぎるとほかの衣類が痛むイメージがあるので、汚れはピンポイントで落としてくれればそれでいい。」(40代・専業主婦)主婦の方々にとって大きな敵となるのが、「子どもの泥汚れ」と「夫のYシャツの襟元の汗ジミ」といっても過言ではありません。週に数回の洗濯ならまだしも、毎日洗わないといけない主婦の方にとっては、やはり洗浄力の高さを重視する方が多いのも納得の結果ですね。■加齢臭対策をするための、洗濯洗剤を選ぶコツとは?15%でしたが、「除菌・抗菌」を、洗剤を選ぶポイントとして重視する方々の声が目立ちました。なぜ菌の対処にこだわるのか、その理由を見てみましょう。■「夫の体臭、加齢臭が気になるので、臭いに強い洗剤を使っています。でも洗剤自体の香りはあまりなくて良いです。除菌、抗菌効果も必須です。」(40代・専業主婦)■「夫の加齢臭もしっかり落としてくれる洗剤を選んでいます。少し高くても同じ物を使用しています。」(40代・専業主婦)旦那さんが若い頃は気にならなかった加齢臭も、40を過ぎれば徐々に気になってくるもの。加齢臭の原因は、加齢に伴う新陳代謝の低下です。若い頃は新陳代謝が活発で、新しい細胞がたくさん作られますが、年齢を重ねるごとにその量も減っていってしまいます。そのため、古くなった皮脂が酸化し、それが加齢臭の大きな原因となっているのです。洋服についてしまった加齢臭を取るためには、「除菌・抗菌」に強い洗剤を選ぶことが効果的です。その理由は、体臭は細菌が作っているからです。加齢臭がこびりついてしまった洋服は、ほかの服に臭いが移る恐れがあります。そんなときはそっと分けて洗濯をするなどの工夫をすることもひとつの対策になります。■敏感肌対策も洗剤を選ぶ大きなポイントアンケートで「その他」を選んだ方の、詳しい理由に注目したところ、「自分の肌が弱い」、もしくは家族に肌が弱い人がいる方は「肌に優しいタイプの洗濯洗剤」を選んでいることが特徴的でした。■「変な香料や界面活性剤が入っていないことが選ぶポイント。家族が過敏症なので使用する洗剤には気を遣っています。」(40代・専業主婦)■「洗剤の成分をもっとも重視しています。界面活性剤が使用されていないタイプを選んでいます。」(30代・専業主婦)洗濯洗剤が元で、肌トラブルになりかねないのは、「合成界面活性剤」「蛍光増白剤」「合成香料」の3点。これらは市販の洗濯洗剤には必ずといっていいほど、含まれています。特に合成界面活性剤には、吸水力を低下させる可能性があります。吸水力が減っていってしまうと、服を着たときに汗が蒸発しにくくなる恐れが。その結果、雑菌が繁殖してしまって肌荒れになることもあるのです。そのため、敏感肌やアレルギー肌が気になる方は、「植物由来」または「無添加」でできている洗剤を使うことをおすすめします。■洗濯洗剤はリピートして使う?今使っている洗剤がなくなってきて、ホームセンターやドラッグストアへ新しいものを買いに行くと、「また新商品が出ている」なんてこともよくありますよね。そんなとき皆さんは新商品を試したくなりますか?主婦の皆さんに「洗濯洗剤はリピートしますか?」という質問をしたところ、なんと9割もの人が「はい」と回答。新商品よりも、今使っているものと同じものを使う理由にはどのようなものがあるのでしょうか?■「本体を買わず、詰め替えを買う事が多いので。残っている洗剤に継ぎ足して使う事が多いから。」(40代・専業主婦)■「基本的にリピートします。変えて新しい本体を買うとお金がかかるので。」(20代・専業主婦)■「詰め替え用の物を購入しているので、同じ洗剤を使います。また、今使っている洗剤に満足しているのでリピートしています。」(40代・専業主婦)節約という面から、詰め替え用を買ったほうが安いからという回答が目立ちました。確かに、新しいものを買うよりも、詰め替え用を買ったほうがお得ということもあります。詰め替え用だと、通常の2倍や3倍の量が入っていることも多いので節約にもなります。さらに、買いに行く手間が省けるのも魅力的ですね。使用上の注意書きに、同じボトルに詰め替えないといけない洗剤が多いです。場合によっては、違う洗剤が混ざり合うと液が固まることや、危険なケースもあるからです。残りの10%の「いいえ」と答えた方は、洗剤を買うときの気分や、常に少しでも安い洗剤を買うと決めているる方が多かったです。■「そのときに安い洗剤や、気になるニオイの洗剤を買うことが多い。よほど気に入らなければリピートはあまりした事がない。」(20代・専業主婦)■「お店に買いに行くときに1番安いやつをその時々で買うので、特にこれを使うといったものは決まっていない。」(30代・専業主婦)■「ホームセンターへ行くと、ワゴンセールコーナーで割引商品を見つけることがあるので、そういう安くなっている物を優先に買ったりします。特にこれじゃなきゃ、というこだわりはない。」(30代・専業主婦)安い商品はその時々で変わることが多いですよね。アンケートでは詰め替え用を買うか、一番安いものを合うかで、大きく意見が変わることも特徴的です。3. 主婦が抱える服の汚れの悩み■食べこぼしや泥汚れ…子供がいる家庭のリアルな洗濯の悩み「服の汚れなどの悩みには、どんなものがありますか?」という問いに対し、全体の3割の方が「食べこぼしの汚れ」、そして約2割の方が「泥やすすなどの汚れ」が悩みの種であることを明かしてくれました。このふたつのポイントは、小さなお子さん、サッカーや野球などの屋外スポーツをやっているお子さんがいる家庭では切っても切れない悩みですよね。■「子どもが小さいので、食べこぼしの汚れが気になります。お醤油など落ちにくくて嫌です。」(30代・専業主婦)■「子どもがまだ小さい子がいるので、とにかく食べこぼしの汚れが1番気になる。あまり落ちないので洗濯機にかける前に洗わないといけないのが億劫。」(30代・専業主婦)■「泥汚れにいつも悩まされています。特に靴下。洗濯石鹸とかで洗っても絶対に買ったときみたいな白さが無くなるので、色つき・柄つきの靴下を履かせてます。」(40代・専業主婦)このような洗濯機だけでは落としにくい汚れが出てきた場合に、洗濯機で回す前に手洗いをする人が多いようです。■主婦が手洗いをするのはどんなタイミング?泥汚れ、醤油やケチャップなど汚れの跡がついてしまいそうな洋服の手洗いをする方がとても多かったです。■「靴下・カレー・ケチャップの汚れが思うように落ちないとき、洗濯石鹸を使って手洗いします。」(40代・専業主婦)■「ワイシャツの首回りや、食べこぼし、白い靴下の汚れなどは必ず手洗いが必要なようです。」(50代・専業主婦)その都度ていねいに洗わないと、跡が残ってしまい、後々洗うのが大変になってしまう恐れがあるから。クリーニングに出しても、跡が落ちなかった、なんていう経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、洗濯用洗剤を直接付け、ブラシなどで力強く擦ると落ちます。それでも落ちないほどの汚れのときは、漂白剤を染み込ませて時間を置くときれいさっぱりに落ちるので、ぜひ試してみてください。4. 自分の家族のライフスタイルに合わせて、適切な洗濯洗剤を選ぼうひとくちに洗濯洗剤といっても、たくさんの種類と扱い方があり、それぞれに特徴があります。その特徴は自分や家族の好みや、肌のコンディション、使いやすさなどを吟味したうえで決めることがおすすめです。洗剤選びにお悩みの皆さん、ぜひ今日から見直してみてはいかがでしょうか?
2017年03月09日赤ちゃんの肌はデリケート。すぐにかぶれたり、湿疹が出たり、何かと気を遣います。初めての子育てだと何かと心配になりますよ。そんな赤ちゃんの肌を守るために、赤ちゃん用洗剤を使ったり、大人の服とは洗濯を分けたり、お母さんはいろいろな工夫をしています。今回のテーマは、「赤ちゃんの衣服の洗濯」について。新米ママからベテランママまで、お母さん50人にいろいろ聞いてみました。新米のお母さんにとって、子育てはすべてが初めての経験。出産前にいくら勉強をしていたとしても、実際の子育てでは予測できないような悩みや苦労が発生するものです。今までは特別な気を使うことなく行っていた「洗濯」ひとつとっても赤ちゃんが生まれた途端、さまざまなことが気になりだします。赤ちゃんのことを真剣に考えると、洗濯の方法は?洗剤の種類は?など、どこまでこだわるべきかわからないことがたくさん。そこで、今回はお母さん50人にアンケートをとり、子育て家庭の洗濯事情について調べてみました。■目次1.子育て家庭の洗濯事情。子どもが生まれると洗濯回数は増える!2.赤ちゃんの肌はデリケート。良い洗剤の選び方とは?3.放っておくとシミに!赤ちゃん特有の汚れの賢い洗い方は?4.便利グッズの力を借りて、赤ちゃんの洗濯を楽にしよう1.子育て家庭の洗濯事情。子どもが生まれると洗濯回数は増える!アンケートを実施したのは、赤ちゃんを持つお母さん50人。まずは、ベビー服の洗濯頻度について聞いてみました。約90%のお母さんが毎日洗濯をしているという結果に。一人暮らしや、夫婦二人の世帯では数日間溜めておいても問題のない洗濯物も、赤ちゃんが生まれると毎日洗濯せざるを得なくなるようです。その背景にはどんな理由があるのでしょうか?■「ミルクや食べ物の汚れは、そのままにしておくと取れにくくなるので、毎日洗濯しています。」(30代主婦)■「赤ちゃんのうちは吐き戻しもお漏らしも頻繁にあるので、こまめに洗うよう心がけています。」(30代主婦)■「赤ちゃんはすぐ成長するため、ベビー服はあまり枚数をそろえず着倒すことにしていたので、頻繁に洗濯をしていました。汚れたり汗をかいたりするので、一度着たものはアウターなどでない限りすぐ洗っていました。」(40代主婦)子育て中は吐き戻しやうんち漏れなど、赤ちゃんのいる家庭特有の汚れ物が多く出ることから、必然的に洗濯回数が増えるようです。また、すぐにサイズの合わなくなるベビー服はあえて数を揃えず、毎日洗濯することで無駄を省くという考え方は、ミニマルな生活を送りたいお母さんには参考になるかもしれませんね。洗濯の回数は、赤ちゃんの汚れ物と大人の汚れ物を分けて洗うかどうかでも変わるはず。洗濯物を分別するお母さん・分別しないお母さんはどちらの方が多いのでしょうか?半数以上が、赤ちゃんの汚れ物と大人の汚れ物を一緒に洗うと回答しました。■「分けて洗濯するのは手間だし、水や洗剤も2倍必要になるので経済的じゃない。」(30代主婦)■「1歳までは専用の洗剤を使っていたのもあり分けていました。あと服やガーゼなどなめたりするので大人のものと一緒に洗うことに抵抗がありました。」(30代主婦)■「我が子は肌が弱く、大人の洗濯物に使っている洗剤だとかぶれたりするのが心配だから。」(30代主婦)■「赤ちゃんがアトピー性皮膚炎のため、普通の洗剤だとかぶれてしまう。アトピー用洗剤を使っている」(30代主婦)洗濯物を分別せずに洗う理由は、家事や子育てで忙しい中、少しでも手間を省くため、という意見が多かったのですが、分別して洗う家庭では赤ちゃんの肌に気を使わなければならない理由があるようです。確かに、赤ちゃんのうちは肌が弱い子も多く、赤ちゃん用の洗剤を使用せずに洗濯したものを着ると、かぶれが出てしまうことも。デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れる衣類の洗剤のことは気になりますよね。実際には、どれくらいのお母さんが赤ちゃん用の洗剤を使用して洗濯しているのでしょうか?なんと結果は真っ二つに分かれました。それぞれ、どのような意見があるのでしょうか?■「オムツにかぶれたり、湿疹が出たりと肌が弱かったので、赤ちゃん用洗剤を使っていました。」(40代主婦)■「みんなひとまとめにして洗濯しているので、赤ちゃん用の洗剤は使いません。」(40代主婦)■「ひとり目のときは、赤ちゃん用の洗剤を使いましたが、ふたり目からは普通の洗剤を使いました。」(30代主婦)やはり、赤ちゃんの肌に合わせて洗剤を選んでいるお母さんが多い様子。生まれつきアトピーの症状がある赤ちゃんや、乾燥肌ぎみの赤ちゃんは、些細なことで肌がかぶれたり、荒れたりしてしまうので、赤ちゃん用洗剤や低刺激のものが良いかもしれませんね。赤ちゃんにアトピーなどはっきりとした症状が出ているときには、アトピー用洗剤を使うことに迷いはないでしょう。しかし、うちの子は特に肌が弱いわけではないけれど、赤ちゃんの肌は大人よりデリケートだから洗剤に気を使ったほうがいいの?と迷うお母さんは多いはず。かつて赤ちゃん用洗剤を使っていた先輩お母さんの意見の中には、「1人目はいろいろと気にしていたけど、2人目、3人目のときには何もしなかった。」「今思えば、そんなに神経質にならなくても良かった。」という声も多くあったため、赤ちゃんの肌に問題がないなら、悩みすぎることはないのかもしれません。2. 赤ちゃんの肌はデリケート!良い洗剤の選び方とは?赤ちゃんの肌に問題がないなら、あまり気にしすぎることは無いとはいえ、赤ちゃんの肌が大人よりもデリケートなのは事実。産まれたばかりの赤ちゃんの皮膚は未発達で、なんと大人の半分以下の薄さなのです。そんな赤ちゃんの肌は、外部からの刺激や乾燥に弱く、とても敏感。さらに、赤ちゃんはあんなに小さいにも関わらず、大人と同じ数の汗腺を持っているため、背中にあせもができてしまうのはよくあることです。おむつがおしっこやうんちで蒸れて、赤ちゃんのおしりがかぶれてしまった、という経験のあるお母さんも多いのではないでしょうか?では、デリケートなうえに、肌トラブルにもなりやすい赤ちゃんの肌をケアするためには、どんな洗剤を使えばいいのでしょうか?「洗剤を選ぶときに、どんなことに気を使っていますか?」というアンケートをとってみたところ、■「肌に優しいオーガニック成分を重視します。また日本製のものを選びます。」(30代主婦)■「真っ白にキレイにすることよりも、肌に優しいのが一番重要だと思う。」(40代主婦)など、多くのお母さんは「成分」「優しさ」に気をつけているようでした。ただ、成分や肌への優しさなどは、一見してわかるものではありません。特に、今はさまざまなメーカーから洗剤が発売されているため、「何を選んだらいいのか?」と目移りしてしまいますよね。気をつけなければいけないのは、商品名やパッケージに「ナチュラル」「無添加」「オーガニック」と書いてあっても、実際に洗剤に含まれている成分が肌に優しいとは限らないということ。しっかりと成分表を見て判断しなければなりません。洗剤の成分についてインターネットで調べてみると、この成分は危険、あの成分は赤ちゃんにはよくない、ベビー服の洗濯には石鹸しか使うべきではない、など、さまざまな意見が出てきます。しかし、市販の洗剤に使われている成分は、すべて国から認可されているもの。調べて出てくる洗剤の成分に対する意見は、あくまでも個人の意見なのです。それらの情報が、鵜呑みにして良い情報かどうかというのは簡単に判断できるものではありません。そのため、どの成分が赤ちゃんにとって安心できるのか?は、結局のところお母さんにしか決めることができないのです。しかし、そんな中でも「蛍光漂白剤」という成分はできる限り使用を避けたほうがいいと断言できます。その理由は、経済産業省から「乳幼児の使用する製品や、口に入るような食品に対しては、できる限り使用を避けること」という通達が出ているから。実際には、大人が使用しても問題なく、赤ちゃんに対しても強く健康を害するような影響があるとは考えにくいのですが、完全に安全といわれている成分ではない以上、赤ちゃんがある程度大きくなるまでは使用を避けたいですよね。蛍光漂白剤の使用だけではなく、赤ちゃんが大きくなるにつれて、あまり心配しなくてもよくなる成分はたくさんあります。赤ちゃんが生まれたての頃は、赤ちゃんの汚れ物と大人の汚れ物を分け、赤ちゃん用洗剤を使っていたお母さんも、新生児を過ぎたあたりから、徐々に大人と一緒に洗濯するようにシフトしていくことが多いようです。3. 放っておくとシミに!赤ちゃん特有の汚れの賢い洗い方は?赤ちゃんを育てていると、「ミルクの吐き戻し」や「うんち漏れ」は日常茶飯事。これらによって付いた汚れはとてもシミになりやすいものです。赤ちゃんの服は汚れるもの、長く使うものではないからシミがついても仕方ない、と割り切っているお母さんも多いかもしれませんが、赤ちゃんの時期にだけ楽しめるようなかわいいデザインのベビー服や、友人や親からの贈り物でいただいたものはきれいに使っていきたいのが本心ですよね。少しでも洗濯物にシミを残さないために、赤ちゃんの二大汚れである「ミルク汚れ」「うんち汚れ」の特徴と落とし方を押さえておきましょう。まずはミルクの汚れ。赤ちゃんが飲んでいるのが母乳、粉ミルクに限らず、この汚れの正体はタンパク質。タンパク質の汚れは熱によって固まるため、熱湯に浸け込んだり、汚れが完全に落ちていないままアイロンをかけたり、高温の乾燥機にかけてしまうと、シミが残りやすくなります。タンパク質の汚れをきれいに落とすためには、アルカリ性の洗剤で洗いましょう。洗濯機に入れる前に、アルカリ性である固形石鹸や重曹などで下洗いをしておくことで、ミルク汚れがシミになることは格段に減るはずです。そして、うんち漏れの問題は、服が汚れていることに素早く気づくのがなかなか難しいこと。時間の経ったうんち汚れは、黄色や茶色の鮮やかなシミになってしまい、とても落としにくいのです。うんち漏れに気づいたときには、すぐに石鹸で手洗いをすることが大切です。浸け置きをすると、かえってシミが濃く残ってしまったり、繊維を痛めてしまうことがあります。まとめると、ミルク汚れとうんち汚れのシミを残さないためには、洗濯機に入れる前の石鹸による手洗いが有効です。しつこい汚れのときに手洗いをするのはなかなか大変ですが、「洗濯板」を1枚持っておくと手洗いがとても楽になります。今は小さなものや、薄いものも売られているので、赤ちゃんがいるご家庭ならば買って損はないでしょう。4. 便利グッズの力を借りて、赤ちゃんの洗濯を楽にしよう前述の洗濯板のように、便利なグッズがひとつでもあると、大変な労力を使う赤ちゃんの衣類の洗濯もとても楽になります。まずは赤ちゃんグッズの中でも圧倒的に汚れやすい「よだれかけ」の洗濯を楽にしてくれるグッズを紹介します。ひとつ目は、「プラスチック製のよだれかけ」。アマゾンの子育て便利グッズランキングでベストセラーになっている商品です。プラスチックでできているため、シミ汚れなどの心配がないだけでなく、汚れたときには水で軽くすすいで乾かすだけでOK。そもそも汚れやすいよだれかけを、「洗濯をする必要がないアイテム」にしたというのは、子育て中のお母さんのことを本当に考えていないと生まれないアイデアです。ふたつ目もまた、これまでのよだれかけの概念を覆す代物。「タオルやハンカチをよだれかけとして使うことのできるクリップ」です。よだれかけを何枚も揃えるのは大変で、どんなに洗濯していてもストックがなくなってしまいがち。しかしこのクリップがあれば、よだれかけの洗い換えの心配をする必要がなくなるのです。よだれの多い乳幼児期が終わっても、しばらくは食べこぼし対策のためにエプロンは手放せません。ある程度大きくなっても「エプロン用のクリップ」として使い続けられるところも嬉しいポイントのひとつですね。赤ちゃんグッズは使う時期が決まっているので、わざわざ特殊なものを買う必要はないかな、と考えるお母さんも多いようです。しかし今、洗濯に負担を感じているなら、こういった便利グッズを揃えてみるのもいいかもしれません。ほんの少し工夫がされているだけでも、実際に使ってみると毎日の家事や子育てがとても楽になることもあるのです。まとめ育児の合間に家事もこなさなければいけないのは、とても大変。だけど、ただの洗濯にもこれだけ気になることがあるのは、あなたがそれだけ赤ちゃんを愛しているということです。赤ちゃんのお肌のことを考えつつも、効率的な汚れの落とし方や便利グッズを利用して、毎日の洗濯を楽にこなしていきましょう!
2017年03月03日普段何気なく使っている「洗濯ネット」。実は、洗濯をよりスムーズにしてくれる優れものなんです。使い方をマスターして、よりスマートな家事を目指しませんか?みなさんのご家庭では、毎日のお洗濯で洗濯ネットをどのように活用されていますか?それぞれの家庭によって洗濯方法は違えど、きっとどのご家庭にも洗濯ネットが1枚はあるのではないでしょうか。普段、何気なく使っている洗濯ネット。最近では100円ショップでも様々な形や大きさのものが売られています。今まではデリケートな生地を洗濯する仕分け程度に使っていただけで、詳しい効果などを気にせずにいた方も多いのではないでしょうか。実は洗濯ネットは入れる衣類に適した使い分けをすれば、衣類の状態を保つだけでなく、より洗濯作業がはかどる優れたアイテムなのです。今回はぜひ知っておきたい洗濯ネットの知識と、お洗濯だけでなく毎日の生活で役立つ使い方をご紹介します。■目次1.細かいゴミも通さない!日常の「困った」を回避2.色も形もさまざま!お好みにあわせて選べます3.洗濯ネットを効果的に使っておしゃれを長く楽しもう4.洗濯絵表示にも注意!分かりやすく変わりました5.上手な洗濯ネットの使い方6.洗濯ネットに分けて洗濯してみた!7.意外!?こんな使い方もオススメです8.寿命は?買い替えの目安はいつ?9.少しの気遣いで洗濯ネットを長持ちさせましょう10.まとめ1. 細かいゴミも通さない!日常の「困った」を回避洗濯ネットを使用するメリットとしてよく知られているのは、型崩れや色移り、洗濯中の衣類の絡まりを防いだり、摩擦による衣類の毛玉、毛羽立ちを防いだりといった効果です。新しい生地、特にタオルは洗濯時に繊維カスが落ちやすいので、初めのうちは別に洗濯をすることもあります。まずは、洗濯ネットを使用しないとどのくらい繊維カスが移るのか、新品の白系と濃い色系のタオル・靴下を使って試してみました。タオルと靴下片方はそのまま洗濯機へ。もう片方の靴下はそれぞれ目の細かい洗濯ネットへ入れて普通コースを1回。洗い上がりは……洗濯ネットへ入れなかった白系の生地には黒いものがポツポツと見受けられる程度。濃い色のタオルと靴下には白い繊維がいっぱい付いてしまいました。上の靴下はネットに入れておいたものです。一回の洗濯で色が変わってしまったように見えますね。この繊維はしっかりくっついていたので、手で払っても落ちにくく干しても取れませんでした。細かい繊維が通らないということは、幼稚園から小学校くらいのお子さんがいるご家庭によくある「ポケットの中のティッシュも一緒に洗濯してしまって、洗濯槽も衣類も細かい紙だらけ!」というトラブルも洗濯ネットの使用で解決できそうですね。また、靴下などの細かいものをまとめられることで、洗濯物の迷子を防ぐ効果も期待できます。2. 色も形もさまざま!お好みにあわせて選べます洗濯ネットは目の粗い・細かいだけでなく、サイズ、形と種類が多いのでどれを選んだらいいか迷ってしまいますね。ここでは種類と選び方を中心にご説明します。■目の粗いもの目の粗さについては使い分けの目安があります。目の粗いネットは糸くずや毛羽が付きにくいナイロン繊維、付いてもあまり気にならない白系の生地や、汚れた靴下をまとめて入れて洗うのに向いています。■目の細かいもの逆に目の細かいネットは濃い色や、ダメージを受けやすいデリケートな生地に適しています。■サイズサイズは大きく分けて、小、中、大、特大と4つに分けられます。小サイズは下着やストッキングなどの小物用。中サイズはトップスなど衣類に。大サイズは同じ種類をまとめて入れたいときや、バスタオルなどに。特大サイズにもなれば、毛布や洗える羽根布団などの寝具を入れられます。■形は角形と円形がメイン形は角形と円形があり、角形はマチがなく平面的な作りなので、洗濯中にネットの中で中身が動きにくいことが特徴。動きが少ないので汚れ落としには向かず、ワイシャツなどシワを防ぎたい衣類に向いています。円形は、その回転のしやすさからドラム型や円錐型、ラグビーボールのような形までさまざまな種類があります。どれも立体的なので洗濯中もネットの中で中身がよく動き、汚れ落ちも期待できますが、その分シワになりやすい傾向があります。ほとんどの洗濯ネットには、フックなどへ掛けられる紐が付いているので、下着やストッキングなどあまり人に見られたくないものは洗濯ネットに入れたまま干せ、目隠しとして使用できるので便利です。最近では、タグに入れるものを絵で表示してあったり、カラフルな柄やキャラクターの絵の描かれた洗濯ネットも販売されたりしているので、見た目からも自分好みの洗濯ネットが選べます。SNSでは珍しい柄や、かわいい洗濯ネット発見の投稿もありますので購入の参考にしてもいいですね。3. 洗濯ネットを効果的に使っておしゃれを長く楽しもう「おしゃれ着」と呼ばれる衣類には、ラインストーンやスパンコール、細かい刺繡が施されているものが多いですよね。装飾のほとんどがデリケートなので、洗濯機にそのまま入ると他の洗濯物と絡まって、ほころびや破損の原因になります。傷んだ服ではおしゃれを十分に楽しめないので、洗濯ネットを使って大切な衣類を守ってあげましょう。衣類の素材によっては、もうひと手間かけることをおすすめします。装飾が痛まないように裏返し、型崩れ防止のために畳んで洗濯ネットに入れましょう。その際に取り扱い表示タグを確認し「手洗いマーク」や「洗濯機弱マーク」が付いていたら他の洗濯物とは一緒にせず、専用の洗剤と「手洗い」や「ドライ」などの素材に合った洗濯コースを使用してくださいね。ストッキングや薄手の長袖など、洗濯中にからまりやすいものも洗濯ネットに入れると、衣類を守るためだけでなく洗濯機から取り出す際もスムーズです。ホックのある下着は他の衣類を傷つけるだけでなく、ホックの故障で着用時にけがの原因にもなります。洗濯ネットを使用しましょう。ブラジャーは手洗いがベストですが、専用のドーム型洗濯ネットを使えば洗濯機で洗うことができます。4. 洗濯絵表示にも注意!分かりやすく変わりました2016年12月より、衣類などに使用されている取り扱い絵表示が変更になったことをご存知ですか?これまでは日本工業規格(JIS)の規格により定められた日本独自の絵表示をしてきました。しかし近年、衣類の流通がグローバル化したこと、洗濯機や洗剤の多様化、クリーニング技術の進歩を受けISO(国際規格)と同じ記号を使うことになりました。詳しい絵表示の解説は消費者庁のHPから確認できます。新しい洗濯表示 | 消費者庁 上手な洗濯ネットの使い方商品に記載されている使用上の注意で、共通して書かれているのは以下の通りです。・破損の原因になるので洗濯ネットの容量以上のものを詰め込まない。容量の2/3ぐらいまで洗濯物を入れるのがキレイに仕上がるコツです。大体の目安はパッケージのおもて面に『セーター2~3枚』などと記載されていますので参考にするといいでしょう。入れすぎると表面以外の汚れが落ちにくくなります。・乾燥機での使用はしない。乾きムラやシワになる原因になります。・洗濯ネットのファスナーを最後まで閉めてから使用する。きちんとファスナーが閉まっていないと洗濯中に開いてしまい、せっかく入れた大切な衣類が出てしまうことも。確実に持ち手をファスナーカバーに入れ込んでから洗濯機に入れることがポイントです。他にも、・衣類のボタンやファスナーは閉じ、畳んでから洗濯ネットに入れると型崩れしにくいです。・大きなサイズに少量の衣類を入れるのはシワの原因や、余分なネット部分が他の洗濯物と絡まる原因になります。・汚れ落ちを重視するならば、ネットを使用しないほうがいいです。その際は脱水時間を短くし、ハンガーに吊るせば濡れた重みで生地が伸びシワになりにくいですよ。というものもありました。ネットの種類ごとに特徴を持っているので、きちんと注意を読んでから使い始めることも大切です。6. 洗濯ネットに分けて洗濯してみた!今度は、パッケージに記載されたの注意事項を参考にして、衣類を全部それぞれの洗濯ネットに入れて洗濯してみました。・バスタオル2枚を網目の荒い大型洗濯ネット・ワイシャツは畳んでシャツ用の角形型洗濯ネット・靴下は予洗い後、目の荒い四角の洗濯ネット・その他トップス、ボトムスは目の細かい四角の洗濯ネット・タイツは専用の巾着タイプのネットを使用洗濯中の動作環境は特に問題なく、脱水も重心の偏りなく済みました。全ての洗濯物をカテゴリに分けたことで、洗い上がり後の工程もスムーズ。取り出しも洗濯ネットを拾い上げるだけなので絡まりもなくサッと取り出せますし、仕分けが済んでいるので干す作業にも入りやすかったです。見た目には汚れ落ちも通常と変わりないので、先に洗濯ネットに洗濯物を分けてから洗濯するのは時短テクになりそうですね。ワイシャツもネットのサイズに合わせて畳んだことで、余計なシワもできず乾いた後のアイロンがけがいつもより短い時間で済みました。7. 意外!?こんな使い方もオススメです軽くて丈夫、通気性のある洗濯ネットは、洗濯以外にも大活躍します。旅行時には衣類を仕分けるのに便利です。目の粗いものを使用すれば、中身が見えるので出し入れも簡単。帰ってきたらそのまま洗濯機に入れられるので面倒な片付けも苦にならなそう。クッション性のあるボックス型の洗濯ネットは、ポーチに似た作りなので蓋のあるスプレー缶や化粧水ボトル、ブラシなどを化粧ポーチとは別にまとめて持ち運べるので便利ですよ。通気性を生かして野菜の保存にも使えます。玉ねぎやジャガイモなどを入れてつるしておけば傷つけずに保管できます。ハーブや乾燥させたミカン、リンゴの皮をネットに入れて湯船に浮かべれば、自然の香りでお風呂タイムが上質なものになります。このとき、必ず目の細かい洗濯ネットを使用してくださいね。目が粗いネットを使用してしまうと香りだけでなく、中に入れたものがふやけて湯船に出てきてしまうのでお掃除が大変になってしまいます。お子さんがいる家庭では、パズルやブロックなどの細かいおもちゃの保管にも洗濯ネットが活躍しますよ。また、水切れがいいのでお風呂のおもちゃ入れにも最適です。8. 寿命は?買い替えの目安はいつ?洗濯ネットは衣類の代わりにダメージを受けるので定期的に状態をチェックし、必要ならば早めに交換しましょう。目安としては、ファスナー部分の壊れ。ファスナーカバー部分が伸び、洗濯中にファスナー開いてしまうようになったら、など。ネット生地自体もヘタって毛玉ができることもあります。傷んだ洗濯ネットはすぐに捨ててしまわず、先ほどご紹介した、野菜保存やお風呂での利用に回せば再利用できますね。9. 少しの気遣いで洗濯ネットを長持ちさせましょう洗濯ネットの使用後は、少し畳むか洗濯道具入れに投げ込む程度で、管理方法を気にしているという方は少ないのではないでしょうか。しかし、洗濯ネットは大切な衣類を守ってくれるあなたの味方です。少しでも長くいい状態を保てるようにしたいものですね。ネット自体はポリエステル素材で乾きやすいのですが、洗濯後はまだ濡れた状態です。このとき少し乾かしから通気性のいい場所にしまうことで、カビの発生を抑えることができます。また、収納時もネットだけでまとめて吊るしておくと他のものに引っかかって破けてしまう心配もありません。時短のアイデアとしては、入れる衣類ごとに分けた洗濯ネットを脱衣所に準備しておき、服を脱いだらすぐ洗濯ネットに入るよう家族に協力してもらえば、仕分ける手間も省けそうですね。まとめ普段なにげなく使っていた洗濯ネットが、いかに機能的で、多くの利用方法を持っているのかお分かりいただけたでしょうか?便利な使い方を知れば、きっとあなたも1枚では足りず何枚も欲しくなってしまうはず。商品のほとんどが100円ショップで手軽に購入できます。今まで洗濯ネットの効果をあまり実感してこなかった方、欲しい機能を参考に揃えてみてはいかがですか?さまざまな使い方ができる洗濯ネット。お洗濯のときにしか使わないなんてもったいない!ぜひあなただけの特別な使い方を見つけてくださいね。
2017年03月01日洗濯洗剤の形状は様々。粉洗剤や液体洗剤、カプセルタイプなどいろいろ種類がありますが、いったいどれが汚れが落ちやすくて、使いやすいの?そんな主婦の皆様の疑問を、徹底比較・検証してみました!毎日のお洗濯に使う洗剤。みなさんはどのような理由で選んでいますか?テレビCM、口コミ、スーパーの特売品、パッケージのキャッチフレーズ……各社様々で迷ってしまいます。そんな数ある種類の中から自分に合った洗剤を見つけるのは大変です。「使ってみたけれどイマイチ効果が分からない」、「他の洗剤も使ってみたい」という方のために、今回は粉洗剤、液体洗剤、カプセルタイプ洗剤、漂白剤入り洗剤の4種類を徹底比較!普段何気なく使っている洗剤が本当に良いものなのか検証してみました。■目次1.家族が増えると汚れも増える!まずは汚れの種類から知ろう2.洗剤の成分を知ろう!成分表示から分かること3.実際はどうなの?汚れの種類別に洗剤の効果を検証!4.汗汚れ5.泥汚れ6.食べこぼし汚れ(カレー、ケチャップ)7.インク汚れ(油性インク、水性インク)8.自分に合った洗剤を選ぼう!それぞれの洗剤のメリット、デメリット9.汚れても良い服、汚れが付きにくい服とは?10.まとめ1. 家族が増えると汚れも増える!まずは汚れの種類から知ろう衣服の汚れと言ってもその種類は様々です。食べこぼしやインクなどの汚れ、部活のユニフォームや作業着の泥汚れ。ワイシャツの襟の汗汚れやタバコの臭いなど、生活スタイルが違えば、汚れも違ってきます。まずは日常生活の中で付きやすい、汚れの種類についてあげてみましょう。■汗汚れ人間は体温調節のために、常に体に必要な熱を生み出し、外に排出する機能を持っています。これは意識的に止められるものではありません。夏の暑い日にかくような、目に見える汗だけが汚れの原因になっているわけではないのです。汗の成分のほとんどが水分ですが、その汗と一緒に皮脂や垢、ほこりなどが混ざって衣服に付くことで、汚れが蓄積。さらに空気に触れることで酸化し、襟や脇部分にしみとなって現れます。■食べこぼしの汚れ小さいお子さんがいるお母さんの一番の敵となるのが、この汚れ。1日3食、3食分の汚れが毎日。また、カレーやケチャップ、ミートソースなど子どもが好きな食べ物ほど、色が濃く、服についてしまうと落としにくいのが難点です。成分も油性の汚れ、卵などのたんぱく質、食品そのものが持つ色素など、水に溶けやすいものから、溶けにくいものまで様々。子どもに汚すなと言っても無理な話です。食べこぼし予防のエプロンなどがありますが、嫌がる子も多いですよね。早いうちからこのエプロンを嫌がってしまうと、朝食時だけでも2回着替えるということもしばしば……。■泥汚れ小さいお子さんであれば、砂場遊びや雨の日のお出かけ時には、ズボンの裾や上着の袖、泥を触った手を洗おうと、抱っこした瞬間にお母さんの服にも付いてしまう……なんでことはよくあることです。また小中高生になると、運動会や遠足、部活などでひどい泥汚れが付いてしまったり。高校球児が格好良くスライディングした後、真っ黒になったユニフォームを見て、「洗濯するのが大変そう」と世の中の大半のお母さんは思うのではないでしょうか。砂は水に溶けにくく、小さな粒となって繊維に入り込み簡単には落とせません。たくさん外で体を動かして欲しいと思う反面、なかなか落ちない汚れとの戦いです。■インク汚れ汗や食べこぼしに比べると頻度は多くないですが、キャップが外れたまま、シャツのポケットに入れてしまった、手にインクが付いているのに気が付かずに服にふれてしまった、などの経験はありませんか?水性であれば水でも落ちやすいですが、油性となると少し厄介です。2. 洗剤の成分を知ろう!成分表示から分かること■液性次に洗剤について見ていきましょう。洗剤のパッケージには必ず成分表示が印刷されています。その中に「液性」という欄があります。今回用意した洗剤の液性は「中性」「弱アルカリ性」「弱酸性」の3つ。アルカリ性も酸性も強弱があり、強いものほど皮膚細胞を壊したり、物質を分解したりする力が強いです。より中性に近いものを弱アルカリ性、弱酸性といいます。洗浄力を高めるだけなら、より高い液性の洗剤を選べばいいのですが、取り扱いが危険になります。家事をする人の手に直接触れる状況で使用するには不向きです。この液性を知っているだけでも、洗剤選びの決め手になります。■界面活性剤もう1つ注目したいのが「界面活性剤」。この成分は水を汚れと繊維の間に入りやすくし、汚れを浮かせ、溶けやすく分解し、再度繊維にしみ込むのを防ぐ働きをしています。ちなみに、今回用意した粉洗剤は14%ですが液体洗剤には60%前後の割合で使用されています。水に溶けやすい水性の汚れはもちろんですが、油や皮脂などの油性の汚れを落とすのに効果を発揮します。この他、界面活性剤だけでは落とせない頑固な汚れを分解する酵素、白い衣類をより白くするために使われる蛍光増白剤など洗剤の種類によって様々な成分が配合されています。みなさんがお使いの洗剤はどのようになっているでしょうか。一度、確認してみてくださいね。3. 実際はどうなの?汚れの種類別に洗剤の効果を検証!では実際に市販されている洗剤を使って、どんな汚れに効果的なのか検証をしてみました。用意した洗剤は、①粉洗剤(弱アルカリ性)②液体洗剤(中性)③カプセルタイプ洗剤(中性)④漂白剤入り洗剤(弱酸性)の4種類。汗汚れは、1日着た白いワイシャツの襟部分を比較します。泥汚れ、食べこぼし汚れ(カレーとケチャップ)、インク汚れ(油性、水性)は綿100%の布に付けました。それぞれ洗剤を変えて、縦型洗濯機で約3㎏の洗濯物と一緒に標準コースで洗濯をしてみた結果がこちら。4. 【結果】汗汚れ1日着たワイシャツの襟です。襟の折り返しと、首に触れる部分に黒い汗汚れが。冬の比較的寒い日でしたが、こんなにも汗の汚れが付くことに驚きです。完全に汚れが落ちたと感じたものは◎、ほぼ落ちた○、少し落ちた△、全く落ちなかった×の4段階で評価しています。①粉洗剤(弱アルカリ性)○②液体洗剤(中性)△③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×1番きれいになったのは粉洗剤。イメージでは漂白剤入り洗剤が一番効果的だと思っていたので意外です。襟の汚れは汗が酸化して黒くなったものなので、その逆の性質であるアルカリ性が一番効果的であると言えます。ただ匂いについては漂白剤入り洗剤が効果を発揮。他の洗剤は洗剤そのものの匂いがしますが、漂白剤入りはほぼ無臭。洗濯物の匂いを香りでごまかしたくない、匂いをスッキリ落としたいというときには漂白剤入りが良いでしょう。5. 【結果】泥汚れ①粉洗剤(弱アルカリ性)△②液体洗剤(中性)○③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)△どの洗剤も完全に汚れを落とすことはできませんでした。やはり泥汚れは落としにくいですね。繊維に入り込んだ汚れを分解する酵素と漂白剤がこの汚れには効果的です。6. 【結果】食べこぼし汚れ(カレー、ケチャップ)①粉洗剤(弱アルカリ性)○②液体洗剤(中性)△③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×こちらも一番効果的だったのは①粉洗剤。カレーのルーにはクルクミンという色素が含まれており細かい粒子のため、布にしみこむとシミになりやすいです。油性と水性の汚れが合わさった複雑な汚れであることから、洗浄力の強い粉洗剤が効果的であると言えます。続いて、ケチャップをつけて洗ってみた結果がこちら。①粉洗剤(弱アルカリ性)◎②液体洗剤(中性)○③カプセルタイプ洗剤(中性)△④漂白剤入り洗剤(弱酸性)×ケチャップの成分はトマトの色素であるリコピンです。こちらもカレーの色素と同様、細かな粒子であるため、落としにくい食品の代表です。カレーよりも液体洗剤の効果が見られたので、界面活性剤の効果を受けやすい汚れであると言えます。7. 【結果】インク汚れ(油性インク、水性インク)①粉洗剤(弱アルカリ性)×②液体洗剤(中性)×③カプセルタイプ洗剤(中性)×④漂白剤入り洗剤(弱酸性)△どの洗剤も効果が出なかったのが油性インク。唯一、漂白剤入り洗剤のインクの色が少し薄くなった程度です。主成分は色素ですが、油性インクには油や樹脂が含まれているため、耐水性がありさらに落としにくくなります。続いては水性マーカーの結果を見てみましょう。①粉洗剤(弱アルカリ性)○②液体洗剤(中性)○③カプセルタイプ洗剤(中性)○④漂白剤入り洗剤(弱酸性)◎水性インクは水に溶ける性質があるので、どの洗剤でも比較的きれいに落ちました。さらに漂白剤入り洗剤の効果が発揮され、ほとんど汚れは目立たなくなりました。8. 自分に合った洗剤を選ぼう!それぞれの洗剤のメリット、デメリット検証結果から、洗浄力という意味では粉洗剤が一番効果的であることが言えます。実際に使用する際に覚えておきたいメリット、デメリットをまとめてみましょう。①粉洗剤メリット:洗浄力が高い。液体に比べると安価。小分けにしやすいので外出先での洗濯の際に便利。デメリット:こぼしてしまったときに散らばりやすい。粉が溶けずに残ることがある。収納場所が狭い場合はかさばる。②液体洗剤メリット:水に溶けやすい。濃縮タイプ、すすぎ1回タイプなど節水できる洗濯機に向いている。気になる汚れに直接かけることができるので、より洗剤の成分を繊維に染み込ませることができる。最近はコンパクトなサイズのものが多いので、場所を取らずスッキリと収納できる。デメリット:粉洗剤より高価。小分けにしにくい。③カプセルタイプ洗剤メリット:使用量を量る手間が省ける。詰め替えが楽。デメリット:手が濡れていると使えない。水に溶けやすくするため、洗濯物を入れる前に投入するので、粉や液体のように後から入れることに慣れていると先に入れるのを忘れてしまいそう。約2㎏~6㎏までの洗濯物に対して1粒でOKとされているが、洗濯物の量が少ないときは洗剤の量が多いのではないかと感じてしまう。④漂白剤入り洗剤メリット:消臭効果が高い。特に汗の気になる夏場におすすめ。洗濯槽の防臭にも効果的。デメリット:液性がやや高いので皮膚の弱い方は手荒れが心配。9. 汚れても良い服、汚れが付きにくい服とは?洗濯だけではなかなか落ちにくい汚れが多くあることが分かりました。では、汚れが付く側の服について考えてみましょう。子どものイベントで「汚れても良い服装で」ということは良くあります。事前に汚れることが想定される場合は、手持ちの洋服から、汚れてしまった際に捨てられる洋服を着せる方も多いと思います。少し破れてしまったズボンや色あせてしまった上着などはすぐに捨てないで「汚れても良い服」として何着が持っていると便利です。洋服が無くても、スモッグやエプロンには撥水加工がされているものもあります。用意しておけば、いざというときに重宝します。汚れが付く前に予防することも大切です。また、洋服を選ぶ際、黒や紺といった色の濃いものを選ぶと汚れが付いても目立ちません。服のデザインも裾が長かったり、袖口が広かったりすると汚れが付きやすくなりますので、シンプルでその子の体に合ったサイズを選ぶのが良いでしょう。まとめ今までなんとなく選んでいた洗濯洗剤。それぞれの洗剤の液性や成分、メリットとデメリットを理解した上で、汚れに合わせて洗剤を使い分けるといった方法が良いことが分かりました。日常生活の中で、どうしても汚れてしまう衣類。普段から汚れが付く原因となる行動を意識してみるだけも、事前の予防ができるものもあります。それでも付いてしまったら、なるべく時間を置かずに対処することでより汚れが落ちやすくなります。予防と早めの対処、そして汚れや素材に合った洗剤を選ぶことで大切な衣類をよりきれいに、長持ちさせることができるのです。
2017年03月01日こんにちは、ライターのNANARUKAです。先日、某コンビニエンスストアのプライベートブランドの洗濯洗剤をふと目にして、思わず飛びついてしまいました。なぜかというと、そのシンプルなパッケージデザイン、とことんムダを省いたフォルムに、モノトーンの配色。フォント使いもなかなかで、実に洗練されたデザインだったのです。実は最近、このようなモノトーンデザイン や主張しすぎないシンプルなパッケージ の日用雑貨がとても人気。それなのに、日用品のパッケージといえば、青、赤、ピンク、オレンジなど、ビビッドなパッケージばかり。カラーリングやデザインを抑えれば、売り上げももっと伸びるんじゃないか、などとよく考えます。そんな話をママ友にしてみると、思った以上に同意見がゴロゴロ。あえて声を大にして言うほどのことでもないけれど、「こうだったらいいな」という思いはみなさんいろいろお持ちの様子。そこで、毎日使うものだからこそ感じる主婦の「こだわり」を調査するべく、Instagramやブログ、直接取材などで日用品パッケージデザインに対する主婦の声を集めてみました。ハイセンスママの意見を取り入れた商品を開発すれば、売り上げも急上昇!?●毎日使うものだからこそ徹底的に存在感をなくしてほしい! ~ボックスティッシュ編〜『鼻炎や花粉症の家族がいるので、ティッシュペーパーの品質にはこだわっていますが、せっかく品質が良くてもパッケージがダサいとなかなか手が伸びません』(40歳/主婦歴13年)『ボックスティッシュのパッケージって、どうしてどれも原色だったり花柄だったり、ブランド名が大きく印刷されていたりするんでしょうね。お友達の家へ行くと、たいていみんなティッシュカバーで隠してます。わが家もシンプルなティッシュケースを購入して詰め替えています。そのままで置きたいと思えるシンプルでカッコいいデザインにした方が商品の宣伝にもなる と思うのですが……』(37歳/主婦歴10年)●生活感溢れる脱衣所・サニタリールームにはこれ以上色を増やしたくない! ~洗濯洗剤編〜『洗濯洗剤の容器って、いろんな要素を盛り込みすぎていて見ていると疲れるものが多いと思います。花、シャボン玉、青空、太陽、虹など、派手めのモチーフがさらに派手にアレンジされ、容器自体もピンクや水色などのパステルカラーで形状もゴツめ。もっと洗練された大人っぽいデザインの容器の洗剤があればいいのに 、といつも思います』(35歳/主婦歴5年)『普段の洗濯洗剤に、柔軟剤や漂白剤、おしゃれ着洗いや部分洗い洗剤などが並ぶと、青、ピンク、緑、黄色、赤とカラフルすぎ。これじゃ、シンプルな詰め替え容器を買い揃えてでも詰め替えたくなります』(38歳/主婦歴12年)●ブルー系配色、もうそろそろやめません? ~洗濯用品編〜『洗濯ハンガーや洗濯ピンチって、青や水色ばかりで困ります。滅多に買い換えるものではないですが、わが家は白で揃えているので、買い換えの時には数軒の店を回らないと見つかりません。最近は100均などでシンプルなものも買えますが、それなりの耐久性や性能がなければ不便なので100均はNGです』(34歳/主婦歴8年)『うちは主に部屋干しなので色味は極力抑えたいのですが、白や黒の洗濯ハンガーはほとんど売っていないのでアルミ製で統一しています。派手な色のプラスチック製品はインテリアでどうしても浮いてしまう ので……』(30歳/主婦歴2年)●どんなに便利で使いやすくても、派手なカラーなら買いません! ~キッチングッズ編〜『最近のキッチン用具はカラフルでカラーバリエーションも豊富ですが、モノトーン系が少なくて残念です。私はキッチンに派手な色を置きたくないので道具は主にステンレス製か黒色のものを使っていますが、スポンジや便利グッズなどのカテゴリーではモノトーンカラーが極端に少なくて困っています 』(29歳/主婦歴4年)『毎日使う道具は手に取り試してから購入したいのですが、店頭に置いてあるものはたいてい派手色のグッズたち。わざわざ足を運んでもなかなか思い通りのものに出会えないので、ネットショップでカラー検索してシンプルなものを買っています』(35歳/主婦歴6年)----------いかがでしたか?こだわりは人それぞれ。「そんなことまで気にしない!」「使えればデザインなんてなんでもいい」という意見もごもっとも。けれど、こんなふうにデザインやカラー重視のユーザーも一定数いるという事実を作り手が重く受け止めたとすれば、今後の商品に変化が出てくる可能性もあるかも!?シンプル派は日々熱望していますので、これをご覧になったメーカー様、期待しております!●ライター/NANARUKA(フリーライター)●モデル/福永桃子
2017年01月27日安価な製品も増えているダウンジャケットは、子どものアウターとしても大活躍ですが、問題は洗濯です。何度もクリーニングに出すのはもったいないけど、頻繁に着ると汚れが気になってくる…。そんなママに朗報! 実は、ダウンジャケットを家で洗濯できる場合もあるのです。■家で洗えるもの、洗えないものの見分け方は?まず確認するのは、ダウンジャケットについている洗濯表示。「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」があれば水洗い可能、家での洗濯OKです。「洗濯機マーク」があるものは家庭の洗濯機で洗えますが、傷みなどが不安な場合は手洗いをおすすめします。「ドライマーク」や「水洗い不可マーク」があるものでも、表地にナイロン・ポリエステルなどを使用している一般的なダウンジャケットなら、洗い方に注意すれば自宅での洗濯が可能です。注意が必要なのは、レザー・フェイクレザーを使用しているダウンジャケット。これらは、色落ち・型くずれ・素材の劣化などが起こる可能性が高いため、自宅での洗濯は避けましょう。また、ウール素材は縮みやすいため、こちらも自宅での洗濯は避けた方が良いでしょう。■洗うときの注意点ダウンジャケットの中に入っている羽毛はアルカリ性に弱いため、一般的な洗濯用洗剤を使うと素材が劣化することがあります。家庭で洗う際は、中性洗剤を使用すると良いでしょう。必要以上に生地に負担をかけないことも重要なポイント。強い力を加えながら洗うと、生地が傷んでしまいます。洗うときはできるだけ優しく、こすり洗いも避けましょう。また、生地の傷みを防ぐために、ファスナーやボタンなどの留め具類は留めた状態で洗います。■洗濯機を使った方法ダウンジャケットを洗濯ネットに入れ、バスタオルなどの大きなタオルで包み、タオルが外れないように縛ります。これは、ジャケットが浮きあがるのを防止するため。その状態で洗濯機へ入れて、「手洗いモード」「弱モード」などの優しく洗うモードで洗濯します。長時間の脱水は避けたいので、手動で行いましょう。1分程度脱水したらジャケットを取り出して羽毛をほぐす、また1分程度脱水する…という工程を3回ほど繰り返すと、羽毛の偏りを防ぐことができます。■手洗いの方法手洗いする場合は、洗濯槽・タライ・バケツなどに30度程度のぬるま湯を入れ、洗剤を加えて混ぜます。洗剤液は洗いたいダウンジャケットが浸かるくらいの量が必要。濃度は、洗剤のパッケージに書かれている使い方を参考に調節しましょう。続いて、ダウンジャケットを洗剤液に浸し、押し洗いしていきます。このとき、ジャケットをあまりクシャクシャと丸めず、なるべく形が整った状態を保ちながら洗います。押し洗いは、ゆっくり優しく。40回程度押し洗いをしたら洗剤液を捨て、キレイな水に交換して濯ぎます。ここでも、力を入れすぎないように注意して。水を取り替えて2回、濯ぎ洗いを繰り返します。濯ぎ終わったら軽く押してダウンの水気を軽く切り、さらにバスタオルなどではさむようにして優しく水気を吸い取ります。ここで時間をかけすぎると羽毛が偏る原因になるため、手早く水気を切り、その後軽く振りさばいて羽毛をほぐしましょう。洗濯機を使う場合と同様に、脱水機能を使用してもOKです。■ダウンジャケットの乾燥方法ダウンジャケットは羽毛が入っているため乾きにくく、干し方によっては羽毛が偏ってしまうことも。干すときはかならず形を整え、中の羽毛を軽くほぐしておきましょう。また、水を吸ったジャケットの重みで肩部分が変形してしまうことがあるため、干すときは太めのハンガーを使うのがおすすめです。形を整えてハンガーに吊るしたら、風通しの良い場所で陰干しします。気候にもよりますが、しっかり乾燥させるためには2~3日干す必要があります。手ではさんでみて、水分がつかなければ乾燥が完了した目安となりますが、念のためにそこからもう1日干すとより安心です。<裏ワザ!>上記の干し方ではスッキリ乾かない…という場合は、コインランドリーの回転式乾燥機にかける方法がおすすめ。ダウンジャケットを裏返し、低温で短時間乾燥機にかけると、ダウンがふっくら仕上がります。また、羽毛の偏り・ボリュームダウンも、この方法でフワフワの状態に戻せる場合があります。汚れが気になりはじめたダウンジャケットがあれば、まずは洗濯表示をチェック! 心配な場合は、着古したものでチャレンジしてみるといいかもしれませんね。
2016年12月27日衣類などの洗濯方法や干し方などを示す洗濯表示。お気に入りの洋服を長く着るためにも、洗濯の際にはマークをきちんとチェックしておきたいですよね。その洗濯表示が2016年12月から新しく変わり、国際規格に統一されます。海外製品と統一されて便利な一方、マークの見方が分からなくて戸惑うこともあるかも。改正点のポイントをしっかりおさえておきましょう。■洗濯表示が、日本独自のものから国際規格へこれまで、洋服などについている洗濯表示マークは、日本独自のものが使われてきました。それが今年12月からは国際規格と統一され、マークの形や種類も大きく変わります。中には数字やアルファベットの意味など、パッと見ただけでは分からないものも。変更のポイントをおさえて、洗濯のときに慌てないようにしたいですね。■洗濯マークは「おけ」に統一洗濯に関するマークは、これまで洗濯機で洗えるものは「洗濯機」、手洗いが必要なものは「おけ」のマークであらわされてきました。新しいマークではこれらが全て「おけ」に統一。手洗いの場合は、たらいに手のイラストがプラスされています。おけの中の数字は液温の上限をあらわします。また、おけに×がついているものは、洗濯処理が不可のマークです。■漂白マークは三角形三角フラスコのイラストであらわされていた漂白のマークは、シンプルな三角形に。斜線が入ったものは酸素系(非塩素系)漂白剤のみOK、×がついたものは漂白不可です。 ■干し方、乾燥のマークは四角形少し分かりにくいのが、干し方や乾燥に関するマークです。これまで、干し方に関しては洋服のイラスト、絞り方はタオルを絞ったようなイラストで表示されてきましたが、「自然乾燥」「タンブル乾燥」ともに、四角形のマークであらわされることになります。四角形の中に棒がかかれているのが、自然乾燥に関する表示。縦棒がつるし干し、横棒が平干しをあらわします。それぞれ斜線が入っていたら陰干し、棒が2本ならぬれ干しとなります。タンブル乾燥のマークは、四角形の中に丸があるもの。丸の中には点があり、点が1つなら排気温度の上限60℃、2つなら80℃をあらわします。×がついていたらタンブル乾燥処理は不可です。■アイロンはイラスト通りでOKアイロンのマークは、これまでとあまり変わらず、アイロンのイラストです。ただ、低・中・高であらわされていた温度が、点の数で示されることになります。点が多いほど温度も高くなるので、点が1つなら低、2つなら中、3つは高、と覚えておくとよいでしょう。■クリーニングは丸の中にアルファベットクリーニングの表示も、これまでと大きく変わります。丸の中に「ドライ」「セキユ系」などとかかれていたのが、「P」「F」「W」といったアルファベットに。PとFはドライ、Wはウェットをあらわしますが、これは自宅での洗濯にはあまり関係がありません。「丸の中にアルファベットはクリーニング」と覚えておきましょう。洗濯表示が新しくなるといっても、12月から全て一気に変わるわけではありません。移行期間のうちに、徐々に新しいマークに慣れていきたいですね。▼消費者庁 洗濯表示(平成 28年12月1日以降)
2016年11月13日スタイリッシュで使いやすい「ドラム式洗濯機」ですが、実際にタオルを洗ったらゴワゴワになってしまった…と嘆いている人も多いようです。今回は、ドラム式洗濯機でもタオルのふわふわを保って洗う方法を検証します!■なぜタオルがゴワゴワになってしまうの?スタンダードな縦型洗濯機とドラム式洗濯機では、洗い方が異なります。縦型洗濯機は、洗濯槽を水平に回転させることで衣類同士がすれるときに汚れを落とす「こすり洗い」。一方、ドラム式洗濯機は、床に対して垂直に回転することで衣類を上下にたたきつけて汚れを落とす「たたき洗い」です。「こすり洗い」は衣類がすれる衝撃で傷みやすいデメリットはあるものの、たたき洗いに比べればタオルなどのふわふわ感を保つことができます。「たたき洗い」は、タオルのパイルが上から下からつぶされてしまうため、本来の形が崩れてゴワゴワになってしまうのです。タオルのふわふわ感を取りもどす方法のうち、もっとも簡単なのは、乾燥まで洗濯機でおこなうこと。しかし、気になるのは電気代です。「天日干しでもタオルの肌ざわりをよくしたい」という人は、次の3ステップを試してみてください。■乾燥機を使わずにふわふわ感をキープするための3ステップまず、タオルがゴワゴワになる原因として、パイルが寝てしまうということのほかに、水分が減りすぎるということも考えられます。ドラム式洗濯機は、たたき洗いをおこなうことで縦型洗濯機よりも少ない水の量で洗濯ができることがメリットなのですが、そのためにタオルなどの衣類の水分が減ってしまい、繊維の柔軟性が低下してしまうのだそうです。繊維がカラカラに干上がってしまうのを防ぐため、1.脱水の時間を減らす2.タオルを上下に10〜20回程度ふって、空気にふれさせる3.天日干しの時間を短くする上記3点を行えば、乾燥機を使わなくてもふわふわ感をキープできます。■ひと手間を加えて さらに肌ざわりよく上記以外にも、「タオルをネットに入れてあらう」「タオルは他ほかの衣類とは別に洗う」「洗濯剤が残らないようにすすぎを多めにする」などのひと手間を加えると、さらに気持ちのいい仕上がりになります。また、柔軟剤の使用量も気をつけたいところです。規定値以上の柔軟剤を入れてしまうと、落としきれなかった分が衣類の繊維の間に残ってしまい、黒ずみやにおいの原因になってしまうことも。洗剤や柔軟剤は、標準の量を正しく入れるように心がけましょう。ちょっとした工夫で、タオルの肌ざわりが変わります。ふわふわのタオルで快適に過ごしたいですよね。
2016年09月21日株式会社日本抗菌総合研究所から、界面活性剤不使用の食洗機用洗剤「HOTAPICA」が新発売されました。食器の汚れ臭いも洗い流して食洗機庫内までピカピカに!「HOTAPICA」誕生【1.開発の背景】・「食洗機用洗剤が庫内に残る」・「食洗機内の臭いが気になる」・「グラスを口にした時の臭いが気になる」・「食器の残留洗剤が気になる」・「殺菌ができているか不安になる」多数のこのような声を原動力に、洗浄力・殺菌力が強く、消臭効果の高い、界面活性剤不使用の食洗機用洗剤の開発に着手。口や食品に直接触れる食器であるからこそ安全でありたい・・そういう思いから同社のこだわりである食品グレードの原料のみを使用した安心、安全な食洗機用洗剤が誕生。飲料水を入れるグラスの臭いが気になるという人に特におすすめです。【2.開発商品】品名HOTAPICA(食洗機用洗剤)150g(75回分)成分貝殻焼成カルシウム、炭酸塩、過炭酸塩、ケイ酸塩、クエン酸塩、酵素【3.主な特徴】・高い消臭効果・・・ホタテ貝殻の殺菌力で臭わない・高い洗浄効果・・・頑固な汚れもアルカリと酵素のパワーで洗浄1回わずかスプーン一杯の2g従来の市販洗剤の半分以下で効果が得られます・排水口も洗浄・・・食器洗浄後の排水により排水口も綺麗にします・残留洗剤なし・・・食器や庫内に付着しない(庫内までピカピカ)・予洗い無し・・・予洗い無しでも強力洗浄(汚れが強い場合は先に水で軽く洗い流す)【4.使い方・用途】スプーン一杯(2g)を食洗機に入れて通常通り洗浄をしてください。
2016年09月21日雨が多い今の時期、困ってしまうのが洗濯物です。雨で外には干せないけれど、子どもがいると洗濯をしないわけにもいきません。部屋干しでも素早く洗濯物を乾かすコツをマスターしておきましょう。■洗濯機の脱水時にひと手間プラス最近では、乾燥機能付きの洗濯機の性能もよくなり、梅雨時には活用している人も多いかもしれません。でも、乾燥機能がついていなかったり、乾燥後の衣類のシワが気になる…という場合は、「脱水機能」を上手に利用してみましょう。洗濯機の自動コースで脱水まで終了したら、もう一度手動で脱水ボタンを。生地によっては注意が必要ですが、脱水を2回行うことで水分をより多く取り除くことができ、乾き上がりまでの時間を短縮することができます。 ■部屋干しよりも“浴室干し”を雨が続くとどうしても部屋干しになってしまい、家の中が洗濯物だらけで嫌になってしまいますよね。部屋干しをするときはつい窓枠にかけたくなりますが、実はこれはNG。雨の日の窓際は湿度が高いため洗濯物がなかなか乾かず、さらに窓やカーテンから雑菌が移ってイヤな臭いの原因になることも。家の中で洗濯物を干すのにおすすめの場所は、部屋の中よりも「お風呂場」です。浴室は湿気が多いイメージがありますが、湿気が多いからこそ、換気扇などで効率よく中を乾燥させる工夫がされています。浴室の床にグシャグシャにした「新聞紙」を敷いておくと、さらに乾きが早くなりますよ。可能であれば洗濯物を干す30分くらい前から換気扇を回し、扇風機で風を送るようにするとベストです。■ハンガーへのかけ方にも一工夫洗濯物を素早く乾かすための基本ワザとして、ハンガーにかけるときに衣類同士の間隔をあけたり、バスタオルなどの大きなものは蛇腹干しをしたり、といった方法がよく知られています。さらに乾燥時間を短縮させるには、まずハンガーにかける前に、洋服はすべて裏返しに。長袖やフード付きの衣類は、上下をさかさまにして干しましょう。こうすることで、縫い目や袖などの生地が重なった部分にも風があたりやすくなります。■部屋干しのイヤな臭いを防ぐには?部屋干しをするときのもう1つの悩みが、生乾きのイヤな臭い。臭いの原因である雑菌の繁殖を防ぐには、「除菌用のアルコールスプレー」を軽く吹きかけるのが効果的です。洗濯をする際は、洗濯物や洗剤の量を多くしすぎないのも大切なポイントです。一度に洗う洗濯物の量が多すぎると汚れをきちんと落とすことができず、酸化した汚れが臭いのもとに。また、洗剤の量が多くて溶けきらなかった場合、その残りかすが雑菌やカビの原因になってしまいます。ジメジメした梅雨シーズンは気分も滅入りがちですが、賢い部屋干しワザで、スッキリ気持ちよく過ごしたいですね。
2016年06月24日モスキーノ(MOSCHINO)が4月1日、家庭用洗剤の形をしたユニークなボトルが特徴の新作フレグランス「モスキーノ フレッシュクチュール オードトワレ」(30ml 5,800円、50ml 8,200円、100ml 1万800円)を発売する。同フレグランスのコンセプトは、“どの家庭でも目にする、一番日常的なもの”。「ラグジュアリーブランドのプレシャスなジュースが家庭用洗剤のボトルに収められていたら」というユニークな発想から生み出された。始まりは官能的かつエキゾチックなイランイランと、マンダリン、ベルガモットからなる惹きつけられるようなスパークリングノート。やがてホワイトピオニーとオスマンサスのエレガントなフローラルノートにジューシーなラズベリーが加わった鮮やかでハッピーなミドルノートへと続き、最後にはクリアウッドとホワイトパチョリ、アンブロックスのセンシュアルかつやわらかな香りで幕を閉じる。この家庭用洗剤型のユニークなフレグランスは、上質紙でできたエレガントなボックスに収められて販売される。広告キャンペーンでは、モデルにリンダ・エヴァンジェリスタを起用。フォトグラファーはスティーブン・マイゼルが、アートディレクターはジェレミー・スコットが務めた。動画引用元: (モスキーノオフィシャルYouTube:
2016年03月04日浴室はちょっと油断するとすぐにカビが生えます。浴室乾燥機があればよいけれど、設置できないことも。そんなときに頼れるのが除湿機! 洗濯物をかけて除湿すれば、浴室も洗濯物もカラカラになります。■浴室乾燥機なしのカビ対策最近は浴室といえば、ユニットバスタイプが主流です。タイル張りのバスルームに比べてカビは生えにくいものの、せっけんカスや水あかの宝庫となるスペース。ちょっとでも気を抜けば、すぐカビに悩まされます。24時間ずっと換気扇をまわしたり、浴室乾燥機を使ったり、毎日完璧に掃除することができればよいのですが、なかなかそううまくいきません。賃貸物件や、最近流行のリノベーション物件では、浴室乾燥機や換気扇をつけることができないケースもあります。そんなときにオススメなのが、除湿機によるカビ対策。用意するものは数万円程度の除湿機と、洗濯物をかけるバーのみ。除湿機は大型量販店やホームセンターなどで、すぐに手に入ります。洗濯物をかけるバーは、数千円のつっぱり棒でOK。ただし、洗濯物の量に合わせて、耐荷重20~50kg程度のしっかりしたものを選びましょう。費用は高くなりますが、リフォーム業者に依頼してユニットバスメーカーがつくっているバーを取りつける方法もあります。■軽く水気を拭き、窓を閉めて電源を入れるだけ・まずは下準備浴室を使い終わったら最後に、目には見えなくても壁や床に飛び散っているせっけんカスなどをシャワーで洗い流します。熱めのお湯で流し、その後、水シャワーで流すのが効果的。さらに、カビ対策だけでなく、汚れ対策もより完璧にしたいのであれば、届く範囲だけでもよいのでスポンジで軽く洗いましょう。浴槽のお湯は抜かなくても問題ありません。ただし、熱気が漏れないようにしっかりとふたをします。逆にこのタイミングでお湯を抜く場合は、浴槽内に入浴剤の成分が残らないようしっかり洗い流しましょう。・いよいよ、準備完了壁などについた水気を軽く拭き取ります。体を拭いたあとのタオルを使うか、窓ガラス掃除用のワイパーを使いましょう。下準備の後いったん窓を開け、スキンケアをしたり、髪を乾かしてから浴室に戻って、水気拭きをするのがオススメ。少し時間を置くことによって、熱気が抜けるからです。あとは、窓を閉め、除湿機を置いて電源を入れるだけ。脱水した洗濯物があればバーにかけます。浴室のドアを開け、浴室の入り口や浴室内に除湿機を置けば、脱衣所も同時に除湿できます。除湿機はセットした時間が経過すれば自動で止まります。タンクいっぱいに水がたまった場合は、時間内でも自動停止する機能が付いたものもあります。これで朝まで安心して、ぐっすりと眠っていて大丈夫です。■すっきり乾かすためのコツ浴室のサイズやコンセントの位置に合わせて、除湿機のベストな運転モードや運転時間を探しましょう。風量や風向もいろいろ試してみるとよいでしょう。はじめの目安としては、衣類乾燥モード・強風・広範囲の風向・4時間でセットし、あとは浴室のサイズや置き場所などを考慮して、調整してください。洗濯物も一緒に乾かす場合は、なるべくすき間を設けながら干すようにすること。除湿機からでる風がよく通って、乾きやすくなります。衣類の素材や量によっては手絞りしたあとで、ハンガーに通してバーにかければ十分に乾きます。洗濯乾燥機に入れたくないデリケートな衣類はこの方法で洗濯と乾燥をすれば、太陽光による色あせや、洗濯乾燥機による傷みも発生しないので、きれいな状態で長く着ることができます。賢い除湿機の使い方を習得すれば、毎日の面倒くさい家事もはかどりますね!
2016年02月04日ドスパラは4日、iPhone 6などで使えるスプレー洗剤型ケース「スプレー洗剤型シリコンケース」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は999円(税込)。スプレー洗剤の形をしたiPhone用のシリコンケース。iPhone 6およびiPhone 6s用と、iPhone 6 PlusおよびiPhone 6S Plus用の2種類を用意する。スプレー部分やケース全体の造形などがリアルに再現されており、話のネタ作りやサプライズなどに適している。ただし液体を噴射することはできない。iPhoneを包むように保護しつつ、Lightningコネクタ、ヘッドホンコネクタ、カメラ部分、電源ボタンのホールが開けられているので、操作に支障をきたすことはない。本体サイズ/重量は、iPhone 6およびiPhone 6s用がW77×D14×H210mm/約83g、iPhone 6 PlusおよびiPhone 6S Plus用がW92×D24×H232mm/約106g。
2016年01月04日小さな子どもがいるご家庭なら、安全性の観点で塩素系のカビ取り洗剤を使うことをためらう人も多いと思います。また、台所のタイルなどはカビが発生していることがわかっていても、塩素系の洗剤を使うのがイヤでほったらかしにしがちです。でも、比較的安心して使える "ナチュラル洗剤" でカビを撃退する方法があります。ここでは、浴室のタイルに生えたカビを取り除く方法を紹介します。○必要なものカビ取りに必要なものは以下の通りです。これでペースト状の洗剤を作ります。液体石鹸大さじ1酸素系漂白剤大さじ2ペーストを入れる容器液体石鹸を容器に入れて酸素系漂白剤を少しずつ加えていきます。しっとりしたペースト状になるまで混ぜていきます。○お掃除のやり方このように、浴室のタイルにカビができています。作った洗剤をカビの部分に塗布していきます。この時、しっかりとタイルの目地に押し込むように、ギュッギュッと押しつけていくことがポイント!この洗剤は乾燥しやすいので、上からラップして乾燥を防ぎます。そうするとカビに洗剤を浸透させる効果もアップします。ラップしたら30分ほど放置。その後、ゴム手袋でペーストをこすり落とし、ブラシを使いながら水洗いします。すると……カビがかなりキレイに落ちました!この "ナチュラル洗剤" は塩素系のものよりはマイルドで臭いもありませんが、直接触らないよう、作業時はゴム手袋を使うようにしてくださいね。塩素系洗剤を使わずに浴室のカビを撃退する方法○教えてくれたのは……きれい収納コーディネーター 高橋和子さんフェリシアラボ代表。女性支援のために整理収納サービス・家事代行サービスを提供中。テレビや雑誌などのメディアでも活躍するほか、セミナーでの講義も多数こなす。一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会の代表理事 (EPAJ) も務める。執筆:Honuフリーランスのライターです。サッカーをする息子を応援しながら音楽と踊りをこよなく愛し趣味に生きる母。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年11月09日洗剤や柔軟剤にこだわっても、洗濯グッズはあるものを使い続けているという人は多いのではないでしょうか?でも、いまや洗濯グッズも注目すべき進化を遂げています。ただし、普通のお店で買うのはちょっと待って!今回は、100円ショップで手に入る洗濯の便利グッズを7個ご紹介します。これらを使えば、毎日の洗濯が効率的に、気持ちよくなるはずですよ。■1:まくらの臭いもスッキリ“まくら干しネット”ネットの上にハンガーを取りつければ、場所をとらずにまくらを干すことができます。全周70cm×幅60cmまでのまくらに対応していて、他にぬいぐるみを干すときなどにも使うこともできます。両面に日が当てられるので清潔です。■2:フードの生乾きを防ぐ“パーカーハンガー”パーカーを干したとき、フードの部分だけが生乾きだったりすることはありませんか?でもハンガーの上にこのパーカーハンガーをつけると、フードの部分が広がってまんべんなく乾かすことができます。これからの秋冬シーズンに活躍するはず!■3:バスタオルがしっかり干せる“スライドバスタオルハンガー”36cmのハンガーの両端を伸ばすと、なんと65cmまで広がります。普通のバスタオルなら余裕で干せるサイズです。物干し竿に直接干すと場所をとりますが、このハンガーなら他の洗濯物と一緒に干せるので安心です。■4:一人暮らしでも安心“下着の目隠しカバー”室内干しであっても、下着をそのまま干しておくことに抵抗がある人は多いはず。そんなとき、このカバーをぐるっとまわりに結んでかぶせれば目隠しをすることができます。小さめのピンチハンガーなら1枚で一周でき、大きいものを隠したい場合は2枚つなげて使ってもOK。また、花粉や黄砂などが気になるシーズンのガードとしても使うことができます。■5:ドア枠を有効活用“室内干し専用ハンガー”ドア枠や鴨居にはさんで使えるグッズで、溝の部分にハンガーが最大6つかけられるようになっています。また、このハンガーを二つ使って、真ん中にポールを通すことも可能。約3キロの重さまで対応しています。天気の悪い日には活躍すること間違いなし。■6:部分洗いに“えりそでブラシ”シャツの襟や袖口についた汗や皮脂の汚れ対策にぴったり! フタを開けて液体洗剤を入れ、フタの上の部分を押しながらこすれば、洗剤を直接汚れにつけながら落とすことができます。■7:糸くずをキャッチしてくれる“浮き型くず取りネット”タオルやスウェットから出るホコリや糸くずが、他の洋服についてしまうのを防げるグッズ。洗濯機をまわす際に、洗濯ものと一緒にいれるだけで表面に浮いた糸くずや綿くずをキャッチできます。ただし、ドラム式の洗濯機では使用できないので注意。*どれも、ちょっとしたアイディアで洗濯のストレスが解消されるものばかりです。気になるものがあればぜひ試してみてください。(文/平野鞠)【参考】※ダイソー
2015年10月23日仕事にプライベートに忙しい現代の女子。家事もおろそかにしたくはないけれど、洗濯は特に時間もかかり、部屋干しが日常なんて人も多いのでは? 仕事やデートの大切なシーンで、洗濯物の生乾き臭が…なんて事態は絶対に避けたいですよね。そこで、洗濯王子こと中村祐一さんに、部屋干しでも臭わないオススメの洗濯方法を聞いてきました! 洗濯アドバイザー 中村祐一氏国家資格クリーニング師。長野県伊那市のクリーニング店「芳洗舎(ほうせんしゃ)」3代目。自身のwebサイトでクリーニングや洗濯について相談を受け付けていたところ、わかりやすく親切なアドバイスが評判になり、取材が殺到。“洗濯王子”としてブレイクし、雑誌からテレビまで洗濯アドバイザーとして幅広く活躍中。部屋干しの問題点は、やはりニオイ。「抗菌洗剤を使用しても、嫌なニオイを感じる」と答えた人が73%も、という調査結果も。ニオイの原因は、着用時の皮脂汚れから発生する脂臭菌と、ジメジメした環境などで増殖する生乾菌。従来の抗菌洗剤は脂臭菌の増殖のみを抑えていたため生乾菌が増殖し、ニオイの元になってしまっていたのです。「“部屋干し”はテクニックさえマスターすればニオイによるストレスもなく、急な天候の変化にも安心して対応することができます」という中村さん。そんな中村さん直伝の洗濯テクニック5箇条をご紹介します。 1.洗濯物は溜め込まない湿った衣類は菌が繁殖しやすい環境をつくってしまい、嫌なニオイを発生させてしまいます。毎日は難しくても、これまでより洗うタイミングを早めてみましょう。2.洗浄力・抗菌力の高い洗剤を使用するまだ比較的気温が高い秋の洗濯物は、汚れが酸化しやすく、汗が黄ばんだり、カビが発生することも。また、洗濯後の衣類を5時間以上放置すると、菌が爆発的に増加、嫌なニオイの原因につながります。改めて洗剤を選んでみるのもよさそうです。3.すすぎにお風呂の残り湯をつかわない残り湯を使うと、せっかくきれいに洗った衣類に多くの菌や汚れを残す可能性があります。そのまま部屋干しすると、菌が増殖し、ニオイの原因に。せめてすすぎの際にはきれいな水をいましょう。4.クーラーや扇風機を活用洗濯物はなるべく早く乾かすことで菌の増殖を防ぎ、生乾きの嫌なニオイを抑えられます。扇風機なら光熱費もそんなに気にならず使えますね。5.干す場所に気をつけようカーテンレールは干しやすいですが、レールにたまっているホコリがついたり、濡れた衣類のためにカーテンにカビが生えることも。また、キッチン付近は臭いがつきやすいので避けましょう。これら5箇条を守ったうえで、さらにおススメしたいのが、生乾菌の繁殖を抑えられる洗濯洗剤、新「アリエール サイエンスプラス イオンパワージェル」。新「アリエール サイエンスプラス イオンパワージェル」は、P&Gが独自に開発した生乾菌の繁殖を抑える抗菌テクノロジー「デュアルバイオ抗菌処方」により、抗菌洗剤最強※の50倍抗菌を実現した、頼り甲斐いっぱいの洗濯洗剤です。(※2014年11月P&G調べ)「デュアルバイオ抗菌処方」により、これまでの抗菌洗剤では抑えきれなかった生乾菌の増殖も防ぐことが可能になりました。発売に先立ち、新「アリエール サイエンスプラス イオンパワージェル」を試した90%の人からも「消臭力に満足した」との答えが。これまで、週末に洗濯物を溜めてしまっていた人や、平日夜に洗濯をしては部屋干しのニオイが気になっていた人は、洗濯方法や洗濯洗剤を変えてみては? 嫌なニオイから解放され、快適なお洗濯生活を実現させてくださいね。・ アリエール
2015年10月23日洗濯物を洗う時に、洗濯板を使ってみませんか? 「洗濯板でお洗濯なんて、いつの時代の話?」なんて思うかもしれませんが、これがガンコな汚れがみるみるキレイになる優れもの。ここでは100円ショップで購入した洗濯板を使った洗濯の様子をお伝えします。○使い方洗濯板のサイズはいろいろあるようですが、筆者が使ったのは縦15cmほど、横25cmほどのミニサイズのもの。素材も昔ながらの木製ではなく、プラスチックでできています。プラスチック製は木製のものとは異なり、布がすべりやすいという特徴がありますが、湿気の多い浴室などに置いてもカビにくいというメリットがあります。洗濯板でなぜ汚れが落ちるのか……ですが、それは「こすり洗い」によるもの。洗濯板のギザギザ部分に汚れが着いた布を押し付け、力を加えてこすり合わせることにより、汚れが浮き出てきます。実験の対象となる洗濯物は、体操服についた泥汚れです。子どもが運動会の組立体操の練習時、雨上がりで湿気を帯びたグラウンドに寝そべった時に着いた汚れ。すぐに洗濯に出せばいいのに、1日放置されてしまったので、カピカピの状態です。これを洗ってみます。洗面器にぬるま湯を入れ、少量の洗剤を入れて泡立てます。今回は泥汚れ専用ではなく、粉末洗剤を使いました。皮膚が弱い人は、ゴム手袋をするのがオススメです。洗剤を入れてよく泡立てて洗います。体操服を入れてゴシゴシ。洗濯板のギザギザに汚れが付いている面を当て、こすりつけるようにして洗います。だんだん、茶色い泥の汚れが洗濯板の凹部分に出てきて、布の泥汚れがどんどん消えていくのがわかります。数回、ゴシゴシ洗っていくうちに、汚れがすっかりなくなりました。洗濯物を乾かした状態です。汚れがなくなっていることがわかります。1日放置したグラウンドの泥汚れが落ちました。○靴下の汚れは落ちるのか!?次に靴下の汚れ落としにチャレンジです。靴下の汚れは洗濯機に入れただけではなかなか落ちづらいもの。特に汚れが目立つ白い靴下を洗ってみることにしました。体操着と同様、洗面器にぬるま湯を入れ、洗剤を溶かして靴下を入れます。汚れの部分を洗濯板のギザギザ部分に押し付けて洗います。下の写真をご覧ください。もともと同じ汚れが着いていた靴下ですが、左側が洗濯板を用いて洗ったもの、右が洗濯機にただ放り込んで洗ったものです。洗濯板を使ったものは、つま先やかかと部分が白くなっていることがわかります。○洗濯板を使った洗濯の注意点泥汚れや靴下の汚れなどに効果的な洗濯板ですが、ゴシゴシとこすりつけて洗うため、繊細な生地の洗濯には不向きなような気がします。かなりガンコな泥汚れなどの場合、あらかじめつけおきしておけば、汚れ落ちがいいですよ。執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年10月22日夏にキャンプやバーベキューで使った炭、残っていませんか? 「来年用に」と取っておいても、湿気てしまって使い物にならないという話も聞きます。それなら、残ってしまった炭を洗濯に使ってみませんか? 「炭で洗濯物が真っ黒になっちゃう!」なんて心配はご無用。すすぎ1回でキレイになりますよ。○材料使うのは主に炭と塩。浮きで使うエアキャップと包む布を用意します・炭バーベキュー用などで大丈夫です。100円ショップでも売っていますね。・塩・包む布なぜ炭で洗濯物がキレイになるのか? 原理はよくホームセンターなどで売っている、洗剤なしで洗濯ができるという「セラミックボール」と同じようです。炭は臭いを吸着する働きもあるので、汚れた洗濯物のイヤな臭いを取る効果も期待できます。○炭をしっかり洗ってから洗濯スタート最初に大事になるのは炭を洗うこと。まわりに細かな炭の粉が付いているので、そのまま洗濯に使ってしまうと、洗濯物が黒くなってしまうので、この手間は絶対に外さないでくださいね。炭の周囲に着いた粉を洗い流し、すすぎの水がキレイになったら大丈夫です。次は、水に浮かせるためにエアーキャップ (プチプチ) で炭を包みます。外れないように、ゴムなどでしっかりと縛ってださい。プチプチがなければ発泡スチロールでできた食品トレイなどでもOKです。きんちゃく袋などのきんちゃく袋などの布で包むと、出し入れがしやすいです。ゴムなどでしっかりと口を閉じて、炭が外に出ないようにします。筆者宅では8kgの縦型全自動洗濯機を使用していますが、この炭を4個ほど使っています。使い方は簡単。洗剤の代わりにこの炭と塩 (スプーン1~2杯) 入れていつもどおり洗濯するだけです。すすぎは1回でいいので、水の節約にもなります。本当にきれいになるのか!? という疑問を持つ人も多いと思うので、実験をしてみました。綿100%のガーゼ素材にケチャップをつけ、半日放置したものを洗ってみます。洗濯機の終了ブザーが鳴ったあと洗濯物を見てみると……ケチャップの跡がキレイになっています。頑固な汚れや泥汚れなどは厳しいかもしれませんが、1回使っただけのバスタオルや赤ちゃんの肌着などには適しているのではないでしょうか。洗剤を使わないので、敏感肌の人も安心して使えると思います。洗濯物といっしょにぐるぐると回されるため、炭がバラバラになるんじゃないかと心配になりますが、炭は水の上に浮いているのでそれほどダメージは受けないようです。筆者は1カ月ほど使ってみましたが、炭は形は崩れたものの、粉々にはなりません。炭がバラバラになった時や、洗濯物に臭いがつきやすくなった時が交換の目安のようです。ただ、炭はやはり衝撃には弱いので、少ない水量で洗濯物を叩きつけて洗うドラム式洗濯機には適さないと感じました。縦型で、しっかりと炭が水の上に浮いているのを確認した上で使ってくださいね。執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年10月20日